FX ファンダメンタルとテクニカル分析

先週金曜日の米雇用統計は荒れましたね。

今年の米雇用統計の発表ですが、
なんと7月以来5回連続で前回発表値の修正がありました。
しかも万人単位の修正発表がほとんどですから、
ちょっと統計発表に疑問符の感があります。
なにか意図でもあるのと思わず勘ぐってしまいます。


さて、今日も相場のお話です。

頑固なファンダメンタリストの言わせると

「そもそもテクニカルチャートなどというものは、
 過去の記録にしか過ぎないんだよ。
 つまり、テクニカルチャートとはレートのアーカイブなわけだ。
 それ以上でもそれ以下でもない。
 大切なのは経済情勢や相対金利なんだよ。」

うーん、なんともっともなお話なんでしょう。

で、テクニカルリストの言い分を聞くと

「では、先ほどから20Pipsほどの値動きがあったが、
 ここ数分で何か経済情勢が変わったのだろうか。
 金利が変わったのだろうか。要人の発言があったのだろうか。
 これこそ、テクニカルな動きと考えるが、どうなのだろうか。
 さぁ、ファンダメンタルで説明していただきたい…。」

尽きることのない二派の論争ですが、(笑)

どちらもそれですべてではないが、どちらもある意味正しいというのが、
大岡(越前)裁きというもののような気がしますね。
どちらも必要なものなのだと…。

大きな流れは、ファンダメンタルに収束して、
時に経済指標の発表などでファンダメンタルは大きく相場を
揺り動かします。
そして、すべてのファンダメンタルを織り込んだチャートは、
方向性や市場心理や行き過ぎを鏡のように写し出します。


テクニカルチャート分析のひとつの考え方に、
投錨(anchoring)というものがあります。

投錨とは錨(いかり)を降ろすこと。
相場の方向は継続性があることが多い、
という相場の分析的な性質を表します。
順張り指向の拠り所となっていることです。

テクニカル分析の始祖のチャールズ・ダウはこう述べました。

「トレンドの転換は明白なシグナルが出るまで継続する」


また一方、調整(correction)という考え方もあります。
相場は多くで行き過ぎる。買われすぎたもの売られすぎたものは、
必ず反対方向に調整される、という相場の分析的な性質もあります。
逆張り指向の拠り所となっていることです。


さぁ、困りましたね。
テクニカル派はテクニカル派での論争があったのですね。

しかしこの論争は「相場の状況によりそれぞれに適用されるべき」
ということで落ち着いているようです。

ですから、

今はどちらを適用すべき時か、をまず分析しないことには、
その後のテクニカル判断もできないのですね。

それをせずにどの相場の状態でも、一つ覚えのテクニカル指標で
相場を計測しようとすると、いろいろまずいことが多いようです。


         ☆ ☆ ☆


今、家にいたとすると、
少なくとも数分後もその家にいる可能性が多く、
しかし、車に乗り込んだというファンダメンタルが起こると、
またしばらく移動が継続している可能性が高く、
またしかし、移動はいつか終わり、
用事を済ますところで少し滞在した後は、
用事が終わったというファンダメンタルによって、
また家路へと移動して、
行き過ぎてタバコ屋に寄っても、やがてはもとの家に着く。
そうして、家に着いた後は数時間後もその部屋にいる可能性が高い――。


こんなところにも相場を見る思いがします。

日常にもこんなこと考えている私はやっぱり相場馬鹿ですね。(苦笑)



FX 舞台オープン

政府の中央防災会議が、
中部・近畿圏で最大震度7の直下型大地震が
起こる可能性があると発表しましたね。

震度予測としては、初めてのことだそうです。

中部・近畿の大地震は100〜150年周期で発生する東南海・南海地震の
前後60年間に起こることが多いそうで、
活断層の調査などの結果、公表に至ったようです。
でも、すぐに起こるということではないそうです。

地震にも周期があるのですね。

ともするとパニックにもなりかねない発表ですが、
注目を集めています。


さて、今日はいよいよ米雇用統計の発表日ですね。

このブログを書いている時点では、
今日の日本の機械受注などの経済指標が弱かったため、
いくぶん円安とはなっているものの、
総じてドルやユーロなど、不気味なくらい静かな相場となっていて、
様子見ムードが漂っています。


テクニカルはオカルトだなんて、経済指標に詳しいファンダメンタリスト
から罵られることがありますが、

短・中・長の移動平均線もやや「合」となっていて、
激動を暗示するようでなんか不気味です。(笑)

チャートを提供してくれているIBからも、
英文で「表示が遅くなることがある」「スルーしても保障しない」など
メッセージも流れてきます…。

なんか、

舞台がオープンする前に場内が静かに暗くなり、
グーンとムードが高まってくるようで、
ワクワク感と緊張感が交錯するような感じです。映画


今週のADP雇用統計が良い内容であったことなどで、
「前回より良い内容ではないか」という予想も出ているようですが、
今日の雇用統計の発表の結果はどうなるのでしょうか。

「大山鳴動して鼠一匹」なんてこともありますが、
静かに注目してみたいと思います。

週を明けて12日(火)の夜の10時半には米貿易収支が、
そして、13日未明にはFOMCの発表も控えています。

さぁ、今年のメインイベントの開幕です!


FX 両建てについて考える

北海道では氷雨(ひさめ)が降っています。

昔々のその昔、「氷雨」という歌謡曲がヒットしたことがありました。

ご存知の方は少ないでしょうね。


さて、為替相場のお話です。

経済指標の発表があって、
よくレートが短期的に狂ったように急騰や急落をすることがありますね。

狂喜することもありますし、

恐怖を覚えることもあります。(苦笑)

12月のこれからも、
週末8日(金)の夜の10時半には米雇用統計が、
週を明けて12日(火)の夜の10時半には米貿易収支が、
そして、13日未明にはFOMCの発表が控えています。


経済指標に絡んだ「秘密の投資法」を持っている人は別ですが、

大きな経済指標の前では、
よほどファンダメンタルズを研究している人であれば予想を立てて、
あえて事前にポジションを持つこともあると思われるものの、
基本は、ポジションをスクエアにしておくのが良いとされています。

あとは、経済指標が発表されて、レートの方向が確認できたら、
入りにくいエントリーですが、
どこかでなんとか流についていくのが良く知られている方法ですね。

このようにチャンスと見て挑戦するのも立派な戦法だと思いますし、

また、「君子危きに近寄らず」というのも、
決して馬鹿にできない戦法だと思います。


さて、魅惑的で危険な経済指標の発表ですが、
ドーンと一方向にレートが動く場合と、ちょっと乱高下して、
その後に方向が固まって大きくレートが動く場合とがありますね。
半分近くがこのケースのようです。

このようないったん乱高下をするケースでは、
言葉だけで言いますと、
「方向を見定めた後に相場の流に従ってエントリーすればよい」
となるのですが、実際はなかなか難しいものです。


で、いろいろな理由から

「乱高下の分だけ」
「スプレッドの手数料を払ってでも」
「乱高下が無いことにできたら」とか、

あるいは

「経済指標の発表での大きなレートの動き自体をすべて」
「スプレッドの手数料を払ってでも」
「無いものにできたら」

良いのにと思ったことはありませんか?


とても難しい机上の空論のようなテクニックなのですが、
「両建て法」と「擬似両建て法」の2つがあります。

両建てとは、文字とおり同一通貨ペアを売り買い両方ポジションを
持つということですが、「利用者にほとんど益なし」ということで、
両建てのできないFX取り扱い会社が多いですね。

擬似両建てとは、例えば順相関のきわめて強いUSD/JPYとHKD/JPYなどで、
売り買い両方のポジションを持つことです。
また、売り買いが並存しているという通貨ペアの性質を利用して、
例えば、USD/JPYを買うということは、USDを買って、JPYを売ること
になりますので、USD・EUR・JPYなどで構成される通貨ペアの
売買が相殺されるように、通貨ペアの売買を組んでポジションを持つ
などの方法もあります。

それで、
両建てや擬似両建てをした後、どうするかといいますと、

乱高下を経た後、一方向に相場の動きが決まったことを見届けてから、
ヘッジの役割の終わったマイナスとなっている通貨ペアを決済して、
その後の一方向のレートの動きで利益を得ようというわけです。

こうしてみると、
結果では方向を見定めた後に相場の流に従って単一通貨ペアをエントリー
したのと同じなわけで、スプレッドの分だけ損するようで、
なんらメリットが無いようですが、

事前に時間的余裕をもって仕込めるメリットや、
事前予想がある程度建てられる場合に、
両建てのバランスを例えば2対1などとして、
予想と異なった場合の保険的で弛緩的な半ヘッジに使ったり、
また、両建ての片外(はず)しのタイミングをウマくやると
少し利益を得られる可能性がわずかにあるので、
乱高下に備えるとともにそれも少し狙ってみようという
メリットがあるとされています。

まぁ、ほとんど机上の空論に近い現実には難しい方法ですが、
知っていても損は無いようですね。

FX もちあい離れのお話

「もちあい離れにつけ」という言葉がありますね。

恐怖感を覚えたり、狂喜するほどの激しいレートの動きもあれば、
どちらつかずで、イライラする膠着や「もちあい」と呼ばれる
相場の状態があります。

このようなときは、トレードのタイミングではないことが多いのですが、
この「もちあい」を経て、少しもみ合った後、レートがどちらかに
グンと動くことがあります。

これが「もちあい離れ」ですが、
昔から、もちあいが離れた方にポジションを持つと、(例外もありますが)
おおむね良いとされています。

この「もちあい」の状態は、見かけは動きがあまりないのですが、
言うなれば相場のエネルギーを溜め込んでいる状態なのか、
これを抜けると大きく動くことが多いようです。
「三角もちあい」などが有名で、これを過ぎるとレートが動きます。

一般的には、レートが上げてきた後、もちあいになると、その後、
もちあいを抜けたとき、また上昇することが多いとされています。

でも、逆に動くことも少なくありませんから、
「もちあい」の後は、固定観念によらずに、
どちらかに大きくレートが動く可能性が高い、
との認識が無難なように思います。

さて、もちあいの離れに付くわけですから、
下げたら下げた方に、上げたら上げたほうにポジションを持つわけですが、
このとき、以下にような複数の状態が合わさっていると、
経済指標の発表などによる例外もなくはありませんが、
それ以外であれば信頼度が高まるようです。


*大きな流れが上げ相場で、もちあいが上に抜けたとき

*大きな流れが下げ相場で、もちあいが下に抜けたとき

*レートが移動平均線より上に位置するブルの状態で、
 下がり気味のもちあいが上に抜けたとき

*レートが移動平均線より下に位置するベアの状態で、
 上がり気味のもちあいが下に抜けたとき


などです。


グッと上げたり下げたりしたら、その天井を狙い打とういう逆張り手法も
ありますが、多少遅れたと思っても素直に流れに乗ってみましょう。
きっと勝率が上がります。


余談ですが、

普通「もちあい」と言いますと、レート(ローソク足)自体で見るのですが、
「移動平均線のもちあい」というのもあります。

めったに示現しないのですが、

短い期間の移動平均線と中くらいの期間の移動平均線と
長い期間の移動平均線が一束になる「移動平均線のもちあい」、

例えば、21日間移動平均線と75日移動平均線と300日移動平均線が
一束に見えるようなときです。

一種の転換点の示現なのか、これは爆発前の前兆で、
遅かれ早かれ、レートがどちらかに大きく動くことがとても多いようです。


このようなわけで、私はチャートに300日移動平均線も表示させています。
(200日以上が望ましいですが、必ずしも300日でなくとも良いようです)

この300日移動平均線は、レートがこの上か下かで、
大きな流れでブル(強気相場)なのか
ベア(弱気相場)なのかを大まかに見るのにも役立ちます。

FX エックス・デーのお話

ジングルベル♪があちこちで聞こえるこの時期になると
ボーナス時期でもあり、年末商戦が真っ盛りとなりますね。

米国でもクリスマス商戦が真っ盛りです。
北欧生まれのサンタさんもビックリの盛況振りです。
なんとこの時期に年間の4分の1もの個人消費があるとのことです。

個人消費が好景気と言われる割には鈍い日本ですが、
今年の米国の個人消費は活発なようですね。


さて、為替のお話です。

11月下旬の日本の勤労感謝の日と
米国のサンクスギビングデーをはさんで
ヘッジファンドのキャリートレード解消(利確)の動きで、
買い方のストップロスも巻き込み、
日本とスイスを除き米ドルを中心に為替相場が下げ、
その後、欧州通貨が高値となった月末月初でした。

キャリートレードといいますと、
スワップ狙いのトレードように解釈されることがありますが、
本来は、低金利である円やスイスなどで資金を調達し、
高金利である、ドルや豪ドル、ポンドなどで運用する
アービトラージの投資手法のことです。

さて現在(ブログを書いている時点)は、
ドル安、円安、欧州通貨高という状態でのレンジ相場となっています。

ここにきて、昨2005年14日から為替相場が急落したことで、
個人投資家の間で、今年のエックス・デーは何日だろうか、
という話題が持ち上がっています。

ちょっと仕掛けが早めにあるんじゃないかとか。
いろんなことがささやかれています。

そんなことを聞きますと、なんか気になりますね。

今週末8日(金)の夜の10時半には米雇用統計が、
週を明けて12日(火)の夜の10時半には米貿易収支が、
そして、13日未明にはFOMCの発表があります。

ファンダメンタルの予想など大それたことはできませんが、
もし今年もエックス・デーがあるのなら、
ヘッジファンドの玉数は巨大ですから、
一日での解消は難しいでしょうから、
やはり13日〜15日が該当するのかもしれませんね。

そして、解消であるならば、反対売買となるので
そっくり返っているチャートの通貨などを
私も少しずつスクエアにして、
エックスデーに備えておこうかと思っています。


後は、大河に浮かべる笹舟のように
流れに逆らわず、沈まぬように流れに沿うだけです。


馬の尻尾に付して万里を渡る蝿のように…、

これが私のようなゴミ投資家の生きる道です。(笑)


FX 投資法より大切なこと

投資法の勉強をする人は多いものですが、

投資マインドのほうがときに投資法よりも大切なことがあります。


誰でも普通は

「1Pipでも安くなったら買いたい、1Pipでも高くなったら売りたい」と

思うものです。


これはとても自然な考え方なのですが、

この考えこそが、以前の私を相場で負けさせていたのでした。

この普通に見えるこの考え方は、実はコントラリアンの思考なのです。


おまけに私は、間違った方法でオシレーター系のテクニカル指標の勉強を
していたものですから、さらに事態の悪化に拍車がかかりました。

コントラリアンの思考法は私の相場を破壊しました。
はじめは勝てていたのにほとんど勝てなくなりました。

なんとか、「天底を取ろう」とだけ念じてチャートを見ていました。
一部の天才にしかできないことをやろうとしていたのでした。

ちょっとエントリーを躊躇してしまって、
相場が思っていたほうに動いているのに

「あーっ、動いちゃったよ。ここまで動いたら、
 もうエントリーする気になれないなぁ。
 ようし、こんど逆に動いた時を狙おう…。」

思っていた方向の大きな動きなのに
くやしさに顔を真っ赤にして指をくわえて見ていたこともありました。

「ちっ、やっぱりエントリーしときゃよかったなぁ。」

そう思うことも数多くありました。


たまたま天底をとれて、そのノントレンドがトレンドに転じて、
凄く大きく儲けれたこともありましたが、
そのようなことは稀でした。

たとえ儲けれたとしても、ほとんどの場合で薄利でした。

ちょこちょこ儲けては、ドーンとやられる、この繰り返しでした。

投資マインドが逆張り思考では相場の波になかなか乗れないのです。


決して逆張りを否定するものではありません。

逆張りと順張りを自在に使い分けられるのが理想です。

でも、もしも相場で負けているのなら、
高度な技術のいる逆張りは、トレンド投資マインドが身についた後に
しませんか。

安くなったと思って買ったらもっと下がるものなのです。
高くなったと思って売ればもっと上がるものなのです。

これが相場でよくある負けのパターンです。

だから以前の私を含めて多くの人が相場に負けるのです。


普通の人が相場で勝つにはトレンドに乗らなければなりません。


トレンドの波に乗るということは、(正規の定義ではありませんが)
矯正を促すために脳裏に焼きつくようにあえて極言しますと…

相場を見据えた上で、

『安くなり始めたら売る、高くなり始めたら買う』ということです。

勝つためには普通の考えと逆でなければなりません。


もちろん、逆張りも極めれば勝つことができることでしょう。
また、秘密の投資法でも利益を得ることができることでしょう。

でも、

「トレンドフォロー」

これがきっと、普通の人が相場で勝てる秘訣です。

出遅れたかと、

大きな相場の動きを指をくわえて眺めている人がいます。

違うのです。

逆張りで底と思って買ったらもっと下がるように、
あるいは天井と思って売ったらもっと上がることがあるように
なかなか天底はとれないものです。

ですから、

(本当に出遅れとなってしまうことも確かにありますが)
出遅れと思ってもまだまだ出遅れでないことのほうが多いのです。


「チャンスと見たらリスクをとって
 トレンドの流れに素直に乗ってみて、
 それがもしも底や天であって逆に動いてしまったら、
 損切りすれば良いだけ」と、

こんな単純な考えでまずトレンドフォローにトライしてみませんか。


トレンドの流れに素直に沿ってみて、
トレンドに乗ることをもっと体感してみましょう。

損切りもあるとは思いますが、
総じて相場にもっと勝てるようになります。

相場を見る目も大きく変わります。

このことが心底解るのに愚かな私は、先物以来10年以上かかりました。

FX 大きい目と小さい目で見えるも

今日から12月ですね。

今年のカレンダーもあと1枚となってしまいました。

クリスマスソングがいろいろなところから流れています。


さて、早速ですが、いつものように相場のお話です。

私もずっと以前に、
3分足や5分足を中心にスキャルピングをしていた頃があります。

そのとき、

「1時間足なんて悠長なもの使ってられないや」と思っていたものですが、

その後、トレンドの重要性に気づいてトレードスタイルを変えて
長い時間足を使うようになってから、

(最初とても違和感があったのですが、少し慣れてくると)


小さな時間足では見えないものが見えるようになってきました。


また一方、小さな時間軸でなければ見えないものもあります。



これらを例えますと、

普段、車で行きなれた道を徒歩で歩いてみると、

「へぇー、こんなところにこんなコーヒーショップがあったんだぁ。
 いつできたんだろうね。店内の調度品もなかなか洒落てるじゃない。」

というように、

車で通ると見えないものも歩いてみると新たな発見をすることがあります。

これが小さな時間軸ですね。


また、

誰でも飛行機に乗ることがあると思いますが、

離陸してまもなく、上空から窓越しに地表を見て

「あっ、あの海岸は今年の夏に海水浴のキャンプで行ったところだね。
 へぇー、案外狭い海岸と思っていたけどこうして見ると広いものだね。
 それにけっこう入り組んでいるなぁ。そうかあの岩場を越えたら、
 また続いているんだなぁ。ようし、こんど釣りにでも行こうか。」

なんて、行きなれた海岸に新たな発見をして楽しくなることがあります。

これが大きな時間軸ですね。


見えてくるものが違うのです。


ですから、小さな時間軸でも大きな時間軸でも
相場を見なければならないのですね。


見るのに慣れている時間軸から、別の時間軸を見るようになると
はじめはとても違和感や抵抗感がある場合があります。

でも、自らの既成の意識の垣根を取り払って見てみましょう。


人一倍相場で負け続けてきた私ですが、
儲けれるようになったのは、

「長い時間軸の良さが体の中から解ってきた」時からでした。


いつも読んでいること、いつも行っている相場なのですが、

あることに心の底から気づくと、劇的に変わります。

ブレーク・スルーは相場をやっていても起こります。

負け続けていたものが、急に勝ち続けられるようになるのです。

FX 得意なパターンでトレード

街中ではクリスマスソングがあちらでもこちらでも聞こえます。

明日からもう12月なのですものね。

月並みな言葉ですが、ほんとうに一年が過ぎ行くのは早いものです。


さて、

ある外為関連のサイトで「好きな通貨のアンケート調査」をしていました。

1位は大方の予想とおりのUSD/JPYでしたが、
2位は、NZD/JPYでした。

ニュージーランドの国鳥にちなんで、
キウイの愛称で親しまれているNZDですが、

レートの動きにある程度メリハリがあって、
なおかつ乱高下ではなくトレンドも形成しやすい通貨であることと、
高いスワップが人気となっているのかもしれません。

少しスプレッドが大きいのですが、相場を比較的読みやすい点も
人気の要因のようです。

デモトレードのランキングを競うイベントでも、
キウイは人気です。

もっとも、あれはデモトレードのランキング特有のテクニックにも
関係しているようで、とにかく保証金の安い通貨ペアでがっつり玉建て
して飛ばさないと、トップに入れない事情もあるようです。

保証金の高い通貨ペアでうまくトレードしても、玉数が少ないと
どうもトップにはなかなかなれないと聞いています。


このキウイの人気が市場の全般的な傾向かどうかは判りませんが、
確かに魅力のある通貨ですね。

一方、スキャルピングであれば、
単位時間当たりの振幅の大きいGBPが人気です。
でも、トレンドを捕らえてトレードするには少し難しい通貨のようです。

それぞれの好みのトレードスタイルと相性の良い通貨ペアや
自身の好きな通貨ペア、そして自分にとって勝ちやすい通貨ペアで
トレードをするのも勝率を上げることにつながりそうです。

また、好きな通貨ペアに限らず、「自身の得意なパターン」で
トレードすることも勝率を上げるものです。

ジリジリした膠着状態は、スワップ狙いは別としまして、
差益を得るトレードには不向きな相場の状態です。

そうしたとき、好きな通貨ペアであってもトレードは避けて、
その他のいろいろな通貨ペアの中で「自身の得意なパターン」と
なっている通貨ペアを見つけてトレードするのも作戦の1つとなります。

私も、指標の発表狙いはドル円が多いですが、
その時間帯でないときは、同じような相場の状態であれば、
スプレッドの小さい通貨ペアでトレードをして、
また、いろいろな通貨ペアの中でトレンドを見つけると
そちらでもトレードするようにしています。

FX 相場の道具のお話

ほとんどすべてオンライントレードの現在では、
相場の道具といえば、なんといってもパソコンですが、

昔ながらの相場の道具をかたくなに愛用している
ベテラン投資家がいます。

その人たちは、珠算家がそろばんを愛するように
パソコンの全盛の今でさえ、その相場の道具を手放しません。


その人たちの相場の道具とは、


その1つが「場帖(ばちょう)」です。

レートや売買一連の流れ(仕掛け、増玉、手仕舞い)を
記入する帳面のことですが、始値、高値、安値、終値を記入する人や、
終値のみを記載する人もいます。


2つ目が「玉帖(ぎょくちょう)」です。

売買と損益を記入し、資金と損益とポジションの状況を記入します。
トレードの過程でのポジションの増減を記入しますので、
ポジション数を把握できて、また手仕舞い時の損益も記入しますので
資金管理に用いられています。


3つ目が「グラフ」です。

為替レートの動きの傾向を見るために、
日足・週足・月足のローソク足や折れ線のグラフを描きます。


そして、なんと、

驚くことにすべて手書きで行うのです。


パソコン全盛の現代の感覚からしますと、
「なんと原始的なことを」と思ってしまうものですが、

実はとても重要な意味があるのですね。


実際にやらないと解らないそうですが、

「毎日、手で書くことによって、相場が見えてきたり、
 どこが良かったのか、悪かったのか、そして資金管理の状況が体で解る」

そうなのです。


「翌日のグラフが解る」という人さえいるようです。


私も、パソコンのチャートを相場の流れを追って
20時間くらいただひたすらにチャートの動きを眺め続ける、
俯瞰法を長らく実践したことはありますが、
怠け者なので手書きまでは実践していません。


そういえば、相場師であった私の亡父も部屋の壁一面にグラフ用紙を貼り、
毎日、グラフを手で描いていました。


最新技術のリアルチャートでも見えないものが見えるのですから、
古きことでも、あながち馬鹿にできないようです。


これもいわゆる温故知新なのかもしれませんね。

FX オーディエンスのお話

みのもんたさんのクイズミリオネアというTV番組がありますね。

あの独特なぐうーっと引っ張る間合いと、
なんといっても、みのさんの顔がたまりませんね。
私もファンのひとりで、良く見ています。

あの中で、ライフラインというのがあるのですが、
「テレフォン」は時間が短すぎるせいか、
いまいち役に立たないことが多いようですけど、

コンピューターが回答を2つに分ける「フィフティ・フィフティ」と
聴衆に聞く「オーディエンス」は、
10,000,000円の獲得にとても強い味方となっているようですね。


ところで、FXのレートもオーディエンスとなっています。
投票結果がレートに反映されているわけですね。

よくレートは「美人投票」だなんて言われたりしています。

美人投票といえば、「ミス・ユニバース」という世界一の美人を
決めるコンテストがありますが、
各国の代表が競い合うようすは、まさにFXに似ています。


FXは「通貨のペアをトレード」しますから、
株式の売買などと違い、
必ず「売りと買いが並存」しているわけですね。

つまり、例えばEUR/JPYを買うということは、
「EURを買って」同時に「JPYを売る」ことですし、

また例えばGBP/JPYを買うということは、
「GBPを買って」同時に「JPYを売る」ことなわけです。

それで、

EUR/JPYが美人投票されて「レート」という投票結果が出ます。
そしてまた、GBP/JPYも美人投票されて「レート」という投票結果が出ます。

まぁ、これだけでもトレードが完結しますので
儲けれたとか損したとか、結果が出るわけで、
これで終わりでも良いのですが、

美人投票であれば、
じゃぁ、EURとGBPはどちらが美人なんだ、と

まるでEUR/JPYとGBP/JPYとが、ミス・ユニバースの1次戦で、
EURとGBPの決勝も見たくなる人もいるわけです。

つまり、

EUR/GBPもトレードして、結果を見たい、
どっちが美人なのか決着を見たい人もいるわけですね。

で、コンテスト前に予想をするわけですが、
もしかすると、1次戦の成り行きがこの決勝の行く末の
参考となるかもしれないと考えるのも自然なことです。

ところが

実はFXの美人コンテストは、
1次戦も決勝戦も同時進行で行われていますから、
なかなか難しいのですね。

でも、これらの相関通貨ペア
つまり、EUR/JPYとGBP/JPYとEUR/GBPのどれかが
相関において変な動き、
ちょっと難しい言葉でいいますと、
「相関における乖離や歪」が発生していたら、
オーディエンスのように、多数のほうが正しいことが多いので、
これらの相関通貨ペアの中で少数派となるものの乖離や歪は、
「やがて修正の動きがあるであろう」と予想されるわけです。

この考えを応用しますと、

例えばEUR/JPYを買って、GBP/JPYを売るということは、
理論的にはEUR/GBPを買うのと同じですが、

実際は、これら3つの通貨ペアは独立してトレードされていますから、
現値は理論と差が生じていて、

この現値とあるべき値(理論値)に差がある程度生じた時、
乖離の収束を予想してポジションを持つトレード法も考えられるわけです。

なんか、難しいお話になってしまいましたね。

ごめんなさい。

FX 投資法と時の洗礼

いろいろな投資法が開発されていますが、
時の洗礼を受けて、やがて多くは消えてゆきます。

多くのテクニカル指標を組み合わせれば、
精度が上がるかといえば、合成の誤謬が生じて、そうとも言えず、
「取」からさらに進化してある程度「捨」を施して、
シンプルに円熟した投資技術でなければ、
迷う要素が多く実戦で混乱をきたすこともあるようです。

「時の洗礼」と言えば、
100年の時を経てもなお輝き続けているダウ理論はすばらしいですね。
まさに本物の投資理論ですね。投資理論の元祖です。

もともとは外為市場の理論ではありませんが、
FXも相場である以上、とても有効です。


*平均はすべての事象を織り込む。

*トレンドには3種類(主要トレンド・二次的トレンド・小トレンド)ある。
 この中で重要なのはマーケットの主要な方向性である。

*主要トレンドは3段階からなる

*平均は相互に確認されなければならない

*トレンドは出来高でも確認されなければならない

*トレンドの転換は明白なシグナルが出るまで継続する

と、ダウは述べています。


また、

ダウ理論ほどの歴史はありませんが、
移動平均線を考案したジョセフ・グランビル(Joseph E. Granville)の
「グランビルの法則」というのもありますね。

もともとは、株価の動きを移動平均線を使って
予想しようという法則ですが、為替取引でも有効です。

次々と新たな投資手法が考案されている中にあって
このグランビルの法則も時代を経てもなお有効なとても優れた法則です。


<買いポイント>

(1) 下向きだった移動平均線が、横ばいか上向きになり、
  レートが移動平均線を上に突き抜けたら買い
  ※買いの場合の1番のポイント

(2) 上昇している移動平均線をレートが下まわった(割り込んだ)ものの、
  ふたたび移動平均線を突き抜けて反発したら買い(押し目買い)

(3) 上昇している移動平均線の上で、レートが下落したものの、
  移動平均線に触れずに反発したら買い

(4) 下降している移動平均線をレートが大幅に下まわり(割り込み)、
  乖離が大きくなったら買い(リバウンド狙い)


<売りポイント>

(1) 上向きだった移動平均線が、横ばいか下向きになり、
  レートが移動平均線を下に突き抜けたら売り
  ※売りの場合の1番のポイント

(2) 下降している移動平均線をレートが上まわった(越えた)ものの、
  ふたたび下落して移動平均線を突き抜けたら売り

(3) 下降している移動平均線の下で、レートが上昇したものの、
  移動平均線に達することなく反落したら売り

(4) 上昇している移動平均線をレートが大幅に上まわり(越えて)、
  乖離が大きくなったら売り


また、誰の言葉かは知らないのですが、

「上げ相場の押し目買い」

「下げ相場の戻り売り」

というのもありますね。

簡単な言葉ですが、
もしも、なにも持たずにトレードしているとしたら、
とても頼りになる杖となることでしょう。


古きをたずねて新しきを知る…。

FXの投資法でも基本を知るだけなら「温故知新」も有効のようです。


FX シンプルに考える

ディープインパクトがジャパンカップで優勝しましたね。

私は以前は競馬に凝っていた時期がありましたが、
今はほとんどやりません。

私の知り合いで洋菓子屋の社長がいるのですが、
その人は実に競馬に詳しい人で、
馬体重がどうの、芝だのダートだの、右回りだの、ブリンカーがどうのと
まぁ、競馬素人の私には驚くばかり詳しく、
各馬の前走の着順まで覚えているのにはビックしてしまいました。

で、難しい馬券を取ることもあるのですが、
全体の戦績はといいますと、あまりかんばしくないのです。

「きゃー、タケさん素敵〜!」

なんて言っているギャルたちでも取れる馬券が
取れなかったりするのですね。

詳しすぎることがアダとなることもあるようです。


ギャルたちで思い出しましたが、
今日、あるテレビ番組で「セクハラ」についての討論をしていまして、

どこまでが許容されるのだろうとか、
それでは、電車に乗ってもピストルを突きつけられた時のように
男は両手を挙げてつり革につかまっていなくてはならないとか、
社会での定義はどうのとか、それはセクハラになるとかならないとか、
ごちゃごちゃとした論議をしていたのですが、

ある人が

「セクハラなんてものはねぇ、
 ようは、好きな男にして欲しいことを、好きでもない男がするから
 セクハラになるんだよ。」

の発言で、一同大爆笑。

難しい論議よりも、なんともスッキリとした定義だろうと
感心してしまいました。(笑)


単純が複雑に優ることはよくあることです。

FXのトレードでも例外ではないようです。

単純に「下げているなら、売ってみようか」で大儲けしている人もいれば、

あれこれ複雑に考え過ぎて、
せっかくの大きなチャンスを指をくわえて傍観してしまっている人、

こんなに下げているのに、損切りせずに耐え忍んでいる人、

底を取ろうとして、中途半端な買いを仕掛けて打ちのめされている人、

さまざまな人がいます。


連日の同じ方向の大きな動きで利を得れないのは、
どこか投資行動が間違っている可能性があります。

あれこれ複雑に考えないで、

ともあれ
チャンスと見たらリスクをとって
流れに素直に乗ってみて、
それがもしも底であって逆に動いてしまったら、
損切りすれば良いだけと、

こんな単純な考えが優れていることもありそうですね。

「まだはもうなり、もうはまだなり」
という禅問答のような言葉がありますが、

どうも「もうはまだなり」のケースのほうが少し多いかもしれません。




FX なぜトレードに負けるのか

私は人一倍トレードで負けてきた時期がありましたから、
なぜ、トレードに負けるのかを知っています。

買えば下がる、売れば上がる、の
なんとも困ったことが続いていた頃、

「これは変だ。この会社のトレードシステムは、
 買えばレート表示が下がるように裏プログラムされているのに
 違いない…。」

と、真顔で思ったことがありました。(笑)

NHKのニュースを見て、
「あれ、やっぱりチャートの表示は正しかったのか…。」
なんて、今思うと馬鹿なことを思ったりしていました。

それだけではありません。

「よーし、ここまで負け続けるのなら、
 自分が思ったのと逆にトレードしてみよう。
 えーと、買いのボタンが売りで、売りのボタンが買いだ。
 うーん、ちょっとややっこしいなぁ…。」

狂っていますね。


それでどうなったかといいますと、

もちろん負けました。(笑)


なんと私は初心者の頃、
トレードの勝ちと負けの確率は50%づつだなんて信じていたのでした。

FXの取り扱い会社に支払う「手数料やスプレッド」があるだけではなく、

エントリーするときに上がるか下がるかが当たって
上手くいく確率が仮に50%であっても、

「いやーっ、あの時クローズしときゃ、儲かっていたのに〜!」
ということがあるように、

クローズする時にも「儲かるか、損するか」のふるいにかけられるのです。

そうです。

*FXの取り扱い会社に支払う手数料やスプレッドがある
*エントリーする時に相場の方向を捉えられるか
*クローズする時にも的確にできるか

などを背負ってトレードしているわけですね。

また、普通の人の持つメンタル面も
損小利大の実行を妨げるように働きます。

損をしたくないという気持ちがあるために
負けを認めることができなく、損切りができずに損が膨らみ大損したり、
せっかく利益が乗ってきているのにいつ下げるかもしれないと
恐怖感にさいなまれ利を浅く決済してしまったりで、

負けの平均金額 > 勝ちの平均金額

となりがちです。


なので、90%以上の人が負けているといわれているように
ご多分にもれず、負け続けていたわけです。

トレードの勝ちと負けの確率は50%づつなどではないのですね。

普通にトレードしていては、
ほとんどの人が負ける仕組みとなっているのです。
普通にトレードしていては、負けることが普通のことなのです。

トレードに勝つということこそ、実はたいへんなことなのですね。
見よう見真似で、断片知識を拾い集めて勝てるほど
トレードは甘くはないのです。


でも、この難しいトレードに勝ち続けている人たちがいます。

本物の勝つノウハウとトレード法を身につけている人たちです。


FX 投資法と下げ相場

上げ相場と下げ相場では、一般に上げ相場のほうが好まれています。

買いポジションのほうが、(すべての通貨ペアではありませんが)
スワップ金利を受け取れる側であることと、

日本のゼロ金利政策が長く続いていたこともあって、
一般に近年は金利の高い諸外国の通貨のほうが買われて、
対円通貨ペアのほとんどが長期的に見ると上げていたことなどに
よるものと思われます。

例えばユーロは、
欧州連合25カ国中12カ国が公式に採用している単一通貨で、
1999年にユーロが銀行間取り引きなどの通貨として導入されて、
2002年1月1日にFX市場で一般トレードされるようになったのですが、
巨視的に見ますと、
EUR/JPYは2002年から年足で一度も下げたことがありません。


ですから、以前はこんな投資法もありました。

相場が下がっても、下げたものは必ず上げるから、
絶対に損切りはせずに、
スワップの援護を受けながら、
相場が下がったら、○○Pipsごとに買いのナンピンをして、
相場が上がるのをジッと待つ、という投資法です。

そして、驚くことに

普通、やってはいけないと言われることをするこの投資法のほうが、
「レートが逆に動いて、ある値になったら損切りする」
「ナンピンはしてはいけない」という正統といわれる投資法よりも
高いパフォーマンスで収益を上げたのです。


必勝法?

マーチンゲールの法則ように
確かにそうなのかもしれません。


長期の上げ相場であるということと、巨額の資金があるという、
2つの前提があればですが…、


でも、

歴史的事実として、
例えばUSD/JPYは、2002年の2月に一時134円を越えた後、
2005年1月に102円近くにまで下落しているのです。
その差はなんと30円以上です。
3年近くマクロで下げたのです。
怖いですね。


株でも、

多くの人が楽観していた株価が1929年の世界大恐慌に陥り、
ほとんどの人が予想をするのも嫌なほど恐ろしく下げました。
ダウジョーンズ株価指数でもとの株価に戻ったのは、
1954年の25年も後のことです。


「上げ相場」という条件でのみ成り立つ投資法は、
しばらく良いこともありますが、その前提が崩れた時、
悲惨なこととなる場合があります。


FXでも株でも、
上げ相場の時にはたくさんの投資法が世に出回ると聞いたことがあります。

そして、下げ相場になると消えていくもといわれています。


上げ相場では上げ相場に適した投資法を
下げ相場では下げ相場に適した投資法を
使い分けて適用できれば理想ですが、
ついつい、今まで儲けてこれた上げ相場を前提とした投資法を
下げ相場でも適用してしまうものです。

そうして、取り返しのきかない状況となってはじめて偽物に気づくのです。


長期下げ相場はいつやってくるか判りません。


投資法の真価は、下げ相場の洗礼を受けなければ判らないことがあります。

長期下げ相場でも儲けることのできる本物の投資法を学びましょう。

FX 物の価値と為替レートのお話

五百万円は人によって価値観が違うものの、
普通の人にとってけっこう大きなお金ですが、
この五百万円が「高いか、安いか」は、
答えようがありませんね。

そうです。

高いか、安いかは、物の代価としての価値観ですから、
物、すなわち対象物によってそれは変わるわけです。

車の五百万であれば、まぁまぁの高級車ですが、
家の五百万であれば、何か事件があったお化け屋敷かもしれません。(笑)


家といえば、大正生まれであった私の亡母の若かれし頃は、
数百円で家が建ったと聞いたことがあります。

鵜呑みにして時代考証はしていないのですが、
まぁ、ある程度それに近いものだったのでしょう。
数百円は今の貨幣価値であれば、缶ジュース数本分のお金ですから、
現在の感覚では驚くばかりですが、
当時の数百円は、それなりに大きなお金で現在の数千万円に値するもの
であったことが覗えます。


同じ国内であっても、その時代その時代の物価などで
貨幣の価値は変わります。
きっと他の国でもそれぞれ同じようなことがあったことでしょう。

私たちの取り組むFXでは、
時の流れと共にこのような各国内で価値の変動のある通貨を
その時の相対価値の差で取引しています。

そう思うと少し感慨深いものを感じます。

経済理論の中に購買力平価説というものがありますが、
こんなことを考えますと、なんとなく身近にも思えるものです。


マクロ的なお話ですが、
見かけのレートの値だけではなく、
各国内の状況も相対的に俯瞰しなければ、
本当にそのレートが高いのか安いのかは判らないようですね。


FX デイトレードとスイングトレードのお話

よく「デイトレードは危険だ」という声を聞きます。

スイングトレードのほうがデイトレードよりも少し長いスパンで
トレードするので、上がるにしても下がるにしても
一般にデイトレードよりも値幅が大きくなるものですが、
そのスイングトレードよりもデイトレードのほうが危険とは
いったいどういうことなのでしょうか。


これは、

デイトレードはスイングトレードと比べると
小さな値幅をトレードするわけですが、

その際に

「デイトレードの損益が局所的なレートの動きに左右されやすい」ことと、

「デイトレードで得られる損益に対して、スプレッドの比重が大きい」

ことなどがあるようです。


他方、スイングトレードの場合では、
デイトレードと比べて大きなスパンでトレードしますので、

「時間(期間)が局所的なレートの動きをなだらかにする」ことと、

「スイングトレードで得られる利益に対して、スプレッドの比重が小さい」

ことなどがあるようです。


では、

スイングトレードのほうがデイトレードよりも優れているか、というと
一概にそうとも言えません。

デイトレードのほうが、

「損切りしたときの1回の負け金額が少ない」ことや、

「経済指標が発表された時のような局所的なレートの動きを利用して
 儲けれる可能性がある」

ことなどのメリットもあるわけです。

小額の資金の場合はむしろデイトレードほうが向いているのかも
しれません。

このデイトレードのメリット生かすには、

「機敏なトレード技術」が必要になってくるわけですが、

あわせてスプレッドも意識してトレードしなくてはならないようです。


「スプレッドなんか気にしてたら、トレードなんかできないよ。」

という人もいますが、

40P儲けても、スプレッドが10Pあると、手元には利益が30Pしか残らなく、
その利益に対して、スプレッドは3分の1にもなってしまうことを
やはり認識しておく必要があります。

これが日々のトレードでなのですから、累積はかなりのものとなります。

ですから、

スキャルピングなどで、少しスプレッドが大きくとも
単位時間当たりのボラティリティー(振幅)の大きいGBP関連の通貨ペアを
選ぶなどは別としまして、

一般にデイトレードでは、
スプレッドの安いFXの業者を選ぶことが大切となってきますし、
(例外も少なくありませんが)
また、長い目で見るとスプレッドの小さな通貨ペアで
なるべくトレードするほうが良いようです。

他方、スイングトレードの場合では、
スプレッドの比重が小さくなりますので、
スワップ金利の高い通貨ペアや
期間ボラティリティーのほうを優先して、
少し大きな値動きとなる傾向の通貨ペアを選んでトレードする
作戦も良いかもしれません。

トレードスタイルに合わせて、通貨ペアも選別したほうが良いようです。

また、デイトレードとあわせて
スイングトレードをするのも1つの作戦ですね。

FX トレードと商売は似ている?


FXトレードは、商売と似ていると言われることがあります。

何んのこっちゃ? 

というお話ですが、けっこう似ているところがあります。


今年は暖冬が予想されていますが、
もしも、あなたがアパレル販売チェーンのオーナー社長だったとしたら、
どうしますか?

自分の会社のバイヤー部門に
今年は特に冬物を過剰在庫とならないようにと、
指示を出すかもしれません。


ところが、長期予想に反して例年より寒い日が1週間も続いて、

バイヤー部門から

「社長、暖冬の予想でしたが、ここのところ寒さが続き
 冬物の足が速くなっています。 店舗の在庫も薄くなってきました。
 ちょうどメーカーの△△△から、ある程度まとまった数量なら
 価格を大幅オフにする話がきていますが、
 いかがいたしましょう。」

と、社長室に判断を仰ぐ電話がありました。


相場で言いますと、
週足、日足で下降ぎみで短期の時間足で少し上げてきた状況です。

さぁ、困りましたね。(笑)


「ちょっと、2、3分良いかね。すぐに結論を出すから、待ってくれ。」

そうして、社長のあなたは考えはじめます。

(うーむ。そうか…。玉(商品)がなければ儲けれるものも儲けれないし、
かと言って、いつ暖冬に戻るかもしれぬ…。大量買付けでは…。)


「あー、私だ。向こうの提示する数量の半分で価格交渉してくれないか。
 うむ。解っているよ。幾分割高の単価とはなるだろうがね。頼むよ。」


その後も寒さはもう1週間続き、冬物の需要は高まっていきました。


また、バイヤー部門から

「社長! 冬物が凄く好調です。週単位では寒い冬だった前年以上です。
 もっと大量に仕入れて拡販したほうが良いように思いますが、
 いかがいたしましょう。」


普段は慎重でしたが、この売れ行きで気をよくしていた社長のあなたは、
一抹の不安もわずかによぎったのに、勢いでこう言ってしまいました。

「あははっ、長期予報なんてほんとうに当てにならないものだねぇ。
 君の言うとおり、もっと攻めてみるかね。君にまかせるよ。」


はたして…、

意に反して天候は一変して長期予報のとおりの暖冬に逆戻りしました。


「申し訳ございません…、社長。調子に乗った私の判断ミスでした。
 あれだけ売れていた冬物の足が暖冬でパタッと止まってしまいました。
 冬物の販売期間を考えますと、キャリーとなってしまいそうです。
 まもなく他店のバーゲンも始まる時期ですし、いかがしたものかと…。」

「うむ。まぁ、会社のために良かれと判断して行ったことだ。
 しかたあるまい。さぁて、こうなったらこうなったで、
 次の手を早急に打たねばならないな。
 毎年、流行の変わる我々の業界で来シーズンへのキャリーだけはいかん。
 二束三文になってしまうからな。
 こうなったら、先代の教えを実行するしかあるまいな。」

「先代の教え…ですか?」

「そうだ。『負けは早くに認める』ということだ。
 失敗ほど早くに手を打たなくてはならないのだ。
 資金は回さねばならぬのだ。
 こうしてわが社はこの競争の激しい業界を生き延びてきたのだ。
 早速、他店に先駆けて冬物のバーゲンを打ってくれないか――。」


*長期は短期より優位にある。

*逆の動きとなったら、損切りをする。


どこか、少しだけFXトレードと商売は似ているかも?

FX キーカレンシーのお話

世界の経済は、通貨で繋がっています。


数ある通貨のうち、
USD(米国ドル)、JPY(日本円)、EUR(ユーロ)、GBP(英国ポンド)、
CHF(スイス・フラン)の5つの通貨をメジャーカレンシーといいます。

この5つのメジャーカレンシーのうちでも、
現在、USD(米国ドル)をキーカレンシーと呼んでいます。
(EURも将来キーカレンシーの働きをするであろうと言われています)


このキーカレンシーの名が示しますように、現在、USD(米国ドル)は、
世界の基軸通貨となっています。いわば、世界通貨の役割を担っています。

従いまして、重要経済指標の発表の中でも、USD(米国ドル)のそれは、
他の通貨の重要経済指標の発表と比べて、文字とおり、
とりわけ格別な影響力があります。


これを証左する事象はいたるところで見られます。

USD(米国ドル)で重要経済指標がありますと、
経済指標発表の当事国である USD(米国ドル)に一番影響があることが多い
ですが、この発表に伴い、まったく同時刻にメジャーカレンシーの5つにも
大なり小なりすべてに影響があるものです。


ですから、

「今回の重要経済指標の発表はアメリカのかぁ。
 持っているポジションはユーロ円だから関係ないや。」

などと思ってはいけないのですね。


また、キーカレンシーのUSD(米国ドル)に限らず、
世界の通貨は大なり小なり連動性があります。



参考に特に関連性の強い主な通貨をご紹介いたします。


*北米系のUSDとCADとHKD、

*ヨーロッパ系のEURとGBPとCHF、

*オセアニア系のAUDとNZD、


その他、アジア系通貨などいろいろもありますね。


では、また…。

FXとオカルトのお話

頑固なファンダメンタリストの中には、

「レートなんていうものは、金利と経済指標の発表で変わるんだよ。
 過去の記録にしか過ぎないテクニカル指標をいくら研究したって、
 勝てるわけないよ。過去は過去。そんな研究オカルトだよ。
 オカルトォ!」

なんて言う人もいますが、(笑)


金利が変わらないときでも、経済指標の発表がないときでも、
あるいは要人の口先介入がないときでも、
相場が動いている事実がありますから、
一面、とても正しい考えであっても、
反面、これ(ファンダメンタル)が全てであるとはいえないようです。


ところで、
テクニカル指標を使うにあたって
とても有効な使い方がありますので、2つご紹介いたします。


1つ目は、

「短い時間軸とともに、長い時間軸でもテクニカル指標を確認する」
ということです。


そうすると見えてくるものがあります。


ときには、長い時間軸のテクニカル指標の示唆することと
短い時間軸のテクニカル指標の示唆することが異なることもあります。


矛盾している?

いいえ。


季節と同じように、
冬に向かっていても、暖かいひと時もあるのです。

冬に向かっていれば、その暖かさは一時的で
やがて寒くなっていくことでしょう。

大きな時間軸で冬に向かえば、
寒い日が増えてきます。

ですから、長い時間軸と短い時間軸が同じことを示唆している状況のとき、
精度(当たる確率が)が高くなりそうですね。


2つ目は、

テクニカル指標には、それぞれの得意とするところと、
苦手とするところがあるのですね。


ですから、補完関係にある複数の指標で補い合わなくてはならないのです。


これを「テクニカル指標の効果的なワーク」などということがありますが、
この良い組み合わせを見つけなくてはなりません。

補い合うわけですから、
同種よりも異種の組み合わせである可能性があります。


そして…、

おっと、これ以上は秘密でした。パスワード


FX 勝ちの得意パターンを持つ

どのような統計資料によるものかは知らないのですが、
外為市場に参入した個人投資家の9割以上の人は、
10年以内に去り行くと何かで読んだことがあります。


華々しく宣伝されているFXですが、
現実はとても厳しいのです。


では、その約1割残る人とはどのような人でしょうか。

それは、ほぼ例外なく、
勝ちの得意パターンを持っている人です。


スワップ派であれ、逆張り派であれ、トレンドフォロー派であれ、
中長期派であれ、スイング派であれ、デイトレ派であれ、
スキャル派であれ、

勝っている人は、勝ちの得意パターンを持っています。
たまたま偶然を積み重ねて10年は勝ち続けれないからです。


どこかビジネスに似ていませんか。

いろいろな国のマーケットで様々なビジネスを展開して収益を上げている
IT産業、物流業、小売業、サービス業、建設業、出版業、広告業…


産業(ビジネス手法)は違っても、
勝ち組には、それぞれにつちかわれたストラテジーがあるのです。

断片知識を拾い集めて、
見よう見まねでは勝ち残れないのですね。

勝ち残るためには
本物の統合的ノウハウが必要なようです。
FX情報をもっと見る
過去ログ
2017年06月(3)
2017年05月(4)
2017年04月(4)
2017年03月(4)
2017年02月(4)
2017年01月(4)
2016年12月(4)
2016年11月(4)
2016年10月(5)
2016年09月(4)
2016年08月(2)
2016年07月(5)
2016年06月(4)
2016年05月(4)
2016年04月(4)
2016年03月(4)
2016年02月(4)
2016年01月(5)
2015年12月(3)
2015年11月(4)
2015年10月(4)
2015年09月(3)
2015年08月(4)
2015年07月(4)
2015年06月(4)
2015年05月(4)
2015年04月(4)
2015年03月(4)
2015年02月(4)
2015年01月(3)
2014年12月(3)
2014年11月(4)
2014年10月(4)
2014年09月(4)
2014年08月(4)
2014年07月(4)
2014年06月(4)
2014年05月(3)
2014年04月(4)
2014年03月(4)
2014年02月(4)
2014年01月(4)
2013年12月(3)
2013年11月(4)
2013年10月(4)
2013年09月(5)
2013年08月(3)
2013年07月(4)
2013年06月(4)
2013年05月(4)
2013年04月(4)
2013年03月(5)
2013年02月(4)
2013年01月(4)
2012年12月(4)
2012年11月(3)
2012年10月(4)
2012年09月(5)
2012年08月(3)
2012年07月(5)
2012年06月(3)
2012年05月(4)
2012年04月(5)
2012年03月(4)
2012年02月(4)
2012年01月(4)
2011年12月(4)
2011年11月(4)
2011年10月(5)
2011年09月(4)
2011年08月(3)
2011年07月(5)
2011年06月(4)
2011年05月(5)
2011年04月(4)
2011年03月(4)
2011年02月(4)
2011年01月(5)
2010年12月(4)
2010年11月(4)
2010年10月(5)
2010年09月(4)
2010年08月(5)
2010年07月(4)
2010年06月(4)
2010年05月(5)
2010年04月(4)
2010年03月(5)
2010年02月(4)
2010年01月(4)
2009年12月(7)
2009年11月(8)
2009年10月(7)
2009年09月(8)
2009年08月(9)
2009年07月(13)
2009年06月(13)
2009年05月(11)
2009年04月(11)
2009年03月(12)