FX 長寿ファンドの秘密のお話

先週末の米雇用統計は、−6.3万人と2ヶ月連続で減少して、
2003年3月以来の悪い数字にドル円が8年ぶりとなる
101円半ばをつけて、その後はショートカバーに
一転して上昇する激しい値動きとなりましたね。

先週末7日(金)は、前日のNY時間に住宅ローン会社の
ソーンバーグが債務不履行通知を受け取った報道が
材料視されて、NYダウが下落したことを背景に、
ドル円とクロス円が下落して、一方、ユーロドルが上昇した
地合いを受けてのスタートとなりました。
その後、東京時間前に「米雇用統計後にFRBが緊急利下げを
実施するのでは?」という噂が流れて、
ドル円とクロス円が限定的ながら戻す展開が見られました。
また、米セントルイス連銀総裁が質疑応答において、
「米のリセッション入りは可能性があるが予想はしていない。
もしも、米の景気後退が起きればクレジットカードの
デフォルト急増するだろう。」と
コメントしたことが報道されました。
昼過ぎの日政策金利の発表では、
市場予想とおりの据え置きとなりました。
日銀経済月報と福井日銀総裁の記者会見では、
日経済の減速の認識と世界経済のダウンサイドリスクについて
言及するも、ほぼ前回の基調を踏襲する内容となりました。
ドル円は102円台後半で静かな展開を続けていましたが、
午後2時頃からしだいに下落していきました。
日経平均は前日比−432.62円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、ロンドン勢によって
再び米ソーンバーグ問題が材料視された模様で、
信用収縮懸念にリスク回避の円買いの動意となって、
ドル円とクロス円が下落していきました。
ドル円が夕方6時頃までに約3年2ヶ月ぶりに
101円台後半となって、ユーロ円が156円台後半、
豪ドル円が94円台後半まで下落しました。
午後8時には独鉱工業生産が発表されて
1.8%と市場予想を上回る数字となりましたが、
市場反応は米雇用統計を控えて限定的でした。
トリシェECB総裁から
「商品価格急上昇は、グローバル化がインフレの上方リスクに
つながることを示す。」とのコメントがありました。
米サンフランシスコ地区連銀総裁からは
「米経済は住宅バブル崩壊による下振れリスクに直面していて、
FRBはインフレと成長に対するリスクの不快な組み合わせにも
直面している。」との見解が示されました。
欧州株価は軟調な展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると、
FRBによる流動性を促す処置としての金融機関への
入札方式の資金貸し出し制度を600億ドルから
1,000億ドルへ増やすことが好感されて、
ドル円とクロス円が上昇しました。
夜10時半に注目の米雇用統計が発表されて、
失業率は4.8%であったものの、非農業部門雇用者数変化が、
−6.3万人と2ヶ月連続で減少して、
2003年3月以来の悪い数字となって、
いったんドル円とスロス円が急落しました。
ドル円が8年ぶりとなる101円半ばをつけて、
ポンド円も204円後半まで下落しました。
その後、ドル円が大レジスタンスに一度到達したことや
悪材料出尽くし感も出ていたようで、
また、著名な投資家がオプションでの
巨額のショートポジションを巻き戻すとの憶測も出て、
FRBのオペの増額も背景に、
利益確定のショートカバーが入って、
ドル円やクロス円が上昇に転じました。
ドル円が一時103円前半まで、
ユーロ円が一時158円前半まで上昇しました。
一方、ユーロドルは一時史上最高値の1.54台後半をつけた後、
ドル買戻しにより1.53台前半まで下落しました。
その後、荒っぽい反発の動きも一服となって、
やや戻る動きの中で取引を終えました。
NYダウは前日比−146.70ドルで引けました。

今日からサマータイムですね。

週はじめでゴトウ日の今日10日(月)は、
朝8時50分に日機械受注、
午後2時に日景気ウォッチャー、
午後4時に独貿易収支、
夕方6時半に英鉱工業生産、英製造業生産高、
英生産者関連の複数指標、
夜の9時15分に加住宅着工件数、
夜の11時に米卸売在庫、
などの経済指標が発表されます。
英・加の指標には注目です。

明日11日(火)は、
午前9時01分に豪NIESR GDP予想、
午前9時半に豪住宅ローン、
午後3時に日工作機械受注(前年比と確報値)、
夕方6時半に英DCLG住宅価格、
夜の7時に欧ZEW景況感調査、
同7時に独ZEW景況感調査、
夜の9時半に米貿易収支、
同9時半に加国際商品貿易、加新築住宅価格指数、
深夜12時半に英先行指数、英一致指数、
などの経済指標が発表されます。
独欧・米の指標には注目です。

さて、米雇用統計を終えて、
市場の関心は今月18日のFOMCとなりますが、
今週は、11日の米貿易収支、13日の米小売売上高、
週末の消費者物価指数と
速報値となるミシガン大消費者信頼感指数、
なども注目されます。

雇用統計でドル円とクロス円はいったん下落して、
大レジスタンスに至った後、ショートカバーとなって、
ユーロドルが市場最高値をつけた後、ドル買戻しに下落する
荒っぽい展開となりましたが、
株価は軟調で、債券市場は活況となっています。
コモディティ市場(商品)も、とりおり調整は見られるものの
活況で、資金シフトが鮮明となっているようです。

米年金基金さえもドル安で投資運用先を
商品にシフトしていることや、
また、サププライムで巨額損失を出した大手銀行が
住宅ローン関連資産の処分を急いでいることで、
ファンドに融資返済を迫り、その結果、
ファンドの資産切り売りを誘い、
トリプルA格にある米住宅ローン担保証券(RMBS)までが
元本の40%を超すまで下落する悪循環のパニック状態に
陥っていることが報道されています。(日経新聞)

サマーズ元米財務長官は講演で
「米国は現在、リセッションの状態にある」
と述べて、スタグフレーション入りを指摘する声も
上っているようです。
ドル円の100円割れの声もしだいに大きくなって
きているようですが、如何なりますが、
今後の展開が注目されます。

しばらく上下動激しいボラタイルな状況の
可能性もありますので、流れに乗りながらも、
各国の政府系ファンドの動向や各国の株価も睨みながら
機敏なトレードをしていきたいものです。

さて今日は、長寿ファンドの秘密のお話です。

長寿ファンドと言えば、
マン・インベストメンツが有名ですね。

Man Investmentsは、
"in depth in focus in front"のフレーズで、
知っている人は知っている世界最大級のファンドです。

二百二十数年もの長い歴史を有する会社ですが、
ドリームチームのLTCMでさえ撃沈した厳しい投資の世界で、
この長い間生き抜いてきたことは驚嘆に値しますね。

この歴史あるファンドは、
もともとは熱帯産品を扱っていた商社だったのですが、
その昔、扱っている現物作物が腐ってしまったり、
ハリケーン被害や天候状況で価格が不安定であったため、
業者間で熱帯産品の先物の仕組みを作ったのだそうです。

そこで培ってきたのが、儲けることよりも
いかに損失を抑えるかという、卓越したリスク管理でした。

そのマン・インベストメンツが世界的に有名となったのは、
2001年の同時多発テロのときでした。

突発的なテロによる世界的な株価の暴落で、
ほとんどのファンドが大きな損失を出す中、

マン・インベツトメンツの主力金融商品「ADP」は、
なんと、同時多発テロ後の一ヶ月で、16.4%も増益となって、
金融界を驚かせました。

ネガティブに捉えられがちなリスク管理ですが、
損切りを徹底して、「大損ができないシステム」
であるばかりでなく、よりアグレッシブで、
株価が暴落となっても利益が出るように
プログラムされていたようですが、

「儲けも大切であるが、まず損失回避にフォーカスする」
スタンスが長寿ファンドの秘密のようですね。

精密なリスク管理の方法や、株価急落で儲けるプログラムは
は詳しくは明かされていないようですが、

とかく儲けにばかりフォーカスしがちな
投資の世界において新鮮な驚きさえ感じます。

トレーディングは「最初にリスク管理ありき」なのですね。

私達トレーダーも、見習っていきたいものです。

FX 100人の為替市場のお話

春来たり、桜の開花予想のシーズンとなりましたね。
政策金利ウィークのイベントも終盤となって、
弱いドルと強いユーロが鮮明となりましたが、
今日はいよいよ巨大指標の米雇用統計の発表です。
また、来週からは早くもサマータイムとなりますね。

昨日6日(木)は、前日の米ISM非製造業景況指数の
好結果を受けて、ドル円とクロス円が上昇した後、
モノラインのAMBACの救済案が
15億ドルの資本増強にとどまったとの報道があり、
その後、ベージュブックでは、米経済減速とともに
インフレ傾向が示され、いったん戻しも見せるも、
ドル円やクロス円が上下動しながら
軟調傾向となる地合いを継いでのスタートとなりました。
早朝にNZ政策金利が発表されて
市場予想とおりの据え置きとなりました。
RBNZ声明では、インフレは根強くもNZ経済が減速していて、
かなりの期間の金利据え置きとなるであろうことが
示されましたが、市場反応は限定的でした。
午前9時半には豪貿易収支や豪建設許可件数などが発表され、
市場予想を下回りましたが、貿易収支が
輸入の増大によるもので動意には至りませんでした。
日経平均は堅調に推移して、
午前中はドル円とクロス円が強含むも、
ロンドンに拠点を置くペロトン・パートナーズ清算の
報道などがあって、午後からは軟調に転じました。
日経平均は前日比+243.36円で取引を終えました。

ロンドン時間に入っても
ドル円とクロス円は軟調傾向が続きましたが、
ロンドン勢によるドル売りに
ユーロドルやポンドドルなどドルストレートが堅調となって、
ユーロドルが一時1.53台前半まで上昇しました。
英HBOS住宅価格は市場予想を下回ったものの
影響は見られませんでした。
欧州株価は軟調な展開となりました。
ドル円はニューヨークのタイムズスクウェアでの
爆発報道もあり、この時間103円台前半まで下落しました。
政策金利やトリシェECB総裁の記者会見を控えて
ユーロドルが調整となる中、
午後8時にはの独製造業受注が発表されて、
市場予想を下回ったものの市場反応は限定的でした。
午後9時に英BOE政策金利が発表されて、
市場予想とおりの据え置きとなりましたが、
英中銀が前回のMPCで利下げを実施していることから、
再度の利下げ懸念も燻っていたため、
金利据え置きにポンドが上昇しました。

ニューヨーク時間に入ると、
ECBが市場予想とおり金利を据え置いて、
注目はトリシェECB総裁の記者会見へとなりました。
カナダの建設許可では、市場予想を下回る−2.9%という
結果となって、カナダが売られました。
そして、注目のトリシェECB総裁の記者会見では、
「欧州経済は減速しつつもファンダメンタルズは健全で、
年間のインフレ率は今後数ヶ月間2%を著しく上回る
水準が続く見込みで、また、銀行による企業への信用供与が
著しく損なわれている様子はなく、
インフレ期待の抑制に焦点をあてている。」ことが示されて、
利下げ期待が大きく後退することとなりユーロが上昇して、
ユーロドルが1.53台後半まで上昇しました。
一方、ユーロ円も一時上昇しましたが、
ドル円や他のクロス円の下落に引っ張られる格好で
軟調となって行きました。
NYダウはソーンバーグの債務不履行通知の報道などもあって
下落して、ドル円やクロス円はこれを背景に、
ドル円が102円台半ば近くまで、
豪ドル円も94円台後半まで下落しました。
NYダウは終日軟調で、前日比−214.60ドルで取引を終えました。

週末の今日7日(金)は、
昼過ぎに日政策金利、
午後3時半に日銀金融経済月報、福井日銀総裁記者会見、
夜の8時に独鉱工業生産、
夜の9時に加失業率、加雇用ネット変化、
夜の10時半に米失業率、非農業部門雇用者数変化、
米製造業雇用者数変化、
未明の5時に米消費者信用残高、

さて、政策金利発表のイベントもほぼ終え、
しばらく強含みも見せていたドルが再び下落することとなって、
一方、ユーロは市場最高値を更新することとなり、
弱いドルと強いユーロが鮮明となる結果となりました。

米はインフレ懸念と金融緩和の必要性という背反の狭間で
リセッション懸念まであり、
すっかり弱気のバーナンキFRB議長ですが、
難しい舵取りの選択が迫っているようです。
ドル円は、1999年と2005年の101円台の大レジスタンスでの
攻防となる可能性もあり、今後の相場展開が注目されます。

週末の今日は、日政策金利も発表される予定で、
据え置きが濃厚のようですが、
次期日銀総裁選出が難航しているようで、
この時期に政争の愚かといぶかる声も多く聞かれます。

そして、今日は米雇用統計の発表を迎えます。如何なりますか。
大いに注目したいものです。

さて今日は、100人の為替市場のお話です。

97〜99年にかけて財務官を務め、
「ミスター円」の異名まで榊原さんの
著作を読んでいましたら、面白いたとえ話がありました。

100人の村のお話ならぬ、100人の為替市場のお話です。

マーケットには、相互作用性"Reflexivity"という、
期待と現実、あるいは人と人が相互に影響しあう性質があって、

市場参加者が100人とするならば、
100人のうちで孤立したままだと一匹狼で
ただのスネモノとなってしまうものですが(笑)、
有力者3人寄ればマジョリティを作ることができて、

およそ95人の、流れを見て勝ち馬に乗るタイプの
「他者追従型」の多くの人たちの支持によって、
トレンドが作られていくのだそうです。

このトレンドの形成過程は、
ファッションにも似ているとしています。

そういえば、かつてルーズソックスなるものが、
女子高生を中心に流行したことがありますが、

バレーやエアロビに起源があるとする、
この「だらしなソックス」は(笑)、
恐らく最初は、とても奇妙で
異端的なものであったろうと思うのですが、

流行が進むと、ピッタリ靴下をはいている娘のほうが、
私のようなオジンの目からも、
流行おくれの違和感を伴うダサさを感じたものです。

さて、マーケットでのトレンドが
このファッションに似ているとしますと、
100人の市場参加者のマーケットでは、
次のようなことが起こります。

流行初期では、「な〜に、あれ。変なのぉ。」と
奇異の目で見られ、あまり流行先取りでも、
その流行が不発に終わって、
ダマシとなってしまうこともあり、(苦笑)

かといって、100人のうち90人も流行を追った終盤に
追従しますと、もう、その流行は終わりかけています。

そうです。100人のマーケット参加者であれば、
100人がファッションを認めた時点で
流行は終わってしまうのですね。

100%は、もはやトレンドの終焉で、

また逆に、たとえば株価であれば、
破綻の危険は伴うものの、どん底の株価は
その銘柄の最大リターンの可能性があるのですね。

根性再起ものの映画の

「今の俺はどん底だ。もう失うものはない…。
 今が最悪ならば、これからは良くなる一方だ。」

のワンシーンも想起されます。

トレンドへの参入は、ちょっと待つも、
やや早期のあたりが良いのかもしれませんね。

これらは、どことなく
オシレーター系のテクニカル指標にも似ているようです。

また、このような性質は、短期トレードの定石の一つの
"Buy on rumors, Sell on facts"という
「噂が立ったら買え、実際に事が決まったら売れ」
というものにも象徴されています。

為替のマーケットでも
「利上げとなるのではないか」との思惑で上昇し、
その後に果たして、実際に利上げとなったのにもかかわらず、
そのときは下落してしまうことがまま見られます。

どうやら、レートとは未来の期待と
現実の狭間にあるもののようで、
トレンドをファッションと見立ててみるのも
面白いものですね。


参考: 文藝春秋
   榊原英資著 「為替がわかれば世界がわかる」

FX M氏のお話

北海道でも雪解けのシーズンとなり
春の訪れを感じるようになりました。
さて、政策金利ウイークも
明日と週末の米雇用統計でヤマ場を迎えますね。

昨日4日(火)は、前日の米ISM製造業景況指数が
市場予想を下回るとともに、景気拡大と後退の分岐点となる
50を割り込んで03年4月以来の低水準となりましたが、
市場反応はここのところの下げに対する
利益確定のドル買い反応となって、
ドル円とクロス円が上昇して、ユーロドルが下げた後の
調整の揉み合いを継いでのスタートとなりました。
午前9時半に豪小売売上高が発表されて、
市場予想を下回る0.0%という結果に、
オージーが下落しました。
その後、ドル円とクロス円はやや戻しました。
昼の12時半に豪RBA政策金利が発表されて、
市場予想とおりの0.25%の利上げとなりましたが、
これ自体はすでに織り込み済みであったことと、
弱い内容となった声明に
今後の追加利上げの見通し薄いことでの失望売りを浴びて、
オージーが急落しました。
これにつられてドル円やクロス円も限定的ながら弱含み、
その後揉み合いとなりました。
日経平均は13000円を挟む動きで前日比+0.10円で引けました。

ロンドン時間に入ると、ベルギー中銀総裁による
「ユーロ高は有利な点と不利な点がある。過度な為替の変動は
避けるべき。米当局は強いドル政策を再確認すべき。」との
コメントがあり、前日のユーログループ議長による
過度な為替変動への牽制発言と重なって、
ユーロが軟調となりました。
しかし、その後、ユーログループ議長など
複数の欧要人のユーロ高の容認発言があって、
ユーロが堅調となって行きました。
欧生産者物価指数と欧GDPは
ほぼ市場予想とおりの結果となりました。
欧州株価は、一時前日比プラス圏となったものの、
その後は軟調となってドル円とクロス円も
軟調傾向となっていきました。
その後もユンケル・ユーログループ議長は活舌で
「ユーロは過大評価、円と人民元は過小評価、
ドルはその中間だが過小評価傾向。」との発言があり、
ユーロドルは上下動となりました。

ニューヨーク時間に入ると、
いったんドル円とクロス円は戻りを見せましたが
夜の11時にカナダBOC政策金利が発表されて、
0.5%の利下げという結果に、
0.25%と予想していた向きも多かったことから、
カナダが下落しました。
BOC声明では、「カナダ経済のリスクの具現化の認識や、
隣国である米経済の減速の明確な兆候の認識」などが
示されました。また、米CNBCテレビが「米シティが
人員の10%削減か」と報じたことなどもあって
米株市場は金融株を中心に下落して、
ドル円とクロス円が軟調となっていきました。
そのような中、コモディティ市場でも原油や金が
利益確定売りと思われる下落となって、
資源国通貨のカナダやオージーが急落していきました。
一方、ユーロドルは中東筋の買いと
短期筋の売りとの攻防で忙しい上下動となりました。
その後、前日比−200ドルを超えて下げていたNYダウが
各国の政策金利や雇用統計の発表も意識してか、
利益確定の動きもあって、急速に下げ幅を縮小したことで
ドル円やクロス円も戻す展開となっていきました。
NYダウは前日比−45.10ドルで取引を終えました。

ゴトウ日の今日5日(水)は、
朝の8時50分に日法人季報設備投資、
午前9時01分に英ネーションワイド消費者信頼感、
午前9時半に豪GDP、
夕方6時に欧PMI、
夜の7時に欧小売売上高、
夜の9時半に米チャレンジャー人員削減数、
夜の10時15分に米ADP雇用統計、
夜の10時半に米非農業部門労働生産性、米単位労働費用、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数、米製造業受注指数、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)、
などの経済指標が発表されます。
豪・欧と特に米指標には注目です。

明日6日(木)は、
早朝5時にRBNZ政策金利(市場コンセンサスは据え置き)、
午前9時半に豪貿易収支、豪住宅建設許可件数、
午後2時に日景気先行指数(速報値)、日景気一致指数(速報値)、
午後3時に日工作機械受注(速報値)、
午後3時45分にスイス失業率(季調済)、
夜の8時に独製造業受注、
夜の9時に英BOE政策金利(市場コンセンサスは据え置き)、
夜の9時45分に欧ECB政策金利(市場コンセンサスは据え置き)、
夜の10時半に欧トリシェECB総裁記者会見、
同10時半に米新規失業保険申請件数、
同10時半に加住宅建設許可、
深夜12時に米中古住宅販売保留、
などの経済指標が発表されます。
NZ・英・欧の政策金利とトリシェECB総裁の記者会見、
そして、米指標には注目です。

さて、NYダウのなど各国の株式市場の動向とともに
今日5日の米ADP雇用統計と米ISM非製造業景況指数、
そしてベージュブック、
明日6日のNZ・英・欧の政策金利とトリシェECB総裁の記者会見、
そして、米中古住宅販売保留と、注目材料が目白押しです。

4日のEUの財務相理事会では「連鎖的な損失拡大を警戒して、
経済の安定性を確保する方向へ切り替える」と採択しましたが、
トリシェECB総裁の記者会見が注目されます。

また、原油や金などコモディティ(商品)市場でも
利益確定での大きな調整となって急展開しているようですが、
為替市場も変化の兆しが見え隠れして
ボラタイルとなる可能性がありそうです。

流れに乗りながらも機敏にトレードして行きたいものです。

さて今日は、M氏のお話です。

私の旧知にM氏という人がいます。

小さな会社で体裁は株式会社ですが、
ひとり社長の会社というわけではないものの
その実は個人営業に近い、世の中によくある
個人会社を経営しています。

まぁ、言わば昔のフーテンの寅さんの映画に出てくる
タコ社長のような感じですが、(笑)
その彼がよく冗談とも本当ともつかぬ口調で
ニヤリと笑いながら「いゃぁ、ペイラインは大切だね。」
と言うことがありました。

レジスタンスラインやトレンドラインは知っているものの、
ペイラインとは聞いたことがなく、

「ねぇ、Mさん。そのペイラインて、何なの?」

と聞くと、待っていましたとばかりに持論を説き始めました。

「そりゃね、俺は難しいことは解らないよ。
 でもね。入ってくるお金からさ、
 仕入れとか従業員の給料など
 出て行くお金をぜーんぶ差し引いてさ、
 プラマイゼロとなるところが俺の言うペイラインで、
 天国と地獄の境目となるラインのことさ。」

「ふーん…。」

「プラスなら、たとえ月に差し引きたった50万円だって、
 年間じゃ、俺にとっちゃけっこうなもんだし。
 逆にマイナスなら、数年すれば首にロープだよ。
 あははっ。そのくらいペイラインは大切なんだ。」

この話を聞いて、同じくM氏となる(笑)
著名トレーダーのマーセル・リンクの著作の中で述べている
「利と損のバランス」こそトレーディングでは大切、とする
一文を思い出しました。

いわゆる「損切りは早く、利食いは遅く」ですが、
これを実行することは実はたいへんなことです。

もうひとりの自分が甘く囁きます。(苦笑)

『もう、けっこう利が乗っているんだし、早く手仕舞えよ。
 まごまごしてると、
 マイナスになっちまうかもしれないよ。』

『今、損となってるが、もしかしたら反転して
 儲けとなるんじゃないか。
 せめて、プラマイゼロまではしたいものだね。』

勝ちトレードは早く利確したくなるものですし、
また、負けトレードではついつい反転勝利を期待して
しまうものです。

利食いは遅くを実行しようと、頑張った挙句
利が乗っていたポジションが損に転ずることを経験したり、
また、損が利に転ずることも
経験してしまうこともあるからですが、

ひとつひとつのトレードでは、このようなことがあっても、
しかし、トータルでトレードを見れば、
「損切りは早く、利食いは遅く」は間違いなく黄金律で、
早期利食いの「利小」では、けっこう勝ってるようで、
さっぱり口座資金は増加しないものです。
そればかりか、「
損大」で口座を破壊してしまうこともあります。

たとえば、2つのポジションがあって、
1つが利が乗っていて、
もう1つが含み損となっているとすると

利の乗ってるポジションを早く利確して、
含み損となっているポジションを持ち続けるという
選択をする利小損大のトレーダーでは、
いろいろ学びたとえ勝率がよくても、
いつかは負け組みトレーダーとなってしまうようです。

そのマーセル・リンクがこう語っています。

「どんなトレーダーも数え切れないほどの損をする。
 これはトレーディングの一部なのだから仕方のないことだ。
 しかし、損をすることと負けることは、全くの別物である。
 負けは、小さな損であったものが大きな損となったときに
 生じる現象だ。負けトレードの手仕舞い方を知らなければ、
 トレーダーとしての成功はない。
 重要なのはむしろ負けトレードであって、
 勝ちトレードだけではない。」

勝つ技術とともに、負ける技術も大切なようですね。


参考: マーセル・リンク著 「高勝率トレード学のススメ」

FX トレードと将棋のお話

先週末は、モノライン大手のアムバックの救済策が難航して、
最大手の米MBIAに新たな損失発生の可能性があることが
報じられ、バーナンキFRB議長からは、
米中小銀行の破綻の可能性を是認する発言や、
ドル下落は米貿易赤字の縮小につながると、
ドル安を是認する発言まであり、
ドルの下落と円高で市場には悲鳴と歓喜が渦巻いています。

先週末29日(金)は、前日の米指標が弱かったことと
バーナンキFRB議長が上院での質問に対して
「米の中小の銀行に破綻の可能性があることを是認」した
ことなどで、ドル円とクロス円が下落して、
ユーロドルなどが上昇した地合いを継いでの
スタートとなりました。
朝に日失業率が発表されて、
3.8%と市場予想より良い数字となったことで、
相乗的にドル円とクロス円がさらに下げる展開となりました。
日経平均も軟調に始まりましたが、
その後、ドル円とクロス円の下落は昼過ぎまで、
いったん一服となったものの、
日住宅着工件数が、市場予想よりも良い結果となったことや、
「ドル円は104.50に大きなストップロスが設定されている」
との噂も手伝ってか、
ポールソン米財務長官のお決まりのフレーズ
「強いドルは米国の国益」発言も虚しく、
また軟調となって行きました。
日経平均は前日比−322.49円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、独小売売上高が発表されて
+1.6%と対前年比とともに市場予想を上回る好結果となって、
膠着傾向にあったユーロドルが上昇しました。
この反動でのドル売りに、ドル円の104.50に大量にあった
ストップがトリガーされて、ドル円が下落しました。
さらに英ネーションワイド住宅価格が
市場予想を下回ったことでポンドが下落して、
ポンド円をはじめクロス円全般が下げることとなりました。
午後7時に発表された複数のユーロ圏経済指標では、
失業率がやや良かったものの、
消費者物価指数の前年比コアや業況判断指数や
鉱工業信頼感などが悪く、限定的な反応となりました。
その後、ドル円とクロス円の下落は進み、
ドル円がこの時間104円前半、豪ドル円も97円台半ば
を割り込むあたりまで下落しました。

ニューヨーク時間に入ると、
「豪当局が対ドルで豪ドル売り介入か?」との噂が出て、
オージーが対ドルでも軟調となりました。
その後、米CNBCが「モノライン大手のアムバックの救済案に
重大な障害が発生」と報道したこともあって、
ドル円とスロス円の軟調は続きましたが、
夜10時半に発表された米個人所得や米PCEデフレータが
やや良い数字で、ドル円はしばらく104円前半での攻防が続き、
ポンド円でも206円前半での攻防となって、
クロス円の下げも一服となり、
一時ドル円とクロス円が戻す場面も見られましたが、
その後に発表されたシカゴ購買部協会景気指数が
市場予想を下回っただけではなく、
景気拡大と後退の分岐点となる50を大きく下回る、
2001年12月以来の44.5という低水準となって、
リスク回避の動意が起こって、
NYダウが下落の度を強めたことで、
その後、ドル円は104円台を割り込むことともに、
クロス円も軒並みの下落となりました。
一方、米ドルカナダは上昇して、
ユーロドルは1.51台後半での揉み合いとなり、
ポンドドルは終盤にかけて1.98台後半まで値を戻し、
豪ドル米ドルは0.93台前半まで下落するなど
まちまちの動きとなりました。
NYダウは、前日比−315.79ドルで取引を終えました。

今日3月3日(月)は、
午前10時半に日毎月勤労統計、
午後2時に日自動車販売台数、
夕方5時半にスイスSVME購買部協会景気指数、
夜の7時に欧消費者物価指数速報、
夜の10時半に加GDP、
深夜12時に米ISM 製造業景況指数、米建設支出、
などの経済指標が発表されます。
欧・加・米の指標には注目です。

明日4日(火)は、
午前9時半豪小売売上高、豪経常収支、
昼の12時半に豪RBA政策金利、
(市場コンセンサスは、0.25%の利上げ)
午後3時45分にスイス消費者物価指数、スイスGDP、
夜7時に欧生産者物価指数、欧GDP(速報値)、
夜の11時に加BOC政策金利
(市場コンセンサスは、0.25%の利下げ)
などの経済指標が発表されます。
豪・欧・加の指標には注目です。
この日は米指標はありません。

さて、3月となって、各国の政策金利の発表とともに、
週末には米雇用統計も控えて注目材料が目白押しですが、
ネガティブ材料のほうへ反応しやすい地合いを
指摘する声が多いようです。

要人発言も、4日のバーナンキFRB議長の住宅関連の講演や
インフレ率と原油高を背景にユーロ圏の要人の
ユーロ高牽制の発言が少なくなってきている中での
6日の欧政策金利発表後のトリシェECB総裁の
定例記者会見なども注目です。

先週は、モノライン関連報道と、バーナンキFRB議長による
米中小銀行の破綻の可能性の是認や
ドル下落が米貿易赤字の縮小につながるとのドル安を是認する
発言まであり、ドル安とともに株式市場も下落して、
ドル円とクロス円が下落しました。

ドル円は、下落基調となって
100円割れを指摘する声も聞こえる中、
1999年と2005年の101円台の大レジスタンスに迫りつつあり、
戻しては下げる展開の可能性が強そうですが
反発にも注意が要りそうで、
月替わりの今後の展開が大いに注目されます。

ドルの下落と円高に市場には悲鳴と歓喜が渦巻いていますが、
佳境に入った為替劇場はますます面白くなりそうです。
まずは、米雇用統計まで流れに乗って
トレードして行きたいものです。

さて今日は、トレードと将棋のお話です。

いつもトレードにまつわるちょっと固いお話ばかりですので、
たまにこんな話題にもおつきあいください。

現在、日本将棋連盟の会長を勤める米長邦雄さんは
一時代、名人にもなった方ですが、
とてもユニークな人で、有名な語録があります。

「兄貴は頭が悪かったので東大に行った。
 私は頭が良かったので棋士になった。」

というのもありますが、
ラジオの番組でこんなことも語っていました。

「幸せの女神はね。努力する人に訪れると思っているでしょ。
 でも、そうじゃないんです。
 努力とは嫌なことを一生懸命すること。
 女神はね。好きなことに夢中になっている人に惚れるんです。」

まぁ、うまいことをいうもので、私なんかは、
きっとそうに違いないと思ってしまいました。(笑)

「プロは何手読むのですか。」
「将棋は才能ですか。努力ですか。」

というのが、アマチュアファンの二大質問なのだそうですが、
この「将棋は才能ですか。努力ですか。」の問いに

「両者は密接不離で、切り離すには無理がある。」
なんてヤボなことは答えずに、チラリと質問者を見て、
その人は努力派の人だと、人となりを読むと、
こう答えるのだそうです。

「天分も大切ですが、やはり努力です。」

そうすると質問者は「さもありなん」という顔で
うなづいてくれるそうで、
お茶目な一面もあるようです。(苦笑)

でも、もしかしたら、将棋に限らず、芸術やスポーツなどで
若くから頭角をあらわす人には天分は感じずにはいられない、
というのが、本心なのかもしれませんね。

このことについて、七冠を達成したことのある羽生善治さんも、
序盤の定跡や高度な手筋といった情報は、
四十代になってからでも身につけることができるが、
ある一つの場面について、
「選択肢はこの手とこの手だろう」という
非常に抽象的で曖昧な判断、
証明するのが難しい「感覚」というものは、
十代で骨格が形成され、
生まれ持ったものがあるように思えると述べています。
このあたりが天分なのでしょうか。

正しいことが書いてある棋書などを読んでも、
変化の多い実戦では、一朝一夕に上達しないのが将棋で、
確かに、芸術やスポーツにもある意味似ていますが、
もしかすると、裁量トレードにも
そのような所があるのかもしれませんね。

その羽生善治さんが、将棋に強くなる四つのプロセス
についてこう語っています。

まず第一にアイデアを構想する。
次に、そのアイデアの構想を自身で検証する。
第三段階として、相手のいる実戦で試してみる。
そして最後は、反省する、なのだそうです。

天才も弛まぬ努力をしているものなのですね。^^

FX カブロボのお話

今日はうるう年での2月29日の月末で週末です。
ドル安はどこまで行くのかというくらいドルが軟調となって、
相対的にドルストレートが上昇しましたね。

昨日28日(木)は、前日のバーナンキFRB議長の議会証言初日で
「インフレへ警戒も示しながらも、経済成長を重視する姿勢を
維持して、一段の利下げの可能性を示唆」したことで、
株式市場がリスク懸念が後退していったん上昇するも
やがて下落したことで、ドル円やクロス円も
いったん戻しては軟調傾向の揉み合いとなる
地合いを継いでのスタートとなりました。
朝に発表された日鉱工業生産(速報値)が市場予想よりも
悪い結果となったこともあって、
日経平均は軟調傾向の展開が続きました。
午前9時半の豪民間設備投資は、5.1%と良い数字となって
豪ドルが一時上昇しました。
ドル円とクロス円は上下動しながらも
やや軟調な推移となりました。
ドルストレートはポンドドルがしばらく堅調でしたが、
総じて軟調な展開となりました。
日経平均は前日比−105.79円で取引を終えました。

ロンド時間に入ると、ドルストレート通貨が
序盤に軟調の度を強めてドル買いとなりましたが、
その後ドルストレートは上昇に転じました。
英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドが
クレジット市場関連の評価損を21.28億ポンドと発表して、
そして、オランダのABNアムロが
クレジット市場関連評価損を15.6億ユーロと発表しました。
独失業率は市場予想とおりとなりましたが、
独失業者数は好結果となりました。
ドル円が序盤で106円台後半まで上昇して
クロス円も序盤に上昇するも、
欧州株価がしだいに下落の度を強めていったこともあって、
リスク回避の動意に上下動しながらも反落していきました。

ニューヨーク市場に入ると、米GDP(改訂値)が
市場予想を下回る0.6%、米GDP価格指数(改定値)が
市場予想を上回る2.7%とインフレ傾向を示し、
米個人消費(改訂値)が市場予想を下回る1.9%という
結果になりました。ドル円はいったん戻しを見せるも、
NYダウが100ドルを超える下落となっていったこともあって
続落して、105円台前半まで下落していきました。
また、クロス円も下落して
ポンド円が一時209円台半ば近くまで下落しました。
その中にあって豪ドル円は上下動激しい動きを見せました。
バーナンキFRB議長の議会証言は2日目とあって、
前日を踏襲する内容でした。
株式市場では次回FOMCでの0.5%の利下げは織り込み済みで、
NYダウの軟調に米利下げ期待が
ドル売りに拍車をかけた格好となったか、
ドルが売られドルストレードが上昇しました。
ユーロドルが1.52台前半まで、ポンドドルが1.99台前半まで、
豪ドル米ドルが0.95台に迫るあたりまで上昇しました。
NYダウは、前日比−112.10ドルで取引を終えました。

週末で月末の今日29日(金)は、
早朝6時45分にNZ貿易収支、
朝8時半に日失業率、日全国消費者物価指数、他複数の日指標、
午後2時に日住宅着工戸数、日建設工事受注、
午後4時に独小売売上高、独消費者物価指数、
同4時に英ネーションワイド住宅価格、
夜の7時に欧消費者物価指数、欧失業率、他複数の欧指標、
夜の7時半にスイスKOF先行指数、
同7時半に英GFK消費者信頼感調査、
夜の10時半に米個人所得、米個人支出、米PCEコア・デフレータ、
同10時半に加経常収支、加鉱工業製品価格、加原料価格指数、
夜の11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数、
深夜12時に米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)、
などの経済指標が発表されます。
欧・米の指標には注目です。

さて、株式市場において次回FOMCでの0.5%の利下げは
織り込み済みで、NYダウの軟調に利下げ期待が
ドル売りに拍車をかけて、ドル安がどこまで行くのか、
という状況となっているようです。

株式市場は軟調で、一方、債券市場と、
原油先物が102ドル台となり、
金が市場最高値の975.0ドルとなるなど
コモディティ市場が堅調となって、
要所では調整の可能性もあるものの。
マーケット間の資金シフトが鮮明となってきている
ことが覗えます。

週末で月末でもありますので、
調整の動きに注意しながらも、
各市場の株価も睨んで、
流れに乗ってトレードして行きたいものです。

さて今日は、カブロボのお話です。

カブロボとは、早稲田大学発のベンチャー企業の
トレード・サイエンス社が無料で提供している
株の自動売買を行うロボットのことです。

まぁ、ロボットと言いましても、
テレビでよく見るホンダのASIMOのようなものではなく、
コンピューター上のプログラムで構成される
トレードロボットのことですが、

株式市場の分野での
サイバーファンドマネージャーを目指して、
現在、17,594もの方がロボット作りにいそしんでいます。

java言語を使った本格的なものから、
ウェブ上で設定のための設問に答えていくだけで出来てしまう、
簡易ロボットも製作できるそうです。

カブロボのサイト

プログラミングの成果を競う、
仮想資金を使っての株の売買で
4ヶ月間の「スーパーカブロボ大会」も催され、
第1回大会での最優秀ロボットに選ばれたロボット10体に、
それぞれ運用資金として
実弾5,000万円の総額5億円が与えられ、
株式リアルマーケットでの運用が行われました。

リアルマーケットで利益が出れば、その一部が
ロボット製作者にも還元されるという企画だそうです。

2007年2月20日から半年間にわたって行われたその結果は、
世界同時株安やサブプライム問題も影響してか、
最優秀ロボット10体でも残念ながら
5億円が4億4,321万円に減少してしまう
負けトレードとなってしまったようですが、

このような企画は、ソフトウェア技術への向上とともに、
一般の人でもプログラミングによる
ファンドマネージャーとなる門戸が開かれて、
とても面白いものだと思います。

仮説設定、テスト、結果検証、というプロセスを繰り返して、
より良いものを作り上げていくのだそうです。

プログラミングについては、
過去データに基づくプログラミング自体の
根本的な有効性の問題や
カーブフィッテングの問題、
また、フォワードテストの結果に基づく最適化をすることは、
全期間バックテストに基づく最適化と同じではないか、など
巷ではいろいろなことが論議されているようですが、

早稲田大学ファイナンス研究科宇野研究室による
スーパーカブロボ大会で本戦に残った1000体の検証では、
「年間リターン」と「バックテストのリターン」との
相関において、正の相関があることが確認されたそうです。

過去の株価は現在の株価の原因ではなく、
因果律はないとしても、
過去の傾向パターンは未来にも残存して有効のようですね。

現在、FXでもバーチャル取引コンテストが盛んですが、
このような誰でもトレードロボットが作れる
カブロボのFX版があっても面白そうです。

もしかすると、カブロボに為替データを置き換えれば、
FXの場合は出来高などが取引所取引でないので
特定系列のローカルデータしかないとはしても、
ほとんどそのままFXロボとして使えるのかもしれませんね。(謎)


参考: 早稲田大学ファイナンス研究科宇野研究室
   「価格はなぜ動くのか」


FX トレードとツキのお話

今日はバーナンキFRB議長の議会証言の初日で注目されます。

株式市場は堅調な展開となりましたが、
コモディティ(商品)市場が堅調となって、
債券市場も堅調(下げ)で、
少し違和感も感じるマーケットの展開のようですね。

昨日26日(火)は、前日に格付け会社S&Pが
モノラインのMBIAの格下げを見直したことや、
米中古住宅販売件数が市場予想を上回ったことなどで、
ドル円やクロス円、そしてオセアニア通貨がなどが
上昇した後のやや調整傾向の揉み合いの地合いを
継いでのスタートとなりました。
日経平均は前日比+122.32円で寄付き、
しばらくプラス圏での推移が続きましたが、
為替市場は、各通貨ペアともに
調整ムードでの展開となりました。
RBNZが公表したインフレ期待調査は2.7%と
前回値と同じとなって、
キウィが利益確定売りで下げました。
その後、英タイムズ紙が
「モノラインのアムバックの救済に30億ドルでは不充分」
と報じたことや、
WSJ紙が「米シティの投資部門のトレーダーの15億ドルの損失」
を報道したことも手伝って、リスク回避から
日経平均も軟調となって前日比マイナス圏となって、
ドル円とクロス円もやや調整が進むこととなりました。

ロンドン時間に入るとドル円とクロス円は
いったん上昇を見せるも、
独個人消費市場予想を下回ったことなどもあって、
ほどなく下げる上下動となって、
はっきりしない展開となりましたが、
午後6時に独企業約7000社を対象とした調査である
独IFO景気動向が発表され、
104.1と市場予想および前回値を上回る好結果となって
ユーロが急上昇しました。
ユーロドルがこの時間だけで1.48台後半、
ユーロ円が160円台後半まで上昇しました。
この動きにつれて、ドル円も一時やや上げましたが、
ドル売り圧力にドル円は軟調となっていきました。
そして、限定的ながらクロス円が上昇しました。
その中でもポンドは、BOE副総裁の
「CPIは公共料金の値上げを反映して来月以降に急激に上昇」
とのコメントも手伝ってか、
対ドルでも堅調な動きを見せました。
一方、欧州株価もしだいに堅調となって行きました。

ニューヨーク時間に入ると、米生産者物価指数や
ケースシラー住宅価格が市場予想よりも
良い数字となったものの、
ドルストレートでのドル売りの動意に、
ドル円は下落していきました。
深夜12時に米消費者信頼感指数が発表されて、
75.0と市場予想を下回りました。ユーロはECB副総裁の
「インフレの2次的影響は避けなければならない。」との
発言もあって、堅調な上昇となりました。
ユーロドルが1.49台後半まで上昇しました。
また、ポンドも上昇して、
ポンドドルが1.98台後半上昇しました。
また、豪ドル米ドルも0.93台前半まで上昇するなど、
ドルストレート通貨は軒並み堅調な動きとなりました。
一方、NYダウは前日比マイナス圏ではじまったものの、
堅調な展開が続きました。
また、ドル円の下げに同調してしばらく調整となっていた
クロス円の多くもドルストレートの上昇に
終盤で盛り返しました。
豪ドル円などオセアニア通貨はやや軟調な展開が続きました。
ドル円は107円前半まで下落しました。
NYダウは前日比+114.70ドルで取引を終えました。

今日27日(水)は、
早朝6時45分にNZ住宅建設許可、
午前11時にNBNZ 企業信頼感、
午後4時に独輸入物価指数、
午後4時10分に独GFK消費者信頼感調査、
夕方6時半に英GDP(速報値)、英個人消費(速報値)、
夜10時半に米耐久財受注、
深夜12時に米新築住宅販売件数、
同12時に米バーナンキFRB議長議会証言(下院)、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標とバーナンキFRB議長の議会証言には注目です。

明日28日(木)は、
朝8時に豪コンファレンスボード景気先行指数、
朝8時50分に日鉱工業生産(速報値)、日小売業販売額など
複数の日指標、
午後1時に日自動車生産、
夜10時半に米実質GDP(改訂値)、米個人消費(速報値)、
米コアPCE(改訂値)、
深夜12時に米求人広告指数、
同12時に米バーナンキFRB議長議会証言(上院)
などの経済指標が発表されます。
米の指標とバーナンキFRB議長の議会証言には注目です。

さて、昨日26日(火)は、モノライン救済の
関連の報道などで揺れながらも、
リスク懸念が後退して株式市場は堅調な展開となりましたが、
ドル円が下落して、クロス円はまちまちな動きとなって、
ドル安の昂進とともにドルストレート通貨が
堅調な動きとなりました。

コモディティ(商品)市場が堅調となって、
債券市場も堅調(下げ)で、
株価と為替の連動性もやや薄れた印象の
少し違和感も感じるマーケットの展開で、
今後の動きが注目されます。

今日27日(水)は、バーナンキFRB議長の議会証言(初日)があり、
英米の注目指標も発表されます。
明日も米個人消費(速報値)や米GDP(改訂値)の
注目指標が発表されます。

市場動向をしっかり見て機敏にトレードして行きたいものです。

さて今日は、トレードとツキのお話です。

桶狭間の戦いの時、もしも突然大雨が降らなかったら、
奇襲は成功せず、信長の命は亡くなっていたかもしれない…。

よく言われる歴史のタラレバですが、

確かに信長には常人にはないツキがあったようです。

「ツキも実力のうち」「成功者は強運である」

などとも言われる実力とツキの不思議な関係ですが、

歴史には「アレがなかったら恐らく出来なかったであろう」
という運命的な、あるいは必然的なツキが絡んで
成された偉業は数多く存在していますが、

しかしながら、あの桶狭間の千載一遇のチャンスを
あの時、信長以外、誰が捉えることができたのでしょうか。

また、ツキというには違いますが、
時流による錯覚というものがあるようですね。

その昔、不動産バブルで巨万の富を得た
眉間にホクロの星影の人も有名ですし、

ITのバブル期に時流の風を受けて
実力以上に舞い上がった凧のようなドラえもんもいましたね。

また、円安が何年も続いた時流に乗って富を得て、
「損切りするヤツはバカだ。」と言った人もいたようです。

しかし、それらの人たちの中には

「鶏が鳴くから朝が来る」にも似た、
とんでもない錯覚もあったのかもしれません。

鶏が鳴かずとも朝が来るように
「その俺」がいなくても、そのような時代であったわけです。

「ツキや時流だけで得た勝利は、たちまちボロが出る」
などとも言われていまして、

トレード法でも、円安の時流に乗っているときには
驚異的なパフォーマンスとなっていたものが、
ひとたび円高局面となると、
まるで使い物にならないものもありました。

一時の事象を普遍的なものとする錯覚による思い込みは、
やがて時の厳しい洗礼を受けることになるようです。

どのようなときも常に原点と基本は忘れてはならないのですね。

かつてのリバモアが命を賭して教えていったこと―。

勝って驕らず、また、ユーフォリアの愚に浸らず、
トレードは資金管理とリスク管理をしっかり行って、
基本に忠実に焦ることなく着実にしていきたいものです。

そうしていると、必ずやツキも巡りくるものです。

基本と実力こそがツキを呼ぶのですね。^^

FX 奇怪な老人のお話

先週末はモノラインのアムバックの救済策報道で
終盤にドル円とクロス円が急反発しましたね。
今週は27日(水)からの半期に一度のバーナンキFRB議長の
議会証言が焦点となりそうです。

先週末22日(金)は、前日のフィラデルフィア連銀指数の
悪い数字によるドル円とクロス円などの下落も一服となって、
オセアニア時間にかけてのやや調整傾向の
地合いを継いでのスタートとなりました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まって
軟調に推移しましたが、為替市場では
織り込みが進んでいたこともあってか、
ドル円やカナダ円は小幅な揉み合いとなって、
豪ドルなどオセアニアはしばらく堅調な動きとなりました。
豪ドル円が一時99円台前半まで上昇しました。
また、「大手米金融機関が150億ドルの追加資金供給を受ける」
との噂もあったようですがあまり材料視はされませんでした。
ポンド円は午前中に上昇した後、揉み合いとなりました。
ユーロドルは膠着が続きました。
日経平均は前日比−187.92円安で取引を終えました。

ロンドン時間に入りロンドン勢が参加してくると、
米のリセッション懸念からかリスク回避の円買いの
動意となってドル円とクロス円が下落していきました。
「米系金融機関に巨額の評価損か」との噂も手伝って、
欧州株価もしばらく軟調な展開となって、
ドル円が106円台後半まで、ポンド円が210円前半まで下落して
堅調であった豪ドル円なども軟調となりました。
夜7時に欧鉱工業新規受注が発表されて、
−3.6%と悪い数字でしたが市場反応は限定的でした。
ドルストレートではオセアニア通貨が堅調となって、
キウィが0.80台後半まで、
豪ドルが一時0.92台半ば近くまで上昇しました。
ユーロドルはやや上昇するもその後は揉み合いとなりました。

ニューヨーク時間に入ると、
夜の10時半にカナダ小売売上高が発表されて、
自動車を除く数字が市場予想の+0.5%に対して
−0.4%という悪い数字となって、カナダが売られました。
米ドルカナダでは1.01台半ばを超える
あたりまで上昇しました。相対的なドル買いに
ドル円も一時上昇しましたが、
ほどなくまた反落していきました。
NYダウは前日比プラス圏ではじまりましたが軟調に転じて、
リスク回避でのクロス円の下げが続きました。
豪ドル円が一時98円台前半まで、ユーロ円も158円台前半まで、
小売売上高が悪かったカナダ円は、
一時105円台前半まで下落しました。
その後、ドル円やクロス円の下落は一服となって、
米CNBCテレビがモノラインのアムバックの救済策が
25日か26日に発表されるとの報道をすると、
NYダウが急反発して、ドル円とクロス円も
下落から一転して上昇して行きました。
ドル円が107円台前半まで、
ユーロ円が159円前半まで戻しました。
また、ドルストレートの豪ドル米ドルも
0.92台半ば近くまで上昇しました。
NYダウは前日比+96.72ドルで取引を終えました。

週はじめでゴトウ日の今日25日(月)は、
午後4時に独輸入物価指数、
深夜12時に米中古住宅販売件数、
などの経済指標が発表されます。
指標発表は少ないですが、米指標には注目です。

明日26日(火)は、
朝の8時50分に日企業向けサービス価格指数、
午後2時に日中小企業業況判断、
夕方6時に独IFO景気動向、独IFO現況評価値、独IFO予想値、
夜の10時半に米生産者物価指数関連の複数指標、
夜の11時に米S&Pケースシラー住宅価格、
深夜12時に米消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数
米住宅価格指数、
などの経済指標が発表されます。
独・米の指標には注目です。

さて、先週末は終盤にモノラインのアムバックの救済策報道で
ドル円とクロス円が急反発となりました。
今後のモノライン関連報道と株価の動向が注目されます。
また、今週は27日(水)には旧ハンフリー・ホーキンス法に基づく
半期に一度のバーナンキFRB議長の議会証言が
行われますので注目です。
そして、同日には英金融機関大手のHBOSの決算も発表され、
焦点の日となりそうです。

各市場の株価の動向も睨みながら、
流れに乗ってトレードして行きたいものです。

さて今日は、奇怪な老人のお話です。

この奇怪な老人とは、1929年の大暴落のときに
立会い所の記録係りをしていたマーレーと
ジャックのことです。

彼らは、ウォール街のティッカーの見れるテラスに
とぼとぼとよく来て、若きトレーダーたちに語りかけました。

お決まりの大暴落の日のあの出来事…、

バンク・オブ・アメリカの株価が100ポイントも下落するのを
若きマーレーが掲示板に張りつき、チョークで書いて
それを消してはまた下がり続ける株価を書いていく様の
聞き飽きた冗長な得意話の後、
長い間につちかわれた相場の薀蓄を説きます。

「わしらは、50年も人々がお金を失う様を見てきたよ。」

「そうだ。」とジャックが合いの手を入れると、

周囲のウォール街の若きトレーダーにジャックはこう尋ねます。

「たとえば落ちてくる短剣を手で掴むかね?」

「…。」

「あぁ、そうさ。落ちてくる短剣とは、暴落のことだよ。
どうだね? 拾うかね?」

「…。」

「そうだ。拾っちゃいけない…。手が切れちまうからさ。」

「…。」

「落ちてきた短剣が床に刺さり、
 ブルブルとした震えが止まるまで待たにぁならないのさ。
 そして、震えが待ったら、拾うんだ。」
 
「!」

「暴落が止まるのは、トム・ディマークが言うように
 買い手が入ってくるから止まるんじゃない。
 それ以上の売り手がいないから止まるんだよ。
 拾うのは、その後というわけさ。
 マーケットが売り込まれている最中に
 焦って買っちゃいけない。」

「?!」

「最悪が進んでいる時には、価格は下がる。
 しかし、最悪となったら買いだ。」

長い年月、裏方さんとして相場にかかわってきた人の話は、
面白くもためになるものですね。


参考: LONG-TERM SECRETS to SHORT-TERM TRADING

FX ウォール街の墓場のお話

昨日は英小売売上高指数と、米フィラデルフィア連銀指数の
サプライズで、相場が大きく動きましたね。

昨日21日(木)は、未明に発表された米FOMC議事録で、
住宅市場の落ち込みや金融の信用逼迫懸念の認識による
景気下振れリスクへの対応に重点を置いた内容で
あることが示され、経済成長見通しを下方修正して、
失業率の悪化とコアPCEの上方修正となりましたが、
株式市場はさらなる利下げ期待の動意となって
NYダウが上昇しました。
しかし為替市場の動きは限定的となりました。
東京時間に入ると、株式市場は堅調に推移しましたが、
ドル円とクロス円は一進一退の展開となりましたが、
終盤にいったん上昇傾向となりました。
仏ソシエテ・ジェネラルの決算は33.51億ユーロの純損失と
発表され、ほぼ市場予想の範囲にとどまりました。
ドルストレートは上下動しながらも
ユードルなどが堅調な動きを見せました。
日経平均は前日比+377.91円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、欧州勢の参加とともに
豪ドルやカナダなどのクロス円がいったん軟調となって、
その後はまた戻す上下動となりました。
夕方6時半になると、注目の英小売売上高指数が発表されて
+0.8%と前年比とともに市場予想を大きく上回り
ポンドが急伸しました。ポンドドルが一時1.95台後半まで、
ポンド円が一時211円台後半まで急上昇しました。
欧州株価も前日比プラス圏での推移となって、
リスク回避が後退してドル円とクロス円が、
しばらく堅調な展開となりました。
その中にあってユーロ円は上下動忙しい揉み合いとなりました。
ドルストレート通貨はまちまちな動きとなりましたが、
ユーロドルがNY時間前にドル買いで一時下落となりました。
豪ドル米ドルや米ドルカナダは上下動の揉み合いとなりました。
欧州株価は前日比プラス圏ながらも
しだいに軟調となっていきました。

ニューヨーク時間に入ると、ドル円が軟調となって、
一時下げていたユーロドルが上昇に転じていきました。
一方、前日比プラス圏で始まったNYダウは
しだいに軟調に転じていきました。
夜の10時半に発表された米新規失業保険申請件数は、
34.9万件とやや雇用の悪化を示す結果となりました。
その後、深夜12時に米フィラデルフィア連銀指数が
発表されて、−24.0と市場予想を大きく下回る
サプライズとなる結果に、
米リセッション入り懸念の動意となって、
ドル円が急落して、ドル売りとともに
ユーロドルが急伸しました。この動きに同調するように、
ユーロ円は一時上げ下げ交錯したものの、
上昇していたポンド円も一時210円前半まで下落するなど、
クロス円もドル円主導で軒並み急落していきました。
ユーロドルは一時1.48台前半まで、
ポンドドルは、一時1.96台前半まで上昇しました。
ドル円は一時107円台前半まで下落しました。
NYダウは前日比−142.96ドルで取引を終えました。

週末の今日22日(金)は、
午後2時に日全国スーパー売上高、
夜の7時に欧鉱工業新規受注、
夜の10時半に加小売売上高、
などの経済指標が発表されます。
カナダ小売売上高には注目です。

さて、昨日は英小売売上高指数と、
米フィラデルフィア連銀指数のサプライズで
相場が大きく動きました。
利下げ期待もある中でもNYダウが
前日比で140ドルを超える下落となって、
米のリセッション懸念の燻りが再燃することとなりました。

一方、コモディティ(商品)市場は活況となっていて、
金が955.5ドルと市場最高値を更新したり、
原油価格が100ドル近くで推移して、穀物相場も上昇、
投機マネーのドル離れと株式市場離れを
象徴しているかのようです。
今後の各マーケットの展開も注目されます。

為替相場に際しては、相場の海図である
チャートをよく見ながら、流れに乗って
しっかりとトレードをしていきたいものです。

さて今日は、ウォール街の墓場のお話です。

ソハイル・ラバニによりますと、(比喩的な表現なのですが)
ウォール街にはトレーダーの墓場があるそうです。

数年前、会社収益の何千倍もの価格でドット・コム銘柄が
取引されている愚行にいち早く気づき、

「こんなことがあってはならない。
 絶対にこのITバブルは崩壊する。」と

素早く先見のコントラリーの行動を取って、

いまだ突き進み殺到するモメンタム・トレーダーの
群衆に踏みつけられてしまった先見のトレーダー達の墓場です。

「先見の気づき」自体は、正しかったのに、
行動が少しばかり早かったばかりに
踏みつけられてしまったわけです。

少しタイミングが「遅く」適切であったら、
その空売りで巨万の富を得れていたであろう
先見のトレーダー達です。

「市場が間違っている!」

彼らは虚しく叫びました…。

そうです。トレードは相場観とともに
いつ執行するかというタイミングこそが大切なのですね。

いくら、大局的なやがて来る相場観の認識が正しくとも
タイミングを間違えば負けトレードとなってしまいます。

かつてのオランダのチューリップバブルのように
モメンタムの狂喜が健全な判断のほうを
踏み潰してしまうことは、
マーケットでは良くあることなのですね。

さて、

ソクラテスは、どこから知恵を身につけたかとの問いに

「それは愚人から学んだ。」と答えたそうですが、(笑)

私達トレーダーは、先見のトレーダーの
ウォール街の墓場の貴重な経験と逸話に
教訓を学ぶ必要がありそうです。

モメンタムの勢力の強い時には、
そのモメンタムに従い、

先見のコントラリー・オピニオンでの投資行動は、
少し「待つ」のが良いようで、

早いばかりが得策ではないようですね。

瞬間の価値をトレードする短期トレードでは、
急がねばならないことも多いものですが、

どうやら、大勢に乗る時は「早く」
コントラリーでは、むしろ「ちょっと待つ」
感覚が大切なのかもしれませんね。

トレードでは、

「急ぐべき時」「待つべき時」

そして、マーケットの荒波に飲まれないように
「休むべき時」も知る必要があるようです。

待つべき時に急いでは、たとえ方向感が正しくとも
負けトレードとなってしまうこともあるのですね。


余談ですが、こんな素敵な歌があるそうです。
メンバーのHさんに教えていただきました。

"Do not stand ar my grave and weep"の
Katherine Jenkinsバージョンです♪


FX 貨物列車理論のお話

昨日19日は、ドル円とクロス円は軟調傾向の中、
アップダウン忙しい相場展開となりましたね。
また、ユーロドルが上昇しました。

昨日19日(火)は、前日のロンドン時間での
ドル円の上昇とポンドやユーロの下げも、
NY時間でユーロの買戻しとなった後、
プレジデントデーであったこともあって、
徐々に落ち着く地合いを継いでのスタートとなりました。
早朝にRBAの総裁補佐が
「インフレ抑制のために国内需要を緩やかにする必要。
インフレ率は今年4%近くまで上昇する。」と発言したことや、
午前9時過ぎに発表されたRBA議事録の内容からの
3月のRBA利上げ期待にオージーが上昇しました。
日経平均は堅調に推移しましたがドル円は揉み合いとなって、
その後、中国のインフレ率が7.1%となったことを背景とする
中国利上げの噂に連想的な円高となった模様で、
午後になると堅調であった豪ドル円も含めて
クロス円が下落していきました。
ドルの下落にユーロドルなどが上昇しました。
日経平均は、前日比プラス圏の13757.91円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、
いったんドル円は揉み合いとなりましたが、
その後、下落を加速していきました。
同じくポンド円も揉み合いの後、
17日に発表された英ノーザン・ロックの国有化に加えて、
英系銀のSIVの資金難の噂も手伝って、
下落が加速していきました。
ユーロ円もユーロドルの上げに連れ高となっていましたが
下落に転じました。ドル円は一時107円台前半まで、
ポンド円は一時208円台後半まで、
ユーロ円は一時158円台を割り込むあたりまで下落しました。
その後、金融株を中心とした下落にマイナス圏で
推移していた欧州株価がプラス圏に転じて、
堅調になって行ったこともあって、
ドル円やクロス円が戻す展開となりました。

ニューヨーク時間に入っても、
しばらくドル円クロス円の反発が続きました。
カナダの消費者物価指数(CPI)は市場予想の範囲となり、
指標による市場反応は限定的となりました。
その後、欧州株やNYダウが前日比プラス圏ながら
下げ傾向となったこともあって、
ドル円とクロス円が再び下げに転ずることとなりました。
ドル円が再び107円前半まで、
ポンド円が一時209円台前半まで、
ユーロ円が一時158円台前半まで、
豪ドル円も一時98円台後半まで下落しました。
午後10時半にカナダの卸売売上高が発表されて、
市場予想を下回る−2.9%という結果に
カナダが急落することとなって、
ドルカナダが一時1.01台後半まで上昇して、
カナダ円は一時105円台後半まで下落しました。その後、
米NAHB住宅市場指数が市場予想を上回ったこともあって、
NYダウが一時持ち直すとドル円とクロス円が上昇に転ずるも、
再度、NYダウが軟調となって前日比マイナス圏となると、
またドル円とクロス円が下げるという、
忙しい上下動の相場展開となりました。
要人発言ではバーカーBOE委員による
「大幅利下げの議論があったが、CPIは長引くインフレ期待を
受け急上昇する可能性」というコメントが印象的でした。
原油価格も過去最高値となりました。
NYダウは前日比−10.99ドルで引けました。

ゴトウ日の今日20(水)は、
朝8時半に豪Westpac先行指数、
朝8時50分に日銀政策会合議事録、
午後4時に独生産者物価指数、
夕方6時半に英BOE議事録、
夜の10時半に米消費者物価指数、米住宅着工件数、
同夜の10時半に加国際証券取扱高、加景気先行指標指数、
深夜4時に米FOMC議事録(1月)、
などの経済指標が発表されます。
英BOE議事録および米指標には注目です。

明日21日(木)は、
朝の8時50分に日通関ベース貿易収支、日全産業活動指数、
午前9時半に豪新車販売台数、
午後4時15分にスイス貿易収支、
夕方5時15分にスイス生産者輸入価格、
夕方6時に欧経常収支(季調済)、
夕方6時半に英小売売上高指数、
夜の10時半に米新規失業保険申請件数、
米フィラデルフィア連銀指数、
深夜12時に米景気先行指標総合指数、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

さて、昨日19日は、ドル円とポンドやカナダが下げて、
忙しいアップダウンの相場となりました。
今日はBOE議事録と米CPIや米建設許可件数などが発表されます。

引き続き各市場の株価も睨みながら
機敏なトレードをしていきたいものです。

さて今日は、貨物列車理論のお話です。

前回に続き、今日もラリー・ウィリアムズの
ニュースレターからのお話です。

ラリー自身が「大発見」と見出しをつけるくらいの
「貨物列車理論」ですが、彼が1983年に気づいたそうです。

それまで彼は、従来からの考えを踏襲して、

「トレンドとは、価格形成の連続性の中で発生するスロープ、
 角度、傾斜、のなせる業(わざ)。」

と考えていたといいます。

ところが、そうではないことに気づきます。

「トレンドとは、価格の爆発によって引き起こされる。
 その結果としてトレンドが形成され、
 新しい価格爆発が反対方向に作用するトレンドを形成するまで
 マーケットに影響を与え続ける!」

と、気づいたのです。

なんのこっちゃ、どう違うんじゃ、とも思われますが、(笑)
旧来の概念と違う重要なことがあります。

1つ目は、トレンドが貨物列車のように
一度ある程度のスピードに達してしまうと、
止めるには時間がかかり、
それを急停車させるのは不可能だということ。

また、そのために行き過ぎがあるということ。

そう言えば、過去何年も続いた円安も
そうであったかもしれませんし、
昨今のドル安もそうなのかもしれませんね。

日々でみると不規則な上下動ではあっても、
大きな目で見ると、たしかに巨大なトレンドはあったようです。

2つ目は、その流れは次の爆発によってのみ
止められるということで、大きな目では、
「歴史的な」と冠するような大暴落や大暴騰をもって
トレンドが終焉するということです。

そう言えば、今年に入ってからキャリートレードという
言葉をあまり聞かなくなりましたが、
昨年来の世界同時株安にはじまる歴史的大暴落という
「爆発」があって、高金利通貨のトレンドも
変わってきているのかもしれません。

これらは、マクロ的なお話ですが、
フラクタル(断片)な相似という観点で見ますと

短期売買での小さなトレンドの転換にも、
それなりのエクスパンションの小爆発を経て、
小さなトレンドの流れが変わることが多いようにも見えます。

へんな名称の理論ですが、(笑)
「貨物列車理論」で相場を見てみると

短期売買でも、エクスパンションで小さなトレンドが始まり、
その小さなトレンドは次のエクスパンションまで続き、
そして、そのエクスパンションによって、
次の小さなトレンドへ転換することもあるようです。

こうして見ますと、
新たな発見のような感じがするものですね。^^


参考: LONG-TERM SECRETS to SHORT-TERM TRADING


FX 勝者と敗者のリポートのお話

先週末にはロンドン時間からNY時間のはじめにかけて
ドル円とクロス円が下げましたが、
NY時間では米経済指標が相次いで悪い数字となったものの、
後半にはやや持ち直しも見せました。
週はじめの展開が注目されます。

先週末15日(金)は、前日のNY時間に
バーナンキFRB議長の議会証言での米経済見通しについての
ネガティブな発言を受けてのNYダウの下げに、
リスク回避の動意となったドル円とクロス円の下落が、
東京時間の前に一服となってのスタートとなりました。
日軽平均は前日比マイナス圏ではじまり、
その後もしばらく軟調が続きましたが、
為替市場は織り込みが済んでいて
昼過ぎまで保ち合いが続きました。
昼過ぎに発表された日銀政策金利は
市場予想とおりの据え置きとなりました。
その後、午後になって日経平均が
しだいに反発して行ったこともあって、
ドル円とクロス円もしだいに堅調となっていきました。
日銀金融経済月報では、景気は減速するも
基調は緩やかに拡大という見解が示されました。
また、福井日銀総裁の記者会見では、
日本の景気の好循環が弱まっているものの
政策運営にはインフレ圧力も考慮すべきとの
見解が示されましたが、政策スタンスには変更はないとして、
市場反応は極めて限定的でした。
日経平均はほぼ前日の終値レベルで取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、
東京の午後からの円高傾向がさらに強まり、
ドル円やクロス円が上昇しました。
ダウ先物や欧州株価もはじめしばらく堅調に推移しました。
モノラインが格下げとなる前に救済策が打ち出されるとの噂も
出ていたようです。夕方からポンドが下落し始めて、
これに追従するように欧州株価も頭が重い展開となって、
やがて下落していきました。
午後7時頃になると株価下落にリスク回避の動意となって
ドル円とクロス円が大きく下げ始めました。
特に原油価格を背景としたカナダの下げと、
ポンドの下落が顕著となりました。
連休を前にした持ち玉調整もあったか、
ストップを巻き込みながら、
ドル円とクロス円の下げが続きました。
一方、早くに下げていたポンドドルはドル売りもあって
夜7時頃からは揉み合いとなり、
ユーロドルや豪ドル米ドルなどは
アップダウン忙しい展開となりました。

ニューヨーク時間に入ってもドル円とクロス円の下落は続き、
10時半のNY連銀製造業景気指数が市場予想を
大きく下回る約5年ぶりの低水準の−11.7という結果も手伝って
リスク回避の強い動意にドル円とクロス円の下落に
拍車がかかることとなりました。
ドル円が一時107円前半あたりまで、
ポンド円が一時210円前半まで下落しました。
その後、米ネット長期TICフローが565億USD、
ミシガン大学消費者信頼感指数が69.6と、
相次いで市場予想を大きく下回る悪い結果となって、
カナダ円では一時106円台半ばあたりまで下落しましたが、
NYダウの下げも一服となったこともあって、
下値を拾う買戻しも入って、
ドル円とクロス円は揉み合いとなって行きました。
また一方、ドルカナダはカナダの下げに
一時1.01台まで上昇しました。
後半からはNYダウが上下動しながらも反発して、
ドル円やクロス円が緩やかに上昇に転じていきました。
要人発言では、FRBのミシュキン理事の
「インフレ期待が大幅に上昇する明確な兆候が現れれば、
政策金利を維持するか利上げも視野に入れる必要がある」
とのコメントが印象的でした。
NYダウは終盤戻して前日比−28.77ドルで取引を終えました。

週はじめの今日18日(月)は、
朝の8時50分に日第三次産業活動指数、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格、
午後2時に日景気先行指数(確報値)、日景気一致指数(確報値)、
夕方の5時15分にスイス実質小売売上高、
などの経済指標が発表されます。
今日は米国がプレジデントデーで、
米指標の発表はありません。今日の指標はやや小粒です。

明日19日(火)は、
夜の7時に欧建設支出、
夜の9時に加消費者物価指数、
夜の10時半に加卸売売上高、
深夜3時に米NAHB住宅市場指数、
などの経済指標が発表されます。
この日もやや小粒な指標ですが、
カナダの指標には一応注目です。

さて、週はじめの今日18日(月)は
米国がプレジデントデーでお休みです。
先週末にはロンドン時間からドル円とクロス円が下げましたが
NY時間では米経済指標が相次いで悪い数字となったものの、
後半にはやや持ち直しも見せました。
週はじめの展開が注目されます。

今日明日と、比較的小粒な経済指標ですので、
株式市場のご機嫌伺いの相場展開の可能性もありそうです。
各市場の株価を睨んで機敏にトレードして行きたいものです。

さて今日は、勝者と敗者のリポートのお話です。

ラリー・ウィリアムズの1993年2月のニュースレターには、
とても興味深いお話が載っています。

彼が、勝っているトレーダー20人と、
負けているトレーダー30人を調査したリポートです。

まぁ、母数が少ないので参考までということに
なるとは思いますが、とても面白い結果が書かれていました。

両者の共通点として挙げられていたものは、

トレードへの情熱でした。

どちらのトレーダーも熱心に情熱を傾けて
集中力とエネルギーを注入してトレードをしているのですね。

そして、生活やライフスタイルについては、
ほとんどの事柄に白黒の判断を下して、
灰色は好まないところがあるとしています。

なんとなく、頷けるような感じもしますね。

また、あまり社交的な人は少ないとの
リポートとなっています。

私は、凄く社交的なトレーダーも知っているのですが、
トレードはけっこう孤独な仕事なので、
人付き合いはちょっと苦手というトレーダーは
やはり少し多いのかもしれませんね。

さてそして、
両者の違いについてのリポートですが、

負けてるトレーダーの共通点は、

いかに早く1万ドルを100万ドルにするかという気持ちで
トレードしているということを挙げて、

「早期に大きな収益」をゴールとして、
情熱に突き動かされてトレードをして、
ポジションを持たずマーケットを傍観していることができない、
とラリー・ウィリアムズは指摘しています。

また、マネーマネジメントに気を配らなく、

「このゲームは、正しいか間違っているかであって、
 マネーマネジメントを競うわけではない。」

と言う人までいて、口座残高を毎日確認するトレーダーが
いることに驚く人もいたそうです。

また、自身で真剣にトレードしいるのにもかかわらず

「ほんとうに、トレードで生計を立てている人が 
 存在しているのか。」と問われたとも書かれています。

そして、勝っているトレーダーの共通点は、

マネー・マネジメントを実行していて、
調査の範囲では全ての人がテクニカル・トレーダーで、

心に刻んだ大きな負けトレードを経験していて、
損切りを使い、うまく行っていないトレードを「摘む」
ことができるとリポートされています。

そのほかでは、

オプション取引はしていなく、
好みのマーケットだけに集中している。

トレードで収益を上げられることを確信している。

などを挙げています。

また、純粋に情報自体を探しても、
助けてくれる人や儲けさせてくれる人を探すことはなく、

収益に貢献しない情報を拒否するオーラのような
防護壁を持っていると結んでいます。

少数調査のリポートですが、少し参考とできそうですね。


参考: LONG-TERM SECRETS to SHORT-TERM TRADING


FX 奇妙な農夫のお話

昨日のNYの午後は、バーナンキFRB議長の議会証言において
サブプライム損失で投資銀行が一段と評価損計上する公算が
示されたことなどでリスク回避の円高となりましたね。

昨日14日(木)は、前日のNY市場での米小売売上高が
悪くなるのでは?という思惑もあった中で
市場予想を上回る好結果となって、
NYダウが上昇したことも背景にドル円とクロス円が上昇して、
その後の保ち合いがオセアニア時間で、
いつものようにやや調整となる動きを継いでの
スタートとなりました。
朝に日GDP(速報値)が発表され、コア・デフレータを除き
良い数字となって、前日のNYダウの上昇も手伝い、
日株式市場は堅調なスタートとなりましたが、
為替市場の反応は限定的でした。
その後、豪の雇用統計が発表されて、
新規雇用者数と失業率がともに良い数字で、
豪の追加利上げ期待にオージーが
対円対ドルともに急上昇しました。
NZも上下動しながら上昇していきました。
ドル円とその他クロス円は比較的小動きな
揉み合いとなりました。

ロンドン時間に入るとスイスUBSの決算が発表されて、
07年の純損失は43.84億スイスフランで
第4四半期のサブプライム関連損失が137億ドルと
発表されましたが、市場の予想の範囲とあって
特に材料視はされませんでした。
その後、独GBPが発表されましたが、
こちらも市場予想とおりで材料とはなりませんでしたが、
欧州勢の参加が増えるに連れ、
欧州通貨が対ドルと対円などで上昇して、
オセアニア通貨も上昇して行きました。
ドル円も一時上昇するも、
やがて方向感のない揉み合いとなりました。
夕方6時半にECB議事録が発表されて、
2008年のユーロ圏インフレ率は2.5%の見通しで、
ユーロ高と経済減速がインフレリスクを後退させるとの
見解が示されましたが、市場反応は限定的でした。
ユーロ圏GDP(速報値)は市場予想をやや上回りました。
欧州株価は前日比プラス圏ながら頭の重い展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると、ロンドンでの欧州通貨の上昇も
一服となって、その後、米貿易収支が発表されて
−588億USDと赤字縮小という結果となり、
市場予想とともに大台以下に縮小した良い数字となったことで
ドルが買われてドル円が上昇してユーロドルなど
ドルストレート通貨が下落しました。
その後、深夜にバーナンキFRB議長の議会証言が行われて
「成長に対する下振れリスクの高まりと、サブプライム損失で
投資銀行が一段と評価損計上する公算を示した」ことなどで、
急激なリスク回避の動意となって、NYダウの下落とともに、
ドル円とクロス円が下落しました。
一方、ウェーバー独連銀総裁から
「ECBに対する市場の期待はインフレリスクに対する正しい
見方を反映していない。ECBは成長よりインフレを懸念して
いる。2008年のインフレは2%を下回りそうにない。」との
コメントがあって、利上げ期待から下げていたユーロが
一転して上げました。ユーロドルは一時1.46台前半まで上昇
しました。NYダウは前日比−175.26ドルで取引を終えました。

週末でゴトウ日の今日15日(金)は、
早朝6時45分にNZ小売売上高、
正午過ぎに日政策金利、
午後3時に日金融経済月報、
午後3時半に福井日銀総裁記者会見、
夜の7時に欧貿易収支(季調済)、
夜の10時半に米NY連銀製造業景気指数、米輸入物価指数、
同10時半に加製造業出荷、加新車販売台数、
夜の11時に米ネットTICフロー、
夜の11時15分に米鉱工業生産、米設備稼働率、
深夜12時に米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)、
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

さて、昨日のNY市場の後半はバーナンキFRB議長の
議会証言においてさらなる利下げもほのめかしたものの、
サブプライム損失で投資銀行が一段と評価損計上する公算
が示されたことなどで、株式市場が下落して
リスク回避の円高となりました。

今日は米国債の償還と利払いの日で、
円買い需要とドル安要因になると言われていますが、
あながちそうともいえないところもあるようで、
如何なりますか、今日の米経済指標とともに注目されます。

さて今日は、奇妙な農夫のお話です。

フロリダで講演したジェイク・バーンスタインが
ある農夫に出会いました。

それは、牧場主や農場経営者を集めて
ある証券会社がセミナーを開いていた会場でのことでした。

ジェイクは、講師として招かれていたのでした。

講演を終えたジェイクに主催者によって
その農夫は紹介されました。

このビギナー向けセミナーの会場で
唯一、かなり儲けている人としてその農夫は紹介されました。

その農夫はどうみても頭脳明晰には見えませんでしたが、
気さくな人柄で、すぐにジェイクと打ち解けました。

「どうだい、先生。俺がどうやってポーク・ベリーで
 儲けているか、見たくはないかい?」

「そりぁ、もちろん。是非、拝見したいですね。」

その農夫に好奇心をいだいたジェイクは、即座に答えました。

「先生さんよ。まぁ入りな。」

招かれた農夫の家に着くと、
おもむろにその農夫は、ポーク・ベリーのチャートを開き、
長い糸の振り子のを取り出して見せました。

「…?!」

「チャートの上でさ。こうかざしてフーチを振って、
 上下に振れたら買い。横に振れたら売りだ。」

「……。」

「あはははっ。このフーチが俺の秘密さ。
 先生、俺のトレーディング・システムを見てしまったね。」

驚いてしばらく声もなかったジェイクでしたが、
気を取り直して、こう尋ねました。

「……。それだけですか。他には何もありませんか。」

ちょっと困った顔をした農夫の相場師は、
少し口ごもった後に、

「えーと。もう1つあるけれども、
 それは大したもんじゃねぇよ。先生。」

「……。」

「まぁ、そうだなぁ…。
 いくつか玉を建てて、その日の終わりで損となっていたら、
 そのトレードは仕切ることにしてるんだ。」 

相場に深い洞察のあるジェイク・バーンスタインは、
すぐに事の次第を理解しました。

農夫の相場師は、ランダムエントリーで、
資金管理とリスク管理で相場に勝ち続けていたのです。

国道5号線での飛行場までの帰路で
ある歌がジェイクの脳裏にリフレインしました。

それはケニー・ロジャース「ギャンブラー」という歌でしたが、
その歌のバックコーラスのほうでした。

♪〜 どれを捨て、どれを持っていなければいけないか、
ギャンブラーならば知っていなければ 〜♪


<参考> 「ラリーウィリアムズ短期売買法」(パンローリング)

FX 判断基準のお話

昨日12日は、欧米の株価がバフェット氏の出動で上げましたね。

米セントルイス地区連銀総裁によると、
米経済は「滑りやすいスロープの上に非常に粘着性のある靴で
立っている」状態なのだそうです。^^
少しユーモラスでなんとも微妙な表現ですね。

昨日12日(火)は、オセアニア時間で
前日のNY午後の動きを緩やかに調整する
地合いを継いでのスタートとなりました。
日経平均は、はじめ下振れたものの、その後は持ち直し、
緩やかながら堅調に推移しましたが、
為替の反応は鈍く小さめのレンジでの小動きが続きました。
午後2時半ころからクロス円や
ユーロドルなどのドルストレードが上昇しました。
ドル円の上昇は極めて限定的でした。
その後、クレディ・スイスの決算が発表され、
2007年通年の純利益は85億スイスフランで、
四半期末の米サブプライムエクスポージャーは
ネットで16億スイスフランという結果となりました。
日経平均は後半に軟調となって、
前日比プラスとはなったものの、
13021.96円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、
東京終盤ころからの上昇を継いで
クロス円やドルストレート通貨が上昇するも、
オランダのINGが巨額の評価損を計上するのでは?
との噂に、ほどなく失速して軟調となりました。
午後6時半に英経済指標が発表され、
消費者物価指数が市場予想を下回る結果となって、
ポンドが下げました。
ポンドドルが一時1.94台半ばあたりまで、
ポンド円が一時207円台後半まで下落しました。
また、独ZEW景況感調査は、
市場予想よりよい結果となりました。
欧州株は一時軟調となっていましたが、
その後、著名投資家のウォーレン・バフェット氏が
モノライン数社に債務引受けを申し出たとの報道があって、
株価は上昇に転じて堅調に推移しました。
ドルストレートが上昇に転じて、
ドル円とクロス円も上昇して行きました。

ニューヨーク時間に入ってもロンドンの流れを継いで、
ドル円とクロス円とドルストレート通貨の上昇は
株式市場の堅調を背景に続くこととなりました。
ドル円は上下動しながらも一時107円半ばあたりまで、
ユーロ円が一時157円台に瞬間乗せるあたりまで、
ポンドドルが一時1.96台前半まで上昇しました。
NY後半になると一時200ドルを超える上昇となっていたNYダウが
米GMが円換算で4兆1,500億円もの
赤字決算となった報道も影響してか調整となり、
これに応するようにドル円とクロス円および
ドルストレート通貨も揉み合いから調整の動きとなりました。
NYダウは前日比+133.40ドルで引けました。

今日13日(水)は、
早朝6時45分にNZ生産者物価指数、
朝の8時半に豪Westpac消費者信頼感指数、
朝の8時50分に日国内企業物価指数、日国際収支、
午前9時01分に英RICS住宅価、
午後2時に日消費者態度指数、
午後4時に独卸売物価指数、
夕方6時半に英失業率、英国際労働機関失業率統計
など複数の英指標、
夜の7時に欧鉱工業生産、
夜の7時半に英BOE四半期インフレ報告、
夜の10時半に米小売売上高、
深夜12時に米企業在庫、
などの経済指標が発表されます。
英BOE四半期インフレ報告と米小売売上高には注目です。

明日14日(木)は、
朝の8時半に豪消費者インフレ期待、
朝の8時50分に日実質GDP(速報値)、日名目GDP、
日GDPコアデフレータ、
午前9時半に豪失業率、豪新規雇用者数、豪労働参加率、
午後1時半に日鉱工業生産(確報値)、日設備稼働率(確報値)、
午後3時に日工作機械受注(確報値)、
午後4時に独GDP(速報値)、
夕方6時に欧ECB月報、
夜の7時に欧GDP(速報値)
同7時にスイスZEW景況感調査、
夜の10時半に米貿易収支、米新規失業保険申請件数、
同10時半に加国際商品貿易、
などの経済指標が発表されます。
豪・独・欧・米の指標には注目です。

また、NY時間深夜12時ににバーナンキFRB議長と
ポールソン財務長官の議会証言が予定されています。
こちらには大いに注目です。

さて、要人発言も、米セントルイス地区連銀総裁からは、
「滑りやすいスロープの上に非常に粘着性のある靴で
 立っている。リセッションの確率は高まっているが
 回避できる確率は高い。」

ドイツのシュタインブリュック財務相からは、
「欧州経済は非常に順調に推移しているが、
 過小評価できない ダウンサイドリスクがある。」
との発言があるなど、
なんとも微妙な表現となっているようです。

欧州株価は、ウォーレン・バフェット氏がモノライン数社に
債務引受けを申し出たとの報道に全面高となりましたが、
米の株価は堅調となるも
米GMが円換算で4兆1,500億円もの赤字決算となった
報道もあって、調整も大きな展開となりました。
また、スイスUBSや複数の欧州金融機関の
決算発表も予定されているため、
今後も為替は株価のご機嫌伺いの展開も予想されます。

13日の英BOE四半期インフレ報告と米小売売上高、
そして、14日のバレンタインデーでのバーナンキFRB議長と
ポールソン財務長官の議会証言が注目されます。

株式市場の動向も睨みながら、
機敏にトレードして行きたいものです。

さて今日は、判断基準のお話です。

私の今は亡き母が、脳梗塞で倒れて
入院したことがありました。

家から救急車で母は脳神経外科へ運ばれ、
いったんは血液の凝固を取る注射で
半身不随もなく一命は取り留めました。

しかし、翌日の午前中に病院から呼び出しがありました。
入院中の病院内で深夜に再び脳梗塞を起こして、
深夜でしたので発見まで数時間たってしまい、
脳の一部壊死によって母は半身不随の危機と
なってしまったのでした。

そして、お医者に血管のスキャン写真を見せられながら

「血栓の部位は急所を外れているけれども、
 太い血管のこの部分が極端に細くなって、
 血流が著しく悪くなっています。半身不随云々ではなく、
 生命維持のため、緊急に手術が必要です。
 カテーテルを使って血管を広げる
 バルーンという方法もありますが、
 血管の硬化もみられるので血管破裂の危険もあり…、
 そして、……。」

私は頭がくらくらしました。

「そうですか…。血管を無事拡張できると、
 半身の一部機能は残せる可能性があるのですね。
 でも、血管の破裂の危険があるのですか…。
 他の方法はないのですか?」

「他の方法としては、そうですね…。
 血管をバイパスするという方法はあります。」
 
「どっちが安全ですか?」

「急所近くですので、バイパスは少し離れた部位へとなって、
 半身全廃の可能性はいたし方ありませんが、
 安全度ではこちらの手術のほうです。」

「そうですか…。半身全廃はしかたありませんね。
 バイパス手術のほうでお願いいたします。」 

私はよりよい可能性よりも、命の安全を選択しました。
リスクを嫌う選択をしたわけです。

そういえば、
ビジネスでも、投資でも、人生でも
常に人は判断を迫られるものですね。

恐らくビジネスは、(短期長期を含めて)
「儲かるか損するか」が判断基準となるようです。
そして、信用も判断基準となるのかもしれません。

人生は…、
これはいろいろありますね。

利己欲を信条としていれば、(苦笑)
自分にとって、損か得かが判断基準となるようです。
私もそうですが、誰でも少しはこの基準があるものです。

家族を大切にしている人にとっては、
家族が幸せになるか不幸せになるかが
判断基準となるかもしれません。

宗教的信条を持っている人は、
他の人にとって、幸せかそうではないかが
判断基準となるのかもしれませんね。

そして国単位では、多数にとって良いことを
少数の不都合も助けながら行うということが、
判断基準となるのかもしれませんが、どうなんでしょう。

さて、トレードの判断基準ですが、
最終的にはビジネスと同じように
「儲かるか、損するか」ですが、
まず、エントリーに際しては「上るか、下がるか」ですね。

エントリー後は、判断の連続となります。
含み損をどうするか、含み益はいつエグジットするか…。

そのまま何もしないことは、
含み損益を継続する判断となりますね。

投資行動にはプロスペクト理論というものがあって、
人は、含み益となったときには、
危険を回避して早く利食いをしたくなり、
含み損となっているときには、
リスクを選好して損切りを拒む心理が働きます。

これは、損をしたくないという心理によるものですが、
どうも、含み損益の状況において
執行の判断基準がガラリと変わってしまう
傾向があるわけですね。

トレードにはエントリーの基準となるテクニックともに、
資金管理にも基づいた、エグジット(退出)の基準となる
明確なルールが必要となります。

ちょっと、とりとめないお話となってしまいましたね。
お許しください。 m(_ _)m

FX 資金管理の技術のお話

東京G7も閉幕して、金融機関の損失を即時
かつ徹底的な開示促進を求めるとしながらも、
資本の穴埋めに関しては明確な方策は示されませんでした。
また、米ヤフーがマイクロソフトの買収提案を
価格が不当に安いと拒否することとなりましたね。
今後のマーケットの反応が注目されます。

先週末8日(金)は、前日のドル円の急騰とクロス円の上昇が
一服して保ち合いからやや調整の流れの中での
スタートとなりました。朝に日機械受注が発表されて、
市場予想を大幅に下回る結果となりましたが、
円売り反応はほとんど見られませんでした。
日株は小安く始まりましたが「米ISM 非製造業景況指数が
上方修正されるのでは」という噂に、
一時、前日比プラス圏となりました。
為替市場は、土曜日の東京G7を見届けたいとの
思惑もあってか、これにも反応せず、
膠着的な状況がしばらく続くこととなりました。
日経平均は、その後軟調となって、
ぎりぎりで大台を維持する13017.24円で引けました。

ロンドン時間に入ると、
米サンフランシスコ地区連銀総裁の
「米国が景気後退を回避するという確信はないが、
FRBは最悪の下振れリスクの回避に努めている。
景気が回復すれば適宜刺激策を修正することが重要。」
との発言やG7思惑もあったか、
欧州株の堅調なスタートを背景に
ドル円やクロス円が一時、限定的ながら上昇しました。
その後やがて欧州株は軟調となって
ドル円とクロス円も軟調となりましたが、
再び欧州株が持ち直したことで、
また戻すレンジでの上下動となりました。
独貿易収支は経常収支とともに市場予想を下回りました。
また、スイスの消費者物価指数の前年比は
近14年で最大の伸びとなりましたが、
コア指数の伸びが緩やかで利上げ期待とはならず
反応は限定的でした。
独鉱工業生産は、市場予想をやや下回りました。

ニューヨーク時間に入ると、
カナダの失業率と雇用ネット変化率が発表されて
市場予想を上回る好結果にカナダが上昇しました。
その後発表されたカナダ住宅着工件数も市場予想を上回り、
カナダ円は一時108円あたりまで上昇して、
ドルカナダが一時0.99台半ばあたりまで下落しました。
また、資源国のオセアニア通貨も連れ高傾向となりました。
その他、ドル円やクロス円は、
NYダウの上下動をやや反映する動きとなりましたが、
9日の東京G7のイベントを意識してか、
小幅なもみ合いとなって、積極的な動意はありませんでした。
米卸売在庫は、市場予想より多い1.1%となりました。
NYダウは思惑も交錯する気迷い的な上下動となって、
前日比−64.87ドルで取引を終えました。

9日(土)に東京三田で開催されたG7では、
G7諸国の成長は短期的に幾分減速するも、
新興国は底堅い成長を続けるとの見通しを示しました。
世界経済については、ファンダメンタルズは依然強いものの
不確実性が増していて、米国については、
生産・雇用の伸びが著しく鈍化して
リスクはさらに下方に振れた認識となりました。
為替に関しては、経済ファンダメンタルズを反映すべきとの
再確認とともに、適切に協力すると明記されました。
サブプライム問題については、金融機関の損失を即時
かつ徹底的な開示促進を求めるとしながらも、
資本の穴埋めに関しては明確な方策は示されませんでした。

G7後の週はじめの今日11日(月)は、
本邦マーケットは祝日で休場です。

午前9時半に豪RBA四半期金融政策報告、豪住宅ローン、
夕方6時半に英生産者仕入価格、生産者物価指数他の英指標、
夜の10時半に加新築住宅価格指数、
などの経済指標が発表されます。
今日は米指標の発表はありません。
豪金融政策報告と英指標には注目です。

明日12日(火)は、
午前9時半に豪NAB企業信頼感指数と企業景況感指数、
夕方6時半に英消費者物価指数、英小売物価指数、
夜の7時に独ZEW景況感調査、
同7時に欧ZEW景況感調査、
深夜未明の4時に米月次財政収支、
などの経済指標が発表されます。
英指標には注目です。

さて、東京G7も閉幕して、金融機関の損失を即時
かつ徹底的な開示促進を求めるとしながらも、
資本の穴埋めに関しては明確な方策は示されませんでしたが、
今後のマーケットの反応が注目されます。

金融機関の損失開示では、欧州で云々(うんぬん)など
いろいろな憶測が飛び交っているようですが、
一度、膿の全容を見る必要は確かにありそうです。

マーケットは、これから今週水曜日の米小売売上高や
木曜日のスイスUBSの決算発表や
欧州の大手金融機関などの決算発表、
バーナンキFRB議長の議会証言、
そしてモノライン救済策の行方や
2月15日に控える米国債の償還と利払いに絡む憶測などが
焦点となってきそうです。

また、米ヤフーがマイクロソフトの買収提案を
価格が不当に安いと拒否することとなりました。
今日のG7後の日・欧・米のマーケットの動向が
注目されます。為替市場でも動意があれば流れに乗って
トレードして行きたいものです。

さて今日は、資金管理の技術のお話です。

資金管理には、金融工学的なアプローチもありますが、
カジノに由来するものもあります。

カジノといいますと、ギャンブルのメッカですが、
古来からペッティング(賭け方)に
いろいろな方法が考案されました。

モンテカルロ法、2in1法、
ココモ法、、ウィナーズ投資法、などのマーチンゲール系や、

逆マーチンゲール法、グランバーレー法、グッドマン法、
イーストコーストプログレッション法、バーネット法、
などのパーレイ系やダランベール法に至るまで、

運の要素がとても大きいギャンブルですが、
カジノを支配しようともくろんだペッティング法が、
ギャンブラー達によってさまざまに考案されました。

投資でも逆マーチンゲール法やダランベール法は、
実際に使えるのではないかという研究もあるようですね。

また、カジノ系ではないようですが、
そういえば、日本でもテレビなどで紹介されて
有名となってしまったスパイダー投資法
というのもありましたね。

上りそうな(下がりそうな)株をチョイスして、
リスクとリワードを5倍に設定して、

株価の10%の利益が出たら、
いくらもっと上りそうでも、うむを言わず利確して、
株価の2%の損となったら、
いくらその後戻しそうでも、うむを言わず損切りすることを
日々に多数、機械的に執行する方法です。

億単位のトレードをまるでゲームを楽しむように
たんたんと行っている姿が放映されました。

ギャンブル系の資金管理といえば、
なんといっても有名なのが、
ラリー・ウィリアムズの資金管理法ですね。

ある投資コンテントでNSF(全米先物協会)や
CFTC(商品先物取引委員会)まで巻き込んで
インチキではないかと疑念がかけられるほど
大騒ぎとなった歴史的パフォーマンスを
上げたとされる、あの資金管理法です。

1986年にラリー・ウィリアムズは
ブラックジャックというカードゲームのため
ある資金管理法に出会います。

それは、1956年に書かれた
"A New Interpretation of Information Rats"
という情報関連の論文にあったケリーの公式でした。

これにヒントを得て、ラリー・ウィリアムズは、
トレードされるべきユニット数(枚)を
破綻しない範囲で利益を最大化する
資金管理の最適化の数式を考案したのでした。

ユニット数: F、勝率: P、損益比: R、とすると

F(%)={(R+1)×P−1}÷R

勝率65%(計算では0.65)、損益比が1.3ならば、
計算しますと、38%となって、

口座に100万円あるとすると、ユニット数(枚)は、38万円分で、
枚単位の保証金が2万円とすると、19枚となります。

現在は、ちょっと大き過ぎる建て玉とも
言われているようですが、
この資金管理法で、ラリー・ウィリアムズは
実際に6万ドルを18ヶ月で50万ドルにしてみせたのですね。


参考: パンローリング
   ラリー・ウィリアムズの短期売買法


FX オマハの賢人のお話

昨日の英欧の政策金利は、
市場のコンセンサスとおりの結果となりましたが、
欧州通貨は下落して、ドル円とクロス円が反騰しましたね。
そして、明日の土曜日には注目の東京G7が開催されます。

昨日7日(木)は、前日のNY午後からオセアニア時間にかけて
ドル円クロス円が静かに下げる調整の動きの中、
早朝にNZの失業率が発表されました。
3.4%と過去最低の水準となる結果に、
対ドルで東京時間となるまで下落したものの、その後は
対円とともに堅調な足取りで上昇する展開となりました。
日株価は、いったん前日比プラス圏となった後、
昼にけてマイナス圏に転じて、再び上昇する展開となって、
ドル円とクロス円もボックス圏内で堅調に推移しました。
日経済財政担当相からは、日本の景気に下振れリスクが
強まっているとのコメントがありました。
日工作機械受注は対前年比で−1.0%という結果となりました。
日経平均は、13207.15円と上昇して引けました。

ロンドン時間に入ると、英欧の政策金利を控えて
ドル円とクロス円が調整の動きとなる中、
英鉱工業生産と製造業生産高が発表されて、
ともに市場予想を下回る結果となってポンドが下落しました。
夜の7時には独の製造業受注が発表されて、
対前年比で5.6%と市場予想を下回る結果となりました。
その後、夜の9時に注目の英BOE政策金利が発表されて、
一部で0.50%の利下げ思惑もあったものの、
大方の予想とおり0.25%の利下げとなり、
発表直後にいったんポンド買戻しの動きがあったものの、
やがてポンドの下落に拍車がかかることとなりました。
BOE声明では、エネルギーや食品価格の上昇が
CPIを押し上げている認識とともに、急激な経済減速が
生産の伸びに関する見通しを悪化させている認識を示しました。
ドル円とクロス円の下落も加速することとなりました。
欧州株価も軟調に推移しました。
その後、欧ECB政策金利が発表されました。

ニューヨーク時間では、
ロンドン時間で発表された欧ECB政策金利が、
市場のコンセンサスとおりの据え置きとなったものの、
ユーロが下落して、対欧州通貨などでドルが買われて、
ドル円とクロス円は、一転して上昇する展開となりました。
夜10時半からの注目の欧トリシェECB総裁の記者会見では、
金利据え置きの決定が物価の上振れリスクを
反映したものであることが示され、
ユーロ経済に不均衡はないとしながらも、
不透明感が異例なほど高くなって、
成長へのリスクが高まっている認識が示され、
ユーロの下落が進むこととなりました。
また、ドル円が反騰することとなりました。
深夜12時には米中古住宅販売保留が発表されて、
−1.5%と市場予想を下回りましたが、
ダラス連銀総裁のタカ派発言も後押しとなったか、
ドル円の反騰とクロス円の上昇は続きました。
その中にあってユーロ円とポンド円は反発しながらも
ユーロドルやポンドドルの動きにも影響されて、
やや頭の重い動きとなりました。
また一方、気迷い的な動きをしていたNYダウは
ドル円の反騰につられるように、一時しだいに堅調となって、
ドル円は107円台後半まで上昇しました。
一方、ユーロドルは1.44台前半まで下落しました。
終盤はやや利食い調整の動きとなりました。
NYダウは終盤にやや失速しましたが、
前日比+46.90ドルで引けました。  

週末の今日8日(金)は、
朝8時50分に日機械受注、
午前9時01分に英NIESR GDP予想、
午後2時に日景気ウォッチャー調査、
午後3時45分にスイス消費者物価指数、
午後4時に独易収支、独経常収支、
夜8時に独鉱工業生産、
夜の9時に加失業率、加雇用ネット変化率、
夜の10時15分に加住宅着工件数、
深夜12時に米卸売在庫、
などの経済指標が発表されます。

そして、9日(土)には、
注目の東京G7が開催されます。

さて、英欧の政策金利の発表とトリシェECB総裁の記者会見の
イベントも終わって、NYダウが気迷い的な動きの中、
ドル円が反騰してクロス円も上昇する展開となりました。

今日の日亜欧の株式市場の動向とともに
東京とロンドンでの為替動向が注目されます。

明日9日に東京G7も控えていることから、
NY時間深夜には調整の動きに注意しながらも、
流れに乗ってトレードして行きたいものです。

さて今日は、オマハの賢人のお話です。

怪人と呼ぶ人もいるようですが、(笑)
その人とは、世界最大の投資持株会社の
バークシャー・ハサウェイのCEOで
ビル・ゲイツに次ぐ世界第二位の資産家の
ウォーレン・バフェット氏のことです。

2006年には慈善事業へ、
なんと円換算で4兆円! もの寄付をした
ことでも有名ですね。

バリュー投資の祖といわれる
ベンジャミン・グレアムに師事して、
独自の投資哲学で文字とおりの大成功をされました。

投資家であって、
トレーダーという語義の範疇には
入らないと思われますので、
我々には雲の上の存在のようですが、
その語録はとても示唆に富んだすばらしいものです。

その1つに、このようなものがあります。

「市場が効率的なら、
 私は今、街頭で物乞いをしているだろう。」

近代の金融工学の市場効率仮説を
たった一言で、一蹴し切って捨てる言葉ですが、
成功の事実の前には、理論はひれ伏すしかないようですね。

「短期的効率性は、長期的非効率性を生むのだ。」と
バフェット氏は、持論を展開されています。

また、ポートフォリオや分散投資についても、
こう切って捨てています。

「分散とは、無知に対するリスク回避だ。
 勝手知ったる者にとって、
 分散の手法は、ほとんど意味がない。」

FXでは、もしかすると片張りにあたるのかもしれませんね。

確かにバフェット氏は、コカ・コーラや
ワシントンポスト、アメリカン・エキスプレス、
ウォールマートなど、富は生涯で1ダースほどの
投資対象によって築かれたそうです。

オマハの賢人バフェット氏は、
億万長者になってもなお、
ボロボロのワーゲンに乗り続けていたそうで、

うがった見方をしますと、
何から何まで一般の人とは正反対のようにさえ
見えてしまいますが、

空絵事になりがちな、
複利を体現した数少ない本物の投資家です。

多くの投資家が、狼狽して悲嘆にくれるときに
買いの仕込をするそうで、

多くの人が投げて売るときに買うのですから、
事実上、多くの投資家と逆で、
(底を冷徹に見据えての逆張りのようです)

そして、多くの投資家が活発に売り買いするときには、
ただひたすらじっと保有し続け、
(究極的なバイアンドホールドのトレンドフォロアーのようです)

高騰し始めて市場が浮き立つ頃には、
恐れを感じて、市場を離れるのだそうです。
(やはり、すべて逆のようですね)

バフェット氏の真似など、
凡人にはとてもできそうにありませんが、

負け続けている人の完全真逆の戦略は、
もしかすると凄い投資法となるかもしれませんね。(笑)

高騰し始めたら、しばらく待って天井を見て
(買いたいと思ったら、売りを狙い)

下落し始めたら、しばらく待って底を見て
(売りたいと思ったら、買いを狙い)

塩漬けしたくなったら、即売って。
(早期の損切りをして)

利確したくなったら、保有し続けて。
(トレンドには行くところまで乗り続けて)

もしも、こんにふうにトレードをしていったとしたら、
どのような結果となるのでしょうか…。
ちょっと興味深いですね。


FX フィブノード方程式のお話

北海道では恒例の雪祭りがはじまりました。^^

さて、明日7日はBOEとECBの政策金利の発表ですね。
トリシェECB総裁の記者会見での
政策トーンの変化が注目されます。

昨日5日(火)は、前日のNY後半からオセアニア時間にかけて
保ち合いとなって東京時間が始まりました。
午前9時半に豪経済指標が発表されて、
小売売上高は4Qが良い数字となりましたが、
住宅建設許可件数が悪く、交錯する結果となりました。
市場反応は限定的ながら下げの反応となりました。
日株は前日比マイナス圏で始まった後も
軟調な展開が続きましたが、
ドル円やクロス円、そしてドルストレートも
小幅な上下動の揉み合いが続きました。
昼の12時半に豪RBA政策金利が発表されて、
一部で据え置き説もあったものの、
大方の予想とおり0.25%の利上げとなりました。
発表直後オージーは利益確定売りがあり上下動しましたが、
ほどなく落ち着きもとのレベルでの推移となりました。
RBA声明では、豪のインフレ圧力の強さと
需要データーの強さなどが示されました。
午後になると短期筋の売りポジションの解消とみられる動きに
ドル円とクロス円が徐々に上昇する展開となりました。
一方、日経平均は13745円50銭で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、ファンド筋の
7日からの中国旧正月とBOEとECBの政策金利決定会合などを
前にする早目のポジション調整と見られる動きとともに、
欧サービス業PMIが50.6と市場予想を下回ったこともあって、
ユーロドルが先導する格好でドルストレート通貨が下落して、
相対的なドル買いにドル円が上昇して、
つられるようにクロス円の多くが上昇しました。
ユーロ円はユーロドルの下げに連れ安の展開となりました。
その後、欧小売売上高が発表されて
市場予想を下回る−0.1% という結果も手伝って、
ユーロドルが一時1.46台後半となるなど
下げに拍車がかかりました。
この動きでの相対的なドル買いにドル円が上昇しました。
その後、ドル円とクロス円は揉み合いとなっていきました。
ユーロドルは下げ一服、米ドルカナダは上げ一服、
となりましたが、その他の多くのドルストレート通貨は
下落が続きました。欧株価は軟調に推移しました。

ニューヨーク時間に入ると、
深夜12時に発表予定であった米ISM非製造業景況指数が、
異例となる前倒しで発表されて、
市場予想を大きく下回るとともに、
景気拡大と縮小の分岐点なる50を下回り、
41.9という2003年3月以来の結果にサプライズとなって、
ドル円とクロス円は急落することとなりました。
ドル円は東京午後とロンドンでの上昇をほぼ打ち消し、
ユーロ円は156円前半あたりまで、
豪ドル円は95円台後半あたりまで、
ポンド円は、209円台半ば近くまで下落しました。
その後、ポールソン米財務長官の中国関連の発言に加えて、
失業給付について「経済成長がストップした場合」と、
経済成長の停止を暗に前提とするような発言や、
リッチモンド連銀総裁の
「下方リスクは金融緩和を必要とする可能性はあるが、
今後数ヶ月に予想より弱いデータがなければ利下げは必要なし」
などの発言も影響してか、NYダウはリセッション懸念により
300ドルを超える下落となりましたが、
ドル円とクロス円およびドルストレート通貨の多くは
下げ一服となって揉み合いとなっていきました。
NYダウは前日比−370.03ドルの下落で取引を終えました。

今日6日(水)は、
午前9時01分に英ネーションワイド消費者信頼感、
午後2時に日景気先行指数(速報値)、
日景気一致指数(速報値)、
夜の10時半に米非農業部門労働生産性(速報値)、
米単位労働費用(速報値)、
同10時半に加住宅建設許可、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数、
深夜12時半に英先行指数、英一致指数、
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

明日7日(木)は、
早朝6時45分にNZ失業率、
午後3時に日工作機械受注(速報値)、
午後3時45分にスイス失業率、
夕方6時半に英鉱工業生産、英製造業生産高、
夜の8時に独製造業受注、
午後9時に英BOE政策金利、
夜の9時45分に欧ECB政策金利、
夜の10時半にトリシェECB総裁記者会見、
同10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米中古住宅販売保留、
深夜未明5時に米消費者信用残高、
などの経済指標が発表されます。

NZ失業率、BOE政策金利、ECB政策金利、
トリシェECB総裁記者会見、および米指標には注目です。

さて、昨日5日の米ISM非製造業景況指数は、
異例の前倒し時間での発表となって、
2003年3月以来の50を割り込むサプライズとなりました。

明日7日には、英欧の政策金利が発表されます。
BOE政策金利の市場コンセンサスは0.25%の利下げで、
ECB政策金利の市場コンセンサスは据え置きとなっていますが、
トリシェECB総裁の記者会見では、
インフレ警戒を継続しながらも、
経済に配慮する緩和姿勢となるのでは?
という声も聞かれます。いかがなりますか。注目です。

米経済は、瀕死の重傷に強い注射を何本も打って
経過を見ているようでもあり、
膠着とアップダウンを繰り返す方向感が見えにくい
相場展開となっているようです。
ときに株価との連動性が希薄となる場面も散見されますが、
株価の動向とともに市場替わりの動向に注意して
機敏なトレードをしていきたいものです。

さて今日は、フィブノード方程式のお話です。

黄金分割の「0.618」と、
フェボナッチ主要比率の「0.382」とを
どのように使ったら、
リトレースメント(押し・戻り)の予測に
応用できるのでしょうか。

無秩序にさえ見える押し戻りに何らかの
法則性などあるのでしょうか?

それは、いろいろな研究者によって、
少しずつ解明されてきました。

浮動ではない、ある程度強い動意で、
レートの変動が比較的大きくあって、

たとえば、それが下落で
高値A点から安値B点までレートがダウンしたとすると、

(まず、高値と安値の両頂点を把握して)

安値からのリトレースメント(戻り)が弱いときは、

安値B点からのリトレースメントは、
弱いリトレースメント=B−0.382×(B−A)

安値からのリトレースメント(戻り)が強いときには、

安値B点からのリトレースメントは、
強いリトレースメント=B−0.618×(B−A)

として、

戻りのレートの位置の目標を
推定できることが解ってきました。

そして、この弱いリトレースメントと
強いリトレースメントの間の価格帯を
フィブノードと呼び、

この式をフィブノード方程式と呼びます。

フェボナッチ比率をトレードに応用した
リトレースメントでのとても基本的な方程式です。

これらは「押し戻りがどこまであるか」の
とても優れた目安となりますが、

適用するためには、
(初期の)高値と安値の両頂点を
まず把握しなければならない、ことと、

そして、いったい戻りが

「弱いリトレースメントの位置となるのか」
「強いリトレースメントの位置となるのか」

のどちらとなるのかが問題となります。

高値と安値の両頂点の指定でも戻りの目安は変わり、
また、リトレースメントが強いか弱いかでも、
戻りの目安が変わるというわけですね。

さて、ここからが流派の見解といわれる部分となりますが、

高値と安値の両頂点の指定でも、

「直近の」高値と安値の両頂点を指定する派もあれば、
直近でも、時間軸ごとに算出して総合的に検討しようとする派
また、直近には限らないとする派もあります。

リトレースメントの強弱でも、

下落(上昇)の動意が強いときには、
弱いリトレースメント(0.382)を目安とする派、

下落(上昇)の動意がやや弱いときには、
強いリトレースメント(0.618)を目安とする派、

また、リトレースメントの強弱は結果論であり、
とりあえず弱いリトレースメント(0.382)を目安として、
それを超えたら、強いリトレースメント(0.618)を目安とする派、

などなどあって、
何がなんだか解らなくなってしまいそうです。(苦笑)

深い研究はいろいろありそうですが、

ともあれ、明確な下落や上昇があって、
レートが反転したら、
下落や上昇幅の「0.382」か、「0.618」は
リトレースメント(押し・戻り)の目安となりそうですね。

(戻らずに揉み合いの後、再度、同方向へ動くこともあります)

「そして、戻った後はどうなるの?」

その後も、フェボナッチの拡張分析で

目標ポイントや収縮と拡散の目標ポイントを
求める理論があって、

それらはさらに、
派生的にエリオット波動理論へと展開されていきます。


FX フェボナッチ級数のお話

米雇用統計の結果は、4年5ヶ月ぶりの
減少となりましたね。また、「ゲイツ氏の最後の賭け」と
報じられたマイクロソフトによる米ヤフー買収提案も
市場を動かしました。

先週末1日(金)は、
前日にNYダウが一本調子で上げたこともあって、
前日のNY午前中にドル円とクロス円が上昇して、
その後に揉み合いとなった地合いを継いでの
スタートとなりました。
早朝にムーディーズがモノライン(金融保証会社)の一部が、
トリプルAに必要な財務力が回復できない可能性を
報じたことで、リスク回避に
日経平均は前日比マイナス圏で始まりましたが、
その後いったんプラス圏に転じ、
また一方、為替市場のほうは、
キウィが前日のNZ貿易収支の好結果の影響か、
やや堅調であったものの、
ドル円とクロス円の多くは上下動しながも
概ね小動きで推移しました。
日経平均は13497.16円で引けました。

ロンドン時間になると、豪高官が
「豪のインフレは深刻で、今後18ヶ月間
 高水準で推移する可能性」と発言したことなどが報じられ、
豪ドルがキウィとともに限定的ながら
利上げ期待に上昇する場面が見られました。
ドルストレート通貨は、まちまちで限定的ながらも
やや強含みとなる通貨が多く見られました。
その後、ドル円クロス円の多くは雇用統計を
意識したと思われる揉み合いがしばらく続きました。
ところが午後8時半頃になって、米マイクロソフトが
約4兆7,500億円で米ヤフーに買収提案を出した
ことが報じられると、ドル円とクロス円が上昇しました。
この報道の後、米株価指数先物も急進しました。

ニューヨーク時間に入っても、
米マイクロソフトの米ヤフー買収報道の余波で
しばらく円売り傾向が続きましたが、
午後10時半に注目の米雇用統計が発表されると、
非農業部門雇用者数変化がサプライズとなる
−1.7万人という結果に
いったんドル円とクロス円が急落することとなりました。
しかしその後、NYダウが前日比をやや下回ったあたりで
反発したこともあって、ドル円とクロス円は
上昇に転じていきました。
またその後、ISM 製造業景況指数が発表されて、
50.7と市場予想を上回ったことと、
景気拡大と縮小の分岐点となる50を超えたことが評価されて、
雇用統計の余波と交錯しながらも
ドル円とクロス円が上昇していきました。
一方、ドルストレートは、まちまちな動きとなり、
ユーロドルは、上げては下げる大きなアップダウンで
しだいに下落、また、ポンドドルは一方向の下落、
豪ドル米ドルは、いったん下げてその後上昇という
展開となりました。
また、NYダウは雇用統計に揺れながらも、
後半しだいに堅調となって、前日比+92.83ドルで引けました。

週はじめの今日4日(月)は、
午前9時半に豪貿易収支、豪住宅価格指数、
夜の7時に欧生産者物価指数、
夜の9時半に米チャレンジャー人員削減数、
深夜12時に米製造業受注指数、
などの経済指標が発表されます。
豪・米の指標には注目です。

ゴトウ日の明日5日(火)は、
午前9時半に豪小売売上高、豪住宅建設許可件数、
昼の12時半に豪RBA政策金利(市場は0.25%の利上げ予想)
夜の7時に欧小売売上高、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数、
などの経済指標が発表されます。
豪・米の指標には注目です。

さて、米雇用統計の結果は、
4年5ヶ月ぶりの減少となりました。

先日来、1500億ドルの景気刺激策とFRBの緊急利下げに、
FOMCでの利下、そして米雇用統計と、
大きな材料のあったマーケットですが、
今後、市場の関心は5日(火)の豪政策金利と
7日(木)の英欧の政策金利、
およびトリシェECB総裁の記者会見、
そして、週末の東京G7へと向かって行きそうです。

また、2004年の上場以来、3年ほどで18兆円を突破して
トヨタ自動車をも越えたグーグルの躍進に危機感を抱いたか、
ゲイツ氏率いるマイクロソフトによる米ヤフー買収提案など、
株式市場にエポックもあるものの、
一部では一過性を指摘する声もささやかれているようです。
今後の展開はいかがなりますか。

ボラタイルなマーケットで短期トレードのチャンスは
けっこう巡ってくるものの、
いまだ方向感が読みづらいようです。
いつもながら、株式市場の動向も見ながら
機敏なトレードをしていきたいものです。

さて今日は、フェボナッチ級数のお話です。

レオナルド・フェボナッチは、
彼の名が冠される「フェボナッチ級数」を
発見した人です。

数列は、1、1、2、3、5、8、13、21、
34、55、89、144、…と、無限に続きます。

この数列は、1から始まって、直近の2つの数を加えると、
次の値になり、比率は、いくつかあって
たとえば、13を21で割れば0.619、21を13で割ると1.615、
また、8を21で割れば0.381、
逆に21を8で割れば2.625となります。

そして、

この数列のなるべく大きい数字のほうで割り算すると、
本来のフェボナッチ級数の比率に近づきます。
ただし、完全に正確なフェボナッチ級数の
比率になることはありません。

1340を2165で割ると0.6189
2165を1340で割ると1.616 というように、

どんどん大きな数字のほうで割ると、
隣どうしの数の割り算は、
1.618や0.618に近づいていくわけです。

これが黄金分割とか黄金比率と
さまざまな名称でか呼ばれているものです。

ギリシャ人はこれを " phi " という文字で表し、
中世の数学者パシオリは「神授の比率」
ケルパーは「幾何学の宝石」
などと呼びました。

そして、自然界の中の
水晶の結晶やDNAのねじれ、うさぎの出生率、
また、エジプトのギザの大ピラミッドにまで
黄金比が発見されたのでした。

黄金比には、

「小さい部分と大きな部分の比率が、
 大きな部分と全体との比率に等しくなる」性質があって、

相場も均衡という秩序ある状態を目指すなら、
これらの比率の関係を構成すると考えられるようになりました。

フェボナッチ比率の投資での応用では、主に

「0.236」「0.382」「0.618」
「1」「1.618」「2.628」「4.236」

などを使います。

特にこの中でも、リトレースメントでは
黄金分割の「0.618」と主要比率の「0.382」を
基本的な押し戻りの分析に使います。

また、「1.618」や「2.628」などは
拡張のエクスパンションの分析に使うことがあります。

数字ばかりで頭が痛くなりますが、
なんか、興味深いですね。

(つづく)

FX 意地悪な講師のお話

今日から2月の始まりです。
FOMCに続き、月初めで週末の今日は米雇用統計の発表ですね。
不夜城の為替市場は今日も休ませてくれそうにありません。

月末の昨日31日(木)は、
未明4時15分に米FOMC政策金利が発表されて、
市場の大方のコンセンサスの0.50%の利下げとなりましたが、
注目の声明文では下振れリスクへ言及したものの、
"appreciable"(かなり)という言葉がなかったことで、
3月のFOMCでの利下げ期待が後退したことや、
短期筋による"Buy the Rumor,Sell the Fact"の動きもあり、
さらに追い討ちをかけるように
モノライン(金融保証会社)第4位のFGICの格付けが
格下げとなった報道や、
アムバックとMBIAの2社のモノラインも
格下げとなる可能性があると報じられたことで、
リスク回避の強い動意となって、
前日のNY午後とオセアニア時間にかけて
ドル円とクロス円が急落することとなりました。

その後、早朝にNZの貿易収支が発表され
市場予想より強い数字でしたが、
FOMC後の動きにかき消された格好となりました。
東京市場が始まる直前あたりから反発に転じて、
前日のNYダウの急落に
前日比マイナス圏で始まった日経平均も
年金資金の買いなどもあって前日比プラス圏となると、
FOMC後の調整の動きとともに、
ドル円とクロス円が上下動しながらも
しだいに上昇して行きました。
ドルストレート通貨は、まちまちな動きとなりましたが、
総じてドル軟調となりました。
日経平均は13592.47円で引けました。

ロンドン時間に入ると、夕方に独小売売上高が発表されて
市場予想を下回る結果となって、
調整の流れの中でユーロドルが下げました。
対円では、みずほFGのサブプライム関連損失が
1,900億円計上となるとの報道をはじめ、
日本の金融機関全体でサブプライム関連損失の総額が
5,884億円となるとの報道もあり、
綱引きとなったか反応は限定的でした。
その後、独失業率も発表されて市場予想をやや下回りましたが
市場反応は限定的でした。
午後7時になると注目の欧消費者物価指数速報値や
欧失業率などが発表されて、
強弱交錯する結果となりましたが、
欧CPI指数が過去最高水準となったことで、
ECBのインフレ警戒姿勢が継続するとの思惑に
限定的ながらユーロが上昇しました。
株価も軟調傾向で推移して、
しだいにドル円とクロス円が
リスク回避の動意に軟調となっていきました。
スイスのジョーダンSNB理事からは
「2008年はキャリートレードに不利な環境となるであろう。」
との談話がありました。

ニューヨーク時間に入ると、
米PCEデフレータや米個人所得などが発表されて、
ほぼ市場予想とおりであったものの、
新規失業保険申請件数が37.5万件と、
市場予想よりもかなり悪い数字となって、
ドル売りとともにドル円クロス円の下げが一時加速しました。
しかし、格下げの可能性の報道があった
モノライン(金融保証会社)の米MBIAが
大手格付け会社S&Pによって、
資本計画がトリプルAの格付け維持に十分と評価を得たと
広報したことで、下落して始まったNYダウが、
しだいに堅調な展開となって行ったことで、
ドル円とクロス円は一転して上昇となって行きました。
その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数が
やや市場予想を下回ったものの50は下回らず、
105円台後半まで下げていたドル円が
106円台後半まで上昇するなど、
ドル円とクロス円がしばらく堅調に推移して、
FOMC後の下落をいったん2/3以上戻すこととなりました。
その後、NYダウが上げ一服となって、
ドル円とクロス円はいったん軟調に転じた後、
揉み合いへと移行していきました。
一方、ドルストレート通貨はまちまちながら
NY午後からは豪ドル米ドルやユーロドルなどが堅調となって、
ドルカナダはロンドン時間からNY前半まで上昇となりました。
1日を通じて各通貨ペアともに
アップダンウの激しい大きな振幅の相場となりました。
NYダウはしだいに堅調となって、
前日比+207.53ドルで引けました。

月初めで週末の今日2月1日(金)は、
夕方の5時半にスイスSVME購買部協会景気指数、
夜の10時半に注目の米非農業部門雇用者変化、米失業率、
同10時半に加鉱工業製品価格、加原料価格指数、
深夜12時に注目の米ISM 製造業景況指数、米建設支出、
米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
などの経済指標が発表されます。
米指標には特に注目です。

さて、FOMC後、思惑の激突や
モノライン格付け報道などもあって、
高下激しいボラタイルな相場となっています。
そしてまた、月初めで週末の今日は米雇用統計の発表です。
不夜城の為替市場は今日も休ませてくれそうにありません。

先週来、1500億ドルの景気刺激策に米FRBの緊急利下げに、
FOMCでの利下げと、立て続けてカードを切った米国ですが、
モノライン問題も浮上して、
ますます混迷を深めるているものの、
今日の米雇用統計で相場の方向感が
見えてきそうな感じもします。
一昨日のADP雇用統計は驚きの良い数字でしたが、
今日の米雇用統計ではいかがなりますか。
恒例となっている前回値の修正とともに、
その結果が大いに注目されます。

さて今日は、意地悪な講師のお話です。

「現在のトレンドはどうだね?」

これは、トレードの講義に入る前に
彼が好んでおこなう意地悪な質問です。(笑)

その彼の名は、ジョー・ディナポリ。

聴衆の答えはたった3種類だけ…。

ある人は「上昇」、ある人は「下降」
そして、ある人は「横ばい」と答えます。

彼は、もちろん、
この質問が何の意味もなさないことを知っています。

時間軸を限定せずにトレンドを尋ねることには、
何の意味も無いのです。

そうです。トレンドは短中長の時間軸の数だけあって、
トレンドとはその各時間軸の中にだけに
存在しているものなのですね。

この話をした後、彼はまた尋ねます。

「では、(レートの)方向はどうかね?」

「??」 当惑する聴衆。

トレンドと(レートの)方向が同じと
思っている聴衆はざわめきます。

そして、彼はおもむろに

トレンドの中には、
トレンドと順行する動きや、エクスパンション(拡大)とともに、
トレンドと逆行するリトレースメント(押し戻り)
があることを語り始めます。

トレンドの中にも、順行と、
逆行とがあるわけですね。

しかも、そのトレンドは
短中長の時間軸の数だけあるというのです。

「では、トレンドが上昇で、
 (レートの)方向が下降ならどうしたらよいのか?」

聴衆は混乱します。

さらに矢継ぎ早に

「レートの方向はどの範囲となるか?」
「押し戻りはどの範囲となるか?」
「論理的収益目標はどこに置いたらよいのか?」

と、問います。

論理的収益目標とは、相場がさらに先に進むのに
大きな抵抗となる価格帯、たとえばポジションとは反対の
大量の注文が設定されている価格水準で、
相場の流れがそのまま継続される確率が大幅に低下する
チャート・ポイントのことです。

ダウとその系譜を継ぐ人たちは、
これをレジスタンスラインと呼びました。

そして彼は、押し戻りを含めて
論理的収益目標が達成されることを説きます。

そして、さらに

『トレンドとレートの方向が同調している
 " Probability Trading "もあれば』

『押し戻りの範囲を予測して、
 その範囲で押し戻りのトレードする
 " Retracement "もある』

ことを述べて、

フェイラー(だまし)さえも
セットアップの予兆となる彼流の持論に触れた後、

あの人の話を始めます。
そう。あの人…。

1170年ころにイタリアのピサの裕福な商人
ギエルモ・ボナッチの息子として生まれた
レオナルド・フィボナッチのことを。

(つづく)


参考: ジョー・ディナポリ著
   「ディナポリの秘数」

FX フェルナンドの結論のお話

早いもので、もう1月も過ぎようとしていますね。
眠らぬ為替市場は、FOMCの発表の日となりました。
0.50%利下げ説が主流ですが、
0.25%説や据え置き説まであって、
その結果が注目されます。

昨日29日(火)は、前日に1995年以来の低水準となった
新築住宅販売件数を受けて、FOMCでの0.5%の利下げ期待が
再浮上してNYダウが+176.72ドルと上昇する中で
為替が一進一退の売り買いの攻防を継いでの
スタートとなりました。
朝に発表された失業率など日指標がよい数字で
あったこともあって、日経平均は堅調に始まりましたが、
為替の方はドル円とクロス円が昼近くまで
軟調な展開となりました。
午前11時にブッシュ米大統領の一般教書演説が行われましたが
減税を謳うにとどまり、安心感はいくぶん醸成されたものの
市場の反応は限定的でした。
その後、FOMCの利下げ期待などで
株価が堅調に推移したことでリスク懸念が緩和されたためか、
徐々にドル円クロス円が上昇して行きました。
日経平均は13,478.86円で引けました。

ロンド時間に入ると、三井住友銀行が
サブプライム絡みで990億円の損失計上の報道もありましたが
ラガルド仏経済相が「ソシエテ・ジェネラルは危機に」
とコメントしたことから、ユーロが軟調となって、
リスク回避懸念も生じることとなって、
ドル円とクロス円が軟調な展開となりました。
ユーロドルは一時、1.47台半ばあたりまで下落しました。
その後、アジア株と欧州株が揺れながらも
前日比プラス圏で推移したことから、
ドル円クロス円も上下動しつつ徐々に上昇して行きました。
その後、英・独・仏・伊首脳をはじめ複数の欧州要人による
「ユーロ圏の経済は減速しても経済は良好で経済の後退はない」
との主旨の発言が相次ぎリスク回避懸念も後退して、
ドル円とクロス円は、堅調な動きとなっていきました。

ニューヨーク時間に入ると米耐久財受注が発表されて、
5.2%と市場予想を上回る結果に
ドル円とクロス円が上昇しましたが、
FOMCも意識したか、いくぶん慎重で
頭の重い印象の上昇となりました。
同時刻にカナダの業況判断も発表されて、
2.0と市場予想を大きく上回る結果にカナダが上昇しました。
米ドルカナダが一時0.99台前半ありまで、
カナダ円が一時107円後半まで上昇しました。
その後、米S&Pケースシラー住宅価格が発表されて
市場予想を下回る結果にドル円は揉み合いとなりました。
NYダウは前日比プラス圏で寄り付きましたが、
JPモルガンがデリバティブ取引によって
40億ドル相当の損失が出たとの噂が駆け巡り、
株価も一時マイナス圏となって
ドル円とクロス円が下げました。
その後、米消費者信頼感指数が悪いながらも
市場予想をやや上回ったことや、FOMCでの利下げ期待もあって
また盛り返す展開となりましたが、
その後は浮動のある揉み合いがしばらく続きました。
終盤にはNYダウが上昇して、
ドル円とクロス円がやや気迷いが感じられながらも
上昇しました。NYダウは、前日比+96.41ドルで引けました。

ゴトウ日の今日30日(水)は、
朝8時50分に日鉱工業生産(速報値)、
夜の7時半にスイスKOF先行指数、
夜の10時15分に米ADP雇用統計、
夜の10時半に米実質GDP(速報値)、米個人消費、米コアPCE、
深夜4時15分(31日未明)に米FOMC政策金利、
などの経済指標が発表されます。
米指標には特に注目です。

月末の明日31日(木)は、
早朝6時45分にNZ貿易収支、
午後2時に日住宅着工戸数、日建設工事受注、
中小企業業況判断、
午後4時に独国際労働機関失業率統計、
夕方5時55分に独失業率、独失業者数、
夜の7時に欧消費者物価指数(速報値)、欧失業率、
他複数の欧指標、
夜の7時半に独GFK消費者信頼感調査、
夜の10時半に米個人所得、米個人支出、米PCEコアデフレータ、
同10時半に加GDP
夜の11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数、
深夜12時に米求人広告指数、
などの経済指標が発表されます。
独・欧、そして特に米の指標には注目です。

さて、FOMCの発表の日となりましたね。
米プライマリーディーラーの過半数が
0.50%の利下げを予想しているそうですが、
一方では0.25%の利下げを予想する声や
据え置き予想まであるようで、
波乱となる可能性もありそうです。

これで、1500億ドルの景気刺激策とFRBの緊急利下げに加えて、
今回のFOMCでの利下げがあると、
とりあえずの打つ手の3枚のカードを
すべて使うこととなりそうですが、
大底は打ったとの意見もあるとともに、
ドルには"Buy the Rumor,Sell the Fact"の
可能性も指摘されています。
いかがなりますか。
FOMCの結果と、今後の追加利下げ動向を示唆する
FOMC声明が大いに注目されます。

その後は、週末1日(金)の米雇用統計と、
協調利下げはないであろうとの意見も多いですが、
為替についてより明確なメッセージを表明すべきとの声もある
2月9日の東京G7に移っていきそうです。

さて今日は、フェルナンドの結論のお話です。

私の本棚にはたくさんのトレーディングに関する
本が並んでいます。

そのある本の中の後半に
とても興味深い題名の章を見つけました。

「第25章 トレーディングで成功する秘訣」
" THE SECRETS OF SUCCESSFUL TRADING "

なんか興味がそそられますね。(笑)

その本の名は
「魔術師リンダ・ラリー・の短期売買入門」
といういろいろなトレードのセットアップを
ごちゃ混ぜの玉手箱のように書いてある本ですが、

この第25章は、この本の結語にもあたる章で
フェルナンド・ディズという人が書いたものでした。

トレーダーであれば(恐らく)誰でも
心のどこかでホーリーグレイル(聖杯)を求めている
ところがあって、目が釘付けとなってしまうものです。(苦笑)

果たして、そこに書かれていたものとは?

聖杯探求者にとって、もしかすると、
いつも見つけてはその価値が心底分からずに
「なーんだ。」と思ってきた内容にも似たものでした。

「トレーディングで成功する秘訣。
 それは少なくとも3つの要素からなる。

 これら3つの要素を理解することによって、
 トレーディング全般に関するとても有益なガイドラインを
 得ることになるであろう。

 これらは、トレーダーが成功する理由と、
 トレーダーが失敗する理由とを
 丹念に調査することによって得られた。

 その結論は、次の3つである。」

「1. 精神的な強さ。
 2. トレーディング・システムの優位性。
 3. そして、綿密な資金管理。 である。」

f(^_^)

『 それをどうしたら実現できるかを知りたいんだよ!』
と、突っ込みを入れたくなりますが、(苦笑)

トレードの経験を積むと、
確かにこれら3つの大切さが身に染みます。

恐れ、という感情のため、
たった何度かの負けで、
システムをもう信じられなくなってしまうことや、

焦り、という感情のため、
トレードすべきときではないのに
過剰なトレードをしてしまうことや、

高揚、という感情のため、
何度かの勝ちで「よしこれならば!」と、
多目の資金を数度のトレードに注ぎ込んで
大負けしてしまうことなど、

多かれ少なかれ誰しもが経験するからです。

決めたルールを淡々と行うことは
とても難しいことです。

これができる人にだけ、
トレードの神は微笑むのかもしれませんね。

もう、私は何度このフェルナンドの3つの結論を
読んだことでしょうか。

そして、いつもこれを読むと、
モーリス・メーテルリンクの青い鳥を思い出します。


FX マーケットに学ぶのお話

今週は、30日の夜に米実質GDP(速報値)と明け方にFOMC、
そして週末には米雇用統計とビッグイベントがありますね。
株価の動向もいかがなりますか注目です。

先週末25日(金)は、前日にNYダウがモノライン救済を
好感して乱高下しながらも100ドル以上値を上げたことで、
リスク回避の後退に、ドル円やクロス円が
上昇した地合いを継いでのスタートとなりました。
朝8時半の日CPIはやや強い数字であったものの、
市場反応は限定的でした。
また、日銀決定会合議事録では、
日経済減速の一方で物価上振れの可能性が示されました。
また、ボラードRBNZ総裁からはNZドルが過大評価されている
との発言があってNZが弱含んだものの、
日株が堅調に推移して、ドル円やクロス円は
少し押しては値を上げる展開となりました。
一方、ユーロドルは前日のソシエテ・ジェネラルの
不祥事の報道とウェーバー独連銀総裁の利下げ否定発言が
綱引きとなった模様で、
他のドルストレート通貨も揉み合いとなりました。
その後、米WSJが「ソシエテ・ジェネラルがモルガンに
新株引受権で増資を要請」を報じたことや、
日経平均が+536.38円と6年ぶりの上昇幅で
取引を終えたことなどでドル円とクロス円が
上昇する展開となりました。

ロンドン時間に入ってもアジアに続き
欧州株も堅調なスタートとなったことから、
はじめドル円とクロス円が堅調に推移して、
ドル円が107円台後半、
ユーロ円が159円前半あたりまで上昇しました。
独輸入物価指数は市場予想をやや下回る結果となりました。
その後、欧州系金融機関の信用問題の噂もあって、
株式市場で英FTSEがいったん軟調となったこともあって、
調整の動意が生じてドル円とクロス円が
軟調となっていきました。
ドルストレート通貨も軟調な展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると、
カナダの消費者物価指数が発表されて、
注目のコアの数字が悪くカナダが一時売られました。
また、NYダウが前日比プラス圏でのスタートとなって、
いったんドル円やクロス円が戻りかけるも、
米大手金融機関GSの人員削減の報道ほども手伝ってか、
NYダウがほどなく軟調となって、
前日比マイナス圏となるとリスク回避の動意が生じて、
ドル円とクロス円が下落していきました。
ドル下落や債券利回りの急低下で窮地に陥った
米系ファンドから整理売りが出るといった噂や、
マクロ系ファンド、ロングショート系ファンドなどの
損失の噂などが飛び交い、
ドル円とクロス円の下げに拍車がかかることとなりました。
また、ポールソン米財務長官から
「米の経済刺激策で50万人の雇用を創出できるかもしれない」
との発言もあり、来週FOMCでの大幅利下げ観測が後退して、
ドルが買われドルストレートが軟調となる展開となりました。
欧州大手金融機関INGやフォルティスの
業績下方修正の噂もあって、
ユーロドルが1.46台後半まで下落して、
ドル円が106円後半、ユーロ円が
156円半ば近くまで下落しました。
一方、NYダウは前日比−171.44ドルで引けて、
3営業日ぶりの下落となりました。

週はじめの今日28日(月)は、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数、
深夜12時に米新築住宅販売件数、
などの経済指標が発表されます。米指標には注目です。

明日29日(火)は、
朝8時半に日失業率、日全世帯家計調査(消費支出)、
朝8時50分に日小売業販売額、
午前9時半に豪NAB企業信頼感指数、
午後4時15分にスイス貿易収支、
夕方6時に欧経常収支(季調済)、
夜の10時半に米耐久財受注、
同10時半に加業況判断、
夜の11時に米S&Pケースシラー住宅価格、
深夜12時に米消費者信頼感指数、
などの経済指標が発表されます。米指標には注目です。

さて、先週は米の1500億ドルの景気刺激策と
FRBの緊急利下げやモノライン支援策の動向など
大きく相場が揺れました。

先週なかの株高に隠れて
仏ソシエテ・ジェネラルのトレーダーの
ジェローム・ケルビエルの不祥事は、
あまり目立ちませんでしたが、
市場にはマクロ系ファンドの巨額損失の噂や
欧州系金融機関の信用問題の噂なども飛び交って、
さらに米自動車業界の
ビッグスリー(GM、フォード、クライスラー)の
3万人規模の人員削減報道もあって、
サブプライムの次はモノライン問題とク
レジットカードの不払い問題が
取り沙汰されるのでは? という声もあるようで、
ダボス会議でソロス氏が60年来で
最大の市場の危機と述べたことに
現実味を感じざるを得ない状況も覗えます。

しかしながら、投機マネーの過剰流動性はいまなお健在で、
少し良いとなると行き場を求めてどっと流入してくるようです。
ときにボラタイルなマーケットとなることがあるので、
方向感を見据えながらも機敏な立ち回りも必要なようです。

ポールソン米財務長官から
「米の経済刺激策で50万人の雇用を創出できるかもしれない」
との強気の発言もあり、今週のビックイベントともに
今後のマーケットの動向が注目されます。

引き続きリスクテーマのマーケットとなりそうですので、
株価の動向に注目しながらトレードして行きたいものです。

さて今日は、マーケットに学ぶのお話です。

1974年、ラリー・ウィリアムズは、
生牛の価格が大きく上昇すると確信して、

最初の買い玉を1(重量)ポンドあたり45セントで
仕込みをしました。

このレベルでは生牛価格は彼にとってたいへん割安に思える
価格で、彼は確実なトレードと信じて疑いませんでした。

しかし、生牛の価格は1ポンド当たり40セントに下がり、
さらに38セントとなっていったのですが、
彼は、バーゲンセールを買うような思いで、
喜んで増し玉をしていきました。

やがて2ヶ月後には、生牛価格は彼の思惑とおり、
1ポンド当たり60セントを超えるまでに跳ね上がりました。

しかし、彼は、巨富を得ることはできませんでした。
なんと、彼が得たのは損失でした。

いったいなぜなんでしょう?

彼が喜んで買い増ししたその後も生牛の価格は
まだ下がり続け、28セントまで行ってしまったからでした。

彼は、直前まで300万ドル!を費やして、
買い上げていきましたが、なんということでしょう。
もう僅かほんの少しのところで資金が尽きてしまったのです。

もうほんの僅かのところで、
その時の彼の資金は潰(つい)えてしまったのです。

そう、ほんの僅かの差で…。

何百万ドルの儲となるはずが
損失で終わってしまったのでした。

この苦い経験を経て後にラリー・ウィリアムズは
トレードで大成功するのですが、

そのとき彼は、貴重な2つの教訓を得たと、
彼の著書で語っています。

その1つ目は、

マーケットはどんなことでも起こり得る。
そして、価値とは時間の刹那(せつな)にあるものであること。

2つ目は、

どんなに確信に満ちた予想であっても
マーケットはその発生を遅らせることがあること。

文字どおりの高い授業料でしたが、
彼はこの2つの教訓により、ある重要なことに気がつきます。

マーケットでの時間というリスクから身を守るためには、
マネーマネジメント(資金管理)こそが最重要で、
マーケットで生き抜くためには、
負けトレードをどう管理するのかをいち早く
学ぶ必要のあることに気づいたのですね。

そうです。

勝つ技術よりも、負けトレードの管理こそ、

つまり、資金を破壊してしまう前に
負けとなったときにどうするかが大切だと気づいたのです。

ときにネガティブに捉えられがちな資金管理ですが、
資金に対しての建て玉数と
損切りでのトレードの仕切り直しが、
勝つための技術より大切なこともあるのですね。


参考: ラリー・ウィリアムズの短期売買法
   (副題 投資で生き残るための不変の真理)


FX トレードのタームのお話

日米欧の株式市場が堅調に推移したことを背景に、
ドル円とクロス円が上昇して、
ドルストレートも堅調な展開となりましたね。

昨日24日(木)は、前日のニューヨーク午後に
「NY州当局が金融保証会社であるモノラインへの
 支援策を検討している」との報道があって、
リスク懸念が後退したことでNYダウが反発して、
ドル円とクロス円およびドルストレートが急伸した後の
上げが一服となった地合いを継いではじまりました。
早朝5時にはRBNZ政策金利が発表され、
8.25%に据え置きとなりました。
その後、モノライン救済に対するNY州当局と
銀行の会合が失敗か、との噂や、
欧州の銀行の多額評価損の噂なども飛び交ったようで、
東京時間が始まった頃からドル円とクロス円が
調整もあって軟調な展開となりました。
一方、ドルストレート通貨は、オージーが堅調で、
欧州通貨が軟調とまちまちの動きとなりました。
その後、ドル円とクロス円は揉み合いの上下動となりました。
日経平均は前日のNYを継いで堅調に推移して
13,000円を回復しました。

ロンドン時間に入ると、
噂が出ていた仏ソシエテ・ジェネラルの
「20.5億ユーロの追加評価損を計上、ならびに
 トレーダーによる不正行為で49億ユーロの影響が出た」
ことが報じられると、ユーロドルが1.45台後半まで下落して
リスク回避の動意にドル円やクロス円も
限定的ながら下落しました。
夕方6時になると、独IFO景気動向が発表されて、
市場予想および基準値を上回る103.4という結果となりました。
ドル円とクロス円は上下動を演じながらも、
しばらく軟調に推移しましたが、
その後、ECBメンバーのウェーバー独連銀総裁が
「ユーロ圏の主要な懸念はインフレ率。
 市場の利下げ予想は希望的観測。前回のECB理事会では
 選択肢は利上げか金利据え置きであった」と発言したことで
ユーロが上昇、これに伴いユーロ円も上昇して、
欧株価も上昇傾向となったこともあって、
リスク回避後退に他のクロス円やドル円も
しだいに堅調な動きとなっていきました。

ニューヨーク時間に入っても欧州の地合いが続きました。
夜10時半に発表された米新規失業保険申請件数は
30.1万件と市場予想より良い数字となりました。
ホワイトハウスからは、具体化を欠いていると指摘されていた
景気刺激策がまもなく合意をみるとの報道がされました。
深夜12時に発表された米中古住宅販売件数は
489万件と市場予想より悪い数字でしたが、
この時間NYダウが乱高下しながらも堅調であったことから、
市場反応は限定的で、
ドル円とクロス円は上下動しながら緩やかに上昇していき、
その後しだいに揉み合いとなっていきました。
一方、ドルストレートはNYの午後も
緩やかに上昇傾向が続く展開となりました。
その後、NYダウが乱高下を演じながらも
堅調に推移したことで、
ドル円とクロス円が終盤になるにつれ
堅調な展開となりました。
また、ドルストレート通貨もところどころ上下動しながら
上昇して行きました。
NYダウは前日比+108.44ドルと続伸しました。
シカゴ日経平均先物も24日の日経平均終値よりも
約200円高くなりました。

ゴトウ日で週末の今日25日(金)は、
朝の8時に豪コンファレンスボード景気先行指数、
朝の8時半に日全国CPI他複数の日CPI関連指標、
日銀政策会合議事録(12月)、
午後4時に独輸入物価指数、
午後4時10分に独GFK消費者信頼感調査、
夜の9時に加消費者物価指数、
などの経済指標が発表されます。
今日は米指標の発表はありません。

さて、日米欧の株式市場の堅調を背景に
為替も上昇に転じています。
このままどこまで上昇するかについては
懐疑的な声も多いものの、
短期的には上昇すると見る向きも増えてきているようです。
ファンダメンタルが依然悪い中での
自律反発の域と指摘する声もあり、
過度の楽観は許されないと思いますが、
今後も株式市場を睨んだ展開が予想されます。

今後の焦点は来週のFOMCに移っていますが、
0.5%の利下げをかなり織り込んできているようです。

ボラタイルな状況で振幅も激しいことから、
振り落としに遭わないように注意しながら
流れに乗ってトレードして行きたいものです。
また、週末ですので深夜の動きにも注意が要りそうです。

今日は、トレードのタームのお話です。

年足や月足のような大きな時間軸でも
チャートを見ると何本もの陽線の連なりや
何本もの陰線の連なりを見ることができるものです。

これは、大きな相場の流れにおいて
トレンドがあったことを示しています。

大きな相場の流れでは、何ヶ月もの間上昇していたり、
何ヶ月もの間下降していたことが示されているわけですね。

しかしまた、一方、目線を小さな時間軸にしてみると、
当たり前のことですが、たとえ月足で陰線の中でも
日足や時間足では陽線の連なりがあって、
大きな相場の流れの中に幾重にも小さな波が存在しています。

トレンドと思えるほどの日足での何本もの連なりでさえ、
月足レベルでは、一時の押しや戻りということもあるのですね。

こうしてみますと、トレンドとか、
一時の押しや戻りといっても、
トレードのターム(期間)ごとに、
その相場の波において、
相対的に幾重にも重なっているようです。

言い換えますと、トレードのターム(期間)の数だけ
トレンドというものはあるようです。

ただ、言えそうなのは、

大きな時間軸でトレンドとなっているとき、
たとえば下降のトレンドが発生している最中であれば、

小さな時間軸において、ときに上昇することもあり、
ときに上下することもある小さなトレンドですが、

その中において、下降の小さなトレンドが多かったことを
示していることになりそうですね。

ですので、大きな時間軸での
方向認識は、どうやら無駄ではないようです。

しかしながら、分足でトレードするときに
月足の同調までを意識するのも、どのようなものでしょうか。

下降する月足に対しては
一時の戻りの日足の上昇の連なりでも、
分足にとって大きな時間軸にあたる
日足の何日もの上昇があれば、
その流れに同調してトレードすれば、
良いのではないでしょうか。

ずーっと大きな時間軸まで、
同調を意識する必要はなさそうです。

ターム(期間)の数だけトレンドの方向と、
その正解となるトレードがあるとするならば、

そのトレードのタームに応じたトレンドの
方向性を見ていけばよい、と言えそうです。

マルチ・タイム・フレーム分析でよく言われるのは、

実際のトレードを判断する「執行時間軸」、
安全の分析と中期的状況を見るための「中期時間軸」、
相場の背景的状況を見るための「長期時間軸」

などで、

早い話が小・中・大の時間軸ですが、

もちろんこれらは、
相対的な小・中・大の時間軸の組み合わせですので、
ポジショントレードからスキャルピングに至るまで、
それぞれの小・中・大の時間軸の組み合わせがあります。

これらを固い頭で考えますと、

「これらの同調? 大が上向きでも中が下向き、
 おまけに小が上向き、はたまたその逆なんてこともあるぞ。
 一体何種類の向きの組み合わせがあると思ってんだ。」

ということになりますが、(笑)

種類なんて関係ないんですね。
大きいほうから順に降りてくれば良いんですね。
 
月足と週足が方向の整合をしていれば、
日足が同調したときにスイングを狙う。

月足と週足の方向が整合していなければ、
(あるいは月足の方向が不明ならば)
今度は週足と日足を見て、
方向が整合していれば
4時間足などが同調したときに
長めのデイトレを狙う。

週足と日足の方向が整合していなければ、
(あるいは週足の方向が不明ならば)
今度は日足と4時間足を見て、
方向が整合していれば、
30分足などが同調したときにデイトレを狙う。

日足と4時間足の方向が整合していなければ、
(あるいは日足の方向が不明ならば)
今度は4時間足と30分足などを見て、
方向が整合していれば、
5分足などでタイミングを計ってスキャルを狙う。

そして、どうも時間軸に整合がないバラバラの
相場なら、(よほど強い動意があるとき以外は)
基本的にトレードを休む。

てな具合で、

相場の状態に応じて
トレードのタームを決める方法もあるわけです。
目標のリワードも相場とタームしだいというわけです。
今、どのタームでトレードをすれば良いかを
相場に聞こうというわけです。

「俺は絶対スイングだ」なんて決めちゃうと、
マルチ・タイム・フレーム分析法では
時間軸の整合に悩むことになるのですね。


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