FX 臨界のオーメン

一頃ブームとなりましたから、
地球検索ブラウザーのグーグルアースはご存知のことと思います。

「地球検索」という表題のつけ方がとてもユニークですね。

無料でダウンロードして、世界旅行の疑似体験ができますので、
まだご覧になっていなければ、一度、見てみてくださいね。

私も温泉旅行は多いのですが、
海外旅行はまだそれほど多くはありません。

世界の通貨を扱ったFXをやっているのだから、
もっと世界を見なくちゃと思って
先日グーグルアースをダウンロードしました。

面白いですよ。

http://earth.google.co.jp/

宇宙空間から地球を見ると、確かに青い星なのですが、
地球紀行を楽しんでいると地球には茶色い部分も多く、
砂漠化が進んでいるということもなんとなく実感できます。

そういえば先日、
「2040年には北極圏の氷がすべて解けてしまう」
とのNASAの発表が紹介されていましたね。

また、地球環境学の権威のアーヴィン・ラズロ博士も同様の見解を
示していて、3年後の2010年に地球は環境的な『臨界』を迎えて、
やがて海面が約2m上昇すると述べています。

そうすると

「ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、東京などの大都市が水没する」

のだそうです。

これらの都市は、なんと為替のメッカではないですか。

これが、変な宗教やオカルトやSF小説のお話ではなくて、
NASAや先端科学の見解であるとともに、
時間的にもけっこうさし迫っていて、なんとも恐ろしくなりますね。


『臨界』で思い出しましたが、
為替相場にもクリティカル・ポイントがありますね。

しばらく続いていたトレンド相場にダブルトップや三尊を形成したり、

部分的なものでは、
上下にヒゲを出して揉みあったり、
逆に表面的には鏡のように静かな相場が気持ち悪いほど続いた、
もち合いのその後に、
大きな材料となる経済指標の発表や要人発言がないにもかかわらず、
まるでエネルギーを溜め込んでいたかのような一気の爆発が起こり、
大きくレートが動くことがあります。

相場が妙に静かな時にも用心が必要なようですね。

ときに、何かが激しく起こる臨界のオーメンであることがあります。



FX サンタクロースと相場のお話


もうじきクリスマスですね。クリスマス

先日、サッポロファクトリーにツリーを見に行ってきました。
初老の私にも子供心がまだ残っていて、
とても嬉しくなりました。

札幌ファクトリーとは、旧サッポロビール工場の跡地にある商業施設です。
まぁ、ちょっとしたアミューズメント・パークとなっていて、
アトリウムでは、大きな空間の中に綺麗にデコレートされたクリスマス
ツリーや緑の植栽、そして散歩の小道まであります。

クリスマスといえばサンタクロースですが、
こんなお話を聞いたことがありますか?…。


今から110年も前のヴァージニアという少女のお話です。

当時、8歳の彼女は学校で「サンタクロースはいるのか」という話で
友達と口論となりました。
それで、当時のニューヨーク・サン新聞に宛てて手紙を書いたのでした。

「サンタクロースはほんとうにいるのでしょうか?」

この少女からの手紙を読んだ論説委員のフランシス・チャーチは、
しばらく考え込んでしまいましたが、こう書きました。

後に有名となった1897年の社説です。

"Yes,Virginia" there is Santa Claus

「ヴァージニア、お答えします。サンタクロースはいないんだという
 あなたのお友達は間違っているかもしれません。
 きっと、その子の心には疑(うたが)り屋さんの心が住みついているのだと
 思います。目に見えるものしか信じられないのでしょう。
 自分がよくわからないことがすべて嘘だと決め付けてはいけません。
 (中略)
 『サンタクロースがいない、ですって?』
 とんでもない。うれしいことにサンタクロースはちゃんといます。
 そうです。ヴァージニア。サンタクロースがいるということは、
 決して嘘ではありません。この世の中に愛や人への思いやりや、
 真心があるのと同じように、サンタクロースも確かにいるのです。
 それどころか、いつまでも、千年後までもサンタクロースは子供たちの
 心を今と変わらず喜ばせてくれることでしょう。」

ほとんどの大人が忘れてしまいますが、純粋な心は良いものですね。

相場もあれこれ複雑に考えない素直な人が儲けれることが多いようです。

相場でも、いろいろ覚えて初心者を卒業するあたりで、
覚えたことがアダとなって一時負けこんでしまうことがあります。


欧州通貨やオセアニア通貨が年初来高値を更新したりしていますね。


テクニカル分析の始祖のチャールズ・ダウはこう述べました。

『トレンドの転換は明白なシグナルが出るまで継続する』


「もう」 でどれだけの人が儲けそこなったことでしょう。

「根拠無き値ごろ感」や「根拠無き警戒感」で

どれだけの人が逆張りして損をしたことでしょう。


でも、トレンドの転換もいつの日か必ず訪れることでしょう。
それは今日かもしれないし、まだまだ先かもしれません…。


それでもなお、

トレンドの続く限り追い求めるのが相場です。
ストップロスの秘術さえ身につけていれば、怖いことなどありません。

そうして、「明白なシグナル」が出た時に、
機敏にそれに従えばよいだけです。

もちろん、逆張りも極めれば勝つことができることでしょう。
また、秘密の投資法でも利益を得ることができることでしょう。

しかし、

「トレンドフォロー」

これがきっと、普通の人が相場で勝てる秘訣です。


「チャンスと見たらリスクをとって
 トレンドの流れに素直に乗ってみて、
 それがもしも底や天であって逆に動いてしまったら、
 損切りすれば良いだけ」と…、


こんな純真なまでにシンプルな考えでトレンドにフォローすることを
基本としてみましょう。



FX 要人発言の温度差

先週注目の米中戦略経済対話ですが、

北京訪問中のポールソン米財務長官が15日に声明を発表しました。

ロイターによりますと、

「両国は、困難な問題に最善の方法を模索する。
 1回の協議であらゆる相違を解決することはできないが、
 今回率直に話し合ったことは、進展を達成する可能性を高める」

「米国と中国は、両国間の経済関係は両国にとっての恩恵が
 生み出されることが最善と認識している。
 また、中国が均衡のとれた持続可能な成長をすることが
 世界経済の強さに非常に重要であることも認識している」

「われわれは、各自、世界不均衡に対応する措置を講じる。
 具体的には米国が貯蓄率の拡大、中国は国内消費の拡大、
 為替相場の柔軟性を通じてこれに取り組んでいく」

などと報道されました。

市場の期待とは違って、努力目標に結論が留まったようですね。

また一方、中国銀行監督管理委員会の蒋副委員長は会見で、
人民元の大幅上昇による混乱は避けるべきであることと、
貿易黒字は中国の現在の特徴を反映していて当面維持される可能性高い、
と述べているようです。

どうも、会見の内容には微妙な温度差があるようです。


もうひとつ気になるのは、トリシェECB総裁の発言です。
米景気の弱さは「わずか」であり、非常に注意深く見守っているが、
懸念すべき兆候はない、と述べています。

また、ポールソン米財務長官の発言でも、
「ドル高は国益」と述べています。
要人の発言ゆえに今後のドルの動きに注目ですね。


さて、今週はクリスマス休暇の閑散相場へ移行する最後の時期です。

明日19日(火)には据え置きが予想されているものの日銀政策金利発表が、
そして、夜の10時半には米指標のPPI&コアや住宅系などの米重要指標の
発表があります。

ファンドの残玉のポジション調整なども起こる可能性もあり、
市場参加者が徐々に減ってきているため、
荒い展開となる場合がありますので、
注意いたしましょう。

難しい相場となりそうです。



FX 天使と悪魔の紋章


クリスマスが近づくと
天使と悪魔の印が現れる。

キャリーの手仕舞いがあるからだ。

その紋章は「V」だ。


     ☆ ☆ ☆


先週は米雇用統計などの強い結果とともに
日銀の早期利上げ期待がやや遠のいたとの観測から
総じて円売りドル買いの展開となりました。

一方、スイスフランやユーロ、そしてポンドなどでは、
総じて軟調となりました。

スイスフランの場合は、
中銀のインフレ見通しの下方修正という要因があるものの、
ユーロやポンドでは週末にちょっと不可解な動きがありました。

よくチャートを観察すると、

先週の中頃のキウイに始まり、
週末にはメジャーカレンシーのほとんどで、
経済指標などでは説明ができないほど現状レートのレベルをいったん
大きく押し下げる動きがありました。

そして、その後の戻りの動きによって、
チャートには「V」の紋章が現れています。

これに利を得て微笑む人にとっては、天使の紋章ですが、
この動きで損した人にとっては、悪魔の紋章となりました。

個人投資家によるボーナス特需をも食い狙う
クリスマス休暇を前にしたキャリーの手仕舞いの動きです。


昨年は、12月14日に仕掛けが起こり、
これが起爆剤となって、

紋章は天使と悪魔の印「V」ではなく、
ハーケンクロイツより恐ろしい急転下落の紋章「逆V」を示現しました。

さて、今年の紋章の最終形はいかに…。


正しい投資法を得ていれば、
急転下落相場でも儲けることができますが、

これから年末にかけては、
トレード参加者がどんどん減少していきます。

ちょっとした仕掛けにも大きくレートが動くことがあります。

ご用心。

FX 確率とトレード

場末の飲み屋さんにはノスタルジーを感じますね。
都会の洒落たお店にはない郷愁を感じます。

「好きなあなたに貸したいけれど、貸せばあなたが来なくなる」

なんて、陳腐な張り紙が店内に貼られたりしています。

都会のホステスさんの中にも、

「好きなあなたと○りたいけれど、○ればあなたは来なくなる」

という、言い伝えがあるそうですが、(笑)

張り紙というところが、いかにも場末らしくほのぼのしています。

飲み屋さんといえば、もちろん常連さんもいるわけですが、
気まぐれなお客も多く、その中の、さーさん、すーさん、は
いつ来店するか判らないのですが、確率的にある程度安定していて、
気まぐれ客で成り立つ商売でも、意外に売り上げが安定しているものです。
ある月は100で、またある月は500なんてことはあまりないわけです。

もしかすると、どのような商売でもそうなのかもしれませんね。

確率とは不思議なものですね。


この確率ということは、
ランダムウォークと言われる為替レートでも同様です。

その時々で変動の幅はある程度限られています。

確率を用いたテクニカル指標にボリンジャーバンドというのが
ありますが、このテクニカル指標の±σの範囲にレートが偏差されて
存在しています。

あまりに短い時間足では、ときに±3σをけっこう突き抜けることも
珍しくはありませんが、日足以上の長い時間軸では、ほぼレートは
±3σの範囲に存在します。

時間当たりのレートの変移量によって±σで示される確率境界が
狭まったり、広がったりするのですが、
そのときの相場のボラティリティーの状態を視覚的に捉えることができて、
見ていて面白いです。

もともと考案者のジョン・ボリンジャーは、
トレンドを見るために開発しましたが、
現在では逆張り指標として使われることが多いようです。

この指標だけではこころもとないこともありますが、
確かに±σの幅が拡大していない限り、レートが確率境界に
近接したり振れたりした場合、どこまで戻るかは別として、
ほとんど戻りの動きが見られますね。

私は、投資手法の中でボリンジャーバンドを補助的に
ボラティリティーの確率範囲の参考として用いています。

あまりブログでのノウハウ公開はできないのですが、
±σの幅が拡大するときは、つまりトレンド状態に移行する時には、
いったんひょうたんを紐でくくったように、絞りが現れることが多いなど、
動的な確率境界のボリンジャーバンドには面白い性質があります。






FX 人民元のお話

「米財務長官が通貨の柔軟性の短期的重要性について中国と協議する」

という大訪中団の動向に関する為替ニュースが報道されていますね。

中期的に人民元の自由変動相場制を実現する道を模索する、
協議なのだそうです。

まぁ、早い話が

「中国さん、あんたんとこもGDPもずいぶん成長しているんだし、
 来年はオリンピックも開催されるんだから、
  いつまでも中国人民銀行(中央銀行)が常時介入しているような
 管理変動相場制(管理フロート制)は、
 もうそろそろどうなんでしょうかねぇ。
 国際的なことも考えて、時代の要請として為替レートの決定を
 マーケットの需要と供給に委ねる変動相場制(フロート制)に
 もうそろそろ移行して受け入れるべきなんじゃぁないのかなぁ。」

ということでしょうか。

(こんな下品な言葉は使わないと思いますが…)

表向きの大義名分とは別に、
真意は、米国に安い中国からの輸入製品が入りすぎていて、
米国の対中国貿易収支が悪すぎる点を改善することにある
と思われますので、

ちょっと圧力的な交渉となるのかもしれませんね。


人民元とは、言わずと知れた「中華人民共和国の通貨RBM」の名称。

2005年7月以前までは、実質的な固定相場制(米ドルと連動ぺッグ制)で、

その後、通貨バスケットを参考に中国人民銀行(中央銀行)で調整した
管理変動相場制(管理フロー制)となっていますが、

もうそれでも不十分というわけです。


為替レートの決定をが、マーケットの需要と供給に委ねる
変動相場制(フロート制)になると、
現在の中国の躍進する経済状況から見ると、人民元の国際的価値を
上げることになります。

そうすると、中国にとって、
外国の物資やサービスを購入する輸入には有利になりますが、

外国へ製品やサービスを販売する輸出には、
販売先での価格が上昇してしまうため、
販売先の諸外国市場での価格競争力を失うことにもなりかねません。
また、せっかく好調な中国国内の経済成長の低迷につながる可能性も
あります。

また、中国国内の不動産市場のバブル傾向や、農村部と都市部の
生活水準格差などの多くの問題もあって、
「爆食経済」で物資の輸入の需要も多いものの

簡単に「あぁ、そうですね。」と首を縦に振るわけにもいかないようです。

「フグは食いたし、命はもっと惜しし…」

てな感じでしょうか。

(ふざけた記述で怒られそうですね。ごめんなさい。) m(_ _)m


現在、中国人民銀行の人民元中心レートは、1ドル=7.8197元。

はたして、米財務長官の交渉手腕はいかに。


我々FXトレーダーにとっては、人民元の変動相場制(フロート制)への
移行は、ランド円より巨大で魅惑のトレード対象となるだけに、

無責任にも、「米財務長官さん、頑張れ!」と
叫んでしまいそうになります。(笑)


FX マグロに学ぶ経済

昨日の米貿易統計では良い数字であったにもかかわらず、
エネルギーコストの一時的低下が良い数字の背景にあったことや、
同時に発表された対中国の貿易収支が悪い内容であったために、
逆に限定的でしたが、ドルが売られました。

しかし、レートの動きは強弱交錯して、
結果的にさほど大きな動きとはなりませんでした。
大山鳴動して鼠一匹といった感じもありますね。

値動きに期待はずれであった方も多かったことと思います。

中国といいますと、
GDPが23年前の50倍以上にもなっている経済的な成長の
著しい国です。2008年の北京オリンピックもあり、物資が不足していて
貿易意欲が旺盛です。

「爆食経済」などとも呼ばれているようです。

その中国との貿易で米が赤字を膨らませていることへの
懸念が米貿易収支発表後のレートの動きに影響を与えたようです。

一方のFOMC政策金利は、市場の予想とおり据え置きで発表後のコメントも
微妙な内容でした。FOMCでのコメントの影響の波及には
1日以上要する場合も多く、今夜10時半の米小売売上高(11月分)を
注意を持って見ましょう。

良い数字になるとの市場予想が多いようですが、レートへの反応は、
いかがなりますか、注目です。

また、総じてクロス円通貨ペアは上げているようです。

この背景には、ボーナスなどの資金が流れたとみられる
日本の外貨建て投信玉の「特需的影響」もあるといわれています。
今後、いくぶん警戒をしておいたほうが良いのかもしれませんね。


さて、今日は「爆食経済」の中国にちなんで、マグロのお話です。

国際的に以前の鯨のようにマグロの乱獲が問題となってきていて、
マクロが高騰していますね。

なんでも世界で年間に200万トン以上の漁獲量があるそうで、
そのうちのなんと3割りほども日本人が食しているそうですから、
けっこう身近な問題です。

また、最近では中国や米国での日本食ブームでマグロの消費が
増えていると報道されています。

本マグロなどの高級マグロほど高騰しているようです。

しかしながら、為替の売り方(売りポジションの人)のように
「高騰したなら損切り」とばかりに、
「もう食わぬ」とも言うこともできず、困ったものです。

私もごたぶんにもれず大のマグロ好き。

いくら高くなったとはいえ、中トロの味は忘れられません。


需要と供給による価格の形成は、すべてのものに適用されるのですね。

貴重なマグロが自在に手に入れられるならば、
大儲けできそうです。


そう言えば、

低金利である円やスイスなどで資金を調達し、
高金利である、ドルや豪ドル、ポンドなどで運用するアービトラージの
投資手法であるキャリートレード。

これも高騰しているマグロ需要に、
安く買い付けたマグロを供給するようなものなのかもしれませんね。





FX 歴史は語る

元○○なんていう肩書きが大切にされるのは、
囲碁か将棋の名人だけかと思っていたら、違うものですね。

昨日、グリーンスパン前FRB議長が、
「ここ数年は弱いドルが期待される」と述べたことで、
上昇傾向にあったドルが、一転して売りが強まり、
これぞ、口先介入といった感じでした。

口先と言いますと、著名なアナリスト談話などもありますが、
こちらはけっこうオオカミ少年のようなところがあり、
市場も半信半疑といったところ。

ドル円は120円確実などと言われていたのがほんの数ヶ月前なのに、
ついに届かず、今は117円でも高値圏といわれます。
ユーロ円も同時期に150円台確実と言われた後に反落、
その後しばらくの時間を要して、
現在の155円近辺までの水準に至っています。
ユーロがドルに代って基準通貨になるという声さえも聞こえます。
キリ番の数字を挟んでユーロの今後の動きは、どうなるのでしょうか。
注目いたしましょう。


さて、これから為替市場は今夜の米貿易収支と明朝未明のFOMCを
迎えます。年内の相場の方向を決めることになる可能性があるわけですが、
FOMCの場合は、その発表数値よりもその後の「コメント」が重要視される
場合がありますので(口先ならぬ)発言内容にも注目です。


余談をひとつ。

巨大経済指標の発表でも、よほどでない限り
レートの動きはせいぜい数十Pips〜百数十Pipsですが、

かつて、「事件の勃発」でとんでもない値動きを記録したことがあります。

その歴史的事件は1998年10月に起こりました。

米ヘッジファンドのLTCMの倒産という事件が勃発して、
このとき、なんと3日間でドル円が134円から111円60銭まで
文字とおりの大暴落をしたことがありました。

その下落幅は、3日間でじつに22円40銭です。
ここまで行くと驚くというよりも恐怖感を感じますね。

当時を知る人の中には、
「売り決済の注文すら入りづらかった」と回想しています。

この暴落から身を守り、生き残った人たちの武器は、
「ストップ・ロス」の設定であったといいます。

歴史の教訓に習って、
緩やかそうに見える相場でも、万一に備えて、
ストップ・ロスだけは忘れずに入れておきましょう。


さぁ、今夜からの今年のメインイベントが楽しみですね。



FX ファンダメンタルとテクニカル分析

先週金曜日の米雇用統計は荒れましたね。

今年の米雇用統計の発表ですが、
なんと7月以来5回連続で前回発表値の修正がありました。
しかも万人単位の修正発表がほとんどですから、
ちょっと統計発表に疑問符の感があります。
なにか意図でもあるのと思わず勘ぐってしまいます。


さて、今日も相場のお話です。

頑固なファンダメンタリストの言わせると

「そもそもテクニカルチャートなどというものは、
 過去の記録にしか過ぎないんだよ。
 つまり、テクニカルチャートとはレートのアーカイブなわけだ。
 それ以上でもそれ以下でもない。
 大切なのは経済情勢や相対金利なんだよ。」

うーん、なんともっともなお話なんでしょう。

で、テクニカルリストの言い分を聞くと

「では、先ほどから20Pipsほどの値動きがあったが、
 ここ数分で何か経済情勢が変わったのだろうか。
 金利が変わったのだろうか。要人の発言があったのだろうか。
 これこそ、テクニカルな動きと考えるが、どうなのだろうか。
 さぁ、ファンダメンタルで説明していただきたい…。」

尽きることのない二派の論争ですが、(笑)

どちらもそれですべてではないが、どちらもある意味正しいというのが、
大岡(越前)裁きというもののような気がしますね。
どちらも必要なものなのだと…。

大きな流れは、ファンダメンタルに収束して、
時に経済指標の発表などでファンダメンタルは大きく相場を
揺り動かします。
そして、すべてのファンダメンタルを織り込んだチャートは、
方向性や市場心理や行き過ぎを鏡のように写し出します。


テクニカルチャート分析のひとつの考え方に、
投錨(anchoring)というものがあります。

投錨とは錨(いかり)を降ろすこと。
相場の方向は継続性があることが多い、
という相場の分析的な性質を表します。
順張り指向の拠り所となっていることです。

テクニカル分析の始祖のチャールズ・ダウはこう述べました。

「トレンドの転換は明白なシグナルが出るまで継続する」


また一方、調整(correction)という考え方もあります。
相場は多くで行き過ぎる。買われすぎたもの売られすぎたものは、
必ず反対方向に調整される、という相場の分析的な性質もあります。
逆張り指向の拠り所となっていることです。


さぁ、困りましたね。
テクニカル派はテクニカル派での論争があったのですね。

しかしこの論争は「相場の状況によりそれぞれに適用されるべき」
ということで落ち着いているようです。

ですから、

今はどちらを適用すべき時か、をまず分析しないことには、
その後のテクニカル判断もできないのですね。

それをせずにどの相場の状態でも、一つ覚えのテクニカル指標で
相場を計測しようとすると、いろいろまずいことが多いようです。


         ☆ ☆ ☆


今、家にいたとすると、
少なくとも数分後もその家にいる可能性が多く、
しかし、車に乗り込んだというファンダメンタルが起こると、
またしばらく移動が継続している可能性が高く、
またしかし、移動はいつか終わり、
用事を済ますところで少し滞在した後は、
用事が終わったというファンダメンタルによって、
また家路へと移動して、
行き過ぎてタバコ屋に寄っても、やがてはもとの家に着く。
そうして、家に着いた後は数時間後もその部屋にいる可能性が高い――。


こんなところにも相場を見る思いがします。

日常にもこんなこと考えている私はやっぱり相場馬鹿ですね。(苦笑)



FX 舞台オープン

政府の中央防災会議が、
中部・近畿圏で最大震度7の直下型大地震が
起こる可能性があると発表しましたね。

震度予測としては、初めてのことだそうです。

中部・近畿の大地震は100〜150年周期で発生する東南海・南海地震の
前後60年間に起こることが多いそうで、
活断層の調査などの結果、公表に至ったようです。
でも、すぐに起こるということではないそうです。

地震にも周期があるのですね。

ともするとパニックにもなりかねない発表ですが、
注目を集めています。


さて、今日はいよいよ米雇用統計の発表日ですね。

このブログを書いている時点では、
今日の日本の機械受注などの経済指標が弱かったため、
いくぶん円安とはなっているものの、
総じてドルやユーロなど、不気味なくらい静かな相場となっていて、
様子見ムードが漂っています。


テクニカルはオカルトだなんて、経済指標に詳しいファンダメンタリスト
から罵られることがありますが、

短・中・長の移動平均線もやや「合」となっていて、
激動を暗示するようでなんか不気味です。(笑)

チャートを提供してくれているIBからも、
英文で「表示が遅くなることがある」「スルーしても保障しない」など
メッセージも流れてきます…。

なんか、

舞台がオープンする前に場内が静かに暗くなり、
グーンとムードが高まってくるようで、
ワクワク感と緊張感が交錯するような感じです。映画


今週のADP雇用統計が良い内容であったことなどで、
「前回より良い内容ではないか」という予想も出ているようですが、
今日の雇用統計の発表の結果はどうなるのでしょうか。

「大山鳴動して鼠一匹」なんてこともありますが、
静かに注目してみたいと思います。

週を明けて12日(火)の夜の10時半には米貿易収支が、
そして、13日未明にはFOMCの発表も控えています。

さぁ、今年のメインイベントの開幕です!


FX 両建てについて考える

北海道では氷雨(ひさめ)が降っています。

昔々のその昔、「氷雨」という歌謡曲がヒットしたことがありました。

ご存知の方は少ないでしょうね。


さて、為替相場のお話です。

経済指標の発表があって、
よくレートが短期的に狂ったように急騰や急落をすることがありますね。

狂喜することもありますし、

恐怖を覚えることもあります。(苦笑)

12月のこれからも、
週末8日(金)の夜の10時半には米雇用統計が、
週を明けて12日(火)の夜の10時半には米貿易収支が、
そして、13日未明にはFOMCの発表が控えています。


経済指標に絡んだ「秘密の投資法」を持っている人は別ですが、

大きな経済指標の前では、
よほどファンダメンタルズを研究している人であれば予想を立てて、
あえて事前にポジションを持つこともあると思われるものの、
基本は、ポジションをスクエアにしておくのが良いとされています。

あとは、経済指標が発表されて、レートの方向が確認できたら、
入りにくいエントリーですが、
どこかでなんとか流についていくのが良く知られている方法ですね。

このようにチャンスと見て挑戦するのも立派な戦法だと思いますし、

また、「君子危きに近寄らず」というのも、
決して馬鹿にできない戦法だと思います。


さて、魅惑的で危険な経済指標の発表ですが、
ドーンと一方向にレートが動く場合と、ちょっと乱高下して、
その後に方向が固まって大きくレートが動く場合とがありますね。
半分近くがこのケースのようです。

このようないったん乱高下をするケースでは、
言葉だけで言いますと、
「方向を見定めた後に相場の流に従ってエントリーすればよい」
となるのですが、実際はなかなか難しいものです。


で、いろいろな理由から

「乱高下の分だけ」
「スプレッドの手数料を払ってでも」
「乱高下が無いことにできたら」とか、

あるいは

「経済指標の発表での大きなレートの動き自体をすべて」
「スプレッドの手数料を払ってでも」
「無いものにできたら」

良いのにと思ったことはありませんか?


とても難しい机上の空論のようなテクニックなのですが、
「両建て法」と「擬似両建て法」の2つがあります。

両建てとは、文字とおり同一通貨ペアを売り買い両方ポジションを
持つということですが、「利用者にほとんど益なし」ということで、
両建てのできないFX取り扱い会社が多いですね。

擬似両建てとは、例えば順相関のきわめて強いUSD/JPYとHKD/JPYなどで、
売り買い両方のポジションを持つことです。
また、売り買いが並存しているという通貨ペアの性質を利用して、
例えば、USD/JPYを買うということは、USDを買って、JPYを売ること
になりますので、USD・EUR・JPYなどで構成される通貨ペアの
売買が相殺されるように、通貨ペアの売買を組んでポジションを持つ
などの方法もあります。

それで、
両建てや擬似両建てをした後、どうするかといいますと、

乱高下を経た後、一方向に相場の動きが決まったことを見届けてから、
ヘッジの役割の終わったマイナスとなっている通貨ペアを決済して、
その後の一方向のレートの動きで利益を得ようというわけです。

こうしてみると、
結果では方向を見定めた後に相場の流に従って単一通貨ペアをエントリー
したのと同じなわけで、スプレッドの分だけ損するようで、
なんらメリットが無いようですが、

事前に時間的余裕をもって仕込めるメリットや、
事前予想がある程度建てられる場合に、
両建てのバランスを例えば2対1などとして、
予想と異なった場合の保険的で弛緩的な半ヘッジに使ったり、
また、両建ての片外(はず)しのタイミングをウマくやると
少し利益を得られる可能性がわずかにあるので、
乱高下に備えるとともにそれも少し狙ってみようという
メリットがあるとされています。

まぁ、ほとんど机上の空論に近い現実には難しい方法ですが、
知っていても損は無いようですね。

FX もちあい離れのお話

「もちあい離れにつけ」という言葉がありますね。

恐怖感を覚えたり、狂喜するほどの激しいレートの動きもあれば、
どちらつかずで、イライラする膠着や「もちあい」と呼ばれる
相場の状態があります。

このようなときは、トレードのタイミングではないことが多いのですが、
この「もちあい」を経て、少しもみ合った後、レートがどちらかに
グンと動くことがあります。

これが「もちあい離れ」ですが、
昔から、もちあいが離れた方にポジションを持つと、(例外もありますが)
おおむね良いとされています。

この「もちあい」の状態は、見かけは動きがあまりないのですが、
言うなれば相場のエネルギーを溜め込んでいる状態なのか、
これを抜けると大きく動くことが多いようです。
「三角もちあい」などが有名で、これを過ぎるとレートが動きます。

一般的には、レートが上げてきた後、もちあいになると、その後、
もちあいを抜けたとき、また上昇することが多いとされています。

でも、逆に動くことも少なくありませんから、
「もちあい」の後は、固定観念によらずに、
どちらかに大きくレートが動く可能性が高い、
との認識が無難なように思います。

さて、もちあいの離れに付くわけですから、
下げたら下げた方に、上げたら上げたほうにポジションを持つわけですが、
このとき、以下にような複数の状態が合わさっていると、
経済指標の発表などによる例外もなくはありませんが、
それ以外であれば信頼度が高まるようです。


*大きな流れが上げ相場で、もちあいが上に抜けたとき

*大きな流れが下げ相場で、もちあいが下に抜けたとき

*レートが移動平均線より上に位置するブルの状態で、
 下がり気味のもちあいが上に抜けたとき

*レートが移動平均線より下に位置するベアの状態で、
 上がり気味のもちあいが下に抜けたとき


などです。


グッと上げたり下げたりしたら、その天井を狙い打とういう逆張り手法も
ありますが、多少遅れたと思っても素直に流れに乗ってみましょう。
きっと勝率が上がります。


余談ですが、

普通「もちあい」と言いますと、レート(ローソク足)自体で見るのですが、
「移動平均線のもちあい」というのもあります。

めったに示現しないのですが、

短い期間の移動平均線と中くらいの期間の移動平均線と
長い期間の移動平均線が一束になる「移動平均線のもちあい」、

例えば、21日間移動平均線と75日移動平均線と300日移動平均線が
一束に見えるようなときです。

一種の転換点の示現なのか、これは爆発前の前兆で、
遅かれ早かれ、レートがどちらかに大きく動くことがとても多いようです。


このようなわけで、私はチャートに300日移動平均線も表示させています。
(200日以上が望ましいですが、必ずしも300日でなくとも良いようです)

この300日移動平均線は、レートがこの上か下かで、
大きな流れでブル(強気相場)なのか
ベア(弱気相場)なのかを大まかに見るのにも役立ちます。

FX エックス・デーのお話

ジングルベル♪があちこちで聞こえるこの時期になると
ボーナス時期でもあり、年末商戦が真っ盛りとなりますね。

米国でもクリスマス商戦が真っ盛りです。
北欧生まれのサンタさんもビックリの盛況振りです。
なんとこの時期に年間の4分の1もの個人消費があるとのことです。

個人消費が好景気と言われる割には鈍い日本ですが、
今年の米国の個人消費は活発なようですね。


さて、為替のお話です。

11月下旬の日本の勤労感謝の日と
米国のサンクスギビングデーをはさんで
ヘッジファンドのキャリートレード解消(利確)の動きで、
買い方のストップロスも巻き込み、
日本とスイスを除き米ドルを中心に為替相場が下げ、
その後、欧州通貨が高値となった月末月初でした。

キャリートレードといいますと、
スワップ狙いのトレードように解釈されることがありますが、
本来は、低金利である円やスイスなどで資金を調達し、
高金利である、ドルや豪ドル、ポンドなどで運用する
アービトラージの投資手法のことです。

さて現在(ブログを書いている時点)は、
ドル安、円安、欧州通貨高という状態でのレンジ相場となっています。

ここにきて、昨2005年14日から為替相場が急落したことで、
個人投資家の間で、今年のエックス・デーは何日だろうか、
という話題が持ち上がっています。

ちょっと仕掛けが早めにあるんじゃないかとか。
いろんなことがささやかれています。

そんなことを聞きますと、なんか気になりますね。

今週末8日(金)の夜の10時半には米雇用統計が、
週を明けて12日(火)の夜の10時半には米貿易収支が、
そして、13日未明にはFOMCの発表があります。

ファンダメンタルの予想など大それたことはできませんが、
もし今年もエックス・デーがあるのなら、
ヘッジファンドの玉数は巨大ですから、
一日での解消は難しいでしょうから、
やはり13日〜15日が該当するのかもしれませんね。

そして、解消であるならば、反対売買となるので
そっくり返っているチャートの通貨などを
私も少しずつスクエアにして、
エックスデーに備えておこうかと思っています。


後は、大河に浮かべる笹舟のように
流れに逆らわず、沈まぬように流れに沿うだけです。


馬の尻尾に付して万里を渡る蝿のように…、

これが私のようなゴミ投資家の生きる道です。(笑)


FX 投資法より大切なこと

投資法の勉強をする人は多いものですが、

投資マインドのほうがときに投資法よりも大切なことがあります。


誰でも普通は

「1Pipでも安くなったら買いたい、1Pipでも高くなったら売りたい」と

思うものです。


これはとても自然な考え方なのですが、

この考えこそが、以前の私を相場で負けさせていたのでした。

この普通に見えるこの考え方は、実はコントラリアンの思考なのです。


おまけに私は、間違った方法でオシレーター系のテクニカル指標の勉強を
していたものですから、さらに事態の悪化に拍車がかかりました。

コントラリアンの思考法は私の相場を破壊しました。
はじめは勝てていたのにほとんど勝てなくなりました。

なんとか、「天底を取ろう」とだけ念じてチャートを見ていました。
一部の天才にしかできないことをやろうとしていたのでした。

ちょっとエントリーを躊躇してしまって、
相場が思っていたほうに動いているのに

「あーっ、動いちゃったよ。ここまで動いたら、
 もうエントリーする気になれないなぁ。
 ようし、こんど逆に動いた時を狙おう…。」

思っていた方向の大きな動きなのに
くやしさに顔を真っ赤にして指をくわえて見ていたこともありました。

「ちっ、やっぱりエントリーしときゃよかったなぁ。」

そう思うことも数多くありました。


たまたま天底をとれて、そのノントレンドがトレンドに転じて、
凄く大きく儲けれたこともありましたが、
そのようなことは稀でした。

たとえ儲けれたとしても、ほとんどの場合で薄利でした。

ちょこちょこ儲けては、ドーンとやられる、この繰り返しでした。

投資マインドが逆張り思考では相場の波になかなか乗れないのです。


決して逆張りを否定するものではありません。

逆張りと順張りを自在に使い分けられるのが理想です。

でも、もしも相場で負けているのなら、
高度な技術のいる逆張りは、トレンド投資マインドが身についた後に
しませんか。

安くなったと思って買ったらもっと下がるものなのです。
高くなったと思って売ればもっと上がるものなのです。

これが相場でよくある負けのパターンです。

だから以前の私を含めて多くの人が相場に負けるのです。


普通の人が相場で勝つにはトレンドに乗らなければなりません。


トレンドの波に乗るということは、(正規の定義ではありませんが)
矯正を促すために脳裏に焼きつくようにあえて極言しますと…

相場を見据えた上で、

『安くなり始めたら売る、高くなり始めたら買う』ということです。

勝つためには普通の考えと逆でなければなりません。


もちろん、逆張りも極めれば勝つことができることでしょう。
また、秘密の投資法でも利益を得ることができることでしょう。

でも、

「トレンドフォロー」

これがきっと、普通の人が相場で勝てる秘訣です。

出遅れたかと、

大きな相場の動きを指をくわえて眺めている人がいます。

違うのです。

逆張りで底と思って買ったらもっと下がるように、
あるいは天井と思って売ったらもっと上がることがあるように
なかなか天底はとれないものです。

ですから、

(本当に出遅れとなってしまうことも確かにありますが)
出遅れと思ってもまだまだ出遅れでないことのほうが多いのです。


「チャンスと見たらリスクをとって
 トレンドの流れに素直に乗ってみて、
 それがもしも底や天であって逆に動いてしまったら、
 損切りすれば良いだけ」と、

こんな単純な考えでまずトレンドフォローにトライしてみませんか。


トレンドの流れに素直に沿ってみて、
トレンドに乗ることをもっと体感してみましょう。

損切りもあるとは思いますが、
総じて相場にもっと勝てるようになります。

相場を見る目も大きく変わります。

このことが心底解るのに愚かな私は、先物以来10年以上かかりました。

FX 大きい目と小さい目で見えるも

今日から12月ですね。

今年のカレンダーもあと1枚となってしまいました。

クリスマスソングがいろいろなところから流れています。


さて、早速ですが、いつものように相場のお話です。

私もずっと以前に、
3分足や5分足を中心にスキャルピングをしていた頃があります。

そのとき、

「1時間足なんて悠長なもの使ってられないや」と思っていたものですが、

その後、トレンドの重要性に気づいてトレードスタイルを変えて
長い時間足を使うようになってから、

(最初とても違和感があったのですが、少し慣れてくると)


小さな時間足では見えないものが見えるようになってきました。


また一方、小さな時間軸でなければ見えないものもあります。



これらを例えますと、

普段、車で行きなれた道を徒歩で歩いてみると、

「へぇー、こんなところにこんなコーヒーショップがあったんだぁ。
 いつできたんだろうね。店内の調度品もなかなか洒落てるじゃない。」

というように、

車で通ると見えないものも歩いてみると新たな発見をすることがあります。

これが小さな時間軸ですね。


また、

誰でも飛行機に乗ることがあると思いますが、

離陸してまもなく、上空から窓越しに地表を見て

「あっ、あの海岸は今年の夏に海水浴のキャンプで行ったところだね。
 へぇー、案外狭い海岸と思っていたけどこうして見ると広いものだね。
 それにけっこう入り組んでいるなぁ。そうかあの岩場を越えたら、
 また続いているんだなぁ。ようし、こんど釣りにでも行こうか。」

なんて、行きなれた海岸に新たな発見をして楽しくなることがあります。

これが大きな時間軸ですね。


見えてくるものが違うのです。


ですから、小さな時間軸でも大きな時間軸でも
相場を見なければならないのですね。


見るのに慣れている時間軸から、別の時間軸を見るようになると
はじめはとても違和感や抵抗感がある場合があります。

でも、自らの既成の意識の垣根を取り払って見てみましょう。


人一倍相場で負け続けてきた私ですが、
儲けれるようになったのは、

「長い時間軸の良さが体の中から解ってきた」時からでした。


いつも読んでいること、いつも行っている相場なのですが、

あることに心の底から気づくと、劇的に変わります。

ブレーク・スルーは相場をやっていても起こります。

負け続けていたものが、急に勝ち続けられるようになるのです。

FX 得意なパターンでトレード

街中ではクリスマスソングがあちらでもこちらでも聞こえます。

明日からもう12月なのですものね。

月並みな言葉ですが、ほんとうに一年が過ぎ行くのは早いものです。


さて、

ある外為関連のサイトで「好きな通貨のアンケート調査」をしていました。

1位は大方の予想とおりのUSD/JPYでしたが、
2位は、NZD/JPYでした。

ニュージーランドの国鳥にちなんで、
キウイの愛称で親しまれているNZDですが、

レートの動きにある程度メリハリがあって、
なおかつ乱高下ではなくトレンドも形成しやすい通貨であることと、
高いスワップが人気となっているのかもしれません。

少しスプレッドが大きいのですが、相場を比較的読みやすい点も
人気の要因のようです。

デモトレードのランキングを競うイベントでも、
キウイは人気です。

もっとも、あれはデモトレードのランキング特有のテクニックにも
関係しているようで、とにかく保証金の安い通貨ペアでがっつり玉建て
して飛ばさないと、トップに入れない事情もあるようです。

保証金の高い通貨ペアでうまくトレードしても、玉数が少ないと
どうもトップにはなかなかなれないと聞いています。


このキウイの人気が市場の全般的な傾向かどうかは判りませんが、
確かに魅力のある通貨ですね。

一方、スキャルピングであれば、
単位時間当たりの振幅の大きいGBPが人気です。
でも、トレンドを捕らえてトレードするには少し難しい通貨のようです。

それぞれの好みのトレードスタイルと相性の良い通貨ペアや
自身の好きな通貨ペア、そして自分にとって勝ちやすい通貨ペアで
トレードをするのも勝率を上げることにつながりそうです。

また、好きな通貨ペアに限らず、「自身の得意なパターン」で
トレードすることも勝率を上げるものです。

ジリジリした膠着状態は、スワップ狙いは別としまして、
差益を得るトレードには不向きな相場の状態です。

そうしたとき、好きな通貨ペアであってもトレードは避けて、
その他のいろいろな通貨ペアの中で「自身の得意なパターン」と
なっている通貨ペアを見つけてトレードするのも作戦の1つとなります。

私も、指標の発表狙いはドル円が多いですが、
その時間帯でないときは、同じような相場の状態であれば、
スプレッドの小さい通貨ペアでトレードをして、
また、いろいろな通貨ペアの中でトレンドを見つけると
そちらでもトレードするようにしています。

FX 相場の道具のお話

ほとんどすべてオンライントレードの現在では、
相場の道具といえば、なんといってもパソコンですが、

昔ながらの相場の道具をかたくなに愛用している
ベテラン投資家がいます。

その人たちは、珠算家がそろばんを愛するように
パソコンの全盛の今でさえ、その相場の道具を手放しません。


その人たちの相場の道具とは、


その1つが「場帖(ばちょう)」です。

レートや売買一連の流れ(仕掛け、増玉、手仕舞い)を
記入する帳面のことですが、始値、高値、安値、終値を記入する人や、
終値のみを記載する人もいます。


2つ目が「玉帖(ぎょくちょう)」です。

売買と損益を記入し、資金と損益とポジションの状況を記入します。
トレードの過程でのポジションの増減を記入しますので、
ポジション数を把握できて、また手仕舞い時の損益も記入しますので
資金管理に用いられています。


3つ目が「グラフ」です。

為替レートの動きの傾向を見るために、
日足・週足・月足のローソク足や折れ線のグラフを描きます。


そして、なんと、

驚くことにすべて手書きで行うのです。


パソコン全盛の現代の感覚からしますと、
「なんと原始的なことを」と思ってしまうものですが、

実はとても重要な意味があるのですね。


実際にやらないと解らないそうですが、

「毎日、手で書くことによって、相場が見えてきたり、
 どこが良かったのか、悪かったのか、そして資金管理の状況が体で解る」

そうなのです。


「翌日のグラフが解る」という人さえいるようです。


私も、パソコンのチャートを相場の流れを追って
20時間くらいただひたすらにチャートの動きを眺め続ける、
俯瞰法を長らく実践したことはありますが、
怠け者なので手書きまでは実践していません。


そういえば、相場師であった私の亡父も部屋の壁一面にグラフ用紙を貼り、
毎日、グラフを手で描いていました。


最新技術のリアルチャートでも見えないものが見えるのですから、
古きことでも、あながち馬鹿にできないようです。


これもいわゆる温故知新なのかもしれませんね。

FX オーディエンスのお話

みのもんたさんのクイズミリオネアというTV番組がありますね。

あの独特なぐうーっと引っ張る間合いと、
なんといっても、みのさんの顔がたまりませんね。
私もファンのひとりで、良く見ています。

あの中で、ライフラインというのがあるのですが、
「テレフォン」は時間が短すぎるせいか、
いまいち役に立たないことが多いようですけど、

コンピューターが回答を2つに分ける「フィフティ・フィフティ」と
聴衆に聞く「オーディエンス」は、
10,000,000円の獲得にとても強い味方となっているようですね。


ところで、FXのレートもオーディエンスとなっています。
投票結果がレートに反映されているわけですね。

よくレートは「美人投票」だなんて言われたりしています。

美人投票といえば、「ミス・ユニバース」という世界一の美人を
決めるコンテストがありますが、
各国の代表が競い合うようすは、まさにFXに似ています。


FXは「通貨のペアをトレード」しますから、
株式の売買などと違い、
必ず「売りと買いが並存」しているわけですね。

つまり、例えばEUR/JPYを買うということは、
「EURを買って」同時に「JPYを売る」ことですし、

また例えばGBP/JPYを買うということは、
「GBPを買って」同時に「JPYを売る」ことなわけです。

それで、

EUR/JPYが美人投票されて「レート」という投票結果が出ます。
そしてまた、GBP/JPYも美人投票されて「レート」という投票結果が出ます。

まぁ、これだけでもトレードが完結しますので
儲けれたとか損したとか、結果が出るわけで、
これで終わりでも良いのですが、

美人投票であれば、
じゃぁ、EURとGBPはどちらが美人なんだ、と

まるでEUR/JPYとGBP/JPYとが、ミス・ユニバースの1次戦で、
EURとGBPの決勝も見たくなる人もいるわけです。

つまり、

EUR/GBPもトレードして、結果を見たい、
どっちが美人なのか決着を見たい人もいるわけですね。

で、コンテスト前に予想をするわけですが、
もしかすると、1次戦の成り行きがこの決勝の行く末の
参考となるかもしれないと考えるのも自然なことです。

ところが

実はFXの美人コンテストは、
1次戦も決勝戦も同時進行で行われていますから、
なかなか難しいのですね。

でも、これらの相関通貨ペア
つまり、EUR/JPYとGBP/JPYとEUR/GBPのどれかが
相関において変な動き、
ちょっと難しい言葉でいいますと、
「相関における乖離や歪」が発生していたら、
オーディエンスのように、多数のほうが正しいことが多いので、
これらの相関通貨ペアの中で少数派となるものの乖離や歪は、
「やがて修正の動きがあるであろう」と予想されるわけです。

この考えを応用しますと、

例えばEUR/JPYを買って、GBP/JPYを売るということは、
理論的にはEUR/GBPを買うのと同じですが、

実際は、これら3つの通貨ペアは独立してトレードされていますから、
現値は理論と差が生じていて、

この現値とあるべき値(理論値)に差がある程度生じた時、
乖離の収束を予想してポジションを持つトレード法も考えられるわけです。

なんか、難しいお話になってしまいましたね。

ごめんなさい。

FX 投資法と時の洗礼

いろいろな投資法が開発されていますが、
時の洗礼を受けて、やがて多くは消えてゆきます。

多くのテクニカル指標を組み合わせれば、
精度が上がるかといえば、合成の誤謬が生じて、そうとも言えず、
「取」からさらに進化してある程度「捨」を施して、
シンプルに円熟した投資技術でなければ、
迷う要素が多く実戦で混乱をきたすこともあるようです。

「時の洗礼」と言えば、
100年の時を経てもなお輝き続けているダウ理論はすばらしいですね。
まさに本物の投資理論ですね。投資理論の元祖です。

もともとは外為市場の理論ではありませんが、
FXも相場である以上、とても有効です。


*平均はすべての事象を織り込む。

*トレンドには3種類(主要トレンド・二次的トレンド・小トレンド)ある。
 この中で重要なのはマーケットの主要な方向性である。

*主要トレンドは3段階からなる

*平均は相互に確認されなければならない

*トレンドは出来高でも確認されなければならない

*トレンドの転換は明白なシグナルが出るまで継続する

と、ダウは述べています。


また、

ダウ理論ほどの歴史はありませんが、
移動平均線を考案したジョセフ・グランビル(Joseph E. Granville)の
「グランビルの法則」というのもありますね。

もともとは、株価の動きを移動平均線を使って
予想しようという法則ですが、為替取引でも有効です。

次々と新たな投資手法が考案されている中にあって
このグランビルの法則も時代を経てもなお有効なとても優れた法則です。


<買いポイント>

(1) 下向きだった移動平均線が、横ばいか上向きになり、
  レートが移動平均線を上に突き抜けたら買い
  ※買いの場合の1番のポイント

(2) 上昇している移動平均線をレートが下まわった(割り込んだ)ものの、
  ふたたび移動平均線を突き抜けて反発したら買い(押し目買い)

(3) 上昇している移動平均線の上で、レートが下落したものの、
  移動平均線に触れずに反発したら買い

(4) 下降している移動平均線をレートが大幅に下まわり(割り込み)、
  乖離が大きくなったら買い(リバウンド狙い)


<売りポイント>

(1) 上向きだった移動平均線が、横ばいか下向きになり、
  レートが移動平均線を下に突き抜けたら売り
  ※売りの場合の1番のポイント

(2) 下降している移動平均線をレートが上まわった(越えた)ものの、
  ふたたび下落して移動平均線を突き抜けたら売り

(3) 下降している移動平均線の下で、レートが上昇したものの、
  移動平均線に達することなく反落したら売り

(4) 上昇している移動平均線をレートが大幅に上まわり(越えて)、
  乖離が大きくなったら売り


また、誰の言葉かは知らないのですが、

「上げ相場の押し目買い」

「下げ相場の戻り売り」

というのもありますね。

簡単な言葉ですが、
もしも、なにも持たずにトレードしているとしたら、
とても頼りになる杖となることでしょう。


古きをたずねて新しきを知る…。

FXの投資法でも基本を知るだけなら「温故知新」も有効のようです。


FX シンプルに考える

ディープインパクトがジャパンカップで優勝しましたね。

私は以前は競馬に凝っていた時期がありましたが、
今はほとんどやりません。

私の知り合いで洋菓子屋の社長がいるのですが、
その人は実に競馬に詳しい人で、
馬体重がどうの、芝だのダートだの、右回りだの、ブリンカーがどうのと
まぁ、競馬素人の私には驚くばかり詳しく、
各馬の前走の着順まで覚えているのにはビックしてしまいました。

で、難しい馬券を取ることもあるのですが、
全体の戦績はといいますと、あまりかんばしくないのです。

「きゃー、タケさん素敵〜!」

なんて言っているギャルたちでも取れる馬券が
取れなかったりするのですね。

詳しすぎることがアダとなることもあるようです。


ギャルたちで思い出しましたが、
今日、あるテレビ番組で「セクハラ」についての討論をしていまして、

どこまでが許容されるのだろうとか、
それでは、電車に乗ってもピストルを突きつけられた時のように
男は両手を挙げてつり革につかまっていなくてはならないとか、
社会での定義はどうのとか、それはセクハラになるとかならないとか、
ごちゃごちゃとした論議をしていたのですが、

ある人が

「セクハラなんてものはねぇ、
 ようは、好きな男にして欲しいことを、好きでもない男がするから
 セクハラになるんだよ。」

の発言で、一同大爆笑。

難しい論議よりも、なんともスッキリとした定義だろうと
感心してしまいました。(笑)


単純が複雑に優ることはよくあることです。

FXのトレードでも例外ではないようです。

単純に「下げているなら、売ってみようか」で大儲けしている人もいれば、

あれこれ複雑に考え過ぎて、
せっかくの大きなチャンスを指をくわえて傍観してしまっている人、

こんなに下げているのに、損切りせずに耐え忍んでいる人、

底を取ろうとして、中途半端な買いを仕掛けて打ちのめされている人、

さまざまな人がいます。


連日の同じ方向の大きな動きで利を得れないのは、
どこか投資行動が間違っている可能性があります。

あれこれ複雑に考えないで、

ともあれ
チャンスと見たらリスクをとって
流れに素直に乗ってみて、
それがもしも底であって逆に動いてしまったら、
損切りすれば良いだけと、

こんな単純な考えが優れていることもありそうですね。

「まだはもうなり、もうはまだなり」
という禅問答のような言葉がありますが、

どうも「もうはまだなり」のケースのほうが少し多いかもしれません。




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