FX ケインズは生きている

昨日29日(月)は、経済指標などの材料が乏しい中、
ドル円が一時122円に乗せるなど、
やや円安のレンジ相場となりました。
欧州通貨もいくぶん元気を取り戻しつつあるようです。

今朝注目の日鉱工業生産速報値がやや良い数字であったものの
週末の巨大指標を前にしてか、反応は限定的のようです。
深夜の12時に米消費者信頼感指数の発表がありますが、
いかがなりますか。

海外ニュースで、
「日本の利上げ見送りに不信感 EUがG7で協議へ(共同通信)」
という報道がされましたね。
ユーロ圏財務相会合が29日に開かれて、
出席した13ヶ国財務相らは相次いで
追加利上げを見送った日本の通貨政策に不信感を表明し、
ユンケル常任議長は2月9日から開かれるG7でこの問題を議題とすると
明らかにしたとあります。日銀と政府は頭の痛いこととなりそうです。
G7は円高圧力となりそうですね。

さて、今日はケインズのお話です。

ケインズとは、IMF(国際通貨基金)を創設した経済学者の
ジョン・メイナード・ケインズ(John Maynard Keynes)のことです。

経済学部の学生に言わせると
「あぁ、ケインズですか。古いですね。」
などとわけのわからないことを言われてしまいますが、

確かにスタグフレーションの問題や
ハーベイロードの前提も揺らぎを超えて崩壊も垣間見られるものの、
おじさんとしては、市場はそれほど合理的であるとは思えなく、
新古典派の考えよりも、ケインズモデルに現実性を感じてしまいます。

もっとも、これはおじさんがFXをやっていて、
各国の金融政策や財政政策、そして個人消費や企業投資などの需要で
通貨の相対価値が変化することを日々経験しているから
かもしれませんが…。

単に為替の短期的側面から経済を見ているから、
正しくマクロに経済を見れないのでしょうが、
若者にケインズ経済学は古いよ、と言われようが、
どうしてもケインズは生きてるように思えてならないのです。

FX ドル円レートの歴史

先週末は欧州通貨などに調整の進む展開も見られましたが、
乱高下も一服といったところで、
米耐久財受注にも反応が限定的なレンジ相場となりました。

やはり、休日前の週末であったことと、今週末のイベントを意識して
動きが取りづらいところがあったものと思われます。

さて、早いもので1月ももうじき終わりますが、
週はじめの本日29日(月)は、注目の経済指標がほとんどなく、
夕方6時45分にNZ12月住宅建設許可の発表が少し気になる程度で、
指標の発表としては材料に乏しい1日となりそうです。

しかしながら、このようなときにテクニカルに相場が大きく動くことも
少なくありませんので注意は怠らずしていきたいものです。

週中の月末31日(水)からは注目の高い経済指標発表のラッシュとなります。
特に2月1日(木)早朝のFOMC(連邦公開市場委員会米政策金利)や、
その夜の米ISM製造業景気指数、
そして2月2日(金)夜の米雇用統計・失業率が注目されます。

また、ポールソン財務長官議会証言など要人の発言にも注目が必要です。
2月9日からはG7もはじまりますので、目の離せない相場となりそうです。

さて、今日はドル円レートの歴史のお話です。

何年ぶりとなるでしょうか。久々に図書館に行ってきました。

あいも変わらずと思いきや、CDやDVDの視聴室ができていたり、
ビデオの貸し出しもあったりで、隔世の感の思いがしました。

雑誌のコーナーもあり、
本屋さんでの立ち読みと違って椅子もありますので(笑)
いろいろな新刊を思う存分読むこともできました。

「たまには図書館も良いものだなぁ。」と思いました。

いろいろ図書館で読んだ本の中に、
円相場の推移について記述していたものがあり興味深く読みました。

1970年代の前半までは、戦後数十年にわたって
「ブレトン・ウッズ体制」と呼ばれていた1ドル360円の時代があって、
固定レート制でした。

「そうそう、そうだったね。『1,000ドルカー、パブリカ』という
 コマーシャルがあったっけなぁ。」

なんてことを思い出しながら、読みふけりました。

今の貨幣価値では、大衆車ではあっても新車が36万円というと
信じられない安さですが、当時の大卒初任給は10万円以下でしたので、
当時はそれなりに大きな金額でした。

さて、そのブレトン・ウッズ体制の固定レートの時代を経て、
金とドルの交換停止という1971年8月の
いわゆる「ニクソン・ショック」後に、
ドル円は変動レート制へと移行します。1973年2月のことです。

1985年9月のプラザ合意でドル高是正への協調介入が決定されると
円高は一直線に進みました。

そうして、ついに1ドルは80円の壁をも越えます。1995年のことです。
当時はバブルも崩壊していましたので、たいへんな時期でした。

こうしてみますと、時間差も垣間見られるものの、
円高はほぼ日本が国際的に経済大国となっていくプロセスに
呼応していたようですね。

そしてその後は、円高はピークを過ぎ円安へと向かいますが、
2002年から2005年1月までの間、再び大幅なドル安円高となり、
ドル円レートは1ドル135円から101円へとなりました。

そして、2005年1月以後、
現在までマクロ的な意味でのドル高円安が続いています。

こうしてドル円レートの歴史を見てみますと、
その大きなレートの動きに感慨深いものを感じます。

ブレトン・ウッズ体制は過去の特殊な時代のことではありますが、
ドル円の高値と安値の差は、なんと280円以上もあったのですね。

また、ほんの数年前の2002年から2005年の年初にかけて
34円もドル安円高となっている事実を見ますと、

たとえ今はドル高円安基調ではあっても、
ドル円レートの歴史を見るにつけ、
何年も長きにわたる円高もあったわけですから、
先入観なく、あるがままに相場を観て、
素直に相場について行き、トレードしたいものです。

FX フラクタルのお話

昨日は軟調地合いが加速しながら始まりましたが、
今週荒れた理由のひとつであった
来月のG7で円安が議題になることについて、
開催国のドイツの高官が「円がG7の議題になる可能性は低い」との
発言があったことや、米長期金利の上昇を好感して
英米市場になるとドル円が121円を回復するなど、
米ドル買いを中心に戻しの動きが見られました。

週末の今日26日(金)は、
夕方の6時に欧マネーサプライM3の発表があります。
注目度はそれほど高くはありませんが、
ユーロ関連に影響がある場合がありますので、
一応、注目しておいたほうが良いかもしれません。

そして、夜の10時半には米耐久財受注の発表が、
続く夜中の12時には米新築住宅販売の指標発表があります。
どちらもレートに大きな影響がある可能性がありますので
注目いたしましょう。

日本の政策金利の2月利上げ観測が
日本の物価情勢によって遠のいた、との報道が本日されたり、
米株式が大きく下落するなど、
さまざまなファンダメンタルの変化とともに、
来週末の2月1日(木)の未明にFOMCが、
そしてその翌日の夜には米雇用統計と、
巨大経済指標の発表が控えていて、
さらに2月9日からはG7があるとあって、
いつも以上に難しい相場の展開となりそうです。

さて、今日はフラクタルのお話です。

フラクタルとは、「断片の」とか「小部分の」と和訳されますが、
部分相似というような意味をこめて使われることがあります。

大きな時間軸で表される大きな相場の流れも、
最初は小さな時間軸で起こる小さな変化が
しだいに顕著になり大きな相場の流れに波及していきます。

もちろん小さな時間軸での小さな出来事は、
チョッピーな動きとして大勢に影響を与えないことも多くありますが、
何度も起こり集合してくると、しだいに大きな変化となっていきます。

なんか世の中のいろいろな出来事と似ているようで
面白いですね。

卑近な例としては、夫婦関係なんかにも似ています。
ラブラブの新婚時代にはお互いにたいがいのことは
気にもならないか、簡単に許しあえるものですが、
時を経て度重なると、互いの些細なことで夫婦喧嘩となって
しまうこともありますね。(笑)

でも、大きな相場の流れにあたる
「愛情」さえ揺るぎなければ、
円満な夫婦関係を築いて行けるものです。

ところが、些細な不和があまりに度重なって、
臨界点を超えてしまうと、
その肝心な愛情自体にもひびが入ってしまうこともあるようです。

季節にしても、春の訪れは、
まだ肌寒い中で早咲きの花が告げてくれます。
やがて花咲き乱れる春本番が到来することを
ささやくように告げてくれるわけです。

大きな相場の流れは小さな相場の流れが作ります。
また、逆に小さな相場の流れは大きな相場の流れの影響を受けます。
その無限相関の全体像をつまびらかに見て取ることは
凡人にはなかなかできることではありませんが、

小さなタイム・フレーム(時間軸)の中にフラクタルに芽吹く
大きなタイム・フレームに起こる大きな流れを
感じ取れるように相場観を養っていきたいものです。

FX アノマリーのお話

昨日は、遊園地のジェットコースーターのようなめまぐるしい展開でした。
朝方の豪指標に過剰反応とも思えるほどの下げにはじまり、
高金利通貨買い・円売りに対する警戒感が強まったかのように
ポンドをはじめメジャー通貨のほとんどが激しく下げ始め、
また戻してはまたさらに下げると言う、
レートからビューンと音が聞こえるほどの波乱の展開となりました。

夕方の英MPC議事録で、今月の英利上げが5対4での利上げであった
ことが明かされたことで、今後の英利上げ観測を後退させるものとなった
ことや、G7で円安が議題になるとの報道がされたことも
波乱を増長させた模様です。
一気に調整ムードの地合いとなりました。

今日は、夕方6時に独IFO景況指数などのユーロ関連指標が、
夜の10時半に米失業保険申請件数の指標が発表されます。
そして、夜中の12時にはS級指標である
米中古住宅販売件数が発表されます。
レートを大きく動かす可能性がありますので注目です。
市場のコンセンサスはいくぶん悪い予想のようですが、
いかがなりますでしょうか。

さて今日は、アノマリーのお話です。

アノマリー(anomaly)とは、変則とか例外とか和訳されますが、
相場では、いわゆる一種のジンクスと同義で使われることがあります。

オカルトみたいですが、満月でのドル買いなどが有名ですね。
株のほうでも亥年は大正10年以来、100%上げ相場となっています。
このようなことは日本だけではなく、
米株式のほうでも、米大統領選挙の前年は過去14回ともNYダウが
上昇の年となっているそうです。

不思議なことはあるものなのですね。

天候と生育期の大豆の価格なら
合理的で当然の因果関係ということになりますが、
十二支と株価となると因果関係は合理的にあるとも思えませんが、
しかし、単なる偶然やオカルトとして片付けるにはむしろ不可解です。
有意差を感じざるを得ないほどなのです。

ところで、経済指標の発表を見るために私はアクロスFXさんのカレンダーも
参照させていただいているのですが、
ここの毎日のワンコメントがアマノリーなどというと怒られそうですが、
とても面白いものです。

ちなみに昨日は、24日(水)「大いに高いと反落する」とあり、
今日は、「波乱激しく人気に逆行する日」
明日は、「始め高いと反落する、吹き値売方針」
とあります。

しかも、ズーッと以前からこのように記載されているのです。

テクニカル指標を使った投資法を販売している
私が言うのも変な話なのですが、
理屈抜きに? 不思議と良く当たるのです。


その他にも、(こちらは統計ですが)

過去10年間で1月の高値と安値の差は平均5.79円と大きい。
過去10年間の1月変動幅は平均4.99%と大きい。
過去10年間で1月の安値から2月高値は平均6.81円の上昇をしている。
過去10年間で9回は2月高値が1月始値より平均4.95円高くなっている。
過去10年間で1月の安値は始値から平均2.41円下がったところ。

などなど、面白いデーターが掲載されています。
2月になると上げそうですね?

一度ご覧あれ。

FX ナイフをつかむ

昨日、カナダドルや米ドルに調整の動きも見られましたが、
ドル円が121.10に近づくと買いが入るなど、
底堅い地合いが継続しているようです。
ユーロも英時間でのユーロ圏製造業受注が好結果で値を上げました。
ポンドも1998年8月の高値に迫るなどおおむね堅調に推移しています。
豪ドルなどのオセアニア通貨も調整の動きがありましたが、
昨日は総じて堅調でした。

今日24日(水)は、朝9時半に豪消費者物価指数の発表があり、
市場の予想を下回る悪い結果を受けて、豪ドルが100P以上も下げました。
これに連れるようにメジャー通貨の多くで調整の動きが見られます。
夕方の6時半には英のGDP関連の経済指標やBOE議事録の発表があります。
ポンド関連のレートに大きな影響がある可能性がありますので
注目いたしましょう。
同時刻にランド円をトレードされている方にとっては注目の指標の発表
があります。また、今日は米指標の発表はありません。

キャリーの買意欲は継続しているようですが、
ここのところの材料不足から、
発表される指標への過剰反応も考えられるため、
注意が必要です。

経済指標の発表によって、すでに持っているポジションに対して
レートが大きく逆に動いたら、すぐの戻りを期待して無用に頑張るよりは、
いったん機敏に手仕舞って、機を見て仕切りなおしの仕掛けをしたほうが
良いことが多いようです。

また、急激な上げや下げの後には反発があるものですが、
反発の動きで仕掛ける場合には、
しっかりと動向を確認する必要があります。
少しの押しや戻りで値ごろ感から逆張りすると危険な場合があります。
このことを「ナイフをつかむ」と言うようです。
V字急反発のケースもありますが、いったん保ち合いを経てから、
新たな動きとなるケースが多いものです。

FX ニュートンと投資のお話

カナダに調整が見られますが、
他のメジャー通貨は今のところおおむね地合いが強いようです。
今日23日(火)は、夜の9時にカナダのコア消費者物価指数などの発表が、
続く10時半に同じくカナダの小売売上高などの経済指標の発表があります。
カナダ関連の通貨ペアのレートを動かす可能性がありますので、
注目いたしましょう。

夜中の12時には米リッチモンド連銀製造業指数の発表と
珍しいことに昨日の発表予定から繰り延べとなった
米景気先行指数の発表があります。
どちらもレートに与える影響は限定的との見方が多いようですが、
いかがなりますでしょうか。

さて、今日はニュートンと投資のお話です。

ニュートンとは、言わずと知れた万有引力の発見で有名な
物理学者サー・アイザック・ニュートン(Sir Isaac Newton)のことです。

彼は晩年に投資の研究をしていたことをご存知の方も多いことと思います。

時は1720年の初頭、
イギリス政府によって南アメリカ大陸との貿易の独占権が与えられていた
南海会社という株が異常な高騰をしていました。

惑星の軌道でさえ予測できるのなら、株価の将来の動きも分かるはず、
と思っていたかどうかは解りませんが、
ニュートンは、毎日、南海株の価格の動きをノートに書き写していました。

当時、イギリスの東インド会社が目覚しい発展を遂げていたこともあり、
その先例に倣(なら)った心理的な思惑買いでの「実態なき上げ」である、
いわゆるバブルであることを、もちろん天才は見抜いていました。

しかし、株価上昇のスピードは少しずつ速くなって行きます。

「株価が加速度運動をしている!」

彼は、上げている理由はともあれ、
現実に株価が上昇している南海株に投資しました。

そして、その投資は見事に当たり、
毎日々々、100ポンド以上もの利益が働かないでも生み出されていきます。

そしてついに、1720年の春になると南海株は、
1月と比べて3倍以上に値上がりします。

しかし、その後、
あれだけ勢い良く上げていた南海株がもみ合いに突入しました。
株価の危険を察知したニュートンは、
すべての株を売り抜け、彼は7,000ポンドの儲けを手中に収めます。

思惑とおり、南海株は下げ始め、
株価が10%ほど下落したところで、

しかし、また南海株は暴騰をはじめたのです。

そうです。振るい落しであったわけです。
6月には、ニュートンが売った価格の2倍以上に値上がりします。

「あの日売ったのは、間違いであった…。」
とニュートンは後悔します。

そんなある日、
彼は天使の夢を見ます。

「もう一度、南海株を買いなさい」
夢の中で天使が美しい横顔でやさしく微笑みます。

天使の啓示に従うように、
最初に投資した金額の10倍が必要でしたが、
彼は再び南海株を購入します。

するとなんということでしょう。
たった1日で1,000ポンドもの利益を生んだのです。

そんな幸福に満ち溢れていたある日、
ウトウトと、うたた寝をしていた彼はまた夢を見ます。
天使の横顔です。

しかし、その天使が正面を向くと、
反面が老婆の骸骨になっているではありませんか。

はたして、その日、南海株はバブルがはじけ崩壊しはじめたのです。

流動性は極端に低下して、
ようやくニュートンが売却できた時には、
その損失は20,000ポンドにも達しました…。

「連続的に変化する惑星の動きは予測できるが、
 不連続に豹変する人間の心理の愚かな動きは測定できない。」

後世に「神学者」「最後の錬金術師」とも呼ばれる、
自然科学者と物理学者以外にもいろいろな顔を持つニュートンの
78歳にしての私的な発見でした。

うーむ。天才にしてもなお、
相場は難しいもののようです。


FX ソロスとヘッジファンドのお話

先週のドル円相場は約1年1ヶ月ぶりの121円台となりましたね。
昨年12月上旬は114円台でしたので、
40日間ほどで7円程度もドル高円安となったことになります。
この上げ相場は、ドルばかりではなく、
欧州通貨やオセアニア通貨にも及んでいます。

週末には調整の動きもみられましたが、下値にはしっかり感が強く、
上値進行の前にはある程度の調整も交錯するとは思いますが、
まだ上げ地合が続くと見る向きが多いようです。

さて、今日22日(月)の経済指標の発表は
夜中の12時に米景気先行指数などがありますが、
指標としては小粒で材料に乏しい日となりそうです。
テクニカルな動きのほうに注目しておいたほうが良いようです。

来週にはFOMCを控えていますが、
ちょっと材料に乏しい1週間の始まりです。
調整の動きや要人発言に注目しましょう。

さて、今日はソロスとヘッジファンドのお話です。

1930年にハンガリーの首都ブダぺストでユダヤ人の子として
生まれたジョージ・ソロスは、ナチスの占領で戦火のブダペストで
他人に成りすましてユダヤ人虐殺から逃れます。

成人してアメリカに渡った彼は、
ヘッジファンド(クォンタム・ファンド)の運用担当者として頭角を現し、
デリバティブを駆使して、株式・商品・為替の3市場で投機を行い、
大きな業績を残します。

1992年、当時の英国政府はERM(欧州為替相場メカニズム)に参加しており、
ポンドとEC諸国との為替レートを一定の枠に収める必要がありました。

しかし、その時のイギリス経済の実体は低迷していて、
ソロスは、過大評価されているポンドは大幅な切り下げに追い込まれると
予測しました。

ベルリンの壁崩壊後、マルクの高騰にかけたり、日本株の空売りをして
莫大な利益を上げたソロスの右腕でもあるドラッケンミラーの勧めもあり、
1992年9月10日(木)から空前の為替投機が仕掛けられました。

ソロスは、100億ドル相当のポンドを空売りして、
60億ドルのマルクを買います。このポンドの空前の売り浴びせに対して、
英国政府の威信をかけた当時のラモント蔵相は、イングランド銀行の持てる
外貨準備高を取り崩して、ポンドの買支えを必死に行います。

マネーバトルが熾烈を極める中、
ついに英のラモント蔵相は、最終対抗手段の切り札を使います。

9月16日の午前11時に公定歩合を12%に引き上げ、
続く同日午後2時15分に公定歩合をなんと15%に引き上るという
異例の措置を講じます。

しかし、ポンドの上げは限定的ですぐに下落していきます。

果たして…、
勝利は、国家と戦ったソロスの手中のものとなりました。

この日、
ソロスに屈することとなった英国は3度目の公定歩合を変更して、
低金利政策に転換したのです。

さらに、イギリスはERMから離脱することともなりました。

これが世に言うポンド危機ですね。

この結果、イギリスは現在でもユーロと袂を割っています。

イギリスの人たちは、この日の屈辱感を忘れられず、
1992年9月16日をブラック・ウェンズデーと名づけました

それはそうと、いったいソロスはいくら儲けたのでしょう。

たった一晩の間に、ポンド投機で9.58億ドル、
その他このマネーバトルの関連の投機をあわせると、
ソロスは20億ドル以上を稼いだと言われれています。

国家の経済をも左右させるジョージ・ソロスとヘッジファンド。

ドラマチックで壮大な為替トレードのお話ですね。

(参考: 早川書房のロバート・スレイター著「ソロス」)

FX 亥年と相場

昨日夕方の福井総裁の記者会見が終わる頃には、
一時、2003年3月以来となる121.50に迫るなど、
流れは英米市場にも続き、欧州通貨やオセアニア通貨も含め
総じて上げ相場となりましたね。
調整局面もあるとは思いますが、
市場には122.50説も出てきているようです。

さて、週末の今日19日(金)は、オーストラリアが休場です。
夕方6時半に英小売売上高指数などの発表があります。
ポンド関連には大きな影響を与えるばあいがありますので
注視いたしましょう。

そして、夜中の12時には
米指標ミシガン大消費者信頼感指数の発表があります。
週末であることもあり、
材料視される場合も考えられますので
注目しておいたほうが良さそうです。

年が明けてそう日もたっていないのに、
大きく相場が動いてきましたね。
調整の動きにも注意しながら、トレードで儲けたいものです。

なんと言っても、
上げ相場のほうがスワップも受け取れ、
多くの人にとって心地よいものです。

年初の商品市場の下落に伴う、
キャーリーの解消などもありましたが、
おおむね為替相場は順調といったところ。

でも、気になるのが亥年という年です。
平穏無事に過ぎればよいのですが、
迷信とは思いますが、何かと事件が多いようです。
相場も亥年に荒れることがあります。

有事のドル買いもしっかり感が薄らいでいますので、
有事にどういうトレードの対応を取るべきか、
悩ましくなってきています。

そういえば、先日、
新聞に世界終末時計(Doomsday clock)の記事が載っていましたね。
2007年は、北朝鮮の核実験実施やイランの核開発問題、
そして地球温暖化などにより、終末5分前となっているとか。

その時計が最も進んだのは、
1984年の米ソ間の軍拡競争が激化したことによる終末3分前なのだ
そうですが、情勢の変化でちょくちょく逆戻りする時計とはいえ、
何かが起こりそうで、なんかちょっとだけ気色悪いですね。

上げ相場が長く続き、
亥年であっても平穏を願いたいものです。

FX ワイルダーのメモ

発表が遅れ気味となりましたが、
日政策金利が賛成6反対3で据え置きとなりましたね。
諸外国のように定時での発表とはできないものなのでしょうか。

ドル円の121.00・121.40のオプション・バリアの壁は少し厚そうですが、
ブログを書いている時点では対円通貨が上げています。
しかし、今回の利上げ見送りで2月の利上げの可能性が高まったとも言え、
まだ日利上げへの市場の関心も冷めやらぬようです。

今日これからの注目は、
夜10時半の米消費者物価指数(コア)と米住宅着工件数ですね。
そして、夜中の2時に発表される
フィラデルフィア連銀景況指数も気になります。
どれもレートを大きく動かす可能性のある経済指標だけに
注目する必要がありそうです。

さて今日は、ワイルダーのメモのお話です。

ワイルダーとはトレーダーであれば誰でも知っている
あのJ・ウェルズ・ワイルダー・ジュニアのことです。

彼は数々のテクニカル指標を考案した
天才テクニカルアナリストですが、
同時にトレーダーでもありました。
理論とともに自らもトレードする実践家であったわけです。

その彼が愛用するデスクの近くの壁に
常に貼り付けていたといわれるメモがあります。

彼自らの著作の中で明らかにされていますが、
その内容とは、

損失は膨らむにつれ、その回復に必要な利益は幾何学的に増えていく。
と冒頭の言葉に続き、一覧表が記されていました。

当初の資金に対する損失の割合5%、
その損失の補填に必要な利益の割合5.3%
と表は始まり、次々と表は書き足され

最後に

当初の資金に対する損失の割合90%、
その損失の補填に必要な利益の割合900.0%
と記されていました。

そして、この表についてワイルダーはこう述べます。

「かつてフェニキア人やローマ人が活発に市場取引を行い、
 ギリシャの七賢人のひとりが大儲けした時代から変わっていない
 問題である。」

勝つためのトレード・システムの考案者自身が
常に自身のトレードに対して、
リスク管理を自らに言い聞かせていたことは
とても興味深いことですね。

また、資金管理のワイルダー流の概念として

1. 一つの商品に手持ちの資金の15%以上はつぎ込まない。
2. 一度に手持ちの資金の60%以上は動かさない。

と、これを上限値としながも
自身のルールとしていたといいます。

現代的には、
ちょっと枠の大きすぎる感じもする資金管理ですが、
このあたりにワイルダーの
自らのシステムへの大いなる自信が覗えるような気もしますね。

FX 為替と韓流ブームのお話

昨日は、風邪をひいて38.2度の熱でダウンしてしまいました。
皆様もお風邪を召しませぬよう。
健康には気をつけたいものです。

さて、昨日はポンドなど少し荒っぽい展開となりましたね。
また、日政策金利の発表を控えて織り込みの進む中、
日本時間の夜になって、市場を驚かす
TBSなどの「利上げ見送りで調整がすすんでいる」との報道を受けて、
円売りの動きがみられました。
その後、また少し戻すという忙しい展開となりました。

今日17日(水)は、日本時間の夕方6時半に
英の失業率関連の経済指標の発表があります。
そして、夜の10時半には米生産者物価指数(コア)の発表が、
そして、11時には対米証券投資の発表があります。
レートを大きく動かす可能性のある指標発表ですので
注視する必要があります。

続く11時15分には米鉱工業生産の発表があります。こちらも注目ですね。
また18日未明の4時には米ベージュブック(地区連銀経済報告)の
発表があるなど、経済指標の発表が目白押しです。

そしていよいよ、明日は日政策金利の発表ですね。
新聞紙面にも「利上げ先送り論が浮上」との記事の掲載があり、
やや利上げ先送り論のほうが優勢のようですが、
いかがなりますでしょうか。
対円通貨のすべてに影響があるだけに
3時半からの福井日銀総裁の記者会見での談話とともに特に注目です。

次のポイントとなる121円ライン、
そして2003年高値である121円40銭に向けて
オプショントリガーの動きを含めた相場展開に注目いたしましょう。

さて、今日は新聞紙面でみつけた為替と韓流ブームのお話です。

現在、円安ウォン高が進んでいて、
昨日のレートでは1997年10月以来の100円が777.40ウォンとなっています。

このような為替レートの影響と観光ピザ免除などにより、
韓国から日本への旅行者が前年比2割増の210万人となるなど急増して、

「何でも安くて、デパートでブランド品をたくさん買いました。」

という韓国人旅行者もいる一方、

逆に韓国旅行の割高感で日本から韓国への旅行者が減って、

ソウル市の明洞の世宗ホテルでは、
これまで客の7割を占めていた日本人客が6割にダウンしたり、

ロッテ免税店でも日本人などの外国人への販売が2割ほども落ち込むなど、
けっこう深刻な影響が出ているようです。

ウリ銀行の外換運用課によりますと、

「2月ごろまでは今の水準を維持するが、
 その後、100円が850ウォンまで下がる。」

との予測をしているようですが、いかがなりますか。

ペ・ヨンジュンやイ・ビョンホンやチャン・ドンゴンを追いかける
日本のオバ様たちのパワーもウォン高に少し沈静気味のようです。

為替トレードに明け暮れる私たちトレーダーですが、
上がった下がったの為替差益差損だけではなく、

当然のことながら、
1円違うと貿易で350億円の影響があると言われる大手自動車メーカー以外にも
為替レートは身近な実需にも影響を与えているものなのですね。

少しだけ感慨深いものを感じます。

FX デスノートのお話

一週間の始まりですね。

先週は、英指標のBOE政策金利のサプライズとなる利上げや、
ドル円が120円の壁を突破するなどエポックがありました。

週はじめとなる今日15日(月)は、
米市場が「キング牧師誕生日」の祝日でお休みです。
先週末の夜中からは米市場が連休を控えていたことなどもあって、
調整局面となり、
さらに今朝の日機械受注の発表で3.8%との好結果を受けた
円買いでドル円が120円前半にまで戻していますが、
120円の割り込みはなく、
現在のところサポートにしっかり感があるようです。

今日は米市場がお休みで、
おまけに、今日の米以外の経済指標の発表などにも小粒の印象があり、
動きの鈍い相場も予想されますが、
夕方6時過ぎからのスロベニアで行われるユーロ加盟記念会合での
トリシェECB総裁らの発言には注目しておいたほうが良いようです。
また、続く6時半に発表される英指標の生産者物価指数にも、
一応、注視いたしましょう。

今週は、
いよいよ18日(木)の昼ごろには、日政策金利の発表があります。
微妙な情勢ではありますが、
市場では0.25%の利上げ観測が出ているようです。
いかがなりますか、
対円通貨ペアすべてに影響があるだけに大いに注目です。

さて、2003年の夏ごろから週刊少年ジャンプに連載されていた
「デスノート」がけっこうなブームですね。

夜神月(やがみライト)と、彼を追う探偵L(エル)との戦いを描いた
物語ですが、このストーリーにちなみ、
お隣の中国でも「死亡筆記」という名称で実際にノートが売られて、
社会問題となるなど話題の物語です。

死神リュークのピエロにも似たおどろおどろしい顔もユニークですが、
なんといっても「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という
設定がなんとも面白いですね。

実は変わった投資法の1つに、
デスノートみたいなものがあると聞いたことがあります。

真偽のほどは解りませんが、
基本的なこの投資の考え方は、
「一般大衆はほとんど相場で損をする」
ということが前提となっているようです。

丹念に証券会社などのFXを取り扱っている会社や
IBなどの売り買いの建て玉数を調査して、
デスノートならぬ調査ノートを作成して、
頃は良しというところで、
一般大衆の建て玉を食いに出るのだそうです。
ゼロサムゲームならではの死神投資法ですね。

相場操縦にかなり巨額の資金が要りそうで、
死神も命がけだと思いますが、
そういえば、英のスペキュレーターの「つけ」の動きは、
どことなくデスノートを彷彿とさせます。

彼らが不穏に動き出したら、
「デスイレイザー」という消しゴムで
さっさとノートを消してしまうように、
キラに殺されないために手仕舞うほうが良い場合もありそうです。

FX 異種格闘技

ドル円がついに120円の壁を越えましたね。
1年以上のレンジの壁を越したことから、
市場では121円や122円、あるいは123円までの続伸説もでてきています。

通貨先物に円売り残もあることから、
一気にということはないと思われますが、
ともあれ指標発表による上げではなく、
市場自体が押し上げるかっこうで120円の壁を越えたことは
大きなエポックです。

一方、
夜の9時に発表されたBOE(英中央銀行)のMPC(金融政策会合)において
まさに予想外の利上げが発表があり、
ポンド円は1998年8月以来の234.80銭台をつけました。

また一方、
9時45分のECBの金利発表は市場の予想とおりの据え置きでしたが、
夜の10時半ごろから行われたトリシェECB総裁のスピーチにおいて、
インフレ警戒を示す総裁流の「Strongly Vigilant」という表現を
使わなかったことから今後の利上げ観測が低下したという
市場の見通しを生み、ユーロが売られる展開となりました。

週末の今日12日(金)は、
日本時間で夜の10時半に米小売売上高の発表があります。
レートを大きく動かす可能性のあるS級の経済指標ですので、
注目いたしましょう。

また、15日(月)は米が「キング牧師誕生日」の祝日のため、
米市場は休みとなります。本日深夜からは連休を前にして、
少しずつ取引が閑散となり、
クスエアによる手仕舞いの動向も予想されます。

さて、今日は、トレードと異種格闘技のお話です。

外為市場は、マネー争奪戦の異種格闘技のようなところがありますね。

異種格闘技と言えば、私も大好きなご存知のK-1ですが、

空手スタイルに柔道スタイル、キックボクシングスタイルや
レスリングスタイルなどいろいろあります。
相撲スタイルだけはちょっと苦戦しているようですが、
いろいろな流儀で覇者を競っているわけです。

為替市場でのマネー争奪戦も異種格闘技で、

スワップ派もその1つですし、
差益を狙うトレードにしても、順張り派や逆張り派もそうですが、
いろいろなスタイルがあります。

トレード手法の流儀としましても、

「ファンダメンタルズ派」と「テクニカル派」の大別から、

ファンダメンタル派にしても、

「経済指標の発表を狙う経済指標短期派」から
「大局を分析してトレードする中長期派」

またテクニカル派にしても、

「移動平均線およびその交差派」
「トレンドライン派」
「フェボナッチ流リトレースメント派」
「レジスタンス・サポートライン派」
「オシレーターテクニカル指標派」
「その他」

などなどいろいろあるわけですね。

しかも、体重別さながら、短期、中期、長期と時間別もあり、
通貨先物からオプションまで考えますと
多種多様なマネー争奪戦の異種格闘技と言えそうです。

それで、私たち個人投資家のスタンスとすれば、
どうすればよいかと言いますと、

巨大マネーのファンドのように
相場自体をコントロールすることは決してできませんので、

一言でいいますと、

「笹舟のように流れに乗る」

これ以外にないように思います。

マネーのK-1の巨人たちと戦ってはいけないわけですね。

経済指標が発表されるならば、注目してその動向に従い、
トレンドが発生すれば、それに乗り、

レジスタンス(サポート)ラインで仕掛けてくる巨人にも注意して、
またある時は、移動平均の交差やその手前で動く別の巨人の動向も
注視しなくてはいけないわけです。

とにかく巨人たちが作る相場の状態に応じてフォロー(追従)していくのが、
弱者としての賢い選択のように思います。

ですので、相場の状態の把握がとても大切のようです。


FX USD/JPYが120円超え

チャートと睨めっこしていたら、
もう夜の8時になってしまいました。

オプションがらみで3000本近いのではとも言われていた
売りをものともせずに
ドル円が2005年の12月以来の120円をつけましたね。
押しもありますが、121円超えをも射程距離とする勢いですね。
今日はゴミ投資家なりに少し大きめのトレードをしていますので、
少し興奮状態です。うーん、エクスタシー(笑)

さて、これからは夜9時のBOE政策金利と
それに続く9時45分のECB政策金利の発表ですが、
それよりも、10時半からのトリシェECB総裁定例記者会見のほうが
気になりますね。
ユーロも元気が良いだけに注目です。

今日は相場考はお休みして、
どこかであるであろう売りの圧力を注視しながら
トレードに専念いたします。

FX 相場計測のヒント

先日、温泉ホテルへ行きましたら、
外国人客も多いせいなのか、ロビーのカウンターに
$のエクスチェンジのレートが表示されていました。
交換手数料のためにインターバンクレートと数十Pも違うんですね。

「うーん、高い」(笑)

さて昨日は、今ひとつはっきりしないながらも、
キャリートレードの動きが再び活発となり、
ジリジリと円売りの動きが強まる展開となりましたね。
ドル円もクロス円に支えられて119円半ばとなりました。

今日10日(水)は、ゴトウ(5・10)日です。
節目の時間には一応の注意をしておいたほうが良いようです。

夕方6時半には英の貿易収支の発表があります。
ポンドおよび欧州通貨のレートを動かす可能性がありますので注目です。
そして夜の10時半には、米貿易収支の発表があります。
S級の指標ですので注視いたしましょう。

市場ではサプライズは少ないとの見方が多いようですが、
レートを大きく動かす可能性もあります。

今週はキャリーの解消に続く仕込みなどで
相場の動向が揺れ動いていますが、
そのような中、やはり気になるのがIMM通貨先物の
円売りポジション残の動向です。
調整の出方が気がかりですね。

さて、また相場のお話です。

デイトレードであるとか、スイングトレードであるとか、
トレードのスタイルで見る時間軸は異なります。
長期や短期と言ってもそのトレードスタイルによって様々ですが、
時間軸に関して、よくこのようなことが言われることがあります。

*長期は「背景分析」を行うための時間軸
*中期は「安全分析」を行うための時間軸
*短期は「トレード実行」のための時間軸

それで、テクニカル的に何を見るかと言いますと、

その分析の中心は、「方向性」と「ボラティリティ」です。
これらを各時間軸でその状態を認識しなくてはなりません。

ボラティリティとは、振幅であるとか、
単位時間当たりのレートの変移量であるとか、
と定義されていますが、トレードにおいて、
方向性とともにとても重要なファクターとなります。

スワップ狙いは別としまして、
為替の差益を得るためには、レートの振幅が必要ですから当然ですね。

さて、このボラティリティの状態には、3つあります。

1つ目は、ボラティリティの低下している状態。
「スクイーズ」などとも呼ばれていますが、
もちろん、この状態はトレードにふさわしくない状態です。
ですから、この状態ではエントリーはしてはいけないわけです。

でも、この「スクイーズ」の状態は、これに続き大きな確率で現れる
トレードにふさわしい大きなボラティリティとなる
「ボラティリティ・ブレークアウト」の予兆となることが知られています。

2つ目は、ボラティリティが拡大している状態。
「ボラティリティ・ブレークアウト」などとも呼ばれていますが、
この状態は、ボラティリティが拡大して
トレンドが発生しつつある状態ですので、
トレードにふさわしい状態になりつつあります。

さてここで、トレードにふさわしい状態と言い切らなかったのは、
「ヘッド・フェイク」と呼ばれるダマシの確認が未了であるからです。

この「ヘッド・フェイク」の有無を見分けるポイントは、
ここで公開はできませんが、
ある方法によってボラティリティ・ブレークアウトの状態を
確認しなければなりません。

出遅れるようであっても、確認を怠って焦ってエントリーすると
「ヘッド・フェイク」のダマシにあってしまいますので注意が必要です。

トレンドの強い場合には、より大きな時間軸に
ボラティリティ・ブレイクアウトが波及的に示現していきます。

(大きな時間軸と小さな時間軸の状態が異なっている場合は、
現在のトレンドがまだ波及していないか、以前の相場の状態のなごりが、
大きな時間軸に残存している状態です)

また、トレンドが終わりに近づくと、ボラティリティのない状態を経て
レートが反転するなど、サインが消えていきます。

サインの消失の確認は、その時のレートの変化スピードにもよりますが、

「あっ、終わったかと思ったらまだトレンドが続いていんだなぁ。」

というエグジット(クローズ)のダマシにもあわないように、
ある方法で「サインの消失」を確認する必要があります。

3つ目は、ある程度のボラティリティが継続していて、拡大も縮小も
していない状態です。ボリンジャー・バンドでいいますと、
「バンドがずん胴」の状態ですね。

この状態は移動平均線の状態によってさらに2つに分けられます。

移動平均線がほぼ水平である逆張りの有効なケースと、
移動平均線が上下に方向を持っているトレンドを狙うジリ高(ジリ安)
の2つのケースに分けられます。

緻密なトレードをするには
これらを長・中・短期の時間軸で、長期時間軸の優位性を認識しながら
相場を計測していきます。

もちろん、
これらのボラティリティという側面からの相場計測は大雑把なものです。
その他のテクニカル指標での正しい計測確認も必要なことは
言うまでもありません。

本物の優れた投資法を得てみませんか?

FXビクトリー・メソッド

FX 不気味な円売り残

反発の兆しも見られますが、今ひとつハッキリしないようです。
材料が乏しく、仕掛けづらい相場のような感じがします。
昨夜から今日にかけて、ユーロ円で70Pほど取れたのですが、
臆病になって情けないほどの小さな建て玉でのトレードでした。

明日からは、米貿易収支や
木曜日のECB政策金利、金曜日の米小売売上高と、
少し活発なボラティリティが期待できそうですね。

少し気になるのが、
IMM通貨先物の円売りポジション残です。
調整も進んでいるようですが、
まだまだ大きく残っていますね。

大口のヘッジファンドなどは
手口が公開されることを避けるために
通貨先物を利用しないといわれていますが、
円売りポジション残の大きさが気がかりです。
どのあたりで残玉の調整に出てくるか、
注目いたしましょう。

このような懸念材料があったり、
不透明の度が強い時には、
少しだけ小掬いトレードでもやるか
先哲に習ってゆっくりするのも良いかもしれません。

いつもこのような時は、
このお話を思い出します。

昔、大正の時代に「売りのヤマタネ」と恐れられていた
相場師の山崎種二という人がいました。

向かうところ敵なしのヤマタネでしたが、
大正9年の大暴落で財産の大半を失いました。

売りのヤマタネが暴落で財産を失うのですから、
なんとも皮肉なものです。

そのどん底から這い上がって、
後に山種証券の創始者となるわけですが、

人生のどん底の時に彼は大きな教訓を得ました。
(やはり偉人は違いますね)

それは、「相場を休むこと」でした。

「すべて当ててやろう」という考えは良くないようですね。

有名なギャンも「解らない相場には近づかない」と述べています。

のべつ幕なしでトレードしていてはいけないようです。

でも、ちょっとだけドル円を…(笑)

FX ファンドの事情

先週末、注目の米雇用統計(非農業部門雇用者数)は、
予想の11万人増に対して16.7万人増と、
市場の予想をかなり上回る発表内容となりましたね。

また、恒例となっています前回発表の修正も
13.2万人から15.4万人に上方修正されて、
ドルが一気に買われる展開となり、ドルが値を戻しました。

しかしながら、
総じて先週はクロス円での円買いが目立つ展開でした。

週末の雇用統計がらみを除けば、
これらの円買いは、
大幅安となった金をはじめとする金属市場や、
129年ぶりと言われる暖冬の影響で
大きく売り込まれていたNY原油先物などでのファンドの損失を
利益の出ている為替での「キャリートレードを解消」をして
穴埋めする「故(ゆえ)ある事情」の動きであったことが報じられています。

風が吹けば桶屋が云々の逆のようなことがあったもようです。
ファンドにもやむにやまれぬ事情があるのですね。

そのNY原油先物が金曜日のNY時間午後には、
週末を前とした利益確定の動きもあったと思われますが、
反発して、暖冬という材料を消化してきた面も覗えはじめていますので、
今週に落ち着いた動きとなれば、
再度のキャーリーの仕込みも考えられます。

直接の為替の動きではありませんが、
金や原油先物などの商品市場の動向にも
少しだけ注目する必要がありそうです。

さて、今日は祝日で東京市場はお休みです。
今日明日ともに米指標の発表はなく
ユーロ関連指標を除けば注目の経済指標の発表はあまりありません。

10日(水)夜10時半の米貿易収支までテクニカルな動きが予想されますが、
ヘッジファンドのキャリーの動向には注意が必要と思われます。


さて、話はガラリと変わって株のお話しです。

昨年は、主要先進国の株の多くが2桁(十数%)の大幅上昇であったと
報じられていますね。

現在私は、株のほうは現物株を少々持っている程度で
遠ざかっていますが、近頃なんか気になります。

中国株やインド株なども気になってしかたありません。
昨年のインド株は、過去最高値を更新して、
年初の指数が9,400Pほどだったのが、
この1年間で4,400P近くも上昇したそうですね。
もちろん、今日のように短い時間で見ると下げることもありますが、
マクロで見るとまだまだ端緒についた状況なのかもしれません。
これからが楽しみです。

そういえば、現在、インドでは、
およそ9割近くの人が自営業なのだそうですが、
アルセロース・ミタルのような大きな会社も
いろいろと組織されていくことでしょう。

9割の自営業とは、日本ではいつの時代に該当するのでしょうか。

私も調書には「自営業」と書きますので、
なんかこの言葉の響きに親しみがわいてきます。(笑)

世界的な新興国も含む株高はバブルとならない限り、
好ましいことです。

いろいろな国の産業が活発となれば、
マクロ的にも外貨需要も高まり行くことでしょう。


FX ダマシのお話

昨日から今日にかけて欧州通貨やオセアニア通貨をはじめとして、
米ドルまで下げの展開となっています。
昨年末の高騰の反動か、テクニカル要因が強いようですが、
この下げの勢いがどこまで続くか注視いたしましょう。

そして、今日は週末のゴトー(5・10)日。
節目の時間のレートの動きに注意が必要です。

そしていよいよ日本時間の夜10時半には、
経済指標の中でも最も注目度の高い米雇用統計と失業率の発表があります。
大きなレートの動きとなる可能性がありますので、大いに注目です。

また、ここのところ恒例となっている
前回発表の修正も行われる可能性もありますので、
発表直後に乱高下する場合も考えられます、注意いたしましょう。
バーナンキ氏の発言にも注目されます。

さて、振り込め詐欺やマネーロンダリングの対策のため、
10万円以上のATM振込みには本人確認が必要になるそうですね。

確かに偽名でも振り込めてしまう現行のATMのシステムでは
いろいろ問題があるようです。
本人確認済みのキャッシュカードであれば制限はないとのことですが、
でも、ちょっと不便になりますね。

今日は「ダマシ」のお話です。

投資法にはいろいろな流儀や手法がありますが、
これらの手法の示すサインでエントリーなどをしたときに
思惑とおりのレートの動きにならずに
意図した相場の方向と逆にレートが動いたりして、
やむない損切りをしたときなどに「サインのダマシにあった」
などと言いますね。

もち合いの後に、もち合い離れにつけとばかりにエントリーすると
「ヘッド・フェイク」と言われるダマシにあうことがあります。

クスイーズと呼ばれる極端にボラティリティのない状態から
ブレイクしていくときに、
最初のブレイクの方向にどんどんレートが動くこともありますが、
いったんレートが逆方向に動いて、それから本来のレートの方向に
大きくブレークしていくことがあります。

ちょうどライオンが走り出すときに
いったん勢いをつけるために一歩後退して、
それから一気に走り出す様に似ていますが、

アメリカの投資家の間では、
敵陣を目指すホッケーの選手が後ろを振り返りながら
味方にパスをするよう見せかけて敵を欺き、
隙を突いてシュートする様子に似ていることから
「ヘッド・フェイク」などと呼ばれているようです。

また、トレンドが発生しているときにも、
ときおりレートが逆方向に向かうリトレースメントと呼ばれている
調整(correction)があります。

逆張り指向の投資家が
心待ちにしていたとばかりに飛びついてエントリーすると、
移動平均線などの支持のあたりで反転して、もとのトレンドの方向へと
レートが動いてダマシにあってしまうことがあります。

この
「レートの動きが本物なのか、それとも偽物(一時的調整)なのか」
の判別こそが肝心で、
サインをいろいろ他のファクターや指標で分析して
取捨選択しなくてはならないわけですが、
確認が周到すぎれば出遅れてしまうわけで、
このあたりが初心者ならずともベテランでさえも悩ましいものです。

でも、このことだけは言えそうです。

「しばしばダマシにあってしまうと嘆く投資家は、
 状況確認が不十分で、焦った投資行動をしていることが多い」と。

どこか振り込め詐欺の被害者の方と少しだけ共通点がありそうですね。

さらに、

「1Pipでも多く儲けたい」という心も
皮肉なことにダマシにあいやすくして、損を誘発しているようです。

「方向が定まるのを焦らず待つ」

これを心がけるだけで勝率が格段に向上するものです。

天底を取ることは天才にしかできないことです。
ダマシに数多くあうよりも、
少し出遅れたかと思うあたりがちょうど良いことも多いものです。

トレードで勝利するには、
優れた投資法とともに投資マインドや投資行動も
鍛えていかねばならないようですね。

この焦りの投資行動のままであれば、
いつまでも聖杯(ホーリー・グレイル)を求めさまようように
次々と新たな投資法を求めて流浪の旅を続けなくてはならなく
なってしまいます。

FX ボラティリティのお話

今朝未明のFOMC議事録の発表は、
米のインフレリスクや米経済への懸念が少し感じられる
内容となりました。

今夜は夜中の12時に米ISM非製造業景況指数の発表があります。
レートを大きく動かす可能性もありますので、
注目いたしましょう。

そして、いよいよ明日は大きな経済指標である米雇用統計の
発表があります。バーナンキ氏の発言も予定されていますので
年始早々ですが、動向に目が離せませんね。


さて、今日はボラティリティのお話です。

相場にはいろいろな表情があります。

凪(なぎ)の海のように静かな表情もあれば、
押しては引くさざ波の表情、
そして、荒れ狂うような怒涛の表情もあります。

スワップ派であれば、
なるべく静かな相場を好むものですが、
トレードで差益を得るためには、
どうしてもレートにボラティリティが必要です。

ボラティリティとは、レートの振幅とか、
ある期間のレートの変動範囲のことですが、
荒れ狂う乱高下よりは、
大きなウェーブのほうが波に乗りやすいものです。

こうしてみますと、
どことなくトレーダーはサーファーに似ていますね。

ボラティリティの状態を見るには、
いろいろな方法がありますが、
なんと言っても、ボリンジャー・バンドがとても便利なようです。
名前こそ考案者の名を冠していますが、
このバンド(帯域)こそ、ボラティリティ・バンドだからです。

ビッグ・ウェーブに乗るトレードをするのであれば、
ボラティリティがとても低い状態である「スクイーズ」と呼ばれる
バンド帯域がとても狭い状態では、
一目でトレードのタイミングでないことが分かります。

「待てば海路の日和あり」などと言うように
海路を渡るには、凪(なぎ)が良いものですが、
しかし、トレードには大きな波が必要なのですね。

凪はやがて必ず大波となり、
大波もやがて必ず凪となります。

待てば大波のトレードの日和(チャンス)も必ず来るわけです。

ジョン・ボリンジャーは、その著書で
こう語っています。

低いボラティリティが高いボラティリティを生じさせ、
高いボラティリティが低いボラティリティを生み出す、
このことが平均値へのリグレッション(回帰)である―。


大きな時間軸やそのフラクタルとなる小さな時間軸での
いろいろなトレードスタイルの中で、

バンド帯域のスクイーズの小道が
ボラティリティ・ブレイクアウトするのを待って、
それに続く「ボラティリティの帯域のコブ」が膨らみ、
高いセットアップ(状態)となったその中をサーフィンすることが
(順張りにせよ、逆張りにせよ)
トレードするということなのかもしれませんね。











FX 新年の気づき


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇[謹賀新年]◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

新年、明けましておめでとうございます。
今年は「猛進」の猪年です。トレードの勝利に向かって 
堅実な躍進をしていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

新年のトレードの幕開けです。

旧2006年は、総じて円安と欧州通貨高の一年でした。
ユーロ円は一般にも取引できるようになって以来、
年足では一度も下げたことがない通貨ペアです。

なんとこの6年あまりで50%以上も値上がりしています。
ユーロはやがて基軸通貨となるのではとの論もあるようで、
いったいどこまで上げるのでしょうか。

年末にはフセイン元イラク大統領の死刑執行などがありました。
猪年は過去の歴史では何かと大きな出来事が起こる傾向にあるようですが、
今年はどのような事件が起こるのか少し心配になってしまいます。
迷信であってもらいたいものです。

さて、外為市場は昨日からオープンしていますが、
米のフォード元大統領の国葬で
経済指標の発表が今日に繰り延べとなっています。

年始は値が飛びやすいので慎重にトレードいたしましょう。

今日3日(水)日本時間の夜10時15分には、
米のADP雇用統計の発表があります。
今週末の米雇用統計と結果がまちまちであることも多いですが、
レートを動かす可能性がありますので注目いたしましょう。
そして夜中の12時には、
米ISM製造業景況指数や米の建設支出の発表があります。
こちらも注視が必要です。

おとそ気分もまだ覚めやりませんが、今年のトレードの開幕です。


以前の正月は旅行三昧でしたが、
いくぶんネット病にかかっているためか、
今年の正月はどうもメールなどが気になって、
あまり遠出せずに本を読むことにしました。
もちろん小説などではなく相場の本です。

三冊読もうとパンローリングから購入したのですが、
まだ一冊半ほどしか読むことができず、
正月のやぶ用などを言い訳に三日坊主になりかかっています。

翻訳本は、いくら優秀な翻訳者や監修者がやっても、
外人である著者の思考過程や、言い回しの意図するところや
語の定義が日本のそれと微妙に違っていたり、
著者固有のローカル・ワードがあったりして、
最初の1/4くらい読み慣れるのに時間がかかります。

1/4を過ぎたあたりから著者や訳者の語彙にも慣れて、
読破スピードが増していきますが、いつものことながら
翻訳本には最初少し手をやくものです。

私の拙著(e-Book)もご購入いただいた方なのですが、
8年以上の投資経験をお持ちのベテラン投資家の
富良野太郎氏(ハンドルネーム)のブログで紹介されていた
バン・K・タープ著「魔術師たちの心理学」が
そのうちの一冊です。

富良野太郎氏のブログ

あまりに客観的に著述しようという
言い回しに苛立つところもありましたが、
読後に「さて具体的にどうすればよいの?」という本も多い中、
とても実践的に勉強となった一冊でした。

いろいろ示唆に富む多岐にわたる内容なのですが、
その中でもたとえば雪合戦になぞらえた
リスク管理とポジションサイジングの話や、
自動車の加速に見立てた相場変動の話など
とても興味深く読みました。

「レートがブレイクアウトするのか、あるいは反転するのか」
によって相場の方向が文字とおり180度変わってしまうわけですが、

その重要なテーマの解の示唆として、
そのブレークアウトするかしないかの刹那、
その瞬間のレートの加速度の概念はとても興味がそそられました。

ブレークアウトするには、
つまりトレンドに移行するには、
(単にレートに少しスピードがあるだけではなく)

レートに「加速度」が必要で、
加速度が低下もしくは加速度の停止が起こると反転する可能性がある、
ということでした。ロケットの打ち上げを髣髴とさせることですが、

(どのようなケースでも多少の調整や例外はあるものですが)

なるほどこれはテクニカル指標を見る際の重要な補助として使えそうだ、
と思ったわけです。

大きな気づきを得ることができました。

さぁ今年一年、ご一緒にトレードに頑張りましょう!


FX トレードスタイルのお話

今年のトレードも今日が最後となりましたね。

昨日は、豪ドル円が9年ぶりとなる93円台後半となるなど、
総じてクロス円の買いが目立つ動きとなりました。
円、スイスという低金利通貨が売り込まれたことなど、
キャリートレードの仕込みが再び活発になってきているようです。

また、注目の米経済指標でしたが、
住宅市場の回復を示す中古住宅販売の数字が
市場の予想を大きく上回ったことと、
前回発表分の上方修正があった消費者信頼感指数を受けて
ドル買いの展開となりました。

もうポジションをスクエアにされている方も多いことと思いますが、
今日29日(金)は、日本時間の夜の7時半には、英のGFK消費者信頼感調査と
スイスのKOF先行指数などの経済指標の発表があります。

キャリーの仕込が見られているので、
一応、注目しておいたほうがよさそうです。

さて、今日の話題です。

チャートを見ますといろいろな時間軸がありますね。
1分足から年足まで、チャートによって多少違うものの
いろいろな時間軸があります。

もちろん、
要望や必要があってあるわけなのですが、
そう考えますと、
時間軸の数だけトレードスタイルがあることに気づきます。

資金量やリスク管理にもよるのですが、
分足などの短い時間足を使って「よっしゃー、やった5Pips!」
というような大玉やハイレバレッジで、
たった5Pipsで数十万円稼ぐ小掬いのトレードスタイルもあります。

もちろん、5Pipsで数十万円稼ぐということは、
相場が逆に動くと数十万円の損となるわけですから、
大きなリスクのあるトレードともなります。
8桁を超える資金量があれば可能と思われますが、
誰でも行って良いものではありません。

また逆に、最小取引単位や小さな建て玉で、
週足や月足などの大きな時間軸で相場を計測しながら、
ときには為替差損差益をポートフォリオでリスクヘッジしながら、
時間をかけてゆっくりとスワップを受け取ろうという
トレードスタイルもあります。

また、時間足や日足を使ってのデイトレードやスイングトレードという
スパンでのトレードもあります。

どれが正解とか、どれが正しいとか言うわけではなく、
資金量や時間のかけ方や目標でトレードスタイルがいろいろあるわけです。

トレードのスタイルや目標と言いますと、
少しだけ牧場に似ているような気がします。

大きな牛舎も必要となりますが、
子牛を大量に育てて、
餌代のリスクや食材市場需要の動向を見ながら
子牛の肉を高級食材市場に売って儲けようという
ビジネススタイルがあります。

場合によっては豊作となりすぎた野菜や大量となりすぎた漁業のように
生産量と儲けが見合わないこともあることでしょう。

また、子牛ではなく時間をかけて成牛までまで育てて、
単価は子牛より安くとも、
量をもってビジネスとする考えもあることでしょう。

あるいは、肉での利益はほとんど得られなくとも、
牛乳や乳製品でビジネスにしようという考えももちろんあります。

投資もこれらに少し似ています。

資金や時間や目標で人それぞれに
いろいろなトレードスタイルがあるわけです。

投資にも目標がとても大切なようです。


さぁ、今日が今年のトレード最終日。
今年最後のトレードを楽しみましょう。^^

来年も良い年でありますように…。

良いお年をお迎えくださいませ。m(_ _)m




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