FX 情報の海とトレードのお話


フィギュアスケートの世界選手権で
安藤美姫選手が4年ぶりの女王に返り咲きましたね。^^

●先週の気になる出来事

<4月25日(月)>

イースター・マンデーでオセアニアや欧州の市場などは休みでした。
日企業向けサービス価格指数(3月)は、
前年比で市場予想とおりの−1.2%になりました。
東京時間ではドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ドルストレート通貨ペアは上下動の相場展開になりました。
CICC中国国際金融の要人が、
「中国の4月消費者物価指数は5.2〜5.5%に上昇する可能性。」
との見解を示しました。
日財務相が、
「復興財源としての外為特会の活用は慎重に臨むべきである。」
との認識を示しました。
東電株の下落で生保8社と大手銀4行をあわせて
4000億円に迫る損失となっていることが報道されました。
金の現物価格が1517ドルまで上昇しました。
日経平均は前週末比−10.25円で大引けました。
しだいにドル円が軟調になっていきました。
欧州時間ではしばらくドル売りが続きました。
日自動車メーカー8社の国内生産台数が東日本大震災の影響で
前年同月比57%減と過去最大の落込みになりました。
格付け会社のS&Pがトヨタと日産とホンダの見通しを
ネガティブに引き下げました。
イラクの石油相が、
「1バレル120ドルの原油相場は合理的で容認できる水準。」
との認識を示しました。
アイルランドの地元紙が、
「昨年11月にアイルランドはECBから国際支援を要請するよう
(じつは)とても強い圧力を受けていた。」
との前アイルランド財務相の談話を記事として掲載しました。
米新築住宅販売件数(3月)は市場予想より強い30.0万件になりました。
NY時間ではユーロなどドルストレートが一時軟調になり
その後に揉み合う相場展開になりました。
ドル円は揉み合いの後に下落しました。
米ダラス連銀製造業活動指数(4月)は予想より弱い10.5になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「世界の製造業の第1四半期の見通しはやや上向きにシフト。」
との見解を発表しました。
デモ鎮圧に武力行使をしているシリアに対して
「米国がアサド大統領らへの経済制裁を検討している。」
との報道がありました。
金や銀などの価格が堅調傾向で推移しました。
NYダウは祝日前比−26.11ドルで取引を終えました。

<4月26日(火)>

格付け会社のS&Pが中部電力と四国電力とJパワーの格付け見通しを
ネガティブに引き下げました。
トリシェECB総裁が、
「(インフレの)二次的影響のリスクがやや見られる。
顕在化していないが油断はできない。回避することが重要。
インフレが抑制不能になりつつあるとまでは思っていない。
また強いドルは米国の利益との認識を共有している。」
などの認識を示しました。
商品市場が軟調になって豪ドルがしばらく軟調に推移しました。
一時、日投信の設定に伴う円売りが見られましたが、
ドル円は上下動しながらも軟調傾向が続きました。
ユーロドルなどドルストレートが一時軟調になりましたが、
しだいに堅調になっていきました。
日経平均は前日比−113.27円で大引けました。
独政府の経済諮問委員会のフェルト委員が、
「ギリシャは債務の再編は回避できない可能性。
ギリシャの債務比率は2013〜14年に150%まで上昇する見込み。
ギリシャはただちに債務を再編すべき。
独の国内銀行のギリシャ債権はそれほど大きなものではない。
ECBは今年に2回以上の利上げを行うと予想している。」
などの見解を示す発言をしました。
ユーロが一時軟調になった後に上昇する展開になりました。
スペインの6ヵ月物の国債入札では、
平均落札利回りが前回よりかなり高い1.867%、
応札倍率が前回より低い7.1倍になりました。
EU欧州連合統計局が、
「ユーロ圏の2010年の対GDP比の財政赤字は6.0%に低下、
ドイツの2010年の対GDP比の財政赤字は3.3%に上昇、
アイルランドの2010年の対GDP比の財政赤字は32.4%に上昇、
ギリシャの2010年の対GDP比の財政赤字は10.5%に低下、
ポルトガルの2010年の対GDP比の財政赤字は9.1%に低下、
英国の2010年の対GDP比の財政赤字は10.4%に低下。
(ギリシャとポルトガルの対GDP比の財政赤字はともに目標は超過)」
などの発表をしました。
ギリシャの10年債利回りが一時15%を超えて、
同2年債利回りでは一時24%まで上昇しました。
欧州連合が、
「ギリシャは自発的に予算案に取り組んでいる。
ギリシャの債務は懸念の原因だが債務削減は失敗していない。」
などの声明を発しました。
ギリシャの財務省が、
「2010年の財政赤字の上方修正は深刻なリセッションによるもの。
EUとIMFのプランに基づき財政赤字削減へ必要な措置を講じていく。」
との発表をしました。
「FOMCではQE2は6月終了末も低金利は長期継続が示される。」
との観測報道がありました。
米フォード・モーターの第1四半期決算では、
純利益が前年同期比22.4%増の25.51億ドルの8四半期連続黒字に、
調整後の1株当たり利益が市場予想より強い62セントになりました。
仏大統領が次期ECB総裁に伊中銀総裁のドラギ氏支持を表明しました。
英BOEタカ派のセンタンス政策委員が、
「データは英経済の回復が続いていることを示す。
英国の失業率はピークをつけた可能性。
今年の英インフレ率は4%を上回って推移する可能性。
原油価格は150ドルを超える可能性。
ポンドの下落は必要を超えている。
英国のインフレには拡大のリスクが存在。」
などの見解を示しました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「ギリシャが債務再編になった場合は
リーマンの破綻より深刻なものになる可能性。
ギリシャの公的債務は持続可能。
4月のECBの利上げは連続的な利上げを示唆するものではない。」
などの発言をしました。
米S&Pケースシラー住宅価格(2月)は、
市場予想よりは強い−0.18%になりました。
ガイトナー米財務長官が、
「米財政赤字は持続不可能。
米経済は勢いを欠いて2011年を開始した。
原油価格をなどの新たな向かい風に直面している。
米経済の基調は耐久性を見せている。経済は回復中。
民間予想の3〜4%の成長予想は妥当と思われる。
強いドル政策は米国の利益。
米国は決して弱いドルを求めることはしない。
FRBはインフレを抑制するだろう。
米国の金融システムは強固になりつつある。
中国は輸出依存の低下を模索し資本勘定の開放に着手した。
米国の債務は5月16日頃に上限に到達するが、
債務上限の引き上げ法案は議会を通過するだろう。」
などの認識を示しました。
英BOEタカ派のセンタンス政策委員が、
「利上げしないことでインフレターゲットへの
信頼性が損なわれることを懸念している。
27日の英第1四半期GDPの結果を重要視し過ぎることに警鐘。
付加価値税やインフレ圧力などの家計圧迫により
個人消費が弱まっても驚きではない。
世界的なインフレ圧力は当面続く可能性。」
などの見解を示しました。
米消費者信頼感指数(4月)は市場予想より強い65.4、
リッチモンド連銀製造業指数(4月)は予想より弱い10になりました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「ECBの政策金利は引き続き緩和的。
異常な低金利期間は終わりを迎える可能性。」
との認識を示しました。
米ドルの軟調傾向が続きました。
ドル円が一時反発を見せましたが軟調傾向が続きました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「27日からポルトガル国債取引の証拠金を35%に引き上げる。
27日からアイルランド国債取引の証拠金を45%に引き上げ上げる。」
などの発表をしました。
米2年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い0.673%、
応札倍率が前回より低い3.06になりました。
NYダウは前日比+115.49ドルで取引を終えました。

<4月27日(水)>

日小売業販売額(3月)は前年比で予想より弱い−8.5%になりました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5096元の切上後最高値になりました。
豪第1四半期消費者物価は市場予想より強い1.6%になりました。
豪ドルがしばらく堅調傾向で推移しました。
格付け会社のS&Pが、
「日本の格付け見通しをネガティブに引き下げる。格付けは据え置き。
見通し引き下げの理由には地震と原発危機がある。
再建にかかるコストは20〜50兆円の見通し。
震災が中期では成長に大きな影響を及ぼすとは考えていない。
日本の財政赤字は2013〜14年でGDPの145%に達すると予想。」
などの発表をしました。
しばらく円が売られてドル円が堅調傾向で推移しました。
米ジョンソン・エンド・ジョンソンが、
「スイス・シンセス買収に213億ドルで合意した。」
との発表をしました。
日経平均は前日比+133.15円で大引けました。
独GFK消費者信頼感調査(5月)は予想よりやや弱い5.7になりました。
ポンドが指標発表前の持ち高調整でしばらく軟調傾向で推移しました。
英第1四半期GDP速報は市場予想とおりの0.5%になりました。
一部で英GDPが予想より弱い数字になるとの観測があったのに対して
市場予想とおりの英GDPの結果にポンドが買い戻され急上昇しました。
欧鉱工業新規受注(2月)は市場予想より弱い0.9になりました。
ポンドを除くドルストレートがFOMCのイベントを控え
持ち高調整でしばらく軟調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の格付け見通しのネガティブを維持する。」
との発表をしました。
英財務相が、
「不安定な世界経済の状況だが英は政策路線を堅持する。」
との発言をしました。
独消費者物価指数速報(4月)は市場予想とおり0.2%になりました。
米耐久財受注(3月)は市場予想より強い2.5%になりました。
米5年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い2.124%、
応札倍率が前回よりやや低い2.77になりました。
米FOMCでは政策金利が0.0%〜0.25%で据え置きが決定されました。
FOMC声明では、
「6000億ドルの米国債購入は計画通り6月まで継続。
異例な低金利を長期間にわたり継続する。
米経済は緩やかなペースで回復。インフレ期待は安定。
労働市場は緩やかに改善。今回の決定は全会一致。」
などが示されました。
バーナンキFRB議長の記者会見では、
「FRBには保有資産の調整の用意がある。
2012年と2013年に経済成長は加速すると予想。
2011年の第1四半期の経済成長は比較的弱いと予想。
予測をやや下方修正した。住宅市場は弱い。
大幅な緩和政策を維持。物価期待を注視している。
インフレは正常な水準へと低下していく可能性。
QE2は効果があった。労働市場には更なる改善が必要。
長期的失業者は戦後最悪の水準。
引き締めの行動の前に複数回の会合を経る可能性。
強い米ドルは米国と世界の利益。
ガソリン価格の上昇は困難をもたらすが高騰は沈静化する可能性。
労働市場の改善は緩やかな可能性。中期的なインフレ期待を懸念。
インフレの上昇が執拗なら行動が必要になる。
インフレを低位で安定させることが重要。
資産の保有額は一定の水準を維持する。
保有資産の再投資終了は引き締めを意味する。
債務問題は米国にとって最大の長期的な課題。
ドルは中期的に見て強くまた安定していると認識。」
などが示されました。
FRB経済見通しでは、
「2011年の米GDPを3.1〜3.3%に下方修正。
2011年の米失業率を8.4〜8.7%に改善修正。
2011年の米PCEを2.1〜2.8%に上方修正。」
などが発表されました。
FOMC後での市場反応はドル売りとなりました。
スペイン財務相が、
「伊中銀のマリオ・ドラギ氏は次期ECB総裁の素晴らしい候補者。」
との発言をしました。
NYダウは前日比+95.59ドルで取引を終えました。

<4月28日(木)>

RBNZが市場予想とおり政策金利を2.50%で据え置きました。
RBNZ声明では、
「クライストチャーチの震災を背景にNZ経済の見通しは不透明。
貿易相手国の経済成長は好調でNZの商品輸出価格の押し上げに寄与。
原油価格の上昇とNZドルの高止まりは歓迎しない。
間接税の拡大の影響でヘッドラインのインフレは上昇。
コアインフレの見通しと経済状況から政策金利は当面適切の可能性。」
などが示されました。
NZドルが一時軟調になりました。
英GFK消費者信頼感調査(4月)は市場予想より弱い−31になりました。
日失業率(3月)は市場予想より強い4.6%、
日全国消費者物価指数(3月)は前年比で予想とおり0.0%になりました。
日鉱工業生産速報(3月)は市場予想より弱い−15.3%になり、
統計開始以来で最大の落ち込みになりました。
日経済財政相が、
「サプライチェーンは予想より早い段階で回復すると確信。」
との見解を示しました。
日経済産業相が、
「今夏の電力抑制目標は一律15%減で調整できる見通し。」
との認識を示しました。
東京時間では米ドルの軟調傾向が続きました。
世界銀行が、
「2011年の中国GDP成長率見通しを9.3%に引き上げる。
2012年の中国GDP成長率見通しは8.7%と予想する。
2012年の中国経常黒字はGDPの3.6%へ縮小すると予想する。」
などの見解を発表しました。
日銀が政策金利を0.1%に据え置きました。
日銀副総裁が基金増額による更なる金融緩和を提案しましたが、
1対8で否決されました。
日経平均は前日比+157.90円の9849.74円で週の取引を終えました。
独輸入物価指数(3月)は市場予想とおりの1.1%になりました。
日銀展望リポートでは、
「震災の影響を含み必要と判断される場合には適切な措置講じていく。
当面は震災の影響中心に景気の下振れリスクを意識する必要。
2011年度後半以降に日経済は緩やかな回復経路に復していく見込み。」
などが示されました。
IMF国際通貨基金報告では、
「中国やインドによりアジアは力強く成長。
アジアのインフレリスクは上向のままである。
アジアは更なる金融引き締めを必要としている。」
などが示されました。
日銀総裁の記者会見では、
「供給制約の解消については10月の段階で充分ではない可能性。
秋口以降から供給面の制約が和らぐ可能性。
石油製品などの上昇によるインフレ期待の上昇には注意が必要。
供給ギャップがあり物価が継続的に上昇するとは認識していない。
3月に思いきった金融緩和を行ったばかりで効果を見極める段階。
日本経済の先行きには不確実性が大きいことを認識。
来年には潜在成長を上回る成長になる可能性。
国債引き受けの問題はこれまで答えたとおり適当でないと考える。
金融面から経済を下支えしていく。」
などが示されました。
英BOEのタカ派のセンタンス政策委員が、
「高いインフレが賃金と価格に影響を及ぼし始めている兆候。
ポンド安が物価圧力に影響を与えている。」
との見解を示しました。
独失業者数(4月)は市場予想とおりの−3.7万人、
独失業率(4月)は市場予想より弱い7.1%になりました。
米第1四半期GDP速報のイベントを控えて
持ち高調整で主要通貨ペアがしばらく軟調に推移しました。
ルクセンブルク中銀総裁が、
「ECBは適切なペースで段階的に出口政策を継続していく。
ECBは特定の国々のためではなくユーロ圏の全体のために政策を決定。
ECBは特定の一国の銀行支援を目的とした措置は取らない。」
などの認識を示しました。
米第1四半期GDP速報は前期比年率で1.8%、
米第1四半期GDP価格指数速報は1.9%、
米新規失業保険申請件数は42.9万人、
米シカゴ連銀全米活動指数(3月)は0.26と、
いずれも市場予想より弱い結果になりました。
米第1四半期個人消費速報は2.7%、
米第1四半期コアPCE速報は1.5%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
市場反応ではドル売りになりました。
ユーログループ議長が、
「仏大統領はドラギ氏を次期ECB総裁候補として支持している。
私もそれに対して意見の相違はない。
ギリシャの債務再編は選択肢にはない。
ギリシャの債務再編は予想し得ない事態を引き起こす可能性。」
などの見解を示しました。
米中古住宅販売保留(3月 成約)は予想より強い5.1%になりました。
一時ドル買い反応が見られました。
カナダの首相が、
「加消費者は通貨高の恩恵を受けるも加BOCは急激な通貨高を懸念。」
との認識を示しました。
米7年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い2.712%、
応札倍率が前回より低い2.63になりました。
NY金先物が1531ドルまで上昇しました。
NY原油先物が112ドル後半まで上昇しました。
Nyダウは前日比+72.35ドルで取引を終えました。

<4月29日(金)>

NZ貿易収支(3月)は市場予想より強い4.64億NZドルになりました。
構成項目の輸出は45.3億NZドルと過去最大になりました。
東京市場は昭和の日の祝日で休みでした。
東京時間では主要通貨ペアが小幅な揉み合いとなりました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.4990元の切上後最高値になりました。
資源国通貨がしばらくやや軟調傾向で推移しましたが、
その後は対ドルで徐々に反発する相場展開になりました。
独小売売上高指数(3月)は市場予想より弱い−2.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
スイスSNBの総裁が、
「インフレ見通しは物価安定の範囲内にあるが、
ややインフレの上振れリスクが見られる。
いつでも物価安定のために必要な措置を取ることが可能。
経済成長への下振れリスクはあるがスイス経済は予想より好調。」
などの認識を示しました。
スイスフランが堅調傾向で推移しました。
英市場はロイヤルウェディングの祝日で休みでした。
欧消費者物価指数速報(4月)は、(物価安定で目指す2%未満を上回る)
前年比で市場予想より強い2.8%になりました。
欧失業率(3月)は市場予想とおりの9.9%になりました。
欧業況判断指数(4月)は1.28、欧消費者信頼感確報(4月)は−11.6、
欧鉱工業信頼感(4月)は5.8、欧サービス業信頼感(4月)は10.4と、
いずれも市場予想より弱い結果になりました。
スイスKOF先行指数(4月)は市場予想より強い2.29になりました。
米第1四半期雇用コスト指数は0.6%、
米個人支出(3月)は0.6%、米個人所得(3月)は0.5%と、
いずれも市場予想より強い結果になりました。
米PCEコア・デフレータ(3月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
加GDP(2月)は市場予想より弱い−0.2%になりました。
加ドルが一時軟調になりました。
米シカゴ購買部協会景気指数(4月)は予想より弱い67.6になりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月)は
市場予想より弱い69.8になりました。
バーナンキFRB議長が、
「米経済は緩やかなペースで回復。
米国の労働市場は徐々に改善しつつあるが失業率は高い水準。
住宅市場が景気回復を抑制。米経済は望む状態にはまだない。」
などの認識を示しました。
NY時間ではユーロが上下動しながらも軟調傾向で推移しましたが、
加ドルもしだいに反発して資源国通貨は堅調傾向で推移して、
全般にドル売り優勢の相場展開になりました。
資源国通貨の堅調さが目立つ相場展開になりました。
商品市場が堅調でNY金先物が1556ドル前半まで上昇しました。
NY原油(WTI)は113ドル後半で週の取引を終えました。
NYダウはは前日比+47.23ドルの12810ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<5月2日(月)>

※中国・英の市場がお休みです。

朝8時01分に英ホームトラック住宅調査(4月)、
午前10時半に豪第1四半期住宅価格指数、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(3月 前年比)、
午後4時半にスイスSVME購買部協会景気指数(4月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(4月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(4月)、
午後6時からトリシェECB総裁の講演、
夜9時半に加鉱工業製品価格指数(3月)、加原材料価格指数(3月)、
夜10時から英BOE総裁の講演、
夜11時に米ISM製造業景況指数(4月)、米建設支出(3月)、
などの経済指標が発表されます。
(豪)・(スイス)・米の指標には注目です。

<5月3日(火)>

※東京市場が祝日でお休みです。

午前10時に中国非製造業PMI(4月)、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後5時半に英製造業PMI(4月)、
午後6時に欧生産者物価指数(3月)、
夜11時に米製造業受注指数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・(英)・(米)の指標には注目です。

<5月4日(水)>

※東京市場が祝日でお休みです。

朝7時45分にNZ住宅建設許可(3月)、
午後3時に英ネーションワイド住宅価格(4月)、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(4月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(4月)、
午後5時半に英建設業PMI(4月)、英消費者信用残高(3月)、
午後6時に欧小売売上高(3月)、
午後8時半に米チャレンジャー人身削減数(4月 前年比)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(4月)、
夜11時に米ISM非製造業景況指数(4月)、
などの経済指標が発表されます。
(欧)・米の指標には注目です。

<5月5日(木)>

※東京市場が祝日でお休みです。

朝7時45分にNZ第1四半期失業率、NZ第1四半期労働参加率、
午前10時半に豪小売売上高(3月)、豪第1四半期小売売上高、
同午前10時半に豪住宅建設許可件数(3月)、
午後5時半に英サービス業PMI(4月)、
午後7時に独製造業受注(3月)、
午後8時に英BOE政策金利、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時半からトリシェECB総裁記者会見、
同夜9時半に米第1四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜9時半に米第1四半期単位労働費用速報、新規失業保険申請件数
同夜9時半に加住宅建設許可(3月)、
夜10時半からバーナンキFRB議長の講演、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(4月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・豪・英・欧・米などの指標には注目です。

<5月6日(金)>

午前10時半に豪RBA四半期金融政策報告、
午後2時45分にスイス失業率(4月)、
午後5時半に英生産者物価指数(4月)、生産者仕入・出荷価格(4月)、
午後7時に独鉱工業生産(3月)、
午後8時に加雇用ネット変化率(4月)、加失業率(4月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(4月)、米失業率(4月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数変化(4月)、米製造業雇用者数変化、
同夜9時半に米週間平均労働時間(4月)、
深夜4時に米消費者信用残高(3月)、
などの経済指標が発表されます。
(豪)・(独)・加・米の指標には注目です。

さて、先週もいろいろ注目されることがありました。

4月25日に、CICC中国国際金融の要人が「中国の4月消費者物価指数
は5.2〜5.5%に上昇する可能性。」との見解を示しました。
また、アイルランドの地元紙が「(じつは)昨年11月にアイルランドは
ECBから国際支援を要請するようとても強い圧力を受けていた。」
との前アイルランド財務相の談話を記事として掲載しました。
格付け会社のムーディーズが「世界の製造業の第1四半期の見通しは
やや上向きにシフトしている。」との見解を発表しました。

4月26日に、独政府の経済諮問委員会のフェルト委員が「ギリシャは
債務の再編は回避できない可能性。ギリシャはただちに債務を再編す
べき。ECBは今年に2回以上の利上げを行うと予想している。」
などの見解を示す発言をしました。
ギリシャの10年債利回りが一時15%を超えて、同2年債利回りでは
一時24%まで上昇しました。
また、ECBのゴンザレスパラモ専務理事が「ギリシャが債務再編に
なった場合はリーマンの破綻より深刻なものになる可能性。
ギリシャの公的債務は持続可能。」との見解を示しました。
そしてガイトナー米財務長官が「米財政赤字は持続不可能。米経済は
勢いを欠いて2011年を開始したが米経済基調は耐久性を見せている。
強いドル政策は米国の利益。米国は決して弱いドルを求めることは
しない。FRBはインフレを抑制するだろう。」との見解を示しました。

4月27日に、格付け会社のS&Pが「日本の格付け見通しをネガティブ
に引き下げる。」との発表をしました。
また、英財務相が「不安定な世界経済の状況だが英は政策路線を堅持
する。」との発言をしました。
そしてFOMCでは「6000億ドルの米国債購入は計画通り6月まで継続。
異例な低金利を長期間にわたり継続する。」ことが決定されました。
バーナンキFRB議長の記者会見では「2011年の第1四半期の経済成長は
比較的弱いと予想。インフレは正常な水準へと低下していく可能性。
労働市場には更なる改善が必要。引き締めの行動の前に複数回の会合
を経る可能性。インフレの上昇が執拗なら行動が必要になる。
資産の保有額は一定の水準を維持する。債務問題は米国にとって最大
の長期的な課題。強い米ドルは米国と世界の利益。」
などが示されました。

4月28日に、日銀副総裁が基金増額による更なる金融緩和を提案し
ましたが1対8で否決されました。
また、ルクセンブルク中銀総裁が「ECBは適切なペースで段階的に
出口政策を継続していく。ECBは特定の国々のためではなくユーロ圏
の全体のために政策を決定。」などの認識を示しました。
そして、ユーログループ議長が「ギリシャの債務再編は選択肢にはな
い。ギリシャの債務再編は予想し得ない事態を引き起こす可能性。」
などの見解を示しました。

4月29日に、人民元の対ドル基準値が1ドル6.4990元と、ついに6.5元
を超えて切上げ後での最高値になりました。
また、バーナンキFRB議長が「米経済は緩やかなペースで回復。米国の
労働市場は徐々に改善しつつあるが失業率は高い水準。住宅市場が
景気回復を抑制。米経済は望む状態にはまだない。」
などの認識を示しました。

先週は、ドル円が27日に日本の格付が引き下げられたことやFOMC前の
持ち高調整で一時反発しましたが、週間では軟調傾向の推移になりま
した。一方、ユーロドルやポンドドルは週前半に一時軟調傾向の揉み
合いになるも、週間では堅調に推移して、また豪ドルなど資源国通貨
も上下動とはなるも週間では堅調に推移しました。
先週は総じてドル売り傾向が継続する一週間となりました。

また先週、注目されていたFOMCでは、FOMC前に米要人の一部でタカ派
的な発言が散見されていたにもかかわらず、いざふたを開けてみれば
全会一致で「「6000億ドルの米国債購入は計画通り6月まで継続。
異例な低金利を長期間にわたり継続する。」ことが決定されました。

そしてバーナンキFRB議長の記者会見でも、物価期待を注視している
としながらもインフレは正常な水準へと低下していく可能性との認識
を示し、保有資産の調整の用意があるとしながらも資産の保有額は
(再投資で)一定の水準を維持するとして、長期にわたる緩和政策の
継続が示されることになりました。

そして引き締めの行動の前に「複数」回の会合を経る可能性を示唆し
たことで、米有力投資銀行17社のうち15が「年内の米利上げは無い」
と予想(2社は年内利上げの可能性を指摘)するなど、市場では2011年
での利上はないとする見方が大勢となったようです。

ただ一部では「複数」の表現に2を暗示することがある"a couple"
という言辞を用いたことや、バーナンキFRB議長をはじめガイトナー
米財務長官やECB総裁らが、最近「強い米ドルは米国と世界の利益。」
との言辞を再び使い始めたことや、ドル安の織り込みも2008年の安値
のレベルに迫っていることや、米有力投資銀行17社のうち2社が米の
年内利上げの可能性があるとしていることなどで、年内の米ドル反発
への期待を裏読みする向きがあるとともに、また燻り続ける欧州問題
が顕在化した場合などでのリスク回避の米ドル買いとなる可能性を
指摘する向きもあるようで、興味深い話はあるようです。

しかしながら、FOMC直後の米ドルの「Buy the fact」の動きも見ら
れなく、市場は米ドルの一時の最安値とも見ていないようで、少なく
とも8月9日のFOMCを前にするまでは、最弱通貨米ドルの位置付けは
堅いと見るのが妥当な可能性が高く、ときに調整を経ることはあって
も、基調として米ドル安は継続しそうです。

また円については、28日に日銀副総裁による基金増額での金融緩和の
提案は1対8で否決されて更なる緩和は見送られたものの、大震災後
での日緩和策の継続がまだしばらく余儀ない状況であることや、
格付け会社のS&Pが日本の格付け見通しをネガティブに引き下げた
ことなどから円売り圧力は潜在していますが、ドル円については
ドル安圧力があることから、一時80円を目指そうとする動きとなる
可能性があると見る向きはあるようです。

ただ一方、ゴールデンウイーク中は実需筋の売買低下となりやすく、
また、米10年債利回りが3.31%まで下落しているものの下げ渋って
いる様相もあり、そして日本の輸出企業の円買いの減速も見られて
いる(日経5/1)とともに、ドルショートがかなり積み上がっている
ことや、円売り圧力は潜在していることから、投機筋によるドル円
の一旦の持ち高調整のショートカバーの可能性の指摘もあるようで、
柔軟に対応して行きたいものです。

他方、ユーロについては、年内の段階的利上げはほぼ既定路線となっ
てきていて、1.5000の節目までは上下動しながらも上昇基調が続く
と見る向きが優勢のようですが、26日にギリシャの10年債利回りが
一時15%を超えて、同2年債利回りでは一時24%まで上昇している
などの金融市場でのリスク回避の動きの事実もあり、欧州要人の多く
がギリシャの債務再編には否定的ながらも、26日の独政府の経済諮問
委員会のフェルト委員によるギリシャ債務再編を勧める意見もあり、
すぐには顕在化しないとしても、ポテンシャルの高くなっている
リスクの火種があることだけは忘れずにいたいものです。

そして豪ドルなど資源国通貨については、先週NY金先物が1556ドル、
NY原油が113ドル台後半まで上昇しているなどコモディティ市場の
堅調が続いていることや、世界経済自体は回復基調にあることや、
またNY株式市場が2年8ヶ月ぶりの高値になるなど、リスク選好度
も増して来ていて、そして資源国通貨へのやがての更なる金利上昇
への期待も根強いことから、先週同様に高値警戒はありながらも
中期的に堅調が続くと見る向きが優勢のようで、押したところでは
拾っていくことができそうですが、一方、実需の反映されやすい
ロンドン市場での銅先物相場が軟調色になっていることから、
商品市場には投機マネーの過剰流入による過熱感もあるようで、
一時、コモディティ市場が利食いなどで調整になった場合は、
資源国通貨も調整となる可能性があり、調整の動きには注意して
おきたいものです。

経済指標関連では、2日の豪豪第1四半期住宅価格指数、
そして英BOE総裁の講演に米ISM製造業景況指数、
3日の豪RBA政策金利と豪RBA声明、
4日の米ADP雇用統計と米ISM非製造業景況指数、
5日のNZ第1四半期失業率と豪小売売上高に豪住宅建設許可件数、
そして英欧の政策金利の発表とトリシェECB総裁記者会見、
6日の加雇用統計と米雇用統計などが注目されます。

なお、連休中の東京時間では閑散相場となりやすそうですが、
案外とゴールデンウイーク中は大きな動きになることが少なくなく、
昨年はギリシャ問題に端を発した歴史的急落となったことなども
ありましたので、(杞憂になるとは思いますが) 連休中の仕掛けの
動きなどには一応の注意はしておきたいものです。


さて今日は、情報の海とトレードのお話です。

情報化社会などという言葉も、もう言われて久しくなりますが、
現在、情報は「氾濫」しているほどに溢れていますね。

そして、その情報は量が多くなっているだけではなく、
スピードも早く、多岐に変化もしていて、

それらの中から必要で正しい情報を得ることは
逆に難しくなってきているとの指摘も聞かれます。

そのような情報の海に日々浸っていると、

連休などで人里はなれた野山に行ったときに見る風景は、
そこに咲く花々は年々で違うはずなのに
十年前と全く変わりがないように見えて、

その変らぬ景観に不思議な安堵感と憧憬を覚えるものです。

また、

トレードにかかわる情報も溢れていて、
様々な思考や意見があるだけではなく、

ときに情報同士が相容れなく、
何が正しいのか、何が間違っているのか、

迷いの淵に取り残されてしまいそうになることがあるものですね。

「価格には全てが織り込まれていくのだから、
 トレードではテクニカル分析だけをすればよく
 ファンダメンタルズは全く不要なばかりではなく、
 むしろ無用なバイアスを生じさせて有害である。」

と聞けば、そうかなぁ、とも思うものですし、

「プロ集団のファンド筋などでは一部のモデル系を除いて
 テクニカルだけでトレードしているところは極少数派で、
 現在は情報戦ともいえる時代になっている。
 格付け機関の発表や経済指標発表で相場が動くことは日常で、
 相場は過去の記録ともいえるテクニカルだけに従って
 動いているのではない。情報こそが大切なのだ。」

と聞けば、これはこれでそういうものかなぁ、と思うことがあり、

「テクニカルだけでも、ファンダメンタルズだけでも不完全だ。
 造語だか、今はテクニカルとファンダメンタルズをともに
 融合させて用いるファンダテクニカルの時代に入っている。」

などと聞けば、そうなんだぁ、と思うことがあり、

まさに、情報の淵の迷える羊になってしまうことがありますね。

そしてまた、

テクニカル派の中の情報や考え方でも百家争鳴していて、

「メジャーなテクニカルは多くのトレーダーが参考にしているので、
 影響度は高く、また時の洗礼を経て残っているのは優秀な証拠で、
 マイナーなものよりメジャーなテクニカルを用いるべきだ。」

「いや、それは違う。相場では負けている人が大多数なのだから、
 相場のオーディナリーやマジョリティに属するメジャーな
 テクニカルでは勝てない。まだ着目の少ない優秀なテクニカルを
 他のトレーダーより早く発見したり開発すべきだ。」

などといのも、ディベートを聞いているようで、
どちらも一理のように思えるものです。

「RSIがいいよ。」
「いや、やはりストキャスだね。」
「何を言ってるRCIのほうが優秀さ。」
「そんなオシレーターなどどれもダメさ。」

いろいろな意見を聞いていると、しだいに情報の海に浸りすぎて
ポール・ディラックの海のように、混沌としてしまうものです。

ただひたすらに情報を爆食していると、
頭の中に蓄積された情報のエネルギー和がゼロになって
結局、何が何だかさっぱり解らくなってしまうわけですね。

ふと気づいたときに、たくさんの情報を得たのにもかかわらず、
ただの「情報メタボ」となってしまうことがあるのです。

このようになってしまったときには、

不要な情報を捨てて、情報のダイエットをしていくか、

あるいは、全ての情報をまずは捨てて、
そこから重要なものや価値あるものだけ再び拾い集めて、
再構築していく必要がありますが、

そこでの指針は「原点と基礎に還る」ということが
とても有効になる場合があります。

「いろいろ勉強したけれども、結局、解らなくなっちまってね。
 いや、トータル的には決して負けているわけではないんだよ。
 まぁ、囲碁や将棋で言うと万年初段という状況で、
 次のレベルになかなか行けないんだよね。」

「それで、一度チャートからテクニカルの重装備を
 全て外したんだ。移動平均線も全てだよ…。
 そしたらね。チャートがとてもダイナミックに見えてね。
 ローソク足が不思議と生き生きと見えるんだよね。」

「あぁ、全てテクニカルを外したって言ったって、
 もちろん和製テクニカルのローソク足だけは残したさ。
 だって、何がもっとも重要かって考えたら、
 それは価格そのものといってもよいローソク足だからね。
 さすがにこれだけは外すわけには行かないよ。」

「で…、オールド・トレーダー達がそうしてきたであろう、
 ローソク足だけでトレードしてみようと思ったんだ。
 大切な始原的なものを感じたり経験できると思ったんだよね。」

「そして、こう考えたんだ…。
 トレードで利益を得るとはどういうことかとね。」

「まぁ、馬鹿馬鹿しい自問だけど…、こういう結論になった。
 トレードで利益を得るとは、それが20Pipsであれ50Pipsであれ、
 買いポジションならエントリー後に利益相当の陽線の示現など、
 少なくとも小さな上昇トレンドが必要である、と帰結したんだ。」

「買いポジションを持って、その後に下降トレンドになったら
 負けるわけで、当然といえば当然なことなんだけれどもね。」

「そして、こうも考えた。
 買いポジションを持って利益相当の小さな上昇トレンドを
 得やすい状態はどのような状況か、ということなんだけれども…」

「それは大きな陰線が示現していたり、陰線の連なりがあるときには
 その利益相当の小さな上昇トレンドが得にくく、
 大きな陽線が示現していたり、陽線の連なりがあるときには
 その利益相当の小さな上昇トレンドが得やすいことに
 気づいたんだ。」

「レートの動きには一方向に動き出したらしばらく動きが続く、
 という慣性のような傾向があるんだよね。だから俺は、
 マイルールのその1を
 『買いでは元気良い陽線の示現を確認する(予測はしない)』
 としてみたんだ。まぁ、俺なりの勝手なルールだけれどもね。」

「誤解の無きように断っておくけど、このマイルールは
 決して逆張りや押し目買いを否定しているわけではないよ。
 たとえば価格の下落が続いていても、
 その後に、元気良い陽線が示現したらロングさ。
 まぁ、買いの前にしっかり陽線を確認するという意味になるかな。
 天才的な人の中には陽線が出ているときにロングしないという
 部分的な天や底を的確に捉える人もいるのは知ってるけど、
 俺は凡人。予測のトレードではなく確認をしっかりするのさ。」

「そして、マイルール1の反対となるけれど、
 マイルールのその2を
 『元気良い陰線が示現したときには、決して買わない、
 そして買いポジを保有し続けない(損切りする)』としたのさ。」

「もちろん陽線が示現しているからといったって、
 ずーっと価格が上昇するわけではないさ。
 でも、しばらくは上昇しやすい傾向は確かにあるんだよなぁ。」

「そして、価格が上昇していたのに、反転するところを調べてみた。
 もちろんいつも反転ポイントは決まっているわけではなく、
 要人発言や経済指標の影響と思われる不測も少なくないけど、
 反転する場合は、前回高値や、ずーっと以前で何度も反転した
 価格帯での反転がとても多いことに気づいたんだ。」

「まぁ、これがレジスタンスというわけだけれども、
 昔のオールド・トレーダー達はうまいものを考えていたものだね。
 再発見することができたよ。だから俺はマイルールのその3を
 『レジ・サポには注意する』としてみたんだ。」

「あくまで注意にとどまるものだよ。
 ここで反転するはずだなどの予測は禁物さ。
 利が乗っていたら一旦利食うポイントにもなることはあるけど、
 レジ・サポで必ず反転するとは限らないからね。
 抜けたときはブレークとなるのさ。ダマシもあるけど、
 ブレークした場合は、さらに上昇が続くことが多いからね。」

「そして、レジ・サポで上下をがっちりガードされたエリアと
 なることがあるよね。これがいわゆるレンジ相場だけれど、
 このエリアの中をトレードする場合は、
 レジ・サポが上下に離れているほど天井と床に距離があって、
 利益相当の小さな上昇トレンドが得やすいことに気づいたんだ。
 逆に言うと、レジ・サポが上下に離れていなくて狭いときは
 エリア内の天井と床が近すぎて、すぐに天井コッツンで、
 利益相当の小さな上昇トレンドが得にくいんだよね。」

「だから、俺はマイルールのその4を
 『利益目標に対して狭いボラのエリア内はトレードしない』
 としてみたんだ。
 気持ちよくエリア内をトレードするにはボラは利益目標に対して
 2倍は欲しい感じかなぁ…。」

「まだあるよ。マイルールのその5は
 『迷ったらトレードしない』だよ。
 迷ったときは自身のレベルで決断ができない状況なわけで、
 本能的に何らかの危険を察知している場合があるんだ。」

「もちろん、迷うという感覚的な認識は、
 トレード技能の上達や経験値で変っていくものだけど、
 不思議と悪い第6感だけは当たることが多いものさ。w」

「これだけさ。とても簡単で幼稚だろう?」

「あぁ、もちろん、この他にも、
 トレンド方向へのトレードを心掛けるとか、
 上位の時間軸を含めて複数時間軸を確認するとか、
 いろいろ大切なことはあるさ。
 あくまで基本的なマイルールというわけだけれどもね。」

「でもね、これらの基本マイルールを確立してから、
 あらためてお気に入りのテクニカルを表示させると、
 今までとは違ってチャートが見えるんだなぁ。
 今までの断片的知識が蘇るような感じさえしたよ。」

「何が大事で何が補助かが認識されているから、
 頭の中でかみ合うと言うか…、格好よく言うと
 チャート分析のプライオリティが再構築されるっちゅうのか、
 トレード判断で行くべきか止めるべきか迷うようなとき、
 最終的にこれらの基本マイルールのフィルターにかけてやると、
 おっと、うかつに根拠希薄の予測でトレードをしてしまう
 ところだった、エントリーはもう少し様子を見ようなど、
 迷うことが少なくなるしね。
 自身のトレードのブレークスルーができたってワケさ。」

1. 『買いでは元気良い陽線の示現を確認する(予測はしない)』
   (売りは元気良い陰線の示現を確認する) 

2. 『元気良い陰線が示現したときには、決して買わない、
   そして買いポジを保有し続けない(損切りする)』
   (元気良い陽線が示現したときには、決して売らない、
   そして売りポジを所有し続けない)

3. 『レジ・サポには注意する』

4. 『利益目標に対して狭いボラのエリア内はトレードしない』

5. 『迷ったらトレードしない』

ふーん。なーるほどぉ。

頭の中を整理して再構築するのですね。

初歩の初歩としてはちょっとは役立ちそうかも……。



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"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX シンプル思考のお話


ピカピカの一年生がほほえましい入学式の季節が過ぎたと思ったら、
早いものでもう今週末からゴールデン・ウィークになるのですね。

●先週の気になる出来事

<4月18日(月)>

先週のフィンランドの選挙では、
EUによる財政悪化国への金融支援に反対する野党が躍進しました。
17日にギリシャの財務相が、
「ギリシャ経済は重大な岐路に立っている。
2011年にGDPは3%のマイナスになる可能性。
EUとIMFは債務再編を支持していない。
債務再編のコストは利益分よりも大きい可能性。
事実に寄り添うことが必要。」
などの認識を示しました。
NZ第1四半期消費者物価は市場予想より弱い0.8%になりました。
主要通貨ペアがしだいに軟調になっていきました。
日経平均は前週末比−34.87円で大引けました。
格付け会社のムーディーズが、
「アイルランドの銀行の格付けを2段階引き下げる。」
との発表をしました。
ギリシャの地元紙が、IMF筋の情報として
「ギリシャが財務相会合でEUとIMFに債務再編を要請。
ガイトナー米財務長官がギリシャの債務再編を支持。」
との観測報道をしました。
ユーロが一段と下落して行きました。
ギリシャの財務省がギリシャ地元紙の報道を否定しました。
イタリアのシンクタンクが、
「イタリアの2011年GDP成長率見通しを0.7%と確認。
2012年のGDP成長率見通しを1.1%から0.9%に下方修正する。」
との見解を発表しました。
格付け会社のフィッチが、
「アイルランドの支払能力は脆弱。
アイルランドの債務は2013〜14年に対GDP比116%に達する可能性。
アイルランドは景気回復への重大な脅威に直面している。」
との見解を発表しました。
ギリシャ中銀総裁が、
「ギリシャの債務再編は不要で望ましくない。
債務再編は市場と銀行と年金基金などへ破滅的な影響。
2011年にギリシャの失業率は15%を超える可能性。
2011年に民間部門の信用はネガティブの状態が継続する可能性。」
などの認識を示しました。
ギリシャの2年債の利回りがユーロ導入後最高の20%に到達しました。
欧州委員会が、
「ギリシャ債務再編について、いかなる議論も行われていない。」
との発表をしました。
米シティグループの第1四半期決算では、
純利益が前年同期比32%減の29.99億ドル、
順営業収益が前年同期比22%減の197.26億ドル、
1株利益が市場予想よりは強い0.10ドルになりました。
仏の中銀総裁が、
「財政赤字削減についての悲観論は見当違い。
財政の引き締めはユーロ圏の成長を抑制していない。
スペインの輸出は急上昇している。」
などの見解を示しました。
加国際証券取扱高(2月)は市場予想より弱い25億加ドルになりました。
格付け会社のS&Pが、
「米国の格付け見通しを安定的からネガティブに修正。
格付けは(最上位で)据え置きとする。
米国の債務負担の安定まで数年を要する可能性。
大手金融機関への支援が財政リスクを増加させる可能性。
連邦政府による直接融資と融資保証も重大なリスク。
ファニーとフレディへの再建コストがGDPの3.5%相当になる可能性。
財源不足の社会保障プログラムが長期的圧迫の主因。」
などの発表をしました。
リスク回避の動意になりドル円が下落しました。
米財務次官補が、
「S&Pによる米国の見通しは米政府の指導力を過小評価している。
米政府の首脳部は財務面での試練に対応する。」
との見解を発表しました。
米大統領経済諮問委員会の委員長が、
「米政府と米議会は債務問題について合意に到達できると認識。
債務の上限は引き上げられる見通し。
S&Pによる債務見通しの判断は正しくない。」
などの見解を示しました。
米NAHB住宅市場指数(4月)は市場予想より弱い16になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「米国の格付けと格付け見通しには変更はない。」
との発表をしました。
格付け会社のS&Pが、
「米デフレリスクは後退。FRBはQE2を終了させることが可能。」
との見解を発表しました。
IMF国際通貨基金が、
「中国人民元は依然としてかなり過小評価されている。
ユーロと円の実質実効為替レートは中期的素因に一致。
米ドルは素因において過大の側にある。
過小評価通貨に対する米ドルの下落は経常赤字の削減に寄与。
新興国の資本流入への対応は不充分。」
などの見解を発表しました。
NYダウは前週末比−140.24ドルで取引を終えました。

<4月19日(火)>

日財務相が、
「財政規律守る姿勢を発信することが大切。
米国債は引き続き魅力ある商品だと思っている。」
などの認識を示しました。
豪RBA議事録では、
「強い企業投資と高水準の交易条件を考慮すると金融政策は適切。
失業率は安定。労働市場に関する見通しは楽観的。
内需は堅調なペースで成長。主要輸出品の価格は高水準が続く見通し。
天候による石炭生産の減少は予想より第1四半期のGDPを押し下げた。
製造業や観光業への投資にとっては豪ドル高が重石になる可能性。
日本の震災は足元の世界経済の見通しの不透明感を高めた。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアがしばらく揉み合う展開になりました。
日経平均は前日比−115.62円で大引けました。
ECBのシュタルク専務理事が、
「ECBの政策金利は1.25%に利上げ後でもなお非常に低い。
債務再編にはとてもコストを要し多くの問題も生み出す。
支援プログラムは債務の持続可能性に基づくもの。
債務が持続不可能ならば支援は受けられない。
支援プログラムを受けている国は支払不能になっていない。
金利の正常化とは段階的な引き上げを意味する。」
との認識を示しました。
ユーロがしだいに堅調になりました。
他のドルストレート通貨ペアも徐々に堅調になっていきました。
ギリシャの地元紙が、EU筋による
「ギリシャは緩やかな債務再編は回避できない。」
との見解を記事として掲載しました。
市場反応は限定的でした。
中国人民銀行が、
「預金準備率の一段の引き上げの余地がある。
長期的な実質マイナス金利はインフレの管理にとって良くない。
CPI上昇率目標4%の達成は通年で大きな問題。
中国のGDP伸び率は通年で8%を上回る可能性。」
などの見解を発表しました。
欧消費者信頼感速報(4月)は市場予想より弱い−11.4%になりました。
独製造業PMI速報(4月)は市場予想より強い61.7に、
独サービス業PMI速報(4月)は市場予想より弱い57.7になりました。
欧製造業PMI速報(4月)は市場予想より強い57.7に、
欧サービス業PMI速報(4月)は市場予想とおりの56.9になりました。
欧経常収支(2月)は−95億ユーロになりました。
トリシェECB総裁が、
「(インフレの)二次的影響を容認しない。
現時点では二次的影響はみられないが注意する必要。
ギリシャは(債務再編ではなく)支援計画を適用すべき。」
などの認識を示しました。
欧州委員会が、
「ギリシャの債務再編は不可避との市場の見方を否定する。」
との発表をしました。
ギリシャの13週間物国債入札では、利回りが前回より高い4.10%、
応札倍率が前回より低い3.45倍になりました。
独財務省筋が「ギリシャ債務再編は不可避」との見解を示しました。
独公営銀行協会会長が、
「ギリシャの債務ヘアカットは独の銀行の終わりにはならない。」
との見解を示しました。
加消費者物価指数(3月)は市場予想より強い1.1%になりました。
加ドルが堅調に推移しました。
米ゴールドマン・サックスの第1四半期決算では、
純利益が前年同期比21%減の27.35億ドル、
順営業収入は前年同期比7%減の118.94億ドル、
1株利益は前年同期の5.59ドルを大きく下回ったものの
市場予想より強い1.56ドルになりました。
ECBのビニスマギ専務理事が、
「債務再編は欧州の信頼性を損なう。
債務再編はないと市場に安心感を与える必要。」
との認識を示しました。
米住宅着工件数(3月)は54.9万件、米建設許可件数(3月)は59.4万件と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
前月に落ち込んでいた反動との観測があり市場反応は限定的でした。
ドル円が上げては下げる相場展開になりました。
加卸売売上高(2月)は市場予想より弱い−0.6%に、
加景気先行指標指数(3月)は市場予想より強い0.8%になりました。
ガイトナー米財務長官が、
「米国は完全にAAA格付けを維持する。米国はネガティブではない。
我々は信頼感から恩恵を受けている。長期的な赤字への改革は必要。
米国は常に正しいことを実施している。」
などの見解を示しました。
NY金先物が1500ドルの史上最高値を更新しました。
NYダウは前日比+65.16ドルで取引を終えました。

<4月20日(水)>

日通関ベース貿易収支(3月)は市場予想より大幅に弱い1965億円、
日第三次産業活動指数(2月)は市場予想より強い0.8%になりました。
円安とドル安傾向の展開で主要通貨ペアが堅調に推移しました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5294元の切上後最高値になりました。
豪第1四半期輸入物価指数は1.4%、同輸出物価指数は5.2%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
豪の財務相が「為替レートは高止まりする可能性。」
との認識を示しました。
午後からドル円が軟調傾向になりました。
ドルストレート通貨ペアの堅調は継続しました。
フィンランドの次期首相による
「EUのポルトガルへの救済支援は妨げない。」
とする声明が報道されました。
日経平均は前日比+165.79円で大引けました。
独生産者物価指数(3月)は市場予想より弱い0.4%になりました。
スウェーデン中銀が政策金利を0.25%引き上げ1.75%としました。
英BOE議事録では、
「政策金利据え置きは6対3で決定。
デール委員とウィール委員が0.25%利上げを主張。
センタンス委員が0.50%利上げを主張。
資産買い入れ枠の据え置きは8対1で決定。
ポーゼン委員が500億ポンドの資産買い入れ枠拡大を主張。
第4四半期の減速が一時的かどうかの判断は時期尚早の可能性。
データは様々で第1四半期の景気回復の状況は不透明。
利上げは消費者に悪影響を及ぼす可能性。
賃金の伸びは引き続き抑制。余剰生産能力がインフレを減速。
ユーロ圏から英国への大きなリスクが見られる。
CPIは短期的に5%を超えるリスクの可能性。」
などが示されました。
ポンドが一時下落する場面がありました。
スペインの10年債の入札では、
平均落札利回りが前回より高い5.472%、
応札倍率が前回より高い2.1%という結果になりました。
IMFのチーフエコノミストが、
「米国は財政赤字削減への信頼できる中期計画を欠いている。
ユーロ圏周辺国は生産性を大きく高めることや給与削減が必要。」
などの見解を示しました。
ギリシャ中銀が、
「経常赤字(2月)は前月より改善して19.59億ユーロ。」
との発表をしました。
ギリシャの財務相が、
「2013年末までに歳入150億ユーロを目指す。
ギリシャは債務再編を排除する。債務は完全に持続可能。
早期に市場に復帰できることを望んでいる。」
などの発言をしました。
米中古住宅販売件数(3月)は市場予想より強い510万件になりました。
カナダの首相が「インフレ指標を懸念している。」と発言しました。
キプロス中銀総裁が、
「インフレ上振れリスク拡大は金利の引き上げを正当化する可能性。
さらなる引き締めは経済データ次第。短期的なインフレ圧力は拡大。
長期的なインフレ期待は抑制されている。」
などの認識を示しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「21日からポルトガル国債取引の証拠金を25%に引き上げる。」
との発表をしました。
ユーログループ議長が、
「EUの財政と経済政策は進展している。
アイルランドとポルトガルの状況は異なる。
ポルトガルの主要主問題は成長の喪失で、
アイルランドの主要問題は銀行セクターである。」
などの見解を示しました。
豪ドル米ドルが変動相場制の導入以降での最高値を更新しました。
格付け会社のS&Pが、
「米ファニーメイとフレディマックの
格付け見通しをネガティブに引き下げる。」
との発表をしました。
金やコーヒーなど商品市場が堅調になりました。
リスク選好が目立つ展開になりました。
NYダウは前日比+186.79ドルで取引を終えました。

<4月21日(木)>

人民元の対ドル基準値が1ドル6.5228元の切上後最高値になりました。
豪第1四半期生産者物価は市場予想より強い1.2%になりました。
ユーロドルなどドルストレート通貨ペアが堅調に推移しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
日銀副総裁が、
「供給制約の回復時期の不確実性が高い。
原発事故の長期化による電力や風評被害に留意する必要。
震災後の資金供給で当座預金残高は量的緩和のピークの36兆円超。
世界経済については金融危機前の10年平均を上回り推移する可能性。」
などの認識を示しました。
OECD経済協力開発機構の事務総長が日本の財政について
「2011年度中に詳細な中期の財政健全化計画が必要。
債務残高安定へ消費税率20%相当まで引上げが求められる可能性。」
などの提案をしました。
ドルインデックスが3年半ぶりの低水準になりました。
日経平均は前日比+78.95円で大引けました。
独IFO景気動向(4月)は市場予想よりやや弱い110.4、
独IFO現況豹値(4月)は市場予想より強い116.3になりました。
独IFOのエコノミストが、
「ユーロ安の方が独輸出にはよいが、独の輸出見通しは非常に良好。
独金利水準はECBの利上げ後も好まく制動効果はないと予想。」
などの見解を示しました。
英小売売上高(3月)は市場予想より強い0.2%になりました。
ポンドが堅調傾向で推移しました。
米ドルは対スイスフランで最安値を更新するなど軟調が続きました。
トリシェECB総裁が、
「世界経済の回復は自律的になってきている。
先進諸国は深刻な問題を抱えている。米国は財政対処できると確信。
ギリシャの経済計画は不可欠。国際的な解決策が必要。
ECBの政策はユーロ圏全体を目的としている。
物価安定は第一の責務。現時点では二次的影響はみられない。
今後の利上げについては決定していない。
強い米ドルは国際社会すべての利益になる。」
などの認識を示しました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い40.3万件になりました。
加小売売上高(2月)は市場予想より弱い0.4%になりました。
ギリシャとポルトガルの国債利回りが過去最高になりました。
ユーロドルがやや軟調傾向になっていきました。
ポンドドルもしだいに軟調傾向になりました。
EU駐在の中国大使が、
「中国は外貨準備のポートフォリオの多様化のため、
ユーロ圏ソブリン債の購入を拡大する可能性。
EUの各国政府が投資の安全性を確保できることを願っている。」
との発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「エストニアの格付け見通しをポジティブに引き上げる。」
ことを発表しました。
米景気先行指標指数(3月)は市場予想より強い0.4%、
米フィラデルフィア連銀指数(4月)は、
市場予想よりかなり弱い18.5になりました。
英BOEのウィール政策委員が、
「英第1四半期GDPは予測よりも弱くなる可能性。
建設セクターが足かせになる可能性。
弱い生産データはサプライズ。
消費者物価指数(3月)の結果を深読みし過ぎてはいけない。
インフレ期待の低下は良いニュースである。」
などの見解を示しました。
米5年物インフレ連動債の入札では、
最高落札利回りが前回より高い−0.180%、
応札倍率は前回より低い2.57になりました。
NY金先物が1503ドル、NY原油が112ドル台前半まで上昇しました。
NYダウは前日比+52.45ドルで取引を終えました。

<4月22日(金)>

日政府が、
「11年度1次補正予算の財源は既定経費減額で捻出して、
歳出規模を4兆158億円として、追加国債発行は回避したい。」
との発表をしました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5156元の切上後最高値になりました。
中国商務省が、
「2011年は輸入の伸びが輸出の伸びを上回る見込み。
貿易収支は一段と均衡していく。」
との見通しを発表しました。
日民間調査の集計で、
「日鉱工業生産指数(3月)の推計予想の中央値が
リーマンショックの時以上の前月比−10.5%になり、
28日の日鉱工業生産指数(3月)が大きく落ち込む可能性がる。」
ことが報道されました。
ドル円が一時下げた後に反発して、
他の主要通貨ペアもレンジ内での上下動になりました。
日経平均は前日比−3.56円の9682.21円で週の取引を終えました。
ロンドン時間では主要通貨ペアがやや軟調に推移するも、
祝日であることで動意の薄い相場展開になりました。
仏政府関係筋が、
「4月26日にサルコジ仏大統領がECBへの声明を発する可能性。
ECB次期総裁に伊中銀総裁のマリオ・ドラギ氏を推す可能性。」
があることなどを示唆しました。
NY時間では主要通貨ペアがやや軟調に推移するも
祝日であることで動意薄の相場展開が続きました。
ユーロが最終盤にやや反発を見せました。
主要な経済指標の発表もありませんでした。
株式市場や債券市場や商品市場もお休みでした。

●今週の主な予定

<4月25日(月)>

※イースター・マンデーの祝日で、
 豪・NZ・香港・独・仏・スイス・英など
 オセアニアと欧州市場が休みになります。

朝8時50分に日企業向サービス価格指数(3月 前年比)、
夜11時に米新築住宅販売件数(3月)、
夜11時半に米ダラス連銀製造業活動(4月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<4月26日(火)>

※豪市場がアンザック・デーで休みになります。

午前9時に豪コンファレンスボード景気先行指数(2月)、
午後3時にスイス貿易収支(3月)、
夜10時に米S&Pケースシラー住宅価格(2月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(4月)、リッチモンド連銀製造業指数(4月)
深夜2時に米2年債入札、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<4月27日(水)>

午前10時にNBNZ企業信頼感(4月)、
午前10時半に豪第1四半期消費者物価、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(5月)、
午後5時半に英第1四半期GDP速報、
午後6時に欧鉱工業新規受注(2月)、
夜9時半に米耐久財受注(3月)、
深夜1時半に米FOMC政策金利、FOMC声明、
深夜2時に米5年債入札、
深夜3時15分からバーナンキFRB議長記者会見、
などの経済省が発表されます。
豪・英・米の指標には注目です。
また、発表時間が未定(通常NY時間前半)ですが、
独消費者物価指数速報(4月)の発表が予定されています。

<4月28日(木)>

朝6時にRBNZ政策金利、
朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(4月)、
朝8時半に日失業率(3月)、日有効求人倍率(3月)、
同朝8時半に全国消費者物価指数(3月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(3月)、
正午過ぎに日銀政策金利、
午後2時に日住宅着工戸数(3月 前年比)、日建設工事受注(3月)、
午後3時に日銀半期展望リポート公表、
同午後3時に独輸入物価指数(3月)、
午後4時半から日銀総裁記者会見、
午後4時55分に独失業者数(4月)、独失業率(4月)、
夜9時半に米第1四半期GDP速報、米第1四半期個人消費速報、
同夜9時半に米第1四半期GDP価格指数速報、
同夜9時半に米第1四半期コアPCE速報、新規失業保険申請件数、
同夜9時半にシカゴ連銀全米活動指数(3月)、
夜11時に米中古住宅販売保留(3月 成約)、
深夜2時に米7年債入札、
などの経済指標が発表されます。
NZ・(日)・(独)・米の指標には注目です。

<4月29日(金)>

※日市場が祝日で休みになります。
※英国ではロイヤル・ウエディングで一部市場がお休みになります。

朝7時45分にNZ貿易収支(3月)、
午後3時に独小売売上高指数(3月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(4月)、欧業況判断指数(4月)、
同午後6時に欧消費者信頼感確報(4月)、欧鉱工業信頼感(4月)、
同午後6時に欧経済信頼感(4月)、欧サービス業信頼感(4月)、
同午後6時に欧失業率(3月)
午後6時半にスイスKOF先行指数(4月)、
夜9時半に米個人支出(3月)、米個人所得(3月)、
同夜9時半に米第1四半期雇用コスト指数、
同夜9時半に米PCEコア・デフレータ
同夜9時半に加GDP(2月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(4月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月)、
深夜1時半からバーナンキFRB議長の講演、
などの経済指標が発表されます。
(独)・欧・米・加の指標には注目です。

さて、先週もいろいろ注目されることがありました。

4月18日に、格付け会社のムーディーズが「アイルランドの銀行の
格付けを2段階引き下げる。」と発表しました。
また、ギリシャの地元紙が、IMF筋の情報として「ギリシャが財務相
会合でEUとIMFに債務再編を要請。ガイトナー米財務長官がギリシャの
債務再編を支持。」との観測報道をしました。
ギリシャの2年債の利回りがユーロ導入後最高の20%に到達しました。
ギリシャの財務省がギリシャ地元紙の報道を否定しました。
そして、格付け会社のS&Pが「米国の格付け見通しを安定的から
ネガティブに修正。格付けは(最上位で)据え置きとする。」
と発表しました。
一方、格付け会社のムーディーズは「米国の格付けと格付け見通し
には変更はない。」との発表をしました。

4月19日に、ECBのシュタルク専務理事が「ECBの政策金利は1.25%に
利上げ後でもなお非常に低い。金利の正常化とは段階的な引き上げを
意味する。」との認識を示しました。
また、ギリシャの地元紙が、EU筋とする「ギリシャは緩やかな債務の
再編は回避できない。」との見解を記事として掲載しました。
そして、中国人民銀行が「預金準備率には一段の引き上げの余地。」
があるとの見解を発表しました。
欧州委員会が「ギリシャの債務再編は不可避との市場の見方を否定。」
するとの発表をしました。
ガイトナー米財務長官が「米国は完全にAAA格付けを維持する。
米国はネガティブではない。米国は常に正しいことを実施している。」
などの見解を示しました。
NY金先物が1500ドルの史上最高値を更新しました。

4月20日に、豪の財務相が「為替レートは高止まりする可能性。」
との認識を示しました。
また、IMFのチーフエコノミストが「米国は財政赤字削減への信頼
できる中期計画を欠いている。」との見解を示しました。
そして、欧州の決済機関LCHクリアネットが「21日からポルトガル国債
取引の証拠金を25%に引き上げる。」との発表をしました。
豪ドル米ドルが変動相場制の導入以降での最高値を更新しました。
格付け会社のS&Pが「米ファニーメイとフレディマックの格付け見通し
をネガティブに引き下げる。」と発表しました。
金やコーヒーなど商品市場が堅調になりました。

4月21日に、ドルインデックスが3年半ぶりの低水準になりました。
また、トリシェECB総裁が「世界経済の回復は自律的。先進諸国は
深刻な問題を抱えている。米国は財政対処できると確信。
ギリシャの経済計画は不可欠。国際的な解決策が必要。
ECBの政策はユーロ圏全体を目的としている。今後の利上げについては
決定していない。強い米ドルは国際社会すべての利益になる。」
などの認識を示しました。
ギリシャとポルトガルの国債利回りが過去最高になりました。
商品市場が堅調に推移しました。

4月22日に、人民元の対ドル基準値が1ドル6.5156元の切上後での
最高値になりました。
中国商務省が「2011年は輸入の伸びが輸出の伸びを上回る見込み。
貿易収支は一段と均衡していく。」との見通しを発表しました。
欧米の市場では祝日で動意の薄い相場展開になりました。

先週は、ドル円が週はじめから軟調傾向で推移して、週中に一時反発
を見せるも下落が続き、週後半に祝日前調整で下落一服になりました
が、週間では軟調な一週間になりました。一方、ユーロドルは週初に
大きく下落するも、その後は大きく反発上昇する展開になり、週後半
は祝日前調整で上昇が一服になりました。他方、豪ドル米ドルや
ポンドドルも週はじめには一時軟調になるも、その後は反発上昇する
展開になり、週後半は上昇が一服になりました。

ドル円では軟調傾向が続きましたが、ドルストレートではリスク回避と
リスク選好の綱引きで揺れる展開になるも、商品市場や株式市場の堅調
も後押しして、リスク選好が優勢の相場展開になりました。

さて今週ですが、週初はイースター・マンデーで、日米の市場を除き
オセアニアや欧州などの多くの市場が休みとなるため、本格的な動きは
25日の夜からとなりそうですが、週中27日には英第1四半期GDP速報や
米FOMCおよびバーナンキFRB議長記者会見、そして28日に米第1四半期
GDP速報などのイベントが控えていて、今週も相場がやや大き目に動く
可能性がありそうです。

円については、中期的には大震災によりまだしばらく日緩和策の継続
が余儀ない状況であることから円売り圧力は潜在していますが、
先週はドル円ではS&Pによる格付け見通しの引き下げや、欧州懸念に
よるリスク回避の円買いや米ドルインデックスの軟調を背景に、連休
のイースターを前にしたドル円の手仕舞いも後押して、円高が優勢と
なりました。クロス円では、ドルストレート通貨ペアの反発を背景に
円安傾向になる場面も見られましたが、ドル円で81円アラウンドまで
の円高になる可能性があると見る向きは少なくないようです。

ただ、今週はFOMCおよびFOMC声明と、初になるバーナンキFRB議長の
記者会見のイベントが控えていて、次第によってはイースター明けの
ドル円相場が変化する可能性もあり、同イベントが注目されます。
また、週後半は日本の連休を前にした調整にも注意が要りそうです。

一方、米ドルについては、米住宅関連指標など米指標の一部に改善が
見られたり、米アップルや米インテルの好決算などの好材料ある一方、
先週に出揃った米大手金融6機関の純営業収益は6金融機関ともに
減少していて冴えない収益力となっていることや、IMFが2011年の米
成長率の見通しを2.8%に下方修正していることで、米要人の発言は
交錯していますが、ハト派の見解の説得力と正当性が増してきている
と見る向きがあるようです。

ただ、一部には米ドルインデックスが3年半ぶりの低水準になるまで
にドル安が織り込まれてきていることや、欧州懸念などのリスク要因
も潜在していることから、リスク回避のドル買いになる可能性の指摘
も聞かれていて、27日の米FOMCおよびバーナンキFRB議長の記者会見、
そして28日の米第1四半期GDP速報が注目されます。

他方、ユーロについては、アイルランドの銀行の格下げや、ギリシャ
の債務再編への憶測やなどにより、ギリシャの2年債の利回りが
一時ユーロ導入後最高の20%に到達したり、ギリシャとポルトガルの
国債利回りが過去最高になるなど、金融市場でのリスク回避の動きが
高まる中にあって一時軟調になるも、ECBのシュタルク専務理事が
「ECBの政策金利は1.25%に利上げ後でもなお非常に低い。金利の
正常化とは段階的な引き上げを意味する。」と発言したこともあり、
ECBの利上げ期待が高まり、先週のリスク回避とリスク選好との激突
では、リスク選好が優勢となり、今週も株式や商品市場が堅調である
ことによるリスク選好度の高まりも後押しして、堅調傾向が続くと
見る向きが多いようです。

ただ、23日の報道によりますと、過日のG7財務相会合で米国が欧州の
危機回避対応が不充分として「より構造的で抜本的な対応が必要。」
と、欧州側に促していたこともあったようで、また、リスク回避と
リスク選好のポテンシャルがともにとても高いことから、どちらかに
傾くと動きがしばらく一方向に昂進しやすい状況でもあり、時折の
大き目の調整の可能性も秘めていて、注意は必要なようです。

また、豪ドルなど資源国通貨については、先週NY金先物が1503ドル、
NY原油が112ドル台前半まで上昇しているなどコモディティ市場の
堅調が続いていることや、世界経済自体は回復基調にあることや、
やがてのさらなる金利上昇への期待も根強いことから、高値警戒は
ありながらも中期的に堅調が続くと見る向きが優勢のようで、
時折、大き目の調整は経ながらも堅調基調が維持される可能性があり
押したところでは拾っていくことができそうです。

経済指標関連では、25日の米新築住宅販売件数(3月)、
26日の米S&Pケースシラー住宅価格(2月)に米消費者信頼感指数(4月)
27日の豪第1四半期消費者物価と英第1四半期GDP速報に
米耐久財受注(3月)と米FOMC政策金利にFOMC声明とFRB議長記者会見、
28日のNZ政策金利に米第1四半期GDP速報に第1四半期個人消費速報
29日のNZ貿易収支(3月)に欧消費者物価指数速報(4月)と加GDP(2月)、
などが注目され、27日と28日が特に注目されます。


さて今日は、シンプル思考のお話です。

欲望と恐怖とが渦巻く、ある意味、特異な相場の世界では、
一般とは異なっていることが多いものです。

もっと儲けようとグリードになって努力をし過ぎると、
過剰頻度のトレードになってしまって、

努力が逆に仇になり、少ない頻度のトレードの人よりも
収支結果が悪くなくなってしまうなどというのも、
よく聞く話ですし、

テクニカルの勉強をしたことで、
以前には見えていなかった抵抗線が強く意識され過ぎて、
エントリー恐怖症になってしまったなどいうのも、
よく聞く話ですね。

努力と勉強という一般には良いとされることが、
逆に作用することがあることはなんとも皮肉なことですが、

ときに相場の世界では逆思考が良い場合も少なくないようで、
これも相場の世界に特異な一面があるからなのかもしれません。

「もっと儲けるためにトレードを厳選してトレード数を抑える。」

ことは、スキャルピングを否定するものではないものの、
けっこう多くの著名トレーダーが口をそろえて言っているようで、

さしずめ「相場という特異な世界の処世術」といったものに
なるのかもしれませんね。

そして、テクニカルを勉強したことで、
それまで見えていなかった抵抗線が見え過ぎてしまって
エントリー恐怖症になってしまうことについては、

こんなことを言っていたベテラン・トレーダーがいました。

「何でもチャンスとみたら食らいつく、
 恐れを知らない初心の頃のポジポジ病が治りかける頃、
 けっこう多くのトレーダーがこのエントリー恐怖症に
 なるものだけど、これはある意味、成長の証でもあり、
 成長の過程であるともいえるものだと思うよ。」

「ただ、まだこの過程にあるときには、私にも経験があるけれども、
 頭の中が知識のカオスになっていて混沌としているはずだ。
 つまり、主客の認識や要略のプライオリティの整理が
 まだキチンとされていなくて頭の中がゴチャゴチャしていて、
 チャート分析の処理がうまくできていないんだよ。」

「つまり、テクニカル的なトレードの判断とは、
 最終的には3つに帰結するんだよ。
 『買う』『売る』『待つ』のたった3つだ。」

「どんなに複雑なテクニカル要素も最終的には
 この3に帰結されなくてはならないわけで、
 そのプロセスではシンプル化をしていく必要があって、
 『不要を捨てる』『情報の優劣を識別する』『主要認識する』
 などがとても大切になってくるんだよ。」

「一般には単純は劣るものとされ、複雑礼賛の風潮があるけれども
 相場では複雑を『買う』『売る』『待つ』の単純化まで
 集約できてこそ、はじめて価値のあるもの、
 つまり『結論』を得ることができることになるのだよ。
 いつも迷ってばかりいるということは、
 主客の認識ができていなくて、シンプル化のプロセスが
 まだ不全でキチンとなされていないということなんだよ。」

「あぁ、もちろん、現在の相場がレンジ性が強いのか、
 あるいはトレンド性が強いのかの判別なども、
 レンジとトレンドでは適用する手法が異なることがあるので
 これらの認識も必要だけれども、肝心なのはシンプル化と、
 最も大切なことの認識だ。」

「負け続けていた頃を思い出してみてご覧よ。
 『強く上昇しているのに反転を恐れ躊躇してロングしない。』
 『強く下落しているのに反転を恐れ躊躇してショートしない。』
 『大きく含み損となっているのに無理に頑張り耐えている。』
 これで勝てるわけがあるのだろうか、
 こんなんで口座が増えることがあるのだろうか。
 負けるべくして負けていたように思わないかい?」

「この反対が最も大切なことなのだよ。」

「あぁ、抵抗線は確かに意識すべきものさ。
 でも抵抗線には主要なものとそうではないものがあり、
 また、反転する可能性はあっても確定しているわけではない。
 抜けるか戻るかの分岐点であるだけだ。」

「著名トレーダーのイゴール・トシュチャコフがこんなことを
 その著書 " Beat the Odds in Forex Trading "で述べていたよ。
 いいかい…。
 『相場が現行の方向に動き続ける確率は、
  相場がすぐに反対方向へ転換する確率よりも高い』と、
 単純な言葉のようでありながらその意味は深い…。」

「そして、彼の言葉ではないが、こんな言葉を聞いたことが
 あるだろう。"Trend is your friend"、
 そうさ、意図的なダマシさえも企てる敵の多い相場の世界で
 トレンドこそが『友』というわけさ。」

「もちろん逆張りを否定するということではないけれども、
 大切なことは、トレンドが明確に認識されて
 たとえば上昇していれば素直に買うことだ。
 そして、含み損が増えてきたら素直に切ることだ。」

「これこそがトレードの単純にしてしかも要諦となることなのだ。」

「えっ? そんなこと言ったって反転したらどうするんだって?
 それも単純なことだ。損切りゃ良いんだよ。」

「チャートポイントを認識しつつ、
 待つべきところはしっかり待って、
 明確に上昇トレンドが認識されるときには勇気を持って買い。
 明確に下降トレンドが認識されるときには勇気を持って売り。
 そして、含み損となったときには切る。
 これがトレードですべきことの主要なんだよ。」

「そのためのチャート分析なのだ。
 あぁ、解っているさ。疑問が頭に渦巻いていることは…。
 これが心底解るようになるにはかなりの時間がかかるものさ。
 俺もそうだったから…。それはそれは長くかかったよ。」

「いいかい。行き詰ったら原点に戻るんだよ。
 忘れかけた肝心かなめの原点を再確認するんだよ。
 そうすれば道が見えてくるものさ。開けるものさ。
 トレーダーは原点に戻るたびに蘇ることができるんだよ。」

ふーん。

まぁ、直ぐに全ては納得できないけれど、

そういうものなのでしょうね…。



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"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX 相場と止揚のお話


東京ではもう桜花散る季節になったのだそうで、
陽光まぶしく新緑が萌える季節になりますね。

●先週の気になる出来事

<4月11日(月)>

ドル円が市場オープンで上窓を空けての上昇スタートになりましたが、
東京時間から軟調になりました。
豪ドル円が一時2年7ヶ月ぶりに90円をつけた後に反落しました。
日機械受注(2月)は市場予想より弱い−2.3%になりました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5401元の切上後最高値になりました。
日銀地域経済報告では、
「9地域の景気判断で、7地域が下方修正、1地域が据え置き、
そして1地域で上方修正。生産は震災の影響で7地域で減少。」
などが示されました。
日経平均は前週末比−48.38円で取引を終えました。
OPECのイラン代表の理事の
「市場には石油供給不足はないが需要増や地域の危機拡大により、
石油価格は上昇すると予想される。」
との見解が報道されました。
東北関東地方でM7.1震度6弱の余震がありました。
市場が円買いとドル買いのリスク回避反応になりました。
NY連銀総裁が、
「システム上で重要な国際的銀行には資本の上積みを求めるべき。
米経済は原油価格により、ここ過去数ヶ月で減速している。
インフレ期待が抑制されなくなっている兆しは見られない。
米国における経済の緩みは欧州よりも大きい。
インフレの上昇に過剰反応しないことが重要。
早期金融引き締めに過度に意欲的になってはいけない。」
などの見解を示しました。
IMF国際通貨基金が、
「2011年の日本の成長率見通しを1.4%に下方修正。
2011年の米国の成長率見通しを2.8%に下方修正。
2011年のユーロ圏の成長率見通しを1.6%。
2011年の英国の成長率見通しを1.7%に下方修正。
2011年の中国の成長率見通しを9.6%。
2011年の豪の成長率見通しを3.0%とする。
米国の雇用の改善ペースは期待外れ。」
などの予測等を発表しました。
IMFのチーフエコノミストが、
「世界経済には大幅な財政調整が必要。
スペインの銀行には深刻な問題はみられない。
スペインは正しいことを実施している。」
などの見解を示しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ポンドはNY時間前半に一時堅調になりましたが、
その後に反落していきました。
イェレンFRB副議長が、
「商品価格高騰の影響は一時的の可能性。
商品価格の高騰は金融政策スタンスの変更を正当化しない。
米国の失業率は依然として上昇している。
緩和的な政策は引き続き適切。
6月末でのQEの終了はマーケットに影響を与えない可能性。
FRBによる国債売却はゆっくりと実施する必要。
米国の景気刺激策は段階的に引き揚げていく。」
などの見解を示しました。
シカゴ連銀総裁が、
「原油価格の高騰はインフレの拡大や、
FRBに政策変更を促すものではない。」
との認識を示しました。
福島原発の事故評価がレベル7に引き上げられました。
米アルコアの1-3月期決算では、
売上高が市場予想より弱い59.6億ドル、
1株当たり利益が市場予想より強い28セントになりました。
NYダウは前週末比+1.06ドルで取引を終えました。

<4月12日(火)>

英RICS住宅価格(3月)は市場予想よりやや強い−23%になりました。
東北と関東に大きな余震がありました。
ドル円を中心に主要通貨ペアが軟調になりました。
日銀議事録要旨では、
「震災によるリスク回避の高まりを防止するため基金増額が適当。
経済と物価情勢の先行きの不確実性が大きく高まっている。
電力の安定供給への懸念などで企業や家計マインドが悪化する可能性。
復興活動が経済押し上げる可能性はあるが規模や時期は不確実。
必要と判断される場合には適切な措置を講じていく。」
などの認識が示されました。
日経平均も軟調に推移しました。
NZの財務相が、
「地震費用から財政黒字への回帰は難しくなる。
2011年の財政赤字は160億NZドルを上回る可能性。
NZはやがては財政黒字を達成できる。」
などの見解を示しました。
日銀総裁が、
「震災後も長期金利は低位安定で国債発行は円滑。
原発リスクやマインド萎縮の経済活動への影響十分注意する。」
などの認識を示しました。
中国証券報が、
「中国の貿易赤字が継続したり貿易黒字の大幅縮小が続けば
金融引き締めの終了に通じることになる可能性。
中国の第1四半期の経済成長は9%を上回る可能性。
第1四半期のGDP成長率は9.5%の見通し。
第1四半期のインフレ率は5.0%の見通し。」
などの観測を報じました。
午後に入るとドル円が反発しました。
日経平均は前日比−164.44円で取引を終えました。
独消費者物価指数確報(3月)は市場予想とおりの0.5%になりました。
しだいにユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ファンロンパイEU大統領が、
「ユーロ圏の債務危機拡大の脅威は大幅に低下。
ギリシャは財政調整を継続する必要。」
などの認識を示しました。
英消費者物価指数(3月)は0.3%、英小売物価指数(3月)は0.5%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
英貿易収支(2月)は−67.76億ポンド、英DCLG住宅価格(2月)は0.7%と
ともに市場予想より強い結果になりました。
英指標発表後にポンドが急落する市場反応になりました。
独ZEW景況感調査(4月)は市場予想より弱い7.6、
独ZEW景況感調査現況(4月)は市場予想より強い87.1になりました。
ユーロの反発がしばらく継続しました。
マルタ中銀総裁が、
「インフレには不確実性があるがリスクは下方になる可能性。
金融政策の先行きに関して結論を急ぐ必要はない。
ECBの予測と一致するIMFの予測は中期的なインフレの鈍化を示す。」
などの見解を示しました。
中国の温家宝首相がスペイン債券の購入継続を表明しました。
格付け会社のフィッチが、
「中国の現地通貨建て格付け見通しをネガティブに変更する。」
と発表しました。
ECBのシュタルク専務理事が、
「ECBの政策金利はとても低水準。ECBは適切なペースで金利を調整。
非標準的措置は一時的なものである。
正常な流動性管理への回帰は正当化される。」
などの認識を示しました。
米輸入物価指数(3月)は市場予想より強い2.7%、
米貿易収支(2月)は市場予想より弱い−458億ドルになりました。
加新築住宅価格指数(2月)は市場予想より強い0.4%、
加国際商品貿易(2月)は市場予想より弱い0.3億加ドルになりました。
加BOCが政策金利を1.00%で据え置きました。
加BOC声明では、
「金利の引き上げは慎重に検討されるべき。
2011年のカナダの経済成長率予想を2.9%に上方修正。
2012年半ばまでにインフレターゲット2%を達成と予想。
新興国による需要が商品価格を押し上げている。
通貨高がカナダ経済には向い風でインフレに下押し圧力。」
などが示されました。
IMF国際通貨基金が、
「2011年の米財政赤字は主要国の中で最大になる可能性。
米国の赤字削減の遅れは財政への負担になる可能性。
米国の2011年の財政赤字はGDPの10.8%に増加。
日本の2011年の財政赤字はGDPの10%に達する見込み。
ユーロ圏諸国の市場環境は引き続き緊張状態にある。」
などの見解を発表しました。
米3年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い1.280%、
応札倍率は前回よりやや高い3.25%になりました。
米月次財政収支(3月)は予想よりは強い−1882億ドルになりました。
米FRBの公定歩合議事録では、
「12連銀中で10連銀が公定歩合の据え置きを主張。
ダラス・カンザスシティー連銀が公定歩合0.25%引き上げを要求。
商品価格の上昇は下方リスク。財政逼迫の悪化は下方リスク。
インフレは中期的に低水準にとどまると予想。」
などが示されました。
NYダウは前日比−177.53ドルで取引を終えました。

<4月13日(水)>

米セントルイス連銀総裁が、
「米FRB金融政策はQE2終了後にしばらく留まるべき。
バランスシートを高水準にとどめて長期間の文言は維持すべき。
FRBの引き締めが2011〜12年初頭に始まるとの予想は異様ではない。
債券の売却を先に行うことを支持したい。
いくつかの金融緩和は中断してもよいが、
現段階では明確な引き締め時期ではない可能性。」
などの見解を示しました。
日国内企業物価指数(3月)は市場予想より強い0.6%になりました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5369元の切上後最高値になりました。
中国経済紙が
「中国は4月15日か22日に預金準備率を0.50%引き上げる可能性。」
との観測報道をしました。
日銀の月例経済報告では、
「景気は震災の影響で基調判断を半年ぶりに下方修正。
先行きリスクに電力供給とサプライチェーン立て直しの遅れを追加。」
などが示されました。
東京時間では円が売り戻される展開になりました。
スペインの首相が、
「中国はスペイン国債全体の12%を超える購入をしている。
中国はスペイン国債の主な長期的投資家。」
との認識を示しました。
主要通貨ペアがしばらく反発しました。
独紙がダラス連銀総裁の
「インフレが制御できなくなるリスクと、
金融緩和が行き過ぎとなるリスクがある。」
などの見解を記事として報道しました。
日経平均は前日比+85.92円で取引を終えました。
独卸売物価指数(3月)は市場予想より強い1.3%になりました。
ギリシャの財務相が、
「債務再編は長期間ギリシャを債券市場から締め出すことになる。
政府は債務再編に反対している。経常収支は劇的に改善している。」
などの認識を示しました。
スイス生産者輸入価格(3月)は市場予想とおりの0.4%になりました。
豪ドルなど資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
英失業保険申請件数推移(3月)は予想より弱い0.07万人になりました。
英失業率(3月)は市場予想とおりの4.5%になりました。
欧鉱工業生産(2月)は市場予想より弱い0.4%になりました。
ともに市場反応は限定的でした。
格付け会社のS&Pが、
「ギリシャの公的債務の再構成では50〜70%の債務削減もあり得る。」
との見解を発表しました。
米JPモルガン・チェースの第1四半期決算では、
純利益が55.55億ドル(前年同期比67%増)、1株利益が1.28ドルと
ともに市場予想より強い結果になり、
純営業利益は252.21億ドル(9%減)などになりました。
米小売売上高(3月)は市場予想よりやや弱い0.4%になりました。
市場反応は限定的でしたが、
その後、主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
(次期ECB総裁候補に目されている)ドラギ・イタリア中銀総裁が、
「利上げ後もなお金融政策は緩和的。
金融政策はインフレリスクを考慮する必要。
ECBは緩和的な金融政策の解除時期と手段を検討中。」
などの発言をしました。
米企業在庫(2月)は市場予想より弱い0.5%になりました。
独地元紙が、
「独政府は2011年のGDP見通しを2.3%から2.6%へ引き上げを検討。」
との観測報道をしました。
加BOC金融政策報告では、
「通貨高が輸出と成長を抑制。インフレリスクはほぼ均衡。
2011年第1四半期のGDPは年率で4.2%と予想。
政策金利の引き上げは慎重に検討すべき。
金融政策は徐々に引き締めていく。中国経済には過熱感の兆候。
2011年の加経済成長率を2.9%と予想。
カナダドルの想定レートをパリティーから1.03ドルに修正。」
などが示されました。
加BOC総裁の記者会見では、
「通貨に対する向かい風が加経済の重要な問題。
将来における重要なファクターの1つは通貨高。
新興市場国での過熱が世界経済に対する主要なリスク。
カナダ経済は2012年中ごろまでに潜在成長率へと回帰。
指標を見るにマーケットではリスク回避の低下の可能性。」
などの見解が示されました。
加ドルが軟調傾向で推移しました。
オバマ米大統領が、
「12年以内に4兆ドルの赤字削減を目指す。
国防費を除く裁量的支出を抑え23年までに7700億ドル削減を目指す。
メディケアとメディケイドに関連した支出も23年までに4800億ドル、
33年までにはさらに最低1兆ドル超を削減を目指す。
富裕層減税の廃止を改めて訴える。
2014年までに財政目標を達成できない場合、
幅広い分野で強制的な削減に踏み切る。」
などの方針を示しました。
米長期金利が低下しました。
独の財務相が、
「ギリシャの債務が持続可能かどうか分析結果を待っている。
持続可能に疑問が呈されればなんらかの措置が必要。」
との認識を示しました。
ギリシャ国債の利回りが(リスク回避で)過去最高に上昇しました。
主要通貨ペアが上下動しながらも軟調傾向で推移しました。
米10年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い3.494%、
応札倍率が前回より低い3.13になりました。
豪RBA総裁が、
「低金利を過度に続ける事はリスクにつながる。
豪が資本規制を導入する可能性は極めて低い。」
などの認識を示しました。
米地区連銀経済報告では、
「経済活動は全般に引き続き改善。
多くの地区で雇用市場は力強さを増してきた。
多くの地区で緩やかながら景気は拡大。
小売売上は10地区で小幅に拡大。幾つかの地区では不透明性が高い。
住宅市場は全ての地区で低水準のままほぼ変わらっていない。」
などが示されました。
NYダウは前日比+7.41ドルで取引を終えました。

<4月14日(木)>

独連銀総裁が、
「銀行に対する無制限の流動性供給は長期的な解決策にはならない。
非伝統的措置を段階的に解消していく必要。
健全な財政なく低金利を継続することは困難。
物価の安定を政策の優先課題に位置づける必要。
さらなる利上げは今後のデータで決まるが、
2011年の追加利上は正当化される可能性。」
などの認識を示しました。
セントルイス連銀総裁が、
「出口戦略は金利ではなく資産売却で開始すべき。
QE2後に経済は予測より強まった。インフレは上向きに転換。
FRBの次の行動は緩和策の引き揚げ。
第1四半期GDPは予測よりも弱くなる可能性。
労働市場は強さを増してきている。」
などの見解を示しました。
英ネーションワイド消費者信頼感(3月)は予想より強い44でした。
BRICS会合の共同声明では、
「BRICS諸国は広範な国際準備通貨システムを支持。
世界経済は緩やかに回復。不透明性に直面。
主要国はマクロ経済政策での協調を進めるべき。
過度の商品価格変動は世界経済の回復へのリスク。」
などが示されました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5339元の切上後最高値になりました。
香港のフェニックステレビが15日に予定されている中国経済指標で
「3月鉱工業生産が前年比14.8%増、3月小売売上が高前年比17.4%増
3月CPI昇率が前年比5.3%〜5.4%、3月CPIは前月比0.2%低下。」
など関係者の談話としてリーク報道をしました。
円高とドル安傾向での相場の推移になりました。
ECBのビニスマギ専務理事が、
「ギリシャが債務再編になった場合は同国の銀行に破綻を招く。
債務再編はギリシャの経済に破壊的な影響を与える。
ギリシャはIMFとEUとの民営化との合意を維持すべき。
さらなる政策金利引き上げは経済とインフレの状況しだい。
ユーロは他の主要通貨に対し実質ベースで10%下回っている。
小国に政策を合わせるのは誤り。
低水準の政策金利は、もはや正当化されない。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比+12.74円で取引を終えました。
ECBの4月の月報では、
「金融政策のスタンスは依然として緩和的。
経済情勢はポジティブだが不確実性は高まっている。
インフレの上振れリスクを注意深く監視。
最重要課題は(インフレの)二次的影響の回避。」
などが示されました。
独地元紙が
「IMFやEU当局の6月監査においてギリシャの債務持続性に疑いが
持たれた場合は何がしかの対処をしなければならない。」
との独財務相の見解を記事として掲載しました。
独経済相が、
「ギリシャ経済は競争力が充分ではない。」
との認識を示しました。
ユーロが軟調になるなどリスク回避傾向の相場展開になりました。
アルルランドの中銀が、
「2011年のアイルランドのGDP成長率は+0.9%(0.1%下方修正)。
2011年のアイルランドのCPI上昇率は+2.2%(1.4%の上方修正)
2011年のアイルランドの失業率は14.3%。」
などの見通しを発表しました。
ECBのシュタルク専務理事が、
「アイルランドへの緊急流動性支援を永久に持続はできない。
ECBがアイルランドの銀行にGDPの最大100%の流動性を
供給しているのは健全なことではない。」
との見解を表明しました。
ギリシャ政府の報道官が、
「債務再編は行わない。EUとIMの財政プログラムを堅持する。」
との発表をしました。
米新規失業保険申請件数は41.2万件、
米生産者物価指数(3月)は0.7%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米長期金利が低下しました。
ガイトナー米財務長官が、
「米議会が債務上限を引き上げると確信している。
(米議会が)デフォルトのリスクを許容するのは無責任なこと。
財政が優先的な政策課題。世界経済は緩やかに回復。
市場は米国の財政状況へ信頼をおいている。
米国には増税の余地がある。」
などの認識を示しました。
NY時間に入ると主要通貨ペアが堅調傾向に転じて推移しました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「金利の引き上げが遅すぎればインフレの脅威に直面する可能性。」
との認識を示しました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ圏は危機から力強く脱しつつある。
ユーロ圏の債務危機が全て消え去ったとはいえない。
ユーロ圏は債務削減に迅速な行動が必要。
ユーロを守るために必要なことを実施する用意がある。
債務再編はギリシャの債務問題の解決にはならない。
ギリシャの債務再編については決定はおろか議論すらない。」
などの発言をしました。
日銀総裁が、
「日銀による復興債券の購入には強く反対する。
復興債券を購入すれば円に対する信任が損なわれる。」
との見解を示しました。
米30年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い4.531%、
応札倍率が前回より低い2.83になりました。
米下院が385億ドルを削減した2011年度予算を可決しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「FRBのバランスシートの縮小は避けられない。
インフレ期待は上昇。現時点でデフレの脅威はない。
商品価格の上昇は他の価格にも影響与え始める可能性。
年内に利上げが必要になる可能性。」
などの見解を示しました。
タルーロFRB理事が、
「QE3を含めた将来的なFRBの金融政策について
事前判断はしたくないがQE2を縮小する必要はない可能性。」
との認識を示しました。
米グーグルの1-3月期決算では、
売上高が市場予想より強い65.4億ドル(一部項目除外)、
調整後の1株利益は市場予想より弱い8.08ドルになりました。
NYダウは前日比+14.16ドルで取引を終えました。

<4月15日(金)>

キプロスの中銀総裁が、
「ギリシャの債務再編は不可避なことではない。
債務再編をすることはギリシャにとって利益が少ない。
ギリシャは経済成長のために改革を実行する必要。
ユーロの危機ではない。利回り上昇は信頼の回復を反映。
さらなる追加的な進展は信頼回復にとって絶対に必要。
(現在の)ECBの金利は緩和的」
などの見解を示しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「FRBが6月以降に量的緩和を停止するかどうかはデータしだい。
インフレが加速する前に引き締めを行うべきである。」
などの認識を示しました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5301元の切上後最高値になりました。
中国の経済指標の発表では、
「第1四半期実質GDPが前年比で9.7%、
消費者物価指数(3月)が前年比で5.4%、
生産者物価指数(3月)が前年比で7.3%、
鉱工業生産(3月)が前年比で14.8%、
小売売上高(3月)が前年比で17.4%、」
と、ほぼ昨日の香港のフェニックステレビのリーク報道のとおり、
いずれも市場予想より強い結果になりました。
金融引き締め観測で豪ドルがしばらく軟調に推移しました。
主要通貨ペアがしだいに軟調傾向になっていきました。
中国の国家主席が、
「中国経済には依然として不均衡がある。
消費の役割を拡大して貿易収支の均衡を目指す。
中国は経済体制の転換を継続する。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比−62.40円の9591.52円で週の取引を終えました。
格付け会社のムーディーズが、
「アイルランドの格付けを2段階引き下げて見通しをネガティブ。」
にすると発表しました。
ユーロがしだいに軟調傾向を強めていきました。
英BOEのセンタンス金融政策委員が、
「今年、英インフレは5%を上回る可能性。
英インフレはポンド安で悪化する可能性。
利上げによるポンド上昇は好ましいないわけではないが、
利上げを先送りすることは後々に影響を与える。
ポンドが必要以上に弱くなったことを懸念している。
英住宅市場の弱さは持続する可能性。」
などの見解を示しました。
欧消費者物価指数(3月)は1.4%、欧貿易収支(2月)は−24億ユーロと、
ともに市場予想よりは強い結果になりました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「原油高がスタグフレーションをもたらす可能性。
ギリシャはプログラムを堅持する必要。」
などの認識を示しました。
ギリシャの首相が、
「改革は数年前から着手するべきであった。
改革についてはイースター後に詳しく説明する。
中期経済計画は今後数週間以内に策定する。」
などの発表をしました。
バンク・オブ・アメリカの第1四半期決算では、
純利益が前年同期比36%減の20.49億ドル、
1株あたり利益が市場予想よりかなり弱い0.17ドルになりました。
欧州委員会とECBとIMFが、
「アイルランドのプログラムは順調に進展。
確固たる政策の実施が重要。銀行の資本増強は大きなステップ。
アイルランドは財政目標を充足している。」
などの共同声明を発しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「FRBの年内引き締め開始は考えられないことではない。
米経済に新たな衝撃がない限り次の量的緩和はないと見ている。
年間3.5%の成長は可能。雇用の数字には勇気づけられる。
深刻なインフレは差し迫ってはいない。」
などの見解を示しました。
米消費者物価指数(3月)は市場予想とおりの0.5%、
NY連銀製造業景気指数(4月)は予想よりかなり強い21.70になりました。
米ネット長期TICフロー(2月 対米証券投資)は、
市場予想より弱い269億ドルになりました。
米鉱工業生産(3月)は市場予想より強い0.8%、
米設備稼働率(3月)は市場予想とおりの77.4%になりました。
ガイトナー米財務長官が、
「G7による3月の為替介入(円売り介入)はリスクを抑制した。
G7による為替介入は非常に重要なことであった。」
との見解を示しました。
独の財務相が、
「市場は私のギリシャに対するコメントを誤解した。」
との火消し発言をしました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)は、
市場予想より強い69.6になりました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャの債務再編は選択肢の一つにはなっていない。」
との認識を示しました。
シカゴ連銀総裁が、
「今年に利上げするとの主張があれば驚き。
食品とエネルギー価格の上昇は一時的。
QE2はスケジュール通り完遂するであろう。」
との見解を示しました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「債務再編は正当化されない。
ギリシャとアイルランドはプログラムを遵守するべき。
周辺国の状況はユーロ圏の経済成長に影響与えない可能性。
ユーロ圏の第1四半期は良好。ECBはインフレ抑制のために行動。
ECBは追加利上げについてまだ決めてはいない。」
などの認識を示しました。
G20財務相・中央銀行総裁会議の声明では、
「経済回復は拡大して自律的になりつつある。
中東と北アフリカと日本の出来事が経済の不透明性を高めた。
G20は世界的な不均衡を測る参考指標で合意。
不均衡の分析では為替レートと金融政策の枠ぐみを配慮する。
商品デリバティブ市場を適切な規制と監視の対象とする必要。
世界のエネルギー供給には需要に見合う余剰能力がある。
日本の経済の回復力を確信。」
などが示されました。
G20は今後、世界経済の不均衡を詳しく分析して、
世界経済の安定を損ねかねない国に是正策の助言をすることになり、
11月のカンヌ首脳会議で具体的な行動計画を定めることになりました。
COMEX金(6月限)が1486ドルの史上最高値になりました。
NY原油(WTI)は109ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウが前日比+56.68ドルの12341.83ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<4月18日(月)>

朝7時45分にNZ第1四半期消費者物価指数、
朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(4月)、
夜9時に米シティ・グループ第1四半期決算発表、
夜9時半に加国際証券取扱高(2月)、
夜11時に欧消費者信頼感速報(4月)、
同夜11時に米NAHB住宅市場指数(4月)、
などの経済指標が発表されます。
NZの指標には注目です。

<4月19日(火)>

午前10時半に豪RBA議事録、
午後2時に日消費者態度指数(3月)、
午後3時に日工作機械受注確報(3月)、
午後4時半に独製造業PMI速報(4月)、独サービス業PMI速報(4月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(4月)、欧サービス業PMI速報(4月)、
午後5時に欧経常収支(2月)、
午後6時に欧建設支出(2月)、
午後7時半に米バンク・オブ・メロン第1四半期決算発表、
午後8時に加消費者物価指数(3月)、
夜9時に米ゴールドマン・サックス第1四半期決算発表、
夜9時半に米住宅着工件数(3月)、米建設許可件数(3月)、
同夜9時半に加景気先行指標指数(3月)、加卸売売上高(2月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・(独)・加・米の指標には注目です。
また、米株式市場クローズ後に米インテルの
第1四半期決算発表が予定されています。

<4月20日(水)>

朝5時半に米IBM第1四半期決算発表、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(3月)、日第三次産業活動指数(2月)
午前9時半に豪Westpac先行指数(2月)、
午前10時半に豪第1四半期輸入物価指数、豪第1四半期輸出物価指数、
午後3時に独生産者物価指数(3月)、
午後5時半に英BOE議事録、
夜9時に米ウェルズ・ファーゴ第1四半期決算発表、
夜11時に米中古住宅販売件数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

<4月21日(木)>

午前10時半に豪第1四半期生産者物価指数、
昼12時にNZクレジットカード支出(3月)、
午後2時に日景気一致CI指数確報(2月)、日景気先行CI指数確報(2月)
午後5時に独IFO景気動向(4月)、独IFO現況評価値(4月)、
午後5時半に英小売売上高(3月)、
午後8時15分に米モルガン・スタンレー第1四半期決算発表、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加小売売上高(2月)、
(米株式市場の取引開始前に米GEの第1四半期決算発表)
夜11時にフィラデルフィア連銀指数(4月)、米景気先行指標指数(3月)
同夜11時に米住宅価格指数(2月)、
などの経済指標が発表されます。
(豪)・独・英・米・加の指標には注目です。

<4月22日(金)>

※イースターで、豪・NZ・香港・独・仏・スイス・英・加など
 主要市場が休みになります。米も株式と商品市場が休みです。

さて、先週もいろいろ注目されることがありました。

4月11日に、IMF国際通貨基金が「2011年の日本の成長率見通しを
1.4%に下方修正。2011年の米国の成長率見通しを2.8%に下方修正。
2011年のユーロ圏の成長率見通しを1.6%。2011年の英国の成長率の
見通しを1.7%に下方修正。」などの予測を発表しました。
また、イェレンFRB副議長が「商品価格高騰の影響は一時的の可能性。
商品価格の高騰は金融政策スタンスの変更を正当化しない。米国の
失業率は依然として上昇している。緩和的な政策は引き続き適切。
米国の景気刺激策は段階的に引き揚げる。」との見解を示しました。
福島原発の事故評価がレベル7に引き上げられました。

4月12日に、東北と関東に大きな余震がありました。
ファンロンパイEU大統領が「ユーロ圏の債務危機拡大の脅威は大幅に
低下。ギリシャは財政調整継続の必要。」などの認識を示しました。
また、中国の温家宝首相がスペイン債券の購入継続を表明しました。
そしてECBのシュタルク専務理事が「ECBの政策金利はとても低水準。
ECBは適切なペースで金利を調整。」などの認識を示しました。
加BOC声明では「金利の引き上げは慎重に検討されるべき。」などが
示されました。
また、IMF国際通貨基金が「2011年の米財政赤字は主要国の中で最大
になる可能性。赤字削減の遅れは財政への負担になる可能性。」
などの見解を発表しました。

4月13日に、格付け会社のS&Pが「ギリシャの公的債務の再構成では
50〜70%の債務削減もあり得る。」との見解を発表しました。
また、イタリア中銀総裁が「利上げ後もなお金融政策は緩和的。
金融政策はインフレリスクを考慮する必要。ECBは緩和的な金融政策
の解除時期と手段を検討中。」などの発言をしました。
そして加BOC金融政策報告では「政策金利の引き上げは慎重に検討。
金融政策は徐々に引き締めていく。カナダドルの想定レートを
パリティーから1.03ドルに修正。」などが示されました。
また、独の財務相が「ギリシャの債務が持続可能かどうか分析結果を
待っている。持続可能に疑問が呈されればなんらかの措置が必要。」
との認識を示しました。
そして豪RBA総裁が「低金利を過度に続ける事はリスクにつながる。」
との認識を示しました。
また、オバマ大統領が「12年以内に4兆ドルの赤字削減を目指す。」
などの財政削減の施政方針を発表しました。

4月14日に、独連銀総裁が「さらなる利上げは今後のデータしだい。
2011年の追加利上は正当化される可能性。」との認識を示しました。
また、香港のフェニックステレビが15日に予定されている中国の
経済指標のリーク報道をしました。
そしてECBのビニスマギ専務理事が「小国に政策を合わせるのは誤り。
低水準の政策金利はもはや正当化されない。」と認識を示しました。
また、ギリシャ政府の報道官が「債務再編は行わない。EUとIMの財政
プログラムを堅持する。」との発表をしました。
そしてガイトナー米財務長官が「米議会が債務上限を引き上げると
確信している。デフォルトのリスクを許容するのは無責任なこと。」
との認識を示しました。
また、レーン欧州委員が「債務再編はギリシャの債務問題の解決には
ならない。ギリシャ債務再編については決定はおろか議論すらない。」
との発言をしました。

4月15日に、中国の経済指標の発表ではほぼ香港のフェニックステレビ
のリーク報道のとおりの市場予想より強い結果になりました。
また、格付け会社のムーディーズが「アイルランドの格付けを2段階
引き下げて見通しをネガティブ。」にすると発表しました。
そして欧州委員会とECBとIMFが「アイルランドのプログラムは順調に
進展。確固たる政策の実施が重要。銀行の資本増強は大きなステップ。
アイルランドは財政目標を充足している。」と共同声明を発しました。
独の財務相が「市場は私のギリシャに対するコメントを誤解した。」
との火消し発言をしました。

先週は、ドル円が週間では軟調傾向で推移して、また、ユーロドルは
上げては下げる上下動になるもやや軟調傾向で推移して、ポンドドルも
上下動の相場展開になりました。そして豪ドル米ドルは週前半で軟調に
なりましたが週半ばから後半にかけて値を戻す相場展開になりました。
ドル円の軟調が目立つとともに、ユーロドルなどドルストレート通貨
ペアがリスク選好とリスク回避の綱引きで揺れる展開になりました。

円については、日銀の金融政策が大震災によりまだしばらく緩和策の
継続が余儀ない状況であることによる対欧米との金利差の拡大は依然
として続いて中期的な円安観測は根強いものの、先週は日原発事故が
レベル7に引き上げられたことや欧州懸念の再燃が見られて、リスク
回避が優勢となり円が買われました。

ドル円では日足でMA21の分岐点に到達したことで下抜けるかあるいは
反発するか今後の展開が注目されますが、今週は金利差とリスク回避
の綱引きとなりそうながら、イースターを前にした一旦の手仕舞いも
後押しして、(やや円高優勢の)揉み合いと見る向きがあるようです。

一方、米ドルについては、ここのところ市場予想に対してやや弱さが
見られる米経済指標ながら中には市場予想よりも強い結果となる指標
も散見されているとともに、ベージュブックでは米経済の緩やかな
回復が示され、また米要人の見解も交錯していて読みにくい状況とは
なっていますが、タカ派とハト派の意見を総合的に見ますと、QE2は
6月末まで縮小なしに続行して、利上げ時期はその後の状況を見て
決めていく、という結論に徐々に収斂しているようにも感じられ、
また、11日にIMFが2011年の米国の成長率見通しを2.8%に下方修正し
ていることや、オバマ米大統領が「4兆ドルの赤字削減を目指す。」
と緊縮財政の施政方針を打ち出していることから、積極的なドル買い
にはなり辛いとして、引き続きドル・インデックスの軟調傾向が続く
と見る向きがあるようですが、今週は週末のイースターを前にした
リスク選好への一旦の手仕舞いも後押しして、ドルストレートでは
一時ドル買戻しの動きになる可能性があると見る向きもあるようです。

他方、ユーロについては、ギリシャの10年物国債利回りが昨年の
ギリシャ・ショック時よりも高い過去最高の14%台にまで上昇して
いて、金融市場でリスク回避が昂進していることに加え、先週は
15日に格付け会社のムーディーズが「アイルランドの格付けを2段
階引き下げて見通しをネガティブとする。」と発表したことや、
独財務相の発言により燻っていたギリシャの債務再編への懸念が
再燃するなど、リスク回避と、利上げ期待のリスク選好とが、
真っ向からぶつかり合う相場展開になりましたが、中期的なユーロ
の上昇期待は根強いものの、週末のイースターを前にして、一旦の
手仕舞いで調整の動きが優勢ななると見る向きがあるようです。

また、しばらくの間は顕在化しない可能性がありそうですが、6日に
独フィナンシャル・タイムズ紙が「ギリシャが債務借り換えができず
債務再編が必要になる懸念が浮上。複数のユーロ圏政府の関係者が
債務再編は排除できないとコメント。」などの記事を掲載したことや、
13日に格付け会社のS&Pが「ギリシャの公的債務の再構成では50〜
70%の債務削減もあり得る。」との見解を発表したことや、先週13日
の独財務相の「ギリシャの債務が持続可能かどうか分析結果を待って
いる。持続可能に疑問が呈されればなんらかの措置が必要。」との
発言もあり、(その後、独財務相発言は火消しされましたが) 内々には
ギリシャの債務再編も一応の検討がされていることが覗えて、また、
2010年10-12月期はギリシャとポルトガルがともにマイナス成長であっ
たことから、将来的には大きなリスク回避の動きとなる芽をはらんで
いる可能性があり、一応の注目はしておいてもよさそうです。

また、豪ドルなど資源国通貨については、金や原油など商品市場の
堅調と世界経済の回復期待を背景に中期的な堅調期待は根強いよう
ですが、今週末のイースターを前に一旦の調整懸念もささやかれて
いるようで、基調は堅調ながらも、思惑の交錯で上下動となる
可能性がありそうです。

経済指標関連では、18日のNZ第1四半期消費者物価指数、
19日の豪RBA議事録と加消費者物価指数(3月)に米住宅着工件数(3月、
20日の英BOE議事録と米中古住宅販売件数(3月)、
21日の独IFO景気動向(4月)と米新規失業保険申請件数に
加小売売上高(2月)とフィラデルフィア連銀指数(4月)などが
注目されます。


さて今日は、相場と止揚のお話です。

「止揚(しよう)」という言葉はヘーゲルという哲学者が
弁証法の中で用いた言葉のようですが、

一般的には矛盾と思われることを発展的に統合させること、
などという意味で用いることがあるようです。

この止揚の発展的な統合にいたる前段には
矛盾した背反する問題があるわけですが、

およそ世の中での何がしかの判断では
「考えるまでもなく、これしかない」という物事よりも、
この「止揚」を要することは多いようです。

たとえば、

経済危機となった場合には財政出動をしたほうが良いようだが、
政府の懐具合も良くはなく、また増税も簡単にできるものでもなく、
財政出動の財源の調達をどうしたらよいか…、

などという政府によくある問題も止揚を要するものですね。

よくあるパターンでは、
急を要する経済の救命のためにまずは国債を発行して急場を凌ぎ、
そして「時間軸」という要素を加えて、財政を徐々に規律させていく、
などという止揚が(考慮)されることがあります。

ところで…、

相場でも止揚的に思考して行かなくてはならないことがありますね。

「損小利大」という絶対則と思えるようなことも、

あまり損小に過ぎると(ストップを小さくし過ぎると)
相場のちょっとした振動的ブレでしばしば損切りとなって
損切り貧乏になることがあり、(苦笑)

そして、無理した利大はせっかくの含み益を
大きく放出してしまうこともときにはあるもので、

「ボラティリティ」という要素を加え、止揚的に考えて、
ときに「適損利中」くらいが良い場合も少なくないようです。

また、フーサイン・ハーネカー氏のように、
日々、たった10Pipsの獲得のために選びに選んだ状況で、
「ここぞ!」というところでのみトレードして、

「高勝率」という要素を加え、リスク20Pipsでリワード10Pipsという、
リスクリ・ワード比が逆転した損大利小となる状況で、
現実に億万長者になった人もいて、

ほとんど黄金律に近い「損小利大」も
どうやら絶対則とまではいえないのかもしれません。

そのほかにも、獲得Pipsの目標は大きいほど良いというのも、

当然ながら、いつもビビリのエグジットをしていては、
負けトレードとなるときにコツコツ増やした利益を吐き出して
いつまでたっても口座資金が増えないことになりがちではあっても、

かと言って、大き過ぎる獲得Pipsの目標は
期せずして過剰トレードを誘発することになって、
ボラティリティのあまり高くない状況などでは、
目標達成への意志でポジポジ病になってしまうことがあり、

トレーダーの中には、

「1万通貨単位での100Pipsの利益と
 10万通貨単位での10Pipsの利益は等価であるのだから、
 あまり無理した大きな獲得Pipsの目標を立てるよりも、
 目標利益に対して口座資金を増強させて、
 自身のトレード技能にあった現実的な獲得Pipsを目指す方が
 目標利益獲得の実現性がよほど高いんじゃないのかな。」

「それに、口座資金10万円に対して
 最大1万通貨のトレードをするならば、
 (口座資金100万円なら最大で10万通貨単位)
 日々、勝ち負けトータルのアベレージで+20Pipsでも、
 年間で口座資金が4倍以上になることも知る必要があると思うよ。」

ということで、目標利益獲得のためには
「口座資金量」という要素を考えるべきと主張する人もいるようです。

また、チャンスは多いほど良いということも、

確かにチャンスが少な過ぎるのは困りものですが、(苦笑)

プロフィット・ファクターが
「総利益÷総損失」であることを考えますと、

総利益の増大のためにチャンスを得て行くことは大切なものの、
ときにダボハゼのように何でも食らいついてトレードしていては、
逆に負けトレードを増産することもありがちなことで、

総損失を少なくすることがプロフィット・ファクターの
向上につながる視点も考えますと、

負けのほうにもフォーカスして、
総損失を減少させるという要素を加えて、

トレードを厳選してトレード数を抑えることも
大切になることがあるようです。

トレーダーの中には、

「俺もそうだったけど、だいたい皆トレードし過ぎなんだよな。
 悪いことは言わないよ。トレードすべきところを良く選んで、
 今までのトレード数を半分以下にしてみなよ。
 何よりも効果のあるトータル収支向上の特効薬になると思うよ。」

と、しみじみ経験談を語る人もいます。(笑)

こうして見ますと、相場にも「考えるまでもなく、これしかない」
ということはあまりないように思えますが、

(適所での両建てやナンピンは別になる可能性はあるものの)

損切りの必要性を否定するまっとうな意見は聞いたことがなく、

絶対がない相場の世界では、

損切りだけは、止揚的な思考の必要のない
かなり絶対則に近いものなのかもしれませんね。



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FX 曲がり屋のお話


米2011会計年度の暫定予算が期限切れ寸前で合意になり、
米政府機関の一時閉鎖が回避されることになりましたね。

●先週の気になる出来事

<4月4日(月)>

2日にIMFが、
「リパトリの流れが円押し上げている兆候は見られていない。
また、独誌の報じたギリシャ債務再編観測の記事を否定する。」
などの見解を発表しました。
3日に新華社が、
「北京市内の新築住宅販売件数が前期比40%減少した。」
との報道をしました。
日銀による震災後の短観では、
大企業製造業業況判断DIが6、中小製造業業況判断DIが−6、
大企業非製造業業況判断DIが7、中小非製造業業況判断DIが−19、
などの結果なりました。
主要通貨ペアが小幅で揉み合う相場展開になりました。
日経平均は前週末比+10.50円で取引を終えました。
英建設業PMI(3月)は市場予想より強い56.4になりました。
欧生産者物価指数(2月)は市場予想とおりの0.8%になりました。
ドル円がしばらく小幅な軟調傾向での推移になりました。
多くの通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
豪ドルはやや軟調な相場展開になりました。
米オバマ大統領が大統領選への出馬の意向を示しました。
米アトランタ連銀総裁が、
「米消費支出は収入に対し慎重だが緩やかな拡大は継続。
インフレは緩やかなペースが続く可能性。」
などの見解を示しました。
トリシェECB総裁が、
「物価安定がECBの指針になる。
財政再建策と経済統合の強化がユーロ圏には必要。」
などの認識を示しました。
ギリシャの財務相が、
「2011年から2012年には債券を発行したい。
ギリシャは債務再編を計画などしていない。」
との発言をしました。
格付け会社のフィッチがブラジルの格付けを引き上げました。
ドル円がやや反発する展開になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
アイルランドの財務省が、
「財政赤字(前年赤字39億ユーロ)が2011年3月末で70.66億ユーロ。」
になったことを発表しました。
IMFのストロスカーン専務理事が、
「欧州は財政とソブリン債務問題への包括的な解決策が必要。
金融セクターは規制の大幅なオペが必要。
今年の世界経済の成長は約4.5%と予想している。
ギリシャの債務再編拒絶を支持している。」
などの見解を示しました。
米シカゴ連銀総裁が、
「6000億ドルのQE2は正しい規模。
米国が流動性の罠から抜け出しつつある兆候が見られる。
雇用は以前よりも良いが毎月30万人の雇用者数増が必要。
インフレは非常に低い。利上げが2012年になっても驚きではない。」
などの見解を示しました。
NYダウは前週末比+23.31ドルで取引を終えました。

<4月5日(火)>

バーナンキFRB議長の講演では、
「国際的に決算機関の監視を強化する必要。
決算機関の金融健全性が金融安定化の鍵になる。
インフレに対し監視が必要。インフレは世界的な需給逼迫が原因。
インフレの昂進は一時的となる可能性。
米が成長鈍化や危機にならないために米財政問題に対処する必要。」
などの認識が示されました。
一時、ドル買い反応になりましたが、
金融政策と景気見通しの言及がなく市場反応は限定的でした。
NZの財務相が、
「RBNZに追加利下げが必要ならば驚きである。
商品価格の上昇と貯蓄率の上昇が見られる。
NZの経済見通しは非常に良好である。」
などの認識を示しました。
豪貿易収支(2月)は市場予想より弱い−2.05億豪ドルになりました。
豪ドルがしばらく軟調傾向で推移しました。
豪RBAが政策金利を4.75%で据え置きました。
豪RBA声明では、
「世界経済は引き続き拡大。現在の金融政策は適切。
インフレはターゲットに一致。豪ドル高でインフレは抑制。
世界的な金融状況は依然として緩和的。雇用の伸びは緩やか。
豪の交易条件は高水準。民間投資は上向。
復興のための生産と再建が需要を押し上げる可能性。」
などが示されました。
日経平均は前日比−103.34円で取引を終えました。
格付け会社のムーディーズが、
「ポルドガルの格付けを引き下げ、見通しをネガティブにする。
EUメンバー諸国がポルトガルに資金を提供することを想定している。
新政権は資金調達の達成が緊急の課題であると考えている。
ポルトガルが支援を要請する可能性のほうが高いと認識。」
などの発表をしました。
ユーロがしばらく軟調傾向で推移しました。
独サービス業PMI確報(3月)は市場予想とおりの60.1になりました。
欧サービス業PMI確報(3月)は市場予想より強い57.2になりました。
英サービス業PMI確報(3月)は予想よりかなり強い57.1になりました。
ポンドが堅調傾向で推移しました。
欧小売売上高(2月)は市場予想より弱い−0.1%になりました。
OECD経済協力開発機構のエコノミストが、
「ECBには金利を引き上げる大きな理由がある。
債務問題を抱える諸国にもECB利上げは大きな影響にならないだろう。
米国の量的緩和の終了は米成長率や雇用の改善次第になる。」
などの見解を示しました。
中国人民銀行が政策金利を0.25%引き上げ3.25%としました。
豪ドルがしばらく軟調傾向で推移しました。
格付け会社のフィッチが、
「ソブリン格付け引き下げによりポルトガル6銀行を格下げする。」
との発表をしました。
米ISM非製造業景況指数(3月)は市場予想より弱い57.3になりました。
ドルが売られる市場反応になりました。
ユーロが反発して上昇しました。
ドル円は一時反落しましたが円が売られ再上昇していきました。
メドレー・リポートが、
「ECBは金利の漸進的な正常化へ声明文の文言を変更すると予想する。」
との見解を発表しました。
ガイトナー米財務長官が、
「米国は人民元の上昇を中国に働きかけている。
信頼感は景気回復に重要で支出を削減する必要があるが、
政府機能の閉鎖にならないため議会は債務上限を引き上げる必要。
米住宅市場は依然として危機にある。」
などの見解を示しました。
アイルランドの首相が、
「アイルランドの銀行にとってECBの流動性供給は重要。」
との認識を示しました。
米FOMC議事録では、
「今年、緩和を弱める金融政策が正当化される可能性(メンバー数名)、
2011年以降も緩和スタンスが必要との意見(メンバーの一部)、
完了期限前に債券買い入れの調整は予想していない(メンバー複数)、
インフレ期待の動向を注視することが重要。
インフレ上昇は一時的の可能性が高い。
コアインフレは引き続き抑制されている。
労働市場はより緩やかに改善すると予想。
中東・北アフリカ・日本での出来事は経済見通しに不透明性を加える。
様々な経済動向の可能性への潜在的な出口戦略を計画。
インフレ期待の大幅な上昇は物価を上昇させる可能性。」
などが示されました。
ややドル買いが見られましたが市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比−6.13ドルで取引を終えました。

<4月6日(水)>

人民元の対ドル基準値が1ドル6.5496元の切上後最高値になりました。
円が軟調に推移してドル円やクロス円が堅調になりました。
豪住宅ローン(2月)は市場予想より弱い−5.6%になりました。
スイスSNBの理事が、
「通貨高局面の経済には慎重な政策が必要。
経済見通しは引き続き良好だがスイス経済は鈍化モードにある。
スイスフラン高は輸入インフレからの保護になる。
ECBの利上げはSNBの政策に影響を与える可能性があるが、
輸出業者と国内経済での異なる状況が金融政策を限定させる。」
などの見解を示しました。
日景気一致CI指数確報(2月)は106.3、
日景気先行CI指数確報(2月)は104.2と、
ともに市場予想とおりの結果になりました。
IMFのストラスカーン専務理事が、
「スペインはどのような金融支援も必要としていない。」
との認識を示しました。
ユーロが堅調傾向で推移しました。
日経平均は前日比−31.18円で取引を終えました。
格付け会社のムーディーズが、
「ポルトガルの7銀行を格下げする。」
と発表しました。
英ハリファックス住宅価格(3月)は予想より弱い0.1%になりました。
スイス消費者物価指数(3月)は市場予想より強い0.6%になりました。
スイスフランが堅調になりました。
英鉱工業生産(2月)は市場予想よりかなり弱い−1.2%になりました。
ポンドが一時軟調になりました。
独フィナンシャル・タイムズ紙が、
「ギリシャが債務借り換えができず債務再編が必要になる懸念が浮上。
複数のユーロ圏政府の関係者が債務再編は排除できないとコメント。」
などの記事を掲載しました。
欧第4四半期GDP確報は市場予想とおりの0.3%になりました。
独製造業受注(2月)は市場予想より強い2.4%になりました。
ポルトガルの国債入札では、
「6ヵ月物の平均利回りが前回よりかなり高い5.117%、
同応札倍率が前回より低い2.3倍。
12ヵ月物平均落札利回りが前回よりかなり高い5.902%、
同応札倍率が前回より高い2.6倍。」
などの結果になりました。
アトランタ連銀総裁総裁が、
「年内での金融引き締めに傾いてはいない。
期待していたよりインフレは安定している。QE2の完遂を支持する。
(まだ)金融政策の方向を反転させる時期ではない。」
などの見解を示しました。
ユーログループ議長が、
「ユーロの為替レートはやや過大評価されている可能性。
ユーロは危機にはないが個別の国が債務危機に直面。
ユーロ圏全体が問題の影響を受けている。」
などの認識を示しました。
加Ivey購買部協会指数(3月)は市場予想より強い73.2になりました。
加ドルが堅調傾向で推移しました。
スペインの財務相が、
「財政目標を堅持。2011年の歳入見通しは達成の見込み。
スペインの失業者数は500万人には達しない見込み。
失業予測を改善するために尽力する。
ポルトガルは金融支援を求めてはいない。」
などの見解を示しました。
ポルドガルがついにEUに支援を要請しました。
ポルドガルの首相が、
「議会の緊縮財政策否決で財政状況や資金調達環境が悪化。
支援交渉で最善の条件の獲得を目指す。」
との発言をしました。
ポルトガル支援要請では市場反応は限定的でした。
世銀総裁が、
「リビアの混乱で原油価格に対する懸念がしばらく続く可能性。」
との認識を示しました。
NY金先物が史上最高値を更新して、
NY原油先物も約2年半ぶり高値を更新しました。
レーン欧州委員が、
「ポルトガルのEU支援の要請は責任ある行動。」
との認識を示しました。
バローゾ欧州委員長が、
「ポルトガルの要請はできる限り早急に対応する。」
と発言しました。
IMF国際通貨基金が、
「ポルトガルから金融支援の要請はまだ受けていないが、
要請があればポルトガルへの支援の用意はある。」
との発表をしました。
NYダウは前日比+32.85ドルで取引を終えました。

<4月7日(木)>

人民元の対ドル基準値が1ドル6.5456元の切上後最高値になりました。
豪雇用者数変化(3月)は3.78万人、豪失業率(3月)は4.9%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
一時、豪ドル米ドルが変動為替相場移行後の最高値を更新しました。
米議会の予算案を巡る協議が難航しているとの報道がありました。
日銀が政策金利を市場予想とおり0.10%で据え置きました。
日銀声明では、
「被災地金融機関向け低利融資の総額1兆円を決定。
日本経済は震災の影響で生産面を中心に下押し圧力の強い状態。
景気の先行は下押し状態が続いた後に緩やかに回復経路に復す見込み。
震災が日本経済に及ぼす影響は不確実性が大きい。
金融市場は全体として安定している。」
などが示されました。
日経平均は前日比+6.56円で取引を終えました。
LCHクリアネットが、
「ポルトガル国債の証拠金をさらに15%引き上げる。」
と発表しました。
日銀総裁の記者会見では、
「社債買い入れの限度額見直しが必要とは考えていない。
サプライチェーンの寸断は6〜7月には解消の見込み。
被災地の金融機関向け貸し出しは5月中に開始。
震災により一部商品に短期的な物価上昇の可能性。
リーマンショック後のような需要の蒸発は起きていない。」
などが示されました。
スペインの財務相が、
「市場はポルトガルとスペインの差異を認識している。
スペインの状況はポルトガルより優位にある。」
などの認識を示しました。
独鉱工業生産(2月)は市場予想より強い1.6%になりました。
ユーロはイベントを控えて調整の傾向で推移しました。
英BOEが政策金利を市場予想とおり0.50%で据え置き、
資産買い入れ枠も2000億ポンドで据え置きました。
ポンドが一時軟調になりました。
欧ECBが市場予想とおり政策金利を0.25%引き上げました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い38.2万件になりました。
加住宅建設許可(2月)は市場予想よりかなり強い9.9%になりました。
トリシェECB総裁の記者会見では、
「金融政策は非常に緩和的。
インフレ圧力は幅広い増大をもたらしてはいない。
中期的インフレ見通しへのリスクは上向き。
インフレを非常に注意深く監視。
インフレ率の上昇が二次的影響をもたらさないことが重要。
金利決定は全会一致。連続的な利上げの始まりではない。
財政の持続可能性に対する信頼感強化が重要。
利上げはユーロ圏全体の信頼感の維持につながる。
ECBはポルトガルのEU支援要請の決定を歓迎。」
などが示されました。
ユーロは上下動の後に一時軟調になりましたが、
その後、反発に転じました。
オーストリア中銀総裁が、
「ポルトガルとギリシャを比較はできない。
ポルトガルが支援を求める最後のユーロ圏の国になると認識。
利上げは正常化への小さな一歩。
利上げは経済成長に影響を及ぼさないと認識。」
などの発言をしました。
東北地方で震度6強の余震がありました。
リッチモンド連銀総裁が、
「インフレのリスクは高まっている。経済とインフレ見通しにより、
年末までの利上げには確実なまでの可能性がある。」
との見解を示しました。
米消費者信用残高(2月)は予想より強い76.2億ドルになりました。
NY金先物が史上最高値を更新して、
NY原油先物が2年半ぶりに110ドル台まで上昇しました。
NYダウは前日比−17.26ドルで取引を終えました。

<4月8日(金)>

豪政府がSGXシンガポール取引所によるASX豪証券取引所買収の
拒否を決定しました。
日国際経常収支(2月)は1兆6410億円、
日国際貿易収支(2月)は7233億円と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5420元の切上後最高値になりました。
ドル円やユーロドルなど主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
米予算案の合意が難航しました。
日景気ウォッチャー調査(3月)の現状判断指数が27.7になり、
前月比で20.7ポイント低下しました。
日銀月報(4月)では、
「当面、生産面を中心に下押し圧力が強い状態続く。」
との観測が示されました。
スイス失業率(3月)は市場予想とおりの3.4%になりました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「ポルトガルによる支援要請はユーロ圏の安定に繋がる。」
との認識を示しました。
日経平均は前日比+177.15円の9768.08円で週の取引を終えました。
独経常収支(2月)は89億ユーロ、独簿益収支(2月)は121億ユーロと、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
独輸出(2月)は市場予想より強い2.7%になりました。
レーン欧州委員が、
「ポルトガルの支援要請を歓迎する。
スペインは大胆で野心的な政策を行っている。
スペインの債務水準はEU平均を下回っている。
スペインに支援が必要ではないことは明らかである。」
などの見解を示しました。
スペインの財務相が、
「スペインは赤字削減に強い決意を表明。
ポルトガルは(ユーロ圏で)支援を要請する最後の国になる。」
との認識を示しました。
英生産者仕入価格(3月)は3.7%、英生産者出荷価格(3月)は0.9%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
ポンドは上昇した後に一時軟調になりました。
加雇用ネット変化率(3月)は市場予想より弱い−0.15万人、
加失業率(3月)は市場予想とおりの7.7%になりました。
加ドルが軟調傾向で推移しました。
ユーログループ議長が、
「ポルトガルの救済プログラムには厳しい融資条件が付帯する。
ポルトガルの救済プログラムは6月半ばまでに実行される。
ポルトガルの救済プログラムはユーロ圏の安定を保護する。
ポルトガルの救済プログラム全体の金額は未定。」
などの認識を示しました。
トリシェECB総裁が、
「昨日の発言に付け加えることはないが、
米ドルが強い通貨であることは重要。
(ユーロ諸国の)資本再構成については各政府次第。
ポルトガルには野心的な財政調整が必要。」
などの発言をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「昨年の第4四半期より今年の第1四半期は景気が減速。
米経済は脆弱。インフレ上昇は一時的。現行の金融政策は適切。
FRBは財政政策のため金融政策を利用すべきではない。」
などの認識を示しました。
加住宅着工件数(3月)は市場予想より強い18.88万件になりました。
米卸売在庫(2月)は市場予想とおりの1.0%になりました。
ECBのトゥンペルグゲレル専務理事が、
「金融政策は先手を打って行動する必要。
ユーロ相場はECBの目標ではない。」
などの認識を示しました。
米予算案の合意の難航に米ドルが次第に軟調になっていきました。
ダラス連銀総裁が、
「FRBは債券買入プログラムを早期に終了させる必要がある可能性。
インフレの衝撃は世界的に高まっている。
FRBの緩和策の延長は投機の愚かな行為を助長させる可能性。」
などの見解を示しました。
レーン欧州委員が、
「景気回復は自律的になりつつあるが経済の回復は一様ではない。
EUでの金融の修理を完成させることが不可欠。
ポルトガル支援の3分の2をEUで3分の1をIMFと概算している。」
との見解を示しました。
NY金先物が1474.10ドルになり4日連続で史上最高値を更新しました。
NY原油(WTI)は2年半ぶりの高値の112ドル台後半で取引を終えました。
NYダウは前日比−29.44ドルの12380.05ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<4月11日(月)>

朝8時50分に日機械受注(2月)、
午後3時45分に仏鉱工業生産(2月)、
午後6時15分からNY連銀総裁の講演、
深夜1時15分からイェレンFRB副議長の講演、
などの経済指標が発表されます。
ハト派の米要人の発言が注目されます。

<4月12日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(3月)、
朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録(要旨)、
午前9時半に豪NAB企業景況感指数(3月)、豪NAB企業信頼感指数(3月)、
午後3時に日工作機械受注速報(3月)、
同午後3時に独消費者物価指数確報(3月)、
午後5時半に英消費者物価指数(3月)、英小売物価指数(3月)、
同午後5時半に英商品貿易収支(2月)、英DCLG住宅価格(2月 前年比)、
午後6時に独ZEW景況感調査(4月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(4月)、
夜9時半に米貿易収支(2月)、米輸入物価指数(3月)、
同夜9時半に加国際商品貿易(2月)、加新築住宅価格指数(2月)、
夜10時に加BOC政策金利、加BOC声明、
深夜2時に米3年債の入札、
深夜3時に米月次財政収支(3月)、
などの経済指標が発表されます。
英・(独)・米・加の指標には注目です。

<4月13日(水)>

朝8時半に豪Westpac消費者信頼感(4月)、
朝8時50分に日国内企業物価指数(3月)、
午後3時に独卸売物価指数(3月)、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(3月)、
午後5時半に英失業率(3月)、英失業保険申請件数推移(3月)、
午後6時に欧鉱工業生産(2月)、
夜9時半に米小売売上高(3月)、
夜11時に米企業在庫(2月)、
夜11時半に加BOC金融政策報告、
深夜2時に米10年債の入札、
同深夜2時から豪RBA総裁の講演、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などの経済指標が発表されます。
英・(欧)・米・(加)の指標には注目です。

<4月14日(木)>

朝8時01分に英ネーションワイド消費者信頼感(3月)、
午前10時半に豪新車販売台数(3月 前年比)、
午後5時にECB月例報告、
夜9時半に米生産者物価指数(3月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加製造業出荷(2月)、
深夜2時に米30年債の入札、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。
また、この日からG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されます。

<4月15日(金)>

午前11時に中国消費者物価指数(3月)、中国生産者物価指数(3月)、
同午前11時に中国小売売上高(3月)、中国鉱工業生産(3月)、
同午前11時に中国第1四半期実質GDP、中国第1四半期景況感指数、
午後1時半に日鉱工業生産確報(2月)、
午後6時に欧消費者物価指数確報(3月)、欧貿易収支(2月 季調済)
夜9時半に米消費者物価指数(3月)、米NY連銀製造業景気指数(4月)、
夜10時に米ネット長期TICフロー(2月 対米証券投資)、
夜10時15分に米鉱工業生産(3月)、米設備稼働率(3月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)、
などの経済指標が発表されます。
中国・米の指標には注目です。

さて、先週もいろいろ注目されることがありました。

4月4日に、ECB総裁が「物価安定がECBの指針。財政再建策と経済
統合の強化がユーロ圏には必要。」などの認識を示しました。
また、格付け会社のフィッチがブラジルの格付けを引き上げました。
そして、米シカゴ連銀総裁が「6000億ドルのQE2は正しい規模。
インフレは非常に低い。利上げが2012年になっても驚きではない。」
などの見解を示しました。

4月5日に、バーナンキFRB議長が「インフレに対し監視が必要。
インフレは世界的な需給逼迫が原因。インフレの昂進は一時的になる
可能性。米財政問題に対処する必要。」などの認識を示しました。
また、格付け会社のムーディーズが「ポルドガルの格付けを引き下げ、
見通しをネガティブにする。」との発表をしました。
そして、中国人民銀行が政策金利を0.25%引き上げ3.25%としました。
また、米FOMC議事録では「インフレ期待の動向を注視することが重要。
インフレ上昇は一時的の可能性が高い。コアインフレは引き続き抑制。
労働市場はより緩やかに改善すると予想。」などが示されました。

4月6日に、IMFのストラスカーン専務理事が「スペインはどのような
金融支援も必要としていない。」との認識を示しました。
また、独フィナンシャル・タイムズ紙が「ギリシャが債務借り換えが
できず債務再編が必要になる懸念が浮上。複数のユーロ圏政府の関係者
が債務再編は排除できないとコメント。」などの記事を掲載しました。
そして、ポルドガルがついにEUに支援を要請しました。
また、ユーログループ議長が「ユーロの為替レートはやや過大評価され
ている可能性。ユーロは危機にはないが個別の国が債務危機に直面。」
などの認識を示しました。

4月7日に、日銀総裁が「サプライチェーンの寸断は6〜7月には解消
の見込み。リーマンショック後のような需要の蒸発は起きていない。」
などの認識を示しました。
また、欧ECBが市場予想とおり政策金利を0.25%引き上げました。
トリシェECB総裁の記者会見では「中期的インフレ見通しへのリスクは
上向き。インフレ率の上昇が二次的影響をもたらさないことが重要。
連続的な利上げの始まりではない。」などが示されました。

4月8日に、ECBのコンスタンシオ副総裁が「ポルトガルによる支援の
要請はユーロ圏の安定に繋がる。」との認識を示しました。
また、レーン欧州委員が「スペイン債務水準はEU平均を下回っている。
スペインに支援が必要ではないことは明らか。」との発言をしました。
そして、トリシェECB総裁が「米ドルが強い通貨であることは重要。
(ユーロ諸国の)資本再構成については各政府次第。」と発言しました。

4月9日(日本時間)に、米2011会計年度の暫定予算が期限切れ寸前で
合意になり、米政府機関の一時閉鎖が回避されることになりました。

先週は、ドル円が週半ばまで堅調傾向で推移した後に週後半から
揉み合う相場展開になり、週末のNY時間に軟調になりました。
また、ユーロドルは週初と週後半に一時軟調になるも、週間では
全般に堅調傾向で推移しました。そしてポンドドルも堅調傾向での
推移になりました。また、豪ドル米ドルも週初に一時軟調になるも、
週間では全般に堅調に推移して変動為替相場移行後の最高値をつけ
ました。主要通貨ペアが概ね堅調に推移した一週間になりました。

さて今週ですが、欧州が利上げになり、また米要人の発言には
意見の相違が見られるものの米利上げ期待がある中にあって、
円については、日銀の金融政策が大震災によりしばらく緩和策の継続
が余儀ない状況にることによる対欧米との金利差の拡大観測や、
欧州懸念の後退によるリスク回避の緩和観測に加えて、日本経済が
復興需要が本格化するに到るまではしばらく低迷するとの観測等で、
円が売られやすい地合いが継続すると見る向きが今週も優勢となり
そうですが、日本からの海外投資があるとともに、日本の株式市場の
割安感から外資による日本への投資が活発になりつつあるようで、
外貨流入による円転需要もあり、時折、調整も伴う円安傾向での
推移になる可能性がありそうです。

一方、米ドルについては、米要人のタカ派発言とハト派発言が錯綜
していて、米金融政策が引き締めに軸足を移す時期について市場も
読み切れないでいる状況も覗えますが、懸念されていた米2011会計
年度の暫定予算が期限切れ寸前で合意になり、米政府機関の一時閉鎖
が回避されることになったことで、先週末のドル売りは今週はじめに
少し巻き戻される可能性がありそうです。ただ、米株式市場が上昇
一服となっている中で、11日の午後6時15分からNY連銀総裁の講演が
あるとともに、深夜1時15分からイェレンFRB副議長の講演があること
で、両氏ともにハト派であるたけに、ドル売りの市場反応の可能性が
あり、一応の注意は必要なようです。

他方、ユーロについては、先週6日にポルトガルがEUに支援要請を
したことでデフォルトに対するリスク懸念が後退して、いわゆる
(一旦の)「悪材料出尽くし」となったことに加えて、先週7日の
利上げ後の事実売りもこなして、ユーロドルでは週足レベルの節目
も超えてきたことや、トリシェECB総裁は「連続的な利上げの始まり
ではない。」と一応の釘を刺すも、ECBのトゥンペルグゲレル専務
理事が「金融政策は先手を打って行動する必要。」と今後の更なる
利上げを暗にほのめかようにも取れる発言をしていることもあり、
今後の利上げ期待でユーロの先高観測は根強いようです。

ただ、6日にユーログループ議長が「ユーロの為替レートはやや
過大評価されている可能性。」と発言していていることや、
8日にトリシェECB総裁が「米ドルが強い通貨であることは重要。」
と発言していることから、今後、欧州要人からユーロ高への不快感
を匂わす発言がある可能性があるとともに、6日に独フィナンシャル
・タイムズ紙が「ギリシャが債務借り換えができず債務再編が必要に
なる懸念が浮上。複数のユーロ圏政府の関係者が債務再編は排除でき
ないとコメント。」などの記事を掲載していることから、欧州の債務
懸念は燻り続けているようで、また、週初は米2011会計年度の暫定
予算が期限切れ寸前で合意になったことによる「ドル売りの巻き戻し」
の可能性もあそうで、ユーロドル堅調傾向はしばらく続きそうながら
時折の調整は経ることになりそうです。

そして、今のところ顕在化はしていないようで余談とはなりますが、
欧州のPIIGS諸国のポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、
スペインのうち、ギリシャ、アイルランドに続き、ついにポルトガル
もEUとIMFに救済要請したことで、(少し将来にはなりそうですが)
銀行のストレステストの出揃った後、次の投機攻撃のターゲットは
8月と10月にそれぞれ200億ユーロを超える大量の国債償還を迎える
ユーロ圏で4番目の経済規模で20%の失業率のスペインとの噂がある
ようです。10月で退任されるトリシェECB総裁の後任の人選とともに、
今後の金融市場の動向が注目されます。

また、ポンドについては、インフレ兆候はありながらも英BOE自体は
まだ引き締めスタンスに軸足を移すに至っていませんが、やがては
利上げするとの市場観測があるようで、思惑が主導であることで調整
の振幅が大きめとはなりがちでも、堅調傾向で推移すると見る向きが
多いようです。週初のポンドルでは米2011会計年度の暫定予算が期限
切れ寸前で合意になったことによる「ドル売りの巻き戻し」の影響も
注目されます。

そして、豪ドルなど資源国通貨については、10日(日)の中国経済指標
の結果や、15日の中国経済指標の結果に影響を受けそうですが、
原油や金などコモディティ市場が堅調であることや世界経済の回復を
背景に、高値警戒はありながらも堅調傾向がまだ続く可能性があると
見る向きが多いようです。なお、調整となった場合には上げ続けた
反動で調整は深いと見る向きが一部にはあるようで、商品市場と中国
の経済指標も睨みながらのトレードとなりそうです。

経済指標関連では、12日の英消費者物価指数(3月)と米貿易収支(2月)、
そして加BOC政策金利に加BOC声明、
13日の英雇用統計(3月)に米小売売上高(3月)と米地区連銀経済報告、
14日の米生産者物価指数(3月)と米新規失業保険申請件数、
15日の中国経済指標に米消費者物価指数(3月)と米鉱工業生産(3月)と
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)などが注目されます。

また、今週から11日のNY株式市場のクローズ後のアルミ大手のアルコア
を初めとして、JPモルガン・チェース(13日)や米グーグル(14日)など、
米主要企業の第1四半期の決算発表が始まりますので、米株式市場の
動向のほうも注目されます。

いったんレンジ性向の相場展開になる可能性もありそうですので、
機敏にトレードしていきたいものです。


東日本大震災から早くも1ヶ月がたとうとしています。 m(_ _)m

大きな余震も続いていますが、被災された地域でも
夏祭りを行おうとのお話があるとのことで、
復興の御輿(みこし)で勇気が湧くことを願っています。


さて、今日は漫談「曲がり屋」のお話です。

面白話の即席漫談ですので、
どうぞ怒らないで笑い飛ばしてくださいね。

ところで、

相場の諺(ことわざ)に「当たり屋につけ」というのがありますね。
勝負事や相場で当たっている人と同じ目を張るというやり方です。

この「当たり屋につけ」というのは、
江戸時代に常勝将軍といわれた博徒の親分が、
死に際に一の子分に伝えたといわれる秘伝と言われています。

「いいか。よく聞くんだ…。
 バクチてぇのはなぁ、胴元が一番儲かるようにできている。
 だからバクチは打つもんじゃねぇ。賭博を開帳するのが一番だ。」

「…。」

「そして、もしもお前が旅に出て、バクチを打つ時は、
 場を見渡して、一番勝っている奴のとおりに打つんだ。
 これが俺がバクチで財を成した秘訣だ。」

「…。」

「いいか。そしてそいつの目が落ちて負けだしたら、
 またグルリと場を見渡して、一番勝っている奴を見つけるんだよ。
 誰彼の勝ち負けがはっきりしない時は、遊んで時を待つんだ。
 勝負てぇのは理屈じゃねぇ…、運のいい奴が勝つんだよ。」

まぁ、FXは丁半バクチとは違って、運の要素よりも、
技能と情報の要素が強いのですが、
「当たり屋につけ」はけっこう役立つことがあります。

私はあまりお奨めはしていませんが、
現代では、さしづめ好調なサイン配信を乗り換えながら
相乗りのトレードをするようなものですね。

同様なものに、まぁ、選択肢の多い競馬などでは使えませんが、

上げる下げるの択一勝負では
「曲がり屋の逆につけ」というのがあります。

この「曲がり屋」とは、勝負事に不思議なくらい
ことごとく負けてしまう人のことをいいますが、

中には、凄まじい「曲がり屋」さんがいるものです。

たとえば、2台空いているパチンコ台があって、
どちらに座ろうか思案をすれば、
その人の座った台では決して出ずに
必ずといってよいほど座らなかった方の台がまず出ます。

そして、その人があきらめて台を去ると、
次に座った人がドル箱を積みます。(苦笑)

また、FXや株式などのトレードをすれば、
その人が買えば必ずといってよいくらい下落して、
その人が売れば必ずといってよいくらい上昇します。

曲がり屋さんでも、トップクラスでは、(苦笑)
負け率9割の人もいるくらいで、
しかも、不思議なことに安定的に負けとなります。

曲がり屋さんが、レンジと見て逆張れば相場はブレークする。
曲がり屋さんが、ブレークと見て順張れば相場はレンジに舞い戻る。
曲がり屋さんが、堪えて損切りしないと含み損が増大する。
曲がり屋さんが、損切れば相場はあざ笑うように反転する。
曲がり屋さんが、慎重になっていると相場は良く動く…。

曲がり屋さんになってしまっている原因は様々ですが、

ある曲がり屋さんは、一時、ドル円の売りで儲けたものの、
ドル円が上昇トレンドになることはありえないことと、
G7協調介入後もドル円の一途な売りでトレードしている人もいます。

また、ある曲がり屋さんは、
2010年のギリシャ・ショックの記憶が頭から離れずに、
おまけに書店に並ぶトンデモ本をしっかり読んでしまったことで、

ユーロドルが1000Pipsをはるかに超える上昇になっても、
否(いな)、上昇しているからこそ「もう下げるはずだ。」と、
ユーロドルを決して買うことができず、
常に売りのバイアスでトレードしている人もいます。

まさに、「まだは、もう」で「もうは、まだ」というわけですが、

曲がり屋さんは、いくらトレードの勉強をしても、

「いまさら」「いくらなんでも」
「ここで切り替えて負けたら今までの頑張りがバカを見る」

などという自身の心の囁きが判断の中心になっていて、
客観的な判断ができなくなっているのです。

そして、その曲がり屋さんが、

「やっぱり俺は間違っていた…。」と

いよいよポジションを切り替えるとき、
皮肉にも相場の大きなトレンドも変化をし始めます。

曲がり屋さんは、やはり曲がり屋さんなのです。

    ☆ ☆ ☆ ☆

考え方もとても常識的で努力家で性格も温厚なA氏、
そんな彼が会社から帰宅して毎日のように取り組んでいたのはFX。

ところが、彼はなかなか勝てず、ついに奥さんに告白します。

「話って何なの?」

「いゃぁ、すまん…。」

「何がすまないの? ちゃんと話して聞かせてよ。」

「いゃぁ、じつはね…。FXで負けて定期一本崩しちゃったのさ。」

「まぁ…。定期って、銀行の定期預金のこと?」

「うん。一本だけだけどね。」

「子供もいるんだし…。家のローンだって…。
 でも、よくそこまで負け続けれたものね…。」

「そうなんだ。きっと俺は曲がり屋だったんだよ…。
 完璧なまでに負け続けたんだけど、
 でも今は真剣にトレードの勉強をしていて…。」

「ちょっと待って。今あなた…、
 完璧に負け続けたって言ったわよね。
 もう少し詳しく私にFXを教えてくれない?」

負けトレーダーではあっても知識が豊富なA氏は、
奥さんにFXの仕組みを熱弁します。

「ふーん。そうなんだぁ。
 買って相場が上がると儲かって、
 売って相場が下がるとこれも儲かるわけね。」

「まぁ…、そういうことさ。
 でも、曲がり屋だった俺が買うと相場は下げて、
 俺が売ると相場が上げたってワケなんだよ。
 その率はじつに9割以上さ。あははっ。」

「でもそれって、ほんとにほんと?」

「あぁ、本当だとも。」

「もしも、それがほんとならば私に良い考えがあるわ。」

「何だよ…。良い考えって?」

「じつはね。私も告白するけど、
 へそくりが100万円ほどあるのよ。」

「えっ?、まさかお前…。
 止めとけ止めとけ。にわか覚えのお前に勝てやしないよ。
 FXはそんな甘いものじゃないんだ。」

「何言っているのよ。あなたは負け率9割の…、
 ある意味、天才的な負けトレーダーなわけじゃない。
 確かに私はFXのことはよく解らないわ。
 だから、あなたがデモトレードで真剣に負けて、
 私があなたと完全真逆にリアルトレードするのよ。」

「おぉ、それは名案だね。」

「ねっ、名案でしょう。」

「曲がり屋の俺が買うときに売って、俺が売るときに買う。
 そして俺が損切りせずにナンピンするときに増し玉をして、
 俺が辛抱たまらず損切りするときは反転するから
 利食うってわけか…。」

「そうよそうよ! ねっ、できそうじゃない?」

「でもね。少し前までは良かったかもしれけど、今はダメなんだ。
 もっと早くお前に相談しておけばよかったなぁ…。」

「どういう意味なのよ?」

「俺は曲がり屋のままじゃいけないと、
 真剣にトレードの勉強をして思惑と予想のトレードを止めて、
 負けが5割くらいまで減っちゃったんだ。もう俺は…、
 以前の天才の曲がり屋じゃなくなってしまったんだよ〜。」

「えーっ、もったいない。」

「ねぇ、あなた。トレードの勉強したことを何とか忘れて、
 元の超絶な曲がり屋さんに戻れないものかしら…。」

    ☆ ☆ ☆ ☆

面白話の即席お笑い漫談「曲がり屋のお話」でした。(笑)

笑い飛ばしてくださいね。
登場人物とストーリーはすべてフィクションです。

馬鹿馬鹿しいお話をごめんなさい。 m(_ _)m



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX 「F氏の気づき」のお話


ドル円が3月17日に最安値の76円25銭をつけて以来、
一時84円後半まで上昇して、最安値となってから
わずか2週間余で8円以上もの上昇になりました。

日米の2年債の利回り格差も0.6%前後まで拡大して、
ドル円が90円台の頃の利回り格差に迫るまでになりつつありますね。

●先週の気になる出来事

<3月28日(月)>

英紙がハト派のボーゼン英BOE政策委員の
「英インフレ率は2012年中旬までに1.5%へ下落する可能性。」
との見解を掲載しました。
格付け会社のムーディーズが、
「中国の銀行システムの見通しは安定的。」
との見解を発表しました。
米ドルが堅調傾向で推移しました。
日経平均は前週末比−57.60円で取引を終えました。
NZ首相が「NZ地震の経済支援パッケージは2.44億NZドルの見通し。」
との発表をしました。
中国人民銀行が、
「中国は物価安定を重視して穏健な金融政策を維持する。」
などの発表をしました。
英バークレイズによる豪マッコーリ銀の買収観測や
洪水への保険金支払い観測などで豪ドルが堅調傾向で推移しました。
タカ派の英センタンスBOE政策委員が、
「先送りではなく、今から徐々に金利を上げたい。」
との見解を示しました。
格付け会社のS&Pが、
「ポルトガルの銀行を格下げする。
長期格付けは依然としてネガティブである。」
との発表をしました。
IMF国際通貨基金が、
「スイス経済は幅広く成長。インフレ期待は抑制も、
SNBは近い将来に金利を引き上げたほうが良い可能性。」
などの見解を発表しました。
ギリシャの財務相が、
「先週末のブリュッセルでの首脳会議の決定は素晴らしい。
ギリシャにとっても良い内容であった。
2011年末までにギリシャ経済は成長を開始する。
市場はポルトガルに対して過剰反応している。」
などの認識を示しました。
米PCEコア・デフレータ(2月)は市場予想とおりの0.2%、
米個人支出(2月)は市場予想より強い0.7%、
米個人所得(2月)は市場予想より弱い0.3%になりました。
ロシア中銀の副総裁が、
「今年ロシアは欧州EFSF債に投資する可能性。
現在はスペイン国債を保有していないが将来の投資は排除しない。」
などの発表をしました。
ユーロが堅調傾向で推移しました。
トリシェECB総裁が、
「インフレ率は長く物価安定目標を上回る可能性。
インフレ率が2%を超え続けることは懸念になる。」
との認識を示しました。
米中古住宅販売保留(2月 成約)は予想より強い2.1%になりました。
米ダラス連銀製造業活動(3月)は予想より弱い11.5になりました。
ECBのビニスマギ専務理事が、
「ユーロ圏にインフレのリスク。域内各国の経済成長率は異なるが
ECBは総合的にインフレを判断して金利の策定をすべき。
ユーロ圏諸国の債務切替えのユーロ圏債券導入には長い道程を要す。」
などの見解を示しました。
米2年債の入札では、最高落札利回りが前回より高い0.789%、
応札倍率が前回より高い3.16になりました。
アトランタ連銀総裁が、
「FRBは予定通り量的緩和を6月末で終了させる可能性。」
との見解を表明しました。
シカゴ連銀総裁が、
「経済成長が4%に達すれば労働市場が改善する可能性。
個人消費は引き続き上向。インフレ圧力を注視。
6月末まで6000億ドルの資産買入れを実施する可能性が高い。
緩和的な政策が依然として適切。
不快なほど高い失業率が長期間続く可能性。
最近の経済データには勇気づけられている。
インフレ期待が上昇すれば政策を適切に調整。」
などの見解を示しました。
NYダウは前週末比−22.71ドルで取引を終えました。

<3月29日(火)>

NZの財務相が、
「NZの対GDP比の赤字は不快なほど高い。
政府はNZ経済に占める赤字割合を縮小させる必要。」
との見解を示しました。
NZ貿易収支(2月)は市場予想より弱い1.92億NZドルになりました。
ボストン連銀総裁が、
「現在の成長率では失業率は穏やかに低下。
コアインフレ率は依然として低水準。
緩和策はゆっくりと終了していくべき。
現時点での引き締めには異論がある。雇用状況改善を優先すべき。
あまりにも早く緊縮財政に動かないことが重要。」
などの認識を示しました。
日失業率(2月 震災地データ除外)は市場予想より強い4.6%、
日消費支出(2月)は前年比で市場予想より弱い−0.2%になりました。
日小売業販売額(2月)は市場予想より強い0.1%になりました。
日経平均は前日比−19.45円で取引を終えました。
独GFK消費者信頼感調査(4月)は市場予想より強い5.9になりました。
ユーロが堅調傾向で推移しました。
英第4四半期GDP確報は市場予想よりは強い−0.5%になりました。
英消費者信用残高(2月)は市場予想より強い8億ポンドになりました。
セントルイス連銀総裁が、
「FOMCの政策正常化の開始は不透明要因の解消を待たない可能性。
出口の開始方法と開始時期についての議論は不自然なことではない。
不確定要因の増加で見通しは不透明。米国の財政状況は深刻。
財政状況にかかわらず政策で行動する可能性。
QE2の規模は6000億ドルをやや下回る可能性。意見には相違がある。
米経済成長見通しは昨年夏に比べて改善している。」
などの見解を示しました。
円が軟調傾向で推移しました。
独消費者物価指数速報(3月)は市場予想より強い0.5%になりました。
米S&Pケースシラー住宅価格(1月)は、
市場予想よりは強い−0.22%になりました。
格付け会社のS&Pが、
「ポルトガルとギリシャの格付を引き下げ。見通しをネガティブ。」
にすることを発表しました。
米消費者信頼感指数(3月)は市場予想より弱い63.4になりました。
英BOEのウィール政策委員が、
「ポンドの下落と商品価格の動向はインフレリスク。
インフレ率はBOEの中央予測を上回る可能性。
消費者物価指数に対する懸念は重要。
政策は引き締めるべきと信じている。」
との見解を示しました。
スイスSNBの副総裁が、
「金融政策は適切。現在の政策金利は低い水準。
スイスフランが大幅に弱くなれば利上げを実施する必要があるが、
通貨高がインフレと成長を抑制している。
スイスフランの対ドルでの上昇は懸念。」
などの認識を示しました。
ECBのシュタルク専務理事が、
「ECBはインフレ期待を抑制する必要。
金融市場には改善の明確な兆候。
金利を徐々に正常化させる時期にきている。」
などの認識を示しました。
格付け会社のS&Pが、
「市場はポルトガルのデフォルトリスクを過大評価している。」
との見解を発表しました。
米5年債の入札では、最高落札利回りが前回より高い2.260%、
応札倍率が前回より高い2.79倍になりました。
NYダウは前日比+81.13ドルで取引を終えました。

<3月30日(水)>

NZ住宅建設許可(2月)は市場予想よりかなり弱い−9.7%になりました。
日鉱工業生産速報(2月)は市場予想より強い0.4%になりました。
ダラス連銀総裁が、
「QE2の期間延長には反対する。」
と表明しました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
豪ドルが堅調傾向で推移しました。
日経平均が前日比+249.71円で取引を終えました。
ECBのビニスマギ専務理事が、
「EUやユーロ圏諸国への欧州債務危機の拡大リスクは小さくない。
すぐに危機の教訓が忘れ去られるのは驚くべきこと。」
との見解を示しました。
スペインの首相が、
「経済は引き続き回復している。
ポルトガルの危機でもスペイン国債のスプレッドは縮小している。」
との認識を示しました。
円が軟調傾向で推移しました。
ポルトガル中銀総裁が、
「2011年4月と6月のポルトガル国債償還に対応できる状態。
対外援助への依存は少なくとも5年間市場から追い出される可能性。
対外援助から回避するためあらゆる手段を講じる。」
との認識を示しました。
欧消費者信頼感確報(3月)は市場予想とおりの−10.6%、
欧業況判断指数(3月)は市場予想よりやや弱い1.41になりました。
スイスKOF先行指数(3月)は市場予想より強い2.24になりました。
欧州委員会が、
「ギリシャの財政についての完全な透明性を望む。
ギリシャは計画のあらゆる要素を実行。ギリシャの状況は健全。
EUはギリシャに関する格付け機関の評価を共有しない。」
などを表明しました。
格付け会社のフィッチが、
「景気後退や銀行支援のコストがアイルランドの格付けの短期リスク。
ESMの取り決めは中長期的にギリシャの格付けに下方圧力。
EUとIMFによる救済はポルトガルへの信頼を高める可能性。
時宜を得たEUとIMFの救済がなければ、
ポルトガルの格付けは更に引き下げられる可能性。」
などの見解を発表しました。
米ADP雇用統計(3月)は市場予想よりやや弱い20.1万人になりました。
格付け会社のS&Pが、
「キプロスの格付けを引き下げ、見通しをネガティブにする。」
と発表しました。
IMF通貨基金が、
「日本の2011年成長率を1.4%へ下方修正、
米国の2011年成長率を2.8%へ下方修正、
ユーロ圏の2011年成長率を1.6%へ上方修正、
中国の2011年成長率見通しは9.6%、
2011年の世界経済成長率見通しを4.4%で維持。」
などを発表しました。
ECBのシュタルク専務理事が、
「ECBは危機モードからの反転が必要。
ECBによる政策金利は極めて低い。」
との見解を示しました。
ECBのビニスマギ専務理事が、
「徐々に金利を引き上げなければ信用市場は過剰流動性の悪影響に。
ECBは徐々に金利を引き上げていく。」
との認識を示しました。
ユーロや豪ドルが堅調傾向で推移しました。
米7年債の入札では、最高落札利回りが前回より高い2.895%、
応札倍率が前回より低い2.79になりました。
タカ派のカンザスシティ連銀総裁が、
「FRBはバランスシートを1兆ドルへ縮小させる必要。
低金利は資産バブルとインフレリスクを拡大させる
政策金利を短い期間で1%へと引き上げるべき。」
との見解を示しました。
セントルイス連銀総裁が、
「世界的な混乱が続いていてもFRBは出口戦略の開始が必要な可能性。
不透明性は国内外に存在。2011年の成長率見通しは良好。
2011年主要討議はFRBがいつ出口戦略をどう開始するかである。
QE2は短縮されない可能性のほうが高い。」
などの見解を示す発言をしました。
NYダウは前日比+71.60ドルで取引を終えました。

<3月31日(木)>

英GFK消費者信頼感調査(3月)は市場予想よりは強い−28になりました。
豪住宅建設許可(2月)は市場予想よりかなり弱い−7.4%、
豪小売売上高(2月)は市場予想より強い0.5%になりました。
市場反応は上下動しながらもしだいに豪ドル買い優勢になりました。
仏の大統領が、
「日本との連帯を表明。G20は危機の中で連帯が必要。
為替相場のボラティリティーが不安定の原因。
各国の外貨準備金の拡大が経済成長を阻害。
外貨準備金の必要性を少なくするべき。
通貨危機を阻止するには協調が必要。」
などの見解を示しました。
東京時間ではドル円がしばらく軟調傾向になりました。
日住宅着工戸数(2月)は前年比で予想より強い10.1%になりました。
アイルランド紙が、
「銀行ストレステストでアイルランドの大手4銀行の総額で
200〜250億ユーロの資本不足が明らかになった。
アイルランド政府はEBSとAIB銀の合併を計画。」
との観測報道をしました。
英ネーションワイド住宅価格(3月)は予想より強い0.5%になりました。
日経平均は前日比+46.31円で取引を終えました。
独小売売上高(2月)は市場予想より弱い−0.3%になりました。
独失業者数(3月)は−5.5万人、独失業率(3月)は7.1%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
欧消費者物価指数速報(3月)は、
前年比で市場予想より強い2.6%になりました。
上下動しながらもユーロが堅調傾向で推移しました。
日財務省が
「2月25〜3月29日の為替介入額は6925億円であった。」
との発表をしました。
ベルギー中銀総裁が、
「慎重な利上げは景気回復を阻害しない。
非常に低い水準の金利はもはや適切ではない。」
との認識を示しました。
格付け会社のS&Pが、
「ソブリン格付けの引き下げによりポルトガルの銀行を格下げする。
ギリシャの4銀行の格付けを引き下げ、見通しをネガティブにする。」
などの発表をしました。
米新規失業保険申請件数は予想よりやや弱い38.8万件になりました。
加GDP(1月)は市場予想とおりの0.5%になりました。
米シカゴ購買部協会景気指数(3月)は予想より強い70.6になりました。
米製造業受注指数(2月)は市場予想より弱い−0.1%になりました。
ドル円が再び堅調傾向になりました。
オランダ中銀総裁が、
「アイルランドの銀行は巨大なブラックホールになりつつある。
アイルランドの銀行には大幅な改革が必要。」
との見解を示しました。
アイルランドの銀行ストレステストでは、
「アイルランドの4銀行で240億ユーロの追加資本が必要。
アイルランドの金融機関はストレステストでのコアティア1が6%。」
などの結果が発表されました。
アイルランド中銀が、
「アライド・アイリッシュ銀とEBSを事業統合させて、
ユニバーサルバンクを創設する。」
などの発表をしました。
IMFとEUが、
「アイルランドの銀行資本需要はIMFとEUの支援で充分に供給可能。」
との共同声明を発表しました。
欧州委員会とIMFとECBが、
「アイルランド当局による資本調達プランを支援する。」
との共同声明を発表しました。
ECBが「ユーロシステムはアイルランドの銀行に資金供給を実施。」
と発表しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「米経済は良好で幅広い動意がある。
6月末で終了するQE2のスケジュールを変更する理由はない。
米国債6000億ドル購入の圧縮に関しての検討は支持する。
自身の決断はまだ下していない。」
などの認識を示しました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「FRBは政策金利を0.75%まで引き上げる必要がある可能性。
FRBは2011年末までに利上する可能性。」
などの見解を示しました。
NYダウは前日比−30.88ドルで取引を終えました。

<4月1日(金)>

日銀第1四半期短観の大企業製造業業況判断は市場予想より強い6、
同大企業非製造業業況判断も市場予想より強い3、
同大企業製造業先行きは市場予想とおりの2、
同大企業非製造業先行きは市場予想より弱い−1、
同大企業全産業設備投資は市場予想より弱い−0.4、
などの(震災前分類の)結果になりました。
日経済財政担当相が、
「新発債の買い入れを日銀法は想定していない。
国債引き受けは政府・日銀が国際的信任を失うことである。
長期金利への影響も予測できない。」
などの認識を示しました。
日財務相が、
「日銀の国債引き受けについては政府として検討していない。
昨日の報道で金利が上昇。政府が震災国債を検討の事実はない。
日銀引き受けが決まったかのごとく報道されることは良くない。」
との見解を示しました。
中国PMI(3月)は市場予想より弱い53.4になりました。
中国元の対ドル基準値が1ドル6.5527元の切上後最高値になりました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
中国国務院発展研究センターの要人が、
「中国人民銀行はインフレを抑制のために
4月10日頃に政策金利を0.25%引き上げる可能性。
中国人民銀行は流動性を吸収のために
4月20日頃に預金準備率を0.50%引き上げる可能性。」
などの観測を発表しました。
日経平均は前日比−46.71円の9708.39円で週の取引を終えました。
LCHクリアネットが、
「アイルランド国債取引の追加証拠金を45%へ引き上げる。」
ことを発表しました。
アイルランドの財務相が、
「ECBが我国の銀行救済措置が持続不可能へと追いやることはない。」
との認識を示しました。
スイスSVME購買部協会景気指数(3月)は予想より弱い59.3になりました。
スイスフランが軟調傾向で推移しました。
カナダドルが堅調傾向で推移しました。
独製造業PMI確報(3月)は市場予想とおりの60.9になりました。
欧製造業PMI確報(3月)は市場予想よりやや弱い57.5になりました。
英製造業PMI(3月)は市場予想よりかなり弱い57.1になりました。
ポルトガルの1年債の入札では、
「平均落札利回りが前回より高い5.793%、
応札倍率が前回より低い1.4倍。」
などの結果になりました。
欧失業率(2月)は市場予想とおりの9.9%になりました。
欧州委員会が、
「アイルランドの銀行の資本増強はEUとIMF資金で充足されている。
融資の金利引き下げは債務の持続可能性を支援している。
アイルランドの銀行ストレステストは重要な進展であった。」
などを示しました。
米ナスダックOMXとICEがNYSEユーロネクストに
(ドイツ取引所の買収提案に敵対して)
1株当たり42.50ドルで買収提示をしました。
格付け会社のS&Pが、
「アイルランドの格付けを引き下げ、見通しを安定的にする。
金融システムへ追加資本注入が必要になれば格下げ圧力は高まる。
アイルランドの経済見通しはポルトガルよりも強いと信じる。」
などの発表をしました。
米非農業部門雇用者数変化(3月)は21.6万人、米失業率(3月)は8.8%、
米民間部門雇用者数変化(3月)は23.0万人と、
いずれも市場予想より強い結果になりました。
米製造業雇用者数変化(3月)は予想より弱い1.7万人になりました。
指標発表後はしばらくドル買い反応になりました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「米経済は持続的回復の軌道にある。
2011年と2012年の経済成長率は3.5%と予想。
失業率は2011年末まで8.5%と予想。
FRBは失業率の大幅低下前に緩和策を終了させる必要がある可能性。
インフレや他の指標が上向けば年内の利上げを検討すべき。
インフレを低位で安定させることが優先課題。
2011年末までに利上げを実施する可能性がある。」
などの見解を示しました。
ダラス連銀総裁が、
「FRBは責任を果たしたが過剰になった恐れがある。
流動性は潤沢になっている。」
などの認識を示しました。
米ISM製造業景況指数(3月)は市場予想より強い61.2、
米建設支出(2月)は市場予想より弱い−1.4%になりました。
ハト派のNY連銀総裁が、
「経済回復は依然として薄弱。失業率は高過ぎる。
経済成長に過度な楽観は禁物である。
景気回復は6ヶ月前に比べれば良好だが1ヶ月前ほど良くはない。
景気刺激策を解除する理由は何もない。
インフレ期待は安定。出口戦略に言及するのは時期尚早。
FRBがQE2を完遂しなければ驚き。
FOMCの意見の相違は誇張されるべきではない。」
などの認識を示す発言をしました。
米ドルが軟調に転じました。
ドルストレート通貨ペアが堅調になりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「経済の基調はとても強い。FRBはインフレを注視する必要。
FRBがインフレ抑制のため年末までに利上げをしても驚きではない。」
などの認識を示しました。
ダラス連銀総裁が、
「経済は自律回復している。緩和政策を止める必要。」
との見解を示しました。
ECBのビニスマギ専務理事が、
「(域内国の)幾つかの国には引き続き調整が必要だが、
格付け機関はアイルランドの現在の状況に追いついていない。
ECBはプログラムに基づいてアイルランドを支援する。
マーケットはポルトガルを信じる必要。」
との見解を示す発言をしました。
米雇用統計後に軟調になったユーロが反発しました。
カンザスシティー連銀総裁が、
「長期的な失業率は失望的だが雇用関連指標は改善しつつある。
金利は今年夏遅くか秋頃に引き上げになる可能性。」
などの見解を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「ポルトガルの格付けを引き下げ、見通しをネガティブとする。」
との発表をしました。
NY原油(WTI)は107ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+56.99ドルの12376.72ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

※今週から豪・NZが標準時間になります。

<4月4日(月)>

朝8時50分に日銀短観(3月調査全容)、
午前9時半に豪ANZ求人広告件数(3月)、
午後5時半に英PMI建設業(3月)、
午後6時に欧生産者物価指数(2月)、
などの経済指標が発表されます。

<4月5日(火)>

※中国が清明節でお休みです。

朝8時15分から米バーナンキFRB議長の講演、
午前10時半に豪貿易収支(2月)、
午後1時半に豪RBA政策金利、(市場予想は据え置き)
午後4時55分に独サービス業PMI確報(3月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(3月)、
午後5時半に英サービス業PMI(3月)、
午後6時に欧小売売上高(2月)、
夜11時に米ISM非製造業景況指数(3月)、
深夜3時に米FOMC議事録
などの経済指標が発表されます。
豪・欧・米の指標には注目です。

<4月6日(水)>

午前10時半に豪住宅ローン許可件数(2月)、
午後2時に日景気一致CI指数速報(2月)、日景気先行CI指数速報(2月)
午後4時15分にスイス消費者物価指数(3月)、
午後5時半に英鉱工業生産(2月)、英製造業生産高(2月)、
午後6時に欧第4四半期GDP確報、
午後7時に独製造業受注(2月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
(スイス)・英・欧の指標には注目です。

<4月7日(木)>

午前10時半に豪雇用者数変化(3月)、豪失業率(3月)、
正午過ぎに日銀政策金利、
午後3時半に日銀総裁記者会見、
午後7時に独鉱工業生産(2月)、
午後8時に英BOE政策金利、(市場予想は据え置き)
午後8時45分に欧ECB政策金利、(市場予想は利上げ)
午後9時半からトリシェECB総裁記者会見、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加住宅建設許可(2月)、
深夜4時に米消費者信用残高(2月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・独・英・欧・米の指標には注目です。

<4月8日(金)>

朝8時50分に日国際貿易収支(2月)、日国際経常収支(2月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(3月 現状判断DI・先行判断DI)、
同午後2時に日金融経済月報(4月)、
午後2時45分にスイス失業率(3月)、
午後3時に独貿易収支(2月)、独経常収支(2月)、
同午後3時からECB専務理事の講演、
午後4時からユーロ圏財務相会合、
午後5時半に英生産者物価指数(3月)、英生産者仕入・出荷価格(3月)
午後8時に加雇用ネット変化率(3月)、加失業率(3月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(3月)、
夜11時に米卸売在庫(2月)、
などの経済指標が発表されます。
(スイス)・加の指標には注目です。

さて、先週もいろいろ注目されることがありました。

3月28日に、格付け会社のS&Pが「ポルトガルの銀行を格下げする。
長期格付けは依然としてネガティブである。」との発表をしました。
また、IMFが「スイス経済は幅広く成長。SNBは近い将来に金利を引き
上げたほうが良い可能性。」との見解を示しました。
そして、ECBのビニスマギ専務理事が「ユーロ圏にインフレのリスク。
域内各国の経済成長率は異なるがECBは総合的にインフレを判断して
金利の策定をすべき。」との見解を示しました。

3月29日に、格付け会社のS&Pが「ポルトガルとギリシャの格付を
引き下げ。見通しをネガティブ。」にすることを発表しました。
また、英BOEのウィール政策委員が「ポンド下落と商品価格の動向は
インフレリスク。インフレ率はBOEの中央予測を上回る可能性。
政策は引き締めるべきと信じている。」との見解を示しました。
そして、ECBのシュタルク専務理事が「ECBはインフレ期待を抑制する
必要。金融市場は改善。金利を徐々に正常化させる時期にきている。」
などの認識を示しました。

3月30日に、ダラス連銀総裁が「QE2の期間延長には反対する。」と
表明しました。また、ポルトガル中銀総裁が「2011年4月と6月の
ポルトガル国債償還に対応できる状態。」との認識を示しました。
そして、IMF通貨基金が「日本の2011年成長率を1.4%へ下方修正、
米国の2011年成長率を2.8%へ下方修正、ユーロ圏の2011年成長率を
1.6%へ上方修正、2011年の世界経済成長率見通しを4.4%で維持。」
などを発表しました。
また、ECBのビニスマギ専務理事が「ECBは徐々に金利を引き上げる。」
との認識を示しました。

3月31日に、アイルランド紙が「銀行ストレステストでアイルランドの
大手4銀行の総額で200〜250億ユーロの資本不足が明らかになった。
アイルランド政府はEBSとAIB銀の合併を計画。」との報道をしました。
また、格付け会社のS&Pが「ポルトガルの銀行を格下げする。
ギリシャの4銀行の格付けを引き下げ見通しをネガティブにする。」
などの発表をしました。
そして、IMFとEUが「アイルランドの銀行資本需要はIMFとEUの支援で
充分に供給可能。」との共同声明を発表しました。
また、ミネアポリス連銀総裁が「FRBは政策金利を0.75%まで引き上げ
る必要がある可能性。FRBは2011年末までに利上する可能性。」
などの見解を示しました。

4月1日に、中国国務院発展研究センターの要人が「中国人民銀行は
4月10日頃に政策金利を0.25%引き上げる可能性。4月10日頃に預金
準備率を0.50%引き上げる可能性。」などの観測を発表しました。
また、格付け会社のS&Pが「アイルランドの格付けを引き下げ、
見通しを安定的にする。」との発表をしました。
そして、米雇用統計は市場予想より強い結果になりました。
また、FRBの要人にタカ派発言が見られる中、ハト派のNY連銀総裁が、
「経済回復は依然として薄弱。失業率は高過ぎる。経済成長に過度な
楽観は禁物である。景気刺激策を解除する理由は何もない。出口戦略
に言及するのは時期尚早。」などの認識を示しました。
そして、ECBのビニスマギ専務理事が「格付け機関はアイルランドの
現在の状況に追いついていない。ECBはプログラムに基づいてアイル
ランドを支援する。マーケットはポルトガルを信じる必要。」
との見解を示しました。

先週は、ドル円が年度末の31日に一時軟調になるも堅調に推移して、
そして、クロス円も週間にわたり堅調傾向での推移になりました。
また、ユーロドルは、ポルトガルやアイルランド問題で揺れながらも、
利上げ期待に週間では堅調傾向での推移になりました。
そして、他のドルストレートも資源国通貨を中心に堅調傾向での推移
になりました。全般に円安が目立つ相場展開になりました。

注目されていた先週末の米雇用統計では、既報のとおり強い結果に
なりましたが、FRBの要人にタカ派発言が見られる中、ハト派のNY連銀
総裁の「景気刺激策を解除する理由は何もない。」との発言にドルが
売られてドル円が上げ幅を縮めるとともに、ECBビニスマギ専務理事の
「ECBはプログラムに基づいてアイルランドを支援する。」との発言に
リスク懸念が後退して、利上げ観測も後押しにユーロドルが急反発して
そして、米雇用統計後に一時軟調になっていた他のドルストレート通貨
ペアも再び堅調に転じる相場展開になりました。

さて今週ですが、円については、欧米の利上げ観測の中にあって、
日銀の金融政策が東日本大震災などで緩和策を継続しなくてはならない
ことや、(一応)日財務相が「日銀の国債引き受けについては政府として
検討していない。」としていることや、日本経済が復興需要に到るまで
は製造業のサプライ・チェーン問題などで一時低迷するとの観測や、
日米の長期金利の格差が拡大していることから、今後もしばらく円が
売られやすい地合いが続くと見る向きが優勢となりそうです。

一方、米ドルについては、相次ぐ米要人のタカ派発言やポジティブな
経済指標に堅調さも見せていますが、先週末のハト派のNY連銀総裁の
「景気刺激策を解除する理由は何もない。」との発言に比較的強めの
市場反応も見られていることから、今後は米FRBの3大ハト派要人の
バーナンキFRB議長とイェレン副議長とダドリーNY連銀総裁の発言が
注目されます。

4月5日朝8時15分から米バーナンキFRB議長の講演が予定されていま
すが(※一部で4日にもFRB議長の講演があるとする情報もあります)、
米雇用統計後の発言としてハト派的な発言がされた場合は、ドル円や
クロス円で一旦の利食いのきっかけになる場合もありそうで注意が
要りそうです。また、タカ派的な発言にシフトした場合は、米ドルが
買われる相場展開になりそうです。

他方、ユーロについては、ポルトガルやアイルランド問題でのリスク
回避の動きと利上げ期待が綱引きとなって揺れる可能性がありますが、
利上げ期待が優勢で大勢となっているとともに、3月3日の記者会見で
トリシェECB総裁が「利上げサイクルが始まるということではない。」
としながらも、その後の要人発言で3月30日にビニスマギ専務理事が
「ECBは徐々に金利を引き上げていく。」と発言していることや、
NY大学のルービニ教授が「今年、ECBは金利を合計0.75%引き上げると
予想。」していたり、債券大手のPIMCOの幹部も四半期に一度のECBの
利上げを予想していることから、4月7日の夜9時半からのトリシェ
ECB総裁の記者会見が特に注目されます。

4月7日のECBの0.25%の利上げは規定路線で、据え置きのサプライズ
はないものと思われますが、その後の利上げの示唆の有無とその強弱で
相場が大きく動く可能性がありそうです。その後の利上げ示唆が希薄
であれば、利上げ期待を織り込んできただけに、一旦の「事実売り」
となる可能性があり、また、その後の利上げ示唆がある程度明確で
あれば、利食いの後も堅調が続く可能性がありそうです。

その他、資源国通貨については、中国国務院発展研究センターの要人が
4月1日に「中国人民銀行は4月10日頃に政策金利を0.25%引き上げる
可能性。」などの観測を発表していることから、今週末から来週はじめ
にかけてが注目されますが、豪ドルなど資源国通貨では高値警戒はあり
ながらも、コモディティ市場の動向も睨んだ上で、押したところでは
拾っていくことができる可能性がありそうです。

経済指標関連では、5日の豪RBA政策金利と米ISM非製造業景況指数に
FOMC議事録、7日の豪雇用統計に英欧の政策金利発表と米新規失業
保険申請件数、8日の加雇用統計、などが特に注目されます。

日本の原発事故の問題や中東問題の動向および国債利回りが高止まり
しているポルトガルなどの状況もあり、一応は不測の事態への備えも
必要なようで、今週もリスク管理をしっかりしてトレードしていき
たいものです。


桜の便りも訪れる季節になってきましたが、
被災地では三寒四温でまだ雪のちらつく寒い日もあるようです。

暖かな春となって復興が一日も早く進むことを願っています。

さて、今日は「F氏の気づき」のお話です。

ここに登場する「私」とは「F氏」のことです。
実際にいただいたメールを基に
加筆と脚色をしまくってお届けいたします。(笑)

それでは、はじまり、はじまり〜。

「ええ、そうだったんです。
 恥ずかしい話ですが、私はかなりのポジポジ病で、
 パソコンを開けば常にポジションを持っていました。」

「……。」

「マーケットに置いてきぼりを食らうのが嫌だったですし、
 ネガティブ思考よりもポジティブ思考が良いと
 疑いもしていなかったこともあって、
 なんとかチャンスを数多く捕まえようと
 常に攻めの姿勢だけでチャートを見ていたのです。」

「……。」

「だってそうじゃないですか。
 チャンスは多いほど良いことに疑いを持つなんて
 なかなかできることじゃありませんからね。」

「……。」

「もちろん、テクニカル分析の勉強はかなりしましたよ。
 でもなかなか口座資金が増えなかったのです。
 どこがどう悪いのかさらにテクニカルの勉強をしても
 壁にぶち当たって迷宮をさまよいました。」

「……。」

「そしてついには、ランダムウォークの相場で
 スプレッドのコストを背負ってトレードしても
 せいぜい勝ち負けイーブンがよいところで、
 トータルではあってもトレードでプラス収支を続けることは
 不可能なこととさえ思うようになりました。」
 
「……。」

「儲けているなんて言う奴は、短期間のまぐれか、
 嘘つきなんじゃないか、と思うようになりました。」

「……。」

「でもそれは違っていたのです。」

「……!」

「今思うと赤面ものですが、休むも相場ということが
 ようやく解ったときにトレードが一変することになりました。」

「……!」

「相場は上げるか下げるかの二者択一と思っていましたが
 それは違っていたのです。」

「……!」

「ランダムウォークとも言うべき効率的な
 上げ下げ浮動の不明な状況が相場にはとても多いのですが、
 効率的な状況に歪みの発生する上げ下げ偏るときが確かにあって、
 そのいわば歪みの発生する偏りだけを選んで
 トレードすればよいことに気づいたのです。」

「……。」

「歪みの発生する偏りが進むところがブレークで、
 その歪みの発生する偏りが元に戻ろうとするときが
 逆張りのチャンスになるというわけですが…、」

「……。」

「でも、歪みが発生して偏りとなるところを
 見つけることは簡単ではありません。
 ただ、長年の負けの経験から(笑)、
 上げ下げ浮動の不明な負けやすい状況…、
 つまり、格好よく言うと、効率的な状況だけは
 自分自身でもなんとなく判るようになっていて、
 まず、そのような状況と感じられるところでの
 トレードを徹底的に排除することに努めたのです。」

「……。」

「つまり、歪みが発生して偏りとなるところは
 直接的にはいつも判別できなくても、
 上げ下げ浮動の不明な負けやすい状況を排除することによって、
 少なくても、歪みが発生して偏りとなる勝ちやすい状況を
 選択できることになる可能性が高まると考えたのです。」

「……!」

「そんなわけで、ネガティブな視点であれこれ考えていると、
 ここも心配、あれも心配と、躊躇する状況ばかりで、
 トレード数が極端に減りましたが、
 わずかばかりの自身のレベルでほんとうにチャンスと
 思われるところだけトレードするようになると、
 トレード結果に著しい変化がありました。
 それから、私のトレードは劇的に変ったのです。」

「……!」
 
「さらに私は自身に規律を課しました。
 1日に20Pipsを得たら、その日はその後にトレードチャンスと
 思える状況になってもトレードをしない。
 そして、1日に20Pipsの負けとなったらその日はトレードしない。
 という2つの規律のタガを自身にあてはめたのです。」
 
「……。」

「ええ、もちろん、こんな規律は普遍的なものではなく、
 勝手なマイ・ルールにすぎませんが、
 口座資金10万円に対して1万通貨程度のトレードでも
 日20Pipsで年間に口座資金が2倍以上になることを考えると、
 自分にはこれがちょうどよいと思ったわけです。」

「……。」

「結果、私は月単位で負けることがなくなりました。
 単純に考えると、トレード数が少ないほうが勝つわけで、
 なんとも皮肉で不思議なことです。」

「……。」

「まぁ、口座資金の毀損は負けトレードに因るので、
 あたりまえといえばあたりまえなのですが、
 相場では勝つことよりも負けにフォーカスした方が
 どうも不思議と良い結果になるというのが私の経験です。」

「……!」

「テクニカルの勉強をして壁にぶつかったとき、
 おそらく、ポイントはトレード自体の取捨になると思います。
 言い換えますと、はっきりしないところや
 負ける可能性のあるところ(相場)をどこまで排除していけるか
 (トレードしないで見送れるか)という
 『排除の技術』の領域になると思います。」

「……。」

「つまり、どこまで判りやすいところだけトレードして、
 はっきりしないところや負ける可能性のあるところ(相場)を
 トレードしないで『トレードを厳選して行えるか』」という、
 領域の問題になる気がしてなりません。」

「……。」

「トレードは、ある意味、ケンカと似ているように思います。
 格闘技のK-1のチャンピオンのように鍛えに鍛えて
 どのような相手にも勝てるようになることは理想ですが、
 現実にはそうともいかず、弱そうな相手を選んで戦い(笑)、
 (自身の得意な状況や勝てそうな相場を選んでトレードして)、
 強そうな相手からは逃げる (はっきりしないところや
 負ける可能性のあるところは極力トレードを避ける)
 ことがとても大切なように思います。」

「……!」

「ある程度ケンカの技術(トレード技術)を習得した後は、
 強い相手から逃げる技術こそが大切になるように思うのです…。
 これがささやかな私の気づきです。」

「……。」

「でも、私はこれでようやく勝ち組トレーダーの
 仲間入りができたのです。」


ふーん、なるほどねぇ。

きっとF氏は、今日もしっかり逃げまくっていながら、(笑)

それでいて、ここぞというところだけを
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"Buy Japan Now"と題した米投資情報誌バロンズの
「日本は幾多の困難を乗り越えてきた国だから必ず復活する。」
との記事が話題になっていますね。

●先週の気になる出来事

<3月21日(月)>

資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5632元と切上げ後最高になりました。
日本の市場は祝日でお休みでした。
ルクセンブルク中銀総裁が、
「インフレへの強い警戒が必要。
(ECBには)インフレリスクの抑制へ行動する用意がある。
今年は昨年よりストレステストを強化していく。」
などの発言をしました。
原油価格が上昇傾向で推移しました。
米シカゴ連銀全米活動指数(2月)は−0.04になりました。
米財務省が「今月から1420億ドルの政府保有のMBSを売却する。」
と発表しました。
米中古住宅販売件数(2月)は市場予想より弱い488万件になりました。
ECBの専務理事が、
「強い(インフレへの)警戒が必要。原油価格の高騰が懸念要因。
経済には幾つか前向きな兆候がみられる。
マネーマーケットは正常化を進展させている。」
などの認識を示しました。
トリシェECB総裁が、
「経済の基調はポジティブ。経済は世界的需要の恩恵を受けている。
インフレは上昇しつつある。広範な2次的影響を回避する必要。
最近のデータではユーロ圏経済の基調的勢いを確認。
日本の影響も注視している。金利はユーロ圏全体を見て決定する。」
などの認識を示しました。
ユーロが堅調に推移しました。
イタリア中銀総裁が、
「G7による為替介入の目的は過度な為替変動を回避して、
金融の安定をもたらすことである。」
との見解を示しました。
ユーログループ議長が、
「財務相会合でEMS欧州安定メカニズムの全ての要素での合意をした。
ESMの資本ベースは総額で7000億ユーロになる。」
などの発表をしました。
NYダウは前週末比+178.01ドルで取引を終えました。

<3月22日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「日本の地震では生保に最大4000億円の請求の可能性。」
との観測を発表しました。
日銀が6営業日連続で2兆円の即日資金供給オペを実施しました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5592元と切上げ後最高になりました。
日全産業活動指数(1月)は市場予想より強い2.9%になりました。
日経平均は前週末比+401.57円の大幅高で取引を終えました。
日経済財政相が、
「日本の電力不足は日本経済に深刻な影響を及ぼす可能性。」
との認識を示しました。
英消費者物価指数(2月)は0.7%、英小売物価指数(2月)は1.0%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
シュタルクECB専務理事が、
「ユーロ圏のインフレ見通しは変わりはない。インフレ期待は抑制。
政策金利引き上げは明言できない。
さらなる円売り協調介入は日本の当局次第。
必要であればG7は再度(円売り)介入をする用意。」
などの見解を示しました。
日銀総裁が、
「日本の機関投資家による外貨資産売りの観測には根拠がない。
経済と物価の状況点検して必要ならば適切な措置を行う。
日銀による国債の直接引き受けは通貨の信認毀損する。」
などの認識を示しました。
スイスSNB総裁が、
「スイス経済は重大な危険に直面。債務危機は引き続き懸念される。
スイスフラン高は原油高騰から経済を保護。中東は不確実性の要因。
日本も不確実性を生み出している。SNBは6月に状況を判断。
ゼロに近い政策金利は国内経済へ問題を引き起こす可能性。」
などの認識を示しました。
加小売売上高(1月)は市場予想より弱い−0.3%、
加景気先行指標指数(2月)は市場予想より強い0.8%になりました。
米ダラス連銀総裁が、
「米国の景気回復は自律的なものになりつつある。
米国は緩和策の終了に近づいている。出口戦略に対する議論が必要。
FRBは充分に流動性供給を果たしている。
昨年に投票権を持っていればQE2に反対票を投じていただろう。」
などの見解を示す発言をしました。
米リッチモンド連銀製造業指数(3月)は予想より弱い20になりました。
「アイリッシュ・バンクスが債務利払いの遅延を計画している」
などの噂が市場に飛び交いました。
センタンス英BOE政策委員が、
「今、利上げしなければ将来急激な利上げになるリスクがある。
日本と中東の状況が世界経済に与える影響は限定的になる可能性。
英国の消費者物価指数は今年末に5%を上回る可能性。」
などの見解を示しました。
ポンドが堅調傾向で推移して約1年2ヶ月ぶりの高値をつけました。
NYダウは前日比−17.90ドルで取引を終えました。

<3月23日(水)>

NZ第4四半期経常収支は予想より弱い−35.24億NZドルになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「カナダの財政は債務の状況が改善している。」
との見解を発表しました。
格付け会社のS&Pが、
「深刻なリセッションになった場合、
欧州の銀行は最大2500億ユーロの調達が必要になる。」
との観測を発表しました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の大手損保3社の見通しをネガティブにする。」
と発表しました。
中国人民銀行の副総裁が、
「中国の政策金利は適正水準。輸入増加で貿易黒字は縮小の見込み。
人民元相場は緩やかな改革に向かっている。
インフレ率が4%の範囲内に収まると確信。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比−158.85円で取引を終えました。
英BOE議事録の発表を前にポンドが軟調になりました。
英BOE議事録では、
「政策金利は6対3で据え置きを決定。
資産買い入れ枠の現状維持は8対1で決定。
インフレの高まりは予想より長く続くこともあり得る。
短期的には消費者物価指数が5%を上回る重大なリスクがある。
インフレは中期的には後退する可能性。
第4四半期から景気回復しているかの判断は時期尚早。」
などが示されました。
タカ派的な内容の議事録の期待の反動でポンドの軟調が続きました。
欧鉱工業新規受注(1月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
原油価格が上昇しました。
欧州の議会本会議では、
「欧州金融安定ファシリティーの実質融資能力を
4400億ユーロに拡大する計画の詳細は6月末までに決定。」
と詳細決定が持ち越されました。
ユーロが軟調になりました。
エジプトの証券取引所が2ヶ月ぶりに取引を再開しました。
英財務相が、
「2011年の英GDP成長率を1.7%へ下方修正する。
2012年の英GDP成長率を2.5%へ下方修正する。
新規住宅購入者への2.5億ポンドの支援プログラムを創出していく。」
などを発表しました。ポンドの軟調が続きました。
米ダラス連銀総裁が、
「日本の危機が経済に与える影響に言及するには時期尚早。
ユーロにデフォルトリスクがつきまとっているとは思っていない。
FRBによる流動性供給後に異例の投機活動がみられる。
米国には一段の緩和措置は不要である。」
などの認識を示しました。
米新築住宅販売件数(2月)は市場予想より弱い
過去最低の25.0万件になりました。
ユーロがポルトガル議会の憶測交錯などで揺れる展開になりました。
欧消費者信頼感速報(3月)は市場予想よりは強い−10.6になりました。
ユーログループ議長が、
「G7と日銀、ECB、FRBには円での更なる協調行動を取る用意ある。」
との発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「経済成長が予測を下回れば英政府は更に財政措置を実施する必要。」
との見解を発表しました。
ポルトガル議会が緊縮財政政策案を否決しました。
ユーロが下落しました。
NYダウは前日比+67.39ドルで取引を終えました。

<3月24日(木)>

ポルトガルの首相が(緊縮財政政策案を否決を受けて)
大統領に対して辞表を提出しました。
NZ第4四半期GDPは市場予想より強い0.2%になりました。
NZドルが堅調になりました。
シュタルクECB専務理事が、
「インフレは予測よりも大幅に加速。
商品価格の上昇は一時的なものではない可能性。
金利を引き上げてもユーロ圏の経済を阻害はしない見込み。
異例な低金利を過度に続けるべきではない。」
などの認識を示しました。
日通関ベース貿易収支(2月)は予想より弱い6541億円になりました。
豪RBAの総裁補佐が、
「豪の銀行の状況は良好。経済が力強く伸びているが
借り手と投資家は慎重。これは金融安定化には有利。
銀行は緩やかな金利上昇に慣れていくべきである。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比−14.46円で取引を終えました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの国内銀行の格付けを引き下げる。」
と発表しました。
LCHクリアネットが、
「アイルランド国債取引の証拠金を35%に引き上げる。」
と発表しました。
ユーロの軟調傾向が続きました。
独製造業PMI速報(3月)は市場予想より弱い60.9に、
独サービス業PMI速報(3月)は市場予想より強い60.1になりました。
欧製造業PMI速報(3月)は市場予想より弱い57.7に、
独サービス業PMI速報(3月)は市場予想より強い56.9になりました。
英小売売上高(2月)は市場予想より弱い−1.0%になりました。
デール英BOE理事が、
「家計部門は逆風を受けている。
予測より長期のインフレ加速のリスクがあるが、
景気低迷が判明すれば金融政策委員会での投票を覆す。」
との発言をしました。
EU欧州連合の高官が、
「ポルトガルがEU首脳会議で救済を求める可能性は低い。」
との見解を示す発言をしました。
ユーロがしだいに反発上昇していきました。
米耐久財受注(2月)は市場予想より弱い−0.9%になりました。
米新規失業保険申請件数は予想よりやや強い38.2万件になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「低成長で財政健全化が損なわれる場合、
英国のAAA格付けがリスクにさらされる恐れがある。」
との見解を発表しました。
金先物が1448.60ドルと過去最高値を更新しました。
格付け会社のフィッチが、
「ポルトガルの格付けを引き下げる。
更に格付けが引き下げられる可能性がある。
今年、ポルトガルは市場から適切なコストで資金調達不可能の見込み。
先日ソクラテス首相が辞任したことも格下げに反映。」
などの発表をしました。
ユーロが一時軟調になりました。
米10年物インフレ連動債の入札では、
最高落札利回りが前回より低い0.920%に、
応札倍率が前回より高い2.97倍になりました。
FRBがこれからのFOMC後には定例記者会見を実施すると発表しました。
IMF国際通貨基金が、
「円の水準は概ねファンダメンタルズに沿っている。
レパトリのフローの兆候は観測されていない。
円相場の介入は適切であった。」
などの見解を発表しました。
NYダウは前日比+84.54ドルで取引を終えました。

<3月25日(金)>

トリシェECB総裁が、
「EUはESMの資金の議案で合意に向かう見通し。
ポルトガルは(政権が交代しても)予算削減の約束を維持すべき。」
などの認識を示しました。
格付け会社のS&Pが、
「ポルトガルをBBBに格下げする。
更に格下げの方向で見直す可能性。」
との発表をしました。
日全国消費者物価指数(2月)は前年比で予想とおり0.0%になりました。
日企業向サービス価格(2月)は、
前年比で予想よりは強い−1.0%になりました。
EU大統領が、
「EU首脳会議では銀行のストレステストの結果がまだわからないため
ポルトガルの救済については協議されていない。」
との報告をしました。
ユーログループ議長が、
「ポルドガルはもう一段の予算削減が必要になる可能性。」
との見解を示しました。
日財務相が、
「為替相場は落ち着いてきている。
介入は一定の水準のためではなく過度な変動あった時に行う。
為替相場はファンダメンタルズを反映すべき。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日+101.12円の9536.13円で週の取引を終えました。
独輸入物価指数(2月)は市場予想より強い1.1%になりました。
EU首脳会議の草案では、
「経済見通しには引き続きリスクがある。
ユーロ圏経済には断固たる行動が必要。
日本の東日本大震災の結果を注視する必要。
G7の円売り協調介入を歓迎。
ユーロ圏でも原子力発電所の安全を再評価する必要。」
などが盛り込まれることになりました。
独IFO景気動向(3月)は市場予想より強い111.1になりました。
資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「ポルトガルのA3格付けとネガティブ見通しを維持する。」
と発表しました。
格付け会社のS&Pが、
「欧州安定メカニズムの全容がはっきりしてから、
ギリシャやポルトガルの国債格付けを見直す可能性。」
との発表をしました。
ユーロが一時反発した後に軟調になって行きました。
独首相が、
「ユーロ圏全域の原子力発電所のストレステストに合意。
ESM欧州安定メカニズムに合意。
ESMの救済は厳格な融資条件に基づき実施。
ESMは2013年の年央以降から債券保有者へにも関与。
ESMの技術的問題は6月までには解決。
EFSF欧州金融安定ファシリティーの規制は変更するべきではない。
ポルトガルのさらなる財政緊縮は不可欠。」
などの見解を示しました。
米第4四半期GDP確報は年率換算で予想より強い3.1%、
米第4四半期コアPCE確報は市場予想より弱い0.4%、
米第4四半期個人消費確報は市場予想より弱い4.0%、
などの結果になりました。
米アトランタ連銀総裁が、
「現在の金融政策は支援的であり適切。
インフレに対する引き締め政策の用意ある。
失望した求職者が労働力から離れたことで失業率が低下の可能性。
最近の物価上昇は一時的。長期的なインフレ期待は安定して推移。
QE2は引き続き意味を成しているが、
私見ではQE3を実行するハードルは高い。」
などの認識を示しました。
米ダラス連銀総裁が、
「流動性は豊富なのではなく超過しすぎている兆候がある。」
との見解を示しました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月)は、
市場予想より弱い67.5になりました。
豪ドルが堅調に推移しました。ポンドが軟調に推移しました。
米シカゴ連銀総裁が、
「米経済は確実に改善に向かっている。
今年と来年の経済成長率は4.0%と予想。
緩和的な政策は適切。FRBの政策は健全。
(しかしながら)これ以上の緩和策の必要性は薄まっている。」
などの見解を示しました。
米フィラデルフィア連銀総裁が、
「米経済の基盤は強固になりつつある。
日本と中東の状況が米経済の回復に与えるリスクは小さい。
FRBは近い将来に出口戦略が必要になる可能性。
刺激策からの円滑なペースでの出口戦略を支持する。」
などの見解を示しました。
加下院が内閣不信任案を可決しました。
米ミネアポリス連銀総裁が、
「FRBは現在実施しているQE2を延長することはない可能性。
追加緩和には状況が大きく悪化する必要がある。」
などの見解を示しました。
米ドルが買われる相場展開になりました。
NY原油(WTI)は105ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+50.03ドルの12220.59ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

※欧・英・スイスなどが今週から夏時間になります。

<3月28日(月)>

夜9時半に米個人支出(2月)、米個人所得(2月)、
同夜9時半に米PCEコア・デフレータ(2月)、
夜11時に米中古住宅販売保留(2月 成約)、
夜11時半に米ダラス連銀製造業活動(3月)、
深夜2時に米2年債入札、
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

<3月29日(火)>

朝6時45分にNZ貿易収支(2月)、
朝8時半に日失業率(2月)、日全世帯家計調査消費支出(2月 前年比)、
朝8時50分に日小売業販売額(2月 前年比)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(4月)、
午後5時半に英第4四半期GDP確報、英第4四半期経常収支確報、
同午後5時半に英第4四半期総合事業投資確報、
同午後5時半に英消費者信用残高(2月)、英住宅ローン承認件数(2月)
夜10時に米S&Pケースシラー住宅価格(1月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(3月)、
深夜2時に米5年債入札、
などの経済指標が発表されます。
(NZ)・英・米の指標には注目です。
また、発表時間が未定(通常NY時間前半)ですが、
独消費者物価指数速報(3月)の発表も予定されています。

<3月30日(水)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(2月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(2月)、
午後6時に欧消費者信頼感確報(3月)、欧業況判断指数(3月)、
同午後6時に欧鉱工業信頼感(3月)、欧サービス業信頼感(3月)、
午後6時半にスイスKOF先行指数(3月)、
午後8時半に米チャレンジャー人員削減数(3月 前年比)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(3月)、
夜9時半に加鉱工業製品価格指数(2月)、加原材料価格指数(2月)、
深夜2時に米7年債入札、
などの経済指標が発表されます。
(NZ)・米の指標には注目です。

<3月31日(木)>

朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(3月)、
午前9時半に豪小売売上高(2月)、豪住宅建設許可件数(2月)、
午前11時にNBNZ企業信頼感(3月)、
午後2時に日住宅着工戸数(2月 前年比)、日建設工事受注(2月 前年比)
午後3時に英ネーションワイド住宅価格(3月)、
午後4時55分に独失業者数(3月)、独失業率(3月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(3月 前年比)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加GDP(1月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(3月)、
夜11時に米製造業受注指数(2月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・独・欧・加・米の指標には注目です。

<4月1日(金)>

朝6時45分にNZ第4四半期製造業売上高、
朝8時50分に日銀第1四半期短観、
午前10時に中国製造業PMI(3月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(2月 前年比)、
午後4時半にスイスSVME購買部協会景気指数(3月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(3月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(3月)、
午後5時半に英製造業PMI(3月)、
午後6時に欧失業率(2月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(3月)、米失業率(3月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数変化(3月)、
同夜9時半に米製造業雇用者数変化(3月)、米週平均労働時間(3月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(3月)、米建設支出(2月)、
などの経済指標が発表されます。
(日)・(スイス)・(欧)・米の指標には注目です。

さて、先週もいろいろなことがありました。

3月21日に、トリシェECB総裁が「経済の基調はポジティブ。経済は
世界的需要の恩恵を受けている。インフレは上昇しつつある。
広範な2次的影響を回避する必要。金利はユーロ圏全体を見て決定。」
などの認識を示しました。また、イタリア中銀総裁が「G7による為替
介入の目的は過度な為替変動を回避して金融の安定をもたらすこと。」
との見解を示しました。
そして、ユーログループ議長が「財務相会合でEMS欧州安定メカニズム
の全ての要素での合意をした。」との発表をしました。

3月22日に、日経済財政相が「電力不足は日本経済に深刻な影響を
及ぼす可能性。」との認識を示しました。
また、シュタルクECB専務理事が「政策金利引き上げは明言できない。
さらなる円売り協調介入は日本の当局次第。必要であればG7は再度
(円売り)介入をする用意がある。」などの見解を示しました。
そして、スイスSNB総裁が「SNBは6月に状況を判断。ゼロに近い政策
金利は国内経済へ問題を引き起こす可能性。」との認識を示しました。
ポンドが堅調傾向で推移して約1年2ヶ月ぶりの高値をつけました。

3月23日に、欧州の議会本会議では「欧州金融安定ファシリティーの
実質融資能力を4400億ユーロに拡大する計画の詳細は6月末に決定。」
と詳細決定が持ち越されました。また、英財務相が「2011年の英GDP
成長率を1.7%へ下方修正する。」などを発表しました。
格付け会社のフィッチが「経済成長が予測を下回れば英政府は更に
財政措置を実施する必要。」との見解を発表しました。
そして、ポルトガル議会が緊縮財政政策案を否決しました。

3月24日に、ポルトガルの首相が(緊縮財政政策案を否決を受けて)
大統領に対して辞表を提出しました。
また、豪RBAの総裁補佐が「豪の銀行の状況は良好。銀行は緩やかな
金利上昇に慣れていくべきである。」などの見解を示しました。
そして、格付け会社のムーディーズが「低成長で財政健全化が損なわ
れる場合、英国のAAA格付けがリスクにさらされる恐れがある。」
との見解を発表しました。
また、格付け会社のフィッチがポルトガルの格付けを引き下げました。

3月25日に、格付け会社のS&Pが「ポルトガルをBBBに格下げする。
更に格下げの方向で見直す可能性。」との発表をしました。
また、日財務相が「介入は一定の水準のためではなく過度な変動が
あった時に行う。」との認識を示しました。
そして、格付け会社のムーディーズが「ポルトガルのA3格付けと
ネガティブ見通しを維持する。」と発表しました。
また、複数の米連銀総裁が追加緩和策へ否定的な見解を示しました。

先週は、ドル円が81円アラウンドの揉み合いがしばらく続いた後に
週末に売り買い激しい攻防となりながらも上昇傾向の相場展開になり、
ユーロドルが週前半まで上昇が続いた後に、週半ばから軟調になって、
週後半に反発上昇して週末に軟調なる相場展開になりました。
また、ポンドドルは週前半は堅調傾向で推移しましたが、週半ばから
軟調傾向での推移になる相場展開になり、一方、豪ドル米ドルが
上下動しながらも堅調傾向で推移する相場展開になりました。

さて今週ですが、シュタルクECB専務理事が「必要であればG7は再度
(円売り)介入をする用意がある。」と明言していることで、G7の介入
への意志は継続しているようですが、日財務相が「円への為替介入は
一定の水準の為ではなく過度な変動があった時に行う。」とのことで、
急激に円高が進むなどの状況次第ということになりそうです。
ただ、水準は定めていないとのことですが、市場の一部ではドル円は
80.00が介入の目安になると観測している向きがあるようです。

ユーロについては、要人発言から4月7日の政策金の発表で0.25%の
利上げになるとの観測が大勢となっていてほぼ織り込まれてきている
ようですが、ポルトガル議会が緊縮財政政策案を否決して、ポルトガル
の首相が辞任することになったことなどを受けて、格付け会社では、
ムーディーズを除き、フィッチやS&Pがポルトガルの格付けを引き下げ
たことや、また、支援を受けたギリシャやアイルランドの将来の債務
不履行への懸念も燻っているようで、リスク懸念が再燃していて、
今後の展開が注目されます。

ポルドガルでは、4月15日に43億ユーロと6月49億ユーロの多額の国債
償還を迎え、4月分は既に調達済みとのことながら、6月分については
資金調達はこれからで、このような状況下での事実上の政治空白が懸念
されるところですが、一方、欧州の議会本会議で詳細の決定は6月末に
持ち越されたものの、ユーログループ議長が「財務相会合ではEMS欧州
安定メカニズムの全ての要素での合意をした。」と発表していることか
ら、万一の時のセーフティーネットは整備されてきていることもあり、

リスクへの懸念とEMS欧州安定メカニズムへの観測の綱引きになって、
ユーロドルでは主要な上値抵抗線の1.4283と1.4050間の上下動と見る
向きがあるとともに、このレンジを抜けると相場が大きく動き、次の
ステージへと移行する可能性もあり注目されます。

一方、ポンドは、英財務相が「2011年の英GDP成長率を1.7%へ下方修正
する。」などを発表したことや、格付け会社のフィッチが「経済成長が
予測を下回れば英政府は更に財政措置を実施する必要。」との見解を
発表したことに加え、格付け会社のムーディーズが「低成長で財政
健全化が損なわれる場合、英国のAAA格付けがリスクにさらされる恐れ
がある。」との見解を発表しことなどで、先週後半は軟調の度を強め
ましたが、ポンドドルでは1.6000アラウンドの売り買いの攻防が注目
されます。反発上昇するのか、1.5976を割り込むのか、関が原の戦い
になりそうです。

他方、先週に1983年フロート制移行後の最高値を更新した豪ドル米ドル
ですが、豪RBAの総裁補佐が「豪の銀行の状況は良好。銀行は緩やかな
金利上昇に慣れていくべきである。」と今後の利上げ示唆もあり、
また、世界経済の拡大と資源価格の上昇を背景に堅調が続く可能性が
高そうですが、いったんの利食調整を経ると見る向きもあるようです。

また、スイスフランでは、スイスSNB総裁が「SNBは6月に状況を判断。
ゼロに近い政策金利は国内経済へ問題を引き起こす可能性。」との認識
を示して6月利上げを示唆する発言がありました。リスクの回避先とも
なる通貨であるために、イエメンやシリアでデモが拡大している中、
リビアなど中東情勢も睨みながら、今後の相場展開が注目されます。

さて、先週は米国の要人発言に特筆すべきことがありました。

「私見ではQE3を実行するハードルは高い。」(アトランタ連銀総裁)
「流動性は豊富ではなく超過の兆候がみられる。」(ダラス連銀総裁)
「これ以上の緩和策の必要性は薄まっている。」(シカゴ連銀総裁)
「FRBは近い将来に出口戦略が必要。」(フィラデルフィア連銀総裁)
「FRBはQE2を延長することはない可能性。」(米ミネアポリス連銀総裁)

など、米要人の発言がタカ派色を強めていることで、しばらく軟調に
推移していたドルインデックスが巻き戻す可能性があり、米ドル買い
に転ずると観測する向きがあるようで、多くの通貨ペアに影響を与える
基軸通貨の米ドルの動向が特に注目されます。

経済指標関連では、3月28日の米中古住宅販売保留(2月 成約)、
3月29日の英第4四半期GDP確報に米S&Pケースシラー住宅価格(1月)、
3月30日のNZ住宅建設許可件数(2月)と米ADP雇用統計(3月)、
3月31日の豪小売売上高(2月)に欧消費者物価指数速報(3月 前年比)と
米新規失業保険申請件数に加GDP(1月)、
4月1日の米雇用統計などが特に注目されます。

中東情勢とともに日本の原発事故の動向も注目されますが、
今週もボラタイルな相場展開になる可能性があり、
リスク管理をしっかりしてトレードしていきたいものです。


被災地の皆様を暖かな春が包みますよう願っています。 m(_ _)m


さて、このような時節に相場のお話をするのが躊躇されますが、
今日はブルとベアの戦いとポイント抜けのお話をさせていただきます。

相場ではブル"bull"とかベア"bear"などと言うことがあります。

ブル"bull"とは、角を突き上げる雄牛を象徴して「強気」、
ベア"bear"とは、爪のある手を振り下ろす熊を象徴して「弱気」
のことを言いますが、

相場は「ブルとベアの戦い」であるとも言われることがありますね。

ブルが優勢であるときは相場が上昇して、
ベアが優勢であるときには相場が下落するわけですが、

(実需筋での輸出勢の外貨を自国通貨に換える「売り切り」や、
輸入勢の外貨需要での外貨の「買い切り」や、
企業買収や長期投資などの資本移動や、
不胎化なしの為替介入などほぼ一方通行の取引もあるものの)

為替取引の9割ほどにもなるといわれている投機玉では、
(利食いにしても損切りにしても)
ブルの買い方もいつかは必ず手仕舞いの反対売買での売り方になり、
また逆に、ベアの売り方もいつかは必ず手仕舞いでの買い方になり、

為替相場での投機玉に限れば、買い方と売り方の勢力和は、
大きな時間の中では同一になりますので、

(実需筋の買い切りや売り切り、そして資本移動もあるとともに、
投機玉でも日計りのトレードの建て玉だけではなく、
金利目的などのある程度の長期トレードの建て玉もありますので、
必ずしも相場が上限と下限のある状況になるとは限りませんが)

投機玉の占める割合の大きさから、
とても巨大なレンジを形成しやすいとはいえそうです。

そしてまた、その巨大なマクロレンジの中で、

ある程度、材料を織り込み済みとなったときや、
相場観がほぼ等しく対立する場合など、

ブルの買い方とベアの売り方の勢力の拮抗した
ある程度の範囲で上下動する揉み合いや、
狭い範囲で売り買いが均衡する保ち合いなどになることがあったり、

また、そのときどきに、経済情勢や観測や思惑などを反映して
買い方が優勢が続く上昇トレンドや、
売り方の優勢が続く下降トレンドが形成されることがあります。

売買の成立しているとき、買い方の相手には売り方がいて、
売り方の相手には買い方がいて、
ブルとベアの戦いは相場がある限り絶えることはありませんが、

歴史的な安値や高値のマクロレンジのいわば相撲の大俵のあたりや、
その中の各所のレベルで形成されるレジスタンス・サポートや、
狭い範囲で売り買いが均衡する保ち合いを離れようとするときには、

越えさせようとする勢力と、そこから反転させようとする勢力が
激しくぶつかり合いになって、

ブルの買い方とベアの売り方の激しいバトルが展開されます。

そうです。

チャートポイントでは、抜けるか、戻るかの戦いとなるわけですね。

これらのチャートポイントでは、
トレードチャンスになることが多いのですが、

買い方の買いたいところが、売り方の売りたいところでもあり、

また逆に、売り方の売りたいところが、
買い方の買いたいところでもあり、(笑)

真逆の思惑が交錯する激しい売り買いの攻防となるために、

(ファンダメンタルズのインパクトで一気に抜けることもありますが)

多くの場合では、

「少し越えたようでいて、また戻る」
「少し戻ったようでいて、また抜ける」

ことなども少なくはなく、(苦笑)

チャートポイントが、単純なラインではなく
ある程度の範囲のあるゾーンを形成する場合があって、

レジスタンスやサポートを「抜けたのか」「戻ったのか」

あるいは狭い範囲で売り買いが均衡する保ち合いの
プラットフォームを「どちらに抜けるのか」、

など、なんとも難しい判断をしなくてはならないことになります。

抜け戻りを完全に判別する方法はどうやらないようで、

「終値で」ポイントを抜けたら(反転したら)、
「みなし」でのエントリーを行って、
思惑違いのダマシとなった場合の「損切り」も駆使しながら
トレードするというのがよくある考え方ですが、

* 上位時間軸の動意方向へは抜けやすい(戻りやすい)。

* ポイントまでピッタリ来たレートは、
 逡巡の動きとなっても、やがては抜けて行きやすい。

* 一度押しての再上昇や一度戻っての再下降で、
 ポイント抜けした場合は、(逆側の勢力のフェイラーを伴い)
 抜けの信頼度が比較的高い。

* 何度もポイント抜けをトライして抜けた場合には、
 抜けの信頼度が比較的高い。

* 加速度を伴ってポイントを抜けた場合には、
 抜けの信頼度が比較的高い。

* 何度もポイント抜けをトライして抜けきれなかった場合には、
 逆サイドに動くことが多い。

* 明確なファンダメンタルズの裏づけのあるポイント抜けは、
 信頼度が比較的高い。

* 明確なファンダメンタルズの裏づけのないポイント抜けは、
 やや信頼度か低い。

など、裁量トレードならではのいくつかのヒントがありますね。

かつてシェークスピアの悲劇に登場する
デンマークの王子ハムレットは、

"To be,or not to be,that is the question"と悩んだそうですが、

トレーダーの悩みのひとつは、

「抜けるのか、抜けないのか」の"To be,or not to be"のようです。

抜けるか抜けないか、それが問題だ――。(爆)



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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX 「Vの紋章」のお話


東日本大地震で被災された方へ心よりお見舞申し上げますとともに、
お亡くなりになられた方々へのご冥福をお祈り申し上げます。
そして、被災地の一日も早い復旧を願っています。 m(_ _)m

先週はドル円が1995年4月の戦後最安値の79円75銭を割り込み、
一時76円25銭(日経発表)をつける激動の相場展開となりました。

●先週の気になる出来事

<3月14日(月)>

週末のユーロ圏の首脳会議では、
「欧州金融ファシリティー貸出可能額を4400億ユーロに引き上げる。
ギリシャ向け融資の金利を引き下げ期間を延長する。」
ことなどが決定されました。
ユーロドルが上窓を空けてのスタートになりました。
日銀が朝に金融市場安定のため7兆円の緊急オペを実施しました。
アイルランド紙が、
「アイルランド国内銀行は150〜250億ユーロの追加資本が必要。」
との観測報道をしました。
日銀が5兆円の即日資金供給を追加して、
さらに3兆円の追加をすると発表しました。
急落していたドル円が一時反発しました。
福島原発で水素爆発事故が起こりました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の災害の経済的影響は予想より大きい。
日本の国債発行目標44兆円の維持は困難になる可能性。
震災後も日本に直ちに財政危機起きる兆しはない。」
などの見解を発表しました。
日銀金融政策決定会合では、
「資産買い入れ基金が総額5兆円から10兆円に拡充する。」
などの追加緩和策が決定されました。
日経平均は前週末比−633.94円で取引を終えました。
格付け会社のS&Pが、
「日本に東日本大震災は重大な影響があるが、
直ちに格付けには影響しない。」
との見解を発表しました。
日銀総裁の記者会見では、
「潤沢な資金供給を行い金融市場安定に万全期す。
決済システムには大きな混乱ない。
停電やガソリン不足は物流と生産に影響を与える。
景気の先行きは不確実性が大きい。
今後も経済と物価動向を見て資金供給をしていく。」
などが示されました。
原油先物が軟調になりました。
独連邦債とPIIGS諸国の利回りスプレッドが縮小しました。
ユーロがしばらく堅調に推移しました。
独連銀総裁が、
「極端な状況下では秩序のある債務再編は実施可能。
ユーロ圏共同債は健全な財政政策の動機を弱める可能性。」
などの見解を示しました。
加第4四半期設備稼働率は市場予想より弱い76.4%になりました。
格付け会社のフィッチが、
「日本の震災による格下げの可能性はまだ現れていない。
また、英国のAAA格付けを維持して見通しを安定的とする。」
などの見解を発表しました。
ユーログループ議長が、
「インフレ率は著しく上昇。
鉱工業生産には前進的トレンドが見える。
日本の状況はEUに影響を与える可能性がある。」
などの認識を示しました。
ECBの専務理事が、
「ユーロ圏の銀行の強化が必要。ストレステストは信頼感に繋がる。
中東情勢は原材料価格にとって圧力。
ECBはインフレ期待の急速な上伸への対処の準備をすべき。」
などの見解を示しました。
NYダウは前週末比−51.24ドルで取引を終えました。

<3月15日(火)>

ポルトガルの首相が、
「ポルドガルは外部からの支援を必要としない。」
との発言をしました。
ドル円が上下動しながらも軟調傾向で推移しました。
豪RBA議事録では、
「緩やかな引き締めの政策は適切と判断。
経済成長はトレンドに近いペース。インフレ見通しは目標と一致。
世界経済はトレンド上回る成長をしていて商品価格への押し上げ圧力。
資源会社は大幅投資拡大を計画。
洪水は10年第4四半期〜11年第1四半期のGDPを0.5%押し下げる。」
などが示されました。
早期利上げの示唆は見られなく豪ドルが軟調になりました。
日首相が「福島原発での漏洩放射能濃度は高くなっている。」
との政府見解の発表をしました。
福島第1原発4号機で水素爆発がありました。
日経平均が一時前日比1200円以上も下落しました。
大証で日経平均先物にサーキットブレーカーが発動されました。
東証が裁定取引の制限措置を実施しました。
日銀が3兆円の緊急オペを実施しました。
日銀金融経済月報では、
「先行きの生産は基調的に緩やかに増加も地震で低下が見込まれる。
景気の先行きは緩やかな回復に復していく見込み。
消費者物価は小幅のプラスに転じていく見込み。
前月と比べ長期金利は低下して株価は下落している。」
などが示されました。
日経平均は前日比−1015.34円の過去3番目の下落率を記録して
大幅安で取引を終えました。
中国上海株式市場が1.4%下落しました。
香港株式市場が2.86%下落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
英DCLG住宅価格(1月)は前年比で予想より弱い0.5%になりました。
独ZEW景況感調査(3月)は14.1、独ZEW景況感調査(3月 現況)は85.4と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
リビア問題に対するG8声明草案では、
「リビア国民は民主主義を要求する権利がある。
経済措置を含めカダフィへ圧力を高めるよう国連安保理に要請。」
などが盛り込まれました。
米原油先物や金など商品先物やダウ先物が大幅下落しました。
日本国債5年物CDSが過去最高を更新して125bpになりました。
米輸入物価指数(1月)は1.4%、NY連銀製造業景気指数(3月)は17.50と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
加第4四半期労働生産率は市場予想より強い0.5%になりました。
米ネットTIC長期フロー(1月 対米証券投資)は
市場予想より弱い515億ドルになりました。
バーレーンが3ヶ月の非常事態宣言を発令しました。
米NAHB住宅市場指数(3月)は市場予想とおりの17になりました。
ガイトナー米財務長官の議会証言では、
「日本は地震からの復興に対応可能。
日本の地震は米国の国債価格には影響しない可能性。
日本が災害復興の資金調達で保有米国債を売却するリスクはない。
日本の震災受けたシステミックリスクの発生は見られない。」
などの認識を示しました。
米FOMCでは市場予想とおり政策金利を0.0〜0.25%で据え置きました。
米FOMC声明では、
「2011年第2四半期まで長期国債6000億ドルを購入する方針を再表明。
インフレには上方圧力。物価上昇の影響は一時的と予想。
異例に低い金利を長期間継続すると再表明。
失業率は高止まりとなっている。住宅部門は引き続き低迷。
経済回復は一段と底堅く労働市場の状況は全般的に改善してきている。」
などが示されました。
FOMC声明では経済回復の認識は示されたものの、
金融政策の新たな進展を示唆する内容は見られませんでした。
NYダウは前日比−137.74ドル取引を終えました。

<3月16日(水)>

格付け会社のS&Pが、
「日本の損保セクターの格付け見通しをネガティブに引下げる。
地震と津波の被害を受け収益と資本状況が圧迫される可能性。
日本のソブリン格付けへの影響を判断するのは時期尚早。」
などの見解を発表しました。
格付け会社のムーディーズが、
「「ポルトガルを2段階格下げして見通しをネガティブにする。」
と発表しました。
ユーロが一時軟調になりました。
日銀が3.5兆円の即日供給オペを発表しました。
日経平均が大幅反発してスタートしました。
豪第4四半期新規住宅は市場予想より弱い−5.3%になりました。
日銀が1.5兆円の即日供給オペを追加しました。
日経平均は前日比+488.57円で取引を終えました。
中国上海株式市場が1.2%上昇しました。
英失業率(2月)は市場予想とおりの4.5%、
英失業保険申請件数推移(2月)は
市場予想より強い−1.02万人になりました。
欧消費者物価指数(2月)は市場予想とおりの0.4%になりました。
ポルトガルの1年債の入札では、
平均落札利回りが前回より高い4.331%、
応札倍率が前回より低い2.2倍になりました。
米住宅着工件数(2月)は47.9万件、米建設許可件数(2月)は51.7万件と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米生産者物価指数(2月)は市場予想より強い1.6%になりました。
OECD経済協力開発機構が、
「英国の2011年のGDP見通しを1.5%へ下方修正する。
英国の2011年と2012年の経済成長は抑制される可能性。
英国の財政削減は必要不可欠。
英国の政策金は2011年中頃から徐々に引き上げていくべき。」
などの見解を発表しました。
NYダウが軟調に推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「カナダは緩やかに経済拡大を続けていく可能性。」
との見解を発表しました。
EUエネルギー担当相が、
「日本の原子力機関の状況は対処不能。
日本の状況は大災害に発展するリスクがある。」
との見解を示す発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「チュニジアの長期格付けを引き下げて見通しを安定的とする。」
と発表しました。
ドル円が80円の大台を割り込みました。
NYダウは前日比−242.12ドルで取引を終えました。

<3月17日(木)>

ドル円が1995年4月19日午前9時過ぎの戦後最安値の79円75銭を
割り込み、午前6時少し前に76円26銭を示現しました。
クロス円も軒並み大幅下落になりました。
その後、ドル円は79円台まで急反発していきました。
日第三次産業活動指数(1月)は市場予想より強い2.1%になりました。
日経済財政相が、
「円高は思惑と投機的動きで発生。
生損保の円転の噂は事実と全く異なる。
生損保各社の保険金支払いは国内にある円資産で充分。
日銀も必要な資金調達を行う用意をしている。」
などの認識を示しました。
日財務相が、
「18日朝7時にG7電話会合を行う。市場動向の状況を注視している。」
との発言をしました。
米国務省が、
「チャーター機を東京に向かわせ米国人の日本出国を支援。
米政府は在日米大使館スタッフの家族の自主的出国を承認した。」
との発表をしました。
日銀が1兆円の即日供給オペをしました。
日経平均は下げ幅を縮小して前日比−131.05円で取引を終えました。
日損保協会長が、
「東日本大震災の支払件数や金額の見込みはまだ把握できていないが、
地震保険は政府再保険もあり保険経営に大きな影響はないと考える。
ドル資産を円に換えて保険金支払いに備える必要はないと認識。
円の急騰は理解しがたい。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場は前日比1.1%下落しました。
スイス政府が、
「2011年のスイスGDP成長率見通しを2.1%に引き上げる。
2011年のスイスのインフレ率は1.0%に引き上げる。」
などの発表をしました。
スイス第4四半期鉱工業生産は市場予想より強い7.4%になりました。
スイスSNBは政策金利を市場予想とおり0.25%に据え置きました。
スイスSNB声明では、
「スイスフランは継続的な強さを示している。
スイス経済に対する見通しは改善。景況感は好ましい動向。
インフレ見通しには高い不透明性がある。
下振れリスクは欧州債務問題や原油。
地政学的緊張が新たな緊張を引き起こす可能性。
短期的に物価安定に対する脅威はない。
現在の金融政策を見通しの全期間にわたって維持できない可能性。」
などが示されました。
スペインの10年債の入札では、
平均落札利回りが前回より低い5.162%、
応札倍率が前回より高い1.8倍になりました。
ユーロが堅調傾向で推移しました。
米消費者物価指数(2月)は0.5%、米新規失業保険申請件数は38.5万件と
ともに市場予想より強い結果になりました。
加国際証券取扱高(1月)は132.9億加ドル、加卸売売上高(1月)は1.5%と
ともに市場予想より強い結果になりました。
米鉱工業生産(2月)は−0.1%、米設備稼働率(2月)は76.3%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米景気先行指標指数(2月)は市場予想より弱い0.8%、
フィラデルフィア連銀指数(3月)は予想より強い43.4%になりました。
国際原子力機関IAEAが、
「原発の1、2、3号機は比較的安定。4号機の状況は非常に深刻。」
との見解を発表しました。
オバマ米大統領が、
「日本が復興すると確信。原子炉が受けた被害は著しいリスク。
原発から50マイルより外は退避の必要はない。
原発は将来の米国のエネルギーで重要な役割果たす。」
などの認識を示しました。
NYダウは前日比+161.29ドルで取引を終えました。

<3月18日(金)>

国連安保理がリビアへの飛行禁止区域設定を採決で承認しましたが、
リビア政府がこれを拒否しました。
リビア外務省が即時休戦の用意があると発表しました。
英ネーションワイド消費者信頼感(2月)は、
市場予想より弱い38になりました。
日財務相が、
「G7の合意に基づき午前9時に協調介入を実施する。
協調介入には米、加、ECBが参加する。介入対象はドル円。
それぞれの当局はそれぞれの市場オープンから行動。
ECBではユーロで実施の可能性もある。
協調介入は特定の水準を目指すものではない。」
などの発表をしました。
G7声明では、
「為替レートの過度な変動や無秩序な動きは経済金融安定に悪影響。
為替市場を注視し適切に協力。日本の経済と金融の強靭さを信認。
必要とされるいかなる協力も提供する用意がある。」
などが示されました。
ドル円が為替介入によって81円台まで急上昇しました。
英BOE副総裁が、
「すぐに政策金利を引き上げることには反対する。
英国経済はBOEの予想より沈滞のリスクがあり、失業率が高い。
英国は深刻な状況にあり長期間インフレ目標を上回る可能性。」
などの認識を示しました。
日銀が1兆円の即日供給オペを追加しました。
日経平均は前日比+244.08円の9206.75円で週の取引を終えました。
独生産者物価指数(2月)は市場予想とおりの0.7%になりました。
英財務相がG7合意により円売り介入をしたと発表しました。
独・仏・伊・ECBも円売り介入したと発表しました。
欧貿易収支(1月)は市場予想より弱い−33億ユーロになりました。
中国人民銀行が預金準備率を0.50%引き上げました。
豪ドルなどで売りが見られましたが市場反応は限定的でした。
加消費者物価指数(2月)は市場予想より弱い0.3%になりました。
日首相が、
「地震の津波被害と原子力事故の2つの大きな問題に直面。
福島原発事故は予断許さない状況が続いている。
危機からの脱却に全力あげている。日本全体が復興できると確信。」
などの認識を示しました。
格付け会社のS&Pが、
「バーレーンの格付けを引き下げ、見通しをネガティブで継続。」
することを発表しました。
加・米が円売り介入したと発表しました。
リビア外相が「国連議決を受け入れ軍事行動を停止する。」
と発表しました。
堅調傾向で推移していた原油や金のなどの先物が軟調になりました。
米FRBが、
「米銀大手19行のストレステストを完了。銀行の資本は大きく改善。」
との発表をしました。
米JPモルガンが、
「配当を25セント引き上げ、150億ドルの普通株を買い戻す。」
との発表をしました。
トリシェECB総裁が、
「(インフレへの)強い警戒について撤回はしない。
日本について憂慮している。迅速な決定が必要であった。」
などの見解を表明しました。
ユーロドルが1.41台後半まで上昇しました。
ドル円は介入後に徐々に軟調になり80円台半ばまで下落しました。
NY原油(WTI)は101ドルあたりで週の取引を終えました。
NYダウは前日比+83.93ドルの11858.52ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<3月21日(月)>

※東京市場は祝日でお休みです。

午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(3月)、
午前11時にNZクレジットカード支出(2月)、
夜9時半に米シカゴ連銀全米活動指数(2月)、
夜10時半からユーロ圏の財務相会合
夜11時に米中古住宅販売件数(2月)、
夜11時からトリシェECB総裁の講演、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<3月22日(火)>

午後1時半に日全産業活動指数(1月)、
午後4時にスイス貿易収支(2月)、
午後6時半に英消費者物価指数(2月)、英小売物価指数(2月)、
午後7時半からスイスSNB総裁の講演、
夜9時半に加小売売上高(1月)、加景気先行指標指数(2月)、
夜11時に米住宅価格指数(1月)、リッチモンド連銀製造業指数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
英・加の指標には注目です。

<3月23日(水)>

朝6時45分にNZ第4四半期経常収支、
午後6時半に英BOE議事録、
午後7時に欧鉱工業新規受注(1月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(2月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(3月)、
深夜1時からバーナンキFRB議長の講演、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

<3月24日(木)>

朝6時45分にNZ第4四半期GDP、
朝8時に豪コンファレンスボード景気先行指数(1月)、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(2月)、
午後5時半に独製造業PMI速報(3月)、独サービス業PMI速報(3月)、
午後6時に欧製造業PMI速報(3月)、欧サービス業PMI速報(3月)、
午後6時半に英小売売上高(2月)、
夜9時半に米耐久財受注(2月)、米新規失業保険申請件数、
などの経済指標が発表されます。
NZ・(独)・英・米の指標には注目です。

<3月25日(金)>

朝7時半からRBNZ総裁の講演、
朝8時半に日全国消費者物価指数(2月 前年比)、
朝8時50分に日企業向サービス価格(2月 前年比)、
午後4時に独GFK消費者信頼感調査(4月)、
午後6時に独IFO景気動向(3月)、独IFO現況評価値(3月)、
夜9時半に米第4四半期GDP確報(前期比年率)、
同夜9時半に米第4四半期GDP価格指数確報、
同夜9時半に米第4四半期個人消費確報、米第4四半期コアPCE確報、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月)、
などの経済指標が発表されます。
独・米の指標には注目です。
そして、開始時間が未定ですがEU首脳会議が開催されます。

さて、先週もいろいろなことがありました。

週末のユーロ圏の首脳会議では「欧州金融ファシリティー貸出可能額を
4400億ユーロに引き上げる。ギリシャ向け融資の金利を引き下げ
期間を延長する。」ことなどが決定されました。

3月14日に、日銀が朝に金融市場安定のため緊急オペを実施しました。
日銀金融政策決定会合では「資産買い入れ基金が総額5兆円から
10兆円に拡充する。」などの追加緩和策が決定されました。
そして、格付け会社のフィッチが「日本の震災による格下げの可能性は
まだ現れていない。また、英国のAAA格付けを維持して見通しを安定的
とする。」などの見解を発表しました。

3月15日に、ポルトガルの首相が「ポルドガルは外部からの支援を
必要としない。」との発言をしました。
また、豪RBA議事録では早期利上げの示唆は見られませんでした。
日経平均が一時前日比1200円以上も下落して前日比−1015.34円の
過去3番目の下落率を記録して大幅安で取引を終えました。
そして、バーレーンが3ヶ月の非常事態宣言を発令しました。
また、米FOMC声明ではFOMC声明では経済回復の認識は示されたが、
金融政策の新たな進展を示唆する内容は見られませんでした。

3月16日に、格付け会社のムーディーズが「「ポルトガルを2段階
格下げして見通しをネガティブにする。」と発表しました。
また、OECDが「英国の2011年のGDP見通しを1.5%へ下方修正する。
英国の財政削減は必要不可欠。英国の政策金は2011年中頃から
徐々に引き上げていくべき。」などの見解を発表しました。
そして、EUエネルギー担当相が「日本の原子力機関の状況は対処不能。
状況には大災害に発展するリスクがある。」との見解を示しました。

3月17日に、ドル円が一時1995年4月19日の戦後最安値の79円75銭を
割り込み76円26銭を示現しました。クロス円も大幅下落になりました。
また、日財務相が「18日朝にG7電話会合を行う。」と発表しました。
米国務省が「米政府は在日米大使館スタッフの家族の自主的出国を
承認した。」との発表をしました。
そして、国際原子力機関IAEAが「原発の1、2、3号機は比較的安定。
4号機の状況は非常に深刻。」との見解を発表しました。

3月18日に、リビア外務省が即時休戦の用意があると発表しました。
また、日財務相が「G7の合意に基づき午前9時に協調介入を実施。」
との発表をしました。ドル円が一時81円台まで急上昇しました。
そして、米FRBが「米銀大手19行のストレステストを完了。銀行の
資本は大きく改善している。」との発表をしました。
また、トリシェECB総裁が「(インフレへの)強い警戒について撤回は
しない。日本について憂慮している。迅速な決定が必要であった。」
などの見解を表明しました。

先週は、ドル円が週初に下窓を空けてのスタートの後に一時反発するも
3月17日の早朝に76円台前半まで下落して、翌18日にG7の協調介入で
81円台後半まで反騰した後に80円台の半ばまで下落する相場展開になり
ました。一方、ユーロドルは週初に上窓を空けてのスタートの後に上下
動となって、週後半から騰勢を強める相場展開になりました。また、
ポンドドルは上下動から週後半に上昇する展開になり、豪ドル米ドルは
軟調以降で推移した後に週後半に反発する相場展開になりました。
先週は各主要通貨ペアが激動するボラタイルな1週間になりました。

さて今週ですが、リーマンショックでさえも発動されなかったG7による
協調介入は意義あるものとして評価されていますが、G7の電話会合での
円売り介入の合意に「18日」との言辞があったことから、介入が18日に
限定されたものか、あるいは18日から介入を開始するとの意味なのか、
市場には異なる解釈があるようで、円に関しては今週はこれを確かめる
ことになりそうです。

今後も適時円売り介入があれば後者になりますが、単発的介入であれば
前者ということになりそうです。

また、主要7箇国の協調介入ではありますが、日本は2兆円規模の介入
とのことながら、一部報道ではECBでは推計50億ユーロ規模とのことで、
他の5箇国の協調介入規模は明らかにされていませんが、18日午前9時
の日本の円売りドル買い介入でドル円が79円半ばから81円半ばまで
200Pipsほど上昇した後には、(投機筋の円買いもあった模様ながら)
G7の協調介入でも82円台乗せには至らず週末18日のNY時間には81円台も
割って下落していることから、G7の円売り協調介入の本気度に懐疑的な
見方もあるとともに、投機的な円買い圧力も強いようで、今週の介入
動向および相場動向が注目されます。

一方、ユーロ圏の首脳会議で「欧州金融ファシリティー貸出可能額を
4400億ユーロに引き上げる。ギリシャ向け融資の金利を引き下げ期間を
延長する。」ことなどが決定されたことや、独連邦債とPIIGS諸国債の
利回り格差の縮小でリスク懸念が後退していることに加え、欧州要人の
インフレ警戒発言にでの利上げ期待などで堅調なユーロドルですが、

ECBの次回政策金の発表までは堅調と見る向きや一部米系の1.50目標
との声がありながらも、1.42の大台および主要な抵抗線の1.4283も
目前で、以前に反転したポイントに迫っていると共に、先週にドル
インデックスでは2010年11月安値に到達していて、以前に米ドルが
反発した注目ポイントも迎えていることから、ユーロドルが今週に
さらに上昇するのか、あるいは反転するのか、他のドルストレート
通貨ペアと共に売り買いの攻防における関が原の戦いになりそうで、
相場動向が注目されます。

また、リビア外務省が即時休戦の用意があると発表したにも拘らず、
反政府勢力への攻撃を即時停止しない政権側へ最後通告をした後に
仏軍が軍事行動を開始して米英軍がトマホークミサイルを110発以上
発射するなどリビア問題が緊迫していることや、福島原発事故問題
などによるリスク回避の動きにも注目されます。

経済指標関連では、21日の米中古住宅販売件数(2月)、
22日の英消費者物価指数(2月)に加小売売上高(1月)、
23日の英BOE議事録に米新築住宅販売件数(2月)とFRB議長の講演、
24日のNZ第4四半期GDPに英小売売上高(2月)と米耐久財受注(2月)に
米新規失業保険申請件数、
25日の独IFO景気動向(3月)に米第4四半期GDP確報等が注目されます。

今週も引き続き高下激しいボラタイルな相場展開になる可能性があり、
トレードをする場合には、リスク管理を徹底する必要がありそうです。


さて今日は、「Vの紋章」のお話です。


2011年3月11日14時46分を私達は生涯忘れないことでしょう。

いつものように平穏な週末になると思われていたその日、
巨大地震は多くの人の人生を怒涛となって襲い、
家族や友人を引き裂き、そして多くの人の大切な命を奪いました。

どんなに恐ろしかったことでしょう。
どんなに辛かったことでしょう。どんなに悲しかったことでしょう。

東日本大地震で被災された方へ心よりお見舞申し上げますとともに、
お亡くなりになられた方々へのご冥福をお祈り申し上げます。
被災地の一日も早い復旧を願っています。 m(_ _)m

また、震災では多くの善意もみられました。

「自分達でもできることで被災された方々を助けていこう。」
という思いが日本国中に湧き上がりました。

不眠不休で懸命に復興に労する各所の職員さんたちの姿もありました。

懸命に頑張る医師の姿がありました。

心を込めて炊き出しをするボランティアの姿もありました。

真心からの善意の募金もありました。

そして、国家間の摩擦をも超えて、暖かい支援の手を
差し伸べてくれる世界117箇国の救援の方々もいました。

人が人を助ける善意の行動があることを知りました。

そして、被災から10日たって80歳の女性と16歳の少年が
瓦礫の下から救出された嬉しいニュースもありました。

ところが一方、醜い行動をする人達もいました。

倒壊した家屋や商店から金品を盗む人、
善意を装い募金の名の下に詐取をもくろみ暗躍する人、
根拠の確かではない風評を流す人、
被災地の物資の窮状にかかわらず米や電池を買いあさる人、
被災地から避難してきた人の宿泊を拒む宿泊施設、

そして、機に乗じて相場を掻き乱し巨額の利を得ようとする投機筋。

今日のコラムでは、新聞報道などを基に
読み物としての脚色も加えまして
投機筋につきましてのお話をさせていただきます。

それは、NY時間が終了して市場取引が薄くなった
日本時間2011年3月17日早朝の6時少し前に仕掛けられました。

彼らの用意は周到でした。

1995年1月の阪神大震災後にドル円が下落の度を強め、
同年の4月19日午前9時過ぎに戦後最安値の79円75銭をつけた
歴史を彼らは知っていて、それを利用しました。

「日本の保険会社が保険金支払いのために外債を売却する。」と、
もっともらしいことを事前にまず彼らは市場で喧伝していたのです。

ところが、犯人だと彼らに吹聴されていた日本の生保や損保各社が
2011年3月17日に外債を売却していた事実はまったくなく、

「外債の大量売却といった事実は一切ない。」
 (東京海上日動火災保険の発表)

「現預金など換金性の高い資産を充分に保有している。
 (保険金支払いのために外債を売却して) 換金する必要はない。」
 (日本損害保険協会の会長の談話)

「生損保の円転の噂は事実と全く異なる。
 生損保各社の保険金支払いは国内にある円資産で充分。
 日銀も必要な資金調達を行う用意をしている。」
 (日本の経済産業相の談話)

とのことでした。

そうです。

「日本の保険会社が保険金支払いのために外債を売却する。」
「そして外貨円転によって円高になる。」という、

もっともらしいストーリーは彼らが作り上げた話だったのです。

そして、彼らは円高になるかもしれないとの観測を醸成した後に、
不安心理と恐怖心理の高まったところで、

市場取引の薄くなるNY市場のクローズ後の虚を突いて、
彼らは猛獣が子羊を襲うように
ここぞとばかりに狙い撃ちで仕掛けました。

彼らにしてみれば待ちに待ったひと時でした。

もちろん、彼らは知っていました。

外貨投信の売買状況で14日から個人が売り越しに転じていたことも、

邦銀が不安心理から円資金を抱え込むようになって
外銀が円の資金を調達しにくくなっていて、
外国の金融機関が円資金の確保に走っていたことも、

また、市場取引の薄くなったところで仕掛ければ、
大きく値を動かすにも投機資金が比較的少なく済むことや、

逆張り好きの個人投資家達がたくさんの買い玉を持っていることも、

歴史的安値の79円75銭のサポートを信じている人の多くが
その下の79円50銭や79円台割れに
大量のストップロスを設定していることも、

また、この時間帯では東京の機関投資家勢や日本の個人投資家など
日本の多くのトレーダーがまだディールする時間ではないことも…。

すべて知っていたのです。

そして、彼らのそれは執行されたのです。

彼らは巨額の資金でまず79円75銭割れまでドル円を売り叩きました。

そうすると、彼らの思惑とおり次々と雪崩が連鎖するように
ドル円の買いポジションのストップが自動的に執行されていきました。

そうです。

買いポジションでのストップ設定による
反対売買の売りが自動的に執行されて、

ドンと押された弾み車が勢いを増すように
下落が下落を呼んで急落して行ったのです。

仕掛けの後のたったの20分間でドル円は3円以上も下落して、
豪ドル円やユーロ円でも約4円も急落することになりました。

そして、彼らは売り玉の含み益が存分に増えたところで、
一気に手仕舞いの反対売買の買いを執行しました。

彼らが個人投資家などの買い方のストップを食って、
損をした投資家の損の分だけたんまり儲けて
手仕舞いの反対売買で相場が反発すると

チャートには「Vの紋章」が描かれることになりました。

私のようにノーポジで朝起きてただびっくりする人や
個人投資家の中には大きく儲けた人もいましたが、

突然の投機的な相場の大変動に大きな損失になった人もいました。

日本のトレーダーの多くは2011年3月17日の午前6時の相場と、
チャートに描かれた「Vの紋章」をずっと忘れないことでしょう。

投機とはここまで汚い手口で行うものなのでしょうか。

彼らは言うでしょう。

「投機とはマネーバトルだ。バトルとは戦争なのだ。
 市場に参加するということは戦場に入るということだ。
 投機で勝つということは機に乗じて儲けるということだ。
 我々も同じ土俵で生きるか死ぬか命がけで戦っているのだ。
 戦いに卑怯も何もない。ストップ狩は戦略なのだよ。
 我らを卑怯者呼ばわりする寝ぼけた甘えのたわごとは
 よしてくれたまえ。」

でも、彼らに「甘えたたわごと」と言われたとしても、

災害で人々が苦しんでいるときに
その機に乗じてまで悪魔のように大儲けしなくても
トレードはしていけるものと思っています。

今年の3月は激動の月となりました。

2011年3月11日14時46分を私達は生涯忘れないことでしょう。

そして、トレーダーとして
2011年3月17日早朝6時も胸に刻むことでしょう。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX 非常事態のお話


先週はマグニチュード9.0の東日本巨大地震があり、
東北地方や関東や中部など日本各地で甚大な被害が発生しました。
被害にあわれました方々へ心よりお見舞いを申し上げます。 m(_ _)m

●先週の気になる出来事

<3月7日(月)>

NZの首相が
「政策金利の決定はRBNZが決定すべきことだが、
政策金利の引き下げはNZ経済の大いなる支援になる。」
との見解を再表明しました。
NZドルが軟調傾向で推移しました。
中国の首相が、
「5箇年計画でGDP伸び率の見通しを7%。2011年の成長目標を8%、
2011年の消費者物価指数の目標を4%、インフレ抑制が優先事項。」
などを表明しました。
中国上海株式市場は堅調傾向での推移になりました。
日景気一致CI指数速報(1月)は市場予想より強い106.2、
日景気先行CI指数速報(1月)は市場予想より弱い101.9になりました。
日経平均は前週末比−188.64円で取引を終えました。
しばらく円高傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャの格付けを3段階引き下げる。見通しはネガティブ。
ギリシャの債務には再編リスクがある。」
などの発表をしました。
ギリシャの財務省が、
「ムーディーズのギリシャ格下げは不当。
格付け機関の規制強化が必要。」
などの見解を発表しました。
ユーロは下落後に反発して、その後に再下降していきました。
R&I格付投資情報センターが、
「日本国債格付けに下押し圧力。AAAの維持が限界。
統一地方選前に日本国債格下げの可能性。」
との発表をしました。
加住宅建設許可(1月)は市場予想よりかなり弱い−5.1%になりました。
英BOE政策委員のタカ派のセンタンス委員が退任することになり、
後任にベン・ブロードベント氏が指名されました。
英BOE政策委員候補のブロードベント氏が、
「BOEは2012年末までに四半期に一度0.25%の利上げ実施の可能性。」
との見解を示す発言をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「資産買入れの拡大は支持しないが、
米経済が再度の沈降となればQE3量的緩和の可能性も排除できない。」
との見解を示しました。
ダラス連銀総裁が、
「QE2量的緩和の期間短縮に賛成票を投じる可能性。」
との見解を表明しました。
ドル円がしだいに堅調になっていきました。
英の首相が、
「これ以上の金融緩和はできないだろう。」
との認識を示す発言をしました。
米消費者信用残高(1月)は市場予想より強い50.1億ドルになりました。
NYダウは前週末比−79.85ドルで取引を終えました。

<3月8日(火)>

アルジャジーラが、
「カダフィ大佐が反体制派に保障付き退陣の提案をしたが、
リビアの反体制派がこの提案を拒否した。」
との報道をしました。
中国人民銀行の副総裁が、
「3月の金利および預金準備率の引き上げはインフレ次第である。」
との認識を示しました。
日国際経常収支(1月)は4619億円、日国際貿易収支(1月)は−3945億円と
ともに市場予想より弱い結果になりました。
英RICS住宅価格(2月)は市場予想とおりの−26%になりました。
格付け会社のフィッチが、
「2013年の半ばまでの中国の銀行危機の確率は60%の見通し。」
との見解を発表しました。
NZヘラルド紙が、
「3月10日のRBNZの政策金利引下げは正当化されない。
インフレは高まり過ぎている。政策金利引下げは誤った手段。
景気は地震委員会の財政政策で支援される。」
などの見解を示す記事を掲載しました。
格付け会社のS&Pが、
「2011年の日本経済は減速する見通し。」
との見解を発表しました。
日経平均は前日比+20.17円で取引を終えました。
クウェートの石油相が、
「OPECは増産の可能性について議論をしている。」
との発言をしました。
スイス失業率(2月)は市場予想より強い3.6%になりました。
独製造業受注(1月)は市場予想より強い2.9%になりました。
米ドルが堅調傾向で推移して、
ドル円が上昇してユーロドルが軟調になりました。
独連銀総裁が、
「利上げの用意があるとのECBのシグナルは重要。
トリシェECB総裁はインフレに強い警戒が必要と明言をした。
ECBの政策金利が年末までに1.75%になるとの市場予想に、
現時点では修正を試みようとは思わない。」
などの発言をしました。
加住宅着工件数(2月)は市場予想より強い18.19万件になりました。
米3年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い1.298%、
応札倍率が前回より高い3.22倍になりました。
格付け会社のS&Pが、
「ユーロ圏諸国のさらなる格付けの引下げを想定している。
ギリシャには債務不履行に陥る可能性がある。」
との発表をしました。
NYダウは前日比+124.35ドルで取引を終えました。

<3月9日(水)>

豪RBAの総裁補佐が、
「交易条件は記録的な高い水準にとどまる可能性。
鉱山業への投資は2011〜12年で50%上昇する可能性。
鉱山業ブームは雇用拡大をもたらし国民の所得を押し上げている。
消費者支出は比較的抑制されている。
豪にとって交易ブームは途方もなく大きなチャンスである。」
などの見解を示す発言をしました。
日機械受注(1月)は市場予想より強い4.2%になりました。
オバマ米大統領が、
「最近の経済統計は米経済の強さと信頼の高まりを示唆している。」
との認識を示しました。
NZの財務相が、
「地震の費用発生のため早期に財政黒字は達成できない可能性。
地震からの復興で来年には成長率が4%を超えると予想。」
などの見解を示しました。
東北地方で強い地震がありました。
日経平均は前日比+64.31円で取引を終えました。
スイス消費者物価指数(2月)は市場予想より強い0.4%になりました。
格付け会社のムーディーズがギリシャの6銀行を格下げしました。
イタリアの10年物国債利回りが5%超へ上昇しました。
ポルトガル10年物国債利回りがユーロ導入以来で最高になりました。
しばらくユーロが軟調傾向で推移しました。
ドル円が上下動になりました。
英商品貿易収支(1月)は予想よりは強い−70.57億ポンドになりました。
オーストリア中銀総裁が、
「大局的見地からアイルランドとギリシャへの救済条件を
緩和することも議論すべき。救済条件を達成するのであれば、
救済プログラムの調整も考慮に値する。」
との見解を示す発言をしました。
独鉱工業生産(1月)は市場予想より強い1.8%になりました。
ユーロが一時反発して上昇しました。
加新築住宅価格指数(1月)は市場予想より強い0.2%になりました。
ユーロが再び軟調になって行きました。
米卸売在庫(1月)は市場予想より強い1.1%になりました。
米10年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い3.499%、
応札倍率が前回より高い3.32になりました。
RBNZが政策金利を0.50%利下げしました。
RBNZ総裁が、
「利下げは地震の経済的な影響を緩和する。
2011年上半期のGDPはとても弱い可能性。
再建が進行すれば金利は上昇の可能性がある。
今後の政策決定は経済データの次第。」
などの見解を示しました。
NZドルが上下動になりました。
NYダウは前日比−1.29ドルで取引を終えました。

<3月10日(木)>

日第4四半期実質GDP確報値は−0.3%、
日第4四半期名目GDP確報値は−0.7%、
日第4四半期GDPデフレータ確報値は−1.6%と、
いづれも市場予想とおりの結果になりました。
日国内企業物価指数(2月)は市場予想より弱い0.2%になりました。
豪雇用者数変化(2月)は市場予想より弱い−1.01万人、
豪失業率(2月)は市場予想とおりの5.0%になりました。
豪ドルが軟調になりました。
RBNZ総裁が、
「住宅の再建は2012年のGDPを2.5%押し上げる可能性。
失業率は2012〜2013年には低下する見込み。」
などの見解を示しました。
中国貿易収支(2月)は市場予想より弱い−73.00億ドルになりました。
日経平均は前日比−155.12円で取引を終えました。
独経常収支(1月)は72億ユーロ、独貿易収支(1月)は101億ユーロと、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの格付けを引き下げ、見通しをネガティブにする。」
と発表しました。
ユーロが大きく下落しました。
スペイン10年物国債と独連邦債の利回りスプレッドが拡大しました。
欧州の株価が軟調に推移しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
スペインの財務省が、
「ムーディーズによる格下げに驚いている。
ムーディーズは財政安定保証の年金改革社会協定と
2010年の財政赤字削減の実績を見落としている。」
との見解を発表しました。
ECB月報では、
「インフレは上昇傾向。インフレ抑制へ行動する用意。
経済は好転しているが懸念も高まっている。」
などが示されました。
英鉱工業生産(1月)は0.5%、英製造器用生産高(1月)は1.0%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
原油や金など商品市況が軟調に推移しました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
ポンドが軟調になる市場反応となりました。
米新規失業保険申請件数は39.7万件、米貿易収支(1月)は−463億ドルと
ともに市場予想より弱い結果になりました。
加国際商品貿易(1月)は市場予想より弱い1億加ドルになりました。
ECBの専務理事が、
「ECBは強い警戒態勢にある。金利は直ぐにでも引き上げる可能性。
ECBはインフレ期待を抑制し続けることが必要。」
などの見解を示しました。
格付け会社のS&Pが「リビアの長期格付けを4段階引下げる。」
と発表しました。
米30年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い4.569%、
応札倍率が前回より高い3.02になりました。
米月次財政収支(2月)は予想よりは強い−2225億ドルになりました。
NYダウは前日比−228.48ドルで取引を終えました。

<3月11日(金)>

サウジアラビアでのデモ観測やリビア情勢混乱の長期化などで
リスク回避傾向がしばらく継続しました。
中国消費者物価指数(2月)は前年比で4.9%、
中国生産者物価指数(2月)は前年比で7.2%、
中国鉱工業生産(2月)は前年比で14.9%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
中国小売売上高(2月)は市場予想より弱い11.6%になりました。
豪ドルが上昇しましたが総じて市場反応は限定的でした。
東北を中心として関東など広範囲におよぶ巨大地震が発生しました。
日経平均が急落しました。
日短期国債が大地震により2時50分に取引停止になりました。
日経平均は前日比−179.95円の10254.43円で週の取引を終えました。
ドル円が一時急騰した後に急落する相場展開になりました。
シンガポールの日経先物が大地震で1万円の大台を割り込みました。
独消費者物価指数確報(2月)は市場予想とおりの0.5%になりました。
原油価格が軟調に推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの4地方の格付けを引き下げ見通しをネガティブにする。」
と発表しました。
ユーロがしばらく軟調に推移しました。
英生産者仕入価格(2月)は市場予想より弱い1.1%になりました。
ECBのビニスマギ専務理事が、
「ユーロ圏諸国の国家デフォルトを禁ずるべき。
そのためには予算のルールを確立する必要がある。」
との見解を示しました。
仏の大統領が、
「欧州は共通してカダフィ大佐のリビア退去を主張している。」
と発言しました。
ポルトガルが2011年の財政赤字をGDP比4.6%まで引き下げるとする
追加再建策を発表しました。
ドル円の下落が続くなどドル売り動意がしだいに強まって、
ユーロドルなどドルストレート通貨ペアが堅調になって行きました。
加雇用ネット変化率(2月)は1.51万人、加失業率(2月)は7.8%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
格付け会社のフィッチが、
「一貫したEUの危機計画がなければ格付け引き下げのリスクになるが、
欧州金融安定ファシリティーと欧州安定メカニズムの拡大は
ユーロ圏のデフォルト・リスクの削減を支援する。」
などの見解を発表しました。
米小売売上高(2月)は市場予想とおりの1.0%になりました。
NY連銀総裁が、
「多くの指標が一段と強い成長の条件が整ってきていることを示唆。
しかしながらFRBの進路を反転させる理由にはならない。
FRBは二重の責務の達成にはまだ程遠い。
商品価格上昇圧力は一時的な可能性。過剰反応すべきではない。」
などの認識を示しました。
米ミシガン大学消費者信頼感調査速報(3月)は
市場予想よりかなり弱い68.2になりました。
米企業在庫(1月)は市場予想より強い0.9%になりました。
NYダウは上下動になってしだいに堅調になって行きました。
オバマ米大統領が、
「原油の供給不足はないが原油市場に多くの不透明性がある。
仮にリビア生産停止でも原油供給のギャップを埋める能力がある。
必要ならば戦略石油備蓄を活用する用意がある。」
などの見解を示す発言をしました。
NY原油(WTI)は101ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+59.79ドルの12044.40ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

※今週から米・加の市場が夏時間になります。
※日経済指標の発表が非常事態で変更になる可能性があります。

<3月14日(月)>

午前10時半から英BOE総裁の講演、
正午過ぎに日政策金利、
午後1時半に日鉱工業生産確報(1月)、日稼働率指数確報(1月)、
午後2時に日消費者態度指数(2月)、
午後3時半から日銀総裁記者会見、
午後7時に欧鉱工業生産(1月)、
夜9時半に加第4四半期設備稼働率、
などの経済指標が発表されます。
欧の指標には一応注目です。
また、ユーロ圏の財務相会合が予定されていて
欧州の要人発言も注目されます。

<3月15日(火)>

午前9時半に豪RBA議事録、豪新車販売台数(2月)、
午後3時に日工作機械受注確報(2月)、
午後6時半に英DCLG住宅価格(1月 前年比)、
午後7時に独ZEW景況感調査(3月)、
同午後7時に欧ZEW景況感調査(3月)、
夜9時半に米NY連銀製造業景気指数(3月)、米輸入物価指数(2月)、
同夜9時半に加第4四半期労働生産性、
夜10時に米ネットTIC長期フロー(1月 対米証券投資)、
夜11時に米NAHB住宅市場指数(3月)、
深夜3時15分に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
などの経済指標が発表されます。
豪・(独)・米の指標には注目です。
また、EUの財務相会合が予定されていて
欧州の要人発言も注目されます。

<3月16日(水)>

朝8時半に豪Westpac先行指数(1月)、
朝8時50分に日第1四半期景況判断BSI(全産業・大企業製造業)、
午前9時半に豪第4四半期新規住宅、
午後2時に日銀金融経済月報、
午後6時半に英失業率(2月)、英失業保険申請件数推移(2月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(2月)、
夜9時半に米住宅着工件数(2月)、米建設許可件数(2月)、
同夜9時半に米生産者物価指数(2月)、米第4四半期経常収支、
同夜9時半に加製造業出荷(1月)、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

<3月17日(木)>

朝8時50分に日第三次産業活動指数(1月)、
午前11時にANZ消費者信頼感(3月)、
午後5時15分にスイス第4四半期鉱工業生産、
午後5時半にスイスSNB政策金利、
午後7時に欧建設支出(1月)、
夜9時半に米消費者物価指数(2月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加卸売売上高(1月)、加国際証券取扱高(1月)、
夜10時15分に米鉱工業生産指数(2月)、米設備稼働率(2月)、
夜11時に米景気先行指標指数(2月)、フィラデルフィア連銀指数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
(スイス)・米の指標には注目です。

<3月18日(金)>

朝8時50分に日銀政策会合議事録要旨、
午後2時に日景気一致CI指数確報(1月)、日景気先行CI指数確報(1月)、
午後4時に独生産者物価指数(2月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(2月)、
午後6時に欧経常収支(1月)、
午後6時半に英公共部門ネット負債(2月)、
午後7時に欧貿易収支(1月)、
午後8時に加消費者物価指数(2月)、
などの経済指標が発表されます。
加の指標には一応注目です。
また、欧州のストレス・テストの概要も発表予定になっています。

さて、先週もいろいろなことがありました。

7日に、格付け会社のムーディーズが「ギリシャの格付けを3段階引き
下げる。見通しはネガティブ。ギリシャの債務に再編リスクがある。」
などの発表をしました。
また、R&I格付投資情報センターが「日本国債格付けに下押し圧力。
AAAの維持が限界。統一地方選前に日本国債格下げの可能性。」
との発表をしました。
そして、英BOEのタカ派のセンタンス委員の後任にブロードベント氏が
指名され、後任候補が「BOEは2012年末までに四半期に一度0.25%の
利上げ実施の可能性。」との見解を示す発言をしました。

8日に、クウェートの石油相が「OPECは増産の可能性について議論を
している。」との発言をしました。
また、格付け会社のS&Pが「ユーロ圏諸国のさらなる格付けの引下げ
を想定している。ギリシャには債務不履行に陥る可能性がある。」
との発表をしました。

9日に、豪RBAの総裁補佐が「鉱山業への投資は2011〜12年で50%上昇
する可能性。鉱山業ブームは雇用拡大をもたらし国民の所得を押し上げ
ている。豪にとって交易ブームは途方もなく大きなチャンスである。」
などの見解を示す発言をしました。
また、格付け会社のムーディーズがギリシャ6銀行を格下げしました。
イタリアやポルドガルの10年物国債利回りが上昇しました。
そして、オーストリア中銀総裁が「大局的見地からアイルランドと
ギリシャへの救済条件を緩和することも議論すべき。救済プログラムの
調整も考慮に値する。」との見解を示す発言をしました。

10日に、格付け会社のムーディーズが「スペインの格付けを引き下げ、
見通しをネガティブにする。」と発表しました。
また、ECBの専務理事が「ECBは強い警戒態勢にある。金利は直ぐにでも
引き上げる可能性。ECBはインフレ期待を抑制し続けることが必要。」
などの見解を示しました。
そして、格付け会社のS&Pが「リビア長期格付けを4段階引下げる。」
と発表しました。

11日に、日本の東北を中心として関東など広範囲におよぶ巨大地震が
発生しました。ドル円が一時急騰した後に急落する相場展開になりま
した。シンガポールの日経先物が1万円の大台を割り込みました。
また、格付け会社のムーディーズが「スペインの4地方の格付けを
引き下げ、見通しをネガティブにする。」と発表しました。
そして、格付け会社のフィッチが「欧州金融安定ファシリティーと
欧州安定メカニズムの拡大はユーロ圏のデフォルト・リスクの削減を
支援する。」などの見解を発表しました。
また、オバマ米大統領が「仮にリビア生産停止でも原油供給のギャップ
を埋める能力がある。必要なら戦略石油備蓄を活用する用意がある。」
などの見解を示す発言をしました。

先週は、ドル円が週はじめに軟調となるも、その後は反発上昇して、
しばらく堅調傾向で推移した後に、週末に日本の大地震の影響もあり
急落する相場展開になりました。そして、ドルストレート通貨ペアが
週はじめに上昇をみせるも、その後は下落して、しばらく軟調傾向で
推移した後に、週末に急反発する相場展開になりました。
先週末は、円買いとドル売り動意が目立つ相場になりました。

先週は格付け会社によるユーロ圏諸国の格下げ発表が相次ぐとともに、
英BOEのタカ派のセンタンス委員の退任の発表がありました。
また、原油高は一服となりましたが、11日の日本での大地震の発生で
週末に相場展開が急変する事態になりました。

さて今週ですが、土日のマーケットの休みの間に日本での巨大地震の
甚大な被害の実態が明らかになってきたことで、週初に相場が急変動
する可能性がありそうです。また、グローバルにつながるマーケット
であるために世界の各市場でも今週は激しくボラティリティの高い
相場展開になる可能性もありそうです。

先週末は、円買いとドル売りになりましたが、日本での巨大地震の
甚大な被害の実態が明らかになってきたことで、週初の市場反応が
注目されます。海外の日経先物が1万円の大台を割り込む動きがみら
れ、週初に日株式市場では大幅下落となる可能性が高そうですが、
円買いとドル売りが昂進するのか、あるいは大きく巻き戻されるのか、
非常事態として予断なく相場を監視する必要がありそうです。

また、先週末にはドル売りを受けてユーロドルが反発上昇しましたが、
ポルトガル10年物国債の利回りが約1ヶ月間7%たあたり推移して
いることから、一部では、「ギリシャの場合では7%越えの17日後に
救済に追い込まれ、またアイルランドは7%越えの1ヶ月後に救済に
追い込まれていることを踏まえて」、ポルトガルが救済に追い込まれ
る可能性があるとして、ドル買いに転じた場合でのユーロドルの下落
を懸念する向きがあるようです。

今週の経済指標関連では、15日深夜のFOMC政策金利および米FOMC声明
が注目されますが、政策金利の市場コンセンサスは据え置きながら、
一部では今回のFOMC声明で、金利見通しの時間軸である「長期間」の
文言が削除もしくは変更されるとの噂もあるようですので、変更とな
った場合にはドル買いになる可能性がありFOMC声明が注目されます。

その他、16日の英雇用統計及び米指標、17日の米消費者物価指数と
米新規失業保険申請件数に米鉱工業生産指数とフィラデルフィア指数、
なども注目されます。

今週は不測の荒い値動きとなる場合もありそうですので、
トレードをする場合には、いつもに増してリスク管理を徹底して、
執行にあたっては必ずストップで防護して臨んでいきたいものです。


さて今日は、非常事態のお話です。

3月11日(金)にマグニチュード9.0の東日本巨大地震があり、
東北地方や関東や中部など日本各地で甚大な被害が発生しました。

多くの家屋の倒壊だけではなく、巨大な津波が襲い、
家々が押し流され車が海水に飲み込まれ多くの人身被害になりました。

また、交通も麻痺して関東では家に帰れない人も多数出ました。

そして、福島原発の炉心が溶融する事故も発生しました。

被災された方々は、どんなに辛かったことでしょう、
どんなに苦しかったことでしょう、どんなに怖かったことでしょう。

なんでこんな悲惨なことが起こるのでしょう。

いまだに震度の大きな余震も続いていて、
停電や断水も続いているところがあり、物流も麻痺していて、

あまりの事態のたいへんさに言葉がありませんが、
被害にあわれました方々へ心よりお見舞いを申し上げます。 m(_ _)m

多くの人が被災した日本の非常事態にあって、
このようなときに相場を語るなど、不謹慎に思えてためらいを感じ、
今回はコラムをお休みしようかとも思いましたが、

少しだけお話をさせていただきます。 m(_ _)m

2011年3月11日(金)に発生した東日本巨大地震では、
その地震エネルギーの大きさを示すマグニチュードが
1960年のチリ大地震の9.5、1964年のアラスカ湾大地震の9.2、
2004年のスマトラ沖大地震の9.1に次ぐ、9.0とのことで、

マグニチュードが0.2違うと2倍の大きさになるとのことで、
地震の大きさでは多大な被害となった1995年の阪神大震災の
なんと1000倍ほどにもなるのだそうです。

さて、

東日本巨大地震の発生直後、ドル円では
円売りの動きになり一時急上昇した後に
一転して円買いの動きになって急落していきました。

当初の円売りの動きについては、
大地震の発生地の日本の一大事ということで
素直な理解ができるものですが、

その後の円買いの動きにはいくつかの理由があったそうです。

その1つには、日本の株価において
地震の発生した午後2時46分から大引けまでのわずか十数分の間に
日経平均が約100円の急落となっていますが、
ほぼ全てのセクターで広範囲に株価が下落する中、

その中でも「地震により保険金の支払いが増加する」とのことで、
保険セクターが約1.65%もの最大の下落となって、

「保険金請求に備えて、日本の保険会社が
 レパトリ(海外投資や資産の引き揚げ)をする」との観測や、

その他の日企業でも、
「大地震による被害修復にかかる費用のためレパトリが進む」
との観測が台頭したことがあるようです。

また、1つは、「円は日本の通貨」であるとともに、
世界の為替市場では経常黒字国として「リスクの逃避先としての円」
という位置づけもあって、

株価の全般的な急落によって、日本の一大事でありながらも、
リスクの逃避目的で円が選好されたこともあった可能性があり、

また、1つは、

「1995年の阪神大震災後に対ドルで円高が大きく進行した」
との歴史的な経験則があるとの理由もあるようです。

ちなみに、1995年1月の阪神大震災のときには、
1月に100円ほどであったドル円が、円高が昂進して

(その他の背景は異なりますものの)

4月には80円を割り込む歴史的な円高に到る事態となりました。

今後の相場では、アナリストの意見も割れていて

「日本の保険会社や日企業が海外資産を手元に戻すレパトリを
 実施することや、海外からの災害支援金の流入も想定され、
 リスク回避の動きも想定されることから、円高が昂進して、
 1995年の阪神大震災後の相場が再現される。」

「日銀が急遽、資金供給量を増やすことで円高は抑えられ、
 復興に伴う支出増で国債の発行の増大も余儀なく円は売られる。」

「地震は甚大な被害を日本にもたらし短期的には影響は大きいが、
 首都圏の直撃はなんとか免れたので、中期的には復興による
 支出増もあって経済面での影響は限定的になる可能性。」

「今般の東日本巨大地震の被害は巨大過ぎて前例では計り知れない。
 過去の経験則がそのまま当てはまるとは限らない。
 格付け会社の日本格下げの可能性もあり、株式と債券と円が
 ともに売られる日本売りになる可能性もないわけではない。」

などと、見方は大きく異なり混沌としていて、
何が何だか判らないほど不透明感がありますが、

売り買いの交錯する尋常ではすまない高下激しい
非常事態での相場展開となる可能性がありそうで、

トレードをする場合には、
いつもに増してリスク管理を徹底する必要がありそうです。

こんなときに、不謹慎にも相場のお話をして申し訳ありません。

重ねて、甚大な被害にあわれました方々へ
心よりお見舞いを申し上げます。 m(_ _)m



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"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX 「どこか似ている」のお話


先週の米アップルの"iPad2"の発表では、療養中のスティーブ・
ジョブズCEOも登場して注目されましたが、早くも出た"iPad2"に
少し悔しがっている「初代iPadユーザー」もいるようですね。(苦笑)

●先週の気になる出来事

<2月28日(月)>

27日に中国の首相が
「中国人民元は段階的に上昇へ。
強い中国人民元は中国経済へ恩恵。」
との認識を示す発言をしました。
NZ貿易収支(1月)は市場予想より強い0.11億NZドルになりました。
日鉱工業生産速報(1月)は市場予想より弱い2.4%に、
日小売業販売額(1月)は前年比で予想より強い0.1%になりました。
NZの首相が「地震への費用は200億NZドルになる。」と発言しました。
日住宅着工戸数(1月)は前年比で予想より弱い2.7%になりました。
日経平均は前週末比+97.33円で取引を終えました。
独輸入物価指数(1月)は市場予想より強い1.5%になりました。
独の経済相が「救済基金は増額されるべきではない。」
との見解を示す発言をしました。
スペインの財政赤字(12月)は30.7億ユーロと前月より減少しました。
ユーロがしだいに堅調になっていきました。
欧消費者物価指数(1月)は市場予想より弱い−0.7%になりました。
レーン欧州委員が、
「(欧州の)景気回復は一様ではない。
いまだに金融市場の不安定さに脅かされている。
救済パッケージで大切なのはアイルランドの経済である。」
などの見解を示しました。
独の財務相が、
「緊急援助の条件の変更要請には譲歩しない。
緊急援助の融資金利は高く据え置く。」
との発言をしました。
英HSBCの2010年12月期決算では純利益が131.59億ドルと
前年の2.2倍になりました。
ポルトガル中銀総裁が、
「ポルトガルの財政健全化は必要だが、
単独で経済を回復させるには不充分な状況。
ポルトガルは貯蓄率を増やし潜在成長率を上げる必要。」
などの認識を示しました。
米個人支出(1月)は市場予想より弱い0.2%に、
米個人所得(1月)は市場予想より強い1.0%に、
米PCEデフレータ(1月)は前年比で予想より弱い1.2%になりました。
加GDP(12月)は市場予想より強い0.5%に、
加第4四半期経常収支は予想より弱い−110億加ドルになりました。
加ドルが堅調になる市場反応になりました。
米NY連銀総裁が、
「米経済見通しは著しく改善。インフレ期待は抑制。
雇用は数ヶ月の間さらに急速に増加する見込み。
FRBの2つの責務の達成までは遠い。
金利は長期間にわたり低水準で維持される可能性。
中東の短期的な動向に過剰反応してはならない。
原油高の程度と持続期間は不透明。」
などの認識を示す発言をしました。
米シカゴ購買部協会景気指数(2月)は予想より強い71.2になりました。
米中古住宅販売保留(1月)は市場予想より弱い−2.8%になりました。
米ダラス連銀製造業活動(2月)は予想より強い17.5になりました。
ユーログループ議長が、
「2週間以内にユーロ圏の恒久的な債務計画で合意になる可能性。
短期の金融安定ファシリティーを4400億ユーロに増額する必要。
5000億ユーロの欧州安定メカニズムで合意した。」
などの発言をしました。
IMFのストロスカーン専務理事が、
「原油高が継続した場合は、世界経済の成長に打撃となる可能性。」
との見解を示しました。
NYダウは前週末比+95.89ドルで取引を終えました。

<3月1日(火)>

日家計調査消費支出(1月)は前年比で予想よりは強い−1.0%、
日失業率(1月)は市場予想とおりの4.9%になりました。
WSJ紙が日銀総裁の
「経済や金融市場の不確実性が高まれば円がさらに買われる可能性。」
との見解を掲載しました。
豪小売売上高(1月)は市場予想より強い0.4%、
豪第4四半期経常収支は予想より弱い−72.99億豪ドルになりました。
豪RBAが政策金利を4.75%に据え置きました。
豪RBA声明では、
「現在の金融政策は適切。世界経済は拡大している。
インフレ率は2〜3%の目標圏と一致の見込み。
インフレは中期的な目標と一致。雇用は拡大の見込み。
高い豪ドルと競争力は上昇する公共価格を相殺。
災害の復興が需要を緩やかに押し上げる可能性。」
などが示されました。
日経平均は前日比+129.94円で取引を終えました。
円が軟調傾向で推移しました。
英ネーションワイド住宅価格(2月)は予想より強い0.3%になりました。
スイスSVME購買部協会景気指数は予想より強い63.5になりました。
独製造業PMI確報(2月)は市場予想よりやや強い62.7になりました。
独失業率(2月)は市場予想より強い7.3%に、
独失業者数(2月)は市場予想より強い−5.2万人になりました。
欧製造業PMI確報(2月)は市場予想とおりの59.0になりました。
英製造業PMI(2月)は市場予想より強い61.5になりました。
英消費者信用残高(1月)は予想より弱い−3億ポンドになりました。
欧消費者物価指数速報(2月)は前年比で予想とおりの2.4%に、
欧失業率(1月)は市場予想より強い9.9%になりました。
レーン欧州委員が、
「EUの景気回復は速さを増している。
ユーロ圏諸国で景気回復は一様ではない。
消費者物価指数は高くなっているがコアインフレは低く推移。
金融市場は好転。2011年の原油価格は100ドル以上と推定。
原油価格の経済成長見通しへの影響は限定的。
スペインは充分な赤字削減を実行している。
ポルトガルの財政目標達成を信じている。
アイルランド優先債保有者へのヘアカットはあり得ない。」
などの認識を示しました。
欧州委員会が
「2011年のユーロ圏経済成長予想を1.6%へ上方修正する。
同ユーロ圏インフレ予想を2.2%へ上方修正する。」
などの発表をしました。
英BOE総裁が、
「インフレの振れ幅は通常より大きい。製造業は力強い。
経済見通しはさらなる資産購入を暗示していない。
景気回復は不安定だが継続している。
失業率が迅速に低下する可能性は低い。
金利引き上げは自己破滅の行為になる。」
などの見解を示す発言をしました。
加BOCが政策金利を1.00%に据え置きました。
加BOC声明では、
「さらなる利上げは慎重に検討されるべきである。
カナダの経済回復は予測よりわずかに早い。
米国の経済活動は強固になりつつある。
輸出に回復の初期の兆候がある。加ドル高と生産性の不振は課題。
カナダ経済は大幅な供給過剰にある。企業投資は急速に拡大。
インフレはインフレ期待に沿っている。」
などが示されました。
米ISM製造業景況指数(2月)は市場予想より強い61.4、
米建設支出(1月)は市場予想より弱い−0.7%になりました。
米ドルと円が堅調傾向で推移しました。
バーナンキFRB議長の議会証言では、
「商品価格の高騰は一時的なインフレの可能性。
持続的な原油高は成長と物価安定へのリスク。
長期的なインフレ期待は引き続き安定している。
今年の経済成長は勢いを増す見通し。雇用の拡大は弱い可能性。
住宅市場は引き続き弱さを示す。低金利を長期間維持していく。
回復のダウンサイドリスクは後退。失業率の正常化には数年要する。
6000億ドルの国債購入は0.75%の利下げに相当。量的緩和は有効。
減税は需要を喚起して成長を加速させる可能性。
米国の財政状況には課題がある。FRBはドルの減価政策は取らない。」
などが示されました。
格付け会社のフィッチがリビアの格付けをジャンク級にしました。
NY原油(WTI)が100ドル近くまで上昇しました。
NYダウは前日比−168.32ドルで取引を終えました。

<3月2日(水)>

銀現物価格が34.72ドルと31年ぶりの高値になりました。
格付け会社のS&Pが、
「ギリシャを依然としてネガティブに指定。
今後にギリシャを2段階以上引き下げる可能性は低い。
ギリシャの格付けは欧州安定メカニズムの機能にかかっている。」
などの発表をしました。
豪第4四半期GDPは市場予想とおりの0.7%、
同前年比では市場予想より弱い2.7%になりました。
豪の財務相が、
「自然災害は第1四半期のGDPを1%下落させる見通し。
第2四半期に景気が大幅に拡大する見通し。
自然災害は2010〜2011年の平均GDPを0.5%押し下げる見通し。」
などの見解を発表しました。
豪ドルが軟調になりました。
NZの首相が「政策金利の引き下げを歓迎。」との発言をしました。
NZドルが軟調になりました。
日銀総裁が、
「日銀は量と質の両面でデフレ克服に全力挙げている。
日銀は長期国債買い切り手段を現在積極的に使っている。
長期国債買い切りは財政ファイナンスではない。
金融政策はインフレを起こすことが目的ではない。」
などを示しました。
中東関係の情報が市場を飛び交いリスク回避の動きが昂進しました。
日経平均やアジア株式市場が軟調に推移しました。
日経平均は前日比−261.65円で取引を終えました。
英建設業PMI(2月)は市場予想より強い56.5になりました。
ポルドガルが4月と6月に償還の国債の一部を買い戻しました。
欧生産者物価指数(1月)は市場予想より強い1.5%になりました。
ユーロがしばらく堅調傾向で推移しました。
米ADP雇用統計(2月)は市場予想より強い21.7万人になりました。
バーナンキFRB議長の下院議会証言では前日の内容が踏襲されました。
ポルトガルの首相が「外部の支援を必要としていない。」
と発言しました。
米地区連銀経済報告では、
「12地区で経済活動の緩やかな拡大が継続。労働市場は緩やかに回復。
小売売上高はリッチモンドとアトランタを除きほぼ全地区で拡大。
製造業はセントルイスを除き堅調に拡大。
住宅販売と建設は全地区で低迷。」
などが示されました。
NY原油(WTI)は102ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比+8.78ドルで取引を終えました。

<3月3日(木)>

豪貿易収支(1月)は市場予想より強い18.75億豪ドル、
豪住宅建設許可数(1月)は予想よりかなり弱い−15.9%になりました。
バーナンキFRB議長が、
「州と地方自治体の財政正常化にはしばらく時間を要する。
FRBは地方債市場を注視している。」
との発言をしました。
中国証券報が、
「中国人民銀行は近々に預金準備率を引き上げる可能性がある。」
との観測報道をしました。
アルジャジーラが、
「カダフィ大佐はベネズエラ大統領の和平提案を受け入れへ。」
との観測報道をしました。
日経平均は前日比+93.64円で取引を終えました。
WSJ紙が「IMFがNZの経済見通しを下方修正。」と報じました。
独小売売上高指数(1月)は市場予想より強い1.4%になりました。
スイスSNBの2010年度決算で、
「スイスフラン高による外貨の為替差損で191.71億スイスフランの
損失を計上。安定化基金で26億スイスフランの利益を計上。」
などが発表されました。
独サービス業PMI確報(2月)は市場予想より弱い58.6になりました。
欧サービス業PMI確報(2月)は市場予想より弱い56.8になりました。
英サービス業PMI(2月)は市場予想より弱い52.6になりました。
スイスSNBの副総裁が、
「デフレリスクが減少したので為替介入は必要ない。
SNBの責務は物価安定を確保することである。」
などの認識を示しました。
欧第4四半期GDP改訂値は市場予想とおりの0.3%、
欧小売売上高(1月)は市場予想より強い0.4%になりました。
アルジャジーラが、
「リビア反体制派の国民評議会はカダフィ大佐との対話を拒否した。」
との報道をしました。
欧ECBが政策金利を市場予想とおり1.00%に据え置きました。
米第4四半期非農業部門労働生産性確報は市場予想より強い2.6%、
米第4四半期単位労働費用確報は市場予想より弱い−0.6%、
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い36.8万件になりました。
トリシェECB総裁の記者会見では、
「インフレ見通しに対するリスクが上向きにシフト。非常に警戒。
金融政策はとても緩和的。データは成長の底堅さを示す。
不透明性は高い。ECBは7月まで満額オペを継続。
全ての政府は2011年に財政計画を実行すべき。
金利据え置きは全会一致も金利は適切との文言を今回は見送る。
原油価格上昇の衝撃を受けている。二次的影響の回避が必要。
確実ではないが4月の会合で利上げする可能性。
ただし利上げサイクルが始まるということではない。」
などが示されました。
欧ECBのスタッフ予想では、
「2011年のGDP見通しを1.3〜2.1%に上方修正。
2011年のインフレ率見通しを2.0〜2.6%に上方修正。」
などが発表されました。
ユーロが堅調に推移しました。
米ISM非製造業景況指数(2月)は市場予想より強い59.7になりました。
NY金先物は1416ドル前半になり前日比1.5%反落しました。
NY原油(WTI)は101ドル台後半で取引を終えました。
NYダウは前日比+191.40ドルで取引を終えました。

<3月4日(金)>

ベネズエラの大統領が、
「カダフィ大佐は調停に合意。カダフィ大佐は国連を歓迎する。」
「カダフィ大佐は(反体制派に)権力を引き渡さず戦って死ぬだろう。
リビアへ武力行使があれば原油は200ドルになることもあり得る。」
などの錯綜した発言をしました。
NZヘラルド紙が、
「地震により2011年の経済成長は大きく落ち込み、
RBNZ総裁は政策金利を引き下げる可能性。エコノミストは
3月10日のRBNZ理事会で政策金利を0.50%引き下げると予想。」
などの観測報道をしました。
NZドルが軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比+107.64円の10693.66円で週の取引を終えました。
英ハリファックス住宅価格(2月)は予想より弱い−0.9%になりました。
スイスSNBの副総裁が、
「現在の金利水準は中期的に維持できない。
低金利は物価安定へのリスクをもたらす可能性。」
との認識を示す発言をしました。
ユーロやドル円がしばらく堅調傾向で推移しました。
独の首相が、
「EU首脳は安定協定を強化して競争力を高める必要。
民間債権者は欧州安定メカニズムの負担を担うべき。
3月末までに包括的パッケージを発表する必要。」
などの認識を示しました。
米非農業部門雇用者数変化(2月)は市場予想より弱い19.2万人、
米失業率(2月)は市場予想より強い8.9%、
米民間部門雇用者数変化(2月)は市場予想より強い22.2万人、
米製造業雇用者数変化(2月)は市場予想より強い3.3万人になりました。
ドル買い反応になった後にドル売り反応が見られました。
加Ivey購買部協会指数(2月)は予想よりかなり強い69.3になりました。
米製造業受注指数(1月)は市場予想より強い3.1%になりました。
トリシェECB総裁が、
「過度な変動は逆効果。堅固なドルは米国の利益。
無秩序な為替変動は経済にマイナス。」
などの認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「スペインの格付け見通しをネガティブに引き下げる。」
との発表をしました。
独の首相が、
「ECBによる利上げ見通しはユーロ圏の債務危機対策に影響しない。」
との認識を示しました。
NY原油(WTI)は104ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−88.32の12169.88ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<3月7日(月)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可(1月)、
午前9時半に豪ANZ求人広告件数(2月)、
午後2時に日景気先行CI指数速報(1月)、日景気一致CI指数速報(1月)、
午後8時半からトリシェECB総裁の会見、
夜10時半に加住宅建設許可(1月)、
明朝5時に米消費者信用残高(1月)、
などの経済指標が発表されます。
(NZ)・加の指標には一応注目です。

<3月8日(火)>

朝8時50分に日国際貿易収支(1月)、日国際経常収支(1月)、
午前9時01分に英RICS住宅価格(2月)、
午前9時半に豪NAB企業景況感指数(2月)、豪NAB企業信頼感指数(2月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(2月 現況判断DI・先行判断DI)
午後3時45分にスイス失業率(2月)、
午後8時に独製造業受注(1月)、
夜10時15分に加住宅着工件数(2月)、
深夜3時に米3年債の入札、
などの経済指標が発表されます。
(独)・(加)の指標には一応注目です。

<3月9日(水)>

朝8時半に豪Westpac消費者信頼感(3月)、
朝8時50分に日機械受注(1月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(2月)、
午後6時半に英商品貿易収支(1月)、
夜9時に独鉱工業生産(1月)、
夜10時15分から豪RBA総裁の講演、
夜10時半に加新築住宅価格指数(1月)、
深夜12時に米卸売在庫(1月)、
深夜3時に米10年債の入札、
などの経済指標が発表されます。
(英)・独の指標には注目です。

<3月10日(木)>

早朝5時にRBNZ政策金利、(市場予想は0.50%の利下げ)
朝8時50分に日第4四半期実質GDP確報値、日第4四半期名目GDP確報値
同朝8時50分に日第4四半期GDPデフレータ確報値、
同朝8時50分に日国内企業物価指数(2月)、
午前9時半に豪雇用者数変化(2月)、豪失業率(2月)、
午後3時に日工作機械受注速報(2月 前年比)、
午後5時に独貿易収支(1月)、独経常収支(1月)、
午後6時に欧ECB月例報告(3月)、
午後6時半に英鉱工業生産(1月)、英製造業生産高(1月)、
夜9時に英BOE政策金利、
夜10時半に米貿易収支(1月)、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際商品貿易(1月)、
深夜3時に米30年債の入札、
深夜4時に米月次財政収支(2月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・豪・(欧)・英・米の指標には注目です。

<3月11日(金)>

午前11時に中国消費者物価指数(2月 前年比)、
同午前11時に中国生産者物価指数(2月 前年比)、
同午前11時に中国小売売上高(2月 前年比)、
同午前11時に中国鉱工業生産(2月 前年比)、
午後5時に独消費者物価指数確報(2月)、
午後7時半に英生産者仕入価格(2月)、英生産者出荷価格(2月)、
夜9時に加雇用ネット変化率(2月)、加失業率(2月)、
夜10時半に米小売売上高(2月)、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感調査速報(3月)、
深夜12時に企業在庫(1月)、
深夜1時からEU首脳会議の開催、
などの経済指標が発表されます。
加・米の指標には注目です。

さて、先週もいろいろなことがありました。

2月27日に、中国の首相が「中国人民元は段階的に上昇へ。
強い中国人民元は中国経済へ恩恵。」との認識を示しました。

2月28日に、スペインの財政赤字(12月)が30.7億ユーロと前月より
減少しました。また、米NY連銀総裁が「米経済見通しは著しく改善。
インフレ期待は抑制。雇用は数ヶ月の間さらに急速に増加する見込み
だが、FRBの2つの責務の達成までは遠い。金利は長期間にわたり
低水準で維持される可能性。」との発言をしました。
そして、ユーログループ議長が「2週間以内にユーロ圏の恒久的な
債務計画で合意になる可能性。」などの認識を示しました。
また、IMFのストロスカーン専務理事が「原油高が継続した場合は、
世界経済の成長に打撃となる可能性。」との見解を示しました。

3月1日に、レーン欧州委員が「EUの景気回復は速さを増している。
ユーロ圏諸国で景気回復は一様ではない。消費者物価指数は高く
なっているがコアインフレは低く推移。金融市場は好転。
2011年の原油価格は100ドル以上と推定。原油価格の経済成長見通し
への影響は限定的。」などの発言をしました。
そして、欧州委員会が「2011年のユーロ圏経済成長予想を1.6%へ
上方修正する。同ユーロ圏インフレ予想を2.2%へ上方修正する。」
などの発表をしました。
また、英BOE総裁が「金利引き上げは自己破滅の行為になる。」
との見解を示す発言をしました。
そして、加BOC声明では「さらなる利上げは慎重に検討されるべき
である。」との見解が示されました。
バーナンキFRB議長の議会証言では「商品価格の高騰は一時的な
インフレの可能性。長期的なインフレ期待は引き続き安定。
今年の経済成長は勢いを増す見通し。雇用の拡大は弱い可能性。
住宅市場は引き続き弱さを示す。低金利を長期間維持していく。」
などが示されました。

2日に、豪の財務相が「自然災害は第1四半期のGDPを1%下落させる
見通し。第2四半期に景気が大幅に拡大する見通し。自然災害は2010〜
2011年の平均GDPを0.5%押し下げる見通し。」などを発表しました。
また、米地区連銀経済報告では「12地区で経済活動の緩やかな拡大が
継続。労働市場は緩やかに回復。小売売上高は2地区を除き拡大。
製造業は1地区を除き堅調に拡大。住宅販売と建設は全地区で低迷。」
などが示されました。

3日に、中国証券報が「中国人民銀行は近々に預金準備率を引き上げる
可能性がある。」との観測報道をしました。
また、スイスSNBの副総裁が「デフレリスクが減少したので為替介入は
必要ない。」との認識を示しました。
そして、トリシェECB総裁の記者会見では「インフレ見通しのリスクが
上向きにシフト。非常に警戒。原油価格上昇の衝撃を受けている。
二次的影響の回避が必要。確実ではないが4月の会合で利上の可能性。
ただし利上げサイクルが始まるということではない。」
などが示されました。

4日に、NZヘラルド紙が「地震で2011年の経済成長は大きく落ち込み、
RBNZ総裁は政策金利を引き下げる可能性。エコノミストは3月10日の
RBNZ理事会で政策金利を0.50%引き下げると予想。」
などの観測報道をしました。
また、スイスSNB副総裁が「現在の金利水準は中期的に維持できない。
低金利は物価安定へのリスクをもたらす可能性。」
との認識(中期的な利上げ示唆)を示す発言をしました。

先週は、ドル円が上下動しながらも上昇して米雇用統計後に調整、
ユーロドルが堅調傾向での推移、ポンドドルが週半ばまで上昇して
週後半にやや軟調な展開、オセアニア通貨が週前半は一時堅調傾向も
週後半にかけて上下動しながらも軟調傾向での推移するなど、
ユーロの強さが目立つ1週間になりました。

中東問題と原油高によるリスク回避と、米・欧の経済回復と欧州の
利上げ期待によるリスク選好がぶつかり合う相場展開になりました。

さて今週ですが、1バレルで100ドルを超えてきた原油価格を含めて、
中東・北アフリカ情勢などによるリスク回避の動向は引き続き注目
されます。

ドル円については、貿易で得た外貨の「円転」がある程度進んだと
見る向きは多いものの、年度末の3月入りで引き続き年度末での日本
企業の円買いの動きには注意が要りそうですが、日・米・欧では日本
の金利の先行き上昇観測が弱いことや日本の政局不安も注目される
とともに、バーナンキFRB議長の議会証言と米雇用統計「後」の
相場の動きが注目されます。

バーナンキFRB議長の議会証言では、一時的なインフレの可能性は
指摘されましたが、長期的なインフレ期待は安定しているとして、
経済成長は勢いを増す見通しであるが雇用の拡大は弱い可能性との
認識で低金利を長期間維持していくことがあらためて示されました。
また、QE2は満額実施となりそうですが、次のQE3については明言は
なく、さらなる追加緩和の期待は後退したと見る向きが多いようです。

また、米雇用統計では、米非農業部門雇用者数変化(2月)は市場予想
より弱い19.2万人、米失業率(2月)は市場予想より強い8.9%、米民間
部門雇用者数変化は市場予想より強い22.2万人、などの結果になり、
発表直後はドル買い反応になりましたが、しだいにドル売り反応と
なりました。意見が分かれるところですが、ドル売りが進むと見る向
きがある一方、ドル売り反応も限定的とも言え、米建設業が雇用増に
転じた特筆すべきこともあり、今週は米経済回復と雇用統計の結果が
再評価される可能性があると見る向きもあるようです。

一方、ユーロについては3日のトリシェECB総裁の記者会見で「確実で
はないが4月の会合で利上の可能性。」が示唆され堅調傾向が続いて
いて、1.41台に乗せると見る向きや主要抵抗線の1.4283に迫るとの見方
がある一方、1月上旬から続いていたユーロの上昇は利上げ期待の先行
織り込みも含んでいたもので、「利上げサイクルが始まるということで
はない。」とのトリシェECB総裁の明言もあり、0.25%の利上げに対し
ては過剰織り込みを指摘する声もあるとともに、南欧諸国の大量国債
償還月がしだいに迫ってきていて、2010年秋のレジスタンス・ゾーンに
も迫っていることから、市場の関心がリスク回避に向かうと、中東問題
とともに、燻り続ける南欧の信用不安が蒸し返される可能性もあり、
いったんの頂点が近いと見る向きもあるようです。

他方、ポンドについては、1日に英BOE総裁が「金利引き上げは自己
破滅の行為になる。」との見解を示す発言をしたことが注目され、

スイスフランについては、4日にSNB副総裁が「現在の金利水準は中期
的に維持できない。低金利は物価安定へのリスクをもたらす可能性。」
と発言したことが注目され、

NZドルについては、4日のNZヘラルド紙による「地震で2011年の経済
成長は大きく落ち込み、RBNZ総裁は政策金利を引き下げる可能性。
3月10日のRBNZ理事会で政策金利を0.50%引き下げると予想。」との
観測報道が注目されそうです。

また、5日から14日まで中国では全人代が開催されますが、
全国財政支出が前年度比18%増の10兆元強と過去最大になる見通しで、
インフレ対策が最大の焦点となる中、消費者物価指数の上昇率の抑制
目標を10年の3%から4%前後に引き上げられるとのことで、
市場のリスク選好反応が注目されます。

今週の経済指標関連では、10日(木)のRBNZ政策金利と豪雇用統計に、
英BOE政策金利と米貿易収支(1月)に米新規失業保険申請件数、
11日(金)の中国経済指標と加雇用統計に米小売売上高(2月)と
米ミシガン大学消費者信頼感調査速報(3月)、などが注目されます。


さて今日は「どこか似ている」のお話です。

私の住む北海道では先週に雪が降りましたが、
南北に長い日本列島では花の便りも届き始めて
日、一日と春になってきていますね。

北海道では雪解けもようやく始まったばかりで、
日によっては、まだ雪が降る寒い日さえあります。

また、日によってはポカポカと陽光が降り注ぎ、
雪がどんどん融ける日もあります。

こうした三寒四温の日々を過ごして北国にも春はやってきます。

雪が降ろうとどうしようと、
どうしようもなく春となります。(笑)

やがて全ての雪は消え、緑萌え、花香る春になります。

このような季節の移り変わりを見ていると、

動意が集積していく長い時間軸のうねりに
短い時間軸の動きがあがいても、飲み込まれていくようで、
相場にどことなく似ているようにも思えます。

またある人は、相場の価格のうねりを
のた打ち回る「龍」の動きになぞらえることがあったり、

少し知的な人は、相場は多重波動運動をしているなどと、
難しい表現をする人もいます。(笑)

そしてある人は、バンドで囲った相場の流れを
「川」の流れになぞらえて、

「価格の動きは、川に浮かべた笹舟のようだ。」

と、語るトレーダーもいます。

狭く横向きの相場の川の流れの中では、
川岸にコッツン、コッツンぶつかって
笹舟はあっちに行ったり、こっちに行ったり…、

またたとえば、川幅が急に下へ広がると、
笹舟が滝を落ちるように価格の下落に勢いづくこともあって、

確かにどことなく川面に浮かべた笹舟のように
価格が動く感じがすることがありますね。

川岸の抵抗線と相場の流れが笹舟(価格)を動かすにも似て、

私の相場のイメージではこの「川面の笹舟」が
どちらかと言うとしっくりくる感じがしています。(笑)

ところで…、

相場の流れの中で差益を得ようとするトレードは、
たとえますと「ケンカ」で勝とうとすることに
少し似ているようにも思えますが、どうなのでしょうか。

鍛え抜いてどんな相手と戦っても
勝てるようになれることは理想ですが、
現実にはそうともいかず、(苦笑)

命を賭けるケンカでは勝てそうな相手とだけ戦うことは
重要な戦略の一つで、

卑怯といわれようと、強い相手からは逃げて、(笑)
弱そうな相手とだけ戦うことが、
勝ち抜く秘訣となることがあって、

目と体格や腕のキズなどをチラッと見ただけで、
自分に勝てる相手か勝てない相手かを識別することが
ケンカ道では大切になることがあります。

もちろん、これはたとえ話で、

どのような相場の状態でも勝てるようになれるのが理想ですが、
これはトレーダーの永遠のテーマの見果てぬ夢ともなりがちで、

それよりも、現実に即して自身の現在のレベルで
勝ちトレードを現実的に増やしていくために、

自身のトレードの傾向を把握して、
「自身で勝ちやすい状況」と
「自身でよくミスる状況」を検証的に認識して、

自身のトレードの傾向において、

「負けやすい状況でのトレードを排除して、
 自身の負けやすいところではトレードしない」

ようにすると、勝率が著しく向上する場合があります。

ある人にとってはブレーク狙いは苦手でも
レンジの上下動が勝ちやすい場合もありますし、

またある人にとってはレンジのトレードは苦手でも
ブレークが勝ちやすい場合もあるわけです。

またたとえば、山と谷で形成されるスイングの波動を
買いでも売りでも取れることは理想ですが、

大きな相場のトレンドが上昇(下降)の場合は、
買い(売り)だけを基本的に狙う、などということも、
勝ちやすいところだけトレードすることに
通じる場合もありそうです。

もしかしますと…、

勝ってナンボのトレードの世界であるならば、
負けを少なくすることはとても大切で、
良い意味での「ズルい勝ち方」も大いに結構なわけで、

いかにズルく勝ちやすいところでケンカするかということが
トレーダーにとっての技術になるのかもしれませんね。

ズルくちゃっかりトレードしていきたいものです。(爆)



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"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX 相場の神様とトレードの学習のお話


先週はNZでの大地震や中東のリビア問題などで
相場も大きく動いた1週間になりましたね。

●先週の気になる出来事

<2月21日(月)>

20日にトリシェECB総裁が、
「ECBは金利引き上げを躊躇しない。ユーロ離脱の国は困窮する。
ユーロ圏の諸国には大きな総意が必要。中東の混乱は世界経済へ影響。」
などの認識を示しました。
エジプトの財務相が、
「反乱から景気回復は難航。欧州委員会へ債務の切捨の検討を要請。」
との発表をしました。
日全産業活動指数(12月)は−0.2%になりました。
ECBのビニスマギ専務理事が、
「経済成長と雇用は予想よりも良い。インフレが予想よりも高い。
食料品価格の上昇は長く続く可能性。先進国はインフレに直面。」
などの見解を示しました。
日経平均は前週末比+14.73円で取引を終えました。
キプロス中銀総裁が、
「インフレ率が予想期間を越えて目標の2%以上であることは驚き。」
との認識を示しました。
英の財務相が、
「インフレの先を見越して過去最低の政策金利に据え置き、
景気回復を後押しする英BOEは正しい。」
との認識を示しました。
独製造業PMI速報(2月)は市場予想より強い62.6、
独サービス業PMI速報(2月)は市場予想より弱い59.5になりました。
欧製造業PMI速報(2月)は59.0、欧サービス業PMI速報(2月)は57.2と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
独IFO景気動向(2月)は111.2、独IFO現況評価値(2月)は114.7と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
独IFOのエコノミストが、
「独国内ではインフレは問題とはなっていない。
ECBは金利を据え置きで維持するべきである。」
との見解を示す発言をしました。
中東の反政府運動の激化で市場ではリスク回避の動きが見られました。
独連銀による12ヵ月物国債入札では、
平均落札利回りが前回より高い0.8864%、
応札倍率が前回より低い1.8倍になりました。
ウィール英BOE政策委員が、
「利上げしてもCPIをすぐにターゲットに戻すことはできないが、
小幅な金利の引き上げは後に大幅に引き上げる必要性をなくす。」
との見解を示しました。
格付け会社のフィッチがリビアの格付けを引き下げ
見通しをネガティブにしました。
ECBのシュタルク専務理事が、
「インフレの2次的影響の兆候が示現すればECBは迅速に行動する。
経済回復は自律性を高めている。インフレ上ブレの兆候は続いている。
ECBはインフレの警戒シグナルを深刻に受け止めるべき。
低金利を過度に続けることは重大なリスクになる可能性。」
などの認識を示す発言をしました。
ユーロが堅調傾向で推移しました。
米株式市場はプレジデンツ・デーでお休みでした。

<2月22日(火)>

リビア軍将校グループが兵士達にカダフィ大佐の退陣求める運動に
参加するよう促しました。
ポルトガルの財務相が、
「4月と6月の国債償還に必要な資金の2/3を確保した。」
と発表しました。
NZのクライストチャーチで強い地震が起こりました。
NZドルが大幅下落して連れ安で豪ドルも軟調になりました。
また、円や米ドルやスイスフランが堅調になりました。
格付け会社のムーディーズが、
日本の格付け見通しをネガティブに引き下げました。
ドル円が上下動になりましたが軟調傾向で推移しました。
国連安保理がリビアに関する非公開会合を行うと発表しました。
ECBのビニスマギ専務理事が、
「ギリシャとアイルランドへの支援を強化する必要。」
との認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「地震の影響がNZのソブリン格付け引下を招くと予想していない。」
との発表をしました。
「イラン海軍の艦艇2隻がスエズ運河に入り地中海に向かっている。」
との報道がありました。
IEA国際エネルギー機関のチーフエコノミストが、
「中東の混乱が続けば原油価格はさらに上昇する可能性。
原油価格の上昇は世界経済の回復に重大なリスク。」
との見解を示す発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本のメガバンクの格付け見通しをネガティブにする。」
と発表をしました。
日経平均は前日比−192.83円の大幅下落で取引を終えました。
独GFK消費者信頼感調査(3月)は市場予想より強い6.0になりました。
ルクセンブルク中銀総裁が、
「3月3日のECB会合ではインフレリスクの警戒を示す可能性。
次回の会合でECBは出口戦略に関しての表明を行う可能性。
ECBは政策のスタンスをリバランスさせる必要。
過度の低金利は経済を歪める。危機の処置が整えば利上げも可能。」
などの見解を示しました。
全般的にはリスク回避の動意で、
円、米ドル、スイスフランが堅調傾向で推移しましたが、
ロンドン時間以降からはユーロが堅調傾向で推移しました。
米ウォルマートの第4四半期決算では、
1株当たり利益が市場予想より強い1.41ドルになりました。
加小売売上高(12月)は市場予想より弱い−0.2%になりました。
米S&Pケースシラー住宅価格(12月)は、
市場予想よりは強い−0.41%になりました。
米消費者信頼感指数(2月)は70.4、
リッチモンド連銀製造業指数(2月)は25と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
ギリシャ中銀総裁が、
「ギリシャは債務再編をする予定はないが、
市場での資金調達に回帰することは難しい。
2011年は(ギリシャにとって)困難な年になる。」
との認識を示しました。
英BOEのポーゼン政策委員が、
「早計な利上げは間違った判断である。
データはインフレ期待が抑制されていることを示している。」
との見解を示す発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「スペインのAA格付けには重大なダウサイドのリスクがある。」
との見解を発表しました。
英BOEの副総裁が、
「CPIを引下げるためにBOEは利上げを急ぐ必要がある可能性。
中東情勢が原油価格を押し上げる可能性。
英経済は昨年に比べて健全性を増している。」
などの認識を示しました。
米2年債の入札では、最高落札利回りが前回より高い0.745%、
応札倍率が前回より低い3.03倍になりました。
米FRBの公定歩合議事録では、
「雇用は緩慢。個人消費は拡大傾向。インフレはとても低い水準。
データは景気回復の持続性を示唆。
ダラス連銀とカンザスシティー連銀が公定歩合の引き上げを要求。」
などが示されました。
NYダウは前週末比−178.46ドルで取引を終えました。

<2月23日(水)>

NZの首相が地震被害に対して非常事態を宣言しました。
豪RBA総裁が、
「交易条件は20世紀の平均より約65%高い。
資源投資は今後数年の間GDPの1〜2%上昇する可能性。
豪ドルの上昇はインフレ抑制に役立っている。」
などの認識を示しました。
RBNZの総裁が、
「金融市場の安定維持に努力。資金の安定供給をしていく。
(地震で)資金の清算と決済システムには問題はない。」
などの発言をしました。
日企業向サービス価格(1月)は前年比で予想よりは強い−1.1%、
日通関ベース貿易収支(1月)は予想より弱い−4714億円になりました。
豪第4四半期賃金コスト指数は市場予想より強い1.0%になりました。
NZの財務相が、
「景気回復は商品価格が助けになるが回復は遅れる可能性。
政策金利の決定に地震を考慮する可能性。」
との認識を示しました。
NZドルが軟調傾向で推移しました。
また、ドル円の軟調傾向とユーロの堅調傾向が続きました。
日経平均は前日比−85.60円で取引を終えました。
スイス生産者輸入価格(1月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
英BOE議事録では、
「金利は6対3で据え置きを決定。
資産買い入れ枠の現状維持は8対1で決定。
中期的インフレリスクが高まったとの認識で一致。」
などが示されました。
米中古住宅販売件数(1月)は市場予想より強い536万件になりました。
独連銀総裁が、
「独のGDPは年末に危機前の水準を回復する可能性。
2011年の独のGDPは2.5%水準と予想。ユーロは危機に晒されていない。
債務危機でありユーロ危機ではない。」
などの認識を示しました。
NY原油(WTI)が1バレル100ドルあたりまで上昇しました。
米長期金利が軟調になりました。
米5年債の入札では、最高落札利回りが前回より高い2.190%、
応札倍率が前回より低い2.69倍になりました。
英BOEのマイルズ政策委員が、
「英国のインフレを深く懸念。成長見通しに下方リスクが存在。
急激に利上げすることは間違っている。緩やかな利上げを支持。」
などの見解を示しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「経済が強くなればQE2の期限前終了の可能性は排除しない。
高い失業率でも政策変更が必要になる可能性がある。」
との認識を示す発言をしました。
IMF国際通貨基金が、
「ドルはファンダメンタルズに則して強い。
ドルの下落は経常赤字を削減させる可能性。
米国の債務と赤字削減の進展は不充分。
日本の債務と赤字削減の進展も不充分。」
などの見解を発表しました。
NYダウは続落して前日比−107.01ドルで取引を終えました。

<2月24日(木)>

豪第4四半期民間設備投資は市場予想より弱い1.3%になりました。
米ドルがしばらく軟調に推移しました。
スイスフランや円が買われる相場展開になりました。
日経平均は前日比−126.39円で取引を終えました。
独第4四半期GDP確報は0.4%、独第4四半期個人消費は0.2%と、
ともに市場予想とおりの結果になりました。
格付け会社のムーディーズがキプロスの格付けを引き下げ
見通しを安定的としました。
欧業況判断指数(2月)は市場予想より弱い1.45、
欧消費者信頼感確報(2月)は市場予想とおりの−10.0になりました。
米耐久財受注(1月)は2.7%、シカゴ連銀全米活動指数(1月)は−0.16、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い39.1万件になりました。
セントルイス連銀総裁が、
「世界的なインフレが米国の物価を押し上げる可能性。
6000億ドルの国債買入れプランは漸減する必要になる可能性。
QEについて会合毎に調整の協議。経済見通しは11月時点に比べ良好。」
などの認識を示しました。
米新築住宅販売件数(1月)は市場予想より弱い28.4万件になりました。
独連銀総裁が「政策金利は上げることのみ可能。」と発言しました。
格付け会社のムーディーズが、
「議会の行き詰まりでデフォルトの可能性が高った場合は、
米国の格付けを見直す可能性がある。」
との発表をしました。
格付け会社のS&Pが
「米国の格付けを変更する予定はない。」と発表しました。
英BOEのウィール政策委員が、
「英国の債務は1月末時点で対GDP比58%だが90%に達する可能性。」
との見解を示しました。
ポンドが軟調になりました。
市場に「カダフィ大佐が死亡」との噂が出回りました。
米7年債の入札では、最高落札利回りが前回より高い2.854%、
応札倍率が前回よりやや高い2.86倍になりました。
英BOEのセンタンス政策委員が、
「金利を引き上げるときが来た。インフレ見通しは悪化している。
世界的な物価圧力に抗するために利上げすべき。」
との見解を示しました。
米フレディマックの10-12月期決算では
1株当たり53セントの赤字になりました。
また、米GMの10-12月期決算では純利益が前期の1/4になったものの、
最終損益が5.1億ドルの黒字になり、4四半期連続の黒字になりました。
NYダウは続落して前日比−37.28ドルで取引を終えました。

<2月25日(金)>

格付け会社のS&Pが、
「NZの格付けは地震に左右されない。
NZの一部の金融機関の格付けに圧力がかかる可能性。」
との見解を発表しました。
NZドルにしばらく反発の動きが見られました。
また全般、リスク回避の動きが一服になりました。
日全国消費者物価指数(1月)は市場予想より強い0.0%になりました。
英GFK消費者信頼感調査(2月)は市場予想より弱い−28になりました。
日経平均は前日比+74.05円の10526.76円で週の取引を終えました。
ロシア中銀が金利を0.25%引き上げて8.00%にしました。
英第4四半期GDP改訂値は市場予想より弱い−0.6%、
英第4四半期個人消費改訂値は市場予想よりは強い−0.1%、
英第4四半期総合事業投資は市場予想より弱い−0.25%になりました。
ポンドが下落する市場反応になりました。
ユーロも軟調になって行きました。
スイスKOF先行指数(2月)は市場予想より強い2.18になりました。
サウジアラビアが原油生産を今までの日量860万バレルから
日量900万バレル以上にまで増産する、との報道がありました。
独消費者物価指数速報(2月)は市場予想とおりの0.5%になりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「ある時点でFRBは刺激策を巻き戻す必要。
経済状況の改善によりQE2への反対にスタンスを傾ける。」
との見解を表明しました。
米第4四半期GDP改訂値は2.8%、米第4四半期個人消費改訂値は4.1%
と共に市場予想より弱い結果になりました。
米第4四半期GDP価格指数改訂値は0.4%、米第4四半期コアPCEは0.5%
と共に市場予想より強い結果になりました。
リスク回避の市場反応が見られました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(2月)は、
市場予想より強い77.5になりました。
しだいにポンドが反発していきました。
また、ユーロは反発を見せるも軟調傾向での推移になりましたが、
資源国通貨中心にドルストレート通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
FRBの副議長が、
「景気回復が充分に根付いて引き締めが近くなったならば、
FRBは長期間との文言を修正する。
FRBはインフレに対しリスクが存在していることを理解している。
また、FOMCでは定期的に資産買い入れについて点検していく。
QE2の終了が重大な影響を及ぼすとは予想していない。」
などの見解を示しました。
格付け会社のS&Pが、
「JPモルガンの格付け見通しをネガティブから安定的に引き上げる。」
との発表をしました。
NY原油(WTI)は今週に一時100ドルに迫る場面がありましたが、
一旦、原油高騰が一服になって97ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+61.95ドルの12130.45ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<2月28日(月)>

朝6時45分にNZ貿易収支(1月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(1月)、日小売業販売額(1月 前年比)、
午後2時に日住宅着工戸数(1月 前年比)、日建設工事受注(1月 前年比)
午後4時に独輸入物価指数(1月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(1月)、
夜10時半に米個人支出(1月)、米個人所得(1月)、米PCEデフレータ(1月)
同夜10時半に加GDP(12月)、加第4四半期GDP(年率換算)、
同夜10時半に加第4四半期経常収支、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(2月)、
深夜12時に米中古住宅販売保留(1月 成約)、
深夜12時半に米ダラス連銀製造業活動(2月)、
などの経済指標が発表されます。
米・加の指標には注目です。

<3月1日(火)>

朝8時半に日失業率(1月)、日有効求人倍率(1月)、日消費支出(1月)、
午前9時半に豪小売売上高(1月)、豪第4四半期経常収支、
午前10時に中国の製造業PMI(2月)、
昼12時半に豪RBA政策金利、
午後3時45分にスイス第4四半期GDP、
午後4時に英ネーションワイド住宅価格(2月)、
午後5時半にスイスSVME購買部協会景気指数(2月)、
午後5時55分に独製造業PMI確報(2月)、独失業率(2月)、
午後6時に欧製造業PMI確報(2月)、
午後6時半に英製造業PMI(2月)、英消費者信用残高(1月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(2月 前年比)、欧失業率(1月)、
夜11時に加BOC政策金利、
深夜12時に米ISM製造業景況指数(2月)、米建設支出(1月)、
同深夜12時からバーナンキFRB議長の米上院での議会証言、
などの経済指標が発表されます。
豪・欧・加・米の指標には注目です。
また、バーナンキFRB議長の議会証言が注目されます。

<3月2日(水)>

午前9時半に豪第4四半期GDP、
午後6時半に英建設業PMI(2月)、
午後7時に欧生産者物価指数(1月)、
夜9時半に米チャレンジャー人員削減数(2月 前年比)、
夜10時15分に米ADP雇用統計(2月)、
夜10時半に加鉱工業製品価格(1月)、加原材料価格指数(1月)、
深夜12時からバーナンキFRB議長の議会証言、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などの経済指標が発表されます。
豪・米の指標には注目です。

<3月3日(木)>

午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(2月)、
午前9時半に豪貿易収支(1月)、豪住宅建設許可件数(1月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(1月 前年比)、
午前10時に中国の非製造業PMI(2月)、
午後5時55分に独サービス業PMI確報(2月)、
午後6時に欧サービス業PMI確報(2月)、
午後6時半に英サービス業PMI(2月)、
午後7時に欧第4四半期GDP改訂値、欧小売売上高(1月)、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時半にトリシェECB総裁記者会見、
同夜10時半に米第4四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜10時半に米第4四半期単位労働費用確報、米新規失業保険申請件数
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(2月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・(スイス)・欧・米の指標には注目です。

<3月4日(金)>

夜10時半に米非農業部門雇用者数変化(2月)、米失業率(2月)、
同夜10時半に米民間部門雇用主数編か(2月)、
同夜10時半に米製造業雇用者数変化(2月)、米週平均労働時間(2月)、
深夜12時に米製造業受注指数(1月)、
同深夜12時に加Ivey購買部協会指数(2月)、加製造業受注指数(1月)、
深夜12時45分からトリシェECB総裁の講演、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

さて、先週もいろいろなことがありました。

20日に、トリシェECB総裁が「ECBは金利引き上げを躊躇しない。
ユーロ圏の諸国には大きな総意が必要。中東の混乱は世界経済へ影響。」
などの認識を示しました。

21日に、英の財務相が「インフレの先を見越して過去最低の政策金利に
据え置き景気回復を後押しするBOEは正しい。」との認識を示しました。
また、ECBのシュタルク専務理事が「インフレの2次的影響の兆候が
示現すればECBは迅速に行動する。低金利を過度に続けることは
重大なリスクになる可能性。」などの認識を示す発言をしました。

22日に、NZのクライストチャーチで強い地震が起こりました。
IEA国際エネルギー機関のチーフエコノミストが「中東の混乱が続けば
原油価格はさらに上昇する可能性。原油価格の上昇は世界経済の回復に
重大なリスク。」との見解を示す発言をしました。
また、ルクセンブルク中銀総裁が「3月3日のECB会合ではインフレ
リスクの警戒を示す可能性。次回の会合でECBは出口戦略に関しての
表明を行う可能性。」などの見解を示しました。
そして、格付け会社のS&Pが「スペインのAA格付けには重大な
ダウサイドのリスクがある。」との見解を発表しました。

23日に、豪RBA総裁が「豪ドルの上昇はインフレ抑制に役立っている。」
との認識を示しました。
また、NZの財務相が「政策金利の決定に地震を考慮する可能性。」
との認識を示しました。
そして、NY原油(WTI)が1バレル100ドルあたりまで上昇しました。

24日に、格付け会社のムーディーズがキプロスの格付けを引き下げ
見通しを安定的としました。
また、格付け会社のムーディーズが「議会の行き詰まりでデフォルトの
可能性が高った場合は、米国の格付けを見直す可能性がある。」
との発表をしました。一方、格付け会社のS&Pが
「米国の格付けを変更する予定はない。」と発表しました。
そして、英BOEのウィール政策委員が「英国の債務は1月末時点で
対GDP比58%だが90%に達する可能性。」との見解を示しました。

25日に、格付け会社のS&Pが「NZの格付けは地震に左右されない。」
との見解を発表しました。
また、英第4四半期GDP改訂値が予想より弱い−0.6%になりました。
一方、米第4四半期GDP改訂値が市場予想より弱い2.8%になりました。
また、リッチモンド連銀総裁が「経済状況の改善によりQE2への
反対にスタンスを傾ける。」との見解を表明しました。
そして、サウジアラビアが「原油生産を日量900万バレル以上にまで
増産する。」との報道があり、原油高騰が一服になりました。

先週は、ドル円が週を通じて全般に軟調傾向での推移となって、
ユーロドルが週前半に軟調になるも週後半にかけて上昇して、
週末に調整となる相場展開になり、また、豪ドル米ドルが週前半で
軟調になるも週中から堅調な推移となって、スイスフランが堅調傾向
で推移する1週間になりました。

中東のリビア問題が昂進するとともに、NZでの大地震などもあり、
リスク回避で円やスイスフランの買いが目立つ相場展開になりました。

さて今週ですが、リビアでカダフィ大佐の政権側と反体制派との衝突が
続いていて、さらに中東からドミノのように北アフリカや北朝鮮など
にも波及する民主化運動の激化による地政学的リスクが注目されると
ともに、サウジアラビアによる原油増産の報を受けて、一旦、高騰が
一服となった原油価格ですが、燻り続けている南欧諸国の財政懸念を
含めて引き続きリスク回避による市場動向が注目されます。

また、アイルランドの下院総選挙では14年間政権を担ってきた与党が
惨敗して、最大野党の統一アイルランド党が第一党になることになり
ました。過半数には至らなかったため、中道左派の労働党と連立政権
を組む可能性がありますが、EU支援での融資利率の再交渉や、問題銀行
の普通社債を保有する投資家に損失負担を求める構想も表明していた
だけに、こちらの方も市場のリスク回避の動向が注目されます。

リスク回避の動きが強まれば円買いやスイスフラン買い、そしてドル
ストレート通貨ペアでの米ドル買いが進む可能性がありますが、
リスク回避が後退した場合は、買い進まれていた円やスイスフランに
巻き戻しの売りの動きがある可能性がありそうで、今週もリスクテーマ
主体の相場展開で大き目の動きになりそうです。

今週のアナリスト予想では、円についてリスク回避の動きと相俟って
3月入りで日本企業が年度末を迎えることから円買いが進むと見る向き
があると見る向きががある一方、貿易で得た外貨の「円転」がある程度
進んでいることや、リスク回避の動きが後退した場合は、スイスフラン
や円を買い進んだ動きに巻き戻しがあると見る向きもあるようです。

ドル円ではリスク回避の円買いがひとまず沈静化するとの見方が多い
ようですが、80〜84円のレンジと見る向きが大勢ながら、81円の円高の
目安を下抜けた場合は個人投資家の投げを誘発して円高が加速すると
観る向きもあるようです。

また、南欧諸国の財政懸念がありながらもユーロ圏の要人発言などから
しばらく堅調となっていたユーロが先週末には調整となって、今後の
動きが注目されますが、3月3日のECB政策金利発表の市場予想は
据え置きながら、トリシェECB総裁の記者会見でECBの政策スタンスの
方向性が確認されることになりそうです。

資源国通貨については、中国の経済指標や金価格や原油価格の動向など
によっては一旦の調整となる可能性もありそうですが、世界的な資源の
需要と資源価格高の後押しもあって、上下動しながらも堅調傾向が続く
と見る向きが多いようです。

今週の経済指標関連では、28日の米個人支出(1月)、加GDP(12月)、
3月1日の豪RBA政策金利、欧消費者物価指数速報、加BOC政策金利、
そして、バーナンキFRB議長の議会証言、
2日の豪第4四半期GDP、米ADP雇用統計(2月)、米ベージュブック、
3日の欧第4四半期GDP改訂値に欧小売売上高(1月)、欧ECB政策金利と
トリシェECB総裁記者会見、米ISM非製造業景況指数(2月)、
4日の米雇用統計などが特に注目されます。


さて今日は、相場の神様とトレードの学習のお話です。

相場の世界に神様が棲んでいるのかどうかは知りませんが、
もしもいたとすると、トイレにいるといわれる綺麗な神様ではなく、
その神様はかなりヒネていて意地悪な神様のようです。(笑)

まぁ、欲望と恐怖とが渦巻くヘンダーランドの相場の世界ですから、
そこに棲む神様も、まともな性格ではないのも
あたりまえなのかもしれませんね。

損切りが大切だということで実行しようと決意すると、
損切りをしたとたんに、あざ笑うかのようにレートは反転して、(苦笑)

「ちぇっ、やっぱ損切りしなきゃよかった…。」と、

悔しい思いをさせて学習を阻(はば)もうとします。

ならばと、損切りを躊躇しているとドカーンとやられて、

「あ〜っ、やはりあそこで損切りしときゃ良かったなぁ…。」と、

大きな痛みのお仕置きをして学習を強います。

また、

利大を目指すことが大切だということで、
それを実行しようとすると、

利確目標にあともう少しというところでレートが反転して、
結局、損切りをしなくてはならないことになり、

「あ〜っ、無理しないで利食っておけばよかった…。」と、

悔しい思いをさせて学習を阻もうとします。

ならばと、ビビリのトレードばかりしていては、
さっぱり儲からないばかりか、ときに

「えーっ、なんだこりゃ。降りたとたんに爆上げ(爆下げ)かよ。
 やっぱりそのままポジション持ってりゃ良かった…。」と、

取りこぼした大きな利益を示して学習を強いることがあります。

ほんとうに、相場の神様を呪いたくなることがあるものですね。(笑)

トレードの学習をしていく過程では、
「学べば学ぶほど、何が何だか解らなくなっってしまった…。」と、
迷宮に迷い込んでしまうことがあるものです。(苦笑)

そして、

トレードの手法も万能というものはないようで、
ときには有効であることがあっても、ときに無効であることがあり、
学習しようとする者を翻弄することがあります。

相場には大まかに分類すると3つの状態があって、

トレンドが発生している状態では、
トレンド系の手法の有効度が高くなる傾向がありますが、

レンジの状態ではよほど大きなボラティリティでもない限り
動きを追えば反転して、トレンド系の手法が通用しないことが多く、

また逆に、

レンジの状態ではレンジ系の手法の有効度が
高くなる傾向がありますが、

トレンドが発生している状態でレンジ系の手法を適用しても
通用しないことが少なくなく、良い結果にならないことがあります。

そして、

はっきりとトレンド状態ともレンジ状態ともつかなく、
トレンド系の手法もレンジ系の手法もともに通用しづらい
相場の状態が移行過程のグレーゾーンのような
トレード自体を控えたほうが良い状態もありますね。

このグレーゾーンで安易にトレードに手出ししますと、
相場に翻弄されて買っても売っても負けてしまうことがあります。

つまり、相場には、

トレンド的思考でトレードすべき状態と、
レンジ的思考でトレードすべき状態と、
トレードを休み待って見定めるべき状態とがあるのですね。

こうして見ますと、

まったく相場の性質そのものが異なる
「相場の状態を知ること」がとても大切になるようです。

これをいつも相場が単一の状態であるかのように学習しますと、
何が何だか解らなくなってしまうわけですね。

『相場の状態認識と場合での適用』」こそが大事というわけです。

トレンドの発生している状態では利大を目指すことが有効でも、
レンジの状態では利大よりも機敏に利確した方が良い場合があり、

また、トレンドの発生している状態では
トレンドに逆らうナンピンは一発退場の危険がありますが、

レンジの状態の相場では、ときに損切りするよりも、
ナンピンをすることで負けトレードを
勝ちトレードにできる場合もあるものです。

しかしながら、相場の状態は途中で変化をすることがあり、

劇薬ともなるナンピンは特にそうですが、
想定と異なった場合での「規律」は厳格執行する必要はありますね。

そして、3番目の相場の状態の

「トレードを休み待って見定めるべき状態」は、

血気盛んなときやポジシポジ病にかかっているときには
なかなか見えないものですが、

「待てるようになってから
 ようやくトレードに勝てるようになった。」

というトレーダーも少なくないようで、

これも大切な状態識別の1つになるようですね。

ただ、まぁ…、

相場の3つの状態といっても、
これらの状態は時間軸の数だけあるといってもよく、

相場の神様のパズルは単純なものではないために、
一朝一夕に簡単に学習はできないものですが、

トレードでの上がるか下がるかの判断をする際に、

「今はどの状態なのだろう。」という思考を
判断のプロセスの初めにおいておく必要はありそうです。

「へぇー、そうなんだぁ。相場にはヒネた神様がいるんだね。」

「あぁ、そうともさ…。
 まともな人が上がると思えば下げて、
 まともな人が上げ止まると思えばさらに上げるのが相場さ。」

「……。」

「相場には それはそれはヒネた神様がいるんやで〜♪」

なーんちやって。。。(爆)



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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
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発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX トレーダーの階段のお話


中東の民主化デモのツールにもなっていたSNS最大手のFacebookが、
来年以降にも新規株式上場するとの観測があるそうですね。

●先週の気になる出来事

<2月14日(月)>

NZ第4四半期小売売上高は市場予想よりは強い−0.4%、
NZ小売売上高(12月)は市場予想より弱い−1.1%になりました。
NZドルが軟調になりました。
豪ドルはしばらく堅調傾向で推移しました。
日第4四半期実質GDP速報は市場予想よりは強い−0.3%、
日第4四半期名目GDP速報は市場予想より弱い−0.6%、
日第4四半期GDPデフレータ速報は予想より弱い−1.6%になりました。
実質GDPが5四半期ぶりのマイナス成長になりましたが、
市場反応は限定的でした。
中国輸出総額(1月)は前年比で37.7%、
中国輸入総額(1月)は前年比で51.0%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
日経平均は前営業日比+119.89円で取引を終えました。
アジアの株式市場も堅調に推移しました。
欧鉱工業生産(12月)は市場予想よりやや弱い−0.1%になりました。
独の州立銀行ウエストLBの再構築の不透明感もあって
ユーロが軟調になりました。
アイルランド財務相が、
「債務再交渉に関する市場の憶測は誤解である。」
との認識を示しました。
米予算教書では、
「2011年度の財政赤字予想を1兆6000億ドル。
2011年のGDP予想を2.7%、2011年のインフレ率平均は1.3%、
2011年の失業率平均予想を9.3%、として、
12の優遇税制廃止と富裕層対象の減税案を盛り込み、
3.7兆ドル規模の予算として議会に提出する。」
ことなどが示されました。
NY連銀総裁が、
「米国の住宅産業は低い水準で膠着。家計債務は回復を開始。
米経済成長には加速の兆候。インフレ期待は安定。
労働市場の緩みを吸収するには時間が必要。」
などの見解を示しました。
ユーログループ議長が、
「経済回復は自律的回復の度合いを高めている。
欧州安定メカニズムはIMFも関与して融資能力は5000億ユーロで合意。
欧州金融安定ファシリティーの弾力性に向けた合意はできていない。」
などの発言をしました。
NYダウは前週末比−5.07ドルで取引を終えました。

<2月15日(火)>

豪RBA議事録では、
「政策はやや引き締めを維持するのが適切と判断。
中期的にはトレンドを上回って経済が成長する可能性。
商品価格の上昇圧力で交易条件の見通しを上方修正。
10年第4四半期と11年第1四半期は洪水の影響でGDPが鈍化の可能性。
11年第2四半期のGDPはとても強い見通し。」
などが示されました。
豪ドルの市場反応は限定的でした。
豪の首相が
「NZと米国とチリも含めてTPPの拡大を実現させたい。」
との発言をしました。
中国消費者物価指数(1月)は前年比で予想より弱い+4.9%、
中国生産者物価指数(1月)は前年比で予想より強い+6.6%、
という結果になりました。
また、中国消費者物価指数では食品価格の比重が変更されましたが、
中国国家統計局は「ウェートの変更がCPIを押し下げた」との報道を
否定する発表をしました。
中国の経済指標発表での市場反応は限定的でした。
日銀の政策金利は市場予想とおり0〜0.10%に据え置かれました。
日銀の声明では、
「景気は改善テンポの鈍化した状態から徐々に脱しつつある。
輸出や生産は増加基調に復する動きがみられる。
世界経済の成長率は新興国資源国に牽引され再び高まってきている。
物価は消費者物価の前年比下落幅が縮小していく可能性。」
などが示されました。
日経平均は前日比+21.13円で取引を終えました。
仏第4四半期実質GDPは市場予想より弱い0.3%になりました。
独第4四半期GDP速報は市場予想より弱い0.4%になりました。
ユーロがしばらく軟調傾向で推移しました。
英消費者物価指数(1月)は市場予想とおりの0.1%、
英小売物価指数(1月)は市場予想より強い0.3%、
英DCLG住宅価格(12月 前年比)は予想より強い3.8%になりました。
独ZEW景況感調査現況(2月)は予想より強い85.2、
独ZEW景況感調査(2月)は予想より弱い15.7になりました。
欧ZEW景況感調査(2月)は予想より強い29.5、
欧第4四半期GDP速報は予想より弱い0.3%、
欧貿易収支(12月)は予想より弱い−5億ユーロになりました。
英BOE総裁の英財務相への書簡では、
「高水準の消費者物価指数はVAT付加価値税引き上げや
過去のポンド安や最近の商品価格上昇に起因している。
これらの要因を除けば消費者物価指数は目標の2%を下回る可能性。
英消費者物価指数は商品やエネルギー価格で4〜5%に上昇の可能性。
必要になれば金融政策を調整する。中期的にインフレは緩和の可能性。
インフレ見通しには多くの不確実性がある。」
などが示されました。
ポンドが上昇する市場反応になりました。
米小売売上高(1月)は市場予想より弱い0.3%、
米輸入物価指数(1月)は市場予想より強い1.5%、
NY連銀製造業景気指数(2月)は市場予想より強い15.43になりました。
米ドルが上下動になりました。
レーン欧州委員が、
「経済成長はやや弱まっている。
経済指標は成長を示唆しているが充分ではない。
ソブリン市場にはまだ嵐が残っている。」
などの見解を示しました。
米ネットTIC長期フロー(12月 対米証券投資)は
市場予想より強い659億ドルになりました。
米企業在庫(12月)は市場予想より強い0.8%、
米NAHB住宅市場指数(2月)は市場予想より弱い16になりました。
ガイトナー米財務長官が、
「米国の赤字は持続不能だが過度な赤字削減は景気回復を阻害する。
米国の税制には多くの不公正が存在する。
米議会が国債発行の上限を引き上げると確信。」
などの認識を示しました。
NYダウは前日比−41.55ドルで取引を終えました。

<2月16日(水)>

独の州立銀行ウエストLBの再編が合意されたとの報道がありました。
独の副財務相が、
「ウエストLBの再編計画は欧州委員会に提出された。
欧州委員会はウエストLBの計画を評価する必要。
評価は短期間ではできない。選択には売却と規模変更も含まれる。」
などの見解を示しました。
独ウエストLBが、
「規模縮小の選択では資産が約3分の1になる可能性。
4つのユニットに分割されることを提案した。」
などの発表をしました。
日第三次産業活動指数(12月)は予想より弱い−0.8%になりました。
英ネーションワイド消費者信頼感(1月)は予想より弱い47になりました。
ポルトガル中銀総裁が、
「ポルトガル国内銀行には揺ぎはない。
バランスシートのリスクに見合うだけの資本を保有。
2011年ポルトガルはリセッションの見通しではある。」
などの認識を示しました。
スイスSNB総裁が、
「強いスイスフランの問題は簡単には解決できない。
インフレ圧力は増加しているがスイスフラン高でインフレ率は低い。
インフレが実体化した場合は金利の正常化を始める必要。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比+61.62円で取引を終えました。
ベルギー中銀総裁が、
「ユーロ圏17カ国のインフレ見通しは慎重。
2011年下半期には次第に減速していく可能性。
ECBの国債購入は当面の間は必要。」
などの見解を示す発言をしました。
中国が以下取引センターが、
「4月1日より銀行間市場での中国人民元のオプション取引を開始。」
するとの発表をしました。
格付け会社のムーディーズが
「豪とNZの大手銀行の格付けを引き下げ方向で見直す。」
との発表をしました。
オセアニア通貨が軟調になりました。
英失業率(1月)は市場予想とおりの4.5%、
英新規失業保険申請件数(1月)は予想より弱い0.24万人になりました。
ポルトガルが4月と6月償還の国債の一部の買い戻しをしました。
英BOE四半期インフレ報告では、
「2年後の消費者物価指数の上昇率は1.7%前後。
消費者物価指数は中期的に低下の可能性。リスクは上方に傾斜。
消費者物価指数は11年半ばに4〜5%まで上昇もその後は低下の見通し。
11年のGDP見通しは11月の時点より弱い。」
などが示されました。
英BOE総裁が、
「英景気回復が円滑になる可能性は低い。
(インフレの)リスクが顕在化したならばMPCは対応する。
ポンドの下落は英国のリバランスに必要な調整。
市場の英金利への見通しを支持しない。
BOEは利上げの土台を築いていない。
金融引締めのタイミングの判断は明らかではない。」
などの発言をしました。
利上げ期待が後退してポンドが軟調になりました。
格付け会社のフィッチが、
「日本のソブリン格付は財政計画を実行できるかどうかが主要問題。
日本国債利回りは依然として低い。日本国債の格付見通しは安定的。
日本政府の財政改革計画の進展が重要。」
などの見解を発表しました。
独首相が次期独連銀総裁にワイドマン氏を任命すると発表しました。
米住宅着工件数(1月)は59.6万件、米建設許可件数(1月)は56.2万件と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
米生産者物価指数(1月)は市場予想とおりの0.8%になりました。
加景気先行指標指数(1月)は市場予想より弱い0.3%、
加国際証券取扱高(12月)は予想より強い96.3億加ドルになりました。
米鉱工業生産(1月)は−0.1%、米設備稼働率(1月)は76.1%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
イスラエル外相が
「イランの軍艦が2隻スエズ運河の通過を計画。軍艦航行は挑発行為。」
との声明を出しましたが、
スエズ運河当局が「イラン軍艦は通過していない。」と発表しました。
ユーロが下げては上げる上下動になりました。
米FOMC議事録では、
「今年の成長率予測を引き上げるが雇用市場は失望的。
失業率はゆっくりと低下。インフレ期待は抑制されている。
経済のダウンサイドリスクは減少。
経済成長は2011〜2013年にかけて加速する可能性。
ディスインフレが進行するリスクは減少。」
などが示されました。
NYダウは前日比+61.53ドルで取引を終えました。

<2月17日(木)>

豪RBAの総裁補佐が、
「商品価格高騰は持続する可能性。第2四半期の強いGDP回復を期待。
今年は消費者物価指数が3%へ上昇の見通し。
住宅許可件数は拡大の見通し。完全雇用へ近づいている。」
などの見解を示す発言をしました。
NZの財務相が、
「強いNZドルはNZ経済にとって有益ではない。
消費者の買い控えやNZドル高による輸出抑制でNZの経済回復は減速。
(しかしながら)2011年の経済成長率は堅調になる可能性。
2011年の経済成長率を3%超と予想。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比+28.35円で取引を終えました。
格付け会社のムーディーズが、
「独コメルツ銀行グループの格付けを引き下げ方向で見直す。」
との発表をしました。
欧経常収支(12月)は−1億ユーロになりました。
タカ派のセンタンス英BOE金融政策委員が、
「消費者物価指数を目標に戻すためには予想以上の利上げが必要。
BOEのインフレ見通しは楽観的に過ぎる。インフレ上振れを低く評価。
インフレがすぐに緩和することはありそうにない。
利上げでポンドが上昇すると世界的な物価圧力を軽減。
英国はインフレ目標を堅持すべき。」
などの見解を示しました。
ポンドが堅調に推移しました。
米消費者物価指数(1月)は市場予想より強い0.4%、
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い41.0万件になりました。
加卸売売上高(12月)は市場予想より弱い0.8%になりました。
バーレーンで反政府デモが激化しました。
イラン海軍の「スエズ運河に艦艇が向かっている。」との報が伝わり、
地政学的リスクの回避でスイスフランンが上昇する場面がありました。
スエズ運河当局者が「イラン艦艇に航行許可はしていない。」と
イラン海軍の発表を否定する発言をしました。
米景気先行指標総合指数(1月)は市場予想より弱い0.1%、
フィラデルフィア連銀指数(2月)は予想より強い35.9になりました。
欧消費者信頼感速報(2月)は市場予想よりは強い−9.9になりました。
米ドルが軟調になりました。
IMF国際通貨基金が、
「中国人民元は実効為替レートで大幅に過小評価。
ユーロと円の為替水準は概ねファンダメンタルズに一致。
米ドルの一定の下落は均衡のとれた成長の一助になる可能性。」
などの見解を発表しました。
バーナンキFRB議長が、
「地域銀行への規制は最少にすることが重要だが、
リスクを内包する金融機関を特定する必要。
経常収支の不均衡にはリスクの可能性。」
などの認識を示す発言をしました。
シカゴ連銀総裁が、
「景気回復ペースを加速させるために刺激策が必要。
緩和的な金融政策は有効。金融市場の状況は改善。
FRBにはインフレが急激に上昇した場合に対処する手段がある。
国債買入れプログラムを6月以降も続ける必要はない可能性。」
などの見解を示しました。
格付け会社のムーディーズが「独の23の銀行の劣後債を格下げする。」
との発表をしました。
NYダウは前日比+29.97ドルで取引を終えました。

<2月18日(金)>

NZの財務相が、
「経済の停滞で税収が抑制される。」
との認識を示しました。
人民元の対ドル基準値が切り上げ後で最高値の6.5781元になりました。
中国景気先行指数(12月)は154.3になりました。
仏の財務相が、
「(G20財務相会合では)世界規模の経済不均衡是正のため
負債・赤字・外貨準備・貯蓄率・経済成長格差など
いくつかの指標で合意する必要がある。」
との見解を示しました。
日経平均は前日比+6.16円10843.80円で週の取引を終えました。
独生産者物価指数(1月)は市場予想より強い1.2%になりました。
ECBが「翌日物貸出残高が160.09億ユーロで前日に続き高水準。」
であると発表しました。
ユーロがしばらく軟調に推移しました。
英小売売上高(1月)は市場予想より強い1.6%になりました。
独IFOの所長が、
「多くの欧州諸国が深刻な困難にある状況では、
ECBは当面の間は金利を変更すべきではない。」
との見解を示しました。
中国人民銀行が預金準備率を0.50%引き上げました。
豪ドルなどが一時軟調になりましたが市場反応は限定的でした。
英の首相が、
「英国の景気回復は不安定。このことはBOEが
低金利政策を長く維持できることを意味する。」
との発言をしました。
加消費者物価指数(1月)は市場予想とおりの0.3%になりました。
ビ−ニスマギECB専務理事が、
「物価圧力が高まればECBは利上げする可能性がある。
必要であればECBは先行策をとることもできる。」
との主旨の発言をしました。
軟調傾向であったユーロが急伸しました。
米国債が堅調で米長期金利が低下したこともあって、
ドルストレート通貨ペアが連れ高になり米ドルが軟調になりました。
バーナンキFRB議長が、
「人民元安を維持する中国の政策を批判する。柔軟性を容認すべき。
国際金融システムの再構築する必要。持続的な財政政策が必要。
資本フローが経済や金融の安定性に課題をもたらしている。」
などの認識を示しました。
日財務相が「日本は欧EFSF債の購入を続ける計画。」
との発言をしました。
エジプト当局がイラン艦艇のスエズ運河航行を許可する、
との報道がありました。
NY原油(WTI)は86ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+73.11ドルの12391.25ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<2月21日(月)主な予定>

※米市場がプレジデンツ・デーで休みです。

午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(2月)、
午前11時にNZクレジットカード支出(1月)、
午後1時半に日全産業活動指数(12月)、
午後5時半に独製造業PMI速報(2月)、独サービス業PMI速報(2月)、
午後6時に欧製造業PMI速報(2月)、欧サービス業PMI速報(2月)、
午後6時に独IFO景気動向(2月)、独IFO現況評価値(2月)、
などの経済指標が発表されます。
独の指標には注目です。

<2月22日(火)の主な予定>

朝8時50分に日銀政策会合議事録、
午後4時に独GFK消費者信頼感調査(3月)、
午後4時15分にスイス貿易収支(1月)、
午後6時にビーニ・スマギECB専務理事の講演、
午後6時半に英公共部門ネット負債(1月)、
夜10時半に加小売売上高(12月)、
夜11時に米S&Pケースシラー住宅価格(12月)、
深夜12時に米消費者信頼感指数(2月)、
同深夜12時に米リッチモンド連銀製造業指数(2月)、
深夜3時に米2年債入札、
などの経済指標が発表されます。
加・米の指標には注目です。

<2月23日(水)の主な予定>

朝7時に豪RBA総裁の講演、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(1月)、日企業向サービス価格(1月)
午前9時半に豪第4四半期賃金コスト指数、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(1月)、
午後6時半に英BOE議事録、
午後7時に欧鉱工業新規受注(12月)、
深夜12時に米中古住宅販売件数(1月)、
深夜2時にトリシェECB総裁の講演、
深夜3時に米5年債入札、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

<2月24日(木)の主な予定>

朝8時に豪コンファレンスボード景気先行指数(12月)、
午後4時に独第4四半期GDP確報、独第4四半期個人消費確報、
午後7時に欧業況判断指数(2月)、欧鉱工業信頼感(2月)、
同午後7時に欧消費者信頼感確報(2月)、欧サービス業信頼感(2月)、
夜10時半に米耐久財受注(1月)、シカゴ連銀全米活動指数(1月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米新築住宅販売件数(1月)、米第4四半期住宅価格指数、
深夜3時に米7年債入札、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<2月25日(金)の主な予定>

朝8時半に日全国消費者物価指数(1月 前年比)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(2月)、
午後6時半に英第4四半期GDP改訂値、英第4四半期個人消費改訂値、
同午後6時半に英第4四半期政府支出改訂値、
同午後6時半に英第4四半期輸出改訂値、英第4四半期輸入改訂値、
同午後6時半に英第4四半期総合事業投資速報値、
午後7時半にスイスKOF先行指数(2月)、
夜10時半に米第4四半期GDP改訂値、米第4四半期個人消費改訂値、
同夜10時半に米第4四半期GDP価格指数改訂値、
同夜10時半に米第4四半期コアPCE改訂値、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(2月)、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には(改訂値ながら)注目です。
また、発表時間が未定ですが(通常NY時間前半)、
独消費者物価指数速報(2月)の発表も予定されています。

さて、先週もいろいろなことがありました。

14日に、日第4四半期実質GDP速報が−0.3%と5四半期ぶりの
マイナス成長になりましたが市場反応は限定的でした。
また、独の州立銀行ウエストLBの再構築に関する報道がありました。
ユーログループ議長が「欧州安定メカニズムはIMFも関与して
融資能力は5000億ユーロで合意。欧州金融安定ファシリティーの弾力性
に向けた合意はできていない。」などの発言をしました。

15日に、豪RBA議事録では「中期的にはトレンドを上回って経済が成長
する可能性。10年第4四半期と11年第1四半期は洪水の影響でGDPが
鈍化の可能性。11年第2四半期のGDPはとても強い見通し。」
などが示されました。
英BOE総裁の英財務相への書簡では「英消費者物価指数は商品やエネル
ギー価格で4〜5%に上昇の可能性。必要になれば金融政策を調整。
中期的にインフレは緩和の可能性。インフレには不確実性がある。」
などが示されました。

16日に、格付け会社のムーディーズが「豪とNZの大手銀行の格付けを
引き下げ方向で見直す。」との発表をしました。
英BOE総裁が「英景気回復が円滑になる可能性は低い。ポンドの下落は
英国のリバランスに必要な調整。英金利への市場見通しを支持しない。
BOEは利上げの土台を築いていない。」などの発言をしました。
また、FOMC議事録では「成長率予測を引き上げるが雇用市場は失望的。
インフレ期待は抑制されている。経済のダウンサイドリスクは減少。
経済成長は2011〜2013年に加速する可能性。」などが示されました。

17日に、豪RBAの総裁補佐が「第2四半期の強いGDP回復を期待。
今年は消費者物価指数が3%へ上昇の見通し。住宅許可件数は
拡大の見通し。完全雇用へ近づいている。」などの見解を示しました。
格付け会社のムーディーズが「独コメルツ銀行グループの格付けを
引き下げ方向で見直す。」との発表をしました。
タカ派のセンタンス英BOE金融政策委員が「消費者物価指数を目標に
戻すためには予想以上の利上げが必要。」などの見解を示しました。
バーレーンで反政府デモが激化しました。
格付け会社のムーディーズが「独の23の銀行の劣後債を格下げする。」
との発表をしました。

18日に、中国人民銀行が預金準備率を0.50%引き上げました。
英の首相が「英国の景気回復は不安定。このことはBOEが低金利政策を
長く維持できることを意味する。」との発言をしました。
ビ−ニスマギECB専務理事が「物価圧力が高まればECBは利上げする
可能性がある。必要であればECBは先行策をとることもできる。」
との主旨の発言をしました。

先週は、ドル円が週半ばまで堅調でしたが週後半にかけて軟調になり、
ユーロドルが週はじめに下落した後に上下動しながらも堅調になって、
豪ドル米ドルは週半ばまで軟調でしたが週後半にかけて堅調になり、
総じて週半ばからは米ドルが売られる相場展開になりました。

株式市場の堅調によるリスク許容度の増加で、リスク選好のドル売り
の動きも見られたようです。

そして、欧金融市場の機能低下を示すECBの翌日物貸出の増加や、
独の州立銀行ウエストLB問題や、格付け会社のムーディーズによる
独コメルツ銀行の格付けを引き下げ方向で見直すとの発表なども
ありましたが、要人発言から欧州通貨に利上げ観測が台頭しました。

また、中国人民銀行が8日の利上げに続き、預金準備率を0.50%
引き上げましたが市場反応は限定的でした。

一方、バーレーンで反政府の民主化要求デモが激化して地政学的
リスク回避でスイスフランの上昇などがみられましたが、リスク
回避の動きは限定的でした。

また、18日〜19日にパリで開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議では
「世界経済の回復は強まっているが下振れリスクもある。」との認識
で合意して、懸案となっていた世界経済の不均衡の是正については、
「世界経済の不均衡是正に向けた参考指標について基本合意。
公的債務と財政赤字、民間貯蓄率と民間債務、為替も考慮しつつ、
貿易収支と投資所得の収支などで構成される対外収支を採用する。」
ことになりました。

ただ、先進国と新興国の間での意見の対立もあり、経常収支を一定の
範囲内に収める数値目標の米提案は導入見送りになり貿易収支にすり
替わりとなって、また外貨準備と実質為替レートを参考指標に盛り込む
ことについては為替水準は採用されたようですが、明確な合意に至ら
なかったもようで、具体的な参考指針の策定と監視対象国の選定に
ついては、4月にワシントンで開かれるG20財務相・中央銀行総裁会議
に持ち越されることになったようです。

さて今週ですが、週はじめはG20への市場反応がまず注目されます。
限定的になると見る向きが多いようですがいかがなりますか。

また、バーレーンでの反政府デモやイラン艦艇のスエズ運河航行など
中東問題への地政学的リスクを回避する動きも限定的ながら見られ、
今のところそれほど市場反応は強くはありませんが、原油価格などへ
の影響の可能性があり、引き続き一応の注意はしておきたいものです。

今週のアナリスト予想では、日本企業の年度末も近づいていることや、
日米の長期金利に金利差はあるものの米長期金利にやや低下傾向の兆し
もみられてきていることや、世界の株式市場の堅調などでリスク許容度
の増加によるリスク選好のドル売りで、ドル円がしばらく軟調になり
やすいと見る向きがあるとともに、また、欧州通貨では要人発言から
欧州通貨に利上観測が台頭していて、ドルストレート通貨ペアの堅調
地合が続くと見る向きがあるようです。

一方、日本の輸出企業の円買いが先週にある程度の消化がされたとの
指摘や、日本の政局不安での円売りの見方があるとともに、

また、米景気の回復期待も根強く、株式市場で高値警戒感から調整と
なった場合や、中東問題などの動向によってはドル買いになる可能性
の指摘もあるようです。

今週の経済指標では、21日の独欧のPMI速報と独IFO景気動向(2月)、
22日の加小売売上高(12月)とに米S&Pケースシラー住宅価格(12月)に
米消費者信頼感指数(2月)と米2年債入札、
23日の英BOE議事録と米中古住宅販売件数(1月)に米5年債入札、
24日の独第4四半期GDP確報、米耐久財受注(1月)と
米新規失業保険申請件数に米新築住宅販売件数と米7年債入札、
25日の英第4四半期GDP改訂値と米第4四半期GDP改訂値に
米第4四半期個人消費改訂値、などが注目されます。


さて今日は、トレーダーの階段のお話です。

どのような分野の一流と呼ばれる人でも、
初心の時期というものがありますね。

世界のイチロー選手も、愛知県とよなり小学校時代の作文によれば、
3歳の時にはじめて野球のボールと出会いました。

また、1996年に史上初の将棋の七大タイトル制覇を成し遂げた
埼玉県出身の天才棋士、羽生善治さんも小学一年生のときに
はじめて将棋の駒と出会いました。

キラリと輝く才能の芽はあったと思われますが、
もちろん、はじめから天才的技能を持っていたわけでは
なかったようです。

同じように、どんなベテランのトレーダーにも

「あぁ、これがローソク足というものなんだね。」

「へぇーっ、価格を平均化して描画する
 移動平均線というものがあるんだねぇ。」

という初心の時期があるものです。(笑)

そして、ワケもわからなくトレードする時期を経て、
いろいろなことを学んでいきます。

けっこう初めは相場をシンプルに観ることができて、
案外と簡単に勝てることもあるものです。

勝つことしか考えず、数多くトレードチャンスを捕まえようと、
ダボハゼのようなポジポジ病にかかるのもこの頃が多いようですが、

しだいにトレードでの負けの経験を積み重ねて、
相場の難しさを身に染みて知っていきます。

そして、中にはトレードが萎縮してしまって、
ポジポジ病とは正反対のエントリー恐怖症になる人もいます。

この段階で相場から離れていってしまう人もいますが、

テクニカルの勉強を真剣に始めるのも
この時期のトレーダーのようです。

この時期のトレーダーは、相場を勉強するにつれて
だんだん複雑に相場を考えるようになって、

また、各々独自の考えを持つようになります。

最適なパラメーターがあるはずだと研究する人、
そして、魔法のテクニカルを探す人などもいますが、

数多いテクニカルをチャートに装備させれば、
トレードに勝てるのではないかと、
チャートにたくさんのテクニカルを表示させて、
重装備のチャートにするのも
この時期のトレーダーに多いようです。(苦笑)

それでも多くのトレーダーはなかなか勝てずに苦悩しますが、

今度はしだいに小さな時間軸の鋭敏さに着目するようになって、

「日足など、悠長すぎて見ていられない…。」と、

トレードがどんどん短期化指向へとなっていく人もいます。

トレードのタームにはトレーダーごとの適正があるようで、
この段階で短期トレードに目覚めて、
優秀な短期トレーダーになる人もいますが、

一方、数Pipsを得る短期トレードでのスプレッドの重さに
押し潰されてしまうトレーダーもいます。

そうです。

たとえ1〜2Pipsのスプレッドでも
数Pipsというリワードのトレードではその比重がとても大きく、

同じ比重と仮定すると、50Pipsのリワードのトレードで
10〜20Pipsもスプレッドがあるのと同じだからですね。

ここで「トレードで勝つなんて不可能なこと。」と、
自ら結論を出してマーケットを去り往く人もいますが、

さらに踏ん張ってトレードの研鑽をする人がいます。

短期トレードに目覚めて優秀な短期トレーダーになれた人は
そのまま短期トレードを極めていくことが多いようですが、

また、別の次の段階へと歩みを進めるトレーダーもいます…。

* 素直にシンプルに相場を観ることの重要性を知り。

* 動意の集積のある大きな時間軸の価値を知り。

* 予測ではなく、対応すべきことを知り。

* チャートポイントとボラティリティの大切さを知り。

* テクニカルを否定するのではなく、
  補足としてのテクニカルの効能を知り。

* 相場の不確実性と確率的思考法を知り。

* 損切りの本当の有用性を知り。

* チャンスを待つことの大切さを知り。

* トレードを休むことの効果を知り。

* 資金管理の最重要性を知り。

* トレードに完成はないことを知り。

トレーダーとして成長していきます。

どれもこれも最初に学んだことばかり…、(笑)

ただ、原点への回帰を心深く知りえてくるのですね。

このトレーダーの階段ともいうべきことについて、

最強の女性トレーダーと言われた
リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ氏が書籍の中で語ります。

「難解極まりないトレードが
 とてもシンプルに思えてくるのです。」

「消し去るプロセスを経ながら学んでいきます。」

「いいですか。いつかは必ずその時が来ます。
 ただ、最初の3年間に関して言えば、
 毎年、一貫して利益を上げられるような人は
 ほとんどいません。」

たくさんの先端トレーディング手法に精通していた
そのミセス・ラシュキ氏が最後に到達したのは、
古典的なチャートパターンであったのだそうです。

「そう。どんなに時代が変わっても、これらのパターンは、
 今日もちゃんとチャート上に現れますもの。」

と、彼女はあっさりと言い切りますが、
あのラシュキ氏であるだけに言葉の重みが響いてきます。

そして、「KISS "Keep it simple,stupid" の哲学を信じています。」
とも語っていて、

また、こんな言葉も残しています。

「(トレードは) ポーカーをプレーするときとよく似ていますね。
 本当の規律とは、良い手が来るまで待ち続けることなのです。
 (中略)
 有利な状況でなければ、儲けることを考えるべきではありません。」

(「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」198ページ)

ラシュキ氏の言葉はあたりまえのことのようですが、
待つことの重要性が解るのに何年も何年もかかるトレーダーがいます。

もしかしますと…、
先進のその先はネイキッドへの回帰なのかもしれませんね。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX 優位性とトレードのお話


「2.11」奇しくも32年前に革命でイランで王制が倒れたその日、
エジプトのムバラク大統領がついに辞任することになりましたね。
民衆の力が30年近く続いた独裁政権にピリオドを打たせました。

●先週の気になる出来事

<2月7日(月)>

6日に英商工会議所が、
「景気回復は脆弱。BOEは政策金利を据え置くべき。
金利引き上げは景気回復を頓挫させる恐れがある。」
との見解を発表しました。
豪小売売上高(12月)は0.2%、豪第4四半期小売売上高は−0.3%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
日銀総裁が、
「日本経済は踊り場から脱却する蓋然性が高まってきた。
デフレは中央銀行の潤沢な資金供給だけでは解決できない。
どこの国も永久に財政赤字を続けることはできない。」
などの認識を示しました。
日景気一致CI指数速報(12月)は103.1、
日景気先行CI指数速報(12月)は101.4と、
ともに市場予想とおりの結果になりました。
日経平均は前週末比+48.52円で取引を終えました。
中国の市場は春節で休みでした。
米10年債の利回りが上昇しました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャの住宅ローン債権担保証券は悪化の兆しを示す。」
との発表をしました。
ギリシャの副首相が
「独仏の債務上限に関する提案を拒否する。」
との発言をしました。
独製造業受注(12月)は市場予想より弱い−3.4%になりました。
ユーロが軟調になりました。
独経済相が、
「受注のトレンドは明確に上向き傾向で、
第4四半期は第3四半期よりも強くなる。」
との認識を示しました。
独連銀総裁が、
「各国政府は赤字を迅速に削減する必要。
また、EU安定協定改革は充分に野心的とはいえない。」
などの見解を示しました。
加住宅建設許可(12月)は市場予想より弱い2.4%になりました。
レーン欧州委員が、
「EU首脳会議では欧州金融安定ファシリティー強化で包括的な
支持があった。3月に実質融資能力の増強を承認する決定を期待。」
などの発言をしました。
米ダラス連銀総裁が、
「二番底とデフレのリスクは後退。さらなる金融緩和を支持する
可能性は低い。一段の量的緩和に反対する。」
などの見解を示しました。
米消費者信用残高(12月)は市場予想より強い61億ドルになりました。
NYダウが堅調でリスク選好のドル売りが見られました。
ルクセンブルク中銀総裁が、
「ECBは流動性の支援措置を解除しなくても利上げが可能。
インフレ圧力は明らかに高まっている。
ECBは年末までにインフレ率は2%を下回ると予想しているが、
商品価格の上昇で二次的な影響となった場合にECBは行動する必要。」
などの認識を示しました。
ユーロが堅調傾向になりました。
NYダウは2年8ヶ月ぶりの高値の前週末比+69.48ドルになりました。

<2月8日(火)>

豪財務相が、
「熱帯低気圧や水で石炭や農業輸出産業に70億豪ドル規模の影響。
第1四半期の豪経済は縮小に陥る可能性。悲観論は排除できない。」
などの認識を示しました。
アイルランド財務相が、
「我が国は欧州諸国に非政府保証の銀行シニア債の価格削減を要請。」
していることを発表しました。
日国際経常収支(12月)は市場予想より強い1兆1953億円に、
日国際貿易収支(12月)は市場予想より弱い7688億円になりました。
英RICS住宅価格(1月)は市場予想よりは強い−31%になりました。
豪RBAの政策委員が、
「洪水の影響は長続きしない。RBAは長期的に焦点を合わせている。」
との見解を示しました。
格付け会社のS&Pが、
「2011年は日本企業の格付けの安定が進展すると予想している。」
との発表をしました。
日経平均は前日比+43.94円で取引を終えました。
中国の市場は春節で休みでした。
スイス失業率(1月)は市場予想とおりの3.8%になりました。
ギリシャやスペインやポルトガルのCDSのbpが拡大しました。
ギリシャの国債入札では、
「落札利回りが前回より低い4.64%、応札倍率が前回より高い4.54倍」
と比較的に好調でした。
中国が1年物預金金利と1年物貸出金利を0.25%利上げしました。
豪ドルが軟調になりました。
独鉱工業生産(12月)は市場予想より弱い−1.50%になりました。
加住宅着工件数(1月)は市場予想より弱い17.04万件になりました。
EU大統領が、
「経済見通しは大幅に改善。措置は成果を挙げている。」
との認識を示しました。
米リッチモンド連銀総裁が、
「米経済は着実にペースを上げて成長。労働市場は改善。
個人消費は2011年に拡大する見込み。
経済の著しい改善はFRBのQE2プログラム再検討を示唆している。
刺激策の解除のタイミングは難しい。
最近の雇用統計は天候の問題で異常だ。」
などの認識を示しました。
ポンドがしばらく軟調に推移しました。
米3年債入札が不調になり米長期金利が上昇しました。
米ドルが買われる相場展開になりました。
米ダラス連銀総裁が、
「現在の状況を踏まえると一段のFRBの金融緩和には反対。
1月の雇用統計は雇用創出の過小評価になっている可能性。」
などの発言をしました。
米アトランタ連銀総裁が、
「今は緩和的な政策から脱却する時ではない。
経済が見通し通りに推移すれば追加量的緩和の必要はない。」
との認識を示しました。
NYダウは前日比+71.52ドルで取引を終えました。

<2月9日(水)>

NZの財務相が、
「景気回復にはいくつかの課題が存在。
新規投資の生み出しまでは新規雇用が望めない。
2010年第4四半期は景気後退になる可能性。」
との認識を示しました。
NZドルが軟調になりました。
英産業連盟が、
「英第1四半期GDP成長率予想を+0.6%に上方修正。
2011年の英GDP成長率予想を+1.8%に下方修正。
英第1四半期の平均インフレを4.2%と予想。
BOEは第2四半期から金利を引き上げ段階的に1.25%にすると予想。」
などの発表をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の債務縮小への財政対応の欠如は格付けへの圧力になる。
日本の財政政策を妨げる政治状況は格付けにとってネガティブ。
日本の財政問題が危機に発展するにはまだ時間がある。」
などの見解を発表しました。
日経平均は前日比−18.15円で取引を終えました。
独経常収支(12月)は市場予想より強い176億ユーロに、
独貿易収支(12月)は市場予想より弱い119億ユーロになりました。
中国上海株式市場は春節前比の安値圏で取引を終えました。
英商品貿易収支(12月)は予想より弱い−92.47億ポンドになりました。
タカ派のウェーバー独連銀総裁がECB総裁の後任候補から外れた、
との観測がありました。
ユーロが軟調に推移しました。
ロンドン証券取引所とトロント証券取引所のTMXグループとが
経営統合するとの報道がありました。
ガイトナー米財務長官が、
「米国は欧州と日本の2倍の速さで成長。経済の状況は改善。
失業率は2012年に低下へ。将来の成長を損なう削減は支持しない。」
などの見解を示しました。
バーナンキFRB議長の議会証言では、
「インフレは物価安定水準以下が続く可能性。
米失業率は高過ぎインフレ率は低過ぎる。
12月と1月の米失業率は著しく低下。景気回復は強くなっている。
持続的な雇用創出が安定した回復に不可欠。
雇用が正常な水準に戻るには4〜5年かかる可能性。
ある時点で財政の調整が必要。国債利回り上昇は成長への期待を反映。
QE2は一時的措置でいずれ解除。金利上昇は将来の成長期待による。
米国債利回りの上昇は懸念していない。利上げ前に量的緩和を終了。」
などが示されました。
米10年債の入札では、最高落札利回りが前回より高い3.665%、
応札倍率は前回より弱い3.23倍という結果になりました。
米長期金利が低下しました。
しだいに米ドルが売られる相場展開になりました。
ECBの専務理事が、
「デフォルトと債務再編は欧州債務危機を解決するプランにはなるが、
1国のデフォルトのリスクは他国のデフォルトリスクを増大させる。
ソブリンのデフォルトは大手銀行に損失を与える可能性。
市場の圧力によりアイルランドとギリシャは行動した。」
などの見解を示しました。
NYダウは8日続伸して前日比+6.74ドルで取引を終えました。

<2月10日(木)>

NY連銀の執行副総裁が、
「市場は早期金利引き上げを織り込んでいる。
債券利回り上昇はインフレ懸念によるものではない。
インフレ期待はFRBの政策目標と一致。」
などの認識を示しました。
日機械受注(12月)は市場予想より弱い1.7%、
日国内企業物価指数(1月)は市場予想より強い0.5%になりました。
豪雇用者数変化(1月)は市場予想より強い2.40万人、
豪失業率(1月)は市場予想とおりの5.0万人になりました。
豪ドルが一時的に上昇しました。
全般にドル買い動意が優勢になり、ドル円が上昇して
ユーロなどドルストレート通貨ペアが軟調な相場展開になりました。
日経平均は前日比−12.18円の10605.65円で週の取引を終えました。
スイスSECO消費者信頼感(1月)は市場予想とおりの10になりました。
スイス消費者物価指数(1月)は予想より弱い−0.4%になりました。
ECB月例報告(2月)では、
「政策金利は適切。インフレリスクを注視する必要。
インフレ率は一時的に上昇する可能性。成長へのリスクはまだ下向き。
金融政策スタンスは引き続き緩和的。」
などが報告されました。
英鉱工業生産(12月は市場予想とおりの0.5%、
英製造業生産高(12月))は市場予想より弱い−0.1%になりました。
英BOEは政策金利を市場予想とおり0.50%に据え置きました。
また、英資産買入プログラムの規模も2000億ポンドに据え置きました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い38.3万件になりました。
ドル買い動意が強まりました。
加新築住宅価格指数(12月)は市場予想より弱い0.1%になりました。
オーストリア中銀総裁が、
「国債利回りスプレッドは行き過ぎ。国債買入は量的緩和ではない。」
などの見解を示しました。
ECB次期総裁候補に関する観測や憶測が飛び交いました。
トリシェECB総裁が、
「インフレに短期的な上方圧力の兆候。上振れの可能性。
ECBの次期総裁に関する決定は重要。責任は欧州首脳にある。」
などの認識を示しました。
米卸売在庫(12月)は市場予想より強い1.0%になりました。
エジプトのムバラク大統領の去就に関する憶測が飛び交いました。
米30年債の入札では、最高落札利回りが前回より高い4.750%、
応札倍率が前回より低い2.51倍になりました。
米月次財政収支(1月)は市場予想よりは強い−498億ドルになりました。
オバマ米大統領がエジプトの民主化に支持を表明しました。
エジプトのムバラク大統領が、
「次期大統領選に出馬しないが9月まで職にとどまる。
憲法に基づきスレイマン副大統領に権限を委譲。
誰からも指図を受けない。憲法の6つの条項を変更するよう求める。」
などの表明をしました。
NYダウは前日比−10.60ドルで取引を終えました。

<2月11日(金)>

RBA総裁の議会証言では、
「世界経済は拡大。米国経済は勢いを増しているが問題も抱えている。
商品市場はここ数ヶ月上昇。洪水の影響は拡大していない。
洪水やサイクロンの影響は2010年後半には好転の見込み。
RBAは金利引き上げを考えていない。為替相場はピーク水準にある。
消費者は先の見えない見通しに警戒。雇用成長はやや鈍化している。」
などの認識が示されました。
豪ドルがパリティを割り込み軟調になりました。
全般、ドル買い動意の相場展開になりました。
東京市場は祝日で休みでした。
中国のさらなる利上げ観測が市場に台頭しました。
独消費者物価指数確報(1月)は予想よりは強い−0.4%になりました。
スペイン第4四半期GDPは市場予想より強い0.2%になりました。
英生産者仕入価格(1月)は1.7%、英生産者出荷価格(1月)は1.0%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
米貿易収支(12月)はほぼ市場予想とおりの−406億ドルになりました。
加国際商品貿易(12月)は市場予想より強い30億加ドルになりました。
カナダドルが堅調になりました。
EUとIMFとECBが、
「ギリシャは進歩を遂げているが重要な課題は残っている。
民営化と税制改革を早める必要。
国の支配下の銀行の安定性と効率性の向上に取り組む必要。」
などの共同声明を発しました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(2月)は、
市場予想よりやや強い75.1になりました。
ウェーバー独連銀総裁が4月30日で退任するとの報道がありました。
エジプトのムバラク大統領がついに辞任するとの報道がありました。
スレイマン副大統領は権限を軍に委譲したと発表しました。
トリシェECB総裁が、
「インフレのリスクはほぼ均衡。インフレのリスクは上方の可能性。
警戒態勢のままである必要があるが、2011年と2012年のインフレ率は
2%を下回ったままと予想している。」
などの見解を示しました。
オバマ米大統領が、
「エジプトは大きく変わる可能性。エジプトは市民の権利を守る必要。
米国はエジプトの友でありパートナーであり続ける。」
などの声明を発しました。
NY原油(WTI)は85ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+43.97ドルの12273.26ドルで週の取引を終えました。
NYダウは週の終値で約2年8ヶ月ぶりの高値になりました。

●今週の主な予定

<2月14日(月)の主な予定>

朝6時45分にNZ第4四半期小売売上高、NZ小売売上高(12月)、
朝8時50分に日第4四半期実質GDP速報、日第4四半期名目GDP速報、
同朝8時50分に日第4四半期GDPデフレータ速報、
午後7時に欧鉱工業生産(12月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・(日)・欧の指標には注目です。
また、発表時間が未定ですが中国の貿易収支(1月)の
発表も予定されています。

<2月15日(火)の主な予定>

午前9時半に豪RBA議事録、
同午前9時半に豪NAB企業景況感指数(1月)、豪NAB企業信頼感指数(1月)
午前11時に中国消費者物価指数(1月)、中国生産者物価指数(1月)、
同午前11時に中国小売売上高(1月)、中国鉱工業生産(1月)、
正午過ぎに日政策金利、
午後1時半に日鉱工業生産確報(12月)、日稼働率指数確報(1月)、
午後3時半から日銀総裁記者会見、
午後4時に独第4四半期GDP速報、
午後6時半に英消費者物価指数(1月)、英小売物価指数(1月)、
同午後6時半に英DCLG住宅価格(12月 前年比)、
午後7時に欧第4四半期GDP速報、
同午後7時に独ZEW景況感調査(2月)、
同午後7時に欧ZEW景況感調査(2月)、欧貿易収支(12月)、
夜10時半に米小売売上高(1月)、NY連銀製造業景気指数(2月)、
同夜10時半に米輸入物価指数(1月)、
夜11時に米ネットTIC長期フロー(12月 対米証券投資)、
深夜12時に米企業在庫(12月)、米NAHB住宅市場指数(2月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・中国・(日)・独・英・欧・米の指標に値は注目です。
また、英バークレイズの10-12月期決算が予定されています。

<2月16日(水)の主な予定>

朝8時半に豪Westpac先行指数(12月)、
朝8時50分に日第三次産業活動指数(12月)、
午前9時半に豪消費者インフレ期待(2月)、豪新車販売台数(1月)、
午後2時に日銀金融経済月報(2月)、
午後6時半に英失業率(1月)、英失業保険申請件数推移(1月)、
午後7時半に英BOE四半期インフレ報告、
夜10時半に米住宅着工件数(1月)、米建設許可件数(1月)、
同夜10時半に米生産者物価指数(1月)、
同夜10時半に加景気先行指標指数(1月)、加製造業出荷(12月)、
夜11時15分に米鉱工業生産(1月)、米設備稼働率(1月)、
深夜4時に米FOMC議事録、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

<2月17日(木)の主な予定>

朝6時45分にNZ第4四半期生産者物価、
午前11時にNZ消費者信頼感指数(2月)、
午後2時に日景気一致CI指数確報(12月)、日景気先攻CI指数確報(12月)
午後6時に欧経常収支(12月)、
午後7時に欧建設支出(12月)、
夜10時半に米消費者物価指数(1月)、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加卸売売上高(12月)、
深夜12時に米景気先行指標総合指数(1月)、
同深夜12時に米フィラデルフィア連銀指数(2月)、
同深夜12時に欧消費者信頼感速報(2月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。
また、仏BNPパリバのの10-12月期決算が予定されています。
そして、発表時間が未定ですが
NY時間にバーナンキFRB議長の議会証言が予定されています。


<2月18日(金)の主な予定>

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後4時に独生産者物価指数(1月)、
午後6時半に英小売売上高(1月)、
夜9時に加消費者物価指数(1月)、
などの経済指標が発表されます。
英・加の指標には注目です。

さて、先週もいろいろなことがありました。

7日に、格付け会社のフィッチが「ギリシャの住宅ローン債権担保証券
は悪化の兆しを示す。」との発表をしました。
米ダラス連銀総裁が「二番底とデフレのリスクは後退。さらなる
金融緩和を支持する可能性は低い。一段の量的緩和に反対する。」
などの見解を示しました。
ルクセンブルク中銀総裁が「ECBは流動性の支援措置を解除しなくても
利上げが可能。インフレ圧力は明らかに高まっている。」
などの認識を示しました。

8日に、豪財務相が「熱帯低気圧や水で石炭や農業輸出産業に
70億豪ドル規模の影響。第1四半期の豪経済は縮小に陥る可能性。」
などの認識を示しました。
ギリシャの国債入札では「落札利回りが前回より低い4.64%、
応札倍率が前回より高い4.54倍」と比較的に好調でした。
中国が1年物預金金利と1年物貸出金利を0.25%利上げしました。
米3年債入札が不調になり米長期金利が上昇しました。

9日に、NZの財務相が「景気回復にはいくつかの課題が存在。
新規投資の生み出しまでは新規雇用が望めない。2010年第4四半期は
景気後退になる可能性。」との認識を示しました。
英産業連盟が「BOEは第2四半期から金利を引き上げ段階的に
1.25%にすると予想。」などの発表をしました。
タカ派のウェーバー独連銀総裁がECB総裁の後任候補から外れた、
との観測がありました。
バーナンキFRB議長の議会証言では「雇用が正常な水準に戻るには
4〜5年かかる可能性。QE2は一時的措置でいずれ解除。
金利上昇は将来の成長期待による。利上げ前に量的緩和を終了。」
などが示されました。

10日に、NY連銀の執行副総裁が「市場は早期金利引き上げを織り込んで
いる。債券利回り上昇はインフレ懸念によるものではない。」
などの認識を示しました。
オーストリア中銀総裁が「国債利回りスプレッドは行き過ぎ。
国債買入は量的緩和ではない。」などの見解を示しました。
エジプトのムバラク大統領の去就に関する憶測が飛び交いました。

11日に、RBA総裁の議会証言では「RBAは金利引き上げを考えていない。
為替相場はピーク水準にある。雇用成長はやや鈍化している。」
などの認識が示されました。
中国のさらなる利上げ観測が市場に台頭しました。
ウェーバー独連銀総裁が4月30日で退任するとの報道がありました。
エジプトのムバラク大統領がついに辞任するとの報道がありました。

先週は、ドル円が週初めに軟調になるも上昇傾向での推移になり、
ユーロドルが週初めに軟調になった後に反発上昇しましたが、
週後半からは軟調傾向での推移になりました。
ポンドドルは上下動しながらも軟調傾向での推移になって、
豪ドル米ドルは週初めに揉み合うもしだいに下落していきました。
カナダドルは週中まで軟調でしたが週末に急反発しました。
為替市場では米長期金利の動向に敏感な傾向も見られたようです。

また、中国が1年物預金金利と1年物貸出金利を0.25%利上げ
しましたが、市場反応は限定的な範囲であったようです。

そして、タカ派のウェーバー独連銀総裁の次期ECB総裁候補への憶測が
飛び交いましたが、次期ECB総裁候補とならないばかりか、
独連銀総裁も辞任されることになり、ユーロの重石になったようです。

さて今週ですが、エジプトのムバラク大統領がついに辞任することに
なり、これについて先週の市場反応は限定的でしたが、リスク懸念は
いったん緩和に向かいそうです。

ただ、チュニジアに続きエジプトの政権も崩壊したことから、
ヨルダン、イエメン、アルジェリアに広がる強権崩壊のドミノで
中東の政治力学の変化を懸念する向きもあるようです。

一方、主要企業の業績もおおむね好調で、NYダウが約2年8ヶ月ぶり
の高値になるなど、株式市場は堅調傾向で、リスク許容度(選好度)は
高まっていて、主要通貨ペアが上昇する可能性がありそうですが、
為替市場はここのところ米長期金利の動向に敏感でドルテーマで動く
傾向が強くなっていて、米長期金利が軟調になる場合は、
ドルストレート通貨ペアが反発上昇すると見る向きもあるようです。

また、8日に中国が利上げをしましたが、人民元の対ドル基準値も
上昇していて、一部ではさらに3月中にもう一回の利上げがあると
観測する向きもあり、15日の中国経済指標の発表が注目されます。

そして、18日〜19日にパリで開かれるG20財務相・中央銀行総裁会議も
投機マネーの流入規制もテーマの1つになる可能性があり、こちらも
注目材料になりそうです。

一方、2月15日あたりでは米国債の償還・利払いがあり、今年は200
〜250億ドル規模となりそうだとのことで、償還・利払いで受け取った
米ドルのうちある程度を円に換える「円転」の動きとなる可能性が
あり、日本の企業の年度末も近づいていることから、
「ドル売り円買い」の呼び水となると指摘する向きがあり、
ドル円が堅調傾向ではありますが、2月15日前後のドル円の動向には
一応の注目がいりそうです。

今週の経済指標関連では、15日の中国経済指標に独第4四半期GDP速報
そして英消費者物価指数と米小売売上高、
16日の英雇用統計と英BOE四半期インフレ報告、米住宅着工件数と
米鉱工業生産、そして米FOMC議事録、
17日の米消費者物価指数と米新規失業保険申請件数、
18日の英小売売上高に加消費者物価指数などが注目されます。


さて今日は、優位性とトレードのお話です。

トレードではよく
「優位性のある状況でトレードしましょう。」
などと言うことがあったり、

また、少し独特の言い回しですが、
「エッジのある状況でトレードしましょう。」
などと言われることがありますね。

このエッジ(edge)という言葉は、
「刃」とか「端」などという意味のほかに
「鋭さ」「激しさ」「ぎりぎり」などと
いろいろな意味があるそうですが、

トレードでは、「優勢」とか
「強み」などという意味で用いることが多いようで、
ほぼ「優位性」という言葉と同義になるようです。

また一方、

市場には不確実性やランダム性があるとも言われることがあり、

「不確実性の中におけるエッジ」などということは、

一見、命題が矛盾しているようにさえ思えて、
まるで禅問答のようにも思えるものです。(笑)

このことに関して、マーク・ダグラスという人の著した
「ゾーン 勝つ 相場心理学入門」という本の中で、

(プロのカジノディーラーはルーレットでも
自在に目が出せるんだぜ、という話はさておいて) (^^;)

カジノには、連勝する人や大勝する人、そして小勝ちの人、
また、大負けして帰る人やちょい負けの人など
さまざまな人(プレーヤー)がいるわけですが、

個々のプレーは「ランダムな結果で不確実性がある」にもかかわらず、
カジノが一貫した収益を残せることを例に、

ランダムな結果に一貫した収益を残せるのは、
「確率的なエッジ」があるから、と説いています。

ルーレットであれば出目の中の「0」と「00」、
ブラックジャックでは、約4.5%の親(ディラー)の利(付け目)
などがエッジとなるというわけですね。

では、トレードでのエッジとはなんでしょうか。

マーク・ダグラス氏は、こう説きます。

それは…、

「Trader's Edge : Thinking In Probabilities」であると。

つまり…、

「エッジは確率的思考の中に存在する。」というわけですね。

似たようなことをパチプロの人からも聞いたことがあります。

(台の演出する波とか、ホールコンピューターなどの話も
巷にはあるようですが…、それはさておき)

そのパチプロの人がおっしゃるには、

「パチンコは相場と似ているところが多く、
 勝ち続けるのは決して『運』ではありません。」

「複数の『釘』の組み合わせを判断して、
 期待値がある日でなければ店を変えるか打たずに帰ります。」

「どれだけハマっても期待値があればハマり続け、
 あっさりと玉が出ても期待値があれば打ち続けます。
 玉が出る事によっての感情はありますが、
 それによって続行するか止めるかの判断や行動は変わりません。」

「ただ、手法が正しくても忠実に執行することは難しく
 (パチンコの場合の手法はほぼ1通りしかないのですが)
 プロとしての最初は『もうギブアップして帰りたい』」とか、
 『勝ち逃げしたい』」なんて毎日のように思いましたが、
 半年ほど経って振り返ってみたところ、
 毎月「+50万円」程の結果が付いてきており、
 自身が半信半疑ながらようやくトータルで勝つということが
 理解できるようになっていました。」

とのことで、

私の場合は、パチンコはよく解らないのですが、(汗)

パチンコでは「釘」の状況が大切で、釘が読めて、
『釘の状況にエッジがある台を選別して打てば』
運ではなくてトータル収支として勝ち続けることができる、
と解釈しました。

まぁ、個々の事象では、釘の状況が悪くても、
それこそ、たまたまの運で大当たりの確変を引いて
パチンコに大勝することがあったり、

また、よく回る台であっても1000回転で1回も大当たりしない
大ハマリとなることも事実してあるものですが、(苦笑)

長い期間での収支では、パチンコの場合は、
「良い釘の状況」ということがエッジになり、

パチンコが「クジ引き」のゲームであるならば、
なるべく少ない投資でなるべく多い抽選ができることになる
「良い釘の台を打つ」ということがエッジとなるのでしょうね。

さて…、

トレードでエッジのある状況といいますと、

たとえば、「複数時間軸の方向同調の状態」も
何人もの著名トレーダーがエッジのある状態として挙げていて、
その1つになると思われますが、

しかしながら、複数時間軸が方向同調していても、
無限に続くトレンドは無く、どこかのチャートポイントでは
トレンドの転換となることもあって、

エッジのある状況といっても単純ではないだけではなく、

複数時間軸が方向同調していても、
トレードに入るタイミングが悪ければ
負けることがあるものです。

このようなエッジのある状況での負けに遭遇しますと、

相場の手法に絶対性や聖杯を求めていると、

「エッジがあるったってさぁ、事実して負けたじゃないか…。
 手法に照らして、いったいオレのどこが悪いって言うんだい。
 へっ、こんな手法も全くあてにならないものだな…。」

などと思ってしまうものですが、(苦笑)

個々の事実で断定的な否定の結論をしてしまうのではなく、

マーク・ダグラス氏の言うように、

「Trader's Edge : Thinking In Probabilities」であるならば、

トレードはトータル収支として、

確率的に考えるべきものなのでしょうね。

1つの勝ちトレードで狂喜乱舞したり、
また1つの負けトレードで怒りや悲嘆にくれたり、
個々のトレードに感情を揺さぶられるのではなく、

エッジのある優位な状態を学び知り、その状態を厳選して、

ときに損切りとなることがあっても、

トータル収支で考えて一喜一憂することなく
淡々とエッジのある状態でトレードを繰り返していく…、

これがトレードをするということなのかもしれませんね。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX チャートのサインのお話


八百長相撲の解明の難航や社会的影響の広がりを考慮して、
大相撲の春場所が取り止めになるそうですね。

●先週1月24日(月)〜1月28日(金)の気になる出来事

<1月31日(月)>

NZ住宅建設許可(12月)は−18.6%、NZ貿易収支(12月)は−2.5億NZドル
と、ともに市場予想より弱い結果になりました。
日鉱工業生産速報(12月)は市場予想より強い3.1%になりました。
日住宅着工件数(12月)は7.5%、日建設工事受注(12月)は13.1%と、
ともに前年比で市場予想より強い結果になりました。
しばらくエジプト問題を意識してかリスク回避の動きが見られました。
日経平均は前週末比−122.42円で取引を終えました。
しだいに市場のリスク回避の動きが後退していきました。
独小売売上高指数(12月)は市場予想より弱い−0.3%になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「エジプトの格付けを格下げして見通しをネガティブとする。」
と発表しました。
市場反応は限定的でした。
欧州通貨が堅調に推移しました。
欧消費者物価指数速報(1月 前年比)は予想より強い2.4%になりました。
アイルランド中銀が、
「2010年のGDP見通を−0.3%、2011年のGDP見通しを1.0%、
2011年の消費者物価指数の見通しを0.8%と、それぞれ引き下げる。」
ことを発表しました。
米個人所得(12月)は市場予想とおりの0.4%、
米個人支出(12月)は市場予想より強い0.7%、
米PCEコア・デフレータ(12月)は市場予想より弱い0.0%、
などの結果になりました。
加GDP(11月)は市場予想より強い0.4%になりました。
英BOEのウォール政策委員が、
「適度な利上げが必要な状況になりつつある。」
との認識を示す発言をしました。
米シカゴ購買部協会景気指数(1月)は予想より強い68.8になりました。
米ダラス連銀製造業活動(1月)は市場予想より弱い10.9になりました。
ブレント原油が1バレル100ドルをつけました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前週末比+68.23ドルで取引を終えました。

<2月1日(火)>

NIESR英国立経済社会研究所が、
「2011年に英BOEは1.25%まで3回の金利引き上げ実施を予想する。」
との発表をしました。
ポンドが堅調に推移しました。
豪第4四半期住宅価格指数は市場予想より強い0.7%になりました。
中国の製造業PMI(1月)は市場予想より弱い52.9になりました。
中国人民元の対ドル基準値が最高値の1ドル6.5860元になりました。
豪RBAが政策金利を市場予想とおり4.75%に据え置きました。
豪RBA声明では、
「(金融)政策は適切。2010年の世界の生産は拡大。
商品価格は引き続き高水準。豪交易条件は高水準。
洪水の影響については評価中。民間投資が拡大し始めた兆候。
インフレは目標に沿って推移の見込み。欧州の債務危機は懸念。」
などが示されました。
豪ドルが堅調に推移しました。
日経平均は前日比+36.58円で取引を終えました。
IMF国際通貨基金の専務理事が、
「日本では財政問題の調整が緊急課題。
エジプト問題が世界的に影響を及ぼすとは見ていない。」
などの認識を示しました。
英ネーションワイド住宅価格(1月)は、
市場予想よりは強い−0.1%になりました。
スイス実質小売売上高(12月)は前年比で−0.4%になりました。
スイス購買部協会景気指数(1月)は予想より強い60.5になりました。
独製造業PMI確報(1月)は市場予想より強い60.5になりました。
独失業者数(1月)は−1.3%、独失業率(1月)は7.4%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
欧製造業PMI確報(1月)は市場予想より強い57.3になりました。
英製造業PMI(1月)は市場予想よりかなり強い62.0になりました。
ポンドが堅調に推移しました。
英消費者信用残高(12月)は市場予想より強い2億ポンドになりました。
格付け会社のS&Pが、
「エジプトの格付けを引き下げ見通しをネガティブにする。
政治的な不安定さが増せば今後3ヶ月以内にエジプトの格付けを
さらに一段階引き下げる可能性がある。
また、スペインの格付けは据え置くが見通しをネガティブにする。」
などの発表をしました。
米ISM製造業景況指数(1月)は市場予想より強い60.8になりました。
米建設支出(12月)は市場予想より弱い−2.5%になりました。
米ISMの製造業調査委員長が、
「現在の製造業の水準はその持続が難しい可能性。」
との見解を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「インフレは危険。デフレはさらに危険。」
との認識を示しました。
エジプト大統領が再選を目指さないことを表明しました。
タカ派であったカンザスシティー連銀総裁が、
「経済データが失望的であれば追加緩和のQE3が議論される可能性。」
との見解を示しました。
格付け会社のS&Pが米フォードの格付けを引き上げました。
NYダウは前日比+148.23ドルで取引を終えました。

<2月2日(水)>

オバマ米大統領が、
「ムバラク・エジプト大統領の状況は継続不可能。」
との認識を示しました。
豪で大型サイクロン「ヤシ」が発生しました。
中国の本土市場は春節でお休みでした。
英BOEのタカ派のセンタンス政策委員が、
「突然の大幅利上げを避けるため金利を徐々に引き上げる必要。」
との見解を示しました。
日経平均は前日比+182.86円で取引を終えました。
英BOEの副総裁が、
「問題が生じなければインフレはターゲットへ回帰する。
景気回復の脆弱性からはBOEの政策金利は賢明である。
商品価格上昇続けば政策金利の引上げを迫られる可能性はある。」
などの認識を示しました。
英建設業PMI(1月)は市場予想より強い53.7になりました。
ポンドが堅調に推移しました。
欧生産者物価指数(12月)は市場予想より強い0.8%になりました。
ポルトガルの国債入札は前回よりも好調でした。
格付け会社のS&Pが、
「アイルランドの国債格付けを引き下げて見通しネガティブを継続。
4月に再評価の予定。投資適格の水準には残ると予想。」
などの発表をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「エジプト国内5銀行を格下げ。さらに格下げになる可能性。」
との発表をしました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
米ADP雇用統計(1月)は市場予想より強い18.7万人になりました。
また、ADP雇用統計の前回値が5万人も下方修正されました。
NYダウは前日比+1.81ドルで取引を終えました。

<2月3日(木)>

NZ第4四半期失業率は6.8%、NZ第4四半期労働参加率は67.9%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
豪住宅建設許可件数(12月)は予想よりかなり強い8.7%になりました。
豪貿易収支(12月)も市場予想より強い19.81億豪ドルになりました。
NZ財務相が、
「NZの成長と税収は地震の復興などで上向く見込み。
NZドル高は輸出産業に向かい風。商品価格はバブルになる危険性。
財政圧縮は金融引き締めの必要性の低減と為替圧力を緩和になる。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比−26.00円で取引を終えました。
スイス貿易収支(12月)は12.8億スイスフランになりました。
独サービス業PMI確報(1月)は予想よりやや強い60.3になりました。
欧サービス業PMI確報(1月)は予想よりやや強い55.9になりました。
英サービス業PMI(1月)は予想より強い54.5になりました。
英・仏・独・伊・スペイン首脳が、
「エジプト情勢悪化に懸念。エジプトは迅速に政権移行すべき。」
との共同声明を発しました。
欧小売売上高(12月)市場予想より弱い−0.6%になりました。
新日本製鉄と住友金属工業との2012年10月合併が報道されました。
欧ECBは政策金利を市場の予想とおり1.00%に据え置きました。
米第4四半期非農業部門労働生産性速報は2.6%、
米新規失業保険申請件数は41.5万件と、
ともに予想より強い結果になりました。
トリシェECB総裁の記者会見では、
「金利は引き続き適切。金利に関する決定は全会一致。
インフレには短期的な上振れの圧力があるが、
ECBはインフレが抑制されているとの見方を変えていない。
データは経済に前向き基調だが不透明性は高まっている。
金融政策は引き続き緩和的。経済見通しのリスクは下方に傾斜。
金融市場の緊張は下向きリスク。国債買い入れプログラムは継続中。
独だけではなくユーロ圏全体を見ている。
銀行のECBへの依存は段階的に解消すべき。
信頼に値する財政政策を実行することが重要。
ECBは伝統的手段と非伝統的手段を分けて決定を下す。
3月に標準的措置についての決定を下す。
ユーロに対する世界の評価は改善していく見込み。」
などが示されました。
早期の利上げ期待が後退してユーロが軟調になりました。
米ISM非製造業景況指数(1月)は59.4、製造業受注指数(12月)は0.2%と
ともに市場予想より強い結果になりました。
金先物が堅調に推移しました。
豪ドルが堅調傾向で推移しました。
独首相が、「スペインは救済基金の利用申請を検討している」との
市場観測を否定しました。
バーナンキFRB議長の会見では、
「強い雇用創出が堅調な景気回復には不可欠。
個人消費と企業支出は堅調になっていく可能性。
経済はここ数ヶ月で強くなった可能性。インフレはとても低い。
QE追加緩和策は経済と雇用市場の支援に寄与。
住宅差押さえが住宅価格の重石となっている。
雇用主はまだ雇用の拡大に消極的。雇用者の雇用意欲は増している。
雇用統計が近く改善すると予想している。
FRBは物価安定に強い決意がある。
失業率を一定に保つには2.5%の成長が必要。
米国がデフォルトに陥る確率はとても低い。」
などが示されました。
NYダウは前日比+20.29ドルで取引を終えました。

<2月4日(金)>

豪RBA四半期金融政策報告では、
「2010年のGDP伸び率予想を2.75%に下方修正。
2011年のGDP伸び率予想を4.25%に上方修正。
金融政策決定では自然災害の短期的な影響より中期的見通しを重視。
経済は第2四半期から勢いを回復すると予想。
2011年消費者物価指数の上昇率予想を3%に上方修正。
2011年の基調インフレ率の予想は2.75%に据え置き。
洪水は第1四半期のインフレ率を0.25%前後押し上げる可能性。
(洪水の)影響はすぐに収まる見込み。労働市場は力強い。」
などが示されました。
豪ドルが堅調傾向で推移しました。
米国がムバラク・エジプト大統領の即時辞任と副大統領へ権力継承、
および野党を含めた暫定政府へ移行することを提案しました。
日経平均は前日比+112.16円の10543.52円で週の取引を終えました。
英ハリファックス住宅価格(1月)は予想より強い0.8%になりました。
米調査会社のECRIが、
「英国のインフレ圧力は5ヶ月ぶりの高水準になっている。」
との発表をしました。
加雇用ネット変化率(1月)は市場予想より強い6.92万人になりました。
加失業率(1月)は市場予想より弱い7.8%になりました。
米非農業部門雇用者数変化(1月)は予想より弱い3.6万人になりました。
米失業率(1月)は市場予想より強い9.0%になりました。
米民間部門雇用者数変化(1月)は予想より弱い5.0万人になりました。
米製造業雇用者数変化(1月)は予想より強い4.9万人になりました。
まちまちの結果に上下動しながらもドル買い優勢になりました。
加Ivey購買部協会指数(1月)は市場予想より弱い41.4になりました。
ファンロンパイEU大統領が、
「EUは金融市場の問題を解決することを決意している。
経済見通しは大幅に改善したがやるべきことは多い。
野心的な銀行ストレステストを計画している。
EUは協調的な経済行動の必要性で合意している。
ユーロの唯一の弱点は相違にある。」
などの発言をしました。
米財務省為替報告書では中国を為替操作国に認定しませんでした。
NY原油(WTI)は89ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+29.89ドルの12092.15ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<2月7日(月)の主な予定>

※中国市場は春節でお休みです。

午前9時半に豪小売売上高(12月)、豪第4四半期小売売上高、
昼12時半から日銀総裁の講演、
午後2時に日景気一致CI指数速報(12月)、日景気先行CI指数速報(12月)
午後6時からトリシェECB総裁の講演、
午後8時に独製造業受注(12月)、
夜10時半に加住宅建設許可(12月)、
翌朝5時に米消費者信用残高(12月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<2月8日(火)の主な予定>

※中国市場は春節でお休みです。

朝8時50分に日国際経常収支(12月)、日国際貿易収支(12月)、
午前9時01分に英RICS住宅価格(1月)、
午後3時45分にスイス失業率(1月)、
午後8時に独鉱工業生産指数(12月)、
夜10時15分に加住宅着工件数(1月)、
深夜3時に米3年債の入札、
などが予定されています。
独の指標には注目です。

<2月9日(水)の主な予定>

朝8時半に豪Westpac消費者信頼感指数(2月)、
午後2時に日消費者態度指数(1月)、
午後3時に日工作機械受注速報(1月 前年比)、
午後4時に独経常収支(12月)、独貿易収支(12月)、
午後6時半に英商品貿易収支(12月)、
深夜12時からバーナンキFRB議長の議会証言、
深夜3時に米10年債の入札、
などが予定されています。
春節後の中国市場の動向とFRB議長の議会証言には注目です。

<2月10日(木)の主な予定>

朝8時50分に日国内企業物価指数(1月)、日機械受注(12月)、
午前9時半に豪雇用者数変化(1月)、豪失業率(1月)、
午後3時45分にスイスSECO消費者信頼感(1月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(1月)、
午後6時に欧ECB月例報告(2月)、
午後6時半に英鉱工業生産(12月)、英製造業生産高(12月)、
夜9時に英BOE政策金利、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加新築住宅価格指数(12月)、
深夜12時に米卸売在庫(12月)、
深夜3時に米30年債の入札、
深夜4時に米月次財政収支(1月)、
などが予定されています。
豪・英・米の指標には注目です。
また、この日は中国の貿易収支の発表が予定されています。

<2月11日(金)の主な予定>

※東京市場は祝日でお休みです。

午前9時半から豪RBA総裁の議会証言、
午後4時に独消費者物価指数確報(1月)、
午後6時半に英生産者物価指数(1月 仕入・出荷)、
夜10時半に米貿易収支(12月)、
同夜10時半に加国際商品貿易(12月)、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(2月)、
深夜2時半からトリシェECB総裁の講演、
などが予定されています。米の指標には注目です。

さて、先週もいろいろなことがありました。

1月31日に、格付け会社のムーディーズが「エジプトの格付けを
格下げして見通しをネガティブとする。」と発表しましたが、
市場反応は限定的でした。
また、ブレント原油が1バレル100ドルをつけました。

2月1日に、NIESR英国立経済社会研究所が「2011年に英BOEは1.25%
まで3回の金利引き上げ実施を予想する。」との発表をしました。
豪RBA声明では「豪交易条件は高水準。洪水の影響については評価中。
民間投資が拡大し始めた兆候。インフレは目標に沿って推移の見込。」
などが示されました。
また、格付け会社のS&Pが「エジプトの格付けを引き下げ見通しを
ネガティブにする。」と発表しましたが市場反応は限定的でした。
そして、タカ派のカンザスシティー連銀総裁が「経済データが失望的で
あれば追加緩和のQE3が議論される可能性。」との発言しました。

2日に、オバマ大統領が「ムバラク・エジプト大統領は継続不可能。」
との認識を示しました。
また、英BOEのタカ派のセンタンス政策委員が「突然の大幅利上げを
避けるため金利を徐々に引き上げる必要。」との見解を示しました。
米ADP雇用統計(1月)は市場予想より強い18.7万人になりました。
また、ADP雇用統計の前回値が約5万人もの下方修正がされました。

3日に、英・仏・独・伊・スペイン首脳が「エジプト情勢悪化に懸念。
エジプトは迅速に政権移行すべき。」との共同声明を発しました。
また、トリシェECB総裁の記者会見では利上げの示唆の言及がなく、
早期の利上げ期待が後退してユーロが軟調になりました。
そして、バーナンキFRB議長の会見では「雇用主はまだ雇用の拡大に
消極的。雇用者の雇用意欲は増している。雇用統計が近く改善すると
予想している。」などが示されました。

4日に、豪RBA四半期金融政策報告で「(洪水の)影響はすぐに収まる
見込み。労働市場は力強い。」などが示されました。
また、米雇用統計では、まちまちの結果に上下動しながらも、
ドル買い優勢になりました。

先週は、ドル円が週前半に下げて週後半に上げる上下動になりました。
欧州通貨が週前半に上げて週後半に下げる上下動になりました。
また、豪ドルなど資源国通貨は堅調傾向での推移になりました。

エジプトのムバラク大統領に続き、イエメンのサレハ大統領が2日に
次期大統領への不出馬をするなど、チュニジア政変に端を発した
中東での政権緊張ですが、エジプトのカイロで4日にムバラク大統領の
即時退陣を求める百万人に迫る規模のデモではとりあえず大きな混乱は
なかったようです。

ムバラク大統領はエジプト与党のNDPの党首は辞任したもようですが、
反政府派の求めには直ぐには応じない構えで、まだ大統領職には留まり
事態がしばらく膠着する可能性があるものの、市場動向をみますと、
(今後も注目は必要ですが)リスク回避の動きは鎮静しているようです。

また、ユーロ関連では、3日のトリシェECB総裁の記者会見で利上げへの
示唆の言及がなく、早期の利上げ期待が後退することになりました。

そして、4日のEU臨時首脳会議では、包括的なユーロ安定化策が大筋で
合意になり、EFSFを利用できる融資枠の上限を4400億ユーロに引き上げ
ることや、ギリシャなどに自国の国債の買戻し資金ができるように使途
を拡大することや、独仏の「債務ブレーキ法」などが、3月下旬のEU
首脳会議で協議・決定される予定となりました。

一方、先週末の米雇用統計では、米非農業部門雇用者数変化(1月)が
市場予想より弱い3.6万人、米失業率(1月)が市場予想より強い9.0%と、
チグハグな結果になり、相場は上下動になりましたが、ドル買い優勢と
なっていきました。

雇用者数は事業者から集計した数字であり、失業率のほうは労働人口に
対する失業者数の割合で、違う統計ではありますが、米国での1月の
大雪の影響で就職活動を取りやめた人も多かったために失業率が低下
した可能性があるとのことのようです。

金融危機以降に失った米雇用の回復には、なお700万人以上の雇用が
必要とのことで、ここのところ3ヶ月間の雇用増は月平均で8.3万人で
あることから、今のペースでは700万人の雇用創出に7年ほどかかる
計算になり、米経済の安定回復へはハードルがあるようです。

他方、景気回復を先行織り込みする株式市場では、NYダウとS&P500が
約2年半ぶり、ナスダックは3年ぶりの高値を更新して、日本の上場
企業の経常益も、日経新聞調べでは10-12月期で24%増の5期連続増益
で、リスク選好度は上向きになってきているようです。

さて今週は、米雇用統計の月初のイベントも終えて、またエジプト問題
による中東懸念もいったん沈静化した状況で、9日深夜のバーナンキFRB
議長の(雇用統計後の)米下院予算委員会での議会証言が注目されます。

アナリスト予想では、米雇用統計が様々に解釈できることとともに、
エジプト問題もいったん沈静化したことで揉み合い相場を予想する
向きがある一方、NYダウなど株式市場が堅調で米経済の回復期待が
高まり、リスク選好度が増して資源国通貨などを中心に為替も堅調
傾向になると観る向きがあるようです。

他方、トリシェECB総裁の記者会見で早期の利上げ期待が後退して、
米雇用統計後のドル買いで軟調になったユーロですが、さらに下落
して1.3500を目指すと見る向きがある一方、3日のトリシェECB総裁の
記者会見では「ECBは伝統的手段と非伝統的手段を分けて決定を下す。
3月に標準的措置についての決定を下す。ユーロに対する世界の評価
は改善していく見込み。」とコード・ワードともとれることも述べて
いて、エジプトのリスク懸念の沈静化となる中、NYダウなど株式市場が
堅調に推移すればリスク選好度が増して、3月のECB政策金利の発表に
向けて徐々に反発するする可能性があると見る向きもあるようです。

また、春節(旧正月)明けには中国が利上げするとの観測も燻っている
ようで、中国の利上げでは主要通貨ペアが揺り動かされるだけに、
利上げの時期は不測のことながら、一応の注意は必要なようです。


さて今日はチャートのサインのお話です。

いろいろな分野でサインという印(しるし)がありますね。

野球の監督が試合中に帽子に触ったり肩に手を当てたり、
キャッチャーがミットの下でグー・チョキ・パーを出したり
するのもサインですし、(笑)

会議中に口に人差し指を当てながら目配せするのも、
「余計なことを喋るなよ。」という
サインであることがあるようですし、(苦笑)

また、熱心にセールスする営業マンに訪問先の人が
「しばらく検討させていただきます。」というのも、
遠まわしのお断りのサインである場合もあるようです。

さて、チャートにもいろいろなサインがあって、

トレードでは、これらのチャートの発するサインを
見定めることが大切になりますが、

また、トレード手法とはチャートのサインを見つけて
売買の判断をする技法といってよいのかもしれませんね。

オーソドックスなサポート・レジスタンスや
トレンドラインやチャネルラインで、
反転するのか、あるいはブレークするのかを見たり、

手法が規定したり推奨するテクニカル・インジケーターが
ある状況になったら、売買のサインとするものや、

フィボナッチやピボットやバンドなどで到達点を予測的に見る
方法などが主流となっているようですが、

また、1つだけのテクニカル示唆だけではなく、
複数のテクニカルの示唆の「合致」で判断したり、

あるいは1つだけのチャートポイントだけではなく、
複数の手法のチャートポイントが「合点」となるところを重視したり、

そして、トレードするタームの時間軸だけではなく、
複数の時間軸を見てトレード判断する方法もあって、

チャートのサインを見る方法もいろいろありますね。

そのようなわけで、最近のトレーダーのチャートは、
テクニカル指標の重装備となっていることが多いものですが、

案外とベテランになると、ネイキッド(素)をまた指向し始めて、
とてもシンプルな手法に回帰していくこともあるようです。

かつて最先端を行く先物の女性トレーダーと呼ばれ、
高度なトレーディング手法を駆使して一躍名を馳せていた
リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ氏もその1人で、

テクニカルを複雑に駆使していた当時は、
タートル・スープやモメンタム・ピンホール、
ADXギッパー、ウォルフ波動、ブレイクアウト・モード、
などのいろいろな手法を相場の適所で使い分けていましたが、

「難解極まりないトレードがとてもシンプルに思えてきた。」

ということで、後年には、

「ある日突然、最もミステリアスな形で
 目の前の霧が晴れていくかのように、
 最も難しいと思われていたことが、
 とてもシンプルなことに思えてくるのです。
 消し去るプロセスを経ながら学んでいきます。」

と、「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」の著述の中で語り、

古典的なブルフラッグやベアフラッグなどのチャート・パターン
を中心にトレードするようになったことを述懐しています。

最新手法を駆使していた人が、行き詰ったわけではないのに、
「ネイキッドの重要性に気づいて」レート(価格)そのものの動きや、
古典的でオーソドックスな手法に回帰していくことは、
とても興味深いことです。

ところで…、

チャートのサインといいますと、
売買サインとほとんど同義に扱われますが、

もう1つの重要なサインを発していることがあります。
それは、「トレードをしていけないサイン」です。

負けトレードが損失に繋がるので、当然と言えば当然ですが、

トレードでは誰しも負けトレードを完全に避けることは
できないものの、いかにして負けトレードを減じていくか、
ということは、ネガティブなようでありながら重要なことで、

勝つことだけしか考えずに、
なんとか数多くトレードチャンスを見つけて、
ダボハゼのように食らいついてトレードしようとする
血気盛んな時期を過ぎると、(笑)

しだいに、負けることにも意識をフォーカスできるようになって、
チャートから「トレードしていけないサイン」を見つけるように
指向するようになるもののようです。

まぁ、最近は保ち合い相場でも数Pipsを積み重ねていく
高速スキャルピングという手法もあって一概には言えませんが、

たとえば、陽線や陰線が狭い範囲で混合する局所的な保ち合いは、
毒のある「ガラガラ蛇」とも呼ばれるダマシの温床で、
トレードに危険な状態となっていることがあるものです。

そして…、

ファンダメンタルズでも、
格付け会社が何度もネガティブな発表をしても、
下げ渋っている場合などでは、
やがて来る反発上昇の印(しるし)となることがあったり、

あるいは、良い経済指標の発表があっても上げない、
悪い経済指標の発表があっても下げない、などの

「成るべきことが成るようにならない時」や

そして、注目度のそれほど高くない経済指標が少し良いと急騰する、
注目度のそれほど高くない経済指標が少し悪いと急落する、などの

「普通と違う動きの時」なども、

やがて起こることの予兆的なサインとなることがあるものです。

また、テクニカルのダマシもサインとなることがありますね。

チャートを充分に検討して、確信の持てるような
チャートのサインであってもダマシとなることがあって、

そのような場面に遭遇すると、

「チクショー、頭にきたぜ。
 この手法もあてにならないものだな!」

と、怒りがこみ上げてくるものですが、(苦笑)

「ダマシが重要なサインなることもある」ものです。

オリバー・ベレスとグレッグ・カプラの著書の
「デイトレード」の中の一節には、

「たとえば支持線が4回続けて機能した後、
 突然、下抜けしたとしよう。しかし、それは
 支持線の概念が機能しないことを示すものではない。
 それは極めて価値のある有効な情報であり、
 テクニカル分析の概念として、
 最も価値のあるメッセージなのである。」

「このメッセージは、相場の『変化』を伝えているのである。」

と、書かれています。

何度も機能した支持線では下値が阻まれることが多くても、
その有効であった支持線をレートが下抜けたということは、
それだけ強い下降動意であったことを示すと見ることは
合理的である場合があるわけですね。

似たようなことが、
複数時間軸の分析でのトレードでも起こることがあります。

上位時間軸も強い下降示唆で、
下位時間軸も下降で同調しているからと、
売りしかないとショートしても負けるときには、

トレンドが下降から上昇へと転換していくことや、
下降トレンドがいったん休止してレンジ相場へと移行することなどを
示している重要なサインである場合があります。

まぁ、ある意味こじつけのようでもあり、
宗教の言い訳のようでもあり、(苦笑)
直ぐには納得できない場合がありますものの、

ダマシが冷静に考えると貴重なサインとなることはあるものです。

広く柔軟な知見でサインを見ていけるようになりたいものです。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX なぜAさんは勝てるようになれたのかのお話


サッカーのアジア杯でザック日本が優勝しましたね。^^

また先週はS&Pが日本の国債をスペイン国債以下に格下げしました。
そして、エジプトではデモが激化して緊迫した情勢になりました。

●先週1月24日(月)〜1月28日(金)の気になる出来事

※いつもより少し簡略な記述にいたします。

<1月24日(月)>

23日付けのWSJ紙が、トリシェECB総裁の
「インフレの一時的な急騰には静観するが注意する必要。
ECBの政策金利は適切であるが、必要であれば、
非標準的な措置とは無関係に(政策金利の)変更が可能。」
などの見解を記事として掲載しました。
豪第4四半期生産者物価指数は市場予想より弱い0.1%になりました。
ECBの専務理事が、
「ユーロ圏の景気回復は継続。景気の二番底は懸念していない。
財政危機は顕著であり、除去には数年を要する可能性。」
などの見解を示しました。
日経平均は前週末比+70.59円で取引を終えました。
独製造業PMI速報(1月)は予想より弱い60.2、
独サービス業PMI速報(1月)は予想より強い60.0、
などの結果になりました。
欧製造業PMI速報(1月)は予想より弱い56.9、
独サービス業PMI速報(1月)は予想より強い55.2、
などの結果になりました。
欧鉱工業新規受注(11月)は予想より弱い2.1%になりましたが、
前年比では市場予想より強い19.9%になりました。
一時軟調になったユーロが堅調傾向で推移しました。
米インテルが
「自社株買いプログラムを100億ドル拡大する。
四半期配当を18.12セントに増やす。」
などの発表をしました。
英BOEのタカ派のセンタンス政策委員が、
「今年、消費者物価は少なくとも4%まで上昇する可能性。
インフレに対してBOEが行動を起こす時が来た。」
との見解を示す発言をしました。
NYダウは前週末比+108.68ドルで取引を終えました。

<1月25日(火)>

豪第4四半期消費者物価は市場予想より弱い0.4%になりました。
日政策金利は据え置きになりました。
日経平均は前日比+119.31円で取引を終えました。
IMF国際通貨基金が、
「2011年の世界経済成長見通しを4.4%に引き上げる。
2011年の米経済成長率見通しを3.0%に引き上げる。
2011年のユーロ圏成長率見通しを1.5%に据え置く。
ユーロ圏では金融問題とソブリン問題のために緊急の政策が必要。
新興国では世界的な均衡化を促進し過熱を防ぐため政策が必要。」
などの見解を発表しました。
独GFK消費者信頼感調査(2月)は市場予想より強い5.7%になりました。
日銀総裁が、
「世界経済のリスクは上下におおむねバランス。
日本経済は緩やかな回復に向かう蓋然性が高い。
米国経済の先行き懸念は昨年10月と比較して後退。
新興国経済の景気過熱とインフレ懸念は払拭されていない。
欧州ソブリンリスク払拭されていない。
日本の長期金利上昇幅は相対的に小さい。」
などの見解を示しました。
英第4四半期GDP速報は市場予想よりかなり弱い−0.5%になりました。
ポンドが下落しました。
英の財務相が、
「第4四半期のGDPの結果は非常に悪い天候によるもので、
財政計画の変更によるものではない。」
との認識を示す発言をしました。
スペインの国債入札では、
「3ヶ月物の応札倍率が前回より高い5.5倍、
平均落札利回りが前回より低い0.98%。
6ヶ月物の応札倍率が前回より低い5.1倍、
平均落札利回りが前回より低い1.801%。」
と、好調な結果になりました。
一時軟調になっていたユーロが堅調傾向で推移しました。
加消費者物価指数(12月)は市場予想より弱い0.0%になりました。
米S&Pケースシラー住宅価格(11月)は、
市場予想よりは強い−0.54%になりました。
米消費者信頼感指数(1月)は市場予想よりかなり強い60.6、
リッチモンド連銀製造業指数(1月)は予想より弱い18になりました。
欧州金融安定ファシリティーが5年債を発行して、
発行額50億ユーロに対し445億ユーロの需要がありました。
ファンロンパイEU大統領が、
「ユーロ圏のファンダメンタルズは強い。
1.35ドルの水準でユーロの堅実性を疑う理由はない。
EUはユーロの安定化のためにできる限りのことを行う。」
などの主旨の発言をしました。
アイルランド中銀総裁が、
「ECBに対する市場の利上げ期待は驚きではないが、
インフレ期待は抑制されていて
ECBが急激に金融政策を変更することはない可能性。」
などの認識を示しました。
英BOE総裁が、
「BOEはインフレターゲットを放棄していない。
インフレは来年に急激に減速する可能性。
英国内のインフレは不快な高さにある。
ある時点で金利は正常な水準に回帰させる可能性。
経済の安定性回復には慎重かつ熟考した措置が必要。」
などの認識を示しました。
NYダウは前日比−3.33ドルで取引を終えました。

<1月26日(水)>

日企業向サービス価格(12月 前年比)は予想とおりの−1.3%でした。
NZの首相が、
「予想より早く財政黒字へ復帰できる見通し。」
であるとの認識を示しました。
オバマ米大統領の一般教書演説では、
「年間の国内歳出を5年間にわたり凍結することを提案。
過去25年で初めてとなる法人税率引き下げを実施したい。
すべてのことについて改善が可能。
富裕層に減税措置をあきらめるよう求めるべき。
過剰な支出を削減することが赤字縮小に向けた唯一の手段。
2035年までにクリーンエネルギーによる電力の比率を80%へ。
リセッションから2年で株式市場は活気を取り戻し企業利益は増加。
経済は再び成長している。」
などが示されました。
の一般教書演説への市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比−62.52円で取引を終えました。
独輸入物価指数(12月)は市場予想より強い2.3%になりました。
中国上海株式市場が約1.2%上昇しました。
英BOE議事録では、
「金利据え置きを7対2で決定。資産買入枠の据置を8対1で決定。
多数の委員が中期的な消費者物価指数の上昇リスクを認識。
消費者物価指数の上振れリスクは商品価格と輸入インフレによる。
成長は大雪と付加価値税上昇でもトレンドに沿って推移する可能性。」
などが示されました。
アイルランドで金融法案が80対78の僅差で通過しました。
米新築住宅販売件数(12月)は予想より強い32.9万件になりました。
ベルギー中銀総裁が、
「ユーロ圏のインフレ率はECBの目標を上回っている。
ECBの主要命題は物価の安定。流動性政策と政策金利は別々である。」
との認識を示しました。
トリシェECB総裁が、
「ECBの金利は適切。インフレ期待は抑制されている。
ECBはインフレに対し必要なことを行なって行く。
大手金融機関のバランスシートは改善。EFSFの国債購入は有益。
商品価格が高騰していることを考慮する必要。
(ただし)我々は決して事前の約束はしない。」
などの認識を示す発言をしました。
米FOMCではFF金利が0.0〜0.25%の範囲で据え置きとなりました。
米FOMC声明では、
「米国債の買入れの期限6ヶ月で総額6000億ドルに変更はない。
金融政策の決定は全会一致。極めて低水準の金利を長期間継続。
景気回復は失業率を押し下げるには不充分。家計支出は年末から上向。
米経済の回復は続いている。住宅市場は依然として抑制されている。
商品価格は上昇。長期的なインフレ期待は安定。」
などが示されました。
声明にタカ派的な内容はありませんでした。
NYダウは前日比+8.25ドルで取引を終えました。

<1月27日(木)>

RBNZが政策金利を3.00%で据え置きました。
RBNZ声明では、
「景気回復がさらに力強くなるまで低水準の金利を維持。
インフレ圧力が明確になるまで金利は低水準で据え置く。
金利は向こう2年間で緩やかに上昇する見通し。
基調インフレはターゲット内。先行きを示す指標はやや堅調。
下半期の国内景況感は予測よりも弱い可能性。
商品輸出価格は上昇。企業信頼感は上向。」
などが示されました。
日通関ベース貿易収支(12月)は予想より強い7277億円になりました。
豪の首相が、
「洪水はGDPを0.5%押し下げる見通し。
洪水復旧への政府予算は56億豪ドル。
洪水被害復興のため一時的に所得への課税を7月から適用。」
などの主旨の発言をしました。
英の副首相が、
「歳出削減計画は経済を萎縮させる可能性。
歳出削減は必要だが経済成長を促すには充分ではない。
(しかし)英政府は歳出削減姿勢を崩さない。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比+76.76円で取引を終えました。
中国上海株式市場が約1.5%上昇しました。
格付け会社のS&Pが日本の長期国債の格付けを引き下げました。
一時、ドル円が急騰して円が売られドルが買われました。
格付け会社のムーディーズが日本の格付け据え置きを確認しました。
欧業況判断指数(1月)は1.58、欧鉱工業信頼感(1月)は6.0と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
欧経済信頼感(1月)は106.5、欧サービス業信頼感(1月)は9.2と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
欧消費者物価指数確報(1月)は市場予想とおりの−11.2になりました。
OECD経済協力開発機構の事務総長が、
「スペインとポルトガルの債務状況は心配していない。」
との見解を示しました。
スイスSNB総裁が、
「最近のスイスフランの上昇は輸出業者への多大な試練。
2010年に比べて経済成長は緩慢になる可能性。」
との認識を示しました。
独消費者物価指数速報(1月)は予想より弱い−0.5%になりました。
米耐久財受注(12月)は−2.5%、シカゴ連銀全米活動(12月)は0.03、
米新規失業保険申請件数は45.4万件と、
いずれも市場予想より弱い結果になりました。
米中古住宅販売保留(12月 成約)は予想より強い2.0%になりました。
アイルランドの下院で予算案が81対76の僅差で通過しました。
米マイクロソフトの10-12月期決算では、
売上高が199.53億ドル、1株当たり利益が77セントと、
ともに市場予想より強い結果になりました。
NYダウは前日比+4.39ドルで取引を終えました。

<1月28日(金)>

格付け会社のムーディーズが、
「米国の格付けリスクは小さいが今後数年で拡大する可能性。
今後2年程で米国見通しをネガティブとする可能性が高まっている。」
との発表をしました。
日失業率(12月)は4.9%、日全国消費者物価指数(12月)は前年比0.0%、
と、ともに市場予想より強い結果になりました。
日全世帯家計調査消費支出(12月)は前年比で−3.3%、
日小売業販売額(12月)は前年比で−2.0%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
英GFK消費者信頼感調査(1月)は−29と弱い結果になりました。
日経平均は前日比−118.32円の10360.34円で週の取引を終えました。
仏の財務相が、
「ユーロ圏の資金を使い債券を購入するのは選択肢の1つ。
(加盟各国が)財政赤字を減らすことが必要。」
などの認識を示しました。
スイスKOF先行指数(1月)は市場予想より強い2.10になりました。
エジプトでのデモが激化して緊迫した情勢になりました。
ガイトナー米財務長官がダボスでのフォーラムで、
「歳出削減が経済を傷つけることはない。
新興国の急激な成長は米国に利益をもたらす可能性。
人民元とドルとのかかわりが柔軟化すれば
新興国はインフレ圧力を制御しやすくなる可能性。」
などの認識を示しました。
米第4四半期GDP速報値は3.2%、米第4四半期GDP価格指数は0.3%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
(米GDPは6四半期連続のプラスではありました。)
米第4四半期個人消費速報値は市場予想より強い4.4%になりました。
米第4四半期コアPCE速報値は市場予想とおりの0.4%になりました。
市場はドル買い反応になりました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(1月)は、
市場予想より強い74.2になりました。
一部メディアが、
「ECBがオペに依存過多の銀行へ上乗せ金利を検討している。」
ことを報道しました。
ユーログループ議長が、
「スペインに問題は見られない。
ギリシャが債務再編を行なう計画はない。」
との見解を示しました。
独の首相が、
「独はユーロを守っていく。財政緊縮の重要性は高い。
ユーロの危機ではなく債務の危機。
G20では通貨と貿易と商品に焦点あてるべき。
持続的な成長を加速させるためさらに行動が必要。
為替レートはその国の強さを反映すべきである。」
などの認識を示しました。
加財務省は財政赤字が44.7億加ドルに拡大したことを発表しました。
NY原油(WTI)は89ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−166.13ドルの11823.70ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<1月31日(月)の主な予定>

朝6時45分にNZ貿易収支(12月)、NZ住宅建設許可(12月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(12月)、
午後2時に住宅着工件数(12月 前年比)、日建設工事受注(12月 前年比)
午後7時に欧消費者物価指数速報(1月)、
夜10時半に米個人所得(12月)、米個人支出(12月)、
同夜10時半に米PCEコア・デフレータ(12月)、
同夜10時半に加GDP(11月)、加鉱工業製品価格(12月)、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(1月)、
深夜12時半に米ダラス連銀製造業活動指数(1月)、
などの経済指標が発表されます。
(NZ)・(欧)・加・米の指標には注目です。

<2月1日(火)の主な予定>

午前9時半に豪第4四半期住宅価格指数、豪NAB企業景況感指数(12月)
同午前9時半に豪NAB企業信頼感指数(12月)、
午前10時に中国製造業PMI(1月)、
昼12時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(12月 前年比)、
午後5時半にスイスSVME購買部協会景気指数(1月)、
午後5時55分に独失業者数(1月)、独失業率(1月)、独製造業PMI確報、
午後6時に欧製造業PMI確報(1月)、
午後6時半に英製造業PMI(1月)、英消費者信用残高(12月)、
午後7時に欧失業率(12月)、
深夜12時に米ISM製造業景況指数(1月)、米建設支出(12月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・(スイス)・独・米の指標には注目です

<2月2日(水)の主な予定>

※中国は春節で休場です。

午後6時半に英建設業PMI(1月)、
午後7時に欧生産者物価指数(12月)、
夜9時半に米チャレンジャー人員削減数(1月)、
夜10時15分に米ADP雇用統計(1月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<2月3日(木)の主な予定>

※中国は春節で休場です。

朝6時45分にNZ第4四半期失業率、
午前9時半に豪住宅建設許可件数(12月)、豪貿易収支(12月)、
午前10時に中国非製造業PMI(1月)、
午後4時15分にスイス貿易収支(12月)、
午後5時55分に独サービス業PMI確報(1月)、
午後6時に欧サービス業PMI確報(1月)、
午後6時半に英サービス業PMI(1月)、
午後7時に欧小売売上高(12月)、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時半からトリシェECB総裁記者会見、
夜10時半に米第4四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜10時半に米第4四半期単位労働費用速報、新規失業保険申請件数、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(1月)、米製造業受注指数(12月)、
深夜3時からバーナンキFRB議長の記者会見
などの経済指標が発表されます。
NZ・(豪)・欧・米の指標には注目です。

<2月4日(金)の主な予定>

※中国は春節で休場です。

午後6時からEU首脳会議、(EFSFの増額や国債買戻しへ用途拡大を協議)
夜9時に加雇用ネット変化率(1月)、加失業率(1月)、
夜10時半に米非農業部門雇用者数変化(1月)、
同夜10時半に米失業率(1月)、米民間部門雇用者数変化(1月)
同夜10時半に米製造業雇用者数変化(1月)、米週平均労働時間(1月)、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数(1月)、
などの経済指標が発表されます。
加・米の指標には注目です。

さて、先週もいろいろなことがありました。

23日に、WSJ紙が「ECBの政策金利は適切であるが、必要であれば、
非標準的な措置とは無関係に(政策金利の)変更が可能。」との
トリシェECB総裁の見解を記事として報道しました。

24日に、英BOEのタカ派のセンタンス政策委員が「今年、消費者物価は
少なくとも4%まで上昇する可能性。BOEが行動を起こす時が来た。」
との見解を示す発言をしました。

25日に、IMF国際通貨基金が「2011年の世界経済成長見通しを4.4%に
引き上げる。2011年の米経済成長率見通しを3.0%に引き上げる。
2011年のユーロ圏成長率見通しを1.5%に据え置く。」などの
発表をしました。
また、英第4四半期GDP速報がかなり弱い−0.5%になりました。
そして、欧州金融安定ファシリティーが5年債を発行して、
発行額50億ユーロに対し445億ユーロの需要がありました。

26日に、オバマ米大統領が一般教書演説で「年間の国内歳出を5年間
にわたり凍結することを提案。法人税率引き下げを実施したい。」
などを示しました。
また、アイルランドで金融法案が80対78の僅差で通過しました。
そして、トリシェECB総裁が「EFSFの国債購入は有益。商品価格が高騰
していることを考慮する必要。」などの認識を示す発言をしました。
FOMC声明では「「米国債の買入れの期限6ヶ月で総額6000億ドルに
変更はない。」として、タカ派的な内容はありませんでした。

27日に、豪の首相が「洪水はGDPを0.5%押し下げる見通し。洪水被害の
復興のため一時的に所得への課税を7月から適用する。」
などの発言をしました。
また、格付け会社S&Pが日本の長期国債の格付けを引き下げました。
そして、アイルランドの下院で(解散総選挙を条件に)予算案が
81対76の僅差で通過しました。

28日に、格付け会社のムーディーズが「米国の格付けリスクは小さいが
今後数年で拡大する可能性。」との発表をしました。
また、仏の財務相が「ユーロ圏の資金を使った債券購入は選択肢の1つ。
(加盟各国が)財政赤字を減らすことが必要。」などの認識を示しました。
そして、エジプトでのデモが激化して緊迫した情勢になりました。
米第4四半期個人消費速報値は市場予想より強い4.4%になりました。

先週はドル円やクロス円が比較的大きな振幅での上下動になり、
ユーロドルが上下動しながらも上昇傾向で推移した後に週末下落して、
主要通貨ペアが上げ下げ忙しい相場展開になりました。

NYダウは米景気回復を示す経済指標を好感して一時12,000ドルの大台を
回復したものの、エジプト情勢が緊迫化して中東産油国への混乱が拡大
する地政学的リスクも影響してか、終値では大台を大きく割り込んで
週の取引を終えました。

今週は、緊迫化しているエジプト情勢などへ市場の関心が向いてきて
いることによる相場動向が注目されますが、地政学的リスクを回避し
ようとする動きと米景気回復への期待によるリスク選好との綱引きで、
揺れる相場展開になる可能性がありそうです。

エジプト情勢の緊迫化では、単にエジプトの問題にとどまらず、中東の
産油国へも情勢不安が拡大すると見る向きがあるようで、米・英・欧、
そしてブラジルなどの株式市場にリスク回避の動きが見られ、比較的に
安全と見られる米国債などへ資金が向かう「質への逃避」が見られて
いるとともに、新興国の相次ぐ利上げで上昇が一服になっていた金にも
「有事の金買い」の動きとなりはじめていることから、(一過性と見る
向きもあるものの) リスク回避の動きには注意していきたいものです。

ドル円では、82.00の節目を巡る売り買い攻防が注目されますが、
週末の米雇用統計までは動きづらく揉み合うと見る向きがある一方、
クロス円を含めて円高傾向になると見る向きもあり、意見が割れている
ようです。

また、ユーロはインフレ懸念を背景としたECBの利上げ期待と、欧州
金融ファシリティーの増額や同基金の国債買戻しへの用途拡大期待
などでの買いと、エジプト情勢の緊迫化やアイルランドの解散総選挙
などの政情不安によるリスク回避による売りとがぶつかり合って綱引き
になり、揺れる相場展開になりそうですが、中東への地政学的リスクの
波及状況によってはドルストレートが全般に揉み合いから調整が進むと
見る向きもあるようです。

経済指標や要人発言では、2月1日深夜の米ISM製造業景況指数、
2月2日の米ADP雇用統計、2月3日のECB政策金利とトリシェ総裁の
記者会見と米ISM非製造業景況指数にバーナンキFRB議長の記者会見、
そして週末2月4日の米雇用統計などが注目されます。


さて今日は、「なぜAさんは勝てるようになれたのか」のお話です。

私にはたくさんのクライアント様がいて
日々、たくさんのメールをいただきます。

そのような中に何通かとても参考になるメールをいただきました。

ここで書くAさんはイニシャルではなく、
阿部さんでも安藤さんのことでもありません。(笑)

複数の方とのメールのやり取りを合成的な人格のAさんとして、
趣旨を変えずにインタビュー調に脚色してご紹介いたします。


それでは、はじまり、はじまりぃ〜。

「私はいわゆる中小企業に勤めているサラリーマンです。
 自分で言うのもなんですがけっこう生真面目なほうで、
 忙新年会以外はほとんど定時に家に帰り、
 食事と風呂を済ませた後、パソコンに向かいます。」

『トレードをするためにパソコンを開くのですね。』

「ええ。ネット・サーフィンをしたり、占いを見たり
 することももちろんありますが、(笑)
 ニュースはTVで見ますので、パソコンを開くのは
 ほとんど為替のトレードのためです。」

『毎日ですか。』

「はい。ほとんど毎日です。パソコンを開きチャートを出して、
 上がるか下がるかを自分なりに分析してトレードするんです。
 私のトレードスタイルはデイトレですが、どちらかというと
 ビビリのスキャルもどきといった感じです。(笑)」

『負けていた頃とトータル収支で勝てるようになってからと比べて、
 どのような違いがあったとご自身で思われますか。』

「チャート分析技術はじつはそれほど進歩していないのですが、(笑)
 幾つか気づきを得ることができたことが大きかったと思います。」

『トレード結果が大きく改善した幾つかの気づきですか…。
 その気づきについて少し教えてくれませんか。』

「役に立つかどうかはわかりませんが、いいですよ。
 まず気づいたのは、会社から帰って私がパソコンを開いたときが、
 トレードのベストタイミングとは限らないということです。」

『……。』

「以前はどこの時点でもそこからは上げるか下げるかしかないので、
 チャート分析さえすれば、いつでも売買判断ができるものと
 思っていたのです。」

『……。』

「それで、パソコンを開けると会社に勤めで仕事を始めるように、
 勤勉にトレードしていたのですが、(笑)
 でもそれは、大きな勘違いだと気づいたのです。」

『勤勉にトレードすることは良くないと?……。』

「はい。上げるか下げるかがまだはっきり決定されない、
 不明という状況もチャートには存在することに気づきました。」

『……。』

「そんなわけで、自分なりに自身の技量でよくわからないときは、
 自分自身でわかるような状況になるまで待つことにしたのです。」

『……。』

「ですので日によってはトレードしない日もでてきましたが、
 でも負けトレードが減ってトータル収支は大きく改善しました。」

『……。』

「以前は何でも積極的に行うことが良いことと思っていたのですが、
 トレードでは世間一般と違い勤勉がアダとなることを知りました。
 よく、休むも相場といいますが、ようやくそのことに気づきました。
 休むことや待つことの効用に気づいたのです。」

『……。』

「ほんとうにトレードでは、判らないときは休み、
 良い状況を待つということが大切なのですね。」


『そのほかの気づきはありますか。』

「今の話に関連しますが、以前はなんとかトレードしようと
 トレードチャンスばかり探してチャートを見ていましたが、
 今は、それだけではなく、トレードしていけない場面も
 しっかり見極めるようにチャートを見ています。」

『……。』

「へんな言い方ですが、ある意味、普通ではない世界の相場では、
 ネガティブ思考がポジティブ思考よりも大切なように思います。」

『……。』

「以前はどのような相場状況でもトレードできることが
 優れたトレーダーだと思っていたのですが…。
 もちろんそういったスパートレーダーもいるのでしょうけど、
 今はトレードしていけない場面を判ることが
 優秀なトレーダーの要件かもしれないと思っています。」

『……。』

「リスクを恐れない勇気あるトレーダーよりも、
 臆病なトレーダーのほうが市場での生存率が
 どうも高いような気がしています。」


『そのほかの気づきはありますか。』

「そうですね…。
 私はチキンハートでビビリのトレーダーなので、
 自己弁護をするようですが、
 10Pipsや20Pipsの薄利を大切にして喜べるようになりました。」

『……。』

「以前は自身のチキン・トレードに悩んでいて、
 数百Pipsのトレードに憧れていたのですが、
 獲得Pipsの大きさよりも安定度が大切と思うようになりました。
 大きく獲っても大きく負けて、結局、収支が赤字ならば
 何にもならないですものね。」

『……。』

「獲得Pipsがたとえ少なくても、それをコツコツ積み上げる大切さも
 知りましたし、負けトレードを少なくすることにフォーカスして
 安定度さえ得られるようになれば、極論ですが、
 獲得収益はどうにでもできることも知りました。」

『どういう意味ですか。』

「安定的なトレードさえできれば、たとえ獲得Pipsが少なくても、
 玉数を徐々に増やすことによって、
 利大と同じ結果にできるということです。
 あたりまえですが、たとえば1枚で20Pipsは、
 2枚では(一枚換算で)40Pipsと等価になります。」

『スキャル的な考え方ですね。』

「そうですね。思想的にはスキャル的と思います。」


『そのほかの気づきはありますか。』

「そうですね…。
 普通ではない世界の相場では、安全指向は必ずしも安全ではなく、
 一見、リスクがありそうなところこそ、
 チャンスであることが多いということです。」

『どういう意味ですか。』

「最近は高速スキャルピングといって、
 数Pipsを積み上げていく手法がありますので、
 全てに当てはまることではありませんが…、」

『はい。それは判りますが、それで?』

「陽線と陰線がゴチャゴチャしている状況は
 一見、低ボラで安全なようですが、浮動のダマシの温床でもあり、
 とても危険な状況であることが多いということです。」

『……。』

「以前は、このような状況でも、
 上がるか下がるかしかない相場ならということで、
 無理やり買うか売るかの結論を出してトレードしていたので、
 負けも募りがちでした。」

『……。』

「対しまして、低ボラからボラが拡大していく状況で
 大きな陽線が出たり、大きな陰線が出たり、
 あるいは陽線や陰線が連なり始めたときは、
 以前はリスキーに思えて怖くて敬遠していましたが、
 一見、危険に見えるボラが拡大していく過程こそ、
 トレードチャンスになることが多いということに気づいたのです。

『……。』

「もちろん、ボラ拡大が不発になるダマシもあって、
 レジサポの位置と抜けを良く見定めたり、
 上位時間軸の動意方向であるかどうかや、
 上位時間軸のチャートポイントも認識しておかないとなりませんが、
 静から動に移行するときにトレードチャンスになる
 ことが多いように思います。」

『いわゆるブレイク指向ですね。」

「はい。そのような分類のセットアップになると思います。」


『ボラ拡大からボラ収縮に向かうときなどでの逆張りや、
 レンジの上限や下限でのカウンターはやらないのですか。』

「トレードチャンスが増えますので、
 逆張りやカウンターもトレードできるオールラウンドの
 トレーダーになりたいとも思っていますが、
 一歩一歩、やっていこうと思っています。」

『……。』

「人にはやはり得手や不得手はあるものですので、
 もしも、自分自身に逆張りやカウンターもしっくり来るなら、
 逆張りやカウンターのトレードも取り入れたいと思っていますが、
 そうではないと自分自身で感じたならば、
 しばらくブレイク指向の一本槍でも良いかな、とは思っています。」

『もっともっとと欲張って、
 せっかくうまくいっているスタイルを崩すより、
 うまくいっているのであるならば、その人にとってそのスタイルこそが
 ベストであるというわけですね。』

「はい。私はそのように思っています。」


『今日は参考になる気づきのお話をありがとうございます。』

「少しでも、参考にしていただけるなら幸いです。」

では、今回はこれでおしまい。(笑)

「なぜAさんは勝てるようになれたのか」のお話でした。



<ご案内>

マエストロFX (Maestro FX)」
トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX 相場の「つぶやき」のお話


中国の2010年のGDPが実質で前年比10.3%増になったとのことで、
日本が42年間にわたり保ってきた世界第二位の経済大国の地位を
中国に譲ることになることが確実になったそうですね。

●先週1月17日(月)〜1月21日(金)の気になる出来事

<1月17日(月)>

16日にトリシェECB総裁が
「欧州安定化基金は額の面でも質の面でも改善される必要。
インフレはこの2年間でECBの区間範囲を超えている。」
などの認識を示しました。
中国国家統計局が、
「12月の中国不動産価格は前年比6.4%の上昇。」
との発表をしました。
英テレグラフ紙が、
「独副首相が欧州金融安定ファシリティーの拡大に難色示した。
アイルランドの金融機関はECBから融資を受けるための担保の不足で
アイルランド中銀の緊急融資へ殺到している。」
などの記事を掲載しました。
日銀地域経済報告では、
「9地域の景気判断で7地域で悪化、2地域で据え置き。」
となったことが報告されました。
日経平均は前週末比+3.82円で取引を終えました。
独の財務相が、
「欧州金融安定ファシリティーの規模拡大の議論は必要ない。
不調なユーロ圏諸国は自国自体で財政問題を解決する必要。」
などの認識を示しました。
中国上海株式市場が3%ほど下落しました。
仏の財務相が、
「欧州金融安定ファシリティーは強化する必要がある。」
との見解を示しました。
独地元紙などでも欧州要人の欧州金融安定ファシリティーに対する
意見が割れていることが報道されました。
しばらくユーロが軟調に推移しました。
EU欧州連合が、
「アイルランドの状況は懸念していない。
EUとIMFのアイルランドに関するプログラムは順調。」
などの見解を発表しました。
加国際証券取扱高(11月)は予想より弱い80.1億加ドルになりました。
今年からFOMCでの投票権を持つフィラデルフィア連銀総裁が、
「年内での米利上げ実施の可能性を排除しない。
QE2は状況に応じ早期に終了する可能性。失業率は緩やかに改善。
今年の米GDPを3.5〜4.0%との予想は理に適う。
米国の短期的なインフレは懸念していない。
現在の米国の財政政策は持続不能。」
などの見解を示す発言をしました。
スペインの財務相が、
「スペインに対する支援準備がされていることはない。」
との発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャ5銀行の長期格付けを引き下げ見通しをネガティブにする。
また、キプロスの格付けを引下げる可能性がある。」
などの発表をしました。
レーン欧州委員が、
「欧州金融安定ファシリティーの融資能力は増強が必要。
数ヶ月以内に厳格なストレステストを実施。
各国は財政再建をすべき。金融市場での緊張は継続している。」
などの見解を示しました。
米株式市場はキング牧師誕生日の祝日でお休みでした。

<1月18日(火)>

ユーログループ議長が、
「スペインとポルトガルが実施した措置は機能している。
ユーログループに大きな意見の相違はない。
最近の市場の改善には勇気付けられる。
ユーロ自体には何ら問題はない。
債務危機の解決策では意見の相違がある。」
などの見解を示しました。
レーン欧州委員が、
「厳格なストレステストを今年前半に実施予定。
恒久的な救済基金に関しては3月までに合意の見込み。」
などの認識を示しました。
英RICS住宅価格(12月)は−39%、
英ネーションワイド消費者信頼感(12月)は53と、
ともに市場予想よりは強い結果になりました。
中国商務省が、
「2010年の対中直接投資は前年比+17.4%の1057.4億ドル。」
になったことを発表しました。
ギリシャの副首相が、
「ギリシャは債務元本の減免を望んでいないが
債務返済期間の延長は望んでいる。」
との発言をしました。
日経平均は前日比+16.12円で取引を終えました。
スペインの地元紙が、
「ロシアはスペイン国債の購入を再開することを検討している。」
との観測報道をしました。
ロシアの財務相が、
「ロシアはスペイン国債を購入する計画ない。
ロシアは欧州金融安定ファシリティー債の購入には興味。」
などの(スペインの地元紙の観測報道を否定する)発言をしました。
独の財務相が
「EU欧州連合は緊密な経済政策の協調が必要。
加盟国は競争力を高めるとともに安定協定を改善する必要。」
などの認識を示しました。
BOEの金融政策委員が、
「英国のインフレはとても不快だが金融政策は変更しない可能性。
英国の成長が1四半期マイナスになる可能性は排除できないが、
短期のインフレ率を過度に懸念することはできない。」
などの見解を示す発言をしました。
英消費者物価指数(12月)は市場予想より強い1.0%、
英小売物価指数(12月)は市場予想とおりの0.7%になりました。
スペインの国債入札では、
12ヵ月債の平均落札利回りが前回より低い2.947%で応札倍率が2.2倍、
18ヵ月債の平均落札利回りが前回より低い3.367%で応札倍率が4.1倍、
という結果になりました。
独ZEW景況感調査(1月)は市場予想より強い15.4になりました。
欧ZEW景況感調査(1月)は市場予想より強い25.4になりました。
ポンドやユーロが堅調になりました。
中国の首相が、
「中国は物価の基本的安定を確保する。
中国は断固として不動産の制御を実行する。
中国は投機的不動産投資を抑制する。」
などの指針を発表しました。
EU欧州連合筋が、
「2011年のEUのストレステストは2010年と同じ91の銀行を網羅。
EUストレステストにはコアTier1の資本の厳格なテストが含まれる。
流動性基準により前年よりも多くの銀行が不合格になる可能性。
3月までに準備をして実行は5月末までで結果は夏に発表の予定。」
などを示しました。
米シティ・グループの10-12月期決算では、
収入が183.7億ドル、純利益が前年同期比−76億ドルの13億ドル、
1株当たり利益が市場予想より弱い4セントになりました。
オランダの財務相が、
「ユーログループは金融安定ファシリティーの規模拡大を拒否した。」
との発言をしました。
米NY連銀製造業景気指数(1月)は予想より弱い11.92になりました。
米ネット長期TICフロー(11月 対米証券投資)は
市場予想より弱い851億ドルになりました。
加BOCが政策金利を市場予想とおり1.00%に据え置きました。
加BOC声明では、
「世界経済の回復は以前よりも早くなっている。
カナダドルの上昇が輸出の回復を阻害。利上げは慎重に検討。
加経済成長の予想は11年に2.4%、12年に2.8%へとと上方修正。
2012年末までのインフレ率は2%と予想。
企業投資は強い回復を続ける可能性が高い。」
などが示されました。
米NAHB住宅市場指数(1月)は市場予想より弱い16になりました。
独連銀総裁が、
「独の投資と個人消費は大きく拡大。
独の2012年の失業率平均は7%以下になる可能性。
ECBはインフレリスクが拡大する可能性を注視している。
ユーロ圏のインフレ率は今年3月に2.4%で頭打ちの可能性。」
などの認識を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「トリシェ総裁のインフレに関する声明は一方的に解釈された。
今のところ金利を変更する必要性は見当たらない。」
との見解を示す発言をしました。
米長期金利が一時急伸しました。
米IBMの10-12月期決算では、売上高は290.2億ドル、
1株当たり利益が4.18ドルと、共に予想より強い結果になりました。
米アップルMの10-12月期決算では、売上高は267.4億ドル、
1株当たり利益が6.43ドルと、共に予想より強い結果になりました。
NYダウは前週末比+50.55ドルで取引を終えました。

<1月19日(水)>

日第三次参議要活動指数(11月)は予想より強い0.6%になりました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5885元になりました。
英FT紙が
「中国は保有するユーロ圏周辺国の債券に対して、
債務再編による影響がないかの説明を求めるべき。
ユーロ圏が恒久的な解決メカニズムを決定するまで
国債の購入によるユーロ圏支援を何も約束すべきでない。」
などの元中国人民銀行の金融政策委員の見解を掲載しました。
日経平均は前日比+38.12円で取引を終えました。
ドルが軟調傾向で推移しました。
中国上海株式市場や香港株式市場が堅調に推移しました。
独の首相が、
「独は安定したユーロを確保するため必要なことを行い続ける。」
との発言をしました。
ドル軟調もあってユーロが堅調傾向で推移しました。
日経済財政担当相が、
「財政規律を失ったままだと日本に対する信認が侵食される可能性。」
との認識を示しました。
EU欧州連合の大統領が、
「EUはユーロ安定に必要とされることは何でも行う。」
との発言をしました。
欧経常収支(11月)は−60億ユーロになりました。
格付け会社のS&Pが
「欧州金融安定ファシリティー債をAAAに格付けする。」
と発表しました。
英失業率(11月)は市場予想とおりの4.5%、
英失業保険申請件数(12月)は予想より強い−0.41万件になりました。
独経済省が2011年の独成長見通しを2.3%に引き上げました。
独地元紙が、
「独政府はギリシャの債務を再編する計画を検討。
ギリシャがEFSFのクレジットを活用して債務買戻しを認める可能性。」
などの観測報道をしました。
ギリシャの財務省が、
「ギリシャの債務再編に関する議論はない。」
との発表をしました。
ポルトガルの12ヵ月物国債の入札では、
平均落札利回りが前回より低い4.029%、応札倍率が3.1倍と、
好調な結果になりました。
米ゴールドマン・サックスの10-12月期決算では、
収入が市場予想より弱い86.4億ドル、
純利益が前年同期比−51%の23.9億ドル、
普通株の1株当たり利益が市場予想とおりの3.79ドル、
という結果になりました。
米ウェルズ・ファーゴの10-12月期決算では、
純利益が34.14億ドル、1株当たり利益が予想より弱い61セント、
という結果になりました。
米住宅着工件数(12月)は市場予想より弱い52.9万件、
米建設許可件数(12月)は市場予想より強い63.5万件になりました。
中国がボーイングと190億ドルの購入契約をしました。
米ドルが軟調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「ポルトガルの格付けは2011年の成長率だけでは決定しえない。
ポルトガルには持続的な資金調達レートが必要。
国債入札は好結果もトレンドにはなっていない。
支援を要請するかしないかを格付け再考の際に考慮する。」
などの見解を発表しました。
加BOC金融政策報告では、
「カナダドル高は輸出の成長を抑制。企業投資は快活に回復。
ドルカナダの想定レートを1.0000に修正。
金融政策は徐々に引き締めていく。政策金利の策定は慎重を要す。
加GDPは2011年に2.4%、2012年に2.8%と予想。
インフレ率は2012年末までに2%に達する見込み。」
などが示されました。
格付け会社のフィッチが、
「欧州金融安定ファシリティー債をAAAに格付けする。」
と発表しました。
香港フェニックステレビが
20日発表の中国経済指標のリーク報道をしました。
シュタルクECB理事が、
「過度な流動性と過度な低金利は危険を伴う
世界とユーロ圏の景気回復は予想よりも早い。
ECBはインフレリスクの可能性をとても警戒。
新興諸国のインフレは深刻な問題。通貨戦争などはない。」
などの認識を示しました。
米中首脳の会見による米中共同声明では、
「米国は中期的連邦赤字削減と長期的財政の持続性に注力。
米国はドル相場の過度の混乱に対し警戒を維持。
中国は国内消費の拡大を継続。
中国は人民元相場改革の推進と弾力性の促進を継続。
貿易および投資における保護主義に反対することで合意。
米中関係は戦略的に重要。米中は利益と責務を共有。
二国間の貿易問題を協力的に相互に有益に解決することで合意。」
などが示されました。
NYダウは前日比−12.64ドルで取引を終えました。

<1月20日(木)>

NZ第4四半期消費者物価は市場予想より弱い2.3%になりました。
NZの財務相が、
「当面、年間インフレ率を比較的弱めに予測している。」
との認識を示しました。
人民元の対ドル基準値は1ドルが6.5883元と最高値になりました。
中国の経済指標の発表では、
「第4四半期GDPが9.8%、2010年GDPが10.3%、
消費者物価指数(12月)が前年比で4.6%、
生産者物価指数(12月)が前年比で5.9%、
鉱工業生産(12月)が前年比で13.5%、」など、
いずれも市場予想より強い結果になりました。
(香港フェニックステレビのリーク報道と全く同じ結果になりました。)
市場反応は限定的でした。
中国国家統計局が、
「中国経済は重要な段階にある。安定的成長に向かっている。
積極的な財政政策と穏健な金融政策を維持。
マクロ経済政策の柔軟性を高める。
今年の消費者物価指数の上昇圧力は過小評価できない。」
などの発表をしました。
中国の利上げ観測が台頭しました。
日経平均は前日比−119.79円で取引を終えました。
中国上海株式市場が2.9%ほど下落しました。
独生産者物価指数(12月)は市場予想より強い0.7%になりました。
FT紙が「ムーディーズがポルトガルの格下げを警告」
との記事を掲載しました。
独の経済相が、
「独はユーロ圏共同債券の発行に反対する。」
との発言をしました。
ECB月報(1月)では、
「インフレリスクはおおむね均衡。上振れる可能性。
経済見通しに対するリスクはわずかに下方。
政策金利は適切。流動性供給は必要に応じて調節。」
などが示されました。
格付け会社のフィッチが、
「2011年の欧州の銀行の見通しは安定的。
一部にネガティブ圧力がみられる。」などの見解を発表しました。
欧州委員会が、
「ギリシャの債務再編に関する議論はない。」
との声明を出しました。
米モルガン・スタンレーの10-12月期決算では、
収入が78億ドル、1株あたり利益が0.41ドルと、
市場予想より強い結果になりました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い40.4万件になりました。
加景気先行指標指数(12月)は0.5%、加卸売売上高(11月)は1.2%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
商品市場が軟調傾向で推移しました。
欧消費者信頼感速報(1月)は市場予想よりは強い−11.4になりました。
米中古住宅販売件数(12月)は528万件、
米景気先行指標総合指数(12月)は1.0%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
米ドルが堅調傾向で推移しました。
フィラデルフィア連銀指数(1月)は予想より弱い19.3になりました。
IMFが「ギリシャの返済期間延長を支持する。」と発表しました。
スイスSNB総裁が、
「スイスフラン高が2011年のスイス経済を抑制。
スイス経済は2011年に減速する可能性。
ユーロ圏の安定がスイスフランにとって重要。
ユーロ圏は安定した状況に戻りつつある。」
などの認識を示しました。
米10年物インフレ連動債の入札では、
最高落札利回りが前回より高い1.170%、
応札倍率が前回より低い2.37倍になりました。
米グーグルの10-12月期決算では、売上高が63.7億ドル、
1株当たり利益が8.75ドルと、予想より強い結果になりました。
NYダウは前日比−2.49ドルで取引を終えました。

<1月21日(金)>

NZ小売売上高(11月)は市場予想より強い1.5%になりましたが、
同(除自動車)では市場予想より弱い−0.2%になりました。
豪第4四半期輸入物価指数は−3.8%、同輸出物価指数は−8.1%と、
ともに弱い結果になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「第2四半期にブラジルを格上げする可能性がある。」
との見解を発表しました。
米ボルカー経済再生諮問会議議長の退任が発表されました。
日全産業活動指数(11月)は市場予想より弱い−0.1%になりました。
日経平均は前日比−162.79円の10274.52円で週の取引を終えました。
中国上海株式市場は1.4%ほど上昇しました。
ユーロが堅調傾向で推移して、ドルが軟調傾向で推移しました。
独IFO景気動向(1月)は市場予想より強い110.3、
独IFO現況評価値(1月)は市場予想より弱い112.8になりました。
独IFOのエコノミストが、
「ドイツの製造業は完全に危機を脱している。
ユーロの危機は企業には影響を与えていない。
低金利はドイツにとって有利。」
などの見解を示す発言をしました。
英小売売上高(12月)は市場予想とおりの−0.3%になりました。
米バンク・オブ・アメリカの10-12月期決算では、
純損失が12億ドル、1株当たり損失が0.16ドルになりました。
格付け会社のフィッチが、
「スペインの銀行問題の規模には不確実性がある。
スペインが財政目標を達成できない場合は格付け変更の可能性。
ポルトガルは市場から資金調達不能になれば格付け変更の可能性。」
などの見解を発表しました。
加小売売上高(11月)は指示用予想より強い1.3%になりました。
カナダドルが堅調に推移しました。
ユーロなど欧州通貨が堅調に推移しました。
ポーゼンBOE政策委員が、
「インフレ率は一時加速した後にターゲット2%を下回る可能性。
英住宅市場のダウンサイドリスクを懸念。
市場は金利の引き上げを織り込んでいるがそうなるとは限らない。」
などの見解を示す発言をしました。
仏大統領と仏首相が、
「欧州経済統治の必要性で合意した。」
との発表をしました。
オバマ米大統領が、
「米国は輸出を増やす必要。中国に市場開放を求める。
米国の経済成長はまだ充分な速さではない。
(米経済再生諮問会議の議長に内定の)
GEのイメルト氏は尊敬できるビジネスリーダーの1人。」
などの発言をしました。
NY原油(WTI)は89ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+49.04ドルの11871.84ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<1月24日(月)の主な予定>

※NZウェリントンの市場は祝日でお休みです。

午前9時半に豪第4四半期生産者物価指数、
午後5時半に独製造業PMI速報(1月)、独サービス業PMI速報(1月)、
午後6時に欧製造業PMI速報(1月)、欧サービス業PMI速報(1月)、
午後7時に欧鉱工業新規受注(11月)、
などの経済指標が発表されます。

<1月25日(火)の主な予定>

午前8時に豪景気先行指数(11月)、
午前9時半に豪第4四半期消費者物価、
正午過ぎに日政策金利、
午後3時半から日銀総裁記者会見、
午後4時に独GFK消費者信頼感調査(2月)、
午後6時半に英第4四半期GDP速報、英公共部門ネット負債(12月)、
夜9時に加消費者物価指数(12月)、
夜11時に米S&Pケースシラー住宅価格(11月 前年比)、
深夜12時に米消費者信頼感指数(1月)、米住宅価格指数(11月 前年比)、
同深夜12時に米リッチモンド連銀製造業指数(1月)、
深夜3時に米2年債の入札、
などの経済指標が発表されます。
豪・英・加・米の指標には注目です。

<1月26日(水)の主な予定>

※豪のシドニー市場が祝日でお休みです。

朝8時50分に日中小企業向けサービス価格(12月 前年比)、
午前11時に米オバマ大統領の一般教書演説、
午後2時に日金融経済月報、
午後6時半に英BOE議事録、
午後9時半に米ボーイングの第4四半期決算発表、
深夜12時に米新築住宅販売件数(12月)、
深夜3時に米5年債の入札、
深夜4時15分に米FOMC政策金利、FOMC声明、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

<1月27日(木)の主な予定>

早朝5時にRBNZ政策金利、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(12月)、
午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(1月)、
午後7時に欧消費者信頼感(1月)、欧業況判断指数(1月)、他
夜9時半に米キャタピラーの第4四半期決算発表、
夜10時に米AT&Tの第4四半期決算発表、
夜10時半に米耐久財受注(12月)、米シカゴ連銀全米活動指数(12月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米中古住宅販売保留(12月 成約)、
深夜3時に米7年債の入札、
米株式市場終了後に米マイクロソフトの決算発表、
などの経済指標が発表されます。
NZ・米の指標には注目です。
また、発表時間が未定(通常はNY時間前半)ですが、
独消費者物価指数速報(1月)の発表も予定されています。

<1月28日(金)の主な予定>

朝8時半に日失業率(12月)、日全国消費者物価指数(12月)、
同朝8時半に日世帯家計調査消費支出(12月)、日小売業販売額(12月)、
朝8時半からRBNZ総裁の講演、
午前8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後7時半にスイスKOF先行指数(1月)、
夜10時半に米第4四半期GDP速報、米第4四半期個人消費、
同夜10時半に米第4四半期GDP価格指数速報、米第4四半期コアPCE速報
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(1月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

さて、先週もいろいろなことがありました。

16日に、トリシェ総裁が「欧州安定化基金は額の面でも質の面でも改善
される必要。インフレはこの2年間でECBの区間範囲を超えている。」
などの認識を示しました。

17日に、英テレグラフ紙が「アイルランドの金融機関はECBから融資を
受けるための担保の不足でアイルランド中銀の緊急融資へ殺到。」
などの記事を掲載しました。
また、中国上海株式市場が3%ほど下落しました。
格付け会社のフィッチが「ギリシャ5銀行の長期格付けを引き下げ
見通しをネガティブにする。また、キプロスの格付けを引下げる
可能性がある。」などの発表をしました。

18日に、ギリシャの副首相が「ギリシャは債務元本の減免を望んで
いないが債務返済期間の延長は望んでいる。」との発言をしました。
スペイン国債入札は好調に終えました。
米長期金利が一時急伸しました。

19日に、EU欧州連合の大統領が「EUはユーロ安定に必要とされることは
何でも行う。」との発言をしました。
格付け会社のS&Pが「欧州金融安定ファシリティー債はAAA格付け。」
と発表しました。また、ポルトガルの国債入札が好結果になりました。
香港フェニックステレビが中国経済指標のリーク報道をしました。

20日に、中国国家統計局が「今年の消費者物価指数の上昇圧力は
過小評価できない。」と発表して中国の利上げ観測が台頭しました。
FT紙が「ムーディーズがポルトガルの格下げを警告」との記事を
掲載しました。

21日に、独IFOのエコノミストが「ドイツの製造業は完全に危機を
脱している。」とのコメントをしました。
格付け会社のフィッチが「スペインの銀行問題の規模には不確実性が
ある。スペインが財政目標を達成できない場合は格付け変更の可能性。
ポルトガルは市場から資金調達不能になれば格付け変更の可能性。」
などの見解を発表しました。

先週は、ドル円が軟調傾向から週後半にかけて反発して週末に軟調に
なる上下動で、豪ドルは週前半で強含むも週半ばから軟調傾向になり、
ユーロなど欧州通貨が上下動しながらも堅調傾向で推移する相場展開
になりました。

また、米主要金融機関6社の2010年10-12月期決算が出揃い、
ゴールドマン・サックスが過去最高益であった前年同期から一転して
大幅な減収減益となりましたが、その他の大手5金融機関は、
不良債権処理費が減じた影響もあって、個別では業績が市場予想を
下回ったり、米金融規制改革法に投資銀行業務は不振ながらも、
おおむね収益改善が確認できた決算内容であったようです。

NYダウも、週間で84.46ドル上昇して、米主要企業の第4四半期決算も
おおむね良好なようで、今後もガス抜きの調整を経ながらも上昇傾向
が続く可能性がありそうで、リスク許容度が増していく可能性があり
そうですが、米追加緩和による余剰マネーの流入の影響か新興国では
インフレを懸念してブラジルやタイなどが金利を引き上げるなど、
金融引き締めの動きがあり、

また、中国でも消費者物価指数が前年同月比で4.6%も上昇して、
2月2日からの旧正月の前後には中国が利上げかとの観測も台頭して、
新興国の株式市場が一時不安定な動きをみせるなど、金融引き締めに
よる経済減速懸念もあるようで、ドル円や資源国通貨などの為替相場
が揺れる可能性がありそうです。特に中国の利上げが注目されます。

一方、ユーロは、スペインやポルトガルの国債入札も無事に終えて、
独連邦債とPIIGS諸国債との利回り格差も縮小して、中国や日本が欧州
周辺国への財政問題に向けた資金面の支援姿勢を示したこともあって、
リスク回避が大きく後退して、先週はユーロドルが1.3450〜1.3500の
レジスタンス・ゾーンを上抜けて、1.3600を越えるあたりまで上昇
しました。

アナリストの中には「年央までユーロは上昇する。」と見る向きまで
出てきているようですが(日経1/22の17面)、また一方では、ユーロ圏の
財務相会合では欧州金融ファシリティー増額の結論が出なかったことや
4月にはスペインやポルトガルが大量の国債償還を控えていることで、
このところ欧州の国債入札が好調ながらも、高値警戒やリスク再燃の
動きも排除できないと見る向きがあり、今後のユーロの動向が注目され
ます。

また、今週の経済指標では、英・米の第4四半期GDP速報と米FOMC、
および米オバマ大統領の一般教書演説などが注目されますが、

今月のFOMCでは金融政策は現状維持となると見る向きが大勢ながら、
今年から約三分の一の委員が交代して、タカ派の急先鋒のホーニング
・カンザスシティー連銀総裁は交代となりますものの、追加緩和に
消極的なプロフィッサー・フイラデルフィア連銀総裁やフィッシャー
・ダラス連銀総裁など「ややタカ派」の委員が増えますので、
(タカ派はなお少数派ながら)、FOMC声明などで今までとは微妙に
ニュアンスが違う表現になる可能性もあり、こちらも注目されます。


さて、今日は相場の「つぶやき」のお話です。

2006年の夏にはじまったとされる"Twitter(ツィッター)"ですが、
全世界に数億人のユニーク・ユーザーがいるのだそうで、
世界中で"Tweet"と呼ばれる「つぶやき」が盛んに行われていますね。

また、2004年にはじまったとされる"Facebook(フェイスブック)"も
世界に5億人を越えるユーザーがいるのだそうで、
今や世界最大のSNSに急成長して、ハーバード大学の学生だった
創業者のマーク・ザッカーバーグは世界最年少の億万長者となり、
映画化もされましたね。

映画によれば、ボストン大学の学生の彼女に振られた腹いせに、
ハッキングして得た女子学生の身分証明写真をネット公開して
「顔比べの勝ち抜き投票ゲーム」を作ったのが元だったそうで、
はじめはたちの悪いイタズラだったそうです。(苦笑)

そして、良いも悪いも思わぬ反響となって、
やがて本格的にSNSを立ち上げることになりますが、

最初の資金はわずか1,000ドルだったそうで、
それが数年で数兆円の企業価値になるまでに
成長したのですから驚きです。

さて…、

相場の世界でも、物言わぬチャートながら、
たくさんの「つぶやき」をトレーダーに示していると
言われることがあります。

「相場のことは、相場に聞け」などとも言われ、
チャートはけっこう「つぶやいて」いることがあるのですね。

今日はそのお話をさせていただきたいと思います。

相場の世界は、欲と恐怖と怒りと希望と絶望とが
坩堝(るつぼ)になっているところですので、やっかい極まりなく、

まともな人ほど面食らうことがありますね。(苦笑)

思惑や予想でトレードをしてはいけないと言われていても、
皮肉にも相場は思惑や先んじようとの予想で動き、

また、「最高」は、普通はとても良いことですが、相場では、
最高なれば、これより上が無いということで下げることがあり、

「最低」は、普通はとても悪いことですが、相場では、
最低なれば、これより下が無いということで上げることがあり、

「なんで、良い内容の経済指標の発表のとたんに下げるんだ!
 チクショー。こんな相場は間違っている。」

なんて、思ってしまうこともままあるものです。(苦笑)

そして、相場は数理で解き明かせそうでいて
アートなところも確かにあり、

やっと見つけたテクニカルの最適なパラメーターやシステムも、

「夏の時代は半袖が心地よくとも、冬の今は寒かろうに…。
 最適なパラメーターや最適なシステムを求めることは、
 季節にかかわらず最適な袖の長さを求めるようなものさ。
 いつでも最適な袖の長さなんて、そんなものありゃしないよ。」

とばかり、相場自体があざ笑うかのように、

相場つきは季節の移ろいのように次々と変って
最適がいつの間にやら陳腐化してしまうこともあるようです。

意地悪な相場にしてみれば、

「最高を発見しただと? そうかね…。
 ならば、これからパフォーマンスは下がるばかりだ。
 君はLTCMの歴史的実験の話を知っているかね。
 最高とは相場の世界でどのような意味か知っているだろう。
 そこから頭打ちになり下げることがあると言うことだ。」

なんてことを言いたげのような気もします。(苦笑)

まぁ、人の欲と恐怖と怒りと希望と絶望とが集合意識の
坩堝(るつぼ)になっている相場ですから、
まともなわけがありませんが、(笑)

ときに、富をもたらせてくれるのも相場であり、

そのどうしようもない集合意識の異常人格の相場の「つぶやき」に
相場の世界で生きるために耳を傾けようとしている人もいます。

その人によれば、相場はいつも正確なジャッジ(判定)を
してくれる厳しい審判でもあるのだそうで、

トレードで負けたということは、

「あなたのエントリーは方向かタイミングが悪かった。」
「もしくは、あなたのエグジットの判断が間違っていた。」
「あなたは悪いところを直さなくてはならない。」

ということを損失の罰をもって事実で知らしめてくれていることで、

また、トレードで勝ったということは、

「あなたのトレードが正しかった。」

ということを儲けの褒美の事実で知らせてくれていることで、

そして、いつも負けばかりとなっているときは、

「あなたの相場分析は間違っている。」
「もしくは、あなたのシステムは陳腐化しているか、
「あなたのマインドは怒りか恐れか焦りに憑依されている。」
「あなたは悪いところを直さなくてはならない。」

ということを損失の罰をもって厳しく警告していることで、

また、勝ったり負けたりして堂々巡りをしているときは、

「8割以上のトレーダーが負けているともいわれる世界で、
 生き残っていることだけでも素晴らしい。
 あなたには大いに可能性がある。
 技能かマインドのどちらか、もしくはどちらも、
 悪いところを少し直せば劇的に改善する可能性がある。」

「あなたは、あともう少しだ。
 技能とともに、マインドを鍛えよ。
 コツコツ、ドーンだけはしないように。
 トレードを厳選して、過剰トレードをしないように。」

ということを叱咤激励してくれていることで、

そして、トータルで勝ち続けれるようになったということは、

「あなたのトレードは正しい。
 今のペースを身の丈でゆっくり伸ばしなさい。
 ただし『もっともっと』ということで、
 良いスタイルとフォームを崩すことのないように。
 欲を出しすぎたり、一気に行こうと思わないように。
 そして、基本だけは忘れないことだ。
 基本を逸脱したときは元の木阿弥になる場合もある。」

ということを「つぶやいて」くれていると
取ることもできるのかもしれません…。

もしもそうであるならば、

相場の無言の「つぶやき」の厳しいアドバイスに素直に耳を傾け、
負けたときでも「チクショー。」と叫ぶだけではなく、(苦笑)
悪いところを自身で修正する糧とすることをしていきたいものです。

もし仮に、

いつもトレンドに逆らってトレードして負けているのであれば、
自身で順張り主体にトレードを矯正していく必要がありそうですし、

ナンピンが癖になっていて、場合をわきまえずに常用して、
「コツコツ、ドカーン」となっているのであれば、
なるべくナンピンを控え、損切りすべきところでは損切りする習慣を
自身で身につけていく努力が必要となりそうですし、

儲けていたのに、ついつい好い気になって過剰にトレードして、
負けとなってしまうことが多いのであれば、トレードを厳選して、
過剰回数の娯楽トレードを控える必要がありそうですし、

いつも躊躇によるタイミング遅れとなりがちであったり、
マインドの影響から開放されるデモトレードでは良い成績なのに、
リアルトレードではビビリまくりで良い戦績にならないのであれば、

自身のマインドの「つぶやき」が悪影響となっている証左なので、
自身でマインドを鍛えて、「デモトレードのように」
リアルトレードでもチャートに従って忠実に執行できる訓練を
していく必要がありそうです。

負けている場合は、自身の心のつぶやきは悪魔のささやきとして、(笑)

「まだと思ったら、もうであり」「もうと思ったら、まだであり」

自身の心のつつぶやきを排除していく方がよい場合は多いものです。

「あははっ。相場のつぶやきに、チャートのつぶやきねぇ。
 そして、何だって。自身の心のつぶやき、と来たもんかよ。
 お前の話は、なんだか宗教じみているよな。
 おい。チャートにも相場の神様が住んでいるってか。」

「あぁ、そうともさ。ときにかなり性格が悪くも、
 事実に基づいて厳しいトレードの良し悪しを判定する神様がね。」

「そんなのいるのかね。」

「最近は、トイレにも神様がいるらしいから…。」

「今日は自爆せずに、そう来たか。性格が悪くなったな。」

「あははっ。相場とつきあってたら性格も強くなりますよ。」(笑)



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FX 理解と執行のお話


オーストラリアだけではなくブラジルも洪水被害になっているなど
地球温暖化の影響なのか世界的に気象が変調になっているようですね。

北海道でも近年では少し珍しい連日の大雪になりました。

●先週1月10日(月)〜1月14日(金)の気になる出来事

<1月10日(月)>

NZ貿易収支(11月)は市場予想より弱い−18.6億NZドルになりました。
東京市場は成人の日の祝日でお休みでした。
英会計監査法人のBDOが、
「BOEは早すぎる政策金利の引き上げを回避するべき。」
との見解を発表しました。
英首相が
「英国の金利は困難な課題であることをBOE総裁に警告した。」
と発表しました。
豪小売売上高(11月)は市場予想とおりの0.3%になりました。
中国の貿易収支(12月)は市場予想より弱い+131億ドルになりました。
中国上海の株式市場が1%強の下落になりました。
英ハリファック住宅価格(12月)は予想より弱い−1.3%になりました。
スイス小売売上高(11月 前年比)は予想より強い2.5%になりました。
スペインの財務相が、
「ポルトガルは救済を必要としていない。
(スペインの)貯蓄銀行には資金調達に困難がある。
2010年のスペインの財政赤字は予想よりやや良い可能性。」
などの認識を示しました。
EU欧州連合が、
「ポルトガルへの救済ファシリティー利用の協議は行われていない。」
との発表をしました。
仏首相が、
「仏と独はユーロの保守で重要な役割を持つ。
ユーロの廃止不可能。ユーロ圏の財政は米国や日本よりは良い。」
などの認識を示しました。
米ミネアポリス連銀総裁が、
「経済が予測より強くてもFRBの資産買入の計画は支持される可能性。
債券買い入れプログラム中止を支持するための障害は非常に高い。」
との見解を示す発言をしました。
トリシェECB総裁が、
「世界経済の回復は予測よりも良い。新興国が世界経済回復を牽引。
財政の健全性が重要。BIS会議ではポルトガルの協議はしていない。
労働市場を取り巻く環境は各国によって大きく異なる。
新興国への資本フローはとても重要な問題である。」
などの見解を示しました。
加住宅建設許可(11月)は予想よりかなり弱い−11.20%になりました。
加BOCの2010年度第4四半期企業見通し調査では、
「企業は向こう12ヶ月の収益見通しを明るく見ている。
企業は向こう12ヶ月での投入・産出価格ともに拡大と予測。」
などが示されました。
独の首相が、
「独はポルトガルに支援求めるよう圧力をかけてはいない。
支援を求めるかどうかはポルトガル自体が決めることである。」
との発言をしました。
日の財務官が、
「日本政府はユーロ圏の国債の買入れを検討する可能性。」
との見解を示す発言をしました。
米アルコアの10-12月期決算では、売上高は予想より弱い56.5億ドル、
1株当たり利益が市場予想より強い0.21ドルになりました。
NYダウは前週末比−37.31ドルで取引を終えました。

<1月11日(火)>

NZ住宅建設許可(11月)は前回より強い8.8%になりました。
米ダラス連銀総裁が、
「FRBは出来る限りのことをした。財政当局による介入も必要。」
との認識を示す発言をしました。
BCC英国商業会議所が、
「英第4四半期GDPは0.4〜0.5%に鈍化の見通し。
2011年の上半期でCPIは4%まで上昇する可能性。
BOEによる11年第3四半期以前の利上げは経済回復に打撃の可能性。」
などの見解を発表しました。
豪貿易収支(11月)は市場予想より弱い19.25億豪ドルになりました。
日財務相が、
「ユーロ圏が共同して今月下旬に大型起債の予定。
日本政府もアイルランド支援のため2割程度の購入を予定。」
との発言をしました。
ユーロが一時急伸しました。
豪の洪水が第3都市ブリスベンまで波及したとの報道がありました。
日景気一致CI指数速報(11月)は予想よりやや弱い102.1、
同先行指数速報は市場予想よりやや強い101.0になりました。
日経平均は前週末比−30.36円で取引を終えました。
ポルトガルの財務相が、
「支援の必要性は感じていない。
支援を回避するため必要なことを行うことが義務。
国債の需要は十二分にある。」
などの見解を示す発言をしました。
ポルトガルの首相が、
「2010年の歳入は予想以上の5.3%増。
2010年の財政赤字は対GDP比7.3%の目標以下。
ポルトガルは支援要請はしない。国債発行に自信がある。」
などの認識を示しました。
スペインの首相が、
「銀行救済基金は一時的なもの。厳格な条件で利用されている。
2011年〜2015年の年間経済成長を2.0%〜2.5%と期待している。
貯蓄銀行の資本強化のためにあらゆる措置を尽くす。」
などの発言をしました。
加住宅着工件数(12月)は市場予想より弱い17.15万件になりました。
ポルトガル中銀が、
「経済成長は緊縮財政の影響を受ける。
ポルトガルの経済には強い下ブレリスクがある。」
との見解を発表しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「個人的には資産買入れに疑問を有している。
米経済が迅速かつ持続的に回復すればQEの再考が必要。
米国には信頼できる赤字削減プランが必要。
経済見通しに伴い長期金利は拡大する可能性。」
などの見解を示しました。
米卸売在庫(11月)は市場予想より弱い−0.2%になりました。
独連銀総裁が、
「政府は持続的な赤字削減をして市場の信頼感回復に努める必要。
独の国内需要がさらなる成長を支援していく可能性。
2011年には慎重ながらも楽観視している。」
などの見解を示す発言をしました。
米3年債の入札では、最高落札利回りが1.027%、
応札倍率が3.06と、ともに前回より高くなりました。
ドル円が上げては下げる展開になりました。
ユーロが上下動しながらも上昇しました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
米FRB公定歩合議事録では、
「経済成長は緩やか。失業率は容認できないほど高い。
インフレは総じて極めて低い。
2連銀が公定歩合の1.0%への引き上げを主張。
10連銀が公定歩合の据え置きを主張。」
などが示されました。
NYダウは前日比+34.43ドルで取引を終えました。

<1月12日(水)>

ウォール・ストリート・ジャーナル紙が、
「EU各国は4400億ユーロ規模の救済基金の拡大について協議中。」
との記事を掲載しました。
日国際経常収支(11月)は9262億円、日国際貿易収支(11月)は2597億円と
ともに市場予想より弱い結果になりました。
レーン欧州委員が、
「救済基金は増強されるべき。範囲は拡大されるべき。
EUの加盟国の再建プログラムは遂行の切迫感が欠如している。」
などの見解を示す発言をしました。
豪地元紙が、
「クイーンズランドの洪水でGDPが最大1%下押される可能性。
130億豪ドルの打撃となる可能性。」
などの豪RBA理事の談話記事を掲載しました。
中国証券報が、
「今年、中国政府は流動性とインフレ抑止のため
銀行預金準備率を3〜5回ほど引き上げる可能性。」
との観測記事を掲載しました。
2010ノーベル経済学賞受賞のクリストファー博士が、
「EUは破綻の瀬戸際でもスペイン救済の資金を持ち合わせていない。
スペインが破綻した場合はユーロの終わりを引き起こす可能性。」
との見解を発表しました。
日経平均は前日比+2.12円で取引を終えました。
FT紙の独版が、
「EUと欧州救済基金は万一のためにポルトガルへ
1000億ユーロの信用保証を準備している。」
との匿名関係者の記事を掲載しました。
独連邦統計庁が「2010年の独GDPは前年比+3.6%」
になったことを発表しました。
英商品貿易収支(11月)は予想より弱い−87.36億ポンドになりました。
欧公庫行政さん(11月)は市場予想より強い1.2%になりました。
レーン欧州委員が、
「欧州は高失業の悪循環により高債務と低成長に脅かされている。
欧州金融安定ファシリティーの規模と適用範囲について協議中。」
などの発言をしました。
ポルトガルの国債入札では、
「4年債の平均落札利回りが前回より高い5.396%、
4年債の応札倍率が前回より低い2.6倍。
10年債の平均落札利回りが前回より低い6.716%、
10年債のの応札倍率が前回より高い3.2倍。」
などの結果になりました。
スペインの地元紙が、
「欧州委員会は国債発行に欧州救済基金の保証付けを検討している。」
との記事を掲載しました。
ポルトガル中銀総裁が、
「ポルトガルの債券入札結果は市場の信頼の改善の兆しを示す。」
との認識を示しました。
独の首相が、
「持続可能な成長と競争力がユーロ安定を維持への最善の措置。
EU各国はユーロ安定へ必要なことのすべてを行う。
EUは債務危機を克服できると考えている。」
などの見解を示しました。
ユーロが一時軟調になった後に上昇しました。
米輸入物価指数(12月)は市場予想より弱い1.1%になりました。
加新築住宅価格指数(11月)は市場予想より強い0.3%になりました。
ガイトナー米財務長官が、
「中国人民元は大幅に過小評価されている。
中国は市場の実勢に応じ人民元を切り上げるべき。
ユーロ圏が危機を克服することに疑問はない。」
などの認識を示しました。
英欧の株式市場が堅調に推移しました。
カナダの財務相が、
「カナダは引き続き財政均衡化の路線にある。
カナダ国債には世界的に強い需要がある。
カナダドルは比較的高い。家計債務の水準を懸念。
欧州は引き続き危険な状況にある。
カナダドル高は予想されたものでカナダの強い財政を反映。
製造業はカナダドルの水準に対応。大幅な下落を期待していない。」
などの認識を示す発言をしました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回りが前回より高い3.388%、
応札倍率が前回より高い3.30」になりました。
米長期金利が低下しました。
ユーロが上昇しました。
スイスSNBの副総裁が、
「スイスフランは2010年に大幅に上昇した。
スイスフランの上昇は異常なほどの課題。
SNBはインフレとデフレの双方を抑制させる必要。
SNBは中期的には金利を引き上げる必要。」
などの見解を示しました。
米月次財政収支(12月)は市場予想とおりの−800億ドルになました。
米地区連銀経済報告では、
「米経済は12月にかけて緩やかに拡大。
製造業と小売などの非金融サービスが改善。
住宅市場は全ての地区で低迷。商業用不動産は低迷。
多くの地区で労働市場が上向きつつある。」
などが示されました。
NYダウは前日比+83.56ドルで取引を終えました。

<1月13日(木)>

ユーログループ議長が、
「ポルトガルの債券入札が上手くいったのは良いニュース。
ユーロ圏の危機が終わりに近づいていると宣言するには時期尚早。」
などの認識を示しました。
日機械受注(11月)は市場予想より弱い−3.0%になりました。
豪雇用者数変化(12月)は市場予想より弱い0.23万人、
豪失業率(12月)は市場予想より強い5.0%になりました。
人民元の対ドル基準値は1ドルが6.5997元と最高値になりました。
日工作機械受注(12月)速報は前年比で63.5になりました。
日経平均は前日比+76.96円で取引を終えました。
独卸売物価指数(12月)は1.8%になりました。
スペインの地元紙が、
「ECBとIMは欧州金融安定ファシリティーの規模拡大を支持している。」
との観測報道をしました。
英テレグラフ紙が、
「仏独は欧州救済基金の増額に反対へ。EU内部の深刻な相違を露呈。」
との記事を掲載しました。
アイルランド地元紙が、
「欧州財務相らはアイルランド財政支援の850億ユーロの金利を
5.7%への引き下げで議論。17日の欧州財務相会合で協議の見通し。」
との観測記事を掲載しました。
格付け会社のムーディーズが、
「仏・独・英・米は格付けを長期的に維持するために
将来の(財政)コストを管理する必要。」
との見解を発表しました。
英鉱工業生産(11月)は市場予想より弱い0.4%、
英製造業生産高(11月)は市場予想より強い0.6%になりました。
スペインの5年債の入札では、
平均落札利回りが前回より高い4.542%、
応札倍率が前回より高い2.1倍になりました。
イタリアの国債入札では、
「5年債の平均落札利回りが前回より高い3.67%、応札倍率が1.412倍、
15年債の平均落札利回りが前回より高い5.06%、応札倍率が1.420倍。」
という結果になりました。
ギリシャの失業率(10月)は前回より弱い13.5%になりました。
スペインの財務相が、
「スペインは当然ながら財政支援を必要としていない。」
との認識を示しました。
ユーロが堅調傾向で推移しました。
仏大統領が、
「ユーロドルの為替レートは依然として高過ぎる。」
との認識を示す発言をしました。
英BOEが政策金利を予想とおり0.50%に据え置いて、
資産買入規模を2000億ポンドに据え置くことを決定しました。
欧ECBが政策金利を予想とおり1.00%に据え置きました。
EU大統領が、
「市場は欧州委員会を過小評価すべきではない。
EUでのデフォルトはありえない。」
との発言をしました。
米貿易収支(11月)は市場予想よりは強い−383億ドル、
米生産者物価指数(12月)は市場予想より強い1.1%、
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い44.5万件、
などの結果になりました。
加国際商品貿易(11月)は予想より強い−1億加ドルになりました。
トリシェECB総裁の記者会見では、
「ECBの金利は適切。インフレ期待は充分に抑制。
インフレは短期的な上振れ圧力があるが中期的には抑制。
不透明性が高まっている。必要性に応じて政策を調整。
ダウンサイドリスクは金融市場の緊張に起因。
11年以降、域内の経済格差は縮小する可能性。
インフレの加速はまだECBの見通しに変更を強いていない。
全ての非伝統的手段は一時的なもの。各国は債務の削減が必要。
金利について決して事前の約束はしない。
08年7月には(金融危機でもインフレ警戒で)利上げした。
金利を変更しないとの約束もしない。
債券買入れプログラムは継続中。現在は切迫した状況。
まだ困難な状況が続いている。
ECBは各国政府に責任性の向上を求める。
ECBは各国政府に救済基金の強化を求めている。
金利と非標準的措置は別の物であり連携はしていない。」
などが示されました。
ユーロが上昇を強めていきました。
米30年債の入札では、最高落札利回りが前回より高い4.515%、
応札倍率が前回より低い2.67倍になりました。
バーナンキFRB議長がパネルディスカッションで、
「経済が強まっていることを認識。
第4四半期GDPの予想が3〜4%は理に適っている。
失業率は望むような速さで減少しない可能性。
住宅市場の回復はゆっくりした過程。
最大の問題はファニーメイとフレディーマックの改革。
金融政策は株式相場の上昇に寄与。
デフレリスクは大きく後退。」
などの認識を示す発言をしました。
米インテルの10-12月期決算は、
売上高が114.6億ドル、1株当たり利益が0.59ドルと、
ともに市場予想より強い結果になりました。
NYダウは前日比−23.54ドルで取引を終えました。

<1月14日(金)>

日国内企業物価指数(12月)は市場予想より強い0.4%になりました。
人民元の対ドル基準値は1ドルが6.5896元と最高値になりました。
英FT紙が、
「米商品先物取引委員会が商品価格の上昇を懸念して、
原油や金など一部の商品に規制を提案。反対も多く採決は難航?」
との記事を掲載しました。
日経平均は前日比−90.72円の10499.04円で週の取引を終えました。
独消費者物価指数確報(12月)は市場予想とおりの1.0%になりました。
中国上海株式市場は1.3%下落しました。
ドル円はしばらく軟調傾向で推移した後に急上昇しました。
ユーロドルは上昇の後に軟調になりました。
ポルトガル首相が、
「国債入札(結果)は投資家のポルトガル経済と政府の措置への信頼。
ポルトガルは支援を必要としない。」
などの認識を示す発言をしました。
スイス生産者輸入価格(12月)は市場予想より強い0.3%になりました。
英生産者仕入価格(12月)は3.4%、同出荷価格(12月)は0.5%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
独連銀総裁が、
「ユーロ圏の中期的インフレ見通しは均衡も上昇する可能性がある。
独とユーロ圏の経済見通しは総じて大幅に改善。
物価動向を監視する必要。金融と経済の危機は終わっていない。」
などの認識を示しました。
中国人民銀行が預金準備率を0.5%の引き上をしました。
(中国の預金準備率の引き上げは2010年当初から8回目)
資源国通貨などが軟調になりました。
欧消費者物価指数(12月)は市場予想とおりの0.6%、
欧貿易収支(11月)は市場予想より弱い−19億ユーロになりました。
米JP・モルガン・チェースの第4四半期決算では、
「収入が267億ドル、純利益が48億ドルで前年比+47%、
1株当たり利益が市場予想より強い1.12ドル。」などになりました。
米小売売上高(12月)は市場予想より弱い0.6%、
米消費者物価指数(12月)は市場予想より強い0.5%になりました。
ドル円が軟調になった後に再上昇する上下動になりました。
米鉱工業生産(12月)は0.8%、米設備稼働率(12月)は76.0%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
米ミシガン大学勝者物価指数速報(1月)は
市場予想より弱い72.7になりました。
米企業在庫(11月)は市場予想より弱い0.2%になりました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャの長期発行体デフォルト格付のIDRを格下げして
見通しをネガティブにする。」と発表しました。
(これでギリシャ格付は格付会社3社ともにジャンク級になりました。)
独の首相が、
「独はユーロを守る決意と団結を表明する。」
との発言をしました。
ユーロが再上昇していきました。
スイスSNB総裁が、
「260億スイスフランの為替差損はSNBの政策変更を意味しない。
デフレリスクに対処する必要があればSNBは行動する。
スイスフラン高は経済にとって問題。大幅な成長減速を予測。」
などの認識を示しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「米経済の先行きには大きな困難が待ち構えている。
経済見通しはQEの再考するに値する。労働市場は徐々に回復。
11年の成長率は3.5〜4.0%、11年のインフレ率は1.5〜2.0%と予想。」
などの見解を示す発言をしました。
NY原油(WTI)は90ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+55.48ドルの11787.38ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<1月17日(月)の主な予定>

※米市場はキング牧師誕生日でお休みです。

午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(1月)、
午前9時半に豪新車販売台数(12月)、
午後2時に日消費者態度指数(12月)、
夜10時半に加国際証券取扱高(11月)、
などの経済指標が発表されます。
また、この日にユーロ圏財務相会合が開催されます。

<1月18日(火)の主な予定>

午前9時01分に英RICS住宅価格(12月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(11月)、日稼働率指数確報(11月)、
午後3時に日工作機械受注確報(12月 前年比)、
午後5時からEU財務相会合、
午後6時半に英消費者物価指数(12月)、英小売物価指数(12月)、
同午後6時半に英DCLG住宅価格(11月 前年比)、
午後7時に独ZEW景況感調査(1月)、
同午後7時に欧ZEW景況感調査(1月)、
夜10時に米シティー・グループ第4四半期決算発表、
夜10時半に米NY連銀製造業景気指数(1月)、
夜11時に米ネット長期TICフロー(11月 対米証券投資)、
同夜11時に加BOC政策金利、
深夜12時に米NAHB住宅市場指数(1月)、
などの経済指標が発表されます。
英・独・加・米の指標には注目です。
また、NYクローズ後にIBMとアップルの四半期決算が発表予定です。

<1月19日(水)の主な予定>

朝8時半に豪Westpac消費者信頼感(1月)、
朝8時50分に日第三次産業活動指数(11月)
午後6時に欧経常収支(11月)、
午後6時半に英失業率(11月)、英失業保険申請数推移(12月)、
午後7時に欧建設支出(11月)、
午後8時半に米バンク・オブ・メロンの第4四半期決算発表、
夜10時に米ゴールドマン・サックスの第4四半期決算発表、
同夜10時に米ウェルズ・ファーゴの第4四半期決算発表、
夜10時半に米住宅着工件数(12月)、米建設許可件数(12月)、
同夜10時半に加製造業出荷(11月)、
深夜12時半に加BOC金融政策報告、
などの経済指標が発表されます。
英・米・加の指標には注目です。
また、NYクローズ後にイーベイの第4四半期決算が発表予定です。

<1月20日(木)の主な予定>

朝6時45分にNZ第4四半期消費者物価、
朝8時半に豪消費者インフレ期待(1月)、
午前11時に中国第4四半期GDP、中国消費者物価指数(12月 前年比)、
同午前11時に中国小売売上高(12月 前年比)、
同午前11時に中国鉱工業生産(12月 前年比)、
同午前11時に中国生産者物価指数(12月 前年比)、
午後2時に日景気動向指数改定値(11月 先行CI指数・一致CI指数)
午後4時に独生産者物価指数(12月)、
午後6時にECB月報、
夜9時半に米モルガン・スタンレーの第4四半期決算発表、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加景気先行指標指数(12月)、加卸売売上高(11月)、
深夜12時に米中古住宅販売件数(12月)、米景気先行総合指数(12月)
同深夜12時に米フィラデルフィア連銀指数(1月)、
同深夜12時に欧消費者信頼感指数速報(1月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・中国・米の指標には注目です。
また、ロンドン時間にスペインの10年債の入札が予定されています。
そして、NYクローズ後にグーグルの第4四半期決算が発表予定です。

<1月21日(金)の主な予定>

朝6時45分にNZ小売売上高(11月)、
午前9時半に豪第4四半期輸入物価指数、豪第4四半期輸出物価指数、
午後1時半に日全産業活動指数(11月)、
午後6時に独IFO景気動向(1月)、独IFO現況評価値(1月)、
午後6時半に英小売売上高(12月、
夜9時に米バンク・オブ・アメリカの第4四半期決算発表、
夜10時半に加小売売上高(11月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・独・英・加の指標には注目です。
また、発表時間は未定ですが米GEの第4四半期決算が発表予定です。

さて、先週もいろいろなことがありました。

10日に、英首相が「英国の金利は困難な課題であることをBOE総裁に
警告した。」と発表しました。
また、独の首相が「独はポルトガルに支援求めるよう圧力をかけては
いない。」と発言しました。

11日に、日財務相が「日本政府もアイルランド支援のため欧州の大型
起債のうち2割程度の購入を予定している。」との発言をしました。
また、豪の洪水が第3都市ブリスベンまで波及しました。
そして、ポルトガルの首相が「ポルトガルは支援要請はしない。
国債発行に自信がある。」との認識を示しました。
フィラデルフィア連銀総裁が「米経済見通しに伴い米長期金利は
拡大する可能性。」との見解を示しました。

12日に、WSJ紙が「EU各国は4400億ユーロ規模の救済基金の拡大
について協議中。」との記事を掲載しました。
また、豪地元紙が「クイーンズランドの洪水でGDPが最大1%
下押される可能性。130億豪ドルの打撃となる可能性。」
などの豪RBA理事の談話記事を掲載しました。
そして、ポルトガルの国債入札が無事に終了したことで、
ポルトガル中銀総裁が「ポルトガルの債券入札結果は市場の信頼の
改善の兆しを示す。」との認識を示しました。

13日に、スペインやイタリアの国債入札が無事に終了しました。
スペインの財務相が「スペインは当然ながら財政支援を必要とは
していない。」との認識を示しました。
EU大統領が「市場は欧州委員会を過小評価すべきではない。
EUでのデフォルトはありえない。」との発言をしました。
そして、トリシェECB総裁の記者会見では「インフレは短期的な
上振れ圧力があるが中期的には抑制。不透明性が高まっている。
必要性に応じて政策を調整。金利を変更しないとの約束もしない。」
などが示され、ユーロが上昇しました。
バーナンキFRB議長が「第4四半期GDPの予想は3〜4%、
経済が強まっていることを認識。デフレリスクは大きく後退。」
などの認識を示す発言をしました。

14日に、ポルトガル首相が「ポルトガルは支援を必要としない。」
との発言をしました。
また、中国人民銀行が預金準備率を0.5%の引き上をしました。
米JP・モルガン・チェースの第4四半期決算は好結果になりました。
独の首相が「独はユーロを守る決意と団結を表明する。」
との発言をしました。

先週は、ユーロなど欧州通貨が上昇して、ドル円が上下動しながらも
軟調傾向で推移した後に週末に反発する展開になり、資源国通貨は
下げては上げてまた下げる上下動の相場展開になりました。

懸念されていたポルトガルやスペインやイタリアの国債入札も、
平均落札利回りは前回よりも高くなったものの調達が無事に終了して、

また、アルコアやインテル、そして金融機関のJP・モルガン・チェース
などの米企業の第4四半期決算も好調で、

そして、バーナンキFRB議長ら複数の要人から「第4四半期GDPの予想
が3〜4%は理に適っている。米経済が強まっていることを認識。
デフレリスクは大きく後退。」などの発言があり、NYダウも堅調傾向
の1週間になり7週連続の上昇となりました。

一方、トリシェECB総裁の記者会見では、明言はなかったものの、
利上げの前倒しを匂わすとも取れる発言があり、また、日本政府が
欧州安定化基金への表明をしたことや、EUが同基金の拡大検討に
着手したとの報道もあって、欧州懸念が大きく後退してユーロが
上下動しながらも堅調に推移しました。

他方、豪ドルは豪地元紙が「クイーンズランドの洪水でGDPが最大
1%下押される可能性。130億豪ドルの打撃となる可能性。」と
報じたことなど、洪水問題が重石となりました。

さて、今週は18日〜21日にかけて米大手金融機関の第4四半期が
相次ぎ発表される予定になっていて、市場ではおおむね良好との
観測ではありますが注目されます。

アナリスト予想では、ドル円に関して82.30円を割れると円高に振れる
と見る向きや、また7週連続上昇したNYダウが08年6月以来の高値圏に
あることでいったんの利益確定売りも排除できないとして、米ドル安に
なる可能性の指摘とともに、一方、バーナンキFRB議長ら要人が米経済
の強まりの認識を示しているなどでの米景気回復期待や、欧州懸念の
後退でドル円の緩やかな上昇と観る向きなどがあり、見解が割れている
ようですが、82〜84円のレンジと観る向きが優勢のようです。

そして、ユーロに関してのアナリスト予想では、南欧諸国の国債入札を
無事通過して懸念が大きく後退したことや、今週にもでEFSF欧州金融
安定ファシリティーの増額が発表される可能性があるとして、ユーロ高
基調が続くと観る向きがある一方、

ユーロの急上昇には警戒感がみられる(日経1/15の17面)とする向きも
あるようで、トリシェECB総裁の記者会見で利上げの前倒しを匂わす
とも取れる発言があったものの、「南欧諸国が財政再建で歳出削減が
必要で、その間の成長を支えるにはECBはしばらく利上げはできない。」
と観る向きもあり、こちらも見方が割れているようです。
ユーロドルでは、1.3450アラウンドのレジスタンスを抜けれるのか、
あるいは抜けきれずに反落していくのかが注目されます。


さて今日は、理解と執行のお話です。

頭で理解していることと実際に行っていることには、
ほとんど誰しもと言ってよいくらい、
大なり小なりギャップがあるものですね。

今は愛煙家は多くのところで嫌われ者で、(苦笑)

私も家では「壁が薄汚れる。」だの「臭い」だの、

また、レストランに行っても
「タバコはお吸いになられますか?」と聞かれ、
「はい。」と答えると隔離されるかのように隅に追いやられ、

文字通り「煙たがられている」のですが、(笑)
それでもなかなか禁煙できないでいます。

昨年、タバコ増税となった10月に、
「こんな税制には納得できない。」と意気込んで、
禁煙を決意するも一週間と持たず、

自身の意志の薄弱さに少し呆れました。

まぁ、タバコの場合は、ニコチンというものが
身体的に常習をもたらしているものと思いますが、

頭では、喫煙は健康に悪いと理解していても、
わずかながら精神的ストレスを癒すようにも感じられ、
なんだかんだと言ってなかなかやめられないものです。

その昔、1990年台に成功セミナーなるものが盛んだった頃、
JC日本青年会議所でも会員対象にその類のセミナーがあって、

当時の人気講師のТ氏の決め言葉の
「だから、あなたはダメなんです!」と言われるまでもなく、

「頭では理解しているが実際に行っていることは違う。」という
執行困難シンドロームに陥っているわけです。(苦笑)

また、ゴルフでも似たようなことがありますね。

自分でもフォームの悪いことが解っていて、
それがスライス癖の原因で、
なんとか直したいと思ってはいるものの、

コーチについてもフォーム改造はたいへんで、
コースに出て力めばいつもその癖がでてきて、

癖の直らぬことに自分自身に対して、
苛立ちを覚えることがあるものです。

そして、トレードでも、

「頭では理解しているが実際に行っていることは違う。」
執行困難シンドロームに陥っているトレーダーは
かつての私自身もそうであったように少なからずいるものです。

もしも、トレードに学科試験のようなものがあって、

「持ったポジションが含み損となっていて、
 チャートポイントも抜けて損失が増大したときには?」

などという設問があったとすると、

「損切りすべき。」とは答えれるものの、

カーネマンらのプロスペクト理論でも示されているように、
その実際の執行となると、できない人がいます。

これは「理解」のその奥の「感情や習慣」に影響されるからで、

「損切りしないでトレードしようとすることは
 ブレーキのない車を運転しようとすることと同じだ。」

「不確実性のある相場で100%勝とうとすることは無理で、
 トレードは勝ち負けトータルで考えて、
 口座を毀損し破壊する状況を避けるために、
 負けもトレードの一部として受け入れ、
 負ける技術の損切りを実行しないと相場では生存し得ない。」

など、理屈や理論でいくら言ってもできない人はできないものです。

なので(損切りできないと)、手法を学びいくら勝率が向上しようとも、

「コツコツ(勝って)、ドカーン(と、やられる)」の

堂々巡りの迷宮からいつまでたっても抜け出せないのですね。

また、同じく手法を学んでも、成績の良い人と悪い人がいるもの、
理解の浅薄の差と言うよりも「感情や習慣」の影響が大きいようです。

つまり、どのような手法でも、それを忠実に執行できる人は少なく、

執行の際には、各々の「感情や習慣」のフィルターがかかって、

「いくらなんでも。」とか、「ここまで上げ(下げ)たんだから。」とか、
「もう上げ(下げ)そう。」「動意は感じるが反転が怖い。」などの

自身の「心のささやき」に、

大なり小なりの影響を受けて執行していることが多いものです。

まぁ、このような「心のささやき」も一種の相場観と言えそうですが、
負けが多いトレーダー自身の「心のささやき」の相場観は、

多くの場合で「まだはもうなり、もうはまだなり。」になって、(苦笑)

相場に相違し、マイナスに働くことが少なくないようで、
結果、トレードに良い結果をもたらさないことがあります。

では、これを直していくにはどうしたらよいのでしょう。

著名トレーダーのジョン・F・カーター氏の
" Mastering the Trade "という著作にあるように、

「トレード口座を破産させるまで自己規律は身に付かない。
 これが現実であろう。」

という意見もありますが、ちょっとこれは厳しすぎるようで、(苦笑)

成功の擬似体験を積んでいく、という自己改造の方法があります。

たとえば、リアル・トレードはそれとして行いながら、

「自身の感覚の尺度で相場を観て感情や思惑を入れて判断をせずに、
 自身がチャートの忠実な分析官になって、
 待つべきときはひたすら待って、
 素直にチャート従って執行の判断をして、
 優位性のある状態だけトレードするという自身への誓いを立てて、
 損切りすべきときには躊躇なくこれを行い、
 自身の感情や思惑から解き放たれたデモトレードを
 勝とうと力むのではなく、ただ淡々と忠実に執行する
 ことだけを考えて、いまさらながら行ってみる。」

ことを並行してやってみて、

かたや感情や思惑に影響されるリアル・トレードと、

かたや自身の感情や思惑から解き放たれたデモトレードで、
もうだのまだなの思わず、ただチャートに忠実なトレードとの、

その結果の差を実際に経験して確認するという方法です。

そして、

「損切りの必要性」と「チャートに従うトレードの有効性」などを
身をもって経験して、心に深く刷り込むことができたなら、

自身の「感情や習慣」という鉄鎖を断ち切り、
感情と習慣の呪縛から解き放たれることができて、

「あぁ…、このことだったのか。
 損切りしながらトータルで勝つとはこういうことなんだ。」

「そうかぁ。チャートに従うとはこういうことなんだ。」

と、心深く感得できたならば、

堂々巡りの迷宮から抜け出すことができる可能性がありそうです。

「最大の敵は我にあり…。」難敵の自分自身に打ち勝ち、

劇的にトレードの改造をしていきたいものです。


「あははっ。自分自身に打ち勝つだって?
 おい。じゃぁ、咳ばっかりしてないで、
 自身に打ち勝ち、タバコをやめてみろよ。」

「あれまぁ、なんというキツイ一言でしょう…。」(自爆)


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"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX リフラクションのお話


日本の各地で大雪になりましたね。

ところで、1月10日は成人の日ですが、
日本の総務省の人口推計によりますと、
新成人は約124万人と総人口の1%未満なのだそうです。

●先週1月3日(月)〜1月7日(金)の気になる出来事

<1月3日(月)>

昨年末から豪州東部のクイーンズランド州で記録的な洪水があり、
豪州の鉱山会社がその影響を受けました。
12月31日に英の民間調査機関CEBRの代表が
「2011年にユーロは対ドルでパリティ(等価)まで下落する可能性。」
との見解を示す発言をしました。
1日に発表された中国製造業PMI(12月)は
市場予想より弱い53.9になりました。
2日に英テレグラフ紙が、
「欧州の債券市場は大量の借り換えニーズのために
数ヶ月以内に第2の信用危機に見舞われる可能性。」
との観測報道をしました。
日市場は正月三が日でお休みでした。
スイスSVME購買部協会景気指数(12月)は
市場予想より弱い59.6になりました。
独製造業PMI確報(12月)はやや市場予想より弱い60.7になりました。
欧製造業PMI確報(12月)は市場予想より強い57.1になりました。
中国の副首相がスペイン国債の購入を継続する方針を示しました。
ユーロがしだいに堅調になりました。
米ISM製造業景況指数(12月)は市場予想とおりの57.0になりました。
米建設支出(11月)は市場予想より強い0.4%になりました。
年始取引のNYダウは前週末比+93.24ドルで終えました。

<1月4日(火)>

豪AIG製造業指数(12月)は46.3と前月より低下しました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.6215元の過去最高値になりました。
年始取引の日経平均は前週末比+169.18円で終えました。
アジア株式市場も堅調に推移しました。
英の財務相が、
「付加価値税(VAT)の20.0%への増税は英経済回復に必要な措置。
VATの増税は英政府の赤字削減で信頼を生み雇用を増やす。」
などの認識を示しました。
独失業者数(12月)は市場予想より弱い0.3万人、
独失業率(12月)は市場予想とおりの7.5%になりました。
英製造業PMI(12月)は市場予想より強い58.3になりました。
英消費者信用残高(11月)は予想より弱い−1億ポンドになりました。
欧消費者物価指数速報(12月)は前年比で
市場予想より強い2.2%になりました。
中国人民銀行総裁が、
「中国経済が正常な成長軌道にあるとの確信はない。
2010年の中国GDPは10%あたりであると予想している。」
などの認識を示す発言をしました。
独経済研究所(DIW)が、
「独の経済成長は自律的ではなく今後2年で勢いを失う可能性。
独の経済成長率を2011年は2.2%で2012年は1.3%と予想する。」
などの発表をしました。
米製造業受注指数(11月)は市場予想より強い0.7%になりました。
コモディティ(商品)市場が下落しました。
資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
米FOMC議事録では、
「経済見通しの改善は資産買入れ計画の再調整(見直し)には不充分。
資産買入れのペースと規模は経済と金融の状況しだい。
インフレはFRBの責務に整合する水準を当面下回る可能性。
新たな財政パッケージは回復ペースを支援すると予想。
最近の米国債利回り急伸はFRBに対する緩和期待と年末の調整。
短期的なGDP見通しを上方修正。」
などが示されました。
IMFの筆頭副専務理事が、
「ソブリン市場に新たな嵐が巻き起こるリスク。
ソブリン市場の嵐は伝染する可能性。
高い失業率が消費者の信頼感を抑制。」
などの認識を示しました。
NYダウは前日比+20.43ドルで取引を終えました。

<1月5日(水)>

豪RBAの政策委員が、
「洪水が経済に重大な影響を与える可能性。
洪水の影響の規模が大きければRBAは議論する。」
との見解を示しました。
中国証券報が、
「中国人民銀行は今年から預金準備率を月次で見直す計画。」
との報道をしました。
アイリッシュ・インディペンデント紙が、
「2011年からSNBはアイルランド国債を担保として受け入れない。」
との報道をしました。
中国の副首相が、
「中国はスペインの債券の責任ある長期投資家。
中国は引き続きスペイン国債を購入する。」
との発言をしました。
日経平均は前日比−17.33円で取引を終えました。
スペインのサービス業PMI(12月)が46.2に下落しました。
独サービス業PMI確報(12月)は市場予想より強い59.2になりました。
欧サービス業PMI確報(12月)は市場予想より強い54.2になりました。
英建設業PMI(12月)は市場予想より弱い49.1になりました。
ポルトガルの短期証券の入札で落札利回りが3.686%に上昇しました。
中国人民銀行総裁が、
「中国の景気の勢いは強くなり、インフレ圧力が高まっている。
米国の量的緩和が輸入インフレ圧力を強めている。
金融システム上で重要な銀行の自己資本規制を強化する可能性。」
などの発言をしました。
ハーバード大学のロゴフ教授が、
「ギリシャはEU・IMFの財政支援を受けた後でも債務不履行の可能性。
財政問題を抱えている欧州諸国は深刻な財政圧力に直面。
ユーロは今後も存続するが財政の再編成に迫られる可能性。」
などの見解を発表しました。
米チャレンジャー人員削減数(12月)は前年比で
前回値よりもかなり強い−29.0%になりました。
米ADP雇用統計(12月)は予想よりかなり強い29.7万人になりました。
米ISM非製造業景況指数(12月)は予想より強い57.1になりました。
米ドルが買われる相場展開になりました。
ユーロなどドルストレート通貨ペアは軟調傾向で推移しました。
アイルランドの財務相が、
「金融市場の安定性が戻ってきた兆候。
アイルランド経済には楽観視できるる要素がある。
2011年の財政目標は達成可能。」
との認識を示しました。
米カンザスシティー連銀総裁が、
「米経済回復は持続可能で今後数四半期に力強さを増す可能性。
米GDPは今後数年間で年率3.5〜4%になる可能性。
失業率が9%を大幅に下回る水準に回復するには時間を要す。
米経済は目覚しく回復していて緩和政策はインフレ招く恐れ。」
などの見解を示す発言をしました。
NYダウは前日比+31.71ドルで取引を終えました。

<1月6日(木)>

豪住宅建設許可件数(11月)は市場予想より弱い−4.2%になりました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比+148.99円で取引を終えました。
英デイリーテレグラフ紙が、
「欧州委員会はユーロ圏の銀行破綻の費用負担を
優先債券保有者まで拡大させる計画を推進する。」
との記事を掲載しました。
スイス消費者物価指数(12月)は市場予想より強い0.0%になりました。
ギリシャの首相が、
「共通の欧州通貨には共通の債券が必要。
問題解決のために強力なガバナンスが必要。」
などの認識を示しました。
中国の商務省が、
「中国はスペインを含めたユーロ圏の債券の保有を拡大。
中国はスペインや欧州の金融市場を信頼している。」
との発表をしました。
英サービス業PMI(12月)は市場予想より弱い49.7になりました。
英BOEが、
「一部金融機関は住宅価格の下落予想で貸し出しを抑制する可能性。
第4四半期の住宅ローンの債務不履行の増加で金融機関の損失が上昇。
さらに損失が拡大する可能性。」
などの報告をしました。
ポンドが軟調になりました。
欧小売売上高(11月)は−0.8%、欧消費者信頼感確報(12月)は−11.0と
ともに市場予想より弱い結果になりました。
欧業況判断指数(12月)は1.31、欧鉱工業信頼感(12月)は4.0と、
こちらはともに市場予想より強い結果になりました。
英の財務相が、
「欧州は世界に財政状態の改善を証明できるかどうかが課題。
ユーロ圏は加盟国が通貨を支援していることを行動で示す必要。
欧州バンキング・システムにとって信頼を回復することが最重要。」
などの見解を示しました。
ユーロの軟調傾向が続きました。
独製造業受注(11月は市場予想より強い5.2%になりました。
アイルランドの失業率(12月)が発表されて、
前月より弱い13.4%になりました。
米新規失業保険申請件数は予想よりやや弱い40.9万件になりました。
加Ivey購買部協会指数(12月)は市場予想より弱い50.0になりました。
ガイトナー米財務長官が、
「米連邦の債務は早ければ3月31日に上限に達する可能性。
債務が上限に達した場合は経済に甚大な悪影響になる。
2008-2009年の金融危機以上となる恐れがある。
議会は3月末までに行動が必要。」
などの認識を示す発言をしました。
NYダウは前日比−25.58ドルで取引を終えました。

<1月7日(金)>

豪州の洪水被害でインフラの一部の再建に数年かかる可能性が
報道されました。
格付け会社のフィッチが
「豪クイーンズランド州は洪水拡大で財政状態に影響する可能性。
国家財政全体への影響は管理できる範囲と認識。」
との見解を発表しました。
米雇用統計を控え様子見的な相場が続きました。
日経平均は前日比+11.28円の10541.04円で週の取引を終えました。
スイス失業率(12月)は市場予想より強い3.6%になりました。
独小売売上高(11月)は−2.4%、独経常収支(11月)120億ユーロ、
独貿易収支(11月)は129億ユーロと、
いずれも市場予想より弱い結果になりました。
独連邦債と南欧諸国の債券の利回格差がリスク回避で拡大しました。
正式政権不在のベルギーのCDSがリスク懸念で最高値となりました。
欧第3四半期GDP確報は市場予想より弱い0.3%になりました。
欧失業率(11月)は市場予想とおりの10.1%になりました。
トリシェECB総裁が、
「ECBは政府の無責任な行為の身代わりにはなれない。
各国政府は財政再建へ意欲的に尽力するよう求める。
規則違反への制裁は厳格に適用しなければならない。
債券購入は継続しているが、
金融政策は中期的な価格安定を意図して行っている。」
などの認識を示しました。
独鉱工業生産(11月)は市場予想より弱い−0.7%になりました。
加雇用ネット変化率(12月)は2.20万人、加失業率(12月)は7.6%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
カナダドルが一時堅調になりました。
欧州委員長が、
「欧州は途方もなく大きな経済問題に直面している。
経済政策の協調が必要。財政赤字へ積極的な取り組みが必要。」
との見解を示す発言をしました。
アイルランド中銀総裁が、
「アイルランドは民間も公的機関も負債が多過ぎる。
マーケットはその負債に関して大規模なリスクを感じている。
IMF・EU支援による時間稼ぎはアイルランド問題を減らしはしない。」
などの認識を示しました。
米非農業部門雇用者数変化(12月)は市場予想より弱い10.3万人、
米失業率(12月)は市場予想より強い9.4%になりました。
米民間部門雇用者数変化(12月)は市場予想より弱い11.3万人、
米製造業雇用者数変化(12月)は予想より強い1.0万人になりました。
また、非農業部門雇用者数変化の11月と10月分が上方修正されました。
市場反応はドル売り動意になり、
ドル円などが下落してドルストレートがしばらく上昇しましたが、
ユーロドルは上下動した後に下落して4ヶ月ぶりの安値になりました。
住宅差押え裁判でUSバンコープとウェルズ・ファーゴが敗訴しました。
バーナンキFRB議長の議会証言では、
「雇用市場が正常化するには4〜5年は必要。
景気回復は2011年に緩やかに加速する可能性。
住宅市場は引き続き停滞。インフレは抑制される可能性。
財政赤字削減策を早急に策定する必要。
財政赤字の長期化は金利の急上昇を招く可能性。
高水準の失業率の長期化は回復の強さと持続性への脅威になる。
米国の経済回復はやや脆弱。インフレを注視している。
QE(追加緩和)は(米)金融市場に良い影響与えた。」
などの見解が示されました。
米消費者信用残高(11月)は予想より強い13.5億ドルになりました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半の3週間ぶりの安値で取引を終えました。
NYダウは前日比−22.55ドルの11674.76ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<1月10日(月)の主な予定>

※東京市場は祝日でお休みです。

朝6時45分にNZ貿易収支(11月)、
午前9時半に豪小売売上高(11月)、
午前11時に中国貿易収支(12月)、
午後4時45分に仏鉱工業生産(11月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(11月)
夜10時半に加住宅建設許可(11月)、
などの経済指標が発表されます。
(NZ)・豪の指標には注目です。
また、米アルコアの10-12月期の決算発表が予定されています。

<1月11日(火)の主な予定>

朝6時45分にNZ住宅建設許可(11月)、
午前9時01分に英RICS住宅価格(12月)、
午前9時半に豪貿易収支(11月)、
午後2時に日景気一致CI指数速報(11月)、日景気先行CI指数速報(11月)
午後10時15分に加住宅着工件数(12月)、
深夜12時に米卸売在庫(11月)、
深夜3時に米3年債の入札、
などの経済指標が発表されます。
(豪)の指標には一応注目です。

<1月12日(水)の主な予定>

朝8時50分に日国際経常収支(11月)、日国際貿易収支(11月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(12月 現況判断DI・先行判断DI)
午後6時半に英商品貿易収支(11月)、
午後7時に欧鉱工業生産(11月)、
夜10時半に米輸入物価指数(12月)、
同夜10時半に加新築住宅価格指数(11月)、
深夜3時に米10年債の入札、
深夜4時に米地区連銀経済報告、米月次財政収支(12月)
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<1月13日(木)の主な予定>

朝8時50分に日機械受注(11月)、
午前9時半に豪雇用者数変化(12月)、豪失業率(12月)、
午後3時に日工作機械受注速報(12月 前年比)、
午後6時半に英鉱工業生産(11月)、英製造業生産高(11月)、
夜9時に英BOE政策金利、英資産買入規模発表、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時半からトリシェECB総裁の記者会見、
同夜10時半に米生産者物価指数(12月)、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に米貿易収支(11月)、
同夜10時半に加国際商品貿易(11月)、
深夜3時に米30年債の入札、
などの経済指標が発表されます。
豪・英・欧・米の指標には注目です。

<1月14日(金)の主な予定>

朝8時50分に日国内企業物価指数(12月)、
午後4時に独消費者物価指数確報(12月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(12月)、
午後6時半に英生産者物価指数(12月)、英生産者価格(12月 仕入・出荷)
午後7時に欧消費者物価指数確報(12月)、欧生産者物価指数確報(12月)、
同午後7時に欧貿易収支(11月)、
夜10時半に米小売売上高(12月)、米消費者物価指数(12月)、
夜11時15分に米鉱工業生産(12月)、米設備稼働率(12月)、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(1月)、
深夜12時に米企業在庫(11月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

さて、先週もいろいろなことがありました。

1月2日の英テレグラフ紙が「欧州の債券市場は大量の借り換えニーズ
のために数ヶ月以内に第2の信用危機に見舞われる可能性。」
との観測報道をしました。

1月3日に、中国の副首相がスペイン国債の購入を継続する方針
を示しました。

1月4日に、米FOMC議事録で「経済見通しの改善は資産買入れ計画の
再調整(見直し)には不充分。」などが示されました。
また、IMFの筆頭副専務理事が「ソブリン市場に新たな嵐が巻き起こる
リスクがある。ソブリン市場の嵐は伝染する可能性。」などの認識を
示しました。

1月5日に、アイルランド紙が「2011年からSNBはアイルランド国債を
担保として受け入れない。」との報道をしました。
また、中国の副首相が「中国は引き続きスペイン国債を購入する。」
との発言をしました。そして、米ADP雇用統計(12月)は市場予想より
かなり強い29.7万人になりました。

1月6日に、英デイリーテレグラフ紙が「欧州委員会はユーロ圏の銀行
破綻の費用負担を優先債券保有者まで拡大させる計画を推進する。」
との記事を掲載しました。
また、ガイトナー米財務長官が「米連邦の債務は早ければ3月31日に
上限に達する可能性。債務が上限に達した場合は経済に甚大な悪影響
になる。2008-2009年の金融危機以上となる恐れがある。」
などの認識を示す発言をしました。

1月7日に、アイルランド中銀総裁が「アイルランドは民間も公的機関
も負債が多過ぎる。IMF・EU支援による時間稼ぎはアイルランド問題を
減らしはしない。」などの認識を示しました。
また、米非農業部門雇用者数変化(12月)は市場予想よりかなり弱い
10.3万人、米失業率(12月)は市場予想より強い9.4%になりました。

新年明けて、世界の株式市場は大方の予想とおり概ね好調で、
NYダウは一週間で0.8%の上昇とはなりましたが、米雇用のほうは、
08年〜09年にかけて失われた840万人の雇用が改善してきたものの
2010年の雇用増加は100万人にとどまり、収縮した雇用市場が
ようやく一割強の戻りとなったに過ぎなく、過度の楽観は許されない
可能性がありそうです。

また、欧州問題が再燃していますが、日本でも政府財政が悪化して
いて、ギリシャやアイルランド以上のGDPの2倍を越える債務超過に
なっていて、今のところ国内で国債消化は出来ているものの、
2020年代には家計資産を上回るとの試算もあり、対岸の火事と高は
くくっていられないとの観測があるようで、長期的な円安の
シーズ(種)となることは否定できないようです。

年初のスタートとなった先週は、欧州のリスク懸念の再燃でユーロが
下落して、ドル円が堅調傾向で推移しましたが、米ADP雇用統計は強い
結果となったものの、週末の米雇用統計で米非農業部門雇用者数変化が
市場予想を大きく下回り、一時ドルが売られる相場展開になりました。

さて、今週は引き続き欧州リスク懸念と米ドルテーマの相場が続き
そうですが、10日のアルミ大手の米アルコアの10-12月期の決算発表
などを皮切りに、米金融機関のJP・モルガン・チェースなどの米主要
企業の決算発表が予定されていて、市場予想は概ね良好との見通し
ながら、市場の注目材料となりそうです。

また、11日に米3年債、12日に米10年債、13日に米30年債などの
米債券入札も相次ぎ、米長期金利の動向も注目されるとともに、
今週はドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガルなど欧州各国でも
総額200〜220億ユーロ規模のの国債入札を予定されていて、
欧州問題が再燃しているだけに、こちらも市場の注目の焦点の
1つになりそうです。

今週のアナリス予想では、先週末に米非農業部門雇用者数変化が市場の
予想を大きく下回ったものの、ドル高の流れは継続すると見る向きが
優勢のようで、また、株高などで経済回復の期待が高まれば、調整と
なっていたコモディティ市場や資源国通貨も持ち直しを見せてくるとの
観測があるようです。

指標関連では、12日深夜の米地区連銀経済報告や、13日のトリシェECB
総裁の記者会見や、14日の米小売売上高などが注目されます。

債券入札に絡む金融市場の動向にも注意しながらトレードしていきたい
ものです。


さて今日は、リフラクションのお話です。

休日はよく本屋さんに行くのですが、

タル・ベン・シャハーという博士の
「ハーバードの人生を変える授業」という本がありました。

その本の「はじめに」に書かれていることですが、

博士が大学生だった頃、
彼の人生に大きな影響を与えた授業は、

どれも学んだことを実践に生かすことを
勧めるものだったそうで、

授業で教えてもらったことを実際の行動に移すことで、

理論を自分のものとして吸収できたとして、

彼はこれを「リフラクション」と名づけました。

リフラクションとは、もともとは光の屈折とか
光の屈折度を測るという意味のようですが、

理論を自身に投影して、理論を行動を通じて体得していく、
ということで、そのように名づけたと思われますが、

邦訳ではリフラクションは「反映させて行動する」とされています。

まぁ、一種のプラグマティズム派のようにも思いますが、

物事を習得する際に、とても有力なアプローチの1つのようです。

理論を理解し習得しようとするとき、

ある人は比較的早く体得して、
またある人はいつまでたっても習得できない、
ということがままあるもので、

頭の良し悪しも1つの要素となることは
否定できないかもしれませんが、(苦笑)

「実際に行ってみる。」というプロセスは、

確かに、習得の成否の大きな要素とはなりそうです。

たとえば、「字を書く」ということでも、

活字の溢れる昨今では、(先進国では)ほとんど全ての人が、
綺麗な字には日頃から慣れ親しんでいて、

どのような字が綺麗なのかは日頃から見て知っていますが、

「綺麗な字を書こう」という意志をもって、

「字を書く練習という行動」をしませんと、

いつまでたっても綺麗な字は書けないものです。

つまり、「知っているが出来ない。」という、
事態からいつまでたっても抜け出せないわけです。

そのようなわけで、

私も、どのような字が綺麗な字なのかは見て知っていますが、

しかしながら、ときに自分自身で昔に書いたメモなのに
なんと書いてあるか自分自身でも読めないことがあるくらいの
悪筆から抜け出せないでいるわけです。(爆)

つまり、「綺麗な字を書こうという練習」を
私はまともに行ったことが一度もなかったからです。(汗)

(話を元に戻しますが)

そして、タル・ベン・シャハー博士はこう語ります。

「手放しなさい。」「全てをシンプルにしない。」と…。

これも習得をしようとする際に、重要なキーワードになるようです。

私は将棋が好きで、昔は将棋道場に通ったものでしたが、

その頃、よく小学校の低学年の子供達がその道場の席亭のところに、
将棋を教わりに来ていまして、

もちろん、最初は何も解らないわけで、
子供達は満足に将棋が指せないわけですが、

ところが2〜3年もしますと、
驚くばかりに上達する子供も少なくなく、

やがてプロ棋士にまでなる子供もいました。

(現在のプロ棋士の野月七段もその一人でした。)

ところが、いつまでたっても
あまり上達が見られない人達もいました。

そうです。大人達です。(笑)

まぁ、将棋道場に通うくらいですから、
へぼ将棋でも将棋が好きで好きでたまらないという人達ですが、

ところが、なかなか上達しないのです。

そこの将棋道場の席亭が曰(いわ)く、

「子供達には、最初に教えるのはたいへんだけど、
 白紙に絵を書いていくようなものだから上達が早く、
 教えていても素直で気持ちが良いものだ。」

「……。」

「しかし、大人達に教えるのは骨が折れるねぇ。
 習い損ねで、へんに凝り固まった将棋感があって、
 まぁ、だいたい素直じゃないよ。」

「……。」(苦笑)

「たとえば、もうこの局面から終盤に入っているから、
 相手玉に迫る速度を重視せよと言っても、
 いつまでたっても駒取り姉妹ばっかりやってたり…。」

「……。」(笑)

「終盤力を鍛えるために詰め将棋を勧めても、
 『でも先生さぁ。詰め将棋のような終盤はそんなにないし、
  寄せは俗手でって言うじゃないですか』ときたもんで、
 へ理屈ばかりこねて、まぁ、困ったものだよ…。」

と、悩み尽きない道場の席亭であったわけです。(苦笑)

そうです。

白紙の状態ならばそのまま詰め込むように学んでも、

長年染み付いた有害なものがある場合は、
まずはそれを捨て去るプロセスが必要で、

これを行わないと、習得の障害になるのですね。

タル・ベン・シャハー博士が言うように、

「手放しなさい。」ということが必要で、

このプロセスを実行しないと、習得もままならないというわけです。

おそらく、このことは、

ゴルフでも、そしてトレードでも言えることのようです。

「リセット&リフラクション」

もしも、習得がなかなかうまくいかないとき、
自身にこれを問うてみることは
問題解決の大きな一歩になるのかもしれませんね。



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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX 「アベレージ10戦略」のお話


◆◇[謹賀新年]◆◇[2011年]◇◆

新年あけましておめでとうございます。

ユーロ圏にバルト3国のエストニアが加わり全17ヵ国になりましたね。

●先週12月27日(月)〜12月31日(金)の気になる出来事

<12月27日(月)>

25日に中国が1年物預金金利を2.75%に1年物貸出金利を5.81%へ
それぞれ0.25%引き上げたことで中国経済の減速で
豪ドル米ドルなどが下窓を空けてのスタートになりました。
日銀会合議事録要旨では、
「景気が下方に振れやすい点に注意が必要。
米追加緩和の効果の不確実性が高く米国で低成長続く可能性。
(日銀)資産買い入れの実施は市場心理の安定化につながる可能性。」
などが示されました。
日企業向サービス価格(11月)は前年比で
市場予想よりは強い−1.1%になりました。
中国証券報が、
「2011年の中国消費者物価指数は4〜5%上昇する可能性。
中国人民銀行による金利引き上げは不可避になる可能性。」
などの観測報道をしました。
米WSJ紙が
「米政府資金による救済を受けた米100行が破綻危機に瀕している。」
との報道をしました。
しだいにドルが売られる相場展開になりました。
日住宅着工戸数(11月)は前年比で予想より強い6.8%になりました。
日経平均は前週末比+76.80円で取引を終えました。
中国上海株式市場が前週末比で1.9%下落しました。
英市場はお休みでした。
英TIMES紙が、
「2/3は2011年の経済について悲観的であること。
付加価値税の20%への引き上げで可処分所得が減少する見込み。
英2600万世帯の38%で支払いの滞りの可能性。」
などの英国成人へのアンケート調査結果を発表しました。
スロバキアの財務相が、
「ギリシアとポルトガルは長期的にはユーロ通貨をやめた方がよい。
ギリシアとポルトガルや南欧諸国の経済は共通通貨に適切ではない。」
などの発言をしました。
欧州委員長が、
「耳障りなコメントがユーロ圏の債務危機対処への信頼を脅かす。
EU首脳らにもっと寡黙であるよう求めたい。」
との見解を示す発言をしました。
ダラス連銀製造業活動(12月)は市場予想より弱い12.8になりました。
NYダウは前週末比−18.46ドルで取引を終えました。

<12月28日(火)>

オセアニア市場はお休みでした。
日失業率(11月)は5.1%、全国消費者物価指数(11月)は前年比0.1%と
ともに市場予想とおりの結果になりました。
日全世帯家計調査消費支出(11月)は前年比で
市場予想よりかなり弱い−0.4%になりました。
日鉱工業生産速報(11月)は1.0%、日小売業販売額(11月)は1.3%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
中国国家外為管理局が、
「中国第3四半期の経常黒字が前年同期比103%増加の1023億ドル。」
になったことを発表しました。
日経平均は前日比−63.36円で取引を終えました。
アジアの株式市場も軟調に推移しました。
ドルが売られる相場展開がしばらく続きました。
米S&Pケースシラー住宅価格(10月)は
市場予想より弱い−0.99%になりました。
米消費者信頼感指数(12月)は市場予想より弱い52.5になりました。
リッチモンド連銀製造業指数(12月)は予想より強い25になりました。
米5年債の応札倍率が低く米長期金利が上昇しました。
ユーロドルなどで米ドルの買戻しが見られました。
NY金先物が3週間ぶりの高値をつけました。
NYダウは前日比+20.51ドルで取引を終えました。

<12月29日(水)>

豪の生保タワー社が第一生命の買収提案を受け入れると発表しました。
日経平均は前日比+51.91円で取引を終えました。
アジアの株式市場も堅調に推移しました。
米ドルが売られ資源国通貨がしだいに反発しました。
中国人民銀行が、
「再割引金利を2年ぶりに1.80%から2.25%へ引き上げ、
1年物再貸出金利を0.52%引き上げて3.85%にする。」
などの発表をしました。
スイスKOF先行指数(12月)は市場予想とおりの2.10になりました。
独消費者物価指数速報(12月)は市場予想より強い1.0%になりました。
ユーロが上下動しながらもしだいに堅調になりました。
ロシアの財務相が、
「ロシアの2011年のGDPは4%と予想する。
ロシア経済は2011年に危機前の水準へと回帰する可能性。」
などの見解を示す発言をしました。
米7年債の入札では応札倍率が2.86倍と前回より好調でした。
米長期金利が低下してドルが売られる地合いになりました。
NYダウは前日比+9.84ドルで取引を終えました。

<12月30日(木)>

加BOC総裁が、
「加家計債務の水準は懸念だが借り入れは鈍化し始める可能性。
加労働市場はとても良好。欧州ソブリン危機は加経済のリスク。
欧州ソブリン危機は財政と住宅と雇用の問題が難しく混在。」
などの認識を示す発言をしました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.6229元の過去最高値になりました。
独の財務相が、
「ユーロ圏の財政・予算・経済・社会政策などの
統合の大幅な強化を求める。」
との主旨の発言をしました。
豪ドル米ドルが一時1983年以来の最高値をつけました。
中国の製造業PMI(12月)は54.4と3ヶ月ぶりの低水準になりました。
ドル円が上下動しながらも軟調に推移しました。
日経平均は前日比−115.62円で取引を終えました。
スイスフランが買われる展開になりました。
ポンドが軟調に推移しました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い38.8万件になりました。
シカゴ購買部協会景気指数(12月)は予想より強い68.6になりました。
米中古住宅販売保留(11月 成約)は予想より強い3.5%になりました。
米指標の発表が比較的良い内容でもドルが売られる展開になりました。
IMFのチーフエコノミストが、
「2011年の景気回復は先進国は遅く新興国は速い可能性。
不均衡の是正には為替レートの調整が不可欠。
ユーロ圏に債務削減が必要。」
などの見解を示す発言をしました。
NYダウは前日比−15.67ドルで取引を終えました。

<12月31日(金)>

東京の株式市場はお休みでした。
上海外為市場で人民元の対ドル基準値が
1ドル6.5897元の過去最高値になりました。
アジア株式市場が堅調になりました。
ポンドやユーロや豪ドルが堅調に推移しました。
ドル円が引き続き軟調傾向で推移しました。
英ネーションワイド住宅価格(12月)は
市場予想より強い0.4%になりました。
中国の国家主席が、
「2011年は安定的な経済成長を確保する。
世界的な回復については引き続き困難なものになる可能性。」
などの認識を示す発言をしました。
欧州委員長が、
「エストニアのユーロ導入は安定に対する強いシグナルである。」
との認識を示す発言をしました。
豪ドル米ドルが1.02台に乗せました。
ルクセンブルクの首相が、
「ユーロは世界で最も堅実な通貨。危機には晒されていない。
ユーロを懸念する必要などない。」
との主旨の発言をしました。
ドルが軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りが3.2877あたりまで低下しました。
NY原油(WTI)は91ドル台前半で取引を終えました。
NY金先物が前日比+15.50ドルの1421.40ドルで週の取引を終えました。
NYダウは前日比+7.80ドルの11577.51ドルで週の取引を終えました。

●2011年の市場スタートになる今週の主な予定

<1月3日(月)の主な予定>

※NZ・豪・東京・英・加などが休場です。

午前10時に中国非製製造業PMI(12月)、
午後5時半にスイスSVME購買部協会景気指数(12月)、
午後5時55分に独製造業PMI確報(12月)、
午後6時に欧造業PMI確報(12月)、
深夜12時に米ISM製造業景況指数(12月)、米建設支出(11月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<1月4日(火)の主な予定>

※NZが休場です。

午後5時55分に独失業率(12月)、独失業者数(12月)、
午後6時半に英消費者信用残高(11月)、英造業PMI(12月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(12月)、
深夜12時に米製業受注指数(11月)、
深夜4時に米FOMC議事録、
などの経済指標が発表されます。
(独)・(欧)・米の指標には注目です。

<1月5日(水)の主な予定>

午後5時55分に独サービス業PMI確報(12月)、
午後6時に欧サービス業PMI確報(12月)、
午後6時半に英建設業PMI(12月)、
午後7時に欧生産者物価指数(11月)、欧鉱工業新規受注(12月)、
夜9時半に米チャレンジャー人員削減数(12月 前年比)、
夜10時半に米ADP雇用統計(12月)、
同夜10時半に加鉱工業製品価格(11月)、加原材料価格指数(11月)、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(12月)、
などの経済指標が発表されます。
(欧)・米の指標には注目です。

<1月6日(木)の主な予定>

午前9時半に豪住宅建設許可件数(11月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(12月)、
午後6時半に英サービス業PMI(12月)、
午後7時に欧小売売上高(11月)、欧業況判断指数(12月)、
同午後7時に欧消費者信頼感確報(12月)、欧鉱工業信頼感(12月)、
午後8時に独製造業受注(11月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数(12月)、
などの経済指標が発表されます。
欧・米の指標には注目です。

<1月7日(金)の主な予定>

午後3時45分にスイス失業率(12月)、
午後4時に独貿易収支(11月)、独経常収支(11月)、
午後7時に欧第3四半期GDP確報、欧失業率(11月)、
午後8時に独鉱工業生産(11月)、
夜9時に加雇用ネット変化率(12月)、加失業率(12月)、
夜10時半に米非農業部門雇用者数変化(12月)、米失業率(12月)、
同夜10時半に米民間部門雇用者数変化(12月)、
同夜10時半に米製造業雇用者数変化(12月)、米週間労働時間(12月)、
夜11時半からバーナンキFRB議長の議会証言、
深夜5時に米消費者信用残高(11月)、
などの経済指標が発表されます。
(欧)・加・米の指標には注目です。


さて、2011年のマーケットのはじまりです。

昨年末の先週は、市場参加者も少なく年末相場特有の相場展開で、
膠着とともに激しい値動きの「静と動の著しい相場」ながら、
全般にドルテーマでの相場展開で米ドルが売られ、ドル円が軟調傾向、
そして、ドルストレート通貨ペアがときに激しく上下動をするも
堅調傾向で推移しました。

27日にWSJ紙が「米政府資金による救済を受けた米100行が破綻危機に
瀕している。」との報道をしたことなどもあって、米緩和策の効果を
疑問視する観測が台頭したことや、中国の利上げで、一時、経済の
減速懸念となるも、悪材料がいったん出尽くしとなったと見る向きや、
また、一部での2011年の年初の株高期待や、12月中旬までのユーロの
対ドルでの売り越が高水準となっていたことで年末での手仕舞いの
買戻しもあったか、昨年末はドルが売られる相場展開になりました。

さて、今年2011年前半の注目は、1月の南欧ポルトガルの大統領選や
アイルランドの総選挙の可能性、また同じく南欧諸国による財政再建
の一環として公営企業を売却して民営化を進める上での政権リスク、
そして、1月に予定されているG20財務相・中央銀行総裁会議、

2月の欧州銀行監督委員会による欧州の銀行のストレステストの動向、
(ちなみに、前回の欧州銀行のストレステストではテストに合格した
アイルランドの銀行がわずか3ヵ月後に破綻しました。)

そして、4月のQE2の期限切れ前のFOMCでの追加緩和の継続か
あるいは打ち切りとなるのかの示唆、などになりそうです。

ところで、卯年の株式市場のアノマリーでは、年間での騰落で、
過去15回の卯年の全てでNYダウが上昇していて、また日経平均でも
過去60年の5回の卯年のうち4回も上昇している良い年になるのだ
そうで、為替の方でもリスク選好度が高くなる年になる可能性が
あるのかもしれません。

さて、年初は3日過ぎまでは市場参加者も少なそうですが、
その後は市場参加者も増えて、年初での株式市場の動向や、
3日の米ISM製造業景況指数(12月)、4日の米FOMC議事録、
5日の米ADP雇用統計(12月)や米ISM非製造業景況指数(12月)、
そして週末の米雇用統計とバーナンキFRB議長の議会証言などが
注目されます。

市場参加者が増えてくると相場の流れが変る場合がありますが、
しばらくはドルテーマの相場で、ドル円とドルストレート通貨ペアが
逆方向になる相場展開が続く可能性がありそうです。

2011年の市場動向は如何なりますでしょうか。為替劇場の幕開けです。


さて今日は、「アベレージ10戦略」のお話です。

新年の今日はとっておきの創作寓話をお届けいたします。

それでは、はじまり、はじまり〜。(笑)

       ☆ ☆ ☆

昔々、あるところに
ウサギのピョン吉とカメの亀吉が住んでいました。(笑)

「おーい。誰かと思ったら亀吉じゃないか。
 久しぶりだね。元気だったかい?」

「あらっ、ピョン吉さんじゃぁないですか。
 あいかわらずお元気そうですね。」

「まぁな。今年は俺様の年。跳躍の卯年だ。
 張り切って行くぜぃ。
 ところでお前、風の噂で聞いたんだけど、
 仕事を辞めたんだってな。今、何やってるの?」

「えぇ、辞めたと言えば聞こえは良いけど。
 じつは竜宮城でリストラにあっちゃってね…。
 なかなか次の仕事が見つからないんで、やむなくと言うか、
 今は専業でトレーダーをやっているんですよ。」

「えっ? 何だって?!
 堅実だけどうすのろで、慎重だけどビビリのお前が
 専業でトレーダーをやっているって?」

「えぇ。そうです。
 でも、あいかわらずピョン吉さん、口が悪いですねぇ。
 また僕を力いっぱい褒めましたね。(笑)」

「あははっ。すまんすまん。
 口が悪い奴には良い人が多いと言うじゃないか。
 でも、本当かい? トレードだけで食べていけるの?」

「僕はトレードのある重要なことが解ったんです。」

「何だよ。そのトレードの重要なことって?
 もったいぶらずに、話して聞かせろよ。亀吉。」


そうして、亀吉はピョン吉にそのことを話し始めました。

それは驚くべき事実でした…。

       ☆ ☆ ☆

「それではお話しますね…。
 でも、その前にピョン吉さんにいくつかの質問をしていい?」

「あぁ、いいともさ。亀吉。」

「ピョン吉さんもトレードをしていて、
 トレードスタイルはデイトレでしたよね。
 で…、1日に何Pipsを目標にしているの?」

「俺様かい。俺はデイトレスタイルで目標は少なくとも日50Pipsだ。
 こないだなんかも1日で100Pips以上ゲットしたぜ。
 どんなもんだい。」

「へぇー、ピョン吉さんはさすがに大したもんですね。
 ところで…、1日のアベレージで10Pipsを目指す
 トレーダーについては、ピョン吉さんどう思う?」

「へっ、何だって? 1日10Pipsだぁ?
 言っちゃぁ何だが、ショボ過ぎるぜ。そんなのゴミで糞だな。
 トレーダー仲間に1日の目標が10Pipsだなんて言ったら、
 ワロタ、ワロタの嘲笑の大合唱を食らっちまうぜ。」

「……。やっぱりそうですか。そう思いますか。」

「そりゃそうだろうよ。日10Pipsなんてゴミで糞だな。」

「では…、質問を変えますが、
 トレーダーの8割以上が負けているって知ってますか?」

「あぁ…、どうやらそうらしいな。
 詳しい統計は知らないけど、一説では9割が
 負け組みトレーダーだって話もあるよな。」

「その事実を踏まえて、もう一度聞きますが、
 1日のアベレージで10Pipsを獲得できるトレーダーは、
 勝ち組ではないですか?」

「あぁ、そういう意味では、勝ち組と言えるかもしれないな…。
 でも10Pipsはあまりにもショボ過ぎるぜ。」

「……。もう一度聞きます。
 1日のアベレージで10Pipsはショボイいですか。ピョン吉さん?」

「亀吉もしつこいね。10Pipsはショボイって言ってるだろう!」

「そうですか…。 では、ピョン吉さんに聞きます。
 ピョン吉さんは昨年に口座資金を何倍にしましたか?」

「あはははっ。亀吉。よくぞ聞いてくれました。
 えへへっ、俺様は昨年に口座資金を1.5倍にしたよ。
 かの有名な投資家の年平均利益率さえも上回るくらいだ。
 俺様は完全無欠の勝ち組トレーダーってわけだ。」

「ほぅ、それは凄い。さすがピョン吉さんですね。
 資金1.5倍のパフォーマンスはファンドでも優秀な数字です。」

「あははっ。そうだろう…。亀吉、恐れ入ったか。」

「で…、ピョン吉さんはどのくらいの建て玉をしているの?」

「うーん、そうだなぁ。
 伝統的な考え方では資金の2%のリスクまでとなっているけど、
 短期トレードなんでもう少し攻撃的に資金10万円に対して
 1万通貨単位といったところだ。
 もちろん、損切りすべきところではちゃんと損切りしているぜ。」

「そうすると…、ピョン吉さんは勝ち負けトータルのアベレージで
 『日2Pipsトレーダー』ということになりますね。」

「えっ? 何だって! 
 この俺様が1日たった2Pipsのトレーダーだと!」

「そうです。ピョン吉さん、あなたは日2Pipsのトレーダーです。
 でも、これは素晴らしいことです。」

「ど…、どういうことだ! 亀吉。」

「いいですか。僕はピョン吉さんがいくらの資金で
 運用しているかは知らないけど、
 仮に計算上、解りやすいように口座資金を100万円とすると、
 資金10万円当たり1万通貨単位の建て玉をするならば、
 口座資金100万円で10万通貨単位の建て玉になりますよね。」

「まぁな。口座資金を100万円と仮定するならばそうなるな。」

「そうして、10万通貨単位で1日2Pipsの利益なら、
 たとえばドル円やクロス円では2,000円の利益で、
 ドルストレート通貨ペアでも1,600円以上の利益になるでしょう。」

「まぁ、そういうことになるが、
 それにしても1日1,600円〜2,000円の利益とはショボイな。」

「そうして、計算がしやすいように、ドル円などでのトレードとして
 勝ち負けトータルでのアベレージで1日に2,000円の利益とすると
 口座資金が増えても原資金の100万円での建て玉までとして、
 1ヶ月を20営業日とするならば、1ヶ月では40,000円の利益。
 そして、1年では480,000円の利益となることになりますよね。」

「うん。そういうことになるな。計算では。」

「これは、口座資金が1年でほぼ約1.5倍となったということで、
 ピョン吉さんの年間利益率とほぼ同じになるじゃないですか。
 だからピョン吉さんあなたは『日2Pipsトレーダー』なのです。」

「……。そういうことになるか…。」

「でも、ピョン吉さん、これは凄いことなのですよ。
 仮に口座資金が1,000万円とすると
 1年で500万円近く稼ぐことになるのです。」

「……。」

「まぁ、利益には税金もかかるので
 これだけでは生活はできないかもしれませんが、
 口座資金によっては専業でやっていけるくらいです。」

「余計なことですが、もっと言わせてもらいますと、
 50Pipsだ、100Pipsだと言っているトレーダーさん達も、
 もしも年間で口座資金を2倍にできていないとしたら、
 それは、ショボイだのゴミだの糞だのと嘲(あざ)笑う
 日10Pipsさえも取れてはいないことになるのです。」

「……!」

「勝ち負けトータルでのアベレージで日10Pipsができれば、
 口座資金は年間に3倍以上になることになりますから、
 決してゴミや糞などではなく優秀なトレーダーだと思います。
 もしかしますと、勝ち負けトータルでのアベレージで
 日10Pips稼げるトレーダーは数パーセントかもしれません。」

「……。」

「また、正確な統計調査は知りませんが、
 日20Pips稼げるトレーダーは数千人に1人かもしれなく、
 日50Pipsのアベレージのトレーダーは数万人に1人の達人で、
 さらに日100Pipsのアベレージは
 世界的な天才しか達成できないことでしょう。」

「……。」

「勝ち負けトータルのアベレージで日10Pipsとは
 じつは凄いことなのです。
 『勝ち負けトータルのアベレージ』というところが肝です。
 もちろん、勝つときは100Pipsはおろか
 300Pips以上を獲るトレーダーも少なからずいますが、
 大きく獲るにはそれなりの損切り幅も必要で、
 負けになったときにはある程度大きな損失になって、
 勝ち負けトータルでのアベレージ日10Pipsは簡単ではありません。」

「……。」

「いわば、獲るときの目標が20Pipsでもあるいは300Pipsでも、
 それはトレードのタームの違いやスタイルの違いであって、
 小さな獲得Pips目標のトレーダーが300Pipsのトレーダーと比べて
 劣っているなどということではありません。
 デイトレーダーやスキャルパーがスイングトレーダーと比べて
 劣っているなどと言えないのと同じです。
 そんなことを今時言ったら笑われてしまいます。
 大きく狙うことだけが大切なことではないのです。
 肝心なのは『勝ち負けトータルのアベレージの収支』なのです。」

「で…、亀吉お前は『アベレージ10(テン)』を達成しているのか?」

「いいえ。まだ僕はできていません。
 今、僕が目指しているのは『アベレージ5(ファイブ)』です。」

「……。」

「ピョン吉さんが言うように、僕は堅実だけどうすのろで、
 慎重だけどビビリなだけじゃなくて、今はリストラにあって
 会社という母船から手漕ぎボートで一人で出て行けといわれ、
 わずかな預金が減っていく恐怖も経験して、
 どうしてもトレードに負けられないと思うと、
 トレードの執行をしようとするときに背筋に冷たいものが走って、
 情けないけれど恐怖で萎縮してしまうんですよ。」

「……。」

「でも、僕のようなチキンなマインドでも
 チャンスを厳選するならば5Pipsは狙えることがわかったのです。 
 それで今は5Pips狙ってのスキャルスタイルの勝ち負けで、
 5Pips勝っては5Pips負けて、また5Pips勝って、
 1日の勝ち負けトータルのアベレージで5Pipsトレーダーを目指し、
 それをなんとか日々達成しています。」

「……。」

「でも、口座資金は年間でなんとか倍にはなっていますよ。」

       ☆ ☆ ☆

「亀吉、お前も苦労をしてきたんだな…。
 おれはお前のことをバカでうすのろと思っていたけど、
 どうやらそうでもなかったようだ…。」

「あらっ、またピョン吉さんは僕のこと力いっぱい褒めましたね。」

「あははっ、亀吉。ごめんごめん。」

「俺様も偉大なるアベレージ10のトレーダーを目指してみるかな。」

「飛躍よりも実現可能な目標で地道に行くことが大切なのです。
 ピョン吉さん、そう思いませんか。」

「ところで、亀吉。さっきの計算は口座資金が増えても
 原資100万円に対する建て玉数を変えない計算だったよな。
 それを口座資金が増えるに従って建て玉も増やしたらどうなる?」

「複利ですね。アベレージ10を複利運用で実行しているトレーダーに
 フーサイン・ハーネーカー氏というトレーダーが実際にいますが、
 ピョン吉さん、複利の話は『狸年』にでもしたらどうでしょう。
 同じ跳躍でも今年の卯年にはふさわしくないと思いますが…。」

「あははっ。こら亀吉、言いやがったな。
 タヌキ年なんかありゃしないじゃないか。」

「あははっ。冗談ですよ。ピョン吉さん。」

「亀吉、こいつぅ。あはははっ。」

二人(二匹)がふと夜空を見上げると

大きくまん丸な月が出ていて、

笑い声の中でペッタンペッタン兎が餅をついていましたとさ…。

では、おしまい。(爆)

「アベレージ10戦略」のお話でした。

日5〜10Pipsの達成は実現できると思いませんか…。

今年もよろしくお願いいたします。 m(_ _)m


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX 「ありがとう」のお話


中国がクリスマスの25日(土)に0.25%の追加利上げをしましたね。

●先週12月20日(月)〜12月24日(金)の気になる出来事

<12月20日(月)>

19日にEU大統領が、
「ユーロ加盟国が是正勧告を無視した場合には、
GDPの0.5%を科料にする可能性がある。追加の制裁は必要ない。」
ことなどを示しました。
19日にスイスSNBの副総裁が、
「物価安定の確保のため金利を低く維持する必要。」
との認識を示しました。
中国上海株式市場が午前中に一時前週末比で3%程下落しました。
韓国軍が延坪島での射撃訓練を行いましたが無事に終了しました。
日経平均は前週末比−87.42円で取引を終えました。
英産業同盟CBIの要人が、
「英11月インフレは3.3%で政府目標3.0%を9ヶ月間上回っている。
BOEはインフレ抑制のため6ヶ月以内に金利引き上げ開始の可能性。」
などの見解を発表しました。
ポンドがしばらく堅調に推移しました。
独生産者物価指数(11月)は市場予想より弱い0.2%になりました。
トリシェECB総裁が、
「ユーロは信頼できる通貨。金融危機はユーロの危機ではない。
各国政府は支出管理に責任を持って行動すべき。
危機は全ての先進諸国に影響するが深刻な危機はあと2年半続く。」
などの認識を示しました。
独の財務省が「2010年の独連邦債務は過去最高水準になる。」
と発表しました。
ファイナンシャル・タイムズ紙が、
「EUはアイルランド救済のために数日中に30億EURの債券発行を計画。
1月はEU諸国の政府の債券発行も重なり多量の債券発行が見込まれる。
欧州金融安定ファシリティーは初回に50億EUR、
次回に80億EURの債券発行を計画している。」
などを報道しました。
欧経常収支(10月)は−23億ユーロになりました。
英産業同盟CBIが、
「2011年第1四半期の英GDP成長率見通しを0.2%に下方修正する。
英BOEは来年春に金利を引き上げる見込み。」
などの観測を発表しました。
OECD経済協力開発機構が、
「スペインはさらなる再建措置のため税を引き上げる可能性。
スペインの成長率は今後数年にわたって弱い可能性。
スペインの銀行は危機にうまく持ちこたえている。
スペインのGDPは2010年に−0.2%、2011年に+0.9%の見通し。」
などの観測を発表しました。
セントルイス連銀総裁が、
「2011年の米GDP成長率は市場予想より強くなる可能性。
米国は依然として労働市場が低迷。欧州の危機は非常に深刻。
商品価格に量的緩和が及ぼす影響を懸念。
データで正当化されたならFRBはさらに緩和を行う意志がある。」
などの見解を示しました。
格付け会社のフィッチが「世界経済の回復は順調に進んでいる。」
との見解を発表しました。
加卸売売上高(10月)は市場予想より弱い0.0%になりました。
シカゴ連銀全米活動指数(11月)は予想より弱い−0.46になりました。
フランスの5年国債のCDSが過去最大の107bpに拡大しました。
ユーロが上下動しながらも軟調傾向で推移しました。
欧消費者信頼感速報(12月)は市場予想より弱い−11.0になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「複数のアイルランドの銀行格付けをさらに引下げする可能性。
スペインの30の銀行の優先債格付けを引下げる可能性。」
などを発表しました。
カナダの財務相が「カナダの経済回復は他国よりも速い。」
との認識を示しました。
ギリシャの財務省が1〜11月の財政について、
「財政赤字は前年同期比で27.1%縮小。財政赤字は187億ユーロ。
歳入は4.8%増の454億ユーロ。」
などの発表を行いました。
NYダウは前週末比−13.78ドルで取引を終えました。

<12月21日(火)>

英GFK消費者信頼感調査(12月)は予想よりは強い−21になりました。
豪RBA議事録では、
「住宅金利の上昇や豪ドル水準を勘案して政策は緩やかに引締め的。
家計消費や借入れは抑制されていて貯蓄率は著しく上昇。
鉄鉱石や石炭価格の上昇は交易条件と名目GDPのアップサイドリスク。
雇用の成長は強い。賃金の上昇も加速する可能性。
住宅市場は沈静化して価格は落ち着いてきている。」
などが示されました。
中国の副首相が、
「中国はドーハラウンド協議の進展を望んでいる。
中国政府はマクロ経済の統制を強化している。
EU債務支援への具体的行動を取っている。」
などの主旨の発言をしました。
ユーロや豪ドルがしばらく堅調に推移しました。
日銀が政策金利を0〜0.10%に据え置くことを決定しました。
日全産業活動指数(10月)は市場予想とおりの−0.2%になりました。
日経平均は前日比+154.12円で取引を終えました。
英GFK消費者信頼感調査(1月)は市場予想より弱い5.4になりました。
格付け会社のムーディーズが、スペインの一部の州の格付けを
引き下げて見通しをネガティブにすると発表しました。
日銀総裁が記者会見で、
「日長期金利上昇は米経済の悲観論後退での米金利上昇に連れたもの。
日本の長期金利は欧米に比べて上昇幅は大きくはない。
REITの買い入れには呼び水効果が観察できる。
欧州での財政金融と実体経済の負の相乗作用が怖い。」
などの認識を示す発言をしました。
スイス貿易収支(11月)は193億スイスフランになりました。
シュタルクECB専務理事が、
「国債購入プログラムは一時的継続するが、
このプログラムは永続する手段ではない。
ECBの任務は政府をファイナンスすることではない。
ユーロ圏内の全ての国は自国の債務に責任を負うべき。
ECBは物価安定が脅威となった場合には金利を引き上げる。」
などの見解を示しました。
格付け会社のムーディーズが、
「ポルトガルの格付けを引き下げ方向(1段階か2段階)で見直する。
銀行支援の影響を懸念。ポルトガルが支援要請をするかは不明。」
などの発表をしました。
ユーロが軟調になりました。
英公的部門借入額(11月)は市場予想より弱い228億ポンドになりました。
スペインの財務相が、
「ムーディーズは大げさだ。銀行の強さを認識すべき。
2011年に借り換え問題は発生せず。2011年1.3%成長見通しを堅持。」
などの発言をしました。
格付け会社のフィッチが仏の一部地方の格付けを引き下げました。
格付け会社のムーディーズが、
「ポルトガルの5地域と自治政府を格下げ方向で見直す。」
と発表しました。
加消費者物価指数(11月)は市場予想より弱い0.1%になりました。
加小売売上高(10月)は市場予想より強い0.8%になりました。
米FRBが英・欧・加・日・スイスの中銀などと、
ドルスワップ協定を来年8月まで延長すると発表しました。
IMFが2009年9月に承認した金売却プログラムに基づいて、
IMFの金準備の8分の1に相当する403.30トンの金を売却したと
発表しました。
ユーログループ議長が、
「ユーロは危機に陥っていない。ダメージも受けていない。
ユーロの存続が脅かされているとの観測は事実無根。」
との主旨の発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの複数のカバードボンドの格付けを引下げる可能性。」
との発表をしました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャの発行体格付けをジャンク級へと引下げる可能性。」
との発表をしました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
スイスフランが堅調傾向で推移しました。
NYダウは前日比+55.03ドルで取引を終えました。

<12月22日(水)>

NZ第3四半期経常収支は予想よりは強い−17.7億NZDになりました。
日通関ベース貿易収支(11月)は予想より弱い1628億円になりました。
日銀金融経済月報では、
「ターム物金利は一部強含んでいるが総じて低水準。
生産はやや減少。企業の景況感は製造業中心に弱め。
1〜3月期の生産は実勢で増加に転じると予想。不確実性大きい。」
などが示されました。
中国の商務省が、
「2011年は貿易収支均衡ため積極的に輸入を拡大。
外貨準備の活用拡大を検討。
2011年には欧州債務危機によるリスクがあると予想。」
などの見解を発表しました。
日経平均は前日比−24.05円で取引を終えました。
中国政府が、
「不動産市場での海外投資家の投機を抑制していく。
不動産市場への資本流入監視を強化していく。」
などを発表しました。
独輸入物価指数(11月)は市場予想より強い1.2%になりました。
英第3四半期GDP確報は0.7%、英第3四半期経常収支は−96億ポンド、
とともに市場予想よりも弱い結果になりました。
英第3四半期総合事業投資確報は予想より強い3.1%になりました。
英BOE議事録では、
「センタンス委員が0.25%の利上げを主張。
ポーゼン委員が資産買い入れ枠の500億ポンド拡大を主張。
金融政策の現状維持を7対1対1で決定。
中期的なインフレリスクが上向きに変化した可能性もある。
ユーロ圏の動向は下振れリスクを増大。」
などが示されました。
ポルドガルの地元紙が、
「中国は40〜50億ユーロのポルトガル債を購入する用意がある。」
との観測報道をしました。
ユーロが一時堅調に転じました。
中国人民銀行がこの報道へのコメントを拒否しました。
独商工会議所が、
「欧州の寒波は独第4四半期の経済成長率を0.5%押し下げる可能性。」
との観測を発表しました。
ユーロが再び軟調傾向になっていきました。
米第3四半期GDP確報は2.6%、米第3四半期個人消費確報は2.4%、
米第3四半期GDP価格指数は2.1%、米第3四半期コアPCEは0.5%と、
いづれも市場予想より弱い結果になりました。
米ドルが対豪ドルなどで売られました。
米中古住宅販売件数(11月)は予想より弱い468万件になりましたが、
2010年6月以来の高水準になりました。
IMF国際通貨基金が、
「加の2010年GDPは3.0%、2011年は2.3%と予想。
加経済のリスクは消費者債務と米国による需要の減退。
加経済が減速すれば景気刺激策が必要になる可能性。
加政府には景気刺激策を実施する余地が充分にある。」
などの見解を発表しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「2011年の米経済成長は3.0〜3.5%と予想。
持続的な回復に対する信頼感が高まった。
デフレの脅威は懸念していない。
2011年のインフレ率は1.5〜2.0%を予想。
徐々に緩和策を引き上げていくことが課題。」
などの認識を示しました。
NYダウは前日比+26.33ドルで取引を終えました。

<12月23日(木)>

NZ第3四半期GDPは市場予想より弱い−0.2%になりました。
予想外のマイナス成長に一時NZドルが軟調になりました。
ギリシャ議会が2011年度予算を承認しました。
東京市場は祝日の休場で全般的に動意の弱い相場になりました。
円や豪ドルが堅調傾向で推移しました。
フィッシャー英BOE委員が、
「2011年の1四半期がマイナス成長になることもあり得なくはない。」
との見解を示す発言をしました。
中国外務省が、
「中国はユーロ圏経済の健全性の回復を助ける。
ユーロ圏は中国の外貨投資の重要な地域の1つである。」
との認識を発表しました。
独財務相が、
「欧州経済政府という構想は正しいプロジェクトではない。
ユーロの持続可能な保護が必要。
救済メカニズムには独立性と透明性が必要。」
などの認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「ハンガリーの格付けを引き下げて見通しをネガティブとする。
ハンガリーの財政計画は間違った方向に行っている。
2013年でGDP成長率5%のハンガリー政府の想定は楽観的過ぎる。
信頼できる中期的な財政措置を実行しないと格下げを招く可能性。」
などの発表しました。
加GDP(10月)は市場予想より弱い0.2%になりました。
米耐久財受注(11月)は−1.3%、米個人支出(11月)は0.4%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米個人所得(11月)は市場予想より強い0.3%になりました。
米PCEコア・デフレータ(11月)は0.1%、
米新規実業保険申請件数は42.0万件と、
ともに市場予想とおりの結果になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ポルトガルの25の資産担保証券の格付け引下げの可能性がある。」
と発表しました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(12月)は、
市場予想とおりの74.5になりました。
米新築住宅販売件数(11月)は予想より弱い29.0万件になりました。
アイルランド政府が、
「アライド・アイリッシュ銀に37億ユーロ注入して実質国有化する。」
と発表しました。
格付け会社のフィッチが、
「ポルトガルの長期格付けを引下げて見通しをネガティブにする。
ポルトガルの2011年の財政目標は難問で来年に景気後退に陥る可能性。
ポルトガルがEU・IMFの支援を要請するとは認識していない。
ポルトガルは2012年に持続的な成長に回帰する可能性。」
などの発表をしました。
ポルトガルの財務省が
「フィッチのポルトガル格下げは理解に苦しむ。
ポルトガルの銀行はは堅固で快活。」
との声明を出しました。
格付け会社のS&Pがフランスの格付けをAAAに据え置いて、
見通しを安定的としました。
NY原油(WTI)は2年2ヶ月ぶりの高値になる91ドル台半ばで
取引を終えました。
NYダウは前日比+14.00ドルの11573.49ドルで週の取引を終えました。

<12月24日(金)>

アイルランドの財務相が、
「アイルランドの選択肢に銀行上位債務の不履行などは全くない。
ばかげた議論はやめる必要がある。」
などの認識を示しました。
日2011年度予算案で5兆円程度に為替介入枠を拡大する案が
盛り込まれるとの報道がありました。
中国商務省が、
「欧州債務問題は来年の1月〜2月に深刻化する恐れがある。
問題を抱えた欧州諸国による国債発行では解決策にならない可能性。」
との見解を発表しました。
日経平均は前々日比−67.29円の10279.19円で週の取引を終えました。
中国商務省が、
「2010年の中国対外投資は500億ドルに達する可能性がある。」
ことを発表しました。
全般動意薄ながらポンドやスイスにポジション調整がみられました。
中国人民銀行が、
「資産バブルを防止。金融政策を穏健とする必要。
政策手段として対象を限定した預金準備率を活用する。
中国は国内外で過剰流動性に直面している。」
などの方針と認識を示しました。
日2011年度の予算案では、
「新規国債発行額は国際公約にもなる44兆2980億円を順守。
一般会計総額は過去最大の92兆4116億円とする。」
などになりました。
スイスSNBが、
「ユーロ圏の緊張がスイスフラン高を招いている。
緊張悪化はスイスの経済成長に影響を及ぼす可能性。
必要ならばデフレに対抗する措置をとる用意がある。」
などの見解を示しました。
NY時間はクリスマスの振り替え休日で米国の株式市場・
債券市場・商品市場がお休みで動意薄の相場が続きました。

●今週の主な予定

<12月27日(月)の主な予定>

※NZ、豪、英、加などの市場がクリスマスの振り替えでお休みです。

朝8時50分に日銀政策会合議事録、日企業向サービス価格(11月)、
午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(12月)、
午後2時に日住宅着工戸数(11月)、日建設工事受注(11月)、
深夜12時半に米ダラス連銀製造業活動(12月)、
などの経済指標が発表されます。

<12月28日(火)の主な予定>

※NZ、豪、英、加などの市場がボクシングデー振り替えでお休みです。

朝8時半に日失業率(11月)、日全国消費者物価指数(11月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(11月)、日小売業販売額(11月)、
夜11時に米S&Pケースシラー住宅価格(10月)、
深夜12時に米消費者信頼感指数(12月)、
同深夜12時に米リッチモンド連銀製造業指数(12月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<12月29日(水)の主な予定>

午後6時に欧マネーサプライM3(11月 前年比)、
午後7時15分にスイスKOF先行指数(12月)、
が発表されます。

また、発表時間が未定(通常はNY時間前半)ですが、
独消費者物価指数速報(12月)が発表予定です。

<12月30日(木)の主な予定>

夜10時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(12月)、
深夜12時に米中古住宅販売保留(11月 成約)、
などが発表されます。
米の指標には注目です。

<12月31日(金)の主な予定>

※東京市場は大晦日でお休みです。
※米債券市場は短縮取引になります。

主要通貨では特に経済指標の発表が予定されていません。

さて、先週もいろいろなことがありました。

20日に、英産業同盟CBIが「2011年第1四半期の英GDP成長率見通しを
0.2%に下方修正する。英BOEは来年春に金利を引き上げる見込み。」
などの観測を発表しました。
また、格付け会社のムーディーズが「複数のアイルランドの銀行の
格付けをさらに引下げする可能性。スペインの30の銀行の優先債
格付けを引下げる可能性。」などを発表しました。

21日に、中国の副首相が「中国はドーハラウンド協議の進展を望んで
いる。EU債務支援への具体的行動を取っている。」などの主旨の発言
をしました。
一方、格付け会社のムーディーズが「ポルトガルの格付けを引き下げ
方向(1段階か2段階)で見直する。スペインの複数のカバードボンドの
格付けを引下げる可能性。」などの発表をしました。
また、格付け会社のフィッチが「ギリシャの発行体格付けをジャンク級
へと引下げる可能性。」との発表をしました。

22日に、中国の商務省が「2011年には欧州債務危機によるリスクがある
と予想。」などの見解を発表しました。
また、ポルドガルの地元紙が「中国は40〜50億ユーロのポルトガル債を
購入する用意がある。」との観測報道をしました。
そして、中国人民銀行がこの報道へのコメントを拒否しました。
また、独商工会議所が「欧州の寒波は独第4四半期の経済成長率を
0.5%押し下げる可能性。」との観測を発表しました。

23日に、ギリシャ議会が2011年度予算を承認しました。
また、格付け会社のフィッチが「ハンガリーの格付けを引き下げて
見通しをネガティブとする。ポルトガルの長期格付けを引下げて
見通しをネガティブにする。」などの発表をしました。
そして、格付け会社のムーディーズが「ポルトガルの25の資産担保証券
の格付け引下げの可能性がある。」と発表しました。

24日に、中国商務省が「欧州債務問題は来年の1月〜2月に深刻化する
恐れがある。」との見解を発表しました。
また中国人民銀行が「資産バブルを防止。金融政策を穏健とする必要。
政策手段として対象を限定した預金準備率を活用する。中国は国内外で
過剰流動性に直面している。」などの方針と認識を示しました。

先週は、クリスマスの週で市場が薄い状況でしたが、円高傾向と
原油などのコモディティ市場の堅調を背景に豪ドル高、そして、
格付け会社による格下げ発表のラッシュで、ユーロがリズミカルな
上下動をしながらも軟調傾向になりました。

そして、24日に中国の短期金利が急上昇していましたが、クリスマスの
25日(土)に、中国が10月20日以来、2ヶ月ぶりに金利を0.25%引き上げ
ると発表して、期間一年の基準金利が貸出しで5.81%、預金で2.75%
になりました。中国消費者物価指数の高騰と資産バブル抑制目的を
背景としていますが、市場では来年の末までにさらに3〜4回の追加
利上げを行うとの観測があるようです。

また、21日にFRBが英・欧・加・日・スイスの中銀とドルスワップ協定
を来年8月まで延長すると発表して、金融有事に備えてのドル供給体勢
を継続することが発表され、金融危機への警戒を解いていないことが
示されました。

先週の格付け会社による格下げ発表のラッシュでユーロは軟調には
なったものの、クリスマス休暇を控えてのポジション調整もあったか、
下げ渋りの兆しも観られていたようですが、さらなるユーロの下落には
まだ警戒は解けないのかもしれません。

20日に格付け会社のフィッチが「世界経済の回復は順調に進んでいる」
との見解を発表していますが、米株式市場では景気回復期待と緩和策
による過剰流動性資金で2011年は最大15%上昇すると観測があり、
また英国株も月間で8%強上昇して2年半ぶりの高値をつけ、
また、コモディティ市場も強く、株式と商品ともに先高感は根強い
ようです。

さて、2010年の最終盤となる今週ですが、アナリスト予想では円高の
可能性が高いとの見方が優勢のようですが、週初には米国債入札も
相次ぎ、米長期金利の動向にも影響を受ける可能性もありそうです。

また、中国の利上げで資源国通貨にもいったん調整が入りそうですが、
商品市況の先高感からまた買戻しが入る可能性もありそうです。

円高、ドル高が継続する可能性がありそうですが、市場が薄くなって
いますので、トレードする場合にはチョッピーで急激な動きにも
注意したいものです。膠着感が強いとともに、ときに急激に動く
静と動の著しい相場展開になる可能性がありそうです。


さて今日は、「ありがとう」のお話です。

今年も残すところあと僅かになりましたね。

2010年も振り返りますといろいろありましたが、
文字とおり「あっという間」に過ぎた感じがします。

寅年の今年の京都清水寺での恒例の「今年の漢字」は、
猛暑の年でもあったので、「暑」という字が選ばれました。

また、新語・流行語大賞のほうでは、

池上彰さんの定型句「いい質問ですねぇ。」や、
ねづっちの「ととのいました」や、
ツイッターでの定型句「〜なう」などの候補のひしめく中、

NHKの連ドラの水木しげるさんの半生を描く「ゲゲゲの女房」の
「ゲゲゲの」が大賞に輝きました。

そして、この「ゲゲゲの女房」の主題歌が、
いきものががりの「ありがとう」という歌でした。

作詞作曲は水野良樹さんで

"ありがとう"って伝えたくて あなたを見つめるけど ♪
繋がれた右手は 誰よりも優しく ほら この声を受け止めている ♪

という、よくある言葉の「ありがとう」が
新鮮で心地よい響きで歌われていました。

ところで、この「ありがとう。」という言葉は不思議な言葉で、

商業的には日常、感謝を意味して
最も多く使われる言葉のひとつですが、

身近な人へ「心をこめて」この言葉を言うのは照れくさくもあり、
案外と言いづらい言葉でもあります。

ある意味、軽々しく使うことはあっても、

「ありがとう。」と「ごめんなさい。」の2つの言葉は、

なかなか「心を込めて」は言いづらい言葉でもあるようです。

心では少しは思っていても、(笑)
「ありがとう。」と身近な人に言うのは妙に照れくさいものですし、

「あっ、間違えた。」と思っていても、
理屈をあれこれこねる言葉は口から出てくるものですが、(苦笑)
身近な人に素直に「ごめんなさい。」とは言いづらいものですし、

感謝と、過ちを認める言葉は、なかなか言えそうでいて、
「言えねぇ。言えねぇ。もう言えねぇ。」の言葉のようですね。

ただ、これらの言葉は魔法の言葉で、
人間関係をとても円滑にするといわれているようです。

さて、

トレードでも解っていながら実行しづらいことがあります。

そのひとつは、自ら過ちを認める「損切り」ですが、
できない人は口座を飛ばすくらい大きく負けるまで
身につかないこともあります。

人によってはそのくらい難しいものです。

また、相場を愛し感謝するということもなかなか難しいものです。

「へっ、相場を愛するだぁ。そんなの関係ないや。」
とも思うものですが、

どの分野に限らず、その道で成功するには、
意識するとしないにかかわらず、その道が好きで好きでたまらない、
という人が多いように思います。

日本将棋連盟の会長を勤める米長邦雄さんが
かつてこんなユニークな語録を残しています。

「幸せの女神はね。努力する人に訪れると思っているでしょ。
 でも、そうじゃないんです。
 努力とは嫌なことを一生懸命すること。
 女神はね。好きなことに夢中になっている人に惚れるんです。」

まぁ、うまいことをいうものですが、(笑)

そういえば、大リーガーのイチロー選手も、
事実かどうかはわかりませんが、話に聞くところによりますと、

用事のない限りシーズンオフでの休暇はたったの3日で、
ランニングやストレッチや素振りなどの基礎練習を
シーズンオフの早々から始めるのだそうです。

きっと、大リーガーになった今でも野球が好きで好きで、
そして、基礎トレーニングの大切さを熟知しているのでしょうね。

また、よく聞く話では、ピアニストやバレリーナも

「1日練習を休めば自分でわかる。
 2日練習を休めば仲間にわかる。
 3日練習を休めば観客がわかる。」

などといわれているようで、基礎練習は怠れないもののようです。

そして、私の好きな将棋の世界でも、
かつて1971年にアマ名人になったことのある
北海道立工業試験場に務めるТさんが
体調を崩されて入院されたときに、

見舞いに行った棋友からこんな話を聞いたことがありました。

「琴似の病院にТさんの見舞いに行ったらさぁ。
 いやぁ、驚いたよ。」

「えっ、何かあったの?」

「まぁ、病状は順調に回復に向かっていたんだけど。
 Тさんといえばさぁ、沖元二さんとか強豪を下してさぁ、
 全国アマ名人になった人じゃない。
 それがさぁ、ベッドで読んでる棋書がさぁ、
 なんと五手詰めの初心者向けの詰め将棋の本なんだよ。」

「ふーん。」

「伊藤宗看の将棋無双かなんかに挑戦しているなら、
 このレベルの人ならそうなのかなぁ、とも思うけど、
 初心者向けの五手詰めの棋書を見ているとはねぇ。」

「……。」

「でもさぁ、俺、思ったんだけどさぁ。
 なんとなくТさんの強さの秘密を見たような感じがしたよ。」

もしかしますと…、

基礎を怠らずトレーニングすることこそが
奇跡を生むのかもしれませんね。

あれまぁ、また話が長くなりました。 m(_ _)m

良いお年をお迎えくださいませ。

そして、心を込めてこの言葉をいわせてください。 f(^_^)

「ありがとうございます!」

来年は卯年です。トレードでも躍進したいものですね。(笑)

それでは、また来年。。。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

「マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されることになりました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。

※12月29日(水)の0時から値上げとなります。


FX 認識の視座のお話


北海道の街は白い雪化粧になりました。^^
今年も早くもクリスマスを迎える時節になりましたね。

●先週12月13日(月)〜12月17日(金)の気になる出来事

<12月13日(月)>

週末に発表された中国消費者物価指数(11月)は、
前年比で市場予想より強い+5.1%になりました。
英ライトムーブ住宅価格(12月)は−3.0%になりました。
米10年債利回りが3.340%を上回り半年ぶりの高水準になりました。
ドルが徐々に買われる相場展開になりました。
日経平均は前週末比+81.94円で取引を終えました。
中国上海株式市場が前週末比+2.9%の大幅高になりました。
ルクセンブルクの外相が、
「ユーロは危機的状況。共同で対処する必要。
ユーロ圏共通債券について再び話すことがないことを希望。
ユーロ圏が悪い方向へ進んだなら独に更にコストがかかる可能性。」
などの認識を示しました。
スイス生産者輸入価格(11月)は予想より弱い−0.2%になりました。
OECD経済協力開発機構が、
「中期的インフレの上方リスクが顕在化したならば、
ECBの金融刺激策は解除されるべき。
ECBの非標準的措置は段階的に縮小されるべき。
短期的に成長に影響があってもユーロ圏は財政再建が必要。」
などの見解を発表しました。
英生産者仕入価格(11月)は市場予想より強い0.9%になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの銀行の見通しは依然としてネガティブ。」
との見解を発表しました。
中国の外為当局が、
「海外資本フローの監視を強化。投機マネー流入に積極的に対抗。」
などの指針を発表しました。
独政府のスポークスマンが、
「欧州金融安定化ファシリティー拡大が検討されてはいないと認識。
ユーロ圏共通債券に独が年間170億ユーロ負担するとの報道を否定。」
などドイツ政府の見解を発表しました。
独連銀が、
「独GDP成長率は2010年に3.6%、2011年に2%の見通し。
独の失業者数は2012年までに300万人を下回る可能性。
独インフレ率は2010年に平均1.1%、2011年に平均1.7%の見通し。
2010年第4四半期の成長は拡大。2011年第1四半期は減速の可能性。」
などの見解を発表しました。
英BOEの副総裁が、
「インフレは短期的に上昇が持続する可能性。
急激な引き締めは景気回復を妨げる可能性。
英国の景気回復は第4四半期でも継続する見込み。
BOEが更に量的緩和を行うことは可能。
見通しには両サイドのリスク。
ある時点では刺激策の解除が適切になる。」
などの認識を示しました。
加第3四半期設備稼働率は市場予想より強い78.1%になりました。
スペイン中銀総裁が、
「金融危機がスペインに与えた影響は他国に比べると大きくはない。
スペイン経済は他の域内国よりも早く成長に復帰する可能性。」
などの認識を示しました。
格付け会社のムーディーズが、
「米の税制は米AAA格付けに2年間、ネガティブの可能性を高める。」
との見解を発表しました。
米ドルが売られる相場展開になりました。
加BOC総裁が、
「為替政策が主要国のディスインフレを引き起こしている。
カナダの債務の脆弱性は急速に高まっている。
BOCは刺激策の解除を慎重に決めなければならない。
主要先進国の低金利政策は長期間続く可能性。
執拗な通貨高は生産性を弱め貿易の足枷となる可能性。」
などの認識を示しました。
独の財務相が「ユーロの防衛はドイツの国益。」
との見解を示しました。
カナダの首相が、
「加の政策金利はこれより下がることはない可能性。」
との認識を示しました。
格付け会社のムーディーズが、
「英経済の不透明により英の銀行システムの見通しはネガティブ。」
との見解を発表しました。
NYダウは前週末比+18.24ドルで取引を終えました。

<12月14日(火)>

NZ小売売上高(10月)は市場予想より弱い−2.5%になりました。
NZ政府が、
「2010〜2011年のNZ政府の借入は10億NZドル増加の135億NZドル、
2010〜2011年の純負債はGDPの20.8%、
2014〜2015年のピーク時にはGDPの28.5%になると予想。」
との見通しを発表しました。
NZドルが軟調になりました。
英RICS住宅価格(11月)は市場予想よりは強い−44.0になりました。
NZの財務相が、
「経済と財政の見通しは予算での見通しより弱くなる可能性。
NZ政府の財政赤字は2010〜2011年にピークになる可能性。」
などの見解を示す発言をしました。
豪NAB企業景況感(11月)は4、同じく信頼感(11月)は6になりました。
豪第3四半期新規住宅は市場予想より弱い−13.2%になりました。
日鉱工業生産確報(10月)は−2.0%になりました。
日経平均は前日比+22.88円で取引を終えました。
スイス政府が、
「2011年のスイスGDP成長率見通しを1.5%へ引き上げ。
2012年のスイスGDP成長率の見通しは1.9%。」
などを発表しました。
スペイン中銀が、
「11月のスペインの銀行のECBからの借り入れ額は、
10月より減少して645億ユーロ。」
になったことを発表しました。
中国国家発展改革委員会が、
「2011年の中国消費者物価指数の目標を4%前後に設定。
2011年の中国GDPの目標を8%前後に設定。」
することを発表しました。
英消費者物価指数(11月)は0.4%、英小売物価指数(11月)は0.4%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
英DCLG住宅価格(10月)は前年比で市場予想より弱い5.5%になりました。
独IFO経済研究所が、
「ECBは2011年末頃に0.25%の利上げの可能性。
2010年の独GDPは+3.7%、2011年の独GDPは+2.4%と予想。
ECBの政策は2011年も引き続き拡張的になる可能性。」
などの予測を発表しました。
独ZEW景況感調査(12月)は市場予想より強い4.3%になりました。
欧鉱工業生産(10月)は市場予想より弱い結果になりました。
欧ZEW景況感調査(12月)は市場予想よりかなり強い15.5になりました。
ユーロがしばらく堅調に推移しました。
欧州連合リポートでは、
「ユーロ圏の景気回復は定着しつつあるが更なる財政再建が必要。」
などが報告されました。
格付け会社のS&Pが
「ベルギーの格付け見通しをネガティブに引き下げる。
ベルギーが政権を発足できい場合は6ヶ月以内に格下げの可能性。」
などを発表しました。
トリシェECB総裁が、
「ECBは欧州安定ファシリティーの柔軟性と最大限の規模を求める。
ECBはユーロ圏共同債券を必ずしも適切とは認識していない。
金利と流動性措置はそれぞれ独立したツールである。
一部の国の財政赤字を懸念。資金供給中毒の銀行の問題を分析。」
などの主旨の発言をしました。
独政府が、
「独は永続的に強いユーロを求める。
独はユーロのためにできる限りのことを行う。
ECBの資本金積み増し要請は前向なものと認識。
現在の救済メカニズムの拡大の議論は必要がないと認識。
欧州金融安定ファシリティーの変更は必要ないと認識。」
などの見解を発表しました。
イタリア議会が内閣不信任案を否決しました。
英センタンスBOE委員が、
「金利を上げる必要がある。利上げはBOEの信頼性を強化させる。」
などの見解を示しました。
米小売売上高(11月)は0.8%、米生産者物価(11月)は0.8%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
加景気先行指標指数(11月)は市場予想より弱い0.3%、
加第3四半期労働生産性は市場予想より強い0.1%になりました。
米企業在庫(10月)は市場予想より弱い0.7%になりました。
しだいにドルが買われる相場展開になりました。
FOMCは政策金利を0%-0.25%の範囲に据え置くことを決定しました。
FOMC声明では、
「2011年6月期限の総額6000億ドルの米国債買入れに変更はない。
国債買入れペースと全体の規模は定期的に見直す。
異例の低金利が正当化される可能性。インフ率は低下の傾向。
住宅市場は引き続き抑制。失業率は上昇。
今回の決定ではカンザスシティ連銀総裁が反対。」
などが示されました。
NYダウは前日比+47.98ドルで取引を終えました。

<12月15日(水)>

日第三次産業活動指数(10月)は0.5%、
日銀短観の第4四半期大企業製造業業況判断は5、
第4四半期大企業非製造業業況判断は1、
第4四半期大企業非製造業先行判断は−1、
第4四半期大企業全産業設備投資は2.9%と、
それぞれ市場予想より強い結果になりました。
第4四半期大企業製造業先行判断は予想より弱い−2になりました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りが3.5%超になり7ヶ月ぶりの高水準になりました。
中国商務省が、
「11月の対中国直接投資は前年同月比で+38.2%の97億ドル。
2010年の対中国直接投資は1000億ドルに達する見込み。」
などを発表しました。
日経平均は前日比−6.99円で取引を終えました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの格付けを引き下げの方向で見直す。
スペインには資金調達の脆弱性がある。
公的債務比率が上昇する可能性。支払い能力は危機的ではない。
スペインは欧州金融安定ファシリティーに支援を要請しない可能性。
EUへの支援要請することはシナリオにないが排除しない。
スペインは2011年に約1700億ユーロの調達が必要になる可能性。
スペインは他のストレス下の域内国よりは信用力がある。」
などの発表しました。
ユーロが上下動しながらも軟調傾向で推移しました。
英失業保険申請件数推移(11月)は予想より弱い−0.12%、
英失業率(11月)は市場予想とおりの4.5%になりました。
独の首相が、
「独は欧州とユーロから特別な恩恵を受けている。
ユーロは長期的な平均よりも高い水準。
恒久的な危機メカニズムはユーロ圏を強くする。
危機メカニズムのために限定的な条約改正が必要。
危機メカニズムでは投資家は特定のケースで関与することになる。」
などの認識を示す発言をしました。
米消費者物価指数(11月)は市場予想より弱い0.1%、
NY連銀製造業景気指数(12月)は市場予想より強い10.57になりました。
ただ、構成項目の雇用や新規受注は弱い内容となりました。
米ドルが買われる相場展開になりました。
米ネットTICフロー(10月)は市場予想より弱い75億ドル、
ネット長期TICフロー(10月 対米証券投資)は276億ドルになりました。
米鉱工業生産(11月)は0.4%、米設備稼働率(11月)は75.2%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「英国の地方自治体は予算削減とガバナンスの変更のリスクに直面。」
との認識を示す発表をしました。
アイルランド議会がEU・IMFによる支援策を可決しました。
米NAHB住宅市場指数(12月)は市場予想とおりの16になりました。
米上院が減税延長法案を可決しました。
NYダウは前日比−19.07ドルで取引を終えました。

<12月16日(木)>

豪インフレ期待(12月)は前回値より弱い2.8%になりました。
豪第4四半期報告書で「数年間、豪公共料金の大幅上昇の可能性。」
が示されました。
NBNZ企業信頼感(12月)は29.5になりました。
日経平均は前日比+1.51円で取引を終えました。
日11年度税制改正大綱では、
「法人税率の5%減税。証券優遇税制の2年延長。
環境税の11年10月から3年半かけて段階的導入。」
などが示されました。
ユーログループ議長が、
「金融市場はユーロ圏のファンダメンタルズを見失っている。
EU首脳会議ではユーロ圏の安定への決意を示すことが重要。
ユーロ圏共同債券は流動性のある市場をつくり、
独を含むユーロ圏の債務負担を軽減させる。
ユーロ圏には国家財政を再建する以外の選択肢は存在しない。」
などの見解を示しました。
中国とインドが、
「中印は2015年までに1000億ドルの貿易を目指す。
中印は中国への輸出拡大を振興することで合意。」
などの共同声明を発表しました。
格付け会社のS&Pが中国の長期ソブリン格付けと
香港の格付けを引き上げて、ともに見通しを安定的としました。
スイス第3四半期鉱工業生産は予想より強い1.8%になりました。
格付け会社のS&Pが、
「独経済は上昇を継続する見通し。
独の2011年の実質GDPは2.4%の見通し。
独の経済拡大は広範でバランスされたものになる見通し。」
などの見解を発表しました。
独製造業PMI速報(12月)は市場予想より強い60.9、
独サービス業PMI速報(12月)は市場予想より弱い58.3になりました。
スイスSNBが政策金利を0.25%で据え置きました。
スイスSNB声明では、
「2011年のスイスGDPは1.5%前後の見込み。
2011年のインフレは0.4%の見込み。
金融市場の緊張を背景にスイスフランは再び上昇している。
デフレの脅威が顕在化した場合は物価安定に必要な措置をとる。」
などが示されました。
欧製造業PMI速報(12月)は市場予想より強い56.8、
欧サービス業PMI速報(12月)は市場予想より弱い53.7になりました。
ポーゼンBOE金融政策委員が、
「金融政策はインフレに過剰反応すべきではない。
英国の家計支出は財政再建に応じて減少する可能性。
単位労働コストの減少がインフレを押し下げている。
英経済には埋めるべき大きな需給ギャップがある。
消費者物価指数は2年後に2%の目標を大幅に下回る可能性。」
などの見解を示す発言をしました。
独経済省が「独第4四半期は著しい成長を予想する。」
と発表しました。
英小売売上高(11月)は市場予想とおりの0.3%になりました。
英BOEが「11月のインフレ期待は2008年8月以来で最高の+3.9%。」
になったことを発表しました。
ポンドがしばらく堅調に推移しました。
中国人民銀行総裁が「利上げの要求にジレンマを感じる。」
との認識を示しました。
欧消費者物価指数(11月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
スイスSNB総裁が、
「弱い輸出は著しい(経済)減速を示すものである。
減速の理由の中にスイスフラン高がある。
スイスフランは2010年初めから急激に上昇。
2011〜2012年のスイスのインフレは引き続き低い可能性。
景気回復が持続可能かどうかは依然として不透明。
インフレ見通しは重要な指標。SNBの責務は物価の安定の確保。」
などの認識を示しました。
ユーログループ議長が、
「スペインとポルトガルは市場沈静化へ構造改革を明確にすべき。」
との認識を示しました。
米住宅着工件数(11月)は市場予想より強い55.5万件、
米建設許可件数(11月)は市場予想より弱い53.0万件になりました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い42.0万件、
米第3四半期経常収支は予想より弱い−1272億ドルになりました。
加国際証券取扱高(10月)は予想より弱い95.1億加ドルになりました。
ECBが資本を50億ユーロ拡大して107.6億ユーロとしました。
フィラデルフィア連銀指数(12月)は予想より強い24.3になりましたが、
構成項目の雇用指数に悪化が見られました。
欧州システミックリスク理事会(ESRB)で、
議長にECB総裁、副議長に英BOE総裁が就任することが決定しました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインのバルセロナを格下げする可能性がある。
ギリシャのソブリン債格付けを引き下げる可能性がある。」
ことなどを発表しました。
IMF国際通貨基金が、
「アイルランドへの225億ユーロの支援を承認。
58億ユーロは直ぐにでも利用可能。」
になったことを発表しました。
NYダウは前日比+41.78ドルで取引を終えました。

<12月17日(金)>

トリシェECB総裁が、
「ECBの増資は正当化される。ECBは非常に堅固で強い機関である。」
との認識を示しました。
中国人民銀行総裁が、
「預金準備率と金利を同時引き上げることはない。」
と明言しました。
ファンロンパイEU大統領が、
「将来的な欧州安定機構は現行のメカニズムをベースに構築。
欧州安定機構にはIMFも含まれる見通し。
EU首脳は銀行部門の新たなストレステストを行うことを合意。
EU首脳はユーロ圏安定化へ必要な措置を取ること準備している。」
などの報告をしました。
英ネーションワイド消費者信頼感(11月)は
市場予想より弱い45になりました。
英BOE金融安定報告では、
「英国の金融システムはさらに回復力を有するものになる可能性。
先進国の低い国債利回りは新興国などのバブルを引き起こす可能性。
銀行は賃金や配当の引き下げによって資本の引き上げを行うべき。」
などが示されました。
米下院民主党がブッシュ減税延長法案の採決を先送りしました。
中国人民銀行総裁が、
「今後5年で政策金利での市場に基づく目だった進展がある可能性。」
との主旨の発言をしました。
中国の銀行業監督管理委員長が、
「中国は構造的なインフレ見通しに直面しているが、
中国はインフレを妥当な水準に維持できる見通し。
投機マネーの流入は中国の安定成長の維持の妨げになる。」
などの見解を示しました。
ドルがしばらく軟調傾向で推移しました。
米下院が(ブッシュ)減税延長法案を可決しました。
日経平均は前日比−7.46円の10303.83円で週の取引を終えました。
格付け会社のムーディーズが、
「アイルランドの格付を5段階引き下げ見通しをネガティブにする。
アイルランドの債務比率は2013年には120%へと増加する可能性。」
などを発表しました。
独連銀総裁が、
「ユーロ圏共同債券は国家の財政責任を損なう恐れがある。
債務が早急に削減されなければ金利リスクが高まる可能性。
ユーロ圏共同債券は市場の信頼を高めない可能性。
独の潜在成長率は2012年までに1%に回復も危機前の水準を下回る。」
などの見解を示す発言をしました。
独の首相が、
「昨日、欧州首脳は安定した強いユーロの重要性で合意した。
段階を追って共通の経済政策へ近づけることが重要。」
などの認識を示しました。
独IFO景気動向(12月)は109.9、同現況評価値は112.9と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
ユーロが上下動しながらもしばらく上昇しました。
EU首脳会議の共同声明の草案に
「加盟国は新発行債券の満期を中期的に長期化することで合意した。」
との文言が盛り込まれることになりました。
欧建設支出(10月)は0.0%に、
欧貿易収支(10月)は36億ユーロになりました。
仏大統領が、
「ユーロ圏には経済政策のガバナンスが必要。
ユーロ圏には競争力の格差に取り組む課題がある。
決してユーロは破綻しない。欧州ではデフレの恐れはない。」
などの認識を示しました。
独の首相が、
「EUは更に共通の経済政策に向かって進む。
恒久的なメカニズムは説得力のある規模にする必要。」
などの見解を示しました。
NY時間になるあたりからユーロやポンドが下落しました。
格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャの6の銀行を格下げする可能性がある。」
との発表をしました。
米景気先行指標総合指数(11月)は予想とおりの1.1%になりました。
IMF国際通貨基金が、
「アイルランド危機は重大な伝染のリスクがある。
影響を受けやすいのはギリシャ、ポルトガル、スペインの可能性。
アイルランドのシステミックリスクは拡大。
独、米、仏、英、などの銀行にアイルランドへの被リスク融資がある。
アイルランドの回復ペースには重大なダウンサイドリスクがある。」
などの見解を発表しました。
英ロイズ・バンキング・グループが、
「アイルランド問題でアイルランド関連資産が10%毀損する可能性。」
との発表をしました。
ユーロやポンドが急落しました。
オバマ米大統領が8580億ドル規模の減税の延長法案に署名しました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−7.34ドルの11491.91ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<12月20日(月)の主な予定>

午後2時に日景気一致CI指数確報(10月)、日景気先行CI指数(10月)、
午後4時に独生産者物価指数(11月)、
午後6時に欧経常収支(10月)、
夜10時半に米シカゴ連銀全米活動指数(11月)、
同夜10時半に加卸売売上高(10月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(12月)
などの経済指標が発表されます。

<12月21日(火)の主な予定>

朝8時に豪コンファレンスボード景気先行指数(10月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(12月)、
午前9時半に豪RBA議事録、
正午過ぎに日銀政策金利、日銀声明、
午後1時半に日全産業活動指数(10月)、
午後3時半から日銀総裁記者会見、
午後4時に独GFK消費者信頼感調査(1月)、
午後4時15分にスイス貿易収支(11月)、輸出(11月)、輸入(11月)、
午後6時半に英公共部門ネット負債(11月)、
夜9時に加消費者物価指数(11月)、
夜10時半に加小売売上高(10月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・(日)・加の指標には注目です。

<12月22日(水)の主な予定>

朝6時45分にNZ第3四半期経常収支、
朝8時半に豪Westpac先行指数(10月)、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(11月)、
午後2時に日銀金融経済月報、
午後6時半に英BOE議事録、英第3四半期GDP確報、
同午後6時半に英第3四半期経常収支、
夜10時半に米第3四半期GDP確報、米第3四半期個人消費確報、
同夜10時半に米第3四半期GDP価格指数、米第3四半期コアPCE確報、
深夜12時に米中古住宅販売件数(11月)、米住宅価格指数(10月)、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

<12月23日(木)の主な予定>

東京市場は祝日でお休みです。
朝6時45分にNZ第3四半期GDP、
夜10時半に米耐久財受注(11月)、米個人所得(11月)、米個人支出(11月)
同夜10時半に米PCEコア・デフレータ(11月)、米新規失業保険申請件数
同夜10時半に加GDP(10月)、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(12月)、
深夜12時に米新築住宅販売件数(11月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・加・米の指標には注目です。
また、この日は米債券市場などが時間短縮取引になります。

<12月24日(金)の主な予定>

クリスマス(の振り替え休日)で欧米など多くの市場がお休みです。
注目される経済指標の発表は予定されていません。


さて、先週もいろいろなことがありました。

13日に、格付け会社ムーディーズが「スペインの銀行の見通しは依然
としてネガティブ。」、また、「米の税制(ブッシュ減税延長)は米AAA
格付けに2年間、ネガティブの可能性を高める。」、「英経済の不透明
により英の銀行システムの見通しはネガティブ。」などの見解を発表
しました。

14日に、格付け会社のS&Pが「ベルギーの格付け見通しをネガティブに
引き下げる。ベルギーが政権を発足できい場合は6ヶ月以内に格下げの
可能性。」などを発表しました。
また、FOMC声明では「2011年6月期限の総額6000億ドルの米国債買入れに
変更はない。」と発表されました。

15日に、格付け会社のムーディーズが「スペインの格付けを引き下げの
方向で見直す。」と発表しました。
また、アイルランド議会がEU・IMFによる支援策を可決しました。
そして米上院が減税延長法案を可決しました。

16日に、中国人民銀行総裁が「利上げの要求にジレンマを感じる。」
との認識を示しました。
また、ECBが資本を50億ユーロ拡大して107.6億ユーロとしました。
そしてIMFが「アイルランドへの225億ユーロの支援を承認。58億ユーロ
は直ぐにでも利用可能。」になったことを発表しました。

17日に、中国人民銀行総裁が「預金準備率と金利を同時引き上げること
はない。」と明言しました。
また、米下院が8580億ドル規模の減税延長法案を可決しました。
そして格付け会社のムーディーズが「アイルランドの格付を5段階引き
下げて見通しをネガティブにする。」、「ギリシャの6の銀行を格下げ
する可能性がある。」などの発表をしました。
また、IMFが「アイルランド危機は重大な伝染のリスクがある。」
との見解を発表しました。

先週は、全般上下動の忙しい動きになり、週前半ではドル売り優勢、
週後半ではドル買い優勢で、米長期金利にも影響されるドルテーマ
での相場展開になりました。また、格付け会社やIMFなどの発表で
欧州通貨が揺れる展開になりました。

米国の減税の2年間の時限延長が決定して米経済の押し上げ効果が
期待されるとともに、米長期金利が上昇傾向にありますが、
4%台に乗せるのかどうかが次の焦点となりそうです。
年末の米ドルのレパトリーの動きとあいまってドル買い優勢ですが、
米国の財政懸念から「悪い金利上昇」で金利上昇がドル売り材料に
転じると懸念する向きも一部にはあるようで注目されます。

また、EU首脳会議が閉幕して「欧州版IMF」が2013年から常設される
ことが決定しましたが、アイルランドのカウエン政権の支持率低下
などの「政治リスク」、アイルランドやスペインなど不動産バブルに
起因する金融機関の不良債権問題などの「金融リスク」、そして、
ポルトガルやスペインが来年の4〜5月に大量の国債償還資金が必要
になるなどの「財政リスク」などの課題があるようで、来年にかけて
市場テーマとなる可能性があり注目されます。

さて、欧米の投資家が休暇にはいるクリスマスとなる今週ですが、
市場の取引量が縮小して流動性が薄くなる傾向がありますので、
膠着感のある状況になりがちとともに、突如として大玉に揺れる
チョッピーな動きの上下動もある相場となる可能性がありそうです。

また、韓国の排他的経済水域で操業していた中国の漁船が韓国の海洋
警察庁の警備艇に衝突して沈没した事件や、朝鮮半島問題で国連安保
理の緊急会合を開く報道もありましたので、地政学的リスクの情勢
にも一応の注意をしておきたいものです。

トレードする場合には、チャートポイントなどでの急転に注意して
機敏に対応していきたいものです。


さて今日は、認識の視座のお話です。

今年も早くもクリスマスを迎える時節になり、
2010年も残り少なくなってきましたね。

よく「年を重ねるほど一年が早く感じられる」と言いますが、

19世紀のフランスの哲学者のポール・ジャネの法則ならずとも
物理的時間では同じ1年のはずなのに、あくせく生活していますと、
本当に月日のたつのが早く感じられるものです。

特に、私のように50歳も過ぎますとその思いはひとしおです。(苦笑)

さて…、

人が何かを認識しようとするときには、
その状況や知識から物事を観て認識することになりますが、

言葉を換えますと、認識とは相対的なもので、
おかれている状況や持つ知識で「認識自体が変わる」もののようです。

たとえば友人からの電話も、仕事が忙しいという状況では、
「ゴメン、今は取り込み中なんだよ。」と
煩わしく感じられることもありますが、

休みの日ではその友人からの電話がともて嬉しいことがありますね。

そして、トレードでも視点や視座を換えると、
同じ事象が全く違うものとして認識できることがあります。

たとえば、動きの少ない膠着感のある相場では、
価格変動の差益をトレードするという意味では良い状態とは言えず、

「なんだぁ。保ち合いかよ。さっぱり動かなくて、
 チャートを見るのも嫌になっちゃうぜ。」

ということになるものですが、(笑)

ボラティリティが静からやがては動へと必ず移行していくことを
知っているトレーダーにとっては、

「よしよし。レートの動きが均衡したな。今は様子見とするが、
 絶対はない相場でも、膠着の均衡はいつかは必ず解き放たれて、
 上か下かはともあれ、やがて必ずといってよいほど大きく動くぞ。
 そのタイミングを静かにじっと待つことにしよう。」

と、膠着をエントリー待つ前段の予兆的な状況と
認識できることもあるようです。

かたや「膠着を忌み嫌う人がいて」、
かたや「膠着をトレードチャンスの予兆として捉える人がいる」

ということは、ほとんど真逆の認識とも言えそうですが、
興味深い認識の差異ですね。

また…、

トレーダーであるならば、
当然ながら誰しもトレードで儲けることを目指しますので、

「なんとかエントリーのチャンスはないものか。」

という視座でチャートを見ることが多いものですが、

口座の毀損が負けトレードによってもたらされることを
しっかりと認識している人の中には、

「勝つことよりも、できるだけ負けトレードを排除しよう。」

という視座でチャートを観ている人もいるものです。

(勝っているトレーダーは、この場合、
おそらく両方の視座でチャートを観ているものと思われますが、)

かたや「エントリーチャンス(だけ)を探している人がいて」、
かたや「負けトレードをなるべく排除しようとして観ている」

ということは、これも興味深い視座と認識の差異となりそうです。

同様に、「負け」それ自体に対する認識も、

初心の頃は「負け」を受け入れられずに、損切りを躊躇して、
口座を飛ばすほど「1回のトレードで大きく負ける」ことが
あるものですが、

損切りできずに口座を何度か飛ばしたり、(苦笑)
負けの経験も充分に積んだトレーダーは、

しだいに「負け」をトレードの一部として認識して、
それを受け入れられるようになって、

建て玉も保守的な範囲を守りながら、
勝ちと負けとで織り成す「トータルとしての勝ち」を
しだいに目指そうとするもので、

そして、負けを受け入れられるようになるとともに、

トレードを休む大切さも知り、

また、勝つことよりもなるべく負けを排除しようと
指向するようになるようです。

「150Pipsゲットォォォ! 10Pipsや20Pipsなんてショボいぜ。」
と、意気軒昂で血気盛んな頃があっても、

負けるときにも大きくて、もしも口座残高が増えていなかったり、
損失を出しているとしたら、

それは、トータル収支としての平均的には、
「そのあざ笑う10Pipsや20Pipsさえも取れていない」
ということに嫌がおうでも気づかされることになるからですね。

まぁ、もっとも、より良い状況を待って慎重にトレードしても
負けるときには負けて、負けを完全に排除などはできないものですが、

視座が勝つことだけからしだいに負けの方にも意識されて、

少なくとも、口座を飛ばす原因ともなる
適切に損切りしないことによる「一度のトレードで大きく負けること」
だけはしだいにしなくなるものです。

負けを完全に排除することはできなくとも、
「大きく」負けることは損切りを執行しようとする
トレーダーの意志しだいで回避が可能なのですね。

もしかしますと、トレーダーとして最もやってはいけないことが、
この「大きく」負けるということなのかもしれません。

勝率が100%でない限りどんなに勝率が良いトレーダーでも、
損切りをしないならば、いつかは口座を飛ばすくらいの損を蒙る
可能性があって、市場での長期的な生存率がほとんどないからですね。

ときに、認識を別の視座からもしてみて、
トレーダーとしての自身を見つめなおしてみると、
新たな発見と価値ある気づきを得れる場合があるようです。

「うーん。なるほどねぇ…。視点を換えて見るのかぁ。
 そういえば、体重140Kgのマツコ・デラックスってさぁ、
 横顔はとても端整で美人に見えるよね。」

「もう…。そういうことじゃなくてさぁ…。 (-_-;) 」

「あははっ。ゴメンゴメン。そう怒りなさんなって。
 冗談言ってからかってみただけだよ。」(爆)


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