FX フェボナッチ級数のお話

米雇用統計の結果は、4年5ヶ月ぶりの
減少となりましたね。また、「ゲイツ氏の最後の賭け」と
報じられたマイクロソフトによる米ヤフー買収提案も
市場を動かしました。

先週末1日(金)は、
前日にNYダウが一本調子で上げたこともあって、
前日のNY午前中にドル円とクロス円が上昇して、
その後に揉み合いとなった地合いを継いでの
スタートとなりました。
早朝にムーディーズがモノライン(金融保証会社)の一部が、
トリプルAに必要な財務力が回復できない可能性を
報じたことで、リスク回避に
日経平均は前日比マイナス圏で始まりましたが、
その後いったんプラス圏に転じ、
また一方、為替市場のほうは、
キウィが前日のNZ貿易収支の好結果の影響か、
やや堅調であったものの、
ドル円とクロス円の多くは上下動しながも
概ね小動きで推移しました。
日経平均は13497.16円で引けました。

ロンドン時間になると、豪高官が
「豪のインフレは深刻で、今後18ヶ月間
 高水準で推移する可能性」と発言したことなどが報じられ、
豪ドルがキウィとともに限定的ながら
利上げ期待に上昇する場面が見られました。
ドルストレート通貨は、まちまちで限定的ながらも
やや強含みとなる通貨が多く見られました。
その後、ドル円クロス円の多くは雇用統計を
意識したと思われる揉み合いがしばらく続きました。
ところが午後8時半頃になって、米マイクロソフトが
約4兆7,500億円で米ヤフーに買収提案を出した
ことが報じられると、ドル円とクロス円が上昇しました。
この報道の後、米株価指数先物も急進しました。

ニューヨーク時間に入っても、
米マイクロソフトの米ヤフー買収報道の余波で
しばらく円売り傾向が続きましたが、
午後10時半に注目の米雇用統計が発表されると、
非農業部門雇用者数変化がサプライズとなる
−1.7万人という結果に
いったんドル円とクロス円が急落することとなりました。
しかしその後、NYダウが前日比をやや下回ったあたりで
反発したこともあって、ドル円とクロス円は
上昇に転じていきました。
またその後、ISM 製造業景況指数が発表されて、
50.7と市場予想を上回ったことと、
景気拡大と縮小の分岐点となる50を超えたことが評価されて、
雇用統計の余波と交錯しながらも
ドル円とクロス円が上昇していきました。
一方、ドルストレートは、まちまちな動きとなり、
ユーロドルは、上げては下げる大きなアップダウンで
しだいに下落、また、ポンドドルは一方向の下落、
豪ドル米ドルは、いったん下げてその後上昇という
展開となりました。
また、NYダウは雇用統計に揺れながらも、
後半しだいに堅調となって、前日比+92.83ドルで引けました。

週はじめの今日4日(月)は、
午前9時半に豪貿易収支、豪住宅価格指数、
夜の7時に欧生産者物価指数、
夜の9時半に米チャレンジャー人員削減数、
深夜12時に米製造業受注指数、
などの経済指標が発表されます。
豪・米の指標には注目です。

ゴトウ日の明日5日(火)は、
午前9時半に豪小売売上高、豪住宅建設許可件数、
昼の12時半に豪RBA政策金利(市場は0.25%の利上げ予想)
夜の7時に欧小売売上高、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数、
などの経済指標が発表されます。
豪・米の指標には注目です。

さて、米雇用統計の結果は、
4年5ヶ月ぶりの減少となりました。

先日来、1500億ドルの景気刺激策とFRBの緊急利下げに、
FOMCでの利下、そして米雇用統計と、
大きな材料のあったマーケットですが、
今後、市場の関心は5日(火)の豪政策金利と
7日(木)の英欧の政策金利、
およびトリシェECB総裁の記者会見、
そして、週末の東京G7へと向かって行きそうです。

また、2004年の上場以来、3年ほどで18兆円を突破して
トヨタ自動車をも越えたグーグルの躍進に危機感を抱いたか、
ゲイツ氏率いるマイクロソフトによる米ヤフー買収提案など、
株式市場にエポックもあるものの、
一部では一過性を指摘する声もささやかれているようです。
今後の展開はいかがなりますか。

ボラタイルなマーケットで短期トレードのチャンスは
けっこう巡ってくるものの、
いまだ方向感が読みづらいようです。
いつもながら、株式市場の動向も見ながら
機敏なトレードをしていきたいものです。

さて今日は、フェボナッチ級数のお話です。

レオナルド・フェボナッチは、
彼の名が冠される「フェボナッチ級数」を
発見した人です。

数列は、1、1、2、3、5、8、13、21、
34、55、89、144、…と、無限に続きます。

この数列は、1から始まって、直近の2つの数を加えると、
次の値になり、比率は、いくつかあって
たとえば、13を21で割れば0.619、21を13で割ると1.615、
また、8を21で割れば0.381、
逆に21を8で割れば2.625となります。

そして、

この数列のなるべく大きい数字のほうで割り算すると、
本来のフェボナッチ級数の比率に近づきます。
ただし、完全に正確なフェボナッチ級数の
比率になることはありません。

1340を2165で割ると0.6189
2165を1340で割ると1.616 というように、

どんどん大きな数字のほうで割ると、
隣どうしの数の割り算は、
1.618や0.618に近づいていくわけです。

これが黄金分割とか黄金比率と
さまざまな名称でか呼ばれているものです。

ギリシャ人はこれを " phi " という文字で表し、
中世の数学者パシオリは「神授の比率」
ケルパーは「幾何学の宝石」
などと呼びました。

そして、自然界の中の
水晶の結晶やDNAのねじれ、うさぎの出生率、
また、エジプトのギザの大ピラミッドにまで
黄金比が発見されたのでした。

黄金比には、

「小さい部分と大きな部分の比率が、
 大きな部分と全体との比率に等しくなる」性質があって、

相場も均衡という秩序ある状態を目指すなら、
これらの比率の関係を構成すると考えられるようになりました。

フェボナッチ比率の投資での応用では、主に

「0.236」「0.382」「0.618」
「1」「1.618」「2.628」「4.236」

などを使います。

特にこの中でも、リトレースメントでは
黄金分割の「0.618」と主要比率の「0.382」を
基本的な押し戻りの分析に使います。

また、「1.618」や「2.628」などは
拡張のエクスパンションの分析に使うことがあります。

数字ばかりで頭が痛くなりますが、
なんか、興味深いですね。

(つづく)

FX 意地悪な講師のお話

今日から2月の始まりです。
FOMCに続き、月初めで週末の今日は米雇用統計の発表ですね。
不夜城の為替市場は今日も休ませてくれそうにありません。

月末の昨日31日(木)は、
未明4時15分に米FOMC政策金利が発表されて、
市場の大方のコンセンサスの0.50%の利下げとなりましたが、
注目の声明文では下振れリスクへ言及したものの、
"appreciable"(かなり)という言葉がなかったことで、
3月のFOMCでの利下げ期待が後退したことや、
短期筋による"Buy the Rumor,Sell the Fact"の動きもあり、
さらに追い討ちをかけるように
モノライン(金融保証会社)第4位のFGICの格付けが
格下げとなった報道や、
アムバックとMBIAの2社のモノラインも
格下げとなる可能性があると報じられたことで、
リスク回避の強い動意となって、
前日のNY午後とオセアニア時間にかけて
ドル円とクロス円が急落することとなりました。

その後、早朝にNZの貿易収支が発表され
市場予想より強い数字でしたが、
FOMC後の動きにかき消された格好となりました。
東京市場が始まる直前あたりから反発に転じて、
前日のNYダウの急落に
前日比マイナス圏で始まった日経平均も
年金資金の買いなどもあって前日比プラス圏となると、
FOMC後の調整の動きとともに、
ドル円とクロス円が上下動しながらも
しだいに上昇して行きました。
ドルストレート通貨は、まちまちな動きとなりましたが、
総じてドル軟調となりました。
日経平均は13592.47円で引けました。

ロンドン時間に入ると、夕方に独小売売上高が発表されて
市場予想を下回る結果となって、
調整の流れの中でユーロドルが下げました。
対円では、みずほFGのサブプライム関連損失が
1,900億円計上となるとの報道をはじめ、
日本の金融機関全体でサブプライム関連損失の総額が
5,884億円となるとの報道もあり、
綱引きとなったか反応は限定的でした。
その後、独失業率も発表されて市場予想をやや下回りましたが
市場反応は限定的でした。
午後7時になると注目の欧消費者物価指数速報値や
欧失業率などが発表されて、
強弱交錯する結果となりましたが、
欧CPI指数が過去最高水準となったことで、
ECBのインフレ警戒姿勢が継続するとの思惑に
限定的ながらユーロが上昇しました。
株価も軟調傾向で推移して、
しだいにドル円とクロス円が
リスク回避の動意に軟調となっていきました。
スイスのジョーダンSNB理事からは
「2008年はキャリートレードに不利な環境となるであろう。」
との談話がありました。

ニューヨーク時間に入ると、
米PCEデフレータや米個人所得などが発表されて、
ほぼ市場予想とおりであったものの、
新規失業保険申請件数が37.5万件と、
市場予想よりもかなり悪い数字となって、
ドル売りとともにドル円クロス円の下げが一時加速しました。
しかし、格下げの可能性の報道があった
モノライン(金融保証会社)の米MBIAが
大手格付け会社S&Pによって、
資本計画がトリプルAの格付け維持に十分と評価を得たと
広報したことで、下落して始まったNYダウが、
しだいに堅調な展開となって行ったことで、
ドル円とクロス円は一転して上昇となって行きました。
その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数が
やや市場予想を下回ったものの50は下回らず、
105円台後半まで下げていたドル円が
106円台後半まで上昇するなど、
ドル円とクロス円がしばらく堅調に推移して、
FOMC後の下落をいったん2/3以上戻すこととなりました。
その後、NYダウが上げ一服となって、
ドル円とクロス円はいったん軟調に転じた後、
揉み合いへと移行していきました。
一方、ドルストレート通貨はまちまちながら
NY午後からは豪ドル米ドルやユーロドルなどが堅調となって、
ドルカナダはロンドン時間からNY前半まで上昇となりました。
1日を通じて各通貨ペアともに
アップダンウの激しい大きな振幅の相場となりました。
NYダウはしだいに堅調となって、
前日比+207.53ドルで引けました。

月初めで週末の今日2月1日(金)は、
夕方の5時半にスイスSVME購買部協会景気指数、
夜の10時半に注目の米非農業部門雇用者変化、米失業率、
同10時半に加鉱工業製品価格、加原料価格指数、
深夜12時に注目の米ISM 製造業景況指数、米建設支出、
米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
などの経済指標が発表されます。
米指標には特に注目です。

さて、FOMC後、思惑の激突や
モノライン格付け報道などもあって、
高下激しいボラタイルな相場となっています。
そしてまた、月初めで週末の今日は米雇用統計の発表です。
不夜城の為替市場は今日も休ませてくれそうにありません。

先週来、1500億ドルの景気刺激策に米FRBの緊急利下げに、
FOMCでの利下げと、立て続けてカードを切った米国ですが、
モノライン問題も浮上して、
ますます混迷を深めるているものの、
今日の米雇用統計で相場の方向感が
見えてきそうな感じもします。
一昨日のADP雇用統計は驚きの良い数字でしたが、
今日の米雇用統計ではいかがなりますか。
恒例となっている前回値の修正とともに、
その結果が大いに注目されます。

さて今日は、意地悪な講師のお話です。

「現在のトレンドはどうだね?」

これは、トレードの講義に入る前に
彼が好んでおこなう意地悪な質問です。(笑)

その彼の名は、ジョー・ディナポリ。

聴衆の答えはたった3種類だけ…。

ある人は「上昇」、ある人は「下降」
そして、ある人は「横ばい」と答えます。

彼は、もちろん、
この質問が何の意味もなさないことを知っています。

時間軸を限定せずにトレンドを尋ねることには、
何の意味も無いのです。

そうです。トレンドは短中長の時間軸の数だけあって、
トレンドとはその各時間軸の中にだけに
存在しているものなのですね。

この話をした後、彼はまた尋ねます。

「では、(レートの)方向はどうかね?」

「??」 当惑する聴衆。

トレンドと(レートの)方向が同じと
思っている聴衆はざわめきます。

そして、彼はおもむろに

トレンドの中には、
トレンドと順行する動きや、エクスパンション(拡大)とともに、
トレンドと逆行するリトレースメント(押し戻り)
があることを語り始めます。

トレンドの中にも、順行と、
逆行とがあるわけですね。

しかも、そのトレンドは
短中長の時間軸の数だけあるというのです。

「では、トレンドが上昇で、
 (レートの)方向が下降ならどうしたらよいのか?」

聴衆は混乱します。

さらに矢継ぎ早に

「レートの方向はどの範囲となるか?」
「押し戻りはどの範囲となるか?」
「論理的収益目標はどこに置いたらよいのか?」

と、問います。

論理的収益目標とは、相場がさらに先に進むのに
大きな抵抗となる価格帯、たとえばポジションとは反対の
大量の注文が設定されている価格水準で、
相場の流れがそのまま継続される確率が大幅に低下する
チャート・ポイントのことです。

ダウとその系譜を継ぐ人たちは、
これをレジスタンスラインと呼びました。

そして彼は、押し戻りを含めて
論理的収益目標が達成されることを説きます。

そして、さらに

『トレンドとレートの方向が同調している
 " Probability Trading "もあれば』

『押し戻りの範囲を予測して、
 その範囲で押し戻りのトレードする
 " Retracement "もある』

ことを述べて、

フェイラー(だまし)さえも
セットアップの予兆となる彼流の持論に触れた後、

あの人の話を始めます。
そう。あの人…。

1170年ころにイタリアのピサの裕福な商人
ギエルモ・ボナッチの息子として生まれた
レオナルド・フィボナッチのことを。

(つづく)


参考: ジョー・ディナポリ著
   「ディナポリの秘数」

FX フェルナンドの結論のお話

早いもので、もう1月も過ぎようとしていますね。
眠らぬ為替市場は、FOMCの発表の日となりました。
0.50%利下げ説が主流ですが、
0.25%説や据え置き説まであって、
その結果が注目されます。

昨日29日(火)は、前日に1995年以来の低水準となった
新築住宅販売件数を受けて、FOMCでの0.5%の利下げ期待が
再浮上してNYダウが+176.72ドルと上昇する中で
為替が一進一退の売り買いの攻防を継いでの
スタートとなりました。
朝に発表された失業率など日指標がよい数字で
あったこともあって、日経平均は堅調に始まりましたが、
為替の方はドル円とクロス円が昼近くまで
軟調な展開となりました。
午前11時にブッシュ米大統領の一般教書演説が行われましたが
減税を謳うにとどまり、安心感はいくぶん醸成されたものの
市場の反応は限定的でした。
その後、FOMCの利下げ期待などで
株価が堅調に推移したことでリスク懸念が緩和されたためか、
徐々にドル円クロス円が上昇して行きました。
日経平均は13,478.86円で引けました。

ロンド時間に入ると、三井住友銀行が
サブプライム絡みで990億円の損失計上の報道もありましたが
ラガルド仏経済相が「ソシエテ・ジェネラルは危機に」
とコメントしたことから、ユーロが軟調となって、
リスク回避懸念も生じることとなって、
ドル円とクロス円が軟調な展開となりました。
ユーロドルは一時、1.47台半ばあたりまで下落しました。
その後、アジア株と欧州株が揺れながらも
前日比プラス圏で推移したことから、
ドル円クロス円も上下動しつつ徐々に上昇して行きました。
その後、英・独・仏・伊首脳をはじめ複数の欧州要人による
「ユーロ圏の経済は減速しても経済は良好で経済の後退はない」
との主旨の発言が相次ぎリスク回避懸念も後退して、
ドル円とクロス円は、堅調な動きとなっていきました。

ニューヨーク時間に入ると米耐久財受注が発表されて、
5.2%と市場予想を上回る結果に
ドル円とクロス円が上昇しましたが、
FOMCも意識したか、いくぶん慎重で
頭の重い印象の上昇となりました。
同時刻にカナダの業況判断も発表されて、
2.0と市場予想を大きく上回る結果にカナダが上昇しました。
米ドルカナダが一時0.99台前半ありまで、
カナダ円が一時107円後半まで上昇しました。
その後、米S&Pケースシラー住宅価格が発表されて
市場予想を下回る結果にドル円は揉み合いとなりました。
NYダウは前日比プラス圏で寄り付きましたが、
JPモルガンがデリバティブ取引によって
40億ドル相当の損失が出たとの噂が駆け巡り、
株価も一時マイナス圏となって
ドル円とクロス円が下げました。
その後、米消費者信頼感指数が悪いながらも
市場予想をやや上回ったことや、FOMCでの利下げ期待もあって
また盛り返す展開となりましたが、
その後は浮動のある揉み合いがしばらく続きました。
終盤にはNYダウが上昇して、
ドル円とクロス円がやや気迷いが感じられながらも
上昇しました。NYダウは、前日比+96.41ドルで引けました。

ゴトウ日の今日30日(水)は、
朝8時50分に日鉱工業生産(速報値)、
夜の7時半にスイスKOF先行指数、
夜の10時15分に米ADP雇用統計、
夜の10時半に米実質GDP(速報値)、米個人消費、米コアPCE、
深夜4時15分(31日未明)に米FOMC政策金利、
などの経済指標が発表されます。
米指標には特に注目です。

月末の明日31日(木)は、
早朝6時45分にNZ貿易収支、
午後2時に日住宅着工戸数、日建設工事受注、
中小企業業況判断、
午後4時に独国際労働機関失業率統計、
夕方5時55分に独失業率、独失業者数、
夜の7時に欧消費者物価指数(速報値)、欧失業率、
他複数の欧指標、
夜の7時半に独GFK消費者信頼感調査、
夜の10時半に米個人所得、米個人支出、米PCEコアデフレータ、
同10時半に加GDP
夜の11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数、
深夜12時に米求人広告指数、
などの経済指標が発表されます。
独・欧、そして特に米の指標には注目です。

さて、FOMCの発表の日となりましたね。
米プライマリーディーラーの過半数が
0.50%の利下げを予想しているそうですが、
一方では0.25%の利下げを予想する声や
据え置き予想まであるようで、
波乱となる可能性もありそうです。

これで、1500億ドルの景気刺激策とFRBの緊急利下げに加えて、
今回のFOMCでの利下げがあると、
とりあえずの打つ手の3枚のカードを
すべて使うこととなりそうですが、
大底は打ったとの意見もあるとともに、
ドルには"Buy the Rumor,Sell the Fact"の
可能性も指摘されています。
いかがなりますか。
FOMCの結果と、今後の追加利下げ動向を示唆する
FOMC声明が大いに注目されます。

その後は、週末1日(金)の米雇用統計と、
協調利下げはないであろうとの意見も多いですが、
為替についてより明確なメッセージを表明すべきとの声もある
2月9日の東京G7に移っていきそうです。

さて今日は、フェルナンドの結論のお話です。

私の本棚にはたくさんのトレーディングに関する
本が並んでいます。

そのある本の中の後半に
とても興味深い題名の章を見つけました。

「第25章 トレーディングで成功する秘訣」
" THE SECRETS OF SUCCESSFUL TRADING "

なんか興味がそそられますね。(笑)

その本の名は
「魔術師リンダ・ラリー・の短期売買入門」
といういろいろなトレードのセットアップを
ごちゃ混ぜの玉手箱のように書いてある本ですが、

この第25章は、この本の結語にもあたる章で
フェルナンド・ディズという人が書いたものでした。

トレーダーであれば(恐らく)誰でも
心のどこかでホーリーグレイル(聖杯)を求めている
ところがあって、目が釘付けとなってしまうものです。(苦笑)

果たして、そこに書かれていたものとは?

聖杯探求者にとって、もしかすると、
いつも見つけてはその価値が心底分からずに
「なーんだ。」と思ってきた内容にも似たものでした。

「トレーディングで成功する秘訣。
 それは少なくとも3つの要素からなる。

 これら3つの要素を理解することによって、
 トレーディング全般に関するとても有益なガイドラインを
 得ることになるであろう。

 これらは、トレーダーが成功する理由と、
 トレーダーが失敗する理由とを
 丹念に調査することによって得られた。

 その結論は、次の3つである。」

「1. 精神的な強さ。
 2. トレーディング・システムの優位性。
 3. そして、綿密な資金管理。 である。」

f(^_^)

『 それをどうしたら実現できるかを知りたいんだよ!』
と、突っ込みを入れたくなりますが、(苦笑)

トレードの経験を積むと、
確かにこれら3つの大切さが身に染みます。

恐れ、という感情のため、
たった何度かの負けで、
システムをもう信じられなくなってしまうことや、

焦り、という感情のため、
トレードすべきときではないのに
過剰なトレードをしてしまうことや、

高揚、という感情のため、
何度かの勝ちで「よしこれならば!」と、
多目の資金を数度のトレードに注ぎ込んで
大負けしてしまうことなど、

多かれ少なかれ誰しもが経験するからです。

決めたルールを淡々と行うことは
とても難しいことです。

これができる人にだけ、
トレードの神は微笑むのかもしれませんね。

もう、私は何度このフェルナンドの3つの結論を
読んだことでしょうか。

そして、いつもこれを読むと、
モーリス・メーテルリンクの青い鳥を思い出します。


FX マーケットに学ぶのお話

今週は、30日の夜に米実質GDP(速報値)と明け方にFOMC、
そして週末には米雇用統計とビッグイベントがありますね。
株価の動向もいかがなりますか注目です。

先週末25日(金)は、前日にNYダウがモノライン救済を
好感して乱高下しながらも100ドル以上値を上げたことで、
リスク回避の後退に、ドル円やクロス円が
上昇した地合いを継いでのスタートとなりました。
朝8時半の日CPIはやや強い数字であったものの、
市場反応は限定的でした。
また、日銀決定会合議事録では、
日経済減速の一方で物価上振れの可能性が示されました。
また、ボラードRBNZ総裁からはNZドルが過大評価されている
との発言があってNZが弱含んだものの、
日株が堅調に推移して、ドル円やクロス円は
少し押しては値を上げる展開となりました。
一方、ユーロドルは前日のソシエテ・ジェネラルの
不祥事の報道とウェーバー独連銀総裁の利下げ否定発言が
綱引きとなった模様で、
他のドルストレート通貨も揉み合いとなりました。
その後、米WSJが「ソシエテ・ジェネラルがモルガンに
新株引受権で増資を要請」を報じたことや、
日経平均が+536.38円と6年ぶりの上昇幅で
取引を終えたことなどでドル円とクロス円が
上昇する展開となりました。

ロンドン時間に入ってもアジアに続き
欧州株も堅調なスタートとなったことから、
はじめドル円とクロス円が堅調に推移して、
ドル円が107円台後半、
ユーロ円が159円前半あたりまで上昇しました。
独輸入物価指数は市場予想をやや下回る結果となりました。
その後、欧州系金融機関の信用問題の噂もあって、
株式市場で英FTSEがいったん軟調となったこともあって、
調整の動意が生じてドル円とクロス円が
軟調となっていきました。
ドルストレート通貨も軟調な展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると、
カナダの消費者物価指数が発表されて、
注目のコアの数字が悪くカナダが一時売られました。
また、NYダウが前日比プラス圏でのスタートとなって、
いったんドル円やクロス円が戻りかけるも、
米大手金融機関GSの人員削減の報道ほども手伝ってか、
NYダウがほどなく軟調となって、
前日比マイナス圏となるとリスク回避の動意が生じて、
ドル円とクロス円が下落していきました。
ドル下落や債券利回りの急低下で窮地に陥った
米系ファンドから整理売りが出るといった噂や、
マクロ系ファンド、ロングショート系ファンドなどの
損失の噂などが飛び交い、
ドル円とクロス円の下げに拍車がかかることとなりました。
また、ポールソン米財務長官から
「米の経済刺激策で50万人の雇用を創出できるかもしれない」
との発言もあり、来週FOMCでの大幅利下げ観測が後退して、
ドルが買われドルストレートが軟調となる展開となりました。
欧州大手金融機関INGやフォルティスの
業績下方修正の噂もあって、
ユーロドルが1.46台後半まで下落して、
ドル円が106円後半、ユーロ円が
156円半ば近くまで下落しました。
一方、NYダウは前日比−171.44ドルで引けて、
3営業日ぶりの下落となりました。

週はじめの今日28日(月)は、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数、
深夜12時に米新築住宅販売件数、
などの経済指標が発表されます。米指標には注目です。

明日29日(火)は、
朝8時半に日失業率、日全世帯家計調査(消費支出)、
朝8時50分に日小売業販売額、
午前9時半に豪NAB企業信頼感指数、
午後4時15分にスイス貿易収支、
夕方6時に欧経常収支(季調済)、
夜の10時半に米耐久財受注、
同10時半に加業況判断、
夜の11時に米S&Pケースシラー住宅価格、
深夜12時に米消費者信頼感指数、
などの経済指標が発表されます。米指標には注目です。

さて、先週は米の1500億ドルの景気刺激策と
FRBの緊急利下げやモノライン支援策の動向など
大きく相場が揺れました。

先週なかの株高に隠れて
仏ソシエテ・ジェネラルのトレーダーの
ジェローム・ケルビエルの不祥事は、
あまり目立ちませんでしたが、
市場にはマクロ系ファンドの巨額損失の噂や
欧州系金融機関の信用問題の噂なども飛び交って、
さらに米自動車業界の
ビッグスリー(GM、フォード、クライスラー)の
3万人規模の人員削減報道もあって、
サブプライムの次はモノライン問題とク
レジットカードの不払い問題が
取り沙汰されるのでは? という声もあるようで、
ダボス会議でソロス氏が60年来で
最大の市場の危機と述べたことに
現実味を感じざるを得ない状況も覗えます。

しかしながら、投機マネーの過剰流動性はいまなお健在で、
少し良いとなると行き場を求めてどっと流入してくるようです。
ときにボラタイルなマーケットとなることがあるので、
方向感を見据えながらも機敏な立ち回りも必要なようです。

ポールソン米財務長官から
「米の経済刺激策で50万人の雇用を創出できるかもしれない」
との強気の発言もあり、今週のビックイベントともに
今後のマーケットの動向が注目されます。

引き続きリスクテーマのマーケットとなりそうですので、
株価の動向に注目しながらトレードして行きたいものです。

さて今日は、マーケットに学ぶのお話です。

1974年、ラリー・ウィリアムズは、
生牛の価格が大きく上昇すると確信して、

最初の買い玉を1(重量)ポンドあたり45セントで
仕込みをしました。

このレベルでは生牛価格は彼にとってたいへん割安に思える
価格で、彼は確実なトレードと信じて疑いませんでした。

しかし、生牛の価格は1ポンド当たり40セントに下がり、
さらに38セントとなっていったのですが、
彼は、バーゲンセールを買うような思いで、
喜んで増し玉をしていきました。

やがて2ヶ月後には、生牛価格は彼の思惑とおり、
1ポンド当たり60セントを超えるまでに跳ね上がりました。

しかし、彼は、巨富を得ることはできませんでした。
なんと、彼が得たのは損失でした。

いったいなぜなんでしょう?

彼が喜んで買い増ししたその後も生牛の価格は
まだ下がり続け、28セントまで行ってしまったからでした。

彼は、直前まで300万ドル!を費やして、
買い上げていきましたが、なんということでしょう。
もう僅かほんの少しのところで資金が尽きてしまったのです。

もうほんの僅かのところで、
その時の彼の資金は潰(つい)えてしまったのです。

そう、ほんの僅かの差で…。

何百万ドルの儲となるはずが
損失で終わってしまったのでした。

この苦い経験を経て後にラリー・ウィリアムズは
トレードで大成功するのですが、

そのとき彼は、貴重な2つの教訓を得たと、
彼の著書で語っています。

その1つ目は、

マーケットはどんなことでも起こり得る。
そして、価値とは時間の刹那(せつな)にあるものであること。

2つ目は、

どんなに確信に満ちた予想であっても
マーケットはその発生を遅らせることがあること。

文字どおりの高い授業料でしたが、
彼はこの2つの教訓により、ある重要なことに気がつきます。

マーケットでの時間というリスクから身を守るためには、
マネーマネジメント(資金管理)こそが最重要で、
マーケットで生き抜くためには、
負けトレードをどう管理するのかをいち早く
学ぶ必要のあることに気づいたのですね。

そうです。

勝つ技術よりも、負けトレードの管理こそ、

つまり、資金を破壊してしまう前に
負けとなったときにどうするかが大切だと気づいたのです。

ときにネガティブに捉えられがちな資金管理ですが、
資金に対しての建て玉数と
損切りでのトレードの仕切り直しが、
勝つための技術より大切なこともあるのですね。


参考: ラリー・ウィリアムズの短期売買法
   (副題 投資で生き残るための不変の真理)


FX トレードのタームのお話

日米欧の株式市場が堅調に推移したことを背景に、
ドル円とクロス円が上昇して、
ドルストレートも堅調な展開となりましたね。

昨日24日(木)は、前日のニューヨーク午後に
「NY州当局が金融保証会社であるモノラインへの
 支援策を検討している」との報道があって、
リスク懸念が後退したことでNYダウが反発して、
ドル円とクロス円およびドルストレートが急伸した後の
上げが一服となった地合いを継いではじまりました。
早朝5時にはRBNZ政策金利が発表され、
8.25%に据え置きとなりました。
その後、モノライン救済に対するNY州当局と
銀行の会合が失敗か、との噂や、
欧州の銀行の多額評価損の噂なども飛び交ったようで、
東京時間が始まった頃からドル円とクロス円が
調整もあって軟調な展開となりました。
一方、ドルストレート通貨は、オージーが堅調で、
欧州通貨が軟調とまちまちの動きとなりました。
その後、ドル円とクロス円は揉み合いの上下動となりました。
日経平均は前日のNYを継いで堅調に推移して
13,000円を回復しました。

ロンドン時間に入ると、
噂が出ていた仏ソシエテ・ジェネラルの
「20.5億ユーロの追加評価損を計上、ならびに
 トレーダーによる不正行為で49億ユーロの影響が出た」
ことが報じられると、ユーロドルが1.45台後半まで下落して
リスク回避の動意にドル円やクロス円も
限定的ながら下落しました。
夕方6時になると、独IFO景気動向が発表されて、
市場予想および基準値を上回る103.4という結果となりました。
ドル円とクロス円は上下動を演じながらも、
しばらく軟調に推移しましたが、
その後、ECBメンバーのウェーバー独連銀総裁が
「ユーロ圏の主要な懸念はインフレ率。
 市場の利下げ予想は希望的観測。前回のECB理事会では
 選択肢は利上げか金利据え置きであった」と発言したことで
ユーロが上昇、これに伴いユーロ円も上昇して、
欧株価も上昇傾向となったこともあって、
リスク回避後退に他のクロス円やドル円も
しだいに堅調な動きとなっていきました。

ニューヨーク時間に入っても欧州の地合いが続きました。
夜10時半に発表された米新規失業保険申請件数は
30.1万件と市場予想より良い数字となりました。
ホワイトハウスからは、具体化を欠いていると指摘されていた
景気刺激策がまもなく合意をみるとの報道がされました。
深夜12時に発表された米中古住宅販売件数は
489万件と市場予想より悪い数字でしたが、
この時間NYダウが乱高下しながらも堅調であったことから、
市場反応は限定的で、
ドル円とクロス円は上下動しながら緩やかに上昇していき、
その後しだいに揉み合いとなっていきました。
一方、ドルストレートはNYの午後も
緩やかに上昇傾向が続く展開となりました。
その後、NYダウが乱高下を演じながらも
堅調に推移したことで、
ドル円とクロス円が終盤になるにつれ
堅調な展開となりました。
また、ドルストレート通貨もところどころ上下動しながら
上昇して行きました。
NYダウは前日比+108.44ドルと続伸しました。
シカゴ日経平均先物も24日の日経平均終値よりも
約200円高くなりました。

ゴトウ日で週末の今日25日(金)は、
朝の8時に豪コンファレンスボード景気先行指数、
朝の8時半に日全国CPI他複数の日CPI関連指標、
日銀政策会合議事録(12月)、
午後4時に独輸入物価指数、
午後4時10分に独GFK消費者信頼感調査、
夜の9時に加消費者物価指数、
などの経済指標が発表されます。
今日は米指標の発表はありません。

さて、日米欧の株式市場の堅調を背景に
為替も上昇に転じています。
このままどこまで上昇するかについては
懐疑的な声も多いものの、
短期的には上昇すると見る向きも増えてきているようです。
ファンダメンタルが依然悪い中での
自律反発の域と指摘する声もあり、
過度の楽観は許されないと思いますが、
今後も株式市場を睨んだ展開が予想されます。

今後の焦点は来週のFOMCに移っていますが、
0.5%の利下げをかなり織り込んできているようです。

ボラタイルな状況で振幅も激しいことから、
振り落としに遭わないように注意しながら
流れに乗ってトレードして行きたいものです。
また、週末ですので深夜の動きにも注意が要りそうです。

今日は、トレードのタームのお話です。

年足や月足のような大きな時間軸でも
チャートを見ると何本もの陽線の連なりや
何本もの陰線の連なりを見ることができるものです。

これは、大きな相場の流れにおいて
トレンドがあったことを示しています。

大きな相場の流れでは、何ヶ月もの間上昇していたり、
何ヶ月もの間下降していたことが示されているわけですね。

しかしまた、一方、目線を小さな時間軸にしてみると、
当たり前のことですが、たとえ月足で陰線の中でも
日足や時間足では陽線の連なりがあって、
大きな相場の流れの中に幾重にも小さな波が存在しています。

トレンドと思えるほどの日足での何本もの連なりでさえ、
月足レベルでは、一時の押しや戻りということもあるのですね。

こうしてみますと、トレンドとか、
一時の押しや戻りといっても、
トレードのターム(期間)ごとに、
その相場の波において、
相対的に幾重にも重なっているようです。

言い換えますと、トレードのターム(期間)の数だけ
トレンドというものはあるようです。

ただ、言えそうなのは、

大きな時間軸でトレンドとなっているとき、
たとえば下降のトレンドが発生している最中であれば、

小さな時間軸において、ときに上昇することもあり、
ときに上下することもある小さなトレンドですが、

その中において、下降の小さなトレンドが多かったことを
示していることになりそうですね。

ですので、大きな時間軸での
方向認識は、どうやら無駄ではないようです。

しかしながら、分足でトレードするときに
月足の同調までを意識するのも、どのようなものでしょうか。

下降する月足に対しては
一時の戻りの日足の上昇の連なりでも、
分足にとって大きな時間軸にあたる
日足の何日もの上昇があれば、
その流れに同調してトレードすれば、
良いのではないでしょうか。

ずーっと大きな時間軸まで、
同調を意識する必要はなさそうです。

ターム(期間)の数だけトレンドの方向と、
その正解となるトレードがあるとするならば、

そのトレードのタームに応じたトレンドの
方向性を見ていけばよい、と言えそうです。

マルチ・タイム・フレーム分析でよく言われるのは、

実際のトレードを判断する「執行時間軸」、
安全の分析と中期的状況を見るための「中期時間軸」、
相場の背景的状況を見るための「長期時間軸」

などで、

早い話が小・中・大の時間軸ですが、

もちろんこれらは、
相対的な小・中・大の時間軸の組み合わせですので、
ポジショントレードからスキャルピングに至るまで、
それぞれの小・中・大の時間軸の組み合わせがあります。

これらを固い頭で考えますと、

「これらの同調? 大が上向きでも中が下向き、
 おまけに小が上向き、はたまたその逆なんてこともあるぞ。
 一体何種類の向きの組み合わせがあると思ってんだ。」

ということになりますが、(笑)

種類なんて関係ないんですね。
大きいほうから順に降りてくれば良いんですね。
 
月足と週足が方向の整合をしていれば、
日足が同調したときにスイングを狙う。

月足と週足の方向が整合していなければ、
(あるいは月足の方向が不明ならば)
今度は週足と日足を見て、
方向が整合していれば
4時間足などが同調したときに
長めのデイトレを狙う。

週足と日足の方向が整合していなければ、
(あるいは週足の方向が不明ならば)
今度は日足と4時間足を見て、
方向が整合していれば、
30分足などが同調したときにデイトレを狙う。

日足と4時間足の方向が整合していなければ、
(あるいは日足の方向が不明ならば)
今度は4時間足と30分足などを見て、
方向が整合していれば、
5分足などでタイミングを計ってスキャルを狙う。

そして、どうも時間軸に整合がないバラバラの
相場なら、(よほど強い動意があるとき以外は)
基本的にトレードを休む。

てな具合で、

相場の状態に応じて
トレードのタームを決める方法もあるわけです。
目標のリワードも相場とタームしだいというわけです。
今、どのタームでトレードをすれば良いかを
相場に聞こうというわけです。

「俺は絶対スイングだ」なんて決めちゃうと、
マルチ・タイム・フレーム分析法では
時間軸の整合に悩むことになるのですね。


FX 移動平均線のお話

世界同時株安の再来のような状況となりましたね。

さて、FRBが2001年9月の同時多発テロ以来の
緊急利下げを行って、FF金利と公定歩合両方を
0.75%引き下げましたが、すでに織り込みも進んでいて、
ドル円やクロス円は上下動を激しく演じて、
ある程度上昇した後、揉み合いを経て終盤には反落しました。

昨日22日(火)の東京時間は、
日経平均が2005年10月以来の13,000円を割り込む中、
為替市場は日銀金融経済月報の下方修正の思惑や、
福井総裁が記者会見で利下げの可能性を示唆するのでは?
との憶測や期待と、米の早期利下げの噂もあって、
午前中、ドル円とクロス円が堅調に推移しました。
午後になると、日経平均が前日比で700円を超える
大幅下落となったことや、アジア株も軒並み下落して、
日銀金融経済月報が減速を認識しながらも、
緩やかに拡大という見解を示したことや、
アブダビ投資庁が米金融機関への資本注入を中止するのでは?
との噂もあって、ドル円とクロス円が一転して軟調となりました。
福井日銀総裁の記者会見では、
経済減速を認識しつつも金融政策スタンスは、
変更がない楽観論が示され、
東京時間では円高傾向が続くことになりました。
ドルストレート通貨も東京時間では軟調な展開となりました。
日経平均は、前日比752円89銭安と大幅続落で引けました。

ロンドン時間に入ると、株安や日銀総裁発言でも
ドル円やクロス円が下げ渋っていたことや、
米の緊急利下げの噂に加え、
独連銀総裁から米経済成長は抑制されても持続するとの見解や、
ECBは永続的な高インフレを容認しないとの
コメントがあったこと、
さらにユーログループ議長やオランダ財務相などから、
世界的な金融崩壊のリスクは見られないことや
欧州に景気後退リスクは見られないとの発言もあり、
また、続落して始まった欧州株価がいったん反発に転じて、
欧州通貨が主導する格好でドル円とクロス円が
反発する展開となりました。
その後、ドル円とクロス円は揉み合いとなって行きました。
一方、ドルストレート通貨は堅調な展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると
午後10時過ぎに米FRBが緊急利下げを行い、
FF金利と公定歩合ともに0.75%引き下げました。
ドル円とクロス円およびドルストレート通貨が急伸しましたが
織り込みも進んでいたこともあってか、
ドル円やクロス円では、ほどなく反落する
激しい上下動となりました。
その後、欧株が前日比プラス圏となり、
米株も上下動しながらも下げ幅を縮小したことで、
また上昇に転じましたが、頭の重い展開となりました。
一方、午後10時半にはカナダ政策金利が発表されて、
市場予想とおり0.25%の利下げとなりました。
また、ここのところの欧州通貨の下げに対してのものか、
口裏を合わせたようにメルケル独首相など
複数の欧州要人によって、
欧州経済のファンダメンタルを肯定する発言や
欧の利下げを否定する発言が相次ぎました。
BOE総裁からは、英経済の成長減速とともに
インフレがターゲットを1%上回るとの発言がありました。
ドル円とクロス円は、終盤にかけて揉み合いを経た後、
反落しました。シカゴ日経平均先物は反発しました。
NYダウは、乱高下となって
前日比−128.11ドルと続落して引けました。

今日23日(水)は、
午前9時半に豪消費者物価、
夕方6時半に英GDP(速報値)、英BOE議事録、
夜の7時に欧鉱工業新規受注、
夜の10時半に加景気先行指標指数、
などの経済指標が発表されます。
今日は米指標の発表はありません。
豪および、特に英の指標には注目です。

明日24日(木)は、
早朝5時にRBNZ政策金利(市場コンセンサスは据え置き)、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(季調済)、
同8時50分に米全産業活動指数、
夕方6時に独IFO景気動向など複数の独指標、
夜の10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米中古住宅販売件数、
などの経済指標が発表されます。
NZ政策金利と独および米指標には注目です。

さて、週はじめの1500億ドルの景気対策の打ち出しに続き、
FFレートと公定歩合を0.75%緊急利下げするという、
ジョーカーを2枚使ってしまった米国ですが、
欧株は前日比プラス圏とはなったものの米株は続落して引けて、
切り札にも市場の頭は重かったようです。
シカゴ日経平均先物は反発しました。
今後の日本およびアジアなど各市場での反応に注目です。

早くも「今後の打つ手はどうするのか」という
懸念も囁かれはじめているようですが、如何なりますか。
深刻な米経済の先行きが懸念されます。

引き続き株価の動向と要人発言にも注意しながら、
慎重にトレードして行きたいものです。

さて今日は、移動平均線のお話です。

前回からの続きです。

ゲームセンターに行くと、
幼児の用の100円を入れる遊具の中に、
背景がスクロールして、次々と現れる曲がりくねった道の上を
おもちゃの車を道からそれないようにハンドルで操って、
点数を競い「ドラえもん」なんかのカードをもらえる
ゲームがありますが、

あれを見ていますと、どうも
チャートに見えてしまいます。(笑)

ゲームの中の道のセンターラインが移動平均線で、
そして、道幅がケルトナーのチャネルや
ボリンジャーのバンドというわけですね。

センターラインは、ときに曲がって行きますが、
直角に曲がったり逆戻りすることなく、
過去とのある程度の継続性を保って、
多くの場合で直近の未来の方向を暗示しています。

道幅は、自由度を表し、
橋などの狭いところでは難しい運転となりますが、
広い道ならば運転も楽です。♪

トレードでも移動平均線は、
過去のアーカイブの平均値の曲線に過ぎませんが、
ある程度の継続性を保っています。

また、膠着でボラティリティのないスクイーズならば、
トレードにふさわしくありませんが、

道幅にあたるバンドもボラティリティが
ある程度あるほうが、
差益を得るトレードもしやすいものです。

もっとも、あまりに広すぎる道幅だと、
雪原の中の白一色の道のように、
道がどちらに向かっているやら迷ってしまうことあるため、
極端なボラタイルもトレードしにくいものですが、
適度なボラティリティが良いようですね。

こうしてみますと、
なんとなくトレードに都合のよいマーケットの状態が、
見えてきそうですね。

さて、

これらは1つの時間軸でのお話ですので、
複数の時間軸によるマルチ・タイム・フレーム分析を
するとすると少し話が複雑となります。

こっちが下降を示唆して、あっちが上昇を示唆している
なんてこともあり、
何がなんだか混乱してしまうこともありますね。

キーワードは、大きな時間軸の優位性ですが、

大雑把にトレンドと長短の時間軸の整合を
1つの時間軸で見る方法がありますのでご紹介いたします。

それは、移動平均線の「オーダー(順列)」
を見るという方法です。

トレードしようとするタームに適すと思われる
執行の時間軸上に長期と短期の移動平均線を表示させて、
そのオーダー(順列)を見るのですが、
(長期・中期・短期の3種による方法もあります)

短期移動平均線が上で、長期移動平均線が下で、
移動平均線の方向がともに上向きで、
長短の移動平均線間にある程度の開きがあり、
短期移動平均線のほうがより強い上昇ならば、
しっかりした上昇トレンド。

短期移動平均線が下で、長期移動平均線が上で、
移動平均線の方向がともに下向きで、
長短の移動平均線間にある程度の開きがあり、
短期移動平均線の方がより強い下降ならば、
しっかりした下降トレンド。

なので、

「上昇トレンドであれば、タイミングを見計らってロング」
「下降トレンドならば、タイミングを見計らってショート」

というわけで、

「負けトレードさえ少なければ、
 たとえトレード数が少なくても口座の残高は増える」

との堅実な考えに従うならば、

このような長短のトレンドが整合する
勝ちやすい状況のみをトレードするのが良いのですね。

でも、こればかり狙うとトレードチャンスが
とても少なくなってしまいそうです。

あっ、またまた長くなってしまいました。m(_ _)m
続きは次回に。


FX 大きな波と小さな波のお話

切り札的なブッシュ大統領の1500億ドルの景気対策にも
懐疑的な見方も出て、NYダウが続落してリスク回避の動きとともに、
ドル円とクロス円が上げては下げる忙しい相場となりましたね。

先週末18日(金)は、前日NYダウが300ドルも下落して
ドル円とクロス円が軟調に推移した
地合いを継いでのスタートとなりました。
早朝にNZ小売売上高が発表され市場予想を上回る好結果
となりましたが、高騰するエネルギー関連の牽引とあって、
リスク回避の動意の中で限定的な反応にとどまりました。
東京市場が始まりほどなくすると、
日経平均が400円を超える下落となりましたが、
午前中ドル円とクロス円は一時反発しては下げる
上下動となりました。
午後になると、夜のNY時間にFEDの利下げの噂や
米の財政出動の報道もあって、
日株も上昇に転じ、ショートカバーもあって
ドル円とクロス円が上昇して行きました。

ロンドン時間に入ると、
はじめドル円とクロス円が再び軟調傾向となって、
夕方6時半に発表された英小売売上高も
市場予想を下回る悪い結果にポンドドルが
1.95台後半まで下落しました。
その後、ポンド円は頭が重かったものの
ドル円とクロス円は反発に転じて、
NY時間となるまで堅調に推移しました。
ドイツ連銀総裁からは、今年のユーロ圏のインフレ率は
2%を明確には下回らないという見解を示した発言があり、
ユーロが堅調な展開を見せました。
また、欧株価は軟調に始まりましたが
NY時間となるまで堅調に推移しました。

ニューヨーク時間に入ると、
反発して始まったNYダウが失速して
前日比マイナス圏となるにつれリスク回避の動意となって、
上昇傾向にあったドル円とクロス円も下落していきました。
一方、ユーロドルも1.46台後半まで上昇した後、
一転して下落していきました。その後、深夜12時に発表された
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が80.5と
市場予想を上回り、ドル円とクロス円が一時再度上昇に
転ずるも株価の軟調に押される格好で再び失速して、
ブッシュ大統領の景気刺激策の演説の最中、上下動しながらも
皮肉にも次第に軟調の度を強めていきました。
ポールソン米財務長官の「景気刺激策が雇用の促進と
成長の加速を進める」とのコメントにも
市場は反応を示しませんでした。
終盤になると、ポンド円の頭は重かったものの、
ドル円とクロス円にはショートカバーが入り上昇しましたが、
ユーロドルは1.46台前半まで下落しました。
ポンドドルは保ち合いとなりながらも
1.95台半ばまで下落しました。

週はじめの今日21日(月)は、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格、
午前9時半に豪生産者物価指数、
午後2時に日景気先行指数(確報値)、日景気一致指数、
午後4時に独生産者物価指数、
夕方5時15分にスイス生産者輸入価格、
夜の10時半に加卸売売上高、
などが発表されます。今日の経済指標は比較的小粒です。
また、今日はキング牧師誕生日の祝日で米市場はお休みです。

明日22日(火)は、
午前9時半に豪新車販売台数、
正午過ぎに日政策金利(市場コンセンサスは据え置き)
午後2時に日全国スーパー売上高、
午後3時に日工作機械受注、
夕方5時15分にスイス実質小売売上高、
夜の10時半に加小売売上高、
夜の11時に加BOC政策金利(市場コンセンサスは0.25%の利下げ)
深夜12時に米リッチモンド連銀製造業指数、
一応、日政策金利と、加政策金利と加経済指標、
および米経済指標には注目です。

さて、今週のイベントは少なめで、
為替市場の関心は株価中心となりそうですが如何なりますか。

ブッシュ大統領の切り札の財政出動も
市場は冷ややかに見ているようで、
リセッション入りを指摘する声まであり、
米経済の深刻さを物語っているようです。
もう底値かという声もあり、
反発の気運も垣間見られる場面もあるものの
月末までは底固めと見る向きが多いようです。
ドル円は105円90銭あたりにストップが多いともささやかれ、
売り買いの攻防が注目されます。

株価の動向とともに要人発言および市場替りでの初動を見て、
機敏にトレードしていきたいものです。

さて今日は、大きな波と小さな波のお話です。

前回からの続きです。

今は昔のよき時代、高度経済成長期では、
バイ・アンド・ホールド爺さんのように
ジッと持ってだけいれば、
なんだかんだ言っても儲けれるときもありましたが、

混迷を極める昨今では、
ボラタイルな大きな上下動のうねりもあって、

月足や年足のチャートを見ると、
確かに大きなトレンドは見られるものの、
トレンドの転換期などでの
方向認識の誤りが命取りにもなるので、
長い期間のトレードは、
よほどリバモアのような卓越した相場観でもない限り、
ちょっと怖いものです。

とは言っても、

ちゃぶつきの上昇と下降を追う浮き草のような
トレードをしていても、喜ぶのは証券会社だけで、
なかなか口座資金が増えないこともあって、
どうすりゃいいのさ思案橋となってしまいます。(苦笑)

でも、いったいどうしたら良いのでしょうか…。

もしも、大きなトレンドがあると仮定すると、
トレードすべき方向は大きなトレンドの方向です。

でも、一直線の相場はほとんどなく、
部分的には上下に動きながら大きなトレンドを作っていきます。
つまり、部分的には逆の動きもあるわけですね。

これはちょうど、南南西の隣県の目的地に車で行くときに、
市街地を一直線に行けるわけもなく、
ときに西向きの道を進み、ときに南向きの道を進み、
またあるときは、渋滞で逆方向の東へ少し迂回して、
そして、工事中でちょっと北向きの道を一本てな具合ですが、
途中、どう行こうが、そして何があろうと、
南南西の目的地に着くとするならば、
必ず、南向きと西向きの道を多く走ることになるわけです。

つまり、たとえば大きなトレンドが下げているならば(仮定)、
途中、上昇場面がいくつもあったとしても、
下げることの方が必ず多いはずだ、というわけですね。

この考えをトレードの手法として具体化したのが、
アレキサンダー・エルダー博士やマーセル・リンク氏などの
提唱するマルチ・タイム・フレーム分析という考え方です。

大きな相場の流れの中の
同調する小さな流れをトレードするという、
" High Probability Trading "
というトレード法です。

たとえば、大きな相場のトレンドを下降と判断できたら、
確率的に優位な、小さな相場の流れが下降で同調するときのみ、
ショートでトレードしようという考え方です。

大きなトレンドに逆行するポジションは、
大きな流れに飲み込まれてしまうことがあるので、
(よほど強い動意の逆行は別として)
原則、トレードしないのですね。

言い換えますと、少しの上下動も
正確にトレードできることは理想ではあるけれども、
大きなトレンドに逆らう方向のトレードは
負けを誘発しやすいので、ご法度で、
買いでも売りでも儲けてやろうとすること自体が
ちょっと虫が良すぎるのではないか、という考え方です。

大きなトレンドの転換期ではどうするのか、
レンジではどうするのか、
などのノウハウも必要ですが、

大きなトレンドが発生していることを前提とすると
とても有効なトレードの考え方のようです。

この方法なら、大きなトレンドを味方にしつつ、
なおかつ比較的安全なトレードができそうです。

なぜか。

大きな相場の流れを仮に見誤ったとしても、
(見誤って、上昇に転じた相場で売り場を探そうとするので)
そのようなケースでは小さな時間軸での上昇が多く、
同調がなかなか得られないので、
機会利益は損失しても、トレードのチャンスがなかなか
巡り来ないために実損はそれほど多くはなく、
大きなトレンドの認識の再考察の機会も得れそうだからです。

あっ、また長くなってしまいましたね。m(_ _)m
この続きはまた次回に。


FX 大きな流れのお話

バーナンキFRB議長が17日に、サブプライム損失は、
1000億ドルに達している可能性があり、
5000億ドルは超えないだろうという見解を示しました。
それにしても凄い数字ですね。

昨日17日(木)は、前日の米ネット長期TICフローや
タカ派で知られるルクセンブルク中銀総裁発言で揺れた相場が
オセアニア時間にかけて調整となった
地合を受けてのスタートとなりました。
早朝オセアニア時間にNZ消費者物価が発表され、
市場予想を上回る結果でしたが、
非貿易財物価が悪かったとのことで、
NZDが瞬間的に上振れたものの結果は限定的にとどまりました。
午前9時半に豪雇用統計が発表されましたが、
ほぼ市場予想とおりで動意は起こりませんでした。
昼前あたりから前日大きく下げたユーロドルが
また軟調となって行きました。
その後、NYタイムズなどが夜に行われる
バーナンキFRB議長の下院予算委員会での発言に対して
「今回の証言で議長は景気刺激策を支援する」
との見方を報じたこともあって、
ドル円とクロス円が午後2時くらいから
上昇に転じていきました。
日経平は278.94円高で引けました。

ロンドン時間に入ると、はじめドル円とクロス円は
さらに上昇していきました。その中にあって、
ユーロ円は、前日のルクセンブルグ中銀総裁による
ユーロ圏の成長見通しを下方修正発言が尾を引いたか、
頭の重い展開となりました。
ユーロドルも夕方5時頃まで軟調に推移しました。
その後、またルクセンブルク中銀総裁によって
「金利について協議したのは2つの選択肢であって、
 利下げは協議されていない」との発言があって、
ユーロが反発していきました。
一方、ドル円とクロス円は、午後6時頃から軟調に転じて、
東京とロンドンでの上昇をほぼ打ち消す下落となって
「行って来い」の相場となりました。
堅調にはじまった欧株も軟調となっていきました。
欧州株は続落して引けました。

ニューヨーク時間に入ると、
メリル・リンチの決算が発表され、
四半期の純損失が98億ドルで過去最大となりましたが、
"Buy the Rumor,Sell the Fact"となったか、
ロシア勢の買いも入って、ロンドンと一転して
ドル円クロス円が上昇する、ジェットコースターのような
大きな上下動の展開となりました。
ポンドドルなども上昇して行きました。
夜10時半に米の建設関連指標が発表され、
市場予想を下回る結果となりましたが、
同時刻に新規失業保険申請件数が発表され、
こちらは市場予想を上回りました。
その後もしばらく上昇動意は続きましたが、
夜11時半頃からバーナンキFRB議長の
下院予算委員会での発言を意識したか、
ドル円とクロス円、そしてポンドドルなどの
上昇動意も一服となりました。ほどなく
市場予想を下回るフィラデルフィア連銀指数が発表され
先日の発言を踏襲する内容のバーナンキFRB議長の
コメントが報道されましたが、
米リセッションは予測しないとしながらも、
景気刺激策の必要性の強調に
景気見通の悪化がさらに進んでいるのでは?と受け止めたか、
NYダウが200ドルを超える下落となっていって、
リスク回避の動意が生じて、
ドル円とクロス円が下落していきました。後半、
ポンドドルやユーロドルも調整傾向となっていきました。
また、NYダウは前日比−306.95ドルで引けました。

週末の今日18日(金)は、
早朝6時45分にNZ小売売上高が発表されて
市場予想を上回る良い数字となりました。

午前9時半に豪輸入物価指数、
午後2時に日消費者態度指数、
夕方6時半に英小売売上高、
夜の10時半に加製造業出荷、
深夜12時に米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)、
米景気先行指標総合指数、
などが発表されます。
NZ・英・米の各経済指標には注目です。

さて、思惑と事実が激しく火花を散らすような
激しい相場となっています。
ボラティリティも大きくなっていて、上下動激しく、
いくぶん小さな時間軸での機敏な立ち回りが
必要な場合もあるようです。

また、方向感が正しくとも
振り落としに遭うこともありそうですので、いくぶん
ストップも深めにしたほうが良い場合もありそうです。
株価は低迷していますが、
市場替りでは反発もみられることもあり、
短期筋の動きも活発化してきているようですので、
市場替りの初動とともに経済指標に注意して、
機敏にトレードして行きたいものです。

さて今日は、大きな流れのお話です。

前回からの続きです。

リバモアの謎めいた言葉、
「時間が…、時間だけがより大きな利益を与えるであろう。」
とは、何を言っているのでしょうか。

相場に関する経済学の理論には、
ランダムウォーク理論まであって、
次の瞬間の値動きも解らないとされているのに、

どのようにして、時間を味方につけることが
できるのでしょうか。

彼の明かさなかった言わんとしていることは
いったい何だったのでしょうか。

さて…、

相場がもしもランダムなゲームであるならば、
終値の50%は高く引け、終値の50%は安く引ける
はずなのに(ラリー・ウィリアムズの問い)、

マーケットにはランダムでは説明できない
有意のトレンドが存在している事実があって、

これを利用しようということだったのかもしれません。

短期トレードではなかなか月足までは見ないものですが、
月足のチャートの一目盛1000Pipsものグラフの中に、
何本もの陽線の連なりや、何本もの陰線の連なるのを
誰でも見つけることができます。

これは、トレンドが何ヶ月も続いていたことを
象徴しています。

その一本一本には、さまざまなドラマがあって、
そのたった一本の中でも、

儲けて笑いの止まらない人がいる一方、
マーケットから退場を余儀なくなった人もいて、
歓喜と悲哀のトレーダーのドラマが眠っています。

タラ・レバ・は、トレードではタブーですが、(笑)
もしも、この何ヶ月にもわたるトレンドを捕まえたなら、
100だ200Pipsだの小動きに目を三角にしてトレードしなくとも、
エントリーした後、何ヶ月も旅行していたほうが
儲かることになりそうですね。

そういえば…、

今は昔のよき時代、高度経済成長期では、
頻繁に売買するプロの株屋よりも、

ただ買っただけの資産家の爺さんの
何年も寝かしたタンス株の方が儲けが大きかった、
なんてこともありましたね。(苦笑)

バイ・アンド・ホールド爺さんの勝ちだったわけです。^^

期せずしてまさに
「時を味方につけて」いたことになりますね。

もしかすると、リバモアは
このことを言いたかったのかもしれません。

とはいえ(笑)、
高度経済成長は今は昔のお話です。

乱れる経済の今は通用しそうにありません。

では、どうしたら乱れる経済の中で
時を見方にできるのでしょうか。

時を利用して儲ける方法や如何に…。

そのお話はまた来週。


FX 時間が与える利益のお話

昨日は、米小売売上高と消費者物価指数が
ともに悪い数字で相場が大きく動きましたね。

昨日15日(火)の東京市場は、
ドル円やクロス円およびドルストレート通貨が
オセアニア時間での地合いを継いで
静かなスタートとなりました。
日経平均も小高く寄り付きましたが、
仲値でもドル円は振るわず、先週末のCNBCによる
「シティ・グループは、240億ドルの評価損とともに
 2万人近くの人員削減の可能性」との憶測記事に合わせて、
ウォール・ストリート・ジャーナルからも
「シティ・グループは今決算で減配を表明する可能性」
という憶測記事が出たためか、徐々に円高傾向となって、
午後になると日経平均が軟調となり、
05年11月以来の14,000円割れとなって
リスク回避の円買いが加速していきました。

ロンドン時間に入ると、
ウォール・ストリート・ジャーナルから
グリーンスパン前FRB議長の
「米経済はリセッション入りの可能性」
とのコメントが報じられました。
夕方6時半になると英消費者物価指数などが発表され、
+2.1%と3ヶ月連続でBOEのインフレターゲットを
上回ったものの、BOEの利下げ観測も根強く、
発表直後は動意があまり見られませんでしたが、
その後、ポンドは徐々に値を上げる展開となりました。
夜7時になると独ZEW景況感調査が発表されて、
市場予想を下回る15年来の悪い数字となって
独経済の悪化が示されましたが、
限定的な市場反応となりました。
夜8時半には米シティグループの四半期決算が発表され、
98.3億ドルの赤字という結果になりましたが、
限定的ながら一時ドル円とクロス円が上昇する
場面が見られました。欧株は軟調に推移しました。

ニューヨーク時間に入ると、
注目の米小売売上高と米生産者物価指数が発表されて、
米景気後退懸念を裏付けるかのような悪い数字となって、
ドル円が05年6月以来の107円割れとなって
一時106円68銭あたりまで下落して、
ユーロ円が一時158円半ば近くまで急落するなど、
ドル円とスロス円が全面安となりました。
また一方、ドルストレート通貨は、
ユーロドルが1.49台前半まで上昇した後に
1.48台前半まで急落して、
ポンドドルが1.97台前半まで上昇した後に
1.96台前半まで下落、そして、
豪ドル米ドルが0.88台前半まで急落するなど、
ポンドスイスなど上昇したものもありましたが、
後半は主要通貨はほぼ軒並み下落となりました。
また、NYダウは−277.04ドルまで下落して引けました。

今日16日(水)は、
朝8時50分に日機械受注、日貿易収支など複数の日指標、
朝9時01分に英RICS住宅価格、
朝9時半に豪住宅ローン、
午後3時に日工作機械受注(速報値)、
夕方4時に独消費者物価指数、独調和消費者物価指数、
夕方6時半に英失業率など複数の英指標、
夜の7時に欧消費者物価指数、
夜の10時半に米消費者物価指数、
夜の11時に米ネット長期TICフロー、
夜の11時15分に米鉱工業生産、米設備稼働率、
深夜3時に米NAHB住宅市場指数、
などの経済指標が発表されます。
英欧の経済指標、特に米の経済指標には注目です。

明日17日(木)は、
早朝6時45分にNZ消費者物価指数、
朝の9時半に豪失業率、豪新規雇用者数、
午後1時半に日鉱工業生産(確報値)など複数の日指標、
夜の7時にスイスZEW景況感調査、
同夜の7時に欧貿易収支(季調済)、
夜の10時半に米建設許可件数、米住宅着工件数、
新規失業保険申請者数、
同夜の10時半に加国際証券取扱高、
深夜12時にフィラデルフィア連銀、
同深夜12時に米バーナンキFRB議長議会証言、
などが発表されます。
NZ、豪、米の経済指標には注目です。
また、米バーナンキFRB議長議会証言には特に注目です。

さて、グリーンスパン前FRB議長からも
「米経済はリセッション入りの可能性」とコメントされるなど、
発表される米経済指標もサブプライム問題が実体経済へと
波及していることを告げてきているのかもしれません。

一説によると、米シティグループ傘下の
7つのファンドなどの赤字はまだ表面化されていないが、
5兆円を超えているとも噂されていて、
不気味な感じすらします。

「こんなときゃ、売ってりゃいいんだ」なんて声も聞かれ、
サブプライムの激震に経済の先行きが強く懸念されます。

要所では調整もあり、そう単純ではないと思いますが、
ドルはまだ厳しい状態が続くとの声は強いようです。
米指標と米バーナンキFRB議長議会証言が注目されます。

さて今日は、時間が与える利益のお話です。

前回のお話の続きであれば、
「損失を克服するただ2つの方法」と題して、
お話を続けるべきですが、

なんともこの題名は、興味だけそそり
いつも拍子抜けするマーケティングの
三流キャッチのようで、ためらいがありました。(笑)

なんのことはない、
「損失を克服するただ2つの方法」とは、

1. 損失となるトレードの比率を低いパーセンテージに抑える

2. 平均損失より充分大きい平均利益を持つ

ただ、「なーんだ」のこれだけなのですが、(苦笑)

「ならば、どうするのか」
のほうが大切なようですね。

1は、優れたトレーディングのテクニックを身につけ、
なおかつ、過剰トレードを控えてよくトレードを厳選して
確信の持てないトレードはしない、ということで、

2は、損小利大ということですね。

損はさっさと損切りして、
そして、塩漬けで口座を破壊するのとは逆に(笑)
利が乗ったら口座が太りきるまで塩漬けするように増やす、
ということのようです。

「なーんだ」ですが、
案外、実行できる人は少ないようで、
それゆえトレードの秘訣なのでしょうね。

リバモアはさらに謎めいた言葉を残しています。

「時間が…、時間だけが
 より大きな利益を与えるであろう。」と。

時間が大きな利益を与える?

相場にはランダムウォーク理論まであって、
見方によっては次の瞬間もわからないカオスの世界ですが、

そのカオスの世界にあって、
時間を味方につけるにはどうしたら良いでしょうか。

撒いた種が時を経て果実となるように、
建てた玉によって大きな利益をもたらさせるには?

話が長くなりました。m(_ _)m

それはまた次回にお話しいたしますね。

FX リバモアの言葉のお話

今週も注目材料が多くなりそうですね。

FRBが緊急理事会を開き緊急利下げをするのでは?
という憶測もある中、
バーナンキFRB議長が14日に米経済について
米下院議長と協議することが報道されました。
また今週は、米シティやJPモルガン、メリルリンチなどの
決算発表を控えていて注目されます。
シティグループの最大100億ドルの資本増強策に、
サウジアラビアのアルワリード王子や
中国の国家開発銀行などが
出資に応じると報道されました。

先週末11日(金)の東京時間は、
前日の欧トリシェECB総裁の定例記者会見と
米バーナンキFRB議長の講演による動意が
沈静化する地合いでのスタートとなりました。
各通貨とも比較的小動きの中、
昼近くになって、NYタイムズが
「メリルリンチが不動産投資で150億ドルの損失の可能性」と
報道したことから、日亜の株式市場が反落して、
これにつれてリスク回避の動意となって、
円が買われて、日経平均がリンク債のターゲットである
14,231円を下方突破したことから
ドル円とクロス円が下落していきました。
一方、ドルストレート通貨は、比較的小動きが続きました。

ロンドン時間に入ると、メリルに続き
「シティも140億ドル規模の評価損を計上か」との噂が出て、
また、一部のエコノミストから
「前日のBOEによる政策金利の据置きは、英経済指標に対して
 後手となる判断だ」との声も上った模様で、
ポンドが下落してポンド円が212円前半まで下落、
そしてドル円も108円台後半となるなど、
東京時間後半の下げが加速する展開となりました。
その後、噂の否定などもあって、
ドル円とクロス円の下落は沈静することとなりました。
その後、欧州株価がマイナス圏での推移となる中、
上下動しながらドル円とクロス円は揉み合いとなって
いきました。夕方発表された英指標は、
やや悪いながらもしだいにポンドが反発していきました。
ドルストレート通貨は、
やや調整気味ながら揉み合いが続きました。

ニューヨーク時間に入るとカナダの雇用統計が発表されて、
失業率は市場予想とおりであったものの、
雇用ネット変化率12月が−1.87万人と
市場予想を大きく下回る結果となって、
カナダが急落して、ドルカナダが1.02台前半まで急伸して、
カナダ円が106円台半ばあたりまで急落しました。
その後、午後10時半に米貿易収支が発表されて、
06年9月以来の水準となる−631億USDと
市場予想を上回る赤字拡大となりましたが、
原油高による輸入増加ということもあってか、
市場の反応は限定的でした。
一方、FRB理事や連銀総裁によるFRBの利下を示唆する発言に
ドル円とクロス円が一時やや反発を見せるも、
FRBの利下げはすでに織り込みが進んでいることもあって、
NYダウが一時300ドルを超える下落となって、
リスク回避の動きにドル円とクロス円が軟調に推移しました。
ドルストレートは後半やや調整傾向の揉み合いとなりました。
NYダウは、前日比−246.79ドルで引けました。

週はじめの今日14日(月)は、
ドル円とクロス円で下に窓を空けてはじまりました。
まずは、この窓が埋まるかどうかが注目されます。

夕方6時半に英生産者物価指数など複数英指標、
英DCLG住宅価格、
夜の7時に欧鉱工業生産、
夜の10時半にカナダ新車販売台数、
今日は東京市場が成人の日でお休みです。
米指標はありません。

ゴトウ日の明日15日(火)は、
早朝6時にNZ IER企業景況感、
朝9時1分に英RICK住宅価格
夕方6時半に英消費者物価指数(12月)、英小売物価指数(12月)、
夜の7時に独ZEW景況感調査、欧ZEW景況感調査、
夜の10時半に米生産者物価指数(12月)、米小売売上高(12月)、
同時刻に米NY連銀製造業景気指数、
深夜12時に米企業在庫、
などが発表されます。
米経済指標には注目です。

さて、冒頭書きましたように、
FRBが緊急理事会を開き緊急利下げをするのでは?
という憶測もある中、バーナンキFRB議長が14日に
米経済について米下院議長と協議することが報道されました。
また、バンク・オブ・アメリカが米最大手の住宅ローン会社の
カントリー・ワイドを救済買収することを発表しました。
一方、カードローンの遅滞増加も問題視されてきています。

株価が反発するだろう、という声もある中、
一方では、景気後退のリセッション懸念とともに
物価高も同時進行する
スタグフレーションを懸念する声も聞かれて、
不透明感がいっそうつのってきているようです。

今週は、米シティやJPモルガン、メリルリンチなどの
決算発表を控えていて注目されます。

今週は米金融機関の決算発表がありますので、
いつもに増して株式市場との連動性が強まることが予想されます。
株価の動向ニュースに注目して、
機敏にトレードして行きたいものです。

さて今日は、リバモアの言葉のお話です。

破天荒ともいえる人生を生きて、
相場とともに人生を歩み、
相場とともに没したリバモアの言葉ほど
トレーダーにとって味わい深いもはありません。

その彼の談話に次のようなものがあります。

「私が成功したのは、
 私がよく考えたからではなかった…。
 大金を儲けたのは、私がジッとしていたからであった。
 そう。私はジッとしていたのだ!」

彼曰く、

何百万ドルも儲けることを可能にした唯一の方法は、
トレードする時間枠の中で、
大きな変動を捉まえ続けることで、
マーケットが行き着くところまで着いていくことであった、
そうです。

今風に言うと、
「大きな流れに着いていけ」ということですが、
ときおりの上下動で機敏に振舞うも、
「トレンドの主方向だけは見誤るな!」
ということのようですね。

その彼が、こう付け加えます。

「正しい位置にいて、
 そしてジッと静観することのできる人は、
 とても少ない。」と。

たとえば株であれば、
経済が悪いときには、売り主体、
経済が良いときには、買い主体、
となるのでしょうが、
凡人なれば目先の浮動に踊らされたり、
天底を取ろうと思惑で動いてしまうものです。

大きなトレンドの主方向をしっかり見据えて、
時を味方にジッとし続け、玉をしっかり育て上げることは、
簡単にできそうでなかなかできないことですね。

大きな相場の流れの中の小さな流れに乗るのは良しとしても、
下げ相場で、買いでも儲けてやろうという
スケベ根性は、損を蒙ることも多くなるのかもしれませんね。

その彼が、「損失を克服するただ2つの方法」を
説いていますが、話が長すぎると怒られますので、(苦笑)
それはまた次回にでもお話いたします。


FX 晴れた日のドライブのお話

昨日は、欧トリシェECB総裁と米バーナンキFRB議長の発言に
大きく相場が動きましたね。
ECBの利上げ示唆と、FRBの利下げ示唆が対照的でした。
今月のFOMCでの0.5%の利下げが
ほぼ確実視されることとなりました。

ゴトウ日の昨日10日(木)は、
前日のNYダウが終盤に100ドルを超える上昇に転じて、
ドル円とクロス円も一転して上昇となった後を受けて、
東京時間がスタートしました。
午前9時半に豪貿易収支が発表されて、
輸出が5.6%と好調で赤字幅を縮小しましたが、
いったんオージーが買われたものの
限定的な市場反応となりました。
夜にBOEとECBの政策金利とトリシェECB総裁の定例記者会見と
深夜にバーナンキFRB議長の講演が控えているためか、
ドル円とクロス円は調整の展開となりました。
午後2時に日景気先行指数(速報値)などが発表されましたが、
ほぼ市場予想とおりの結果となりました。
ちょうどこの時間当たりでウォールストリートジャーナルが
米のシティとメリルによる海外資本への
追加出資要請があったことが伝えられ、
来週に発表される決算が悪いのではという憶測に、
ドル円とクロス円に限定的ながら
リスク回避の売りの動意が見られました。
株式市場も軟調に推移しました。
一方、ドルストレートは比較的小動きの
様子見的な展開となりました。

ロンドン時間に入ると
夕方6時半に英商品貿易収支が発表されて、
市場予想よりもやや悪く前回値も下方修正されましたが、
BOE政策金利発表が控えているためか、
GBPが限定的な上下動の動きとなりました。
夜9時になると英BOE政策金利が発表されて、
5.5%の据え置きとなりました。
発表前に一部で利下げ観測もあったことから、
GBP関連通貨ペアが一度上昇となりましたが、
その後、"Sell the Fact"の売りの動意となって下落しました。
夜9時45分にECB政策金利が発表されて、
市場予想とおり4.00%の据え置きとなりました。
欧州株はしだいに軟調な展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると
注目のトリシェECB総裁の定例記者会見が行われ、
「データは短期的にインフレ圧力が強いことを示している。
 物価の上方リスクに関する評価は裏付けられた。
 予防的な措置をとる用意がある。
 中央銀行の役割は、インフレ期待を抑制すること。」
などのコメントが報じられると、
ユーロが急上昇していきました。
ユーロドルが一時1.48台前半まで上昇しました。
深夜2時過ぎに米バーナンキFRB議長の講演での
「基調見通しは悪化して下振れリスクがより顕著となった。
 成長支援に向け追加的措置をとる必要がある。
 成長リスクを踏まえればさらなる緩和が必要。」
とのコメントが報じられると、
追加利下げ期待からNYダウが一時180ドルを超える
急上昇となって、リスク回避の後退に
ドル円やクロス円の上昇の強い動意となって、
軟調であったドル円も109円台後半まで、
ユーロ円が162円台前半まで、
堅調であった豪ドル円が一時98円台前半まで上昇しました。
終盤は調整となって、NYダウは117.78ドルで引けました。
ECBの利上げ示唆とFRBの利下げ示唆が対照的でした。
ドルが下落して、ユーロの上昇
およびオセアニア通貨の上昇が印象的でした。

週末の今日11日(金)は、
午後2時に日景気ウォッチャー調査、
夕方4時に独卸売物価指数、
夕方6時半に英鉱工業生産、英製造業生産高、
夜の9時に加失業率、加雇用ネット変化率、
夜の10時半に米貿易収支、米輸入物価指数、
同10時半に加国際商品貿易、
深夜4時に米月次財政収支、
などの経済指標が発表されます。

英鉱工業生産とカナダ雇用統計、
および米貿易収支には特に注目です。

さて、年始での流動性の薄さからチョッピーな動きも見られ、
気迷い気味であったマーケットですが、
昨日のトリシェECB総裁とバーナンキFRB議長の発言で
ある程度方向感が出てきそうです。
要所で調整懸念もあるものの、欧とオセアニア通貨に
方向感が見られるようになってきたようです。

引き続き株式市場の動きにも注目しながら、
機敏にトレードをしていきたいものです。

さて今日は、晴れた日のドライブのお話です。

トレードは精神疲労を伴うためか、
1986年にジョー・ディナポリは、
過剰なトレードと睡眠不足が原因となって、
精神的にも肉体的にも「燃え尽き症候群」となったことを
彼の著書で告白しています。

「私は、お金と賞賛との引き換えに、
 自らの健康と安らぎを犠牲にしていた…。
 私は、その時はじめてS&Pの次の1ティックよりも
 大切なことがあること悟った。」

その彼がまた、著書の中でこのように述べています。

「トレードを休むことは、デイトレーダーにとって不可欠だ。
 私が割り出した最適な休息ペースは、
 3〜6週間に3〜7日間程度の休暇を取ること。
 そして、デイリーベース以上の(短い)トレードなら、
 毎年、最低でも1〜3ヶ月間の大型休暇をとることだ。」

トレード好きの私には、にわかに納得しづらい言葉ですが、

まぁ、一年中トレードしていては、
身も精神もボロボロになるよということのようです。

逆に言うと、
トレード中はそれだけ集中しているということなのでしょうが、

パッと儲けた後は、
ダラダラと娯楽のトレードをしないで、
フィジーかどこかでバカンスを
楽しむべきなのかもしれませんね。
休息はほんとうに大切なようです。

また、これは、
「燃え尽き症候群」を防止する教訓だけではなく、
一年をとおして四六時中トレードしている
過剰トレーダーへのいさめの言葉とも受け取れます。

過剰トレードで勝ち続けている人がほとんどいないからです。

トレードの機会(チャンス)は、
マーケットが提供してくれるものですが、
いつもマーケットは儲けのチャンスに
満ち溢れているわけではなく、
損を蒙る見せ掛けの負のチャンスのほうが多いからですね。
 
なんとしてでも、今日の今この時に
無理をしてトレードする必要はありません。

なにも好んで雨の日のぬかるみ(乱高下のマーケット)を
ドライブする(トレードする)必要はないのですね。
晴れた気持ちの良い道路をドライブするほうが
ずっと快適で楽しいものです。

「最も強いポジションは第3のポジションのスクエアだ。」
というトレーダーもいました。

クスエアという名のポジションは、
儲けもないかわりに絶対に損もないのですね。

もしかすると、

『マーケットの良い状態とともにチャンスをジッと待つ』
『スクエアというポジションの大切な意味を知る』

この2点がテクニックや資金管理にさえも匹敵して、
成功するトレーダーと、負けるトレーダーを分かつ
とても大切なファクターなのかもしれませんね。


参考: パンローリング
    ジョー・ディナポリ著 ディナポリの秘数

FX ベガスの言い伝えのお話

昨日8日は、終盤にかけてNYダウが
前日比−238.52ドルの急落となって、
ドル円とクロス円も急落となりました。

昨日8日(火)の東京時間は、
日経平均が続落してスタートしましたが、
朝に発表された豪住宅建設許可件数が好結果による
オージーの上昇で、豪ドル円が上昇して、
やや頭が重かったもののドル円と他のクロス円も
堅調な展開となりました。
ドルストレートもオージーやポンドが
堅調な展開を見せました。

ロンドン時間に入ると、
英HBOS住宅価格が市場予想を上回り
4ヶ月ぶりのプラスに転じたことで、
燻っている英利下げ観測が後退したか、
ポンド円が一時217円前半あたりまで、
ポンドドルが一時1.98台前半までとなるなど、
ポンドが上昇しました。
夜7時になると欧小売売上高が発表されて、
市場予想を下回る結果にユーロが下げましたが
限定的な範囲にとどまりました。
このあたりからドル円やクロス円の上昇も一服となって、
ドルストレートも揉み合いとなりました。
独製造業受注はあまり材料視されませんでした。

ニューヨーク時間に入ると
頭が重い展開となってきたこともあって、
ドル円とクロス円が下げて、
NYダウも下げに転じたことで、
ドル円が一時109円台前半まで、
ロンドンまで堅調であったポンド円も
一時215円台後半まで下落するなど、
ドル円やクロス円が大きな調整となりました。
その後、注目の米中古住宅販売保留が発表されて、
市場予想を上回る−2.6%という結果となりましたが、
前回値が2.1%も上方修正されて、
市場はいったんドル円とクロス円が上昇する反応となって、
ドル買いの動きになりましたが、
やがてまた逆転する荒っぽい上下動となりました。
また、ボストン連銀総裁から
「過去50年で住宅投資の減少は最も長くなるだろう。
住宅投資減少が続けば重大な景気減速の危険性を高める。」
との発言がありました。
終盤になる頃、強いリスクアバージョンの動意が生じ、
NYダウが前日比で−238.42ドルもの急落となって、
ドル円とクロス円も急落となる波乱の展開となりました。

今日9日(水)の主な経済指標は、
朝の9時半に豪小売売上高、
夕方4時に独貿易収支、独小売売上高指数、
夜の7時に欧GDP(確報値)、
夜の8時に独鉱工業生産、
夜の10時15分に加住宅着工件数、
深夜12時半に英先行指数、英一致指数、
などが発表されます。米経済指標の発表はありません。
豪小売売上高には注目です。

ゴトウ日の明日10日(木)の主な経済指標は、
朝の9時半に豪貿易収支、
午後2時に日景気先行指数(速報値)、日景気一致指数(速報値)、
夕方6時半に英商品貿易収支、
夜9時に英BOE政策金利(コンセンサス5.50%)、
夜9時45分に欧ECB政策金利(今繊細4.00%)、
夜の10時半に欧トリシェECB総裁記者会見、
同夜の10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜の10時半に加新築住宅価格指数、加住宅建設許可、
深夜12時に米卸売在庫、
などが発表されます。
豪貿易収支と英欧の政策金利と
トリシェECB総裁の記者会見には注目です。

さて、反発の兆しも見えていたものの、
株価の軟調にリスク回避の動意となって、
ドル円とクロス円が急落する波乱の展開となりました。

10日(木)の政策金利発表と
トリシェECB総裁の記者会見が注目されます。
また、英BOEの政策金利は利下げ観測が後退して、
市場の大方の予想は据え置きとなってきているようですが、
如何なりますか注目です。

相場が大きく動く可能性もあり、
引き続き株価の動向にも注意しながら、
機敏にトレードをしていきたいものです。

さて今日は、ベガスの言い伝えのお話です。

ベガスとは、ご存知 カジノのメッカ
ラスベガスのことですが、
古くからいろいろな言い伝えがあるそうです。

それらのうちの1つに
「金持ちは大きな賭けを好まない」
というものがあります。

賢い金持ちは、資産のすべてを1回のルーレットに
賭けたりは決してしない、というありふれたものですが、

熱くなって頭に血が上ると、
けっこう多くの人が無鉄砲な博打打ちとなることがおおいので、
これををいさめる言葉で示唆に富んでいます。

賢い金持ちは、カジノが負の期待値のゲームであることを
良く知っていて、無理はしないというわけですが、

それでもときおり、オイルダーラーの国の人などが
桁違いの負けで話題となることもあります。
それでもシンショウを潰さないのですから見上げたものです。
金持ちの度合いも桁違いというわけなのですね。

また、こんな言葉もあるそうです。

「すべてを賭けているなら、いつかはすべてを失う」

というものですが、
これはカジノに限らず、投資にも言えることで、
全資産をリスクにさらす愚かはないのですが、
幸運が続きすぎるとユーフォリアの魔女のとりこになって、
ときに全財産を賭してしまう人がいます。
かつての、かのリバモアもそうでしたね。

また、ベガスには
「1000ドル稼ぐには1000ドル賭けなければならない」
という格言めいたものがあるそうで、
これも、金持ちが大きく賭けないことを
別の角度から言い表したものだそうです。

つまり1ドルで1000ドル狙うような賭けをしていては、
勝てっこないというわけですが、ギャンブルにでさえ、
資本主義が息づいているのは面白いことですね。

投資で、同じ30万円の利益を上げるにも、
たとえば1000万の元手ならわずか3%のことですが、
もしも10万円の元手なら、300%を実現しなくてはならず、
難易度や実現性に天地の開きがあるわけです。

考えれば当たり前のことも、
ときに理性を見失い無理を重ねてしまうことがあります。

幸運が不運の始まりであることもよくある話で、

あるシステムトレードで3連勝して、
「これならば、小さく張るのはバカのやること」と
大きく相場を張って、口座資金を一気に増やすはずが、
逆に資金をたちどころに飛ばした人もいると聞きますが、
欲の前には人の理性ははかないもののようです。

ラリー・ウィリアムズもこう語っています。

「選択、タイミング、
 そしてリスク管理こそがトレードのすべてだ。」

昔の人が商売について語ったように
「細く長く」がトレードにも必要なのかもしれませんね。


FX 変革のお話

年明けは、経済が株安・円高・原油高の
トリプルパンチを浴びる厳しいスタートとなりましたね。

先週末4日(金)は、日株式市場で年明け最初の取引と
なりましたが、日経平均が一時765円も下落となり、
大発会の下げ幅としては過去最大となりました。
ドル円が108円後半まで、ユーロ円が160円半ばあたりまで
となるなど、クロス円も下落しました。
株式市場は午前で取引を終え、その後、
ドル円とクロス円が頭が重いながらも戻していきましたが、
ロンドン時間前にはまた調整となりました。
ドルストレートも追従的な動きとなりました。

ロンドン時間に入ると、
夜の米雇用統計を前にしてドル円やクロス円は
様子見的な小幅な値動きの展開となりましたが、
ユーロドルでは雇用統計の思惑からか、
ドル買戻しで一時1.46台後半まで値を下げました。
ポンドドルは、英経済減速と信用収縮懸念も手伝ってか、
一時1.96台後半までと昨年8月17日以来の安値となりましたが
その後、午後8時過ぎから短期筋の買い戻しで、
1.97台後半まで上昇する激しい展開となりました。
欧州株価は後半に軟調となりました。

ニューヨーク時間に入ると注目の米雇用統計が発表されて、
非農業部門雇用者数変化が市場予想の7.2万人に対して
1.8万人と大きく下回り、失業率もリセッションが
懸念される水準の5.0%となったことで、
ドル円が一時107円台後半、
ユーロ円が一時159円台後半となるなど、
ドル円とクロス円が急落しました。
一方、ドルストレートではドル売りとなって、
ユーロドルが1.48台前半まで、
ポンドドルが一時瞬発的に1.98台半ば近くまで上昇しました。
また、豪ドル米ドルは上下動を演じた後、
下落の度を強め0.87あたりまで下げました。
後半は、ユーロドルも短期筋を中心とした
押しの動きとなって、1.47台前半まで、
ポンドドルも荒っぽい上下動をしながら
1.97台前半まで調整となりました。
ドル円とクロス円も緩やかな調整の動きとなりました。
NYダウは−256.54ドルと大きく下落しました。

週はじめの今日7日(月)は、
早朝6時45分にNZの貿易収支、
午後3時45分にスイス失業率、
夜の7時に欧失業率(11月)、
欧生産者物価指数など複数の欧指標、

などの経済指標が発表されます。
今日は米指標の発表はありません。

明日8日(火)は、
午前9時半に豪住宅建設許可件数、
夜の7時に欧小売売上高、
夜の8時に独製造業受注、
深夜12時に米中古住宅販売保留、
早朝の5時に米消費者信用残高、
などの経済指標が発表されます。米指標には注目です。

さて、株安・円高・原油高の
トリプルパンチを浴びる経済ですが、
投機マネーは、コモディティ(商品)市場へ流れているようで、
国際商品の総合指標であるロイター・ジェフリーズCRB指数も
上昇を続けいてて、ドルの下落とともに、
中期的にはさらなる株安と、リスク回避のドル円とクロス円の
下落を懸念する声も多く聞かれます。
いかがなりますか、今後の動向に注目したいものです。

さて今週は10日(木)にBOEとECBの政策金利の発表もあり、
大方の市場予想は据え置きですが、
BOEでは利下げの声も一部でささやかれ、
今週も大きく相場が動く可能性がありそうです。

また、しばらくはリスクテーマとなりそうですので、
株価の動向にも注目してトレードをしていきたいものです。

さて今日は、変革のお話です。

祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…。

とは、有名な平家物語の冒頭の一節ですが、
世の中はほんとうに絶えず変化しているものですね。

米の大統領選も激戦でも、経済問題とともに
" Change "がテーマとなっているようです。

さて今、コモディティ(商品)市場が高騰していますが、
日本にとっても「天然資源」「エネルギー」「食料」
の三重の高騰となって経済を圧迫しています

2度の世界大戦の時代を含み100年以上も
安定した価格であった原油価格が、
2度の石油危機を経て、イラク戦争以来高騰を続け
ついに本年初頭に1バレル100ドルを記録することとなって、
消費国にとってはたいへんなこととなりました。

逆に産油国は羽振りよく、先日、アブダビ投資による
米シティーグループへの投資をで名を馳せたUAEでは、
連邦政府職員給与と年金を70%引き上げたそうで、
世界のマネーの構図もはっきりと変化してきていますね。

原油価格が1バレル1ドル上ると
UAEなど十カ国の石油輸出収入は年間65億ドルも増えるそうで、
原油マネーを秘密裏に投機マネーとしてファンドに供給して
高騰をあおる構図もささやかれていて、
実体価格と乖離してきているとはいえ、
まだまだ原油価格は高騰しそうです。

短期筋はあおりに乗じて行きますが、
「こんなに灯油が上ったら、ストーブも焚けない」と
嘆く声を聞くと、資本主義の行き過ぎも感じてしまいます。

一方、為替もドルが凋落してきていて、
円、スイスフランの逃避通貨とユーロが
順相関関係が強くなりました。

ユーロはすでに米国に匹敵する経済規模となり、
貿易量も外貨準備量も米国を超えています。
債券発行額もドルより多くなっています。

さらに、爆食経済とか、3つの過剰
(過剰貯蓄と過剰流動性と過剰投資)とか、
悪口を言われながらも世界一の外貨保有国の中国が
世界経済のおいて台頭してきていて、
今年のオリンピックが終わったら、
バブル崩壊が心配という声もあるものの、

一方では将来、ドル、ユーロ、元の
三極化となるというアナリストもいます。

ともあれ、今世界は音を立てて変わっているようです。

" Change "の「g」を「c」に変えると、
チャンス(Chance)になるなんて言葉遊びではないですが、

私達トレーダーは、大きく動くこの時流に乗って、
相場が良い時にはしっかり買って、
相場が悪い時にはしっかり売って、
しっかりと利益を得ていきたいものです。


FX 慣性の法則のお話

3日の英フィナンシャル・タイムズ紙によると、
2日に史上初のWTI原油先物を1バレル100ドルに
押し上げたのは、最低売買単位の1000バレルで買いを入れた
リチャード・アレンズ氏という
1人のトレーダーだったそうですね。
その後、2月のOPEC臨時総会で増産の可能性の憶測報道もあり
反落して、1バレル100ドルの取引成立は
同氏の1人だけだったということですが、
下げて落胆しているのか、世界に名を馳せてご満悦かは、
定かではないようです。(笑)
昨日も一時100.05ドルを記録して、
原油先物はこの一年間で上昇率が7割に達しているそうです。
過去5年間では3倍以上を値を上げました。

また、米国を大悪魔呼ばわりしていた
イランの最高指導者ハメネイ師が
「現時点での米との関係樹立は有害」として
核開発の停止は拒否するとしながらも
「米国と関係樹立がイラン国民にとって有益な日が来れば、
 私が関係を承認する最初の人物になるだろう」と
語ったそうです。
和平関係が訪れる日も近い将来あるのかもしれませんね。

さて、マーケットですが3日(木)の東京時間は、
前日の米ISM製造業景況指数が景気拡大と縮小の節目となる
50を割り込んで、2003年4月以来の低水準となったことによる
ドル円やクロス円の下げとドル売りも一服して、
比較的小動きとなりました。
ポンド円などのクロス円やドル円が一時ジリ高となりましたが
ロンドン時間前には緩やかに下げて、
市場参加者も少なく限定的な動きに始終しました。

ロンドン時間に入ると前日のNYダウなど
株式市場の軟調を嫌気したか、
リスク回避の動意となり徐々に円買いが加速していきました。
その後、独失業率は市場予想より良かったものの、
英BOEが住宅債務不履行と中規模企業向け融資の
デフォルト率の増加を発表したこともあって、
ポンド円が1年5ヶ月ぶりに215円を割り込むなど、
クロス円とドル円が下落していきました。
一方、ドルストレートはこの時間ポンドドルが
下落して戻す上下動となって、
ユーロドルは上げて下げる上下動の展開の
まちまちの動きとなりました。

ニューヨーク時間に入ると
ドル円とクロス円の下げも一服となって、
その後発表された米ADP雇用統計や米新規失業保険申請件数、
続く米製造業受注指数などがともに市場予想より良い結果に、
米のリセッション懸念が和らぐこととなって
ドル円とクロス円が上昇に転じて、
ロンドンでの下げを帳消しにする
「行って来い」の展開となりました。
一方、ドルストレートは
ユーロドルが上下動の後に徐々に値を上げ、
ポンドドルも下げては戻す展開となりました。
ドルカナダは上下動しながら終盤やや戻すも
軟調傾向の展開となりました。
また、UAEがドルペッグを維持する報道がありました。
NYダウはかろうじて前日比プラスで引けましたが、
ナスダックとSP500はわずかに前日比を下回りました。

週末の今日4日(金)は、
午後3時45分にスイス消費者物価指数、
夜7時に欧消費者物価指数速報、
夜10時半に米雇用統計、米失業率、
同10時半に加鉱工業製品価格、加原料価格指数、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数、
同12時に加Ivey購買部協会指数、
などが発表されます。
スイスと米の経済指標には注目です。

さて、年始早々ですが、
今日は重要指標の米雇用統計が発表されます。
昨日の米ADP雇用統計は市場予想を上回る結果となって、
悲観論が後退したとの思惑もある一方、
これまでの雇用関係指標から市場の大方のコンセンサスは
前回より悪化するとの見方となっています。
いかがなりますか、
市場予想に対してどのような結果となるか注目です。

さて今日は、慣性の法則のお話です。

フェボナッチ数を神の比率とか、
神秘数ということがありますが、

確かに巻貝や銀河の渦巻きなどにも
この数字(比率)が見られるようで、
自然界の不思議な1つの秩序を表しているようです。

そして、マーケットは人が織り成すものですが、
押し戻りやエクスパンションにフェボナッチ比が垣間見られ、
ディナポリなど何人ものトレーダーによって
トレードに応用する手法が開発されています。

ところで、自然界の法則と言いますと、
ニュートン以来の「慣性の法則」というものがありますが、
相場にも「状態継続の性質」が見られるようですね。

ローソク足はレートの動きを時間で区切って、
始値と終値と高値と安値を実体とヒゲで構成しますが、
よく観察しますと、確かに慣性らしきものがあるようです。

陰陽陰陽…陰陰陽陽…などの揉み合いや、
陽陽陽陽…の上昇、陰陰陰陰…の下降、
そしてボラティリティにも、
ある程度の継続傾向が見られます。

大きさと向きを持つレートのベクトルにも
状態継続する性質があるのは面白いですね。

揉み合い、あるいはある程度それに幅のあるレンジと、
上昇トレンドと下降トレンドの3つの状態が、
それぞれある程度継続しては、
「何かを契機」に入れ替わり、
またある程度状態が継続していきます。

「何かの契機」は、経済指標の発表も含めて
何がしかのファンダメンタルの変化であったり、
チャートポイントであったりすることがありますが、
(この契機が把握できることが理想ですね)

レートの大きさと向きのベクトルが強い状態、
つまり、陽陽陽陽…や陰陰陰陰…のトレンド状態が
継続している時には、少し出遅れたとしても
フォロアーとなって追従していく方法が考えられます。

単純な方法では、3本陽で買い、3本陰で売る、
などというものもありますし、
また、継続してきた以前の状態での陰陽よりも
陽が多くなれば買い、陰が多くなれば売る、
などという方法もあります。

しかし、けっこう振動的に、
ところどころに陰を挟みながら総体的に上昇したり、
ところどころに陽をは挟みながら総体的に下降したり、
する場合もあって、ノイズの問題があるために、

各種の移動平均線やMACDなどのような
ある程度ノイズを除去しながらトレンドを把握しようとする
テクニカル指標が考案されていきました。

また、「どこまで」という問いに対して、
ローソク足でのパターンやヒゲを見る手法、
そして、バンドやフェボナッチを応用した
チャートポイントが考案されていきました。

このようにして見てみると、
テクニカルは問題解決の必要をかなえるために
生まれてきたことが解りますが、

テクニカル分析の3つの大前提の

1.) 値動きは、全てを織り込む
2.) 値動きは、トレンドを形成する
3.) 歴史は繰り返す

には、「まず値動きありき」で、
あたりまえのことではありますが、
すべてのテクニカルは、レート(の動き)こそが
基となっているのですね。

たまに原点に返る意味をこめて、
(ローソク足もテクニカルの一種ではありますが)

ローソク足以外のテクニカルをすべて外した
素のチャートを観察してみるのも
チャートの動きもダイナミックに見えて
新鮮で面白いものです。

私も感性を養うためにたまにしますが、
新たな気づきがあることがあります。


FX 明けましておめでとうございます

◆◇[謹賀新年]◆◇[2008]◇◆

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年がますます良い年でありますように。

新年いかがお過ごしですか。私は時間貧乏もあって、
女房の実家での平凡な新年を迎えました。

さて、正月早々ですが2008年のマーケットのスタートですね。

EU欧州連合の新規加盟国のキプロスとマルタが、
2008年1月1日に通貨統合に加わり、
ユーロ圏が15ヶ国となりました。
一方、基軸通貨のドルは、昨年11月27日頃から
アブダビ投資庁(ADIA)による
米金融大手シティグループの出資証券75億ドル相当を
取得するニュースなどを契機に米株の上昇や
年末のドル需要も手伝ってしばらく戻したものの、
年終盤には、また軟調となりました。
FRBの今後の金融政策や米政府による財政出動などが
注目されますが、サブプライムの禍根は
まだ払拭されていないようです。
また、新たにカード利用者の不払い問題も浮上してきていて、
サブプライムに続く金融問題となるとの声も
一部でささやかれているようです。
大晦日の全米不動産協会(NAR)が発表した
米中古住宅販売件数は市場予想を上回り、
ドルが買われユーロドルなど
ドルストレートが軟調となりましたが、
NYダウは前日比100ドルを超える下落となって、
クロス円とドル円が軟調となって、
信用収縮懸念はまだ続くという声も根強いようです。
今後の展開はいかがなりますか。
今週末4日(金)には米雇用統計も控え、
米経済の動向が注目されます。

新年の取引が始まる今日1月2日(水)は、
深夜12時に米ISM製造業景況指数、米ISM支払価格、米建設支出、
深夜未明4時にFOMC議事録、
などが発表されます。米指標には注目です。

明日3日(木)は、
夕方4時に独国際労働機関失業率統計、
夕方5時半にスイスSVME購買部協会景気指数、
夕方5時55分に独失業率、
夜の9時半に米チャレンジャー人員削減数(前年比)、
夜の10時15分に米ADP雇用統計、
夜の10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米製造業受注指数、
などが発表されます。独米の指標には注目です。

さて、新年のトレードのスタートです。
2日(水)は、日とスイスとNZはまだ正月休みですが、
ロンドンとニューヨークの新年の初動に注目です。

今年2008年(平成20年)は、子(ねずみ)年ですね。
干支(えと)では、十干(じっかん)と十二支で表すそうで、
今年は戊子(つちのえ・ね)なのだそうですが、
現代では、「そんなの関係ねー」のネズミ年ですね。(笑)

ネズミ算式に口座資金を増やす年としたいものです。

さて、昨年の相場はいろいろなエポックがありましたね。
簡単に1年を振り返ってみたいと思います。

2007年は、なんといってもサブプライム問題ですが、

2月の下旬には、上海発の世界同時株安がありました。
ドル円やクロス円が急落しました。
FXでもたくさんの市場退場者が出ました。

その後、4月から5月にかけては株価も上昇して、
4月のG7では「過去30年以上で最も力強い持続的成長」との
共同声明がありました。
しかし、この時期は嵐の前の平和な日々に過ぎませんでした。

6月になると米ペアー・スターンズが経営危機となって、
7月に入ると格付け会社が
住宅ローン担保証券の格下げをはじめました。

続いて、バーナンキFRB議長によって金融機関損失が発表され、
このあたりから数年前から燻っていたサブプライム問題が
急浮上して問題視され、信用収縮に株価が急落して
ドル円クロス円も急落していきました。

8月にはサブプライム問題はフランスにも飛び火して、
仏銀の大手のBNPパリバが傘下のファンドを凍結しました。
ECBが緊急融資をするもサブプライムの嵐は吹き荒れ、
FXでも2月末の世界同時株安に続き、
多くの市場退場者を出しました。
FRBも緊急に公定歩合を引き下げました。

9月になると英ノーザン・ロック問題が取り沙汰され、
英中銀が救済融資をするもポンドが急落していきました。
その後、FRBがFF金利を引き下げたことで株価が上昇して、
ドル円やクロス円がしばしの間上昇していきました。

10月になると、次々と金融機関のサブプライムに絡む
損失が明らかにされるにつれ、
株価が再び大きく下落していき、
ドル円やクロス円も再び下落していきました。

11月はじめも米政策金利は引き下げられましたが、
NYダウなど株価が下落を続け、
ドル円やクロス円の軟調が続きました。
11月末頃にアブダビ投資庁(ADIA)など
政府系ファンドの動きによって、
株価がしばらくの間、反発していきました。

12月入っても反発傾向が続きましたが、
半ばに、米政策金利が引き下げられたものの、
スイスのUBSなど各国金融機関の巨額損失が明らかになると
また、再び株価が下落して
終盤にはドル円やクロス円が軟調となって1年を終えました。

こうして、1年を見てみますと
いろいろなことがありましたね。

さて、今年はどんな相場のドラマが待っているのでしょうか。
ワクワクしますね。(笑)


FX 3つの言葉のお話

パキスタンのブット元首相がテロで暗殺されましたね。
年末に緊迫したニュースが報道されました。

昨日27日(木)の東京時間の朝方は、
比較的穏やかな相場展開となりました。
ドル円が仲値前まで値を上げるも
仲値あたりから小幅ながら軟調となりました。
豪ドルが原油価格の上昇や金価格の上昇を背景に
小幅ながら緩やかに上昇して2週間ぶりに
対円で100円台を回復しました。
また、ポンドが上下動しながらも、しだいに上昇しました。
午後2時に日指標が発表されて、
中小企業景況判断が市場予想を下回るも
日建設関連指標は市場予想より良い内容となり
ドル円で円高にやや振れましたが、市場反応は限定的でした。

ロンドン時間に入ると、やや軟調傾向にあったドル円が
夕方6時半ころから上昇に転じました。
豪ドル円にもいったん調整が入りましたが、
夕方6時半頃からまた上昇に転じて上下動となりました。
その他クロス円も似たような動きとなりましたが、
ユーロ円の堅調が目立ちました。
一方、ドルストレートは、
豪ドル米ドルに夕方大き目の調整が入り、
午後8時ころからまた上昇に転じました。
ロンドン時間のユーロドルは小幅な値動きとなりました。
ポンドドルは上下動しながらも上昇しました。

ニューヨーク時間に入ると注目の米耐久財受注が発表されて、
市場予想を大きく下回る結果にドル売りの動意となり、
NYダウも200ドル近く下落する展開となりました。
ユーロが全面高となり、ドル売りとユーロ買いにユーロドルが
1.46台前半まで上昇しました。
一方、114円台半ばまで上げていたドル円は、
発表直後114円あたりまで下落して、
いったんやや戻すも、その後も続落して
113円60銭あたりまで下落しました。
クロス円はまちまちな動きとなって、
ユーロ円では166円台半ばあたりまで上昇するも、
228円台の前半まで上昇していたポンド円が
226円半ば近くまで下落しました。
豪ドル円が99円60銭と100円台前半の上下動となって、
カナダ円が115円後半まで下落しました。
また、パキスタンのブット元首相がテロで暗殺された報道に
スイスフランがリスク回避に全面高となる展開となりましたが
その後、終盤にはユーロとともに調整となりました。

週末の今日28日(金)は、
朝8時半に日失業率、日全国消費者物価指数、
など複数の日指標、
朝8時50分に日鉱工業生産、など複数の日指標、
午前10時半に日労働統計、
夕方4時に英ネーションワイド住宅価格、
夜7時半にスイスKOF先行指数、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数、
深夜12時に米新築住宅販売件数、
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

大晦日の31日(月)は、
深夜12時に米中古住宅販売件数が発表されます。

さて、昨日は終盤、調整となりましたが、
米耐久財受注の落ち込みにドル売りとともに、
ドル代替通貨のユーロが全面高となり、
テロ暗殺のニュースにスイスフランがが全面高となるなど、
クリスマス後の年末に閑散相場の中でも
動意が生じることとなりました。

今日28日も米新築住宅販売件数など注目材料が控え、
大晦日も深夜12時に注目の米中古住宅販売件数が発表されます。
市場参加者の減少に流動性が低下していますので、
チョッピーな上下動のブレもときおり見られ、
翻弄されることがありますので、トレードにあたっては、
方向感をしっかりと見据えて行きたいものです。

さて今日は、3つの言葉のお話です。

今年1年、たいへんにお世話になりました。
心から感謝いたします。ありがとうございます。 m(_ _)m

さて、本年最後のマガジンに
ラリー・ウィリアムズの3つの言葉をお届けいたします。

投資で生き残るための不変の真理と副題を謳った
有名な「ラリー・ウィリアムズの短期売買法」の結びに
とても興味深いことが記載されています。

この著作には、題名とおりにラリー・ウィリアムズの
短期売買についてのいろいろな手法が記述され、
資金管理を含めてさまざまな考察が書かれています。

その彼が、結びにとても興味深いことを書きました。
(一部要約で引用)

投資の世界には、1962年以来、
世界滅亡説を説く人たちが後を断たず、
すべてを深読みし過ぎて、
悲観的な絶対結論をする人たちがいて、

また、

この反対側に位置する「コスミック・トレーダー」
といわれる人たちも後を絶たず、
マーケットの高値安値、
また、それに伴うすべての詳細な価格変動が完全に解る
とする人たちもいるが、

しかし、

どのようなアプローチも…、
たとえば数学のような絶対的なものでさえ、

投資という不完全な世界に適用されたとたんに
「明確な不完全さ」に深みを与えてしまうことになる、
と述べています。(苦笑)

つまり、悲観的な絶対結論も、完璧なシステムやアプローチも
この世に存在しない、というわけです。

もしあるならば、
(悲観的な絶対結論の人は売ればよいわけで)
また、完璧なシステム所有者は自由世界のほとんどの富を
手中に収めていなくてはならないからですね。

「あぁ、確かに市場を完全に支配したヤツは
 この世にいないよ…。
 でも、なんだって?
 そう言うラリー・ウィリアムズ自身が
 投資はこうしたらよいと、投資法を説いてるじゃないか!」

そこで、彼はこう結びます。

「しかしながら、システム(投資法)は
 無意味なものではありません。
 トレーディングには、機械的なアプローチが必要であり、
 また、好機を見分ける詳細なルールが必要です。
 反対車線を走ってはいけないというルールも守る必要があり、
 トレーディングにはシステム(投資法)が必要なのです。
 だが、完璧なものは存在しない、
 だから3つの言葉が必要なのです。」

「3つの言葉?」

「そう、この3つの言葉です。
『必ず』 『ストップを』 『使う』。」 

落語のオチのようなお話ですが、

ストップがたくさんのトレーダーの市場での命を
守ってきたことを思うと、確かに味わい深い言葉です。

そう言えば、このラリー・ウィリアムズの本には
こんな副題がついていましたね。

「投資で生き残るための不変の真理」と。(笑)

ルールとシステム(投資法)によって
エッジ(優位)のある方向へポジションを持って
利食いか、損切りのエグジットを
たんたんと行うことが、トレードなのですね。

良いお年をお迎えくださいませ。 m(_ _)m


FX 経済学今昔のお話

矢のように時は過ぎ、いよいよ今年も残すところ、
あと数日となってしまいましたね。

クリスマスでゴトウ日の昨日25日(火)の東京時間では、
外資系IBでは取引のできないところもありました。
前日にNYダウが短縮営業ながら、
前日比+98.68ドルと堅調な地合いを受けて、
日株も前日比プラス圏での推移となりましたが、
ドル円は輸出勢の売りもあってじりじりと値を下げ
仲値でも軟調が続きました。
また、クロス円も同様の展開となりました。
その後、輸出勢の売りが収まると昼頃から反発して、
ドル円は114円前半で取引を終えました。
クロス円も昼頃から同調するように反発しました。
一方、ドルストレートは、ポンドドルが午前中に下げたものの、
ユーロドルなど比較的小幅な揉み合いとなりました。
また、ユーロが対ポンドで堅調な動きが続きました。

ロンドン時間とニューヨーク時間は、
クリスマスで休場となりました。
チャートが動かず回線切れかと思った方も
いらっしゃったかもしれませんね。^^

今日26日(水)は、
朝8時50分に日銀政策会合議事録、
夜の11時に米S&P/ケースシラー住宅価格、
深夜12時に米リッチモンド連銀製造業指数、
などが発表されます。

日米を除く、英・豪・NZ・加・スイスなどが
引き続きクリスマスでお休みとなります。

明日27日(木)は、
午後2時に日住宅着工戸数、日中小企業景況判断、
日自動車生産、
夜の10時半に米耐久財受注、米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米消費者信頼感指数(12月)、
などが発表されます。
米指標には注目です。

さて、クリスマスで休みの市場も多く、また年末でもあり、
あまり積極的なトレードは躊躇されますが、
流動性が低下していて、大玉での
チョッピーな動きが見られますので、
トレードするにあたっては慎重に行いたいものです。

さて今日は、経済学今昔のお話です。

1960年代に効率的市場仮説が登場して以来、
金融商品の価格にはすべての情報が織り込まれ、
正確に適正な価格付けがされているとする考えが、
長らくファイナンス理論の主流となってきましたが、

1980年代以降、バブルの崩壊や複数の国での通貨危機などで、
金融商品の価格の振れが激しくなって、
効率的市場仮説では説明できないとする主張も増えて、
行動ファイナンスが発達してきた経緯があるそうですね。

エール大学のロバート・シーラーの言葉が印象的です。

「そもそも、人間がつくっている金融市場を
 人間を捨象して数式だけで理解しようとする
 経済学の枠組み自体に無理はなかったのだろうか。」

米の経済学者ナイトも、

「危機には、発生確率が予測できる"リスク"と、
 予測できない"不確実性"の二種類がある。」

と述べて、それを継承したエルスバーグの研究でも

「不確実性のもとでは、
 人は最悪の事態の可能性を重視する。」

ことを確認しています。

あるとき人がつくるマーケットは、
数式では予測できない行動にでることがあるのですね。
バブルの崩壊やサブプライム問題での心理的メカニズムも
この現れであったのかも知れません。

今、サブプライム問題が世界を揺るがしていますが、
この発端となった貸出債権の証券化には、
金融工学が駆使されました。

しかし、この虚構の金融資産は、
不確実性という名の悪魔の種子をはらんでいて、
その種を世界にばら撒くこととなりました。

今、世界はその「負の果実」を刈り取っています。

「撒いた種は刈取らねばならない」のならば、
証券も金融政策も、どうやら「継続可能」という
大局的な観点も忘れてはならないようですね。

とは言え、「そんなの関係ねー」とばかりに、(笑)

私達トレーダーは、ときに経済不振の屍に噛りついてでも、
また、行き過ぎを助長することにはなっても、
売るときは売って、(買うときは買って)
相場の流れについていかなくてはなりませんね。

なんかいやらしい感じもしなくもありませんが、(苦笑)
マーケットという戦場で稼がねばならない仕事人なれば、
綺麗ごとなき、これが相場稼業というもののようです。


FX サンタ・クロースのお話

今日はクリスマス・イブですね。^^

サブプライム問題の中、米ゴールドマンのCEOが
6790万ドル(約77億円)のボーナスとのことで
話題となっています。凄いですね。

さて、先週末の21日(金)は、早朝6時45分に
NZDのGDPが発表されて+0.5%と市場予想を上回り、
キウィが上昇しました。
オセアニア時間からじりじりと円安傾向となって、
ドル円やクロス円が堅調なスターとなりましたが、
日株が前日比マイナス圏になると
ドル円がいったん30Pipsほど下落して、
クロス円も弱含むこととなりました。
その後、「シンガポールの政府系ファンドが
米メリルリンチに出資」などの報道があって、
日株が200円を超える上昇となると、
ドル円がやや戻しましたが、
その後はまた、はっきりしない展開となりました。
クロス円は上下動しながらも徐々に値を上げていきました。
一方、ドルストレートは、
ポンドドルがあまりはっきりしなかったもの、
ユーロドルや豪ドル米ドルなどが上昇しました。

ロンドン時間に入ると独輸入物価指数が市場予想を上回り、
オーストリア中銀総裁の
「インフレを押し下げるためには何でもやる」とのコメントも
影響してか、ユーロが上昇しました。
夕方6時半に英小売売上高指数が発表され、
市場予想を上回ったものの
ポンドドルなどでの反応は限定的でした。
欧株が前日比プラス圏で推移していたことも手伝って、
ドル円やクロス円が徐々に上昇していきました。
一方、ドルストレートは、
豪ドル米ドルが上下動しながらも上昇しましたが、
ユーロドルやポンドドルは、軟調傾向の上下動となりました。
また、米ドルカナダは軟調傾向でパリティを下回る
展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると米指標が発表されて、
個人支出やPCEコア・デフレータの前年比が
市場予想を上回ったことや、
NYダウが前日比+200ドルの上昇となったことも後押しして、
ドル円やクロス円が堅調な上昇となりました。
また、深夜に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数も
市場予想を上回ることとなりました。
ドル円が114円台前半、ユーロ円が164円あたりまで
上昇しました。一方、ドルストレートは
ドル買いに軟調な展開となりました。
米ドルカナダはGDPや小売売上高が
市場予想よりやや良かったもの、
上下動しながら軟調傾向が続きました。
終盤は、ドル円やクロス円で調整の動きとなりました。

週はじめの今日24日(月)は日市場が振り替え休日で、
欧米英などを含めて経済指標の発表はありません。

明日25日(火)は、米・英・欧・豪・加・スイス・NZが
クリスマスでお休みです。
朝8時50分に日景況判断BSI、日全国スーパー売上高、
が発表されますが小粒な指標です。

さて、市場はクリスマスを迎えて、
何か事件でもない限り、同意の少ない
ボラティリティの小さな相場展開となりそうです。
このような時はトレードを休むのも良いのかもしれませんね。

さて今日は、サンタ・クロースのお話です。

クリスマス(Christmas)は、キリストのミサという
意味があるそうで、キリスト教圏の国々にとっては、
日本のクリスマスとは違って、
ほんとうに特別な日のようですね。

キリストの生まれた日はよくわからないとも
言われていますが、4世紀の教会が
ローマ皇帝アウレリアヌスの定めた
太陽神の誕生日12月25日を
イエスが「世の光」と呼ばれていたことにちなんで
キリストの誕生日と定めたという説があるそうです。

日本では、クリスマスと言いますと
キリストの生誕の日とされるこの日を
サンタ・クロースの日のように思っている人もいるくらいで、
「プレゼントの日」や「恋人達の日」「ケーキを食べる日」
なんて思っている人もいるとかいないとか…。(笑)

サンタクロースの起源は、現在のトルコのあたりに
4世紀に実在したニコラスという司教さんなのだそうですが、
その聖ニコラスが困った人へ贈り物をしたことにちなんで、
教会がクリスマスのお祝いと結びつけた、
という言い伝えもあるそうです。

サンタ・クロースがトナカイのそりに乗って、
煙突から子供達のいる家へプレゼントを届けに来る
メルヘンは、19世紀に作られたお話なのだそうです。

サンタのもともと服は緑色で、
トレードマークの赤い服は
コカコーラのコマーシャルが起源なのだそうですね。

ところで、サンタ・クロースが
大人にも何かプレゼントをくれるとしたら、
何がほしいですか?

「子供じゃぁ、ないんだから、現生(現金)に決まってる。」
「デパートで売っていない" 愛 "だわ。」(笑)
「何もいらないさ、満ち足りているよ。」(驚)
「失ってしまった若さがほしい。」(爆)

やっぱり、トレーダーなら
マーケットの未来の見える水晶玉でしょうかね。w

この水晶玉について、
ラリー・ウィリアムズは、その著書
「短期売買法」の13ページでこう述べています。(要約)

「将来を知ることができたら、大きな財産をいくつも作れる。
 ルーレットを回し、ダイスを投げて
 大きなカネを手にすることだろう。
 (中略)しかし、先々がわかってしまうなら、
 人生とは恐ろしく退屈なものになるだろう。
 発見する喜び、未知への魅惑、勝利の興奮を失い
 どこに人生の喜びがあるのであろうか?
 (中略)全能の神は、私達に将来について
 限定的に分かって欲しいのであって、
 マーケットの価格など論外なのである。」

ずいぶん堅物のご意見ですが、(笑)

チラリズムで少し見えて全部見えないのが、
何事もやっぱり良いのでしょうね。^^


FX 偉人達の言葉のお話

中国が今年6回目の利上げをしましたね。
また、日銀の政策金利の発表では、
利上げ派の水野審議委員を含めて
全会一致で政策金利を据え置きました。

ゴトウ日の昨日20日(木)は早朝にNZ経常収支が発表されて、
−51.74億NZDと市場予想を下回りましたが、
発表直後のNZの下げは限定的でした。
日株価は前日比プラス圏でのスタートとなりましたが、
ドル円とクロス円は、小幅ながら軟調に推移しました。
また、ポンドが前日のBOE議事録で
全会一致での利下げだったことが明らかになったことなどから
追加利下げの思惑も台頭して下げが目立つ展開となりました。
昼過ぎに日政策金利が発表されて
市場予想とおりの据え置きとなりましたが、
利上げ派の水野委員も含めての
全会一致であることが報道されました。
また、日銀月報と福井総裁の記者会見では、
やや強気の内容で、今後徐々に利上げ方向で
あることが示されました。
市場はやや円高反応となりました。
ドルストレートはまちまちながらも軟調傾向となりました。

ロンドン時間に入ると、薄商いの中、中国利上げの噂が流れて
円高傾向となりました。ユーロ円が162円を割り込み、
ポンド円がこの時間で224円台後半まで下落しました。
ドル円も一時123円を割り込みました。
オセアニア通貨もチョッピーな上下動をしながらも
やや弱含みました。また、ユーロドルが1.43台前となるなど
ドルストレートも軟調傾向となりました。
また、カナダが買われて、ドルカナダは、0.99台半ばとなって
パリティを割り込みました。
一方、欧株価は、前日比プラス圏で推移しいたこともあって、
ドル円と、ポンドを除くクロス円で戻す場面も見られました。

ニューヨーク時間に入るとドル買い傾向が強くなり、
ドルストレートが軟調な展開となりました。
夜10時半に複数の米指標が発表されましたが、
ほぼ市場予想とおりであったことと、一部強弱交錯して、
市場反応は限定的となりました。
その後、前日比プラス圏で始まった米株が
ベアー・スターンズの創業以来初の8億5,400万ドルの赤字と
なったことなどで、マイナスに転じると、
ドル円とクロス円が下落して行きました。
ドル円が一時112円後半あたりまで、下げていたポンド円が
さらに下げ223円半ばあたりまで下落しました。
一方、ユーロドルは途中やや戻すも1.43台前半まで下げるなど
ドルストレートも軟調傾向の展開となりました。
深夜にフィラデルフィア連銀指数が発表され、
市場予想を大きく下回る結果となりましたが、
市場反応は限定的でした。
終盤、米株が持ち直してプラス圏となると、
ドル円が反発してクロス円も反発を見せました。

週末の今日21日(金)は、
早朝6時45分にNZDのGDPが発表されて、
+0.5%と市場予想を上回り、キウィが上昇しました。

朝9時半豪新車販売台数、
夕方4時に独輸入物価指数、
夕方6時に欧経常収支(季調済)、
夕方6時半に英小売売上高指数、
夜の7時に欧鉱工業新規受注、
夜の7時半に英GFK消費者信頼感調査、
夜の10時半に米PCEコア・デフレータ、米個人所得、
同夜の10時半に加GDP、加小売売上高、
深夜12時にミシガン大消費者信頼感指数、
などが発表されます。
英・米・カナダの指標には注目です。

さて、土日とともに欧米市場が25日からのクリスマスの連休と
日市場の休み前の今日ですが、米PCEコア・デフレータと
英と加の小売売上高が特に注目されます。

各市場の株価とともに、連休前でもあり、
調整の動きにも気をつけて
流れに乗りながらも機敏にトレードしていきたいものです。

さて今日は、偉人達の言葉のお話です。

欧米がクリスマスの連休となる前までは、
閑散相場でときにチョッピーな動きも見られるものの、
それなりにボラティリティのあるマーケットですが、

クリスマスとなると特別で、よほどの事件でもない限り、
大凪(おおなぎ)の相場となることが多いですね。

このようなときに思い出すのが、
トレードの偉人達の言葉です。

個性の強い彼らが…、
ダウも、リバモアも、テイラーも、ギャンも、
こぞって言っていた言葉が、

「閑散で動きの鈍いマーケットでトレードしてはならない」

ということでした。

(引用: 魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門)

古きを捨て最新のもののみに価値を求めがちな風潮が
トレードの世界にあるようですが、
経験に裏打ちされた「古きもの」も、
そう捨てたものではないようです。

リチャード・D・ウイッコフが主張した

「トレードで最も重要となる目標は、
 利益を最大限にすることよりも、
 むしろ、損失を最小限にすることである。」

17世紀後半のジョセフ・デ・ラ・ベガの

「もしも、あらゆる売買で、
 損失を最小限に食い止めれば、
 80%は勝利を収めるだろう。」

なんかも、

小難しい資金管理論なんかより、
具体的で、心にグサッと刺さるものがありますね。

また、20世紀初頭の、鉄道株で稼いだE・H・ハリマンの
言葉も含蓄の深いものです。

1912年のインタビュアーとのやりとりで
彼はこう答えています。

「株式市場における売買技術と、
 その秘密について語ってください。」

「うむ。もしも、株式市場でお金を儲ける秘密を知りたいなら、
 これが答えだ…。いいかね。」

「はい。」

「損失を消しなさい。
 そしてもしも建て玉に利が乗ったら、
 行き着くところまでそれを行かせなさい。
 そうしないと…、
 マーケットからマネーを得ることはできない。」

「!」

今流に言うと、「なんだぁ、損小利大じゃないか」
とは思うものの、彼の経歴を知ると納得も深くなります。

彼は、若い頃に証券会社で、顧客の口座勘定を担当していて、
何千という顧客の勘定を見てきて、あることに気づいたのです。

小さな利益に対して、大きな損の人が、なんと多いことか!
ということだったのです。

どことなく、

がばい婆ちゃんの言葉にも似ている感じもしますが、(笑)

妙に納得してしまいますね。


FX 面白い研究のお話

日本政府がUFOを公式否定したそうですね。(笑)

さて、流動性が減少している12月でもあるせいか、
通貨ペアの多くでアップダウンの忙しい相場となっています。

昨日18日(火)は、前日にNYダウが−172.65ドルとなって
ドル円クロス円が下落した後、
オセアニア時間から調整の反発で始まりました。
午前9時半に豪RBA議事録が発表されて、
12月4日の政策金利据え置きは信用危機がなければ
利上げを行うこともあったとして、
来年2月にはインフレを抑制するための
利上げ可能性も匂わせる内容に
オージーが堅調な展開を見せました。
また、ドル円やクロス円がオセアニア時間での反発を継いで、
日株価も戻し始めたことから、
上下動しながらも午前中まで堅調な展開となりました。
ドル円が113.30あたりまで、
豪ドル円が97円台半ばあたりまで上昇しました。
その後、午後にはやや軟調なもみ合いとなりました。
一方、ドルストレートは比較的小幅な上下動となりました。

ロンドン時間に入ると英CPIが発表されて、
前月と同じ2.1%と市場予想を下回り、
利下げ観測を後押しすることとなってポンドが下げました。
ポンド円が一時227円台まで下げ、
ポンドドルが2.01台前半まで下落しました。その後、
徐々に切り返して上下動しながらも上昇していきました。
カナダ円は後半に軟調となったものの、
ドル円やクロス円は全般的にNY時間まで
堅調な展開となりました。
一方、ドルストレートはユーロドルが小幅な上下動で、
ドルカナダが堅調な動きとなるなど、
まちまちな展開となりました。
通貨ペアの中には、流動性の減少からか、
上下にヒゲを出す不安定で荒れた展開も見られました。

ニューヨーク時間に入るとカナダのCPIが発表されて、
総合は市場予想を上回るものの、コアが予想より悪く、
発表直後はカナダが売り先行となりましたが
すぐさま反発に転じました。
その後、米の住宅着工件数と住宅着工許可件数が発表されて、
どちらも市場予想をやや上回るも、対前月で下回り、
発表直後は顕著な反応が見られませんでした。
一方、堅調に始まった米株価がしだいに軟調となって
前日比でマイナス圏になるに従い、
堅調傾向にあったオセアニア通貨をはじめ、
ドル円やクロス円にリスクアバーションの動意が生じて、
下落していきました。豪ドル円が96.80まで、
ポンド円が227円後半まで、
ドル円が113.13あたりまで下落しました。
その後、米株価が反発して前日比のプラス圏になるに従い、
クロス円やドル円が半値戻しあたりまで反発していきました。
一方ドルストレートはいったん軟調傾向であったものの、
ユーロドルは小幅な値動きで、
後半のドルストレートは豪ドルが下落の後、
半値あたりまで戻すなどまちまちな動きとなりました。
ドルカナダは後半軟調な展開となりました。

今日19日(水)は、
午後4時に独生産者物価指数、
夕方6時に独IFO景気動向、および関連指標、
夕方6時半に英BOE議事録、
夜の7時に欧建設支出、
夜の10時半に加卸売売上高、
などが発表されます。米指標の発表はありません。

独IFO景気動向と英BOE議事録には注目です。

要人発言としましては、
夕方6時に欧トリシェECB総裁の議会証言が
予定されています。

また、NY時間でのモルガン・スタンレーの
決算発表にも注目です。

ゴトウ日の明日20日(木)は、
早朝6時45分にNZ経常収支、
昼過ぎに日政策金利、
午後4時10分に独GFK消費者信頼感調査、
午後4時15分にスイス貿易収支、
夕方5時15分にスイス生産者輸入価格、
夕方6時半に英GDP(確報値)、
夜10時半に米実質GDP(確報値)、米個人消費(確報値)、
米コアPCE(確報値)、米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米景気先行指数総合指数、
深夜2時にフィラデルフィア連銀指数、
などが発表されます。

日政策金利は据え置きが市場コンセンサスとなっています。
確報値ですが英GDPと、米の各指標には注目です。
また、NY時間でのベア・スターンズの決算発表にも注目です。

さて、リスク回避性向の動きも見られて、
12月で市場参加者が減少してきていることで、
上下にヒゲの多い上下動激しい通貨ペアもあって、
ユーロドルなど狭いレンジの通貨ペアもあるものの、
全般的にアップダウンの忙しい
難しい相場となっているようです。

トレードをするにあたっては無駄玉を打たずに
トレードを厳選するとともに、
機敏な立ち回りの必要もありそうです。

さて今日は、面白い研究のお話です。

トレードの研究と言いますと、
普通は、トレード手法やシステムのより良さを求めて、

テクニカル派であれば、

より良いテクニカル・インジケーターはないか、
より良い組み合わせのワークはないか、
より良いタイミングのサインはないか、
より確かな支持と抵抗のポイントはないか、
そして、ダマシを軽減する方法はないか、など、
手法のより良さを追求することが一般的ですが、

まったく違うアプローチから、
トレードで勝つ投資行動の研究があるそうです。

どんな研究かと言いますと、
負け続けるトレーダーの投資行動の研究です。(笑)

この背景にあるのは、
「負け続けるトレーダーと反対行動を取れば、勝てるはずだ。」
という考えがあるものと思いますが、面白いですね。

* 負けて市場から去るトレーダーは、損切りをしない。

* 負けて市場から去るトレーダーは、口座資金に不相応な
 大きな立て玉をする。

* 口座資金が小さすぎる。

* 負けるトレーダーは、数多くトレードをしたがり
 過剰トレードの傾向がある。

* 負けるトレーダーは、勝ちトレードを早く決済したがり、
 負けトレードではリスクを選好して、
 結果的に利小損大となって、
 1回のトレードあたりの勝ち金額の平均よりも、
 1回の トレードあたりの負け金額の平均のほうが大きい。

* 一貫性の無い場当たり的なトレードを行う。

* 怒り、恐れ、高揚感、など
 感情に支配されたトレードを行いやすい。

* トレンドに逆らうコントラリーを好む性向がある。

* 聖杯を求めて、トレード手法やシステムを次々と変える。

まだまだありますが、
ほとんどすべて、私自身も経験してきました。
耳が痛いです。(苦笑)

誰でも1つや2つ心当たりがありそうですね。

単純に正反対と言っても
「どうすりゃいいんだ」と困る項目もありますが、
自身の経験にあてはめてみると、
「なるほどなー」と思ってしまいます。

まぁ、反面教師的な心得とはなりそうですね。

ところで、こんなにトレードが面倒ならと、
システムソフトを捜し求める人もいます。

現在は、とても優れた本物のトレードソフトもあるそうですが、
古今東西いろいろと聖杯と名乗るものが販売されてきました。

先日読んだ徳間書店から出されている
タートルズのカーティス・フェイスの著作の
" Way of the TURTLE "の中にも
こんな広告例が紹介されていました。

「ストーンヘンジ・プライス・システムは、たった5年で
 5000ドルを100万ドルにしてみせました。
 当システムの開発者であるNASAの科学者の
 ステューペンダス・マグニフィカスは、
 火星探査機の打ち上げに用いたものと同じプロセスを、
 為替取引に利用する方法を発見したのです。
 実に90%を超える正確さを誇り、
 10年間で損失を出した月がひと月もありません。
 あまりに画期的ということもあり、
 100部限定にて販売いたします。
 ぜひお早めにお買い求めください。
 今ならたったの1,999ドルです。」 

〜あるシステム業者の広告〜

うーむ。どこかの国の広告と似ていますね。(苦笑)

ソフト任せで億万長者になった人が何人いるかは謎ですが、
なんと魅力的な広告文なのでしょう。

確かにコンピューター分析は有効なところがあり、
大いに参考となるものと思いますが、

今のところ世界に名だたる著名なトレーダーは、
コンピューティングとテクニカルは駆使してはいても、
ファンダメンタルにも注目していて、
最終決断は「人」が裁量で行っているように思いますが、
どうなのでしょうか。(謎)

いろいろなトレードの研究は興味が尽きませんね。


FX情報をもっと見る
過去ログ
2017年07月(4)
2017年06月(4)
2017年05月(4)
2017年04月(4)
2017年03月(4)
2017年02月(4)
2017年01月(4)
2016年12月(4)
2016年11月(4)
2016年10月(5)
2016年09月(4)
2016年08月(2)
2016年07月(5)
2016年06月(4)
2016年05月(4)
2016年04月(4)
2016年03月(4)
2016年02月(4)
2016年01月(5)
2015年12月(3)
2015年11月(4)
2015年10月(4)
2015年09月(3)
2015年08月(4)
2015年07月(4)
2015年06月(4)
2015年05月(4)
2015年04月(4)
2015年03月(4)
2015年02月(4)
2015年01月(3)
2014年12月(3)
2014年11月(4)
2014年10月(4)
2014年09月(4)
2014年08月(4)
2014年07月(4)
2014年06月(4)
2014年05月(3)
2014年04月(4)
2014年03月(4)
2014年02月(4)
2014年01月(4)
2013年12月(3)
2013年11月(4)
2013年10月(4)
2013年09月(5)
2013年08月(3)
2013年07月(4)
2013年06月(4)
2013年05月(4)
2013年04月(4)
2013年03月(5)
2013年02月(4)
2013年01月(4)
2012年12月(4)
2012年11月(3)
2012年10月(4)
2012年09月(5)
2012年08月(3)
2012年07月(5)
2012年06月(3)
2012年05月(4)
2012年04月(5)
2012年03月(4)
2012年02月(4)
2012年01月(4)
2011年12月(4)
2011年11月(4)
2011年10月(5)
2011年09月(4)
2011年08月(3)
2011年07月(5)
2011年06月(4)
2011年05月(5)
2011年04月(4)
2011年03月(4)
2011年02月(4)
2011年01月(5)
2010年12月(4)
2010年11月(4)
2010年10月(5)
2010年09月(4)
2010年08月(5)
2010年07月(4)
2010年06月(4)
2010年05月(5)
2010年04月(4)
2010年03月(5)
2010年02月(4)
2010年01月(4)
2009年12月(7)
2009年11月(8)
2009年10月(7)
2009年09月(8)
2009年08月(9)
2009年07月(13)
2009年06月(13)
2009年05月(11)
2009年04月(11)