FX トレードと凡事のお話 その30


2013年からユーロ紙幣が新デザインになるそうですが、
5ユーロ紙幣ではギリシャ神話の女神「エウロパ」の
透かし図柄が採用されることになりましたね。

※来週18日(日)のブログの更新はFX友の会へ出席のため
 お休みさせていただきます。よろしくお願いいたします。

●先週の主な出来事

<11月5日(月)>

3日の中国非製造業PMI(10月)は前月より強い55.5になりました。
3日に伊の大統領府が、
「条件が整っていなく説得力ある理由もないために
早期の総選挙を否定する。」と発表しました。
独経済誌ウィルトシャフツウォッヘが、
「ギリシャ議会の承認が得られない場合でも改革の実施を
強制することをユーロ圏財務相会合が検討している。
導入に先立ち改革実施のため1年間の猶予が与えられる見通し。」
との観測報道をしました。
仏ルモンド紙が、
「日本は奇跡の成長を経て現在は疑念のときにある。」
との社説を掲載しました。
ユーロドルやポンドドルが小さな下窓を空けて始まりました。
豪ドル米ドルは小さな上窓を空けて始まりました。
ドル円はやや上昇をみせた後に揉み合いになりました。
その後ユーロドルやポンドドルがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物は前週末終値レベルで揉み合いになりました。
原油先物は84ドル台で推移しました。
ロイター通信が、
「G20財務相・中央銀行総裁会議の声明では
米国や日本における財政引き締めの可能性など、
世界経済に対するリスクが高まっているとの認識を示す見通し。」
との観測報道をしました。
日銀総裁が、
「G20で緩和強化は世界経済減速と日本の輸出の鈍化が背景と説明。
米国には大統領選後に財政の崖問題に速やかに取り組むこと期待。
財政健全化は必要だが各国の財政状況に応じ景気に配慮が必要。」
などの発言をしました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円やクロス円がやや反落しました。
豪貿易収支(9月)は予想より強い−14.56億豪ドル、
豪小売売上高(9月)は予想より強い+0.5%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
ダウ先物が反発をみせて日経平均が下げ幅を縮小しました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
NZ財務省が「NZの成長は今年後半に鈍化の見込み。」
との見通しを発表しました。
中国HSBCサービス業PMI(10月)は前回値より弱い53.5でした。
ユーロドルやポンドドルが揉み合いで推移しました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場は一時反発をみせるも軟調に推移しました。
午前11時頃からドル円が反発してドルスレートが反落しました。
ダウ先物が揉み合い推移になりました。
東京時間後半はドル円が再び反落しました。
ドルストレートに再びやや反発の動きがみられました。
クロス円はやや軟調に推移しました。
日経平均が再び下げ幅を拡大しました。
日財務相が、
「G20では円高が日本経済の下振れ要因との強い懸念を表明。
経済対策を11月中に取りまとめることを説明。
特例公債法案の早期成立に向けて努力していることを説明。
ESM債の購入も検討。」などの発言をしました。
日経済相が、
「日銀総裁人事については予断をもって言う段階ではない。
デフレ脱却と円高是正が喫緊の課題。
日銀にも努力してもらっている。日銀の独立性は重要。」
などの発言をしました。
日経平均は4日ぶりに反落して前週末比−43.78円で引けました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小しました。
午後3時過ぎはややドル売り傾向の揉み合いになりました。
中国上海株式市場は前週末比0.14%安で取引を終えました。
ダウ先物は当日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
原油先物が一時85ドル台を回復する場面がありました。
独2年債利回りが9月6日以来のマイナス金利になりました。
午後4時半頃からユーロドルやポンドドルが下落しました。
ユーロドルが1.28台を割り込みました。
ユーロ円が103円台を割り込みました。
ドル円やクロス円が軟調に推移しました。
ダウ先物がやや上げ幅を縮小しました。
スペイン失業者数(10月)が前月比12万8242人増になりました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
ポンドドルが1.60台を割り込みました。
豪ドル米ドルも反落して主要通貨ペアが軟調に推移しました。
午後5時半頃からドルストレートが一時反発をみせました。
ポンドドルが一時1.60台を回復する場面がありました。
ユーロドルが一時1.28台を回復する場面がありました。
ダウ先物が一時反発をみせるも再び反落しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルが再び反落しました。
英サービス業PMI(10月)は予想より弱い50.6でした。
ポンド売り反応がみられました。
ユーロドルが再び1.28台を割り込みました。
欧州の株式市場がやや下げ幅を拡大しました。
午後8時前頃からドル円がやや反発をみせました。
ダウ先物がやや上昇をみせるも再び反落して揉み合いました。
その後、主要通貨ペアが上下動の揉み合い推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31175%に低下しました。
豪ドルがやや反発しました。
伊国家統計局が、
「伊GDPは12年に2.3%縮小する見込み。
伊経済は2013年もマイナス成長の見込み。」
との発表をしました。
午後9時頃からユーロドルが一時再び下落しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
原油先物が85ドルあたりで揉み合いになりました。
加住宅建設許可(9月)は予想より弱い−13.2%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
米10年債金利は1.68%あたりに低下しました。
伊10年債利回りは5.001%あたりになりました。
スペイン10年債利回りは5.733%あたりになりました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
ドルストレートにやや反落がみられました。
米ISM非製造業景況指数(10月)は予想より弱い54.2でした。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウは下げ幅をやや拡大しました。
米ISMのニーブス氏が、
「雇用に大きな改善の兆候がみられる。」
との見解を示しました。
NYダウが反発して下げ幅を縮小しました。
ドル売りの動きがみられました。
ドル円がやや反落してドルストレートがやや反発をみせました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
深夜2時頃からドル円やクロス円がやや反発をみせました。
ドルストレートは揉み合い推移になりました。
原油先物がしだいに反発しました。
IMFが、仏に関するレポートで、
「仏は競争力の欠如が大きな問題。仏は労働市場の改革が必要。
2013年の仏の成長は0.4%を予想。」などの見解を示しました。
ギリシャ財務省が135億ユーロの歳出削減を含む緊縮財政案を
議会に提出しました。
NYダウが終盤にかけて前週末比プラス圏へ反発上昇しました。
ドルストレートが小幅な動きながら堅調傾向で推移しました。
ECBが、
「ポルトガルの銀行に対し10月に融資を実施。
ポルトガルの銀行への融資額は9月に555.9億ユーロ、
10月に560.9億ユーロ。」などの発表をしました。
G20声明では、
「世界経済の健全性と成長を強化のため必要なあらゆる措置講じる。
世界の成長は依然緩やか。下方リスクはなお高水準。
商品市場の透明性と機能改善に取り組む方針確認。
世界の不均衡の是正は不充分。
市場主導の為替レートへのコミットメントを再確認。
財政再建は景気回復支援に適したペースになるよう取り組む。
バーゼル3の全面かつ適宜な実施にコミット。
米国は2013年の急激な財政収縮回避しつつ長期的に持続可能な
財政再建確実にするよう引き締めペースを調整へ。
日本は中期的な財政再建に向けた一段の前進が必要。
格付け会社の透明性向上と競争促進へ一段の取り組み促す。」
などが示されました。
米10年債利回りは1.681%になりました。
NY原油(WTI)は85ドル台半ばで引けました。
NYダウは前週末比+19.28ドルでこの日の取引を終えました。

<11月6日(火)>

オセアニア時間はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
午前7時過ぎ頃からドル円やクロス円がやや反落しました。
ダウ先物はやや上昇をみせて揉み合いになりました。
原油先物は95ドル台後半で推移しました。
日財務相が、
「G20声明は日本の為替に関する立場を反映。
為替相場の安定につながることを期待。
G20声明をしっかり受け止めて財政健全化に取り組む。
特例公債法成立に向け全力を尽くす。」
などの発言をしました。
日銀総裁が、
「日米欧6中銀による外貨相互融通延長が決定した事実はない。」
との発表をしました。 
東京時間が近づく頃からドル売りの動きがやや強まりました。
ドル円がやや下落する展開になりました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが緩やかに反落しました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いになりました。
クロス円が軟調に推移しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
早川日銀理事が、ブルームバーグのインタビューで、
「財政の持続可能性に懸念となれば金利上昇幅は相当大きい。
米金利大幅上昇なら円安に加え日本の長期金利も上昇。
米長期金利は相当低い。経済情勢好転なら大幅上昇も。
日銀の外債購入は国際的にはルール違反に近い。
円キャリー取引で円安になってもそれは金融緩和効果になる。」
などの見解を示しました。
豪第3四半期住宅価格指数は予想より弱い+0.3%でした。
限定的ながら豪ドル売り反応がみられました。
ドルストレートがやや軟調に推移しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「非伝統的な金融政策はインフレを引き起こすことなく成長を支援。
インフレが高まればFRBに利上げや資産売却などの対応手段がある。
過度なリスクテークがみられればFRBは政策変更が可能。
調査によるとQE1とQE2により失業率が1.5%ポイント低下。
FRBの量的緩和措置により米経済はデフレに陥ることを回避した。
引き締め時にはまず利上げを実施しその後徐々に資産を売却する。
FRBは経済が充分に成長してはじめて緩和策から脱却へ。
米議会が持続可能な財政軌道を実現すれば経済に恩恵。
FRBの積極的な金融緩和が潜在的ショックから経済を守る。」
などの認識を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は小幅安で始まり軟調に推移しました。
日経済相が、
「1つの経済指標で景気後退入りとの判断は控える。
欧州問題や米の財政の崖など外的な弱含み要因があるのも事実。
財政執行面での不安を払拭てデフレ脱却・復興に向け進みたい。」
などの発言をしました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
豪RBAが政策金利を3.25%に据え置きました。
豪RBA声明では、
「最近の中国の統計は経済成長の安定を示唆している。」
世界経済見通しのリスクは依然として下方向。
世界経済のデータはやや良好になってきている。
インフレ統計は予想よりもやや高め。
長期的にこれまでの利下げの効果がさらに期待される。
金融政策のスタンスは当面適切と判断。
商品価格は今年初めの水準を大きく下回っている。
豪交易条件はピークから約13%悪化した。
豪ドルは引き続き予想よりも高い。
インフレは今後1-2年は目標に沿った水準で推移。
労働市場の軟調が賃金コストの抑制に寄与。」
などが示されました。
豪ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが1.04台を回復しました。
他のドルストレートに一時連れ高の動きがみられました。
その後、ユーロドルなどが小幅に反落しました。
ドル円が軟調に推移しました。
日景気先行CI指数(9月)は予想とおりの91.2、
日景気一致CI指数(9月)は予想より弱い91.7でした。
内閣府が「既に景気後退局面に入った可能性が高い。」
との暫定的判断を示しました。
市場反応は限定的でした。
ドル円が一時80円台を割り込む場面がありました。
スペインのエル・パイス紙が、
「スペインのGDPについて、2012年は同国政府が予測する
前年比1.5%減に対し1.6%減少すると予想している。」
と報じました。
日経平均は前日比−32.29円で大引けになりました。
午後3時過ぎは主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円が80円台を回復して揉み合い推移になりました。
独2年債利回りは前日に引き続きマイナス金利になりました。
スイスSECO消費者信頼感指数(10月)は予想より強い−17でした。
市場反応は限定的でした。
米格付け会社のS&Pが、
「スロベニアをクレジットウォッチ・ネガティブとする。」
との発表をしました。
午後4時過ぎからユーロドルが下落しました。
中国上海株式市場は前日比−0.38%で取引を終えました。
ギリシャで緊縮策に反対のストライキがはじまりました。
ダウ先物が一時やや反落しました。
午後4時半頃からユーロドルが一時反発をみせました。
英ハリファックス住宅価格(10月)は予想より弱い−0.7%でした。
限定的ながらポンド売り反応がみられました。
午後5時頃からドル円が反発上昇しました。
ドルストレートは揉み合いながらも軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
仏独の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
スペインの首相が、
「スペイン経済は2012年が最悪の年になった。
2013年は良くなる見込み。2014年は成長がみれるだろう。
現在のところ追加増税の計画ない。
公共部門の雇用は民間より落ち込んでいる。
支援でどの程度金利が低下するのか知る必要がある。
もしも金利差に変化がないなら支援を模索することはない。
ECBの発表以降に既に金利差は縮小しているが支援を除外はしない。
コストが急騰すれば支援を要請するだろう。」
などの発言をしました。
伊サービス業PMI(10月)は予想より強い46.0になりました。
仏サービス業PMI確報(10月)は予想より弱い44.6になりました。
ユーロドルが上下動の揉み合いになりました。
独サービス業PMI確報(10月)は予想より弱い48.4になりました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
欧サービス業PMI確報(10月)は予想より弱い46.0でした。
市場反応は限定的でした。
英鉱工業生産指数(9月)は予想より弱い−1.7%、
英製造業生産高(9月)は予想より弱い+1.0%でした。
指標発表直後はポンド売り反応がみられました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が堅調に推移しました。
ユーロドルが反発をみせてポンドドルが下げ渋りました。
欧生産者物価指数(9月)は予想より強い+2.7%でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ6ヶ月債の入札では、
「発行額が13億ユーロ。平均落札利回りが前回より低い4.41%。
応札倍率が前回割り高い1.70倍。」になりました。
ユーロドルが一時1.28台を回復する場面がありました。
仏政府が「2014年1月にVAT付加価値税を引き上げる。」
との発表をしました。
午後7時半過ぎにユーロドルが再び1.28台を割り込みました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
ギリシャの財務相が議会で
「新緊縮法案は次回融資を得るために必要とされる。
融資はギリシャ破綻を防ぐために必要。」
との発言をしたとの報道がありました。
独製造業受注(9月)は予想より弱い−3.3%になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
午後8時半近くからドルストレートが反発する展開になりました。
ユーロドルが再び1.28台を回復しました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
ドル円は軟調推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31175%になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が当日高値圏で揉み合いました。
スペイン10年債利回りは5.706%あたりに低下しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が一時反落する展開になりました。
その後、ダウ先物が再び反発をみせました。
午後10時半頃からドル円やユーロドルが堅調に推移しました。
ポンドドルは小幅な揉み合いが続きました。
伊10年債利回りは4.926%あたりに低下しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.70%あたりに上昇しました。
加Ivey購買部協会指数(10月)は予想よりやや強い58.3でした。
市場反応は限定的でした。
深夜12時頃からドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ドル円は堅調に推移しました。
NYダウが上昇して堅調に推移しました。
英NISERが、
「8-10月期の英GDPは前期比+0.5%。
前回7-9月期の+1.0%から鈍化した。」
との発表をしました。
深夜1時頃から主要通貨ペアが堅調に推移しました。
原油先物が堅調に推移して87ドル台を回復しました。
NYダウが一時170ドル超の上昇になりました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.392%。
応札倍率は前回より高い3.41倍。」になりました。
深夜3時頃からポンドドルが緩やかに反発しました。
原油先物が堅調に推移して88ドル台を回復しました。
ユーロ円が一時103円台を回復しました。
ポンドドルが一時1.60台を回復しました。
米労働省が、
「求人件数(9月)は356万件。8月の366万件からやや減少。
入職率は3.1%。前月の3.3%から低下。
離職率は1.5%。前月の1.6%から低下。」
などの発表をしました。
NY時間後半はNyダウがやや上げ幅を縮小して揉み合いました。
NZ中銀総裁が、
「NZドル高に関して12月の政策委員会で協議。
貯蓄と投資の不均衡がNZドル高を招いている。
酪農業は価格下落にさらされているが勢いは依然として高水準。
乳製品価格の上昇は好ましい。
金融システムに関するマクロプルーデンス政策は検討課題だが、
現時点では必要がない。」などの発言をしました。
限定的ながらNZドル売り反応がみられました。
NY時間終盤にドルストレートがやや反落をみせました。
米10年債利回りは1.747%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+133.24ドルでこの日の取引を終えました。

<11月7日(水)>

一部メディアが、
「ギリシャの緊縮財政法案が委員会レベルで通過した。」
との報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
ユーロ円が103円台を割り込みました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
API週間石油在庫統計では原油在庫が−27.0万バレルになりました。
原油先物は88ドル台前半で推移しました。
スペインのパイス紙が、
「欧州委員会によれば2013年のスペイン成長率は−1.5%の見通し。」
との報道をしました。
豪AIG建設業指数(10月)は前月より強い35.8になりました。
市場反応は限定的でした。
日自民党総裁が、
「政権奪還後は日銀とはアコード結びインフレターゲット設定へ。
政策目標達成できなければ日銀に説明責任を求める。
日銀法改正も視野。日銀は雇用など実体経済にも責任を課すべき。
デフレ脱却に向け強力な金融政策と財政政策を総動員。
経済政策で最大の問題はデフレ脱却。同時に円高是正も必要。」
などの発言をしました。
日財務省が、
「10月末の外貨準備高は前月比−28億ドルの1兆2741億ドル。」
と発表しました。
米大統領選挙にかかわる観測報道が多数ありました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロドルが1.28台を割り込みました。
日経平均が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ議会で財政緊縮策は可決されるだろう。
ギリシャに緊縮プログラムへの代替策はない。
12日にユーログループ会合を開催する。
米国の財政の崖で欧州から注意が離れる可能性。」
などの発言をしました。
正午前頃からドル売りが優勢になりました。
ドル円が一時80円台を割り込みました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが1.28台を回復しました。
ポンドドルが1.60台を回復しました。
クロス円は軟調に推移しました。
日経平均が前日比マイナス圏推移になりました。
午後1時頃にオバマ米大統領の再選が確実との報道がありました。
ドルストレートが一段高になりました。
ドル円がやクロス円反発上昇しました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
日経平均が反発して前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物が反発して揉み合う展開になりました。
アジアの株式市場がプラス圏推移になりました。
その後、主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日財務相が、
「G20では円高に懸念表明した。無秩序な為替の動きは
経済に悪影響との認識確認できたことは成果。
経済成長と財政再建両立への取り組みを説明して理解が得られた。
あまりに急激な変化があればそういうことも念頭に入れている。
デフレからの脱却を日銀に押し付けるつもりはない。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比−2.26円で大引けになりました。
中国上海株式市場が一時再び反落しました。
ドルストレートは堅調に推移しました。
ユーロ円が103円あたりで揉み合いました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
午後4時頃からドル円が再び上昇しました。
中国上海株式市場は前日比0.01%安で取引を終えました。
日銀総裁が、
「政府・日銀の共同文書は経財相が直接要求したことではない。
デフレ脱却に向けて政府のさまざまな施策を期待。
政府からの要求で日銀が金融政策を行うことはない。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
ギリシャ議会で緊縮策関連法案の審議が始まりました。
ダウ先物が一時やや反落する展開になりました。
ドルストレートが軟調になりました。
ドル円は堅調に推移しました。
クロス円は上昇の後に揉み合いになりました。
スイス消費者物価指数(10月)は予想とおりの−0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧小売売上高(9月)は予想より弱い−0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物は88ドル台で推移しました。
欧州の株式市場やダウ先物が当日高値圏で揉み合いました。
ユーロドルが一時再び反発をみせました。
独鉱工業生産(9月)は予想より弱い−1.8%になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
ポンドドルが1.60台を割り込みました。
スペイン10年債利回りは5.623%あたりになりました。
ドル円がやや反落する展開になりました。
クロス円が軟調になりました。
欧州の株式市場やダウ先物が軟調になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31000%に低下しました。
欧州委が、
「ユーロ圏成長率見通しでは、2012年が−0.4%、
2013年が0.1%、2014年が1.4%。
EU成長率見通しでは、2012年が−0.3%、
2013年が0.4%、2014年が1.6%。」
などの発表をしました。
ドラギECB総裁が、
「国債購入計画はコンディションが大変重要。
コンディションが整った時だけECBは介入する。
無制限の国債購入は管理しないという意味ではない。
インフレリスクは中期的に非常に低い。
債務危機が独経済に悪影響を及ぼし始めている。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが下落しました。
ユーロドルが1.28台を割り込みました。
ユーロ円が102円台を一時割り込む場面がありました。
ダウ先物が大幅に下落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が87ドル台で推移しました。
午後9時半頃からドル円やクロス円が一時やや反発をみせました。
午後10時頃から主要通貨ペアが再びやや下落して揉み合いました。
伊10年債利回りは4.916%あたりに上昇しました。
その後、ドル円が80円台を割り込みました。
ユーロ円が102円台を割り込みました。
NYダウは大幅に下落して始まりました。
米10年債利回りが1.63%あたりに低下しました。
原油先物が87ドル台を割り込みました。
主要通貨ペアが軟調傾向で揉み合いました。
NYダウが13000ドルの大台を割り込みました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が176.6万バレル増でした。
原油先物が86ドル台を割り込みました。
独の首相がEU議会で、
「独は欧州における責任を認識している。
欧州には危機管理のための勇気ある変化が必要。
危機克服への前進がみられる。必要ならEU条約改定の準備が必要。
改革成功への最初の兆候が出ている。
アイルランドやギリシャの単位労働コストが低下。
危機から学ぶことが重要。ギリシャ国家は大き過ぎる。」
などの発言をしました。
NYダウが一時350ドル超の大幅下落になりました。
豪ドルが軟調に推移しました。
ユーロは揉み合いになりました。
原油先物が85ドル台を割り込みました。
欧州の株式市場が大幅下落で取引を終えました。
米CNNテレビが「米民主党は上院で改選前議席を上回った。」
と報じました。
格付け会社のフィッチが、
「財政の崖の解決があればAAAは維持されるが、
失敗すれば格下げの可能性が強まる。
債務上限引き上げのタイミングを間違えても格下げの可能性。」
などの見解を発表しました。
格付け会社のムーディーズが、
「米格付けに関しては2013年度の予算交渉と
財政赤字の対GDP比率の下降傾向しだい。
米大統領は財政の崖回避へ早急な取り組みが必要。
信頼性の高い赤字削減策で合意を取り付けられなければ、
2013年の格下げを招く公算が大きい。」
などの見解を発表しました。
NY時間後半はNYダウが安値圏で揉み合いになりました。
ドル円など主要通貨ペアがやや反発をみせました。
伊経済・財務相が、
「2013年の予算は均衡が取れている。
累積債務を除けば大きな不均衡はない。
2012年の財政赤字は名目でGDP比3%を下回る。
景気は非常に大きな後退に直面している。」
などの認識を示しました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回りが1.675%。応札倍率が前回より低い2.59倍。」
になりました。
ユーロ円が102円台を回復しました。
米消費者信用残高(9月)は予想より強い+113.65億ドルでした。
米10年債利回りは1.637%になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−312.95ドルと13000ドルの大台を割り込みました。

<11月8日(木)>

NZ第3四半期失業率は予想より弱い7.3%、
NZ第3四半期就業者数増減は予想より弱い−0.4%でした。
NZドルが急落しました。
NZドル米ドルが0.82台を割り込みました。
豪ドルにやや連れ安の動きがみられました。
オセアニア時間はユーロドルやドル円が揉み合い推移になりました。
ダウ先物はやや反発をみせて揉み合いになりました。
ギリシャ議会がEUなどが次期支援の条件としている135億ユーロ規模
の歳出削減策等の法案を賛成153・反対128で可決しました。
市場反応は限定的でした。
午前8時頃からドルストレートがやや反落しました。
日国際経常収支(9月)は予想より弱い+5036億円、
日国際貿易収支(9月)は3ヶ月連続赤字の予想より弱い−4713億円、
日機械受注(9月)は予想より弱い−4.3%になりました。
日経常収支(9月)季調済では−1420億円と31年半ぶりの赤字でした。
限定的ながら円売り反応がみられました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いになりました。
原油先物は94ドル台で推移しました。
豪新規雇用者数(10月)は予想より強い1.07万人、
豪失業率(10月)は予想より強い5.4%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
米格付け会社のムーディーズが、
「NZのトリプルA格付けを確認。見通しは安定的。
豪州のトリプルA格付けを確認。見通しは安定的。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
NZドルが軟調に推移しました。
中国人民銀行副総裁が、中国共産党大会で、
「10-12月の景気は比較的良いだろう。
日中経済・貿易関係は非常に重要。」などの発言をしました。
中国の国家主席が、中国共産党大会で、
「中国は財政改革を加速させ金融改革を継続。
中国は海外への投資を加速させる方針。
2020年までにGDPを2010年から倍増する。
2020年までに1人当たり所得を2010年から倍増を実現していく。
中国は海洋権益を確保して海洋強国を目指す。」
などの目標を発表しました。
日経平均は軟調傾向で推移しました。
ドル円やクロス円が軟調に推移しました。
豪ドルが上げ幅を縮小しました。
ユーロ円が102円前後で揉み合いました。
東京時間後半はドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
日景気現状判断DI(10月)は予想より弱い39.0、
日景気先行き判断DI(10月)は予想より弱い41.7になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は軟調に推移しました。
日経平均は前日比−135.74円で大引けになりました。
原油先物が95ドル台を回復しました。
スイス失業率(10月)は予想とおりの2.9%でした。
市場反応は限定的でした。
独貿易収支(9月)は予想より強い+169億ユーロ、
独経常収支(9月)は予想より強い+163億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場は前日比−1.63%で取引を終えました。
一部メディアが、
「日本の赤字国債法案について15日衆院通過で民自公が合意。」
との報道をしました。
仏貿易収支(9月)は予想より弱い−50.33億ユーロになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
ドルストレートにやや反発の動きがみられました。
中国人民銀行総裁が、
「中国は景気に改善の兆しが出ている。
9月のデータは成長安定を示す。10月は安定の見方を支えた。」
などの認識を示しました。
一部メディアが、
「ECBは現状の低くなった金利に満足していて
国債購入に消極的。ECBは国債購入を急がない可能性。」
との観測報道をしました。
一部メディアが
「スペイン政府は年内に支援要請を行う可能性は殆どない。」
との観測報道をしました。
午後6時頃からユーロドルが下落しました。
ポンドドルなどに連れ安の動きがみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
ユーロ円が再び102円台を割り込み反落しました。
ドル円は揉み合いながらもやや反発しました。
スペイン債の入札では、
「総額目標上限45億ユーロに対して47.6億ユーロ発行。
2018年償還では、落札額が30.40億ユーロ。
応札倍率が1.6倍。平均落札利回りが4.680%。」
などになりました。
スペイン10年債利回りは5.750%あたりに上昇しました。
独の財務相が、
「ユーロ地域の危機はまだ終わっていない。
得られた信頼もまだ不安定。」との認識を示しました。
午後7時半頃からドル売りの動きがみられました。
ドル円がやや反落してドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31000%になりました。
ギリシャの失業率(8月)は前月より悪化して25.4%になりました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を3750億ポンドに据え置きました。
先週に資産購入枠が上限に達していたこともあり、
ポンド買い反応がみられました。
欧ECBが政策金利を0.75%に据え置きました。
市場反応は限定的でした。
加住宅着工件数(10月)は予想より弱い20.41万件でした。
市場反応は限定的でした。
米貿易収支(9月)は予想より強い−415億ドル、
米新規失業保険申請件数は予想より強い35.5万件、
米失業保険継続受給者数は予想より強い312.7万人でした。
発表直後はドル買い反応がみられましたが限定的でした。
加国際商品貿易(9月)は予想より強い−8.3億加ドル、
加新築住宅価格指数(9月)は予想とおりの+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はダウ先物や欧州の株式市場がやや反落しました。
原油先物は85ドル台で推移しました。
午後10時半頃にユーロドルなどが反発をみせました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「インフレ率は年内2%を上回る可能性。
インフレ率は2013年は2%を下回る見込み。
ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見通し。
ECBは今年の景気改善を見込んでいない。
国債購入計画OMTを実施する用意はできている。
ユーロ圏の成長リスクは引き続き下向き。
インフレリスクは引き続きおおむね均衡。
ECBは常に金融政策のあらゆる手段を討議しているが、
来年についてどうするかは討議していない。
マイナスの預金金利については討議していない。
国債購入の条件は明らかで行動する用意があるが、
決断を下すのはスペイン。
ボールは政府の側にありECBの側ではない。」
などが示されました。
午後11時過ぎ頃からドルストレートが反落して揉み合いました。
NYダウは前日比終値レベルで始まりプラス圏で推移しました。
米10年債利回りは1.69%あたりになりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
一部メディアが、匿名のEU関係者の話として、
「ギリシャへの資金提供の是非に関して
一部欧州閣僚から支援決定を数週間先送りするよう要請されていて、
加盟国財務相の判断が先送りされる可能性。」
との観測報道をしました。
深夜12時半近くにNYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が84ドル台で推移しました。
主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
加ドルが軟調に推移しました。
ロンドンフィックス頃からドル円が下落しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
原油先物が上下動の揉み合いになりました。
IMF国際通貨基金のG20報告書では、
「直近の指標からは世界のGDPは緩やかながらも安定しつつある。
依然として不透明感がありユーロ債務危機の再燃は脅威として残る。
米財政の崖は大きな問題。米財政の崖への対応において、
瀬戸際での次善策や先延ばしは最終的に悪影響となる可能性。」
などの見解を示しました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが2.820%。応札倍率が前回より高い2.77倍。」
になりました。
米長期金利が急低下しました。
ドル円が軟調に推移して79円台前半へ下落しました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が軟調推移になりました。
ユーロドルやポンドドルは揉み合いが続きました。
クロス円が軟調に推移しました。
NYダウが軟調に推移しました。
スイスSNBのツアブリュック理事が、
「外貨準備が増幅という問題に直面しているが、
スイスの対ユーロでの上限設定に関しては
中銀は適切な政策と判断している。」
との発言をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を拡大しました。
米0年債利回りは1.615%になりました。
NY原油(WTI)は85ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−121.41ドルでこの日の取引を終えました。

<11月9日(金)>

オセアニア時間はドル円がやや反発をみせました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
NHKが「日本の金融庁は新たな危機対応制度を導入する。」
との報道をしました。
読売新聞が、
「野田首相は環太平洋経済連携協定TPPの交渉参加を表明。
その直後に衆院解散に踏み切ることを検討していることがわかった。
11月下旬から12月中旬に解散して投開票日は12月中か
年明けの1月が有力。」との報道をしました。
日財務相が、
「経常収支の先行きと動向を注視する必要。
予算の年内編成はどういう状況でも当然の責任。」
などの発言をしました。
日経済相が、
「日銀のリスク資産買い取りは慎重に行っている印象。
日銀のREIT買い取りは微々たるもの。
市場に影響与えているとみていない。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円がやや上昇してドルストレートがやや下落しました。
豪RBAの金融政策報告では、
「現時点での政策は適切。過去の利下げの効果がでている。
2013年の成長見通しは鉱業部門の成長鈍化と財政引き締めにより
2.25%から3.25%(下方修正)。2014年は3%をやや下回る見込み。
基調インフレは2013年半ばまで2.75%。2014年に約2.5%の見通し。
鉱業投資のピークはGDP比8%にとどまる見通し(下方修正)。
鉱業投資の下方修正によりGDP予想は2013年0.5%引き下げられる。
交易条件は2012年末までに11年9月ピーク時から15%低下の見通し。
豪ドルが予想よりも高水準になっている。
最近の経済指標は第3四半期の緩やかな経済成長を示唆。
世界経済見通しに対するリスクは欧州問題を反映して依然下向き。
中国経済に安定化の兆候。中国の緩やかな回復を予想。」
などが示されました。
発表直後は限定的ながら豪ドル売り反応がみられました。
セントルイス連銀総裁が、
「最近の調査によればFRBの政策は過度に緩和的な可能性。
テイラー・ルールによって推奨される水準よりも300bp低い。」
などの見解を示しました。
午前10時頃からドルストレートにやや反発の動きがみられました。
クロス円にやや反発の動きがみられました。
原油先物は85ドル台で推移しました。
ダウ先物にやや反発の動きがみられました。
韓国中銀が政策金利を現行の2.75%に据え置きました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国消費者物価指数(10月)は予想より弱い+1.7%、
中国生産者物価指数(10月)は予想より弱い−2.8%でした。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場は前日終値を挟んでの上下動になりました。
ドル円は79円台半ばあたりで揉み合いになりました。
セントルイス連銀総裁が、
「金利をゼロに維持すれば金融市場のバブルにつながる可能性。
財政の崖の米経済への影響を回避するには
オバマ大統領と米議会の対応が重要。
FRBにはバランスシートの余裕がないため、
年末にツイストオペを延長するとは予想していない。
ツイストオペの延長なければ他の資産の購入を決定する可能性も。
2013年のGDP伸び率見通し3.5%を堅持。財政の崖は回避と予想。」
などの発言をしました。
一部メディアが、
「ユーロ圏はギリシャ政府債務問題への対策として、
同国向け第1次金融支援の利率を現行の欧州銀行間取引金利
EURIBORプラス1.5%から同0.8%前後に引き下げて、
返済期間も現在の倍にあたる30年とすることを検討している。」
との観測報道をしました。
午後11時半頃から主要通貨ペアが堅調推移になりました。
中国経済指標改善への思惑の先行織り込みか、
ドル円がやや反発をみせてドルストレートが上昇しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
日消費者態度指数(10月)は予想より強い39.7でした。
中国鉱工業生産(10月)は予想より強い+9.6%、
中国小売売上高(10月)は予想より強い+14.5、
中国固定資産投資(10月)は予想より強い+20.7%でした。
事実売りがあったかドルストレートが反落する展開になりました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏推移になりました。
ダウ先物や原油先物は揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いで推移しました。
日経平均は前日比−79.55円の8757.60円で週取引を終えました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどが反落しました。
独消費者物価指数確報(10月)は予想とおりの+2.0%でした。
ユーロ売り反応がみられました。
中国上海株式市場は0.12%安で取引を終えました。
ダウ先物が当日高値圏で揉み合いになりました。
ロシア中銀が政策金利を現行の8.25%に据え置きました。
仏鉱工業生産(9月)は予想より弱い−2.7%でした。
ユーロドルやポンドドルが軟調に推移しました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
午後4時半過ぎからドル円が反落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
その後、欧州の株式市場が反落する展開になりました。
仏中銀の月例報告では、
「仏の第4四半期GDP伸び率は前期に続き−0.1%の見通し。」
との発表をしました。
EU当局者が、
「12日のユーロ圏財務相会合ではスペインとキプロスも協議する。
ギリシャに関しては詳細に協議する。
スペインから追加支援要請あるとの認識はない。
トロイカはキプロス入りした。
ギリシャに関する協議は1ラウンドでは不充分で
もっと協議が必要になる可能性がある。」
などの発言をしました。
午後6時頃から主要通貨ペアが一時反発をみせました。
ダウ先物に一時反発の動きがみられました。
英商品貿易収支(9月)は予想より強い−83.68億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
その後、再び主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロ円が101円台を割り込みました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調に推移しました。
ギリシャの財務相が、
「次回支援を受け取るだろう。懸念する理由はない。
リーダーたちの間でギリシャ債務の見方への相違がある。
ユーログループから次回支援の声明があると期待している。」
などの発言をしました。
ロイター通信が、EU高官の話として、
「12日に開かれるユーロ圏財務相会合では、
ギリシャへの次回支援について最終決定する可能性は低い。
ギリシャは16日の短期債償還に備えて資金を必要としていることを
ユーロ圏財務相は認識している。」との報道をしました。
原油先物が揉み合いながらも85ドル台を割り込みました。
米10年債利回りは1.5911%あたりに低下しました。
独経済技術省が、月例経済見通しで
「ユーロ圏の危機で企業が投資を控えるため、
欧州最大の独経済は今年10-12月期と来年1-3月期の冬の半年間で
著しく冷え込む。」との見通しを示しました。
格付け会社のフィツチが、
「スペインの現状の財務コストは制御が可能。
スペインの格付けはファンダメンタルズによる。
スペイン格付けは支援要請の状況にはこだわらない。」
などの見解を発表しました。
主要通貨ペアが一時揉み合うも軟調が続きました。
豪ドル米ドルが1.04台を割り込みました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31000%になりました。
16日償還を迎えるギリシャ政府が、
「13日に短期証券の入札を実施する。
4週間物を21.25億ユーロ。13週間物を10億ユーロ調達予定。」
との発表をしました。
午後10時過ぎにユーロドルが一時1.27台を割り込みました。
ドル円が反発をみせました。
米輸入物価指数(10月)は予想より強い+0.5%でした。
限定的ながらドル円に上昇反応がみられました。
午後11時近くからドルストレートやクロス円が反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
原油先物が85ドル台を回復しました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.62%あたりになりました。
ユーロドルが1.27台を回復しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)予想より強い84.9でした。
主要通貨ペアの反発が続きました。
米卸売在庫(9月)は予想より強い+1.1%になりました。
深夜12時頃からNYダウがプラス圏へ上昇しました。
米10年債利回りが1.63%に上昇しました。
英債務管理庁の長官が、
「英BOEが直ぐに引き締めに転じる可能性は低い。
追加の国債購入が流動性の状態や物価に影響することはない可能性。
欧州債務の解決が英国債売りに繋がる危険性は少ない。
50年超の超長期国債の発行を依然として検討している。」
などの発言をしました。
ポンドが再び軟調になりました。
格付け会社のフィッチが、
「オーストリアの長期外貨建てと自国通貨建て
発行体デフォルト格付けをAAAに据え置く。見通しは安定的。」
との発表をしました。
伊財務省債務管理局の局長が、
「伊国債の現在の利回り水準は安定している。
欧州救済基金に支援を要請する計画はない。
残存期間の長期化を検討。
新たに15年物を発行する機会を待っている。」
などの発言をしました。
ユーロ円が101円台を回復しました。
豪ドル米ドルが一時1.04台を回復する場面がありました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
独連銀総裁が、
「現在はインフレリスクはない。
独も2013年中は2%を上回ることはないだろうが、
警戒はしなければならない。必要な時期に出口戦略を検討。」
などの発言をしました。
米下院議長が
「オバマ大統領に6000億ドルに及ぶ財政の崖を回避するよう要請。
富裕層への増税は雇用創出にはならない。
直ぐにも議論を始めたい。」との発言をしました。
米ホワイトハウスが、
「オバマ大統領は来週に議会指導部をホワイトハウスに招待して
財政の崖について協議する。」との発表をしました。
オバマ米大統領が、
「経済・財政問題めぐり議会指導部と来週に協議する。
均衡取れ責任ある債務削減を目指す。
バランスの取れた歳出削減と歳入の組み合わせが必要。
富裕層への増税はすべき。
妥協の余地はあるが均衡を欠く計画には拒否する。
大統領選の結果は国民が自身のアプローチに合意した結果。
中間層の増税回避に長い交渉や劇的な展開は必要がない。」
などの発言をしました。
NYダウが反落しました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
ポンドドルが1.59台を割り込みました。
米CIA長官が辞任するとの報道がありました。
米10年債利回りは1.613%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+4.07ドルの12815.39ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<11月12日(月)>

※米が休日です。(株式市場は通常)

朝8時50分に日第3四半期GDP速報、
同朝8時50分に日第3四半期GDPデフレータ速報、
同朝8時50分に日第3次産業活動指数(9月)、
同朝8時50分に日国内企業物価指数(10月)、
午前9時半に豪住宅ローン許可件数(9月)、
同午前9時半に豪NAB企業景況感指数(10月)、
午前11時半に日銀総裁の講演、
午後3時に日工作機械受注速報(10月)、
午後4時に独卸売物価指数(10月)、
深夜1時からユーロ圏財務相会合、
などが予定されています。
日の指標とユーロ圏財務相会合には注目です。

<11月13日(火)>

午前9時01分に英RICS住宅価格(10月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(9月)、
午後4時45分に仏第3四半期非農業部門雇用者数、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(10月)、
午後6時半に英消費者物価指数(10月)、英消費者物価指数コア(10月)
同午後6時半に英小売物価指数(10月)、英生産者物価指数コア(10月)
午後7時に独ZEW景況感調査(11月)、
同午後7時に欧ZEW景況感調査(11月)、
深夜4時に米月次財政収支(10月)、
などが予定されています。
英・独(欧)の指標には注目です。
また、報道によればギリシャが16日の償還に備え資金調達に
合計31.25億ユーロの短期債の入札を行うようです。

<11月14日(水)>

朝6時45分にNZ第3四半期小売売上高指数、
午後4時45分に仏消費者物価指数(10月)、
午後6時半に英失業率(10月)、英失業保険申請件数(10月)、
午後7時に欧鉱工業生産指数(9月)、
午後7時半に英BOE四半期インフレ報告、
夜10時半に米小売売上高(10月)、米生産者物価指数(10月)、
同夜10時半に米生産者物価指数コア(10月)、
深夜12時に米企業在庫(9月)、
深夜4時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
NZ・英・米の指標には注目です。
また、ロンドン時間にギリシャとポルトガルの
GDP速報が予定されています。

<11月15日(木)>

午後3時半に仏第3四半期GDP速報、
午後4時に独第3四半期GDP速報、
午後6時に欧ECB月例報告、
午後6時半に英小売売上高指数(10月)、
午後7時に欧第3四半期GDP速報、欧消費者物価指数確報(10月)、
夜10時半に米消費者物価指数(10月)、米消費者物価指数コア(10月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、NY連銀製造業景気指数(11月)
同夜10時半に加製造業売上高(9月)、
深夜12時にフィラデルフィア連銀景況指数(11月)、
などが予定されています。
(仏)・独・英・欧・米の指標には注目です。

<11月16日(金)>

午後6時に欧経常収支(9月)、
午後7時に欧貿易収支(9月)、
夜10時半に対加証券投資(9月)、
夜11時に対米証券投資(ネット長期フロー 9月)、
夜11時15分に米鉱工業生産(10月)、米設備稼働率(10月)、
などが予定されています。
また、この日にギリシャが国債の大量償還の予定です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(12日-16日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初80.59で始まり、
米大統領が決定した6日に一時押すも、週間ではリスク回避による
ドル買いに堅調傾向で推移して81.03で週の終値となりました。
そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は先週末0.31000%と続落し
ましたが下落のペースは緩やかになりました。
また、米10年債利回りは週末1.613%と週間で低下しました。
一方、NYダウは米大統領選挙後から財政の崖への懸念が意識されたか
週終値で12815.39ドルと13000ドルの大台を割り込み週間で277ドルほ
どの下落になりました。

先週の米主要経済指標では、5日の米ISM非製造業景況指数(10月)が
予想より弱い54.2、7日の米消費者信用残高(9月)が予想より強い+
113.65億ドル、8日の米貿易収支(9月)が予想より強い−415億ドル、
米新規失業保険申請件数が予想より強い35.5万件、米失業保険継続
受給者数が予想より強い312.7万人、9日の米輸入物価指数(10月)が
予想より強い+0.5%、ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)が
予想より強い84.9、などになりました。

また、先週の米要人発言やヘッドラインでは、5日、米ISMニーブス
氏「米雇用に大きな改善の兆候がみられる。」、

6日、サンフランシスコ連銀総裁「非伝統的な金融政策はインフレ
を引き起こすことなく成長を支援。インフレが高まればFRBに利上げ
や資産売却などの対応手段がある。過度なリスクテークがみられれば
FRBは政策変更が可能。調査によるとQE1とQE2により失業率が1.5%
低下。FRBの量的緩和措置により米経済はデフレに陥ることを回避。
引き締め時にはまず利上げを実施しその後徐々に資産を売却する。
FRBは経済が充分に成長してはじめて緩和策から脱却へ。米議会が
持続可能な財政軌道を実現すれば経済に恩恵。FRBの積極的な金融
緩和が潜在的ショックから経済を守る。」、
米労働省「求人件数(9月)は356万件。8月の366万件からやや減少。」

7日、オバマ米大統領がロムニー氏に勝利して米大統領に再選、
米CNNテレビ「米民主党は上院で改選前議席を上回った。」、
フィッチ「財政の崖の解決があればAAAは維持されるが、失敗すれば
格下げの可能性が強まる。債務上限引き上げのタイミングを間違え
ても格下げの可能性。」、
ムーディーズ「米格付けに関しては2013年度の予算交渉と財政赤字の
対GDP比率の下降傾向しだい。米大統領は財政の崖回避へ早急な取り
組みが必要。信頼性の高い赤字削減策で合意を取り付けられなければ
2013年の格下げを招く公算が大きい。」、

9日、セントルイス連銀総裁「最近の調査によればFRBの政策は過度
に緩和的な可能性。テイラー・ルールによって推奨される水準よりも
300bp低い。金利をゼロに維持すれば金融市場のバブルにつながる可
能性。財政の崖の米経済への影響を回避するにはオバマ大統領と米議
会の対応が重要。FRBにはバランスシートの余裕がないため年末にツ
イストオペを延長するとは予想していない。ツイストオペの延長がな
ければ他の資産の購入を決定する可能性も。2013年のGDP伸び率見通
し3.5%を堅持。財政の崖は回避と予想。」、
米下院議長「オバマ大統領に6000億ドルに及ぶ財政の崖を回避するよ
う要請。富裕層への増税は雇用創出にはならない。直ぐにも議論を始
めたい。」、
オバマ米大統領「経済財政問題を巡り議会指導部と来週に協議する。
均衡取れ責任ある債務削減を目指す。バランスの取れた歳出削減と
歳入の組み合わせが必要。富裕層への増税はすべき。妥協の余地は
あるが均衡を欠く計画は拒否する。大統領選の結果は国民が自身の
アプローチに合意した結果。中間層の増税回避に長い交渉や劇的な
展開は必要がない。」、などがありました。

今週の米主要経済指標では、13日に米月次財政収支(10月)、14日に
米小売売上高(10月)と米生産者物価指数(10月)に米生産者物価指数
コア(10月)と米企業在庫(9月)に米FOMC議事録、15日に米消費者物
価指数(10月)と米消費者物価指数コア(10月)に米新規失業保険申請
件数とNY連銀製造業景気指数(11月)にフィラデルフィア連銀景況指
数(11月)、16日に対米証券投資(ネット長期フロー 9月)と米鉱工業
生産(10月)に米設備稼働率(10月)、などが予定されています。


円については、先週の日主要経済指標では、6日の日景気先行CI指数
(9月)が予想とおりの91.2、同一致CI指数(9月)が予想より弱い91.7、
8日の日国際経常収支(9月)が予想より弱い+5036億円、日国際貿易
収支(9月)が3ヶ月連続赤字の予想より弱い−4713億円、日機械受注
(9月)が予想より弱い−4.3%、日経常収支(9月)季調済では−1420億
円と31年半ぶりの赤字、日景気現状判断DI(10月)が予想より弱い39.0
日景気先行き判断DI(10月)が予想より弱い41.7、9日の日消費者態度
指数(10月)が予想より強い39.7、などになりました。貿易収支など、
弱い結果かが目立ちました。

また、先週の日要人発言やヘッドラインでは、5日、日銀総裁「G20
で緩和強化は世界経済減速と日本の輸出の鈍化が背景と説明。米国
には大統領選後に財政の崖問題に速やかに取り組むこと期待。財政
健全化は必要だが各国の財政状況に応じ景気に配慮が必要。」、
日財務相「G20で円高が日本経済の下振れ要因との強い懸念を表明。
経済対策を11月中に取りまとめることを説明。特例公債法案の早期
成立に向けて努力していることを説明。ESM債の購入も検討。」、
日経済相「日銀総裁人事については予断をもって言う段階ではない。
デフレ脱却と円高是正が喫緊の課題。日銀にも努力してもらってい
る。日銀の独立性は重要。」、

6日、日財務相「G20声明は日本の為替に関する立場を反映。為替
相場の安定につながることを期待。G20声明をしっかり受け止めて
財政健全化に取り組む。特例公債法成立に向け全力を尽くす。」、
日銀総裁「日米欧6中銀による外貨相互融通延長が決定した事実は
ない。」、
早川日銀理事「財政の持続可能性に懸念となれば金利上昇幅は相当
大きい。米金利大幅上昇なら円安に加え日本の長期金利も上昇。米
長期金利は相当低い。経済情勢好転なら大幅上昇も。日銀の外債購
入は国際的にはルール違反に近い。円キャリー取引で円安になって
もそれは金融緩和効果になる。」、
日経済相「1つの経済指標で景気後退入りとの判断は控える。欧州
問題や米の財政の崖など外的な弱含み要因があるのも事実。財政執
行面での不安を払拭てデフレ脱却・復興に向け進みたい。」、

7日、日自民党総裁「政権奪還後は日銀とはアコード結びインフレ
ターゲット設定へ。政策目標達成できなければ日銀に説明責任を求
める。日銀法改正も視野。日銀は雇用など実体経済にも責任を課す
べき。デフレ脱却に向け強力な金融政策と財政政策を総動員。
経済政策で最大の問題はデフレ脱却。同時に円高是正も必要。」、
日財務相「G20では円高に懸念表明した。無秩序な為替の動きは経済
に悪影響との認識確認できたことは成果。経済成長と財政再建両立
への取り組みを説明して理解が得られた。あまりに急激な変化があれ
ばそういうことも念頭に入れている。デフレからの脱却を日銀に押し
付けるつもりはない。」、
日銀総裁「政府・日銀の共同文書は経財相が直接要求したことではな
い。デフレ脱却に向けて政府のさまざまな施策を期待。政府からの要
求で日銀が金融政策を行うことはない。」、

9日、読売新聞「野田首相は環太平洋経済連携協定TPPの交渉参加を
表明。その直後に衆院解散に踏み切ることを検討していることがわか
った。11月下旬から12月中旬に解散して投開票日は12月中か年明けの
1月が有力。」、
日財務相「経常収支の先行きと動向を注視する必要。予算の年内編成
はどういう状況でも当然の責任。」、
日経済相「日銀のリスク資産買い取りは慎重に行っている印象。日銀
REIT買い取りは微々たるもの。市場に影響与えてるとみていない。」
などがありました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、12日に日第3四半期GDP速報
と日第3四半期GDPデフレータ速報に日第3次産業活動指数(9月)と
日国内企業物価指数(10月)に日工作機械受注速報(10月)、13日に日
鉱工業生産確報(9月)、などが予定されています。日第3四半期GDP
速報には注目です。

先週のドル円相場は、週初5日に80.43で始まり東京時間の正午頃に
週高値となる80.56まで上昇しましたが、その後は軟調に推移して
80.20あたりまで下落する展開になりました。その後、ロンドン時間
前半にやや反発をみせしたが小幅な上下動の揉み合いになりました。
その後、翌6日の東京時間が始まる頃から再び軟調推移になって、
東京時間終盤に一時79.96間で下落しました。その後、ロンドン時間
からは反発に転じて、NY時間の終盤にかけてNYダウの堅調も背景に
リスク選好の円売りに80.44まで上昇する展開になりました。
その後、米大統領選挙も意識されたか7日のオセアニア時間から再び
軟調に転じて、米大統領選挙で現職のオバマ大統領が優勢の報道を
背景に正午過ぎに79.81まで下落する展開になりました。その後、
現職のオバマ米大統領の再選が確定すると“Buy the fact”の動き
となってロンドン時間前半に80.40まで上昇しましたが、その後は
再び反落して、ドラギECB総裁の「債務危機が独経済に悪影響を及ぼ
し始めている。」との発言やNYダウ大幅下落を背景にリスク回避の
円買いが強まりNY時間後半に79.76まで下落する展開になりました。
その後、80円台を巡る揉み合いを経て、8日の東京時間とロンドン
時間では緩やかな軟調傾向で推移しましたが、NY時間のロンドンフ
ィックス頃から再び軟調が強まり、NYダウの下落と米長期金利の急
低下を背景にNY時間終盤にかけて79.32まで下落する展開になりまし
た。その後、9日のオセアニア時間から東京時間終盤ににかけて、
やや反発をみせて揉み合いとなりましたが、ロンドン時間が始まる
とギリシャ懸念や米国の財政の崖の問題も意識されたか、再び軟調
になってNY時間が始まる頃に週安値となる79.07まで下落する展開に
なりました。その後、NY時間に入ると連休を控えた週末調整の動き
もあったか、NYダウが揉み合いながらも反発したことを背景に上昇
に転じて79.47で週の取引を終えました。
先週のドル円は米大統領選挙のイベントで上下動とはなりましたが、
欧州懸念や米財政の崖の問題を背景に軟調な一週間になりました。


今週のドル円相場では、上昇になった場合はまずは先週8日の揉み
合い安値の79.76から79.80アラウンドのポイントを巡る売り買いの
攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は80.00の「000」ポイン
ト、さらに上昇した場合は80.40から7日高値の80.44のポイント、
ここを上抜けた場合は先週高値の80.56から2日高値の80.67を巡る
売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは先週安値の79.07から79.00の
「00」ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜
けた場合は10月17日安値の78.61アラウンドのポイント、さらに下
落した場合は10月12日安値の78.27のポイントを巡る売り買いの攻
防が注目されます。ここを下抜けた場合は78.00の「00」ポイント
から10月11日安値の77.94のサポート・ゾーンを巡る攻防が注目さ
れます。

先週のドル円は米大統領選挙のイベントに週前半までは上下動とは
なりましたが、週半ばからは日銀による物価上昇率1%が見通せる
まで強力に緩和を推進していくとする「資金供給の総額の上限は設
定せず無制限」との金融政策よりも、ギリシャ懸念や米フィスカル
・クリフ(財政の崖)へのリスク回避を背景とするリスク回避が優勢
になり週間では軟調な相場展開になりました。
今後も日銀の金融緩和による円売り圧力と、欧州懸念および米国の
財政の崖を巡るリスク回避の圧力との綱引き相場となりそうです。

今週初は日第3四半期GDP速報が弱い数字となることが予想され、
ある程度の先行織り込みが進んでるとは思われますが、一旦は、
円の売り戻しとなる可能性はありそうです。ただ、11日のギリシャ
議会での予算案は通過の見込みで支援の条件は整いつつはありなが
らも、ギリシャが16日の償還に備え13日に短期債の入札を計画して
いることから、12日のユーロ圏財務相会合ではギリシャ支援の決定
が先送りになる可能性が高く、また、今週にオバマ大統領が米議会
指導部をホワイトハウスに招き財政の崖についての協議を予定して
いますが、オバマ大統領は「富裕層への増税はすべき。妥協の余地
はあるが均衡を欠く計画は拒否する。」との姿勢を堅持していて、
「富裕層への増税は雇用創出にはならない。」とする米共和党との
折り合いが簡単に決着する可能性は今のところは少ないようで、
日銀の金融緩和による円売り圧力と、欧州懸念および米国の財政の
崖を巡るリスク回避の圧力との綱引き相場ではリスク回避が優勢と
なる可能性もありそうです。

FRBのツイスト・オペの期限切れに伴う12月のFRBの新たな緩和策や
12月の日銀追加緩和策ついてはまだ少し先の材料となりそうですが、
ギリシャが16日の償還を無事通過できればリスク回避の動きが一旦
緩む可能性もあり、ドル円相場はやや軟調傾向が優勢ながらも揺れ
る展開となりそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、6日の独サービス業
PMI確報(10月)が予想より弱い48.4、欧サービス業PMI確報(10月)が
予想より弱い46.0、欧生産者物価指数(9月)が予想より強い+2.7%、
独製造業受注(9月)指数が予想より弱い−3.3%、7日の欧小売売上高
(9月)が予想より弱い−0.2%、独鉱工業生産指数(9月)が予想より弱
い−1.8%、8日の独貿易収支(9月)が予想より強い+169億ユーロ、
独経常収支(9月)が予想より強い+163億ユーロ、ECB政策金利は0.75
%に据え置き、9日の独消費者物価指数確報(10月)が予想とおりの
+2.0%、などになりました。強弱混在ながら弱い結果がやや多かっ
たようです。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

5日、独経済誌ウィルトシャフツウォッヘ「ギリシャ議会の承認が
得られない場合でも改革の実施を強制することをユーロ圏財務相会合
が検討している。導入に先立ち改革実施のため1年間の猶予が与えら
れる見通し。」、
伊国家統計局が「伊GDPは12年に2.3%縮小する見込み。伊経済は2013
年もマイナス成長の見込み。」、

6日、スペインのエル・パイス紙「スペインのGDPについて、2012年
は同国政府が予測する前年比1.5%減に対し1.6%減少すると予想し
ている。」、
S&P「スロベニアをクレジットウォッチ・ネガティブとする。」、
スペインの首相「スペイン経済は2012年が最悪の年になった。2013年
は良くなる見込み。2014年は成長がみれるだろう。現在のところ追加
増税の計画はない。公共部門の雇用は民間より落ち込んでいる。支援
でどの程度金利が低下するのか知る必要がある。もしも金利差に変化
がないなら支援を模索することはない。ECBの発表以降に既に金利差
は縮小しているが支援を除外はしない。コストが急騰すれば支援を
要請するだろう。」、
ギリシャの財務相「新緊縮法案は次回融資を得るために必要とされ
る。融資はギリシャ破綻を防ぐために必要。」、

7日、スペインのパイス紙「欧州委員会によれば2013年のスペイン
成長率は−1.5%の見通し。」、
ユーログループ議長「ギリシャ議会で財政緊縮策は可決されるだろ
う。ギリシャに緊縮プログラムへの代替策はない。12日にユーログ
ループ会合を開催。米財政の崖で欧州から注意が離れる可能性。」、
欧州委「ユーロ圏成長率見通しでは、2012年が−0.4%、2013年が
0.1%、2014年が1.4%。EU成長率見通しでは、2012年が−0.3%、
2013年が0.4%、2014年が1.6%。」、
ドラギECB総裁「国債購入計画はコンディションが大変重要。コン
ディションが整った時だけECBは介入する。無制限の国債購入は管理
しないという意味ではない。インフレリスクは中期的に非常に低い。
債務危機が独経済に悪影響を及ぼし始めている。」、
独の首相「独は欧州における責任を認識している。欧州には危機管理
のための勇気ある変化が必要。危機克服への前進がみられる。必要な
らEU条約改定の準備が必要。改革成功への最初の兆候が出ている。
アイルランドやギリシャの単位労働コストが低下。危機から学ぶこと
が重要。ギリシャ国家は大き過ぎる。」、
伊経済・財務相「2013年の予算は均衡が取れている。累積債務を除け
ば大きな不均衡はない。2012年の財政赤字は名目でGDP比3%を下回
る。景気は非常に大きな後退に直面している。」、

8日、複数のメディア「ギリシャ議会がEUなどが次期支援の条件とし
ている135億ユーロ規模の歳出削減策等の法案を賛成153・反対128で
可決した。」、
一部メディア「ECBは現状の低くなった金利に満足していて国債購入
に消極的。ECBは国債購入を急がない可能性。」、
一部メディア「スペイン政府が年内に支援要請を行う可能性は殆ど
ない。」、
独の財務相「ユーロ地域の危機はまだ終わっていない。得られた信頼
もまだ不安定。」、
一部メディア「ギリシャへの資金提供の是非に関して一部欧州閣僚
から支援決定を数週間先送りするよう要請されていて、加盟国財務相
の判断が先送りされる可能性。」、

9日、一部メディア「ユーロ圏はギリシャ政府債務問題への対策とし
て、同国向け第1次金融支援の利率を現行の欧州銀行間取引金利の
EURIBORプラス1.5%から同0.8%前後に引き下げて、返済期間も現在
の倍にあたる30年とすることを検討している。」、
仏中銀の月例報告「仏の第4四半期GDP伸び率は前期に続き−0.1%の
見通し。」、
EU当局者「12日のユーロ圏財務相会合ではスペインとキプロスも協議
する。ギリシャに関しては詳細に協議する。スペインから追加支援要
請あるとの認識はない。ギリシャに関する協議は1ラウンドでは不充
分でもっと協議が必要になる可能性がある。」、
ギリシャの財務相「ギリシャは次回支援を受け取るだろう。懸念する
理由はない。リーダー達の間でギリシャ債務の見方への相違がある。
ユーログループから次回支援の声明があると期待している。」、
ロイター通信「12日に開かれるユーロ圏財務相会合ではギリシャへの
次回支援について最終決定する可能性は低い。ギリシャは16日の短期
債償還に備えて資金を必要としていることをユーロ圏財務相は認識し
ている。」、
独経済技術省「ユーロ圏の危機で企業が投資を控えるため欧州最大の
独経済は今年10-12月期と来年1-3月期の半年間で著しく冷え込む。」
フィツチ「スペインの現状の財務コストは制御が可能。スペインの格
付けはファンダメンタルズによる。スペイン格付けは支援要請の状況
にはこだわらない。」、
16日償還を迎えるギリシャ政府「13日に短期証券の入札を実施する。
4週間物を21.25億ユーロ。13週間物を10億ユーロ調達予定。」、
伊財務省債務管理局の局長「伊国債の現在の利回り水準は安定してい
る。欧州救済基金に支援を要請する計画はない。残存期間の長期化を
検討。新たに15年物を発行する機会を待っている。」、
独連銀総裁「現在はインフレリスクはない。独も2013年中は2%を上
回ることはないだろうが警戒はしなければならない。必要な時期には
出口戦略を検討。」、などがありました。

そして、8日のECB政策金利発表後のドラギECB総裁の記者会見では
「インフレ率は年内2%を上回る可能性。インフレ率は2013年は2%
を下回る見込み。ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見通し。ECBは
今年の景気改善を見込んでいない。国債購入計画OMTを実施する用意
はできている。ユーロ圏の成長リスクは引き続き下向き。インフレ
リスクは引き続きおおむね均衡。ECBは常に金融政策のあらゆる手段
を討議しているが来年についてどうするかは討議していない。マイナ
スの預金金利については討議していない。国債購入の条件は明らかで
行動する用意があるが決断を下すのはスペイン。ボールは政府の側に
ありECBの側ではない。」などが示されました。

先週のユーロドル相場は、週初5日に下窓を空けて1.2818で始まり
揉み合いを経てロンドン時間に1.2842まで上昇して窓を埋めた後に
スペイン失業者数(10月)が前月比12万8242人増となったことや独2
年債利回りが9月6日以来のマイナス金利になったことなどを背景
に反落してNY時間が始まる頃に1.2767まで下落する展開になりまし
た。その後、ニュースヘッドラインや米大統領選挙を巡る観測およ
びストックマーケットの動向などに揺れながら7日の東京時間前半
まで1.28をコアとする1.2763から1.2826間のレンジ相場となりまし
たが、現職のオバマ米大統領の再選が確定した7日の正午前頃から
反発して、ロンドン時間序盤に先週高値となる1.2876まで上昇する
展開になりました。その後、独鉱工業生産(9月)が弱かったことや
欧州委によるユーロ圏成長率見通しで2012年が−0.4%と示された
ことに加えてドラギECB総裁による「債務危機が独経済に悪影響を
及ぼし始めている。」との発言もあり、ダウ先物の大幅下落を背景
にリスク回避が強まりNY時間前半に1.2736まで急落する展開になり
ました。その後、8日のロンドン時間前半にかけて1.27台半ばをコ
アとする上下動の揉み合いになりましたが、その後、一部メディア
による「ECBは現状の低くなった金利に満足していて国債購入に消極
的。ECBは国債購入を急がない可能性。」「スペイン政府が年内に支
援要請を行う可能性は殆どない。」などの観測報道を契機に1.2720
あたりまで下落する展開になりました。その後、ECB政策金の発表や
ドラギ総裁の記者会見では上下動となって9日の東京時間前半まで
揉み合い推移になりましたが、その後、一部メディアによる「ユー
ロ圏はギリシャ第1次金融支援の利率を引き下げて返済期間も30年と
することを検討している。」との報道があり、また中国経済指標の
改善への思惑買いもあったか、東京時間終盤にかけて1.2790まで反
発する展開になりました。その後は再び軟調推移になって、仏中銀
の月例報告で第4四半期もマイナス成長の見通しが発表されたこと
や、ロイター通信の「12日に開かれるユーロ圏財務相会合ではギリ
シャへの次回支援について最終決定する可能性は低い。」との観測
報道や、独経済技術省の「独経済は今年10-12月期と来年1-3月期の
冬の半年間で著しく冷え込む。」との見通し発表などネガティブな
材料が重なり、NY時間序盤に週安値となる1.2689まで下落しました。
その後、週末調整の動きもあったか、またミシガン大学消費者信頼
感指数速報も強い結果になり、リスク回避がやや後退してNYダウの
反発を背景に1.28台を回復してやや戻す展開になりました。その後、
オバマ大統領の「富裕層への増税はすべき。妥協の余地はあるが均
衡を欠く計画には拒否する。」との発言にNYダウが反落したことで
再びやや押して1.2710で週の取引を終えました。
先週は米大統領選挙のイベントで上下動とはなるも週間ではリスク
回避が優勢で軟調な相場展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、12日に独卸売物価指数
(10月)、13日に独ZEW景況感調査(11月)と欧ZEW景況感調査(11月)、
14日に欧鉱工業生産指数(9月)、15日に仏第3四半期GDP速報と独第
3四半期GDP速報に欧第3四半期GDP速報と欧消費者物価指数確報、
16日に欧経常収支(9月)と欧貿易収支(9月)などが予定されています。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは8日高値
の1.2776アラウンドを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを
上抜けた場合は9日高値の1.2789から1.2800の「00」ポイント、
さらに上昇した場合は先週高値の1.2876を巡る攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は1.2900の「00」ポイントなどでの売り買いの
攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは1.2700の「00」ポイントから先
週安値の1.2689を巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜
けた場合は1.2650から8月31日高値の1.2637のポイント、さらに下
落した場合は1.2600の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
ここを下抜けた場合は9月6日安値の1.2561のポイント、さらに下
落した場合は1.2500の「00」ポイントを巡る売り買いの攻防が注目
されます。

さて、この原稿を書いている時点ではEUなどが次期支援の条件とし
ているギリシャ議会での来年度予算案の11日の成否は報道されいま
せんが、1日にギリシャ裁判所が「年金カットは違憲の可能性。」
との判断はしているものの、8日にギリシャが歳出削減策等の法案
を賛成153・反対128で可決していることで、来年度の予算法案も成
立する可能性はありそうです。ただ、トロイカの最終報告が遅延し
ていることもあって、要人発言やニュースヘッドラインなどにより
ますと、12日のユーロ圏財務相会合でのギリシャ次回支援について
最終決定となる可能性は低いようで、ギリシャは16日の大量償還に
備えて13日にも短期証券の入札を実施することになりました。

また、米大統領選挙後の市場の関心は米フィスカル・クリフ(財政の
崖)問題と経済情勢へと移行していますが、オバマ大統領は「富裕層
への増税はすべき。妥協の余地はあるが均衡を欠く計画は拒否する」
との姿勢を堅持していて、「富裕層への増税は雇用創出にはならな
い。」とする米共和党との折り合いが簡単に決着する可能性は今の
ところは少ないとともに、欧州経済情勢についても上述のニュース
ヘッドラインのとおり低迷していて、その中にあって15日に仏第3
四半期GDP速報と独第3四半期GDP速報と欧第3四半期GDP速報など
を迎えることで、先行織り込みの動きと合わせてリスク回避の動き
への注意は必要なようです。

一方、ECBは「国債購入計画OMTを実施する用意はできている。」と
していますが、一部メディアが「スペイン政府が年内に支援要請を
行う可能性は殆どない。」との観測報道をしていて、市場の待ち焦
がれるスペインの支援要請の時期は不透明なままで、南欧諸国の国
債利回りはまだ抑制傾向にはありますがストックマーケットも軟調
傾向で推移していることで今後の動向が懸念されます。

12日のユーロ圏財務相会合で何らかの具体的な進展があった場合や
13日に予定されているギリシャの短期証券の入札が無事に通過して、
16日のギリシャの大量償還への見通しが明らかになった場合は、リ
スク回避の動意が後退する可能性がありますが、全般、リスク回避
の動意が優勢となりがちな地合いとなっているようで、ユーロドル
では戻りは売られる可能性がありそうです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その30 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第三十話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。ワインのボジョレーがもうじき解禁だな。』

「そうじゃのう…。今年の解禁日は15日じゃったかな…。
 そしてショッピング街でもクリスマスの飾り付けが始まって、
 早くも年末の雰囲気となってきているようじゃ…。」

『ところで、今週はトレードの4大戦法の話だったな。』

「ふむ…。トレードには数え切れないほどの手法があるが…、
 単一の通貨ペアのトレードに関して言えば、
 大きな分類としては4種類あるようじゃのう…。」

『……。』

「その1つ目は、トレンド性がある相場において、
 トレンドラインとチャネルラインなどを確認して、
 押し(戻り)を待つなどしてトレンド方向へトレードする
 最も基本的な『トレンド・フォロー』。
 2つ目は、上値抵抗と下値抵抗がともにしっかりしていて
 且つある程度の幅のあるトレーディング・レンジにおいて、
 上げ下げのスイングをトレードする『レンジ逆張り』。
 3つ目は、比較的狭いレンジから上値抵抗線(下値抵抗線)を
 超えた強いスラストの動きをトレードする『ブレークアウト』。
 4つ目は、短期的な行き過ぎの動きからの調整となる動きを
 トレードするオーバーシュートで『リバウンド狙いの逆張り』。
 などの4種類じゃのう…。
 どのうように執行するかなどは個別の手法によるが、
 単一の通貨ペアのトレードにおける手法の多くは
 これらの4大分類のどれかに帰属されるのではなかろうか…。」

『うん…。オレ様の場合はなんたって
 ブレークアウト狙いのトレードが好きだぜ。
 ツボにはまったときはグイグイ行って爽快だからなぁ…。』

「ふむ。お前さんの得意なのは
 ブレークアウト狙いのトレードじゃったのう。
 トレードチャンスを多く捉えていくには、
 4大戦法が幅広く使えるよう磨きをかけていく必要があるが、
 自身の得意なトレードを見つけることは大切なようじゃ…。」

『……。』

「ちなみに、ジイも何度も直接お会いしたことがあるがのう、
 ゴロ寝さんという専業トレーダーはオーバーシュートでの
 リバウンド狙いのまっこと名手でのう…。
 自身の得意なスタイルの確立と、その得意に磨きをかけることは
 勝ち組のトレーダーになるためにほんとうに重要なようじゃ。」

『うん…。4大戦法を相場の状況に応じて
 自在に使いこなせることは理想だけれども、
 まずは「自身の得意に磨きをかけるべし。」ってことだな。』

「ふむ…。そのようじゃのう…。
 そしてじゃが…、トレードチャンスを追うばかりではなく、
 トレードに不向きな4大状況も識(し)るべきじゃのう…。」

『なんだよ。そのトレードに不向きの4大状況って…。』

「小さなローソク足が多く示現している動意不活性の状況。
 上下にヒゲが多くローソク足の実体の小さな状況。
 陰線と陽線の混合率が高く動意が不安定な状況。
 上値と下値の抵抗が近く価格の移動範囲が狭い低ボラ状況。
 などのことじゃよ…。」

『あぁ、前にもそんなこと言ってたよな…。』

「とかく初心の頃は、なんとかポジションを持とうとして
 トレードチャンスばかりを探そうとするものじゃが、
 価格の差分・差益を得る行為としてのトレードにおいて
 勝ちにくい状況を排除していくことはさらに増して重要じゃ。
 ジイはのう、これを『排除の技術』と呼んでおるのじゃよ。」

『トレードに良い状況をしっかり待って、
 「行くときは行く」ってことだな。』

「そのとおりじゃ…。チャート分析さえすれば
 どんな状況でもトレードできるなどという幻想を捨て、
 良いところや得意なところだけを選んでトレードするのじゃ。」

『そして…、チャートポイントを認識した上で、
 リスク・リワード比において損小とできそうなところで、
 勝率も鑑みて利中を目指していく…、てなことだろう。
 おい、どうなんだ。ジイさん。』

「あははっ。しっかり纏(まと)められてしまったようじゃ。」

『いつもジイさんばかり喋繰りやがっているからな…。
 たまにはオレ様にも纏めさせてもらうぜ。』

「こりゃ、お前さんに一本取られたようじゃ…。」

『ところで来週はどんな話だい?』

「そうじゃのう…。前期と後期のお話か、
 オシレーターのお話でもさせてもらおうかのう…。
 で…、来週なんじゃがのう、
 大阪に行かねばならぬことになっておって、
 来週は1回だけお休みをいただいて、
 再来週とさせてもらうおと思うとるのじゃ。」

『へっ、どうせFX友の会なんかに行くんだろうぜ…。
 飛行機に乗り遅れないように気をつけて行ってきなよ。
 じゃ…、さ来週を楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週…、ではなくて、また再来週。。



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より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その29


今週から米国も冬時間に入りましたね。
そして6日の米大統領選挙が注目されます。

●先週の主な出来事

<10月29日(月)>

為替市場は静かなスタートになりました。
豪ドル米ドルは小さな下窓を空けて始まりました。
ダウ先物はやや下落して始まり軟調傾向で推移しました。
原油先物は96ドル台前半で始まりました。
独シュピーゲル誌が、
「トロイカの代表が25日に開かれたユーロ圏財務省高官の会議で
ギリシャの債務再編計画を提案していた。」と報じました。
午前7時頃からユーロドルなどドルストレートがやや下落しました、
ドル円にやや反発がみられました。
オセアニア時間はややドル買いが優勢の展開になりました。
時事通信が、
「11月4-5日にメキシコで開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議
では世界的な景気後退の回避に向けて
具体的な協調を打ち出せるかどうかが焦点。」と報じました。
午前8時頃からドル円がやや反落して揉み合いました。
原油先物が一時85ドル台に反落しました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
英ホームトラック住宅調査(10月)は前回値と同じ−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダウ先物が下げ幅を縮小する展開になりました。
英BOEのデール委員が、
「第4四半期の英成長率は相当低くなるだろう。
数年間は弱いままの可能性。」との発言をしました。
日財務相が、
「日銀に果断な金融緩和を期待している。
政府・日銀はデフレ脱却が極めて重要な課題との認識で一致。
金融政策は市場と経済動向を踏まえ日銀が適切に判断。
政府は見守る立場。」などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
韓国の株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
午前10時半頃からドルストレートがやや反発をみせました。
中国上海株式市場が反発して前週末終値レベルで揉み合いました。
午前11時頃からドル円がやや反発をみせました。
米国証券取引委員会が米東部でのハリケーン襲来を受けて、
29日の米株式市場を休場にすると発表しました。
正午過ぎからドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物が再び下げ幅を拡大しました。
日経平均が反落して前週末終値レベルで揉み合いになりました。
午後1時半頃からドル円が反落する展開になりました。
日首相が「日銀とはさらに一層の緊密な連携を図っていく。」
との発言をしました。 
東京時間終盤頃からダウ先物が反発をみせました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
中国上海株式市場が下げ幅を拡大しました。
日経平均は前週末比−3.72円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
原油先物は85ドル台後半で推移しました。
中国上海株式市場は0.35%安で取引を終えました。
ダウ先物が13000ドル台を割り込みました。
伊10年債利回りは4.966%あたりに上昇しました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
スペイン小売売上高(9月)が予想より弱い−10.9%になりました。
ユーロドルが一時1.2886まで下落しました。
スペイン10年債利回りは5.64%あたりに上昇しました。
午後5時半頃から豪ドル米ドルやユーロドルがやや反発をみせました。
ユーロドルが1.29台を回復しました。
英住宅ローン承認件数(5月)は予想より強い5万件、
英消費者信用残高(9月)は予想より強い+12億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルは軟調傾向で推移しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合い推移になりました。
伊6ヶ月債の入札では、
「80億ユーロ発行。平均利回りが前回より低い1.347%。
応札倍率が前回より高い1.52倍。」になりました。
午後7時半頃から豪ドル米ドルやユーロドルが再び反落しました。
ユーロドルが再び1.29台を割り込みました。
ドルカナダが堅調に推移してパリティに迫りました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31275%に低下しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ギリシャの債務再編の可能性については、政府財政の支援に
等しくなるためにECBがこれに応じることは禁じられている。」
との見解を示しました。
ユーログループ議長が、
「ユーロの為替レートに非常に満足している。」
との発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ポンドは軟調に推移しました。
ダウ先物は当日安値圏で揉み合いになりました。
米個人所得(9月)は予想とおりの+0.4%、
米個人消費支出(9月)は予想より強い+0.8%、
米PCEコア・デフレータ(9月)前年比は予想とおりの+1.7%でした。
市場反応は限定的でした。
独消費者物価指数速報(10月)は予想より強い+2.0%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅をやや縮小しました。
ドルカナダが下落してパリティになりました。
米10年債利回りは1.712%あたりになりました。
原油先物が96ドル台を回復しました。
NYダウはハリケーンのため休場になりました。
ダウ先物も取引を終了しました。
ユーログループ議長が、
「11月12日の財務相会合でギリシャに関する決定を予想。」
との発言をしました。
スペインの首相が、
「スペインと伊はユーロ防衛のために必要なことをする。
全てのEUの統合は一つのパッケージで行うべき。
支援メカニズムが存在することが重要。
国民の利益と見なされれば支援策要請へ。」
などの発言をしました。
ユーロドルやドル円に反発の動きがみられました。
ユーロドルが一時再び1.29台を回復しました。
伊の首相が「伊は支援要請する必要はない。」
との発言をしました。
ダラス連銀製造業活動指数(10月)は予想より強い+1.8%でした。
OECDの事務総長が「ECBは直ちに流通市場で国債を購入するべき。」
との発言をしました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小して反発しました。
ドル円が反発しました。
ユーロ円が一時103円台を回復しました。
米証券業金融市場協会がハリケーンを受けて
30日の米債券市場の取引を中止することを勧告しました。
英BOEのブロードベント委員が、
「建設業はそれほど悪化していない。改善の兆しも出ている。」
との認識を示しました。
スペイン中銀が、
「不良資産買い取り機関のバッドバンクによる
銀行の不動産融資移管に伴う平均ディスカウント率は45.6%、
銀行の差し押さえ不動産資産移管に伴う
平均ディスカウント率は63.1%。」と発表しました。
深夜12時半頃からドルストレートが反落する展開になりました。
ユーロドルが再び1.29台を割り込みました。
欧州の株式市場が終盤にやや下げ幅を拡大して取引を終えました。
深夜1時半頃からドルストレートが反発をみせました。
ユーロドルが1.29を回復して揉み合いました。
加財務相が、
「政府成長見通しとして、2012年の成長見通しは2.1%、
2013年の成長見通しは従来の2.4%から2.0%に下方修正する。」
と発表しました。
ドルカナダが堅調に推移しました。
原油先物が一時85ドル台を割り込みました。
格付け会社のフィッチが、
「伊シチリア州の格付けをBBBに引き下げる。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
原油先物が95ドル台を回復しました。
独の首相が、
「ギリシャの成長鈍化は考慮しなければならない。
ギリシャに関してはトロイカの報告を待っている。
スペイン、ギリシャに関してEUは協調した解決が必要。
ギリシャは支援を受けるための義務を果たす必要。
英国は重要なパートナー。来週に訪英を計画している。」
などの発言をしました。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.719%になりました。
NY原油(WTI)は85ドル台半ばで引けました。
NYダウはハリケーンにより休場でした。

<10月30日(火)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は下落して取引が再開されました。
原油先物は85ドル台で推移しました。
日失業率(9月)は予想とおりの4.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
午前8時半頃からドルストレートがやや反発をみせました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
日鉱工業生産速報(9月)は予想より弱い−4.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅高で始まり堅調傾向で推移しました。
東京時間序盤はユーロドルやドル円が反発上昇しました。
ユーロ円が103円台を回復するなどクロス円が反発しました。
ポンドドルは小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場はプラス圏で始まりました。
中国上海株式市場が前日終値レベルで揉み合いになりました。
日経平均が上げ幅をやや縮小しました。
ダウ先物が軟調推移になりました。
午前10時半頃からクロス円が揉み合い推移になりました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
正午頃から主要通貨ペアが反落する展開になりました。
日経平均が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
その後、ダウ先物が反発する展開になりました。
日経平均が再び前日比プラス圏へ反発しました。
ドル円が一時下落するも一時80円近くまで上昇しました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルはジリ高で推移しました。
インド中銀が政策金利を8.00%に据えおき、
預金準備率を0.25%引き下げ4.25%にすることを決定しました。
日銀の政策発表が通常よりもかなり遅れました。
日銀が政策金利を0.00-0.10%に据え置きました。
日銀金融政策発表では、
「政策金利目標水準の現状維持を全会一致で決定。
資産買入等基金を長期国債で5兆円、国庫短期証券で5兆円、
CP等で0.1兆円、社債等で0.3兆円、ETFで0.5兆円、
REITで0.01兆円、増額することを決定。
貸出増加を支援するための資金供給の枠組みを創設する。
資金供給の総額の上限は設定せず無制限。
対象先は預金取扱金融機関とする。
物価上昇率1%が見通せるまで実質的なゼロ金利政策と
資産買入で強力に金融緩和を推進する。
政府・日銀はデフレ脱却に向けた取り組みをしていく。」
などが示されました。
ドル円やクロス円が一時上昇の後に急落しました。
日経平均がマイナス圏へ下落しました。
ユーロドルが一時1.29台を割り込みました。
日経平均は3日続落の前日比−87.36円で大引けになりました。
ドル円は一時79.27円まで下落しました。
午後3時過ぎにユーロドルが反発して1.29台を回復しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが反発上昇しました。
クロス円に反発の動きがみられました。
ダウ先物が反発上昇しました。
日銀半期展望レポートでは、
「12年度物価上昇率見通し前年比−0.1%(下方修正)、
13年度物価上昇率見通し前年比+0.4%(下方修正)、
12年度実質成長率見通し前年比+1.5%(下方修正)、
13年度実質成長率見通し前年比+1.6%(下方修正)、
2014年度には物価上昇率1%に着実に近づいていくとみられる。
日本経済は当面横ばい圏内の動きにとどまるが
海外経済の減速脱出につれて緩やかな回復経路に復していく。
日本経済が回復に向かう時期は従来の想定よりも後ずれの見込み。
何らかのきっかけで長期金利が上昇した場合、
金融機関の経営と日本経済に大きな影響与える点に留意が必要。
最近の日中関係で貿易・投資活動・来日観光客数
などへの影響を通じ下押しリスクとして注視。
財政の持続可能性への信認低下する場合、
将来不安の強まりによる経済下振れにつながる恐れ。
欧州債務問題はなお不確実性あり重要な下振れリスク。
日銀は物価上昇率1%が見通せるまで強力に金融緩和を推進。」
などが示されました。
ドル円は下落一服になりました。
中国上海株式市場は+0.17%で取引を終えました。
スペイン第3四半期GDP速報は前期比で予想より強い−0.3%でした。
ユーロが上昇しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが堅調に推移しました。
ダウ先物が堅調推移になりました。
日銀総裁の記者会見では、
「2014年度に物価上昇率1%に近づくが
見通せるとの判断には至っていない。
物価上昇率1%を目指して期限限定せず強力な金融緩和を推進。
14年以降も物価上昇率1%以上見通せるまで
ゼロ金利と資産買い入れ続ける方針は変わらない。
佐藤委員と木内委員が2014年度に着実に
物価上昇率1%に近づくとの表現に反対した。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
午後5時半頃からドルストレートがやや反落しました。
独失業率(10月)は予想とおりの6.9%でした。
市場反応は限定期でした。
スペイン10年債利回りは5.635%あたりに低下しました。
午後6時半頃からユーロドルが再び上昇しました。
伊財務省債務管理局のカンナタ氏が、
「伊の現在の国債利回りは容認可能かつ管理可能。
予算が見込む水準を下回っている。」との発言をしました。
欧業況判断指数(10月)は予想より弱い−1.62、
欧消費者信頼感指数確報(10月)は予想より弱い−25.7でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ財務相が「支援に関する協議は11月12日まで続く。」
との発言をしました。
伊の中長期債の入札では、
「10年債で30億ユーロ発行。平均利回りが前回より低い4.92%。
応札倍率が前回より高い1.43倍。」など好調な結果になりました。
ユーロドルが堅調に推移しました。
豪ドルは堅調傾向の揉み合いになりました。
午後7時半頃からユーロドルが当日高値圏で揉み合いになりました。
ドル円が再び下げ幅をやや拡大した後に揉み合いになりました。
伊10年債利回りは4.973%あたりに低下しました。
午後8時頃からユーロドルなどがやや反落して揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31275%になりました。
独仏の財務相が会談後に、
「独仏両国はギリシャがユーロ圏に留まり、
改革を実行するとの目標で合意した。
11月には完全な結論が得られるよう両国は努力。」
との声明を発表しました。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルは揉み合い推移になりました。
ドル円が反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場が堅調傾向で推移しました。
加鉱工業製品価格(9月)は予想より強い+0.5%、
加原材料価格指数(9月)は予想より強い+1.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
米ケース・シラー住宅価格指数(8月)は予想より強い+2.03でした。
ハンガリー中銀が政策金利を0.25%引き下げ6.25%としました。 
原油先物が一時96ドル台を回復する場面がありました。
ユーロ円が103円台を回復しました。
NYダウはハリケーンのため休場になりました。
ダウ先物が13062ドルで午後10時半に取引を終えました。
米消費者信頼感指数はハリケーンのため発表が中止されました。
午後11時頃からドルストレートがやや反落して揉み合いました。
深夜12時頃からユーロドルが再び上昇しました。
ドル円がやや反落して揉み合いました。
深夜1時頃からドルストレートが緩やかに反落しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で堅調に取引を終えました。
ギリシャ民営化局が、
「2016年末までの民営化に伴う資産売却などによる
収益目標を110億ドルと試算。当初目標から下方修正。」
との発表をしました。
ドル円は79.60アラウンドで小幅な揉み合いになりました。
加BOC総裁が、
「いずれ利上げが要求される。加経済の最大のリスクは外部要因。
欧州債務危機は抑制されると予想。
一部に家計負債の増加ペース鈍化の兆候がみられる。
金融政策は他の要因のともに家計部門の不均衡を考慮。
最新の見通しからは2014年末までの出口戦略を予測させる。」
などの見解を示しました。
限定的ながら加ドル買い反応がみられました。
ドルカナダがパリティを割り込みました。
NY原油(WT)は85ドル台後半で引けました。
NY株式市場と債券市場はハリケーンのため休場でした。

<10月31日(水)>

オセアニア時間はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
格付け会社のS&Pが、
「アルゼンチンのソブリン債務格付けをBからB−に引き下げる。
見通しはネガティブ。」との発表をしました。
ダウ先物が上昇して取引再開後に13060ドル辺りで揉み合いました。
API週間石油在庫統計では原油在庫が210万バレル増になりました。
原油先物は95ドル台で推移しました。
NZ住宅建設許可件数(9月)は予想より強い+7.8%でした。
限定的ながらNZドル買い反応がみられました。
独首相・IMF専務理事・OECD事務総長が、
「ユーロ圏の成長見通しは緩やかで強い不透明性がある。
市場や投資家や消費者の信頼は欧州危機前の水準には戻っていない。
ユーロ加盟国の財政赤字削減努力を歓迎。
若年雇用創出と構造改革と社会的保護システムの推進などが課題。
米国については財政再建に関して信頼に足る計画を示す必要。」
などの共同声明を発表しました。
アテネ通信が、
「ギリシャ財務省は来年1月1日から年金を
5〜15%削減する法案を提出する見込み。」と報じました。
東京時間が近づく頃からドル買いの動きがみられました。
ドルストレートがやや反落してドル円がやや反発しました。
英GFK消費者信頼感調査(10月)は予想より弱い−30でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロドルに一時やや反落の動きがみられました。
ドル円はやや反落して揉み合い推移になりました。
豪住宅建設許可件数(9月)は予想より強い+7.8%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「FRBの政策は物価安定と最大雇用実現という点で評価するべき。
現状の抑制されたインフレと高失業率予想などを踏まえると、
現状の記録的な緩和策でもまだ引き締め過ぎ。
FOMCでさらに緩和することで米経済への負の衝撃を相殺する必要。
インフレ率を2%以上に押し上げることなく、
失業率を5〜6%に低下させることは可能。
消費者のセンチメントは改善しつつある。
心理改善が市場金利押し上げにつながる。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んで揉み合いました。
ドル円はしだいに軟調推移になりました。
ECBのクーレ専務理事が、
「ECBは既に充分な措置を執っている。
担保基準をさらに積極的に緩和することは予想していない。
ECBのバランスシートリスクに注意必要。」
などの発言をしました。
日財務相が、
「景気は緩やかに持ち直してきたが7-9月期は足踏み。
管内情勢報告は全国11地域中8地域で総括判断を下方修正。」
などの発表をしました。
ダウ先物がしだいに軟調推移になりました。
中国上海株式市場がやや軟調推移になりました。
正午頃から豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反落しました。
ドル円がやや反発をみせました。
日新設住宅着工戸数(9月)は前年比で予想より弱い+15.5%、
日建設工事受注(9月)は前年比で前月より弱い+3.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
ECBのクーレ専務理事が、
「ユーロ圏の経済状況は引き続き深刻であるが、
ユーロはダイヤのように強固で永続性がある。
ユーロ圏の物価安定のリスクは現状ではバランスが取れている。
中期的な物価安定というECBの責務に変更はない。」
などの発言をしました。
東京時間終盤にかけてドルストレートが揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比+86.31円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
中国景気先行指数(9月)は前月より強い100.49になりました。
中国上海株式市場が終盤に反発して0.32%高で取引を終えました。
独小売売上高指数(9月)は前年比で予想より弱い−3.1%でした。
午後4時過ぎからユーロドルがやや下落しました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
その後、ダウ先物が反発上昇する展開になりました。
午後4時半頃からユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ドル円も反発しました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
仏経済相が、
「仏経済は第3四半期にややプラス成長になる見込み。
ギリシャの交渉は最終段階に入った。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
ユーロドルが一時1.30台を回復しました。
その後、ユーロドルが1.30を巡り揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
伊失業率速報(9月)は予想とおりの10.8%でした。
欧消費者物価指数速報(10月)は予想とおりの+2.5%、
欧失業率(9月)は予想より弱い11.6%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
英の株式市場がマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が当日高値圏で揉み合いました。
その後、ユーロドルが再び上昇しました。
独30年連邦債の入札では、
「17.04億ユーロ発行。平均利回りは前回より高い2.340%。
応札倍率が前回より高い2.7倍。」になりました。
伊中銀総裁が、
「構造改革なき予算調整は非生産的。ECBが発表した債券購入計画は
伊の財政資金調達の助けになっている。」との発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31275%になりました。
NY時間が近づく頃からドルストレートがやや反落しました。
ギリシャ議会が民営化法案を僅差で可決しました。
加GDP(8月)は予想より弱い−0.1%でした。
加ドル売り反応がみられました。
ドルカナダが再びパリティになりました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
ユーロドルが1.30台を割り込みました。
ドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
仏の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
ECBのコンスタンシオ専務理事が、
「銀行同盟創設の本質はEMUの欠点を補うことにある。」
との認識を示しました。
NYダウは上昇して始まりました。
米10年債利回りは1.72%あたりになりました。
米シカゴ購買部協会景気指数(10月)は予想より弱い49.9でした。
ドル買い傾向が続きました。
スペイン10年債利回りは5.622%あたりになりました。
EIA週間石油在庫統計は公表延期になりました。
独の財務相が、
「ギリシャには大きな進展があったが終了には程遠い。
11月11日もしくは12日までにギリシャに関する最終報告を
トロイカから受け取る可能性は低いだろう。
まだギリシャ支援実施を確定した訳ではない。」
などの発言をしました。
深夜12時近くからドル円が一時反落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
NYダウがマイナス圏へ反落しました。
その後、ドル円が再び反発して揉み合いました。
ロンドンフィックス前頃からポンドや豪ドルが反発をみせました。
原油先物が一時87ドル台を回復する場面がありました。
独の株式市場もマイナス圏へ反落して取引を終えました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
英BOEのビーン副総裁が、
「量的緩和は金利引き下げに寄与しているが、
低金利が普段以上に需要への効果は小さい。
第3四半期GDPに関しては一過性の要因も考慮する必要。」
などの認識を示しました。
ポンドは揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
NY時間終盤はユーロドルや豪ドル米ドルがやや軟調に推移しました。
ドル円がやや反落して揉み合いました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.691%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−10.75ドルでこの日の取引を終えました。

<11月1日(木)>

オセアニア時間はドルストレートがやや軟調に推移しました。
ドル円がやや反発をみせました。
ダウ先物はやや反発をみせた後に揉み合いで推移しました。
原油先物は86ドル台で推移しました。
豪AIG製造業指数(10月)は前月より強い45.2でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃にドル円やユーロドルがやや反発をみせました。
日経平均は小幅高で始まった後に前日終値レベルで揉み合いました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が堅調に推移しました。
豪ドル米ドルが反発をみせました。
その後、日経平均が前日比マイナス圏推移になりました。
豪第3四半期輸入物価指数は前期比で予想より弱い−2.4でした。
市場反応は限定的でした。
中国製造業PMI(10月)は予想とおりの50.2でした。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反落しました。
ドル円は堅調に推移しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
中国HSBC製造業PMI(10月)は予想より強い49.5でした。
豪ドル米ドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
ドル円が80円台を回復しました。
ドルストレートは上下動の揉み合いになりました。
中国上海株式市場が堅調に推移しました。
ダウ先物が反発しました。
午後1時半頃にドル円がやや反落しました。
東京時間後半にダウ先物がやや反落して揉み合いました。
日経平均は前日比+18.58円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
英ネーションワイド住宅価格(10月)は予想より強い+0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場は1.72%高で取引を終えました。
午後4時過ぎからユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
ドル円が一時80円台を割り込みました。
スペイン10年債利回りは5.618%あたりになりました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
仏の株式市場は下げて始まり前日終値レベルで揉み合いました。
独英の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
ドルストレートやクロス円に反発の動きがみられました。
ポンドドルが上昇しました。
スイス実質小売売上高(9月)は前回値より弱い+5.4%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が反発をみせて揉み合いました。
スイス製造業PMI(10月)は予想より強い46.1でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ製造業PMI(10月)は前月より弱い41.0に低下しました。
その後、ユーロドルが再び反落して揉み合いました。
独の株式市場が上げ幅を縮小しました。
ポンドが指標発表前にやや反落しました。
英製造業PMI(10月)は予想より弱い47.5でした。
市場反応は限定的でした。
独の経済相が、
「独経済は2012年に0.8%拡大する可能性。」
との見解を示しました。
午後7時頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
欧州の株式市場が堅調推移になりました。
伊10年債利回りは4.934%あたりに低下しました。
ドル円が80円台を回復しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31275%になりました。
米ADP雇用統計(10月)は予想より強い+15.8万件になりました。
指標発表直後はドル買い反応がみられました。
ダウ先物は堅調に推移しました。
米第3四半期非農業部門労働生産性速報は予想より強い+1.9%
米第3四半期単位労働費用速報は予想より弱い−0.1%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.3万件、
米失業保険継続受給者数は予想より弱い326.3万件になりました。
ドル売り反応がみられました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどが上昇しました。
ドル円がやや反落しました。
ドルカナダがパリティを割り込みました。
ポンドドルはやや反落する展開になりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
米ISM製造業景況指数(10月)は予想より強い51.7、
米消費者信頼感指数(10月)は予想より弱い72.2、
米建設支出(9月)は予想より弱い+0.6%になりました。
ドル円や豪ドル米ドルなどに上昇反応がみられました。
NYダウが一時170ドル超に上昇しました。
米10年債利回りは1.71%あたりになりました。
豪ドル米ドルが一時1.04台を回復しました。
IMFの報道官が、
「ギリシャ支援に関してスタッフレベルでは合意が近いが、
協議はまだ続く見込み。」との発表をしました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が205万バレル減少になりました。
原油先物が一時97ドル台を回復しました。
ギリシャの裁判所が「年金カットは違憲の可能性。」
との判断を示しました。
深夜12時前頃からユーロドルやポンドドルが軟調に推移しました。
NYダウが上昇幅を縮小しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りが一時1.74%あたりに上昇しました。
欧州の株式市場が終盤にかけてやや上げ幅を縮小しました。
英BOEが、
「これまで実施してきたAPP資産購入プログラムを終了した。
来週に予定されているMPC政策委員会でAPPプログラムを
継続・拡大するか否かを協議する。」との発表をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「米経済は2%前後で成長。
金融政策と失業率を関連付けるべきではない。
雇用の大幅な改善は全体の傾向として反映すべき。
米経済は低成長から抜け出せずにいるが
金融政策の現在の目標は脆弱な経済に道を開くこと。
住宅市場は改善を示している。
ハリケーン・サンディに対する金融政策の直接的な対応はないが
復興は刺激策の一環となるだろう。」
などの見解を示しました。
NY時間後半はドル買い傾向での揉み合い推移になりました。
ギリシャの世論調査では、
「急進左派が23%の支持で新民主党の20%を上回る。
黄金の夜明けが11.5%で第3位。」との結果になりました。
一部メディアが、
「ハリケーンの被害に襲われたNY市のブルムバーグ市長は
オバマ大統領の再選支持を表明した。」と報じました。
米10年債利回りは1.723%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+136.16ドルでこの日の取引を終えました。

<11月2日(金)>

オセアニア時間はドルストレートがやや反発をみせました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は86ドル台で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日銀金融政策決定会合議事録要旨(10月4-5日分)では、
「為替や株価が企業収益にマイナス影響ないか注視。(何人かの委員)
生産や景気動向指数などの動き踏まえると
事後的に景気後退の認定の可能性も排除できない。(複数の委員)
1%の蓋然性が低下していて為替相場への働き掛けなど
一段の工夫が必要。(一人の委員)
海外経済減速が長期化すれば景気回復が一段と後ずれする可能性。
デフレ脱却が確実となるまで強力な金融緩和を継続するよう
期待している、日銀が目指している物価上昇率1%を
早期に実現し結果を出すことが極めて重要。(日経済相)」
などが示されました。
日マネタリーベース(10月)は前年比+10.8%の128兆1344億円と
過去最高を更新しました。
日経平均は100円超上昇して始まりました。
東京時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円が堅調に推移しました。
豪ドル米ドルが1.04台を割り込みました。
日財務相が、
「今週末のメキシコでのG20に臨んで、日本経済の状況や
欧州問題や円高のリスクについて考え方を述べたい。
デフレ脱却へ政府日銀がスクラム組んでやっていく方針を説明。」
などの発言をしました。
豪第3四半期生産者物価指数は予想より弱い+0.6%でした。
豪ドル売り反応がみられました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いました。
香港の株式市場は1年3ヶ月ぶりの高値になりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
午後2時半頃からユーロドルが下落して1.29台を割り込みました。
ポンドドルが1.61台を割り込みました。
ドル円は揉み合いながらもジリ高になりました。
ドル買いが優勢の展開が続きました。
日経平均は前日比+104.35円の9051.22円で週取引を終えました。
中国上海株式市場が反発して堅調推移になりました。
独ウェルト紙が、独連銀のドンブレト理事の発言として、
「独政府は大きすぎて潰せない銀行に対する解決策を持っていない。
依然として計画からかなり遅れている。金融危機前より
大手銀行の破綻に対する準備がほとんどできていない。」
と報じました。
中国上海株式市場は0.6%高で取引を終えました。
ドルストレートが揉み合いながらも軟調に推移しました。
ドル円が堅調に推移しました。
英銀RBSの7-9月期決算では営業損益は13.8億ポンドの赤字でした。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いました。
仏独の株式市場が一時プラス圏へ反発しました。
スペイン製造業PMI(10月)は予想より弱い43.5になりました。
市場反応は限定期でした。
ユーロドルが1.29を巡り上下動の揉み合いになりました。
その後、仏独の株式市場がマイナス圏推移になりました。
伊製造業PMI(10月)は予想とおりの45.5になりました。
仏製造業PMI確報(10月)は予想より強い43.7になりました。
ダウ先物は揉み合いながらも軟調に推移しました。
独製造業PMI確報(10月)は予想より強い46.0でした。
欧製造業PMI確報(10月)は予想より強い45.4でした。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルが軟調に推移しました。
その後、ドル円が上下動の揉み合いになりました。
英建設業PMI(10月)は予想より強い50.9でした。
限定的ながらポンドに一時反発の動きがみられました。
その後、欧州の株式市場やダウ先物が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートが下げ一服になり揉み合いました。
中国人民銀行の7-9月期金融報告では、
「穏健な金融政策を維持する。インフレは比較的安定。
中国経済は安定的で速いペースでの成長続ける公算。
人民元相場の改革を推進。成長における内需の役割が拡大。
住宅投機をしっかりと抑制。世界経済の回復ペースは鈍い。」
などが示されました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31275%になりました。
米雇用統計前からドル円に反発の動きがみられました。
米非農業部門雇用者数変化(10月)は予想より強い+17.1万人、
米失業率(10月)は予想とおりの7.9%、
米民間部門雇用者数(10月)は予想より強い+18.4万人になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇してユーロドルなどが下落しました。
加雇用ネット変化(10月)は予想より弱い0.18万人、
加失業率(10月)は予想とおりの7.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物や欧州の株式市場が上昇しました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が上昇しました。
ユーロドルやポンドドルは軟調に推移しました。
原油先物は86ドル台で推移しました。
午後10時過ぎ頃からドル円がやや反落しました。
NYダウは小幅高で始まり前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは1.76%あたりに上昇しました。
スペイン10年債利回りは5.648%あたりに上昇しました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
豪ドルなど資源国通貨も反落に転じました。
米製造業受注指数(9月)は予想より強い+4.8%でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物が86ドル台を割り込みました。
スイスSNB総裁が「フラン上限設定は適切。出口協議は時期尚早。」
との認識を示しました。
伊10年債利回りは4.945%あたりにやや上昇しました。
深夜12時半頃から一時NYダウが下げ幅をやや縮小しました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
深夜2時頃からNYダウが再び下落幅を拡大する展開になりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円もやや反落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が85ドル台を割り込みました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「景気回復は手に負えないほど遅い。
雇用情勢が著しく改善するまでMBS購入を続ける。
資産購入の対象を他の資産にも拡大する可能性。
景気回復が定着した後も低金利政策を維持。
失業率は少なくとも14年末まで7%を上回り続ける。
インフレ率は今後数年間は2%をやや下回り続ける可能性。」
などの見解を示しました。
NYダウが終盤にかけて下落幅をさらに拡大していきました。
ドルドル米ドルが下げ幅を拡大しました。
米10年債利回りは1.716%になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−139.46ドルの13093.16ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<11月5日(月)>

※米・加が冬時間に移行します。

午前9時半に豪貿易収支(9月)、豪小売売上高(9月)、
午前10時45分に中国HSBCサービス業PMI(10月)、
午後6時半に英サービス業PMI(10月)、
夜10時半に加住宅建設許可(9月)、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(10月)、
などが予定されています。
豪・米の指標には注目です。
また、メキシコでG20財務相・中銀総裁会議が開催されています。

<11月6日(火)>

※豪が祝日です。

午前9時半に豪第3四半期住宅価格指数、
昼12時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後2時に日景気先行CI指数(9月)、日景気一致CI指数(9月)、
午後5時55分に独サービス業PMI確報(10月)、
午後6時に欧サービス業PMI確報(10月)、
午後6時半に英鉱工業生産指数(9月)、英製造業生産高(9月)、
午後7時に欧生産者物価指数(9月)、
午後8時に独製造業受注(9月)、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数(10月)、
深夜3時に米3年債の入札、
などが予定されています。
豪・英の指標には注目です。
また、米大統領選挙と米上下両院議会選挙が注目されます。

<11月7日(水)>

午後5時15分にスイス消費者物価指数(10月)、
午後7時に欧小売売上高(9月)、
午後8時に独鉱工業生産(9月)、
午後9時10分からドラギECB総裁の講演、
深夜3時に米10年債の入札、
早朝5時に米消費者信用残高(9月)、
などが予定されています。

<11月8日(木)>

朝6時45分にNZ第3四半期失業率、NZ第3四半期就業者数増減、
朝8時50分に日国際経常収支(9月)、日国際貿易収支(9月)、
同朝8時50分に日機械受注(9月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(10月)、豪失業率(10月)、
午後2時に日景気現状判断DI(10月)、日景気先行き判断DI(10月)、
午後3時45分にスイス失業率(10月)、
午後4時に独貿易収支(9月)、独経常収支(9月)、
午後4時45分に仏貿易収支(9月)、
午後6時半に英商品貿易収支(9月)、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE資産買入枠発表、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時15分に加住宅着工件数(10月)、
夜10時半からドラギECB総裁記者会見、
夜10時半に米貿易収支(9月)、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際商品貿易(9月)、加新築住宅価格指数(9月)、
深夜2時から加BOC総裁の講演、
深夜3時に米30年債の入札、
などが予定されています。
NZ・豪・英・欧の指標とECB総裁記者会見には注目です。
また、この日から14日まで中国共産党大会が開催されます。

<11月9日(金)>

午前9時半に豪RBA四半期金融政策報告、
午前10時半に中国消費者物価指数(10月)、中国生産者物価指数、
午後2時に日消費者態度指数(10月)、
午後2時半に中国鉱工業生産(10月)、中国小売売上高(10月)、
同午後2時半に中国固定資産投資(10月)、
午後4時に独消費者物価指数確報(10月)、
午後4時45分に仏鉱工業生産(9月)、
夜10時半に米輸入物価指数(10月)、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)、
深夜12時に米卸売在庫(9月)、
な予定されています。
豪・中国・米の指標には注目です。
また、10日(土)に中国貿易収支(10月)の発表が予定されています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(5日-9日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.93で始まり、
週半ばにかけて上下動の揉み合いになりましたが米雇用統計が発表
された週末に上昇して80.59で週の終値となりました。
そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は先週末0.31275%と続落し
ましたが下落一服の様子もみられました。
また、米10年債利回りは週末1.747%と週間ではやや上昇しました。
一方、NYダウはハリケーンの影響で週初は124年ぶりとなる2日間
連続の休場になり実働は31日からでしたが、週間では上げては下げ
る行って来いの相場展開となって週終値で13093.16ドルと週間で14
ドルほどの下落になりました。

先週の米主要経済指標では、29日の米個人所得(9月)が予想とおりの
+0.4%、米個人消費支出(9月)が予想より強い+0.8%、米PCEコア
・デフレータ(9月)が前年比で予想とおりの+1.7%、30日の米ケー
ス・シラー住宅価格指数(8月)が予想より強い+2.03、31日の米シカ
ゴ購買部協会景気指数(10月)が予想より弱い49.9、1日の米ADP雇用
統計(10月)が予想より強い+15.8万件、米第3四半期非農業部門労
働生産性速報が予想より強い+1.9%、米第3四半期単位労働費用
速報が予想より弱い−0.1%、米新規失業保険申請件数が予想より
強い36.3万件、米失業保険継続受給者数が予想より弱い326.3万件、
米ISM製造業景況指数(10月)が予想より強い51.7、米消費者信頼感
指数(10月)が予想より弱い72.2、米建設支出(9月)が予想より弱い
+0.6%、2日の米非農業部門雇用者数変化(10月)が予想より強い
+17.1万人、米失業率(10月)が予想とおりの7.9%、米民間部門雇
用者数(10月)が予想より強い+18.4万人、米製造業受注指数(9月)
が予想より強い+4.8%、などになりました。
強弱混在ながら市場予想より強い結果が多いとともに、雇用市場が
改善していることが示されました。

また、先週の米要人発言では、31日、ミネアポリス連銀総裁「FRBの
政策は物価安定と最大雇用実現という点で評価するべき。現状の抑
制されたインフレと高失業率予想などを踏まえると、現状の記録的
な緩和策でもまだ引き締め過ぎ。FOMCでさらに緩和することで米経
済への負の衝撃を相殺する必要。インフレ率を2%以上に押し上げ
ることなく失業率を5〜6%に低下させることは可能。消費者のセ
ンチメントは改善。心理改善が市場金利押し上げにつながる。」、
1日、アトランタ連銀総裁「米経済は2%前後で成長。金融政策と
失業率を関連付けるべきではない。雇用の大幅な改善は全体の傾向
として反映すべき。米経済は低成長から抜け出せずにいるが金融政
策の現在の目標は脆弱な経済に道を開くこと。住宅市場は改善を示
している。ハリケーン・サンディに対する金融政策の直接的な対応
はないが復興は刺激策の一環となるだろう。」、
2日、サンフランシスコ連銀総裁「景気回復は手に負えないほど遅
い。雇用情勢が著しく改善するまでMBS購入を続ける。資産購入の対
象を他の資産にも拡大する可能性。景気回復が定着した後も低金利
政策を維持。失業率は少なくとも14年末まで7%を上回り続ける。
インフレ率は今後数年間は2%をやや下回り続ける可能性。」、
などがありました。先週はハト派的発言が目立ちました。

今週の米主要経済指標では、5日に米ISM非製造業景況指数(10月)、
7日に消費者信用残高(9月)、8日に貿易収支(9月)と新規失業保険
申請件数、9日に輸入物価指数(10月)とミシガン大学消費者信頼感
指数速報(11月)に卸売在庫(9月)、などが予定されています。


円については、先週の日主要経済指標では、30日の日失業率(9月)が
予想とおりの4.2%、鉱工業生産速報(9月)が予想より弱い−4.1%、
そして、政策金利は市場予想とおり0.00-0.10%に据え置きになり
ました。

日銀金融政策発表では「政策金利目標水準の現状維持を全会一致で
決定。資産買入等基金を長期国債で5兆円、国庫短期証券で5兆円、
CP等で0.1兆円、社債等で0.3兆円、ETFで0.5兆円、REITで0.01兆円、
増額することを決定。貸出増加を支援するための資金供給の枠組み
を創設する。資金供給の総額の上限は設定せず無制限。対象先は預
金取扱金融機関とする。物価上昇率1%が見通せるまで実質的なゼ
ロ金利政策と資産買入で強力に金融緩和を推進する。政府・日銀は
デフレ脱却に向けた取り組みをしていく。」などが示されました。

また、日銀半期展望レポートでは「12年度物価上昇率見通しを前年
比−0.1%(下方修正)、13年度物価上昇率見通し前年比+0.4%(下方
修正)、12年度実質成長率見通し前年比+1.5%(下方修正)、13年度
実質成長率見通し前年比+1.6%(下方修正)、2014年度には物価上昇
率1%に着実に近づいていくとみられる。日本経済が回復に向かう時
期は従来の想定よりも後ずれの見込み。財政の持続可能性への信認が
低下する場合は将来不安の強まりによる経済下振れにつながる恐れ。
欧州債務問題はなお不確実性あり重要な下振れリスク。日銀は物価
上昇率1%が見通せるまで強力に金融緩和を推進していく。」などが
示されました。

そして、日銀総裁の記者会見では「2014年度に物価上昇率1%に近づ
くが見通せるとの判断には至っていない。物価上昇率1%を目指して
期限限定せず強力な金融緩和を推進。14年以降も物価上昇率1%以上
見通せるまでゼロ金利と資産買い入れ続ける方針は変わらない。佐藤
委員と木内委員が2014年度に着実に物価上昇率1%に近づくとの表現
に反対した。」などが示されました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、6日に景気先行CI指数(9月)
と景気一致CI指数(9月)、8日に国際経常収支(9月)と国際貿易収支
(9月)に機械受注(9月)と景気現状判断DI(10月)に景気先行き判断DI
(10月)、9日に消費者態度指数(10月)、などが予定されいますが、
市場の注目度はそれほど高くはないようです。

先週のドル円相場は、週初29日に79.60で始まり、やや軟調傾向の揉
み合いを経て、NYダウなどがハリケーンで休場となる中、NY時間から
翌30日の東京時間にかけて日銀金融緩和への期待を背景に反発上昇す
る展開になりました。その後、日銀の金融政策は異例となるほど遅く
発表になったことで緩和規模が大きくなるとの思惑に日銀の政策発表
の前に80円に迫るあたりまで上昇しましたが、発表された日銀の資産
買入等基金の増額規模が11兆円にとどまったことで、一時80.12まで
上昇した後に急落する“Sell the fact”の動きとなって週安値とな
る79.27まで下落する展開になりました。売り一巡となった後には揉
み合いを経て、日銀半期展望レポートの弱い内容や日銀総裁の「物価
上昇率1%を目指し期限限定せず強力な金融緩和を推進していく。」
との発言を背景に、NYダウなどハリケーンで2日目の休場となる中、
79円台後半へ反発する展開になりました。その後、小幅な揉み合いを
経て31日の東京時間前半に79円台半ばへ一時やや押されるも、日銀が
円キャリーを促進するかような「資金供給の総額の上限は設定せず無
制限。」を織り込むかのように堅調に推移しました。その後、1日に
発表されたADP雇用統計が市場予想より強い結果となったこともあり
米雇用統計への期待を背景に、また、日マネタリーベースが前年比で
+10.8%の128兆1344億円と過去最高を更新したこともあって、揉み
合いながらも堅調傾向で推移しました。そして、2日に発表された
米雇用統計では非農業部門雇用者数変化が予想より強い+17.1万人、
米失業率が予想とおりの7.9%、米民間部門雇用者数が予想より強い
+18.4万人となったことで、ドル買い動意に週高値となる80.67まで
上昇する展開になりました。その後、オプションの売りとNYダウの
大幅下落によるリスク回避の動きにやや押されるも80.47で週取引を
終えました。


今週のドル円相場では、上昇になった場合はまずは80.67のポイント
・アラウンドを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜けた
場合は、81.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合は81.50から
4月20日高値81.77のポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは週末の米雇用統計前の安値80.21
アラウンドを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた
場合は心理的節目ともなる80.00の「000」ポイント、さらに下落し
た場合は、11月1日安値の79.70のポイント、ここを下抜けた場合は
10月31日安値の79.51アラウンド、さらに下落した場合は、先週の
日銀の金融政策発表後の先週安値となる79.27のポイントでの売り買
いの攻防が注目されます。

今週初のG20財務相・中銀総裁会議では具体的な施策への市場期待は
それほど高くはないようで、週初は米ISM非製造業景況指数が材料に
なりそうですが、今週はなんと言ってもドルに関する注目の材料は
6日の米大統領選挙と米上下両院議会選挙になると思われます。
ロムニー候補が勝利した場合はドル買いになるとの市場観測がある
ようですが、ハリケーンでの対応と米雇用統計の強い結果が後押し
をして現職のオバマ大統領が僅差ながら優勢とも伝えられていて、
世論調査やメディアの観測報道の動向などによる先行織り込みの動
きとともに米大統領選挙の結果が注目されます。週初は米大統領選
挙前でもあり過熱感も指摘されていることから一旦の調整となる可
能性がありますが、米大統領選挙後の週後半は英欧の政策発表やに
揺れる展開となる可能性があるも、日銀の円キャリーを促進するか
ような「資金供給の総額の上限は設定せず無制限」と、日銀総裁の
「物価上昇率1%が見通せるまで強力に金融緩和を推進していく。」
などの発言を背景に、押し目を拾う戦略が有効になりそうです。
週末は中国の経済指標やミシガン大学消費者信頼感指数速報などが
材料になりそうです。

なお、米大統領選の結果しだいでは大き目に相場が動く可能性もあ
りそうですのでニュース・ヘッドラインには注目されます。
そして、米大統領選の後からは米フィスカル・クリフ(財政の崖)の
問題や、FRBのツイスト・オペの期限切れに伴う12月のFRBの新たな
緩和策の観測などが焦点となっていきそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、29日の独消費者物
価指数速報(10月)が予想より強い+2.0%、30日の独失業率(10月)が
予想とおりの6.9%、欧消費者信頼感指数確報(10月)が予想より弱い
−25.7、欧業況判断指数(10月)が予想より弱い−1.62、31日の独小
売売上高指数(9月)が前年比で予想より弱い−3.1%、欧消費者物価
指数速報(10月)が予想とおりの+2.5%、欧失業率(9月)が予想より
弱い11.6%、2日の独製造業PMI確報(10月)が予想より強い46.0、
欧製造業PMI確報(10月)が予想より強い45.4、などになりました。
欧失業率は過去最悪の結果でした。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

29日、独シュピーゲル誌「トロイカの代表が25日に開かれたユーロ圏
財務省高官の会議でギリシャの債務再編計画を提案していた。」、
オーストリア中銀総裁「ギリシャの債務再編の可能性については、
政府財政の支援に等しくなるためにECBがこれに応じることは禁じら
れている。」、
ユーログループ議長「ユーロの為替レートに非常に満足している。
11月12日の財務相会合でギリシャに関する決定を予想。」、
スペインの首相「スペインと伊はユーロ防衛のために必要なことをす
る。支援メカニズムが存在することが重要。国民の利益と見なされれ
ばスペインは支援策要請へ。」、
伊の首相「伊は支援要請する必要はない。」、
独の首相「ギリシャの成長鈍化は考慮しなければならない。ギリシャ
に関してはトロイカの報告を待っている。スペイン、ギリシャに関し
てEUは協調した解決が必要。ギリシャは支援を受けるための義務を果
たす必要。」

30日、ギリシャ財務相「支援に関する協議は11月12日まで続く。」、
独仏の財務相「独仏両国はギリシャがユーロ圏に留まり改革を実行す
るとの目標で合意。11月には完全な結論が得られるよう努力。」、

31日、独首相・IMF専務理事・OECD事務総長「ユーロ圏の成長見通し
は緩やかで強い不透明性がある。市場や投資家や消費者の信頼は欧州
危機前の水準には戻っていない。若年雇用創出と構造改革と社会的保
護システム推進が課題。」、
ECBのクーレ専務理事「ECBは既に充分な措置を執っている。担保基準
をさらに積極的に緩和することは予想していない。ECBのバランスシ
ートのリスクに注意が必要。」、
仏経済相「仏経済は第3四半期にややプラス成長になる見込み。ギリ
シャの交渉は最終段階に入った。」、
独の財務相「ギリシャには大きな進展があったが終了には程遠い。
11月11日もしくは12日までにギリシャに関する最終報告をトロイカ
から受け取る可能性は低いだろう。まだギリシャ支援実施を確定し
たわけではない。」、

1日、独の経済相「独経済は2012年に0.8%拡大する可能性。」、
IMFの報道官「ギリシャ支援に関してスタッフレベルでは合意が近い
が協議はまだ続く見込み。」、
ギリシャの裁判所「年金カットは違憲の可能性。」、
ギリシャの世論調査「急進左派が23%の支持で新民主党の20%を上
回る。黄金の夜明けが11.5%で第3位。」、

2日、独ウェルト紙が独連銀のドンブレト理事の発言して「独政府は
大き過ぎて潰せない銀行に対する解決策を持っていない。金融危機前
より大手銀行の破綻に対する準備がほとんどできていない。」、
などがありました。

先週のユーロドル相場は、週初29日に1.2941で始まり「トロイカの
代表が25日に開かれたユーロ圏財務省高官の会議でギリシャの債務
再編計画を提案していた。」ことが伝えられたことも影響してか、
軟調傾向で推移してロンドン時間前半に1.29台を割り込み下落しま
した。その後、NYダウなどがハリケーンで休場となる中、ユーログ
ループ議長の「11月12日の財務相会合でギリシャに関する決定を予
想。」との発言や、スペインの首相の「国民の利益と見なされれば
支援策要請へ。」との発言に1.2923まで反発するも、その後に再び
反落して揉み合いになりました。その後、30日の日銀金融政策発表
後のユーロ円の下落に連れて1.2885まで下落しましたが、ロンドン
時間に入ってスペイン第3四半期GDP速報は前期比で予想より強い
−0.3%となったことや、伊の中長期債の入札が好調であったことも
あり、ダウ先物や欧州の株式市場が堅調に推移したことを背景に、
NYダウがハリケーンで2日目の休場となる中、ロンドンフィックス
にかけて1.2983まで上昇する展開になりました。その後、31日の
ロンドン時間序盤にかけて1.2960アラウンドでの小幅な揉み合いを
経て、ダウ先物や欧州の株式市場が堅調に推移したことを背景に、
仏経済相の「仏経済は第3四半期にややプラス成長になる見込み。
ギリシャの交渉は最終段階に入った。」との発言を契機に反発して
NY時間が始まる前あたりに週高値となる1.3020まで上昇しました。
その後は反落して、ギリシャ議会が民営化法案を僅差で可決との報
道にも軟調に推移して、加GDP(8月)が予想より弱い−0.1%となった
ことによるリスク回避の動意も影響してか、独財務相の「ギリシャ
には大きな進展があったが終了には程遠い。11月11日もしくは12日
までにギリシャに関する最終報告をトロイカから受け取る可能性は
低いだろう。」との発言もありロンドンフィックスにかけて1.2956
まで下落しました。その後、1日のロンドン時間序盤にかけて小幅
な揉み合いになりましたが、ギリシャ製造業PMI(10月)が前月より弱
い41.0に低下したことなどで1.2924まで下落しました。その後、独
経済相の「独経済は2012年に0.8%拡大する可能性。」との発言を
契機としてNYダウの堅調を背景に1.2982まで反発するも、NYダウが
上げ幅を縮小するに伴い軟調に転じました。その後、1.29台半ばで
の小幅な揉み合いを経て、週末2日の東京時間から米雇用統計を巡
る思惑でのドル買いもあったか再び下落する展開になり、東京時間
終盤にかけて1.29台を割り込みました。その後、1.29を巡り揉み合
いとなりましたが軟調に推移して米雇用統計の発表を迎えました。
そして、発表された米雇用統計は強い結果となってドル買い動意に
1.28台半ばを割り込み、NYダウの大幅下落を背景としたリスク回避
の動意に週安値となる1.2821まで下落して、その後にやや戻して、
1.2838で週の取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、6日に独サービス業PMI
確報(10月)と欧サービス業PMI確報(10月)に欧生産者物価指数(9月)
と独製造業受注(9月)、7日に欧小売売上高(9月)と独鉱工業生産、
8日に独貿易収支(9月)と独経常収支(9月)に欧ECB政策金利とドラギ
ECB総裁記者会見、9日に独消費者物価指数確報(10月)、などが予定
されています。そして9日の中国消費者物価指数(10月)や中国鉱工
業生産(10月)や中国小売売上高(10月)なども一応注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週末に
揉み合いとなった1.2880アラウンドを巡る売り買いの攻防が注目され
ます。ここを上抜けた場合は1.2900の「00」ポイント、さらに上昇し
た場合は1日安値の1.2924アラウンド、ここを上抜けた場合は1日
高値の1.2982のポイント、さらに上昇した場合は心理的な節目ともな
る1.3000の「000」のポイント、ここを上抜けた場合は、先週高値の
1.3020のポイントなどでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは先週安値の1.2821のポイント、
ここを下抜けた場合は1.2800の「00」ポイントを巡る売り買いの攻
防が注目されます。さらに下落した場合は9月11日安値の1.2754の
ポイント、ここを下抜けた場合は1.2700の「00」ポイントを巡る売
り買いの攻防が注目されます。

さて、今週初のG20財務相・中銀総裁会議への市場期待はそれほど高
くはないようで、今週も引き続き11月中旬に資金が枯渇するギリシャ
問題が引き続き注目されます。11月12日のユーロ圏財務相会合を目指
して最終的には薄氷を踏みながらもぎりぎりセーフになってギリシャ
のデフォルトは避けられるとは思われますが、現時点でトロイカの最
終報告はいまだにないばかりか、31日に独の財務相が「ギリシャには
大きな進展があったが終了には程遠い。11月11日もしくは12日までに
ギリシャに関する最終報告をトロイカから受け取る可能性は低いだろ
う。まだギリシャ支援実施を確定したわけではない。」と発言してい
て、さらに1日にギリシャ裁判所が「年金カットは違憲の可能性。」
との判断をしていることでギリシャ問題は不透明なままで、加えてギ
リシャ債務のヘアカット(債務減免)の話も燻っているようで予断ので
きない状況が続いています。

一方、29日にスペインの首相が「国民の利益と見なされればスペイン
は支援策要請へ。」と発言していて、スペインの支援要請という市場
へ安心感を与える良い材料も潜在したままとなっています。

そして、ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして、6日の米大統領選挙
と米上下両院議会選挙にかかわる世論調査やメディアの観測報道の動
向などによる先行織り込みの動きとともにその結果が注目されます。
現時点ではハリケーンでの対応と米雇用統計の強い結果が後押しをし
て現職のオバマ大統領が僅差ながら優勢と伝えられていていますが、
ロムニー候補が勝利した場合はドル買いになるとの市場観測がある
ようです。

また、8日のECB政策金利とドラギECB総裁記者会見では大きな政策
変更はない見込みですが、市場に安心感を与えようとする発言があ
る可能性はありそうです。

今週もギリシャ問題や欧州経済低迷へのリスク回避と、スペインの
支援要請を契機とするであろうECBの新債券購入プログラムOMTのバ
ズーカ砲の実働への期待にユーロドルは上下動の相場となる可能性
がありますが、米大統領選などの結果によっては相場が大きく動く
こともありそうですのでニュース・ヘッドラインが注目されます。

そのほか今週は、豪州に関して5日に豪貿易収支(9月)と豪小売売上
高(9月)、6日に豪RBA政策金利と豪RBA声明、8日に豪雇用統計、
9日に豪RBA四半期金融政策報告、と注目材料が多く、特に豪RBA政
策金利では市場観測が二分していて、豪ドルが大きく動く可能性が
あり注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その29 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十九話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。今週からは米国も冬時間だな。』

「そうじゃのう…。今年もいつのまにやら
 あと2ヶ月足らずとなってしもうたのう…。」

『月日が流れるのはほんとに早いもんだぜ。』

「さて…、前回からのお話の続きじゃが…、
 勝っているトレーダーさんからいただくメールには
 興味深い特徴があるのじゃ…。」

『……。』

「たまたま全く同じところをトレードしていて、
 その勝っているトレーダーさんも
 同じようにそこで負けてしもうたわけじゃが…。」

『なんだよなんだよ。ジイさん。どういうことだよ。
 勝っているとかなんとか言っちゃってても
 ソイツもその時に負けているんじゃないかよ。』

「ふむ…。そうじゃ。そのときの相場はじゃのう…、
 重要なチャートポイントを価格(レート)が下抜けて
 いざ下方ブレークしかけと思われたその途端に急反発して、
 下へのブレークがダマシとなったのじゃのう…。
 そして、どんどんと踏み上げとなっていったのじゃ。」

『それで先週の話のように、ナゼ負けなければならなかったのか、
 ナゼ故に下方ブレークがダマシとなったのかを問う
 メールが寄せられたというわけだな。』

「ふむ…。そうじゃ。
 そのようなメールをされる方はじつは知的な方が多く、
 失敗の原因を究明して改善していくことは、
 『失敗は成功の母なり』とも言われるように、
 有効なことではあるのじゃが…。」

『うん。それがカイゼンの基本のひとつでもあるからな…。』

「でもじゃ…。この『負けにフォーカスする思考』は、
 ときに相場の本質のひとつである不確実性を否定して、
 大切な『確率的思考』を阻害してしまうことがあるのじゃ。」

『……。』

「異なる世界ともいえる相場にもかかわらず、
 いつのまにかA+BならばCというような、
 絶対性を心ならずも希求してしまうのじゃのう…。
 なので、思考が負けにフォーカスしたまま
 そこで停止してしまうのじゃ…。」

『……。』

「そのためか、その後の踏み上げでのトレードのことが
 判で押したように一切書かれていないのじゃ。」

『……。』

「ところがじゃ…、
 勝っているトレーダーさんからのメールには、
 同様に下方ブレークに乗ろうとしてダマシに遭ったことに
 若干の反省の弁は述べられていても、それに留まらず、
 その後、ダマシのブレークアウトが確認できたこと(A)、
 ローソク足の実体より長い下ヒゲのスパイクが示現したこと(B)、
 安値を更新したにもかかわらず陽線が示現する
 リー・リバーサルのパターンが出現したこと(C)、
 その陽線が小ポイントを上抜けして成長してきたこと(D)、
 などを根拠に踏み上げの動きに乗ることができたとして、
 下方ブレーク狙いでのダマシでの損失以上に儲けることが
 できたと書かれておるのじゃ。』

『……!』

「技術的なことはともあれ、負けたことに固執することなく、
 次のアクションへと行動や執行ができているのじゃのう。」

『……!』

「負けたことによる思考停止に陥っていないわけじゃが…、
 一見、些細なこの行動や執行の差こそが、
 大きな差ではないかと思うたのじゃ…。」

『……。』

「かたや戦場で打った玉が外れたと嘆き棒立ちになっている…。
 かたや確率的試行の一部として失敗は失敗と認め、
 次のアクションを取っている―。
 この差は小さいものではないようじゃ…。」

『……。』

「手法の執行は完全無欠の定理の執行ではなく、
 あくまでも確率的な傾向の執行であり、
 たとえばD+EにおいてFという有意な傾向があったとしても、
 そうとはならない反証を挙げればたくさんあるものでのう。」

『……。』

「たとえば、押し目買いでも、押し目が押し目で終わらずに
 短期的なトレンド転換となってしまうこともあるものじゃが、
 少数経験の罠に陥り負けにフォーカスし過ぎると、
 『もう、押し目買いということは通用しないのでしょうか?』
 などということになってしまうものじゃのう…。」

『……。』

「かつて、将棋の初代竜王位についたことのある島朗九段が
 『勝ち将棋にこそ学び多し』とおっしゃっていたが、
 異なる世界ともいえる相場でも、負けたトレードよりも、
 勝ったトレードにこそフォーカスすべきで、
 脳裏に蓄積すべきはむしろ『勝ちトレードの経験』
 のほうではなかろうかのう…。どのようなもんじゃろうか。」

『……!』

「さて、今回もえらく長くなってしもうたようじゃ…。
 次のお話はまた来週じゃ。」

『んったくもー。自分ばっか喋繰りやがってからに…、
 で…、来週は何の話だい?』

「そうじゃのう…。トレードの4大戦法のお話でも
 させてもらおうかのう…。」 

『今度はオレ様にもちょっとは喋らせろよな。
 ちぇっ、来週も楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その28


米国は来週からとなりますが、
今週から英・欧が冬時間に移行しますね。

●先週の主な出来事

<10月22日(月)>

スペインのガリシア自治州議会選挙では、
ラホイ首相率いる与党国民党が引き続き過半数を獲得しました。
スペインのバスク自治州議会選挙では、
バスク国民党が27議席と最大議席を獲得、国民党が10議席でした。
独財務省月報では、
「10-12月期は明らかに軟化する可能性高い。
1-9月の税収は前年同期比5.6%増の見込み。」
などが示されました。
豪政府が、
「2012年から2013年の実質GDP伸び率は3.0%の見通し。
前回予想の3.25%から下方修正する。」
との発表をしました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調傾向で始まりました。
ダウ先物はやや軟調傾向の小幅な揉み合いになりました。
原油先物は89ドル台で推移しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日通関ベース貿易収支(9月)は予想より弱い−5586億円でした。
4-9月期の日貿易収支は3兆2189億円の赤字になりました。
市場反応は限定的でした。
日銀総裁が
「世界経済は減速した状態が強まっている。
物価は先行き当面ゼロ%近傍で推移。日本経済は横ばい圏内の動き。
輸出や生産は海外減速やや強まり弱め。
内需は復興関連から底堅く推移。設備投資は緩やかな増加基調。
今後とも資産買入れ等の基金の着実な積み上げを通じて
間断なく金融緩和を進めていく。」
などの見解を示しました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが反発をみせました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
ユーロドルは堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルは堅調傾向ながら揉み合い推移になりました。
豪の副首相兼財務相が、
「暗雲が世界経済を覆っている。豪州の経済成長は穏やか。
世界的な減速は黒字の実現をより困難にする。
引き締め的な財政政策はRBAの利下げを可能にする。」
などの認識を示しました。
日経平均はしだいに下幅を縮小しました。
原油先物が90ドル台を回復しました。
東京時間後半はダウ先物が堅調傾向で推移しました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
香港の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ギリシャの首相が「予算削減に反対の議員を党から除名する。」
との方針を示しました。
午後1時半頃からドル円が79円台半ば過ぎへ上昇しました。
ドルストレートも堅調傾向で推移しました。
クロス円など主要通貨ペアが堅調に推移しました。
日銀の地域経済報告(さくらレポート)では、
「景気判断を9地域中で東北を除く8地域で下方修正する。
個人消費を全地域で下方修正する。」などが示されました。
東京時間終盤にかけて日経平均が前週末比プラス圏へ反発しました。
日経平均は6日続伸して前週末比+8.03円で大引けになりました。
中国の鉄鉱石生産量(9月)が前年同期比で+20%になりました。
中国上海株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
ロンドン時間序盤はドル円やユーロ円が堅調に推移しました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りは5.33%台に低下しました。
ユーロ円が一時104円台を回復する場面がありました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
ドルストレートやクロス円に反落の動きがみられました。
中国上海株式市場は+0.21%高で取引を終えました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
スペイン10年債利回りは5.42%台に上昇しました。
米格付け会社のS&Pが、
「国債発行が現状のままなら日本国債の格下げの可能性。
日本の財政赤字は今後数年間高止まりする。
日本の財政の柔軟性は減少し続ける。」などの見解を示しました。
円売り反応がみられました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「国債購入計画は不合理な恐れを打ち消すことが目的。
ECBは責務内で何でも行う。救済に自動的なものはないことは明白。
ECBはユーロが不退転だということを見せるために何でも行う。
支援を要請する国は最初にESMに申請せねばならない。
ECBは国債購入を個別の内容で決定する。
OMTプログラムに基づく国債購入は
ECBが紙幣印刷マシンになることを意味しない。
国債購入はインフレ傾向を引き起こさない。
ECBは購入を不胎化する。」などの発言をしました。
その後、欧州株式市場やダウ先物が反発する展開になりました。
午後5時半頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円は堅調に推移して79円台後半へ上昇しました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
EU統計局が、
「ユーロ圏全体の政府債務は2011年にGDP比でユーロ導入来最大。
11年は87.3%と前年の85.4%から増大。
ギリシャは170.6%。伊は120.7%、ポルトガルは108.1%。
EU条約は上限を60%と定めている。
EU加盟国中14か国が上限を超過している。独も80.5%。」
などの発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ユーロ円が再び104円台を回復しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31575%に低下しました。
NY時間が始まる前頃からドルストレートの上昇が一服になりました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「銀行同盟の中で普通の銀行の預金保険は後回しに出来る。
大きい銀行だけがEUレベルで解決される必要がある。
銀行への直接資本投入は2014年まで開始しないだろう。」
などの発言をしました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏へ反落しました。
NY時間序盤はユーロが反落しました。
ドルストレートが反落して揉み合いになりました。
NYダウは小幅安で始まりました。
米10年債は1.80%あたりに上昇しました。 
その後、NYダウが前週末比プラス圏へ反発しました。
伊10年債利回りが4.737%あたりに低下しました。
主要通貨ペアに反発上昇の動きがみられました。
ユーロドルは堅調に推移しました。
原油先物は90ドル台を割り込みました。
その後、NYダウが再び反落する展開になりました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが反落しました。
クロス円にも反落の動きがみられました。
欧州の株式市場は下げ幅を拡大して取引を終えました。
深夜2時半過ぎからドルストレートが揉み合いになりました。
原油先物が89ドル台を割り込みました。
クリーブランド連銀総裁が、
「金融業界はより迅速で効率的な決済制度の実現に協力が必要。
競争と協調で築かれた決済制度は幅広い利用者の要請を満たす。」
との見解を示しました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小してプラス圏へ反発しました。
主要通貨ペアが深夜4時頃から反発上昇しました。
米10年債利回りは1.815%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+2.38ドルでこの日の取引を終えました。

<10月23日(火)>

米ヤフー7-9月期決算では1株あたり利益が予想より強い0.35ドル、
売上高も予想より強い10.9億ドルになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「アンダルシアなどスペインの5州の格付けを
1〜2段階引き下げる。」と発表しました。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は89ドル台を回復しました。
豪コンファレンスボード景気先行指数(9月)は
前月より弱い−0.8%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃から主要通貨ペアに上昇がみられました。
ドル円が一時80円台を回復する場面がありました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間前半は主要通貨ペアが反落する展開になりました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
ダウ先物が緩やかに軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
上海株式市場は前日終値レベル揉み合い後に軟調推移なりました。
日財務相が、
「日銀に20兆円の基金増額など追加緩和求めた事実はない。
日銀には政府と連携して果断な金融政策推進を期待。
デフレ脱却の重要性は政府と日銀で一致。」
などの発言をしました。
東京時間後半は日経平均が一時マイナス圏へ反落しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ドル円がやや反発をみせました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
東京時間の終盤にかけてユーロドルが下落しました。
日経平均は前日比+3.54円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が88ドル台で推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まった後に反落しました。
中国上海株式市場は0.86%安で取引を終えました。
ダウ先物が下落しました。
ドル円が軟調になりました。
ユーロ円が104円台を一時割り込みました。
豪ドル米ドルが1.03台を割り込みました。
スペイン中銀が、
「内需は第4四半期にさらに落ち込む。
ユーロ圏の成長鈍化が輸出を鈍化させる。
首相は財政赤字目標達成には一段の削減が必要と認識。
第3四半期GDPは前期比で−0.4%、前年比で−1.7%の見込み。」
などの見解を発表しました。
スペイン短期債の入札では、
「目標上限35億ユーロに対して35.3億ユーロの発行。
6ヶ月物の平均落札利回りは前回より低い2.023%。
応札倍率は前回より高い1.99倍。」などになりました。
ユーロドルが一時反発をみせるも軟調に推移しました。
午後6時頃からドル円が反発をみせました。
ユーロ円が一時104円台を回復しました。
欧州の株式市場が軟調に推移しました。
ダウ先物が揉み合いながらも軟調に推移しました。
豪ドルやポンドドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
独の財務相が、
「欧州はユーロを信頼できる通貨に保つため全力を尽くす方針。
ユーロは巨大な準備通貨の一つ。
ユーロのために必要な措置を講じないリスクは予想が不可能。」
などの発言をしました。
ユーロ円が再び104円台を割り込みました。
午後7時半頃からドルストレートが一段安になりました。
ポンドドルが1.60台を割り込みました。
ユーロドルが1.30台を割り込みました。
ドル円も再びやや反落する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31525%に低下しました。
独の財務相が「条件を満たす国だけ支援する。」
との発言をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が一段安になりました。
ドルストレートやクロス円が下落しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が下落しました。
一部メディアが、
「スペインの2012年財政赤字が銀行支援によりGDP比7.3%に拡大。」
との報道をしました。
ユーロが一段安になりました。
午後9時半頃からドル円が反発をみせました。
加小売売上高(8月)は予想とおりの+0.3%になりました。
加ドルは軟調に推移しました。
米10年債は1.76%台に低下しました。
加BOCが政策金利を1.00%に据え置きました。
加BOC声明では、
「2012年の成長見通しを従来の2.1%から2.2%に上方修正する。
2013年は従来見通しの2.3%を維持。
利上げが必要になる公算が大きくなるだろう。
時期は世界経済と家計債務を含む国内状況をみて判断。
インフレ目標の2%達成に沿うよう金融刺激策を
徐々に緩やかに解除することが必要になる。」
などが示されました。
加ドルが急反発しました。
午後10時頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
NYダウは大幅下落で始まりました。
原油先物が86ドル台に下落しました。
NYダウが軟調に推移しました。
伊10年債利回りは4.858%あたりに上昇しました。
スペイン10年債利回りは5.615%あたりに上昇しました。
欧消費者信頼感速報(10月)は予想よりは強い−25.6でした。
リッチモンド連銀製造業指数(10月)は予想より弱い−7でした。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウは企業業績見通しと売上高の低迷に
一時260ドル超の下落になりました。
原油先物が一時95ドル台に下落しました。
主要通貨ペアが再び下落しました。
スペイン経済相が、
「スペイン債入札には外国人投資家も参加している。
ユーロが衰退するという見方には懐疑的。」
との発言をしました。
オランダ中銀総裁が、
「以前の債券購入プログラムSMPは
毎日債券を購入するというミスを犯した。
このミスを繰り返してはならない。
新債券購入プログラムOMTの発表以降、
スペインへの資金流入が確認されている。
独立した審判としてのIMFは重要。
ユーロ共同債は問題の解決にはならないが、
財政規律が確立した時点でユーロ共同債は有効になる。」
などの見解を示しました。
深夜1時過ぎ頃から主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
加ドルは徐々に下げる展開になりました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが0.295%。
応札倍率が前回より高い4.02倍。」になりました。
NY時間後半はNYダウが当日安値圏で揉み合いになりました。
ドルストレートが再びやや反落して揉み合いました。
ドル円やクロス円が緩やかに反発しました。
英BOE総裁が、
「追加緩和に関してはじっくり検討する。
ポジティブな兆候がなくなれば行動する用意はある。
GDPはここ2年間弱い状況だが一部に励まされる兆候もある。
来年のインフレは食品やエネルギーの上昇で
目標をやや上回る水準を見込んでいる。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.757%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−243.36ドルでこの日の取引を終えました。

<10月24日(水)>

フェイスブックの7-9月期決算では
1株あたり利益が予想より強い0.12ドルになりました。
ギリシャ政府報道官が、
「合意を承認するための試みが続いている。
ギリシャ財務相はトロイカに連立与党内の協議で説明。」
などの発言をしました。
南独新聞が、
「ユーロ圏はギリシャに対して財政赤字削減目標の達成期限を
2年延長することを認める見通し。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いで推移しました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
午前8時過ぎに主要通貨ペアがやや反落しました。
東京時間が近づく頃から豪ドルが反発上昇しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均がやや下げ幅を縮小しました。
ダウ先物が緩やかな反発をみせました。
原油先物は86ドル台後半で推移しました。
豪第3四半期消費者物価指数は炭素税の導入も影響してか
予想より強い+1.4%でした。
豪ドルが上昇しました。
仏20ミニュット紙が、
「ECBのノワイエ理事はユーロ圏危機を脱する条件が整った今、
ECBはユーロ圏が消滅するという考えを投資家の頭の中から
根絶することに最大限の努力を払っていると語った。」
との報道をしました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国HSBC製造業PMI速報は前回値より強い49.1でした。
豪ドルを主導に主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
豪ドル米ドルが1.03台を回復しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な上下動の揉み合いになりました。
東京時間後半は日経平均が一時プラス圏へ反発しました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合い推移になりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
東京時間終盤にかけてダウ先物が上げ幅を縮小しました。
豪ドルにやや反落の動きがみられました。
ドル円がやや軟調になりました。
日経平均は8日ぶり反落で前日比−59.95円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
中国上海株式市場は前日終値レベルに反落して揉み合いました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ギリシャに関するトロイカの最終決定はまだだが進展。
ギリシャに時間的猶予与えれば追加の資金が必要にはなる。
債券購入はECBの責務内で行う。」などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は0.07%高で取引を終えました。
主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
伊10年債利回りは4.845%あたりに低下しました。
ユーロドルが午後4時半前に反落しました。
独製造業PMI速報(10月)は予想より弱い45.7、
独サービス業PMI速報(10月)は予想より弱い49.3になりました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が反落しました。
ポンドドルは堅調に推移しました。
独IFO景況指数(10月)は予想より弱い100、
欧製造業PMI速報(10月)は予想より弱い45.3、
欧サービス業PMI速報(10月)は予想より弱い46.2になりました。
ユーロが一段安になりました。
ポンドドルにも一時反落の動きがみられました。
ドル円がやや軟調傾向で推移しました。
ユーロ円が一時103円台を割り込む場面がありました。
独IFOが、
「ECBの介入は実体経済の不確実性を軽減しない。
ECBの介入は時間を与えるだけ。
金融市場と企業予想との間には不一致がある。
現時点で独の景気後退は観測していないが、
第4四半期は停滞すると予想している。
独国内で個人消費は依然強い。ECBが利下げを行う理由はない。」
などの見解を示しました。
午後5時半頃からダウ先物や欧州の株式市場が反発をみせました。
ドルストレートが反発をみせて揉み合いになりました。
EU統計局が、
「第2四半期のユーロ圏政府債務はGDP比90%と過去最大。
第2四半期のギリシャ債務はGDP比150.5%。」
などの発表をしました。
独10年債の入札では、
「目標40億ユーロに対して応札額50.6億ユーロ。
発行額33.29億ユーロ。平均落札利回りが前回より高い1.56%。
応札倍率が前回より高い1.5倍。」になりました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
原油先物が一時87ドル台に上昇しました。
独政府報道官が、
「独はギリシャに関するトロイカ報告を待っている。
ギリシャに対して報告されているような猶予を
議論することはないだろう。」との発言をしました。
ギリシャの財務相が、
「対ギリシャ支援条件での目標達成の期限は延長された。
国家資産の売却計画は債務削減の手助けとなるだろう。
失業は受け入れがたいほど高水準。債務の償還期限の延長を望む。
償還期限の延長と金利が引き下げられるように努力する。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31425%に低下しました。
スペイン10年債利回りは5.635%あたりにやや上昇しました。
米米AT&Tの7-9月期決算では、
1株利益が予想より強い0.63ドルになりました。 
米ボーイングの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い1.35ドルになりました。
ダウ先物は揉み合いながらもプラス圏へ反発しました。
豪ドル米ドルやポンドドルが堅調に推移しました。
ドラギECB総裁が、
「国債購入計画はインフレあおらない。
現在は物価下落がインフレよりも大きなリスク。
ユーロ圏経済は依然として弱い。
ECBは2013年の回復が大変緩やかだとみている。」
などの認識を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「短中期で金利を動かす必要性見えない。
預金準備の金利をマイナスにすることは考えにくい。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアの多くが上昇をみせました。
加ドルは反落する展開になりました。
午後10時過ぎからユーロが上昇しました。
NYダウは先日比プラス圏で始まりました。
原油先物は86ドル台で推移しました。
米10年債利回りは1.79%あたりに上昇しました。
米新築住宅販売件数(9月)は予想よりやや強い38.9万件、
米住宅価格指数(8月)は予想より強い+0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
独の財務相が、
「ギリシャの目標達成期間の2年延長は確認できていない。」
との発言をしました。
NYダウが上げ幅をやや縮小する展開になりました。
ユーロドルなどに一時反落の動きがみられました。
米10年債利回りが1.77%あたりになりました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が589.6万バレル増になりました。
原油先物は85ドル台へ下落しました。
NYダウが前日比プラス圏で上下動の揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
加BOC総裁が、
「高水準の家計負債からこのまま低金利を維持することは難しいが
家計負債は可処分所得の165.8%まで高まっている。
これは米国の住宅バブル時よりも高い水準。」
など利上げを急がない発言を示しました。
加ドル売り反応がみられました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
独の首相が、
「米大統領選後にEUと米のFTA締結に向け努力が倍増されるだろう。
EUと米国間の自由貿易は素晴らしいこと。」
との発言をしました。
欧州委員会の報道官が、
「ギリシャとの協議は大きく進展したが、
未解決の問題も数箇所残っている。」
との発言をしました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.774%。応札倍率が前回より低い2.73倍。」
になりました。
FOMC前にややドル売りの動きがみられました。
米FOMCが政策金利を0.00-0.25%に据え置きました。
米FOMC声明では、
「月間400億ドルのMBS購入継続。
オペレーションツイストを年末まで継続。
適切ならば追加的な資産購入実施して他の手段も行使する。
極めて緩和的な政策姿勢は回復加速後も相当期間に適切。
異例の低金利を少なくとも15年半ばまで継続する公算。
雇用の伸びは緩慢。失業率は高止まり。
一段の追加緩和なければ雇用改善持続しない懸念がある。
家計の支出の伸びはやや加速した。
インフレはエネルギー価格上昇を反映してやや上昇。」
など前回のFOMCをほぼ踏襲した内容が示されました。
主要通貨ペアが上下動になるも市場反応は限定的でした。
NYダウは前日終値を挟んで上下動になりました。
スペイン財務省高官が、
「年内の資金調達はほぼ充分な水準に達していて
2013年に向けての動きが可能となっている。
直近の国債入札では外国人投資家が主な参加者となっている。
ECBはスペインに対する潜在的な国債購入の詳細を
既に明確にしている。」などの発言をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは1.794%になりました。
NY原油(WTI)は85ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−25.19ドルでこの日の取引を終えました。

<10月25日(木)>

RBNZが政策金利を2.50%に据え置きました。
RBNZ声明では、
「現在の低金利維持が適切。世界経済は依然脆弱。
市場のセンチメントは今年改善。GDPは緩やかなペースで拡大。
住宅市場は予想以上に活発。地震により建設需要が増加。
NZドル高が輸出企業に障害。輸入企業には追い風。」
などが示されました。
NZドル買い反応がみられました。
RBNZのウィーラー新総裁が、
「インフレは2%への回帰に向かう。現在の金利水準が適切。」
との認識を示しました。
オセアニア時間はドル円やクロス円がやや堅調傾向で推移しました。
独の財務相が、
「ESMを通じて銀行へ直接的な資本増強を行うことは
ECBによる監督一元化が確立されてはじめて可能になる。
一元化が確立されていない14年よりも前に実現する
との見方は非現実的。」との見解を示しました。
IMF国際通貨基金が、
「ポルトガルへの15億ユーロの融資実行を承認。
同国への国際支援の条件が順調に達していると確認。
ポルトガルは構造改革が非常に重要。
債務の対GDP比は14年に124%まで上昇してピークとなる見通し。」
などの発表をしました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
日企業向けサービス価格指数(9月)は予想とおりの−0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅安で始まった後にプラス圏へ反発しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや堅調傾向で推移しました。
NZドルや豪ドルが上昇しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
原油先物は85ドル台後半で推移しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いの後に上昇しました。
ドル円がやクロス円が堅調に推移しました。
中国工業省のスポークスマンが、
「第4四半期の中国工業生産の伸びについては
第3四半期を上回る可能性があるが、
1-9月期の伸び率は目標の11%に届かず10%に留まっている。」
などの発表をしました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
正午頃からドルストレートが一時やや反落して揉み合いました。
日経平均がやや上げ幅を縮小しました。
ダウ先物がやや反落する展開になりました。
ドル円は80円に迫るあたりで揉み合いになりました。
CNBC放送が
「バフェット氏がインタビューで
米国は財政の崖殻落ちる可能性が高いと述べた。」
との報道をしました。
日経新聞が、
「日銀は30日の金融政策会合で追加緩和を検討。
国債などの資産買い入れ基金の10兆円増額を軸に調整している。
首相の指示した経済対策のうち国の予備費を使って
先行実施する事業では国と地方の財政出動を合わせた事業規模は
7000億円台になる見通し。」などの報道をしました。
円売り反応がみられました。
ドル円が80円台を回復しました。
日経平均が上げ幅を拡大しました。
クロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が104円台を回復して豪ドル円が83円台を回復しました。
独ハンデルスブラット紙が、
「欧州委員会やIMFの覚書として、
ギリシャには第2次支援の補完として最大200億ユーロの融資へ。
ギリシャの赤字目標達成を2年延長するため融資は計画された。
これについて独議会が融資の承認を必要としている。」
などの報道をしました。
東京時間終盤にかけて主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ダウ先物が上げ幅を再び拡大しました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
日経平均は前日比+100.90円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ユーロドルが1.30台を回復しました。
その後、ダウ先物が再び反落しました。
中国上海株式市場が下げ幅を拡大しました。
ドルストレートがやや反落しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は0.68%安で取引を終えました。
ダウ先物が再び反発する展開になりました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
英BOEのフィッシャー委員が、
「利下げは景気に対してそれほどの刺激にならない。
英国内の銀行貸出コストは下落。経済は財政の崖を落ちない。」
などの見解を示しました。
英第3四半期GDP速報は予想より強い+1.0%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
スペイン10年債利回りは5.532%に低下しました。
英の財務相が、
「本日のGDPの数字は正しい道を歩んでいることを示す。
政策は正しい。英国経済にはまだ長い道のりが待っている。」
などの認識を示しました。
午後7時近くから主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ユーロがやや軟調推移になりました。
ダウ先物がやや反落して上下動の揉み合いになりました。
ユーロドルが再び1.30台を割り込みました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31325%に低下しました。
トロイカが「アイルランドは2012年財政目標を達成の見込み。」
との発表をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米耐久財受注(9月)は予想より強い+9.9%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.9万件、
シカゴ連銀全米活動指数(9月)は予想より強い0.00でした。
ドル買い反応がみられました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
一部メディアが関係筋の話として、
「日銀は30日に追加緩和を実施して
資産買入等の基金10兆円以上の増額の公算。」
との報道をしました。
ドル円がジリ高になりました。
伊10年債利回りは4.836%あたりに低下しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.85%あたりに上昇しました。
ドル円が堅調に推移しました。
米中古住宅販売成約(9月)は予想より弱い+0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、ドル円がやや反落して上昇一服になりました。
豪ドル米ドルがやや反落しました。
ポンドドルは当日高値圏で揉み合いになりました。
NYダウが上げ幅を縮小しました。
ロンドンフィックス前頃から主要通貨ペアが下落しました。
原油先物が85ドル台に下落しました。
カンザスシティ連銀製造業活動指数(10月)予想より弱い−4でした。
ロンドンフィックス過ぎにNYダウがマイナス圏へ下落しました。
フィッチが米国の格付けを引き下げるとの噂が飛び交いました。
ドル円が一時80円台を割り込む場面がありました。
深夜1時前頃からドルストレートが反発をみせました。
仏英の株式市場が前日比マイナス圏で取引を終えました。
独の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
格付け会社のフィッチが、
「2013年終盤までの米格付け据え置き見通しに変更はない。」
との発表をしました。
深夜1時半頃からドル円やクロス円が反発しました。
NYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
スペイン政府が、
「地方救済基金から46.7億ユーロの
バレンシア・アンダルシア州支援を承認した。」
との発表をしました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.267%。応札倍率は前回より低い2.56倍。」
になりました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
格付け会社のS&Pが、
「BNPパリバ、コフィディス、ソルフェア銀行など
仏金融機関3社を格下げする。
仏経済のリスクスコアを3に引き下げる。
クレディ・アグリコルとソジェンの格付け見通しを
安定的からネガティブに変更する。」
などの発表をしました。
深夜2時半頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ポンドドルは当日高値圏でやや反落して揉み合いました。
ドル円は堅調推移になりました。
クロス円はやや反発をみせるも揉み合い推移になりました。
NYダウは前日終値レベルで揉み合いました。
米10年債利利回りは1.83%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+26.34ドルでこの日の取引を終えました。

<10月26日(金)>

RBNZのウィーラー新総裁が、
「為替介入に関しては短期的ではあるが効果がある。
必要ならば利下げもあり得る。」などの発言をしました。
NZドルが下落しました。
米アップルの7-9月期決算では、
「1株あたり利益が予想より弱い8.67ドル。
売上高は予想より強い360億ドル。
10-12月期の1株利益は予想より弱い約11.75ドルの見通し。」
などになりました。
米アップルの株価が時間外取引で下落しました。
NZ貿易収支(9月)は予想より強い−7.91億NZドルになりました。
限定的ながらNZドルに買戻しの動きがみられました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
日全国消費者物価指数コア(9月)は予想より強い−0.1%でした。
円買い反応がみられました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
NBNZ企業景況感(10月)は前月より強い+17.2でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅高で始まった後にマイナス圏へ反落しました。
東京時間序盤はドル円やクロス円がやや軟調に推移しました。
ダウ先物がやや軟調になりました。
原油先物が一時86ドル台を割り込む場面がありました。
日経平均が反発をみせて前日終値を挟んで揉み合いました。
ユーロドルなどドルストレートにやや反発の動きがみられました。
ドル円が反発をみせて揉み合うも軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
日経済相が、
「政府はデフレ脱却に向け日銀と一体で断固取り組んでいく。
遅くとも11月をめどに追加経済対策を策定する。
経済対策は実質GDPを0.1%押し上げ効果となる。
日銀は物価目標達成できていない。強力な金融緩和を。」
などの発言をしました。
米WSJ紙が、欧州高官の話として
「ギリシャは予想以上に深刻なリセッションや
財政赤字削減目標の2年延長に伴う歳入不足を補うため、
2016年末までに国際債権者団からさらに300億ユーロの支援を
受ける必要があるとの報告を受けた。」との報道をしました。
郵政民営化担当相が、
「日本郵政の上場準備を開始。3年以内を目指す。」
との発言をしました。
日財務相が、
「予備費使用の経済対策は現下の経済情勢踏まえた対応。
需要と雇用の伸び見込まれる分野を後押し。
来月中の経済対策と25年度予算編成を合わせ、
デフレ脱却と経済活性化に切れ目ない対応行う。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場やダウ先物が軟調傾向で推移しました。
ポンドドルは小幅な揉み合いが続きました。
ドル円が軟調に推移しました。
正午過ぎから豪ドルやユーロが下落する展開になりました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
午後1時半頃からドル円やクロス円が一時反発をみせました。
その後、主要通貨ペアが軟調が揉み合いになりました。
日経平均が反落して軟調に推移しました。
ダウ先物やアジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
原油先物が85ドル台前半へ下落しました。
日経平均は前日比−122.14円の8933.06円で週取引を終えました。
独GFK消費者信頼感調査(11月)は予想より強い6.3、
独輸入物価指数(9月)は市場予想より弱い−0.7%でした。
ロンドン時間序盤はユーロドルやドル円などが下落しました。
ドル円が80円台を割り込みました。
豪ドル米ドルは揉み合いになりました。
クロス円が軟調に推移しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いになりました。
午後3時半頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は軟調に推移しました。
スイスKOF先行指数(10月)は予想より強い+1.67でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は下落して始まりマイナス圏で揉み合いました。
午後4時頃からドル円が反発をみせました。
中国上海株式市場は1.68%安で取引を終えました。
伊景況感指数(10月)は予想より弱い87.6でした。
スペイン第3四半期失業率が前期より弱い25.02%になりました。
ECBのプラート専務理事が、
「潤沢な流動性は副作用をもたらし得る。
ECBは潤沢な流動性に注視しなくてはならない。
ECBは危機を緩和できるが根本的な問題解決はできない。」
などの見解を示しました。
午後6時過ぎにドル円が80円台を一時回復しました。
伊2年債の入札では、
「目標上限とおりの発行額30億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い2.397%。
応札倍率が前回よりやや低い1.649倍。」でした。
ユーロドルに上昇がみられました。
格付け会社のムーディーズが、
「ユーロ圏は回復にあと3年は痛みを伴う年月が必要。
債務危機の短期的な解決はない。
ECBとFRBの緩和策は政府に時間を与えた。
ムーディーズの中心的な見方はユーロ圏は現状の形で存続する。」
などの見解を発表しました。
午後6時半過ぎからユーロが反落しました。
ドル円も反落する展開になりました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
加ドルが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31325%になりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「追加刺激策はインフレ加速につながる恐れ。
追加緩和でも認識可能な景気改善の公算は薄い。
追加MBS購入に強く反対する。」との発言をしました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアが反発をみせました。
NY時間序盤はユーロドルが1.29台を回復しました。
米第3四半期GDP速報は予想より強い+2.0%、
米第3四半期個人消費速報は予想より弱い+2.0%、
米第3四半期GDP価格指数速報は予想より強い+2.8%、
米第3四半期PCEコア・デフレータ速報は予想とおりの+1.3でした。
主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発上昇しました。
欧州の株式市場がプラス圏推移になりました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
その後、ドル円が反落する展開になりました。
NYダウは小幅安で始まった後に前日比プラス圏で推移しました。
原油先物が再び85ドル台に反落しました。
米10年債利回りは1.79%あたりになりました。
ドル円が一段安になりました。
クロス円が下落しました。
加ドルが軟調になりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(10月)予想より弱い82.6でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りが1.76%あたりに低下しました。
独の財務相が、
「ギリシャに関しては何も決まっていない。
ギリシャがユーロに留まることが出来ることを望む。
ギリシャがコミットに対処したかは疑問である。」
などの発言をしました。
NYダウが前日比マイナス圏で上下動の揉み合いになりました。
ロンドンフィックス頃からドル円やクロス円がやや反発しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
ドルストレートやや反落して揉み合いました。
ムーディーズ・アナリティクスが、
「加はしばらく2%以下のトレンドを下回る成長が見込まれる。
米欧経済の拡大が加速すれば2013年の半ばまでにはトレンドを回復。
その場合も労働市場の弱さは直ぐには吸収できず、
2014年初頭までは弱い状況が続く可能性。
加の家計負債は記録的な高さに上昇。
借入コストの急上昇に直面するような事態になれば、
リスクにさらされる危険性がある。」
などの見解を発表しました。
深夜2時半頃からNYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが緩やかに反発しました。
ドル円が再び反落する展開になりました。
原油先物が86台を回復しました。
NYダウが終盤に上げ幅をやや縮小しました。
米10年債利回りは1.747%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+3.53ドルの13107.21ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<10月29日(月)>

※英国と欧州が冬時間に移行します。

午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(10月)、
午後6時半に英消費者信用残高(9月)、
夜9時半に米個人所得(9月)、米個人消費支出(9月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(9月)、米PCEコア・デフレータ(9月)、
夜10時に独消費者物価指数速報(10月)、
などが予定されてます。

<10月30日(火)>

朝8時半に日失業率(9月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(9月)、
正午過ぎ(時間未定)に日政策金利、日銀金融政策発表、
午後3時に日銀半期展望レポート、
夕方(時間未定)に日銀総裁記者会見、
午後5時にドラギECB総裁の講演、
午後5時55分に独失業率(10月)、
午後7時に欧消費者信頼感指数確報(10月)、
夜10時に米S&Pケース・シラー住宅価格指数(8月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(10月)、
などが予定されています。
また、ロンドン時間にスペイン第3四半期GDP速報も
予定されています。
日金融政策は注目されます。

<10月31日(水)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(9月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(10月)、
午前9時半に豪住宅建設許可件数(9月)、
午後4時45分に仏生産者物価指数(9月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(10月)、欧失業率(9月)、
夜9時半に加GDP(8月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(10月)、
などが予定されています。
(NZ)・(豪)・欧・加・米の指標には注目です。

<11月1日(木)>

午前9時半に豪第3四半期輸入物価指数、
同午前9時半に豪第3四半期輸出物価指数
午前10時に中国製造業PMI(10月)、
午前10時45分に中国HSBC製造業PMI(10月)、
午後4時に英ネーションワイド住宅価格指数(10月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(9月)、
午後5時半にスイス製造業PMI(10月)、
午後6時半に英製造業PMI(10月)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(10月)、
夜9時半に米第3四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜9時半に米第3四半期単位労働費用速報、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に米ISM製造業景況指数(10月)、米建設支出(9月)、
などが予定されています。
中国・英PMI・米の指標には注目です。

<11月2日(金)>

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午前9時半に豪第3四半期生産者物価指数、
午後5時55分に独製造業PMI確報(10月)、
午後6時に欧製造業PMI確報(10月)、
午後6時半に英建設業PMI(10月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(10月)、米失業率(10月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(10月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(10月)、加失業率(10月)、
夜11時に米製造業受注指数(9月)、
(豪)・米・加の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(29日-2日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.62で始まり、
堅調傾向で推移して80.07で週の終値となりました。そして、先週の
LIBORドル3ヶ月物金利は週末0.31325%と引き続き低下しました。
また、米10年債利回りは週末1.747%と週間ではやや上昇しました。
一方、NYダウは軟調傾向で推移して週終値で13107.21ドルになり、
週間で236.3ドルの下落になりました。

先週の米主要経済指標では、23日リッチモンド連銀製造業指数(10月)
が予想より弱い−7、24日の米新築住宅販売件数(9月)が予想より強
い38.9万件、米住宅価格指数(8月)が予想より強い+0.7%、25日の
米耐久財受注(9月)が予想より強い+9.9%、米新規失業保険申請件数
が予想より強い36.9万件、シカゴ連銀全米活動指数(9月)が予想より
強い0.00、米中古住宅販売成約(9月)が予想より弱い+0.3%、そして
26日の米3四半期GDP速報が予想より強い+2.0%、米第3四半期個人
消費速報が予想より弱い+2.0%、米第3四半期GDP価格指数速報が
予想より強い+2.8%、米第3四半期PCEコア・デフレータ速報が予想
とおりの+1.3、ミシガン大学消費者信頼感指数確報(10月)が予想よ
り弱い82.6、などになりました。強弱混在ながら市場予想よりも強い
結果が多く、米経済が緩やかに回復していることが示されました。

また、先週の米要人発言では、22日、クリーブランド連銀総裁「金融
業界はより迅速で効率的な決済制度の実現に協力が必要。競争と協調
で築かれた決済制度は幅広い利用者の要請を満たす。」、
26日、リッチモンド連銀総裁「追加刺激策はインフレ加速につながる
恐れ。追加緩和でも認識可能な景気改善の公算は薄い。追加MBS購入
に強く反対する。」、などがありました。

そして、24日の米FOMC声明では「月間400億ドルのMBS購入継続。オペ
レーションツイストを年末まで継続。適切ならば追加的な資産購入を
実施して他の手段も行使する。極めて緩和的な政策姿勢は回復加速後
も相当期間に適切。異例の低金利を少なくとも15年半ばまで継続する
公算。雇用の伸びは緩慢。失業率は高止まり。一段の追加緩和なけれ
ば雇用改善持続しない懸念がある。家計支出の伸びはやや加速した。
インフレはエネルギー価格上昇を反映してやや上昇。」などが示され
前回のFOMCをほぼ踏襲した内容になりました。

今週の米主要経済指標では、29日に米個人所得(9月)に米個人消費支
出(9月)と米PCEコア・デフレータ(9月)、30日にS&Pケース・シラー
住宅価格指数(8月)と米消費者信頼感指数(10月)、31日にシカゴ購買
部協会景気指数(10月)、1日に米ADP雇用統計(10月)と米第3四半期
非農業部門労働生産性速報に米第3四半期単位労働費用速報と米新規
失業保険申請件数に米ISM製造業景況指数(10月)と米建設支出(9月)、
2日に米非農業部門雇用者数変化(10月)と米失業率(10月)に民間部門
雇用者数(10月)と製造業受注指数(9月)、などが予定されています。
ADP雇用統計とISM製造業景況指数と米雇用統計などが注目されます。


円については、先週の日主要経済指標では、22日の日通関ベース貿易
収支(9月)が予想より弱い−5586億円、そして日貿易収支(4-9月期)が
3兆2189億円の赤字、25日の企業向けサービス価格指数(9月)が予想
とおりの−0.5%、26日の日全国消費者物価指数コア(9月)は予想より
強い−0.1%、などになりました。
日本企業が海外で得た所得により日本の経常収支は黒字を維持してい
ますが、日貿易赤字は過去最大になりました。

また、先週の日要人発言では、22日、日銀総裁「世界経済は減速した
状態が強まっている。物価は先行き当面ゼロ%近傍で推移。日本経済
は横ばい圏内の動き。輸出や生産は海外減速やや強まり弱め。内需は
復興関連から底堅く推移。設備投資は緩やかな増加基調。今後とも
資産買入れ等の基金の着実な積み上げを通じて間断なく金融緩和を進
めていく。」、
23日、日財務相「日銀に20兆円の基金増額など追加緩和求めた事実は
ない。日銀には政府と連携して果断な金融政策推進を期待。デフレ脱
却の重要性は政府と日銀で一致。」、
26日、日経済相「政府はデフレ脱却に向け日銀と一体で断固取り組ん
でいく。遅くとも11月をめどに追加経済対策を策定する。経済対策は
実質GDPを0.1%押し上げ効果となる。日銀は物価目標達成できていな
い。強力な金融緩和を。」、
日財務相「予備費使用の経済対策は現下の経済情勢を踏まえた対応。
需要と雇用の伸び見込まれる分野を後押し。来月中の経済対策と25年
度予算編成を合わせデフレ脱却と経済活性化に切れ目ない対応へ。」
などがありました。

そして、22日の日銀地域経済報告(さくらレポート)では「景気判断を
9地域中で東北を除く8地域で下方修正する。個人消費を全地域で下
方修正する。」などが示されました。

また、22日に米格付け会社のS&Pが「国債発行が現状のままなら日本
国債の格下げの可能性。日本の財政赤字は今後数年間高止まりする。
日本の財政の柔軟性は減少し続ける。」などの見解を示しました。
25日、日経新聞が「日銀は30日の金融政策会合で追加緩和を検討。国
債などの資産買い入れ基金の10兆円増額を軸に調整している。首相の
指示した経済対策のうち国の予備費を使って先行実施する事業では国
と地方の財政出動を合わせた事業規模は7000億円台になる見通し。」
などの報道をしました。

今週の円にかかわる主要経済指標等では、30日に日失業率(9月)と日
鉱工業生産速報(9月)に日銀金融政策発表と日銀半期展望レポート、
2日に日銀金融政策決定会合議事録要旨、などが予定されています。

先週のドル円相場は、週初22日に79.28始まり揉み合いになりました
が、日銀さくらレポートや、S&Pによる日本国債の格下げの可能性の
発表および日銀の緩和観測を背景に、東京時間の後半から堅調に推移
して23日の東京時間が始まる前に80.00まで上昇しました。その後、
25日の東京時間前半にかけて2日間ほど80円の下側で79.70を下限と
するレンジ相場となりましたが、25日の東京時間後半の日経新聞に
よる「日銀は30日の金融政策会合で追加緩和を検討。国債などの資
産買い入れ基金の10兆円増額を軸に調整している。首相の指示した
経済対策のうち国の予備費を使って先行実施する事業では国と地方
の財政出動を合わせた事業規模は7000億円台になる見通し。」との
報道を契機に80円台を回復しNY時間前半に80.33まで上昇しました。
その後、フィッチが米国の格付けを引き下げるとの噂が飛び交った
ことで一時80円台を割り込みましたが、フィッチが「2013年終盤ま
での米格付け据え置き見通しに変更はない。」と噂を否定する発表
をしたことを契機に再び堅調推移になって26日のオセアニア時間に
80.37の週高値まで上昇しました。その後、日全国消費者物価指数
コアが市場予想より強かったことを契機に反落して、株式市場の軟
調を背景とするリスク回避の動きとともに週末の調整の動きと相俟
って軟調に推移してロンドン時間に80円台を割り込みました。
その後、米3四半期GDP速報が市場予想よりも強かったことで一時
反発をみせるもNYダウがマイナス圏へ反落したことを背景に79.49
まで下落する展開になりました。その後、NYダウがプラス圏へ反発
したことを背景に戻しを試すも、NY時間終盤にかけて再び軟調にな
って79.64で週の取引を終えました。


今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週半ばの揉み
合いゾーン下限の79.70から79.80アラウンドの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は、80.00の「000」ポントが再び注目されますが
トリプル・ゼロの心理的な節目でもあり再び強い抵抗となる可能性が
ありそうです。さらに上昇した場合は、先週高値の80.37のポイント、
ここを上抜けた場合は、80.50から6月25日高値80.62のポイントでの
売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは先週末安値の79.49のポイントを
巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、先週
22日安値の79.21から10月19日安値の79.14のポイント、さらに下落
した場合はは79.00の「00」ポイントでの攻防が注目されます。
ここを下抜けた場合は10月17日安値の78.61から78.50のポイントで
の売り買いの攻防が注目されます。

先週のドル円は日経新聞の報道を契機に日銀の緩和観測が強まり80円
台に乗せたものの、先行織り込みが充分に進んだこともあってか、週
末には30日の日銀金融政策発表後での“Sell the fact”を先取りす
るかのように下落しました。先行での織り込みが調整となったことで
再び、30日までに日銀金融緩和を織り込みに行く動きとなる可能性が
ありますが、ストック・マーケットも軟調に転じていて予断はできな
いようで、チャート・ポイントでの攻防と、30日の日銀金融政策発表
が注目されます。上昇した場合は当日の“Sell the fact”の動きに
は注意が要りそうです。そして、今週末2日には米雇用統計の発表が
予定されていますが、米雇用統計での市場予想は雇用増加となってい
るのに対して、前日のADP雇用統計では雇用が減少するとの市場予想
と、ちぐはぐとなっていて、今週のドル円は日銀金融政策発表におけ
る動きとともに上下に揺れる相場展開になる可能性もありそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、23日の欧消費者信頼
感速報(10月)が予想より強い−25.6、24日の独製造業PMI速報(10月)
が予想より弱い45.7、独サービス業PMI速報が予想より弱い49.3、
独IFO景況指数(10月)が予想より弱い100.0、欧製造業PMI速報(10月)
が予想より弱い45.3、欧サービス業PMI速報が予想より弱い46.2、
26日の独GFK消費者信頼感調査(11月)が予想より強い6.3、独輸入物価
指数(9月)が市場予想より弱い−0.7%、などになりました。
強弱混在ながらやや弱い結果が多かったようです。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

22日、複数のメディア「スペインのガリシア自治州議会選挙では、
ラホイ首相率いる与党国民党が引き続き過半数を獲得。バスク自治
州議会選挙ではバスク国民党が27議席と最大議席を獲得、国民党が
10議席。」、
独財務省月報「10-12月期は明らかに軟化する可能性が高い。1-9月
の税収は前年同期比5.6%増の見込み。」、
ECBのアスムセン専務理事「国債購入計画は不合理な恐れを打ち消す
ことが目的。ECBは責務内で何でも行う。救済に自動的なものはない
ことは明白。ECBはユーロが不退転だということを見せるために何で
も行う。支援を要請する国は最初にESMに申請せねばならない。ECBは
国債購入を個別の内容で決定する。OMTプログラムに基づく国債購入
はECBが紙幣印刷マシンになることを意味しない。国債購入はインフ
レ傾向を引き起こさない。ECBは購入を不胎化する。」、
EU統計局「ユーロ圏全体の政府債務は2011年にGDP比でユーロ導入来
最大。11年は87.3%と前年の85.4%から増大。ギリシャは170.6%。
伊は120.7%、ポルトガルは108.1%。EU条約は上限を60%と定めて
いる。EU加盟国中14か国が上限を超過している。独も80.5%。」、
ECBのコンスタンシオ副総裁「銀行同盟の中で普通の銀行の預金保険
は後回しに出来る。大きい銀行だけがEUレベルで解決される必要が
ある。銀行への直接資本投入は2014年まで開始しないだろう。」、

23日、ムーディーズ「アンダルシアなどスペインの5州の格付けを
1〜2段階引き下げる。」、
スペイン中銀「内需は第4四半期にさらに落ち込む。ユーロ圏の成長
鈍化が輸出を鈍化させる。首相は財政赤字目標達成には一段の削減が
必要と認識。第3四半期GDPは前期比で−0.4%、前年比で−1.7%の
見込み。」、
独の財務相「欧州はユーロを信頼できる通貨に保つため全力を尽くす
方針。ユーロは巨大な準備通貨の一つ。ユーロのために必要な措置を
講じないリスクは予想が不可能。」、
一部メディア「スペインの2012年財政赤字が銀行支援によりGDP比7.3
%に拡大。」、
スペイン経済相「スペイン債入札には外国人投資家も参加している。
ユーロが衰退するという見方には懐疑的。」、
オランダ中銀総裁「以前の債券購入プログラムSMPは毎日債券を購入
するというミスを犯した。このミスを繰り返してはならない。新債券
購入プログラムOMTの発表以降でスペインへの資金流入が確認されて
いる。独立した審判としてのIMFは重要。ユーロ共同債は問題の解決
にはならないが財政規律が確立した時点でユーロ共同債は有効。」、

24日、南独新聞「ユーロ圏はギリシャに対して財政赤字削減目標の
達成期限を2年延長することを認める見通し。」、
ECBのアスムセン専務理事「ギリシャに関するトロイカの最終決定は
まだだが進展。ギリシャに時間的猶予与えれば追加の資金が必要には
なる。債券購入はECBの責務内で行う。」、
独IFO「ECBの介入は実体経済の不確実性を軽減しない。ECBの介入は
時間を与えるだけ。金融市場と企業予想との間には不一致がある。
現時点で独の景気後退は観測していないが第4四半期は停滞すると
予想している。独国内で個人消費は依然強い。ECBが利下げを行う
理由はない。」、
EU統計局「第2四半期のユーロ圏政府債務はGDP比90%と過去最大。
第2四半期のギリシャ債務はGDP比150.5%。」、
独政府報道官「独はギリシャに関するトロイカ報告を待っている。
ギリシャに対し報告されているような猶予の議論はないだろう。」
ドラギECB総裁「国債購入計画はインフレあおらない。現在は物価下
落がインフレよりも大きなリスク。ユーロ圏経済は依然として弱い。
ECBは2013年の回復が大変緩やかだとみている。」、
オーストリア中銀総裁「短中期で金利を動かす必要性見えない。預
金準備の金利をマイナスにすることは考えにくい。」、
独財務相「ギリシャ目標達成期間2年延長は確認できていない。」、
欧州委員会の報道官「ギリシャとの協議は大きく進展したが未解決
の問題も数箇所残っている。」、
スペイン財務省高官「年内の資金調達はほぼ充分な水準に達していて
2013年に向けての動きが可能となっている。直近の国債入札では外国
人投資家が主な参加者となっている。ECBはスペインに対する潜在的
な国債購入の詳細を既に明確にしている。」、

25日、独財務相「ESMを通じて銀行へ直接的な資本増強を行うことは
ECBによる監督一元化が確立されてはじめて可能になる。一元化が確
立されていない14年よりも前に実現するとの見方は非現実的。」、
IMF「ポルトガルへの15億ユーロの融資実行を承認。同国への国際支
援の条件が順調に達していると確認。ポルトガルは構造改革が非常に
重要。債務の対GDP比は14年に124%に上昇しピークとなる見通し。」
独ハンデルスブラット紙「欧州委員会やIMFの覚書として、ギリシャ
には第2次支援の補完として最大200億ユーロの融資へ。ギリシャの
赤字目標達成を2年延長するため融資は計画された。これについては
独議会による融資の承認を必要としている。」、
S&P「BNPパリバ、コフィディス、ソルフェア銀行など仏金融機関3
行を格下げする。仏経済のリスクスコアを3に引き下げる。クレディ
・アグリコルとソジェンの格付け見通しをネガティブに変更。」、

26日、米WSJ紙「欧州高官はギリシャが予想以上に深刻なリセッショ
ンや財政赤字削減目標の2年延長に伴う歳入不足を補うため2016年
末までに国際債権者団からさらに300億ユーロの支援を受ける必要が
あるとの報告を受けた。」、
メディア「スペイン第3四半期失業率が前期より弱い25.02%。」、
ECBのプラート専務理事「潤沢な流動性は副作用をもたらし得る。
ECBは潤沢な流動性に注視しなくてはならない。ECBは危機を緩和で
きるが根本的な問題解決はできない。」、
ムーディーズ「ユーロ圏は回復にあと3年は痛みを伴う年月が必要。
債務危機の短期的な解決はない。ECBとFRBの緩和策は政府に時間を
与えた。中心的見方はユーロ圏は現状の形での存続。」、
独の財務相「ギリシャに関しては何も決まっていない。ギリシャが
ユーロに留まることが出来ることを望む。ギリシャがコミットに対処
したかは疑問である。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初22日に1.3021で始まり揉み合いながら
も堅調傾向で推移してロンドンフィックス前に週高値となる1.3083ま
で上昇しましたが、深夜12時を過ぎて軟調傾向の揉み合いになりまし
た。その後、23日のロンドン時間あたりから株式市場の軟調やスペイ
ン中銀の「内需は第4四半期にさらに落ち込む。」との見通し発表な
どを背景に下げを強めて1.30の大台を割り込み、「スペインの2012年
財政赤字が銀行支援によりGDP比7.3%に拡大。」との報道や、NYダウ
の260ドルを超える大幅下落を背景にロンドンフィックスを過ぎた頃
に1.2951まで下落する展開になりました。その後、揉み合いながら緩
やかに反発してフラッグを形成して24日のロンドン時間序盤にかけて
1.2996まで戻すも、その後、独製造業PMI速報や独IFO景況指数が弱い
結果となったことや、EU統計局の「第2四半期のユーロ圏政府債務は
GDP比90%と過去最大」との発表を背景に1.2920まで下落しました。
その後、ギリシャの目標達成期間の2年延長を巡る錯綜した要人発言
に揺れながらも反発に転じて、25日の東京時間の日経新聞による日銀
追加緩和の観測報道でユーロ円が104円台を回復したことを背景に、
リスク選好動意で1.30台を一時回復して1.3022まで上昇しました。
その後は再び反落して1.30台を割り込み、英第3四半期GDP速報が強
い結果となったことによるユーロポンドの下落も影響したか、ユーロ
ドルは軟調推移となってロンドンフィックスにかけて1.2943まで下落
しました。その後、フィッチが米国の格付けを引き下げるとの噂や、
S&Pによる仏銀の格下げ報道などに揺れる揉み合いになりました。
週末26日は上海株式市場が1.68%安となるなど株式市場の下落を背景
に軟調傾向で推移してムーディーズの「ユーロ圏は回復にあと3年は
痛みを伴う年月が必要。」との観測発表もあって週安値となる1.2882
まで下落する展開になりました。その後、NY時間に発表された米第3
四半期GDP速報が強い結果となったことによる株式市場の反発上昇で
リスク選好動意に1.29台を回復して、独財務相の「ギリシャに関して
は何も決まっていない。」との発言に揺れながらも1.2940で週の取引
を終えました。週間ではリスク回避が優勢の相場展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、29日に独消費者物価指数
速報(10月)、30日に独失業率(10月)とスペイン第3四半期GDP速報に
欧消費者信頼感指数確報(10月)、31日に欧消費者物価指数速報(10月)
と欧失業率(9月)、2日に独製造業PMI確報(10月)と欧製造業PMI確報
(10月)、などが予定されています。そして1日の中国造業PMI(10月)
も一応注目されます。また、ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして
2日の米雇用統計が注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週末の
26日高値の1.2956から1.2963のポイント、ここを上抜けた場合は、
1.3000の「000」ポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
さらに上昇した場合は10月25日高値の1.3022のポイント、ここを
上抜けた場合は先週高値の1.3083のポイント、さらに上昇した場合
は1.3100の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は10月17日高値の
1.3139のポイントなどでの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは1.29の「00」ポイント、ここを
下抜けた場合は、先週安値の1.2882のポイントでの売り買いの攻防
が注目されます。さらに下落した場合は10月11日安値の1.2825のポ
イント、ここを下抜けた場合は1.2800の「00」ポイントでの売り買
いの攻防が注目されます。

さて、先週初のスペインのガルシア州とバスク州の地方選挙では、
ラホイ首相の率いる中道右派の国民党が一勝一敗であまり材料に
はならなかったようです。

また、11月中旬に資金が枯渇するとされるギリシャですが、目標達成
の期間の2年延長に関して情報が錯綜するも、24日に欧州委員会が発
表したように「ギリシャとの協議は大きく進展したが未解決の問題も
数箇所残っている。」とのことで、独政府報道官からも「独はギリシ
ャに関するトロイカ報告を待っている。」ことが示されて、トロイカ
の報告がいまだに完了されていないのが実情のようです。

そして、25日に独ハンデルスブラット紙が報じたように「ギリシャ
には第2次支援の補完として最大200億ユーロの融資へ。ギリシャの
赤字目標達成を2年延長するため融資は計画された。」ようですが、
「これについては独議会による融資の承認を必要としている。」との
ことでもあり、最終的に薄氷を踏みながらもぎりぎりセーフになると
は思われますものの、まだ安易な予断は許されない状況のようです。

一方、ギリシャ債務のヘアカット(債務減免)の話が一時持ち上がるも
その後は特に市場の大きな動揺は誘っていませんが、欧州の実体経済
については、独財務省月報が「10-12月期は明らかに軟化する可能性
が高い。」、スペイン中銀が「内需は第4四半期にさらに落ち込む。
ユーロ圏の成長鈍化が輸出を鈍化させる。」、「スペイン第3四半期
失業率が前期より弱い25.02%になった。」など、低迷していること
が示されていて懸念されますが、また、EU統計局が発表したように
「第2四半期のユーロ圏政府債務はGDP比90%と過去最大。」となっ
ていて、政府債務がさらに拡大傾向にあることも懸念されます。

ただ、スペイン財務省高官が「年内の資金調達はほぼ充分な水準に達
している。」とのことでスペインの支援要請の時期は不明ながらも、
過日にWSJ紙が「スペイン政府はEUの新たな救済基金ESMに対して与信
枠の設定(ECCL取得)要請をすることを検討している。」との報道をし
ていて水面下では支援要請への準備が進められているようで、11月12
日のユーロ圏財務相会合を照準に市場の期待は醸成されていて、ECB
の新債券購入プログラムOMTのバズーカ砲の実働を市場は待ち焦がれ
るように、南欧諸国の債券利回りも抑制された状態を保っています。

今週のユーロドル相場は、ドルインデックスが何度か上値を阻まれた
80のチャートポイントを迎えていることもあり、ギリシャ問題や欧州
実体経済への懸念と、ECBの新債券購入プログラムOMTのバズーカ実働
への期待の綱引きの中で、週末に米雇用統計のイベントを迎えること
で上下振幅するレンジ相場となる可能性がありそうです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その28 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十八話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。今月末はハロウィンだな。』

「おぉ、そうじゃのう。秋も深まったものじゃ…。
 今週からは英国と欧州の市場が1時間遅くなる冬時間に入って、
 来週からは米国市場も冬時間じゃ。
 寝不足にならぬようにしなくてはのう…。」

『うん。トレードも健康あってのものだからなぁ…。
 ところで今回からは典型的な2通のメールの話しだったな。』

「ふむ。そうじゃったのう…。
 ジイのところには毎日たくさんのメールが届いてのう。
 まったく同じところをトレードした人達から、
 まったく異なるメールをいただくことがあるのじゃがのう。
 その内容がとても興味深いのじゃ…。」

『……。』

「様々なタイプのトレーダーさんがおられるが…、
 そのひとつのタイプは負けたトレードに対して
 なぜ負けたのかを追求してくる方々じゃ…。」

『ふーん…。そうなんだぁ。』

「そのうちのあるタイプの方のメールでは
 負けたことが腹立たしく苛立ちをぶつけてくるものもあるが、
 また、そのうちの別のあるタイプの方のメールは学究的で、
 なぜ負けたのかを冷静かつ論理的に追求してくるものじゃ。」

『……。』

「失敗を改善していくことは勝ちへの糧となり有益ではあるが、
 ただ…、相場はチャートの中だけで起こり、
 数学的に自己完結的に展開されているものではなく、
 投機的な行動が大半を占めてはいても実体経済ともつながり、
 経済指標の発表はもちろんのこと、不測の要人発言、
 格付け会社の発表、短期筋の仕掛け、ダウの動向、
 市場替わりの新たな参加者によるストップ狙いの
 プライスアクションの揺り動かしなどなど、
 様々な不確定要素があって、負けた原因についても
 チャートとして完全に究明することは
 そう簡単でない場合もあるのじゃのう…。」

『……。』

「負けについても、確率的試行ともいえるトレードにおいて、
 『正しくチャート分析をしても負けることもあり得る』
 ということは認識すべきことであるように思うのじゃ。」

『……。』

「負けた原因もそれを完全に究明しようとすれば、
 ある意味、聖杯探しとなってしまうのではなかろうかのう…。」

『……。』

「テクニカル指標の優劣やパラメーターについても、
 相場つき自体が変化するという中において
 常に最適であることを追求ることそれ自体が困難なことじゃ。
 たとえば、移動平均線についてもEMAがよいのかSMAがよいのか、
 また21期間がよいのか20期間が良いのか25期間がよいのかなど、
 ときに実りなき議論の遊戯となってしまうこともあるものじゃ。」

『……。』

「移動平均線は単なる話の上での一例であり、
 オシレーター系指標にしても似たようなことがあるものじゃが、
 おそらくは…、もしもその人が勝てるトレーダーであれば、
 EMAであろうとSMAであろうと、また20期間としても25期間でも、
 あるいは移動平均線などを用いずとも、
 集合的トレードとして勝てるものではなかろうかのう…。」

『まぁ、そうなのかもしれないな…。』

「もちろん、これはテクニカルを否定する、
 などということでは決してないのだけれども、
 不思議なことじゃが、テクニカルに詳しいほど
 トレードに勝てるとは限らないものなのじゃのう…。」

『うん…。トレーダー仲間を見ていると、
 テクニカルに滅多やたら詳しいくせに勝ててないヤツもいて
 どうやらそう言えるフシもあるようだぜ…。』

「でじゃ…、もしもそうであるならば…、
 『大切なことは他にある』ということじゃ。」

『……!』

「さて、今回もお話が長くなってしまったようじゃ…。
 次回は勝っているトレーダーさんからのメールを紹介しながら、
 このあたりを一緒に検討してみようかのう。」

『おい、ジイさん。いいとこでまた来週かよ…。
 さわりだけでいいから、ちょっと教えろよ。』

「あははっ。それはならぬ。それは来週のお楽しみじゃて。」

『ちぇっ、なんだぁ。ケチ臭せーし。
 しかたねぇ。来週も楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



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"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その27


南米のアンデス山脈のチリとアルゼンチンの国境に
全長52kmのトンネル建設が計画されているいるそうですね。

●先週の主な出来事

<10月15日(月)>

12日に米シティグループが、
「ギリシャが今後1年から1年半の間に
ユーロ圏から離脱する予想確率を90%から60%に引き下げる。」
との発表をしました。
13日にIMFの諮問機関の国際通貨金融委員会が、
「世界経済は減速して著しい不確実性と下振れリスクが残っている。
政策課題については効果的かつタイムリーな実施が重要。
断固として行動する必要がある。」
などの声明を発表しました。
豪ドルが上窓を空けて始まりましたがその後に窓を埋めました。
オセアニア時間はドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
ドル円は小幅な動きながら堅調傾向で推移しました。
ダウ先物や原油先物がやや軟調に推移しました。
英ライトムーブ住宅価格(10月)は前回値より強い+3.5%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末マイナス圏で始まり軟調傾向で揉み合いました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
豪住宅ローン許可件数(8月)は予想より強い+1.8%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが一時1.29台を割り込む場面がありました。
原油先物が一時91ドル台を割り込む場面がありました。
その後、日経平均やダウ先物がやや下げ幅を縮小しました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国消費者物価指数(9月)は予想とおりの+1.9%、
中国生産者物価指数(9月)は予想より弱い−3.6%でした。
市場反応は限定的でした。
上海株式市場は小幅高で始まり前週末終値レベルで揉み合いました。
ドル円やドルストレートなど主要通貨ペアが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
日経平均が前週末比プラス圏へ反発しました。
その後、中国上海株式市場が軟調推移になりました。
ダウ先物が再びやや反落しました。
午前11時頃からドルストレートが再び反落しました。
WSJ紙が、ECB理事のマルタ中銀総裁の話として、
「スペインは金融市場からの圧力が強まる前に
欧州救済基金への支援要請を検討すべき。」と報じました。
格付け会社のS&Pが、
「日本で消費増税法は成立したが政府がさらなる有効措置を
講じない限り日本の信用力は徐々に低下し続ける。」
との見解を示しました。
正午頃からドルストレートが再び反発をみせて揉み合いました。
ドル円は堅調に推移しました。
ダウ先物が緩やかに反発しました。
日鉱工業生産指数確報(8月)は速報値より弱い−1.6%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均は前週末比+43.81円で大引けになりました。
中国上海株式市場は下げ幅を拡大しました。
スペインのエル・ムンド紙が、
「スペイン中銀副総裁は、政府傘下の銀行再編基金FROBが
国内金融機関へ貸し出した資金を全額回収できる保証はない、
と発言した。」と報じました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物は堅調に推移しました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
中国上海株式市場は0.3%安で取引を終えました。
原油先物は91台半ばへ反発しました。
主要通貨ペアが堅調推移になりました。
スイス生産者輸入価格(9月)は前回値より強い+0.3%でした。
午後4時半頃からドル円が一時やや反落して揉み合いました。
伊10年債利回りは4.947%あたりに低下しました。
ソフトバンクは米スプリント・ネクステル買収で合意になりました。
ギリシャ10年債利回りが債務再編後最低の17.726%に低下しました。
ユーロが堅調に推移しました。
午後6時頃からドル円が上昇してクロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が一時102円台を回復しました。
その後、主要通貨ペアが上昇一服で揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が揉み合いになりました。
独の首相が、
「ギリシャのユーロ圏残留を望む。なすべきことは多い。
トロイカのギリシャ報告を待つ必要。
ユーロめぐり管理不能な状況は起きていない。
世界経済への衝撃は食い止めなければならない。」
などの発言をしました。
午後8時頃からドルストレートが再び上昇しました。
ドル円が一時やや反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.33025%に低下しました。
原油先物が一時92ドル台を回復しました。
NY連銀総裁が、
「金融政策は一層積極的になる必要があり9月に変更した。
金融政策の影響力は時間経過で弱まるため前向きの対応が必要。
経済成長が低調の可能性。強い衝撃受ければデフレに陥るリスク。
出口戦略に実施めぐり混乱が生じる可能性を認識。
失業率が大幅改善しないリスクは追加緩和のコストを上回る。」
などの見解を示しました。
米シティグループの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い1.06ドルになりました。
NY時間序盤はドル円が再び上昇しました。
ダウ先物や欧州の株式市場は堅調傾向の揉み合い推移になりました。
米小売売上高(9月)は予想より強い+1.1%、
米NY連銀製造業景気指数(10月)は予想より弱い−6.16になりました。
発表直後は限定的ながらドル買い反応がみられました。
その後、主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上げ幅をやや縮小しました。
原油先物は91ドル台前半へ反落しました。
NYダウは前週末比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.67%あたりになりました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
NYダウや欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
原油先物が90ドル台前半へ下落しました。
米企業在庫(8月)は予想より強い+0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りが1.66%台に低下しました。
ロンドンフィックス頃から主要通貨ペアがやや反発しました。
NYダウや欧州の株式市場が反発をみせました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で取引を終えました。
NYダウが一時100ドル超上昇しました。
原油先物が91ドル台を回復しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「QE3に反対したことについては、歓迎できないインフレなくして
景気が上向くことはあり得ないことを確信していたからである。
第3四半期のNFPの増加が月平均14.6万人だったことは、
回復過程の平均値に接近していて第2四半期の落ち込みが
一時的だったことを示唆している。」
などの見解を示しました。
ギリシャの財務相が、
「善処しているものの緊縮策のトロイカとの合意が
EUサミットまでに成立することはないだろう。
協議はEUサミットの期間中およびその後まで続くだろう。」
との発言をしました。
独の首相が、所属政党CDUの演説で、
「ユーロ危機は独の有権者にとって最大のテーマ。
EU内の競争力格差が問題。危機解決には成長の再開が重要。
全てのユーロ参加国は宿題を抱えている。
ユーロは一通貨以上の存在である。
27のEU加盟国全てがユーロに加盟することを望んでいる。」
などの発言をしました。
NY時間後半はNYダウが揉み合い推移になりました。
ドルストレートが揉み合い推移になりました。
NY時間終盤にかけてドル円がやや反落しました。
原油先物は91ドル台後半へ反発しました。
加中銀総裁が、
「海外からの資金流入が加ドルを押し上げる一方、
長期金利を低下させている。
それが不均衡を招きそうなら言及するだろう。
次回の見通しでは世界経済のリスクを考慮し調整する可能性。」
などの発言をしました。
加ドルが軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.668%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+95.38ドルでこの日の取引を終えました。

<10月16日(火)>

NZ第3四半期消費者物価指数は予想より弱い+0.3%でした。
NZドル売り反応がみられました。
オセアニア時間はNZドルを除く主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ダウ先物が小幅ながら堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が再び102円台を回復しました。
東京時間が近づく頃にNZドルや加ドルがやや反発をみせました。
原油先物は91ドル台後半で推移しました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
豪RBA議事録では、
「需要を支えるため金融政策を緩和的にすることが適切と判断。
来年の経済成長は予想を幾分下回る可能性強まった。
過去の金利引き下げの完全な影響はまだ感じられない。
低価格化した商品市場の完全な影響を見極めるにはまだ早い。
欧州には当面の経済下振れリスク。」
などが示されました。
発表直後は豪ドル売り反応がみられました。
その後、豪ドルが反発をみせました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「インフレ率が目標下回っていて失業率が高い中で
景気支援に向け新たな刺激策が必要だった。
失業率6%はFRBの雇用最大化という責務と一致する。
2013年の成長率は2.5%、14年は3.25%の見通し。
失業率は2014年末までに7.25%に低下して
インフレ率は向こう数年間は2%以下の見通し。
FRBは購入対象を他の資産に拡大する可能性がある。
経済が悪化すればさらに国債を購入することは可能。
資産買い入れ終了は持続的で大幅な失業率低下が前提となる。」
などの発言をしました。
仲値過ぎあたりからドル買い動意がやや優勢になりました。
ドルストレートがやや反落しました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んで上下動になりました。
韓国や台湾やシンガポールの株式市場はプラス圏で推移しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
その後、中国上海株式市場が堅調推移になりました。
格付け会社のS&Pが、
「スペインの銀行11行の長期債を格下げする。
短期債で4行を格下げする。」などの発表をしました。
市場反応は限定的でした。
WSJ紙が、
「スペイン政府はEUの新たな救済基金のESMに対し、
与信枠の設定要請を検討している。
スペインの債務問題が制御不能にならぬよう
支援を求める計画の詳細が初めて明らかになった。」
との報道をしました。
東京時間後半は日経平均が堅調に推移しました。
午後1時半頃からドル円やクロス円が上昇しました。
日経平均は前日比+123.38円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
原油先物が一時92ドル台を回復しました。
その後、上海株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小しました。
ドル円が一時やや反落して揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで取引を終えました。
その後、ユーロドルが上昇して一時1.30台を回復しました。
ポンドドルが一時1.61台を回復しました。
午後5時過ぎにドルストレートにやや反落の動きがみられました。
欧州の株式市場がやや上げ幅を縮小しました。
ダウ先物が揉み合いで推移しました。
英消費者物価指数(9月)は予想とおりの+2.2%、
英生産者物価指数コア(9月)は予想より強い+1.2%、
英小売物価指数(9月)は予想とおりの+0.5%でした。
発表直後に限定的ながらポンド売り反応がみられました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
スペイン短期債の入札では、
「目標上限45億ユーロに対して合計48.6億ユーロ発行。
1年債では前回より少ない34億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い2.823%。
応札倍率が前回より高い2.7倍。」になりました。
独ZEW景況感調査(10月)は予想より強い−11.5、
欧ZEW景況感調査(10月)は前回より強い−1.4、
欧貿易収支(8月)は予想より弱い+66億ユーロ、
欧消費者物価指数確報(10月)は予想より弱い+2.6%になりました。
発表直後は一時ユーロ買い反応がみられましたが限定的でした。
その後、ユーロドルなど主要通貨ペアが反落する展開になりました。
午後6時半頃からダウ先物が反発をみせました。
ユーロドルなどドルストレートが再び反発する展開になりました。
ユーロドルが再び1.30台を回復しました。
ドル円は軟調傾向で揉み合いになりました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
スペイン政府が、
「財政同盟に向けた野心的な日程表をEU首脳会議で策定するべき。
第一段階は共同証券の発行。そして銀行同盟の早期実現が必要。」
などの見解を発表しました。
午後7時半頃からドル円が反発をみせました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.32475%に低下しました。
米米ステート・ストリートの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い0.99ドルになりました。
米ゴールドマン・サックスの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い2.85ドルになり、
四半期配当を0.46ドルから0.50ドルに引き上げると発表しました。
ダウ先物が上昇しました。
加ドルが軟調に推移しました。
一部メディアが、
「独のオーブン議員は、独はスペインがESMに
予防的な与信求めることにオープンと発言した。」と報じました。
ユーロドルやユーロ円が一段高になりました。
欧州の株式市場が再び上昇しました。
米消費者物価指数(9月)は予想より強い+2.0%、
米消費者物価指数コア(9月)は予想とおりの+2.0%でした。
ドル買い反応がみられました。
加製造業売上高(8月)は予想より強い+1.5%になりました。
発表直後はやや加ドル買い反応がみらましたが、
その後に加ドルが再び軟調に推移しました。
午後9時半過ぎにドルストレートがやや反落する展開になりました。
対米証券投資(8月)は予想より強い+900億ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
午後10時過ぎからドル円など主要通貨ペアがやや反落しました。
米鉱工業生産(9月)は予想より強い+0.4%、
米設備稼働率(9月)は予想とおりの78.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
主要通貨ペアにやや反発上昇の動きがみられました。
米10年債利回りは1.70%あたりに上昇しました。
米NAHB住宅市場指数(10月)は予想とおりの41になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウが100ドル超の上昇になりました。
独のオーブン議員が「一部報道は取材を過大解釈をしたもの。」
との否定発言をしました。
午後11時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円やクロス円は上下動の揉み合いになりました。
欧州委員会が「EUは金融取引税の計画を進めることが出来る。」
との見解を示しました。
スペイン10年債利回りは5.771%あたりに低下しました。
ロンドンフィックス頃に主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
加ドルは軟調傾向で推移しました。
伊財務省債務管理局のカンナタ氏が、
「ECBの発表は伊債にとってポジティブな影響となっている。
市場はスペインが支援要請することを望んでいる。
スペインの支援要請は欧州全体に良い結果となる可能性。
伊はそれに続くことはない。現在の10年債で5%の利回りの水準は
歴史的に見れば低い水準にある。」
などの発言をしました。
NY時間後半はドル円が揉み合い推移になりました。
ユーロドルが緩やかに上昇しました。
ドル円やポンドドルは揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.720%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+127.55ドルでこの日の取引を終えました。

<10月17日(水)>

米インテルの7-9月期決算では1株当たり利益が58セント、
売上高が134.6億ドルと、ともに予想より強い結果になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの政府債格付けをBaa3で据え置く。
見通しはネガティブ。」との発表をしました。
ユーロドルが1.31に迫るあたりまで上昇しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに上昇反応がみられました。
ドル円はやや反落して小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
原油先物は92ドル台に上昇しました。
ムーディーズのシニアアナリストが、
「もしもスペインが債券利回りの急騰などによって
債券市場へのアクセスを失った場合は投資的各級に値しなくなる。」
との見解を示しました。
ダウ・ジョーンズ通信が、独議員会計者の話として、
「スペイン首相と独首相との電話会談では、スペイン首相が
EU首脳会合でスペインがESMに信用枠供与を要請するとの観測に
関して、耳にする全てを信じないで欲しいと牽制した。」
と報じました。
日銀が公表した当座預金残高の見通しでは、
46兆1000億円と過去最高を更新する見込みになりました。
ギリシャ政府当局が、関係筋の話として、
「2013年から2014年の財政措置についてトロイカと合意。
労働改革問題など一部の構造改革については今後の合意が必要。
11月半ばには次回支援について全額受け取る公算。」
との発表をしました。
午前8時過ぎにユーロドルが1.31台を回復しました。
豪ドル米ドルが揉み合いながらも1.03台を回復しました。
豪Westpac先行指数(8月)は前月より強い+0.5%でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
東京時間序盤はドル円が反落する展開になりました。
ユーロドルが一時1.31台を割り込みました。
ダウ先物は小幅な動きながらやや堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
午前10時頃からドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
ユーロドルは1.31アラウンドで揉み合いました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
午前11時近くにダウ先物や上海株式市場が反落しました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ一時下落しました。
主要通貨ペアが揉み合いの後に一時やや反落する展開になりました。
ドル円が軟調に推移しました。
その後、中国上海株式市場が前日比プラス圏での推移になりました。
CNNが、米大統領選の候補者による第2回のテレビ討論後に、
「世論調査ではオバマ大統領が46%で優勢。
ロムニー候補は39%となった。」と報じました。
東京時間終盤にかけてダウ先物が反発をみせました。
ロイター通信が、
「スイスSNBはフラン高抑制に向けたユーロ買いを実施しているが
ユーロから豪ドル、ポンド、スウェーデン・クローナへの
外貨準備の多様化が今後も続く可能性が高い。」
との観測報道をしました。
日工作機械受注確報(9月)は速報値より強い−2.8%でした。
日経平均は前日比+105.24円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが反発をみせました。
原油先物は92ドル台で推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
スペイン10年債利回りが5.540%あたりに低下しました。
伊2年債利回りが3月16日以来となる1.989%に低下しました。
中国上海株式市場は0.32%高で取引を終えました。
その後、欧州の株式市場が上げ幅を縮小する展開になりました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
午後4時半頃に主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
英失業率(9月)は予想とおりの4.8%、
英失業保険申請件数(9月)は予想より弱い−0.4万人になりました。
英BOE議事録では、
「全会一致で金利の据え置きを決定。
全会一致で資産購入規模の3750億ポンド据え置きを決定。
追加の量的緩和の必要性では異なる意見があった。」
などが示されました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドが堅調に推移しました。
欧建設支出(8月)は前回値より強い+0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
日経済相が、
「円高対策では円高メリットの活用も検討。
新たな赤字国債発行については今はまったく前提にしていない。
デフレ脱却と経済活性化には切れ目ない政策対応が必要。
日銀には強力な金融政策の推進を願っている。」
などの発言をしました。
午後6時半頃からユーロドルや豪ドル米ドルが上昇しました。
ポルトガル1年債の落札利回りは前回より低い2.10%になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が揉み合いながらも堅調に推移しました。
独の政府が、
「2012年の成長率予想を0.8%に上方修正する。
2013年の成長率予想を1%に下方修正する。」
などの発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い0.59ドルになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.32075%に低下しました。
バンク・オブ・アメリカの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想とおりの0.157ドルになりました。
NY時間が近づく頃にダウ先物や欧州の株式市場が軟調になりました。
NY時間序盤はユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
米住宅着工件数(9月)は予想よりかなり強い87.2万件、
米建設許可件数(9月)は予想より強い89.4万件になりました。
ドル買い反応がみられました。
ダウ先物に一時反発の動きがみられました。
時事通信が、
「野田首相が17日の臨時閣議で経済対策の策定の指示を受けて
日銀は30日の金融政策決定会合で追加金融緩和に踏み切る方向で
検討に入った。」と報じました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
ドルストレートにやや反落の動きがみられました。
米10年債利回りは1.77%あたりになりました。
豪ドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
NYダウが反発して下げ幅を縮小しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が286万バレル増になりました。
原油先物が92ドル台を割り込みました。
ギリシャ首相が、
「トロイカとの協議は大詰めとなっている。
まもなく第2次支援実施にたどりつけるだろう。
ギリシャが危機から脱することを誓う。改善のためには何でも実施。
投資家も戻ってくるだろう。構造改革は長い道程。」
などの発言をしました。
ユーロドルが1.31台前半で揉み合いました。
ポンドドルが揉み合い推移になりました。
豪ドルやNZドルが堅調に推移しました。
欧州の株式市場が終盤に上げ幅を拡大して取引を終えました。
MYダウは前日終値に近いマイナス圏で揉み合いました。
米10年債利回りが1.80%あたりに上昇しました。
トロイカ調査団が、
「改革推進に必要な中核的措置の大半でギリシャと合意した。
残りの課題については今後数日間で専門家と協議を継続する。」
との発表をしました。
ドル円が揉み合いながらも反発をみせました。
深夜2時半ころからNYダウが下げ幅を拡大しました。
豪ドル米ドルがやや上げ幅を縮小しました。
ユーログループ議長が、
「スペインとギリシャに関しては良い方向に向かっている。
ギリシャはユーロ内に存続するだろう。」
との発言をしました。
日経新聞が「日銀は次回の会合で緩和へ大きな圧力に直面する。」
との観測報道をしました。
ドル円やクロス円が上昇しました。
S&Pが「キプロスの長期格付けをBBからBに引き下げる。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
NYダウが終盤にかけて反発上昇しました。
ドル円が一時79円台へ上昇しました。
米10年債利回りは1.820%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+5.22ドルでこの日の取引を終えました。

<10月18日(木)>

オセアニア時間はドル買いが優勢の展開になりました。
ドルストレートがやや反落してドル円が堅調に推移しました。
ドル円が再び79円台を回復しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日経新聞が、伊のグリリ経済・財務相の話として、
「伊2013年の経済成長率の予想を+0.5%から−0.2%に下方修正。
2012年の実質GDPは前期比−2.4%に悪化すると認識。」
などの報道をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
東京時間序盤はややドル買いが優勢の展開になりました。
豪ドル米ドルがやや反発をみせましたが、
ポンドドルやユーロドルはやや軟調傾向で推移しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
豪第3四半期NAB企業信頼感指数は前期より強い−2でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物は92.00ドル前後で揉み合いました。
仲値過ぎにドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
午前11時前頃に豪ドル米ドルなどがやや反落しました。
中国第3四半期GDPは前年同期比で予想とおりの+7.4%、
中国第3四半期GDPは前期比で予想より強い+2.2%、
中国鉱工業生産(9月)は予想より強い+9.2%、
中国小売売上高(9月)は予想より強い+14.2%、
中国固定資産投資(9月)は予想より強い+20.5%でした。
豪ドル米ドルなど資源国通貨ペアに上昇反応がみられました。
ダウ先物やアジアの株式市場や日経平均が堅調に推移しました。
ドル円はジリ高で推移しました。
中国国家統計局が、
「今年は目標を上回る成長を達成出来る良好な位置にある。
通年の成長目標は達成できる。第4四半期は穏やかに回復へ。
一部の主要な指標は加速している。中国は欧米の緩和政策を注視。
消費者物価の上昇圧力に依然として直面している。」
などの見解を発表しました。
正午頃から主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
ユーロドルが1.31台を割り込みました。
ダウ先物がやや反落しました。
日経平均やアジアの株式市場は堅調傾向で推移しました。
午後1時頃から主要通貨ペアがやや反発して揉み合いになりました。
日経平均は前日比+176.31円で大引けになりました。
スイス貿易収支(9月)は前回値より強い+20.1億フランでした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物がやや反発をみせた後に反落する展開になりました。
独の首相が、
「今回のEU首脳会議は危機対応の最後の機会にはならない。
支援要請はスペインしだい。
銀行監督の質がスピードより重要。
EUは加盟国政府の予算に介入する権限が必要。」
などの発言をしました。
午後4時頃から主要通貨ペアが反落する展開になりました。
仏の株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
独英の株式市場は前日終値ベルで揉み合いました。
中国上海株式市場は前日比ブラス1.24%で取引を終えました。
ドル円が一時79円あたりまで反落する場面がありました。
午後4時半過ぎに主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
英小売売上高指数(9月)は予想より強い+0.6%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが上昇して他ドルストレートに連れ高がみられました。
ダウ先物が反発しました。
スペイン債の入札では、
「目標上限45億ユーロに対して総額46.1億ユーロ発行。
10年債では15.13億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い5.458%。
応札倍率が前回より低い1.9倍。」などになりました。
独英の株式市場が前日比プラス圏推移になりました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
豪ドル米ドルが一時1.04台を回復する場面がありました。
スペイン中銀が、
「国内金融機関の8月の融資残高に対する不良債権比率は10.5%。
過去最高を更新した。」との発表をしました。
午後6時半頃からドルストレートが反落する展開になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反落して揉み合い推移になりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
米モルガン・スタンレーの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い0.28ドルになりました。
ドル円は堅調に推移しました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
NY時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.8万件になりました。
ダウ先物が下落する展開になりました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
加卸売売上高(8月)は予想より強い+0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
加の財務相が、
「世界経済からの影響は免れることはできない。
加の成長見通しを下方修正しなければならないかもしれない。」
との見解を示しました。
加ドルが軟調に推移しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
主要通貨ペアが小幅な揉み合いで推移しました。
米10年債利回りは1.80%あたりになりました。
フィラデルフィア連銀景況指数(10月)は予想より強い+5.7となるも
構成項目の雇用が−10.7、受注が−0.6と弱い結果になりました。
米景気先行指標総合指数(9月)は予想より強い+0.6%になりました。
ドル買い反応がみられましたが限定的でした。
NYダウが一時プラス圏へ反発するも再び反落して揉み合いました。
ユーロドルが再び1.31台を割り込みました。
ロンドンフィックス近くからドルストレートが反発をみせました。
NYダウが再び前日比プラス圏へ反発しました。
ユーロドルが再び1.31台を回復しました。
原油先物が反発しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて上昇して取引を終えました。
米30年物TIPSの入札では、
「最高落札利回りが0.479%。応札倍率が前回より高い2.82倍。」
になりました。
予定より早くグーグルの7-9月期決算が発表となり、
「1株当たり利益が予想より弱い9.03ドル。
売上高も予想より弱い118億ドル。」になりました。
ナスダックでグーグル株が急落して一時売買停止になりました。
NYダウも反落する展開になりました。
ユーロドルやポンドドルなどドルストレートが下落しました。
ユーロドルが1.31を割り込みポンドドルが1.61台を割り込みました。
ドル円も反落して主要通貨ペアが軟調になりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが下げ幅を縮小する展開になりました。
ドル円は再び反発をみせました。
米10年債利回りは1.827%になりました。
NY原油(WTI)は2ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−8.06ドルでこの日の取引を終えました。

<10月19日(金)>

マイクロソフトの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より弱い0.53ドルになりました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが緩やかに反発しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
仏政府筋が、
「EU首脳会合では銀行同盟の法的枠組みの年内策定と
2014年初めまでの実現を目指すことで合意。
独は域内6000銀行をECBの監督対象として
日々の監督は各国当局が行うことに合意。」
などを報じました。
独政府筋が、
「銀行への直接資本注入が2013年第1四半期に実施される可能性は
とても小さい。銀行への直接資本注入は銀行監督一元化の
実現後に可能になる。」との見解を示しました。
毎日新聞が、
「独の首相は危機に陥る前にユーロ圏各国を救済する
EUの別枠予算の連帯基金を創設する考えを示した。」
との報道をしました。
WSJ紙が、
「ユーロ圏諸国は民間投資家が保有するギリシャ国債を
額面割れの水準でギリシャ政府が買い戻しをして
ギリシャの公的債務残高を削減させる案を検討している。」
との観測報道をしました。
日経平均はマイナス圏で始まった後に反発をみせて揉み合いました。
東京時間序盤はドル円が仲値にかけて堅調に推移しました。
ドルストレートは揉み合い推移になりました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
原油先物は92ドル台で推移しました。
ユーログループの議長が、
「スペイン国内銀行の資本増強に関する決定は
数週間以内に下される見通し。」との発言をしました。
仏の首相が、
「スペインの救済の必要性は首脳会議で議論されなかった。
EU首脳らはギリシャ問題に著しい進展があったと認識している。」
などの発言をしました。
ユーロドルは小幅な上下動の揉み合いが続きました。
日経平均が再びマイナス圏へ反落しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
韓国の株式市場は軟調に推移しました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
WSJ紙が、
「EUサミットでは、ユーロ圏の銀行監督一元化案に関する疑問点や、
ギリシャの資金調達問題やスペインが支援要請する可能性などが
喫緊の課題になっているにもかかわらず、
ユーロ圏共通の予算創設に向けた長期計画が検討された。」
との報道をしました。
東京時間後半は日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
ドル円はやや反落もその後に反発して揉み合いました。
日全産業活動指数(8月)は予想とおりの+0.1%でした。
日景気先行CI指数改訂値(8月)は速報値より弱い93.5、
日景気一致CI指数改訂値(8月)は速報値より弱い93.2でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+19.82円の9002.68円で週取引を終えました。
独生産者物価指数(9月)は予想より強い+1.7%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどが下落しました。
日銀総裁が、
「海外経済は減速した状態がやや強まっている。
欧州問題悪化し市場が動揺。世界経済の下振れリスクを意識。
景気は横ばい圏内の動きとなっている。
米国経済は全体として緩やかな回復も回復力に注意が必要。
景気は先行き当面横ばい圏内の動きにとどまる。
しだいに緩やかな回復経路に復していく。」
などの認識を示しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場は0.16%安で取引を終えました。
ユーロドルなどドルストレートが一時反発をみせました。
欧経常収支(8月)は前回値より弱い+72億ユーロになりました。
伊工業売上高(8月)は前月比で予想より強い+2.9%でした。
午後5時頃からユーロドルが再び反落して揉み合いました。
ダウ先物が揉み合いながらも軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は91ドル台後半で推移しました。
オーストリア中銀総裁が、
「アイルランドは危機を脱する見込み。ポルトガルは改善。
ユーロの存続は保証されている。
危機の感染が引き続き最も注意すべき課題。
ギリシャのユーロ離脱観測がスペインや伊にも圧力かける。
ECBの新施策で市場のセンチメントは改善した。
2013年の世界経済や欧州の成長は予想を下回る見込み。
財政改革は成長を殺さないようにスローペースにする必要。
成長と予算のバランスとるのは難しい。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「EU首脳らは銀行同盟の法的枠組みで合意。詳細は2013年に。
2013年1-3月が可能かもしれないが秋までかかる可能性も。
銀行への直接資本注入の土台は整備された。」
などの発言をしました。
午後5時半頃からユーロドルやドル円が軟調推移になりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルは揉み合いで推移しました。
米ゼネラル・エレクトリックの7-9月期決算では、
1株当たりの営業利益が市場予想とおりの0.36ドルになりました。
独の首相が、
「EU首脳が結束。基金構想を支持する。
ギリシャは前進したがまだ必要な作業は残されている。
ユーロ圏の債務共通化は現在は適切ではない。」
などの発言をしました。
スペインの首相が、
「救済に関して決定を下していない。
救済に関する決定はスペインの国益を考えて行う。
財政目標の緩和は求めなかった。
救済を求めるプレッシャーは全く感じていない。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31725%に低下しました。
一部メディアが、
「スペインのバレアレス諸島は3.55億ユーロの支援を
スペイン中央政府に要請。支援要請は地方政府で7番目。」
との報道をしました。
NY時間序盤はユーロが軟調に推移しました。
午後9時頃からドル円が反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場は軟調傾向で推移しました。
原油先物は92ドル台前半で推移しました。
ポンドドルが軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルは揉み合いで推移しました。
指標発表前に加ドルが下落しました。
加消費者物価指数(9月)は予想より弱い+1.2%、
加消費者物価指数コア(9月)は予想より弱い+1.3%でした。
午後9時半頃からユーロやポンドが一時反発をみせました。
欧州の株式市場が下げ幅を一時やや縮小しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドルストレートが下落する展開になりました。
欧州の株式市場が再び下げ幅を拡大しました。
原油先物は92ドル台後半へ上昇しました。
米10年債利回りは1.81%あたりになりました。
米中古住宅販売件数(9月)は予想よりやや強い475万件でした。
市場反応は限定的でした。
ドル円が堅調に推移しました。
原油先物が93ドル台をつけた後に急反落しました。
一部メディアが、
「スペインのアストゥリアス州は2.617億ユーロの支援を
スペイン中央政府に要請。支援要請は地方政府で8番目。」
との報道をしました。
ロイター通信が、
「ユーロ圏は銀行支援費用をESMと各国が折半する可能性。」
との観測報道をしました。
ロンドンフィックス過ぎからドル円が反落しました。
ポンドドルが一時1.61台を割り込む場面がありました。
欧州の株式市場が下落幅を拡大して取引を終えました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
NYダウが軟調に推移しました。
米10年債利回りが1.77%あたりに低下しました。
深夜1時半近くからユーロが下げ一服で揉み合いました。
スペイン当局が、
「証券に対する空売り禁止措置を10月末まで延長する。
その後も3ヶ月間の延長する方針。」との発表をしました。
NYダウが前日比−236ドルほど下落する場面がありました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
終盤にかけてNYダウがやや下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.766%になりました。
NY原油(WTI)は90ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−205.43ドルの13343.51ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<10月22日(月)>

※NZが休日です。

朝8時50分に日通関ベース貿易収支、
同朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後2時に日銀半期展望リポート、
などが予定されています。
日貿易収支は一応注目です。

<10月23日(火)>

※香港が休日です。

午前9時に豪景気先行指数(9月)、
夜9時半に加小売売上高(8月)、
夜10時に加BOC政策金利、加BOC声明、
夜11時に欧消費者信頼感速報(10月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(10月)、
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
加の指標には注目です。

<10月24日(水)>

午前9時半に豪第3四半期消費者物価指数、
午前10時45分に中国HSBC製造業PMI速報、
午後4時半に独製造業PMI速報(10月)、独サービス業PMI速報(10月)、
午後5時に独IFO景況指数(10月)、
同午後5時に欧製造業PMI速報(10月)、欧サービス業PMI速報(10月)、
夜9時にドラギECB総裁の講演、
夜11時に米新築住宅販売件数(9月)、米新築住宅価格指数(8月)、
夜11時半に加BOCマネタリー・リポート、
深夜2時に米5年債の入札、
深夜3時15分に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
などが予定されています。
豪・独・加・米の指標には注目です。

<10月25日(木)>

早朝5時にRBNZ政策金利、RBNZ声明、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(9月)、
午後5時半に英第3四半期GDP速報、
夜9時半に米耐久財受注(9月)、米新規失業保険申請件数、
夜11時に米中古住宅販売保留(9月 成約)、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・英・米の指標には注目です。

<10月26日(金)>

朝6時45分にNZ貿易収支(9月)、
朝8時半に日全国消費者物価指数コア(9月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(11月)、
午後4時にスイスKOF先行指数(10月)、
夜9時半に米第3四半期GDP速報、米第3四半期個人消費速報、
同夜9時半に米第3四半期GDP価格指数速報、
同夜9時半に米第3四半期PCEコア・デフレータ速報、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(10月)、
などが予定されています。
NZ・米の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(22日-26日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.67で始まり、
週半ばにかけて軟調に推移しましたが週後半に反発して79.62で週の
終値となりました。そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末に
0.31725%と引き続き低下しました。また、米10年債利回りは週末に
1.654%になりました。一方、NYダウは週半ばにかけて堅調傾向で
推移しましたが週末に大きく下落して週終値で13343.51ドルになり、
週間で+14.66ドルと、ほぼ行って来いになりました。

先週の米主要経済指標では、15日の米小売売上高(9月)が予想より
強い+1.1%、NY連銀製造業景気指数(10月)が予想より弱い−6.16、
16日の米消費者物価指数(9月)が予想より強い+2.0%、米消費者物
価指数コア(9月)が予想とおりの+2.0%、対米証券投資(8月)が予想
より強い+900億ドル、米鉱工業生産(9月)が予想より強い+0.4%、
米設備稼働率(9月)が予想とおりの78.3%、NAHB住宅市場指数(10月)
が予想とおりの41、17日の米住宅着工件数(9月)が予想よりもかなり
強い87.2万件、米建設許可件数(9月)が予想より強い89.4万件、
18日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い38.8万件、フィラデ
ルフィア連銀景況指数(10月)が予想より強い+5.7、米景気先行指標
総合指数(9月)が予想より強い+0.6%、19日の米中古住宅販売件数
(9月)が予想よりやや強い475万件、などになりました。

市場予想よりも改善が多い結果となりましたが、フィラデルフィア
連銀景況指数(10月)の構成項目の雇用指数が−10.7になり、受注指数
も−0.6と落ち込んでいることから、雇用市場と製造業にやや懸念が
みられる結果になりました。

また、先週の米要人発言では、15日、NY連銀総裁「金融政策は一層
積極的になる必要があり9月に変更した。金融政策の影響力は時間
経過で弱まるため前向きの対応が必要。経済成長が低調の可能性。
強い衝撃受ければデフレに陥るリスク。出口戦略に実施めぐり混乱
が生じる可能性を認識。失業率が大幅改善しないリスクは追加緩和の
コストを上回る。」、リッチモンド連銀総裁「QE3に反対したことに
ついては、歓迎できないインフレなくして景気が上向くことはあり得
ないことを確信していたからである。第3四半期のNFPの増加が月平
均14.6万人だったことは回復過程の平均値に接近していて、第2四半
期の落ち込みが一時的だったことを示唆している。」、

16日、サンフランシスコ連銀総裁「インフレ率が目標下回っていて
失業率が高い中で景気支援に向け新たな刺激策が必要だった。失業率
6%はFRBの雇用最大化という責務と一致する。2013年の成長率は2.5
%、14年は3.25%の見通し。失業率は2014年末までに7.25%に低下し
てインフレ率は向こう数年間は2%以下の見通し。FRBは購入対象を
他の資産に拡大する可能性がある。経済が悪化すればさらに国債を
購入することは可能。資産買い入れ終了は持続的で大幅な失業率低下
が前提となる。」、などがありました。

米FOMC前のブラックアウト期間入りとなったため、先週の後半は米の
要人発言はありませんでした。

また、米主要金融機関の7-9月期決算は概ね無事に通過しました。

今週の米主要経済指標では、23日に米リッチモンド連銀製造業指数
(10月)、24日に米新築住宅販売件数(9月)と米新築住宅価格指数(8月)
に米FOMC政策金利と米FOMC声明、25日に米耐久財受注(9月)と米新規
失業保険申請件数に米中古住宅販売保留(9月 成約)、26日に米第3
四半期GDP速報と米第3四半期個人消費速報と米第3四半期GDP価格
指数速報と米第3四半期PCEコア・デフレータ速報にミシガン大学
消費者信頼感指数確報(10月)、などが予定されています。
FOMC声明や米第3四半期GDP速報などが注目されます。


円については、先週の日主要経済指標では、15日の日鉱工業生産指数
確報(8月)が速報値より弱い−1.6%、17日の工作機械受注確報(9月)
が速報値より強い−2.8%、19日の全産業活動指数(8月)が予想とおり
の+0.1%、景気先行CI指数改訂値(8月)が速報値より弱い93.5、景気
一致CI指数改訂値(8月)が速報値より弱い93.2、などになりました。

そして、先週の日要人発言では、17日、日経済相「円高対策では円高
メリットの活用も検討。新たな赤字国債発行については今はまったく
前提にしていない。デフレ脱却と経済活性化には切れ目ない政策対応
が必要。日銀には強力な金融政策の推進を願っている。」、
19日、日銀総裁「海外経済は減速した状態がやや強まっている。欧州
問題悪化し市場が動揺。世界経済の下振れリスクを意識。景気は横這
い圏内の動きとなっている。米国経済は全体として緩やかな回復も回
復力に注意が必要。景気は先行き当面横ばい圏内の動きにとどまる。
しだいに緩やかな回復経路に復していく。」、などがありました。
ドル円やユーロ円が堅調傾向で推移したためか、強い言辞で円高を
牽制する発言はありませんでした。

また、15日に格付け会社のS&Pが「日本で消費増税法は成立したが
政府がさらなる有効措置を講じない限り日本の信用力は徐々に低下
し続ける。」との見解を示し、17日に日経新聞が「日銀は次回の会
合で緩和へ大きな圧力に直面する。」との観測報道をしました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、22日に通関ベース貿易収支と
日銀金融政策決定会合議事録要旨、25日に日企業向けサービス価格
指数(9月)、26日に全国消費者物価指数コア(9月)、などが予定され
ています。

先週のドル円相場は、週初15日に78.44で始まり揉み合いを経て東京
時間の後半から上昇して米小売売上高(9月)が予想より強い結果とな
ったことを背景にNY時間序盤に78.85まで上昇しました。その後は揉
み合いながらも堅調傾向で推移して16日のロンドンフィックスにか
けて78.96まで上昇しましたが、その後はやや軟調に推移して17日の
東京時間午後に78.61まで反落する展開になりました。その後、揉み
合いとなるも、米住宅着工件数(9月)が市場予想よりかなり強い結果
となったことや、時事通信が「野田首相が17日の臨時閣議で経済対策
の策定の指示を受けて日銀は30日の金融政策決定会合で追加金融緩和
に踏み切る方向で検討に入った。」との報道を背景にNY時間から反発
上昇して、日経新聞の「日銀は次回の会合で緩和へ大きな圧力に直面
する。」との観測報道も後押しに79円台を回復して、18日に発表され
た中国指標も市場予想より強かったことでリスク選好動意に正午前に
79.20まで上昇しました。その後、ダウ先物がやや反落したことを契
機に利食いも入ったかロンドン時間序盤に78.99と79円台を一時割り
込むもその後は再び反発してNY時間に発表されたフィラデルフィア
連銀景況指数(10月)が予想より強い結果となったことを背景に週高値
となる79.45まで上昇しました。その後、グーグルの7-9月期決算が弱
かったことによるリスク回避の動きの影響もあったか、再び反落して
79.08まで下落しましたが、その後は再び反発する上下動の揉み合い
の展開となりました。そして、週末のNYダウの大幅下落となる中で、
ドル円は小幅な揉み合いとなって79.32で週取引を終えました。
ドル円は日銀追加緩和への期待を背景に堅調な一週間になりました。


今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週高値79.45
から8月2日79.65のポイントの売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は、80.00の「000」ポントが注目されますが、
トリプル・ゼロの心理的な節目でもあり強い抵抗となる可能性があ
りそうです。さらに上昇した場合は、80.50から6月25日高値80.62
のポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは79.00の「00」ポイントを巡る
売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は17日安値の
78.61から78.50のポイント、さらに下落した場合は12日安値の78.27
のポイントなどでの売り買いの攻防が注目されます。

ドル円は、21日のスペインの地方選挙の結果などによってはユーロ円
の動きに連れてリスク回避による調整となる可能性もありますが、先
週末のNYダウの大幅下落でも底堅く、また、先週17日に時事通信が
「17日の臨時閣議で経済対策の策定の指示を受けて、日銀は30日の
金融政策決定会合で追加金融緩和に踏み切る方向で検討に入った。」
と報じて、そして同日に日経新聞も「日銀は次回の会合で緩和へ大き
な圧力に直面する。」との観測報道をしていることに加えて、日貿易
収支の悪化観測などを背景に、揉み合いながらも堅調傾向で推移する
可能性がありそうです。ただ、80.00のトリプル・ゼロに迫るあたり
では上値の抵抗が強くなりそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、16日の独ZEW景況感
調査(10月)が予想より強い−11.5、欧ZEW景況感調査(10月)が前回よ
り強い−1.4、欧貿易収支(8月)が予想より弱い+66億ユーロ、欧消費
者物価指数確報(10月)が予想より弱い+2.6%、19日の独生産者物価
指数(9月)が予想より強い+1.7%、欧経常収支(8月)が前回値より弱
い+72億ユーロ、などになりました。欧州の経済が小康状態となって
いることが覗える結果になりました。

また、注目されていた中国の重要経済指標ですが、15日の中国消費者
物価指数(9月)が予想とおりの+1.9%、中国生産者物価指数(9月)が
予想より弱い−3.6%、18日の中国第3四半期GDPが前年同期比で予想
とおり+7.4%、中国第3四半期GDPが前期比で予想より強い+2.2%、
中国鉱工業生産(9月)が予想より強い+9.2%、中国小売売上高(9月)
が予想より強い+14.2%、中国固定資産投資(9月)が予想より強い
+20.5%などになり、無事に通過となりました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

15日、WSJ紙「ECB理事のマルタ中銀総裁がスペインは金融市場から
圧力が強まる前に欧州救済基金へ支援要請を検討すべきと発言。」、
ギリシャ10年債利回りが債務再編後最低の17.726%に低下。
独の首相「ギリシャのユーロ圏残留を望む。なすべきことは多い。
トロイカのギリシャ報告を待つ必要。ユーロめぐり管理不能な状況
は起きていない。世界経済への衝撃は食い止める必要。」、
ギリシャの財務相「トロイカとの協議はEUサミットの期間中および
その後まで続くだろう。」、

16日、格付け会社S&P「スペインの銀行11行の長期債を格下げする。
短期債で4行を格下げする。」、
WSJ紙「スペイン政府はEUの新たな救済基金のESMに対し与信枠の設定
(ECCL取得)要請を検討している。」、
スペイン政府「財政同盟に向け日程表をEU首脳会議で策定するべき。
第一段階は共同証券の発行。そして銀行同盟の早期実現が必要。」、
伊財務省債務管理局のカンナタ氏「ECBの発表は伊債にとってポジテ
ィブな影響となっている。市場はスペインが支援要請することを望ん
でいる。スペインの支援要請は欧州全体に良い結果となる可能性。
伊はそれに続くことはない。現在の10年債で5%の利回りの水準は
歴史的に見れば低い水準にある。」、

17日、格付け会社ムーディーズが「スペインの政府債格付けをBaa3で
据え置く。見通しはネガティブ。」、
ギリシャ政府当局「2013年から2014年の財政措置についてトロイカと
合意。労働改革問題等の一部の構造改革については今後の合意必要。
11月半ばには次回支援について全額受け取る公算。」、
ギリシャ首相「トロイカとの協議は大詰めとなっている。まもなく
第2次支援実施にたどりつけるだろう。ギリシャが危機から脱する
ことを誓う。改善のためには何でも実施。」、
トロイカ調査団「改革推進に必要な中核的措置の大半でギリシャと
合意。残りの課題については今後数日間で専門家と協議を継続。」、
ユーログループ議長「スペインとギリシャに関しては良い方向に向か
っている。ギリシャはユーロ内に存続するだろう。」、
格付け会社S&P「キプロスの長期格付けをBBからBに引き下げる。」

18日、独の首相「今回のEU首脳会議は危機対応の最後の機会にはなら
ない。支援要請はスペインしだい。銀行監督の質が速さより重要。
EUは加盟国政府の予算に介入する権限が必要。」、
スペイン中銀「国内金融機関の8月の融資残高に対する不良債権比率
は10.5%。過去最悪を更新した。」、

19日、仏政府筋「EU首脳会合では銀行同盟の法的枠組みの年内策定と
2014年初めまでの実現を目指すことで合意。独は域内6000銀行をECB
の監督対象として日々の監督は各国当局が行うことに合意。」、
独政府筋「銀行への直接資本注入が2013年第1四半期に実施される
可能性はとても小さい。銀行への直接資本注入は銀行監督一元化の
実現後に可能になる。」、
毎日新聞「独の首相は危機に陥る前にユーロ圏各国を救済するEUの
別枠予算の連帯基金を創設する考えを示した。」、
WSJ紙「ユーロ圏諸国は民間投資家が保有するギリシャ国債を額面割
れの水準でギリシャ政府が買い戻しをしてギリシャの公的債務残高を
削減させる案を検討している。」、
仏の首相「スペインの救済の必要性は首脳会議で議論されなかった。
EU首脳らはギリシャ問題に著しい進展があったと認識している。」、
オーストリア中銀総裁「アイルランドは危機を脱する見込み。ポル
トガルは改善。ユーロの存続は保証されている。危機の感染が引き
続き最も注意すべき課題。ECBの新施策で市場センチメントは改善。
2013年の世界経済や欧州の成長は予想を下回る見込み。財政改革は
成長を殺さないようにスローペースにする必要。」、
ユーログループ議長「EU首脳らは銀行同盟の法的枠組みで合意。
詳細は2013年に。2013年1-3月が可能かもしれないが秋までかかる
可能性も。銀行への直接資本注入の土台は整備された。」、
独の首相「EU首脳が結束。基金構想を支持する。ギリシャは前進し
たがまだ必要な作業は残されている。ユーロ圏の債務共通化は現在
は適切ではない。」、
スペインの首相「救済に関して決定を下していない。救済に関する
決定はスペインの国益を考えて行う。財政目標の緩和は求めなかっ
た。救済を求めるプレッシャーは全く感じていない。」、
一部メディア「スペインのバレアレス諸島は3.55億ユーロの支援を
スペイン中央政府に要請。支援要請は地方政府で7番目。スペイン
のアストゥリアス州は2.617億ユーロの支援をスペイン中央政府に
要請。支援要請は地方政府で8番目。」、などがありました。

また、EUサミットでは、銀行同盟の法的枠組みの年内策定とEU別枠
予算による連帯基金の創設などが合意になりましたが、スペイン救済
の必要性についてはスペインしだいとして議論されませんでした。
ギリシャ問題についても特に進展はみられませんでした。


先週のユーロドル相場は、週初15日に1.2953で始まり軟調に推移して
東京時間の仲値過ぎに週安値となる1.2890まで下落しましたが、その
後は揉み合いを経てロンドン時間から反発に転じて、NY時間の始まる
前に1.2978まで上昇しました。その後、やや反落してロンドンフィッ
クスにかけて1.2929まで下落した後に揉み合い推移になりました。
その後、16日のオセアニア時間から反発して揉み合いながらもNY時間
前半にかけて1.3060あたりまで上昇しました。その後、ロンドンフィ
ックスにかけて1.3015まで反落しましたが、その後は再び堅調に推移
して17日のオセアニア時間に1.3123まで上昇しました。その後、揉み
合いとなって小幅な上下動になりましたが、ロンドンフィックスにか
けて週高値となる1.3139まで上昇しました。しかしその後は軟調に転
じて18日の東京時間の昼頃に1.31台を割り込む展開になりました。
その後、1.31を巡る攻防で上下動の揉み合いになりロンドン時間前半
に1.3128まで一時反発をみせましたが、その後は再び軟調傾向で推移
して、週末調整の動きとともにEUサミットでスペインの支援要請に進
展がなかったことへの失望もあったか再び1.31を割り込み、NY時間の
ダウの大幅下落を背景に下落して1.3022で週の取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、23日に欧消費者信頼感
速報(10月)、24日に独IFO景況指数(10月)に欧製造業PMI速報(10月)と
欧サービス業PMI速報(10月)、26日に独GFK消費者信頼感調査(11月)
などが予定されています。
独IFO景況指数や独欧のPMIなどが注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは1.3050から
先週末のオセアニア-東京時間の揉み合い高値の1.3076アラウンドで
の売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は、1.3100の
「00」ポイント、さらに上昇した場合は先週高値1.3139のポイント、
ここを上抜けた場合は、9月17日高値のラホイ・レジスタンスと呼ば
れている1.3171のポイントなどでの攻防が注目されます。このポイン
トでは過去2回上抜けできずにいますので強い抵抗となそうです。
一方、下落となった場合は、まずは心理的な節目ともなる1.3000の
「000」のポイントから9日と12日高値の1.2991のポイントでの売り
買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、1.2900の「00」
ポイントから先週安値の1.2890のポイント、さらに下落した場合は、
11日安値の1.2825のポイントでの売り買いの攻防が注目されます。


さて、先週17日にムーディーズが「スペインの政府債格付けをBaa3で
据え置く。見通しはネガティブ。」との発表をしたことで、先月来か
らの材料の1つは無事通過することになりました。

一方、地方政府から中央政府への支援要請が相次ぐスペインですが、
週明けは21日のガルシア州とバスク州の地方選挙の結果を受けての
相場動向が注目されます。この原稿を書いている時点ではその選挙
の結果は伝えられていませんが、先週末の段階では現地メディアの
世論調査でラホイ首相が所属する中道右派の国民党の劣勢が伝えら
れていて、結果によっては市場センチメントが悪化する可能性があ
りそうです。

また、スペインが支援要請をするかどうかは「スペイン次第」とい
うことで明確ではありませんが、16日にWSJ紙が「スペイン政府は
EUの新たな救済基金ESMに対して与信枠の設定(ECCL取得)要請をする
ことを検討している。」と報道していて、水面下では支援要請への
準備が進められているようです。市場では与信枠の設定(ECCL取得)
要請を事実上の支援要請とみなし、その時期を11月12日のユーロ圏
財務相会合とすることでコンセンサスが形成されつつあるようです。

そして、ギリシャ問題のほうは財政再建の期限の2年延長で大筋の
合意へと進んでいるようで、11月中旬のギリシャの資金枯渇は薄氷
を踏みながらも回避の運びとはなりそうですが、ギリシャ債務のヘ
アカット(債務減免)の話が再び持ち上がってきていているとともに、
18日には日経新聞による伊グリリ経済・財務相へのインタビューで
「伊2013年の経済成長率の予想を+0.5%から−0.2%に下方修正。
2012年の実質GDPは前期比−2.4%に悪化すると認識。」などの伊の
経済の悪化を示す報道もあったことから、南欧諸国の国債利回りが
小康となっていてスペイン支援要請への期待に支えられて大崩はな
いとはしても、欧州問題再燃に一応注意をする必要はありそうです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その27 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十七話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。
 今週は「少数経験の誤謬」とか何とかいう話だったな。』

「ふむ。そうじゃったのう…。」

『よし。聞いてやろうじゃないか。』

「たとえばじゃが…、そうじゃのう…。
 北海道に住んでいる人が大阪に6回の旅行に行ったとしよう。
 そして、なんということじゃろうか、
 その6回の旅行のすべてで雨となってしまったのじゃ…。」

『あははっ。とんでもない雨男だな。』

「そしてその人がこう語ったのじゃ…。
 『ランダムな日程の旅行だったにもかかわらず、
  大阪への旅行ではすべてが雨であった。
  ゆえに大阪はとても雨が多いのである。
  これは理屈ではなく経験した事実である。』と…。」

『あははっ。1970年代の欧陽菲菲の歌じゃあるまいし、
 歌の世界の御堂筋ではいつも小ぬか雨かもしれないが、
 それはその人の事実の経験であっても実際は大間違いだぜ。』

「そのとおりじゃ。」

『そんなことを大阪の人に言ったらたいへんだ。
 『あんたなぁ…、少し勉強しすぎで
  アホになってんのとちゃうか!
  生まれたときからずーっと大阪育ちやけど、
  そんなことは断じてあらへん。アホぬかすな!』と
 大笑いされて一蹴されてしまうぜ。」

「ふむ。そうであろうのう…。
 これが『少数経験の誤謬』じゃ。」

『……!』

「トレードにおいても、この『少数経験の誤謬』
 ということがあるものなのじゃ…。」

『……。』

「そうじゃのう。たとえばじゃが…、
 『損切りを決意して実行すると、損切りした途端に反転して
  損切りしないほうがよかったことに遭遇する。』
 『いけないと言われている際限のないナンピンで
  命からがら儲けとなってしまう。』などがあるのじゃのう。」

『まぁ、確かにそういうこともあるだろうなぁ…。』

「事実という強烈な経験となるだけに厄介なのじゃが、
 それでもこれらは大数試行からすれば誤謬…、
 すなわち間違いとなるのじゃのう…。」

『……。』

「そして、自身の『少数経験の誤謬』に従ってトレードしていると
 いつかは必ずマーケットからキツイお達しが来るのじゃ。」

『お達し?』

「そうじゃ…。大損をもってして示される
 『あなたは間違っている』という市場からの通達じゃ…。」

『……!』

「でもじゃ…。立ち直れる範囲の損で気がつけばよいのじゃが、
 中にはトレーダーとして致命的な大損となるまで…、
 あるいはそうなってさえも気づかぬ人もいるものじゃ…。」

『……。』

「皮肉なことに頭の良い人に案外とありがちなのじゃが、
 経験を法則化して執行してしまうからなのじゃのう。
 その経験が『少数経験の誤謬』と気づかずにじゃ…。」

『……。』

「まぁ、学校で学んできた数学にしても物理にしてもじゃが、
 たとえば、10÷2はいつも違わず5であったし、
 またたとえば、水の電気分解でも陽極には酸素が生成され、
 陰極には水素が2倍生成される、これが常であった。
 学んできたことは『いつもこうである法則』であったわけで、
 これと同様にトレードでも少数経験を法則的に
 適用してしまいがちとなるのじゃのう…。」

『……。』

「ところが、異(い)なる世界の相場では、
 絶対の法則というものがそもそも存在しないのじゃのう…。
 存在しているのは大数的で確率的な『傾向』だけなのじゃ。」

『……。』

「1+5は6の近似となることは多くとも、
 10となることも、ときにマイナスとなることもあるのじゃ。」

『ふーん。そんなものかねぇ…。』

「なので、正しくチャート分析をしても
 いつも必勝ということにはならず、負けとなることも
 ある意味、必然的にあるものなのじゃのう。」

『……。』

「しかし、『少数経験の誤謬』の適用によるトレードで
 マーケットからキツイお達しが来るように、
 逆に、『大数的で確率的に正しい傾向』によるトレードでは
 ときに正しく行って負けるときがあっても、
 あるいは損切りした途端に反転することがあったとしても、
 トータルとして勝っていけるものなのじゃ…。」

『……。』

「それゆえ、相場では絶対則を見つけ出そうとするよりも、
 集合として確率的な思考をしていく必要があるのじゃ。」

『……。』

「ただし、そこに見出されたように思われる『傾向』は、
 分母が増えていくに従い『少数経験の誤謬』とならぬように
 相場つきの変化ということも踏まえて、
 常に修正していく必要があるのではなかろうかのう…。」

『まぁ、そういうことになるのだろうな…。』

「ということで、今週もお話が長くなってしまったようじゃ…。」

『おいおい、何だよジイさん。
 自分ばかりべらべら喋くりやがって…。
 オレ様はちっとも話してないじゃないか。
 それに典型的な2通のメールの話もどうなったんだ。』

「その話もまた来週にしようかのう…。」

『ちっ、しかたねぇ。来週も楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その26


今週末の19日はブラックマンデー25年目となるそうですね。

●先週の主な出来事

<10月8日(月)>

7日にレーン欧州委員が、
「ギリシャに関する交渉は順調に進んでいる。」
との認識を示しました。
7日にECBのアスムッセン理事が、
「独仏を含めユーロ圏のほぼ全ての国で改革が必要。
ECBのユーロを守る姿勢が市場を安定させた。」
などの見解を示しました。
豪ドル米ドルやユーロドルなどがやや下窓を空けて始まりました。
その後、豪ドル米ドルがやや下げ幅を縮小して揉み合いました。
ユーロドルがやや下げ幅を拡大しました。
ドル円がやや上昇をみせました。
ダウ先物は小幅高で始まった後にやや軟調傾向で推移しました。
原油先物は89ドル台で推移しました。
東京市場は祝日で休みでした。
東京時間序盤はドル円が反落して揉み合いました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
ユーロ円やポンド円などがやや軟調に推移しました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合い推移になりました。
REINZ住宅販売(9月)は前年比で前月値より弱い+8.0%でした。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で軟調に推移しました。
主要通貨ペアが下落する展開になりました。
豪ドル円が80円台を割り込みました。
ユーロドルが1.30を割り込みました。
中国HSBCサービス業PMI(9月)は前月値より強い54.3になりました。
市場反応は限定的でした。
ユーロ円が一時102円台を割り込みました。
東京時間後半はドルストレートがやや軟調な揉み合いになりました。
午後2時過ぎにドル円がやや反発をみせました。
アジアの株式市場がやや下げ幅を縮小しました。
スイス失業率(9月)は予想とおりの2.8%でした。
市場反応は限定的でした。
独貿易収支(8月)は予想より強い+163億ユーロ、
独経常収支(8月)は予想より弱い+111億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
ユーロ円が再び102円台を割り込みました。
ドル円が再び反落して揉み合いになりました。
中国上海株式市場などが再び下げ幅を拡大しました。
原油先物が軟調に推移して89ドル台を割り込みました。
午後3時半過ぎ頃からダウ先物がやや反発をみせました。
ドルストレートに一時反発の動きがみられました。
伊10年債利回りは5.091%あたりに上昇しました。
独仏の株式市場が前週末比マイナス圏で始まりました。
英の株式市場は前週末比プラス圏で始まりました。
ドル円が78円台前半へ下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
ドルストレートも再び反落して主要通貨ペアが軟調になりました。
ダウ先物が再び反落する展開になりました。
中国上海株式市場は0.56%安で取引を終えました。
スイス消費者物価指数(9月)は予想より強い−0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
英の株式市場も前週末比マイナス圏へ反落しました。
その後、豪ドル米ドルなどが反発をみせて揉み合いました。
ユーロ円が101円台前半へ下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
伊中銀が「伊の銀行の8月不良債権は前年比15.6%増。」
との発表をしました。
英の株式市場が前週末終値を挟んで上下動になりました。
独鉱工業生産指数(8月)は予想とおりの−0.5%になりました。
ユーロやポンドの軟調が続きました。
午後7時頃からドル円が反発をみせました。
午後7時半頃からユーロドル反発をみせました。
ユーロ円や豪ドル円が反発をみせました。
英の財務相が、
「秋にはより厳しい選択に直面する可能性。
より速いペースでの予算削減は現実的でない。
公共歳出計画は柔軟性をもって対処される。」
などの発言をしました。
ポンドが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35025%に低下しました。
スペイン10年債利回りは5.650%に低下しました。
恒久的な安全網のESMが正式に発足しました。
ユーログループ議長が、
「欧州にとってESMの良いニュースが始まる。
ただ、ESM単独では充分ではない可能性。
ギリシャに関して主要な決定がまだあるとは思わないが、
10月にギリシャに関して決定があることに希望は残っている。」
などの発言をしました。
NY時間序盤はユーロや豪ドルがやや上昇をみせました。
ドル円は揉み合いになりました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
NY市場は株式市場と商品市場を除いて祝日で休みでした。
原油先物が反発して89ドル台を回復しました。
ポンドドルは揉み合いながらも軟調に推移しました。
NYダウはマイナス圏で揉み合い推移になりました。
豪ドル米ドルが1.02台を回復しました。
ドル円が午後11時頃から再び反落して78.07まで下落しました。
ポンド円が125円台前半に下落しました。
ユーロドルが一時やや反落するも再び反発して揉み合いました。
豪ドル円が揉み合いながらも堅調に推移しました。
ユーロ圏財務相会合では、
「次回支援の実施についてギリシャは具体的な行動で示すべき。」
などが示されました。
ギリシャの財務相が、
「トロイカは財政目標達成期限の2年延長を検討している。」
と発言しました。
格付け会社フィッチが「ESMの格付けはAAA、見通しは安定的。」
との発表をしました。
独の財務相が、
「スペイン政府が支援の必要はないと言うならそれを信じるべき。」
との見解を示しました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で取引を終えました。
深夜1時頃からドル円が反発をみせました。
ポンドが下げ止まりをみせました。
NYダウは緩やかに下げ幅を縮小しました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「既にかなり低い金利を変更する理由はない。
(OMTへの)金融支援の要請は各国に委ねられている。」
などの発言をしました。
NY時間後半はドルストレートが揉み合い推移になりました。
NY時間終盤にかけてドル円が揉み合い推移になりました。
豪ドルがやや反落する展開になりました。
米債券市場は祝日で休みでした。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−26.50ドルでこの日の取引を終えました。

<10月9日(火)>

ユーログループが、
「ポルトガルへの次の支出を承認した。
トロイカの第5次調査の結論を歓迎。
ポルトガルの目標達成のための解決策を信頼している。」
などの声明を発表しました。
IMF国際通貨基金が
「世界成長率が2%未満に落ち込む確率は6分の1。
急激な景気下振れリスクは警戒を要するほど高い。
2013年の世界経済成長率は3.6%。7月の3.9%から下方修正。
今年の世界経済成長率は3.3%。7月の3.5%から下方修正。
ECBは追加利下げが必要に。ユーロ圏にデフレのリスク。
世界の経済成長は米欧の行動がなければさらに鈍化へ。
中国の2012年成長率見通しは7.8%。13年は8.2%に下方修正。
米国の2012年成長率見通しは2.2%、13年は2.1%。
ユーロ圏の2013年成長率見通しは0.2%。7月の0.7%から下方修正。
日本の2012年成長率見通しは2.2%。13年は1.2%に下方修正。」
などの発表をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「キプロスをB3へ格下げ。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
オセアニア時間は豪ドルが反発をみせました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
英RICS住宅価格(9月)は市場予想より強い−15.0%でした。
市場反応は限定的でした。
日国際経常収支(8月)は予想より強い+4547億円、
日国際貿易収支(8月)は予想より弱い−6445億円になりました。
市場反応は限定的でした。
日銀総裁が、
「高い成長率から安定した成長に円滑に移行させることが
当局者の重要な責務。潜在成長率を上回る成長継続させる施策は
様々な不均衡を招く恐れがある。」
との認識を示しました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
東京時間序盤はドルストレートが上昇をみせました。
原油先物が一時90ドル台を回復しました。
IMFの調査局長が、
「回復は失業を減らすには弱過ぎる。世界の回復は弱まった。
欧州危機と米国の財政の崖に不透明感がある。
中国・インド・ブラジルにハードランディングの恐れはない。
主要新興国はしばらく成長が鈍化。
伊やスペインの債券利回り低下は、
ECBが債券買い入れるとの見方を反映している可能性。
欧州債利回りがより低水準にとどまるか確信はできない。」
などの見解を示しました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
IMF国際通貨基金が、
「大半の国は赤字縮小で進展がみられる。
日本と米国は赤字削減に向けた明確な財政政策を欠いている。
先進諸国の来年の財政赤字の対GDP比率は平均4.9%。
先進諸国の今年の財政赤字の対GDP比率は平均5.9%。
先進諸国の財政赤字見通しを7月時点から悪化方向に修正。
ギリシャ公的債務は13年のGDP比182%をピークに減少へ。
ECBが先に発表した新たなユーロ圏加盟国向けの金融支援策は、
ユーロ圏各国による支援プログラムの要請を後押ししている。」
などの見解を発表しました。
豪RBA副総裁が、
「労働市場はここ数ヶ月で明らかに弱含んでいる。
失業率が示す以上に労働市場での余剰労働力が多いと認識。
労働市場の弱含みと世界経済見通しが先週利下げした理由の1つ。
住宅建設の弱さが直近の大きな驚きとなっている。
鉱業ブームが衰退。経済成長の新たな原動力を見いだす必要。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
日経済相が、
「日銀による外債購入は為替介入の観点であれば法改正が必要。
日銀による外債購入は政府との協調の中で日銀が判断すること。」
などの見解を示しました。
アジア開発銀行総裁が、
「日中間の領土問題で貿易が阻害されれば双方に不利益。
緩和手段はたくさんあるが日本の課題に沿った緩和が必要。」
などの見解を示しました。
東京時間午後はドル円がやや反発をみせました。
ドルストレートやクロス円が揉み合うもやや堅調に推移しました。
ダウ先物が上げ幅を縮小する展開になりました。
ロイター通信が、
「スペイン財務省は地方政府の流動性を支援するため、
私募形式で債券を発行して48.6億ユーロを調達する計画。」
との報道をしました。
IMFの副専務理事が、
「過度の変動に対する介入は可能との見解は変わっていない。
日本は物価1%めど達成に向けて金融緩和の余地は大きい。
日銀の外債購入に対して慎重な姿勢。
円の為替レートはやや過大評価との見方は不変。」
などの見解を示しました。
中国証券報が「中国の温州で銀行の不良債権が急増している。」
と報じました。
日景気ウォッチャー調査現状判断DI(9月)は前回値より弱い41.2、
同じく先行き判断DI(9月)は前回値より弱い43.5でした。
日銀金融経済月報では、
「10-12月の生産は海外経済の持ち直し後ずれで弱めの動き。
景気は横ばい圏内の動きとなっている。
企業の業況感は海外経済減速の影響など背景にやや慎重化。
世界経済めぐる不確実性が大きい。
金融・為替市場の景気・物価への影響に注意が必要。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
東京時間終盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
台湾や韓国の株式市場がマイナス圏へ反落しました。
中国上海株式市場は高値圏を維持しました。
日経平均は前日比−93.71円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
仏貿易収支(8月)は予想より弱い−52.86億ユーロになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まった後に反落しました。
中国上海株式市場は1.97%高で取引を終えました。
スペインの財務相が、
「ECBの国債購入計画に時限はない。
ユーロ圏財務相会合ではさらなる調整についての議論はなかった。」
との発言をしました。
午後4時過ぎにダウ先物が急落する展開になりました。
原油先物は89ドル台に反落しました。
一時、スペイン10年債利回りが6%台に上昇しました。
ユーロなど主要通貨ペアが下落しました。
ユーロ円が一時101.01円まで下落しました。
ドラギECB総裁が、議会証言で
「欧州経済は引き続き難問に直面している。
政治家は財政改革を続けねばならない。
適切な条件下で国債購入策のOMTを実施する用意がある。
経済活動は目先は低迷する見通し。OMT発表は市場の信頼に貢献した。
経済見通しは下方リスク。銀行監督一元化は大切な一歩。
ECBの金利は極めて低い。」などの見解を示しました。
午後5時頃からユーロドルがやや反発をみせました。
ユーロ円が下げ一服になり揉み合いました。
英鉱工業生産指数(8月)は予想とおりの−0.5%、
英製造業生産高(8月)は予想より弱い−1.1%
英商品貿易収支(8月)は予想より弱い−98.44億ポンドになりました。
ポンド売り反応がみられました。
ギリシャの6ヶ月債の入札では、
「目標上限10億ユーロに対して13億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い4.46%。
応札倍率が前回より低い1.60倍。」
と目標上限以上の調達額になりました。
午後6時半頃からポンドドルがやや反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
仏の株式市場は前日比プラス圏へ反発しました。
その後、主要通貨ペアが下げ一服も揉み合い推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.34675%に低下しました。
午後8時頃からドルストレートが反発上昇しました。
ダウ先物が徐々に反発しました。
原油先物が90ドル台を回復しました。
オランダ中銀総裁が、
「債務危機のいまだ半ば。
国債購入計画のように明るい兆候もある。
銀行同盟の開始も明るい兆候。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「銀行監督一元化を急ぐために独は何でも行う。
銀行監督一元化はEUとユーロ圏にとってもっとも難しい問題。」
との発言をしました。
加住宅着工件数(9月)は予想より強い22.02万件でした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
独の株式市場がプラス圏へ一時反発しました。
オーストリア財務相が、
「ギリシャの経済環境には依然として不満がある。
ギリシャ問題は10月末には討議される必要があるだろう。
ギリシャ問題の結論は年末前には出されるだろう。」
などの発言をしました。
独の首相が、
「支援の一部ではギリシャ問題の全てを解決することはない。
誰もが一国家の問題はすべての国の問題だと認識している。
ギリシャは改革の終わりには達していない。
ギリシャがユーロ圏に留まることを望む。
問題解決に強力なパートナーシップで臨む。
ギリシャの改革速度は増している。」などの発言をしました。
ギリシャの財務省が、
「ギリシャ向けのユーロ圏財務相会合の可能性。
EUサミットはギリシャ支援を協議する。
ギリシャは計画の延長を要求した。」などの発表をしました。
ギリシャ問題に進展なくダウ先物や欧州株式市場が再下落しました。
その後、ユーロなどドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円が一時反発をみせました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
米10年債利回りが1.71%あたりに低下しました。
英NIESRのGDP予想(9月)は前月より強い+0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
一時、NYダウがプラス圏に反発するも再び下落しました。
ユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円も再び反落して主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロ円が101円台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.02台を割り込みました。
NYダウが一時100ドル超の下落になりました。
原油先物は堅調に推移し91ドル台を回復しました。
深夜12時半過ぎに豪ドルがやや反発をみせました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いになりました。
ポンドは下げ止まりをみせて揉み合いになりました。
ユーロの軟調がしばらく続きました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ロイター通信が、EUサミットの草案として、
「EU首脳らは長期的なEU予算から分離された
ユーロ圏予算の考え方を承認する。
EU首脳らはESMによる銀行への直接資金注入に対応して
ユーロ圏財務相に基準を策定するよう要請。」
などの報道しました。
原油先物が92ドル台に上昇しました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.346%。
応札倍率が前回より高い3.96倍。」になりました。
NYダウが下げ幅をやや縮小して揉み合いになりました。
米コンファレンスボードが、
「雇用トレンド指数(9月)は前月比マイナス0.3%。
雇用回復の勢いが10-12月期に一段と弱くなる可能性。」
との発表をしました。
FRB公定歩合議事録では、
「短期的な経済見通しには慎重。長期的見通しは改善を予想。
個人消費に緩やかな伸び。エネルギー分野の業績は力強い。
住宅市場は販売戸数増と価格上昇でやや前向きな動向。
インフレは概して抑制。理事らは大半が公定歩合の維持を推奨。」
などが示されました。
午後3時過ぎにユーロがやや反発をみせて揉み合いになりました。
英BOE総裁が、
「景気を刺激のするための金融緩和の量は重要な問題。
量的緩和は技術的には制限がないが金融政策の限界に関しては
深い疑問がある。政策金利の水準は底にある。」
などの発言をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を拡大しました。
一部銀行が「スイスフラン建ての預金にマイナス金利を適用する。」
との発表をしました。
米10年債利回りは1.712%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比−110.12でこの日の取引を終えました。

<10月10日(水)>

米アルコアの7-9月期決算では1株当たり利益が
予想より強い0.03ドルになりました。
IMF国際通貨基金が、
「ユーロ危機は主要な懸念の源泉。
米国と日本への著しい質への逃避を招く。
米国は財政の崖と債務上限問題が差し迫ったリスク。
日本は銀行への大量の国債集中が金融安定上の懸念。」
などを示しました。
オセアニア時間ではユーロや豪ドルが軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
豪Westpac消費者信頼感(10月)は前月より強い99.2でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃にドル円がやや反落しました。
ユーロ円が一時100.50を割り込みました。
原油先物が92ドル台を割り込みました。
日経平均は119円ほど下落して始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
IMFの金融資本市場局長が、
「ユーロ危機は金融安定の主要なリスク。
ユーロ圏の周辺国と中核国の格差拡大。
金融安定性の持続にはさらなる政策の取り組みが必要。」
などの認識を示しました。
仲値前あたりから主要通貨ペアにやや反発の動きがみられました。
IMFの筆頭副専務理事が、
「欧州の財政調整には成長に配慮した財政調整が必要。
欧州は銀行支援で地域レベルの行動が必要。
ソブリン債のスプレッド相違の3割は銀行が原因。
政府と銀行間には深い結び付きがある。」
などの認識を示しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
仏中銀総裁が、
「脆弱な銀行がECBの金融政策の伝達を妨げる。
銀行同盟はソブリンリスクと銀行システムの関連性の遮断に重要。
国債購入プログラムは厳格な条件付けを求める。
モラル低下をあおらない場合のみ国債購入プログラムは機能。」
などの認識を示しました。
FRBのイエレン副議長が、
「低金利は米経済の回復支援に必要。
米国債は依然として安全資産とみなされている。
米経済の低迷が続くとの見方が長期金利を押し下げている。
銀行のバランスシートに金利リスクが存在する可能性を懸念。
高水準の失業率の予想が低い利回りを説明している。
低水準で安定したインフレ率が低い利回りを説明。
QEによる購入が長期利回り押し下げている。
経済が回復した際に政策は正常化されよう。
QEは途上国の不安定な資本流出入をもたらす要因となるが
QEで米景気回復が加速すれば全世界に恩恵もたらす。」
などの発言をしました。
午前11時頃からユーロが再び下落しました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「OMTは国債利回りとスプレッド縮小狙う。
財政再建と成長のバランスに留意し必要なら是正する準備すべき。」
などの発言をしました。
スイス中銀総裁が、
「スイスフランと円は安全な投資先。
スイス・フランの上限設定は正しい政策。
欧州と世界にとって非常に困難な時期。」
などの認識を示しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が下げ幅を縮小しました。
東京時間午後からややドル売りが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反発してドル円がやや反落して揉み合いました。
仏中銀総裁が、
「ユーロ圏に根強い脆弱さが残る。
ユーロ圏の金融市場に分断がみられる。
来年のユーロ圏は極めて緩やかな景気回復を予想。
ユーロ圏の国債スプレッドはなおかなり大きい。
各国政府は潜在成長を押し上げる必要がある。
財政出動による成長促進は長く続かない可能性。
ECBは引き続き必要なあらゆる行動を取る。」
などの発言をしました。
中尾財務官が、
「日本の財政状況は低金利でも決して安心できない。
将来に金利が上昇し金融セクターなど経済にダメージ与える可能性。
インフレ率が低くてもバブルの兆候を見逃してはいけない。
赤字国債は政治家のガバナンスが大事。」
などの見解を示しました。
日銀総裁が、
「日本とスイスはともに通貨高で苦しんでいる。
円高への懸念が追加緩和の一因。
日本円とスイスフランの相場水準は高い。
日本経済はスイス経済の9倍の規模。
スイスと日本は非常に異なる。」
などの認識を示しました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物がやや反落しました。
日工作機械受注速報(9月)は前回値より弱い−3.0%でした。
日経平均は前日比−173.36円で取引を終えました。
独卸売物価指数(9月)は前回値より強い+1.3%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
原油先物が一時92ドル台を回復しました。
独連銀総裁が、
「ECBはユーロの価値を守る責任がある。
ECBは責務を全うする信念を持たなければならない。」
などの発言をしました。
仏鉱工業生産指数(8月)は予想より強い前月比+1.5%でした。
欧州の株式市場はマイナス圏で始まった後に下げ幅を縮小しました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
中国上海株式市場は0.22%高で取引を終えました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
豪ドル円が80円台を回復しました。
伊鉱工業生産(8月)は予想より強い前月比+1.7%でした。
独仏の株式市場がプラス圏へ一時反発しました。
午後5時半くらいからダウ先物が再び反落しました。
独仏の株式市場が再びマイナス圏へ反落しました。
ユロドルなどドルストレートが反落する展開になりました。
伊短期債の入札では、
「1年債が目標上限とおりの80億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回よりかなり高い1.941%。
応札倍率が前回より高い1.77倍。」などになりました。
独5年債の入札では、
「目標上限40億ユーロに対して応札額69.58億ユーロ。
発行額31.12億ユーロ。平均落札利回りが前回より低い0.53%。
応札倍率が前回より高い2.2倍。」になりました。
午後7時頃から欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物が再び反発して下幅を縮小しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.34275%に低下しました。
仏大統領が
「仏とスペインはギリシャがユーロに残留すべきとの見解を共有。」
との発言をしました。
スペインの首相が、
「6月のEUサミットの合意は遵守されるべき。
合意には銀行同盟も含む。ギリシャのユーロ離脱は選択的間違い。
今年の成長率は予想より良くなる可能性。
今年の赤字削減目標が達成できると信じている。
独が銀行同盟を遅らせようとしているとは思っていない。
銀行同盟の明確な工程が必要だと認識している。
全ての銀行が銀行同盟の元で監視されるべき。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
原油先物が上下動しながらも92ドル台に上昇しました。
午後9時半頃からダウ先物や欧州株式市場がやや反落しました。
主要通貨ペアに押しがみられました。
米10年債利回りは1.73%に上昇しました。 
NYダウは小幅安で始まりやや軟調に推移しました。
米卸売在庫(8月)は予想より強い+0.5%でした。
午後11時過ぎに主要通貨ペアが反発する展開になりました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りが1.75%に上昇しました。
ユーロドルが一時1.29台を回復しました。
ユーロ円が一時101円台を回復しました。
原油先物が一時93ドル台に上昇しました。
ロンドンフィックス頃から主要通貨ペアがやや反落しました。
NYダウがやや下げ幅を拡大しました。
欧州の株式場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ドル円が軟調に推移しました。
ユーロ円が101円台を割り込みました。
加ドルが軟調に推移しました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回りが1.700%。
応札倍率が前回より高い3.26倍。」になりました。
NYダウが一時140ドルほどの下落になりました。
原油先物が92ドル台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが1.69%あたりに低下しました。
ユーロドルが1.29を割り込んだあたりで揉み合いました。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、
「経済活動は概して緩やかに拡大。
NY地区は横這い状態になりつつある。
カンザスシティーは成長ペースが鈍化。
9月の消費支出は概ね横ばいから小幅増。
雇用情勢はほぼ変わっていない。
多くの地区で小売売上高は小幅拡大。不動産状況は前月改善。
大半の地区で中古住宅販売の増加を報告。
製造業部門の状況は強弱まちまち。総じて前回の報告から幾分改善。
ほとんどの地区でローン需要は横這いから増加。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
深夜3時半過ぎにドルストレートがやや反発をみせました。
ロイターとイプソスの調査では、
「ロムニー氏支持45%、オバマ大統領支持44%。」になりました。
ミネアポリス連銀総裁が
「物価目標満たす限り、失業率が5.5%を下回るまでは低金利維持。
失業率が5.5%下回るまで出口戦略を先送りするべき。
中期的なインフレ見通し2.25%を上回れば解除着手検討。
2.25%は長期目標信認の脅威とならない。
物価安定と最大雇用の二大目標に現在は何も対立はない。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは1.675%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−128.56ドルでこの日の取引を終えました。

<10月11日(木)>

格付け会社のS&Pが、
「スペインをBBB−に2段階格下げする。見通しはネガティブ。
スペインの政府債務が2012年-2014年にGDP100%超になれば
さらに格下げの可能性。」との発表をしました。
ユーロドルなど主要通貨ペアが急落しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
ダラス連銀総裁が、
「QE3が経済成長を促す効果があるかの判断は時期尚早。
QE3は支持しなかった。FRBによる数多くの基準設定の議論は
メリットがあるが達成は困難。持続的な金融緩和は
財政問題に取り組む議員に対する圧力を和らげる。」
などの発言をしました。
ブラジル中銀が政策金利を0.25%引き下げ7.25%としました。
日機械受注(8月)は予想より弱い−3.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀金融政策決定会合議事録要旨では、
「内需、先行きも底堅さ維持すると見込まれるが、
輸出と生産の弱さ補うのは期待したがたい。
景気は当面横ばい圏内にとどまるとの認識で一致。
海外経済は減速やや強まっているとの認識で一致。
日本経済が持続成長に復する軌道はずさないよう、
このタイミングでの緩和強化が適当。
円高株安がマインド悪化を通じて設備投資や個人消費に
マイナスの影響及ぼさないか注視。
中国経済は在庫調整の終了までには相当程度の時間要する。
急速な円高進行など景気下振れリスク高まっていること踏まえ、
機を逸することなく適切な行動が重要(財務省出席者)。」
などが示されました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロが軟調に推移しました。
ドル円がやや反発をみせました。
IMFの専務理事が、
「中国は責任者がIMF総会に参加しないことで損をする。
日中間の緊張が解決されることを期待している。」
などの発言をしました。
豪新規雇用者数(9月)は予想より強い+1.45万人、
豪失業率(9月)は予想より弱い5.4%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
日経平均は下げ幅をやや縮小する展開になりました。
ダウ先物はやや上昇をみせました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
韓国中銀が政策金利を0.25%引き下げ2.75%としました。
韓国株式市場が一時プラス圏に反発する場面がありました。
英BOEのウィール委員が、
「一層の追加緩和策はインフレ率を押し上げる恐れ。
インフレ目標と両立できない可能性もある。
追加利下げの可能性は小さい。」などの見解を示しました。
午前11時近くからユーロの下落が一服になりました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
香港の株式市場がプラス圏へ一時反発する場面がありました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が反発上昇しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
日財務相が、
「財政政策による景気刺激策も重要。成長と車の両輪に。
経済成長と財政再建を車の両輪に財政政策進めるべき。
金融システムの安定性確保に努力。その健全性の維持が重要。
欧州危機など下振れリスク収まれば12年度成長2%は可能。」
などの発言をしました。
東京時間後半はドル円が一時78円台を割り込みました。
米財務長官が、
「財政の崖の先送りは責任ある戦略ではない。
欧州は現在より良い状態になるだろう。解決は何年か要する。
インドの改革は有望で説得力がある。」
などの認識を示しました。
日経平均は一時下げ幅を縮小するも再び軟調に推移しました。
ダウ先物が上げ幅をやや縮小しました。
独の財務相が、
「ユーロ圏は財政赤字削減の約束を履行しつつある。
ユーロ圏には考えられているよりも多くの進展がある。
ユーロ圏では誰もユーロの放棄について考えていない。
ユーロ圏諸国のユーロを防衛する決意は固い。
欧州は問題を解決する過程にある。
ギリシャの問題はギリシャで解決する必要。
ユーロ圏はギリシャのトロイカ報告待つ必要で合意。
ギリシャが目標満たせばユーロ圏から追放しない。」
などの発言をしました。
日消費者態度指数(9月)は前月より弱い40.1になりました。
日経平均は前日比−49.45円で大引けになりました。
独消費者物価指数確報(9月)は予想とおりの+2.0%でした。
市場反応限定期でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が一時再び78円台を割り込みました。
中国上海株式市場が下げ幅を拡大しました。
オーストリア中銀総裁が、
「世界とユーロ圏の成長見通しは悪化している。
ユーロ圏で南北間の格差がある。ECBが政策をまとめるのは難しい。
ECBの金利政策を変更する必要はない。
欧州銀行監督が準備が整うのは2013年半ば以降になる見通し。」
などの発言をしました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
午後3時半頃からドル円が反発をみせました。
仏消費者物価指数(9月)は予想より弱い−0.3%でした。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏で始りました。
中国上海株式市場は0.81%安で取引を終えました。
欧州の株式市場がプラス圏へ反発して堅調に推移しました。
ダウ先物が揉み合いの後に上昇する展開になりました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
FRBのイエレン副議長が、
「大半の先進国の経済成長は非常に緩やか。
潜在成長力を大幅に下回る。欧州危機と住宅市場が米成長を阻害。
財政面での無為が低調な回復につながった。新興国経済は鈍化。
国際的な需要の低迷と欧米向け輸出の減退に直面している。
日本の債務水準・高齢化・景気低迷は財政の持続可能性への懸念。」
などの認識を示しました。
欧州委員長が、
「緊縮と成長の間でバランスを見つけるのは可能。
高水準の債務は非社会的で予算削減が必要。」
などの見解を示しました。
ECB月例報告では、
「景気見通しは下方リスク。インフレ見通しは概ね均衡。
政府が条件に合意すれば国債購入する用意がある。
条件が満たされなければ国債購入は停止する。
成長は弱い状態は続く。インフレは2013年に2%未満へ。」
などが示されました。
伊2015年債の落札利回りは前回より高い2.86%になました。
伊10年債利回りは5.07%台に低下しました。
ギリシャ失業率(7月)は前月より悪化して25.1%になりました。
日財務相が、
「G7では円高が悪影響を及ぼすことへの懸念を表明した。
為替に関する認識を引き続き共有することが重要と述べた。
為替変動の過度な変動は経済に悪影響と述べた。
G20に向け連絡を密にし動向を注視することで合意した。」
などの発言をしました。
午後7時半頃ユーロドルが1.29台を回復しました。
原油先物が92ドル台を回復しました。
一部メディアが、
「ソフトバンクが全米第3位の携帯大手スプリントを
買収する方向で協議に入った。買収総額が日本企業では
過去最大級となる2兆円規模に達する可能性。」と報じました。
ドル円が堅調に推移しました。
ユーロ円が101円台を回復しました。
独の首相が、
「EU27か国での通貨統合が重要。
独経済はユーロ圏の成長鈍化の影響を被っている。
独の興味はユーロ圏経済を助けること。
独の仕事はユーロ経済を刺激すること。
いくつかの減税を考えている。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.34025%に低下しました。
米貿易収支(8月)は予想よりやや弱い−442億ドル、
米輸入物価指数(9月)は予想より強い+1.1%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い33.9万件と、
4年8ヶ月ぶりの低水準になりました。
ドル円やクロス円に上昇反応がみられました。
加国際商品貿易(8月)は予想より強い−13.2億加ドル、
加新築住宅価格指数(8月)は予想より強い+0.2%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
伊10年債利回りは5.078%あたりに低下しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは一時1.73%あたりに上昇しました。
その後、NYダウが上げ幅をやや縮小しました。
スペイン10年債利回りは5.834%あたりに上昇しました。
主要通貨ペアに一時やや押しの動きがみられました。
その後、NYダウが上げ幅を拡大する展開になりました。
ドルストレートが再び上昇しました。
FRBのスタイン理事が、
「非伝統的な政策手段に関してFOMC内に見解の相違があった。
現在の前例のない状況を考慮すれば不可避であり健全。
政策行動がなければ失業率の改善はしばらく遅くなる。
9月の政策決定を支持。決定は正しかったと強く確信。
追加行使のハードルは高い地点まで押し上げられた。
物価安定の脅威が生じれば政策金利は引き上げられる。」
などの見解を示しました。
米EIA週間石油在庫統計では原油在庫が167.2万バレル増でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドンフィックス頃からNYダウが上げ幅を縮小して反落しました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
米10年債利回りが低下して1.7%台を下回りました。
深夜1時頃からドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円やクロス円は軟調に推移しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「9月のFOMCの決定には反対を表明する。
QE3は利益よりコストが大きく雇用への効果も大きくはない。
2015年は許容できないほどインフレリスクが高まり、
2015年より前に引き締めに転じる可能性。
9月の雇用統計は良いニュース。雇用の緩やかな回復を示している。
政府の統計担当者は誠実である。」などの見解を示しました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが2.904%。応札倍率が前回より高い2.49倍。」
になりました。
深夜2時過ぎからドルストレートが再び緩やかに反落しました。
NY時間終盤にかけてドル円が揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.668%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比−18.58ドルの4日続落で取引を終えました。

<10月12日(金)>

セントルイス連銀総裁が、
「雇用統計の操作などはない。今後も失業率は低下して行くだろう。
新規失業保険申請件数は変動しやすい指標である。
2012年下期のGDPは2%を予想。来年は3%を上回る可能性。」
などの認識を示しました。
オセアニア時間はドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円が反発をみせました。
豪ドルやNZドルが軟調に推移しました。
ユーロは揉み合い推移になりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は92ドル台前半で推移しました。
WSJ紙が、
「独の主要経済研究所はギリシャが抱える膨大な債務について、
ECBの国債買い入れを通じて単に時間を稼ぐだけで持続不可能。
さらなるヘアカット(債務元本の削減)が必要との見解を示した。」
と報道しました。
日経新聞が、
「G7は経済失速回避で連携。欧州の危機対応に期待。
成長下振れに警戒感。具体策に踏み込めず。」
などの見出しでG7に関する報道をしました。
加の財務相が、
「IMFがギリシャなどの財政問題解決に
一層の時間的猶予を与えるとの提案に賛成。」
との発言をしました。
日第三次産業活動指数(8月)は予想とおりの+0.4%、
日国内企業物価指数(8月)は予想とおりの−1.4%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
その後、日経平均が反落する展開になりました。
ドルストレートでのドル売りがやや弱まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
独の財務相が、
「短期的措置は中期的な目標と合致する必要。
欧州は世界経済の問題の唯一の原因ではない。
欧州が問題を解決しつつあるとの信頼は拡大している。
ユーロ各国はコミットメントを守り実行すべき。
G20は欧州が前進していることに注目している。
G7の公的債務を削減し過剰流動性の発生を回避する見解を支持。
IMFの新たな出資比率は経済開放度を考慮すべき。」
などの発言をしました。
独連銀総裁が、
「独経済は下期に停滞へ。独経済は欧州の調整の影響を受けている。
独経済はなお力強い。危機は各国政府が解決する必要。
ギリシャ支援プログラム延長すれば必要資金が拡大する。
ギリシャについてはトロイカの報告を待つ必要。
ECBが貨幣を増発することで危機は解決できない。
政府が中銀に依存し過ぎることを懸念している。
IMFの2者間信用供与の枠組みに独連銀が調印へ。
米国の財政の崖とエネルギー価格とユーロ圏危機が
世界経済の主なリスク。」などの発言をしました。
その後、日経平均が再びプラス圏へ反発しました。
一部メディアが、
「ギリシャ政府とトロイカ査察団との協議が11日に前進して、
ギリシャに実施が義務付けられる緊縮政策について
10月半ばのEUサミットまでに合意が成立する見通し。」
との観測報道をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日プラス圏で始まりました。
ドルストレートなど主要通貨ペアが反発上昇しました。
ダウ先物がやや堅調傾向で推移しました。
NZドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
日の月例経済報告では、
「景気判断を3ヶ月連続で下方修正する。このところ弱めの動き。
3ヶ月連続での下方修正はリーマンショック直後以来。
生産は3ヶ月連続、業況判断は10ヶ月ぶりに下方修正。
景気は当面弱めの動き。その後は海外改善につれた回復を期待。」
などが示されました。
日財務相が、
「景気の先行きは警戒感持って見ていく必要。
現状の景気に危機感。財政・金融でしっかり対応する必要。
欧米中銀トップとの会談はこちらから申し出た。
日銀へは強力な金融緩和を求め続けたい。
米FRB議長との会談では最大の問題である円高基調に
触れないことあり得ない。」などの発言しました。
その後、中国上海株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小しました。
午前11時過ぎから主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の政治的停滞は日本の債務見通しにとって懸念材料。
日本国債の利回りは低水準続く可能性高い。
政策当局者に債務を削減する時間的猶予を与える。
中銀による国債買入は低い経済成長の最終的な解決策にならない。
日国債の利回り上昇につながる可能性は目先見当たらない。」
などの見解を発表しました。
IMF国際通貨基金が、
「日銀は1%のインフレ目標達成のため一段の緩和が必要な公算。
中国のハードランディングの可能性は引き続き低い。」
などの見解を示しました。
中国上海や韓国や台湾などの株式市場がマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物がやや反落する展開になりました。
主要通貨ペアが軟調推移になりました。
白井日銀審議委員が、
「先進国の国債利回りは上昇リスクが高まっている可能性。
新興国の利上げ慎重姿勢。商品価格上昇の一因。」
などの認識を示しました。
日経平均が再びマイナス圏へ反落しました。
IMFの専務理事が、
「ユーロ圏と米国が不確実性ある2つの地域。
世界の成長は失業を抑制するには不充分。
先進国の成長は活気を欠いている。
財政再建が必要だがペースは国ごとに検討すべき。
ギリシャは既に大幅な歳出削減を実施。
成長不足や市場の圧力を考えればさらなる時間が必要。」
などの見解を示しました。
独の財務相が、 
「1年後には欧州に関連する不透明感のほとんどを
克服していると楽観している。」と発言しました。
東京時間終盤はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
中国上海株式市場が反発して前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
日経平均は前日比−12.66円の8534.12円で週取引を終えました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアにやや上昇がみられました。
スペインの経済相が、
「ECBの国債買い入れ計画がすでに発動する準備ができている。
支援要請についてはどこからも圧力は受けていない。
11月の経済見通しで景気後退の深刻化が示されれば、
名目赤字目標を変更する必要もある。
スペインの支援申請に関する決定は格付けには左右されない。」
などの発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャのユーロ離脱の確率は3分の1。
中心的なシナリオではユーロを離脱する国はないと想定。」
との見解を発表しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
中国上海株式市場は小幅高で取引を終えました。
ユーロドルは一時押した後に上昇して堅調に推移しました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小してダウ先物も反発をみせました。
英BOEのタッカー副総裁が、
「資金調達スキームに多くの銀行が参加したことは嬉しい驚き。
スキームは銀行の資金調達コスト引き下げに寄与。
借り手にも恩恵が及ぶと確信。」との発言をしました。
その後、欧州の株式市場やダウ先物が反発をみせました。
伊10年債利回りは5.009%あたりに低下しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ギリシャの2013年財政目標が達成できるとの心強い兆しがある。
ギリシャにとって危機脱出の最善の策はユーロ圏内での改革。
ECBの新しい債券買い入れ計画は信頼の置ける安全装置。
ユーロは後戻りできない。インフレで政府債務の負担
を緩和させるのはユーロ圏の選択肢ではない。」
などの発言をしました。
午後5時頃から主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
欧州の株式市場やダウ先物が反落しました。
欧工業生産指数(8月)は予想より強い+0.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
EU欧州連合がノーベル平和賞を受賞することになりました。
日経済相が、
「バーナンキFRB議長と中央銀行の役割について話した。
日本が円高基調でデフレが続いていると話した。
今後の景気動向について意見交換した。」
などの発表をしました。
中国人民銀行副総裁が、
「2012年の中国経済成長率は7.8%前後になる。
公式目標の7.5%は確実に上回る。
2012年の中国のインフレ率は2.7%前後に。
人民元は均衡水準に近い。
人民元建て融資のこれまでの伸び率は16%で力強い。
中国人民銀は市場介入を大きく減らした。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
豪RBA総裁が、
「中国成長鈍化は豪州にとって問題。
豪州の商品価格は予想より落ち込んでいる。
豪中銀は金利を動かす余地がある。」
などの発言をしました。
豪ドル米ドルや豪ドル円などが軟調になりました。
原油先物が一時92ドル台を割り込む場面がありました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が再び反発しました。
ユーロドルやポンドドルが反発をみせました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「債券購入計画は実施ができる状態となっている。
ギリシャへのさらなる外部支援にはより時間が必要。
ECBは国債購入で損失を被るとは予想していない。
スペインが支援を要請するとの兆候はない。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.33425%に低下しました。
米JPモルガン・チェースの7-9月期決算では、
1株当たりの利益が予想より強い1.40ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルが堅調に推移しました。
米ウェルズ・ファーゴの7-9月期決算では、
1株当たりの利益が予想より強い0.88ドルになりました。
NY時間序盤はややドル売りが優勢の展開になりました。
米生産者物価指数(9月)は予想より強い+2.1%、
米生産者物価指数コア(9月)は予想より弱い+2.3%でした。
午後9時半過ぎからドルストレートに上昇の動きがみられました。
スペイン10年債利回りが5.65%台に低下しました。
仏の財務相が、
「ギリシャ向け計画は1ヶ月以内に決定される必要。
仏の赤字削減目標は変わらない。
米国は財政の崖を上る道を得られるだろう。」
などの発言をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場は反落しました。
午後10時頃からドルストレートがやや反落しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.65%台に低下しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)予想より強い83.1でした。
NYダウや欧州の株式市場に上昇反応がみられました。
為替市場での反応は限定的でした。
その後、NYダウや欧州の株式市場が反落する展開になりました。
原油先物が92ドル台を割り込みました、
一部メディアが、
「EUはイランに対する一部金融取引禁止を含む新たな制裁案を承認。
イランからの天然ガス輸入や、黒鉛、金属の輸出、
そして、造船技術、貿易の短期保証も禁止する。」
と報じました。
伊の首相が、
「スペインがEUに対して支援を要請すれば
市場の投機的動きは落ち着く可能性。」との認識を示しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ギリシャは自国債を買い戻し償却すべき。
2020年までにギリシャの累積債務がGDPの120%を超えると予想。
ECBは直接購入することはできない。
買い入れ償却したとしても債務不履行には当らない。」
との発言をしました。
ロンドンフィックス過ぎにNYダウがマイナス圏へ下落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏で取引を終えました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
深夜1時半頃からドル円やユーロドルなどがやや反発をみせました。
格付け会社のS&Pが、
「南アの自国通貨建て格付けをA−に引き下げる。
外貨建て格付けをBBBに格下げる。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
ランドが下落しました。
ロシアの大使が、
「加経済は安全な避難場所。ロシアは外貨準備に
加ドルを買い続けるだろう。」との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
深夜2時半過ぎから豪ドルが反発をみせました。
リッチモンド連銀総裁が、
「インフレ率を2%に保つ取り組みを弱めると誤解されることで、
少なくとも2015年半ばとの文言は欠陥あり反対した。
MBS追加購入で成長改善すればインフレ率上昇引き起こす。
仮に追加資産購入するならば米国債の方が好ましい。
経済成長は来年後半から強まり始め改善し続ける。」
などの発言をしました。
米月次財政収支(9月)は予想とおりの750億ドルになりました。
米財務省が、
「2012会計年度の財政赤字は1兆900億ドル。4年連続で1兆ドル超。
財政赤字は前年の1兆2970億ドルからは減少した。」
との発表をしました。
NYダウが終盤にかけて反発をみせました。
米10年債利回りは1.654%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+2.46ドルの13328.85ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<10月15日(月)>

午前8時01分にライトムーブ住宅価格(10月)、
午前9時半に豪住宅ローン許可件数(8月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(9月)、中国生産者物価指数(9月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(8月)、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(9月)、
夜9時(予定)に米シティ・グループの第3四半期決算発表、
夜9時半に米小売売上高(9月)、NY連銀製造業景気指数(10月)、
夜11時に米企業在庫(8月)、
などが予定されています。
中国・米の指標には注目です。

<10月16日(火)>

朝6時45分にNZ第3四半期消費者物価、
午前9時半に豪RBA議事録、
午後5時半に英消費者物価指数(9月)、英小売物価指数(9月)、
同午後5時半に英生産者物価指数コア(9月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(10月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(10月)、欧貿易収支(8月)、
同午後6時に欧消費者物価指数確報(10月)、
夜9時(予定)に米ゴールドマン・サックスの第3四半期決算発表、
夜9時半に米消費者物価指数(9月)、米消費者物価指数コア(9月)、
同夜9時半に加製造業売上高(8月)、
夜10時に対米証券投資(ネット長期フロー 8月)、
夜10時15分に米鉱工業生産(9月)、米設備稼働率(9月)、
夜11時に米NAHB住宅市場指数(10月)、
などが予定されています。
NZ・豪・英・独・米の指標には注目です。

<10月17日(水)>

午後3時に日工作機械受注確報(9月)、
午後5時半に英失業率(9月)、英失業保険申請件数(9月)、
同午後5時半に英BOE議事録、
午後6時に欧建設支出(8月)、
夜8時(予定)にバンク・オブ・アメリカの第3四半期決算発表、
夜9時半に米住宅着工件数(9月)、米建設許可件数(9月)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<10月18日(木)>

午前11時に中国第3四半期GDP、中国鉱工業生産(9月)、
同午前11時に中国小売売上高(9月)、中国固定資産投資(9月)、
午後3時にスイス貿易収支(9月)、
午後5時半に英小売売上高指数(9月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加卸売売上高(8月)、
夜11時にフィラデルフィア連銀景況指数(10月)、
同夜11時に米景気先行指標総合指数(9月)、
などが予定されています。
中国・英・米の指標には注目されます。
また、この日からEU首脳会議が開催されます。

<10月19日(金)>

午後1時半に日全産業活動指数(8月)、
午後2時に日景気先行CI指数改訂値(8月)、
同午後2時に日景気一致CI指数改訂値(8月)、
午後3時に独生産者物価指数(9月)、
午後5時に欧経常収支(8月)、
夜8時15分(予定)にモルガン・スタンレーの第3四半期決算発表、
夜9時半に加消費者物価指数(9月)、加消費者物価指数コア(9月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(9月)、
などが予定されています。
加・米の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(15日-19日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.34で始まり、
週前半に堅調に推移しまして80のポイントを一時やや超えるも週の
後半に反落して79.65で週の終値となりました。
そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末に0.33425%と引き続
き低下しました。また、米10年債利回りは1.654%に低下しました。
一方、NYダウは週終値で13328.85ドルになり週間で281ドルほど下落
する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、10日の米卸売在庫(8月)が予想より強い
+0.5%、11日の米貿易収支(8月)が予想よりやや弱い−442億ドル、
米輸入物価指数(9月)が予想より強い+1.1%、米新規失業保険申請
件数が予想よりかなり強い33.9万件、12日の米生産者物価指数(9月)
が予想より強い+2.1%、米生産者物価指数コア(9月)が予想より弱
い+2.3%、ミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)が予想より
強い83.1、などになりました。市場予想より強い指標が多く米経済
の改善が覗える結果になりました。

また、先週の米要人発言では、10日、FRBのイエレン副議長「低金利
は米経済の回復支援に必要。米国債は依然として安全資産とみなされ
ている。米経済の低迷が続くとの見方が長期金利を押し下げている。
銀行のバランスシートに金利リスクが存在する可能性を懸念。高水準
の失業率の予想が低い利回りを説明している。低水準で安定したイン
フレ率が低い利回りを説明。QEによる購入が長期利回り押し下げてい
る。経済が回復した際に政策は正常化されよう。QEは途上国の不安定
な資本流出入をもたらす要因となるがQEで米景気回復が加速すれば全
世界に恩恵もたらす。」、
ミネアポリス連銀総裁「物価目標満たす限り、失業率が5.5%を下回
るまでは低金利維持。失業率が5.5%下回るまで出口戦略を先送りす
るべき。中期的なインフレ見通し2.25%を上回れば解除着手検討。
2.25%は長期目標信認の脅威とならない。物価安定と最大雇用の二大
目標に現在は何も対立はない。」、

11日、ダラス連銀総裁「QE3が経済成長を促す効果があるかの判断は
時期尚早。QE3は支持しなかった。FRBによる数多くの基準設定の議論
はメリットがあるが達成は困難。持続的な金融緩和は財政問題に取り
組む議員に対する圧力を和らげる。」、
FRBのイエレン副議長「大半の先進国の経済成長は非常に緩やか。
潜在成長力を大幅に下回る。欧州危機と住宅市場が米成長を阻害。
財政面での無為が低調な回復につながった。新興国経済は鈍化。
国際的な需要の低迷と欧米向け輸出の減退に直面している。」、
FRBのスタイン理事「非伝統的な政策手段に関してFOMC内に見解の相
違があった。現在の前例のない状況を考慮すれば不可避であり健全。
政策行動がなければ失業率の改善はしばらく遅くなる。9月の政策
決定を支持。決定は正しかったと強く確信。追加行使のハードルは
高い地点まで押し上げられた。物価安定の脅威が生じれば政策金利は
引き上げられる。」、
フィラデルフィア連銀総裁「9月のFOMCの決定には反対を表明する。
QE3は利益よりコストが大きく雇用への効果も大きくはない。2015
年は許容できないほどインフレリスクが高まり、2015年より前に引
き締めに転じる可能性。9月の雇用統計は良いニュース。雇用の緩
やかな回復を示している。政府の統計担当者は誠実である。」、

12日、セントルイス連銀総裁「雇用統計の操作などはない。今後も
失業率は低下して行くだろう。新規失業保険申請件数は変動しやすい
指標。12年下期のGDPは2%を予想。来年は3%を上回る可能性。」
リッチモンド連銀総裁「インフレ率を2%に保つ取り組みを弱めると
誤解されることで、少なくとも2015年半ばとの文言は欠陥あり反対
した。MBS追加購入で成長改善すればインフレ率上昇引き起こす。
仮に追加資産購入するならば米国債の方が好ましい。経済成長は
来年後半から強まり始め改善し続ける。」、などがありました。

そして、10日の米地区連銀経済報告(ベージュブック)では「経済活動
は概して緩やかに拡大。NY地区は横這い状態になりつつある。カンザ
スシティーは成長ペースが鈍化。9月の消費支出は概ね横ばいから
小幅増。雇用情勢はほぼ変わっていない。多くの地区で小売売上高は
小幅拡大。不動産状況は前月改善。大半の地区で中古住宅販売の増加
を報告。製造業部門の状況は強弱まちまち。総じて前回の報告から
やや改善。ほとんどの地区でローン需要は横這いから増加。」
などが示されました。

今週の米主要経済指標では、15日に米小売売上高(9月)とNY連銀製造
業景気指数(10月)に夜11時に米企業在庫(8月)、16日に米消費者物価
指数(9月)に米消費者物価指数コア(9月)と対米証券投資(8月)と米鉱
工業生産(9月)に米設備稼働率(9月)と米NAHB住宅市場指数(10月)、
17日に米住宅着工件数(9月)と米建設許可件数(9月)、18日にフィラ
デルフィア連銀景況指数(10月)と米景気先行指標総合指数(9月)、
19日に米中古住宅販売件数(9月)、などが予定されています。


円については、先週の日主要経済指標では、9日の日国際経常収支
(8月)が予想より強い+4547億円、日国際貿易収支(8月)が予想より
弱い−6445億円、日景気ウォッチャー調査現状判断DI(9月)が前回値
より弱い41.2、同先行き判断DI(9月)が前回値より弱い43.5、10日の
日工作機械受注速報(9月)が前回値より弱い−3.0%、11日の日消費者
態度指数(9月)が前月より弱い40.1、12日の日国内企業物価指数(8月)
が予想とおりの−1.4%、日第三次産業活動指数(8月)が予想とおりの
+0.4%、などになりました。日本経済がやや低迷していることが覗
える結果になりました。

そして、先週の日要人発言では、9日、日銀総裁「高い成長率から
安定した成長に円滑に移行させることが当局者の重要な責務。潜在
成長率を上回る成長継続させる施策は様々な不均衡を招く恐れ。」、
日経済相「日銀による外債購入は為替介入の観点であれば法改正が
必要。日銀による外債購入は政府との協調の中で日銀が判断。」、

10日、中尾財務官「日本の財政状況は低金利でも決して安心できな
い。将来に金利が上昇し金融セクターなど経済にダメージ与える可
能性。インフレ率が低くてもバブルの兆候を見逃してはいけない。
赤字国債は政治家のガバナンスが大事。」、
日銀総裁「日本とスイスはともに通貨高で苦しんでいる。円高への
懸念が追加緩和の一因。日本円とスイスフランの相場水準は高い。
日本経済はスイス経済の9倍の規模。スイスと日本は異なる。」、

11日、日財務相「G7では円高が悪影響を及ぼすことへの懸念を表明し
た。為替に関する認識を引き続き共有することが重要と述べた。為替
変動の過度な変動は経済に悪影響と述べた。G20に向け連絡を密にし
動向を注視することで合意した。」、

12日、日財務相「景気の先行きは警戒感持って見ていく必要。現状の
景気に危機感。財政・金融でしっかり対応する必要。欧米中銀トップ
との会談はこちらから申し出た。日銀へは強力な金融緩和を求め続け
たい。」、白井日銀審議委員「先進国の国債利回りは上昇リスクが高
まっている。新興国の利上げ慎重姿勢。商品価格上昇の一因。」、
日経済相「バーナンキFRB議長と中央銀行の役割について話した。
日本が円高基調でデフレが続いていると話した。今後の景気動向に
ついて意見交換した。」、などがありました。

また、12日に格付け会社のムーディーズが「日本の政治的停滞は日本
の債務見通しにとって懸念材料。日本国債の利回りは低水準続く可能
性は高い。政策当局者に債務を削減する時間的猶予を与える。中銀に
よる国債買入は低い経済成長の最終的な解決策にならない。日国債の
利回り上昇につながる可能性は目先見当たらない。」などの見解を示
しました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、15日に鉱工業生産確報(8月)
17日に日工作機械受注確報(9月)、19日に日全産業活動指数(8月)と
日景気先行CI指数改訂値(8月)に日景気一致CI指数改訂値(8月)、
などが予定されていますが注目度は低そうです。

先週のドル円相場は、週初8日に78.65で始まり揉み合いを経た後に
午前11時過ぎからリスク回避の動意に軟調傾向で推移して、ロンドン
時間前半に78.12まで下落する展開になりました。その後、やや戻す
もロンドンフィックスにかけて78.07まで再び下落しました。その後
は反発して9日の東京時間昼過ぎに78.43まで戻しましたが、IMFに
よる相次ぐ世界の経済に関する弱い見通しの発表も影響したか、揉み
合いながらもロンドンフィックスにかけて78.15まで反落する展開に
なりました。その後、緩やかに反発して10日のNY時間序盤にかけて
78.37まで戻しましたが、その後は軟調に推移して、S&Pがスペイン
を2段階格下げしたことを背景としたリスク回避の動意に、11日の
東京時間終盤にかけて週安値の77.94まで下落しました。
その後は反発に転じて、米新規失業保険申請件数が33.9万件と4年
8ヶ月ぶりの低水準になったことなどを背景にNY時間前半に78.58
まで上昇しましたが、その後は再び軟調になって深夜3時頃にかけ
て78.27まで反落する展開になりました。その後に反発をみせるも
週末12日は78.40を中心とする20Pipsほどの幅の上下動の揉み合い
になって78.43で週の取引を終えました。週前半に下落しましたが
週後半に反発をみせる相場展開になりました。


今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは10月11日高値の
78.58のポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜
けた場合は、10月5日高値の78.86から79.00の「00」ポイントを巡る
売り買いの攻防が注目されます。さらに上昇した場合は、79.50から
8月20日高値79.65のポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、12日安値の78.27のポイントを巡る売り
買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は78.00の「00」
ポイントから10月11の先週安値になる77.94のサポート・ゾーンを巡
る攻防が注目されます。さらに下落した場合は、FOMC後の揉み合いの
下辺あたりとなる77.43アラウンドでの攻防が注目されます。77円台
では引き続き強めの円高牽制発言がありそうです。米指標の改善傾向
に反発する可能性もありますが、ギリシャやスペインを巡る不透明感
もあり、78.00アラウンドから79.00アラウンドのレンジ相場となる
可能性が高そうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、8日の独貿易収支
(8月)が予想より強い+163億ユーロ、独経常収支(8月)が予想より弱
い+111億ユーロ、独鉱工業生産指数(8月)が予想とおりの−0.5%、
10日の独卸売物価指数(9月)が前回値より強い+1.3%、11日の独消費
者物価指数確報(9月)が予想とおりの+2.0%、欧工業生産指数(8月)
が予想より強い+0.6%、などになりました。欧州経済は弱いながら
も小康状態となっていることが覗える結果になりました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

7日、レーン欧州委員「ギリシャに関する交渉は順調に進んでる。」
ECBのアスムッセン理事「独仏を含めユーロ圏のほぼ全ての国で改革
が必要。ECBのユーロを守る姿勢が市場を安定させた。」、

8日、伊中銀「伊の銀行の8月不良債権は前年比15.6%増。」、
ユーログループ議長「欧州にとってESMの良いニュースが始まる。
ただ、ESM単独では充分ではない可能性。ギリシャに関して主要な
決定がまだあるとは思わないが、10月にギリシャに関して決定がある
ことに希望は残っている。」、ユーロ圏財務相会合「次回支援の実施
についてギリシャは具体的な行動で示すべき。」、ギリシャの財務相
「トロイカは財政目標達成期限の2年延長を検討している。」、
格付け会社フィッチ「ESMの格付けはAAA、見通しは安定的。」、
独の財務相「スペイン政府が支援の必要はないと言うならそれを信じ
るべき。」、ECBのコンスタンシオ副総裁「かなり低い金利を変更す
る理由はない。(OMTへ)金融支援の要請は各国に委ねられている。」

9日、ユーログループ「ポルトガルへの次の支出を承認。トロイカの
第5次調査の結論を歓迎。ポルトガルの目標達成のための解決策を
信頼している。」、ムーディーズ「キプロスをB3へ格下げ。見通しは
ネガティブ。」、IMF「ギリシャ公的債務は13年のGDP比182%をピー
クに減少へ。ECBが先に発表の新たなユーロ圏加盟国向けの金融支援
策はユーロ各国による支援プログラムの要請を後押ししている。」、
スペインの財務相「ECBの国債購入計画に時限はない。ユーロ圏財務
相会合ではさらなる調整についての議論はなかった。」、
ドラギECB総裁「欧州経済は引き続き難問に直面している。政治家は
財政改革を続けねばならない。適切な条件下で国債購入策OMTを実施
する用意がある。経済活動は目先は低迷する見通し。OMT発表は市場
の信頼に貢献した。経済見通しは下方リスク。銀行監督一元化は大切
な一歩。ECBの金利は極めて低い。」、
独の財務相「銀行監督一元化を急ぐために独は何でも行う。銀行監督
一元化はEUとユーロ圏にとってもっとも難しい問題。」、
オーストリア財務相「ギリシャの経済環境に依然として不満がある。
ギリシャ問題は10月末には討議される必要があるだろう。」
独の首相「支援の一部でギリシャ問題の全てを解決することはない。
ギリシャは改革の終わりには達していない。ギリシャがユーロ圏に
留まることを望む。問題解決に強力なパートナーシップで臨む。
ギリシャの改革速度は増している。」、
ギリシャの財務省「ギリシャ向けのユーロ圏財務相会合の可能性。
EUサミットはギリシャ支援を協議。ギリシャは計画延長を要求。」、

10日、仏中銀総裁「国債購入プログラムは厳格な条件付けを求める。
モラル低下をあおらない場合のみ国債購入プログラムは機能。各国
政府は潜在成長を押し上げる必要がある。財政出動による成長促進
は長く続かない。ECBは引き続き必要なあらゆる行動を取る。」、
仏大統領「仏と西班牙はギリシャがユーロに残留すべきと見解。」、

11日、S&P「スペインをBBB−に2段階格下げする。見通しはネガテ
ィブ。スペインの政府債務が2012年-2014年にGDP100%超になれば
さらに格下げの可能性。」、
独の財務相「ユーロ圏は財政赤字削減の約束を履行しつつある。
ユーロ圏には多くの進展がある。ユーロ圏では誰もユーロの放棄に
ついて考えていない。ユーロ圏諸国のユーロを防衛する決意は固い。
欧州は問題を解決する過程にある。ギリシャの問題はギリシャで解
決する必要。ユーロ圏はギリシャのトロイカ報告待つ必要で合意。
ギリシャが目標満たせばユーロ圏から追放しない。」、
オーストリア中銀総裁「世界とユーロ圏の成長見通しは悪化してる。
ユーロ圏で南北間の格差がある。ECBが政策をまとめるのは難しい。
ECBの金利政策を変更する必要はない。欧州銀行監督が準備が整う
のは2013年半ば以降になる見通し。」、
独の首相「EU27か国での通貨統合が重要。独経済はユーロ圏の成長
鈍化の影響を被っている。独の興味はユーロ圏経済を助けること。
独の仕事はユーロ経済を刺激すること。」、

12日、米WSJ紙「独の主要経済研究所はギリシャが抱える膨大な債務
について、さらなる債務元本の削減が必要との見解を示した。」、
独連銀総裁「独経済は下期に停滞へ。独経済はなお力強い。危機は
各国政府が解決する必要。ギリシャ支援プログラム延長すれば必要
資金が拡大する。ギリシャについてはトロイカの報告を待つ必要。
ECBが貨幣を増発することで危機は解決できない。政府が中銀に依存
し過ぎることを懸念。」、
一部メディア「ギリシャ政府とトロイカ査察団との協議が11日に前進
して、ギリシャに実施が義務付けられる緊縮政策について10月半ばの
EUサミットまでに合意が成立する見通し。」、
スペインの経済相「ECBの国債買い入れ計画がすでに発動する準備が
できている。支援要請についてはどこからも圧力は受けていない。
スペインの支援申請に関する決定は格付けには左右されない。」、
ムーディーズ「ギリシャのユーロ離脱の確率は3分の1。中心的な
シナリオではユーロを離脱する国はないと想定。」、
ECBのアスムセン専務理事「ギリシャの2013年財政目標が達成できる
との心強い兆しがある。ギリシャにとって危機脱出の最善策はユーロ
圏内での改革。ECBの新しい債券買い入れ計画は信頼の置ける安全装
置。ユーロは後戻りできない。インフレで政府債務の負担を緩和させ
るのはユーロ圏の選択肢ではない。」
複数のメディア「EU欧州連合がノーベル平和賞を受賞する。」、
ECBのアスムセン専務理事「債券購入計画は実施ができる状態となっ
ている。ギリシャへのさらなる外部支援にはより時間が必要。ECBは
国債購入で損失を被るとは予想していない。スペインが支援を要請
するとの兆候はない。ギリシャは自国債を買い戻して償却すべき。
2020年までにギリシャの累積債務がGDPの120%を超えると予想する。
ECBは直接購入することはできない。買い入れ償却したとしても債務
不履行には当らない。」、などがありました。

そして、11日のECB月例報告では「景気見通しは下方リスク。インフ
レ見通しは概ね均衡。政府が条件に合意すれば国債購入する用意があ
る。条件が満たされなければ国債購入は停止する。成長は弱い状態は
続く。インフレは2013年に2%未満へ。」などが示されました。


先週のユーロドル相場は、週初8日に下窓を空けて1.3024で始まり
軟調向で推移してロンドン時間前半に1.2937まで下落しました。
その後、緩やかに反発して9日の東京時間終盤にかけて1.2990まで
しましたが、ユーロ圏財務相会合で進展がなかったことが嫌気され
スペイン10年債利回りが6%台に上昇したことを契機にダウ先物が
急落したことでユーロドルが1.2906へ急落する展開になりました。
その後、揉み合いながらも反発してNY時間序盤に1.2960まで上昇を
みせましたが、独とギリシャの首脳会談でも目立った進展がみられ
なく、再び反落して揉み合いながらも軟調に推移して10日の東京時間
の正午あたりにかけて1.2835へ下落しました。その後は反発する展開
となってロンドンフィックス頃に1.2913まで上昇しましたが、小幅な
揉み合いを経て、11日早朝のS&Pによる「スペインをBBB−に2段階
格下げする。見通しはネガティブ。スペインの政府債務が2012年-14
年にGDP100%超になればさらに格下げの可能性。」との発表を契機に
急落して東京時間の仲値過ぎにかけて週安値となる1.2825まで下落し
ました。その後は反発に転じて、ロンドン時間序盤に一時押されるも
伊10年債利回りが5.07%台に低下したことやユーロ円の上昇などを
背景にロンドンフィックスにかけて1.2951まで上昇する展開になり
ました。その後、12日の東京時間終盤にかけて小幅な揉み合いにな
りましたが、ロンドン時間に入ると再び堅調推移になってNY時間序盤
にかけて揉み合いながらも1.2991まで上昇しました。その後、上昇し
て始まったNYダウが下落したことなどを背景にユーロドルも反落して
1.2953で週の取引を終えました。週前半に下落しましたが週後半に
反発をみせる相場展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、16日に独ZEW景況感調査
(10月)と欧ZEW景況感調査(10月)に欧貿易収支(8月)と欧消費者物価
指数確報(10月)、17日に欧建設支出(8月)、19日に独生産者物価指数
(9月)と欧経常収支(8月)、などが予定されています。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは12日高値の
1.2991から1.3000の「000」ポイント巡る売り買いの攻防が注目され
ます。ここを上抜けた場合は、1.3050から10月5日高値の1.3071の
ポイント、さらに上昇した場合は1.3100の「00」ポイント、ここを
上抜けた場合は9月17日高値の1.3171のポイントでの売り買いの攻防
が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは12日安値の1.2921から1.2900の
「00」ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜
けた場合は、先週安値の1.2825から1.2800の「00」ポイント、さら
に下落した場合は、9月11安値の1.2754のポイントでの売り買いの
攻防が注目されます。

先週はESMが正式に発足となりましたが、ユーロ圏財務相会合および
独とギリシャの首脳会談でも目立った進展がみられませんでした。
また、S&Pによる「スペイン2段階格下げ。」の発表がありセンチ
メントが悪化しましたが、週後半にかけてユーロが反発をみせて、
底堅さもみせる相場展開になりました。

一方、G7では「経済失速回避で連携。欧州の危機対応に期待。」と
合意されるも具体策には踏み込めず、市場は肩透かしを食らった格好
になりました。
また、国債の大量償還と地方選挙が控えるスペインですが、一時、
市場が催促するように10年債利回りが6%台に上昇するも、先週ま
での段階では全面支援を要請する様子がみられませんでした。

今週はユーロドルはやや堅調傾向でのレンジ相場となる可能性もあり
そうですが、18日にEU首脳会議が予定されていて、期待先行でユーロ
が上昇する可能性があるとともに具体的な進展が見られなかった場合
はユーロが売られる可能性もあり注目されます。
また、今週は週初15日と週後半の18日に中国の重要経済指標の発表
が予定されていて、先週末の12日に中国人民銀行副総裁が「2012年
の中国経済成長率は7.8%前後になる。公式目標の7.5%は確実に上
回る。2012年の中国のインフレ率は2.7%前後に。」と発言していて
良い数字となる可能性もありますが、一部では悪化を予想する観測
もあるようで、豪ドルとともにユーロの動向にも影響する可能性が
あるだけに注目材料になりそうです。

なお、13日に発表された中国貿易収支(9月)は市場予想より強い277
億ドルの黒字で、輸出も前年比9.9%増と市場予想を大きく上回る
結果になりました。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その26 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十六話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「先週はラシュキ女史の不思議な言葉を紹介したのじゃが…。」

『うん…。
 「そして、ある日突然、最もミステリアスな形で
  目の前の霧が晴れていくかのように、
  最も難しいと思われていたことが、
  とてもシンプルなことに思えてくるのです。
  消し去るプロセスを経ながら学んでいきます。」
 とかなんとかいう意味深な言葉だったな…。』

「この言葉の真意は著名な裁量トレーダーのラシュキ女史
 のみが知るところかもしれぬが…、
 これは理性的な理解が潜在意識レベルまで落とし込まれた
 深みの領域のことを言っているように思っとるのじゃ。」

『なんだよ。またジイさん流の小難しい物言いだな…。
 さっぱり意味わかんねーし。』

「たとえば、ピアノを覚えようとしている少女がいたとしよう。
 そして、ピアノが弾けるお母さんが熱心に少女に教えている。」

『……。』

「『ほら、右手でメロディーを弾いていても、
  左手でしっかり和音も弾くことを忘れちゃダメよ。』
 『ほらほら、何やってんのよ。そこでペダルを踏んで!』
 『ここからはフォルテシモよ。もっと強く弾かなくちゃ。』
 そりゃもう…、はじめはたいへんなものじゃのう…。」

『あははっ。少女にとってはまるで地獄の特訓だな。』

「ふむ…。まぁ、はじめはこんな具合でも、
 それから何年もたったとしよう。」

『……。』

「少女は見事にピアノを弾いているのじゃ…。
 しかも、ここで和音を弾かなくてはならないとか、
 ここのタイミングでペダルを踏まなくてはならないとか、
 ぎこちない理解を実行するレベルを超えていて、
 あたかも当たり前で簡単なことをするように
 曲を楽しんでピアノを弾いているものじゃ。」

『まぁ、練習を積んでいけばそうなるだろうな…。』

「これが、理性的な理解が潜在意識レベルまで
 落とし込まれた状況なのじゃのう…。」

『……。』

「そうじゃとも…。トレードの習得においても
 同じことが起こるというワケじゃ…。」

『……!』

「理性的な理解が潜在意識レベルまで落とし込まれたとき、
 目の前の霧が晴れるように、難しいことが、
 とてもシンプルなことに思えてくるわけじゃ。
 この潜在意識レベルまで落とし込まれたときは、
 理解というものが特別ではない自然なこととなるので、
 あたかも一つ一つの分離した理解というものが融合されて
 消し去るように感じられるというわけではなかろうかのう…。」

『……。』

「トレードの、あの難しい執行が…、
 つまり、エントリーやエグジットが、損切りを含めて、
 ほとんど無意識なまでに自然にできるようになる、
 というわけじゃ。」

『……。』

「ある人はそれを『ゾーン』と呼んだのじゃ。」

『……!』

「理性的な理解や理屈を超えて自然に執行するので、
 車の運転でブレーキを踏むときがあるように、
 気がついたら損切りしていたということも
 あるくらいなのじゃのう…。それには怒りもなくじゃ。」

『へっ。ゾーンだかなんだか知らないがそのレベルに至っても、
 負けトレードになることもあるってわけだな。』

「ふむ…。また詳しくお話をしようと思うがのう。
 トレードで収益を上げるということは
 もちろん勝つことは必要であるけれども
 負けないということではないのじゃ…。」

『……?』

「相場は本質的に不確実性のあるものであり、
 相場はチャートの中で数学的に展開されているものではなく、
 経済指標の発表はもちろんのこと、不測の要人発言、
 格付け会社の発表、投機筋の仕掛け、ダウの動向、
 市場替わりの新たな参加者によるストップ狙いの
 プライスアクションの揺り動かしなどなど、
 様々な不確定要素のある中で執行していくもので、
 100%は勝てるものではなく、確率的な思考が大切なのじゃ。」

『まるでトレードってやつは、
 何が起こるかわからない戦場での戦いだな…。』

「ふむ…。不敗の聖杯はトレーダーの夢ではあるけれども、
 相場には本来的な不確実性があり、負けることもあることは
 認めなくてはならないことではなかろうかのう…。」

『……。』

「トレードは一喜一憂して個々に捉えるべきものではなく、
 集合的に捉えていく必要があるのじゃ。
 そして、トレードを集合的に捉えるならば、
 損切りは負けであって負けではなく
 損失を限定させる不確実性から守る防御の技術となもので、
 トレードとは勝ち負け織り成してトータルとして勝って行くもの
 ということになるのではなかろうかのう…。」

『……。』

「また、ときにダマシもチャンスにできる場合もあるのじゃ。
 ダマシのブレークアウトから踏み上げに乗っていくのも、
 また、キーリバーサルなどもいわばダマシを利用した手法じゃ。
 ダマシは嘆くだけではなく、ときにパスカービル家の犬として、
 重要なエントリーのサインとなることもあるのじゃ…。」

『ダマシにも意味があることがあるというわけか…。』

「今週は長くなってしまったので…、
 まずはこのくらいとしておこうと思うが、
 トレードの学習では集合的に捉えて『確率的な思考』をしていく
 必要があるということは大切なことになろうのう…。」

『ふん。そんなもんかねぇ…。で…来週はどんな話だい。』

「来週は、トレードの学習で大切な、
 排除すべき『少数経験の誤謬』の話と、
 典型的な2通のメールの話でもしようかのう…。」

『何だよ。その「少数経験の誤謬」てのは?』

「詳しくは来週のお楽しみじゃが…、
 確率的な思考を妨げる経験についてじゃ。」

『……。』

「ところで、今回のお話のはじめの方の
 理性的な理解を潜在意識レベルまで落とし込むことにかかわる
 とても興味深い無料レポートがあるのじゃ。」

『教えろよ…。』

「高村さんという方が著作した『デイトレ攻略の新戦略レポート』
 http://www.seizon.jp/ じゃよ。
 レポートは無料のものじゃがその内容は凄いものじゃ。
 このレポートはネット上での無断頒布を避けるため
 二重の承認を経てはじめてリポートが読めるようになっておるが、
 読んでみられるとよかろう。
 読後にいつでも解除ができるメールマガジン講座が届くがのう、
 高村さんはトレーダーでブロガーではあるが、
 商業的な下心などないので安心じゃよ。」

『ならば…、読んでみてやるとするか。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その25


今週はG7とIMFや世銀などの会合で東京に首脳達が集いますね。

●先週の主な出来事

<10月1日(月)>

市場はドル買いがやや優勢の展開で始まりました。
独経済誌ウィルトシャフツウォッヘが、
「トロイカは支援条件が完全に履行されていないギリシャへ
310億ユーロの支援を実施へ。」との観測報道をしました。
一部メディアが、
「スペイン予算省は2013年に2072億ユーロを借り入れる計画と発表。
スペインの債務は2013年にGDP比90.5%に増加する見込み。」
との観測報道をしました。
独フォークス誌が、
「ギリシャの財政赤字は200億ユーロを下回り、
135億ユーロから180億ユーロの範囲に収まる見通し。」
との観測報道をしました。
独ウェルト紙が、
「独首相はEUのインフラ補助金に代わる共通のEU予算の導入を
提案する見通し。」との観測報道をしました。
オセアニア時間はドルストレートが軟調に推移しました。
ユーロドルが1.28に迫るあたりまで下落しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
日第3四半期大企業製造業業況判断指数は予想より強い−3、
日第3四半期大企業製造業先行きは予想より強い−3、
日第3四半期大企業非製造業業況判断指数は予想より強い8、
日第3四半期大企業非製造業先行きは予想より弱い5、
日第3四半期大企業全産業設備投資は予想より強い+6.4%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円がやや軟調傾向の揉み合いで推移しました。
ダウ先物が反発をみせました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
中国製造業PMI(9月)は前月より改善するも予想より弱い49.8でした。
豪ドル売り反応がみられました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が再び反落して軟調に推移しました。
中国や韓国や香港の株式市場は祝日で休みでした。
台湾やシンガポールの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
日経平均が下げ幅をやや拡大しました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの銀行資本増強は信用格付けに寄与する。」
との見解を発表しました。
ユーロドルやポンドドルがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
野田第三次改造内閣では、
「財務相に城島国対委員長が就任。
経済財政担当相に前原前政調会長が就任。」
することが発表されました。
東京時間終盤はドル売り優勢の揉み合いになりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均は前日週末比−73.65円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが反発しました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
ダウ先物が反発上昇して堅調に推移しました。
ドル円が反発をみせて主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
スイス実質小売売上高(8月)は前回値より強い+5.9%でした。
フラン買い反応がややみられました。
スイスSVME製造業PMI(9月)は予想より弱い43.6でした。
市場反応は限定的でした。
独製造業PMI確報(9月)は予想より強い47.4でした。
欧製造業PMI確報(9月)は予想より強い46.1でした。
指標発表直後の市場反応は限定的でした。
ユーロドルが堅調に推移しました。
英製造業PMI(9月)は予想より弱い48.4、
英消費者信用残高(8月)は予想より弱い−1億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
ロイター通信が、ギリシャ政府筋の話として、
「2013年度予算案では経済成長率が−3.8%から−4.0%と予想。
IMFなどと協議の115億ユーロの歳出削減措置の大半を前倒しする。
予算案には2013年の78億ユーロ規模の歳出削減策が盛り込まれる。」
との報道をしました。
格付け会社フィッチのライリー氏が、
「スペインによる支援要請は必ずしも格下げにつながらない。」
との見解を示しました。
欧失業率(8月)は予想とおりの11.4%でした。
ユーロドルが1.29台を回復しました。
ドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
欧州の株式市場が大きく上昇して堅調に推移しました。
原油先物が一時92ドル台を回復する場面がありました。
午後6時半頃から豪ドル米トルやポンドドルがやや反落しました。
ドル円が一時78円台を回復する場面がありました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35525%に低下しました。
ドルストレートやクロス円がやや反落して揉み合いました。
EU欧州連合が「スペインの赤字目標の達成度の評価では
銀行救済基金の損失も考慮する。」との発表をしました。
しだいにダウ先物や欧州の株式市場が揉み合い推移になりました。
日新財務相が、
「円相場は日本経済の実態を反映していない。
欧州債務問題や米経済など背景に一方的な円高となっている。」
との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
レーン欧州委員が、
「スペインの銀行資本増強資金は11月に支払われる。
スペインの財政赤字目標は達成可能な範囲内。
欧州委はスペインからのいかなる支援要請にも対応する。」
などの発言をしました。
加鉱工業製品価格指数(8月)は市場予想とおりの−0.1%、
加原材料価格指数(8月)は市場予想より強い+3.4%でした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が再び反発しました。
原油先物が92ドル台へ上昇しました。
ロイター通信が、ギリシャ財務省筋の情報として、
「ギリシャ2012年財政赤字は対GDP比6.6%になる見込み。
ギリシャ2013年財赤字目標は対GDP比4.2%とする見込み。」
との観測報道をしました。
日新財務相が、
「11日にG7財務相・中銀総裁会議を開催。
G7では米国が議長を務め国際金融全般について意見交換。
米財務長官との会談をできるだけ早期に調整したい。
行き過ぎた動きあれば断固行動する政府のスタンスに変わりない。」
などの発言をしました。
ドル円が一時再び78円台を回復しました。
NYダウは前週末比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.62%あたりに低下しました。
原油先物が一時93ドル台を回復する場面がありました。
米指標発表前に主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
米ISM製造業景況指数(9月)は予想より強い51.5、
米建設支出(8月)は予想より弱い−0.6%でした。
ドル円など主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
ユーロ円が一時101円台を回復する場面がありました。
NYダウが一時150ドル超の上昇になりました。
スペイン10年債利回りは5.860%あたりに低下しました。
米10年債利回りが1.64%あたりに上昇しました。
米ISM製造業景気指数の担当責任者のホルコム氏が、
「新規受注が全体的に押し上げた。
輸出は世界経済への懸念を示し依然として軟調。
多くの良い兆候が見られる。米経済の見通しは改善している。」
などの見解を示しました。
その後、ドル買い優勢の展開になりました。
ドル円が上昇してドルストレートがやや反落しました。
一部メディアが、欧州筋からの情報として、
「来週東京で開催されるG7では米国の財政の崖が
世界経済のリスクとして指摘される可能性。」と報じました。
NY時間後半は主要通貨ペアがやや反落しました。
欧州の株式市場は堅調に取引を終えました。
米10年債利回りが1.62%あたりに低下しました。
格付け会社のフィッチが、
「スペインは2013年の財政赤字目標を達成できない可能性が高い。」
との見解を発表しました。
バーナンキFRB議長の講演では、
「経済は失業率が著しく改善するほど充分に成長していない。
インフレ率は予見可能な限り低くとどまると予測。
QE3では物価安定損なわずに成長と雇用に
努力ができる根拠が明白だった。
物価安定のもとで雇用見通しが改善するまで証券購入を継続できる。
物価安定維持される限り政策金利は時期尚早に引き上げない。
FOMC声明は経済が2015年半ばまで弱いとの予測ではない。
景気支援の資産購入が連邦債務を削減する見込みは高い。
FRBが悪い財政政策を可能にさせているとの議論には説得力ない。
議会監査で金融政策を政治化することはFRBの信認を損なう。
米経済は引き続き拡大すると予想。リセッションは想定してない。
ドルに関しては懸念していない。
リスクオン・リスクオフがドルを動かす最大の要因。
FRB政策と強いドル維持の間にいかなる不一致もみられない。」
などの見解が示されました。
NYダウが上昇幅を縮小していきました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
ドルストレートがやや軟調推移になりました。
ドル円は小幅な揉み合い推移になりました。
ロイター通信が、関係筋の情報として、
「スペインは来週にもEUへの全面支援要請をする用意が出来ている。
それに対して独が待つよう求めている。」
との観測報道をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが一段と上げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.615%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台半ばで引けました。
NYダウは前週末比+77.98ドルでこの日の取引を終えました。

<10月2日(火)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
NZの首相が、
「NZドル上昇時は観光客への影響は軽くはないが、
増加しているアジアの富裕層が観光業を押し上げるだろう。
世界経済に起こっていることに対してNZ経済は免疫がない。」
などの認識を示しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
東京時間が近づく頃からドル円がやや上昇をみせました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均は上げ幅を縮小しました。
IMFの専務理事が、米CBSのニュース番組で、
「米国が来年迎える財政の壁を議会が回避できなければ、
来年の米経済成長は2ポイント程度縮小する可能性。
従来の来年の米経済性著運見通しは2%程度であり、
ほとんどリセッション状態になる。」との見解を示しました。
オーストリアの財務相が、
「ギリシャは状況の改善に向けて懸命の努力を行っていて、
この方向での前進を続ける限りユーロ圏諸国の連帯に値する。
ギリシャが求めている財政赤字削減のための改革実行期限延長は
認められる公算。」との見解を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「スペインの銀行に対するストレステストの結果と
財政緊縮パッケージが発表されたが、
財政緊縮パッケージは信用格付けに中立。
格付けをBBB、見通しをネガティブで維持する。
財政赤字については、対GDP比で今年は8%、来年は5%を予想。
来年の経済成長については1.5%のマイナス成長を予想。」
などの発表をしました。
韓国と台湾とシンガポールの株式市場はプラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は祝日で休みでした。
主要通貨ペアが揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
原油先物は92ドル台で推移しました。
ユーロドルが一時1.29台を回復しました。
格付会社のS&Pが、定例の見通し発表で、
「日本経済は東日本大震災後の復興需要で押し上げられているが、
中期的には減速する見通し。GDP成長率に関しては個人需要の低迷と
貿易収支の悪化と消費増税等の影響で2012年度で2%、
13年度で1.6%、14年度で1%未満と予想する。」
などの見解を示しました。
円が売られドル円やクロス円が堅調に推移しました。
東京時間の昼頃から主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ユーロドルが再び1.29台を割り込みました。
豪RBAが政策金利を0.25%引き下げて3.25%に決定しました。
豪ドルが下落しました。
豪RBA声明では、
「世界の経済見通しは依然として下方リスク。
政策をやや緩和にするのが適切。
商品価格はこれまでよりも大きく下落している。
来年の成長見通しはやや軟化。
中国の成長は鈍化。短期的な見通しは不透明な状況。
鉱業投資は予想より低い水準で来年にピークの可能性。
成長率はトレンドに近い水準で推移している。
豪ドルは依然として予想より高い。」
などが示されました。
豪ドル米ドルは下落も他のドルストレートは反発をみせました。
ユーロドルが1.29台を再び回復しました。
ドル円がやや反落しました。
豪ドル米ドルが1.03台を割り込みました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
前原新経済相が、
「金融緩和が不足なら私も日銀決定会合に出られる立場。
日銀の2月14日の金融緩和の実現努力への話し合いを進めていく。」
との発言をしました。
日経平均が終盤にマイナス圏へ反落しました。
日経平均は前日比−10.46円で大引けになりました。
英ネーションワイド住宅価格指数(9月)予想より弱い−0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが反落する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
スペインの失業保険申請件数(9月)は79645件の増加になり
失業者数が470万人台になりました。
ロイター通信が、米系のシンクタンクの発表して、
「米国が実質増税と歳出の強制削減による財政の崖を
回避できなければ所得税および給与税が自動的に増加して、
2013年に5000億ドル分、1世帯当たり約3500ドルの増税になる。」
との報道をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ドル円も下落して主要通貨ペアが軟調に推移しました。
スペイン10年債利回りは5.858%あたりになりました。
その後、欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いになりました。
英建設業PMI(9月)は予想より弱い49.5でした。
市場反応は限定的でした。
午後5時半過ぎ頃から主要通貨ペアが反発する展開になりました。
ユーロドルが1.29台を回復しました。
欧生産者物価指数(8月)は予想より強い+2.7%でした。
市場反応は限定的でした。
格付け会社のフィッチが、
「英イングランド銀行の格付けをAAAに据え置く。
見通しはネガティブ。」との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場がプラス圏へ反発しました。
午後6時半過ぎにドル円がやや反落する展開になりました。
クロス円が揉み合いになりました。
スペインの通信社エウロパ・プレスが、
「スペイン首相は1日に国民党本部で開催された夕食会で
ユーロ圏への支援要請を今週末には行わない意向を示した。」
との報道をしました。
EFSFの3ヶ月物証券の入札では、
「発行額19.9億ユーロ。平均利回りが前回より高い−0.043%。
応札倍率が前回より低い2.8倍。」になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35400%に低下しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が一時101円台を回復する場面がありました。
その後、ダウ先物がやや反落しました。
主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
原油先物は92ドル台で推移しました。
午後10時過ぎにドル売りが優勢の展開になりました。
ユーロドルが上昇してドル円が下落しました。
クロス円が揉み合いになりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
伊10年債利回りが5%を割り込み低下しました。
その後、NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りが1.62%あたりになりました。
主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
豪ドルが軟調に推移しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの格付け見直しの結果を10月中に発表する。
スペイン銀の資本所要額や予算や支援メカニズムの規模など
要素をまだ検証中。」との発表をしました。
ユーロドルやポンドドルが揉み合いながらも堅調に推移しました。
スペイン首相が会見で、
「財政に関しては提案が自治州に全会一致で受け入れられた。
財政赤字の目標達成に協力すると合意された。
欧州諸国への支援要請は間近ではない。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ドル円が軟調に推移して一時78円台を割り込む場面がありました。
NYダウは下げ幅を拡大しました。
深夜1時頃からユーロドルやポンドドルが反落しました。
ドル円が反発上昇しました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
原油先物がやや軟調に推移しました。
その後、NYダウがマイナス圏で揉み合い推移になりました。
深夜4時頃からドルストレートが下げ一服で揉み合いになりました。
ドル円は堅調に推移しました。
米10年債利回りは1.620%になりました。
原油先物は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−32.75ドルでこの日の取引を終えました。

<10月3日(水)>

オセアニア時間はドル円が堅調に推移しました。
ギリシャの財務相が、
「トロイカとの協議は継続しているが、
EU首脳会談までに合意を得られるかは確信がない。」
との発言をしました。
揉み合いの後に午前8時頃からユーロドルが再び下落しました。
NZドル米ドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
仏の首相が、
「加盟国が離脱する可能性を永久に排除しない限り、
市場は脆弱な国を窒息させるリスクプレミアムを課す。
ギリシャをユーロ圏にとどめるため可能な限りの手を打ち、
ギリシャに協力する。ギリシャも誠実に改革に取り組む必要。」
との発言をしました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円が堅調に推移しました。
ユーロドルなどドルストレートの下げが一服になりました。
クロス円に上昇の動きがみられました。
日経平均が下げ幅を縮小して前日比プラス圏へ反発しました。
中国非製造業PMI(9月)は前月より弱い53.7になりました。
豪ドルやNZドルやユーロなどに売り反応がみられました。
台湾やシンガポールの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は祝日で休みでした。
ダウ先物がやや軟調に推移しました。
その後、台湾やシンガポールの株式市場が反落しました。
ドル円が仲値後に反落する展開になりました。
豪貿易収支(8月)は予想よりかなり弱い−20.27億豪ドルでした。
豪ドル米ドルが下落しました。
主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
香港の株式市場はプラス圏で推移しました。
アジア開発銀行が、
「中国の2012年経済成長率見通しについて、
4月時点での8.5%から7.7%に下方修正する。
2013年は4月時点での8.7%から8.1%へ下方修正する。
インドの2012年の経済成長見通しについては
4月時点での7.0%から5.6%へ下方修正する。
2013年は4月時点での7.5%から6.7%へ下方修正する。」
などの発表をしました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
クロス円が軟調に推移しました。
正午過ぎにユーロドルが1.29台を割り込みました。
東京時間午後は日経平均がマイナス圏へ再び反落しました。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
香港の株式市場が反落する展開になりました。
東京時間後半はドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円が反発をみせてドルストレートが軟調傾向で推移しました。
中尾財務官が、
「来週に世界銀行とIMF総会に合わせて行われる予定のG7では、
声明の発表はない見込み。G7では欧州と中国の景気鈍化を討議。
日本の財政状況も討議となる可能性。
欧州債務問題がIMF会合の主要議題になる。
日本はESM債を購入する見通し。
日本は必要なら円相場に関して断固たる措置を取だろう。
G7が為替を議論するかどうかコメントしない。」
などの発言をしました。
新任の武正財務副大臣が
「日銀による外債購入は日銀法の観点から慎重な検討が必要。」
との認識を示しました。
日経平均は前日比−39.18円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが下落しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
ポンドドルが一時1.61台を割り込みました。
スペインのサービス業PMI(9月)は40.2の低水準になりました。
ユーロドルが下落の後に上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
午後4時半過ぎにユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ユーロドルが1.29台を回復しました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
ユーロ円やポンド円が反発をみせました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
独サービス業PMI確報(9月)は予想より弱い49.7になりました。
欧サービス業PMI確報(9月)は予想より強い46.1になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が反発上昇する展開になりました。
英サービス業PMI(9月)は予想より弱い52.2になりました。
指標発表直後はポンド売り反応がみられました。
午後5時半頃にドルストレートに一時反落の動きがみられました。
その後、ドルストレートが再び上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
ユーロ豪ドルが堅調に推移しました。
日財務相が、
「今の為替相場は一方的な円高で経済実態を表していない。
G7で円高に対する日本の立場を表明することも検討。
円高には必要によっては果断な対応をするのが基本姿勢。
日銀が必要に応じて果断な金融政策をとることを期待。
為替安定のための日銀の外債購入は慎重な検討が必要。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
欧小売売上高(8月)は予想より強い+0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
スペイン経済相が、
「数日の内にバッドバンクの詳細について発表する。
12月にはバッドバンクを稼動。実施する方針。」
との発言をしました。
午後7時近くからユーロドルなどドルストレートが反落しました。
仏株式市場などが再びマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
ギリシャ国営ラジオが、
「ギリシャ議会がEUサミットまでに財政措置を承認する公算はない。
トロイカは15日までアテネに残る。
IMFはギリシャに対してさらなる財政措置を求めている。」
などと報じました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35250%に低下しました。
午後8時頃からドルストレートが一時反発をみせて揉み合いました。
ドル円は揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
スペインの経済相が、
「スペインは救済を受けた場合と受けない場合について、
自国と欧州のパートナーらに対する全ての影響を考慮したうえで
救済を要請するかどうかの決定を下す。」
との発言をしました。
米指標の発表前にドル買いの動きがみられました。
米ADP雇用統計(9月)は予想より強い+16.2万人になりました。
ドル円やクロス円に上昇反応がみられました。
ドルストレートは軟調傾向で揉み合いました。
ドル全面高になりました。
ユーロドルが一時1.29台を再び割り込みました。
原油先物は軟調に推移して90ドル台に下落しました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
ロイター通信が、
「スペインの法人税収は金融危機前と比べ3分の2近く減少。」
と報じました。
NYダウは小幅高で始まり前日マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは1.63%あたりになりました。
伊10年債利回りは5.034%あたりになりました。
マーケット・ニュース・インターナショナルが、
「ECBはギリシャの債務返済期限を延長する可能性。」
との観測報道をしました。
米ISM非製造業総合景況指数(9月)は予想より強い55.1でした。
ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドル一時1.02台を割り込む場面がありました。
原油先物が89ドル台に下落しました。
その後、NYダウがプラス圏へ反発しました。
ドル円は堅調に推移しました。
ユーロドルがやや反発をみせるも軟調傾向で揉み合いました。
ポンドドルが1.61台を割り込み下落しました。
ユーロ円は堅調傾向で推移しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が48.2万バレルの減少でした。
市場反応は限定的でした。
スペイン10年債利回りは5.792%に上昇しました。
深夜1時過ぎからドル円がやや上げ幅を縮小して揉み合いました。
ポンドドルが一時下げ幅を縮小しました。
IMFの専務理事が、
「スペインが求めればIMFはさまざまな方法で支援が可能。」
との発言をしました。
加の財務相が、
「加経済は緩やかな成長が持続する。
財政赤字も従来の予想範囲内での推移を見込んでいる。
欧州向けにIMFが資金増強することへは反対。」
などの発言をしました。
一部メディアが、
「ギリシャ経済は2013年に5%縮小する可能性。
トロイカとギリシャは2013年の25億ユーロの財政措置を巡り対立。」
との観測報道をしました。
スペイン経済相が、
「ユーロに対する疑念が解消されなければスペインは回復できない。
IMFはスペイン国債の利回りはもっと低下すべきとの述べている。」
などの認識を示しました。
NY時間後半はNYダウが上げ幅を縮小して揉み合いました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合い推移になりました。
原油先物が88ドル台へ下落しました。
日経新聞が、
「独のショイブレ財務相がインタビューで、
財政再建や構造改革など再生策を精査して判断するとして、
スペイン支援を条件付きながら容認する考えを示した。」
との報道をしました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.615%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+12.25ドルでこの日の取引を終えました。

<10月4日(木)>

原油先物が一時88ドル台を割り込む場面がありました。
オセアニア時間はドル売りが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ドル円がやや軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物が上昇をみせました。
クロス円は堅調傾向の揉み合いで推移しました。
原油先物は88ドル台で推移しました。
その後、ダウ先物が上げ幅を縮小して揉み合いました。
日経平均は小幅高で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートがやや反落する展開になりました。
ドル円は仲値にかけてやや反発をみせました。
午前10時頃からユーロドルが一時やや反発をみせて揉み合いました。
日経平均が上げ幅を縮小して前日終値レベルで揉み合いました。
アジアの株式市場はマイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は祝日で休みでした。
ダウ先物はやや軟調傾向で揉み合いました。
豪住宅建設許可件数(8月)は予想より強い+6.4%、
豪小売売上高(8月)は予想より弱い+0.2%になりました。
揉み合いの後に豪ドルが下落しました。
豪ドル米ドルが一時1.02台を割り込みました。
豪ドル円が一時80円台を割り込みました。
原油先物が一時87ドル台へ下落しました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
その後、日経平均が再び上げ幅を拡大しました。
午前11時頃からダウ先物が反発する展開になりました。
ドル円やドルストレートなど主要通貨ペアが上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
原油先物が88ドル台を回復しました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小して反発しました。
日経平均が前日比で一時100円超の上昇になりました。
東京時間後半はドル円やクロス円がやや反落して揉み合いました。
一部メディアが、
「前原経財相は日銀決定会合に出席へ。」と報じました。
午後2時頃からドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
インドの株式市場が1年3ヶ月ぶりの高値をつけました。
日経平均は5日ぶりに反発して前日比+77.72円で大引けました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
ダウ先物が再び堅調推移になりました。
英ハリファックス住宅価格(9月)は予想より弱い−0.4%でした。
ポンド売り反応がややみられました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場がやや上昇幅を縮小しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
スイス第2四半期鉱工業生産指数は前回値より強い+4.6%でした。
市場反応は限定的でした。
ドル円は小幅な揉み合いで推移しました。
前原経財相が、
「金融政策会合での発言は事前も事後も公表しないのが約束。
日銀はCPI上昇率1%実現に強力な金融緩和をしていく。
日銀による外債購入は為替誘導ではなく資金供給手段として検討。」
などの発言をしました。
午後5時頃からドル円やユーロドルが反落する展開になりました。
クロス円が反落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物も反落する展開になりました。
スペイン債の入札では、
「目標上限40億ユーロに対して39.9億ユーロ発行。
2015年償還債は19.97億ユーロ発行。
平均利回りは前回より高い3.956%。
応札倍率が前回より高い1.98倍。」などになりました。
一部メディアが、
「トロイカとの協議が順調であれば10月中の決定が期待されていた
ギリシャへの次回融資315億ユーロの実施決定を
独・オランダ・フィンランドは11月12日のユーログループ会合まで
延期することを要請しているもよう。」
との観測報道をしました。
ドルストレートが神経質な相場展開になりました。
午後6時半頃からユーロドルなどが再び上昇しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
欧州の株式市場が一時再びプラス圏へ反発しました。
スペイン中銀総裁が、
「データは2012年の赤字目標を達成できないリスクを示している。
目標達成には追加措置を考慮する必要がある。
政府予算案の2013年成長見通しはかなり楽観的である。」
などの見解を示しました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を3750億ポンドに据え置きました。
ややポンド買い反応がみられるも限定的でした。
ドル円が徐々に反発しました。
午後8時頃からユーロドルなどがやや反落しました。
ECB政策金利の発表前にユーロが上昇をみせました。
欧ECBが政策金利を0.75%に据え置きました。
スペイン10年債利回りは5.843%あたりになりました。
ロイター通信が、
「ユーロ圏は支援プログラムのもとでスペイン国債への損失保証を
検討している。」と報じました。
ユーロドルやユーロ円が堅調に推移しました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.7万件でした。
市場反応は限定的でした。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「ユーロは後戻りできない。
ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見通し。
インフレ率は2012年中は2%を引き続き上回り
2013年には2%を下回る見通し。
金融市場の緊張継続と高い不透明感が信頼感とセンチメントを圧迫。
新国債買入れプログラムの決定がここ数週間に緊張を和らげた。
新国債買入れプログラムは充分に効果的な措置になる。
理事会は金融政策の単一性の保持に向け引き続き強くコミット。
条件が整えば新債券買い入れプログラムを実施する。
第3四半期も経済活動の弱さが続く見込み。
成長へのリスクは特に金融市場の緊張が原因。
目的が達成されたり諸国が条件を順守できない場合は、
新債券買い入れプログラムを停止できる。
金利据え置きは全会一致で決定。
保有ギリシャ債の再編は中銀による財政支援に該当してしまう。
財政協定の早急な導入は信頼感の底上げで大きな役割果たす。
新債券買い入れプログラムの準備はもう整っている。
実行の決定は各国政府しだい。利下げの議論はなかった。
監督と金融政策は明確に分離されるべき。
スペインはかなり前進したが課題は残っている。
支援要請するかどうかはスペインが決定すること。
議事録公表に関しては賛否両論がある。」
などが示されました。
ユーロが一段高になりました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル売り動意にドル円がやや反落しました。
9時40分頃からユーロドルに一時強めの押しがみられました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.64%あたりになりました。
ユーロドルやポンドドルにやや反落の動きがみられました。
原油先物が一時89ドル台を回復しました。
米製造業受注指数(8月)は予想より強い−5.2%でした。
市場反応は限定的でした。
加Ivey購買部協会指数(9月)は予想より強い65.6でした。
加ドル買い反応がみられました。
午後11時頃からドルストレートが再び上昇しました。
ドル円は反落する展開になりました。
NYダウは一時100ドル近くの上昇になりました。
原油先物が上昇しました。
ユーロドルが1.30台を回復しました。
ギリシャの首相が、
「ESMはギリシャ銀への資金提供も可能にすべき。
ECBは保有しているギリシャ債の借り換えを検討すべき。」
などの発言をしました。
スペインの経済相が、
「スペインは支援要請をする必要は全くない。
ユーロの背後にある政治的な意志を過小評価しない。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日終値レベルで取引を終えました。
NY時間後半に原油先物が91ドル台に上昇しました。
ユーロ円が102円台を回復しました。
米FOMC議事録では、
「オープンエンド型QEのリスクは管理可能。
MBS購入の方が住宅部門を直接支援できて望ましい。
追加緩和が景気加速に役立つかどうか懐疑的。
追加資産購入は出口戦略複雑化しインフレリスク高める。
追加資産購入は投資家の過剰なリスク許容招く可能性。
追加支援なしで失業率低下に充分なペースでの経済成長見込めない。
FOMCは長期的なインフレ期待は安定しているとみている。
回復に向けて逆風が吹いている。
住宅市場が経済の回復を妨げている。
成長には重大な下振れリスクがある。
小売は期待していたよりもやや強い。財政政策が経済の障害。
インフレ率が2%以下であることを期待。
次回FOMCでコンセンサス予想の策定に向けた作業について協議。」
などが示されました。
ドル買い反応がみられました。
ドルストレートがやや反落してドル円が反発しました。
米10年債利回りが1.66%あたりに上昇しました。
NYダウは前日プラス圏で揉み合い推移になりました。
NY連銀が「9月27日〜10月3日に193億ドルのMBS購入した。」
との発表をしました。
ブルームバークが、
「キプロスは110億ユーロ規模の金融支援要請を計画している。」
との観測報道をしました。
NY時間終盤はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.668%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NTダウは前日比+80.75ドルでこの日の取引を終えました。

<10月5日(金)>

オセアニア時間はややドル買い傾向の小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
独経済紙のハンデルスブラットが、
「IMFは独の今年と来年の成長率予想をともに0.9%に引き下げる。」
との観測報道をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円がやや上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物がやや上昇をみせました。
韓国や台湾や香港の株式市場が前日比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は祝日で休みでした。
豪ドルがやや反発する展開になりました。
セントルイス連銀総裁が、
「FRBにはインフレ対応余地あるが、
デフレの脅威があった2010年ほどではない。
市場はFRBの次の行動を懸念。
より規則に基づいた政策に戻ること望む。」
などの発言をしました。
午前10時半頃からドル円がやや反落しました。
ドルストレートは小幅な揉み合いで推移しました。
ダウ先物が小幅な揉み合い推移になりました。
正午過ぎに日銀が政策金利0.00-0.10%据え置きを決定しました。
日銀声明では、
「金融政策の現状維持を全員一致で決定。
資産買い入れ規模を55兆円に据え置く。
先行きは当面横ばい圏内の動き。
緩やかな回復経路に復していくと考えられる。
日銀は強力な金融緩和を推進している。」
などが示されました。
円買い反応がみられました。
日経平均が後場に前日比マイナス圏へ一時反落しました。
ダウ先物がやや反落する展開になりました。
ユーロドルなどは小幅な揉み合いが続きました。
午後1時半過ぎからドル円がやや反発しました。
日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
日景気一致CI指数速報(8月)は予想とおりの93.6、
日景気先行CI指数速報(8月)は予想より強い93.6でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+38.71円の8863.30円で週取引を終えました。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ユーロドルが一時1.30台を割り込む場面がありました。
ダウ先物はやや軟調に推移しました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
ドル円が揉み合いながらも反発しました。
スイスSNBが「9月の外貨準備高は4293億フラン。」
との発表をしました。
独ハンデルスブラッド紙が、IMFの経済見通しとして、
「2012年の世界経済成長見通しを3.6%に引き下げ。
2013年の世界経済成長見通しを3.3%に引き下げ。
2012年のユーロ圏経済は0.4%縮小すると予想。
2013年の中国の経済成長見通しを8.4%から8.2%に引き下げ。
2013年のインドの経済成長見通しを6.6%から6.0%に引き下げ。
2013年のブラジルの経済成長見通しを4.7%から4.0%に引き下げ。」
などの報道をしました。
ギリシャの首相が、独ハンデルスブラット紙のインタビューで、
「金融支援の次回融資が実施されなければ11月中に国庫が枯渇。」
との見通しを示しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
伊10年債利回りは5.123%あたりになりました。
欧州の株式市場は上げ幅をやや縮小して揉み合いになりました。
為替市場はややドル買い優勢の揉み合いになりました。
日銀総裁の記者会見では、
「日銀は為替動向の経済と物価への影響を政策運営で考慮。
日中関係の悪化による経済面への影響を注視。
日銀のデフレ脱却に向けた姿勢を政府も理解。
中国経済の先行きを注意してみていく必要。
日銀による外債購入は現在は円安誘導目的と理解。
日銀による外債購入には慎重な検討が必要というのが政府の解釈。
景気と成長率を下方修正すれば物価も下方修正となる。
製造業の悪化による消費や雇用への波及を注視。
物価目標2%に引き上げれば長期金利が上昇して金融機関に影響。」
などが示されました。
ロイター通信が、ユーロ圏高官の話として、
「スペインの救済要請は直ぐには行われない見通し。
スペイン銀行へのEU支援は600億ユーロを下回る見通し。
10月18日から19日のEU首脳会議では
ギリシャに関する決定はない見込み。
スペインの市場状況はかなり改善された。
スペインが支援プログラムに応じる必要はないもよう。
銀行への直接資本注入は年末までに準備が整わない可能性。」
などを報じました。
ユーロドルは1.30を挟んでしばらく揉み合いました。
ロイター通信が、中銀筋の話として、
「ECBはOMTが開始された場合に1-2ヶ月間にわたり
大量に債券を購入する見込み。
その後は効果を見極めるために一時中断する見通し。
独連銀もECBの債券購入プログラムに参加する見込み。」
などを報じました。
独政府報道官が、
「ギリシャはサマラス首相のもとで改革が進展。
独政府はギリシャを支援する意向。」との発言をしました。
スペイン経済省次官が、
「スペインが財政赤字目標を達成できないと考える理由はない。」
との発言をしました。
ユーロドルやユーロ円などが一時やや反発をみせました。
ダウ先物が反発上昇しました。
欧州の株式市場が上昇幅を拡大して堅調に推移しました。
独製造業受注指数(8月)は予想より弱い−1.3%でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物は軟調に推移して91ドル台を割り込みました。
その後、米雇用統計を控えて為替市場は小動きになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35125%に低下しました。
米雇用統計前にドル円がやや上昇しました。
米非農業部門雇用者数変化(9月)は予想よりやや弱い+11.4万件、
米失業率(9月)は予想よりかなり強い7.8%、
米民間部門雇用者数(9月)は予想より弱い+10.4万人になりました。
また、NFPの前回値が9.6万人から14.2万人に上方修正されました。
ドル買い動意にドル円が上昇しました。
クロス円など主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
加雇用ネット変化率(9月)は予想よりかなり強い+5.21万人、
加失業率(9月)は予想より弱い7.4%、
加住宅建設許可件数(8月)は予想より強い+7.9%になりました。
加ドルが急伸しました。
ダウ先物が上昇しました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
午後10時過ぎ頃からユーロドルが一段高になりました。
ドル円は上げ幅を縮小する展開になりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.73%に上昇しました。
米ホワイトハウスが、
「米失業率の低下は経済が引き続き回復しているさらなる証拠。
しかし、我々にはよりいっそうの仕事が残されている。」
との声明を発表しました。
NY連銀総裁が、
「経済の回復のペースは失望的。失業率も高すぎて容認できない。
住宅市場の指標は好転もまだ金融緩和策に充分に反応していない。
過去の回復局面を大きく下回っている。」
などの見解を示しました。
スペイン10年債利回りは5.688%あたりに低下しました。
ロンドンフィックス前頃にNYダウが上げ幅を縮小しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円がやや反発をみせました。
米10年債利回りは1.71%あたりになりました。
原油先物が90ドル台を割り込みました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が下落する展開になりました。
欧州の株式市場は終盤にやや上げ幅を縮小もプラス圏で引けました。
オランダ中銀総裁が、
「ギリシャに関しては予定と過程が一致していなく
ユーロ圏各国は悠長に構えている時間はない。」
との認識を示しました。
スペインの首相が「救済に関しての決定は何もない。」
との発言をしました。
NY時間後半はNYダウが上げ幅を縮小して反落しました。
ドルストレートが下落する展開になりました。
豪ドル円などクロス円が下落しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
米消費者信用残高(8月)は予想より強い+181.23億ドルでした。
市場反応は限定的でした。
NYダウが一時マイナス圏へ下落する場面がありました。
仏・伊・スペイン・ポルトガル・マルタの5ヶ国の首相が、
「次回のユーロ圏首脳会議で欧州銀行監督システムの年内設立合意
と来年1月の発足を要請する。」と発表しました。
米10年債利回りは1.741%になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+34.79ドルの13610.15ドルで週取引を終えました。
NYクローズ後にドルストレートがやや反発をみせました。


●今週の主な予定

<10月8日(月)>

※日・米・加が祝日です。
※米は株式と商品市場は通常とおりです。
※中国の市場が連休明けで開始されます。
※今週から豪がサマータイムへ移行します。

午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(9月)、
午後2時45分にスイス失業率(9月)、
午後3時に独貿易収支(8月)、独経常収支(8月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(9月)、
午後7時に独鉱工業生産指数(8月)、
などが予定されています。

<10月9日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(9月)、
朝8時50分に日国際貿易収支(8月)、日国際経常収支(8月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査現状判断DI(9月)、
同午後2時に日景気ウォッチャー調査先行き判断DI(9月)、
同午後2時に日金融経済月報、
午後3時45分に仏貿易収支(8月)、
午後5時半に英鉱工業生産指数(8月)、英製造業生産高(8月)、
同午後5時半に英商品貿易収支(8月)、
午後9時15分に加住宅着工件数(9月)、
深夜2時に米3年債の入札、
などが予定されています。
英の指標には注目です。
この日から14日まで東京でIMFと世銀総会と開催されます。

<10月10日(水)>

午後3時に日工作機械受注速報(9月)、
3時45分に仏鉱工業生産(8月)、
夜11時に米卸売在庫(8月)、
深夜2時に米10年債の入札、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。

<10月11日(木)>

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、日機械受注(8月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(9月)、豪失業率(9月)、
午後2時に日消費者態度指数(9月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(9月)、
午後3時45分に仏消費者物価指数(9月)、
午後5時にECB月例報告、
夜9時半に米貿易収支(8月)、米輸入物価指数(9月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加国際商品貿易(8月)、加新築住宅価格指数(8月)、
深夜2時に米30年債の入札、
などが予定されています。
豪・米の指標には注目です。
この日から東京でG7財務相・中銀総裁会議が開催されます。

<10月12日(金)>

朝8時50分に日第三次産業活動指数(8月)、日国内企業物価指数8(月)
午後6時に欧鉱工業生産指数(8月)、
午後8時(予定)にJPモルガン・チェースの第3四半期決算発表、
夜9時(予定)に米ウェルズ・ファーゴ第3四半期決算発表、
夜9時半に米生産者物価指数(9月)、米生産者物価指数コア(9月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。
また、米大手金融機関の第3四半期の決算も注目されます。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(8日-12日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.93で始まり、
軟調傾向で推移して79.34で週の終値となりました。
そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末に0.35125%と引き続
き低下しました。また、米10年債利回りは1.741%になりました。
一方、NYダウは週終値で13610.15ドルになり週間で173ドルほど上昇
する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、1日の米ISM製造業景況指数(9月)が予想
より強い51.5、米建設支出(8月)が予想より弱い−0.6%、3日のADP
雇用統計(9月)が予想より強い+16.2万人、米ISM非製造業総合景況
指数(9月)が予想より強い55.1、4日の米新規失業保険申請件数が
予想より強い36.7万件、5日の米非農業部門雇用者数変化(9月)が
予想よりやや弱い+11.4万件、米失業率(9月)が予想より強い7.8%、
米民間部門雇用者数(9月)が予想より弱い+10.4万人、米消費者信用
残高(8月)が予想より強い+181.23億ドル、などになりました。

米非農業部門雇用者数変化の前回値が9.6万人から14.2万人に大幅
上方修正されました。ISMや雇用統計などが強く米経済の回復が
覗える結果になりました。

また、先週の米要人発言では、1日、バーナンキFRB議長「経済は
失業率が著しく改善するほど充分に成長していない。インフレ率は
予見可能な限り低くとどまると予測。QE3では物価安定損なわずに
成長と雇用に努力ができる根拠が明白だった。物価安定のもとで雇
用見通しが改善するまで証券購入を継続できる。物価安定維持され
る限り政策金利は時期尚早に引き上げない。FOMC声明は経済が2015
年半ばまで弱いとの予測ではない。景気支援の資産購入が連邦債務
を削減する見込みは高い。FRBが悪い財政政策を可能にさせていると
の議論には説得力ない。議会監査で金融政策を政治化することはFRB
の信認を損なう。米経済は引き続き拡大すると予想。リセッション
は想定してない。ドルに関しては懸念していない。リスクオン・リ
スクオフがドルを動かす最大の要因。FRB政策と強いドル維持の間に
いかなる不一致もみられない。」、
5日、NY連銀総裁「経済の回復のペースは失望的。失業率も高すぎて
容認できない。住宅市場の指標は好転もまだ金融緩和策に充分に反応
していない。過去の回復局面を大きく下回っている。」、
などがありました。

そして、4日のFOMC議事録では「オープンエンド型QEのリスクは管理
可能。MBS購入の方が住宅部門を直接支援できて望ましい。追加緩和
が景気加速に役立つかどうか懐疑的。追加資産購入は出口戦略複雑化
しインフレリスク高める。追加資産購入は投資家の過剰なリスク許容
招く可能性。追加支援なしで失業率低下に充分なペースでの経済成長
見込めない。FOMCは長期的インフレ期待は安定しているとみている。
回復に向け逆風が吹いている。住宅市場が経済の回復を妨げている。
成長には重大な下振れリスクがある。小売は期待していたよりもやや
強い。財政政策が経済の障害。インフレ率が2%以下であることを期
待。次回FOMCでコンセンサス予想の策定に向けた作業を協議する。」
などの議論がされたことが示されました。

今週の米主要経済指標では、10日に米卸売在庫(8月)と米地区連銀経
済報告、11日に米貿易収支(8月)と米輸入物価指数(9月)に米新規失業
保険申請件数、12日に米生産者物価指数(9月)と米生産者物価指数コ
ア(9月)にミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)、
などが予定されています。


円については、先週の日主要経済指標では、1日の第3四半期大企業
製造業業況判断指数が予想より強い−3、第3四半期大企業製造業先
行きが予想より強い−3、第3四半期大企業非製造業業況判断指数が
予想より強い8、第3四半期大企業非製造業先行きが予想より弱い5
日第3四半期大企業全産業設備投資が予想より強い+6.4%、などに
なりました。

そして、先週の日要人発言では、1日、新財務相「円相場は日本経済
の実態を反映していない。欧州債務問題や米経済など背景に一方的な
円高となっている。(中略)行き過ぎた動きあれば断固行動する政府の
スタンスに変わりない。」、2日、新経済相「金融緩和が不足なら私
も日銀決定会合に出られる立場。日銀の2月14日の金融緩和の実現努
力への話し合いを進めていく。」、3日中尾財務官「日本は必要なら
円相場に関して断固たる措置を取だろう。」、新財務副大臣「日銀に
よる外債購入は日銀法の観点から慎重な検討が必要。」、
5日、日銀総裁「日銀は為替動向の経済と物価への影響を政策運営で
考慮。日中関係の悪化による経済面への影響を注視。日銀のデフレ脱
却に向けた姿勢を政府も理解。中国経済の先行きを注意してみていく
必要。日銀による外債購入は現在は円安誘導目的と理解。日銀による
外債購入には慎重な検討が必要というのが政府の解釈。景気と成長率
を下方修正すれば物価も下方修正となる。製造業の悪化による消費や
雇用への波及を注視。物価目標2%に引き上げれば長期金利が上昇し
て金融機関に影響。」、などがありましたが、円高牽制発言が比較的
目立ちました。

また、2日に格付会社のS&Pが定例の見通し発表で「日本経済は東日
本大震災後の復興需要で押し上げられているが、中期的には減速する
見通し。GDP成長率に関しては個人需要の低迷と貿易収支の悪化と消
費増税等の影響で2012年度で2%、13年度で1.6%、14年度で1%未
満と予想する。」などの見解を示しました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、9日に日国際貿易収支(8月)
と日国際経常収支(8月)、10日に日工作機械受注速報(9月)、11日に
日銀金融政策決定会合議事録要旨と日機械受注(8月)、12日に日第三
次産業活動指数(8月)と日国内企業物価指数8(月)、などが予定され
ています。

先週のドル円相場は、週初1日に77.97で始まりロンドン時間序盤に
77.82まで下落しましたが、その後は揉み合いながらも堅調に推移し
て、3日に発表された米ADP雇用統計(9月)が+16.2万人と強い結果
となったことで78円台後半へと上昇しました。その後、4日のNY時
間にドルストレート上昇でのドル売り動意にドル円は78円台前半に
反落しましたが、FOMC議事録の発表後に78円台半ばへ反発しました。
週末5日の東京時間の仲値過ぎから反落して日銀が金融政策の現状
維持を全員一致で決定して追加緩和が見送られたことで78円台前半
へ再び反落するも、その後は米雇用統計の発表が近づいていること
が意識されたか、3日の米ADP雇用統計が強い結果であったことに
よる連想での先行ドル買いもあったもようで、徐々に反発して米雇
用統計の発表を迎えました。米雇用統計では米失業率(9月)が市場
予想よりかなり強い7.8%となたことに加えてNFPの前回値が9.6万人
から14.2万人に大幅上方修正されることになって、ドル円は78.86の
週高値をつけました。その後、やや反落して78.65円で週の取引を終
えました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週高値の
78.86から79.00の「00」ポイントを巡る売り買いの攻防が注目さ
れます。ここを上抜けた場合は、9月19日高値の79.21のポイント、
さらに上昇した場合は、79.50から8月20日高値の79.65のポイント
での売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、先週末安値の78.27から78.00の「00」
ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた
場合は先週安値の77.82のポイント、さらに下落した場合は、FOMC
後の揉み合い下辺あたりとなる77.43アラウンドでの攻防が注目さ
れます。77円台では引き続き強めの円高牽制発言がありそうです。

先週のドル円は米重要経済指標が総じて市場予想より強い結果とな
ったことを背景に堅調傾向での推移になりました。今週も米経済指
標の改善傾向からドル円の堅調が継続する可能性が高そうですが、
東京G7は注目されるものの米雇用統計までの重要イベントが一巡
したことで、ややレンジ性向の相場となる可能性もありそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、1日の独製造業PMI
確報(9月)が予想より強い47.4、欧製造業PMI確報(9月)が予想より強
い46.1、欧失業率(8月)が予想とおりの11.4%、2日の欧生産者物価
指数(8月)が予想より強い+2.7%、3日の独サービス業PMI確報(9月)
が予想より弱い49.7、欧サービス業PMI確報(9月)が予想より強い46.1
欧小売売上高(8月)が予想より強い+0.1%、4日の欧ECBが政策金利
が0.75%に据え置き、5日の独製造業受注指数(8月)が予想より弱い
−1.3%、などになりました。強弱混在で欧州経済が弱いながらも、
やや落ち着いていることが覗われました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

1日、独ウィルトシャフツウォッヘ誌「トロイカは支援条件が完全に
履行されていないギリシャへ310億ユーロの支援を実施へ。」、
一部メディア「スペイン予算省は2013年に2072億ユーロを借り入れ
る計画と発表。スペインの債務は2013年にGDP比90.5%に増加する見
込み。」、独フォークス誌「ギリシャの財政赤字は200億ユーロを下
回り、135億ユーロから180億ユーロの範囲に収まる見通し。」、
格付け会社のムーディーズ「スペインの銀行資本増強は信用格付けに
寄与する。」、ロイター通信「ギリシャの2013年度予算案では経済
成長率が−3.8%から−4.0%と予想。IMFなどと協議の115億ユーロの
歳出削減措置の大半を前倒しする。予算案には2013年の78億ユーロ規
模の歳出削減策が盛り込まれる。」、格付け会社フィッチのライリー
氏「スペインによる支援要請は必ずしも格下げにつながらない。」、
レーン欧州委員「スペインの銀行資本増強資金は11月に支払われる。
スペインの財政赤字目標は達成可能な範囲内。欧州委はスペインから
のいかなる支援要請にも対応する。」、ロイター通信「ギリシャ2012
年財政赤字は対GDP比6.6%になる見込み。ギリシャ2013年財赤字目標
は対GDP比4.2%とする見込み。」、格付け会社のフィッチ「スペイン
は2013年の財政赤字目標を達成できない可能性が高い。」、ロイター
通信「スペインは来週にもEUへの全面支援要請をする用意が出来てい
る。それに対して独が待つよう求めている。」、

2日、オーストリアの財務相「ギリシャは状況の改善に向けて懸命の
努力を行っていて、この方向での前進を続ける限りユーロ圏諸国の
連帯に値する。ギリシャが求めている財政赤字削減のための改革実行
期限延長は認められる公算。」、格付け会社のフィッチ「スペインの
銀行に対するストレステストの結果と財政緊縮パッケージが発表され
たが、財政緊縮パッケージは信用格付けに中立。格付けをBBB、見通
しをネガティブで維持する。財政赤字については、対GDP比で今年は
8%、来年は5%を予想。来年の経済成長については1.5%のマイナ
ス成長を予想。」、一部報道「スペイン失業者数が470万人台に。」
格付け会社のムーディーズ「スペイン格付け見直しの結果を10月中
に発表する。スペイン銀の資本所要額や予算や支援メカニズム規模
など要素をまだ検証中。」、スペイン首相「財政に関しては提案が
自治州に全会一致で受け入れられた。財政赤字の目標達成に協力す
ると合意された。欧州諸国への支援要請は間近ではない。」、

3日、ギリシャの財務相「トロイカとの協議は継続もEU首脳会談ま
でに合意を得られるかは確信がない。」、仏の首相「加盟国が離脱
する可能性を永久に排除しない限り、市場は脆弱な国を窒息させる
リスクプレミアムを課す。ギリシャをユーロ圏にとどめるため可能
な限りの手を打ち、ギリシャに協力する。ギリシャも誠実に改革に
取り組む必要。」、スペイン経済相「12月にはバッドバンクを稼動。
実施する方針。」、ギリシャ国営ラジオ「ギリシャ議会がEUサミット
までに財政措置を承認する公算はない。トロイカは15日までアテネ
に残る。IMFはギリシャに対してさらなる財政措置を求めている。」
スペインの経済相「スペインは救済を受けた場合と受けない場合に
ついて、自国と欧州のパートナーらに対する全ての影響を考慮した
うえで救済を要請するかどうかの決定を下す。」、ロイター通信
「スペインの法人税収は金融危機前と比べ3分の2近く減少。」、
マーケット・ニュース・インターナショナル「ECBはギリシャの債務
返済期限を延長する可能性。」、IMFの専務理事「スペインが求めれ
ばIMFはさまざまな方法で支援が可能。」、一部メディア「ギリシャ
経済は2013年に5%縮小する可能性。トロイカとギリシャは2013年の
25億ユーロの財政措置を巡り対立。」、日経新聞「独の財務相がイン
タビューで、財政再建や構造改革など再生策を精査して判断するとし
て、スペイン支援を条件付きながら容認する考えを示した。」、

4日、一部メディア「トロイカとの協議が順調であれば10月中の決定
が期待されていたギリシャへの次回融資315億ユーロの実施決定を独
・オランダ・フィンランドは11月12日のユーログループ会合まで延期
することを要請しているもよう。」、スペインの中銀総裁「データは
2012年の赤字目標を達成できないリスクを示している。目標達成には
追加措置を考慮する必要がある。政府予算案の2013年成長見通しは、
かなり楽観的である。」、ロイター通信「ユーロ圏は支援プログラム
のもとでスペイン国債への損失保証を検討している。」、ギリシャの
首相「ESMはギリシャ銀への資金提供も可能にすべき。ECBは保有して
いるギリシャ債の借り換えを検討すべき。」、スペイン経済相「スペ
インは支援要請をする必要は全くない。ユーロの背後にある政治的な
意志を過小評価しない。」、ブルームバーク「キプロスは110億ユー
ロ規模の金融支援要請を計画している。」、

5日、独ハンデルスブラット紙「ギリシャ首相は金融支援の次回融資
が実施されなければ11月中に国庫が枯渇すると発言。」、
ロイター通信「ユーロ圏高官によれば、スペインの救済要請は直ぐに
は行われない見通し。スペイン銀行へのEU支援は600億ユーロを下回
る見通し。10月18日から19日のEU首脳会議ではギリシャに関する決定
はない見込み。スペインの市場状況はかなり改善された。スペインが
支援プログラムに応じる必要はないもよう。」、ロイター通信「中銀
筋によれば、ECBはOMTが開始された場合に1-2ヶ月間にわたり大量に
債券を購入する見込み。その後は効果を見極めるために一時中断する
見通し。独連銀もECBの債券購入プログラムに参加する見込み。」、
独政府報道官「ギリシャはサマラス首相のもとで改革が進展。独政府
はギリシャを支援する意向。」、オランダ中銀総裁「ギリシャに関し
ては予定と過程が一致していなくユーロ圏各国は悠長に構えている時
間はない。」、スペイン首相「救済に関しての決定は何もない。」、
仏・伊・スペイン・ポルトガル・マルタの5ヶ国の首相が「次回の
ユーロ圏首脳会議で欧州銀行監督システムの年内設立合意と来年1月
の発足を要請する。」、などがありました。

そして、4日のドラギECB総裁の記者会見では、「ユーロは後戻りで
きない。ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見通し。インフレ率は
2012年中は2%を引き続き上回り、2013年には2%を下回る見通し。
金融市場の緊張継続と高い不透明感が信頼感とセンチメントを圧迫。
新国債買入れプログラムの決定がここ数週間に緊張を和らげた。新
国債買入れプログラムは充分に効果的な措置になる。理事会は金融
政策の単一性の保持に向け引き続き強くコミット。条件が整えば新
債券買い入れプログラムを実施する。第3四半期も経済活動の弱さ
が続く見込み。成長へのリスクは特に金融市場の緊張が原因。目的
が達成されたり諸国が条件を順守できない場合は、新債券買い入れ
プログラムを停止できる。金利据え置きは全会一致で決定。保有ギ
リシャ債の再編は中銀による財政支援に該当してしまう。財政協定
の早急な導入は信頼感の底上げで大きな役割果たす。新債券買い入
れプログラムの準備はもう整っている。実行の決定は各国政府次第。
利下げの議論はなかった。監督と金融政策は明確に分離されるべき。
スペインはかなり前進したが課題は残っている。支援要請するかど
うかはスペインが決定すること。議事録公表に関しては賛否両論。」
などが示されました。


先週のユーロドル相場は、週初1日1.2845ではじまり東京時間前に
週安値となる1.2803まで下落しましたが、その後は反発に転じて、
独・欧の製造業PMI確報も市場予想より強く、NYダウの堅調も背景に
NY時間前半に1.2938まで上昇しました。その後、NY時間終盤にかけ
て1.2876あたりまで反落しましたが、その後、再び堅調に推移して
翌2日のロンドンフィックスにかけて1.2967まで上昇しました。
その後、再び軟調に推移して3日のロンドン時間序盤に1.2877まで
下落しましたが、その後に1.2936まで反発してはまた下げる上下動
の展開になりました。3日NY時間は1.29を巡る激しい揉み合い相場
になりましたが、4日のオセアニア時間から揉み合いながらもしだ
いに堅調推移になって、ドラギECB総裁の記者会見を経てNYダウの
堅調も背景にNY時間の後半にかけて1.3031まで上昇しました。
その後、FOMC議事録発表後のドル買いにやや反落するも小幅な揉み
合い推移になりました。5日の東京時間は動意薄になり、その後の
ロンドン時間序盤に1.2993と1.30台を一時割り込みましたが、その
後は1.30台を巡る攻防となって米雇用統計の発表を迎えました。
米雇用統計では米失業率(9月)は予想よりかなり強い7.8%になり、
NFPの前回値が9.6万人から14.2万人に上方修正されたことで、一時
ドル買い動意に押される場面があったものの、米雇用統計前のロイ
ターの報道や独政府報道官の発言のポジティブ材料の後追いの織り
込みの動きもあったか、株式市場の堅調も背景に、週の高値となる
1.3071まで上昇する展開になりました。その後、連休を控えた週末
のポジション調整もあったか、NYダウが上昇幅を縮小して軟調にな
ったことも背景にドル買い動意に反落して1.3033で週の取引を終え
ました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、8日に独貿易収支(8月)
と独経常収支(8月)に独鉱工業生産指数(8月)、11日に独消費者物価
指数確報(9月)とECB月例報告、12日に欧鉱工業生産指数(8月)、
などが予定されていますが市場の注目度はそれほど高くはないよう
です。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週高値
の1.3071ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを上
抜けた場合は、1.3100の「00」ポイント、さらに上昇した場合は、
9月17日高値の1.3171のポイント、ここを上抜けた場合は1.3200の
「00」ポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは1.3000の「000」の重要ポイント
での攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、10月2日高値の
1.2967から10月4日高値の1.2957のポイント、さらに下落した場合
は、1.2900の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は、10月3日の
安値の1.2877のポイントなどでの攻防が注目されます。

先週は注目されていたムーディーズによるスペイン格付け見直しの
発表はなく、2日にムーディーズがその発表を10月中に行うとして
正式に延期が決定されました。
一方、こちらも注目されていたスペインのEUへの全面支援要請ですが
支援要請への準備はできているとしながらも、市場状況がかなり改善
されたとして、また、財政赤字の削減提案が自治州に全会一致で受け
入れられたことで、市場の期待するスペインのEUへ全面支援要請は当
面の間はされないことになり、スペインにかかわる2つの材料は一旦
梯子を外された格好でペンディングされることになりました。

スペインは290億ユーロ規模の大量国債償還が迫り、失業者数が470万
人台になる中、スペイン中銀総裁自身が2012年のスペイン赤字目標は
達成が難しいと見解を示しているなど楽観はできないとは思われます
が、4日のドラギECB総裁の記者会見を経て重要ポイントの1.30を回
復して、5日にロイター通信の「中銀筋によれば、ECBはOMTが開始さ
れた場合に1-2ヶ月間にわたり大量に債券を購入する見込み。」との
報道もあり、また、5日に独政府報道官が「独政府はギリシャを支援
する意向。」と明言されて、第4四半期初めとなる先週はリスク選好
動意に堅調推移になりました。今週も堅調傾向が継続する可能性が高
そうですが、東京G7は注目されるものの米雇用統計までの重要イベン
トが一巡したことで一旦レンジ相場となる可能性もありそうです。

そのほか今週は、RBAの利下げで軟調が強まっている豪ドル米ドルが
9月6日安値のチャートポイントを迎えていますが、11日の豪新規
雇用者数(9月)と豪失業率(9月)が注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その25 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十五話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて、今週から何度かにわたり
 トレードの学習の話でもしようかのう…。」

『よかろう。ジイさん、聞いてやろうじゃないか。』

「ところで、トレードの学習にテクニカルは欠かせぬものじゃが、
 ローソク足も和製テクニカルで、米相場の本間宗久翁の坂田五法は
 今から200年以上も前の江戸時代に創始されたものじゃし、
 そして、テクニカルの父と呼んでもよいチャールズ・ダウの
 ダウ理論も今から120年以上も前になるのではなかろうかのう。」

『……。』

「また、おそらくはテクニカル・インジケーターでは
 移動平均線(MA)が最も古いものと思われるが、
 今から90年ほど前にリチャード・ドンチャンやJ・M・ハースらが
 発案して、それを1960年代にジョセフ・E・グランビルが
 『グランビルの法則』に発展させて発表してから
 トレーダーに広く知れ渡るようになったようじゃのう。」

『……。』

「そしてその後、1970年代後半から1980年代にかけて
 ジェラルド・アペルのMACDやJ・ウエルズ・ワイルダーのRSIや
 ボリンジャーバンドなど、テクニカル・インジケーターが
 次々と考案されていったのじゃ。」

『ふーん。1980年代といえば今から30年ほど前のことで、
 歴史的には古くもあり新しくもありといったところか…。』

「まぁ、そうともいえるかもしれないのう…。
 そして、1990年代後半から2000年代になってからであろうか、
 投資関連書籍も一般に多く発売されるようになったのじゃ。」

『いわゆるトレードにかかわる書籍のことだな。』

「ふむ…。そのとおりじゃ。
 『シュワッガーのテクニカル分析』や
 『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』
 『ワイルダーのテクニカル分析入門』
 『ラリー・ウィリアムズの短期売買法』
 などの名著が誕生したのもこの頃じゃ。」

『……。』

「当初はけっこうトレードの本というものは高くてのう、
 深緑色の表紙の『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』などは、
 今も手元にあるが、250ページくらいで28,000円もしてのう…。」

『本一冊だけでそんなにしたのか…。』

「あぁ、そうとだも…。
 タートル・スープやモメンタム・ピンホール、
 ADXギャッパー、ウォルフ波動、ブレイクアウト・モードなど、
 一流トレーダーの秘技を学ぶことができるのじゃから、
 そのくらいの価格は当然と思ったものじゃ…。」

『……。』

「もちろん、今のような動画はおろかメールサポートなどもなく、
 疑問さえも聞くことはできず、学習や理解は難航を極めたが、
 うんうん唸りながら手描きのチャートとにらめっこをして
 学んだものじゃ。でもむしろ、その自身で悩み学ぼうとする、
 そのことがかけがえのないトレードの血となり肉となって
 いったものじゃ…。」

『……。』

「今はトレードの学習環境は隔絶の感があるほど進歩しているが、
 しかし今でも、この学習者自身が学ぼうとする姿勢や努力は
 大切なものであると思うとるのじゃ。
 学習の成果は学ぶコンテンツ自体も重要じゃが、
 学習者自身の努力と相乗になるものであるからじゃのう…。
 本をただ買っただけで学習者自身が努力しなくては
 身につくものも身につくはずはないのじゃ。」

『……。』

「まぁ、そのようなことで、
 投資関連の書籍出版の黎明期の頃の本は一度は
 読んでおくのもよいのではなかろうかのう…。」

『書籍は最新のものほど進歩していて良いのではないのか?』

「ふむ…。そのような一面も確かにあるが、
 最新の投資関連の書籍はその著者としても
 古き良き本の内容をそのまま重複して書いたり、
 焼き直しはできぬもので、どうしても発展的、
 あるいは演繹的にならざるを得ないるところがあって、
 進歩が著しいシステムトレードについては別となるとはしても、
 トレードで重要な肝心要(かなめ)の基礎については
 古き名著を訪ねる必要もあるのではなかろうかのう…。」

『ふーん。そんなところもあるのかな…。』

「ところで、『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』の
 著者の一人でもあるリンダ・ブラッドフォード・ラシュキが
 講演で話したという不思議な言葉を知っておられるかのう…。」

『なんだよ、そのラシュキの不思議な言葉ってぇのは?』

「『そして、ある日突然、最もミステリアスな形で
  目の前の霧が晴れていくかのように、
  最も難しいと思われていたことが、
  とてもシンプルなことに思えてくるのです。
  消し去るプロセスを経ながら学んでいきます。
  いいですか。いつかは必ずその時が来ます。
  ただ、最初の3年間に関して言えば、
  毎年、一貫して利益を上げられるような人は
  ほとんどいません。』という言葉じゃよ…。」

『……。』

「これはもちろん、トレードのことを言っておるワケじゃが、
 学びの後の消し去るプロセスで霧が晴れるように
 トレードに勝てるようになる、いつかは必ずその時が来る、
 という興味深いことを述べられているのじゃ…。」

『……!』

「来週はこの言葉を紐解きながら、
 トレードを学ぶに際して重要な『2つのこと』について、
 お話をさせてもらおうかのう…。」

『おいジイさん。その2つのことのサワリだけでも教えろよ。』

「わっはっは。それはならぬ…。
 急ぐではない、それは来週のお楽しみじゃて。」

『ちぇっ、勿体つけやがって…。
 しかたがねぇ。来週も楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その24


NY湾のスタテン島にエンパイアステートビルの約半分の高さの
世界最大の観覧車が建設されるのだそうですね。

●先週の主な出来事

<9月24日(月)>

為替市場は静かなスタートになりました。
23日付の独シュピーゲル誌が、
「ユーロ圏各国はESMにEFSFと同様のレバレッジを認めて
その支援資金を2兆ユーロ程度に拡大する方針。
独財務相はこれを支持。フィンランドが難色を示している。」
と報じました。
独シュピーゲル誌のウェブ版が、
「深刻な財政危機に陥っているギリシャは
国家予算の不足額が当初見込みのほぼ2倍に当たる
200億ユーロに達している。」と報じました。
午前7時頃からユーロドルが下落しました。
主要通貨ペアがやや軟調に推移しました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
原油先物は92ドル台後半で推移しました。
日銀金融政策決定会合議事録要旨では、
「独米金利の最低水準での推移は日本の長期金利にも
影響があるので注視する必要。(複数委員)
金融政策の機動性への信頼確保のために適切な対応を
果断に行う用意あると情報発信すること大事。(複数委員)
中国経済は時期は後ずれするが徐々に回復傾向が
明らかになる可能性高い。(多くの委員)
需給ギャップの改善ほど実際の物価が上昇していかない
可能性に注意する必要。」などが示されました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロドルが一時やや反発をみせました。
午前10時頃から主要通貨ペアが下落する展開になりました。
ダウ先物がやや下落しました。
日経平均が下げ幅を拡大しました。
ユーロ円が一時101円台を割り込む場面がありました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
原油先物が一時92ドル台を割り込みました。
午前11時過ぎに主要通貨ペアが反発をみせました。
タイムズ紙が、
「スペインのラホイ首相はECBによる国債購入要請について、
EU当局者と内密に協議している。」と報じました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小していきました。
中国上海株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
午後1時過ぎからドル円が再びやや反落しました。
山口日銀副総裁が、
「海外経済の減速脱出と日本経済の回復時期は半年程度の後ずれ。
金融政策は必要と判断される場合は果断かつ柔軟な対応を行う。
足元の経済と物価情勢は下振れている。
追加緩和は日本経済を持続的成長への軌道に戻すことが狙い。
金融政策で直接的に為替相場に影響与えることは考えていない。」
などの発言をしました。
東京時間終盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物が揉み合い推移になりました。
日経平均は前週末比−40.71円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
午後4時過ぎからユーロドルやポンドドルが反発上昇しました。
ユーロ円やポンド円が反発上昇しました。
欧州の株式市場が下げ幅をやや縮小しました。
午後4時半過ぎにユーロドルが再び反落しました。
伊の首相が「2013年には成長路線に復帰する。」
との見通しを示しました。
独IFO景気動向指数(9月)は予想より弱い101.4でした。
ユーロ売り反応がみられました。
欧州の株式市場がやや下げ幅を拡大しました。
ユーロ円が再び101円台を割り込みました。
ドル円が再び軟調になり78円台を割り込みました。
EU大統領がWEBサイトで、
「欧州は危機に対応する緊急意識がなくなってきている。」
との認識を示しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが一時1.29台を割り込みました。
ポンドドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が91ドル台で推移しました。
午後6時頃からドルストレートの下落が一服になりました。
独連銀が、
「経済見通しは依然として不確実性に包まれている。
独経済は第3四半期を良いスタートを切った。
独経済は今も成長を続けている。」
などの見解を発表しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.36725%に低下しました。
午後8時頃から一時ドルストレートが反発をみせました。
伊の首相が、
「伊には外部の監督官に国家運営を委ねざるを得なくなる現実的
リスクがあったが、昨年生じた政府の支払い能力に対する懸念は
収束したとみられる。主権を失うリスクは既にない。」
との発言をしました。
NY時間序盤はドルストレートが再び下落しました。
ユーロドルが1.29台を再び割り込みました。
ドル円は揉み合いになりました。
米シカゴ連銀全米活動指数(8月)は前月より弱い−0.87でした。
その後、ドルストレートが再び反発をみせました。
スペイン10年債利回りは5.686%あたりになりました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.72%あたりになりました。
伊10年債利回りは5.035%あたりになりました。
午後11時頃からドル円が77.81あたりまで急落しました。
ダラス連銀製造業活動指数(9月)は予想より強い−0.9%でした。
ロンドンフィックスが近づく頃からNYダウが下げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場も下げ幅を縮小しました。
ロンドンフィックスにかけて豪ドルが堅調に推移しました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で取引を終えました。
NY時間後半はドル売りが優勢の展開になりました。
ドルストレートが堅調傾向で揉み合いました。
ドル円は軟調傾向で揉み合いました。
NYダウは前週末比マイナス圏で揉み合いになりました。
IMFの専務理事が、
「新興国の発言力を高めるIMFの統治機構改革については
10月の東京での年次総会での合意は困難。」
との見通しを示しました。
NYダウが下げ幅を縮小して一時プラス圏へ反発しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「米経済が落ち込めばQE3は必要な限り継続。
GDPの見通しは2013年が2.5%、2014年が3.25%。
失業率は2014年には7.25%に改善する見込み。
インフレ期待は安定。住宅建設の増加は成長を支援。
年末のツイストオペ終了時に現在のQE3に加えて
月450億ドルの国債購入を追加する可能性が高い。
米経済の最大のリスクは欧州債務危機悪化からの影響。
景気見通しが正しければ2014年終盤前に資産購入を終了。」
などの認識を示しました。
NY時間終盤にNYダウが再び前週末比マイナス圏へ反落しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
米10年債利回りは1.711%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−20.55ドルでこの日の取引を終えました。

<9月25日(火)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いで推移しました。
ロイター通信が、IMFの専務理事の談話として、
「IMFが来月公表する世界経済見通しでは世界の成長率予想を
下方修正する見通し。欧州当局者がユーロ圏危機の解決に向けた
合意を実行するか不透明な情勢が信頼感を圧迫している。」
と報じました。
原油先物は92ドル台で推移しました。
東京時間が近づく頃にユーロドルがやや上昇をみせました。
日企業向けサービス価格指数(8月)は予想とおりの−0.3%でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアにやや上昇の動きがみられました。
日経平均が下げ幅を縮小してプラス圏へ反発しました。
ダウ先物が反発をみせました。
独ビルド紙が、
「ECBと独連銀は新債券購入計画の適法性をチェックへ。
ECBと独連銀は独自の法律家によるチェック作業を経て、
EU最高裁に提出し法的な裏付けを得たい意向。」
との報道をしました。
仲値頃からドル円がやや反落して揉み合いになりました。
南独新聞が、複数の関係者の話として、
「ギリシャの2015年までに財政資金を自力でまかなうという目標は
計画通り進まない可能性。ギリシャが次回の支援資金を
いつ受け取れるかについても引き続き不透明。」などと報じました。
OECDのグリア総長が、報告書の中で
「伊で行われている生産性向上と財政再建に向けた施策は
野心的で大胆な施策。承認された改革が断固として実施され、
今後撤回されることなく継続性を確保する必要。
今回の伊の改革によって今後10年間で伊GDPが
4ポイント押し上げられる可能性。」などの見解を示しました。
民主党の幹事長代行に内定した安住財務相が、
「内閣改造までの期間に関して引き継ぎ期間は空白が生じる
というのは大きな誤解。この一週間も今までと変わらず
断固たる措置含め行う。隙があると思わない方がよい。
行うときは徹底して行う。」などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
上海株式市場は小幅安で始まりました。
豪RBAの半期金融安定報告では、
「豪州国内の銀行は依然として相対的に強い。
欧州危機のショックに充分に対応が可能。
IMFの評価は豪州の金融安定化を確認。
欧州危機と世界的な景気減速は世界の金融システムにとって
依然として大きなリスク。
豪州の銀行が不適切なリスクを取っている兆候はない。
家計と企業の借り入れ期待は依然として抑制されている。」
などが示されました。
東京時間前半はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
上海株式市場は一時プラス圏へ反発するもその後に反落しました。
正午頃からドルストレートがやや反落する展開になりました。
東京時間後半は日経平均が前日終値レベルで揉み合いになりました。
ドル円が軟調に推移しました。
ダウ先物がやや反落する展開になりました。
NZ中銀総裁が、
「RBNZは日本やスイスと異なり必要であれば利下げする余地がある。
スイスと日本は金融緩和のために通貨の価値引き下げに
取り組むことを余儀なくされている。」などの発言をしました。
午後2時過ぎにユーロドルやドル円が一段安になりました。
ユーロ円が100円台の前半へ下落しました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
日経平均は前日比+22.25円で大引けになりました。
独GFK消費者信頼感調査(10月)は予想とおりの5.9でした。
市場反応は限定的でした。
スペインの副首相が、
「カタルーニャ州はスペインにとって新たな危機。
独立運動が不安定を作り出している。協議する余地はある。
カタルーニャ州に税金にかかわる権限は与えられない。
スペインはECBがどれだけ支援するのかを知る必要。」
などの発言をしました。
ロンドン時間序盤はポンドが上昇をみせました。
主要通貨ペアの多くが軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、ユーロドルなどが上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調に推移しました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
午後5時過ぎにポンドが反落する展開になりました。
ドル円は揉み合いながらも軟調に推移しました。
スイスSNB総裁が、
「SNBのフラン上限策は経済へのダメージを抑制した。
債務危機が終わったかどうかを話すには時期尚早。
スイスフランの対ユーロ相場で1.20や1.21は依然過大評価。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
スペイン短期債の入札では、
「総額で目標上限とおりの40億ユーロ発行。
6ヶ月物では発行額が25.8億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い2.213%。
応札倍率が前回より低い1.8倍。」などになりました。
独の首相が、
「独は債務危機を避けてはいない。
市場の一部はユーロ諸国の債務返済について懸念している。
投資家は危機が抑えられるのか依然として懐疑的。
ユーロ圏は信頼の危機にある。
ユーロ共同債をあらためて拒否する。
共通化した監督抜きの銀行への直接資本注入は認めない。
EUによる銀行監督一元化を急ぐことはできない。
より強力な欧州銀行監督の体制を望む。
2016年までに財政を均衡させる決意。」
などの発言をしました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
伊2年債の入札では、
「発行額39.37億ユーロ。落札利回りが前回より低い2.532%。
応札倍率が前回より低い1.65倍。」になりました。
ユーロドルが上下に揉み合いながらも軟調に推移しました。
英BOEのフィッシャー理事が、
「中銀の非標準的措置は新たな標準になろう。
市場は癒されていないが脅威は去った。
中銀は実体経済の問題までは解決できない。」
などの認識を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBの国債購入は完全に責務内。
新たな国債購入計画はEU条約を破っていない。
ECBは政策金利のマイナス金利の協議をしていない。
マイナス金利は想像しがたい。」などの発言をしました。
午後7時頃からドル円が反発をみせました。
午後8時頃からユーロドルが反発上昇しました。
ダウ先物が反発をみせました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.36350%に低下しました。
ギリシャの財務相が、
「歳出削減策の2年延長を要求したい。
延長がなされたら追加支援は必要ない。」
との発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
加小売売上高(7月)は予想より強い+0.7%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
欧州の株式市場が前日終値レベルで揉み合いになりました。
午後9時半頃からドル円が反落する展開になりました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
原油先物が92ドル台後半へ上昇しました。
独の財務相が「欧州経済は少し弱くなっている。」
との認識を示しました。
米ケースシラー住宅価格指数(7月)は予想より強い+1.20%でした。
限定的ながらドル買い反応がみられました。
ドルストレートがやや反落しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.71%あたりになりました。
スペイン10年債利回りは5.759%あたりになりました。
ドラギECB総裁が、
「ECBは物価安定の維持に努める。
国債購入計画は市場の懸念を和らげた。
銀行監督一元化は需要な一歩。」
などの認識を示しました。
一部メディアが、
「スペイン中央政府の1〜8月の財政赤字はGDP比4.77%。
前年同期の3.81%から悪化。金額は501億ユーロの赤字。」
と報じました。
午後11時近くからドル円が反発をみせました。
米消費者信頼感指数(9月)は予想より強い70.3、
リッチモンド連銀製造業景況指数(9月)は予想より強い4、
米住宅価格指数(7月)は予想より弱い+0.2%になりました。
主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
NYダウが上昇幅を拡大しました。
欧州の株式市場がプラス圏へ反発しました。
米10年債利回りが一時1.73%あたりになりました。
ロンドンフィックス頃にドルストレートが反落する展開になりました。
NYダウが上昇幅を縮小しました。
原油先物が反落しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「QE3は成長や雇用増加にほとんど効果はない。
これ以上のQEは中銀の信頼を失う可能性。
2015年半ばまでに金融引き締めを実施する必要がある可能性。」
などの見解を示しました。
キプロス中銀総裁が、
「10月末までトロイカとの協議を継続することを期待。
ユーロ圏共同の銀行監督機関の2012年末までの設置については
野心的ではあるが不可能ではない。」
などの発言をしました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ECBはギリシャ債の債務免除をすることはないだろう。
厳しい条件が課されることにはなるが
ギリシャはユーロ圏に残ることを選択したほうが得策。」
との見解を示しました。
ダウ先物が前日比マイナス圏へ反落しました。
ドル円が反落する展開になりました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが0.273%。応札倍率が前回より低い3.60倍。」
になりました。
主要通貨ペアが下落して行きました。
伊の首相が、
「来春に予定されている選挙に立候補するつもりはない。
伊に政治的競争が復活ことが重要。
伊はECBの国債購入を要請する必要はない可能性。」
などの発言をしました。
原油先物が92ドル台を割り込みました。
資源国通貨の下落が強まりました。
NYダウが100ドル超下落しました。
米10年債利回りが1.7%を割り込みました。
ドルストレートやクロス円が一段安になりました。
ユーロドルが1.29台を一時割り込みました。
豪ドル米ドルが1.04台を割り込みました。
ポンドドルが1.62台を割り込みました。
米10年債利回りは1.673%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−101.37ドルでこの日の取引を終えました。

<9月26日(水)>

API週間石油在庫統計では原油在庫33.5万バレルの増になりました。
原油先物が一時91ドル台を割り込みました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
NZ貿易収支(8月)は予想より弱い−7.89億NZドルになりました。
NZドル売り反応がみられました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合いになりました。
日経平均は150円近い下落で始まり9000円台を割り込みました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物はやや反発をみせて揉み合いました。
その後、主要通貨ペアがやや反発をみせました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場は一時プラス圏へ反発するも反落しました。
午前11時近くから主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ圏が完全な財政同盟に直ちに成るとは期待していない。
合法的に適切に議論して合意する時間が必要。
ギリシャの一段の債務再編は予想していない。
トロイカ調査団による調査継続中で現状で深い言及はしたくない。
非常に微妙な時期にある。」などの発言をしました。
IMFの専務理事が、
「ギリシャについては現状でトロイカ調査団と協議中の
債務削減だけでは赤字が解消されず欧州は追加支援を行う必要。
ECB保有のギリシャ国債やユーロ圏各国がギリシャに対して行った
救済のための融資に関して損失の負担を検討するべき。」
などの発言をしました。
午後1時過ぎにユーロドルが1.28台へ下落しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロ円が一時100円台を割り込む場面がありました。
日経平均が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物がやや反落しました。
キプロス中銀総裁が、
「ECBの監督権限強化による新銀行監督メカニズムは
ユーロ圏全ての銀行に対する信用回復につながる。
出来るだけ早期に実現する必要。欧州委員会による
年内実施という工程表は野心的ではあるが実現が可能。」
との認識を示しました。
アジアの株式市場が軟調に推移しました。
日経平均は前日比−184.84円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で揉み合いました。
ユーロ円が一時再び100円台を割り込みました。
原油先物は90ドル台で推移しました。
NYダウは小幅な揉み合いで推移しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
上海株式市場が一時2009年来の2000割れになる場面がありました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
スペインの経済省報道官が、
「スペインの銀行支援要請は600億ユーロ未満になる可能性。」
との発表をしました。
スペイン中銀の月報では
「スペイン経済は7-9月期に著しいペースで縮小した。
指標は引き続きかなりの落ち込みとなることを示唆している。」
などが示されました。
伊小売売上高(7月)は予想より弱い−0.2%%になりました。
ユーロが下落する展開になりました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
独のメルケル政権が欧州安定メカニズムESMを閣議承認しました。
午後5時半過ぎからダウ先物が反発をみせました。
伊6ヶ月物証券の入札では、落札額90億ユーロで、
利回りが1.503%と3月以来の低水準になりました。
ドルストレートが反発する展開になりました。
午後6時過ぎにドル円が反発をみせました。
スペイン10年債利回りが6%台に上昇しました。
その後、ダウ先物が再び反落しました。
欧州の株式市場は大幅下落になりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.36225%に低下しました。
ギリシャやスペインで大規模なストライキがありました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
独消費者物価指数速報(9月)は予想とおりの+2.0%でした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
日銀の佐藤審議委員がロイターのインタビューで、
「さらに経済・物価が下振れる蓋然性が高まる場合は、
追加金融緩和を躊躇しない。外債購入は有効策の一つ。」
などの発言をしました。
午後9時25分頃にドル円が一時急上昇しました。
ロイター通信が、
「ギリシャは約120億ユーロ規模の緊縮財政策の策定を終えた。
ギリシャ追加支援へのトロイカとの交渉成立に向け一歩前進。」
との報道をしました。
午後9時半頃からドルストレートやクロス円が反発をみせました。
ダウ先物が反発をみせました。
NYダウは小幅高で始まり前日終値レベルで揉み合いました。
主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
米新築住宅販売件数(8月)は予想より弱い37.3万件になりました。
ドル売り反応がみられました。
原油先物が90ドル台を割り込みました。
米10年債利回りは1.63%あたりに低下しました。
その後、NYダウが下落する展開になりました。
ユーロドルなどが再び軟調になりました。
独連銀総裁が、
「伊は改革が進展していて以前よりも力強く危機を脱出する可能性。
ECB理事会で全てに反対ではなかった。」
などの発言をしました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が244.6万バレル減少でした。
ロンドフィックス頃からNYダウが下げ幅を縮小しました。
ユーロドルや豪ドル米ドルが反発をみせました。
欧州の株式市場は大幅下落で取引を終えました。
一部メディアが、
「スペイン政府は予算案で2013年の公務員給与の昇給を
凍結する方針を閣議決定した。」と報じました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.647%。応札倍率が前回より高い3.06倍。」
になりました。
スペインの首相が、
「財政赤字の問題を是正する決意。EUとの合意は実行する必要。
欧州のプロジェクトは後戻りすることはできない。」
との発言をしました。
NYダウは前日終値レベルで揉み合い後に反落する展開になりました。
シカゴ連銀総裁が、
「FOMCの政策行動を断固支持した。失業率の改善がつまずけば
バランスシート拡大を伴うが緩和は強化される。
失業率が7%以上かインフレ率3%以下の間は緩和維持が必要。
慎重な行動を続ければ日本の失われた10年と類似の状況になる。」
などの見解を示しました。
ドルストレートがやや反落の後に緩やかに反発上昇しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.608%になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−44.04ドルで取引を終え4日続落になりました。

<9月27日(木)>

オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
原油先物が90ドル台を回復しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
午前9時前にユーロドルが上昇をみせました。
日経平均は8900円を割り込んで始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物がやや軟調に推移しました。
NBNZ企業景況感(9月)は前月より弱い+17.0でした。
市場反応は限定期でした。
仲値頃からダウ先物が反発する展開になりました。
ドルストレートが堅調推移になりました。
ドル円は軟調傾向で揉み合いました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国人民銀行が「短期金融市場へ今週中に3650億元を注入する。」
との発表をしました。
中国上海株式市場は小幅安で始まるもプラス圏へ反発しました。
豪ドル米ドルが上昇しました。
日経平均が下げ幅を縮小して前日終値レベルで揉み合いました。
アジアの株式市場がプラス圏へ反発しました。
東京時間終盤にかけてダウ先物が上昇しました。
中国上海株式市場が3%ほどの大幅高になりました。
日経平均も前日比プラス圏推移になりました。
ドル円も反発をみせて主要通貨ペアが堅調に推移しました。
豪ドル米ドルが1.04台を回復しました。
原油先物は90ドル台半ばで推移しました。
日経平均は前日比+43.17円で大引けになりました。
独輸入物価指数(8月)は予想より強い+1.3%でした。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルが一時1.29をつける場面がありました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが反落する展開になりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物はやや反落して揉み合いました。
フィンランド財務相が、
「銀行同盟は将来の危機のために創設される。
銀行同盟は汚点のない状態で開始するべき。」
などの見解を示しました。
午後4時半過ぎからドルストレートが再び反発する場面がありました。
独失業率(9月)は予想とおりの6.8%になりました。
独失業者数(9月)は予想より強い0.9万人でした。
市場反応は限定的でした。
中国人民銀行副総裁が、
「中国政府は景気減速を懸念している。
世界経済見通しは米QE3にもかかわらず厳しい。」
などの発言をしました。
午後5時過ぎにドルストレートが下落する展開になりました。
ダウ先物がやや反落して欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
ドル円は揉み合いになりました。
英第2四半期GDP確報は前期比で予想より強い−0.4%、
英第2四半期経常収支は予想より弱い−208億ポンドになりました。
ポンド買い反応がみられました。
欧消費者信頼感指数確報(9月)は予想とおりの−25.9でした。
伊の中期債の入札では、
「5年債が目標上限30億ユーロに対して発行額27.18億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い4.09%。
応札倍率倍が前回より低い1.38。
10年債が目標上限30億ユーロに対して発行額29.27億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い5.24%。
応札倍率が前回より低い1.333倍。」などになり、
目標上限が未達成となりました。
スペイン予算案発表も控えユーロドルが1.28半ばへ下落しました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
ロイター通信が、
「スペインのカスティーリャ・ラ・マンチャ州が
スペイン中央政府に8億ユーロの支援要請へ。」と報道しました。
ダウ先物や欧州の株式市場がプラス圏で揉み合いました。
格付け会社のフィッチが、
「ユーロ圏の成長率予想は2012年が−0.5%、2013年が0.3%。」
と発表しました。
ギリシャPASOKの党首が、
「重要な点は景気対策のための時間。
緊縮策の2016年末までの延長が重要。
延長は景気後退を和らげるだろう。」
などの発言をしました。
午後7時半頃からユーロドルが一時反発をみせました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.36025%に低下しました。
原油先物は90ドル台後半で推移しました。
午後8時過ぎにユーロドルが再び反落しました。
NY時間序盤はユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
米第2四半期GDP確報は前期比年率で予想より弱い+1.3%、
米第2四半個人消費確報は前期比年率で予想より弱い+1.5%、
米第2四半期GDP価格指数確報は予想とおりの+1.6%、
米第2四半期PCEコア・デフレータは予想より弱い+1.7%、
米耐久財受注(8月)は予想よりかなり弱い−13.2%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い35.9万件になりました。
ドル売り反応がみれました。
ドルストレートが上昇しました。
ドル円は一時下落した後にやや反発して揉み合いました。
ダウ先物は一時下落した後に反発して揉み合いました。
原油先物は91ドル台になりました。
独連銀総裁が、
「銀行同盟は存在する債務をカバーすべきでない。
中銀への信頼をなくさないように努めなければならない。」
との見解を示しました。
伊の首相が、25日に選挙に立候補しないとしていましたが、
「2期目続投の可能性は排除しない。」と発言しました。
午後10時過ぎからユーロドルなどが反落して揉み合いました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債金利は1.64%あたりに上昇しました。 
米中古住宅販売保留(8月 成約)は予想より弱い−2.6%でした。
NYダウが上げ幅を縮小しました。
ドルストレートが下落しました。
ロンドンフィックスにかけてユーロやポンドが下落しました。
カンザスシティ連銀製造業活動指数(9月)予想より弱い+2でした。
スペイン副首相が、
「2012年の歳入目標は達成する見通し。
2013年の予算案は歳出カットに焦点。特に社会保障のカットに焦点。
早期退職の制限に向けた対策を導入。独立した財政局を設立。
行政改革や労働市場改革に向けた新たな方策を採用。
向こう6ヶ月間に43の新たな法律を策定。
必要な流動性のため社会保障準備金から30億ユーロを利用する。」
などの発言をしました。
ユーロドルの下落が一時強まる場面がありました。
スペイン財務相が、
「2013年の歳入は3.8%増加の見込み。
新たな税制改正で47億ユーロを創出。
2014年にかけて一時的に法人課税を強化。
2013年の中央政府の歳出は5.6%増加。省庁の歳出は8.9%削減。」
などを示しました。
スペイン経済相が、
「今回の経済改革案はEUの提案を全て反映。
ECBの債券買い入れプログラムの諸条件を依然として分析中。
支援要請の決定はスペインとユーロ圏への影響を把握して行う。」
などの発言をしました。
深夜12時半頃からドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが1.29台を回復しました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
NYダウが堅調に推移しました。
原油先物が堅調に推移しました。
レーン欧州委員が、
「スペイン政府の改革案には最も喫緊の政策課題に対する
一定の取り組みが明確にみられる。
欧州委の要請を上回る内容で大きな前進。」
との認識を示しました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.055%。応札倍率が前回より低い2.61倍。」
になりました。
NYダウが一時100ドル超の上昇になりました。
セントルイス連銀総裁が、
「下期の米成長は2%を見込む。来年はやや改善を見込んでいる。
財政の崖に関してはFRBは無責任な財政政策は許容しない。
政治的に瀬戸際の状況ではあるが何らかの対応があると考えている。
投資を抑制するような税制の未来は不透明。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤はNYダウがやや上げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「スペインの政府債務格付けをCC+からCCに引き下げる。」
と発表しました。
米10年債利回りは1.653%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+72.46ドルでこの日の取引を終えました。

<9月28日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
原油先物が92ドル台で推移しました。
時事通信が、
「ギリシャのサマラス首相と閣外協力する左派2党が
EUなどが支援条件としている総額117億ユーロの緊縮財政の
具体策で基本合意した。来週にも詰めの協議に入る見込み。」
との報道をしました。
NZ住宅建設許可(8月)は予想より弱い+1.9%でした。
市場反応は限定的でした。
英GFK消費者信頼感調査(9月)は予想とおりの−28でした。
市場反応は限定的でした。
日失業率(8月)は予想より強い4.2%、
日全国消費者物価指数コア(8月)は予想とおりの−0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日鉱工業生産指数速報(8月)は予想より弱い−1.3%でした。
市場反応は限定的でした。
経済産業省が生産の判断を「弱含み傾向」に下方修正しました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均が上げ幅を縮小して前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物はやや軟調傾向で揉み合いました。
格付け会社のフィッチが、
「中国とインドの2012年成長率見通しを下方修正する。」
と発表しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、中国上海株式市場がプラス圏へ反発しました。
ドルストレートが上下動の揉み合いを経て上昇しました。
ドル円は軟調傾向で推移して77円台半ばへ下落しました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
日財務相が、
「不安定な世界経済が日本の経済指標に影響。下振れリスクがある。
為替は歴史的な円高水準。日本の状況をG7で新財務相が説明する。」
などの発言をしました。
日経平均が一時100円超の下落になりました。
ダウ先物は揉み合いで推移しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
一部メディアが、
「伊の首相はECB債券購入プログラムでの条件付けに
懸念を示している。」と報じました。 
一部メディアが、
「温中国首相は年内に予定されている共産党党大会までの任期内で、
大幅な政策の変更を望んでいなく安定を望んでいる。」
と報じました。
東京時間後半は主要通貨ペアがやや軟調に推移しました。
日経平均は前日比−79.71円の8870.16円で週の取引を終えました。
独小売売上高指数(8月)は予想より強い−0.8%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
原油先物は92ドル台で推移しました。
中国人民元が対ドルで6.2856と切り上げ後の最高値を更新しました。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合いで推移しました。
スイスKOF先行指数(9月)は予想より強い+1.67になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は1.45%高で取引を終えました。
午後4時過ぎからドル円が反発上昇する展開になりました。
ユーロドルが堅調推移になりました。
ポンドドルは軟調に推移しました。
EU欧州連合が、
「今はスペイン予算案に関して特別な公表はしない。
11月に総合的な評価を公表する。」との発表しました。
欧消費者物価指数速報(9月)は予想より強い+2.7%になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
午後6時半頃から欧州の株式市場やダウ先物が軟調になりました
豪ドル米ドルやユーロドルが反落する展開になりました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
独政府報道官が、
「独とオランダとフィンランド財務相の声明は
サミットの決定に従っている。
銀行への直接投資は監督が行き届いてから。
スペインの改革案の詳細に関してはコメントを拒否する。
独のユーロ離脱という考えはばかげている。」
との発言をしました。
仏の予算案では、
「100億ユーロ歳出削減へ。
2012年赤字は対GDPで4.5%、2013年赤字は対GDPで3.0%。
2012年のGDP予想は0.3%、2013年のGDP予想は0.%。」
などが示されました。
日財務官が、
「日本経済の実体から見て一方的な円高には
必要とあれば断固たる措置を取る。」との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35850%に低下しました。
ドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
スペイン10年債利回りが6.053%あたりに上昇しました。
午後8時過ぎ頃にドルストレートやクロス円がやや反発しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「銀行はECBから得た資金を蓄え流通していない。
国債購入は不適切な投機を排除することが目的。
ECBがこれ以上ギリシャに資金を提供すれば
政府への財政支援に当たるため資金提供は不可能。」
などの見解を示しました。
アイルランドの財務相が、
「スペインのストレステストは悲観的な予想を下回る見通し。」
との発言をしました。
NY時間序盤はドルストレートが再び反落して揉み合いました。
原油先物が92ドル台を割り込みました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調に推移しました。
米個人所得(8月)は予想より弱い+0.1%、
米個人消費支出(8月)は予想とおりの+0.5%、
米PCEコア・デフレータ(8月)は予想とおりの+1.6%でした。
加GDP(7月)は予想より強い+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ドルストレートやクロス円が反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物や欧州株式市場が下げ幅をやや縮小しました。
午後10時過ぎからドル円が上昇しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
米10年債は1.61%あたりに低下しました。 
ドルストレートが再び反落しました。
豪ドル米ドルなどが軟調に推移しました。
シカゴ購買部協会景気指数(9月)は予想より弱い49.7でした。
ドル買い反応がみられました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
ポンドドルが1.62台を割り込み下落しました。
NYダウが前日比110ドル超の下落になりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(9月)予想より弱い78.3でした。
市場反応は限定的でした。
ドル円が堅調に推移しました。
IMF報告では、
「第2四半期の世界の外貨準備は2.3%増加。
ドルの占める割合が61.9%と前期の62.1%から低下。
ユーロは25.1%と前回の24.9%から上昇。
中銀が保有しているドルの外貨準備は2.1%増加で3.6兆ドル。」
などの発表をしました。
ロンドンフィックス頃ドルストレートが下落一服で揉み合いました。
欧州の株式市場は下落して取引を終えました。
仏の株式市場が2.46%超の大幅下落になりました。
スペインの銀行ストレステストでは、
「資本不足はストレスシナリオで593億ユーロ。
資本不足でない銀行が7行。サンタンデールやBBVAは問題がない。
国有化されたスペイン銀の資本不足は総額490億ユーロ。」
などの結果になりました。
ユーロドルやユーロ円やポンドドルなどが反発をみせました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りが1.64%あたりに上昇しました。
EU欧州連合が、
「スペインの銀行ストレステストの結果の公表を歓迎する。
結果の公表は大きな一歩。」との声明を発表しました。
スペインの副財務相が、
「銀行向けにEUから約400億ユーロの支援が必要になる可能性。」
との発言をしました。
ECBが、
「スペインの必要とする銀行資本を確保する計画を強く支援。」
との発表をしました。
IMFの専務理事が、
「スペインの銀行が必要とする資本は、
欧州各国の支援により問題なく調達できるだろう。」
との見解を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「英国の格付けAAAを確認。見通しはネガティブで維持。
格下げの可能性は高まっている。」との発表をしました。
深夜2時頃からユーロドルが再び反落しました。
ドル円が堅調に推移して一時78円台を回復しました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
NY時間終盤にかけてドル円がやや反落して78円台を割り込みました。
米10年債利回りは1.632%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−48.84ドルの13437.13ドルで週取引を終えました。
NYクローズ後にポンドがやや反発をみせました。
市場クローズまでに格付け会社ムーディーズによる
スペイン格付け見直しの発表はありませんでした。


●今週の主な予定

<10月1日(月)>

※豪が休日です。
※中国が中秋節・国慶節で7日まで休日です。

朝8時50分に日銀短観、第3四半期大企業製造業業況判断指数ほか、
午前10時に中国製造業PMI(9月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(8月)、
午後4時半にスイス製造業PMI(9月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(9月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(9月)、
午後5時半に英製造業PMI(9月)、英消費者信用残高(8月)、
午後6時に欧失業率(8月)、
夜9時半に加鉱工業製品価格指数(8月)、加原材料価格指数(8月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(9月)、米建設支出(8月)、
深夜1時半にバーナンキFRB議長の講演、
などが予定されています。
日・(中国)・(英)・米の指標には注目です。

<10月2日(火)>

午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後3時に英ネーションワイド住宅価格指数(9月)、
午後5時半に英建設業PMI(9月)、
午後6時に欧生産者物価指数(8月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<10月3日(水)>

午前10時に中国非製造業PMI(9月)、
午前10時半に豪貿易収支(8月)、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(9月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(9月)、
午後5時半に英サービス業PMI(9月)、
午後6時に欧小売売上高(8月)、
夜9時半に米ADP雇用統計(9月)、
午後11時に米ISM非製造業景況指数(9月)、
などが予定されています。
豪・(欧)・米の指標には注目です。

<10月4日(木)>

午前10時半に豪小売売上高(8月)、豪住宅建設許可件数(8月)、
午後4時15分にスイス第2四半期鉱工業生産指数、
午後8時に英BOE政策金利、英BOE資産買入規模発表、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半からドラギECB総裁の記者会見、
夜11時に米製造業受注指数(8月)、
加Ivey購買部協会指数(9月)、
深夜3時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
豪・英・欧・米の指標には注目です。

<10月5日(金)>

正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
午後2時に日景先行CI指数速報(8月)、日景気一致CI指数速報(8月)、
夕方(時間未定)に日銀総裁記者会見、
午後7時に独製造業受注指数(8月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(9月)、米失業率(9月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(9月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化率(9月)、加失業率(9月)、
同夜9時半に加住宅建設許可件数(8月)、
深夜4時に米消費者信用残高(8月)、
などが予定されています。
日・米・加の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(1日-5日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.33で始まり、
堅調傾向で推移して79.93で週の終値となりました。
そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末に0.35850%と引き続
き低下しました。一方、NYダウは週終値で13437.13ドルになり週間
で142.34ドル下落する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、25日のケースシラー住宅価格指数(7月)
が予想より強い+1.20%、米消費者信頼感指数(9月)が予想より強い
70.3、リッチモンド連銀製造業景況指数(9月)が予想より強い4、
米住宅価格指数(7月)は予想より弱い+0.2%、26日の米新築住宅販売
件数(8月)が予想より弱い37.3万件、27日の米第2四半期GDP確報が
前期比年率で予想より弱い+1.3%、米第2四半個人消費確報が前期
比年率で予想より弱い+1.5%、米第2四半期GDP価格指数確報が予想
とおりの+1.6%、米第2四半期PCEコア・デフレータが予想より弱い
+1.7%、米耐久財受注(8月)が予想よりかなり弱い−13.2%、米新規
失業保険申請件数が予想より強い35.9万件、中古住宅販売成約(8月)
が予想より弱い−2.6%、29日の個人所得(8月)が予想より弱い+0.1
%、米個人消費支出(8月)が予想とおりの+0.5%、米PCEコア・デフ
レータ(8月)が予想とおり+1.6%、シカゴ購買部協会景気指数(9月)
が予想より弱い49.7、ミシガン大学消費者信頼感指数確報(9月)が予
想より弱い78.3、などになりました。
製造業と雇用市場にやや改善がみられましたが、第2四半期の米GDP
は弱く、住宅市場にも低迷がみられ、耐久財受注に落込みがみられ、
やや米の成長に減速感が覗える結果になりました。

また、先週の米要人発言では、24日、サンフランシスコ連銀総裁が
「米経済が落ち込めばQE3は必要な限り継続。GDPの見通しは2013年
が2.5%、2014年が3.25%。失業率は2014年には7.25%に改善する
見込み。インフレ期待は安定。住宅建設の増加は成長を支援。年末
のツイストオペ終了時に現在のQE3に加えて月450億ドルの国債購入
を追加する可能性が高い。最大のリスクは欧州債務危機悪化からの
影響。景気見通しが正しければ2014年終盤前に資産購入を終了。」、
25日、フィラデルフィア連銀総裁「QE3は成長や雇用増加にほとんど
効果はない。これ以上のQEは中銀の信頼を失う可能性。2015年半ば
までに金融引き締めを実施する必要がある可能性。」、
26日、シカゴ連銀総裁「FOMCの政策行動を断固支持した。失業率の
改善がつまずけばバランスシート拡大を伴うが緩和は強化される。
失業率が7%以上かインフレ率3%以下の間は緩和維持が必要。
慎重な行動を続ければ日本の失われた10年と類似の状況になる。」、
27日、セントルイス連銀総裁「下期の米成長は2%を見込む。来年は
やや改善を見込んでいる。財政の崖に関してFRBは無責任な財政政策
は許容しない。政治的に瀬戸際の状況ではあるが何らかの対応がある
と考えている。投資を抑制するような税制の未来は不透明。」、
などがありました。米要人達に見解の対立がみられました。

今週の米主要経済指標では、1日に米ISM製造業景況指数(9月)と米
建設支出(8月)にバーナンキFRB議長の講演、3日に米ADP雇用統計
(9月)と米ISM非製造業景況指数(9月)、4日に米新規失業保険申請
件数と米製造業受注指数(8月)に米FOMC議事録、5日に米雇用統計、
など注目度の高い経済指標の発表が予定されています。


円については、先週の日主要経済指標では、28日の日失業率(8月)
が予想より強い4.2%、日全国消費者物価指数コア(8月)が予想とお
りの−0.3%、日鉱工業生産指数速報(8月)が予想より弱い−1.3%、
などになりました。また、経済産業省が生産の判断を「弱含み傾向」
に下方修正しました。

そして、先週の日要人発言では、24日、山口日銀副総裁「海外経済
の減速脱出と日本経済の回復時期は半年程度の後ずれ。金融政策は
必要と判断される場合は果断かつ柔軟な対応を行う。足元の経済と
物価情勢は下振れている。追加緩和は日本経済を持続的成長への軌
道に戻すことが狙い。金融政策で直接的に為替相場に影響与えるこ
とは考えていない。」、
25日、日財務相「内閣改造までの期間に関して引き継ぎ期間は空白
が生じるというのは大きな誤解。この一週間も今までと変わらない。
断固たる措置含め行う。隙があると思わない方がよい。行うときは
徹底して行う。」、
26日、日銀の佐藤審議委員「経済・物価が下振れる蓋然性が高まる
場合は追加金融緩和を躊躇しない。外債購入は有効策の一つ。」、
28日、日財務相「不安定な世界経済が日本の経済指標に影響。下振れ
リスクがある。為替は歴史的な円高水準。日本の状況をG7で新財務相
が説明する。」、日財務官「日本経済の実体から見て一方的な円高に
は必要とあれば断固たる措置を取る。」、
などがありました。ドル円が78円台を下回るレベルでは強い語調の
円高牽制の発言がみられました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、1日に日銀短観発表、5日に
日銀政策金利と日銀声明、日景先行CI指数速報(8月)と日景気一致CI
指数速報(8月)、そして日銀総裁記者会見などが予定されています。

先週のドル円相場は、週初の24日に78.15で始まり上下動しながらも
リスク回避の円買いの動きとともに期末リパトリの動きも影響してか
軟調傾向で推移しました。25日のロンドン時間前半に77.66まで下落
した後にロンドンフィックスにかけて77.92まで反発をみせましたが
再び軟調に推移して26日のロンドン時間前半に77.58まで下落する展
開になりました。その後、NY時間が近づく頃に77.90まで反発を試す
も、その後は再びジリ安が続き週末28日の東京時間に77.43の週安値
をつけました。その後は売り一巡になり週末調整もあったかロンドン
時間序盤から反発上昇に転じ深夜3時頃にかけて78.10まで上昇して
NY時間終盤にかけてやや反落して77.91で週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは78.00の「00」
ポイントから週末高値78.10を巡る売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は、9月第4週後半の揉み合い高値の78.45の
ポイント・アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。さらに
上昇した場合は、79.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は、
9月第3週高値の79.21アラウンドでの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、FOMC後の揉み合い下辺あたりでもある
先週安値の77.43アラウンドでの攻防が注目されます。ここを下抜け
た場合は、9月14日安値の77.13から77.00の「00」ポイントが注目
されます。77円台では引き続き円高牽制発言がありそうです。

先週の第2四半期末のドル円は軟調推移となりましたが週末にほぼ
戻して「行って来い」の展開になりました。今週から年末に向けて
の第4四半期が始まりますが78円を巡る期初の動向が注目されると
ともに5日の日銀金融政策の発表と米雇用統計が注目されます。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、24日の独IFO景気
動向指数(9月)が予想より弱い101.4、25日の独GFK消費者信頼感調査
(10月)が予想とおりの5.9で、26日の独消費者物価指数速報(9月)が
予想とおりの+2.0%、27日の独輸入物価指数(8月)が予想より強い
+1.3%、独失業率(9月)が予想とおりの6.8%、独失業者数(9月)が
予想より強い0.9万人、欧消費者信頼感指数確報(9月)が予想とおり
の−25.9、28日の独小売売上高指数(8月)が予想より強い−0.8%、
欧CPI速報(9月)が予想より強い+2.7%、などになりました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

23日、独シュピーゲル誌「ユーロ圏各国はESMにEFSFと同様のレバレ
ッジを認めてその支援資金を2兆ユーロ程度に拡大する方針。独財
務相はこれを支持。フィンランドが難色を示している。」、
独シュピーゲル誌のウェブ版「深刻な財政危機に陥っているギリシ
ャは国家予算の不足額が当初見込みのほぼ2倍に当たる200億ユーロ
に達している。」、

24日、タイムズ紙「スペインのラホイ首相はECBによる国債購入要請
についてEU当局者と内密に協議している。」、
EU大統領「欧州は危機に対応する緊急意識がなくなってきている」、
伊の首相「伊には外部の監督官に国家運営を委ねざるを得なくなる
現実的リスクがあったが昨年生じた政府の支払い能力に対する懸念
は収束したとみられる。主権を失うリスクは既にない。」、

25日、南独新聞「ギリシャの2015年までに財政資金を自力でまかなう
という目標は計画通り進まない可能性。ギリシャが次回の支援資金を
いつ受け取れるかについても引き続き不透明。」、
OECDのグリア総長「今回の伊の改革によって今後10年間で伊GDPが4
ポイント押し上げられる可能性。」、
スペインの副首相「カタルーニャ州はスペインにとって新たな危機。
独立運動が不安定を作り出している。協議する余地はある。カタルー
ニャ州に税金にかかわる権限は与えられない。スペインはECBがどれ
だけ支援するのかを知る必要。」、
独の首相「市場の一部はユーロ諸国の債務返済について懸念してる。
ユーロ圏は信頼の危機にある。ユーロ共同債をあらためて拒否する。
共通化した監督抜きの銀行への直接資本注入は認めない。EUによる
銀行監督一元化を急ぐことはできない。より強力な欧州銀行監督の
体制を望む。2016年までに財政を均衡させる決意。」、
オーストリア中銀総裁が「ECBの国債購入は完全に責務内。新たな国
債購入計画はEU条約を破っていない。ECBは政策金利のマイナス金利
の協議をしていない。」、
ギリシャの財務相「歳出削減策の2年延長を要求したい。延長がなさ
れたら追加支援は必要ない。」、
一部メディア「スペイン中央政府1〜8月の財政赤字はGDP比4.77%。
前年同期の3.81%から悪化。金額は501億ユーロの赤字。」、
ECBのアスムセン専務理事「ECBはギリシャ債の債務免除をすることは
ないだろう。厳しい条件が課されることにはなるがギリシャはユーロ
圏に残ることを選択したほうが得策。」、
伊の首相「伊はECBの国債購入を要請する必要がない可能性。」、

26日、レーン欧州委員「ギリシャの一段の債務再編は予想してない。
トロイカ調査団による調査継続中で現状で深い言及はしたくない。
非常に微妙な時期にある。」、
IMFの専務理事「ギリシャについては現状でトロイカ調査団と協議中
の債務削減だけでは赤字が解消されず欧州は追加支援を行う必要。
ECB保有のギリシャ国債やユーロ圏各国がギリシャに対して行った
救済のための融資に関して損失の負担を検討するべき。」、
スペイン中銀の月報「スペイン経済は7-9月期に著しいペースで縮小
した。指標は引き続きかなりの落ち込みとなることを示唆。」、
ロイター通信「ギリシャは約120億ユーロ規模の緊縮財政策の策定を
終えた。追加支援へのトロイカとの交渉成立に向け一歩前進。」、
スペインの首相「財政赤字の問題を是正する決意。EUとの合意は実行
する必要。欧州のプロジェクトは後戻りすることはできない。」、

27日、ロイター通信「スペインのカスティーリャ・ラ・マンチャ州が
スペイン中央政府に8億ユーロの支援要請へ。」、
フィッチ「ユーロ圏成長率予想は2012年が−0.5%、2013年が0.3%」
スペイン財務相「2013年の歳入は3.8%増加の見込み。新たな税制改
正で47億ユーロを創出。2014年にかけて一時的に法人課税を強化。
2013年の中央政府の歳出は5.6%増加。省庁の歳出は8.9%削減。」、
スペイン経済相「今回の経済改革案はEUの提案を全て反映。ECBの
債券買い入れプログラムの諸条件を依然として分析中。支援要請の
決定はスペインとユーロ圏への影響を把握して行う。」、
レーン欧州委員「スペイン政府の改革案には最も喫緊の政策課題に
対する一定の取り組みが明確にみられる。欧州委の要請を上回る内容
で大きな前進。」、

28日、時事通信「ギリシャのサマラス首相と閣外協力する左派2党が
EUなどが支援条件としている総額117億ユーロの緊縮財政の具体策で
基本合意した。来週にも詰めの協議に入る見込み。」、
ECBのアスムセン専務理事「銀行はECBから得た資金を蓄え流通してい
ない。国債購入は不適切な投機を排除が目的。ECBがこれ以上ギリシ
ャに資金を提供すれば財政支援に当たる。資金提供は不可能。」、
スペインの銀行ストレステストで「資本不足はストレスシナリオで
593億ユーロ。資本不足でない銀行が7行。サンタンデールやBBVAは
問題がない。国有化のスペイン銀の資本不足は総額490億ユーロ。」
スペインの副財務相「銀行向けにEUから約400億ユーロの支援が必要
になる可能性。」、
ECB「スペインの必要とする銀行資本を確保する計画を強く支援。」
IMFの専務理事「スペインの銀行が必要とする資本は欧州各国の支援
により問題なく調達できるだろう。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初24日に1.2977で始まり独シュピーゲル
誌の「深刻な財政危機に陥っているギリシャは国家予算の不足額が当
初見込みのほぼ2倍に当たる200億ユーロに達している。」、などの
報道も背景に東京時間前半に1.2927あたりまで下落しました。その後
ロンドン時間前半に1.2971あたりまで反発しましたが、独IFO景気動
向指数(9月)が弱い結果になってダウ先物など株式市場の軟調を背景
にNY時間序盤にかけて1.2891あたりまで下落する展開になりました。
その後、ロンドンフィックスにかけて1.2952まで反発するも、南独
新聞の「ギリシャの2015年までに財政資金を自力でまかなうという
目標は計画通り進まない可能性。ギリシャが次回の支援資金をいつ
受け取れるかについても引き続き不透明。」との報道もあり、25日
の東京時間終盤にかけて1.2886まで反落しました。その後、揉み合い
を経て、ロンドンフィックスにかけて1.2970まで反発しましたが、
その後は再び軟調推移になって26日のロンドンフィックスにかけて
1.2835まで下落しました。その後、27日の東京時間後半にかけて
1.29まで反発しましたが、スペイン予算案の発表へ向けての懸念で
リスク回避もあったかロンドンフィックスにかけて1.2829の週安値
をつける展開になりました。その後、スペイン予算案が発表されて、
スペイン経済相が「今回の経済改革案はEUの提案を全て反映。ECBの
債券買い入れプログラムの諸条件を依然として分析中。支援要請の
決定はスペインとユーロ圏への影響を把握して行う。」との発言も
あり、NYダウが堅調に推移したことを背景に反発して、28日のロン
ドン時間前半に1.2959まで上昇する展開になりましたが、その後は
スペイン銀行のストレステストやムーディーズのスペイン格付け見
直しの発表への懸念もあったか軟調に転じてロンドンフィックスに
かけて1.2838まで下落する展開になりました。その後、スペイン銀
行のストレステストが無事に通過したことで1.2890まで戻すも、再
び反落して1.2857で週の取引を終えました。上下動とはなるも軟調
な相場展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、1日に独製造業PMI確報
(9月)と欧製造業PMI確報(9月)に欧失業率(8月)、2日に欧生産者物
価指数(8月)、3日に独サービス業PMI確報(9月)と欧サービス業PMI
確報(9月)に欧小売売上高(8月)、4日に欧ECB政策金利とドラギECB
総裁の記者会見、5日に独製造業受注指数(8月)、などが予定されて
います。4日の欧ECB政策金利とドラギECB総裁の記者会見が注目さ
れますが、ユーロ円では対円通貨ペアとして5日の日銀金融政策の
発表が注目されます。また、ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして
5日の米雇用統計が注目されます。

今週のユーロドル相場では、日足のMA21の1.2859から日足200線の
1.2824のあたりで反発するのか下抜けるのかが週初の注目ポイント
になりますが、上昇となった場合は、まずは1.2900の「00」ポイン
トでの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は、先週末高値の
1.2959のポイントから9月25日高値の1.2970アラウンドのポイント、
さらに上昇した場合は1.3000の「000」の重要ポイントでの攻防が
注目されます。ここを上抜けた場合は、9月の第3週の週末高値の
1.3047のポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは先週安値の1.2829から日足200
日線の1.2824アラウンドでの攻防が注目されます。ここを下抜けた
場合は1.28の「00」ポイント、さらに下落した場合は9月11日安値
の1.2754のポイント、ここを下抜けた場合は1.2700の「00」ポイン
トでの攻防が注目されます。さらに下落した場合は、7月24日から
9月14日の上昇波動の50%レベルともほぼ重なる1.26の「00」ポイ
ントなどでの売り買いの攻防が注目されます。

日米欧の中銀の緩和策の発表後の調整相場が2週間程になりますが、
今週からは年末に向けて第4四半期が始まります。先週はスペイン
の予算案とスペインの銀行のストレステストの結果発表のイベント
がありましたが、もう1つのムーディーズによるスペインの格付け
見直しの方は先週のNYクローズまでの間に発表がありませんでした。

この原稿を書いている時点でもまだその発表の報道がありませんが、
もしも格下げになりますとスペイン国債がジャンク級になってしま
うことで、ECBによるOMTの発表以来、低下傾向にあったスペイン国
債利回りが上昇してリスク回避の動意が強まる可能性があり、また、
格付けが据え置きになれば安心感からリスク選好動意となる可能性
があり、引き続き「ムーディーズの発表」が注目されます。

そして、10月に290億ユーロ規模の国債大量償還を控えているスペイ
ンの「支援要請の可能性」も依然としてあることで、国債入札にか
かわるスペインの金利動向とともに、ニュースヘッドラインに引き
続き注意が要りそうです。

今週からは第4四半期が始まり調整相場が一巡するとの観測もある
ようですが、今週も4日にECB政策金利の発表とドラギECB総裁の記
者会見が、そして翌5日にも米雇用統計と、重要イベントの週にな
り、揺れる相場展開になる可能性も排除できないようで、機敏にト
レードして行きたいものです。世界の経済が減速傾向にある中、
第4四半期初めの相場動向が注目されます。

そのほか今週は、金利据え置きと利下げに市場観測が二分している
2日の豪RBA政策金利と豪RBA声明が注目されます。



さて今回は、トレードと凡事のお話 その24 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十四話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。今日は未来新聞の話だったな。
 へんてこなテーマだが聞いてやろうじゃないか。』

「ふむ…。たまにはお気楽な空想もよかろう。
 さて、SF世界の話とはなるがのう…、
 もしも、未来のことが書いてある新聞があったとたら
 どんなもんじゃろうか…。」

『そんなのあり得ねーし。馬鹿げてるぜ。』

「じゃからして、仮にの話じゃよ…。
 ところでお前さんは、二十数年前のSF映画じゃが、
 ロバート・ゼメキス監督の
 バック・トゥ・ザ・フューチャーという
 物語を知っておられるじゃろうか。」

『あぁ、以前にTSUTAYAでDVDを借りて観たことあるぜ。』

「ほう。そうかね、そうかね…。
 その中の続編であったと思うが…、
 主人公のマクフライが未来の世界で置き忘れた
 ギャンブルの結果が書かれた本を
 不良のビフ・タネンという男が盗み、
 その本を使ってビフが大金持ちになるという話があったが…。」

『うん。そんな物語があったっけな。
 そんな本があったなら是非とも欲しいものだぜ。』

「ふむ。そうじゃのう…。
 ところで…、未来のことが書かれた新聞に、
 『201X年12月25日、ギリシャが第4次支援を受けられず
  財政破綻でデフォルト。ギリシャがユーロ圏を離脱。
  世界同時株安。欧州債券利回り急騰。ユーロドルが大暴落。』
 なんて記事があったら、お前さんならどうするかね…。」

『あははっ。テレビのピカルの定理でもあるまいし…、
 架空の話で「どうするぅ〜。」って言われてもなぁ…。
 速攻、全力の満玉でユーロを売るに決まってんじゃないかよ。』

「それは遥か事前にかね?」

『どういう意味だよ。事後で急落の後なら遅かろうに…。
 未来のことが本当に判っているなら、誰より先んじて売るさ。
 「ワイルドだろぅ〜」てなほどにな。一気に大儲けだ。』

「ふむ…。しかし、それでは
 たとえ未来の結果を知っていたとしても、
 恐らくは勝てないことじゃろう…。」

『おいジイさん、ナゼだよ。』

「トレードでは『資金管理とタイミングが重要』じゃからじゃ。」

『……。』

「たとえ未来の結果を知っていたとしても、
 コトが起こる前では相場は上げ下げをしていて、
 全力の満玉では一時の上昇時に損切りやむなく、
 振り落とされてしまうことじゃろう…。」

『……。』

「コトが起こり、下げ始めた(事実の)ときがタイミングで、
 しかも多少の上下動に耐えれる範囲の建て玉でなければ、
 たとえ未来の結果を知っていたとしても勝てぬものなのじゃ。」

『そういうことか…。』

「ましてや、未来のわからぬ不確実性の中で執行する
 通常のトレードではなおさらじゃ。』

『……。』

「資金管理を無視した過剰な暴走トレードでは、
 たまたま運よく大勝することはあっても、
 いつかは致命的な大敗をして退場の憂き目となるものじゃし、
 また、『(下げる)だろう』の見込みのトレードも、
 たまたま予言のように当たり勝てることはあっても、
 事実を見ぬ『見込みトレード』では勝てないものじゃ…。」

『確かに資金管理とタイミングは大切とはなりそうだな…。
 一時期、ヒーローのようにもてはやされたトレーダーが
 大敗して行方知れず、なんてこともよく聞く話だしな…。』

「特に、身の丈にあった資金管理が大切なようじゃのう…。」

『ところで、ジイさん。来週は何の話だい。』

「そうじゃのう…。トレードの学習の話か、
 あるいはオシレーターの話でもしようかのう。」

『空想の話から現実の話に戻るってわけか…。
 まぁ、楽しみにしておいてやらぁ。』

 
なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その23


22日にFT紙の独版が「ユーロ圏はギリシャの債務を
再度削減することを検討している」と報じましたね。

●先週の主な出来事

<9月17日(月)>

為替市場は静かなスタートになりました。
午前7時頃にドル円が一時上昇する場面がありました。
英ライトムーブ住宅価格(9月)は前回値より強い−0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
新華社が、
「中国は米国のQE3でインフレ圧力に直面する可能性。
健康不安説が取り沙汰されていた習国家副主席が
15日に北京の中国農業大学で講演を実施した。」
などの報道をしました。
東京市場は祝日で休みでした。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
原油先物は98ドル台後半から99ドル台前半で推移しました。
東京時間序盤はドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
上海株式市場は前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ユーロドルが堅調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「FRBの金融政策決定は米政府の格付けにポジティブ。」
との見解を発表しました。
豪ドルがやや軟調に推移しました。
格付け会社のムーディーズの週報で、
「独連邦憲法裁判所が独政府にESMの批准を認めたことは
ユーロ圏すべての国の格付けにとってポジティブ。」
との見解が示されました。
東京時間後半はドル円が反発をみせて揉み合いました。
豪ドルがやや反発をみせました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
インド中銀が政策金利8.00%に据え置いて、
預金準備率を25bp引き下げました。
ロンドン序盤はドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場が2.14%下落して取引を終えました。
原油先物は98ドル台後半で推移しました。
ダウ先物はやや反発をみせて揉み合い推移になりました。
ドル円が反発をみせました。
一部メディアが、
「週末にかけてキプロスで開催されたEU財務相会合で
銀行同盟実現へのスケジュールが合意できなかった。」
と報道しました。
オーストリア中銀総裁が、
「スペインはECBの債券買い入れ計画の対象となる前に
支援を要請する必要がある。」との見解を示しました。
欧州の株式市場やダウ先物はやや下げ幅を縮小して揉み合いました。
欧経常収支(7月)は前回値より弱い+159億ユーロになりました。
ユーロが軟調に推移しました。
ユーロドルが一時1.31台を割り込みました。
欧貿易収支(7月)は前回値より強い156億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場がやや下げ幅を拡大して揉み合いました。
午後6時半頃からユーロが反発をみせました。
独の首相が、
「銀行同盟はスピードよりも信頼性が大切。
銀行監査が先でありその後にESMによる直接資本注入へ。
政治家はECBの債券購入に介入すべきではない。」
などの発言をしました。
スペイン10年債利回り5.832%あたりにやや上昇しました。
伊10年債は5.046%あたりになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.38075%に低下しました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが軟調に推移しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
ユーロドルが再び一時1.31台を割り込みました。
NY連銀製造業景気指数(9月)は予想より弱い−10.41でした。
ドル売り反応がややみられました。
ユーロドルが反発をみせました。
ドル円がやや下げた後に78円台後半へ上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
ダウ先物が反発をみせました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ユーロ円が103円台後半へ上昇しました。
原油先物は99ドル台前半で推移しました。
中国の暴動が影響したか豪ドル米ドルは軟調に推移しました。
米10年債利回りが1.85%あたりに低下しました。
スペインの10年物国債利回りが6%台に上昇しました。
ユーロドルがやや上げ幅を縮小して揉み合いました。
ポンドが堅調に推移しました。
午後11時頃からドル円が上げ幅を縮小して揉み合いになりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「QE3はインフレに強い影響がある。
FRBのバランスシート拡大で出口リスクが上昇。
QE3の雇用への影響はごくわずか。
経済の大部分でFRBの影響が及ばない。」
などの見解を示しました。
米リベラル系の隔月誌が、米大統領候補のロムニー氏の
非公開の5月の会合の映像とともに
「所得税を免れている米国民の47%を気にかけてはいない。」
との失言をウェブサイトで公表しました。
ロンドンフィックス頃からユーロ円が軟調になりました。
ユーロドルが反落する展開になりました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で取引を終えました。
米10年債利回りが1.83%あたりに低下しました。
NYダウが軟調に推移しました。
スペイン当局が「銀行のストレステストの結果を28日に公表する。」
と発表をしました。
仏財務相が、
「ユーロ危機にはトンネルから抜け出す兆候がみられる。
スペインは正しい方向に向かっている。
10月のEUサミットでギリシャ問題の解決を要請。
5〜10年以内にユーロ共同債の発行を見込んでいる。」
などの発言をしました。
オーストリア中銀総裁が、
「まだやらなければならないことはある。
ECBによるユーロ圏の銀行監督に関して、
2013年半ばまでに実施との見通しは野心的。
スピードよりも中身の充実が重要。」などの発言をしました。
NY時間後半はドルストレートが軟調傾向で推移しまた。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
原油先物が一時95ドル台に急落する展開になりました。
加の財務相が、
「FRBのQE3を受け加ドルが対ドルで買いが強まったことに対して、
取り得る手段は複数あるが為替市場介入は検討していない。」
との発言をしました。
ベルギー中銀総裁が、
「ECBには利下げや翌日物預金のマイナス金利、
その他、LTROなど選択肢は多数ある。」との発言をしました。
CMEグループが、
「原油が急速に下落していることに関して、
現時点では特に技術的な問題はみられない。」と発表をしました。
米ホワイトハウスが、
「石油戦略備蓄に関しては全ての選択肢が机上にある。
現時点では特にアナウンスはない。」との声明を発表しました。
米10年債利回りは1.841%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−40.27ドルでこの日の取引を終えました。

<9月18日(火)>

オセアニア時間はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
IMFの報告書では、
「ユーロ加盟国に対する救済策を策定するにあたり
ユーロ圏の規制が制限となって深刻な課題に直面している。」
などが示されました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「ECBの政策金利は現在のところ妥当。
預金金利をマイナスに引き下げるかわりに、
オーバーナイト物預金金利と1週間物リファイナンス金利の差を
縮めることも選択肢としてあり得る。」
などの見解を示しました。
日経平均は小幅安で始まり前週末終値レベルで揉み合いました。
ドル円など主要通貨ペアがやや軟調に推移しました。
ユーロ円が一時103円台を割り込みました。
ダウ先物はやや軟調傾向の小幅な揉み合いになりました。
資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
豪RBA議事録では、
「見通しが大幅悪化なら利下げの余地がある。
これまでの一連の利下げが依然として経済に浸透中。
国内経済はトレンド近辺で成長。
世界経済には深刻な下振れリスクがある。
豪ドルは大幅ではないがやや過大評価の可能性。
金融政策のスタンスは引き続き適切。」
などが示されました。
発表直後は豪ドル売り反応がみられましたが限定的でした。
午前10時半過ぎ頃から主要通貨ペアの下げが一服になりました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
中国国家統計局が、
「8月の新築住宅価格は調査70都市のうち19都市で下落となった。」
との発表をしました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
アジアの株式市場は軟調に推移しました。
スイス政府が、
「2012年成長見通しを1%に下方修正。
2013年成長見通しを1.4%に下方修正。
2012年インフレ見通しを−0.5%に下方修正。
2013年インフレ見通しは前回予測と同じ0.5%。」
などの発表をしました。
中国で大規模な反日デモがありました。
東京時間終盤にかけてドルストレートがやや軟調に推移しました。
ドル円がやや反発する展開になりました。
日経平均は前週末比−35.62円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は一時ドルストレートが反発をみせました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物が軟調傾向の揉み合いになりました。
原油先物は96ドル台で推移しました。
ドルストレートやクロス円が下落する展開になりました。
ユーロドルが1.31台を割り込みました。
ユーロ円が103円台を割り込みました。
中国上海株式市場は0.91%下落して取引を終えました。
ギリシャの財務相が、
「危機の始まりから2014年末までの
ギリシャ経済縮小は25%に達する見込み。
2012年の財政赤字はトロイカが設定した目標に合致する。」
などの見解を示しました。
欧州の株式市場やダウ先物が軟調に推移しました。
スペイン10年債利回りは5.967%あたりになりました。
スペインの副首相が、
「EUから受ける可能性のある支援の条件をまだ検討している。
スペインが払っている犠牲と実施している改革を
欧州は認識する必要がある。」などの発言をしました。
英消費者物価指数(8月)は予想とおりの+2.5%、
英消費者物価指数コア(8月)は予想とおりの+2.1%、
英小売物価指数(8月)は予想より弱い+0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
午後5時半頃からドルストレートの下落が一服になりました。
ドル円が反落する展開になりました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限総額45億ユーロに対して45.8億ユーロ発行。
364日物短債では、発行額35.6億ユーロ。
平均利回りが前回より低い2.835%。
応札倍率が前回より高い2.03倍。」などになりました。
独ZEW景況感調査(9月)は予想より強い−18.2、
欧ZEW景況感調査(9月)は前回値より強い−3.8になりました。
市場反応は限定的でした。
ギリシャの短期債の入札では、
「91日物短期債を13億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い4.31%。
応札倍率が前回より高い1.98倍。」になりました。
独ZEWが、
「今後6ヶ月以上にわたり独経済は勢いを失うと予想。
9月の改善により景気の落ち込みはやや緩やかになる見込み。
ECBの国債購入の決定が経済センチメントの改善に寄与。
債務危機は依然として解決されていない。
経済活動へのリスクは残っている。
2/3のアナリストが今後半年のECB政策金利変更を予想していない。」
などの発表をしました。
ダウ先物や欧州株式市場の軟調が続きました。
ドルストレートやクロス円が再び軟調に推移しました。
午後7時頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
スロバキア中銀総裁が、
「ECBは利下げの余地がある。支援要請はスペイン次第だが、
条件が整わなければECBの国債購入は止めるべき。」
などの認識を示しました。
シカゴ連銀総裁が、
「米経済の緩慢で脆弱な回復を予想している。力強い緩和を正当化。
QE3と2015年半ばまでの低金利維持は重要な追加刺激を提供。
QE3の決定を心底から支持している。
世界経済が一段と弱まる著しいリスクがある。
FOMCには可能な追加措置がある。
雇用次第ではQE3拡大予想もありえる。」
などの見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.37875%に低下しました。
NY時間が近づく頃からユーロが再び下落しました。
米第2四半期経常収支は予想より強い−1174億ドルになりました。
NY時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
対米証券投資(7月)は予想より強い+670億ドルでした。
午後10時頃からドルストレートが再び反落して揉み合いました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
ポルトガル10年債が、
同国の国務副長官の「政府の歳入が計画よりも低くなった。」
との発言などがあり8.342%に上昇しました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャの競争力は大幅に改善。賃金コストの低下が寄与。
ギリシャのユーロ離脱をなんとしても回避すべき。
ギリシャに打撃を与えるだけではなく欧州経済を弱体化させる。
スペインには倹約と構造改革など厳しい条件を与える必要。
独に過剰な負担をかけるべきではない。」
などの発言をしました。
米NAHB住宅市場指数(9月)は予想より強い40でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウが反発して前日終値レベルで揉み合いになりました。
伊10年債利回りが5.052%あたりに低下しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
豪ドルがやや反発をみせました。
ユーロドルは軟調傾向での上下動の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ホワイトハウスが、
「戦略備蓄放出を含む全ての選択肢が机上にある。
サウジが原油の潤沢な供給状態を市場に確信させることを
コミットしたことを歓迎する。」との声明を発表しました。
原油先物が軟調に推移しました。
NY連銀総裁が、
「経済が弱まれば更に資産買い入れを行うが、
経済が強まり労働市場で早く大幅な改善見られれば
資産買い入れは減らすだろう。QE3のコストは管理可能。」
との見解を示しました。
日経新聞が「輸出軟化が予想され日銀は追加緩和を検討。」
との観測報道をしました。
深夜2時頃からドル円が反発上昇しました。
豪ドル円などが反発上昇しました。
セントルイス連銀総裁が、
「私ならQE3に反対していただろう。
経済指標はQEを支援してない。インフレからの利益は多くはない。
失業率とQEの期間を関連付けるのは危険である。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは1.810%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+11.54ドルでこの日の取引を終えました。

<9月19日(水)>

オセアニア時間はややドル売り傾向での揉み合いになりました。
NZ第2四半期経常収支は予想より弱い−1797億NZドルでした。
市場反応は限定的でした。
FOMCでQE3に反対したリッチモンド連銀総裁が、
「FRBは失業率を急速に低下させることができない可能性。
一段の金融緩和はインフレ加速のリスク。
景気が回復しても緩和を維持するとの約束は、
インフレを過度に容認する姿勢を示している。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
日本航空が再上場しました。
格付け会社のS&Pが、
「豪州はAAAの格付けを維持。見通しは安定的。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
原油先物は95ドル台で推移しました。
豪ドル円が一時82円台を割り込みました。
豪Westpac先行指数(7月)は前月より弱い+0.4%でした。
ドル円が仲値にかけて下落しました。
日財務相が、反日デモを受けて、
「スワップや国債購入などの取り決めの中止は考えていない。
生産拠点の破壊など中国にもメリットない。1日も早い収束を。」
との発言をしました。
日経済財政相が、
「日銀にはデフレ脱却が確実になるまで強力な金融緩和を期待。
日中金融協力はやめるという方向はないと思う。」
との発言をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は小幅高で始まり揉み合いました。
主要通貨ペアが小幅な揉み合いで推移しました。
ダウ先物が反発をみせました。
日銀が政策金利を0.00-0.10%で据え置きました。
日銀声明では、
「政策金利目標水準の現状を維持。
短期国債5兆増額と長期国債5兆円増額による
資産買入等の基金の10兆円増額を決定。
短期国債買い入れ期限は2013年6月まで。
長期国債買い入れ期限は2013年末まで。
長期国債と社債の買い入れ下限金利撤廃。
本年前半は堅調な内需を背景に高めの成長をしてきたが、
海外経済の状況を反映して持ち直しの動きが一服。
景気は横ばい圏内の動きにとどまるとみられ、
消費者物価の前年比はゼロ%近傍で推移するとみられる。
資産買入等の基金積み上げを通じて間断なく金融緩和を推進。」
などが示されました。
ドル円が上下動の後に上昇して79円台を回復しました。
ユーロ円が103円台を回復しました。
ポンド円が128円台を回復しました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
日経平均やダウ先物やアジアの株式市場が堅調に推移しました。
日景気一致CI指数確報(7月)は速報値より強い93.8%、
日景気先行CI指数確報(7月)は速報値より強い93.0でした。
中国上海株式市場が上げ幅を縮小する展開になりました。
日経平均は前日比+108.44円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルやドル円が反落しました。
ドル円が79円台を割り込みました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合いになりました。
中国上海株式市場は0.4%高で取引を終えました。
原油先物が一時96ドル台を回復する場面がありました。
日銀総裁の記者会見では、
「景気回復時期は半年程度後ずれへ。
長期国債買い切りオペ下限金利撤廃、すべての残存期間が対象。
景気のメインシナリオ自体を下方修正。
日本経済が成長経路へ一段の緩和が適当と判断。
下限金利の撤廃は長期金利下押し圧力となり金融緩和の効果。
為替をみて金融緩和を行ったわけではない。
この1ヶ月のデータで海外経済減速の長期化が裏付けられた。
中国は幅広い分野で在庫調整圧力。減速した状態が長引いている。
欧州の債務問題の中核国への波及で景気は緩やかに後退。
欧州問題の深刻化による世界経済下振れを最も意識すべき。
FRBに比べて日銀の政策が大胆さに欠けるとは思っていない。」
などの見解が示されました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアが軟調推移になりました。
英BOE議事録では、
「全会一致で金利の据え置きを決定。
全会一致で資産購入規模の3750億ポンド据え置きを決定。
将来的に資産購入枠拡大が必要になる可能性も(何人かの委員)。
しばらくは資産購入目標の据え置きが妥当(多くの委員)。」
などが示されました。
午後5時半頃からユーロが一段安になりました。
ドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
独仏の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
欧建設支出(7月)は前月より強い−0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが揉み合いながら軟調に推移しました。
独2年債の入札では、
「40.84億ユーロ発行。平均利回りが前回より高い0.06%。
応札倍率が前回より高い2.1倍。」になりました。
ポルトガルの短期債の入札では、
「546日物短期証券で、12.91億ユーロ発行。
平均利回りが前回よりかなり低い2.967%。
応札倍率が前回より低い2.4倍。」などになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.37575%に低下しました。
原油先物が95ドル台を割り込みました。
ユーロドルが一時1.30台を割り込みました。
NY時間序盤も主要通ペアの軟調傾向が続きました。
米住宅着工件数(8月)は予想より弱い75.0万件、
米建設許可件数(8月)は予想より強い80.3万件でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
午後9時半頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円が日銀政策の発表前レベルを下回り下落しました。
カンザスシティー連銀総裁が、
「債券購入策を支持しない。FRBの行動はリスクを内包している。
FRBの措置で金融危機からの回復が加速するかは疑問。」
などの発言をしました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
その後、NYダウが前日終値レベルに反落して揉み合いました。
米10年債利回りは1.77%あたりに低下しました。
原油先物が94ドル台を割り込みました。
スペイン10年債利回りは5.768%あたりになりました。
米中古住宅販売件数(8月)は予想より強い482万件になりました。
NYダウが反発上昇しました。
ドルストレートに上昇反応がみられました。
ユーロドルが1.30台後半へ上昇しました。
ドル円は78円台前半へ下落しました。
原油先物が原油在庫統計発表前に93ドル台を割り込みました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+853.4万バレルでした。
その後、NYダウが上げ幅を縮小しました
ロンドンフィックス頃からドル円の下落が一服になりました。
深夜1時半頃からドルストレートが反落して揉み合いました。
原油先物が92ドル台を割り込みました。
格付け会社S&Pが、
「スペインが近くジャンク級となる公算は小さい。」
との見解を発表しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが上げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.772%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+13.32ドルでこの日の取引を終えました。

<9月20日(木)>

オセアニア時間はドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
NZドルが軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物はやや下落した後に反発をみせて揉み合いました。
原油先物は91ドル台後半で推移しました。
NZ第2四半期GDPは前期比で予想より強い+0.6%になりました。
NZドル買い反応がみられました。
ロイター通信が、
「伊の今年の公的債務の対GDP比率は従来予想から悪化する見通し。
伊経済省が2012年の公的債務の対GDP比率予想を4月時点の1.7%から
約2.2%に引き上げる見通し。」との観測報道をしました。
ダラス連銀総裁が、
「経済に一段の流動性は必要ない。
債券買い入れが民間の借り入れを誘発する可能性は低い。
前回のFOMCの追加緩和に反対。
FRBのインフレ目標2%から逸脱すれば金融市場が悪化の恐れ。」
などの見解を示しました。
豪ドルが軟調に推移しました。
東京時間が近づく頃にユーロやポンドがやや反発をみせました。
日通関ベース貿易収支(8月)は予想より強い−7541億円でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロやポンドがやや反落して揉み合いました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
午前10時半過ぎからユーロドルが下落しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
中国HSBC製造業PMI(9月)は前月より強い47.8になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が軟調推移になりました。
アジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
午前11時半頃から豪ドル米ドルやユーロドルが一段安になりました。
日経平均が下げ幅を拡大しました。
ユーロ円が102円台を割り込みました。
原油先物が91ドル台を割り込みました。
日全産業活動指数(7月)は予想より弱い−0.6%でした。
ユーロドルが1.30台を割り込みました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
日銀金融経済月報では、
「わが国の景気は持ち直しの動きが一服している。
個人消費は雇用環境が改善傾向にあるなか底堅く推移。
世界経済めぐる不確実性大きく金融・為替市場の
景気・物価への影響に注意。」などが示されました。
豪ドル米ドルが1.04台を割り込みました。
日工作機械受注確報(8月)は速報値より弱い−2.7%でした。
日経平均は前日比−145.23円で大引けになりました。
スイス貿易収支(8月)は前回値より弱い+17.3億フランでした。
独生産者物価指数(8月)は予想より強い+1.6%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円がやや反発をみせました。
アジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
仏製造業PMI速報(9月)は予想より弱い42.6、
仏サービス業PMI速報(9月)は予想より弱い46.1でした。
ユーロ売り反応がみられました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
午後4時過ぎから主要通貨ペアの下落が一服になりました。
中国上海株式市場は2.08%下落して取引を終えました。
IMF国際通貨基金が、
「豪州の経済見通しは引き続き良好。豪RBAの政策は総じて適切。
今年の豪州の成長率を3.25%と予想。」との発表をしました。
豪ドル買い反応がみられました。
独製造業PMI速報(9月)は予想より強い47.3、
独サービス業PMI速報(9月)は予想より強い50.6でした。
ユーロ買い反応がみられました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
中国の首相が、
「中国企業は対EU投資を増やしている。
中国は欧州の統合を支持する。
ユーロ圏諸国への支援を継続する。」などの発言をしました。
欧製造業PMI速報(9月)は予想より強い46.0、
欧サービス業PMI速報(9月)は予想より弱い46.0でした。
市場反応は限定的でした。
英小売売上高(8月)は予想より強い−0.2%でした。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
主要通貨ペアが反発をみせて揉み合いになりました。
スペイン債の入札では、
「目標上限が合計45億ユーロ。
2015年10月償還債(新規)では39.4億ユーロ発行。
平均利回り3.845%。応札倍率1.56倍。
2022年1月償還債では8.59億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い5.666%。
応札倍率が前回より高い2.85倍。」になりました。
一時ユーロ買い反応がみられました。
独コメルツ銀行のCEOが、
「ギリシャのソブリン債について今後は全債権者参加の下で、
もう一段の債務元本の削減が見込まれる。」
との見解を示しました。
午後6時過ぎからユーロドルやユーロ円が再び下落しました。
午後7時頃から主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ECBのクーレ専務理事が、
「ECBのOMTは政府の改革意欲を維持する。
OMTは政府が行動する場合にのみ成功をもたらす。」
との認識を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.37300%に低下しました。
NY時間序盤はややドル売りが優勢の展開になりました。
ボストン連銀総裁が、
「追加緩和のリスクは経済停滞のリスクより小さい。
経済的資源が全活用されるまで通常より成長加速が必要。
FRBの新たな資産買い入れ計画を強く支持。
追加緩和はより強い成長と雇用をもたらす。」
などの見解を示しました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.2万件になりました。
指標発表直後に主要通貨ペアが反落しました。
ダウ先物が下げ幅をやや拡大しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
欧消費者信頼感指数速報(9月)は予想より弱い−25.9になりました。
市場反応は限定的でした。
米フィラデルフィア連銀景況指数(9月)は予想より強い−1.9、
米景気先行指標総合指数(8月)は予想とおりの−0.1%でした。
主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
スペイン10年債利回りは5.804%あたりに上昇しました。
NYダウは下げ幅を縮小していきました。
米10年債利回りは1.74%あたりになりました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
アトランタ連銀総裁が、
「QE3決定を支持する。リスクは管理可能。
コストより利益のほうが大きいと判断。
インフレリスクはごくわずか。」などの認識を示しました。
欧州の株式市場は下げ幅を縮小も前日比マイナス圏で引けました。
スペイン銀BBVAのCEOが、
「スペイン政府が国内で実施しているストレステストにより
国内銀は既に実施の200億ユーロを含めて総額700億〜800億ユーロ
の資本が必要になる可能性。」との見解を示しました。
原油先物が一時92ドル台を回復しました。
伊政府が、
「2012年成長率見通しを−2.4%に下方修正。
2013年成長率見通しを−0.2%に下方修正。
2012年の財政赤字見通しをGDP比2.6%に悪化修正。
2012年の債務残高はGDP比126.4%に悪化修正。
2013年の債務残高はGDP比127.1%に悪化修正。
構造的な財政収支は2013年に均衡する見通し。」
などの発表をしました。
米10年物の物価連動債の入札では、
「最高落札利回りが−0.750%。応札倍率が前回より低い2.36倍。」
になりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「インフレ見通しが2.25%を上回らない限り、
失業率が5.5%を下回るまで超低金利を継続すべき。
4年間は低金利を維持する必要。」などの見解を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアがやや反発する展開になりました。
米10年債利回りがしだいに上昇しました。
英BOE総裁が、
「第3四半期の英GDPはややプラス成長を見込んでいる。
緩やかな回復の兆候がみられる。
英経済の見通しは欧州など世界経済しだい。
不透明の暗雲がたちこみ始めている。」
などの見解を示しました。
ギリシャ政府筋が、
「9月23日までには支援の95%を合意できる見込み。」
との発表をしました。
NYダウが終盤にかけて前日比プラス圏へ反発しました。
米10年債利回りは1.763%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+18.97ドルでこの日の取引を終えました。

<9月21日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物が92ドル台後半に急上昇しました。
FT紙の独版が、
「IMFとECBはギリシャの第1次支援融資について
債務の追加減免で損失を負担しないことを検討している。」
との観測報道をしました。
セントルイス連銀総裁が、
「2012年は米住宅にとってより良い年となっている。
QE2は効果的だったと確信している。
労働市場が構造的変化に直面しているか不明確。」
などの見解を示しました。
豪景気先行指数(7月)は前回値より弱い±0.0%でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は堅調に推移しました。
東京時間序盤はドルストレートがやや上昇をみせました。
午前10時過ぎからユーロドルにやや反落の動きがみられました。
その後、ドルストレートが再び反発する展開になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ドル円が午前11時過ぎから反落する展開になりました。
ポンドドルが堅調に推移しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
NZクレジットカード支出((月)は前月より強い+1.9%でした。
東京時間後半はドル売りが優勢の展開になりました。
アジアの株式市場は堅調に推移しました。
原油先物が93ドル台を回復しました。
ユーロドルが一時1.30台を回復する場面がありました。
野田首相が民主党代表に再選されました。
東京時間終盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比+23.02円の9110.00円で週取引を終えました。
ロンドン時間序盤はドル買いがやや優勢の展開になりました。
ドルストレートがやや反落しました。
英BOEのデール委員が、
「英BOEの金融政策は非常に緩和的。
年末にかけ景気回復の兆候がみられることを期待している。」
との発言をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
スペイン10年債利回りは5.755%あたりにやや低下しました。
中国上海株式市場は終盤に上げ幅を縮小もプラス圏で引けました。
ダウ先物はやや反落して揉み合いになりました。
午後4時過ぎからユーロが下落する展開になりました。
ドル円はやや反発をみせて揉み合いました。
ECBのプラート専務理事が、
「ユーロ圏の長期的なインフレ期待は抑制されている。」
との認識を示しました。
フィンランド中銀総裁が、
「銀行同盟は長期的なプロジェクトになる。
欧州の財政政策の協調がより正当化される。
大半の銀行監査は各国の当局に委ねられる。
信頼感のある銀行同盟計画は現在の危機の解決に寄与する。
必要ならはOMTはユーロ圏全体に適用されるだろう。」
などの認識を示しました。
伊10年債利回りが4.963%あたりにやや低下しました。
英公共部門借入額(8月)は予想より赤字縮小の+144億ポンドでした。
午後5時半頃からユーロドルが急反発して1.30台を回復しました。
ポンドドルも急反発して一時1.63台を回復する場面がありました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル円も反発をみせてクロス円が上昇しました。
ダウ先物に一時上昇の動きがみられました。
ユーロ円が一時102円台を回復する場面がありました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が反落する展開になりました。
午後6時過ぎからドルストレートやクロス円が反落しました。
独政府報道官が、
「独首相と仏大統領はユーロ圏の銀行監督について
22日(土)に会談する。決定事項はない見込み。」
との発表をしました。
EU欧州連合が、
「スペインは計画実行の明確な意志を示した。
スペインは多くの構造改革を実施している。
ギリシャでのトロイカの活動は小休止へ。
トロイカの休止は問題があることを示唆するものではない。」
などの発表をしました。
米WSJ紙がESMの発足の問題点を指摘する記事を掲載しました。
ドル円は78円台前半で揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.36925%に低下しました。
ユーロドルが再び1.30台を割り込みました。
アルムニア欧州委員が、
「スペインは来週にも銀行に必要な資本額の詳細を発表へ。」
との発言をしました。
一部メディアが、
「EUの裁判所はギリシャの例外的な経済問題に猶予を与える。」
との発表をしたと報じました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が再び反発しました。
ユーロドルなどドルストレートが再び反発しました。
ユーロドルが再び1.30台を回復しました。
独仏の株式市場が反発上昇しました。
英の株式市場は揉み合いになりました。
加卸売売上高(7月)は予想より弱い−0.6%、
加消費者物価指数(8月)は予想より弱い+1.2%、
加消費者物価指数コア(8月)は予想より強い+1.6%でした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が上昇しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は93ドル台で推移しました。
豪ドル米ドルが1.05台を再び回復しました。
格付け会社フィッチが、
「スペインの銀行バンコ・ポピュラールの
長期発行体デフォルト格付けをBB+に引き下げる。
見通しは安定的。」と発表しました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.79%あたりになりました。
午後10時頃からドルストレートが再び反落しました。
一部メディアが、
「欧州当局者によればギリシャの債務状況めぐるトロイカ調査報告
は米大統領選後まで延期の可能性。」との観測報道をしました。
午後11時過ぎにユーロドルが再び1.30台を割り込み揉み合いました。
伊10年債利回りは5.037%あたりに上昇しました。
米10年債利回りが1.77%あたりになりました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
NYダウが上げ幅を縮小していきました。
独の財務相が、
「ギリシャのユーロ離脱は望んではいないが、
第2次支援を受けるためには条件を満たす必要。
通貨同盟の失敗は独の損失が最も大きくなる可能性。
銀行救済で必要がないならば1000億ユーロ全てを
スペインに拠出するという考えは危険。
伊は次期選挙後もモンティ首相が描いてきた道筋を
維持することを強く望む。」などの発言をしました。
ギリシャ財務省が、
「ギリシャの債務状況めぐるトロイカ調査報告が
米大統領選後まで延期の可能性との一部報道があるが、
トロイカからは報告の遅延はないと保証されている。」
との発表をしました。
EUのギリシャ救済問題担当のモルス氏が、
「ギリシャにかかわるトロイカ調査報告延期の報道を否定する。」
との発言をしました。
キプロス与党AKELの党首が、
「支援条件が受け入れ難いものであればユーロ離脱を検討すべき。」
との見解を示しました。
独仏の株式市場が前日比プラス圏で取引を終えました。
英株式市場は小幅安で取引を終えました。
IMF国際通貨基金が、
「ギリシャ支援におけるトロイカの調査は
一旦停止して1週間後に再開する。
9月初旬からの調査は生産的で進展があった。」
との発表をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「雇用改善が失速すれば追加緩和が必要。
9月13日の追加緩和は成長を力強くサポート。
FRBは雇用が改善するまで債券を購入する。」
との発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「米国がリセッションに陥る確率は20〜25%。
2013年の米成長見通しは1.8%。」などの見解を発表しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
NYダウが終盤にかけて前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは1.753%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−17.46ドルの13579.47ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<9月24日(月)>

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後5時に独IFO景況指数(9月)、
などが予定されています。
独の指標には注目です。

<9月25日(火)>

朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(8月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(10月)、
夜9時半に加小売売上高(7月)、
夜10時に米S&Pケース・シラー住宅価格指数(7月)、
同夜10時からドラギECB総裁の講演、
夜11時に米消費者信頼感指数(9月)、米住宅価格指数(7月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(9月)、
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
加・米の指標には注目です。
また、ロンドン時間に伊国債とスペイン短期債の入札も
予定されていて注目されます。

<9月26日(水)>

朝7時45分にNZ貿易収支(8月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(9月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(8月)、
深夜2時に米5年債の入札、
などが予定されています。
NZ・(独)・米の指標には注目です。
また、ロンドン時間に伊短期債の入札が予定されています。

<9月27日(木)>

午後3時に独輸入物価指数(8月)、
午後4時55分に独失業率(9月)、独失業者数(9月)、
午後5時半に英第2四半期GDP確報、英第2四半期経常収支、
午後6時に欧消費者信頼感確報(9月)、
夜9時半に米第2四半期GDP確報、米第2四半期個人消費確報、
同夜9時半に米第2四半期GDP価格指数確報、
同夜9時半に米第2四半期PCEコア・デフレータ、
同夜9時半に米耐久財受注(8月)、米新規失業保険申請件数、
夜11時に米中古住宅販売保留(8月 成約)、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。
また、伊国債の入札と、
スペインの追加緊縮策の発表が予定されています。

<9月28日(金)>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(8月)、
朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(9月)、
朝8時半に日失業率(8月)、日全国消費者物価指数(8月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(8月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(9月)
午後2時半に仏第2四半期GDP確報、
午後3時に独小売売上高指数(8月)、
午後4時にスイスKOF先行指数(9月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(9月)、
夜9時半に米個人所得(8月)、米個人消費支出(8月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(8月)、米PCEコア・デフレータ、
同夜9時半に加GDP(7月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(9月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(9月)、
などが予定されています。
NZ・独・欧・米・加の指標には注目です。
また、スペイン銀行のストレステストの結果が発表予定です。
そして、日時は不明ですが、月末までにムーディーズの
スペイン格付け見直しの発表の可能性があります。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(24日-28日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初88.85で始まり、
やや反発調整となって79.33で週の終値となりました。
そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は先週末に0.36925%と引き
続き低下しました。一方、NYダウは週間で13.9ドル下落しましたが
高値を維持して13579.47ドルで週取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、17日のNY連銀製造業景気指数(9月)が
予想より弱い−10.41、18日の米第2四半期経常収支が予想より強
い−1174億ドル、対米証券投資(7月)が予想より強い+670億ドル、
米NAHB住宅市場指数(9月)が予想より強い40、19日の米住宅着工件
数(8月)が予想より弱い75.0万件、米建設許可件数(8月)が予想より
強い80.3万件、米中古住宅販売件数(8月)が予想より強い482万件、
20日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い38.2万件、米フィラ
デルフィア連銀景況指数(9月)が予想より強い−1.9、米景気先行指
標総合指数(8月)が予想とおりの−0.1%、などになりました。
住宅市場や対米投資にやや改善がみられましたが製造業と雇用市場
の低迷が示される結果になりました。

また、先週の米要人発言では、17日、リッチモンド連銀総裁「QE3は
インフレに強い影響がある。FRBのバランスシート拡大で出口リスク
が上昇。QE3の雇用への影響はごくわずか。経済の大部分でFRBの影響
が及ばない。」、18日、シカゴ連銀総裁「米経済の緩慢で脆弱な回復
を予想している。力強い緩和を正当化。QE3と2015年半ばまでの低金
利維持は重要な追加刺激を提供。QE3の決定を心底から支持している。
世界経済が一段と弱まる著しいリスクがある。FOMCには可能な追加措
置がある。雇用次第ではQE3拡大予想もありえる。」、
NY連銀総裁「経済が弱まれば更に資産買い入れを行うが、経済が強ま
り労働市場で早く大幅改善見られれば資産買い入れは減らすだろう。
QE3のコストは管理可能。」、セントルイス連銀総裁「私ならQE3に反
対していただろう。経済指標はQEを支援してない。インフレからの利
益は多くはない。失業率とQEの期間を関連付けるのは危険。」、
19日、リッチモンド連銀総裁「FRBは失業率を急速に低下させること
ができない可能性。一段の金融緩和はインフレ加速のリスク。景気が
回復しても緩和を維持するとの約束はインフレを過度に容認する姿勢
を示している。」、カンザスシティー連銀総裁「債券購入策を支持し
ない。FRBの行動はリスクを内包している。FRBの措置で金融危機から
の回復が加速するかは疑問。」、20日、ダラス連銀総裁「経済に一段
の流動性は必要ない。債券買い入れが民間の借り入れを誘発する可能
性は低い。前回のFOMCの追加緩和に反対。FRBのインフレ目標2%か
ら逸脱すれば金融市場が悪化の恐れ。」、ボストン連銀総裁「追加緩
和のリスクは経済停滞のリスクより小さい。経済的資源が全活用され
るまで通常より成長加速が必要。FRBの新たな資産買い入れ計画を強
く支持。追加緩和はより強い成長と雇用をもたらす。」、
アトランタ連銀総裁「QE3決定を支持する。リスクは管理可能。コス
トより利益の方が大きいと判断。インフレリスクはごくわずか。」、
ミネアポリス連銀総裁「インフレ見通しが2.25%を上回らない限り、
失業率が5.5%を下回るまで超低金利を継続すべき。4年間は低金利
を維持する必要。」、21日、セントルイス連銀総裁「2012年は米住宅
にとってより良い年となっている。QE2は効果的だったと確信してい
る。労働市場が構造的変化に直面しているか不明確。」、
21日、アトランタ連銀総裁「雇用改善が失速すれば追加緩和が必要。
9月13日の追加緩和は成長を力強くサポート。FRBは雇用が改善する
まで債券を購入する。」、などがありました。
ハト派とタカ派の見解が対立している状況が覗えました。

今週の米主要経済指標では、25日にS&Pケース・シラー住宅価格指
数(7月)、消費者信頼感指数(9月)、住宅価格指数(7月)、リッチモン
ド連銀製造業指数(9月)、26日に米新築住宅販売件数(8月)、
27日に第2四半期GDP確報、第2四半期個人消費確報、第2四半期GDP
価格指数確報、米第2四半期PCEコアデフレータ、耐久財受注(8月)、
新規失業保険申請件数、中古住宅販売保留(8月 成約)、
28日に個人所得(8月)、個人消費支出(8月)、PCEデフレータ(8月)、
PCEコア・デフレータ、シカゴ購買部協会景気指数(9月)、ミシガン
大学消費者信頼感指数確報(9月)、などが予定されています。


円については、先週の日主要経済指標では、19日の日政策金利が
0.00-0.10%で据え置き、日景気一致CI指数確報(7月)が速報値より
強い93.8%、日景気先行CI指数確報(7月)が速報値より強い93.0、
20日の日通関ベース貿易収支(8月)が予想より強い−7541億円、
日全産業活動指数(7月)は予想より弱い−0.6%、日工作機械受注
確報(8月)が速報値より弱い−2.7%、などになりました。

そして、19日の日銀金融政策決定会合で「短期国債5兆増額と長期
国債5兆円増額による資産買入等の基金の10兆円増額を決定。短期
国債買い入れ期限は2013年6月まで。長期国債買い入れ期限は2013
年末まで。長期国債と社債の買い入れ下限金利撤廃。本年前半は堅
調な内需を背景に高めの成長をしてきたが海外経済の状況を反映し
て持ち直しの動きが一服。景気は横ばい圏内の動きにとどまるとみ
られ、消費者物価の前年比はゼロ%近傍で推移するとみられる。
資産買入等の基金積み上げを通じて間断なく金融緩和を推進。」
などが示され、追加緩和が決定されました。

また、先週の日要人発言では、19日に日財務相が反日デモを受けて
「スワップや国債購入などの取り決めの中止は考えていない。生産
拠点の破壊など中国にもメリットない。1日も早い収束を。」、
日経済財政相「日銀にはデフレ脱却が確実になるまで強力な金融緩
和を期待。日中金融協力はやめるという方向はないと思う。」、
日銀総裁「景気のメインシナリオ自体を下方修正。日本経済が成長
経路へ一段の緩和が適当と判断。下限金利の撤廃は長期金利下押し
圧力となり金融緩和の効果。為替をみて金融緩和を行ったわけでは
ない。この1ヶ月のデータで海外経済減速の長期化が裏付けられた。
中国は幅広い分野で在庫調整圧力。減速した状態が長引いている。
欧州の債務問題の中核国への波及で景気は緩やかに後退。欧州問題
の深刻化による世界経済下振れを最も意識すべき。FRBに比べて日銀
の政策が大胆さに欠けるとは思っていない。」、などがありました。
円高への目だった牽制発言はありませんでした。

今週の円にかかわる主要経済指標では、24日に日銀金融政策決定会
合議事録要旨、25日に日企業向けサービス価格指数(8月)、
28日に日失業率(8月)、日全国消費者物価指数(8月)、日鉱工業生産
速報(8月)、などが予定されています。

先週のドル円相場は、週初17日に78.36で始まり東京時間前半に78.16
まで押されるもその後は反発してNY時間前半78.92に上昇しました。
その後は78.48から78.87の範囲の揉み合いを経て、19日の日銀金融
政策決定会合を迎えました。緩和見送り観測もあるなかで総額10兆円
の資産買入等の基金の増額と長期国債と社債の買い入れ下限金利撤廃
がされたことを受けて週高値の79.21まで上昇する展開になりました。
しかしその後、市場替わりロンドン時間に入ると“Sell the fact”
の売りを浴びて、ロンドンフィックスにかけて78.25あたりまで下落
する展開になりました。その後、小幅な揉み合いを経て、20日の東京
時間からさらに下落してNY時間序盤に78.02の週安値をつけました。
その後、週末21日は78.10アラウンドから78.36の範囲の揉み合いとな
って、78.15で週取引を終えました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週後半の揉み
合い高値の78.45のポイント・アラウンドでの売り買いの攻防が注目
されます。ここを上抜けた場合は、79.00の「00」ポイント、さらに
上昇した場合は、先週高値の79.21アラウンドが注目されます。
また、下落となった場合は、まずは78.00の「00」ポイントでの売り
買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、
FOMC後の揉み合い下辺の77.40アラウンド、さらに下落した場合は、
14日安値の77.13のポイントが注目されます。77円台では日本の当局
の円高牽制発言がありそうです。

欧米に続き日銀も追加緩和を実施することになりましたが、日銀の
金融政策発表後は79.21まで上昇するも一旦の材料出尽くしで事実売
りを浴びることになり、78円台をコアとするレンジ相場が続いている
ようです。先週のドルインデックスはやや反発をみせましたが、日経
通貨インデックスでは19日に米ドルは99.65と5月初旬以来の安値を
つけて低下傾向にあり、ドル売りの地合いは続いているようです。
一方、日経インデックスでは円も一頃よりはやや低下傾向にあり、
ドルと円とは弱さの綱引きで、欧州関連などの大きなニュースがない
限りドル円はそれほど大きな動きとはならない可能性がありますが、
週末にかけては本邦実需筋の中間期末を背景としたリパトリによる
円買いの可能性もありそうで、下押しには一応注意が要りそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、17日の欧経常収支
(7月)が前回値より弱い+159億ユーロ、欧貿易収支(7月)が前回値
より強い156億ユーロ、18日の独ZEW景況感調査(9月)が予想より強い
−18.2、欧ZEW景況感調査(9月)が前回値より強い−3.8、
20日の独生産者物価指数(8月)が予想より強い+1.6%、独製造業PMI
速報(9月)が予想より強い47.3、独サービス業PMI速報(9月)が予想よ
り強い50.6、欧製造業PMI速報(9月)が予想より強い46.0、欧サービス
業PMI速報(9月)が予想より弱い46.0、欧消費者信頼感指数速報(9月)
が予想より弱い−25.9、などになりました。

また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

17日、格付け会社のムーディーズの週報「独連邦憲法裁判所が独政府
にESMの批准を認めたことはユーロ圏すべての国の格付けにとってポ
ジティブ。」、一部メディア「週末にかけてキプロスで開催されたEU
財務相会合で銀行同盟実現へのスケジュールが合意できなかった。」
オーストリア中銀総裁「スペインはECBの債券買い入れ計画の対象と
なる前に支援を要請する必要がある。」、
スペイン当局「銀行のストレステストの結果を28日に公表する。」、
仏財務相「10月のEUサミットでギリシャ問題の解決を要請。5〜10年
以内にユーロ共同債の発行を見込んでいる。」、
ベルギー中銀総裁「ECBには利下げや翌日物預金のマイナス金利、
その他、LTROなど選択肢は多数ある。」、

18日、IMFの報告書「ユーロ加盟国に対する救済策を策定するにあた
りユーロ圏の規制が制限となって深刻な課題に直面している。」、
ECBのコンスタンシオ副総裁「ECBの政策金利は現在のところ妥当。
預金金利をマイナスに引き下げるかわりにオーバーナイト物預金の
金利と1週間物リファイナンス金利の差を縮めることも選択肢とし
てあり得る。」、ギリシャの財務相「危機の始まりから2014年末ま
でのギリシャ経済縮小は25%に達する見込み。2012年の財政赤字は
トロイカが設定した目標に合致する。」、
スペインの副首相「EUから受ける可能性のある支援の条件をまだ検
討している。スペインが払っている犠牲と実施している改革を欧州
は認識する必要がある。」、独ZEW「今後6ヶ月以上にわたり独経済
は勢いを失うと予想。9月の改善により景気の落ち込みはやや緩や
かになる見込み。ECBの国債購入の決定が経済センチメントの改善に
寄与。債務危機は依然として解決されていない。経済活動へのリスク
は残っている。2/3のアナリストが今後半年のECB政策金利変更を予想
していない。」、スロバキア中銀総裁「ECBは利下げの余地がある。
支援要請はスペイン次第だが条件が整わなければECBの国債購入は止
めるべき。」、ユーログループ議長「ギリシャ競争力は大幅に改善。
賃金コストの低下が寄与。ギリシャのユーロ離脱をなんとしても回避
すべき。ギリシャに打撃を与えるだけではなく欧州経済を弱体化させ
る。スペインには倹約と構造改革など厳しい条件を与える必要。」、

19日、格付け会社S&P「スペインが近くジャンク級となる公算は小さ
い。」、

20日、ロイター通信「伊の今年の公的債務の対GDP比率は従来予想か
ら悪化する見通し。伊経済省が2012年の公的債務の対GDP比率予想を
4月時点の1.7%から約2.2%に引き上げる見通し。」、
中国の首相「中国企業は対EU投資を増やしている。中国は欧州の統合
を支持する。中国はユーロ圏諸国への支援を継続する。」、
独コメルツ銀行のCEO「ギリシャのソブリン債について今後は全債権
者参加の下で、もう一段の債務元本の削減が見込まれる。」、
ECBのクーレ専務理事「ECBのOMTは政府の改革意欲を維持する。OMTは
政府が行動する場合にのみ成功をもたらす。」、
伊政府「2012年成長率見通しを−2.4%に下方修正。2013年成長率見
通しを−0.2%に下方修正。2012年の財政赤字見通しをGDP比2.6%に
悪化修正。2012年の債務残高はGDP比126.4%に悪化修正。2013年の
債務残高はGDP比127.1%に悪化修正。構造的な財政収支は2013年に
均衡する見通し。」、ギリシャ政府筋「9月23日までには支援の95%
を合意できる見込み。」、

21日、FT紙の独版「IMFとECBはギリシャの第1次支援融資について
債務の追加減免で損失を負担しないことを検討している。」、
フィンランド中銀総裁「銀行同盟は長期的なプロジェクトになる。
欧州の財政政策の協調がより正当化される。信頼感のある銀行同盟
計画は現在の危機の解決に寄与する。必要ならはOMTはユーロ圏全体
に適用されるだろう。」、アルムニア欧州委員「スペインは来週にも
銀行に必要な資本額の詳細を発表へ。」、
独の財務相「ギリシャのユーロ離脱は望んではいないが第2次支援を
受けるためには条件を満たす必要。通貨同盟の失敗は独の損失が最も
大きくなる可能性。銀行救済で必要がないならば1000億ユーロ全てを
スペインに拠出するという考えは危険。伊は次期選挙後もモンティ
首相が描いてきた道筋を維持することを強く望む。」、
キプロス与党AKELの党首「支援条件が受け入れ難いものであればユー
ロ離脱を検討すべき。」、IMF「ギリシャ支援におけるトロイカの調
査は一旦停止して1週間後に再開する。9月初旬からの調査は生産的
で進展があった。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初17日に1.3120ではじまり、揉み合い
ながらもNY時間序盤にかけてやや軟調に推移して1.3083まで下落し
ましたが、NY連銀製造業景気指数(9月)が予想より弱い結果となった
ことを契機としたドル売りに1.3171まで上昇する展開になりました。
しかし、2011年5月4日から2012年7月24日の長期下降波のフィボナ
ッチ38.2%戻しの水準を明確な上抜けとはならず、14日とともに2回
の高値をつけて反落に転じ、19日の東京時間仲値あたりまで軟調に
推移して、1.3033あたりまで下落しました。その後に一時、日銀の
追加緩和でユーロ円が103円台を回復する動きに連れるように1.3084
まで反発するも、その後は再び反落に転じてNY時間が始まる頃にかけ
て1.2992まで下落する展開になりました。その後、19日のNY時間前半
にNYダウの上昇を背景にユーロドルも反発してロンドンフィックスを
過ぎた頃に1.3075まで上昇しました。その後はやや軟調な揉み合いと
なって、20日の仲値を過ぎた頃からダウ先物やアジア利株式市場の軟
調を背景にNY時間前半にかけて1.2919まで下落して週安値をつけまし
た。その後、ロンドンフィックス前あたりから反発に転じて、ギリシ
ャ政府筋の「9月23日までには支援の95%を合意できる見込み。」と
の発表もありNY時間終盤にかけて1.2973あたりまで上昇しました。
その後、21日の東京時間終盤にかけて堅調傾向の揉み合いになり1.30
あたりまで戻して、その後のロンドン時間序盤に1.2955まで反落しま
したが、フィンランド中銀総裁の「必要ならはOMTはユーロ圏全体に
適用されるだろう。」との発言も影響したか、中東勢の大口の買いも
入り午後5時半過ぎに1.3047まで急反発する展開になりました。
しかしその後、米WSJ紙がESMの発足の問題点を指摘する記事を掲載し
たことも影響したか、ダウ先物や欧州の株式市場が反落して、ユーロ
ドルも軟調に転じてNY時間が始まる前頃に1.2965まで下落しました。
その後、NY時間に入ると再び上昇に転じ1.3043まで反発しましたが、
「欧州当局者によればギリシャの債務状況めぐるトロイカ調査報告
は米大統領選後まで延期の可能性。」との観測報道や独の財務相の
「ギリシャのユーロ離脱は望んではいないが、第2次支援を受ける
ためには条件を満たす必要。」との発言も影響したか、再び反落し
する乱高下となって、ギリシャ財務省やEUのギリシャ救済問題担当
による「トロイカ調査報告延期の報道否定」や、キプロス与党AKEL
党首の「ユーロ離脱を検討。」発言などに揺れながら、IMFの「ギリ
シャ支援におけるトロイカの調査は一旦停止して1週間後に再開。」
との発表に落ち着くも軟調傾向で推移して、1.2980で週取引を終えま
した。週末は乱高下となるも週間で下落幅は140Pips程度でした。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、24日に独IFO景況指数
(9月)、25日に独GFK消費者信頼感調査(10月)、伊国債とスペインの
短期債の入札、ドラギECB総裁の講演、26日に独消費者物価指数速報
(9月)、伊短期債の入札、27日に独輸入物価指数(8月)、独失業者数
(9月)、独失業率(9月)、欧消費者信頼感確報(9月)、伊国債の入札と
スペインの追加緊縮策の発表、28日に独小売売上高指数(8月)、欧
消費者物価指数速報(9月)、スペイン銀ストレステストの結果発表、
などが予定されています。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは1.3000の
「000」の重要ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は先週末高値の1.3047のポイント、さらに上昇
した場合は1.31の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は、2011年
5月4日から2012年7月24日の長期下降波のフィボナッチ38.2%戻し
の水準ともほぼ重なる先週17日高値の1.3171が海外ではスペインの
首相の名を借りてラホイ・レジスタンスとも呼ばれているようで、
重要な注目ポイントとして注目されます。
また、下落となった場合は、まずは先週安値の1.2919のポイントでの
売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、1.2900の
「00」ポンント、さらに下落した場合は9月14日の安値の1.2857の
ポイント、ここを下抜けた場合は9月12日安値の1.2815から1.2800
の「00」ポイントなどでの売り買いの攻防が注目されます。

今週初は、20日にギリシャ政府筋が「9月23日までには支援の95%を
合意できる見込み。」との発表していますので一応は注目されますが
21日にIMFが「ギリシャ支援におけるトロイカの調査は一旦停止して
1週間後に再開する。」とのことで、まだ決定的な結論に至る可能性
は高くはなさそうです。むしろ、22日にFT紙の独版が「ユーロ圏は、
ギリシャの債務を再度削減することを検討している。」と報道してい
ることで、今年の3月に続く債務減免の観測でリスク回避の動きとな
る可能性があり、ギリシャ問題再燃に注意が要りそうです。

ECBのバズーカ砲となるOMTをはじめ、米雇用統計に独連邦憲法裁判所
のESMの批准承認、そして米FOMCでのQE3の発表に加え日銀の追加緩和
発表と、ビッグイベントを経過した市場ですが、9月14日にスペイン
の経済相が「数日以内に重要なニュースがあるだろう。」との発言を
してスペインの支援要請への市場期待が高まっていたものの、その
重要ニュースはいまだ発表されていなく、スペイン国債利回りがOMT
以来から低下していることもあり、また支援には条件が付帯される
ことでラホイ政権は二の足を踏んでいるようです。ただ、スペインは
10月に290億ユーロ規模の国債償還を控えていて支援要請のエックス
・デーは近いとの観測があるようですので急騰の可能性があるだけに
ニュースヘッドラインには注意が要りそうです。

一方、今週は四半期末になるとともに、17日にスペイン当局が「銀行
のストレステストの結果を28日に公表する。」として、また、19日に
格付け会社S&P「スペインが近くジャンク級となる公算は小さい。」
としながらも、今週末までには米格付け会社ムーディーズのスペイン
格付け見直しの結果発表が予定されていて、格下げの可能性も排除で
きないことで、週末にかけて動意づく可能性もありますので、こちら
のほうもニュースヘッドラインには注意が要りそうです。



さて今回は、トレードと凡事のお話 その23 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十三話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。今日は思考実験の話だったな。』

「ふむ。今年の春頃であったかのう…。
 「ポジションの玉手箱の話」をしたのじゃが
 お前さんは覚えておられるじゃろうか。」

『あぁ、ジイさん。覚えているぜ…。
 トレードで売りか買いかのどちらかを決めて、
 その決済を一年後とする、その間はチャートを見てはいけない、
 というアノ話だろう。』

「ほう…。これはこれは、覚えとってくれたか…。
 価格変動の大きさと時間には相関があって、
 ランダムとも思える価格変動にもかかわらず、
 一般に、長い時間を経た後には、価格は
 上昇方向もしくは下降方向へ大きく偏りが生じるものじゃ…。」

『非現実的なことだけど、その玉手箱を開けるときには
 なんかドキドキワクワクしそうだな。』

「あははっ。そうであろうのう…。
 上か下かは定かではなくても、
 ともあれ価格は大きく動いていることじゃろう…。」

『……。』

「ところでこれを、通貨ペアAで両建てするか、
 もしくは通貨ペアAを2つの口座で売りと買いのポジション
 両方を持っていたとすると、どうなるじゃろうか…。」

『へっ。ばかばかしいこと言うなよな。
 わずかスプレッド分を損はしても、
 合計すればプラマイ・ゼロになるのに決まってんじゃないか。』

「ふむ…。それは当然のことじゃのう…。
 では、仮にじゃが…、
 価格の動きが上か下かは定かではなくても、
 価格の動きの進行の事実によって、
 負の方のポジションを早めに閉じたら、どうなるかのう?」

『えっ…、それは…。仮想的な理屈上では、
 負のポジションがなくなり、
 利益のあるほうのポジションが残ることになるが、
 なんかヘンだなぁ…。』

「そのとおり、ヘンなことなのじゃ…。
 もしもこのとおりとすると、
 両建てと損切りを駆使することによって、
 必勝法となることになるが現実はこうはならないのじゃ…。」

『……。』

「価格が上か下かへ直線的に動く場合のみ、
 両建てと負のポジションの損切りで
 必勝法となる可能性があるのじゃが…、
 価格は実際には直線的に動くことはなく、
 上下に波を描くことで、
 負となったポジションがその後に反転して正となることも、
 正のポジションが負となることもあるからじゃのう…。」

『……。』

「つまり、一時負となって損切りしてしまった後に反転して、
 その後に、切ってしまったポジションの方向へ
 価格が大きく動くこともあるからじゃ…。」

『玉手箱で言えば、大きな時間を経て
 確かに価格は大きく動いたけれども、
 両建て+負のポジションの損切り作戦では、
 玉手箱を開けたときには損切りされてポジションがない、
 ということもあるというわけか…。』

「そうじゃ…。
 ただ…、もしも損切り幅が絶妙で
 正となるポジションが残せたならば、
 手法として成立する可能性はありそうじゃのう…。
 キモは『負のポジションの損切りを執行すること』と、
 『その技術』というわけじゃ。」

『……。』

「まぁ、一年の玉手箱は途方はなくても、
 考え方を応用して、日あたりの価格変動を考慮した上で、
 たとえばその平均的変動幅の80%を利確目標に、
 たとえば損切り幅をその40%するR倍率2などとして
 デイタームで試してみるもの面白いかもしれぬのう…。
 損切り幅はボラティリティがヒントになりそうじゃ。
 また、両建てなどではなくとも、
 IFDO注文(連続注文)などを応用できる可能性もありそうじゃ。」

『……!』

「また、重要経済指標の発表でサプライズとなったときには、
 価格が上か下かへ直線的に大きく動くこともあるので、
 指標発表時などでも応用できる可能性がありそうじゃのう。」

『あははっ。ジイさん、あんたもいろいろ考えてんだな…。
 でも、オレ様はヘンなこと考えずに、
 トレンドを観た上で優位性のある方向へトレードして、
 反転しちまったら損切りする、
 オーソドックスなスタイルで行くことにするよ。』

「あれあれ、お前さんらしくないがのう…。
 ずいぶんと成長されたものじゃ。
 当たり前が一番と気づきおったようじゃのう。」

『へっ、ジジイめ、偉そうに。
 上から目線で物言いするもんじゃないぜ。』

「これこれ、めっそうもない。
 ただお前さんを褒めとるだけじゃて。」

『ところで、ジイさん。来週はどんな話だい。』

「ふむ。来週は未来新聞の話でもしようかのう。」

『なんだかワケのわからなそうな話だが、
 また来週も楽しみにしておいてやるぜ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX レードと凡事のお話 その22


米アップルのiPhone5が凄い人気となっていますね。
予約受付では1時間もたたずに初回販売分が売り切れたそうです。

●先週の主な出来事

<9月10日(月)>

9日の中国消費者物価指数(8月)は予想とおりの+2.0%、
9日の中国生産者物価指数(8月)は予想より弱い−3.5%、
9日の中国鉱工業生産(8月)は予想より弱い+8.9%、
9日の中国小売売上高(8月)は予想とおりの+13.2%でした。
9日に独シュピーゲル誌が、
「スペインと伊の国債利回りが再び急上昇した場合、
ECBは700から1000億ユーロを投じて国債を購入する可能性。」
との観測報道をしました。
週明けに豪ドル米ドルなどが下窓を空けて始まりました。
ダウ先物は下落して始まり軟調傾向で推移しました。
NZ第2四半期製造業売上高は前回値より強い−1.1%でした。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルが1.28台を割り込みました。
オセアニア時間はドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
中国証券報が「中国の利下げの可能性は低い。」と報じました。
日第2四半期GDOP二次速報は前期比で予想より弱い+0.2%、
日第2四半期GDOPデフレータ二次速報は予想より強い−0.9%、
日国際経常収支(7月)は予想より強い+6254億円、
日国際貿易収支(7月)は予想より強い−3736億円になりました。
やや円買い反応がみられましたが限定的でした。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調な揉み合いになりました。
原油先物は96ドル台前半で推移しました。
日経平均は一時反発をみせて前週末終値レベルで揉み合いました。
豪住宅ローン許可件数(7月)は予想より弱い−1.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は前週末比プラス圏で始まりました。
仲値過ぎ頃から豪ドルなどがやや反発をみせました。
中国上海株式市場が前週末終値レベルで揉み合いました。
ムーディーズの週報では、
「ECBによる国債買い入れに関して、
国家はこの債券購入で時間を稼ぐことが可能。
欧州危機の解決には政府の行動が必要。」と見解が示されました。
中国貿易収支(8月)は予想より強い+266.6億ドルでした。
中国の輸入が前年同月比−2.6%と7ヶ月ぶりの減少になりました。
豪ドルやNZドルにやや反落の動きがみられました。
日経平均が前週末比マイナス圏推移になりました。
中国上海株式市場が前週末プラス圏推移になりました。
日消費者態度指数(8月)は予想より強い40.5でした。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
東京時間後半は豪ドル米ドルなどがやや軟調傾向で推移しました。
日景気ウォッチャー調査現状判断DI(8月)は予想より強い43.6、
同先行き判断DI(8月)は予想より弱い43.6でした。
日経平均は前週末比−2.28円で大引けになりました。
スペインのエクスパンシオン紙が、
「EUはスペイン銀のバンキアへ45億ユーロ資本注入を承認した。」
と報じました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
欧州の株式市場は小幅安で始まった後に反発して揉み合いました。
主要通貨ペアにやや反発の動きがみられました。
中国上海株式市場は前週末比プラス圏で取引を終えました。
ダウ先物がやや反発して下げ幅を縮小しました。
スペイン10年債利回りが5.590%に低下しました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が反落して揉み合いました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
伊第2四半期GDP確報は前期比で予想より弱い−0.8%でした。
ユーロドルがやや軟調傾向で推移しました。
仏鉱工業生産(7月)は予想より強い+0.2%になりました。
欧州の株式市場が前週末終値レベルで揉み合いました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
独6ヶ月債の入札では、
「目標40億ユーロに対して応札額51.25億ユーロ。
発行額34億ユーロ。平均落札利回りが前回より高い−0.015%。
応札倍率が前回より高い1.5倍。」になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.40425%に低下しました。
ダウ先物が揉み合いで推移しました。
NY時間序盤はポンドが軟調に推移しました。
原油先物が96ドル台を割り込みました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
米10年債金利は1.66%あたりになりました。 
NYダウが下げ幅を縮小しました。
午後11時頃からドルストレートやクロス円が反発しました。
伊10年債利回りは5.172%あたりに上昇しました。
NYダウが前週末比プラス圏へ反発しました。
ポンドが反発上昇しました。
原油先物が96ドル台を回復しました。
欧州委員会のアルムニア副委員長が、
「スペインがEUに全面的な金融支援を要請する場合も
追加的な条件は何も課されないだろう。」との見解を示しました。
その後、NYダウが前週末終値レベルで揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で取引を終えました。
ドルストレートやクロス円がやや反落して揉み合いになりました。
米経済専門ニューズレターのブルーチップの調査では、
「連邦準備制度がFOMCでQE3を決めた場合、
下半期の経済成長率見通しに影響しないと回答した
有力エコノミストが28.6%で、ほとんど影響しないが37.5%と、
QE3が実施されても成長率の引き上げに貢献しないとの見方の
有力エコノミストが6割半ばに達した。」との結果になりました。
NY時間後半はNYダウが軟調傾向で推移しました。
ドルストレートやクロス円がやや軟調に推移しました。
ドル円は膠着状況で推移しました。
EU関係筋が、
「週末に予定されているユーロ圏財務相会合は
重要なイベントとはならない可能性。
ギリシャに関しては来月のトロイカの調査報告待ち。
伊に関しても協議は行われない見通し。
スペイン再建に関しても来月の見通し。」などを示しました。
米消費者信用残高(7月)は予想より弱い−32.76億ドルでした。
市場反応は限定的でした。
スペイン首相が、
「支援決定の前にECBの条件を分析。条件のための政策は望まない。
ECBはどのように赤字を削減すべきかは示唆すべきではない。
ECBに要請するかどうかは未決定。EUからは指示はない。
スペインにとって最善ならば決定するだろう。
来年の赤字目標はGDP比4.5%である。」などの発言をしました。
米10年債利回りは1.654%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台半ばで引けました。
NYダウは前週末比−52.35ドルでこの日の取引を終えました。

<9月11日(火)>

オセアニア時間はややドル売り傾向の小幅揉み合いになりました。
独財務相が、
「スペインと伊の財政赤字削減への取り組みを評価。
スペインは改革実行以来の経済財政面での改善で
本格的な救済は必要ない可能性。」などの認識を示しました。
独首相報道官が、
「行われているトロイカ調査団によるギリシャに関する報告には
独政府は懸念をしていない。」との発言をしました。
IMFによるアイルランドの四半期報告では、
「2012年経済成長率見通しを0.5%から0.4%に下方修正。
2013年の経済成長率見通しを1.9%から1.4%に下方修正。
2013年の財政赤字対GDP比7.5%という目標達成に難題。
成長見通しが一層悪化した場合は財政調整を引き延ばす必要。」
などの見解を示しました。
英RICS住宅価格(8月)は予想より強い−19.0%でした。
市場反応は限定的でした。
オーストリア財務相が、
「ギリシャは既に受け取った資金で再建プログラムを実行する必要。
より多くの時間をかけることは更なる資金を要することになる。
各国の議会を通らない可能性。」との見解を示しました。
バルニエ欧州委員が、
「ユーロ圏の銀行全てに関して
銀行免許の承認取り消し権限を含む監督権限をECBに付与したい。」
との見解を示しました。
米WSJ紙が、
「ユーロ圏は信頼性の高い銀行監督システムの構築を最優先事項
とするべき。」とのフィンランド外相の発言を報じました。
格付け会社のムーディーズが、
「英国の銀行部門に対する見通しをネガティブに据え置く。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
ユーロドルやポンドドルに一時やや反発の動きがみられました。
ドル円がやや軟調傾向で推移しまた。
ダウ先物はやや軟調に推移しました。
その後、ドルストレートが反発する展開になりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
豪NAB企業景況感(8月)は前回値より強い1になりました。
中国上海株式市場は軟調に推移しました。
原油先物は96ドル台前半で揉み合いました。
NZの財務相が「NZドル高が輸出を圧迫している。」
との認識を示しました。
日財務相が、
「復興需要の好影響は引き続き国内経済のけん引役。
欧米中の景気への不安による先行き不透明感が下振れリスク。
政府として何らかの対応が必要かもう少し見極めたい。」
などの発言をしました。
IMFの朱副専務理事が、ダボス会議で、
「ユーロ危機の解決には長い道のりがかかる。
世界経済への悪影響を過小評価するべきではない。
世界の経済成長のリスクは下方に向いている。
中国には欧州の影響を打ち消すだけの多くの政策余地がある。
中国は成長安定化が優先課題。」
などの認識を示しました。
東京時間後半はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ドル円がやや反発をみせました。
日工作機械受注速報(8月)は前回値より弱い+2.6%でした。
日経平均は前日比−61.99円で大引けになりました。
独卸売物価指数(8月)は前回値より強い+1.1%でした。
市場反応は限定的でした。
独憲法裁判所が、
「ESMの合憲性を巡る判断の日程を当初予定通りの12日とする。
延期はしない。」との声明を発表しました。
午後3時半頃からユーロドルが反発上昇しました。
他のドルストレートに連れ高の動きがみられました。
加ドルが堅調に推移しました。
ダウ先物が反発上昇しました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
ユーロドルが1.28台を回復しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
午後4時半頃からユーロドルがやや反落して揉み合いになりました。
フィンランドの首相が、
「フィンランドは共通債を信頼しない。
フィンランド政府内にユーロに懐疑的な見方はない。」
などの発言をしました。
英商品貿易収支(7月)は予想より強い−71.49億ポンドでした。
ポンド買い反応がみられました。
豪ドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
スペイン10年債利回りが5.721%あたりに低下しました。
ドル円は軟調に推移して一時78円台を割り込む場面がありました。
ユーロ円が100円台を再び割り込みました。
格付け会社のフィッチが、
「NZの格付けをAA+に据え置く。見通しは安定的。」
との発表をしました。
NZドルが堅調傾向で推移しました。
中国の首相が、
「中国は慎重な金融政策を維持する。人民元相場の改革を継続中。
今年の成長目標は達成される公算。
成長押し上げのため1000億元の財政安定化基金を使う可能性。
中国は経済の下方リスクに直面している。」などの発言をしました。
資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
英BOEの新金融政策委員のマカファーティー氏が議会証言で、
「債務見通しと銀行危機が信頼に重石。経済が失速する兆しがある。
米中の見通しが英成長に重石。消費支出は英見通しの主なリスク。
ユーロ圏のリセッションが輸出に打撃となるリスクがある。
下方リスクは既に見通しに織り込み済み。
BOEの見通しよりインフレ率の落ち込みは緩やか。
しばらくは低金利。景気が回復するにつれ金利は上昇する可能性。
さらなる量的緩和に投票する前にはもっとデータが必要。」
などの見解を示しました。
市場反応は限定的でした。
独の株式市場が下げ幅を縮小してプラス圏へ反発しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.39875%に低下しました。
ユーロドルが1.28台を割り込み軟調傾向で推移しました。
ドル円が再び78円台を割り込みまた。
ユーロ円が軟調に推移しました。
ギリシャの1-8月期財政赤字が目標より強い124億ユーロでした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はユーロドルがやや反発をみせて揉み合いました。
加住宅着工件数(8月)は予想より強い22.49万件になりました。
市場反応は限定的でした。
米貿易収支(7月)は予想より強い−420億ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
加国際商品貿易(7月)は予想より弱い−23.4億加ドル
やや加ドル売り反応がみられました。
格付け会社のムーディーズが、
「米予算協議で米債務削減の方向性が示されなく、
米財務省が持つ手段枯渇前に債務上限に到達した場合は
米国のAaa格付けを見直す可能性。」
との見解を発表しました。
ドル売り反応でドルストレートに上昇がみられました。
ユーロドルが1.28台を回復しました。
ドル円が軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.685%あたりに上昇しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
原油先物が97ドル台を回復しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
豪ドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
独仏の株式市場が堅調に推移しました。
伊10年債利回りが5.074%に低下しました。
ポルトガル財務相が、
「トロイカと780億ユーロの支援条件緩和に関して合意した。
単年度財政赤字のGDP比3.0%という目標は2013年から2014年に延期。
2012年は5%、2013年に4.5%、2014年に2.5%に変更となる。」
との発表をしました。
トロイカ調査団が、
「ポルトガルの財政改革プログラムは概ね軌道に乗っている。
ポルトガルは新たな財政目標の達成には追加措置が必要。
見直しの承認でポルトガルに43億ユーロの次回融資可能。
実施は10月中の可能性。」などの発表をしました。
ギリシャ首相とドラギECB総裁の会談後のECBの声明では、
「ギリシャは重大な財政措置を取ったが依然困難な状況に直面。
ギリシャは更なるプログラム調整と改革をコミットした。」
などが発表されました。
米10年債利回りが一時1.70超に上昇しました。
NYダウが一時100ドル超上昇しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NYダウが揉み合い推移になりました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「中銀の政策には限界がある。新債券プログラムOMTは
政府の財政再建に代替するものではない。
ギリシャの債務再編に関しては協議していない。」
などの発言をしました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.337%。応札倍率が3.94倍。」
になりました。
英BOEのマイルズ委員が、
「英BOEの金融政策は更に拡大(緩和)の方向に向いている。
通常政策に急速に戻さなければならないほど切迫していなく、
戻す場合でも国債買戻しの前に利上げが適切。」
との見解を示しました。
米共和党のベイナー下院議長が、
「年末に減税失効や歳出削減が重なる財政の崖が
激しい政治対立によって回避できない恐れがある。
議会とオバマ政権との合意に自信が持てない。」
との発言を示しました。
米格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「米国の格付けをAAに据え置く。
FRBが追加刺激策を講じれば米国の格下げの可能性。」
との発表をしました。
米10年債利回りは1.699%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+69.07ドルでこの日の取引を終えました。

<9月12日(水)>

API週間石油在庫統計では原油在庫が22.1万バレル増になりました。
原油先物がやや反落して97ドル台を割り込みました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
NZの財務相が、
「RBNZと合意した政策目標の大きな変更はないと考えている。」
との発言をしました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
伊の首相がミラノの講演で、
「自らが実行している財政緊縮政策がリセッションの一因
であることを認識している。」との発言をしました。
日機械受注(7月)は予想より強い+4.6%、
日第三次産業活動指数(7月)は予想より弱い−0.8%、
日国内企業物価指数(8月)は予想より強い−1.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅高で始まり堅調に推移しました。
東京時間序盤はドル円や豪ドル円などが反発しました。
豪Westpac消費者信頼感指数(9月)は前月より強い98.2でした。
豪ドル米ドルが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
ギリシャ連立与党を構成する民主左派が、
「ギリシャの財政赤字削減の調査しているトロイカによる
公務員の解雇などの要請に反対する。」と表明しました。
ユーロドルは小幅な揉み合いで推移しました。
豪第2四半期新規住宅は予想より強い+4.6%でした。
豪ドル買い反応がみられました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ユーロドルがやや反発をみせました。
ドル円がやや反落して揉み合いました。
その後、中国上海株式市場がマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が揉み合いになりました。
ドルストレートが揉み合い推移になりました。
格付け会社のS&Pが、中国に関するレポートで、
「中国の銀行について今後営業環境が一段と厳しくなり、
対応力が試される。」との警告をしました。
フィンランド紙が、
「スペインのラホイ首相がECBに対して債券買い入れによる
支援要請を検討している。」との観測報道をしました。
ユーロ買い反応がみられました。
日経平均は前日比+152.58円で大引けになりました。
独消費者物価指数確報(8月)は前年比で予想より強い+2.1%でした。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合になりました。
ダウ先物がやや堅調傾向で推移しました。
日財務相が、
「断固たる措置は必ずとる。
投機的な動きに対しては一切容認しない。」
との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
独仏の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
英の株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
ポンドは堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場は小幅高で取引を終えました。
スペインの首相が、
「救済が必要かどうか見極める必要。救済の条件がまだ不明。」
との発言をしました。
仏の株式市場が一時マイナス圏へ反落しました。
ユーロや豪ドルがやや反落しました。
ダウ先物が揉み合いになりました。
バローゾ欧州委員長が、
「ギリシャが約束守ればユーロに留まる。
流通市場での国債購入はECBの責務の一部。
欧州委員会は経済と金融の同盟に向けた青写真を
今年後半に公表する予定。条約改正の必要の可能性。」
などの発言をしました。
午後5時頃にユーロドルが一時急落して乱高下になりました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
欧州委員会が、
「ECBにユーロ圏内の約6000の全銀行を監督させる。
必要ならば経営に介入や制裁を課すなど強力な権限を付託。
欧州委員会は年内にEU全加盟国と欧州議会の承認を経て
来年初めから制度を開始したい。
ECBは金融政策の理事会とは別の監督理事会の設置を提案。」
などからなる銀行同盟案を発表しました。
独憲法裁判所が
「独政府による欧州安定化メカニズムESMへの批准を
条件付きで承認する。批准の際には債務上限設定が必要。
1900億ユーロを超えないようにするべき。」
との発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ユーロドルが一時1.29台を回復する場面がありました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏推移になりました。
ダウ先物が揉み合いの後に上昇しました。
その後、ユーロドルなどドルストレートが揉み合いました。
英失業率(8月)は予想より強い4.8%、
英失業保険申請件数(8月)は予想より強い−1.5万件になりました。
市場反応は限定的でした。
スペイン10年債利回りが5.591%あたりに低下しました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
欧州の株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小して揉み合いました。
欧鉱工業生産指数(7月)は予想より強い+0.6%でした。
ユーロ買い反応がみられましたが限定的でした。
伊1年物証券の落札利回りが前回より低い1.692%になりました。
豪ドル米ドルが一時1.05台を回復する場面がありました。
ユンケル議長が、
「ESMは10月8日に始動するだろう。
ESM初の会合を同日にルクセンブルクで予定している。」
との発表をしました。
ユーロドルが再び1.29台を回復して堅調に推移しました。
独5年債の入札では、
「目標上限50億ユーロに対して応札額54.74億ユーロ。
発行額39.72億ユーロ。平均落札利回りが前回より高い0.61%。
応札倍率が前回より低い1.4倍。」になりました。
ユーロが全面高とドル全面安になりました。
原油先物が97ドル台で堅調に推移しました。
その後、午後7時過ぎからドルストレートが反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.39425%に低下しました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
ポンドドルが一時1.61台を割り込みました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
米輸入物価指数(8月)は予想より弱い+0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
米10年債金利は1.75%あたりに上昇しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
米卸売在庫(7月)は予想より強い+0.7%になりました。
NYダウや欧州の株式市場が上げ幅を縮小して揉み合いになりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が199.4万バレル増加でした。
原油先物が反落して96ドル台後半で推移しました。
豪ドルが軟調に推移しました。
ロンドンフィクス頃からNYダウが反発しました。
ドルストレートが一時反発をみせて揉み合いました。
ダウジョーンズ通信が、EU筋の話として、
「10月に予定されていた310億ユーロのギリシャ支援の決定が
11月にずれ込む可能性。」と報じました。
ブルムバーグが、
「仏がスペインに対して全面支援を要請するよう圧力をかけた。」
と報じました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回りが1.764%。応札倍率が前回より高い2.85倍。」
になりました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
米アップルがIPhone5を発表しました。 
オランダ総選挙の第1回出口調査でルッテ首相率いる
中道右派の自由民主党が最多得票になりました。
米10年債利回りは1.756%になりました。
NY原油(WTI)は97ドルあたりで引けました。
NYダウは前日比+9.99ドルでこの日の取引を終えました。

<9月13日(木)>

オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
RBNZ政策金利は予想とおり2.50%の据え置きになりました。
RBNZ声明では、
「政策金利の据え置きは引き続き適切。
NZの経済見通しは6月の声明で言及した内容と概ね一致まま。
基調インフレは中期的に目標の範囲の中心近くに定着。
地震の復興需要が建設セクターを押し上げると予想。
財政緊縮と為替レートは需要成長を抑制。
貿易相手国の見通しは弱く中国経済は減速。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
独の財務相が、
「連邦憲法裁判所による判断はECBが紙幣増刷によって
国家財政のファイナンスを行うことを認めないことを示す。
いかなる国もECBの紙幣増刷を期待することは出来ない。
ECBが連邦憲法裁判所の判断に従わない場合は法的措置の可能性。」
などの発言をしました。
一部メディアが、
「オランダの総選挙は第一回集計の結果、
ルッテ首相率いる自由民主党が41議席、
野党第一党で2010年まで政権を率いていた労働党が37議席、
の取得見込みとなった。両党だけで過半数を確保する公算。」
との報道をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル売りが優勢の展開になりました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.29台を回復しました。
日経平均がプラス圏へ反発して一時9000円台を回復しました。
豪消費者インフレ期待(1年間の中央値)は前月と同じ+2.4%でした。
NZ中銀総裁が「経済予想は今後1年間の金利据置き見通しと一致。」
との見解を示しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ルッテ・オランダ首相が総選挙で勝利宣言をしました。 
中国上海株式市場が一時プラス圏へ反発する場面がありました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
原油先物は97ドル台前半で推移しました。
豪RBAの四半期金融政策報告では、
「豪州は引き続き中国の最大鉄鋼石供給国となる公算。」
などが示されました。
中国商務省財務次官補が、
「小売売上高の伸びは安定しつつある。
都市化と工業化は長期的に中国の消費を牽引。」
との認識を示しました。
中国上海株式市場は軟調傾向で推移しました。
東京時間後半もドル売り優勢の展開が続きました。
日経平均は前日比+35.19円で大引けになりました。
中国上海株式市場は下げ幅を縮小しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートに反落の動きがみられました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合いになりました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調になりました。
キプロス中銀総裁が、
「経済見通しに下方リスクはあるがECBはマイナス金利の準備はなく
国債購入は必要がない可能性。また、インフレリスクはない。
キプロス救済に関しては月内の合意は見込んでいない。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
スイス生産者輸入価格(8月)は予想より強い−0.1%になりました。
スイスSNBが政策金利を予想とおり0.00%に据え置きました。
スイスSNB声明では、
「1ユーロ1.20フランの上限を維持する。
外貨を無制限購入。スイスフランの上限は断固として守る。」
などが示されました。
ユーロスイスが上下動になりましたが市場反応は限定的でした。
ロンドン時間前半は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ECB月例報告では、
「政策を浸透させるため流通市場で国債を購入する。
国債の購入はユーロ存続に関する根拠なき恐れへの対策。
インフレリスクは概ね均衡。景気リスクは下方向。
経済成長は弱い状態が続くと予想。」などが示されました。
ユーロ買い反応がみられました。
午後5時過ぎからドルストレートが反発をみせました。
ドル円は軟調傾向が続きました。
中尾財務官が、
「最近の為替の値動きは明らかに投機的。
日本経済の実態を反映していない。」と発言しました。
ギリシャ第2四半期失業率は前期より弱い23.6になりました。
伊3年債の入札では、
「平均落札利回りが前科よりかなり低い2.75%。
応札倍率が前回より低い1.49倍。」になりました。
IMFの篠原副専務理事が、
「日本にはデフレ対策のため追加緩和の余地がある。
日本の為替介入はあり得る。それに対して異議を申し立てない。
円が過大評価されているとの見方は変っていない。」
などの発言をしました。
ドル円に反発の動きがみられました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
アイルランドの3ヶ月物証券の入札では、
「発行額5億ユーロ。平均落札利回りが前回よりかなり低い0.70%。
応札倍率が前回より高い3.03倍。」になりました。
EUがキプロスの銀行向けに18億ユーロの支援を承認しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.38875%に低下しました。
NY時間が近づく頃からドル売りがやや優勢の展開になりました。
豪ドルや加ドルがやや反発をみせました。
英BOEのブロードベント委員が、
「金融政策は限界に来ている。インフレは委員会の予想より高い。」
との発言をしました。
ポンドが軟調に推移しまた。
英の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
米生産者物価指数(8月)は予想より強い+2.0%、
米生産者物価指数コア(8月)は前年比で予想より弱い+2.5%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.2万件になりました。
ドル円やクロス円が下落しました。
加第2四半期設備稼働率は予想より弱い80.5%、
加新築住宅価格指数(7月は予想とおりの+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
NYダウは前日終値レベルで始まり揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.72%に低下しました。
原油先物が一時98ドル台に上昇しました。
ダウジョーンズ通信が、IMF高官の話として、
「ギリシャ財政再建プログラムの目標達成が大幅に遅れている。
ギリシャは第3次支援が必要になる可能性。
自力では借り換えはできない。」などの観測報道をしました。
ユーロ売り反応が一時みられました。
スペイン10年債利回りが5.652%あたりに上昇しました。
伊10年債利回りが5.038%あたりに上昇しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ドル円が77円台前半に下落しました。
原油先物が97ドル台に反落しました。
その後、NYダウが前日比プラス圏推移になりました。
ギリシャのストゥルナラス財務相が、
「ギリシャは第3次支援が必要になるとの報道を否定する。」
との発言をしました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが反発しました。
FOMCの発表前にユーロドルやポンドドルが反落しました。
米FOMCが政策金利を予想とおり0.0-0.25%に据え置きました。
米FOMC声明では、
「QE3を実施して月400億ドルのMBSを購入する。
労働市場が改善するまでMBS購入継続。
少なくとも15年半ばまで異例に低い金利が正当化。
オペレーション・ツイストの期限を年末まで延長。
資産購入の規模とペースと構成は効果とコストを考慮した。
景気回復後も極めて緩和的な政策を当面維持すると予測。
メンバー12人のうち賛成11人で反対1人。
リッチモンド連銀総裁が資産購入支持せず
金利指針の削除望ましいと表明。
必要ならば他の政策の手段を行使する。
再投資も継続。MBS購入と合わせれば規模は月850億ドル。」
などが示されました。
QE3には特に期限が設けられませんでした。
激しい上下動の後に主要通貨ペアが上昇しました。
ドル円が一時77.13円まで下落しました。
米10年債利回りが1.8%あたりに上昇しました。
米30年債の入札では
「最高落札利回りが2.896%。応札倍率が2.68倍。」になりました。
その後、ドル売りが優勢の展開になりました。
ドルストレートやクロス円が上昇しました。
NYダウが一時220ドル超の上昇になりました。
ユーロ円が100円台を回復して上昇しました。
ユーロドルが1.3001まで上昇しました。
原油先物が98ドル台に上昇しました。
FOMC直後に日銀がレートチェックを行ったとの報道がありました。
米財政収支(8月)は予想より弱い−1905億ドルでした。
米FOMC経済・金利見通し公表では、
「ゼロ金利解除予測では12年が前回より少ない1人。
13年が前回と同じ3人。14年が前回より少ない2人。
15年が前回よりかなり多い12人。16年が1人。
実質GDP予測では、12年が前回予測より弱い1.7〜2.0%増。
13年が前回予測より強い2.5〜3.0%増。
失業率では、12年が前回予測と同じ8.0〜8.2%。13年が7.6〜7.9%。
PCEインフレ率では、12年が前回予測より高い1.7〜1.8%。 
13年が前回予測より高い1.6〜2.0%。」などになりました。
バーナンキFRB議長の記者会見では、
「雇用情勢を非常に懸念。金融政策は万能薬ではない。
景気回復は不充分。新たなMBS購入は住宅市場をサポート。
欧州情勢や財政の逆風にさらされている。
FRBの資産購入は財政支出と同じではない。
FRBの資産購入が財政赤字削減への強い支援となる。
インフレはFRB目標の2%付近に留まっている。
引き締め政策を急がずに回復がしっかり根付くまで時間をかける。
失業率低下の一段の進展を確認する必要。
景気が弱まれば証券購入をより増やす。
購入の総額は景気がどうなるかで決まる。」
などが示されました。
ドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
深夜3時半過ぎころからNYダウがやや上げ幅を縮小しました。
ドルストレートやクロス円が当日高値圏で揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.723%になりました。
NY原油(WTI)は98ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+206.51ドルの年初来高値更新で取引を終えました。

<9月14日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
独の首相が、
「欧州債務危機が一度で解決できる施策はあり得ない。
解決には多くの手段が必要。信認回復には長い過程が必要。」
などの認識を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBの銀行監督権限についてはECBの信用毀損リスクが
あることに留意するべき。」との見解を示しました。
日政府関係者が、
「FOMC前後の為替相場は投機的な動きと認識している。」
との発言をしました。
ドル円やクロス円にやや反発の動きがみられました。
日経平均は100円超上昇して始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
原油先物が98ドル台後半に上昇しました。
格付け会社のフィッチが、
「スペインのカタルーニャ州の長期外貨建て・自国通貨建て格付け
BBB−を引き下げ検討のウオッチ・ネガティブに指定する。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
加の首相が、
「次回選挙となる2015年10月までに財政均衡を目指していく。
ただし第一目標は景気拡大の持続にある。」
などの発言をしました。
日月例経済報告では、
「世界景気の減速などを背景として回復の動きに足踏みがみられる。
個人消費について足元で弱い動きがみられる。鉱工業生産は弱含み。
先行きについては当面は弱めの動きが見込まれる。」
など機長判断を下方修正しました。
日財務相が、
「最近の一方的な円高の動きは日本経済の実態を反映していない。
適宜適切に対応を行う。」との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
午前10時過ぎからドル売りがやや優勢の展開になりました。
NZドルや豪ドルが堅調に推移しました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
ユーロドルが1.30台を回復して堅調に推移しました。
独の財務相が、
「スペインが必要としないなら本格的な追加支援受け入れを強要
されるわけではない。スペインはすでに苦境にある銀行部門の
資本増強に欧州の救済基金から1000億ユーロ上る支援を受けている。
スペインが必要としていないなら支援を受けるのは愚かな話。」
などの認識を示しました。
南独新聞が、ドラギ総裁の発言として、
「ECB理事会による債券買い入れ決定で欧州への信認が高まり、
資金がユーロに戻ってきている。」と報じました。
格付け会社のS&Pが、
「中国の主要企業に対する信用力は単体ベースで
国家や銀行に後れを取っている。
中国国有企業は借入の容易さなどを反映して
レバレッジが比較的高く収益性が弱い。」
などの調査結果を発表しました。
格付け会社のS&Pが「韓国の格付けをA+に引き上げる。」
との発表をしました。
ドル円はやや反発をみせて揉み合いました。
ドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が101円台を回復しました。
豪ドル円が82円台を回復しました。
日鉱工業生産指数確報(7月)は速報値より強い−1.0%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均が190円超の上昇になりました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
東京時間終盤にかけてドル円がやや反落して揉み合いました。
オランダ紙が、
「ユーロ圏財務相会合を前にECBとIMFがスペイン向け
3000億ユーロの支援可能性について事前協議している。」
と報じました。
ECBのドラギ総裁が、
「要請されれば独議会で政策方針を説明する用意がある。
われわれの行動を説明する良い機会になるだろう。
追加国債購入は厳格な条件を満たす場合に限って実施。
リスクは管理されている。何もしない方がリスクは高い。」
などの発言をしました。
アイルランド財務相が、
「ギリシャはユーログループの一員として機能。
スペインが14日協議で立場明確にすること望む。」
と発言しました。
オーストリア財務相が、
「スペインがさらに支援必要なら欧州の準備は充分。
スペインはが現在一段の支援が必要と予想していない。
ギリシャ支援の決定は10月になる見込み。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比+164.24円の9159.39円で週の取引を終えました。
ロンドン時間序盤はドル売りが優勢の相場展開になりました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
スペインのデギンドス経済相が、
「数日以内に重要なニュースがあるだろう。」
との発言をしました。
ユーロドルが一時1.3053まで上昇しました。
伊10年債利回り4.958%と3月26日以来の5%台割れになりました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
中国上海株式市場は堅調に取引を終えました。
ドル買いの動きがみられました。
ドルストレートがやや反落しました。
ドル円やクロス円は堅調傾向で推移しました。
欧消費者物価指数確報(8月)は予想とおりの+2.6%、
欧消費者物価指数コア確報(8月)は予想より弱い+1.5%でした。
市場反応は限定的でした。
ドル円が78円台を回復しました。
ユーロ円が102円台を回復しました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
原油先物が100ドル台を回復しました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
ECBが、
「スペイン救済についてIMFと交渉しているとする
オランダ紙報道を否定する。
救済プログラムを求めるかどうかはスペインの判断。」
との発表をしました。
午後7時頃からドル円が反落する展開になりました。
ユーログループ議長が
「ECBの国債購入計画決定は重要な危機対応。
スペインは月末までに改革プログラムを発表。
ギリシャに関する決定は10月半ばにある可能性。
トロイカとギリシャに協議継続求める。
ESMに関する決定をユーロ圏財務相は歓迎。
ESMに320億ユーロが10月に払い込まれる。
スペインの銀行再編は11月に完了の見通し。
ギリシャのユーロ離脱という考えは排除できる。
スペイン経済相は方策を取る準備がある。」
などの発表をしました。
ユーロドルが1.31台を回復しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.38525%に低下しました。
ギリシャの財務相が、
「ギリシャのプログラムは10月末までに決定の予定。」
との発表をしました。
仏財務相が、
「銀行監督一元化案はすべての銀行に適応すべき。
どのようなスペイン支援要請もスペイン政府の判断による。
スペインの全面的な国際金融支援要請には
ユーロ圏の各国財務相が反対している。」との発言をしました。
スペイン財務相が、
「スペインの改革プランは今月27日に公表する。
プランは景気を押し上げるものになる。
市場では改革プランを受けてスペインが国債支援を
要請するものとみている。」との発言をしました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が反落する展開になりました。
原油先物が99ドル台に反落しました。
豪ドル米ドルやポンドドルなどドルストレートが反落しました。
ドル円が反発する展開になりました。
米消費者物価指数(8月)は予想とおりの+1.7%、
米消費者物価指数コア(8月)は予想より弱い+1.9%、
米小売売上高(8月)は予想より強い+0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
加製造業売上高(7月)は予想より弱い−1.5%でした。
加ドル売り反応がみられました。
米10年債金利は1.814%あたりに上昇しました。
米鉱工業生産指数(8月)は予想より弱い−1.2%、
米設備稼働率(8月)は予想より弱い78.2%でした。
市場反応は限定的でした。
伊10年債利回りが再び5%超になりました。
NYダウは上昇して始まり堅調に推移しました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ユーロドルが再び反発して1.31台を回復しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(9月)予想より強い79.2でした。
発表直後は主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
ユーロ円が一時103円台を回復しました。
米10年債利回りが1.88%あたりに上昇しました。
米企業在庫(7月)は予想より強い+0.8%でした。
市場反応は限定的でした。
午後11時頃からNYダウが上げ幅を縮小して揉み合いました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は大幅高で取引を終えました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「国債購入はECBの責務の範囲内で行う。
ECBの国債購入は信頼感の支えとなっていて、
全ての加盟国の国債利回りは恩恵を受けている。
全面支援を申請するかどうかはスペイン次第。
ECBが決めることではない。
スペイン国債への行動を実施するには、
EFSFおよびESMへのプログラム申請とIMFの関与が必要。」
などの発言をしました。
原油先物が反落する展開になりました。
NYダウが揉み合い推移になりました。
NY時間後半は主要通貨ペアの多くが揉み合いになりました。
ドル円は堅調に推移しました。
豪ドル米ドルがやや軟調に推移しました。
格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「米国の格付けをAAからAA−に格下げする。」と発表しました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.866%になりました。
NY原油(WTI)は99ドルあたりで引けました。
NYダウは前日比+53.51ドルの13593.37ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<9月17日(月)>

※東京市場が敬老の日で休みです。

朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(9月)、
午後5時に欧経常収支(7月)、欧貿易収支(7月)、
夜9時半に米NY連銀製造業景気指数(9月)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。

<9月18日(火)>

午前10時半に豪RBA議事録、
午後5時半に英消費者物価指数(8月)、英消費者物価指数コア(8月)、
同午後5時半に英小売物価指数(8月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(9月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(9月)、
夜9時半に米第2四半期経常収支、
夜10時に対米証券投資(ネット長期TICフロー 7月)、
夜11時に米NAHB住宅市場指数(9月)、
などが予定されています。
豪・英・独の指標には注目です。

<9月19日(水)>

朝7時45分にNZ第2四半期経常収支、
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
午後2時に日景気一致先行CI指数確報(7月)、
同午後2時に日景気先行CI指数確報(7月)、
午後(時間未定)に日銀総裁記者会見、
午後5時半に英BOE議事録、
午後6時に欧建設支出(7月)、
夜9時に米住宅着工件数(8月)、米建設許可件数(8月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(8月)、
などが予定されています。
(NZ)・日・英・米の指標には注目です。
また、NY時間に米上院金融委員会で
バーナンキFRB議長の議会証言が予定されています。

<9月20日(木)>

朝7時45分にNZ第2四半期GDP、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(8月)、
午後1時半に日全産業活動指数(7月)、
午後2時に日銀金融経済月報、
午後3時にスイス貿易収支(8月)、
同午後3時に独生産者物価指数(8月)、
午後4時15分にスイス第2四半期鉱工業生産指数、
午後4時半に独製造業PMI速報(9月)、独サービス業PMI速報(9月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(9月)、欧サービス業PMI速報(9月)、
午後5時半に英小売売上高(8月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に欧消費者信頼感指数速報(9月)、
同夜11時に米フィラデルフィア連銀景況指数(9月)、
同夜11時に米景気先行指標総合指数(8月)、
などが予定されています。
NZ・(日)・(独)・英・米の指標には注目です。

<9月21日(金)>

午前9時に豪景気先行指数(7月)、
夜9時半に加消費者物価指数(8月)、加卸売売上高(7月)、
などが予定されています。
加の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(17日-21日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初80.25で始まり、
軟調傾向で推移して78.85まで下落して週の終値となりました。
米ドルの軟調が続く可能性が高そうですが、週足レベルではまだ下値
の余地があるものの、日足レベルではややアンダーシュートが見られ
るようで、一旦の調整には注意が要りそうです。
一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は先週末に0.38525%と引き続き
低下しました。そして、NYダウは週間で286.73ドル上昇して年初来高
値を続き更新して4年9ヶ月ぶりの高値となる13593.37ドルで週取引
を終えました。

先週の米主要経済指標では、10日の米消費者信用残高(7月)が予想よ
り弱い−32.76億ドル、11日の米貿易収支(7月)が予想より強い−420
億ドル、12日の米輸入物価指数(8月)が予想より弱い+0.7%、米卸売
在庫(7月)が予想より強い+0.7%、13日の米生産者物価指数(8月)が
予想より強い+2.0%、米生産者物価指数コア(8月)が予想より弱い
+2.5%、米新規失業保険申請件数が予想より弱い38.2万件、米財政
収支(8月)が予想より弱い−1905億ドル、14日の米消費者物価指数
(8月)が予想とおりの+1.7%、米消費者物価指数コア(8月)が予想よ
り弱い+1.9%、米小売売上高(8月)が予想より強い+0.8%、米鉱工
業生産指数(8月)が予想より弱い−1.2%、米設備稼働率(8月)が予想
より弱い78.2%、ミシガン大学消費者信頼感指数速報(9月)が予想よ
り強い79.2、米企業在庫(7月)が予想より強い+0.8%、などになりま
した。小売売上高や消費者信頼感に改善がみられるも雇用市場が弱く
好悪まちまちの結果になりました。
また、14日に格付け会社のイーガン・ジョーンズが「米国の格付けを
AAからAA−に格下げする。」と発表しました。

そして、13日のFOMCでは、政策金利が市場予想とおり0.0-0.25%に据
え置きになりましたが、米FOMC声明で「QE3を実施して月400億ドルの
MBSを購入する。労働市場が改善するまでMBS購入継続。少なくとも15
年半ばまで異例に低い金利が正当化。オペレーション・ツイスト期限
を年末まで延長。資産購入の規模とペースと構成は効果とコストを考
慮した。景気回復後も極めて緩和的な政策を当面維持すると予測。
メンバー12人のうち賛成11人で反対1人。リッチモンド連銀総裁が資
産購入支持せず金利指針の削除望ましいと表明。必要ならば他の政策
の手段を行使する。再投資も継続。MBS購入と合わせれば規模は月850
億ドル。」と、オープン・エンドの実質無期限でMBSを購入するQE3が
実施されることが決定されました。

今週の米主要経済指標では、17日に米NY連銀製造業景気指数(9月)、
18日に米第2四半期経常収支と対米証券投資と米NAHB住宅市場指数
(9月)、19日に米住宅着工件数(8月)と米建設許可件数(8月)と米中古
住宅販売件数(8月)、20日に米新規失業保険申請件数と米フィラデル
フィア連銀景況指数(9月)に米景気先行指標総合指数(8月)、などが
予定されています。また、19日のバーナンキFRB議長の議会証言が
注目されます。


円については、先週の日経済指標では、10日の日第2四半期GDOP二次
速報が前期比で予想より弱い+0.2%、日第2四半期GDOPデフレータ
二次速報が予想より強い−0.9%、日国際貿易収支(7月)が予想より強
い−3736億円、日国際経常収支(7月)が予想より強い+6254億円、日
景気ウォッチャー調査現状判断DI(8月)が予想より強い43.6、同先行
き判断DI(8月)が予想より弱い43.6、11日の日工作機械受注速報(8月)
が前回値より弱い+2.6%、12日の日第三次産業活動指数(7月)が予想
より弱い−0.8%、日機械受注(7月)が予想より強い+4.6%、国内企
業物価指数(8月)が予想より強い−1.8%、14日の鉱工業生産指数確報
(7月)が速報値より強い−1.0%、など好悪混在の結果になりました。

先週の日要人発言では、11日に日財務相が「復興需要の好影響は引き
続き国内経済のけん引役。欧米中の景気への不安による先行き不透明
感が下振れリスク。政府として何らかの対応が必要かもう少し見極め
たい。」、12日に日財務相が「断固たる措置は必ずとる。投機的な動
きに対しては一切容認しない。」、13日に中尾財務官が「最近の為替
の値動きは明らかに投機的。日本経済の実態を反映していない。」、
同日にIMFの篠原副専務理事が「日本にはデフレ対策のため追加緩和
の余地がある。日本の為替介入はあり得る。それに対して異議を申し
立てない。円が過大評価されているとの見方は変っていない。」、
14日に日政府関係者が「FOMC前後の為替相場は投機的な動きと認識し
ている。」、日財務相が「最近の一方的な円高の動きは日本経済の実
態を反映していない。適宜適切に対応を行う。」などがありました。
ドル円が78円台を割り込むレベルでは強い言辞での円高牽制と為替介
入もあり得ることが示されました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、19日に日銀政策金利に日銀声
明と日景気一致先行CI指数確報(7月)に日景気先行CI指数確報(7月)、
20日に日通関ベース貿易収支(8月)と日全産業活動指数(7月)に日銀
金融経済月報、などが予定されています。

欧ECBがOMTを米FRBがQE3を発表した後となる19日に日銀の金融政策
の発表となりますが、追加の緩和策が発表される可能性があるも、
市場期待を削ぐような場合には、欧米が追加緩和策の実施を決定し
ているだけに、相対的な円高となる可能性も排除はできないようで、
財政ファイナンスとみられることを嫌うとともに、各国中銀の政策
は必ずしも連動するものではないとのスタンスの日銀がどのような
決定をするのかが注目されます。

先週のドル円相場は、週初10日に78.25で始まり11日の東京時間終盤
まで78.20アラウンドでの膠着相場となりましたが、11日のロンドン
時間に独憲法裁判所が「ESMの合憲性を巡る判断の日程を当初予定通
り12日とする。延期はしない。」との声明を契機としたユーロドル
などドルストレートの上昇に伴うドル売り動意に78円台を割り込み、
その後もQE3期待を背景に軟調に推移して、13日のNY時間に77円半ば
を割り込む相場展開となりました。そして、13日深夜の米FOMCでQE3
が発表されましたが、新たな国債購入を伴わない住宅担ローン保証券
MBSの購入となったことや規模が月400億ドルとなったことなどで激し
い上下動となって一時77.13まで下落するも、その後は日本当局の円
高牽制発言や米長期金利の上昇を背景に反発上昇に転じて78円台を回
復して78.38で週取引を終えました。行って来い相場になりました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは9月6日および
7日の高値でもある79.00の「00」ポイント・アラウンドでの売り買い
の攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は、8月21日の揉み合い
高値の79.52アラウンドが注目されます。
また、下落となった場合は、まずは78.00の「00」ポイント・アラウ
ンドでの売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、
FOMC後の揉み合い下辺の77.40アラウンド、さらに下落した場合は、
14日安値の77.13のポイントが注目されます。77円台では日本の当局
の円高牽制発言がありそうです。

米FOMCではQE3として月400億ドルのMBSを購入が決定されて、オペレ
ーション・ツイスト期限を年末まで延長して再投資も継続されること
になりましたが、も追加緩和としての新たな国債購入は示されなかっ
たことで、米長期金利の上昇を背景としたドル円の上昇の可能性があ
りますが、19日の日銀の金融政策の発表の内容によっては、相対的な
円高になる可能性も排除はできないようですので注意は必要なようで
す。また本邦祝日の週初の調整の動きにも少し注意が要りそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、11日の独卸売物価
指数(8月)が前回値より強い+1.1%、12日の独消費者物価指数確報
(8月)が前年比で予想より強い+2.1%、欧鉱工業生産指数(7月)が
予想より強い+0.6%、14日の欧消費者物価指数確報(8月)が予想と
おりの+2.6%、欧消費者物価指数コア確報(8月)が予想より弱い
+1.5%、などになりました。

そして、注目されていた12日の独憲法裁判所の審決では「独政府に
よる欧州安定化メカニズムESMへの批准を条件付きで承認する。批准
の際には債務上限設定が必要。1900億ユーロを超えないようにする
べき。債務上限の変更には議会承認が必要。」などが示されました。
条件付ながらESMへの批准が承認されたことでESMが10月にも始動す
ることになりました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

9日、独シュピーゲル誌「スペインと伊の国債利回りが再び急上昇し
た場合、ECBは700〜1000億ユーロを投じて国債を購入する可能性。」

10日、欧州委員会のアルムニア副委員長「スペインがEUに全面的な
金融支援を要請する場合も追加的な条件は何も課されないだろう。」
スペイン首相「支援決定の前にECBの条件を分析。条件のための政策
は望まない。ECBはどのように赤字を削減すべきかは示唆すべきでは
ない。ECBに要請するかどうかは未決定。EUからは指示はない。スペ
インにとって最善ならば決定するだろう。」、

11日、独財務相「スペインと伊の財政赤字削減への取り組みを評価。
スペインは改革実行以来の経済財政面での改善で本格的な救済は必要
ない可能性。」、オーストリア財務相「ギリシャは既に受け取った資
金で再建プログラムを実行する必要。より多くの時間をかけることは
更なる資金を要することになる。各国の議会を通らない可能性。」、
バルニエ欧州委員「ユーロ圏の銀行全てに関して、銀行免許の承認取
り消し権限を含む監督権限をECBに付与したい。」、
フィンランドの首相「フィンランドは共通債を信頼しない。フィンラ
ンド政府内にユーロに懐疑的な見方はない。」、
中国の首相「中国の成長押し上げのため1000億元の財政安定化基金を
使う可能性。」、トロイカ調査団「ポルトガルの財政改革プログラム
は概ね軌道に乗っている。ポルトガルは新たな財政目標の達成には追
加措置が必要。見直しの承認でポルトガルに43億ユーロの次回融資可
能。実施は10月中の可能性。」、ECB声明「ギリシャは重大な財政措
置を取ったが依然困難な状況に直面。ギリシャは更なるプログラム調
整と改革をコミットした。」、ECBのアスムセン専務理事「中銀の政
策には限界がある。新債券プログラムOMTは政府の財政再建に代替す
るものではない。ギリシャの債務再編に関しては協議していない。」

12日、伊の首相「自らが実行している財政緊縮政策がリセッションの
一因であることを認識している。」、ギリシャ連立与党を構成する
民主左派「ギリシャの財政赤字削減の調査しているトロイカによる
公務員の解雇などの要請に反対する。」、スペインの首相「救済が
必要かどうか見極める必要。救済の条件がまだ不明。」、
バローゾ欧州委員長「ギリシャが約束守ればユーロに留まる。流通
市場での国債購入はECBの責務の一部。欧州委員会は経済と金融の同
盟に向けた青写真を今年後半に公表する予定。条約改正の必要の可
能性。」、ユンケル議長「ESMは10月8日に始動するだろう。ESM初
の会合を同日にルクセンブルクで予定している。」、
ダウジョーンズ通信「10月に予定されていた310億ユーロのギリシャ
支援の決定が11月にずれ込む可能性。」、ブルムバーグ「仏がスペ
インに対して全面支援を要請するよう圧力をかけた。」、

13日、独の財務相「連邦憲法裁判所による判断はECBが紙幣増刷によ
って国家財政のファイナンスを行うことを認めないことを示す。
いかなる国もECBの紙幣増刷を期待することは出来ない。ECBが連邦
憲法裁判所の判断に従わない場合は法的措置の可能性。」、
ルッテ・オランダ首相が総選挙で勝利宣言。
キプロス中銀総裁「経済見通しに下方リスクはあるがECBはマイナス
金利の準備はなく国債購入は必要がない可能性。」、
ダウジョーンズ通信「ギリシャ財政再建プログラムの目標達成が大幅
に遅れている。ギリシャは第3次支援が必要になる可能性。自力では
借り換えはできない。」、ギリシャの財務相「ギリシャは第3次支援
が必要になるとの報道を否定する。」、

14日、格付け会社のフィッチ「スペインのカタルーニャ州をウオッチ
・ネガティブに指定する。」、独の財務相「スペインが必要としない
なら本格的な追加支援受け入れを強要されるわけではない。スペイン
はすでに苦境にある銀行部門の資本増強に欧州の救済基金から1000億
ユーロ上る支援を受けている。」、オランダ紙「ユーロ圏財務相会合
を前にECBとIMFがスペイン向け3000億ユーロの支援可能性について事
前協議している。」、オーストリア財務相「スペインが支援必要なら
欧州の準備は充分。スペインはが現在一段の支援が必要と予想してい
ない。ギリシャ支援の決定は10月になる見込み。」、
スペインの経済相「数日以内に重要なニュースがあるだろう。」、
伊10年債利回りが4.958%と3月26日以来の5%台割れに。
ECB「スペイン救済についてIMFと交渉しているとするオランダ紙報道
を否定する。救済プログラムを求めるかどうかはスペインの判断。」
ユーログループ議長「ECBの国債購入計画決定は重要な危機対応。
スペインは月末までに改革プログラムを発表。ギリシャに関する決定
は10月半ばにある可能性。トロイカとギリシャに協議継続求める。
ESMに関する決定をユーロ圏財務相は歓迎。ESMに320億ユーロが10月
に払い込まれる。スペインの銀行再編は11月に完了の見通し。ギリシ
ャのユーロ離脱という考えは排除できる。スペイン経済相は方策を取
る準備がある。」、スペイン財務相「スペインの改革プランは今月
27日に公表する。プランは景気を押し上げるものになる。市場では
改革プランを受けてスペインが支援を要請するものとみている。」
ECBのアスムセン専務理事「国債購入はECBの責務の範囲内で行う。
ECBの国債購入は信頼感の支えとなっていて、全ての加盟国の国債
利回りは恩恵を受けている。全面支援を申請するかどうかはスペイ
ン次第。ECBが決めることではない。スペイン国債への行動を実施
するにはEFSFおよびESMへのプログラム申請とIMFの関与が必要。」
などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初10日に1.2808で始まり11日の東京時間
まで軟調傾向で推移して1.27台後半に下落しましたが、独憲法裁判所
が「ESMの合憲性を巡る判断の日程を当初予定通り12日とする。延期
はしない。」と発表したことで反発に転じて、同日のロンドンフィッ
クスにかけてNYダウの上昇を背景に1.28台半ばへ上昇しました。
その後、12日の東京時間まで小幅な揉み合い推移になりましたが、
独憲法裁判所が条件付ながら独政府による欧州安定化メカニズムESM
への批准を承認したことで1.29台前半へ上昇する展開になりました。
その後、13日のNY時間前半まで1.29アラウンドでの揉み合いが続き、
13日深夜のFOMCの発表で激しい上下動になり一時1.2857まで下落し
ましたが、ドル売り動意に1.3001まで上昇する展開になりました。
その後、1.3000のバリアに揉み合いとなりましたが、週末14日の東京
時間前半に突破して同日のロンドンフィックス前に1.3168まで上昇す
る展開になりました。その後、調整を経て1.3128で週の取引を終えま
した。週間では300Pips超の上昇で堅調な相場展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、17日に欧経常収支(7月)
と欧貿易収支(7月)、18日に独ZEW景況感調査(9月)と欧ZEW景況感調査
(9月)、20日に独欧の製造業PMI速報(9月)と独欧のサービス業PMI速報
(9月)に欧消費者信頼感指数速報(9月)、などが予定されています。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合はまずは先週末高値
でもある2011年5月4日から2012年7月24日の長期下降波のフィボナ
ッチ38.2%戻しの水準の1.3165から1.3168アラウンドでの売り買い
の攻防が重要ポイントとして注目されます。ここを上抜けた場合は
1.32の「00」ポイント、さらに上昇した場合は5月1日高値の1.3283
のポイント、ここを上抜けた場合は1.33の「00」ポイントなどが上値
抵抗として注目されます。
また、下落となった場合はまずは1.31の「00」ポイントから1.3080
アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合
は先週末の揉み合い安値の1.3020アラウンドのポイント、さらに下落
した場合は2月中旬から4月中旬にかけてのサポートでもあった心理
的節目でもある1.3000の「000」ポイントが重要なポイントとして注
目されます。

ユーロドルは、6日のECBのOMTの実施の発表、7日の米雇用統計、
12日の独連邦憲法裁判所のESMの批准承認、13日の米FOMCでのQE3の
発表、14日のユーロ圏財務相会合と、目白押しのイベントを経て、
8月初旬までの1.22を割り込んでいた下落が嘘であったかのように
上昇に転じる展開となりました。1.3165から1.3168アラウンドは
2011年5月4日から2012年7月24日の長期下降波のフィボナッチ
38.2%戻しの水準であり、重要な攻防のポイントになりますが、
伊10年債利回りが一時5%を下回り、また、スペインの経済相から
は「数日以内に重要なニュースがあるだろう。」との発言があり、
スペインが支援申請を行った場合には不安材料が沈静化することで
米金融大手からは1.33や1.34の声も聞かれ、上昇が続く可能性が高
そうです。ただ、一連の重要イベントを経て一旦の材料出尽くしを
契機として利食い調整となる可能性も排除はできないようで、ドル
インデックスも日足レベルではエクストリーム気味である指摘もあ
ることから、調整への注意は必要なようです。高値高値を追うより
は“Buy on dip”で相場についていくべきとの指摘も聞かれます。

そのほか今週は、18日の豪RBA議事録と、19日の英BOE議事録などが
注目されます。



さて今回は、トレードと凡事のお話 その22 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十二話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。先週のユーロドルは凄ッゲーかったな。
 8月初旬まで1.22を割り込んでいたのが嘘のようだぜ…。』

「ふむ…。ECBのOMTの実施発表や米雇用統計の結果や
 独連邦憲法裁判所のESMの批准承認やFOMCでのQE3の発表など、
 幾重もの追い風に1.3000のバリアを突破して1.31台半ばへと
 上昇したのでのう…。ユーロ円でも3円も上昇したからのう。」

『耳の後ろで「自身の心のささやき」の大合唱で、
 「もう…。」「いくらなんでも…。」なんてささやきが
 ハウリング起こすくらいに何度もコダマしたものだぜ。』

「ふむ。そういうものじゃて…。
 後付でチャートをみれば買いは明白じゃが、
 トレードの最中はイベントへの警戒もあって、
 心はいろいろとささやくものじゃ…。
 ジイものう1.3000のレジストは強いと思っとったんじゃが…。」

『なんだぁ…。ジイさん、あんたも大したことないな…。』

「ふむ…。ある言葉をあらためて肝に銘じとったよ…。」

『なんだよ、ジイさん。その言葉って…。』

「ジイが中学生か高校生の頃じゃったろうか、
 燃えよドラゴンという映画があってのう…。
 その中でのブルース・リーが言うておった言葉に
 なぞらえた言葉じゃ。」

『……。』

「ブルース・リーは“Don't think, Feel”(考えるな、感じろ)と
 語ったのじゃが、この言葉になぞらえた
 “Don't think, Look at the fact”(考えるな、事実を観よ)、
 という言葉じゃよ。」

『なんだよ、それ。』

「トレードでは理屈や予測や思惑などよりも、
 事実として起こっている『現実がはるかに重要』で、
 事実を事実として認識することこそが大切ということじゃ。」

『……。』

「トレードは事実を観て行うものじゃからのう…。」

『おいおいジイさん、なんだって?
 トレードは予測で行うものじゃないのかい…。』

「トレードにはオーソリティーはなく、
 テクニカルを中心とするトレーダー達の中にも流派があって、
 チャートに秩序やパターンを見出して、
 『将来予測』をしようとする流派もあるけれども、
 そうではない流派もあるのじゃ…。」

『……。』

「投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士は
 こう述べておるのじゃが…。」

『……。』

「大抵の分野でアマチュアは予測を求め、
 一方、プロはただ情報を管理し、
 確率に基づいて意思決定を行います。
 医学を例に取ってみましょう。
 胸にナイフの突き刺さったままの患者が集中治療室に
 担ぎ込まれたとします。
 ここで心配している家族が尋ねるのは次の質問だけです。
 『彼は助かるのか』『彼は家に戻れるのか』の2つです。
 彼らは医者に予測を尋ねているのです。(引用:投資苑)」

『……。』

「つまり、相場で言うと…、
 重要なチャートポイントに価格が差し掛かった時などに、
 多くのアマチュア・トレーダーは、
 『上がるだろうか』『下がるだろうか』を
 聞きたがったり知りたがったりすることが多く、
 あるいは自身の浅薄な相場観のモノサシで
 『さすがに高すぎる』とか『いくらなんでも』
 などと思うわけじゃがのう…。」

『……。』

「しかし医者は予測はしません。
 彼らは持ち上がった問題の解決に当たっているのです。
 彼のする最初の仕事は患者を出血多量でショック死しないように
 することであり、鎮痛剤を与えて、輸血を始めます。
 このように彼(医師)は、管理しているのであり、
 決して予測などしていないのです。(引用:投資苑)」

『……。』

「つまりじゃ、たとえば…、
 価格が重要なチャートポイントに差し掛かった時に、
 『反転するだろう』とか『超えるに違いない』などと、
 決して予測などはしないということじゃのう…」

『……。』

「トレーディングでカネを儲けるために、
 あなたは将来の予測などをする必要はありません。
 あなたはマーケットから情報を抽出し、
 ブルかベアのどちらが支配的かを
 判断しなければならないのです。(引用:投資苑)」

『……。』

「つまりじゃ、たとえば…、
 価格が重要なチャートポイントに差し掛かった時に、
 予測などせずに、『反転したのか』『超えたのか』の事実を観て
 『対応もしくは対処をしていく』というわけじゃのう…。
 相場のことは相場に聞けというわけじゃ。」

『……。』

「過去に何度も価格の動きを止めたレジスタンスやバリアは、
 確かに強い抵抗の可能性として認識されるものだけれども、
 それをもってして『反転するに違いない。』などと
 予測のトレードはしないということじゃ。
 価格が強い抵抗を超えることもあり、
 超えた場合はそれだけ動意が強いということじゃ。」

『……。』

「どうなったかの客観的現実を観て、それを事実として認識して、
 『対応もしくは対処をしていく』ことが大切で、
 それがトレードを行うということなのじゃのう…。」

『でも、超えたようでいて戻ることもあるじゃないか。』

「そうなった場合も、その事実を認識して、
 その対処として損切りをするだけじゃよ…。」

『……。』

「よくダマシにあわない方法を尋ねてきたり、
 ダマシにあったときになぜダマシとなったのかを
 聞いてくる人がいるけれども、
 これはトレードに絶対性や聖杯を求めることでもあり、
 トレードを法則や定理の執行かのように錯誤していて、
 相場の不確実性という本質を理解していない問いじゃ。」

『……。』

「トレードは不確実性の中を、予測ではなく事実を認識して、
 傾向や確率に則って対応もしくは対処として、一喜一憂せずに
 粛々と執行をしていくものなのではなかろうかのう…。」

『……。』

「たとえば…、ここで言う割り数は単なる一例じゃが、
 仮に7割勝つ可能性のある手法であっても、
 それは言い換えれば100回のうち30回は
 ある意味必然的に負けるということでもあるのじゃ…。
 天気予報で降水確率が70%であるとき、
 その多くの日では雨が降るものじゃが、
 その日によっては雨が降らぬこともあるものじゃ。
 だがナゼ雨が降らぬと文句を言う者はおるまい。」

『不確実性のある相場では優位性(エッジ)のある手法でも
 ある意味負けとなることも必然であるということか…。』

「そうではなかろうかのう…。
 ただし、勝ちと負けとで織り成す結果が負(ふ)であるならば、
 それはサイコロを振るよりも劣っているということであり、
 自身のマインドを含めて何らか修正すべきことがある、
 ということになるのではなかろうかのう…。」

『ふーむ…。
 さて、今日も話が長くなっているけど来週は何の話だい。』

「来週は思考実験の話でもしてみようかのう。
 お前さんの好きな勝率100%の話も含めてのう…。」

『えっ? 勝率100%の話だって。』

「ある条件を満たすときだけ理論的には可能となるのじゃが、
 現実にはそうとはならないというお話じゃ。
 だが実践的にも応用の可能性だけはあるのじゃよ。」

『へっ、なーんだぁ。
 まぁ、来週も楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX レードと凡事のお話 その21


オバマ大統領のミシェル夫人の人気がオバマ大統領よりも
ロムニー共和党大統領候補よりも上回っているそうですね。^^

●先週の主な出来事

<9月3日(月)>

1日発表の中国製造業PMI(8月)は予想より弱い49.2でした。
週明けは豪ドルなど資源国通貨が下落して始まりました。
豪ドル米ドルが下窓を空けて始まりました。
ギリシャのトビマ紙が、
「ギリシャ財務相が独財務相とギリシャ支援計画の条件履行の期限を
2年間延長して2016年とする可能性について協議。」と報じました。
新華社通信が、中国首相の発言として、
「中国は投機や投資目的の住宅購入を断固として抑制する必要。」
と報じました。
IMM通貨先物では米ドルが昨年9月以来の売り越しに転じました。
中国金融時報が、
「中国人民銀行は短期的に金融政策を緩和させる意向がない。」
と報じました。
豪AIG製造業指数(8月)は前月より強い45.3になりました。
市場反応は限定的でした。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
日経平均は一時反発をみせましたが軟調傾向で推移しました。
中国非製造業PMI(8月)は前回値より強い56.3でした。
豪ドルがやや反発をみせました。
豪小売売上高(7月)は予想より弱い−0.8%になりました。
豪ドルが再び下落しました。
アジアの株式市場は台湾を除き前週末比マイナス圏で始まりました。
その後、アジアの株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
豪ドルが反発する展開になりました。
ドルストレートやクロス円に反発の動きがみられました。
中国HSBC製造業PMI確報(8月)速報値より弱い47.6でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間午後は日経平均が前週末比プラス圏へ一時反発しました。
スペインのパイス紙が、
「EUはスペイン銀行救済資金支払いを11月まで見合わせたい意向。」
との観測報道をしました。
東京時間終盤にかけて日経平均がマイナス圏へ反落しました。
主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
日経平均は前週末比−56.02円で大引けになりました。
独仏の株式市場が前週末比マイナス圏で始まりました。
スペイン10年債利回りは6.868%あたりになりました。
ドルストレートに一時反落の動きがみられました。
スイス実質小売売上高(7月)は前回値より弱い+3.2になりました。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場は前週末比プラス圏で取引を終えました。
スペインの経済相が、
「ECBは欧州の問題点を認識していて行動するだろう。
ECBは独立している。ECBの介入の効果は不透明。
スペイン銀救済のために1000億ユーロまで使う必要はない可能性。」
などの発言をしました。
スペイン製造業PMI(8月)は予想より強い44.0になりました。
その後、欧州の株式市場が前週末比プラス圏推移になりました。
ドルストレートが再び反発をみせて揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせました。
スイス製造業PMI(8月)は予想より弱い46.7になりました。
市場反応は限定的でした。
伊製造業PMI(8月)は予想より弱い43.6でした。
独製造業PMI確報(8月)は予想より弱い44.7でした。
欧製造業PMI確報(8月)は予想より弱い45.1でした。
ややユーロ売り反応がみられましたが限定的でした。
スイス中銀総裁が、
「フランの上限をしばらく維持する。
フランの上限設定がSNBの使命の達成に最も適した措置。」
との発言をしました。
英製造業PMI(8月)は予想より強い49.5になりました。
ポンド買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが軟調傾向で推移しました。
午後6時過ぎからドル円がやや反落して揉み合いました。
スペイン10年債利回りは6.836%あたりに低下しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.41435%に低下しました。
ECBの当局者が、
「ユーロは債務危機の中でも非常に安定している。
ユーロは適切に評価されている。
過大評価も過小評価もされていない。」
との認識を示しました。
NY市場はレーバーデイでした。
NY時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
独の首相が、
「人々の労働の成果を市場が破壊することは許せない。
政府が過剰債務によって市場のいいなりになるわけにはいかない。
必要とされているのは世界における強い欧州である。
欧州は債務同盟に終止符を打たねばならない。
財政規律を支持すると明言して選挙に勝てるかが問題。
独が見本を示す必要。」などの発言をしました。
伊10年債利回りは5.822%あたりに低下しました。
AFP通信が、
「スペイン南部のアンダルシア自治州は中央政府に
財政支援を要請する方針を明らかにした。」と報じました。
独CDUの議員が「ECBは責務を踏み越えるべきではない。」
との発言をしました。
ドラギECB総裁が、欧州議会で、
「ECBによる3年物国債購入は条約違反にはならない可能性。」
との見解を示しました。
午後11時半頃からユーロドルが反発しました。
ユーロドルがロンドンフィクス過ぎに1.2610まで上昇しました。
豪ドル米ドルが反発をみせました。
ユーロ豪ドルが一時1.23台に上昇する場面がありました。
ポンドドルは揉み合いになりました。
ドル円は78円台前半で揉み合いになりました。
欧州の株式市場は終盤に上げ幅を拡大して取引を終えました。
独の財務相が「ESMは12日で施行させると確信している。」
との発言をしました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ共同債は欧州財務省の変更を要する。
共同債は共通の債務決定を要する。
ECBはユーロ圏の銀行のために最も重要な責任が必要。
制限のある同等もしくは共通の債券を売ることは可能。」
などの見解を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
オーストリア中銀総裁が、
「クレジット需要は非常に低い。インフレを恐れる理由はない。」
との認識を示しました。
WSJ紙が、
「ブルガリアはこれまで進めてきたユーロ導入計画を
現在はメリットがないとして放棄した。」と報じました。
レーバーデイでNYダウの取引はありませんでした。

<9月4日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「EUの格付けAAAの見通しを安定的からネガティブに変更する。」
との発表をしました。
ユーロに売り反応がみられました。
オセアニア時間ではユーロドルがやや軟調に推移しました。
他のドルストレートに連れ安の動きがみられるも限定的でした。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は96ドル台後半で推移しました。
ドル円が反発をみせました。
日経平均は小幅高で始まった後にマイナス圏へ反落しました。
東京時間序盤は豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ユーロドルが堅調に推移して1.26台を回復しました。
仲値過ぎ日経平均が反発をみせ前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
豪第2四半期経常収支は予想より強い−118.01億豪ドルでした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が堅調推移になりました。
ユーロ円が99円に迫るあたりまで上昇しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ユーロ豪ドルが1.23台を回復しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
上海株式市場は小幅高で始まり前日終値レベルで揉み合いました。
原油先物が97ドル台を回復しました。
午前11時過ぎからドル円がやや反落して揉み合いました。
アジアの株式市場が軟調推移になりました。
日経平均が前日比マイナス圏での推移になりました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
ドルストレートが揉み合い推移になりました。
オランダの首相が、
「スペインや伊を支援する際には財政再建など
明確な条件が必要。ユーロ共同債には反対。」
などの見解を示しました。
豪RBAが政策金利を市場予想とおり3.50%に据え置きました。
豪RBA声明では、
「金融政策は引き続き適切。
世界の成長見通しのリスクは依然下方向。
欧州の経済活動は縮小している。
豪州の上期の消費拡大は非常に堅調。
中国の成長は上期に尚かなり力強い。
交易条件は大幅に低下したがなお高い。
経済成長はトレンドに近い。
国の経済指標の軟化は短期的な成長に新たな不確実性。」
などが示されました。
豪ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが反発しました。
ユーロ豪ドルが1.23台を割り込みました。
ユーロドルやポンドドルがやや反落しました。
スイス第2四半期GDPは前期比で予想より弱い−0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比−8.38円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドル円が堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が一時99円台を回復する場面がありました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
オランダのフィナンシエーレ・ダグブラッド紙が、
「独連銀のバイトマン総裁はECBの債券買い入れへの反対で
完全に孤立している。」と報じました。
独ハンデルスブラッド紙が、
「スペイン経済相は今週のECB理事会と
2週間後の欧州財務相会合のあとに条件が明らかになるまでは
EUへの支援要請を控える方針。」と報じました。
その後、ドルストレートやクロス円がやや反落して揉み合いました。
英建設業PMI(8月)は予想より弱い49.0になりました。
ポンド売り反応がみられました。
欧生産者物価指数(7月)は予想より強い+1.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
スペイン2年債利回りが4月上旬以来となる3.24%に低下しました。
ギリシャ6ヶ月債の入札では、
「予定とおりの8.75億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い4.54%。
応札倍率が前回より低い1.95倍。」になりました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を拡大しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
独の財務省が、
「ギリシャは改革の義務を完全に実行すべき。
トロイカのギリシャに関する報告は10月になる。」
との発表をしました。
伊AGI通信が、
「ドラギECB総裁は非公開の欧州議会会合で、
分断化されたユーロ圏では金融政策が域内17ヶ国の
一部に対してしか効果を表さないために
ECBが物価安定を保証することができない、
ECB当局者は国債購入の計画を練っている、
詳細は6日の定例政策委員会で策定される、
ECBの行動は責務の範囲内、などと発言。」と報じました。
一部メディアが、スペイン当局者の見解として
「スペイン金融大手のバンキアへの資本増強では、
資本注入よりも債務を活用する可能性。」と報じました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.41185%に低下しました。
スペイン10年債利回りは6.652%あたりになりました。
伊10年債利回りは5.706%あたりになりました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「金融市場がユーロ圏の崩壊を織り込むことは受け入れられない。
欧州の金融市場の統合が市場の安定性に関する問題を解決する。
6月の利下げの効果は一部の部門で浸透していない。
銀行と債務問題が密接につながっていて相互作用があることが問題。
条件が合えばECBは金融監督の任務を果たす用意。
独立性の堅持が条件。」などの発言をしました。
NYダウは小幅安で始まりました。
米ISM製造業景況指数(8月)は予想より弱い49.6、
米建設支出(7月)は予想より弱い−0.9%になりました。
指標発表直後はドル売り動意がみられました。
ドル円が下落してドルストレートが反発しました。
NYダウが一時100ドル超下落しました。
その後、リスク回避の動意にドルストレートが反落しました。
クロス円が下落しました。
米10年債利回りが一時1.55%あたりに低下しました。
仏の大統領が、
「EU首脳は10月の会議でスペインと伊に関する解決策を合意へ。
国債利回りを低下させるための決定はECBを含むEUの機関の役割。」
などの発言をしました。
ドラギECB総裁が、
「ECBはユーロ存続のために債権購入を実施する必要がある。
購入する国債は残存期間が最大3年物。
ユーロ圏の経済状態は脆弱で不透明感が高まっている。
国債購入は加盟国の資金調達のためではない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが一時急進して激しい上下動になりました。
英サービス業PMI(8月)は予想より強い53.7になりました。
ポンドドルがロンドンフィックスにかけて一時急上昇しました。
その後、ユーロドルは再び軟調になりました。
IEA事務局長が、
「原油市場の供給は充分だが石油精製製品市場では逼迫の兆候。
IEAは市場を監視して加盟国と連絡を取っている。
必要に応じて対応する用意を整えている。」
などの発言をしました。
原油先物が96ドル台を割り込み下落しました。
NY時間後半はNYダウが下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りが1.58%当たりに上昇しました。
ドル円がISM後の下げを戻しました。
ドルストレートが下げ止まり揉み合いになりました。
米自動車販売のオートデータの集計(8月)では、
予想より強い年率換算1452万台になりました。
米10年債利回りは1.572%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−54.90ドルでこの日の取引を終えました。

<9月5日(水)>

ギリシャの国営シンクタンクKEPEが、
「現状で決定された債務再編ではギリシャの公的債務は持続不可能。
2020年までにGDP比120%まで公的債務を引き下げるという
EUとIMFとの目標も達成できない。
歳出削減の実施期間を2年間から4年間に引き延ばすことや、
金利引き下げや国有資産売却などの的を絞った政策介入が必要。」
との見解を発表しました。
独経済技術相が、
「ECBの国債購入はユーロ危機の恒久的な解決策にはならない。
マネーサプライの急増を招きインフレにつながる可能性。
ECBは金融の安定を責務としている。」
との見解を示しました。
独財務相が「ギリシャは第3次支援を期待することは出来ない。」
と発言しました。
オセアニア時間はドル買い傾向での推移になりました。
午前7時半頃からユーロドル主導でドルストレートが下落しました。
豪AIGサービス業指数(8月)は前月より弱い42.4になりました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
豪ドル米ドルが一時1.02台を割り込みました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円は一時下げた後に堅調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや軟調に推移しました。
豪第2四半期GDPは前期比で予想より弱い+0.6%でした。
発表直後は豪ドル売り反応がみられました。
仲値過ぎからドル円が反落する展開になりました。
ユーロドルやポンドドルがやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国HSBCサービス業PMI(8月)は前回値より弱い52.0でした。
市場反応は限定的でした。
宮尾日本銀行審議委員が、
「日銀の景気見通しは物価見通しの下振れリスクを意識。
海外経済の回復が遅れるリスクが高まっている。
日本経済全体としては改善の方向も気がかり。
必要な場合は細心かつ果断な措置が必要。
国債買い入れで企業と家計の信頼が改善すると長期金利に上昇圧力。
中国の新体制発足に伴う政策運営には目配りが必要。」
などの見解を示しました。
中国の財政相が、
「輸出情勢が楽観できず安定成長の維持はより困難になっている。」
との発言をしました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
豪ドルに一時反発の動きがみられました。
格付け会社のフィッチが、
「中国の銀行の収益は2013年にかけ悪化した。
バランスシートは下期にかけて悪化。格下げの可能性がある。」
との見解を発表しました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
原油先物は95ドル台前半で推移しました。
豪ドルが再び軟調推移になりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
日経平均は前日比−95.69円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は豪ドル米ドルなどが軟調に推移しました。
スペイン10年債利回りは6.607%あたりになりました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いで推移しました。
スイス消費者物価指数(8月)は予想より弱い−0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
フィンランド首相が、
「財政危機に直面するスペインや伊の国債の
ECBによる買い支えで奇跡は起こせない。
ECBの究極の目標は物価の安定。
与えられた権限を守らなければならない。」
などの発言をしました。
EUの大統領が、
「EUは安定を確実にするために必要な措置は全て講じる。
債務危機の容易な解決策はない。EUは危機を克服すると確信。
単一の金融政策の実施は困難になっている。
ユーロの防衛が対外政策の中核。」などの見解を示しました。
独サービス業PMI確報(8月)は予想とおりの48.3、
欧サービス業PMI確報(8月)は予想より弱い47.2になりました。
市場反応は限定的でした。
ドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
欧州の株式市場は揉み合いの後にマイナス圏推移になりました。
ダウ先物も軟調傾向で推移しました。
ユーログループ議長が6日ECB理事会に出席すると報道されました。
午後5時半頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
ポルトガル10年債利回りが2011年5月以来の9%割れになりました。
独の財務相が、
「ユーロは来年にはやや安定するが困難な状況はまだ収束しない。
今後1年間、ユーロは現在と同じ姿で存在するだろう。」
などの認識を示しました。
欧小売売上高(7月)は予想とおりの−0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
独10年債の入札では、
「目標上限50億ユーロに対して応札が39.3億ユーロ。
平均利回りが前回と同じ1.42%。
応札倍率が前回より低い1.1倍。」になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小して反発をみせました。
独仏の株式市場などが前日比プラス圏推移になりました。
英の株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
ユーロドルやポンドドルなどが反発上昇しました。
ドル円が再び反落する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.40985%に低下しました。
午後8時頃からドルストレートの反発が一服になり揉み合いました。
一部メディアが、ECBの関係筋の情報として、
「ECB総裁の計画は無制限かつ不胎化の債券購入を約束へ。
ECBの国債購入計は利回り上限の設定は控えるもよう。
ECBの国債購入計画に反対の政策委員は独連銀総裁だけ。
ECB購入計画の中心は期間3年までの国債にななる見込み。
ECBの計画はいかなる国債購入も条件付だと強調する見込み。」
などの報道をしました。
NY時間序盤はユーロドルやポンドドルが再び上昇しました。
ユーロ円やポンド円が上昇しました。
ポンドドルが1.59台を回復しました。
ユーロスイスがSNBのフラン上限変更の噂で上昇しました。
米第2四半期非農業部門労働生産性確報は予想より強い+2.2%、
米第2四半期労働コスト確報は予想より強い+1.5%でした。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
伊10年債利回りは5.536%あたりに低下しました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
加BOC政策金利は市場予想とおり1.00%に据え置きになりました。
加BOC声明では、
「現在の大規模な金融刺激策を控えめに
一定程度を解除することが適切になる可能性。
金融刺激の解除のタイミングや程度は
国内や世界の経済進展で慎重に検討される。
コアインフレはここ数ヶ月で予想より落ち着いている。」
などが示されました。
加ドルが上下動するも市場反応は限定的でした。
その後、加ドルなど資源国通貨が軟調になりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.59%あたりに上昇しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ドルストレートは堅調傾向の揉み合いになりました。
原油先物が一時95ドル台を割り込みました。
独の首相が、
「ECBによる一時的な短期国債の購入には賛成するが
無制限の購入には反対。
ドラギECB総裁もバイトマン独連銀総裁も支持する。」
との発言をしました。
仏の大統領が、
「6月29日の首脳会談の合意はECBの国債介入を許容する。」
との認識を示しました。
ロイター通信が
「ECBは今月に利下げを検討しない見通し。
ECBは新債券購入プログラムで優先債権者待遇を放棄する用意。
理事会では具体的な金利や利回りの目標は言及しない模様。
新たに買い入れた国債の不胎化を目指す。」
などの観測報道をしました。
格付け会社のフッチが「加のAAA格付けを確認。見通しは安定的。」
との発表をしました。
独仏の株式市場が前日比プラス圏で取引を終えました。
豪ドル米ドルが再び軟調に推移しました。
ユーロドルは小幅な揉み合いになりました。
ドル円が反発をみせました。
NYダウが反落して揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.596%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+11.54ドルでこの日の取引を終えました。

<9月6日(木)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
日経平均は小幅高で始まった後に反落して揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル円が堅調に推移しました。
ドルストレートは揉み合い推移になりました。
豪ドルはやや軟調に推移しました。
原油先物は95ドル台後半で推移しました。
ダウ先物はやや堅調傾向で推移しました。
豪新規雇用者数(8月)は予想より弱い0.88万人、
豪失業率(8月)は予想より強い5.1%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが一時下落した後に反発上昇しました。
ユーロドルなどに連れ高の動きがみられました。
午前10時半過ぎからドル円が反落しました。
日経平均がやや反発をみせて前日終値レベルで揉み合いました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
その後、ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
中国上海株式市場が上げ幅を縮小しました。
ユーロドルがやや反落して揉み合いにりました。
日与党の経済産業部門会議が、
「日銀に10兆円規模の外債購入を要請した。
インフレ目標を引き上げて2%も検討するよう求めた。」
との発表をしました。
東京時間後半はドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
中国上海株式市場が上げ幅をやや拡大しました。
日銀総裁が、
「着実な資産買入で間断なく金融緩和を推進していく。
資産買入残高の積み上げで今後も緩和効果はさらに強まる。
日銀は財政ファイナンスを目的とした国債買い入れは行わない。
外債購入は為替介入そのもの。
政府の為替介入の是非として議論すべき。
海外リスクをより認識する必要。
強い円のデメリットをより認識する必要。
通貨は経済ファンダメンタルズを反映すべき。
日本は信認を維持するため財政改革を進める必要。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比+0.75円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルが一時上昇をみせました。
ドル円は小幅上下動の揉み合いになりました。
英ハリファックス住宅価格(8月)は予想より弱い−0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
バローゾ欧州委員長が、
「現在、EUの一部は社会的緊急事態に直面している。
長期の失業が急速に増えている。金融危機は信頼の危機である。」
などの見解を示しました。
午後4時頃からユーロドルがやや反落して揉み合いになりました。
ドル円が反発する展開になりました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
豪ドル円などクロス円が堅調に推移しました。
スペイン2年債利回りが4月10日以来となる2.99%に低下しました。
スペイン10年債利回りが6.254%あたりに低下しました。
ユーロがやや反発して揉み合いました。
スペイン債の入札では、
「目標上限と同じ総額35億ユーロ発行。
2015年償還債では14.3億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い3.676%。
応札倍率が前回より低い1.8倍。」などになりました。
欧第2四半期GDP確報は前期比で予想とおりの−0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
OECD経済協力開発機構が、
「2012年のG7諸国のGDP成長見通しは1.4%。
2012年の米GDP成長見通しは2.3%に下方修正。
2012年の日本のGDP成長見通しは2.2%に上方修正。
2012年の独のGDP成長見通しは0.8%に下方修正。
ECBは条件付きで債券購入をすべき。ECBは利下げをすべき。」
などの見通しと見解を発表しました。
ギリシャの失業率(6月)は24.4%と過去最悪を更新しました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
独製造業受注指数(7月)は予想より強い+0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.40885%に低下しました。
原油先物が上昇して96ドル台で推移しました。
英BOEが市場予想とおり政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOE資産買入枠も市場予想とおり3750億ポンドに据え置かれました。
発表直後にポンド買い反応がみられましたが限定的でした。
欧ECBが政策金利を0.75%に据え置きました。
ユーロ買い反応がみられました。
ユーロドルやユーロ円が上昇しました。
豪ドルがやや反落して揉み合いました。
指標発表前にドル円やクロス円が上昇しました。
米ADP雇用統計(8月)は予想より強い+20.1万人になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円やクロス円が急上昇しました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.5万件になりました。
米失業保険継続受給者数は予想より弱い332.2万人になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドルストレートが反落しました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「ECBは国債購入プログラムを決定した。
ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見込み。
インフレ率は2013年に再び2%以下に低下する見通し。
ECBは欧州通貨同盟への完全に効果的な支援策を持つ。
ECBの新たな国債購入プログラムは流通市場で買い入れを実施。
厳格に責務の範囲内で独立して実施する。
決定は全会一致ではなく一人のメンバーが反対した。
資金繰りに陥った国がESMに支援を要請することが条件。
財政再建を怠れば購入を停止する。
新プログラムの詳細は別途発表文で明らかにする。
金融市場の緊張と高い不透明性が経済的信認とセンチメントに影響。
成長のリスクは下向き。ユーロは後戻りできない。
ECBの国債購入は条件付きで実施へ。
買い入れの条件はEFSFとESMプログラムに付随したもの。
ECB国債購入は無制限。期間1-3年の短期物に焦点。
ECBは民間債権者と同等の扱い。
完全に不胎化へ。証券買い入れは満期まで保有する。
新プログラムの買い入れ額を毎週公表。国別内訳は月次で公表。
対象諸国の国債が政府保証債なら最低格付け要件設けない。
今回の決定は物価安定目標を追求するために必要。
IMFの関与を模索、参加する意向なら歓迎する。
LTROについて協議しなかった。特定の利回り目標はない。
新プログラムOMTが信用面で良い結果につながる見込み。」
などが示されました。
ECBのスタッフ予想では、
「2012年のユーロ圏GDP見通しを−0.2%から−0.6%に下方修正。
2013年のユーロ圏GDP見通しを+1.4%から−0.4%に下方修正。
2012年のユーロ圏インフレ見通しを2.4%から2.6%に上方修正。
2013年のユーロ圏インフレ見通しを1.3%から2.5%に上方修正。」
などが示されました。
ユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルが一時1.26台を割り込みました。
独の首相が「スペインの改革を大いに尊重する。」
との発言をしました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
加ドルや豪ドルなど資源国通貨が上昇しました。
伊2年債利回りは2.355%あたりに低下しました。
ドル買い優勢の展開になりました。
米ISM非製造業総合景況指数(8月)は予想より強い53.7でした。
構成項目の雇用指数が53.8に改善しました。
ドル円が一時79円台を回復する場面がありました。
原油先物が一時97ドル台に上昇しました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
ユーロドルが反発上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫は742.6万バレルの減少でした。
原油在庫増も原油先物が96ドル台に反落しました。
独連銀が、
「ECB理事会ではバイトマン独連銀総裁は国債購入に反対した。
国債購入は政府ファイナンスにあまりに近過ぎる。
重要な構造改革を先延ばしにする措置。」との見解を示しました。
IMFの専務理事が、
「ECBの決定を歓迎。出来る範囲内で協力する用意がある。」
との発言をしました。
NYダウが240ドルほど上昇しました。
米10年債利回りは1.67%あたりに上昇しました。
伊の首相が、
「ECBの決定は納得のいく充分なガバナンスに向けたステップ。
自国がECBに支援を要請するかどうかに言及するには時期尚早。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「ECBの金融政策が財政問題を全て解決するわけではない。
財政再建に関して間違った方向に傾いてはいけない。」
との発言をしました。
NY時間後半はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
原油先物が軟調に推移しました。
NY時間終盤にかけてドルストレートがやや反落して揉み合いました。
金価格が半年振りに1700ドルを回復しました。
米10年債利回りは1.675%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+244.52ドルでこの日の取引を終えました。

<9月7日(金)>

オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合い推移になりました。
原油先物が軟調に推移して95ドル台を割り込みました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日経平均は大きく上昇して始まりました。
東京時間序盤はドル売り優勢の展開で始まりました。
豪ドル米ドルやユーロドルがやや上昇をみせました。
その後、主要通貨ペアが小幅な揉み合いで推移しました。
日財務相が、
「一般会計の支出額を9-11月に計5兆円抑制することにより、
11月末には財源がほぼ枯渇するおそれがある。
今後の状況次第ではさらなる抑制策が必要となりかねない。」
などの認識を示しました。
豪貿易収支(7月)は予想より弱い−5.56億豪ドルになりました。
豪ドル売り反応が一時みられましたが限定的でした。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
フィッチが「日本の複雑な政治が政策対応を阻害している。」
との見解を示しました。
日経平均が180円超の上昇になりました。
中国上海株式市場が一時4%以上の大幅高になりました。
豪ドルなど資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルが1.03台を回復しました。
日景気一致CI指数速報(7月)は予想より弱い92.8、
日景気先行CI指数速報(7月)は予想より強い91.8になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「中央銀行の措置が政府の行動にとって代わることはない。」
との認識を示しました。
スイス失業率(8月)は予想とおりの2.8%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+191.08円の8871.65円で週取引を終えました。
独貿易収支(7月)は予想より強い+169億ユーロ、
独経常収支(7月)は予想より弱い+128億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
スペイン10年債利回りは5月25日以来の5%台に低下しました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が上昇しました。
ドル円はやや反落して小幅な揉み合いになりました。
中国上海株式市場は3.7%高で取引を終えました。
原油先物は95ドル台で推移しました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.2678に上昇しました。
ユーロスイスが上昇しました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
日首相が、
「特例公債法案の次期国会での速やかな可決を願う。
国政の重要課題を中途半端に放置できない。
やるべきことをやり抜いた後、しかるべきときに信を問う。」
などの発言をしました。
午後5時頃からユーロドルがやや反落しました。
英の株式市場が反落して揉み合いました。
英鉱工業生産指数(7月)は予想より強い+2.9%、
英製造業生産高(7月)は予想より強い+3.2%、
英生産者物価指数コア(8月)は予想とおりの+1.2%でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ第2四半期GDPは前年比で予想より弱い−6.3%でした。
主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
その後、ユーロが再び反発をみせました。
英の株式市場が反発上昇しました。
独鉱工業生産指数(7月)は予想より強い+1.3%でした。
ユーロが堅調に推移しました。
ポンドが反落しました。
ユーロドルが1.27台を回復しました。
原油先物が96ドル台を回復しました。
米10年債利回りが1.7281%あたりに上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.40775%に低下しました。
指標発表前にドル円がやや反落しました。
米非農業部門雇用者数変化(8月)は予想より弱い+9.6万人、
米失業率(8月)は予想より強い8.1%、
米民間部門雇用者数(8月)は予想より弱い+10.3万人になりました。
ドル売り反応がみられました。
ドル円やクロス円が下落しました。
ドル円が78円台前半へ下落しました。
ユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ポンドドルが反発しました。
ダウ先物が下落して上下動の揉み合いになりました。
加雇用ネット変化率(8月)は予想より強い+3.43万人、
加失業率(8月)は予想とおりの7.3%、
加第2四半期労働生産性指数は予想より弱い−0.4%、
加住宅建設許可件数(7月)は予想より弱い−2.3%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
ユーロドルが1.27台後半へ上昇しました。
NYダウは小幅安で始まった後に前日終値レベルで揉み合いました。
米10年債利回りは1.60%あたりに低下しました。
原油先物が95ドル台を割り込みました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「ECBの国債購入計画は厳格で効果的な条件で行う。
ECBは全ての銀行を直接監督する必要はない。」
などの発言をしました。
米大統領経済諮問委員会CEAの委員長が、
「回復は継続しているが更に行動を起こす必要がある。」
との見解を示しました。
加Ivey購買部協会指数(8月)は予想より強い62.5でした。
加ドル買い反応がみられました。
スペイン10年債利回りが5.735%あたりに低下しました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロドルが一時1.28台を回復しました。
ドル円が一時78.01円まで下落しました。
EU大統領が、訪問中のギリシャで、
「ギリシャの未来はユーロ圏内にある。
構造改革を推進しなければならない。
ECBは大量のギリシャ国債を保有している。
今日の危機はギリシャだけではない。」などの発言をしました。
ロムニー共和党大統領候補が、
「FRBの量的緩和QEは思ったほど効果はない。
オバマ大統領はFRBに景気浮揚を委ねているが、
雇用創出のための政策提案に切り替えるべき。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場はプラス圏で取引を終えました。
NY時間後半はドル円がやや反発をみせました。
ドルストレートが揉み合い推移になりました。
原油先物が96ドル台に反発しました。
米10年債利回りが1.65%あたりに上昇しました。
加BOC総裁が、
「資源ブームによる加ドル高が製造業など他の輸出に悪影響を
与えるオランダ病に加経済が陥っているとの認識は間違い。
2002年来の加ドル高は50%は資源上昇によるが40%はドル安による。
労働市場についてはリーマンショック以降でも底堅く推移。」
などの発言をしました。
NYダウが終盤にかけて前日比プラス圏へ反発しました。
ユーロドルが1.28台を再び回復しました。
米10年債利回りは1.666%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+14.64ドルの13306.64ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<9月9日(日)>

中国消費者物価、中国生産者物価、中国鉱工業生産、
中国小売売上高(8月)などが発表予定となっています。

<9月10日(月)>

朝7時45分にNZ第2四半期製造業売上高、
朝8時50分に日第2四半期GDP二次速報、
同朝8時50分に日第2四半期GDPデフレータ二次速報、
同朝8時50分に日貿易収支(8月)、日経常収支(8月)、
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(7月)、
午前(時間未定)中国貿易収支(8月)、
午後2時に日消費者態度指数(8月)、
午後3時に日景気ウォッチャー調査現状判断DI(8月)、
同午後3時に日景気ウォッチャー調査先行き判断DI(8月)、
午後3時45分に仏鉱工業生産(7月)、
深夜4時に米消費者信用残高(7月)、
などが予定されています。
(日)・中国の指標には注目です。

<9月11日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(8月)、
午後2時に仏第2四半期非農業部門雇用者確報、
午後3時に日工作機械受注速報(8月)、
午後5時半に英商品貿易収支(7月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(8月)、
夜9時半に米貿易収支(7月)、
同夜9時半に加国際商品貿易(7月)、
深夜2時に米3年債の入札、
などが予定されています。
米の指標には一応注目です。
また、ダボス会議が開催されます。

<9月12日(水)>

朝8時50分に日第三次産業活動指数(7月)、日機械受注(7月)、
同朝8時50分に日国内企業物価指数(8月)、
午前10時半に豪第2四半期新規住宅、
午後2時半に仏消費者物価指数(8月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(8月)、
午後5時半に英失業率(8月)、英失業保険申請件数(8月)、
午後6時に欧鉱工業生産指数(7月)、
夜9時半に米輸入物価指数(8月)、
夜11時に米卸売在庫(7月)、
深夜2時に米10年債の入札、
などが予定されています。
英の指標には注目です。
また、独連邦憲法裁判所がESMと新財政協定へ審決の予定です。

<9月13日(木)>

朝6時にRBNZ政策金利、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(8月)、
午後4時半にスイスSNB政策金利、
午後5時にECB月例報告、
夜9時半に米生産者物価指数(8月)、米生産者物価指数コア(8月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜9時半に加第2四半期設備稼働率、加新築住宅価格指数(7月)、
深夜1時半に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
深夜2時に米30年債の入札、
深夜3時に米FOMC経済・金利見通し公表、米月次財政収支(8月)、
深夜3時15分からバーナンキFRB議長記者会見、
などが予定されています。
(スイス)・米の指標には注目です。
また、この日からG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されます。

<9月14日(金)>

午後1時半に日鉱工業生産指数確報(7月)、
午後6時に欧消費者物価指数確報(8月)、
夜9時半に米消費者物価指数(8月)、米消費者物価指数コア(8月)、
同夜9時半に米小売売上高(8月)、
同夜9時半に加製造業売上高(7月)、
夜10時15分に米鉱工業生産指数(8月)、米設備稼働率(8月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数速報(9月)、
夜11時に米企業在庫(7月)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。
また、ギリシャが救済融資受け入れの緊縮策を発表予定です。
翌日にユーロ圏財務相会合が予定されています。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初81.21で始まり、
軟調傾向で推移して週末の米雇用統計を受けて80.25に下落して終値
となりました。ドル安の1週間になりました。
一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は先週末に0.40775%と引き続き
低下しました。そして、NYダウは週間で215.8ドル上昇して年初来高
値を更新して13306.64ドルで週の取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、4日の米ISM製造業景況指数(8月)が予想
より弱い49.6、米建設支出(7月)が予想より弱い−0.9%、5日の米第
2四半期非農業部門労働生産性確報が予想より強い+2.2%、米第2
四半期労働コスト確報が予想より強い+1.5%、6日の米ADP雇用統計
(8月)が予想より強い+20.1万人、米新規失業保険申請件数が予想よ
り強い36.5万件、米失業保険継続受給者数が予想より弱い332.2万人、
米ISM非製造業総合景況指数(8月)が予想より強い53.7、(構成項目の
雇用指数が53.8に改善)、そして、週末7日の米非農業部門雇用者数
変化(8月)が予想より弱い+9.6万人、米失業率(8月)が予想より強い
8.1%、米民間部門雇用者数(8月)が予想より弱い+10.3万人、などに
なりました。米製造業の低迷とサービス業の改善がみられ、雇用関連
の指標がまちまちの結果になりました。

また、先週の米要人発言では、7日に米大統領経済諮問委員会CEAの
委員長が「回復は継続しているが更に行動を起こす必要がある。」
との認識を示し、同日にロムニー共和党大統領候補が「FRBの量的
緩和QEは思ったほど効果はない。オバマ大統領はFRBに景気浮揚を
委ねているが、雇用創出のための政策提案に切り替えるべき。」
と発言するなどありましたが、FOMC前のブラックアウト期間入りの
ため地区連銀総裁やFRB理事らの目立った発言はありませんでした。

今週の米主要経済指標では、10日深夜に米消費者信用残高(7月)、
11日に米貿易収支(7月)、12日に米輸入物価指数(8月)と米卸売在庫
(7月)、13日に米生産者物価指数(8月)と米生産者物価指数コア(8月)
に米新規失業保険申請件数、そして同日深夜にFOMC政策金利および
FOMC声明とFOMC経済・金利見通しの発表にバーナンキ議長記者会見、
14日に米小売売上高(8月)と米消費者物価指数(8月)に米消費者物価
指数コア(8月)と米鉱工業生産指数(8月)に米設備稼働率(8月)および
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(9月)と米企業在庫(7月)、など
が予定されていますが、13日深夜の米FOMCおよびバーナンキFRB議長
の記者会見が一番の注目材料になります。

米FOMCでは米雇用統計が弱かったこともありQE3への期待が高まって
いて先行織り込みが進んでいますが、ドルインデックスの週足では
MA200とMA50もほぼ重なる80の節目のポイントを迎えます。米FOMC
まではQE3への期待で米ドル安が進む可能性が高そうですが、11月の
米大統領選も迫る中にあって、米FOMCで切り札のQE3のカードを切る
のかが注目されます。何らかの緩和策が取られる可能性が高そうで
すが、もしも超低金利の時間軸の延長などに留まりQE3が見送りと
なった場合にはドル巻き戻しの動きもありえることから、米FOMCの
発表の当日の相場動向が大いに注目されます。QE3が発表となっても
あるいはQE3が見送られても、いずれにしても13日はドル相場が大き
く動きそうです。


円については、先週の日経済指標では、7日に日景気一致CI指数速報
(7月)が予想より弱い92.8、日景気先行CI指数速報(7月)が予想より強
い91.8、などがありましたが市場の注目度は高くありませんでした。

先週の日要人発言では、5日に宮尾日本銀行審議委員が「日銀の景気
見通しは物価見通しの下振れリスクを意識。海外経済の回復が遅れる
リスクが高まっている。日本経済全体として改善の方向も気がかり。
必要な場合は細心かつ果断な措置が必要。国債買い入れで企業と家計
の信頼が改善すると長期金利に上昇圧力。中国の新体制発足に伴う政
策運営には目配りが必要。」、6日に日銀総裁が「着実な資産買入で
間断なく金融緩和を推進していく。資産買入残高の積み上げで今後も
緩和効果はさらに強まる。日銀は財政ファイナンスを目的とした国債
買い入れは行わない。外債購入は為替介入そのもの。政府の為替介入
の是非として議論すべき。海外リスクをより認識する必要。強い円の
デメリットをより認識する必要。通貨は経済ファンダメンタルズを反
映すべき。日本は信認を維持するため財政改革を進める必要。」、
7日に日財務相が「一般会計の支出額を9-11月に計5兆円抑制するこ
とにより、11月末には財源がほぼ枯渇するおそれがある。」、同日に
日首相が「特例公債法案の次期国会での速やかな可決を願う。国政の
重要課題を中途半端に放置できない。やるべきことをやり抜いた後、
しかるべきときに信を問う。」、などがありました。

また、6日に日与党の経済産業部門会議が「日銀に10兆円規模の外債
購入を要請した。インフレ目標を引き上げて2%も検討するよう求め
た。」との発表をしました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、10日に日第2四半期GDP二次
速報と日第2四半期GDPデフレータ二次速報に日貿易収支(8月)と日経
常収支(8月)に日消費者態度指数(8月)と日景気ウォッチャ調査(8月)
11日に日工作機械受注速報(8月)、12日に日第三次産業活動指数(7月)
と日機械受注(7月)に日国内企業物価指数(8月)、14日に日鉱工業生産
指数確報(7月)、などが予定されていますが、市場の注目度はそれほど
高くはないようです。

先週のドル円相場は、週初3日に78.34で始まり6日のロンドン時間
前半まで78.19から78.53の範囲での小幅な揉み合い推移となりました
が、NY時間の序盤に発表された米ADP雇用統計(8月)が予想より強い
+20.1万人になったことや米ISM非製造業総合景況指数(8月)が予想
より強い53.7になったことなどを背景に一時79.03まで上昇する展開
になりました。その後は78.85から79.02の範囲の膠着した状態となり
ましたが、週末7日の米雇用統計の発表前あたりから軟調になって、
市場予想を大きく下回る米雇用統計の結果に78.01まで下落する展開
になり、終盤にやや戻して78.25で週の取引を終えました。
週間で1円程度の上下動の相場展開になりました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週中盤の揉み
合いゾーン高値78.53での売り買いの攻防が注目されます。ここを上
抜けた場合は、79.00の「00」から先週高値の79.03が注目されます。
さらに上昇した場合は8月21日の揉み合い高値の79.52アラウンドが
注目されます。また、下落となった場合は、まずは先週安値の78.01
から78.00の「00」ポイント・アラウンドでの売り買いの攻防が注目
されます。ここを下抜けた場合は、8月1日安値の77.91、さらに下
落した場合は6月1日安値77.66のポイントなどでの攻防が注目され
ます。ここを下抜けた場合は、2月初旬の安値アラウンドでもある
76.00の「00」ポイントなどが注目されますが、77円台割れでは日本
の当局の円高牽制発言がありそうです。

先週は米雇用統計がありましたが、ドル円は78円台のレンジ抜けには
なりませんでした。今週は13日深夜に米FOMCおよびバーナンキFRB
議長の会見があることでレンジ抜けとなる可能性がありそうです。
13日の米FOMCまではQE3への期待で米ドル安が進む可能性が高そうで
すが、もしも米FOMCでQE3が見送りとなった場合にはドル巻き戻しの
動きもありえることから、米FOMCの発表の当日の相場動向が大いに
注目されます。いずれにしても13日はドル円相場が大きく動きそう
です。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、3日の独製造業PMI
確報(8月)が予想より弱い44.7、欧製造業PMI確報(8月)が予想より弱
い45.1、4日の欧生産者物価指数(7月)が予想より強い+1.8%、
5日の独サービス業PMI確報(8月)が予想とおりの48.3、欧サービス
業PMI確報(8月)が予想より弱い47.2、欧小売売上高(7月)が予想とお
りの−0.2%、6日の欧第2四半期GDP確報が前期比で予想とおりの
−0.2%、独製造業受注指数(7月)が予想より強い+0.5%、ECBの政
策金利は0.75%に据え置き、7日の独貿易収支(7月)が予想より強い
+169億ユーロ、独経常収支(7月)が予想より弱い+128億ユーロ、
独鉱工業生産指数(7月)が予想より強い+1.3%、などになりました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

3日、ギリシャのトビマ紙「ギリシャ財務相が独財務相とギリシャ
支援計画の条件履行の期限を2年間延長して2016年とする可能性に
ついて協議。」、スペイン経済相が「スペイン銀救済のために1000
億ユーロまで使う必要はない可能性。」、AFP通信「スペイン南部の
アンダルシア自治州は中央政府に財政支援を要請する方針を明らか
にした。」、独財務相「ESMは12日で施行させると確信している。」
レーン欧州委員「ユーロ共同債は欧州財務省の変更を要する。共同
債は共通の債務決定を要する。ECBはユーロ圏の銀行のために最も
重要な責任が必要。制限のある同等もしくは共通の債券を売ること
は可能。」、WSJ紙「ブルガリアはこれまで進めてきたユーロ導入
計画を現在はメリットがないとして放棄した。」、

4日、ムーディーズ「EUの格付けAAAの見通しを安定的からネガティ
ブに変更する。」、オランダの首相「スペインや伊を支援する際には
財政再建など明確な条件が必要。ユーロ共同債には反対。」、
独ハンデルスブラッド紙「スペイン経済相は今週のECB理事会と2週
間後の欧州財務相会合のあとに条件が明らかになるまではEUへの支援
要請を控える方針。」、独財務省「ギリシャは改革の義務を完全に実
行すべき。トロイカのギリシャに関する報告は10月になる。」、
ECBのアスムセン専務理事「条件が合えばECBは金融監督の任務を果た
す用意。独立性の堅持が条件。」、ドラギECB総裁「ECBはユーロ存続
のために債権購入を実施する必要がある。購入する国債は残存期間が
最大3年物。ユーロ圏の経済状態は脆弱で不透明感が高まっている。
国債購入は加盟国の資金調達のためではない。」、

5日、ギリシャの国営シンクタンクKEPE「現状で決定された債務再編
ではギリシャの公的債務は持続不可能。2020年までにGDP比120%まで
公的債務を引き下げるというEUとIMFとの目標も達成できない。歳出
削減の実施期間を2年間から4年間に引き延ばすことや、金利引き
下げや国有資産売却などの的を絞った政策介入が必要。」、
独経済技術相「ECBの国債購入はユーロ危機の恒久的な解決策にはな
らない。マネーサプライの急増を招きインフレにつながる可能性。
ECBは金融の安定を責務としている。」、独財務相「ギリシャは第3
次支援を期待することは出来ない。」、フィンランド首相「財政危機
に直面するスペインや伊の国債のECBによる買い支えで奇跡は起こせ
ない。ECBの究極の目標は物価安定。与えられた権限を守る必要。」
EUの大統領「EUは安定を確実にするために必要な措置は全て講じる。
債務危機の容易な解決策はない。単一の金融政策の実施は困難にな
っている。ユーロの防衛が対外政策の中核。」、
一部メディア「ECB総裁の計画は無制限かつ不胎化の債券購入を約束
へ。ECBの国債購入計は利回り上限の設定は控えるもよう。ECB購入
計画の中心は期間3年までの国債にななる見込み。ECBの計画はいか
なる国債購入も条件付だと強調する見込み。」、
独の首相「ECBによる一時的な短期国債の購入には賛成するが無制限
の購入には反対。ドラギECB総裁もバイトマン独連銀総裁も支持。」
ロイター通信「ECBは今月に利下げを検討しない見通し。ECBは新債券
購入プログラムで優先債権者待遇を放棄する用意。理事会では具体的
な金利や利回りの目標は言及しない模様。新たに買い入れた国債の
不胎化を目指す。」、

6日、バローゾ欧州委員長「現在、EUの一部は社会的緊急事態に直面
している。長期の失業が急速に増加。金融危機は信頼の危機。」、
スペイン2年債利回りが4月10日以来となる2.99%に低下。
ギリシャの失業率(6月)は24.4%と過去最悪を更新。
独連銀「ECB理事会でバイトマン独連銀総裁は国債購入に反対した。
国債購入は政府ファイナンスにあまりに近過ぎる。重要な構造改革を
先延ばしにする措置。」、IMFの専務理事「ECBの決定を歓迎。出来る
範囲内で協力する用意がある。」、伊首相「ECBの決定は納得のいく
充分なガバナンスに向けたステップ。自国がECBに支援を要請するか
どうかに言及するには時期尚早。」、独財務相「ECBの金融政策が財
政問題を全て解決するわけではない。財政再建に関して間違った方向
に傾いてはいけない。」、(ドラギECB総裁の記者会見は別掲)

7日、ギリシャ第2四半期GDPは前年比で予想より弱い−6.3%。
ECBのコンスタンシオ副総裁「ECBの国債購入計画は厳格で効果的な
条件で行う。ECBは全ての銀行を直接監督する必要はない。」、
EU大統領「ギリシャの未来はユーロ圏内にある。構造改革を推進し
なければならない。ECBは大量のギリシャ国債を保有している。」、
などがありました。

そして、6日のドラギECB総裁の記者会見では「ECBは国債購入プロ
グラムを決定した。ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見込み。
インフレ率は2013年に再び2%以下に低下の見通し。ECBは欧州通貨
同盟への完全に効果的な支援策を持つ。ECBの新たな国債購入プログ
ラムは流通市場で買い入れを実施。厳格に責務の範囲内で独立して
実施する。決定は全会一致ではなく一人のメンバーが反対した。
資金繰りに陥った国がESMに支援を要請することが条件。財政再建を
怠れば購入を停止する。新プログラムの詳細は別途発表文で明らかに
する。金融市場の緊張と高い不透明性が経済的信認とセンチメントに
影響。成長のリスクは下向き。ユーロは後戻りできない。ECBの国債
購入は条件付きで実施へ。買い入れ条件はEFSFとESMプログラムに
付随したもの。ECB国債購入は無制限。期間1-3年の短期物に焦点。
ECBは民間債権者と同等の扱い。完全に不胎化へ。証券買い入れは満
期まで保有する。新プログラムの買い入れ額を毎週公表。国別内訳は
月次で公表。対象諸国の国債が政府保証債なら最低格付け要件は設け
ない。今回の決定は物価安定目標を追求するために必要。IMFの関与
を模索、参加する意向なら歓迎する。LTROについて協議しなかった。
特定の利回り目標はない。新プログラムOMTが信用面で良い結果につ
ながる見込み。」などが示されました。


先週のユーロドル相場は、週初3日に1.2571で始まり揉み合いを経て
ドラギECB総裁の「ECBによる3年物国債購入は条約違反にはならない
可能性。」との発言を背景にロンドンフィックスにかけて1.2610まで
上昇しました。その後、やや軟調傾向の揉み合いを経て、4日の東京
時間前半に1.2627まで上昇しましたが、ロンドン時間から株式市場の
軟調を背景にユーロドルも軟調推移になりました。その後、ギリシャ
の国営シンクタンクKEPEの「現状で決定された債務再編ではギリシャ
の公的債務は持続不可能。EUとIMFとの目標も達成できない。」との
発表や、独財務相の「ギリシャは第3次支援を期待することは出来な
い。」との発言もあり5日の東京時間に1.25台半ばを割り込み、
フィンランド首相の「財政危機に直面するスペインや伊の国債のECB
による買い支えで奇跡は起こせない。」との発言や株式市場の軟調に
ロンドン時間序盤に1.2501まで下落する展開になりました。
しかしその後、ポルトガル10年債利回りが2011年5月以来の8%台に
低下するとともに、6日のECB理事会にユーログループ議長が出席す
るとの報道による思惑買いや、ECBの関係筋の情報とする「ECB総裁の
計画は無制限かつ不胎化の債券購入を約束へ。」とのECBの6日発表
予定の内容をリークする報道があり、ロンドンフィックスにかけて
1.2624まで急上昇する展開になりました。その後、小幅な揉み合い
を経て、スペイン債の入札が無事に通過したことや、一部で利下げ
観測のあった政策金利をECBが0.75%に据え置いたことで1.2651まで
上昇しましたが、ECBのスタッフ予想で「2012年のユーロ圏GDP見通し
を−0.2%から−0.6%に下方修正。」されたことも背景に、ドラギ
ECB総裁の記者会見が始まると“Sell the fact”の売りに一時1.2561
まで下落する展開になりました。しかしその後、反発に転じてロンド
ンフィックスにかけて1.2643あたりまで上昇する展開になりました。
その後は小幅な揉み合いとなりましたが、週末7日のロンドン時間
から堅調に推移して、その後に発表された米雇用統計が弱かったこと
によるドル売り動意に急上昇して1.2816で週の取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、12日に独消費者物価指数
確報(8月)と欧鉱工業生産指数(7月)、13日にECB月例報告、14日に欧
消費者物価指数確報(8月)などがありますが、ユーロドルでは対ドル
通貨ペアとして13日の米FOMCおよびバーナンキFRB議長の記者会見が
注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合はまずは日足の200日
線の1.2840アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は1.2900の「00」ポイント、さらに上昇した場合
は2月中旬から4月中旬にかけてのサポートでもあった心理的節目
でもある1.3000の「000」が重要なポイントととして注目されます。
また、下落となった場合はまずは1.2800の「00」ポイントでの攻防
が注目されます。ここを下抜けた場合は1.27の「00」ポイント、
さらに下落した場合は6日高値の1.2651のポイント、ここを下抜けた
場合は1.2600の「00」ポイント、さらに下落した場合は5日安値の
1.2501から1.2500の「00」ポイントなどでの攻防が注目されます。

ECBが新国債購入プログラムOMT“Outright Monetary Transactions”
を決定したことで、ユーロの選好が続きユーロドルは1.3000を目指す
可能性がありますが、9月12日のESMなどにかかわる独憲法裁判所の
審決と、対ドル通貨ペアとして13日の米FOMCが相場動向の焦点となり
そうです。独憲法裁判所の審決については合憲判断が市場のコンセン
サスとなっていて、合憲判断となった場合はESMが始動の運びとなり、
ユーロの選好をさらに後押しすることなりますが、米FOMCについては
何らかの緩和策が取られる可能性が高いものの、超低金利の時間軸の
延長などに留まりQE3が見送りとなった場合には、ドル巻き戻により
ユーロドルの下落の可能性もありえることから注意が要りそうです。
また、米FOMCでQE3が決定された場合にはドル売り動意でユーロドル
の更なる上昇の可能性があります。ただ、1.3000はかなり強い上値
抵抗となりそうです。

ECBがOMTのカードを切ったことで、悪材料となるギリシャの国営シン
クタンクKEPEの「現状で決定された債務再編ではギリシャの公的債務
は持続不可能。EUとIMFとの目標も達成できない。」との報告や、
ギリシャの失業率(6月)が過去最悪の24.4%になったことなどは、
ほとんど無視されている格好ですが、ユーロ圏の経済状況は良いもの
ではなく、切り札を切ってなお下落に転じた場合には深くなる可能性
がありそうです。いずれにしてもFOMCが注目の焦点になりそうです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その21 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十一話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジンさん。今日は何の話だい。』

「そうじゃのう…。今日は第15話で飛ばしてしもうた
 裁量の話でもしようかのう…。」

『ジイさん、あんときは急に気が変わって、
 勝ちやすい相場つきと負けやすい相場つきの話に
 変っちまったからなぁ…。』

「あははっ。そうじゃったのう…。ところで…、
 お前さんは裁量についてどのように思っとるのかね。」

『自己判断でトレードすることだろう…。
 そんなの曖昧でいいい加減なものだ。
 テクニカル的なルールに則り
 余事を交えず執行することが大切だろうがっ。』

「ふむ…。それも立派な考え方じゃ…。
 裁量には自己の判断のみで行う完全裁量と、
 基本的なルールがあり、その範囲の中において
 適用の判断として裁量を行うものとがあるが
 トレードで言うところの裁量は後者となるのではないかのう。」

『ふん…。そもそもルールがあっても裁量の余地があるなどとは
 そのトレード・ルール自体が
 いい加減なものということじゃないか。
 裁量が無いことのほうが良いに決まっているじゃないか。』

「そのルールが一義において完全無欠のものであればのう…。
 たとえばじゃが…、
 信号が青になればルールにおいて車の進行は問題なくても、
 直前にまだ横断歩道を渡りきれていない人がいる場合は
 いくら後ろの車からクラクションを鳴らされても
 信号が青であっても車を進行させることはできないものじゃ。」

『おい。いい加減な詭弁を言うなジイさんよ。
 そんなもの歩行者保護義務という別のルールが
 優先適用されるだけじゃないか。』

「ふむ…。ルールの優先適用…、そのとおりじゃ。
 ただ、ここで認識しなくてはならないことは
 一義のルールに則り信号が青なら車をいつも進行させても良い、
 とは限らない、ということじゃ…。」

『……。』

「このようなことはトレードにもあるものなのじゃよ。」

『……。』

「システムトレードが盛んになるにつれて
 『裁量=悪いこと』『裁量が無いことは良いこと』
 のような風潮があるものじゃが、
 トレードはテクニカル的に『場合の適用』の余地もないくらい、
 完全無欠の単一のルールの構築は難しいことじゃ。」

『……。』

「完全にテクニカルのみに従いトレードすることも
 それはそれで立派なこととは思うが…、そもそも
 相場はテクニカルのみで動いているものなのじゃろうか。」

『どういう意味だよ。』

「価格には全ての事象が織り込まれているわけじゃが、
 もしかすると『過去の』ということなのかもしれないでのう。
 未来の未確定の要素が加わって事象が変化していく
 こともあるのではないかのう…。」

『……。』

「もっと端的に言うと…、
 重要経済指標の発表でのサプライズや不測の要人発言や
 格付け会社の発表などで、テクニカルとして
 理外の動きとなることもあるのではないかのう…。」

『そりゃそうかもしれないけどさぁ。
 たとえば週足もテクニカル的に有効だと思うけど、
 その週足チャートの形成において
 どれだけの経済指標の発表やどれだけの要人発言や
 どれだけの格付け会社の発表があったのだろうか。
 数多いそれらの不確定要因があっても
 それでもテクニカルは有効なものではないのかい。』

「ふむ…。テクニカルとファンダメンタルズ…、
 これは壮大なテーマでいつの日かまた話したいと思うがのう…、
 短期的には無視ができない不確実性の要因として、
 たとえば重要経済指標の直前はトレードを控える、
 などの裁量の余地はあってもよいのではなかろうかのう。」

『うーん。あんまり納得できないがなぁ…。
 確かに「短期的には不確実性の要因」とはなるのだろうな。』

「不確実性は保有ポジションにとって
 良く働く場合も、悪く働く場合もあるが、
 発表時間などがわかり得る不確実性を排除する裁量は
 許容されるべきものではないだろうかのう…。」

『……。』

「そして、小さなローソク足が多く示現している低ボラ状況(A)
 ヒゲの多い(あるいはローソク足の実体より長いヒゲ) 状況(B)
 陰線と陽線の混合率が高い状況(C)、乱高下の状況(D)
 などでのトレードを避けていくのも、
 負けを減じていくために大切な裁量となることがあるものじゃ。」

『……。』

「また、裁量の要素となりえるものは、その要素によっては、
 『部分的トレード』のヒントになることもあるものじゃ。」

『ジイさん、どういうことだよ。』

「たとえば重要経済指標発表を単独的に切り取るように利用した
 いわゆる『指標発表トレード』としたり、
 また、窓空けは統計的に埋まりやすいことで
 『窓埋めを狙うトレード』としたりじゃ。」

『……。』

「もっとも…、窓空けについては、
 主要トレンドと反対方向に空いた窓はより埋まりやすく、
 トレンド方向へ空いた窓は埋まらないことも少なくないこと、
 また、窓が埋まらない場合は窓空け方向に価格が進みやすいこと、
 などということも知っておくと、
 『部分的トレード』のヒントになるものじゃ。」

『……。』

「またユーロドルなどでは、ロンドンフィックスにかけて
 『その日の高値もしくは安値をつけることがとても多い』、
 なんてことも知っておくと、
 『部分的トレード』として裁量考慮に役立つものじゃ。」

『ふーん。そんなことがあるのか…。』

「その他にも、市場替わりでは短期的に相場が変化しやすい、
 なんてことも、短期トレードのヒントになり得るものじゃ。」

『……。』

「テクニカル・ルールだけで教条的にトレードするのも、
 それはそれでよいこととは思うがのう…。
 もしも、トレードがテクニカルのルールの
 完全執行が目的ではなく、『儲けることが目的』であるならば、
 裁量要素を知ることは決して無益なことなどではなく、
 柔軟なトレードをするという意味においても、
 『役立つもの』ではないのではなかろうかのう…。」

『裁量を敵視して忌み嫌う必要もない、というわけか…。
 ところで来週は何の話だい。』

「トレードと天気予報の話か…、もしくはそうじゃのう…、
 気難しいお前さんと一緒にトレードにかかわる
 思考実験の話でもしてみようかと思っとるのじゃがのう。」

『あははっ。言いやがったな、ジイさんめ…。
 まぁ、楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX トレードと凡事のお話 その20


ロンドンのパラリンピックで柔道の正木選手が
金メダルを獲得しましたね。

●先週の主な出来事

<8月27日(月)>

独の首相が先週末に、
「独憲法裁判所が救済基金に合憲判断下すと確信。」
との発言をしました。
独連銀総裁が先週末に、
「中銀の国債購入は麻薬のような依存性を伴うリスク。
紙幣増刷を通じた国家債務の引き受けにあまりにも近すぎる。」
との認識を示しました。
複数のメディアが、
「バーナンキFRB議長が米議会に宛てた書簡で
FRBには追加の政策を実施する余地があると述べていた。」
との報道をしました。
週明けは豪ドル米ドルが上窓を空けて始まりました。
その後、豪ドル米ドルがやや反落する展開になりました。
独シュピーゲル誌が、
「独首相はEU拡大に新たな法的根拠を与える協定で
年内の決定を望んでいる。」と報じました。
リアルニュースが、
「ギリシャが117億ユーロの政府支出削減を
9月初めに確定する方針。」と報じました。
オセアニア時間はドル円が反発をみせました。
ドルストレートは反落する展開になりました。
ダウ先物はやや上昇して始まった後に反落して揉み合いました。
英ホームトラック住宅調査(8月)は前月値と同じ−0.1%でした。
米WSJ紙が、ECB関係者の発言として、
「ECBは厳しい状況にある国々の短期国債利回りについて、
非公開で柔軟な利回り目標を設定することを検討している。
ECBは6日の会合までに最終的な結論を下さないだろう。」
との観測報道をしました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
ドル買いが優勢の展開で推移しました。
ドル円が堅調に推移しました。
午前10時過ぎに豪ドル米ドルが一時急落する場面がありました。
その後、ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は3年半ぶりの安値を更新しました。 
ドル円がしだいに反落しました。
ダウ先物は揉み合い傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「韓国の格付けをAa3に引き上げる。見通しは安定的。」
との発表をしました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
原油先物は97ドル台に上昇しました。
日経平均がやや上げ幅を縮小しました。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
東京時間終盤にユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
日経平均は前週末比+14.63円で大引けになりました。
独輸入物価指数(7月)は予想より弱い+0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
ユーロドルが一時1.25台を割り込みました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
英国はサマー・バンクホリデーでした。
中国上海株式市場は下落幅を拡大して取引を終えました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
ユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
独IFO景気動向指数(8月)は予想より弱い102.3でした。
市場反応は限定的でした。
独IFOのエコノミストが、
「独国内企業の輸出予想はここ3年で初めてマイナスとなった。
ユーロ危機はドイツ経済に重石となりさらに弱める。
小売と卸売は8月の調査で特に沈んだ。
さらなるECBの利下げは助けにはならない。」
などの見解を示しました。
ダウ先物や欧州の株式市場がやや反落して揉み合いました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
スペイン10年債利回りは6.400%あたりになりました。
独12ヶ月債の入札では、
「発行額が19.75億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い−0.025%。
応札倍率が前回より低い2.0倍。」になりました。
シカゴ連銀総裁が、
「米景気回復を支えるため強力な措置講じるべき時期。
債券買い入れは失業率の持続的低下など
明確な改善がみられるまで続けるべき。」
などの見解を示しました。
EU欧州連合が、
「トロイカ調査団は9月初旬にギリシャ入りする。
調査は多分数週間かかるだろう。」との発表をしました。
午後7時過ぎに欧州の株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
スイスSNB総裁が、
「スイスフランに上限を設けることは絶対的に必要。
フランの上限策はスイス経済の安定をもたらした。」
との発言をしました。
NY時間序盤はダウ先物が反落しました。
主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
米10年債金利は1.65%あたりに低下しました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
ドルストレートやクロス円がやや下落して揉み合いました。
欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
原油先物が一時95ドル台を割り込み下落しました。
ダラス連銀製造業活動指数(8月)は予想より強い−1.6%でした。
市場反応は限定的でした。
ECBのSMP統計では24週連続で国債購入がありませんでした。
ロンドンフィックス過ぎに一時NYダウがプラス圏へ反発しました。
欧州の株式市場は終盤上げ幅を拡大して取引を終えました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向の揉み合いで推移しました。
EBCのアスムセン専務理事が、
「債券購入計画の詳細に関しては来週の理事会で協議。
ECBより前に救済基金が購入するほうが好ましい。
債券購入計画は劣後化の問題を生む。
ギリシャは更なる構造改革が必要。」などの発言をしました。
NYダウが前週末終値レベルで揉み合いました。
仏の大統領が、
「国債利回りについて行動すべき時機。ユーロは後戻りできない。
ユーロについての決定は10月18日には完了を望む。」
との発言をしました。
クリーブランド連銀総裁が、
「QEは効果的だがいっそうの分析が必要。
さらに金利低下を促す政策は金融安定化を損なう恐れ。
米経済は成長が継続しているがペースは緩やか。
今年の成長見通しは2%。2014年にかけ徐々に拡大。
失業率の改善は非常に緩やか。
コアインフレは向こう数年は目標の2%付近で推移。」
などの見解を示しました。
市場反応は限定的でした。
ブレイナード米財務次官が、
「APECでは欧州問題に焦点があてられる。
中国の不均衡は是正されているが内需拡大の余地はあり、
米国はさらに要請をしていく。」などの発言をしました。
NY時間終盤にNYダウが再び下落する展開になりました。
ドル買い動意が優勢になりました。
ドルストレートが下落しました。
ドル円がやや反発をみせました。
米10年債利回りは1.651%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台半ばで引けました。
NYダウは前週末比−33.30ドルでこの日の取引を終えました。

<8月28日(火)>

オセアニア時間は豪ドルやポンドが軟調に推移しました。
午前7時頃からユーロドルがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
FRBの第2四半期の仮決算では最終利益が232億ドルと、
前年比18.9%の増加になりました。
伊のイメリシア紙が、
「ギリシャ議会が今後2年間で115億ユーロ相当の予算を削減する
緊縮策の採決を10月8日のユーロ圏財務相会合の前に行う見込み。
緊縮策は2013年予算に盛り込まれる見通し。」と報じました。
東京時間が近づく頃からユーロドルがやや反落しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
日政府が月例報告で景気判断を10ヶ月ぶりに下方修正しました。
NZ酪農最大手フォンテラが、
「NZドル高により2012から13年の農家向け配当を引き下げる。」
と発表しました。
NZドルが下落しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが下落する展開になりました。
ユーロ円が一時98円台を割り込む場面がありました。
日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が反落しました。
日銀総裁が、
「市場不安が大きい時は最後の貸し手として量を出すことも重要。」
との認識を示しました。
午前10時半過ぎに主要通貨ペアの下落が一服になりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
その後、中国上海株式市場が前日終値レベルで揉み合いました。
ドルストレートが反発をみせました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
日銀のドル供給オペ1週間物では2週ぶりに応札がゼロでした。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
日経平均は前日比−52.10円で大引けになりました。
独GFK消費者信頼感調査(9月)は予想より強い5.9になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが一時反落しました。
スペインの第2四半期GDP確報値は前期比で予想とおり−0.4%でした。
3四半期連続のマイナス成長になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
スペイン10年債利回りは6.410%あたりになりました。
午後4時半頃からユーロが全面高になりました。
ダウ先物が反発して揉み合いました。
ポンドドルや豪ドル米ドルはやや反発をみせて揉み合いました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
中国上海株式市場は終盤に上げ幅を縮小もプラス圏で引けました。
スペインの短期債の入札では、
「目標35億ユーロに対して36億ユーロ発行。
6ヶ月もの物で発行額が19.3億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い2.026%。
応札倍率が前回より低い2.2倍。」などになりました。
原油先物は96ドル台前半に上昇しました。
ECB報道官が、
「ドラギ総裁はジャクソンホールに参加しないことになった。」
との発表をしました。
午後6時半頃からユーロドルが揉み合いになりました。
午後7時頃からドル円が反発上昇しました。
クロス円が堅調になりました。
午後7時半頃からドル円が反落しました。
クロス円がやや反落しました。
ギリシャの首相が、
「ギリシャはユーロ圏に留まるために戦っている。」
との発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.42275%に低下しました。
米WSJ紙が、
「スペインのカタルーニャ州が65.4億ドルの金融支援を要請した。」
との報道をしました。
米10年債利回りが1.63%台に低下しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
欧州の株式市場やダウ先物が軟調に推移しました。
EU大統領が、
「EUとスペインは共有の認識を持っている。
EUはスペインの改革を評価しているが、
スペインは完全に全うしなければならない。
ECBの国債購入への意思を完全に支持する。
EUはスペインに対して適切な行動をとる準備がある。」
などの発言をしました。
ユーロが揉み合いながらも堅調に推移しました。
米ケースシラー住宅価格指数(6月)は予想より強い+0.50でした。
ドルストレートにやや上昇反応がみられました。
ダウ先物が反発をみせました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
ドルストレートやクロス円が揉み合いになりました。
リッチモンド連銀製造業景況指数(8月)は予想よりは強い−9、
米消費者信頼感指数(8月)は予想より弱い60.6になりました。
ドル売り反応がみられました。
NYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
ダラス連銀総裁が、
「FRBの次の動きを巡る協議は継続中。
予め筋書きがあるわけではない。
追加緩和は依然として決定されていない。
直近のFOMC以降の経済指標はまちまち。
9月会合前に主要指標の発表が控えている。」
などの発言をしました。
伊10年債利回りは5.809%あたりに上昇しました。
スペイン10年債利回りは6.473%あたりに上昇しました。
NYダウが前日終値レベルで上下動の揉み合いになりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
独財務相とオランダ財務相の会談では、
「ギリシャの更なる追加支援は時期尚早。
少なくとも10月のトロイカ調査団の報告を待つ。」
との見解で一致しました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが0.273%。
応札倍率が前回より低い3.94倍。」になりました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
FRBの公定歩合議事録では、
「経済活動は最近数ヶ月間やや減速。経済状況は中期的に改善。
短期的な経済成長の見通しには著しい不透明感。
雇用の伸びの鈍化や高止まりする失業率は懸念。
国際金融市場の著しい緊張と米財政の不透明感がリスク。
理事らは大半が公定歩合の維持を推奨。」
などが示されました。
米10年債利回りが1.62%あたりに低下しました。
熱帯低気圧アイザックがルイジアナ州でハリケーンに発達しました。
米報道官が「石油戦略備蓄放出は依然選択肢。」と発言しました。
仏財務相が「G7は共同で原油価格抑制のため増産要請をする。」
との発言をしました。
NYダウが終盤にかけてやや反落しました。
米10年債利回りは1.635%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−21.68ドルでこの日の取引を終えました。

<8月29日(水)>

G7財務相が、
「原油高の抑制に向けて必要に応じて戦略石油備蓄の
協調放出を求める方針。」との緊急の共同声明を発表しました。
読売新聞が、
「30日に開催されるAPEC財務相会談で採決される共同声明案として、
世界経済の下方リスクが高まっていることを受け、
持続的な経済成長に向けて協調行動をとることが明記される見通し。」
と報じました。
オセアニア時間はドル円がやや反発をみせました。
豪ドルがやや軟調に推移しました。
新華社が、
「中国は今年第3四半期に金融緩和ペースを鈍化させる可能性。」
と報じました。
日経平均は小幅高で始まりました。
東京時間序盤はドル買いがやや優勢の展開になりました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
フィッチが「伊の中規模銀行7行の長期格付けを引き下げる。」
との発表をしました。
ロイターとイプソスが実施した世論調査では、
「ロムニー共和党候補が支持率でオバマ大統領に2ポイント差。」
との結果になりました。
ダウ先物や原油先物は小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いで推移しました。
午後1時半頃からドル円がやや反落しました。
伊のソレ24オレ紙が、伊の首相発言として、
「伊は現時点でEUの支援を必要としていない。
伊の措置が市場の懸念を相殺しつつある。
一部の国々のスプレッドの高さは依然として懸念材料。
ECBの行動阻止は独のオウンゴールになる恐れがある。」
などの報道をしました。
ロイター通信が、
「独の首相は30日から中国を訪問する。
貿易関係の強化と南欧諸国の国債買い入れ通じた
ユーロ圏支援の確約取り付けを目指している。」と報じました。
一時、ユーロドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
日経平均は前日比−36.52円で大引けになりました。
中国上海株式市場は軟調に推移しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
スペイン2年債利回りは3.833%あたりに上昇しました。
スイスKOF先行指数(8月)は予想より強い+1.57になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
ダウ先物は軟調に推移しました。
その後、欧州の株式市場が前日比マイナス圏での推移になりました。
伊小売売上高(6月)は前月比で予想よりかなり強い+0.4%でした。
ユーロが反発上昇しました。
午後5時過ぎからドルストレートが反発をみせました。
原油先物は95ドル台後半で推移しました。
中尾財務官が、
「日本は非常に大幅な円高に苦しんでいる。
必要があれば為替市場で断固たる措置取る。」
との発言をしました。
ダウ先物や欧州株式市場は軟調傾向で推移しました。
ドラギEVB総裁が、
「ECBは物価安定に向けあらゆる必要な措置を講じる。
ECBは引き続き独立して責務内で行動する。
ECBは政治的な機関ではない。独は強いユーロの錨として必要。
責務を全うするには時に非標準的措置を取ることがある。」
などの発言をしました。
伊6ヶ月債の入札では、
「発行額90億ユーロ。落札利回りが前回より低い1.585%。
応札倍率1.694倍。」と好調でした。
ユーロドルが1.25台後半へ上昇しました。
午後6時半頃からユーロドルが反落しました。
ドル円が反発上昇しました。
参議院で首相問責決議案が可決されました。
EU欧州連合が、
「2013年の早いうちの銀行同盟設立を模索していく。
新しい銀行監査計画でECBは主たる役割を担う。
成長と雇用が次のEUの財政に重要な議題。」
などの発表をしました。
スペインの経済相が、
「ECBは独連邦債と他国債のスプレッドが金融政策を阻害する認識。
スペインはEUとさらなる財政策を協議してはいない。」
などの発言をしました。
スペインの当局者が、
「スペインのムルシア州は9月に地方支援基金に支援要請する。
7億ユーロを要請する見込み。」との発表をしました。
ポンドが午後8時頃から上昇する展開になりました。
豪ドル米ドルは揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.41275%に低下しました。
独消費者物価指数速報(8月)は前年比で予想より強い+2.0%でした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドル売りが優勢の展開になりました。
豪ドル米ドルやポンドドルが上昇しました。
資源国通貨が堅調に推移しました。
米第2四半期GDP改訂値は予想とおりの+1.7%、
米第2四半期個人消費改訂値は予想より強い+1.7%、
米第2四半期PCEコア・デフレータ改訂値は予想とおりの+1.8%、
米第2四半期GDP価格指数改定値は予想とおりの++1.6%でした。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発しました。
主要通貨ペアが一時上昇しました。
加鉱工業製品価格指数(7月)は予想より弱い−0.5%、
加原材料価格指数(7月)は予想より弱い+0.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、主要通貨ペアが上げ幅を縮小して揉み合いました。
独の首相が、伊の首相との会談後に、
「伊は正しい方向に向かっていると確信。
ユーロ圏にはユーロを安定させる正しい手段がある。
ESMへの銀行免許付与はEUの規則に合致しない。」
と発言しました。
伊の首相が、
「EUとユーロ圏は大きく前進した。伊は確実に前進した。」
との発言をしました。
ユーロドルが揉み合いの後に軟調になりました。
NYダウは小幅高で始まり揉み合いました。
米10年債金利は1.644%あたりに上昇しました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円は堅調に推移しました。
スペイン10年債利回りは6.466%あたりに低下しました。
米中古住宅販売保留(7月 成約)は予想より強い+2.4%でした。
ドル買い反応がみられました。
ポンドドルが反発しました。
米10年債利回りが1.66%あたりに上昇しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が377.8万バレル増加でした。
原油先物が96ドル台を割り込みました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
NY連銀が、
「第2四半期の米消費者債務は前期比0.5%減の11兆3800億ドル。
債務の返済延滞率は9.0%と前期の9.3%から改善している。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス頃からユーロドルなどが反発をみせました。
NYダウが再びプラス圏へ反発しました。
鉄鉱石価格が2009年11月以来の水準まで下落しました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.708%。応札倍率が前回より高い2.92倍。」」
になりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、
「経済活動は大半の地区と部門で緩やかに拡大継続。
小売売上高は自動車販売を含め大半の地区で伸びた。
製造業は販売、生産、受注のいずれかが弱まるか低下。
不動産市場は概して改善。雇用活動は地区全域で緩やか。
全国的に信用状況は改善。」などが示されました。
NYダウがやや上げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアがやや下落しました。
アイザックが勢力を弱め熱帯低気圧になりました。
NY時間終盤にかけて豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.651%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+4.49ドルでこの日の取引を終えました。

<8月30日(木)>

オセアニア時間は豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ユーロドルやドル円は揉み合い推移になりました。
NZ住宅建設許可(7月)は予想より弱い+2.0%でした。
市場反応は限定的でした。
午前7時半頃にドルストレートが一時反発をみせました。
ブラジル中銀が政策金利を7.50%に引き下げました。
午前8時半頃にドルストレートが反落しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
上海証券報が、
「中国で新規銀行融資が7月から増加に転じてきた可能性がある。」
と報じました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は豪ドル米ドルなどが軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調になりました。
日経平均が9000円の大台を割り込みました。
ギリシャ中銀が、
「7月の銀行預金は1539億ユーロになり、
前月の1506億ユーロから2.2%増加した。」と発表しました。
午前10時頃からドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
豪第2四半期民間設備投資は予想より強い+3.4%、
豪住宅建設許可件数(7月)は予想より弱い−17.3%でした。
豪ドル売り反応がみられました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
原油先物は95ドル台前半と軟調に推移しました。
中国上海株式市場は一時プラス圏へ反発するも反落しました。
ユーロドルは揉み合いながらもジリ高で推移しました。
ユーロ豪ドルが堅調に推移しました。
中国の首相が、独の首相との会談で、
「欧州債務危機は世界に大きな影響を与えている。
中と独は国際的に大きな信頼を与える必要がある。」
との認識を示しました。
仏の財務相が、
「仏の経済成長が不足しているのはユーロ問題が主要因。
債務削減を優先課題として財政赤字GDP比3%の目標達成時期を
遅らせることはない。」との発言をしました。
独の首相が、
「ユーロ圏はユーロを安定させるための政治的な意思がある。」
との発言をしました。
中国の首相が、
「中国はユーロ圏の国債市場へ投資を行うことをいとわない。
中国は35億ドル相当のエアバスA320購入で合意した。
ユーロ圏の危機悪化を懸念。
伊、ギリシャ、スペインは改革への決意を強める必要。
リスクを勘案したうえで欧州の国債買い入れを続ける。
債務危機にあるEUを支援するため意思疎通を強化していく。」
などの発言をしました。
午後2時頃にユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
クロス円が反発しました。
ダウ先物が一時やや反発をみせました。
日経平均は前日比−86.03円で大引けになりました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートがやや反落しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ユーロドルが反落しました。
ダウ先物は揉み合いになりました。
午後4時半過ぎからユーロドルが再び反発して揉み合いました。
独失業率(8月)は予想とおりの6.8%、
独失業者数(8月)は予想より弱い0.9万人になりました。
発表直後は限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
欧消費者信頼感指数確報(8月)は予想とおりの−4.6になりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルが上下動の揉み合いになりました。
スペインの10年債の入札では、
「目標上限とおりの発行額40億ユーロ。
平均落札利回りは前回より低い5.82%、
応札倍率は前回より高い1.424倍。」と順調でした。
一時、ユーロ買い反応がみられました。
午後7時頃からユーロが反落する神経質な展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.42075%に低下しました。
ダウ先物や欧州の株式市場は軟調傾向で推移しました。
NY時間序盤はドル売りがやや優勢の展開になりました。
米10年債利回りは1.6369%に低下しました。
ポンドや豪ドルが上昇をみせました。
米個人所得(7月)は予想とおりの+0.3%、
米個人消費支出(7月)は予想より弱い+0.4%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い37.4万件、
米PCEコア・デフレータ(7月)は予想より弱い+1.6%でした。
ドル売り反応がみられました。
ドル円が軟調に推移しました。
加第2四半期経常収支は予想より弱い−160億加ドルでした。
市場反応は限定的でした。
仏の大統領が、
「スペイン金利は依然として高すぎる。
ユーロへの疑念払拭に構造的な解決策が必要。
ユーロは後戻りできない。
ECBの決定はイタリアとスペインを救う。
公的資金繰りを調整することが優先課題。」
などの発言をしました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.623%あたりに低下しました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ユーロドルが神経質な揉み合いになりました。
スロバキアの首相が「ユーロ崩壊は五分五分。」
との見解を示しました。
午後11時頃からユーロドルなどドルスレートが急落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
伊10年債利回りは5.783%あたりに上昇しました。
NYダウが一時100ドル超下落しました。
ユーロドルが一時1.25台を割り込みました。
原油先物は94ドル台前半へ下落しました。
豪ドルが下落しました。
NYダウが一時13000ドルの大台を割り込む場面がありました。
IAEAの報告書では、
「イランが中部フォルドゥの地下核施設で
5月以降ウラン濃縮用の遠心分離機を倍増させた。」
ことが示されました。
豪ドル米ドルが1.03台を割り込みました。
ポンドドルが1.58台を割り込みました。
アトランタ連銀総裁が、
「更なる刺激策はいくつかの良い効果をもたらす可能性。
金利はさらに低下させることができる。」との発言をしました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.081%。
応札倍率が前回より高い2.80倍。」になりました。
ドルストレートが下げ止まり揉み合いになりました。
NY時間後半はドル円がやや反発しました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
IMF報道官が、
「スペインはからの金融支援の要請はなく作業もしていない。
EU内での支援に留まる。ECBには追加緩和の余地があり、
通常とは異なる行動が期待される。」との発言をしました。
仏の財務相が、
「ギリシャのユーロ離脱が危機を和らげることにはならない。
雇用税によって雇用保険がまかなわれることはない。
向こう数ヶ月のうちに仏政府は新たな策を発表する。」
などの発言をしました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ユーロ経済の見通しは弱く金融政策は経済に充分波及していない。
ECB国債購入は救済基金とともにのみあり決定は独立して行われる。
ギリシャについては改革が進展しているが、
時間的な猶予を与えることはコストにつながる。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤にかけてドルストレートが再びやや反落しました。
米10年債利回りは1.627%になりました。
NY原油(WTI)は94ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−106.77ドルでこの日の取引を終えました。

<8月31日(金)>

フィラデルフィア連銀総裁が、
「リスクの高いQE3は実施する意味がない。
金融システムに対する過剰な準備はインフレリスクを上昇させる。」
との見解を示しました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインのBAA3の格付けの見直しを9月末まで続ける見通し。」
との発表をしました。
オセアニア時間はややドル売りが優勢の展開になりました。
ドル円が軟調に推移しました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ユーロドルは小幅な揉み合いになりました。
英GFK消費者信頼感調査(8月)は予想より弱い−29になりました。
市場反応は限定的でした。
独ビルト紙が、
「バイトマン独連銀総裁はECBの新たな債券買い入れ計画への
反対を理由に何度か辞任を検討した。
バイトマン総裁がとりあえず辞任はせず、
9月6日のECB理事会で債券買い入れに反対することにした。」
との報道をしました。
市場反応は限定的でした。
欧州委員会が、
「ECBは来年1月以降に救済対象となった金融機関を監督。
ECBへの銀行監督権限の移管、段階的な導入を提案へ。
欧州委が9月12日に提案を公表する予定。」と発表しました。
米メドレーレポートが、
「ECBは9月6日の理事会で国債購入計画の指針を公表する見通し。
利下げよりも非伝統的対応の強化に重点。
ただ、6日には計画の詳細は明らかにされない可能性。」
などの見通しを示しました。
日失業率(7月)は予想とおりの4.3%、
日全国消費者物価指数コア(7月)は予想とおりの−0.3%、
日鉱工業生産指数速報(7月)は予想より弱い−1.2%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
ロイターとイプソスが実施した世論調査では、
「米大統領選に向けた候補者の支持率で、
ロムニー氏が44%、オバマ大統領が42%。」と逆転になりました。
日経済財政相が、
「財政健全化は増税だけでできるものではない。
将来の消費再増税の可能性を否定しないが
税制改革は消費税だけではない。」との発言をしました。
スペインのエル・ムンド紙が、
「独首相は伊とスペインに対し国家支援要請を
先延ばしにするよう求めた。」と報じました。
英BOEのポーゼン委員が、
「米FRBは低インフレと高失業率から一段の緩和の余地がある。
英BOEは国債以外の資産買い入れを検討すべき。
ECBは伊とスペイン債の金利を抑制すべき。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いました。
午前10時半過ぎからドル円が反落する展開になりました。
ダウ先物は緩やかに反発しました。
原油先物は94ドル台で揉み合いになりました。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBは12年から13年の経済見通し引き下げると予想。
ECBにはインフレ抑制で幅広い手段がある。
ユーロ圏の需要インフレの危険性は予想していない。」
などの発言をしました。
午後1時半頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ユーロドルが一時1.25台を割り込みました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
インドの第2四半期期GDPは前年比で予想より強い+5.5%でした。
日経平均は前日比−143.87円の8839.91円で週取引を終えました。
英ネーションワイド住宅価格指数(8月)予想より強い+1.3%でした。
市場反応は限定的でした。
独小売売上高指数(7月)は予想より弱い−0.9%でした。
指標発表直後はユーロ売り反応がみられました。
午後3時半頃からユーロドルがやや反発をみせて揉み合いました。
豪ドルなど資源国通貨がやや反発をみせました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発上昇しました。
ユーロドルなど主要通貨ペアが反発上昇する展開になりました。
ダウ先物が反発上昇しました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ギリシャ財務相が、
「預金はギリシャに戻っている。信頼がギリシャに戻っている。
EU諸国はギリシャ支援に準備している。」などの発言をしました。
ECBのクーレ専務理事が、
「異例の流動性供給でもインフレ期待は抑制されている。
市場はECBが必要なら流動性を回収できることを信頼している。
ユーロの最大のリスクは信頼の欠如。
ユーロ圏諸国は安定と財政コントロールが必要。
ECBは債券購入プログラムに取り組んでいる。」
などの発言をしました。
原油先物が95ドル台を回復しました。
欧失業率(7月)は予想とおりの11.3%、
欧消費者物価指数速報(8月)は予想より強い+2.6%でした。
ユーロ買い反応がみられました。
スペイン10年債利回りは6.674%あたりに上昇しました。
一部メディアが、ECB報道官の話として、
「ECBは来年に新しい銀行券を発行する。
新しい銀行券にはギリシャ神話を使用する。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、EU関係者の話として、
「EUはECBに銀行免許を付与する権限与える計画がある。」
との観測報道をしました。
仏の大統領が、
「ユーロ圏で最も重要な決定がまもなくなされる。
また雇用の創出が急がれる。」などの発言をしました。
ユーロが全面高になりました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が堅調に推移しました。
セントルイス連銀総裁が、
「現状は2010年の状況とは異なる。2010年はデフレに直面。
大きな政策を取る前にもっとデータを見るべき。
超過準備金利を引き下げる時かもしれない。
2014年終盤までの低金利見通しとのガイダンスの
変更を考えるべき。」などの見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.41825%に低下しました。
NY時間序盤にユーロドルが1.26台を回復しました。
ドル円が反落しました。
米10年債利回りは1.6489%あたりに上昇しました。
EFSFのレグリングCEOが「ESMは10月に稼動する見込み。」
との発言をしました。
加GDP(6月)は予想より強い+0.2%、
加第2四半期GDPは予想より強い+1.8%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
午後10時頃から豪ドル米ドルなどがやや反落しました。
NYダウは上昇して始まりました。
シカゴ購買部協会景気指数(8月)は予想より弱い53.0でした。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(8月)予想より強い74.3でした。
米製造業受注指数(7月)は予想より強い+2.8%でした。
午後11時前頃からNYダウが上げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.62%あたりになりました。
バーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演では、
「景気回復強化と労働市場改善に必要なら追加緩和を排除しない。
非伝統的な金融政策はコストと利益不明確でハードルが高い。
QEは充分に長期金利を引き下げた。
高水準の失業率など労働市場の停滞は重大な懸念。
米経済成長が加速し始めない限り、
失業率は最大雇用に沿った水準を当面上回って推移する公算。
非伝統的政策のコスト慎重に考慮すれば制御が可能にみえる。
これまでの2回にわたるQE資産買い入れによって
米生産を約3%押し上げ200万人の雇用を創出した可能性。」
などが示されました。
ドルストレートが反落した後に再び反発して揉み合いました。
ドル円が反発した後に再び反落して揉み合いました。
ユーロドルは1.26台を割り込みました。
一部メディアが、
「経営破綻したアメリカン航空の親会社AMRとUSエアウェイズは、
経営統合で協議を始める。」と報道しました。
NYダウは下げ幅を縮小した後に再び上昇する展開になりました。
米10年債利回りが一時1.58%あたりまで低下しました。
伊10年債利回りは5.835%あたりに上昇しました。
格付け会社のS&Pが、
「中央政府に支援を要請したスペインのカタルーニャ州の
格付けをジャンク級に格下げする。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
スペインの銀行救済基金FROBが、
「経営難のBFAバンキアに直ちに資金注入する。」と発表しました。
ユーロドルが徐々に反落する展開になりました。
NYダウが上げ幅を縮小して揉み合いになりました。
一部メディアが、関係者の話として、
「ECBは9月4日に各中銀総裁に債券について提案へ。」
と報じました。
欧州の株式市場は英を除き前日比プラス圏で取引を終えました。
深夜2時頃から主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ドル円がNYクローズ後にやや反発しました。
米10年債利回りは1.547%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+90.13ドルの13090.84ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<9月3日(月)>

※米・加が休みです。

午前10時に中国非製造業PMI(8月)、
午前10時半に豪小売売上高(7月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI速報(8月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(7月)、
午後4時半にスイス製造業PMI(8月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(8月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(8月)、
午後5時半に英製造業PMI(8月)、
夜10時からドラギECB総裁の講演、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。
また、この日に欧州議会経済金融委による
銀行同盟の審議があります。

<9月4日(火)>

午前10時半に豪第2四半期経常収支、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後2時45分にスイス第2四半期GDP、
午後5時半に英建設業PMI(8月)、
午後6時に欧生産者物価指数(7月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(8月)、米建設支出(7月)、
などが予定されています。
豪・(スイス)・米の指標には注目です。
また、この日に仏伊首脳会談が予定されています。

<9月5日(水)>

午前10時半に豪第2四半期GDP、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(8月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(8月)、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(8月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(8月)、
午後5時半に英サービス業PMI(8月)、
午後6時に欧小売売上高(7月)、
夜9時半に米第2四半期非農業部門労働生産性、
同9時半に米第2四半期単位労働費用、
夜10時に加BOC政策金利、加BOC声明、
などが予定されています。
豪・(欧)・加の指標には注目です。

<9月6日(木)>

午前10時半に豪新規雇用者数(8月)、豪失業率(8月)、
午後2時半に仏第2四半期失業率、
午後6時に欧第2四半期GDP改訂値、
午後7時に独製造業受注(7月)、
午後8時に英BOE政策金利、英BOE資産買入規模発表、英BOE声明、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時15分に米ADP雇用統計(8月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜9時半からドラギECB総裁の記者会見、
夜11時に米ISM非製造業総合景況指数(8月)、
などが予定されています。
豪・英・欧・米の指標には注目です。
またこの日に独スペインの首脳会談が予定されています。

<9月7日(金)>

午前10時半に豪貿易収支(7月)、
午後2時に日景気先行CI指数速報(7月)、景気一致CI指数速報(7月)
午後2時45分にスイス失業率(8月)、
午後3時に独貿易収支(7月)、独経常収支(7月)、
同午後3時に仏貿易収支(7月)、
午後5時半に英鉱工業生産指数(7月)、英製造業生産高(7月)、
同午後5時半に英生産者物価指数コア(7月)、
午後7時に独鉱工業生産指数(7月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(8月)、米失業率(8月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(8月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化率(8月)、加失業率(8月)、
同夜9時半に加第2四半期労働生産率、加住宅建設許可件数(7月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(8月)、
深夜12時40分から加BOC総裁の講演、
などが予定されてます。
豪・英・米・加の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初81.59で始まり、
揉み合い傾向で推移して週末に81.21で終値となりました。
また、先週は米10年債利回りが週末に1.547%に低下しました。
一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末で0.41825%と前週に
引き続き低下しました。そして、NYダウは週末に反発しましたが
週間では67ドル下落して13090.84ドルで週の取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、28日の米S&Pケースシラー住宅価格指
数(6月)は前年比で予想より強い+0.50、米消費者信頼感指数(8月)
は予想より弱い60.6、リッチモンド連銀製造業景況指数(8月)は予想
より強い−9、29日の米第2四半期GDP改訂値は予想とおりの+1.7%、
米第2四半期個人消費改訂値は予想より強い+1.7%、米第2四半期
PCEコア・デフレータ改訂値は予想とおりの+1.8%、米中古住宅販売
保留(7月 成約)は予想より強い+2.4%、30日の米個人所得(7月)は
予想とおりの+0.3%、米個人消費支出(7月)は予想より弱い+0.4%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い37.4万件、米PCEコア・デフ
レータ(7月)は予想より弱い+1.6%、31日のシカゴ購買部協会景気
指数(8月)は予想より弱い53.0、ミシガン大学消費者信頼感指数確報
(8月)予想より強い74.3、米製造業受注指数(7月)は予想より強い
+2.8%、などになりました。住宅市場と製造業と個人消費に改善が
見られましたが、雇用市場では低迷が示される結果になりました。

そして、29日の米地区連銀経済報告(ベージュブック)では「経済活動
は大半の地区と部門で緩やかに拡大継続。小売売上高は自動車販売を
含め大半の地区で伸びた。製造業は販売、生産、受注のいずれかが
弱まるか低下。不動産市場は概して改善。雇用活動は地区全域で緩や
か。全国的に信用状況は改善。」などが示されました。

また、先週の米要人発言では、27日、シカゴ連銀総裁が「米景気回復
を支えるため強力な措置講じるべき時期。債券買い入れは失業率の持
続的低下など明確な改善がみられるまで続けるべき。」、クリーブラ
ンド連銀総裁が「QEは効果的だがいっそうの分析が必要。さらに金利
低下を促す政策は金融安定化を損なう恐れ。米経済は成長が継続して
いるがペースは緩やか。今年の成長見通しは2%。2014年にかけ徐々
に拡大。失業率の改善は非常に緩やか。コアインフレは向こう数年は
目標の2%付近で推移。」、28日、ダラス連銀総裁「FRBの次の動き
を巡る協議は継続中。予め筋書きがあるわけではない。追加緩和は依
然として決定されていない。直近のFOMC以降の経済指標はまちまち。
9月会合前に主要指標の発表が控えている。」、30日、アトランタ
連銀総裁「更なる刺激策はいくつかの良い効果をもたらす可能性。
金利はさらに低下させ得る。」、31日、フィラデルフィア連銀総裁
「リスクの高いQE3は実施する意味がない。金融システムに対する過
剰な準備はインフレリスクを上昇させる。」、セントルイス連銀総裁
「現状は2010年の状況とは異なる。2010年はデフレに直面。大きな
政策を取る前にもっとデータを見るべき。超過準備金利を引き下げる
時かもしれない。2014年終盤までの低金利見通しとのガイダンスの
変更を考えるべき。」、などがありました。

そして、注目のバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演では
「景気回復強化と労働市場改善に必要なら追加緩和を排除しない。
非伝統的な金融政策はコストと利益不明確でハードルが高い。QEは
充分に長期金利を引き下げた。高水準の失業率など労働市場の停滞
は重大な懸念。米経済成長が加速し始めない限り失業率は最大雇用
に沿った水準を当面上回って推移する公算。非伝統的政策のコスト
は慎重に考慮すれば制御が可能にみえる。これまでの2回にわたる
QE資産買い入れによって米生産を約3%押し上げ200万人の雇用を
創出した可能性。」などが示されました。明確なQE3の実行は示唆
されませんでしたが、引き続きQE3の可能性が示されました。

今週の米主要経済指標では、4日の米ISM製造業景況指数(8月)、
6日の米ADP雇用統計(8月)に米新規失業保険申請件数と米ISM非製
造業総合景況指数(8月)、7日の米非農業部門雇用者数変化(8月)と
米失業率(8月)と米民間部門雇用者数(8月)などが注目されますが、
週末7日の米雇用統計が一番の注目材料になります。


円については、先週の日主要経済指標では、31日の日失業率(7月)
が予想とおりの4.3%、日全国消費者物価指数コア(7月)が予想とお
りの-0.3%、日鉱工業生産指数速報(7月)が予想より弱い−1.2%、
になるなど日本経済の足踏み状況が示されることになりました。

先週の日要人発言では、28日、日銀総裁「市場不安が大きい時は、
最後の貸し手として量を出すことも重要。」、29日、中尾財務官
「日本は非常に大幅な円高に苦しんでいる。必要があれば為替市場
で断固たる措置取る。」、31日、日経済財政相「財政健全化は増税
だけでできるものではない。将来の消費再増税の可能性を否定しな
いが税制改革は消費税だけではない。」、などがありました。
先週は、中尾財務官から比較的強いトーンでの円高牽制発言があり
ました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、市場注目度の高いものはあ
りません。

先週のドル円相場は、週初27日に78.70で始まり、東京時間序盤に
78.84まで上昇しましたが、その後は軟調傾向の揉み合いになりま
した。翌28日の東京時間序盤にNZ酪農最大手フォンテラの配当引き
下げによるNZドル主導の主要通貨ペアのリスク回避の下落の動きに
連れてドル円も78円台半ばへ下落しました。その後、ロンドン時間
序盤に78.70まで戻しましたが、軟調傾向の揉み合い推移になりま
した。翌29日のロンドン時間に中尾財務官の「必要があれば為替市
場で断固たる措置取る。」との発言などもあり78.78まで反発しま
したが、その後は再び軟調傾向の揉み合いで推移になりました。
週末31日のロンドン時間序盤にユーロが主導のリスク選好動意に、
ドル円もユーロ円の上昇に連れて反発しましたが、その後のNY時間
かけて反落する展開になりました。その後、バーナンキFRB議長の
ジャクソンホールでの発言に上下動となるも軟調傾向で推移して、
NYクローズ後にやや戻して78.38円で週の取引を終えました。
78.84から78.18円の範囲での軟調傾向のレンジ相場になりました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週高値の
78.84から79.00の「00」ポイント・アラウンドでの売り買いの攻防
が注目されます。ここを上抜けた場合は、8月21日の揉み合い高値
の79.52アラウンドが注目されます。さらに上昇した場合は6月末
から7月12日にかけて揉み合い高値になった80.00の「000」がポイ
ントになりますが心理的節目でもあり強い上値抵抗になりそうです。
また、下落となった場合は、まずは先週安値の78.18アラウンドでの
売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、78.00の
「00」ポイントから8月1日安値の77.91、さらに下落した場合は
6月1日安値77.66のポイントなどでの攻防が注目されます。

小幅なレンジ相場となっていて、今週も78円台でのレンジ相場となる
可能性が高そうですが、4日に米ISM製造業景況指数(8月)、6日に米
ADP雇用統計(8月)と米新規失業保険申請件数に米ISM非製造業総合景
況指数(8月)などの米重要経済指標があり、そして、週末7日に米雇
用統計が控えていますので、事前の思惑の動きや、その結果によって
は78円台のレンジ抜けとなる可能性もありそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、27日の独輸入物価指
数(7月)が予想より弱い+0.7%、独IFO景気動向指数(8月)が予想より
弱い102.3、28日の独GFK消費者信頼感調査(9月)が予想より強い5.9、
スペインの第2四半期GDP確報値が前期比で予想とおりの−0.4%、
29日の独消費者物価指数速報(8月)が前年比で予想より強い+2.0%、
30日の独失業率(8月)が予想とおり6.8%、独失業者数(8月)が予想よ
り弱い0.9万人、欧消費者信頼感指数確報(8月)が予想とおり−4.6、
31日の独小売売上高指数(7月)が予想より弱い−0.9%、欧消費者物価
指数速報(8月)が予想より強い+2.6%、欧失業率(7月)が予想とおり
11.3%、などになりました。

また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

25日、独首相「独憲法裁判所が救済基金に合憲判断下すと確信。」、
独連銀総裁「中銀の国債購入は麻薬のような依存性を伴うリスク。
紙幣増刷を通じた国家債務の引き受けにあまりにも近すぎる。」、

27日、リアルニュース「ギリシャが117億ユーロの政府支出削減を
9月初めに確定する方針。」、米WSJ紙「ECBは厳しい状況にある国
々の短期国債利回りについて、非公開で柔軟な利回り目標を設定す
ることを検討している。ECBは6日の会合までに最終的な結論を下さ
ないだろう。」、独IFOのエコノミスト「独国内企業の輸出予想は
ここ3年で初めてマイナスとなった。ユーロ危機は独経済に重石と
なりさらに弱める。小売と卸売は8月の調査で特に沈んだ。」、
EU「トロイカ調査団は9月初旬にギリシャ入りする。調査は多分数
週間かかるだろう。」、EBCのアスムセン専務理事「債券購入計画の
詳細に関しては来週の理事会で協議。ECBより前に救済基金が購入す
るほうが好ましい。債券購入計画は劣後化の問題を生む。」、
仏大統領「国債利回りについて行動すべき時機。ユーロは後戻り
できない。ユーロについての決定は10月18日には完了を望む。」、

28日、米WSJ紙「スペインのカタルーニャ州が65.4億ドルの金融支援
を要請した。」、EU大統領「ECBの国債購入への意思を完全に支持す
る。EUはスペインに対して適切な行動をとる準備がある。」、
独財務相とオランダ財務相「ギリシャの更なる追加支援は時期尚早。
少なくとも10月のトロイカ調査団の報告を待つ。」、

29日、伊のソレ24オレ紙「伊は現時点でEU支援を必要としていない。
ECBの行動阻止は独のオウンゴールになる恐れがある。」、
ドラギEVB総裁「ECBは物価安定に向けあらゆる必要な措置を講じる。
ECBは引き続き独立して責務内で行動する。ECBは政治的な機関では
ない。独は強いユーロの錨として必要。責務を全うするには時に非
標準的措置を取ることがある。」、EU「2013年の早いうちの銀行同
盟設立を模索していく。新しい銀行監査計画でECBは主たる役割を担
う。成長と雇用が次のEUの財政に重要な議題。」、
スペインの経済相「ECBは独連邦債と他国債のスプレッドが金融政策
を阻害する認識。スペインはEUと更なる財政策を協議してない。」、
独首相「ESMへの銀行免許付与はEUの規則に合致しない。」、

30日、独首相「ユーロ圏はユーロを安定させるための政治的な意思
がある。」、中国の首相「中国はユーロ圏の国債市場へ投資を行う
ことをいとわない。リスクを勘案したうえで欧州の国債買い入れを
続ける。」、仏大統領「ユーロは後戻りできない。ECBの決定は伊と
スペインを救う。公的資金繰りを調整することが優先課題。」、
スロバキアの首相「ユーロ崩壊は五分五分。」、
IMF報道官「スペインはからの金融支援の要請なく作業もしてない。
EU内での支援に留まる。ECBには追加緩和の余地があり、通常とは
異なる行動が期待される。」、ECBのアスムセン専務理事「ユーロ
経済の見通しは弱く金融政策は経済に充分に波及していない。
ECB国債購入は救済基金とともにのみあり決定は独立して行われる。
ギリシャについては改革が進展しているが時間的な猶予を与えるこ
とはコストにつながる。」、

31日、ムーディーズ「スペインのBAA3の格付けの見直しを9月末まで
続ける見通し。」、独ビルト紙「バイトマン独連銀総裁はECBの新た
な債券買い入れ計画への反対を理由に何度か辞任を検討した。総裁
はとりあえず辞任はせず、9月6日のECB理事会で債券買い入れに反対
することにした。」、欧州委員会「ECBは来年1月以降に救済対象と
なった金融機関を監督。ECBへの銀行監督権限の移管は段階的な導入
を提案へ。欧州委が9月12日に提案を公表する予定。」、
米メドレーレポート「ECBは9月6日の理事会で国債購入計画の指針
を公表する見通し。利下げよりも非伝統的対応の強化に重点。ただ、
6日には計画の詳細は明らかにされない可能性。」、
スペインのエル・ムンド紙「独首相は伊とスペインに対し国家支援
要請を先延ばしにするよう求めた。」、
オーストリア中銀総裁「ECBは12年から13年の経済見通し引き下げる
と予想。ECBにはインフレ抑制で幅広い手段がある。」、
ギリシャ財務相「預金はギリシャに戻っている。信頼がギリシャに
戻ってきている。EU諸国はギリシャ支援に準備している。」、
ECBのクーレ専務理事「異例の流動性供給でもインフレ期待は抑制さ
れている。ユーロ最大のリスクは信頼欠如。ユーロ圏諸国は安定と財
政コントロールが必要。ECBは債券購入プログラムに取組んでる。」
ECB報道官「ECBは来年に新しい銀行券を発行する。新しい銀行券には
ギリシャ神話を使用する。」、EU関係者「EUはECBに銀行免許を付与
する権限与える計画がある。」、仏大統領「ユーロ圏で最も重要な決
定がまもなくなされる。」、スペインの銀行救済基金FROB「経営難の
BFAバンキアに直ちに資金注入する。」、一部メディア「ECBは4日に
各中銀総裁に債券について提案へ。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初27日に1.2512で始まりロンドン時間
序盤に1.2534あたりに上昇しましたが、その後は軟調傾向の揉み合い
になりました。翌28日の東京時間序盤にNZ酪農最大手フォンテラの
配当引き下げによるNZドル主導の主要通貨ペアのリスク回避の下落
の動きに連れてユーロドルも1.2467あたりまで下落する展開になり
ました。その後はロンドン時間序盤にスペイン短期債の入札が無事
に通過したことなどで反発に転じて、ロンドンフィックスにかけて
1.2576まで上昇しました。その後は30日NY時間序盤まで1.25台半ば
から後半での小幅な上下動の揉み合いになりましたが、スロバキア
首相が「ユーロ崩壊は五分五分。」と発言したことや、伊10年債の
利回りが5.783%あたりに上昇したことに加えてNYダウが100ドル超
下落したことなどを背景にロンドンフィックス前に1.2487まで下落
する展開になりました。その後は31日の東京時間にかけて1.25アラ
ウンドでの揉み合いが続きましたが、ECB報道官が「ECBは来年に新
しい銀行券を発行する。新銀行券にはギリシャ神話を使用する。」
と発言したでギリシャ離脱回避の連想となったことや、一部メディ
アがEU関係者の話として「EUはECBに銀行免許を付与する権限与える
計画がある。」との観測報道をしたことや、仏大統領が「ユーロ圏
で最も重要な決定がまもなくなされる。」との発言などがあり、
ユーロドルはジャクソンホールのイベントを前に1.26台前半へ上昇
する展開になりました。その後、バーナンキFRB議長の講演の序盤
でのドル売りに1.2637まで上昇しましたが、その後はやや反落して
1.2579で週の取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、3日の独製造業PMI確報
(8月)と欧製造業PMI確報(8月)、4日の欧生産者物価指数(7月)、
5日の独サービス業PMI確報(8月)に欧サービス業PMI確報(8月)と
に欧小売売上高(7月)、6日の欧第2四半期GDP改訂値に独製造業受
注(7月)と欧ECB政策金利にドラギECB総裁の記者会見、7日の独貿易
収支(7月)に独経常収支(7月)と独鉱工業生産指数(7月)などがありま
すが、6日のECB政策金利にドラギECB総裁の記者会見が最も注目され
ます。また、ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして7日の米雇用統計
が注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合はまずは1.26の「00」
ポイントでの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週末高値
の1.2637のポイント、さらに上昇した場合は6月29日高値の1.2692か
ら1.27の「00」ポイントなどでの売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は6月18日高値の1.2747のポイント、さらに上昇
した場合は1.28の「00」ポイントでの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは1.25の「00」ポイントでの攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は8月30日安値の1.2487、さらに
下落した場合は、8月22日安値の1.2431のポイント、ここを下抜けた
場合はは8月20日安値アラウンドでもある1.23の「00」ポイントなど
での売り買いの攻防が注目されます。

「ECBは来年に新しい銀行券を発行して、新銀行券にはギリシャ神話
を使用する。」とのことで、(離脱する国の神話を紙幣デザインにす
ることは通常ありえないことから) ギリシャ離脱のシナリオが後退し
たことや、「EUはECBに銀行免許を付与する権限与える計画がある。」
との観測報道があるとともに、ECBのクーレ専務理事が「ECBは債券購
入プログラムに取組んでる。」との明言があり、また仏大統領が「ユ
ーロ圏で最も重要な決定がまもなくなされる。」と発言していて、
また、米メドレーレポートでも「ECBは9月6日の理事会で国債購入
計画の指針を公表の見通し。利下げより非伝統的対応の強化に重点」
としていて、9月6日のドラギECB総裁の記者会見でECBによる国債購
入計画の指針か示されることは規定路線となって、ユーロが選好され
る状況になっているようです。

ただ、独憲法裁判所のESMにかかわる判決が9月12日で、そして、ECB
の国債購入では救済基金による国債購入が前提となっていて、先週末
にEFSFのレグリングCEOが「ESMは10月に稼動する見込み。」と発言し
ていることから、ECBの国債購入の実施は早くとも10月18日以降にな
ることになりそうです。

ユーロの選好が続きそうな背景ではありますが、6日のドラギECB総
裁の記者会見ではECBの国債購入の指針の明確化でユーロがさらに
選好される可能性がありながらも、独の慎重論に国債購入の規模が
市場期待よりも小粒になる可能性も排除はできないとともに、既に
ECBの国債購入自体が規定路線となって織り込みが進んでいることか
ら、6日当日はニュース・リバーサルの(一旦の利益確定)事実売り
“Buy the Rumor,Sell the fact”の動きには注意が要りそうです。

一方、ジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演ではQE3への
明確な示唆はありませんでしたが、米経済に憂慮を示し市場のQE3
への期待をつなぐことになりました。今週末7日の米雇用統計が注目
されますが、良い結果がQE3の期待を後退させて悪い結果がQE3の期待
を高めることで、「白が黒で黒が白の不思議の国のアリス」のような
ことになる可能性があり、上下動の動きには注意が要りそうです。

また、NYダウが5月1日の年初来高値まであと190ドルほどに迫って
いますが、8月の売買高は前年比で60%減となっていて出来高を伴っ
ていなく過度の楽観はできないようで、為替取引でも気を引き締めて
9月の相場に臨んで行きたいものです。


また、今週は3日の中国非製造業PMI(8月)や豪小売売上高(7月)、
4日の豪RBA政策金利と豪RBA声明、5日の豪第2四半期GDP、
6日の豪新規雇用者(8月)と豪失業率(8月)、7日の豪貿易収支(7月)
など、豪ドル関連の重要経済指標が予定されていて、これらにかか
わる事前のポジション調整や、これら指標の結果発表によって、
豪ドルが週間で大きく動く可能性がありますので注目されます。



さて今週は、トレードと凡事のお話 その20 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。
 先週に話していたNFPだかNLPとかって何だよ?』

「NFPは米雇用統計の非農業部門雇用者数変化のことじゃがのう…。
 先週に話したのは“NLP”で、メンタルの技術のほうじゃ。」

『……。』

「“NLP”は、“Neuro-Linguistic Programming”の略で、
 神経言語プログラミングと呼ばれているものじゃ。
 ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーによって
 はじめられたセラピーの分野のものであったようじゃが…、
 異端の心理学と言われた時期もあったものの、
 精神科医のミルトン・エリクソン氏らによって発展して、
 近年では大手企業でも自己開発やコミュニケーション・スキル
 の向上などのために取り入れているところも
 少なくないようじゃ。」

『ふーん…。』

「オバマ米大統領やクリントン元大統領もNLPを学び
 スピーチに活かしていたとのことじゃし、
 テニス・プレーヤーのアガシ選手が世界ランク1位に
 なったときも、NLPを学んだアンソニー・ロビンズという
 トレーナーの貢献があったことが知られておるようじゃ。」

『ふん…。確かにオバマ大統領は
 名優であるほどに演説がメチャ上手いよなぁ…。
 米大統領がNLPでトレーニングをしていたとはな…。
 でも、こないだ起業家を怒らせるような失言もしたけどな。』

「あははっ。これこれ、話の腰を折るでないぞよ。」

『で…、そのNLPなんとやらで何が得られるのさ。』

「コミュニケーション・スキルなど応用範囲は多岐にわたるが、
 『脳の使い方』『心のコントロール』『問題の解決方法』
 『深層心理の活用』『自己実現の方法』『目標の実現』
 『葛藤を統合する方法』『リーダーシップ』『コーチング』
 などに資することができるようじゃのう…。」

『……。』

「『わかっているけど出来ない。』ということは意外に多く、
 識(し)ってることと実際に行っていること、
 願っていることと実行していることなどには
 多くの人の場合であきれるほどに乖離があるものじゃ…。」

『……。』

「健康は大事と思っていてもタバコが止められず深酒をする。
 ダイエットしようと思っているのについつい過食する。
 現状から抜け出したいと強く願っているのに自堕落に流れる。
 などは多くの人が経験していることじゃ…。」

『密かにオレ様の悪口言ってるんじゃぁないだろうな。』

「これこれ、めっそうもない…。
 すべてジイも経験して悩んできたことじゃが、
 これらと同様にトレードでも『わかっているけど出来ない。』
 ということがあるものじゃ。」

『……!』

「学んでも学んでも、実際に行っているのは
 自身の心理に翻弄されたトレードになってしまっていて、
 迷宮から抜け出せないことがあるのじゃのう…。
 著名なトレーダー達が『マインドは重要』と口をそろえて
 言っている所以(ゆえん)じゃ…。」

『その重要になるマインドを、どう克服したらよいのさ。』

「それは決して簡単なことではない…。
 しかし、そのマインド克服の扉を開く可能性となるものが
 トレードにおけるNLPの活用じゃ…。」

『トレードにNLPをどうやったら活用できるのさ。』

「ふむ…。現在、トレードにNLPを活用する
 ムーブメントが密かに起こりつつあるのじゃが…、
 餅屋は餅屋と言うのでのう、
 学習途中で聞きかじりのジイなどから聞くよりも
 その道の専門家に秘訣を聞くのがよいじゃろう…。」

『誰だよ。そのトレードにおけるNLPの活用の専門家は?』

「タナカ・ミノル氏じゃよ。」

『聞いたことねぇ名前だな。どんなヤツだ。』

「これこれ、ヤツとは失礼であろう。
 タナカ氏は幼少時は引っ込み思案であったそうじゃが…、
 現在はNLPの習得によって立て板に水が過ぎるくらいに
 闊達な弁舌で原稿も見ずに話す様子は驚きであった。
 若手じゃが、国外活動も少なくなく、
 7日間で251kmを走るサハラマラソンに参加するなど
 その活動は日本に留まらずエネルギッシュじゃ。
 米国の人のようにポケットに手を入れてしゃべる癖があるが、
 何度もメールを交換したところ、
 とてもまじめで真剣で聡明な情熱家のお人じゃ。」

『……。』

「彼とそのチームがトレードにおけるNLPの活用にかかわる
 各セッション合計数時間に及ぶビデオを2週間の期間限定じゃが、
 無料公開してくれることになったのじゃ。
 http://www.mstc-fx.com/7th/lp4/index.html
 NLPを知ることは価値のある時間となることじゃろう。」

『ならオレ様も、少しばかり覗いて観てやるとするか…。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<お知らせ>

マステリースタイルの田中実さんが、
各セッション合計数時間に及ぶNLPメンタル教育プログラムの動画を
2週間だけ無料公開して下さることになりました。

http://www.mstc-fx.com/7th/lp4/index.html

無料登録してご覧下さいませ。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX トレードと凡事のお話 その19


今週末31日はバーナンキFRB議長ら中央銀行総裁たちの
ジャクソンホールの集いがありますね。

●先週の主な出来事

<8月20日(月)>

18日に独の財務相が、
「ギリシャに新たな支援プログラムを与えることはできない。」
との発言をしました。
18日に独ウェルト紙が、
「仏や南欧諸国は必要に応じたギリシャへの第3次支援に賛成。
独は新たな支援パッケージに反対。ギリシャがユーロを離脱する
可能性で準備が進行中。」との報道をしました。
18日に独シュピーゲル誌が、
「ECBは域内国債利回りに上限を設定して、これを上回った場合は
市場で国債を購入することを検討している。」
との観測報道をしました。
ドルストレートが小さめの上窓を空けて始まりました。
ダウ先物はやや上昇して始まった後に揉み合いになりました。
その後、ドルストレートの窓は一旦埋められました。
ドル円が一時やや反落して揉み合いになりました。
アスムセンECB専務理事が、
「ギリシャの脱退は管理可能だが望ましくない。
ESMが出来る限り早く効果をもたらせることが良い。」
との見解を示しました。
英ライトムーブ住宅価格(8月)は前回値より弱い−2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルやユーロドルがやや軟調に推移しました。
豪ドルなど資源国通貨がやや反発をみせました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
原油先物は96ドル台前半で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「経済の弱さはユーロ圏各国の格付けにネガティブ。」
との見解を示しました。
午前10時頃から豪ドル米ドルがやや反落しました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で推移しました。
ダウ先物がやや軟調に推移しました。
午前11時頃からドル売りの動きがみられました。
ドル円がやや反落しました。
東京時間後半は日経平均が上げ幅を縮小しました。
日景気一致CI指数確報(6月)は速報値より強い94.1、
日景気先行CI指数確報(6月)は速報値より強い93.2でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末比+8.66円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
伊10年債利回りは5.710%あたりに低下しました。
スペイン10年債利回りが6.322%あたりに低下しました。
欧州の株式市場は前週末終値レベルで揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
中国上海株式市場は下げ幅を縮小もマイナス圏で取引を終えました。
ダウ先物や原油先物が揉み合い推移になりました。
欧建設支出(6月)は前月比で前月より弱い−0.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州銀のドル資金調達コストが約1年ぶりの低水準になりました。
欧州の株式市場が前週末比プラス圏推移になりました。
一部メディアが、
「独財務省は、ECBがユーロ圏国債の利回りに上限を設定する計画
との独シュピーゲル誌報道について全く認識していないと否定。」
との報道をしました。
独連銀の月報では、
「ECBによる債券購入計画に相当なリスクあると認識。
ECBよる欧州の銀行監督にリスクあると認識。」
などが示されました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が反落しました。
欧州の株式市場やダウ先物が反落して揉み合いになりました。
英仏の株式市場が前週末比マイナス圏推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43350%に低下しました。
ECB報道官が、
「政策委は国債利回りの目標設定に関して協議をしていない。」
との発表をしました。
ユーロドルが一時1.23台を割り込みました。
ギリシャ財務省高官が、
「ギリシャは追加削減策で9月14日までのトロイカ承認を
目指している。」と発言しました。
NY時間序盤はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
シカゴ連銀全米活動指数(7月)は前月より強い−0.13でした。
同指数の6月分が−0.15から−0.34へ下方修正されました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
独の外相が、
「ギリシャのユーロ残留に向けて取り組んでいる。
ユーロ残留の鍵はギリシャが握っている。
ギリシャ向けプログラムの大幅な緩和は容認できない。」
などの発言をしました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
欧州の株式市場が下落してマイナス圏で推移しました。
ECBのSMP統計では8月17日までの週の国債購入はゼロで、
23週連続で国債購入が見送られたことが示されました。
米10年債利回りが1.8%台に低下しました。
ドル円が下落する展開になりました。
ドルストレートが反発する展開になりました。
ユーロドルが1.23台半ばへ反発上昇しました。
NYダウが下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
ロンドンフィックス過ぎにドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせた後に軟調傾向の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は終盤に下げ幅を縮小もマイナス圏で引けました。
原油先物が96ドル台を割り込み下落しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
オバマ米大統領が、
「米住宅市場はやや回復の兆しを見せ始めているが不充分。」
との認識を示しました。
米10年債利回りは1.811%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−3.56ドルこの日の取引を終えました。

<8月21日(火)>

オセアニア時間はユーロドルなどがやや堅調に推移しました。
豪ドル米ドルは上下動の揉み合いになりました。
ドル円は79円台半ばに反発した後に反落する上下動になりました。
大統領選候補のロムニー紙が、
「FRBの政策決定を監査する必要。FRBは責任を持たなければならない、
何を行っているのか知る必要がある。」との見解を示しました。
一部メディアが、
「スペインカタルーニャ州は中央政府の支援を28日に要請する。」
との報道をしました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
格付け会社のフィッチが、
「米地方政府の格付けについては格下げの数が格上げを上回る。」
との見解を発表しました。
日経平均は小幅安で始まった後に前日終値を挟んで揉み合いました。
豪ドル米ドルが反発上昇しました。
ドルストレートがやや堅調傾向で推移しました。
東京時間前半はドル円がやや反発をみせました。
午前10時頃にドルストレートが一時押される場面がありました。
豪RBA議事録では、
「成長はトレンドに従っていて政策は適切。
過去の利下げの影響が完全に出るまでには幾分の期間が必要。
豪州国内経済が世界の脆弱な見通しを相殺。
中国経済はより持続可能なペースに安定しつつある。
欧州危機が依然としてセンチメントを圧迫。」
などが示されました。
豪ドル買い反応がみられました。
NZドルや加ドルなど資源国通貨に連れ高の動きがみられました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まった後に反発しました。
午前11時半頃からドル円が反落して揉み合いになりました。
日経平均がプラス圏で推移しました。
NZ第3四半期インフレ期待(2年間)は前回値より弱い2.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日全産業活動指数(6月)は予想とおりの+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドル売り優勢の展開になりました。
ドル円が軟調に推移してドルストレートが堅調に推移しました。
スペイン経済紙エクスパンシオンが、
「スペイン政府はEU支援策の条件として求められている
銀行業界の改革の一環としてバッドバンクを投資基金に
転換することを検討している。」と報じました。
日経平均が終盤にかけて軟調になりました。
原油先物は96ドルあたりで揉み合いました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
日経平均は前日比−14.24円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが上昇しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
午後3時半過ぎ頃にユーロドルがやや反落して揉み合いました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
ユーロドルが1.24台を回復しました。
ダウ先物が急反発しました。
ドル円が反発する展開になりました。
クロス円が堅調に推移しました。
独CDUの幹部が、
「ギリシャへのある程度の譲歩は可能。
譲歩は現在のプログラムの範囲内であるべき。
貸付け金利や期限は調整可能。」などの見解を示しました。
元中国中銀委員の李氏がブルームバーグのインタビューで、
「中国経済は回復している。2012年の年間GDP成長率は8.1%に。
10-12月成長率は8.5%超となる公算。
預金準備率は引き下げるべき。」などの見解を示しました。
英公共部門ネット負債(7月)は前回値より強い−18億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
午後5時半過ぎにダウ先物がやや反落して揉み合いました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限45億ユーロに対して総額45.1億ユーロ発行。
364日物短期証券は前回より多い35.3億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い3.070%、
応札倍率が前回より低い1.91倍。」などと順調でした。
市場反応は限定的でした。
独連銀が実施したEFSF6ヶ月債の入札では、
「目標15億ユーロに対して14.99億ユーロ発行。
平均利回りず−0.0179%、応札倍率が2.6倍。」になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.43350%になりました。
NY時間が近づく頃からユーロドルが再び上昇しました。
米10年債利回りが1.83%台に上昇しました。
NY時間序盤は豪ドルやNZドルなど資源国通貨がやや反落しました。
ユーロ豪ドルが上昇しました。
加卸売売上高(6月)は予想より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
ドル円がやや反落しました。
ダウ先物が再び上昇しました。
原油先物が堅調に推移して97ドル台を回復しました。
アトランタ連銀総裁が、
「景気回復は現在まで成長力弱く高水準の失業率が長期化している。
効果がないまま積極的に金融政策を行使することにはリスクがある。
金融政策は経済に前向きな影響力与えるが万能薬ではない。」
などの見解を示しました。
NYダウは小幅安で始まった後に前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル円は軟調に推移しました。
NYダウは堅調に推移しました。
午後11時頃からドル円が反発をみせて揉み合いました。
スペイン10年債利回りが6.215%あたりに低下しました。
伊10年債利回りが5.666%あたりに低下しました。
アトランタ連銀総裁が、
「追加緩和は利益とコストを考慮しなければならない。
全ては選択肢としてある。
国債買い入れは規模設定もしくは無制限の両方が選択肢。
住宅市場については安定と改善が見られているが水準は低い。
雇用に関しては改善は緩やか。」などの認識を示しました。
独2年債利回りが7月12日以来のプラスになりました。
英BOEのポーゼン委員がBBCテレビのインタビューで、
「ユーロ崩壊は英経済に甚大な悪影響を及ぼす。
独は自国の利益に基づき債務再編を推し進めているが賢明ではない。
ECBは影響力を行使してスペインと伊の債債市場に介入すべき。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りが1.85%あたりに上昇しました。
ユーロ円が99円台を一時回復しました。
深夜12時過ぎにポンドドルが1.58台を一時回復しました。
ロンドンフィックス頃からNYダウがマイナス圏へ反落しました。
ユーロドルが揉み合いになりました。
ドル円が軟調に推移しました。
豪ドル米ドルやポンドドルに反落の動きがみられました。
原油先物が97ドル台を割り込みました。
米10年債利回りは1.798%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−68.06ドルでこの日の取引を終えました。

<8月22日(水)>

ギリシャの首相が、
「ユーロを離脱すればワイマール共和国の二の舞になってしまう。
ドラクマの再導入は民主主義の終焉を意味する。」
との発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「伊の南西部のカンパニア州の長期発行体格付けを
BBB+からBBBに格下げする。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルは小幅な揉み合いになりました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円が一時反発をみせた後に反落して軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが一時反発をみせた後に反落して軟調に推移しました。
ダウ先物はやや軟調傾向の小幅な揉み合いになりました。
ロイター通信が、
「ギリシャ財務省高官は、EUとIMFから受けた支援の条件と
なっている歳出削減の目標達成に向けて向こう2年間で
20億ユーロの追加的な財政緊縮が必要になるとの試算を示した。」
との報道をしました。
日通関ベース貿易収支(7月)は予想より弱い−5174億円でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅安で始まりまり軟調に推移しました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が軟調傾向で推移しました。
豪ドルや加ドルなどと資源国通貨が軟調に推移しました。
豪Westpac先行指数(6月)は前月より弱い+0.5%でした。
ドルストレートがやや軟調推移になりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
杉本元財務事務次官が、ブルームバーグのインタビューで、
「日銀は供給資金を長期化するなど3次元の金融政策をすべき。
デフレ脱却には成長力向上による良い物価上昇が必要。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場は小幅高で始まった後に反落しました。
アジアの株式市場は軟調に推移しました。
原油先物は96ドル台後半で推移しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均が下げ幅をやや縮小しました。
米WSJが電子版で、
「匿名のアドバイザーによれば、メルケル独首相は
ユーロが白紙となる可能性に向けて在任中で最大の危機に直面。」
と報じました。
シカゴ連銀総裁が、
「米FRBによる追加緩和では経済と金融の安定を検討している。
世界貿易が弱まっているのは恐ろしいこと。」
などの認識を示しました。
スペインのエクスパンシオン紙が、
「スペインのバッドバンク計画について協議するため
IMFとEUとECBによる合同調査団が24日にスペインを訪問する。」
との報道をしました。
日経平均は前日比−25.18円で大引けになりました。
中国上海株式市場は下げ幅を拡大して軟調に推移しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
独ビルト紙が、ギリシャの首相の談話として、
「さらなる時間はさらなる資金を必ずしも意味しない。
ギリシャ政府は構造改革と国有資産の民営化で前進している。
ギリシャを見捨てれば他のユーロ圏諸国の不確実性と脆弱性が拡大。
金融市場で劇的な結果を招くことになる。」と報じました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
英BOEのポーゼン委員が、
「利下げと量的緩和に大きな違いはなく刺激を与える額が鍵。
英経済は成長力に欠けた停滞した状態である。
銀行システムへの一層の流動性供給が必要。」
などの見解を示しました。
主要通貨ペアが反落の後に反発する展開になりました。
ダウ先物が反発をみせて欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
スペイン10年債利回りが6.148%に低下しました。
ポンドドルが一時1.58台を回復する場面がありました。
午後6時頃から主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場が揉み合いになりました。
加ドルが軟調に推移しました。
WTOが「本日、ロシアが正式に156番目の加盟国になった。」
との発表をしました。
独2年債の入札では、
「目標上限50億ユーロに対して62.4億ユーロ応札。
40.83億ユーロ発行。平均利回りが前回より高い0.00%。
応札倍率が前回より低い1.5倍。」になりました。
EU欧州連合が、
「ギリシャ支援プログラムは明確に進展している。
トロイカは9月上旬に再びアテネに入る。」との発表をしました。
独シュピーゲル誌が、
「ブリューデレ独FDP議員はECBの国債利回り上限設定に反対。」
との報道をしました。
午後7時半頃から主要通貨ペアが再び軟調推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43075%に低下しました。
加小売売上高(6月)は予想より弱い−0.4%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調に推移しました。
原油先物は96ドル台前半で推移しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向の揉み合いになりました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。
ギリシャ向け次回融資実施の条件は財政赤字削減の信頼ある策定。
期限延長に関してはトロイカの調査しだい。
第3次支援に関しては検討していない。」などの発言をしました。
独の首相が、
「ギリシャについてはトロイカの報告を待つ必要。
ギリシャ首相との会談で支援に関する決定を下さない。」
との発言をしました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.748%あたりに低下しました。
レーン欧州委員が、
「ユーロの将来は春よりも悲観が後退している。
ECBが金融システム安定確保で中心的役割担う。
高利回りを抱える諸国につなぎ資金が必要。」
などの発言をしました。
ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円は軟調に推移しました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
米中古住宅販売件数(7月)は予想より弱い447万件になりました。
市場反応は限定的でした。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が541.2万バレルの減少でした。
その後、NYダウが再び下げ幅を拡大しました。
ドルストレートにやや反落の動きがみられました。
欧州の株式市場はマイナス圏で取引を終えました。
加BOC総裁が、
「刺激策の緩やかな解除が適切となる可能性。
加経済は概ね潜在成長の水準。住宅市場は過大評価の兆候。
海外資産からの資金流入が起こっている。
商品価格の高水準はしばらく続くと見られ加ドルをサポートする。
特定の加ドルの目標水準はい。」などの見解を示しました。
米議会予算局が、
「財政の崖と呼ばれる急激な財政緊縮策が今後実施された場合、
2013年10〜12月期のGDPは前年同期比0.5%のマイナス成長になる。」
などの見通しを発表しました。
ロンドンフィックス後は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
NYダウは軟調に推移しました。
ギリシャ首相が、
「次回の支援が10月以降に遅れてもつなぐことは可能。
しかし全く支援が無くなれば崩壊する。
数週間内に117億ユーロの緊縮策を決定。」などを示しました。
米シティグループのリポートでは、
「ギリシャのユーロ離脱の確率は90%。
早ければ9月にも起きる可能性がある。
今後の動向に関しては9月に実施されるトロイカの調査しだい。」
との見解が示されました。
FOMC議事録では、
「多数のメンバーはがQEは回復を拡大させると認識。
多数のメンバーは持続的成長なければ早期に追加緩和と判断。
参加者多数が新大規模資産購入は有効と期待。
多数が2014年の表現を延長することに賛成。9月持ち越しに合意。
欧州危機と財政の崖が下振れリスク。
米国債やMBS購入の経済に対する効果は一時的(一部のメンバー)。
現在の状況では効果が疑わしいと指摘(一部のメンバー)。
追加緩和は経済見通し改善に役立たずコスト高(一部のメンバー)。
超過準備の付利引き下げを支持(一部のメンバー)。」
などが示されました。
ドル売り反応がみられました。
ドルストレートが急反発してドル円が急落しました。
ユーロドルが1.25台を回復しました。
ポンドドルが1.58台後半へ上昇しました。
ドル円が79円台前半へ下落しました。
クロス円が下落しました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
NY時間終盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
原油先物が97ドル台を回復しました。
米10年債利回りは1.692%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル前半で引けました。
NYダウは前日比−30.82ドルでこの日の取引を終えました。

<8月23日(木)>

オセアニア時間はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合いになりました。
ギリシャの地元紙が、
「ギリシャは2015年までに早期退職などで
公務員を15万人削減する計画。」と報じました。
米大統領と仏大統領の電話会談では、
「ECBの声明を歓迎する。
ECBが行動をとりユーロを支援することは良いことである。」
との認識で一致しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
午前10時頃からダウ先物が上昇する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
資源国通貨が上昇しました。
ドル円は膠着的状況で推移しました。
原油先物は97ドル台後半へ上昇しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んで揉み合いになりました。
ポンドドルが1.59台を一時回復しました。
中国HSBC製造業PMI速報(8月)は9ヶ月ぶりの低水準の47.8でした。
豪ドルに反落の動きがみられました。
日経平均が下げ幅を縮小してプラス圏へ反発しました。
東京時間後半はややドル買戻しの動きがみられました。
シカゴ連銀総裁が、
「穏やかなインフレや高失業率を考慮しFRBはもっと行動すべき。
前回FOMC後の雇用関連指標の改善は良い兆候だが充分ではない。
中国と世界的に一段の緩和が必要。」などの見解を示しました。
日経平均は前日比+46.38円で大引けになりました。
独第2四半期GDP確報は前期比で予想とおりの+0.3%でした。
スイス貿易収支(7月)は前月より強い+29.2億フランになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
中国上海株式市場が終盤にかけてプラス圏へ反発しました。
原油先物は98ドル台を回復しました。
仏製造業PMI(8月)は予想より強い46.2、
仏サービス業PMI速報(8月)は予想より強い50.2になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ユーロドルなどドルストレートに上昇がみられました。
英BOEのウィール委員が、
「政策金利をゼロあるいは0.25%へ引き下げることは悪影響。
MPCは英経済を下支えするために一層の量的緩和などを議論。
個人的には現時点では資産買い入れ増額は必要ないとみている。
最近のポンド高を懸念している。」などの見解を示しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
独の財務相が、
「ユーロ圏はギリシャ支援で既に実施可能な限界に達している。」
との発言をしました。
独製造業PMI確報(8月)は予想より強い45.1、
独サービス業PMI確報(8月)は予想より弱い48.3になりました。
指標発表直後は限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合いになりました。
その後、ドルストレートが反落して揉み合う展開になりました。
欧製造業PMI確報(8月)は予想より45.3、
欧サービス業PMI確報(8月)は予想より弱い47.5でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小しました。
午後6時頃からユーロがやや反発しました。
スペイン10年債利回りは6.430%あたりに上昇しました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
ロイター通信が、複数の関係筋の情報として
「ECBは新たな債券買い入れプログラムをめぐり、
非公表の利回りターゲット(暗黙のターゲット)の設定を検討。
9月6日のECB理事会前の決定はなく柔軟なものとなる可能性。」
との観測報道をしました。
独ウェルト紙が、
「ECB内では暗黙のターゲットを非公表とする考え方がある。
複数の当局者が利回りよりスプレッドのターゲット設定を支持。」
などの報道をしました。
ギリシャの首相が、
「ギリシャのユーロ圏離脱との思惑は終わりにすべき。
ユーロ離脱はドミノ効果を招きかねない。
ギリシャにはわずかな息継ぎの余地が必要。
ギリシャは117億ユーロの予算削減を確定している。
景気回復には目標の達成が必須。
ギリシャは追加支援を要請していない。」
などの発言をしました。
ユーロが揉み合い推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.42685%に低下しました。
セントルイス連銀総裁が、
「前回のFOMC以降のデータはやや改善。FOMC議事録はやや古い。
経済が下期に2%成長を再開すれば据え置きに充分。
米経済と金融市場の現在の状況は1年前より良好。
米FRBの追加資産買い入れにより出口戦略が困難になると懸念。
欧州の債務危機対応能力を悲観している。
欧州は広範な量的緩和を実施すべき。
追加量的緩和の可能性は夏にかけて市場で
織り込まれていた水準よりは低い。
追加の行動支持するには経済がさらに悪化
もしくは成長が失速する兆候を見る必要。」
などの認識を示しました。
ドル買い戻しの動きがみられました。
独仏の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
伊10年債利回りは5.667%に上昇しました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
NY時間序盤はユーロドルが反発して揉み合いました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い37.2万件になりました。
指標発表直後は限定的ながらドル売り反応がみられました。
その後、ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.66%あたりに低下しました。
原油先物が反落して97ドル台で推移しました。
主要通貨ペアがやや軟調になりました。
豪ドルが軟調に推移しました。
スペイン10年債利回りは6.413%あたりに上昇しました。
欧消費者信頼感指数速報(8月)は予想より弱い−24.6でした。
米新築住宅販売件数(7月)は予想より強い37.2万件、
米住宅価格指数(6月)は予想より強い+0.7%でした。
ドル円がやや反落しました。
一部メディアが、
「スペインはユーロ圏諸国と全面支援について協議している。
スペイン当局は支援要請に関する決定はまだしていない。」
との報道をしました。
ユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
ユーロ豪ドルが1.20台を回復しました。
米5年物TIPSの入札では、
「最高落札利回りが−1.286%。応札倍率が前回より高い3.11倍。」
になりました。
NYダウが120ドル超の下落になりました。
ドルストレートがやクロス円がやや軟調に推移しました。
オランダの財務相が、新聞のインタビューで、
「ギリシャ問題に関して独は厳格な姿勢を維持すべき。
財政再建の期限延長はギリシャのためにならない。」
との認識を示しました。
米10年債利回りは1.671%になりました。
NY原油(WTI)は96台前半で引けました。
NYダウは前日比−115.30ドルでこの日の取引を終えました。

<8月24日(金)>

オセアニア時間はややドル買い傾向での揉み合いになりました。
NZ貿易収支(7月)は予想より強い0.15億NZドルになりました。
市場反応は限定的でした。
米誌グローバル・ファイナンスの中銀総裁の評価では、
「バーナンキFRB議長はBで前年のCから上昇。
ドラギECB総裁はB−。日銀総裁はC−(前年はC)。
加中銀総裁と豪中銀総裁がA。」などになりました。
豪RBA総裁が、
「世界経済の評価は一進一退。金融市場のセンチメントはやや改善。
資源ブームのピークは1から2年の可能性。
景気見通しの大きな変化に対応する用意がある。
成長はトレンドに近くインフレは目標に近い。
中国経済は持続可能な成長に向けて鈍化。
豪ドルはきわめて高い。金融政策スタンスは適切。」
などの認識を示しました。
豪ドルが上下動するも反応は限定的でした。
日財務相が、
「韓国国債の購入はまだ何も決めていない。
韓国との通貨協定拡充の10月の期限切れ後の対応は
白紙に戻して考えざるを得ない。
韓国との通貨協定は韓国経済安定に大きな役割果たしてきた。」
などの発言をしました。
日企業向けサービス価格指数(7月)は予想とおりの−0.2%でした。
豪景気先行指数(6月)は前回値より弱い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は下落して始まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
シカゴ連銀総裁(今年はFOMC投票権なし)が、
「追加措置を講じる根拠は多くある。経済や雇用を押し上げる必要。
失業率が7%以上である限り、インフレ率が3%を越さない限り、
FEDはゼロ金利を維持すべき。FEDの認識を鮮明にすることが重要。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
人民日報が、
「中国は依然として需要拡大の限界や企業の収益性の問題、
そして今年の農作物の収穫高の不確実性に直面している。
世界経済の成長は比較的長期にわたって低迷が続く可能性。」
などの観測報道をしました。
豪RBA総裁が、
「これまで為替介入はしていない。大規模な介入にはリスクが伴う。
豪ドル高は豪政府債への投資だけが要因ではない。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
原油先物が96ドル台を割り込みました。
午前10時半過ぎからドル円がやや反発をみせました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
東京時間後半はドル円やクロス円がやや反落しました。
ドルストレートは揉み合い傾向で推移しました。
日経平均は前日比−107.36円の9070.76円で週の取引を終えました。
独与党の連邦議会会派代表のカウダー氏が、
「ギリシャ支援に関して条件および内容いずれにおいても
再交渉の余地はない。ギリシャのユーロ離脱は
ユーロにとって問題にはならない。」と発言しました。
ロンドン時間序盤は豪ドルやユーロが下落しました。
日銀総裁が、
「景気は緩やかに持ち直しつつある。
先進国の長期金利低下は為替面から景気の下押し圧力に。
現状では円高は景気に悪影響の方が大きい。
円安にもっていくための外貨購入は介入そのものだが、
為替安定目的の外貨購入は日銀独自の判断では難しい。
為替はファンダメンタルズに沿って安定したほうがいい。
円高の景気への悪影響は充分に認識。
金融緩和を行なうときは円高の影響を考慮して行なっている。
金融政策のサプライズは長続きしない。
欧州問題深刻化に伴う市場動揺や世界経済の下振れリスクを意識。」
などの見解を示しました。
ドル円がやや反発をみせました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は2009年3月以来の安値で取引を終えました。
ポンドドルは指標発表を控えてしばらく揉み合いました。
スペイン2年債利回りが3.778%に上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
英BOEのウィール委員が、
「追加刺激策が必要なら量的緩和より利下げが望ましい。」
との見解を示しました。
午後5時頃からドル円が反落する展開になりました。
英第2四半期GDP速報は前期比で予想とおりの−0.5%になりました。
ポンド売り反応が一時みられました。
独政府報道官が「与党CDU議員の見解は政府の方針ではない。」
との発表をしました。
その後、ドルストレートが一時反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
独政府報道官が、
「独仏首脳が昨日会談を行った。
スペイン銀行に関する報告の早期発表を要す。
独首相はサマラス首相に信頼性が必要と要請。
独首相はギリシャに合意の完遂を求める。
仏大統領は独首相のギリシャに関する立場を支持した。
トロイカの調査がギリシャに関する決定の基礎になる。」
などの発表をしました。
その後、ユーロドルが再び軟調に推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が再び下げ幅を拡大しました。
ドル円が軟調に推移しました。
クロス円が軟調に推移しました。
EUが「スペインから全面的救済の要請はまだ受けていない。」
との発表をしました。
ユーロ売りが強まりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.42485%に低下しました。
一部メディアが、関係筋の話として
「ECBの債券購入計画の最終決定は独裁判所の判断後になる。」
との観測報道をしました。
独の首相が、
「独とギリシャの関係は伝統的に非常に良好。
ギリシャ首相が解決の向けて全ての措置講じると確信。
ギリシャがユーロ圏に留まることを望む。
ギリシャと独はいかなる時期尚早な判断も下さないと信頼。
ギリシャに関する(緊縮策の緩和の判断は)トロイカの報告を待つ。
ギリシャの進展について予断を持っていない。
ユーロ圏危機は一挙に解決されるものではない。
ギリシャ支援にしっかりと取り組む。」などの発言をしました。
ギリシャの首相が、
「ギリシャはコミットメント果たす。成長の機会は必要。」
との発言をしました。
スペイン10年債利回りは6.480%に上昇しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせました。
米耐久財受注(7月)は予想より強い+4.2%、
米耐久財受注(除輸送用機器 7月)は予想より弱い−0.4%でした。
指標発表直後はドル売り反応がみられました。
その後、ドルストレートが下落する展開になりました。
ユーロドルが1.25台を割り込みました。
ユーロ円が一時98円台を割り込む場面がありました。
伊10年債利回りは5.777%に上昇しました。
マーケット・ニュース・インターナショナルが、
「ユーロ圏高官によれば、ギリシャが財政問題を解決するまで、
同国に一時的なユーロ離脱の要請を義務付ける計画を独財務省が
真剣に検討している。」と報じました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.65%あたりに低下しました。
NYダウの開始後は主要通貨ペアが反発をみせました。
NYダウがプラス圏へ反発しました。
原油先物が96ドル台を回復しました。
ドルストレートが反発しました。
米10年債利回りが一時1.6728%あたりに上昇しました。
ドル円やクロス円が反発しました。
格付け会社のフィッチが、
「スペイン政府がユーロ圏の救済基金に国債購入を要請しても、
スペインの信用格付けをすぐ引き下げることにはならない。」
との見解を示しました。
一部メディアが「ECBは利回りのバンドを検討。」と報じました。
ユーロが反発上昇しました。
欧州の株式市場は終盤に反発してプラス圏で取引を終えました。
バーナンキFRB議長がアイサ米下院議員に宛てた書簡で、
「これまでの刺激策は正当化される。更なる行動も視野にある。
金融政策の効果には時間差がある。この先の経済見通しをもとに、
政策を実施しなければならない。」との見解を示しました。
ロンドンフィックス過ぎから主要通貨ペアが揉み合いになりました。
伊の経済開発相が、
「成長のために財政規律を犠牲にすることはないだろう。
財政の規律がなくなれば成長の可能性もない。」
との発言をしました。
石油業界誌ペトロリアムのエコノミストが、
「IEAは戦略備蓄の放出に合意したもようで、
IEAは早ければ9月初旬に戦略石油備蓄を放出する可能性がある。
規模は昨年放出された6000万バレルと同じかこれを上回る可能性。」
との観測を発表しました。
原油先物がやや反落しました。
NYダウは堅調に推移しました。
深夜3時半頃からドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円は揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.683%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比+100.51ドルの13157.97ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<8月27日(月)>

※英国がサマー・バンクホリデーです。

午前8時01分に英ホームトラック住宅調査(8月)、
午後3時に日工作機械受注確報(7月)、
同午後3時に独輸入物価指数(7月)、
午後5時に独IFO景況動向指数(8月)、
などが予定されています。
独IFOには注目です。

<8月28日(火)>

午後3時に独GFK消費者信頼感調査(9月)、
夜10時に米ケースシラー住宅価格指数(6月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(8月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(8月)、
深夜2時に米2年債の入札、
米の指標には注目です。

<8月29日(水)>

午後4時にスイスKOF先行指数(8月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(8月)、
夜9時半に米第2四半期GDP改訂値、米第2四半期個人消費改訂値、
同夜9時半に米第2四半期GDP価格指数改訂値、
同夜9時半に米第2四半期PCEコア・デフレータ、
同夜9時半に加鉱工業製品価格指数(7月)、加原材料価格指数(7月)、
夜11時に中古住宅販売保留(成約 7月)、
深夜2時に米5年債の入札、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
(独)・米の指標には注目です。
また、この日に独伊首脳会談が予定されています。

<8月30日(木)>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(7月)、
午前10時半に豪第2四半期民間設備投資、豪住宅建設許可件数(7月)
午後4時55分に独失業者数(8月)、独失業率(8月)、
午後5時半に英消費者信用残高(7月)、
午後6時に欧消費者信頼感確報(8月)、
夜9時半に米個人所得(7月)、米個人消費支出(7月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(7月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加第2四半期経常収支、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・豪・米の指標には注目です。
また、この日にギリシャ国立銀行の決算発表が予定されています。

<8月31日(金)>

朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(8月)、
朝8時半に日全国消費者物価指数(7月)、日失業率(7月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(7月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(8月)、欧失業率(8月)、
夜9時半に加GDP(8月)、加第2四半期GDP、
夜10時45分にシカゴ購買部協会景気指数(8月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(8月)、
夜11時に米製造業受注指数(7月)、
夜11時からバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演、
などが予定されています。
(日)・加・米の指標には注目です。

<9月1日(土)>

この日に中国製造業PMI(8月)の発表と
ドラギECB総裁のジャクソンホールでの講演が予定されています。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初82.60で始まり、
軟調に推移して81.22まで下落して、週末にやや反発をみせて81.59
で終値となりました。また、先週は米10年債利回りが1.683%に低下
しました。一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末で0.42485%
と前週に続き低下しました。そして、NYダウは週末に反発しました
が週間では117ドル下落して13157.97ドルで週の取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、22日の米中古住宅販売件数(7月)が予想
より弱い447万件、23日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い
37.2万件、米新築住宅販売件数(7月)が予想より強い37.2万件、住宅
価格指数(6月)が予想より強い+0.7%、24日の米耐久財受注(7月)が
予想より強い+4.2%などになりました。住宅市場がまちまちの結果
となって、雇用市場では低迷が示される結果になりました。

そして、22日のFOMC議事録では「多数のメンバーはがQEは回復を拡大
させると認識。多数のメンバーは持続的成長なければ早期に追加緩和
と判断。参加者多数が新大規模資産購入は有効と期待。多数が2014年
の表現を延長することに賛成。9月持ち越しに合意。欧州危機と財政
の崖が下振れリスク。」などが示されました。一部のメンバーからは
追加緩和に対してネガティブな意見もあったものの、8月1日のFOMC
声明よりも追加緩和QE3への示唆と異例の超低金利にかかわる2014年
の表現の延長の示唆が強まり、9月FOMCに向けて緩和期待が高まるこ
とになりました。

また、先週の米要人発言では、21日にアトランタ連銀総裁が「景気
回復は現在まで成長力弱く高水準の失業率が長期化している。効果が
ないまま積極的に金融政策を行使することにはリスクがある。金融政
策は経済に前向きな影響力与えるが万能薬ではない。追加緩和は利益
とコストを考慮しなければならない。」、22日にシカゴ連銀総裁が
「FRBによる追加緩和では経済と金融の安定を検討している。世界貿
易が弱まっているのは恐ろしいこと。」、23日にシカゴ連銀総裁が
「穏やかなインフレや高失業率を考慮しFRBはもっと行動すべき。
前回FOMC後の雇用関連指標の改善は良い兆候だが充分ではない。
中国と世界的に一段の緩和が必要。」、同日セントルイス連銀総裁
が「前回のFOMC以降のデータはやや改善。FOMC議事録はやや古い。
経済が下期に2%成長を再開すれば据え置きに充分。米経済と金融
市場の現在の状況は1年前より良好。米FRBの追加資産買い入れによ
り出口戦略が困難になると懸念。追加量的緩和の可能性は夏にかけ
て市場で織り込まれていた水準よりは低い。追加の行動支持するに
は経済がさらに悪化もしくは成長が失速する兆候を見る必要。」、
24日にシカゴ連銀総裁が「追加措置を講じる根拠は多くある。経済
や雇用を押し上げる必要。失業率が7%以上である限り、インフレ
率が3%を越さない限り、FEDはゼロ金利を維持すべき。FEDの認識
を鮮明にすることが重要。」、などがありました。

今週の米主要経済指標では、28日のケースシラー住宅価格指数(6月)
と米消費者信頼感指数(8月)にリッチモンド連銀製造業景況指数(8月)
29日の米第2四半期GDP改訂値と米第2四半期個人消費改訂値に中古
住宅販売保留(成約 7月)と米地区連銀経済報告、30日の米新規失業
保険申請件数、31日のシカゴ購買部協会景気指数(8月)とミシガン大
学消費者信頼感指数確報(8月)に米製造業受注指数(7月)などが注目
されますが、週末31日のバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの
講演が今週の一番の注目材料になりそうです。

22日のFOMC議事録によれば、QE3へのある程度明確な示唆となる発言
の可能性はありますが、先週末24日に公表されたアイサ米下院議員
に宛てたバーナンキFRB議長の書簡では「これまでの刺激策は正当化
される。更なる行動も視野にある。金融政策の効果には時間差があ
る。この先の経済見通しをもとに政策を実施しなければならない。」
との認識が示されていることで、9月7日の米雇用統計の結果を待つ
としてQE3への明言を避ける可能性もありそうです。思惑による事前
の相場の動きと合わせて当日のバーナンキFRB議長の発言が注目され
ますが、いずれにしても31日は相場が大きく動きそうです。


円については、先週の日主要経済指標では、20日の日景気一致CI指数
確報(6月)は速報値より強い94.1、日景気先行CI指数確報(6月)は速報
値より強い93.2、21日の日全産業活動指数(6月)は市場予想とおりの
+0.2%、22日の日通関ベース貿易収支(7月)は予想より弱い−5174億
円などの結果になり、日本経済は底堅く推移しているものの貿易赤字
になっていることが示されました。

先週の日要人発言では、22日に杉本元財務事務次官がブルームバーグ
のインタビューで「日銀は供給資金を長期化するなど3次元の金融政
策をすべき。デフレ脱却に成長力向上による良い物価上昇が必要。」
との見解を示し、24日に日財務相が「韓国国債の購入はまだ何も決め
ていない。韓国との通貨協定拡充の10月の期限切れ後の対応は白紙に
戻して考えざるを得ない。韓国との通貨協定は韓国経済安定に大きな
役割果たしてきた。」との発言をして、日銀総裁が「景気は緩やかに
持ち直しつつある。先進国の長期金利低下は為替面から景気の下押し
圧力に。現状では円高は景気に悪影響の方が大きい。円安にもってい
くための外貨購入は介入そのものだが為替安定目的の外貨購入は日銀
独自の判断では難しい。為替はファンダメンタルズに沿って安定した
ほうがいい。円高の景気への悪影響は充分に認識。金融緩和を行なう
ときは円高の影響を考慮して行なっている。金融政策のサプライズは
長続きしない。欧州問題深刻化に伴う市場動揺や世界経済の下振れ
リスクを意識。」などの見解を示すなどがありました。円高への強い
牽制発言や為替介入にかかわる発言はみられませんでした。

今週の円にかかわる主要経済指標では、31日の日全国消費者物価指数
(7月)と日失業率(7月)に日鉱工業生産速報(7月)などが予定されてい
て、注目度はそれほど高くはないようですが一応は注目されます。

先週のドル円相場は、週初20日に79.56で始まり、仲値過ぎに79.65
まで上昇しましたが、その後は軟調傾向の揉み合いになり22日のロ
ンドンフィックスを過ぎる頃に79円台前半まで緩やかに下落するジリ
安で推移しましたが、22日深夜に発表されたFOMC議事録で追加緩和の
示唆が強まったことで、79.17円から一気に78.29円まで急落する相場
展開になりました。その後、週後半から振幅30Pips程度の小幅な揉み
合いになり週末にやや戻して78.66円で週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは79.00の「00」
ポイント・アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。ここを
上抜けた場合は、21日の揉み合い高値の79.52から先週高値の79.65
アラウンドが注目されます。さらに上昇した場合は6月末から7月
12日にかけて揉み合い高値になった80.00の「000」が注目ポイント
になりますが心理的節目の80.00は強い上値抵抗になりそうです。
また、下落となった場合は、まずは先週安値の78.29アラウンドでの
売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、78.00の
「00」ポイントから8月1日安値の77.91、さらに下落した場合は
6月1日安値77.66のポイントなどでの攻防が注目されます。

22日のFOMC議事録以来、QE3への期待が高まってドル円は軟調になっ
ていますが、今週は月末で本邦輸入企業による月末の決済に絡んだ
ドル買い需要の観測もあり綱引きとなりそうです。また、来週7日
には米雇用統計を控えていて動きにくいところもありますが、週末
31日のジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の発言によっては
週末にかけて相場が大きく動く可能性もありそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、23日の独第2四半期
GDP確報は前期比で予想とおりの+0.3%、独製造業PMI確報(8月)は
予想より強い45.1、独サービス業PMI確報(8月)は予想より弱い48.3、
欧製造業PMI確報(8月)は予想より45.3、欧サービス業PMI確報(8月)
は予想より弱い47.5、欧消費者信頼感指数速報(8月)は予想より弱い
−24.6、などになりました。

また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

18日、独の財務相「ギリシャに新たな支援プログラムを与えることは
できない。」、独ウェルト紙「仏や南欧諸国は必要に応じたギリシャ
への第3次支援に賛成。独は新たな支援パッケージに反対。ギリシャ
がユーロを離脱する可能性で準備が進行中。」、独シュピーゲル誌
「ECBは域内国債利回りに上限を設定して、これを上回った場合は市
場で国債を購入することを検討している。」、

20日、アスムセンECB専務理事が「ギリシャの脱退は管理可能だが望
ましくない。」、独財務省「ECBがユーロ圏国債の利回りに上限を設
定する計画との独誌報道について全く認識していない。」、
ギリシャ財務省高官「ギリシャは追加削減策で9月14日までのトロイ
カ承認を目指している。」、独の外相「ギリシャのユーロ残留に向け
て取り組んでいる。ユーロ残留の鍵はギリシャが握っている。ギリシ
ャ向けプログラムの大幅な緩和は容認できない。」、

21日、独CDUの幹部「ギリシャへのある程度の譲歩は可能。譲歩はプ
ログラムの範囲内であるべき。貸付け金利や期限は調整可能。」、
スペイン10年債利回りが6.215%あたりに低下。伊10年債利回りが
5.666%あたりに低下。

22日、ギリシャの首相「ユーロを離脱すればワイマール共和国の二の
舞になってしまう。ドラクマの再導入は民主主義の終焉を意味。」、
格付け会社のS&Pが「伊の南西部のカンパニア州の長期発行体格付け
をBBB+からBBBに格下げする。見通しはネガティブ。」、
米WSJ電子版「メルケル独首相はユーロが白紙となる可能性に向けて
在任中で最大の危機に直面。」、ギリシャの首相「さらなる時間は
さらなる資金を必ずしも意味しない。ギリシャ政府は構造改革と国有
資産の民営化で前進している。ギリシャを見捨てれば他のユーロ圏諸
国の不確実性と脆弱性が拡大。金融市場で劇的な結果を招く。」、
スペイン10年債利回りが6.148%に低下。独シュピーゲル誌「独FDPの
ブリューデレ議員はECBの国債利回り上限設定に反対。」、
ユーログループ議長「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。ギリ
シャ向け次回融資実施の条件は財政赤字削減の信頼ある策定。期限延
長に関してはトロイカの調査しだい。第3次支援に関しては検討して
いない。」、独の首相「ギリシャについてはトロイカの報告を待つ
必要。」、レーン欧州委員「ユーロの将来は春よりも悲観が後退して
いる。ECBが金融システム安定確保で中心的役割担う。高利回りを抱
える諸国につなぎ資金が必要。」、ギリシャ首相「次回の支援が10月
以降に遅れてもつなぐことは可能。しかし全く支援が無くなれば崩壊
する。数週間内に117億ユーロの緊縮策を決定。」、
米シティグループのリポート「ギリシャのユーロ離脱の確率は90%。
早ければ9月にも起きる可能性がある。今後の動向に関しては9月に
実施されるトロイカの調査しだい。」、

23日、独の財務相「ユーロ圏はギリシャ支援で既に実施可能な限界に
既に達している。」、スペイン10年債利回り6.430%あたりに上昇。
ロイター通信「ECBは新たな債券買い入れプログラムをめぐり、非公
表の利回りターゲット(暗黙のターゲット)の設定を検討。9月6日
のECB理事会前の決定はなく柔軟なものとなる可能性。」、
独ウェルト紙「ECB内では暗黙のターゲットを非公表とする考え方が
ある。複数当局者が利回りよりスプレッドのターゲットを支持。」、
ギリシャの首相「ギリシャのユーロ圏離脱との思惑は終わりにすべ
き。ユーロ離脱はドミノ効果を招きかねない。ギリシャにはわずか
な息継ぎの余地が必要。ギリシャは117億ユーロの予算削減を確定。
景気回復には目標の達成が必須。追加支援を要請していない。」、
伊10年債利回りは5.667%に上昇。スペイン10年債利回りは6.413%
あたりに上昇。一部メディア「スペインはユーロ圏諸国と全面支援
について協議している。決定はまだしていない。」、
オランダの財務相「ギリシャ問題に関して独は厳格な姿勢を維持す
べき。財政再建の期限延長はギリシャのためにならない。」、

24日、独与党の連邦議会会派代表のカウダー氏「ギリシャ支援に関
して条件および内容いずれにおいても再交渉の余地はない。ギリシャ
のユーロ離脱はユーロにとって問題にはならない。」、
独政府報道官「独首相はサマラス首相に信頼性が必要と要請。独首相
はギリシャに合意の完遂を求める。仏大統領は独首相のギリシャに関
する立場を支持した。トロイカの調査がギリシャに関する決定の基礎
になる。」、一部メディアが「ECBの債券購入計画の最終決定は独の
裁判所の判断後になる。」、独の首相「ギリシャ首相が解決の向けて
全ての措置を講じると確信。ギリシャがユーロ圏に留まるのを望む。
ギリシャと独はいかなる時期尚早な判断も下さないと信頼。ギリシャ
に関する(緊縮策の緩和の判断は)トロイカの報告を待つ。ギリシャの
進展について予断を持っていない。ギリシャ支援にしっかりと取り
組む。」、スペイン10年債利回りは6.480%に上昇。伊10年債利回り
は5.777%に上昇。格付け会社のフィッチ「スペイン政府がユーロ圏
の救済基金に国債購入を要請しても、スペインの信用格付けを直ぐに
引き下げることにはならない。」、一部メディア「ECBは利回りのバ
ンドを検討している。」、伊の経済開発相「成長のために財政規律を
犠牲にすることはない。財政規律がなければ成長の可能性もない。」
などがありました。

先週のユーロドル相場は、週初1.2352あたりから始まり、ロンドン
時間序盤に1.2368あたりまでやや上昇しましたが、独財務省が「ECB
がユーロ圏国債の利回りに上限を設定する計画との独誌報道につい
ては全く認識していない。」と発表したことや、独連銀月報で「ECB
による債券購入計画に相当なリスクあると認識。」と示されたこと
で、週安値となる1.2295まで下落しました。その後は米10年債利回り
が1.8%台に低下したこと背景としたドル売りに、ロンドンフィック
スにかけて1.23台半ばへと反発する展開になりました。

その後、21日の東京時間にやや堅調傾向の小幅な揉み合いを経て、
ロンドン時間に独CDU幹部が「ギリシャへのある程度の譲歩は可能。
貸付け金利や期限は調整が可能。」と発言したことや、スペインの
短期債の入札が好調であったことなどを背景に1.24台を回復しまし
た。その後もNYダウが堅調に推移したことや、スペイン10年債利回
りが6.215%あたりに低下するとともに伊10年債利回りが5.666%あ
たりに低下したことで、リスク選好の動意に同日のロンドンフィッ
クスにかけて1.2487に上昇しました。

その後、22日の東京時間およびロンドン時間前半からNY時間序盤に
かけて、独シュピーゲル誌の「ブリューデレ独FDP議員はECBの国債
利回り上限設定に反対している。」との報道や、ユーログループ議
長の「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。」との発言、及び
独首相の「ギリシャについてトロイカの報告を待つ必要。ギリシャ
首相との会談で支援に関する決定を下さない。」との発言に揺れな
がら揉み合いとなりましたが、米10年債利回りが1.748%あたりに
低下したことによるドル売りを背景に、レーン欧州委員が「ユーロ
の将来は春よりも悲観が後退している。ECBが金融システム安定確保
で中心的役割担う。」と発言したことで反発上昇する展開になりま
した。その後、一旦、小幅な揉み合いになりましたが、同日深夜に
発表されたFOMC議事録で「「多数のメンバーはがQEは回復を拡大さ
せると認識。多数のメンバーは持続的成長なければ早期に追加緩和
と判断。参加者多数が新大規模資産購入は有効と期待。多数が2014
年の表現を延長することに賛成。」などが示されたことでドル売り
動意となって、ユーロドルは上昇して1.25台を回復する展開になり
ました。

その後、23日の東京時間およびロンドン時間前半からNY時間序盤に
かけて、独の財務相の「ユーロ圏はギリシャ支援で既に実施可能な
限界に達している。」との発言に揺れながらも、ロイター通信の
「ECBは新たな債券買い入れプログラムをめぐり非公表の利回りタ
ーゲット(暗黙のターゲット)の設定を検討している。9月6日の
ECB理事会前の決定はなく柔軟なものとなる可能性。」との報道や、
独ウェルト紙の「ECB内では暗黙のターゲットを非公表とする考え
方がある。複数の当局者が利回りよりスプレッドのターゲット設定
を支持。」との報道などで、ロンドンフィックスにかけて週高値と
なる1.2589まで上昇する展開になりました。

その後、23日のNYダウが120ドル超の下落になったことで、リスク
回避の動意にユーロドルは1.25台半ばへ反落して、翌24日の東京時
間は小幅な揉み合いになりました。その後、ロンドン時間に独与党
の連邦議会会派代表のカウダー氏が「ギリシャ支援に関しては条件
および内容いずれにおいても再交渉の余地はない。ギリシャのユー
ロ離脱はユーロにとって問題にはならない。」と発言したひとや、
中国上海株式市場が2009年3月来の安値となったことや、マーケッ
ト・ニュース・インターナショナルが「ユーロ圏高官によれば、
ギリシャが財政問題を解決するまで同国に一時的なユーロ離脱の要
請を義務付ける計画を独財務省が真剣に検討している。」と報じた
ことを背景に、NY時間序盤にかけて1.2481まで下落する展開になり
ました。その後、欧州の株式市場が反発して、NYダウも堅調に推移
したことを背景にロンドンフィックスにかけてユーロドルは1,2561
まで反発して、その後は株式市場の堅調の中、逆行の動きの調整と
なって1.2512で週の取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、27日の独IFO景気動向指
数(8月)、29日の独消費者物価指数速報(8月)、30日の独失業率(8月)
31日の欧消費者物価指数速報(8月)と欧失業率(7月)などが注目され
ますが、ユーロドルでは対ドル通貨として週末31日のジャクソンホ
ールでのバーナンキFRB議長の発言が注目されます。また、1日(土)
ではありますが、同じくジャクソンホールでのドラギECB総裁の発言
が注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週末高値
の1.2561のポイントでの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は
先週高値の1.2589から1.26の「00」ポイント、さらに上昇した場合は
6月29日高値の1.2692から1.27の「00」ポイントなどでの売り買いの
攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは先週末安値の1.2481のポイントで
の攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は22日安値の1.2431のポ
イント、さらに下落した場合は1.24の「00」ポイント、ここを下抜け
た場合は20日高値の1.2368のポイント、さらに下落した場合は20日安
値アラウンドでもある1.23の「00」ポイントなどでの売り買いの攻防
が注目されます。

20日に独財務省が独シュピーゲル誌の報道を表向きは否定しましたが
非公表の利回りターゲット(暗黙のターゲット)の設定となるのか、
あるいはスプレッド・ターゲットの設定となるのかは検討過程ながら
ECBが新たな債券買い入れプログラムの検討を進めているのは確かな
ようで、先週のユーロドルは週間で堅調推移になりました。9月6日
にECB理事会そして翌7日に米雇用統計を控えてはいますが、今週も
ECB債券買入プログラムへの期待を背景とした選好が続きそうです。
ただ、一方、22日に米シティグループのリポートでは「ギリシャの
ユーロ離脱の確率は90%。早ければ9月にも起きる可能性がある。
今後の動向に関しては9月実施のトロイカの調査しだい。」とされ、
ギリシャにかかわるリスク回避動意になる可能性も排除はできなく、
ユーログループ議長も「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。」
としてトロイカの調査待ちの状況で、また「ECBの債券購入計画の最
終決定は独の裁判所の判断後になる。」ことにならざるを得ないよう
で、さらにスペインはやがては支援要請をすると思われますが、その
時期は不明で、多くの材料がテーブルに載ったままの混沌とした状況
の中、週末のジャクソンホールでのイベントで揺れる相場展開になる
可能性が高そうです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その19 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十九話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて、カーネマンらのプロスペクト理論の研究によれば、
 人の通常の心理はトレードに負の作用となることが示されていて、
 勝てるトレーダーになるためには
 これを克服していかねばならないのじゃが…、
 一筋縄ではいかないのじゃ。」

『ふん。精神論かよ。』

「いや…、精神論と簡単に切って捨てることのできぬ問題じゃよ。
 トレードとマインドには密接な関係があって、
 マインドの重要性は欧米の著名なトレーダーの多くが
 重要なものとして認識しておるのじゃ。」

『……。』

「先週も少し話したがのう…。
 明確なサインが出ても躊躇してエントリーしなかったのに、
 かなり遅れてたまらず追っかける『出遅れ追っかけ』をして、
 一時の高値や安値を掴み、上昇トレンドで買って負けたり、
 下落トレンドで売って負けるのも、 
 また、動意が続いているのに漠然とした不安で
 さしたる根拠もなくビビリで途中で降りてしまうのも、
 心理の影響が大きいものじゃ。」

『どう、克服するのさ。』

「ジイもいまだに悩んでいて、それは簡単なことではないが、
 まずは勝つことへの肯定とそのコミットが必要じゃ。」

『勝つことを肯定する「決意」が必要だってか?』

「そうじゃ…。トレーダーであれば
 誰しもトレードで勝つことを望んでいるものじゃが、
 深層心理で勝つことを拒絶している場合があるのじゃ。」

『えっ、何だって?』

「トレードを行うに際してその執行の前から負けそうだと思う、
 漠然とした不安の中でトレードの検討を行う、
 これらのマインド状況では既に不安心理に陥っていて、
 勝つことを拒絶している状況でトレードに勝てないものじゃ。」

『……。』

「私はトレードで勝つことを肯定する。
 私は勝てるトレーダーである。
 私には富を得る資格と権利がある。
 私には不確実性に立ち向かうルールがある。
 損小の重要性を知っている。利大の重要性も知っている。
 私は自分で決めたルールを守ることができる。
 ときに負けることはあってもトータルでは勝つ。
 だから不確実性の中にあっても恐れはない。
 トレードは楽しいものである。私は実行できる。
 などへ強くコミットして、紙に書き出すことじゃ。」

『あははっ。まるでカルトじゃないか。』

「ふむ。見方によってはそうなるのかのう…。
 でも、スポーツの分野でもマインドをポジティブ化する
 イメージ・トレーニングという分野があって、
 古来からも心技体と言われているように、
 マインドのトレーニングはとても重要なものじゃ。」

『そんなもんかねぇ…。』

「ただ…、一人でのマインド強化のトレーニングは
 なかなかたいへんなことでのう…。」

『……。』

「ルール、つまり手法の理解では、
 他者へのアウトプットが良い方法となるものじゃ。」

『なんだよそれ…?』

「自身の理解を深化させるために、
 自分以外の者に、自分自身が教師となって
 その手法を解説するのじゃよ。
 質疑応答も加えるととても深い理解が得られるものじゃ。」

『……。』

「それに、トレードの執行にあたっても、
 友人でも家族でもよいが、自分以外の者に
 『ナゼここでエントリーするのか』、
 『ナゼここで決済をするのか』
 を自分自身が教師となって『解説するようにする』と、
 自身の心のささやきを排除できるとともに、
 自身の手法の理解の深化が格段に向上するものじゃ。」

『……!』

「たとえば、自分以外の者に
 『損切りは口座資金を守るために重要なことです。』と
 解説して、実際に損切りして見せるわけじゃのう…。
 それによって損切りの習慣を身につけることができるのじゃ。」

『……。』

「それと、勝っているトレーダー達との親交を
 深めるのも良いことじゃのう…。
 いわゆる『感化“influence”』じゃが、
 勝つことが当たり前のトレーダー達と交流することによって、
 自身のマインドもトレードで勝つことが普通のこととして
 感化されていくものじゃ。」

『……。』

「それに…じゃが…、
 PCを多画面にするなどトレードの環境を改善することも、
 単なる装備の充実ということだけではなく、
 警察官が制服を着たとたんにピリッとするように、
 勝てるトレーダーへの変身グッズになることもあるようじゃ。」

『あははっ。まるで映画のアイアンマンだな。』

「今述べたことは、マインドの改善の一例じゃが、
 最近、とても注目される分野があるのじゃ…。」

『なんだよそれは?』

「NLP(神経言語プログラミング)によるメンタルの技術と
 そのトレーニングじゃよ。
 これはまた来週にでも話をすることにしようかのう…。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その18


夏休みも終わってみればあっというまでしたね。^^

●先週の主な出来事

<8月13日(月)>

豪ドルなど資源国通貨がやや下落して始まりました。
ユーロドルやドル円は静かなスタートになりました。
伊レプブリカ紙が12日に、
「伊財務相は伊経済が予想以上に低迷しているため、
2012年は財政赤字目標を達成できない見通しと発言。」と報じまた。
日経新聞が、
「独は9月にもアジア金融市場で外貨準備の運用を始める。
独連銀が東京に取引拠点を設置する方針で日金融当局と最終調整。」
との報道をしました。
NZ財務相が、
「NZドルは高すぎる。輸出や経済改革に悪影響。
主要貿易相手国である中国との関係は良好。
中国はNZ債券を購入している。」などの発言をしました。
限定的ながらNZドル売り反応がみられました。
東京時間が近づく頃にややドル買いの動きがみられました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
日第1四半期実質GDP確報は前期比で予想より弱い+0.3%、
日第1四半期GDPデフレータ確報は予想より弱い−1.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日経済財政相が、
「景気は内需にけん引される形で上向きの動き続いている。
7-9月期以降も緩やかな成長が続く見込み。
欧州債務危機を背景とした海外経済の下振れに留意する必要。」
などの認識を示しました。
内閣府が、
「民間最終消費支出は+0.1%で1-3月の+1.2%から大幅鈍化。
民間住宅は+0.8%で2四半期ぶりにプラス。」
などの発表をしました。
日経平均は小幅安で始まり前週末終値レベルで揉み合いました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で揉み合いました。
ユーロ円が一時96円台を割り込む場面がありました。
午前10時半頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
原油先物は93ドル台前半で推移しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で揉み合いになりました。
シンガポールの株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「消費増税法案成立は日本の格付けにポジティブ。」
との見解を発表しました。
東京時間後半は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前週末比−6.29円で大引けになりました。
独卸売物価指数(7月)は前月比で前月より強い+0.3%でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
午後4時半頃からドル円がやや反落しました。
ギリシャ第2四半期GDPは予想より強い−6.2%になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
独仏の株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が反発しました。
伊12ヵ月債の入札では、
「目標調達額とおりの80億ユーロ発行。
落札利回りが前回より高い2.767%。
応札倍率が前回より高い1.693倍。」になりました。
独6ヶ月債の入札では、
「目標調達40億ユーロに対して応札額が47.45億ユーロ。
発行額が37.7億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い−0.0499%。
応札倍率が前回より低い1.3倍。」などになりました。
EU欧州連合が、
「ギリシャの短期証券入札に不安はない。
入札は完全にコントロール下にある。」との発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43450%に低下しました。
NY時間前あたりから主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場がやや反落して揉み合いました。
豪ドルなど資源国通貨が下落しました。
NY時間序盤はユーロドルなどが上下動の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
スペイン10年債利回りは6.822%に低下しました。
伊10年債利回りは5.565%あたりになりました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
NYダウが一時反発をみせましたが再び下げ幅を拡大しました。
欧州の株式市場が前週末比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が92ドル台前半に下落しました。
米10年債利回りが1.63%あたりに低下しました。
ギリシャ中銀が、
「ECBによる7月のギリシャ銀への資金供給は239.9億ユーロ。
6月の736.6億ユーロから大幅に減少。」などを発表しました。
ECBの証券市場プログラムに関する統計では、
「8月10日の時点で2115億ユーロの国債を保持。
22週間にわたり国債の購入はなかった。」などが示されました。
午後11時過ぎ頃からユーロドルが反落しました。
深夜12時過ぎにNYダウが90ドル超の下落になりました。
欧州の株式市場は終盤に反発をみせるもマイナス圏で引けました。
豪ドル米ドルが一時1.05台を割り込みました。
ロイター通信が
「伊中銀の発表したデータから、4月の海外投資家による
伊国債の保有残高が前年6月から25%超減少したことがわかった。」
との報道をしました。
独紙が、
「独憲法裁判所からESMが合憲かどうかの判決が
9月12日に下される予定が遅れる可能性も。
原告側が独裁判所に対し欧州司法裁判所の判断を待ってから
最終判断を下すよう求めている。」との観測報道をしました。
原油先物が反発して一時93ドル台を回復しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「伊とスペイン債の一部取引の証拠金率を引き上げる。」
との発表をしました。
NYダウが当日安値圏で揉み合いの後にやや下げ幅を縮小しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
米10年債利回り利は1.663%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−38.52ドルでこの日の取引を終えました。

<8月14日(火)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
NZ第2四半期小売売上高は予想より強い+3%になりました。
NZドル買い反応がみられました。
英RICS住宅価格(7月)は予想より弱い−24.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京時間が近づく頃からドルストレートがやや軟調になりました。
日第三次産業活動指数(6月)は予想より強い+0.1%でした。
日銀議事要旨では、
「米独長期金利名目成長率下回っていて、
成長率と整合的な水準に上昇する可能性。(複数の委員)
米独長期金利動向は日本の長期金利にも影響する可能性。
札割れは緩和浸透の表れだが緩和姿勢明確化の観点から
方策を検討すべき。札割れ発生は短期実勢レートが
しばしば0.1%下回っているため。」などが示されました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが反発をみせました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
豪NAB企業景況感指数(7月)は予想より弱い−3になりました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
その後、中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物や日経平均が徐々に反落して揉み合いました。
豪ドルなど資源国通貨が反落しました。
ユーロドルやドル円は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は92ドル台後半で推移しました。
一部メディアが、
「日銀の長期国債保有残高が初めて銀行券発行残高を超えた。」
との報道をしました。
午後1時半頃からドルストレートが反発をみせました。
ユーロドルが堅調に推移しました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
仏第2四半期GDP速報値は前期比で予想より強い±0.0%でした。
日経平均は前日比+44.73円で大引けになりました。
独第2四半期GDP速報値は前期比で予想より強い+0.3%、
独第2四半期GDP速報値は前年同期比で予想より弱い+1.0%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が97円台を回復しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が反発しました。
原油先物が93ドル台を回復しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
スイス生産者輸入価格(7月)は予想より弱い−1.8%でした。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
英消費者物価指数(7月)は予想より強い+2.6%、
英消費者物価指数コア(7月)は予想より強い+2.3%、
英小売物価指数(7月)は予想より強い+0.1%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
午後5時半頃から欧州の株式市場やダウ先物がやや反落しました。
ドルストレートやクロス円がやや反落しました。
ドル円は揉み合いになりました。
独ZEW景況感調査(8月)は予想より弱い−25.5、
欧ZEW景況感調査(8月)は前回値より強い−21.2、
欧第2四半期GDP速報値は前期比で予想とおりの−0.2%、
欧鉱工業生産(6月)は予想より強い−0.6%になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
ギリシャ3ヶ月債の入札では、
「目標調達額31.25億ユーロに対して発行額40.62億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い4.43%。
応札倍率が前回より低い1.36倍。」になりました。
ドルストレートやクロス円がやや軟調傾向で推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場は揉み合いになりました。
EU欧州連合が、
「GDPの数字に驚きはない。今回の数字は予想内。
第3四半期GDPは同じような逆風にはならないだろう。」
との声明を発表しました。
米ホーム・デポの第2四半期決算では、
1株あたり利益が予想より強い1.01ドルになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43650%に上昇しました。
格付け会社のフィッチが、
「アイルランドの格付け見通しは引き続きネガティブ。」
との発表をしました。
スペインの首相が、
「ECBの債券購入に関してもっと詳細が必要。
詳細が分かるまで債券購入をめぐる決定はない。」
との発言をしました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が反発をみせました。
米生産者物価指数(7月)は前年比で予想とおりの+0.5%、
米生産者物価指数コア(7月)は予想より強い+2.5%、
米小売売上高(7月)は予想より強い+0.8%、
米小売売上高(除自動車 7月)は予想より強い+0.8%になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇してドルストレートが下落しました。
米10年債利回りが1.7%台に上昇しました。
ダウ先物が上昇して揉み合う展開になりました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ圏は必要なら行動する用意がある。
ユーロは引き返せない。
ギリシャがユーロに留まるには均衡回復が必要。
ユーロ圏の基盤を立て直す必要がある。」
などの発言をしました。
午後10時過ぎにユーロドルが反発をみせて揉み合いました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合う展開になりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
原油先物は93ドル台で揉み合いました。
米企業在庫(6月)は予想より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、主要通貨ペアが軟調推移になりました。
スペイン10年債利回りは6.725%あたりに低下しました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが反発をみせました。
米10年債利回りは1.73%あたりに上昇しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
鉄鉱石のスポット価格が2009年12月以来の安値になりました。
NYダウは徐々に上げ幅を縮小する展開になりました。
レーン欧州委員が、
「EUへの支援要請に関してスペインはまだ何も決定していない。」
との発表をしました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
NYダウが一時前日マイナス圏に反落しました。
米10年債利回りは1.729%になりました。
NY原油(WTI)は93ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+2.71ドルでこの日の取引を終えました。

<8月15日(水)>

オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物はやや軟調に推移しました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨がやや軟調に推移しました。
スペインのバンガルディア紙が、
「スペインは銀行支援資金300億ユーロの提供を要請する方針。」
との観測報道をしました。
英FT紙が、
「ギリシャは緊縮プログラムの2年延長を要請する方針。」
との観測報道をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円やユーロ円などが反発しました。
ユーロドルに一時やや反発の動きがみられました。
豪Westpac消費者信頼感指数(8月)は予想より弱い96.6でした。
日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合いになりました。
仲値過ぎからドル円がやや反落しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国国家統計局が、
「中国経済は予測できない困難やリスクに直面している。
中国の高い経済成長を支える要因が弱まってきている。」
などの見解を発表しました。
日経平均が下げ幅を一時拡大しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均が終盤にかけて下げ幅を縮小しました。
原油先物は93ドル台で推移しました。
日経平均は前日比−4.84円で大引けになりました。
午後3時過ぎからドル円やユーロドルが反発上昇しました。
ユーロ円が反発上昇しました。
ダウ先物が一時やや反発する展開になりました。
英BOEのフィッシャー理事が、
「景気刺激策では利下げよりも量的緩和のほうが強力。」
との認識を示しました。
英BOEのビーン副総裁が、
「英国の成長は予想よりも弱い。
インフレは年内にやや低下する公算。」
との発言をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ダウ先物が再び反落する展開になりました。
ポンドドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
午後4時半過ぎからユーロドルが下落する展開になりました。
豪ドルなど資源国通貨やポンドが軟調傾向で推移しました。
ドル円は堅調に推移しました。
アジアの株式市場は下落して取引を終えました。
午後5時過ぎにドルストレートが反発する展開になりました。
欧州の株式市場やダウ先物にやや反発の動きがみられました。
ドルストレートが神経質な相場展開になりました。
英失業保険申請件数(7月)は予想より強い−6900件、
英失業率(7月)は予想とおりの4.9%でした。
英BOE議事録では、
「政策金利と資産買い入れ枠維持は全員一致。
資産買い入れ枠の拡大も議論。利下げは議論がなかった。
他の選択肢が必要かは融資促進策の効果を見極めて考慮する。」
などが示されました。
ポンドが上昇しました。
伊10年債利回りは5.787%あたりに低下しました。
スペイン10年債利回りは6.666%あたり低下しました。
午後6時半頃からユーロが全面安になりました。
ユーロポンドやユーロ豪ドルやユーロ円が下落しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
ポンドドルがやや反落しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
中国の首相が、
「経済への下方圧力はなお強く当面続く見込み。
経済情勢が厳しい分野の雇用に注力する必要。
景気回復の基盤はまだ盤石ではない。」などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43450%に低下しました。
ドル円は当日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
NY時間序盤はドル円が上昇して79円台を回復しました。
ポンド円が一時124円台を回復する場面がありました。
米消費者物価指数(7月)は予想より弱い+1.4%、
米消費者物価指数コア(7月)は予想より弱い+2.1%、
NY連銀製造業景気指数(8月)は予想より弱い−5.85になりました。
ドル売り反応がみられました。
ドル円が急落して豪ドル米ドルなどドルストレートが反発しました。
対米証券投資(6月)は予想より弱い+93億ドルでした。
ロイター通信が、
「英BOEが実施した拡大担保タームレポファシリティーECTRでの
6ヶ月物資金供給は予定の50億ポンドを大きく下回る15億ポンド。
供給額が低水準にとどまったことは英国の銀行間市場の
緊張が高まっていないことを示している。」との報道をしました。
米鉱工業生産指数(7月)は予想より強い+0.6%、
米設備稼働率(7月)は予想より強い79.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
その後、NYダウが下げ幅を縮小してプラス圏へ反発しました。
ドル円が反発をみせました。
ユーロドルやポンドドルなどが反落して揉み合いました。
米NAHB住宅市場指数(8月)は予想より強い37になりました。
NYダウが反落して前日終値レベルで揉み合いました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が369.9万バレルの減少でした。
原油先物が堅調に推移しました。
加の財務相が、
「世界経済は脆弱で加経済も影響を免れることはない。
潜在成長よりも低い成長で留まっている。
欧州は一層の施策が必要。解決の能力を保持している。」
などの発言をしました。
米10年債利回りは一時1.81%あたりまで上昇しました。
ドル円が79円台後半へ反発上昇しました。
欧州の株式市場は下げ幅を縮小も前日比マイナス圏で引けました。
原油先物が94ドル台後半へ上昇しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダラス連銀総裁がTVインタビューで、
「これ以上の追加刺激策は効果がなく政治的に写る可能性も。
2013年に景気後退に陥る可能性は小さい。
米議会は財政面で明確性を示すべき。」などの認識を示しました。
米10年債利回りは1.812%になりました。
NY原油(WTI)は94ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−7.36ドルでこの日の取引を終えました。

<8月16日(木)>

オセアニア時間はドル買いがやや優勢の展開になりました。
ドル円が79円台を回復しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルがやや軟調に推移しました。
ユーロドルはやや反発をみせました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
ドル円やユーロ円などクロス円が堅調に推移しました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
日経平均が9000円台を回復しました。
仲値過ぎから主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
その後、ドル円は再び上昇しました。
しだいにドル買い優勢の展開になりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「超過準備の金利を引き下げても経済への影響は最小限。
米失業率は高止まり。インフレ率はFRBの目標を下回って推移。」
などの認識を示しました。
豪の首相が「豪製造業者は通貨高など強い圧力に直面している。」
との認識を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
中国商務省の高官が、
「7月の輸出低迷はEU向けの大幅減少が原因。
中国の貿易はユーロ圏債務危機と世界経済減速で
下半期に一段と厳しい状況に直面。
2012年の貿易目標達成への圧力が増大。」
などの見解を示しました。
日経平均は堅調に推移しました。
ドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ドルストレートは軟調に推移しました。
午後2時頃からユーロドルがやや反発をみせました。
ポンドドルは軟調に推移しました。
日経平均は前日比+167.72円で大引けになりました。
午後3時からポンドやユーロ主導で主要通貨ペアが下落しました。
ドル円も反落する展開になりました。
ダウ先物やアジアの株式市場に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
その後、欧州の株式市場が前日比マイナス圏で推移しました。
午後5時過ぎにポンドドルなどドルストレートが反発しました。
独仏の株式市場が下げ幅を縮小しました。
英小売売上高指数(7月)は予想より強い+0.3%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが一時1.57台を回復しました。
欧消費者物価指数確報(7月)は予想とおりの+2.4%、
欧消費者物価指数確報コア(7月)は予想とおりの+1.7%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、英の株式市場が軟調傾向で推移しました。
午後6時過ぎからユーロドルやドル円が反発をみせました。
クロス円が堅調傾向で推移しました。
独の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43350%に低下しました。
NY時間序盤はポンドやユーロが堅調に推移しました。
ドル円やクロス円が上昇しました。
米新規失業保険申請件数は予想よりやや弱い36.6万件、
米住宅着工件数(7月)は予想より弱い74.6万件、
米建設許可件数(7月)は予想より強い81.2万件になりました。
ドル売り反応がみられました。
ドル円が反落してドルストレートが反発上昇しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
加製造業売上高(6月)は予想より弱い−0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊10年債利回りは5.812%あたりになりました。
スペイン10年債利回りは6.550%あたりになりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
ユーロが堅調に推移しました。
豪ドルがやや反落しました。
原油先物は94ドル台で推移しました。
その後、NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
オーストリア中銀総裁が、
「銀行ルールが行き過ぎないように注意しなければならない。
銀行が地下銀行に移行することを避けねばならない。
3-4年で完全な財政統合が出来ることには懐疑的。」
などの発言をしました。
フィラデルフィア製造業景況指数(8月)は予想より弱い−7.1でした。
指標発表直後は主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
米10年債利回りは1.7948%あたりに低下しました。
米メドレー・リポートでは、
「スペインが国債購入を要請すれば
ECBは大規模なスペイン国債購入に動く可能性。」
などの見解が示されました。
その後、NYダウが前日比プラス圏へ反発上昇しました。
米10年債利回りが1.82%あたりに上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が上昇しました。
ドル円も反発をみせて揉み合いました。
原油先物が95ドル台を回復しました。
独の首相が、加の首相との会談で、
「ユーロ危機に関して正しい方向に向かっているが、
より迅速に解決に向かわなければならない。時間が重要。」
との発言をしました。
ロンドンフィックス頃からユーロドルなど上昇一服になりました。
欧州の株式市場は終盤にかけて上昇して取引を終えました。
NYダウが堅調に推移しました。
ユーロ円が98円台を一時回復しました。
格付け会社のムーディーズが、
「ペルーの格付けをBAA3からBAA2に格上げ。見通しポジティブ。」
との発表をしました。
NYダウが一時100ドル超の上昇になりました。
ロイター通信が、関係筋の話として、
「米政府は石油の戦略備蓄放出の可能性に関して古い計画を再検討。
今後数週間市場を注視し9月3日のレイバーデー後に
原油価格が下落するか見極めたいとしている。
各国とはまだ協議していない模様。」との観測報道をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.835%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+85.33ドルでこの日の取引を終えました。

<8月17日(金)>

オセアニア時間はややドル売り優勢の展開になりました。
ユーロドルは小幅な揉み合いで推移しました。
NZドルや豪ドルが堅調に推移しました。
中国の証券時報が、
「中国人民銀行は預金準備率の引き下げ前に利下げする可能性。」
との観測報道をしました。
NZ第2四半期生産者物価仕入指数は前回値より強い+0.6%、
NZ第2四半期生産者物価出荷指数は予想より強い+0.3%でした。
市場反応は限定的もNZドルは堅調に推移しました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロドルが小幅な揉み合い推移になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ポンドドルがやや軟調に推移しました。
原油先物は95ドル台前半で推移しました。
フィンランド外相が英デーリー・テレグラフ紙で、
「不測の事態に備えた実施計画を用意してユーロ崩壊に備えている。
どのようにユーロを離脱するかのルールはないが時間の問題。
南部もしくは北部のどちらかが離脱する。
大惨事が起こり資金は底をつく。
最初にユーロを離脱して全ての責任を負うことをどこも避けている。
ユーロ崩壊はEUの終わりではなくEUの機能は強化されるだろう。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
ミネアポリス連銀総裁が、
「超低金利の継続時期について2014年末より早い時期を選択する。」
との見解を示しました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向になりました。
東京時間後半は豪ドルやポンドが下落しました。
ドル円は小幅揉み合いになりました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏推移になりました。
日経平均は前日比+69.74円の9162.50円で週取引を終えました。
独生産者物価指数(7月)は予想より弱い+0.9%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はユーロやポンドがやや反発をみせました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が下落しました。
ユーロ豪ドルが上昇しました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が98円台を再び回復しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
伊10年債利回りは5.790%あたりになりました。
資源国通貨の軟調が続きました。
その後、ユーロドルがやや反落しました。
欧経常収支(6月)は季調前で前回値より強い+157億ユーロでした。
限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
スペイン中銀が、
「スペイン国内銀行の6月の不良債権比率は9.42%と
前月の8.95%から上昇した。」との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
HSBC債券調査部門長が、
「ECBは市場介入でスペイン金利を2%に移行可能。」
との見解を示しました。
オーストリア首相が、
「ユーロ圏はメンバーを排除してはいけない。
ユーロ圏メンバーの破綻はオーストリアの利益にならない。」
との発言をしました。
欧貿易収支(6月)は季調前で予想より強い+149億ユーロでした。
限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場は上下動の揉み合いになりました。
ドル円は堅調傾向が続きました。
豪ドルが一時やや反発をみせて揉み合いました。
ポンドドルは揉み合いになりました。
ギリシャ政府が、
「ギリシャ政府の債務は6月末時点で3035億ユーロに達した。」
との発表をしました。
午後7時近くからユーロドルやドル円がやや反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43450%に上昇しました。
スペイン10年債利回りは6.453%あたりになりました。
NY時間序盤はユーロが上下動の揉み合いになりました。
ユーロ円が一時98円台を割り込む場面がありました。
仏の株式市場が前日終値レベルで揉み合いました。
ポンドが反発をみせました。
加ドルが指標発表前に軟調になりました。
加消費者物価指数(7月)は予想より弱い+1.3%、
加消費者物価指数コア(7月)は予想より弱い+1.7%になりました。
指標発表直後は加ドル売り反応がみられました。
午後9時半過ぎから豪ドルが一時反発をみせました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合いました。
米10年債利回りは1.82%あたりに低下しました。
午後10時半頃からドル買いが優勢の展開になりました。
ユーロドルなどが下落してドル円が反発しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)は予想より強い73.6でした。
為替市場での反応は限定的でした。
米景気先行指標総合指数(7月)は予想より強い+0.4%でした。
ドル買い優勢の展開が続きました。
ドルストレートが下落しました。
ユーロドルが一時1.23台を割り込みました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが反発をみせました。
豪ドル米ドルは揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
NYダウは前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ドル円が堅調に推移してクロス円が反発しました。
IEAが「原油の供給は充分。石油戦略備蓄の放出には理由がない。」
との見解を発表しました。
原油先物が96ドル台を回復しました。
米10年債利回りは1.814%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+25.09ドルの13275.20ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<8月20日(月)>

朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(8月)、
午後2時に日景気先行CI指数確報(6月)、
同午後2時に日景気一致CI指数確報(6月)
午後6時に欧建設支出(6月)、
などが予定されています。
また、この日は(資金は手当て済みですが)
ギリシャの32億ユーロの国債償還期限になっています。

<8月21日(火)>

午前10時半に豪RBA議事録、
昼12時にNZ第3四半期インフレ期待(2年間)、
午後1時半に日全産業活動指数(6月)、
夜9時半に加卸売売上高(6月)、
などが予定されています。
豪RBA議事録には注目です。

<8月22日(水)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(7月)、
夜9時半に加小売売上高(6月)、加小売売上高(除自動車 6月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(7月)、
深夜3時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
(日)・加・米の指標には注目です。

<8月23日(木)>

午後3時に独第2四半期GDP確報、独第2四半期個人消費確報、
同午後3時にスイス貿易収支(7月)、
午後4時半に独製造業PMI速報(8月)、独サービス業PMI速報(8月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(8月)、欧サービス業PMI速報(8月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に欧消費者信頼感指数速報(8月)、
同夜11時に米新築住宅販売件数(7月)、米住宅価格指数(6月)、
などが予定されています。
独・米の指標には注目です。

<8月24日(金)>

朝7時45分にNZ貿易収支(7月)、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(7月)、
午前9時に豪景気先行指数(6月)、
午後4時45分から日銀総裁の会見、
午後5時半に英第2四半期GDP改訂値、英第2四半期個人消費改訂値
夜9時半に米耐久財受注(7月)、米耐久財受注(除輸送用機器 7月)、
などが予定されています。
NZ・英・米の指標には注目です。
また、この日に独とギリシャの首脳会談が予定されていて、
独首相とギリシャ首相の発言が注目されます。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは前週に続き小動きで、
82.88から82.20間の小幅上下動になり82.60で終値となりました。
また、先週は16日に米10年債利回りが1.835%になるなど長期金利の
上昇がみられました。一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末に
0.43450%と週間では前週に続き低下しました。そして、NYダウは
前週に続き上昇して週間で+67ドルの13275.20ドルで週の取引を終
えました。

先週の米主要経済指標では、14日の米生産者物価指数(7月)が予想と
おりの+0.5%、米小売売上高(7月)が予想より強い+0.8%、15日の
米消費者物価指数(7月)が予想より弱い+1.4%、NY連銀製造業景気
指数(8月)が予想よりかなり弱い−5.85、対米証券投資(6月)が予想
より弱い+93億ドル、鉱工業生産指数(7月)が予想より強い+0.6%、
米NAHB住宅市場指数(8月)が予想より強い37、16日の米新規失業保険
申請件数が予想よりやや弱い36.6万件、米住宅着工件数(7月)が予想
より弱い74.6万件、米建設許可件数(7月)が予想より強い81.2万件、
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(8月)が予想より弱い−7.1、
17日のミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)予想より強い73.6、
米景気先行指標総合指数(7月)が予想より強い+0.4%、などになり
ました。米製造業と雇用市場の低迷が示されましたが、物価が低下
する中で小売が堅調であることが示されました。

今週の米主要経済指標では、22日の米中古住宅販売件数(7月)および
米FOMC議事録、23日の米新規失業保険申請件数と米新築住宅販売件
数(7月)、24日の米耐久財受注(7月)、などが注目されます。

また、先週の米要人発言では、15日にダラス連銀総裁がTVインタビ
ューで「これ以上の追加刺激策は効果がなく政治的に写る可能性も。
2013年に景気後退に陥る可能性は小さい。米議会は財政面で明確性
を示すべき。」との認識を示し、16日にミネアポリス連銀総裁が、
「超過準備の金利を引き下げても経済への影響は最小限。米失業率
は高止まり。インフレ率はFRBの目標を下回って推移。」との認識を
示し、17日に同じくミネアポリス連銀総裁が「超低金利の継続時期
について、私は2014年末より早い時期を選択する。」との発言をし
ました。ややタカ派寄りの発言がみられましたが、先週の米要人の
発言は少なめでした。


円については、先週の日主要経済指標では、13日の日第1四半期実
質GDP確報が前期比で予想より弱い+0.3%、日第1四半期GDPデフレ
ータ確報が予想より弱い−1.1%と日本経済の低迷が示されることに
なりました。

先週の日要人発言では、13日に日経済財政相が「景気は内需に牽引
される形で上向きの動き続いている。7-9月期以降も緩やかな成長が
続く見込み。欧州債務危機を背景とした海外経済の下振れに留意す
る必要。」との認識を示し、同日に内閣府の発表として「民間最終
消費支出は+0.1%で1-3月の+1.2%から大幅鈍化。民間住宅分野は
+0.8%で2四半期ぶりにプラス。」などが示されましたが、ドル円
が堅調に推移したことで円高への牽制発言はみられませんでした。

また、14日の日銀議事要旨では「米独長期金利名目成長率下回って
いて、成長率と整合的な水準に上昇する可能性。(複数の委員)
米独長期金利動向は日本の長期金利にも影響する可能性。札割れは
緩和浸透の表れだが緩和姿勢明確化の観点から方策を検討すべき。
札割れ発生は短期実勢レートがしばしば0.1%下回っているため。」
などが示されました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、20日に日景気先行CI指数確
報(6月)と日景気一致CI指数確報(6月)、22日に日通関ベース貿易収
支(7月)などが予定されていますが、市場の注目度はそれほど高くは
ないようです。

先週のドル円相場は、週初78.21あたりで始まり、上下動となりなが
らも堅調傾向で推移しました。15日のNY連銀製造業景気指数が−5.85
となるなど弱かったことで79.17から78.58に急落する場面がありまし
たが、その後も堅調傾向で推移しました。16日の米新規失業保険申請
件数や米住宅着工件数が市場予想より弱く、またフィラデルフィア
連銀製造業景況指数が−7.1と弱かったことで、79.36から79.08まで
下落するも、その後も堅調傾向で推移して79.55で週の取引を終えま
した。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週末高値の
79.57のポイント、ここを上抜けた場合は6月末から7月12日にかけ
て揉み合い高値にもなった80.00の「000」ポイント・アラウンドで
の売り買いの攻防が注目されますが、心理的節目の80.00手前では
調整を伴う揉み合いとなる可能性がありそうです。
さらに上昇した場合は6月25日高値の80.62アラウンドのポイントが
注目ポイントになりそうです。
また、下落となった場合は、79.00の「00」ポイント・アラウンド
での売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、8月
上旬の揉み合い高値の78.78から78.50アラウンドが注目されます。

FRBのQE3への期待が後退していることやリスク回避の後退でドル円は
堅調に推移する可能性のほうが高そうですが、先週は夏季休暇で実需
筋などの市場参加者が少ない中での上昇であることや、今月末にはバ
ーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演が控えていて、また、
9月の米雇用統計とFOMCのイベントも近づいていることから、心理的
節目の80.00手前での調整を指摘する向きもあるようで注意は必要な
ようです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、14日の独第2四半期
GDP速報値が前期で予想より強い+0.3%、独第2四半期GDP速報値が
前年同期比で予想より弱い+1.0%、欧第2四半期GDP速報値が前期で
予想とおりの−0.2%、独ZEW景況感調査(8月)が予想より弱い−25.5、
欧ZEW景況感調査(8月)が前回値よりは強い−21.2、欧鉱工業生産指数
(6月)が予想よりは強い−0.6%、16日の欧消費者物価指数確報(7月)
が予想とおりの+2.4%、17日の独生産者物価指数(7月)が予想より弱
い+0.9%、欧経常収支(6月)が季調前で前回より強い+157億ユーロ、
欧貿易収支(6月)が季調前で予想より強い+149億ユーロ、などになり
ました。

また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

13日、伊レプブリカ紙「伊の財務相は伊経済が予想以上に低迷して
いるため、2012年は財政赤字目標を達成できない見通しと発言。」、
EU「ギリシャの短期証券入札に不安はない。入札は完全にコントロー
ル下にある。」、ギリシャ中銀「ECBによる7月のギリシャ銀への
資金供給は239.9億ユーロ。6月の736.6億ユーロから大幅減少。」、
ロイター通信「4月の海外投資家による伊国債の保有残高が前年6月
から25%超減少。」、独紙「独憲法裁判所からESMが合憲かどうかの
判決が9月12日に下される予定が遅れる可能性も。原告側が独裁判所
に対し欧州司法裁判所の判断を待ってから最終判断を下すよう求めて
いる。」、欧州の決済機関LCHクリアネット「伊とスペイン債の一部
取引の証拠金率を引き上げる。」、

14日、EU「GDPの数字に驚きはない。今回の数字は予想内。第3四半
期GDPは同じような逆風にはならないだろう。」、フィッチ「アイル
ランドの格付け見通しは引き続きネガティブ。」、レーン欧州委員
「ユーロ圏は必要なら行動する用意がある。ユーロは引き返せない。
ギリシャがユーロに留まるには均衡回復が必要。ユーロ圏の基盤を
立て直す必要がある。EUへの支援要請に関してスペインはまだ何も
決定していない。」、

15日、スペインのバンガルディア紙「スペインは銀行支援資金300億
ユーロの提供を要請する方針。」、英FT紙「ギリシャは緊縮プログ
ラムの2年延長を要請する方針。」、

16日、オーストリア中銀総裁「銀行ルールが行き過ぎないように注意
しなければならない。銀行が地下銀行に移行することを避けねばなら
ない。3-4年で完全な財政統合が出来ることには懐疑的。」、
米メドレー・リポート「スペインが国債購入を要請すればECBは大規
模なスペイン国債購入に動く可能性。」、独の首相「ユーロ危機に関
して正しい方向に向かっているが、より迅速に解決に向かわなければ
ならない。時間が重要。」、

17日、フィンランド外相が英デーリー・テレグラフ紙で「不測の事態
に備えた実施計画を用意してユーロ崩壊に備えている。どのようにユ
ーロを離脱するかのルールはないが時間の問題。南部もしくは北部の
どちらかが離脱する。大惨事が起こり資金は底をつく。最初にユーロ
を離脱して全ての責任を負うことをどこも避けている。ユーロ崩壊は
EUの終わりではなくEUの機能は強化されるだろう。」、
スペイン中銀「スペイン国内銀行の6月の不良債権比率は9.42%と
前月の8.95%から上昇。」、HSBC債券調査部門長「ECBは市場介入で
スペイン金利を2%に移行可能。」、オーストリア首相「ユーロ圏は
メンバーを排除してはいけない。ユーロ圏メンバーの破綻はオースト
リアの利益にならない。」、ギリシャ政府「政府債務は6月末時点で
3035億ユーロに達した。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初1.2290あたりから始まり、ギリシャの
第2四半期GDPが予想より強い−6.2%になったことや、伊短期債入札
が利回りはやや上昇するも無事に通過して、スペイン10年債利回りが
6.822%に低下して、伊10年債利回りも5.565%あたりと利回り上昇が
小康となったことを背景に、13日のNY時間序盤に1.2373あたりまで
上昇する展開になりました。その後、NYダウの下落や、独紙の「独憲
法裁判所からESMが合憲かどうかの判決が9月12日に下される予定が
遅れる可能性。」などの報道があり14日のオセアニア時間にかけて
1.2325あたりまで反落しました。その後、14日の東京時間からダウ
先物の堅調を背景に反発して、仏と独の第2四半期GDP速報値が前期
比で予想より強かったこともあって1.2385あたりまで上昇しました。
その後、ダウ先物の軟調を背景に、独ZEW景況感調査が予想より弱い
−25.5になったこともあり反落して、米小売売上高が予想より強い
+0.8%となったことによるドル買い動意に1.2316あたりまで下落し
ました。14日のロンドンフィックスから15日のオセアニア時間および
東京時間は小幅な上下動の揉み合いになりましたが、15日のロンドン
時間前半にポンド買いによるユーロポンドの下落を受けてユーロドル
が1.2274あたりまで下落する展開になりました。その後、16日のロン
ドン時間前半にかけて小幅な上下動の揉み合いになりましたが、NY時
間序盤に発表された米新規失業保険申請件数や米住宅着工件数などが
弱かったことによるドル売り動意や、伊10年債利回りが5.812%あた
りに低下して、スペイン10年債利回りも6.550%あたりに低下したこ
とや、米メドレー・リポートで「スペインが国債購入を要請すれば、
ECBは大規模なスペイン国債購入に動く可能性。」との見解が示され
たことや、独の首相が加の首相との会談で「より迅速に解決に向か
わなければならない。時間が重要。」との認識を示したことなどを
背景に、ロンドンフィックスにかけて1.2370あたりまで急上昇する
展開になりました。その後、週末17日の東京時間にかけて小幅な揉
み合いになりましたが、ロンドン時間序盤にやや振幅を拡大した揉
み合いとなって、NY時間序盤の午後10時半頃からドル全面高の展開
になり一時1.23台を割り込み1.2288まで下落しました。その後、ロ
ンドンフィックス頃から反発して1.2333で週の取引を終えました。
週間では1.2260アラウンドから1.2380アラウンドのレンジ相場にな
りました。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週末の
17日高値の1.2381のポイントでの攻防が注目されます。ここを上抜
けた場合は、6月20日-7月24日の下降波の61.8%戻しのフィボナッ
チのポイントともほぼ重なる1.24の「00」ポイント、さらに上昇した
場合は、8月上旬の揉み合い高値でもある1.2442アラウンドのポイ
ント、ここを上抜けた場合は、1.25の「00」ポイントなどでの売り
買いの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは1.23の「00」ポイントから先週末
17日安値の1.2288のポイントでの攻防が注目されます。ここを下抜け
た場合は、先週安値でもある8月16日安値の1.2255のポイントから
8月の揉み合い安値になる8月10日安値の1.2240のサポートゾーン、
さらに下落した場合は、1.2219から1.22の「00」ポイントなどでの
売り買いの攻防が注目されます。

先週までは欧米勢および本邦勢の夏季休暇で市場が薄く、ユーロドル
は1.22台後半から1.23台後半のレンジ相場となりました。今週からは
市場参加者も復帰してくると思われますが、7月26日ドラギ総裁の
“believe me”以来、今週末で1ヶ月となるも、ECBの国債購入には
救済基金での措置が前提となっていて、「独憲法裁判所からESMが合
憲かどうかの判決が9月12日に下される予定が遅れる可能性。」と
なってきていることや、スペイン政府が財政失敗を認めることを嫌っ
ているためか、スペインからの支援要請もまだされていなく、動き
づらい状況にあるようです。ただ、独の首相が加の首相との会談で
「より迅速に解決に向かわなければならない。時間が重要。」との
認識を示していて、そう遠くない時期にECBの具体的アクションが取
られるものと思われます。ECBによる国債購入の実施は9月以降とは
なりそうですが、実施された場合、国債金利上昇を抑制する目的の
SMP以上の大きな規模となることで、ECBの国債購入への期待で上昇
する可能性のほうが高そうです。

ただ、今月末のバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演や、
米雇用統計に9月FOMCそしてECB理事会などのイベントが迫りつある
ことや、まだ先のことではありますが10月にはスペイン国債の大量
償還も控えていることで、神経質な相場展開となる可能性もありそ
うです。チャートとしては、6月20日-7月24日の下降波の61.8%戻
しのフィボナッチのポイントともほぼ重なる1.24の「00」ポイントが
重要な売り買いの攻防の争点になりそうです。

そのほか今週は、21日の豪RBA議事録なども注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その18 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十八話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「お前さんとも2週間ぶりじゃのう。
 お元気にされておったかな…。」

『オレ様かい。あぁ、元気に夏を楽しんでいたともさ。
 ところで、ジイさん。お盆休みは何をしていたんだ。』

「お墓参りと、忙しくて読めなかった本などを読んでおった。」

『ふん。ずいぶんと平凡でつまらぬ夏休みだな。
 ワイハとか、どっか旅行にでも行かなかったのかい。』

「お盆でもメールが絶えないのでのう…。
 平凡な日々をすごしておったよ。」

『……。』

「さて…、勝ちと負けとを分かつ重要で小さな違い、
 の話の途中じゃったが…。」

『うん。そうともさ。』

「このような、一見、どこが違うのか判らないくらいの差で
 結果が大きく違うことになることは多いものじゃ…。」

『……。』

「たとえば、似たような食材と調味料で作る料理も、
 一流のコックさんによれば一味も二味も違うものだし。
 一見、無造作に行っているように見える左官屋さんの仕事も、
 作業を見ていたならば簡単にできそうに思えるものだけれども、
 素人がやればその仕上がりは雲泥の差となるものじゃ…。」

『まぁ、そうなんだろうな。』

「同じ材料と同じ道具で似たような作業をして異なる結果となる、
 このわずかで重要な差こそが“it”なのじゃよ。
 トレードでもこれに似たようなことがあるのじゃ…。」

『……。』

「コツや勘所や経験の差と言ってしまえば、
 それもそうなのだけれども、
 トレードでは心理的な影響がとても大きいのじゃ。」

『……。』

「トレードにはスプレッドの負担などがあることで、
 何の戦略もなくトレードを行うならば
 損益曲線が負の方向へ傾斜していくものじゃが、
 負けて市場を去るトレーダーでは、
 スプレッドの負担で予測される損失をはるかに超過して
 大きく負けているものでのう…。」

『……。』

「言葉を換えると、スプレッドの負担を考慮しても
 確率的に不思議に思えるくらいに…、
 つまり、確率的に有意なまでに負け越しているものなのじゃ。」

『……。』

「ナゼこのようなことが起こってしまうのか…。
 これについてはツベルスキーとカーネマンらが研究していて
 プロスペクト理論として知られておるのじゃが…。」

『なんだよ、その…なんとか理論てぇのは。』

「簡単に述べることはできないけれども…、
 プロスペクト理論は行動ファイナンスという分野のもので、
 効率的市場仮説に対する異説でもあるのじゃが、
 人間の合理的な意思決定をもたらす自己規律や自制心は、
 しばしば『感情』によって打ち負かされてしまうため、
 市場参加者が日々行っている現実の意思決定は、
 決して合理的なものばかりではなく、
 人間の行動特性として、最適を選択するよりも、
 『恐怖と欲』という心理的影響で悪い選択をしてしまい、
 自己の心理自体が『損するほうへ、損するほうへ』と
 行動を誘(いざな)ってしまうものなのじゃのう。」

『なんだかなー。小難しいぜ。』

「ふむ…。そうじゃのう…。
 利益を得れるときにはなるべく確実にという気持ちが働いて、
 『危険回避行動』を取りたがる心理傾向が働きやすく、
 また、損失を蒙るときには少しでも可能性があれば、
 危険を冒してでも損失を取り戻し損失を回避したい気持ちが働き、
 過剰にリスクを選好する心理傾向になりがちで、
 人の(通常の)心理は、トレードにおいて
 負けるほうへ負けるほうへと働くものなのじゃ。」

『うーん。まだ、よくわかんねぇぜ。』

「早い話が…、人は『自身の心のささやき』に従ってしまえば、
 知らず知らずのうちに『損大利小』のトレードをしがちで、
 これが、確率的に有意なまでに負ける元凶になってしまう、
 ということじゃ…。」

『ふん。そういうことか…。
 それならそうと、小難しいコトをいわずに、
 はなからそう言えばよいじゃないか。』

「これはこれは。すまんすまん。」

『自身の心のささやきに従ってしまえば、
 確率を超過して負けてしまうこともあるということか…。
 自身の心のささやきに従ってはいけないうことは
 当たり前なことであると…。』

「ふむ…。肝心なところは『損大利小』ではいけない、
 ということじゃが、そうなってしまうのは
 『自身の心のささやき』に従うからということじゃのう。」

『……。』

「自身の心に従うほどにトレードも矮小化していくものじゃし、
 同じ手法で勝てる者と勝てない者がいるのも、
 このトレードにおける心理の影響が大きいものじゃ。」

『……。』

「明確なサインが出ても躊躇してエントリーしなかったのに、
 かなり遅れてたまらず追っかける『出遅れ追っかけ』や、
 動意が続いているのに漠然とした不安で途中で降りてしまうのも、
 『自身の心のささやき』によるところが多いものじゃ。
 これでは同じ手法でも執行が違うものとなってしまう…。」

『それはどのように克服したらよいのさ…。』

「うむ…。それは簡単なものではないが…、
 ジイも自身のマインドにはほとほと手を焼いてきたからのう、
 少しは参考になることを話せるかもしれぬ…。
 その話はまた来週にすることにしようかのう。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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FX トレードと凡事のお話 その17


ロンドン五輪ではたくさんのドラマが繰り広げられていますね。^^

【ご連絡】来週12日のブログの更新はお盆でお休みせていただきます。

●先週の主な出来事

<7月30日(月)>

ドルストレートがわずかに下げるも静かに市場が始まりました。
ロイター通信が、
「スペインは従来の1000億ユーロと別に3000億ユーロの財政支援を
要請する可能性を独に打診していた。」と報じました。
南独新聞が、
「ユーロ圏はECBを活用して民間機関や他の投資家から
スペイン国債を購入できることが決定された後で、
EFSFによる追加支援を準備している。」との観測報道をしました。
IMFのスペインに関する年次報告書では、
「スペイン経済は前例のない2番底のリセッションの渦中。」
との見解を示しました。
NZ住宅建設許可件数(6月)は予想より弱い+5.7%でした。
ややNZドル売り反応がみられましたが限定的でした。
英ホームトラック住宅調査(7月)は前月より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
日鉱工業生産指数速報(6月)は予想より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日経済産業省が「生産の判断を横ばい傾向に変更する。」
と発表しました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
原油先物は90ドルあたりで揉み合いました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
格付け会社のムーディーズが週報で、
「ECBは欧州債務危機を解決できない。」との見解を示しました。
アジアの株式市場の多くが前週末比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前週末比マイナス圏で揉み合いました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
正午頃から豪ドルなどが一時やや反発をみせて揉み合いました。
原油先物が一時90ドル台後半へ上昇しました。
ユーログループ議長が、仏フィガロのインタビューで、
「ギリシャ離脱はユーロの問題解決しないだろう。
ユーログループはスペイン政府と銀行リスク分離望む。
ショイブレ独財務相は後任の資格がある。」
などの発言をしました。
独ヘッセン州の欧州担当相が、独ウェルト紙で、
「独政府はECBの提訴の検討をすべき。
ECB国債購入はリスボン条約違反の可能性。」
との見解を示しました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
中国上海株式市場が終盤にかけて下落幅を拡大しました。
原油先物が90ドル台前半へ反落しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
日経平均は前週末比+68.80円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はポンドドルやユーロドルが軟調に推移しました。
ポンドドルが1.57台を割り込みました。
スペイン10年債利回りが6.82%あたりになりました。
スペインの4-6月期GDPは市場予想とおりの−0.4%になりました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で始まりました。
豪ドル米ドルがやや反発をみせて揉み合いました。
中国景気先行指数(6月)は前月より弱い99.28になりまた。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
スペイン10年債利回りが6.72%あたりに低下しました。
ポンドドルやユーロドルが揉み合いになりました。
独2年債利回りが過去最低の−0.08%台になりました。
午後5時過ぎからユーロドルやポンドドルが下落しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
ユーロ円が96円台を割り込みました。
英消費者信用残高(6月)は予想より強い+6億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物がやや軟調傾向で揉み合いました。
欧州の株式市場が上昇幅をやや縮小しました。
欧消費者信頼感指数確報(7月)は予想よりは強い−21.5でした。
市場反応は限定的でした。
伊債の入札では、
「5年債は発行額が目標上限22.5億ユーロに対し22.44億ユーロ。
落札利回りが前回より低い5.29%、
応札倍率が前回より低い1.34倍。
10年債は発行額が目標上限25億ユーロに対し24.85億ユーロ。
落札利回りが前回より低い5.96%、
応札倍率が前回より高い1.29倍。」と無事に通過しました。
午後6時半近くから主要通貨ペアが一時反発をみせました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
ユーロ円が一時96円台を回復する場面がありました。
ダウ先物や欧州の株式市場に上昇がみられました。
独政府報道官が、
「独はユーロ共同債には引き続き反対。
独政府はECBを完全に信頼している。」との声明を発表しました。
EU欧州連合が、
「ユーロ圏安定に必要ならなんでも行うが
債券購入の申し出は受け取っていない。」との発表をしました。
主要通貨ペアの多くが揉み合いになりました。
その後、ポンドドルが反発をみせました。
ダウ先物が再び反落しました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44460%に低下しました。
ユーロドルやユーロ円やユーロクロスが軟調傾向で推移しました。
NY時間序盤はユーロ全面安の展開になりました。
豪ドル米ドルがやや反落しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が下落しました。
原油先物が89ドル台半ばへ下落しました。
午後9時半頃からユーロにやや反発の動きがみられました。
格付け会社のS&Pが、
「ユーロ圏債務危機の影響により今年のユーロ圏域内GDPは
−0.6%のマイナス成長になる見通し。」との発表をしました。
ユーロが再びやや反落しました。
米10年債利回りは1.53%あたりに低下しました。
NYダウは小幅安で始まり前週末終値あたりで揉み合いました。
ドルストレードが反発する展開になりました。
ユーロが再び反発しました。
豪ドル米ドルが一時1.05台をつける場面がありました。
NYダウが揉み合いの後に前週末比プラス圏推移になりました。
原油先物が90ドル台へ反発しました。
ECBの証券市場プログラムSMPに関する統計では、
「7月27日までの週の国債購入はゼロ。」
で20週連続で国債購入を見送りました。
米財務長官と独財務相の共同声明では、
「持続可能な財政に向けた国際協調の継続を求める。
ユーロ圏各国の改革や統合強化の動きを楽観視している。
政治家は危機克服に向け必要な政策に合意し実施する必要。」
などが示されました。
ダラス連銀製造業活動指数(7月)は予想より弱い−13.2%でした。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NYダウが前週末比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が89ドル台半ばへ反落しました。
欧州の株式市場は終盤に上昇幅を拡大して取引を終えました。
ポンドドルが.57台を回復しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
米利回りは1.497%になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−2.65ドルでこの日の取引を終えました。

<7月31日(火)>

共同通信が、
「LIBORの不正操作問題にからみ、NYの地方銀行が
三菱東京UFJ銀行や農林中金など日米欧の16金融機関に
損害賠償を求める訴訟を起こした。」と報道しました。
オセアニア時間はややドル売り傾向の小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物はやや反発をみせて揉み合いになりました。
豪ドル米ドルが一時再び1.05台を回復する場面がありました。
英GFK消費者信頼感調査(7月)は予想とおりの−29でした。
市場反応は限定的でした。
日失業率(6月)は予想より強い4.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物がやや軟調推移になりました。
日財務相が、
「最近の一方的な円高は日本経済の実態を反映していない。
為替市場の動きを緊張感を持って注視。
必要なときは断固として行動する。
夏になったら円高になるトレンドがあっていいわけない。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
ドル円が軟調傾向で揉み合いました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
オバマ米大統領が、
「今後数ヶ月にわたり経済の逆風が続くと予想。
欧州は依然として正念場にある。
欧州要人がユーロを解体に導くとは思っていないが、
問題を解決する断固たる措置をとらなければならない。」
などの発言をしました。
NBNZ企業景況感(7月)は前月より強い15.1になりました。
豪住宅建設許可件数(6月)は予想より強い−2.5%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
ダウ先物がしだいに反発上昇する展開になりました。
ドルストレートなど主要通貨ペアが反発上昇する展開になりました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
原油先物が90ドル台を一時回復しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物は揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
インド中銀が政策金利を8.00%に据え置きました。
東京時間終盤にポンドドルやユーロドルがやや反落しました。
日経平均は前日比+59.62円で大引けになりました。
独小売売上高(6月)は予想より弱い−0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートやクロス円が下落しました。
ユーロ円が一時96円台を割り込みました。
ダウ先物がやや反落しました。
スイスSNBの第2四半期末の外貨準備内訳では、
「ドルが22%、ユーロが60%、ポンドと加ドルが3%、
円が8%、その他通貨が4%。」などが示されました。
午後4時近くからユーロドルにやや反発の動きがみられました。
ポンドドルが一時1.57台を割り込みました。
豪ドル米ドルに一時反落の動きがみられました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
伊の首相が、
「ユーロ問題の出口に光が差してきた。
仏大統領との会談ではユーロ強化と成長促進へ動きを速めるだろう。
スペイン首相は困難に立ち向かうことが出来ると信頼している。」
などの発言をしました。
独の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
英仏の株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
独失業率(7月)は予想とおりの6.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊失業率速報(7月)は予想より弱い10.8%になりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な動きながら堅調傾向で推移しました。
伊10年債利回りは6.007%あたりになりました。
欧消費者物価指数速報(7月)は予想とおりの+2.4%、
欧失業率(6月)は予想とおりの11.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
新華社が、中国の国家主席の談話として、
「中国は、下期に財政・金融政策面で支援策を強化する。
輸出市場の多様化や投資環境の改善に努める。
不動産価格の再上昇を防ぐため引き締め策を継続する。
経済安定の兆し出ているが課題やリスクを過小評価すべきでない。
下期には政策の微調整をさらに進める。」
などを報じました。
午後6時過ぎからドルストレートが反発をみせました。
仏の株式市場が一時プラス圏へ反発しました。
英の株式市場は軟調傾向が続きました。
ユーロドルが反発して一時1.23を回復する場面がありました。
ユーロ円が一時96円台を回復しました。
豪ドル米ドルが一時再び上昇しました。
伊生産者物価指数(6月)は前月比で予想より強い−0.1%でした。
ダウ先物が再び堅調推移になりました。
日財務省発表の外国為替平衡操作の実施状況では、
「6月28日〜7月27日の外国為替平衡操作額はゼロ。」
と発表されました。
午後7時半頃からダウ先物が再び反落する展開になりました。
ユーロドルやポンドドルやドル円などが反落しました。
ポンド円やユーロ円が軟調傾向で推移しました。
スペインの1-6月期財政赤字の対GDP比は4.04%になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44260%に低下しました。
NY時間序盤はユーロドルなどが反発をみせました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
米個人消費支出(6月)は予想より弱い±0.0%、
米個人所得(6月)は予想より強い+0.5%、
米PCEコア・デフレータ(6月は予想とおりの+1.8%でした。
市場反応は限定的でした。
仏大統領が、
「ユーロを防衛して保護するためにあらゆることを実行する。
ユーロ圏は個々数週間で前進した。」との発言をしました。
ユーロドルが一時再び1.23台を回復しました。
加GDP(5月)は予想より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
米ケースシラー住宅価格指数(5月)は予想より強い−0.66%でした。
独財務省が、
「ESMに銀行免許は不要。免許付与に関する秘密の話などない。」
との声明を発表しました。
ユーロが一時急落する展開になりました。
午後10時頃から欧州の株式市場が反落する展開になりました。
独の株式市場も前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が反落しました。
ドルストレートが下落する展開になりました。
NYダウは小幅安で始まり前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.47%あたりになりました。
シカゴ購買部協会景気指数(7月)は予想より強い53.7でしたが、
構成項目の雇用指数は前月の60.4から53.3に低下しました。
原油先物は89ドル台半ばへ反落しました。
ポンドが軟調に推移しました。
米消費者信頼感指数(7月)は予想より強い65.9になりました。
市場反応は限定的でした。
午後11時過ぎ頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ユーロドルが1.23台を再び回復しました。
ポンドドルも一時1.57に迫るあたりまで反発をみせました。
NYダウが前日比プラス圏へ一時反発する場面がありました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ロンドンフィックス過ぎからドルストレートがやや反落しました。
NYダウが下落幅をやや拡大する展開になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
原油先物が87ドル台へ下落しました。
米財務次官補が、
「米経済活動はここ数ヶ月間で減速した。
金融危機脱出の困難な道のり再び示している。
経済活動は部分的に上向いているが数多くの試練に直面している。
あまりに多くの国民がまだ職を求め続けている。」
などの発言をしました。
スペイン経済相が、
「独財務相と会談して追加の歳出削減策を実施を条件に、
独からスペイン国債支援を勝ち取った。」との発言をしました。
NY時間後半にNYダウが下げ幅を縮小しました。
深夜3時頃からドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
米10年債利回りは1.5%超に上昇する場面がありました。
ドル円は78.10アラウンドで揉み合いになりました。
その後、NYダウが下げ幅を再び拡大しました。
NY時間終盤にかけてドルストレートが軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.470%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−64.33ドルでこの日の取引を終えました。

<8月1日(水)>

オセアニア時間はドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.05台を割り込みました。
豪ドル円が82円台を割り込みました。
ガイトナー米財務長官が、
「経済状況は依然非常に厳しく議会ができることが多くある。
欧州が世界成長を鈍化させている。数年間はユーロの課題に直面。
ギリシャ政府はユーロ残留にコミット。
欧州はより力強く効果的になる必要。」
などの見解を示しました。
米WSJ紙が「中国がオーストラリアの州債の購入に関心。」
と報じました。
豪AIG製造業指数(7月)は前月より弱い40.3になりました。
豪ドルは軟調に推移しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
中国製造業PMI(7月)は予想より弱い50.1になりました。
主要通貨ペアに下落反応がみられました。
ドル円が一時78円台を割り込みました。
ユーロ円が96円台を割り込みました。
豪第2四半期住宅価格指数は前期比で予想より強い+0.5%でした。
限定的ながら豪ドルに買い戻しがみられました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移になりました。
午前10時半過ぎからドルストレートやクロス円が反発しました。
NZの財務相が、
「NZは緩やかに経済成長している。
ユーロ圏の危機がNZの安全な立場を際立たせている。」
との認識を示しました。
中国HSBC製造業PMI確報(7月)は速報値より弱い49.3でした。
市場反応は限定的でした。
香港やシンガポールの株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
日経平均は前日比マイナス圏での推移が続きました。
日銀基金買入れオペでは1-2年、2-3年ともに札割れになりました。
日財務相が、
「日銀の外債購入は介入に変わるものとしては適切でない。
介入は通貨当局間の連携が不可欠で財務相が一元対応すべき。
為替の行き過ぎた動きに対してはあらゆる措置を排除しない。」
などの見解を示しました。
門間日銀理事が、
「為替相場の安定目的の外貨売買は日銀の判断では行えない。」
との発言をしました。
東京時間午後はドルストレートがやや反落する展開になりました。
フィンランド紙で、伊の首相が、
「伊は欧州救済基金やECBによる国債購入を
求める可能性が高まっている。伊は救済策は必要としない。」
などの認識を示しました。
東京時間終盤にかけて主要通貨ペアが反発上昇しました。
ドル円が78円台を回復しました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
日経平均は前日比−53.21円で大引けになりました。
英ネーションワイド住宅価格指数(7月)予想より弱い−0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
ドルストレートが上昇しました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
伊10年債利回りは6.02%あたりに低下しました。
午後4時半頃からユーロドルなどがやや反落して揉み合いました。
豪ドル米ドルは堅調に推移しました。
独製造業PMI確報(7月)は予想より弱い43.0でした。
欧製造業PMI確報(7月)は予想より弱い44.0でした。
ややユーロ売り反応がみられました。
午後5時半前にポンドが下落しました。
英製造業PMI(7月)は予想より弱い45.4になりました。
ややポンド売り反応がみられました。
独連銀総裁の29日の発言として、
「ECBは責務の限度を超えてはならない。
各国政府はECBの可能性を過大に見積もっている。
近い将来の政治同盟は想像できない。
独連銀は信じるところを守る。
独連銀は金融同盟の安定を守る。」
などが独連銀から公表されました。
独の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
午後5時半頃から主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
ユーロドルが一時1.23台を割り込む場面がありました。
その後、ダウ先物が再び反発をみて揉み合いました。
ドルストレートやクロス円がやや反発をみせて揉み合いました。
独の副首相が、
「独首相はESMへの銀行免許付与が間違っていると同意している。
財政規律と改革がユーロの唯一の方向。
ECBは独立していてそうあるべき。
ECBは金融政策だけを焦点にしていると思う。」
などの発言をしました。
独5年債の入札では落札利回りが0.31%と過去最低になりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
英仏の株式市場は堅調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44160%に低下しました。
伊10年債利回りが5.938%あたりに低下しました。
米ADP雇用統計(7月)は予想より強い+16.3万人になりました。
ドル買い動意がみられました。
ポンドドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円が上昇しました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
フィンランドの首相が、
「世論調査ではフィンランド国民の2/3はユーロを好感。
反対しているものでもユーロ脱退の要求はない。
国債利回りは多くの国で高過ぎる。
ユーロ圏の状況は規則に従わないなど不公平がある。
伊が欧州の救済を必要としているとは思わない。
市場のパニックを収める解決策が必要。
大国は利回りに関して衝撃的な策を取る必要がある。
EFSFでの救済に関して担保が必要との立場に変わりない。
ESMでの救済では担保は要らない。」などの発言をしました。
伊の首相が、
「先週のドラギECB総裁の発言は適切。
フィンランドの経験は他のユーロ諸国に刺激的。
EU当局はECBの独立性を尊重すべき。
ESMへの銀行免許付与は助けになる。
金利押し下げのために支援が必要となるかもしれないが
伊の国家としては救済を必要としない。金利は非現実的に高い。
市場は伊の財政行動を認識するのに遅い。」
などの発言をしました。
スペイン10年債利回りが6.688%あたりに低下しました。
ユーロがやや反発をみせました。
豪ドル米ドルがやや反落しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.51%あたりに上昇しました。
原油先物は88ドル台で推移しました。
米ISM製造業景況指数(7月)は予想より弱い49.8、
米建設支出(6月)は予想とおりの+0.4%になりました。
米ISM製造業景況指数の構成項目の雇用指数が52.0に低下しました。
指標発表直後はドル売り反応がみられました。
NYダウが一時上げ幅を縮小しました。
ドルストレートが再び軟調推移になりました。
ポンドドルが1.56台を割り込みました。
ポンド円が122円台を割り込みました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が652.1万バレル減少しました。
深夜1時過ぎからドル売りがやや優勢の展開になりました。
原油先物が89ドル台へ上昇しました。
NYダウが堅調傾向で推移しました。
IMのF専務理事が、
「金融政策においてより一層の行動を要請する。
ギリシャとスペインの危機対応の努力を賞賛する。
ギリシャに関しては一層の構造改革が必要。」
などの発言をしました。
米FOMCでは政策金利が据え置きになりました。
米FOMC声明では、
「異例の超低金利を2014年終盤まで継続。
より力強い回復促進のため必要なら追加緩和を実施。
今後入手する経済・金融動向の情報を注意深く見守る。
経済活動は今年前半にやや減速。失業率は高止まり。
雇用の伸びはここ数ヶ月間で鈍化。
経済成長は緩やかにとどまり非常にゆっくり上向く。
失業率はごくゆっくりとしか低下しない見通し。
リッチモンド連銀総裁が5回連続で政策決定に反対。」
などが示されました。
ドルストレートが急落してドル円が急反発しました。
NYダウがマイナス圏へ下落しました。
原油先物が88ドル台へ下落しました。
IMFの日本に関するレポートでは、
「日本の金融機関が大量に日本国債を保有していることにリスク。
デフレ克服のため日銀に金融緩和を要請。
円は大幅に過大評価。為替レートは市場が決めるべきだが
無秩序な動きに対処するため為替介入を用いることができる。」
などが示されました。
米10年債利回りは1.519%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−37.62ドルでこの日の取引を終えました。

<7月2日(木)>

オセアニア時間はドル売りが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反発してドル円が反落しました。
ダウ先物が上昇しました。
米下院が米民主党主導の富裕層増税法案を否決しました。
南独新聞が、
「ECBとESMが協調してスペイン・イタリア国債買い入れを計画。
ESMが直接国債を買い入れECBは流通市場での国債買い入れを再開へ。
国債買い入れ再開に関してECB内部で過半数が支持している。
2日の理事会では国債買い入れの公式な決定は行われないもよう。
最終決定は独憲法裁判所がESMについて判断を下す9月12日以降。
ドラギECB総裁は2日の理事会でユーロ圏債務危機への対応に関して
2段階のアプローチを発表する見通し。」
などの観測報道をしました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
東京時間序盤はドルストレートが反落しました。
ドル円が堅調に推移しました。
ダウ先物が一時反落しました。
格付け会社のS&Pが、
「キプロスの今年の実質GDPは1.5%減と予想。
キプロスの短期的ファイナンスで圧力増大。
キプロスとトロイカの協議は9月前にまとまらない見通し。
独のAAA格付けを確認。見通しステーブル。
独の貿易・経常収支でかなりの黒字計上。
独経済は10年以来比較的良好に回復。
独の外需は弱くなりつつある。 」などを発表しました。
午前10時頃からドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物が再び反発する展開になりました。
日財務相が、
「今の円の水準に対するIMFの考え方は日本の考え方に似ている。」
との認識を示しました。
豪小売売上高(6月)は予想より強い+1.0%、
豪貿易収支(6月)は予想より強い+0.09億豪ドルになりました。
豪ドル買い反応がみられました。
ドル円が堅調に推移してクロス円が反発上昇しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
森本日銀審議委員が、
「来年6月まで基金を着実に積み増し
強力な金融緩和を間断なく進めていく。
中国政府は景気対策に本腰。政策効果発現で成長が徐々に高まる。
欧州問題など海外の先行き不確実性が日本経済に影響が大きい。
構造改革進め財政規律への信認維持していくこと重要。
消費者物価は2014年度以降遠からず1%に達する可能性が高い。」
などの見解を示しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比+11.33円で大引けになりました。
アジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
フィンランドの首相が、伊紙で、
「ユーロ圏救済基金で発行市場でのソブリン債買い入れは可能。
救済基金に銀行免許付与することは反対。
債券買い入れプログラムの期間は2年を想定。
発行市場での債券買い入れ方法の詳細は9月に検討。」
などの見解を示しました。
南独新聞が、
「ECBとESMの国債購入協調の正式決定は本日ない見通し。
最終決定は9月12日以降となる見込み。
ECBは民間投資家の信頼回復のため入札前に市場介入する可能性。」
などの観測報道をしました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いになりました。
伊の首相が、
「ユーロ共同債発行前に財政同盟が必要。
伊はユーロ共同債を強く支持する。」と発言しました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まり揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りは6.733%あたりになりました。
スイス実質小売売上高(6月)は前月より弱い+3.7%でした。
その後、ユーロドルや豪ドル米ドルにやや上昇がみられました。
スイス製造業PMI(7月)は予想より強い48.6でした。
英建設業PMI(7月)は予想より強い50.9になりました。
ポンド買い反応がみられました。
欧州の株式市場が反発上昇しました。
ダウ先物が堅調推移になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや上昇しました。
ドル円が反落する展開になりました。
独銀行連盟のゼネラルマネージャーが、
「ユーロを守るためにあらゆる措置をとるという
ドラギECB総裁の方針は正しいもの。
措置には債券購入も含めるべき。」などの発言をしました。
スペイン債の入札では、
「総額目標上限30億ユーロに対して31.3億ユーロ発行。
2022年償還債では、発行額が10.46億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い6.647%、
応札倍率が前回より率い2.4倍。」などになりました。
スペイン債の入札が無事通過したことでユーロ買いがみられました。
原油先物が89ドル台を回復しました。
スペイン政府が「2012年の国債発行予定の72.2%を調達した。」
との発表をしました。
欧生産者物価指数(6月)は前月比で予想より弱い−0.5%でした。
中国人民銀行が、
「中国は適時に政策の微調整を行う。穏健な金融政策を維持する。
人民元相場は基本的安定を維持。人民元の双方向の変動を拡大へ。」
などの金融政策の方針を示しました。
午後7時近くからドルストレートがやや反落する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44185%に上昇しました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を3750億ポンドに据え置きました。
ややポンド買い反応がみられました。
欧ECBが政策金利を0.75%に据え置きました。
ややユーロ買い反応がみられました。
スペイン10年債利回りが6.642%あたりに低下しました。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い36.5万件になりました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「インフレ率は今年は一段と低下へ。
ユーロ圏の成長は引き続き弱い。
高まる不確実性がユーロ圏の信頼感に重し。
高い利回りは受け入れられない。
ECBはさらなる非標準的措置取るかもしれない。
経済見通しへのリスクは引き続き下向き。
インフレ見通しへのリスクはおおむね均衡。
ECBは利下げを協議した。非標準的措置を講じる可能性。
公開市場操作で買い切りを実施する可能性。
ECBは政府の代わりはできない。
ECBが介入するには救済基金の措置も必要。
マイナス預金金利は我々にとってかなり未踏の領域。
現在のESMの枠組みでは銀行免許を与えるわけにはいかない。
銀行免許付与は政府しだい。
独連銀総裁は債券購入に関して態度保留。
新たなECBプログラムはこれまでのとは違う前提条件が必要。
取り組みはイールドカーブの短期部分に焦点。SMPとは違う。
ECBが不胎化するかしないかを語るのは時期尚早。」
などが示されました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が一時急上昇しました。
ユーロドルが一時1.24台を回復する場面がありました。
その後、ドルストレートやクロス円が急反落する展開になりました。
ユーロドルが一時1.22台を割り込み急落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ急落しました。
ダウ先物がや原油先物が急落しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり一時150ドル程下落しました。
米10年債利回りは1.49%あたりに低下しました。
その後、NYダウが下落幅を一時縮小しました。
ドルストレートやクロス円に一時反発の動きがみられました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りが7.013%あたりになりました。
米製造業受注指数(6月)は予想より弱い−0.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
IMFの米経済報告では、
「成長率見通しは2014年が+2.8%、15年が+3.3%と予想。
米住宅市場の将来的な回復が経済成長と雇用水準の押し上げの鍵。
米金融政策はかなりの期間極めて緩和的に維持する必要。
第2四半期の減速が長期的ならFRBの追加行動に余地がある。」
などが示されました。
その後、NYダウ欧州の株式市場が下落幅を拡大しました。
ドルストレートやクロス円が再び下落幅を拡大しました。
米10年債利回りが1.46%あたりに低下しました。
ポンドドルが1.55台を一時割り込みました。
ユーロ円が一時95円台を割り込む場面がありました。
NY時間後半はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
NY時間終盤にかけてNYダウが再び下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.476%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−92.18ドルでこの日の取引を終えました。

<8月3日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ユーロ加盟国のスロベニアを3段階格下げしてBaa2に指定する。
見通しはネガティブ。」との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
豪AIGサービス業指数(7月)は前月より弱い46.5でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が下落しました。
ドルストレートも小幅に下落しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
午前9時半過ぎに豪ドルなどドルストレートが反発をみせました。
中国非製造業PMI(7月)は予想より弱い55.6になりました。
市場反応は限定的でした。
豪ドル円などが反発をみせました。
仲値過ぎからドル円が反発をみせました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合い推移になりました。
中国HSBCサービス業PMI(7月)は前回値より強い53.1でした。
豪ドルが堅調傾向で推移しました。
格付け会社のS&Pが、
「NZの格付けを据え置く。見通しは安定的。
NZの財政は適度な柔軟性を維持していて経済は底堅い。
政策機関は迅速で決定的な政策改革に貢献している。」
との発表をしました。
NZドルが堅調に推移しました。
フィンランド中銀総裁が、
「ECB理事会はドラギ総裁のコメントを支持。
各国が自国の債務に責任がある。
ECBは流通市場で独自に行動をとる可能性。
ECBは準備が整いしだい行動を用意するだろう。
ECBは政府の役割は担えない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが反発をみせました。
日経平均は前日比−98.07円の8555.11円で週取引を終えました。
午後3時過ぎから主要通貨ペアがやや上昇して揉み合いました。
スペイン10年債利回りが7.26%あたりになりました。
伊10年債利回りは6.39%あたりになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場は前日比1%超上昇して取引を終えました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
ユーロドルが1.22台を回復しました。
独サービス業PMI確報(7月)は予想より強い50.3でした。
欧サービス業PMI確報(7月)は予想より強い47.9でした。
欧州の株式市場やダウ先物が堅調に推移しました。
英サービス業PMI(7月)は予想より弱い51.0でした。
市場反応は限定的でした。
欧小売売上高指数(6月)は予想より強い+0.1%でした。
ユーロ買い反応がみられました。
ドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
ドル円はやや反発して揉み合い推移になりました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43935%に低下しました。
原油先物が88ドル台を回復しました。
リッチモンド連銀総裁が「FRBは低金利政策に固執する必要ない。」
との見解を示しました。
スペインの首相が、
「経済問題を解決するには赤字に立ち向かうべき。
現時点で債務を立て直すことは大変難しい。
流動問題を解決する必要がある。
スペインは相当量を自身で賄うことが出来るべき。
ECBは格差は受け入れられないとしたことは大変重要。
EFSFに関してはまだ何の決定もされていない。」
などの発言をしました。
NY時間が近づく頃にドルストレートが反落しました。
米非農業部門雇用者数変化(7月)は予想より強い+16.3万人、
米失業率(7月)は予想より弱い8.3%、
米民間部門雇用者数(7月)は予想より強い+17.2万人になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円やクロス円が上昇してドルストレートが下落しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上昇しました。
その後、リスク選好でドルストレートが下げ幅を縮小しました。
NYダウは上昇して始まり堅調に推移しました。
スペイン10年債利回りが6.839%あたりに低下しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
ドル円がやや反落しました。
米ISM非製造業総合景況指数(7月)は予想より強い52.6でした。
構成項目の雇用指数が2011年9月以来となる50を割り込みました。
ロンドンフィックス後もドルストレートの堅調が続きました。
NYダウが一時240ドル超の上昇になりました。
伊10年債利回りが6.052%あたりに低下しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
米10年債金利は1.58%台に上昇しました。
NY時間後半はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
原油先物は91ドル台に上昇しました。
伊のANSA通信が、
「ユーログループは9月3日にギリシャとスペイン問題を協議」
と報道しました。
オバマ米大統領が、
「雇用改善が示されたが依然多くの国民が職を探している。
一段の政策対応が必要。」との発言をしました。
NY時間の終盤に格付け会社のS&Pが、
「伊の金融機関15を格下げする。」と発表しました。
市場反応は限定的でした。
しだいにドル円が上げ幅を縮小する展開になりました。
米10年債の周りは1.567%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+217.29ドルの13096.17ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<8月6日(月)>

※豪と加が祝日です。

午後2時に日景気先行CI指数速報(6月)、
同午後2時に日景気一致CI指数速報(6月)、
夜10時からバーナンキFRB議長の講演、
などが予定されています。

<8月7日(火)>

午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後2時45分にスイス失業率(7月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(7月)、
午後5時半に英鉱工業生産指数(6月)、英製造業生産高(6月)、
午後7時に独製造業受注(6月)、
夜9時半に加住宅建設許可件数(6月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(7月)、
深夜2時に米3年債の入札、
深夜3時半からバーナンキFRB議長の講演(教員向け)
深夜4時に米消費者信用残高(6月)、
などが予定されています。
豪・英・の指標には注目です。

<8月8日(水)>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(7月)、
朝8時50分に日国際貿易収支(6月)、日国際経常収支(6月)、
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(6月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(7月 現状判断DI・先行判断DI)
午後3時に独貿易収支(6月)、独経常収支(6月)、
午後6時半に英BOE四半期インフレリポート、
午後7時に独鉱工業生産指数(6月)、
夜9時半に米第2四半期非農業部門労働生産性、
同夜9時半に米第2四半期単位労働費用、
深夜2時に米10年債の入札、
などが予定されています。
英の四半期インフレリポートには注目です。

<8月9日(木)>

朝7時45分にNZ第2四半期失業率、NZ第2四半期就業者数増減、
朝8時50分に日機械受注(6月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(7月)、豪失業率(7月)、
同午前10時半に中国消費者物価指数(7月)、中国生産者物価指数(7月)
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
午後2時半に中国鉱工業生産(7月)、中国小売売上高(7月)、
午後3時に日工作機械受注速報(7月)、
午後5時に欧ECB月例報告、
午後5時半に英商品貿易収支(6月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(7月)、
夜9時半に米貿易収支(6月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に国際商品貿易(6月)、加新築住宅価格指数(6月)、
夜11時に米卸売在庫(6月)、
深夜2時に米30年債の入札、
などが予定されています。
NZ・豪・中国・日・米の指標には注目です。

<8月10日(金)>

朝8時50分に日国内業物価指数(6月)、
午前10時半に豪RBA四半期金融政策報告、
(時間未定) 中国貿易収支(7月)、
午後1時半に日鉱工業生産指数確報(6月)、
午後2時に日金融経済月報、
午後3時に独消費者物価指数確報(7月)、
後5時半に英生産者物価指数コア(7月)、
夜9時半に米輸入物価指数(7月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(7月)、加失業率(7月)、
深夜3時に米月次財政収支(7月)、
などが予定されています。
豪・(中国)・加の指標に値は注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは82.71から始まり、
週後半にかけて83.5あたりまで上昇しましたが週末に82.38へ下落
しました。一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は0.43935%に低下
しました。また米10年債利回りは先週末に1.567%に低下しました。
そして、NYダウは週初から週後半にかけて軟調傾向で推移しました
が週末に大きく反発して週間では20ドルほど上昇の13096.17ドルで
取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、31日の個人消費支出(6月)が予想より弱
い±0.0%、個人所得(6月)が予想より強い+0.5%、PCEコア・デフレ
ータ(6月)が予想とおりの+1.8%、シカゴ購買部協会景気指数(7月)
が予想より強い53.7(構成項目の雇用指数は53.3に低下)、消費者信
頼感指数(7月)が予想より強い65.9、1日のADP雇用統計(7月)が予想
より強い+16.3万人、ISM製造業景況指数(7月)が予想より弱い49.8
(構成項目の雇用指数が52.0に低下)、2日の新規失業保険申請件数が
予想より強い36.5万件、製造業受注指数(6月)が予想より弱い−0.5%
3日の非農業部門雇用者数変化(7月)が予想より強い+16.3万人、
失業率(7月)が予想より弱い8.3%、民間部門雇用者数(7月)が予想よ
り強い+17.2万人、ISM非製造業総合景況指数(7月)が予想より強い
52.6(構成項目の雇用指数が2011年9月以来となる50を割り込む)など
になりました。米ADP雇用統計と週末の米雇用統計がともに市場予想
より強い結果になり雇用市場の改善が示されましたが、一方、シカゴ
購買部協会景気指数やISM指数の構成項目の雇用指数が落ち込むチグ
ハグな様子もみられました。

そして、1日の米FOMCでは、政策金利が市場予想とおり据え置かれ、
FOMC声明では「異例の超低金利を2014年終盤まで継続。より力強い
回復促進のため必要なら追加緩和を実施。今後入手する経済・金融
動向の情報を注意深く見守る。経済活動は今年前半にやや減速。
失業率は高止まり。雇用の伸びはここ数ヶ月間で鈍化。経済成長は
緩やかにとどまり非常にゆっくり上向く。失業率はごくゆっくりと
しか低下しない見通し。リッチモンド連銀総裁が5回連続で政策決定
に反対した。」などが示されました。QE3には含みを持たすも実行の
示唆はなく、また超低金利の時間軸の延長やMBS買い取り拡大なども
示されず保留となりました。

今週の米主要経済指標では、8日の第2四半期非農業部門労働生産性
と第2四半期単位労働費用、9日の貿易収支(6月)に米新規失業保険
申請件数、10日の輸入物価指数(7月)などがありますが、9日の指標
以外では市場の注目度はそれほど高くはないようです。


円については、先週の日主要経済指標では、2日の日失業率(6月)が
予想より強い4.3%になり、日本の雇用市場がやや改善していること
が示されました。

先週の日要人発言では、31日に日財務相が「最近の一方的な円高は
日本経済の実態を反映していない。為替市場の動きを緊張感を持って
注視。必要なときは断固として行動する。夏になったら円高になる
トレンドがあっていいわけない。」と発言して、ドル円が78円台を
一時割り込んだ8月1日に日財務相が「日銀の外債購入は介入に変
わるものとしては適切でない。介入は通貨当局間の連携が不可欠で
財務相が一元対応すべき。為替の行き過ぎた動きに対してはあらゆる
措置を排除しない。」と発言して、同日に門間日銀理事が「為替相場
の安定目的の外貨売買は日銀の判断では行えない。」と発言して、
2日に森本日銀審議委員が「来年6月まで基金を着実に積み増し強力
な金融緩和を間断なく進めていく。中国政府は景気対策に本腰。政策
効果発現で成長が徐々に高まる。欧州問題など海外の先行き不確実性
が日本経済に影響が大きい。構造改革進め財政規律への信認維持して
いくこと重要。消費者物価は2014年度以降遠からず1%に達する可能
性が高い。」との発言をしました。

先週の日要人の発言でもドル円が78円台を割り込むレベルになると
強い言辞での円高牽制が見られました。また日銀の要人からは基金
の積み増しで金融緩和を進めていくことが示されました。

また、1日のIMFの日本に関するレポートでは「日本の金融機関が大量
に日本国債を保有していることにリスク。デフレ克服のため日銀に金
融緩和を要請。円は大幅に過大評価。為替レートは市場が決めるべき
だが無秩序な動きに対処するため為替介入を用いることができる。」
と為替介入容認の見解が示されました。

今後も78円台を割り込むレベルになると日要人の強い円高牽制発言が
ありそうですが、為替介入の実行は株安を伴い77円台を割り込むレベ
ルとの観測があるようです。

今週の円にかかわる主要経済指標では、8日の国際貿易収支(6月)と
国際経常収支(6月)、9日の日銀政策金利と日銀声明などが注目され
ます。9日発表予定の日銀の金融政策では追加緩和見送りとの市場
観測が優勢のようです。先週の米雇用統計が改善したことでドル円
相場は78円台半ばへ反発していますが、潜在的な円高圧力を指摘す
る見方があるようです。

先週のドル円相場は、週初78円台半ばで始まり、1日の東京時間に
一時77.91まで下落しましたが、同日深夜のFOMCで追加緩和が見送ら
れたことでドル買い動意に78円台半ばへ反発する展開になりました。
その後、78円台半ばでの揉み合いを経た後に反落して、週末3日の
東京時間序盤に78.07まで下落しましたが、同日NY時間に発表された
米雇用統計が市場予想より強い結果となって、一時78.77まで急反発
して終盤に反落して78.45で週の取引を終えました。週間では78円台
をコアとする「行って来い」のレンジ相場になりました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週末高値の
78.77のポイント、ここを上抜けた場合は79.00の「00」ポイント、
さらに上昇した場合は7月17日の高値79.17から13日高値の79.39の
揉み合い高値アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは78.30-10アラウンドの先週の揉み
合いゾーンでの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は78.00の
「00」ポイントから先週8月1日安値の77.91、さらに下落した場合
は6月1日安値77.66のポイントなどでの攻防が注目されます。
レンジ幅が拡大してもレンジ傾向の相場展開となると観る向きがあ
るようです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、31日の独小売売上高
(6月)が予想より弱い−0.1%、独失業率(7月)が予想とおりの6.8%、
欧消費者物価指数速報(7月)が予想とおりの+2.4%、欧失業率(6月)
が予想とおりの11.2%、1日の独製造業PMI確報(7月)が予想より弱い
43.0、欧製造業PMI確報(7月)が予想より弱い44.0、2日の欧生産者
物価指数(6月)が予想より弱い−0.5%、3日の独サービス業PMI確報
(7月)が予想より強い50.3、欧サービス業PMI確報(7月)が予想より強
い47.9、欧小売売上高指数(6月)が予想より強い+0.1%、などになり
ました。

そして、8月2日発表のECB政策金利は0.75%に据え置きとなって、
ドラギECB総裁の記者会見では「インフレ率は今年は一段と低下へ。
ユーロ圏の成長は引き続き弱い。高まる不確実性がユーロ圏の信頼
感に重し。高い利回りは受け入れられない。ECBはさらなる非標準的
措置を取るかもしれない。経済見通しへのリスクは引き続き下向き。
インフレ見通しへのリスクはおおむね均衡。ECBは利下げを協議。
非標準的措置を講じる可能性。公開市場操作で買い切りを実施する
可能性。ECBは政府の代わりはできない。ECBが介入するには救済基金
の措置も必要。マイナス預金金利は我々にとってかなり未踏の領域。
現在のESMの枠組みでは銀行免許を与えるわけにはいかない。
銀行免許付与は政府しだい。独連銀総裁は債券購入に関して態度を
保留。新たなECBプログラムはこれまでのとは違う前提条件が必要。
取り組みはイールドカーブの短期部分に焦点。SMPとは違う。ECBが
不胎化するかしないかを語るのは時期尚早。」などが示されました。

ドラギECB総裁の記者会見の開始直後はユーロが急上昇しましたが、
事前の独連銀との協議が難航したのか、会見が進むにつれ、ECBの
国債購入への方向性は示されるも具体的な提示がないことや、また
救済基金の措置が前提条件とされることが明らかになって、新LTRO
についても具体的には触れられず、7月26日に“believe me”との
言葉まで用いて「ECBはユーロのためにあらゆる行動を取る用意。」
と明言をしていただけに、市場は肩透かしを食らいスペイン10年債
利回りも7.2%に上昇してユーロが急落する展開になりました。

ただ、具体的には示されませんでしたが「国債購入はこれまでの国債
利回り急騰を抑制するSMPとは違うとのことで、金融政策を機能させ
る規模に拡大される可能性」や、マイナス預金金利まで協議のテーブ
ルに載っていたことなどで、非標準的措置として「銀行への何らかの
形で追加資金供給がされる可能性や、銀行がECBから資金を調達する
際の担保基準の緩和の可能性や、銀行の社債購入等による信用緩和」
そして、利下げも協議されたとのことで「今後の利下げの可能性」な
どを指摘する向きもあり、独連銀および北欧勢との協議は障壁とはな
るも「徐々に具体的に政策が示される可能性」も排除はできないと
指摘する向きもあったようです。

そして、先週の欧州要人の発言やニュースヘッドラインで注目された
ものを簡単にかいつまみますと、

30日、IMFのスペインに関する年次報告書「スペイン経済は前例のな
い2番底のリセッションの渦中。」、格付け会社のムーディーズ週報
「ECBは欧州債務危機を解決できない。」、独ヘッセン州の欧州担当
「独政府はECBの提訴の検討をすべき。ECB国債購入はリスボン条約
違反の可能性。」、独政府報道官「独はユーロ共同債には引き続き反
対。」、EU「ユーロ圏安定に必要ならなんでも行うが債券購入の申し
出は受け取っていない。」、S&P「ユーロ圏債務危機の影響により
今年のユーロ圏域内GDPは−0.6%のマイナス成長になる見通し。」

31日、伊の首相「ユーロ問題の出口に光が差してきた。仏大統領との
会談ではユーロ強化と成長促進へ動きを速めるだろう。」、
仏大統領「ユーロを防衛して保護するためにあらゆることを実行。」
独財務省「ESMに銀行免許は不要。免許付与に関する秘密の話などは
ない。」、スペイン経済相「独財務相と会談して追加の歳出削減策を
実施を条件に、独からスペイン国債支援を勝ち取った。」

1日、独連銀総裁(29日の発言として)「ECBは責務の限度を超えては
ならない。各国政府はECBの可能性を過大に見積もっている。近い将
来の政治同盟は想像できない。独連銀は信じるところを守る。独連銀
は金融同盟の安定を守る。」、独の副首相「独首相はESMへの銀行免
許付与が間違っていると同意している。財政規律と改革がユーロの唯
一の方向。」、伊の首相「先週のドラギECB総裁の発言は適切。EU当
局はECBの独立性を尊重すべき。ESMへの銀行免許付与は助けになる。
金利押し下げのために支援が必要となるかもしれないが伊の国家とし
ては救済を必要としない。金利は非現実的に高い。」

2日、南独新聞「ECBとESMが協調してスペイン・伊国債買い入れを
計画。ESMが直接国債を買い入れECBは流通市場での国債買い入れを
再開へ。国債買い入れ再開に関してECB内部で過半数が支持してる。
2日の理事会では国債買い入れの公式な決定は行われないもよう。
最終決定は独憲法裁判所がESMについて判断を下す9月12日以降。
ドラギECB総裁は2日の理事会でユーロ圏債務危機への対応に関して
2段階のアプローチを発表する見通し。」、伊の首相「ユーロ共同
債発行前に財政同盟が必要。伊はユーロ共同債を強く支持する。」

3日、ムーディーズ「ユーロ加盟国のスロベニアを3段階格下げして
Baa2に指定する。見通しはネガティブ。」、フィンランド中銀総裁
「ECB理事会はドラギ総裁のコメントを支持。各国が自国の債務に責
任がある。ECBは流通市場で独自に行動をとる可能性。ECBは準備が
整いしだい行動を用意するだろう。」、「スペイン10年債利回りが
6.839%あたりに低下。」、「伊10年債利回りが6.052%あたりに低
下。」、伊のANSA通信「ユーログループは9月3日にギリシャとス
ペイン問題を協議」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、1.23アラウンドで始まり週半ばまで1.22
台前半から1.23台前半での揉み合い相場となって、1日深夜のFOMC
の発表によるドル買いに1.23アラウンドから1.2217まで急落する展
開になりました。その後、ECBの政策発表への期待を背景に2日の
ロンドン時間前半にかけて上下動しながらも反発して、ECBが利下げ
を見送ったこともありユーロドルは1.23台前半へ上昇して、ドラギ
ECB総裁の記者会見を迎えました。記者会見の開始直後は1.2403まで
急上昇しましたが、その後に一転して急落する展開になって、2日
のロンドンフィックスにかけて1.2133まで下落しました。その後、
小幅な揉み合いを経て、ロンドン時間序盤あたりからドラギ総裁の
記者会見の見直しもあったか欧州の株式市場やダウ先物の上昇など
を背景に徐々に反発上昇する展開になり、米雇用統計後のドル買い
動意に一時押されるも、NYダウが大幅上昇してリスク選好動意が昂
進してユーロドルは1.24に迫るあたりまで上昇して1.2386で週取引
を終えました。週間上げ下げの激しい相場展開になりました。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは1.24の
「00」ポイントでの売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜け
た場合は1.25の「00」ポイント、さらに上昇した場合は1.26の「00」
ポイントから7月3日高値の1.2626のポイントなどでの売り買いの
攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、8月1日高値の1.2336のポイント、
ここを下抜けた場合は1.23の「00」ポイントでの売り買いの攻防が
注目されます。さらに下落した場合は1.2219のポイント、ここを下
抜けた場合は1.22の「00」ポイント、さらに下落した場合は先週安
値の1.2133のポイントなどでの売り買いの攻防が注目されます。

ECBが順次、具体策を示していくことができればリスク選好でユーロ
ドルは上昇する可能性がありますが、独をはじめとする北欧勢との
コンセンサスがどこまで得られるのかが焦点となりそうです。
先週末の相場動向を観ますと期待が先行する可能性のほうが高そう
ですが、具体策が遅々として示されなければ売られる可能性もあり、
また、先週の米雇用統計後に夏季休暇をとる投機筋もあるようで、
取引がやや閑散になりレンジ相場になると観る向きもあるようです。

そのほか今週は、7日の豪RBA政策金利と豪RBA声明、7日の英鉱工
業生産指数と8日の英四半期インフレリポート、9日のNZおよび豪
の雇用統計、同じく9日の中国消費者物価指数など中国経済指標、
10日の中国貿易収支と豪RBA四半期金融政策報告および加雇用統計
なども注目されます。


さて今週は、トレードと凡事のお話 その17 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十七話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「それは…、ほんのわずかな違いなのじゃよ。」

『何がだよ。何がわずかな違いなんだよ。』

「勝ちと負けとを分かつ“it”(イット)じゃよ。」

『はぁ…?』

「ジイはのう。若い頃に将棋に打ち込んでいた時期があってのう…。
 そのことを嫌というほど身に染みて知っているのじゃが、
 山ほどの棋書を買い込んでいくら真剣に勉強しても、
 将棋はそうやすやすとは上達しないもので、
 足りぬものはいくつかあったのじゃが、その1つには
 実戦経験を積まなければ身につかないものもあったのじゃ。」

『……。』

「それは『実戦領域』といってもよいものと思うがのう、
 たとえばサッカーの選手のプレーを何度見ても
 すぐにサッカー選手のようにプレーができないように
 実際に練習をしなくては得れないものがあったのじゃ。」

『体を使うスポーツなら、そりゃそうだろうな…。』

「いや…。頭脳ゲームでもある将棋でもそうなのじゃ。」

『……。』

「定石も講釈できるくらいに勉強して対局に臨むのじゃが、
 実戦の鍛えがなくばそれは脆弱で、
 鍛えの入った人にはことごとくやられたものじゃ…。」

『……。』

「足りぬものは実戦で得れるものだけではなく、
 自身のマインド由来のものもあったのじゃが、
 勝ちと負けとがあるものは、その結果はとても冷酷で、
 それが100対ゼロでも勝ちと負けであるし、
 また、51対49でも勝ちと負けとの結果になるのじゃ。」

『……!』

「その結果においてはじゃがのう…。
 ほんの少しの差でも勝つものは勝ち、
 負けるものは負けるのじゃ。」

『……!』

「そうじゃのう…。たとえば…、
 一見、似たような店作りと商品構成でも
 繁盛店とそうでない店があり、
 一見、似たような作りと構成の販売サイトでも
 売れるサイトとそうではないサイトがあるものじゃが、
 これらも大要は同じでも『何か』が違うものなのじゃ…。」

『……。』

「明らかに100対ゼロと違いが判るような場合は論外としても、
 何が違うのかさえ判らないくらいの小さな違いが
 勝ちと負けとを分かつことになる場合があるのじゃ。」

『……!』

「トレードでも同じようなところがあるものじゃ…。
 明らかに足らぬ場合は別としても、
 結果を決定付けるわずかな違いの“it”こそが
 『偉大なる小さな違い』となるのじゃ。」

『……。』

「それが同じ手法で勝つ人と負ける人がいるワケ
 でもあるのじゃが…。」

『……。』

「ただ…、51対49でのわずかな差の負けである場合、
 重要な“it”に気づくと結果が劇的に変るのじゃ。
 そうじゃとも、勝ちのほうへとのう…。」

『おい、ジイさんよ。いったいその“it”とは何なんだよ。』

「いわば“The great little something”とも言うべきもので、
 それは“it”という1つだけではなく
 1つ以上の要素となる場合もあるのじゃが…。
 まずは次回にツベルスキーとカーネマンの理論について
 話をしなければなるまいのう…。」

『ちぇっ、続きはまた来週ってわけか…。』

「今週も話が長くなっておるのでのう…。
 続きはまた『再来週』にすることにしようかのう。」

『おい、ジイさん。来週じゃぁないのか?』

「来週はちとお盆休みをいただこうと思うとるのじゃ。」

『ふん。ジイさんも人並みに夏休みってわけかよ。
 さ来週を楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週…、ではなくて再来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX レードと凡事のお話 その16


ロンドン五輪の開会式はとても素晴らしく感動的でした。^^
競技のほうでは日本勢も健闘していますね。


【ご連絡】
先週の25日未明からVMAのホームページやメールの送受信で
使用しているサーバーがトラブルになりました。
現在はメールの送受信につきましては復旧していますが、
この間にメールをお送りいただきまして返信となって
いない場合は再送をお願い申し上げます。
なお、VMAの販売サイトはまだ復旧していませんが、
ご購入はインフォトップのサイトで可能です。


●先週の主な出来事

<7月23日(月)>

22日に独の副首相兼経済技術相が、
「ギリシャを救済できるか非常に懐疑的。
ギリシャが目標を達成しなければ一段の支援はない。」
などの発言をしました。
22日に独シュピーゲル紙が、
「IMFはギリシャへの支払い停止を望んでいて、
ギリシャは9日に支払い不能に陥る可能性。」
との観測報道をしました。
ユーロドルなど主要通貨ペアの多くが下窓を空けて始まりました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや下落して始まり軟調に推移しました。
スペインのパイス紙が、
「バレアレス諸島やカタルーニャ州など6州が
バレンシア州に続いて中央政府に支援を求める可能性。」
との観測報道をしました。
午前6時半過ぎにドル円が一時反発をみせる場面がありました。
豪ドルが軟調に推移しました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ポンドドルが1.56台を割り込みました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
日財務相が、
「投機的、過度の変動には断固たる措置取る考えに変わりはないが
目下のところは状況を注視している。」との発言をしました。
ドル円が軟調に推移してクロス円が下落しました。
豪ドル円が81円台を割り込みました。
資源国通貨が軟調に推移しました。
ユーロ円が再び94円台へ下落しました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
豪第2四半期生産者物価指数は予想より強い+0.5%でした。
豪ドル買い反応がみられましたが限定的でした。
日銀総裁が、参院特別委員会で、
「デフレ脱却は極めて大事な課題。
1%の物価上昇見込めるまで強力な金融緩和を推進する。
日銀は金融緩和を今後も続ける。」
などの発言をしました。
主要通貨ペアの下落が続きました。
東京時間後半はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円は軟調傾向で揉み合いました。
ダウ先物や日経平均は当日安値圏で揉み合いました。
原油先物が90ドル台へ下落しました。
英FT紙はが、
「ユーロ圏の銀行は金融危機以降の5年間で
米国への投資姿勢を急速に消極化させている。
ユーロ圏銀行が保有する米国資産はピーク時の2007年比で
3分の2弱に減少した。」と報じました。
午後2時半過ぎにドルストレートが再び下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
日経平均は前週末比−161.55円で大引けになりました。
ユーロドルが一時1.21台を割り込みました。
ユーロ円が94.50を割り込みました。
ドル円が一時78円台を割り込みました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
原油先物が89ドル台へ下落しました。
豪ドル米ドルが1.03台を割り込みました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
スペイン10年債利回りが一時7.5%超に上昇しました。
スペインやギリシャの株式市場が一時4%安になりました。 
スペインのムンド紙が、
「スペインの地方政府は今年の債務償還と財政赤字穴埋めのために
264億ユーロが必要になる。」と報じました。
英10年債利回りが過去最低の1.438%になりました。
原油先物が88ドル台へ下落しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
南独新聞が、複数の政府当局者の話として、
「メルケル独首相は第3次ギリシャ救済の承認を
議会に求めることは考えられないと発言した。」と報じました。
スペイン中銀が、
「スペイン第2四半期GDP伸び率の推計値は前期比−0.4%。」
と3期連続でマイナス成長になったとの発表をしました。
スペイン中銀の副総裁が、
「現在の市場の混乱はスペインと同時にユーロ圏全体の問題を反映。
現在の問題の解決策は一段の削減と改革、
およびユーロ圏統合に向けた新たなメカニズム。」
などの見解を示しました。
午後5時半頃からユーロドルやドル円がやや反発をみせました。
ユーロドルが一時1.21台を回復しました。
ドル円が78円台を回復しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
スペインの経済相が、
「全面的な国家としての支援要請を否定する。」
と発言しました。
ロイター通信が、独財務省の報道官の発言として、
「IMFがこれ以上ギリシャ支援に参加しないとの意向は聞いてない。
ギリシャに関してはトロイカの報告書を待つべきで、
ギリシャ第3次支援についてはまだ協議していない。」
との報道をしました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場にやや反発の動きがみられました。
中尾財務官が、
「必要なら断固とした措置をとる。どのような手段も辞さない。
他の諸国の中銀と連絡をとっている。為替相場を注視している。
円高の動きは一方的。ファンダメンタルズを反映していない。」
などの発言をしました。
ドル円に上昇反応がみられました。
独連銀の月報では、
「4-6月の独経済は緩やかに成長したもよう。4-6月の輸出は増加。
経済見通には多大な不透明感がある。」などが示されました。
独財務省が、
「スペインが改革を継続すれば市場が沈静化すると確信。
ギリシャは金融市場から短期資金調達で9月まで対応が可能。」
などの見解を示しました。
EU欧州連合が、
「対ギリシャ金融支援の次回分実行に関する決定は
9月以降で、その前にはない見込み。」との発表をしました。
スペインの財務相が、
「スペインは救済を受けないだろう。
スペインは成長する能力を有している。」
との発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45110%に低下しました。
午後8時頃からドルストレートが再び下落しました。
欧州の株式市場が再び下げ幅を拡大しました。
NY時間序盤はドルストレートが下落しました。
ユーロドルが再び1.21台を割り込みました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込みました。
ギリシャの株式市場が一時7%超の下落になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が一段安になりました。
ユーロドルが一時1.2067へ下落しました。
伊の証券当局が「金融保険セクターの空売りを5日間禁止する。」
と発表しました。
スペインの証券当局が、
「すべての株式対象に3ヶ月の空売り禁止。本日から実施。
空売り禁止措置は3ヶ月以上に延長の可能性もある。」
との発表をしました。
ECBのSMP統計で19週連続で国債購入がなかったことが示されました。
シカゴ連銀全米活動指数(6月)は前月改訂値より強い−0.15でした。
IMF国際通貨基金が、
「ギリシャの経済プログラムを再び軌道に乗せるための協議を
24日に開始する。IMFはギリシャの困難克服を支援している。」
との発表をしました。
午後10時半近くからドルストレートの下落が一服になりました。
ドル円は堅調に推移しました。
NYダウは230ドル超の下落になりました。
10年債利回りが一時1.4%を割り込む場面がありました。
原油先物は88ドル前半へ下落しました。
ドルストレートが再び下落して揉み合いになりました。
欧消費者信頼感指数速報(7月)は予想より弱い−21.6になりました。
市場反応は限定的でした。
伊10年債利回りは6.332%あたりに上昇しました。
ロシアの大統領が伊の首相との会談で、
「外貨準備のユーロの比率40%を減らすつもりはない。」
との発言をしました。
午後11時過ぎユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
NYダウや原油先物が下落幅を縮小していきました。
ユーロ円が95円台を回復しました。
欧州の株式市場もやや下げ幅を縮小して取引を終えました。
米下院議員がNY連銀総裁宛てに書簡を送付して、
「LIBOR不正操作問題に関して、2007年から今月までの分の
NY連銀担当者とLIBORの担当銀行とのコミュニケーションを
調査報告するよう要請。」しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「スペインとイタリアの7〜30年債について
証拠金率を引き上げる。」との発表をしました。
ユーロドルにやや反落の動きがみられました。
NYダウは下げ幅を縮小の動きが続きました。
ユーロドルが再び反発する展開になりました。
ドルストレートが揉み合いながら反発上昇しました。
ドル円は小幅な揉み合い推移になっていきました。
米10年債利回りは1.436%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−101.11ドルでこの日の取引を終えました。

<7月24日(火)>

格付け会社のムーディーズが
「独、オランダ、ルクセンブルクの格付け見通しを
ネガティブに変更する。
フィンランドの格付けはAAAに据え置き。見通しは安定的。
ギリシャの離脱リスクは以前に比べて上昇した。」
などの見解を発表しました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが反落しました。
ダウ先物が下落する展開になりました。
ユーロ円が95円台を割り込みました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込みました。
独財務省が、
「独経済は底堅く財政政策も安全的位置を維持していると確信。
独は欧州の安定の碇である。」との声明を発表しました。
ドルストレートの反落が一服になり揉み合いになりました。
ドル円はやや軟調傾向で推移しました。
日本経済新聞が、
「日政府は円高対策の柱として最大10兆円のドル資金枠の融資制度を
期限としてきた9月末以降も続ける方針。」と報じました。
ガイトナー米財務長官が、
「富裕層上位2%の減税延長は無責任。
欧州の解決策には長い時間を要する。欧州は米国に重大なリスク。
欧州は直ちに短期的な成長支援策必要。
米景気が減速しているのは明白。米経済には強い逆風。」
などの認識を示しました。
東京時間が近づく頃からダウ先物が緩やかに反発しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反発をみせました。
日財務相が、
「最近の一方的な円高の動きは日本経済の実態反映していない。
一層の緊張感を持ち、必要ならあらゆる措置を排除しない。」
との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
東京時間序盤ではドルストレートが一時上昇しました。
その後、ドルストレートはやや反落して揉み合いになりました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
FRBのラスキン理事が、
「新たな銀行規制が景気回復を窒息させないことが重要。
QE3はFRBの2つの責務との関連で議論される。
次回FOMCでQE3の可能性について議論されると予想。」
との発言をしました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合い推移になりました。
原油先物は87ドル台へ下落しました。
日銀総裁が、
「日本経済にとって一番大きなリスクは欧州債務問題。
欧州情勢がさらに悪化すれば貿易や為替を通じ日本経済に
影響を与えるため注意が必要。」との認識を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
中国HSBC製造業PMI速報(7月)は前回値より強い49.5になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに上昇反応がみられました。
原油先物が88ドル台を回復しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
豪RBA総裁が、
「豪州経済は際立って良い。
世界の成長が低迷しても豪州には政策余地がある。
中国は急激な落ち込みではなく通常の循環的な鈍化。
世界的な危機があれば、豪ドルが下落しそれが刺激になる公算。
豪銀は資金調達能力が高く世界的パニックにあまり影響されない。」
などの発言をしました。
東京時間後半は日経平均が前日比プラス圏へ一時反発しました。
アジアの株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物にやや反発の動きがみられました。
東京時間終盤に日経平均が再びマイナス圏へ反落しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
日経平均は前日比−20.23円で大引けになりました。
スペインのエコノミスタ紙が、
「スペイン政府が欧州から一時的な融資枠獲得を検討している。
融資は2012年の債務償還と地方自治州向け支援などに充てる。」
との観測報道をしました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
ユーログループ議長が「ユーロ圏の安定確保へ強くコミットする。」
との発言をしました。
中国上海株式市場が小幅高で取引を終えました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
ユーロドルなどドルストレートに一時反発の動きがみられました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
独債の利回りが上昇して欧州各国債との利回り格差が縮小しました。
その後、ダウ先物がやや反落する展開になりました。
独の株式市場が軟調傾向で推移しました。
ドルストレートやクロス円が反落して揉み合いになりました。
スペイン5年債利回りが一時10年債利回りを上回り
7.47%になりました。
独製造業PMI速報(7月)は予想より弱い43.3、
独サービス業PMI速報(7月)は予想より弱い49.7になりました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
欧州の株式市場が総じて軟調になりました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
伊10年債利回りが6.454%あたりに上昇しました。
スペイン10年債利回りが過去最高の7.580%に上昇しました。
ユーロドルが一時1.21台を割り込む場面がありました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込みました。
欧製造業PMI速報(7月)は予想より弱い44.1、
欧サービス業PMI速報(7月)は予想より強い47.6になりました。
市場反応は限定的でした。
オーストリアの財務相が、
「ギリシャのユーロ離脱に関する議論は現時点で行なわれていない。
ギリシャは追加支援のため支援プログラムの条件達成をする必要。」
などの発言をしました。
その後、欧州の株式市場が下げ幅をやや縮小しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
主要通貨ペアが反発をみせた後に上下動の揉み合いになりました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限30億ユーロに対して30.5億ユーロ発行。
175日物証券入札は14.2億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い3.691%、
応札倍率が前回より高い3.0倍。」などになりました。
為替市場での反応は限定的でした。
欧州の株式市場が前日終値レベルで上下動の揉み合いました。
木内日銀審議委員が就任の会見で、
「必要あれば追加緩和検討すべき。
資産買い取り軸にした政策効果を総括すべき。
物価1%達成難しければ新たな金融緩和考える。」
などの発言をしました。
佐藤日銀審議委員が就任の会見で、
「実質金利引き下げは資産買い入れの多様化を。
外債買い入れも一案。」などの発言をしました。
ギリシャの首相が、
「今年のリセッションは7%超となる見込み。
2014年までは成長が回復しない見込み。」との発表をしました。
ユーロドルが再び1.21を割り込み軟調傾向の揉み合いにりました。
ダウ先物が再び反落して揉み合いになりました。
豪ドル米ドルも軟調傾向で揉み合いました。
ポンドドルはやや反発する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44810%に低下しました。
NY時間序盤はドル円がやや反発をみせました。
ユーロは軟調に推移しました。
加小売売上高(5月)は予想より弱い+0.3%、
加小売売上高(5月 除自動車)は予想より強い+0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物は87ドル台へ下落しました。
FRB議長の講演では米景気や金融政策の言及はありませんでした。
午後9時半過ぎからドルストレートやクロス円が反発しました。
ユーロドルが1.21台を回復しました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反発の動きがみられました。
スペインのエル・パイス紙が、
「カタルーニャ州政府のオムス報道官が、
州政府はあらゆる種類の金融支援枠を活用すると発言。
スペイン中央政府による救済を要請へ。」と報じました。
NYダウは小幅高で始まりましたが反落する展開になりました。
リッチモンド連銀製造業景況指数(7月)は予想よりかなり弱い−17、
米住宅価格指数(5月)は予想より弱い+0.8%になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ユーロドルが再び1.21台を割り込みました。
NYダウが下落して欧州株式市場が反落しました。
米10年債利回りが1.43%あたりになりました。
ルクセンブルクの財務相が、
「ユーロ圏はスペインに対し早急な行動の用意はあるが、
救済はまだ検討されていない。」との発言をしました。
ロンドンフィックス過ぎにドルストレートが一段安になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
一部メディアが、
「EU筋はギリシャはEU・IMFの債務削減目標を達成できない見通し。
追加の債務再編が必要。」との観測報道をしました。
NYダウは170ドル超の下落になりました。
ユーロドルが1.2042まで下落しました。
豪ドル円が80円台を割り込みました。
ドル円は78円台前半での揉み合いが続きました。
ギリシャ当局が「空売り禁止を10月31日まで延長する。」
と発表しました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが過去最低の0.22%、
応札倍率が前回より高い4.00倍。」になりました。
米10年債利回りが1.4%を割り込み過去最低水準になりました。
NYダウが軟調に推移して一時200ドルほどの下落になりました。
スペイン経済相と独財務相の共同声明では、
「スペイン国債利回りはファンダメンタルズを反映していない。
先のEU首脳会議での合意事項の迅速な実施を求める。
効果的な銀行同盟・監督機関の設立が重要。
スペインの債務危機回避のため欧州の統合深化への動きが必要。」
などが示されました。
NYダウが終盤にかけて下落幅を縮小しました。
ドルストレートにやや反発の動きがみられました。
米10年債利回りは1.389%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−104.14ドルでこの日の取引を終えました。

<7月25日(水)>

米アップルの4-6月期決算では、
「1株あたり利益が市場予想より弱い9.32ドル。
売上高も市場予想より弱い350.2億ドル。」になりました。
ダウ先物が下落する展開になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
WSJ紙が
「景気がすぐに上向かなければFRBは追加措置の検討に入る。
FOMCが行動するならば7月31日-8月1日の次回会合ではなく、
9月の会合を待つ必要がある。」との観測報道をしました。
その後、一時ドルストレートがやや反発をみせました
格付け会社のムーディーズが
「EFSFの格付け見通しをネガティブに変更する。
独バイエルン州の格付け見通しをネガティブにする。」
などの発表をしました。
独与党CDUのバーセル議員が、
「ギリシャが国際支援の条件を守れなければ、
第2次債務減免も選択肢となる。」
との見解を示しまた。
ドルストレートが再びやや反落する展開になりました。
NZ貿易収支(6月)は予想より強い+3.31億NZドルになりました。
市場反応は限定的でした。
NZドルや豪ドルなどが軟調に推移しました。
ギリシャが、
「債務削減計画として21の政府機関の統合と閉鎖を行う。
年間4000万ユーロの削減見込み。
ギリシャの予算削減計画は115億ユーロ。
今回の措置で目標に対して0.35%程度の削減効果が見込まれる。」
などの発表をしました。
日通関ベース貿易収支(6月)は予想より強い+671億円になりました。
円買い反応がみられました。
豪景気先行指数(5月)は前回値より強い+0.4%になりました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルが1.02台を一時割り込みました。
米10年債利回りが過去最低を更新して1.3824%に低下しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
日銀総裁が、
「悪い形での金利上昇は日本経済金融に大きな影響。
国債市場が中銀の買入に依存するようになると、
何らかのきっかけで金利の反転上昇もあり得る。
国債市場がどのように展開していくか充分に注意して、
適切に政策運営していく。」
との発言をしました。
IMFの中国経済年次審査報告では、
「経済の構造改革を進めながら安定成長軌道へ
軟着陸させることが重要課題。
中国経済は成長ペースが減速して下ぶれリスクが増大。
中国の為替政策に関しては実質実効レートで上昇している。
幅広い通貨に対してやや過小評価されている。
経常収支黒字幅削減を歓迎。」などが示されました。
仲値頃からドル円が反発をみせました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
豪第2四半期消費者物価指数は予想より弱い+0.5%になりました。
指標発表直後は豪ドル売り反応がみられましたが限定的でした。
その後、豪ドル米ドルが反発して1.02台を回復しました。
午前10時半過ぎからドルストレートがやや反発しました。
クロス円が反発をみせました。
ダウ先物がやや反発してアジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
イベントを通過して豪ドルが堅調に推移しました。
中国産業相が、
「中国経済は国内と海外両面で困難な状況に立ち向かっている。
企業投資需要の減退を過小評価するべきではない。
中国経済は安定に向かう。」などの発言をしました。
山口日銀副総裁が、
「日銀が行う金融資産買入で金融緩和の効果が強まり蓄積していく。
為替変動の影響には充分に注意を払う必要。
景気見通しの下振れやリスク上昇ならば追加緩和を躊躇しない。
日本経済は緩やかに回復しているが大きなリスクと背中合わせ。
欧州危機の解決には時間がかかることを覚悟。
家計貯蓄などをあてにした日本国債の安定消化議論は不適当。」
などの発言をしました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ一時反発しました。
豪ドル円が80円台を回復しました。
豪の経済相が、
「抑制されたインフレがRBAの利下げを可能にしている。」
との発言をしました。
豪ドル売り反応がみられましたが限定的でした。
午後2時頃から主要通貨ペアがやや反落しました。
アジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物がやや反落しました。
日経平均は前日比−122.19円で大引けになりました。
スペイン10年最利回りがユーロ導入来最高7.674%に上昇しました。
ドルストレートやクロス園が軟調傾向で推移しました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込みました。
オーストリア中銀総裁が、
「ESMに銀行免を許与える議論が見込まれる。」と発言しました。
午後4時からユーロドルなどドルストレートが急反発しました。
ドル円も反発してクロス円が上昇しました。
ポンドドルが1.55台を回復しました。
ユーロドルが1.21台を回復しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、仏独の株式市場がプラス圏へ反発しました。
ダウ先物が反発をみせました。
午後4時半過ぎにユーロドルが一時1.21台を割り込みました。
独IFO景気動向指数(7月)は予想より弱い103.3になりました。
指標発表直後にユーロ売り反応がみられましたが限定的でした。
その後、再びドルストレートが堅調に推移しました。
独IFOのエコノミストが、
「独の第2および第3四半期の成長は0.1%と予想。
独経済は他ユーロ圏諸国と比較すると良好だが悪化する可能性も。
輸出はほぼ安定。ユーロ安が寄与。
独のAAA格付けが危険にさらされているとは思わない。
消費は引き続き堅調。一段の利下げの理由はない。」
などの見解を示しました。
英第2四半期GDP速報は予想よりかなり弱い−0.7%になりました。
ポンドが急落しました。
英の財務相が「英国の根深い経済の諸問題が確認される結果。」
との認識を示しました。
欧州の株式市場は堅調傾向で推移しました。
その後、ポンドが反発して一時1.55台を回復しました。
ユーロ円が一時95円台を回復する場面がありました。
独30年債入札では、
「発行額が23.2億ユーロ。落札利回りが過去最低の2.17%。」
との結果になりました。
午後6時半頃から主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.44810%になりました。
米フォード・モーターズの4-6月期決算では、57パーセントの減益、
調整後の1株あたり利益が予想より強い0.30ドルになりました。
米ボーイングの4-6月期決算では、
1株あたり利益が予想より強い1.27ドルになりました。
米キャタピラーの4-6月期決算では、
1株あたり利益が予想より強い2.54ドルになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が堅調に推移しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートの多くが堅調に推移しました。
ポンドドルは再び1.55台を割り込み揉み合いになりました。
英の首相が「第2四半期GDPの結果に非常に失望している。」
とのコメントを発表しました。
仏中銀総裁が「ECBは一段の措置が必要。」と発言しました。
スペイン経済相と仏財務相が、
「ユーロ圏安定化への共通戦略には
2012年末の銀行監督メカニズムの採択が含まれる。
スペイン銀行支援は信頼感を高める。
債券利回りはスペインのファンダメンタルズを反映していない。
6月29日の合意事項を直ちに実行へ。」
などの共同声明を発表しました。
独10年債利回りが1.296%あたりに上昇しました。
米10年債利回りが1.4295%あたりに上昇しました。
原油先物が一時89ドル台を回復しました。
豪ドル米ドルが一時1.03台を回復しました。
NY時間序盤はドル円がやや反落して揉み合いました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
ドルストレートがやや反落して揉み合う展開になりました。
ユーロ円が95円台を再び割り込みました。
原油先物は88ドル台後半で推移しました。
ガイトナー米財務長官が、下院証言で、
「現在進行中の欧州債務危機は米経済にとって最大のリスク。
金融情勢の緊張は金融環境を引き締め世界景気の減速を助長。
米経済は拡大しているが成長ペースはここ2四半期で減速。
原油高と政府支出の削減と所得の伸び悩みが成長を妨げた。
財政の崖への懸念と財政政策の不確実性が一層減速させる。」
などの見解を示しました。
米新築住宅販売件数(6月)は予想より弱い35.0万件になりました。
NYダウが上昇幅を縮小しました。
米10年債利回りが1.4%あたりになりました。
ドルストレートやクロス円が下落する展開になりました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫は271.7万バレル増になりました。
原油先物が87ドル台へ下落しました。
欧州の株式市場は終盤にかけて上げ幅を縮小しました。
深夜12時半頃からドルストレートが反発をみせました。
NYダウがやや上昇をみせて揉み合いになりました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.584%、応札倍率が前回より高い2.71倍。」
になりました。
NYダウが100ドル超の上昇になりました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル円は反落する展開になりました。
原油先物が88ドル台を回復して堅調に推移しました。
格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「伊の格付けをB+からCCC+に引き下げる。」と発表しました。
市場反応は限定的でした。
その後、NYダウが終盤にかけて上昇幅を縮小していきました。
原油先物が一時89ドル台を回復する場面がありました。
ドルストレートがやや反落して揉み合う展開になりました。
ドル円がやや反発をみせました。
米10年債利回りは1.396%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台後半で引けました。
NYダウは4日ぶり反発して前日比+58.73ドルで取引を終えました。

<7月26日(木)>

格付け会社のムーディーズが、
「独銀17行の格付け見通しをネガティブに変更する。
オランダ政府保証の銀行債見通しをネガティブに変更する。」
などの発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートやや反落して軟調に推移しました。
ドル円やクロス円が軟調傾向で推移しました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
RBNZが政策金利を2.50%に据え置きました。
RBNZ声明では、
「経済見通しは6月の見通しを継続。貿易相手国の見通しは弱い。
金利据え置きが適切。欧州からの影響は限定的。
景気は来年にかけて緩やかに上昇の見込み。」
などが示されました。
NZドル買い反応がみられました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
日企業向けサービス価格指数(6月)は予想より弱い−0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが一時1.03台を割り込む場面がありました。
日経平均が一時上げ幅を縮小して前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合い推移になりました。
日銀総裁が、
「欧州の財政再建に向けた政策は充分な信頼が得られていない。
供給過剰で原油急落の可能性もある。」
などの見解を示しました。
仲値にかけてドル円が軟調に推移しました。
午前9時半過ぎからドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
豪ドル米ドルが1.03台を回復しました。
午前10時過ぎドル円が反発をみせて上下動の揉み合いになりました。
ポンドドルは軟調傾向の揉み合い推移になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は揉み合いの後に前日比プラス圏で推移しました。
原油先物は88ドル台後半で推移しました。
米WSJ紙が、
「米下院はFRBの中核業務である金融政策判断を
連邦政府の監督下に置く法案を可決した。」と報じました。
スペインのエル・パイス氏の電子版が、
「ECBはスペインや伊など資金難に陥っている国について、
市場の圧力を緩和するための一時的な軽減措置を検討している。
ECBは銀行が融資を受ける際に求められる保証条件の緩和や
資産購入計画を検討中。」との観測報道をしました。
東京時間後半はドル円やクロス円が反発をみせました。
日経平均がやや反発してプラス圏で推移しました。
ドルストレートが徐々に反発しました。
独のウェルト紙が、
「ECBはギリシャ債務の減免受け入れを求められる可能性がある。」
との観測報道をしました。
独輸入物価指数(6月)は予想より弱い−1.5%、
独GFK消費者信頼感調査(8月)は予想より強い5.9になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
日経平均は前日比+77.20円で大引けになりました。
中国上海株式市場が終盤にかけてマイナス圏へ反落しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物は当日高値圏で上下動の揉み合いになりました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
その後、ダウ先物が下落する展開になりました。
独の株式市場が前日比マイナス圏推移になりました。
仏英の株式市場は前日終値レベルで揉み合いました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円は当日高値圏で揉み合いになりました。
伊小売売上高(5月)は前月比で予想より強い−0.2%になりました。
スペイン10年債利回りは7.366%あたりになりました。
伊の2014年償還のゼロクーポン債の入札では、
「目標上限とおおりの25億ユーロ発行。
平均利回りは前回より高い4.860% (昨年11月以来高水準)
応札倍率は前回より高い1.78倍。」になりました。
ユーロに下げ渋りがみられました。
日務副大臣の会見では、 
「貿易赤字が景気減速につながらないよう警戒している。」
と発言しました。
ドラギECB総裁が、ロンドの公演で、
「ユーロ圏は現在の市場が考えている以上に強い。
ユーロ圏はここ6ヶ月間の進展は目覚しい。
前回のサミットは真の成功を収めた。
ECBはユーロのためにあらゆる行動を取る用意。
ユーロは後戻りできない。」
午後7時過ぎにユーロが急反発しました。
ユーロドルが1.12台後半へ上昇しました。
ドルストレートやクロス円が上昇しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が急反発しました。
伊10年債利回りが6.279%あたりに急低下しました。
スペイン10年債利回りが7.199%あたりに急低下しました。
ドル円が午後7時半頃から反発上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44710%に低下しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
豪ドル米ドルが1.04台を回復しました。
原油先物が一時90ドル台を回復しました。
ドラギECB総裁が、
「ECBは政府が可能な措置の補足はしたくない。
加盟国のユーロ圏離脱の可能性は予想できない。
ユーロ圏の銀行の監督が可能な中央機関をもつことは重要。」
などの追加発言をしました。
午後8時過ぎからドル円が反落しました。
NY時間が近づく頃からクロス円の上昇が一服になりました。
ギリシャ財務省高官が、
「政府は2013-14年に117億ユーロの削減計画の策定を完了。
26日中の連立与党の承認後にトロイカに提出される。」
との発言をしました。
NY時間序盤はポンドドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
スペイン10年債利回りが6.979%と7%台を下回りました。
ダウ先物や原油先物がやや反落して揉み合いました。
米エクソンモービルの4-6月決算では、
1株あたり利益が市場予想よりかなり強い3.41ドルになりました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い35.3万件、
米耐久財受注(6月 除輸送用機器)は予想より弱い−1.1%、
米耐久財受注(6月)は予想より強い+1.6%になりました。
ダウ先物が再び上昇しました。
主要通貨ペアが上昇しました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
ポンドドルが一時1.57台を回復しました。
午後10時頃からドルストレートが揉み合いになりました。
NYダウは取引開始直後に240ドルほど上昇しました。
原油先物が90ドル台で推移しました。
10年債利回りが1.42%超に上昇しました。
その後、NYダウがやや上昇幅を縮小して揉み合いました。
米中古住宅販売保留(6月 成約)は予想より弱い−1.4%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、NYダウが上昇幅を縮小しました。
ドルストレートやクロス円がやや反落して揉み合いました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
スペイン10年債利回りが6.934%あたりに低下しました。
伊10年債利回りが6.069%あたりに低下しました。
欧州の株式市場は大幅高で取引を終えました。
スペインの財務相が、
「ECBにはFRBのように更に緩和的になることを要望する。」
と発言しました。
NY時間後半はドルストレートやクロス円が揉み合いになりました。
ギリシャ首相が、
「ギリシャは救済合意の実行を進める。
思い切った歳出削減を確約する。」と発言しました。
IMF専務理事が、
「世界経済のリスクに関して欧州危機がその中心である一方、
米国の財政の崖も大きなリスクとして意識される。
原油価格もリスクとして再燃する可能性がある。」
などの認識を示しました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが0.954%、応札倍率が前回と同じ2.64倍。」
になりました。
深夜3時過ぎ頃からドル円がやや反落しました。
スペインの経済相が、
「スペイン債の支払いに対応可能。救済が必要とは全く思わない。」
との発言をしました。
ブルムバーグ通信が、
「米当局はLIBOR不正操作問題でバークレイズを含む
数社を訴追の準備をしている。」と報じました。
米10年債利回りは1.436%になりました。
NY原油(WTI)はドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+211.88ドルでこの日の取引を終えました。

<7月27日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
日全国消費者物価指数コア(6月)は予想より弱い−0.2%でした。
円売り反応がみられました。
ロイター通信が、米下院の共和党指導部の話として、
「6ヶ月間の支出継続を可能にする案を来週にも発表する可能性。
これで米政府機能が停止するリスクを来年春まで回避ができる。」
との報道をしました。
日財務相が、
「ドラギECB総裁発言が思い切って個別銀行へ
直接的な資金投入を意味するのであれば歓迎。
経済の底上げに欧州危機の収束は不可欠。」
との発言をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な上下動になりました。
山口日銀副総裁が、
「低水準の長期金利は市場が信頼しているため。
財政再建に進展があるか市場は見ている。
海外勢がいったん大きく売りに出れば大きな影響となる可能性。」
などの認識を示しました。
ロイター通信が、
「英銀大手のロイズ・バンキング・グループは
LIBOR不正操作問題をめぐり調査当局から召喚状を受け取った。」
との報道をしました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
東京時間終盤にかけてダウ先物や原油先物が緩やかに反発しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反発して揉み合いました。
豪ドル米ドルが1.04台を回復しました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
日経平均は前日比+123.54円の8566.64円で週取引を終えました。
伊10年債利回りが7月20日以来の5%台になりました。
スペイン10年債利回りは6.840%あたりに低下しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
スイスKOF先行指数(7月)は予想より強い+1.43でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は小幅高で取引を終えました。
スペインの4-6月期失業率が24.63%と過去最高を更新しました。
午後4時過ぎに主要通貨ペアが反落する展開になりました。
ユーロドルが下落しました。
ドル円が軟調に推移しました。
ラトビア財務相が、
「ギリシャは可能な限り早期にユーロ圏を離脱すべき。」
との発言をしました。
ダウジョーンズが、
「独連銀がECBの債券買い入れは債務危機対応の最善策ではない、
との見解を示した。」と報じました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
伊10年債利回りが6.025%あたりになりました。
伊の短期債の入札では、
「184日物が目標上限とおりの85億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い2.454%、
応札倍率が前回よりやや低い1.614倍。」になりました。
午後6時半頃から欧州の株式市場が反発しました。
ドルストレートやクロス円に反発の動きがみられました。
ポンドドルが1.57台を回復しました。
独連銀が、
「救済基金に銀行免許を与えれば事実上の政府債務の
ファイナンスになり欧州条約で禁止されている。
ECBよりもEFSFによる債券買い入れのほうが問題が少ない。
ECBの債券買い入れは間違ったインセンティブとなる。」
などの見解を示しました。
独政府報道官が、
「ユーロ支援でECBが可能な全てのことを行うように、
独政府もできる限り行動する。
独財務相はユーロ圏情勢について本日に声明を発表へ。
スペインから追加支援の要請は受けていない。
ECBの独立性を尊重する。
EU条約はEFSFの銀行免許付与は想定していない。
ギリシャのユーロ圏残留に対する独の姿勢は変わっていない。」
などの発表をしました。
ユーロドルが上下動しながらも反発上昇しました。
EUが「EFSFによる債券購入を求める要請はまだない。」
との発表をしました。
一部メディアが、
「仏大統領と独首相はスペイン支援と6月サミット合意の実行を
本日に協議する。」との報道をしました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏に上昇しました。
仏ル・モンド紙が、
「ECBはスペインとイタリア債の購入を準備中。
ECBは複数の政府と債券購入を準備中。
EFSFが伊とスペイン債購入へ。ECBは流通市場で債券購入へ。」
との観測報道をしました。
ダウ先物は上下動しながらもしだいに反発しました。
ドル売り優勢の相場展開になりました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
独財務相が、
「ドラギECB総裁の必要な措置とるとの発言を歓迎する。
各国政府は必要される改革を実施すべき。
スペインの銀行セクターの強化と財政措置を歓迎する。
伊の予算削減策で改革は進展。
アイルランドとポルトガルの再建計画は順調。」
などの発言をしました。
ユーロドルが再び1.23台を回復する場面がありました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44660%に低下しました。
原油先物は89ドル台で推移しました。
午後8時頃からややドル買いの動きがみられました。
ユーロ圏当局者が、
「スペインは独と24日に3000億ユーロの支援を協議した。
独は全面支援を支持しなく、ESM機能開始まで協議は棚上げ。
スペイン問題で最後の手段としてのESMへの銀行免許付与に関する
協議が再び持ち上がっている。」などの発表をしました。
独消費者物価指数速報(7月)は予想とおりの+1.7%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが上昇をみせました。
米第2四半期GDP速報は予想より強い+1.5%、
米第2四半期個人消費速報は予想より強い+1.5%、
米第2四半期PCEコア・デフレータ速報は予想とおりの+1.8%、
米第2四半期GDP価格指数速報は予想より強い+1.6%になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇してドルストレートが反落しました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
午後10時頃からドルストレートが反発をみせました。
クロス円が堅調に推移しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
米10年債利回りが1.49%に上昇しました。
独首相府が、独仏首脳電話会談後に、
「独仏首脳はユーロ圏を守るために
あらゆる措置を講じる準備整える。」との発表をしました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(7月)予想より強い72.3でした。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
米10年債利回りが1.52%に上昇しました。
NYダウが100ドル超に上昇しました。
原油先物が一時90ドル台を回復しました。
ドル円やクロス円が堅調に推移しました。
深夜12時頃から主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
欧州の株式市場は堅調に取引を終えました。
ユーロ円が一時97円台を回復しました。
IMFのスペインに関する年次報告では、
「非常に困難で著しい下振れリスクにさらされている。
改革の継続と財政戦略の信頼感と金融改革が極めて重要。
財政再建では地方財政の規律強化が求められる。」
などが示されました。
加の4-5月期財政収支は前回値より強い−8.32億加ドルでした。
加ドルが堅調に推移しました。
NYダウは堅調に推移して13000ドルの大台を回復しました。
ブルムバーグ通信が、関係筋の話として、
「ドラギECB総裁は独連銀総裁と新しいECB措置を協議して、
国債購入と利下げおよび新LTROを提案した。」と報じました。
ECB報道官が、
「総裁は常にメンバー中銀と協議している。
総裁と独連銀総裁の協議は通常のもので特別なものではない。」
との発言をしました。
ユーロドルが1.23台後半へ上昇しました。
豪ドル米ドルが1.04台後半へ上昇しました。
ポンドドルは揉み合いになりました。
ユーロ豪ドルが急落しました。
NYダウが200ドル超の上昇になりました。
米10年債利回りが一時1.59%に上昇する場面がありました。
深夜2時半頃からユーロドルが下落して1.23台を割り込みました。
深夜3時半頃からユーロドルがやや反発をみせました。
豪ドル米ドルは堅調に推移しました。
米WSJ紙が、関係筋の話として、
「ドラギ、バイトマン会談はこの先数日間続く。
今回の会談に他の中銀総裁は驚きだったようだ。
ドラギ総裁はユーロ救済基金とともに一斉に協議したがっている。」
などの観測報道をしました。
米予算教書改定では、
「財政赤字見通しが、12年度に1兆2110億ドル(対GDP比7.8%)
13年度に9910億ドル(対GDP比6.1%)、
成長見通しが、12年に2.3%、13年に2.7%、
失業率見通しが、12年に8.0%、13年に7.7%。」
などが示されました。
米10年債利回りは1.541になりました。
NY原油(WTI)は90ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+187.73ドルの13075.66ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<7月30日(月)>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(6月)、
朝8時01分に英ホームトラック住宅調査(7月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(6月)、
午後5時半に英消費者信用残高(6月)、
午後6時に欧消費者信頼感確報(7月)、
などが予定されています。
NZの指標には一応注目です。
独銀グルーの第2四半期決算も予定されてます。

<7月31日(火)>

朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(7月)、
朝8時半に日失業率(6月)、日有効求人倍率(6月)、
午前10時半に豪住宅建設許可件数(6月)、
午後4時55分に独失業者数(7月)、独失業率(7月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(7月)、欧失業率(6月)、
夜9時半に米個人消費支出(6月)、米個人所得(6月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ、米PCEコア・デフレータ、
同夜9時半に加GDP(5月)、
夜10時に米ケースシラー住宅価格指数(5月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(7月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(7月)、
などが予定されています。
豪・欧・加・米の指標には注目です。
ソシエテ・ジェネラルの第2四半期決算も予定されてます。

<8月1日(水)>

※スイスが祝日です。

午前10時に中国製造業PMI(7月)、
午前10時半に豪第2四半期住宅価格指数、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(7月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(7月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(7月)、
午後5時半に英製造業PMI(7月)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(7月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(7月)、米建設支出(6月)、
深夜3時15分に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
などが予定されています。
(中国)・(豪)・米の指標には注目です。
BNPパリバの第2四半期決算も予定されてます。

<8月2日(木)>

午前10時半に豪貿易収支(6月)、豪小売売上高(6月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(6月)、
午後4時半にスイス製造業PMI(7月)、
午後5時半に英建設業PMI(7月)、
午後6時に欧生産者物価指数(6月)、
午後8時に英BOE政策金利、英BOE資産買入規模発表、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半からドラギECB総裁記者会見、
夜11時に米製造業受注指数(6月)、
などが予定されています。
豪・英・欧・米の指標には注目です。
また、スペイン首相と伊首相の会談に、
スペイン債の入札が予定されています。
ウニクレディトやデクシアの第2四半期決算も予定されてます。

<8月3日(金)>

午前10時に中国非製造業PMI(7月)、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(7月)、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(7月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(7月)、
午後5時半に英サービス業PMI(7月)、
午後6時に欧小売売上高(6月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(7月)、米失業率(7月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(7月)、
夜11時に米ISM非製造業総合景況指数(7月)、
などが予定されています。
(中国)・(英)・(欧)・米の指標には注目です。
コメルツ銀行の第2四半期決算も予定されてます。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週前半に84あたりまで
上昇しましたが、週中から反落して週末27日に82.71に下落しました。
一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は0.44660%に低下しました。
また、米10年債利回りが先週末27日に一時1.59%まで上昇しました。
そして、NYダウは週間で253ドル上昇して13075.66ドルと大台を回復
して取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、24日のリッチモンド連銀製造業景況指数
(7月)が予想よりかなり弱い−17、米住宅価格指数(5月)が予想より強
い+0.8%、25日の米新築住宅販売件数(6月)が予想より弱い35.0万件
26日の米新規失業保険申請件数が予想より強い35.3万件、米耐久財受
注(6月)が予想より強い+1.6%、米耐久財受注(6月 除輸送用機器)が
予想より弱い−1.1%、米中古住宅販売保留(6月 成約)が予想より弱
い−1.4%、27日の米第2四半期GDP速報が予想より強い+1.5%、米
第2四半期個人消費速報が予想より強い+1.5%、米第2四半PCEコア
デフレータ速報が予想とおりの+1.8%、ミシガン大学消費者信頼感
指数確報(7月)が予想より強い72.3などになりました。
製造業や住宅市場の低迷と米経済の減速を示す結果になりましたが、
米GDPが市場予想よりは強く、また雇用市場が改善していることが示
されました。

先週の米要人発言では、24日にガイトナー米財務長官が「富裕層上位
2%の減税延長は無責任。欧州の解決策には長い時間を要する。欧州
は米国に重大なリスク。欧州は直ちに短期的な成長支援策必要。米景
気が減速しているのは明白。米経済には強い逆風。」などの認識を示
し、同日にFRBのラスキン理事が「新たな銀行規制が景気回復を窒息
させないことが重要。QE3はFRBの2つの責務との関連で議論される。
次回FOMCでQE3の可能性について議論されると予想。」との発言をし
て、25日にガイトナー米財務長官が「現在進行中の欧州債務危機は
米経済にとって最大のリスク。金融情勢の緊張は金融環境を引き締め
世界景気の減速を助長。米経済は拡大しているが成長ペースはここ2
四半期で減速。原油高と政府支出の削減と所得の伸び悩みが成長を妨
げた。財政の崖への懸念と財政政策の不確実性が一層減速させる。」
などの見解を示しましたが、週後半は金融政策にかかわる米要人発言
はFOMC前のブラックアウト期間入りのためにありませんでした。

今週の米主要経済指標では、31日の米個人消費支出(6月)と米個人所
得(6月)に米PCEコア・デフレータとケースシラー住宅価格指数(5月)
に米シカゴ購買部協会景気指数(7月)と米消費者信頼感指数(7月)、
1日の米ADP雇用統計(7月)と米ISM製造業景況指数(7月)に米FOMC、
2日の米新規失業保険申請件数と米製造業受注指数、3日の米雇用
統計に米ISM非製造業総合景況指数(7月)、などが注目されます。

1日深夜の米FOMCに関しましては、25日にWSJ紙が「景気がすぐに
上向かなければFRBは追加措置の検討に入る。FOMCが行動するならば
7月31日-8月1日の次回会合ではなく、9月の会合を待つ必要があ
る。」との観測報道をしていて、追加緩和が見送られる可能性もあ
りますが、QE3は切り札として温存するも、MBSの購入枠拡大や中銀
預金金利の変更など何らかの緩和策を講じる可能性も排除はできない
との見方もあるようです。
また、今週末の米雇用統計では1日の米ADP雇用統計と市場予想が
まちまちになっていて波乱の可能性もありそうです。


円については、25日の日通関ベース貿易収支(6月)が予想より強い
+671億円、27日の日全国消費者物価指数コア(6月)は予想より弱い
−0.2%などになり、貿易収支がやや改善していることと、CPI1%
への道程がまだ遠いことが示されました。

先週の日要人発言では、23日に日財務相が「投機的、過度の変動には
断固たる措置取る考えに変わりはないが目下のところは状況を注視し
ている。」と発言をして、同日に日銀総裁が「デフレ脱却は極めて大
事な課題。1%の物価上昇見込めるまで強力な金融緩和を推進する。
日銀は金融緩和を今後も続ける。」と発言をして、同日に中尾財務官
が「必要なら断固とした措置をとる。どのような手段も辞さない。
他の諸国の中銀と連絡をとっている。為替相場を注視している。円高
の動きは一方的。ファンダメンタルズを反映していない。」との発言
をして、24日に日財務相が「最近の一方的な円高の動きは日本経済の
実態反映していない。一層の緊張感を持ち、必要ならあらゆる措置を
排除しない。」と発言をして、同日に日銀総裁が「日本経済にとって
一番大きなリスクは欧州債務問題。欧州情勢がさらに悪化すれば貿易
や為替を通じ日本経済に影響を与えるため注意が必要。」との認識を
示し、同日に木内日銀審議委員が就任の会見で「必要あれば追加緩和
を検討すべき。資産買い取り軸にした政策効果を総括すべき。物価1
%達成難しければ新たな金融緩和考える。」との発言をして、同日に
佐藤日銀審議委員が就任の会見で「実質金利引き下げは資産買い入れ
の多様化を。外債買い入れも一案。」などの発言をして、25日に日銀
総裁が「悪い形での金利上昇は日本経済金融に大きな影響。国債市場
が中銀の買入に依存するようになると、何らかのきっかけで金利の反
転上昇もあり得る。国債市場がどのように展開していくか充分に注意
して適切に政策運営していく。」と発言をして、同日に山口日銀副総
裁が「日銀が行う金融資産買入で金融緩和の効果が強まり蓄積してい
く。為替変動の影響には充分に注意を払う必要。景気見通しの下振れ
やリスク上昇ならば追加緩和を躊躇しない。日本経済は緩やかに回復
しているが大きなリスクと背中合わせ。欧州危機の解決には時間がか
かることを覚悟。家計貯蓄などをあてにした日本国債の安定消化議論
は不適当。」と発言して、27日に山口日銀副総裁が「低水準の長期金
利は市場が信頼しているため。財政再建に進展があるか市場は見てい
る。海外勢が一旦大きく売りに出れば大きな影響となる可能性。」と
の認識を示しました。

日要人の発言ではドル円が78円台を割り込みそうになると強い言辞で
の円高牽制が見られました。また日銀の要人からは財政ファイナンス
となることを懸念しながらも追加緩和を継続していくことが示されま
した。

今週の円にかかわる主要経済指標では、30日の日鉱工業生産指数速報
(6月)と31日の日失業率(6月)などが予定されていますが、市場の注目
度はそれほど高くはないようです。今週は米欧の金融政策の発表が予
定されていて、米欧で追加緩和が決定された場合は、日銀が前回の金
融政策で追加緩和を見送っていることから、相対的に円高圧力となる
との指摘があるようです。

先週のドル円相場は、週初78円台半ばで始まり23日のロンドン時間序
盤に77.94まで下落しました。その後、日要人の強い円高牽制発言が
あり、ロンドンフィックス頃に78円台半ばへ反発する展開になりまし
た。その後は78円台前半での軟調傾向の揉み合い推移になりましたが
週末27日の米第2四半期GDP速報などが市場予想より強い結果となっ
て、78.67まで急反発して78円台半ばの78.47で週取引を終えました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週末高値の
78.67のポイント、ここを上抜けた場合は7月20日高値の78.80のポ
イント、さらに上昇した場合は79.00の「00」ポイントから17日高値
の79.17のレジスタンスゾーン、ここを上抜けた場合は、13日高値の
79.39の揉み合い高値アラウンドの売り買いの攻防が注目されます。
また下落となった場合は、まずは78.30-20の先週の揉み合ゾーンま
高値アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜け
た場合は78.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は6月1日
安値77.66ポイントなどが注目されます。
米欧で追加緩和が決定された場合は相対的に円高圧力となる可能性
がありますが、78.00を下回った場合は日要人の口先介入に注意が
必要になりそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、23日の欧消費者信頼
感指数速報(7月)が予想より弱い−21.6、24日の独製造業PMI速報(7月)
が予想より弱い43.3、独サービス業PMI速報(7月)が予想より弱い49.7
欧製造業PMI速報(7月)は予想より弱い44.1、欧サービス業PMI速報
(7月)は予想より強い47.6、25日の独IFO景気動向指数(7月)は予想よ
り弱い103.3、26日の独輸入物価指数(6月)は予想より弱い−1.5%、
独GFK消費者信頼感調査(8月)は予想より強い5.9、27日の独消費者物
価指数速報(7月)は予想とおりの+1.7%、などになりました。

先週の欧州要人の発言やニュースヘッドラインで注目されたものは、

22日、独の副首相兼経済技術相「ギリシャを救済できるか非常に
懐疑的。ギリシャが目標を達成しなければ一段の支援はない。」、
スペインのパイス紙「バレアレス諸島やカタルーニャ州など6州が
バレンシア州に続いて中央政府に支援を求める可能性。」、

23日、「スペイン10年債利回りが一時7.5%超に上昇。」、「スペイ
ンやギリシャの株式市場が一時4%安。」、南独新聞「メルケル独
首相は第3次ギリシャ救済の承認を議会に求めることは考えられな
いと発言。」、スペイン中銀「スペイン第2四半期GDP伸び率の推計
値は前期比−0.4%で3期連続でマイナス成長。」、ロイター通信
「独財務省の報道官の発言で、IMFがこれ以上ギリシャ支援に参加し
ないとの意向は聞いてない。ギリシャに関してはトロイカの報告書を
待つべきで、ギリシャ第3次支援についてはまだ協議していない。」
独財務省「スペインが改革を継続すれば市場が沈静化すると確信。
ギリシャは金融市場から短期資金調達で9月まで対応が可能。」、
EU「対ギリシャ金融支援の次回分実行に関する決定は9月以降で、
その前にはない見込み。」、スペインの証券当局「全ての株式対象
に3ヶ月の空売り禁止。」、IMF「ギリシャの経済プログラムを再び
軌道に乗せるための協議を24日に開始する。IMFはギリシャの困難の
克服を支援している。」、欧州決済機関LCHクリアネット「スペイン
と伊の7〜30年債について証拠金率を引き上げる。」、

24日、格付け会社のムーディーズ「独、オランダ、ルクセンブルクの
格付け見通しをネガティブに変更する。ギリシャの離脱リスクは以前
に比べて上昇した。」、「スペイン5年債利回りが一時10年債利回り
を上回り7.47%に。」、ギリシャの首相「今年のリセッションは7%
超となる見込み。2014年までは成長が回復しない見込み。」、
スペインのエル・パイス紙「カタルーニャ州政府のオムス報道官が
州政府はあらゆる種類の金融支援枠を活用すると発言。スペイン中央
政府による救済を要請へ。」、一部メディア「EU筋はギリシャはEU・
IMFの債務削減目標を達成できない見通し。追加債務再編が必要。」
スペイン経済相と独財務相の共同声明「スペイン国債利回りはファン
ダメンタルズを反映していない。先のEU首脳会議での合意事項の迅速
な実施を求める。効果的な銀行同盟・監督機関の設立が重要。スペイ
ンの債務危機回避のため欧州の統合深化への動きが必要。」、

25日、格付け会社のムーディーズ「EFSFの格付け見通しをネガティブ
に変更する。独バイエルン州の格付け見通しをネガティブにする。」
ギリシャ「債務削減計画として21の政府機関の統合と閉鎖を行う。
年間4000万ユーロの削減見込み。」、オーストリア中銀総裁「ESMに
銀行免を許与える議論が見込まれる。」、仏中銀総裁「ECBは一段の
措置が必要。」、スペイン経済相と仏財務相が「ユーロ圏安定化への
共通戦略には2012年末の銀行監督メカニズムの採択が含まれる。スペ
イン銀行支援は信頼感を高める。」、格付け会社イーガン・ジョーン
ズ「伊の格付けをB+からCCC+に引き下げる。」、

26日、格付け会社ムーディーズ「独銀17行の格付け見通しをネガティ
ブに変更する。」、独のウェルト紙「ECBはギリシャ債務の減免受け
入れを求められる可能性。」、ドラギECB総裁「ユーロ圏は現在の市
場が考えている以上に強い。ユーロ圏はここ6ヶ月間の進展は目覚し
い。前回のサミットは真の成功を収めた。ECBはユーロのためにあら
ゆる行動を取る用意。ユーロは後戻りできない。」、ギリシャ財務
省高官「政府は2013-14年に117億ユーロの削減計画の策定を完了。」
「スペイン10年債利回りが6.979%と7%台を下回る。」、「伊10年
債利回りが6.069%あたりに低下。」、ギリシャ首相「ギリシャは救
済合意の実行を進める。思い切った歳出削減を確約する。」、

27日、「スペインの4-6月期失業率が24.63%と過去最高を更新。」
ラトビア財務相「ギリシャは可能な限り早期にユーロ圏を離脱すべ
き。」、ダウジョーンズ「独連銀がECBの債券買い入れは債務危機
対応の最善策ではない、との見解を示した。」、独連銀「救済基金
に銀行免許を与えれば事実上の政府債務のファイナンスになり欧州
条約で禁止されている。ECBよりもEFSFによる債券買い入れのほうが
問題が少ない。ECBの債券買い入れは間違ったインセンティブに。」
独政府報道官「ユーロ支援でECBが可能な全てのことを行うように、
独政府もできる限り行動する。スペインから追加支援の要請は受け
ていない。ECBの独立性を尊重する。EU条約はEFSFの銀行免許付与は
想定していない。ギリシャのユーロ圏残留に対する独の姿勢は変わ
っていない。」、仏ル・モンド紙「ECBはスペインと伊債の購入を
準備中。ECBは複数の政府と債券購入を準備中。EFSFが伊とスペイン
債購入へ。ECBは流通市場で債券購入へ。」、ユーロ圏当局者「スペ
インは独と24日に3000億ユーロの支援を協議した。独は全面支援を
支持しなく、ESM機能開始まで協議は棚上げ。スペイン問題で最後の
手段としてのESMへの銀行免許付与に関する協議が再び持ち上がって
いる。」、独首相府「独仏首脳はユーロ圏を守るためにあらゆる措置
を講じる準備整える。」、IMFのスペインに関する年次報告「非常に
困難で著しい下振れリスクにさらされている。改革の継続と財政戦略
の信頼感と金融改革が極めて重要。財政再建では地方財政の規律強化
が求められる。」、ブルムバーグ通信「ドラギECB総裁は独連銀総裁
と新しいECB措置を協議し国債購入と利下げおよび新LTROを提案。」
米WSJ紙「ドラギ、バイトマン会談はこの先数日間続く。今回の会談
に他の中銀総裁は驚きだったようだ。ドラギ総裁はユーロ救済基金と
ともに一斉に協議したがっている。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初23日に下窓を空けて1.2120から始まり
スペインとギリシャ懸念を背景に軟調傾向の揉み合いで推移して、
24日NY時間のロンドンフィックス過ぎに年初来安値となる1.2042まで
下落する展開になりました。その後、1.20台半ばでの揉み合いを経て
25日のロンドン時間序盤にオーストリア中銀総裁の「ESMに銀行免を
許与える議論が見込まれる。」との発言を契機に反発して、同日NY
時間前に1.2170まで上昇しました。その後、1.21台半ばでの揉み合い
を経て26日のロンドン時間前半にドラギECB総裁の「ECBはユーロの
ためにあらゆる行動を取る用意。ユーロは後戻りできない。」との
発言に同日のNY時間序盤にかけて1.2316まで急上昇する展開になり
ました。その後、週末27日の東京時間まで小幅な揉み合いになり、
同日のロンドン時間序盤にスペインの4-6月期失業率が過去最高を更
新したことや、ラトビア財務相発言やダウジョーンズ報道を契機に
1.2241まで反落しましたが、その後、独政府報道官の「ユーロ支援で
ECBが可能な全てのことを行うように、独政府もできる限り行動。」
との発表や、仏ル・モンド紙のECBの債券購入にかかわる観測報道や
独首相府「独仏首脳はユーロ圏を守るためにあらゆる措置を講じる
準備を整える。」との発表に反発して、IMFのスペインに関する年次
報告に揺れながらも1.2389まで上昇する展開になりました。
その後、同日のNY時間後半にブルムバーグ通信が「ドラギECB総裁は
独連銀総裁と新しいECB措置を協議し国債購入と利下げおよび新LTRO
を提案。」との報道にユーロ・キャリーの動きでユーロクロスが下落
して、ユーロドルは1.2280まで下落して、終盤にやや戻して1.2320で
週取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、31日の独失業者数(7月)
と独失業率(7月)に欧消費者物価指数速報(7月)と欧失業率(6月)、
1日の独製造業PMI確報(7月)と欧製造業PMI確報(7月)、2日のスペ
イン債の入札と欧ECB政策金利にドラギECB総裁記者会見、3日の独
サービス業PMI確報(7月)と欧サービス業PMI確報(7月)に欧小売売上
高(6月)などが注目されます。また、ユーロドルでは対ドル通貨ペア
として3日の米雇用統計が注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週高値の
1.2389から1.24の「00」ポイントの売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は1.25の「00」ポイント、さらに上昇した場合は
1.26の「00」ポイントから7月3日高値の1.2626のポイントなどでの
売り買いの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは1.23の「00」ポイント、ここを
下抜けた場合は先週27日安値の1.2241のポイント、さらに下落した
場合は1.22の「00」ポイントから7月13日安値の1.2162のポイント、
ここを下抜けた場合は1.21の「00」ポイントでの売り買いの攻防が
注目されます。

今週のユーロにかかわる注目の焦点は2日の欧ECB政策金利とドラギ
総裁の記者会見ですが「国債購入と利下げおよび新LTROが検討」が
されているとのことで、26日にドラギ総裁が「ECBはユーロのために
あらゆる行動を取る用意。」と明言していて、ECBメンバーの独連銀
総裁とも積極的に協議を行い、27日に米WSJ紙が関係筋の話として、
「今回の会談に他の中銀総裁は驚きだったようだ。」と報じている
ことから、かなり思い切った決定がされる可能性がありそうです。
慎重派の独連銀総裁の意向もあり全てが決定となるかは不明ですが、
「国債購入と利下げおよび新LTRO」のうち、少なくとも1つ以上の
決定がされると思われます。

ECBによる国債購入の事前観測が高まったり、それが決定された場合
ではリスク選好動意となりますが、利下げおよび新LTROの事前観測が
高まったり、それらが決定された場合では、ユーロ売り動意とリスク
選好の両面があり、先行織り込み後の決定の事実を見ての一旦の手仕
舞いの動きと相俟って、ECBの発表がある2日当日は揺れる展開とな
る可能性がありそうです。また、利下げと新LTROに関してはユーロ・
キャリーの材料となることで、ユーロ売りと豪ドルなどの高金利通貨
買いの動意となる可能性もありそうです。そして、週末には米雇用統
計の発表があることで、動向を観て機敏にトレードして行きたいもの
です。

そのほか今週は、2日の英BOE政策金利と英BOE資産買入規模発表など
も注目されます。


さて今週は、トレードと凡事のお話 その16 です。


前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十六話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「先週のユーロドルはけっこう激しい相場展開になったのう。」

『ジイさん、そうだったな。週前半は年初来安値を更新したが、
 週後半はドラギECB総裁の発言を契機として噴け上がったな。
 オレ様も先週のトレードではたんまりゴチになったぜ。』

「それは良かったのう…。さすがお前さんじゃ。
 でも、週後半の急反発で負けたトレーダーもいたのじゃ。」

『そりゃぁ、負けたトレーダーもいただろうさ。
 一時の反発調整と観て思惑で売り上がりでもしたのかな。』

「ふむ。そういう向きもあったじゃろうのう…。
 ただ…、短期的にせよ、反発上昇になったと認識して
 26日のロンドン時間前半で200Pips近く上昇している最中に
 買いで負けたトレーダーもいたのじゃ…。」

『反落期待で動きに逆らって売って負けたのなら意味はわかるが、
 200Pips近く上昇している最中にロング(買い)で負けるとは
 ちょっと理解に苦しむな…。やってみろと言われても、
 あのとき買いで負けるのは難しいくらいだぜ。』

「ふむ…、今回はそのトレーダーがなぜ負けたのか
 そのあたりを検討してみようと思うのじゃ。」

『その負けにはそうなる何か重要なことが
 秘められているのかもしれないな。興味深いぜ。』

「お前さんにちょっと聞いておきたいのじゃが、
 200Pips近く上昇している最中に負けるとすると
 はて、どんなことが考えられるかな…。」

『うーん。そうだなぁ…。
 買いで負けるのが難しいくらいだが、
 動意未熟の初期の焦りの拙速なエントリーとか(A)…。
 +3σ突っ切りなどの一時の延び切った時点でエントリーして、
 その後にヒゲとなって一時下げたときに損切りとなるとか(B)…。
 ストップ(損切り設定)が相場状況に対して浅すぎるとか(C)…。
 そのくらいしか思いつかないけどな。』

「ふむ。なるほど…。そのトレーダーは
 焦りの拙速なエントリーなどはしなかったのじゃ。
 上位の時間軸でも反発上昇の可能性は認識していたのじゃが、
 上位の時間軸で下降トレンドがまだ残存していることで
 むしろ、下位の時間軸での反発上昇が確かなものか、
 直前高値上抜けをしっかり超過するのを慎重に待ったのじゃ…。
 そして、短期時間軸でテクニカルの上昇示唆も確認して
 買いでエントリーしたのじゃが…。」

『……。』

「そのエントリーした時点がお前さん指摘のポイント(B)であり、
 そして、そのトレーダーは短期派であったので
 ストップ(損切り)はまたお前さんの指摘する(C)であったことで、
 一時の押しでヒゲとなったところで損切りとなったのじゃ。」

『……。』

「それまでの価格の動きに対して
 明らかに強く早い動意を認識できたならば、
 直前高値上抜け直後に早期リスク選好も出来たと思われるが、
 慎重がアダとなって待ち過ぎてエントリーが遅れた…、
 もしくは、+3σ突っ切りなどの一時の延び切った時点からの
 押しの動きを待てなくエントリーが早過ぎた…、
 つまり、INのタイミングが悪かったのじゃのう。
 しかも、ボラが拡大してブレも大きくなる可能性があったが、
 浅いストップのままでトレードに臨んてしまった…、
 そうして、損切りとなってしまったのじゃ。」

『……。』

「それで、負けてしまったことによって、
 より慎重居士になってしまったわけじゃが、
 しかし、価格の動きは損切りをあざ笑うかのように
 さらに上昇して、しばらくエントリーを躊躇していたものの、
 上昇の動きにたまらなくなって、遅すぎを悔やみながらも、
 再び買いでエントリーをしたのじゃ…。
 しかし、そこはまたもやお前さんの指摘する
 次のポイント(B)であった。
 そうして、またもや一時の押しでヒゲとなったところで
 損切りとなったのじゃ…。」

『……。』

「その後はもうマインドが萎えてエントリーする気になれず、
 その後のさらなる上昇でタイミング良くエントリーしていれば
 それまでの負けを挽回できたものを
 その後は、悔恨と手法への疑念の渦巻く気持ちで、
 ただ呆然と上昇の動きを眺めていることになったのじゃ。」

『泣くに泣けない話だが…。
 マウスを引きちぎりたくなるだろうな。』

「このようなトレーダーはいつもこうであることが多いものじゃが、
 一方、同じ時間帯に同じ手法で収益を上げている
 トレーダー達もいたのじゃ。」

『……。』

「いったい何が教訓になるのじゃろうか。」

『拙速はいけないが、躊躇でのタイミング遅延はもっと良くない。
 +3σ突っ切りなどの一時の延び切りでは押しを待つ必要。
 明らかに強く早い動意の場合はそれを早期に認識できる感覚。
 ボラが拡大した場合はブレも大きくなるので
 ストップ幅も多少は大きめに取る必要。などかな…。』

「ふむ…。車のスピードも異常な速さは一目でわかるように、
 明らかに強く早い動意も感得できるようになるものじゃし、
 また、トレードでのエントリーも野球のバッティングのように
 まさにタイミングということじゃが、
 テクニカルを恨むよりも、自分自身の内在の問題として
 自身のエントリーのタイミングの癖と性向を認識して、
 その修正に努める必要はあるのかもしれないのう…。」

『よく、勝てるトレーダーはけっこう手法を問わず勝てるものだが、
 負けるトレーダーは手法を変えてもなかなか勝てない、
 といわれることがあるが、このあたりのことなのか…。』

「自身のマインドはトレードに負として作用することが多く、
 また、トレーダーごとに良い癖と悪い癖は誰にでもあり、
 自身のトレードの癖を冷静に認識して、もしも悪い癖があれば、
 努めて修正していく必要はあるのかもしれないのう…。」

『それが当たり前のことだと…。』

「ふむ。そこまで言い切れるかどうかはわからぬけれども、
 負に作用することの多い自身のマインドの声を
 知らず知らずに主導としてトレードしてしまうのではなく、
 悪い癖があれば治していく必要はあるのではないのかのう…。
 それが修正されていったならば、
 トレードの戦績が劇的に改善するものなのじゃが…、
 自身内在の悪癖よりも原因が外あると思い込んでいて、
 なかなかそのことに気づかず治していけないものなのじゃのう。」

『やっべーっ。今回は特に話が超長くなってんぞ。
 また来週にでもしたらどうだい。』

「そうすることにしようかのう…。」
 

なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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FX トレードと凡事のお話 その15


今週の27日からロンドン・オリンピックが開催されますね。^^

●先週の主な出来事

<7月16日(月)>

主要通貨ペアの多くが上窓を空けて始まりました。
その後、主要通貨ペアが反落しました。
ユーロドルやドル円が窓を埋めました。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
一部メディアが、
「NY連銀はLIBORの仕組みに問題があると2008年から認識し、
対応を進めてきたとする資料を公表した。」と報じました。
英ライトムーブ住宅価格(7月)は前月より弱い−1.7%でした。
市場反応は限定的でした。
ユーロ円が97円台を割り込みました。
日市場は祝日で休みでした。
東京時間序盤はクロス円やドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円も軟調傾向が続き主要通貨ペアが軟調に推移しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場などが軟調傾向で推移しました。
原油先物が87ドル台を割り込み軟調傾向で推移しました。
ダウ先物はやや軟調傾向の小幅揉み合いになりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
一部メディアが、
「中国の国務院が今週18日にも経済情勢会議を開催する。
追加緩和を含めた景気刺激策を検討。
上期の経済情勢を確認し下期の財政金融政策の方向性を決める。」
との観測報道をしました。
日経平均は本邦祝日で取引はありませんでした。
午後3時過ぎから主要通貨ペアが再び下落しました。
ドル円が一時79円台を割り込みました。
アジアの株式市場が軟調に推移しました。
スイス第1四半期鉱工業生産指数は前回値より強い+1.4%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
スペイン10年債利回りが6.705%あたり上昇しました。
ドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
午後4時半過ぎからドル円が反発をみせました。
独連邦憲法裁判所が
「ESMと財政協定の判断を9月12日に公表する。」
との発表をしました。
ユーロドルやポンドドルが軟調傾向で推移しました。
欧消費者物価指数確報(6月)は予想とおりの+2.4%、
欧消費者物価指数コア(6月)は予想とおりの+1.6%、
欧貿易収支(5月)は前回値より強い69億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ロイター通信が、
「ECBはドラギ総裁が9日のユーロ圏財務相会合において、
経営の悪化したスペイン貯蓄銀行のシニア債保有者に
損失負担を求めることを提案したとの米WSJ紙の報道内容に関する
コメントを拒否した。」と報道しました。
ユーロドルが1.22台を割り込みました。
ドル円が再び一時79円台を割り込みました。
ユーロ円が96円台前半へ下落しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
伊10年債利回りが6.075%あたりに上昇しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調傾向の揉み合いになりました。
午後7時過ぎにドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
独政府報道官が、
「銀行再編でスペインを大変信頼している。
EFSFは銀行への直接融資を想定していない。
EUの監督一元後にのみ直接融資がある。」
との発言をしました。
EU欧州連合が、
「スペイン支援の最終合意は数日以内に。
スペイン銀行の優先債保有者への負担増はない。」
との発表をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.45510%になりました。
米シティグループの4-6月期決算では、
1株当たり利益が市場予想より強い1ドルになりました。
スペイン経済相が、
「銀行同盟を成立するのは非常に困難。
EUにおいて決定過程は複雑で問題がある。
企業は緊縮の努力を共有すべき。」
などの見解を示しました。
NY時間序盤ではドル買い動意が優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが再び下落しました。
ドル円がやや反発をみせました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
米小売売上高(6月)は予想より弱い−0.5%、
NY連銀製造業景気指数(7月)は予想より強い+7.39になりました。
ドル売り反応がみられました。
ドルストレートが反発してドル円が下落しました。
ユーロドルが1.22台を回復しました。
米5年債利回りが一時過去最低の0.5881%になりました。 
ダウ先物に反発の動きがみられました。
原油先物が87ドル台を回復しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
IMF国際通貨基金が、
「2012年の世界成長率見通しを従来の3.6%から3.5%に下方修正。
2013年の世界成長率見通しを従来の4.1%から3.9%に下方修正。
世界経済の下振れリスクは引き続き大きくなっている。
ユーロ圏の13年成長率予想を従来の0.9%から0.7%に下方修正。
ECBには一段の金融政策緩和の余地ある。」
などの見解を示しました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.4454%あたりに低下しました。
ドルストレートがやや反落する展開になりました。
ドル円にやや反発の動きがみられました。
米企業在庫(5月)は予想より強い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、NYダウが下げ幅を縮小しました。
ドルストレートやクロス円が反発上昇しました。
原油先物が堅調に推移しました。
IMFの主席エコノミストが、
「中国成長見通しの引き下げは先進国の需要減退が要因。
投資の減速は底入れの可能性。
米国が財政の崖の問題に対処できなければ、
他の経済に多大な衝撃が及ぶ可能性。」
などの見解を示しました。
深夜12時半頃からドル円が反発上昇しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
独の株式市場が終盤に前週末比プラス圏へ反発しました。
NYダウは前日比マイナス圏での揉み合いが続きました。
UAE沖のペルシャ湾で米海軍の艦船が
警告を無視した小型船を銃撃しました。
仏の中銀総裁が、
「利下げが経済に浸透していなく
金融政策の変化が効果を出していない。
危機解決にためにユーロ圏共通の銀行監督機関や
預金保険制度と銀行救済基金が必要。」
などの見解を示しました。
深夜2時半ころからドルストレートが再び上昇しました。
NYダウが終盤にやや下げ幅を拡大しました。
ドルストレートがやや上げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.469%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−49.88ドルでこの日の取引を終えました。

<7月17日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「ウニクレディットなど伊の銀行および13の金融機関の格付けを
引き下げる。」との発表をしました。
ユーロ売り反応がみられましたが限定的でした。
IMF国際通貨基金が、
「ポルトガル向け支援プログラムに基づく
14.8億ユーロの融資実行を承認。
ポルトガルが2012年末の財政目標達成は可能だが、
歳入減により未達リスクは高まっている。
市場での資金調達に向け強力な政策と改革へのコミットメントを
維持することが重要。」などの発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
NZ第2四半期消費者物価指数は予想より弱い前期比+0.3%でした。
NZドル売り反応がみられました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合いで推移しました。
日経平均は小幅高で始まった後に反落して揉み合いました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが上昇しました。
ダウ先物が反発上昇する展開になりました。
日経平均が前週末比終値レベルで揉み合いになりました。
カンザスシティー連銀総裁が、
「米経済成長が緩慢なことは確かである。
米経済成長は不規則。
失業が個人消費の重石になっている。
米企業は極めて慎重。
企業は投資の準備がまだ整っていない。
米経済は2012年に2%超の成長にならない可能性。
米経済成長は2012年以降に加速すると予想。
国民の銀行への信頼はさらに損なわれている。
FRBの政策は極めて緩和的。
FRBが人々を仕事に戻せるか明白ではない。」
などの見解を示しました。
日財務相が、
「緊張感を持って市場を注視して、
過度な変動みられるときは断固たる措置をとる。
最近の円相場実体を反映していない。
米景気などに対する見通し含め投機筋が円高を進めている。」
との発言をしました。
ドル円が一時79円に迫るあたりまで上昇しました。
日経平均が前週末比プラス圏推移になりました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
豪RBA議事録では、
「7月理事会で政策金利をさらに調整する必要ないと判断。
過去数ヶ月間の大幅な政策緩和で国内成長の勢いが増すと予想。
労働市場の良好さが国内消費を支援。
世界経済の成長鈍化や低水準の国内インフレ率を踏まえると
適切な金利は平均をやや下回る水準。
第1四半期のGDPデータは従来予想よりも
2011年の年央から豪経済に活気が出てきたこと示す。
第2四半期の成長ペースは貿易動向などでやや鈍化する見込み。
鉱業への投資は予想より強い。
消費は良好な労働市場に支えられている。
全般的なインフレ圧力は依然抑制されている。
海外の指標は世界経済見通し悪化を示唆。米欧経済は減速。
中国政府は追加措置講じる姿勢示している。
欧州危機の波及がその他諸国にとって大きなリスク。」
などが示されました。
豪ドル買い反応がみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は小幅安で始まりました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
その後、アジアの株式市場が前日比プラス圏推移になりました。
豪ドル米ドルが1.03台を回復しました。
午前11時頃から主要通貨ペアの多くが揉み合い推移になりました。
豪ドルなど資源国通貨は堅調傾向で推移しました。
原油先物は88ドル台で推移しました。
東京時間終盤にかけてドルストレートがやや反落しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.03台を割り込みました。
ダウ先物やアジア株式市場がやや上げ幅を縮小して揉み合いました。
日経平均は前週末比+30.88円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
中国上海株式市場が終盤に上げ幅を再び拡大しました。
アジアの株式市場は堅調に取引を終えました。
オーストリアの2年債利回りが初のマイナスになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ユーロドルなどに反発の動きがみられました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
伊10年債利回りは6.107%あたりになりました。
日銀が、(12日の日金融政策で発表したとおり)
「残存1年以下の国債買入れオペに設定されている
下限金利0.1%を撤廃した。」と各金融機関に通知しました。
午後4時半過ぎからドル円が上昇して79円台を回復しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ポンドドルが軟調傾向で推移しました。
英消費者物価指数(6月)は予想より弱い+2.4%、
英消費者物価指数コア(6月)は予想より弱い+2.1%、
英小売物価指数(6月)は予想より弱い前月比−0.2%になりました。
指標発表直後はポンド売り反応がみられました。
その後、ポンドが下落幅を縮小しました。
ドル円が堅調に推移しました。
スペイン短期債の入札では、
「目標上限は35億ユーロに対して35.6億ユーロ調達。
12ヶ月物は、発行額が25.99億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い3.918%。
応札倍率が前回より高い2.23倍。」などと好調でした。
ユーロに反発の動きがみられました。
独ZEW景況感調査(7月)は予想よりは強い−19.6、
欧ZEW景況感調査(7月)は予想より弱い−22.3になりました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
ZEW経済研究所が、
「独は弱い輸出により低成長。
重要な取引国の弱い成長により独も重荷を負っている。
リスクは過小評価されるべきでない。」
との見解を発表しました。
英株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
午後7時近くからダウ先物や欧州の株式市場がやや反落しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ドル円は一時79円台を割り込むも再び反発して揉み合いました。
中国政府が、
「中国の景気回復基盤はまだ強固でない。
積極的な財政政策と穏健な金融政策を堅持する。
経済成長促すため投資が必要だが無駄な支出は避けるべき。」
などの見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.45510%になりました。
スペイン中銀総裁が、
「存続能力のない銀行は秩序だった方法で清算されるべき。
苦境に陥っている銀行の資本増強計計画は早急に実行されるべき。」
などの見解を示しました。
スペインの経済相が、
「経営難に陥っている国内銀行を清算する計画はない。」
との発言をしました。
米ゴールドマン・サックスの4-6月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い1.78ドルになりました。
ダウ先物や欧州株式市場に一時やや反発がみられました。
NY時間序盤はドル買いがやや優勢の展開になりました。
米消費者物価指数(6月)は予想より強い+1.7%、
米消費者物価指数コア(6月)は予想とおりの+2.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
加製造業売上高(5月)は予想より弱い−0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
米対米証券投資(5月)は予想より強い+550億ドルでした。
市場反応は限定的でした。
加BOCが政策金利を市場予想とおり1.00%に据え置きました。
加BOC声明では、
「現在の金融刺激策を一定適度解除することが適切になる可能性。
世界経済の見通しは4月の金融政策報告から弱まっている。
2012年の加成長見通しを2.4%から2.1%に下方修正する。
2013年の加成長見通しを2.4%から2.3%に下方修正する。
金融刺激の解除のタイミングや程度は国内と世界の経済進展と
慎重に比較検討される。」などの発表をしました。
加ドル買い反応がみられました。
米10年債利回りは1.48%あたりになりました。
米鉱工業生産指数(6月)は予想より強い+0.4%、
米設備稼働率(6月)は予想より弱い78.9%でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
原油先物が89ドル台を回復しました。
NYダウが上げ幅を縮小する展開になりました。
ドル円やクロス円に反落の動きがみられました。
フィンランド財務相が、
「フィンランドとスペインが担保について合意した。」
と表明しました。
米NAHB住宅市場指数(7月)は予想より強い35になりました。
バーナンキFRB議長の議会証言では、
「景気回復と雇用改善促進に一段の行動取る用意。
就業者数の伸び悩みは季節調整と異例の暖冬が影響。
成長は今後数四半期緩やかに継続する見込み。
欧州財政危機と米財政事情が主要なリスクの源泉。
欧州当局は危機解決に力強い意気込みと充分な資源持つ。
欧州情勢悪化は米国の金融システムと経済に著しい試練。
経済状況は少なくとも2014年末まで異例に低い金利を正当化。」
などが示されました。
具体的なQE3の示唆はありませんでした。
午後11時からドル買い動意が優勢になりました。
ドルストレートが下落しました。
ドル円が上下動の揉み合いになりました。
ユーロドルが一時1.22台を割り込みました。
ポンドドルが一時1.56台を割り込みました。
クロス円が軟調に推移しました。
ユーロ円が96円台半ばに下落しました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が88ドル台を割り込みました。
ドル円が79円台を割り込みました。
バーナンキFRB議長が質疑応答で、
「QEは景気をサポートするがリスクも引き起こす。
QEは安易に使用すべきでない。財政の崖は多大な悪影響を及ぼす。
デフレリスクが小さいながら生じてきた。
LIBORシステムは明らかに構造的な欠陥ある。
FOMCでは一段のQEと連銀貸出と超過準備の付利も利用可能。」
などの発言をしました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが反発をみせました。
NYダウが前日比プラス圏へ反発上昇しました。
仏の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ドル円が再び79円台を回復してクロス円が反発しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
原油先物が反発上昇しました。
クリーブランド連銀総裁が、
「もし弱い指標が続くならば追加の緩和が正当化される。
金融政策は回復を支援するが限界はある。
2012年米成長率を2%程度と予想。
2014年にかけ緩やかな加速を見込んでいる。」
などの発言をしました。
FRBの公定歩合議事録では、
「最近の経済情報は弱いが緩やかな成長継続を予測。
住宅市場に価格安定や住宅建設の増加など前向きな動き。
個人消費は年初めよりもやや弱まった。
就業者数の増加ペース鈍化し失業率高止まりは懸念の源泉。
カンザスシティー連銀が公定歩合1%へ引き上げを要求。
ボストン連銀が公定歩合0.5%へ引き下げを要求。」
などが示されました。
NY時間後半はドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートがバーナンキ発言後の下落を回復しました。
ドル円は79円台前半で揉み合いになりました。
ユーロドルが1.22台後半へ反発上昇しました。
ポンドドルが1.56台半ばへ反発上昇しました。
豪ドル米ドルが1.03台を回復しました。
米10年債利回りは1.506%になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+78.33ドルでこの日の取引を終えました。

<7月18日(水)>

ユーロドルが一時1.23に迫るあたりまで上昇しました。
米インテルの4-6月期決算では、
「1株当たり利益が市場予想より強い0.54ドル。
7-9月期の売上高見通しは予想より弱い143億ドル。」になりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
日銀金融政策決定会合議事録要旨では、
「リスク顕在化なら様々な選択肢を排除すべきではない。
現時点では4月末の金融資産買入れを着実に進めて
効果を確認すること適当との見解で一致。
日銀は強力な金融緩和推進していて、
引き続き適切な政策運営に努めるとの方針で一致。
海外経済は減速から脱していないが
緩やかな改善の動きみられるとの見方で一致。
米国経済はバランスシート調整圧力残るなか
欧州債務問題や財政の崖の影響を注視する必要(多くの委員)。
日本経済は外需の回復明確化するまで
内需堅調続くかどうかがポイント(多くの委員)。」
などが示されました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
日経済財政相が、
「日本経済は緩やかに回復しつつあるが、
円高など様々なリスクに注意が必要。」
との認識を示しました。
東京時間序盤は一時ドルストレートが上昇しました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
ドル円は一時反落した後に戻す上下動になりました。
豪Westpac先行指数(5月)は前月より強い+0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ダウ先物や日経平均がやや反落しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
原油先物が89ドル台を割り込みました。
日首相が、
「消費税引き上げは経済の好転が条件。
成長軌道に乗るよう政策を総動員していく。」
との発言をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は小幅安で始まった後に反発して揉み合いました。
北朝鮮が重大な報告を日本時間正午に行うと発表しました。
アジアの株式市場が前日比マイナス圏推移になりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
為替市場はややドル買い傾向での揉み合いになりました。
北朝鮮が金正恩労働党第1党書記に国家の元帥・司令官の称号を
与える方針を固めたとの発表をしました。
中国上海株式市場などが下げ幅を縮小して反発をみせました。
中国国家統計局の新築住宅価格(6月)では、
「主要70都市のうち25都市が前月比で上昇。5月の6都市から急増。
下落は43都市から21都市に半減。」などが示されました。
アジアの株式市場が軟調推移になりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が79円台を割り込みました。
ユーロ円が97円台を割り込みました。
日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
クレディ・スイスの4-6月純利益は7.88億スイスフランでした。
日経平均は前日比−28.26円で大引けになりました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発して揉み合いました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円が79円台を回復しました。
ユーロ円が97円台を回復しました。
スペインの首相が、議会で、
「スペインの多くの機関は市場から締め出されている。
スペインはEU内で最も低い売上税だった。
スペインの緊縮策はすぐに効果が得られない可能性があるが
緊縮策は必要。」などの見解を示しました。
スペイン10年債利回りが6.770%あたりに低下しました。
スペイン中銀が、
「スペインの銀行の5月の不良債権比率が8.95%に上昇した。」
との発表をしました。
午後4時半頃からドルストレートやや反落して揉み合いました。
英失業率(6月)は予想とおりの4.9%、
英失業保険申請件数(6月)は予想より弱い0.61万件、
英BOE議事録では、
「7対2で資産購入枠の拡大を決定。
デール委員とブロードベント委員は資産買入れ枠拡大に反対。
政策金利据え置きは9対0。
新たな対策の評価後に利下げの検討の可能性。」
などが示されました。
ポンドが急落する展開になりました。
ポンドドルが一時1.56台を割り込む場面がありました。
ダウ先物や英株式市場が一時反発する展開になりました。
欧建設支出(5月)は前月より強い+0.1%になりました。
独の首相が、
「ユーロ圏で監督なしで重荷を共有することはない。
隣国が良いことをする時のみに独も良い行動を取る。
欧州の計画が機能するかどうか確信していない。」
などの発言をしました。
ユーロが下落する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
欧州の株式市場やダウ先物にやや反落の動きがみられました。
独2年債の入札では、
「目標50億ユーロに対して応札額84億ユーロ。
発行額41.73億ユーロ。平均落札利回りが−0.06%。」
などになり、入札で初のマイナス金利になりました。
ユーロが一段安になりました。
ポルトガル短期債の入札では、
「12ヶ月債で発行額が12.5億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い3.505%、
応札倍率が前回より低い2.360倍。」などにりました。
ギリシャ財務当局者が、
「115億ユーロの救済策に関して協議している。
ギリシャ政府は国家資産の売却を約束。
ギリシャは2012年にさらなる財政策を取ることを避けたい。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.45510%になりました。
米バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの4-6月期決算では、
1株当たり利益が市場予想より弱い0.39ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
米バンク・オブ・アメリカの4-6月期決算では、
1株当たり利益が市場予想より強い0.19ドルになりました。
米USバンコープの4-6月期決算では、
1株当たり利益が市場予想より強い0.71ドルになりました。
ギリシャ政府報道官が「連立政権は歩調を合わせることで合意。」
との発表をしました。
NY時間が近づく頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
米住宅着工件数(6月)は予想より強い76.0万件、
米建設許可件数(6月)は予想より弱い75.5万件になりました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
ユーロドルが再びやや下落しました。
ガイトナー米財務長官が、
「欧州と政治の機能不全は経済への主要リスク。
財政の崖をめぐる不透明性は著しいリスク。
成長は誰もが望むより緩慢。議会の行動を望む。」
などの発言をしました。
米10年債利回りが1.4722%あたりに低下しました。
IMF国際通貨基金が
「ユーロ圏は成長のために短期的なサポートが必要。
ユーロ圏の成長見通しには深刻な下振れリスクがある。
ユーロ圏の金融安全網は柔軟に使用されるべき。」
との見解を発表しました。
一部シンクタンクが、
「日銀がアグレッシブに追加緩和を実施する可能性。」
とのレポートを発表しました。
午後10時過ぎにドル円が反発して一時79円台を回復しました。
ポンドドルなどドルストレートが反発上昇しました。
その後、ドル円が反落する展開になりました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
ドル売り動意が優勢の展開になりました。
NYダウが反発して前日比プラス圏へ反発しました。
原油先物が89ドル台を回復しました。
フィンランドの首相が、
「スペインの救済額は8月初旬に確定される。
スペインの状況は早急に解決すべき。
フィンランドはしっかりとユーロに関与する。」
などの発言をしました。
伊10年債利回りが6.035%あたりに低下しました。
バーナンキFRB議長の下院議会証言は前日を踏襲した内容でした。
午後11時半頃からポンドドルなどがやや反落して揉み合いました。
スペイン10年債利回りが6.934%あたりに上昇しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が80.9万バレルの減少でした。
豪ドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
ドル円が軟調に推移しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて上昇しました。
バーナンキFRB議長が、
「議会が行動しなければ財政の崖で著しい損害を受ける。
雇用改善に進展が見られなければ追加行動の可能性は確実にある。
景気が減速しているが一時的なのか評価をしてみないといけない。
失業問題のかなりの部分は景気循環によるもの。
FRBの債券買い入れは限界に達していない。」
などの認識を示しました。
NYダウが堅調に推移しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
NY時間後半にNYダウが当日高値圏で揉み合いになりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円はやや下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、
「製造業と小売部門の活動が弱くなってきた。
成長は控えめないし緩やかなペースで拡大。
3地区が緩慢な成長、5地区が緩やかに成長。
雇用水準は大半の地区で弱いペースで拡大。
小売売上高は一部の地区を除けばやや増加。
住宅市場は販売と建設が増えて在庫が減り概して前向き。
製造業の活動は引き続き大半の地区で緩やかに拡大。
小売部門で伸びを報告したのは大半が自動車販売。
サービス業の需要は大半の地区で概して安定的。
インフレと賃金の圧力は控えめ。」
などが示されました。
NY時間終盤にかけてドルストレートが再上昇しました。
一部メディアが、関係筋の情報として、
「英BOE総裁が9月バーゼル会合でLIBOR問題を取り上げるよう
書簡で要請した。」との報道をしました。
米10年債利回りは1.489%になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+103.16ドルでこの日の取引を終えました。

<7月19日(木)>

米IBMの4-6月期決算では、
「1株当たり営業利益が上予想より強い3.51ドル。
通期の見通しを1株営業利益で15.10ドルに上方修正。」
などになりました。
IMF国際通貨基金が、
「ユーロ圏のGDP成長率は、今年は−0.3%、来年+0.7%。
ユーロ圏の経済見通しには深刻な下振れリスク。
ECBには利下げ余地。さらなる非伝統的措置もある。
銀行同盟設立などの対応を即時実施すべき。」
などの発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物はわずかに下げて揉み合いました。
ガイトナー米財務長官が、
「金融システムの改革には大規模な変革が必要。
企業の失敗は米金融制度改革法の重要さ示す。
MMFの追加的な改革を促す。住宅金融システムの修復が必要。」
などの認識を示しました。
IMFの専務理事が、
「加盟国の監視を強化。リスクの早期発見がとても重要。
加盟国の為替政策が引き続き監視の中心。」
との発表をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートに上昇の動きがみられました。
午前9時半頃から豪ドル米ドルやNZドル米ドルがやや反落しました。
ドル円が仲値前あたりから下落しました。
クロス円が軟調になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、アジアの株式市場は前日比プラス圏推移になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合で推移しました。
原油先物が90ドル台を回復しました。
ドル円が78円台半ばへ下落しました。
日10年債利回りが0.740%と2003年6月以来の低水準になりました。
日首相が、
「衆院解散は重要法案や震災復興などのけじめがついた時に判断。」
との発言をしました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ESMを独連邦憲法裁判所がもしも認めなかった場合は
現在の形での同基金は機能しなくなる。
欧州危機との闘いで重要な一つの要素が欠けることを意味する。
独が自国以外の改革を要求しているとの印象がなくなれば良い事。」
などの認識を示しました。
東京時間後半はドル円が下落一服になりました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物はジリ高で推移しました。
日全産業活動指数(5月)は予想とおりの−0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日景気一致CI指数確報(5月)は速報値と同じ95.8、
日景気先行CI指数確報(5月)は速報値より弱い95.2になりました。
日経平均は前日比+68.81円で大引けになりました。
スイス貿易収支(6月)は前月より弱い+22.5億フランになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが再び反発をみせました。
アジアの株式市場は堅調に取引を終えました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ドルストレートやクロス円が上昇しました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
ダウ先物はやや上昇した後に上下動の揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りは6.980%あたりにやや上昇しました。
独の副財務相が、
「スペイン政府は銀行救済で信頼に値する。
スペイン銀行支援は独に利益。
銀行支援策はスペイン格付けを上げるのが目的。」
などの発言をしました。
午後4時半頃からドルストレートがやや反落して揉み合いました。
欧経常収支(5月)は前月値より弱い−25億ユーロになりました。
英小売売上高指数(6月)は予想より弱い+0.1%になりました。
ポンド売り反応がみられました。
オーストリア10年債利回りが1.835%と過去最低を更新しました。
仏5年債利回りが0.738%と過去最低を更新しました。
スペイン債の入札では、
「目標上限30億ユーロに対して29.8億ユーロ発行。
2014年償還債は、発行額13.59億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い5.204%。
応札倍率が前回より低い1.9倍。」など低調な結果になりました。
スペイン10年債利回りが7.016%に上昇しました。
ユーロが下落してユーロドルが1.23台を割り込みました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルなどは一時押すも堅調に推移しました。
仏債の入札では、
「2016年償還で、発行額26.48億ユーロ。
平均落札利回りが0.53%、応札倍率2.139倍。」
などになり利回りが低下しました。
その後、午後6時半頃からドルストレートが再上昇しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発上昇しました。
ユーロドルが一時再び1.23台を回復しました。
ポンドドルが1.56台後半へ反発上昇しました。
ドル円は78円台半ばで揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45310%に低下しました。
モルガン・スタンレーの第2四半期決算では、
「純収入が前年同期比より弱い66億ドル。
調整後1株当たり利益が予想より弱い0.16ドル。」になりました。
午後8時過ぎにユーロドルが再び反落する展開になりました。
豪ドル米ドルやポンドルは堅調に推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
伊議会がESMを最終承認しました。
NY時間序盤はドルストレートが上昇しました。
ユーロドルが再び1.23台を回復しました。
ポンドドルが1.57台を回復しました。
米10年債利回りが1.5060%あたりに上昇しました。
原油先物が91ドル台を回復しました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.6万件になりました。
主要通貨ペアに売りの反応がみられました。
加卸売売上高(5月)は予想より強い+0.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が反落する展開になりました。
ドル買戻しの動きがみられました。
ユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円に反発の動きがみられました。
独の財務相が、
「経済環境は不確実性に覆われている。
市場はスペインが銀行問題を解決出来るのか懐疑的。
スペインは国家財政を安定させるのに良い方向を歩んでいる。
スペインは銀行救済で信頼に値する。
スペインは国家と銀行の悪循環を断たねばならない。
スペイン銀行の救済は伝染を防ぐのに必要。
救済されないスペイン銀行は退場せねばならない。」
などの発言をしました。
一部メディアが、
「EFSFを経由したスペイン国債の買い入れが可能になる。」
との観測報道をしました。
NYダウは小幅安で始まり前日比プラス圏へ反発しました。
米10年債利回りが1.51%あたりになりました。
ドル買い動意が優勢の展開がしばらく続きました。
ユーロポンドが下落しました。
午後11時前あたりからドルストレートがやや反発をみせました。
米中古住宅販売件数(6月)は予想より弱い437万件ね
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(7月)は予想より弱い−12.9、
米景気先行指標総合指数(6月)は予想より弱い−0.3%になりました。
指標発表直後にドルストレートの多くが反落しました。
ポンドドルは反発しました。
NYダウが一時前日比マイナス圏へ反落しました。
独の下院がスペイン銀の救済を承認しました。
NYダウが揉み合いを経て前日比プラス圏推移になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反発する展開になりました。
原油先物が92ドル台を回復しました。
欧州の株式市場は堅調傾向で取引を終えました。
格付け会社のフィッチが、
「伊の格付けをA−に据え置く。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
米10年物物価連動債の入札では、
「最高落札利回り−0.637%、応札倍率が前回より低い2.62倍。」
になりました。
NY時間後半はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
深夜2時過ぎにNYダウが一時マイナス圏へ反落しました。
その後、NYダウは再び反発してプラス圏で揉み合いになりました。
主要通貨ペアが小幅な上下動の揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.509%になりました。
NY原油(WTI)は92台後半で引けました。
NYダウは前日比+34.66ドルでこの日の取引を終えました。

<7月20日(金)>

グーグルの4-6月期決算では、
「売上高が市場予想より強い122.1億ドル。
調整後1株利益が予想よりやや弱い10.12ドル。」になりました。
マイクロソフトの4-6月期決算では、
「売上高が市場予想より弱い180.6億ドル。
調整後1株利益が予想より強い0.73ドル。」になりました。
独の財務省月報では、
「1-6月の税収は前年比4.4%増。6月の税収は前年同月比7.5%増。
独の成長率は4-6月に鈍化した可能性。」などが示されました。
オセアニア時間はドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
ドル円に反発の動きがみられました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
WSJ紙が、米政府当局者の話として、
「イランが原油プラットホームやタンカーへの攻撃などで
国際原油取引を妨害する計画を策定している。」と報じました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ポンドドルが一時1.57台を割り込みました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
ドル円が一時78.80あたりまで上昇しました。
原油先物が一時92ドルあたりまで下落しました。
ドル円が仲値前あたりから反落する展開になりました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
豪第2四半期輸入物価指数は予想より強い+2.4%、
豪第2四半期輸出物価指数は予想より強い+1.0%でした。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドル円が78円台半ばへ下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
ドルストレートも再び軟調傾向で推移しました。
日銀総裁が、
「物価は2014年度以降に遠からず1%に達する可能性が高い。
物価は緩やかに上昇していく。景気は緩やかな回復経路に復す。
外需は想定比弱めで内需は強め。
欧州債務問題が最大のリスク要因。予断持たず経済・物価を点検。」
などの発言をしました。
日財務省のPCの120台がサイバー攻撃を受けて
ウイルスに感染したとの報道がありました。
日財務相が、
「需給ギャップが広がって消費税が上がる状況は避けたい。
円高も含めできることは対応する。」などの発言をしました。
正午直前にユーロドルが一時急反発する場面がありました。
米銀のまとまったユーロ買いがあったとの市場観測がありました。
その後、ユーロドルが再び反落する展開になりました。
東京時間後半はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円は78.60あたりで小幅な揉み合いになりました。
韓国と台湾の株式市場は小幅な上昇で取引を終えました。
ダウ先物やアジアの株式市場や日経平均は軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比−125.68円の8669.87円で週取引を終えました。
独生産者物価指数(6月)は予想より弱い+1.6%でした。
指標発表直後はややユーロ売り反応がみられました。
ロンドン時間序盤はややドル売り傾向で揉み合いました。
ダウ先物は当日安値圏で上下動の揉み合いになりました。
その後、アジアの株式市場は香港を除き下落して取引を終えました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
フィンランド議会がスペインの銀行支援を承認しました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどが反発する展開になりました。
ダウ先物が反発をみせて揉み合いました。
独の株式市場が前日比プラス圏へ一時反発しました。
英公共部門ネット負債(6月)は予想大きい+121億ポンドでした。
ポンドドルが軟調傾向の揉み合いで推移しました。
独の公共TVが、
「独の世論調査では52%がスペイン銀行支援に反対。
賛成は38%。」との報道をしました。
午後5時半頃からユーロドルが下落しました。
独10年債とスペイン10年債の利回り格差が過去最大になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が再び反落する展開になりました。
原油先物が92ドル台を割り込みました。
午後6時頃にポンドドルが一時反発をみせました。
午後6時半頃からポンドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
午後7時頃からドル円がやや下落しました。
ユーロ円が一時76.01まで下落しました。
フィンランドの首相が、
「フィンランドはユーロ圏を離脱しないしユーロを強く信頼。
もっとユーロ圏の集約が必要。
スペイン支援は必要だが大変厳しい決定。
フィンランドはユーロ債務危機から利益を得ていない。
フィンランドは欧州発展の中心となりたい。」
などの発言をしました。
伊の首相が、
「イタリアはさらなる予算調整は必要でない。
富裕層向け課税導入は検討していない。
イタリアが景気後退から脱出するのはある程度の時間が必要。」
などの見解を示しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルがやや反発して揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45210%に低下しました。
格付け会社のフィッチが、
「三菱UFJとみずほ及び三井住友を格下げする。」
との発表をしました。
ユーロ圏財務相電話会議でスペイン支援が合意されました。
一部メディアが、
「スペインのバレンシア州が債務を返済するために、
中央政府に支援を要請する。」との観測報道をしました。
スペイン政府が、
「2013年の成長率を−0.5%と予想する。
2014年の成長率は1.2%を予想する。」などの発表をしました。
独の連立政権メンバーが、
「ユーロ加盟国は合意した改革を履行できなければ
ユーロから離脱すべき。」との発言をしました。
午後8時半頃にユーロドルなどドルストレートが急落しました。
ユーロドルが1.22台を割り込みました。
ユーロ円が96円台を割り込み下落しました。
ユーロが対豪ドルと対加ドルで過去最安値をつけました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
スペイン5年債利回りがユーロ導入来最高6.770%に上昇しました。
ユーログループが、
「全員一致でスペイン支援を承認。
スペインが約束を守ることを信頼。
救済融資の年限は平均で12.5年。年限は最大で15年。
スペイン銀行支援融資が優先債権とならないことを確認。
スペインの財政状況を定期的に見直す。」
などの声明を発表しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
レーン欧州委員が、
「スペインは超過財政赤字を14年までに修正すると予想。
銀行改革計画はEUの救済ルールに則らなければならない。
スペイン救済は健全な銀行を作ることが目的。」
などの発表をしました。
ECBが、
「ギリシャ国債を7月25日から担保対象から除外する。
トロイカの見解後に不適格かどうかを評価する。」
との発表をしました。
ユーロが再び下落して一段安になりました。
スペインの予算相が、
「借入れコストは2012年予算設立のときより上昇している。
出来る限り早急に債務コストを減らさなければならない。」
との見解を示しました。
IMFの専務理事が、
「ユーログループのスペイン支援決定を歓迎。
決定策はスペインの銀行システムを強化する。」
との声明を発表しました。
加消費者物価指数(6月)は予想より弱い+1.5%、
加消費者物価指数コア(6月)は予想より弱い+2.0%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
午後10時頃からダウ先物や欧州の株式市場に一時反発みられました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
主要通貨ペアが下落しました。
米10年債利回りは1.46%あたりに低下しました。
ユーロドルが1.2144まで下落して2年ぶり安値を更新しました。
FRBのデューク理事が、
「中銀が同時期に同じ政策運営するのは最善の選択でない。
FOMCは政策効果を高めるための情報伝達手段の議論を継続。
国内の目標に適切に対応する政策手段を持つことが不可欠。」
などの見解を示しました。
NYダウが100ドル超の下落になりました。
格付け会社イーガン・ジョーンズが、
「スペインの格付けをCCC+からCC+に格下げする。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ECBのクーレ専務理事が、
「短期的には成長支援策を実施して緊縮策の影響を弱める必要。」
との見解を示しました。
ロンドンフィックス頃にユーロドルが一時反発をみせました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
欧州の株式市場は大幅下落で取引を終えました。
NYダウが120ドル超の下落になりました。
主要通貨ペアが再び下落して軟調な揉み合い推移になりました。
ユーロ円が95.34まで下落して11年ぶりの安値をつけました。
NY時間終盤にかけて豪ドル米ドルは緩やかな反発をみせました。
米10年債利回りは1.457%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台前半で週取引を終えました。
NYダウは前日比−120.79ドルの12822.57ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<7月23日(月)>

午前10時半に豪第2四半期生産者物価指数、
夜11時に欧消費者信頼感速報(7月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<7月24日(火)>

午前11時半から豪RBA総裁の講演、
午後4時半に独製造業PMI速報(7月)、独サービス業PMI速報(7月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(7月)、欧サービス業PMI速報(7月)、
夜9時半に加小売売上高(5月)、
夜11時にリッチモンド連銀製造業指数(7月)、米住宅価格指数(5月)
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
独・加・米の指標には注目です。

<7月25日(水)>

朝7時45分にNZ貿易収支(6月)、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(6月)、
午前9時に豪景気先行指数(5月)、
午前10時半に豪第2四半期消費者物価指数、
午後5時に独IFO景気動向指数(7月)、
午後5時半に英第2四半期GDP速報、
夜11時に米新築住宅販売件数(6月)、
深夜2時に米5年債の入札、
などが予定されています。
NZ・豪・独・英・米の指標には注目です。

<7月26日(木)>

朝6時にRBNZ政策金利、RBNZ声明、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(6月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(8月)、
夜9時半に米耐久財受注(6月)、米新規失業保険申請件数、
夜11時に中古住宅販売保留(6月 成約)、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されてます。
NZ・米の指標には注目です。

<7月27日(金)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(6月)、
午後4時にスイスKOF先行指数(7月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(7月)、
夜9時半に米第2四半期GDP速報、米第2四半期個人消費速報、
同夜9時半に米第2四半期GDP価格指数速報、
同夜9時半に米第2四半期PCEコア・デフレータ速報、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(7月)、
などが予定されています。
(独)・米の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが上下動しながら週後半
にかけて83を下回るあたりまで低下しましたが週末20日に再び上昇し
て83.48になりました。
一方、LIBORドル3ヶ月物金利は0.45210%に大きく低下しました。
そして、NYダウは先週末に大きく下落しましたが週間では45.48ドル
上昇して12822.57ドルで取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、16日の米小売売上高(6月)が予想より
弱い−0.5%、NY連銀製造業景気指数(7月)が予想より強い+7.39、
17日の米消費者物価指数(6月)が予想より強い+1.7%、対米証券投資
が予想より強い+550億ドル、米鉱工業生産指数(6月)が予想より強い
+0.4%、米NAHB住宅市場指数(7月)が予想より強い35、18日の米住宅
着工件数(6月)が予想より強い76.0万件、建設許可件数(6月)が予想よ
り弱い75.5万件、19日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い38.6
万件、米中古住宅販売件数(6月)が予想より弱い437万件、フィラデル
フィア連銀製造業景況指数(7月)が予想より弱い−12.9、米景気先行
指標総合指数(6月)が予想より弱い−0.3%などになりました。
強弱混在の結果でしたが、小売の落込みと雇用市場の低迷が示され、
製造業と住宅市場がマダラ模様となっていることが示されました。

また、17日のバーナンキFRB議長の議会証言では「景気回復と雇用改
善促進に一段の行動取る用意。就業者数の伸び悩みは季節調整と異例
の暖冬が影響。成長は今後数四半期緩やかに継続する見込み。欧州財
政危機と米財政事情が主要なリスクの源泉。欧州当局は危機解決に力
強い意気込みと充分な資源持つ。欧州情勢悪化は米国の金融システム
と経済に著しい試練。経済状況は少なくとも2014年末まで異例に低い
金利を正当化。」などが示され、質疑応答で「QEは景気をサポートす
るがリスクも引き起こす。QEは安易に使用すべきでない。財政の崖は
多大な悪影響を及ぼす。デフレリスクが小さいながら生じてきた。
LIBORシステムは明らかに構造的な欠陥ある。FOMCでは一段のQEと連
銀貸出と超過準備の付利も利用可能。」などが示されました。
明確なQE3の示唆はありませんでしたが、2日目となる18日の質疑応
答では「雇用改善に進展が見られなければ追加行動の可能性は確実に
ある。景気が減速しているが一時的なのか評価をしてみないといけな
い。FRBの債券買い入れは限界に達していない。」と踏み込んだ発言
をして、QE3の可能性を示しました。

そして、18日の米地区連銀経済報告では「製造業と小売部門の活動が
弱くなってきた。成長は控えめないし緩やかなペースで拡大。3地区
が緩慢な成長、5地区が緩やかに成長。雇用水準は大半の地区で弱い
ペースで拡大。小売売上高は一部の地区を除けばやや増加。住宅市場
は販売と建設が増えて在庫が減り概して前向き。製造業の活動は引き
続き大半の地区で緩やかに拡大。小売部門で伸びを報告したのは大半
が自動車販売。サービス業の需要は大半の地区で概して安定的。イン
フレと賃金の圧力は控えめ。」など経済成長の減速が示されました。

先週の米要人発言では、17日にカンザスシティー連銀総裁が「米経済
成長が緩慢なことは確かである。米経済成長は不規則。失業が個人消
費の重石になっている。米企業は極めて慎重。企業は投資の準備がま
だ整っていない。米経済は2012年に2%超の成長にならない可能性。
米経済成長は2012年以降に加速すると予想。国民の銀行への信頼はさ
らに損なわれている。FRBの政策は極めて緩和的。FRBが人々を仕事に
戻せるか明白ではない。」などの見解を示し、同日にクリーブランド
連銀総裁が「もし弱い指標が続くならば追加の緩和が正当化される。
金融政策は回復を支援するが限界はある。2012年米成長率を2%程度
と予想。2014年にかけ緩やかな加速を見込んでいる。」とのハト派の
見解ガイトナー米財務長官が「欧州と政治の機能不全は経済への主要
リスク。財政の崖をめぐる不透明性は著しいリスク。成長は誰もが望
むより緩慢。議会の行動を望む。」などを示しました。

一方、米主要金融機関の第2四半期の決算では、米シティグループの
1株当たり利益が市場予想より強い1ドル、ゴールドマン・サックス
の1株当たり利益が予想より強い1.78ドル、バンク・オブ・ニューヨ
ーク・メロンの1株当たり利益が市場予想より弱い0.39ドル、バンク
・オブ・アメリカの1株当たり利益が市場予想より強い0.19ドル、US
バンコープの1株当たり利益が市場予想より強い0.71ドル、モルガン
・スタンレーの調整後1株当たり利益が予想より弱い0.16ドル、など
無事に通過した印象ですが、、米シティやゴールドマンが前年同期比
で1割前後の減益となり、全般的に預貸率の低下となって守勢となっ
ていることが示されました。

今週の米主要経済指標では、24日のリッチモンド連銀製造業景況指数
(7月)、25日の米新築住宅販売件数(6月)、26日の米新規失業保険申請
件数と中古住宅販売成約(6月)、そして27日の米第2四半期GDP速報と
米第2四半期個人消費速報に米第2四半期PCEコア・デフレータ速報
とミシガン大学消費者信頼感指数確報(7月)などが注目されます。


円について、先週18日の日銀金融政策決定会合議事録要旨では「リス
ク顕在化なら様々な選択肢を排除すべきではない。現時点では4月末
の金融資産買入れを着実に進めて効果を確認すること適当との見解で
一致。日銀は強力な金融緩和推進していて、引き続き適切な政策運営
に努めるとの方針で一致。海外経済は減速から脱していないが緩やか
な改善の動きみられるとの見方で一致。米国経済はバランスシートの
調整圧力残るなか欧州債務問題や財政の崖の影響を注視する必要。
日本経済は外需の回復明確化するまで内需堅調続くかどうかがポイン
ト(多くの委員)。」などが示されました。

先週の日要人発言では、17日に日財務相が「緊張感を持って市場を
注視して、過度な変動みられるときは断固たる措置をとる。最近の
円相場実体を反映していない。米景気などに対する見通し含め投機
筋が円高を進めている。」などを示し、18日に日経済財政相が「日
本経済は緩やかに回復しつつあるが、円高など様々なリスクに注意
が必要。」との認識を示し、20日に日銀総裁が「物価は2014年度以
降に遠からず1%に達する可能性が高い。物価は緩やかに上昇して
いく。景気は緩やかな回復経路に復す。外需は想定比弱めで内需は
強め。欧州債務問題が最大のリスク要因。予断持たず経済・物価を
点検。」などを示し、日財務相が「需給ギャップが広がって消費税
が上がる状況は避けたい。円高も含めできることは対応する。」な
どを示しました。先週末20日の東京時間までの時点では為替介入を
示す強い言辞はみれなかったようですが、20日のNY時間にドル円が
78円台半ばを割り込み、ユーロ円が75.34円と11年ぶりの安値をつけ
て円高が昂進していることから、今週は日要人による円高への口先
介入および為替介入の実施を示唆する発言が予想されますので注意
が必要になるものと思われます。

今週の円にかかわる主要経済指標では、25日の通関ベース貿易収支
(6月)と27日の日全国消費者物価指数(6月)などが予定されています
が、円高進行を受けての為替介入観測のほうが注目材料になりそう
です。

先週のドル円相場は、週初16日に79.20レベルで始まり軟調に推移し
て79円台を割り込み同日NY時間前半に78.70あたりまで下落する展開
になりました。その後に反発して17日のNY時間前半に79.10あたりま
で反発しましたが、揉み合いを経て週後半の19日NY時間序盤に78.43
の安値をつけました。その後、20日の東京時間序盤に78.80あたりま
で反発しましたが失速してNY時間後半に78.50を割り込んで78.48で
週の取引を終えました。先週は上下動とはなるも軟調傾向の相場展開
になりました。また、19日に日10年債利回りが0.740%と2003年6月
以来の低水準になったことも注目されました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは78.60アラウン
ドの揉み合いゾーンでの攻防が注目されますが、ここを上抜けた場合
は20日高値の78.80のポイント、さらに上昇した場合は79.00の「00」
ポイントから17日高値の79.17のレジスタンスゾーン、さらに上昇し
た場合は、13日高値の79.39の揉み合い高値アラウンドでの売り買い
の攻防が注目されます。
また下落となった場合は、78.00の「00」ポイントでの売り買いの攻
防が注目されます。ここを下抜けた場合は6月1日安値77.66ポイン
ト、さらに下落した場合は2月初旬の安値アラウンドでもある76.00
の「00」ポイントなどが注目されます。
ドル円は世界的な金融緩和競争の中、日本の金融緩和が見送られたこ
とで円高圧力が続いて下落の可能性が高そうですが、本邦要人による
強いトーンの口先介入や、為替介入の実行警戒レベルになってきてい
ることで、ドル円の77円台入りやユーロ円の94円台入りのレベルでは
要注意となりそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、16日の欧消費者物価
指数確報(6月)が予想とおりの+2.4%、欧貿易収支(5月)が季調前で
前回値より強い+69億ユーロ、17日の独ZEW景況感調査(7月)が予想よ
り強い−19.6、欧ZEW景況感調査(7月)が前回値より弱い−22.3、19日
の欧経常収支(5月)が季調前で前回値より弱い−25億ユーロ、などに
なりました。

先週の欧州要人の発言やニュースヘッドラインで注目されたものは、

16日、独連邦憲法裁判所「ESMと財政協定の判断を9月12日に公表。」
ロイター通信「ECBはドラギ総裁が9日のユーロ圏財務相会合におい
て経営の悪化したスペイン貯蓄銀行のシニア債保有者に損失負担を求
めることを提案したとの米WSJ紙の報道に関するコメントを拒否。」
独政府報道官「銀行再編でスペインを大変信頼している。EFSFは銀行
への直接融資を想定せず。EUの監督一元後にのみ直接融資がある。」
EU「スペイン銀行の優先債保有者への負担増はない。」

17日、ムーディーズ「ウニクレディットなど伊の銀行および13の金融
機関の格付けを引き下げる。」、IMF「ポルトガル向け支援プログラ
ムに基づく14.8億ユーロの融資実行を承認。ポルトガルが2012年末の
財政目標達成は可能だが歳入減により未達リスクは高まっている。」
ZEW経済研究所「独は弱い輸出で低成長。重要な取引国の弱い成長に
より独も重荷を負っている。リスクは過小評価されるべきでない。」
スペイン経済相「経営難に陥っている銀行を清算する計画はない。」

18日、スペイン首相「スペインの多くの機関は市場から締め出されて
いる。スペインはEU内で最も低い売上税。スペインの緊縮策はすぐに
効果が得られない可能性があるが緊縮策は必要。」、スペイン中銀
「スペインの銀行の5月の不良債権比率が8.95%に上昇した。」、
独の首相「ユーロ圏で監督なしで重荷を共有することはない。隣国が
良いことをする時のみに独も良い行動を取る。欧州の計画が機能する
かどうか確信していない。」、独2年債の入札で初のマイナス金利。
IMF「ユーロ圏は成長のために短期的なサポートが必要。ユーロ圏の
成長見通しには深刻な下振れリスクがある。ユーロ圏の金融安全網は
柔軟に使用されるべき。」、

19日、IMF「ユーロ圏のGDP成長率は、今年は−0.3%、来年+0.7%。
ユーロ圏の経済見通しには深刻な下振れリスク。ECBに利下げ余地。
さらなる非伝統的措置もある。銀行同盟設立などの対応を即時実施す
べき。」、ECBのアスムセン専務理事「ESMを独連邦憲法裁判所がもし
も認めなかった場合は現在の形での同基金は機能しなくなる。」、
独の副財務相「スペイン政府は銀行救済で信頼に値する。スペイン銀
支援は独に利益。銀行支援策はスペイン格付けを上げるのが目的。」
「スペイン10年債利回りが7.016%に上昇。」、「スペインの銀行の
バンコ・ポプラール・エスパニョールが発行の2020年償還の劣後債の
利回りが16%超に上昇。」「伊議会がESMを最終承認。」、独財務相
「経済環境は不確実性に覆われている。市場はスペインが銀行問題を
解決出来るのか懐疑的。スペインは国家と銀行の悪循環を断たねばな
らない。スペイン銀行の救済は伝染を防ぐのに必要。救済されない
スペイン銀行は退場せねばならない。」、「独の下院がスペイン銀の
救済を承認。」、フィッチ「伊の格付けをA−に据え置く。見通しは
ネガティブ。」、

20日、「フィンランド議会がスペインの銀行支援を承認。」独の公共
TV「独の世論調査で52%がスペイン銀行支援に反対。」、「独10年債
とスペイン10年債の利回り格差が過去最大に。」、一部メディア「ス
ペインのバレンシア州が中央政府に支援を要請する。」、スペイン
政府「2013年の成長率を−0.5%と予想する。」、「スペイン5年債
利回りがユーロ導入来最高6.770%に上昇。」、「スペイン10年債利
回りが7.3%超に上昇。」、ユーログループ「全員一致でスペイン支
援を承認。スペインが約束を守ることを信頼。救済融資の年限は平均
で12.5年。年限は最大で15年。スペイン銀行支援融資が優先債権とな
らないことを確認。」、ECB「ギリシャ国債を7月25日から担保対象
から除外する。」、格付け会社イーガン・ジョーンズ「スペインの格
付けをCCC+からCC+に格下げする。」、

欧財務相の電話会議でスペイン支援は決定されましたが、スペインの
国債の利回りは継続的な資金調達が困難なレベルへ上昇しました。

先週のユーロドル相場は、週初16日に1.2267あたりから始まり軟調に
推移して、同日NY時間序盤に1.2175まで下落した後に17日の東京時間
前半に1.23台を回復しました。その後、17日NY時間前半にかけて再び
軟調になり1.2189まで下落して、18日の東京時間序盤に再度1.23台を
回復する上下動激しい相場展開になりました。その後も18日のロンド
ン時間前半に1.22台前半まで下落して、19日のロンドン時間序盤に
1.2324まで反発上昇するアップダウン激しい展開になりました。
そして1.22台後半での揉み合いを経た後に、週末20日のロンドン時間
から下落してNY時間序盤に2年ぶりの安値更新となる1.2144まで下落
して1.2156で週の取引を終えました。債券および株式の動向や要人発
言やニュース・ヘッドラインに大きく揺れる相場展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、24日の独製造業PMI速報
(7月)と独サービス業PMI速報(7月)、25日の独IFO景気動向指数(7月)
27日の独消費者物価指数速報(7月)などが注目されます。
また、ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして27日の米第2四半期GDP
速報が注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、1.22の「00」ポイ
ントでの売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は18日
安値の1.2216および19日安値の1.2228から1.2250のポイント、さらに
上昇した場合は先週の高値を阻んだ1.23の「00」ポイントから16日
高値の1.2324アラウンドが注目されます。
また、下落となった場合は1.21の「00」ポイントでの売り買いの攻防
が注目されます。ここを下抜けた場合はは10年6月7日の安値1.1876
のポイントが視野入りとなりそうです。
下落する可能性のほうが高そうですが、スペインの10年債利回りが
危険水域の7%超になっていることから、ユーログループの緊急電話
会合が開かれたり、ECBの債券購入再開など何らかの対策が取られる
可能性も排除はできないようで、ニュースヘッドラインなどによる
相場急変には注意が要りそうです。また、スペインや伊などの債券
入札での金利動向が注目されます。

そのほか今週は、23日の豪第2四半期生産者物価指数、24日の加小売
売上高(5月)、25日のNZ貿易収支(6月)に豪第2四半期消費者物価指数
と英第2四半期GDP速報、26日のRBNZ政策金利およびRBNZ声明なども
注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その15 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十五話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジンさん。今日は裁量の話だったな…。』

「ふむ…。システムトレードが盛んになるにつれて
 『裁量=悪いこと』『裁量が無いことは良いこと』
 のような風潮があるのでのう…。
 裁量についてお話しようと思っとったのじゃが、
 今回は別の話題にしようと思うのじゃ…。」

『おいおい…、なんだよ、なんだよ。
 点と線の話も飛んじゃってるし、また気が変わったのかよ。』

「ジイのところには毎日たくさんのメールが寄せられていてのう。
 そのメールに観られる共通項をなるべくテーマにしたいと
 思っとるのじゃ…。そのほうが時宜に適っていると思うのじゃ。」

『で…、何の話をしようというんだい。』

「勝ちやすい相場つきと負けやすい相場つきの話じゃ。」

『……。』

「トレードで大切なことは、収益を上げるということで、
 これには、当然、勝つことが大事なこととなるわけじゃが、
 それだけでは不充分で負けも減じていく必要があるのじゃ。」

『プロフィットのファクターとして、
 勝ち負けの差分が収益となるわけだからなぁ。
 いくら勝っても、勝ち以上に負けていれば
 マイナス収支となってしまう…。まぁ、そうなんだろうな。』

「低ボラでの回転売買という手法もあって、
 まぁ、一般論とはなるのじゃがのう…。
 勝ちにくい、あるいは負けやすい相場つきを
 まずは知る必要があるのじゃ…。」

『何だよ、それは?』

「今年のまだ肌寒い頃だったじゃろうか…。
 ドル円が日当たり20Pips程度しか動かなく、
 週間でも50Pips程度という膠着的な時期があったがのう…。
 このような時期でもテクニカルは
 所定の期間の価格の動きの高安(たかやす)で
 上げ下げを示していたが、そもそも、こんな低ボラでは
 売り買い片道での利益などはたかが知れていて、
 このような時期にドル円をトレード対象から除外していた
 トレーダーも少なくなかったのじゃが…、」

『うん、現在のドル円はそれなりに動いているが、
 まぁ、そんな時期もあったな…。』

「価格変動の差分・差益を得るトレードでは、
 ボラティリティは、テクニカルの示唆を観る
 それ以前に認識すべきことなのじゃのう。」

『……。』

「ところがじゃ、勝てないと嘆くトレーダーは、
 この時期のドル円の状況にも似た相場つきを…、
 つまり、勝ちにくい相場つきの状況を
 うんうん唸ってトレードしていることが少なくないのじゃ。」

『……。』

「勝つことばかりを考えて、
 貪欲にトレードチャンスを探そうとするけれども、
 負けやすい相場つきでのトレードを
 排除していこうという意識が少ないものじゃ。」

『……。』

「しかも、相場が大きく動き出したときに…、
 つまり、価格差分を得る絶好の機会となるときに、
 もう一人の自分のささやきによるものか、
 ただ傍観して見てるだけとなってしまうことが多いのじゃ。」

『……。』

「負けた経験のトラウマによって
 大きく動くときに固まってしまうのじゃのう…。」

『……。』

「そうして、もう一人の自分のささやきと葛藤して、
 あらかた大きく動いてしまった後に、
 思い起こし決断してエントリーするのじゃが…、
 時すでに遅しで『そこが底』で売るなどして
 見事なまでに反転を食らってしまうことがあるのじゃ。」

『……。』

「ジイはのう…。痛いほどにその悔しさがわかるのじゃ。
 なぜかなれば、かつての自分がそうだったから…。
 典型的な負けトレーダーだったからじゃ。」

『……。』

「負けるトレーダーの典型は、
 そもそもトレードすべき状況でないところを
 うんうん唸ってトレードして、
 大きく動く時に恐れをなして怖気ずくものなのじゃよ。」

『経験者は語るだな…。』

「だから…、願いを込めて言いたいのじゃ。
 たのむから『負けやすい3大状況』を
 トレードしてくれるなと…。」

『ジイさん、なんだか今日は言葉にリキが入っているね。
 で…、「負けやすい3大状況」って何だよ。』

「小さなローソク足が多く示現している状況(A)
 ヒゲの多い(あるいはローソク足の実体より長いヒゲ) 状況(B)
 陰線と陽線の混合率が高い状況(C)、などじゃ。」

『……。』

「あと1つ加えるとすると、乱高下の状況じゃ。」

『ふん。乱高下なんて後付で判ることじゃないか。』

「相場の状態はある程度は継続しやすいものなのじゃ。
 部分的に乱高下が事実として確認できた場合、
 その後も乱高下となりやすい傾向があるものじゃ…。」

『そんなもんかねぇ…。
 先週のユーロドルなんかはそんなところもあったかな。』

「まぁ、乱高下はともあれ、
 『負けやすい3大状況』だけは、テクニカルの検討以前に
 トレード自体を避けてもらいたいのじゃ。」

『で…、勝ちやすい状況は?』

「勝ちやすいというか…、
 トレードの検討をするに値する状況は、
 (A)、(B)、(C)ではない状況じゃよ。」

『……。』

「そして…、『反転したら切ればよい』と自身に言い聞かせて
 上位の時間軸のトレンド方向などでは、
 強く大きく動き始めたそのときこそ、
 価格の差分差益を得るトレードの機会として、
 後ろ髪のないチャンスの女神を機敏に捕まえるべく、
 負けのトラウマを乗り越えて、
 勇気を振り絞ってトレードしてもらいたいのじゃ。」

『おっと、ジイさん、また話が長くなってるぜ。
 また続きは来週にでもしたらどうなんだい…。』

「あははっ。お前さんの合いの手は
 いつも打ち合わせしたように良いタイミングじゃのう…。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その14


星出さんを乗せた宇宙船ソユーズが打ち上げ成功となりましたね。

●先週の主な出来事

<7月9日(月)>

一般市場開始前にユーロドルが2年ぶり安値1.2225をつけました。
ロイター通信が、
「独の金融監督当局がLIBOR不正操作問題について
独銀行に関する調査を開始した。」と報道しました。
一部メディアが、
「ギリシャ議会がサマラス連立政権を賛成179、
反対121の賛成多数で信任した。」報道しました。
ユーロドルなどドルストレートが下窓を空けて始まりました。
その後、ドルストレートが反発をみせて揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせた後に下落する展開になりました。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合いになりました。
原油先物は84ドル台で推移しました。
日国際貿易収支(5月)は予想より弱い−8482億円、
日国際経常収支(5月)は予想より弱い+2151億円、
日機械受注(5月)は予想より弱い−14.8%になりました。
ドル円にやや反発の動きがみられました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
午前10時頃からドル円やクロス円がやや上昇する展開になりました。
中国消費者物価指数(6月)は予想より弱い+2.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
ボストン連銀総裁(今年はFOMC投票権なし)が、
「雇用拡大減速は米経済の今後の弱さを示している。
低成長がかなり長期間続く見通し。
世界経済は金融ショックの影響をとても受けやすい。
米国の雇用の伸びは過去3ヶ月に著しく鈍化した。
今後の指標次第ではQE3の可能性。
米失業率は許容水準よりも高い。緩和政策の継続が妥当。」
などの見解を示しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
アジア株式市場は前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドルストレートがやや反落して上下動の揉み合い推移になりました。
日景気ウォッチャー現状判断DI(6月)は予想より弱い43.8、
日景気ウォッチャー先行き判断DI(6月)は前回より弱い45.7でした。
市場反応は限定的でした。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
シカゴ連銀総裁が、
「失業率を押し下げるために積極的な行動を取る必要。
一段の緩和のためにバランスシートの活用を支持。
MBS購入が好ましい。失業はしばらく持続可能なレベルを
大きく上回る水準にとどまると予想している。」
などの発言をしました。
スイス失業率(6月)は予想より強い2.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は3日続落の前週末比−123.87円で大引けになりました。
独貿易収支(5月)は予想より強い+153億ユーロ、
独経常収支(5月)は予想より弱い+90億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物やアジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で揉み合いました。
午後4時前あたりからドルスレートが反発をみせました。
ユーロドルが一時1.23台を回復する場面がありました。
ドル円がやや反落しました。
欧州の株式市場は前週末比終値レベルでしばらく揉み合いました。
仏中銀が「第2四半期GDP成長見通しを−0.1%に据え置く。」
との発表をしました。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBの利下げは経済見通し悪化への回答である。」
との発言をしました。
その後、欧州の株式市場が下落して軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調傾向の上下動になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが下落する展開になりました。
スペイン30年債利回りが7.314%とユーロ導入来最高になりました。
スペイン10年債利回りが一時7.085%に上昇しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBの金融政策と監督機能は明確に分離されるべき。
ECBは利下げにより重要な貢献を果たした。
一段の預金金利引き下げの効果は少ない可能性。
ECBは一度で全ての火消し措置を実施すべきではない。
欧州は自身の行動に関する実行力に問題を抱えている。」
などの見解を示しました。
バルニエ欧州委員が、
「LIBOR操作問題から教訓を得る必要がある。
LIBORなどの市場の指標操作に対する制裁措置を盛り込む。
市場不正関連規則改正案の規制上の抜け道を塞いでいく。」
などの発言をしました。
独6ヶ月短期債の入札では、
「前回より少ない32.9億ユーロ発行。
平均利回りが過去最低の−0.0344%(マイナス金利)、
応札倍率が前回より高い1.7倍。」になりました。
一部メディアが、複数のEU外交筋からの情報として、
「10日のEU財務相理事会でスペインの財政赤字目標の達成期限を
1年延長することを承認する見通し。
財政赤字の対GDP比を3%にする目標期限を13年から14年にする。」
との観測報道をしました。
午後6時半過ぎにダウ先物や欧州の株式市場が反発をみせました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ユーロドルが一時再び1.23台を回復しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が、
「欧州委員会報道官がESMによる銀行への直接的な資本注入に関し、
ユーロ圏の新たな銀行監督体制が発足すれば、当該国政府保証が
なくても直接的な資本注入が可能と認識を示した。」
との報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.45760%になりました。
一部メディアが、
「スペインは国内銀行に最大1000億ユーロ規模の支援を受ける
条件として銀行部門が抱える不良資産を移管する際の受け皿となる
単一のバッドバンク設立や、全銀行のコア自己資本比率を9%に
引き上げることで合意する見通し。」との報道をしました。
NY時間が近づく頃にドルストレートがやや反落しました。
NY時間序盤はドルストレートが再び一時反発しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発上昇しました。
独と仏の株式市場が前週末比プラス圏へ一時反発しました。
仏6ヶ月債入札では落札利回りが−0.006%と初のマイナスでした。
ドラギECB総裁が、
「ECBは適時に断固として行動できる能力備えている。
ユーロ圏経済は緩やかに回復へ。勢いは鈍い見通し。
不透明感が高まっている。段階的な景気回復を引き続き期待。
インフレは今年鈍化。来年は2%を下回る見通し。
各国中銀は大胆かつ将来を見据えた決断を下した。
金融支援は一時的にとどめるべき。
ユーロ圏のファンダメンタルズは総じて健全。
対ポルトガルのプログラム進行は引き続き良好。
スペインは完全にコミットしている。
イタリアの歳出見直しは同国の目標達成に寄与へ。
ユーロの安定確保に向け必要な措置講じる。」
などの発言をしました。
ドルストレートが再び反落して、ドル円が再び反発をみせました。
ダウ先物や欧州株式市場が再び反落する神経質な展開になりました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.53%あたりになりました。
ドラギECB総裁が、
「一段の主権共有に向けて移行する必要がある。
重債務国の一部は歳出削減せず増税していることが景気後退の理由。
LIBOR問題は銀行や集計機関の統治の問題を示唆。
ECBを銀行監督の中心とすることは可能。
首脳会談後の一部懐疑的な見方は不当。
支払い能力ある全ての銀行に対し流動性を供給する用意。
追加利下げはデータ見極めた上で決断していく。
銀行同盟の妥当な青写真を年末までに策定する必要。
ESMは年末までには準備が整わないが出来る限り迅速に行う必要。
経済について過度に悲観的になるべきでない。
年内の緩やかな回復を予想している。」
などの発言をしました。
伊10年債利回りが6.103%あたりに上昇しました。
その後、ドルストレートがやや反発する展開になりました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
原油先物が上昇する展開になりました。
独の財務相が、
「欧州の統一銀行監督機関の設立には時間がかかる。
それが設立されてからESMによる銀行への直接資金注入が実現。」
との発言をしました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「FRBは目標を達成するために必要なことを実施する。
必要なら量的緩和が最も効果的。
オペレーションツイストは効果はあるが比較的緩やか。
2012年中にはFRBの目標への進展は限定的と予想。
今年のインフレ見通しは1.25%、来年は1.75%。
2012年のGDP見通しは2%をやや下回る。
2013年は2.25%と従来の見通しから下方修正する。」
などの見解を示しました。
NYダウは軟調傾向の揉み合いで推移しました。
ユーロ圏財務相会合がルクセンブルク中銀総裁の
ECB専務理事就任を承認しました。
オバマ米大統領が、
「年収25万ドル以下の米国民の減税措置を1年間延長することと、
それ以上の富裕層への減税は廃止するよう議会に要請する。」
と発言しました。
NY時間後半はドル円が軟調傾向で推移しました。
NYダウが揉み合いながら下げ幅を縮小していきました。
ドルストレートが徐々に反発しました。
原油先物がノルウェーのスト懸念で一時86ドル台へ上昇しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「現時点での追加緩和実施は正当化されない。
欧州に関連して米経済は弱い状況にあるが
リセッションに陥ることはない。
米金融機関に悪影響が及ぶとの考えには疑問。
資金市場を通じての影響は可能性がある。」
などの見解を示しました。
英BOEのポーゼン委員が、
「英経済の低迷は構造的な問題ではなく需要の欠如。
歳出削減が大きな影響を及ぼしている。」
との見解を示しました。
格付け会社イーガン・ジョーンズが、
「オランダの格付けをAA−Aに格下げする。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
ユーロ売り反応がみられましたが限定的でした。
米10年債利回りは1.512%になりました。
NY原油(WTI)は85ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−36.18ドルでこの日の取引を終えました。

<7月10日(火)>

米アルミ大手のアルコアの4-6月期決算では、
売上高が9.4%減の59.6億ドル。最終損益は200万ドルの赤字。
継続事業ベースでの1株利益が市場予想より強い0.06ドル。」
などになりました。
原油先物がノルウェーのスト回避で85ドル台前半へ反落しました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
一部メディアが、バルニエ欧州委員の話として、
「ユーロ圏単一の銀行監督機関は年末までに発足する。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ロイター通信が、
「米系運用会社が海外で一部のユーロ建てMMFへの新規資金の
受け入れを停止した。金利低下で運用難が強まったため。」
との報道をしました。
英RICS住宅価格指数(6月)は予想より弱い−22%になりました。
市場反応は限定的でした。
ユーロ圏財務相会合でスペイン銀行支援が合意されました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円やクロス円がやや下落しました。
ドルストレートもやや反落する展開になりました。
ユーロドルが一時1.23台を割り込む場面がありました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ財務相はプログラムに沿うことを確認した。
スペイン支援に関する覚書で政治的に合意。
7月後半の正式合意目指す。スペインへの融資期間は最長15年。
スペイン財政赤字目標達成期限の1年延長を承認。
キプロス支援の協議は9月に完了の予定。
ESMの直接融資の詳細は9月から協議の予定。
スペイン銀行支援の最終決定は今月20日までに行う。
スロベニアについて協議。経済問題に対処できると確信。」
などの発表をしました。
独の財務相が、
「ESMの直接的な銀行への資本注入は
欧州銀行監督機関の発足が条件になる。
スペインへの支援は銀行に限定。
EFSFはその活用を柔軟にできる。」
などの認識を示しました。
ESFSのCEOが、
「ECBはEFSFとの新たな合意でEFSFに代わり債券市場へ介入が可能。
ECBのバランシスートへの影響なし。
財務相会合で債券購入の話は出なかったが必要なら可能となる。
EFSFは流通市場での債券買い入れ原資を提供。ECBは運営を担当。」
との発言をしました。
主要通貨ペアの下落が一服になり揉み合いになりました。
豪企業景況感指数(6月)は前月より強い−1になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
中国貿易収支(6月)は予想より強い+317.3億ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
その後、アジアの株式市場が軟調に推移しました。<