FX アグフレーションのお話

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。
私もパソコン持参でしたが(笑)、温泉に行ってきました。^^
連休も終わってみればあっという間ですね。

さて、先週末には米雇用統計(NFP)が発表されて、
市場予想を上回ったことに加えて失業率も改善したことを受けて
ドルが急伸して、さらにFRBとECBとSNBが市場へのドル供給を
拡大することを発表したことで流動性懸念が後退して、
ドルの堅調がしばらくづきました。
しかしその後、格付け機関のS&Pが米住宅金融最大手の
カントリーワイドの格付けをジャンク級へと格下げしたことや、
米雇用統計の減少幅は縮小したものの
4ヶ月連続の減少であることもあって、
しだいにドルが軟調となって行きました。

週が明けて5日(月)は日欧の市場が休みで薄商いの中、
原油高を背景に豪ドル等 資源国通貨が堅調な展開となりました。
また、マイクロソフトのヤフー買収失敗も影響したか、
ドルが緩やかに軟調傾向となって、
ユーロドルが上下動しながらも上昇傾向となりました。
午後11時に米ISM非製造業景況指数が発表されて、
市場予想を上回るとともに節目となる50を上回ったことで
一時ドルが買われましたが、その後、
ナイジェリアからの供給不安などで
原油先物価格が一時120.21ドルと史上最高値を更新したことや、
NYダウが軟調に推移したことでドルが売られ、
ドル円も軟調となりました。

昨日6日(火)は、日市場が休みで東京時間では
大きな動意とはならなかったものの、
午前中は前日のNYの地合いを継いで
ドル円は弱含みのスタートとなりました。
一方、ユーロドルは堅調に始まりました。
午前10時半に発表された豪貿易収支が赤字縮小となったことで
豪ドルが上昇しましたが限定的でした。
午後1時半に豪RBA政策金利が発表されて、
市場予想とおりの据え置きとなりましたが、
声明文で「インフレ率は需要が鈍化すればいずれ低下する」
との認識を示し、豪ドルが一時下落しました。
午後からはドル円がしだいに上昇して、
ユーロドルが軟調となる展開となりました。
午後2時45分にスイス消費者物価指数が発表されて、
市場予想を下回る結果に、限定的ながら
一時スイスが軟調となりました。

ロンドン時間に入ると、東京時間の後半から
軟調傾向となっていたユーロドルが、
アイルランドのサービス業PMIが節目の50を
3ヶ月連続で下回ったことを契機にロシア勢や
休み明けのロンドン勢の売りもあって
ストップを巻き込みながら、一時1.54台半ばあたりまで
下落しました。その後、下げ一服すると
午後6時の欧生産者物価指数が市場予想よりも
強い結果となったこともあって、短期筋の買戻しに、
再びユーロドルが上下動しながらも上昇して行きました。
一方、ドル円はしだいに軟調となって行きました。
また、ポンドが一時急落する場面がありました。

ニューヨーク時間に入ると、
米連邦住宅抵当金庫ファニーメイの第1四半期決算が発表され、
市場予想を大きく割り込みダウ先物が下落してドルが売られ、
ドル円が下落しました。
一方、ユーロドルなどドルストレートが上昇していきました。
午後9時半にカナダ住宅建設許可が発表されて、
市場予想よりかなり弱い結果となりカナダが下げました。
その後、原油が史上最高値を更新して、
NYダウの軟調やタームものファシリティ(TAF)の入札倍率が
前回を下回ったことを背景にドルが売られて、
ドル円の下落とドルストレートの上昇が続きましたが、
午後11時にカナダのIvey購買部協会指数が発表されて、
市場予想を上回る57.6という結果に、原油高もあって、
軟調傾向にあったカナダが一転して急伸しました。
また、原油高に豪ドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
その後、下げていたNYダウが前日比プラス圏となるにつれ
ドルの買い戻しが入って、ドル円が上昇して
NY時間での下げがほぼ行って来いとなって、
ユーロドルやポンドドルなどが軟調となりました。
NYダウは13,000ドルの大台を回復して
前日比+51.29ドルで取引を終えました。

今日7日(水)は、
朝の8時01分に英ネーションワイド消費者信頼感、
夕方5時半に英鉱工業生産、英製造業生産高、
夕方6時に欧小売売上高、
夜の7時に独製造業受注、
夜の9時半に米非農業部門労働生産性(速報値)、
米単位労働費用(速報値)、
夜の11時に米中古住宅販売保留、
深夜4時に米消費者信用残高、
などの経済指標が発表されます。
英・欧・米の指標には注目です。

明日8日(木)は、
早朝7時45分にNZ失業率、
朝8時01分に英NIESR GDP予想、
午前10時半に豪失業率、豪新規雇用者数、豪労働参加率、
午後2時45分にスイス失業率(季調済)、
午後3時に独経常収支、独貿易収支、
夜7時に独鉱工業生産、
夜8時に英BOE政策金利(市場コンセンサスは据え置き)、
夜の8時45分に欧ECB政策金利(市場コンセンサスは据え置き)、
夜9時15分に加住宅着工件数、
夜の9時半にトリシェECB総裁記者会見、
同夜の9時半に米新規失業保険申請件数、
夜の11時に米卸売売上高、
などの経済指標が発表されます。
NZ・豪・独の指標および
英欧政策金利とトリシェECB総裁の記者会見には注目です。

さて、ファニーメイの第1四半期決算の結果が
21.9億ドルの赤字となって、
市場予想よりかなり悪かったことに加え、
「信用市場の損失は今後も拡大」と
同社によりコメントされたことや、
原油が122.73ドルと史上最高値を更新したことなどもあって、
ドルが104円ぎりぎりまで下落した後、NYダウが反発するにつれ、
ドルが104円台後半まで戻す展開となって、
ユーロドルでも売り買いが激しく交錯して、
大きな上下動の相場展開となりました。

NYダウは、13,000ドルの大台を挟んでの攻防となり
大台を回復しました。

市場替りでの初動や経済指標の発表に注意しながら、
株価も睨んで機敏にトレードして行きたいものです。


さて今日は、アグフレーションのお話です。

アグフレーション(Agflation)は、「農作物インフレ」を表す
造語と思われますが、最近、聞かれるようになりました。

もともと農業を意味するアグリカルチャーも、
モノの本によりますと「アグリ(畑)」と「カルチャー(耕す)」
という意味のラテン語に由来した、かつての造語なのだそうで、
過去の造語が今度はインフレと結びついて新たな造語として
展開していくのは面白いものですね。

さて、石油代替エネルギーとして、
そのクリーンさからも注目されているエタノール・ブームと、
株価下落やドル利下げによる、
投機マネーのコモディティ市場への流入によって、
近頃、農産物が異常なまでに高騰して、
けっこう深刻な問題となっているようです。

エタノール・ブームで原料となるコーンが儲かるとあって
その作付け面積を増やすために、
大豆や小麦のなどの生産の減少を背景に、
主要農作物のほとんどが高騰しています。

お米も例外ではなく、シカゴ商品取引所(CBOT)では
米までも高騰が続いています。

なんと最近では、米国のバイオ・エタノール政策が
世界のインフレを助長する諸悪の根源という人までいるそうで、

農作物だけがヤリ玉に上るのは、石油高騰もあり、
いささか極端な感じもしますが、

近年のエジプトでの暴動、そしてパキスタンの政情悪化も
その背景には食糧問題があった、という研究もあるそうで、
昔から言うように食べ物の恨みは怖いようですね。(苦笑)

また、IMFのストロスカーン専務理事も
「食品インフレは深刻な政治リスクであり、
 最悪の場合は、紛争や政府転覆に直結する可能性がある。」
と指摘していて、

インスタントラーメンやパン、そして
マヨネーズが値上がりしたって、どうということはない、
などと、タカをくくってもいられないようです。(笑)

農作物や原油などコモディティ市場が高騰すると
輸入国をはじめ、生産国までもインフレ圧力が高まり、
世界経済の成長のブレーキとなってしまうようで、

私達FXトレーダーも、
「インフレ率の高まりは金利上昇」となるのだから、
高金利通貨をロングすれば良いのであって、
大した問題ではないさ、とも言っていられないかもしれません。

確かに高金利通貨は上昇傾向がありますが、
インフレをうまく抑制できないと、
「インフレ率の高い国の通貨はやがて必ず大きく下落する」
という、歴史が教訓として残している事実もあって、
それが経済危機へと発展しないかとちょっと怖い感じがします。

自由経済ではありますが、

インフレーションの問題とともに、
命をつなぐ食自体の問題でもあるだけに、
投機マネーのコモディティ市場への異常流入も含めて、
悪しき連鎖を断ち切るために
世界各国の英知を集めて
何らかの対策を練る必要がありそうですね。

FX パチンコとトレードのお話

FOMC直後は米利下げの一段落に懐疑的な市場反応でしたが、
一夜明けてロンドン市場からは、
米経済指標の結果やNYダウの堅調に、米利下げ終了を
織り込むようなドル買いの相場展開となりましたね。

週末の今日は、米雇用統計の発表です。

月末であった一昨日30日(水)は、朝にNZ住宅建設許可と
英GFK消費者信頼感調査が発表されて、
共に悪い結果となってキウィとポンドが軟調となりました。
その後、日失業率は市場予想より良かったものの、
日鉱工業生産(速報値)が市場予想を大きく下回ったことで、
対円でキウィとポンドが戻しドル円も一時堅調となりましたが、
仲値を過ぎ昼前からはドル円とクロス円が軟調に転じました。
日政策金利は市場予想とおりの据え置きとなりました。
午後2時に発表された日住宅着工戸数は悪い数字となりましたが
FOMCを意識したかリスク回避の動意が優勢で、
ドル円とクロス円の軟調が続きました。
白川日銀総裁の記者会見では、
ダウンサイドリスクの認識とともに
物価上昇がインフレ率に影響するなら、
金融政策で対応すると将来の利上げもほのめかしましが、
市場反応は限定的でした。

この日のロンドン時間ではFOMCを前にしたポジション調整の中、
発表された毒失業率の悪化も手伝いユーロが軟調となって、
FOMCで利下げ休止の声明となるとの思惑もあって
ドル円とクロス円が東京時間から一転して上昇する
展開となりました。夕方6時の欧指標では、
悪い数字のものも見られたものの、
失業率は市場予想とおりで市場反応は限定的でした。

この日のニューヨーク時間では、
発表された米ADP雇用統計が市場予想を上回り、
続いて発表された米実質GDPと米個人消費の速報値も
市場予想を上回る数字となって、
一時ドル円とクロス円が上昇しましたが、
ほどなくFOMCを前に調整の揉み合いとなりました。
午後10時45分の米シカゴ購買部協会指数も
事前予想を上回ったものの、内訳の雇用指数が悪く
市場反応は限定的でした。
ドル円とスロス円はFOMCを前にした調整もあって、
揉み合いながらしだいに軟調傾向となって行きました。
深夜3時15分に米FOMC政策金利が発表されて、
市場の大方の予想とおり0.25%の利下げとなって
公定歩合も引き下げられました。
注目のFOMC声明では、今回の利下げが8対2で決定されて
据え置き票もあったことが明かされましたが、
声明でのインフレが緩和方向へ向くとの認識と
経済状況は引き続き弱いという認識に、
利下げ停止の観測が後退して、ドル売りの動意が優勢となって、
ドル円とクロス円が揉み合いながらも下げて、
ユーロドルが上昇する展開となりました。
NYダウは前日比−11.81ドルで引けました。

月初めの昨日5月1日は、早朝にポールソン財務長官から
「強いドルは国益」とのコメントや、
BOE金融政策報告で「信用収縮の影響の市場予測は誇張。
サププライム関連損失は市場予想の半分以下」との
認識が示されましたが、東京時間ではFOMC後のリスク回避傾向に
ドル円とクロス円の軟調が続きました。
午前10時半の豪建設許可件数は市場予想を下回る
悪い数字でオージーの軟調が目立ちました。
ドル円とクロス円の軟調は、休みの市場もあって
やや閑散な取引で大きな動意には至りませんでした。
日経平均は前日比−83.13円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、今朝のBOE金融政策報告での見解や
英購買担当者景況指数が市場予想をやや上回ったことなどで
ポンドが上昇しました。また、欧州早出勢によって
ドルが買い戻されて、ドル円が上昇して、
ユーロドルが急落する展開となりました。
ユーロ円を除くクロス円も上昇傾向となりましたが、
その後は保ち合いとなりました。
ユーロドルの下落はその後も続きました。

ニューヨーク時間に入ると、米PCEコア・デフレータなど
複数の米指標が発表されて、好悪交錯する結果となりましたが、
PCEコア・デフレータが市場予想より良かったことで、
対ユーロや対カナダドルなど、ドルストレートでは
軒並みドルが買われて、ユーロドルがさらに下げて
一時1.54台前半まで下落しました。
また、米ドルカナダドルが一時1.02台前半まで上昇して、
カナダ円が急落しました。
午後11時に米ISM製造業景況指数が発表されて、
市場予想を上回る結果とともにNYダウが堅調に推移している
こともあって、リスク選好の動意にドル円が上昇して、
一時104円台後半まで上昇しました。
一夜明けてからは前日のFOMC直後の動きが一転した
相場展開となりました。
その後、終盤は各通貨ともに揉み合う展開となりました。
NYダウは13,000ドル台を回復して、
前日比+189.87ドルで取引を終えました。

週末の今日2日(金)は、
朝の8時50分に日マネタリーベース(4月)、
午前10時半に豪小売売上高、
午後3時に独小売売上高指数、
午後4時半にスイスSVME購買部協会景気指数、
夜の9時半に米非農業部門雇用者数変化、米失業率、
夜の11時に米製造業受注指数、
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

さて、FOMC直後は米利下げの一段落に
懐疑的な市場反応でしたが、一夜明けてロンドン市場からは、
米経済指標の結果やNYダウの堅調に
米利下げ終了を織り込むようなドル買いの相場展開となりました。

週末の今日は、巨大指標の米雇用統計が発表されます。
悪い結果を予想する声が多く聞かれるようです。
如何なりますか、大きく相場が動く可能性があり注目されます。


さて今日は、パチンコとトレードのお話です。

米雇用統計の日というのに変な題名で恐縮です。 m(_ _)m
ゴールデンウィークということでお許しください。

先月末に税理士さんのところへ打ち合わせに行った帰り道、
時間はなかったのですが、
かねてからの念願のパチンコを2時間ほどしました。(笑)

平日だというのにイベントだったためか、
大入りのお客さんで、
打ってみたいと思っていた「冬のソナタ2」という機種は
1つも席が空いていなく、
しかたなく「春のワルツ」という機種に座りました。

そのコーナー(シマというのですね)では、
2つの席が並んで空いていたのですが、
迷った挙句、22回も出ている出涸らし台よりは良いかと思って、
4回の大当たりで300回転ほど回していた台に座りましたが、
私の座った台はとても静かな演出ばかりが続いて、
さっぱり当たらないどころか、
あまり熱いリーチも楽しめませんでした。

「やっぱり隣の台の方が良かったかなぁ…。」

と思って、台を移ろうと思っていた矢先、
ちょっと遊び人風の男にその台に座られてしまいました。

しかたなく、そのまま打ち続けていたのですが、
その遊び人風の男のところへ、
何人か若い男が来て話しているので、
どんな話をしているのかと、聞き耳を立てていると、
こんなことを話していました。

「いいか。大当たりの多い台で、
 あんまり深くハマッていない台を選ぶんだぞ。」

どうも彼らはデータ派のグループで、
午後の空き台狙いの打ち手らしい様子でした。

ほんとにそうなのかと思っていましたら、
なんと私の隣に座ったその男の台が
15分もしないうちに

「シャキーン、シャキーン」と

何度も繰り返す擬似連のリーチとなって、
中央からフィギュアが出てきて、
寄り添うと大当たりとなりました。

ちょっと悔しい気持ちもありましたが、(苦笑)
隣の台ではあるものの、当たりが見れて嬉しくなりました。

どうやらパチンコもトレードに似ているところが
あるようで、台にはトレードでいうトレンドにあたる
「調子」というものがあるらしく、

良く出ていて、大ハマリとなっていない、
いわば「押し目買い」のように台を選ぶと良い、
ということのようです。

どうもパチンコは、運と偶然だけではないのですね。

大ハマリ後に出ることもあるのかもしれませんが、
そういえば、1日に40回も大当たりするような台は、
1時間に平均3回近くも大当たりするわけで、
出る台は出る、出ない台は出ない、
というケースの方が多いのかもしれません。

また、もしかすると彼らには
「押し目」と「ハマリ」を分かつ
何やら決めた回転数みたいなものまであって、
トレードで損切りするように
台を移るリスク管理のルールも
あるのかもしれないと思いました。(謎)

トレードは技術介入要素が強く、
運や偶然に支配されるゲームと違う面がありますが、
勝負なれば、ある面で通じるところもあるようです。

ちょっと勉強になった負けトレードならぬ
負けパチでした。(苦笑)

確率的には負のゲームのようですが、
たまにはパチンコも面白いものです。

よし、今度こそ。。。(笑)


<お知らせ>

来週の5日(月)のマガジンはお休みさせていただきます。

FX リアルとバーチャルのお話

月末の今日30日は、米実質GDP(速報値)やFOMCが発表され、
今週のひとつのヤマ場で注目の1日となりそうです。

週はじめの一昨日28日(月)は、はじめ日経平均やアジア株の
堅調も背景にドル円とクロス円が堅調となる展開となりました。
ドル円が104円の台後半まで、ユーロ円が163円台後半まで
上昇しました。ドルストレートも緩やかな上昇となりました。
その後、昼前くらいからドル円とクロス円は軟調となって、
揉み合う展開となりました。
日経平均は前日比+30.90円で取引を終えました。

この日、ロンドン時間に入ると独GFK消費者信頼感調査が
予定より少し早めに発表されて、
市場予想を上回る結果となりましたが市場反応は限定的でした。
しかし、ドイツの各州のCPIが弱かったことで、
今後発表される独CPIが悪い数字になるとの観測に
ユーロが下落しました。その後、トリシェECB総裁から
「物価安定のみを目的に適切な金融政策を行うことが重要」と
コメントされて、ユーロが一転して上昇しましたが、
ほどなくまた売られて、ユーロドルが軟調となりました。
これを受けてユーロ円が大きめの上下動となり、
ポンド円を除くクロス円もやや軟調傾向の揉み合いとなりました。
ドル円は揉み合いが続きました。
その後、ポンドは揉み合いの後しだいに堅調となりました。

この日のニューヨーク時間に入ると、手がかり薄の中、
米商務省が第1四半期の住宅空家率を発表して、
前回値より上昇したことで今後も米住宅価格が
低下するとの思惑にドルが売られて、ドル円が軟調となって、
下げていたユーロドルがやや戻す展開となりました。
その後、原油価格が一時119.93ドルと
史上最高値を更新したことで豪ドルなど資源国通過が
堅調となる場面が見られました。
深夜に発表時間が未定であった独消費者物価指数が発表されて、
市場予想を下回りましたが、ロンドン時間で思惑での
織り込みが進んでいたこともあって、市場反応は限定的でした。
その後、上昇していたポンドも軟調となり
クロス円が軟調となって、終盤は各通貨とも
揉み合いや保ち合いとなる展開となりました。
NYダウは終盤に失速して前日比−20.11ドルで取引を終えました。

昨日29日(火)は、早朝にNZ貿易収支が発表されて、
−0.5億NZDと市場予想を下回ったことに加え
輸出が鈍化していることでキウィが売られ、
NZD/USDなどが下落しました。
東京時間では、昭和の日で日本市場が祝日であったため、
取引も薄く各通貨とも小幅なレンジでの小動きとなりました。
午後2時半頃から、ユーロや豪ドルなどが軟調となって、
クロス円も軟調となりました。

ロンドン時間に入ると、独銀が第1四半期の決算で
約27億ユーロの損失を出したことが嫌気されてユーロの
下落が加速して、ドルストレートが下落していきました。
また、サブプライム問題が欧州で昂進してるとの懸念に
リスク回避の動意が強まり、ドル円クロス円が下落する中、
英CBI流通取引調査が前月比で大きく悪化したこともあって、
ポンドが急落しました。
欧州株価もしだいに軟調となっていきました。

ニューヨーク時間に入ると、午後10時に
S&Pケースシーラー住宅価格が発表されて、
市場予想を下回りましたが下げの織り込みも進んでいたためか、
この指標による市場反応は限定的でした。
午後11時になると米消費者信頼感指数が発表されて、
一部でかなり悪い数字となるとの噂が出ていたようで、
大方の予想を下回ったものの、
一時ドルが買い戻される展開も見られました。
しかし、その後、NYダウが下落していったことで
強いリスク回避の動意にドル円とクロスが急落していきました。
ドル円が一時103円台前半まで、
ポンド円が一時203円台前半まで下落しました。
一方、豪ドル米ドルやユーロドルなど、ポンドを除く
ドルストレートは、ドル売りにしばらく戻す展開となりました。
また、ブッシュ大統領やトリシェECB総裁の
コメントが伝えられましたが、直接的な反応は限定的でした。
その後、深夜12時近くからドル円やクロス円が戻す展開となって
ドルが買い戻され、ユーロドルなどドルストレートが
また軟調となる忙しい展開となりました。
深夜に英BOEのブランチフラワー委員が
「英はリセッションの懸念がある。追加利下げの可能性もある」
と発言したことで、ポンドが下げる場面がありました。
NYダウは前日比−39.81ドルで取引を終えました。

月末でゴトウ日の今日30日(水)は、
朝の7時45分にNZ住宅建設許可
朝の8時01分に英GFK消費者信頼感調査、
朝の8時半に日失業率、日有効求人倍率、
朝の8時50分に日鉱工業生産(速報値)、
昼の12時にNBNZ企業信頼感、
昼過ぎに日政策金利(市場コンセンサスは据え置き)、
午後1時に日自動車生産、
午後2時に日住宅着工件数、日建設工事受注、
午後3時半に日銀総裁定例記者会見、
午後4時55分に独失業率、
夕方6時に欧失業率、欧消費者物価指数(速報)、
他複数の欧指標、
夕方6時半にスイスKOF先行指数、
夜の9時15分に米ADP雇用統計、
夜の9時半に米実質GDP(速報値)、米個人消費(速報値)、
米コアPCE(速報値)、
同夜の9時半に加GDP、加鉱工業製品価格、
夜の10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数、
深夜3時15分に米FOMC政策金利、
などの経済指標が発表されます。
欧、そして特に米の指標には注目です。

月初めとなる明日5月1日(木)は、
午前10時半に豪住宅建設許可件数、
午後2時に日自動車販売台数、
夜の8時半に米(チャレンジャー)一時解雇者数、
夜の9時半に米個人所得、米PCEデフレータ、
米新規失業保険申請件数、
夜の11時に米ISM製造業景況指数、
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

さて、独銀が第1四半期の決算で
約27億ユーロの損失を出すなど、
欧州のサブプライム問題の昂進の観測も台頭して、
ユーロが軟調となって、
ハト派で知られる英BOEのブランチフラワー委員の
「英はリセッションの懸念がある。追加利下げの可能性もある」
との発言もあって、ポンドも軟調となりました。

ドル円とクロス円も軟調ですが、
下げたところでは戻す動きも見られます。

FOMCでは、0.25%の利下げが大方の市場コンセンサスですが、
米利下げが今回で一段落となるとの観測もあって、
今年後半には利上げに転ずる見方も少なからずあるようで、
ドルストレートの下落を助長しているのかもしれません。

月末の今日30日は、今週のひとつのヤマ場となりそうで、
米実質GDP(速報値)、米個人消費(速報値)、米コアPCE(速報値)、
そして、FOMC政策金利の結果と声明が注目されます。


さて今日は、リアルとバーチャルのお話です。

ちょっとミスマッチなヒップホップのいでたちで
演歌を歌うジェロ君(Jerome Charles White, Jr.)が人気ですね。

あなた 追って 出雲崎〜♪
  悲しみの日本海〜♪ 

でおなじみの「海歌」(作詞:秋元康さん)がヒットしています。

作曲はあの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の
宇崎竜童さんです。
サビにビートも感じる新鮮な感じの演歌ですね。

ジェロくんは、アメリカのペンシルバニア州の
ピッツバーグに生まれて、
大学に在学中に関西外国語大学にも
3ヶ月間留学した経験があるそうですが、

演歌が好きであった母方のおばあさんの影響で
演歌歌手を志したのだそうです。

歌手となることができたきっかけは、
「NHKのど自慢」だったのだそうで、

カラオケボックスで一人練習しながら
いろいろなカラオケ大会に出場して、
その後、願いが通じたか、大阪の
ビクターエンターテイメントのスカウトの目に留まり
歌手となることができたそうです。

先日、NHKのトーク番組でジェロくんが招かれて
歌手になるきっかけとなった「NHKのど自慢」の
出場シーンが放送されていましたが、

当時22歳であった彼は、
とても上手に歌って見事に鐘3つを鳴らしましたが、
少し声はちりめんビブラートのプルプルで、
けっこうアガっていたようです。^^

おそらくカラオケで一人練習している時には、
才能ある彼は、プロとなった今に近いくらい
伸びやかに堂々と歌えていたと思いますが、
大勢の前で歌う初めてのリアルのステージでは
本来の実力までは歌え切れていなかったようですね。

さて、トレードでも同じようなことがあって、
バーチャルトレードでは、なかなかの成績となっていても、
リアルトレードとなるとからきしダメとなる
トレーダーはとても多いものです。

これは「緊張」「過度の慎重」「恐れ」「焦り」などの
メンタル面が強く影響してくるからですね。

中にはバーチャルで、ほとんど常勝トレーダーが、
リアルではビビリの連敗トレーダーと
なってしまうことすらあります。(苦笑)

これを克服するためには、
リアルでの場数を踏んで成功体験とともに
プレッシャーを感じないように
マインドを鍛えていくしかないようですが、

また、同じリアルでも玉数とマインド面の
相関もありますので、
「マインド・キャパシティ」を少しずつ
広げていく必要があります。

1万通貨単位ならビビリなくトレードできても、
数十万通貨単位となると、とたんにビビリの
トレードとなって、大きく建て玉したとたんに
負けトレードとなってしまう、なんてこともありますね。

プレッシャーなくトレードできる範囲の建て玉が
そのトレーダーの現在の「マインド・キャパシティ」
というわけです。

「だからシステムトレード」
なんて声も聞こえてきそうですが、

システムトレードでもドローダウン期には
3回連続で負けるなんてこともよくあることで、
ドローダウン期にシステムを使い続けるのも
ある意味、強いマインドが必要となります。

とかく精神論とバカにされることもありますが、
トレードにはマインドは重要な要素で、

トレードの技術を向上させるだけではなく、
「自分という手強い内なる敵」との戦いと克服も
トレードには不可欠で大切なことのようですね。

FX ローソクのゆらぎのお話

私の庭の桜の木にも綺麗な花が咲きました。^^

さて、ゴールデンウィーク前半ですが、
昨年は小動きであったものの、
例年はこの期間に比較的大きく動くことも多く、
今年は、月末30日に米FOMC、
そして週末2日には米雇用統計も控えていて、
注目の一週間となりそうです。

先週末25日(金)は、保ち合い傾向の相場を継いだスタートとなり
東京時間になって日経平均が堅調に推移したものの、
ある程度為替への織り込み済みのためか、
株高への反応は限定的で、昼前後にややドル売り傾向が見られ
ましたが各メジャー通貨はしばらく小幅な動きが続きました。
午後からは株価の続伸とともに、
30日のFOMCでドル利下げ政策がひと段落となるとの観測もあって
ドル買戻しの動意が静かに進み、ドル円が上昇して、
ドルストレートがしだいに軟調となっていきました。
この動きにつられてクロス円もやや軟調傾向となりました。
日経平均は前日比+322.60円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると独輸入物価指数が発表されて、
市場予想を下回る結果でしたが、市場反応は限定的でした。
東京時間後半からのドル買戻しがさらに進んで、
ユーロドルが1.55台半ば近くまで下落して、
早くも将来の米利上げを織り込む動きもあったか、
ドル円が104円台後半まで上昇しました。
午後5時過ぎからドル上昇の後を追うように
ポンドの上昇動意が起こり、
午後5時半に英GDP(速報値)が発表されて、
市場予想とほぼ同じ結果となったものの
ポンドは上昇して、ポンドドルが1.98台後半まで、
ポンド円が207円台の半ばあたりまで上昇しました。
ユーロドルや他のドルストレートも
ポンドドルの動きにつれるように
5時半ころから戻す動きとなって、
これによるドル売りにドル円が一転して下落する
忙しい展開となりました。
ポンド円を除くクロス円も軟調となっていきました。

ニューヨーク時間に入ると、午後10時55分頃、少
し早くミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が発表されて、
市場予想を下回る結果となって、ドルが売られましたが、
すぐに買い戻されて上下動となりました。
その後、「米軍が警告を無視したイラン船舶に対し
威嚇射撃を行った」という噂が流れて、
地政学的リスクにドルが一時売られて、
その後、買い戻されて上下動となるハプニングがあり、
ドル円やドルストレートがアップダウンの動きとなりました。
その後は、小幅な揉み合いとなりました。
NYダウは前日の終値を挟んだ行って来いの上下動で
前日比+42.91ドルで取引を終えました。

週はじめの今日28日(月)は、
朝の8時50分に日小売業販売額(速報・前年比)、
午後3時10分に独GFK消費者信頼感調査、
〔時間未定〕独消費者物価指数(速報・前年比)
などの経済指標が発表されます。
独の指標は速報値なので注目です。

※独消費者物価指数の発表時間につきましては、
 お取引の証券会社などのウェブサイトでご確認ください。

明日29日(火)は、東京市場は昭和の日でお休みです。
朝の7時45分に豪貿易収支、
昼の12時に豪マネーサプライM4、
午後3時45分に仏消費者信頼感指数、仏住宅着工許可、
夕方5時半に英消費者信用残高、英マネーサプライM4
夜の11時に米消費者信頼感指数、
などの経済指標が発表されます。
豪と米の指標には注目です。

さて、4月最終週と月初となる今週は
ゴールデンウィーク前半ですが、
29日(火)に米消費者信頼感指数、英銀行総裁の議会証言、
30日(水)に米ADP雇用統計、米第1四半期GDP(速報値)、
米個人消費(速報値)、そして、米FOMC政策金利発表、
5月1日(木)は、レーバーデーで
ドイツ・フランス・シンガポールなどが休場ですが、
米PCEコア・デフレータと米ISM製造業景況指数、
週末2日(金)は、巨大指標の米雇用統計の発表、
などと注目材料がいろいろとあって、

静と動の激しいメリハリのある注目の1週間となりそうです。

ドルの利下げ政策もひと段落という観測も
強くなってきているようで、FOMCでの米政策金利と
その後の思惑での短期的ドル回帰の動きも焦点となりそうです。

トレードをしていると、ゴールデンウィークでも
市場はなかなか休ませてはくれないようですね。

相場の流れに乗りながらも
機敏にトレードをしていきたいものです。


さて今日は、ローソクのゆらぎのお話です。

「キギギーッ」

ある男がきしむ重い鉄の扉を開けて、
初めて入る電灯のない暗い地下室へ
1本の小さなローソクをもって階段を下っていきます。

地下室へ着いても、ローソクの明かりはおぼろげで、
地下室にいったい何があるのか全体はみえません。
ゆらゆら揺れるローソクの明かりで見える範囲は限られ、
何かがあるのは判るけれども、ローソクの明かりのゆらぎは、
物陰を映し出しても、実体の視認はなかなか困難です。

チャートを見るとき、ほとんどのトレーダーが
この男のような状況を経験するものです。

「何か見えるのだけれども、どうもはっきりしない…。」

確かにレートの動きは、
ノーベル賞を受けるほどの学者でさえ、
ランダムウォークと帰結するほど、
一瞬一瞬の動きは誰にも判らないのですね。

しかし、

ではトレードはサイコロの一振りのランダムな連続か、
と言うとそうでもないようなのです。

たとえばEUR/USDは、2006年初頭からつい最近に至るまで、
マクロ的には、ほぼ2年以上も1本調子の上昇ですし、
USD/CADの場合では、2003年から昨年まで、
マクロ的な下降が続いていました。

確率論でどのような計算となるのかは
最終学歴が自動車学校の私には分かりませんが、(笑)
このような何年もの一方向の継続がランダムの所作で
偶然に形成されたとはとても思えません。

まぁ、仮にサイコロの一振り連続としても、
特定の出目がでるように細工してあるほどの
結果であろうと思われます。(苦笑)

一瞬は一瞬の動きは判らないけれども、
「レートの方向には一定期間の継続傾向がある」
という摩訶不思議な(笑)性質があるようです。

どうもレートの動きとは、
細かく突き詰めると(方向が)ランダム「不定」だけれども、
大きくは(方向が)トレンドとして「実在」していて、
どことなくですが、量子力学にも似た性質があるようです。

とすると…、

レートの動きは、細かく分析的に見るのではなく、
むしろ分析とは逆のアプローチの統合もしくは総合、
あるいは集合的に捉えていくほうが正解なのかもしれませんね。

そして、もしかすると、

トレンドというものが存在して、
それが一定期間「継続」するのならば、

トレードとは、

(トレンドのないときは手出しをせずに)

「たんに上げ始めたから買う」
「たんに下げ始めたから売る」

という一見幼稚なアプローチで、

その継続期間がそれこそランダムで「不定」ゆえに(苦笑)

思惑に反して、すぐに反転したら「損切り」
しばらく上げや下げのトレンドが続いて、反転したら「利食い」
そして、上げや下げのトレンドが続いている限り「保有」
という単純なことを、
それぞれのトレードタームにおけるリスク許容の範囲で
行えば良いだけのことなのかもしれませんね。

おぼろげなローソクの明かりのゆらぎで
レートの動きを予見しようとするアプローチだけでは、
トレード言う名の神のパズルは解けないのかもしれません。

ときに精緻にテクニカルでの「分析」を試みようとするよりも、
大雑把な背景と動向の認識のほうが優る場合もあるようです。

FX チャートの地雷のお話

北海道もようやく桜の季節となりました。^^

さて、ここ2日間はドル円が上昇傾向となって、
ドルストレートが軟調な展開となりましたね。

一昨日の23日(水)は、東京時間の午前10時半に
豪CPIが発表されて、市場予想を上回る数字となって、
豪利下げ観測が後退して豪ドルが堅調となりました。
豪ドル米ドルでは0,95台前半まで上昇して
24年ぶりの高値となりました。
豪ドル円も98円に迫るあたりまで上昇しました。
その他のクロス円とドル円は小幅な揉み合いとなりました。
ユーロドルやポンドドルも小幅な動きとなりました。

この日のロンドン時間では、仏欧州問題担当閣外相による
「ユーロ相場は懸念すべき水準」
「為替相場は、日米中との協力強化が必要な局面なりつつある」
との発言があり、ユーロがしだいに軟調となっていきました。
また、堅調であった豪ドル米ドルが
調整動意となって下落していきました。
夕方5時半に英BOE議事録が発表されて、
利下げ決定に2人の委員の据え置き主張があったことで、
追加利下げ観測が後退してポンドが一時上昇しましたが、
米アムバックや独系銀の追加損失の噂などもあって、
他のクロス円の軟調につられるように
やがて下落していきました。ドル円も軟調となりました。

この日のニューヨーク時間では、
午後9時半にカナダ小売売上高が発表されて
市場予想を大きく下回る結果に合わせて前回値も
下方修正されたことで、カナダが急落して、
米ドルカナダドルでは1.02台前半まで
一気に100Pipsも上昇しました。
カナダの財務相による「さらなる利下げの余地がある。」との
コメントもカナダの下落を後押しすることとなりました。
また、同相から「G7声明はマーケットに影響与えていない。」
という不満のコメントもあり、
G7声明の蒸し返しが意識されたか、ドル円が上昇して、
カナダ円も含みクロス円が上下動しながら上昇しました。
ユーロドルやポンドドルは欧州時間から
軟調が続いていましたが、さらにドル買いも加わって
下落していきました。その後、NY後半は、
ドル円とクロス円は揉み合いとなっていきました。

昨日の24日(木)は、早朝にRBNZ政策金利が発表されて
市場予想とおりの据え置きとなりましたが、
声明文で金利据え置き期間が短縮するニュアンスに
変わったことで利下げ観測が強まることとなって
キウィが下落しました。
これにつれて一時オージーも軟調となりました。
東京時間に入るとドル円とクロス円は、
小幅ながらしだいに堅調な動きとなりました。
ユーロドルは弱含みの展開となりました。
ウォールストリートジャーナル(電子版)では、
来週のFOMCでは0.25%の利下げの可能性が高いが、
声明では今後の利下げ休止が盛り込まれる可能性との
観測記事が報じられました。
日経平均は前日比−38.29円で引けました。

ロンドン時間に入ると夕方5時に独IFO景気動向が発表されて、
市場予想を下回るとともに、ここのところの欧経済指標が
欧州の景気減速をはっきり示唆する内容であることから、
ユーロが下落して、つられるようにポンドも下落しました。
続い夕方5時半に英小売売上高指数が発表されて、
好悪混在したものの、前年比では良く
ポンドが上昇しましたが、売り買いが交錯して、
激しい上下動となりました。
ドル円も軟調となってユーロ円は急落しました。
その他クロス円も軟調な展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると、
はじめ欧州株価やダウ先物の軟調を受けて、
ドル円とクロス円が軟調に推移しましたが、
夜9時半に米耐久財受注と米新規失業保険申請件数が
発表されて、耐久財受注の3月分は悪かったものの、
その他が良い数字で、これを好感してドル円とクロス円が
一転して堅調となる展開となりました。
その後、夜11時に米新築住宅販売件数が発表されて、
市場予想を下回る結果にドル円とクロス円が
一時下落する忙しい展開となりました。
その後NYダウが前日比で一時100ドルを越える上昇となったことで
再びドル円とポンド円などが上昇傾向なりました。
豪ドル米ドルが軟調であったことで、
豪ドル円は揉み合いとなりました。
ユーロドルなどドルストレートは軟調が続きました。
NYダウは前日比+85.73ドルで取引を終えました。

週末でゴトウ日の今日25日(金)は、
朝の8時半に日全国消費者物価指数、日東京消費者物価指数、
夕方5時に欧M3(季調済)
夕方5時半に英GDP(速報値)、
夜の11時に米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
などの経済指標が発表されます。
日指標にも一応注目です。
そして、英と米の指標には注目です。

さて、ここ2日間はドル円が上昇傾向となって、
ドルストレートが軟調な展開となりました。

普段、あまり注目されない米求人広告指数ですが、
調査開始以来の最低水準となって、米国の民生求人が
低下していることを示しているようです。
来週金曜日の米雇用統計(4月分)への影響が少し気になります。

満月も過ぎ(冗談です)^^、今日は週末ですので、
深夜の調整の動きにも少し気をつけたい感じもします。

市場替りの初動に気をつけてトレードして行きたいものです。


さて今日は、チャートの地雷のお話です。

変な題名で恐縮です。 (^^;)

地雷が登場したのは1863年から3年間にわたる
アメリカの南北戦争なのだそうですが、
第2次世界大戦でドイツ軍が使用した
「Sミイネ」と呼ばれる対人地雷では、
踏むと爆発により地中から飛び上がり、
鉄球を飛び散らせるものまであったそうですね。

人が踏んでも爆発せずに、戦車などの重量物が踏むと
爆発する「対戦車地雷」というのもあるそうで、
第2次世界大戦では、「対人地雷」など、
なんと3億個以上の地雷が使用されたといいます。

今では1年に約10万個の対人地雷を撤去しているそうですが、
それでも全て撤去するには1000年もかかるのだそうです。

1997年オスロで調印されたオタワ条約で
対人地雷の全廃を目指す動きがありますが、
現在でも、カンボジアやエルサルバドルなどで
市民が地雷の危険さらされて生活していています。

さて、私達トレーダーにとっても
トレードでの地雷があります。

その1つは、レジスタンスラインであったり、
サポートラインであったり、するわけですが、

そのポイントを踏むと勢い良く進んでいたレートが
クルリときびすを返して、逆に動くことがあります。

そうとは知らずに「よし、いい感じだ。」
などと動きに追従してポジションを持つと、
一気に反転して、「あれれっ。」ということになります。

これらの地雷網は幾重もあって、
ときにブルとベアを分かつ移動平均線も
この働きをすることがありますし、
直近の高値や安値、そして、ケルトナーや
ボリンジャーなどバンドや、チャネルの境界も
地雷の働きをすることがありますので
注意が必要ですね。

しかし、これらのポイントは、
うまくこれを抜けるとストップを巻き込んで
さらに上昇が加速したり、さらに下落が加速したりする
ブレークのポイントともなりますので、
ただ、避ければ良いというものでもなく、
このあたりが難しいところですが、

反転と加速の可能性の共存する
注目のチャートポイントと言えそうですね。
戻るか抜けるかの注目のポイントです。

まぁ、しかし、これらのポイントは
いろいなツールがあって、
見つけようと思えば見つけられ、
気をつけることもできるものですが、

もっと怖いトレードの大地雷があります。

それは…、

「保ち合い相場」や「ちゃぶつく狭いレンジの相場」です。

一見、低ボラティリティで安全なようですが、

ところがどっこい(笑)
これらは、一帯が危険な大地雷域であることが多いものです。

「テクニカル指標がこうだから…」などと、
生半可な知識で安易にトレードすると、
怪我をしてしまいます。

とても危険な地雷域です。

かつて私もそうでしたが、
休むことを知らない初心のトレーダーの多くが、
そうとは知らずにこの大地雷域に足を踏み込んで、
爆死とはいかないまでも、
怪我ばかりしているのを見かけます。

相場の状態がどうであれ
ポジションを持たないと気のすまないトレーダー。

トレードチャンスに飢えていて、何でも食いつくトレーダー。

ベテランでも難しいこの地雷域では、
未熟なトレーダーはひとたまりもありません。
相場にもてあそばれて負けてしまうことが多いのです。

一方向にしっかり動く相場を狙うべきなのに、
そのような相場もちゃんとあるのに、

場を読めなくては、せっかくの利益を
この地雷域で放出してしまいます。

ボラティリティの大きなレンジはトレードできても、

移動平均にはっきりとした傾きのない
「保ち合い相場」や「ちゃぶつく狭いレンジの相場」は
怖い相場なのです。

テクニカルを学ぶ前に知っていなくてはならないことです。

「休む」と「待つ」を知らないと、
トレードでは勝ち続けられないものです。

逆に、負けさえ減らせば口座資金は増えていくものです。
のべつ幕なしトレードする必要などないのですね。

危険な地雷域を見抜く目を養って、
しっかりレートがこの危険帯域を離れるのを待って、
トレードして行きたいものです。

FX 情報の選択のお話

バンカメの四半期決算発表やダラス連銀総裁の発言もあって、
ドルがまた軟調傾向となりましたね。
一方、ユーロは利上げ期待に上下動しながらも
史上最高値を更新しました。
また、投機マネーのコモディティ市場への流入で
原油が高騰しています。

一昨日21日(月)は、はじめ前週のNYダウの上昇を受けての
リスク選好の動きでドル円とクロス円が上昇しました。
その後、東京時間に入って豪生産者物価指数が発表されて、
市場予想を上回る結果に豪ドルが堅調な展開となりました。
その他の通貨ペアは保ち合いの相場が続きました。
日経平均は前日比+220.10円で取引を終えました。

その後、ロンドン市場に入ると、
前週からポンドの上げ要因となっていた
「BOEによるモーゲージ市場の緊急緩和策」が発表されて、
その内容が商業銀行が保有するモーゲージ証券と
約500億ポンドの国債との交換の提案であったことで、
"Buy the Rumor,Sell the Fact"の動きとなり、
加えて英系銀に新たな追加損失の計上の噂も出て、
ポンドが下落しました。
そして、午後8時頃米バンカメの四半期決算が発表れて、
市場予想を大きく下回る
「信用収縮損失67億ドル。純利益77%減。」
という結果となって、ドルが売られユーロドルが上昇して、
ドル円とクロス円が揉み合いながらも軟調となっていきました。

ニューヨーク時間に入ると、決算の悪かったバンカメを
ムーディーズがAA2に格下げしたこともあって、
NYダウがしばらく軟調に推移して、
ドル円とクロス円がさえない動きとなりました。
ユーロドルはしばらく上昇し後、調整の上下動となりました。
NYダウはしだいに下げ幅を縮小していきました。
トリシェECB総裁やパパデモスECB副総裁からは、
「物価安定に対するリスク」を強調する発言が相次ぎ、
欧利下げ観測が後退しました。
原油価格が117ドル台に乗せました。
NYダウは前日比−24.34ドルで取引を終えました。

昨日22日(火)の東京時間は主要となる経済指標もなく、
日経平均が軟調な推移となったことを背景に、
ドル円とクロス円がやや軟調な揉み合いの展開となりました。
午後2時過ぎにクウェートがディナール(通貨)の
対ドルの基準レートを20Pips切り下げたことでのドル買いに
ドルストレートが軟調となりました。
日経平均は、前日−148.73円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、
独銀損失の噂にユーロの下げが進みましたが、
4時過ぎからはクウェート報道の織り込みも一巡して、
ドルストレードが上昇に転じました。
ユーロドルが1.59台後半からいったん調整となったものの、
ポンドドルは堅調な展開となりました。
また、ドル円は揉み合いとなりましたが、
ユーロ円は午後4時過ぎから上昇に転じて
164円台後半まで上昇して、この時間、
ポンド円も堅調に推移しました。

ニューヨーク時間に入ると、カナダの政策金利が発表されて、
市場の大方の予想とおり0.5%の利下げとなりました。
市場はカナダが4会合連続での利下げであったことや
BOC声明がネガティブな内容であったこともあって、
カナダドルが売られる展開となりました。
午後11時に米中古住宅販売件数と
リッチモンド連銀製造業指数が発表されて、
好悪交錯しましたが、ダラス連銀総裁の
「米第2四半期の経済成長は第1四半期より弱くなる。」
との発言もあり、NYダウの下落を背景にドルが軟調となりました。
一方、いったん調整傾向となっていたたユーロドルは、
EU高官による「次期会合で利上げバイアスへと移行。」
というコメントもあり、一時、史上最高値を更新しました。
ドル円は軟調となってクロス円は揉み合いとなりました。
原油が119ドル台をつけて史上最高値を更新しました。
NYダウは前日比−104.79ドルで取引を終えました。

今日23日(水)は、
早朝6時に米ABC消費者信頼感指数、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支、
午前10時半に豪消費者物価指数、
夕方5時半に英BOE議事録、
夜8時に米MBA住宅ローン申請件数、
夜9時半に加小売利売上高、
などの経済指標が発表されます。
豪・英・加の指標には注目です。

明日24日(木)は、
早朝6時にNZ政策金利、
朝の8時50分に日全産業活動指数、
夕方5時に独IFO景気動向、独IFO現況評価値、独IFO予想値、
同5時に欧経常収支、
夕方5時半に英小売売上高指数、
夜の9時半に米耐久財受注、米新規失業保険申請件数、
夜の11時に米新築住宅販売件数、米求人広告指数、
同夜の11時に加中銀政策レポート、
などの経済指標が発表されます。
NZ・独・英・米の指標には注目です。

さて、バンカメの四半期決算発表や
ダラス連銀総裁の発言もあって、
ドルがまた軟調傾向となりました。
一方、ユーロは独銀の損失の噂などもありながら、
EU高官による「次期会合で利上げバイアスへと移行。」
との発言もあり、史上最高値を更新しました。

また、英銀のRBSが今期に59億ポンド(1兆2000億円)の
損失処理をして、資本不足を補うため120億ポンドの
増資をすると発表しました。

投機マネーはコモディティ市場へと流れて、
原油がさらに高騰していて、

少し難しい場面もある為替相場ですが、
大勢を見てトレードして行きたいものです。


さて今日は、情報の選択のお話です。

大阪商業大学では、なんと
ギャンブル学というものを教えるのだそうで、(驚)
その権威に谷岡一郎先生という方がいらっしゃって
その大学の学長もされていたということですが、

将棋の名人にもなった谷川浩司というプロ棋士と
その谷岡教授との対談が「勝負運の法則」という
題名で出版されていています。

その中で、谷岡先生はこう語ります。

「これからは、いらない情報をいかに早く見極め、
 捨てるかが大切だ。」

情報化社会では、溺れるように情報のシャワーを
浴びるわけですが、(笑)

むしろ、必要な情報と不必要な情報を見分けて、
いらない情報をどう捨てるか、
そして、必要な情報をどう生かすかが大切というわけです。

情報が多すぎると大切なものや本質が
逆に見えなくなってしまうようです。

トレードでいいますと、事実の概況は良しとしても、
アナリストの見解まであちこちから得てしまうと、
強気と弱気が交錯することがあって混乱することもあり、

また、強気一辺倒でも弱気一辺倒でも、
トレンドの終焉が近づいている場合もあって、
トレード判断に悪影響となる場合がなくもないようです。

「こうなるはずだ。」

などという判断のバイアスで、チャートが違って見えて(苦笑)
痛い目を見たトレーダーも少なくないようですね。

また、チャートのテクニカル指標も、
オシレーターばかり見るなどということは
逆張りに偏重してしまうこともあって、

そして、多ければより正確な判断ができるかというと
決してそうではなく、あまりに多く見てしまうと、
遅延や混乱をしてしまうこともあります。

むしろ、どこまでシンプルに出来るかという
「捨」こそ大切な場合があります。

テクニカル指標の多くも、
過去のレートの動きの2次加工の描画ですから、

どんどん捨てていくと、最後に残るのは
(ローソク足もレートの2次加工ではありますが)
恐らくレートそのものの動きを表すローソク足で、

これこそがチャートの基礎であり、
最も大切な元となるようです。

さて、実体とヒゲで構成されるローソク足ですが、
足の長短もありますが、陰陽が大切で、

上昇とは「上値を切り上げながら、下値も切りあがること」
などという小難しい定義など知らずとも、

陽陽陽…と陽線が連なるときは「上昇」の状態で

上昇するときは、例外なく必ずこのパターンが現れます。
そして、上昇が強いほど陽が増えます。

(下降ならこの逆ですね)

陽陰陽陰で、陽と陰のローソク足の長さの違いで
上昇することもなくはありませんが、

陰陽がほぼ同数で混在する時は、
多くのケースで方向不明の保ち合いです。

「そんなのあたりまえじゃないか。
 だからどうしたんだ。」

上昇では陽線が多くなる。下降では陰線が多くなる。
保ち合いでは陽線と陰線が同比に近く混在する。

もしも、これがあたりまえならば、

陽線と陰線が同比に近く混在していれば見送り。

(保ち合いを離れて)
陽線が続きだしたら買い。陰線が続きだしたら売り。
そして、逆線が出れば手仕舞い。

この原始的なローソク足での相場認識をした上で、
(これでトレードできるくらいになって)

それから、テクニカルでブレを排除したり、
上昇の強さや加速度、下降の強さや加速度、
そして、反転の可能性のあるチャートポイントを
追加認識するべきなのかもしれません。

一度は情報をどんどん捨てて、
最後に残った最も大切なものを中心に
有用な情報を加えて再構成すると良いようで、

基礎や原点を忘れて応用も情報もないのですね。

チャートでは、はじめにローソク足ありき―。

主客の見極めこそ大切なようです。

FX ペーパーマネーのお話

北海道も春の爽やかな風がそよぎ
気持ちの良い日が続いています。

さて、先週末はドル円やポンド円など
相場が大きく動きましたね。

先週末の18日(金)は、前日のユーログループ議長の
「市場はG7のメッセージを正しく理解していない。
ユーロドルの上昇は望ましくない。」との
コメントを受けたユーロドルが軟調となり、
英の財務省関係筋が「BOEと英政府は来週にモーゲージ市場の
緊急緩和策を発表する可能性」と報じたことでポンドが上昇して
米ダラス連銀総裁の「米利下げには躊躇」とのコメントもあって
ドル円が102円台を回復した地合いを継いでの
スタートとなりました。
東京時間では、午前10時半の豪指標は
市場予想より強い数字となりましたが市場反応は限定的でした。
日経平均は小高くはじまった後、
昼まではやや軟調な展開となりました。
為替は新年度の投信の買いなどがあったようですが、
小幅な値動きが続きました。
午後からは日経平均が小幅ながら上昇して、
前日比+78.15円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると独生産者物価指数が発表されて、
0.7%と市場予想を上回る結果となってユーロが上昇しました。
また、英RBSが来週に株主割当増資を発表の可能性」が
伝えられたこともあって、欧州株価が堅調に推移する中、
午後7時半に米シティーグループの四半期決算が発表されて、
悪いながらも市場予想を上回る好結果となり
金融機関に対する懸念が幾分和らいだことで、
リスク選好の動意に欧州株価とダウ先物が上昇して、
ドル円とクロス円が急上昇するな展開となりました。
一方、この動きでのドル買いが前日のユーログループ議長の
発言を背景に進んで、ユーロドルが下落する展開となりました。
この時間、ドル円が104円前半まで、
ポンド円が208円前半まで一気に上昇しました。
また、ユーロドルはこの時間に1.57台半ばを
下回るあたりまで下落しました。

ニューヨーク時間に入ると、
格付け機関のフィッチが米シティの格付けを引き下げたことで、
水を差された格好となりましたが、
米フィラデルフィア連銀総裁による
「インフレ上昇を懸念には合理的な理由がある。
利下げが経済への万能薬と考えるのは危険な間違。」
との発言もあり、揉み合いながらも
ドル円とクロス円の上昇は深夜12時近くまで続きました。
午後9時半のカナダ指標では前回値の修正も含め
やや悪い数字となって、
米ドルカナダは上下動しながらも軟調となりました。
また、原油を除くコモディティ市場の軟調に
豪ドルなどオセアニア通貨が伸び悩む場面が見られました。
深夜12時あたりから調整の動きとなって、
104円台後半まで上昇していたドル円が103円台後半まで、
209円台に迫るあたりまで上昇していた
ポンド円が206円台後半まで反落して押す展開となりました。
一方、1.57台前半まで下落していたユーロドルは、
オーストリア中銀総裁による「(欧は)利下げの余地はないが、
利上げの可能性は排除しない」とのコメントもあって、
1.58台前半まで戻す展開となりました。
NYダウはおおむね堅調な展開が続き
前日比+228.87ドルで取引を終えました。

週はじめの今日21日(月)は、
朝の8時01分に英ライトムーブ住宅価格、
朝の8時50分に日第三次産業活動指数、
午前10時半に豪生産者物価指数、豪新車販売台数、
午後2時に日景気先行指数(確報値)、日景気一致指数(確報値)、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格、
夜の9時半に米シカゴ地区連銀企業活動指数、
同夜の9時半に加国際証券取扱高、
などの経済指標が発表されます。

明日22日(火)は、
午後3時15分にスイス貿易収支、
夜の10時に加BOE政策金利(市場コンセンサスは0.5%の利下げ)、
夜の11時に米中古住宅販売件数、リッチモンド連銀製造業指数、
などの経済指標が発表されます。
カナダの政策金利と米指標には注目です。

さて、今週は今日21日(月)の米バンカメの四半期決算や
明日22日(火)のカナダ政策金利と米中古住宅販売件数、
そして24日(木)のNZ政策金利、独IFO景況感や英小売売上高、
米耐久財受注と米新築住宅販売件数、
25日(金)の英GDP(速報値)などが注目ですが、
どちらかと言いますと材料が少なめのようです。

案外、このようなときに相場は大きく動くものですが、

また、17日のダラス連銀総裁による
「一段の利下げには引き続き躊躇。」との発言や、
18日の米フィラデルフィア連銀総裁による
「インフレ上昇を懸念には合理的な理由がある。
利下げが経済への万能薬と考えるのは危険な間違。」との
発言もあって、米利下げ観測が後退してきているのと同時に、

少し以前は、「米利下げ期待」→「株価上昇」→
「リスク懸念後退」→「ドル円上昇」という市場反応が、
「米利上げ期待」→「ドル円上昇」
というストレートな市場反応へと
変化してきていることにも注目されます。

そして、英の財務省関係筋が「BOEと英政府は来週に
モーゲージ市場の緊急緩和策を発表する可能性」と
報じたこともポンド上昇の要因となっていましたが、
短期筋による"Buy the Rumor,Sell the Fact"の動きの懸念もあり
英のモーゲージ市場の金融緩和策が
いつ実施されるのかにも注目されます。
ある程度の警戒も必要なのかもしれません。

流れに乗りながらも、過度の楽観することなく
機敏にトレードしていきたいものです。


さて今日は、ペーパーマネーのお話です。

私達のトレードの対象である通貨ですが、
もともとは物々交換を円滑化させるために発明されたそうで、
大昔は、なんと「貝」や「石」や
「骨」であったと言いますから、
ビックリですね。(笑)

その後、地域を越えて異国との交易が盛んになると、
貝とか石とかというわけにもいかなくなったようで、(笑)

国を超えてより普遍的な価値の裏づけが必要となって、
金でできている「金貨」や銀でできている「銀貨」が
作られるようになったと言います。

地域を越えて価値が認められる貴金属そのものが
交換媒体としての貨幣としての役割を果たしていたわけです。

まさに「お金」そのものですね。(笑)

時代が過ぎ、物流と交易が盛んになると
額面に対して定量の金との兌換(だかん)が可能な
紙幣が考案されてペーパーマネー流通していきます。

金の価値と重さが紙幣の価値を保証していたわけで、
兌換紙幣などと呼ばれていました。
また、貨幣の価値を「金」をもとにしていたことから、
このような仕組みを金本位制などといっていました。

今は昔のお話のようですが、このような兌換は
英国では第一次大戦後に中休み(笑)はあったものの
1931年まで続きました。

1929年の大恐慌以降、
主要各国は金本位制を取りやめることとなりましたが、
米国では1971年のニクソン宣言までは、

1944年のブレトンウッズ体制で取り決めた
1ドルの価値は35分の1オンスの金となっていて、
金と兌換が可能でした。

金本位制の維持は、ドルが世界の基軸通貨となった
1つの理由であったかもしれませんね。

ところが、その米国も金本位制を
ベトナム戦争の泥沼化のためか、
スミソニアン体制の過渡期を経て、
世界へのドル流通の大義名分のもとに廃止して、
米ドルも文字とおりの紙幣(ペーパーマネー)となりました。

通貨の価値が金という保証によるものではなく、
その価値が市場で決定されるようになったわけです。
米ドルも含めて株式や債券と同じように
変動相場制となったのです。1973年のことでした。

その後、ペーパーマネーの増刷は続き、(苦笑)
世界にインフレの嵐が吹き荒れました。

1バレル4ドル! であった原油が
わずかの期間に40ドルとなり、
(現在は100ドル越えですね)

金はなんと1オンスあたり35ドルであったものが、
それほど長い期間を要せず800ドルを超え、
FRBは狂乱物価を抑えるために、
なんと1979年に○○金融並みの
金利を21%! まで引き上げました。(驚)

その後、時を経て2006年にロン・ポール米下院議員は
議会でこう演説します。

「ペーパーマネーを印刷することは、偽造に他ならない!」

(原文) (翻訳)

この演説は、なかなか圧巻な読み物です。

今はロン・ポール議員の言う
成るべくしてなった高いツケを払っているのかもしれませんね。

FX 通貨の分類のお話

昨日17日(木)は、英の財務省関係筋が
「BOEと英政府は来週にモーゲージ市場の
緊急緩和策を発表する可能性」との報じたことで、
ポンドの上昇が目立つ相場となりましたね。

一昨日16日(水)は、前日のNYダウの持ち直しと
ドル円とクロス円が上下動しながらも上昇した
地合いを継いでのスタートとなりましたが、
午前中はウォールストリートジャーナルによる
米メリルリンチの決算が追加損失を計上するとの
観測記事もあって軟調となる展開となって、
午後は揉み合いとなりました。
日経平均は、前日比+155.55円で取引を終えて
3営業日ぶりに13,000円台を回復しました。

ロンドン時間に入ると独消費者物価指数が発表されましが、
ほぼ市場予想とおりの結果となりました、
その後、ロシアと中東勢と目される
欧州通貨買いとドル売りが仕掛けられて、
ユーロドルやポンドドル、そして豪ドル米ドルなど
ドルストレートが上昇して、
ドル円が下落する展開となりした。
夕方5時半の英失業率は市場予想とおりで、
午後6時の欧消費者物価指数は市場予想を上回り
過去最高水準となる結果となりました。
また、中国人民銀行が預金準備率を
0.5%引き上げることを発表したこともあって、
ドル円が一時100円台後半まで下落しました。
一方、ユーロドルは1.59台後半まで上昇しました。

ニューヨーク時間に入ると
午後9時半にカナダの製造業出荷が発表されて
強い数字となり、やがてカナダが上昇する展開となりした。
同時刻に発表された米消費者物価指数は
ほぼ市場予想とおりでしたが、
一方の米住宅着工件数などが悪い数字で、
原油高も後押しする格好でドル円が下落しました。
その後、発表された米鉱工業生産が
市場予想を上回る強い数字となって、NYダウの
堅調を背景にドル円もしだいに堅調となっていきました。
クロス円もドルストレートの上昇にも支えられて
堅調に推移しました。
後半に英財務省関係筋のコメントなどで
軟調となる展開が見られました。
ベージュブックは予想の範囲内で
反応はあまり見られませんでした。
IBMの決算などもあって米企業業績の懸念が後退して、
NYダウは前日比+256.80ドルで引けました。

昨日17日(木)は、前日の流れを継いで
ドル円クロス円が堅調に始まりました。
東京時間では、日経平均が前日終値比+169.70円で
寄付きました。その後、ドル円は102円台を前にしての
輸出勢の売りもあって揉み合いとなりました。
ドルストレートは保ち合い傾向となりました。
午後1時半に日鉱工業生産の確報値が発表されて
市場予想を上回る結果に一時円高に振れる場面もありましたが、
限定的でした。様子見的な展開が続きましたが、
午後2時過ぎからは株価の堅調もあって
ドル円とクロス円が上昇しました。
日経平均は前日比+252.17円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、早
出勢によってドル売りが仕掛けられて、
ドルストレートが上昇して、
ドル円やポンド円が下落する展開となりました。
午後4時15分にスイス小売売上高が発表されて
市場予想を上回る結果に限定的ながらスイスが上げました。
その後、ドル円とポンドは揉み合いとなりましたが、
英財務省関係筋が
「英は来週にもモーゲージ市場の緊急緩和策を発表」と
伝えたことからポンドが上昇して、
リスク緩和にドル円も上昇する展開となりました。
午後7時過ぎに米メリルリンチの四半期決算が発表されて、
サブプライム住宅モーゲージのエクスポージャーの減少と
オルトA住宅モーゲージのエクスポージャーの増加とともに
人員削減方針なども伝えられました。
夜の8時にカナダの消費者物価指数が発表されましたが、
市場予想よりもコアが弱く、
しだいにカナダが軟調となりました。
その後、ユーログループ議長の
「市場はG7のメッセージを正しく理解していない。
ユーロドルの上昇は望ましくない。」とのコメントがあり
ユーロが急落しました。これに伴うドル買いで
ドル円が上昇しました。欧州株は軟調な展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると
米新規失業保険申請件数が発表されて、
やや雇用環境の改善を示す数字となりましたが、
市場反応は限定的でした。
一方、ユーロドルが一時戻す展開となりました。
午後11時には米景気先行指標総合指数と
フィラデルフィア連銀指数が発表されて、
連銀指数の方が市場予想を大きく下回り
7年ぶりの低水準となったことを受けて、
一時ドル円とクロス円が下落しましたが、
織り込みの後すぐに反発する展開となりました。
一方、ポンドも一時押しが見られましたが、
その後は堅調が続く展開となりました。
ポンド円が一時204円台前半まで、
ポンドドルが一時1.99台前半まで上昇しました。
NYダウは前日の終値を挟んだ上下動の展開となりました。
ドル円と、ポンド円を除くクロス円は上下動しながらも、
ダラス連銀総裁の「米利下げには躊躇」とのコメントもあって、
ドル円が一時102円台後半まで上昇しました。
一方、ユーロドルは戻した後は揉み合いとなって、
その後、徐々に軟調となりました。
NYダウは前日比+1.22ドルで取引を終えました。

週末の今日18日(金)は、
午前10時半に豪輸入物価指数、豪輸出物価指数、
午後2時に日消費者物価指数、日消費者態度指数、
午後3時に独生産者物価指数、
夕方5時半に英マネーサプライ、
夕方6時に欧建設支出(季調済)、
夜の9時半に加景気先行指数、加卸売売上高、
などの経済指標が発表されます。

さて、昨日は英財務省関係筋が
「BOEと英政府は来週にモーゲージ市場の
緊急緩和策を発表する可能性」
との報じたことで、ポンドの上昇が目立つ相場となりました。

また、ユーログループ議長の
「市場はG7のメッセージを正しく理解していない。
ユーロドルの上昇は望ましくない。」とのコメントと、

ダラス連銀総裁の「一段の利下げには引き続き躊躇する。
利下げで金融市場問題を解決することは、
インフレで状況を悪化させる。」
とのコメントが印象的でした。

ダラス連銀総裁の発言は、
FRBの政策金利の舵取りの難しさを物語っているようです。

今日は、シティーグループの決算発表があり注目されます。

流れに乗りながらも、機敏にトレードして行きたいものです。


さて今日は、通貨の分類のお話です。

国際決済銀行(BIS)が昨年の9月に発表した
統計によりますと、為替は、なんと
1日あたり320兆円以上も取引がされているそうですね。

2004年の統計では、
日あたり200兆円以上と言われていましたので、
それでも「凄い取引量だなぁ」と思っていたものですが、
ほんとうに為替取引の市場は巨大ですね。

日本の国家予算の4倍近くも、
たった1日で取引されているのですね。

世界の年間の貿易総額でさえ1,300兆円ほどといいますから、
それがほんの一週間にも満たない間に取引されていて、
外国為替市場は世界最大のマーケットとなっています。

まぁ、為替市場などといっていますが、
一部を除き取引所取引ではなく、巨大な電脳網での
電子ブローキング・システムで作られている市場です。

さて、この外国為替取引で扱われる通貨は、
通貨のある国の数だけあるわけですが、
いろいろと分類される場合があります。

メジャーとかマイナーなどいう大雑把な分類もありますし、^^
北米系とか欧州系、それにアジア系とかオセアニア系とか
地域で分ける分類もありますし、ドルストレート通貨とか、
クロス円などという分類もありますね。

そのような通貨の分類の1つに
「債権国通貨」や「債務国通貨」なんていうのもあって、
「資源国通貨」という分類もあります。

「債権国通貨」とは、円やスイスフランがその代表です。
恐らく中国元もこちらに分類されると思います。

別名「負での成長通貨」とか「不況通貨」などと
呼ばれることがあるそうです。

別名のほうは語感的にあまりありがたくない
命名のようではありますが、(苦笑)
特徴としては、世界経済が悪化するほど通貨高になりやすい、
という特徴があるとされています。

一方、「債務国通貨」は、ドルやポンドがその代表です。

借金国のような名前ですが、(苦笑)
特徴として、世界の経済が良好なほど通貨高になりやすい、
という特徴があります。

債務国通貨は金利が高いという特徴もあるとされていますが、
米ドルは現在、そう高い金利とはいえません。

そして、もう1つ「資源国通貨」という分類があって、
豪ドルやNZドルやカナダドルがこれに分類されます。

別名でコモディティ(商品)通貨などとも呼ばれますが、
(カナダを除き)債務国でもあるので、
世界の経済が良好なほど通貨高になりやすい、
という特徴とともに、資源の輸出比率が高く、
コモディティ価格に大きく影響を受けます。

さて、ユーロですが、やや経常赤字で、
その意味では債務国通貨となりそうなものの、
サブプライム後の動きを見る限り、難しいところですが
どうやら債権国通貨に分類されそうです。

去年の11月頃までは、カナダドルが債権国でありながら、
資源国でもあり、コモディティの堅調に支えられて、
「最強通貨」などと巷で呼ばれたこともあったようですが、
なにせ8割くらいが米国への輸出であるために、
米経済の悪化に失速傾向となっています。
でも、対米ドルではまだ大きな目で見て堅調ですね。

やはり、いろいろ考えるとユーロは強そうですが、
どのようなものでしょうか。

また、債務国通貨でありながら金利もさほど高くない
米ドルはどうなのでしょうか。

日々のトレードはまた別として、マクロ的に
このような通貨分類でFXを見てみるのも面白いものです。

FX 情報サイト活用のお話

G7後の週はじめは、窓を空けて始まりましたが
その窓も埋まり、G7の影響もはかなく感じられましたが、
翌日はまた戻す忙しい展開となりましたね。

一昨日14日(月)は、ワシントンG7が終了して、
世界経済の悪化の認識が示されるとともに、
プラハG7以来7年7カ月ぶりにドル安懸念の声明も出されて
市場反応が注目されましたが、ドル円が101円台前半まで
上窓を空け、一方、ユーロドルも1.57台を割り込んで
下窓を空けてのスタートとなりました。
その後、午前10時半に豪住宅ローンが発表されて、
オージーが対ドルと対円ともに下落して、コモディティ市場の
軟調も背景にNZもつられるように下落しました。
日経平均やアジア株価は軟調に推移して、
リスク回避の動意にドル円とクロス円も空けた上窓を閉めて
軟調な展開となっていきました。
一方、ユーロドルは、しだいにG7をあざ笑うかのように
下窓を埋めていきました。
日経平均は前日比で一時450円を以上も下落しました。
ロンドン時間に入ると、さらにユーロドルが上昇して、
1.58台後半まで上昇しました。
夕方5時半の英生産者物価指数と英生産者出荷価格と
夕方6時の欧鉱工業生産は、ともに市場予想を上回る
結果となって、ポンド円が上昇して、
ユーロ円も上下動しながらも堅調な展開となりました。
午後7時に米銀のワコビアの四半期決算が発表されて、
資本増強計画も同時発表されたものの赤字計上であったため、
ドル円が軟調となりました。
ニューヨーク時間に入ると米小売売上高が発表されて、
除く自動車では市場予想を下回ったものの、
小売売上げ総体では市場予想を上回り、
ドル円が上下投資ながらも堅調に転じました。
一方、ユーロドルやポンド円は下落して行く展開となりました。

ゴトウ日の昨日15日(火)は、
早朝に米ベアース・ターンズの四半期決算が発表されて、
1株利益0.86ドル、収入34.3億ドルと言う結果になりました。
朝の7時45分にNZ小売売上高が発表されて、
市場予想をやや下回りましたが市場反応は限定的でした。
続いて英RICS住宅価格が発表されて
市場予想を下回るとともに30年来の低水準となったことで、
ポンドが下落しました。
日経平均が前日比で一時マイナス圏となったものの、
その後に堅調となったことで、
東京時間の午前中はドル円とクロス円が上昇しました。
ユーロドルとポンドドルは保ち合いとなりましたが、
豪ドル米ドルは堅調な展開となりました。
午後になると日経平均が頭が重く伸び悩んだこともあって、
ドル円とクロス円が軟調に転じました。
日経平均は前日比+73.07円で取引を終えました。

ロンドン時間に入るとドル円とクロス円の軟調が加速して、
ドル円が一時100円台後半まで下落しました。
夕方5時半に英消費者物価指数が発表されて
市場予想を下回る結果にポンドが下落しました。
ポンド円が198円台前半まで、ポンドドルが1.96台まで下落して
ユーロポンドが市場最高値を更新しました。
夕方6時に独欧のZEW景況感調査が発表されて、
ともに市場予想を下回る結果となりました。
これを受けてユーロドルが軟調となって、
ユーロ円も一時159円台後半まで下落しました。
豪ドル米ドルもロンドン時間に入ってからは
軟調な展開となりました。

ニューヨーク時間に入ると午後9時半に
米生産者物価指数とNY連銀製造業景気指数が発表されて、
連銀指数では構成項目の雇用が悪かったものの、
総合では市場予想を上回る好結果となって、
続いて発表された対米証券投資は好悪交錯したものの、
ネット長期TICフローが良い数字となって、
ドル円とクロス円が上昇しました。
その後、揉み合いの乱高下を演じた後、
軟調であったNYダウの持ち直しを背景に、
深夜2時に発表されたNAHB住宅市場指数が
3ヶ月連続で横這いであったことで
住宅市場の底打ち感がでてきたこともあって、
ドル円とクロス円が揉み合いの上下動をしながら上昇しました。
ポンドドルなどドルストレートはドル買いに軟調となりました。
NYダウは前日比+60.41ドルで引けました。

今日16日(水)は、
午前9時半に豪Westpac先行指数、
午後3時に日工作機械受注、
同午後3時に独消費者物価指数(確報値)、
独調和消費者物価指数(確報値)、
夕方5時半に英失業率、
夕方6時に欧消費者物価指数、
夜の9時半に米消費者物価指数、米住宅着工件数、
米建設許可件数、
同夜の9時半に加製造業出荷、
夜の10時15分に米鉱工業生産、米設備稼働率、
深夜3時に地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)、
などの経済指標が発表されます。
英・欧・米の指標には注目です。

明日17日(木)は、
午後1時半に日鉱工業生産(確報値)、日設備稼働率(確報値)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高、
夕方6時に欧貿易収支(季調済)、
夜8時に加消費者物価指数、
夜の9時半に米新規失業保険申請件数、
夜の11時に米景気先行指標総合指数、
などの経済指標が発表されます。
スイス・加・米指標には注目です。

さて、G7後の週はじめは、プラハG7以来7年7カ月ぶりに
ドル安懸念の声明も出されたことで、
ドル円とクロス円が上窓を空け、
ユーロドルが下窓を空けてのスタートとなりましたが、
その日のロンドン時間までには空けた窓も埋まるG7の影響も
はかない結果に見えましたが、翌日は上下動しながらも、
ドル円とクロス円が持ち直し、
ポンドドルやユーロドルが軟調となって、
堅調であった豪ドル米ドルも下落して
ドルストレートが軟調となりました。

今日16日(水)は注目指標も多く、
JPモルガンの四半期決算もありますので、
また注目の1日となりそうです。
明日17日はやや経済指標は小粒ですが、
メリルリンチの四半期決算が注目されます。
株価の動向に注意しながら機敏にトレードして行きたいものです。

世界の株価


さて今日は、情報サイト活用のお話です。

私達トレーダーにとって、
リアルタイムで得られる最大の情報は、
プライスの変動そのもの、つまり、チャートである、
なんてことがよく言われて、

厳格なテクニカルトレーダーの中には、

「得た情報は、あなたが最初であることはないのだから、
 情報でトレードするなどということは、考えてはいけない。
 ニュースを見てトレードしたのでは、既に遅いのだ。」

などと厳しい考えの人もいるようですが、

まぁ、確かにそうではあっても、
ニュースや情報は気になるものですね。

情報に年間数千万円もかけるという機関投資家と
情報戦ではとても太刀打ちできませんが、

タイムラグがあるとは言え、
無料の情報やニュースをチェックしてみるのも、
ときには役立つこともあります。

経済指標の発表予定やその結果は、
ほとんどの取引している証券会社などで提供してくれますし、

概況やニュースについても
有名なところでは、

ロイター

ブルームバーグ

日経ネット

などがあって、無料で情報が得られて便利ですね。

そういえば、スカパーでも月に525円の有料ですが、
チャンネル250でブルームバーグニュースが見れますね。

さて、使い方も慣れてくると、
いろいろな使い方もあるようです。

一例では、ロイターのページには右上に検索欄があって、
例えばここに「決算 予定」と打ち込んで検索してみますと、
決算発表のニュースが見れたり、何日にどこの会社が決算発表か、
などという情報を得ることができます。

また、著名投資家の発言なども
この検索欄に例えば「ソロス」と打ち込んで検索すると、

1/22の記事などを見ることができます。

また、「ジム・ロジャース」と打ち込んで検索すると、

2/19の記事を見ることができます。

「なるほど、それでジム・ロジャースは、
 所有している米株式のほとんどを売って
 ニューヨークのハドソン湾が見える自宅まで売却して、
 シンガポールに移り住んだのかぁ。」

とか、(笑)

「著名投資家は、この頃から米経済にかなり悲観的だなぁ。」

とか、いろいろ楽しめそうですね。

でも、ニュースを読んで興奮しても、

仁侠映画を見てその気になる人よろしく(苦笑)

「よーし、売りだぜぃ。」と短期トレードで売りをかけると

短期的な情勢の変動で、逆に動くこともあるのでご用心。

やはり現実のトレードは、
リアルタイム情報であるチャートをしっかり見て
行いたいものですね。

FX 「負けないことを考える」のお話

日欧米主要金融機関の首脳も招かれた
ワシントンG7が終了して、
プラハG7以来7年7カ月ぶりに
ドル安懸念の声明も出されましたね。
世界経済の悪化の認識も示されて、
各市場での反応が注目されます。

また、今週は米金融・証券会社の
四半期決算発表もありますのでこちらにも注目です。

先週末11日(金)は前日のNY時間の地合いを継いで、
東京時間では日経平均が堅調に推移したことを背景に、
ドル円とスロス円もやや円安傾向での推移となりましたが、
NZドルは早朝に発表された宅販売が
前年比で−53.3%と大幅に落ち込んだことで、
早朝は軟調傾向の上下動となりました。
東京時間ではG7を意識したか
様子を見る向きも多かったようで動意薄の展開となりました。
ドルストレートも同意薄く、
ユーロドルが1.57台後半での小幅な値動きとなりました。
日経平均は、前日比+378.43円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると午後3時に独卸売物価指数が発表されて
市場予想を上回る結果となり、
ややユーロが買われてドルが売られる動きも見られたものの
指標自体の反応は限定的でした。
その後、米GE社の四半期決算が発表されて
市場予想を下回ったことによるダウ先物の下落と、
全米経済研究所の所長による
「ドルはさらに下落する必要がある。」とのコメントなども
あって、リスク回避とドル売りの動意となって、
ユーロドルが上昇して、
ドル円とクロス円が下落する展開となりました。
ドル円は100円台後半まで、
豪ドル円が93円台後半あたりまで下落しました。
欧州株価も軟調に推移しました。

ニューヨーク時間に入ると米輸入物価指数が発表されて
市場予想より強い数字となりましたが、
リスク回避の動意の渦中で、市場反応は限定的でした。
ドル円とクロス円の多くは揉み合いとなりましたが、
ユーロ円やポンド円は、軟調傾向の上下動となりました。
独連銀総裁から「ECBに利下げ余地はないことと、
短期的には利上げの必要もないこと。
米国経済鈍化がユーロ圏に及ぼす影響はそれほど強くはない。
IMFの欧州経済予測は(悲観的過ぎて)同意できない。」
という認識のコメントがありました。
午後10時55分になると5分フライングで
米ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値が発表されて、
63.2と市場予想を下回り26年ぶりの低水準となりましたが、
構成項目の中に住宅市場の落ち込みに緩和を示す
数値が見られたことで、
ドル円とクロス円が下げ後に一時反発する場面も見られました。
しかし、その後はまた軟調傾向の揉み合いとなりました。
ユーロドルは、ルクセンブルグ首相の
「為替相場の最近の動きは好ましくない。
米大統領は強いドルを好むと明確にしている。」
との発言もあって、G7も意識したか深夜12時から下落して、
その後深夜3時頃から上昇してまた下げる
思惑の交錯した展開となりました。
深夜からワシントンでG7が開催されました。
NYダウは終日軟調で、前日比−256.56ドルで取引を終えました。

週はじめの今日14日(月)は、
早朝7時45分にNZ小売売上高、
朝の8時50分に日銀政策会合議事録、
午前10時半に豪住宅ローン、
夕方5時半に英生産者仕入価格、英生産者出荷価格、
英生産者物価指数、
夕方6時に欧鉱工業生産、
夜の9時半に米小売売上高、米小売売上高(除自動車)、
同9時半に加新車販売台数、
夜の11時に米企業在庫、
などの経済指標が発表されます。
NZと米の小売売上高には注目です。

ゴトウ日の明日15日(火)は、
早朝の7時45分にNZ消費者物価、
朝8時01分に英RICS住宅価格、
午後1時に日首都圏新規マンション発売、
夕方5時半に英消費者物価指数、英小売価格指数、
英DCLG住宅価格、
夕方6時に独ZEW景況感調査、
同6時に欧ZEW景況感調査、
夜の9時半に米生産者物価指数、NY連銀製造業景気指数、
夜の10時に米ネット長期TICフロー(対米証券投資)、
深夜2時に米NAHB住宅市場指数、
などの経済指標が発表されます。
NZと英の消費者物価、
米の指標の対米証券投資などには注目です。

さて、日欧米主要金融機関の首脳も参加した
ワシントンG7が終了しました。
世界経済の悪化を認識するとともに、
グローバル化に伴い金融システムの秩序だった
機能を確保するため、金融機関を各国協同で監視することと、
2004年の米ボカラトンG7以降続いてきた表現を改め、
「主要通貨で急激な変動がある。経済・金融の安定へ与え得る
影響について懸念している」と明記されることになりました。
また、プラハG7以来7年7カ月ぶりに
ドル安懸念の声明も出されました。

週明け、短期的に対円での「期初の買い」を
見込む声もあることも指摘されていますが、
G7でドル安懸念の声明があったものの、
ドルは上値の重い展開となりそうだとの観測もあります。
さて如何なりますか、
市場がどのような反応となるのか注目です。

今週は、今日14日(月)の米小売売上高をはじめ、
15日(火)の対米証券投資、
16日(水)の米消費者物価指数と米住宅着工件数・
米建設許可件数、地区連銀経済報告(ベージュブック)、
17日(木)の米フィラデルフィア連銀製造業指数、
などの経済指標のほか、

15日(火)のベアスターンズの決算、
16日(水)のJPモルガンの決算、
17日(木)のメリルリンチの決算、
18日(金)のシティーグループの決算、
など連日のように注目の金融・証券会社の
四半期決算が発表されます。
株式市場に連動して同意づく可能性もあるので、
これらにも注目です。

各市場の初動に注意しながら、
機敏にトレードして行きたいものです。
大きく相場が動く可能性があります。


さて今日は、「負けないことを考える」のお話です。

ぶらりと本屋さんに立ち寄りましたら、
月刊経済誌などが並んでいるコーナーに
以前はあまり見られなかった
FX関連の本が何冊か並んでいました。

その中に日本実業出版社が出している
「勝ち残りのFX」という本があって、
興味深い内容もあったので購入してみました。

若林栄四さんのドル円8年サイクルのお話も
興味深く読みました。

82年11月に278円の高値をつけてから下落して、
87年12月に121円の安値をつけて、
その後は上昇して90年4月に160円に戻した後、
歴史的に残る95年4月に80円を下回り、
その後また上昇して、98年8月に147円まで戻した後、
05年1月に101円の安値をつけて、
そして、現在に至るわけですが、

1年くらいのズレはあるものの、
どうも07年6月22日につけた124円が
約8年周期の天井のようで、

その周期説では11年に向けてさらに下落が進むとのことで、
その下落予想は95年をも凌ぐ凄い数字ですが、
「なるほどなぁ。」と思いました。

まぁ、あまり先入観もどうかとも思いますが、
興味のある方は、是非、ご一読をお奨めいたします。

さて、同書には巻頭に対談が掲載されていて、
外為どっとコムさんの為替セミナーでおなじみの
軽妙な語り口の酒匂さんと、15年連続で年間トータルで
勝ち続けた今井さんの対談なのですが、

その今井さんが勝ち続けた秘訣を
酒匂さんに尋ねられて答える場面がありました。

これにも「なるほどなぁ」と思いました。

勝ち続けた秘訣について

「答えは非常に明確で、とにかく負けないことです。」

と、今井さんは語られていらっしゃいました。

すぐに、「どうやりゃ負けないで済むの?」と
ツッコミたくなりますが、(笑)

これについても答えられていて、

「これはイケル! と思ったところだけトレードして、
 あとは、何もしないほうがいいんです。」

とおっしゃられています。

揉み合いや保ち合いなど、判らないときはトレードを控えて
ジッとしていると良いということのようです。

とかくトレードでは勝つことばかりを考えるものですが、

「負けないことを心がける」ことが、
「勝つことにつながる」というのは、

数々のトレードをこなした経験から滲み出る
とても含蓄のある言葉です。

天才的なスキャルパーならば別かもしれませが、
過剰トレードではプロでも負けてしまうのかもしれませんね。

なんか今日は本のレビュアーのように
なってしまいましたが、(苦笑)
そのほかいろいろな話題も盛りだくさんで、
なかなか良い本でした。

たまに、ぶらりと本屋さんに立ち寄るのも良いものです。^^


参考: 日本実業出版社 「勝ち残りのFX 儲け方別攻略法!」

FX ワクワクする大切なお話

昨日は堅調であったユーロドルが、
トリシェECB総裁の記者会見を発端としてG7も意識したか、
強いドル買戻しの動意となって下落して、
一方、軟調であったドル円とクロス円が
ドル買戻しとNYダウの堅調を背景に急上昇して、
大きく下げて大きく上げる激しい値動きとなりましたね。

一昨日9日(水)は朝に英ネーションワイド消費者信頼感が
発表されて、市場予想は上回ったものの
6ヶ月連続の低下となりました。
ドル円とクロス円は株価の軟調を背景に
リスク回避の動意となって軟調な展開となりました。
日政策金利は市場予想とおりの据え置きとなりました。
日銀金融経済月報では、足もとと先行きともに
景気認識を下方修正しました。
日工作機械受注は2.9%という結果になりました。
ロンドン時間に入ると独の貿易収支と経常収支が発表されて、
市場予想を上回る結果となりました。
この時間ドル円とクロス円はロンドン勢の参加とともに
しだいに堅調な展開となりました。
夕方5時半に英の鉱工業生産と製造業生産高が発表されて、
市場予想を上回る結果となりました。
これをうけてポンドドルが一時上昇しましたが、
すぐに調整となって、結果限定的な反応となりました。
夕方6時に欧GDP(確報値)が発表され、
市場予想とおりの結果となりました。
続くIMFリポートでは、米GDP伸び率などが下方修正されました。
その後も欧州株価やダウ先物が戻したことで
ドル円とクロス円の堅調が続きました。
ドルストレートはこの時間揉み合いの上下動となりました。
ニューヨーク時間に入ると、IMFの米経済に対する悲観的な見解や
サマーズ元米財務長官の「米国はリセッションにある」との
コメントやメリルリンチの大幅損失計上の噂もあって、
一転してドル円とクロス円が軟調となっていきました。
一方、ユーロドルは一時1.58台半ばを
超えるあたりまで上昇しました。
原油が一時112ドルを超えるあたりまで上昇しました。

昨日10日(木)は、前日のNY終盤からオセアニア時間にかけて、
いったん保ち合いとなったものの、東京時間に入ると
「IMFの米経済への悲観的な見解」や
「米メリルリンチが60億ドルを超える大幅な損失計上する」との
観測報道による米金融機関の決算懸念から、
日経平均の軟調を背景にドル円とクロス円が、
急落する展開となりました。
午前10時半に豪雇用統計が発表されて、
新規雇用者数が1.48万人と市場予想を上回ったことで、
オージーが上昇して、豪ドル米ドルが一時0.93台半ば近くまで
上昇して、豪ドル円では94円台後半まで上昇しました。
その後、豪ドル米ドルは調製となって、
豪ドル円は全般的なリスク回避の流れに飲まれるように
軟調となっていました。
その後、米メリルリンチのCEOから資本が健全である旨の
コメントがありましたが、市場反応は限定的でした。
その後もドル円とクロス円の軟調が続きました。
また、ポンドの利下げ思惑にユーロポンドが3日連続で
史上最高値を更新しました。
日経平均は、前日比−166.59円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、政策金利発表を意識したと思われる
持ち高調整でいったんドル円クロス円が戻し、
ユーロドルとポンドドルが押す動きも見られました。
午後5時半の英商品貿易では−74.87億GBPと
赤字幅の縮小となりました。
その後は、欧州株価の軟調も背景に、
リスク回避にまたドル円とクロス円が軟調となって、ドル売りに
ユーロドルとポンドドルが上昇する展開となりました。
午後8時に英BOE政策金利が発表されて、
市場の大方の予想とおり0.25%の利下げとなりました。
BOE声明では、今年のインフレ率は一段と上昇する
見込みとしながらも、金融政策は金融市場の混乱の
バランスを取る必要があるとの見解を示しました。
発表直後、ポンドドルは上下動となって、
その後は上昇する展開となりました。
ポンド円はいったん下げを加速させた後、
ショートカバーの入る展開となりました。
続く午後8時45分には欧ECB政策金利が発表されて、
市場予想とおりの据え置きとなりました。

ニューヨーク時間に入ると米経済指標が発表されて、
貿易収支は赤字が拡大しましたが、新規失業保険申請件数は
減少して雇用環境の改善をうかがわせました。
同時刻に注目のトリシェECB総裁の記者会見が行われて、
中期的に物価安定の上方リスクがあるとしながらも、
マネーとクレジットの伸びは力強く、
ユーロ圏の失業率は25年来の低水準で、
ユーロ圏経済のファンダメンタルズが健全で
米国とは違うという認識が示されました。
また、質疑応答において、新たな行動は
今は示唆したくないとしながらも、
為替の過度な変動を忌み嫌うことを述べました。
ECB政策金利の発表とトリシェECB総裁の記者会見を受けて、
週末のG7も意識したか、ユーロドルが
強いドル買戻しの動きに軟調の度を強めていきました。
一方、ドル円とクロス円はポールソン米財務長官からの
「米経済は急激に下落に転じた。
住宅市場が最大のリスクである」とのコメントが
わずかに影響したか、上下動を演じた後、
ドル買戻しの動きとNYダウの堅調も後押されて、
強い上昇動意となって急上昇していきました。
ユーロドルが一時1.57台前半まで下落して、
一方、ドル円は一時102円台に迫るあたりまで上昇して、
下落著しかったポンド円も一時201円台前半まで上昇しました。
深夜3時の米月次財政収支は改善となりました。
NYダウは前日比+54.72ドルで引けました。

週末の今日11日(金)は、
朝の8時50分に日国内企業物価指数、
午後3時に独卸売物価指数、
夜の9時半に米輸入物価指数、
同夜の9時半に加新築住宅価格指数、
夜の11時にミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)、
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

さて、昨日10日(木)は、堅調であったユーロドルが、
トリシェECB総裁の記者会見を発端としてG7も意識したか、
強いドル買戻しの動意となって下落して、
一方、軟調であったドル円とクロス円がドル買戻しと
NYダウの堅調を背景に急上昇して、
大きく下げて大きく上げる激しい値動きとなりました。

今日は夜11時のミシガンが速報値なので注目されます。

そして、今夜から開催されるワシントンでのG7ですが、
各国の財務相と中銀総裁のほか異例となる
米欧日の大手金融首脳も招いての開催で、
流動性不足に陥った金融機関への信用枠供与など
サブプライム問題への具体策が協議される模様ですが、
その他、金融再生策が具体的に
どこまで盛り込まれるかが注目されます。

先週末の4日(金)に発言のあった
ユンカー・ユーログループ議長の
「G7では為替の問題について協議するだろう。」
トリシェECB総裁からは
「G7では市場調整の教訓を確認するだろう。
為替の過度な変動は成長にとって歓迎出来ない。」などもあり、
為替協議も注目されます。ともあれ、先進主要国をあげて
サブプライム問題解決へ動こうとするG7とはなりそうです。
G7の結果が注目されます。


さて今日は、ワクワクする大切なお話です。

イソップ物語に登場する「アリとキリギリス」のお話は、
夏の間に歌い呆けていたキリギリスが、
冬を考えてせっせと働くアリたちに、
冬に食べ物を乞うても
「夏に歌っていたなのら、冬には踊ったら」と
アリが皮肉を言い、労働奨励をするという
クサイお話ですが、(笑)

もともとは、「アリとセミ」のお話だったとか、
伝承と翻訳の過程で儒教思想が入ったのだとか、とも言われる
いわくつきの物語のようです。

まぁ、働くばかりでも味気なく、
ときには娯楽も必要なものと思いますが、

さて、ところがお金に働いてもらう「投資」では、
アリとキリギリスのお話そのもののようなことがあるようです。

年間に数億とか数千Pipsという大仰なことではなく、
たとば、100万円を投資で1年かけて
利益を30万円だけ得れたとしますと、
元利両方で130万円となります。

これで、この30万円の利益を遊興などに使ってしまえば、
また、元金の100万円だけとなってしまいます。

これでは、毎年仮に30%の利益を得れていたとしても、
毎年30万円を遊興には使えるものの、
いつまでたっても100万円プレーヤーであるわけです。

たとえば20年間たつと、その間に600万円の利益となりますが、
20年間たっても元金は100万円のままです。

ところが、この利益を「再投資」して、
仮に同じ%の利益が得られると仮定すると…、

「おいおい、年30%の利益と言うと、
 かのジョージ・ソロスのクォンタム・ファンドや
 かつての天才少年マットセト君のマットセト・ファンドと
 同じような利益率じゃないか! 仮定が非現実的だぜ。」

というツッコミも聞こえてきそうですが、(苦笑)
まぁ、「再投資」を説明する仮定のお話として聞いてください。

さて、「再投資」を20年繰り返していくとすると、
2年目には元利を合わせて169万円となって、
なんと、20年たつと「1億9,000万円」となってしまいます。

「利益を毎年使ってしまったか」、
「再投資としたのか」、の
たった(?)これだけの違いだけで、
巨大な差となってしまうのですね。

かたや20年間後に元利ともで700万円、
かたや1億9,000万円です。

まぁ、実際は「再投資」をするとしても
税金もあるので1億円までいかないのですが、

感覚的に違和感があってにわかには信じられないほどの
大きな差となってしまいます。

年単位のゆっくりとした複利運用なわけですが、
このように見てみますと、

かつてアインシュタイン博士が、
「人間の発明した仕組みでもっとも驚くべきものは複利である」
といった言葉が実感を伴って迫ってきますね。

「利益が出ても引き出さない」

お金に働いてもらう投資では、
マネーには働きづめのアリさんになってもらう
必要がありそうですね。

「とは言うが、そんなの現実には無理だろう…。」

そうでしょうか。

FXでも、100万円の資金なら、
厳格に損失を限定するとするならば、
短期トレードで10万通貨単位のトレードはできそうですが、

10万通貨単位のトレードなら、
1Pipsは、1,000円ほどとなって、

初年に30万円なら、年間に300Pipsですから、
月なら25Pipsです。

100万円の資金で、ひと月で25Pipsなら
実現できそうな感じがしませんか?

次年度からは、増えた資金に従って建て玉を増して、
たとえば次年度では13万通貨単位というように
すれば良いわけです。
ひと月に目指す25Pipsには変わりはありません。

それでいて、100万円は大きなお金に変身します。
これで20年後には1億円を視野に入れることができるのです。

「億」を越えると精神的な意味でも人生が変わります。

もう少しだけ頑張って数億円にまでなると
トレードしなくても金利があれば、普通の生活なら
お金を使ってもなかなかお金が減らなくなるようです。

寝ててもできそう、とまでは言えないものの、
たまにはこんな(現実味のある)狸計算も楽しいものですね。

儲けるにはきっと「のんびりトレード」で良いのです。
もしかすると、これこそがトレードなのかもしれません。

「もっと、もっと」と焦る無謀が暴走トレードとなって、
儲けることのできない
「元凶」となっているのかもしれませんね。

「やったぁ、一発で150Pipsゲットォォォー。」

でも、過剰トレードで収支がマイナスなら
何にもならないのです。
ただのギャンブル的な興奮を味わうだけのトレードです。

「えーい、じれったい」とばかりに

早く育て!と、富の芽に
熱湯をかけて枯らしてしまうようなことは止めて

心にも時間にもゆとりある
「のんびりトレード」をしませんか―。

FX 格闘家とトレードのお話

FOMC議事録ではかなり悲観的な内容となりましたが、
悪材料の織り込みはかなり進んでいるようで、
一時下落したものの、ほどなく戻す上下動となりました。

明日10日の英欧の政策金利と
トリシェECB総裁の記者会見が注目されます。

一昨日7日(月)は、前週末の米雇用統計が
悪い結果となりましたが、織り込みも済んだ模様で、
東京時間に入ると新規の外債投資や投信設定などで
ドル円とクロス円が上昇しました。
一方、ドルストレートは欧州通貨が軟調で、
オセアニア通貨が堅調なまちまちの展開となりました。
日経平均は前週比+157.01円で取引を終え、
アジア各国の株価もおおむね堅調となりました。
ロンドン時間に入ると、はじめドル円が堅調であったものの、
その後は揉み合いの上下動となりました。
クロス円も堅調に推移しましたが、
その後、カナダ円が軟調となり、
他のクロス円も揉み合いの上下動となりました。
一方、ドルストレートは、欧州通貨がはじめ軟調でしたが、
午後7時に発表された独鉱工業生産が市場予想を上回る
好結果となったこともあって、しだいに堅調に転じました。
オセアニア通貨は上下動しながらも堅調な推移が続きました。
ニューヨーク時間に入ると、
カナダの住宅建設許可が発表されて、
−1.0%と市場予想を大きく下回り、カナダが売られました。
米貯蓄貸付組合のワシントン・ミューチュアルが
複数の企業から50億ドルの出資を受けることが報道されて、
NYダウが上昇したこともあって、
一時ドル円とクロス円が上昇しましたが、
CNBCによるベア・スターンズの人員削減報道や
ボストン連銀総裁の米経済に対するネガティブ発言などもあって
後半はドル円とクロス円が軟調となりました。
一方、ドルストレートは、やや軟調傾向から揉み合いの
上下動となりました。NYダウは小幅高で取引を終えました。

昨日8日(火)は、早朝にNZのNZIER企業景況感が発表されて、
−64と33年ぶりの低水準となりましたが、
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で寄り付いて、
その後も軟調に推移しました。
東京時間に入るとドル売りの動意にドル円が下落して、
米欧の政策金利動向を反映してか
ユーロドルがストップを巻き込んで
一時1.57台後半まで急伸しました。
この動きにユーロ円も一時161円台後半まで上昇しました。
ユーロ円を除くクロス円は軟調となりましたが、
昼頃からは反発して揉み合いとなりました。
ユーロ円はユーロドルにつられて、
逆に昼頃から軟調となるまちまちの展開となりました。
一方、上昇していたユーロドルは昼頃から一転して軟調となり、
ポンドドルも昼頃から軟調となっていきました。
また、10日(木)発表の政策金利の思惑から
ユーロポンドが上昇しました。
日経平均は前日比−199.80円で取引を終えました。

ロンドン市場に入ると、
英HBOS住宅価格が市場予想を下回ったことも手伝って、
10日(木)の英政策金利が利下げになるとの思惑を背景に
ポンドドルとポンド円が下落していきました。
ポンドドルは1.96台後半まで、
ポンド円は201円台前半まで下落しました。
一方、ポンド円を除くクロス円とドル円は
午後3時半過ぎから軟調となって
午後5時半過ぎから一転して堅調となる展開となりました。
一方、ユーロドルは、はじめ上昇して揉み合いとなった後、
午後7時過ぎから下落する展開となりました。

ニューヨーク時間に入るとカナダ住宅着工件数が発表されて、
市場予想を上回る結果となりましたが市場反応は限定的でした。
ポンド円は安値での揉み合いとなりましたが、
他のクロス円とドル円は揉み合いながらも
やや堅調に推移しました。
夜の11時に米住宅販売保留が発表されて
市場予想を下回りましたが、
米の悪材料はかなり織り込んでいるためか、
市場反応は限定的でした。
深夜3時に米FOMC議事録が発表されて、
「深刻で長期的な経済下降の可能性」
「住宅市場の安定化の兆しがほとんど見えない」
「2008年上半期の実質GDP縮小と予想」
「金利政策だけでは市場の問題解決出来ないと認識」など、
悲観的な内容にドル円とクロス円が下落しましたが、
悪材料の織り込みは既に進んでいて、
ほどなく反発して揉み合いとなりました。
一方、ドルストレートは欧州通貨では
揉み合いでの上下動となりましたが、
オセアニア通貨は堅調な展開となって、
まちまちな動きとなりました。
NYダウは前日比−35.99ドルで取引を終えました。

今日9日(水)は、
朝の8時01分に英ネーションワイド消費者信頼感、
午前9時半に豪Westpac消費者信頼感指数、
昼過ぎに日政策金利(市場コンセンサスは据え置き)、
午後3時に日工作機械受注(速報値)、
同午後3時に日銀経済月報、
同午後3時に独貿易収支、
午後3時半に日銀定例記者会見、
夕方5時半に英鉱工業生産、英製造業生産高、
夕方6時に欧GDP(確報値)、
夜の11時に米卸売在庫、
などの経済指標が発表されます。

ゴトウ日の明日10日(木)は、
朝の8時01分に英NIESRのGDP予想、
朝の8時50分に日機械受注、日国際収支、
午前10時半に豪新規雇用者数、豪失業率、
夕方5時半に英商品貿易収支、
夜の8時に英BOE政策金利(市場コンセンサスは0.25%の利下げ)
同夜の8時にBOE声明、
夜の8時45分に欧ECB政策金利(市場コンセンサスは据え置き)
夜の9時半に欧トリシェECB総裁記者会見、
同夜の9時半に米貿易収支、米新規失業保険申請件数、
同夜の9時半に加国際商品貿易、
深夜3時に米月次財政収支
などの経済指標が発表されます。
豪・英。欧・米の指標
およびトリシェECB総裁の記者会見には注目です。

さて、FOMC議事録ではかなり悲観的な内容となりましたが、
悪材料の織り込みはかなり進んでいるようで、
一時下落したものの、ほどなく戻す上下動となりました。

明日の10日(木)には注目の英欧の政策金利が発表されます。
欧州の政策金利は据え置き濃厚のようですが、
英政策金利に関しては、据え置き論も1/4くらいあるようですが、
大方の予想では0.25%の利下げとなっていて、
昨日の8日(火)には織り込む動きが見られました。

10日の政策金利発表後のBOE声明とともにポンドの動きと
トリシェECB総裁の記者会見には大いに注目です。

欧英の政策金利の発表とトリシェECB総裁の記者会見のあとは、
市場の関心は、11日(金)の夜から開催される
ワシントンでのG7へと向かいそうです。

日本からも白川氏が日銀新総裁として
なんとかG7へ参加できそうです。

さて今日は、格闘家とトレードのお話です。

ボクシング・グローブもつけずに戦って、
そこでは打撲傷はもちろんのこと、
骨を折る者や失明する者まで出る、
文字とおりの死闘が繰り広げられる格闘技がありました。

その格闘技に出場する格闘家へ
あるインタビューがあって、

「試合に出るのが怖いか?」という質問に

多くの出場者は、「恐れるものは誰もいない!」と、
勇気に溢れる回答をしました。

ところが一人、

「リングに上るのが死ぬほど怖い」

と答えた格闘家がいました。

そり人の名は、ホイス・グレーシー。

そう。あの100戦無敗のグレーシー柔術の
ホイス・グレーシーでした。

そして彼はこう言葉を続けました。

「この恐れを自分に有利なように用いるのだ。
 恐れがなければ試合に勝つことはできない。
 試合は危険であり、恐れることは最大の防御なのだ。
 恐れることで、私は自分の持てる技の全てを使い、
 自分を守ろうとする。」

100戦全勝の秘訣は恐れを知る防御であったことを
明かしたのでした。

このお話は、ラリー・ウィリアムズの著書
"LONG-TERM SECRETS to SHORT-TERM TRADING"
で紹介されているものですが、

その著書の中で、ラリーは、格闘とトレードは似ているとして、

「マーケットには畏敬の念が必要で、
 マーケットと自分自身への恐れを知らなくてはならない。
 そして、トレードを仕掛けるには勇気が必要であるが、
 その勇気とは、自信・恐れ・積極性から成り立っている。」

と、述べています。

確かに私達トレーダーは、
つねにリスクと隣りあわせ、と言うよりも、
トレード自体が「リスクを売買する」ことですから、
恐れと防御は不可欠なのですね。

もちろんトレード言う「リスク」とは
単に危険という意味だけではなくて、
「損益分布の範囲」のことで、損失の可能性とともに
利益の可能性を含むものですが、

このリスクは大きなポジションほど増大して、
時間(期間)によっても長いほどリスクは増大されます。

また、トレード頻度によってもリスクが
集積的な意味において増大されます。

ですので、リスク管理では、
ポジションサイジングとストップ・ロスだけではなくて、
時間(期間)とトレードの頻度も
考慮しなくてはならないようです。

よくトレードはリスク管理に始まって
リスク管理に終わると言われますが、

トレード手法だけではなく、
一見、ネガティブに思える恐れと防御こそが
最終的に勝ちにつながる秘訣となるようですね。

グレーシーのように良い意味での恐れを持って
トレードに臨み、永きにわたり勝ち続けたいものです。

FX チャートのお話

先週末の米雇用統計では、大きな上下動となった後、
ドル円クロス円がしだいに下落する展開となりましたね。

先週末の4日(金)は、午前9時半に豪小売売上高が発表されて、
市場予想を下回る−0.1%という結果とRBA総裁の議会証言で
「豪国内需要は鈍化」の発言もあってオージーが売られ、
一時、豪ドル米ドルが0.90台を下回りました。
その後は、夜の米雇用統計を控えた様子見的な展開ながら、
ややドル円やクロス円が強含みで推移しました。
一方、ドルストレートもおおむね小幅な値動きとなりました。
日経平均は前日比−96.68円で引けました。

ロンドン時間に入ると、夜の米雇用統計が
悪い結果となるとの思惑とポジション調整の動き
となった模様で、ヘッジファンドなどのドル売りに
ドルストレートが堅調な展開となりました。
ユーロドルがこの時間1.57台前半、
豪ドル米ドルが0.92台に迫るあたりまで上昇しました。
一方、ドル円はやや軟調傾向となって、
クロス円はドルストレート上昇につれ高となりました。
夜7時に独製造業受注は好悪交錯して
限定的な反応となりました。
午後8時にカナダの雇用統計が発表されて、
失業率と雇用ネット変化率がともに市場予想を下回り
一時カナダが下落しました。
ユンカー・ユーログループ議長からは、
「G7では為替の問題について協議するだろう。」
というコメントがありました。
トリシェECB総裁からは「G7では市場調整の教訓を
確認するだろう。インフレ期待の抑制が必要。
為替の過度な変動は成長にとって歓迎出来ない。」
とのコメントがありました。
欧株価はかろうじて前日比プラス圏内の動きとなりました。

ニューヨーク時間に入ると、注目の米雇用統計が発表されて、
市場予想を下回り非農業部門雇用者数変化が
−8.0万人と3ヶ月連続の減少となりました。
また、前回前々回値も下方修正されました。
米の雇用はこの3ヶ月で23.2万人も減少となって、
失業率も5.1%に悪化しまして、米がリセッション入りした
ことを示唆する内容となりました。
雇用統計発表後は急落しましたが、
さらに大幅な減少を見込んでいた一部のヘッジファンドなどの
ドル買戻しが入って大きくドル円とクロス円が
反発する場面もありました。
結局はモノライン大手のMBIAの格付けが引き下げられた
報道もあって、リスク回避の動意に
NYダウも前日比マイナス圏に押し戻され、
ドル円とクロス円が下落することとなりました。
一方、ドルストレートも雇用統計発表直後は
大きな上下動となって、その後、ユーロドルは
トリシェECB総裁の「ECBが緊急支援を行なう可能性もある」
とのコメントを巡る解釈で揺れながらも、
やや堅調な揉み合いとなって、
豪ドル米ドルは徐々に上昇する展開となりました。
NYダウは前日比−16.61ドルで取引を終えました。

週はじめの今日7日(月)は、
午前10時半に豪貿易収支、豪住宅建設許可、
午後2時に日景気先行指数(速報値)、日景気一致指数(速報値)、
午後2時45分にスイス失業率(季調済)、
午後5時にノルウェー鉱工業生産、
夜の7時に独鉱工業生産、
夜の9時半に加住宅建設許可、
深夜4時に米消費者信用残高、
などの経済指標が発表されます。
豪・独の指標には注目です。

明日8日(火)は、
午前10時半に豪NAB企業信頼感指数、豪NAB企業景況感指数、
午後1時半に日企業倒産件数、
午後2時に日景気ウォッチャー現況判断、
日景気ウォッチャー先行判断、
夜の9時15分に加住宅着工件数、
夜の11時に中古住宅販売保留、
深夜3時にFOMC議事録(3/18分)
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

さて、先週末の米雇用統計は市場予想を下回って、−8.0万人と
3ヶ月連続の減少となり、前回前々回値も下方修正されました。
米の雇用はこの3ヶ月で23.2万人も減少となって、
失業率も5.1%に悪化しました。

今後も金融関連や自動車(GMなど)や小売(メーシーズなど)や
ハイテク分野(デルやモトローラ)などのリストラが進む可能性が
指摘されていて、米GDPの7割を占める個人消費にも
さらに大きな影響が出る可能性もありそうです。

米雇用統計発表後は大幅な減少を見込んでいた
一部のヘッジファンドなどのドル買戻しが入って
大きく反発する場面もありましたが、
結局はリスク回避の動意にNYダウも前日比マイナス圏に
押し戻され、ドル円とクロス円が下落することとなりました。

今週は8日(火)深夜のFOMC議事録のほか、ゴトウ日10日(木)の
英欧の政策金利発表と同日のトリシェECB総裁の記者会見が
注目されます。また、週末にはミシガン大消費者信頼感指数の
速報値やG7も控えていて、
今週も相場が大きく動く可能性がありそうです。

株価も睨みながら、流れに乗りつつも
機敏にトレードして行きたいものです。

さて今日は、チャートのお話です。

チャート(Chart)とは、現代では図表のことですが、
もともとは「海図」のことで、
海底地形や水深などを記した、いわば海の地図のことでした。

英国の作家スティーブンソンの
少年ジムが主人公の「宝島」でも、
この海図が登場します。

宝のありかを教える地図こそが「海図」だったわけですが、
その海図には緯度や軽度のほか
島や湾の名前や入海の名称などとともに、
船が座礁しないように
海底地形や水深など、海の表面では解らないことが
書いてあったそうです。

さて、この海図は13世紀頃の海賊もいたという地中海の
航海で使われた「ボルトラノ海図」が起源とされています。

この海図には、放射線状に目的地を32方位で描いた
コンパスローズと呼ばれるものが描かれていて、
ここに羅針盤を置いて進路をあわせて航海したそうです。

ただ広い海にも行くべき道があるのですね。
この道のことを海路とか航路などと呼びます。

ところで、

トレードでも海図ならぬチャートが使われますが、
「宝島」のように宝物を探すことにしても、
海の表面では見えない水深などにあたる
抵抗線があるのもまさに海図そのもので、
とても興味深いですね。

ダウ理論のレジスタンスラインも
見方によってはトレードいう航海で
座礁しないための海図のポイントのようでもあり、

何日線などの各日間の移動平均線や、
チャネルやバンドなども表示させれば可視化できますが、
抵抗線として機能する場合も多く、
レート表示だけのチャートでは、
あたかも見えない抵抗線のようですね。

座礁しないために、ある程度は表示させておいて
抵抗線の可能性を知っておくのも有効なようです。

さて、この航海に関して、1991年6月のラリー・ウィリアムズの
ニュースレターでは、面白い記述があります。

「マーケットは、あたかも海に浮かぶ船のようである。
 チャート・パターンのような波をこの船が起こし、
 その船尾から起こる波で船の行く先を読み取ろうとしている。

 しかし、問題はこの船のコースがしばしば変更される
 ということで、風や波など外からの力が加わると、
 新しい船長が現れ舵取りが変わり、
 船は新しい方向を模索する。」

と述べられていて、

テクニカルチャートである程度の方向性は読めるものの、
ファンダメンタルの変化によって、
プライスの変化の流れが新たな方向を模索する
こともあることを示しています。

方向示唆のテクニカルはある程度有効ですが、
ファンダメンタルによって
トレンドが変わることがあるわけですね。

経済情勢の変化は当然無視できないものであり、
また、テクニカル指標での方向示唆とともに、
座礁や方向転換のポイントともなる
海図のポイントの把握も必要で、

どれかをもって絶対とすることは到底できなく、

「テクニカル指標」「海図のポイント」「ファンダメンタル」

この3つは、どうやらトレードいう名の航海には、
どれも欠かせない三位一体のものであるようですね。


参考: ラリー・ウィリアムズの短期売買法

FX ブートキャンプのお話

東京では桜花爛漫のようですね。
さて、週末の今日4日(金)は、米雇用統計の発表です。

一昨日2日(水)は、米リーマン・ブラザーズや
スイスUBSの資本増強策もあって、
東京時間では日経平均は前日のNY株価を反映した
上昇となりましたが、ドル円とクロス円は
底堅く推移したものの、輸出の売りもあって、
堅調ながらも小幅な動きとなりました。
一時中国株価が軟調となって
日株価も押される場面がありましたが、
終盤に日経平均が前日比500円を超すと
ドル円とクロス円も上げて、ドル円が一時102円台前半まで
上昇しましたが、その後軟調となりました。
一方、ユーロドルはこの時間は軟調に推移して、
1.55台前半まで下落しました。
ロンドン時間では、はじめドル円とクロス円が
軟調傾向でしたが、その後は上昇傾向となりました。
一方、ユーロドルは一転してドル売りに上昇傾向となりました。
夕方に発表された欧生産者物価指数は、
ほぼ市場予想とおりの結果となりました。
米チャレンジャー人員削減数は、
前年比で9.4%という結果となりました。
ニューヨーク時間に入ると米ADP雇用統計が発表されて、
+0.8万人と市場予想を上回る好結果となって
ドル円とクロス円が上昇しました。
一方、ユーロドルはEU関係者が
「4月のG7でユーロ上昇についての懸念表明する」と
コメントしたこともあって反落しましたが、
その後はまた上昇に転じる忙しい展開となりました。
午後10時半からの注目のバーナンキFRB議長の議会証言では、
「米経済は上半期に幾分縮小の可能性」と
リセッションを認める発言をしましたが、
「下期には金融・財政政策によって持ち直す」
コメントがなされました。
また、「ベアースターンズ以外に
支援を必要としている金融機関はない」として、
信用不安がいくぶん和らぐこととなりました。
ドル売り傾向でドルストレートは堅調となりましたが、
ドル円とクロス円もしばらく上昇して、
終盤は緩やかに軟調傾向となりました。

昨日3日(木)は、オセアニア時間まで
軟調であったドル円とクロス円が、
東京時間がはじまると日経平均が堅調に転じたことも背景に、
投信の新規買いもあって、堅調地合いなりましたが、
ドル円の102.50円からは上値も重く、もたつきました。
その後は堅調傾向となって、
ドル円は102.90を超えるあたりまで、
豪ドル円も94円台前半まで上昇しました。
一方、ドル買い傾向にドルストレートは軟調な展開となって、
ユーロドルは1.56台前半まで下落しました。
日経平均は、前日比+200.54円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、スペインのサービス業PMIが
対前比月で悪化したことや、独バイエルン州立銀行が
43億ユーロの評価損を計上した報道などを背景に、
さらに午後6時に発表された欧小売売上高が
市場予想を下回って対前年比でマイナスとなったこともあって、
ユーロドルが軟調の度を強めて
1.55台前半まで下落していきました。
一方、ドル円は揉み合いが続きましたが、
ユーロ円や豪ドル円などクロス円が軟調な展開となりました。
ユーロ円が159円半ばあたりまで、
豪ドル円が一時92円台後半まで下落しました。

ニューヨーク時間に入ると、
午後9時半に米新規失業保険申請件数が発表されて、
いつもは反応の少ない指標ながら、
2005年9月以来の悪い数字であったことで、
雇用関係の数字に敏感となっていた市場は
急激なドル売りの動意となって、
ドル円が急落して、クロス円も下落しました。
一方、ユーロドルなどドルストレートが
上昇する展開となりました。
その後、夜の11時に米ISM非製造業景況指数が発表されて、
市場予想を上回る数字にNYダウも前日比プラス圏となって、
ドル円とクロス円が上昇しましたが、
ドル円での上昇は限定的でした。
一方、ユーロドルは、米ISMに加えてラガルド仏財務相から
「ユーロは過大評価。ユーロ上昇は苦痛。」とのコメントや
ギリシャ中銀総裁発言などで押される場面もあったものの、
ユーロの上昇傾向はしばらく続き、
ユーロドルは1.56台後半まで上昇しました。
バーナンキFRB議長による昨日に続く議会証言では
「追加的金利変更は今後の経済動向しだい」と
金利政策の明言を避けました。
後半は、各通貨とも揉み合い傾向となりました。
NYダウは前日比+20.20ドルで取引を終えました。

週末の今日4日(金)は、
午前9時半に豪小売売上高
午後2時45分にスイス消費者物価指数、
夜の7時に独製造業受注、
夜の8時に加失業率、加雇用ネット変化率、
夜の9時半に米失業率、米非農業部門雇用者数変化、
他雇用統計関連指標、
夜の11時に加Ivey購買部協会指数、
などの経済指標が発表されます。
米雇用統計には特に注目です。

さて、2日(水)のバーナンキFRB議長の議会証言では、
「米経済は上半期に幾分縮小の可能性」と
リセッションを認める発言がはじめてなされ、

そして、ベアー・スターンズ救済は、同社から3月13日に
有力取引先の資金引き揚げで
170億ドルの手元資金が1日で枯渇して、
「翌日に連邦破産法の申請をしたい」との連絡があった、
切迫した状況での金融破綻連鎖を食い止めるための
ぎりぎりの処置であったことが明かされました。

また、「下期には金融・財政政策によって米経済は持ち直す」
との認識も示され、「ベアー以外には支援を必要としている
金融機関はない」と明言して、
信用不安が和らぐ微妙な内容となりました。
3日の議会証言の質疑応答でも金利政策については
今後の経済動向しだいと明言を避けました。

しかしながら、米の住宅ローンは
支払い不履行で差し押さえられると、
その段階で返済義務がなくなる「ノンリコース型」が
ほとんどで、中古住宅価格が下落が続けば
担保処分後の差額がまるまる金融機関の負担となる
構図となっていて、悪循環の乱麻は複雑に絡み合い
まだすぐに断てそうにありません。

不透明感がつのる中、週末の今日は
注目の米雇用統計が発表されます。
2日のADP雇用統計では市場予想を上回り
前回値も上方修正されたものの、
3日の米新規失業保険申請件数は
今回の雇用統計集計期間外ながら
悪い数字で、そして、バーナンキFRB議長は議会証言で
「今後の雇用は落ち込む可能性」とほのめかし、
なんとも予測しにくい状況のようですが、
さて米雇用統計の結果は如何なりますか、注目です。

さて今日は、ブートキャンプのお話です。

ブートキャンプ(Boot Camp)と言いますと、
スリムボディーを目指す
ビリーズ・ブートキャンプが有名ですが、(笑)

もともとは、「新兵訓練所」という意味で、
転じて、新兵に対して行われる教育と訓練のプログラムの
ことを言うのだそうですね。

日本ではあるのかどうかは知りませんが、
米国では兵隊さんばかりではなく、
いろいろなジャンルのブート・キャンプがあるそうです。

アレキサンダー・エルダー博士の主催する
トレーダーズ・キャンプもその1つで、
トレーダーのためのブートキャンプです。

博士の著書「投資苑3」によりますと、
初回はドミニカ共和国で開催され、
その後もカリブ海や太平洋、そして地中海の島々で
開催されているようです。

1週間ほどのそのキャンプでは、
毎朝ビーチを走り、午前9時から午後1時までと、
夕方5時から6時半までの講義の後、

プールで泳いだり、夜にはパーティーを開いたりするそうで、
なんか楽しそうですね。 (^-^)

さて、医学博士でもあるエルダー氏が
かつて医局のトップにいるという同僚の眼科医に

「トレードに関して、あなたの教えを習得するのに
 どのくらいの期間が必要ですか。」

と質問されて、

「1〜2年で習得できる人もいますが、
 優秀なトレーダーになるには、時間がかかるものです。
 あなたが実習生の時に医学を学習するのに
 どのくらいの時間がかかりましたか?」

と、トレードを本当に習得するには
「ひとつの学問分野を習得するくらいたいへんなことである」
と答えたと言う逸話があるように、

エルダー博士のキャンプの講義の内容は
トレードに関するテクニックなど
多岐にわたってなされるようですが、

そのキャンプの第2回目では、
3つのMについての講義がされたそうです。

この3つのMとは、

「マインド (Mind)」「メソッド(Method)」「マネー(Money)」

の頭文字のことで、

「トレーダーとしての心理」「トレード手法」「資金管理」

のことですが、これらの3つをカメラの三脚のように
バランスよく習得することが大切なことであるとして
講義がなされたと言います。

誰しも最初は魔法の手法を求めて
「トレード手法」ばかりを捜し求めることが多く、

かつて私も

「へっ。精神論と資金管理だぁ? そんなの俺には必要ないや。
 優れたトレード手法だけあればイイじゃないか。」

と思っていた愚かな時期があって、おバカなことに(苦笑)

「レバレッジを小さくなんていうことは、
 手法が劣っている証拠なんだよ!」などと思っていて、

無謀な大玉でトレードして、それを損切りできずに、
口座資金を何度か飛ばしてから、
はじめて資金管理の大切さを知り、

そして、自信がズタズタにされて消え去ると、
今度は「焦り」や「執行の恐怖」が襲うようになって、
ルールとおりにトレードすることさえ出来ない状況となった時、
はじめて、心理の大切さを学ばざるを得なくなりました。

まさに、

「愚者は経験に学ぶ」を地で行くおバカだったわけです。

トレード手法だけではなく、

エルダー博士のブートキャンプで講義されたという
3つのMの残り2つ、

「マインド (Mind)」と「マネー(Money)」も、

どうも間違いなく大切なようです。(愚者は語る) (^^;)

日本にも、正統を教えるトレーダーの
ブートキャンプがあったら良いですね。

FX 「捨」の決断のお話

昨日1日のニューヨーク時間では、
NYダウが前日比400ドルに迫る上昇となって、
ドル円やクロス円が急伸しましたね。
反面、ドル買いにドルストレートは軟調となりました。

週明け31日はドル円とクロス円が前週末の動向を継いで
軟調なはじまった後、東京時間に入って期末の影響か
輸入勢の買いと仲値でのドル不足観測で、
ドル円とクロス円が上昇して、
その後、日経平均の下落とアジア株の軟調を背景に
ドル円とクロス円が下げる展開となりました。
ロンドン時間では、欧消費者物価指数が強い数字なって、
ユーロが堅調な展開となりました。
ニューヨーク時間に入って、
米シカゴ購買部協会景気指数が発表されて、
市場予想を上回る結果となったものの、
期末要因でNY仲値でのユーロ需要によって
一時ユーロドルが急進して
ドル円が一時下落することとなりましたが、
その後はユーロドルが一転して軟調となって、
ドル円とクロス円が堅調となる展開となり、
終盤は揉み合いとなる展開となりました。

4月1日は、朝に日銀短観が発表されて
「大企業製造業の業況判断は先行き下振れ、
大企業非製造業は先行き上振れ、大企業設備投資計画は下方、
企業収益の見通しは、上期増収減益、
下期は7%増益への回復見通し」という見解が示されましたが、
予想の範囲で市場反応は限定的でした。
昼の12時半に豪RBA政策金利が発表されて、
市場予想とおりの据え置きとなりましたが、
声明で「短期的にインフレは高水準を維持するが、
やがて低下。内需の伸び鈍化。当分の間、金融政策は適切。」
と今後の利上げ観測が後退して、
豪ドルが下落してゆく展開となりました。
午後2時過ぎに「スイスUSBが第1四半期に
120億スイスフランの損失を計上」の報道があって、
ユーロとスイスフランが下落しました。
そして、リスク回避の動意に
ドル円とクロス円も下落する展開となりました。
日経平均は前日比+130.88円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると独小売売上高指数が発表されて、
市場予想を下回ったことで
ユーロドルの下げが加速することとなり、
スイスSVME購買部協会景気指数が市場予想を下回る結果に
スイスの軟調が続きましたが、
欧州株価とNYダウ先物が堅調になっていったことを背景に
ドル円とクロス円はしだいに上昇していく展開となりました。
午後4時55分に発表された独失業率は
市場予想より良かったものの独失業者数が市場予想より悪く、
好悪交錯して市場反応は限定的でした。
午後6時の欧失業率は市場予想とおりの結果となりました。
IMFが08年の米GDP伸び率見通しを0.5%に引き下げましたが、
市場反応は限定的でした。
その後も欧州株価の堅調を背景に
ドル円とクロス円の堅調は続きました。
一方、ポンドドルはしばらく反発を見せたものの、
ドル買戻しにユーロドルの下落が続くこととなりました。

ニューヨーク時間に入ると
カナダ鉱工業製品価格と原料価格指数が発表されて、
インフレの緩和を示唆する結果にカナダがやや軟調となり、
米ドルカナダドルでは上下動となりましたが
限定的にとどまりました。
夜11時に米ISM製造業景況指数が発表されて、
市場予想を上回る結果となって、
48.6と分岐点の50には届きませんでしたが、
構成項目の支払価格と雇用者数が良かったことが好感されて、
NYダウの堅調も背景にドル円とクロス円が急伸しました。
ドル円が102円台に乗せるあたりまで、
ポンド円が201円台半ばまで、
豪ドル円も92円台前半まで上昇しました。
一方、ドルの買い戻しにドルストレートは軟調となって、
ユーロドルが一時1.55台後半まで、
豪ドル米ドルが一時0.90台前半まで、
ロンドン時間ではしばらく上昇していたポンドドルも
一時1.97台前半まで下落しました。
NYダウは前日比+391.47ドルで取引を終えました。

今日2日(水)は、
朝の8時50分に日マネタリーベース、
午前10時半に豪住宅ローン、
夕方5時半に英費者信用残高、
夕方6時に欧生産者物価指数、
夜の8時半に米チャレンジャー人員削減数、
夜の9時15分に米ADP雇用統計、
夜の11時に米製造業受注指数、
などの経済指標が発表されます。米指標には注目です。

また、夜の10時半頃に米上下院合同経済委員会で
バーナンキFRB議長によるリセッションと住宅危機についての
委員会証言が行われる予定です。こちらにも注目です。

明日3日(木)は、
夕方の6時に欧小売売上高、
夜の9時半に米新規失業保険申請件数、
夜の11時に米ISM非製造業景況指数、
などの経済指標が発表されます。米ISMには注目です。

また、夜に米上院銀行委員会で
ベアー・スターンズ買収に関する公聴会が
バーナンキFRB議長とポールソン財務長官を招いて開催されます。

さて、新4Q初日の昨日1日は、
NYダウが400ドルに迫る続伸となって、
ドル円とクロス円も堅調な展開となりました。
反面、ドル買いにドルストレートは軟調となりました。

早くもエイプリルフールと言う声も聞かれますが、
少しずつ米指標も市場予想より良い数字が見られはじめて、
曙光もわずかずつ見え隠れしてきたようです。

今日2日夜のバーナンキFRB議長の委員会証言、週末の雇用統計、
11日のG8、4月中旬の米金融機関の決算発表と
イベントが控えていて過度の楽観はできないようですが、
今後の相場が注目されます。

株価の動向も見ながら、
流れに乗ってトレードして行きたいものです。

さて今日は、「捨」の決断のお話です。

オマハの賢人と呼ばれているウォーレン・バフェット氏が
ついにマイクロソフトのビル・ゲイツ氏を抜いて、
世界一のお金持ちとなったそうですね。

昨今の経済情勢の厳しい中にあって、
投資で世界一のリッチマンとなったわけですから、
ほんとうに凄いですね。

慈善団体に巨額の寄付もしていながら
円換算で、6兆数千億円相当も個人で所有しているとのことで、
まさに溜息がでる天文学的マネーです。

年に1億円づつ使ったとしても6万数千年たっても(笑)
使い切れないお金を一代の数十年で築いたのですから、
本物の複利の体現者なのですね。

お金で買えるものなら、恐らく何でも買えることでしよう。

いったいぜんたい、
年あたりいったいどれだけ稼いできたのでしょうか。
イメージすらできないくらいです。

バフェット氏は、トレーダーの概念には入らない人で、
まさに「投資家」であるわけですが、
その投資の始まりは、
なんと11歳のときの株式売買だったそうです。

幼きバフェット氏は、オイル・サービスという
石油会社の株を38ドルで3株買ったのですが、
買ったとたんに27ドルまで下落して、
売るか売るまいか小さな頭で悩んだあげく、持ち続けて、
その後、株価は幸運にも上昇して、元は取ったということで、
40ドルで売却したのが投資家の始まりだったそうです。

ところが、その後、そのオイル・サービスの株価は
200ドルまで上昇したそうで、これを生涯の教訓に
「忍耐」と「長期投資」を学んだのでした。

億万長者になってからも、ボロボロの古いワーゲンに
乗り続けていたお話は有名ですが、
その理由が、服や車などに興味がなく
どうでも良かったこともあったと思いますが、

バフェット氏を伝える本によりますと、
「車を買うお金を投資に使ったら大きく増える」
という理由で、車を買うお金を惜しんだといいますから、
お金に対する考え方が常人と違うことが覗われます。

私なんかも、5ナンバーの小さな車に乗っていますが、
ただ服や車に頓着がないだけで動機はまるで違います。(爆笑)

さて、まさに投資の神様のバフェット氏ですが、
氏は投資家であってトレーダーではないことや、
氏の逸話はあまりに超絶していて、
私達トレーダーには、参考にできそうで
なかなか参考にできないものですが、

ベンジャミン・グレアムにヒントを得た
バフェット流の簿価割れ割安株を買う手法が
1970年代の後半に通用しなくなったことを自身で悟った時、

それを潔(いさぎよ)く捨て去って、

「優良ビジネスの株を適正価格で買い、
 長期保有によって、事業の価値向上を持つ」
戦略に切り替えたあたりに常人と違うものを感じます。

ミリオネアになった手法をあっさりと捨てたのですね。

ただの頑固親父ではなかったようです。(笑)
なかなかできることではありません。

その選択が、バフェット氏に
ビリオネアをも小金持ちに見えるほどの
巨富をもたらしたのです。

非を認める決断の意思決定は、
きっと辛いものであったと思いますが、
このあたりに身震いするほど
バフェット氏の凄さが垣間見られます。

せめて、私達トレーダーも、
損切りくらいは潔く行いたいものです。

ダマシにあってトレードが失敗であったと思ったときは、
非を潔く認めて、口座資金を蝕む損失は、
切って捨てなければならないのですね。

そうして、仕切り直しをしてまた儲ければ良いのです。

FX 「ありがたや」のお話

早くも今日で3月が終わり、明日からはもう4月です。

今週も2日(水)の米バーナンキFRB議長の議会証言や
週末4日(金)に米雇用統計と注目材料がありますね。

先週末28日(金)は、前日27日のNY時間で米個人消費(確報値)が
2.3%と市場予想を上回ったことや、
米新規失業保険申請件数が減少したことなどで、
ドル円が一時100円を回復したものの、
リーマン・ブラザーズの信用危機の噂や、
米銀の中に破産法を申請したところが出たのでは? という噂に
大きな上下動となって、リーマンによって噂は否定されたものの
その後、複数の連銀総裁のネガティブ発言などで
NYダウが軟調となり、ドル円とクロス円も下げて、
ドルストレートもやや調整となる地合いを継いでの
スタートとなりました。

早朝にNZのGDPが発表されて、市場予想を上回る好結果に
NZが買われましたが、利食いの応酬も入って、
やや限定的な結果となりました。
朝に日失業率やCPIが発表されて、
失業率の増加とCPIの上昇が示されましたが、
市場反応はいつもながら限定的でした。
ドル円は期末レパトリーの動きも手伝ったか、
99円台前半まで下げて始まりました。
昼前に北朝鮮が短距離ミサイルを西岸沖で発射したという
ニュースが報道されましたが、市場反応は限定的でした。
その後、日経平均が前日比マイナス圏から
しだいに堅調となってプラス圏になっていったことも背景に
ドル円とクロス円が堅調となっていき、
午後に一時調整が見られたものの
その後また戻す展開となりました。
日経平均は前日比+215.89円で取引を終えました。

ロンドン時間に入っても、
しばらくドル円とクロス円の上昇は続き、
ドル円が一時100円台前半まで上昇しました。
午後4時の独輸入物価指数は
コモディティ市場の高騰もあって市場予想を上回りました。
ウェーバー独連銀総裁やシュタルクECB専務理事が、
ユーロ圏のインフレに警戒が必要と懸念を表明したことで、
午後6時半頃からNY時間前までユーロドルが上昇しました。
また、ポンドが、ユーロポンド上昇でのポンド売りを背景に
ロンドン時間に入ってから軟調となって、
日本時間の英GFK消費者信頼感調査も悪化していたことや、
午後6時の英ネーションワイド住宅価格が低下して、
さらに英GDPが対前年比で市場予想を下回ったことなどで、
26日のキング英BOE総裁の議会証言での「利下げ方向へ傾斜」
していることが裏づけられることとなって、
ポンド売りの強い動意となり、下落していきました。
一方、上昇していたドル円とクロス円は、
欧州株価が前日比プラス圏からマイナス圏となったことを
嫌気してか、しだいにリスク回避の動意となって
下落していきました。

ニューヨーク時間に入ると、
いったんドル円とクロス円の軟調は小康を得て、
午後9時半の米PCEデフレータはやや市場予想を下回ったものの
米個人所得が良かったことで、ドル円は再び100円の大台を
回復しましたが、米個人支出の伸び悩みも露呈されたことで
動意は続かず、その後、欧州系の銀行が評価損拡大との噂や
独の政府銀が資金難との噂にユーロが下落して、
しだいにリスク回避性向も強くなって、
NYダウが軟調になっていったことを背景に、
ドル円とクロス円が下落していくこととなりました。
なぜか5分ほど早く発表された
ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は
69.5でしたが市場反応は限定的でした。
深夜12時半頃に突然、独消費者物価指数(速報値)が発表されて、
アナリスト予想より良い数字となって、
ユーロの下落を止めることとなりました。
一方、その後もNYダウは下落傾向となって、
ドル円やクロス円の下落傾向が続き、
ドル円は99円台前半、ポンド円は197円台後半、
豪ドル円は一時91円台を割り込むあたりまで下落。
NYダウは前日比−86.06ドルで引けました。

月末で週はじめの今日31日(月)は、
早朝の6時45分にNZ住宅建設許可、NBNZ企業信頼感、
朝の8時50分に日鉱工業生産(速報値)、
午前10時半に日毎月労働統計、
午後1時に日自動車生産、
午後2時に日住宅着工戸数、日建設工事受注、
夕方6時に欧消費者物価指数(速報値)、その他複数の欧指標、
夜の9時半に加GDP、
夜の10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数、
などの経済指標が発表されます。
朝の日指標も速報値ですので一応注目です。
夕方の欧の消費者物価指数と夜の米指標には注目です。

月初となる明日4月1日(火)は、
朝の8時50分に日銀短観、
昼12時半に豪RBA政策金利、(コンセンサスは据え置き)
午後2時に日自動車販売台数、
午後4時半にスイスSVME購買部協会景気指数、
午後4時55分に独失業率、独失業者数、
夕方6時に欧失業率、
夜の9時半に加鉱工業製品価格、加原料価格指数、
夜の11時に米ISM製造業景況指数、米建設支出、
などの経済指標が発表されます。
朝の日銀短観には一応注目です。
昼の豪政策金利、夕方の独欧の指標と夜の米指標には注目です。

さて、先週は日足保ち合いながら、期末要因もあってか
短期的にはドル円やクロス円など比較的大き目のウェーブを
描く相場となりました。

ECBは先週末、金融市場へ500億ユーロ(7兆8000億円)の
資金供給を決定して、FRBも同日に1000億ドル(10兆円弱)の
金融機関へ貸し出しを発表しましたが、
市場の反応はいまひとつであったようです。

今週は、4日続落となったNYダウの動向や
4日ぶりの反落となったコモディティ(商品)市場の
動向も注目されますが、

2日(水)の米ADP雇用者数や
米バーナンキFRB議長の議会証言(初日)、
そして、3日(木)の米ISM非製造業景気指数、
さらに、週末4日(金)の米雇用統計など、
注目材料が多数あります。
また、来週末の11日にはワシントンでG7も控えていて、
新4Qのスタートでもあり、
大きく相場が動く可能性がありそうです。

節々の流れに乗って機敏にトレードして行きたいものです。

さて今日は、「ありがたや」のお話です。(笑)

もしも、銀行に行って、カウンターの女性に

「50万円を預けたいのですが…。」

と告げると、一応、

「ありがとうございます。」とは言われるものの、
続けて「フロアの自動預払機でもできますが…。」と
いぶかしげに言葉を付け足されてしまうかもしれませんね。

そして、もしも、

「私自身で為替差損差益のリスクを許容するために
 総額1,000万円を預け入れしますので、そのうちの50万円で、
 2,275万円分のオーストラリアドルを預金したことにして、
 オーストラリアドルの金利をもらって、
 日本の政策金利の分は差し引いてかまいませんので、
 年間に150万円ほどのインカムゲインを
 得ることはできませんか?」

と言うならば、カウンターの女性は目を丸くして
「はぁ?」と言われてしまうに違いありません。(笑)

しつこくしようものなら、
キチガイ扱いとなってしまいますね。

ヘンテコなたとえ話ですが、(苦笑)

これは実は、外国為替証拠金取引における
1万通貨単位の保証金を2万円とした場合での
1豪ドル91円の場合の25万通貨単位をロングして、
スワップ金利をもらうことに他なりません。

普通の外貨預金でも、
2,275万円分のオーストラリアドルの預金をしようとするならば、
まるまる資金を用意しなければならないのに、

「たった保証金50万円で、2,275万円分の
 オーストラリアドルを預金したかのように、(笑)
 オーストラリアドルのスワップ金利をもらうこと」が

できるわけですから、FXとはよく考えると凄いものです。

まさに、普通ではありえない「ありがたや」ですね。

そして、FXの為替差益を狙うトレードでも、
仮にFXのような保証金による方法がなかったとすると、

たとえば100万通貨単位の米ドルを得ようとするならば、
いくら米ドルが安くなったと言えども、
少なくとも1億円は現金が必要ですが、

FXなら、実質200万円もあれば建て玉が可能で、
為替差損の余力を考慮しましても、
損切りをきちんと設定する短期トレードであるなら
まぁ、1,000万円もあればトレードできなくもありません。

そして、1日たった2〜3Pips平均の差益を確保できたとすると、

そう…。スプレッドに加えてたったの2〜3Pips…。

狸の皮算用では、月に50Pips相当になって、

コンスタントということは実に凄いことで、
年に600Pipsの差益を得ることが出来るなら、
平均的なサラリーマンの年収に相当する600万円を
稼ぐことになります。

まぁ、けっこう税金はかかりますが、
普通程度の暮らしならできるかもしれませんね。

実際は、この「日」あたり「スプレッド+2〜3Pips」も
コンスタントということであれば、
それなりのトレードのスキルは必要ですが、
あながち不可能でもなく、

これもまた、

(トレードスキルと言う重要なプラスαが必要なものの)

普通の金融商品ではなかなかない
「ありがたや」ですね。

さらに皮算用をすると、(苦笑)

プロ級のスキルとマインドが必要ですが、
日あたり20Pips少々をコンスタントに稼ぐことができるならば、

わずか100万円の資金で飯が食える可能性があることになって、
驚きの「ありがたや」となります。

「おい、そんなの絵に描いた餅だろう!」

まぁ、このような狸計算は、
仮にあくまで計算に過ぎないとはしても、(笑)
(内心、できると確信していますが)^^

ライフスタイルに合わせて、
昼でも夜でもリアルトレードが出来ることも含めて、
FXというものに多くの可能性とアドバンテージを感じます。


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1年半以上販売され続けて、
インフォカート総合ベスト10入りしている
本物のトレーディングメソッドです。

FX 生存者バイアスのお話

ガソリンなどの暫定税率の期限切れが迫っていて
気になります。そして、日銀総裁はどうなったのでしょうか。
問題山積みのようですね。

昨日27日(木)は、前日の26日にロンドン時間での
独IFO景気動向指数の好結果であったことと共に、
トリシェECB総裁がインフレを警戒する発言をしたことで、
欧利下げ観測が後退して、ドル代替通貨の
ユーロが急上昇したことによるドル売りと、
米耐久財受注が市場予想に反して
−1.7%となったことでドル円が下落して、
その後、米新築住宅販売件数が市場予想をやや上回ったことで、
一時ドル買戻しも見られたものの、
住宅市場は新築住宅のほうが規模が小さいためか、
強い反応とはならずドル円が軟調な展開となって、
ユーロ円はユーロドルにしばらく連れ高となるも、
NY午後からは他のクロス円に追従するように軟調な展開となって
ドル円とクロス円が下落傾向となりました。
一方、ユーロドルは堅調な展開の後、終盤に調整傾向となって、
他のドルストレートは、大きな振幅を演じながらも
総じて大括りでは堅調な展開となったことを
継いでのスタートとなりました。
日経平均は前日比−88.21円で寄り付いて、
ドル円は、仲値でのドル余りであったこともあって
昼頃まで軟調に推移して、その後、株式市場の持ち直しに
歩調を合わせるようにクロス円と共に堅調となって行きました。
一方、ユーロドルなどドルストレートは
昼過ぎあたりまで揉み合いとなった後、
しだいに軟調傾向となっていきました。
日経平均は前日比−102.05円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると独GFK消費者信頼感調査が発表されて、
市場予想をやや上回ったものの反応は限定的でした。
欧州勢の参加とともにドル円とクロス円の
ショートカバーが進んで、ドル円は99円後半まで上昇して、
クロス円も総じて上昇する展開となりました。
一方、ユーロドルはドル買戻しとなって、
夕方5時頃いったんストップを巻き込んで、
1.57台前半まで下落しましたが、その後は持ち直して、
1.58台を回復しました。その後、ドル円は揉み合いが続き、
欧州株価も堅調だったこともあって、
豪ドル円やユーロ円などクロス円は、上下動しながらも、
さらに上昇する展開となりました。東京時間から
ロンドン時間にかけて大きな振幅の相場となりました。

ニューヨーク時間に入ると米個人消費(確報値)が発表されて、
2.3%と市場予想を上回ったことや
米新規失業保険申請件数が減少したことから、
ドル円が一時100円を回復してクロス円も上昇する
展開となりましたが、その後、
なんとリーマン・ブラザーズの破綻の噂と、
米銀の中に破産法を申請したところが出たのでは? という噂が
流れた模様で、噂はリーマンによって否定されましたが、
NYダウも一時急落してドル円が50Pips近くも
下落しては戻す展開が見られました。
その後、いつたん前日比プラス圏となったNYダウが、
複数の連銀総裁の講演などでの米経済に対する
悲観的とも取れる発言を反映してか、
再度下落に転じたことを背景に、ドル円とクロス円が軟調となり
一昨日から昨日にかけてボラタイルな展開となりました。
一方、ドルストレートも後半からは揉み合い
もしくはやや軟調な展開となりました。
NYダウは前日比−120.40ドルで取引を終えました。

週末の今日28日(金)は、
早朝の6時45分にNZのGDP、
朝8時半に日失業率、日全国消費者物価指数、他複数の日指標、
朝8時50分に日大型小売店販売額、日小売業販売額、
夕方6時半に英GDP(確報値)、
夜7時半にスイスKOF先行指数、
夜の9時半に米個人所得、米PCEコア・デフレータ、
夜の11時にミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)、
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

さて、一昨日と昨日でドル円とクロス円は
大きな上下動となりました。

NY株式市場では「噂」に揺れる場面もあり、
また、複数の連銀総裁の悲観的とも取れる発言があって
軟調な展開となりました。

一方、米債券市場は10年債など
前日よりも金利が上昇して軟調になるなど、
いくぶん違和感を感じる展開も見られました。

日本でも一昨日に長短金利が一時逆転したり、
財務省の発表によりますと、
欧米のヘッジファンドなどが日長期国債などを大量売却して、
中長期債の売り越が2兆円を超えるなど、
期末要因とも見られますが、いろいろな動きが見られます。

週末の今日、流れに乗りながらも気を引き締めて
機敏にトレードして行きたいものです。

さて今日は、生存者バイアスのお話です。

相場の諺のお話も3回となりましたので、
話題を変えまして、面白話を1つ。^^

さて、名簿屋さんという職業があるそうで、
いろいろな名簿が売っているそうです。

現在のようにインターネットが普及して、
情報が駆け巡る時代ではなかなか通用し辛くなったようですが、

通信による販売手段が盛んになりつつあった頃のアメリカで、
ある男が何か一儲けできる方法はないかと、
思案に暮れていました。

「うーむ。何か、うまく儲ける方法はないだろうか…。」

そこで思いついたのが、
フットボールの予想屋をやることでした。(笑)

「よし、これならば…。数学的に完璧だ。」

その男はニヤリと笑い、
もう既に勝ち誇ったような笑みを浮かべて、
名簿屋からフットボールファンの名簿を購入すると、

『フットボールのシーズン残り3試合の
 準決勝からの勝敗予想をします』

というチラシを作って、
次々とダイレクトメールを送り始めました。

ブック・メーカーなどでのフットボールの賭けが
盛んなことに目をつけただれのにわか予想屋の彼でしたが、
フットボールのことなど、もちろん何も分かりませんでした。

しかし、悪知恵には長けていて、
当時としては、一風変わった仕掛けをしたのでした。

ダイレクトメールに最初無料で予想を載せたのです。

無料予想と銘打って、
名簿の半分に、残り3試合となった準決勝の第一試合に
「チームAが勝つ」と予想を載せて、

名簿のもう半分には、「チームBが勝つ」とした
予想を載せるという、ことをしたのです。

果たして、その男はドローゲームを恐れていましたが、
まんまとその男の思惑とおり、見事に名簿の半分の人たちに
予想を的中させることが出来ました。
チームAが勝ったのです。

「ふぅ、まずはうまく行った…。」

男はほくそ笑みました。

そして次に、
当たり予想となった名簿の半分の人たちに対して
またダイレクトメールを送りました。

そう…。

その当たり予想となった名簿の半分の人たちの
そのまた半分に「準決勝のもう一試合は、チームCが勝つ」、
もう半分に「準決勝のもう一試合は、チームDが勝つ」
と予想をつけて送ったのでした。

ドローゲームになることに慄(おのの)きながらも、
まんまと次も勝敗が決しました。チームCが勝ちました。

そうして、首尾よく2連勝となった名簿の1/4の人たちに対して、
今度はこのように書いてダイレクトメールを送りました。

『いよいよシーズンもクライマックス!
 チームA対チームC。決勝戦の行方や如何に?
 決勝戦の自信の予想を知りたい方は、
 ○○にお申し込みください。
 極秘予想料はたったの100ドルです。
 もちろん、予想が外れた場合は、
 100ドルを全額お返しします。』

そうして、応募のあったその半分に「チームAが優勝する」
もう半分に「チームCが優勝する」と送りました。

その後、見事、チームAが優勝すると、
正直者(?)のその男は、チームCが優勝すると
予想を送った顧客にお詫びとともに
100ドルを返金することとなりましたが、

一方、チームAの優勝の予想を送った人たちからは、
3戦完全的中の賞賛を得るとともに、
その人たち全員から100ドルを得て、

まんまと一儲けに成功したそうな。。。

「金銭的な被害者は誰一人として出してはいない」と、
彼はご満悦であったようですが、
なんとも困った男がいたものです。

これは、「生存者バイアス」を説明する時に
よく使われる寓話をアレンジしたものですが、

年間にファンド商品は1,000以上も作られるといわれていて、
そして、その多くは消滅するともいわれ、
一部のファンド商品のパンフレットが私達の目に留まるころ、
なぜか数回目の公募であるとともに、
とても良い成績となっているのは、
この「生存者バイアス」の影響が
少しはあるのかもしれませんね。(謎)

FX 相場の諺のお話(3)

北海道もすっかり春となって、
札幌もついに積雪ゼロとなりました。
春休みで子供達が元気に遊ぶ声が聞こえます。

昨日25日(火)は、前日のNY時間に米中古住宅販売件数が
503万件と7ヶ月ぶりの増加となって
市場予想を大きく上回ったことで、
ドル円やクロス円が上昇して、ユーロドルが下げる展開の後、
ユーロ円の動きにつられたか、
しだいにユーロドルも上昇に転じてドルストレートも
上昇する地合いを継いでのスタートとなりました。
日経平均は前日比+159.65円で寄付き、
ドル円も仲値あたりで101円に迫るところまで上昇して
クロス円も堅調な動きとなりましたが、
その後はユーロドルの急上昇に伴うドル売りで
ドル円が下落して、クロス円も短期筋のポジション解消売りに
押される格好で軟調な展開となりました。
ドルストレートは、上下動しながらも、
ほぼ軒並み上昇となる展開となりました。
ユーロドルはこの時間1.55台後半まで上昇しました。
日経平均は前日比+265.13円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、日株が堅調であったことと
台湾を除くアジア株がほぼ堅調であったこと、
そしてイースター明けの欧州株も好調な
スタートとなったことから、はじめリスク回避が後退して、
ドル円とクロス円が堅調な展開となりました。
一方、ドルストレートはやや軟調な展開がしばらく続きました。
その後、ドル円とクロス円そしてドルストレートともに
小幅な揉み合いとなって、ニューヨーク時間が近づく頃、
ドル円とクロス円が軟調となって、
ドルストレートが堅調となる展開となって行きました。

ニューヨーク時間に入ると、午後9時半に
カナダの小売売上高が発表されて、
市場予想を上回る好結果となりましたが、
米ドルカナダドルでは瞬間下げてまた戻し、
カナダ円もいったん上げては軟調地合いにまた下げる
上下動となりました。午後10時にS&Pケースシラー住宅価格が
発表されて13ヶ月連続マイナスながら市場予想をわずかに上回り
ドル円とクロス円がやや戻しユーロドルが下げる
動きが見られたものの限定的な範囲にとどまりました。
その後、メリルリンチの追加損失計上の噂が出た模様で
NYダウが下落して、ドル円とクロス円の軟調が
加速する展開となりました。
午後11時に注目の米消費者信頼感指数と
リッチモンド連銀製造業指数が発表されて、
好悪交錯する結果であったものの、
はじめ消費者信頼感指数のうちの「期待指数」が
35年ぶりの低水準であったほうに反応して、
ドル円とクロス円の軟調が継続することとなりましたが、
その後、集計時期が3月中盤からの株高を
反映していないことなども取り沙汰されたか、
NYダウが上昇に転じたことを背景に下落していた
ドル円とクロス円が戻す展開となり、
ドル円が100円台を回復しました。
一方、ドルストレートは上下動しながらも堅調な推移を見せて
ユーロドルは1.56台前半まで上昇しました。
NYダウは前日比−16.04ドルで取引を終えました。

今日26日(水)は、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(季調済)、
日企業向けサービス価格指数
夕方の6時に欧経常収支、欧鉱工業新規受注、
同じく6時に独IFO景気動向、独IFO現況評価値、独IFO予想値、
夜の9時半に米耐久財受注、
夜の11時に米新築住宅販売件数、
などの経済指標が発表されます。
欧・米の指標には注目です。

明日27日(木)は、
早朝6時45分にNZ貿易収支、NZ経常収支、
朝8時に豪コンファレンスボード景気先行指数、
午後2時に日中小企業景況判断、
夜の9時半に米実質GDP(確報値)、米個人消費(確報値)、
米コアPCE(確報値)、
米GDP価格指数、米新規失業保険申請件数、
夜の11時に米求人広告指数、
などの経済指標が発表されます。
NZ・米の指標には一応注目です。

さて、ドル売り傾向でドルストレートが堅調となって、
また、株式市場も揺れながらも
曙光が見え隠れしてきているようです。

米指標も悪い数字も多い中、24日の米中古住宅件数が
7ヶ月ぶりにプラスに転じたり、
25日のリッチモンド連銀製造業指数も市場予想に反して
プラスになったりと、悪いながら良い数字も
見られ始めてきたようです。

新聞でもそうですが、こんなことを書いたとたんに
下げることもあって(苦笑)
チャートを杖にトレードをしていきたいものですが、

日経新聞によりますと、世界で最も歴史があるとされる
世界第5位の資産規模を誇る政府系ファンドの
クウェート投資庁(KIA)が、
ドル安で米資産の割安感が強まってきたため、
今後、対米投資を拡充すると表明するなど、
好材料も出てきているようです。

世界1位のアブダビ投資庁以下の
政府系ファンドの動向も注目されます。

一方、今は一時の小春日和に過ぎないとの厳しい意見もあり、
ゴールドマンサックスによる試算では、
サブプライムでの世界的損失は12兆ドルにも及ぶとされ、
債券市場が堅調(金利低下)であるとともに、
米主要500社の3四半期決算は減益見込で、
過度の楽観は禁物のようですが、

思惑が交錯して日替わりメニューのように
揺れる可能性もあるものの、
流れに乗ってトレードして行きたいものです。

さて今日は、相場の諺(ことわざ)のお話(3)です。

一般の諺でもありますが、
「果報は寝て待て」ということが言われていまして、

スキャルピングのように、
頭の皮を剥ぐため積極的に売り買いをする
トレードスタイルもありますが、

スイング以上のタームのトレードで利が乗っている時には、

リバモアの言葉、「時間がより大きな利益を与えるであろう。」

のように、ジッとしていることが
利益を増大させる場合もあります。

もちろん、レンジ相場では機敏に立ち回らなくてはならなく、
また、損失が出ている時に
ジッと我慢する塩漬けはご法度ですが、(笑)

本当に我慢すべきは、
含み益となって利が乗っている時のようですね。

そして、レンジ相場なのにチョコまかとブレイクを狙って、
往復ビンタを喰らうこともよく聞く話ですが、
ジッとしっかりチャンスを待ってから
仕掛けるほうが良いことも多く、

どうやら相場では「待つ」ということが
けっこう大切なようですね。

さて、話は変わりますが、

相場の諺に「大衆は常に間違っている」というのがあります。

よく、新聞やアナリストのほとんど全てが
売り一色や買い一色のとき

「これは絶対に売りしかない(買いしかない)。」

と思っていると、案外と相場が逆に動く場合もあるわけです。

まぁ、新聞も少なくとも1日以前のことを書いているわけで、

(たとえば昨日25日の日経新聞の20面に「ドル買戻しが進む」と
事実が書かれたとたんにドルが売られて、
ドルストレートが上昇していますね)

そして、ほぼ市場参加者の皆が認める悲観的状況の時には、
もう既にかなり織り込みが進んでいて、

悪材料が出尽くしたりすると、
いわゆる「もう皆が売ってしまっていて、
さらに売る人のいない」状況となることもあるようですね。

また、どうも負けトレードの人が多いのは事実のようで、
そういう意味でも、「大衆は常に間違っている」と
言われているのかもしれません。

でも、ちょっと考えると
「トレンドは市場参加者の皆で作っている」とも言えそうで、

いくら「大衆は常に間違っている」と言えども、
いつも皆と逆でも勝てそうにありません。

トレンドに乗るとは、大勢について行くことである面もあって
あれこれ考えますと、わけが分からなくなってしまいますが、

流行のように、あまり早すぎても奇異の目で見られ、
遅すぎても次の流行が始まろうとしている時で、
もはや「ダサ古(ふる)」になっている場合があって、
どうやら「タイミングこそが命」というところがありそうです。

ファッションのように、比較的流行の変化の初期に入って、
次の流行の変化の前に退出できれば理想で、
「イケてる」ということになるのかもしれませんね。(笑)

このような目で「皆のポジションの動向を見る」と
面白い発見があるものです。

では見てみましょう。 (^-^)

エクセルのワークシート形式となっています。

上記は日単位ですが、
こちらはほぼリアルに近い動向が見られます。

海外の動向も見てみましょう。
こちらはほぼ1時間毎に更新されています。

塩漬けの人もいるので、ロング・ショートの割合だけではなく、
変化の行方(ゆくえ)が大切なようです。

何が見えました? トレンドの行方が見えましたか。(笑)
スイングトレードなどで役立ちそうですね。

「チャートを見るほうが早いんじゃないの?」

もちろん、チャートこそが主体で、
それもそうなのですが、よく観察しますと
もう1つ2つ見えてきそうです。

厚みとか、ほぼ絶対に到達しない
100%への「のりしろ具合」とか―。

何か見えてくるものがありそうですね。

FX 相場の諺のお話(2)

東京でも桜が開花して、桜前線がどんどん北上していますね。

先週末21日(金)は、前日20日のロンドン時間の序盤に
一時100円を超えるあたりまで上昇していたドル円が
夜7時頃から一転してニューヨーク時間の深夜1時半過ぎまで
クロス円の下落に同調するように98円台半ばあたりまで下げて、
一方、ユーロドルもドル買戻しに深夜12時頃まで
下落を続けた後、NYダウが200ドルを超える上昇と
なったことを背景に、ドル円とスロス円が上下動しながらも
戻し調子となり、一方、ユーロドルもドル買戻しの下落が
一服となって、やや戻しの後の揉み合いとなる
展開を継いでのスタートとなりました。
オセアニア時間では、主要市場が休みの中、
ドル円は30Pips程度の上下動を演じました。
その後、東京時間に入って日経平均が71.20円と
小高く始まったことで、朝方99円後半まで上昇した後、
動意なき保ち合いとなりましたが、
日経平均が前日比プラス圏で推移したことを背景に
信託筋や貿易筋の買いにドル円とクロス円が
小幅ながら堅調に推移しました。
日経平均は前日比+222.13円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、イースターで閑散な取引の中、
午後8時近くまでドル円とクロス円が
東京での動きを調整するように軟調な展開となりました。
ドル円が99円前半まで、また、前日のコモディティ市場の
影響もあったか、資源国通貨の豪ドルが対円で89円半ばを
下回るあたりまで下落しましたが、
その後は小幅なレンジ相場となって行きました。
一方、ユーロドルはロンドン時間の序盤で
1.54台後半まで上昇しましたが、やはり動意は続かず、
その後は下げては上げる小幅なレンジでの動きとなりました。

ニューヨーク時間に入って、S&Pがゴールドマンとリーマンの
格付け見通しを1ノッチ引き下げる可能性がある
見通しを発表して、また、モノラインのFGICの格下げの
可能性もあることを発表したことから、
限定的ながらドルが売られ、ドル円とクロス円も下げましたが、
動意は薄くレンジ相場が続きました。
その後、終盤にわずかながらドル買いの動きが見られ、
ドル円とクロス円が限定的ながら上げたものの、
イースター休場を反映した相場に始終しました。

週はじめの今日24日(月)は、
朝8時50分に日景況判断BSI(全産業)、
日景況判断BSI(大企業製造業)、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格、
夜の11時に米中古住宅販売件数、
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

ゴトウ日でイースター明けとなる明日25日(火)は、
夜の9時半に加小売売上高、
夜の11時に米消費者信頼感指数、米リッチモンド連銀製造業指数、
などの経済指標が発表されます。
加・米の指標には注目です。

今週はじめの今日24日(月)は、まだイースター休暇で
日・米・加・中を除く主要市場は休みのところが多いようですが、
ニューヨーク市場での相場動向が注目されます。

さて、ヘッジファンドの決算期末の
関係もあったと思われますが、
先週は、「商品買い」「株式売り」のポジションを
FOMCの結果も受けて、イースター前に
持ち高調整の動きが進んだようで、
商品相場の高値警戒や対ユーロでのドル買戻しも
動意となった模様ですが、
「商品手仕舞い売り」と「売っていた株式の買戻し」による
相場の動きが大きかったことが指摘されているようです。

もちろん、モルガンとリーマンの決算内容が
市場予想を上回ったことなども
株の動向に影響を与えたこともあったわけですが、
もしも、イースター前の相場の動意に、
持ち高調整の短期的要因が強かったとしますと、
株式復調との過度の楽観も早計なのかもしれません。

ともあれ、コモディティ市場は大きな調整となって、
ロイター・ジェフリーズCRB指数は、
たった2日間で5.7%も下落して、
コモディティ市場と株式市場は逆相関の色彩が
強くなってきているようです。

また、FRBの政策金利も、物価上昇を考慮した実質金利では
すでにゼロ金利になっているとの指摘もあり、
打てる手の「のりしろ」も少なくなってきていているようで、

債券市場への資金逃避も進んでいて、
リスク回避性向は強くなっているだけに、
今後の株式市場の動向と、株式市場に同調性の強い
ドル円とクロス円の動向が注目されます。

今週もイースター明けからは、月末と期末でもあり、
思惑が交錯して相場が大きく動く可能性がありそうですので、
チャートをよく読んで、しっかりと
トレードをして行きたいものです。

さて今日は、相場の諺(ことわざ)のお話(2)です。

昨日、笑点を見ていましたら、
さすが落語家さんで愉快なことを言っていました。

エコロジー・ブームについて、
これはご存知、環境保護などのことですが、
ケチで自分の利益しか考えない、自分自身を保護することを
セコロジーというのだそうです(笑)。なんか面白いですね。^^

さて、相場の諺ですが、
その1つに賭け事の諺ともなっている
「当たり屋につけ」というのがあります。

その昔いたという、車が交差点で止まる寸前に
パッと飛び出してきて、コウモリ傘でボンネットをドンと叩いて
「あっ、痛ててっ!」と言って示談金をせしめる、
あの「当たり屋」のことではありません。(笑)

勝負事や相場で当たっている人と
同じ目を張るというやり方です。

江戸時代に常勝将軍といわれた博徒の親分が、
死に際に一の子分に伝えたといわれる秘伝と言われています。

「お前には世話になったなぁ…。俺はもういくばくも命がない。
 お前に言い残しておきたいことがある。」

「親分! 何をおっしゃるんでぇ…。しっかりしてくだせぇ。」
 
「いいか。よく聞くんだ…。
 バクチてぇのはなぁ、胴元が一番儲かるようにできている。
 だからバクチは打つもんじゃねぇ。
 賭博を開帳するのが一番だ。」

「…。」

「そして、もしもお前が旅に出て、バクチを打つ時は、
 場を見渡して、一番勝っている奴のとおりに打つんだ。
 これが俺がバクチで財を成した秘訣だ。」

「…。」

「いいか。そしてそいつの目が落ちて負けだしたら、
 またグルリと場を見渡して、
 一番勝っている奴を見つけるんだ。
 誰彼の勝ち負けがはっきりしない時は、
 遊んで時を待つんだ。
 勝負てぇのは理屈じゃねぇ、運のいい奴が勝つんだよ。」

まぁ、FXは丁半バクチとは違って、運の要素よりも、
技能と情報の要素が強いですが、
「当たり屋につけ」はけっこう役立つことがあります。

「勝ってる人が何の通貨ペアをどのように売買しているか
 なんて分からないじゃないか!」

と怒られてしまいそうですが、

 
いえいえ。それは分かるのですね。

バーチャルFX に無料登録して、

ログイン後に、ランキングをクリックして、
次に、トップ300をクリックすると、
現在進行形の30位までの取引履歴が見れます。
重複登録はあるかもしれませんが、80万人くらいの参加の
トップ30人ですから、「当たり屋」というわけですね。

さて、話は変わりますが、

前回にホッグのお話のところで引用しました
「保ち合い離れに着け」も、なかなかの相場の諺です。

こう着状態でトレードする人は
さすがにあまりいないようですが、
保ち合いでも、ちょっと動きを感じるとすぐに喰らいつく、
より良い相場の状態を待つことの出来ない、
ホッグ・トレーダーは少なからずいるようで、(苦笑)

多少ボラティリティがあれば、
確かに超短期のスキャルピングは可能であるものの、

口の悪い相場師の中には
「保ち合いに手出しをするバカはなし」
などとも言う人もいるくらい、
保ち合い相場でのトレードは難しいようです。

ところが、この「保ち合い離れに着け」は、
1Pipでも多く利を得たいという気持ちが強いと、
どうもフライングとなってしまうものです。

私も初心の頃は、どうも理解が出来なくて、

「なんで、わざわざ高くなってから買わなきゃならないんだ。」
「なんで、わざわざ安くなってから売らなきゃならないんだ。」

「安い時に買う。高いときに売る。これが相場だろう。」

とばかり思っていました。

相場には、順張りすべき時と逆張りすべき時の
両方があることは言葉では知っていても
心理的に抵抗があって、納得する理解はできなかったのですね。

もちろん、どちらも「安い時に買う。高いときに売る。」
ことを目指していることになるなど、理解の外にありました。

リバモアのエピソードを理解することなど出来なかったのです。

それから…。

あら、また長くなってしまいましたね。

続きはまた次回にさせていただきます。
まだまだ相場の諺の面白いお話がたくさんあります。

FX 相場の諺のお話(1)

昨日は欧米の連休前の大きな動きとなりましたね。
今日は、イースター(復活祭)で欧米市場がお休みです。

昨日20日(木)は、前日の東京時間にドル円とクロス円が
下落した後、ロンドン時間のはじめに一時戻すも、
英金融機関の一部が困難な状況に陥っているのでは?
という噂と共に、BOE議事録が予想外の7対2での据え置きで
あったことなどで、ポンドを中心にドル円クロス円が下落して、
その後、米証券大手のモルガン・スタンレーの決算が
市場予想を上回ったことや、日銀よるレートチェックの噂
などを材料に反発して、あわせてドル買いの動きに
ユーロが軟調となる中、NY時間に、
米金融機関に新たな損失拡大か? という噂が流れて、
イースターを控えてのはやめのポジション調整も始まって、
コモディティ市場では金が過去最大の下落となり、
原油先物も4ドルも下落したことで、
オセアニアなどの資源国通貨が下落して、
NYダウも下落する激しい相場の動きの後の
揉み合いを継いでのスタートとなりました。

ドル円とクロス円は昼頃まで堅調となるも、
春分の日の影響もあってか、
その後は上値を試すまでの動意はなく
膠着感ある相場となっていきました。

ロンドン時間に入ると、
午後4時に独生産者物価指数が発表されて、
市場予想よりも強い数字となりましたが、
市場反応は限定的でした。
午後5時15分のスイス生産者輸入価格はほぼ市場予想とおりで、
こちらも反応はほとんど見られませんでした。
しかしながら、イースターを前にしたポジション調整と思われる
ドル買戻しの動意がしだいに強まって行き、
コモディティ市場の下落も影響したか、
ドルストレートではオセアニア通貨を中心に下落となって、
また、ユーロドルなども下落していきました。
一方、ドル円はしばらく上昇する展開となりました。
午後6時半に英小売売上高指数が発表されて、
市場予想を上回る結果にポンドが上昇しましたが、
ポンドドルでは発表直後に上げては強く押す攻防が見られました。
その後、7時頃からドルストレート通貨の軟調につられるように
クロス円が下落していく展開となって、
ドル円も下落に転じていきました。
欧州株価は軟調な上下動となりました。

ニューヨーク時間に入ると、メリルリンチの資産売却の噂で
はじめNYダウが軟調に始まったものの、
ドル円とクロス円の下落はいったん小康状態となりました。
午後9時半にカナダ景気先行指標指数などが発表され、
市場予想を下回る結果となりましたが、
カナダが下げたものの限定的な範囲となりました。
その後、米シンクタンクによって
「ECBはユーロの水準に不満を持っていて、
強めの牽制発言が出る可能性がある」と
発表されたことも手伝って、ユーロドルの下落が続きました。
夜の11時に米フィラデルフィア連銀指数などの
米指標が発表されて、市場予想を上回る数字に
ドル円やクロス円が限定的ながら瞬間的に上昇したものの、
ファンド筋のポジション調整の動意が強く、
ドル円やクロス円が下落して、ポ
ンドドルを除くドルストレートの下落が続きました。
ポジション調整が一巡すると、
NYダウが200ドルを超える上昇となっていったことを背景に、
午後2時頃からドル円とクロス円が上昇して行きました。
この動きにつられるようにドルストレード通貨も
ドル買戻しが一服となって上昇に転じる場面が見られましたが、
下落傾向は継続することとなりました。
NYダウは、前日比+261.66ドルで取引を終えました。

復活祭入りした今日21日(金)は、
午後4時に日コンビニエンスストア売上高、
の発表があるのみで、その他の経済指標の発表はありません。

さて、昨日はイースター(復活祭)を前にした
大きな動きとなりました。

例年のイースターでは欧米市場が休日で
静かな1日となることが多く、
今日も例年とおりであれば、
動意のあまりない静かな相場となりそうです。
ただ、荒れている時期だけに、
参加者の少ない時を衝くチョッピーな動きが
見られるかもしれませんが、
イースターくらいは静観して
トレードを休むのも良いのかもしれませんね。

さて今日は、相場の諺(ことわざ)のお話(1)です。

諺と言いますと「急がば回れ」なんていうものもありまして、

ユークリッド幾何学では、2点間の最短距離が直線ですから、
急ぐならば直線を行くべきで、この諺は、
数学的には間違っているのかもしれませんが、(笑)

ものごとの中には、ユークリッドやリーマンなどの
幾何学やソロバン勘定では捉えきれないことも数多くあって、
ある程度の人生経験を経ると、「急がば回れ」などという、
わけのわからない諺も、
「なるほどなぁ。」と思うことがありますね。

そして、相場の諺にも、このようなものがあります。

「強気相場は悲観の中に生まれ、
 懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟して、
 幸福感の中で消えていく」

投資家のジョン・テンプルトンの言葉とされる
有名な相場の諺ですが、

もしも、相場が投資家心理という1つの人格とするならば、
なるほどこれなら「ひねくれ者」となっても
仕方のないの生い立ちのようです。(爆)

しかし、長く相場をやっていると、

「底なしにさえ思える恐怖の歴史的な暴落が、
 後で見ると、夢にまで見る絶好の買い場であった」

ということは確かに経験するものです。

また、こんなのもありますね。

「ブルは時々儲ける。ベアも時々儲ける。
 しかし、ホッグは決して儲けない」

ブルとは雄牛が角を突き上げるような上昇相場のことで、
ベアとは熊がその手を振り下ろすような下降相場で、

そして、ホッグとは何でも喰らう豚が地を這うような
保ち合い相場と言うわけですが、

早い話(笑)「トレンドをトレードせよ」という諺ですね。
(豚のように、何でも喰らいついてはいけないようです)

しかしまぁ、トレンドは、タームの数だけ存在しますから、
スイングトレードではホッグでも、
デイトレードレベルでは、ベアやブルと言える状態もあって、

どうもホッグには、大ブタや子ブタがいるようです。(笑)

確かにそのトレードするタームでのホッグのときに、
「うーん。売りか買いかどっちだろう。」
などと無理してトレードするのは賢明ではなく、
静観したほうが良いようですが、

でも、ホッグを見つけることは決してバカにはできなく、
ベアから急にブルに転ずる相場もあるものの、
ブルもベアもホッグの間にこそ多く生存していて、

つまり、トレンドはホッグの間に存在していることがあって、

トレンドをトレードするということは、
ホッグとホッグの間をトレードする場合が多く、

(どうしようもない、だらだらと長いホッグもありますが)

見方によれば、
ホッグはトレンドの予兆とすることができるようです。

ですので、トレンドを見つけるには、
まずホッグを見つけるとよいのですね。

これらのことを相場の別の諺では、
「売るべし、買うべし、休むべし」などと、

「トレンドをトレードせよ。
 そして、ホッグでは休むべし。」と教えていて、

ホッグからのトレンドに着くことを
「保ち合い離れに着け」などと教えているのですね。

それから、それから…。

あら、また長くなってしまったようです。m(_ _)m

もっと役立つ相場の諺のお話があるのですが、
今日はこのくらいにして、
続きはまた次回にお話いたします。

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