FX 慣性の法則のお話

3日の英フィナンシャル・タイムズ紙によると、
2日に史上初のWTI原油先物を1バレル100ドルに
押し上げたのは、最低売買単位の1000バレルで買いを入れた
リチャード・アレンズ氏という
1人のトレーダーだったそうですね。
その後、2月のOPEC臨時総会で増産の可能性の憶測報道もあり
反落して、1バレル100ドルの取引成立は
同氏の1人だけだったということですが、
下げて落胆しているのか、世界に名を馳せてご満悦かは、
定かではないようです。(笑)
昨日も一時100.05ドルを記録して、
原油先物はこの一年間で上昇率が7割に達しているそうです。
過去5年間では3倍以上を値を上げました。

また、米国を大悪魔呼ばわりしていた
イランの最高指導者ハメネイ師が
「現時点での米との関係樹立は有害」として
核開発の停止は拒否するとしながらも
「米国と関係樹立がイラン国民にとって有益な日が来れば、
 私が関係を承認する最初の人物になるだろう」と
語ったそうです。
和平関係が訪れる日も近い将来あるのかもしれませんね。

さて、マーケットですが3日(木)の東京時間は、
前日の米ISM製造業景況指数が景気拡大と縮小の節目となる
50を割り込んで、2003年4月以来の低水準となったことによる
ドル円やクロス円の下げとドル売りも一服して、
比較的小動きとなりました。
ポンド円などのクロス円やドル円が一時ジリ高となりましたが
ロンドン時間前には緩やかに下げて、
市場参加者も少なく限定的な動きに始終しました。

ロンドン時間に入ると前日のNYダウなど
株式市場の軟調を嫌気したか、
リスク回避の動意となり徐々に円買いが加速していきました。
その後、独失業率は市場予想より良かったものの、
英BOEが住宅債務不履行と中規模企業向け融資の
デフォルト率の増加を発表したこともあって、
ポンド円が1年5ヶ月ぶりに215円を割り込むなど、
クロス円とドル円が下落していきました。
一方、ドルストレートはこの時間ポンドドルが
下落して戻す上下動となって、
ユーロドルは上げて下げる上下動の展開の
まちまちの動きとなりました。

ニューヨーク時間に入ると
ドル円とクロス円の下げも一服となって、
その後発表された米ADP雇用統計や米新規失業保険申請件数、
続く米製造業受注指数などがともに市場予想より良い結果に、
米のリセッション懸念が和らぐこととなって
ドル円とクロス円が上昇に転じて、
ロンドンでの下げを帳消しにする
「行って来い」の展開となりました。
一方、ドルストレートは
ユーロドルが上下動の後に徐々に値を上げ、
ポンドドルも下げては戻す展開となりました。
ドルカナダは上下動しながら終盤やや戻すも
軟調傾向の展開となりました。
また、UAEがドルペッグを維持する報道がありました。
NYダウはかろうじて前日比プラスで引けましたが、
ナスダックとSP500はわずかに前日比を下回りました。

週末の今日4日(金)は、
午後3時45分にスイス消費者物価指数、
夜7時に欧消費者物価指数速報、
夜10時半に米雇用統計、米失業率、
同10時半に加鉱工業製品価格、加原料価格指数、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数、
同12時に加Ivey購買部協会指数、
などが発表されます。
スイスと米の経済指標には注目です。

さて、年始早々ですが、
今日は重要指標の米雇用統計が発表されます。
昨日の米ADP雇用統計は市場予想を上回る結果となって、
悲観論が後退したとの思惑もある一方、
これまでの雇用関係指標から市場の大方のコンセンサスは
前回より悪化するとの見方となっています。
いかがなりますか、
市場予想に対してどのような結果となるか注目です。

さて今日は、慣性の法則のお話です。

フェボナッチ数を神の比率とか、
神秘数ということがありますが、

確かに巻貝や銀河の渦巻きなどにも
この数字(比率)が見られるようで、
自然界の不思議な1つの秩序を表しているようです。

そして、マーケットは人が織り成すものですが、
押し戻りやエクスパンションにフェボナッチ比が垣間見られ、
ディナポリなど何人ものトレーダーによって
トレードに応用する手法が開発されています。

ところで、自然界の法則と言いますと、
ニュートン以来の「慣性の法則」というものがありますが、
相場にも「状態継続の性質」が見られるようですね。

ローソク足はレートの動きを時間で区切って、
始値と終値と高値と安値を実体とヒゲで構成しますが、
よく観察しますと、確かに慣性らしきものがあるようです。

陰陽陰陽…陰陰陽陽…などの揉み合いや、
陽陽陽陽…の上昇、陰陰陰陰…の下降、
そしてボラティリティにも、
ある程度の継続傾向が見られます。

大きさと向きを持つレートのベクトルにも
状態継続する性質があるのは面白いですね。

揉み合い、あるいはある程度それに幅のあるレンジと、
上昇トレンドと下降トレンドの3つの状態が、
それぞれある程度継続しては、
「何かを契機」に入れ替わり、
またある程度状態が継続していきます。

「何かの契機」は、経済指標の発表も含めて
何がしかのファンダメンタルの変化であったり、
チャートポイントであったりすることがありますが、
(この契機が把握できることが理想ですね)

レートの大きさと向きのベクトルが強い状態、
つまり、陽陽陽陽…や陰陰陰陰…のトレンド状態が
継続している時には、少し出遅れたとしても
フォロアーとなって追従していく方法が考えられます。

単純な方法では、3本陽で買い、3本陰で売る、
などというものもありますし、
また、継続してきた以前の状態での陰陽よりも
陽が多くなれば買い、陰が多くなれば売る、
などという方法もあります。

しかし、けっこう振動的に、
ところどころに陰を挟みながら総体的に上昇したり、
ところどころに陽をは挟みながら総体的に下降したり、
する場合もあって、ノイズの問題があるために、

各種の移動平均線やMACDなどのような
ある程度ノイズを除去しながらトレンドを把握しようとする
テクニカル指標が考案されていきました。

また、「どこまで」という問いに対して、
ローソク足でのパターンやヒゲを見る手法、
そして、バンドやフェボナッチを応用した
チャートポイントが考案されていきました。

このようにして見てみると、
テクニカルは問題解決の必要をかなえるために
生まれてきたことが解りますが、

テクニカル分析の3つの大前提の

1.) 値動きは、全てを織り込む
2.) 値動きは、トレンドを形成する
3.) 歴史は繰り返す

には、「まず値動きありき」で、
あたりまえのことではありますが、
すべてのテクニカルは、レート(の動き)こそが
基となっているのですね。

たまに原点に返る意味をこめて、
(ローソク足もテクニカルの一種ではありますが)

ローソク足以外のテクニカルをすべて外した
素のチャートを観察してみるのも
チャートの動きもダイナミックに見えて
新鮮で面白いものです。

私も感性を養うためにたまにしますが、
新たな気づきがあることがあります。


FX 明けましておめでとうございます

◆◇[謹賀新年]◆◇[2008]◇◆

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年がますます良い年でありますように。

新年いかがお過ごしですか。私は時間貧乏もあって、
女房の実家での平凡な新年を迎えました。

さて、正月早々ですが2008年のマーケットのスタートですね。

EU欧州連合の新規加盟国のキプロスとマルタが、
2008年1月1日に通貨統合に加わり、
ユーロ圏が15ヶ国となりました。
一方、基軸通貨のドルは、昨年11月27日頃から
アブダビ投資庁(ADIA)による
米金融大手シティグループの出資証券75億ドル相当を
取得するニュースなどを契機に米株の上昇や
年末のドル需要も手伝ってしばらく戻したものの、
年終盤には、また軟調となりました。
FRBの今後の金融政策や米政府による財政出動などが
注目されますが、サブプライムの禍根は
まだ払拭されていないようです。
また、新たにカード利用者の不払い問題も浮上してきていて、
サブプライムに続く金融問題となるとの声も
一部でささやかれているようです。
大晦日の全米不動産協会(NAR)が発表した
米中古住宅販売件数は市場予想を上回り、
ドルが買われユーロドルなど
ドルストレートが軟調となりましたが、
NYダウは前日比100ドルを超える下落となって、
クロス円とドル円が軟調となって、
信用収縮懸念はまだ続くという声も根強いようです。
今後の展開はいかがなりますか。
今週末4日(金)には米雇用統計も控え、
米経済の動向が注目されます。

新年の取引が始まる今日1月2日(水)は、
深夜12時に米ISM製造業景況指数、米ISM支払価格、米建設支出、
深夜未明4時にFOMC議事録、
などが発表されます。米指標には注目です。

明日3日(木)は、
夕方4時に独国際労働機関失業率統計、
夕方5時半にスイスSVME購買部協会景気指数、
夕方5時55分に独失業率、
夜の9時半に米チャレンジャー人員削減数(前年比)、
夜の10時15分に米ADP雇用統計、
夜の10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米製造業受注指数、
などが発表されます。独米の指標には注目です。

さて、新年のトレードのスタートです。
2日(水)は、日とスイスとNZはまだ正月休みですが、
ロンドンとニューヨークの新年の初動に注目です。

今年2008年(平成20年)は、子(ねずみ)年ですね。
干支(えと)では、十干(じっかん)と十二支で表すそうで、
今年は戊子(つちのえ・ね)なのだそうですが、
現代では、「そんなの関係ねー」のネズミ年ですね。(笑)

ネズミ算式に口座資金を増やす年としたいものです。

さて、昨年の相場はいろいろなエポックがありましたね。
簡単に1年を振り返ってみたいと思います。

2007年は、なんといってもサブプライム問題ですが、

2月の下旬には、上海発の世界同時株安がありました。
ドル円やクロス円が急落しました。
FXでもたくさんの市場退場者が出ました。

その後、4月から5月にかけては株価も上昇して、
4月のG7では「過去30年以上で最も力強い持続的成長」との
共同声明がありました。
しかし、この時期は嵐の前の平和な日々に過ぎませんでした。

6月になると米ペアー・スターンズが経営危機となって、
7月に入ると格付け会社が
住宅ローン担保証券の格下げをはじめました。

続いて、バーナンキFRB議長によって金融機関損失が発表され、
このあたりから数年前から燻っていたサブプライム問題が
急浮上して問題視され、信用収縮に株価が急落して
ドル円クロス円も急落していきました。

8月にはサブプライム問題はフランスにも飛び火して、
仏銀の大手のBNPパリバが傘下のファンドを凍結しました。
ECBが緊急融資をするもサブプライムの嵐は吹き荒れ、
FXでも2月末の世界同時株安に続き、
多くの市場退場者を出しました。
FRBも緊急に公定歩合を引き下げました。

9月になると英ノーザン・ロック問題が取り沙汰され、
英中銀が救済融資をするもポンドが急落していきました。
その後、FRBがFF金利を引き下げたことで株価が上昇して、
ドル円やクロス円がしばしの間上昇していきました。

10月になると、次々と金融機関のサブプライムに絡む
損失が明らかにされるにつれ、
株価が再び大きく下落していき、
ドル円やクロス円も再び下落していきました。

11月はじめも米政策金利は引き下げられましたが、
NYダウなど株価が下落を続け、
ドル円やクロス円の軟調が続きました。
11月末頃にアブダビ投資庁(ADIA)など
政府系ファンドの動きによって、
株価がしばらくの間、反発していきました。

12月入っても反発傾向が続きましたが、
半ばに、米政策金利が引き下げられたものの、
スイスのUBSなど各国金融機関の巨額損失が明らかになると
また、再び株価が下落して
終盤にはドル円やクロス円が軟調となって1年を終えました。

こうして、1年を見てみますと
いろいろなことがありましたね。

さて、今年はどんな相場のドラマが待っているのでしょうか。
ワクワクしますね。(笑)


FX 3つの言葉のお話

パキスタンのブット元首相がテロで暗殺されましたね。
年末に緊迫したニュースが報道されました。

昨日27日(木)の東京時間の朝方は、
比較的穏やかな相場展開となりました。
ドル円が仲値前まで値を上げるも
仲値あたりから小幅ながら軟調となりました。
豪ドルが原油価格の上昇や金価格の上昇を背景に
小幅ながら緩やかに上昇して2週間ぶりに
対円で100円台を回復しました。
また、ポンドが上下動しながらも、しだいに上昇しました。
午後2時に日指標が発表されて、
中小企業景況判断が市場予想を下回るも
日建設関連指標は市場予想より良い内容となり
ドル円で円高にやや振れましたが、市場反応は限定的でした。

ロンドン時間に入ると、やや軟調傾向にあったドル円が
夕方6時半ころから上昇に転じました。
豪ドル円にもいったん調整が入りましたが、
夕方6時半頃からまた上昇に転じて上下動となりました。
その他クロス円も似たような動きとなりましたが、
ユーロ円の堅調が目立ちました。
一方、ドルストレートは、
豪ドル米ドルに夕方大き目の調整が入り、
午後8時ころからまた上昇に転じました。
ロンドン時間のユーロドルは小幅な値動きとなりました。
ポンドドルは上下動しながらも上昇しました。

ニューヨーク時間に入ると注目の米耐久財受注が発表されて、
市場予想を大きく下回る結果にドル売りの動意となり、
NYダウも200ドル近く下落する展開となりました。
ユーロが全面高となり、ドル売りとユーロ買いにユーロドルが
1.46台前半まで上昇しました。
一方、114円台半ばまで上げていたドル円は、
発表直後114円あたりまで下落して、
いったんやや戻すも、その後も続落して
113円60銭あたりまで下落しました。
クロス円はまちまちな動きとなって、
ユーロ円では166円台半ばあたりまで上昇するも、
228円台の前半まで上昇していたポンド円が
226円半ば近くまで下落しました。
豪ドル円が99円60銭と100円台前半の上下動となって、
カナダ円が115円後半まで下落しました。
また、パキスタンのブット元首相がテロで暗殺された報道に
スイスフランがリスク回避に全面高となる展開となりましたが
その後、終盤にはユーロとともに調整となりました。

週末の今日28日(金)は、
朝8時半に日失業率、日全国消費者物価指数、
など複数の日指標、
朝8時50分に日鉱工業生産、など複数の日指標、
午前10時半に日労働統計、
夕方4時に英ネーションワイド住宅価格、
夜7時半にスイスKOF先行指数、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数、
深夜12時に米新築住宅販売件数、
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

大晦日の31日(月)は、
深夜12時に米中古住宅販売件数が発表されます。

さて、昨日は終盤、調整となりましたが、
米耐久財受注の落ち込みにドル売りとともに、
ドル代替通貨のユーロが全面高となり、
テロ暗殺のニュースにスイスフランがが全面高となるなど、
クリスマス後の年末に閑散相場の中でも
動意が生じることとなりました。

今日28日も米新築住宅販売件数など注目材料が控え、
大晦日も深夜12時に注目の米中古住宅販売件数が発表されます。
市場参加者の減少に流動性が低下していますので、
チョッピーな上下動のブレもときおり見られ、
翻弄されることがありますので、トレードにあたっては、
方向感をしっかりと見据えて行きたいものです。

さて今日は、3つの言葉のお話です。

今年1年、たいへんにお世話になりました。
心から感謝いたします。ありがとうございます。 m(_ _)m

さて、本年最後のマガジンに
ラリー・ウィリアムズの3つの言葉をお届けいたします。

投資で生き残るための不変の真理と副題を謳った
有名な「ラリー・ウィリアムズの短期売買法」の結びに
とても興味深いことが記載されています。

この著作には、題名とおりにラリー・ウィリアムズの
短期売買についてのいろいろな手法が記述され、
資金管理を含めてさまざまな考察が書かれています。

その彼が、結びにとても興味深いことを書きました。
(一部要約で引用)

投資の世界には、1962年以来、
世界滅亡説を説く人たちが後を断たず、
すべてを深読みし過ぎて、
悲観的な絶対結論をする人たちがいて、

また、

この反対側に位置する「コスミック・トレーダー」
といわれる人たちも後を絶たず、
マーケットの高値安値、
また、それに伴うすべての詳細な価格変動が完全に解る
とする人たちもいるが、

しかし、

どのようなアプローチも…、
たとえば数学のような絶対的なものでさえ、

投資という不完全な世界に適用されたとたんに
「明確な不完全さ」に深みを与えてしまうことになる、
と述べています。(苦笑)

つまり、悲観的な絶対結論も、完璧なシステムやアプローチも
この世に存在しない、というわけです。

もしあるならば、
(悲観的な絶対結論の人は売ればよいわけで)
また、完璧なシステム所有者は自由世界のほとんどの富を
手中に収めていなくてはならないからですね。

「あぁ、確かに市場を完全に支配したヤツは
 この世にいないよ…。
 でも、なんだって?
 そう言うラリー・ウィリアムズ自身が
 投資はこうしたらよいと、投資法を説いてるじゃないか!」

そこで、彼はこう結びます。

「しかしながら、システム(投資法)は
 無意味なものではありません。
 トレーディングには、機械的なアプローチが必要であり、
 また、好機を見分ける詳細なルールが必要です。
 反対車線を走ってはいけないというルールも守る必要があり、
 トレーディングにはシステム(投資法)が必要なのです。
 だが、完璧なものは存在しない、
 だから3つの言葉が必要なのです。」

「3つの言葉?」

「そう、この3つの言葉です。
『必ず』 『ストップを』 『使う』。」 

落語のオチのようなお話ですが、

ストップがたくさんのトレーダーの市場での命を
守ってきたことを思うと、確かに味わい深い言葉です。

そう言えば、このラリー・ウィリアムズの本には
こんな副題がついていましたね。

「投資で生き残るための不変の真理」と。(笑)

ルールとシステム(投資法)によって
エッジ(優位)のある方向へポジションを持って
利食いか、損切りのエグジットを
たんたんと行うことが、トレードなのですね。

良いお年をお迎えくださいませ。 m(_ _)m


FX 経済学今昔のお話

矢のように時は過ぎ、いよいよ今年も残すところ、
あと数日となってしまいましたね。

クリスマスでゴトウ日の昨日25日(火)の東京時間では、
外資系IBでは取引のできないところもありました。
前日にNYダウが短縮営業ながら、
前日比+98.68ドルと堅調な地合いを受けて、
日株も前日比プラス圏での推移となりましたが、
ドル円は輸出勢の売りもあってじりじりと値を下げ
仲値でも軟調が続きました。
また、クロス円も同様の展開となりました。
その後、輸出勢の売りが収まると昼頃から反発して、
ドル円は114円前半で取引を終えました。
クロス円も昼頃から同調するように反発しました。
一方、ドルストレートは、ポンドドルが午前中に下げたものの、
ユーロドルなど比較的小幅な揉み合いとなりました。
また、ユーロが対ポンドで堅調な動きが続きました。

ロンドン時間とニューヨーク時間は、
クリスマスで休場となりました。
チャートが動かず回線切れかと思った方も
いらっしゃったかもしれませんね。^^

今日26日(水)は、
朝8時50分に日銀政策会合議事録、
夜の11時に米S&P/ケースシラー住宅価格、
深夜12時に米リッチモンド連銀製造業指数、
などが発表されます。

日米を除く、英・豪・NZ・加・スイスなどが
引き続きクリスマスでお休みとなります。

明日27日(木)は、
午後2時に日住宅着工戸数、日中小企業景況判断、
日自動車生産、
夜の10時半に米耐久財受注、米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米消費者信頼感指数(12月)、
などが発表されます。
米指標には注目です。

さて、クリスマスで休みの市場も多く、また年末でもあり、
あまり積極的なトレードは躊躇されますが、
流動性が低下していて、大玉での
チョッピーな動きが見られますので、
トレードするにあたっては慎重に行いたいものです。

さて今日は、経済学今昔のお話です。

1960年代に効率的市場仮説が登場して以来、
金融商品の価格にはすべての情報が織り込まれ、
正確に適正な価格付けがされているとする考えが、
長らくファイナンス理論の主流となってきましたが、

1980年代以降、バブルの崩壊や複数の国での通貨危機などで、
金融商品の価格の振れが激しくなって、
効率的市場仮説では説明できないとする主張も増えて、
行動ファイナンスが発達してきた経緯があるそうですね。

エール大学のロバート・シーラーの言葉が印象的です。

「そもそも、人間がつくっている金融市場を
 人間を捨象して数式だけで理解しようとする
 経済学の枠組み自体に無理はなかったのだろうか。」

米の経済学者ナイトも、

「危機には、発生確率が予測できる"リスク"と、
 予測できない"不確実性"の二種類がある。」

と述べて、それを継承したエルスバーグの研究でも

「不確実性のもとでは、
 人は最悪の事態の可能性を重視する。」

ことを確認しています。

あるとき人がつくるマーケットは、
数式では予測できない行動にでることがあるのですね。
バブルの崩壊やサブプライム問題での心理的メカニズムも
この現れであったのかも知れません。

今、サブプライム問題が世界を揺るがしていますが、
この発端となった貸出債権の証券化には、
金融工学が駆使されました。

しかし、この虚構の金融資産は、
不確実性という名の悪魔の種子をはらんでいて、
その種を世界にばら撒くこととなりました。

今、世界はその「負の果実」を刈り取っています。

「撒いた種は刈取らねばならない」のならば、
証券も金融政策も、どうやら「継続可能」という
大局的な観点も忘れてはならないようですね。

とは言え、「そんなの関係ねー」とばかりに、(笑)

私達トレーダーは、ときに経済不振の屍に噛りついてでも、
また、行き過ぎを助長することにはなっても、
売るときは売って、(買うときは買って)
相場の流れについていかなくてはなりませんね。

なんかいやらしい感じもしなくもありませんが、(苦笑)
マーケットという戦場で稼がねばならない仕事人なれば、
綺麗ごとなき、これが相場稼業というもののようです。


FX サンタ・クロースのお話

今日はクリスマス・イブですね。^^

サブプライム問題の中、米ゴールドマンのCEOが
6790万ドル(約77億円)のボーナスとのことで
話題となっています。凄いですね。

さて、先週末の21日(金)は、早朝6時45分に
NZDのGDPが発表されて+0.5%と市場予想を上回り、
キウィが上昇しました。
オセアニア時間からじりじりと円安傾向となって、
ドル円やクロス円が堅調なスターとなりましたが、
日株が前日比マイナス圏になると
ドル円がいったん30Pipsほど下落して、
クロス円も弱含むこととなりました。
その後、「シンガポールの政府系ファンドが
米メリルリンチに出資」などの報道があって、
日株が200円を超える上昇となると、
ドル円がやや戻しましたが、
その後はまた、はっきりしない展開となりました。
クロス円は上下動しながらも徐々に値を上げていきました。
一方、ドルストレートは、
ポンドドルがあまりはっきりしなかったもの、
ユーロドルや豪ドル米ドルなどが上昇しました。

ロンドン時間に入ると独輸入物価指数が市場予想を上回り、
オーストリア中銀総裁の
「インフレを押し下げるためには何でもやる」とのコメントも
影響してか、ユーロが上昇しました。
夕方6時半に英小売売上高指数が発表され、
市場予想を上回ったものの
ポンドドルなどでの反応は限定的でした。
欧株が前日比プラス圏で推移していたことも手伝って、
ドル円やクロス円が徐々に上昇していきました。
一方、ドルストレートは、
豪ドル米ドルが上下動しながらも上昇しましたが、
ユーロドルやポンドドルは、軟調傾向の上下動となりました。
また、米ドルカナダは軟調傾向でパリティを下回る
展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると米指標が発表されて、
個人支出やPCEコア・デフレータの前年比が
市場予想を上回ったことや、
NYダウが前日比+200ドルの上昇となったことも後押しして、
ドル円やクロス円が堅調な上昇となりました。
また、深夜に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数も
市場予想を上回ることとなりました。
ドル円が114円台前半、ユーロ円が164円あたりまで
上昇しました。一方、ドルストレートは
ドル買いに軟調な展開となりました。
米ドルカナダはGDPや小売売上高が
市場予想よりやや良かったもの、
上下動しながら軟調傾向が続きました。
終盤は、ドル円やクロス円で調整の動きとなりました。

週はじめの今日24日(月)は日市場が振り替え休日で、
欧米英などを含めて経済指標の発表はありません。

明日25日(火)は、米・英・欧・豪・加・スイス・NZが
クリスマスでお休みです。
朝8時50分に日景況判断BSI、日全国スーパー売上高、
が発表されますが小粒な指標です。

さて、市場はクリスマスを迎えて、
何か事件でもない限り、同意の少ない
ボラティリティの小さな相場展開となりそうです。
このような時はトレードを休むのも良いのかもしれませんね。

さて今日は、サンタ・クロースのお話です。

クリスマス(Christmas)は、キリストのミサという
意味があるそうで、キリスト教圏の国々にとっては、
日本のクリスマスとは違って、
ほんとうに特別な日のようですね。

キリストの生まれた日はよくわからないとも
言われていますが、4世紀の教会が
ローマ皇帝アウレリアヌスの定めた
太陽神の誕生日12月25日を
イエスが「世の光」と呼ばれていたことにちなんで
キリストの誕生日と定めたという説があるそうです。

日本では、クリスマスと言いますと
キリストの生誕の日とされるこの日を
サンタ・クロースの日のように思っている人もいるくらいで、
「プレゼントの日」や「恋人達の日」「ケーキを食べる日」
なんて思っている人もいるとかいないとか…。(笑)

サンタクロースの起源は、現在のトルコのあたりに
4世紀に実在したニコラスという司教さんなのだそうですが、
その聖ニコラスが困った人へ贈り物をしたことにちなんで、
教会がクリスマスのお祝いと結びつけた、
という言い伝えもあるそうです。

サンタ・クロースがトナカイのそりに乗って、
煙突から子供達のいる家へプレゼントを届けに来る
メルヘンは、19世紀に作られたお話なのだそうです。

サンタのもともと服は緑色で、
トレードマークの赤い服は
コカコーラのコマーシャルが起源なのだそうですね。

ところで、サンタ・クロースが
大人にも何かプレゼントをくれるとしたら、
何がほしいですか?

「子供じゃぁ、ないんだから、現生(現金)に決まってる。」
「デパートで売っていない" 愛 "だわ。」(笑)
「何もいらないさ、満ち足りているよ。」(驚)
「失ってしまった若さがほしい。」(爆)

やっぱり、トレーダーなら
マーケットの未来の見える水晶玉でしょうかね。w

この水晶玉について、
ラリー・ウィリアムズは、その著書
「短期売買法」の13ページでこう述べています。(要約)

「将来を知ることができたら、大きな財産をいくつも作れる。
 ルーレットを回し、ダイスを投げて
 大きなカネを手にすることだろう。
 (中略)しかし、先々がわかってしまうなら、
 人生とは恐ろしく退屈なものになるだろう。
 発見する喜び、未知への魅惑、勝利の興奮を失い
 どこに人生の喜びがあるのであろうか?
 (中略)全能の神は、私達に将来について
 限定的に分かって欲しいのであって、
 マーケットの価格など論外なのである。」

ずいぶん堅物のご意見ですが、(笑)

チラリズムで少し見えて全部見えないのが、
何事もやっぱり良いのでしょうね。^^


FX 偉人達の言葉のお話

中国が今年6回目の利上げをしましたね。
また、日銀の政策金利の発表では、
利上げ派の水野審議委員を含めて
全会一致で政策金利を据え置きました。

ゴトウ日の昨日20日(木)は早朝にNZ経常収支が発表されて、
−51.74億NZDと市場予想を下回りましたが、
発表直後のNZの下げは限定的でした。
日株価は前日比プラス圏でのスタートとなりましたが、
ドル円とクロス円は、小幅ながら軟調に推移しました。
また、ポンドが前日のBOE議事録で
全会一致での利下げだったことが明らかになったことなどから
追加利下げの思惑も台頭して下げが目立つ展開となりました。
昼過ぎに日政策金利が発表されて
市場予想とおりの据え置きとなりましたが、
利上げ派の水野委員も含めての
全会一致であることが報道されました。
また、日銀月報と福井総裁の記者会見では、
やや強気の内容で、今後徐々に利上げ方向で
あることが示されました。
市場はやや円高反応となりました。
ドルストレートはまちまちながらも軟調傾向となりました。

ロンドン時間に入ると、薄商いの中、中国利上げの噂が流れて
円高傾向となりました。ユーロ円が162円を割り込み、
ポンド円がこの時間で224円台後半まで下落しました。
ドル円も一時123円を割り込みました。
オセアニア通貨もチョッピーな上下動をしながらも
やや弱含みました。また、ユーロドルが1.43台前となるなど
ドルストレートも軟調傾向となりました。
また、カナダが買われて、ドルカナダは、0.99台半ばとなって
パリティを割り込みました。
一方、欧株価は、前日比プラス圏で推移しいたこともあって、
ドル円と、ポンドを除くクロス円で戻す場面も見られました。

ニューヨーク時間に入るとドル買い傾向が強くなり、
ドルストレートが軟調な展開となりました。
夜10時半に複数の米指標が発表されましたが、
ほぼ市場予想とおりであったことと、一部強弱交錯して、
市場反応は限定的となりました。
その後、前日比プラス圏で始まった米株が
ベアー・スターンズの創業以来初の8億5,400万ドルの赤字と
なったことなどで、マイナスに転じると、
ドル円とクロス円が下落して行きました。
ドル円が一時112円後半あたりまで、下げていたポンド円が
さらに下げ223円半ばあたりまで下落しました。
一方、ユーロドルは途中やや戻すも1.43台前半まで下げるなど
ドルストレートも軟調傾向の展開となりました。
深夜にフィラデルフィア連銀指数が発表され、
市場予想を大きく下回る結果となりましたが、
市場反応は限定的でした。
終盤、米株が持ち直してプラス圏となると、
ドル円が反発してクロス円も反発を見せました。

週末の今日21日(金)は、
早朝6時45分にNZDのGDPが発表されて、
+0.5%と市場予想を上回り、キウィが上昇しました。

朝9時半豪新車販売台数、
夕方4時に独輸入物価指数、
夕方6時に欧経常収支(季調済)、
夕方6時半に英小売売上高指数、
夜の7時に欧鉱工業新規受注、
夜の7時半に英GFK消費者信頼感調査、
夜の10時半に米PCEコア・デフレータ、米個人所得、
同夜の10時半に加GDP、加小売売上高、
深夜12時にミシガン大消費者信頼感指数、
などが発表されます。
英・米・カナダの指標には注目です。

さて、土日とともに欧米市場が25日からのクリスマスの連休と
日市場の休み前の今日ですが、米PCEコア・デフレータと
英と加の小売売上高が特に注目されます。

各市場の株価とともに、連休前でもあり、
調整の動きにも気をつけて
流れに乗りながらも機敏にトレードしていきたいものです。

さて今日は、偉人達の言葉のお話です。

欧米がクリスマスの連休となる前までは、
閑散相場でときにチョッピーな動きも見られるものの、
それなりにボラティリティのあるマーケットですが、

クリスマスとなると特別で、よほどの事件でもない限り、
大凪(おおなぎ)の相場となることが多いですね。

このようなときに思い出すのが、
トレードの偉人達の言葉です。

個性の強い彼らが…、
ダウも、リバモアも、テイラーも、ギャンも、
こぞって言っていた言葉が、

「閑散で動きの鈍いマーケットでトレードしてはならない」

ということでした。

(引用: 魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門)

古きを捨て最新のもののみに価値を求めがちな風潮が
トレードの世界にあるようですが、
経験に裏打ちされた「古きもの」も、
そう捨てたものではないようです。

リチャード・D・ウイッコフが主張した

「トレードで最も重要となる目標は、
 利益を最大限にすることよりも、
 むしろ、損失を最小限にすることである。」

17世紀後半のジョセフ・デ・ラ・ベガの

「もしも、あらゆる売買で、
 損失を最小限に食い止めれば、
 80%は勝利を収めるだろう。」

なんかも、

小難しい資金管理論なんかより、
具体的で、心にグサッと刺さるものがありますね。

また、20世紀初頭の、鉄道株で稼いだE・H・ハリマンの
言葉も含蓄の深いものです。

1912年のインタビュアーとのやりとりで
彼はこう答えています。

「株式市場における売買技術と、
 その秘密について語ってください。」

「うむ。もしも、株式市場でお金を儲ける秘密を知りたいなら、
 これが答えだ…。いいかね。」

「はい。」

「損失を消しなさい。
 そしてもしも建て玉に利が乗ったら、
 行き着くところまでそれを行かせなさい。
 そうしないと…、
 マーケットからマネーを得ることはできない。」

「!」

今流に言うと、「なんだぁ、損小利大じゃないか」
とは思うものの、彼の経歴を知ると納得も深くなります。

彼は、若い頃に証券会社で、顧客の口座勘定を担当していて、
何千という顧客の勘定を見てきて、あることに気づいたのです。

小さな利益に対して、大きな損の人が、なんと多いことか!
ということだったのです。

どことなく、

がばい婆ちゃんの言葉にも似ている感じもしますが、(笑)

妙に納得してしまいますね。


FX 面白い研究のお話

日本政府がUFOを公式否定したそうですね。(笑)

さて、流動性が減少している12月でもあるせいか、
通貨ペアの多くでアップダウンの忙しい相場となっています。

昨日18日(火)は、前日にNYダウが−172.65ドルとなって
ドル円クロス円が下落した後、
オセアニア時間から調整の反発で始まりました。
午前9時半に豪RBA議事録が発表されて、
12月4日の政策金利据え置きは信用危機がなければ
利上げを行うこともあったとして、
来年2月にはインフレを抑制するための
利上げ可能性も匂わせる内容に
オージーが堅調な展開を見せました。
また、ドル円やクロス円がオセアニア時間での反発を継いで、
日株価も戻し始めたことから、
上下動しながらも午前中まで堅調な展開となりました。
ドル円が113.30あたりまで、
豪ドル円が97円台半ばあたりまで上昇しました。
その後、午後にはやや軟調なもみ合いとなりました。
一方、ドルストレートは比較的小幅な上下動となりました。

ロンドン時間に入ると英CPIが発表されて、
前月と同じ2.1%と市場予想を下回り、
利下げ観測を後押しすることとなってポンドが下げました。
ポンド円が一時227円台まで下げ、
ポンドドルが2.01台前半まで下落しました。その後、
徐々に切り返して上下動しながらも上昇していきました。
カナダ円は後半に軟調となったものの、
ドル円やクロス円は全般的にNY時間まで
堅調な展開となりました。
一方、ドルストレートはユーロドルが小幅な上下動で、
ドルカナダが堅調な動きとなるなど、
まちまちな展開となりました。
通貨ペアの中には、流動性の減少からか、
上下にヒゲを出す不安定で荒れた展開も見られました。

ニューヨーク時間に入るとカナダのCPIが発表されて、
総合は市場予想を上回るものの、コアが予想より悪く、
発表直後はカナダが売り先行となりましたが
すぐさま反発に転じました。
その後、米の住宅着工件数と住宅着工許可件数が発表されて、
どちらも市場予想をやや上回るも、対前月で下回り、
発表直後は顕著な反応が見られませんでした。
一方、堅調に始まった米株価がしだいに軟調となって
前日比でマイナス圏になるに従い、
堅調傾向にあったオセアニア通貨をはじめ、
ドル円やクロス円にリスクアバーションの動意が生じて、
下落していきました。豪ドル円が96.80まで、
ポンド円が227円後半まで、
ドル円が113.13あたりまで下落しました。
その後、米株価が反発して前日比のプラス圏になるに従い、
クロス円やドル円が半値戻しあたりまで反発していきました。
一方ドルストレートはいったん軟調傾向であったものの、
ユーロドルは小幅な値動きで、
後半のドルストレートは豪ドルが下落の後、
半値あたりまで戻すなどまちまちな動きとなりました。
ドルカナダは後半軟調な展開となりました。

今日19日(水)は、
午後4時に独生産者物価指数、
夕方6時に独IFO景気動向、および関連指標、
夕方6時半に英BOE議事録、
夜の7時に欧建設支出、
夜の10時半に加卸売売上高、
などが発表されます。米指標の発表はありません。

独IFO景気動向と英BOE議事録には注目です。

要人発言としましては、
夕方6時に欧トリシェECB総裁の議会証言が
予定されています。

また、NY時間でのモルガン・スタンレーの
決算発表にも注目です。

ゴトウ日の明日20日(木)は、
早朝6時45分にNZ経常収支、
昼過ぎに日政策金利、
午後4時10分に独GFK消費者信頼感調査、
午後4時15分にスイス貿易収支、
夕方5時15分にスイス生産者輸入価格、
夕方6時半に英GDP(確報値)、
夜10時半に米実質GDP(確報値)、米個人消費(確報値)、
米コアPCE(確報値)、米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米景気先行指数総合指数、
深夜2時にフィラデルフィア連銀指数、
などが発表されます。

日政策金利は据え置きが市場コンセンサスとなっています。
確報値ですが英GDPと、米の各指標には注目です。
また、NY時間でのベア・スターンズの決算発表にも注目です。

さて、リスク回避性向の動きも見られて、
12月で市場参加者が減少してきていることで、
上下にヒゲの多い上下動激しい通貨ペアもあって、
ユーロドルなど狭いレンジの通貨ペアもあるものの、
全般的にアップダウンの忙しい
難しい相場となっているようです。

トレードをするにあたっては無駄玉を打たずに
トレードを厳選するとともに、
機敏な立ち回りの必要もありそうです。

さて今日は、面白い研究のお話です。

トレードの研究と言いますと、
普通は、トレード手法やシステムのより良さを求めて、

テクニカル派であれば、

より良いテクニカル・インジケーターはないか、
より良い組み合わせのワークはないか、
より良いタイミングのサインはないか、
より確かな支持と抵抗のポイントはないか、
そして、ダマシを軽減する方法はないか、など、
手法のより良さを追求することが一般的ですが、

まったく違うアプローチから、
トレードで勝つ投資行動の研究があるそうです。

どんな研究かと言いますと、
負け続けるトレーダーの投資行動の研究です。(笑)

この背景にあるのは、
「負け続けるトレーダーと反対行動を取れば、勝てるはずだ。」
という考えがあるものと思いますが、面白いですね。

* 負けて市場から去るトレーダーは、損切りをしない。

* 負けて市場から去るトレーダーは、口座資金に不相応な
 大きな立て玉をする。

* 口座資金が小さすぎる。

* 負けるトレーダーは、数多くトレードをしたがり
 過剰トレードの傾向がある。

* 負けるトレーダーは、勝ちトレードを早く決済したがり、
 負けトレードではリスクを選好して、
 結果的に利小損大となって、
 1回のトレードあたりの勝ち金額の平均よりも、
 1回の トレードあたりの負け金額の平均のほうが大きい。

* 一貫性の無い場当たり的なトレードを行う。

* 怒り、恐れ、高揚感、など
 感情に支配されたトレードを行いやすい。

* トレンドに逆らうコントラリーを好む性向がある。

* 聖杯を求めて、トレード手法やシステムを次々と変える。

まだまだありますが、
ほとんどすべて、私自身も経験してきました。
耳が痛いです。(苦笑)

誰でも1つや2つ心当たりがありそうですね。

単純に正反対と言っても
「どうすりゃいいんだ」と困る項目もありますが、
自身の経験にあてはめてみると、
「なるほどなー」と思ってしまいます。

まぁ、反面教師的な心得とはなりそうですね。

ところで、こんなにトレードが面倒ならと、
システムソフトを捜し求める人もいます。

現在は、とても優れた本物のトレードソフトもあるそうですが、
古今東西いろいろと聖杯と名乗るものが販売されてきました。

先日読んだ徳間書店から出されている
タートルズのカーティス・フェイスの著作の
" Way of the TURTLE "の中にも
こんな広告例が紹介されていました。

「ストーンヘンジ・プライス・システムは、たった5年で
 5000ドルを100万ドルにしてみせました。
 当システムの開発者であるNASAの科学者の
 ステューペンダス・マグニフィカスは、
 火星探査機の打ち上げに用いたものと同じプロセスを、
 為替取引に利用する方法を発見したのです。
 実に90%を超える正確さを誇り、
 10年間で損失を出した月がひと月もありません。
 あまりに画期的ということもあり、
 100部限定にて販売いたします。
 ぜひお早めにお買い求めください。
 今ならたったの1,999ドルです。」 

〜あるシステム業者の広告〜

うーむ。どこかの国の広告と似ていますね。(苦笑)

ソフト任せで億万長者になった人が何人いるかは謎ですが、
なんと魅力的な広告文なのでしょう。

確かにコンピューター分析は有効なところがあり、
大いに参考となるものと思いますが、

今のところ世界に名だたる著名なトレーダーは、
コンピューティングとテクニカルは駆使してはいても、
ファンダメンタルにも注目していて、
最終決断は「人」が裁量で行っているように思いますが、
どうなのでしょうか。(謎)

いろいろなトレードの研究は興味が尽きませんね。


FX 取と捨のお話

クリスマスで欧米が休暇となる前の1週間の始まりですね。
先週末は、米CPIが前月比+0.8%と2005年9月以来の
高い伸びとなり、今後の米金利の思惑から
株式市場と為替市場で違った反応となりました。

先週末14日(金)は朝に四半期に1度の日銀短観が発表されて、
中小企業製造業と大企業全産業設備投資は
やや良い数字であったものの、
大企業製造業業況判断が19と05年9月以来の低水準で
全般に弱い結果となって、
緩やかに円が売られる展開となりました。
その後、仲値を過ぎたあたりから、
ドル円とクロス円が調整でやや軟調となりました。

ロンドン時間に入ると、いったんドル売りも見られたものの、
夜の米CPIが上振れするとの思惑が台頭して、
米利下げ観測の後退から、ドルが買い戻される展開となって、
ドルストレートが軒並み下落していきました。
ユーロドルが1.45を割り込み、
ポンドドルも2.02台半ばを割り込みました。
一方ドル円はドル買いに113円に届くあたりまで上昇しました。
また、ドルストレートの動きに引っ張られる格好で、
ユーロ円が上下動しながらも163円台前半、
ポンド円が228円台前半となるなど、
カナダ円を除き、多くのクロス円が下落しました。

ニューヨーク時間に入ると、
いったんドル買い戻しの動きは収まりましたが、
その後、米消費者物価指数が発表され、
+0.8%となりコア・前年比でも2.3%と
前回値を上回る結果となりました。
また、その後発表された米鉱工業生産と
米設備稼働率も市場予想を上回ることとなって、
再びドル買いの動きとなり、ユーロドルが1.44台前半まで、
豪ドル米ドルでも0.86台前半まで下落するなど
ドルストレートがこぞって下落しました。
また、ドルカナダは、一時1.02台前半まで上昇しましたが、
その後に反落しました。
一方、ドル円は11月8日以来の113円台前半に上昇しました。
また、クロス円はドルストレートの動きの影響を受けながら、
上下動しつつ、ユーロ円が163円台前半、
ポンド円が228円台前半まで下落しました。
その後、NYダウが−178.11ドルで引けて、
ドル円も終盤にはやや調整となりました。
景気減速懸念の中での米消費者物価指数の上昇と、
米金利政策の思惑から
株式とドル円の動きがまちまちとなったことや、
ドル円とクロス円のまちまちの動きなどが印象的でした。

週はじめの今日17日(月)は、
午前9時過ぎに英ライトムーブ住宅価格が発表されて
−3.2%と市場予想を下回りましたが、ポンド円で
上下動とはなったものの限定的な動きにとどまりました。
続いて、豪新築住宅が発表され
前回値を上回る+1.3%となって一時オージーが上げましたが、
こちらも限定的な動きにとどまりました。

夕方5時15分にスイス鉱工業生産、
夜10時半に米NY連銀製造業景気指数、米経常収支、
同10時半に加国際証券取扱高、加新車販売台数、
夜の11時に米対米証券投資、
深夜3時に米NAHB住宅市場指数、
などが発表されます。
対米証券投資など米指標には注目です。

明日18日(火)は、
午前9時半に豪RBA議事録、
午前11時にNBNZ企業信頼感、
夕方5時15分にスイス実質小売売上高、
夕方6時半に英消費者物価指数、英小売物価指数、
夜の7時に欧貿易収支、
夜の9時に加消費者物価指数、
夜の10時半に米住宅着工件数、米建設許可件数、
同10時半に加景気先行指標指数、
などが発表されます。
豪RBA議事録と英消費者物価指数と米指標には注目です。

さて欧米市場が休みとなるクリスマス前の1週間の始まりです。
また、今週は欧米の5ケ国による資金供給が実施される予定で、
今日は米欧スイスなどが資金供給するため、
先週末の米株式下落後の市場反応が注目されます。

引き続き株式市場の動向には注目が必要ですが、
米追加利下げが後退してきて、株式市場と為替との動きが
一部まちまちとなってきていることも覗えて、
少し難しい判断となりそうです。

また、ドル買戻しがどこまで続くかも焦点となりそうです。
市場参加者も減少してきているとのことで、
チョッピーな動きにも注意してトレードしていきたいものです。

さて今日は、取と捨のお話です。

相場には絶対は無いといわれていますが、
もしもあるとすれば、
相場はとどまらず、どんな保ち合いや膠着状態でも、
必ず動くということがありますね。

どちらに動くかが問題ですが(笑)、必ず動くわけで、

買い方が勝つか売り方が勝つかのポイントが争点となる
ことが多いようですが、

この見えない争点のポイントは、
さまざまな流儀によって、
長短の移動平均線であったり、前回の高値や安値であったり、
いわゆるサポートやレジスタンスラインであったり、
フェボナッチポイントであったり、バンドであったり、
ときにオシレーターの買われすぎ売られすぎゾーンのポイント
であったりと、チャートにラインを引くものなら、
ごちゃごちゃとラインだらけになって、
何がなんだか、ラインだらけで
解らなくなってしまいますね。(苦笑)

ですので、

どれを主要なポイントとするか、
手法によって異なるものの、
取り込む「取」だけでなくて、
捨てる「捨」の絞込みも大切となるようです。

そして、そのポイントでしっかりと優勢となったほうへ
風見鶏のようにトレードすれば、戦績も向上しそうです。

さて一方、自転車の補助輪のようだと悪口を言う人もいる
各種のテクニカルインジケーターも
トレーダーの中には、たくさん装備するほど
精密なトレードができると信じている人もいるようで、
驚くほどたくさんのインジケーターで相場を計っている
人がいるようですが、

こちらも、あまりにフィルターが多すぎると、
あたかも大人数の会議でのバズセッションのように、
切れの良い決断が下せなくなることがあります。
まして、全合意をしてからなどとすると、
最後のゴーサインに依存することになって、
出遅れるか、一致を見ない見送りばかりとなってしまいます。

じゃぁ、多数決ではどうか、
これも、たいして負けもしないが勝ちもできない
中途半端なものになってしまう恐れがあるようです。

また、聖杯となるインジケーターを探している人もいて、
「あぁ、ストキャスね。あんなの古いよ。
 オレはこんな凄いの見つけたんだぜ。まだほとんどのヤツが
 知らないオシレーターなんだよ。」

と得意気に話す人もいますが、

ありきたりのテクニカル指標が、
むしろ多くの年月とたくさんの人たちの「ふるいの洗礼」を
受けながらも残り続けている事実と、その優秀さを
知らない可能性もありそうです。

むしろ大切なのは、組み合わせのワークと
その運用のスキルにありそうですが、

オシレーター系をたくさん並べるよりも、
トレンド系も取り入れて、
バランスの良いシステムにしていく必要がありそうで、

やはり、取り込む「取」だけでなくて、
捨てる「捨」の絞込みも大切となるようですね。

ところで、「捨てる」といいますと、
相場にかかわり老練するほど、
トレードにおける、この「捨」の大切さが解ってきて、

思惑と逆に動いた時のポジションを
うまく捨てれるようになるばかりでなく、

超短期は別としても、
たとえば短期トレードであれば、
2割ほどのとてもトレードに良い状態を除き、
8割ほどのトレードに不適な状況を捨てることが
できるようになってくるものです。

この「捨」ができるか、できないかが、
相場で勝ち続けるためのとても大切なコツのようですね。


FX 実需のヘッジのお話

デパートに門松が飾られる時期となりましたね。

昨日13日(木)は、前日の5カ国の中銀による
共同の流動性供給の措置で米株価が上昇して、
ドル円やクロス円が上昇した後の
オセアニア時間での調整を継いではじまりました。
早朝にNZ小売売上高が発表されて、
市場予想を下回る結果に、
NZがいったん限定的ながら下げました。
東京時間になると豪雇用統計が発表されて、
新規雇用者数が市場予想を上回ったものの、
フルタイム雇用の伸びが鈍かったこともあってか、
オージーの上昇は一時的かつ限定的でした。
ポンドドルが午前中に上昇しましたが午後になって下げて、
主要各通貨ペアはやや調整的で小幅な値動きが続きました。
日本やアジアの株かも軟調な展開となりました。

ロンドン時間に入っても、しばらく調整傾向が続いて
ドル円が一時111円前半まで下落して、
前日のNY時間での上昇前のレベルに下げることとなりました。
夕方にスイスSNB政策金利が発表されて、
市場の大方の予想とおりの据え置きとなりましたが、
一部で0.25%利上げ説もあったためか、
スイスが売られました。
その後、ドル円は欧株が軟調な中でも、
いったん111円後半まで戻しましたが、
大きな動意には至りませんでした。
クロス円もユーロ円が164円後半まで上昇するなど
切り返しも見せましたが、
NY時間まで頭の重い展開が続きました。
欧州株価も軟調な展開となりました。
一方、ドルストレートでは夕方あたりから、
ドルが買われる展開となって軒並み下落傾向となりました。
特にユーロドルの下げが著しく、
米ドルカナダが上昇していきました。

ニューヨーク時間に入るとドル買いの動意がさらに強まり、
発表された米生産者物価指数と米小売売上高が
市場予想と前回値を上回る好結果となって、
ユーロドルが1.45台後半まで下落しました。
その他のドルストレートでも軟調な展開となりました。
米ドルカナダは、1.02台前半まで上昇しました。
一方、ドル円は112円前半まで上昇しました。
また、クロス円はユーロ円で164円後半まで上げるも、
株式市場が米経済指標の結果に
追加利下げの期待が後退したためか、
軟調となる反応となったことや、
対ドルでの下落に引っ張られる格好で下げて、
ユーロ円が163円後半まで下落する展開となりました。
後半、NYダウが緩やかに反発して
前日比プラス圏となりましたが、
ドル円やクロス円に顕著な反発は見られませんでした。
終盤となるころ、グリーンスパン前FRB議長から
「米経済のリセッションの確率は30%から50%となった」
と発言がありました。

週末の今日14日(金)は、
朝に四半期に一度の日銀短観が発表されて、
05年9月以来の市場予想を下回る数字に
いったん円安に反応しましたが、
中小企業製造業の数字や大企業全産業設備投資は
市場予想よりも良い数字で強弱交錯したためか
上昇反応はやや限定的にとなりました。

午後4時に独消費者物価指数(確報値)、
夜の7時に欧消費者物価指数、
夜の10時半に米消費者物価指数、
同時刻10時半に加設備稼働率、
夜の11時15分に米鉱工業生産、米設備稼働率、
などが発表されます。

欧および米の指標には注目です。

さて、先日スイスのUBSが1.1兆円相当の
追加損失を計上するなど、
猛威さめやらぬサブプライム問題が
世界を揺り動かしていますが、
グリーンスパン前FRB議長が
「米経済のリセッションの確率は50%となった」
と発言するなど、今後の経済への波及を懸念する声や、
5カ国の中銀の共同の流動性供給の措置も
痛み止めのカンフルに過ぎないという声も聞かれ、
今後の経済指標がさらに注目されます。

今後も経済指標と世界の株価には注目が怠れないようです。
市場参加者が減少して、ときにチョッピーな動きも見られ、
また、今日は週末でもあり、深夜の動きにも注意して、
機敏にトレードしていきたいものです。

さて今日は、実需のヘッジのお話です。

コモディティ市場(商品)の高騰が続いていますね。

原油もいったん調整とはなりましたが、
また上げてきています。

バイオエタノール需要を背景に
穀物相場も高騰が続いています。

普通に生活していても、
ガソリン価格がリッター150円にもなると
さすがに「高いものだなぁ」と思います。

マヨネーズやインスタントラーメンまで(笑)
値上げとあって、相場と生活が
確かに関連していることが実感されますね。

原材料が高騰すると製造業などが
原価高騰でたいへんですが、
航空産業なども燃料費の高騰でコストが上昇します。

このようなときに役立つのが
原材料高騰に対するヘッジのための
企業による相場参加ですね。

博打みたいに思われることもある相場ですが、
しっかりと経済に寄与して結びついているのですね。

たとえば、原油高に起因して航空燃料が高騰するとき、
航空会社では、ヘッジのための原油先物のトレードを
することがあります。

当然、ロングポジションを持つわけですが、
燃料経費が上っても、原油価格が上ることによる
相場利益でまかなおうとするヘッジのトレードです。

まぁ、実際はヘッジ以上に積極的なトレードを
することもあるようですが、(笑)

原油価格が下がって、仮に相場で損をしても、
そのときは燃料経費が下がるので、
ツーペイとなって、コストが一定に保たれるというわけですが、
仮に相場で損をしても良いという
ヘッジを目的とした参加者がいることは面白いですね。

このヘッジャーの受け手としての投機筋との構図が
商品相場の参加者の原型なのかもしれませんが、
実際は相場自体で儲けようとする投機筋のほうが
圧倒的に多く、鉄火場的にはなってはいるものの、(苦笑)
投機は確かに市場に流動性をもたらしています。

ヘッジャーは、その立場において困る方、
つまり、たとえば食品製造業などで
原料の穀物価格が高騰して困るときには、
市況が高騰したら相場で儲けれるように投機しますので、
ほぼ一定の方向(上昇)へのトレードとなります。

ですので、トレンドを作る要因ともなっているようです。

また、ヘッジでないこともありますが、
たとえば輸出企業であれば、
貿易で獲得した外貨を自国通貨に換える必要もあって、
外貨売りの自国通貨買いの圧力となります。
もちろん、輸入企業はこの逆で、
為替の場合はこのバランスが実需圧力として
どうかということになります。

投機筋が休暇に入る12月には
まだ休みではない実需の圧力がやや顕著になるようですが、
それでも、投機筋のほうが多いので、
切った張ったではあります。(苦笑)

今はトレーダーなどと呼ばれ、少しかっこよいのですが、
一昔前は相場屋などと博徒のように悪口を言われたものです。

ゼロサムにかなり近いものの、しかしながら、
実経済にもトレーダーは寄与しているものなのですね。
(うっ、少し苦しいいい訳かも…)爆


FX ロングストラドルのお話

FOMCを見とどけようと徹夜してしまいました。^^

FOMC政策金利は市場予想とおり
0.25%の引き下げとなりましたが、
公定歩合が市場予想に反して
0.25%の引き下げにとどまったことや、
そして、政策金利の0.5%説もあったことや、
金融市場の緊張とインフレ見通しの不透明の
認識を示したFOMC声明を受けて、
ドル円やクロス円、そしてドルストレートが急落しました。
また、NYダウも−300ドルに迫る急落となりました。

昨日11日(火)は、前日にNYダウが+101.45ドルで引けて、
日株も堅調にスタートする中での為替相場でしたが、
ドル円はオセアニア時間でやや上げた後に
東京時間になるとやがて小幅に反落して、
はっきりしない展開が続きました。
朝に豪NAB企業信頼感指数が発表されて
今年最低の結果となりましたが、
11月の利上げと原油高に起因するところもあってか、
オージーが上昇する市場反応となりました。
クロス円は全般小動きの上下動で
はっきりしない展開が続きました。
一方、オセアニア通貨が午前中に対ドルで上昇しましたが、
午後には軟調傾向となりました。
また、欧州通貨も対ドルではっきりしない展開が続き
午後3時過ぎにはチョッピーな上下動となりました。

ロンドン時間に入ると、
はじめドル円が限定的ながら上昇傾向となって、
オプション売りをこなしながら112円台に乗せましたが、
その後FOMCを意識してか、反落していきました。
午後4時に独卸売物価指数が発表されて、
やや強い数字であったものの、
欧州通貨もFOMCを意識してか
対ドルでも対円でも下落して行きました。
また、オセアニア通貨も豪RBA総裁が講演で
「利上げせずとも、借り入れコストの増大が
 インフレ抑制に寄与するだろう」と
コメントしたことなども手伝って軟調となって行きました。
その後、発表された独のZEW景況感調査の数字も
1993年1月以来の低水準となって、
ユーロドルが1.46台半ば近くまで下落しました。
欧株も小高く始まった後、軟調傾向が続きました。

ニューヨーク時間に入っても
ドル円とクロス円のFOMCを前にした下落が続き、
ドル円が一時111円台半ばあたりまで、
ポンド円が227円台前半まで下落しました。
その後、日本時間深夜となってから
ドル円は111円台後半まで戻しました。
また、ポンド円を除くクロス円も反発を見せました。
一方、ポンドドルを除くドルストレートは
NY時間のはじめから頃からいったん反発する展開となって、
ユーロドルが1.47台前半まで、
豪ドル米ドルが0.88台後半まで戻す展開となりました。
しかし、深夜未明にFOMCの政策金利と声明が発表されると、
政策金利が市場予想とおり0.25%の引き下げとなりましたが、
公定歩合が市場予想に反して
0.25%の引き下げにとどまったことや、
政策金利の0.5%利下げ説もあったこともあり、
また、金融市場の緊張とインフレ見通しの不透明の
認識を示したFOMC声明を受けて、
ドル円やクロス円、そしてドルストレートが急落しました。
ドル円が110円台半ば、ユーロ円が162円ちょうどあたりまで、
ユーロドルが1.46台前半までとなるなど、
総崩れ的な急落となりました。

今日12日(水)は、
朝8時50分に日国内企業物価指数、日国際収支、
など複数の日経済指標、
午後1時半に日企業倒産件数、
夕方6時半に英失業率、英国際労働機関失業率統計、
夜の7時に欧鉱工業生産、
同じく夜の7時にスイスZEW景況感調査、
夜の10時半に米貿易収支、米輸入物価指数、
同じく夜の10時半に加国際商品貿易、
深夜未明4時に米月次財政収支、

などの経済指標が発表されます。米指標には注目です。

要人発言としましては、夜11時に米スティール財務次官による
サブプライム問題に関する講演が予定されています。

明日13日(木)は、
早朝6時45分にNZ小売売上高、
午前9時半に豪新規雇用者数、豪失業率、
午後1時半に日鉱工業生産(確報値)、日設備稼働率(確報値)
夕方5時半にスイスSNB政策金利、
夜の10時半に米生産者物価指数、米小売売上高、
同じく夜10時半に加新築住宅価格指数、加製造業出荷、
同じく夜の10時半に英企業在庫、
などの経済指標が発表されます。

豪雇用統計・スイス政策金利、そして米指標には注目です。

さて、FOMCは市場コンセンサスとおり0.25%の利下げでしたが、
公定歩合や声明がサプライズとなって、
為替、株式ともに急落しました。
今後の、東京とロンドンでの市場反応が注目されます。

また、12日と13日の注目の経済指標とともに、
北京で行われる米中戦略経済対話の
結果にも注目が集まります。
流動性の薄くなる12月でもあり、
動向に注視してストップをしっかり入れながら
慎重にトレードしていきたいものです。

さて今日は、ロングストラドルのお話です。

まぁ、世の中にはいろいろな投資法があるもので、
オプション取引には「ロングストラドル」と呼ばれる
手法があります。

ドルと名がついてもロングストラ国のドルではなくて、(笑)

買う権利である「コールオプション」と
売る権利である「プットオプション」とを
両方買うという手法のことです。

説明はややっこしいのではしょりますが、
上げても下げても、コール、プットの両方の価格よりも
大きい価格変動があれば、儲かることとなって、

逆に、決済日までにコール、プットの合計価格以内の
変動に収まってしまうと損をしてしまう、

いわば、荒れて動いてくれと願う、(苦笑)
「ボラティリティを当てる投資法」というわけです。

普通のトレードでは、上るか下がるかに投資するわけですが、
変動の度合いに対して投資するのですから、面白いですね。

これと「似たこと」を
スポットの為替取引で行う方法があります。

名づけて「損切り&利益保持トレード法」です。(爆)

実損が先行して、含み益を保持することになるので、
心理的にはじめは抵抗が生じるのですが、
なかなか面白い投資法です。

相場が大きく動きそうか、小動きとなるか、
にかかわらず、毎日、この手法でトレードして
アベレージ的な差益を狙う方法が基本ですが、

「今日は相場が大きく動きそうだ。」
という日だけ行うこともできます。

その方法は、

両建てできるIBを使って「両建て」して、
買いと売りの両方のポジションを持ちます。

当然ながら、どちらかが「含み益」となって、
どちらかが「含み損」となります。

そうして、「含み損」となる側を
あらかじめ決めた基準で「ストップの損切り」。

そしてまた、「含み益」となる側を
あらかじめ決めたR倍数まで保持して「リミットの利確」。

ただこれだけのことを
たんたんと繰り返します。

ただ、個々のトレードではいつも利益になるとは限らず、
あらかじめ決めたR倍数まで「含み益」側が
到達しないで逆に動いたために
損をしてしまうトレードもあるのですが、

「損切り」の基準と、「利確」の基準を
どこに置いたらより良いかというノウハウが必要なものの、
大数の法則的に数多くこなすトータルでは、
ある研究で、はっきりと右肩上がりの
プロフィット(超過利益)を得られると結論付けられています。

プロスペクト理論で指摘されているような
トレーダーが陥りやすい「利小損大」の投資行動の逆を行く、
トレードの黄金律である「損小利大」自体を
システムトレードにしたようなものなので、
そーか、なるほどとも思えますが、

長期間の無料デモトレードができるIBもありますので、
「損切り」の基準と「利確」の基準をいろいろ変えながら、
実験的にスプリットランのテストトレードを
してみる価値がありそうですね。

まぁ、片張りトレードでも
充分に利益が上げられる人にとっては必要のないことですが、
(トレードする楽しみもあまりないものの)
儲けるだけなら、このような機械的手法も面白そうです。

こんなこと書くと、また誰かが
商材として販売してしまいそうですね。(苦笑)

それとも、もうすでに利確の基準をピボットや
ボラティリティやフェボナッチなんかのポイントにして、
投資法として販売されているのかも…。


FX ダマシとスクエアのお話

今日の北海道は雪が降って、木々の梢も真っ白になりました。

勘違いをしていまして、FOMCは今月の11日でしたですね。
お恥ずかしい…。
さて、先週の米雇用統計では、
非農業部門雇用者数変化が9.4万人で、
失業率が4.7%と市場予想よりも良い数字でしたが、
5日の米ADP雇用統計などから雇用統計が
ある程度良い数字となることを織り込んでいたためか、
そして、米の0.5%の利下げ観測の後退ともなって、
ドルストレートではある程度の値動きがみられたものの、
ドル円やクロス円では直後に振幅がありましたが、
終わってみればやや平穏な市場反応でしたね。

先週末7日(金)の東京時間は朝に日GDPが発表され、
やや悪い数字でしたが、
確報値であったことや米雇用統計を夜に控えて、
小幅な値動きとなりました。
その後も、日株価が前日比プラス圏で
穏やかに推移していたこともあって、
為替はやや軟調ながらも小動きが続きました。

ロンドン時間に入っても、やや調整トーンの相場が
続きましたが、徐々に戻す展開となっていきました。
午後8時に独鉱工業生産が発表されましたが、
やや良い数字であったものの
市場反応は限定的で小動きとなりました。
そのような中、ポンドにレパトリーに絡むと
噂された大口の買いが入り、
ポンドドルが2.03台半ば近くまで上昇しました。

ニューヨーク時間に入ると、
午後9時にカナダの雇用統計が発表されて、
雇用ネット変化率が4.26万人と
市場予想の0.9万人を大きく上回る結果に、
カナダが急騰しました。
米ドルカナダが一時パリティに近いあたりまで値を下げ、
カナダ円が一時111円半ばあたりまで上昇しました。
その後、午後10時半に米雇用統計が発表されて、
9.4万人と失業率ともに良い数字となりましたが、
ポンドを除くクロス円が上昇したものの、
米の0.5%の利下げ観測の後退とともに、
ドルへの"Buy the Rumor,Sell the Fact"
(噂で買い事実が出たら売る)動きもあって、
ポンドを除くドルストレートも上げる展開となって、
これにはさまれたドル円が
結果的に限定的な動きにとどまることとなりました。
また、深夜に発表されたミシガン大学消費者信頼感では
やや悪い数字であったものの予
想の範囲で顕著な動意とはなりませんでした。
その後、原油などコモディティ市場の軟調に
オセアニア通貨が軟調となりましたが、
終盤、その他の通貨は米株の小幅な値動きもあって
落ち着いた展開となりました。

ゴトウ日で週はじめの今日10日(月)は、
オセアニア時間でドル円やクロス円が
窓を空けてのスタートとなりましたが、
東京時間が始まるあたりでいったん埋まる展開となりました。
(窓空きは、かなりの率でよく埋まるものですね)

朝に少し遅れて日機械受注が発表されて、
12.7%と市場予想を大きめに上回る結果となり、
やや円が買われましたが限定的な市場反応にとどまりました。

午後4時に独貿易収支、
夕方6時半に英生産者仕入価格や英生産者物価指数など
複数の英指標、
夜の10時15分に加住宅着工件数、
深夜12時に米中古住宅販売保留、
深夜12時半に英先行指数と英一致指数、
などの経済指標が発表されます。
英指標と米中古住宅販売保留には注目です。

明日11日(火)は、
午前9時半に豪NAB企業信頼感指数、
夕方6時半に英商品貿易収支、
夜の7時に独ZEW景況感調査と欧ZEW景況感調査、
深夜12時に米卸売在庫、
深夜朝方4時15分に米FOMC政策金利、
などの経済指標が発表されます。
独ZEW景況感調査と米FOMC政策金利には特に注目です。

さて、米住宅産業の動向をみるために
米中古住宅販売保留にも注目されますが、
11日のFOMCが焦点となりそうです。
0.5%利下げ説もありますが、
市場のコンセンサスは0.25%の利下ということで
観測は落ち着いてきているようですが、如何なりますか。
今後の観測に同時に発表される
FOMC声明にも注目が集まっています。

「利下げやサブプライム金利猶予は
 モーゲージ問題の完全解決には至らない。
 カンフル的な処置であり、利下げ自体が
 今後の米ドルの重石になる。」

とする意見もあり、
今後ともサブプライム問題の実体経済への影響を
よく見ていかないといけないようです。
 
また、週中に北京で行われる
米中戦略経済対話が気になりますが、
引き続き世界の株価の動向にも注視していく
必要がありそうです。

市場参加者が減少してきているため、
流動性を衝くチョッピーな動きにも気をつけて
慎重にトレードしていきたいものです。

さて今日は、ダマシとスクエアのお話です。

週はじめの、のっけからヘンな話題で恐縮です。 m(_ _)m

昔々のその昔、
バーブ佐竹という往年の歌手がいまして、
その人の歌がダマシの歌でした。(爆)

「どうせ私を騙すならぁ、騙し続けてほしかったぁ〜♪」

こんな歌を知っているのは、
かなりの年配なわけですが、それはさておいて、

相場にもダマシというものがありますね。

テクニカルサインを信じてトレードして、
たとえば上昇サインなのに、ほどなく下落してしまうなど
ダマシは困ったものです。

アナリストの話や新聞を読んで騙されてしまうこともありますね。

どんなにトレードのベテランになっても、
ダマシを完全に避けることは至難の業(わざ)ですが、
私も初心の頃、よく騙されました。(笑)

あたり前といえばあたり前ですが、
月まで行くかと思われるトレンドでも、(笑)
やがていつかは、そのトレンドも終焉して、
長く続いていたレンジ相場も、
いつかは必ず上か下にブレークして行きます。

順張りでも逆張りでも、
まぁ、いつか最後は騙されるわけですが、

騙されることが現実となるまでは
基本的な意味において信じるべきのようですが、
その利幅などを考えると、(たとえ最後は騙されても)
中長期では、損切りを駆使しながらも、
行き着くところまでトレンドを信じて
トレンドの方向へトレードするほうが良いようですね。

さて、トレンドの転換期もそうですが、
その道中のトレンドとレンジの転換でも、
なかなか正確に把握することは難しいものですが、

順張り派と逆張り派のせめぎあう
チャートポイントでは、
「焦らず待って見極める」のがコツのようです。
ブレイクしそうなポイントは、
逆張り派の待ち構える「逆張りポイント」でもあることが
多いため、どっちが勝つのか、
しばらくは高みの見物も良い場合があります。

この「待つ」と「休む」が
初心のうちはどうもできなくて、
まぁ、ずいぶんやられたものです。

どこでも、上げるか下げるしかないだろう、
ということで、相場がはっきりしない揉み合いでも、
知らぬが仏の怖さ知らずのトレードをしたものでした。

著名トレーダーのなんという方でしたか、
ポジションには、ロングとショート以外にスクエアという
3つ目のポジションがあって、
この第3のポジションが最も強い、
ということを仰っていましたが、

第3のポジションでは、儲けることができないものの、
この「スクエアという名のポジション」も
うまく使えるようになると、
確かにトレードが上達しそうですね。

君子危うきに、なんとやらではないですが、
君子ならずとも、危ない儲け話と、危ない人と、

そして、危ない相場には、(騙されないように)
のべつ幕なしのトレードでヘタこかないためにも
近づかないことも大切な選択肢となりそうです。w


FX トレーニングのお話

女房殿のアッシー要請でヨーカドーに行きましたら、(笑)
もう正月飾りを特設コーナーで販売していました。
年の瀬を実感します。
さて今日は、米雇用統計の発表の日ですね。

昨日6日(木)は、早朝5時にRBNZ政策金利が発表されて、
8.25%と据え置きになりましたが、
一部で利下げ思惑もあったためか、
市場はキウィ上昇の反応となりました。
声明文ではしばらく現状の金利政策を続けるとの
発表がありました。
東京時間になると、日株が堅調なスタートとなって、
ドル円やクロス円も上昇傾向で始まりましたが、
ユーロ円はほどなく軟調となって、
昼ごろからはしだいにドル円やクロス円も
軟調な展開となりました。

ロンドン時間となるとスイスの失業率が発表されましたが、
市場コンセンサスとおりの据え置きとなりました。
ドル円やクロス円は夕方まで軟調な展開が続いていましたが、
夕方6時半に英経済指標が発表されて、
市場予想をやや上回る結果に限定的ながら
ポンドが上昇しました。
また、このあたりから、ドル円や他のクロス円も
下げをいったん調整する動きとなりました。
夜9時になると英MPCが政策金利を決定して
英BOE政策金利が発表され、据え置き予想の多い中、
信用市場逼迫のためとして0.25%の利下げとなりました。
ポンド円が一時224円あたりまで、
ポンドドルも一時2.01台後半まで下落しました。
その後発表された欧ECB政策金利は
市場予想とおりの据え置きとなりました。

ニューヨーク時間に入ると、
注目のトリシェECB総裁の定例記者会見が行われ

「短期的に強いインフレ押上げ圧力を確認。
 金融政策は、物価安定に対する情報リスクに対処する用意。
 状況を非常に注意深く監視。
 一時的な高インフレ局面は当初の予想よりも長期化。
 ユーロ圏では景気拡大が持続。」など、

インフレ警戒姿勢のコメントに
利下げ観測が後退してユーロが上昇しました。
ユーロ円が162円半ばあたりまで、
ユーロドルがドル売りともなって、
1.46台半ばあたりまで上昇しました。
この動きにドル円が一時下げる展開が見られました。
一方、カナダの経済指標も発表されて、
良い結果に指標発表後はカナダが堅調な展開を見せました。
また、後半はNY株価が堅調に推移して、
振幅しながらもドル円やクロス円が堅調な展開となり、
ドル円が111円台をしっかり回復しました。
また後半はドルストレートもユーロドルにつられるように
ポンドドルを除き堅調な展開となりました。
NYダウは、+174.93ドルで引けました。

週末の今日7日(金)は、朝に日実質GDP(確報値)など
複数の日指標が発表されましたが、
各指標とも市場予想を下回りました。

夜の8時に独鉱工業生産、
夜の9時に加失業率と加雇用ネット変化率、
夜の10時半に米失業率、米非農業部門雇用者数変化、
など複数の米指標、
深夜12時に米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)、
朝方5時に米消費者信用残高、
などが発表されます。

米雇用統計と米ミシガンには特に注目です。

要人発言としましては、昨日の定例記者会見に続き
深夜2時にトリシェECB総裁の講演が予定されています。

さて、週末の今日はいよいよ米雇用統計が発表されます。
過日の米雇用関連の指標では、
シカゴ購買部と特にADP雇用統計が良い数字でしたが、
NY連銀製造業景気指数など各地区連銀の発表したものは
あまり良い数字ではありませんでした。

年明け来月11日には米FOMC政策金利が発表されますが、
恒例となっている前回、前々回の修正もあわせて、
今日の米雇用統計の結果が注目されます。

また、堅調さを取り戻しつつある世界の株価にも注目です。

さて今日は、トレーニングのお話です。

トレードを習得するということは、
1つの学問分野を極めるほど、
それなりの時間と勉強が必要なのですが、

なぜかトレードは簡単に習得できるという風潮があって、
(ソフト任せの自動トレード法もありますが)
裁量トレードのスキルを高めるためには、
学習とともにトレーニングが必要です。

トレーニングといえば、
野球のイチロー選手が小学生の時に書いたといわれる
作文が公表されていて、とても興味深いです。

<ここから>

   僕の夢        愛知県とよなり小学校
                6年2組 鈴木 一郎

僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。

そのためには、中学、高校と全国大会に出て
活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには練習が必要です。
僕は3歳の時から練習を始めています。
3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが、
3年生の時から今までは、
365日中360日は激しい練習をやっています。
だから1週間中で友達と遊べる時間は5〜6時間です。

そんなに練習をやっているのだから、
必ずプロ野球の選手になれると思います。
そして、中学、高校と活躍して高校を卒業してから
プロ野球に入団するつもりです。
そしてその球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。
ドラフト入団で契約金は一億円以上が目標です。

僕が自信のあるのは投手か打撃です。
去年の夏、僕達は全国大会に行きました。
そしてほとんどの選手を見てきましたが、
自分が大会NO1選手と確信でき、
打撃では県大会4試合のうちホームラン3本を打ちました。
そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。
このように自分でも納得いく成績でした。
そして、僕が一流の選手になって
試合に出られるようになったら、
お世話になった人に招待状を配って
応援してもらうのも夢のひとつです。

とにかく一番大きな夢は、プロ野球の選手になることです。

<作文はここまで>

やがて、小学生だった鈴木一郎君は愛工大名電高に進学して、
甲子園に2回出場しました。
ところが残念なことに、一度も勝てずに甲子園を去りました。

でも、巨人に入団した松井選手のように
目立つ存在ではありませんでしたが、
平成3年ドラフト会議でオリックスに4位指名で入団。

その後、徐々に頭角を現しますが、
彼の「振り子打法」は、
当時のオリックスの土井監督に好まれず、
1軍の試合にあまり出場させてもらえなかったことも
ありました。

しかし、彼は腐ることなく、
2軍で自身の信ずる「振り子打法」に磨きをかけました。

今のイチロー選手からは想像することが難しいくらいですが、
最初からトップエリートではなかったのです。
不遇の時期もあったのですね。

そして現在…、
誰もが知り認められているように

彼の「振り子打法」は、大リーグの記録を塗り替えるほどの
レベルの打法技術となっています。

この作文で驚かされるのは、
遊び盛りの小学生が、
1週間で友達と遊べる時間は5〜6時間となるくらい
「365日中360日は激しい野球の練習」をした、
ということですが、
才能やセンスや体力もあるであろう野球でも、
人の戦いなれば、そして、ここまでやれば、
「勝てないわけがない」という感じもしてきます。

トレードの分野でも、
投資関連書籍を何十冊も読んで学習した人や、
トイレの中までチャートブックを持ち込むくらい
勉強している人までいますが、

トレードで勝ち抜くためには、
優れたトレーディングのノウハウを得るとともに、

反面教師の教訓の

「負けてる人は、トレードをたくさんしたがり、
 過剰トレードによる無駄な負けトレードが多い傾向がある」

「負けてる人は、焦りのフライングが多い傾向がある」

「口座を破壊してしまうトレーダーは、
 損切りの執行を極端に嫌う傾向がある」

(すべて過去の私の経験したことです)

など、投資行動の修正も必要で、 (^^;)

さらに、動的なチャートを見て的確にトレード判断するには、
(優れたトレーディングのノウハウを得た後)
実際のバッティングが練習なしでは出来ないように

「知識を体得のレベルまでにする」ための
たくさんの実践的トレーニングが必要なようですね。


FX エッジのお話

湾岸協力首脳会議(GCC)の最終声明では
ドル安と為替に言及せず、
通貨統合の目標時期を2010年とする方針を
維持することとなりましたね。
サウジアラビア財務相の談話でも
「為替政策を変更する計画はない」との発言があり、
とりあえずドルペッグ制は維持されることとなりましたが、
株式市場の軟調に同調するように
ドル円など為替も軟調となりました。

昨日4日(火)の東京時間は、朝に発表された豪小売売上高が
0.2%と市場予想を大きく下回ったことで、
オージーが急落しました。
豪ドル円が東京時間で96円前半まで、
豪ドル米ドルが0.87前半まで下落しました。
また、資源国通貨がいったんオセアニアでの
調整を戻す動きの後、原油価格が90ドルを割って
下落していることが嫌気されたか、軟調となって
カナダなどが下落しました。
そして、日株がサブプライムローン凍結の
救済策報道も織り込み済みで、
結局、前日終値を割り込んで引けたことで、
ドル円やクロス円も上下動しながらも、
しだいに軟調な展開となっていきました。

ロンドン時間に入ると、
しばらくやや戻しながらの揉み合いが続きましたが、
湾岸協力首脳会議(GCC)が最終声明で
対米ドルペッグ制の維持が伝えられるも
小高く始まった欧株がほどなく軟調に転じて、
これにつれて夕方からドル円とクロス円が
下落する展開となりました。
ドル円がドルスイスの下落につれて
午後8時位くらいまでの間に109円後半まで、
人民元変動幅拡大の誤報も手伝ってか、
ポンド円も226円前半あたりまで下落しました。
一方、ドルスイスの動きにに影響されたか、
ユーロドルが夕方からNY時間にかけて1.47台を回復したことで
軟調であったユーロ円も上昇に転じて、
一時162円に乗せるあたりまで上昇しました。
また、ドルストレートまちまちの動きとなって、
ポンドドルなどでは上下動の神経質な展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると欧株の軟調に米株も下げて始まって
ドル円が軟調傾向の揉み合いとなって、
上昇していたユーロ円にも一時押しが入り、
その他のクロス円も軟調な展開となりました。
その後、午後11時にカナダBOCの政策金利が発表されましたが、
一部で利下げがささやかれてはいたものの、
大方の予想であった据え置きではなく、
0.25%金利引き下げで4.25%となったことで
カナダが急落して、ドルカナダが一時1.015あたりまで上昇して
カナダ円が一時108円前半まで下落しました。
この動きにつれて資源国通貨の豪ドルも
対米ドルで下落しました。
一方、ユーロドルは高値での揉み合いが続きました。
その後、終盤にかけて、各通貨ペアは、
揉み合いとなって行きました。

クロス円やドルストレートの一部での
まちまちな展開が印象的で、
また全般に12月特有の局所的に上下動の
振幅の激しい印象の相場もみられました。

ゴトウ日の今日5日(水)は、
早朝に豪RBA政策金利が発表され、
市場の予想とおりの据え置きとなりましたが、
今回から据え置きでも声明が発表されることとなって、
声明文は世界経済の見通しに対する
ややネガティブなものとなりました。
続いて午前9時半に発表された豪GDPは、
対前年比で4.3%と市場予想を下回ったことで、
限定的ながらオージーが売られました。

夕方6時半に英外貨準備高、
夜の7時に欧小売売上高、
夜の9時半に米チャレンジャー人員削減数、
夜の10時15分に米ADP雇用統計、
夜の10時半に米非農業部門労働生産性、米単位労働費用、
深夜12時に米ISM 非製造業景況指数、米製造業受注指数、
などが発表されます。
欧米の経済指標には注目です。

要人発言としましては、
夕方5時半にトリシェECB総裁の講演が予定されています。

明日6日(木)は、
早朝の5時にRBNZ政策金利、
午後2時に日景気先行指数(速報値)他複数の日指標、
午後3時15分にスイス失業率、
夕方6時半に英鉱工業生産、英製造業生産高、
夜の8時に独製造業受注、
夜の9時に英BOE政策金利、
夜の9時45分にECB政策金利、
夜の10時半に欧トリシェECB総裁記者会見、
夜の10時半に米新規失業保険申請件数、
夜の10時半に加住宅建設許可、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数、
などが発表されます。

英欧の政策金利の市場コンセンサスは据え置きですが、
トリシェECB総裁の記者会見には注目です。

さて、週中からは英欧の政策金利も発表もあり、
週末には米雇用統計も控えていて、
思惑やポジション調整に気をつけたいものですが、
世界の株価は軟調傾向にあって、
戻りを売ろうとする向きも多いようです。

また、12月特有の局所的に上下動の振幅の激しい
相場の可能性もありますので、方向感が正しくとも
振り落としに遭わないように
いくぶんストップを深めに取ったり、
機敏なトレードも必要なようです。

さて今日は、エッジのお話です。

エッジ(edge)という言葉には、
「刃」とか「端」などという意味のほかに
「鋭さ」「激しさ」「ぎりぎり」などと
いろいろな意味があるそうで、

ルーさんも困りそうですね。(笑)

エッジはトレードでも良く使われる言葉で、
「優勢」とか「強み」などという意味で使います。

「エッジのあるトレードをしましょう。」
などと使うわけですが、

さて、エッジのあるトレードとは
いったいどんなトレードなのでしょうか。

このお話をするのにとても良い例がありますので、
ご紹介いたします。

マーク・ダグラスという人の著した
「ゾーン 勝つ 相場心理学入門」という
本の中には、このようなことが書かれています。

カジノには、連勝する人や大勝する人、そして小勝ち人、
また、大負けして帰る人やちょい負けの人など
さまざまな人がいるわけですが、
個々のプレーは「ランダムな結果で不確実性がある」
にもかかわらず、カジノが一貫した収益を残せることを例に、

ランダムな結果に一貫した収益を残せるのは、
「確率的なエッジ」があるから、と説いています。

(プロのカジノディーラーはルーレットでも
自在に目が出せるんだぜ、という話はさておいて)

ルーレットであれば出目の中の「0」と「00」
ブラックジャックでは、約4.5%の親(ディラー)の利(付け目)
などのエッジのことですね。

プレーする人の中での
「勝ちも負けも織り込んでいる」わけです。

「あの客、大勝しやがってチクショー。冷や汗かいたぜ。」
などとは思うことはないのですね。(笑)

では、トレードでのエッジとはなんでしょうか。

マーク・ダグラスは、こう説きます。

それは…、

「Trader's Edge : Thinking In Probabilities」であると。

これをルー語で翻訳すると(笑) nande ruugo nandayo

「トレーダーのエッジ。
 つまり、強みのあるトレードっていうのはさぁ、
 プロバビリティ、つまり、確率でシンキングしなきゃ
 ノーグッド、つまりダメっていうことで、
 一つ一つのトレード結果は不確実で、
 ウィン、つまり勝つことも、
 あるいは負けたりすることもあるわけだけど、
 一喜一憂しないで、トレードのトータルで
 シンキングしなきゃならないってことなんだよ。」

うーん。

なんか解ったような解らないような
気分にさせられますが、(苦笑)

では、確率的なトレードのエッジ(強み)とは
何なのでしょうか。
 
これは、

『あることが起きる可能性が、
 もう1つの可能性よりも高いことを知ること』ですが、

しかしながら、すくなくとも、

1つのトレードで狂喜乱舞して、
また1つのトレードで怒りや苦痛や悲嘆に浸る、
個々のトレードに感情を揺さぶられることの多い
トレーダー達よりも、

勝ちもあり、認めなければならない負けもある
トレードをトータルで考えれるならば、

「感情のリスクを排除している」分だけ
すでにエッジがあることにはなりそうですね。

そして、

『あることが起きる可能性が、(たとえ少しでも)
 もう1つの可能性よりも高いことを知ること』

ができれば、

確率的にエッジのあるトレードができそうです。^^


FX 餅つき相場のお話

月めくりのカレンダーも残り一枚となりましたね。
しだいに閑散となる市場ですが、今日から12月のスタートです。

先週末30日(金)の東京時間は、
朝にバーナンキFRB議長のコメントが発表されて、
利下げ観測を後押しする内容でしたが、
利下げが景気刺激となるとの思惑と、
サブプライムローン自体の金利凍結の噂による
株式市場の戻りを背景に
ドル円やクロス円が堅調なスタートとなりました。
一方、ドルストレートはドル買いに
軟調なスタートとなりました。
ドル円がロンドン時間を前に110円台半ばあたりまで、
ユーロ円が162円後半まで上昇しました。
朝に発表された日指標はおおむね市場予想とおりでしたが、
午後に発表された日住宅関連指標は
前年比を大きく下回りました。
また、渡辺金融担当相が、日政府系ファンドの創設を
まだ考えているわけではないとしながらも、
政府系ファンドについて意見聞くことはあり得る、
とのコメントをしました。

ロンドン時間に入ると、いったん限定的な調整を経て、
日亜欧の株式市場の堅調な推移を背景に、
夕方5時過ぎあたりからドル円やクロス円が
さらに上げる展開となって、
NY時間を前にドル円が110円後半あたりまで、
ユーロ円が欧指標の消費者物価指数速報と
鉱工業信頼感が良かったこともあって、
163円後半まで上昇しました。
一方、ドルストレートは一時クロス円の上昇に
つれた動きとなるも、
ほどなくドル買いに押されて揉み合いとなりました。

ニューヨーク時間に入ると、
ドル円やクロス円の上昇がいったん一服となって
揉み合いとなりました。
注目の米指標では、個人所得と個人支出が市場予想を
下回ったものの、PCEデフレータが市場予想を上回り、
また、米株が弱いながら前日比プラス圏で推移したことなどで
ドル円が揉み合いながらも徐々に値を上げました。
一方、ドル買いの動意に
ドルストレートが下落していきました。
また、クロス円も頭の重い状態から調整となりました。
その後、深夜に発表されたシカゴ購買部協会景気指数が
良い数字であるとともに節目の50を上回ったことで
さらに強いドル買いの動意となって、
ユーロドルが1.46台前半まで、
ポンドドルが2.05台半ばあたりまで下落しました。
また、原油が下げていることもあって、
ドルカナダが上昇して一時パリティ(等価)となりました。
ドル円は111円前半まで上昇しました。

12月のスタートとなる今日3日(月)は、
朝に豪貿易収支と豪企業営業利益が発表されて、
−29.83億AUDと市場予想を下回りましたが
限定的な反応にとどまりました。

午後4時45分にスイスSVME購買部協会景気指数、
夕方5時55分に独製造業PMI、
続く6時に欧製造業PMI、
夕方6時半に英製造業PMI、
夜7時に欧失業率、
深夜12時に米ISM製造業景況指数、
などが発表されます。米指標には注目です。

要人発言としましては、
夕方6時半にトリシェECB総裁の講演、
夜の10時にボストン連銀総裁の講演、
深夜12時半にポールソン財務長官の講演、
などが予定されています。

明日4日(火)は、
午前9時半に豪住宅建設許可件数と豪小売売上高、
夜7時に欧生産者物価指数、
夜11時に加BOC政策金利、
などが発表されます。

さて、今年も残すところ1ヵ月足らずとなってしまいましたね。
今年はクリスマスなどの祝日と曜日の関係で
20日の朝(19日NYクローズ)に5日分と
27日の朝(26日NYクローズ)に8日分(9日分)の
スワップが得れるIBもあると話題になっているようです。

一説に2兆5千億ドルもあるといわれる
世界の政府系ファンドを背景に
ドルが先週のアブダビ投資庁(ADIA)や
中国のSWF(政府系ファンド)中国投資公司などの
材料を好感した米株式市場の復調を後押しに
好調となりましたが、
一部では月末と期末の資金繰りによる
ドル需要によるものという声や、
ファンダメンタルはそれほど良くはないとの声も聞かれ、
今日明日(3日、4日)のカタールでの湾岸協力会議(GCC)で
主要産油国のドルペッグの見直しも検討されていますので、
今後の動向が注目されます。

今週は、週初めの米ISM製造業景況指数や
後半の英欧の政策金利発表にトリシェECB総裁の記者会見、
そして週末の米雇用統計と注目材料が多くなります。

また、引き続き株価の動向の注視が必要なようですが、
あわせて、欧米では早めにクリスマスと年末休暇を取るのが
儲けたトレーダーのステータスともなっているようで、
市場参加者が徐々に減少するために、
流動性を衝く仕掛けでチョッピーな動きとなる可能性もあり、
12月のトレードは慎重にしていきたいものです。

さて今日は、餅つき相場のお話です。

師走といえば、正月の餅代稼ぎのためや(笑)
税金対策で株を売る人と、
逆に年末資金を稼ごうと仕込みに入る人もいて、
仕手材料株や超低位株が上げたりすることなどがあって、

その忙しい上下動を
ぺったんぺったんと杵で餅つく様子になぞらえ、
「餅つき相場」などといわれますね。

株式の税金対策といえば、
「上場株式の売却益の一千万円非課税特例」が
年内で終了するため、日本では年末にかけて駆け込み売却も
増えるのではないかと話題になっていますね。

源泉徴収ありの特定口座から一般口座に
移してからでないと、非課税特例が受けられない、
そうですので注意が要りそうです。

一方、為替相場のほうも、
投資家で気の早い人は先月の22日のサンクスビギンズデー
あたりから休暇に入っている人もいて、
今月7日の米雇用統計後、
しだいに休暇を取る人が増えていき、
クリスマスにはほとんど多くの欧米トレーダーが
長い休暇に入って市場が閑散としてくるために、
流動性を衝く「餅つき相場」のような
動きとなりやすくなります。

どうも欧米では、早めに休暇に入るのが
儲けているトレーダーのステイタスにも
なっているようなところがあり、

「あいつは12月もトレードしている。
 今年はうまくトレードできなかったんだな。」と

言われるとか言われないとか。(笑)

12月は欧米の金融機関の決算月になりますので、
大きなリスクは取りづらく、

機関投資家のトレーダーも、
もうすでにボーナスが確定しているので(笑)
年末に「下手をこいて」お小言を頂戴しないように
あまり積極的に仕掛ける向きも少ないと
聞いたことがありますが、

しかしまた、12月は市場閑散の流動性を衝く暴れん坊も
暗躍するようで、注意が必要なようです。

さて、いろいろ新聞などの論調を見ていますと、

日本のマーケット参加者は、
ドル円などの「戻り売り」を狙っているようで、
また、欧米のマーケット参加者は、
107円で、いったんボトムを形成したということで
ドル円などで「押し目買い」を狙っている向きがあります。

まったく正反対の思惑の激突ですが、
今後の相場動向が注目されます。
トレードをする場合は、チャートをしっかり見て
荒波サーフィンのトレードをしていきたいものですね。^^


FX ギャンブル考

アブダビ投資庁に続いて、中国のSWF(政府系ファンド)の
中国投資公司が市場の安定化への貢献を表明しましたね。

昨日29日(木)は、
外報のアブダビ投資庁(ADIA)絡みの材料などで、
NYダウが前日比+331.01ドルとなった地合いを受けてはじまり
日経平均も15,500円レベルでの堅調な推移となりましたが、
東京時間での為替相場は警戒感もあってか、
オセアニア時間で調整となった動きを継いで、
ドル円で110円を挟む揉み合いとなりました。
ユーロ円も163円台での揉み合いとなりました。
一方、ユーロドルも1.48台前半での揉み合いとなるなど、
ドルストレートも様子見的な展開が続きました。
また、キウィは発表されたNBNZ企業信頼感が
構成項目14種のうち12種が前回比で悪化となって、
さらにNZのヘラルド紙によって、NZの金融機関の
破綻なども伝えられ軟調な展開が見られました。

ロンドン時間に入ると、
アジア株が堅調であったにもかかわらず、
序盤に揉み合いが続き、やがてこれに業を煮やすように
ソブリン系によるユーロなど欧州通貨の売りが仕掛けられて、
ユーロ円が161円台後半あたりまで、
ユーロドルが1.47台半ばを割り込みました。
ポンドも英の指標が良くなかったことや、
英議会証言でのBOEキング総裁のコメントも
経済成長減速を懸念する弱気であったこと、
さらに英銀大手のRBSが新たに120億ポンドの
評価損を計上する可能性の噂まで出て、
ポンド円が226円台前半まで下落するなど、
軟調な展開となりました。
一方、ドル円は109円台後半から110円台前半の
上下動をしながら、もみ合いが続きました。
欧株の多くは前日終値近辺でのはっきりしない動きでしたが、
為替は全般に軟調傾向の展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると複数の米指標が発表されて、
米実質GDPやコアPCEはほぼ市場予想とおりであったものの、
米個人消費の落ち込みとともに
米新規失業保険申請件が市場予想より悪く、
序盤の米株が前日比マイナス圏で推移したことから、
ドル円とクロス円が軟調な展開となりました。
その後、発表された米新築住宅販売件数が
72.8万件と市場予想を下回ったことや、
前回値も下方修正されたことで、
ドル円とクロス円の軟調が続きましたが、
やがて米株価が前日比プラス圏に上昇するにつれ、
限定的ながらまた戻し、
また株価が前日の終値レベルで上下動となると
為替もつれた動きと成って、
後半は小幅な上下動の展開となりました。
一方、原油価格が1バレル91ドルあたりまで値を下げたことで
カナダが軟調となりました。ドル円の底堅さも印象的でした。

月末で週末のゴトウ日の今日30日(金)は、
朝に複数の日指標が発表され、全国CPIがやや良かったものの、
失業率などほぼ市場予想とおりの結果となりました。

続いて、豪経常収支と豪民間部門信用が発表されて、
経常収支が-155.87億AUDと市場予想を上回りましたが、
民間部門信用がやや市場予想を下回りました。

午後2時に日住宅着工戸数と日建設工事受注、
午後3時45分にスイスGDPとスイス消費者物価指数、
午後4時に独小売売上高指数、
夜の7時に欧消費者物価指数速報と欧GDPなど複数の欧指標、
夜の7時半に英GFK消費者信頼感調査、
夜の10時半に米個人支出と米PCEコア・デフレータなど
複数の米指標
同10時半に加GDP、
夜の11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数、
深夜12時に米建設支出、
などが発表されます。米指標には注目です。

さて、米利下げ観測の織り込みが進む中、
先ほど米バーナンキFRB議長が
「12月11日のFOMCでは11月の雇用データを考慮。
 インフレの上振れリスクを注視。住宅市場にさらなる
 悪影響を及ぼす可能性。
 コアインフレは引き続き落ち着いている。
 市場の混乱の再燃で見通しに重大な影響与えた。
 今後数日以内に新しいデータ入手して判断。」
と発言したことを受けての市場反応が注目されます。

また、アブダビ投資庁に続いて、
中国がドル建て資産を多数保有していることもあってか、
SWF(政府系ファンド)の中国投資公司が、
市場の安定化への貢献を表明したとする
市場にとっての良いニュースもあり、
各国の株価やドルの動向も注目されます。

月末で週末の今日は、ファンドの決算に絡む調整なども
ありそうですが、株価の動向とともに市場初動と
経済指標の発表を見ながら、
機敏にトレードしていきたいものです。

さて今日は、ギャンブル考のお話です。

たまにはこんな話題もお許しください。 (^-^)

昔から「飲む、打つ、買う」は、
男の甲斐性…ではなくて、
男の三悪と言われてきましたね。(苦笑)

大酒飲みには娘を嫁にやっても、
「打つ」奴には嫁にやれないと言われていたようです。

まぁ、

「飲む」は体を壊したりしておさまることもあり、
「買う」も年齢とともに衰えるものですが、(笑)

「打つ」、つまりギャンブルには果てしがなく、
はまり込むと一生直らないと言われていたから
なのでしょうね。

ところでギャンブルには、

(腕利きディラーは自在に目を出せるそうですが…)
偶然に支配されるルーレットのようなものから、
マージャンのように偶然に技術介入できるものがあって、

多くの宗教では偶然に頼るギャンブルは、
無理な願いに神様も困るのか、
のめりこむと人生を棒に振るからなのか、
は分かりませんが、禁止されていたようです。

禁止といえば、

日本でも昔から賭け事が盛んで、
西暦689年に「すごろく禁止令」が出ていたそうで、
また、鎌倉時代には、庶民はもちろんのこと
公家や武士、そして神官から僧侶に至るまで
博打が流行していたと記録に残っています。

賭博場のフィーを「寺銭(テラセン)」と言いますが、
その時代の名残であるそうです。

現代の日本では、賭博罪が規定されていて、
刑法185条には「賭博をした者は五十万円以下の罰金
又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を
賭けたにとどまるときは、この限りではない」

刑法186条の一では「常習として賭博した者は、
三年以下の懲役に処する」

同じくその二では、「賭博場を開帳し、賭博を結合して
利益を図った者は、三年以上五年以下の懲役に処する」

と定められていています。

185条は単純賭博禁止で
186条の二は賭博場開帳等図利罪というそうですが、
公営ギャンブルは刑法の対象外なのだそうで、
なんか都合よいですね。(笑)

「一時の娯楽に供する」庶民の娯楽パチンコも
射幸心を煽って賭博性も高くなっていますが
換金には古物商を介入して苦肉の手段となっています。

そういえば、
G8(主要国)でカジノが合法でないのは
日本だけだそうで、いつかは日本にも
カジノが合法となる日が来るのかもしれません。

さて、どうでも良いことですが、
この条文を読んでいると、
投資をするトレーダーと証券会社にもどことなく似ている
ような感じもして苦笑してしまいます。^^

ものの本には投資とギャンブルがどのように違うのか、
詳しく書かれたものがありますが、
社会貢献という点が違うとはいっても、
境目はどうも曖昧なところがあるようです。

しかしながら、

投資やビジネスは、不確定要素がある点では
ギャンブルに似ているものの、

人や社会に寄与することや、生産ということ、
だけではなく、努力や技能やノウハウの介入要素が入る点でも
まったく違うようです。

投資やビジネスでは、
それなりの努力やノウハウの蓄積が必要ではあっても、
すべてが運まかせで、成るようになれの
ケセラセラ(Que sera sera)などではないのですね。

職業とすることができるほど
「成るようにできる」ものなのです。


参考: 文芸春秋 
   お金に学ぶ 「東大で教えた社会人学」


FX 先物取引のお話

昨日は、アブダビ投資庁(ADIA)が
米金融大手シティグループの出資証券75億ドル相当を
取得するニュースに株式市場が一時高騰して
円売りの動きと、その後の調整で
相場が大きな上下動となりましたね。

昨日27日(火)は、前日のNYダウが−237.44ドルと
大幅安となった後のオセアニア時間での
小幅もみ合いが続く格好で東京時間が始まり、
午前中は、はっきりしない展開となっていましたが、
昼に「アブダビ投資庁(ADIA)が米金融大手シティグループの
出資証券75億ドル相当を取得する」とのニュースが伝わると、
それを好感してリスク懸念の後退に株式市場が高騰して、
ドル円やクロス円が急騰して、
ドル円が一時108円台後半まで、
ユーロ円が161円後半まで上昇しました。
その後、利食いの動きとともに
株価が前日終値レベルでの上下動となったこともあって、
反落することとなりました。

ロンドン時間時はいると、ドル円とクロス円の動きも
一服となって、しばく保ち合いとなりました。
一方、小幅な値動きが続いていたユーロドルが、
「独IFO景気動向が事前予を下回る」との噂に
やや下げましたが、実際に発表された独IPOが
やや良い数字でまた戻すという展開を演じました。
その後、欧株が軟調に推移したことで
リスク回避の動意が生じて、
ニューヨーク時間のはじめにかけて、
ドル円が107円台後半まで、
ポンド円が222円半ば近くまで下落しました。
一方、ユーロドルもドル買いの動きとともに
アイルランド中銀総裁の
「ユーロ圏の経済成長のリスクバランスは下向きに傾斜」
とのコメントも影響したか下落して、
その他のドルストレートも軟調となりました。

ニューヨーク時間に入ると、
シティグループの出資証券にまつわる好材料の
市場評価に注目が集まりましたが、
NYダウが200ドルを超える上昇となって、
ドル円が108円台後半まで、
ユーロ円が一時161円台にワンタッチするなど、
クロス円も上昇しました。
一方、ドルストレートではドル買いの動きとなって
軒並み下げてユーロドルが1.48台前半まで下落しました。
その後、米住宅指標と消費者信頼感指数が
市場予想を下回る結果にもみ合いとなって、
いったんは調整となるも再び株価が上昇して、
ドル円が一時109円台に乗せ、
ユーロ円が161円台後半となるなど、
ドル円とクロス円が上昇しました。

今日28日(水)は、
午後4時10分に独GFK消費者信頼感調査、
夕方6時に欧マネーサプライ、
夜7時半にスイスKOF先行指数、
夜の10時半に米耐久財受注、
深夜12時に米中古住宅販売、
深夜未明の4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが発表されます。
夜の10時半からの米指標には注目です。

要人発言としましては、
夜の10時にFRB副議長の講演が予定されています。

明日29日(木)は、
早朝6時45分にNZ住宅建設許可、
朝8時50分に日鉱工業生産(速報値)、
午後4時に独国際労働機関失業率統計、
夕方5時55分に独失業率、
夕方6時半に英消費者信用残高と英モーゲージ承認件数、
夜10時半に米実質GDP(改定値)、米個人消費、米コアPCE、
同時刻10時にに加経常収支、加鉱工業製品価格、
加原料価格指数、
深夜12時に米新築住宅販売件数、米住宅価格指数、
などが発表されます。米指標には特に注目です。

さて、アブダビ投資庁(ADIA)が
米金融大手シティグループの出資証券75億ドル相当を取得する
報道を好感して沸き立った米株式市場ですが、
11%の金利を支払う形での出資証券の発行には、
シティグループの苦しさも見られて、
過度の楽観はできないようです。

今日から注目の経済指標も多く、
相場が大きく動く可能性がありそうです。
来月13日にFOMCが控えていて、
米追加利下げ観測が広がっている中での
28日深夜4時のベージュブックに注目が集まります。

まだしばらく株価に連動した為替相場が予想されますので、
引き続き各市場の株価には注目です。

市場が替わるごとに逆の動きとなる大き目のボックス傾向も
見られますので、市場替わりの初動にも注意して
機敏に流れに乗ってトレードしていきたいものです。

さて今日は、先物取引のお話です。

商品先物取引の歴史は古く、
一説ではメソポタミア文明を起源とする説もあるそうですが、
一応、世界最古の商品先物取引は1531年のベルギーの
アントワープでの先物取引市場を起源としていると
されているようですね。

日本でも江戸時代から商品先物は、
由緒ある取引とされて、(笑)

江戸時代初期に豪商が作ったとされる
米相場の先物市場である帳合米市場がルーツとされ、
米将軍の異名を持つ徳川吉宗の時代の
1730年に開設された大阪の堂島の
「米相場会所」が発祥の地であるようです。

当時の米商人は、一定の保証金を積む信用取引で
「空売り」や「空買い」行っていたといいますから、
なんか、現代の証拠金による先物取引に似ていますね。

当時は、もちろん電話すらなかったのですが、
堂島での米相場が全国の米の相場の基準でしたので、
堂島の相場情報は、高い塔からなんと手旗信号で
各方面に伝えられたと記録に残っています。
堂島での手旗信号を望遠鏡で見ながら、
また次の塔へと伝えられ、大阪から京都まで4分、
神戸まで7分、江戸まで1日と少しで伝わった
といいますから凄いですね。

明治に入って「堂島米穀取引所」となって、
その後、昭和14年に食管法ができて
米取引ができなくなるまで続いたそうです。

さて、戦後に商品先物で有名になったのが
「赤いダイヤ」といわれた小豆(あずき)で、
穀物相場師であった私の父も
「手亡」という銘柄とともに手がけていました。

私がまだ学生の頃、父は脳梗塞で倒れて他界しましたので、
私が相場をやっているのを知らずに亡くなったわけですが、

その父も生前は罫線屋といわれていたので、
草葉の陰で私のトレードスタイルを見ているとしたら

「俺の時代は電話取引だったが、
 ネットとやらで即時的に相場が張れるとは凄いものだね。
 しかし、なんだ。覚えたての子供の自転車のように(笑)
 補助車(テクニカル指標)をいっぱい付けた足グラフは…。」

と、笑っているかもしれません。

ついに相場の手ほどきは受けたことがありませんでしたが、
たった一つの言葉だけは守るようにしています。

「大きくなって相場をやるようになっても、
 大玉(おおだま)だけは張るな。」

億をトレードする花形トレーダーとは程遠い
田舎トレーダーの私ですが、
相場をこよなく愛していることと、
身の程を知っていることを少しだけ誇りに思っています。

なんか今日は、
取りとめのないお話となってしまいましたね。 m(_ _)m


FX 投資と投機のお話

札幌の冬を彩る大通公園のホワイト・イルミネーションが
夜に煌いて、とても綺麗でした。
地下街やデパートもたくさんの買い物客で驚きました。
一方、報道によると米国のクリスマス商戦は少し厳しそうです。

先週木曜日のサンクスビギンズデーに続き、
日本も祝日となった先週末23日は、
前日のNY後半の膠着状態から一変して、
午前9時頃から短期筋による閑散を狙った
流動性を衝くドル売りが仕掛けられて、
ユーロドルなどを中心にドルストレートが上昇して、
ドル円が下落しました。
この動きを受けて、いったんクロス円が上昇したものの、
ほどなく下落に転じる展開となりました。
昼までにユーロドルが1.49台半ば過ぎまで
市場最高値を更新して上昇、一方、ドル円は、
昼過ぎまでに107円台半ば近くまで下落しました。
動きが落ち着くと、
オセアニア通貨は対ドルで昼頃から下落に転じ、
欧州通貨などのドルストレートは、
しばらくもみ合いとなりました。
その後、クロス円は上下動しながらも軟調に推移して、
ドル円はもみ合いとなりました。

ロンドン時間に入ると、各通貨ペアはそれぞれの動きの中で、
しばらくもみ合いが続きましたが、夕方5時近くになると、
欧株が前日比プラス圏で推移していたことや、
スペイン中銀総裁による
「ユーロ圏の景気減速は予想されたよりも大きい」
とのコメントも材料視されたか、
急激なショートカバーが入りドルが買い戻されて、
上昇にあったユーロドルが1.47台後半まで下落して、
ドルストレートが軒並み下落していきました。
この動きにつれてユーロ円やポンド円が下げて、
トリシェECB総裁による
「市場は日本経済の力強い改善を評価すべき」
とのコメントも手伝うこととなったか、
ユーロ円が159円半ばあたりまで、
ポンド円も221円台まで下落しました。
一方、ドル円はドル買戻しにいったん上げた後また下げて、
オセアニア通貨の対円での大きめの上下動とともに
チョッピーな動きを演じました。

ニューヨーク時間に入ると、
東京とロンドン時間での流動性を衝く激しい動きも一服して、
やや軟調ながら落ち着きを取り戻す動きとなりました。
その後、ユーロドルは膠着的な動きであったものの、
深夜12時あたりから、堅調であった株式市場の動きを背景に
リスク懸念が後退して、ドル円とクロス円、そして
ドルストレートもオセアニア通貨を中心に上げていきました。
ドル円が108円台前半あたりまで、
ポンド円が223円台前半まで上昇しました。
また、選挙後の歳出拡大によるインフレ圧力観測も手伝ったか
豪ドル米ドルが0.87台後半まで上昇していきました。
終盤は、米株式市場が短縮取引だったこともあり、
上昇ムードの中で落ち着いた動きとなりました。

連休明けとなる週初めの今日26日(月)は、
早朝にNZの貿易収支が発表されて、
輸出が+34.2億NZDで輸入が+41.1億NZDで
総合−6.90億NZDという数字となりましたが、
キウィも他のクロス円につられてた格好の上下動となって、
徐々に堅調な動きをみせました。

今日は、この後の経済指標の発表はありません。

明日27日(火)は、
夕方5時15分にスイス生産者輸入価格、
夕方6時に独IFO景気動向と複数の独IFO関連指標、
夜の11時に米S&Pケースシラー住宅価格、
深夜12時に米消費者信頼感指数と
米リッチモンド連銀製造業指数、
などが発表されます。独IFOと米指標には注目です。

さて、米の年間小売売上の4分の1にもなると言われている
米クリスマス商戦もやや不調が伝えられて、
予断は許されませんが、買い意欲も垣間見られて、
下げに、とりあえずの一服感も出てきているようですが、
中国匿名高官のコメントとして
「中国は外貨準備の一部で日本株式を取得」と報道されると、
円が買われる動きとなりました。

今週はベージュブックに米耐久財受注や米住宅関連指標、
そして米GDP(改定値)に米個人消費やPCEデフレータなど
注目の指標も多く、相場の動向が注目されます。

あいかわらず株価のご機嫌伺いの為替相場も予想されますので、
各国の株価の動きには、引き続き注目して
機敏にトレードしていきたいものです。

さて今日は、投資と投機のお話です。

オックスフォード英英辞典には、
投資(Investment)と投機(Speculation)が、
はっきりと定義されているようですが、
これが少し苦笑モノです。^^

利益を期待してお金を投じるのが「投資」で、
(フムフム、これはすんなり理解できますね)

そしてなんと、

「投機」とは、損失の危険を冒してお金を投じること、
となっています。(苦笑)

トレーダーの多くが行っていることは「投機」で、
儲けようとして損をしている人も少なくなく、
言い得て妙といえば、そうですが、
どちらもお金にお金を稼がせる行為に違いはなくとも、
なんとも複雑な心境にさせられます。

「誰でも簡単」「1日○分で億万長者」といった
誤った風潮が蔓延しているためか、
資金管理やトレードスキルなど高度な技術を要する、
プロ筋のマネーバトルに参戦することになる投機を
甘く考えて、資金を減らす人が後を絶ちません。

切った張ったのギャンブルの域から脱して
正しく投機行為であるトレードをするには、
特定の学問分野を極めるように
それ相応のトレードの勉強と時間が必要なのです。

一方、投資は、
(最近は投機との境界が曖昧になりつつあるようですが)

事業、不動産、証券などに資本を投じて、
お金にお金を稼がせることで、
なんだほとんど同じじゃないか、と思うものの
理念と言えばオーバーかもしれませんが、
基本としている考え方が違うようです。

たとえば、本物の富裕層がその財産を
守り維持する方法の1つとして、
19世紀の中ごろからのスイスの銀行の
プライベート・バンキングを利用することが
あるそうですが、

まず、時間といいますか、
期間の認識が投機とはずいぶん違うようです。
30年から50年単位での運用となるそうです。

預かり資産も最低1億円というところもあって、
10億、100億単位での運用も多いといいます。

また、これら期間や資金量の違いだけでなく、

運用の目的が、資産を増やすというよりは
「インフレからお金の購買価値を守るために運用する」
という考えの富裕層も多いそうで、
「すでにお金が充分にあるぞ」と言わんばかりですが、
(金持ち投機家ももちろんいるものの)
何十%もの利回りを目指して欲に目が血走る貧乏投機家とは、
目的の根が違うようですね。(苦笑)

そして、3〜5%の利回りを目標に
その資金は安全性の高い債券市場などで
運用が行われるそうです。

しかしながら…、

投機にはない安定運用が見込まれるため、
投機では空絵事となりがちで
なかなかでき得ない複利運用ができて、
たとえ5%の利回りでも、
50年では11.47倍となるために、
100億の資産が(税は別として)
1,000億円以上にも現実になってしまうわけです。(驚)

類友の法則ではないですが、
資本主義の世の中なれば、
どうも、お金はお金のあるところに集まるようですね…。

てなことなわけですが(笑)

しかーし、

指をくわえて億単位が小銭の富裕層を
羨望の目で見ているわけにはいかず、
我々投機家も奮起しなくてはなりませぬ。

ファイト! オーッ! (爆)


<業務連絡>

24日(土)にニフティのアドレスでお問合せいただきました
方で回答のメールが着いていらっしゃらない方がいらっしゃい
ましたら、記載のメールアドレスを再確認の上、
もう一度メールをお送りくださいませ。
回答のメールをお送りいたしましたが、
アドレス違いのため回答メールが戻ってきてしまいました。
回答が到着していないものと思います。 m(_ _)m



FX 相場分析のお話

北海道では、昨日、雪が強い風で吹きつける
吹雪(ふぶき)となりました。
冬将軍の到来で、とても寒い一日でした。
でも、冬のおかげで鍋がとても美味しいです。^^

昨日22日(木)の東京時間は、前日に世界各市場の株安で、
ドル円が05年6月以来の108円29銭となるなどの
円高を調整する動きで始まりました。
この動きで日株も午後になって前日比プラス圏まで戻して、
ドル円も109円前半まで、
クロス円もユーロ円で162円あたりまで上昇しましたが、
米元大統領経済諮問委員会のリンゼー氏による
「ドル円は2年以内に80円まで下落する可能性がある」
とのコメントや、中国国家統計局長による
「より柔軟な人民元が中国経済に不可欠、
人民元は過小評価されている」との発言に
円高連想となったか、反発の流れは続かず、
再びドル円とクロス円が下落していきました。

ロンドン時間に入っても円高の流れが続き、
ドル円が108円台後半、
クロス円もポンド円で224円前半で推移するなど
軟調な展開が続きました。
ドルストレートもクロス円におおむね同調的な動きでしたが、
そのような中でも堅調であったユーロドルが、
バローゾ欧州委員長による
「非常に強いユーロが懸念となっている」
とのコメントが出されると、警戒感からか
1.48台前半まで売られました。
その後は米市場の休日も意識してか、
欧株が落ち着きを取り戻していたこともあって、
動意に乏しい膠着感のある相場となりました。

ニューヨーク時間に入ると、
米国がサンクスビギンズデーの祝日であることもあって
株価などの材料にも乏しく静かな相場が続きましたが、
その後じわじわと円高傾向で推移する中、
トリシェECB総裁が円や人民元の上昇を求める発言をした
ことも影響してか、ドル円やクロス円が下落していきました。
ドル円が108円の半ばを割って、
クロス円もポンド円で223円前半までと、
限定的ながら軟化しました。
終盤は、ドル円では膠着状態、
クロス円とドルストレートはわずかに反発という
展開でしたが、総じて小幅な値動きとなりました。

週末の今日23日(金)は、
午後4時に独輸入物価指数、
夕方6時半に英第3四半期GDP(改定値)
などが発表されます。今日は米指標はありません。

さて、今日は日市場がお休みですが、
現在、ストップ狙いの仕掛けだと噂されていますが、
ドルが売られてドル円が下落して、
欧州通貨を中心にドルストレートが上昇しています。
例年のことですが、
市場の休みの多いこの時期は流動性が減少して、
仕掛けなどでのチョッピーな動きとなることがあります。
騙され覚悟で流れに乗るのも一策ですが、
高値安値を掴まぬようにも注意したいものです。

今日は指標発表が少なく、
日を除く各市場の株価の動向に注目が集まりそうです。
午後4時過ぎと夜9時過ぎからの市場初動とともに
流動性を衝くチョッピーな動きに注意して、
慎重にトレードしていきたいものです。

さて今日は、相場分析のお話です。

このごろは、ファンダメンタル派と
テクニカル派は、互いに一目置いて、
だいぶん仲が良くなってきましたが、

過去にはファンダメンタル分析のみが
正統といわれていた時代があったそうで、

その頃は、「オカルト」だの
「アウトローな星占い」だの
「罫線屋」などと、
テクニカル分析がバカにされ
邪道扱いされていたようですね。

そういえば相場師であった私の亡父も
いわゆる罫線屋と呼ばれていたようで、
手書きの穀物相場の折れ線チャートを
部屋の壁一面に貼って、
夜中に一人ぶつぶつ言いながら
何時間もチャートを眺めていたことを思い出します。
私の父は、オカルティストであったわけです。(笑)

今では、ヘッジファンドのマネージャーでも
ディーラーでも、テクニカル分析にたいして、
そのようなことを言う人はほとんどいないようで、

大きな経済の方向を捉えようとする
ファンダメンタル派に対して、

「その経済情報をあなたが
 最初に得れた可能性はないのだから、
 経済情報で相場を張るのはおかしい。
 もう手遅れなんですよ。
 それに…、あんたの言うことは常に後付だ。」

などと、とんちんかんな言いがかりや、

相場自体の傾向を捉えようとするテクニカル派に対して

「どたいチャートなんかで相場が解るわけがない。
 相場はテクニカルで動いているわけではない。
 相場はファンダメンタルで動いているんだ。
 経済指標一発で相場の動きなんてガラリと
 変わることもあるんだよ。」

などとの悪口の言い合いも、
しだいになりを潜めてきているようですね。(苦笑)

現在でも、厳格なテクニカル派の中には、
ファンメンタル分析は先入観のバイアスを生じさせて
テクニカル分析には有害だ、と言う人もいるものの、
ファンダメンタルとテクニカルは、
相互補完ということで、ほぼ落ち着いてきているようです。

ファンダメンタルが(直接)相場を形成するわけではなく、
ファンダメンタルに反応した市場心理こそが
相場を形成することが解ってきて、

経済のファンダメンタルの趨勢が、
(流れを見て)具体的に「いつ」市場心理に反映されるかが、
トレードでは必要なためにテクニカル分析も必要で、
相互補完の関係となるのですね。

どことなく、昔は喧嘩ばかりで
今は仲のよい老夫婦にも似ていて面白いですね。 (^-^)

不確実な相場において、
未来は誰にも判るものではありませんが、

ファンダメンタルでの大きな経済の方向認識とともに、
今の流れを捉えて「いつ」を探る、
テクニカルで相場の傾向認識もできることは、
トレーダーにとって、やはり大切なようです。


FX ストラテジーのお話

夜のショッピング街のウインドウ越に見る
クリスマスの飾りつけが、
白い雪の中でキラキラ輝いてとても綺麗です。

ゴトウ日の昨日20日(火)の東京時間は、
前日19日のNYダウの大幅下落でのドル円とクロス円の
大幅下落を調整する動きで始まりましたが、
この動きも仲値までで、ほどなく反転軟調となって
ドル円が109円台の後半あたりまで、
ユーロ円が160円台半ば近くまで下落しました。
しかしその後「本日FEDが緊急ミーティングを実施して
利下げに踏み切るのでは?」との噂が飛び交って、
日株も前日比プラス圏に上昇すると、
ドル円とクロス円、
そして同調傾向にあったドルストレートも
こぞって一転の上昇となって行きました。

ロンドン時間に入ると、
サウジアラビアの新聞に匿名高官のコメントとして、
湾岸諸国がドルペッグ制をまだ廃止できないとしながらも、
このままドル安が続くならば湾岸諸国の通貨切り上げと
バスケット制への移行を検討しているとの報道に、
ドルが売られてユーロドルやポンドドルが上昇しました。
また、欧株価が上下動しながらもしだいに
堅調となっていったことで、
クロス円はユーロ円が163円前半まで
上昇するなど総じて上昇しました。
その後は、もみ合いとなって行きました。
一方、ドル円は強弱綱引きとなる中、
上下動しながら軟調傾向のもみ合いとなりました。

ニューヨーク市場に入ると
カナダ消費者物価指数が発表されて、
市場予想を下回る結果にカナダが売られました。
ドルカナダが0.98台半ばあたりまで上昇しました。
また、発表された米住宅関連指標は強弱交錯しましたが、
ややドルが売られる反応となりました。
その後、クロス円やドルストレートは
もみ合いが続きましたが、
ドル円は上下動しながら109円台に下落しました。
ニューヨークの午後に発表された注目の米FOMC議事録では、
インフレ警戒姿勢を取りながらもやや弱気の内容で、
10月の利下げ決定がぎりぎりの選択あったと
発表されたことに12月の利下げ期待がやや後退したか、
株価がいったん軟調となる反応となりました。
しかし原油価格が史上最高値を更新したこともあって、
石油関連株主導で株価が終盤に上昇に転じました。
この動きにドル円は一時110円台に戻す動きとなりました。
他のクロス円も終盤やや上昇して、
ドルストレートも終盤に限定的ながら上昇しました。

今日21日(水)は、
夕方6時半に英BOE議事録、
夜の9時に米住宅ローン申請指数、
夜の10時半に米新規失業保険申請件数と加小売売上高、
深夜12時に米ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)と
米景気先行指数、
などが発表されます。
英BOE議事録と米指標には注目です。

明日22日(木)は、
午後4時に独GBPと独個人消費など確報値の複数の独指標、
夕方5時15分にスイスの雇用水準と失業水準、
夕方6時に欧経常収支、
夕方6時半に英総合事業投資(速報値)、
夜7時に欧鉱工業新規受注、
などが発表されます。米指標は祝日のためありません。
英欧の指標には一応注目です。

さて、FOMC議事録が発表されましたが、
やや利下げ期待が後退する結果となりました。
原油が1バレル100ドル近い高騰となっていて、
湾岸諸国からは、このままドル安が続くと
ドルペッグも危ういとの声も出てきていて、
ドルにとっては厳しい状況が続いているようです。

明日22日が米のサンクスギビングデーでお休みで、
明後日23日が日本の祝日とあって、
今日21日も米債券市場が短縮営業となりますので、
明日あたりから早々とクリスマス休暇に入る投資家もいて、
連休ムードが強くなることによるポジション調整の動きには
注意が必要なようです。

世界の株価の動向を睨みながらも、
節目の時間と深夜の動きには気をつけたいものです。

さて今日は、ストラテジーのお話です。

もともとはギリシャ語の
strategiaに由来するそうですが、
よくストラテジー(strategy)なんていうことを
言いますね。

軍事用語などで使われる「戦略」のことで、
最近は、マーケティングの分野でも応用されているようです。

ものの本によりますと、
さらに作戦だの戦術だのに分類されるようですが、
そのような細分類は私のようなものにとっては
「そんなの関係ネー。」ですが、(爆)

トレードも戦闘とするならば、
ストラテジーは大切なようですね。

戦略法則の1つに
ランチェスターの法則というのがあって、
トレードにおいても興味深いものです。

「一騎打ちの法則」とも呼ばれる第1法則では、
兵力の大きいほうが優位とされて、
トレードではさしづめ「資金」にあたるのかもしれません。

また、「集中効果の法則」と呼ばれる第2法則では、
機銃装備などの兵器戦で、これはさしづめ、
テクニカルインジケーターや
トレードソフトなどにあたるのかもしれません。

さらにランチェスターによれば、
第1法則と第2法則のどちらを使って戦闘を行うか、
という「最適戦略」をとって、
弱者と強者の戦略を説きますが、

まぁ、どっちもあると
より「オッパッピー」のようです。(笑)

さて、

トレードでの昔ながらの戦略といいますと、

「保(持)ち合い離れにつけ」
などの順張り戦略から、

「山高ければ谷深し」
「人の行く裏に道あり花の山」
などの逆張り戦略もあって、

適用すべき時を知らないと
何がなんだか解らなくなってしまうものですが、
肝心なのは順張りすべき時か、
逆張りすべき時か、を知ることのほうのようです。

私の好きな戦略は、順逆両要素のある
「押し目買い」や「戻り売り」で、
次に好きなのは「保(持)ち合い離れにつけ」
の順張り戦略なのですが、

初心の頃、この「保ち合い離れにつけ」のほうが
まったく理解できませんでした。 (^^;)

1Pipでも安く買いたい、1Pipでも高く売りたい、
とばかり思っていたものでしたから、(苦笑)

この「ポイントを超えて高くなったから買う」
「ポイントを超えて安くなったから売る」
というブレークアウトの思考が理解できなかったわけです。

「なんで高くなってからわざわざ買うのか」
まったく理解できなくて、なんだこれ、と思ったものです。

まぁ、わけのわからない逆張り思考だったのですね。

相場には、逆張りすべき時もあり、
また、順張りすべき時もあるわけで、

気難しいマーケットを攻略するには、

単なるフォーメーション認識での戦略だけでも、
また、兵器にあたるテクニカルで、
まして逆張り指向のオシレーターだけでは、
片手落ちもいいとこで、

「時」をわきまえる術を持って、
その上で形などによる戦略(ストラテジー)を立てて、

さらに戦略に適した兵器にあたる
テクニカルなどを順逆適正に使い分けて、
戦略とテクニカルの整合を得れたとき、

うまくトレードチャンスを捉まえれるようですね。


FX 涌き出るのお話

今日の北海道は夜に雪が降って、
大地の白と青い空がとても綺麗です。
私の家の庭の木々も白い雪の綿帽子をかぶりました。^^

先週末の16日(金)の東京時間は、
はじめ投信がらみの買いなどでドル円とクロス円が
仲値あたりまで堅調に推移しましたが、
「米カーライルの主要ファンドが投資家の大量解約に
直面している」との14日の英系通信社の報道を背景に
「米ヘッジファンドが破綻か」との噂となった模様で、
日経平均株価が300円超の下落となったことや、
アジア株も軟調となったことで、
ドル円やクロス円が一転して下落していきました。
ドル円が一時109円台後半まで、
ユーロ円が160円後半まで値を下げました。

ロンドン時間に入ると、しばらく
ドルストレートも含めてもみ合い相場が続きましたが、
夕方5時頃に英タイムズ紙によって、
「BOEが緊急融資をした総額が230億GBPだが、英ノーザン・
ロックが受け取った額は200億GBPで、残りはどこへ?」
という報道や、独紙による「独IKBがサブプライムに絡んで、
3億ユーロの追加損失計上か」との約束記事などで、
銀行破綻の可能性の噂が出てポンドやユーロが下げました。
一方、欧州通貨以外のクロス円ドル円は
徐々に上昇する展開となりました。
その後、ドルストレートも反発して上昇に転じました。
また、ユーロポンドが一時0.7169まで上昇して
2003年6月以来の高値をつけました。
その後、欧株の軟調にドル円やクロス円が
いったん軟調となりましたが、
再び上昇する展開となりました。

ニューヨーク市場に入ると、
しばらくロンドの流れを継いで
ドル円とクロス円が堅調に推移して、
さらにNYダウが前日比プラス圏で寄り付いたことなどで、
さらに上げ潮の展開となりましたが、
発表された米証券投資と米鉱工業生産が
どちらも市場予想を下回る結果となって、
リスク回避の動意にドル円とクロス円が下落しました。
一方、ドルストレートはドル売りに上昇しましたが、
その後利食いに押される場面もあったものの、
ドル安傾向の展開となりました。
その後、株価の持ち直しで
ドル円とクロス円が上昇していきましたが、
また株価が下落していったことで、一時、再度反落して、
その後、ハイテク株主導で株価が持ち直すと、
また買い戻されるという上下動忙しい展開で、
終盤にかけて上昇基調となりました。
NYダウは、+66.74ドルで引けました。

日米欧、中、印など20ヶ国による
G20(財務相・中央銀行総裁会議)では、
「世界経済の下振れリスクが高まった」
「一部のアジア諸国には為替レートの柔軟性拡大が必要」
との中国の人民元への圧力も覗える声明と、
原油や食料の価格上昇にも懸念の表明がありました。

このG20に際して、ポールソン米財務長官の
「強いドルは国益、強いドル政策は不変、
 ドルは米経済の強さを反映するだろう。」
というコメントとともに、中国人民銀行総裁の
「中国は必要なら人民元の変動幅の拡大を検討可能、
 人民元の柔軟性を徐々に拡大へ」
とのコメントが印象的でした。

また、リヤドで開かれていた
OPEC(石油輸出国機構)の首脳会議では、
世界市場に原油を安定供給するとしながらも、
消費国が求めていた原油の追加増産には言及はなく、
12月5日にUAEで開かれるOPEC総会に持ち越されました。

その他のニュースでは、渦中の英ノーザンロックのCEOの
辞任が17日に報道されました。

週初めの今日19日(月)は、
夜の10時半に加国際証券取扱高と加卸売売上高、
深夜3時に米NAHB住宅市場指数、
などが発表されます。今日の経済指標は小粒です。

要人発言としましては、
夜の7時半から欧トリシェECB総裁の記者会見と、
深夜12時45分から米ポールソン財務長官の記者会見が
予定されているようです。

ゴトウ日の明日20日(火)は、
午後4時に独生産者物価指数、
午後4時15分にスイス貿易収支、
夜の9時に加消費者物価指数、
夜の10時半に米住宅着工件数と米建設許可数、
深夜4時に米FOMC議事録、
などが発表されます。米指標は注目されます。

さて、株価の反発の兆しも見られるようですが、
ときおり意図的かと思われるほど飛び交う噂には注意が要りそうです。
また、今週は20日の米指標以外は経済指標が小粒で、
依然、世界の株価のご機嫌を伺う為替相場が予想されますので、
市場替りの午後4時過ぎと夜9時過ぎの初動の動きとともに
株価の動向が注目されます。

そして、22日(木)がサンクスギビングデーで
米市場が休みとなり、翌23日(金)が
日本の祝日で続いて土日となりますので、
それらを前にした調整の動きには注意したいものです。

さて今日は、涌き出るのお話です。

「勇」という漢字は、
涌き出る力という意味なのだそうですが、

温泉や泉など、涌き出るものは、
けっこうありがたがられるものが多いのですね。

でも、最近の社会現象ともなっている「涌き出る」は、
困ったものが多いようで、
まるで膿が出るように次々と問題が涌き出て
露呈されていくようです。(苦笑)

半分以上が牛肉ではない、
別の肉が混ざった「牛肉ミンチ」や
重さを増すために水を入れて凍らせたブロイラー、
(重さ自体は正しかったようです)驚

兵庫県産ではない「但馬牛」
賞味期限の切れた「賞味期限内商品」
ブロイラーの「地鶏」などなど、

数年前は不正燃料も出回っていたこともあり、
まるでコントのネタのような
驚きをとおり越して、あきれ果てて
滑稽さも感じるくらいですが、
次々に明らかにされる事件は底なし沼のようで、
笑えない不気味な深刻さがあります。

不気味な深刻さ、といいますと、
私達トレーダーにとって
全容がいまだ明らかとならない
サブプライム問題がありますね。

日本でも野村ホールディングスが、
1456億円の損失とかで、
日本にとっても対岸の火なわけではありません。

日米欧で7兆円の損失を超えるのではないか、
と騒がれていますが、果たしてどうやら…、

トップの交代が余儀なくなった
シティグループだけで2兆円に達する模様で、
メリルリンチの7月から9月だけでも、
9,200億円の損失と言いますから、
まだまだ、底なし沼の状態のようです。
一説では、最終的に2,000億ドル(22兆2千億円)
にはなるだろう、というIMFの推計もあるそうで、
底なし沼状態の不気味な深刻さを感じます。

また、中国株のユーフォリア崩壊の
不気味なトリガーも潜在していているようで、
なんか嫌な予感もします。

私達トレーダーにとっては、
「相場が下げれば売ればよいだけ」のこと
なのかもしれませんが、 o(^v^)o

涌き出るものは温泉や泉や
お金が出てくる打ち出の小槌だけで充分で、(笑)
社会問題が次々と涌き出て来るのは困ったものですね。

経済は安定していることに越したことはなく、
世界の経済がより安定することを望みたいもです。


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