FXトレードの選球眼

昔、大正の時代に「売りのヤマタネ」と恐れられていた
相場師の山崎種二さんという人がいました。

向かうところ敵なしのヤマタネさんでしたが、
大正9年の大暴落で財産の大半を失いました。

「売りのヤマタネ」が暴落で財産を失うのですから、
なんとも皮肉なものです。

そのどん底から這い上がって、
後に山種証券の創始者となるわけですが、

人生のどん底の時に山崎種二さんは大きな教訓を得ました。

(やはり偉い人は違いますね)


それは、

「相場を休むこと」でした。


「すべて当ててやろう」という考えは良くないようですね。

有名なギャンも「解らない相場には近づかない」と述べています。


そういえば、

大リーガーのイチローも悪い玉にはバットを振りません。


FXでも、ここぞというインベストタイミングでのみトレードしましょう。


ある人もこう述べています。

「失敗する人ほどトレード回数が多い」と


のべつ幕なしでトレードしていてはいけないようですね。


FX ハイレバ・トレードのお話

私も今までに相場でたくさん痛い目にあった時期がありました。

二十代の頃、
何も分からず見よう見まねで大豆の先物をやっていた時期、
(そのころはストップ・ロスの設定なしでの電話取引でした)
数日の大きな下げで、なんと600万円くらい損したことがありました。

損する以前に200万円ほど利益がありましたので、
差し引き400万円くらいの損でした。

当時の私にとって、それはもうたいへんな金額でした。
相場師であった父が脳梗塞で亡くなったときの保険金が
まだ残っていましたので、追証は何とかなりましたが、
その負けたときの心境は、不思議なことに怒りの心境ではなく、
頭の中が白くなってボーッと気が抜けた夢の中のような感覚でした。

今でも昨日のことのように思い出します。


そのような経験から、私は大玉の相場は張らなくなりました。
相場の怖さを身に染みて分かったからです。

相場とは不思議なもので、
どんなに勝率が良いときでも、大きく相場を張ったときに限って
負けが回ってきます。

理屈では説明しきれませんが、
どうもそれぞれの人にはそれぞれの身の丈(たけ)にあった
建玉の大きさがあるようです。

また、負けを取り返そうと負けるたびにレバレッジを高くして
トレードする人もいるようですが、
何度かうまくいったとしても最後の結末は、
ご想像のとおりとなります。

これでは、もはや投資ではなくギャンブルとなってしまいますね。

10や15Pipsくらい相場が逆に動いただけで、
顔が青ざめるようなハイ・レバレッジ・トレードは
考えものです。


●小額投資のススメ

何度か負けることがあっても、
ある程度平均的に勝てるようになることが大切なように思います。

初心のうちはトレードに慣れてきても、
決してすぐに大賭けせずに、
次は、3〜5万通貨単位の小額投資で、
1日まず10,000円の利益を目指してみましょう。

例えば5万通貨単位といいますと、
保証金の安いFX取り扱い会社では、
10万円以下の保証金で運用ができます。
(ロス・カットを考慮しても20万円も口座にあればOKです)

1日に平均10,000円の利益は5万通貨単位で充分可能です。

10,000円というとわずかに20Pipsの差益です。
普通の日であればこのチャンスは1日に何度も訪れています。

小額投資の場合は、トレードしているときも冷静でいられます。
慣れてくるとそう無理なくできますよ。

1日平均たった10,000円でも、
コンスタントに積み上げればバカになりません。
1ヵ月で200,000円ほどの利益になります。

大玉の相場を張っても安定度がなければ、
コンスタントに利益を上げる小額投資にはかないません。

5万通貨単位のトレードで月に200,000円が
FXの第1関門のように思います。
これができるようになると、
さらに儲けを飛躍させることができます。

最初から大きな利益を狙わずに
しばらくは5万通貨単位、1日10,000円、
1ヵ月200,000円、を目指してみましょう。

FX市場から給料を受け取るように、
まずは小額投資で堅実に儲けましょう。

どうしたら、堅実に儲けれるかですって?

それは内緒です。(笑)

FX えっ、損切りで勝つ?

FXの投資手法には、いろいろな投資法があります。

今日はその中の1つ、
損切りで儲けるという理論をご紹介いたします。


えっ?、というようなお話ですね。


これは、

相場の上げ下げの予想の的中率が
コインを投げた裏表のようにそれぞれ50%であっても、

負ける50%のときに損を小さくさえしておけば、
予想が当たる50%の時に負けたとき以上の儲けのPipsを狙えば
儲けることができる、という理論です。

つまり、勝率が50%以上ありさえすれば、
負けるときにさっさと損切りすることによって、
ほとんど負けなくなるというわけです。

これはちょっと極端なお話とは思いますが、
「損切りさえ覚えればそれだけで相場に負けることはほとんどなくなる」
と言い切る人もいるくらいです。


実際は、スプレッドや手数料がありますので、
そう簡単なことではないと思いますが、

負けにくくなるためのヒントは隠されているようです。


相場で損をしている人の多くは、
損切りがうまくできずに、
勝つ時の儲け金額の平均よりも負ける時の損金額の平均のほうが大きい、
事実があるからです。


勝ちの平均金額 < 負けの平均金額


これでは、トータルで必ず損をしてしまいます。

FXで損をしている人は、ほとんど例外なくこのパターンのようです。


この理論によりますと、
きちっとしたスワップの計画がない
含み損玉の塩漬けなどはもってのほかで、
資金効率が悪くなり、儲けれる時の投資もできなくなるとされています。

投資家の中には相場が逆に動いているのに
1円も2円も戻りを信じて耐え忍ぶ人もいますが、
とても愚かなことのようです。

すぐに損切って、
逆のポジションを持ったとしたら、
1円も2円も儲けることができた可能性があったからです。


「負けをきっぱりと認めて」
実損を出すことは誰でもイヤなことですが、

含み損となったら、
傷の浅いうちになるべく早くさっさと手仕舞うのが
相場で負けない鉄則とされています。


戻りを期待するより損切りで損を限定して、再投資すべきなのですね。

損が増大する可能性を断つ「損切り」は、
相場で負けない重要テクニックの1つのようです。

FX ちょっと怖いお話


1兆円といえば、とても大きなお金です。
1,000,000,000,000円。ゼロがこんなにも並びます。


ところで世界の基軸通貨のドルですが、
一説によりますと、なんと世界で300兆ドル以上も流通しているそうです。

300兆ドルといいますと、なんと3京5000兆円を超えます。


日本の国家予算が80数兆円ですから、
いったい何年分となるのでしょう。気が遠くなる数字です。

世界のGDPの総計でも約30兆ドルですから、
世界の総生産の10倍ものドルが世界に流通していることになりますね。
世界の貿易総量でも約8兆ドルといいますから、
なんか不自然ですね。

こればかりではなく、
肝心のアメリカが世界最大の債務国となっている
事実も考え合わせますと、ちょっと怖い感じもします。


なぜこのようにドルが過剰に流通しているのか、の背景には
IMF(国際通貨基金)の後ろ盾などがあるそうですが、
(FXの恩恵を受けている身で不遜な思いですが)
仮需であるマネーゲームの影響も大いにありそうです。。。


まぁ、このようなドル危機論は日本の危機論と同じように
10年以上も前からありますから、
すぐにどうこうということはないのでしょうけど、
世界が歴史的に経験した1929年に始まった世界大恐慌と同じような
潜在的な世界恐慌の可能性があることは否定できないようです。

ちょっと怖いですね…。


ついにブッシュ共和党も過半数を割ってしまいました。

単なる個人的な思いですが、
なんかちょっとドルは変調になってきているような感じがしています。
大きな転換期が近づいてきているような…。


でも、

FXは売り買いどちらからでもトレードできますから、
相場の動向をきちんと見据えてトレードすれば、怖くはありませんね。
大きな変動をチャンスに変えることができます。


相場を見るノウハウがあればですが…。


ところで、

あなたは相場を見るノウハウ持っていますか?

まだお持ちでないなら、こちらをご覧くださいね。

FX 中級者になる為の逆指値のお話


普通、指値といいますと…、


買いの場合「あるレート以下になったら買う」という
リミット・オーダー注文のことをいいますね。


逆指値といいますと、この通常の指値とは違い、

買いの場合であれば「あるレート以上なら買い」、
売りの場合であれば「あるレート以下になったら売り」という注文です。


ちょっと考えますと、変な注文ですが、


誰でも身近に使っています。


ストップロスの設定も、
例えばロングしていてレートがある値を下回ったら、
自動決済、つまり損を限定するために決済の売りをするわけですから、
逆指値注文の一種です。


また、思惑とおり、ロングしているときにレートが上がって、
この上がっている水準から設定したレートまで値が下がったら
利益を確定するために決済の売りをする場合も、
「利益確定売り」と呼ばれる逆指値ですね。
(利が乗ったときに設定するストップ)


この利益確定のストップを
レートの上昇に合わせてストップの設定も自動で切り上がる
機能があるトレードシステムもあります。
この機能のことをトレーリング・ストップと呼びます。


注:トレーリング・ストップはIBによって使える取引システムと
  そういう機能のない取引システムとがあります。
  現在は、かなり使えるところも増えてきています。
  使い慣れますと、エントリー後に自動決済できますので便利ですよ。



つまり、逆指値はほとんどの投資家が日常的に
ポジションのクローズで使っているわけです。


ところが、逆指値はクローズに使われるこれらだけではありません。


文字とおり「逆に指値してポジションを持つ」場合にも使います。


ロングの場合であれば「あるレート以上なら買いポジションを持ち」、

ショートの場合であれば
「あるレート以下になったら売りポジションを持つ」

という注文です。



私は初心者の頃、


「高くなってから、なんで買わなきゃいけないの?
 安いときに買ったほうがどう考えたって儲かるのに…」と


理解ができませんでした。
理に合わないと思ったからです。


ちょっと考えると、変ですよね。(笑)


この逆指値は、初心者を卒業して、
相場が解ってきたときにはじめて使えます。


レンジのもちあいをレートが抜け出した、

例えばレンジをレートが上抜いたら、
(いわゆるもちあい離れしたら)
レートが上昇することが比較的多いので、
レートが上がったところで買うわけですね。


また、レジスタンスラインをレートが上抜いたら、
(いわゆるレジスタンス突破したら)
レートが上昇することが比較的多いので、
レートが上がったところで買うわけです。


あるいは、下降トレンドラインをレートがブレークしたら、
レートが上昇することが比較的多いので、
レートが上がったところで買うわけです。


その他、移動平均線の長期線の突破など、
逆指値でエントリーするポイントにはいろいろあるわけです。


後でチャートを見ると、
「もっと前に買っていたら、もっと儲かったのに」
と思うものですが、
もちあいの時や、レジスタンスを超えるまで、
そして、トレンドラインのブレーク以前は、
まだ方向が定まっていなかったのですね。

FX 勝率0%の男のお話(寓話)

(たまにはバカ話を一席)


昔々、あるところに勝率0%の男がいました。

その男の名は、亀吉。


「いやぁ、また負けてしまったよ。 これでちょうど100連敗目だ…。」


がっくりと肩を落とす亀吉に悪友の寅吉は言葉をかけた。


「亀吉っさん、もう、ええ加減に止めたらよかっ…、
 んっ、待てよ。そうかぁ…。
 いやいや、亀吉さん、石の上にも三年てぇ言うじゃないか。
 ここで止めたら、男がすたるよ。頑張んなよ。」


ずる賢い寅吉は、言葉をひるがえして言い換えた。


(おいおい、待てよ。亀吉のやつ、 あいつはいつも負けるんだ。
あいつの逆に張りゃぁ、へっへっへ。いつもおいらが勝つじゃねえか…)


寅吉の悪だくみを知る由もない亀吉は礼を言った。

「あんがとよ、寅吉っさん。そういうものかねぇ…。」


             ☆ ☆


「ところでさぁ、亀吉っさん。こんどはどんな売買考えてるんだい?」

「うん。GBP/JPYでも売ってみようと思ってるんだけど…。
 でもさぁ、俺なんか負け続きだから、あてにしちゃぁいけないよ。」

「とんでもねぇ、亀吉っさんよ。あんたキャリア長いんだから、
 じ、自信もって…。そうか、ポンド円の売りね。あんがとよ。」

(けっ、信じてないから聞いてるんじゃあないか、あははっ)


             ☆ ☆


はたして、亀吉と逆に張った寅吉は見事に当たったのであった。


「いやぁ、亀吉様様だねぇ。ほんとにあいつはみごとな負けっぷりだ。
 感謝感謝の大感謝だよ、まったく。案のじょうポンド円は上がったぜ。」


ところが、


「でもよ…。なんか気持ち悪いぜ。買っていきなり8Pのプラスかい。
 なんか怖いねぇ。もう下げるんじゃぁねえか…。おっと、15P行った所で
 陰線がでたよ。こりゃいけねぇ…。クローズしとくか。」


クローズの後に50Pも上げたのですが、
ご苦労なことに、スプレッド分だけ儲けて、
寅吉の手元には1Pも残りませんでした。


「ちっ、しくったぜ。あんなに上げるとは思わなかったからなぁ。
 これじゃIBを肥してるだけじゃねえか。
 こんど亀吉にクローズも聞いて、あいつがクローズするときに
 もっと待つことにしよう…。」


しかし、負け続きの亀吉がクローズすることはありませんでした。


エントリーの必勝法を編み出した寅吉でしたが、
クローズの仕方だけは判らなく、必勝法は泡と消えましたとさ。


利大を実現するのが、クローズ・テクニックだとは知る由もなく…。



トレードでは、エントリーと共にクローズも大切なようです。


では、また。。。





FX 業界用語とスワップ特倍日のお話

私はあまり使わない言葉ですが、
よく、ロングとかショートとか言いますね。


ロングとは、主体通貨の「買い持ち」のことで、
ショートとは、主体通貨の「売り持ち」のことですね。


そして、主体通貨についてですが、

外国為替は2国間の通貨交換ですので、
どちらかの通貨を主体にして売り買いされます。
外国為替市場では慣例として通貨ペアの最初に表示される方の通貨を
主体通貨(基準通貨とも呼ばれます)として売り買いを示します。


例えば、USD/JPYならば、主体通貨はUSDとなります。
この通貨ペアでのロングとは「米ドルの買い持ち」であり、
ショートとは「米ドルの売り持ち」となるのですね。
JPYをロングするとは言わないのです。


なぜ、主体通貨の「買い持ち」をロングというのかの語源は
知らないのですが、

以前からずーっと、
「買い持ち」はスワップ金利がつくので長期保有が多いので
ロングと呼び、「売り持ち」の場合はスワップ金利がつかないので、
差益を得るだけでわりとはやく決済するのでショートと呼ぶのかと
誤解していました。


なんかこの解釈が自分の中でしっくりいっていたので、
ろくに調べもしなかったのですが、
ロングの場合でも、
通貨ペアによってはマイナス金利となるものもあります。
ですから、この解釈は間違っているのでしょうけど、
でも、なんで「買い持ち」をロングと呼ぶのでしょうね。


FXには独特の言い回しがあります。

「クロス」なんていうのもありますね。
基軸通貨のUSD含まない通貨ペアのことをいいますが、
(どうでもいいことですが)なんでこう呼ぶのでしょう。

スペキュレーター(投機家)だの
アービトラージャー(裁定業者)だの
いろいろな業界用語がありますね。


話は少し変わりますが、
そういえば、スワップという言葉が出できましたので、
ついでにお話しますと、

ロングポジションをキャリー(持ち越し)していると、
休日などの分とは思いますが、
ある日、たった1日で普通の日の何日分ものスワップ金利を
受け取れる場合があります。


また、スワップ金利もよく変動していますので、
ときどきチェックしていないといけないようです。


外為どっとコムでは毎日スワップがつくようです。

セントラル短資の場合は、木曜日に3日分が、
三菱商事フューチャーズでは土曜日の朝に2日分が、

そして、ユニコム系のアクロスFXでは、木曜日の朝に4日分が、
くりっく365に参加しているFX会社では木曜日の朝に4日分が
FXオンラインジャパン、FXA、CMS系は木曜日の朝に3日分が、

GFT系のMJ・SAZA・AFTは、JPY関連通貨ペアのみに木曜日の朝に4日分が、
FXCMジャパンはJPY関連通貨ペアのみに水曜日の朝に4日分が、
SAXO系のFX-naviはJPY関連通貨ペアのみに木曜日の朝に4日分が、

つくようですね。

(ざっと調べただけなので、間違っていたらごめんなさい)


姑息な考えで、FXの会社に怒られそうですが、

ちょっと早起きして、キャリーの時間だけ瞬間トレードすると
どうなるのでしょうか…。

FX トレードのルール

為替レートがどんどん上がってくると、

人によってさまざまな思いを起こします。


「凄いトレンドだね。まだまだ上げるぞ。」


という高値を容認する楽観。


そして、


「なんか、ちょっと怖いな。こんなに上げたらもう下げるんじゃないか。」


という高値を警戒する恐怖感。


前者は、どちらかというと順張り派によくある感覚ですし、
後者は、どちらかというと逆張り派によくある感覚です。


どちらが正しいか?

もちろん、どちらが正しいわけでもありません。
あるときは正しく、あるときは間違っているわけです。

ですから、「まだはもうなり、もうはまだなり」などと、
わけのわからない言葉で煙に巻かれるのですね。


ユーロは、欧州連合25カ国中12カ国が公式に採用している単一通貨で、
1999年にユーロが銀行間取り引きなどの通貨として導入されて、
2002年1月1日にFX市場で一般トレードされるようになったのですが、
巨視的に見ますと、2002年から年足で一度も下げたことがありません。

その間、なんども高値警戒説がでましたが、それでもユーロは上げました。
しかし、それとていつかは下げるかもしれません。


また他方、多くの人が楽観していた株価が1929年の世界大恐慌に陥り、
ほとんどの人が予想をするのも嫌なほど恐ろしく下げました。
ダウジョーンズ株価指数でもとの株価に戻ったのは、
25年後の1954年ですから、
それはもうたいへんな暗黒時代がありました。
現代のバブル崩壊もしかりです。

しかし、それとていつか遠い未来にバブル時代以上の株価となることが
あるのかもしれません。


近年の歴史的事実で見ても
2002年の2月にUSD/JPYは一時134円を越えています。
そして現在は、約118円です。

今は高いのか、安いのか、

ファンダメンタルズ的に見ての
現在値が高いか安いか論を否定するものではありませんが、
2005年1月には102円近くだったのですから、
今のレートだけを見て、高いとも安いともいえませんね。


そうです。

そのときの為替レートが高いのか安いのか、
それは、決済(クローズ)するときの(未来の)為替レートだけが
決めれることなのですね。
今現在の為替レート自体で論じるべきではないのですね。

ですから、
今を基準とした高値(安値)警戒感や値ごろ感はほどほどに
したほうが良いようです。


これとは逆に、(矛盾しているようですが)
エントリーしたときとレートが逆行したときには、
楽観よりも危機感を持つほうが、おおむね正しいようです。


トレードにあたっては、損切りを含めて
感覚によらない明確なルールが必要なようです。
よほどの相場観がある人は別ですが、
これがないと、損小利大の実行が難しいものです。


感覚でトレードしていて、

「利食いが早く、損切りが遅い」のでは、

なかなか安定した利益を上げられないものです。


どんなルールでトレードしていますか。
明確なトレードの羅針盤を持っていますか?

もしも、お持ちでないのなら、
高性能の羅針盤が必要です…。

FX 為替レートはなぜ動く

為替レートはなぜ動くのでしょう。


FXのトレードをするからには、
この基本だけは押さえておかなければなりませんね。


これは、学説的には金利説と購買力平価説と
2つの大きな考え方があるとされています。


金利説とは、通貨ペアの2国間の相対金利により、
ベクトル的に通貨レートが動く(決定される)という説です。


通貨取引に「金利」というものがある以上、
金利の多いほうの通貨を保有することが有利なわけですから、
当然ですね。


他方、購買力平価説とは、通貨ペアの2国間で同一の商品を
購買した場合、そこにはパリティ(等価)がなくてはならない、
もしもそれが不均衡なら、均衡が取れるように市場原理で
通貨レートが是正されるように動く(決定される)という説です。


よく引き合いに出されるのがハンバーガーの値段ですが、
日本円で250円なら、USDなら2$ちょっとくらいが適正というわけですね。
通貨の交換レートが適正であるならば、
同じ商品をどこの国で買っても等価でなければならないわけですが、
映画の料金などは、日本とアメリカでは倍以上違いますし、
携帯電話の料金もまだ日本は高いですね。


そして、もしも等価でなかったら、現在の通貨の交換レートが不適切で
それは相対的に是正されていくという考え方ですが、
事実上、学説と実際はけっこう乖離がみられます。

金利説のほうに軍配が上がりそうです。


さて、学説的な総論はさておき、
私たちFXトレーダーにとって、より身近で大切な
為替レートを実際に変化させているものについて考えてみましょう。




●為替レートの実践的変動要因を探る


まず第一に

「各国の経済情勢および金利などの経済指標の発表による要因」が
あります。

これは、いわゆるファンダメンタルズの分野ですが、
経済指標の発表では、即効的に実際の為替レートを動かしますので、
テクニカル指標で相場の動向を追うテクニカル派にとっても
無視できない重要な要因ですね。

ですから、経済指標の発表には常に注目していなくてはなりません。


次に

「テクニカルな仮需での要因」があります。

ご存知のように、貿易などの外貨実需よりも投機・投資的な仮儒のほうが
外為取引の主要を占めています。

ですから、ファンダメンタル的に特に要因が無くとも、
相場は動くのです。

為替相場がある状態になると、ドーンと売られたりします。

思惑売買、利喰い、裁定取引での仕掛けなどいろいろありますが、
このようなケースでは、ファンダメンタル的分析よりも
テクニカル的分析が役に立つ場合があります。

仕掛ける彼らのほうも似たような分析をしていることがあるからです。


こうして見ますと、ファンダメンタルか、テクニカルか、
などという論議自体が無意味なように思えます。

どちらも大切なのですね。


さて次に、

「同一経済圏などの相関通貨につられた動きによる要因」があります。

これはテクニカルに動きを予想できることが多いですが、
相関通貨が必ずしも同時に動かずタイムラグを伴うこともありますから、
一義的には捉えられないこともありますが、
北米系、ヨーロッパ系、オセアニア系、アジア系などの
同族相関通貨の動向には注目が必要です。

有名なものでは、
USD/JPYとHKD/JPYなど、ほとんど同一通貨のような動きをしますね。



また次に、

「貿易などや銀行間などの実需による要因」があります。

月末などの決済日やゴトー日の午前中の仲値など、
様々な動きがありますね。



その他としましては、

「ロンドンなどのスペキュレーターの動きによる要因」があります。

これは一見、上記のテクニカル的な仮儒に似ていますが、
特徴的に異なるのは、

ロンドンなどのスペキュレーター(投機筋)によるレートの動きは、
アクオ○携帯のように、予想外の動きをします。(笑)

ときに相場操縦かと思うような、
一見理由なき動きをすることさえあります。

日本時間の午後4時過ぎなどには、ちょっと注意が必要です。


また、

「戦争、テロ、地政学的要因」というのもあります。

例えば2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件のときにも、
為替が大きく変動しました。

これら偶発的な事件ばかりは予想困難ですが、
滅多に起こらないこととはいえ、
またいつなんどき、何が起こるかわかりません。
やはり、ストップ・ロスだけはちゃんと設定しておかなくては
いけないようですね。


こうしてみますと、確かにレートの動きはランダムウォークの要素も
ありますが、全てそうではないようです…。


では、また…。



黄金比とFX投資法

古代ギリシア以来、「神の比」とまで呼ばれている比率のことを
「黄金比」といいますが、

この黄金比は、最も安定した美しい比率とされ、
建築や美術に広く組み込まれています。


黄金比は、

(1+√5)÷2

で求められ、

この計算で求められる1.61803399は、

1:1.618

という比率になります。


この黄金比は、プラトン時代のエウドゥクソスが考え、
後にイタリアのレオナルド・ダ・ビンチが名付けたと言われています。

(余談ですが、今日はダビンチコードのDVDの発売日でしたね)



ピラミッドをはじめ、名詞の縦横比も、本の縦横比も、
ワイドテレビの縦横比も黄金比となっているといわれています。

また、人工物だけではなく、
星雲の形状や巻貝やひまわりの花の種の曲線配置の中にも
黄金比が見出されると本で読んだことがあります。



13世紀に入り、イタリアの数学者のフィボナッチという人が、

エジプトに行って持ち帰った加算数列、
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、…
の中において

(1)「連続する2つの数の和はその上位の数となる
(2)どの数字もその下位の数に対して1.618倍の割合となる
(3)どの数字もその上位の数に対して0.618倍の割合となる

という、数列の中に黄金比の法則があることを発見しました。



さて、ここから相場のお話ですが、

黄金比が見出されることから「神の法則数」とも呼ばれる
このフェボナッチ数を利用して投資に活用しようとする考えが
近代になって現れました。


エリオット波動理論とフィボナッチ・リトレースメント投資法です。



このうち、

フィボナッチ・リトレースメントについて、ごく簡単に説明しますと、


相場は波なので、ある程度下げたら、一定の比率で押し戻るということを
前提に、黄金比率(1.618)という比率を使って、相場の押し戻りの目標値を
予測しようという投資法です。


相場のトレンドの強さにあわせて、
61.8%・50%・38.2%(弱い→強い)をかけた数値を目標値とするのが基本ですが、


実際のトレードでは、さらに細かく
72.6%・61.8%・50%・38.2%・23.6%と、
5段階で判断するのが主流となっています。



具体的な1つの例としましては、

レートが平滑移動平均線であるEMA21日線で支持されている、
EMA21日線が右肩上がりで、レートがブルとなっている上げ相場などで、

レートがグンと上がったところから、押しの調整が入って、
レートがEMAのほうに下がってきたときに、

上記の%数を目標に、目標値まで下がったら、
(その時の高値から目標の%分まで下がったら)

「押し目買い」をするといった方法があります。


つまり、上げ相場で調整でいったん下がったところを「買う」という、

いわゆる振り子トレード(Buy on Dips,Sell on Rallies)の
1つの手法ですが、

5段階のうち、どのケースでどこの目標を目指すのが良いか、が
フェボナッチ各流派の腕の見せ所です。


視覚的にチャートを見るだけではなく、
このトレード法では簡単な計算も必要です。


このフィボナッチ・リトレースメント投資法は、
米国ではメジャーな投資法の1つですが、
まだ日本ではこの投資法をメインとしてトレードしている個人投資家は、
そう多くはないようです。


では、また。




より簡単に売買ポイントを知る方法があります。
しかも、高精度な本格的投資法です。
興味のある方は、ここをクリックしてご覧くださいね。



FXのいろいろな投資法

FXも相場ですから、トレードの基本となることは決まっています。


買いから入るにしても、売りから入るにしても、

「安いときに買って、高いときに売る」

つまるところ、これだけですね。


これを基本に、なぜレートが変動するかの要因を探って、
経済指標の発表などを利用したり、大勢的なファンダメンタルズを
見て上がるか下がるかを予測したり、テクニカル指標とレートの
過去の動きの相関などを研究して、こうなったら上がる確率が高いとか、
下がる確率が高い、などと予測するわけです。


さらに、これに加えて、スワップ金利のメリットを組み込んだり、
リスクと資金からレバレッジを何倍にするとかという方法があります。


あと、リスク管理として、資金の○%逆行したら、損切りするとか、
まぁ、いろいろあるわけですね。



そして、少し異種になりますが、

単一通貨ペアの上がり下がりではない、2つの通貨ペアの相対値の
差分を狙おうという裁定取引(サヤ取り)法や


順相関や逆相関の関係にある複数の通貨ペアの売買数量を上手に組んで、
為替の差益差損をヘッジして、リスクを抑えながら、
スワップだけを受け取ろうというポートフォリオの手法などや、


これらを良いとこ取りで組み合わせた方法などがあるわけです。



その他の変り種としましては、

原理法とでも呼ぶべきものもあります。


企業倒産の可能性もある株や、先物CXの世界では、

「上がったものは必ず下がる。
 しかし、下がったものは必ず上がるとは限らない」

といわれますが、


FXの場合は、
金利の安い通貨と金利の高い通貨では、いろいろな事件があっても、
概して言いますと、長期的に見て金利の高い通貨のほうが買われる、
つまり、上がっていく傾向がありますので、金利差が充分にある場合、
高い金利の通貨を買って、安い通貨を売る、
つまり、通貨ペアはもともと売り買いが並存していますので、
例えば、GBP/JPYを買い一辺倒でトレードする方法
もあるわけです。


下がれば、「ナンピンに負けなし」という呪文を唱えながら、
「これは安く買える」と喜んでさらに買い増しをします。

そして、スワップの援護を得ながら、上がるのをジッと待つわけです。
場合によっては何年も待つわけです。



このトレード法の背景には、株と違い、


「上がったものは必ず下がる。そして、下がったものは必ず上がる」


という思想があるわけですが、


ビルゲイツやロックフェラーならまだしも、
とても普通の個人投資家ができるトレード法ではありませんね。

命がけのトレードとなる場合もあるかもしれません。
長年にわたるとなると、カントリーリスクも心配しなくてはなりません。


例に挙げたGBP/JPYではありませんが、
USD/JPYでは、2005年2月以降は確かに巨視的に見て上がっていますが、

歴史的事実として
2002年の2月に一時134円を越えた後、2005年1月に102円近くにまで
下落しているのです。その差はなんと30円以上です。
怖いですね。




ですから、

個人投資家が選択すべき投資法は、


*レートの上がり下がりを高い確率で予測する術を身につけるか、


*単一通貨ペアの上がり下がりではない、2つの通貨ペアの相対値の
 差分を狙らう裁定取引(サヤ取り)法を身につけるか、


*スワップを狙うにしても、為替の差損差益のリスクがあるので、
 順相関や逆相関の関係にある複数の通貨ペアの売買数量を上手に組んで、
 為替の差益差損をヘッジして、リスクを抑えながら、
 スワップだけを受け取ろうというポートフォリオの方法を身につけるか、


投資法の選択肢は、大分類としておよそ3つに絞られるわけです。


確率を利用するFXスキャルピング投資法

皆様、こんにちは。

FXVICTORCOMの佐野です。

はじめてブログを書いてみました。

どうぞよろしくお願いいたします。


早速ですが、今日の話題です。


私は、FXでのトレードは「トレンドに乗る」のが本筋であると
考えていますので、超短期の逆張り的スキャルピングはあまりやりません。


でも、たまにトレードの息抜きにスキャルピングをやることがあります。



今日は、そのFXスキャルピング投資法についての
1つのヒントとなるお話をいたします。



トレードの1つの考え方としまして、「確率」を使う方法があります。


ド・モアブルがはじめて発見してガウスの誤差論によって完成した
正規分布(ガウス分布)を用いて仕掛けを考えようとするものです。



正規分布の確率密度の考えによりますと、


レートの存在確率は、


平均を中心として、

±1σ の範囲に → 68.3%
±2σ の範囲に → 95.4%
±3σ の範囲に → 99.7%


となっています。


従いまして、以下のような推論をすることができます。



±3σをレートが超えることは、確率的に非常に稀なることであり、

レートがこの±3σに至ったら、

その後、さらに外れていく可能性は(確率的に)少ないであろうから、

もうじきレートは反転して、

少なくとも±2σにまで戻る確率は高いであろう。



この考え方を実際のFXのスキャルピング・トレードで応用するために
チャートに表示できるレートの動きに即応した動的な確率境界表示
であるボリンジャーバンドを使う方法が考えられます。


どのような方法かといいますと…、

ボリンジャーバンドは、
トレンド系に分類されるテクニカル指標ですので、
オシレーター系の指標などで計測を補足しながら、
レートが稀なる確率の±3σに至った時点でエントリーして、
±2σを目標にクローズして差益を得ようとするものです。


このとき(レートが始点の±3σから目標の±2σに至ったとき)に、
利益がきちんと得られなければ意味がありませんから、
エントリーしようとするときにボリンジャーバンドのその時点の
3σや2σのライン角度を見ながら、±3σと±2σの差を計測しなくては
なりません。


ボリンジャーバンドの3σや2σのライン角度は、
あまり急であれば短期的なトレンドが発生している可能性があり、
逆張りスキャルピングには好ましい状態ではないだけではなく、
時間と共にレートも右へ移動しますので、
レートが始点の±3σから目標の±2σに至ったときの差分(差益Pips)
も幾何学的にあまり得られない可能性がありますので、
3σや2σのライン角度は、幾分平坦な状況を狙うのが良いでしょう。


また、±3σにレートのローソク足の実体が至るとき、
反転を示唆する長いヒゲが示現しているとなお良いことでしょう。


研究の余地としては、
このボリンジャーバンドを利用したスキャルピング投資法では、
どの時間足を使うと良いかなど、トレードしようとする通貨ペアの
ボラティリティーなどによる「通貨ペアと時間軸との相性」が
見られますので、時間軸ごとのより多くのケーススタディーが
必要のようです。


この確率を利用したスキャルピング投資法では、
確率が示唆するように、かなり高確率で差益を得れる可能性があります。


※ 状況を見ながら、±3σからスタートして目標を±2σではなく、
さらに利益の大きな±1σを目標として狙うこともできそうですね。


では、また…。


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