FX トレードと凡事のお話 その19


今週末31日はバーナンキFRB議長ら中央銀行総裁たちの
ジャクソンホールの集いがありますね。

●先週の主な出来事

<8月20日(月)>

18日に独の財務相が、
「ギリシャに新たな支援プログラムを与えることはできない。」
との発言をしました。
18日に独ウェルト紙が、
「仏や南欧諸国は必要に応じたギリシャへの第3次支援に賛成。
独は新たな支援パッケージに反対。ギリシャがユーロを離脱する
可能性で準備が進行中。」との報道をしました。
18日に独シュピーゲル誌が、
「ECBは域内国債利回りに上限を設定して、これを上回った場合は
市場で国債を購入することを検討している。」
との観測報道をしました。
ドルストレートが小さめの上窓を空けて始まりました。
ダウ先物はやや上昇して始まった後に揉み合いになりました。
その後、ドルストレートの窓は一旦埋められました。
ドル円が一時やや反落して揉み合いになりました。
アスムセンECB専務理事が、
「ギリシャの脱退は管理可能だが望ましくない。
ESMが出来る限り早く効果をもたらせることが良い。」
との見解を示しました。
英ライトムーブ住宅価格(8月)は前回値より弱い−2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルやユーロドルがやや軟調に推移しました。
豪ドルなど資源国通貨がやや反発をみせました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
原油先物は96ドル台前半で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「経済の弱さはユーロ圏各国の格付けにネガティブ。」
との見解を示しました。
午前10時頃から豪ドル米ドルがやや反落しました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で推移しました。
ダウ先物がやや軟調に推移しました。
午前11時頃からドル売りの動きがみられました。
ドル円がやや反落しました。
東京時間後半は日経平均が上げ幅を縮小しました。
日景気一致CI指数確報(6月)は速報値より強い94.1、
日景気先行CI指数確報(6月)は速報値より強い93.2でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末比+8.66円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
伊10年債利回りは5.710%あたりに低下しました。
スペイン10年債利回りが6.322%あたりに低下しました。
欧州の株式市場は前週末終値レベルで揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
中国上海株式市場は下げ幅を縮小もマイナス圏で取引を終えました。
ダウ先物や原油先物が揉み合い推移になりました。
欧建設支出(6月)は前月比で前月より弱い−0.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州銀のドル資金調達コストが約1年ぶりの低水準になりました。
欧州の株式市場が前週末比プラス圏推移になりました。
一部メディアが、
「独財務省は、ECBがユーロ圏国債の利回りに上限を設定する計画
との独シュピーゲル誌報道について全く認識していないと否定。」
との報道をしました。
独連銀の月報では、
「ECBによる債券購入計画に相当なリスクあると認識。
ECBよる欧州の銀行監督にリスクあると認識。」
などが示されました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が反落しました。
欧州の株式市場やダウ先物が反落して揉み合いになりました。
英仏の株式市場が前週末比マイナス圏推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43350%に低下しました。
ECB報道官が、
「政策委は国債利回りの目標設定に関して協議をしていない。」
との発表をしました。
ユーロドルが一時1.23台を割り込みました。
ギリシャ財務省高官が、
「ギリシャは追加削減策で9月14日までのトロイカ承認を
目指している。」と発言しました。
NY時間序盤はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
シカゴ連銀全米活動指数(7月)は前月より強い−0.13でした。
同指数の6月分が−0.15から−0.34へ下方修正されました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
独の外相が、
「ギリシャのユーロ残留に向けて取り組んでいる。
ユーロ残留の鍵はギリシャが握っている。
ギリシャ向けプログラムの大幅な緩和は容認できない。」
などの発言をしました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
欧州の株式市場が下落してマイナス圏で推移しました。
ECBのSMP統計では8月17日までの週の国債購入はゼロで、
23週連続で国債購入が見送られたことが示されました。
米10年債利回りが1.8%台に低下しました。
ドル円が下落する展開になりました。
ドルストレートが反発する展開になりました。
ユーロドルが1.23台半ばへ反発上昇しました。
NYダウが下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
ロンドンフィックス過ぎにドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせた後に軟調傾向の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は終盤に下げ幅を縮小もマイナス圏で引けました。
原油先物が96ドル台を割り込み下落しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
オバマ米大統領が、
「米住宅市場はやや回復の兆しを見せ始めているが不充分。」
との認識を示しました。
米10年債利回りは1.811%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−3.56ドルこの日の取引を終えました。

<8月21日(火)>

オセアニア時間はユーロドルなどがやや堅調に推移しました。
豪ドル米ドルは上下動の揉み合いになりました。
ドル円は79円台半ばに反発した後に反落する上下動になりました。
大統領選候補のロムニー紙が、
「FRBの政策決定を監査する必要。FRBは責任を持たなければならない、
何を行っているのか知る必要がある。」との見解を示しました。
一部メディアが、
「スペインカタルーニャ州は中央政府の支援を28日に要請する。」
との報道をしました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
格付け会社のフィッチが、
「米地方政府の格付けについては格下げの数が格上げを上回る。」
との見解を発表しました。
日経平均は小幅安で始まった後に前日終値を挟んで揉み合いました。
豪ドル米ドルが反発上昇しました。
ドルストレートがやや堅調傾向で推移しました。
東京時間前半はドル円がやや反発をみせました。
午前10時頃にドルストレートが一時押される場面がありました。
豪RBA議事録では、
「成長はトレンドに従っていて政策は適切。
過去の利下げの影響が完全に出るまでには幾分の期間が必要。
豪州国内経済が世界の脆弱な見通しを相殺。
中国経済はより持続可能なペースに安定しつつある。
欧州危機が依然としてセンチメントを圧迫。」
などが示されました。
豪ドル買い反応がみられました。
NZドルや加ドルなど資源国通貨に連れ高の動きがみられました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まった後に反発しました。
午前11時半頃からドル円が反落して揉み合いになりました。
日経平均がプラス圏で推移しました。
NZ第3四半期インフレ期待(2年間)は前回値より弱い2.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日全産業活動指数(6月)は予想とおりの+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドル売り優勢の展開になりました。
ドル円が軟調に推移してドルストレートが堅調に推移しました。
スペイン経済紙エクスパンシオンが、
「スペイン政府はEU支援策の条件として求められている
銀行業界の改革の一環としてバッドバンクを投資基金に
転換することを検討している。」と報じました。
日経平均が終盤にかけて軟調になりました。
原油先物は96ドルあたりで揉み合いました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
日経平均は前日比−14.24円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが上昇しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
午後3時半過ぎ頃にユーロドルがやや反落して揉み合いました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
ユーロドルが1.24台を回復しました。
ダウ先物が急反発しました。
ドル円が反発する展開になりました。
クロス円が堅調に推移しました。
独CDUの幹部が、
「ギリシャへのある程度の譲歩は可能。
譲歩は現在のプログラムの範囲内であるべき。
貸付け金利や期限は調整可能。」などの見解を示しました。
元中国中銀委員の李氏がブルームバーグのインタビューで、
「中国経済は回復している。2012年の年間GDP成長率は8.1%に。
10-12月成長率は8.5%超となる公算。
預金準備率は引き下げるべき。」などの見解を示しました。
英公共部門ネット負債(7月)は前回値より強い−18億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
午後5時半過ぎにダウ先物がやや反落して揉み合いました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限45億ユーロに対して総額45.1億ユーロ発行。
364日物短期証券は前回より多い35.3億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い3.070%、
応札倍率が前回より低い1.91倍。」などと順調でした。
市場反応は限定的でした。
独連銀が実施したEFSF6ヶ月債の入札では、
「目標15億ユーロに対して14.99億ユーロ発行。
平均利回りず−0.0179%、応札倍率が2.6倍。」になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.43350%になりました。
NY時間が近づく頃からユーロドルが再び上昇しました。
米10年債利回りが1.83%台に上昇しました。
NY時間序盤は豪ドルやNZドルなど資源国通貨がやや反落しました。
ユーロ豪ドルが上昇しました。
加卸売売上高(6月)は予想より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
ドル円がやや反落しました。
ダウ先物が再び上昇しました。
原油先物が堅調に推移して97ドル台を回復しました。
アトランタ連銀総裁が、
「景気回復は現在まで成長力弱く高水準の失業率が長期化している。
効果がないまま積極的に金融政策を行使することにはリスクがある。
金融政策は経済に前向きな影響力与えるが万能薬ではない。」
などの見解を示しました。
NYダウは小幅安で始まった後に前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル円は軟調に推移しました。
NYダウは堅調に推移しました。
午後11時頃からドル円が反発をみせて揉み合いました。
スペイン10年債利回りが6.215%あたりに低下しました。
伊10年債利回りが5.666%あたりに低下しました。
アトランタ連銀総裁が、
「追加緩和は利益とコストを考慮しなければならない。
全ては選択肢としてある。
国債買い入れは規模設定もしくは無制限の両方が選択肢。
住宅市場については安定と改善が見られているが水準は低い。
雇用に関しては改善は緩やか。」などの認識を示しました。
独2年債利回りが7月12日以来のプラスになりました。
英BOEのポーゼン委員がBBCテレビのインタビューで、
「ユーロ崩壊は英経済に甚大な悪影響を及ぼす。
独は自国の利益に基づき債務再編を推し進めているが賢明ではない。
ECBは影響力を行使してスペインと伊の債債市場に介入すべき。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りが1.85%あたりに上昇しました。
ユーロ円が99円台を一時回復しました。
深夜12時過ぎにポンドドルが1.58台を一時回復しました。
ロンドンフィックス頃からNYダウがマイナス圏へ反落しました。
ユーロドルが揉み合いになりました。
ドル円が軟調に推移しました。
豪ドル米ドルやポンドドルに反落の動きがみられました。
原油先物が97ドル台を割り込みました。
米10年債利回りは1.798%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−68.06ドルでこの日の取引を終えました。

<8月22日(水)>

ギリシャの首相が、
「ユーロを離脱すればワイマール共和国の二の舞になってしまう。
ドラクマの再導入は民主主義の終焉を意味する。」
との発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「伊の南西部のカンパニア州の長期発行体格付けを
BBB+からBBBに格下げする。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルは小幅な揉み合いになりました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円が一時反発をみせた後に反落して軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが一時反発をみせた後に反落して軟調に推移しました。
ダウ先物はやや軟調傾向の小幅な揉み合いになりました。
ロイター通信が、
「ギリシャ財務省高官は、EUとIMFから受けた支援の条件と
なっている歳出削減の目標達成に向けて向こう2年間で
20億ユーロの追加的な財政緊縮が必要になるとの試算を示した。」
との報道をしました。
日通関ベース貿易収支(7月)は予想より弱い−5174億円でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅安で始まりまり軟調に推移しました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が軟調傾向で推移しました。
豪ドルや加ドルなどと資源国通貨が軟調に推移しました。
豪Westpac先行指数(6月)は前月より弱い+0.5%でした。
ドルストレートがやや軟調推移になりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
杉本元財務事務次官が、ブルームバーグのインタビューで、
「日銀は供給資金を長期化するなど3次元の金融政策をすべき。
デフレ脱却には成長力向上による良い物価上昇が必要。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場は小幅高で始まった後に反落しました。
アジアの株式市場は軟調に推移しました。
原油先物は96ドル台後半で推移しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均が下げ幅をやや縮小しました。
米WSJが電子版で、
「匿名のアドバイザーによれば、メルケル独首相は
ユーロが白紙となる可能性に向けて在任中で最大の危機に直面。」
と報じました。
シカゴ連銀総裁が、
「米FRBによる追加緩和では経済と金融の安定を検討している。
世界貿易が弱まっているのは恐ろしいこと。」
などの認識を示しました。
スペインのエクスパンシオン紙が、
「スペインのバッドバンク計画について協議するため
IMFとEUとECBによる合同調査団が24日にスペインを訪問する。」
との報道をしました。
日経平均は前日比−25.18円で大引けになりました。
中国上海株式市場は下げ幅を拡大して軟調に推移しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
独ビルト紙が、ギリシャの首相の談話として、
「さらなる時間はさらなる資金を必ずしも意味しない。
ギリシャ政府は構造改革と国有資産の民営化で前進している。
ギリシャを見捨てれば他のユーロ圏諸国の不確実性と脆弱性が拡大。
金融市場で劇的な結果を招くことになる。」と報じました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
英BOEのポーゼン委員が、
「利下げと量的緩和に大きな違いはなく刺激を与える額が鍵。
英経済は成長力に欠けた停滞した状態である。
銀行システムへの一層の流動性供給が必要。」
などの見解を示しました。
主要通貨ペアが反落の後に反発する展開になりました。
ダウ先物が反発をみせて欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
スペイン10年債利回りが6.148%に低下しました。
ポンドドルが一時1.58台を回復する場面がありました。
午後6時頃から主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場が揉み合いになりました。
加ドルが軟調に推移しました。
WTOが「本日、ロシアが正式に156番目の加盟国になった。」
との発表をしました。
独2年債の入札では、
「目標上限50億ユーロに対して62.4億ユーロ応札。
40.83億ユーロ発行。平均利回りが前回より高い0.00%。
応札倍率が前回より低い1.5倍。」になりました。
EU欧州連合が、
「ギリシャ支援プログラムは明確に進展している。
トロイカは9月上旬に再びアテネに入る。」との発表をしました。
独シュピーゲル誌が、
「ブリューデレ独FDP議員はECBの国債利回り上限設定に反対。」
との報道をしました。
午後7時半頃から主要通貨ペアが再び軟調推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43075%に低下しました。
加小売売上高(6月)は予想より弱い−0.4%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調に推移しました。
原油先物は96ドル台前半で推移しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向の揉み合いになりました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。
ギリシャ向け次回融資実施の条件は財政赤字削減の信頼ある策定。
期限延長に関してはトロイカの調査しだい。
第3次支援に関しては検討していない。」などの発言をしました。
独の首相が、
「ギリシャについてはトロイカの報告を待つ必要。
ギリシャ首相との会談で支援に関する決定を下さない。」
との発言をしました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.748%あたりに低下しました。
レーン欧州委員が、
「ユーロの将来は春よりも悲観が後退している。
ECBが金融システム安定確保で中心的役割担う。
高利回りを抱える諸国につなぎ資金が必要。」
などの発言をしました。
ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円は軟調に推移しました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
米中古住宅販売件数(7月)は予想より弱い447万件になりました。
市場反応は限定的でした。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が541.2万バレルの減少でした。
その後、NYダウが再び下げ幅を拡大しました。
ドルストレートにやや反落の動きがみられました。
欧州の株式市場はマイナス圏で取引を終えました。
加BOC総裁が、
「刺激策の緩やかな解除が適切となる可能性。
加経済は概ね潜在成長の水準。住宅市場は過大評価の兆候。
海外資産からの資金流入が起こっている。
商品価格の高水準はしばらく続くと見られ加ドルをサポートする。
特定の加ドルの目標水準はい。」などの見解を示しました。
米議会予算局が、
「財政の崖と呼ばれる急激な財政緊縮策が今後実施された場合、
2013年10〜12月期のGDPは前年同期比0.5%のマイナス成長になる。」
などの見通しを発表しました。
ロンドンフィックス後は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
NYダウは軟調に推移しました。
ギリシャ首相が、
「次回の支援が10月以降に遅れてもつなぐことは可能。
しかし全く支援が無くなれば崩壊する。
数週間内に117億ユーロの緊縮策を決定。」などを示しました。
米シティグループのリポートでは、
「ギリシャのユーロ離脱の確率は90%。
早ければ9月にも起きる可能性がある。
今後の動向に関しては9月に実施されるトロイカの調査しだい。」
との見解が示されました。
FOMC議事録では、
「多数のメンバーはがQEは回復を拡大させると認識。
多数のメンバーは持続的成長なければ早期に追加緩和と判断。
参加者多数が新大規模資産購入は有効と期待。
多数が2014年の表現を延長することに賛成。9月持ち越しに合意。
欧州危機と財政の崖が下振れリスク。
米国債やMBS購入の経済に対する効果は一時的(一部のメンバー)。
現在の状況では効果が疑わしいと指摘(一部のメンバー)。
追加緩和は経済見通し改善に役立たずコスト高(一部のメンバー)。
超過準備の付利引き下げを支持(一部のメンバー)。」
などが示されました。
ドル売り反応がみられました。
ドルストレートが急反発してドル円が急落しました。
ユーロドルが1.25台を回復しました。
ポンドドルが1.58台後半へ上昇しました。
ドル円が79円台前半へ下落しました。
クロス円が下落しました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
NY時間終盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
原油先物が97ドル台を回復しました。
米10年債利回りは1.692%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル前半で引けました。
NYダウは前日比−30.82ドルでこの日の取引を終えました。

<8月23日(木)>

オセアニア時間はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合いになりました。
ギリシャの地元紙が、
「ギリシャは2015年までに早期退職などで
公務員を15万人削減する計画。」と報じました。
米大統領と仏大統領の電話会談では、
「ECBの声明を歓迎する。
ECBが行動をとりユーロを支援することは良いことである。」
との認識で一致しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
午前10時頃からダウ先物が上昇する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
資源国通貨が上昇しました。
ドル円は膠着的状況で推移しました。
原油先物は97ドル台後半へ上昇しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んで揉み合いになりました。
ポンドドルが1.59台を一時回復しました。
中国HSBC製造業PMI速報(8月)は9ヶ月ぶりの低水準の47.8でした。
豪ドルに反落の動きがみられました。
日経平均が下げ幅を縮小してプラス圏へ反発しました。
東京時間後半はややドル買戻しの動きがみられました。
シカゴ連銀総裁が、
「穏やかなインフレや高失業率を考慮しFRBはもっと行動すべき。
前回FOMC後の雇用関連指標の改善は良い兆候だが充分ではない。
中国と世界的に一段の緩和が必要。」などの見解を示しました。
日経平均は前日比+46.38円で大引けになりました。
独第2四半期GDP確報は前期比で予想とおりの+0.3%でした。
スイス貿易収支(7月)は前月より強い+29.2億フランになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
中国上海株式市場が終盤にかけてプラス圏へ反発しました。
原油先物は98ドル台を回復しました。
仏製造業PMI(8月)は予想より強い46.2、
仏サービス業PMI速報(8月)は予想より強い50.2になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ユーロドルなどドルストレートに上昇がみられました。
英BOEのウィール委員が、
「政策金利をゼロあるいは0.25%へ引き下げることは悪影響。
MPCは英経済を下支えするために一層の量的緩和などを議論。
個人的には現時点では資産買い入れ増額は必要ないとみている。
最近のポンド高を懸念している。」などの見解を示しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
独の財務相が、
「ユーロ圏はギリシャ支援で既に実施可能な限界に達している。」
との発言をしました。
独製造業PMI確報(8月)は予想より強い45.1、
独サービス業PMI確報(8月)は予想より弱い48.3になりました。
指標発表直後は限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合いになりました。
その後、ドルストレートが反落して揉み合う展開になりました。
欧製造業PMI確報(8月)は予想より45.3、
欧サービス業PMI確報(8月)は予想より弱い47.5でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小しました。
午後6時頃からユーロがやや反発しました。
スペイン10年債利回りは6.430%あたりに上昇しました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
ロイター通信が、複数の関係筋の情報として
「ECBは新たな債券買い入れプログラムをめぐり、
非公表の利回りターゲット(暗黙のターゲット)の設定を検討。
9月6日のECB理事会前の決定はなく柔軟なものとなる可能性。」
との観測報道をしました。
独ウェルト紙が、
「ECB内では暗黙のターゲットを非公表とする考え方がある。
複数の当局者が利回りよりスプレッドのターゲット設定を支持。」
などの報道をしました。
ギリシャの首相が、
「ギリシャのユーロ圏離脱との思惑は終わりにすべき。
ユーロ離脱はドミノ効果を招きかねない。
ギリシャにはわずかな息継ぎの余地が必要。
ギリシャは117億ユーロの予算削減を確定している。
景気回復には目標の達成が必須。
ギリシャは追加支援を要請していない。」
などの発言をしました。
ユーロが揉み合い推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.42685%に低下しました。
セントルイス連銀総裁が、
「前回のFOMC以降のデータはやや改善。FOMC議事録はやや古い。
経済が下期に2%成長を再開すれば据え置きに充分。
米経済と金融市場の現在の状況は1年前より良好。
米FRBの追加資産買い入れにより出口戦略が困難になると懸念。
欧州の債務危機対応能力を悲観している。
欧州は広範な量的緩和を実施すべき。
追加量的緩和の可能性は夏にかけて市場で
織り込まれていた水準よりは低い。
追加の行動支持するには経済がさらに悪化
もしくは成長が失速する兆候を見る必要。」
などの認識を示しました。
ドル買い戻しの動きがみられました。
独仏の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
伊10年債利回りは5.667%に上昇しました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
NY時間序盤はユーロドルが反発して揉み合いました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い37.2万件になりました。
指標発表直後は限定的ながらドル売り反応がみられました。
その後、ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.66%あたりに低下しました。
原油先物が反落して97ドル台で推移しました。
主要通貨ペアがやや軟調になりました。
豪ドルが軟調に推移しました。
スペイン10年債利回りは6.413%あたりに上昇しました。
欧消費者信頼感指数速報(8月)は予想より弱い−24.6でした。
米新築住宅販売件数(7月)は予想より強い37.2万件、
米住宅価格指数(6月)は予想より強い+0.7%でした。
ドル円がやや反落しました。
一部メディアが、
「スペインはユーロ圏諸国と全面支援について協議している。
スペイン当局は支援要請に関する決定はまだしていない。」
との報道をしました。
ユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
ユーロ豪ドルが1.20台を回復しました。
米5年物TIPSの入札では、
「最高落札利回りが−1.286%。応札倍率が前回より高い3.11倍。」
になりました。
NYダウが120ドル超の下落になりました。
ドルストレートがやクロス円がやや軟調に推移しました。
オランダの財務相が、新聞のインタビューで、
「ギリシャ問題に関して独は厳格な姿勢を維持すべき。
財政再建の期限延長はギリシャのためにならない。」
との認識を示しました。
米10年債利回りは1.671%になりました。
NY原油(WTI)は96台前半で引けました。
NYダウは前日比−115.30ドルでこの日の取引を終えました。

<8月24日(金)>

オセアニア時間はややドル買い傾向での揉み合いになりました。
NZ貿易収支(7月)は予想より強い0.15億NZドルになりました。
市場反応は限定的でした。
米誌グローバル・ファイナンスの中銀総裁の評価では、
「バーナンキFRB議長はBで前年のCから上昇。
ドラギECB総裁はB−。日銀総裁はC−(前年はC)。
加中銀総裁と豪中銀総裁がA。」などになりました。
豪RBA総裁が、
「世界経済の評価は一進一退。金融市場のセンチメントはやや改善。
資源ブームのピークは1から2年の可能性。
景気見通しの大きな変化に対応する用意がある。
成長はトレンドに近くインフレは目標に近い。
中国経済は持続可能な成長に向けて鈍化。
豪ドルはきわめて高い。金融政策スタンスは適切。」
などの認識を示しました。
豪ドルが上下動するも反応は限定的でした。
日財務相が、
「韓国国債の購入はまだ何も決めていない。
韓国との通貨協定拡充の10月の期限切れ後の対応は
白紙に戻して考えざるを得ない。
韓国との通貨協定は韓国経済安定に大きな役割果たしてきた。」
などの発言をしました。
日企業向けサービス価格指数(7月)は予想とおりの−0.2%でした。
豪景気先行指数(6月)は前回値より弱い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は下落して始まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
シカゴ連銀総裁(今年はFOMC投票権なし)が、
「追加措置を講じる根拠は多くある。経済や雇用を押し上げる必要。
失業率が7%以上である限り、インフレ率が3%を越さない限り、
FEDはゼロ金利を維持すべき。FEDの認識を鮮明にすることが重要。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
人民日報が、
「中国は依然として需要拡大の限界や企業の収益性の問題、
そして今年の農作物の収穫高の不確実性に直面している。
世界経済の成長は比較的長期にわたって低迷が続く可能性。」
などの観測報道をしました。
豪RBA総裁が、
「これまで為替介入はしていない。大規模な介入にはリスクが伴う。
豪ドル高は豪政府債への投資だけが要因ではない。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
原油先物が96ドル台を割り込みました。
午前10時半過ぎからドル円がやや反発をみせました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
東京時間後半はドル円やクロス円がやや反落しました。
ドルストレートは揉み合い傾向で推移しました。
日経平均は前日比−107.36円の9070.76円で週の取引を終えました。
独与党の連邦議会会派代表のカウダー氏が、
「ギリシャ支援に関して条件および内容いずれにおいても
再交渉の余地はない。ギリシャのユーロ離脱は
ユーロにとって問題にはならない。」と発言しました。
ロンドン時間序盤は豪ドルやユーロが下落しました。
日銀総裁が、
「景気は緩やかに持ち直しつつある。
先進国の長期金利低下は為替面から景気の下押し圧力に。
現状では円高は景気に悪影響の方が大きい。
円安にもっていくための外貨購入は介入そのものだが、
為替安定目的の外貨購入は日銀独自の判断では難しい。
為替はファンダメンタルズに沿って安定したほうがいい。
円高の景気への悪影響は充分に認識。
金融緩和を行なうときは円高の影響を考慮して行なっている。
金融政策のサプライズは長続きしない。
欧州問題深刻化に伴う市場動揺や世界経済の下振れリスクを意識。」
などの見解を示しました。
ドル円がやや反発をみせました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は2009年3月以来の安値で取引を終えました。
ポンドドルは指標発表を控えてしばらく揉み合いました。
スペイン2年債利回りが3.778%に上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
英BOEのウィール委員が、
「追加刺激策が必要なら量的緩和より利下げが望ましい。」
との見解を示しました。
午後5時頃からドル円が反落する展開になりました。
英第2四半期GDP速報は前期比で予想とおりの−0.5%になりました。
ポンド売り反応が一時みられました。
独政府報道官が「与党CDU議員の見解は政府の方針ではない。」
との発表をしました。
その後、ドルストレートが一時反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
独政府報道官が、
「独仏首脳が昨日会談を行った。
スペイン銀行に関する報告の早期発表を要す。
独首相はサマラス首相に信頼性が必要と要請。
独首相はギリシャに合意の完遂を求める。
仏大統領は独首相のギリシャに関する立場を支持した。
トロイカの調査がギリシャに関する決定の基礎になる。」
などの発表をしました。
その後、ユーロドルが再び軟調に推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が再び下げ幅を拡大しました。
ドル円が軟調に推移しました。
クロス円が軟調に推移しました。
EUが「スペインから全面的救済の要請はまだ受けていない。」
との発表をしました。
ユーロ売りが強まりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.42485%に低下しました。
一部メディアが、関係筋の話として
「ECBの債券購入計画の最終決定は独裁判所の判断後になる。」
との観測報道をしました。
独の首相が、
「独とギリシャの関係は伝統的に非常に良好。
ギリシャ首相が解決の向けて全ての措置講じると確信。
ギリシャがユーロ圏に留まることを望む。
ギリシャと独はいかなる時期尚早な判断も下さないと信頼。
ギリシャに関する(緊縮策の緩和の判断は)トロイカの報告を待つ。
ギリシャの進展について予断を持っていない。
ユーロ圏危機は一挙に解決されるものではない。
ギリシャ支援にしっかりと取り組む。」などの発言をしました。
ギリシャの首相が、
「ギリシャはコミットメント果たす。成長の機会は必要。」
との発言をしました。
スペイン10年債利回りは6.480%に上昇しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせました。
米耐久財受注(7月)は予想より強い+4.2%、
米耐久財受注(除輸送用機器 7月)は予想より弱い−0.4%でした。
指標発表直後はドル売り反応がみられました。
その後、ドルストレートが下落する展開になりました。
ユーロドルが1.25台を割り込みました。
ユーロ円が一時98円台を割り込む場面がありました。
伊10年債利回りは5.777%に上昇しました。
マーケット・ニュース・インターナショナルが、
「ユーロ圏高官によれば、ギリシャが財政問題を解決するまで、
同国に一時的なユーロ離脱の要請を義務付ける計画を独財務省が
真剣に検討している。」と報じました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.65%あたりに低下しました。
NYダウの開始後は主要通貨ペアが反発をみせました。
NYダウがプラス圏へ反発しました。
原油先物が96ドル台を回復しました。
ドルストレートが反発しました。
米10年債利回りが一時1.6728%あたりに上昇しました。
ドル円やクロス円が反発しました。
格付け会社のフィッチが、
「スペイン政府がユーロ圏の救済基金に国債購入を要請しても、
スペインの信用格付けをすぐ引き下げることにはならない。」
との見解を示しました。
一部メディアが「ECBは利回りのバンドを検討。」と報じました。
ユーロが反発上昇しました。
欧州の株式市場は終盤に反発してプラス圏で取引を終えました。
バーナンキFRB議長がアイサ米下院議員に宛てた書簡で、
「これまでの刺激策は正当化される。更なる行動も視野にある。
金融政策の効果には時間差がある。この先の経済見通しをもとに、
政策を実施しなければならない。」との見解を示しました。
ロンドンフィックス過ぎから主要通貨ペアが揉み合いになりました。
伊の経済開発相が、
「成長のために財政規律を犠牲にすることはないだろう。
財政の規律がなくなれば成長の可能性もない。」
との発言をしました。
石油業界誌ペトロリアムのエコノミストが、
「IEAは戦略備蓄の放出に合意したもようで、
IEAは早ければ9月初旬に戦略石油備蓄を放出する可能性がある。
規模は昨年放出された6000万バレルと同じかこれを上回る可能性。」
との観測を発表しました。
原油先物がやや反落しました。
NYダウは堅調に推移しました。
深夜3時半頃からドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円は揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.683%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比+100.51ドルの13157.97ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<8月27日(月)>

※英国がサマー・バンクホリデーです。

午前8時01分に英ホームトラック住宅調査(8月)、
午後3時に日工作機械受注確報(7月)、
同午後3時に独輸入物価指数(7月)、
午後5時に独IFO景況動向指数(8月)、
などが予定されています。
独IFOには注目です。

<8月28日(火)>

午後3時に独GFK消費者信頼感調査(9月)、
夜10時に米ケースシラー住宅価格指数(6月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(8月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(8月)、
深夜2時に米2年債の入札、
米の指標には注目です。

<8月29日(水)>

午後4時にスイスKOF先行指数(8月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(8月)、
夜9時半に米第2四半期GDP改訂値、米第2四半期個人消費改訂値、
同夜9時半に米第2四半期GDP価格指数改訂値、
同夜9時半に米第2四半期PCEコア・デフレータ、
同夜9時半に加鉱工業製品価格指数(7月)、加原材料価格指数(7月)、
夜11時に中古住宅販売保留(成約 7月)、
深夜2時に米5年債の入札、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
(独)・米の指標には注目です。
また、この日に独伊首脳会談が予定されています。

<8月30日(木)>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(7月)、
午前10時半に豪第2四半期民間設備投資、豪住宅建設許可件数(7月)
午後4時55分に独失業者数(8月)、独失業率(8月)、
午後5時半に英消費者信用残高(7月)、
午後6時に欧消費者信頼感確報(8月)、
夜9時半に米個人所得(7月)、米個人消費支出(7月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(7月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加第2四半期経常収支、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・豪・米の指標には注目です。
また、この日にギリシャ国立銀行の決算発表が予定されています。

<8月31日(金)>

朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(8月)、
朝8時半に日全国消費者物価指数(7月)、日失業率(7月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(7月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(8月)、欧失業率(8月)、
夜9時半に加GDP(8月)、加第2四半期GDP、
夜10時45分にシカゴ購買部協会景気指数(8月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(8月)、
夜11時に米製造業受注指数(7月)、
夜11時からバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演、
などが予定されています。
(日)・加・米の指標には注目です。

<9月1日(土)>

この日に中国製造業PMI(8月)の発表と
ドラギECB総裁のジャクソンホールでの講演が予定されています。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初82.60で始まり、
軟調に推移して81.22まで下落して、週末にやや反発をみせて81.59
で終値となりました。また、先週は米10年債利回りが1.683%に低下
しました。一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末で0.42485%
と前週に続き低下しました。そして、NYダウは週末に反発しました
が週間では117ドル下落して13157.97ドルで週の取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、22日の米中古住宅販売件数(7月)が予想
より弱い447万件、23日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い
37.2万件、米新築住宅販売件数(7月)が予想より強い37.2万件、住宅
価格指数(6月)が予想より強い+0.7%、24日の米耐久財受注(7月)が
予想より強い+4.2%などになりました。住宅市場がまちまちの結果
となって、雇用市場では低迷が示される結果になりました。

そして、22日のFOMC議事録では「多数のメンバーはがQEは回復を拡大
させると認識。多数のメンバーは持続的成長なければ早期に追加緩和
と判断。参加者多数が新大規模資産購入は有効と期待。多数が2014年
の表現を延長することに賛成。9月持ち越しに合意。欧州危機と財政
の崖が下振れリスク。」などが示されました。一部のメンバーからは
追加緩和に対してネガティブな意見もあったものの、8月1日のFOMC
声明よりも追加緩和QE3への示唆と異例の超低金利にかかわる2014年
の表現の延長の示唆が強まり、9月FOMCに向けて緩和期待が高まるこ
とになりました。

また、先週の米要人発言では、21日にアトランタ連銀総裁が「景気
回復は現在まで成長力弱く高水準の失業率が長期化している。効果が
ないまま積極的に金融政策を行使することにはリスクがある。金融政
策は経済に前向きな影響力与えるが万能薬ではない。追加緩和は利益
とコストを考慮しなければならない。」、22日にシカゴ連銀総裁が
「FRBによる追加緩和では経済と金融の安定を検討している。世界貿
易が弱まっているのは恐ろしいこと。」、23日にシカゴ連銀総裁が
「穏やかなインフレや高失業率を考慮しFRBはもっと行動すべき。
前回FOMC後の雇用関連指標の改善は良い兆候だが充分ではない。
中国と世界的に一段の緩和が必要。」、同日セントルイス連銀総裁
が「前回のFOMC以降のデータはやや改善。FOMC議事録はやや古い。
経済が下期に2%成長を再開すれば据え置きに充分。米経済と金融
市場の現在の状況は1年前より良好。米FRBの追加資産買い入れによ
り出口戦略が困難になると懸念。追加量的緩和の可能性は夏にかけ
て市場で織り込まれていた水準よりは低い。追加の行動支持するに
は経済がさらに悪化もしくは成長が失速する兆候を見る必要。」、
24日にシカゴ連銀総裁が「追加措置を講じる根拠は多くある。経済
や雇用を押し上げる必要。失業率が7%以上である限り、インフレ
率が3%を越さない限り、FEDはゼロ金利を維持すべき。FEDの認識
を鮮明にすることが重要。」、などがありました。

今週の米主要経済指標では、28日のケースシラー住宅価格指数(6月)
と米消費者信頼感指数(8月)にリッチモンド連銀製造業景況指数(8月)
29日の米第2四半期GDP改訂値と米第2四半期個人消費改訂値に中古
住宅販売保留(成約 7月)と米地区連銀経済報告、30日の米新規失業
保険申請件数、31日のシカゴ購買部協会景気指数(8月)とミシガン大
学消費者信頼感指数確報(8月)に米製造業受注指数(7月)などが注目
されますが、週末31日のバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの
講演が今週の一番の注目材料になりそうです。

22日のFOMC議事録によれば、QE3へのある程度明確な示唆となる発言
の可能性はありますが、先週末24日に公表されたアイサ米下院議員
に宛てたバーナンキFRB議長の書簡では「これまでの刺激策は正当化
される。更なる行動も視野にある。金融政策の効果には時間差があ
る。この先の経済見通しをもとに政策を実施しなければならない。」
との認識が示されていることで、9月7日の米雇用統計の結果を待つ
としてQE3への明言を避ける可能性もありそうです。思惑による事前
の相場の動きと合わせて当日のバーナンキFRB議長の発言が注目され
ますが、いずれにしても31日は相場が大きく動きそうです。


円については、先週の日主要経済指標では、20日の日景気一致CI指数
確報(6月)は速報値より強い94.1、日景気先行CI指数確報(6月)は速報
値より強い93.2、21日の日全産業活動指数(6月)は市場予想とおりの
+0.2%、22日の日通関ベース貿易収支(7月)は予想より弱い−5174億
円などの結果になり、日本経済は底堅く推移しているものの貿易赤字
になっていることが示されました。

先週の日要人発言では、22日に杉本元財務事務次官がブルームバーグ
のインタビューで「日銀は供給資金を長期化するなど3次元の金融政
策をすべき。デフレ脱却に成長力向上による良い物価上昇が必要。」
との見解を示し、24日に日財務相が「韓国国債の購入はまだ何も決め
ていない。韓国との通貨協定拡充の10月の期限切れ後の対応は白紙に
戻して考えざるを得ない。韓国との通貨協定は韓国経済安定に大きな
役割果たしてきた。」との発言をして、日銀総裁が「景気は緩やかに
持ち直しつつある。先進国の長期金利低下は為替面から景気の下押し
圧力に。現状では円高は景気に悪影響の方が大きい。円安にもってい
くための外貨購入は介入そのものだが為替安定目的の外貨購入は日銀
独自の判断では難しい。為替はファンダメンタルズに沿って安定した
ほうがいい。円高の景気への悪影響は充分に認識。金融緩和を行なう
ときは円高の影響を考慮して行なっている。金融政策のサプライズは
長続きしない。欧州問題深刻化に伴う市場動揺や世界経済の下振れ
リスクを意識。」などの見解を示すなどがありました。円高への強い
牽制発言や為替介入にかかわる発言はみられませんでした。

今週の円にかかわる主要経済指標では、31日の日全国消費者物価指数
(7月)と日失業率(7月)に日鉱工業生産速報(7月)などが予定されてい
て、注目度はそれほど高くはないようですが一応は注目されます。

先週のドル円相場は、週初20日に79.56で始まり、仲値過ぎに79.65
まで上昇しましたが、その後は軟調傾向の揉み合いになり22日のロ
ンドンフィックスを過ぎる頃に79円台前半まで緩やかに下落するジリ
安で推移しましたが、22日深夜に発表されたFOMC議事録で追加緩和の
示唆が強まったことで、79.17円から一気に78.29円まで急落する相場
展開になりました。その後、週後半から振幅30Pips程度の小幅な揉み
合いになり週末にやや戻して78.66円で週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは79.00の「00」
ポイント・アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。ここを
上抜けた場合は、21日の揉み合い高値の79.52から先週高値の79.65
アラウンドが注目されます。さらに上昇した場合は6月末から7月
12日にかけて揉み合い高値になった80.00の「000」が注目ポイント
になりますが心理的節目の80.00は強い上値抵抗になりそうです。
また、下落となった場合は、まずは先週安値の78.29アラウンドでの
売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、78.00の
「00」ポイントから8月1日安値の77.91、さらに下落した場合は
6月1日安値77.66のポイントなどでの攻防が注目されます。

22日のFOMC議事録以来、QE3への期待が高まってドル円は軟調になっ
ていますが、今週は月末で本邦輸入企業による月末の決済に絡んだ
ドル買い需要の観測もあり綱引きとなりそうです。また、来週7日
には米雇用統計を控えていて動きにくいところもありますが、週末
31日のジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の発言によっては
週末にかけて相場が大きく動く可能性もありそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、23日の独第2四半期
GDP確報は前期比で予想とおりの+0.3%、独製造業PMI確報(8月)は
予想より強い45.1、独サービス業PMI確報(8月)は予想より弱い48.3、
欧製造業PMI確報(8月)は予想より45.3、欧サービス業PMI確報(8月)
は予想より弱い47.5、欧消費者信頼感指数速報(8月)は予想より弱い
−24.6、などになりました。

また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

18日、独の財務相「ギリシャに新たな支援プログラムを与えることは
できない。」、独ウェルト紙「仏や南欧諸国は必要に応じたギリシャ
への第3次支援に賛成。独は新たな支援パッケージに反対。ギリシャ
がユーロを離脱する可能性で準備が進行中。」、独シュピーゲル誌
「ECBは域内国債利回りに上限を設定して、これを上回った場合は市
場で国債を購入することを検討している。」、

20日、アスムセンECB専務理事が「ギリシャの脱退は管理可能だが望
ましくない。」、独財務省「ECBがユーロ圏国債の利回りに上限を設
定する計画との独誌報道について全く認識していない。」、
ギリシャ財務省高官「ギリシャは追加削減策で9月14日までのトロイ
カ承認を目指している。」、独の外相「ギリシャのユーロ残留に向け
て取り組んでいる。ユーロ残留の鍵はギリシャが握っている。ギリシ
ャ向けプログラムの大幅な緩和は容認できない。」、

21日、独CDUの幹部「ギリシャへのある程度の譲歩は可能。譲歩はプ
ログラムの範囲内であるべき。貸付け金利や期限は調整可能。」、
スペイン10年債利回りが6.215%あたりに低下。伊10年債利回りが
5.666%あたりに低下。

22日、ギリシャの首相「ユーロを離脱すればワイマール共和国の二の
舞になってしまう。ドラクマの再導入は民主主義の終焉を意味。」、
格付け会社のS&Pが「伊の南西部のカンパニア州の長期発行体格付け
をBBB+からBBBに格下げする。見通しはネガティブ。」、
米WSJ電子版「メルケル独首相はユーロが白紙となる可能性に向けて
在任中で最大の危機に直面。」、ギリシャの首相「さらなる時間は
さらなる資金を必ずしも意味しない。ギリシャ政府は構造改革と国有
資産の民営化で前進している。ギリシャを見捨てれば他のユーロ圏諸
国の不確実性と脆弱性が拡大。金融市場で劇的な結果を招く。」、
スペイン10年債利回りが6.148%に低下。独シュピーゲル誌「独FDPの
ブリューデレ議員はECBの国債利回り上限設定に反対。」、
ユーログループ議長「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。ギリ
シャ向け次回融資実施の条件は財政赤字削減の信頼ある策定。期限延
長に関してはトロイカの調査しだい。第3次支援に関しては検討して
いない。」、独の首相「ギリシャについてはトロイカの報告を待つ
必要。」、レーン欧州委員「ユーロの将来は春よりも悲観が後退して
いる。ECBが金融システム安定確保で中心的役割担う。高利回りを抱
える諸国につなぎ資金が必要。」、ギリシャ首相「次回の支援が10月
以降に遅れてもつなぐことは可能。しかし全く支援が無くなれば崩壊
する。数週間内に117億ユーロの緊縮策を決定。」、
米シティグループのリポート「ギリシャのユーロ離脱の確率は90%。
早ければ9月にも起きる可能性がある。今後の動向に関しては9月に
実施されるトロイカの調査しだい。」、

23日、独の財務相「ユーロ圏はギリシャ支援で既に実施可能な限界に
既に達している。」、スペイン10年債利回り6.430%あたりに上昇。
ロイター通信「ECBは新たな債券買い入れプログラムをめぐり、非公
表の利回りターゲット(暗黙のターゲット)の設定を検討。9月6日
のECB理事会前の決定はなく柔軟なものとなる可能性。」、
独ウェルト紙「ECB内では暗黙のターゲットを非公表とする考え方が
ある。複数当局者が利回りよりスプレッドのターゲットを支持。」、
ギリシャの首相「ギリシャのユーロ圏離脱との思惑は終わりにすべ
き。ユーロ離脱はドミノ効果を招きかねない。ギリシャにはわずか
な息継ぎの余地が必要。ギリシャは117億ユーロの予算削減を確定。
景気回復には目標の達成が必須。追加支援を要請していない。」、
伊10年債利回りは5.667%に上昇。スペイン10年債利回りは6.413%
あたりに上昇。一部メディア「スペインはユーロ圏諸国と全面支援
について協議している。決定はまだしていない。」、
オランダの財務相「ギリシャ問題に関して独は厳格な姿勢を維持す
べき。財政再建の期限延長はギリシャのためにならない。」、

24日、独与党の連邦議会会派代表のカウダー氏「ギリシャ支援に関
して条件および内容いずれにおいても再交渉の余地はない。ギリシャ
のユーロ離脱はユーロにとって問題にはならない。」、
独政府報道官「独首相はサマラス首相に信頼性が必要と要請。独首相
はギリシャに合意の完遂を求める。仏大統領は独首相のギリシャに関
する立場を支持した。トロイカの調査がギリシャに関する決定の基礎
になる。」、一部メディアが「ECBの債券購入計画の最終決定は独の
裁判所の判断後になる。」、独の首相「ギリシャ首相が解決の向けて
全ての措置を講じると確信。ギリシャがユーロ圏に留まるのを望む。
ギリシャと独はいかなる時期尚早な判断も下さないと信頼。ギリシャ
に関する(緊縮策の緩和の判断は)トロイカの報告を待つ。ギリシャの
進展について予断を持っていない。ギリシャ支援にしっかりと取り
組む。」、スペイン10年債利回りは6.480%に上昇。伊10年債利回り
は5.777%に上昇。格付け会社のフィッチ「スペイン政府がユーロ圏
の救済基金に国債購入を要請しても、スペインの信用格付けを直ぐに
引き下げることにはならない。」、一部メディア「ECBは利回りのバ
ンドを検討している。」、伊の経済開発相「成長のために財政規律を
犠牲にすることはない。財政規律がなければ成長の可能性もない。」
などがありました。

先週のユーロドル相場は、週初1.2352あたりから始まり、ロンドン
時間序盤に1.2368あたりまでやや上昇しましたが、独財務省が「ECB
がユーロ圏国債の利回りに上限を設定する計画との独誌報道につい
ては全く認識していない。」と発表したことや、独連銀月報で「ECB
による債券購入計画に相当なリスクあると認識。」と示されたこと
で、週安値となる1.2295まで下落しました。その後は米10年債利回り
が1.8%台に低下したこと背景としたドル売りに、ロンドンフィック
スにかけて1.23台半ばへと反発する展開になりました。

その後、21日の東京時間にやや堅調傾向の小幅な揉み合いを経て、
ロンドン時間に独CDU幹部が「ギリシャへのある程度の譲歩は可能。
貸付け金利や期限は調整が可能。」と発言したことや、スペインの
短期債の入札が好調であったことなどを背景に1.24台を回復しまし
た。その後もNYダウが堅調に推移したことや、スペイン10年債利回
りが6.215%あたりに低下するとともに伊10年債利回りが5.666%あ
たりに低下したことで、リスク選好の動意に同日のロンドンフィッ
クスにかけて1.2487に上昇しました。

その後、22日の東京時間およびロンドン時間前半からNY時間序盤に
かけて、独シュピーゲル誌の「ブリューデレ独FDP議員はECBの国債
利回り上限設定に反対している。」との報道や、ユーログループ議
長の「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。」との発言、及び
独首相の「ギリシャについてトロイカの報告を待つ必要。ギリシャ
首相との会談で支援に関する決定を下さない。」との発言に揺れな
がら揉み合いとなりましたが、米10年債利回りが1.748%あたりに
低下したことによるドル売りを背景に、レーン欧州委員が「ユーロ
の将来は春よりも悲観が後退している。ECBが金融システム安定確保
で中心的役割担う。」と発言したことで反発上昇する展開になりま
した。その後、一旦、小幅な揉み合いになりましたが、同日深夜に
発表されたFOMC議事録で「「多数のメンバーはがQEは回復を拡大さ
せると認識。多数のメンバーは持続的成長なければ早期に追加緩和
と判断。参加者多数が新大規模資産購入は有効と期待。多数が2014
年の表現を延長することに賛成。」などが示されたことでドル売り
動意となって、ユーロドルは上昇して1.25台を回復する展開になり
ました。

その後、23日の東京時間およびロンドン時間前半からNY時間序盤に
かけて、独の財務相の「ユーロ圏はギリシャ支援で既に実施可能な
限界に達している。」との発言に揺れながらも、ロイター通信の
「ECBは新たな債券買い入れプログラムをめぐり非公表の利回りタ
ーゲット(暗黙のターゲット)の設定を検討している。9月6日の
ECB理事会前の決定はなく柔軟なものとなる可能性。」との報道や、
独ウェルト紙の「ECB内では暗黙のターゲットを非公表とする考え
方がある。複数の当局者が利回りよりスプレッドのターゲット設定
を支持。」との報道などで、ロンドンフィックスにかけて週高値と
なる1.2589まで上昇する展開になりました。

その後、23日のNYダウが120ドル超の下落になったことで、リスク
回避の動意にユーロドルは1.25台半ばへ反落して、翌24日の東京時
間は小幅な揉み合いになりました。その後、ロンドン時間に独与党
の連邦議会会派代表のカウダー氏が「ギリシャ支援に関しては条件
および内容いずれにおいても再交渉の余地はない。ギリシャのユー
ロ離脱はユーロにとって問題にはならない。」と発言したひとや、
中国上海株式市場が2009年3月来の安値となったことや、マーケッ
ト・ニュース・インターナショナルが「ユーロ圏高官によれば、
ギリシャが財政問題を解決するまで同国に一時的なユーロ離脱の要
請を義務付ける計画を独財務省が真剣に検討している。」と報じた
ことを背景に、NY時間序盤にかけて1.2481まで下落する展開になり
ました。その後、欧州の株式市場が反発して、NYダウも堅調に推移
したことを背景にロンドンフィックスにかけてユーロドルは1,2561
まで反発して、その後は株式市場の堅調の中、逆行の動きの調整と
なって1.2512で週の取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、27日の独IFO景気動向指
数(8月)、29日の独消費者物価指数速報(8月)、30日の独失業率(8月)
31日の欧消費者物価指数速報(8月)と欧失業率(7月)などが注目され
ますが、ユーロドルでは対ドル通貨として週末31日のジャクソンホ
ールでのバーナンキFRB議長の発言が注目されます。また、1日(土)
ではありますが、同じくジャクソンホールでのドラギECB総裁の発言
が注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週末高値
の1.2561のポイントでの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は
先週高値の1.2589から1.26の「00」ポイント、さらに上昇した場合は
6月29日高値の1.2692から1.27の「00」ポイントなどでの売り買いの
攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは先週末安値の1.2481のポイントで
の攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は22日安値の1.2431のポ
イント、さらに下落した場合は1.24の「00」ポイント、ここを下抜け
た場合は20日高値の1.2368のポイント、さらに下落した場合は20日安
値アラウンドでもある1.23の「00」ポイントなどでの売り買いの攻防
が注目されます。

20日に独財務省が独シュピーゲル誌の報道を表向きは否定しましたが
非公表の利回りターゲット(暗黙のターゲット)の設定となるのか、
あるいはスプレッド・ターゲットの設定となるのかは検討過程ながら
ECBが新たな債券買い入れプログラムの検討を進めているのは確かな
ようで、先週のユーロドルは週間で堅調推移になりました。9月6日
にECB理事会そして翌7日に米雇用統計を控えてはいますが、今週も
ECB債券買入プログラムへの期待を背景とした選好が続きそうです。
ただ、一方、22日に米シティグループのリポートでは「ギリシャの
ユーロ離脱の確率は90%。早ければ9月にも起きる可能性がある。
今後の動向に関しては9月実施のトロイカの調査しだい。」とされ、
ギリシャにかかわるリスク回避動意になる可能性も排除はできなく、
ユーログループ議長も「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。」
としてトロイカの調査待ちの状況で、また「ECBの債券購入計画の最
終決定は独の裁判所の判断後になる。」ことにならざるを得ないよう
で、さらにスペインはやがては支援要請をすると思われますが、その
時期は不明で、多くの材料がテーブルに載ったままの混沌とした状況
の中、週末のジャクソンホールでのイベントで揺れる相場展開になる
可能性が高そうです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その19 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十九話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて、カーネマンらのプロスペクト理論の研究によれば、
 人の通常の心理はトレードに負の作用となることが示されていて、
 勝てるトレーダーになるためには
 これを克服していかねばならないのじゃが…、
 一筋縄ではいかないのじゃ。」

『ふん。精神論かよ。』

「いや…、精神論と簡単に切って捨てることのできぬ問題じゃよ。
 トレードとマインドには密接な関係があって、
 マインドの重要性は欧米の著名なトレーダーの多くが
 重要なものとして認識しておるのじゃ。」

『……。』

「先週も少し話したがのう…。
 明確なサインが出ても躊躇してエントリーしなかったのに、
 かなり遅れてたまらず追っかける『出遅れ追っかけ』をして、
 一時の高値や安値を掴み、上昇トレンドで買って負けたり、
 下落トレンドで売って負けるのも、 
 また、動意が続いているのに漠然とした不安で
 さしたる根拠もなくビビリで途中で降りてしまうのも、
 心理の影響が大きいものじゃ。」

『どう、克服するのさ。』

「ジイもいまだに悩んでいて、それは簡単なことではないが、
 まずは勝つことへの肯定とそのコミットが必要じゃ。」

『勝つことを肯定する「決意」が必要だってか?』

「そうじゃ…。トレーダーであれば
 誰しもトレードで勝つことを望んでいるものじゃが、
 深層心理で勝つことを拒絶している場合があるのじゃ。」

『えっ、何だって?』

「トレードを行うに際してその執行の前から負けそうだと思う、
 漠然とした不安の中でトレードの検討を行う、
 これらのマインド状況では既に不安心理に陥っていて、
 勝つことを拒絶している状況でトレードに勝てないものじゃ。」

『……。』

「私はトレードで勝つことを肯定する。
 私は勝てるトレーダーである。
 私には富を得る資格と権利がある。
 私には不確実性に立ち向かうルールがある。
 損小の重要性を知っている。利大の重要性も知っている。
 私は自分で決めたルールを守ることができる。
 ときに負けることはあってもトータルでは勝つ。
 だから不確実性の中にあっても恐れはない。
 トレードは楽しいものである。私は実行できる。
 などへ強くコミットして、紙に書き出すことじゃ。」

『あははっ。まるでカルトじゃないか。』

「ふむ。見方によってはそうなるのかのう…。
 でも、スポーツの分野でもマインドをポジティブ化する
 イメージ・トレーニングという分野があって、
 古来からも心技体と言われているように、
 マインドのトレーニングはとても重要なものじゃ。」

『そんなもんかねぇ…。』

「ただ…、一人でのマインド強化のトレーニングは
 なかなかたいへんなことでのう…。」

『……。』

「ルール、つまり手法の理解では、
 他者へのアウトプットが良い方法となるものじゃ。」

『なんだよそれ…?』

「自身の理解を深化させるために、
 自分以外の者に、自分自身が教師となって
 その手法を解説するのじゃよ。
 質疑応答も加えるととても深い理解が得られるものじゃ。」

『……。』

「それに、トレードの執行にあたっても、
 友人でも家族でもよいが、自分以外の者に
 『ナゼここでエントリーするのか』、
 『ナゼここで決済をするのか』
 を自分自身が教師となって『解説するようにする』と、
 自身の心のささやきを排除できるとともに、
 自身の手法の理解の深化が格段に向上するものじゃ。」

『……!』

「たとえば、自分以外の者に
 『損切りは口座資金を守るために重要なことです。』と
 解説して、実際に損切りして見せるわけじゃのう…。
 それによって損切りの習慣を身につけることができるのじゃ。」

『……。』

「それと、勝っているトレーダー達との親交を
 深めるのも良いことじゃのう…。
 いわゆる『感化“influence”』じゃが、
 勝つことが当たり前のトレーダー達と交流することによって、
 自身のマインドもトレードで勝つことが普通のこととして
 感化されていくものじゃ。」

『……。』

「それに…じゃが…、
 PCを多画面にするなどトレードの環境を改善することも、
 単なる装備の充実ということだけではなく、
 警察官が制服を着たとたんにピリッとするように、
 勝てるトレーダーへの変身グッズになることもあるようじゃ。」

『あははっ。まるで映画のアイアンマンだな。』

「今述べたことは、マインドの改善の一例じゃが、
 最近、とても注目される分野があるのじゃ…。」

『なんだよそれは?』

「NLP(神経言語プログラミング)によるメンタルの技術と
 そのトレーニングじゃよ。
 これはまた来週にでも話をすることにしようかのう…。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その18


夏休みも終わってみればあっというまでしたね。^^

●先週の主な出来事

<8月13日(月)>

豪ドルなど資源国通貨がやや下落して始まりました。
ユーロドルやドル円は静かなスタートになりました。
伊レプブリカ紙が12日に、
「伊財務相は伊経済が予想以上に低迷しているため、
2012年は財政赤字目標を達成できない見通しと発言。」と報じまた。
日経新聞が、
「独は9月にもアジア金融市場で外貨準備の運用を始める。
独連銀が東京に取引拠点を設置する方針で日金融当局と最終調整。」
との報道をしました。
NZ財務相が、
「NZドルは高すぎる。輸出や経済改革に悪影響。
主要貿易相手国である中国との関係は良好。
中国はNZ債券を購入している。」などの発言をしました。
限定的ながらNZドル売り反応がみられました。
東京時間が近づく頃にややドル買いの動きがみられました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
日第1四半期実質GDP確報は前期比で予想より弱い+0.3%、
日第1四半期GDPデフレータ確報は予想より弱い−1.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日経済財政相が、
「景気は内需にけん引される形で上向きの動き続いている。
7-9月期以降も緩やかな成長が続く見込み。
欧州債務危機を背景とした海外経済の下振れに留意する必要。」
などの認識を示しました。
内閣府が、
「民間最終消費支出は+0.1%で1-3月の+1.2%から大幅鈍化。
民間住宅は+0.8%で2四半期ぶりにプラス。」
などの発表をしました。
日経平均は小幅安で始まり前週末終値レベルで揉み合いました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で揉み合いました。
ユーロ円が一時96円台を割り込む場面がありました。
午前10時半頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
原油先物は93ドル台前半で推移しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で揉み合いになりました。
シンガポールの株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「消費増税法案成立は日本の格付けにポジティブ。」
との見解を発表しました。
東京時間後半は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前週末比−6.29円で大引けになりました。
独卸売物価指数(7月)は前月比で前月より強い+0.3%でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
午後4時半頃からドル円がやや反落しました。
ギリシャ第2四半期GDPは予想より強い−6.2%になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
独仏の株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が反発しました。
伊12ヵ月債の入札では、
「目標調達額とおりの80億ユーロ発行。
落札利回りが前回より高い2.767%。
応札倍率が前回より高い1.693倍。」になりました。
独6ヶ月債の入札では、
「目標調達40億ユーロに対して応札額が47.45億ユーロ。
発行額が37.7億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い−0.0499%。
応札倍率が前回より低い1.3倍。」などになりました。
EU欧州連合が、
「ギリシャの短期証券入札に不安はない。
入札は完全にコントロール下にある。」との発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43450%に低下しました。
NY時間前あたりから主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場がやや反落して揉み合いました。
豪ドルなど資源国通貨が下落しました。
NY時間序盤はユーロドルなどが上下動の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
スペイン10年債利回りは6.822%に低下しました。
伊10年債利回りは5.565%あたりになりました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
NYダウが一時反発をみせましたが再び下げ幅を拡大しました。
欧州の株式市場が前週末比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が92ドル台前半に下落しました。
米10年債利回りが1.63%あたりに低下しました。
ギリシャ中銀が、
「ECBによる7月のギリシャ銀への資金供給は239.9億ユーロ。
6月の736.6億ユーロから大幅に減少。」などを発表しました。
ECBの証券市場プログラムに関する統計では、
「8月10日の時点で2115億ユーロの国債を保持。
22週間にわたり国債の購入はなかった。」などが示されました。
午後11時過ぎ頃からユーロドルが反落しました。
深夜12時過ぎにNYダウが90ドル超の下落になりました。
欧州の株式市場は終盤に反発をみせるもマイナス圏で引けました。
豪ドル米ドルが一時1.05台を割り込みました。
ロイター通信が
「伊中銀の発表したデータから、4月の海外投資家による
伊国債の保有残高が前年6月から25%超減少したことがわかった。」
との報道をしました。
独紙が、
「独憲法裁判所からESMが合憲かどうかの判決が
9月12日に下される予定が遅れる可能性も。
原告側が独裁判所に対し欧州司法裁判所の判断を待ってから
最終判断を下すよう求めている。」との観測報道をしました。
原油先物が反発して一時93ドル台を回復しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「伊とスペイン債の一部取引の証拠金率を引き上げる。」
との発表をしました。
NYダウが当日安値圏で揉み合いの後にやや下げ幅を縮小しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
米10年債利回り利は1.663%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−38.52ドルでこの日の取引を終えました。

<8月14日(火)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
NZ第2四半期小売売上高は予想より強い+3%になりました。
NZドル買い反応がみられました。
英RICS住宅価格(7月)は予想より弱い−24.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京時間が近づく頃からドルストレートがやや軟調になりました。
日第三次産業活動指数(6月)は予想より強い+0.1%でした。
日銀議事要旨では、
「米独長期金利名目成長率下回っていて、
成長率と整合的な水準に上昇する可能性。(複数の委員)
米独長期金利動向は日本の長期金利にも影響する可能性。
札割れは緩和浸透の表れだが緩和姿勢明確化の観点から
方策を検討すべき。札割れ発生は短期実勢レートが
しばしば0.1%下回っているため。」などが示されました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが反発をみせました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
豪NAB企業景況感指数(7月)は予想より弱い−3になりました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
その後、中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物や日経平均が徐々に反落して揉み合いました。
豪ドルなど資源国通貨が反落しました。
ユーロドルやドル円は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は92ドル台後半で推移しました。
一部メディアが、
「日銀の長期国債保有残高が初めて銀行券発行残高を超えた。」
との報道をしました。
午後1時半頃からドルストレートが反発をみせました。
ユーロドルが堅調に推移しました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
仏第2四半期GDP速報値は前期比で予想より強い±0.0%でした。
日経平均は前日比+44.73円で大引けになりました。
独第2四半期GDP速報値は前期比で予想より強い+0.3%、
独第2四半期GDP速報値は前年同期比で予想より弱い+1.0%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が97円台を回復しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が反発しました。
原油先物が93ドル台を回復しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
スイス生産者輸入価格(7月)は予想より弱い−1.8%でした。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
英消費者物価指数(7月)は予想より強い+2.6%、
英消費者物価指数コア(7月)は予想より強い+2.3%、
英小売物価指数(7月)は予想より強い+0.1%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
午後5時半頃から欧州の株式市場やダウ先物がやや反落しました。
ドルストレートやクロス円がやや反落しました。
ドル円は揉み合いになりました。
独ZEW景況感調査(8月)は予想より弱い−25.5、
欧ZEW景況感調査(8月)は前回値より強い−21.2、
欧第2四半期GDP速報値は前期比で予想とおりの−0.2%、
欧鉱工業生産(6月)は予想より強い−0.6%になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
ギリシャ3ヶ月債の入札では、
「目標調達額31.25億ユーロに対して発行額40.62億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い4.43%。
応札倍率が前回より低い1.36倍。」になりました。
ドルストレートやクロス円がやや軟調傾向で推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場は揉み合いになりました。
EU欧州連合が、
「GDPの数字に驚きはない。今回の数字は予想内。
第3四半期GDPは同じような逆風にはならないだろう。」
との声明を発表しました。
米ホーム・デポの第2四半期決算では、
1株あたり利益が予想より強い1.01ドルになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43650%に上昇しました。
格付け会社のフィッチが、
「アイルランドの格付け見通しは引き続きネガティブ。」
との発表をしました。
スペインの首相が、
「ECBの債券購入に関してもっと詳細が必要。
詳細が分かるまで債券購入をめぐる決定はない。」
との発言をしました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が反発をみせました。
米生産者物価指数(7月)は前年比で予想とおりの+0.5%、
米生産者物価指数コア(7月)は予想より強い+2.5%、
米小売売上高(7月)は予想より強い+0.8%、
米小売売上高(除自動車 7月)は予想より強い+0.8%になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇してドルストレートが下落しました。
米10年債利回りが1.7%台に上昇しました。
ダウ先物が上昇して揉み合う展開になりました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ圏は必要なら行動する用意がある。
ユーロは引き返せない。
ギリシャがユーロに留まるには均衡回復が必要。
ユーロ圏の基盤を立て直す必要がある。」
などの発言をしました。
午後10時過ぎにユーロドルが反発をみせて揉み合いました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合う展開になりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
原油先物は93ドル台で揉み合いました。
米企業在庫(6月)は予想より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、主要通貨ペアが軟調推移になりました。
スペイン10年債利回りは6.725%あたりに低下しました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが反発をみせました。
米10年債利回りは1.73%あたりに上昇しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
鉄鉱石のスポット価格が2009年12月以来の安値になりました。
NYダウは徐々に上げ幅を縮小する展開になりました。
レーン欧州委員が、
「EUへの支援要請に関してスペインはまだ何も決定していない。」
との発表をしました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
NYダウが一時前日マイナス圏に反落しました。
米10年債利回りは1.729%になりました。
NY原油(WTI)は93ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+2.71ドルでこの日の取引を終えました。

<8月15日(水)>

オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物はやや軟調に推移しました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨がやや軟調に推移しました。
スペインのバンガルディア紙が、
「スペインは銀行支援資金300億ユーロの提供を要請する方針。」
との観測報道をしました。
英FT紙が、
「ギリシャは緊縮プログラムの2年延長を要請する方針。」
との観測報道をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円やユーロ円などが反発しました。
ユーロドルに一時やや反発の動きがみられました。
豪Westpac消費者信頼感指数(8月)は予想より弱い96.6でした。
日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合いになりました。
仲値過ぎからドル円がやや反落しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国国家統計局が、
「中国経済は予測できない困難やリスクに直面している。
中国の高い経済成長を支える要因が弱まってきている。」
などの見解を発表しました。
日経平均が下げ幅を一時拡大しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均が終盤にかけて下げ幅を縮小しました。
原油先物は93ドル台で推移しました。
日経平均は前日比−4.84円で大引けになりました。
午後3時過ぎからドル円やユーロドルが反発上昇しました。
ユーロ円が反発上昇しました。
ダウ先物が一時やや反発する展開になりました。
英BOEのフィッシャー理事が、
「景気刺激策では利下げよりも量的緩和のほうが強力。」
との認識を示しました。
英BOEのビーン副総裁が、
「英国の成長は予想よりも弱い。
インフレは年内にやや低下する公算。」
との発言をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ダウ先物が再び反落する展開になりました。
ポンドドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
午後4時半過ぎからユーロドルが下落する展開になりました。
豪ドルなど資源国通貨やポンドが軟調傾向で推移しました。
ドル円は堅調に推移しました。
アジアの株式市場は下落して取引を終えました。
午後5時過ぎにドルストレートが反発する展開になりました。
欧州の株式市場やダウ先物にやや反発の動きがみられました。
ドルストレートが神経質な相場展開になりました。
英失業保険申請件数(7月)は予想より強い−6900件、
英失業率(7月)は予想とおりの4.9%でした。
英BOE議事録では、
「政策金利と資産買い入れ枠維持は全員一致。
資産買い入れ枠の拡大も議論。利下げは議論がなかった。
他の選択肢が必要かは融資促進策の効果を見極めて考慮する。」
などが示されました。
ポンドが上昇しました。
伊10年債利回りは5.787%あたりに低下しました。
スペイン10年債利回りは6.666%あたり低下しました。
午後6時半頃からユーロが全面安になりました。
ユーロポンドやユーロ豪ドルやユーロ円が下落しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
ポンドドルがやや反落しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
中国の首相が、
「経済への下方圧力はなお強く当面続く見込み。
経済情勢が厳しい分野の雇用に注力する必要。
景気回復の基盤はまだ盤石ではない。」などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43450%に低下しました。
ドル円は当日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
NY時間序盤はドル円が上昇して79円台を回復しました。
ポンド円が一時124円台を回復する場面がありました。
米消費者物価指数(7月)は予想より弱い+1.4%、
米消費者物価指数コア(7月)は予想より弱い+2.1%、
NY連銀製造業景気指数(8月)は予想より弱い−5.85になりました。
ドル売り反応がみられました。
ドル円が急落して豪ドル米ドルなどドルストレートが反発しました。
対米証券投資(6月)は予想より弱い+93億ドルでした。
ロイター通信が、
「英BOEが実施した拡大担保タームレポファシリティーECTRでの
6ヶ月物資金供給は予定の50億ポンドを大きく下回る15億ポンド。
供給額が低水準にとどまったことは英国の銀行間市場の
緊張が高まっていないことを示している。」との報道をしました。
米鉱工業生産指数(7月)は予想より強い+0.6%、
米設備稼働率(7月)は予想より強い79.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
その後、NYダウが下げ幅を縮小してプラス圏へ反発しました。
ドル円が反発をみせました。
ユーロドルやポンドドルなどが反落して揉み合いました。
米NAHB住宅市場指数(8月)は予想より強い37になりました。
NYダウが反落して前日終値レベルで揉み合いました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が369.9万バレルの減少でした。
原油先物が堅調に推移しました。
加の財務相が、
「世界経済は脆弱で加経済も影響を免れることはない。
潜在成長よりも低い成長で留まっている。
欧州は一層の施策が必要。解決の能力を保持している。」
などの発言をしました。
米10年債利回りは一時1.81%あたりまで上昇しました。
ドル円が79円台後半へ反発上昇しました。
欧州の株式市場は下げ幅を縮小も前日比マイナス圏で引けました。
原油先物が94ドル台後半へ上昇しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダラス連銀総裁がTVインタビューで、
「これ以上の追加刺激策は効果がなく政治的に写る可能性も。
2013年に景気後退に陥る可能性は小さい。
米議会は財政面で明確性を示すべき。」などの認識を示しました。
米10年債利回りは1.812%になりました。
NY原油(WTI)は94ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−7.36ドルでこの日の取引を終えました。

<8月16日(木)>

オセアニア時間はドル買いがやや優勢の展開になりました。
ドル円が79円台を回復しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルがやや軟調に推移しました。
ユーロドルはやや反発をみせました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
ドル円やユーロ円などクロス円が堅調に推移しました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
日経平均が9000円台を回復しました。
仲値過ぎから主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
その後、ドル円は再び上昇しました。
しだいにドル買い優勢の展開になりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「超過準備の金利を引き下げても経済への影響は最小限。
米失業率は高止まり。インフレ率はFRBの目標を下回って推移。」
などの認識を示しました。
豪の首相が「豪製造業者は通貨高など強い圧力に直面している。」
との認識を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
中国商務省の高官が、
「7月の輸出低迷はEU向けの大幅減少が原因。
中国の貿易はユーロ圏債務危機と世界経済減速で
下半期に一段と厳しい状況に直面。
2012年の貿易目標達成への圧力が増大。」
などの見解を示しました。
日経平均は堅調に推移しました。
ドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ドルストレートは軟調に推移しました。
午後2時頃からユーロドルがやや反発をみせました。
ポンドドルは軟調に推移しました。
日経平均は前日比+167.72円で大引けになりました。
午後3時からポンドやユーロ主導で主要通貨ペアが下落しました。
ドル円も反落する展開になりました。
ダウ先物やアジアの株式市場に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
その後、欧州の株式市場が前日比マイナス圏で推移しました。
午後5時過ぎにポンドドルなどドルストレートが反発しました。
独仏の株式市場が下げ幅を縮小しました。
英小売売上高指数(7月)は予想より強い+0.3%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが一時1.57台を回復しました。
欧消費者物価指数確報(7月)は予想とおりの+2.4%、
欧消費者物価指数確報コア(7月)は予想とおりの+1.7%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、英の株式市場が軟調傾向で推移しました。
午後6時過ぎからユーロドルやドル円が反発をみせました。
クロス円が堅調傾向で推移しました。
独の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43350%に低下しました。
NY時間序盤はポンドやユーロが堅調に推移しました。
ドル円やクロス円が上昇しました。
米新規失業保険申請件数は予想よりやや弱い36.6万件、
米住宅着工件数(7月)は予想より弱い74.6万件、
米建設許可件数(7月)は予想より強い81.2万件になりました。
ドル売り反応がみられました。
ドル円が反落してドルストレートが反発上昇しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
加製造業売上高(6月)は予想より弱い−0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊10年債利回りは5.812%あたりになりました。
スペイン10年債利回りは6.550%あたりになりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
ユーロが堅調に推移しました。
豪ドルがやや反落しました。
原油先物は94ドル台で推移しました。
その後、NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
オーストリア中銀総裁が、
「銀行ルールが行き過ぎないように注意しなければならない。
銀行が地下銀行に移行することを避けねばならない。
3-4年で完全な財政統合が出来ることには懐疑的。」
などの発言をしました。
フィラデルフィア製造業景況指数(8月)は予想より弱い−7.1でした。
指標発表直後は主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
米10年債利回りは1.7948%あたりに低下しました。
米メドレー・リポートでは、
「スペインが国債購入を要請すれば
ECBは大規模なスペイン国債購入に動く可能性。」
などの見解が示されました。
その後、NYダウが前日比プラス圏へ反発上昇しました。
米10年債利回りが1.82%あたりに上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が上昇しました。
ドル円も反発をみせて揉み合いました。
原油先物が95ドル台を回復しました。
独の首相が、加の首相との会談で、
「ユーロ危機に関して正しい方向に向かっているが、
より迅速に解決に向かわなければならない。時間が重要。」
との発言をしました。
ロンドンフィックス頃からユーロドルなど上昇一服になりました。
欧州の株式市場は終盤にかけて上昇して取引を終えました。
NYダウが堅調に推移しました。
ユーロ円が98円台を一時回復しました。
格付け会社のムーディーズが、
「ペルーの格付けをBAA3からBAA2に格上げ。見通しポジティブ。」
との発表をしました。
NYダウが一時100ドル超の上昇になりました。
ロイター通信が、関係筋の話として、
「米政府は石油の戦略備蓄放出の可能性に関して古い計画を再検討。
今後数週間市場を注視し9月3日のレイバーデー後に
原油価格が下落するか見極めたいとしている。
各国とはまだ協議していない模様。」との観測報道をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.835%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+85.33ドルでこの日の取引を終えました。

<8月17日(金)>

オセアニア時間はややドル売り優勢の展開になりました。
ユーロドルは小幅な揉み合いで推移しました。
NZドルや豪ドルが堅調に推移しました。
中国の証券時報が、
「中国人民銀行は預金準備率の引き下げ前に利下げする可能性。」
との観測報道をしました。
NZ第2四半期生産者物価仕入指数は前回値より強い+0.6%、
NZ第2四半期生産者物価出荷指数は予想より強い+0.3%でした。
市場反応は限定的もNZドルは堅調に推移しました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロドルが小幅な揉み合い推移になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ポンドドルがやや軟調に推移しました。
原油先物は95ドル台前半で推移しました。
フィンランド外相が英デーリー・テレグラフ紙で、
「不測の事態に備えた実施計画を用意してユーロ崩壊に備えている。
どのようにユーロを離脱するかのルールはないが時間の問題。
南部もしくは北部のどちらかが離脱する。
大惨事が起こり資金は底をつく。
最初にユーロを離脱して全ての責任を負うことをどこも避けている。
ユーロ崩壊はEUの終わりではなくEUの機能は強化されるだろう。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
ミネアポリス連銀総裁が、
「超低金利の継続時期について2014年末より早い時期を選択する。」
との見解を示しました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向になりました。
東京時間後半は豪ドルやポンドが下落しました。
ドル円は小幅揉み合いになりました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏推移になりました。
日経平均は前日比+69.74円の9162.50円で週取引を終えました。
独生産者物価指数(7月)は予想より弱い+0.9%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はユーロやポンドがやや反発をみせました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が下落しました。
ユーロ豪ドルが上昇しました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が98円台を再び回復しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
伊10年債利回りは5.790%あたりになりました。
資源国通貨の軟調が続きました。
その後、ユーロドルがやや反落しました。
欧経常収支(6月)は季調前で前回値より強い+157億ユーロでした。
限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
スペイン中銀が、
「スペイン国内銀行の6月の不良債権比率は9.42%と
前月の8.95%から上昇した。」との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
HSBC債券調査部門長が、
「ECBは市場介入でスペイン金利を2%に移行可能。」
との見解を示しました。
オーストリア首相が、
「ユーロ圏はメンバーを排除してはいけない。
ユーロ圏メンバーの破綻はオーストリアの利益にならない。」
との発言をしました。
欧貿易収支(6月)は季調前で予想より強い+149億ユーロでした。
限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場は上下動の揉み合いになりました。
ドル円は堅調傾向が続きました。
豪ドルが一時やや反発をみせて揉み合いました。
ポンドドルは揉み合いになりました。
ギリシャ政府が、
「ギリシャ政府の債務は6月末時点で3035億ユーロに達した。」
との発表をしました。
午後7時近くからユーロドルやドル円がやや反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43450%に上昇しました。
スペイン10年債利回りは6.453%あたりになりました。
NY時間序盤はユーロが上下動の揉み合いになりました。
ユーロ円が一時98円台を割り込む場面がありました。
仏の株式市場が前日終値レベルで揉み合いました。
ポンドが反発をみせました。
加ドルが指標発表前に軟調になりました。
加消費者物価指数(7月)は予想より弱い+1.3%、
加消費者物価指数コア(7月)は予想より弱い+1.7%になりました。
指標発表直後は加ドル売り反応がみられました。
午後9時半過ぎから豪ドルが一時反発をみせました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合いました。
米10年債利回りは1.82%あたりに低下しました。
午後10時半頃からドル買いが優勢の展開になりました。
ユーロドルなどが下落してドル円が反発しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)は予想より強い73.6でした。
為替市場での反応は限定的でした。
米景気先行指標総合指数(7月)は予想より強い+0.4%でした。
ドル買い優勢の展開が続きました。
ドルストレートが下落しました。
ユーロドルが一時1.23台を割り込みました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが反発をみせました。
豪ドル米ドルは揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
NYダウは前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ドル円が堅調に推移してクロス円が反発しました。
IEAが「原油の供給は充分。石油戦略備蓄の放出には理由がない。」
との見解を発表しました。
原油先物が96ドル台を回復しました。
米10年債利回りは1.814%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+25.09ドルの13275.20ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<8月20日(月)>

朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(8月)、
午後2時に日景気先行CI指数確報(6月)、
同午後2時に日景気一致CI指数確報(6月)
午後6時に欧建設支出(6月)、
などが予定されています。
また、この日は(資金は手当て済みですが)
ギリシャの32億ユーロの国債償還期限になっています。

<8月21日(火)>

午前10時半に豪RBA議事録、
昼12時にNZ第3四半期インフレ期待(2年間)、
午後1時半に日全産業活動指数(6月)、
夜9時半に加卸売売上高(6月)、
などが予定されています。
豪RBA議事録には注目です。

<8月22日(水)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(7月)、
夜9時半に加小売売上高(6月)、加小売売上高(除自動車 6月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(7月)、
深夜3時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
(日)・加・米の指標には注目です。

<8月23日(木)>

午後3時に独第2四半期GDP確報、独第2四半期個人消費確報、
同午後3時にスイス貿易収支(7月)、
午後4時半に独製造業PMI速報(8月)、独サービス業PMI速報(8月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(8月)、欧サービス業PMI速報(8月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に欧消費者信頼感指数速報(8月)、
同夜11時に米新築住宅販売件数(7月)、米住宅価格指数(6月)、
などが予定されています。
独・米の指標には注目です。

<8月24日(金)>

朝7時45分にNZ貿易収支(7月)、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(7月)、
午前9時に豪景気先行指数(6月)、
午後4時45分から日銀総裁の会見、
午後5時半に英第2四半期GDP改訂値、英第2四半期個人消費改訂値
夜9時半に米耐久財受注(7月)、米耐久財受注(除輸送用機器 7月)、
などが予定されています。
NZ・英・米の指標には注目です。
また、この日に独とギリシャの首脳会談が予定されていて、
独首相とギリシャ首相の発言が注目されます。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは前週に続き小動きで、
82.88から82.20間の小幅上下動になり82.60で終値となりました。
また、先週は16日に米10年債利回りが1.835%になるなど長期金利の
上昇がみられました。一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末に
0.43450%と週間では前週に続き低下しました。そして、NYダウは
前週に続き上昇して週間で+67ドルの13275.20ドルで週の取引を終
えました。

先週の米主要経済指標では、14日の米生産者物価指数(7月)が予想と
おりの+0.5%、米小売売上高(7月)が予想より強い+0.8%、15日の
米消費者物価指数(7月)が予想より弱い+1.4%、NY連銀製造業景気
指数(8月)が予想よりかなり弱い−5.85、対米証券投資(6月)が予想
より弱い+93億ドル、鉱工業生産指数(7月)が予想より強い+0.6%、
米NAHB住宅市場指数(8月)が予想より強い37、16日の米新規失業保険
申請件数が予想よりやや弱い36.6万件、米住宅着工件数(7月)が予想
より弱い74.6万件、米建設許可件数(7月)が予想より強い81.2万件、
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(8月)が予想より弱い−7.1、
17日のミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)予想より強い73.6、
米景気先行指標総合指数(7月)が予想より強い+0.4%、などになり
ました。米製造業と雇用市場の低迷が示されましたが、物価が低下
する中で小売が堅調であることが示されました。

今週の米主要経済指標では、22日の米中古住宅販売件数(7月)および
米FOMC議事録、23日の米新規失業保険申請件数と米新築住宅販売件
数(7月)、24日の米耐久財受注(7月)、などが注目されます。

また、先週の米要人発言では、15日にダラス連銀総裁がTVインタビ
ューで「これ以上の追加刺激策は効果がなく政治的に写る可能性も。
2013年に景気後退に陥る可能性は小さい。米議会は財政面で明確性
を示すべき。」との認識を示し、16日にミネアポリス連銀総裁が、
「超過準備の金利を引き下げても経済への影響は最小限。米失業率
は高止まり。インフレ率はFRBの目標を下回って推移。」との認識を
示し、17日に同じくミネアポリス連銀総裁が「超低金利の継続時期
について、私は2014年末より早い時期を選択する。」との発言をし
ました。ややタカ派寄りの発言がみられましたが、先週の米要人の
発言は少なめでした。


円については、先週の日主要経済指標では、13日の日第1四半期実
質GDP確報が前期比で予想より弱い+0.3%、日第1四半期GDPデフレ
ータ確報が予想より弱い−1.1%と日本経済の低迷が示されることに
なりました。

先週の日要人発言では、13日に日経済財政相が「景気は内需に牽引
される形で上向きの動き続いている。7-9月期以降も緩やかな成長が
続く見込み。欧州債務危機を背景とした海外経済の下振れに留意す
る必要。」との認識を示し、同日に内閣府の発表として「民間最終
消費支出は+0.1%で1-3月の+1.2%から大幅鈍化。民間住宅分野は
+0.8%で2四半期ぶりにプラス。」などが示されましたが、ドル円
が堅調に推移したことで円高への牽制発言はみられませんでした。

また、14日の日銀議事要旨では「米独長期金利名目成長率下回って
いて、成長率と整合的な水準に上昇する可能性。(複数の委員)
米独長期金利動向は日本の長期金利にも影響する可能性。札割れは
緩和浸透の表れだが緩和姿勢明確化の観点から方策を検討すべき。
札割れ発生は短期実勢レートがしばしば0.1%下回っているため。」
などが示されました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、20日に日景気先行CI指数確
報(6月)と日景気一致CI指数確報(6月)、22日に日通関ベース貿易収
支(7月)などが予定されていますが、市場の注目度はそれほど高くは
ないようです。

先週のドル円相場は、週初78.21あたりで始まり、上下動となりなが
らも堅調傾向で推移しました。15日のNY連銀製造業景気指数が−5.85
となるなど弱かったことで79.17から78.58に急落する場面がありまし
たが、その後も堅調傾向で推移しました。16日の米新規失業保険申請
件数や米住宅着工件数が市場予想より弱く、またフィラデルフィア
連銀製造業景況指数が−7.1と弱かったことで、79.36から79.08まで
下落するも、その後も堅調傾向で推移して79.55で週の取引を終えま
した。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週末高値の
79.57のポイント、ここを上抜けた場合は6月末から7月12日にかけ
て揉み合い高値にもなった80.00の「000」ポイント・アラウンドで
の売り買いの攻防が注目されますが、心理的節目の80.00手前では
調整を伴う揉み合いとなる可能性がありそうです。
さらに上昇した場合は6月25日高値の80.62アラウンドのポイントが
注目ポイントになりそうです。
また、下落となった場合は、79.00の「00」ポイント・アラウンド
での売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、8月
上旬の揉み合い高値の78.78から78.50アラウンドが注目されます。

FRBのQE3への期待が後退していることやリスク回避の後退でドル円は
堅調に推移する可能性のほうが高そうですが、先週は夏季休暇で実需
筋などの市場参加者が少ない中での上昇であることや、今月末にはバ
ーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演が控えていて、また、
9月の米雇用統計とFOMCのイベントも近づいていることから、心理的
節目の80.00手前での調整を指摘する向きもあるようで注意は必要な
ようです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、14日の独第2四半期
GDP速報値が前期で予想より強い+0.3%、独第2四半期GDP速報値が
前年同期比で予想より弱い+1.0%、欧第2四半期GDP速報値が前期で
予想とおりの−0.2%、独ZEW景況感調査(8月)が予想より弱い−25.5、
欧ZEW景況感調査(8月)が前回値よりは強い−21.2、欧鉱工業生産指数
(6月)が予想よりは強い−0.6%、16日の欧消費者物価指数確報(7月)
が予想とおりの+2.4%、17日の独生産者物価指数(7月)が予想より弱
い+0.9%、欧経常収支(6月)が季調前で前回より強い+157億ユーロ、
欧貿易収支(6月)が季調前で予想より強い+149億ユーロ、などになり
ました。

また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

13日、伊レプブリカ紙「伊の財務相は伊経済が予想以上に低迷して
いるため、2012年は財政赤字目標を達成できない見通しと発言。」、
EU「ギリシャの短期証券入札に不安はない。入札は完全にコントロー
ル下にある。」、ギリシャ中銀「ECBによる7月のギリシャ銀への
資金供給は239.9億ユーロ。6月の736.6億ユーロから大幅減少。」、
ロイター通信「4月の海外投資家による伊国債の保有残高が前年6月
から25%超減少。」、独紙「独憲法裁判所からESMが合憲かどうかの
判決が9月12日に下される予定が遅れる可能性も。原告側が独裁判所
に対し欧州司法裁判所の判断を待ってから最終判断を下すよう求めて
いる。」、欧州の決済機関LCHクリアネット「伊とスペイン債の一部
取引の証拠金率を引き上げる。」、

14日、EU「GDPの数字に驚きはない。今回の数字は予想内。第3四半
期GDPは同じような逆風にはならないだろう。」、フィッチ「アイル
ランドの格付け見通しは引き続きネガティブ。」、レーン欧州委員
「ユーロ圏は必要なら行動する用意がある。ユーロは引き返せない。
ギリシャがユーロに留まるには均衡回復が必要。ユーロ圏の基盤を
立て直す必要がある。EUへの支援要請に関してスペインはまだ何も
決定していない。」、

15日、スペインのバンガルディア紙「スペインは銀行支援資金300億
ユーロの提供を要請する方針。」、英FT紙「ギリシャは緊縮プログ
ラムの2年延長を要請する方針。」、

16日、オーストリア中銀総裁「銀行ルールが行き過ぎないように注意
しなければならない。銀行が地下銀行に移行することを避けねばなら
ない。3-4年で完全な財政統合が出来ることには懐疑的。」、
米メドレー・リポート「スペインが国債購入を要請すればECBは大規
模なスペイン国債購入に動く可能性。」、独の首相「ユーロ危機に関
して正しい方向に向かっているが、より迅速に解決に向かわなければ
ならない。時間が重要。」、

17日、フィンランド外相が英デーリー・テレグラフ紙で「不測の事態
に備えた実施計画を用意してユーロ崩壊に備えている。どのようにユ
ーロを離脱するかのルールはないが時間の問題。南部もしくは北部の
どちらかが離脱する。大惨事が起こり資金は底をつく。最初にユーロ
を離脱して全ての責任を負うことをどこも避けている。ユーロ崩壊は
EUの終わりではなくEUの機能は強化されるだろう。」、
スペイン中銀「スペイン国内銀行の6月の不良債権比率は9.42%と
前月の8.95%から上昇。」、HSBC債券調査部門長「ECBは市場介入で
スペイン金利を2%に移行可能。」、オーストリア首相「ユーロ圏は
メンバーを排除してはいけない。ユーロ圏メンバーの破綻はオースト
リアの利益にならない。」、ギリシャ政府「政府債務は6月末時点で
3035億ユーロに達した。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初1.2290あたりから始まり、ギリシャの
第2四半期GDPが予想より強い−6.2%になったことや、伊短期債入札
が利回りはやや上昇するも無事に通過して、スペイン10年債利回りが
6.822%に低下して、伊10年債利回りも5.565%あたりと利回り上昇が
小康となったことを背景に、13日のNY時間序盤に1.2373あたりまで
上昇する展開になりました。その後、NYダウの下落や、独紙の「独憲
法裁判所からESMが合憲かどうかの判決が9月12日に下される予定が
遅れる可能性。」などの報道があり14日のオセアニア時間にかけて
1.2325あたりまで反落しました。その後、14日の東京時間からダウ
先物の堅調を背景に反発して、仏と独の第2四半期GDP速報値が前期
比で予想より強かったこともあって1.2385あたりまで上昇しました。
その後、ダウ先物の軟調を背景に、独ZEW景況感調査が予想より弱い
−25.5になったこともあり反落して、米小売売上高が予想より強い
+0.8%となったことによるドル買い動意に1.2316あたりまで下落し
ました。14日のロンドンフィックスから15日のオセアニア時間および
東京時間は小幅な上下動の揉み合いになりましたが、15日のロンドン
時間前半にポンド買いによるユーロポンドの下落を受けてユーロドル
が1.2274あたりまで下落する展開になりました。その後、16日のロン
ドン時間前半にかけて小幅な上下動の揉み合いになりましたが、NY時
間序盤に発表された米新規失業保険申請件数や米住宅着工件数などが
弱かったことによるドル売り動意や、伊10年債利回りが5.812%あた
りに低下して、スペイン10年債利回りも6.550%あたりに低下したこ
とや、米メドレー・リポートで「スペインが国債購入を要請すれば、
ECBは大規模なスペイン国債購入に動く可能性。」との見解が示され
たことや、独の首相が加の首相との会談で「より迅速に解決に向か
わなければならない。時間が重要。」との認識を示したことなどを
背景に、ロンドンフィックスにかけて1.2370あたりまで急上昇する
展開になりました。その後、週末17日の東京時間にかけて小幅な揉
み合いになりましたが、ロンドン時間序盤にやや振幅を拡大した揉
み合いとなって、NY時間序盤の午後10時半頃からドル全面高の展開
になり一時1.23台を割り込み1.2288まで下落しました。その後、ロ
ンドンフィックス頃から反発して1.2333で週の取引を終えました。
週間では1.2260アラウンドから1.2380アラウンドのレンジ相場にな
りました。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週末の
17日高値の1.2381のポイントでの攻防が注目されます。ここを上抜
けた場合は、6月20日-7月24日の下降波の61.8%戻しのフィボナッ
チのポイントともほぼ重なる1.24の「00」ポイント、さらに上昇した
場合は、8月上旬の揉み合い高値でもある1.2442アラウンドのポイ
ント、ここを上抜けた場合は、1.25の「00」ポイントなどでの売り
買いの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは1.23の「00」ポイントから先週末
17日安値の1.2288のポイントでの攻防が注目されます。ここを下抜け
た場合は、先週安値でもある8月16日安値の1.2255のポイントから
8月の揉み合い安値になる8月10日安値の1.2240のサポートゾーン、
さらに下落した場合は、1.2219から1.22の「00」ポイントなどでの
売り買いの攻防が注目されます。

先週までは欧米勢および本邦勢の夏季休暇で市場が薄く、ユーロドル
は1.22台後半から1.23台後半のレンジ相場となりました。今週からは
市場参加者も復帰してくると思われますが、7月26日ドラギ総裁の
“believe me”以来、今週末で1ヶ月となるも、ECBの国債購入には
救済基金での措置が前提となっていて、「独憲法裁判所からESMが合
憲かどうかの判決が9月12日に下される予定が遅れる可能性。」と
なってきていることや、スペイン政府が財政失敗を認めることを嫌っ
ているためか、スペインからの支援要請もまだされていなく、動き
づらい状況にあるようです。ただ、独の首相が加の首相との会談で
「より迅速に解決に向かわなければならない。時間が重要。」との
認識を示していて、そう遠くない時期にECBの具体的アクションが取
られるものと思われます。ECBによる国債購入の実施は9月以降とは
なりそうですが、実施された場合、国債金利上昇を抑制する目的の
SMP以上の大きな規模となることで、ECBの国債購入への期待で上昇
する可能性のほうが高そうです。

ただ、今月末のバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演や、
米雇用統計に9月FOMCそしてECB理事会などのイベントが迫りつある
ことや、まだ先のことではありますが10月にはスペイン国債の大量
償還も控えていることで、神経質な相場展開となる可能性もありそ
うです。チャートとしては、6月20日-7月24日の下降波の61.8%戻
しのフィボナッチのポイントともほぼ重なる1.24の「00」ポイントが
重要な売り買いの攻防の争点になりそうです。

そのほか今週は、21日の豪RBA議事録なども注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その18 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十八話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「お前さんとも2週間ぶりじゃのう。
 お元気にされておったかな…。」

『オレ様かい。あぁ、元気に夏を楽しんでいたともさ。
 ところで、ジイさん。お盆休みは何をしていたんだ。』

「お墓参りと、忙しくて読めなかった本などを読んでおった。」

『ふん。ずいぶんと平凡でつまらぬ夏休みだな。
 ワイハとか、どっか旅行にでも行かなかったのかい。』

「お盆でもメールが絶えないのでのう…。
 平凡な日々をすごしておったよ。」

『……。』

「さて…、勝ちと負けとを分かつ重要で小さな違い、
 の話の途中じゃったが…。」

『うん。そうともさ。』

「このような、一見、どこが違うのか判らないくらいの差で
 結果が大きく違うことになることは多いものじゃ…。」

『……。』

「たとえば、似たような食材と調味料で作る料理も、
 一流のコックさんによれば一味も二味も違うものだし。
 一見、無造作に行っているように見える左官屋さんの仕事も、
 作業を見ていたならば簡単にできそうに思えるものだけれども、
 素人がやればその仕上がりは雲泥の差となるものじゃ…。」

『まぁ、そうなんだろうな。』

「同じ材料と同じ道具で似たような作業をして異なる結果となる、
 このわずかで重要な差こそが“it”なのじゃよ。
 トレードでもこれに似たようなことがあるのじゃ…。」

『……。』

「コツや勘所や経験の差と言ってしまえば、
 それもそうなのだけれども、
 トレードでは心理的な影響がとても大きいのじゃ。」

『……。』

「トレードにはスプレッドの負担などがあることで、
 何の戦略もなくトレードを行うならば
 損益曲線が負の方向へ傾斜していくものじゃが、
 負けて市場を去るトレーダーでは、
 スプレッドの負担で予測される損失をはるかに超過して
 大きく負けているものでのう…。」

『……。』

「言葉を換えると、スプレッドの負担を考慮しても
 確率的に不思議に思えるくらいに…、
 つまり、確率的に有意なまでに負け越しているものなのじゃ。」

『……。』

「ナゼこのようなことが起こってしまうのか…。
 これについてはツベルスキーとカーネマンらが研究していて
 プロスペクト理論として知られておるのじゃが…。」

『なんだよ、その…なんとか理論てぇのは。』

「簡単に述べることはできないけれども…、
 プロスペクト理論は行動ファイナンスという分野のもので、
 効率的市場仮説に対する異説でもあるのじゃが、
 人間の合理的な意思決定をもたらす自己規律や自制心は、
 しばしば『感情』によって打ち負かされてしまうため、
 市場参加者が日々行っている現実の意思決定は、
 決して合理的なものばかりではなく、
 人間の行動特性として、最適を選択するよりも、
 『恐怖と欲』という心理的影響で悪い選択をしてしまい、
 自己の心理自体が『損するほうへ、損するほうへ』と
 行動を誘(いざな)ってしまうものなのじゃのう。」

『なんだかなー。小難しいぜ。』

「ふむ…。そうじゃのう…。
 利益を得れるときにはなるべく確実にという気持ちが働いて、
 『危険回避行動』を取りたがる心理傾向が働きやすく、
 また、損失を蒙るときには少しでも可能性があれば、
 危険を冒してでも損失を取り戻し損失を回避したい気持ちが働き、
 過剰にリスクを選好する心理傾向になりがちで、
 人の(通常の)心理は、トレードにおいて
 負けるほうへ負けるほうへと働くものなのじゃ。」

『うーん。まだ、よくわかんねぇぜ。』

「早い話が…、人は『自身の心のささやき』に従ってしまえば、
 知らず知らずのうちに『損大利小』のトレードをしがちで、
 これが、確率的に有意なまでに負ける元凶になってしまう、
 ということじゃ…。」

『ふん。そういうことか…。
 それならそうと、小難しいコトをいわずに、
 はなからそう言えばよいじゃないか。』

「これはこれは。すまんすまん。」

『自身の心のささやきに従ってしまえば、
 確率を超過して負けてしまうこともあるということか…。
 自身の心のささやきに従ってはいけないうことは
 当たり前なことであると…。』

「ふむ…。肝心なところは『損大利小』ではいけない、
 ということじゃが、そうなってしまうのは
 『自身の心のささやき』に従うからということじゃのう。」

『……。』

「自身の心に従うほどにトレードも矮小化していくものじゃし、
 同じ手法で勝てる者と勝てない者がいるのも、
 このトレードにおける心理の影響が大きいものじゃ。」

『……。』

「明確なサインが出ても躊躇してエントリーしなかったのに、
 かなり遅れてたまらず追っかける『出遅れ追っかけ』や、
 動意が続いているのに漠然とした不安で途中で降りてしまうのも、
 『自身の心のささやき』によるところが多いものじゃ。
 これでは同じ手法でも執行が違うものとなってしまう…。」

『それはどのように克服したらよいのさ…。』

「うむ…。それは簡単なものではないが…、
 ジイも自身のマインドにはほとほと手を焼いてきたからのう、
 少しは参考になることを話せるかもしれぬ…。
 その話はまた来週にすることにしようかのう。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その17


ロンドン五輪ではたくさんのドラマが繰り広げられていますね。^^

【ご連絡】来週12日のブログの更新はお盆でお休みせていただきます。

●先週の主な出来事

<7月30日(月)>

ドルストレートがわずかに下げるも静かに市場が始まりました。
ロイター通信が、
「スペインは従来の1000億ユーロと別に3000億ユーロの財政支援を
要請する可能性を独に打診していた。」と報じました。
南独新聞が、
「ユーロ圏はECBを活用して民間機関や他の投資家から
スペイン国債を購入できることが決定された後で、
EFSFによる追加支援を準備している。」との観測報道をしました。
IMFのスペインに関する年次報告書では、
「スペイン経済は前例のない2番底のリセッションの渦中。」
との見解を示しました。
NZ住宅建設許可件数(6月)は予想より弱い+5.7%でした。
ややNZドル売り反応がみられましたが限定的でした。
英ホームトラック住宅調査(7月)は前月より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
日鉱工業生産指数速報(6月)は予想より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日経済産業省が「生産の判断を横ばい傾向に変更する。」
と発表しました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
原油先物は90ドルあたりで揉み合いました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
格付け会社のムーディーズが週報で、
「ECBは欧州債務危機を解決できない。」との見解を示しました。
アジアの株式市場の多くが前週末比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前週末比マイナス圏で揉み合いました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
正午頃から豪ドルなどが一時やや反発をみせて揉み合いました。
原油先物が一時90ドル台後半へ上昇しました。
ユーログループ議長が、仏フィガロのインタビューで、
「ギリシャ離脱はユーロの問題解決しないだろう。
ユーログループはスペイン政府と銀行リスク分離望む。
ショイブレ独財務相は後任の資格がある。」
などの発言をしました。
独ヘッセン州の欧州担当相が、独ウェルト紙で、
「独政府はECBの提訴の検討をすべき。
ECB国債購入はリスボン条約違反の可能性。」
との見解を示しました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
中国上海株式市場が終盤にかけて下落幅を拡大しました。
原油先物が90ドル台前半へ反落しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
日経平均は前週末比+68.80円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はポンドドルやユーロドルが軟調に推移しました。
ポンドドルが1.57台を割り込みました。
スペイン10年債利回りが6.82%あたりになりました。
スペインの4-6月期GDPは市場予想とおりの−0.4%になりました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で始まりました。
豪ドル米ドルがやや反発をみせて揉み合いました。
中国景気先行指数(6月)は前月より弱い99.28になりまた。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
スペイン10年債利回りが6.72%あたりに低下しました。
ポンドドルやユーロドルが揉み合いになりました。
独2年債利回りが過去最低の−0.08%台になりました。
午後5時過ぎからユーロドルやポンドドルが下落しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
ユーロ円が96円台を割り込みました。
英消費者信用残高(6月)は予想より強い+6億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物がやや軟調傾向で揉み合いました。
欧州の株式市場が上昇幅をやや縮小しました。
欧消費者信頼感指数確報(7月)は予想よりは強い−21.5でした。
市場反応は限定的でした。
伊債の入札では、
「5年債は発行額が目標上限22.5億ユーロに対し22.44億ユーロ。
落札利回りが前回より低い5.29%、
応札倍率が前回より低い1.34倍。
10年債は発行額が目標上限25億ユーロに対し24.85億ユーロ。
落札利回りが前回より低い5.96%、
応札倍率が前回より高い1.29倍。」と無事に通過しました。
午後6時半近くから主要通貨ペアが一時反発をみせました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
ユーロ円が一時96円台を回復する場面がありました。
ダウ先物や欧州の株式市場に上昇がみられました。
独政府報道官が、
「独はユーロ共同債には引き続き反対。
独政府はECBを完全に信頼している。」との声明を発表しました。
EU欧州連合が、
「ユーロ圏安定に必要ならなんでも行うが
債券購入の申し出は受け取っていない。」との発表をしました。
主要通貨ペアの多くが揉み合いになりました。
その後、ポンドドルが反発をみせました。
ダウ先物が再び反落しました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44460%に低下しました。
ユーロドルやユーロ円やユーロクロスが軟調傾向で推移しました。
NY時間序盤はユーロ全面安の展開になりました。
豪ドル米ドルがやや反落しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が下落しました。
原油先物が89ドル台半ばへ下落しました。
午後9時半頃からユーロにやや反発の動きがみられました。
格付け会社のS&Pが、
「ユーロ圏債務危機の影響により今年のユーロ圏域内GDPは
−0.6%のマイナス成長になる見通し。」との発表をしました。
ユーロが再びやや反落しました。
米10年債利回りは1.53%あたりに低下しました。
NYダウは小幅安で始まり前週末終値あたりで揉み合いました。
ドルストレードが反発する展開になりました。
ユーロが再び反発しました。
豪ドル米ドルが一時1.05台をつける場面がありました。
NYダウが揉み合いの後に前週末比プラス圏推移になりました。
原油先物が90ドル台へ反発しました。
ECBの証券市場プログラムSMPに関する統計では、
「7月27日までの週の国債購入はゼロ。」
で20週連続で国債購入を見送りました。
米財務長官と独財務相の共同声明では、
「持続可能な財政に向けた国際協調の継続を求める。
ユーロ圏各国の改革や統合強化の動きを楽観視している。
政治家は危機克服に向け必要な政策に合意し実施する必要。」
などが示されました。
ダラス連銀製造業活動指数(7月)は予想より弱い−13.2%でした。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NYダウが前週末比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が89ドル台半ばへ反落しました。
欧州の株式市場は終盤に上昇幅を拡大して取引を終えました。
ポンドドルが.57台を回復しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
米利回りは1.497%になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−2.65ドルでこの日の取引を終えました。

<7月31日(火)>

共同通信が、
「LIBORの不正操作問題にからみ、NYの地方銀行が
三菱東京UFJ銀行や農林中金など日米欧の16金融機関に
損害賠償を求める訴訟を起こした。」と報道しました。
オセアニア時間はややドル売り傾向の小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物はやや反発をみせて揉み合いになりました。
豪ドル米ドルが一時再び1.05台を回復する場面がありました。
英GFK消費者信頼感調査(7月)は予想とおりの−29でした。
市場反応は限定的でした。
日失業率(6月)は予想より強い4.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物がやや軟調推移になりました。
日財務相が、
「最近の一方的な円高は日本経済の実態を反映していない。
為替市場の動きを緊張感を持って注視。
必要なときは断固として行動する。
夏になったら円高になるトレンドがあっていいわけない。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
ドル円が軟調傾向で揉み合いました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
オバマ米大統領が、
「今後数ヶ月にわたり経済の逆風が続くと予想。
欧州は依然として正念場にある。
欧州要人がユーロを解体に導くとは思っていないが、
問題を解決する断固たる措置をとらなければならない。」
などの発言をしました。
NBNZ企業景況感(7月)は前月より強い15.1になりました。
豪住宅建設許可件数(6月)は予想より強い−2.5%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
ダウ先物がしだいに反発上昇する展開になりました。
ドルストレートなど主要通貨ペアが反発上昇する展開になりました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
原油先物が90ドル台を一時回復しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物は揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
インド中銀が政策金利を8.00%に据え置きました。
東京時間終盤にポンドドルやユーロドルがやや反落しました。
日経平均は前日比+59.62円で大引けになりました。
独小売売上高(6月)は予想より弱い−0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートやクロス円が下落しました。
ユーロ円が一時96円台を割り込みました。
ダウ先物がやや反落しました。
スイスSNBの第2四半期末の外貨準備内訳では、
「ドルが22%、ユーロが60%、ポンドと加ドルが3%、
円が8%、その他通貨が4%。」などが示されました。
午後4時近くからユーロドルにやや反発の動きがみられました。
ポンドドルが一時1.57台を割り込みました。
豪ドル米ドルに一時反落の動きがみられました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
伊の首相が、
「ユーロ問題の出口に光が差してきた。
仏大統領との会談ではユーロ強化と成長促進へ動きを速めるだろう。
スペイン首相は困難に立ち向かうことが出来ると信頼している。」
などの発言をしました。
独の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
英仏の株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
独失業率(7月)は予想とおりの6.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊失業率速報(7月)は予想より弱い10.8%になりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な動きながら堅調傾向で推移しました。
伊10年債利回りは6.007%あたりになりました。
欧消費者物価指数速報(7月)は予想とおりの+2.4%、
欧失業率(6月)は予想とおりの11.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
新華社が、中国の国家主席の談話として、
「中国は、下期に財政・金融政策面で支援策を強化する。
輸出市場の多様化や投資環境の改善に努める。
不動産価格の再上昇を防ぐため引き締め策を継続する。
経済安定の兆し出ているが課題やリスクを過小評価すべきでない。
下期には政策の微調整をさらに進める。」
などを報じました。
午後6時過ぎからドルストレートが反発をみせました。
仏の株式市場が一時プラス圏へ反発しました。
英の株式市場は軟調傾向が続きました。
ユーロドルが反発して一時1.23を回復する場面がありました。
ユーロ円が一時96円台を回復しました。
豪ドル米ドルが一時再び上昇しました。
伊生産者物価指数(6月)は前月比で予想より強い−0.1%でした。
ダウ先物が再び堅調推移になりました。
日財務省発表の外国為替平衡操作の実施状況では、
「6月28日〜7月27日の外国為替平衡操作額はゼロ。」
と発表されました。
午後7時半頃からダウ先物が再び反落する展開になりました。
ユーロドルやポンドドルやドル円などが反落しました。
ポンド円やユーロ円が軟調傾向で推移しました。
スペインの1-6月期財政赤字の対GDP比は4.04%になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44260%に低下しました。
NY時間序盤はユーロドルなどが反発をみせました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
米個人消費支出(6月)は予想より弱い±0.0%、
米個人所得(6月)は予想より強い+0.5%、
米PCEコア・デフレータ(6月は予想とおりの+1.8%でした。
市場反応は限定的でした。
仏大統領が、
「ユーロを防衛して保護するためにあらゆることを実行する。
ユーロ圏は個々数週間で前進した。」との発言をしました。
ユーロドルが一時再び1.23台を回復しました。
加GDP(5月)は予想より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
米ケースシラー住宅価格指数(5月)は予想より強い−0.66%でした。
独財務省が、
「ESMに銀行免許は不要。免許付与に関する秘密の話などない。」
との声明を発表しました。
ユーロが一時急落する展開になりました。
午後10時頃から欧州の株式市場が反落する展開になりました。
独の株式市場も前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が反落しました。
ドルストレートが下落する展開になりました。
NYダウは小幅安で始まり前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.47%あたりになりました。
シカゴ購買部協会景気指数(7月)は予想より強い53.7でしたが、
構成項目の雇用指数は前月の60.4から53.3に低下しました。
原油先物は89ドル台半ばへ反落しました。
ポンドが軟調に推移しました。
米消費者信頼感指数(7月)は予想より強い65.9になりました。
市場反応は限定的でした。
午後11時過ぎ頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ユーロドルが1.23台を再び回復しました。
ポンドドルも一時1.57に迫るあたりまで反発をみせました。
NYダウが前日比プラス圏へ一時反発する場面がありました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ロンドンフィックス過ぎからドルストレートがやや反落しました。
NYダウが下落幅をやや拡大する展開になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
原油先物が87ドル台へ下落しました。
米財務次官補が、
「米経済活動はここ数ヶ月間で減速した。
金融危機脱出の困難な道のり再び示している。
経済活動は部分的に上向いているが数多くの試練に直面している。
あまりに多くの国民がまだ職を求め続けている。」
などの発言をしました。
スペイン経済相が、
「独財務相と会談して追加の歳出削減策を実施を条件に、
独からスペイン国債支援を勝ち取った。」との発言をしました。
NY時間後半にNYダウが下げ幅を縮小しました。
深夜3時頃からドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
米10年債利回りは1.5%超に上昇する場面がありました。
ドル円は78.10アラウンドで揉み合いになりました。
その後、NYダウが下げ幅を再び拡大しました。
NY時間終盤にかけてドルストレートが軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.470%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−64.33ドルでこの日の取引を終えました。

<8月1日(水)>

オセアニア時間はドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.05台を割り込みました。
豪ドル円が82円台を割り込みました。
ガイトナー米財務長官が、
「経済状況は依然非常に厳しく議会ができることが多くある。
欧州が世界成長を鈍化させている。数年間はユーロの課題に直面。
ギリシャ政府はユーロ残留にコミット。
欧州はより力強く効果的になる必要。」
などの見解を示しました。
米WSJ紙が「中国がオーストラリアの州債の購入に関心。」
と報じました。
豪AIG製造業指数(7月)は前月より弱い40.3になりました。
豪ドルは軟調に推移しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
中国製造業PMI(7月)は予想より弱い50.1になりました。
主要通貨ペアに下落反応がみられました。
ドル円が一時78円台を割り込みました。
ユーロ円が96円台を割り込みました。
豪第2四半期住宅価格指数は前期比で予想より強い+0.5%でした。
限定的ながら豪ドルに買い戻しがみられました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移になりました。
午前10時半過ぎからドルストレートやクロス円が反発しました。
NZの財務相が、
「NZは緩やかに経済成長している。
ユーロ圏の危機がNZの安全な立場を際立たせている。」
との認識を示しました。
中国HSBC製造業PMI確報(7月)は速報値より弱い49.3でした。
市場反応は限定的でした。
香港やシンガポールの株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
日経平均は前日比マイナス圏での推移が続きました。
日銀基金買入れオペでは1-2年、2-3年ともに札割れになりました。
日財務相が、
「日銀の外債購入は介入に変わるものとしては適切でない。
介入は通貨当局間の連携が不可欠で財務相が一元対応すべき。
為替の行き過ぎた動きに対してはあらゆる措置を排除しない。」
などの見解を示しました。
門間日銀理事が、
「為替相場の安定目的の外貨売買は日銀の判断では行えない。」
との発言をしました。
東京時間午後はドルストレートがやや反落する展開になりました。
フィンランド紙で、伊の首相が、
「伊は欧州救済基金やECBによる国債購入を
求める可能性が高まっている。伊は救済策は必要としない。」
などの認識を示しました。
東京時間終盤にかけて主要通貨ペアが反発上昇しました。
ドル円が78円台を回復しました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
日経平均は前日比−53.21円で大引けになりました。
英ネーションワイド住宅価格指数(7月)予想より弱い−0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
ドルストレートが上昇しました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
伊10年債利回りは6.02%あたりに低下しました。
午後4時半頃からユーロドルなどがやや反落して揉み合いました。
豪ドル米ドルは堅調に推移しました。
独製造業PMI確報(7月)は予想より弱い43.0でした。
欧製造業PMI確報(7月)は予想より弱い44.0でした。
ややユーロ売り反応がみられました。
午後5時半前にポンドが下落しました。
英製造業PMI(7月)は予想より弱い45.4になりました。
ややポンド売り反応がみられました。
独連銀総裁の29日の発言として、
「ECBは責務の限度を超えてはならない。
各国政府はECBの可能性を過大に見積もっている。
近い将来の政治同盟は想像できない。
独連銀は信じるところを守る。
独連銀は金融同盟の安定を守る。」
などが独連銀から公表されました。
独の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
午後5時半頃から主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
ユーロドルが一時1.23台を割り込む場面がありました。
その後、ダウ先物が再び反発をみて揉み合いました。
ドルストレートやクロス円がやや反発をみせて揉み合いました。
独の副首相が、
「独首相はESMへの銀行免許付与が間違っていると同意している。
財政規律と改革がユーロの唯一の方向。
ECBは独立していてそうあるべき。
ECBは金融政策だけを焦点にしていると思う。」
などの発言をしました。
独5年債の入札では落札利回りが0.31%と過去最低になりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
英仏の株式市場は堅調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44160%に低下しました。
伊10年債利回りが5.938%あたりに低下しました。
米ADP雇用統計(7月)は予想より強い+16.3万人になりました。
ドル買い動意がみられました。
ポンドドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円が上昇しました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
フィンランドの首相が、
「世論調査ではフィンランド国民の2/3はユーロを好感。
反対しているものでもユーロ脱退の要求はない。
国債利回りは多くの国で高過ぎる。
ユーロ圏の状況は規則に従わないなど不公平がある。
伊が欧州の救済を必要としているとは思わない。
市場のパニックを収める解決策が必要。
大国は利回りに関して衝撃的な策を取る必要がある。
EFSFでの救済に関して担保が必要との立場に変わりない。
ESMでの救済では担保は要らない。」などの発言をしました。
伊の首相が、
「先週のドラギECB総裁の発言は適切。
フィンランドの経験は他のユーロ諸国に刺激的。
EU当局はECBの独立性を尊重すべき。
ESMへの銀行免許付与は助けになる。
金利押し下げのために支援が必要となるかもしれないが
伊の国家としては救済を必要としない。金利は非現実的に高い。
市場は伊の財政行動を認識するのに遅い。」
などの発言をしました。
スペイン10年債利回りが6.688%あたりに低下しました。
ユーロがやや反発をみせました。
豪ドル米ドルがやや反落しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.51%あたりに上昇しました。
原油先物は88ドル台で推移しました。
米ISM製造業景況指数(7月)は予想より弱い49.8、
米建設支出(6月)は予想とおりの+0.4%になりました。
米ISM製造業景況指数の構成項目の雇用指数が52.0に低下しました。
指標発表直後はドル売り反応がみられました。
NYダウが一時上げ幅を縮小しました。
ドルストレートが再び軟調推移になりました。
ポンドドルが1.56台を割り込みました。
ポンド円が122円台を割り込みました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が652.1万バレル減少しました。
深夜1時過ぎからドル売りがやや優勢の展開になりました。
原油先物が89ドル台へ上昇しました。
NYダウが堅調傾向で推移しました。
IMのF専務理事が、
「金融政策においてより一層の行動を要請する。
ギリシャとスペインの危機対応の努力を賞賛する。
ギリシャに関しては一層の構造改革が必要。」
などの発言をしました。
米FOMCでは政策金利が据え置きになりました。
米FOMC声明では、
「異例の超低金利を2014年終盤まで継続。
より力強い回復促進のため必要なら追加緩和を実施。
今後入手する経済・金融動向の情報を注意深く見守る。
経済活動は今年前半にやや減速。失業率は高止まり。
雇用の伸びはここ数ヶ月間で鈍化。
経済成長は緩やかにとどまり非常にゆっくり上向く。
失業率はごくゆっくりとしか低下しない見通し。
リッチモンド連銀総裁が5回連続で政策決定に反対。」
などが示されました。
ドルストレートが急落してドル円が急反発しました。
NYダウがマイナス圏へ下落しました。
原油先物が88ドル台へ下落しました。
IMFの日本に関するレポートでは、
「日本の金融機関が大量に日本国債を保有していることにリスク。
デフレ克服のため日銀に金融緩和を要請。
円は大幅に過大評価。為替レートは市場が決めるべきだが
無秩序な動きに対処するため為替介入を用いることができる。」
などが示されました。
米10年債利回りは1.519%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−37.62ドルでこの日の取引を終えました。

<7月2日(木)>

オセアニア時間はドル売りが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反発してドル円が反落しました。
ダウ先物が上昇しました。
米下院が米民主党主導の富裕層増税法案を否決しました。
南独新聞が、
「ECBとESMが協調してスペイン・イタリア国債買い入れを計画。
ESMが直接国債を買い入れECBは流通市場での国債買い入れを再開へ。
国債買い入れ再開に関してECB内部で過半数が支持している。
2日の理事会では国債買い入れの公式な決定は行われないもよう。
最終決定は独憲法裁判所がESMについて判断を下す9月12日以降。
ドラギECB総裁は2日の理事会でユーロ圏債務危機への対応に関して
2段階のアプローチを発表する見通し。」
などの観測報道をしました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
東京時間序盤はドルストレートが反落しました。
ドル円が堅調に推移しました。
ダウ先物が一時反落しました。
格付け会社のS&Pが、
「キプロスの今年の実質GDPは1.5%減と予想。
キプロスの短期的ファイナンスで圧力増大。
キプロスとトロイカの協議は9月前にまとまらない見通し。
独のAAA格付けを確認。見通しステーブル。
独の貿易・経常収支でかなりの黒字計上。
独経済は10年以来比較的良好に回復。
独の外需は弱くなりつつある。 」などを発表しました。
午前10時頃からドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物が再び反発する展開になりました。
日財務相が、
「今の円の水準に対するIMFの考え方は日本の考え方に似ている。」
との認識を示しました。
豪小売売上高(6月)は予想より強い+1.0%、
豪貿易収支(6月)は予想より強い+0.09億豪ドルになりました。
豪ドル買い反応がみられました。
ドル円が堅調に推移してクロス円が反発上昇しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
森本日銀審議委員が、
「来年6月まで基金を着実に積み増し
強力な金融緩和を間断なく進めていく。
中国政府は景気対策に本腰。政策効果発現で成長が徐々に高まる。
欧州問題など海外の先行き不確実性が日本経済に影響が大きい。
構造改革進め財政規律への信認維持していくこと重要。
消費者物価は2014年度以降遠からず1%に達する可能性が高い。」
などの見解を示しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比+11.33円で大引けになりました。
アジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
フィンランドの首相が、伊紙で、
「ユーロ圏救済基金で発行市場でのソブリン債買い入れは可能。
救済基金に銀行免許付与することは反対。
債券買い入れプログラムの期間は2年を想定。
発行市場での債券買い入れ方法の詳細は9月に検討。」
などの見解を示しました。
南独新聞が、
「ECBとESMの国債購入協調の正式決定は本日ない見通し。
最終決定は9月12日以降となる見込み。
ECBは民間投資家の信頼回復のため入札前に市場介入する可能性。」
などの観測報道をしました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いになりました。
伊の首相が、
「ユーロ共同債発行前に財政同盟が必要。
伊はユーロ共同債を強く支持する。」と発言しました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まり揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りは6.733%あたりになりました。
スイス実質小売売上高(6月)は前月より弱い+3.7%でした。
その後、ユーロドルや豪ドル米ドルにやや上昇がみられました。
スイス製造業PMI(7月)は予想より強い48.6でした。
英建設業PMI(7月)は予想より強い50.9になりました。
ポンド買い反応がみられました。
欧州の株式市場が反発上昇しました。
ダウ先物が堅調推移になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや上昇しました。
ドル円が反落する展開になりました。
独銀行連盟のゼネラルマネージャーが、
「ユーロを守るためにあらゆる措置をとるという
ドラギECB総裁の方針は正しいもの。
措置には債券購入も含めるべき。」などの発言をしました。
スペイン債の入札では、
「総額目標上限30億ユーロに対して31.3億ユーロ発行。
2022年償還債では、発行額が10.46億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い6.647%、
応札倍率が前回より率い2.4倍。」などになりました。
スペイン債の入札が無事通過したことでユーロ買いがみられました。
原油先物が89ドル台を回復しました。
スペイン政府が「2012年の国債発行予定の72.2%を調達した。」
との発表をしました。
欧生産者物価指数(6月)は前月比で予想より弱い−0.5%でした。
中国人民銀行が、
「中国は適時に政策の微調整を行う。穏健な金融政策を維持する。
人民元相場は基本的安定を維持。人民元の双方向の変動を拡大へ。」
などの金融政策の方針を示しました。
午後7時近くからドルストレートがやや反落する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44185%に上昇しました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を3750億ポンドに据え置きました。
ややポンド買い反応がみられました。
欧ECBが政策金利を0.75%に据え置きました。
ややユーロ買い反応がみられました。
スペイン10年債利回りが6.642%あたりに低下しました。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い36.5万件になりました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「インフレ率は今年は一段と低下へ。
ユーロ圏の成長は引き続き弱い。
高まる不確実性がユーロ圏の信頼感に重し。
高い利回りは受け入れられない。
ECBはさらなる非標準的措置取るかもしれない。
経済見通しへのリスクは引き続き下向き。
インフレ見通しへのリスクはおおむね均衡。
ECBは利下げを協議した。非標準的措置を講じる可能性。
公開市場操作で買い切りを実施する可能性。
ECBは政府の代わりはできない。
ECBが介入するには救済基金の措置も必要。
マイナス預金金利は我々にとってかなり未踏の領域。
現在のESMの枠組みでは銀行免許を与えるわけにはいかない。
銀行免許付与は政府しだい。
独連銀総裁は債券購入に関して態度保留。
新たなECBプログラムはこれまでのとは違う前提条件が必要。
取り組みはイールドカーブの短期部分に焦点。SMPとは違う。
ECBが不胎化するかしないかを語るのは時期尚早。」
などが示されました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が一時急上昇しました。
ユーロドルが一時1.24台を回復する場面がありました。
その後、ドルストレートやクロス円が急反落する展開になりました。
ユーロドルが一時1.22台を割り込み急落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ急落しました。
ダウ先物がや原油先物が急落しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり一時150ドル程下落しました。
米10年債利回りは1.49%あたりに低下しました。
その後、NYダウが下落幅を一時縮小しました。
ドルストレートやクロス円に一時反発の動きがみられました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りが7.013%あたりになりました。
米製造業受注指数(6月)は予想より弱い−0.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
IMFの米経済報告では、
「成長率見通しは2014年が+2.8%、15年が+3.3%と予想。
米住宅市場の将来的な回復が経済成長と雇用水準の押し上げの鍵。
米金融政策はかなりの期間極めて緩和的に維持する必要。
第2四半期の減速が長期的ならFRBの追加行動に余地がある。」
などが示されました。
その後、NYダウ欧州の株式市場が下落幅を拡大しました。
ドルストレートやクロス円が再び下落幅を拡大しました。
米10年債利回りが1.46%あたりに低下しました。
ポンドドルが1.55台を一時割り込みました。
ユーロ円が一時95円台を割り込む場面がありました。
NY時間後半はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
NY時間終盤にかけてNYダウが再び下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.476%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−92.18ドルでこの日の取引を終えました。

<8月3日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ユーロ加盟国のスロベニアを3段階格下げしてBaa2に指定する。
見通しはネガティブ。」との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
豪AIGサービス業指数(7月)は前月より弱い46.5でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が下落しました。
ドルストレートも小幅に下落しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
午前9時半過ぎに豪ドルなどドルストレートが反発をみせました。
中国非製造業PMI(7月)は予想より弱い55.6になりました。
市場反応は限定的でした。
豪ドル円などが反発をみせました。
仲値過ぎからドル円が反発をみせました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合い推移になりました。
中国HSBCサービス業PMI(7月)は前回値より強い53.1でした。
豪ドルが堅調傾向で推移しました。
格付け会社のS&Pが、
「NZの格付けを据え置く。見通しは安定的。
NZの財政は適度な柔軟性を維持していて経済は底堅い。
政策機関は迅速で決定的な政策改革に貢献している。」
との発表をしました。
NZドルが堅調に推移しました。
フィンランド中銀総裁が、
「ECB理事会はドラギ総裁のコメントを支持。
各国が自国の債務に責任がある。
ECBは流通市場で独自に行動をとる可能性。
ECBは準備が整いしだい行動を用意するだろう。
ECBは政府の役割は担えない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが反発をみせました。
日経平均は前日比−98.07円の8555.11円で週取引を終えました。
午後3時過ぎから主要通貨ペアがやや上昇して揉み合いました。
スペイン10年債利回りが7.26%あたりになりました。
伊10年債利回りは6.39%あたりになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場は前日比1%超上昇して取引を終えました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
ユーロドルが1.22台を回復しました。
独サービス業PMI確報(7月)は予想より強い50.3でした。
欧サービス業PMI確報(7月)は予想より強い47.9でした。
欧州の株式市場やダウ先物が堅調に推移しました。
英サービス業PMI(7月)は予想より弱い51.0でした。
市場反応は限定的でした。
欧小売売上高指数(6月)は予想より強い+0.1%でした。
ユーロ買い反応がみられました。
ドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
ドル円はやや反発して揉み合い推移になりました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43935%に低下しました。
原油先物が88ドル台を回復しました。
リッチモンド連銀総裁が「FRBは低金利政策に固執する必要ない。」
との見解を示しました。
スペインの首相が、
「経済問題を解決するには赤字に立ち向かうべき。
現時点で債務を立て直すことは大変難しい。
流動問題を解決する必要がある。
スペインは相当量を自身で賄うことが出来るべき。
ECBは格差は受け入れられないとしたことは大変重要。
EFSFに関してはまだ何の決定もされていない。」
などの発言をしました。
NY時間が近づく頃にドルストレートが反落しました。
米非農業部門雇用者数変化(7月)は予想より強い+16.3万人、
米失業率(7月)は予想より弱い8.3%、
米民間部門雇用者数(7月)は予想より強い+17.2万人になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円やクロス円が上昇してドルストレートが下落しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上昇しました。
その後、リスク選好でドルストレートが下げ幅を縮小しました。
NYダウは上昇して始まり堅調に推移しました。
スペイン10年債利回りが6.839%あたりに低下しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
ドル円がやや反落しました。
米ISM非製造業総合景況指数(7月)は予想より強い52.6でした。
構成項目の雇用指数が2011年9月以来となる50を割り込みました。
ロンドンフィックス後もドルストレートの堅調が続きました。
NYダウが一時240ドル超の上昇になりました。
伊10年債利回りが6.052%あたりに低下しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
米10年債金利は1.58%台に上昇しました。
NY時間後半はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
原油先物は91ドル台に上昇しました。
伊のANSA通信が、
「ユーログループは9月3日にギリシャとスペイン問題を協議」
と報道しました。
オバマ米大統領が、
「雇用改善が示されたが依然多くの国民が職を探している。
一段の政策対応が必要。」との発言をしました。
NY時間の終盤に格付け会社のS&Pが、
「伊の金融機関15を格下げする。」と発表しました。
市場反応は限定的でした。
しだいにドル円が上げ幅を縮小する展開になりました。
米10年債の周りは1.567%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+217.29ドルの13096.17ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<8月6日(月)>

※豪と加が祝日です。

午後2時に日景気先行CI指数速報(6月)、
同午後2時に日景気一致CI指数速報(6月)、
夜10時からバーナンキFRB議長の講演、
などが予定されています。

<8月7日(火)>

午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後2時45分にスイス失業率(7月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(7月)、
午後5時半に英鉱工業生産指数(6月)、英製造業生産高(6月)、
午後7時に独製造業受注(6月)、
夜9時半に加住宅建設許可件数(6月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(7月)、
深夜2時に米3年債の入札、
深夜3時半からバーナンキFRB議長の講演(教員向け)
深夜4時に米消費者信用残高(6月)、
などが予定されています。
豪・英・の指標には注目です。

<8月8日(水)>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(7月)、
朝8時50分に日国際貿易収支(6月)、日国際経常収支(6月)、
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(6月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(7月 現状判断DI・先行判断DI)
午後3時に独貿易収支(6月)、独経常収支(6月)、
午後6時半に英BOE四半期インフレリポート、
午後7時に独鉱工業生産指数(6月)、
夜9時半に米第2四半期非農業部門労働生産性、
同夜9時半に米第2四半期単位労働費用、
深夜2時に米10年債の入札、
などが予定されています。
英の四半期インフレリポートには注目です。

<8月9日(木)>

朝7時45分にNZ第2四半期失業率、NZ第2四半期就業者数増減、
朝8時50分に日機械受注(6月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(7月)、豪失業率(7月)、
同午前10時半に中国消費者物価指数(7月)、中国生産者物価指数(7月)
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
午後2時半に中国鉱工業生産(7月)、中国小売売上高(7月)、
午後3時に日工作機械受注速報(7月)、
午後5時に欧ECB月例報告、
午後5時半に英商品貿易収支(6月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(7月)、
夜9時半に米貿易収支(6月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に国際商品貿易(6月)、加新築住宅価格指数(6月)、
夜11時に米卸売在庫(6月)、
深夜2時に米30年債の入札、
などが予定されています。
NZ・豪・中国・日・米の指標には注目です。

<8月10日(金)>

朝8時50分に日国内業物価指数(6月)、
午前10時半に豪RBA四半期金融政策報告、
(時間未定) 中国貿易収支(7月)、
午後1時半に日鉱工業生産指数確報(6月)、
午後2時に日金融経済月報、
午後3時に独消費者物価指数確報(7月)、
後5時半に英生産者物価指数コア(7月)、
夜9時半に米輸入物価指数(7月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(7月)、加失業率(7月)、
深夜3時に米月次財政収支(7月)、
などが予定されています。
豪・(中国)・加の指標に値は注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは82.71から始まり、
週後半にかけて83.5あたりまで上昇しましたが週末に82.38へ下落
しました。一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は0.43935%に低下
しました。また米10年債利回りは先週末に1.567%に低下しました。
そして、NYダウは週初から週後半にかけて軟調傾向で推移しました
が週末に大きく反発して週間では20ドルほど上昇の13096.17ドルで
取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、31日の個人消費支出(6月)が予想より弱
い±0.0%、個人所得(6月)が予想より強い+0.5%、PCEコア・デフレ
ータ(6月)が予想とおりの+1.8%、シカゴ購買部協会景気指数(7月)
が予想より強い53.7(構成項目の雇用指数は53.3に低下)、消費者信
頼感指数(7月)が予想より強い65.9、1日のADP雇用統計(7月)が予想
より強い+16.3万人、ISM製造業景況指数(7月)が予想より弱い49.8
(構成項目の雇用指数が52.0に低下)、2日の新規失業保険申請件数が
予想より強い36.5万件、製造業受注指数(6月)が予想より弱い−0.5%
3日の非農業部門雇用者数変化(7月)が予想より強い+16.3万人、
失業率(7月)が予想より弱い8.3%、民間部門雇用者数(7月)が予想よ
り強い+17.2万人、ISM非製造業総合景況指数(7月)が予想より強い
52.6(構成項目の雇用指数が2011年9月以来となる50を割り込む)など
になりました。米ADP雇用統計と週末の米雇用統計がともに市場予想
より強い結果になり雇用市場の改善が示されましたが、一方、シカゴ
購買部協会景気指数やISM指数の構成項目の雇用指数が落ち込むチグ
ハグな様子もみられました。

そして、1日の米FOMCでは、政策金利が市場予想とおり据え置かれ、
FOMC声明では「異例の超低金利を2014年終盤まで継続。より力強い
回復促進のため必要なら追加緩和を実施。今後入手する経済・金融
動向の情報を注意深く見守る。経済活動は今年前半にやや減速。
失業率は高止まり。雇用の伸びはここ数ヶ月間で鈍化。経済成長は
緩やかにとどまり非常にゆっくり上向く。失業率はごくゆっくりと
しか低下しない見通し。リッチモンド連銀総裁が5回連続で政策決定
に反対した。」などが示されました。QE3には含みを持たすも実行の
示唆はなく、また超低金利の時間軸の延長やMBS買い取り拡大なども
示されず保留となりました。

今週の米主要経済指標では、8日の第2四半期非農業部門労働生産性
と第2四半期単位労働費用、9日の貿易収支(6月)に米新規失業保険
申請件数、10日の輸入物価指数(7月)などがありますが、9日の指標
以外では市場の注目度はそれほど高くはないようです。


円については、先週の日主要経済指標では、2日の日失業率(6月)が
予想より強い4.3%になり、日本の雇用市場がやや改善していること
が示されました。

先週の日要人発言では、31日に日財務相が「最近の一方的な円高は
日本経済の実態を反映していない。為替市場の動きを緊張感を持って
注視。必要なときは断固として行動する。夏になったら円高になる
トレンドがあっていいわけない。」と発言して、ドル円が78円台を
一時割り込んだ8月1日に日財務相が「日銀の外債購入は介入に変
わるものとしては適切でない。介入は通貨当局間の連携が不可欠で
財務相が一元対応すべき。為替の行き過ぎた動きに対してはあらゆる
措置を排除しない。」と発言して、同日に門間日銀理事が「為替相場
の安定目的の外貨売買は日銀の判断では行えない。」と発言して、
2日に森本日銀審議委員が「来年6月まで基金を着実に積み増し強力
な金融緩和を間断なく進めていく。中国政府は景気対策に本腰。政策
効果発現で成長が徐々に高まる。欧州問題など海外の先行き不確実性
が日本経済に影響が大きい。構造改革進め財政規律への信認維持して
いくこと重要。消費者物価は2014年度以降遠からず1%に達する可能
性が高い。」との発言をしました。

先週の日要人の発言でもドル円が78円台を割り込むレベルになると
強い言辞での円高牽制が見られました。また日銀の要人からは基金
の積み増しで金融緩和を進めていくことが示されました。

また、1日のIMFの日本に関するレポートでは「日本の金融機関が大量
に日本国債を保有していることにリスク。デフレ克服のため日銀に金
融緩和を要請。円は大幅に過大評価。為替レートは市場が決めるべき
だが無秩序な動きに対処するため為替介入を用いることができる。」
と為替介入容認の見解が示されました。

今後も78円台を割り込むレベルになると日要人の強い円高牽制発言が
ありそうですが、為替介入の実行は株安を伴い77円台を割り込むレベ
ルとの観測があるようです。

今週の円にかかわる主要経済指標では、8日の国際貿易収支(6月)と
国際経常収支(6月)、9日の日銀政策金利と日銀声明などが注目され
ます。9日発表予定の日銀の金融政策では追加緩和見送りとの市場
観測が優勢のようです。先週の米雇用統計が改善したことでドル円
相場は78円台半ばへ反発していますが、潜在的な円高圧力を指摘す
る見方があるようです。

先週のドル円相場は、週初78円台半ばで始まり、1日の東京時間に
一時77.91まで下落しましたが、同日深夜のFOMCで追加緩和が見送ら
れたことでドル買い動意に78円台半ばへ反発する展開になりました。
その後、78円台半ばでの揉み合いを経た後に反落して、週末3日の
東京時間序盤に78.07まで下落しましたが、同日NY時間に発表された
米雇用統計が市場予想より強い結果となって、一時78.77まで急反発
して終盤に反落して78.45で週の取引を終えました。週間では78円台
をコアとする「行って来い」のレンジ相場になりました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週末高値の
78.77のポイント、ここを上抜けた場合は79.00の「00」ポイント、
さらに上昇した場合は7月17日の高値79.17から13日高値の79.39の
揉み合い高値アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは78.30-10アラウンドの先週の揉み
合いゾーンでの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は78.00の
「00」ポイントから先週8月1日安値の77.91、さらに下落した場合
は6月1日安値77.66のポイントなどでの攻防が注目されます。
レンジ幅が拡大してもレンジ傾向の相場展開となると観る向きがあ
るようです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、31日の独小売売上高
(6月)が予想より弱い−0.1%、独失業率(7月)が予想とおりの6.8%、
欧消費者物価指数速報(7月)が予想とおりの+2.4%、欧失業率(6月)
が予想とおりの11.2%、1日の独製造業PMI確報(7月)が予想より弱い
43.0、欧製造業PMI確報(7月)が予想より弱い44.0、2日の欧生産者
物価指数(6月)が予想より弱い−0.5%、3日の独サービス業PMI確報
(7月)が予想より強い50.3、欧サービス業PMI確報(7月)が予想より強
い47.9、欧小売売上高指数(6月)が予想より強い+0.1%、などになり
ました。

そして、8月2日発表のECB政策金利は0.75%に据え置きとなって、
ドラギECB総裁の記者会見では「インフレ率は今年は一段と低下へ。
ユーロ圏の成長は引き続き弱い。高まる不確実性がユーロ圏の信頼
感に重し。高い利回りは受け入れられない。ECBはさらなる非標準的
措置を取るかもしれない。経済見通しへのリスクは引き続き下向き。
インフレ見通しへのリスクはおおむね均衡。ECBは利下げを協議。
非標準的措置を講じる可能性。公開市場操作で買い切りを実施する
可能性。ECBは政府の代わりはできない。ECBが介入するには救済基金
の措置も必要。マイナス預金金利は我々にとってかなり未踏の領域。
現在のESMの枠組みでは銀行免許を与えるわけにはいかない。
銀行免許付与は政府しだい。独連銀総裁は債券購入に関して態度を
保留。新たなECBプログラムはこれまでのとは違う前提条件が必要。
取り組みはイールドカーブの短期部分に焦点。SMPとは違う。ECBが
不胎化するかしないかを語るのは時期尚早。」などが示されました。

ドラギECB総裁の記者会見の開始直後はユーロが急上昇しましたが、
事前の独連銀との協議が難航したのか、会見が進むにつれ、ECBの
国債購入への方向性は示されるも具体的な提示がないことや、また
救済基金の措置が前提条件とされることが明らかになって、新LTRO
についても具体的には触れられず、7月26日に“believe me”との
言葉まで用いて「ECBはユーロのためにあらゆる行動を取る用意。」
と明言をしていただけに、市場は肩透かしを食らいスペイン10年債
利回りも7.2%に上昇してユーロが急落する展開になりました。

ただ、具体的には示されませんでしたが「国債購入はこれまでの国債
利回り急騰を抑制するSMPとは違うとのことで、金融政策を機能させ
る規模に拡大される可能性」や、マイナス預金金利まで協議のテーブ
ルに載っていたことなどで、非標準的措置として「銀行への何らかの
形で追加資金供給がされる可能性や、銀行がECBから資金を調達する
際の担保基準の緩和の可能性や、銀行の社債購入等による信用緩和」
そして、利下げも協議されたとのことで「今後の利下げの可能性」な
どを指摘する向きもあり、独連銀および北欧勢との協議は障壁とはな
るも「徐々に具体的に政策が示される可能性」も排除はできないと
指摘する向きもあったようです。

そして、先週の欧州要人の発言やニュースヘッドラインで注目された
ものを簡単にかいつまみますと、

30日、IMFのスペインに関する年次報告書「スペイン経済は前例のな
い2番底のリセッションの渦中。」、格付け会社のムーディーズ週報
「ECBは欧州債務危機を解決できない。」、独ヘッセン州の欧州担当
「独政府はECBの提訴の検討をすべき。ECB国債購入はリスボン条約
違反の可能性。」、独政府報道官「独はユーロ共同債には引き続き反
対。」、EU「ユーロ圏安定に必要ならなんでも行うが債券購入の申し
出は受け取っていない。」、S&P「ユーロ圏債務危機の影響により
今年のユーロ圏域内GDPは−0.6%のマイナス成長になる見通し。」

31日、伊の首相「ユーロ問題の出口に光が差してきた。仏大統領との
会談ではユーロ強化と成長促進へ動きを速めるだろう。」、
仏大統領「ユーロを防衛して保護するためにあらゆることを実行。」
独財務省「ESMに銀行免許は不要。免許付与に関する秘密の話などは
ない。」、スペイン経済相「独財務相と会談して追加の歳出削減策を
実施を条件に、独からスペイン国債支援を勝ち取った。」

1日、独連銀総裁(29日の発言として)「ECBは責務の限度を超えては
ならない。各国政府はECBの可能性を過大に見積もっている。近い将
来の政治同盟は想像できない。独連銀は信じるところを守る。独連銀
は金融同盟の安定を守る。」、独の副首相「独首相はESMへの銀行免
許付与が間違っていると同意している。財政規律と改革がユーロの唯
一の方向。」、伊の首相「先週のドラギECB総裁の発言は適切。EU当
局はECBの独立性を尊重すべき。ESMへの銀行免許付与は助けになる。
金利押し下げのために支援が必要となるかもしれないが伊の国家とし
ては救済を必要としない。金利は非現実的に高い。」

2日、南独新聞「ECBとESMが協調してスペイン・伊国債買い入れを
計画。ESMが直接国債を買い入れECBは流通市場での国債買い入れを
再開へ。国債買い入れ再開に関してECB内部で過半数が支持してる。
2日の理事会では国債買い入れの公式な決定は行われないもよう。
最終決定は独憲法裁判所がESMについて判断を下す9月12日以降。
ドラギECB総裁は2日の理事会でユーロ圏債務危機への対応に関して
2段階のアプローチを発表する見通し。」、伊の首相「ユーロ共同
債発行前に財政同盟が必要。伊はユーロ共同債を強く支持する。」

3日、ムーディーズ「ユーロ加盟国のスロベニアを3段階格下げして
Baa2に指定する。見通しはネガティブ。」、フィンランド中銀総裁
「ECB理事会はドラギ総裁のコメントを支持。各国が自国の債務に責
任がある。ECBは流通市場で独自に行動をとる可能性。ECBは準備が
整いしだい行動を用意するだろう。」、「スペイン10年債利回りが
6.839%あたりに低下。」、「伊10年債利回りが6.052%あたりに低
下。」、伊のANSA通信「ユーログループは9月3日にギリシャとス
ペイン問題を協議」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、1.23アラウンドで始まり週半ばまで1.22
台前半から1.23台前半での揉み合い相場となって、1日深夜のFOMC
の発表によるドル買いに1.23アラウンドから1.2217まで急落する展
開になりました。その後、ECBの政策発表への期待を背景に2日の
ロンドン時間前半にかけて上下動しながらも反発して、ECBが利下げ
を見送ったこともありユーロドルは1.23台前半へ上昇して、ドラギ
ECB総裁の記者会見を迎えました。記者会見の開始直後は1.2403まで
急上昇しましたが、その後に一転して急落する展開になって、2日
のロンドンフィックスにかけて1.2133まで下落しました。その後、
小幅な揉み合いを経て、ロンドン時間序盤あたりからドラギ総裁の
記者会見の見直しもあったか欧州の株式市場やダウ先物の上昇など
を背景に徐々に反発上昇する展開になり、米雇用統計後のドル買い
動意に一時押されるも、NYダウが大幅上昇してリスク選好動意が昂
進してユーロドルは1.24に迫るあたりまで上昇して1.2386で週取引
を終えました。週間上げ下げの激しい相場展開になりました。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは1.24の
「00」ポイントでの売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜け
た場合は1.25の「00」ポイント、さらに上昇した場合は1.26の「00」
ポイントから7月3日高値の1.2626のポイントなどでの売り買いの
攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、8月1日高値の1.2336のポイント、
ここを下抜けた場合は1.23の「00」ポイントでの売り買いの攻防が
注目されます。さらに下落した場合は1.2219のポイント、ここを下
抜けた場合は1.22の「00」ポイント、さらに下落した場合は先週安
値の1.2133のポイントなどでの売り買いの攻防が注目されます。

ECBが順次、具体策を示していくことができればリスク選好でユーロ
ドルは上昇する可能性がありますが、独をはじめとする北欧勢との
コンセンサスがどこまで得られるのかが焦点となりそうです。
先週末の相場動向を観ますと期待が先行する可能性のほうが高そう
ですが、具体策が遅々として示されなければ売られる可能性もあり、
また、先週の米雇用統計後に夏季休暇をとる投機筋もあるようで、
取引がやや閑散になりレンジ相場になると観る向きもあるようです。

そのほか今週は、7日の豪RBA政策金利と豪RBA声明、7日の英鉱工
業生産指数と8日の英四半期インフレリポート、9日のNZおよび豪
の雇用統計、同じく9日の中国消費者物価指数など中国経済指標、
10日の中国貿易収支と豪RBA四半期金融政策報告および加雇用統計
なども注目されます。


さて今週は、トレードと凡事のお話 その17 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十七話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「それは…、ほんのわずかな違いなのじゃよ。」

『何がだよ。何がわずかな違いなんだよ。』

「勝ちと負けとを分かつ“it”(イット)じゃよ。」

『はぁ…?』

「ジイはのう。若い頃に将棋に打ち込んでいた時期があってのう…。
 そのことを嫌というほど身に染みて知っているのじゃが、
 山ほどの棋書を買い込んでいくら真剣に勉強しても、
 将棋はそうやすやすとは上達しないもので、
 足りぬものはいくつかあったのじゃが、その1つには
 実戦経験を積まなければ身につかないものもあったのじゃ。」

『……。』

「それは『実戦領域』といってもよいものと思うがのう、
 たとえばサッカーの選手のプレーを何度見ても
 すぐにサッカー選手のようにプレーができないように
 実際に練習をしなくては得れないものがあったのじゃ。」

『体を使うスポーツなら、そりゃそうだろうな…。』

「いや…。頭脳ゲームでもある将棋でもそうなのじゃ。」

『……。』

「定石も講釈できるくらいに勉強して対局に臨むのじゃが、
 実戦の鍛えがなくばそれは脆弱で、
 鍛えの入った人にはことごとくやられたものじゃ…。」

『……。』

「足りぬものは実戦で得れるものだけではなく、
 自身のマインド由来のものもあったのじゃが、
 勝ちと負けとがあるものは、その結果はとても冷酷で、
 それが100対ゼロでも勝ちと負けであるし、
 また、51対49でも勝ちと負けとの結果になるのじゃ。」

『……!』

「その結果においてはじゃがのう…。
 ほんの少しの差でも勝つものは勝ち、
 負けるものは負けるのじゃ。」

『……!』

「そうじゃのう…。たとえば…、
 一見、似たような店作りと商品構成でも
 繁盛店とそうでない店があり、
 一見、似たような作りと構成の販売サイトでも
 売れるサイトとそうではないサイトがあるものじゃが、
 これらも大要は同じでも『何か』が違うものなのじゃ…。」

『……。』

「明らかに100対ゼロと違いが判るような場合は論外としても、
 何が違うのかさえ判らないくらいの小さな違いが
 勝ちと負けとを分かつことになる場合があるのじゃ。」

『……!』

「トレードでも同じようなところがあるものじゃ…。
 明らかに足らぬ場合は別としても、
 結果を決定付けるわずかな違いの“it”こそが
 『偉大なる小さな違い』となるのじゃ。」

『……。』

「それが同じ手法で勝つ人と負ける人がいるワケ
 でもあるのじゃが…。」

『……。』

「ただ…、51対49でのわずかな差の負けである場合、
 重要な“it”に気づくと結果が劇的に変るのじゃ。
 そうじゃとも、勝ちのほうへとのう…。」

『おい、ジイさんよ。いったいその“it”とは何なんだよ。』

「いわば“The great little something”とも言うべきもので、
 それは“it”という1つだけではなく
 1つ以上の要素となる場合もあるのじゃが…。
 まずは次回にツベルスキーとカーネマンの理論について
 話をしなければなるまいのう…。」

『ちぇっ、続きはまた来週ってわけか…。』

「今週も話が長くなっておるのでのう…。
 続きはまた『再来週』にすることにしようかのう。」

『おい、ジイさん。来週じゃぁないのか?』

「来週はちとお盆休みをいただこうと思うとるのじゃ。」

『ふん。ジイさんも人並みに夏休みってわけかよ。
 さ来週を楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週…、ではなくて再来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX レードと凡事のお話 その16


ロンドン五輪の開会式はとても素晴らしく感動的でした。^^
競技のほうでは日本勢も健闘していますね。


【ご連絡】
先週の25日未明からVMAのホームページやメールの送受信で
使用しているサーバーがトラブルになりました。
現在はメールの送受信につきましては復旧していますが、
この間にメールをお送りいただきまして返信となって
いない場合は再送をお願い申し上げます。
なお、VMAの販売サイトはまだ復旧していませんが、
ご購入はインフォトップのサイトで可能です。


●先週の主な出来事

<7月23日(月)>

22日に独の副首相兼経済技術相が、
「ギリシャを救済できるか非常に懐疑的。
ギリシャが目標を達成しなければ一段の支援はない。」
などの発言をしました。
22日に独シュピーゲル紙が、
「IMFはギリシャへの支払い停止を望んでいて、
ギリシャは9日に支払い不能に陥る可能性。」
との観測報道をしました。
ユーロドルなど主要通貨ペアの多くが下窓を空けて始まりました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや下落して始まり軟調に推移しました。
スペインのパイス紙が、
「バレアレス諸島やカタルーニャ州など6州が
バレンシア州に続いて中央政府に支援を求める可能性。」
との観測報道をしました。
午前6時半過ぎにドル円が一時反発をみせる場面がありました。
豪ドルが軟調に推移しました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ポンドドルが1.56台を割り込みました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
日財務相が、
「投機的、過度の変動には断固たる措置取る考えに変わりはないが
目下のところは状況を注視している。」との発言をしました。
ドル円が軟調に推移してクロス円が下落しました。
豪ドル円が81円台を割り込みました。
資源国通貨が軟調に推移しました。
ユーロ円が再び94円台へ下落しました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
豪第2四半期生産者物価指数は予想より強い+0.5%でした。
豪ドル買い反応がみられましたが限定的でした。
日銀総裁が、参院特別委員会で、
「デフレ脱却は極めて大事な課題。
1%の物価上昇見込めるまで強力な金融緩和を推進する。
日銀は金融緩和を今後も続ける。」
などの発言をしました。
主要通貨ペアの下落が続きました。
東京時間後半はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円は軟調傾向で揉み合いました。
ダウ先物や日経平均は当日安値圏で揉み合いました。
原油先物が90ドル台へ下落しました。
英FT紙はが、
「ユーロ圏の銀行は金融危機以降の5年間で
米国への投資姿勢を急速に消極化させている。
ユーロ圏銀行が保有する米国資産はピーク時の2007年比で
3分の2弱に減少した。」と報じました。
午後2時半過ぎにドルストレートが再び下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
日経平均は前週末比−161.55円で大引けになりました。
ユーロドルが一時1.21台を割り込みました。
ユーロ円が94.50を割り込みました。
ドル円が一時78円台を割り込みました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
原油先物が89ドル台へ下落しました。
豪ドル米ドルが1.03台を割り込みました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
スペイン10年債利回りが一時7.5%超に上昇しました。
スペインやギリシャの株式市場が一時4%安になりました。 
スペインのムンド紙が、
「スペインの地方政府は今年の債務償還と財政赤字穴埋めのために
264億ユーロが必要になる。」と報じました。
英10年債利回りが過去最低の1.438%になりました。
原油先物が88ドル台へ下落しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
南独新聞が、複数の政府当局者の話として、
「メルケル独首相は第3次ギリシャ救済の承認を
議会に求めることは考えられないと発言した。」と報じました。
スペイン中銀が、
「スペイン第2四半期GDP伸び率の推計値は前期比−0.4%。」
と3期連続でマイナス成長になったとの発表をしました。
スペイン中銀の副総裁が、
「現在の市場の混乱はスペインと同時にユーロ圏全体の問題を反映。
現在の問題の解決策は一段の削減と改革、
およびユーロ圏統合に向けた新たなメカニズム。」
などの見解を示しました。
午後5時半頃からユーロドルやドル円がやや反発をみせました。
ユーロドルが一時1.21台を回復しました。
ドル円が78円台を回復しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
スペインの経済相が、
「全面的な国家としての支援要請を否定する。」
と発言しました。
ロイター通信が、独財務省の報道官の発言として、
「IMFがこれ以上ギリシャ支援に参加しないとの意向は聞いてない。
ギリシャに関してはトロイカの報告書を待つべきで、
ギリシャ第3次支援についてはまだ協議していない。」
との報道をしました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場にやや反発の動きがみられました。
中尾財務官が、
「必要なら断固とした措置をとる。どのような手段も辞さない。
他の諸国の中銀と連絡をとっている。為替相場を注視している。
円高の動きは一方的。ファンダメンタルズを反映していない。」
などの発言をしました。
ドル円に上昇反応がみられました。
独連銀の月報では、
「4-6月の独経済は緩やかに成長したもよう。4-6月の輸出は増加。
経済見通には多大な不透明感がある。」などが示されました。
独財務省が、
「スペインが改革を継続すれば市場が沈静化すると確信。
ギリシャは金融市場から短期資金調達で9月まで対応が可能。」
などの見解を示しました。
EU欧州連合が、
「対ギリシャ金融支援の次回分実行に関する決定は
9月以降で、その前にはない見込み。」との発表をしました。
スペインの財務相が、
「スペインは救済を受けないだろう。
スペインは成長する能力を有している。」
との発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45110%に低下しました。
午後8時頃からドルストレートが再び下落しました。
欧州の株式市場が再び下げ幅を拡大しました。
NY時間序盤はドルストレートが下落しました。
ユーロドルが再び1.21台を割り込みました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込みました。
ギリシャの株式市場が一時7%超の下落になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が一段安になりました。
ユーロドルが一時1.2067へ下落しました。
伊の証券当局が「金融保険セクターの空売りを5日間禁止する。」
と発表しました。
スペインの証券当局が、
「すべての株式対象に3ヶ月の空売り禁止。本日から実施。
空売り禁止措置は3ヶ月以上に延長の可能性もある。」
との発表をしました。
ECBのSMP統計で19週連続で国債購入がなかったことが示されました。
シカゴ連銀全米活動指数(6月)は前月改訂値より強い−0.15でした。
IMF国際通貨基金が、
「ギリシャの経済プログラムを再び軌道に乗せるための協議を
24日に開始する。IMFはギリシャの困難克服を支援している。」
との発表をしました。
午後10時半近くからドルストレートの下落が一服になりました。
ドル円は堅調に推移しました。
NYダウは230ドル超の下落になりました。
10年債利回りが一時1.4%を割り込む場面がありました。
原油先物は88ドル前半へ下落しました。
ドルストレートが再び下落して揉み合いになりました。
欧消費者信頼感指数速報(7月)は予想より弱い−21.6になりました。
市場反応は限定的でした。
伊10年債利回りは6.332%あたりに上昇しました。
ロシアの大統領が伊の首相との会談で、
「外貨準備のユーロの比率40%を減らすつもりはない。」
との発言をしました。
午後11時過ぎユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
NYダウや原油先物が下落幅を縮小していきました。
ユーロ円が95円台を回復しました。
欧州の株式市場もやや下げ幅を縮小して取引を終えました。
米下院議員がNY連銀総裁宛てに書簡を送付して、
「LIBOR不正操作問題に関して、2007年から今月までの分の
NY連銀担当者とLIBORの担当銀行とのコミュニケーションを
調査報告するよう要請。」しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「スペインとイタリアの7〜30年債について
証拠金率を引き上げる。」との発表をしました。
ユーロドルにやや反落の動きがみられました。
NYダウは下げ幅を縮小の動きが続きました。
ユーロドルが再び反発する展開になりました。
ドルストレートが揉み合いながら反発上昇しました。
ドル円は小幅な揉み合い推移になっていきました。
米10年債利回りは1.436%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−101.11ドルでこの日の取引を終えました。

<7月24日(火)>

格付け会社のムーディーズが
「独、オランダ、ルクセンブルクの格付け見通しを
ネガティブに変更する。
フィンランドの格付けはAAAに据え置き。見通しは安定的。
ギリシャの離脱リスクは以前に比べて上昇した。」
などの見解を発表しました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが反落しました。
ダウ先物が下落する展開になりました。
ユーロ円が95円台を割り込みました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込みました。
独財務省が、
「独経済は底堅く財政政策も安全的位置を維持していると確信。
独は欧州の安定の碇である。」との声明を発表しました。
ドルストレートの反落が一服になり揉み合いになりました。
ドル円はやや軟調傾向で推移しました。
日本経済新聞が、
「日政府は円高対策の柱として最大10兆円のドル資金枠の融資制度を
期限としてきた9月末以降も続ける方針。」と報じました。
ガイトナー米財務長官が、
「富裕層上位2%の減税延長は無責任。
欧州の解決策には長い時間を要する。欧州は米国に重大なリスク。
欧州は直ちに短期的な成長支援策必要。
米景気が減速しているのは明白。米経済には強い逆風。」
などの認識を示しました。
東京時間が近づく頃からダウ先物が緩やかに反発しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反発をみせました。
日財務相が、
「最近の一方的な円高の動きは日本経済の実態反映していない。
一層の緊張感を持ち、必要ならあらゆる措置を排除しない。」
との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
東京時間序盤ではドルストレートが一時上昇しました。
その後、ドルストレートはやや反落して揉み合いになりました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
FRBのラスキン理事が、
「新たな銀行規制が景気回復を窒息させないことが重要。
QE3はFRBの2つの責務との関連で議論される。
次回FOMCでQE3の可能性について議論されると予想。」
との発言をしました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合い推移になりました。
原油先物は87ドル台へ下落しました。
日銀総裁が、
「日本経済にとって一番大きなリスクは欧州債務問題。
欧州情勢がさらに悪化すれば貿易や為替を通じ日本経済に
影響を与えるため注意が必要。」との認識を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
中国HSBC製造業PMI速報(7月)は前回値より強い49.5になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに上昇反応がみられました。
原油先物が88ドル台を回復しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
豪RBA総裁が、
「豪州経済は際立って良い。
世界の成長が低迷しても豪州には政策余地がある。
中国は急激な落ち込みではなく通常の循環的な鈍化。
世界的な危機があれば、豪ドルが下落しそれが刺激になる公算。
豪銀は資金調達能力が高く世界的パニックにあまり影響されない。」
などの発言をしました。
東京時間後半は日経平均が前日比プラス圏へ一時反発しました。
アジアの株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物にやや反発の動きがみられました。
東京時間終盤に日経平均が再びマイナス圏へ反落しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
日経平均は前日比−20.23円で大引けになりました。
スペインのエコノミスタ紙が、
「スペイン政府が欧州から一時的な融資枠獲得を検討している。
融資は2012年の債務償還と地方自治州向け支援などに充てる。」
との観測報道をしました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
ユーログループ議長が「ユーロ圏の安定確保へ強くコミットする。」
との発言をしました。
中国上海株式市場が小幅高で取引を終えました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
ユーロドルなどドルストレートに一時反発の動きがみられました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
独債の利回りが上昇して欧州各国債との利回り格差が縮小しました。
その後、ダウ先物がやや反落する展開になりました。
独の株式市場が軟調傾向で推移しました。
ドルストレートやクロス円が反落して揉み合いになりました。
スペイン5年債利回りが一時10年債利回りを上回り
7.47%になりました。
独製造業PMI速報(7月)は予想より弱い43.3、
独サービス業PMI速報(7月)は予想より弱い49.7になりました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
欧州の株式市場が総じて軟調になりました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
伊10年債利回りが6.454%あたりに上昇しました。
スペイン10年債利回りが過去最高の7.580%に上昇しました。
ユーロドルが一時1.21台を割り込む場面がありました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込みました。
欧製造業PMI速報(7月)は予想より弱い44.1、
欧サービス業PMI速報(7月)は予想より強い47.6になりました。
市場反応は限定的でした。
オーストリアの財務相が、
「ギリシャのユーロ離脱に関する議論は現時点で行なわれていない。
ギリシャは追加支援のため支援プログラムの条件達成をする必要。」
などの発言をしました。
その後、欧州の株式市場が下げ幅をやや縮小しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
主要通貨ペアが反発をみせた後に上下動の揉み合いになりました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限30億ユーロに対して30.5億ユーロ発行。
175日物証券入札は14.2億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い3.691%、
応札倍率が前回より高い3.0倍。」などになりました。
為替市場での反応は限定的でした。
欧州の株式市場が前日終値レベルで上下動の揉み合いました。
木内日銀審議委員が就任の会見で、
「必要あれば追加緩和検討すべき。
資産買い取り軸にした政策効果を総括すべき。
物価1%達成難しければ新たな金融緩和考える。」
などの発言をしました。
佐藤日銀審議委員が就任の会見で、
「実質金利引き下げは資産買い入れの多様化を。
外債買い入れも一案。」などの発言をしました。
ギリシャの首相が、
「今年のリセッションは7%超となる見込み。
2014年までは成長が回復しない見込み。」との発表をしました。
ユーロドルが再び1.21を割り込み軟調傾向の揉み合いにりました。
ダウ先物が再び反落して揉み合いになりました。
豪ドル米ドルも軟調傾向で揉み合いました。
ポンドドルはやや反発する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44810%に低下しました。
NY時間序盤はドル円がやや反発をみせました。
ユーロは軟調に推移しました。
加小売売上高(5月)は予想より弱い+0.3%、
加小売売上高(5月 除自動車)は予想より強い+0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物は87ドル台へ下落しました。
FRB議長の講演では米景気や金融政策の言及はありませんでした。
午後9時半過ぎからドルストレートやクロス円が反発しました。
ユーロドルが1.21台を回復しました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反発の動きがみられました。
スペインのエル・パイス紙が、
「カタルーニャ州政府のオムス報道官が、
州政府はあらゆる種類の金融支援枠を活用すると発言。
スペイン中央政府による救済を要請へ。」と報じました。
NYダウは小幅高で始まりましたが反落する展開になりました。
リッチモンド連銀製造業景況指数(7月)は予想よりかなり弱い−17、
米住宅価格指数(5月)は予想より弱い+0.8%になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ユーロドルが再び1.21台を割り込みました。
NYダウが下落して欧州株式市場が反落しました。
米10年債利回りが1.43%あたりになりました。
ルクセンブルクの財務相が、
「ユーロ圏はスペインに対し早急な行動の用意はあるが、
救済はまだ検討されていない。」との発言をしました。
ロンドンフィックス過ぎにドルストレートが一段安になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
一部メディアが、
「EU筋はギリシャはEU・IMFの債務削減目標を達成できない見通し。
追加の債務再編が必要。」との観測報道をしました。
NYダウは170ドル超の下落になりました。
ユーロドルが1.2042まで下落しました。
豪ドル円が80円台を割り込みました。
ドル円は78円台前半での揉み合いが続きました。
ギリシャ当局が「空売り禁止を10月31日まで延長する。」
と発表しました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが過去最低の0.22%、
応札倍率が前回より高い4.00倍。」になりました。
米10年債利回りが1.4%を割り込み過去最低水準になりました。
NYダウが軟調に推移して一時200ドルほどの下落になりました。
スペイン経済相と独財務相の共同声明では、
「スペイン国債利回りはファンダメンタルズを反映していない。
先のEU首脳会議での合意事項の迅速な実施を求める。
効果的な銀行同盟・監督機関の設立が重要。
スペインの債務危機回避のため欧州の統合深化への動きが必要。」
などが示されました。
NYダウが終盤にかけて下落幅を縮小しました。
ドルストレートにやや反発の動きがみられました。
米10年債利回りは1.389%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−104.14ドルでこの日の取引を終えました。

<7月25日(水)>

米アップルの4-6月期決算では、
「1株あたり利益が市場予想より弱い9.32ドル。
売上高も市場予想より弱い350.2億ドル。」になりました。
ダウ先物が下落する展開になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
WSJ紙が
「景気がすぐに上向かなければFRBは追加措置の検討に入る。
FOMCが行動するならば7月31日-8月1日の次回会合ではなく、
9月の会合を待つ必要がある。」との観測報道をしました。
その後、一時ドルストレートがやや反発をみせました
格付け会社のムーディーズが
「EFSFの格付け見通しをネガティブに変更する。
独バイエルン州の格付け見通しをネガティブにする。」
などの発表をしました。
独与党CDUのバーセル議員が、
「ギリシャが国際支援の条件を守れなければ、
第2次債務減免も選択肢となる。」
との見解を示しまた。
ドルストレートが再びやや反落する展開になりました。
NZ貿易収支(6月)は予想より強い+3.31億NZドルになりました。
市場反応は限定的でした。
NZドルや豪ドルなどが軟調に推移しました。
ギリシャが、
「債務削減計画として21の政府機関の統合と閉鎖を行う。
年間4000万ユーロの削減見込み。
ギリシャの予算削減計画は115億ユーロ。
今回の措置で目標に対して0.35%程度の削減効果が見込まれる。」
などの発表をしました。
日通関ベース貿易収支(6月)は予想より強い+671億円になりました。
円買い反応がみられました。
豪景気先行指数(5月)は前回値より強い+0.4%になりました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルが1.02台を一時割り込みました。
米10年債利回りが過去最低を更新して1.3824%に低下しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
日銀総裁が、
「悪い形での金利上昇は日本経済金融に大きな影響。
国債市場が中銀の買入に依存するようになると、
何らかのきっかけで金利の反転上昇もあり得る。
国債市場がどのように展開していくか充分に注意して、
適切に政策運営していく。」
との発言をしました。
IMFの中国経済年次審査報告では、
「経済の構造改革を進めながら安定成長軌道へ
軟着陸させることが重要課題。
中国経済は成長ペースが減速して下ぶれリスクが増大。
中国の為替政策に関しては実質実効レートで上昇している。
幅広い通貨に対してやや過小評価されている。
経常収支黒字幅削減を歓迎。」などが示されました。
仲値頃からドル円が反発をみせました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
豪第2四半期消費者物価指数は予想より弱い+0.5%になりました。
指標発表直後は豪ドル売り反応がみられましたが限定的でした。
その後、豪ドル米ドルが反発して1.02台を回復しました。
午前10時半過ぎからドルストレートがやや反発しました。
クロス円が反発をみせました。
ダウ先物がやや反発してアジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
イベントを通過して豪ドルが堅調に推移しました。
中国産業相が、
「中国経済は国内と海外両面で困難な状況に立ち向かっている。
企業投資需要の減退を過小評価するべきではない。
中国経済は安定に向かう。」などの発言をしました。
山口日銀副総裁が、
「日銀が行う金融資産買入で金融緩和の効果が強まり蓄積していく。
為替変動の影響には充分に注意を払う必要。
景気見通しの下振れやリスク上昇ならば追加緩和を躊躇しない。
日本経済は緩やかに回復しているが大きなリスクと背中合わせ。
欧州危機の解決には時間がかかることを覚悟。
家計貯蓄などをあてにした日本国債の安定消化議論は不適当。」
などの発言をしました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ一時反発しました。
豪ドル円が80円台を回復しました。
豪の経済相が、
「抑制されたインフレがRBAの利下げを可能にしている。」
との発言をしました。
豪ドル売り反応がみられましたが限定的でした。
午後2時頃から主要通貨ペアがやや反落しました。
アジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物がやや反落しました。
日経平均は前日比−122.19円で大引けになりました。
スペイン10年最利回りがユーロ導入来最高7.674%に上昇しました。
ドルストレートやクロス園が軟調傾向で推移しました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込みました。
オーストリア中銀総裁が、
「ESMに銀行免を許与える議論が見込まれる。」と発言しました。
午後4時からユーロドルなどドルストレートが急反発しました。
ドル円も反発してクロス円が上昇しました。
ポンドドルが1.55台を回復しました。
ユーロドルが1.21台を回復しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、仏独の株式市場がプラス圏へ反発しました。
ダウ先物が反発をみせました。
午後4時半過ぎにユーロドルが一時1.21台を割り込みました。
独IFO景気動向指数(7月)は予想より弱い103.3になりました。
指標発表直後にユーロ売り反応がみられましたが限定的でした。
その後、再びドルストレートが堅調に推移しました。
独IFOのエコノミストが、
「独の第2および第3四半期の成長は0.1%と予想。
独経済は他ユーロ圏諸国と比較すると良好だが悪化する可能性も。
輸出はほぼ安定。ユーロ安が寄与。
独のAAA格付けが危険にさらされているとは思わない。
消費は引き続き堅調。一段の利下げの理由はない。」
などの見解を示しました。
英第2四半期GDP速報は予想よりかなり弱い−0.7%になりました。
ポンドが急落しました。
英の財務相が「英国の根深い経済の諸問題が確認される結果。」
との認識を示しました。
欧州の株式市場は堅調傾向で推移しました。
その後、ポンドが反発して一時1.55台を回復しました。
ユーロ円が一時95円台を回復する場面がありました。
独30年債入札では、
「発行額が23.2億ユーロ。落札利回りが過去最低の2.17%。」
との結果になりました。
午後6時半頃から主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.44810%になりました。
米フォード・モーターズの4-6月期決算では、57パーセントの減益、
調整後の1株あたり利益が予想より強い0.30ドルになりました。
米ボーイングの4-6月期決算では、
1株あたり利益が予想より強い1.27ドルになりました。
米キャタピラーの4-6月期決算では、
1株あたり利益が予想より強い2.54ドルになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が堅調に推移しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートの多くが堅調に推移しました。
ポンドドルは再び1.55台を割り込み揉み合いになりました。
英の首相が「第2四半期GDPの結果に非常に失望している。」
とのコメントを発表しました。
仏中銀総裁が「ECBは一段の措置が必要。」と発言しました。
スペイン経済相と仏財務相が、
「ユーロ圏安定化への共通戦略には
2012年末の銀行監督メカニズムの採択が含まれる。
スペイン銀行支援は信頼感を高める。
債券利回りはスペインのファンダメンタルズを反映していない。
6月29日の合意事項を直ちに実行へ。」
などの共同声明を発表しました。
独10年債利回りが1.296%あたりに上昇しました。
米10年債利回りが1.4295%あたりに上昇しました。
原油先物が一時89ドル台を回復しました。
豪ドル米ドルが一時1.03台を回復しました。
NY時間序盤はドル円がやや反落して揉み合いました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
ドルストレートがやや反落して揉み合う展開になりました。
ユーロ円が95円台を再び割り込みました。
原油先物は88ドル台後半で推移しました。
ガイトナー米財務長官が、下院証言で、
「現在進行中の欧州債務危機は米経済にとって最大のリスク。
金融情勢の緊張は金融環境を引き締め世界景気の減速を助長。
米経済は拡大しているが成長ペースはここ2四半期で減速。
原油高と政府支出の削減と所得の伸び悩みが成長を妨げた。
財政の崖への懸念と財政政策の不確実性が一層減速させる。」
などの見解を示しました。
米新築住宅販売件数(6月)は予想より弱い35.0万件になりました。
NYダウが上昇幅を縮小しました。
米10年債利回りが1.4%あたりになりました。
ドルストレートやクロス円が下落する展開になりました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫は271.7万バレル増になりました。
原油先物が87ドル台へ下落しました。
欧州の株式市場は終盤にかけて上げ幅を縮小しました。
深夜12時半頃からドルストレートが反発をみせました。
NYダウがやや上昇をみせて揉み合いになりました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.584%、応札倍率が前回より高い2.71倍。」
になりました。
NYダウが100ドル超の上昇になりました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル円は反落する展開になりました。
原油先物が88ドル台を回復して堅調に推移しました。
格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「伊の格付けをB+からCCC+に引き下げる。」と発表しました。
市場反応は限定的でした。
その後、NYダウが終盤にかけて上昇幅を縮小していきました。
原油先物が一時89ドル台を回復する場面がありました。
ドルストレートがやや反落して揉み合う展開になりました。
ドル円がやや反発をみせました。
米10年債利回りは1.396%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台後半で引けました。
NYダウは4日ぶり反発して前日比+58.73ドルで取引を終えました。

<7月26日(木)>

格付け会社のムーディーズが、
「独銀17行の格付け見通しをネガティブに変更する。
オランダ政府保証の銀行債見通しをネガティブに変更する。」
などの発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートやや反落して軟調に推移しました。
ドル円やクロス円が軟調傾向で推移しました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
RBNZが政策金利を2.50%に据え置きました。
RBNZ声明では、
「経済見通しは6月の見通しを継続。貿易相手国の見通しは弱い。
金利据え置きが適切。欧州からの影響は限定的。
景気は来年にかけて緩やかに上昇の見込み。」
などが示されました。
NZドル買い反応がみられました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
日企業向けサービス価格指数(6月)は予想より弱い−0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが一時1.03台を割り込む場面がありました。
日経平均が一時上げ幅を縮小して前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合い推移になりました。
日銀総裁が、
「欧州の財政再建に向けた政策は充分な信頼が得られていない。
供給過剰で原油急落の可能性もある。」
などの見解を示しました。
仲値にかけてドル円が軟調に推移しました。
午前9時半過ぎからドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
豪ドル米ドルが1.03台を回復しました。
午前10時過ぎドル円が反発をみせて上下動の揉み合いになりました。
ポンドドルは軟調傾向の揉み合い推移になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は揉み合いの後に前日比プラス圏で推移しました。
原油先物は88ドル台後半で推移しました。
米WSJ紙が、
「米下院はFRBの中核業務である金融政策判断を
連邦政府の監督下に置く法案を可決した。」と報じました。
スペインのエル・パイス氏の電子版が、
「ECBはスペインや伊など資金難に陥っている国について、
市場の圧力を緩和するための一時的な軽減措置を検討している。
ECBは銀行が融資を受ける際に求められる保証条件の緩和や
資産購入計画を検討中。」との観測報道をしました。
東京時間後半はドル円やクロス円が反発をみせました。
日経平均がやや反発してプラス圏で推移しました。
ドルストレートが徐々に反発しました。
独のウェルト紙が、
「ECBはギリシャ債務の減免受け入れを求められる可能性がある。」
との観測報道をしました。
独輸入物価指数(6月)は予想より弱い−1.5%、
独GFK消費者信頼感調査(8月)は予想より強い5.9になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
日経平均は前日比+77.20円で大引けになりました。
中国上海株式市場が終盤にかけてマイナス圏へ反落しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物は当日高値圏で上下動の揉み合いになりました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
その後、ダウ先物が下落する展開になりました。
独の株式市場が前日比マイナス圏推移になりました。
仏英の株式市場は前日終値レベルで揉み合いました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円は当日高値圏で揉み合いになりました。
伊小売売上高(5月)は前月比で予想より強い−0.2%になりました。
スペイン10年債利回りは7.366%あたりになりました。
伊の2014年償還のゼロクーポン債の入札では、
「目標上限とおおりの25億ユーロ発行。
平均利回りは前回より高い4.860% (昨年11月以来高水準)
応札倍率は前回より高い1.78倍。」になりました。
ユーロに下げ渋りがみられました。
日務副大臣の会見では、 
「貿易赤字が景気減速につながらないよう警戒している。」
と発言しました。
ドラギECB総裁が、ロンドの公演で、
「ユーロ圏は現在の市場が考えている以上に強い。
ユーロ圏はここ6ヶ月間の進展は目覚しい。
前回のサミットは真の成功を収めた。
ECBはユーロのためにあらゆる行動を取る用意。
ユーロは後戻りできない。」
午後7時過ぎにユーロが急反発しました。
ユーロドルが1.12台後半へ上昇しました。
ドルストレートやクロス円が上昇しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が急反発しました。
伊10年債利回りが6.279%あたりに急低下しました。
スペイン10年債利回りが7.199%あたりに急低下しました。
ドル円が午後7時半頃から反発上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44710%に低下しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
豪ドル米ドルが1.04台を回復しました。
原油先物が一時90ドル台を回復しました。
ドラギECB総裁が、
「ECBは政府が可能な措置の補足はしたくない。
加盟国のユーロ圏離脱の可能性は予想できない。
ユーロ圏の銀行の監督が可能な中央機関をもつことは重要。」
などの追加発言をしました。
午後8時過ぎからドル円が反落しました。
NY時間が近づく頃からクロス円の上昇が一服になりました。
ギリシャ財務省高官が、
「政府は2013-14年に117億ユーロの削減計画の策定を完了。
26日中の連立与党の承認後にトロイカに提出される。」
との発言をしました。
NY時間序盤はポンドドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
スペイン10年債利回りが6.979%と7%台を下回りました。
ダウ先物や原油先物がやや反落して揉み合いました。
米エクソンモービルの4-6月決算では、
1株あたり利益が市場予想よりかなり強い3.41ドルになりました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い35.3万件、
米耐久財受注(6月 除輸送用機器)は予想より弱い−1.1%、
米耐久財受注(6月)は予想より強い+1.6%になりました。
ダウ先物が再び上昇しました。
主要通貨ペアが上昇しました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
ポンドドルが一時1.57台を回復しました。
午後10時頃からドルストレートが揉み合いになりました。
NYダウは取引開始直後に240ドルほど上昇しました。
原油先物が90ドル台で推移しました。
10年債利回りが1.42%超に上昇しました。
その後、NYダウがやや上昇幅を縮小して揉み合いました。
米中古住宅販売保留(6月 成約)は予想より弱い−1.4%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、NYダウが上昇幅を縮小しました。
ドルストレートやクロス円がやや反落して揉み合いました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
スペイン10年債利回りが6.934%あたりに低下しました。
伊10年債利回りが6.069%あたりに低下しました。
欧州の株式市場は大幅高で取引を終えました。
スペインの財務相が、
「ECBにはFRBのように更に緩和的になることを要望する。」
と発言しました。
NY時間後半はドルストレートやクロス円が揉み合いになりました。
ギリシャ首相が、
「ギリシャは救済合意の実行を進める。
思い切った歳出削減を確約する。」と発言しました。
IMF専務理事が、
「世界経済のリスクに関して欧州危機がその中心である一方、
米国の財政の崖も大きなリスクとして意識される。
原油価格もリスクとして再燃する可能性がある。」
などの認識を示しました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが0.954%、応札倍率が前回と同じ2.64倍。」
になりました。
深夜3時過ぎ頃からドル円がやや反落しました。
スペインの経済相が、
「スペイン債の支払いに対応可能。救済が必要とは全く思わない。」
との発言をしました。
ブルムバーグ通信が、
「米当局はLIBOR不正操作問題でバークレイズを含む
数社を訴追の準備をしている。」と報じました。
米10年債利回りは1.436%になりました。
NY原油(WTI)はドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+211.88ドルでこの日の取引を終えました。

<7月27日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
日全国消費者物価指数コア(6月)は予想より弱い−0.2%でした。
円売り反応がみられました。
ロイター通信が、米下院の共和党指導部の話として、
「6ヶ月間の支出継続を可能にする案を来週にも発表する可能性。
これで米政府機能が停止するリスクを来年春まで回避ができる。」
との報道をしました。
日財務相が、
「ドラギECB総裁発言が思い切って個別銀行へ
直接的な資金投入を意味するのであれば歓迎。
経済の底上げに欧州危機の収束は不可欠。」
との発言をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な上下動になりました。
山口日銀副総裁が、
「低水準の長期金利は市場が信頼しているため。
財政再建に進展があるか市場は見ている。
海外勢がいったん大きく売りに出れば大きな影響となる可能性。」
などの認識を示しました。
ロイター通信が、
「英銀大手のロイズ・バンキング・グループは
LIBOR不正操作問題をめぐり調査当局から召喚状を受け取った。」
との報道をしました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
東京時間終盤にかけてダウ先物や原油先物が緩やかに反発しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反発して揉み合いました。
豪ドル米ドルが1.04台を回復しました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
日経平均は前日比+123.54円の8566.64円で週取引を終えました。
伊10年債利回りが7月20日以来の5%台になりました。
スペイン10年債利回りは6.840%あたりに低下しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
スイスKOF先行指数(7月)は予想より強い+1.43でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は小幅高で取引を終えました。
スペインの4-6月期失業率が24.63%と過去最高を更新しました。
午後4時過ぎに主要通貨ペアが反落する展開になりました。
ユーロドルが下落しました。
ドル円が軟調に推移しました。
ラトビア財務相が、
「ギリシャは可能な限り早期にユーロ圏を離脱すべき。」
との発言をしました。
ダウジョーンズが、
「独連銀がECBの債券買い入れは債務危機対応の最善策ではない、
との見解を示した。」と報じました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
伊10年債利回りが6.025%あたりになりました。
伊の短期債の入札では、
「184日物が目標上限とおりの85億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い2.454%、
応札倍率が前回よりやや低い1.614倍。」になりました。
午後6時半頃から欧州の株式市場が反発しました。
ドルストレートやクロス円に反発の動きがみられました。
ポンドドルが1.57台を回復しました。
独連銀が、
「救済基金に銀行免許を与えれば事実上の政府債務の
ファイナンスになり欧州条約で禁止されている。
ECBよりもEFSFによる債券買い入れのほうが問題が少ない。
ECBの債券買い入れは間違ったインセンティブとなる。」
などの見解を示しました。
独政府報道官が、
「ユーロ支援でECBが可能な全てのことを行うように、
独政府もできる限り行動する。
独財務相はユーロ圏情勢について本日に声明を発表へ。
スペインから追加支援の要請は受けていない。
ECBの独立性を尊重する。
EU条約はEFSFの銀行免許付与は想定していない。
ギリシャのユーロ圏残留に対する独の姿勢は変わっていない。」
などの発表をしました。
ユーロドルが上下動しながらも反発上昇しました。
EUが「EFSFによる債券購入を求める要請はまだない。」
との発表をしました。
一部メディアが、
「仏大統領と独首相はスペイン支援と6月サミット合意の実行を
本日に協議する。」との報道をしました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏に上昇しました。
仏ル・モンド紙が、
「ECBはスペインとイタリア債の購入を準備中。
ECBは複数の政府と債券購入を準備中。
EFSFが伊とスペイン債購入へ。ECBは流通市場で債券購入へ。」
との観測報道をしました。
ダウ先物は上下動しながらもしだいに反発しました。
ドル売り優勢の相場展開になりました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
独財務相が、
「ドラギECB総裁の必要な措置とるとの発言を歓迎する。
各国政府は必要される改革を実施すべき。
スペインの銀行セクターの強化と財政措置を歓迎する。
伊の予算削減策で改革は進展。
アイルランドとポルトガルの再建計画は順調。」
などの発言をしました。
ユーロドルが再び1.23台を回復する場面がありました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44660%に低下しました。
原油先物は89ドル台で推移しました。
午後8時頃からややドル買いの動きがみられました。
ユーロ圏当局者が、
「スペインは独と24日に3000億ユーロの支援を協議した。
独は全面支援を支持しなく、ESM機能開始まで協議は棚上げ。
スペイン問題で最後の手段としてのESMへの銀行免許付与に関する
協議が再び持ち上がっている。」などの発表をしました。
独消費者物価指数速報(7月)は予想とおりの+1.7%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが上昇をみせました。
米第2四半期GDP速報は予想より強い+1.5%、
米第2四半期個人消費速報は予想より強い+1.5%、
米第2四半期PCEコア・デフレータ速報は予想とおりの+1.8%、
米第2四半期GDP価格指数速報は予想より強い+1.6%になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇してドルストレートが反落しました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
午後10時頃からドルストレートが反発をみせました。
クロス円が堅調に推移しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
米10年債利回りが1.49%に上昇しました。
独首相府が、独仏首脳電話会談後に、
「独仏首脳はユーロ圏を守るために
あらゆる措置を講じる準備整える。」との発表をしました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(7月)予想より強い72.3でした。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
米10年債利回りが1.52%に上昇しました。
NYダウが100ドル超に上昇しました。
原油先物が一時90ドル台を回復しました。
ドル円やクロス円が堅調に推移しました。
深夜12時頃から主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
欧州の株式市場は堅調に取引を終えました。
ユーロ円が一時97円台を回復しました。
IMFのスペインに関する年次報告では、
「非常に困難で著しい下振れリスクにさらされている。
改革の継続と財政戦略の信頼感と金融改革が極めて重要。
財政再建では地方財政の規律強化が求められる。」
などが示されました。
加の4-5月期財政収支は前回値より強い−8.32億加ドルでした。
加ドルが堅調に推移しました。
NYダウは堅調に推移して13000ドルの大台を回復しました。
ブルムバーグ通信が、関係筋の話として、
「ドラギECB総裁は独連銀総裁と新しいECB措置を協議して、
国債購入と利下げおよび新LTROを提案した。」と報じました。
ECB報道官が、
「総裁は常にメンバー中銀と協議している。
総裁と独連銀総裁の協議は通常のもので特別なものではない。」
との発言をしました。
ユーロドルが1.23台後半へ上昇しました。
豪ドル米ドルが1.04台後半へ上昇しました。
ポンドドルは揉み合いになりました。
ユーロ豪ドルが急落しました。
NYダウが200ドル超の上昇になりました。
米10年債利回りが一時1.59%に上昇する場面がありました。
深夜2時半頃からユーロドルが下落して1.23台を割り込みました。
深夜3時半頃からユーロドルがやや反発をみせました。
豪ドル米ドルは堅調に推移しました。
米WSJ紙が、関係筋の話として、
「ドラギ、バイトマン会談はこの先数日間続く。
今回の会談に他の中銀総裁は驚きだったようだ。
ドラギ総裁はユーロ救済基金とともに一斉に協議したがっている。」
などの観測報道をしました。
米予算教書改定では、
「財政赤字見通しが、12年度に1兆2110億ドル(対GDP比7.8%)
13年度に9910億ドル(対GDP比6.1%)、
成長見通しが、12年に2.3%、13年に2.7%、
失業率見通しが、12年に8.0%、13年に7.7%。」
などが示されました。
米10年債利回りは1.541になりました。
NY原油(WTI)は90ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+187.73ドルの13075.66ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<7月30日(月)>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(6月)、
朝8時01分に英ホームトラック住宅調査(7月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(6月)、
午後5時半に英消費者信用残高(6月)、
午後6時に欧消費者信頼感確報(7月)、
などが予定されています。
NZの指標には一応注目です。
独銀グルーの第2四半期決算も予定されてます。

<7月31日(火)>

朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(7月)、
朝8時半に日失業率(6月)、日有効求人倍率(6月)、
午前10時半に豪住宅建設許可件数(6月)、
午後4時55分に独失業者数(7月)、独失業率(7月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(7月)、欧失業率(6月)、
夜9時半に米個人消費支出(6月)、米個人所得(6月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ、米PCEコア・デフレータ、
同夜9時半に加GDP(5月)、
夜10時に米ケースシラー住宅価格指数(5月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(7月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(7月)、
などが予定されています。
豪・欧・加・米の指標には注目です。
ソシエテ・ジェネラルの第2四半期決算も予定されてます。

<8月1日(水)>

※スイスが祝日です。

午前10時に中国製造業PMI(7月)、
午前10時半に豪第2四半期住宅価格指数、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(7月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(7月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(7月)、
午後5時半に英製造業PMI(7月)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(7月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(7月)、米建設支出(6月)、
深夜3時15分に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
などが予定されています。
(中国)・(豪)・米の指標には注目です。
BNPパリバの第2四半期決算も予定されてます。

<8月2日(木)>

午前10時半に豪貿易収支(6月)、豪小売売上高(6月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(6月)、
午後4時半にスイス製造業PMI(7月)、
午後5時半に英建設業PMI(7月)、
午後6時に欧生産者物価指数(6月)、
午後8時に英BOE政策金利、英BOE資産買入規模発表、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半からドラギECB総裁記者会見、
夜11時に米製造業受注指数(6月)、
などが予定されています。
豪・英・欧・米の指標には注目です。
また、スペイン首相と伊首相の会談に、
スペイン債の入札が予定されています。
ウニクレディトやデクシアの第2四半期決算も予定されてます。

<8月3日(金)>

午前10時に中国非製造業PMI(7月)、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(7月)、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(7月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(7月)、
午後5時半に英サービス業PMI(7月)、
午後6時に欧小売売上高(6月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(7月)、米失業率(7月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(7月)、
夜11時に米ISM非製造業総合景況指数(7月)、
などが予定されています。
(中国)・(英)・(欧)・米の指標には注目です。
コメルツ銀行の第2四半期決算も予定されてます。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週前半に84あたりまで
上昇しましたが、週中から反落して週末27日に82.71に下落しました。
一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は0.44660%に低下しました。
また、米10年債利回りが先週末27日に一時1.59%まで上昇しました。
そして、NYダウは週間で253ドル上昇して13075.66ドルと大台を回復
して取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、24日のリッチモンド連銀製造業景況指数
(7月)が予想よりかなり弱い−17、米住宅価格指数(5月)が予想より強
い+0.8%、25日の米新築住宅販売件数(6月)が予想より弱い35.0万件
26日の米新規失業保険申請件数が予想より強い35.3万件、米耐久財受
注(6月)が予想より強い+1.6%、米耐久財受注(6月 除輸送用機器)が
予想より弱い−1.1%、米中古住宅販売保留(6月 成約)が予想より弱
い−1.4%、27日の米第2四半期GDP速報が予想より強い+1.5%、米
第2四半期個人消費速報が予想より強い+1.5%、米第2四半PCEコア
デフレータ速報が予想とおりの+1.8%、ミシガン大学消費者信頼感
指数確報(7月)が予想より強い72.3などになりました。
製造業や住宅市場の低迷と米経済の減速を示す結果になりましたが、
米GDPが市場予想よりは強く、また雇用市場が改善していることが示
されました。

先週の米要人発言では、24日にガイトナー米財務長官が「富裕層上位
2%の減税延長は無責任。欧州の解決策には長い時間を要する。欧州
は米国に重大なリスク。欧州は直ちに短期的な成長支援策必要。米景
気が減速しているのは明白。米経済には強い逆風。」などの認識を示
し、同日にFRBのラスキン理事が「新たな銀行規制が景気回復を窒息
させないことが重要。QE3はFRBの2つの責務との関連で議論される。
次回FOMCでQE3の可能性について議論されると予想。」との発言をし
て、25日にガイトナー米財務長官が「現在進行中の欧州債務危機は
米経済にとって最大のリスク。金融情勢の緊張は金融環境を引き締め
世界景気の減速を助長。米経済は拡大しているが成長ペースはここ2
四半期で減速。原油高と政府支出の削減と所得の伸び悩みが成長を妨
げた。財政の崖への懸念と財政政策の不確実性が一層減速させる。」
などの見解を示しましたが、週後半は金融政策にかかわる米要人発言
はFOMC前のブラックアウト期間入りのためにありませんでした。

今週の米主要経済指標では、31日の米個人消費支出(6月)と米個人所
得(6月)に米PCEコア・デフレータとケースシラー住宅価格指数(5月)
に米シカゴ購買部協会景気指数(7月)と米消費者信頼感指数(7月)、
1日の米ADP雇用統計(7月)と米ISM製造業景況指数(7月)に米FOMC、
2日の米新規失業保険申請件数と米製造業受注指数、3日の米雇用
統計に米ISM非製造業総合景況指数(7月)、などが注目されます。

1日深夜の米FOMCに関しましては、25日にWSJ紙が「景気がすぐに
上向かなければFRBは追加措置の検討に入る。FOMCが行動するならば
7月31日-8月1日の次回会合ではなく、9月の会合を待つ必要があ
る。」との観測報道をしていて、追加緩和が見送られる可能性もあ
りますが、QE3は切り札として温存するも、MBSの購入枠拡大や中銀
預金金利の変更など何らかの緩和策を講じる可能性も排除はできない
との見方もあるようです。
また、今週末の米雇用統計では1日の米ADP雇用統計と市場予想が
まちまちになっていて波乱の可能性もありそうです。


円については、25日の日通関ベース貿易収支(6月)が予想より強い
+671億円、27日の日全国消費者物価指数コア(6月)は予想より弱い
−0.2%などになり、貿易収支がやや改善していることと、CPI1%
への道程がまだ遠いことが示されました。

先週の日要人発言では、23日に日財務相が「投機的、過度の変動には
断固たる措置取る考えに変わりはないが目下のところは状況を注視し
ている。」と発言をして、同日に日銀総裁が「デフレ脱却は極めて大
事な課題。1%の物価上昇見込めるまで強力な金融緩和を推進する。
日銀は金融緩和を今後も続ける。」と発言をして、同日に中尾財務官
が「必要なら断固とした措置をとる。どのような手段も辞さない。
他の諸国の中銀と連絡をとっている。為替相場を注視している。円高
の動きは一方的。ファンダメンタルズを反映していない。」との発言
をして、24日に日財務相が「最近の一方的な円高の動きは日本経済の
実態反映していない。一層の緊張感を持ち、必要ならあらゆる措置を
排除しない。」と発言をして、同日に日銀総裁が「日本経済にとって
一番大きなリスクは欧州債務問題。欧州情勢がさらに悪化すれば貿易
や為替を通じ日本経済に影響を与えるため注意が必要。」との認識を
示し、同日に木内日銀審議委員が就任の会見で「必要あれば追加緩和
を検討すべき。資産買い取り軸にした政策効果を総括すべき。物価1
%達成難しければ新たな金融緩和考える。」との発言をして、同日に
佐藤日銀審議委員が就任の会見で「実質金利引き下げは資産買い入れ
の多様化を。外債買い入れも一案。」などの発言をして、25日に日銀
総裁が「悪い形での金利上昇は日本経済金融に大きな影響。国債市場
が中銀の買入に依存するようになると、何らかのきっかけで金利の反
転上昇もあり得る。国債市場がどのように展開していくか充分に注意
して適切に政策運営していく。」と発言をして、同日に山口日銀副総
裁が「日銀が行う金融資産買入で金融緩和の効果が強まり蓄積してい
く。為替変動の影響には充分に注意を払う必要。景気見通しの下振れ
やリスク上昇ならば追加緩和を躊躇しない。日本経済は緩やかに回復
しているが大きなリスクと背中合わせ。欧州危機の解決には時間がか
かることを覚悟。家計貯蓄などをあてにした日本国債の安定消化議論
は不適当。」と発言して、27日に山口日銀副総裁が「低水準の長期金
利は市場が信頼しているため。財政再建に進展があるか市場は見てい
る。海外勢が一旦大きく売りに出れば大きな影響となる可能性。」と
の認識を示しました。

日要人の発言ではドル円が78円台を割り込みそうになると強い言辞で
の円高牽制が見られました。また日銀の要人からは財政ファイナンス
となることを懸念しながらも追加緩和を継続していくことが示されま
した。

今週の円にかかわる主要経済指標では、30日の日鉱工業生産指数速報
(6月)と31日の日失業率(6月)などが予定されていますが、市場の注目
度はそれほど高くはないようです。今週は米欧の金融政策の発表が予
定されていて、米欧で追加緩和が決定された場合は、日銀が前回の金
融政策で追加緩和を見送っていることから、相対的に円高圧力となる
との指摘があるようです。

先週のドル円相場は、週初78円台半ばで始まり23日のロンドン時間序
盤に77.94まで下落しました。その後、日要人の強い円高牽制発言が
あり、ロンドンフィックス頃に78円台半ばへ反発する展開になりまし
た。その後は78円台前半での軟調傾向の揉み合い推移になりましたが
週末27日の米第2四半期GDP速報などが市場予想より強い結果となっ
て、78.67まで急反発して78円台半ばの78.47で週取引を終えました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週末高値の
78.67のポイント、ここを上抜けた場合は7月20日高値の78.80のポ
イント、さらに上昇した場合は79.00の「00」ポイントから17日高値
の79.17のレジスタンスゾーン、ここを上抜けた場合は、13日高値の
79.39の揉み合い高値アラウンドの売り買いの攻防が注目されます。
また下落となった場合は、まずは78.30-20の先週の揉み合ゾーンま
高値アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜け
た場合は78.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は6月1日
安値77.66ポイントなどが注目されます。
米欧で追加緩和が決定された場合は相対的に円高圧力となる可能性
がありますが、78.00を下回った場合は日要人の口先介入に注意が
必要になりそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、23日の欧消費者信頼
感指数速報(7月)が予想より弱い−21.6、24日の独製造業PMI速報(7月)
が予想より弱い43.3、独サービス業PMI速報(7月)が予想より弱い49.7
欧製造業PMI速報(7月)は予想より弱い44.1、欧サービス業PMI速報
(7月)は予想より強い47.6、25日の独IFO景気動向指数(7月)は予想よ
り弱い103.3、26日の独輸入物価指数(6月)は予想より弱い−1.5%、
独GFK消費者信頼感調査(8月)は予想より強い5.9、27日の独消費者物
価指数速報(7月)は予想とおりの+1.7%、などになりました。

先週の欧州要人の発言やニュースヘッドラインで注目されたものは、

22日、独の副首相兼経済技術相「ギリシャを救済できるか非常に
懐疑的。ギリシャが目標を達成しなければ一段の支援はない。」、
スペインのパイス紙「バレアレス諸島やカタルーニャ州など6州が
バレンシア州に続いて中央政府に支援を求める可能性。」、

23日、「スペイン10年債利回りが一時7.5%超に上昇。」、「スペイ
ンやギリシャの株式市場が一時4%安。」、南独新聞「メルケル独
首相は第3次ギリシャ救済の承認を議会に求めることは考えられな
いと発言。」、スペイン中銀「スペイン第2四半期GDP伸び率の推計
値は前期比−0.4%で3期連続でマイナス成長。」、ロイター通信
「独財務省の報道官の発言で、IMFがこれ以上ギリシャ支援に参加し
ないとの意向は聞いてない。ギリシャに関してはトロイカの報告書を
待つべきで、ギリシャ第3次支援についてはまだ協議していない。」
独財務省「スペインが改革を継続すれば市場が沈静化すると確信。
ギリシャは金融市場から短期資金調達で9月まで対応が可能。」、
EU「対ギリシャ金融支援の次回分実行に関する決定は9月以降で、
その前にはない見込み。」、スペインの証券当局「全ての株式対象
に3ヶ月の空売り禁止。」、IMF「ギリシャの経済プログラムを再び
軌道に乗せるための協議を24日に開始する。IMFはギリシャの困難の
克服を支援している。」、欧州決済機関LCHクリアネット「スペイン
と伊の7〜30年債について証拠金率を引き上げる。」、

24日、格付け会社のムーディーズ「独、オランダ、ルクセンブルクの
格付け見通しをネガティブに変更する。ギリシャの離脱リスクは以前
に比べて上昇した。」、「スペイン5年債利回りが一時10年債利回り
を上回り7.47%に。」、ギリシャの首相「今年のリセッションは7%
超となる見込み。2014年までは成長が回復しない見込み。」、
スペインのエル・パイス紙「カタルーニャ州政府のオムス報道官が
州政府はあらゆる種類の金融支援枠を活用すると発言。スペイン中央
政府による救済を要請へ。」、一部メディア「EU筋はギリシャはEU・
IMFの債務削減目標を達成できない見通し。追加債務再編が必要。」
スペイン経済相と独財務相の共同声明「スペイン国債利回りはファン
ダメンタルズを反映していない。先のEU首脳会議での合意事項の迅速
な実施を求める。効果的な銀行同盟・監督機関の設立が重要。スペイ
ンの債務危機回避のため欧州の統合深化への動きが必要。」、

25日、格付け会社のムーディーズ「EFSFの格付け見通しをネガティブ
に変更する。独バイエルン州の格付け見通しをネガティブにする。」
ギリシャ「債務削減計画として21の政府機関の統合と閉鎖を行う。
年間4000万ユーロの削減見込み。」、オーストリア中銀総裁「ESMに
銀行免を許与える議論が見込まれる。」、仏中銀総裁「ECBは一段の
措置が必要。」、スペイン経済相と仏財務相が「ユーロ圏安定化への
共通戦略には2012年末の銀行監督メカニズムの採択が含まれる。スペ
イン銀行支援は信頼感を高める。」、格付け会社イーガン・ジョーン
ズ「伊の格付けをB+からCCC+に引き下げる。」、

26日、格付け会社ムーディーズ「独銀17行の格付け見通しをネガティ
ブに変更する。」、独のウェルト紙「ECBはギリシャ債務の減免受け
入れを求められる可能性。」、ドラギECB総裁「ユーロ圏は現在の市
場が考えている以上に強い。ユーロ圏はここ6ヶ月間の進展は目覚し
い。前回のサミットは真の成功を収めた。ECBはユーロのためにあら
ゆる行動を取る用意。ユーロは後戻りできない。」、ギリシャ財務
省高官「政府は2013-14年に117億ユーロの削減計画の策定を完了。」
「スペイン10年債利回りが6.979%と7%台を下回る。」、「伊10年
債利回りが6.069%あたりに低下。」、ギリシャ首相「ギリシャは救
済合意の実行を進める。思い切った歳出削減を確約する。」、

27日、「スペインの4-6月期失業率が24.63%と過去最高を更新。」
ラトビア財務相「ギリシャは可能な限り早期にユーロ圏を離脱すべ
き。」、ダウジョーンズ「独連銀がECBの債券買い入れは債務危機
対応の最善策ではない、との見解を示した。」、独連銀「救済基金
に銀行免許を与えれば事実上の政府債務のファイナンスになり欧州
条約で禁止されている。ECBよりもEFSFによる債券買い入れのほうが
問題が少ない。ECBの債券買い入れは間違ったインセンティブに。」
独政府報道官「ユーロ支援でECBが可能な全てのことを行うように、
独政府もできる限り行動する。スペインから追加支援の要請は受け
ていない。ECBの独立性を尊重する。EU条約はEFSFの銀行免許付与は
想定していない。ギリシャのユーロ圏残留に対する独の姿勢は変わ
っていない。」、仏ル・モンド紙「ECBはスペインと伊債の購入を
準備中。ECBは複数の政府と債券購入を準備中。EFSFが伊とスペイン
債購入へ。ECBは流通市場で債券購入へ。」、ユーロ圏当局者「スペ
インは独と24日に3000億ユーロの支援を協議した。独は全面支援を
支持しなく、ESM機能開始まで協議は棚上げ。スペイン問題で最後の
手段としてのESMへの銀行免許付与に関する協議が再び持ち上がって
いる。」、独首相府「独仏首脳はユーロ圏を守るためにあらゆる措置
を講じる準備整える。」、IMFのスペインに関する年次報告「非常に
困難で著しい下振れリスクにさらされている。改革の継続と財政戦略
の信頼感と金融改革が極めて重要。財政再建では地方財政の規律強化
が求められる。」、ブルムバーグ通信「ドラギECB総裁は独連銀総裁
と新しいECB措置を協議し国債購入と利下げおよび新LTROを提案。」
米WSJ紙「ドラギ、バイトマン会談はこの先数日間続く。今回の会談
に他の中銀総裁は驚きだったようだ。ドラギ総裁はユーロ救済基金と
ともに一斉に協議したがっている。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初23日に下窓を空けて1.2120から始まり
スペインとギリシャ懸念を背景に軟調傾向の揉み合いで推移して、
24日NY時間のロンドンフィックス過ぎに年初来安値となる1.2042まで
下落する展開になりました。その後、1.20台半ばでの揉み合いを経て
25日のロンドン時間序盤にオーストリア中銀総裁の「ESMに銀行免を
許与える議論が見込まれる。」との発言を契機に反発して、同日NY
時間前に1.2170まで上昇しました。その後、1.21台半ばでの揉み合い
を経て26日のロンドン時間前半にドラギECB総裁の「ECBはユーロの
ためにあらゆる行動を取る用意。ユーロは後戻りできない。」との
発言に同日のNY時間序盤にかけて1.2316まで急上昇する展開になり
ました。その後、週末27日の東京時間まで小幅な揉み合いになり、
同日のロンドン時間序盤にスペインの4-6月期失業率が過去最高を更
新したことや、ラトビア財務相発言やダウジョーンズ報道を契機に
1.2241まで反落しましたが、その後、独政府報道官の「ユーロ支援で
ECBが可能な全てのことを行うように、独政府もできる限り行動。」
との発表や、仏ル・モンド紙のECBの債券購入にかかわる観測報道や
独首相府「独仏首脳はユーロ圏を守るためにあらゆる措置を講じる
準備を整える。」との発表に反発して、IMFのスペインに関する年次
報告に揺れながらも1.2389まで上昇する展開になりました。
その後、同日のNY時間後半にブルムバーグ通信が「ドラギECB総裁は
独連銀総裁と新しいECB措置を協議し国債購入と利下げおよび新LTRO
を提案。」との報道にユーロ・キャリーの動きでユーロクロスが下落
して、ユーロドルは1.2280まで下落して、終盤にやや戻して1.2320で
週取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、31日の独失業者数(7月)
と独失業率(7月)に欧消費者物価指数速報(7月)と欧失業率(6月)、
1日の独製造業PMI確報(7月)と欧製造業PMI確報(7月)、2日のスペ
イン債の入札と欧ECB政策金利にドラギECB総裁記者会見、3日の独
サービス業PMI確報(7月)と欧サービス業PMI確報(7月)に欧小売売上
高(6月)などが注目されます。また、ユーロドルでは対ドル通貨ペア
として3日の米雇用統計が注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週高値の
1.2389から1.24の「00」ポイントの売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は1.25の「00」ポイント、さらに上昇した場合は
1.26の「00」ポイントから7月3日高値の1.2626のポイントなどでの
売り買いの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは1.23の「00」ポイント、ここを
下抜けた場合は先週27日安値の1.2241のポイント、さらに下落した
場合は1.22の「00」ポイントから7月13日安値の1.2162のポイント、
ここを下抜けた場合は1.21の「00」ポイントでの売り買いの攻防が
注目されます。

今週のユーロにかかわる注目の焦点は2日の欧ECB政策金利とドラギ
総裁の記者会見ですが「国債購入と利下げおよび新LTROが検討」が
されているとのことで、26日にドラギ総裁が「ECBはユーロのために
あらゆる行動を取る用意。」と明言していて、ECBメンバーの独連銀
総裁とも積極的に協議を行い、27日に米WSJ紙が関係筋の話として、
「今回の会談に他の中銀総裁は驚きだったようだ。」と報じている
ことから、かなり思い切った決定がされる可能性がありそうです。
慎重派の独連銀総裁の意向もあり全てが決定となるかは不明ですが、
「国債購入と利下げおよび新LTRO」のうち、少なくとも1つ以上の
決定がされると思われます。

ECBによる国債購入の事前観測が高まったり、それが決定された場合
ではリスク選好動意となりますが、利下げおよび新LTROの事前観測が
高まったり、それらが決定された場合では、ユーロ売り動意とリスク
選好の両面があり、先行織り込み後の決定の事実を見ての一旦の手仕
舞いの動きと相俟って、ECBの発表がある2日当日は揺れる展開とな
る可能性がありそうです。また、利下げと新LTROに関してはユーロ・
キャリーの材料となることで、ユーロ売りと豪ドルなどの高金利通貨
買いの動意となる可能性もありそうです。そして、週末には米雇用統
計の発表があることで、動向を観て機敏にトレードして行きたいもの
です。

そのほか今週は、2日の英BOE政策金利と英BOE資産買入規模発表など
も注目されます。


さて今週は、トレードと凡事のお話 その16 です。


前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十六話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「先週のユーロドルはけっこう激しい相場展開になったのう。」

『ジイさん、そうだったな。週前半は年初来安値を更新したが、
 週後半はドラギECB総裁の発言を契機として噴け上がったな。
 オレ様も先週のトレードではたんまりゴチになったぜ。』

「それは良かったのう…。さすがお前さんじゃ。
 でも、週後半の急反発で負けたトレーダーもいたのじゃ。」

『そりゃぁ、負けたトレーダーもいただろうさ。
 一時の反発調整と観て思惑で売り上がりでもしたのかな。』

「ふむ。そういう向きもあったじゃろうのう…。
 ただ…、短期的にせよ、反発上昇になったと認識して
 26日のロンドン時間前半で200Pips近く上昇している最中に
 買いで負けたトレーダーもいたのじゃ…。」

『反落期待で動きに逆らって売って負けたのなら意味はわかるが、
 200Pips近く上昇している最中にロング(買い)で負けるとは
 ちょっと理解に苦しむな…。やってみろと言われても、
 あのとき買いで負けるのは難しいくらいだぜ。』

「ふむ…、今回はそのトレーダーがなぜ負けたのか
 そのあたりを検討してみようと思うのじゃ。」

『その負けにはそうなる何か重要なことが
 秘められているのかもしれないな。興味深いぜ。』

「お前さんにちょっと聞いておきたいのじゃが、
 200Pips近く上昇している最中に負けるとすると
 はて、どんなことが考えられるかな…。」

『うーん。そうだなぁ…。
 買いで負けるのが難しいくらいだが、
 動意未熟の初期の焦りの拙速なエントリーとか(A)…。
 +3σ突っ切りなどの一時の延び切った時点でエントリーして、
 その後にヒゲとなって一時下げたときに損切りとなるとか(B)…。
 ストップ(損切り設定)が相場状況に対して浅すぎるとか(C)…。
 そのくらいしか思いつかないけどな。』

「ふむ。なるほど…。そのトレーダーは
 焦りの拙速なエントリーなどはしなかったのじゃ。
 上位の時間軸でも反発上昇の可能性は認識していたのじゃが、
 上位の時間軸で下降トレンドがまだ残存していることで
 むしろ、下位の時間軸での反発上昇が確かなものか、
 直前高値上抜けをしっかり超過するのを慎重に待ったのじゃ…。
 そして、短期時間軸でテクニカルの上昇示唆も確認して
 買いでエントリーしたのじゃが…。」

『……。』

「そのエントリーした時点がお前さん指摘のポイント(B)であり、
 そして、そのトレーダーは短期派であったので
 ストップ(損切り)はまたお前さんの指摘する(C)であったことで、
 一時の押しでヒゲとなったところで損切りとなったのじゃ。」

『……。』

「それまでの価格の動きに対して
 明らかに強く早い動意を認識できたならば、
 直前高値上抜け直後に早期リスク選好も出来たと思われるが、
 慎重がアダとなって待ち過ぎてエントリーが遅れた…、
 もしくは、+3σ突っ切りなどの一時の延び切った時点からの
 押しの動きを待てなくエントリーが早過ぎた…、
 つまり、INのタイミングが悪かったのじゃのう。
 しかも、ボラが拡大してブレも大きくなる可能性があったが、
 浅いストップのままでトレードに臨んてしまった…、
 そうして、損切りとなってしまったのじゃ。」

『……。』

「それで、負けてしまったことによって、
 より慎重居士になってしまったわけじゃが、
 しかし、価格の動きは損切りをあざ笑うかのように
 さらに上昇して、しばらくエントリーを躊躇していたものの、
 上昇の動きにたまらなくなって、遅すぎを悔やみながらも、
 再び買いでエントリーをしたのじゃ…。
 しかし、そこはまたもやお前さんの指摘する
 次のポイント(B)であった。
 そうして、またもや一時の押しでヒゲとなったところで
 損切りとなったのじゃ…。」

『……。』

「その後はもうマインドが萎えてエントリーする気になれず、
 その後のさらなる上昇でタイミング良くエントリーしていれば
 それまでの負けを挽回できたものを
 その後は、悔恨と手法への疑念の渦巻く気持ちで、
 ただ呆然と上昇の動きを眺めていることになったのじゃ。」

『泣くに泣けない話だが…。
 マウスを引きちぎりたくなるだろうな。』

「このようなトレーダーはいつもこうであることが多いものじゃが、
 一方、同じ時間帯に同じ手法で収益を上げている
 トレーダー達もいたのじゃ。」

『……。』

「いったい何が教訓になるのじゃろうか。」

『拙速はいけないが、躊躇でのタイミング遅延はもっと良くない。
 +3σ突っ切りなどの一時の延び切りでは押しを待つ必要。
 明らかに強く早い動意の場合はそれを早期に認識できる感覚。
 ボラが拡大した場合はブレも大きくなるので
 ストップ幅も多少は大きめに取る必要。などかな…。』

「ふむ…。車のスピードも異常な速さは一目でわかるように、
 明らかに強く早い動意も感得できるようになるものじゃし、
 また、トレードでのエントリーも野球のバッティングのように
 まさにタイミングということじゃが、
 テクニカルを恨むよりも、自分自身の内在の問題として
 自身のエントリーのタイミングの癖と性向を認識して、
 その修正に努める必要はあるのかもしれないのう…。」

『よく、勝てるトレーダーはけっこう手法を問わず勝てるものだが、
 負けるトレーダーは手法を変えてもなかなか勝てない、
 といわれることがあるが、このあたりのことなのか…。』

「自身のマインドはトレードに負として作用することが多く、
 また、トレーダーごとに良い癖と悪い癖は誰にでもあり、
 自身のトレードの癖を冷静に認識して、もしも悪い癖があれば、
 努めて修正していく必要はあるのかもしれないのう…。」

『それが当たり前のことだと…。』

「ふむ。そこまで言い切れるかどうかはわからぬけれども、
 負に作用することの多い自身のマインドの声を
 知らず知らずに主導としてトレードしてしまうのではなく、
 悪い癖があれば治していく必要はあるのではないのかのう…。
 それが修正されていったならば、
 トレードの戦績が劇的に改善するものなのじゃが…、
 自身内在の悪癖よりも原因が外あると思い込んでいて、
 なかなかそのことに気づかず治していけないものなのじゃのう。」

『やっべーっ。今回は特に話が超長くなってんぞ。
 また来週にでもしたらどうだい。』

「そうすることにしようかのう…。」
 

なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その15


今週の27日からロンドン・オリンピックが開催されますね。^^

●先週の主な出来事

<7月16日(月)>

主要通貨ペアの多くが上窓を空けて始まりました。
その後、主要通貨ペアが反落しました。
ユーロドルやドル円が窓を埋めました。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
一部メディアが、
「NY連銀はLIBORの仕組みに問題があると2008年から認識し、
対応を進めてきたとする資料を公表した。」と報じました。
英ライトムーブ住宅価格(7月)は前月より弱い−1.7%でした。
市場反応は限定的でした。
ユーロ円が97円台を割り込みました。
日市場は祝日で休みでした。
東京時間序盤はクロス円やドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円も軟調傾向が続き主要通貨ペアが軟調に推移しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場などが軟調傾向で推移しました。
原油先物が87ドル台を割り込み軟調傾向で推移しました。
ダウ先物はやや軟調傾向の小幅揉み合いになりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
一部メディアが、
「中国の国務院が今週18日にも経済情勢会議を開催する。
追加緩和を含めた景気刺激策を検討。
上期の経済情勢を確認し下期の財政金融政策の方向性を決める。」
との観測報道をしました。
日経平均は本邦祝日で取引はありませんでした。
午後3時過ぎから主要通貨ペアが再び下落しました。
ドル円が一時79円台を割り込みました。
アジアの株式市場が軟調に推移しました。
スイス第1四半期鉱工業生産指数は前回値より強い+1.4%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
スペイン10年債利回りが6.705%あたり上昇しました。
ドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
午後4時半過ぎからドル円が反発をみせました。
独連邦憲法裁判所が
「ESMと財政協定の判断を9月12日に公表する。」
との発表をしました。
ユーロドルやポンドドルが軟調傾向で推移しました。
欧消費者物価指数確報(6月)は予想とおりの+2.4%、
欧消費者物価指数コア(6月)は予想とおりの+1.6%、
欧貿易収支(5月)は前回値より強い69億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ロイター通信が、
「ECBはドラギ総裁が9日のユーロ圏財務相会合において、
経営の悪化したスペイン貯蓄銀行のシニア債保有者に
損失負担を求めることを提案したとの米WSJ紙の報道内容に関する
コメントを拒否した。」と報道しました。
ユーロドルが1.22台を割り込みました。
ドル円が再び一時79円台を割り込みました。
ユーロ円が96円台前半へ下落しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
伊10年債利回りが6.075%あたりに上昇しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調傾向の揉み合いになりました。
午後7時過ぎにドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
独政府報道官が、
「銀行再編でスペインを大変信頼している。
EFSFは銀行への直接融資を想定していない。
EUの監督一元後にのみ直接融資がある。」
との発言をしました。
EU欧州連合が、
「スペイン支援の最終合意は数日以内に。
スペイン銀行の優先債保有者への負担増はない。」
との発表をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.45510%になりました。
米シティグループの4-6月期決算では、
1株当たり利益が市場予想より強い1ドルになりました。
スペイン経済相が、
「銀行同盟を成立するのは非常に困難。
EUにおいて決定過程は複雑で問題がある。
企業は緊縮の努力を共有すべき。」
などの見解を示しました。
NY時間序盤ではドル買い動意が優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが再び下落しました。
ドル円がやや反発をみせました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
米小売売上高(6月)は予想より弱い−0.5%、
NY連銀製造業景気指数(7月)は予想より強い+7.39になりました。
ドル売り反応がみられました。
ドルストレートが反発してドル円が下落しました。
ユーロドルが1.22台を回復しました。
米5年債利回りが一時過去最低の0.5881%になりました。 
ダウ先物に反発の動きがみられました。
原油先物が87ドル台を回復しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
IMF国際通貨基金が、
「2012年の世界成長率見通しを従来の3.6%から3.5%に下方修正。
2013年の世界成長率見通しを従来の4.1%から3.9%に下方修正。
世界経済の下振れリスクは引き続き大きくなっている。
ユーロ圏の13年成長率予想を従来の0.9%から0.7%に下方修正。
ECBには一段の金融政策緩和の余地ある。」
などの見解を示しました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.4454%あたりに低下しました。
ドルストレートがやや反落する展開になりました。
ドル円にやや反発の動きがみられました。
米企業在庫(5月)は予想より強い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、NYダウが下げ幅を縮小しました。
ドルストレートやクロス円が反発上昇しました。
原油先物が堅調に推移しました。
IMFの主席エコノミストが、
「中国成長見通しの引き下げは先進国の需要減退が要因。
投資の減速は底入れの可能性。
米国が財政の崖の問題に対処できなければ、
他の経済に多大な衝撃が及ぶ可能性。」
などの見解を示しました。
深夜12時半頃からドル円が反発上昇しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
独の株式市場が終盤に前週末比プラス圏へ反発しました。
NYダウは前日比マイナス圏での揉み合いが続きました。
UAE沖のペルシャ湾で米海軍の艦船が
警告を無視した小型船を銃撃しました。
仏の中銀総裁が、
「利下げが経済に浸透していなく
金融政策の変化が効果を出していない。
危機解決にためにユーロ圏共通の銀行監督機関や
預金保険制度と銀行救済基金が必要。」
などの見解を示しました。
深夜2時半ころからドルストレートが再び上昇しました。
NYダウが終盤にやや下げ幅を拡大しました。
ドルストレートがやや上げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.469%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−49.88ドルでこの日の取引を終えました。

<7月17日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「ウニクレディットなど伊の銀行および13の金融機関の格付けを
引き下げる。」との発表をしました。
ユーロ売り反応がみられましたが限定的でした。
IMF国際通貨基金が、
「ポルトガル向け支援プログラムに基づく
14.8億ユーロの融資実行を承認。
ポルトガルが2012年末の財政目標達成は可能だが、
歳入減により未達リスクは高まっている。
市場での資金調達に向け強力な政策と改革へのコミットメントを
維持することが重要。」などの発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
NZ第2四半期消費者物価指数は予想より弱い前期比+0.3%でした。
NZドル売り反応がみられました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合いで推移しました。
日経平均は小幅高で始まった後に反落して揉み合いました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが上昇しました。
ダウ先物が反発上昇する展開になりました。
日経平均が前週末比終値レベルで揉み合いになりました。
カンザスシティー連銀総裁が、
「米経済成長が緩慢なことは確かである。
米経済成長は不規則。
失業が個人消費の重石になっている。
米企業は極めて慎重。
企業は投資の準備がまだ整っていない。
米経済は2012年に2%超の成長にならない可能性。
米経済成長は2012年以降に加速すると予想。
国民の銀行への信頼はさらに損なわれている。
FRBの政策は極めて緩和的。
FRBが人々を仕事に戻せるか明白ではない。」
などの見解を示しました。
日財務相が、
「緊張感を持って市場を注視して、
過度な変動みられるときは断固たる措置をとる。
最近の円相場実体を反映していない。
米景気などに対する見通し含め投機筋が円高を進めている。」
との発言をしました。
ドル円が一時79円に迫るあたりまで上昇しました。
日経平均が前週末比プラス圏推移になりました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
豪RBA議事録では、
「7月理事会で政策金利をさらに調整する必要ないと判断。
過去数ヶ月間の大幅な政策緩和で国内成長の勢いが増すと予想。
労働市場の良好さが国内消費を支援。
世界経済の成長鈍化や低水準の国内インフレ率を踏まえると
適切な金利は平均をやや下回る水準。
第1四半期のGDPデータは従来予想よりも
2011年の年央から豪経済に活気が出てきたこと示す。
第2四半期の成長ペースは貿易動向などでやや鈍化する見込み。
鉱業への投資は予想より強い。
消費は良好な労働市場に支えられている。
全般的なインフレ圧力は依然抑制されている。
海外の指標は世界経済見通し悪化を示唆。米欧経済は減速。
中国政府は追加措置講じる姿勢示している。
欧州危機の波及がその他諸国にとって大きなリスク。」
などが示されました。
豪ドル買い反応がみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は小幅安で始まりました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
その後、アジアの株式市場が前日比プラス圏推移になりました。
豪ドル米ドルが1.03台を回復しました。
午前11時頃から主要通貨ペアの多くが揉み合い推移になりました。
豪ドルなど資源国通貨は堅調傾向で推移しました。
原油先物は88ドル台で推移しました。
東京時間終盤にかけてドルストレートがやや反落しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.03台を割り込みました。
ダウ先物やアジア株式市場がやや上げ幅を縮小して揉み合いました。
日経平均は前週末比+30.88円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
中国上海株式市場が終盤に上げ幅を再び拡大しました。
アジアの株式市場は堅調に取引を終えました。
オーストリアの2年債利回りが初のマイナスになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ユーロドルなどに反発の動きがみられました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
伊10年債利回りは6.107%あたりになりました。
日銀が、(12日の日金融政策で発表したとおり)
「残存1年以下の国債買入れオペに設定されている
下限金利0.1%を撤廃した。」と各金融機関に通知しました。
午後4時半過ぎからドル円が上昇して79円台を回復しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ポンドドルが軟調傾向で推移しました。
英消費者物価指数(6月)は予想より弱い+2.4%、
英消費者物価指数コア(6月)は予想より弱い+2.1%、
英小売物価指数(6月)は予想より弱い前月比−0.2%になりました。
指標発表直後はポンド売り反応がみられました。
その後、ポンドが下落幅を縮小しました。
ドル円が堅調に推移しました。
スペイン短期債の入札では、
「目標上限は35億ユーロに対して35.6億ユーロ調達。
12ヶ月物は、発行額が25.99億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い3.918%。
応札倍率が前回より高い2.23倍。」などと好調でした。
ユーロに反発の動きがみられました。
独ZEW景況感調査(7月)は予想よりは強い−19.6、
欧ZEW景況感調査(7月)は予想より弱い−22.3になりました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
ZEW経済研究所が、
「独は弱い輸出により低成長。
重要な取引国の弱い成長により独も重荷を負っている。
リスクは過小評価されるべきでない。」
との見解を発表しました。
英株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
午後7時近くからダウ先物や欧州の株式市場がやや反落しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ドル円は一時79円台を割り込むも再び反発して揉み合いました。
中国政府が、
「中国の景気回復基盤はまだ強固でない。
積極的な財政政策と穏健な金融政策を堅持する。
経済成長促すため投資が必要だが無駄な支出は避けるべき。」
などの見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.45510%になりました。
スペイン中銀総裁が、
「存続能力のない銀行は秩序だった方法で清算されるべき。
苦境に陥っている銀行の資本増強計計画は早急に実行されるべき。」
などの見解を示しました。
スペインの経済相が、
「経営難に陥っている国内銀行を清算する計画はない。」
との発言をしました。
米ゴールドマン・サックスの4-6月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い1.78ドルになりました。
ダウ先物や欧州株式市場に一時やや反発がみられました。
NY時間序盤はドル買いがやや優勢の展開になりました。
米消費者物価指数(6月)は予想より強い+1.7%、
米消費者物価指数コア(6月)は予想とおりの+2.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
加製造業売上高(5月)は予想より弱い−0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
米対米証券投資(5月)は予想より強い+550億ドルでした。
市場反応は限定的でした。
加BOCが政策金利を市場予想とおり1.00%に据え置きました。
加BOC声明では、
「現在の金融刺激策を一定適度解除することが適切になる可能性。
世界経済の見通しは4月の金融政策報告から弱まっている。
2012年の加成長見通しを2.4%から2.1%に下方修正する。
2013年の加成長見通しを2.4%から2.3%に下方修正する。
金融刺激の解除のタイミングや程度は国内と世界の経済進展と
慎重に比較検討される。」などの発表をしました。
加ドル買い反応がみられました。
米10年債利回りは1.48%あたりになりました。
米鉱工業生産指数(6月)は予想より強い+0.4%、
米設備稼働率(6月)は予想より弱い78.9%でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
原油先物が89ドル台を回復しました。
NYダウが上げ幅を縮小する展開になりました。
ドル円やクロス円に反落の動きがみられました。
フィンランド財務相が、
「フィンランドとスペインが担保について合意した。」
と表明しました。
米NAHB住宅市場指数(7月)は予想より強い35になりました。
バーナンキFRB議長の議会証言では、
「景気回復と雇用改善促進に一段の行動取る用意。
就業者数の伸び悩みは季節調整と異例の暖冬が影響。
成長は今後数四半期緩やかに継続する見込み。
欧州財政危機と米財政事情が主要なリスクの源泉。
欧州当局は危機解決に力強い意気込みと充分な資源持つ。
欧州情勢悪化は米国の金融システムと経済に著しい試練。
経済状況は少なくとも2014年末まで異例に低い金利を正当化。」
などが示されました。
具体的なQE3の示唆はありませんでした。
午後11時からドル買い動意が優勢になりました。
ドルストレートが下落しました。
ドル円が上下動の揉み合いになりました。
ユーロドルが一時1.22台を割り込みました。
ポンドドルが一時1.56台を割り込みました。
クロス円が軟調に推移しました。
ユーロ円が96円台半ばに下落しました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が88ドル台を割り込みました。
ドル円が79円台を割り込みました。
バーナンキFRB議長が質疑応答で、
「QEは景気をサポートするがリスクも引き起こす。
QEは安易に使用すべきでない。財政の崖は多大な悪影響を及ぼす。
デフレリスクが小さいながら生じてきた。
LIBORシステムは明らかに構造的な欠陥ある。
FOMCでは一段のQEと連銀貸出と超過準備の付利も利用可能。」
などの発言をしました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが反発をみせました。
NYダウが前日比プラス圏へ反発上昇しました。
仏の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ドル円が再び79円台を回復してクロス円が反発しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
原油先物が反発上昇しました。
クリーブランド連銀総裁が、
「もし弱い指標が続くならば追加の緩和が正当化される。
金融政策は回復を支援するが限界はある。
2012年米成長率を2%程度と予想。
2014年にかけ緩やかな加速を見込んでいる。」
などの発言をしました。
FRBの公定歩合議事録では、
「最近の経済情報は弱いが緩やかな成長継続を予測。
住宅市場に価格安定や住宅建設の増加など前向きな動き。
個人消費は年初めよりもやや弱まった。
就業者数の増加ペース鈍化し失業率高止まりは懸念の源泉。
カンザスシティー連銀が公定歩合1%へ引き上げを要求。
ボストン連銀が公定歩合0.5%へ引き下げを要求。」
などが示されました。
NY時間後半はドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートがバーナンキ発言後の下落を回復しました。
ドル円は79円台前半で揉み合いになりました。
ユーロドルが1.22台後半へ反発上昇しました。
ポンドドルが1.56台半ばへ反発上昇しました。
豪ドル米ドルが1.03台を回復しました。
米10年債利回りは1.506%になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+78.33ドルでこの日の取引を終えました。

<7月18日(水)>

ユーロドルが一時1.23に迫るあたりまで上昇しました。
米インテルの4-6月期決算では、
「1株当たり利益が市場予想より強い0.54ドル。
7-9月期の売上高見通しは予想より弱い143億ドル。」になりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
日銀金融政策決定会合議事録要旨では、
「リスク顕在化なら様々な選択肢を排除すべきではない。
現時点では4月末の金融資産買入れを着実に進めて
効果を確認すること適当との見解で一致。
日銀は強力な金融緩和推進していて、
引き続き適切な政策運営に努めるとの方針で一致。
海外経済は減速から脱していないが
緩やかな改善の動きみられるとの見方で一致。
米国経済はバランスシート調整圧力残るなか
欧州債務問題や財政の崖の影響を注視する必要(多くの委員)。
日本経済は外需の回復明確化するまで
内需堅調続くかどうかがポイント(多くの委員)。」
などが示されました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
日経済財政相が、
「日本経済は緩やかに回復しつつあるが、
円高など様々なリスクに注意が必要。」
との認識を示しました。
東京時間序盤は一時ドルストレートが上昇しました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
ドル円は一時反落した後に戻す上下動になりました。
豪Westpac先行指数(5月)は前月より強い+0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ダウ先物や日経平均がやや反落しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
原油先物が89ドル台を割り込みました。
日首相が、
「消費税引き上げは経済の好転が条件。
成長軌道に乗るよう政策を総動員していく。」
との発言をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は小幅安で始まった後に反発して揉み合いました。
北朝鮮が重大な報告を日本時間正午に行うと発表しました。
アジアの株式市場が前日比マイナス圏推移になりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
為替市場はややドル買い傾向での揉み合いになりました。
北朝鮮が金正恩労働党第1党書記に国家の元帥・司令官の称号を
与える方針を固めたとの発表をしました。
中国上海株式市場などが下げ幅を縮小して反発をみせました。
中国国家統計局の新築住宅価格(6月)では、
「主要70都市のうち25都市が前月比で上昇。5月の6都市から急増。
下落は43都市から21都市に半減。」などが示されました。
アジアの株式市場が軟調推移になりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が79円台を割り込みました。
ユーロ円が97円台を割り込みました。
日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
クレディ・スイスの4-6月純利益は7.88億スイスフランでした。
日経平均は前日比−28.26円で大引けになりました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発して揉み合いました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円が79円台を回復しました。
ユーロ円が97円台を回復しました。
スペインの首相が、議会で、
「スペインの多くの機関は市場から締め出されている。
スペインはEU内で最も低い売上税だった。
スペインの緊縮策はすぐに効果が得られない可能性があるが
緊縮策は必要。」などの見解を示しました。
スペイン10年債利回りが6.770%あたりに低下しました。
スペイン中銀が、
「スペインの銀行の5月の不良債権比率が8.95%に上昇した。」
との発表をしました。
午後4時半頃からドルストレートやや反落して揉み合いました。
英失業率(6月)は予想とおりの4.9%、
英失業保険申請件数(6月)は予想より弱い0.61万件、
英BOE議事録では、
「7対2で資産購入枠の拡大を決定。
デール委員とブロードベント委員は資産買入れ枠拡大に反対。
政策金利据え置きは9対0。
新たな対策の評価後に利下げの検討の可能性。」
などが示されました。
ポンドが急落する展開になりました。
ポンドドルが一時1.56台を割り込む場面がありました。
ダウ先物や英株式市場が一時反発する展開になりました。
欧建設支出(5月)は前月より強い+0.1%になりました。
独の首相が、
「ユーロ圏で監督なしで重荷を共有することはない。
隣国が良いことをする時のみに独も良い行動を取る。
欧州の計画が機能するかどうか確信していない。」
などの発言をしました。
ユーロが下落する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
欧州の株式市場やダウ先物にやや反落の動きがみられました。
独2年債の入札では、
「目標50億ユーロに対して応札額84億ユーロ。
発行額41.73億ユーロ。平均落札利回りが−0.06%。」
などになり、入札で初のマイナス金利になりました。
ユーロが一段安になりました。
ポルトガル短期債の入札では、
「12ヶ月債で発行額が12.5億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い3.505%、
応札倍率が前回より低い2.360倍。」などにりました。
ギリシャ財務当局者が、
「115億ユーロの救済策に関して協議している。
ギリシャ政府は国家資産の売却を約束。
ギリシャは2012年にさらなる財政策を取ることを避けたい。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.45510%になりました。
米バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの4-6月期決算では、
1株当たり利益が市場予想より弱い0.39ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
米バンク・オブ・アメリカの4-6月期決算では、
1株当たり利益が市場予想より強い0.19ドルになりました。
米USバンコープの4-6月期決算では、
1株当たり利益が市場予想より強い0.71ドルになりました。
ギリシャ政府報道官が「連立政権は歩調を合わせることで合意。」
との発表をしました。
NY時間が近づく頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
米住宅着工件数(6月)は予想より強い76.0万件、
米建設許可件数(6月)は予想より弱い75.5万件になりました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
ユーロドルが再びやや下落しました。
ガイトナー米財務長官が、
「欧州と政治の機能不全は経済への主要リスク。
財政の崖をめぐる不透明性は著しいリスク。
成長は誰もが望むより緩慢。議会の行動を望む。」
などの発言をしました。
米10年債利回りが1.4722%あたりに低下しました。
IMF国際通貨基金が
「ユーロ圏は成長のために短期的なサポートが必要。
ユーロ圏の成長見通しには深刻な下振れリスクがある。
ユーロ圏の金融安全網は柔軟に使用されるべき。」
との見解を発表しました。
一部シンクタンクが、
「日銀がアグレッシブに追加緩和を実施する可能性。」
とのレポートを発表しました。
午後10時過ぎにドル円が反発して一時79円台を回復しました。
ポンドドルなどドルストレートが反発上昇しました。
その後、ドル円が反落する展開になりました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
ドル売り動意が優勢の展開になりました。
NYダウが反発して前日比プラス圏へ反発しました。
原油先物が89ドル台を回復しました。
フィンランドの首相が、
「スペインの救済額は8月初旬に確定される。
スペインの状況は早急に解決すべき。
フィンランドはしっかりとユーロに関与する。」
などの発言をしました。
伊10年債利回りが6.035%あたりに低下しました。
バーナンキFRB議長の下院議会証言は前日を踏襲した内容でした。
午後11時半頃からポンドドルなどがやや反落して揉み合いました。
スペイン10年債利回りが6.934%あたりに上昇しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が80.9万バレルの減少でした。
豪ドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
ドル円が軟調に推移しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて上昇しました。
バーナンキFRB議長が、
「議会が行動しなければ財政の崖で著しい損害を受ける。
雇用改善に進展が見られなければ追加行動の可能性は確実にある。
景気が減速しているが一時的なのか評価をしてみないといけない。
失業問題のかなりの部分は景気循環によるもの。
FRBの債券買い入れは限界に達していない。」
などの認識を示しました。
NYダウが堅調に推移しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
NY時間後半にNYダウが当日高値圏で揉み合いになりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円はやや下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、
「製造業と小売部門の活動が弱くなってきた。
成長は控えめないし緩やかなペースで拡大。
3地区が緩慢な成長、5地区が緩やかに成長。
雇用水準は大半の地区で弱いペースで拡大。
小売売上高は一部の地区を除けばやや増加。
住宅市場は販売と建設が増えて在庫が減り概して前向き。
製造業の活動は引き続き大半の地区で緩やかに拡大。
小売部門で伸びを報告したのは大半が自動車販売。
サービス業の需要は大半の地区で概して安定的。
インフレと賃金の圧力は控えめ。」
などが示されました。
NY時間終盤にかけてドルストレートが再上昇しました。
一部メディアが、関係筋の情報として、
「英BOE総裁が9月バーゼル会合でLIBOR問題を取り上げるよう
書簡で要請した。」との報道をしました。
米10年債利回りは1.489%になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+103.16ドルでこの日の取引を終えました。

<7月19日(木)>

米IBMの4-6月期決算では、
「1株当たり営業利益が上予想より強い3.51ドル。
通期の見通しを1株営業利益で15.10ドルに上方修正。」
などになりました。
IMF国際通貨基金が、
「ユーロ圏のGDP成長率は、今年は−0.3%、来年+0.7%。
ユーロ圏の経済見通しには深刻な下振れリスク。
ECBには利下げ余地。さらなる非伝統的措置もある。
銀行同盟設立などの対応を即時実施すべき。」
などの発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物はわずかに下げて揉み合いました。
ガイトナー米財務長官が、
「金融システムの改革には大規模な変革が必要。
企業の失敗は米金融制度改革法の重要さ示す。
MMFの追加的な改革を促す。住宅金融システムの修復が必要。」
などの認識を示しました。
IMFの専務理事が、
「加盟国の監視を強化。リスクの早期発見がとても重要。
加盟国の為替政策が引き続き監視の中心。」
との発表をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートに上昇の動きがみられました。
午前9時半頃から豪ドル米ドルやNZドル米ドルがやや反落しました。
ドル円が仲値前あたりから下落しました。
クロス円が軟調になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、アジアの株式市場は前日比プラス圏推移になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合で推移しました。
原油先物が90ドル台を回復しました。
ドル円が78円台半ばへ下落しました。
日10年債利回りが0.740%と2003年6月以来の低水準になりました。
日首相が、
「衆院解散は重要法案や震災復興などのけじめがついた時に判断。」
との発言をしました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ESMを独連邦憲法裁判所がもしも認めなかった場合は
現在の形での同基金は機能しなくなる。
欧州危機との闘いで重要な一つの要素が欠けることを意味する。
独が自国以外の改革を要求しているとの印象がなくなれば良い事。」
などの認識を示しました。
東京時間後半はドル円が下落一服になりました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物はジリ高で推移しました。
日全産業活動指数(5月)は予想とおりの−0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日景気一致CI指数確報(5月)は速報値と同じ95.8、
日景気先行CI指数確報(5月)は速報値より弱い95.2になりました。
日経平均は前日比+68.81円で大引けになりました。
スイス貿易収支(6月)は前月より弱い+22.5億フランになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが再び反発をみせました。
アジアの株式市場は堅調に取引を終えました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ドルストレートやクロス円が上昇しました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
ダウ先物はやや上昇した後に上下動の揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りは6.980%あたりにやや上昇しました。
独の副財務相が、
「スペイン政府は銀行救済で信頼に値する。
スペイン銀行支援は独に利益。
銀行支援策はスペイン格付けを上げるのが目的。」
などの発言をしました。
午後4時半頃からドルストレートがやや反落して揉み合いました。
欧経常収支(5月)は前月値より弱い−25億ユーロになりました。
英小売売上高指数(6月)は予想より弱い+0.1%になりました。
ポンド売り反応がみられました。
オーストリア10年債利回りが1.835%と過去最低を更新しました。
仏5年債利回りが0.738%と過去最低を更新しました。
スペイン債の入札では、
「目標上限30億ユーロに対して29.8億ユーロ発行。
2014年償還債は、発行額13.59億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い5.204%。
応札倍率が前回より低い1.9倍。」など低調な結果になりました。
スペイン10年債利回りが7.016%に上昇しました。
ユーロが下落してユーロドルが1.23台を割り込みました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルなどは一時押すも堅調に推移しました。
仏債の入札では、
「2016年償還で、発行額26.48億ユーロ。
平均落札利回りが0.53%、応札倍率2.139倍。」
などになり利回りが低下しました。
その後、午後6時半頃からドルストレートが再上昇しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発上昇しました。
ユーロドルが一時再び1.23台を回復しました。
ポンドドルが1.56台後半へ反発上昇しました。
ドル円は78円台半ばで揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45310%に低下しました。
モルガン・スタンレーの第2四半期決算では、
「純収入が前年同期比より弱い66億ドル。
調整後1株当たり利益が予想より弱い0.16ドル。」になりました。
午後8時過ぎにユーロドルが再び反落する展開になりました。
豪ドル米ドルやポンドルは堅調に推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
伊議会がESMを最終承認しました。
NY時間序盤はドルストレートが上昇しました。
ユーロドルが再び1.23台を回復しました。
ポンドドルが1.57台を回復しました。
米10年債利回りが1.5060%あたりに上昇しました。
原油先物が91ドル台を回復しました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.6万件になりました。
主要通貨ペアに売りの反応がみられました。
加卸売売上高(5月)は予想より強い+0.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が反落する展開になりました。
ドル買戻しの動きがみられました。
ユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円に反発の動きがみられました。
独の財務相が、
「経済環境は不確実性に覆われている。
市場はスペインが銀行問題を解決出来るのか懐疑的。
スペインは国家財政を安定させるのに良い方向を歩んでいる。
スペインは銀行救済で信頼に値する。
スペインは国家と銀行の悪循環を断たねばならない。
スペイン銀行の救済は伝染を防ぐのに必要。
救済されないスペイン銀行は退場せねばならない。」
などの発言をしました。
一部メディアが、
「EFSFを経由したスペイン国債の買い入れが可能になる。」
との観測報道をしました。
NYダウは小幅安で始まり前日比プラス圏へ反発しました。
米10年債利回りが1.51%あたりになりました。
ドル買い動意が優勢の展開がしばらく続きました。
ユーロポンドが下落しました。
午後11時前あたりからドルストレートがやや反発をみせました。
米中古住宅販売件数(6月)は予想より弱い437万件ね
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(7月)は予想より弱い−12.9、
米景気先行指標総合指数(6月)は予想より弱い−0.3%になりました。
指標発表直後にドルストレートの多くが反落しました。
ポンドドルは反発しました。
NYダウが一時前日比マイナス圏へ反落しました。
独の下院がスペイン銀の救済を承認しました。
NYダウが揉み合いを経て前日比プラス圏推移になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反発する展開になりました。
原油先物が92ドル台を回復しました。
欧州の株式市場は堅調傾向で取引を終えました。
格付け会社のフィッチが、
「伊の格付けをA−に据え置く。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
米10年物物価連動債の入札では、
「最高落札利回り−0.637%、応札倍率が前回より低い2.62倍。」
になりました。
NY時間後半はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
深夜2時過ぎにNYダウが一時マイナス圏へ反落しました。
その後、NYダウは再び反発してプラス圏で揉み合いになりました。
主要通貨ペアが小幅な上下動の揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.509%になりました。
NY原油(WTI)は92台後半で引けました。
NYダウは前日比+34.66ドルでこの日の取引を終えました。

<7月20日(金)>

グーグルの4-6月期決算では、
「売上高が市場予想より強い122.1億ドル。
調整後1株利益が予想よりやや弱い10.12ドル。」になりました。
マイクロソフトの4-6月期決算では、
「売上高が市場予想より弱い180.6億ドル。
調整後1株利益が予想より強い0.73ドル。」になりました。
独の財務省月報では、
「1-6月の税収は前年比4.4%増。6月の税収は前年同月比7.5%増。
独の成長率は4-6月に鈍化した可能性。」などが示されました。
オセアニア時間はドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
ドル円に反発の動きがみられました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
WSJ紙が、米政府当局者の話として、
「イランが原油プラットホームやタンカーへの攻撃などで
国際原油取引を妨害する計画を策定している。」と報じました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ポンドドルが一時1.57台を割り込みました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
ドル円が一時78.80あたりまで上昇しました。
原油先物が一時92ドルあたりまで下落しました。
ドル円が仲値前あたりから反落する展開になりました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
豪第2四半期輸入物価指数は予想より強い+2.4%、
豪第2四半期輸出物価指数は予想より強い+1.0%でした。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドル円が78円台半ばへ下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
ドルストレートも再び軟調傾向で推移しました。
日銀総裁が、
「物価は2014年度以降に遠からず1%に達する可能性が高い。
物価は緩やかに上昇していく。景気は緩やかな回復経路に復す。
外需は想定比弱めで内需は強め。
欧州債務問題が最大のリスク要因。予断持たず経済・物価を点検。」
などの発言をしました。
日財務省のPCの120台がサイバー攻撃を受けて
ウイルスに感染したとの報道がありました。
日財務相が、
「需給ギャップが広がって消費税が上がる状況は避けたい。
円高も含めできることは対応する。」などの発言をしました。
正午直前にユーロドルが一時急反発する場面がありました。
米銀のまとまったユーロ買いがあったとの市場観測がありました。
その後、ユーロドルが再び反落する展開になりました。
東京時間後半はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円は78.60あたりで小幅な揉み合いになりました。
韓国と台湾の株式市場は小幅な上昇で取引を終えました。
ダウ先物やアジアの株式市場や日経平均は軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比−125.68円の8669.87円で週取引を終えました。
独生産者物価指数(6月)は予想より弱い+1.6%でした。
指標発表直後はややユーロ売り反応がみられました。
ロンドン時間序盤はややドル売り傾向で揉み合いました。
ダウ先物は当日安値圏で上下動の揉み合いになりました。
その後、アジアの株式市場は香港を除き下落して取引を終えました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
フィンランド議会がスペインの銀行支援を承認しました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどが反発する展開になりました。
ダウ先物が反発をみせて揉み合いました。
独の株式市場が前日比プラス圏へ一時反発しました。
英公共部門ネット負債(6月)は予想大きい+121億ポンドでした。
ポンドドルが軟調傾向の揉み合いで推移しました。
独の公共TVが、
「独の世論調査では52%がスペイン銀行支援に反対。
賛成は38%。」との報道をしました。
午後5時半頃からユーロドルが下落しました。
独10年債とスペイン10年債の利回り格差が過去最大になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が再び反落する展開になりました。
原油先物が92ドル台を割り込みました。
午後6時頃にポンドドルが一時反発をみせました。
午後6時半頃からポンドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
午後7時頃からドル円がやや下落しました。
ユーロ円が一時76.01まで下落しました。
フィンランドの首相が、
「フィンランドはユーロ圏を離脱しないしユーロを強く信頼。
もっとユーロ圏の集約が必要。
スペイン支援は必要だが大変厳しい決定。
フィンランドはユーロ債務危機から利益を得ていない。
フィンランドは欧州発展の中心となりたい。」
などの発言をしました。
伊の首相が、
「イタリアはさらなる予算調整は必要でない。
富裕層向け課税導入は検討していない。
イタリアが景気後退から脱出するのはある程度の時間が必要。」
などの見解を示しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルがやや反発して揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45210%に低下しました。
格付け会社のフィッチが、
「三菱UFJとみずほ及び三井住友を格下げする。」
との発表をしました。
ユーロ圏財務相電話会議でスペイン支援が合意されました。
一部メディアが、
「スペインのバレンシア州が債務を返済するために、
中央政府に支援を要請する。」との観測報道をしました。
スペイン政府が、
「2013年の成長率を−0.5%と予想する。
2014年の成長率は1.2%を予想する。」などの発表をしました。
独の連立政権メンバーが、
「ユーロ加盟国は合意した改革を履行できなければ
ユーロから離脱すべき。」との発言をしました。
午後8時半頃にユーロドルなどドルストレートが急落しました。
ユーロドルが1.22台を割り込みました。
ユーロ円が96円台を割り込み下落しました。
ユーロが対豪ドルと対加ドルで過去最安値をつけました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
スペイン5年債利回りがユーロ導入来最高6.770%に上昇しました。
ユーログループが、
「全員一致でスペイン支援を承認。
スペインが約束を守ることを信頼。
救済融資の年限は平均で12.5年。年限は最大で15年。
スペイン銀行支援融資が優先債権とならないことを確認。
スペインの財政状況を定期的に見直す。」
などの声明を発表しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
レーン欧州委員が、
「スペインは超過財政赤字を14年までに修正すると予想。
銀行改革計画はEUの救済ルールに則らなければならない。
スペイン救済は健全な銀行を作ることが目的。」
などの発表をしました。
ECBが、
「ギリシャ国債を7月25日から担保対象から除外する。
トロイカの見解後に不適格かどうかを評価する。」
との発表をしました。
ユーロが再び下落して一段安になりました。
スペインの予算相が、
「借入れコストは2012年予算設立のときより上昇している。
出来る限り早急に債務コストを減らさなければならない。」
との見解を示しました。
IMFの専務理事が、
「ユーログループのスペイン支援決定を歓迎。
決定策はスペインの銀行システムを強化する。」
との声明を発表しました。
加消費者物価指数(6月)は予想より弱い+1.5%、
加消費者物価指数コア(6月)は予想より弱い+2.0%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
午後10時頃からダウ先物や欧州の株式市場に一時反発みられました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
主要通貨ペアが下落しました。
米10年債利回りは1.46%あたりに低下しました。
ユーロドルが1.2144まで下落して2年ぶり安値を更新しました。
FRBのデューク理事が、
「中銀が同時期に同じ政策運営するのは最善の選択でない。
FOMCは政策効果を高めるための情報伝達手段の議論を継続。
国内の目標に適切に対応する政策手段を持つことが不可欠。」
などの見解を示しました。
NYダウが100ドル超の下落になりました。
格付け会社イーガン・ジョーンズが、
「スペインの格付けをCCC+からCC+に格下げする。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ECBのクーレ専務理事が、
「短期的には成長支援策を実施して緊縮策の影響を弱める必要。」
との見解を示しました。
ロンドンフィックス頃にユーロドルが一時反発をみせました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
欧州の株式市場は大幅下落で取引を終えました。
NYダウが120ドル超の下落になりました。
主要通貨ペアが再び下落して軟調な揉み合い推移になりました。
ユーロ円が95.34まで下落して11年ぶりの安値をつけました。
NY時間終盤にかけて豪ドル米ドルは緩やかな反発をみせました。
米10年債利回りは1.457%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台前半で週取引を終えました。
NYダウは前日比−120.79ドルの12822.57ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<7月23日(月)>

午前10時半に豪第2四半期生産者物価指数、
夜11時に欧消費者信頼感速報(7月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<7月24日(火)>

午前11時半から豪RBA総裁の講演、
午後4時半に独製造業PMI速報(7月)、独サービス業PMI速報(7月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(7月)、欧サービス業PMI速報(7月)、
夜9時半に加小売売上高(5月)、
夜11時にリッチモンド連銀製造業指数(7月)、米住宅価格指数(5月)
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
独・加・米の指標には注目です。

<7月25日(水)>

朝7時45分にNZ貿易収支(6月)、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(6月)、
午前9時に豪景気先行指数(5月)、
午前10時半に豪第2四半期消費者物価指数、
午後5時に独IFO景気動向指数(7月)、
午後5時半に英第2四半期GDP速報、
夜11時に米新築住宅販売件数(6月)、
深夜2時に米5年債の入札、
などが予定されています。
NZ・豪・独・英・米の指標には注目です。

<7月26日(木)>

朝6時にRBNZ政策金利、RBNZ声明、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(6月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(8月)、
夜9時半に米耐久財受注(6月)、米新規失業保険申請件数、
夜11時に中古住宅販売保留(6月 成約)、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されてます。
NZ・米の指標には注目です。

<7月27日(金)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(6月)、
午後4時にスイスKOF先行指数(7月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(7月)、
夜9時半に米第2四半期GDP速報、米第2四半期個人消費速報、
同夜9時半に米第2四半期GDP価格指数速報、
同夜9時半に米第2四半期PCEコア・デフレータ速報、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(7月)、
などが予定されています。
(独)・米の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが上下動しながら週後半
にかけて83を下回るあたりまで低下しましたが週末20日に再び上昇し
て83.48になりました。
一方、LIBORドル3ヶ月物金利は0.45210%に大きく低下しました。
そして、NYダウは先週末に大きく下落しましたが週間では45.48ドル
上昇して12822.57ドルで取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、16日の米小売売上高(6月)が予想より
弱い−0.5%、NY連銀製造業景気指数(7月)が予想より強い+7.39、
17日の米消費者物価指数(6月)が予想より強い+1.7%、対米証券投資
が予想より強い+550億ドル、米鉱工業生産指数(6月)が予想より強い
+0.4%、米NAHB住宅市場指数(7月)が予想より強い35、18日の米住宅
着工件数(6月)が予想より強い76.0万件、建設許可件数(6月)が予想よ
り弱い75.5万件、19日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い38.6
万件、米中古住宅販売件数(6月)が予想より弱い437万件、フィラデル
フィア連銀製造業景況指数(7月)が予想より弱い−12.9、米景気先行
指標総合指数(6月)が予想より弱い−0.3%などになりました。
強弱混在の結果でしたが、小売の落込みと雇用市場の低迷が示され、
製造業と住宅市場がマダラ模様となっていることが示されました。

また、17日のバーナンキFRB議長の議会証言では「景気回復と雇用改
善促進に一段の行動取る用意。就業者数の伸び悩みは季節調整と異例
の暖冬が影響。成長は今後数四半期緩やかに継続する見込み。欧州財
政危機と米財政事情が主要なリスクの源泉。欧州当局は危機解決に力
強い意気込みと充分な資源持つ。欧州情勢悪化は米国の金融システム
と経済に著しい試練。経済状況は少なくとも2014年末まで異例に低い
金利を正当化。」などが示され、質疑応答で「QEは景気をサポートす
るがリスクも引き起こす。QEは安易に使用すべきでない。財政の崖は
多大な悪影響を及ぼす。デフレリスクが小さいながら生じてきた。
LIBORシステムは明らかに構造的な欠陥ある。FOMCでは一段のQEと連
銀貸出と超過準備の付利も利用可能。」などが示されました。
明確なQE3の示唆はありませんでしたが、2日目となる18日の質疑応
答では「雇用改善に進展が見られなければ追加行動の可能性は確実に
ある。景気が減速しているが一時的なのか評価をしてみないといけな
い。FRBの債券買い入れは限界に達していない。」と踏み込んだ発言
をして、QE3の可能性を示しました。

そして、18日の米地区連銀経済報告では「製造業と小売部門の活動が
弱くなってきた。成長は控えめないし緩やかなペースで拡大。3地区
が緩慢な成長、5地区が緩やかに成長。雇用水準は大半の地区で弱い
ペースで拡大。小売売上高は一部の地区を除けばやや増加。住宅市場
は販売と建設が増えて在庫が減り概して前向き。製造業の活動は引き
続き大半の地区で緩やかに拡大。小売部門で伸びを報告したのは大半
が自動車販売。サービス業の需要は大半の地区で概して安定的。イン
フレと賃金の圧力は控えめ。」など経済成長の減速が示されました。

先週の米要人発言では、17日にカンザスシティー連銀総裁が「米経済
成長が緩慢なことは確かである。米経済成長は不規則。失業が個人消
費の重石になっている。米企業は極めて慎重。企業は投資の準備がま
だ整っていない。米経済は2012年に2%超の成長にならない可能性。
米経済成長は2012年以降に加速すると予想。国民の銀行への信頼はさ
らに損なわれている。FRBの政策は極めて緩和的。FRBが人々を仕事に
戻せるか明白ではない。」などの見解を示し、同日にクリーブランド
連銀総裁が「もし弱い指標が続くならば追加の緩和が正当化される。
金融政策は回復を支援するが限界はある。2012年米成長率を2%程度
と予想。2014年にかけ緩やかな加速を見込んでいる。」とのハト派の
見解ガイトナー米財務長官が「欧州と政治の機能不全は経済への主要
リスク。財政の崖をめぐる不透明性は著しいリスク。成長は誰もが望
むより緩慢。議会の行動を望む。」などを示しました。

一方、米主要金融機関の第2四半期の決算では、米シティグループの
1株当たり利益が市場予想より強い1ドル、ゴールドマン・サックス
の1株当たり利益が予想より強い1.78ドル、バンク・オブ・ニューヨ
ーク・メロンの1株当たり利益が市場予想より弱い0.39ドル、バンク
・オブ・アメリカの1株当たり利益が市場予想より強い0.19ドル、US
バンコープの1株当たり利益が市場予想より強い0.71ドル、モルガン
・スタンレーの調整後1株当たり利益が予想より弱い0.16ドル、など
無事に通過した印象ですが、、米シティやゴールドマンが前年同期比
で1割前後の減益となり、全般的に預貸率の低下となって守勢となっ
ていることが示されました。

今週の米主要経済指標では、24日のリッチモンド連銀製造業景況指数
(7月)、25日の米新築住宅販売件数(6月)、26日の米新規失業保険申請
件数と中古住宅販売成約(6月)、そして27日の米第2四半期GDP速報と
米第2四半期個人消費速報に米第2四半期PCEコア・デフレータ速報
とミシガン大学消費者信頼感指数確報(7月)などが注目されます。


円について、先週18日の日銀金融政策決定会合議事録要旨では「リス
ク顕在化なら様々な選択肢を排除すべきではない。現時点では4月末
の金融資産買入れを着実に進めて効果を確認すること適当との見解で
一致。日銀は強力な金融緩和推進していて、引き続き適切な政策運営
に努めるとの方針で一致。海外経済は減速から脱していないが緩やか
な改善の動きみられるとの見方で一致。米国経済はバランスシートの
調整圧力残るなか欧州債務問題や財政の崖の影響を注視する必要。
日本経済は外需の回復明確化するまで内需堅調続くかどうかがポイン
ト(多くの委員)。」などが示されました。

先週の日要人発言では、17日に日財務相が「緊張感を持って市場を
注視して、過度な変動みられるときは断固たる措置をとる。最近の
円相場実体を反映していない。米景気などに対する見通し含め投機
筋が円高を進めている。」などを示し、18日に日経済財政相が「日
本経済は緩やかに回復しつつあるが、円高など様々なリスクに注意
が必要。」との認識を示し、20日に日銀総裁が「物価は2014年度以
降に遠からず1%に達する可能性が高い。物価は緩やかに上昇して
いく。景気は緩やかな回復経路に復す。外需は想定比弱めで内需は
強め。欧州債務問題が最大のリスク要因。予断持たず経済・物価を
点検。」などを示し、日財務相が「需給ギャップが広がって消費税
が上がる状況は避けたい。円高も含めできることは対応する。」な
どを示しました。先週末20日の東京時間までの時点では為替介入を
示す強い言辞はみれなかったようですが、20日のNY時間にドル円が
78円台半ばを割り込み、ユーロ円が75.34円と11年ぶりの安値をつけ
て円高が昂進していることから、今週は日要人による円高への口先
介入および為替介入の実施を示唆する発言が予想されますので注意
が必要になるものと思われます。

今週の円にかかわる主要経済指標では、25日の通関ベース貿易収支
(6月)と27日の日全国消費者物価指数(6月)などが予定されています
が、円高進行を受けての為替介入観測のほうが注目材料になりそう
です。

先週のドル円相場は、週初16日に79.20レベルで始まり軟調に推移し
て79円台を割り込み同日NY時間前半に78.70あたりまで下落する展開
になりました。その後に反発して17日のNY時間前半に79.10あたりま
で反発しましたが、揉み合いを経て週後半の19日NY時間序盤に78.43
の安値をつけました。その後、20日の東京時間序盤に78.80あたりま
で反発しましたが失速してNY時間後半に78.50を割り込んで78.48で
週の取引を終えました。先週は上下動とはなるも軟調傾向の相場展開
になりました。また、19日に日10年債利回りが0.740%と2003年6月
以来の低水準になったことも注目されました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは78.60アラウン
ドの揉み合いゾーンでの攻防が注目されますが、ここを上抜けた場合
は20日高値の78.80のポイント、さらに上昇した場合は79.00の「00」
ポイントから17日高値の79.17のレジスタンスゾーン、さらに上昇し
た場合は、13日高値の79.39の揉み合い高値アラウンドでの売り買い
の攻防が注目されます。
また下落となった場合は、78.00の「00」ポイントでの売り買いの攻
防が注目されます。ここを下抜けた場合は6月1日安値77.66ポイン
ト、さらに下落した場合は2月初旬の安値アラウンドでもある76.00
の「00」ポイントなどが注目されます。
ドル円は世界的な金融緩和競争の中、日本の金融緩和が見送られたこ
とで円高圧力が続いて下落の可能性が高そうですが、本邦要人による
強いトーンの口先介入や、為替介入の実行警戒レベルになってきてい
ることで、ドル円の77円台入りやユーロ円の94円台入りのレベルでは
要注意となりそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、16日の欧消費者物価
指数確報(6月)が予想とおりの+2.4%、欧貿易収支(5月)が季調前で
前回値より強い+69億ユーロ、17日の独ZEW景況感調査(7月)が予想よ
り強い−19.6、欧ZEW景況感調査(7月)が前回値より弱い−22.3、19日
の欧経常収支(5月)が季調前で前回値より弱い−25億ユーロ、などに
なりました。

先週の欧州要人の発言やニュースヘッドラインで注目されたものは、

16日、独連邦憲法裁判所「ESMと財政協定の判断を9月12日に公表。」
ロイター通信「ECBはドラギ総裁が9日のユーロ圏財務相会合におい
て経営の悪化したスペイン貯蓄銀行のシニア債保有者に損失負担を求
めることを提案したとの米WSJ紙の報道に関するコメントを拒否。」
独政府報道官「銀行再編でスペインを大変信頼している。EFSFは銀行
への直接融資を想定せず。EUの監督一元後にのみ直接融資がある。」
EU「スペイン銀行の優先債保有者への負担増はない。」

17日、ムーディーズ「ウニクレディットなど伊の銀行および13の金融
機関の格付けを引き下げる。」、IMF「ポルトガル向け支援プログラ
ムに基づく14.8億ユーロの融資実行を承認。ポルトガルが2012年末の
財政目標達成は可能だが歳入減により未達リスクは高まっている。」
ZEW経済研究所「独は弱い輸出で低成長。重要な取引国の弱い成長に
より独も重荷を負っている。リスクは過小評価されるべきでない。」
スペイン経済相「経営難に陥っている銀行を清算する計画はない。」

18日、スペイン首相「スペインの多くの機関は市場から締め出されて
いる。スペインはEU内で最も低い売上税。スペインの緊縮策はすぐに
効果が得られない可能性があるが緊縮策は必要。」、スペイン中銀
「スペインの銀行の5月の不良債権比率が8.95%に上昇した。」、
独の首相「ユーロ圏で監督なしで重荷を共有することはない。隣国が
良いことをする時のみに独も良い行動を取る。欧州の計画が機能する
かどうか確信していない。」、独2年債の入札で初のマイナス金利。
IMF「ユーロ圏は成長のために短期的なサポートが必要。ユーロ圏の
成長見通しには深刻な下振れリスクがある。ユーロ圏の金融安全網は
柔軟に使用されるべき。」、

19日、IMF「ユーロ圏のGDP成長率は、今年は−0.3%、来年+0.7%。
ユーロ圏の経済見通しには深刻な下振れリスク。ECBに利下げ余地。
さらなる非伝統的措置もある。銀行同盟設立などの対応を即時実施す
べき。」、ECBのアスムセン専務理事「ESMを独連邦憲法裁判所がもし
も認めなかった場合は現在の形での同基金は機能しなくなる。」、
独の副財務相「スペイン政府は銀行救済で信頼に値する。スペイン銀
支援は独に利益。銀行支援策はスペイン格付けを上げるのが目的。」
「スペイン10年債利回りが7.016%に上昇。」、「スペインの銀行の
バンコ・ポプラール・エスパニョールが発行の2020年償還の劣後債の
利回りが16%超に上昇。」「伊議会がESMを最終承認。」、独財務相
「経済環境は不確実性に覆われている。市場はスペインが銀行問題を
解決出来るのか懐疑的。スペインは国家と銀行の悪循環を断たねばな
らない。スペイン銀行の救済は伝染を防ぐのに必要。救済されない
スペイン銀行は退場せねばならない。」、「独の下院がスペイン銀の
救済を承認。」、フィッチ「伊の格付けをA−に据え置く。見通しは
ネガティブ。」、

20日、「フィンランド議会がスペインの銀行支援を承認。」独の公共
TV「独の世論調査で52%がスペイン銀行支援に反対。」、「独10年債
とスペイン10年債の利回り格差が過去最大に。」、一部メディア「ス
ペインのバレンシア州が中央政府に支援を要請する。」、スペイン
政府「2013年の成長率を−0.5%と予想する。」、「スペイン5年債
利回りがユーロ導入来最高6.770%に上昇。」、「スペイン10年債利
回りが7.3%超に上昇。」、ユーログループ「全員一致でスペイン支
援を承認。スペインが約束を守ることを信頼。救済融資の年限は平均
で12.5年。年限は最大で15年。スペイン銀行支援融資が優先債権とな
らないことを確認。」、ECB「ギリシャ国債を7月25日から担保対象
から除外する。」、格付け会社イーガン・ジョーンズ「スペインの格
付けをCCC+からCC+に格下げする。」、

欧財務相の電話会議でスペイン支援は決定されましたが、スペインの
国債の利回りは継続的な資金調達が困難なレベルへ上昇しました。

先週のユーロドル相場は、週初16日に1.2267あたりから始まり軟調に
推移して、同日NY時間序盤に1.2175まで下落した後に17日の東京時間
前半に1.23台を回復しました。その後、17日NY時間前半にかけて再び
軟調になり1.2189まで下落して、18日の東京時間序盤に再度1.23台を
回復する上下動激しい相場展開になりました。その後も18日のロンド
ン時間前半に1.22台前半まで下落して、19日のロンドン時間序盤に
1.2324まで反発上昇するアップダウン激しい展開になりました。
そして1.22台後半での揉み合いを経た後に、週末20日のロンドン時間
から下落してNY時間序盤に2年ぶりの安値更新となる1.2144まで下落
して1.2156で週の取引を終えました。債券および株式の動向や要人発
言やニュース・ヘッドラインに大きく揺れる相場展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、24日の独製造業PMI速報
(7月)と独サービス業PMI速報(7月)、25日の独IFO景気動向指数(7月)
27日の独消費者物価指数速報(7月)などが注目されます。
また、ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして27日の米第2四半期GDP
速報が注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、1.22の「00」ポイ
ントでの売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は18日
安値の1.2216および19日安値の1.2228から1.2250のポイント、さらに
上昇した場合は先週の高値を阻んだ1.23の「00」ポイントから16日
高値の1.2324アラウンドが注目されます。
また、下落となった場合は1.21の「00」ポイントでの売り買いの攻防
が注目されます。ここを下抜けた場合はは10年6月7日の安値1.1876
のポイントが視野入りとなりそうです。
下落する可能性のほうが高そうですが、スペインの10年債利回りが
危険水域の7%超になっていることから、ユーログループの緊急電話
会合が開かれたり、ECBの債券購入再開など何らかの対策が取られる
可能性も排除はできないようで、ニュースヘッドラインなどによる
相場急変には注意が要りそうです。また、スペインや伊などの債券
入札での金利動向が注目されます。

そのほか今週は、23日の豪第2四半期生産者物価指数、24日の加小売
売上高(5月)、25日のNZ貿易収支(6月)に豪第2四半期消費者物価指数
と英第2四半期GDP速報、26日のRBNZ政策金利およびRBNZ声明なども
注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その15 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十五話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジンさん。今日は裁量の話だったな…。』

「ふむ…。システムトレードが盛んになるにつれて
 『裁量=悪いこと』『裁量が無いことは良いこと』
 のような風潮があるのでのう…。
 裁量についてお話しようと思っとったのじゃが、
 今回は別の話題にしようと思うのじゃ…。」

『おいおい…、なんだよ、なんだよ。
 点と線の話も飛んじゃってるし、また気が変わったのかよ。』

「ジイのところには毎日たくさんのメールが寄せられていてのう。
 そのメールに観られる共通項をなるべくテーマにしたいと
 思っとるのじゃ…。そのほうが時宜に適っていると思うのじゃ。」

『で…、何の話をしようというんだい。』

「勝ちやすい相場つきと負けやすい相場つきの話じゃ。」

『……。』

「トレードで大切なことは、収益を上げるということで、
 これには、当然、勝つことが大事なこととなるわけじゃが、
 それだけでは不充分で負けも減じていく必要があるのじゃ。」

『プロフィットのファクターとして、
 勝ち負けの差分が収益となるわけだからなぁ。
 いくら勝っても、勝ち以上に負けていれば
 マイナス収支となってしまう…。まぁ、そうなんだろうな。』

「低ボラでの回転売買という手法もあって、
 まぁ、一般論とはなるのじゃがのう…。
 勝ちにくい、あるいは負けやすい相場つきを
 まずは知る必要があるのじゃ…。」

『何だよ、それは?』

「今年のまだ肌寒い頃だったじゃろうか…。
 ドル円が日当たり20Pips程度しか動かなく、
 週間でも50Pips程度という膠着的な時期があったがのう…。
 このような時期でもテクニカルは
 所定の期間の価格の動きの高安(たかやす)で
 上げ下げを示していたが、そもそも、こんな低ボラでは
 売り買い片道での利益などはたかが知れていて、
 このような時期にドル円をトレード対象から除外していた
 トレーダーも少なくなかったのじゃが…、」

『うん、現在のドル円はそれなりに動いているが、
 まぁ、そんな時期もあったな…。』

「価格変動の差分・差益を得るトレードでは、
 ボラティリティは、テクニカルの示唆を観る
 それ以前に認識すべきことなのじゃのう。」

『……。』

「ところがじゃ、勝てないと嘆くトレーダーは、
 この時期のドル円の状況にも似た相場つきを…、
 つまり、勝ちにくい相場つきの状況を
 うんうん唸ってトレードしていることが少なくないのじゃ。」

『……。』

「勝つことばかりを考えて、
 貪欲にトレードチャンスを探そうとするけれども、
 負けやすい相場つきでのトレードを
 排除していこうという意識が少ないものじゃ。」

『……。』

「しかも、相場が大きく動き出したときに…、
 つまり、価格差分を得る絶好の機会となるときに、
 もう一人の自分のささやきによるものか、
 ただ傍観して見てるだけとなってしまうことが多いのじゃ。」

『……。』

「負けた経験のトラウマによって
 大きく動くときに固まってしまうのじゃのう…。」

『……。』

「そうして、もう一人の自分のささやきと葛藤して、
 あらかた大きく動いてしまった後に、
 思い起こし決断してエントリーするのじゃが…、
 時すでに遅しで『そこが底』で売るなどして
 見事なまでに反転を食らってしまうことがあるのじゃ。」

『……。』

「ジイはのう…。痛いほどにその悔しさがわかるのじゃ。
 なぜかなれば、かつての自分がそうだったから…。
 典型的な負けトレーダーだったからじゃ。」

『……。』

「負けるトレーダーの典型は、
 そもそもトレードすべき状況でないところを
 うんうん唸ってトレードして、
 大きく動く時に恐れをなして怖気ずくものなのじゃよ。」

『経験者は語るだな…。』

「だから…、願いを込めて言いたいのじゃ。
 たのむから『負けやすい3大状況』を
 トレードしてくれるなと…。」

『ジイさん、なんだか今日は言葉にリキが入っているね。
 で…、「負けやすい3大状況」って何だよ。』

「小さなローソク足が多く示現している状況(A)
 ヒゲの多い(あるいはローソク足の実体より長いヒゲ) 状況(B)
 陰線と陽線の混合率が高い状況(C)、などじゃ。」

『……。』

「あと1つ加えるとすると、乱高下の状況じゃ。」

『ふん。乱高下なんて後付で判ることじゃないか。』

「相場の状態はある程度は継続しやすいものなのじゃ。
 部分的に乱高下が事実として確認できた場合、
 その後も乱高下となりやすい傾向があるものじゃ…。」

『そんなもんかねぇ…。
 先週のユーロドルなんかはそんなところもあったかな。』

「まぁ、乱高下はともあれ、
 『負けやすい3大状況』だけは、テクニカルの検討以前に
 トレード自体を避けてもらいたいのじゃ。」

『で…、勝ちやすい状況は?』

「勝ちやすいというか…、
 トレードの検討をするに値する状況は、
 (A)、(B)、(C)ではない状況じゃよ。」

『……。』

「そして…、『反転したら切ればよい』と自身に言い聞かせて
 上位の時間軸のトレンド方向などでは、
 強く大きく動き始めたそのときこそ、
 価格の差分差益を得るトレードの機会として、
 後ろ髪のないチャンスの女神を機敏に捕まえるべく、
 負けのトラウマを乗り越えて、
 勇気を振り絞ってトレードしてもらいたいのじゃ。」

『おっと、ジイさん、また話が長くなってるぜ。
 また続きは来週にでもしたらどうなんだい…。』

「あははっ。お前さんの合いの手は
 いつも打ち合わせしたように良いタイミングじゃのう…。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その14


星出さんを乗せた宇宙船ソユーズが打ち上げ成功となりましたね。

●先週の主な出来事

<7月9日(月)>

一般市場開始前にユーロドルが2年ぶり安値1.2225をつけました。
ロイター通信が、
「独の金融監督当局がLIBOR不正操作問題について
独銀行に関する調査を開始した。」と報道しました。
一部メディアが、
「ギリシャ議会がサマラス連立政権を賛成179、
反対121の賛成多数で信任した。」報道しました。
ユーロドルなどドルストレートが下窓を空けて始まりました。
その後、ドルストレートが反発をみせて揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせた後に下落する展開になりました。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合いになりました。
原油先物は84ドル台で推移しました。
日国際貿易収支(5月)は予想より弱い−8482億円、
日国際経常収支(5月)は予想より弱い+2151億円、
日機械受注(5月)は予想より弱い−14.8%になりました。
ドル円にやや反発の動きがみられました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
午前10時頃からドル円やクロス円がやや上昇する展開になりました。
中国消費者物価指数(6月)は予想より弱い+2.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
ボストン連銀総裁(今年はFOMC投票権なし)が、
「雇用拡大減速は米経済の今後の弱さを示している。
低成長がかなり長期間続く見通し。
世界経済は金融ショックの影響をとても受けやすい。
米国の雇用の伸びは過去3ヶ月に著しく鈍化した。
今後の指標次第ではQE3の可能性。
米失業率は許容水準よりも高い。緩和政策の継続が妥当。」
などの見解を示しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
アジア株式市場は前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドルストレートがやや反落して上下動の揉み合い推移になりました。
日景気ウォッチャー現状判断DI(6月)は予想より弱い43.8、
日景気ウォッチャー先行き判断DI(6月)は前回より弱い45.7でした。
市場反応は限定的でした。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
シカゴ連銀総裁が、
「失業率を押し下げるために積極的な行動を取る必要。
一段の緩和のためにバランスシートの活用を支持。
MBS購入が好ましい。失業はしばらく持続可能なレベルを
大きく上回る水準にとどまると予想している。」
などの発言をしました。
スイス失業率(6月)は予想より強い2.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は3日続落の前週末比−123.87円で大引けになりました。
独貿易収支(5月)は予想より強い+153億ユーロ、
独経常収支(5月)は予想より弱い+90億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物やアジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で揉み合いました。
午後4時前あたりからドルスレートが反発をみせました。
ユーロドルが一時1.23台を回復する場面がありました。
ドル円がやや反落しました。
欧州の株式市場は前週末比終値レベルでしばらく揉み合いました。
仏中銀が「第2四半期GDP成長見通しを−0.1%に据え置く。」
との発表をしました。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBの利下げは経済見通し悪化への回答である。」
との発言をしました。
その後、欧州の株式市場が下落して軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調傾向の上下動になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが下落する展開になりました。
スペイン30年債利回りが7.314%とユーロ導入来最高になりました。
スペイン10年債利回りが一時7.085%に上昇しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBの金融政策と監督機能は明確に分離されるべき。
ECBは利下げにより重要な貢献を果たした。
一段の預金金利引き下げの効果は少ない可能性。
ECBは一度で全ての火消し措置を実施すべきではない。
欧州は自身の行動に関する実行力に問題を抱えている。」
などの見解を示しました。
バルニエ欧州委員が、
「LIBOR操作問題から教訓を得る必要がある。
LIBORなどの市場の指標操作に対する制裁措置を盛り込む。
市場不正関連規則改正案の規制上の抜け道を塞いでいく。」
などの発言をしました。
独6ヶ月短期債の入札では、
「前回より少ない32.9億ユーロ発行。
平均利回りが過去最低の−0.0344%(マイナス金利)、
応札倍率が前回より高い1.7倍。」になりました。
一部メディアが、複数のEU外交筋からの情報として、
「10日のEU財務相理事会でスペインの財政赤字目標の達成期限を
1年延長することを承認する見通し。
財政赤字の対GDP比を3%にする目標期限を13年から14年にする。」
との観測報道をしました。
午後6時半過ぎにダウ先物や欧州の株式市場が反発をみせました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ユーロドルが一時再び1.23台を回復しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が、
「欧州委員会報道官がESMによる銀行への直接的な資本注入に関し、
ユーロ圏の新たな銀行監督体制が発足すれば、当該国政府保証が
なくても直接的な資本注入が可能と認識を示した。」
との報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.45760%になりました。
一部メディアが、
「スペインは国内銀行に最大1000億ユーロ規模の支援を受ける
条件として銀行部門が抱える不良資産を移管する際の受け皿となる
単一のバッドバンク設立や、全銀行のコア自己資本比率を9%に
引き上げることで合意する見通し。」との報道をしました。
NY時間が近づく頃にドルストレートがやや反落しました。
NY時間序盤はドルストレートが再び一時反発しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発上昇しました。
独と仏の株式市場が前週末比プラス圏へ一時反発しました。
仏6ヶ月債入札では落札利回りが−0.006%と初のマイナスでした。
ドラギECB総裁が、
「ECBは適時に断固として行動できる能力備えている。
ユーロ圏経済は緩やかに回復へ。勢いは鈍い見通し。
不透明感が高まっている。段階的な景気回復を引き続き期待。
インフレは今年鈍化。来年は2%を下回る見通し。
各国中銀は大胆かつ将来を見据えた決断を下した。
金融支援は一時的にとどめるべき。
ユーロ圏のファンダメンタルズは総じて健全。
対ポルトガルのプログラム進行は引き続き良好。
スペインは完全にコミットしている。
イタリアの歳出見直しは同国の目標達成に寄与へ。
ユーロの安定確保に向け必要な措置講じる。」
などの発言をしました。
ドルストレートが再び反落して、ドル円が再び反発をみせました。
ダウ先物や欧州株式市場が再び反落する神経質な展開になりました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.53%あたりになりました。
ドラギECB総裁が、
「一段の主権共有に向けて移行する必要がある。
重債務国の一部は歳出削減せず増税していることが景気後退の理由。
LIBOR問題は銀行や集計機関の統治の問題を示唆。
ECBを銀行監督の中心とすることは可能。
首脳会談後の一部懐疑的な見方は不当。
支払い能力ある全ての銀行に対し流動性を供給する用意。
追加利下げはデータ見極めた上で決断していく。
銀行同盟の妥当な青写真を年末までに策定する必要。
ESMは年末までには準備が整わないが出来る限り迅速に行う必要。
経済について過度に悲観的になるべきでない。
年内の緩やかな回復を予想している。」
などの発言をしました。
伊10年債利回りが6.103%あたりに上昇しました。
その後、ドルストレートがやや反発する展開になりました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
原油先物が上昇する展開になりました。
独の財務相が、
「欧州の統一銀行監督機関の設立には時間がかかる。
それが設立されてからESMによる銀行への直接資金注入が実現。」
との発言をしました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「FRBは目標を達成するために必要なことを実施する。
必要なら量的緩和が最も効果的。
オペレーションツイストは効果はあるが比較的緩やか。
2012年中にはFRBの目標への進展は限定的と予想。
今年のインフレ見通しは1.25%、来年は1.75%。
2012年のGDP見通しは2%をやや下回る。
2013年は2.25%と従来の見通しから下方修正する。」
などの見解を示しました。
NYダウは軟調傾向の揉み合いで推移しました。
ユーロ圏財務相会合がルクセンブルク中銀総裁の
ECB専務理事就任を承認しました。
オバマ米大統領が、
「年収25万ドル以下の米国民の減税措置を1年間延長することと、
それ以上の富裕層への減税は廃止するよう議会に要請する。」
と発言しました。
NY時間後半はドル円が軟調傾向で推移しました。
NYダウが揉み合いながら下げ幅を縮小していきました。
ドルストレートが徐々に反発しました。
原油先物がノルウェーのスト懸念で一時86ドル台へ上昇しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「現時点での追加緩和実施は正当化されない。
欧州に関連して米経済は弱い状況にあるが
リセッションに陥ることはない。
米金融機関に悪影響が及ぶとの考えには疑問。
資金市場を通じての影響は可能性がある。」
などの見解を示しました。
英BOEのポーゼン委員が、
「英経済の低迷は構造的な問題ではなく需要の欠如。
歳出削減が大きな影響を及ぼしている。」
との見解を示しました。
格付け会社イーガン・ジョーンズが、
「オランダの格付けをAA−Aに格下げする。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
ユーロ売り反応がみられましたが限定的でした。
米10年債利回りは1.512%になりました。
NY原油(WTI)は85ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−36.18ドルでこの日の取引を終えました。

<7月10日(火)>

米アルミ大手のアルコアの4-6月期決算では、
売上高が9.4%減の59.6億ドル。最終損益は200万ドルの赤字。
継続事業ベースでの1株利益が市場予想より強い0.06ドル。」
などになりました。
原油先物がノルウェーのスト回避で85ドル台前半へ反落しました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
一部メディアが、バルニエ欧州委員の話として、
「ユーロ圏単一の銀行監督機関は年末までに発足する。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ロイター通信が、
「米系運用会社が海外で一部のユーロ建てMMFへの新規資金の
受け入れを停止した。金利低下で運用難が強まったため。」
との報道をしました。
英RICS住宅価格指数(6月)は予想より弱い−22%になりました。
市場反応は限定的でした。
ユーロ圏財務相会合でスペイン銀行支援が合意されました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円やクロス円がやや下落しました。
ドルストレートもやや反落する展開になりました。
ユーロドルが一時1.23台を割り込む場面がありました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ財務相はプログラムに沿うことを確認した。
スペイン支援に関する覚書で政治的に合意。
7月後半の正式合意目指す。スペインへの融資期間は最長15年。
スペイン財政赤字目標達成期限の1年延長を承認。
キプロス支援の協議は9月に完了の予定。
ESMの直接融資の詳細は9月から協議の予定。
スペイン銀行支援の最終決定は今月20日までに行う。
スロベニアについて協議。経済問題に対処できると確信。」
などの発表をしました。
独の財務相が、
「ESMの直接的な銀行への資本注入は
欧州銀行監督機関の発足が条件になる。
スペインへの支援は銀行に限定。
EFSFはその活用を柔軟にできる。」
などの認識を示しました。
ESFSのCEOが、
「ECBはEFSFとの新たな合意でEFSFに代わり債券市場へ介入が可能。
ECBのバランシスートへの影響なし。
財務相会合で債券購入の話は出なかったが必要なら可能となる。
EFSFは流通市場での債券買い入れ原資を提供。ECBは運営を担当。」
との発言をしました。
主要通貨ペアの下落が一服になり揉み合いになりました。
豪企業景況感指数(6月)は前月より強い−1になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
中国貿易収支(6月)は予想より強い+317.3億ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
その後、アジアの株式市場が軟調に推移しました。
ダウ先物が反落しました。
ドルドル米ドルなどドルストレートやクロス円が下落しました。
ドル円も軟調傾向の揉み合い推移になりました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
東京時間後半は日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合いになりました。
日消費者態度指数(6月)は予想より弱い40.4になりました。
市場反応は限定的でした。
午後2時頃から豪ドル米ドルなどが反発上昇しました。
日経平均は前日比−39.15円で大引けになりました。
中国上海株式市場は下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
原油先物は85ドルあたりでの揉み合いになりました。
午後3時過ぎにドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドル円が下落して、ドルストレートがやや反発しました。
仏工業生産指数(5月)は前月比で予想より弱い−1.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
スペイン10年債利回りが7%を割り込みました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
中国上海株式市場が小幅安で取引を終えました。
その後、欧州株式市場が反落して揉み合う展開になりました。
ユーロドルやポンドドルがやや反落しました。
ドル円は軟調に推移しました。
ダウ先物に再び反落の動きがみられました。
ユーロ円が一時97円台前半に下落しました。
伊鉱工業生産指数(5月)は前月比で予想より強い+0.8%でした。
ユーロの反落が一服になりました。
午後5時頃からユーロドルやポンドドルが反発上昇しました。
英鉱工業生産指数(5月)は予想より強い+1.0%、
英製造業生産高(5月)は予想より強い+1.2%、
英商品貿易収支(5月)は予想よりは強い−83.63億ポンドでした。
ポンド買い反応がみられました。
ダウ先物が反発上昇しました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ上昇しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
クロス円やドル円が反発上昇しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
ポンドドルが1.55台を回復しました。
豪ドル米ドルが1.02台を回復しました。
資源国通貨が堅調に推移しました。
仏中銀の総裁が、
「ECBは政府向けの資金調達を禁じられている。
欧州の6月29日の合意を急いで実行すべき。
欧州の財政協定は協力なツールになる。」
などの発言をしました。
独連邦憲法裁判所が、第1回目の口頭審理で、
「独議会でESMに関して承認されたことは尊重されるべき。」
との見解を示しました。
ギリシャの6ヶ月債の入札では、
「16.25億ユーロ発行。平均利回りが前回より低い4.70%、
応札倍率が前回より高い2.16倍。」になりました。
中国の外務省が、
「中国経済に関する外部の予想は常に正しくはない。
中国は自国の政策に基づいて経済の調整を進める。」
との発表をしました。
英BOE総裁が、
「世界全体の企業に不透明感という暗雲が立ち込めている。
企業はユーロ圏の状況がどう解決されるのか判るまで
投資や支出を控える可能性。」との見解を示しました。
セントルイス連銀総裁が、
「欧州財政危機をめぐる不透明感が中期的な経済見通しを圧迫。
米経済は緩慢な成長軌道に留まり低調なペースが継続。
欧米には成長拡大に向けた構造改革が必要。
米財政状況には劇的かつ持続的な行動を要する。
6月雇用統計は想定以上に弱かったが自身の見通しは変わらない。
ツイストオペの期限延長の効果の見極めには時間を要する。」
などの見解を示しました。
午後7時頃からユーロドルやポンドドルがやや反落しました。
ロイター通信が、日内閣府幹部の話として、
「日銀総裁は、日銀はデフレ脱却に向け強力に金融緩和を推進。
基金による資産買い入れで金融緩和の効果は強まっていく。
足元で需給ギャップ縮小し物価下落幅改善している。
こうした事実の発信が必要などの認識を示した。」と報じました。
ドル円が79円台半ばあたりに反発しました。
ギリシャ中銀総裁が、
「選挙後は満足のゆくペースで銀行預金が回復している。」
との認識を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.45760%になりました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが下落しました。
ダウ先物や欧州株式市場が反落しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
加住宅着工件数(6月)は予想より強い22.27万件になりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルが1.55台を一時割り込みました。
EUがスペインの財政赤字削減の目標達成時期の1年先送りを
正式に承認したと発表しました。
午後9時半頃からドルストレートが反発をみせました。
ドル円がやや反落する展開になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発をみせました。
スペインの財務相が、
「銀行救済について政治的合意を達成。
銀行はコスト削減してリストラを実施すべき。
スペイン中銀の役割を強化。救済は債券発行を通じて実施。
フィンランドのみが担保を要求。
銀行はEFSF債を受け取りECBを通じて利用可能。」
などの発表をしました。
NYダウは上昇して始まりました。
米10年債利回りは1.52%あたりになりました。
スペイン10年債利回りが6.770%あたりに低下しました。
伊10年債利回りが5.915%あたりに低下しました。
午後11時近くからドル円が反発をみせました。
英BOE総裁が、
「英経済はこの2年間基本的に横ばい。回復の兆しは少ない。
ポンドが英国にとってここ1年で上昇して輸出見通しを懸念。
欧州情勢踏まえると今後は困難なものになる可能性。」
などの見解を示しました。
独連銀総裁が、
「ESM及び財政協定の早期批准は欧州危機悪化防止を保証しない。
ユーロ危機はさらに大きな基金でも解決できない可能性。」
との見解を示しました。
ユーロドルが再び反落する展開になりました。
ユーロドルが1.225を割り込みました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が85ドル台を割り込みました。
英NIESRの英4-6月期GDP予測が前期比−0.2%になりました。
深夜12時半近くからNYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが下げ幅をやや縮小しました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏で取引を終えました。
IMFの伊財政赤字に関する年次報告では、
「伊の2012年単年度の財政赤字はGDP比2.6%に拡大に修正。
累積債務は2012年がGDP比125.8%、2013年が126.4%と予想。」
などが示されました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.366%、応札倍率が前回より低い3.52倍。」
になりました。
その後、NYダウが再び前日比マイナス圏へ反落しました。
豪ドル米ドルなどが再び反落しました。
ユーロドルは1.225あたりで揉み合いになりました。
資源国通貨が軟調に推移しました。
ドル円はやや軟調傾向の揉み合いになりました。
米上院銀行委員会が、
「LIBOR操作問題でガイトナー財務長官とバーナンキFRB議長に
次回の公聴会で質問をする。
ガイトナー長官はドッド・フランク法に関して証言の予定。
バーナンキ議長は半期金融政策報告を行う予定。」
などの発表をしました。
米10年債利回りは1.505%になりました。
NY原油(WTI)は83ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−83.17ドルでこの日の取引を終えました。

<7月11日(水)>

格付け会社のフィッチが、
「米国のAAA格付けを確認。見通しはネガティブに据え置き。
米経済は2013から2014年にかけて緩やかに加速すると予想。
平均GDP伸び率は2.5%を見込んでいる。
米失業率は8%を下回る見通し。」などの発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアの多くが揉み合い推移になりました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
原油先物が84ドルあたりで揉み合いました。
独ビルト紙が、
「スペインの上位14行がEFSFからの支援を受ける条件として、
ストレステストを受けてから事業再編計画を策定する必要。」
との見解を報じました。
ギリシャ財務相が、
「懸念されている8月のデフォルト回避に橋渡し的な解決策が必要。
何らかの措置を講じる確約をユーロ圏諸国から取り付けた。」
との発表をしました。
豪RBAの副総裁が、
「政策金利は危機の影響がなけば1.5%高い。
住宅ローン金利と政策金利の差が270BP近くある。
金利差の拡大は重要な政策の(決定の)要因になる。」
との発言をしました。
日第三次産業活動指数(5月)は予想より強い+0.7%、
日国内企業物価指数(6月)は予想より弱い−1.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物がやや下落しました。
東京時間序盤はドル円が軟調傾向で推移しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ユーロ圏で検討されている銀行監督機構について、
人員配置などを適切に行うべき。中途半端に関わってはならない。
設立が多少遅れても機能させることができる。」
との見解を示しました。
豪Westpac消費者信頼感指数(7月)は前月より強い99.1になりました。
午前10時半頃からドル円など主要通貨ペアが反発をみせました。
豪住宅ローン許可件数(5月)は前月比で予想より弱い−1.2%でした。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、中国上海株式市場などが上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が小幅な上下動の揉み合いました。
豪財務相が「柔軟な為替レートが中国にとって最良の利益。」
との認識を示しました。
正午前あたりから主要通貨ペアがやや反落しました。
格付け会社S&Pが、
「最近の中国利下げは中国銀行業にとって、
今年の収益には影響は大きくないが来年に収益を圧迫する可能性。」
との見解を示しました。
フィンランドの首相が、
「ユーロ圏はとても危険な状況にある。
我々はユーロとユーロ圏のメンバーのために努力する。」
などの認識を示しました。
東京時間午後からは主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
原油先物が84ドル台後半に反発しました。
日10年債利回りが0.785%に低下しました。
東京時間終盤にかけて中国上海株式市場がやや反発をみせました。
日経平均が下げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
日工作機械受注速報(6月)は前回値より弱い−15.5%になりました。
日経平均は前日比−6.73円で大引けになりました。
独消費者物価指数確報(6月)は予想とおりの+1.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、欧州の株式市場が上下動の揉み合いを経て反発しました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
ダウ先物が堅調傾向の揉み合い推移になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが反発上昇しました。
スペインの首相が、議会証言で、
「EU首脳会議での合意は迅速に実行される必要。
スペイン銀行支援が必要なタイミングは押し迫っている。
スペインの経済状況は非常に弱体化している。
スペインは財政削減と改革が必要。
EUはスペインに今年2.7%の構造的な赤字削減を要請。
赤字削減は2013年に2.5%、2014年に1.9%となる見込み。
スペイン経済は深刻な景気後退期にある。
景気低迷は来年も続く見込み。
2013年の景気後退は軽微。0%に近づく。
今後2年半で財政赤字削減は650億ユーロ規模に達する見込み。」
などの発言をしました。
ユーロドルなどに一時反落の動きがみられました。
その後、独の株市場が前日比プラス圏へ上昇しました。
資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
午後6時半頃からドルストレートにやや反落の動きがみられました。
独10年債の入札では、
「41.53億ユーロ発行されて、
平均落札利回りが前回より低い1.31%、
応札倍率が前回より高い1.5倍。」になりました。
豪ドル米ドルなどが揉み合いながらも堅調に推移しました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
ユーロドルは揉み合い推移になりました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
EU欧州連合が、
「スペイン政府による新財政措置の発表を歓迎する。
今年の財政目標を達成することが重要なステップになる。」
との声明を発表しました。
伊の中銀総裁が、
「伊国債と独国債の利回り格差は経済のファンダメンタルズで
正当化される水準を大きく超えている。」
との認識を示しました。
ECBが、
「債務危機はユーロの地位を脅かすことはない。
ユーロ圏外からの域内国債投資は昨年の7-12月に減少した。
ユーロの世界の外貨準備に占める割合は昨年末25%で安定。」
などの見解を発表しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45610%に低下しました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場がやや反落しました。
NY時間序盤はドル円やクロス円が下落しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
原油先物は85ドル台あたりで揉み合いました。
米貿易収支(5月)は予想よりやや弱い−487億ドルになりました。
加国際商品貿易(5月)は予想より弱い−7.9億加ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
午後10時頃からドル円が反発をみせました。
NYダウは小幅安で始まり揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.507%あたりになりました。
午後10時半過ぎにドル円やクロス円が急反発しました。
ユーロドルに反発の動きがみられました。
ユーロ円が97円台後半へ急反発しました。
コールオプションに絡んだ動きとの市場観測がありました。
英BOEのポーゼン委員が、
「英中銀の追加緩和は現状では充分な措置。
信頼感の欠如が投資を抑制している。
銀行の貸し出しは警戒すべき状態ではない。」
などの認識を示しました。
米卸売在庫(5月)は予想とおりの+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が469.6万バレル減少しました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
ロンドンフィックス前からドルストレートが反落しました。
ドル円が79円台後半へ上昇しました。
NYダウが軟調傾向の揉み合い推移になりました。
深夜12時半頃からドルストレートがやや反発する展開になりました。
ドル円がやや反落しました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回りが1.459%、
応札倍率が3.61倍。」になりました。
独の財務相が、
「ユーロ共同債は危機からの教訓を無視したもの。
世界的に赤字削減が必要。
独は成長支援もセットにした削減策を示している。
ユーロのない欧州はあり得ない。」などの認識を示しました。
米FOMC議事録では、
「一段の刺激策が必要になる公算と指摘。(数人)
成長と失業率へのオペレーション・ツイストの効果ほとんどない。
オペレーション・ツイスト継続による長期金利引き下げ圧力小さい。
金融情勢をより緩和する新たな手段の研究望ましい。
極めて緩和的な政策運営がインフレ見通しの上振れリスク。
失速や下振れリスク拡大の場合は一段の緩和が必要と認識。(複数)
米長期国債の購入継続は国債市場の機能低下につながる。
欧州債務危機による金融情勢悪化に充分な備え重要。
中国経済が著しく減速する可能性を指摘。
失業と成長に異例の不透明感。
FOMCのコンセンサス予想策定の可能性検討を
コミュニケーション小委員会に要請。(バーナンキ議長)」
などが示されました。
追加緩和期待が後退してドル買い反応がみられました。
ドルストレートが下落しました。
ドル円がやや反発をみせました。
NYダウが下げ幅を拡大して一時前日比100ドル超下落しました。
その後、NY時間終盤にかけてドルストレートが反発しました。
NYダウが下げ幅を縮小する展開になりました。
米下院が医療保険改革法の撤廃法案を可決しました。
米10年債利回りは1.513%になりました。
NY原油(WTI)は85ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−48.59ドルでこの日の取引を終えました。

<7月12日(木)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な上下動で揉み合いました。
ダウ先物が小幅な揉み合いで推移しました。
NZビジネスPMI(6月)が前回値より弱い50.2になりました。
NZドルに売り反応がみられました。
東京時間が近づく頃からドル円がやや反落しました。
豪RBAの副総裁が、
「EUの不確実性はすぐには解消されない見通し。
世界は信用拡大がほとんどない長い期間に直面。
豪ドル相場は非常に高いが
豪ドルが過大評価と主張するのは難しい。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅高で始まった後に前日比マイナス圏へ反落しました。
東京時間序盤はユーロドルなどがやや反落して揉み合いました。
仲値前あたりからドル円がやや反発しました。
ANZ消費者信頼感指数(7月)は前月より強い110.5になりました。
ややNZドル買い反応がみられました。
豪消費者インフレ期待は前回値より強い+3.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
韓国中銀が政策金利を0.25%引き下げ3.00%にしました。
豪新規雇用者数(6月)は予想より弱い−2.7万人、
豪失業率(6月)は予想とおりの5.2%になりました。
豪ドル売り反応がみられました。
豪ドル米ドルが1.02台を割り込み下落しました。
他のドルストレートにやや連れ安の動きがみられました。
ユーロ豪ドルが急反発しました。
ダウ先物がやや反落しました。
日経平均が下げ幅を拡大しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いました。
午前11時頃からドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円に反落の動きがみられました。
日銀が政策金利を市場予想とおり据え置きました。
日銀声明では、
「全会一致で政策金利目標水準の現状維持を決定。
短期国債買い入れを5兆円増額することを決定。
固定金利方式・共通担保資金供給オペを5兆円程度減額。
短期国債買い入れを確実に行なうため、
買い入れの入札下限金利0.1%を撤廃。CPの買い入れも同様。
日本経済は穏やかに持ち直しつつある。
日本経済の先行きは穏やかな回復経路に復していくと考えられる。
海外経済は穏やかな改善見られるが
全体として減速した状態から脱していない。
日銀は強力な金融緩和を推進していく。」などが示されました。
ドル円が一時79.94円あたりまで急上昇しました。
日経平均が一時反発をみせました。
日10年債利回りは0.77%台と約9年ぶりの低水準に低下しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
その後、ドル円が下落する展開になりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
日経平均が再び下落しました。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
アジア開発銀行が、
「中国の12年の成長率見通しを従来の8.5%から8.2%に下方修正。
印の12年の成長率見通しを従来の7.0%から6.5%に下方修正。」
などの発表をしました。
印の鉱工業生産(5月)は予想より強い2.4%になりました。
仏消費者物価指数(6月)は前月比で予想とおりの±0.0%でした。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルやポンドドルが軟調に推移しました。
日経平均は6日続落の前日比−130.99円で大引けになりました。
独卸売物価指数(6月)は前回値より弱い−1.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場が終盤にかけてプラス圏へ反発上昇しました。
他のアジアの株式市場は下落して取引を終えました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
独2年債利回りが一時過去最低水準の−0.021%まで低下しました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
ダウ先物が下落する展開になりました。
ユーロ円が97円台を割り込みました。
日銀総裁が、
「金融政策は最適なスピードを意識しながら適切な運営を行なう。
短期国債の下限金利撤廃でコールレートが大きくは下がらない。
2014年以降にCPIは遠からず1%に達する可能性が高い。
欧州問題の展開と市場への影響に最も注意すべき。
各国の金融政策は機械的にリンクして政策運営されてはいない。
4月展望リポートでは内需はやや強めで外需はやや弱め。
欧州経済は停滞して中国経済が減速した状態はやや長引く。
米国経済雇用の伸び鈍化しているが個人消費は底堅い。
欧州債務問題はEUサミットなどで一定の前進みられたが
不透明感高い状態続いている。欧州発の金融危機防ぐには
構造改革・金融システム安定・統合推進で明確な前進が必要。
当座預金の付利引き下げは考えていない。
為替の動きを規定する要因はグローバル投資家のリスクテイク姿勢。
今後の海外経済は欧州問題の展開が大きな要因。」
などの見解を示しました。
ECB月例報告では、
「経済の下振れリスクが顕在化。ユーロ圏の経済は引き続き弱い。
不透明感の高まりが信頼感に影響。
成長の弱まりがインフレ圧力を抑制した。
あらゆる非伝統的措置は一時的。
ユーロ圏のインフレリスクはおおむね均衡。
経済成長へのリスクは依然として下向き。
経済は段階的に回復すると予想。」などが示されました。
午後5時頃からドルストレートが一時反発しました。
欧州の株式市場やダウ先物に反発の動きがみられました。
その後、再びドルストレートが反落して揉み合いになりました。
欧州の株式市場やダウ先物が再び反落して揉み合いました。
欧鉱工業生産指数(5月)は予想より強い+0.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊の短期債の入札では、
「361日物証券の落札利回りが前回より低いかなり2.697%。」
になりました。
英10年債入札では「35億ポンド発行。利回りが過去最低1.719%。」
などになりました。
オーストリア財務相が、
「現時点で伊が支援を必要するとは思っていない。
EFSFによる救済基金はスペインの要請に対し充分ある。」
との認識を示しました。
ECBが発表した市中銀行の翌日物預金は3249億ユーロと
昨日8085億ユーロから減少して12月21日以来の低水準になりました。
午後7時頃からユーロドルなどドルストレートが下落しました。
クロス円が軟調に推移してユーロ円が96円台半ばに下落しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
ユーロドルが1.22の大台を割り込み一時1.2167に下落しました。
スペイン10年債利回りが6.633%あたりに上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45510%に低下しました。
原油先物が85ドル台を割り込み軟調に推移しました。
NY時間序盤はドルストレートの下落が一服になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場がやや下げ幅を縮小しました。
米輸入物価指数(6月)は予想より弱い−2.7%、
米新規失業保険申請件数は予想よ強い35.0万件になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドルストレートが再び下落して揉み合いになりました。
ドル円は一時上昇した後に下落しました。
加新築住宅価格指数(5月)は予想より強い+0.3%になりました。
加ドルが上下動になりました。
クロス円が一時再び下落しました。
ドラギECB総裁が、
「欧州の金融市場はばらばらになっている。
ユーロ圏にはより長期的な見通しが必要。
ユーロ圏諸国は財政再建と構造改革を達成してきている。
信用の回復が最も重要な観点。それには需要の回復が必要。
中期的にはエネルギー価格の一段の上昇のリスクがある。
通貨ユーロは後戻りなどはできない。」
などの見解を示しました。
伊の上院がESMとEU新財政協定を可決しました。
NYダウは小幅安で始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りが1.485%あたりになりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
NYダウが一時100ドル超の下落になりました。
欧州の株式市場が下落幅を拡大しました。
豪ドル米ドルが一時1.01台を割り込みました。
ポンドドルが一時1.54台を割り込みました。
IMF報道官が、
「ギリシャ経済は新たに困難な局面に差し掛かっている。
そのためギリシャ支援プログラムの一部に実施の遅れがある。
それについて24日に協議を再開する。」
との発表をしました。
電通による英広告イージスの31.6億ポンド買収案報道がありました。
オランダ中銀総裁が、
「ECBの現在の金利水準は適正であるが、
追加利下げを排除する理由はない。
もしも状況が悪化すれば政策金利を現在の0.75%より
下に設定する可能性はある。」との見解を示しました。
ロンドンフィックス頃からNYダウが下げ幅を縮小しました。
ドルストレートが反発をみせました。
ユーロドルが一時1.22台を回復しました。
スペイン経済相が、
「国内銀支援策についてはスペイン政府が全責任を負う。
債権者が損失を被るリスクはない。
銀行への資金注入には最大620億ユーロ必要。」
などの認識を示しました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが2.580%。
応札倍率が前回より高い2.70倍。」になりました。
米10年債利回りが1.48%あたりに低下しました。
米当局者が「イランに追加制裁の用意がある。」と発言しました。
原油先物が85ドル台を回復しました。
NYダウが一時前日比プラス圏へ反発する場面がありました。
ドルストレートが揉み合いすいいになりました。
ユーロドルが1.22台を割り込みました。
米財政収支(6月)は予想よりは強い−597億ドルになりました。
英政府が13日に銀行の中小企業向け融資促進に向けた措置を
発表すると報じました。
NY時間終盤にユーロドルが再び1.22台を回復しました。
米10年債利回りは1.474%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−31.26ドルでこの日の取引を終えました。

<6月13日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物はやや反発をみせて揉み合いました。
NY連銀がFOMC前に実施されたプライマリーディーラー調査では、
「6月FOMCでのQE3実施を見込んだ割合は25%。
1年以内の実施を見込む割合は50%。2年以内は60%。」
などの結果になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「伊債格付けをA3からBaa2に2段階引き下げ。見通しネガティブ。
伊の資金調達コストはさらに急上昇する可能性。
伊の短期的な経済見通しが悪化している。
伊経済見通しがさらに悪化したり改革実行が困難になった場合、
さらなる格下げの可能性。」との発表をしました。
午前8時過ぎからドルストレートが反落しました。
ユーロドルが1.22台を割り込みました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
日経平均は小幅安で始まりました。
東京時間序盤はユーロドルにやや反発がみられました。
日10年債利回りが2003年6月以来の0.76%水準まで低下しました。
その後、日経平均が反発して前日終値あたりで揉み合いました。
ダウ先物がやや反発して揉み合いました。
仲値にかけてドル円にやや反発の動きがみられました。
豪ドルなど資源国通貨がやや軟調に推移しました。
午前10時半頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ユーロドルが一時1.22台を回復しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国第2四半期GDPは前年同期比で予想より弱い+7.6%、
中国第2四半期GDPは前期比で予想より強い+1.8%、
中国第2四半期鉱工業生産は予想より弱い+9.5%、
中国第2四半期固定資産投資は予想より強い+20.4%、
中国第2四半期小売売上高は予想より強い+13.7%になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに上昇反応がみられました。
ダウ先物やアジアの株式市場に反発の動きがみられました。
日財務相が、
「為替市場の動きを注視し必要な時は断固たる措置をとる。」
との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
その後、アジアの株式市場が再びやや反落して揉み合いました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
ドルストレートがやや反落して揉み合う展開になりました。
正午頃から豪ドル米ドルなどドルストレートが上昇しました。
ドル円がしだいに反落する展開になりました。
ダウ先物やアジアの株式市場に反発の動きがみられました。
日設備稼働率確報(5月)は前回値より弱い−2.2%、
日鉱工業生産指数確報(5月)は前回値より弱い−3.4%でした。
市場反応は限定的でした。
7月の日銀月報では、
「生産は7-9月にかけて穏やかに増加すると見込まれる。
中国経済は減速を続けている。日本経済は内需が堅調に推移し
海外経済が減速から脱するにつれ穏やかな回復傾向に復していく。
先行きの設備投資は企業収益が改善を続けるもとで
穏やかな増加基調を続ける。」などが示されました。
東京時間の終盤からドルストレートが反落する展開になりました。
日経平均は前日比+4.11円の8724.12円で週取引を終えました。
中国上海株式指市場が前日終値レベルで揉み合いになりました。
台湾株式市場が前日比マイナス圏で取引を終えました。
独政府の経済アドバイザーが、
「伊の債務コストは理不尽に高い。
伊の首相が市場の安定のために債券購入を要請することは正しい。」
との見解を示しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
ユーロドルが再び1.22台を割り込みました。
独2年債利回りが過去最低の−0.045%になりました。
原油先物は86ドル台あたりで揉み合いました。
スイス生産者輸入価格(6月)は予想とおりの−2.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
午後4時半頃からドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円は軟調傾向の揉み合い推移になりました。
ユーロドルが1.22台を回復しました。
伊国債の入札では、総額52.5億ユーロ発行されて、
「3年債では、目標上限35億ユーロに対して35億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い4.65%、
応札倍率が前回より高い1.73倍。」などになりました。
ECBが、
「スペインの銀行の6月の借入額は3650億ユーロ。
ユーロ導入来最高になった。」との発表をしました。
午後6時半近くからユーロドルなどがやや反落して揉み合いました。
欧州の株式市場は堅調傾向の揉み合い推移になりました。
豪ドル米ドルやポンドドルなどが堅調に推移しました。
中国人民銀行の金融安定化報告では、
「国内金融について、銀行は実体経済に一段と資金を供給すべき。
不動産や地方政府向け融資に関連したリスク防止策を強化すべき。
銀行は金利自由化の動きに積極的に対応すべき。
世界経済について、ユーロ圏債務危機の短期的な解決は難しい。
欧州債務危機の抑制不能はシステミックリスク招く恐れ。
米国は景気の不確実さの高まりに直面している。
世界の弱い需要が景気回復の妨げ。保護貿易が台頭しつつある。」
などの見解が示されました。
英BOEが、
「新規貸出計画により企業と家計に80億ポンドの信用追加をする。」
との発表をしました。
オランダ中銀総裁が、
「流通市場で再びユーロ圏の国債を買い入れる必要が生じる可能性。
ECBだけではなく欧州救済基金が買い入れるべき。
買い入れには出口も考慮して厳しい条件をつける必要。」
などの見解を示しました。
ダウ先物は上下に揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
原油先物は86ドル台後半へ上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.45510%になりました。
米JPモルガン・チェースの4-6月期決算では、
「1株当たり利益が予想より強い1.21ドル。
収入は229億ドル。純利益は50億ドル。
公表済みの第1四半期の純利益を4.59億ドル下方修正。
データは損失の規模を隠そうとした試みを示唆。
決算修正に関する決断について経営陣は今月12日に下した。
CIO部門のトレーディング損失は税引き前で44億ドル。
CIOシンセティック部門は閉鎖する。」などの発表がされました。
午後8時前頃にドル円が反発をみせました。
午後8時頃ユーロドルが反落して再び1.22台を割り込みました。
ポンドドルは堅調に推移しました。
ユーロポンドが急落しました。
ダウ先物が上昇の後に反落する展開になりました。
米ウェルズファーゴの4-6月期決算では、
1株当たり利益が市場予想よりやや強い0.82ドルになりました。
NY時間序盤はユーロドルが1.2162まで下落する展開になりました。
ポンドドルが反落する展開になりました。
スペイン10年債利回りが6.663%あたりに上昇しました。
伊10年債利回りが5.994%あたりに上昇しました。
米生産者物価指数(6月)は予想より強い+0.7%、
米生産者物価指数コア(6月)は予想とおりの+2.6%になりました。
ややドル買い反応がみられました。
欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
午後10時頃からユーロドルなどに反発の動きがみられました。
NYダウは小幅高で始まり堅調に推移しました。
ドルストレートに上昇の動きがみられました。
ユーロドルが急反発して再び1.22台を回復しました。
欧州系中銀からの大量買いがあったとの市場観測がありました。
米10年債利回りが1.49%超に上昇しました。
欧州の株式市場が再び上昇しました。
ドル円は下落する展開になりました。
スペイン内閣が2012年歳出削減案を承認しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(7月)予想より弱い72.0でした。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルが1.55台を回復しました。
ポンド円などクロス円が堅調に推移しました。
NYダウが150ドル超上昇しました。
原油先物が87ドル台後半へ上昇しました。
ドル円が下げ幅をやや縮小しました。
伊の首相が、
「9月1日から付加価値税VATを現行の18%から
21%への引き上げを実施する。」との発表をしました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
NYダウが堅調に推移しました。
アトランタ連銀総裁が、
「バランスシートの追加活用は管理上のリスクもたらす。
一段の量的緩和など魔法の治療法と思わない。思慮深くあるべき。
FOMCでの政策決定の討論の冒険度は現在極めて高い。
QE3についてはさらに経済指標を確認したい。
QE3の実施決定にはより多くの悪材料が必要。」
などの見解を示しました。
NY時間後半はドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
米10年債利回りは1.489%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+203.82ドルの12777.09ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<7月16日(月)>

※東京市場は祝日です。

午後4時15分にスイス第1四半期鉱工業生産、
午後6時に欧貿易収支(5月)、欧消費者物価指数確報(6月)、
同午後6時に欧消費者物価指数コア(6月)、
夜9時(予定)に米シティ・グループの第2四半期決算発表、
夜9時半に米小売売上高(6月)、NY連銀製造業景気指数(7月)、
夜11時に米企業在庫(5月)、
などの発表が予定されています。
米の指標には注目です。

<7月17日(火)>

朝7時45分にNZ第2四半期消費者物価、
午前10時半に豪RBA議事録、
午後5時半に英消費者物価指数(6月)、英消費者物価指数コア(6月)、
同午後5時半に英小売物価指数(6月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(7月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(7月)、
午後6時から英BOE総裁の議会証言、
夜9時(予定)に米ゴールドマン・サックスの第2四半期決算発表、
夜9時半に米消費者物価指数(6月)、米消費者物価指数コア(6月)、
同夜9時半に加製造業売上高(5月)、
夜10時に対米証券投資(5月 ネットTIC長期フロー)、
同夜10時に加BOC政策金利、加BOC声明、
夜10時15分に米鉱工業生産(6月)、米設備稼働率(6月)、
夜11時に米NAHB住宅市場指数、
同夜11時からバーナンキFRB議長の議会証言(初日)、
などの発表が予定されています。
NZ・豪。独・米・加の指標には注目です。

<7月18日(水)>

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後3時に日工作機械受注確報(6月)、
午後5時半に英BOE議事録、
同午後5時半に英失業率(6月)、英失業保険申請件数(6月、
午後6時に欧建設支出(5月)、
夜8時(予定)にバンク・オブ・アメリカの第2四半期決算発表、
夜9時半に米住宅着工件数(6月)、米建設許可件数(6月)、
夜11時からバーナンキFRB議長の議会証言(2日目)、
夜11時半に加BOC金融政策報告、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などの発表が予定されています。
英・米の指標には注目です。

<7月19日(木)>

午後1時半に日全産業活動指数(5月)、
午後2時に日景一致CI指数確報(5月)、日景気先行CI指数確報(5月)
午後3時にスイス貿易収支(6月)、
午後5時に欧経常収支(5月)、
午後5時半に英小売売上高指数(6月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加卸売売上高(5月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(6月)、米景気先行指標総合指数(6月)、
同夜11時にフィラデルフィア連銀景況指数(7月)、
などの発表が予定されています。
英・米の指標には注目です。

<7月20日(金)>

午前10時半に豪第2四半期輸入物価指数、
午後3時に独生産者物価指数(6月)、
夜8時15分(予定)にモルガン・スタンレーの第2四半期決算発表、
夜9時半に加消費者物価指数(6月)、
などの発表が予定されています。
加の指標には注目です。

欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが前週に続き堅調傾向で
推移して一時83.83あたりまで上昇しましたが、週末のリスク選好の
ドル売りにやや押されて83.35になりました。
一方、LIBORドル3ヶ月物金利は0.45510%と前週より低下しました。
そして、NYダウは週間で4.62ドル上昇して12777.09ドルで週の取引を
終えました。

先週の米主要経済指標では、11日の米貿易収支(5月)が予想より僅か
に弱い−487億ドル、12日の米新規失業保険申請件数が予想より強い
35.0万件、米輸入物価指数(6月)が予想より弱い−2.7%、13日の米
生産者物価指数(6月)が予想より強い+0.7%、生産者物価指数コア
(6月)が予想とおりの+2.6%、ミシガン大学消費者信頼感指数速報
(7月)が予想より弱い72.0などになりました。強弱混在の結果で、
やや雇用に改善が見られるも季調によるとの指摘が聞かれました。

一方、米指標ではありませんが、注目されていた9日の中国消費者
物価指数(6月)は予想より弱い+2.2%、10日の中国貿易収支(6月)が
予想より強い+317億ドル、そして13日の中国第2四半期GDPは前年
同期比で予想より弱い+7.6%、同前期比が予想より強い+1.8%、
中国第2四半期鉱工業生産が予想より弱い+9.5%、中国第2四半
小売売上高が予想より強い+13.7%、中国第2四半固定資産投資が
予想より強い+20.4%と、強弱混在ながら無事に通過しました。

また、11日のFOMC議事録では「一段の刺激策が必要になる公算と指
摘(数人)。成長と失業率へのオペレーション・ツイストの効果ほと
んどない。オペレーション・ツイスト継続による長期金利引き下げ
圧力小さい。金融情勢をより緩和する新たな手段の研究望ましい。
極めて緩和的な政策運営がインフレ見通しの上振れリスク。失速や
下振れリスク拡大の場合は一段の緩和が必要と認識(複数)。米長期
国債の購入継続は国債市場の機能低下につながる。欧州債務危機に
よる金融情勢悪化に充分な備え重要。中国経済が著しく減速する可
能性を指摘。失業と成長に異例の不透明感。」などが示されましたが
追加緩和観測が後退することになりました。

先週の米要人発言では、9日にシカゴ連銀総裁が「失業率を押し下
げるために積極的な行動を取る必要。一段の緩和のためにバランス
シートの活用を支持。MBS購入が好ましい。失業はしばらく持続可能
なレベルを大きく上回る水準に留まると予想している。」とハト派
の見解を示し、同日にサンフランシスコ連銀総裁が「FRBは目標を達
成するために必要なことを実施する。必要なら量的緩和が最も効果
的。オペレーションツイストは効果はあるが比較的緩やか。2012年
中はFRBの目標の進展は限定的と予想。」とハト派寄りの見解を示し
同日にリッチモンド連銀総裁が「現時点での追加緩和実施は正当化
されない。欧州に関連して米経済は弱い状況にあるがリセッション
に陥ることはない。米金融機関に悪影響が及ぶとの考えには疑問。
資金市場を通じての影響は可能性がある。」とタカ派の見解を示し
10日にセントルイス連銀総裁が「欧州財政危機をめぐる不透明感が
中期的な経済見通しを圧迫。米経済は緩慢な成長軌道に留まり低調
なペースが継続。欧米には成長拡大に向けた構造改革が必要。米財
政状況には劇的かつ持続的な行動を要する。6月雇用統計は想定以
上に弱かったが自身の見通しは変わらない。ツイストオペの期限延
長の効果の見極めに時間を要する。」とタカ派寄りのの見解を示し
13日にアトランタ連銀総裁が「バランスシートの追加活用は管理上
のリスクもたらす。一段の量的緩和など魔法の治療法と思わない。
思慮深くあるべき。FOMCでの政策決定の討論の冒険度は現在極めて
高い。QE3についてはさらに経済指標を確認したい。QE3の実施決定
にはより多くの悪材料が必要。」とタカ派の見解を示しました。

今週の米主要経済指標では、16日の米小売売上高(6月)とNY連銀製造
業景気指数(7月)、17日の消費者物価指数(6月)と対米証券投資(5月)
と米鉱工業生産(6月)、18日の米住宅着工件数(6月)と米地区連銀経
済報告、19日の米新規失業保険申請件数と米中古住宅販売件数(6月)
にフィラデルフィア連銀景況指数(7月)などが注目されます。

また、16日の米シティ・グループの第2四半期決算発表、17日の米
ゴールドマン・サックスの第2四半期決算発表とバーナンキFRB議長
の議会証言(初日)、18日のバンク・オブ・アメリカの第2四半期決
算発表、20日のモルガン・スタンレーの第2四半期決算発表なども
注目されます。


円について、先週の日主要経済指標では、9日の国際経常収支(5月)
が予想より弱い+2151億円、日国際貿易収支(5月)が予想より弱い
−8482億円と原油需要増などで貿易収支のマイナスが続きました。
また、12日の日銀政策金利の発表では予想とおり据え置きとなって、
「短期国債買い入れを5兆円増額することを決定。固定金利方式・
共通担保資金供給オペを5兆円程度減額。短期国債買い入れを確実
に行なうため、買い入れの入札下限金利0.1%を撤廃。CPの買い入れ
も同様。日本経済は穏やかに持ち直しつつある。海外経済は穏やか
な改善見られるが全体として減速した状態から脱していない。日銀
は強力な金融緩和を推進していく。」などが示されましたが、追加
緩和は見送りになりました。

先週の日要人発言では、12日に日銀総裁が「金融政策は最適なスピ
ードを意識しながら適切な運営を行なう。短期国債の下限金利撤廃
でコールレートが大きくは下がらない。2014年以降にCPIは遠からず
1%に達する可能性が高い。欧州問題の展開と市場への影響に最も
注意すべき。各国の金融政策は機械的にリンクして政策運営されて
はいない。4月展望リポートでは内需はやや強めで外需はやや弱め。
欧州経済は停滞して中国経済が減速した状態はやや長引く。米国経
済雇用の伸び鈍化しているが個人消費は底堅い。欧州債務問題はEU
サミットなどで一定の前進みられたが不透明感高い状態続いている。
欧州発の金融危機防ぐには構造改革・金融システム安定・統合推進
で明確な前進が必要。当座預金の付利引き下げは考えていない。
為替の動きを規定する要因はグローバル投資家のリスクテイク姿勢。
今後の海外経済は欧州問題の展開が大きな要因。」との見解を示し、
13日に日財務相が「為替市場の動きを注視し必要な時は断固たる措
置をとる。」と、場合によって介入を行う示唆の発言をしました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、18日の日銀金融政策決定会
合議事録要旨や日全産業活動指数(5月)などが予定されていますが、
市場の注目度は高くはないようです。

先週のドル円相場は、週初79円台後半で始まり軟調傾向で推移して、
11日のNY時間序盤に79.13円まで下落しましたが、その後、コール
オプションに絡んだ動きとか翌日の日銀金融政策発表前のポジシシ
ョン調整の動きとか市場観測が飛び交う中、ロンドンフィックス
にかけて79.75円に上昇しました。その後、揉み合いを経て12日の
オセアニア時間に79.78円まで上昇しました。その後、12日の東京
時間前半に79円台半ばへ反落して日政策金利の発表を迎えました。
政策金利は市場予想とおり据え置きになりましたが、日銀声明で
「短期国債買い入れを5兆円増額することを決定。」が発表された
時点で79.94円まで急反発する展開になりました。しかしその後、
「固定金利方式・共通担保資金供給オペを5兆円程度減額する。」
ことなども発表されたことや、利食い売りなどで軟調になって、
79円台前半へ下落する展開になりました。その後、79円台での揉み
合いになり、13日のNY時間前半でのドル売り動意の中、79.07円まで
下落して79.18円で週の取引を終えました。

ドル円は79円台前半から79円台後半の範囲の動きとなっていますが、
今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは13日のレンジ
高値の79.39のポイント、ここを上抜けた場合は、12日高値の79.80
から79.94のレジスタンスゾーン、さらに上昇した場合は大台80.00
の「000」ポイントから6月第5週高値80.10のレジスタンスゾーン
での売り買いの攻防が注目されます。
また下落となった場合は、まずは13日安値79.07から79.00の「00」
ポイント、ここを下抜けた場合は6月15日の安値78.61ポイント、
さらに下落した場合は、78.00の「00」ポイントでの売り買いの攻防
が注目されます。今週は下げてもこのあたりかと思われますがここ
を下抜けた場合は6月1日安値77.66ポイントなどが注目されます。
世界的な金融緩和競争の中、日本の金融緩和が見送られたことで、
円高圧力を観測する指摘があるようです。


ユーロについては、先週の米主要経済指標では、9日の独貿易収支
(5月)が予想より強い+153億ユーロ、独経常収支(5月)が予想より弱
い+90億ユーロ、11日の独消費者物価指数確報(6月)が予想とおりの
+1.7%、12日の独卸売物価指数(6月)が前回値より弱い−1.1%、
欧鉱工業生産指数(5月)が予想より強い+0.6%などになりました。
そして、ユーロ圏財務相会合でスペイン銀行支援が合意されました。

先週の欧州要人の発言やニュースヘッドラインで注目されたものは、
9日、ロイター通信「独の金融監督当局がLIBOR不正操作問題につい
て独銀行に関する調査を開始した。」、オーストリア中銀総裁「ECB
の金融政策と監督機能は明確に分離されるべき。ECBは利下げにより
重要な貢献を果たした。一段の預金金利引き下げの効果は少ない可
能性。ECBは一度で全ての火消し措置を実施すべきでない。欧州は
自身の行動に関する実行力に問題を抱えている。」、ロイター通信
「欧州委員会報道官がESMによる銀行への直接的な資本注入に関し、
ユーロ圏の新たな銀行監督体制が発足すれば当該国政府保証がなく
ても直接的な資本注入が可能と認識を示した。」、ドラギECB総裁
「ECBは適時に断固として行動できる能力備えている。ユーロ圏経済
は緩やかに回復へ。勢いは鈍い見通し。不透明感が高まっている。
段階的な景気回復を引き続き期待。インフレは今年鈍化。来年2%
を下回る見通し。金融支援は一時的にとどめるべき。ユーロ圏の
ファンダメンタルズは総じて健全。対ポルトガルのプログラム進行
は引き続き良好。スペインは完全にコミットしてる。伊の歳出見直
しは同国の目標達成に寄与へ。ユーロ安定確保へ必要な措置を講じ
る。一段の主権共有に向けて移行する必要がある。重債務国の一部
は歳出削減せず増税していることが景気後退の理由。LIBOR問題は
銀行や集計機関の統治の問題を示唆。ECBを銀行監督の中心とする
ことは可能。支払い能力ある全ての銀行に対し流動性を供給する。
追加利下げはデータ見極めた上で決断していく。ESMは年末までに
は準備が整わないが出来る限り迅速に行う必要。」、独の財務相
「欧州の統一銀行監督機関の設立には時間がかかる。それが設立
されてからESMによる銀行への直接資金注入が実現する。」、
格付け会社イーガン・ジョーンズ「オランダの格付けをAA−Aに
格下げする。見通しネガティブ。」と発表、

10日、ロイター通信「米系運用会社が海外で一部のユーロ建てMMFへ
の新規資金の受け入れを停止した。金利低下で運用難が強まった。」
ユーログループ議長「ギリシャ財務相はプログラムに沿うことを確認
した。スペイン支援に関する覚書で政治的に合意。スペインへの融資
期間は最長15年。スペイン財政赤字目標達成期限の1年延長を承認。
キプロス支援の協議は9月に完了の予定。ESMの直接融資の詳細は9
月に協議の予定。」、独の財務相「ESMの直接的な銀行への資本注入
は欧州銀行監督機関の発足が条件になる。スペインへの支援は銀行に
限定。EFSFはその活用を柔軟にできる。」、ESFSのCEO「ECBはEFSF
との新たな合意でEFSFに代わり債券市場へ介入が可能。ECBのバラン
シスートへの影響なし。財務相会合で債券購入の話は出なかったが
必要なら可能となる。EFSFは流通市場での債券買い入れ原資を提供。
ECBは運営を担当。」、独連邦憲法裁判所の第1回目の口頭審理「独
議会でESMに関して承認されたことは尊重されるべき。」、独連銀総
裁「ESM及び財政協定の早期批准は欧州危機悪化防止を保証しない。
ユーロ危機はさらに大きな基金でも解決できない可能性。」、
IMFの伊財政赤字に関する年次報告「伊の2012年単年度の財政赤字は
GDP比2.6%に拡大修正。累積債務は2012年がGDP比125.8%と予想。」

11日、ギリシャ財務相「懸念されている8月のデフォルト回避に橋渡
し的な解決策が必要。何らかの措置を講じる確約をユーロ圏諸国から
取り付けた。」、スペインの首相「EU首脳会議での合意は迅速に実行
される必要。スペイン銀行支援が必要なタイミング押し迫っている。
スペインの経済状況は非常に弱体化している。スペインは財政削減と
改革が必要。EUはスペインに今年2.7%の構造的な赤字削減を要請。
赤字削減は2013年に2.5%、スペイン経済は深刻な景気後退期に。
景気低迷は来年も続く見込み。今後2年半で財政赤字削減は650億
ユーロ規模に達する見込み。」、ECB「債務危機はユーロの地位を脅
かすことはない。ユーロ圏外からの域内国債投資は昨年の7-12月に
減少。ユーロの世界の外貨準備に占める割合は昨年末25%で安定。」

12日、ECB月例報告「経済の下振れリスクが顕在化。ユーロ圏の経済
は引き続き弱い。不透明感の高まりが信頼感に影響。成長の弱まりが
インフレ圧力を抑制。あらゆる非伝統的措置は一時的。経済成長への
リスクは依然として下向き。経済は段階的に回復すると予想。」、
IMF報道官「ギリシャ経済は新たに困難な局面に差し掛かっている。
そのためギリシャ支援プログラムの一部に実施の遅れがある。」、
オランダ中銀総裁「ECBの現在の金利水準は適正であるが追加利下げ
を排除する理由はない。もしも状況が悪化すれば政策金利を現在の
0.75%より下に設定する可能性はある。」、スペイン経済相「国内
銀支援策についてはスペイン政府が全責任を負う。債権者が損失を
被るリスクはない。銀行への資金注入には最大620億ユーロ必要。」

13日、格付け会社のムーディーズ「伊債格付けをA3からBaa2に2段
階引き下げ。見通しネガティブ。伊の資金調達コストはさらに急上昇
する可能性。伊の短期的な経済見通しが悪化している。伊経済見通し
がさらに悪化したり改革実行が困難になった場合、さらなる格下げの
可能性。」、独政府の経済アドバイザー「伊の債務コストは理不尽に
高い。伊首相が市場安定のため債券購入を要請することは正しい。」
ECB「スペインの銀行の6月の借入額は3650億ユーロ。ユーロ導入来
最高になった。」、オランダ中銀総裁「流通市場で再びユーロ圏の
国債を買い入れる必要が生じる可能性。ECBだけではなく欧州救済
基金が買い入れるべき。買い入れには出口も考慮して厳しい条件を
つける必要。」、スペイン10年債利回りが6.663%あたりに上昇。

概観的にまとめますと「ESMは年末までに準備が整わない。」「欧州
の統一銀行監督機関の設立には時間がかかる。」「統一銀行監督機関
の設立後に直接資金注入が実現する。」「現在、スペインや伊の経済
状況は悪化している。」「欧州の経済には下方リスクがある。」「ECB
がさらに利下げする可能性がある。」「ギリシャ経済は新たに困難な
局面に差し掛かっている。」「救済基金で重債務国の国債を購入する
可能性がある。」「スペインや伊の国債の金利は高い状況が続いてい
る。」 「格付け会社の格下げリスクがある。」などの状況が覗われる
ようです。

先週のユーロドル相場は、週初1.2263あたりから始まり堅調傾向で
推移して、10日のロンドン時間前半に1.2333まで上昇しましたが、
その後は軟調傾向で推移して、週末13日のNY時間序盤に1.2162まで
下落して、その後に急反発して1.2256まで上昇して1.2248で週取引
を終える展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、16日の欧貿易収支(5月)、
欧消費者物価指数確報(6月)、欧消費者物価指数コア(6月)、17日の
独ZEW景況感調査(7月)、欧ZEW景況感調査(7月)、19日の欧経常収支
(5月)、20日の独生産者物価指数(6月)、などの発表が予定されてい
ますが、市場の注目度はいずれもそれほど高くはなく、注目度が比
較的高いのは17日の独ZEW景況感調査(7月)などかと思われます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、11日の高値アラ
ウンドにもなる1.23の「00」ポイントでの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は10日の高値1.2333のポイント、さらに上昇し
た場合は1.24の「00」ポイントなどでの攻防が注目されます。
また、下落となった場合はまずは1.22の「00」ポイントでの攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は13日安値の1.2162のポイント、
さらに下落した場合は1.21の「00」ポイントでの攻防が注目されま
す。そしてさらに下落した場合は2010年6月7日の安値1.1876のポ
イントが視野入りとなりそうです。
戻りが進む可能性がありますが、上位の時間軸での下降トレンドは
継続していて、戻りを売ろうとしている向きは少なくないようです。

そのほか今週は、17日のNZ第2四半期消費者物価に豪RBA議事録と
英消費者物価指数(6月)に加BOC政策金利と加BOC声明、18日の英BOE
議事録と英雇用統計に加BOC金融政策報告、19日の英小売売上高指数
(6月)、20日の加消費者物価指数(6月)、などが注目されます。
また、LIBOR問題の進展も注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その14 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十四話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて…、今回は『もうはまだなり まだはもうなり』
 のお話じゃったのう。」

『あぁ、誰でも知ってるくらい有名な相場格言だけどさぁ、
 どうとでも解釈ができて、あんないい加減な相場格言は
 ないんじゃないのかなぁ…。』

「あっははっ。皮肉屋のお前さんらしいのう…。
 この相場格言は、坂田五法の宗久翁秘録や八木虎之巻などで
 謳われておる有名なものじゃ。」

『……。』

「宗久翁はその秘録の中で、
 『もうはまだなり まだはもうなりということあり。
  ただし、数日もはや時分と思い取りかかりたるに、
  見計らい悪(あ)しければ間違いになるなり。
  まだまだと見合わせ居(い)るうちに遅るることあり。』
 と記(しる)していてのう…、」

『……。』

「また、八木虎之巻では、
 『もうはまだなり まだはもうなりということあり。
  この心はたとえば、もう底にて上がるべきと進み候ときは、
  まだなりという心をいま一応ひかえみるべし。
  まだ底ならず下がるべきと思うとき、もうの心を考うべし。
  必ず、まだの心あるときより上がるものなり。』
 と記されておるのじゃ。」

『まぁ、確かに言われてみればそういうコトもあるけどさ、
 そんなことを考えていたらトレードの決断は出来やしないし、
 それにさぁ、「もうはまだなり まだはもうなり」なんて、
 所詮は後付解釈でわかることになるものじゃないか。』

「ふむ…。もっともな意見じゃ。
 この相場格言は『独善的な相場観を戒めるもの』じゃが…、
 この相場格言に、ある言葉を付け加えると、
 『なるほどなぁ』と、よくぞ理解ができるものじゃ。」

『いったい何なんだよ。その「ある言葉」ってぇのは…。』

「ふむ…。では言うがのう…、それは
 『相場に負け続けているあなたが思う』という言葉じゃよ。」

『んっ? なんだとぉぉ。ジイさん、まさか…、
 その「あなた」ってえのはオレ様のことじゃないだろうな。』

「これこれ、めっそうもない…。
 一般論的な話での「あなた」ということじゃて。」

『まぁ、当然、そうだろうなぁ…。
 「あなた」がオレ様のわけがないよなぁ…。安心したぜ。 
 で、なになに…、
 「相場に負け続けているあなたが思う、
  もうはまだなり まだはもうなり。」と…。』

「そのとおりじゃ。」

『ふむ…。確かにオレ様も、負けていた時分は、
 頭の中にもう一人の自分のささやきの声が聞こえたものだぜ。
 「もう」「いくらなんでも」「さすがに」
 なんて心の声が耳元にこだましたり…、』

「ほう…。」

『それに、損切りができないときもさぁ、
 「いまさら切れるか」「あと少しで戻ったらバカをみる」
 なんて声も聞こえてきたものだぜ。』

「ふむ…。で、しかしてその結果は?」

『だからさぁ、負けてた時分のことだって言ってんだろうがっ!
 もう一人の自分のささやきはほとんどハズレだったよ。
 たとえばトレンド方向へ相場が動いていて、
 テクニカルもそっちの方向を示唆しているのに、
 「いくらなんでも」の声が聞こえてきて逆ばってヤラれたり、
 オレ様の場合は「もう」系統のささやきが多かったね。
 今思うとさぁ、相場観がけっこう矮小的だったよ…。』

「……。」

『でもなぁ、ジイさんよ、それがさぁ、
 たまーにだけどさぁ、そのもう一人の自分のささやきがさぁ、
 当たるコトがあるんだよなぁ…。』

「じゃからして、厄介なものなのじゃのう。
 もう一人の自分のささやきというものは…。
 で…、どのようにして克服していったのじゃ?」

『おいおい、何だよ。今日はオレ様が解説役かよ…。
 ったくもう…。でさぁ…、駄目アナリストのような
 もう一人の自分のささやきよりもさぁ、
 テクニカルのほうを信用するようになったんだ。』

「……。」

『テクニカルもけっこうダマシがあるんだけどさぁ、
 もう一人の自分のささやきよりは
 ずーっとマシだって気づいたんだよ…。』

「……!」

『ジイさん、そりゃそうだろうよ…。
 そもそも、勝てないのであれば自身の相場観が良いわけがなく、
 その自身の相場観のささやきに従って、
 トレードしていて良いわけがないじゃないか。』

「……。」

『でも、負けてるときはその自身の相場観を
 いつのまにか優先して判断してしまっているものなんだよ。』

「勝てていないのであれば自身の相場観には従うべきではない、
 それが当たり前のことだと…。」

『当たり前とまで言えるかどうかは判らないけどさぁ…。
 少なくとも勝てていない自分という事実があるのであれば、
 つまり、勝てていないということは自身の相場観が悪いからで、
 その自身の相場観のささやきに従うよりも、
 ダマシとなることがあってもテクニカルに従うほうが
 良いとは言えるんじゃぁないかなぁ…。』

「あのー、お前さん、話が少し長くなってきておるがのう…。」

『では…、続きは来週にするか…。
 おいおい、ジイさんよ。それはオレ様のセリフじゃないか…。
 で…、来週は何の話だよ。ジイさん。』

「裁量のお話でもしようかのう…。どうじゃ。」

『オレ様は裁量はあまり好まないけどなぁ…、
 しかたねぇ、一応、聞いといてやるとするか。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その13


日本各地で夏祭りの季節になりましたね。^^

●先週の主な出来事

<7月2日(月)>

7月1日の中国製造業PMI(6月)は予想より強い50.2でした。
豪ドル米ドルやユーロドルが小さな上窓を空けて始まりました。
独フォークス誌が、匿名の情報として、
「独は金融取引税を適用する国の銀行だけにESMによる直接支援を
受ける資格を認めることを想定している。」
との観測報道をしました。
スペインの経済相が、
「第2四半期スペインの経済統計は成長率のマイナス幅が
第1四半期よりもやや大きかったことを示す。」
との発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いになりました。
英ホームトラック住宅価格(6月)は前月より弱い±0.0%でした。
豪AIG製造業指数(6月)は前月より強い47.2になりました。
市場反応は限定的でした。
日第2四半期大企業製造業業況判断指数は予想より強い−1、
日第2四半期大企業製造業先行きは予想より強い1、
日第2四半期大企業非製造業業況判断指数は予想より強い8、
日第2四半期大企業非製造業先行きは予想とおりの6、
日第2四半期大企業産業設備投資は予想より強い+6.2%でした。
日大企業・製造業のドル円の想定為替レート平均は78.95円でした。
円買い反応がみられました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルやユーロドルの上窓は埋められました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
仲値過ぎにドル円が一時やや反発をみせました。
アジアの株式市場は前週末比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は小幅高で始まった後に一時反落しました。
中国HSBC製造業PMI確報(6月)は速報値より強い48.2になりました。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
原油先物が軟調傾向の揉み合いになりました。
中国上海株式市場が前週末比プラス圏を回復しました。
小沢氏が民主党に離党届を提出しました。
山口日銀副総裁が、
「EUサミットでは問題の抜本解決はしていない。
市場の底流は神経質な状態が続いている。
欧州問題背景に大幅な円高となれば、
企業収益悪化し日本経済を下押しする可能性。
欧州債務問題の波及を小さくするため、
アジアは財政・金融両面での適切な対応が必要。」
などの見解を示しました。
午後2時過ぎからドル円が一時79円台半ばを割り込みました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
日経平均は前週末比−3.30円で大引けになりました。
中国上海株式市場が再び反落して前週終値レベルで揉み合いました。
午後3時過ぎから主要通貨ペアが反発をみせました。
日財務副大臣が、
「中国やインドなどの経済情勢を懸念している。
経済情勢は注意深く見守る必要。景気対策云々する時期ではない。」
などの発言をしました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ギリシャのプログラム修正は弱い意思。
ギリシャは多くの改革を実施していない。
プログラムを行程に戻すことが最優先。」
などの見解を示しました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
独の株式市場は下落して始まった後にプラス圏へ反発しました。
英の株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
ダウ先物が反発上昇しました。
スイス実質小売売上高(5月)は前回値より強い+6.2%になりました。
スイスプラン買い反応がみられました。
スイスSVME製造業PMI(6月)は予想より強い48.1になりました。
市場反応は限定的でした。
スペイン製造業PMI(6月)は前月より弱い41.1になりました。
伊製造業PMI(6月)は予想とおりの44.6になりました。
独製造業PMI確報(6月)は予想より強い45.0になりました。
欧製造業PMI確報(6月)は予想より強い45.1なりました。
市場反応は限定的でした。
英製造業PMI(6月)は予想より強い48.6になりました。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
スペイン2年債利回りが3.998%に低下しました。
スペイン10年債利回りが6.1%台半ばに低下しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
仏会計検査院が、
「仏は12年に60億-100億ユーロの追加赤字削減策が必要。」
との見解を示しました。
欧失業率(5月)は予想とおりの11.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
一部メディアが、
「フィンランド政府は流通市場でのESMによる債権買入れを
容認しない方針。」との観測報道をしました。
午後6時過ぎにドル円やクロス円がやや反落しました。
午後6時半頃からドルストレートにやや反落の動きがみられました。
原油先物は83ドル台で推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場にやや反落の動きがみられました。
中国人民銀行が、
「金利・為替改革を深める。実体経済への金融支援を拡大へ。
金融機関以外からのリスクを監視へ。」などの発表をしました。
オランダ財務省報道官が、
「オランダはESMによる債券購入をケースバイケースで判断へ。
好ましくないとの基本姿勢は変わらない。」との発表をしました。
ユーロドルが軟調傾向で推移しました。
午後7時近くからドル円が反発する展開になりました。
豪ドル米トルやポンドドルは揉み合い推移になりました。
欧州委員会が、
「ESMによる銀行へ直接的資本注入はESM条約の変更必要としない。」
との見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46060%になりました。
NY時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ユーロドルが一時1.26台を割り込みました。
ユーロポンドが軟調に推移しました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
英BOE総裁が、
「英国のインフレ率は2013年に目標の水準まで低下する可能性。
金融政策委員会は微妙なバランスを打ち出さなければならない。」
との見解を示しました。
NYダウは前週末終値レベルで揉み合いになりました。
米ISM製造業景況指数(6月)は予想より弱い49.7、
米建設支出(5月)は予想より強い+0.9%になりました。
ドル円など主要通貨ペアが下落しました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
NYダウが前週末比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは一時1.56%あたりに低下しました。
ECBの証券市場プログラム統計では16週連続で国債購入ゼロでした。
原油先物が83ドル台を割り込みました。
ロンドンフィックス頃から主要通貨ペアがやや反発をみせました。
欧州の株式市場は堅調に取引を終えました。
NYダウが前週末比マイナス圏で揉み合い推移になりました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「景気後退の深刻さを考慮すれば今回(の金融政策)はかなり厳しい。
インフレ期待から少なくとも今後10年間は低インフレを予測。」
との認識を示しました。
ドルストレートが揉み合い傾向で推移しました。
ドル円やクロス円がやや反発しました。
NY時間後半に原油先物が83ドル台を回復しました。
NYダウが徐々に下げ幅を縮小していきました。
米10年債利回りは1.583%になりました。
NY原油(WTI)は83ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−8.70ドルでこの日の取引を終えました。

<7月3日(火)>

オセアニア時間はドル円やクロス円がやや反落しました。
ユーロ円が一時再び100円台を割り込みました。
ダウ先物はやや上昇した後に反落して揉み合いになりました。
ハーバード大学のロゴフ教授がブルームバーグTVで、
「米国経済はやや減速しつつある。
欧州の合意は若干の時間を買った。
ギリシャがデフォルトすると依然予想している。
ギリシャは12月に向けて目標を達成しない可能性。
欧州は政治同盟に向かう必要。欧州は安定からは遠い。
欧州は長期的なビジョンからは程遠い。
中国は大幅な成長減速に直面する可能性。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
その後、午前9時半過ぎからドル円が反発上昇しました。
中国非製造業PMI(6月)は前回値より強い56.7になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
豪住宅建設許可件数(5月)は予想よりかなり強い+27.3%でした。
豪ドル買い反応がみられました。
アジアの多くの株式市場は上昇して始まりました。
中国上海株式市場は下げて始まるもプラス圏へ反発しました。
日経済相が、
「日銀短観は足元の景気が回復しつつあること確認する内容。
先行きは欧州政府債務危機の不確実性の高まりがリスク。
引き続き充分に警戒したい。
リスクをしっかり注視しながら柔軟かつ機動的に対応。
財政運営戦略で定めた目標に向けてしっかり行う。」
などの発言をしました。
その後、ダウ先物が反発上昇しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ドル円が一時79.80円あたりに上昇しました。
原油先物が堅調に推移して84ドル台を回復しました。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
豪RBAが政策金利を3.50%に据え置きました。
豪RBA声明では、
「金融政策のスタンスは依然適切。
インフレは目標に沿った水準で推移すると予想。
インフレ見通しに変化ない。最近の指標は上期の経済成長を示す。
欧州は当面、ショックの潜在的原因であり続ける見込み。
豪ドルは引き続き高水準。中国の成長ペースは鈍化。
世界見通しは数ヶ月前と比較して一段と抑制。
過去6ヵ月間に金融政策を大幅に緩和してきた。
住宅市場は引き続き抑制。
豪交易条件はピークは過ぎたがなお歴史的に高水準。
欧州は引き続きマイナスの衝撃の可能性ある源。」
などの見解が示されました。
豪ドル売り反応がみられました。
午後1時半過ぎから主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
ダウ先物や中国上海株式市場にやや反落の動きがみられました。
午後2時半頃から主要通貨ペアに再び反発の動きがみられました。
日経平均は前日比+63.11円で大引けになりました。
英FT紙が、
「ECBの理事会で政策金利を引き下げることが予想されている。
ユーロ圏の失業率が過去最悪となり製造業の景況感も3年ぶりの
低水準となったことで低迷する経済を活性化することが狙い。」
との観測報道をしました。
ダウ先物が徐々に反落する展開になりました。
ユーロドルが上昇の後に反落する展開になりました。
他のドルストレートにもやや反落の動きがみられました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
ポンドドルが1.57台を割り込みました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場が終盤にかけて上昇幅を縮小しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
スペインの経済相が、
「財政赤字削減目標の達成に向け追加的な措置講じていく。
ユーロ圏の個々の国に欧州首脳の合意を阻止する権限はない。」
などの発言をしました。
ギリシャPASOKのベニゼロス党首が、
「ギリシャが救済策で課せられているプログラムの
再交渉する余地がある。EUと協力して行う。
再交渉は救済基盤を崩すことはない。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場が一時上げ幅を縮小しました。
仏中銀総裁が、
「財政規律に関するユーロ圏諸国の取り組みは効果がでている。
財政再建ペースは他の地域よりも速い。
財政規律と成長との間に矛盾はない。相互に補強する関係。」
などの見解を示しました。
英建設業PMI(6月)は予想より弱い48.2、
英消費者信用残高(5月)は予想より強い+7億ポンドでした。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
EUの大統領が、
「先週のEUサミットはユーロ圏の安定を確証するために
必要なことは行うという強い意志を再確認した。
サミットの結果短期的には市場の安定を中期的には成長促進、
長期的にはユーロ圏の再構築に至る。
救済基金による銀行への直接融資が合意に至ったのは、
銀行と政府との間の悪循環を解くために必要だった。
ESMに関する決定への拒否権を個々の国が持つことはない。」
などの発言をしました。
欧州委員長が、
「欧州委員会はECBの銀行監督の役割を早急に提案する。
先週のサミットは全ての国の責務を尊重するために
あらゆる手段で柔軟に効果的に行うことに強い意志を示した。」
などの発言をしました。
午後5時半頃からドルストレートが一時反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円は当日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
欧生産者物価指数(5月)は予想より弱い+2.3%でした。
市場反応は限定期でした。
その後、再びユーロドルなどが反落する展開になりました。
キプロス財務相が「トロイカとの協議を開始。数日続く見込み。」
との発表をしました。
仏の財務相が、
「仏2012年財政赤字は是正措置を講じなければGDP比5%に達する。
仏は12年4.5%、13年3%、17年均衡の赤字目標を達成していく。」
などの発表をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発をみせて揉み合いました。
原油先物が堅調に推移して85ドル台後半へ上昇しました。
午後8時過ぎにドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46060%になりました。
NY時間が近づく頃からドル円が一時やや反落しました。
独の首相が、
「ユーロ圏は同意した規則を守るべき。
EUはユーロ参加国が去ることを話し合ってはいない。
目的はユーロ圏がそのまま完全であることである。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが反落する展開になりました。
オランダ上院が最終採決でESMの支持を決定しました。
その後、ドル円が再び反発上昇しました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
ダウ先物が再び反発して反落する上下動の揉み合いになりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.5918%あたりになりました。
NYダウは小幅安で始まりプラス圏へ反発する展開になりました。
原油先物が87ドル台後半に上昇しました。
ドルストレートが反発をみせました。
IMFが、
「2012年の米成長率見通しを2.0%に下方修正する。
失業率については2012年は8.2%の見通し。
米経済の回復は依然として精彩を欠くもの。
住宅市場対策などを積極的に導入しなければならない。
現在の金融政策は適切だが見通しが悪化するようであれば、
追加緩和を実施する必要がある。」
などの見解を発表しました。
仏の首相が、
「2012年の成長率予想を0.7%から0.3%に引き下げる。
2013年の成長率予想を1.75%から1.20%に引き下げる。」
との発表をしました。
米製造業受注指数(5月)は予想より強い+0.7%になりました。
ドル円が堅調に推移しました。
スペイン10年債利回りが6.295%あたりに低下しました。
ユーロポンドが上昇しました。
ユーロドルが1.26台を回復しました。
NYダウが堅調に推移しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
米10年債利回りが1.62%あたりに上昇しました。
ロンドンフィックス前頃からドル円が一時反落しました。
英の首相が、
「もしも欧州危機が悪化して重圧が高まるようであれば、
EU加盟国からの移住を制限する可能性もある。
もちろん望んではいないが国益や経済を守るためであれば、
実施する用意はある。」との発言をしました。
深夜1時頃からドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円が再び反発をみせました。
NYダウは短縮取引で前日比+72.43ドルでこの日の取引を終えました。
米10年債利回りは短縮取引で1.629%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台後半で引けました。
IMFの専務理事が、CNBCのインタビューで、
「ECBには金融緩和の余地があるが、
独のような加盟国にとって必要かどうかは確信がない。
資産購入プログラムにはより積極的になるべき。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤にかけてドル円やクロス円がやや反落しました。

<7月4日(水)>

スペインの首相が「非常に厳しい緊縮策を数日中に発表する。」
との発言をしました。
ロイター通信が、
「スペインの銀行に対する最大1000億ユーロの支援をめぐる
最終合意が当初予定の7月9日から20日にズレ込む可能性。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
米自動車販売台数(6月)は前年比で+22.1%になりました。
豪AIGサービス業指数(6月)は前月より強い48.8になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが下落する展開になりました。
スペインの支援が遅れるとの噂が飛び交いました。
9時半頃からドル円が反落してクロス円が下落しました。
午前10時頃から豪ドルが反発をみせました。
ドルストレートが反発をみせました。
豪小売売上高(5月)は予想より強い+0.5%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが一時1.03台を回復しました。
午前10時半過ぎからドル円が反発上昇して行きました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
その後、豪ドル米ドルが反落して1.03台を割り込みました。
中国HSBCサービス業PMI(6月)は前回値より弱い52.3でした。
市場反応は限定的でした。
中国人民日報が「中国は住宅規制を緩和すべきではない。」
との見解を示しました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
中国上海や香港の株式市場が前日終値を挟んで揉み合いました。
東京時間後半はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
日経平均は前日比+37.58円で大引けになりました。
ロイター通信が、キプロス地元紙の情報として、
「キプロスの銀行支援に必要なコストは
IMF高官の暫定推定値で100億ユーロに達する可能性。」
との観測報道をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円は小幅な上下動の揉み合いになりました。
独サービス業PMI確報(6月)は予想より弱い49.9になりました。
欧サービス業PMI確報(6月)は予想より強い47.1になりました。
市場反応は限定的でした。
英サービス業PMI(6月)は予想より弱い51.3になりました。
市場反応は限定的でした。
午後5時半頃からドルストレートがやや反発をみせました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
欧小売売上高(5月)は予想より強い+0.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
独5年債の入札では、
「目標40億ユーロに対して応札額90億ユーロ。
発行額32.94億ユーロ。平均落札利回りが前回より高い0.52%、
応札倍率が前回より高い2.7倍。」と好調でした。
オランダ中銀の総裁が、
「ECBの債券購入プログラムは休眠が続く可能性。
政府は南欧諸国を救うがECBの役割ではない。
ECBのとれるリスクには制限がある。
ユーロ圏が生き残るには最終的には政治統合が必要。
ユーロ共同債は最終的には必要となる。」
などの見解を示しました。
午後7時頃からドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落して、ドル円がやや反発をみせました。
仏2012年修正予算では、
「GDP比4.5%の赤字目標達成に向け72億ユーロの新たな税収。
23億ユーロ規模の富裕層向け増税。
GDP伸び率を(前回予低い)0.3%と想定。」
などが盛り込まれました。
ギリシャのシンクタンク経済産業調査財団IOBEが、
「景況指数(6月)は74.1に低下した。」と発表しました。
欧州の株式市場が軟調傾向で推移しました。
独の10年債利回りが1.488%あたりに低下しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45960%に低下しました。
NY市場は独立記念日で休みでした。
NY時間はポンドドルやユーロドルが下落しました。
ドル円がやや反落してポンド円やユーロ円が軟調に推移しました。
豪ドルは反発をみせる展開になりました。
スペイン10年債利回りが6.368%あたりに上昇しました。
伊10年債利回りが5.759%あたりに上昇しました。
欧州の株式市場は軟調に推移しました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
ポンドドルが1.56台を割り込みました
その後、欧州の株式市場が反発する展開になりました。
一時、ドルストレートが反発をみせました。
午後11時半頃からユーロドルなどが一段安になりました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
欧州の株式市場が再び反落しました。
ロンドンフィックスからドルストレートが反発をみせました。
ユーロ円が100円台を再び回復しました。
深夜2時頃からドルストレートが再び軟調傾向で推移しました。
ドル円がやや反発をみせました。
NYダウは米独立記念日で取引はありませんでした。

<7月5日(木)>

オセアニア時間はドル買いがやや優勢の展開になりました。
ドル円が堅調に推移して80円に迫るあたりまで上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートは軟調傾向で推移しました。
ダウ先物や原油先物がやや軟調傾向で推移しました。
原油先物が87ドル台を割り込みました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はややドルストレートが反発をみせました。
ドル円に一時反落の動きがみられました。
日銀総裁が、
「復興関連需要などから国内需要が堅調に推移。
個人消費は緩やかな増加続ける。
景気は海外減速脱すにつれ緩やかな回復経路へ。
日銀は強力な金融緩和を推進している。引き続き適切に政策運営。
世界経済は減速した状態から脱してないが改善の動きもみられる。
欧州問題の展開は最も強く意識すべきリスク要因。」
などの認識を示しました。
米WSJ紙が、
「先のEU首脳会議で対立していた伊のモンティ首相と
独のメルケル首相は会談後に記者会見を開き、
ユーロ圏の債務危機に対処して、EUの統合深化を図るために
協力していると強調した。」との報道をしました。
その後、再びドル買い動意が優勢になりました。
午前10時過ぎにドル円が80円台を回復しました。
クロス円が堅調に推移しました。
日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ・ジョーンズが、
「独IFO経済研究所と仏国立統計経済研究所INSEEと
伊国家統計局STATなどがユーロ圏の経済見通しを下方修正した。
政府の歳出削減や労働市場の悪化や信用状況の逼迫で
4-6月期と7-9月期にマイナス成長が予想されている。」
との報道をしました。
豪貿易収支(5月)は予想よりは強い−2.85億豪ドルでした。
市場反応は限定的でした。
日経平均が再び前日比マイナス圏へ反落しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
その後にアジアの株式市場はマイナス圏での推移になりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルなどに反落の動きがみられました。
ドル円やクロス円が反落しました。
午前11時頃からドル円が79.80を割り込み下落しました。
NZの首相が、
「NZの第1半期の成長は極めて強かった。
財政収支は2014-15年までに黒字転換。
石油とガス生産の大きな可能性がある。
欧州の混乱は続く可能性。」などの発言をしました。
東京時間の後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
原油先物が87ドル台あたりに反発して揉み合いました。
午後2時頃からル円が再び反落しました。
日銀地域経済報告では、
「9地域の景気判断を全地域で上方修正。
東海・東北は回復。他地域は持ち直しの動き。」
などが示されました。
午後2時半頃に一時ドルストレートが反発をみせました。
日経平均は前日比−24.37円で取引を終えました。
香港株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ドル円が軟調に推移しました。
英ハリファックス住宅価格(6月)は予想より強い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
仏の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
独と英の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物は反発をみせて揉み合い推移になりました。
ポンドドルが上昇した後に反落して軟調に推移しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
午後4時半頃からドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
スペインの外務相が、
「財政赤字削減の目標に向け数日以内に具体的な方策を打ち出す。」
との発言をしました。
NZの首相が、
「欧州危機はNZにとって最大の懸念。強い豪州はNZにとって重要。
NZは豪州との関係で好環境にある。」などの発言をしました。
スペイン債の入札では、
「総額で目標上限の30億ユーロが調達されて、
2015年償還債では、発行額が12.39億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い5.086%、
応札倍率が前回より低い2.3倍。
2022年償還債では、発行額が7.47億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い6.430%、
応札倍率が前回より低い3.2倍。」などになりました。
仏債の入札は、
「2022年償還では発行額が46.71億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い2.53%、
応札倍率が1.925倍。」などになりました。
ユーロドルが一時1.25台を割り込みました。
ダウ先物や独英の株式市場が一時押すも堅調推移になりました。
仏の株式市場は反発をみせるも前日終値レベルで揉み合いました。
ギリシャPASOKの党首が、
「トロイカとの会合は最初の方向性を示す。
ギリシャ国民は一方的な行動を避けた。
ギリシャは実現性のある計画が必要だ。
ギリシャはプログラムを2017年まで延長する必要。」
などの見解を示しました。
独製造業受注指数(5月)は予想より強い+0.6%になりました。
ユーロ買い反応がみられましたが限定的でした。
ユーロドルやポンドドルが軟調傾向で推移しました。
午後6時頃からドル円がやや反発をみせました。
豪ドルなど資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
原油先物が堅調に推移して88ドル台を回復しました。
アイルランドが2010年9月以来の市場復帰で、
「3ヶ月証券の入札では、目標とおりの5億ユーロ発行。
平均落札利回りが1.8%。」になりました。
伊10年債利回りが5.869%あたりになりました。
午後7時頃からダウ先物がやや反落しました。
ドル円に再び反落の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.45960%になりました。
英BOEが政策金利を予想とおり0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買取枠を予想とおり3750億ポンドに拡大しました。
英BOE声明では、
「資産購入は4ヶ月以内に完了する見通し。
インフレ率は中期的に目標を下回る可能性が高い。
資産購入プログラムの規模は見直しを続けていく。」
などが示されました。
発表直後はポンド買い反応がみられました。
ダウ先物や英など欧州の株式市場に上昇がみられました。
中国人民銀行が、
「貸出基準金利を31bp引き下げ6%とする。
預金基準金利を25bp引き下げて3%とする。」
などの発表をしました。
豪ドルなど資源国通貨が上昇しました。
豪ドル米ドルが一時1.03台を回復しました。
ユーロドルが上下動になりました。
欧ECBが政策金利を市場予想とおり0.75%に引き下げて、
「下限政策金利の中銀預金金利をゼロ%に引き下げる。
上限政策金利の限界貸出金利を1.5%に引き下げる。」
などの発表をしました。
ユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルが1.25台を割り込み急落しました。
他のドルストレートに連れ安の動きがみられました。
欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
ダウ先物が急反落しました。
米ADP雇用統計(6月)は予想より強い+17.6万人になりました。
ドル円が反発上昇しました。
ユーロドルが1.24台を割り込み下落しました。
ユーロ円が一時99円台を割り込む場面がありました。
伊10年債利回りが5.808%に上昇しました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い37.4万件になりました。
ドル買い動意にドル円が一段高となって80円台を回復しました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「インフレ圧力は沈静化している。
ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い。
全ての非標準的措置は一時的なものである。
ECBは必要なら断固かつ時宜を得て行動できる。
物価安定を達成するための全ての能力を維持する。
不透明感の高まりが信頼感とセンチメントを圧迫している。
景気見通しへのリスクは依然として下方向。
ユーロ圏経済は穏やかに回復すると予想。
インフレリスクは中期的に概ね均衡。
インフレ率は年内に一段と低下する。
金融市場・商品相場が成長の下振れリスク。
ECBは市場操作実施でEFSFとESMのエージェントとして機能する用意。
2回の長期資金オペの効果伝達には時間がかかる。
ECBが特定セクターに資金を注入できるという考えは誤り。
利下げの決定は英中銀や中国中銀との協調行動ではない。
今回の決定は全会一致。信用フローは依然として弱い。
広範な景気減速が域内全体に及ぶとのECBの懸念が現実化。
政策金利を過去最低に引き下げることが正当化された。
金融環境は1ヶ月前より緊張がやや緩和。
アイルランドの市場復帰は成功した。
追加長期資金オペやその他の非伝統的措置に関する協議はなかった。
現在の状況はまちがいなく2008年ほど悪くはない。」
などが示されました。
南欧債の大量購入や第3次LTROなどは示されませんでした。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落する展開になりました。
原油先物が87ドル台前半へ下落しました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りが1.6020%あたりになりました。
米ISM非製造業総合景況指数(6月)は予想より弱い52.1でした。
ドル円が反落して80円台を割り込みました。
ユーロ円が再び99円台を割り込み下落しました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込む場面がありました。
スペイン10年債利回りが6.8%台に上昇しました。
伊10年債利回りが6%台に上昇しました。
米10年債利回りが1.59%あたりに低下しました。
ISMのニーブス氏が、
「雇用指数が回復したことは喜ばしい。
現状は待機状態にあり9月のデータが重要ポイントになる。
仕入価格が低下したのはガソリン価格の低下が主な要因。」
などの見解を示しました。
その後、NYダウや欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートが下げ幅をやや縮小して揉み合いになりました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が427万バレル減少になりました。
原油先物が一時88ドルあたりに反発しました。
英議会が、
「LIBORの不正操作問題で来週公聴会を開く。
関与が取りざたされているタッカー英BOE副総裁と
バークレイズのアギウス会長への尋問を行う。
タッカー英BOE副総裁は9日、アギウス会長は10日。」
との発表をしました。
米ゴールドマンが米雇用統計予想を+12.5万人に上方修正しました。
格付け会社のムーディーズが、
「英銀バークレイズのスタンドアローン銀行財務格付けの見通しを
安定的から弱含みに変更するる」との発表をしました。
深夜2時半過ぎに一時NYダウが前日比プラス圏へ上昇しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合い推移になりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが再び前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは1.595%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−47.15ドルで取引を終えました。

<7月6日(金)>

伊ANSA通信が、
「モンティ政権は今年10月に予定していた付加価値税VATの
2ポイント引き上げ時期を2013年7月に先送りする可能性。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な揉み合い推移になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「(先日の)EU首脳会議の措置はショックの可能性を低下させる。」
との見解を示しました。
豪AIG建設業指数(6月)は前月より強い34.8になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
日財務省が、
「6月末の外貨準備高は1兆2705億ドル。
前月末から71億6900万ドル減少。」との発表をしました。
日経平均はやや反発して前日終値あたりで揉み合いました。
日財務相が、
「欧州には引き続き世界に安心感を与える努力を期待している。
ラガルドIMF専務理事と会談した。会談の内容は申し上げられない。
欧州は財政統合という大きな宿題を解決できていない。
通貨ユーロの価値を下げない具体策をみせてほしい。」
などの発言をしました。
仲値にかけてドル円が反発して一時80円台を回復しました。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は小幅高で始まった後に反落しました。
ドルストレートは軟調傾向の揉み合いになりました。
原油先物は86ドル台へ下落しました。
日経済相が、
「政府日銀一体となり1日も早いデフレ脱却を目指す。
財政金融両面から強力な政策を目指す。
日銀は消費者物価上昇率1%をできるかぎり早期に実現。
金融資産買入れ目標を確実に達成できるようして欲しい。
対象資産の内容含め柔軟かつ果断な金融政策運営を期待。」
などの発言をしました。
日首相が、IMF専務理事との会談で、
「欧州債務問題は円高を通して日本経済センチメントに
深刻な影響を与える要因になっている。」と発言しました。
東京時間午後にドル円がやや反落しました。
アジアの株式市場やダウ先物が軟調に推移しました。
フィンランド中銀総裁が、
「インフレ見通しが利下げの余地与えた。
ECBは保持する手段を活用できること示す。
ECBには利下げの余地があった。経済見通しはやや悪化。」
などの認識を示しました。
日財務相が、
「我が国の内需は全体として堅調に推移している。
欧州の下振れリスク収まれば今年度は2%上回る成長が可能。
円高進行は日本経済の下振れリスク。
為替市場の動向注視し適時適切に対応。
欧州における果断かつ迅速な行動を強く期待。」
などの発言をしました。
IMFの専務理事が、
「欧州危機の克服にはさらなる進展が必要。
円への上昇圧力は懸念要因。円はやや過大評価されている。
欧州危機の悪化は日本の輸出にとり懸念材料になる可能性。
世界経済見通しは最近の数ヶ月でより懸念が強まっている。
IMFの次回の経済見通しは前回より低下する見込み。
米国は財政の崖を回避する必要。回避しなければ米経済に打撃。
日本の消費税率引き上げ案に多くに議員が賛成したことを歓迎。」
などの発言をしました。
日景気一致CI指数速報(5月)は予想よりやや弱い95.8、
日景気先行CI指数速報(5月)は予想より強い95.9になりました。
市場反応は限定的でした。
午後2時頃に豪ドル米ドルなどが反発をみせました。
ダウ先物やアジアの株式市場にやや反発の動きがみられました。
ユーロドルやポンドドルは膠着的な展開になりました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
日経平均は前日比−59.05円の9020.75円で週取引を終えました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
午後3時半頃からドルストレートがやや下落する展開になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
スイス消費者物価指数(6月)は予想より弱い−1.1.%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後4時半頃から主要通貨ペアが反発をみせて揉み合いました。
ユーロドルが一時1.24を回復する場面がありました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小する展開になりました。
伊10年債利回りが6%台から5%台に低下しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ECBに出来ることは限りがある。
各国政府は行動のための適切なインセンティブが必要。
危機対応が遅いとの非難は一部正しい。
長期間の相当の不確実性がある。」などの見解を示しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
英生産者仕入価格(6月)は予想より弱い−2.2%、
英生産者出荷価格(6月)は予想より弱い−0.4%、
英生産者物価指数コア(6月)は前年比で予想とおりの+2.0%でした。
指標発表後にポンド売り反応がみられましたが限定的でした。
ダウ先物や欧州株式市場が上下動の揉み合い推移になりました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
伊10年債利回りが再び6.02%に上昇しました。
原油先物が86ドル台を割り込みました。
独鉱工業生産指数(5月)は予想より強い+1.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
独財務省報道官が、
「9日のユーロ圏財務相会合ではスペインに関する決定は
下さない見込み。」との発表をしました。
スペイン10年債利回りが7.018%に上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45760%に低下しました。
フィンランド財務相が、
「ユーロ共同債務を支持しない。
フィンランドがユーロ圏を離脱するという報告は間違っている。
ユーロ圏メンバーであることは価値のあるものとみている。」
などの発言をしました。
スペイン副首相が、
「内閣は雇用を促進する計画を承認した。
雇用計画は13億ユーロの予算。」との発表をしました。
EU欧州連合が、
「スペインの公式な救済策の承認は7月末までに行う。
スペインの救済策はEFSFから構成される。
7月にギリシャとキプロスへの正式な決定はない見通し。」
などの発表をしました。
ユーロ圏の高官が、
「ユーロ圏銀行へESMからの直接融資があっても
財政リスクは残る可能性。」との見解を示しました。
米非農業部門雇用者数変化(6月)は予想より弱い+8.0万人、
米失業率(6月)は予想とおりの8.2%、
米民間部門雇用者数(6月)は予想より弱い+8.4万人になりました。
ドル円やドルストレートなど主要通貨ペアが下落しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
加雇用ネット変化率(6月)は予想より強い0.73万人、
加失業率(6月)は予想より強い7.2%、
加住宅建設許可件数(5月)は予想より強い+7.4%になりました。
指標発表直後は加ドル買い反応がみられましたが、
その後、加ドルが下落する展開になりました。
英重大不正捜査局SFOがLIBOR事件の捜査を開始しました。
米10年債利回りが1.56%あたりに低下しました。
NYダウは大きく下落して始まりまり軟調に推移しました。
原油先物が85ドル台を割り込み軟調に推移しました。
加Ivey購買部協会指数(6月)は予想より弱い49.0になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
ユーロ円が98円台を割り込みました。
ポンドドルが1.55台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.02台を割り込みました。
オバマ米大統領が、
「民間雇用は正しい方向にあるが満足なものではない。
より迅速な成長でより多くの国民を就業状態に戻す必要。」
との認識を示しました。
ユーロポンドが年初来安値を更新しました。
ユーロドルが年初来安値を更新しました。
NYダウが190ドル程下落しました。
米10年債利回りが1.54%あたりに低下しました。
一方、ドル円は反発をみせました。
ECBのクーレ専務理事が、
「金融政策上必要であればECBの国債購入を流通市場で実施する。」
との発言をしました。
ギリシャのサマラス首相が、
「財政再建プログラムの目標は達成できていない。
民営化などさらに構造改革を推し進めることを決めた。
ギリシャ政府はユーロ圏に留まることを確実にしたい。」
との発言をしました。
深夜1時過ぎからNYダウがやや下げ幅を縮小しました。
ドルストレートの下落が一服になりました。
米ゴールドマンサックスが、
「ECBが5日に預金ファシリティの金利をゼロに引き下げたため、
欧州MMFへの投資を一時停止する。」と発表しました。
仏中銀総裁が、
「中銀の景気支援能力には限界がある。
短期的対応は可能でも恒久的な金融システムの代替はできない。」
との見解を示しました。
ユーロ当局筋が、
「来週9日に予定されているユーロ圏財務相会合では
ギリシャ救済条件緩和やキプロスによる銀行支援要請について
協議される予定だが、正式な決定がされることはない。」
と報じました。
深夜2時半ころからNYダウが再び下げ幅を拡大しました。
ドルストレートが再び下落しました。
深夜4時近くからNYダウが反発して再び下落幅を縮小しました。
ドルストレートがやや反発して下げ幅を縮小しました。
ユーロドルが1.23に迫るあたりまで反発しました。
ドル円にやや反落の動きがみられました。
米10年債利回りは1.549%になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−124.20ドルの12772.47ドルで週取引を終えました。
NYクローズ後にややドル買いの動きがみられました。
ユーロドルは1.2281で、ドル円は79.67で週の取引を終えました。


●今週の主な予定

<7月9日(月)>

朝8時50分に日国際貿易収支(5月)、日国際経常収支(5月)、
同朝8時50分に日機械受注(5月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(6月)、中国生産者物価指数(6月)
午後2時に日景気ウォッチャー調査・現状判断DI(6月)、
同午後2時に日景気ウォッチャー調査・先行き判断DI(6月)、
午後2時45分にスイス失業率(6月)、
午後3時に独貿易収支(5月)、独経常収支(5月)、
夜9時半からドラギECB総裁の議会証言、
深夜4時に米消費者信用残高(5月)、
NYクローズ後に米アルコアの第2四半期決算発表、
などが予定されています。
(日)・中国の指標には注目です。
また、この日にユーロ圏財務相会合が予定されています。

<7月10日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(6月)、
午前11時に中国貿易収支(6月)、
午後2時に日消費者態度指数(6月)、
午後4時からEU財務相会合、
午後3時45分に仏鉱工業生産指数(5月)、
午後5時半に英鉱工業生産指数(5月)、英製造業生産高(5月)、
同午後5時半に英商品貿易収支(5月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(6月)、
深夜2時に米3年債の入札、
などが予定されています。
中国・英の指標には注目です。

<7月11日(水)>

朝8時50分に日第三次産業活動指数(5月)、国内企業物価指数(6月)
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(5月)、
午後3時に日工作機械受注速報(6月)、
同午後3時に独消費者物価指数確報(6月)、
夜9時半に米貿易収支(5月)、
同夜9時半に加国際商品貿易(5月)、
夜11時に米卸売在庫(5月)、
深夜2時に米10年債の入札、
深夜3時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
米の指標には注目です。
また、この日に独10年債の入札が予定されています。

<7月12日(木)>

午前10時半に豪新規雇用者数(6月)、豪失業率(6月)、
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
午後2時半に仏消費者物価指数(6月)、
午後5時に欧ECB月例報告、
午後6時に欧鉱工業生産指数(5月)、
夜9時半に米輸入物価指数(6月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加新築住宅価格指数(5月)、
深夜2時に米30年債の入札、
深夜3時に米月次財政収支(6月)、
などが予定されています。
豪・日・米の指標には注目です。

<7月13日(金)>

午前11時に中国第2四半期GDP、中国鉱工業生産(6月)、
同午前11時に中国小売売上高(6月)、中国固定資産投資(6月)、
午後1時半に日鉱工業生指数産確報(5月)、
午後2時に日金融経済月報、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(6月)、
午後8時(予定)にJPモルガン・チェースの第2四半期決算発表、
夜9時(予定)に米ウェルズ・ファーゴ第2四半期決算発表、
夜9時半に米生産者物価指数(6月)、米生産者物価指数コア(6月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(7月)、
などが予定されています。
中国・米の指標には注目です。
また、この日に伊5年債の入札が予定されています。
米銀大手の第2四半期決算発表も注目されます。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが、週初に揉み合いに
なりましたが、週後半の5日にECBが「政策金利を予想とおり0.75%
に引き下げる。下限政策金利の中銀預金金利をゼロ%に引き下げる。
上限政策金利の限界貸出金利を1.5%に引き下げる。」などの発表を
したことを契機にドル買い動意になり、週末6日にスペイン10年債
利回りが7%超に上昇したことに加え、米雇用統計でNFPが市場予想
より弱い+8.0万人になったことで、リスク回避でユーロドルが年初
来安値を更新するなどリスク回避のドル買いが強まり、83.38に大き
く上昇する展開になりました。
一方、LIBORドル3ヶ月物金利は0.45760%と前週より低下しました。
そして、NYダウは週間で107ドルほど下落して、12772.47ドルで週の
取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、2日の米ISM製造業景況指数(6月)が予想
より弱い49.7、5日のADP雇用統計(6月)が予想より強い+17.6万人、
米新規失業保険申請件数が予想より強い37.4万件、米ISM非製造業総
合景況指数(6月)が予想より弱い52.1、そして週末6日の米雇用統計
では、米非農業部門雇用者数変化(6月)が予想より弱い+8.0万人、
米失業率(6月)は予想とおりの8.2%、米民間部門雇用者数(6月)が
予想より弱い+8.4万人などになりました。
米ADP雇用統計と米雇用統計が乖離する結果となりましたが雇用回復
のペースが弱いことと、米製造業の低迷が覗える結果になりました。

今週の米主要経済指標では、11日の米貿易収支(5月)とFOMC議事録、
12日の米新規失業保険申請件数、13日の米生産者物価指数(6月)と
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(7月)などが注目されます。
また、13日の午後8時(予定)JPモルガン・チェースや、夜9時(予定)
米ウェルズ・ファーゴなどの第2四半期決算発表が注目されます。


円について、先週の日主要経済指標では、2日に発表された第2四半
期の日銀短観で、大企業製造業業況判断指数が予想より強い−1、大
企業製造業先行きが予想より強い1、大企業非製造業業況判断指数が
予想より強い8、大企業産業設備投資が予想より強い+6.2%になる
など、日本経済が回復しつつあることが示される結果になりました。
また、訪日したIFMのラガルド専務理事からは円はやや過大評価され
ているとして日本の為替介入について「状況次第で容認する」見解が
示されました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、9日の国際貿易収支と国際
経常収支などが注目されます。
そして、先般20日の米FOMCではQE3の明確な示唆もなかったものの、
「ツイストオペを今年末まで延長する。異例の低金利を2014年まで
継続する公算。政府機関債の償還資金をMBS再投資することを維持。
より力強い景気回復促進のため追加行動を取る用意。」が示されて、
また、先週にECBが「政策金利を0.75%に引き下げる。下限政策金利
の中銀預金金利をゼロ%に引き下げる。上限政策金利の限界貸出金利
を1.5%に引き下げる。」など緩和措置を講じた緩和合戦の経緯の中
での12日の日銀の政策金の発表および日銀声明が注目されます。

日銀の追加緩和策が期待されますが、レポ金利と残存期間2年や3年
の国債利回りが近接している状況において、日銀の緩和策には手詰ま
り感があるとの指摘も聞かれ、リスク回避の地合いの中で、市場の求
める具体的な緩和策が示されなかった場合には、円買いが再燃となる
可能性も排除はできないようです。

今週のドル円相場では、先週は79.30から80.10のレンジ相場となり
ましたが、このレンジを上下どちらに抜けるのかが注目されます。
上昇になった場合は、大台80.00の「000」ポイントから先週高値の
80.10のレジスタンス・ゾーンでの売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜け場合は6月25日高値の80.62のポイント、さらに上昇し
た場合は81.00の「00」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、まずは6月7日から6月13日にかけての
揉み合い高値79.50〜79.69のサポートゾーンの攻防が注目されます。
ここを下抜けた場合は、7月2日安値の79.33のポイント、さらに
下落した場合は、6月29日安値の79.13から79.00の「00」ポイント、
ここを下抜けた場合は6月15日安値78.61ポイントが注目されます。


ユーロについては、先週の米主要経済指標では、2日の独製造業PMI
確報(6月)が予想より弱い45.0、欧失業率(5月)が予想とおりの過去
最悪となる11.1%、4日の独サービス業PMI確報(6月)が予想より弱い
49.9、欧小売売上高(5月)が予想より強い+0.6%、5日の独製造業
受注指数(5月)予想より強い+0.6%、6日の独鉱工業生産指数(5月)
が予想より強い+1.6%などになりました。
そして、5日のECB政策金利では「「政策金利を予想とおり0.75%
に引き下げる。下限政策金利の中銀預金金利をゼロ%に引き下げる。
上限政策金利の限界貸出金利を1.5%に引き下げる。」などが示され
政策金利は据え置かれたものの中銀預金金利引き下げがされました。

(同日に中国人民銀行も「貸出基準金利を31bp引き下げ6%とする。
預金基準金利を25bp引き下げて3%とする。」と発表しました。)

また、ドラギECB総裁の記者会見では「インフレ圧力は沈静化してい
る。ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い。全ての非標準的措置は一時
的なものである。ECBは必要なら断固かつ時宜を得て行動できる。物
価安定を達成するための全ての能力を維持する。不透明感の高まりが
信頼感とセンチメントを圧迫している。景気見通しへのリスクは依然
として下方向。ユーロ圏経済は穏やかに回復すると予想。インフレ率
は年内に一段と低下する。金融市場商・品相場が成長下振れリスク。
ECBは市場操作実施でEFSFとESMのエージェントとして機能する用意。
ECBが特定セクターに資金を注入できるという考えは誤り。今回の決
定は全会一致。信用フローは依然として弱い。広範な景気減速が域内
全体に及ぶとのECBの懸念が現実化。政策金利を過去最低に引き下げ
ることが正当化された。金融環境は1ヶ月前より緊張がやや緩和。
アイルランドの市場復帰は成功した。追加長期資金オペやその他の
非伝統的措置に関する協議はなかった。現在の状況はまちがいなく
2008年ほど悪くはない。」などが示され、南欧債の大量購入や第3
次LTROなどは示されませんでした。

他の欧州要人の発言では、2日にスペインの経済相が「第2四半期
スペインの経済統計は成長率のマイナス幅が第1四半期よりもやや
大きかったことを示す。」との発表をして、ECBのアスムセン専務理
事が「ギリシャのプログラム修正は弱い意思。ギリシャは多くの改革
を実施していない。プログラムを行程に戻すことが最優先。」との
見解を示し、3日にギリシャPASOKのベニゼロス党首が「ギリシャが
救済策で課せられているプログラムの再交渉する余地がある。EUと
協力して行う。再交渉は救済基盤を崩すことはない。」との発言を
して、EUの大統領が「先週のEUサミットはユーロ圏の安定を確証する
ために必要なことは行うという強い意志を再確認した。サミットの
結果、短期的には市場の安定を中期的には成長促進、長期的にはユー
ロ圏の再構築に至る。救済基金による銀行への直接融資が合意に至っ
たのは、銀行と政府との間の悪循環を解くために必要だった。ESMに
関する決定への拒否権を個々の国が持つことはない。」との発言を
して、仏の財務相が「仏2012年財政赤字は是正措置を講じなければ
GDP比5%に達する。仏は12年4.5%、13年3%、17年均衡の赤字目標
を達成していく。」との発表をして、独の首相が「ユーロ圏は同意し
た規則を守るべき。EUはユーロ参加国が去ることを話し合ってはいな
い。目的はユーロ圏がそのまま完全であることである。」との発言を
して、仏の首相が「2012年の成長率予想を0.7%から0.3%に引き下げ
る。2013年の成長率予想を1.75%から1.20%に引き下げる。」との発
表をして、オランダ中銀の総裁が「ECBの債券購入プログラムは休眠
が続く可能性。政府は南欧諸国を救うがECBの役割ではない。ECBの
とれるリスクには制限がある。ユーロ圏が生き残るには最終的には
政治統合が必要。ユーロ共同債は最終的には必要となる。」との見解
を示し、6日にECBのアスムセン専務理事が「ECBに出来ることは限り
がある。各国政府は行動のための適切なインセンティブ必要。危機対
応が遅いとの非難は一部正しい。長期間の相当の不確実性がある。」
との見解を示し、独財務省報道官が「9日のユーロ圏財務相会合では
スペインに関する決定は下さない見込み。」との発表をして、ユーロ
圏の高官が「ユーロ圏銀行へESMから直接融資があっても財政リスク
は残る可能性。」との見解を示し、ECBのクーレ専務理事が「金融政
策上必要であればECBの国債購入を流通市場で実施する。」との発言
をして、ギリシャのサマラス首相が「財政再建プログラムの目標は
達成できていない。民営化などさらに構造改革を推し進めることを
決めた。ギリシャ政府はユーロ圏に留まることを確実にしたい。」
との発言などがありました。

先週のユーロドル相場は、週初2日に1.2680までに上昇しましたが、
その後は軟調に推移して週末の米雇用統計後の深夜3時過ぎに1.2259
まで下落して年初来安値を更新しました。

今週のユーロでは、9日の中国CPI(6月)や独貿易収支(5月)および
ドラギECB総裁の議会証言とユーロ圏財務相会合、10日の中国貿易
収支とEU財務相会合、11日の独CPI確報(6月)、12日の欧鉱工業生産
指数(5月)、13日の中国第2四半期GDPなどが注目されますが、
週初9日のユーロ圏財務相会合につきましては、先週末6日にEUが、
「スペインの公式な救済策の承認は7月末までに行う。スペインの
救済策はEFSFから構成される。7月にギリシャとキプロスへの正式
な決定はない見通し。」との発表をして、また同日ユーロ当局筋が
「来週9日に予定されているユーロ圏財務相会合ではギリシャ救済
条件緩和やキプロスによる銀行支援要請について協議される予定だ
が正式な決定がされることはない。」と発表していることから、
あまり財務相会合には期待ができないとの観測もあるようです。

今週のユーロドル相場では、先週は年初来安値を更新した後に6月
1日の安値アラウンドの1.2280で終値となっていますが、上昇とな
った場合は、まずは1.23の「00」ポイントでの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は、6月4日の安値の1.2385から1.24の「00」
ポイントおよび6月28日安値の1.2407のレジスタンス・ゾーン、
さらに上昇した場合は6月27日安値の1.2445のポイント、ここを上
抜けた場合は1.25の「00」ポイント、さらに上昇した場合は7月
5日高値の1.2544、ここを上抜けた場合は1.26の「00」ポイントな
どでの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は7月6日に年初来安値となった1.2259で
の攻防がまずは注目されます。ここを下抜けた場合は1.22の「00」
ポイント、さらに下落した場合は2010年6月29日の安値1.2151の
ポイント、ここを下抜けた場合は1.21の「00」ポイントでの攻防が
注目されます。今週は下げてもこのあたりまでかと思われますが、
もしも一段と下落した場合は2010年6月7日の安値1.1876のポイン
トが視野入りとなりそうです。

そのほか今週は、12日の豪雇用統計などが注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その13 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十三話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて…、前回からの続きじゃが、
 主要トレンドと見なす上位の時間軸のトレンドと
 執行を検討する下位の時間軸のトレンドとが
 同調している状態において、
 価格(レート)の動きが逆行している場合は…。」

『例えば、上位時間軸のMAと下位時間軸のMAが下降しているが、
 価格が上げて陽線を示現している場合などのことだな。』

「そのとおりじゃ…。
 そのような場合は『“corrction”調整』での上昇となる
 その可能性のある状況といってよかろうのう…。」

『で…、どうすりゃよいのさ。』

「ふむ…。積極的に攻めるならば、
 いわゆる逆張りでの買いの執行も検討はできるが…、
 上位時間軸で下降のトレンドラインを引いて、
 価格の動きがそのトレンドラインを上抜けない限り、
 あるいは上位時間軸のMAの下降がしっかりしていている限り、
 『調整』で価格が戻った後に、上位時間軸の下降トレンド方向へ
 価格の動きが復帰もしくは回帰する状況となった時に、
 『戻り売り』を仕掛けるほうが勝ちやすい場合が多いものじゃ。」

『なぜなのさ。』

「前回の“Dow Theory”の話にあるように、
 『主要トレンドは調整とはなるが、そう易々と変ることはない』
 とされているからじゃよ。」

『どこまで戻ったら「戻り売り」を仕掛けるのさ。』

「どこまで戻るかについて…、
 下位時間軸のMA方向が上昇に転ずるほど深く戻ることもあり、
 確定的なことは誰にも言えないものじゃがのう…、
 また、上位時間軸のトレンド自体が変化してしまう
 その可能性も排除はできないものじゃが…、
 上位時間軸で引いた下降のトレンドラインを一応の上限として
 流儀や流派によって異なるけれども…、
 上位時間軸のチャートポイントや、
 下位時間軸における前回高値の位置やレジスタンスの位置や、
 フィボナッチの戻りのポイントや、
 ピボット・ポイントの位置や、雲の位置や、
 ボリンジャーバンドでのσの位置や、「00」ポイントなどの
 チャートポイントがその目処となることが多いものじゃ…。
 そしてまた、手法が異なるポイントが『重合』している場合は、
 急所のポイントになることが多いようじゃのう…。」

『……。』

「ただ…、肝心なのは、戻り売りができる可能性としての
 チャートポイントは認識しつつも、
 天才的な感性を有するコントラリアンでもない限り、
 『ここで戻るはずだと予測でトレードするのではなく』、
 上位時間軸の下降のトレンド方向へ
 『価格の動き自体が復帰もしくは回帰する状況を確認すること』
 が大切となるのではなかろうかのう…。」

『調整での戻りの上昇の動きにおいて、
 上位時間軸の下降トレンド方向への価格が復帰しようとする
 その動き自体を確認する、ってことは、
 下位時間軸のMAの方向はともあれ、
 少なくとも下位時間軸で陰線が示現して、
 下降回帰の動きとなった事実を確認する必要があるってことか。』

「そういって良いのではなかろうかのう…。
 少なくとチャートポイントからの『戻ってからの再下降の事実』を
 確認する必要があるのではないかのう…。」

『でもさぁ、そうしたところで、
 また価格が上昇してしまうこともあるのでは…?』

「もちろん、そうなることもある…。
 相場を確定的に断定することは誰にもできはしない…。
 想定違いとなっってしまった場合には損切りも必要じゃ。
 ただ…、チャートポイント到達をもって
 『下げるに違いない』と予測で売りを仕掛けるよりも、
 チャートポイント到達の事実に加えて、
 価格の再下降の動きの事実も確認して戻り売りを仕掛けることは
 戻り売りの精度を高めることにはなるものじゃ…。」

『戻り売りでは、上位の時間軸で下降トレンドラインを
 価格が上抜けてはいない事実を確認するとともに、
 つまり、下降トレンドが継続している範囲での
 “corrction”の調整の戻りであることと、
 下位時間軸でのチャートポイントも認識して、
 そして、少なくとも下位時間軸で下降へ回帰の動きとなった
 その事実の確認として「陰線の示現を観る必要」がある、
 それは当たり前のことだと…。』

「ふむ…。そう言ってもよいのではなかろうかのう…。」

『……。』

「そして、深く戻った場合では、
 下位時間軸でのMAが上昇に転ずることもあり、
 ときにMAについて、上位時間軸下降、下位時間軸上昇、
 という状況になることもあり、
 下位時間軸の立場から観れば逆張りとなることもあるが、
 上位時間軸の立場から観れば広義の順張りの範囲、
 ということもあるものじゃが…。
 戻り売りで大切なのは上位の時間軸において
 下降トレンドが継続していることと、
 上位の時間軸において順張りとなっている、
 ということになるのではなかろうかのう…。」

『戻り売りでは、上位の時間軸の下降トレンドの継続の認識と、
 下位の時間軸での再下降の事実の認識が大切ということか…。
 でもさぁ…、判断に微妙な状況もありそうだな。』

「ふむ…。そのような時は、
 自身で判るようになるまで『待つ』必要があるものじゃ。
 自身で判らないときはトレードをしないことじゃのう…。」

『おい、ジイさん。また話が長くなってんだけど、
 来週はどんな話しだい。』

「『もうはまだなり、まだはもうなり。』
 の話でもしようかのう…。」

『禅問答のようなあの相場格言だね。
 楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<お知らせ> その1

ザイのサイトに「FX友の会 in 東京 2012」で
お話させていただきました一部が掲載されました。(ご参考まで)

http://zai.diamond.jp/articles/-/132179


<お知らせ> その2

「使っているチャートはどこのですか?」
というご質問をよくいただきます。

私の使っているチャートはGFT系のefx.comの「DealBook」
というチャートです。

* 約定率が99.65%、
* 130種類の通貨ペア、
* 90種類以上のテクニカルツール、

また、「ドル円で0.5銭」「ユーロドルで0.7Pips」など
スプレッドも大幅に縮小になりました。

チャートはトレーダーの大切なツール(道具)になりますが、
描画のノーマルさとチャート・フィーリングが気に入っています。

その「DealBook」のチャート・フィーリングを
無料で試してみることができます。(1ヶ月間)

http://www.efx-dealbook.com/main/dealbook/index.html


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その12


米グーグルがSF映画にでてきそうなメガネタイプのPC
「Googleグラス」を2014年にも市販するのだそうですね。

●先週の主な出来事

<6月25日(月)>

23日にギリシャ政府が緊縮財政の修正案を公表して、
「2013-14年の2年間で実施する歳出削減を
少なくとも2年延長して16年までとする。
公務員削減を凍結する方針。」などを示しました。
ブルームバーグが、
「ECBとIMFと欧州委員会で構成するトロイカの代表団が
25日に予定していたギリシャ訪問を延期した。」と報じました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどが下窓を空けて始まりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
オセアニア時間ではドル買い優勢の展開になりました。
ドル円は堅調傾向での揉み合い推移になりました。
日経平均は小幅高で始まりました。
東京時間序盤はドル円が反落しました。
ドルストレートはやや軟調傾向で推移しました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
日経平均が反落して前週終値レベルで揉み合いになりました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
原油先物は80ドルあたりで揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
格付け会社のムーディーズが週報で、
「日消費税増税関連法案の3党合意はクレジットにポジティブ。」
との見解を示しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
香港の株式市場がプラス圏へ反発しました。
日首相が、
「やらなければならないことをやり抜いた暁に、
適切な時期に信を問うというのが基本線。」との発言をしました。
東京時間後半は日経平均が前週末比マイナス圏で推移しました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
東京時間後半はドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ブルームバーグが、
「印当局は同国通貨ルピーのサポートで最大12の対策を検討。」
との報道をしました。
日財務相が、
「景気の腰折れがないよう柔軟に対応したい。
景気・円高対策の補正予算は現時点で予断で答えるのは難しい。」
との発言をしました。
香港の株式市場が前週末比マイナス圏へ反落しました。
アジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が、
「欧州首脳は28-29日のEU首脳会議で銀行同盟創設や
財政統合の強化に向けた具体策について議論する見通し。」
との観測報道をしました。
仏の財務相が、
「2012年に財政赤字削減の目標に達するには70-100億ユーロが必要。
仏は独と協力へ。欧州は債務危機に構造的な解決策必要。
ギリシャのユーロ圏残留望んでいる。」などの発言をしました。
日経平均は前週末比−63.73円で大引けになりました。
午後3時半過ぎにドルストレートが下落しました。
ダウ先物が再び下落しました。
ユーロドルが1.25を割り込みました。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
原油先物が79ドル台前半に下落しました。
スペイン政府がEUに正式に銀行支援を要請しました。
格付け会社のフィッチが、
「キプロスをBB+に格下げする。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
ドル円が80円の大台を割り込み下落しました。
クロス円が下落してユーロ円が100円台を割り込みました。
豪ドル米ドルがパリティを一時割り込みました。
独12月債の入札では、
「20.45億ユーロ発行。平均利回りが前回より低い0.019%、
応札倍率が前回より高い2.8倍。」になりました。
独の政府報道官が、
「今週のEU首脳会議でギリシャに関する決定はない見込み。」
との発言をしました。
EUが「スペインの銀行支援要請を歓迎。」との声明を発表しました。
一部メディアが、関係筋からの情報として、
「ムーディーズは本日中にスペインの銀行の格付けを
2から3段階引き下げる計画がある。」との観測報道をしました。
EU欧州連合が、
「キプロスからのいかなる支援要請も認識していない。
ギリシャ向け10億ユーロの供与は数日以内に実施する。」
との発表をしました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が79ドル台を割り込みました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調傾向で推移しました。
ドル円は79円台半ばあたりまで下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46060%に低下しました。
NY時間が近づく頃からユーロドルなどがやや反発をみせました。
シカゴ連銀全米活動指数(5月)は予想より弱い−0.45になりました。
仏短期債の入札は、
「目標上限84億ユーロに対して合計83.85億ユーロ発行。
13週間物証券では、46.95億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い0.056%、
応札倍率が前回より高い1.986倍。」などなりました。
午後10時頃からドルストレートが再び反落しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.61%あたりになりました。
米新築住宅販売件数(5月)は予想より強い36.9万件になりました。
指標発表直後はドル円に反発の動きがみられました。
その後、ドル円が再び反落する展開になりました。
オーストリア中銀総裁が、
「EU首脳会談からは多くの事は期待できない。
ECBよりもEFSFが国債を購入するほうが望ましい。
ユーロ共同債については財政統合を優先させるべき。」
などの見解を示しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ダラス連銀製造業活動指数(6月)は予想より強い+5.8%でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ首相府が「ラパノス次期財務相が健康事由で就任を辞退。」
と発表しました。
一部メディアが、
「キプロスがギリシャからの影響波及を理由にEUに支援要請。」
との報道をしました。
ロンドンフィックス頃にドル円が79円台前半へ下落しました。
EUが「イラン原油禁輸を予定通り7月1日から実施する。」
と発表しました。
深夜1時前頃から主要通貨ペアがやや反発して揉み合いました。
共同通信が、EU首脳会議で採択する文書の草案として、
「欧州委員会が提案した銀行の救済や破綻処理に関する
EU共通の規則を年内合意を視野に迅速に検討する必要。
銀行の預金保護と資金増強の枠組みを喫緊の課題として決定すべき。
財政緊縮策と構造改革の重要性を確認しつつ、
成長と投資と雇用を促進するために成長・雇用協定を採択。
欧州投資銀行EIBの資金を増強してEU域内の投資拡大に充てる。
交通やエネルギーとIT関連のインフラ整備事業のプロジェクト債を
試験的に導入する。」などの報じました。
ユーロドルが1.25を回復しました。
豪ドル米ドルがパリティを回復しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「これ以上の追加緩和は成長への効果はなくインフレ高進を招く。
2013年終盤までに利上げが実施される公算が高い。」
との見解を示しました。
米10年債利回りは1.601%になりました。
NY原油(WTI)は79ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−138.12ドルでこの日の取引を終えました。

<6月26日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「スペインの銀行の長期債務、預金格付けを格下げする。
スペインの銀行11行を2段階格下げ。3行を1段階格下げ。
10行を3段階格下げ。6行を4段階格下げ。」との発表をしました。
25日のNY時間に事前観測報道があったことで反応は限定的でした。
オセアニア時間はドルスレートがやや反発して揉み合いました。
日本経済新聞が、
「金融機関の手元資金量を表す日銀の当座預金残高が、
1年3ヶ月ぶりに過去最高を更新する見通し。」と報じました。
チャイナデーリーが、CICCのチーフストラテジストの見解として、
「中国が景気減速に対処するために8に再び利下げを行う公算。
7月と8月のインフレ率は約2%に鈍化して、
政府に金融緩和余地が生まれる可能性。」との観測報道をしました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
日企業向けサービス価格指数(5月)は予想より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
日経平均が下げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
仲値前にドル円がやや反落しました。
仲値頃から日経平均が下げ幅を拡大しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、香港の株式市場がプラス圏へ反発しました。
正午頃からドル円やユーロドルが反落しました。
ダウ先物がやや上げ幅を縮小して揉み合いになりました。
午後2時頃にユーロドルが1.25台を一時割り込みました。
午後2時過ぎにドル円が反発しました。
午後2時半過ぎにユーロドルが反発しました。
ダウ先物が再び反発をみせました。
日経平均は前日比−70.63円で大引けになりました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小しました。
独GFK消費者信頼感調査(7月)は予想より強い5.8になりました。
本邦の消費税引き上げ法案が可決しました。
午後3時半頃からユーロドルやドル円がやや反落しました。
仏の財務相が、
「次のEU首脳会議が最後のチャンスではない。
首脳会議では構造問題の解決策見出す必要。」
などの発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の消費税引き上げへの動きは信用格付けにプラス。」
との見解を発表しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
伊10年債利回りが6.065%あたりに上昇しました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルが堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが再び反発しました。
ドル円は軟調傾向で推移して79円台前半へ下落しました。
格付け会社S&Pの小川氏が、
「日本国債の格付け見通しは引き続きネガティブ。
日本の景気鈍化と財政悪化は格付けにリスク。
日本の消費増税法案の可決はネガティブではない。
日本の財政状況は長期に持続可能ではない。」
などの見解を示しました。
スペイン債の入札では、
「目標上限は30億ユーロに対して計30.8億ユーロを発行。
84日物短期債では、16億ユーロ発行。
平均利回りが前回の倍以上の2.362%、
応札倍率が前回より低い2.6倍。」などになりました。
スペイン10年債利回りが6.675%あたりに上昇しました。
午後5時半過ぎにユーロドルが反落して1.25台を割り込みました。
他のドルストレートにも反落の動きがみられました。
欧州の株式市場がマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が反落しました。
スペインの経済相が、
「銀行への金融支援の交渉は極めて複雑。時間を要する。」
との発言をしました。
ユーロ円が一時99円台を割り込みました。
英BOE総裁が、
「追加資金注入によって金融政策は引き続き機能する。
英市中銀行が拡大担保タームレポファシリティーに
先行したポジションをとったことを歓迎。
利下げの可能性を否定したわけではない。
英国はまだ流動性の罠に陥っていない。」
などの発言をしました。
英BOEのデール委員が、
「メインシナリオでは2012年末までに基調成長率は上昇の見込み。
個人的には中期的な成長見通しを下方修正している。
ユーロ圏の危機が英経済回復にとって大きなリスク。
一層の景気刺激が必要なら銀行への流動性供給を増加させる。」
などの発言をしました。
英BOEのマイルズ委員が、
「資産買い入れが効果的な間は利下げは魅力的な措置ではない。」
との発言をしました。
英BOEのブロードベント委員が、
「英経済は依然として困難な状況にある。
経済指標によると今後2四半期の成長は横ばい。
市場でのインフレ期待を精査している。」
などの発言をしました。
ポンドドルは再び堅調傾向で推移しました。
伊のゼロクーポン債の発行では、
「2014年債は目標上限30億ユーロに対して29.91億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い4.712%、応札倍率が1.65倍。」
などになりました。
午後6時半過ぎからユーロドルが反発して一時1.25を回復しました。
ダウ先物が再上昇しました。
欧州の株式市場が再びプラス圏へ反発しました。
ECBが1803.78億ユーロの期間7日流動性供給オペを
105機関に対して実施しました。
ユーロドルが再び軟調になりました。
ドル円が一時やや反発をみせて揉み合いました。
原油先物は79ドル台で揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46060%になりました。
スペインの経済相が、
「救済は現金か救済基金の債券通じて実施の可能性。」
との発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「オランダ格付けをAAAに据え置く。見通しは安定的。」
との発表をしました。
午後8時過ぎからポンドドルなどが反落しました。
欧州の株式市場が前日終値レベルで揉み合いになりました。
ダウ先物が反落して揉み合いました。
NY時間序盤はユーロドルやポンドドルが急落しました。
欧州の株式市場が再び下落しました。
午後9時半頃から主要通貨ペアがやや反発をみせました。
米S&Pケースシラー住宅価格(4月)は予想より強い−1.90%でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.64%あたりになりました。
米消費者信頼感指数(6月)は予想より弱い62.0、
リッチモンド連銀製造業景況指数(6月)は予想より弱い−3でした。
NYダウや欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
スペイン10年債利回りが6.844%あたりに上昇しました。
一部メディアが、
「スペイン1-3月の中央政府の財政赤字は対GDP比3.41%になった。」
との報道をしました。
ECBが、
「キプロス債を担保として受け入れないが、
ユーロシステムがキプロスの銀行の安定的な資金調達を保証する。」
との発表をしました。
独の首相が、
「自身が生きている間は欧州が全債務を共有化することはない。」
との発言をしました。
ロンドンフィックス過ぎに一時ユーロドルが1.2441に下落しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
原油先物が79ドル台を割り込みました。
ロイター通信が、
「ユーロ加盟国はESMの優先債権者の地位除外を検討している。
独与党連立政権はESMが各国の銀行支援基金に
直接資金を注入できるよう法律の改正の提案する。」
との観測報道をしました。
その後、NYダウがプラス圏へ反発しました。
ドルストレートが反発してユーロドルが一時1.25を回復しました。
米2年債の入札では、
「高落札利回りが0.313%、応札倍率が前回より低い3.62倍。」
になりました。
ギリシャのシンクタンクの計画経済研究センターが、
「今年のギリシャのGDP成長率は−6.7%になる見通し。」
との発表しました。
一部メディアが、
「EUとECBがキプロスの支援に関して来週前半にも協議する。」
と報じました。
キプロスの財務相が、
「必要な支援規模に関する協議はまだ行われていない。
EUとの交渉開始時期やIMFが関与するかはまだ不明。」
との発言をしました。
午後2時頃にユーロドルなどドルストレートがやや反落しました。
関係筋が、
「今月末で退任の意向を示していたユーログループの
ユンケル議長が現職にとどまる公算が大きい。」と伝えました。
その後、ドルストレートが再びやや反発して揉み合いになりました。
NYダウが上げ幅をやや拡大しました。
ダラス連銀総裁(今年は投票権なし)が、
「オペレーション・ツイストは効果が限定的で延長には反対だった。
新たな何かが起きない限り追加緩和にも反対。」
などの見解を示しました。
格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「独の格付けをAA−からA+に引き下げる。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
NYダウが終盤にやや上げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.628%になりました。
NY原油(WTI)は79ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+32.01ドルでこの日の取引を終えました。

<6月27日(水)>

上海証券報が、
「中国人民銀行は7月に預金準備率を引き下げる可能性。」
との観測報道をしました。
日本経済新聞が、
「ファンロンパイEU大統領が欧州委員会のバローゾ委員長と
ユーロ圏財務相会合のユンケル議長とECBのドラギ総裁と協力して、
欧州全体で銀行経営に介入できる仕組みの導入。
統一した預金保険制度や銀行救済基金の設立。
各国が財政赤字や債務上限ついての合意。
欧州共同債を中期的に検討。ユーロ圏で経済政策の協調と統一。
財政・経済統合に向け明確な法的仕組みの導入。
など将来の金融・財政統合に向けた工程表の素案を作成した。」
との報道をしました。
NZ貿易収支(5月)は予想よりやや強い+3.01億NZドルになりました。
市場反応は限定的ででした。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
オセアニア時間ではドルストレートがやや反落しました。
豪ドルやNZドルやユーロドルなどが反落しました。
東京時間が近づく頃にドル円がやや反落しました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
日経平均は小幅高で始まりましたがマイナス圏へ反落しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
原油先物が79ドル台前半で揉み合いになりました。
午前10時半頃からドルストレートが反発する展開になりました。
日経平均が下げ幅を縮小して前日比プラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりましたが、
その後にプラス圏へ反発して揉み合いになりました。
ダウ先物にやや反発の動きがみられました。
ドル円やクロス円が反発をみせました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比+66.50円で大引けになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
独輸入物価指数(5月)は予想より弱い−0.7%になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
ロンドン時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落して、ドル円が反発上昇しました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ再び反落しました。
米カリフォルニア州のストックトン市が破産申請をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ユーロドルなどドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
スペインの首相が、
「首脳会議で銀行同盟と財政同盟を呼びかける。
欧州救済基金から銀行への直接の支援を呼びかける。
EUの手段を活用して金融市場を安定化させるよう要請。
スペインにとって主要課題は国際市場での資金調達。
スペインは現在の金利での資金調達は長期的に不可能。」
などの発言をしました。
EUのファンロンパイ大統領が、
「危機に対応している明確なシグナルを送る必要。
ユーロの選択肢について共通の理解に達する見込み。」
との発言をしました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
スペイン中銀の月報で、
「第2四半期のマイナス成長は第1四半期より悪化する見込み。」
との見通しが示されました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反落して揉み合いになりました。
ドル円など主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
英住宅ローン承認件数(5月)は予想より弱い30238件になりました。
市場反応は限定的でした。
伊の短期債の入札では、
「185日物証券では、目標上限とおり90億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い2.957%、
応札倍率が前回より高い1.615倍。」などになりました。
ややユーロ売り反応がみられました。
ECBが
「26.6億ユーロの期間7日の流動性供給オペを9行に対して実施。
262.95億ユーロの期間91日の流動性供給オペを50行に対して実施。」
したとの発表をしました。
英CBI小売調査指数(6月)は前月よりかなり強い+42になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場がしだいに反発する展開になりました。
午後6時半頃から豪ドル米ドルなどが反発をみせました。
格付け会社のS&Pが、
「ロシア短期格付けをA-2に引き上げる。長期格付けは維持する。」
との発表をしました。
チェコの首相が、
「EU首脳会議では銀行同盟など統合深化に関するEUの提案を
受け入れないよう政府から委任を受けた。銀行同盟などの提案は
国内経済に極めて大きなダメージを与える恐れがある。」
との発言をしました。
午後7時半頃からドル円が反発上昇しました。
ユーロドルは軟調傾向の揉み合い推移になりました。
独の首相が、
「欧州債務危機の解決に短期的で容易な施策はない。
欧州の成長にとっては構造改革が不可欠。
伊首相とスペイン首相は改革にとって重要な一歩を踏み出している。
欧州には若年層の失業に対する新たな施策が必要。
EU救済基金は競争力の向上に向けられるべき。
EIBの資本は100億ユーロ規模増強されるべき。
信頼に足る銀行監督が必須。
少なくとも9ヶ国に金融取引税の推進の準備があることを歓迎。
ユーロ圏共同債は経済学的に間違いで非生産的。」
などの発言をしました。
ユーロドルは軟調傾向の揉み合いが続きました。
午後8時過ぎからポンドドルがやや反落して揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46060%になりました。
米10年債利回りが1.6348%あたりに上昇しました。
ドル円が79円台後半に上昇しました。
独消費者物価指数速報(6月)は予想より弱い+1.7%でした。
NY時間序盤はユーロドルやポンドドルなどが下落しました。
米耐久財受注(5月)は予想より強い+1.1%、
米耐久財受注(除輸送用機器 5月)は予想より弱い+0.4%でした。
ダウ先物や欧州の株式市場が反落する展開になりました。
米10年債利回りが1.6211%あたりに低下しました。
ドルストレートやクロス円が下落しました。
加住宅価格指数(5月)は前月比で前月より強い+1.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
原油先物は80ドル台を回復しました。
ECBのプラート専務理事が、
「政策金利を1%以下にできないとの原則はないが、
利下げは限定的な効果しか持たない。」との発言をしました。
午後10時半近くからドルストレートが一時反発をみせました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
ポンドドルやユーロドルが軟調推移になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
フィッチが「オランダの主要銀行の格付け見通しは安定的。」
との発表をしました。
米中古住宅販売保留(5月 成約)は予想より強い+5.9%でした。
NYダウや欧州の株式市場に上昇反応がみられました。
米10年債利回りが1.64%あたりに上昇しました。
ドルストレートに一時反発の動きがみられました。
ユーログループが、
「スペインの銀行の必要額は510億から620億ユーロを想定。
ESM発足まではEFSFが拠出する可能性。」との発表をしました。
EIA週間石油在庫統計は原油が13.3万バレル減少に留まりました。
原油先物が一時80ドル台後半に上昇しました。
ドルストレートが再び軟調傾向で推移しました。
レーン委員委員が、
「スペイン銀救済は現行の規定範囲内で実施されなければならない。
直接的な銀行への資金注入は欧州全体の銀行監督体制ができてから。
市場圧力にさらされている国に短期的措置を取ることを
加盟国と取り組んでいる。」などの発言をしました。
深夜12時半過ぎからドルストレートが反発する展開になりました。
ECBのアスムセンECB専務理事が、
「EUとECBのスペイン調査団はマドリードで作業に着手。IMFも助言。
7月9日のユーログループで覚書提示すること目指す。」
との発表をしました。
深夜1時過ぎからドル円が反落しました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.752%、
応札倍率が前回より低い2.61倍。」になりました。
深夜2時半ころからドルストレートが再びやや反落しました。
シカゴ連銀総裁が、
「FRBはさらに緩和的になるべき。
オペレーション・ツイストの効果は緩やか。
今年のGDP見通しは2.0〜2.5%、来年はさらに失速する可能性。」
などの見解を示しました。
深夜4時頃からドルストレートが再び反発する展開になりました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.619%になりました。
NY原油(WTI)は80ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+92.34ドルでこの日の取引を終えました。

<6月28日(木)>

ブルムバーグ通信が、ストゥルナラス財務相の談話として、
「ギリシャでは再選挙でEUとIMFからの救済を支持する連立政権が
誕生したのを受けてギリシャの銀行預金が20億ユーロ増加した。」
との報道をしました。
アトランタ連銀総裁(FOMCの投票権あり)が、
「米国経済は穏やかなペースで拡大。
経済指標は成長が緩慢な状況示す。
欧州問題の波及は米成長を軟化させる見込み。
FRBが欧州支援でできることは多くない。
もう一段の量的緩和は依然として選択肢。
経済状況がより強力なFRBの行動を求めているとは思っていない。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
日小売業販売額(5月)は前年比で+3.6%になりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
東京時間序盤は豪ドル米ドルなどドルストレートが上昇しました。
豪ドル米ドルが1.01台を回復しました。
ダウ先物が反発する展開になりました。
ドル円が反落して軟調に推移しました。
豪HIA新築住宅販売(5月)は前月比で前月より弱い+0.7%でした。
NBNZ企業景況感(5月)は前月より弱い12.6になりました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
その後、韓国や中国上海株式市場がマイナス圏へ反落しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ブラジルの銀行11行について格付けを引き下げた。」
と発表しました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
原油先物は80ドル台前半で揉み合いました。
正午過ぎにドルストレートが再上昇しました。
ユーロドルが1.25台を回復しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
スイスSNBの副総裁が、
「フランの上限はスイス経済にとって必要。
スイスは危機勃発から厳しい道程を歩んできた。
フランの上昇は経済にとって制御が困難だった。」
などの発言をしました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
韓国の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
日経平均は前日比+92.34円で大引けになりました。
英ネーションワイド住宅価格(6月)は予想より弱い−0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
午後3時過ぎに再びドル売り動意がみられました。
ポンドドルが再び上昇して1.56台を回復しました。
午後3時半頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
中国上海株式市場や香港株式市場がマイナス圏へ反落しました。
中国上海株式市場は7日続落で取引を終えました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
英FT紙の独版が、
「ECBのプラート専務理事はモンティ伊首相が提案した
ECBがESMの保証がついた国債を購入するとの提案について、
非常に懐疑的にみている。」と報じました。
独政府筋が、
「スペインの銀行問題は迅速な解決が必要。
EFSFやESMでユーロ圏の支援が可能。
EU首脳会議に過大な期待を寄せるべきでない。
財政同盟の進展という問題は1日では解決しない。
独は首脳会議のタイムテーブルを守る。
独は銀行監督体制が国家レベルのままであれば、
救済基金による資本増強を拒否する。」
などの発表をしました。
ユーロドルが1.25台を割り込み急落しました。
欧州の株式市場が下落する展開になりました。
ダウ先物が反落しました。
原油先物が80ドル台を割り込みました。
主要通貨ペアが下落しました。
スペイン10年債利回りが7%超になりました。
独失業率(6月)は予想より弱い6.8%になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルが一時1.24に迫るあたりまで下落しました。
英第1四半期GDP確報は前期比で予想とおりの−0.3%、
英第1四半期経常収支は予想より弱い−112億ポンドになりました。
ポンド売り反応がみられました。
午後6時近くからユーロドルなどに反発の動きがみられました。
欧消費者信頼感指数確報(6月)は予想より弱い−19.8、
欧業況判断指数(6月)は予想より弱い−0.94になりました。
伊消費者物価指数(6月)は前月比で予想より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
伊の債券入札では、
「10年債債で、目標上限30億ユーロに対し29.23億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い6.19%。
応札倍率が前回より低い1.283倍。」などになりました。
午後6時半頃からドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ユーロ円が一時98円台前半に下落しました。
日財務省が、
「6月末までとしていた為替市場の監視強化策の期限を
9月末まで延長する。」と発表しました。
午後7時過ぎからポンドドルやドル円がやや反発しました。
ダウ先物にやや反発の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46060%になりました。
ユーログループ議長が、
「EU首脳会議で債務危機へ短期的措置を決定することが望ましい。」
との発言をしました。
英FT紙の独版が、匿名の複数の当局者の話として、
「EUが救済基金を使った伊・スペイン債利回り押し下げを検討。」
との観測報道をしました。
アイルランドの財務相が、
「EU首脳会議では伊債利回りを4%あるいはそれ以下に
押し下げる方法が主要議題の1つになる。スペイン銀行の
資本増強による同国債務への影響回避についても議論される。」
などの発言をしました。
米WSJ紙が「独は欧州共同債を交渉する用意がある。」
との観測報道をしました。
午後8時過ぎから主要通貨ペアが反発する展開になりました。
欧州の株式市場やダウ先物が下げ幅を縮小しました。
原油先物が80ドル台を回復しました。
スペイン10年債利回りが6.9%あたりに低下しました。
独の財務省報道官が、
「独がユーロ圏共同債を巡り立ち場変えたとの報道は真実でない。
独財務相は債務共通化に向けより早く行動すると言明してない。」
との発表をしました。
NY時間が近づく頃からユーロドルなどが再び反落しました。
ダウ先物が再び反落しました。
米第1四半期GDP確報は予想とおりの+1.9%、
米第1四半期個人消費確報は予想より弱い+2.5%、
米第1四半期GDP価格指数確報は予想より強い+2.0%、
米第1四半期PCEコア・デフレータ確報は予想より強い+2.3%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.6万人になりました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りが1.5955%あたりになりました。
豪ドル米ドルやポンドドルが軟調に推移しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドル円やクロス円が下落しました。
NYダウが一時100ドル超の下落になりました。
原油先物が80ドル台を再び割り込みました。
欧州の株式市場が下落幅を拡大しました。
EU当局者が、
「EU首脳は発行市場で伊とスペイン債買い入れに向けた
ユーロ圏救済基金の活用について協議をする。」
との発表をしました。
ユーロドルが一時やや反発をみせて揉み合いました。
NYタイムズ紙が、
「JPモルガンの損失が最大90億ドルまで拡大する見込み。」
との観測報道をしました。
ロンドンフィックス前にドルストレートが再び下落しました。
NYダウが160ドル超の下落になりました。
米10年債利回りが1.57%あたりに低下しました。
米連邦最高裁が米大統領の医療保険改革は合憲と判断しました。
ポンドドルが1.55台を割り込みました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
IMFが、
「来週のアテネ訪問後にギリシャ融資で変更を検討する可能性。」
との発表をしました。
深夜12時過ぎからNYダウが下落幅を縮小して揉み合いました。
ユーロドルが揉み合い推移になりました。
ドル円は緩やかに反発していきました。
EU首脳会談の文書草案では、
「経済・金融同盟への具体的行程表を年末までに策定。
10月までに中間報告作成するよう主要EU当局者に要請。
銀行同盟にはEU全加盟国が含まれるが非ユーロ国と相違を容認。」
などが示されました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.075%、応札倍率が前回より低い2.64倍。」
などの結果になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルが一時パリティを割り込みました。
原油先物が77ドル台前半に下落しました。
NYダウが170ドル超の下落になりました。
EU当局者筋が、
「ユーロ圏財務相はスペインと伊の支援のために、
フィンランドが提案している発行市場でのカバードボンド購入を
検討している。」と発表しました。
NY時間終盤にかけてNYダウが下落幅を大きく縮小していきました。
深夜3時半過ぎからドルストレートが反発をみせました。
ロイター通信が、
「JPモルガンの信用デリバティブの損失は40億〜60億ドルの公算。
同銀は損失を出したポジションの半分以上を既に解消している。」
との観測報道をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「景気が弱くなればFRBによる追加緩和の可能性は残る。
緩やかな雇用の改善は見込んでいるが、
もしも経済や雇用が悪化なら行動を取る。」との発言をしました。
一部メディアが、
「独の首相が成長支援に関する協議が継続していることで、
夜に予定していた記者会見をキャンセルした。」と報じました。
NY時間クローズにかけてドルストレートの反発が強まりました。
ポンドドルが1.55台を回復しました。
米10年債利回りは1.585%になりました。
NY原油(WTI)は77ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−24.75ドルでこの日の取引を終えました。

<6月29日(金)>

ファンロンパイEU大統領が、
「EU各国首脳は成長・雇用のアジェンダで合意。
成長計画は1200億ユーロを投入する。
成長促進で欧州投資銀行の100億ユーロ増資を承認した。
成長計画にはプロジェクト債を含む。
EU首脳は短期的な政策を協議している。」
などの発表をしました。
ロイター通信が、EU当局者の話として、
「EU首脳は1200億ユーロ規模の成長策で合意したが、
伊とスペインは借り入れコストの引き下げにつながる
短期的な措置を認めるよう独に要求して署名を拒んでいる。」
などの報道をしました。
オセアニア時間はドル円が反落する展開になりました。
ドルストレートはやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
NZ住宅建設許可件数(5月)は予想より弱い−7.1%になりました。
NZドル売り反応がみられました。
NZドルや豪ドルが軟調傾向で推移しました。
英GFK消費者信頼感(6月)は予想とおりの−29になりました。
日全国消費者物価指数コア(5月)は予想より弱い−0.1%、
日失業率(5月)は予想より強い4.4%になりました。
円買い反応がみられました。
米ダラス連銀総裁(今年はFOMC投票権なし)が、
「米経済の回復は痛々しいほど鈍い。
不確実性はビジネス投資を抑制している。
低金利は長期間続くと予想する。
FEDは歳出の道に踏み込むべきではない。
大きくてつぶせない金融機関は分割が必要。
中国による米債売却の可能性を懸念していない。
FRBは経済支援に充分に対応した。
米住宅市場は底入れした可能性。
米経済が深刻なデフレに直面しない限り、
さらなる緩和措置は支持しない。
欧州危機に対してFEDが出来ることはとても少ない。」
などの発言をしました。
日鉱工業生産指数速報(5月)は予想より弱い−3.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル売り動意がやや優勢の展開になりました。
中国人民銀行総裁が、
「穏健な金融政策を維持して必要なら微調整する。」
との発言をしました。
日経平均は下げ幅を縮小しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物はやや反発をみせて揉み合いました。
香港や上海株式市場がプラス圏へ反発しました。
午前11時45分頃に一部メディアが、
「ユーロ圏首脳はスペイン支援でのESM融資返済の優先権を放棄。」
との報道をしました。
ファンロンパイEU大統領が、
「首脳は短期的な措置を議論した。
救済基金は柔軟に活用へ。安定向上への打開策があった。
銀行は救済基金から直接資本増強が可能。」との発言をしました。
ロイター通信が、
「EU首脳会議はユーロ圏の銀行の監督制度を統一することで合意。
同制度にはECBが関与し、ESMが銀行に直接資本を注入することが
可能になる。」などの報道をしました。
ユーロドルなどドルストレートが急上昇しました。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
ユーロ円が一時100円台を回復する場面がありました。
ドル円もやや反発をみせました。
ダウ先物やアジアの株式市場が急反発しました。
日経平均がプラス圏へ反発上昇しました。
伊の首相が、
「EU首脳会談は良い結果を生んだ。
ECBは救済基金融資でエージェントとして活動。
救済基金を増強する計画はない。伊には支援要請の意向はない。」
などの発言をしました。
ブルームバーグが、日銀から入手した資料を元に、
「海外中央銀行保有の円資産は過去10年間で最大となったもよう。
昨年12月末時点で前年比26%増加の44兆円だった。」と報じました。
東京時間後半は主要通貨ペアが緩やかに反落して揉み合いました。
ダウ先物やアジアの株式市場が当日高値圏で揉み合いました。
日経平均が9000円台を回復しました。
原油先物が89ドル台を回復しました。
日新設住宅着工戸数(5月)は年率で予想より強い90.3万戸、
日建設工事受注(5月)は前年比で前月より弱い−0.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後2時半頃からドルストレートが再上昇して揉み合いました。
ドル円が反発上昇しました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
仏第1四半期実質GDP確報は前期比で予想とおりの±0.0%でした。
日経平均は前日比+132.67円の9006.78円で週の取引を終えました。
独小売売上高指数(5月)は予想より弱い−0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
ユーロ円が100円台を回復しました。
スイスKOF先行指数(6月)は予想より強い+1.16でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は大きく上昇して始まりました。
独の首相が、
「当該国は債券購入プログラムのための条件を満たす必要。
トロイカが精査する必要。銀行へ直接の資本増強には条件がある。」
などの発言をしました。
午後4時半頃から主要通貨ペアが反落する展開になりました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
ダウ先物や欧州株式市場が上昇幅を縮小しました。
欧消費者物価指数速報(6月)は予想とおりの+2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
中国人民銀行が、
「穏健な金融政策を維持して必要に応じて政策を微調整する。
信用とマネーサプライの安定的な伸びを強化するために
様々な金融政策ツールを活用する。
人民元相場の双方向の柔軟性を高める。
金利改革を着実に推進していく。
人民元を基本的に合理的で均衡のとれた水準に維持する。
現在の経済成長は目標範囲内。インフレ率は鈍化している。」
などの見解を示しました。
英BOE金融安定報告書では、
「英国の金融安定の見通しはユーロ圏の大きなリスクで悪化。
英経済を支援するため個別銀行の流動性のガイダンスを緩和へ。
銀行は引き続きボーナスと配当を抑制すべき。
ギリシャのユーロ離脱の直接的な影響は英銀行にとって管理可能。」
などの見解が示されました。
ポンドドルが一時1.56を割り込む場面がありました。
ドラギECB総裁が、
「EU首脳会議は長期的コミットと具体的な短期措置を生み出した。
銀行への直接支援が可能になったことはポジティブな前進。
ESM融資の優先的な扱いを排除したこともポジティブな前進。
新たな合意内容の全ては厳格な条件を伴っている。」
などの発言をしました。
午後7時半頃からドルストレートが再び反発しました。
ダウ先物や欧州株式市場が再び反発する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46060%になりました。
独の首相が、
「ユーロ共同債を拒否する姿勢を堅持。
ESMの優先権の放棄は今回のスペインの措置に限定すべき。
オランド仏大統領と良い協力関係を築いた。」
などの発言をしました。
ボストン連銀総裁が、
「銀行のストレステストは脆弱性を明らかにする。
ストレステストで安定向上の手段を示すことができる。」
などの発言をしました。
仏の大統領が、
「良いEU首脳会議になった。EUの銀行監督は年内に実現化。
金融取引税は年内には実施されるだろう。」
などの発言をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場や原油先物が堅調に推移しました。
午後9時頃からドルストレートやクロス円が一段高になりました。
米個人消費支出(5月)は予想とおりの±0.0%、
米個人所得(5月)は市場予想とおりの+0.2%、
米PCEコア・デフレータ(5月)は予想とおりの+1.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
加GDP(4月)は予想より強い+0.3%、
加鉱工業製品価格(5月)は予想とおりの±0.0%、
加原材料価格指数(5月)は予想よりは強い−0.1%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
NY連銀総裁が、
「政策金利は少なくとも2014年末まで実質ゼロ金利を維持。
政策見通し表現の一段の行動の意味は自明。
雇用は伸びているが景気失速に伴って最近著しく減速した。
設備投資は米財政政策や欧州情勢めぐる不透明感で鈍化。
インフレ率は今後数年間政策目標の2%をやや下回る。
暖冬要因がなくなり国内景気や雇用がどの程度勢いづくか注視。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが堅調に推移しました。
米10年債利回りが1.6569%あたりに上昇しました。
ユーロドルが1.26台後半に上昇しました。
ポンドドルが1.56台後半に上昇しました。
豪ドル米ドルが1.02台を回復しました。
原油先物が81ドル台後半に上昇しました。
NYダウは大幅上昇して始まりました。
スペイン10年債利回りが6.485%あたりに低下しました。
セントルイス連銀総裁が、
「現在の金融政策は超緩和的に留まっている。
欧州債務危機は金融政策で是正できる問題ではない。
財政問題修復に金融政策活用は著しいインフレリスクの可能性。
失業率はマクロ経済的に過去25年よりも比較的早く低下している。
金融政策で欲張りすぎれば経済の不安定化リスクに。
現在の見通しよりも著しく悪化すれば適切に対応できる。」
などの発言をしました。
米シカゴ購買部協会景気指数(6月)は予想より強い52.9でした。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(6月)予想より弱い73.2でした。
ドル円などに上下動が見られましたが市場反応は限定的でした。
NYダウが一時200ドルをさらに超えて上昇していきました。
伊10年債利回りが5.862%あたりに低下しました。
加の財務相が、
「加の4月GDPはポジティブだった。大都市の住宅市場は過熱気味。
不動産規制の変更はそれを落ち着かせるかもしれない。」
などの発言をしました。
午後11時半過ぎからドル円が80円に迫るあたりまで上昇しました。
ユーロ円が101円台を回復しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ユーロ共同債は短期的な危機対応にはならないが、
ECBの金融政策は実施しやすくなる可能性。
ユーロ共同債の前に財政監理の環境を整える必要がある。
ESMの国債購入が可能になることは正しい方向。」
などの発言をしました。
深夜12時過ぎからドルストレートが上げ幅を縮小し揉み合いました。
ホワイトハウスが、
「EU首脳会議の決定を歓迎する。
欧州危機は一夜にして収束することはないが、
今後さらに前進がなされるだろう。」との声明を発表しました。
深夜12時半過ぎにドル円が一時やや上昇幅を縮小しました。
ユーロ当局者が、
「今回のEU首脳会談の決定でESMが銀行への直接融資実施が
可能となった時点でスペイン政府への融資は銀行直接融資に
切り替えられる。これでスペイン政府の負債ではなくなり
同国の国債の信用力は保たれる。」と発表しました。
原油先物が上昇して84ドル台を回復しました。
独議会の下院が欧州安定メカニズムESMを承認しました。
ドル円が80円に迫るあたりまで上昇する場面がありました。
米10年債利回りは1.643%になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+277.83ドルの12880.09ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<7月1日(日)>

中国製造業PMI(6月)が予定されています。

<7月2日(月)>

※香港と加が祝日および振り替え休日です。

朝8時50分に日銀短観、第2四半期大企業製造業業況判断指数ほか、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(6月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(5月)、
午後4時半にスイス製造業PMI(6月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(6月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(6月)、
午後5時半に英製造業PMI(6月)、
午後6時に欧失業率(5月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(6月)、米建設支出(5月)、
などが予定されています。
英・(欧)・米の指標には注目です。

<7月3日(火)>

午前10時に中国非製造業PMI(6月)、
午前10時半に豪住宅建設許可件数(5月)、
午後1時半に豪政策金利、豪RBA声明、
午後5時半に英建設業PMI(6月)、英消費者信用残高(5月)、
午後6時に欧生産者物価指数(5月)、
夜11時に米製造業受注指数(5月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<7月4日(水)>

※米国が独立記念日の祝日です。

午前10時半に豪小売売上高(5月)、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(6月)、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(6月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(6月)、
午後5時半に英サービス業PMI(6月)、
午後6時に欧小売売上高(5月)、
などが予定されています。
豪・(英)・(欧)の指標には注目です。
また、独5年債の入札も予定されています。

<7月5日(木)>

午前10時半に豪貿易収支(5月)、
午後7時に独製造業受注指数(5月)、
午後8時に英BOE政策金利、英BOE資産買取枠発表、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時15分に米ADP雇用統計(6月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜9時半からドラギECB総裁記者会見、
夜11時に米ISM非製造業総合景況指数(6月)、
などが予定されています。
豪・英・欧・米の指標には注目です。
また、スペイン債と仏債の入札が予定されています。

<7月6日(金)>

午後2時に日景気先行CI指数速報(5月)、日景気一致CI指数速報(5月)
午後3時45分に仏貿易収支(5月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(6月)、
午後5時半に英生産者物価指数コア(6月)、
午後7時に独鉱工業生産指数(5月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(6月)、米失業率(6月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(6月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化率(6月)、加失業率(6月)、
同夜9時半に加住宅建設許可(5月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(6月)、
などが予定されています。
独・米・加の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが、週初は前週に続き
82.3あたりから堅調傾向で推移して週後半に82.8あたりまで上昇し
ましたが、週末29日にEU首脳会議で「欧州の銀行が救済基金ESMなど
から直接資本増強が可能となる採択がなされたことや、スペインの
支援においてESM融資返済の優先権が放棄されることになった」こと
でリスク選好のドル売りが強まり、81.63に大きく低下する展開に
なりました。一方、LIBORドル3ヶ月物金利は0.46060%と前週より
低下しました。そして、NYダウは週末に大きく上昇して週間で239
ドルほど上昇して12880.09ドルで週の取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、25日の米新築住宅販売件数(5月)が予想
より強い36.9万件、26日の米ケースシラー住宅価格指数(4月)が予想
より強い−1.90%、米消費者信頼感指数(6月)が予想より弱い62.0、
リッチモンド連銀製造業景況指数(6月)が予想より弱い−3、27日の
米耐久財受注(5月)が予想より強い+1.1%、中古住宅販売成約(5月)
が予想より強い+5.9%、28日の米第1四半期GDP確報が予想とおりの
+1.9%、米第1四半期個人消費が予想より弱い+2.5%、米第1四半
期PCEコア・デフレータが予想より強い+2.3%、米新規失業保険申請
件数が予想ややより弱い38.6万件、29日の米個人消費支出(5月)が予
想とおりの±0.0%、米個人所得(5月)が予想とおりの+0.2%、米PCE
コア・デフレータが予想とおりの+1.8%、シカゴ購買部協会景気指
数が予想より強い52.9、ミシガン大学消費者信頼感指数確報(6月)が
予想より弱い73.2などになりました。強弱混在でしたが、住宅市場の
回復が覗える結果になりました。

先週の米要人発言では、(同じ要人の重複発言は省略) 25日にリッチ
モンド連銀総裁が「これ以上の追加緩和は成長への効果はなくインフ
レ高進を招く。2013年終盤までに利上げが実施される公算が高い。」
とタカ派の見解を示し、26日にダラス連銀総裁(今年FOMC投票権なし)
が「オペレーション・ツイストは効果が限定的で延長に反対だった。
新たな何かが起きない限り追加緩和に反対。」とタカ派見解を示し、
27日にシカゴ連銀総裁が「FRBはさらに緩和的になるべき。オペレー
ション・ツイストの効果は緩やか。今年のGDP見通しは2.0〜2.5%、
来年はさらに失速する可能性も。」とハト派の見解を示し、29日に
アトランタ連銀総裁が「景気が弱くなればFRBによる追加緩和の可
能性は残る。緩やかな雇用の改善を見込むも、もしも経済や雇用が
悪化なら行動を取る。」とハト派寄りの見解を示し、NY連銀総裁が
「政策金利は少なくとも2014年末まで実質ゼロ金利を維持。政策見
通し表現の一段の行動の意味は自明。雇用は伸びているが景気失速
に伴って最近著しく減速した。設備投資は米財政政策や欧州情勢を
めぐる不透明感で鈍化。インフレ率は今後数年間政策目標の2%を
やや下回る。暖冬要因がなくなり国内景気や雇用がどの程度勢いづ
くか注視。」とハト派の見解を示し、セントルイス連銀総裁が「現
在の金融政策は超緩和的に留まっている。欧州債務危機は金融政策
で是正できる問題ではない。財政問題修復に金融政策活用は著しい
インフレリスクの可能性。失業率はマクロ経済的に過去25年よりも
比較的早く低下している。金融政策で欲張りすぎれば経済の不安定
化リスクに。現在の見通しよりも著しく悪化すれば適切に対応でき
る。」とややタカ派寄りの中立見解を示すなど、米要人達の金融政
策にかかわるスタンスはまちまちでした。

今週の米主要経済指標では、7月2日の米ISM製造業景況指数(6月)、
5日の米ADP雇用統計(6月)と米新規失業保険申請件数、そして、
週末6日の米雇用統計が注目されます。


円については、先週の日主要経済指標では、29日の日失業率(5月)
が予想より強い4.4%になりましたが、日全国消費者物価指数コア
(5月)は−0.1%、日鉱工業生産指数(5月)は前月比で−3.1%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
今週の円にかかわる主要経済指標では、週初7月2日の第2四半期
大企業製造業業況判断指数などの日銀短観が注目されます。

先週のドル円相場は、(詳述は割愛) 週初、格付け会社のムーディー
ズが週報で「日消費税増税関連法案の3党合意はクレジットにポジ
ティブ」との見解を示したこともあって、日本の政局や日貿易赤字
拡大などによる円売りポジションを投げる向きもあったか、25日の
東京市場が始まるとドル円は80.57円の高値から下落に転じて80円の
チャートポイントを割り込み、また、格付け会社フィッチによるキ
プロス格下げや、オーストリア中銀総裁の「EU首脳会談からは多くの
事は期待できない。」との発言があり、リスク回避の動意でクロス円
が下落したことを背景に同日のNY時間のロンドンフィックスにかけて
ドル円は79円台半ばまで下落する展開になりました。

その後、26日の東京時間に日消費税引き上げ法案の可決などがあり、
79円台後半から79円台半ばの上下動の揉み合いを経て、ロンドン時
間序盤に79.27円まで再び下落する展開になりました。その後、27日
のロンドンフィックスにかけてドル買い動意に79.86円まで上下動し
ながらも反発しましたが、28日の東京時間から再び反落して、ロン
ドン時間序盤に独政府筋が「EU首脳会議に過大な期待を寄せるべき
でない。財政同盟の進展という問題は1日で解決しない。独は首脳
会議のタイムテーブルを守る。独は銀行監督体制が国家レベルのまま
であれば救済基金による資本増強を拒否する。」などの発表をした
ことでスペイン10年債利回りが7%超になり、リスク回避の動意で
クロス円が下落したことを背景にドル円は79.22円に下落する展開に
なりました。

その後、29日のオセアニア時間にかけて79円台前半で上下動の揉み合
いになりましたが、東京時間序盤に79.13円まで下落した後に反発に
転じて、EU首脳会議で「欧州の銀行が救済基金ESMなどから直接資本
増強が可能となる採択がなされたことや、スペインの支援において
ESM融資返済の優先権が放棄されることになった」ことで、一時、
ドル売り動意にドル円は下押されるも、その後はクロス円の上昇を
背景に、リスク選好の円売り動意にドル円はロンドン時間序盤にか
けて79円台後半に上昇する展開になりました。その後、独の首相が
「当該国は債券購入プログラムのための条件を満たす必要。トロイ
カが精査する必要。銀行へ直接の資本増強には条件がある。」との
発言をしたことで、79円台前半まで反落する場面がありましたが、
その後、ドラギECB総裁から「EU首脳会議は長期的コミットと具体的
な短期措置を生み出した。銀行への直接支援が可能になったことは
ポジティブな前進。ESM融資の優先的な扱いを排除したこともポジテ
ィブな前進。」との発言があり、スペイン10年債利回りが6.485%に
低下したこともあり、再びリスク選好の円売り動意に上昇に転じて、
NYダウの大幅上昇にクロス円が堅調に推移したことで、ドル円は一時
80円に到達するあたりまで上昇して79.81円で週取引を終えました。

今週のドル円相場では、先週のEU首脳会議で「欧州の銀行が救済基金
ESMなどから直接資本増強が可能となる採択がなされたこと」などに
よるリスク選好の円売りがどのような展開になるか注目されます。

一方、29日の日短期金融市場で翌日物から1年までの資金をやりとり
するレポ金利がほぼ0.1%になり、また残存期間2年や3年の国債利
回りも同じく0.1%になっていて、さらに景気刺激のために金利を引
き下げるには資産買入基金の購入対象を5年債まで広げる政策が考え
られますが、5年物国債を中心に保有しているメガバンクの収益の下
押し要因になりかねなく、銀行のリスク許容度を低下させてしまうと
銀行が融資に慎重になってしまって逆に景気悪化を招く可能性もある
とのことで、緩和姿勢を崩していない日銀ではありますが、緩和策に
手詰まり感があるとの指摘も聞かれ今後の展開が注目されます。

今週のドル円相場では、週初まずはオプションの設定があるとされる
大台80.00の「000」ポイントから、3月15日から6月1日の下降波の
38.2%戻し水準の80.15の重要ポイントでの攻防が注目され、また
週末の米雇用統計が重要イベントとして注目されますが、上昇にな
った場合は6月25日高値の80.62のポイント、さらに上昇した場合は
81.00の「00」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、まずは6月7日から6月13日にかけての
揉み合い高値79.50〜79.69のサポートゾーンの攻防が注目されます。
ここを下抜けた場合は、79.00の「00」ポイント、さらに下落した
場合は6月15日安値の78.61のポイントが注目されます。


ユーロについては、先週のユーロドル相場は、(詳述は割愛) 週初、
前週末23日にギリシャ政府が「2013-14年の2年間で実施する歳出
削減を少なくとも2年延長して16年までとする。公務員削減を凍結
する方針。」などの緊縮財政の修正案を公表したことや「トロイカ
調査団が25日に予定していたギリシャ訪問を延期した。」ことなど
があり下窓を空けて始まり、ロイター通信の「欧州首脳はEU首脳会
議で銀行同盟創設や財政統合の強化に向けた具体策について議論す
る見通し。」との観測報道などで下落一服で揉み合いになりました
が、スペイン政府がEUに正式に銀行支援を要請したことや、格付け
会社のフィッチが「キプロスをBB+に格下げする。見通しネガティ
ブ。」との発表をしたや、独の政府報道官の「EU首脳会議ではギリ
シャに関する決定はない見込み。」との発言や、一部メディアが、
「ムーディーズはスペインの銀行の格付けを2から3段階引き下げ
る可能性。」との観測報道をしたことなどで1.25台を割り込み、
25日のロンドン時間前半に1.2471まで下落する展開になりました。
その後、オーストリア中銀総裁の「EU首脳会談からは多くの事は期
待できない。」との発言や、キプロスがギリシャからの影響波及を
理由にEUに支援を要請したことなとで揺れながらも、26日の東京時
間前半にかけて1.25台を一時回復する展開になりました。

その後、東京時間後半に再び1.25台を割り込みましたが、26日のロ
ンドン時間序盤にダウ先物や欧州の株式市場の堅調を背景に1.2530
まで反発する展開になりましたが、スペイン10年債利回りが6.675%
あたりに上昇したことや、スペインの経済相が「銀行への金融支援
の交渉は極めて複雑。時間を要する。」と発言したことなどで再び
軟調になっていきました。その後、伊のゼロクーポン債の発行で金
利は上昇するも無事に通過したことや、ダウ先物など株式市場の反
発に再び1.25台を回復する場面がありましたが、「スペイン1-3月
の中央政府の財政赤字は対GDP比3.41%になった。」との報道や、
独の首相が「自身が生きている間は欧州が全債務を共有化すること
はない。」との発言をしたことなとで、ロンドンフィックスにかけ
てユーロドルは1.2441まで下落する展開になりました。

その後、ロイター通信が「ユーロ加盟国はESMの優先債権者の地位
除外を検討している。独与党連立政権はESMが各国の銀行支援基金
に直接資金を注入できるよう法律の改正の提案する。」との観測報
道をしたことで再び1.25台を回復する上下動激しい展開になりまし
た。その後、ギリシャのシンクタンクの計画経済研究センターが、
「今年のギリシャのGDP成長率は−6.7%になる見通し。」と発表し
たことや、格付け会社のイーガン・ジョーンズが「独の格付けを
AA−からA+に引き下げる。見通しネガティブ。」との発表をした
ことなとで再び1.25台を割り込み軟調傾向の揉み合いになっていき
ました。

その後、27日の東京時間前半に再び1.25台を回復しましたが続かず、
スペインの首相の「首脳会議で銀行同盟と財政同盟を呼びかける。
欧州救済基金から銀行への直接の支援を呼びかける。EUの手段を活
用して金融市場を安定化させるよう要請。スペインにとって主要課
題は国際市場での資金調達。スペインは現在の金利での資金調達は
長期的に不可能。」との発言や、EUのファンロンパイ大統領の「危
機に対応している明確なシグナルを送る必要。ユーロの選択肢につ
いて共通の理解に達する見込み。」との発言や、スペイン中銀月報
で「第2四半期のマイナス成長は第1四半期より悪化する見込み。」
との見通しが示されことや、独首相の「ユーロ圏共同債は経済学的
に間違いで非生産的。」との発言などで軟調傾向の揉み合いになっ
て、ダウ先物や欧州の株式市場の軟調を背景に、レーン委員委員が
「スペイン銀救済は現行の規定範囲内で実施されなければならない。
直接的銀行への資金注入は欧州全体の銀行監督体制ができてから。」
との発言もあり、ロンドンフィックスにかけてユーロドルは1.2445
まで下落する展開になりました。

その後、再び反発に転じて28日の東京時間前半に再び1.25台を回復
しましたが、ロンドン時間序盤に独政府筋が「EU首脳会議に過大な
期待を寄せるべきではない。財政同盟の進展という問題は1日では
解決しない。独は銀行監督体制が国家レベルのままであれば、救済
基金による資本増強を拒否する。」との発表をしたことや、スペイ
ン10年債利回りが7%超に上昇したことなどでユーロドルは1.2415
まで急落する展開になりました。その後、ユーログループ議長が、
「EU首脳会議で債務危機へ短期的措置を決定することが望ましい。」
と発言をしたことや、英FT紙の独版の「EUが救済基金を使った伊・
スペイン債利回り押し下げを検討。」との観測報道や、米WSJ紙の
「独は欧州共同債を交渉する用意がある。」との観測報道などで
ユーロドルは下げ止まり、独財務省報道官による米WSJ紙の報道否定
や、ロイター通信の「EU首脳は1200億ユーロ規模の成長策で合意し
たが、伊とスペインは借り入れコストの引き下げにつながる短期的
な措置を認めるよう独に要求して署名を拒んでいる。」との報道に
揺れながらも東京時間前半にかけ小幅な揉み合い推移になりました。

しかしその後、29日の午前11時45分頃に「ユーロ圏首脳はスペイン
支援でのESM融資返済の優先権を放棄した。」との報道があり、
そしてロイター通信が「EU首脳会議はユーロ圏の銀行の監督制度を
統一することで合意。同制度にはECBが関与し、ESMが銀行に直接資本
を注入することが可能になる。」との報道があって、ユーロドルは
一転して急反発する展開になりました。東京時間正午過ぎに1.2620
まで上昇しました。その後、揉み合いとなって、独首相の「当該国
は債券購入プログラムのための条件を満たす必要。トロイカが精査
する必要。銀行へ直接の資本増強には条件がある。」との発言に一時
やや下押されるも、ドラギECB総の「EU首脳会議は長期的コミットと
具体的な短期措置を生み出した。銀行への直接支援が可能になった
ことはポジティブな前進。ESM融資の優先的な扱いを排除したことも
ポジティブな前進。」との発言もあり1.25台後半で揉み合いになり
ました。その後、独の首相の「ユーロ共同債を拒否する姿勢を堅持。
ESMの優先権の放棄は今回のスペインの措置に限定すべき。」との
発言にやや揺れるも、スペイン10年債利回りが6.4%近くまで低下
したことや、ECBのアスムセン専務理事の「ユーロ共同債は短期的な
危機対応にはならないが、ECBの金融政策は実施しやすくなる可能性。
ユーロ共同債の前に財政監理の環境を整える必要がある。ESMの国債
購入が可能になることは正しい方向。」との発言などもあり、NYダウ
の大幅上昇も背景にユーロドルは1.2692まで上昇して、1.2661で週の
取引を終えました。

今週のユーロドル相場では先週のEU首脳会議で「欧州の銀行が救済
基金ESMなどから直接資本増強が可能となる採択がなされたこと」や、
「スペインの支援においてESM融資返済の優先権が放棄されることに
なった」ことや、「市場安定のためにESM等が南欧国債の買入などに
柔軟に対応することが決定された」ことや、「総額1200億ユーロを
インフラ整備などに投入する成長・雇用協定の採択がされた」こと、
などがどこまでユーロ相場を押し上げれるのかが注目されます。
一部ではこれは時間稼ぎに過ぎなく欧州問題が解決されたわけでは
ないとの見方や、先週末の急反発はそれまでのEU首脳会議への悲観論
の過剰な反動と冷めた見方もあるようです。また、ユーロドルでは
対ドル通貨ペアとして週末の米雇用統計も注目されます。

週初、上昇となった場合は、まずは1.27の「00」ポイントおよび6月
18日高値の1.2747での攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は、
1.28の「00」ポイントから5月22日高値1.2824のレジスタンスゾーン
さらに上昇した場合は5月15日高値1.2866のポイント、ここを上抜け
た場合は、1.29の「00」ポイントでの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は1.26の「00」ポイント、ここを下抜けた
場合は6月22高値の1.2583、さらに下落した場合は6月28日高値の
1.2524のポイントから1.25の「00」ポイント、ここを下抜けた場合
は6月27日安値の1.2445のポイントが注目されます。


※来週から「先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点」のうち
 「先週のドル・円・ユーロの総括」のほうは
 あまりに長過ぎるコンテンツになってしまうことから、
 『今週の注目点』だけにさせていただきたいと思います。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その12 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十二話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて前回は、上位時間軸と下位時間軸のかかわりついての
 その前段として、
 『トレンドは短中長の時間軸ごとに存在している』こと、
 『トレンドとともに価格の方向や動きというものもある』こと、
 などのお話をしたのじゃが、
 さらにこのことも話さねばなるまいのう…。」

『なんだい。ジイさん、まだ他にもあるのかよ。』

「チャールズ・ダウの“Dow Theory”(ダウ理論)じゃよ。」

『……!』

「このテーマはとても大きいので、
 後日にまたテーマとして取り上げねばならないがのう…、
 チャールズ・ダウは『トレンドには3種類ある』として、
 『相場にトレンドがある場合には主要トレンドが存在して』
 『その主要トレンドの調整局面としての2次トレンドがあり』
 『そのまた2次トレンドの調整局面として小トレンドがある』
 と“Dow Theory”において定義したのじゃ。」

『前回の話とも共通点があるようだな…。』

「ふむ…。そして、“Dow Theory”の大要6項目の中で、
 『トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する』
 ということも示したのじゃ…。」

『主要トレンドは調整とはなるが、そう易々と変ることはない、
 てなことだな…。』

「まぁ、主要トレンドとて無限に続くわけではないとしても、
 『そう易々と変ることはなく継続しやすい』
 とは言ってもよいのではなかろうかのう…。」

『……。』

「よく『月足を観よ。週足を観よ。』と言われるものじゃが、
 言葉を換えれば『主要トレンドの方向を認識せよ。』
 と言ってもよいのではなかろうか。」

『……。』

「そして…、その主要トレンドは、調整局面としての
 2次トレンドを伴うということじゃのう。」

『でもさぁ…、オレ様みたいな短期トレーダーはさぁ、
 月足だの週足だの悠長なトレンドを追いかけてはいれないぜ。』

「ふむ…。もっともなことじゃ…。
 恐れ多く軽々と述べることはできないけれども…、
 主要トレンドは、動意の集積という観点から
 『トレードするタームにおける上位の時間軸』との
 『場合としての再定義』が許されるのではないだろうかのう。
 どのようなものなのじゃろうか…。」

『……。』

「そして、もしもこのような再定義が許されるならば、
 月足や週足などを意識しつつ、
 『トレードするタームにおける上位の時間軸』を
 (そのトレードにおける)主要トレンドと見なして、
 短期トレードなどを検討できるのではなかろうかのう。」

『ともあれ、上位の時間軸の方向性はとても重要であり、
 それを認識することはトレードでは当たり前というわけか。』

「このことを前提に話を進めさせてもらうがのう…。
 主要トレンドと見なす上位の時間軸のトレンドと
 執行を検討する下位の時間軸のトレンドとが同調する状態…、
 言い方を換えると、上位の時間軸に対して下位の時間軸が
 調整未然の状態で同調している状態のことじゃが…、」

『……。』

「この状態に加えて、価格(レート)の動きも同調する状況…、
 つまり、例えば、上位の時間軸と下位の時間軸が
 ともに上昇トレンドになっていて、
 さらに価格(レート)も上昇していて、
 上位の時間軸と下位の時間軸ともに陽線が示現している
 状況のことじゃが…、" Probability "状態となっていて、
 ロング(買い)で勝ちやすいものの、
 ときに『高値つかみ』となることもあるものじゃ。」

『あるある。オレ様なんかはしょっちゅう…でもないけれど、
 そういうことに遭遇することがあるぜ。』

「ゆえに、例えば高値追いをしていく場合では、
 流儀や流派によって異なるけれども、
 前回高値の位置やレジスタンス・ラインの位置や、
 ピボット・ポイントの位置や、雲の位置や、
 ボリンジャーバンドでのσの位置や、「00」ポイントや、
 フィボナッチ・エクステンションのポイントの位置など、
 ターゲット(目標)になる位置として、
 もしくは反転の可能性のあるチャートポイントとして、
 トレードを行う前に把握しておかなくてはならないのじゃ…。」

『チャートポイントを把握してトレードすることは
 当たり前のこと、というワケだな…。』

「ふむ。そのとおりじゃ…。では次にじゃが、
 主要トレンドと見なす上位の時間軸のトレンドと
 執行を検討する下位の時間軸のトレンドとが
 同調している状態において、
 価格(レート)の動きが逆行している場合は…」

『おい、ジイさんよ。また話がさぁ長くなってんぞ。
 続きはまた来週にしたらどうなんだい。』

「そろそろ、お前さんがそう言うと思っとった…。^^
 では、そうすることにしようかのう。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その11


スパコン世界一の座をIBMの「セコイア」に明け渡した
「京」ですが、台湾の気象局への納入が決定したそうですね。

●先週の主な出来事

<6月18日(月)>

共同通信が、
「ギリシャ国会の再選挙出口調査の最終集計では、
財政緊縮推進派の新民主主義党NDが強硬な反緊縮派の
急進左派連合SYRIZAを得票率で上回り第1党となる見通し。」
と報じました。
ギリシャ再選挙で緊縮派のサマラスND党首が勝利宣言をしました。
主要通貨ペアが上窓を空けて始まり堅調に推移しました。
ダウ先物が上窓を空け上昇して始まりました。
ユーロ圏の財務相らが、
「ギリシャの調整努力を支援していく。
ギリシャで迅速な組閣行われるよう求める。
EU、ECB、IMFのトロイカはギリシャ組閣後にアテネに戻る。」
との声明を発表しました。
ブルームバーグが、
「独政府はギリシャ緊縮措置の緩和に前向きな姿勢を示唆した。」
との観測報道をしました。
NZ第2四半期Westpack消費者信頼感指数は前期より弱い99.9でした。
複数のメディアが、
「仏国民議会の決選投票ではオランド政権を支える
左派与党・社会党が友党を含め過半数を獲得。」
との報道をしました。
原油先物は上昇して始まった後に85ドルを挟んでの揉み合いました。
午前7時半頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
G7が、
「ギリシャの選挙結果を歓迎。ギリシャがユーロ圏にとどまり
公約を順守することはわれわれの利益。」
との声明を発表しました。
英ライトムーブ住宅価格(6月)は前回値より強い+1.0%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は大きく上昇して始まりました。
東京時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円や豪ドル円などが上昇しました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
日財務相が、ギリシャの再選挙の結果を受けて、
「今後もこれまで積み上げた昨年来のスキームを順守してほしい。
財政強化に向けてユーロの枠内で支援を受けることを期待する。」
などの発言をしました。
ユーロドルが一時1.27を割り込みました。
クロス円が反落する展開になりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
SWGアゴラの世論調査では、
「伊のモンティ首相の支持率が33%と過去最低。」
との結果になりました。
昼頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
ユーロドルが再び1.27台を回復しました。
ダウ先物は上昇幅を縮小して上下動の揉み合いになりました。
日銀金融経済月報では、
「復興需要など内需堅調で景気緩やかに持ち直しつつある。
欧州問題に伴う金融市場状況には充分注意が必要。
海外経済には緩やかながら改善の動きがみられる。
輸出は持ち直しの動きみられる。」
などが示されました。
独の財務次官が、
「ギリシャ新政権は支援に関するコミットを尊重すると期待。
トロイカ調査団はギリシャの状況をまず精査すべき。
ギリシャは強引な改革推進はすべきでないことは明白。」
などの発言をしました。
オーストリア中銀総裁が、
「ギリシャは早期に新たな資金調達の必要性。
ギリシャ次期政権は資金調達でトロイカと協議の必要。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場が上昇幅をしだいに縮小しました。
インド中銀が政策金利を8.00%に据え置きました。
日経平均は前週末比+151.70円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反落しました。
ユーロドルが再び1.27台を割り込みました。
ポンドドルが1.57台を割り込みました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
スペイン中銀が、
「スペイン銀行の4月の不良債権率が8.72%に上昇した。」
との発表をしました。
スペイン10年債利回りが7%超に上昇しました。
欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
ダウ先物がマイナス圏へ下落する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が下落しました。
午後5時頃からドル円も反落する展開になりました。
英や仏の株式市場が一時マイナス圏へ反落しました。
原油先物が84ドル台を割り込みました。
独連銀が、
「4-6月期は弱い見込み。下期は景気の勢いが強まる可能性。
独の景気見通しは不透明感が高まっている。」
などの見解を発表しました。
午後7時過ぎからダウ先物や欧州株式市場がやや反発しました。
主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いになりました。
フィッチがインドの格付け見通しをネガティブに変更しました。
スペインの財務相が、
「ギリシャはユーロ圏とEUのために投票した。
市場の圧力は執拗。EUとスペインに対して依然として懐疑的。
欧州は銀行と財政と政治の同盟が必要。」
などの見解を示しました、
午後8時近くから主要通貨ペアが再び軟調になりました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
ダウ先物が再び反落しました。
スペイン30年債利回がユーロ導入来最高の7.218%に上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46785%になりました。
原油先物が83ドル台を割り込みました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「理論的かつ具体的に流動性措置の解除に備えているが、
市場の緊張の増大で流動性解除の着手は時期尚早。」
との発言をしました。
NY時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
加国際証券取扱高(4月)は予想より強い+102億加ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
仏の株式市場が再びマイナス圏へ反落しました。
スペイン10年債利回りが7.2%台に上昇しました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
ドル円が79円台を割り込みました。
仏短期債の入札では、
「12週間物で目標上限45億ユーロに対し44.99億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い0.058%、
応札倍率が前回より率い1.896倍。」などになりました。
NYダウは下落して始まりました。
米10年債利回りは1.58%あたりになりました。
ドルストレートが下落一服になり揉み合いになりました。
米NAHB住宅市場指数(6月)は予想より強い29になりました。
市場反応は限定的でした。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャ選挙はユーロ圏の差し迫った格下げリスクなくす。
無秩序なデフォルトやユーロ離脱の短期リスク後退を示す。」
などの見解を発表しました。
午後11時頃から豪ドル米ドルなどが反発しました。
ユーロドルは軟調に推移しました。
NYダウが一時プラス圏へ反発する場面がありました。
原油先物が83ドル台を回復しました。
独の首相が、
「安定したギリシャ新政権の早期発足を期待。
ギリシャが合意した改革のいかなる緩和も受け入れられない。
ギリシャは国際社会リーダーと合意したコミットを達成する必要。
ギリシャに向けた第三次支援パッケージを協議する理由はない。」
などの発言をしました。
その後、NYダウが再びマイナス圏へ反落して揉み合いになりました。
格付け会社のS&Pが、
「ギリシャ再選挙の結果は同国格付けに直ちに影響はない。
ユーロ圏離脱する短期的リスクは後退した可能性があるが、
中長期的には少なくとも3分の1の確率で離脱はあり得る。
欧州のクレジットリスクには依然下振れの可能性が存在する。」
などの見解を発表しました。
深夜1時頃からドル円が反発をみせました。
深夜1時半頃から豪ドルやNZドルなどが上昇しました。
ユーロドルは軟調に推移しました。
バローゾ欧州委員長が、
「EUはギリシャを支援し続ける用意がある。
ギリシャは必要な改革を実行する必要。
欧州は銀行同盟に向けて取り組まなくてはならない。
ユーログループでスペインの銀行支援を検討している。
トロイカはギリシャが目標を達成するための支援を検討する。
欧州共同債を問題解決策としてみることはできない。」
などの発言をしました。
スペインの財務相が、
「債券利回りはスペインの状況や努力を反映していない。
スペインは支払い能力のある国である。
欧州の首脳は財政統合に向けて協力して取り組んでいる。」
などの発言を示しました。
伊の欧州担当相が、
「伊からユーロ圏財務相会合で、利回り格差が拡大した場合、
半自動的メカニズムでECBかESMが行動するような仕組みを提案。
ESMは批准作業の関係で7月初めには稼動できない可能性。」
などの発言をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
欧州委員会が、
「アイルランド融資の返済期間延長の報道を否定する。」
との発表をしました。
ギリシャ民主主義党の幹部が、
「1第3党の全ギリシャ社会主義運動は連立政権に参加の方針。
両党で300議席のうち162議席を占め過半数となり連立政権が樹立。
トロイカに対し117億ユーロの財政削減策期限を2年から
4年に延長することを要請する。」
などの発言をしました。
G20筋が「声明で欧州の銀行同盟に向けた取組に言及の見通し。」
との発表をしました。
ブラジルの財務相が「BRICsはG20でIMFへの貢献を発表へ。」
との発言をしました。
VIX指数が18.32あたりに低下しました。
米10年債利回りは1.572%になりました。
NY原油(WTI)は83ドル台前半になりました。
NYダウは前週末比−25.35ドルでこの日の取引を終えました。

<6月19日(火)>

IMFのユーロ圏の経済成長についての報告書では、
「ユーロ圏は早急に成長を促進する必要。
ユーロ圏は徹底的な改革が必要。」などが示されました。
ブルームバークが、
「G20首脳会議の声明草案で、各国首脳はユーロ圏諸国に通貨同盟
を守るために必要な全ての措置を取るよう促すことが示される。」
との観測報道和しました。
ロシアの大統領報道官が「ロシアはIMFに100億ドルの拠出する。」
との発表をしました。
オセアニア時間ではややドル売り傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物がやや上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートがやや反発をみせました。
日銀資金循環統計では、
「3月末の家計の金融資産から負債を差し引いた
金融純資産は1145兆円。一般政府の負債残高1099兆円を上回った。」
との発表をしました。
人民銀行の高官が、
「中国のIMFへの資金拠出はその必要性と
世界経済情勢や議決権の改革しだいになる。」と発言をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
日財務相が、
「世界的な金融緩和で市場に膨大なマネーが存在している。
(欧州問題で)投資姿勢の変化を注視したい。」
などの発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャの無秩序なデフォルトとユーロ離脱のリスクが後退。
ユーロ全加盟国のウオッチネガティブ指定は行わない。」
との発表をしました。
東京時間序盤はややドル売り優勢の展開になりました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
ドル円がやや軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が「中国はIMF財源強化で430億ドルを拠出へ。」
との観測報道をしました。
豪RBA議事録では、
「金融政策には若干さらに刺激的とする余地がある。
インフレ見通しで利下げの余地があった。利下げはきわどい判断。
国内のデータは予想ほど深刻な落ち込みをみせていない。
欧州の不透明感と世界経済の見通し悪化。予防的行動を促す要因。
過去の利下げと併せ6月利下げは今後数ヶ月刺激効果をもたらす。
インフレ率は来年にかけ2-3%のレンジ前半に。
企業信頼感と建設の状況は悪化。失業率はやや上昇する可能性。
中国の経済指標は成長ペースのさらなる鈍化を示唆。
政策緩和は慎重に行われると予想。
世界経済の活動鈍化は商品価格全般の下落をもたらした。」
などが示されました。
発表直後は限定的ながら豪ドル買い反応がみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
G20声明草案では、
「G20は市場原理に基づく為替制度やファンダメンタルズに基づく
為替の柔軟性に向け一段と迅速に行動することを再確認。
G20は為替レートの根強い不整合を回避し
切り下げ競争を控えることを再確認。
金融フローの過度ボラティリティーと為替レートの無秩序な動きは
経済・金融の安定に悪影響を及ぼす。
欧州の銀行システムや財政の統合強化に向けた措置に支持を表明。
G20は貿易保護主義の強まりを深く懸念。
G20諸国は世界の成長促進と信頼回復に必要な措置を講じる。
先進国は景気回復の支援に適切なペースで財政再建を進める。
金融政策では景気の回復を支援しつつ中期的な物価安定を維持。」
などが示されました。
日財務相が、
「円高は日本経済下振れ要因とG20財務相会合で述べた。
欧州は市場が納得する行動を起こしていくべき。
欧州の銀行監督一元化で具体的なアクションをとる時期。」
などの発言をしました。
IMFのラガルド専務理事が、
「IMF資金拠出は4560億ドル。4月に確約の4300億ドルから増額。」
との発表をしました。
東京時間後半はややドル売り傾向での揉み合いが続きました。
日銀総裁が、
「各国中央銀行と流動性の供給体制で密接な協力体制。
ドル以外の外貨供給できる枠組みをいつでも発動できる。
金額無制限でドルを供給できる態勢を敷いている。
日銀の保有外貨の大半はドルが占めている。
日銀の保有ユーロは比率は大きくない。
日銀としてデフレからの脱却が極めて大切な課題と認識。
物価上昇率のめどは当面1%をはっきり意識。
欧州問題は世界と日本経済にとって最大のリスク要因。」
などの発言をしました。
日景気一致CI指数確報(4月)は速報値より強い96.9、
日景気先行CI指数確報(4月)は速報値より強い95.6でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物は83ドルあたりで揉み合いになりました。
終盤にかけて日経平均が下げ幅をやや拡大しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比−65.15円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートがやや反落しました。
ユーロドルが一時1.26台を割り込みました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物が反発をみせて揉み合いました。
ドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートに一時反発の動きがみられました。
ドル円がやや反落しました。
スペイン10年債利回りは7.14%と昨日よりやや低下しました。
一部メディアが、スペイン中銀の関係筋の話として、
「スペイン銀行の第一回監査は今月21日予定で変わらない。
第二回の詳細な監査は発表を7月31日から9月に延期する。」
との観測報道をしました。
独憲法裁判所が、
「独政府はESMの輪郭を議会に対して充分な説明を怠った。」
との見解を示しました。
その後、ドルストレートが再び反落する展開になりました。
ダウ先物や独仏の株式市場が反落しました。
午後5時過ぎにドル円がやや反発をみせました。
英消費者物価指数(5月)は予想より弱い+2.8%、
英消費者物価指数コア(5月)は予想より弱い+2.2%、
英小売物価指数(5月)は予想より弱い±0.0%になりました。
ポンド売り反応がみられました。
スペイン債の入札では、
「目標上限30億ユーロに対して30.4億ユーロの発行。
1年物証券では発行額24億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い5.074%、
応札倍率が前回より高い2.16倍。」になりました。
独仏の株式市場がプラス圏へ反発する展開になりました。
ユーロドルや豪ドル米ドルが反発をみせました。
独ZEW景況感調査(6月)は予想よりかなり弱い−16.9、
欧ZEW景況感調査(6月)は前回値よりかなり弱い−20になりました。
指標発表直後はユーロドルが再び下落しましたが限定的でした。
ダウ先物が反発をみせました。
ドルストレートが反発する展開になりました。
EFSFの6ヶ月物証券の入札では、
「目標上限15億ユーロに対して発行額14.66億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い0.1421%、
応札倍率が前回より低い2.1倍。」になりました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャの(債務)期限延長については協議が可能。
救済計画の潜在的な変更はできない。」
との発言をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
原油先物が83ドル台半ばに反発しました。
ドル円はやや軟調傾向の揉み合いになりました。
米WSJ紙が、一部市場参加者の見方として
「スイス中銀のフラン高抑制のための資金が枯渇する可能性を予想。
スイス中銀は5月に630億ドルを使いそろそろ弾切れになる可能性。」
との観測報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46785%になりました。
米住宅着工件数(5月)は予想より弱い70.8万件、
米建設許可件数(5月)は予想より強い78.0万件になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が反発をみせました。
ドルストレートが一時反落しましたがその後に反発しました。
加卸売売上高(4月)は予想より強い+1.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤は主要通貨ペアが上昇しました。
NYダウは上昇して始まりまり堅調に推移しました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
原油先物が一時84ドル台を回復しました。
米10年債利回りは1.60%あたりになりました。
ドル円にやや反落して79円台を割り込みました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
ユーロドルが一時1.27台を回復する場面がありました。
一部メディアが、
「ギリシャ新政権はNDとPASOKと民主左派で構成。
サマラス氏が首相となる見込み。」との観測報道をしました。
ブルムバーグ通信が、関係筋の話として、
「キプロスはEUからの圧力もあり100億ユーロの支援プログラムを
要請する方向で検討している。」との観測報道をしました。
市場反応は限定的でした。
独の首相が、
「G20ではスペインの銀行について協議。
スペインは銀行支援を近く正式に要請する見通し。
資本が不十分な銀行は経済の安定にとり脅威。」
などの発言をしました。
英ガーディアン紙が、
「独首相がEFSFを使用して重債務国の国債購入を容認する方向。」
との観測報道をしました。
ユーロドルが一時1.2730に上昇しました。
NYダウが堅調に推移しました。
独政府報道官が、
「G20では財政問題国の債券の購入をするために
EUの救済基金を活用する計画について協議はしていない。」
との発言をしました。
深夜3時頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ドル円が反発して一時79円台を回復しました。
NYダウ上昇幅を縮小しました。
加の首相が、
「G20声明は各国は成長に向けた行動を確約。
ユーロ圏諸国は安定回復へ必要なあらゆる行動を約束。
G20は金融と財政の深い統合に言及。」
などの発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペイン国債の格下げによる同国の銀行への影響に関して、
来週にレポートする。」との発表をしました。
NY時間終盤にかけてドル円が再び反落しました。
米10年債利回りは1.618%になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比113.86ドルでこの日の取引を終えました。

<6月20日(水)>

スペイン政府が、
「銀行のバランスシートの監査結果を予定通り7月に公表予定。
発表期限7月31日に変更はない。」
との発表をして一部の9月延期報道を否定しました。
欧州証券決済機関LCHクリアネットが、
「大半のスペイン国債の取引で追加証拠金率を引き上げる。」
との発表をしました。
G20議長国のメキシコ大統領が、
「G20首脳は新たな保護主義措置を導入しないとの約束を
2014年まで延長することで合意した。
G20は世界の景気回復に向け確固たる措置をとる。」
などの発言をしました。
G20首脳会議宣言では、
「中国の人民元の取引バンド拡大の動きを歓迎する。
ユーロ圏の赤字国では改革が競争力押し上げへ。
世界経済は引き続き脆弱。
財政に余裕ある国は必要なら需要の押し上げが可能。
ギリシャの改革路線の維持に努力。
ESMは欧州の防火壁を大幅に強化。
先進国は財政削減が成長損なわないよう確実にする。
米国は2013年の急激な財政縮小を回避へ。
柔軟な為替システムへの支持あらためて表明。
ユーロ圏はソブリン債と銀行の連鎖を打破へ。
ユーロ圏は安定維持のためにすべての必要な措置を取る。
欧州の銀行監督、預金保険の一元化の動きを支持。」
などが示されました。
オバマ米大統領が、
「中国国家主席との会談で貿易や商業分野に著しい進展。」
との発言をしました。
オセアニア時間ではドル円が反発をみせて79円台を回復しました。
ドルストレートはやや軟調傾向の揉み合いになりました。
NZ第1四半期経常収支は予想より弱い−13.10億NZドルでした。
NZドル売り反応がみられました。
IMFのラガルド専務理事が、
「欧州全体の回復プランの種がまかれた。
統合された金融設計への具体的措置を検討する欧州の意思が重要。
状況が悪化した場合は財政政策が金融政策とともに重要な役割担う
との認識で先進国が一致。37ヶ国がIMFに拠出を約束した。」
などの発言をしました。
仏の大統領が、
「欧州は財政統合に向けた歩み寄りは可能と確信。
危機対応でECBを含めたあらゆる措置が講じられること望む。
ギリシャ目標達成に時間をかければ一段のEUの資金が必要になる。
他の選択肢を検討すべき。
伊は債券買い入れにESM活用を示唆。この構想には検討の価値。」
などの発言をしました。
日通関ベース貿易収支(5月)は予想より弱い−9073億円でした。
指標発表直後はドル円にやや上昇反応がみられました。
日銀金融政策決定会合議事録では、
「リスク顕在化なら様々な選択肢を排除せずに適切に対応する。
景気は持ち直しの向かう動きが明確になりつつある。
長期金利が何らかのきっかけで反転上昇するリスクに注意すべき。
中国の成長ペースが下振れれば展望リポート見通しに影響。
日銀は強力な金融緩和の推進行っている。」
などの意見が示されました。
英BOEの四季報では、
「インフレ期待の上向きリスクはやや干緩和された可能性。
長期的なイ ンフレ期待に伴うリスクも具体化していない。」
などの見解が示されました。
豪景気先行指数(4月)は前回値より弱い−1.4%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
原油先物は94ドルあたりで揉み合いになりました。
東京時間序盤はユーロドルがやや軟調傾向で推移しました。
仲値近くからドル円やクロス円が下落しました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
豪第1四半期新規住宅は予想よりかなり弱い−12.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
他のアジアの株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
昼頃からドル円の下落が一服になりました。
ムディーズが「一体改革3党合意は日本の格付けにポジティブ。」
との見解を発表しました。
東京時間後半はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
午後1時頃からドル円やクロス円がやや反発をみせました。
日全産業活動指数(4月)は予想とおりの+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
ムーディーズが「トルコ国債をBA1に格上げする。
見通しポジティブ。」との発表をしました。
日経平均は前日比+96.44円で大引けになりました。
独生産者物価指数(5月)は予想より弱い+2.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀総裁が、
「欧州債務問題は世界と日本経済の最大のリスク要因。
ギリシャ選挙結果受けても厳しい状況変わらない。
景気は穏やかに持ち直しつつある。
国内金融システム安定脅かされぬよう万全を期す。」
などの発言をしました。
スペイン10年債利回りは6.925%に低下して始まりました。
欧州の株式市場は軟調傾向で始まりました。
ダウ先物は揉み合い傾向で推移しました。
スペインの予算相が、
「スペインは支援を受けていないし支援を必要としていない。」
との発言をしました。
英FT紙が、
「ユーロ圏で安全資産への逃避が加速して独国債の利回りが
低下するな中、大手ヘッジファンドの多くは同国債の価格急落を
見込み始めている。」との観測報道をしました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調な揉み合いになりました。
伊工業受注(4月)は前月比で予想よりは強い−1.9%になりました。
独連銀総裁が、
「ギリシャが改革を実行することが救済支援への鍵。
トロイカがギリシャの計画が脱線していると判断したら、
ギリシャに道に戻るよう示すだろう。」との発言をしました。
英失業率(5月)は予想とおりの4.9%、
英失業保険申請件数(5月)は予想より弱い+8100件になりました。
ポンドが下落しました。
英BOE議事録では、
「全会一致で政策金利の据え置きを決定。
5対4で資産購入規模の3250億ポンド据え置きを決定。
大半のメンバー量的緩和拡大が正当化される公算大きいと判断。
キング総裁およびマイルズ委員とポーゼン委員が
500億ポンドの資産購入規模拡大を主張。
フィッシャー委員は250億ポンド増額を主張。」
などが示されました。
その後、主要通貨ペアが反発する展開になりました。
ユーロドルが1.27台を回復しました。
ポンドドルが下落幅を縮小して反発しました。
英独の株式市場がプラス圏へ反発しました。
ダウ先物が反発をみせました。
独の財務相が、
「銀行同盟は好ましい。共通の欧州財政方針は早期実現の可能性も。
ギリシャの救済プログラムはギリシャにとって過大でない。」
などの発言をしました。
スペイン10年債利回りが6.8%台に低下しました。
独2年債の入札では、
「目標50億ユーロに対して応札額76億ユーロ。
40.05億ユーロ発行。平均落札利回りが前回より高い0.10%、
応札倍率が前回より高い1.9倍。」になりました。
仏の株式市場が軟調傾向で推移しました。
EU欧州連合が、
「ユーログループがEFSFの債券買い入れについて
議論することは示唆されていない。
G20ではユーロ圏諸国が債券買い入れをする協議はしていない。
スペインと伊から債券買い入れについての要求はない。」
などを示しました。
午後7時頃からユーロドルがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物がやや反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46760%に低下しました。
スペイン10年債利回りが6.8%を下回り低下しました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が反発しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
NY時間序盤はドル買い動意がやや優勢の展開になりました。
ドル円が79円台を回復して急上昇しました。
米10年債利回りが1.659%に上昇しました。
ポンドドルなどドルストレートが反落して揉み合いました。
NYダウは小幅安で始まりました。
ユーロ円が一時101円台を回復しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+286万バレルになりました。
原油先物が83ドル台を割り込み下落しました。
欧州の株式市場は小幅高で取引を終えました。
ギリシャで新民守主義党NDと全ギリシャ社会主義運動PASOKなど
3党連立政権樹立で合意になりました。
新首相にはNDのサマラス党首が就任することになりました。
フィンランドの首相が、
「ESMやEFSFの資金活用の重債務国の国債買い入れ案には反対。」
との見解を示しました。
スペインの外相が、
「正式な支援要請は21日の監査報告を待ってからとなる。
EFSFが重債務国の国債を購入するという伊の提案は賢明。
国債の流通市場への介入を要請する。」
などの発言をしました。
ユーロドルがFOMC前に1.27を割り込みました。
ドル円は堅調に推移しました。
NYダウは軟調傾向で推移しました。
米FOMC前に主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
米FOMCでは政策金利の据え置きが決定されました。
FOMC声明では、
「ツイストオペを今年末まで延長する。
異例の低金利を2014年まで継続する公算。
オペレーション・ツイストで米国債2670億ドルを交換。
政府機関債の償還資金をMBSに再投資することを維持。
より力強い景気回復促進のため追加行動を取る用意。
低い資源活用度と抑制されたインフレ見通しが条件。
極めて緩和的な金融政策の運営姿勢維持すると予測。
雇用の伸びはここ数ヶ月で鈍化。失業率は高止まり。
経済成長は今後数四半期にわたり緩慢にとどまると予測。
失業率の低下は緩慢となると予測。
国際金融市場の緊張は引き続き著しい下振れリスク。
リッチモンド連銀総裁が4回連続で政策決定に反対。
オペレーション・ツイストの期限延長を支持しないことが理由。
インフレ率は石油価格を反映して低下。」
などが示されました。
発表直後はドルストレートが下落しました。
ポンドドルが一時1.57台を割り込む場面がありました。
原油先物が82ドル台を割り込みました。
米10年債利回りが一時1.61%あたりに低下する場面がありました。
独の首相が、
「EFSFでの国債購入について協議もなく計画は形成されていないが、
その可能性がないわけではない。」などの発言をしました。
その後、ドルストレートが反発する展開になりました。
ユーロドルが一時1.27台を回復しました。
NYダウが前日比プラス圏へ一時反発して揉み合いになりました。
米10年債利回りが1.67%あたりに上昇しました。
英BOEのブロードベント委員が、
「足元のインフレは改善しており追加緩和の可能性は高まった。」
との認識を示しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「伊国債取引の証拠金比率を引き上げる。」と発表しました。
FOMC金利見通しでは、(新メンバー2人を含む19名の見通し)
「12年が前回と同じ3名、13年が前回と同じ3名、
14年が前回と同じ7名、15年が前回より多い6名、」
などになりました。
FOMC経済通しでは、
「実質GDPは、12年で1.9〜2.4%増の下方修正。
13年で2.2〜2.8%増の下方修正。
失業率は、12年で8.0〜8.2%に悪化修正。
13年で7.5〜8.0%に悪化修正
PCEインフレ率は、12年で1.2〜1.7%に下方修正。
13年は前回と同じ1.5〜2.0%。」などになりました。 
バーナンキFRB議長の記者会見では、
「長期金利に下振れ圧力。
オペレーション・ツイストは長期金利を押し下げる。
景気拡大は緩やか。企業、家計の消費は緩やかに上昇。
ここ数ヶ月は雇用増加は縮小。必要なら行動を再表明。
経済に一段の支援必要なら追加資産買い入れを検討。
安全志向のフローが金利を押し下げている。
金融政策は万能薬ではない。更なる金利引き下げも可能。
欧州は問題に対処する上で充分なリソースがある。
建設的なら欧州と協力する用意。現在は話し合いの段階。
米財政の崖めぐり不透明性。年内に経済に影響すると予想。
欧州情勢が米成長を緩めている。全ての労働関連指標を注視。
欧州情勢悪化ならFRBは米経済と金融システムを守る用意。
非標準的な金融政策はコストとリスクを併せ持つ。
FRBは欧州ソブリン債買い入れない。」
などが示されました。
NYダウが反落する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が反落しました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小しました。
ドルストレートが下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.650%になりました。
NY原油(WTI)は81ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−12.94ドルでこの日の取引を終えました。

<6月21日(木)>

NYクローズ後にドルストレートが一時反発をみせました。
ECBのクーレ理事が、FT紙でのインタビューで、
「利下げは信頼感改善に寄与する可能性。7月に再協議の公算。
債券購入プログラムは最善の方法ではないかもしれない。
LTROは特定の地域に限定するというわけにはいかない。」
などの発言をしました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物はやや反落した後に揉み合いになりました。
NZ第1四半期GDPは前期比で予想より強い+1.1%になりました。
NZドルが上昇しました。
豪ドルにやや連れ高の動きがみられました。
IMFがG20向けに用意したスタッフ報告書の公表では、
「世界の成長は減速し引き続き深刻なリスクにさらされている。
世界成長は短期的には徐々に上向く。先進国は緩慢な成長。
ユーロ圏危機は金融安定にとって依然として最も切迫した脅威。
米国と一部先進国が来年に過度に財政を引き締めるリスク。
先進国の高失業率対策にさらなる関心を払う必要がある。
全ての加盟国の相互補完的行動が力強く健全な世界成長に寄与。」
などが示されました。
独財務省の月報では、
「独の経済成長が今後減速する見通し。
徴税の変更により5月の税収は前年同月比4.3%減少。
1-5月期では3.6%の増加。」などが示されました。
ユーロドルは軟調傾向で推移しました。
原油先物が81ドル台を割り込みました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
NZの財務相が「GDPデータはNZ経済が基調として強いことを現す。」
との認識を示しました。
仲値前頃からドル円が反発をみせて79円台を回復しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
日銀の石田審議委員が、
「欧州債務問題を中心とした海外経済の動向が最大の懸念材料。
欧州債務問題は最終的には独など中核国の努力で
事態の極端な悪化は回避されるとみる。
欧州問題は抜本的な解決には少々時間かかる。
日銀は今後も物価上昇率1%目指して強力に金融緩和を推進。
日銀は日本経済がデフレから脱却し持続成長に復帰することが
極めて重要と認識している。
欧米経済が不安定化すれば新興国経済を下押し日本に負の影響。
国際金融市場では投資家のリスク回避姿勢が再び強まっている。
世界経済は減速から脱してないが米や新興国一部で改善の動き。」
などの見解を示しました。
中国HSBC製造業PMI速報(6月)は前回値より弱い48.1でした。
豪ドルなどに売りの反応がみられました。
その後、ユーロドルなどが反発をみせました。
ポンドドルは軟調傾向で推移しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
東京時間終盤にユーロドルやドル円が上昇しました。
日経平均は前日比+71.76円で大引けになりました。
スイス貿易収支(5月)は前回値より強い+24.8億フランでした。
市場反応は限定的でした。
日工作機械受注確報(5月)は速報値より弱い−3/0%でした。
市場反応は限定的でした。
スペイン10年債利回りは6.780%あたりになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが下落しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
独製造業PMI速報(6月)は予想より弱い44.7、
独サービス業PMI速報(6月)は予想より弱い50.3でした。
ユーロ売り反応がみられました。
欧経常収支(4月)は季調前で前回値より弱い+16億ユーロ、
欧製造業PMI速報(6月)は予想とおりの44.8、
欧サービス業PMI速報(6月)は予想より強い46.8になりました。
原油先物が一時80ドル台を割り込む場面がありました。
午後5時過ぎからドルストレートがやや反発をみせました。
英小売売上高指数(5月)は予想より強い+1.4%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが1.57台を回復しました。
独の首相が、
「サマラス氏は困難な時期に首相に就任。
サマラス氏には大きな希望と期待を持っている。
サマラス氏と良い関係を結べることを期待している。」
などの発言をしました。
スペイン債の入札では、
「目標上限の総額20億ユーロに対して22.2億ユーロ発行。
2014年償還債では、平均落札利回りが前回よりかなり高い4.706%、
応札倍率が前回より高い4.0倍。」などになりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ユーロ円が101円台を回復しました。
ドル円が堅調に推移しました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
仏債の入札では、
「目標上限85億ユーロに対して84.32億ユーロ発行。
「2014年償還では27.75億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い0.54%、
応札倍率が2.229倍。」などになりました。
独仏の株式市場やダウ先物が反発上昇する展開になりました。
スカイニュースが、
「ムーディーズが21日夜に複数の英銀を格下げする可能性。」
との観測報道をしました。
ポンドドルが午後6時半ころからやや反落しました。
ダウ・ジョーンズが、関係筋の話として、
「ECBは一部担保基準の拡大を検討している。
国債のオペ担保に格付け機関の格付けではなく
ECB独自の格付けを開始する中期計画を検討中。」
などの観測報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46760%になりました。
スペインが第一次ストレステストの結果を公表すると発表しました。
午後8時過ぎにユーロドルが1.27に迫るあたりまで上昇しました。
ドル円が上昇して80円台を回復しました。
NY時間が近づく頃にドル買いが強まりユーロドルが下落しました。
豪ドル米ドルは揉み合いになりました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.7万件になりました。
指標発表直後にドル売り反応がみられましたが限定的でした。
加小売売上高(4月)は予想より弱い−0.5%でした。
加ドル売り反応がみられました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.64%あたりになりました。
NY時間序盤はドル買い動意が優勢の展開が続きました。
ドル円が上昇して、ドルストレートが下落しました。
その後、NYダウが上げ幅を縮小しました。
米中古住宅販売件数(5月)は予想より弱い455万件、
米住宅価格指数(4月)は予想より強い+0.8%、
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月)は予想より弱い−16.6、
米景気先行指標総合指数(5月)は予想より強い+0.3%になりました。
ドルストレートが一段安になりました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
欧消費者信頼感指数速報(6月)は予想よりは強い−19.6でした。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りが1.60%あたりに低下しました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.01台を割り込みました。
加BOC総裁が、
「加経済における住宅市場の占める割合は異常に上昇。
利上げが適切になる可能性。適切な不動産規制の変更を要望。」
などの見解を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「FOMCでツイストオペの延長は住宅市場の支援となる可能性。
景気への短期的な影響ついては限定的。」との見解を示しました。
深夜12時半頃からドル円がやや反落して揉み合いました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で大引けになりました。
ロイター通信が、伊財務省高官の話として、
「伊は2012年の財政赤字削減目標に40億ユーロ届かない見通し。
追加歳出削減で補う必要。」との報道をしました。
米30年TIPSの入札では、
「最高落札利回りが0.520%、応札倍率が2.64倍。」になりました。
原油先物が79ドル台を割り込みました。
NYダウが大きく下落していきました。
スペイン銀の監査で、
「オリバーワイマンの監査結果では
基本シナリオによる資本不足は160億から250億ユーロで、
ストレスシナリオでは最大620億ユーロの資本が必要。
オーランド・ベルガーの監査では、
ストレスシナリオで518億ユーロの資本が必要。
いずれにしろ1000億ユーロの支援であれば充分。」
との発表がされました。
ロイター通信が、ユーログループ関係者の話として、
「ユーロ圏財務相は非公式にEFSFを使ってスペイン銀支援を決定。
この支援はESMに引き継がれる。」との観測報道をしました。
ドルストレートの下落が一服になり揉み合いになりました。
ドル円は再び反発をみせました。
米10年債の利回りは1.618になりました。
NY原油(WTI)は78ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−250.82ドルでこの日の取引を終えました。

<6月22日(金)>

ユーログループ議長が、ユーロ圏財務相会合後に、
「ギリシャとの覚書は修正される見通し。
ユーロ圏による10億ユーロのギリシャ向け融資は6月末までに実行。
支援条件の見直しについては詳細に協議しなかった。
スペインについては25日までに正式に支援要請があると予想。
支援の正確な規模は覚書をまとめた段階で明らかにする。
支援は最初はEFSFで対応し後にESMへ移管される。」
などの発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「米銀のJPモルガン、シティグループ、バンカメ、ゴールドマン、
モルガンスタンレーをそれぞれ格下げする。見通しはネガティブ。
欧州銀の独銀、HSBC、バークレイズ、RBS、BNPパリバ、
アグリコール、ソシエテ、UBS、クレディスイス、
などの格付けを引き下げる。」と発表しました。
事前に観測報道があったことで市場反応は限定的でした。
米WSJ紙が、関係筋の情報として、
「ECBは南欧諸国の商業銀行の資金調達面の緊張を緩めるために、
ECBの貸し出しに対する担保要件の緩和を検討している。」
との観測報道をしました。
午前7時頃からドル円が80円あたりまで反落しました。
クロス円もやや反落する展開になりました。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合いになりました。
仏の財務相が「付加価値税上げずに競争力強化目指す。」
との発言をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
クレディスイスが、
「ムーディーズによって3段階の格付け変更がされたが、
重大な影響はない見込み。資金調達計画への重大な影響ない。
格下げは資本市場へのエクスポージャーが理由。
流動性への重大な影響はない。」などの見解を発表しました。
モルガン・スタンレーが、
「ムーディーズによって2段階の格付け変更されたが、
それには当行の戦力的行動が反映されていない。
リスクを軽減したバランスシートや安定した資金調達源、
幅広い事業構成や強いリーダーシップのチームを備えている。」
などの見解を発表しました。
ドルストレートがしだいに反発する展開になりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は休みでした。
日経平均は下げ幅を縮小していきました。
午前10時半頃からドル円やクロス円が反発しました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
日財務相が、
「2020年度の基礎的財政収支黒字化に向けた努力が必要。
無駄の削減のほか成長戦略実行に伴う税収増などに取り組む。」
などの発言をしました。
独の外相が、
「欧州の統合を加速する必要性がある。
成長は構造改革の結果でなければならない。
債務で買うことはできない。
独は成長のための協定を支持する。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比−25.72円で大引けになりました。
原油先物は78ドル台で推移しました。
午後3時過ぎからドルストレートやクロス円が下落しました。
スペイン10年債利回りが6.658%に上昇しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
スイスSNBの四半期報告では、
「フランの上限を最大の決意で守るだろう。
外貨を無制限に買い進める準備がある。フランは依然高水準。
いつでもさらなる用意がある。不確実性が増している。」
などが示されました。
スイスフラン売り反応がややみられました。
独IFO景気動向指数(6月)は予想より弱い105.3、
独IFO現況指数(6月)は予想より強い113.9になりました。
市場反応は限定的でした。
IFOのエコノミストが、
「現在、ユーロ危機が独経済を脅かしている。
投資の減速はみられないが、第2第3四半期に落ち込む可能性。」
との見解を示しました。
ブルームバーグが、
「25日の日銀当座預金残高は42.5兆円程度と予想される。
過去最高に並ぶ見込み。」との観測報道をしました。
伊10年債利回りが一時5.83%に上昇しました。
伊の首相が、
「さらなる欧州統合を望む。スペイン銀行への救済を支持。
伊はさらなる支援を必要としていない。」との発言をしました。
その後、ダウ先物が反発をみせました。
欧州の株式市場が下落幅を縮小しました。
ドルストレートがやや反発する展開になりました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46160%に低下しました。
セントルイス連銀総裁が、
「国債利回りの低下でFEDへの圧力が一部軽減された。
FEDは非常に緩和的で出来ることをしてきた。
2012年を通して労働市場の穏やかな改善が予想される。
金融政策と失業率を直接に関係付けしたくない。
QE3はFRB内でかなり高いハードルあると認識されている。
ゼロ金利政策をあと3年維持した場合に米経済に歪み生じる恐れ。
欧州で本格的なメルトダウンが起きた場合は
一部流動性措置の再開必要になる可能性。」
などの発言をしました。
リッチモンド連銀総裁が、
「ツイストオペは成長は雇用を促進しない。
経済成長見通しは明らかに弱くなった。」などの発言をしました。
NY時間が近づく頃に主要通貨ペアが小幅上下動で揉み合いました。
ダウ先物がやや上昇幅を縮小しました。
欧州の株式市場がやや軟調に推移しました。
加消費者物価指数(5月)は予想より弱い+1.2%、
加消費者物価指数コア(5月)は予想より弱い+1.8%でした。
指標発表直後は限定的ながら加ドル売り反応がみられました。
NY時間序盤はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
米10年債金利は1.638%に小幅上昇しました。
ドル円がやや反発して揉み合う展開になりました。
ECBが、
「担保の利用拡大に向けての追加措置として、
一部ABSの担保基準の緩和などを決定。
担保の追加措置は銀行のECBオペのアクセス改善が目的。」
との発表をしました。
ダウ先物が再び上昇する展開になりました。
欧州の株式市場が反発をみせました。
ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りが1.65%あたりに上昇しました。
ギリシャの首相と財務相が入院したとの報道がありました。
一部メディアが、
「独仏伊スペインの4首脳の会談では、
GDPの1%の1300億ユーロ規模の成長支援策を模索している。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、関係者の話として、
「スペインは劣後する銀行債保有者に損失の受け入れを
迫ることを検討している。」との観測報道をしました。
スペインの経済相が、
「25日に銀行支援を正式要請。支援の覚書は7月9日までに準備。
銀行同盟設立されれば支援が直接銀行に提供される可能性。
銀行は現金ないしEFSF債もしくはESM債を受け取る。
銀行の劣後債保有者に損失を負わせる計画はない。」
などの発言をしました。
スペイン10年債利回りが6.438%あたりに低下しました。
仏の首相が、
「ユーロ共同債は有効な手段。導入には10年とかからない。」
との見解を示しました。
独の首相が、
「銀行を直接支援することは違反になる。
スペインは自国の銀行に責任がある。」との発言をしました。
その後、NYダウが上げ幅を縮小して揉み合いになりました。
ユーロドルが反落しました。
ドル円や豪ドル円やNZ円などが堅調傾向で推移しました。
ホワイトハウスが
「リーマンショック以降の金融システムの再編で
米銀の資本は相当程度強化されている。」
との認識を示しました。
NYダウは前日比プラス圏で揉み合いになりました。
原油先物が79ドル台を回復して上昇しました。
深夜12時半頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円がやや反落しました。
一部メディアが、
「ポルトガルが発表した1月-5月の財政赤字は124億ユーロに拡大。
税収が予想ほど伸びなかったことが原因。
歳出が3.4%増加、歳入が0.8%減少。」との報道をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.674%になりました。
NY原油(WTI)は80ドルあたりで引けました。
NYダウは前日比+67.21ドルの12640.78ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<6月25日(月)>

午後3時に独GFK消費者信頼感調査(7月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(5月)
などが予定されています。
米指標には注目です。

<6月26日(火)>

朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(5月)、
午後6時から英BOE総裁の議会証言、英BOEデール委員の議会証言、
同午後6時から英BOEのマイルズ、ブロードベント委員の議会証言、
夜10時に米S&Pケースシラー住宅価格指数(4月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(6月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(6月)、
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
米指標と英要人の議会証言には注目です。

<6月27日(水)>

朝7時45分にNZ貿易収支(5月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(6月)、
夜9時半に米耐久財受注(5月)、
夜11時に米中古住宅販売保留(5月 成約)、
深夜2時に米5年債の入札、
などが予定されています。
NZ・独・米の指標には注目です。

<6月28日(木)>

午後3時に英ネーションワイド住宅価格指数(6月)、
午後4時55分に独失業者数(6月)、独失業率(6月)、
午後5時半に英第1四半期GDP確報、英第1四半期経常収支、
午後6時に欧消費者信頼感確報(6月)、
夜9時半に米第1四半期GDP確報、米第1四半期個人消費確報、
同9時半に米第1四半期GDP価格指数確報、
同夜9時半に米第1四半期PCEコア・デフレータ、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜10時からEU首脳会議、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
独・英・米の指標には注目です。

<6月29日(金)>

朝7時45分にNZ住宅許可件数(5月)、
朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(6月)、
朝8時半に日失業率(5月)、日全国消費者物価指数(5月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(5月)、
午後2時半に仏第1四半期GDP確報、
午後4時にスイスKOF先行指数(6月)、
午後5時からEU首脳会議(2日目)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(6月)、
夜9時半に米個人所得(5月)、米個人支出(5月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(5月)、米PCEコア・デフレータ(5月)、
同夜9時半に加GDP(4月)、
同夜9時半に加鉱工業製品価格指数(5月)、加原材料価格指数(5月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(6月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(6月)、
などが予定されています。
(NZ)・(日)・欧・米・加の指標には注目です。
また、独連邦議会で欧州安定化メカニズムと
財政協定の採決が予定されています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが、週初にギリシャの
再選挙で緊縮派が勝利したことを受けて81.2あたりまで低下しまし
たが、その後にスペインの10年債利回りが7%超に上昇するなど、
リスク回避のドル買いが優勢になり82あたりまで再び上昇しました。
翌19日は英ガーディアン紙の「独首相がEFSFを使用して重債務国の
国債購入を容認する方向。」との観測報道などがあり、リスク選好
のドル売りで再びドルインデックスは81.2あたりまで低下しました。
そして、揉み合いを経た後に、20日深夜の米FOMCでQE3が見送られた
ことや、21日のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が市場予想を
大きく下回る結果になったことや、格付け会社のムーディーズが、
米欧の主要行の格下げをしたことなどで、リスク回避のドル買いが
優勢になり、ドルインデックスは82.26に上昇して週を終えました。
一方、LIBORドル3ヶ月物金利は0.46160%と前週より低下しました。
そして、NYダウは週間で126ドルほど下落しました。

先週の米主要経済指標では、19日の米住宅着工件数(5月)が予想より
弱い70.8万件、米建設許可件数(5月)が予想より強い78.0万件、
21日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い38.7万件、フィラデ
ルフィア連銀製造業景況指数(6月)が予想よりかなり弱い−16.6、
米中古住宅販売件数(5月)が予想より弱い455万件、米景気先行指標
総合指数(5月)が予想より強い+0.3%、などになりました。
強弱混在でしたが、製造業と住宅と雇用などに弱さが見られました。

そして、20日深夜の米FOMCでは政策金利の据え置きが決定されて、
FOMC声明で「ツイストオペを今年末まで延長する。異例の低金利を
2014年まで継続する公算。政府機関債の償還資金をMBSに再投資する
ことを維持。より力強い景気回復促進のため追加行動を取る用意。
低い資源活用度と抑制されたインフレ見通しが条件。極めて緩和的
な金融政策の運営姿勢維持すると予測。雇用の伸びはここ数ヶ月で
鈍化。失業率は高止まり。経済成長は今後数四半期にわたり緩慢に
とどまると予測。失業率の低下は緩慢となると予測。国際金融市場
の緊張は引き続き著しい下振れリスク。インフレ率は石油価格を反映
して低下。」などが示され、QE3の明確な示唆はありませんでした。

また、FOMC経済通しでは「実質GDPは12年で1.9〜2.4%の下方修正。
13年で2.2〜2.8%増の下方修正。失業率は12年で8.0〜8.2%に悪化
修正。13年で7.5〜8.0%に悪化修正。PCEインフレ率は12年で1.2〜
1.7%に下方修正。13年は前回と同じ1.5〜2.0%。」などが示され、
新メンバー2人を含むFOMC金利見通しでは「12年が前回と同じ3名、
13年が前回と同じ3名、14年が前回と同じ7名、15年が前回より多い
6名、」などになりました。

そして、バーナンキFRB議長の記者会見では、FOMCの結果を踏襲した
内容のほか「金融政策は万能薬ではないが更なる金利引き下げ可能。
米財政の崖めぐり不透明性。年内に経済に影響すると予想。欧州情勢
悪化ならFRBは米経済と金融システムを守る用意。非標準的な金融政
策はコストとリスクを併せ持つ。欧州ソブリン債は買い入れない。」
などが示されました。

今週の米主要経済指標では、25日の米新築住宅販売件数(5月)、
26日の米消費者信頼感指数(6月)、リッチモンド連銀製造業景況指数、
27日の米耐久財受注(5月)、米中古住宅販売成約(5月)、28日の米第1
四半期GDP確報、米第1四半期個人消費、米新規失業保険申請件数、
29日の米個人消費支出(6月)、シカゴ購買部協会景気指数(6月)、
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(6月)などが注目されます。


円については、先週の日経済指標では、先週の日主要経済指標では、
20日の日通関ベース貿易収支(5月)が予想より弱い−9073億円と前月
に続きマイナス収支になりました。また、日銀金融政策決定会合議事
録では「リスク顕在化なら様々な選択肢を排除せず適切に対応する。
景気は持ち直しの向かう動きが明確になりつつある。日銀は強力な
金融緩和の推進行っている。」などの見解が示されました。

また、日要人発言では、18日に日財務相がギリシャの再選挙の結果を
受けて「今後もこれまで積み上げた昨年来のスキームを順守してほし
い。財政強化に向けてユーロの枠内で支援を受けることを期待。」
と発言して、19日に日財務相が「世界的な金融緩和で市場に膨大なマ
ネーが存在している。(欧州問題で)投資姿勢の変化を注視したい。」
と発言して、同日に日財務相が「円高は日本経済下振れ要因とG20財
務相会合で述べた。欧州は市場が納得する行動を起こしていくべき。
欧州の銀行監督一元化で具体的なアクションをとる時期。」と発言
して、同日に日銀総裁が「各国中央銀行と流動性の供給体制で密接な
協力体制。ドル以外の外貨供給できる枠組みをいつでも発動できる。
金額無制限でドルを供給できる態勢を敷いている。日銀の保有外貨の
大半はドルが占めている。日銀の保有ユーロは比率は大きくない。
日銀としてデフレからの脱却が極めて大切な課題と認識。物価上昇率
のめどは当面1%をはっきり意識。欧州問題は世界と日本経済にとっ
て最大のリスク要因。」と発言して、20日に日銀総裁が「ギリシャ
選挙結果受けても厳しい状況変わらない。国内金融システム安定脅か
されぬよう万全を期す。」と発言して、22日に日財務相が「2020年度
の基礎的財政収支黒字化に向けた努力が必要。無駄の削減のほか成長
戦略実行に伴う税収増に取り組む。」との発言などがありました。
ギリシャ再選挙後も欧州懸念を緩めていないことが示されましたが、
ドル円などが上昇したことで円高懸念への発言は後退しました。

先週のドル円相場は、(詳述は割愛) 週初、ギリシャの再選挙の結果
を受けて、リスク回避の後退による円の売り戻しの動きを背景に、
18日の仲値にかけて79円台前半まで上昇する展開になりました。
その後、ドル円は20日のNY時間が始まる前あたりまで79.00円をコア
とした上下20Pips程度のレンジ相場の展開になりました。
そして、米10年債利回りが1.659%に上昇したことや、またギリシャ
で新民守主義党NDと全ギリシャ社会主義運動PASOKなど3党連立政権
樹立で合意になったことや、FOMCでのQE3見送り観測などを背景に、
20日のNY時間から79円台後半へと反発上昇する展開になりました。
その後、FOMCではQE3が見送りになりましたが、FOMCの経済通しで
実質GDPや失業率予測が悪化修正されたことで21日の東京時間にかけ
て揉み合い推移になりました。
そして、21日のロンドン時間から、ユーロ円が101円台を回復するな
どクロス円の堅調を背景に、弱い結果となった米指標の発表に揺れ
ながらも、ロンドンフィックスにかけて80円台前半まで上昇する展開
になりました。
そして週末22日、オセアニア時間から東京時間序盤にかけて、格付
け会社ムーディーズによる米欧主要行の格下げ発表を契機にドル円は
やや反落しましたが、80.00を割り込むことなく反発して80.43円で
週の取引を終えました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、週末29日の日失業率(5月)や
日全国消費者物価指数(5月)、および日鉱工業生産速報(5月)などが
ありますが市場の注目度はそれほど高くはなく、また日要人の円高
懸念への発言が後退していて、ドル円相場では、FOMCでQE3のカード
が温存されていることで、米の要人発言や欧州問題を巡るリスク動向
のほうが注目されます。ドル円では3月15日から6月1日の下降波の
38.2%戻しの水準アラウンドでもある80.15〜80.00がサポートになっ
ていて、ツイストオペの延長がされてQE3の余地も残されていること
と、日与党議員の大量離党観測などもあり、今後も上昇トレンドが
継続すると観る向きがある一方、先週のドル円の上昇はこれまでの
極端な悲観論の修正であり、米雇用市場の低迷と米経済の成長の鈍化
が観られていることで、さらに楽観的な円売りドル買いにはなりにく
いと観る向きもあるようです。ドル円相場では80.15〜80.00が今後も
強固なサポートとなるのかが重要なポイントになりそうです。

今週のドル円相場では、先週末終値のレートの位置が5月16日高値
と5月3日高値と5月2日高値アラウンドで、レジスタンスあたり
にあることから、週初まずは80.50アラウンドを巡る攻防が注目され
ますが、上昇になった場合は、81.00の「00」ポイント、ここを上抜
けた場合は、4月27日高値の4月26日高値と4月20日高値の81.44〜
81.75のレジスタンス・ゾーンが注目されます。さらに上昇となった
場合は、82.00円の「000」ポイントの節目が注目されます。
また、また、下落となった場合は、3月15日から6月1日の下降波の
38.2%戻しの水準アラウンドでもある80.15〜80.00のポイントが重要
ポイントとして注目されます。ここを下抜けた場合は、6月7日から
6月13日にかけての揉み合い高値の79.50〜79.69のサポート・ゾーン
が注目されます。さらに下落した場合は、79.00の「00」ポイントが
注目されます。


ユーロについては、先週のユーロドル相場は、(詳述は割愛) 週初、
一般市場のオープン前に1.2520まで下落する混乱がありましたが、
一般市場のオープン時にはギリシャの再選挙で緊縮派が勝利したこと
を受けて上窓を空けて始まりました。その後、オセアニア時間に一時
1.2747まで上昇しましたが、上昇は続かず事実売りを浴びる格好で、
軟調推移になり、18日のロンドン時間にスペイン中銀が「スペイン
銀行の4月の不良債権率が8.72%に上昇した。」との発表もあり、
スペイン10年債利回りが7.2%に上昇したことで下落が昂進して、
さらに格付け会社のS&Pが「ギリシャ再選挙の結果は同国格付けに
直ちに影響はない。ユーロ圏離脱する短期的リスクは後退した可能性
があるが中長期的には少なくとも3分の1の確率で離脱はあり得る。
欧州のクレジットリスクには依然下振れの可能性が存在する。」との
見解を発表したことや、伊の欧州担当相が「ESMは批准作業の関係で
7月初めには稼動できない可能性。」との発表をしたことなどがあっ
て、1.2559あたりまで下落する展開になりました。

その後、19日のロンドン時間序盤にかけて1.25台後半から1.26台前半
の上下動の揉み合いになりましたが、「ギリシャ新政権はNDとPASOK
と民主左派で構成。サマラス氏が首相となる見込み。」との報道や、
英ガーディアン紙の「独首相がEFSFを使用して重債務国の国債購入
を容認する方向。」との観測報道などを契機にとして、NYダウが
堅調に推移したことも背景にユーロドルは1.2730まで上昇する展開
になりました。その後、独政府報道官が「G20では財政問題国の債券
の購入をするためにEUの救済基金を活用する計画について協議はして
いない。」との発言を契機に反落して、欧州決済機関のLCHクリアネ
ットが「大半のスペイン国債の取引で追加証拠金率を引き上げる。」
との発表をしたこともあり、1.2661まで下落しました。

その後、G20首脳会議宣言で「ユーロ圏の赤字国では改革が競争力押
し上げへ。財政に余裕ある国は必要なら需要の押し上げが可能。ギリ
シャの改革路線の維持に努力。ESMは欧州の防火壁を大幅に強化。
先進国は財政削減が成長損なわないよう確実にする。米国は2013年の
急激な財政縮小を回避へ。ユーロ圏はソブリン債と銀行の連鎖を打破
へ。ユーロ圏は安定維持のためにすべての必要な措置を取る。」など
が示されたことなどもあり、20日の東京時間からNY時間前半にかけて
1.26台後半から1.27台前半での揉み合い推移になりました。

その後、米FOMCの発表での1.2637から1.2742の激しい上下動を経て、
軟調推移になりましたが、独の首相の「EFSFでの国債購入について
協議もなく計画は形成されていないが、その可能性がないわけでは
ない。」との発言に反発をみせる場面がありました。その後、欧州
決済機関のLCHクリアネットが「伊国債取引の証拠金比率を引き上げ
る。」と発表したことや、21日にECBのクーレ理事がFT紙でのインタ
ビューで「利下げは信頼感改善に寄与する可能性。7月に再協議の
公算。債券購入プログラムは最善の方法ではないかもしれない。」
と発言したことや、独財務省の月報で「独の経済成長が今後減速する
見通し。」と示されたことなどがあり、ユーロドルは1.27台を割り
込み軟調推移になりましたが、21日のスペイン債の入札で「目標上限
の総額20億ユーロに対して22.2億ユーロ発行。」と、金利は上昇する
も無事に通過したことや、ダウ・ジョーンズが「ECBは一部担保基準
の拡大を検討している。国債のオペ担保に格付け機関の格付けではな
くECB独自の格付けを開始する中期計画を検討中。」との観測報道を
したことで、株式市場の堅調も背景にユーロドルが一時1.27に迫る
あたりまで反発をみせる場面がありました。

しかしその後、ドル買い動意が優勢の地合いになってきたところで、
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月)が市場予想よりかなり
弱い−16.6になったことを契機にリスク回避が昂進して、NYダウが
250ドル超の大幅下落になっていったことや、さらにロイターにより
「伊は2012年の財政赤字削減目標に40億ユーロ届かない見通し。」
との観測報道がされたことや、格付け会社のムーディーズによる米欧
主要行の格下げ発表がされるとの観測もあって、ユーロドルは1.2531
まで下落する展開になりました。

週末22日、オセアニア時間での格付け会社のムーディーズによる米欧
主要行の格下げ発表にはユーロドルは事前織り込みにより反応薄で、
揉み合い推移になりました。その後、ECBが「担保の利用拡大に向け
ての追加措置として、一部ABSの担保基準の緩和などを決定。担保の
追加措置は銀行のECBオペのアクセス改善が目的。」との発表や、
「独仏伊スペインの4首脳の会談ではGDPの1%の1300億ユーロ規模
の成長支援策を模索している。」との観測報道や、「スペインは劣後
する銀行債保有者に損失の受け入れを迫ることを検討している。」
との観測報道、そして、スペイン経済相の「25日に銀行支援を正式に
要請する。銀行同盟が設立されれば支援が直接銀行に提供される可能
性。銀行の劣後債保有者に損失を負わせる計画はない。」などの発言
や、独の首相の「銀行を直接支援することは違反になる。スペインは
自国の銀行に責任がある。」との発言などに、ロンドン時間からNY時
間前半にかけて上下動の揉み合いになりました。そしてロンドンフィ
ックス過ぎに反発をみせてNY時間終盤にかけて小幅な揉み合いになっ
て、ユーロドルは1.2568で週の取引を終えました。

今週のユーロ主要経済指標では、27日の独消費者物価指数速報(6月)、
28日の独失業者数(6月)と独失業率(6月)、29日の欧消費者物価指数
速報(6月)などがありますが注目度はそれほど高くはなさそうです。
スペインが25日に銀行支援を正式要請することは織り込み済みと思
われますので、28日から29日のEU首脳会議が注目されます。

先週22日の独仏伊スペインの4首脳の会談ではGDPの1%の1300億
ユーロ規模の成長支援策を模索しているとの報道がされていますの
で、EU首脳会議では欧州の成長支援策が決定される可能性や、欧州
の統合にかかわる骨格についての採択や、ギリシャの債務期限延長
の決定や、銀行同盟にかかわる採択や、50億ユーロ規模のプロジェ
クト債の決定や、共通の欧州財政方針などが示される可能性があり
そうです。

また、EFSFやESMなど救済基金での国債を購入するなど運用方針に
ついては、欧州各国の要人発言にまとまりがなく意見が割れていて、
20日にEUが「ユーログループがEFSFの債券買い入れについて議論す
ることは示唆されていない。G20ではユーロ圏諸国が債券買い入れを
する協議はしていない。」との発表をしていますが、20日に独首相が
「EFSFでの国債購入について協議もなく計画は形成されていないが、
その可能性がないわけではない。」との発言をしていることや、
同日にスペイン外相が「EFSFが重債務国の国債を購入するという伊
の提案は賢明。」との発言をしていますので、何らかの進展がある
可能性はありそうです。もしもEU首脳会議で救済基金における国債
購入案に進展があった場合にはユーロ買い材料になりそうですが、
またもしも進展がなかった場合は失望を招くことになりそうです。

今週のユーロドル相場では、22日スペイン10年債利回りが6.438%
あたりに低下していて、リバース・ムーブの反発となる可能性があ
りますが、ユーロドルの4時間足では下降フラッグを下抜けていま
すので、しっかり戻りとならない場合は、戻り試し後に再下降とな
る可能性もありそうです。週初、まずは1.2550アラウンドでの攻防
が注目されます。上昇となった場合では、1.26の「00」ポイント、
ここを上抜けた場合は、1.2650から16日高値の1.2664のポイント、
さらに上昇した場合は1.27の「00」ポイント、ここを上抜けた場合
は21日高値の1.2742などがレジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、22日安値の1.2519から1.2500の「00」
ポイント、ここを下抜けた場合は、12日安値の1.2442のポイント、
さらに下落した場合は、1.2400の「00」ポイントなどがサポートと
して注目されます。

そのほか今週は、26日に英BOEのキング総裁をはじめ4人のハト派
の委員の議会証言が予定されていてポンドの動向が注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その11 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十一話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて、早速じゃが…、
 フィボナッチ秘数の使い手の著名なトレーダーの
 ジョー・ディナポリ氏を知っておると思うがのう…、
 その彼がトレーディングの講義に入る前に、
 聴衆に向かって好んで行う意地悪な質問があるのじゃ。」

『あぁ、ジイさん、その話は知ってるぜぃ。
 「ディナポリの秘数 フィボナッチ売買法」って
 本に出てくるエピソードだろう。』

「ほぅ、さすがじゃのう…。そのとおりじゃ。
 『現在のトレンドはどうだね?』と聞くお決まりの質問じゃ。」

『聴衆の答えはたったの3種類うちのどれかで、
 ある者は上昇と答え、またある者は下落と答え、
 そしてまたある者は横這いと答える、てな質問のことだろう。』

「もちろん、彼は時間軸を限定せずにトレンドを尋ねることには、
 何の意味も無いことなぞは知悉(ちしつ)していて、
 あえてわざと意地悪な質問をしているのじゃが、
 そうして『トレンドは短中長の時間軸ごとに存在している』
 ことを説いていくのじゃのう…。」

『……。』

「そして彼は、また聴衆にこう尋ねるのじゃ。
 『では、価格の方向はどうだね?』と…。」

『……。』

「トレンドと価格の方向が同じと思っている聴衆もいて、
 会場は混乱して、ざわめくのじゃのう…。」

『……。』

「そのようにして、
 短中長の時間軸ごとに存在しているトレンドにおいて、
 それぞれのトレンドに順行する価格の動きと、
 それぞれのトレンドに逆行する価格の動きがあることを説いて、
 また、また聴衆にこう尋ねるのじゃ。
 『では、トレンドが上昇で価格の方向が下落なら
  どうしたらよいか?』と…。」

『聴衆はますます混乱するんだろうな…。』

「そして彼はさらに矢継ぎ早に聴衆にこう尋ねるのじゃ。
 『レートの方向はどの範囲となるか?』
 『押し戻りはどの範囲となるか?』
 『論理的収益目標はどこに置いたらよいのか?』と…。」

『うーん。意地悪な質問の連発だぜ。聴衆も困るだろうな…。』

「そうじゃのう…。まぁ、恐らくは…じゃが、
 これまでトレードの学習をしてきたと思い込んでいる聴衆に対し、
 『何も解っちゃいないということ』をまずは知りなさい、
 ということなのだろうのう…。」

『そうして、ディナポリ氏流のフィボナッチ売買法を
 具体的な手法として説いていく、というワケだね。』

「そういうことじゃのう…。」

『……。』

「そうして、トレンドと価格の方向が同調している
 " Probability Trading "もあれば、
 押し戻りの範囲において、押し目買いや戻り売りを
 行うトレードである" Retracement "もある、
 ことなどを説いていくのじゃ。」

『……。』

「論理的収益目標とは、相場がさらに先に進むのに
 大きな抵抗となる価格帯、たとえばポジションとは反対の
 大量の注文が設定されている価格水準などで、
 相場の流れがそのまま継続される確率が低下する可能性の高い
 チャート・ポイントのことじゃ。」

「なんだか難しすぎでよく解んないぜ。」

『ふむ…。この転換の可能性のあるポイントについて
 彼はフィボナッチ秘数を用いて位置を割り出すわけじゃが、
 ダウとその系譜を継ぐ人たちは、
 これをレジスタンスやサポートと呼んだのじゃのう…。』

『……。』

「ここで、フィボナッチ秘数やダウ理論などは
 いわゆる大きな流派であり、
 その他にもトレンドラインを用いたり、
 ピボット派やボリンジャー・バンドを用いる派や、
 パラボリック派や、各種のオシレーターを用いる派や、
 移動平均線と乖離率派や、一目派などもあってのう。
 絶対のない相場においては、どれも大いなる仮説であって、
 どれが正しいとかではないのじゃ…。
 流儀・流派の違いと捉えるのがよいのではなかろうかのう。」

『まるで学派や宗派だね。』

「あははっ。見方によってはそうと言えるのかも知れないのう。」

『……。』

「まぁ、ただ…、1つの相場において、
 『トレンドは短中長の時間軸ごとに存在している』こと、
 『トレンドとともに価格の方向や動きというものもある』こと、
 『トレンドと価格の方向が同調している状態と、
  トレンドに対して価格が調整となっている状態もある』こと、
 『価格の方向の転換点となるチャート・ポイントがある』こと、
 『価格の方向の転換点を観る手法として、
  フィボナッチ秘数や、ダウ理論のレジスタンス(サポート)や、
  ピボットや、ボリンジャー・バンドの各σや、
  パラボリックや、各種のオシレーターや、
  移動平均線と乖離率派や一目派など、様々な手法がある』こと、
 などは、一般認識としてもよいのではなかろうかのう…。」

『「トレンドは短中長の時間軸ごとに存在している」こと、
 「トレンドとともに価格の方向や動きというものもある」こと、
 「トレンドと価格の方向が同調している状態と、
  トレンドに対して価格が調整となっている状態もある」こと、
 「価格の方向の転換点となるチャート・ポイントがある」こと、
 などは当たり前のことであると…。』

「まぁ、そう言ってもよいのではなかろうかのう…。」

『それにしても相場って、
 上げるか下げるか横這いかの3つの動きしかないのに、
 ずいぶんと「ややっこしい」ものだね…。』
 
「そうじゃのう…。
 永遠に解けぬ神のゲームじゃからのう、相場は…。」

『おい、ジイさんよ。
 今回は上位時間軸と下位時間軸のかかわりついての話のはずが、
 前段のところで、もはやすっげー長くなってんぞ。
 あんた話がいつも長すぎるんだっつーの。』

「あれまぁ、いつのまにやら…。
 では、続きはまた来週にしようかのう…。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その10


17日はギリシャ再選挙の投票日ですね。その結果はいかに…。

●先週の主な出来事

<6月11日(月)>

IMM通貨先物でユーロ売り越が過去最高の214,418枚になりました。
6月9日(土)に発表された
中国消費者物価指数(5月)は前年比で予想より弱い+3.0%、
中国生産者物価指数(5月)は前年比で予想より弱い−1.4%、
中国期小売売上高(5月)は前年比で予想より弱い+13.8%、
中国鉱工業生産(5月)は前年比で予想より弱い+10.7%、
などの結果になりました。
スペイン政府が欧州委員会に銀行支援を事実上の要請をしました。
ユーロ圏の財務相が緊急の電話会合を開き、
最大1000億ユーロ規模のスペイン向け支援で合意しました。
6月10日(日)の中国貿易収支(5月)は予想より強い187億ドルでした。
独シュピーゲル誌が、
「欧州の当局者はユーロ圏共同債の発行を含む包括的な
ユーロ圏支援策の策定に取り組んでいる。」と報じました。
週明けユーロドルなど主要通貨ペアが上窓を開けて始まりました。
ユーロドルが1.26台半ばに上昇しました。
ユーロ円が100円台後半に上昇しました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物が大きく上昇して始まりました。
ドル円が一時反落して窓を埋めました。
読売新聞が、
「英国内で中長期的なEU脱退を視野に入れた議論が活発化。
欧州で具現化しつある銀行同盟構想が欧州の金融センターである
英国シティの利益を損ねる公算が大きいことが背景にある模様。」
との報道をしました。
NZ第1四半期製造業売上高は予想より弱い−1.8%になりました。
指標発表直後にややNZドル売り反応がみられました。
日経平均は大きく上昇して始まり堅調に推移しました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が堅調傾向で揉み合いました。
ドルストレートは当日高値圏で上下動の揉み合いになりました。
アジアの株式市場は上昇して始まり揉み合いになりました。
中国上海株式市場がマイナス圏へ一時反落する場面がありました。
仏総選挙では過半数を獲得の政党がなく17日再選挙になりました。
中国人民銀行国際部の副部長が、
「ユーロ圏は自ら問題解決するリソースを有している。
中国はIMF資金拠出を拒否することはない。」
との発言をしました。
中国の商務相が、
「貿易は厳しい状況に面しているが、
今年の通商の伸びは幸運であれば10%に届く可能性。」
との発言をしました。
日消費者態度指数(5月)は予想より強い40.7になりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
格付け会社のフィッチが、
「先月実施した日本の格下げに関して、
格下げは債務水準が主な理由。資本調達状況において、
今後18〜24ヶ月の急速な落ち込みは予想していない。」
との見解を発表しました。
独の財務相が、ラジオ局DLFのインタビューで、
「欧州によるスペインへの金融支援は銀行のみを対象としたもの。
これはスペインの銀行の問題であり、
スペインの財政政策やスペイン全体の問題ではない。」
との発言をしました。
日工作機械受注確報(5月)は速報値より弱い−2.9%でした。
日経平均は前週末比+165.64円で大引けになりました。
スペイン10年債利回りは6.08%あたりで取引が始まりました。
アルムニア欧州委員が、
「支援を受けるスペインの銀行は再編計画を提出する必要。」
との認識を示しました。
アジアの株式市場は堅調に取引を終えました。
欧州の株式市場は上昇して始まり揉み合いになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
原油先物が86ドル台を割り込み反落しました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
伊第1四半期GDPは前期比で予想とおりの−0.8%になりました。
スペイン経済省が、
「金融支援はスペインの既存債務の条件を
悪化させないだけでなく全体的な支払い能力を高める。
政府は予定に従った入札による債券発行を継続する。」
などの発表をしました。
格付け会社のS&Pが、
「インドはBRICsの中で最初に投資適格級の格付け失う可能性。」
との見通し発表をしました。
独ゼロクーポン6ヶ月短期証券の入札では、
発行額35.3億ユーロ。平均利回りが前回より低い0.007%、
応札倍率が前回より低い1.2倍。」などになりました。
独の政府報道官が、
「スペインの支援要請を待つ必要。
スペイン支援は市場に向けた良いサイン。
スペイン支援は欧州委員会が危機に対処可能なこと示す。
支援においてEFSFかESMどちらを活用かにはコメント控える。」
などの発言をしました。
午後6時過ぎからドル円やユーロドルなどが反落を強めました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
ユーロポンドが下落しました。
欧州委員会が、
「スペインからの正式な支援要請は近々される見込み。
スペインの銀行に対する調査はまだ継続中。
ESMは7月から稼動する見込み。
スペインの銀行支援の金利水準についての観測は時期尚早。」
などの発表をしました。
独とスペインの10年債利回り格差が500bpに拡大しました。
欧州の株式市場が反落して上昇幅を縮小しました。
豪ドル円が一時79円台を割り込みました。
伊10年債利回りが6.003%に上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46785%になりました。
NY時間序盤はドル円やクロス円やポンドドルなどが反発しました。
ダウ先物は上昇幅を縮小した後に揉み合いました。
ECBが「スペインはバッドバンク構想を強化すべき。」
との見解を示しました。
仏短期債の入札では、
「13週間短期証券の発行額が44.99億ユーロ。
平均利回りが前回より低い0.075%、
応札倍率が前回より高い2.249倍。」などになりました。
ポルトガル中銀が、
「ECBは5月にポルトガルの市中銀行に3月の563億ユーロを
上回る過去最高額の587億ユーロを供給した。」
との発表をしました。
NYダウは上昇して始まった後に上昇幅を縮小しました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
ロンドンフィックス前にNYダウがマイナス圏へ下落しました。
欧州の株式市場は軟化して英仏市場がマイナス圏へ下落しました。
ユーロドルやユーロ円や豪ドル円などが窓を埋めました。
スペイン10年債利回りが6.5%台に上昇しました。
原油先物が84ドル台を割り込みました。
米10年債利回りが一時1.59%あたりに低下しました。 
格付け会社のフィッチが、
「サンタンデールとBBVAをBBB+に格下げ。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
英BOEのポーゼン委員が、
「自身が追加的な量的緩和を主張する考えを
4月に翻したことは時期尚早だったかもしれない。
英中銀は国債よりも他の民間債券を購入すべき。
英国の景気回復は減速した。」などの発言をしました。
ロンドンフィックス過ぎにドル円がやや反発をみせました。
NYダウが前週末終値あたりまで一時反発しました。
一部メディアが、EU筋の話として、
「ユーロ圏財務相はギリシャのユーロ離脱など
最悪のケースに対応して国境を越えた監視体制を構築し、
ATMからの預金引き出しなどの資金移動を制限する案も検討。」
との観測報道をしました。
ムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミストが、
「ギリシャのユーロ離脱は恐らく世界的な景気後退を引き起こす。
米経済については底堅い。直近の雇用鈍化は一時的なものと分析。」
との見解を示しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「欧州債務危機は欧州の銀行を脅かす金融安定に著しい脅威。
最悪の事態なら北米とアジアの金融情勢改善を損ない得る。」
との見解を示しました。
その後、再びNYダウが反落する展開になりました。
ドル円やクロス円が再び軟調になりました。
EU当局者が、
「スペイン銀の資本増強はギリシャ同様EFSF債を通じて実施の公算。
スペイン銀救済資金はEFSFから拠出の可能性。
ESMの優先債権者問題を回避するため、
スペイン銀救済は後にESMに引き継がれる可能性。
延長融資は他の債券より上位とはならない。」
などの発言をしました。
キプロスのシアルリス財務相が、
「銀行の資本増強計画の期限が迫っていることに伴い、
国際支援を要請する必要性が極めて切迫している。
数日中に決着する必要がある。」
との発言をしました。
EU欧州連合が、
「キプロスの銀行セクターの動向を注意深く監視している。
まだキプロスから支援要請は受けてはいない。
ギリシャの選挙前にそれを実施する計画はないが、
必要ならば用意はできている。」との発表をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「追加緩和が必要かどうかはまだ全く確信がないが、
テーブルから外す選択肢はない。暖冬の雇用への影響は不明。」
などの発言をしました。
原油先物が83ドル台を割り込みました。
国際スワップ・デリバティブ協会ISDAが、
「EUのスペイン銀行支援案は他の債権者を劣後化することによる、
信用事由を引き起こす可能性は低い。」との認識を示しました。
OPEC増産観測や7ヵ国のイラン制裁除外で原油先物が下落しました。
NYダウが軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.586%あたりになりました。
NY原油(WTI)は82ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−142.97ドルでこの日の取引を終えました。

<6月12日(火)>

NYクローズ後にドル円など主要通貨ペアが下落しました。
原油先物が82ドル台を割り込みました。
バローゾ欧州委員長が、英FT紙のインタビューで、
「ユーロ圏が統合深化を含む解決策を必要としていることを
主要国首脳は公に認め始めている。
独首相は欧州の政治統合という野心的な提案を行った。
仏大統領も成長や投資と言った極めて大事な問題で、
欧州全体としてのアプローチが必要と考えている。」
などの発言をしました。
ユーロ円が99円台を割り込みました。
レーン欧州委員が、
「伊がスペインに続く支援要請国になる可能性は憶測しない。
伊がいくつかの不均衡を抱えていることは事実だが、
現状はこれを修正する課程にあり財政政策は軌道に乗っている。
伊は問題の対処で力強く断固たる措置を講じている。」
などの発言をしました。
午前7時半頃から主要通貨ペアが反発をみせて揉み合いました。
英RICS住宅価格(5月)は予想よりは強い−16.0%になりました。
日経済相が、
「ユーロ圏の不安定な状況が安定化することを期待する。
欧州情勢の日本経済への影響を注視する。
日銀審議委員候補は経済金融に高い見識。適切な人選と認識。」
などの発言をしました。
日金融相が、
「欧州と同様の国債空売り規制を導入する喫緊の理由はない。
主幹事証券会社で公募増資情報が引き受け部門から営業部門に
漏洩した事案は極めて遺憾。」
などの発言をしました。
日第三次産業活動指数(4月)は予想より弱い−0.3%、
日国内企業物価指数(5月)は予想より弱い−0.5%になりました。
東京時間が近づく頃からドル円が再び下落しました。
仏中銀総裁が、
「ユーロ圏は金融統合で実体のある飛躍を必要としている。
銀行監督当局と預金保険を統合した新しい連邦組織の枠組みと
銀行同盟を構築する必要。」との見解を示しました。
日経平均は大きく下落して始まりました。
東京時間序盤はドル売り優勢の展開になりました。
ドル円が仲値にかけて軟調に推移しました。
ドルストレートが緩やかに反発をみせました。
ダウ先物は緩やかに反発する展開になりました。
日銀総裁が、
「アジアの成長は欧州の生産性向上に潜在的機会を提供できる公算。
欧州周辺国は生産性を向上させる必要がある。
アジアは全般的に金融情勢が安定している。
日本の金融システムは金融危機時にも概ね安定維持。
アジアへの展開が日本のビジネスプランの中核。
アジアの社債市場をさらに発展させる必要。
アジアのインフラには巨額の資金ニーズがある。
アジア諸国における為替相場の柔軟性高める努力を歓迎する。」
などの発言しました。
シカゴ連銀総裁が、
「米国は年末に大きな財政面での不透明感に直面する。
強い成長に向けた金融政策を望む。
今後1年半〜2年間の成長率は2.5%の見通し。
欧州には明らかなテールリスク。米国への影響がないことを希望。
市場は現状の緩和的な金融政策の一部解除を警戒している。
各国の中銀は世界経済の減速に個別に対処しているが、
各国中銀による追加的な協調が必要となれば協議を行う。」
などの発言をしました。
仲値過ぎからドル円やクロス円が反発しました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャがユーロ圏を離脱するならば
伊やスペインやポルトガルなどを格下げする可能性。」
との発表をしました。
豪NAB企業景況感指数(5月)は前月より弱い−4、
豪NAB企業信頼感(5月)は前月より弱い−2になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
IMF対日4条協議では、
「円レートは中期的観点から幾分過大評価。
日銀は資産買入プログラムを始めさらなる金融緩和を実施し得る。
日本の見通しのリスクは欧州の影響で明らかに下向きにシフト。
安全への逃避が強まれば為替の変動と一段の円高をもたらし、
株価、企業・消費者の信頼感を圧迫する可能性。
日本経済の回復は復興と民間消費が下支えで今後もしばらく続く。
日本のGDP成長率は、12年が実質約2%、13年が実質約1.75%。
日本のCPIは13年まで約ゼロに留まる見込み。」
などが示されました。
正午頃からドル円やクロス円が急上昇しました。
ユーロ円が99円台を回復しました。
ダウ先物が緩やかに反発しました。
日経平均やアジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
豪ドル米ドルが0.99台を回復しました。
ユーロドルが一時1.25台を回復しました。
東京時間後半は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物やアジアの株式市場や日経平均が揉み合い推移になりました。
シカゴ連銀総裁が、ブルームバーグTVのインタビューで、
「スペイン救済はより良い方向への転換点。
さらに積極的な政策は労働市場の回復加速させる。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比−88.18円で大引けになりました。
午後3時過ぎ頃からドル円が再び上昇しました。
仏の財務相が、
「伊の経済は強固。基礎的諸条件は健全。
スペイン支援は仏の財政に影響しない。
ユーロ圏共同債はなお検討事項。
スペイン支援は問題に先手を打つ措置。」
などの認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「ECBによる高債務国の銀行に対する支援が続くと予想する。
ギリシャの離脱はAAA諸国の格下げにつながる恐れがある。
スペインは2012と13年の財政赤字削減目標を達成できない見通し。
ユーロ圏の債務めぐる土壇場の決定はコスト増につながる。
ギリシャで何が起きるかの大きな不透明感がある。
ギリシャのユーロ離脱の直接の影響は小さい見込み。
ギリシャのユーロ離脱の主要な懸念は感染の波及。」
などの見解を発表しました。
欧州の株式市場は上昇して始まり揉み合いになりました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートやクロス円など主要通貨ペアが一時上昇しました。
その後、主要通貨ペアが反落する展開になりました。
スペイン10年債利回りが6.6%台へ上昇しました。
英仏の株式市場がマイナス圏へ一時反落する場面がありました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
英鉱工業生産指数(4月)は予想より弱い±0.0%、
英製造業生産高(4月)は予想より弱い−0.7%になりました。
指標発表直後は限定的ながらポンド売り反応がみられました。
格付け会社のフィツチが、
「スペインの銀行支援はスペイン格付けの現状維持に寄与する。
スペインの状況やユーロ危機が悪化すれば格下げの可能性もある。」
などの見解を示しました。
EU欧州連合が、
「欧州委はギリシャのユーロ離脱計画に取り組んでいない。
EUはギリシャがユーロ圏に残留するとの前提で作業している。」
などの発表をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発した後に揉み合いになりました。
午後5時半過ぎからポンドなどドルストレートが反発をみせました。
ECBが流動性オペを実施して、
「期間28日のオペで21金融機関に対して189.05億ユーロを供給。
期間7日の流動性オペで94金融機関に1317.47億ユーロを供給。」
などがされました。
午後7時頃からドル円が反発をみせて揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46785%になりました。
EU大統領が、
「ギリシャのユーロ圏残留のためにあらゆることを実施していく。」
との発言をしました。
ポンドドルは堅調傾向で推移しました。
NY時間が近づく頃からユーロドルが軟調に推移しました。
欧州の株式市場が前日比終値レベルに一時反落しました。
ダウ先物に再び反落の動きがみられました。
スペイン5年債利回りが6%超へ上昇しました。
独の高官が、
「G20では米国財政再建や中国為替など
ユーロ圏以外の議題を検討すること重要。
G20では世界経済の中長期的な成長強化の行動計画で
合意すると予想している。
G20では独は日米の債務水準を指摘へ。
G20では世界規模でのファイアウォールの協議が必要。」
などの発言をしました。
米輸入物価指数(5月)は予想とおりの−1.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後10時頃からドルストレートが一時反発しました。
NYダウは上昇して始まりました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.645%あたりに上昇しました。
独の首相が、
「スペインの銀行資本増強要請は正しい。
ユーロ圏共同債の議論は間違った道につながる。
独は欧州にさらに悪い災難をもたらすことには合意しない。」
などの発言をしました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
スペイン10年債利回りユーロ導入後最高の6.8%に上昇しました。
格付け会社フィッチが、
「スペインの銀行18行の長期IDRの格付けを引き下げる。」
と発表しました。
NYダウが上昇幅を縮小して揉み合いになりました。
英国立経済社会研究所NIESRが、
「5月までの3ヶ月月間の英GDP予測は前期比プラス0.1%。
マイナス成長は止まるが弱い基調は続き、
向こう6ヶ月間は横ばいで推移する見通し。」
との発表をしました。
ポンドは揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「財政協定は財政統合の第1段階。独でも速やかに承認すべき。
ECBの責務のインフレ抑制については変更すべきではない。」
などの発言をしました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「ギリシャのユーロ離脱は可能性が小さく予想していない。
それ故にギリシャ離脱に伴うリスクを想定することは不可能。
必要なら行動をとる用意はある。」などの発言をしました。
ECBの半期レポートでは、
「金融安定の3つの主要リスクは
債務危機の悪化と脆弱な銀行と過剰な銀行債務圧縮。
金融安定の見通しについては大きな課題が残っている。
スペインの不動産市場は更に15%下落の可能性がある。
4月以降にユーロの緊張は高まっているが昨年末ほどではない。」
などの見解が示されました。
ロンドンフィクス前頃から主要通貨ペアが反発しました。
NYダウや欧州株式市場が反発上昇する展開になりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で大引けになりました。
ギリシャ急進左派連合のツィプラス党首が、
「政権を取ったならば斬新的な法人税改革を実施する。」
との発言をしました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.387%、応札倍率が前回より低い3.53倍。」
などの結果になりました。
英BOEのタッカー副総裁が、
「信用状況の逼迫は英経済を阻害している。
BOEや政府はそれを緩和させるために一層の行動をする必要。
ユーロ危機が貸し出し金利を押し上げていて、
最悪のシナリオは依然として我々の前にある。」
などの発言をしました。
世界銀行の新興国に関するレポートでは、
「新興国の2012年のGDP見通しは5.3%、2014年には6%に達する。
2013年から2014年にかけては需要減や原油上昇や
資金フローの弱さが6%超成長を未達成にする。
中国については2012年に8.2%、2013年で8.6%成長を見込む。
欧州危機については緩和するとみているが、
状況の急激な悪化の可能性は排除できない。」
などが示されました。
米エネルギー情報局EIAの原油価格の見通しでは、
「12年の原油価格は平均88ドル。5月見通しから17%下方修正。」
などが示されました。
独の財務相が、
「銀行同盟については金融に対する政策や負担を
各国が同様に共有する場合のみ理にかなう。
ユーロ共同債に関して今実施した場合は悪影響の方が大きい。」
などの見解を示しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが揉み合いながらも1.25台を回復しました。
NYダウや原油先物は堅調に推移しました。
米10年債利回りは1.661%になりました。
NY原油(WTI)は83ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+162.57ドルでこの日の取引を終えました。

<6月13日(水)>

欧州委員会の報道官が、
「ギリシャ資本規制の計画は議論されていない。」
との発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが堅調傾向で揉み合いました。
独の首相が、所属政党の経済会議で、
「ユーロ共同債の導入は本末転倒。我々を間違った道に導く。」
との認識を示しました。
ギリシャ急進左派連合のツィプラス党首が、
「再選挙に勝てば国際支援を直ちに破棄する。」
との発言をしました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
独連銀のドンブレト理事が、
「ギリシャの離脱はユーロ圏崩壊の始まりではない。対応が可能。
スペイン救済はユーロ危機の解決にならない。
銀行同盟に関しては財政同盟の後でのみ実現が可能。」
などの認識を示しました。
ロイターとIPSOSの世論調査では、
「オバマ米大統領への支持が47%と前回から3ポイント低下。
大統領選でオバマ大統領を支持すると回答した割合は45%。
ロムニー候補の44%に対して1ポイントリードに留まった。」
との結果が示されました。
豪RBA総裁が、
「豪州の交易条件は長期にわたって高い水準で推移する見込み。
急激すぎる豪ドル安は望まない。豪ドル高は消費者に多大な利益。」
との認識を示しました。
格付会社のムーディーズが、
「豪のAAA格付見通しは引き続き安定。
豪州はイベントリスクに対して極めて低い影響を受ける。
最大のリスクは海外資本の流れに経済が影響を受けること。」
などの見解を示しました。
市場反応は限定的でした。
午前8時過ぎからドルストレートが反落しました。
ドル円が一時やや上昇幅を縮小しました。
日機械受注(4月)は予想より強い+5.7になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間前半はドル買い優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
ユーロドルが1.25台を割り込みました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
原油先物が83ドル台を割り込みました。
ドル円は堅調傾向での揉み合い推移になりました。
G20で議長を務めることになっているメキシコの大統領が、
「欧州問題に関して極めて大きな進展があるだろう。
IMFなどの機関拡充にむけた具体的な動きに取り組む。」
との発言をしました。
フィンランドの首相が、
「ユーロ共同債について制度を適切に構築した場合は利点がある。
少なくともA以上の格付を付与されている国では、
共同債は流動性を持ち平均利回りを押し下げる。
導入には債務と財政赤字基準に加え、
格付の基準も満たす国のみになる可能性がある。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まり、
その後に前日比マイナス圏へ一時反落しました。
格付け会社フィッチの金融機関部門マネージングディレクターが、
「大手グローバル銀行8行はサブプライム危機の時点に比べると、
流動性および資本ポジションが大幅に改善している。」
との見解を示しました。
東京時間後半はダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場はシンガポールを除きプラス圏へ反発しました。
ユーロドルなどドルストレートがやや反発して揉み合いました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日銀総裁が、
「欧州債務問題は世界と日本経済に対する最大のリスク要因。
欧州債務問題の日本の景気や物価への影響をしっかり点検。
波及ルートは輸出減少と為替など金融市場。
日銀は消費者物価指数1%を目指し金融緩和を推進している。
次回会合では為替の動きも含めて経済を点検。
適切に金融政策を運営していく。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「伊が次の懸念元となるとは思っていない。
モンティ首相の改革路線を継続すればリスクはない。
スペインも正しい道を進んでいる。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比+51.12円で大引けになりました。
独消費者物価指数確報(5月)は予想とおりの前年比+1.9%でした。
午後3時過ぎにユーロドルが上昇して1.25台を回復しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
午後3時半頃からドル円がやや反落する展開になりました。
日財務相が、
「円高の景気マインドへの悪影響を懸念している。
緊張感もって注視。適宜適切に対応していく。
最近の実体経済を反映しない一方的に偏った円高がみられた。
(円高では) IMFも共通の認識を持っていると思う。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
スイス生産者輸入価格(5月)は予想より弱い−2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場が1.27%高で取引を終えました。
格付け会社のフィッチが、
「スペインの銀行の支払い能力と流動性は解決が可能。」
との見解を示しました。
ユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
伊10年債利回りは取引序盤の6.2%台から6.08%へ低下しました。
スペイン10年債も6.7%台から6.668%へ低下しました。
スペインの株式市場が一時1.27%高になりました。
午後5時過ぎからドル円が反発しました。
ブルームバーグが、
「スペインのラホイ首相はバローゾ欧州委員長に書簡を送り、
流動性で支援を求めた。資金調達の問題はスペイン経済を
窒息させつつあると訴えるとともに
財政と銀行管理の統合も呼びかけている。」
との報道をしました。
欧州の株式市場は反落して前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物や原油先物は上下動の揉み合いになりました。
伊の首相が、
「伊は完全に予算目標を達成する過程にある。
EU首脳会議では成長重視の姿勢を示すべき。
公共投資拡大とユーロ共同債導入に向け真剣な措置を講じるべき。
EUが成長を重視すればスプレッド縮小し連鎖の危険性は低下する。」
などの発言をしました。
スペインの首相が、
「欧州全体の財政当局の創設を呼び掛ける。
欧州は国債利回りの低下に向けた行動が必要。
ECBが安定性修復に向けた措置が可能な唯一の機関。」
などの発言をしました。
欧鉱工業生産指数(4月)は予想より弱い−0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
伊の短期債の入札では、
「1年物で目標上限65億ユーロに対して65億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い3.972%、
応札倍率が前回より低い1.73倍。」などになりました。
ロイター通信が、
「28-29日のEU首脳会議でユーロ圏がより強力な銀行・財政統合と、
ガバナンスの向上が必要との見解で一致する見通し。」
との観測報道をしました。
ECBが期間7日ドル供給オペで6行に24.47億ドルを供給しました。
英FT紙が、英財務相の談話として、
「スペイン政府経由の銀行支援の合意には失望した。
スペインの信用力に全く不安がないなどと
市場を納得させることはできないだろう。」
との記事を掲載しました。
午後7時過ぎからユーロドルやポンドドルがやや反落しました。
欧州の株式市場やダウ先物が軟調傾向になりました。
豪ドル米ドルは堅調傾向の揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46785%になりました。
NY時間序盤はポンドが軟調に推移しました。
米小売売上高(5月)は予想とおりの−0.2%、
米小売売上高(5月 除自動車)は予想より弱い−0.4%、
米生産者物価指数コア(5月)は予想より弱い+2.7%、
米生産者物価指数(5月)は予想より弱い+0.7%になりました。
ドル円やクロス円が下落しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
原油先物が83ドル台を割り込みました。
ドルストレートは上下動の揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.63%あたりに低下しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
米企業在庫(4月)は予想より強い+0.4%になりました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
午後11時頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
NYダウが前日比プラス圏へ一時上昇しました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
EIA統計では原油在庫が予想より弱い19.1万バレルの減少でした。
原油先物が84ドル台に迫るあたりまで反発上昇しました。
OECD経済協力開発機構が、
「景気の下振れリスク解消なら加BOCは年内に利上げを実施すべき。
財政引き締めのペースは適切だが見通しが大きく弱まるようなら、
そのペースを緩める必要がある。」
などの見解を示しました。
その後、NYダウが前日終値レベルで揉み合いになりました。
ユーロドルは上昇して一時1.26台を回復しました。
ギリシャ急進左派連合のツィプラス党首が、
「EUはギリシャ支援を削減することもなければ、
ギリシャをユーロから追放することもないだろう。」
との発言をしました。
その後、ポンドドルや豪ドル米ドルが反落する展開になりました。
米10年債入札で最高落札利回りが過去最低の1.622%になりました。
格付け会社のフィッチが、
「スペイン銀行の不足資金は最悪の場合1000億ユーロになる可能性。
スペインの回復は早くて13年終盤以降になる見通し。
ギリシャ離脱の場合はスペインなどをウォッチネガティブにする。」
などの見解を発表しました。
オランダ議会がスペイン銀の株主責任やボーナス削減などを条件に
スペイン支援の支持を決定しました。
ユーロドルが上下動の揉み合いになりました。
アルムニア欧州委員が、
「スペイン銀1行が清算の方向の見通し。
銀行閉鎖が救済や再編より費用が低ければ好ましい選択肢。」
との発言をしました。
NYダウが軟調になりました。
ドルストレートが軟調推移になりました。
オランダの財務相が、
「スペインへの支援はまずEFSFから実行され、
その後にESMから拠出される見通し。」
との認識を示しました。
仏大統領が、TVインタビューで、
「ギリシャはユーロに留まり基金活用で成長を回復させて欲しい。
ギリシャの有権者は望むように投票するだろう。
しかし、自身から確約を放棄し回復の可能性を破棄するならば、
ユーロ離脱を望む国もあるとうことも認識して欲しい。」
などの発言をしました。
格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「スペインをBからCCCプラスに格下げする。」と発表しました。
米当局者が、
「G20サミットではEU首脳から危機対策の
大きな進展が発表されることはないだろう。
ギリシャ再選挙後に直ちに問題が解決することはなく、
銀行への悪影響の波及を警戒する必要がある。」
との認識を示しました。
NY時間終盤にかけてドルストレートが下落しました。
ドル円がNY時間終盤に反発をみせました。
米10年債利回りは1.596%になりました。
NY原油(WTI)は82ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−77.42ドルでこの日の取引を終えました。

<6月14日(木)>

格付け会社のムーディーズが、
「スペイン国債の格付けをBAA3に3段階引き下げる。
スペイン格付けの見直しを3ヶ月以内に終了するが、
今後、ジャンク級に格下げの可能性もある。
スペインはEFSFとESMに直接支援求める必要に接近している。
キプロス国債格付けをBa1からBa3に2段階引き下げる。
さらなる格下げの可能性もある。」などの発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートに売り反応がみられました。
ドル円がやや反発しました。
RBNZが政策金利を2.50%に据え置きました。
RBNZ声明では、
「経済見通しは3月の声明以降に弱まった。
政策を刺激的に維持することが適切。
貿易相手国の見通しは悪化した。インフレは引き続き抑制。
2013年のGDPはやや上昇の見通し。」などが示されました。
上下動になるもNZドル買い反応がみられました。
午前6時過ぎからドルストレートがやや反発をみせました。
ギリシャのカティメリニ紙が、
「ギリシャ政府の資金は20億ユーロ残っていて、
7月20日までは政府運営が可能。」と報じました。
伊の首相が、
「財政規律を長期的に持続可能にするために成長政策が必要。」
との認識を示しました。
ガイトナー米財務長官が、
「独だけを欧州債務危機問題解決の唯一の源として
責任を負わせるのは不公平。他国も独の姿勢に近づくことが必要。
米国は強い欧州を必要としている。
欧州の将来は米国にとって大きな問題。」
などの認識を示しました。
格付け会社のムーディーズのヘス氏が、
「米国の格付は2012年内の変更はない見通し。」と発表しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
バローゾ欧州委員長が、欧州議会で、
「ギリシャは救済条件を遵守を前提にユーロ圏内に留まるべき。」
との発言をしました。
英紙FTが、
「逼迫している信用状態の緩和策を14日夜にも発表する可能性。」
との観測報道をしました。
東京時間が近づく頃からドル円がやや反落しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調に推移しました。
仲値にかけてドル円が反発をみせました。
仲値過ぎから主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
RBNZの総裁が、
「NZドルは国内外の歪みのために非常に高い水準にある。
為替水準のためにできることはそれほど多くはない。」
などの認識を示しました。
昼頃からダウ先物や原油先物が反発をみせました。
日経平均やアジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートやクロス円が反発をみせました。
日鉱工業生産指数確報(4月)は速報値より弱い−0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
日本経済新聞が、
「米銀大手シティグループの予測調査で、世界のヘッジファンドの
運用資産残高が2016年までに最大で5兆ドルに達する見通し。」
と報道しました。
東京時間後半に中国上海などアジアの株式市場が下落しました。
ドルストレートが上げ幅を縮小しました。
日経平均は前日比−18.95円で大引けになりました。
独卸売物価指数(5月)は前回値より−0.7%でした。
スペイン10年債利回りが最高水準の6.858%に上昇しました。
ポンドドルなどドルストレートが反落しました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込みました。
欧州の株式市場は前日終値レベルで始まった後に反落しました。
ダウ先物はやや反落して揉み合いになりました。
独の首相が、
「G20では持続可能な成長に向けた方策を協議する。
ユーロ圏債務危機がG20での中心議題になる見通し。
債務危機では独の動向に焦点が当てられている。
欧州は政治同盟を創設する責務がある。
独の強さは無限というわけではない。
欧州の統合深化は非常に困難な作業だが回避はできない。
欧州は拙速な危機解決策をめざすべきではない。
スペインは正しい改革措置を行なっている。
欧州の銀行にはより独立した監督が必要。ECBの役割拡大を望む。
米国は財政赤字の削減が、中国は為替の柔軟性向上が必要。」
などの発言をしました。
その後、欧州の株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
スイスSNBが政策金利を据え置きました。
スイスSNB声明では、
「3ヶ月LIBORの目標を0-0.25%に据え置く。
スイスフランは依然として高水準。
対ユーロでの1.20のフラン上限を堅持する。
為替相場で無限の供給を実施する用意。
必要であれば一段の措置も行う。
2012年のスイスのインフレ予想を−0.5%に上方修正する。
予見できる将来においてスイスにインフレリスクはない。
不動産・住宅ローン市場の過熱リスクが拡大している。
クレディスイスの年内の資本増強は不可欠。」
などが示されました。
スイスフラン買い反応がみられました。
スイスSNB総裁が、
「第2四半期のスイスGDP伸び率は大幅に減速すると予想。
スイスフランの上昇を容認しない。
現時点ではデフレとインフレの危険性は示されていない。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場が再び反落して軟調に推移しました。
ドルストレートがやや軟調な揉み合いました。
ECB月報では、
「経済見通しの下振れリスクが高まっている。
年内のインフレ率は2%を上回る水準で推移すると予想。
ECBは物価安定に向けて行動する。」などが示されました。
午後5時半過ぎから主要通貨ペアが下落しました。
スペイン10年債利回りが初めて一時7%台に上昇しました。
欧消費者物価指数確報(5月)は予想とおりの+2.4%、
欧消費者物価指数コア(5月)は予想とおりの+1.6%でした。
市場反応は限定的でした。
伊国債の入札では、
「目標上限45億ユーロに対して45億ユーロ発行。
伊2015年償還債は30億ユーロ発行されて、
利回りが前回よりかなり高い5.30%、
応札倍率が前回より高い1.592倍。」
などになりました。
ギリシャ株式市場が緊縮派有利との観測で6%高になりました。
独仏英の株式市場が一時下げ幅を縮小しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
ドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
ポンドドルが1.55台を回復しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ギリシャの1-3月期の失業率は22.6%と過去最高になりました。
EUが「スペインからの正式な支援要請をまだ待っている。」
との発表をしました。
その後、欧州株式市場が再び反落する神経質な展開になりました。
ドルストレートが再び反落しました。
一部メディアが、
「スペインの銀行の独立監査はG20前の18日に終了の見込み。
スペインの銀行監査では600億-700億ユーロが必要との見通し。」
との観測報道をしました。
独の連立与党筋が、
「独連邦議会下院は6月最終週にESMと新財政協定に関する
投票を行なう見通し。」との発表をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46785%になりました。
原油先物は82ドル台後半で揉み合いになりました。
米消費者物価指数(5月)は予想より弱い+1.7%、
米消費者物価指数コア(5月)は予想より強い+2.3%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.6万件、
米第1四半期経常収支は予想より弱い−1373億ドルになりました。
ドル売り反応がみられました。
ドル円がやや下落して、ドルストレートが反発しました。
加第1四半期設備稼働率は予想より強い80.7%、
加新築住宅価格指数(4月)は予想より弱い+0.2%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
NYダウは小幅高で始まり堅調に推移しました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
米10年債利回りが1.63%あたりに上昇しました。
伊10年債利回りが6.126%あたりに低下しました。
原油先物が83ドル台を回復しました。
独連銀総裁が、
「ECBはインフレ上昇リスクと戦う必要。
ECBは物価安定によって金融の安定化に寄与する。
欧州は金融同盟に対する明確なビジョンが必要。
真の財政同盟がユーロ共同債をもたらすだろう。」
などの見解を示しました。
午後11時過ぎからドル円がやや反発して揉み合いました。
加BOC金融安定化報告では、
「住宅価格が予想以上に上昇。家計負債の水準は上昇している。
高水準の家計負債は金融安定に最も重大なリスク。」
などの見解が示されました。
ギリシャ株式市場が緊縮支持派が政権奪取との憶測で
前日比10%超の大幅高で取引を終えました。
IMFの報道官が、
「G20サミットでは成長・雇用が議題の中心。
ユーロ債務危機も対策含め重要議題。
スペインからの金融支援の要請は今のところない。」
などの発言をしました。
深夜1時過ぎからドルストレートが一時反落しました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが2.720%、応札倍率が前回より低い2.40倍。」
になりました。
国際金融協会IIFが、
「EUとIMFはギリシャの赤字削減目標を撤回すべき。
支援の償還についても延長するべき。
さらに100億から200億ユーロの追加支援が必要となる可能性。」
などの見解を発表しました。
深夜2時過ぎにユーロドルが再び反発して1.26台を回復しました。
格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「仏の格付けをA−からBBB+に1段階引き下げる。」
との発表をしました。
ロイター通信が、G20筋の情報として、
「各国中銀はギリシャ選挙後に必要に応じて、
協調的な流動性供給行う準備進めている。」
との観測報道をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが一段高になりました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
豪ドル米ドルがパリティを回復しました。
英の財務相が、
「英政府と英中銀は景気サポートのため民間への貸し出しに
繋がるような新たな銀行の資金調達のスキームを立ち上げる。
信用の逼迫や欧州危機で高まっている資金調達コストに
対処することが優先事項。」などの発言をしました。
米10年債利回りは1.640%になりました。
NY原油(WTI)は93ドル台後半でひけました。
NYダウは前日比+155.53ドルでこの日の取引を終えました。

<6月15日(金)>

原油先物が84ドル台を回復しました。
オセアニア時間はドル円が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが上昇の後にやや反落して揉み合いました。
英BOE総裁が、
「英BOEと政府は銀行への長期資金供給計画を数週間以内に導入。
6ヶ月物の拡大担保タームのレポを発動して、
少なくとも毎月50億ポンドの供給を目指す。
一段の金融緩和の理由が強まっている。」
などの発言をしました。
ポンドドルにやや反落の動きがみられました。
独ハンデルスブラッド紙が、
「EUの銀行監督権限を持つEBA欧州銀行監督機構の機能を
ECBが継承する形でECBの権限拡大を行うことが検討されている。」
との観測報道をしました。
国際金融協会の専務理事が、G20首脳宛の書簡で、
「市場は世界の持続可能な経済成長見通しを回復させるために、
世界的な協調の証拠を求めている。」との認識を示しました。
午前8時過ぎからややドル売りの動きがみられました。
日財務相が、
「G20首脳会合は欧州問題に関して非常に重要な会談になる。
欧州債務危機へのしっかりとしたメッセージを出していく。
IMFの資金基盤強化の貢献へ各国へ働きかけたい。
欧州側の努力を見守りたい。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はややドル買い傾向での推移になりました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
格付け会社のムーディーズが、
「オランダ金融機関の格付けについて、
ラボバンク、ING、ABNアムロ、Leaseplanを2段階、
SNSを1段階引き下げる。」などの発表をしました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
韓国の株式市場が前日比マイナス圏で軟調に推移しました。
中国上海や香港の株式市場は上昇して始まりました。
日経平均が一時マイナス圏に反落しましたがその後に反発しました。
ANZ消費者信頼感指数(6月)は前月より弱い105.8でした。
午前10時頃からドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物がやや上昇しました。
仲値過ぎにドル円やクロス円が先行下落する展開になりました。
ポンドドルは小幅な揉み合いが続きました。
その後、中国上海株式市場が上昇幅を縮小しました。
正午前頃に日銀が政策金利の据え置きを決定しました。
日銀声明では、
「金融政策の現状維持は全会一致。強力な金融緩和を推進している。
日本経済は緩やかに持ち直している。
欧州政務問題を巡る懸念など当面注意が必要。
海外経済が減速から脱するに伴い緩やかな回復経路に復する。
景気のリスク要因としては、欧州債務問題の今後の展開や
米経済の回復力と新興国や資源国の物価安定と成長の両立など
世界経済の不確実性。
日銀は成長基盤強化を支援。強力な金融緩和を推進。
引き続き適切な金融政策運営につとめる。」
などが示されました。
ドル円が79円台を割り込み下落しました。
ユーロドルなどが堅調傾向で推移しました。
独連銀総裁が、
「ユーロ圏財務相が合意した1000億ユーロの
スペイン金融機関に向けた支援は充分な余裕を持った規模。
ギリシャが合意条件を守らなければ支援の中段につながり、
ユーロ残留に影響となる。伊は正しい道を進んでいる。
利下げでは全ての問題を解決することはできない。
銀行同盟では各国政府と銀行との結びつきがなくなるべき。
ギリシャにさらに赤字削減の時間与えればユーロ圏にマイナス。
いかなる国も危機波及で欧州を脅迫することはできない。」
などの見解を示しました。
東京時間後半に日経平均が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
ドルストレートがやや反落しました。
日経平均は前日比+0.43円の8569.32円で週の取引を終えました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
格付け会社JCRが「スペイン格付けをAA+からAAに格下げする。」
との発表をしました。
スペイン10年債利回りは6.9%あたりになりました。
ロンドン時間序盤はドル買戻しの動きがみられました。
ユーロドルなどが反落する展開になりました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
英BOEが、
「流動性対策として拡大担保のタームレポファシリティーを
20日に発動する。月に一度は実施する予定。
規模は少なくとも50億ポンド。期間は6ヶ月。
金利は銀行間金利プラス25bpとする。」などの発表をしました。
ポンドが下落しました。
ドラギECB総裁が、
「短期的な金融政策上の決定より政治的決定の方が重要な局面。
必要なら支払い能力のある銀行に引き続き流動性を供給する。
3年物資金供給の目的はほぼ達成されたが安心してはいない。
インフレ期待は引き続きしっかりと抑制されている。
いかなるユーロ圏諸国にもインフレリスクはみられない。
ユーロ圏はより緊密な政治同盟が必要。
銀行間市場の機能回復が引き続き確固たる目的。
物価安定のコミットメントは今後も政策の指針。
ユーロ圏の同盟に関する計画を数日中に示す予定。
現在の状況には深刻な下方リスクがある。
状況は前回のECB予想以降に悪化した。」
などの認識を示しました。
ユーロドルがやや反発して揉み合いになりました。
日銀総裁が、
「欧州経済停滞して中国経済の減速は長引いている。
細心の注意を持って国際金融資本市場をみている。
欧州の緊張が高まり政策スタンス示すため強力な緩和推進。
欧州債務問題は最も意識すべきリスク要因。
基金をあと19兆円積み増す。金融緩和の効果は今後も強まる。
市場混乱時には流動性供給して不安鎮める必要。
円高は短期的に企業収益やマインド通じ景気のマイナス要因。
市場波乱時はドル以外の通貨も技術的に供給が可能。」
などの発言をしました。
ドル円が一時79円台を回復しました。
中尾財務官が、
「最近の為替市場は一方的に偏った円高の動きみられる。
引き続き為替市場の動向を注視、適切に対応する。」
との発言をしました。
豪ドル米ドルは揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
午後5時頃からポンドドルが反発上昇しました。
ドル円が再び反落しました。
英商品貿易収支(4月)は予想より弱い−101.03億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
欧貿易収支(4月)は季調前で予想より強い+52億ユーロでした。
市場反応は限定的でした。
ブルームバーグが報じたEU首脳会議の草稿では、
「EU首脳らはより緊急の成長と雇用創出措置を呼びかける。
EU首脳らは融資環境の改善に向けた措置呼びかける。
EU首脳会議はブリュッセルで28-29日に開催。
EU首脳らはサミットで成長と雇用の措置を呼びかける。」
などが示されました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
独の首相が、
「ユーロの安定化が重要な責務。
独はユーロの強化にできる限りのことをしている。
欧州は政治統合に向かわねばならない。
ユーロ圏での時期尚早な債務共有化(共同債)を拒否する。」
などの発言をしました。
ユーロドルが軟調傾向の揉み合いになりました。
ユーロ円が99円台前半に下落しました。
午後7時半ころからドル円がやや反発をみせました。
日首相が、
「最近の円高の動きは日本経済の実態を反映したものではない。
円高の動きは一方的。G20で懸念を説明。
市場の安定にG20首脳が力強い政治的メッセージ出すことが重要。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46785%になりました。
原油先物は84ドル台での揉み合いが続きました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
午後8時半頃からポンドドルなどドルストレートが反落しました。
ユーロドルが一時1.26台を割り込みました。
欧州の株式市場が上昇幅を縮小しました。
ポルドガルの財務相が、
「ユーロ圏には長期的なビジョンが必要。
そしてまた短期的に効果的な施策も必要。
ソブリンリスクと銀行のリスクの連鎖を遮断する必要。」
などの見解を示しました。
米NY連銀製造業景気指数(6月)は予想よりかなり弱い+2.29でした。
指標発表直後はドル売り反応がみられました。
ポンドドルなどドルストレートが反発をみせました。
加製造業売上高(4月)は予想より弱い−0.8%でした。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
米対米証券投資(4月)は予想より弱い+256億ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
米鉱工業生産指数(5月)は予想より弱い−0.1%、
米設備稼働率(5月)は予想より弱い79.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは上昇して始まり前日比プラス圏で揉み合いました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(6月)予想より弱い74.1でした。
ドル売り反応がみられました。
米10年債利回りが1.59%あたりになりました。
原油先物が84ドル台を一時割り込みました。
ドル円は揉み合い推移になりました。
IMFのスペインについての見解発表では、
「現状の経済の低迷では急速な赤字削減策は実施すべきではない。
スペインの2012年の財政再建目標は達成できない公算が大きい。
一方で1000億ユーロのスペイン銀救済コストは
債務の持続可能性の観点から管理可能。」
などが示されました。
深夜1時過ぎにドルストレートが一時反落しました。
深夜2時頃からドルストレートが再上昇しました。
ホワイトハウスが、
「G20ではユーロ危機が悪化する中で世界成長が議題となる。
ユーロ危機の最終結論とはならない可能性。
終息に向けたEUの計画を反映するだけのものになる。
オバマ大統領は中国国家主席と会談する予定。」
などの声明を発表しました。
米財務次官が、
「ギリシャ再選挙に向けて全ての国々が相互に対応を準備。
米国も緊急策を用意している。」との発表をしました。
一部メディアが、関係筋の話として、
「ECB内で抵抗感が強かった政策金利や翌日物預金付利の引き下げへ
賛同する意見が多数派になりつつある。」
との観測報道をしました。
ギリシャ新民主主義党のサマラス党首が、
「今回の選挙はユーロを取るかドラクマを取るかの選択。
もしも我々が敗北すればユーロを止めることになるだろう。
3度目の再選挙を実施する時間的な余裕はない。
今回の選挙で政権を樹立しなければならない。」
などの発言をしました。
NYダウは堅調傾向で推移しました。
NY時間終盤にかけてポンドドルや豪ドル米ドルが上昇しました。
ユーロドルは神経質な上下動の揉み合いになりました。
ドル円は当日安値圏で小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.584%になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+115.26ドルの12767.17ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<6月17日(日)>

仏再選挙。ギリシャ再選挙。
深夜1時にギリシャ再選挙の投票締切。
深夜2時45分にギリシャ再選挙の出口調査公表予定。
深夜3時過ぎからギリシャ再選挙の開票速報開始予定。
ユーロ圏財務相の電話会合。
などが予定されています。

<6月18日(月)>

朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(6月)、
午後2時に日金融経済月報、
夜9時半に加証券投資(4月)、
夜11時に米NAHB住宅市場指数、
などが予定されています。
この日から19日までメキシコでG20首脳会議が開催されます。

<6月19日(火)>

午前10時半に豪RBA議事録、
午後2時に日景気一致CI指数確報(4月)、日景気先行CI指数確報(4月)
午後5時半に英消費者物価指数(5月)、英消費者物価指数コア(5月)、
同午後5時半に英小売物価指数(5月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(6月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(6月)、欧建設支出(4月)、
夜9時半に米住宅着工件数(5月)、米建設許可件数(5月)、
同夜9時半に加卸売売上高(4月)、
などが予定されています。
豪・英・独・米の指標には注目です。

<6月20日(水)>

朝7時45分にNZ第1四半期経常収支、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(5月)、日銀金融政策議事録、
午前9時に豪景気先行指数(4月)、
午前10時半に豪第1四半期新規住宅、
午後1時半に日全産業活動指数(4月)、
午後3時に独生産者物価指数(5月)、
午後5時半に英BOE議事録、英失業率(5月)、英失業保険申請件数、
深夜1時半に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
深夜3時にFOMC経済・金利見通し公表、
深夜3時15分からバーナンキFRB議長記者会見、
などが予定されてます。
(NZ)・英・米の指標には注目です。

<6月21日(木)>

朝7時45分にNZ第1四半期GDP、
午後3時にスイス貿易収支(5月)、
午後4時15分にスイス第1四半期鉱工業生産指数、
午後4時半に独製造業PMI速報(6月)、独サービス業PMI速報(6月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(6月)、欧サービス業PMI速報(6月)、
同午後5時に欧経常収支(4月)、
午後5時半に英小売売上高指数(5月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加小売売上高(4月)、
夜11時に米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月)、
同夜11時に米中古住宅販売件数(5月)、米住宅価格指数(4月)、
同夜11時に米景気先行指標総合指数(5月)、
同夜11時に欧消費者信頼感指数速報(6月)、
などが予定されています。
NZ・独・(欧)・英・米の指標には注目です。
この日にユーロ圏の財務相会合が予定されています。

<6月22日(金)>

午前10時にNBNZ企業信頼感(6月)、
午後4時からEU財務相会合、
午後5時に独IFO景況指数(6月)、
午後4時にスイスKOF景気先行指数(6月)、
夜9時半に加消費者物価指数(5月)
などが予定されています。
独・加の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はスペイン向け支援で最大1000億ユーロ規模
の合意がなされたことでリスク選好とリスク回避との綱引きで、ドル
インデックスは週初に81後半から82後半の激しい上下動となった後に
ユーロドルのショートカバーなどで週末にかけて81.63まで下落する
展開になりました。また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週と同水準の
0.46785%と安定推移になりました。
一方、NYダウは週間で213ドルほど上昇する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、13日の米生産者物価指数(5月)が予想よ
り弱い+0.7%、米生産者物価指数コア(5月)が予想より弱い+2.7%、
米小売売上高(5月 除自動車)が予想より弱い−0.4%、米小売売上高
(5月)が予想とおりの−0.2%、14日の米消費者物価指数コア(5月)が
予想より強い+2.3%、米消費者物価指数(5月)予想より弱い+1.7%、
米新規失業保険申請件数が予想より弱い38.6万件、15日のNY連銀製造
業景気指数(6月)が予想よりかなり弱い+2.29、対米証券投資(4月)が
予想より弱い+256億ドル、米鉱工業生産指数(5月)が予想より弱い
−0.1%、ミシガン大学消費者信頼感指数速報(6月)が予想より弱い
74.1とほぼ軒並み弱く、米経済の回復が減速していることを示す結果
になりました。

米要人発言では、先々週7日のバーナンキFRB議長による「FRBは緊
張高まれば経済・金融システム保護に向け措置を講じる用意がある。
欧州情勢は米金融と経済への著しいリスク。注意深い監視が必要。
雇用のさらなる改善には経済活動の一段の加速が必要。欧州リスク
がエスカレートすれば行動の用意。緩和スタンスを継続。FOMCの
主要議題は経済成長と雇用。労働市場の減速は季節調整と異例の暖
冬で誇張の可能性。経済成長は今後数四半期の間緩やかなペースで
継続。FOMCは金融緩和を拡大する手段を有する。追加措置が正当化
され得ると確信できれば、あらゆる選択肢についてコストと利点を
検討する。QEは経済にさらなる支援を提供できる公算。」との議会
証言での発言が特に注目されますが、先週の米要人発言では、11日
にサンフランシスコ連銀総裁が「欧州債務危機は欧州の銀行を脅か
す金融安定に著しい脅威。最悪の事態なら北米とアジアの金融情勢
改善を損ない得る。」との認識を示し、12日にシカゴ連銀総裁が、
「米国は年末に大きな財政面での不透明感に直面する。強い成長に
向けた金融政策を望む。欧州には明らかなテールリスク。市場は現
状の緩和的な金融政策の一部解除を警戒している。各国中銀による
追加的な協調が必要となれば協議を行う。」との発言をして、14日
にガイトナー米財務長官が「独だけを欧州債務危機問題解決の唯一
の源として責任を負わせるのは不公平。他国も独の姿勢に近づくこ
とが必要。米国は強い欧州を必要としている。欧州の将来は米国に
とって大きな問題。」など認識が示されました。米FOMC一週間前の
ブラック・アウト期間入りのため米要人発言は少なめでしたが、
欧州への懸念とともに、米要人達の金融政策にかかわるスタンスが
ハト派寄りとなっていることが覗われました。

今週の米主要経済指標では、19日の米住宅着工件数(5月)と米建設許
可件数(5月)、20日深夜の米FOMC政策金利とFOMC経済・金利見通し、
そしてバーナンキFRB議長記者会見、21日の米新規失業保険申請件数
と米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月)に米中古住宅販売件
数(5月)と米住宅価格指数(4月)に米景気先行指標総合指数(5月)など
が注目されますが、最重要になるのが20日深夜の米FOMCになります。
米FOMCでは不胎化を行わない追加資産買取やツイストオペの延長が
されるとの市場観測があるようです。


円については、先週の日経済指標では、週末の日銀の政策金利の発表
以外では注目度の高い重要指標の発表がありませんでしたが、日政策
金利では市場予想とおり据え置きが決定され、日銀声明で「金融政策
の現状維持は全会一致。強力な金融緩和を推進している。日本経済は
緩やかに持ち直している。欧州政務問題を巡る懸念など当面注意が必
要。(中略)景気のリスク要因としては、欧州債務問題の今後の展開や
米経済の回復力と新興国や資源国の物価安定と成長の両立など世界経
済の不確実性。日銀は成長基盤強化を支援。強力な金融緩和を推進。
引き続き適切な金融政策運営に努める。」などが示され、追加緩和策
の発表はありませんでしたが、日銀総裁の記者会見では「基金をあと
19兆円積み増す。金融緩和の効果は今後も強まる。市場混乱時には
流動性供給して不安鎮める必要。市場波乱時はドル以外の通貨も技術
的に供給が可能。」として、基金の積み増しと必要に応じてドル以外
の通貨供給もありえることなどが示されました。

また、12日にIMF対日4条協議で「円レートは中期的観点から幾分過
大評価。日銀は資産買入プログラムを始めさらなる金融緩和を実施し
得る。日本の見通しリスクは欧州の影響で明らかに下向きにシフト。
安全への逃避が強まれば為替の変動と一段の円高をもたらし、株価、
企業・消費者の信頼感を圧迫する可能性。日本経済の回復は復興と
民間消費が下支えで今後もしばらく続く。日本のGDP成長率は、12年
が実質約2%、13年が実質約1.75%。日本のCPIは13年まで約ゼロに
留まる見込み。」との見解が示されたことが注目されました。

日銀総裁以外の日要人発言では、13日に日財務相が「円高の景気マイ
ンドへの悪影響を懸念している。緊張感もって注視。適宜適切に対応
していく。」などの発言をして、15日に中尾財務官が「最近の為替市
場は一方的に偏った円高の動きみられる。引き続き為替市場の動向を
注視、適切に対応する。」と発言して、同日に日首相が「最近の円高
の動きは日本経済の実態を反映したものではない。円高の動きは一方
的。G20で懸念を説明。市場の安定にG20首脳が力強い政治的メッセー
ジを出すことが重要。」と発言して、(G20やFOMCがあるので近々実際
に介入が実施されるかは判りませんが)円高警戒レベルが続いていて、
状況によっては行動する用意のあることが示されました。


先週のドル円相場は、(詳述は割愛) 週初から週後半にかけて79円台
半ばをコアとして79.68円から79.20アラウンドでのレンジ相場で推移
した後に、週末の15日の仲値を過ぎたあたりから日銀の政策近の発表
で追加緩和策が見送られるとの観測を先行織り込みする格好で下落し
始めて、そして、実際に日銀の政策発表でも追加緩和が示されなかっ
たことで、ロンドンおよびNY時間でもドル円は軟調傾向で推移して、
78.70円で週の取引を終えました。

今週の円にかかわる指標発表では、20日の通関ベース貿易収支(5月)
などが注目されますが、リスク回避の受け皿ともなる円として、週初
のギリシャ再選挙の動向、そして15日に日首相が「円高の動きは一方
的。G20で懸念を説明。」と発言していることで、G20の声明などが
注目されるとともに、ドル円では対ドル通貨ペアとして20日深夜の
米FOMCが注目されます。また、(G20やFOMCがあるので近々実際に介入
が実施されるかは判りませんが)円高警戒レベルが続いていることで
日要人発言や為替介入にも一応の注意が要りそうです。

今週ドル円相場では、まずは先週安値の78.60を巡る売り買いの攻防
が注目されます。反発上昇した場合は79.00の「00」ポイント、
そして15日高値の79.50から先週高値の79.74のゾーンを巡る攻防、
さらに上昇となった場合は、80.00円の大台の節目「000」ポイントが
注目されます。また、下落となった場合は、78.00の「00」ポイント、
ここを下抜けた場合は米雇用統計後の安値77.66〜77.50のポイント、
さらに下落した場合は、77.00の「00」ポイントが注目されます。


ユーロについては、先週のユーロドル相場は、(詳述は割愛) 前週末
の中国消費者物価指数など中国の指標は弱かったものの、ユーロ圏の
財務相が緊急の電話会合を開き、最大1000億ユーロ規模のスペイン向
け支援で合意となったことを受けて、週初に大きな上窓を空けて始ま
り一時1.2666まで上昇しました。その後、揉み合いを経て、ロンドン
時間から反落して窓を埋め、12日のオセアニア時間に1.2450あたりま
で下落しました。その後、反発して一時1.25台を回復した後に再び
反落して12日のNY時間前半に一時1.2442の安値をつけましたが、再び
反発して1.25台を巡る揉み合いを経て、13日のロンドン時間からしだ
いにギリシャ再選挙が意識されたと思われるショートカバーが優勢に
なり堅調推移になって、週末に1.2639で週の取引を終えました。
週初の窓空けから、ほぼ「行って来い」の相場展開になりました。

今週のユーロの主要経済指標では、19日に独欧ZEW景況感調査(6月)、
21日に独欧の製造業PMI速報(6月)と独欧のサービス業PMI速報(6月)、
欧消費者信頼感指数速報(6月)、22日の独IFO景気動向指数(6月)、
などがありますが、週初はギリシャ再選挙のビッグイベントの動向
が注目されます。選挙結果の大勢が確定するのは日本時間18日の午
後のようですが、17日深夜2時45分からは出口調査の公表が予定さ
れていて、深夜の3時からは開票速報が開始予定となっていますの
で、市場開始にはギリシャ再選挙の動向がユーロドルなどにある程
度の織り込みがされるものと思われます。

2日以降は17日まで世論調査の公表が禁じられて、3日から現在まで
ギリシャ世論の動向の変化の正式な公表はありませんが、5月31日
時点でのギリシャMARC/ALPHAの調査として「緊縮派の新民主主義党
NDの支持率がトップで28.8%。2位に反緊縮派の急進左派連合SYRIZA
が27%。他の緊縮派の全ギリシャ社会主義運動と合わせると、緊縮派
が164議席獲得して全体300議席の過半数を超える可能性。」との観測
報道があり、6月1日のカバ・リサーチのギリシャ世論調査でも「緊
縮財政派の新民主主義党NDの支持率が26.1%、反緊縮派の急進左派連
合が23.6%。」となっていて、また先週14日に非公式世論調査の発表
があったようで、ギリシャのアテネ株式市場が緊縮支持派が政権奪取
との憶測で前日比10%超の大幅高となっていることから、ギリシャの
再選挙では緊縮派が優勢と思われます。

為替市場でも先週のユーロドルは、スペイン10年債利回りが6.5から
初の7%超となったり、フィッチがスペインの銀行18行の格付けを
引き下げたり、ECB半期レポートでスペインの不動産市場が更に15%
下落の可能性があると指摘されたり、イーガン・ジョーンズがスペ
インをBからCCCプラスに格下げしたり、ムーディーズがスペイン国
債の格付けをBAA3に3段階引き下げたり、ギリシャの1-3月期の失業
率が22.6%と過去最高になったり、ムーディーズがオランダの複数の
金融機関を格下げをしたり、これでもかという悪材料の中、ギリシャ
の再選挙の結果を先行織り込みするようにショートカバーで先週末に
かけて反発上昇していますので、軽率な予断はできないものの再選挙
では緊縮派が勝利となる可能性のほうが高そうです。

ただ、ギリシャの再選挙では単独過半数とはならない可能性が高く、
その次の段階として、緊縮派が全体300議席の過半数を得れるかどう
か、連立政権が無事に樹立できるかどうか、が焦点となりそうです。
市場観測の中には、ギリシャ再選挙のイベントの結果を契機として
積み上がっているユーロ売り越の解消が進み、ユーロドルが1.30から
1.32台へ上昇するとの観測がある一方、また米銀の一部ではギリシャ
連立政権が樹立できなく第3回再選挙となる可能性の指摘も聞かれ、
ギリシャ再選挙後のユーロドルの動向が注目されます。

そして、ギリシャ再選挙後は、スペインの懸念が高まっている状況も
ある中において、ユーロ圏財務相の電話会合、18日から19日にかけて
G20首脳会議、20日深夜に米FOMC、21日にユーロ圏の財務相会合、
週末22日にEU財務相会合と、イベントが目白押しで、首脳らがどこ
まで「実効性のある具体的な施策を打ち出せるのか」が重要な焦点
となりそうです。また、14日にロイターが「各国中銀はギリシャ選
挙後に必要に応じて、協調的な流動性供給行う準備を進めている。」
との観測報道をしていることから、各国中銀の動向も注目されます。
そして、対ドル通貨ペアとして20日深夜の米FOMCが注目されますが、
不胎化を行わない追加資産買取やツイストオペの延長がされるとの
市場観測があるようです。


今週のユーロドル相場では、ギリシャ再選挙を受けて週初窓空けと
なる可能性がありますが、チャートとして6月1日の1.2288を安値
としてVボトムの上昇が継続するのか、先週の上昇が4時間足レベ
ルの下降フラッグとなるのか正念場を迎えそうです。現在レベルは
1月16日の安値から2月28日高値の上昇波の基点となった1.2625の
上の1.2639ですが、上昇となった場合では、1.27の「00」ポイント、
ここを上抜けた場合は、1.28の「00」から5月22日高値の1.2824の
ポイント、さらに上昇した場合は、1.29の「00」ポイント、ここを
上抜けた場合は、1.2950アラウンド、さらに上昇した場合は、大台
1.3000の「000」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は1.26の「00」ポイントが注目されますが、
ここを下抜けた場合は、1.2550のポイント、さらに下落した場合は、
1.25の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は6月12日安値1.2442、
さらに下落した場合は1.2400の「00」ポイントなどが注目されます。

そのほか今週は、19日の豪RBA議事録と英消費者物価指数(5月)、
20日の英BOE議事録と英雇用統計、21日の英小売売上高指数(5月)、
なども注目されます。


さて、今回はトレードと凡事のお話 その10 です。


前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「先週は1回お休みを頂いたのじゃが、お元気じゃったかな。」

『あぁ、ジイさん、オレ様はそりゃもうメチャ元気だったぜ。
 ところで、先週はいったいどうしたっていうんだい。』

東京で行われたFX友の会に出席していたのじゃ。
すまんかったのう…。 」

『ふーん。そうだったのかい…。』

「さて…、今日のお話は『高値追い(安値追い)ができる状況』と、
 『押し(戻り)を待つべき状況』の違いについてじゃったのう。」

『うん、そうだよ…。
 下落トレンドにもかかわらず短期で売って負けることもあるし、
 興味深いテーマだぜ。』

「ふむ…。まぁ、基本的にということにはなるのじゃが…。
 『高値追い(安値追い)ができる状況』は、
 価格がさらに安くなる(価格がさらに高くなる)状況を捉える
 その必要があるという意味において、
 ボラティリティの拡大期(状態)が良い条件となる
 ことが多いものじゃ。」

『えっ、なんだって? いつもながら小難しい言い回しだなぁ。
 いったいどういうことだよ。』

「うむ。そうじゃのう…。この状況を観るには
 確率偏差のボラティリティのバンドともいえる
 『ボリンジャー・バンド』という便利なツールがあるのじゃが、
 このバンドが『上下ともに拡大している状況』が
 まぁ、いわゆるボラティリティの拡大期(状態)と
 みなしてよい状況となるのじゃ。」

『高値追い(安値追い)ができるのは、
 バンドが上下に拡大している状況が良いってことか…。
 それが当たり前のことだと。』

「注意点もあるのじゃが、まぁ、簡単にいうとそういうことじゃ。
 このことをFX友の会でお話した時に、
 言葉足らずで『突っ込めるのは足が開いているとき』と
 話してしまったのじゃが…、爆笑となってしまってのう…。」

『あははっ。まるでエロじじい丸出しだな。
 ジイさんあんた、どうせワザと言葉足らずにしたんだろう。』

「為替落語という御題を頂戴していたものでのう、
 ついつい印象に残るようにとヤラかしてしもうたのじゃ。」

『で…「押し(戻り)を待つべき状況」についてはどうなんだい。』

「ふむ…。下落トレンドでは、価格が安値を切り下げ、
 そして高値も切り下げて行くワケじゃが、
 常に下落一本槍ということではなくて、ときに戻りとなって、
 上下動で波を描くように下落していくものじゃからして、
 下落トレンドであれば常に安値追いで
 売ってさえいれば良いということではないのじゃ。
 戻りとなる時に安易に売れば、下落トレンドで売って負ける、
 という皮肉なことにもなるものじゃ。」

『……。』

「バンドが上下ともに下向きとなる下降順行では
 安値が追える場合もあるのじゃが、
 概して『バンドが上下に拡大していない状況』や
 バンドの拡大に陰りが観られる状況は、
 下落トレンドであるならば売りが主軸とはなるも、
 安値安値を追うよりも戻りを待ったほうが『お利巧さん』
 であることが多いものじゃ…。」

『ふーん。そんなもんかねぇ…。
 で…、さっきジイさん、突っ込み売りができる状況について
 注意点があるとか言っていたけどさぁ、何だよそれ。』

「ふむ…。サポート・ラインとの接点アラウンドや、
 −2σや−3σの『初回』の接点(タグ)での戻りの動きには
 バンドが上下に拡大していても注意がいるのじゃ。」

『おい、ジイさん、意味がわかんないぜ。』

「詳しく解説すると長くなるのでのう…。
 それについては、これを参考にしてもらうとしようかのう…。」

『ふーん。そういうことなのか…。』

「まぁ、昨年のスイスSNBのスイスフランの上限設定時のような
 特殊な相場もあるものじゃが、通常の相場を前提とするならば、
 3σを突っ切り、4σや5σにも到達するようなときは、
 ときにリバウンド狙いの逆張りができる場合もあって、
 トレンドに乗るにしても、出遅れで高値や安値を追うよりも、
 一旦の押し戻りを待つほうが良い場合が多いようじゃのう…。」

『必ずということではないにしても、
 そんなときは押し戻りを待つほうが「お利巧さん」であることが
 多いってことだな…。』

「まぁ、そう言えるのではなかろうかのう…。
 では次に、上位時間軸と下位時間軸のかかわりついてじゃが…、」

『ジイさん、今日も話がすっげー長くなってんぞ。
 その話はまた来週にでもしたらどうだい。』

「お前さんがそろそろそう言うと思っとった。」

『あははっ。どうだいオレ様も心得たもんだろう。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



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"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その9


英エリザベス女王の即位60年祝賀行事で女王が最初に訪れたのは
英南部のエプソムでのダービーの競馬観戦だったそうですね。^^

※来週10日(日)の更新はお休みさせていただきます。 m(_ _)m

●先週の主な出来事

<5月28日(月)>

ドルストレートやクロス円が上窓を空けて始まりました。
市場開始後にドル円が反落しました。
オセアニア時間はドル売り優勢の展開になりました。
ロイター通信が、
「26日に行われた各世論調査でギリシャ新民主主義党NDが
ギリシャ急進左派連合SYRIZAを0.5-5.7%わずかにリードした。
政権樹立に必要な定数確保が可能な水準となった。」
との報道をしました。
英サンデータイムズが、
「EUは金融機関からの課徴金を原資として経営難の銀行を
救済する基金を設立する計画に取り組んでいる。」
との観測報道をしました。
日経新聞が、
「ギリシャ政府が出資する中堅銀行2行で
合計100億ユーロもの資本不足を抱えていることが判った。」
との報道をしました。
5月22日付IMM通貨先物でユーロ売り越しが過去最高になりました。
英ホームトラック住宅調査(5月)は前回値より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
午前8時頃からドル円が反発する展開になりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
豪ドル米ドルが堅調傾向で推移しました。
日企業向けサービス価格指数(4月)は予想より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀金融政策決定会合議事録要旨では、
「景気は先行き、緩やかな回復経路に復していく。
依然として様々な不確実性がある。
見通しを確かにするため一段の金融緩和が必要。」
など各委員の見解が示されました。
豪RBA総裁が、
「中国の統計は弱含み。中国経済は注視すべき問題。
中国の統計は欧州の状況を反映したところもある。」
などの認識を示しました。
豪ドルに一時押しの動きがみられました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
その後、日経平均が反落して前週末終値レベルで揉み合いました。
ドル円が軟調に推移しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ムーディーズが「ポルトガルの予算執行は格付けにプラス。」
との見解を発表しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
韓国の株式市場は休みでした。
中国上海株式市場は下落して始まり揉み合いになりました。
その後、ドルストレートが揉み合いになっていきました。
ポンドドルは1.57台を回復しました。
中国の首相が「最貧地域への政府援助を拡大する。」
との発表をしました。
中国上海株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場が前週末プラス圏で堅調推移になりました。
原油先物は91ドル台半ばでの推移になりました。
東京時間後半はドルストレートが再び上昇しました。
ユーロドルが1.26台を回復しました。
スペインのエル・ムンド紙が、
「スペインは銀行の債権整理でさらに300億ユーロ必要の可能性。」
との観測報道をしました。
米格付け会社のムーディーズが、
「中国経済の成長鈍化が長期化すれば
ソブリン信用格付けが引き下げられる可能性がある。
貿易関係の深刻な悪化も格付けを損ねる可能性がある。
政府の強固な財政と金融システムの強化によって
格付けが支えられる可能性もある。」
などの見解を発表しました。
一時、ユーロドルにやや反落の動きがみられました。
ドル円の軟調が続きました。
日経平均は前週末比+12.76円で大引けになりました。
午後3時過ぎにドル円がやや反発をみせました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
シカゴ先物のNYダウが84ドル高と堅調に推移しました。
アジアの株式市場が堅調に推移しました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
独とスペインの10年債利回格差が505bpと最大レベルになりました。
伊景況感指数(5月)は前月よりかなり弱い86.2になりました。
欧州の株式市場が上昇幅を縮小する展開になりました。
スペインの銀行株が急落しました。
ユーロドルなどドルストレートが反落する展開になりました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
ポンドドルが1.57台を割り込みました。
ドル円が再び下落する展開になりました。
伊の2014年5月償還ゼロクーポン債の入札では、
「目標とおりの35億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い4.037%、
応札倍率が前回より低い1.66倍。」などになりました。
欧州の株式市場が再び上昇する展開になりました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円は軟調傾向の揉み合い推移が続きました。
スペイン10年国債利回りが一時6.5%超と今年最高になりました。
その後、欧州株式市場が再びやや上げ幅を縮小して揉み合いました。
ドルストレートが再びやや反落して揉み合いになりました。
スペインの財務省が、
「年内に予定されている国債の大量償還には充分に対応できる。」
との発表をしました。
スペインの首相が、
「欧州はより金融と財政の統合が必要。
欧州はユーロに対する不透明感を払拭してユーロを堅守すべき。
銀行救済の規模については調査結果を待つ必要がある。
スペインの銀行に関して欧州による支援の必要はない。
ECBにバンキア救済について要請していない。
スペイン政府は銀行への資本注入についての最善策を研究中。
カタルーニャ州の財政は破綻していないが流動性の問題がある。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46685%になりました。
NY時間が近づく頃からドル円が反発をみせました。
ユーロドルが軟調傾向で推移しました。
ユーロポンドが軟調に推移しました。
ECBのクノット理事が、
「ポルトガルの財政は大幅に改善している。
防火壁を備え全般にユーロ圏は良い状況になりつつある。」
との認識を示しました。
一部メディアが、
「スペイン政府は国債を通じた銀行の資本増業計画を
ECBに特に通知していない。」との報道をしました。
NY市場はメモリアルデーで休みでした。
欧州の株式市場が前週末比マイナス圏へ反落しました。
午後10時過ぎにユーロドルが反落を強め1.25台前半に下落しました。
豪ドル米ドルに反落の動きがみられました。
ポンドドルは上下動の揉み合いになりました。
独2年債利回りが0.027%あたりまで低下しました。
原油先物が91ドル台前半で推移しました。
欧州の株式市場がやや反発して前週終値レベルで揉み合いました。
ドル円が79円台半ばへ上昇しました。
深夜12時半頃からドルストレートが一時反発をみせました。
ドル円が一時反落する展開になりました。
独仏の株式市場は小幅安で大引けになりました。
その後、ドルストレートがやや反落して小幅揉み合いになりました。
ドル円は再びやや反発して小幅な揉み合いになりました。
EU大統領が「債務を管理するために持続的な経済成長が必要。」
との認識を示しました。
英BOEのブロードベント委員が、
「増大したユーロ圏の不安は当面、英国に影響を及ぼし続ける。
最悪のリスクが現実のものとなればBOEはそれに対応して行動。
銀行に対する資本増強圧力はリスク環境から生じている。
金融緩和は不可欠だが万能ではない。
利下げしてもそれほど効果出ない可能性があり、
我々は適切な手段だとは確信していない。
現在の政策スタンスが充分なものと信じている。」
などの発言をしました。
加の財務相が、
「加の財政のファンダメンタルズは依然としてしっかりしている。
加の銀行のユーロ圏へのエクスポージャーは小さい。」
などの認識を示しました。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアが小幅な揉み合いが続きました。
NYダウや米債券市場はメモリアルデーで休みでした。

<5月29日(火)>

ロイター通信が、
「ギリシャ財務省が国内大手銀行4行に資本増強として180億ユーロ
が支払われたことを明らかにした。これにより同4行はECBのオペが
利用可能になる。」との報道をしました。
日本経済新聞が、ギリシャのトマビ紙の記事として、
「国際支援がなければギリシャ政府の資金繰りは6月末にも
行き詰るとの見通しを示したパパデモス前首相のメモでは、
税収減のほか、EFSFの融資一部保留で6月中旬から政府の資金繰り
が極度に悪化、同20日から10億ユーロが不足して財政はIMFとEFSF
の金融支援に前面依存する。」との前首相のメモを報道しました。
ロイター通信が、ギリシャ政府関係者からの情報として、
「ギリシャは税収増なくば1次支援残30億ユーロ利用もありえる。」
との観測報道をしました。
午前7時過ぎからドル円が反発をみせました。
ドルストレートがしだいに下落する展開になりました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
日失業率(4月)は予想より弱い4.6%になりました。
日全世帯実質消費支出(4月)は前年比で+2.6%になりました。
日小売業販売額(4月)は前年比で+5.8%になりました。
ユーロドルやポンドドルが前週末終値まで下落して窓を埋めました。
ドル円が79円台後半へ上昇しました。
日財務相が、
「6月1日より日中為替直接交換開始する
具体的に日中の政府・民間部門が協力できたことを歓迎する。
取引コストの低下など受けて日中間の市場が効率化する。
個人向け国債の販売額減少は想定の範囲内。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル買い優勢の相場展開になりました。
午前9時半頃からドル買いが一服になりました。
ドル円が79円台半ばをやや下回るあたりまで反落しました。
日経済相が、
「欧州情勢は日本経済の下ぶれリスク。注視していく。
日本経済は緩やかに回復しつつある。」
などの認識を示しました。
アジアの株式市場は前日終値レベルで揉み合いの後に反発しました。
ダウ先物が徐々に反発する展開になりました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
サマーズ元米財務長官が、
「欧州情勢をかなりの懸念を持ってみている
ギリシャが緊縮策なしにユーロ残留という選択肢ない。
欧州は問題脱却のために充分に行動していない。
他の国への感染がなければ
ギリシャのユーロ離脱の世界的な影響は管理可能。
中国は今後10年間に7%を下回る時期がある可能性。」
などの見解を示しました。
ポルトガル中銀総裁のリポートでは、
「ポルトガルの消費者は金融システムに高い信頼を寄せている。
銀行預金の伸び率は高い。
高水準の失業率に代表される 国内経済の脆弱性が
家計と企業のバランスに重大なリスクになっている。」
などの見解を示しました。
米WSJ紙が、
「スペインの借り入れコストは28日、再び過去最高水準に達した。
同国首相は市場の鎮静化に向けEUへの協力要請を余儀なくされた。」
との観測報道をしました。
正午過ぎにドル円やクロス円が反発をみせました。
日経平均がプラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場は堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は堅調に推移しました。
日経平均は前日比+63.93円で大引けになりました。
午後3時過ぎからドル円が反落して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
独輸入物価指数(4月)は予想より弱い−0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀の2011年度の最終損益が5290億円の黒字になりました。
日格付け情報センターR&Iが、
「スペインの格付けをAAからAに変更する。」と発表しました。
英BOEのデール委員が、
「欧州のあらゆるイベントが英経済に影響を与える。
現在の英中銀の政策は非常に景気刺激的。
今年は徐々に回復するとみている。
インフレ率は一段と低下する必要がある。
緩和策第2弾の影響が波及するにはまだ時間がかかる可能性。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場が1.20%高で大引けになりました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調に推移しました。
ダウ先物が揉み合いながらも上昇しました。
原油先物が91ドル台後半へ反発しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
午後5時過ぎにドルストレートが反落して揉み合いました。
欧州の株式市場が反落する展開になりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
スペイン中銀月報では「第2四半期も経済活動は縮小の見通し。」
などが示されました。
ロイター通信が、
「スペイン政府は地方政府債務支援に向けた新たなメカニズムを
6月1日に導入へ。」との報道しました。
伊の6ヶ月債の入札では、85億ユーロ発行されて、
「平均落札利回りが2011年12月以来の高水準の2.104%、
応札倍率が前回より低い1.61倍」などになりました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
中国の国営新華社通信が、
「中国は大規模な刺激策を新に導入するつもりはない。」
との報道をしました。
豪ドルが急落しました。
英仏の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
独10年債利回りが過去最低の1.347%まで低下しました。
その後、主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場が反発をみせました。
中尾財務官が、
「日本は外為市場を注視している。急激な円上昇は非生産的。」
との認識を示しました。
独消費者物価指数速報(5月)は前年比で予想より弱い+1.9%でした。
スペイン政府が、
「1-4月の中央政府の赤字は対GDP比1.43%。政府予想に一致。」
との発表をしました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
その後、ダウ先物が揉み合いになりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
午後10時が近づく頃からドル円がやや反落しました。
米10年債利回りは1.7208%あたりになりました。
米ケースシラー住宅価格指数(3月)は予想より強い−2.57%でした。
午後10時過ぎからドルストレートが一時反発をみせました。
仏短期債の入札では、総額78.99億ユーロ発行されて、
「13週間物が41.93億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い0.084%、
応札倍率が前回より高い2.466倍。」
などになりました。
スペインの株式市場が2.5%安と軟調に推移しました。 
ユーロドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
NYダウは上昇して始まりました。
NYダウや欧州株式市場は堅調傾向で推移しました。
原油先物が一時92ドル台に乗せました。
米消費者信頼感指数(5月)は予想より弱い64.9になりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが下落しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて上げ幅を縮小しました。
米格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「スペインの格付けをBB−からBに引き下げる。」
との発表をしました。
深夜12時半頃からユーロドルなどドルストレートが急落しました。
ユーロドルが1.2461に下落して本年最安値を更新しました。
NYダウが反落する展開になりました。
米10年債利回りが1.71%あたりに低下しました。
原油先物が90ドル台前半へ急落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロ円が一時99円台を割り込む場面がありました。
スペイン中銀の総裁が1ヶ月早く退任すると発表されました。
深夜2時頃からドルストレート下落一服になり揉み合いました。
ドル円がやや反発をみせました。
NYダウが揉み合い推移になりました。
仏の大統領が、
「仏国内の最低賃金を上げたい。仏の財政赤字の目標は変えない。
裕福なギリシャ人は責任を果たさなければならない。」
などの発言をしました。
ギリシャのGPO世論調査では、
「ギリシャ国民の66%は連立政権を望む。
ギリシャ国民の81%はユーロ残留を望む。
ギリシャ国民の52.4%はユーロの救済条件を支持。
新民主主義党の支持は23.4%。急進左派連合の支持は22.1%。
全ギリシャ社会主義運動の支持は13.5%。」などの結果になりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが再び反発する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が反発しました。
ユーロドルが一時1.25台を回復しました。
米10年債利回りは1.74%あたりになりました。
NY原油(WTI)は90ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+125.86ドルでこの日の取引を終えました。

<5月30日(水)>

オセアニア時間はドルストレートがやや反落しました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
NZ住宅建設許可件数(4月)は予想よりは強い−7.2%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物がやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
日銀の山口副総裁が「国内需要は予想より好調。」
との認識を示しました。
ロイター通信が、政府筋の情報として
「スペインは向こう数ヶ月に議会に予算案を提出する際、
2012-2014年の中期財政再建計画についても提示する方針。」
との報道をしました。
榊原元財務官が、日韓興行新聞のインタビューで、
「今のドル円相場は深刻な状況ではない。
行き過ぎた円高とは思わない。
当面は1ドル75〜80円のレンジだと思う。
欧州危機深刻化なら1ドル70円前半突入もありえる。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円は79円台半ばあたりで上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
日銀総裁が、
「日本の経常収支黒字基調は当分変わりがない。
マネーの増加とインフレ率の相関は先進国で近年弱まっている。
90年代以降は日本ではインフレと人口変動率に正の相関。
中国の生産年齢人口増加率は2020年にはマイナスになる見込み。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
豪小売売上高(4月)は予想より弱い−0.2%になりました。
豪ドルが下落しました。
豪ドル米ドルが0.98台を割り込みました。
ユーロドルなども連れ安で下落する展開になりました。
原油先物が90ドル台前半へ下落しました。
ロムニー氏の米共和党大統領候補指名が確定しました。
正午頃からドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ドル円はやや反落して揉み合いが続きました。
日首相が「小沢元代表と(消費税等の)合意形成に至っていない。」
との発言をしました。
スペインのエル・パイス紙が電子版で、
「スペインの財政赤字削減目標の達成期限について、
13年から14年へ延長承認するようEU各国財務相に求める見通し。」
との観測報道をしました。
金融安定理事会FSBのカーニー議長(BOC総裁)が、
「最近リスク回避の動きが増加している。FSB会合は成功だった。」
などの発言をしました。
ダウ先物は上下動の揉み合いで推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での揉み合いが続きました。
格付会社ムーディーズが、
「フィンランドの格付けはAAA。見通しは安定的。
世界危機はフィンランド経済に大きな影響を与えている。
フィンランドの格付けは同国の経済の抵抗力を反映している。」
などの発表をしました。
日経平均は前日比−23.89円で大引けになりました。
午後3時過ぎにユーロドルが一時やや反発をみせました。
スイスKOF先行指数(5月)は予想より
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
午後4時過ぎに主要通貨ペアが下落する展開になりました。
ポンドドルが1.56台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.24台半ばを割り込み下落しました。
ダウ先物が下落しました。
ユーロ円が99円台を割り込み下落しました。
仏失業者数(4月)は増加して1999年9月以来の289万人になりました。
独とスペインの10年債利回り格差が519bpと過去最大になりました。
スペイン経済省報道官が、
「バンキアについてECBに相談はしていない。
市場からの資金調達による資本再編が引き続き第一の選択肢。」
との発表をしました。
スペインの首相が、
「欧州は流動性支援のための措置を取らなければならない。
EUに債務の持続性を支援するよう要請する。
欧州は将来のECBの役割について議論すべき。
EUは統合の一環として欧州共同債を協議する必要。」
などの発言をしました。
スペイン株式市場が1.7%超下落しました。 
英消費者信用残高(4月)は予想より強い+3億ユーロ、
英住宅ローン承認件数(4月)は予想より強い5.18万件でした。
市場反応は限定的でした。
欧消費者信頼感指数確報(5月)は予想とおりの−19.3、
欧況判断指数(5月)は予想よりかなり弱い−0.77になりました。
スペイン中銀総裁が、
「ECBだけでは根本的な問題は解決できない。
2011年は景気後退のため赤字削減は困難。
スペインは目標達成のために緊縮と増税が必要。
スペイン経済の主要な問題点は信認である。
バンキアの救済がどれほどの規模になるか不明。
政府はバンキア救済の方法を決定していない。
バンキアの損失に関する影響は不明。」
などの発言をしました。
スペイン5年債利回りが6.019%に上昇しました。
ECBが、
「リファイナンスオペから除外していたギリシャの銀行に
近くオペの活用を認める。」との発表をしました。
独の経済相が、
「スペインを含むユーロ圏全体に影響を及ぼしている問題は、
新財政協定の迅速な批准によって対処可能。」
との見解を示しました。
伊国債の入札では、
「2017年償還債が目標35億ユーロに対して33.91億ユーロ発行。
利回りが前回よりかなり高い5.66%。
応札倍率が前回より高い1.35倍。
2022年償還債が目標27.5億ユーロに対して23.41億ユーロ発行。
利回りが前回よりかなり高い6.03%。
応札倍率が前回より低い1.40倍。」などになりました。
午後6時過ぎにドル円が79円に迫るあたりまで急落しました。
ユーロ円が98円台前半に下落しました。
伊10年債利回りが6.011%に上昇しました。
スペインの経済相が、
「バンキアの資本再編は銀行再編基金を通じて実施。
債券利回りはギリシャ再選挙とEU首脳会議の後に縮小すると確信。」
との発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
欧州委員会のスタッフリポートで、
「救済基金ESMによる直接的な銀行資本増強の想定に前向き。
ECB政策は緩和的で一段の刺激策講じる余地は小さい。
ガバナンス強化は共通債に道を開くのに役立つ。」
などが示されました。
午後8時頃ユーロドルなどドルストレートが一時急反発しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発して下げ幅を縮小しました。
ポンドドルが一時1.56台を回復する場面がありました。
EU欧州連合が、
「ユーロ圏は銀行連合に移行すべき。
スペインはVATや燃料税や減税措置削減により歳入増が可能。」
などの見解を示しました。
NY時間序盤は再びドルストレートが反落しました。
欧州の株式市場やダウ先物が再び下げ幅を拡大しました。
レーン欧州委員が、
「スペインの財政赤字目標の期限を1年延長する用意がある。
延長の条件は2013-2014年の赤字削減の厳格な計画を示すこと。」
との発言をしました。
加鉱工業製品価格指数(4月)は予想より弱い±0.0%、
加原材料価格指数(4月)は予想とおりの−2.0%でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャのVPRCが実施した最新の世論調査では、
「急進左派連合SYRIZAが30%の支持、
新民主主義党NDが26.5%の支持。」との結果になりました。
ユーロが下落しました。
独2年債利回りが一時0.007%と過去最低水準になりました。
NYダウは大幅下落で始まりました。
ドル円が79円台を割り込み下落しました。
豪ドル円が77円台を割り込み下落しました。
ユーロ円が98円台を割り込み下落しました。
米中古住宅販売保留(4月 成約)は予想より弱い−5.5%になりました。
主要通貨ペアに下落反応がみられました。
ユーロドルが1.24台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが一時1.6475%と過去最低水準になりました。
NYダウが160ドル超下落しました。 
原油先物が87ドル台に下落しました。
ギリシャのPULSE/PONTIKIの世論調査では、
「新民主主義党NDと急進左派連合SYRIZAの支持率は
ともに24.5%で拮抗。」という結果になりました。
英BOEのデール委員が、
「もしも英経済の弱さが供給側の問題になるなら、
量的緩和を実施しても対策の答えとはならない可能性。
現在の政策スタンスは概ね正しい。
現在のポンドの水準は経済を支援する。」
などの認識を示しました。
独2年債の利回りが一時0%になる珍事が起きました。
深夜12時頃から一時主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ユーログループ議長が、
「成長支援のためのユーロ共同債を発行案はまだ机上にある。」
との認識を示しました。
ダドリーNY連銀総裁が、
「景気減速なら追加緩和が必要。
経済資源の緩みが急ならば追加緩和の利益はコストを上回らない。
政策金利は現在水準で少なくとも2014年末まで留まる。」
などの発言をしました。
ダラス連銀総裁が、
「住宅市場は回復しているように思われる。
金融システムには大量の流動性が供給されている。
税制やヘルスケアの不透明感が雇用の妨げになっている。」
などの認識を示しました。
NY時間終盤にかけてドルストレートが再び下落しました。
ポンドドルが1.55台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.2361と2年ぶりに安値を更新しました。
ドル円は反発をみせて79円台を回復しました。
米10年債利回りは1.617%と過去最低水準になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−160.83ドルでこの日の取引を終えました。

<5月31日(木)>

ボストン連銀総裁が、
「失業率を早いペースで低下させるには追加緩和も一つの手段。
企業の人員需要が弱く現在の状況は非常に脆弱。
年内の米失業率は現在の8.1%近くで推移する可能性。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はダウ先物が揉み合いになりました。
原油先物が87ドル台半ばで揉み合いました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
英BOEのポーゼン委員が、
「欧州問題がさらに悪化して大事に至る可能性は充分にある。」
との認識を示しました。
英GFK消費者信頼感調査(5月)は予想よりは強い−29でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃からドル円が再び79円台を割り込みました。
日鉱工業生産指数速報(4月)は予想より弱い+0.2%でした。
日経平均は大きく下落して始まりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りが一時1.5933%の過去最低になりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが0.97台を割り込みました。
ポンド円が122円台を割り込みました。
日10年債利回りが2003年7月以来の0.81%に低下しました。
豪財務次官が「必要ならば追加利下げを実施する余地は大きい。」
との発言をしました。
ロイター通信が、
「欧州委員会はスペインの財政赤字削減期限延長と、
ユーロ圏救済基金から銀行への直接資本増強について提言。
スペインにとって命綱となる可能性。」
との報道をしました。
ドルストレートの下落が一服になりました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
豪住宅建設許可件数(4月)は予想よりかなり弱い−8.7%、
豪第1四半期民間設備投資は予想より強い+6.1%になりました。
他のストレートの反発もあり豪ドルに一時やや反発がみられました。
その後、ドルストレートは揉み合い推移になりました。
アジアの株式市場がやや下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
日財務相が、
「(円高は)日本のファンダメンタルズを全く反映していない。
投機筋の動きで過度に変動するようであれば事態を注視する。」
との発言をしました。
ドル円の下落が一服になりました。
ダウ先物は上下動の揉み合いが続きました。
東京時間後半はユーロドルなどがやや反発をみせました。
日新設住宅着工戸数(4月)は前年比で予想より強い+10.3%、
日建設工事受注(4月)は前年比前月より強い+16.2%になりました。
アジアの株式市場や日経平均がやや下げ幅を縮小していきました。
セントルイス連銀総裁が、
「追加緩和は状況悪化ではあり得るが現時点では想定していない。
最近の米経済指標はまちまちだが穏やかな成長の見通し。
ギリシャはEUに大きなダメージなくユーロを離脱できるだろう。」
などの認識を示しました。
スイス第1四半期GDPは前期比で予想より強い+0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間終盤にかけて主要通貨ペアが反発しました。
豪ドル米ドルが0.97台を回復しました。
ダウ先物が反発する展開になりました。
英BOEのビーン副総裁が、
「必要なら一段の資産買い取りもありえる。
必要であれば国内銀行の支援も行う。」
などの発言をしました。
日経平均は下げ幅を縮小して前日比−90.46円で大引けました。
独小売売上高指数(4月)は予想より強い+0.6%でした。
英ネーションワイド住宅価格指数(5月)予想より強い+0.3%でした。
主要通貨ペアがやや上昇傾向で推移しました。
ポンド円が一時122円台を回復しました。
日経済相が、
「欧州の経済状況が非常に不安定。先行きに不透明感がある。
国内景気は緩やかに回復しているが海外要因が影響。
今後とも欧州情勢はわが国の景気に下振れリスク。
しっかり引き続き注視していきたい。」
などの発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「中国の景気拡大ペースは間違いなく減速しているが、
中国のハ−ドランディングの確率はかなり小さい。」
との見解を発表しました。
午後3時半過ぎに主要通貨ペアの反発が一服になりました。
原油先物は87ドル台後半で揉み合いました。
仏の財務相が、
「仏は財政収支目標を達成する。
仏経済は潜在成長率を下回っている。」
などの発言をしました。
IIFのダルーラ専務理事が、
「スペイン政府債務の再編は不要。欧州救済基金が
スペインの銀行に直接出資することが解決策になる。」
との見解を示しました。
日銀総裁が、
「資産価格それ自体を目標として政策運営は行わない。
資産価格の変動が物価や経済に影響与えることを考慮。
急激な円高は実体経済に影響。充分に注視している。
為替レートを規定する大きな要因は
グローバルな投資家のリスク許容度である。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は小幅高で始まりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反発上昇しました。
伊10年債利回りが5.905%あたりに低下しました。
ドラギECB総裁が、
「ECBは政府による対応の不足を補うことはできない。
各国首相らはユーロに対する見通しを明確にする必要。
ESMの活用によって楽観しているが
問題は政府の助言なしにESMが銀行を(直接)救済できるか。」
などの発言をしました。
その後、欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
仏と独の株式市場が一時マイナス圏へ反落する場面がありました。
午後4時半過ぎにドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ドル円は揉み合いになりました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
独失業率(5月)は予想より強い6.7%になりました。
限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ存続のために影響波及を阻止する能力を高める必要。」
との認識を示しました。
ダウ先物や欧州株式市場が揉み合いながら反発をみせました。
主要通貨ペアが揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.24台を回復しました。
ポンドドルが1.55台を回復しました。
伊の中銀総裁が、
「救済基金の銀行直接支援を可能にすべきである。
ユーロ圏は政治統合への明確な道筋を示す必要。
問題抱える国には構造改革が必要。
伊の銀行には貸し出しを増やす兆しがある。」
などの見解を示しました。
スイスSNB副総裁が、
「スイス経済を全ショックから守ることできない。
スイスフランの上限を断固として守る。
フランは依然としてかなり過大評価されている。」
などの発言をしました。
欧消費者物価指数速報(5月)は予想より+2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
伊の首相が、
「ユーロ圏危機の影響が波及するリスクがある。
金融システム全体に弱さがある。」との認識を示しました。
EU欧州連合が、
「ESMによる直接的な銀行への資本増強の可能性はないだろう。」
との発表をしました。
格付け会社のフィッチが、
「バスクなどスペインの7地方を格下げする。」と発表しました。
欧州の株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小して揉み合いました。
主要通貨ペアがやや反落して揉み合う展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
伊の上院がモンティ政権の労働市場改革を承認しました。
限定的ながら一時ユーロ買い反応がみられました。
クリーブランド連銀総裁が、
「現在の大幅な金融緩和は適切。
経済見通しの相当の変化があれば2014年の文言に変化もありえる。
雇用市場の弱さがどの程度構造的なものかを推測するのは困難。
実体経済は引き続き相当の循環的な弱さを示している。
数ヶ月間の雇用指標で見方を変化させることはない。
欧州情勢は米経済にとってリスク要因。注意深く監視する必要。」
などの見解を示しました。
米ADP雇用統計(5月)は予想より弱い+13.3万人になりました。
ドル円など主要通貨ペアがやや反落しました。
ダウ先物や欧州株式市場に反落の動きがみられました。
加第1四半期経常収支は予想よりは強い−103億加ドルでした。
米第1四半期GDP改訂値は予想とおりの+1.9%、
米第1四半期個人消費改訂値は予想より弱い+2.7%、
米第1四半期GDP価格指数改訂値は予想より強い+1.7%、
米第1四半PCEコア・デフレータは予想とおりの+2.1%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.3万件になりました。
ドル円など主要通貨ペアが下落する展開になりました。
ダウ先物が反落しました。
欧州の株式市場が反落する展開になりました。
NYダウは前日終値レベルでの揉み合いで始まりました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
原油先物は87ドル台後半で揉み合いました。
シカゴ購買部協会景気指数(5月)は予想より弱い52.7でした。
ドル円が78円前半へ下落しました。
主要通貨ペアが下落しました。
NYダウや欧州の株式市場がマイナス圏へ下落しました。
IMF報道官が、
「スペインはいかなる金融支援も要請していない。
同国への金融支援めぐる計画は策定していない。」
との発表をしました。
米10年債利回りが一時1.54%に低下しました。
独30年債利回りが1.765%と初めて日30年債利回りを下回りました。
ポンドドルが1.54台を割り込み下落しました。
スペインの5年物国債CDSが過去最高値になりました。
ユーロ円が97円台を割り込み下落しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が221.3万バレル増加しました。
原油先物が86ドル台前半に下落しました。
ユーロ円が96.50円と年初安値更新し11年半ぶり水準になりました。
独10年債利回りが初めて1.2%を下回りました。
伊中銀総裁が、
「ユーロ加盟国の過剰政府債務の管理で償還基金制度の活用を支持。
ESMを利用して国債買い入れや銀行への介入を適宜行う必要。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、MARC/ALPHAの調査として、
「緊縮派の新民主主義党NDの支持率がトップで28.8%。
2位に反緊縮派の急進左派連合SYRIZAが27%。
他の緊縮派の全ギリシャ社会主義運動と合わせると、
緊縮派が164議席獲得して全体300議席の過半数を超える可能性。」
との報道をしました。
深夜12時半頃からドルストレートが反発をみせました。
WSJ紙が、
「スペイン政府がバンキアを支援できなくなれば、
IMFが支援を検討している。」との観測報道をしました。
NYダウが前日比プラス圏へ反発上昇して揉み合いました。
ポンドドルが1.54台を回復しました。
IMF報道官が「全加盟国に関し異なるシナリオを常に協議してる。」
との発言をしました。
スペイン政府が、スペイン緊急対策めぐる報道に関して、
「IMFがスペインに関し何らか措置を取っていることはない。」
との発表をしました。
ギリシャ急進左派連合のツィプラス党首が、
「最悪の(条件の)支援策は中止する必要がある。
ギリシャのユーロ離脱の危険性はなくドラクマを復活もない。
支援策を一旦中止後に再度交渉する必要がある。」
などの発言をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合いで推移しました。
IMFのラガルド専務理事が、
「スペインの副首相とは建設的な議論ができた。
特に支援の要請もなくその作業も行ってはいない。」
NYダウは終盤にかけてやや反落しました。
米10年債利回りは1.561%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−26.41ドルでこの日の取引を終えました。

<6月1日(金)>

ロイター通信が、アイルランド政府筋の情報として、
「新EU財政条項に対する国民投票では60%以上の得票率で
批准される見込み。」との観測を発表しました。
オセアニア時間ではドル買い傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
ポンドドルが再び1.54台を割り込みました。
豪AIG製造業指数(5月)は前月より弱い42.4になりました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
日財務相が、
「行き過ぎた動きがあれば断固とした対応をする。
一方的な円高は日本経済を反映していない。
過度な為替の変動が望ましくないことはG7で確認している。」
などの発言をしました。
ドル円がしばらく反発上昇しました。
日財務省の1-3月期の法人企業統計では、
「設備投資額は全産業で前期より弱い3.3%、
ソフトウェア除く全産業で前期より弱い3.5%。」
などになりました。
日経平均は下落して始まりました。
中尾財務官が、
「過剰な円高はマインドにマイナス。動向を注視している。」
との発言をしました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが0.97台を割り込みました。
中国製造業PMI(5月)は予想より弱い50.4になりました。
ドルストレートが下落しました。
ユーロドルが1.2323と年初来安値を更新しました。
ダウ先物が下落した後に揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
アジアの多くの株式市場が下落して始まりましたが、
中国上海株式市場は上昇して始まりました。
ユーロドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
人民元と円の直接取引では100円=8.0686元が基準値になりました。
また、変動幅は基準値から上下3%に制限されました。
午前11時頃からドル円が反落しました。
香港の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
中国HSBC製造業PMI確報(5月)は速報値より弱い48.4になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は揉み合いになりました。
日新発5年債の利回りが9年ぶりの0.195%に低下しました。
カバ・リサーチのギリシャ世論調査では、
「緊縮財政派の新民主主義党NDの支持率が26.1%、
反緊縮派の急進左派連合が23.6%。」などの結果になりました。
東京時間の午後はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
伊の中銀総裁が、
「ECBは金融状況が物価安定にリスクをもたらす事態となれば
行動する用意がある。現在、銀行の流動性の問題は見られない。」
などの発言をしました。
午後2時頃からドルストレートが反発上昇しました。
日経平均は前日比−102.48円の8440.25円で週取引を終えました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
上海や香港の株式市場が一時マイナス圏へ反落しました。
午後3時過ぎからユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
独2年債利回りが一時−0.002%まで低下しました。
中国上海株式市場が終盤にかけ再びプラス圏へ反発しました。
スペインンのエコノミスタ紙が、
「スペイン政府が銀行への直接支援で欧州当局と協議中。」
との報道をしました。
スペイン製造業PMI(5月)は09年5月以来の42.0に低下しました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが下落しました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
仏株式市場は上昇して始まった後に反落して揉み合いました。
英の株式市場は上昇して始まり揉み合いになりました。
独の株式市場は下落して始まりました。
スイス実質小売売上高(4月)は前回値より弱い+0.1%でした。
スイスSVME製造業PMI(5月)は予想より弱い45.4になりました。
市場反応は限定的でした。
独製造業PMI確報(5月)は予想より強い45.2になりました。
欧製造業PMI確報(5月)は予想より強い45.1になりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
午後5時過ぎからドル円が反落しました。
クロス円が下落して軟調に推移しました。
ポンド円が120円台を割り込みました。
英製造業PMI(5月)は3年ぶりの低水準の45.9になりました。
ポンド売り反応がみられました。
欧州の株式市場が下落してマイナス圏での推移になりました。
ダウ先物が下落しました。
欧失業率(4月)は予想とおりの11.0%になりました。
主要通貨ペアが下落しました。
ポンドドルが一時1.53台を割り込み下落しました。
原油先物が85ドル台を割り込みました。
午後6時半頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ダウ先物の下落も一服になりました。
欧州の株式市場は軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が、政府筋の情報として、
「スペイン政府は自治州の資金繰り緩和に向けた新制度の採用を
少なくとも1週間延期した。」との報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46785%に上昇しました。
午後8時半過ぎから主要通貨ペアが再び軟調に推移しました。
米非農業部門雇用者数(5月)は予想よりかなり弱い+6.9万人、
米失業率(5月)は予想より弱い8.2%、
米民間部門雇用者数(5月)は予想よりかなり弱い+8.2万人、
米個人所得(4月)は予想より弱い+0.2%、
米個人消費支出(4月)は予想とおりの+0.3%、
米PCEコア・デフレータ(4月)は予想よとおりの+1.9%になりました。
発表直後は主要通貨ペアが下落しましたが、
ドルストレートが反発をみせて上下動の揉み合いになりました。
ドル円やクロス円が下落しました。
米30年債利回りが過去最低の2.5089%に低下しました。
米10年債利回りが一時1.452%に低下しました。
加GDP(3月)は予想より弱い+0.1%、
加第1四半期GDPは予想とおりの+1.9%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ユーロドルが一時1.2288と年初来安値を更新しました。
ドル円が一時78円台を割り込みました。
豪ドル米ドルが一時0.96を割り込みました。
ユーロ円が一時95.60円あたりに下落しました。
その後、ドル円が急反発して上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場は急落しました。
原油先物は83ドル台を一時割り込みました。
午後10時頃からドルストレートやクロス円が反発上昇しました。
ドル売り動意が強まりユーロドルが一時1.24台を回復しました。
NYダウは大幅下落で始まりました。
ポンドドルが一時1.54台を回復しました。
豪ドル米ドルが一時0.98台を回復しました。
欧州の株式市場が一時やや下落幅を縮小しました。
ホワイトハウスの報道官が、
「米経済は欧州危機やガソリン価格の高騰など厳しい逆風に直面。
米経済は成長しているが充分な早さではなく、
やるべきことはたくさん残されている。」
との発表をしました。
米ISM製造業景況指数(5月)は予想より弱い53.5で、
構成項目の雇用指数が56.9に低下しました。
米建設支出(4月)は予想より弱い+0.3%になりました。
ドルストレートに上昇反応がみられました。
NYダウが前日比200ドル超の下落になりました。
その後、ドルストレートが反落する展開になりました。
アイルランド国民投票でEU財政協定が賛成64%で承認されました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが再び反発しました。
中尾財務官が、報道機関の質問に
「政府・日銀が介入したかどうかについてはノーコメント。」
と発言を避けました。
ユーロ加盟国キプロスの大統領が、
「EUに金融支援を要請する可能性は排除できない。
金融機関が保有するギリシャ国債がその要因。
ギリシャのユーロ離脱はユーロ圏に壊滅的影響を及ぼす可能性。」
との発言をしました。
ユーロドルは上下動しながらも上昇しました。
他のドルストレートは揉み合い推移になりました。
ドル円が揉み合い推移になりました。
加ドルは軟調傾向で推移しました。
オバマ米大統領が、
「米国は景気後退からの回復と戦っている状況にある。
希望したほどの速さでの雇用回復には至っていない。」
との認識を示しました。
NYダウは軟調に推移しました。
JPモルガンが
「米第3四半期の米GDP見通しを3%から2%に下方修正する。」
と発表しました。
ECBのクーレ専務理事が、
「銀行が直接的に基金に支援要請ができるようにする必要がある。
銀行問題の解決スキームと預金保険の統合は長期的な課題。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは1.455%になりました。
NY原油(WTI)は83ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−274.88ドルの12118.57ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<6月4日(月)>

※NZがと英が祝日です。

午後12時半から日銀総裁の講演、
午後6時に欧生産者物価指数(4月)、
夜11時に米製造業受注指数(4月)、
などが予定されています。

<6月5日(火)>

※英が祝日です。

午前10時半に豪第1四半期経常収支、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(5月)、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(5月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(5月)、
午後6時に欧小売売上高(4月)、
午後7時に独製造業受注(4月)、
夜9時半に加住宅建設許可(4月)、
夜10時に加政策金利、加BOC声明、
夜11時に米ISM非製造業総合景況指数(5月)、
などが予定されています。
豪・加・米の指標には注目です。

<6月6日(水)>

午前10時半に豪第1四半期GDP、
午後5時半に英建設業PMI(5月)、
午後6時に欧第1四半期GDP改訂値、
午後7時に独鉱工業生産(4月)、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時半に米第1四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜9時半に米第1四半期単位労働費用確報、
同夜9時半からドラギECB総裁の記者会見、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
豪・欧・米の指標には注目です。
そして、ドラギ総裁の記者会見が注目されます。

<6月7日(木)>

朝8時01分に英BRC小売売上高調査(5月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(5月)、豪失業率(5月)、
午後2時に日景気一致CI指数速報(4月)、日景気先行CI指数速報(4月)
午後2時半に仏第1四半期失業率、
午後2時45分にスイス失業率(5月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(5月)、
午後5時半に英サービス業PMI(5月)、
午後8時に英BOE政策金利、英BOE資産買入規模発表、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(5月)、
同夜11時からバーナンキFRB業の議会証言、
深夜4時に米消費者信用残高(4月)、
などが予定されています。
豪・英・米の指標には注目です。
そして、バーナンキFRB業の議会証言が注目されます。

<6月8日(金)>

朝8時50分に日第1四半期GDP改訂値、日第1四半期GDPデフレータ、
同朝8時50分に日国際経常収支(4月)、日国際貿易収支(4月)、
午前10時半に豪貿易収支(4月)、豪住宅ローン許可件数(4月)、
午前11時15分から豪RBA総裁の講演、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(5月 現状・先行き)、
午後3時に独貿易収支(4月)、独経常収支(4月)、
午後3時45分に仏貿易収支(4月)、
午後5時半に英生産者物価指数コア(5月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(5月)、
夜9時半に米貿易収支(4月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(5月)、加失業率(5月)、
同夜9時半に加国際商品貿易(4月)、加第1四半期労働生産性指数、
夜11時に米卸売在庫(4月)、
などが予定されています。
豪・米・加の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週もドルインデックスは上昇傾向が続き、
週末に一時83.54まで上昇しました。そして米雇用統計の発表後
にやや反落して82.89で終値となりました。週足では5週連続の
陽線続きになりましたが日足のRSIが80超となってきていること
で過熱感を指摘する声が聞かれるようになりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は週末に0.46785%に上昇しました。
そして、先週の米10年債利回りは1.455%あたり低下しました。
一方、NYダウは週間で336ドルほど下落する展開になりました。
先週はリスク回避の嵐が吹き荒れる1週間になりました。

先週の米主要経済指標では、29日のS&Pケースシラー住宅価格指数
(3月)が予想より強い−2.57%、米消費者信頼感指数(5月)が予想よ
りかなり弱い64.9になり、30日の米中古住宅販売成約(4月)が予想
よりかなり弱い−5.5%、31日の米ADP雇用統計(5月)が予想より弱
い+13.3万人、米第1四半期GDP改訂値が予想とおりの+1.9%、
米第1四半期個人消費改訂値が予想より弱い+2.7%、米第1四半期
PCEコア・デフレータが予想とおりの+2.1%、米新規失業保険申請
件数が予想より弱い38.3万件、シカゴ購買部協会景気指数(5月)が
予想よりかなり弱い52.7、そして週末1日の米雇用統計NFP(5月)が
予想よりかなり弱い+6.9万人、失業率(5月)が予想より弱い8.2%、
米民間部門雇用者数(5月)が予想よりかなり弱い+8.2万人、米ISM
製造業景況指数(5月)が予想より弱い53.5などと、弱さが目立ち、
米経済の回復が減速していることを示す結果になりました。

先週の米要人発言では、30日にダドリーNY連銀総裁が「景気減速な
ら追加緩和が必要。経済資源の緩みが急ならば追加緩和の利益はコ
ストを上回らない。政策金利は現在水準で少なくとも2014年末まで
留まる。」などの発言をして、同日にダラス連銀総裁が「住宅市場
は回復しているように思われる。金融システムには大量の流動性が
供給されている。税制やヘルスケアの不透明感が雇用の妨げになっ
ている。」などの認識を示し、31日にボストン連銀総裁が「失業率
を早いペースで低下させるには追加緩和も一つの手段。企業の人員
需要が弱く現在の状況は非常に脆弱。年内の米失業率は現在の8.1%
近くで推移する可能性。」と追加緩和容認の見解を示し、同日に
クリーブランド連銀総裁が「現在の大幅な金融緩和は適切。経済見
通しの相当の変化があれば2014年の文言に変化もありえる。雇用市
場の弱さがどの程度構造的なものかを推測するのは困難。実体経済
は引き続き相当の循環的な弱さを示している。数ヶ月間の雇用指標
で見方を変化させることはない。欧州情勢は米経済にとってリスク
要因。注意深く監視する必要。」などの見解を示し、1日の米雇用
統計の発表後にオバマ米大統領が「米国は景気後退からの回復と戦
っている状況にある。希望したほどの速さでの雇用回復には至って
いない。」などが示されました。

先々週の米要人発言では金融政策のスタンスがタカ派に軸足が移り
つつあることが覗えましたが、先週の米要人発言では米経済情勢に
よっては追加緩和を容認する発言がみられました。弱い結果となっ
た米雇用統計後、追加緩和への言及のトーンがどのように変化して
いくのか、7日のバーナンキFRB業の議会証言など今週の米要人達
の発言が注目されます。

今週の米主要経済指標では、4日の米製造業受注指数(4月)、5日の
ISM非製造業総合景況指数(5月)、6日の米地区連銀経済報告)、7日
の失業保険申請件数、8日の米貿易収支(4月)などが注目されます。


円については、先週の日経済指標では、29日の日失業率(4月)が予想
より弱い4.6%、31日の日鉱工業生産指数速報(4月)が予想より弱い
+0.2%、などやや弱さがみられました。また、28日の日銀金融政策
決定会合議事録要旨では「景気は先行き、緩やかな回復経路に復し
ていく。依然として様々な不確実性がある。見通しを確かにするため
一段の金融緩和が必要。」などが示されました。

また、日要人発言では、29日に日財務相が「6月1日より日中為替
直接交換開始する具体的に日中の政府・民間部門が協力できたことを
歓迎。取引コストの低下などを受けて日中間の市場が効率化する。」
と日中直接為替取引開始の宣言をして、同日に日経済相が「欧州情勢
は日本経済の下ぶれリスク。注視していく。日本経済は緩やかに回復
しつつある。」との認識を示し、同日に中尾財務官が「日本は外為市
場を注視している。急激な円上昇は非生産的。」と円高懸念を示し、
30日に日銀の山口副総裁が「国内需要は予想より好調。」との認識を
示し、同日に日銀総裁が「日本の経常収支黒字基調は当分変わりがな
い。マネーの増加とインフレ率の相関は先進国で近年弱まっている。
90年代以降は日本ではインフレと人口変動率に正の相関。中国の生産
年齢人口増加率は2020年にはマイナスになる見込み。」などの見解を
示し、31日に日財務相が「(円高は)日本のファンダメンタルズを全く
反映していない。投機筋の動きで過度に変動するようであれば事態を
注視する。」との発言をして、同日に日銀総裁が「資産価格それ自体
を目標として政策運営は行わない。急激な円高は実体経済に影響。
充分に注視している。為替レートを規定する大きな要因はグローバル
な投資家のリスク許容度である。」などの発言をして、6月1日に
日財務相が「行き過ぎた動きがあれば断固とした対応をする。一方的
な円高は日本経済を反映していない。過度な為替の変動が望ましくな
いことはG7で確認している。」などの発言をして、同日に中尾財務官
が「過剰な円高はマインドにマイナス。動向を注視している。」との
発言をして、「(過度の円高には)断固とした対応をする。」との明言
がされて、為替介入レベルになっていることが示されました。

先週のドル円相場は、(詳述は割愛します) 週初28日から週中の30日
東京時間までは79円台半ばを中心とした振幅幅が40Pips弱の小幅揉み
合いが続きましたが、30日のロンドン時間序盤にリスク回避の動きが
強まり、主要通貨ペアが総じて下落する中、ユーロ円が99円台を割り
込み下落して、ドル円もNY時間序盤にかけて78円台後半に下落する展
開になりました。その後、ロンドンフィックス頃から翌31日のオセア
ニア時間にかけて一時79円台を回復しましたが、米10年債利回りが
一時1.5933%に低下してリスク回避の動意の中でポンド円が122円台
を割り込むなどクロス円の下落に連れて、ドル円は東京時間前半に
再び79円台を割り込み下落しました。その後、ロンドン時間前半に
やや反発して揉み合いましたが、米ADP雇用統計や米第1四半期個人
消費改訂値や米新規失業保険申請件数など米経済指標が弱かったこと
や、米10年債利回りが一時1.54%に低下したことなどリスク回避の
動意が強まり、ユーロ円が96.50円と年初安値を更新し11年半ぶりの
水準に下落したことでドル円もロンドンフィックスを過ぎるあたりに
かけて78円台前半へ下落する展開になりました。その後、ギリシャの
世論調査で緊縮派が優勢になり「緊縮派が164議席獲得して全体300議
席の過半数を超える可能性。」との観測報道に、リスク回避の動きが
一服となり、1日に日財務相が「行き過ぎた動きがあれば断固とした
対応をする。」との円高の牽制発言もあって、東京時間序盤にかけて
ドル円は78.64あたりまで反発しました。その後、やや反落して揉み
合いとなりましたが、ロンドン時間序盤にスペイン製造業PMI(5月)が
09年5月以来の42.0に低下したことを契機とするリスク回避の動意に
ポンド円が120円台を割り込むなどクロス円が下落して、ドル円は78
円に迫るあたりまで下落する展開になり、その後、揉み合いを経て
米雇用統計の発表を迎えました。米雇用統計ではNFPが市場予想より
かなり弱い+6.9万人などネガティブサプライズの結果となって、
さらに前月4月分も+11.5万人から+7.7万人に大幅下方修正され、
ドル円は77円台を一時割り込み77.66まで急落しましたが、為替介入
かと噂が流れるほど急反発して78.64円をつけて、その後に再び反落
する振幅幅が100Pipsの激しい上下動になりました。その後、軟調傾
向の揉み合いになってドル円は78.01円で週の取引を終えました。

今週の円にかかわる指標発表では、週末8日の第1四半期GDP改訂値
と日第1四半期GDPデフレータ改訂値に日国際貿易収支(4月)と日国際
経常収支(4月)などが注目されますが、ドル円の実質実効ベースとし
て2011年10月の日政府・日銀が介入した円高水準に既に突入している
とともに、日財務相の発言も「「行き過ぎた動きがあれば断固とした
対応をする。一方的な円高は日本経済を反映していない。過度な為替
の変動が望ましくないことはG7で確認している。」など、為替介入へ
の臨戦態勢を示唆する発言をしていることや、米雇用統計のイベント
経過後であることや、各国要人達とのG20サミットが18日からと時間
がまだあることなども背景に、昨年10月から11月に覆面介入が実施さ
れた水準に近づきつつあることで、日政府・日銀による為替介入には
注意が必要となってきているようです。
リスク回避の円高圧力と、為替介入への思惑とが真っ向でぶつかり合
う綱引きになり、揺れる相場展開になる可能性がありそうです。

今週ドル円相場では、週初は弱かった米雇用統計後のドル売り圧力
およびリスク回避での円買い圧力と、日政府・日銀による為替介入
への警戒との綱引きにおける相場動向が焦点となりそうです。
昨年12月後半高値と1月25日高値のゾーン「78.30-20」アラウンド
は下抜けつつありますが、まずは78.00の「00」ポイントを巡る売り
買いの攻防が注目されます。反発上昇した場合は78.50のポイント、
次に79.00の「00」ポイント、そして、先週の28日から週中の30日の
東京時間まで揉み合いとなった79.30円〜79.70アラウンドのゾーン
などが上値抵抗帯として注目されます。
また、下落となった場合は、米雇用統計後の安値の77.66〜77.50の
ポイント、ここを下抜けた場合は、77.00の「00」ポイント、さらに
下落した場合は、2012年1月3日〜19日にかけての揉み合い安値の
76.70〜76.50アラウンドのゾーンが下値抵抗帯として注目されます。
なお、もしも為替介入が実行された場合は、少なくとも80.00超あた
りまではもっていかれる可能性がありそうです。


ユーロについては、先週のユーロドル相場は、ロイター通信による
「26日に行われた各世論調査でギリシャ新民主主義党NDがギリシャ
急進左派連合SYRIZAを0.5-5.7%わずかにリードした。政権樹立に
必要な定数確保が可能な水準となった。」との報道や、英サンデー
タイムズの「EUは金融機関からの課徴金を原資として経営難の銀行
を救済する基金を設立する計画に取り組んでいる。」との観測報道
があり週初28日に60Pipsほどの上窓を空けて始まり、東京時間にか
けて1.26台前半まで上昇しました。しかしその後、スペインのエル
・ムンド紙が「スペインは銀行の債権整理でさらに300億ユーロ必要
の可能性。」との観測報道をして、伊景況感指数(5月)が前月よりか
なり弱い86.2になり、スペインの銀行株が急落したことや、スペイ
ン10年国債利回りが一時6.5%超にまで上昇したことを契機として
ユーロドルは反落して、その後も「スペイン政府は国債を通じた銀
行の資本増業計画をECBに通知していない。」との報道などもあり、
NY時間のロンドンフィックスにかけて1.25台前半まで下落する展開
になりました。

翌29日は、ロイター通信「ギリシャ財務省が国内大手銀行4行に資本
増強として180億ユーロが支払われたことを明らかにした。これによ
り同4行はECBのオペが利用可能になる。」との良いニュースと、
ギリシャのトマビ紙の「国際支援がなければギリシャ政府の資金繰り
は6月末にも行き詰るとの見通しを示したパパデモス前首相のメモ」
や、米WSJ紙の「スペインの借り入れコストは28日、再び過去最高水
準に達した。同国首相は市場の鎮静化に向けEUへの協力要請を余儀
なくされた。」との観測報道などに揺れながらも、中国上海株式市場
が1.20%高となったことや、ロイター通信の「スペイン政府は地方政
府債務支援に向けた新たなメカニズムを6月1日に導入へ。」との
観測報道を材料に、ロンドン時間序盤にユーロドルは1.25台後半に
反発しました。しかしその後、伊の6ヶ月債の入札で平均落札利回
りが2011年12月以来の高水準の2.104%となったことや、中国新華社
通信の「中国は大規模な刺激策を新に導入するつもりはない。」と
の報道や、スペインの株式市場が2.5%下落したことなどで再び軟調
地合いとなったところに、米格付け会社のイーガン・ジョーンズが
「スペインの格付けをBB−からBに引き下げる。」との発表をした
ことを契機に、ユーロドルは1.25台を割り込み下落する展開になり
ました。その後、ギリシャのGPO世論調査で「ギリシャ国民の66%は
連立政権を望む。ギリシャ国民の81%はユーロ残留を望む。ギリシャ
国民の52.4%はユーロの救済条件を支持。」となったことや、ギリシ
ャで財政緊縮派の優勢が報道されたことで、NY時間終盤からオセアニ
ア時間にかけて、一時、ユーロドルは1.25台を回復しました。

翌30日は、ダウ先物など株式市場の軟調を背景にユーロドルは再び
反落して、豪小売売上高(4月)は予想より弱い−0.2%となったこと
による豪ドル米ドルの下落にリスク回避の連れ安となり、また、
スペインのエル・パイス紙が電子版で「スペインの財政赤字削減目
標の達成期限について、13年から14年へ延長承認するようEU各国の
財務相に求める見通し。」との観測報道もあり、ユーロドルは東京
時間に軟調推移になりました。その後、ロンドン時間に入っても、
仏失業者数(4月)が1999年9月以来の289万人に増加したことや、ス
ペイン株式市場が1.7%超下落したこと、そしてスペイン中銀総裁が
「ECBだけでは根本的な問題は解決できない。2011年は景気後退の
ため赤字削減は困難。バンキアの救済がどれほどの規模になるか不
明。政府はバンキア救済の方法を決定していない。バンキアの損失
に関する影響は不明。」とのネガティブ発言をして、スペイン5年
債利回りが6.019%に上昇したり、伊10年債利回りが6.011%に上昇
するなど、悪材料が重なってユーロドルは1.24台前半まで下落しま
した。しかしその後、欧州委員会のスタッフリポートで「救済基金
ESMによる直接的な銀行資本増強の想定に前向き。ECB政策は緩和的
で一段の刺激策講じる余地は小さい。ガバナンス強化は共通債に道
を開くのに役立つ。」などが示されたことで、ユーロドルは一時、
1.24台後半まで反発しました。ところがNY時間にギリシャのVPRCが
実施した世論調査で「急進左派連合SYRIZAが30%の支持。新民主主
義党NDが26.5%の支持。」との反緊縮派が優勢との世論結果が伝わ
ると再び下落に転じて、NYダウの大幅下落も背景に、ユーロドルは
1.24台を割り込み下落する展開になりました。その後、ギリシャの
PULSE/PONTIKIの世論調査で「新民主主義党NDと急進左派連合SYRIZA
の支持率はともに24.5%で拮抗。」との結果や、ユーログループ議
長の「成長支援のためのユーロ共同債を発行案はまだ机上にある。」
との発言が伝わるも軟調傾向で推移しました。

翌31日は、オセアニア時間から東京時間前半にかけてやや軟調な小
幅揉み合いになりましたが、その後、ロイター通信の「欧州委員会
はスペインの財政赤字削減期限延長と、ユーロ圏救済基金から銀行
への直接資本増強について提言。」との報道があり、また、独小売
売上高指数(4月)が予想より強い+0.6%になったや、IIFのダルーラ
専務理事が「スペイン政府債務の再編は不要。欧州救済基金がスペ
インの銀行に直接出資することが解決策になる。」との見解を示し
たことなどで、ドラギECB総裁の「ECBは政府による対応の不足を補
うことはできない。」との発言に揺れながらも、ユーロドルは一時
1.24台を回復しました。その後も、伊の中銀総裁が「救済基金の銀
行直接支援を可能にすべきである。(中略)伊の銀行には貸し出しを
増やす兆しがある。」との発言があり、しばらく1.24台を維持して
いましたが、伊の首相が「ユーロ圏危機の影響が波及するリスクが
ある。」と発言したことや、EU欧州連合が「ESMによる直接的な銀行
への資本増強の可能性はないだろう。」との見解を発表したことや、
格付け会社のフィッチがスペインの7地方を格下げしたことを契機
として、弱い米指標結果による株式市場の軟調を背景に、ユーロド
ルは1.23台前半へ下落する展開になりました。スペインの5年物国
債CDSが過去最高値になりました。その後、伊中銀総裁が「ユーロ
加盟国の過剰政府債務の管理で償還基金制度の活用を支持。ESMを
利用して国債買い入れや銀行への介入を適宜行う必要。」などの見
解を示したことや、一部メディアがギリシャMARC/ALPHAの調査とし
て「緊縮派の新民主主義党NDの支持率がトップで28.8%。2位に反
緊縮派の急進左派連合SYRIZAが27%。他の緊縮派の全ギリシャ社会
主義運動と合わせると、緊縮派が164議席獲得して全体300議席の過
半数を超える可能性。」との報道をしたことや、WSJ紙が「スペイン
政府がバンキアを支援できなくなればIMFが支援を検討している。」
との観測報道をしたことなどで、ロンドンフィックス過ぎに1.23台
後半へ反発しました。しかしその後、スペイン政府がスペイン緊急
対策めぐる報道に関して「IMFがスペインに関し何らか措置を取って
いることはない。」との否定発表をしたことで、再びユーロドルは
軟調推移になりました。

翌1日は、オセアニア時間に軟調傾向で推移した後に、中国製造業
PMI(5月)が予想より弱い50.4になったことでドルストレートが軟調
になり、ユーロドルも下落して1.23台前半へと下落しましたが、
中国上海株式市場は上昇して始まったことや、カバ・リサーチのギ
リシャ世論調査で「緊縮財政派の新民主主義党NDの支持率が26.1%、
反緊縮派の急進左派連合が23.6%。」となったことや、伊の中銀総
裁が「ECBは金融状況が物価安定にリスクをもたらす事態となれば
行動する用意がある。現在、銀行の流動性の問題は見られない。」
との発言をしたことなどで、1.23台半ばへとやや反発しました。
しかしその後、スペイン製造業PMI(5月)は09年5月以来の42.0に低
下したことや、欧州の株式市場が下落してマイナス圏での推移にな
ったことなどを背景に、ロンドン時間前半にユーロドルは1.23台前
半に下落する展開になり、米雇用統計の発表を迎えました。
米雇用統計ではNFPが市場予想よりかなり弱い+6.9万人などネガテ
ィブサプライズの結果となって、発表直後はリスク回避の動意で、
ユーロドルは一時1.23台を割り込み1.2288まで下落して年初来安値
を更新しました。しかしその後、午後10時過ぎからドル売り動意が
優勢の展開に転じて1.2455まで急反発する展開になりました。
その後、リスク回避とドル売りの綱引きで一時ロンドンフィックス
にかけて1.2361まで反落しましたが、NY時間後半は揉み合いながら
も再び1.24台を回復してユーロドルは1.2433で週取引を終えました。
ギリシャ問題と共にスペインの情勢の懸念の嵐が吹き荒れる一週間
になりました。

今週のユーロでは、4日の生産者物価指数(4月)、5日の独欧のサー
ビス業PMI確報(5月)、欧小売売上高(4月)、独製造業受注指数(4月)、
6日の欧第1四半期GDP改訂値、ECB政策金利、ドラギECB総裁の記者
会見、8日の独貿易収支(4月)、独経常収支などが注目されます。

6日のECB政策金利の市場コンセンサスでは一応、政策金利は据え置
きとなっていて、30日の欧州委員会によるスタッフリポートでも、
「救済基金ESMによる直接的な銀行資本増強の想定に前向き。ECB政策
は緩和的で一段の刺激策講じる余地は小さい。」とされていますが、
一方、31日にEUが「ESMによる直接的な銀行への資本増強の可能性は
ないだろう。」との(否定)見解を発表して、1日に伊中銀総裁が、
「ECBは金融状況が物価安定にリスクをもたらす事態となれば行動す
る用意がある。」とも発言していて、不透明ながら、スペイン情勢
などが逼迫していることで、サプライズの政策変更や、ドラギECB
総裁の記者会見で何らかの追加施策の発表の可能性も排除はできない
ようです。

先週はギリシャ問題に加えてスペインの情勢悪化となりましたが、
6月1日のギリシャMARC/ALPHAの調査では「緊縮派の新民主主義党
NDの支持率がトップで28.8%。2位反緊縮派の急進左派連合が27%。
他の緊縮派の全ギリシャ社会主義運動と合わせると、緊縮派が164
議席獲得して、全体300議席の過半数を超える可能性。」とされ、
予断は許されないながらも、ギリシャの世論は4機関の調査で3つ
の機関が「緊縮派優勢」との結果になりました。2日以降は17日ま
で世論調査の公表が禁じられているそうですが(3日の日経5面)、
ギリシャ再選挙では緊縮派が辛うじて優勢とはなっているようです。

一方、スペイン情勢では、スペインの株式市場の大幅下落とともに、
スペイン国債が売られ、28日にスペイン10年国債利回りが6.5%超に
なるなど、10年物利回りが自力で借金を返済できるかどうかの分岐
レベルとされる7%に徐々に近づきつつあり、今後も他のユーロ圏
重債務国の金利動向と合わせて、ロンドン時間序盤などでの金融市
場動向が注目されます。

今週のユーロドル相場では、対ドル通貨ペアとして、先週末の米雇
用統計後のドル売り圧力もあり、ユーロ売りとドル売りの綱引きで
これまでのように大筋で売ってさえいれば良いとも言えなくなって
きたようで、難解な相場展開になりそうです。一部では米QE3観測
が高まればトレンドが変ると観る向きがある一方、6日のECB政策
金利の発表およびドラギECB総裁の記者会見で何らかの緩和策が打
ち出される可能性も排除できないとの声もあり、揺れる相場展開と
なる可能性がありそうです。
上昇となった場合では、まずは1.2450および1.2500の「00」ポイン
トを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は、1.2550から
1.2600の「00」ポイントおよび5月28日高値の1.2625アラウンド、
さらに上昇した場合は5月23日高値の1.2687から1.27の「00」ポ
イントなどが上値抵抗帯として注目されます。
また、下落となった場合は、まずは1.2400の「00」ポイント、ここ
を下抜けた場合は、2008年10月の安値1.2328アラウンドから1.2300
の「00」ポイント、さらに下落した場合は先週の米雇用統計後の安
値の1.2288、ここを下抜けた場合は1.2250、1.2200の「00」ポイン
トおよび2010年6月安値の1.2150アラウンドなどが下値抵抗帯とし
て注目されます。

そのほか今週は、世界的に株式市場が下落してコモディティ市場も
軟調となっている中で、5日に豪RBA政策金利と豪RBA声明、6日に
豪第1四半期GDP、7日に豪雇用統計、8日に豪貿易収支(4月)の発
表など、豪州の重要指標の発表が予定されていて、高ベータ通貨の
豪ドルの相場展開が注目されます。


さて今週は、トレードと凡事のお話 その9 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第九話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて…、チャートポイントで、あたかもそのようなものが無い
 かのように価格が『勢いを伴い』一気に抜ける場合もあるが、
 何度も撥ね帰されては再トライを繰り返して揉み合ったり、
 ちょっと抜けたようでまた戻り揉み合う場合もあるものじゃ…。」

『うん。そういう厄介なことってケッコウあるぜ…。』

「ファンダメンタルズの強いインパクトなどがあったりすると、
 価格がポイントを一気に抜けていくこともあるものじゃが、
 むしろチャートポイントでは価格を抜けさせようとする勢力と、
 抜けさせまいとする勢力が真っ向ぶつかるガチの綱引きとなって、
 いわゆる売り買いの攻防の揉み合いが起こるものじゃ…。」

『あははっ。ガチだってか。
 ジイさん、あんたも若い言葉使うんだねぇ…。』

「じゃからして、ポイントでは抜けるか戻るかの
 二者択一の視点だけではなく、
 揉み合う場合も想定しておかねばならぬのじゃ。」

『……。』

「ポイントを抜けようとする価格の動きが
 上位の時間軸のトレンドの方向であれば、
 揉み合いとなってもやがては抜けていくことが多いものじゃが、
 初回の抜けのトライでは一旦は撥ね返されることが
 ままあるものじゃ…。」

『「上位の時間軸のトレンドの方向の確認」と、
 「初回の抜けのトライには注意」というわけだね。』

「まずは…、そういうことじゃ…。」

『話が少し脱線するけどさぁ…。
 ジイさんがよく言う上位の時間軸の重要性だけど、
 この頃はいろいろと意識するようになったぜ。』

「ほう…。たとえばどんなことじゃね。」

『たとえば、窓空けだよ。
 週明けの市場開始で窓が空くときがあんだろ…、
 モノの本によれば、窓明けもコモン・ギャップだの
 ランアウェイ・ギャップだのいろいろあるようなんだけどさぁ。
 窓埋めとなることは確かに多くて、
 上位の時間軸のトレンド方向に逆らう窓や、
 上位の時間軸がレンジ性のときには埋まりやすいんだけどさぁ、
 上位の時間軸のトレンド方向へ空いた窓は
 埋まらないことも少なくないってことに気づいたんだよ。』

「ほほう…。面白いことに気づいたものじゃね…。」

『つまりさぁ、下位の時間軸ってさぁ…、決して別物ではなくて、
 上位の時間軸の一部分てことなんだよね。
 このことがようやく当たり前なこととして
 しっくり理解できるようになったんだよ。』

「ふむ…。良いことに気づいたものじゃ。
 さて、話を戻してもよいかのう…。」

『あははっ。いいよー。』

「さて…、揉み合い抜けではどのようなエビデンスが現れるか…、
 いくつかあるのじゃが…。
 『揉み合い範囲を部分的に上下のラインで括った
  局所的レクタングルを価格が上下いずれかに抜けていく。』
 『その超えていく際に、弱々しい小さなローソク足ではなく、
  揉み合い範囲のn本の平均のローソク足よりも
  長いローソク足を示現して局所的レクタングルを抜けていく。』
 『逆線をフェイルとさせて乗り越えて抜けていく』などじゃ…。」

『あははっ。またジイさん流の小難しい言い回しだなぁ…。
 早い話が、揉み合い範囲を括ったラインを
 大きめのローソク足で価格が超えていくってことだろう?
 そんなの当たり前のことじゃないか。
 でも最後の「逆線を乗り越えて抜けていくって」何だよ。』

「ふむ…。ブルとベアとの戦いで、
 一方の勢力が他方の勢力に打ち勝った証(あかし)として、
 反対勢力の動きを表す『逆線のローソク足』の
 その示現をダマシとさせて、
 一方の勢力が反対勢力の死骸を乗り越えるように
 勝った側の勢力のローソク足が成長していくことじゃよ。」

『反対勢力の死骸を乗り越える…?』

「そうじゃ。反対勢力の死骸じゃよ…。
 たとえば、ポイント抜けではなく、
 上昇ブレーク時を例に説明するならば…、
 上昇ブレーク時には当然ながら陽線が示現するわけじゃが、
 何本かの陽線の後に、必ずと言ってよいほど、
 どこかでは逆線である陰線が示現するものじゃ。
 反対勢力の反抗の印、もしくは利食いでの反落じゃのう…。」

『……。』

「さてここで…、
 反対勢力の抵抗の動きが強大となったり、
 利食いの動きがより強まったらどうなるじゃろう…。」

『そりゃあ、反落が進んで反転下降するんじゃないの…。』

「そうじゃ…。
 では、上昇の勢力が反対勢力の動きや利食いの動きなどに
 再び打ち勝ったとしたら、いったいどうなるのじゃろう…。」

『そりゃあ、再上昇するに決まっているじゃないか。』

「ふむ…。果たしてそのときのローソク足の状況は?」

『陽線群と陽線群の中に島のように陰線(群)がポツリとある状態…。
 なるほど…、陰線の示現がフェイルとなった状態だ…。』

「そのとおりじゃ…。
 囲碁での黒石に挟まれた白石のように、
 反抗の失敗の痕跡を示す死石となるのじゃ。
 反対勢力の死骸じゃよ…。」

『反対勢力は抵抗を試みたけれどもその動きはフェイルとなって、
 損切りを余儀なくさせられているかもしれないな…。』

「トレンドは反対勢力の屍の損切りを食って
 成長していくものなのじゃ…。」

『まるで鬼の世界だね。』

「綺麗事無き戦いの場じゃからのう、相場は…。
 『押してからの再上昇は反対勢力を食ったことを示す』のじゃ。
 いわば鬼の高笑いの証じゃのう…。」

『……。』

「『押してからの再上昇、前回高値上抜け』は
 鬼のマントラ(呪文)なのじゃよ…。」

『ジイさん、今日も話がすっげー長くなってんぜ。
 また来週にしたらどうなんだい。』

「ふむ…。来週はのう…、1回ちょっとお休みじゃ。
 お前さんとはまた再来週に会うとしよう。」
 
『さ来週はどんなお話しだい?』

「気が変わらんかったらじゃが…、
 トレンドフォローでの高値追い(安値追い)すべき状況と
 押し(戻り)を待つべき状況の違いについてや、
 上位時間軸と下位時間軸のかかわりなどについて、
 あれこれお話しようかのう…。」

『下落トレンドなのに短期で売って負けることもあるし、
 興味深いテーマだね…。』

「ふむ…。たとえばいくらトレンドフォローでも
 高値(安値)追いばかり狙っていると負けることがあるものじゃ。
ときに押し戻りを待つ必要がある場合があるのじゃのう…。
 押し目買い(戻り売り)では、上位時間軸には順行でも、
 下位時間軸のレベルで観れば逆張りとなるのじゃ…。」

『ジイさん、楽しみにしておいてやるぜ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週…、ではなくて、また再来週。


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FX トレードと凡事のお話 その8


米マイクロソフトがクラウドの受け皿機能を組み込んだ新たなOS
「ウインドウズ8」を今年の秋に発売するのだそうですね。

●先週の主な出来事

<5月21日(月)>

G8首脳会議では、
「成長と雇用の促進は必要不可欠。
ギリシャがユーロ圏へ残ることへの関心を確認。
持続可能な財政健全化策を支持。」
などが宣言されましたが具体策は示されませんでした。
IMFが6月に実施を予定していたギリシャへの追加支援を
凍結すると発表しました。
先週末にギリシャ大統領が議会を解散し6月17日を投開票日とする
再選挙を正式に決定しました。
15日付のIMM通貨先物でユーロの売り越しが過去最高になりました。
ドル円が上窓を空けドルストレートが下窓を空けて始まりました。
その後、ドルストレートの窓が一旦埋められました。
ギリシャのパパンドレウ元首相が、RTEのインタビューで、
「ギリシャ国民の過半数はユーロ圏残留望んでいる。
ギリシャがユーロ離脱ならGDP20%減少もありえる。
ギリシャの離脱はユーロ崩壊引き起こす恐れがある。」
などの見解を示しました。
午前7時頃からドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ドル円やクロス円もやや反落して揉み合いになりました。
英ライトムーブ住宅価格(5月)は前回値より弱い±0.0%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が揉み合いの後に反発する展開になりました。
日経平均は前週末比プラス圏で揉み合う展開になりました。
中国証券報が、
「中国当局は温家宝首相の発言のあとに刺激策発表の可能性がある。」
との観測報道をしました。
ロイター通信が、
「5月23日にブリュッセルで開催されるEU非公式首脳会議で、
オランド仏大統領や一部のユーロ圏首脳がユーロ圏共同債の実現を
働きかける見通しとなった。」と報道しました。
東京時間序盤はドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが一時1.28台に乗せました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
韓国株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前週末比マイナス圏で揉み合いました。
午前11時過ぎからダウ先物がやや反落して揉み合いました。
ドルストレートにやや反落の動きがみられました。
ユーロドルが1.28台を割り込み反落しました。
ドル円が徐々に反発をみせて揉み合いました。
日全産業活動指数(3月)は予想より弱い−0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間午後に中国上海株式市場がプラス圏へ反発しました。
日景気一致CI指数確報(3月)は速報値より強い96.7、
日景気先行CI指数確報(3月)は速報値より弱い96.4になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が小幅な揉み合いになっていきました。
スイスSECO消費者信頼感指数(4月)は予想よりは強い−8でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末比+22.58円で大引けになりました。
原油先物は91ドル台後半で揉み合いになりました。
午後3時過ぎにユーロドルなどドルストレートが反落を強めました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
中国上海株式市場が上げ幅を縮小しました。
スペインのABC紙が、
「スペイン政府が一時国有化した銀行のバンキアは今週に、
100億ユーロの資本注入を政府の銀行救済基金に求める方針。」
との報道をしました。
欧州の株式市場は下げて始まりましたが、
その後に反発して前週末比プラス圏で推移しました。
ポンドドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物がしだいに反発していきました。
スペインの経済相が、
「スペインの第2四半期GDPは第1四半期と同水準。
EUのシナリオの中心はギリシャがユーロ圏にとどまること。
財政健全化は不可避で絶対に必要。」
などの発言をしました。
午後5時頃からドル円が反発を強めました。
クロス円が堅調傾向で推移しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「非標準的手段は一時的な措置。
物価安定に上方のリスクが生じた場合は措置を止める。
ECBは物価安定のために2回の長期オペで供給した
流動性資金を吸収することが出来る。
ユーロ圏にEUの財政で特別なファンドを作成することが可能。
ユーロ圏共同債構想をあらためて拒否する。
ギリシャの4つの銀行は資本不足により
ユーロ圏の供給オペを受ける権利はないが、
ギリシャ中銀による緊急流動性を受ける権利はある。」
などの発言をしました。
午後5時半過ぎにドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上げ幅を縮小して揉み合いました。
欧建設支出(3月)は前月比で前月値より強い+12.4%でした。
市場反応は限定的でした。
アトランタ連銀総裁が、
「QE3は検討議題から排除できないと認識している。
現時点でQE3は必要な経済状況ではない。
経済見通しでは今後数年間は穏やかな成長。
インフレは予測できる限り2%付近で安定的。」
などの見解を示しました。
午後6時半頃からドル円が反落して揉み合いになりました。
独の政府報道官が「ユーロ圏共同債への独の態度は変わらず反対。」
との発言をしました。
スペインの10年国債利回りが6.307%あたりに上昇しました。
EUの大統領が、
「23日にEU首脳会議を招集する。金融取引税は難しい。
会議の最後にユーロ圏共同債について協議する。
EUは成長と雇用をより強調することになる見込み。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46685%になりました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが軟調推移になりました。
ダウ先物の反落が続きまた。
ポンドドルが一時1.58台を割り込みました。
米シカゴ連銀全米活動指数(4月)は前月より強い+0.11でした。
ダウ先物や欧州の株式市場の反落が強まりました。
仏短期債の入札では、
「12週間物で、目標上限42億ユーロに対して41.97億ユーロ発行。
平均落札利回りが0.070%、応札倍率が2.316倍。」となるなど、
ほぼ目標額を達成しました。
アトランタ連銀総裁が、東京での講演で、
「ツイストオペの延長は恐らく必要がない。
深刻な悪化があれば新たな量的緩和は適切。
2014年終盤より前の利上げは予想しないが可能性も排除しない。
経済が改善するか見極めたい。」
などの発言をしました。
米10年債利回りが1.731%あたりになりました。
米フェイスブックの株価がIPO価格を割り込みました。
NY時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
NYダウは前週末比プラス圏で始まりました。
主要通貨ペアがしだいに反発をみせました。
欧州の株式市場が再び反発しました。
NYダウが堅調に推移しました。
ポンドドルを除くドルストレートが堅調に推移しました。
ポンドドルやドル円は揉み合いになりました。
原油先物が92ドル台を回復しました。
深夜1時半頃からユーロがやや反落する展開になりました。
NYダウが当日高値圏で揉み合いになりました。
モスコビシ新仏財務相が、
「ユーロ圏共同債は強力な考え。23日のEU首脳会議で協議。
それぞれ意見を表明する方針。」との発言をしました。
NYダウが終盤にかけて一段高になりました。
深夜3時半過ぎからドルストレートが反発して一段高になりました。
ユーロドルが1.28台を再び回復しました。
豪ドル米ドル上昇して0.99台を回復しました。
ドル円はやや反落して揉み合いが続きました。
米10年債利回りは1.7431%になりました。
NY原油(WTI)は93ドルあたりまで上昇しました。
NYダウは7日ぶり反発して前週末比+135.10ドルで大引けました。

<5月22日(火)>

IIFが「スペインの銀行貸倒損失は2180億〜2600億ユーロの公算。」
との発表をしました。
独政府が「独首相は財政協定の議会承認に向け野党指導者と協議。」
との発表をしました。
オバマ大統領が、
「ギリシャのユーロ離脱はないと見込んでいる。
ギリシャの動静は米国にも影響する。
欧州には財政均衡が必要というのがG8のコンセンサス。
欧州首脳からは逼迫した雰囲気を感じている。」
などの見解を示しました。
ギリシャ急進左派連合党首が、
「ギリシャの離脱はユーロ圏を破壊へ。
ギリシャ国民は破滅か希望かの選択をすることになる。」
との発言をしました。
オセアニア時間ではドルストレートが小幅揉み合いになりました。
ダウ先物は当日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
午前7時半過ぎからドル円が反発上昇をみせました。
日財務省が、
「大規模介入や対外貸付増により2011年末の対外純資産は253兆円。
2年ぶりに微増となった。」との発表をしました。
日財務相が、
「ギリシャ情勢の予断は許さないが日本株が下がる要因はない。
難しい金融・経済運営を迫られているが、
(日銀は)適時適切に判断されると認識している。
日銀が先月まで強力な緩和を進めていることを高く評価している。
日本経済についての日銀の考え方を注視したい。」
などの発言をしました。
日経平均は上昇して始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
仲値前あたりから主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
ダウ先物や原油先物に一時やや反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
香港株式市場が19000ポイントを回復しました。
日銀のドル供給オペでは応札がありませんでした。
NZ第2四半期インフレ期待(2年間)は前回値より弱い+2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
中国景気先行指数(4月)は前月比で前回値と同じ+0.8%でした。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
原油先物は92ドル台後半で揉み合いになりました。
東京時間後半はドル円がやや反発をみせて揉み合いになりました。
ドルストレートがやや軟調傾向の小幅な揉み合いになりました。
インドルピーが対ドルで最安値を更新しました。
東京時間終盤に主要通貨ペアが反発をみせました。
ドル円が79円台半ばに上昇しました。
ダウ先物やアジアの株式市場に上昇の動きがみられました。
日経平均は前日比+95.40円で大引けになりました。
その後、主要通貨ペアが揉み合う展開になりました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
英BOEのボーゼン委員が、
「さらなる刺激策が必要かどうかを当局は考える必要がある。
いくつかの英国のビジネス景況感は上向き。
インフレは私の予想よりも厄介な状況。」
などの見解を示しました。
OECDが、
「2012年の成長率見通しは、OECD全体で1.6%、
米国は2.4%、ユーロ圏は−0.1%、中国は8.2%、日本は2.0%。
2013年の成長率見通しは、OECD全体で2.2%、
米国は2.6%、ユーロ圏は0.9%、中国は9.3%、日本は1.5%。
各国中銀は金融緩和策を維持すべき。
ECBは金利をゼロ付近に引き下げるべき。
米FRBは緩和措置をやめるのは時期尚早。
日本は債務拡大に伴い増税を行う必要。
欧州の財政再建は成長に配慮する必要。
ECBは不安定さが拡大する場合に国債購入を再開する必要。
ユーロ圏は共同債の発行に向かう可能性がある。」
などの見通しと見解を示しました。
英BOEのマイルズ委員が、
「金融政策はすべての問題を解決出来るわけではない。
政策はさらなる環境悪化を防いでいる。
回復を推し進めることができる。」
などの見解を示しました。
英共部門ネット負債(4月)は−188億ポンド、
英消費者物価指数(4月)は予想より弱い+3.0%、
英消費者物価指数コア(4月)は予想より強い+2.1%、
英小売物価指数(4月)は予想より+0.7%になりました。
ポンド売り反応がみられました。
ポンドドルが1.58台を割り込み下落しました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限25億ユーロに対して25.3億ユーロ発行。
3ヶ月物では、発行額15.1億ユーロ。
落札利回りが前回よりかなり高い0.846%、
応札倍率が前回よりかなり低い3.9倍。」
などになりました。
午後5時半過ぎにドル買い動意が優勢になりました。
ポンドドルやユーロドルなどドルストレートが急落しました。
格付け会社のフィッチが、
「日本の長期発行体格付けをA+に引き下げる。
見通しはネガティブ。
日本の公的債務比率は高水準で上昇傾向。
ソブリン信用力へのリスクが増大している。」
などの発表をしました。
円売り反応でドル円が急上昇しました。
IMF国際通貨基金が、
「英国は一段の金融緩和が必要。英BOEは一段の量的緩和が可能。
政策金利の引き下げもできる。英経済は下向きに傾いている。」
などの見解を発表しました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物に反落の動きがみられました。
独の当局者が、
「EU首脳会議はギリシャのための特別な会議ではない。」
との発表をしました。
EFSFの6ヶ月債の入札では、
「目標上限15億ユーロに対して14.78億ユーロ発行。
落札利回りが0.2033%、応札倍率が2.5倍。」になりました。
午後7時半頃からドルストレートがやや反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場がやや反発をみせました。
一部メディアが、日財務省幹部の発言として、
「最近の円高進展には投機的要素がある。必要があれば行動する。
(格下げは)財政再建が必要とのメッセージとして受け取るべき。」
との報道をしました。
午後8時過ぎにドル円が再び上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
米10年債利回りは1.79%あたりに上昇しました。
NY時間序盤はドルストレートが再び反落して揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
レーン欧州委員が、
「EUは6月に成長促進策について詳細示す。
EUはギリシャのユーロ圏残留を望む。
ギリシャは改革の実行を維持しなければならない。
23日のEU首脳会議は重要な一歩になる。」
などの発言をしました。
欧消費者信頼感指数(5月)は予想よりは強い−19.3になりました。
NYダウは小幅高で始まり前日終値を挟んで揉み合いになりました。
リッチモンド連銀製造業景況指数(5月)は予想より弱い+4、
米中古住宅販売件数(4月)は予想より強い462万件になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、NYダウが反発上昇する展開になりました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
ドルストレートが反発しました。
ドル円やクロス円が堅調傾向で推移しました。
アトランタ連銀総裁が、
「2014年後半まで低金利を維持するFRBのコミットは経済しだい。
住宅市場が米経済の足かせとなっている。
追加緩和の可能性を排除はしないが、
追加緩和にはさらなる米経済の悪化が必要。そのハードルは高い。
米失業率は年末までには8%をやや下回ると予想するが、
達成が困難な可能性もある。」
などの見解を示しました。
格付け会社イーガン・ジョーンズが、
「スペインをBB+からBB−(ジャンク級)へと2段階格下げする。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが再び反落しました。
深夜12時過ぎにドルストレートが一段安になりました。
NYダウが一時反落する展開になりました。
原油先物が92ドル台を割り込み下落しました。
ロイター通信が、独の高官の話として、
「独はユーロ圏共同債が債務危機の解決策になるとはみていない。
そうした立場を変える考えはないと述べた。」
との報道をしました。
ギリシャ銀行支援基金の関係者が、
「ギリシャ銀行支援基金は資本が劣化のギリシャの銀行に対して、
ここ数日内に180億ユーロの支援を承認する見込み。」
との見解を示しました。
米2年債の入札では、最高落札利回りが0.300%、
応札倍率が前回より高い3.95倍になりました。
NY時間後半はNYダウが上下動の揉み合いになりました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
ロシア中銀の第1副総裁が、インタファクスのインタビューで、
「外貨準備で加ドルの組み入れ比率を増加させる可能性がある。」
との発言をしました。
FRBの公定歩合議事録(4月)では、
「米経済活動は一段と改善。緩やかな成長継続を予測。
個人消費の入手情報は想定以上にやや力強いが
異例な暖冬のために伸びた可能性。
住宅市場は緩やかな改善。雇用は上向いたが失業率は高い水準。
エネルギーコスト高が消費者支出を抑制。
国際金融市場の著しい緊張と米財政の不透明感がリスク。
10地区連銀が公定歩合の据え置きを要求。
カンザスシティー連銀が公定歩合1%へ引き上げを要求。
ボストン連銀が公定歩合0.5%へ引き下げを要求。」
などが示されました。
ギリシャのパパデモス前首相が、ダウ・ジョーンズのインタビューで
「ギリシャはユーロ離脱も想定。その用意もする見込み。
ギリシャがユーロ圏離脱を決定する現実的なリスクがある。
ユーロ離脱のコストは5000億から1兆ユーロに及ぶ可能性。」
などの発言をしました。
ユーロドルが1.27台を割り込み下落しました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが下落しました。
豪ドル米ドルが一時0.98台を割り込みました。
ドル円が一時80円台に乗せる場面がありました。
米証券取引委員会の委員長が、米上院銀行委員会で、
「巨額損失が発覚したJPモルガンについて、
第1四半期決算の内容が適切かつ正確であったかを調査する。」
との発言をしました。
NYダウが終盤にやや反発しました。
米10年債利回りは1.79%あたりになりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−1.67ドルの小幅安でこの日の取引を終えました。

<5月23日(水)>

共同通信が、
「EUは域内のインフラ整備事業のため企業 が発行する債券に
保証を付けるプロジェクト債を試験的に導入することを決めた。」
との報道をしました。
一部メディアが、
「ツィプラス党首が急進左派連合への投票はユーロ救済の機会。
独の納税者にギリシャ危機克服の支援を要請する。
ギリシャ国民がユーロ残留を望むことを疑わない。」
などの発言をしたとの報道をしました。
オセアニア時間はユーロが揉み合いながらも軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが0.98台を割り込み下落しました。
ポンドドルはやや反発をみせた後に反落しました。
ドル円は80円アラウンドで揉み合いになりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
第一財経日報が「中国当局者は成長政策議論で会議開く可能性。」
との観測報道をしました。
中国証券報が、
「中国当局は経済指標が悪化すれば利下げの可能性がある。」
との観測報道をしました。
日財務相が「財政再建をしっかりやらなくてはいけない。」
との認識を示しました。
日通関ベース貿易収支(4月)は予想より弱い−5203億円でした。
輸出が前年比で予想より弱い+7.9%になりました。
やや円売り反応がみられました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
豪景気先行指数(3月)は前回値より強い+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤はドルスレートが軟調に推移しました。
日首相が「日銀に果断な政策を期待しながら連携していく。」
との発言をしました。
豪Westpac先行指数(3月)は前月比で前月より強い+0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
フィッチのカフーン氏が、ブルームバーグTVで、
「格下げの引き金となった特定のものはない。
フィッチは日本と他国の財政努力を比較している。
個人の貯蓄が経常収支を支えている。
日本の貿易赤字継続を予想していない。」
などの発言をしました。
仲値を過ぎた頃からドル円が反落する展開になりました。
豪ドル円が78円台を割り込みました。
パパデモス前首相が、CNBCで、
「ギリシャのユーロ離脱の準備行われていない。」
との発言をしました。
午前10時半頃からドルストレートが一時反発をみせました。
ダウ先物に一時反発の動きがみられました。
アジアの株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
中国上海株式市場が一時プラス圏へ反発する場面がありました。
世銀が「2012年の中国GDP伸び率予想を8.4%から
8.2%に下方修正する。」と発表しました。
日銀が通常より早く政策金利の発表をして現状維持を決定しました。
日銀声明では、
「資産買入れ等基金は70兆円に据え置く。政策維持は全員一致。
国際金融資本市場は欧州債務問題めぐる懸念などから
神経質な動きみられ当面は注意が必要。
日本経済の先行きは緩やかな回復経路に復していくと考えられる。
日銀として引き続き適切な政策運営につとめていく。
日本経済がデフレ脱却し持続成長に復帰することが重要と認識。」
などが示されました。
ドル円やクロス円が急落しました。
ユーロ円が101円台を割り込み下落しました。
日経平均が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物が再び反落して揉み合いになりました。
ドルストレートに再びやや反落して揉み合いになりました。
日財務相が、
「日銀に適切な政策対応を期待している。
日銀は先月に大胆な金融緩和をした。(今回は)状況をみている。」
などの発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「日本の主要銀行を格付けウォッチ・ネガティブに指定する。」
との発表をしました。
仏の首相が、
「仏統領と独首相はギリシャ支援で協議。
ギリシャがユーロ離脱なら悲惨なことになる。
ギリシャは助けを必要としている。」
などの発言をしました。
東京時間後半にドル円が一時やや反発をみせる場面がありました。
ドルストレートは揉み合い推移になりました。
午後2時半頃からドル円が再び下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
日経平均は前日比−172.69円で大引けになりました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合いが続きました。
IMFの専務理事が、
「ギリシャの離脱は好ましくない手段。
当局者はあらゆる解決策を備える必要がある。
ギリシャ国民はユーロ圏にとどまることを望んでいる。
欧州諸国はギリシャへ一段の支援を決定することができる。
ギリシャにもなすべきことがもっとある。」
などの見解を示しました。
午後3時半頃からドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
ドルストレートは上下動の揉み合いが続きました。
ダウ先物がやや反発する展開になりました。
中国上海株式市場が終盤にかけてやや下げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
日銀総裁が、
「強力な緩和推進する姿勢全く変わってない。
付利などさらなる金利引き下げはデメリットが大きい。
金融緩和の景気刺激効果は量でなく金利で見ることが大事。
最も強く意識すべきリスク要因は欧州問題。」
などの発言をしました。
午後5時近くから主要通貨ペアが再び下落しました。
欧経常収支(3月)は季調前で前回値より強い+75億ユーロでした。
伊消費者信頼感指数(5月)は予想より弱い86.5になりました。
ドルストレートが一段安になりました。
ユーロドルが1.2614に下落して年初来安値を更新しました。
ダウ先物が再び反落しました。
英小売売上高指数(4月)は予想より弱い−2.3%になりました。
英BOE議事録では、
「全会一致で金利の据え置きを決定。
8対1で資産購入規模の3250億ポンド据え置きを決定。
マイルズ委員は買い入れ枠拡大を主張。」
などが示されました。
ポンドドルが1.57台を割り込み下落しました。
その後、ドルストレートが反発をみせました。
ポンドドルが1.57台を回復しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合い推移になりました。
原油先物が91ドル台を割り込み下落しました。
英BOEのビーン副総裁が、
「経済がより悪くなればさらなる量的緩和が必要となる可能性。
英金利が歴史的に見て通常の状態に戻る時期については知り難い。
英国はユーロ圏の不確実性に直面している。」
などの認識を示しました。
独2年債の入札では、
「目標50億ユーロに対して45.55億ユーロ発行。
平均落札利回りが過去最低の0.07%、
応札倍率が前回より低い1.7倍。」などの結果になりました。
中国の首相が、
「経済への下押し圧力が強い。政策微調整を強化していく。」
との発言をしました。
独連銀が、
「ギリシャのユーロ離脱は巨大な挑戦だが対応可能。
ギリシャの状況は極めて不安定。」などの見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
独政府報道官が、
「EU首脳会合はあらゆる方策を協議するだろう。」
との発表をしました。
ドルストレートの反発がしばらく続きました。
ダウ先物が一時やや反発をみせるも再び反落しました。
ロイター通信が、
「ユーロ圏当局者2名はギリシャのユーロ圏離脱の可能性に備え、
加盟各国が個別の対応策を用意する必要があるとの認識で一致。」
との報道をしました。
NY時間序盤はドルストレートが一時やや反落して揉み合いました。
加景気先行指標指数(4月)は予想とおりの+0.3%、
加小売売上高(3月)は予想より強い+0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
アイルランドの外務相が、
「アイルランドはユーロ共同債を支持する。
共同債の協議は早い段階で行われる。」
との発言をしました。
その後、主要通貨ペアが反発する展開になりました。
ダウ先物や原油先物に一時反発の動きがみられました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ユーロドルなど主要通貨ペアが再び反落しました。
米10年債利回りは1.74%あたりに低下しました。
米新築住宅販売件数(4月)は予想より強い34.3万件、
米住宅価格指数(3月)は予想より強い+1.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
ドルストレートの反落が強まりました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が88万3000バレル増でした。
ロンドンフィックス前頃にドル円が再び下落しました。
ドルストレートは軟調傾向が続きました。
原油先物が一時90ドル台を割り込みました。
豪ドル円が77円台を割り込みました。
NYダウが一時190ドル近く下落しました。
欧州委員会の報道官が、
「ギリシャが公約を履行する限り欧州委は金融支援策を支持する。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス頃からドル円が反発をみせました。
独の首相が、
「EU首脳会談では構造改革や労働市場の規制緩和を提案。
欧州投資銀行EIBの機能強化も提言する。
ユーロ共同債に関しては反対の姿勢に変化はない。
EU非公式首脳会合では特に決定事項はないだろう。」
などの発言をしました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが過去最低水準の0.748%、
応札倍率が前回より低い2.99倍。」などになりました。
深夜2時頃からドルストレートが一時反発をみせました。
NYダウが徐々に反発をみせました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「労働市場の低迷は適切な金融政策を継続しても長引く可能性。
FRBは最大雇用水準めぐり異例の不確実性に直面している。
議会と政府は雇用促進の補助金の拠出を選択できる。」
などの見解を示しました。
午後3時頃からドルストレートが再び反落しました。
NYダウがしだいに反発を強めて下落幅を縮小していきました。
原油先物が反発をみせました。
主要通貨ペアが反発する展開になりました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
NY時間の終わり頃にドルストレートが再びやや反落しました。
米10年債利回りは1.731になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−6.66ドルでこの日の取引を終えました。

<5月24日(木)>

米WSJ紙が、
「伊首相と仏大統領は欧州共同債を可能な解決策として支持。」
との報道をしました。
スペインの首相が、
「国内銀行セクターへの救済資金を他に求める考えはない。
現在の借り入れコストはこのままでは持続不可能になる。
ユーロへの懐疑的な見方を取り払う必要がある。」
などの見解を示しました。
セントルイス連銀総裁が、
「ギリシャがユーロ圏を離脱できる可能性。
欧・米に大きな打撃を与えずに適切な方法で対処することが可能。
米経済は大方の見方より好調に推移している。
米経済が悪化した場合はFRBが追加策を講じる余地があるが、
FOMCが現在示唆している2014年終盤ではなく、
2013年終盤に金利を引き上げる可能性もある。」
などの見解を示しました。
NZ貿易収支(4月)は予想より弱い+3.55億NZドルになりました。
市場反応は限定的でした。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや反発して揉み合いました。
独の首相が、
「EU指導者は6月の首脳会議への議題を提示した。
成長と財政再建は表裏一体。共同債にはさらなる経済協力必要。
ユーロ圏共同債で意見の相違があった。
ギリシャは義務を果たすべき。EUは成長措置でギリシャを支援。
ギリシャのユーロ残留を望む。」などの発言をしました。
仏の大統領が、
「成長と財政コントロールに矛盾はない。
プロジェクト債や欧州投資銀行EIBの資本増強に合意。
欧州統合に向けた次の措置としてユーロ圏共同債提案した。
独首相は共同債を成長メカニズムとみなさなかった。
全ての加盟国が成長構想を共有しているわけではないが、
一部の加盟国は同様の見解だった。
仏はギリシャのユーロ離脱でシミュレーションを行っている。
仏は依然として金融取引税を推進する。
ギリシャの成長回復支援で構造基金を活用すべき。」
などの発言をしました。
英の首相が「金融取引税は悪い提案である。」と発言しました。
EU大統領が、
「通貨統合に見合う経済統合の強化で合意。
ギリシャが約束を守ることとユーロ圏にとどまることを望む。
EU首脳は選挙後のギリシャ新政権が改革継続を選択すると予想。
ユーロ圏共同債については長期的な観点で協議された。」
などの発言をしました。
午前8時前頃ダウ先物が反落する展開になりました。
ドルストレートが反落しました。
ドラギECB総裁が、
「共同債は財政統合が伴わなければ意味をなさない。
は機能する防火壁となるべき。」などの認識を示しました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャの離脱に備える計画の準備加盟国に要請していない。
ユーロ圏共同債は短期的に決定できる問題ではない。
欧州首脳はあらゆる種類のイベントを考慮する必要。」
などの発言をしました。
日経平均は前日終値を挟んで上下動の揉み合いで始まりました。
東京時間に入るとダウ先物が反発をみせました。
ドルスレートが再び反発をみせて揉み合う展開になりました。
ドル円はやや反発をみせるも小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いの後に反落しました。
香港の株式市場も軟調傾向で推移しました。
中国HSBC製造業PMI速報(5月)は前回値より弱い48.7になりました。
豪ドル売り反応がみられましたが限定的でした。
日経平均はしだいに軟調になりました。
東京時間後半はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
インド・ルピーが対ドルで最安値を更新しました。
ダウ先物がやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
日銀金融経済月報では、
「欧州経済は停滞している。
日本経済は持ち直しに向かう動き明確になりつつある。
企業の業況感に改善の動きみられる。公共投資は増加。
個人消費はマインド改善などで緩やかに増加。」
などが示されました。
東京時間終盤に日経平均がやや反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
日銀総裁が、
「財政再建への取り組み不充分と市場がみれば、
長期金利上昇招き金融機関経営や日本経済に悪影響。
日銀は強力な金融緩和を推進していく方針を明らかにしている。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比+6.78円で大引けになりました。
独第1四半期GDP確報は予想とおりの+0.5%になりました。
スイス貿易収支(4月)は予想より弱い+13.3億フランでした。
市場反応は限定的でした。
午後3時頃からややドルストレートが軟調になりました。
欧州の株式市場は上昇して始まりましたが、
その後に反落する展開になりました。
ダウ先物も反落しました。
仏製造業PMI(5月)が予想より弱い44.4になりました。
午後4時半近くからユーロドルなどドルストレートが下落しました。
独10年国債利回りが過去最低の1.366%に低下しました。
独製造業PMI速報(5月)は予想より弱い45.0、
独サービス業PMI速報(5月)は予想より強い52.2になりました。
指標発表での市場反応は限定的でした。
独IFO景気動向指数(5月)は予想より弱い106.9、
欧製造業PMI速報(5月)は予想より弱い45.0
欧サービス業PMI速報(5月)は予想より弱い46.5でした。
ユーロ売り反応がみられました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
欧州の株式市場がマイナス圏へ下落しました。
ドル円も軟調に推移してクロス円が下落しました。
英第1四半期GDP改訂値は前期比で予想より弱い−0.3%でした。
ポンド売り反応がみられましたが限定的でした。
その後、ドルストレートが反発する展開になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発上昇しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ギリシャ問題は他と比較することができない。
ギリシャには回復する時間が必要。
ギリシャ危機は経済不均衡の結果。
いくつかのユーロ圏諸国は問題を抱えている。」
などの見解を示しました。
午後7時半頃からポンドドルなどが反落して揉み合いました。
ダウ先物が上げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場も上げ幅をやや縮小しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「仏の財政立て直しの計画はポジティブ。
不確実性が増せば格下げもありえる。
現在の格付けのAAAと見通しネガティブを据え置く。」
などの発表をしました。
NY時間が近づく頃にユーロドルなどドルストレートが反落しました。
NY連銀のダドリー総裁が、CNBCとのインタビューで、
「ツイストオペの延長はその時点での状況しだい。
米FRBは正しい方向に向かっている。
リスクが高まった場合は追加金融政策措置を検討する必要がある。
米国は銀行が危機に立ち向かえるようしなければならない。
2.4%前後の2012年の米経済成長率見通しは不本意ではあるが、
FRBが金融緩和を回避するのに充分な水準。」
などの発言をしました。
NY時間序盤はドル円が反発をみせました。
ギリシャ中銀総裁が、
「ギリシャの大手銀行が25日か28日までに、
資本増強に充てる180億ユーロの資金を受け取る見通し。」
との発表をしました。
米耐久財受注(4月)は予想とおりの+0.2%、
米耐久財受注(除輸送用機器)は予想より弱い−0.6%、
米新規失業保険申請件数は予想とおりの37.0万件になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ドルストレートが再び反発する展開になりました。
ユーロスイスが急上昇しました。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
ユーロ円が一時100円台を回復しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発上昇しました。
米10年金利が1.76%あたりに上昇しました。
原油先物が91ドル台を回復しました。
ドラギECB総裁が、
「中期的にはインフレリスク見られない。
長期供給オペの効果を検証するには時間が必要。
低インフレは成長と安定の鍵。インフレは成長と雇用を削減する。
金融政策は経済を驚かすのではなく導くべきもの。
長期供給オペはインフレリスクも物価圧力も導かない。」
などの認識を示しました。
NYダウは小幅高で始まるもその後にマイナス圏へ反落しました。
欧州の株式市場が上げ幅をやや縮小しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円もやや反落して揉み合いました。
EFSFの副CEOが、
「EU各国はギリシャが支援の条件に向き合う限り
支援を継続するだろう。」との発言をしました。
午後11時半頃からNYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが揉み合いながら反発する展開になりました。
カンザスシティ連銀製造業活動(5月)は予想より強い+9でした。
ロンドンフィックス頃からNYダウがマイナス圏へ反落しました。
原油先物が反落しました。
ドルストレートが再び反落する展開になりました。
中国当局者が「中国の銀行は2012年の融資目標を下回る可能性。」
との見通しを発表しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ユーロ共同債は危機解決のための道具とはならないだろう。
ギリシャはユーロに残留することを望んでる。
表立った別の計画はないと思う。」などの発言をしました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが過去最低の1.203%、
応札倍率が前回より低い2.80倍。」になりました。
NY連銀のダドリー総裁(ハト派)が、
「成長を通じて経済資源の緩みが引き続き縮小した場合は
QE3を含む追加緩和を行うことは望ましくない。
未利用の経済資源を減らすほど経済が引き続き拡大する限り、
追加措置に伴う効果が費用を上回る公算は小さい。」
などの(タカ派の)見解を示しました。
NY時間後半はドル円が上昇しました。
ドルストレートの下落が強まりました。
伊の首相が、
「EU首脳の多くはユーロ共同債を支持している。
早い時期に導入できると確信している。」
との発言をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが反発上昇する展開になりました。
原油先物が反発しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが反発をみせました。
ドル円はやや反落して揉み合いになりました。
ユーロスイスが1.2010レベルに戻りました。
米上下両院合同経済委員会が、
「バーナンキFRB議長は6月7日に上下両院合同経済委員会で
経済見通しについて証言を行う。」との発表をしました。
米シティグループが、顧客向けリポートで、
「ギリシャが今後1〜2年間にユーロ圏を離脱する確率が
50〜75%に上昇。2013年1月1日の可能性もある。」
との見解を示しました。
米10年債は1.753%になりました。
NY原油(WTI)は90ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+33.60ドルでこの日の取引を終えました。

<5月25日(金)>

格付会社のムーディーズが、
「スウェーデンの銀行3行を格下げする。見通しはステーブル。」
との発表をしました。
オセアニア時間はドル円がやや反落して揉み合いました。
ドルストレートは揉み合い推移になりました。
ダウ先物はやや軟調に推移しました。
ロイター通信が、
「ユーロ圏の弱い経済指標を受けて、エコノミストの間で
ECB利下げ観測が強まった。追加の長期資金供給オペLTROを実施し、
政策金利を9月末までに0.5%まで引き下げる見方も出ている。」
との観測報道をしました。
午前7時半過ぎからドルストレートが反落しました。
ドル円が反発をみせました。
日全国消費者物価指数コア(4月)は予想より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、ドル円が上昇しました。
日財務相が、
「欧州情勢など不安が高まるほど円高に振れる。
日本の株価や為替によい影響を与えていない。
ギリシャが財政再建策をしっかり履行しEUに残留することを支持。
欧州問題の解決に向けた欧州各国の努力を期待したい。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物や原油先物にやや反発の動きがみられました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ユーロスイスに反発がみられました。
日経済相が、
「日本は緩やかなデフレ状況も需給ギャップは徐々に縮小。
強力な金融緩和を日銀が押し進めるスタンスは変わっていない。
日銀は政府と目標を共有している。」
などの発言をしました。
NZ財務相が、
「NZドルは下落するべきだと考えている。」
との認識を示しました。
仲値過ぎから主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
日経平均が上げ幅を縮小して前日比マイナス圏へ一時反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は前日比終値レベルで揉み合いました。
中国人民銀行の年次報告書では、
「慎重な金融政策を続ける。国内の経済成長は下振れ圧力に直面。
欧州の債務危機は悪化し拡大する可能性。
金融政策を適切に微調整する。」などが示されました。
その後、ドル円が再び上昇しました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
中国上海株式市場が軟調な推移になりました。
日経平均は前日終値レベルで揉み合いになりました。
東京時間午後はドルストレートがやや反発をみせ揉み合いました。
ドル円がやや反落する展開になりました。
ダウ先物がやや下げ幅を縮小しました。
日経平均は前日比+17.01円の8580.39円で週取引を終えました。
日経平均は週足レベルで20年ぶりの8週連続の下落になりました。
独GFK消費者信頼感調査(6月)は予想より強い5.7になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
中国上海株式市場が軟調傾向で推移しました。
ロンドン時間が近づく頃からドルストレートが反発をみせました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
原油先物が91ドル台上昇しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが上昇しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
仏10年債利回りが2.495%あたりに低下しました。
ユーロドルが1.26台を瞬間的に回復する場面がありました。
ユーロポンドが堅調に推移しました。
ベルギー外務相が、
「ギリシャにとってさらなる歳出カットは難しい。
鍵はギリシャの全ての人に税金を払わせること。
ギリシャがこのままでユーロに留まることは夢や幻の類。」
などの発言をしました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が反落する展開になりました。
ポンドドルなどドルストレートが上げ幅を縮小して揉み合いました。
中国人民銀行のアドバイザーが、
「中国は預金準備率の追加引き下げも含め景気支援を強化すべき。
政策金利引き下げの可能性は低い。
2012年の中国の成長率は8.2〜8.3%、CPIは約3%の見通し。」
などの見解を示しました。
独連銀総裁が、仏ルモンド紙のインタビューで
「ECBは政策において相当なリスクを取っている。
ECBは政策のために任務の限界に到達している。
ユーロ共同債が危機を修繕するという考えはみせかけのもの。
高債務国の景気押し上げには歳出拡大ではなく構造改革が必要。」
などの見解を示しました。
独財務省報道官が、
「ギリシャへの次の融資が6月末に遅れても問題とはならない。」
との発言をしました。
その後、ユーロポンドが反落する展開になりました。
ポンドドルが反発をみせました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
一部メディアが、
「スペインのカタルーニャ自治州が財政破綻に追い込まれている。」
との報道をしました。
スペイン10年債利回りが6.3%あたりに上昇しました。
ユーロドルやポンドドルが反落する展開になりました。
豪ドル米ドルは当日高値圏でしばらく揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
NY時間序盤はユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円がやや反発をみせました。
ダウ先物が一段安になりました。
ユーロドルが1.25台を割り込み瞬間的に1.2496まで下落しました。
米10年債利回りが1.75%あたりに低下しました。
NYダウは小幅安で始まりまり前日比マイナス圏で揉み合いました。
ユーロドルなどドルストレートが反発する展開になりました。
ミシガン大学消費者信頼感確報(5月)は予想より強い79.3でした。
限定的ながらドル円などに上昇反応がみられました。
その後、ドルストレートが再び反落して揉み合いになりました。
米財務省が「中国を為替操作国に認定しない。」と発表しました。
英BOEのウィール政策委員が、
「(英GDPの低下で)追加資産買い入れ実施の正当性が高まった。
インフレ率が2%ではなく3%で推移していて、
目標をかなり長い期間上回っていることに留意する必要がある。」
との発言をしました。
ポンドドルが一時1.56台前半へ下落しました。
加の財務相が、
「加に景気後退の兆候はみられず緩やかな経済成長となる見込み。
加経済へのリスクはギリシャ問題が信用不安へと波及すること。」
などの認識を示しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
米格付け会社のS&Pが、
「スペインの5銀行を格下げる。
バンキアとバンコ・ポプラールはジャンク級へ。
9銀行は格付け維持する。」などの発表をしました。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウは軟調に推移しました。
NY時間後半は豪ドル米ドルが軟調傾向で推移しました。
ユーロドルは小幅な揉み合いになりました。
ポンドドルがやや反発をみせました。
ドル円が緩やかに上昇しました。
EUが公表した書簡では、
「ファンロンパイEU大統領は6月18〜19日に開催される
G20会合でギリシャのユーロ残留を訴える予定。」
と示されました。
ギリシャのメトロ紙がRASSを通じて実施した世論調査では、
「ギリシャ新民主主義党NDの得票率が23.6%で首位。」
コントラTVがVPRCを通じて実施した調査では、
「ギリシャ急進左派連合SYRIZAの得票率が28.5%で首位。」
などになり、錯綜した結果になりました。
NYダウが一時100ドル超下落する場面がありました。
米債券市場は短縮取引になりました。
米10年債利回りは1.7465%になりました。
NY原油(WTI)は90ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−74.92ドルの12454.83ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<5月28日(月)>

※スイス、米国などが祝日です。

朝8時01分に英ホームトラック住宅調査(5月)、
朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
同朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(4月)、
午前9時から豪RBA総裁の講演、
などが予定されます。

<5月29日(火)>

朝8時半に日失業率(4月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(5月)、
夜10時に米ケースシラー住宅価格指数(3月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(5月)、
などが予定されています。
独・米の指標には注目です。

<5月30日(水)

朝7時45分にNZ住宅建設許可(4月)、
午前10時半に豪小売売上高(4月)、
午後4時にスイスKOF景気先行指数(5月)、
午後5時半に英消費者信用残高(4月)、
午後6時に欧消費者信頼感確報(5月)、
夜9時半に加鉱工業製品価格指数(4月)、加原材料価格指数(4月)、
夜11時に米中古住宅販売保留(4月 成約)、
深夜12時半からドラギECB総裁の講演、
などが予定されています。
豪・米の指標には注目です。
また、ギリシャ国立銀行の決算発表も予定されています。

<5月31日(木)>

朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(5月)、
朝8時50分に日鉱工業生産指数速報(4月)、
午前10時にNBNZ企業信頼感(5月)、
午前10時半に豪第1四半期民間設備投資、豪住宅建設許可件数(4月)
午後2時45分にスイス第1四半期GDP、
午後4時55分に独失業率(5月)、独失業者数(5月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(5月)、
午後8時半に米チャレンジャー人員削減数(5月)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(5月)、
夜9時半に米第1四半期GDP改訂値、米第1四半期個人消費改訂値、
同夜9時半に米第1四半期GDP価格指数改訂値、
同夜9時半に米第1四半期PCEコア・デフレータ改訂値、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加第1四半期経常収支、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(5月)、
などが予定されています。
豪・スイス・(独)・欧・米の指標には注目です。
ギリシャのアルファ銀行の決算発表も予定されています。
また、この日に米2年債(429億ドル)と5年債(162億ドル)の
償還が予定されています。
そして、アイルランドの国民投票が予定されています。

<6月1日(金)>

午前10時に中国製造業PMI(5月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(5月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(4月)、
午後4時半にスイス製造業PMI(5月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(5月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(5月)、
午後5時半に英製造業PMI(5月)、
午後6時に欧失業率(4月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数(5月)、米失業率(5月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(5月)、
同夜9時半に米個人所得(4月)、米個人消費支出(4月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(4月)、米PCEコア・デフレータ(4月)、
同夜9時半に加GDP(3月)、加第1四半期GDP、
夜11時に米ISM製造業景況指数(5月)、米建設支出(4月)、
などが予定されています。
中国・英・米・加の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、ドルインデックスが週初にやや反落しま
したが上昇が継続して、82.40に上昇するリスク回避の米ドル高の
1週間になりました。また、LIBORドル3ヶ月物金利は0.46685%と
前週と同水準になりました。そして、米10年債利回りは1.74%あた
りになりました。一方、先週のNYダウは週間で85ドルほど反発する
展開になりました。

先週の米主要経済指標では、22日のリッチモンド連銀製造業景況指
数(5月)が予想よりかなり弱い+4、米中古住宅販売件数(4月)が予
想より強い462万件、23日の米新築住宅販売件数(4月)が予想より強
い34.3万件、米住宅価格指数(3月)が予想より強い+1.8%、24日の
米耐久財受注(4月)が予想とおりの+0.2%、米新規失業保険申請件
数が予想とおりの37.0万件、25日の米ミシガン大学消費者信頼感指
数確報(5月)が予想より強い79.3、などの結果になりました。強弱
混在でしたが住宅市場が改善しつつあることが示されました。

先週の米要人発言では、21日にアトランタ連銀総裁が「QE3は検討
議題から排除できないと認識しているが現時点でQE3は必要な経済
状況ではない。経済見通しでは今後数年間は穏やかな成長。インフ
レは予測できる限り2%付近で安定的。ツイストオペの延長は恐ら
く必要がない。」など、米経済回復の認識とともに現時点でQE3や
ツイストオペの延長の必要はないとの見解を示し、22日にオバマ大
統領が「ギリシャのユーロ離脱はないと見込んでいる。欧州には財
政均衡が必要というのがG8のコンセンサス。欧州首脳からは逼迫し
た雰囲気を感じている。」などの認識を示し、23日にミネアポリス
連銀総裁が「労働市場の低迷は適切な金融政策を継続しても長引く
可能性。FRBは最大雇用水準めぐり異例の不確実性に直面。」との
米労働市場への懸念を示し、24日にセントルイス連銀総裁が「ギリ
シャがユーロ圏を離脱できる可能性。欧・米に大きな打撃を与えず
に適切な方法で対処することが可能。米経済は大方の見方より好調
に推移している。米経済が悪化した場合はFRBが追加策を講じる余地
があるが、FOMCが現在示唆している2014年終盤ではなく2013年終盤
に金利を引き上げる可能性もある。」など、ギリシャ離脱の可能性
とともに米経済の回復と早期利上げの可能性に言及してタカ派の見
解を示し、同日にハト派のNY連銀のダドリー総裁が「ツイストオペ
の延長はその時点での状況しだい。リスクが高まった場合は追加金
融政策措置を検討する必要がある。2.4%前後の2012年の米経済成長
率見通しは不本意ではあるが、FRBが金融緩和を回避するのに充分な
水準。成長を通じて経済資源の緩みが引き続き縮小した場合はQE3を
含む追加緩和を行うことは望ましくない。未利用の経済資源を減ら
すほど経済が引き続き拡大する限り、追加措置に伴う効果が費用を
上回る公算は小さい。」など、追加金融政策措置の可能性は残しつ
つも、現状では「QE3を含む追加緩和を行うことは望ましくない。」
と明言して、タカ派の見解を示しました。
バーナンキFRB議長の見解に近いスタンスといわれるNY連銀のダド
リー総裁がタカ派の見解を示したことは特筆されることで、米要人
の金融政策のスタンスがタカ派に軸足が移りつつあることが覗えて、
QE3観測が後退することになりました。QE3観測後退はドル高の要因
となるだけに、来週6月7日に米上下両院合同経済委員会で経済見
通しについて証言するバーナンキFRB議長の発言が注目されます。

今週の米主要経済指標では、29日の米消費者信頼感指数(5月)、
30日の米中古住宅販売保留(4月成約)、31日の米ADP雇用統計(5月)と
米第1四半期GDP改訂値に米第1四半期個人消費改訂値と米新規失業
保険申請件数に米シカゴ購買部協会景気指数(5月)、週末6月1日の
米雇用統計と米ISM製造業景況指数(5月)などが注目されます。

円については、日経済指標では、23日の日通関ベース貿易収支(4月)
が予想より弱い−5203億円(季調済では予想より強い−4802億円)、
25日の日全国消費者物価指数コア(4月)は予想より強い+0.2%にな
りました。また、24日の日銀金融経済月報では「欧州経済は停滞し
ている。日本経済は持ち直しに向かう動き明確になりつつある。
企業の業況感に改善の動きみられる。公共投資は増加。個人消費は
マインド改善などで緩やかに増加。」などが示されました。

そして、23日の日銀政策金利の発表では通常よりも早めの時刻に据え
置きが発表されて、「資産買入れ等基金は70兆円に据え置く。政策
維持は全員一致。国際金融資本市場は欧州債務問題めぐる懸念など
から神経質な動きみられ当面は注意が必要。
日本経済の先行きは緩やかな回復経路に復していくと考えられる。
日銀として引き続き適切な政策運営につとめていく。
日本経済がデフレ脱却し持続成長に復帰することが重要と認識。」
などが示されました。

また、日要人発言では、22日に日財務相が「ギリシャ情勢の予断は
許さないが日本株が下がる要因はない。難しい金融・経済運営を迫
られているが、(日銀は)適時適切に判断されると認識している。日
銀が先月まで強力な緩和を進めていることを高く評価している。日
本経済についての日銀の考え方を注視したい。」などの見解を示し、
同日に日財務省幹部(匿名)が「最近の円高進展には投機的要素があ
る。必要があれば行動する。(格下げは)財政再建が必要とのメッセ
ージとして受け取るべき。」など為替介入の可能性を示し、23日に
日銀総裁が「強力な緩和推進する姿勢全く変わってない。付利など
さらなる金利引き下げはデメリットが大きい。金融緩和の景気刺激
効果は量でなく金利で見ることが大事。最も強く意識すべきリスク
要因は欧州問題。」などの見解を示し、また24日に日銀総裁が「財
政再建への取り組み不充分と市場がみれば、長期金利上昇招き金融
機関経営や日本経済に悪影響。日銀は強力な金融緩和を推進してい
く方針を明らかにしている。」との発言をして、25日に日財務相が
「欧州情勢など不安が高まるほど円高に振れる。日本の株価や為替
によい影響を与えていない。欧州問題の解決に向けた欧州各国の努
力を期待したい。」などの見解を示し、同日に日経済相が「日本は
緩やかなデフレ状況も需給ギャップは徐々に縮小。強力な金融緩和
を日銀が押し進めるスタンスは変わっていない。日銀は政府と目標
を共有している。」などの発言をしました。

そして、22日に格付け会社のフィッチが「日本の長期発行体格付け
をA+に引き下げる。見通しはネガティブ。日本の公的債務比率は
高水準で上昇傾向。ソブリン信用力へのリスクが増大している。」
などの発表をしました。

先週のドル円相場は、週初21日に上窓を空けて79.17円で始まり、
22日の東京時間にかけて揉み合いながらも緩やかに上昇して79円台
半ばとなった後にロンドン時間に格付け会社のフィッチが「日本の
長期発行体格付けをA+に引き下げる。見通しはネガティブ。」と
発表したことを契機に円売り動意になって、また、アトランタ連銀
総裁の「追加緩和には米経済の悪化が必要。そのハードルは高い。」
との発言や格付け会社イーガン・ジョーンズによるスペイン格下げ
でのドル買い動意も後押ししてNY時間の後半に80.14円まで上昇する
展開になりました。その後、ギリシャのパパデモス前首相が「ギリ
シャはユーロ離脱も想定。その用意もする見込み。ギリシャがユーロ
圏離脱を決定する現実的なリスクがある。」との発言をしたことを
契機にリスク回避の動意が優勢になりドル円は反落して、その後の
23日の日銀金融政策決定会合で日銀が追加緩和を見送ったことと、
リスク回避の動きでユーロ円が100円台を割り込むなどクロス円の
下落とも相俟ってNY時間前半にかけて79.21円まで下落する展開に
なりました。その後は反発に転じて79円台半ばで揉み合いとなった
後に、24日のNY時間後半にNY連銀のダドリー総裁が「成長を通じて
経済資源の緩みが引き続き縮小した場合は、QE3を含む追加緩和を行
うことは望ましくない。」とのタカ派の発言をしたことを契機とし
たドル買い動意に25日の東京時間午後にかけてドル円は79.82円まで
上昇する展開になりました。その後、ドルストレートの反発に伴う
ドル売り動意にNY時間が始まる前あたりにかけて79円台半ばまで反
落して、その後に「スペインのカタルーニャ自治州が財政破綻に追
い込まれている。」との報道を契機としたドルストレートの下落に
伴うドル買い動意にやや反発をみせた後に動意薄の小幅揉み合いと
なって79.67円で週の取引を終えました。週間ではやや上昇傾向に
なりました。

今週の円にかかわる指標発表では、29日の日失業率(4月)、31日の
日鉱工業生産指数速報(4月)、などが注目されますが、ドル円相場
では対ドル通貨ペアとして週末6月1日の米雇用統計が最も注目
されます。また、79.00円を下回ることになった場合では、実質実
効ベースとして2011年10月の日政府・日銀が介入した円高水準に
近づくことになるとの指摘がありますので、日要人の円高への牽制
の発言には留意する必要がありそうです。

今週ドル円相場では、レンジ相場の様相ながら、反発上昇した場合
は、80.00円の大台の節目「000」ポイントが注目されます。ここの
ポイントでは実需の売りが控えているとの観測があるようですが、
ここを超えた場合は、23日高値の80.14、4日高値の80.39円から
3日高値の80.55および2日高値80.61円の「80.39-80.61」アラウ
ンドのゾーンが注目ポイントになりそうです。さらに上昇となった
場合では、81.00アンダーから81.00の「00ポイント」などがレジス
タンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、まずは79.50アラウンドを巡る攻防が
注目されますが、79.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は、
78.50のポイント、さらに下落した場合は昨年12月後半高値と1月
25日高値のゾーン「78.30-20」アラウンドなどがサポートとして
注目ポイントになりそうです。

ユーロについては、G8首脳会議で「成長と雇用の促進は必要不可欠。
ギリシャがユーロ圏へ残ることへの関心を確認。持続可能な財政健
全化策を支持。」などが宣言されましたが具体策は示されず、また
ギリシャのパパンドレウ元首相が「ギリシャがユーロ離脱ならGDP
20%減少も。ギリシャの離脱はユーロ崩壊引き起こす恐れがある。」
などの見解を示したことなどもあって、週初21日に1.2764で始まっ
た後にオセアニア時間ではやや反落しましたが、ロイター通信が、
「23日にブリュッセルで開催されるEU非公式首脳会議で、仏大統領
や一部のユーロ圏首脳がユーロ圏共同債の実現を働きかける見通し
となった。」との報道もあり、東京時間前半にかけて反発して、
一時1.28台を回復しました。その後はギリシャやスペインに対する
懸念を背景にNY時間序盤にかけて1.27台半ばに反落しました。
その後、軟調推移となっていたNYダウが反発上昇したことや、原油
先物が92ドル台を回復したことを背景に、ユーロドルは1.2824まで
反発する展開になりました。その後、IIFによる「スペインの銀行の
貸倒損失は2180億〜2600億ユーロの公算。」との発表があり、やや
反落するも、22日の東京時間にかけて1.28アラウンドでの揉み合い
になりました。その後、ロンドン時間のスペイン短期債の入札で、
3ヶ月物の落札利回りが前回よりかなり高い0.846%に上昇したこと
を契機として再びユーロドルは1.27台半ばへ反落する展開になりま
した。

その後は一旦、揉み合いになりましたが、格付け会社のイーガン・
ジョーンズが「スペインをBB+からBB−(ジャンク級)へと2段階の
格下げする。」との発表をしたことを契機に、ロンドンフィックス
の前頃から下落して1.27台を割り込み、さらにNY時間の後半にギリ
シャのパパデモス前首相が「ギリシャはユーロ離脱も想定。その用
意もする見込み。ギリシャがユーロ圏離脱を決定する現実的なリス
クがある。」との発言もあって、ユーロドルは23日の東京時間序盤
にかけて1.26台半ばまで下落しました。その後は、パパデモス前首
相がCNBCで前日の発言を修正する「ギリシャのユーロ離脱の準備は
行われていない。」と述べたこともあり、一旦は揉み合いになりま
したが、ロンドン時間序盤に伊消費者信頼感指数(5月)は予想より弱
い86.5になったことなどを契機に、リスク回避の動きが強まって、
ユーロドルは1.2614に下落して年初来安値を更新しました。

その後、ショートカバーが入りNY時間序盤にかけて1.2687まで反発
しましたが、独連銀が「ギリシャの状況は極めて不安定。」との見
解を示したことや、ロイター通信が「ユーロ圏当局者2名はギリシ
ャのユーロ圏離脱の可能性に備え、加盟各国が個別の対応策を用意
する必要があるとの認識で一致。」との報道や、独の首相が「ユー
ロ共同債に関しては反対の姿勢に変化はない。EU非公式首脳会合で
は特に決定事項はないだろう。」と発言したことや、NYダウが一時
190ドル近く大幅下落したことなどで、ユーロドルはロンドンフィッ
クスを過ぎに1.25台半ばへと急落する展開になりました。

その後、NYダウが下落幅を縮小していったことを背景にNY時間終盤
にかけて一時1.26台を回復するあたりまで反発しましたが、24日の
オセアニア時間でのEU非公式首脳会合後の欧州の要人達の発言には
反応薄で、東京時間にかけて1.25台後半での揉み合い推移になりま
した。その後、一時1.26台へのトライが見られましたがフェイルと
なって、仏製造業PMI(5月)が予想より弱い44.4になったことや、
独IFO景気動向指数(5月)が予想より弱い106.9になったことで下落し
て、ユーロドルは瞬間的に1.2515の安値をつけました。

その後、ショートカバーが入ってNY時間序盤に一時1.2619まで上昇
しましたが、格付け会社のムーディーズの「仏の財政立て直しの計
画はポジティブだが、不確実性が増せば格下げもありえる。現在の
格付けのAAAと見通しネガティブを据え置く。」との発表や、ハト派
で知られるNY連銀のダドリー総裁がタカ派の見解を示したことなど
でユーロドルは揉み合い推移になりました。その後、ロンドンフィ
ックス頃からNYダウがマイナス圏へ反落したことを背景に、NY時間
後半にかけて1.25台前半に再び反落する展開になりました。

その後、25日のオセアニア時間のロイター通信の「ユーロ圏の弱い
経済指標を受けて、エコノミストの間でECB利下げ観測が強まった。
追加の長期資金供給オペLTROを実施し、政策金利を9月末までに
0.5%まで引き下げる見方も出ている。」との観測報道にも動意薄
で東京時間にかけて1.25台前半での小幅な上下動になりました。
ロンドン時間が近づく頃からダウ先物の反発を背景に週末調整の
ショートカバーが入ったか、ロンドン時間序盤にユーロドルは一時
1.2602まで反発上昇する展開になりました。その後、ベルギー外務
相の「ギリシャにとってさらなる歳出カットは難しい。ギリシャが
このままでユーロに留まることは夢や幻の類。」との発言や、「ス
ペインのカタルーニャ自治州が財政破綻に追い込まれている。」と
の報道や、スペイン10年債利回りが6.3%あたりに上昇したことなど
を背景に、NY時間序盤にかけて下落して瞬間的に1.2496と1.25台を
割り込み本年最安値を更新しました。

その後、一時1.25台半ばあたりまで反発しましたがNYダウの軟調を
背景に再びやや反落して、1.25台前半での小幅な揉み合いになりま
した。米格付け会社のS&Pの「スペインの5銀行を格下げする。
バンキアとバンコ・ポプラールはジャンク級へ。9銀行は格付けを
維持する。」との発表にも反応薄でユーロドルは1.2515で週の取引
を終えました。

今週のユーロでは、29日の独消費者物価指数速報(5月)、30日のドラ
ギECB総裁講演、31日の独失業率(5月)と欧消費者物価指数速報(5月)
1日の中国製造業PMI(5月)と独・欧の製造業PMI確報(5月)、そして
ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして米雇用統計が注目されますが、
190億ユーロの資金を注入してバンキア銀行を国有化するスペインの
財政事情も厳しくなっているようで、ギリシャやスペインなどへの
リスク懸念に対する市場動向が引き続き最大の注目材料になりそう
です。30日ギリシャ国立銀行の決算発表や、31日アイルランドでの
EU新財政協定への参加にかかわる国民投票の動向も注目されます。

また、先週末時点でスペインの10年債利回りが6.3%あたりに上昇
していることで、今後もユーロ圏の重債務国の国債金利動向および
国債入札が注目されますが、金融不安から欧州の銀行株は大きく下
落していて預金者もリスク回避に動き、預金残高がギリシャでピー
ク比で約30%減にもなり、預金流出に歯止めがかからない状況で、
スペインでも預金残高が約5%減になり、ポルトガルでも約2.5%
減になり、伊でも0.7%減となってきているようで、リスク懸念は
簡単に収まりそうもないようです。

一方、かねてから構想されているユーロ共同債については、仏のオ
ランド新大統領が進展させようと努めていますが、ユーロ圏中核国
である独が妥協する様子はみられなく、その実現の合意までの道程
はかなり遠そうです。

そして、IMFが6月中に実施する予定だったギリシャへの追加融資を
当面凍結する意向を固めたとの報道があり、25日の独財務省報道官
の発表によば「ギリシャへの次の融資が6月末に遅れても問題とは
ならない。」とのことではありますが、逼迫した状況にあるギリシ
ャの将来を決定する6月17日の再選挙がますます注目されます。

また、先週の最新の世論調査では世論が拮抗しているためか、調査
機関によってその結果がまちまちで、ギリシャのメトロ紙がRASSを
通じて実施した世論調査では「ギリシャ新民主主義党NDの得票率が
23.6%で首位。」、一方、コントラTVがVPRCを通じて実施した調査
では「ギリシャ急進左派連合SYRIZAの得票率が28.5%で首位。」と
錯綜した結果となっていて不透明感が強まっていますが、23日ロイ
ター通信が「ギリシャのユーロ圏離脱の可能性に備え、加盟各国が
個別の対応策を用意する必要があるとの認識で一致。」との報道を
しているように、ギリシャがユーロ圏を離脱する可能性に備えて、
その準備が進められているようです。

一方、25日にはロイター通信が「ユーロ圏の弱い経済指標を受けて、
エコノミストの間でECB利下げ観測が強まった。追加の長期資金供
給オペLTROを実施し、政策金利を9月末までに0.5%まで引き下げ
る見方も出ている。」との観測報道をしていて注目されますが、
ユーロ圏のCPIが目標とする「2%未満」を超える2.6%になってい
ることでECBは難しい舵取りになりそうです。

今週のユーロドル相場では、ファンダメンタルズ的には悪材料のオ
ンパレードといった様相ですが、ギリシャの離脱の可能性の先行織
り込みも進んできてきていることと、重要ポイントに差し掛かって
きていることで、週初、まずはオプション・バリアがあるとされる
1.2500の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
上昇となった場合では、1.26の「00」ポイントから1月16日の安値
から2月28日高値の上昇波の基点となった1.2625アラウンド、
さらに上昇した場合は23日高値の1.2687から1.27の「00」ポイント、
などが上値抵抗のレジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、2009年3月の安値1.2455アラウンド、
さらに下落した場合は、1.2400の「00」ポイント、ここを下抜けた
場合は、2008年10月の安値1.2328アラウンドなどが下値抵抗として
注目されます。


さて今週は、トレードと凡事のお話 その8 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第八話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「一週間がたつのも早いものじゃのう…。
 ジャネーの法則が正しいことを実感する今日この頃じゃねー。」

『あははっ。何をくだらないダジャレ言ってんだよ。』

「さて…、ところで、本来はダマシとも言えないのじゃが、
 ニュースや経済指標の発表などでも一見、
 ダマシのように思えることがあるものじゃ…。」

『……。』

「たとえば、今年の2月21日の昼前に市場が待ちに待っていた
 ギリシャの第2次支援が決定されたのじゃが、
 発表直後は上昇したもののすぐさま95Pipsも反落したのじゃ。」

『うむ、覚えてるぜ。そんなこともあったよな。』

「その他にも、0.25%と0.50%の両方の利上げ観測があった場合、
 つまり、市場観測が割れているような場合じゃが、
 発表された結果が0.25%の利上げとなったとき、
 実際に『利上げ』になったのにもかかわらず下落したり…、
 そのときだけを近視眼的に『部分的』に見てしまうと、
 不可解に思える市場の動きがあるものじゃ…。」

『うん。そういうことは確かにあるよね…。
 金融支援は下落の要因なのか? 利上げは下落の要因なのか?
 「どうなっとるんや、なんでやねん!」ということがあるぜ。』

「このようなことは『ニュース・リバーサル』とか、
 “Buy the Rumor,Sell the fact”などと呼ばれるものじゃ。」

『……。』

「じつはその発表の以前に市場観測によって、
 市場はあらかじめ『先行織り込み』をしていたわけじゃのう。
 発表後にさらなる上昇要因の可能性がみえない場合など、
 一旦の頂点と観る向きが利食いの売りを仕掛けてくるのじゃ。」
 
『……。』

「ときに…、まぁ、ありえない空想じゃが…、
 お前さんが未来新聞を購読しているとして、
 それに『ギリシャの第2次支援が決定された』との記事あれば、
 先回りして事実の発表前にユーロを買っておくことじゃろう。」

『それが真実となるのなら、当然、そうやって出し抜くぜ…。
 そして、事実の発表で飛びついてきたヤツラの買いで
 上げたところでサッサと利食って売り抜けるさ…。
 あっ、あれ…、そういうことか…。』

「そうじゃとも…。そういうことじゃて。
 それが良いニュースで下げる“Sell the fact”じゃよ。
 事前を見ないで結果しか見えぬ者には
 不可解なダマシということになるのじゃよ。」

『……!』

「そのようなことを知らぬ者にとっては、
 相場は不可解で、白が黒で黒が白の
 不思議の国のアリスの世界のように、
 ワケが解らなくなってしまうのじゃ。」

『……。』

「相場では、当面、これ以上の良い材料が見えないとき、
 よく言う材料の出尽くしで、
 とりあえずの『最高は売られる契機』となるものじゃ。
 アリスの世界では最高は下げるという意味なのじゃのう。」

『……。』

「あっはっはっ。まぁ、冗談じゃがのう。
 相場的にはお前さんは下がりようのない
 上げの可能性いっぱいの最低というわけじゃ。」

『なんだとぉ! バカにしてんだか、褒めてんだか…。
 へんなジョークはやめろよな。』

「こりゃ、すまんすまん。
 もちろん良い意味でお前さんを褒めているのじゃよ。」

『ということは…、先行織り込みに注目すべきってことだな。
 「先行織り込みに注目することは当たり前のこと。」
 というわけだな。ジイさん。』

「そういうことじゃ…。
 重要経済指標の発表予定があって、
 まぁ、多くの者は何月何日何時何分くらいを把握する程度じゃが、
 『市場予想によって事前に相場がどう動き織り込みしているか』
 を観る必要があるというワケじゃ…。」

『ふーん。市場予想なんて指標カレンダーのオマケ
 みたいに思っていたけど、活用価値があるというワケだね。』

「ふむ。重要経済指標は発表時だけ意識するものではないのじゃ。
 先行織り込みの視点で観るとトレードの大切なヒントとなる
 ものなのじゃのう…。」

『……。』

「先行織り込みがあるからこそ、
 指標発表時は前回値より良いとか悪いとかいうよりも、
 市場予想より良いのか悪いのか、が注目されるのじゃ。
 じゃからして、たとえマイナス結果でも市場予想より良ければ
 価格(レート)は上昇するというワケじゃ…。」

『……。』

「それと…、市場は不透明感を嫌う性質もあるのう。
 どうなるのか全く予想が立たないときには
 回避行動を取りたがる性質があるものじゃ。
 たとえば、先ごろの英BOE議事録の発表前に
 よくポンドが下落することがあったけれども、
 これなども直前の回避行動といってもよかろう…。」

『ジイさん、今日も話がすっげー長くなってんだけどさぁ、
 ほんとうはこんなファンダの話なんかよりも、
 チャートポイントを巡るブルとベアの戦いで決着がつく頃に
 現れるエビデンスの話のほうがずっと興味あったんだよね。』

「すまん、すまん。
 それはまた来週にすることにしようかのう…。
 少し話が長すぎたようじゃのう…。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX トレードと凡事のお話 その7


G8で米国に一番乗りしたオランド仏新大統領ですが、
会食の席ではオバマ米大統領のすぐ横だったそうです。
将来、「オバンド」とか新造語ができるかもしれませんね。^^

●先週の主な出来事

<5月14日(月)>

独の最大州のノルトライン・ウェストファーレンでの議会選挙では
メルケル首相率いるCDUが大敗しました。
ドル買い動意が優勢で市場が始まりました。
ユーロが下窓を空けて始まり1.29台を割り込みました。
ドル円が小さな上窓を空けて始まりました。
ダウ先物が下落して始まりました。
欧州委員会が、
「ギリシャのリアルニュース日曜版が伝えた、EU、IMF、ECBが
欧州寄りの政権が誕生した場合に金融支援合意について
6つの重要な見直しを行なう用意がある、との報道を否定する。」
との発表をしました。
NZ第1四半期小売売上高は予想より弱い−1.5%になりました。
NZドル売り反応がみられました。
読売新聞が、
「ギリシャ総選挙後の連立交渉は第3党の財政緊縮策支持派の
全ギリシャ社会主義運動のエバンゲロス・ベニゼロス党首が、
パプリアス大統領に会い交渉の失敗を報告。
大統領は13日に全政党党首と会談して連立政権樹立に向けた
最後の調整に乗り出す。調整は不調に終わるとの見方が大勢。
再選挙はほぼ不可避な情勢となっている。」
との観測報道をしました。
その後、ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ユーロドルが一時1.29台を回復しました。
ドル円が上昇して80円台を回復しました。
クロス円が反発しました。
ダウ先物が反発をみせました。
日国内企業物価指数(4月)は予想よりは強い−0.2%になりました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
仲値を過ぎた頃から主要通貨ペアが反落する展開になりました。
豪住宅ローン許可件数(3月)は予想より強い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルが再び1.29台を割り込みました。
豪ドル米ドルが一時パリティを割り込む場面がありました。
ドル円が反落して一時80円台をわずかに割り込む場面がありました。
クロス円が反落しました。
アジア株式市場は上昇して始まった後に反落する展開になりました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
日経平均が前週末比マイナス圏へ反落しました。
原油先物は軟調傾向で推移しました。
その後、ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
上海株式市場や香港株式市場などが再びプラス圏へ反発しました。
東京時間午後は日経平均が前週末比プラス圏へ反発しました。
格付け会社のフィッチが、
「中国の今年のGDP成長率は8%を予想する。
中国のハードランディングは予想していない。
中国の短期的な見通しはそれほど懸念していないが、
中国の中・長期の見通しには一段と懸念している。」
などの見解を発表しました。
東京時間後半はややドル売り傾向での揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャのユーロ離脱リスクは同国の銀行にマイナス。
債務負担増による銀行支援はスペインの格付けにマイナス。
欧州での衝撃的な出来事はアジア格付け見通しに打撃はない
ギリシャの総選挙の結果はユーロ離脱リスクが上昇。」
などの見解を発表しました。
ドル円が一時80円台を割り込みました。
日工作機械受注速報(4月)は前年比で前月より弱い+0.5%でした。
日経平均は前週末比+20.53円で大引けになりました。
独卸売物価指数(4月)は前年比で前月より強い+2.4%でした。
午後3時過ぎにドル円が反発して80円台を再び回復しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反落して揉み合いました。
上海株式市場や香港株式市場などが再びマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物や原油先物は軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
仏経常収支(3月)は−41億ユーロになりました。
仏中銀総裁が「ギリシャは仏の銀行に問題とはならない。」
との認識を示しました。
独とギリシャの10年債利回り格差が2358bpに拡大しました。
午後4時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルがパリティを割り込み下落しました。
ポンドドルはやや軟調傾向の揉み合いになりました。
スイス生産者輸入価格(4月)は予想より弱い−2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後4時半頃からドル円が上昇しました。
一部メディアが、
「4月スペインの銀行のECBからのネット借入れは2635億ユーロ。」
との報道をしました。
午後5時過ぎにユーロドルや豪ドル米ドルが一段安になりました。
その後、ドル円がしだいに反落する展開になりました。
スペイン10年物国債の利回りが6.2%に上昇しました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
スぺイン短期債の入札では、
「目標上限30億ユーロに対して合計29億ユーロの発行。
12ヶ月物では、利回りが前回より高い2.985%、
応札倍率が前回より低い1.8倍。」などになりました。
原油先物が一時94ドル台を割り込み下落しました。
欧鉱工業生産指数(3月)は予想より弱い−0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊国債の入札では、
「合計52.5億ユーロ発行。
そのうち3年債では35億ユーロ発行されて、
平均利回りが前回より高い3.91%、
応札倍率が前回より高い1.52倍。
10年債では6.51億ユーロ発行されて落札利回り5.66%。」
などの結果になりました。
英10年債利回りが一時過去最低の1.874%に低下しました。
一部メディアが、
「ギリシャ左派連合が極右を除く全ての政党との話し合いに
参加を表明した。」との報道をしました。
午後6時過ぎユーロドルなどドルストレートが一時反発しました。
独の6ヶ月物短期証券の入札では、
「発行高33億ユーロ。平均利回りが前回より低い0.037%、
応札倍率が前回より高い1.5倍。」になりました。
午後7時半過ぎにドル円が80円台を割り込み下落していきました。
ユーロ円が102円台へ下落するなどクロス円が軟調に推移しました。
ギリシャの株式市場が5%近く下落しました。
欧州の株式市場が軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.46585%に低下しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.28台前半へ下落しました。
ユーロポンドが軟調傾向で推移しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ポンドが堅調に推移しました。
米10年債利回りは一時1.73%近くまで低下しました。
午後11時半頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
NYダウが下落幅を縮小しました。
原油先物がやや反発しました。
ギリシャの急進左派連合の党首が、
「欧州は緊縮策を再検討すべき。
目標はギリシャをユーロにとどめること。」
との発言をしました。
オーストリアの財務相が、
「ギリシャは厳しい局面だがEUとの約束に真摯に向き合う必要。
そうしなければこれ以上資金を得ることはできないだろう。」
との発言をしました。
スイスSNB総裁が、
「ユーロスイスで1.20というスイスフランの上限設定は
市場の歪曲への一時的な措置。その1.20の水準でも過剰評価。
スイスフランの上限設定に関して無制限に対応する用意がある。
必要なら更なるステップもある。」
などの発言をしました。
ややスイスフラン売り反応がみられました。
ベルギー中銀総裁が、
「ギリシャのユーロ離脱は可能性がある。その場合の主なリスクは
他のメンバー国に対してユーロ離脱の前例を作ってしまうこと。」
との見解を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
ギリシャの国営TVが「ギリシャ大統領は15日も連立協議を継続。」
との報道をしました。
一部メディアが、ベニゼロス氏の話として、
「ギリシャ大統領は実務者による救国政府樹立を提案した。」
との報道をしました。
ギリシャ急進左派党首が実務者でつくる政府の案を拒否しました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を再び拡大しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.768%になりました。
NY原油(WTI)は94ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−125.25ドルでこの日の取引を終えました。

<5月15日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「伊の銀行26行を格下げする。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
ユーロ売り反応がみられました。
ドルストレートがやや下落しました。
レーン欧州委員が、
「ギリシャのユーロ残留を望むのは明白なこと。
EUとIMFのギリシャ支援はユーロの連帯を示す。
ギリシャは条件を満たし連帯は相互的なもの。
ギリシャの政治は支援の合意内容を遵守する必要。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「ユーログループはギリシャの組閣を期待している。
ユーロ圏各国は財務相会合でギリシャに引き続きコミットした。
残りの支援は6月末までに実行される。」
などの発言をしました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
読売新聞が、
「G8首脳会議ではギリシャ問題が主要議題の1つになる。」
との報道をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや上昇をみせ揉み合いました。
仲値頃からドルストレートが反落する展開になりました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
豪RBA議事録では、
「世界経済のセンチメントは依然として脆弱。
欧州の債務問題が悪化するリスクが残っている。
雇用の成長は短期的に抑制されている。世界経済は依然不透明。
インフレは今後2〜3年はRBAターゲット下限で推移すると予想。
銀行の資本調達コストは低下したが2011年半ばの水準より高い。
中国の成長は一段の鈍化の見通し。」などが示されました。
限定的ながら発表後に豪ドル売り反応がみられました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
その後、主要通貨ペアがやや戻して揉み合い推移になりました。
豪ドル米ドルが反発をみせました。
ポンドドルはやや軟調傾向で揉み合いました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
原油先物は94ドル台前半で揉み合いました。
シンガポールや香港の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
日消費者態度指数(4月)は予想より弱い40.0になりました。
市場反応は限定的でした。
仏第1四半期GDP速報は前期比で予想とおりの±0.0%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間終盤にかけてドルストレートが上昇しました。
日経平均は前日比−73.10円で大引けになりました。
独第1四半期GDP速報は前期比で予想より強い+0.5%でした。
ユーロ買い反応がみられました。
豪ドル米ドルがパリティを回復しました。
ダウ先物や原油先物が反発上昇しました。
中国上海株式市場が終盤に下げ幅を縮小していきました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
ドルストレートなど主要通貨ペアが堅調に推移しました。
オランダの10年債利回りが過去最低の1.949%に低下しました。
独とギリシャの10年債利回り格差が2664bpに拡大しました。
伊第1四半期GDP速報は前期比で予想より弱い−0.8%になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
独の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
豪ドル米ドルが再びパリティを割り込みました。
英商品貿易収支(3月9は予想より弱い−85.64億ポンドでした。
ポンド売り反応がみられました。
独ZEW景況感調査(5月)は予想より弱い10.8、
欧ZEW景況感調査(5月)は前回値より弱い−2.4、
欧第1四半期GDP速報は前期比で予想より強い±0.0%でした。
強弱混在して市場反応は限定的でしたが、
その後、ユーロドルが軟調傾向になりました。
独ZEWが、
「ここ数週間で経済的リスクが増した。
ギリシャとフランスの選挙がユーロ圏の不透明感を広げ、
景況感指数の低下をもたらした。」
との見解を発表しました。
ギリシャの3ヶ月短期証券の入札では、
目標上限10億ユーロに対して13億ユーロ発行。
(非競争入札3億ユーロ含む)
平均利回りが前回より高い4.34%、
応札倍率が前回より低い2.32倍。」との結果になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が揉み合い推移になりました。
ロイター通信が、ギリシャ政府の匿名の当局者の情報として、
「5月15日に満期を迎える国債4.3億ユーロ相当を償還する。」
と報じました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
EFSFの5年債の入札では、
「9.6億ユーロ発行。平均利回り1.83%、応札倍率2.73倍。」
などになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
米消費者物価指数速報(4月)は前年比で予想とおりの+2.3%、
米消費者物価指数速報コア(4月)は前年比で予想とおりの+2.3%、
米小売売上高(4月)は予想とおりの+0.1%、
NY連銀製造業景気指数(5月)は予想より強い+1709になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇して80円台を回復しました。
ギリシャ大統領報道官が、
「ギリシャ連立協議まとまらず、来月に再選挙実施へ。」
との発表をしました。
ドルストレートが急落しました。
ユーロ円が1.28台を割り込み下落しました。
ダウ先物が急落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ下落しました。
対米証券投資(3月)は予想より強い+362億ドルになりました。
NYダウは前日終値を挟んでの上下動の揉み合いになりました。
FRBのデューク理事が、
「米住宅需要は依然として弱い。
政治家は住宅市場安定に向けて努力する必要。
住宅建設はやや回復の兆候がみられる。」
などの見解を示しました。
米企業在庫(3月)は予想より弱い+0.3%、
米NAHB住宅市場指数(5月)は予想より強い29になりました。
市場反応は限定的でした。
ドル買い動意が優勢の展開になりました。
米10年債利回りが一時1.7791%になりました。
原油先物は上下動の揉み合いになりました。
IMFのラガルド専務理事が、
「ギリシャのユーロ離脱の影響は計り知れない。
ギリシャがユーロ圏に残ることを望むが、
あらゆる事態には技術的に用意しなければならない。」
などの発言をしました。
NY時間後半もドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が上昇してドルストレートが軟調傾向で推移しました。
原油先物が93ドル台に下落しました。
メルケル独首相とオランド新仏大統領の会談後の会見では、
「メルケル首相は仏独が6月サミットで
欧州の成長に関する考えを提示することが重要と述べ、
オランド仏大統領もギリシャがユーロ圏にとどまることを
希望しているとしている。可能な限り構造・成長促進策で
ギリシャを支援する用意がある。」
などの発言をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが下落する展開になりました。
ドルストレートの軟調傾向が続きました。
ポンドドルが1.60の大台を割り込みました。
米10年債利回りは1.738%になりました。
NY原油(WTI)は93ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−63.35ドルでこの日の取引を終えました。

<5月16日(水)>

加の財務相が、
「先日の加の雇用統計の結果には励まされる。
加の回復は緩やかなものになる可能性。
加の自動車産業は好調を持続している。」
などの発言をしました。
ロイター通信が、フィッチの四半期調査を基に、
「最近のユーロ圏危機の再燃を受けECBが向こう1年以内に
3回目の3年物長期資金供給オペLTROを実施するとの観測が
銀行関係者や投資家の間で高まっている。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
ダウ先物はやや反発をみせました。
日第三次産業活動指数(3月)は予想より弱い−0.6%、
日機械受注(3月)は予想より強い−2.8%になりました。
やや円売り反応がみられましたが限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
原油先物は軟調傾向の揉み合いで推移しました。
東京時間前半はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
豪Westpac消費者信頼感指数(5月)は前月より強い95.3でした。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
原油先物が93ドル台を割り込み下落しました。
独の財務相が、
「ギリシャはユーロ残留の決断を下すべき。
ギリシャ救済計画は再交渉できない。
ギリシャは支援を受け入れる準備が必要。」
との見解を示しました。
ダウ先物やアジアの株式市場が下げ幅を拡大していきました。
ドルストレートが軟調を強めていきました。
日経平均は前日比−99.57円で大引けになりました。
午後3時過ぎにドルストレートが一段安になりました。
ユーロドルが1.27台を割り込みました。
クロス円が軟調に推移しました。
ユーロ円が一時102円台を割り込む場面がありました。
ドル円は揉み合いが続きました。
伊10年債利回りが6%台に上昇しました。
スペイン10年債利回りが6.49%に上昇しました。
英10年債利回りが一時過去最低の1.857%まで低下しました。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
ギリシャ2023年償還債の利回りが初の30%台乗せになりました。
原油先物が一時92ドル台を割り込む場面がありました。
スペイン首相はが、
「スペインは天文学的な借り入れコストのリスクに直面。」
との懸念を表明しました。
市場の一部でECBが緊急会合を開催するとの噂が飛び交いました。
午後4時半頃からユーロドルなどに反発の動きがみられました。
ドル円に反落の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
ユーロドルが1.27台を回復しました。
伊貿易収支(3月)は前月より強い+20.64億ユーロになりました。
英失業率(4月)は予想より強い4.9%、
英失業保険申請件数(4月)は予想より強い−1.37万件でした。
指標発表直後ではポンド買い反応がみられました。
その後、ドルストレートが再びやや反落して揉み合いました。
ドル円が反発をみせました。
スペイン首相が、
「ギリシャがユーロを離脱すれば大きな間違いになる。」
との認識を示しました。
中国人民銀行総裁が、
「金融セクターの収益性は改善している。
1-3月の経済成長は健全でマクロ目標に沿うものである。」
などの見解を示しました。
欧消費者物価指数確報(4月)は予想とおりの+2.6%、
欧消費者物価指数コア確報(4月)は予想より強い+1.6%、
欧貿易収支(3月)は季調前で予想より強い+86億ユーロになりました。
スイスZEW経済期待指数(5月)は前月より弱い−4.0になりました。
市場反応は限定的でした。
仏国債の入札では、
「合計79.96億ユーロ発行で、目標額達成。
2014年償還債は25.05億ユーロ発行されて、
利回りは前回より低い0.74%、
2017年償還債は36.51億ユーロ発行されて、
利回りが前回より低い1.72%。」などの結果になりました。
仏株式市場のCAC40指数が前日比プラス圏へ反発しました。
英BOE四半期インフレリポートでは、
「インフレ率は今後2年で2%を下回る見込み。
金利が市場予想通りに推移すれば2年で1.6%前後になる可能性。
英インフレ率は今後1年は2%の目標を上回って推移する見込み。
無秩序なユーロ圏の状況展開のリスクが続く見込み。
英経済成長見通しは極めて不透明。
英GDP成長は今後2年で2.7%前後になる見込み。」
などが示されました。
ポンドが急落して1.59台を割り込み下落しました。
ユーロドルなどドルストレートに連れ安の動きがみられました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
独10年債の入札では、
「41.07億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い過去最低水準の1.47%、
応札倍率が前回より高い1.5倍。」になりました。
午後7時過ぎドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円が80.50円あたりまで上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46685%に上昇しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が徐々に反発していきました。
一部メディアが「ギリシャの再選挙は6月17日に実施される。」
との報道をしました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが反発上昇しました。
独株式市場のDAX指数が前日比プラス圏へ反発しました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
NY時間序盤はポンドドルが一時再び反落しました。
米住宅着工件数(4月)は予想より強い71.7万件、
米建設許可件数(4月)は予想より弱い71.5万件になりました。
主要通貨ペアにやや上昇反応がみられました。
加製造業売上高(3月)は予想より強い+1.9%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、ポンドが再び反発をみせました。
ロイター通信が、16日公表のギリシャの世論調査の結果として、
「6月に実施が予定されている再選挙では、緊縮財政反対を掲げる
急進左派連合が第1党に躍り出る見通し。」と報道しました。
米鉱工業生産指数(4月)は予想より強い+1.1%、
米設備稼働率(4月)は予想より強い79.2%でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合い後に上昇しました。
ドル円がしだいに反落する展開になりました。
ドラギECB総裁が「ECBはギリシャのユーロ残留を強く望む。」
と発言しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+213万バレルになりました。
原油先物が一時下落しましたがその後に反発をみせました。
米10年債利回りが1.7997%あたりに上昇しました。
一部メディアが、
「ECBは資本増強を行っていない一部ギリシャの銀行への
金融政策オペを中止する。」との観測報道をしました。
一部メディアが、関係者の話として、
「ECBは現行の政策スタンスを維持するが手段は見直す。
政策の見直しを6月もしくは7月に完了する模様。
ECBは現時点では追加の刺激策を実施する計画はない。」
などの観測報道をしました。
ユーロドルが一時再び1.27台を割り込む場面がありました。
ドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ロンドンフィックス前頃にNYダウが反落して揉み合いになりました。
欧州の株式市場にやや反落の動きがみられました。
ECBが、
「一部のギリシャ銀は緊急の流動性支援に移行。
ギリシャの銀行への支援は続ける。
ギリシャ市中銀行は資本増強後に通常の資金供給に戻れる。
資本増強は近く最終段階となる。」
との発表をしました。
ロイター通信が、
「ギリシャの銀行支援基金の責任者が、
ギリシャ4大銀行への支援に向け、
180億ユーロのつなぎ資金を来週までに割り当てる。」
との報道をしました。
ユーロドルが1.27台半ばあたりまで反発しました。
深夜2時過ぎドルストレートが再び反落する展開になりました。
一部メディアが、
「米政府はG8各国に戦略石油備蓄の放出準備を要請。
米政府がEUの7月からのイラン産原油輸入全面禁止に対応のため、
G8各国に戦略石油備蓄の放出準備を要請した。」
との観測報道をしました。
原油先物が反落する展開になりました。
との観測報道をしました。
米FOMC議事録では、
「経済が失速もしくは見通しへの下方リスクが増大した場合は
追加刺激必要との認識(数名)。
少なくとも2014年終盤までFF金利を例外的な低水準に維持すること
が適切との認識(約半数のメンバー)。
米経済は緩やかに拡大。見通しは3月会合時点からほぼ変わらない。
失業ギャップの穴埋めにの期間は5〜6年(ほとんどのメンバー)。
欧州状況に起因する世界金融市場の緊張は大幅な下方リスク。
GDP見通しへのリスクについて約半数のメンバーが概ね均衡と認識。
その他はほぼ全員が下向きと認識。
議長が経済見通し要旨の改善の検討を要請。
年内と2013年のFOMC会合は2日間開催に変更。
3月、6月、9月、12月に見通し発表。」
などが示されました。
NYダウが軟調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
セントルイス連銀総裁が、
「失業対策ではQEよりも労働市場の政策が重要。
FOMCの緩和政策はやり過ぎの可能性もある。
ゼロ金利はゆがみの原因。貯蓄を損なう。
FOMCの政策は70年代式のインフレと不安定の原因になる可能性。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは1.759%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−33.45ドルでこの日の取引を終えました。

<5月17日(木)>

IMFのラガルド専務理事が、
「IMFはギリシャのユーロ離脱の可能性に対する技術的な
対応は用意をしているが離脱を前提としたものではない。
全てのケースを考慮しているということ。
ギリシャのユーロ離脱は望ましいことではない。
最善の解決策はギリシャで誕生する新政府が合意を遵守して、
ユーロに留まること。」などの発言をしました。
米当局者がG8サミット前の会見で、
「独はギリシャのユーロ残留望んでいる。
ギリシャはユーロ圏に関し後戻りできない段階を越えていない。
ギリシャの問題の解決は時間を要する可能性。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はドル円など主要通貨ペアがやや反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
NZの第1四半期生産者物価仕入指数は予想より強い+0.3%、
NZの第1四半期生産者物価出荷指数は予想より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃に一時ドル円に反落の動きがみられました。
ドルストレートが緩やかに反発上昇しました。
日第1四半期GDP速報は前期比で市場予想より強い+1.0%、
日第1四半期GDP速報は前年比年率で市場予想より強い+4.1%、
日第1四半期GDPデフレータ速報は予想よりは強い−1.2%でした。
指標発表前に買われた円に、売り戻しの動きがみられました。
日経平均は小幅安で始まり前日終値レベルで揉み合いました。
東京時間序盤はドル売りがやや優勢の展開になりました。
日経済財政相が、
「緩やかなデフレとの認識は変わらない。
物価下落圧力は続いているが下落テンポは緩和している。」
などの認識を示しました。
日首相が、
「日銀には適時適切に果断な金融政策講じていただけると期待。
日銀総裁と話す機会を心して増やしている。」
との発言をしました。
仲値過ぎからは主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合い推移になりました。
WSJ紙が、
「ホワイトハウスが銀行規制に厳格な解決を求める。
ホワイトハウスと米財務省がJPモルガンに関して集中的に協議。」
との報道をしました。
東京時間後半はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
日鉱工業生産指数確報(3月)は速報値より強い+1.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジア株式市場やダウ先物や原油先物がやや堅調に推移しました。
日経平均が反発をみせました。
豪ドル米ドルが堅調傾向で推移しました。
ユーロドルやポンドドルは小幅な揉み合いで推移しました。
東京時間終盤にドル円がやや反発をみせました。
日工作機械受注確報(4月)は速報値より弱い+0.4%でした。
日経平均は前日比+75.42円で大引けになりました。
午後3時半過ぎドルストレートにやや反落の動きがみられました。
ポンドドルが1.59台を再び割り込みました。
ダウ先もが反落する展開になりました。
香港の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
欧州株式市場は上昇して始まりましたがマイナス圏へ反落しました。
仏のモスコビシ新財務相が、
「ユーロを防衛し財政を真剣に管理する必要。
同時に経済成長の促進も必要。
独仏はギリシャがユーロ圏にとどまることを望んでいる。」
などの発言をしました。
スペイン第1四半期GDP確報値は速報値と同じ前期比−0.3%でした。
ダウ先物や欧州株式場が軟調傾向の揉み合いになりました。
スペイン国債の入札では、
「目標上限総額25億ユーロに対して24.9億ユーロ発行。
2015年7月償還債では10.24億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い4.376%、
応札倍率が前回より高い3.0倍。
2016年4月償還債では10.98億ユーロ発行。
落札利回りが前回より高い5.106%、
応札倍率が前回より低い2.5倍。」
などの結果になりました。
ドルストレートに一時やや反発の動きがみられました。
入札後にスペイン10年国債利回りが6.33%に上昇しました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ポルトガルのディアリオ・エコノミコ紙が、
「EU、ECB、IMFのトロイカ当局者は、ギリシャがユーロ圏を
離脱した場合にポルトガルを守る緊急時対応策を検討する。」
との観測報道をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が80円台前半に下落しました。
ユーロドルが1.27台を割り込み下落しました。
ユーロ円が102円台を割り込みました。
スペインのエクスパンシオン紙が、
「ムーディーズがスペインの銀行を17日にも格下げする可能性。
最大21行の格下げもありえる。」
との観測報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
独10年債利回りが過去最低の1.433%まで低下しました。
ポンドドルが一時1.58台を割り込む場面がありました。
ICAPがギリシャのドラクマ取引の準備を完了しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが反発をみせました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い37.0万件になりました。
市場反応は限定的でした。
加卸売売上高(3月)は予想より強い+0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発しました。
ユーロドルが1.27台を回復しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
NYダウは小幅高で始まった後にマイナス圏へ反落しました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(5月)は予想より弱い−5.8に、
その構成項目の雇用指数が−1.3に大きく低下しました。
米景気先行指標総合指数(4月)は予想より弱い−0.1%になりました。
ドル円が80円台を割り込み急落する展開になりました。
クロス円が下落しました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
米10年債利回りが1.7432%あたりに低下しました。
加BOCの四半期レビューでは、
「異例な状態に陥ればBOCは金融政策を発動する必要がある。
この異例な状態とは低金利によるクレジットブームで
家計負債が過剰に積み上がっていること。」
などが示されました。
英BOEのフィッシャー理事が、
「もしも深刻な景気後退のリスクが生じたならば、
量的緩和の再開を求めるがその状態には至っていない。
デフレのリスクがないならば資産買取の勢いは弱まる。
ポンドの持続的な上昇は英中銀を不快にさせる。」
などの発言をしました。
NYダウが軟調に推移しました。
ユーロ円が101円台を割り込み軟調に推移しました。
深夜1時頃から主要通貨ペアが一時反発をみせました。
NYダウが下落幅を一時縮小しました。
セントルイス連銀総裁が、
「米経済は2012年の序盤に関しては期待以上に好調。
労働市場は改善して回復過程にある。
米国は欧州や自国の財政状況からのリスクに直面している。
長期間に渡ってのゼロ金利継続には警戒。
欧州の景気後退にも関わらず米経済は好調維持が可能。」
などの発言をしました。
米10年物TIPSの入札では、
「最高落札利回りはマイナス0.391%と過去最低。
応札倍率は3.01倍。」になりました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャの長期外貨建て・自国通貨建て発行体格付けを
BマイナスからCCCに引き下げる。もしも再選挙で新政府が
緊縮策を拒否した場合は通貨同盟には留まれない。
同国がユーロ離脱なら民間部門とユーロ建てソブリン債の
広範なデフォルトを引き起こす公算が大きい。」
などの見解を発表しました。
NYダウが再び下落幅を拡大していきました。
ドルストレートが再び下落しました。
ユーロドルが再び1.27台を割り込みました。
ポンドドルが再び1.58台を割り込みました。
一部メディアが、
「ギリシャの最新の世論調査では反緊縮財政を
強硬に主張している急進左派が支持を失っている。
MARC・ALPHA社が5月15日〜17日にかけて実施した世論調査では、
26.1%が元第一党のサマラス党首の新民主主義党に投票すると回答。
ツィプラス党首の急進左派連合の23.7%を上回った。」
との報道をしました。
独政府報道官が、
「独首相と仏大統領と英首相と伊首相はG8サミット前の会合を開き
成長と緊縮策の双方が必要との認識で合意した。」
との発表をしました。
米議会上院が、オバマ大統領が指名したFRB理事候補の
ハーバード大学経済学部教授ジェレミー・スタイン氏と
投資会社の元幹部ジェローム・パウエル氏を賛成多数で承認しました。
米10年債利回りは1.689%に低下しました。
NY原油(WTI)は92ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−156.06ドルでこの日の取引を終えました。

<5月18日(金)>

格付け会社のムーディーズが、
「スペインの銀行16行を格下げする。見通しはネガティブ。
さらに格下げ方向で見直しを継続する。
サンタンデール銀行の英子会社も格下する。」
などの発表をしました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
米WSJ紙が、
「フェイスブック新規株式公開IPO価格を仮条件の上限である
38ドルに設定した。公開価格から算出した企業価値は1040億ドル。
米企業のIPO時の時価総額では過去最大。」
との報道をしました。
東京時間が近づく頃からユーロドルなどが反発をみせました。
日経平均は大幅に落して始まりました。
ダウ先物はやや反発をみせた後に反落して揉み合いになりました。
ドル円は一時やや反落した後に揉み合いになりました。
ユーロドルが一時反発をみせた後に反落して揉み合いになりました。
豪ドル米ドルが下落して軟調に推移しました。
東京時間前半はドルストレートが軟調に推移しました。
日10年債利回りが2003年7月以来の0.81%に低下しました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
日政府の月例経済報告では、
「景気は依然として厳しい状況にあるが
復興需要等を背景として穏やかに回復しつつある。」
と基調判断を9ヶ月ぶりに引き上げました。
午前11時頃からドルストレートがやや反発して揉み合いました。
日財務相が、
「ギリシャのユーロ離脱は簡単とは思っていない。
ギリシャ情勢は世界経済や日本経済にとってプラスではない。
昨晩からの急激な円高は投機筋が過剰に反応している。
為替の過度な変動は望ましくないのはG7全体で確認されている。
為替市場動向には一層緊張感をもち適時適切に対応する。」
などの発言をしました。
日経平均やアジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
韓国株式市場が年初来安値を更新しました。
東京時間後半はダウ先物が一段安になりました。
原油先物が92ドル台を割り込み下落しました。
ポンドドルなどドルストレートが一段安になりました。
ドル円も反落する展開になりました。
豪ドル円が78円台を割り込むなどクロス円が下落しました。
午後2時半頃からユーロドルなどが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
日経平均は前日比−265.28円の8611.31円で週取引を終えました。
日経平均は今年最大の下げ幅になりました。
独生産者物価指数(4月)は予想より弱い+2.4%になりました。
午後3時過ぎにドルストレートが再び反落する展開になりました。
独の財務相が、
「仏が財政協定を尊重することを確信。
ギリシャがユーロに留まることを望む。
G8では欧州が共通の立場にたつことが重要。」
などの認識を示しました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
独10年国債利回りが過去最低の1.396%に低下しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ドルストレートがしだいに反発する展開になりました。
ダウ先物はしばらく反発上昇が続きました。
原油先物が反発しました。
欧州の株式市場が下落幅を縮小して揉み合いました。
英BOEのボーゼン委員が、
「これまでの金融緩和策が充分であったかの検討が必要。
英経済見通しが楽観的過ぎた可能性もある。
英経済の基調は従来の想定よりも弱くなってきている。
直近の金融緩和の影響力は薄れてきている。
コアインフレは予想よりも底堅いが低下していくと確信。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、通商担当欧州委員からの情報として、
「ECBとEUがギリシャのユーロ圏離脱の緊急シナリオで作業中。」
との観測報道をしました。
午後5時半頃にユーロドルなどが一時反落しました。
ダウ先物が一時反落しました。
その後、ダウ先物が再び反発して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが再び反発して揉み合いました。
ユーロドルが一時1.27台を回復しました。
ポンドドルが1.58台を回復しました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
仏や独の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
ECBのゴンザレスパラモB専務理事が、
「ECBはギリシャがユーロ圏にとどまることを強く希望している。
財政協定にはユーロ離脱は想定されていない。
欧州には成長鈍化やソブリン危機悪化のリスクがある。」
などの発言をしました。
加消費者物価指数(4月)は予想より強い+2.0%、
加消費者物価指数コア(4月)は予想より強い+2.1%になりました。
指標発表直後に加ドル買い反応がみられましたが限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場がやや反落して揉み合いました。
米10年債利回りが1.7295%あたりに上昇しました。
NYダウは小幅上昇で始まり揉み合う展開になりました。
原油先物が92ドル台を割り込み軟調傾向で推移しました。
ポーゼン英BOE委員が米ピーターソン国際経済研究所所長に
就任することになり英BOEを8月末に退任することになりました。
ロンドンフィックス前に一時NYダウが上昇しました。
ユーロドルが揉み合いの後にやや上昇しました。
ドル円は軟調推移になりました。
格付け会社のS&Pが「2012年の米GDP成長率見通しは2.1%。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス過ぎにNYダウがマイナス圏へ反落しました。
ドルストレートに一時反落の動きがみられました。
フェイスブックはIPO価格より上昇するも伸び悩みになりました。
レーン欧州委員が、
「スペインはEUに対して資金援助を求めてきてはいない。
スペインの金融システムの沈静化支援も必要はない。
スペインの地方財政も目標のラインにある。
ギリシャについてはEUは財政規律を遵守するよう求め続ける。
ギリシャがユーロ圏に残るよう働きかける。
ギリシャの全ての政党はEUとの確約を遵守する必要。
欧州委はギリシャ離脱のシナリオを検討などはしていない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが再び反発しました。
格付け会社フィッチが「ギリシャの銀行5行をCCCに格下げする。」
と発表しました。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウはしだいに軟調傾向になっていきました。
一部メディアが、
「G8サミット前の米仏首脳会談で、米仏大統領は世界経済に対し
ユーロ圏が極めて重要との認識で一致。
仏大統領は米大統領に経済成長が優先課題であることと、
ギリシャはユーロ圏に残留する必要があるとの認識を伝えた。」
などの報道をしました。
一部メディアが、
「ギリシャ新民主主義党のサマラス党首は、
ギリシャのユーロ存続について国民投票を実施して決定という
メルケル独首相の考えを拒否した。」との報道をしました。
独政府が「首相からそのような提案はしていない。」
と報道を否定しました。
NYダウが一時100ドル超の下落になりました。
オランド仏大統領が、
「ギリシャのユーロ圏残留に向けあらゆること行う必要。」
との見解を示しました。
NY時間終盤にかけてユーロドルがG8のイベントも意識したか、
ユーロクロスでのユーロ上昇を背景に急上昇しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
米10年債の利回りは1.7226%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台半ばで週の取引を終えました。
NYダウは前日比−73.11ドルの12369.38ドルで週取引を終えました。
NYダウは前週から6日続落になりました。


●今週の主な予定

<5月21日(月)>

※加(カナダ)が祝日になります。

朝8時01分にライトムーブ住宅価格(5月)、
午後1時半に日全産業活動指数(3月)、
午後2時に日景気一致CI指数確報(3月)、日景気先行CI指数確報、
午後6時に欧建設支出(3月)、
などが予定されています。

<5月22日(火)>

昼12時にRBNZ第2四半期インフレ期待(2年間)、
午後5時半に英消費者物価指数(4月)、英消費者物価指数コア(4月)、
同午後5時半に英小売物価指数(4月)、
夜11時に中古住宅販売件数(4月)、リッチモンド連銀製造業指数(5月)
同夜11時に欧消費者信頼感指数速報(5月)、
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<5月23日(水)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(4月)、
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
夕方(時間未定)に日銀総裁の記者会見、
午後5時に欧経常収支(3月)、
午後5時半に英BOE議事録、欧小売売上高指数(4月)、
夜9時半に加小売売上高(3月)、加景気先行指標指数(4月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(4月)、米住宅価格指数(3月)、
深夜2時に米5年債の入札、
同深夜2時からEU非公式首脳会議、
などが予定されています。
日・英・加・米の指標には注目です。

<5月24日(木)>

朝7時45分にNZ貿易収支(4月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI速報(5月)、
午後2時に日銀金融経済月報(5月)、
午後3時に独第1四半期GDP確報、独第1四半期個人消費、
同午後3時にスイス貿易収支(4月)、
午後4時半に独製造業PMI速報(5月)、独サービス業PMI速報(5月)、
午後5時に独IFO景気動向指数(5月)、
同午後5時に欧製造業PMI速報(5月)、欧サービス業PMI速報(5月)、
午後5時半に英第1四半期GDP確報、英第1四半期個人消費、
夜9時半に米耐久財受注(4月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半からドラギECB総裁の記者会見、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・中国・独・英・米の指標には注目です。

<5月25日(金)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(4月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(6月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(5月)、
などが予定されています。
この日は米債券市場が短縮取引になります。

欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、ドルインデックスが先々週から上昇を継
ぎ81.29まで続伸するリスク回避の米ドル高の1週間になりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週と同水準の0.46685%になりま
した。そして、米10年債利回りは1.7226%と60年ぶりのレベルに迫
るあたりまで低下しました。一方、先週NYダウは先週から6日続落
となって週間で今年最大の下げ幅となる451ドルほど下落する展開に
なりました。

先週の米主要経済指標では、15日の消費者物価指数(4月)が+2.3%、
米小売売上高(4月)が+0.1%と共に予想とおりになり、NY連銀製造
業景気指数(5月)が予想よりかなり強い+17.09、対米証券投資(3月)
が+362億ドル、16日の住宅着工件数(4月)が予想より強い71.7万件、
米建設許可件数(4月)が予想より強い79.2%、米鉱工業生産指数(4月)
が予想より強い+1.1%、米設備稼働率(4月)が予想より強い79.2%、
17日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い37.0万件、米景気先
行指標総合指数(4月)は予想より弱い−0.1%、フィラデルフィア連銀
製造業景況指数(5月)が予想よりかなり弱い−5.8で構成項目の雇用指
数が−1.3に大きく低下、などの結果になりました。強弱混在で市場
予想より強い指数も多いものの、製造業景気指数と雇用関連指数の
弱さが目立ちました。

先週の米要人発言では、15日にFRBのデューク理事が「米住宅需要は
依然として弱い。政治家は住宅市場安定に向けて努力する必要。住宅
建設はやや回復の兆候がみられる。」との見解を示し、16日にセン
トルイス連銀総裁が「失業対策ではQEよりも労働市場の政策が重要。
FOMCの緩和政策はやり過ぎの可能性も。ゼロ金利はゆがみの原因。
貯蓄を損なう。FOMCの政策は70年代式のインフレと不安定の原因に
なる可能性。」などタカ派の見解を示し、17日にセントルイス連銀
総裁が「米経済は2012年の序盤に関しては期待以上に好調。労働市
場は改善して回復過程にある。米国は欧州や自国の財政状況からの
リスクに直面している。長期間に渡ってのゼロ金利継続には警戒。
欧州の景気後退にも関わらず米経済は好調維持が可能。」など経済
回復の認識とタカ派の見解を示すなど、報道された米要人の発言は
少なめでしたが米の要人達のスタンスに特に変化はみられていない
ようです。

そして、16日の米FOMC議事録では「経済が失速もしくは見通しへの
下方リスクが増大した場合は追加刺激必要との認識(数名)。少なく
とも2014年終盤までFF金利を例外的な低水準に維持することが適切
との認識(約半数のメンバー)。米経済は緩やかに拡大。見通しは3
月会合時点からほぼ変わらない。失業ギャップの穴埋めにの期間は
5から6年(ほとんどのメンバー)。欧州状況に起因する世界金融市
場の緊張は大幅な下方リスク。GDP見通しへのリスクについて約半数
のメンバーが概ね均衡と認識。その他はほぼ全員が下向きと認識。
議長が経済見通し要旨の改善の検討を要請。年内と2013年のFOMC会
合は2日間開催に変更。3月、6月、9月、12月に見通し発表。」
などが示されました。ややドル買いの市場反応が見られましたが、
限定的でした。

今週の米主要経済指標では、22日の米中古住宅販売件数(4月)にリッ
チモンド連銀製造業景況指数(5月)、23日の新築住宅販売件数(4月)、
24日の米耐久財受注(4月)に米新規失業保険申請件数、25日のミシガ
ン大学消費者信頼感指数確報(5月)などが注目されます。

円については、日経済指標では、17日の日第1四半期GDP速報が前期
比で予想より強い+1.0%、日第1四半期GDPデフレータ速報が予想
より強い−1.2%、日鉱工業生産指数確報(3月)が速報値より強い
+1.3%になるなど、市場予想を上回る結果がみられました。
日要人発言では、17日に日経済財政相が「緩やかなデフレとの認識
は変わらない。物価下落圧力は続いているが下落テンポは緩和して
いる。」などの認識を示し、同日に日首相が「日銀には適時適切に
果断な金融政策講じていただけると期待。日銀総裁と話す機会を心
して増やしている。」との発言をして、18日に日財務相が「ギリシ
ャのユーロ離脱は簡単とは思っていない。ギリシャ情勢は世界経済
や日本経済にとってプラスではない。昨晩からの急激な円高は投機
筋が過剰に反応している。為替の過度な変動は望ましくないのはG7
全体で確認されている。為替市場動向には一層緊張感をもち適時適
切に対応する。」との円高牽制の発言などがありました。
また、日政府の月例経済報告では「景気は依然として厳しい状況に
あるが復興需要等を背景として穏やかに回復しつつある。」と、
基調判断が9ヶ月ぶりに引き上げられました。

先週のドル円相場は、週初14日に小さな上窓を空けて東京時間の仲
値にかけて80円台に乗せてその後にやや反落しましたが、ロンドン
時間序盤に80.18円まで上昇しました。その後、リスク回避の動意で
クロス円の下落に連れて、ドル円は80円台を割り込みNY時間前半に
79.70円まで下落しました。その後はドル買い動意で反発に転じて、
16日のNY時間序盤に80円台半ばあたりまで上昇しました。その後は
やや再び反落して17日のNY時間序盤にかけて80円台前半での小幅な
揉み合いになりました。そして、発表されたフィラデルフィア連銀
製造業景況指数(5月)が市場予想よりかなり弱い−5.8になったこと
を契機に反落して、ストップを巻き込みながらロンドンフックスを
過ぎる頃に79円台前半まで急落する展開になりました。その後は、
緩やかに反発をみせるも株式市場の軟調を背景としたリスク回避の
円買い動意に再びドル円は軟調傾向の推移となって、97.01円で週
の取引を終えました。

今週の円にかかわる指標発表では、23日の日貿易収支(4月)と同日の
日銀の政策金利の発表および日銀声明が注目されますが、4月27日
の日銀総裁の記者会見で「追加緩和は毎月毎月やっていくわけで
はない。」と明言されていることから、今回の日銀声明では追加緩
和の発表の可能性は低そうです。

今週ドル円相場では、2月1日から3月15日の上昇波動のフィボナ
ッチ61.8%戻し水準になる79.15-25アラウンドを下抜けつつありま
すが、週初まずは79.00の「00」ポイントでの売り買いの攻防が注目
されます。反発上昇した場合は、79.50アラウンドのポイント、ここ
を上抜けた場合は、80.00円の大台の節目「000」ポイント、ここを
超えた場合は、4日高値の80.39円から3日高値の80.55および2日
高値80.61円の「80.39-80.61」アラウンドのゾーンが注目ポイント
になりそうです。また、下落となった場合は、78.50のポイント、
ここを下抜けた場合は、昨年12月後半高値と1月25日高値のゾーン
「78.30-20」アラウンド、ここを下抜けた場合は、78.00の「00」
ポイント、さらに下落した場合は、昨年の後半の77円アラウンド
をコアとするレンジ内に回帰することになりそうです。

ユーロについては、先週のユーロドル相場では、ギリシャの連立政権
の樹立の失敗と、独の最大州ノルトライン・ウェストファーレンでの
地方議会選挙でメルケル首相率いるCDU大敗などを受けて、下窓を空
けて始まりました。一時、中国人民銀行による預金準備率0.5%引き
下げを織り込む反発の動きもみられましたが、下降動意が優勢になり
1.29のサポートを割り込む展開になりました。その後も、格付け会社
ムーディーズが「ギリシャのユーロ離脱リスクは同国の銀行にマイナ
ス。債務負担増による銀行支援はスペインの格付けにマイナス。ギリ
シャ総選挙の結果はユーロ離脱リスクが上昇。」などの見解の発表を
して、さらに、独とギリシャの10年債利回り格差が2358bpに拡大して
スペイン10年債の利回りも6.2%に上昇するなど、リスク回避の動き
が昂進していきました。また、追い討ちをかけるようにベルギー中銀
総裁の「ギリシャのユーロ離脱は可能性がある。」との発言、そして
15日に格付け会社のムーディーズの「伊の銀行26行を格下げする。
見通しはネガティブ。」との発表、また、伊第1四半期GDP速報が前
期比で予想より弱い−0.8%になり、また、独ZEW景況感調査(5月)が
予想より弱い10.8になるなど、一時、15日の東京時間終盤からロンド
ン時間序盤にかけて反発をみせる場面もありましたが、株式市場の
下落と相俟ってネガティブ材料の続出に、ユーロドルは1.28台をも
割り込み大きく下落する展開になりました。

その後も、15日のNY時間にIMFのラガルド専務理事が「ギリシャの
ユーロ離脱の影響は計り知れない。ギリシャがユーロ圏に残ることを
望むが、あらゆる事態には技術的に用意しなければならない。」との
発言があり、16日には伊10年債利回りが6%台に上昇して、スペイン
10年債利回りも6.49%に上昇、また、ギリシャ2023年償還債の利回り
が初の30%台乗せになるなどリスク回避の強い動意に、ユーロドルは
16日のロンドン時間序盤に1.27台を割り込み下落しました。

その後、下落は一服になって、ロイター通信による16日公表のギリシ
ャの世論調査の結果として「6月に実施が予定されている再選挙では
緊縮財政反対を掲げる急進左派連合が第1党に躍り出る見通し。」
との報道や、一部メディアの「ECBは資本増強を行っていない一部の
ギリシャの銀行への金融政策オペを中止する。」との観測報道、及び
ECBによる「一部のギリシャ銀は緊急の流動性支援に移行。ギリシャ
の銀行への支援は続ける。ギリシャ市中銀行は資本増強後に通常の資
金供給に戻れる。資本増強は近く最終段階となる。」との発表や、
ロイター通信による「ギリシャの銀行支援基金の責任者が、ギリシャ
4大銀行への支援に向け180億ユーロのつなぎ資金を来週までに割り
当てる。」との報道などに揺れながら、ユーロドルは上下動の揉み
合い推移になりました。

その後、17日のロンドン時間序盤にスペイン10年国債利回りが6.33%
に上昇したことや、スペインのエクスパンシオン紙が「ムーディーズ
がスペインの銀行を格下げする可能性。最大21行の格下げもある。」
との観測報道をしたことを背景にユーロドルは一時1.2666あたりまで
下落する展開になりました。その後、NY時間に反発をみせましたが、
NY時間の後半に格付け会社のフィッチが「ギリシャの長期外貨建て・
自国通貨建て発行体格付けをBマイナスからCCCに引き下げる。もしも
再選挙で新政府が緊縮策を拒否した場合は通貨同盟には留まれない。
同国がユーロ離脱なら民間部門とユーロ建てソブリン債の広範なデフ
ォルトを引き起こす公算が大きい。」などの見解を発表したことや、
格付け会社のムーディーズが「スペインの銀行16行を格下げする。
見通しはネガティブ。さらに格下げ方向で見直しを継続する。サン
タンデール銀行の英子会社も格下する。」との発などがあり、株式
市場の下落なども背景にユーロドルは再び軟調を強め、18日の東京
時間終盤に1.2642まで下落する展開になりました。

その後、ロンドン時間からはG8サミットのイベントも意識されたか、
ダウ先物の反発上昇やユーロクロスでのユーロの上昇を背景として、
しだいに週末調整のショートカバーが入り、ユーロドルは一転して
反発上昇して1.27台を回復する展開になりました。そして、レーン
欧州委員による「スペインはEUに対して資金援助を求めてきてはい
ない。スペインの金融システムの沈静化支援も必要はない。スペイ
ンの地方財政も目標のラインにある。ギリシャについてはEUは財政
規律を遵守するよう求め続ける。ギリシャがユーロ圏に残るよう働
きかける。ギリシャの全ての政党はEUとの確約を遵守する必要。欧
州委はギリシャ離脱のシナリオを検討などはしていない。」などの
発言も追い風に、格付け会社フィッチの「ギリシャの銀行5行をCCC
に格下げする。」と発表での反応も限定的となって、NYダウの下落
にもかかわらずショートカバーが進み、ユーロドルは1.2779で週の
取引を終えました。

今週のユーロでは、週初まずはG8サミットでの「財政再建と成長との
両立」の合意などに対して、その織り込みによる相場展開が注目され
ますが、ユーロにかかわる経済指標では、24日の中国HSBC製造業PMI
速報、独第1四半期GDP確報、独製造業PMI速報(5月)、独サービス業
PMI速報(5月)、独IFO景気動向指数(5月)、欧製造業PMI速報(5月)、
欧サービス業PMI速報(5月)、25日の独GFK消費者信頼感調査(6月)など
が注目されます。

さて、先週のユーロドルは週初に下窓を空けて始まり大きく下落し
ましたが、週末には大きめに戻す相場展開になりました。

この相場展開に関しまして、先週初来の下落では「ギリシャ再選挙
→ギリシャ反緊縮派の政権樹立の可能性→ギリシャのユーロ離脱の
可能性、および追加支援を受けられないことでのギリシャのデフォ
ルト可能性」などのシナリオ、さらには英国で紙幣を印刷している
会社がギリシャの「旧ドラクマの印刷準備をはじめた」との報道ま
であったことで、「リスク回避の動き」が主体でしたが、

先週末のユーロドルの急反発では、G8のイベントを控えてこれを一応
の材料として週末調整としてショート・カバーが入った格好ながら、
一方、この巻き戻しの動きの背景には、先般2回にわたり実施された
ECBによる3年物長期資金供給オペLTROでの資金を用いて、金融機関
や短期筋を中心に行われていた「ユーロを売り豪ドルなどを買う」、
いわゆるユーロ・キャリーが「リスク回避」と「欧州の金融機関の
資本増強の必要性」などで解消が進んだことで、ユーロ・クロスで
反対売買によりユーロが上昇したことも、その背景にあるようです。

また、現在は前述のように「ギリシャ再選挙→ギリシャ反緊縮派の
政権樹立の可能性→ギリシャのユーロ離脱の可能性と、追加支援を
受けられないことでのギリシャのデフォルト可能性」が市場の懸念
ではありますが、失業率が42%にもなり、たまりかねて反緊縮の方
向に動いていたギリシャ世論ながら、少しずつ時を経て「ユーロ離
脱となったときの恐ろしさ。」にギリシャ国民が気づきはじめたか、
ギリシャ世論に徐々に変化が現れてきている点には一応の注意が要
りそうです。

MARC・ALPHA社が5月15日-17日にかけて実施したギリシャ最新の世論
調査では、「26.1%のギリシャ国民が元第一党のサマラス党首が率い
る新民主主義党に投票すると回答して、ツィプラス党首の急進左派
連合へ投票するとの回答の23.7%を上回った。」との報道がされて
いて、ギリシャの最新の世論調査では、反緊縮財政を強硬に主張し
ている急進左派が支持を失ってきている事実が判明してきたことで、
今後の展開が注目されます。

「ギリシャ再選挙→ギリシャ反緊縮派の政権樹立の可能性」という
市場の懸念の根元がもし仮に崩れることになりますと、市場で主流
となっている「ギリシャのユーロ離脱の可能性」の筋書きも崩れる
ことになって、巻き戻しによるショート・カバーの動きが昂進する
可能性も排除ができなくなる場合もありそうです。
先週後半までの市場コンセンサスに従うならば、戻ったところでは
どこかで売るのが定石にはなりますが、ギリシャの最新の世論調査
などによって、市場コンセンサスの前提が崩れる場合には、(まだ、
市場の主流のコンセンサスはギリシャのユーロ離脱説とは思われま
すものの) シナリオが変ってしまうアナザー・ストリーの可能性に
も、一応には過ぎませんが注意だけは必要なのかもしれません。
また、一部で市場動向に鑑みて、日米欧など中銀が協調行動に出る
可能性の指摘もあるようで、こちらにも一応の注意は要りそうです。

今週のユーロドル相場では、週初まずは1.28の「00」ポイントを巡る
売り買いの攻防が注目されます。上昇となった場合では、1.2850アラ
ウンドのポイント、ここを上抜けた場合は、先々週にバリアとなって
いた1.29の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は、1月16日の安値
から2月28日高値の上昇波61.8%戻しの1.2950アラウンド、さらに
上昇した場合は、1.3000の「000」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は1.27の「00」ポイントが注目されますが、
ここを下抜けた場合は1月16日の安値から2月28日高値の上昇波の
全戻しとなる1.2625アラウンドが重要ポイントとして注目されます。
さらに下落した場合は、1.26の「00」ポイントが注目されますが、
ここを下抜けた場合は下落が強まる可能性がありそうです。

そのほか今週は、22日の英消費者物価指数(4月)や、23日の英BOE
議事録、24日の英第1四半期GDP改訂値など、英国の経済指標が注目
されます。そして、引き続き、スペインなど重債務国の金利が再び
上昇傾向になっていますので国債の金利動向も注目されます。
また、週末の米英連休前での調整の動きにも注意したいものです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その7 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第七話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「えーと、重要なダマシの話じゃったのう…。」

『重要なダマシには意味があるとか何とかの話さ。』

「価格が安値を更新した場合は下落が進む可能性が高いわけじゃが、
 ところが安値を更新したにもかかわらず、
 陽線で終値となる『キー・リバーサル』と呼ばれるものや、
 揉み合い後に満を持して下落したのにブレークが不発となり、
 逆に反発上昇に転じる『フェイク・アウト&シェイク・アウト』
 と呼ばれるものもある…。
 後者は『ダマシのブレークアウト』などとも
 呼ばれることがあるようじゃのう。」

『……。』

「ところがじゃ…。これらの個々のダマシを確認できたら、
 ダマシと逆方向へすぐさまドテンのポジションを持ったりすると、
 これまた返り討ちのダマシにあうこともままあるものじゃ。」

『えっ? ダマシのダマシ?
 おい、ジンさんよ。話が複雑すぎてよく解んねぇぜ。』

「ふむ。そうじゃのう…。ところで、ちょっとお前さんに聞くが、
 ドテンをしてダマシにあったことはないかね。」

『それはしょっちゅう…、じゃぁなくて、
 オレ様クラスでも、まぁ、そんなこともタマにはあるぜ。』

「例えば、『上でなければ下』という判断をしたとしても、
 相場は上げ下げ二者択一ではなく、不明もしくは
 トレード自体を避けるべき第三の状況もあるのじゃのう。」

『……。』

「買っても売っても負けるときは、それはマーケットからの
 『トレードをすべき状況でない』というメッセージなのじゃ。」

『……。』

「このようなトレードすべきではない状況で、
 頭に血が登り、ムキになって怒りのトレードを繰り返すと、
 口座資金を毀損してしまうものじゃ。」

『で…、どうすりゃいいってんだよ。』

「『ダマシを活用できるようになる状況』を見定めることじゃ。」

『えっ? ダマシを活用できる状況って、いったい何だよ。』

「それは、状況の『複合』もしくは『重合』じゃ。」

『……?』

「例えば、揉み合いの後に満を持して下落したのに、
 下降ブレークが不発となる『ダマシのブレークアウト』における
 『キー・リバーサル』+『スパイク(実体より長いヒゲ)』など、
 状況証拠が複合する状況じゃ…。」

『……!』

「単一のダマシのエビデンスよりも、それらが複合している状況、
 つまり、『ダマシのブレークアウト』+『キー・リバーサル』
 +『スパイク』などのエビデンスが複合する状況のほうが
 よりダマシの確認が確かとなるというわけじゃのう。」

『あははっ。ジイさん、あんたの言葉も「確」がダブってるぜ。』

「それにじゃ…、価格の『勢い』も重要じゃ。
 価格の勢いなどと言うと、曖昧との謗りを受けるものじゃが、
 バン・K・タープ博士の『魔術師たちの心理学』でも
 述べられているのじゃ。」

『ポイントを抜けるにしても、反転するにしても、
 価格の勢い(スピード)は大切というわけだな…。』

「そういうことじゃ…。
 複数のダマシが重合して起こり、かつ『反転に勢い』もある、
 このような状況がダマシを活用できる状況と言ってよかろう。」

『状況証拠のエビデンスは単一よりも、複合の方が確かさが増す。
 これは当たり前のこと、ってワケだね。』

「ふむ。そう言って良いのではなかろうかのう…。
 ところで、この『複合』もしくは『重合』という考え方は、
 ダマシの確認に限らず、トレードでは有効な考え方の1つじゃ。」

『……?』

「例えば、上値を何度も止めたレジスタンスと、
 ピボット・ポイントR1(2)と、+3σが重合している場合なども、
 抵抗のポイントとして重要度が高くなるものじゃ。」

『いろいろな手法を用いているトレーダー達が
 それぞれに注目しているポイントが重なると
 注目度も高いポイントになる、そーゆーワケだな…。』

「そういうことじゃ…。
 ただ、誤解しないように言っておくがのう、
 ポイントが重合すると反転の可能性は高まるけれども、
 必ず反転するとは限らないものじゃ。
 そこを突き抜けるダマシとなった場合、
 『それだけ動意が強い』ということになるのじゃ。
 それとじゃが、次にこれも話しておかねばなるまい…。」

『おい、ジイさん、話が今回もかなり長くなってるぜ。
 次の話は来週にでもしたらどうなんだい。』

「そうすることにしようかのう…。
 来週は…、気が変らなければじゃが…、
 ファンダメンタルズでのダマシの話と、
 相場はブルとベアの戦いの話でもしようかのう。
 ポイントでは勢いを伴い一気に抜けたり、反転することもあるが、
 ちょっと抜けてはまた戻り、ポイントを巡ってブルとベアの
 戦いが繰り広げられるものじゃが、
 その戦いに決着がつく頃にあるエビデンスが現れるのじゃ…。」

『ジイさん、あんた良く気が変るからねぇ…。
 ずっと前に言っていた点と線の話なんかも飛んじゃってるし…、
 楽しみにしておいてやるから、話のテーマを忘れんなよ。』


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事の徹底のお話 その6


12日に中国人民銀行が追加金融緩和として
預金準備率を0.5%引き下げると発表しましたね。

●先週の主な出来事

<5月7日(月)>

仏大統領選挙で仏社会党のオランド氏が勝利宣言をしました。
複数のメディアが、
「ギリシャ総選挙では連立二大政党のギリシャ新民主主義党と
全ギリシャ社会主義運動のいずれも単独過半数に達しなかった。」
との報道をしました。
ユーロドルが1.30台前半に下落して下窓を空けて始まりました。
他のドルストレートも下落して始まりました。
その後、ドルストレートに一時やや反発の動きがみられました。
ドル円は前週末終値レベルで始まり軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が前週末比130ドル超下落しました。
原油先物が96ドル台前半に下落しました。
その後、ユーロドルが1.3000を割り込み下落しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
午前7時半頃からドル円に反発の動きがみられました。
豪AIG建設業指数(4月)は前月より弱い34.9になりました。
日銀金融政策決定会合議事要旨では、
「中国経済がはっきり下ぶれる場合は日銀経済見通しに影響。
国民の物価観は不変でなく比較的大きな変化ありうる。(1委員)
マネタリーベース前年割れで緩和姿勢後退との見方は誤解(1委員)
財政ファイナンス懸念とならない国債買い入れ目的の説明重要(複数)
伊・スペイン財政悪化でリスク回避姿勢いくぶん強まっている(多数)
世界経済めぐる不確実性は引き続き大きい。
現時点では2月に増額した基金の効果確認が適当との見解で一致。
いまだデフレ脱却見通せる状況となっていない。(財務相省出席者)」
などが示されました。
やや円売り反応がみられました。
日経平均は大きく下落して始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤はややユーロドルが反発して揉み合いました。
ダウ先物が一時やや反発をみせて揉み合いました。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
ポンドドルは軟調傾向で揉み合いました。
原油先物が一時95ドル台前半に下落する場面がありました。
午前9時半頃からドル円が再び反落して揉み合う展開になりました。
クロス円が当日安値圏で揉み合いになりました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
豪小売売上高(3月)は予想より強い+0.9%、
豪第1四半期小売売上高は予想より強い+1.8%、
豪住宅建設許可件数(3月)は予想より強い+7.4%になりました。
豪ドルにやや買戻しの動きがみられました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
その後、ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
日官房長官が、
「オランド仏新大統領めぐる欧州内での議論を今後注視したい。」
との発言をしました。
原油先物が反発して97ドル台を回復しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
アジアの株式市場は軟調傾向の推移が続きました。
インドの株式市場が一時4ヶ月ぶりの安値になりました。
伊の首相が、
「EUの政策に関する検討必要。
EUは成長のため迅速かつ具体的な行動が必要。
オランド氏とギリシャ・仏選挙について協議した。」
との発言をしました。
午後2時半頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は小幅上下動の揉み合いが続きました。
スイス失業率(4月)は市場予想とおりの3.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
日財務相が、
「適宜適切に対応していく。
投機的な円高の動きがある。よく監視しなければならない。
欧州の選挙結果が株や為替の不安定要因になっている可能性。」
などの発言をしました。
日経平均は前週比−261.11円で大引けになりました。
日経平均は今年最大の下げ幅となりました。
格付け会社S&Pが、
「仏大統領選でオランド氏が勝利したことは、
仏の格付けには影響を与えない。」との発表をしました。
スイス消費者物価指数(4月)は前年比で予想より弱い−1.0%でした。
限定的ながらフラン売り反応がみられました。
中国上海株式市場が終盤にかけて反発して下げを消しました。
インドの株式市場が終盤にかけて反発上昇しました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
英の株式市場は休みでした。
ダウ先物や原油先物が緩やかに反発しました。
欧州の株式市場が反発して下げ幅を縮小していきました。
ドルストレートの緩やかな反発が続きました。
ユーロドルが1.3000の大台を回復しました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
クロス円が緩やかに反発しました。
ドル円にやや反発の動きがみられました。
スペインの首相が、
「銀行に最後の手段として公的資金注入を検討。
公的資金利用はまだ決まっていない。
11日に銀行に関する法令を可決へ。
地方政府への介入は必要ないことを望む。
バッドバンクは支持しない。」などの発言をしました。
独とギリシャの10年債利回り格差が2016bpに拡大しました。
午後5時半頃からドル円が一時反落して揉み合いました。
午後6時半頃からドル円が再び反発をみせました。
主要通貨ペアが反発上昇していきました。
EFSFのCEOが、
「ESMの資金が不充分という悲観的な考えはない。
7500億ユーロは1年を通じて全ての資金繰りをまかなえる。」
との発言をしました。
独製造業受注指数(3月)は予想より強い+2.2%になりました。
ユーロの反発が続きました。
ユーロ円が104円台を回復しました。
独の政府報道官が、
「独仏の良好な関係はオランド政権下でも続くだろう。
ただし財政協定の再交渉はしない方針。」
との見解を発表しました。
独の首相が、
「オランド氏と早急に協力関係を構築する。
独仏関係は欧州にとって重要。
ギリシャは同意を得ている財政策を達成しなければならない。」
などの発言をしました。
仏の株式市場が前週末比プラス圏へ反発上昇しました。
ダウ先物が揉み合いながらも反発が続きました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46585%でした。
NY時間序盤はドル円が上昇をみせました。
加住宅建設許可件数(3月)は予想より強い+4.7%でした。
市場反応は限定的でした。
独の財務相が、
「欧州は同意したことを実行しなければ信頼を失うリスクがある。
欧州危機の根源は取り除かなければならない。」
などの見解を示しました。
NYダウは前週末比マイナス圏で揉み合う展開になりました。
米10年債利回りは1.87%前後で推移しました。
ロイター通信が、
「ギリシャ民主左派の党首は国際支援を支持した新民主主義党と
全ギリシャ社会主義運動の連立政権への参加拒否の意向を表明。」
との報道しました。
一部メディアが、ギリシャの財務省筋の話として、
「EUやIMFと交渉する新政権の発足が遅れれば、
6月末に資金枯渇の可能性がある。」との観測報道をしました。
IMF報道官が、
「ギリシャの新政権発足に数日間は要すると認識。
新政権が発足後に直ぐにも協議を行いたい。
有権者からの要望で新政権がIMFとEUとの合意を
変えるようにならないことを懸念している。」
との声明を発しました。
ドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
ドル円は上下動の揉み合いが続きました。
原油先物は一時反落した後に再上昇していきました。
ダウ先物が下げ幅を縮小して前週末比プラス圏へ一時上昇しました。
IMFのラガルド専務理事が、
「成長と安定の両方を政策には要請している。
成長なのか緊縮財政なのかの議論は誤っている。
財政再建は不可欠。」などの発言をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
一部メディアが、
「ギリシャ総選挙で第1党となった新民主主義党NDのサマラス党首は
ギリシャ連立政権を樹立できず、パプリアス大統領に委任を返上。
第2党以下で組閣できなければ憲法に基づき
来月にもギリシャ再選挙の可能性。」
との観測報道をしました。
ホワイトハウスの報道官が、
「欧州危機は米経済への逆風の一つ。
欧州首脳らと問題に対する対応を継続していく。」
との発言をしました。
NYダウが終盤にかけて反落しました。
米消費者信用残高(3月)は予想より強い213.6億ドルになりました。
米10年債利回りは1.872%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル台後半で取引を終えました。
NYダウは前週末比−29.74ドルでこの日の取引を終えました。

<5月8日(火)>

独連銀総裁が、
「金融政策はユーロの病気に対する万能薬ではない。
ユーロ圏の中銀の火力は無限ではない。
中銀による無頓着な非伝統的措置は曖昧であってはならない。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「オランド次期仏大統領と電話会談を行った。
債務危機で何がうまく行くかを協議した。
新財政協定の条項変更はあり得ないとも述べた。」
などの発言をしました。
オセアニア時間ではドル円が緩やかに反落しました。
ポンドドルなどがやや反発の後に反落する揉み合いになりました。
資源国通貨は堅調傾向で推移しました。
英RICS住宅価格(4月)は予想より弱い−19.0%になりました。
限定的ながらポンド売り反応がみられました。
格付け会社のフィッチが、
「仏大統領選でオランド氏が勝利したことが仏国債に
ただちに影響を与えることはない。」との見解を示しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「高水準の米失業率は構造的問題が大きな要因である可能性。
一段の金融刺激策はインフレリスクを高めるが、
その一方で失業問題への効果は限定的。
もしも欧州経済が一段と悪化すれば米成長にも影響する可能性。
米住宅の差し押さえ一巡には数年かかる可能性。
住宅建設の大幅な持ち直しにはさらに時間が必要。」
などの見解を示しました。
東京時間が近づく頃からドル円が反発をみせました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
英FT紙が、
「スペイン政府は不動産業界向け不良債権の増加などで
経営が悪化しているスペイン銀行3位のバンキアに対して、
最大100億ユーロの公的資金を注入する方向で検討に入った。」
との報道をしました。
東京時間序盤はややドル買い優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円が上昇して80円台を回復しました。
豪貿易収支(3月)は予想より弱い−15.87億豪ドルになりました。
豪ドル売り反応がみられました。
午前10半頃からドル円に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は小幅安で始まり軟調に推移しました。
ダウ先物や原油先物はやや軟調傾向で推移しました。
午後11時半頃からドル円がやや反発して揉み合いました。
香港の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
東京時間午後からダウ先物が反発をみせる展開になりまた。
中国上海株式市場が下幅を縮小して反発しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反発しました。
ダウ・ジョーンズが、
「ECBは先週に8週連続で国債買い入れを見送った。」
との報道をしました。
ギリシャの急進左派連合党首が伊スタンパ紙のインタビューで、
「組閣できれば債務モラトリアム求める。」と発言しました。
日経平均は前日比++62.51円で大引けになりました。
午後3時過ぎから主要通貨ペアが反落する展開になりました。
ドル円が80円を割り込み下落しました。
ダウ先物が再び軟調になりました。
原油先物が反落しました。
上海株式市場や香港株式市場が再び反落する展開になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
英FTSE100が前日終値を挟んで揉み合いになりました。
午後4時半頃に主要通貨ペアが一時反発をみせる場面がありました。
オランダ10年債の入札では、
「発行目標上限30億ユーロに対して25億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い2.139%。」になりました。
ギリシャ6ヶ月物債の入札では、
「目標上限10億ユーロに対して13億ユーロ発行。
落札利回りが前回より高い4.69%、
応札倍率が前回より低い2.60倍。」になりました。
英FTSE100を含む欧州株式市場が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物が下げ幅を拡大して揉み合いになりました。
主要通貨ペアが再び反落する展開になりました。
ポンドや豪ドルが軟調に推移しました。
一部メディアが、
「豪予算は336億豪ドルの支出削減。今後5年間で節減する方針。」
との報道をしました。
独30年債利回りが過去最低の2.269%まで一時低下しました。
EFSFの3ヶ月物証券の入札では、
「目標上限20億ユーロに対して19.62億ユーロ発行。
平均落札利回りが0.1729%、応札倍率が2.2倍。」になりました。
独鉱工業生産指数(3月)は予想より強い+2.8%になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
午後7時過ぎからドルストレートが反発をみせました。
ドル円が再び下落する展開になりました。
一部メディアが、
「ギリシャのパプリアス大統領が議会第二党となった急進左派連合に
組閣を要請した。」との報道をしました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が反発をみせました。
午後8時頃からドル円が再び反発する神経質な展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
加住宅着工件数(4月)は予想より強い24.49万件になりました。
指標発表直後に加ドル買い反応がみられましたが限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ユーロドルが1.30台を割り込みました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が再び反落しました。
ギリシャASE指数が620.54と1992年11月以来の水準に下落しました。
午後10時頃からドル円が反落する展開になりました。
NYダウが下落して始まり軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りが1.84%あたりに低下しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
NYダウが一時190ドル超の下落になりました。
原油先物が一時95ドル台に下落しました。
ドルカナダがパリティになる場面がありました。
米ISMの半期レポートでは、
「2012年の製造業の売上高は4.5%上昇。
資本投資は6.2%の上昇を見込んでいる。
サービス業は売上高が4.8%上昇。
資本投資は3.6%上昇すると予想。」などが示されました。
ロンドンフィックス過ぎに主要通貨ペアが反発をみせました。
ユーロドルが1.30台を回復しました。
NYダウが一時やや反発をみせました。
ブルムバーグ通信が、FXコンセプツのテーラー氏の発言として、
「ギリシャは政府の手元資金が底を突き
欧州から追加融資もないことから来月にもユーロ圏を離脱する公算。
ギリシャのユーロ離脱はこの夏の公算が極めて大きい。」
との記事を掲載しました。
ギリシャ新民主主義党の党首が「少数政権を容認する用意もある。」
との発言をしました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.362%、応札倍率が前回より低い3.65倍。」
になりました。
ドルストレートがしだいに反落する展開になりました。
ドル円は反発がしばらく続きました。
NYダウや原油先物が終盤にかけて下げ幅を縮小していきました。
ロイター通信と市場調査会社IPSOSとが実施した世論調査では、
「オバマ大統領の支持率が49%、ロムニー候補の支持率が42%と、
11月に実施される大統領選挙でオバマ大統領がロムニー候補よりも
現時点で7ポイント上回っている。」ことが示されました。
米10年債利回りは1.842%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−76.44ドルでこの日の取引を終えました。

<5月9日(水)>

RBNZの金融安定報告では、
「NZ経済が通貨高と商品安のリスクに直面している。
輸出業者の業績が圧迫され景気の回復が遅れる可能性がある。
直近のNZドルの下落は商品価格の下落や欧州情勢、
および弱い指標結果を反映している。」などが示されました。
NZドルが軟調傾向で推移しました。
IMFのスイスフランの上限設定に関してレポートでは、
「上限設定自体は適切だが、流動性拡大や過剰インフレ、
資産バブルを招く恐れもある。注意深い出口戦略が必要。
通常の状態に戻りしだい変動相場制に戻すことを要請する。」
との見解が示されました。
オセアニア時間ではドル買い動意がやや優勢で推移しました。
ユーロドルが1.30を再び割り込み揉み合う展開になりました。
日財務省が、
「4月末の外貨準備高は前月比+8億ドルで1兆2895億ドル。」
との発表をしました。
ロイター通信が、
「仏大統領に選出されたオランド氏は、夏に予定されている
財政監査を利用して景気支援策の一部を撤回する可能性がある。」
との観測報道をしました。
英BRC小売売上高(4月)は前年比で前月より弱い−3.3%になりました。
ややポンド売り反応がみられました。
日経平均は下落して始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤では主要通貨ペアに一時反発の動きがみられました。
午前9時半頃からドルストレートが再び反落しました。
ダウ先物や原油先物がやや反落する展開になりました。
アジアの株式市場は下落して始まり軟調傾向で推移しました。
中国の財政相が、ウェブサイトで、
「中国の国内経済はなお難題に直面。
世界経済の不確実性と不安定は高まっている。
中国経済のファンダメンタルズは良好。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、
「昨日、ギラード豪首相が緊縮型の予算を編成したことに関して
豪RBAが金利で行動する最大限の余地があると発言していた。」
と報じました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
午前11時過ぎからドル円が反落して軟調に推移しました。
クロス円が軟調に推移しました。
英の首相が、
「ユーロが適切に機能するためには単一政府が必要。
ユーロ圏の景気回復は英国の利益になる。」
などの認識を示しました。
コメルツ銀の1-3月期決算では
純利益が予想より弱い3.69億ユーロになりました。
日景気一致CI指数速報(3月)は予想より強い96.5、
日景気先行CI指数速報(3月)は予想より弱い96.6になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドルストレートがやや反発をみせました。
IMFアジア太平洋地域事務所の所長が、
「ギリシャに対する市場の不安が再燃してきている。」
との認識を示しました。
日経平均は前日比−136.59円で大引けになりました。
独貿易収支(3月)は予想より強い+174億ユーロ、
独経常収支(3月)は予想より強い+198億ユーロになりました。
ユーロ買い反応がみられました。
午後3時頃から主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
ブルームバーグが、南独新聞の記事として、
「EUとIMFとECBからなるトロイカ調査団は5月のギリシャ訪問を
中止することになった。」と報じました。
欧州の株式市場は小幅高で始まりましたが、
その後に上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が下げては上げる揉み合いになりました。
ユーロドルなどドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
午後5時頃からドル円が反落する展開になりました。
スペイン10年債利回りが4月27日以来の6%台をつけました。
ダウ先物や欧州株式市場が軟調傾向で推移しました。
独5年債の入札では、
「目標50億ユーロに対して40.32億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い0.56%、
応札倍率が前回より低い1.4倍。」になりました。
独10年債利回りが1.50%を割り込み過去最低を更新しました。
米10年債利回りが1.7967%と2月1日以来の水準に低下しました。
ドル円が79円台前半まで下落しました。
ドルストレートが揉み合いながらも軟調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46685%に上昇しました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場がやや反発しました。
主要通貨ペアの下落が一服になりました。
NY時間序盤ではドルストレートやクロス円が一段安になりました。
ユーロ円が103円台を割り込みました。
ドル円がやや反発をみせました。
ポンドドルが1.61台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.29台前半に下落しました。
原油先物が96ドル台を割り込みました。
米10年債利回りが過去最低の1.5%割れになりました。
午後10時過ぎにドルストレートがやや反発をみせました。
NYダウは大きく下落して始まりました。
米ABCニュースが、
「スペイン政府は市場終了後に株式を最大45%を取得して
大手銀バンキアを一部国有化する。」との観測報道をしました。
米卸売在庫(3月)は予想より弱い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+365万バレルになりました。
スペインの首相が、
「ユーロ圏諸国は緊縮財政と成長を強めるべき。
バンキアについてはコメントを拒否する。
スペイン政府は11日に銀行についての決定を下す。」
との発言をしました。
米WSJ紙が、
「ユーロ圏諸国がギリシャ支援延期の可能性を協議している。」
との観測報道をしました。
NYダウが一時前日比180ドル超下落しました。
午後11時頃にかけてドルストレートが一段安になりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「6ヶ月から9ヶ月の間に刺激策解除が必要になる可能性がある。
労働市場のトレンドを予測するのは極めて困難なこと。」
などの見解を示しました。
ロイター通信が、EU筋の話として、
「EFSFは対ギリシャ融資52億ユーロについて9日に決定する。
支払われる可能性の方が高い。」との観測報道をしました。
NYダウや欧州株式市場が反発しました。
独DAX指数が前日比プラス圏へ上昇しました。
午後11時半頃からドルストレートが反発しました。
ロンドンフィックス頃からドル円が反発しました。
EU当局者が、
「欧州委員会は11日に発表するスペインの見通しで、
2012年のスペイン財政赤字をGDP比6%、2013年は約4%として、
追加措置を実施しない限り財政再建目標達成は困難、
との見方を示す予定。」との発表をしました。
一時、ユーロドルなどドルストレートが反落する場面がありました。
クリーブランド連銀総裁が、
「完全雇用の水準としては失業率6%程度。
その水準に達するまでにはしばらく時間がかかる。
米景気回復は緩やかでGDPは2.5%程度になる可能性。
インフレは2%近辺で落ち着く可能性。」
などの見解を示しました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回りが1.855%、応札倍率が前回より低い2.90倍。」
になりました。
オーストリア中銀総裁が、
「域内の経済は安定化の兆しがみられるが2012年のGDPは
マイナス成長になる可能性。南欧の成長がブレーキとなっている。
ECBは直ちにインフレリスクを感じる状況ではない。
近い将来に金利変更の計画はない。」
などの発言をしました。
深夜3時頃までNYダウの反発上昇が続きました。
原油先物が96ドル台半ばへ反発しました。
米10年債利回りが1.84%あたりまで上昇しました。
ドルストレートの反発上昇がしばらく続きました。
ドル円が79円台後半まで上昇しました。
ユーロ円が103円台半ばあたりまで反発しました。
EFSFがギリシャへの融資52億ユーロの実行を決定しました。
深夜3時過ぎからドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円がやや反落して揉み合う展開になりました。
NYダウが再びやや反落する展開になりました。
ギリシャ新民主主義党のサマラス党首が、
「急進左派連合の連立政権への参加を拒否した。
ユーロ離脱とギリシャの破綻を受け入れるようツィプラス氏から
要請があったが無理な話と断った。」
との発言をしました。
ギリシャ急進左派連合の党首が連立政権の樹立を断念しました。
一部メディアが、
「IMFは融資を決定した国が政治的急変で再度懸念が生じた場合での
損失に対する潜在的リスクを回避するため防護策を検討している。
検討課題にはユーロ圏の国々に対する融資制限も含まれる。」
などの観測報道をしました。
スペイン中銀が、
「大手銀バンキアの部分国有化を要請する。
バンキアの親会社BFAに対して45億ユーロの注入資金を
資本に転換するよう要請。預金については安全である。」
などの発表をしました。
一部メディアが、
「スペインのFROBがバンキアの45%株式を取得する可能性。」
との観測報道をしました。
米10年債利回りは1.830%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−97.03ドルの6日続落で大引けになりました。

<5月10日(木)>

オセアニア時間はややドル買い傾向の小幅揉み合いになりました。
読売新聞が、
「ギリシャ総選挙後の連立交渉では緊縮策の撤回を訴える第2党の
急進左派連合のツィプラス党首が交渉断念を表明。
再選挙の可能性がさらに強まった。」との報道をしました。
日国際経常収支(3月)は予想より強い+1兆5894億円、
日国際貿易収支(3月)は予想より強い+42億円になりました。
指標発表直後に円買い反応がみられましたが限定的でした。
日経平均は9000円を割り込み前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均が下げ幅を縮小していきました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
仲値を過ぎた頃からドル円がやや反落しました。
豪新規雇用者数変化(4月)は予想より強い+1.55万人、
豪失業率(4月)は予想より強い4.9%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
午前10半過ぎにドル円が再び反発して揉み合いになりました。
白井日銀審議委員が、
「日本経済の前向きな動きを確実にするため金融緩和の強化が重要。
足元の為替市場を含め国際金融資本市場の動向に引き続き注意。
欧州の改革失敗は市場を再び緊張。世界経済に下振れのリスク。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
主要通貨ペアがしだいに堅調傾向で推移しました。
日経平均が前日比プラス圏へ一時反発しました。
正午前頃から主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
中国貿易収支(4月)は予想より強い+184.2億ドルになりました。
中国の輸出(4月)は前年同月比で予想より弱い+4.9%、
中国の輸入(4月)は前年同月比で予想より弱い+0.3%でした。
豪ドルやユーロなどに売りの反応がみられました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ダウ先物やアジアの株式市場に反落の動きがみられました。
正午頃からドル円も反落して揉み合う展開になりました。
クロス円が軟調になりました。
日経平均が一時再び前日比マイナス圏へ反落しました。
日景気ウォッチャー現状判断DI(4月)は前回値より弱い50.9、
日景気ウォッチャー先行判断DI(4月)は前回値より強い50.9でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半は主要通貨ペアが反発をみせて揉み合いました。
日経平均は前日比−35.41円で大引けになりました。
中国上海株式市場が後半に前日比プラス圏へ反発上昇しました。
ダウ先物や原油先物に反発の動きがみられました。
主要通貨ペアが揉み合いながらも堅調推移になりました。
香港の株式市場は軟調傾向で推移しました。
白井日銀審議委員が、
「為替目的の外債購入は日銀法の考えを充分に踏まえる必要。
金融政策はあらゆる政策を常に念頭に置く。
効果発現には時間がかかるのでこれからも見極めていきたい。
これまでの緩和では欧州リスクも考慮に入れている。」
などの発言をしました。
中国上海株式市場が終盤にかけて反落して上げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
ロンドン時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ポンドが反落する展開になりました。
ユーロドルは上昇の後に反落する展開になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
独の首相が、
「ユーロ圏共同債は危機解決にならない。
債務危機を解決する魔法はない。」との発言をしました。
オーストリア中銀総裁が、
「成長と緊縮が必要なことは共通認識。
救済される国は最大限の努力が必要。」
との認識を示しました。
スペインの10年債利回りが6%台で推移しました。
ECB月例報告では、
「最新のデータは広範な不透明感示す。
景気は今年緩やかに回復と予想。
景気見通しへのリスクは引き続き下方向。」
などが示されました。
ECB四半期専門家調査では、
「2012年成長率予想を−0.2%に下方修正。
2013年成長率予想は+1.0%に下方修正。
2012年のインフレ率予想は+2.3%に上方修正。
2013年のインフレ率予想は+1.8%に上方修正。」
などが示されました。
ユーロ売り反応がみられました。
その後、ダウ先物に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
EU欧州連合が、
「EUが赤字ルールを緩和するだろうとの噂は根拠がない。
オランダは財政健全化を追及しなければならない。」
などの声明を発表しました。
英鉱工業生産(3月)は市場予想とおりの−0.3%、
英製造業生産高(3月)は市場予想より強い+0.9%になりました。
ポンドに買戻しの反応がみられました。
仏中銀が「第2四半期の英経済はゼロ成長が続く見通し。」
との見解を月例報告で示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「改革に対する政治的意思がなければギリシャ支援措置は難しい。
ギリシャのユーロ圏離脱を話し合うには時期尚早。
ECBのギリシャへの今後の措置に関してはコメントを拒否。」
などの発言をしました。
午後5時半過ぎにドル円が反落しました。
ポンドドルも再び反落する展開になりました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
独とギリシャとの10年債利回り格差が2281bpに拡大しました。
EU欧州連合が、
「ギリシャの資金繰りに心配はない。
ギリシャの必要資金はしっかりカバーされている。」
との声明を発表しました。
午後7時頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を3250億ポンドに据え置きました。
ポンド買い反応がみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
一部メディアが、
「ベニゼロス全ギリシャ社会主義運動党首が組閣要請を受けた。」
と報じました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
貿易収支(3月)は予想より弱い−518億ドル、
米輸入物価指数(4月)は予想より弱い−0.5%、
米新規失業保険申請件数は予想よりやや強い36.7万件になりました。
市場反応は限定的でした。
加新築住宅価格指数(3月)は予想より強い+0.3%、
加国際商品貿易(3月)は予想より弱い+3.5億加ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
五十嵐財務副大臣が、
「投機的な円高の目に余る動きには介入あり得る。
為替の急激な変化は問題は注意深く見守る必要。
デフレ状況は極めて微弱になってきている。
消費者物価上昇率1%は2013年度中に達成の可能性もある。
日銀の次の一手では一般論として外債購入を排除しない。」
などの発言をしました。
ドル円が急伸しました。
ドルストレートが揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.9%あたりに上昇しました。
原油先物が97ドル台前半に上昇しました。
NYダウは上昇して始まりました。
バーナンキFRB議長が、
「経済と住宅市場の回復の遅れは将来を不確実なものにする。
金融危機以降の数年で米銀のバランスシートの修復や
自己資本増強には著しい進展がある。
米国での信用信用増強は著しく改善している。
信用需要は依然として緩慢。銀行は流動性を改善するべき。
いくつかの大企業は短期資金に頼っている。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「2-3%のインフレは許容できる。
欧州とIMFにはギリシャ救済のために全てを実施する決意がある。」
などの発言をしました。
午後11時過ぎからドルストレートが反落しました。
NYダウや欧州株式市場や原油先物が上昇幅を縮小しました。
一部メディアが、
「ユーロ圏は14日に閣僚会議を開き、ギリシャ内閣の見通しと
スペインの金融機関の状況について議論する。」
との報道をしました。
ロンドンフィックス過ぎからNYダウがやや反発して揉み合いました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
EU筋が、
「ユーロ圏はギリシャが選挙問題を解決して、
新政権樹立で合意するまで資金支援を続ける。」
との観測を発表しました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが3.090%、応札倍率が前回より低い2.73倍。」
の結果になりました。
ドル円がやや反落しました。
ミネアポリス連銀総裁が、インフレと雇用市場について、
「FRBが利上げを実施しなければならないほど
インフレが高まったとしても失業率は充分に低下しない可能性。」
との見解を示しました。
NYダウが徐々に上げ幅を縮小していきました。
原油先物が反落する展開になりました。
ドルストレートがしだいに軟調になっていきました。
米月次財政収支(4月)は予想より強い+591億ドルになりました。
ドル円がNY時間終盤に反発して一時80円台に乗せました。
米10年債利回りは1.835%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+19.98ドルこの日の取引を終えました。

<5月11日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ドル円が反落する展開になりました。
FRBが発表した資産構成では、
「資産規模は9日までの1週間で一日平均2兆8452億ドルと
前週から6億ドル減り3週連続で減少。」したことが示されました。
JPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン最高経営責任者が、
「過去1ヶ月半で計20億ドルのディーリング損失。
各種金融市場の乱高下でさらに損失が10億ドル増える可能性。
コーポレート部門でポートフォリオ戦略に不備があり、
第2四半期に8億ドルの損失を計上する公算。」
との発表をしました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合いになりました。
日本経済新聞が、
「中国人民銀行は四半期に1度の金融政策執行報告で、
今後の為替政策で中央銀行による為替管理方式の改善を進め、
為替介入の頻度を減らすと明記した。」と報じました。
バイトマン独連銀総裁が、南独新聞のインタビューで、
「独の経済は良好に推移していて失業率も低い。
インフレ率はユーロ圏の平均を上回る可能性があるが
ECBが原則を維持すればインフレは抑制される。」
などの認識を示しました。
英ネーションワイド消費者信頼感(4月)は前回値より弱い44でした。
市場反応は限定的でした。
バイトマン独連銀総裁が「インフレを容認しているわけではない。」
との補正発言をしました。
日経平均は小幅高で始まり堅調傾向で推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが下げた後に反発しました。
ダウ先物が緩やかに上昇しました。
中国の指標発表前にドルストレートがやや反落しました。
中国消費者物価指数(4月)は予想とおりの+3.4%、
中国生産者物価指数(4月)は予想より弱い−0.7%になりました。
豪ドルやユーロに売りの反応がみられました。
ドル円が反落する展開になりました。
日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
ロイター通信が、
「スペイン政府は銀行の不良債権処理策を発表する。
政府と金融機関の調整は最後まで難航したが、
11日定例閣議でバッドバンク構想と追加の引当金計上を盛り込んだ
処理策を了承する見通し。」との観測報道をしました。
午前11時頃からユーロドルなどが反発をみせました。
独の財務相が、
「ギリシャ危機がユーロ圏全体に広がるリスクは大幅に減少。
抵抗力が強まった。ギリシャには他の道はない。
(ギリシャが他の道で)困難が回避できると考えるのは危険。」
などの発言をしました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調傾の揉み合いになりました。
アジアの株式市場や原油先物が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物に一時反発の動きがみられました。
中国鉱工業生産(4月)は予想より弱い+9.3%、
中国固定資産投資(4月)は予想より弱い+20.2%、
中国小売売上高(4月)は予想より弱い+14.1%になりました。
主要通貨ペアに売りの反応がみられました。
ダウ先物に再び反落の動きがみられました。
日経平均は前日比−61.01円の8948.64円で週の取引を終えました。
独消費者物価指数確報(4月)は予想より強い+2.1%でした。
午後3時頃から豪ドル円など主要通貨ペアが一段安になりました。
豪ドル円が一時80円台を割り込みました。
アジアの株式市場は軟調に推移しました。
独30年物国債利回りが2.201%に低下して過去最低を更新しました。
その後、主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
原油先物が軟調に推移しました。
ギリシャ新民主主義党のサマラス党首が、
「まだ政権樹立の可能性は残っている。」との認識を示しました。
その後、欧州の株式市場が反発する展開になりました。
独DAX指数が一時前日比プラス圏へ反発上昇しました。
ダウ先物が反発をみせて揉み合いました。
主要通貨ペアが反発上昇する展開になりました。
英生産者仕入価格指数(4月)は予想より弱い−1.5%、
英生産者出荷価格指数(4月)は予想より強い+0.7%、
英生産者物価指数コア(4月)は予想より強い+2.3%になりました。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
欧州委員会の加盟27ヶ国の経済・財政見通しでは、
「2012年のユーロ圏の成長率見通しを−0.3%で維持。
2012年財政赤字の対GDP比では、ユーロ圏が3.2%、
スペイン2012年財政赤字の対GDP比は目標5.3%に対して6.4%。」
などが示されました。
伊の政府証券の入札では、
「12ヶ月物の発行額は70億ユーロ。
落札利回りが前回より低い2.34%、
応札倍率が前回より高い1.79倍。」などになりました。
ユーロ買い反応が見られました。
ポンドが軟調傾向で推移しました。
ポンドドルが一時1.61を割り込む場面がありました。
揉み合いにがらもドル円やユーロドルの反発が続きました。
午後7時半頃からユーロドルに反落の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場が上下動の揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合う展開になりました。
スペインの副首相が、
「スペイン政府は銀行改革案を承認した。
銀行の不動産ポートフォリオ全てに関して外部監査を指示。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
スペイン経済相が、
「健全な不動産投資に対する引当率を7%から30%とする。
スペインの銀行には追加で300億ユーロの引当へ。
スペインの銀行は年末までには新引当金が必要。
不動産資産・融資に対する引当金は総額1370億ユーロの見通し。
新引当金要件満たせない銀行は国からの融資を得られる。」
との発表をしました。
NY時間序盤はドル円が指標発表前に反落する展開になりました。
主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
米生産者物価指数(4月)は予想より弱い+1.9%、
米生産者物価指数コア(4月)は予想より弱い+2.7%になりました。
ドル円が指標発表後に上下動になりました。
加雇用ネット変化率(4月)は予想より強い+5.82万人、
加失業率(4月)は予想とおりの7.3%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
ロイター通信が、
「ギリシャ民主左派党のクベリス党首が、
EUとIMFの支援策を支持する連立政権は支持しないとの考えを表明。
これにより連立政権樹立への望みが絶たれ、
ギリシャが再選挙を実施する可能性が濃厚になってきた。」
との観測報道をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
ポンドドルやユーロドルなどドルストレートが下落しました。
米10年債利回りが一時1.83%あたりに低下しました。
NYダウは下落して始まりました。
ダラス連銀総裁が「新たな量的緩和を支持しない。」
との発言をしました。
午後10半頃から主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
ミシガン大学消費者信頼感速報(5月)は予想より強い77.8でした。
ドル円に上昇反応がみられました。
NYダウや欧州の株式市場に反発の動きがみられました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャがユーロ圏を離脱するならユーロ圏全体の
ソブリン格付けをネガティブ・ウォッチにする可能性がある。」
との発表をしました。
ユーロドルに一時反落の動きがみられました。
その後、NYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
独と英の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
原油先物が反発しました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
ギリシャの財務省が「1-4月の財政赤字は91億ユーロ。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス前頃から主要通貨ペアがやや反落しました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
EU当局者が、
「もしスペインが財政再建に関して3〜4年程度にわたる
信頼できる計画を有するなら時間的な余裕を与えることも可能。」
との発表をしました。
スウェーデン中銀の副総裁が、
「各国中銀の担当者でギリシャのユーロ離脱に関して議論をしたが、
被害はないと考えるのは間違い。欧州に甚大な影響を及ぼす。」
との発言をしました。
一部メディアが、
「組閣を試みている第3党の全ギリシャ社会主義運動の
ベニゼロス党首と会談していた急進左派のツィプラス党首が
連立参加を拒否した。」との報道をしました。
ギリシャ関係筋が、
「ベニゼロス党首が組閣に失敗。12日に大統領に委任返上。」
との発表をしました。
深夜2時頃からユーロドルなどドルストレートが下落しました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が反落しました。
NY時間終盤にかけてドル円がやや反発をみせました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
格付け会社のフィッチが、
「米JPモルガンの格付けをA+/F−1に引き下げた。
もう一段の格下げも検討する可能性。」
との発表をしました。
米10年債利回りは1.8410%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は95ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−34.44ドルの12820.60ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<5月14日(月)>

午前7時45分にNZ第1四半期小売売上高指数、
午前8時50分に日国内企業物価指数(4月)、
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(3月)、
午後3時に独卸売物価指数(4月)、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(4月)、
午後6時に欧鉱工業生産(3月)、
深夜12時45分からスイスSNB総裁の講演、
などが予定されています。
NZ・欧の指標には一応注目です。
また、この日にユーロ圏財務相会合が予定されています。

<5月15日(火)>

午前10時半に豪RBA議事録、
午後2時に日消費者態度指数(4月)、
午後2時半に仏第1四半期GDP速報、仏消費者物価指数(4月)、
午後3時に独第1四半期GDP速報、
午後3時45分に仏第1四半期非農業部門雇用者数、
午後4時からEU財務相会合、
午後5時半に英商品貿易収支(3月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(5月)、
同午後6時に欧第1四半期GDP速報、欧ZEW景況感調査(5月)、
夜9時半に米消費者物価指数(4月)、米消費者物価指数コア(4月)
同夜9時半に米小売売上高(4月)、NY連銀製造業景気指数(5月)、
夜10時に米ネットTIC長期フロー(3月 対米証券投資)、
夜11時に米企業在庫(3月)、米NAHB住宅市場指数(5月)、
などが予定されています。
豪・(仏)・独・(欧)・米の指標には注目です。
また、オランド仏新大統領の就任宣言と独仏首脳会談も
予定されています。

<5月16日(水)>

朝8時50分に日機械受注(3月)、日第三次産業活動指数(3月)、
午後5時半に英失業率(4月)、英失業保険申請件数(4月)、
午後6時に欧消費者物価指数確報(4月)、
同午後6時に欧消費者物価指数確報コア(4月)、欧貿易収支(3月)、
午後6時半に英BOE四半期インフレリポート、
夜9時半に米住宅着工件数(4月)、米建設許可件数(4月)、
同夜9時半に加製造業売上高(3月)、
夜10時15分に米鉱工業生産指数(4月)、米設備稼働率(4月)、
深夜3時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<5月17日(木)>

※スイスが休日です。

朝7時45分にNZ第1四半期生産者物価(仕入・出荷)、
朝8時50分に日第1四半期GDP速報、
同朝8時50分に日第1四半期GDPデフレータ速報、
午後1時半に日鉱工業生産指数確報(3月)、
夜9時半に新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加卸売売上高(3月)、
夜11時に米フィラデルフィア連銀景況指数(5月)、
同夜11時に米景気先行指標総合指数(4月)、
などが予定されています。
日・米の指標には注目です。

<5月18日(金)>

午後3時に独生産者物価指数(4月)、
夜9時半に加消費者物価指数(4月)、加消費者物価指数コア(4月)、
などが予定されています。
加の指標には注目です。
また、18日-19日にG8首脳会議がワシントンで開催されます。
米フェイスブックがナスダックに上場予定になっています。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、その前週の上昇を継いで80.25超まで続伸
するリスク回避の米ドル高の1週間になりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週より上昇して0.46685%になり
ました。そして、米10年債利回りは9日に一時1.7967%と2月1日
以来の水準に低下して、週末に1.8410%になりました。米10年債利
回り1.8%アラウンドはドル円が76円台をつけたときのレベルに近い
ことで今後のドル相場の展開が注目されます。
一方、先週NYダウは週間で217ドルほど下落する展開になりました。
週足レベルで再び13000ドルの大台を割り込んで引けたことで今後の
NYダウの展開が懸念されまます。

先週の米主要経済指標では、10日の米貿易収支(3月)が予想より弱い
−518億ドル、米新規失業保険申請件数が予想よりやや強い36.7万件
米月次財政収支(4月)が予想より強い+591億ドル、11日の米生産者
物価指数(4月)が予想より弱い+1.9%、米生産者物価指数コア(4月)
が予想より弱い+2.7%、ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)
は予想より強い77.8と、強弱混在ではありましたが、米月次財政収
支がオバマ大統領就任後はじめてプラス収支になりました。

先週の米要人発言では、8日にリッチモンド連銀総裁が「高水準の
米失業率は構造的問題が大きな要因である可能性。一段の金融刺激
策はインフレリスクを高めるが、その一方で失業問題への効果は限
定的。」と金融緩和への慎重姿勢を示し、9日にミネアポリス連銀
総裁が「6ヶ月から9ヶ月の間に刺激策解除が必要になる可能性。
労働市場のトレンドを予測するのは極めて困難。」とタカ派の見解
を示し、同日にクリーブランド連銀総裁が「完全雇用の水準として
は失業率6%程度。その水準に達するまでには時間がかかる。米景
気回復は緩やかでGDPは2.5%程度になる可能性。インフレは2%近
辺で落ち着く可能性。」と慎重姿勢を示し、10日にバーナンキFRB
議長が「経済と住宅市場の回復の遅れは将来を不確実なものにする。
金融危機以降の数年で米銀のバランスシートの修復や自己資本増強
には著しい進展がある。米国での信用信用増強は著しく改善してい
る。信用需要は依然として緩慢。銀行は流動性を改善するべき。い
くつかの大企業は短期資金に頼っている。」と経済回復の遅れへの
懸念と金融期間の改善の認識とともに問題点の指摘をして、11日に
ダラス連銀総裁が「新たな量的緩和を支持しない。」とタカ派の発
言をして、経済回復への懸念を示しつつも、米の要人達のスタンス
に特筆するような変化はみられていないようです。

今週の米主要経済指標では、15日の米小売売上高(4月)に米消費者物
価指数(4月)とNY連銀製造業景気指数(5月)に対米証券投資(3月)、
16日の米住宅着工件数(4月)に米建設許可件数(4月)と米鉱工業生産
指数(4月)に米FOMC議事録、17日の米新規失業保険申請件数に米景気
先行指標総合指数(4月)とフィラデルフィア製造業景況指数(5月)など
が注目されます。

円については、7日の日銀金融政策決定会合議事要旨で「中国経済
がはっきり下ぶれる場合は日銀経済見通しに影響。伊・スペインの
財政悪化でリスク回避姿勢いくぶん強まっている。世界経済めぐる
不確実性は引き続き大きい。現時点では2月に増額した基金の効果
確認が適当。」などが示されました。同日に日財務相が「(円高に)
適宜適切に対応していく。投機的な円高の動きがある。よく監視し
なければならない。」と円高への懸念と対応の意志があることを示
しました。そして、10日の日国際経常収支(3月)では予想より強い
+1兆5894億円、日国際貿易収支(3月)も予想より強い+42億円に
なりました。また、同日に白井日銀審議委員が「日本経済の前向き
な動きを確実にするため金融緩和の強化が重要。足元の為替市場を
含め国際金融資本市場の動向に引き続き注意。欧州の改革失敗は市
場を再び緊張。世界経済に下振れのリスク。効果発現には時間がか
かるのでこれからも見極めていきたい。これまでの緩和では欧州リ
スクも考慮に入れている。」と国際経済への懸念と日銀の緩和姿勢
の継続を示すとともに効果見極めの時間も必要との認識を示し、
そして、同日に五十嵐財務副大臣が「投機的な円高の目に余る動き
には介入あり得る。為替の急激な変化は問題は注意深く見守る必要。
デフレ状況は極めて微弱になってきている。消費者物価上昇率1%
は2013年度中に達成の可能性もある。日銀の次の一手では一般論と
して外債購入を排除しない。」として円高への懸念と介入がありえ
ることに直接的な言及をしました。
為替介入の実施の円高レベルまではまだ距離があるように思われま
すが、数ヶ月来みられなかった「為替介入」という言葉が用いられ
るようになってきたことで、政府・日銀の円高への懸念は高まって
いるようです。

先週のドル円相場は、週初のオセアニア時間にやや反落した後に、
8日の東京時間序盤にかけて揉み合いながらも反発して一時80円台
を回復しましたが、その後は軟調傾向で推移して9日のロンドン時
間前半にスペイン10年債利回りが4月27日以来の6%台をつけるな
どリスク回避の動意に円が買われ、一時79円台半ばを割り込むあた
りまで下落する展開になりました。その後、NY時間から揉み合いな
がらも79円台後半へと反発して、小幅な上下動の揉み合いを経て、
10日のNY時間序盤に五十嵐財務副大臣の「投機的な円高の目に余る
動きには介入あり得る。」との発言が報じられたことを契機に反発
して、NY時間終盤にかけて一時80円を回復するあたりまで上昇しま
した。その後、11日のオセアニア時間から再び反落して、79円台後
半での上下動の揉み合いになり、79.93円で週の取引を終えました。
週間で79円半ばから80円アラウンドの範囲での相場になりました。

今週ドル円相場では、17日の日第1四半期GDP速報が注目されます。
また、先週10日の五十嵐財務副大臣の「為替介入もありえる」との
発言にドル円が上昇反応となりましたので、まだ介入実施のレベル
ではないとは思われますが、今後の本邦要人発言には一応の注意が
要りそうです。そして、リスクの受け皿の円として、ギリシャの再
選挙を巡る市場の思惑の動きなど欧州の動向も注目されます。

先週のドル円相場は「行って来い」の小幅レンジの動きでしたので、
チャートポイントしては変らず、反発上昇となった場合は、まずは
80.00円の大台の節目「000」ポイントを巡る売り買いの攻防が注目
されますが、ここを超えた場合は、4日高値の80.39円から3日高値
の80.55および2日高値の80.61円の「80.39-80.61」ゾーン。ここを
上抜けた場合は、81.00アンダーから81.00の「00ポイント」などが
レジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、79.50アラウンド、および2月1日から
3月15日の上昇波動のフィボナッチ61.8%戻し水準になる79.15-25
アラウンドがサポートとして注目されます。ここを下抜けた場合は
下落が強まる可能性がありそうです。

ユーロについては、先週のユーロドル相場では、週初に仏大統領選
挙で現職のサルコジ氏が敗れたことや、ギリシャ総選挙で連立二大
政党のギリシャ新民主主義党と全ギリシャ社会主義運動のいずれも
単独過半数に達しなかったことなどを受けて大きな下窓を空けて始
まり、その後もリスク回避動意が優勢の展開になって、1.30の大台
を下抜けて1.29台半ばに迫るあたりまで大きく下落しました。
その後、東京時間に切り返し反発する展開になり、格付け会社S&P
が「仏大統領選でオランド氏が勝利したことは、仏の格付けには影
響を与えない。」との発表もあってリスク回避が後退して、8日の
オセアニア時間にかけて1.30台半ば過ぎまで上昇して一旦は大台を
回復しましたが、8日の東京時間に英FT紙の「スペイン政府は不動
産業界向け不良債権の増加などで経営が悪化しているスペイン銀行
3位のバンキアに対して、最大100億ユーロの公的資金を注入する
方向で検討に入った。」との報道もあり、ギリシャ総選挙後の組閣
が難航していることもあって、再びユーロドルが軟調になっていき
ました。

その後のNY時間でもNYダウが一時190ドル超の下落となって原油先物
が95ドル台に下落するなどリスク回避の優勢が続きました。
その後、ギリシャ新民主主義党の党首が「少数政権を容認する用意
もある。」との発言があって、ギリシャ組閣への期待でユーロドル
が一時反発する場面がありましたが、ブルムバーグ通信がFXコンセ
プツのテーラー氏の発言として「ギリシャは政府の手元資金が底を
突き、欧州から追加融資もないことから来月にもユーロ圏を離脱す
る公算。ギリシャのユーロ離脱はこの夏の公算が極めて大きい。」
との記事を掲載したことなどで、リスク回避の動意は再び強まって
いきました。9日のロンドン時間ではスペイン10年債利回りが4月
27日以来の6%台に上昇して、米10年債利回りが過去最低の1.5%
割れになり、米ABCニュースの「スペイン政府は大手銀バンキアを
一部国有化する。」との観測報道をして、さらに米WSJ紙が「ユーロ
圏諸国がギリシャ支援延期の可能性を協議している。」との観測報
道もあり、NYダウが一時前日比180ドル超下落したことを背景に、
ユーロドルは1.2911あたりまで下落する展開になりました。

その後、ロイター通信が、EU筋の話として「EFSFは対ギリシャ融資
52億ユーロについて9日に決定。支払われる可能性の方が高い。」
との観測報道を契機にNYダウや欧州株式市場が反発したことで、
NY時間後半にかけてユーロドルは1.29台後半まで反発する展開にな
りました。その後、ギリシャ急進左派連合の党首が連立政権の樹立
を断念したとの報道や、一部メディアが「IMFは融資を決定した国が
政治的急変で再度懸念が生じた場合での損失に対する潜在的リスク
を回避するため防護策を検討している。検討課題にはユーロ圏の国々
に対する融資制限も含まれる。」との観測報道もあって1.29台前半
まで再び反落する展開になりました。その後、10日オセアニア時間
から切り返しをみせて1.29台後半まで反発しましたが、ロンドン時
間序盤に発表されたECB四半期専門家調査で「2012年成長率予想を
−0.2%に下方修正。」などが示されたことや、ダウ先物や欧州の
株式市場の軟調を背景に再び反落して1.29台前半へ下落しました。

その後、EUが「ギリシャの資金繰りに心配はない。ギリシャの必要
資金はしっかりカバーされている。」との声明を発表して、また、
一部メディアが「ベニゼロス全ギリシャ社会主義運動党首が組閣要
請を受けた。」と報じたことで再びギリシャ組閣への期待も台頭し
てユーロドルは1.29台後半へと反発する上下動の展開になりました。
その後、10日のNY時間後半から再び軟調傾向になって、11日の東京
時間の中国経済指標の発表前に1.29台前半に下落して、中国消費者
物価指数(4月)は予想とおりの+3.4%でしたが、中国生産者物価指
数(4月)が予想より弱い−0.7%となったことで、一時1.2904まで下
落する展開になりました。その後、揉み合いとなりましたが、東京
時間午後に発表された中国鉱工業生産(4月)が予想より弱い+9.3%、
中国小売売上高(4月)が予想より弱い+14.1%となったことを契機に
再び1.2905まで下落しましたが1.29のバリアは破られず、ギリシャ
新民主主義党の党首が「まだ政権樹立の可能性は残っている。」と
の発言をしたことを契機として1.29台半ばへ反発しました。その後、
スペインの銀行懸念などで反落して上下動となった後に、NY時間前
半にロイター通信が「ギリシャ民主左派党のクベリス党首が、EUと
IMFの支援策を支持する連立政権は支持しないとの考えを表明。これ
により連立政権樹立への望みが絶たれ、ギリシャが再選挙を実施す
る可能性が濃厚になってきた。」との観測報道をして、また、格付
け会社のフィッチが「ギリシャがユーロ圏を離脱するならユーロ圏
全体のソブリン格付けをネガティブ・ウォッチにする可能性がある」
との発表があり、さらにNY時間後半にギリシャ関係筋が「ベニゼロ
ス党首が組閣に失敗。12日に大統領に委任返上。」との発表をした
ことで6月のギリシャ再選挙の観測が強まり、ユーロドルは再び下
落して1.2916で週の取引を終えました。

今週のユーロでは、週初まずは12日(土)の中国人民銀行による追加
金融緩和としての預金準備率0.5%引き下げの選好要因の織り込みと
13日(日)の独の州議会選挙の結果の織り込みが注目されます。

また、ギリシャで連立協議が不調に終わったことを受けて週初13日
からギリシャのパプリアス大統領が各党に挙国一致内閣の設立を呼
びかけるとのことで、この最後の呼びかけが成功する可能性は低い
と見られてはいますが、暫定政府が設立する可能性もわずかにある
ようで注目されます。パプリアス大統領の呼びかけ交渉が不調にな
れば、ギリシャの6月中旬の再選挙が決定となります。
なお、ギリシャは18日に約51億900万ユーロの大量国債償還を控えて
いますがこちらの方は資金調達が済んでいて無事通過の見込みです。

その後は14日のユーロ圏財務相会合にかかわる要人発言、及び15日
に予定されているオランド仏新大統領と独のメルケル首相との独仏
首脳会談が注目材料となりそうです。オランド仏大統領が緊縮財政
にも理解を示すなど、独仏の協力関係が確認された場合は、ユーロ
の下落の緩和材料となりそうです。また、同日15日午後2時半の仏
第1四半期GDP速報、そして独第1四半期GDP速報と独ZEW景況感調査
および欧第1四半期GDP速報と欧ZEW景況感調査などが注目されます。

ユーロドル相場では、鉄のバリアとなっている1.29を巡る売り買い
の攻防が重要ポイントとして注目されますが、上昇となった場合で
は、1月16日の安値から2月28日高値の上昇波61.8%戻しの1.2950
アラウンドが注目されます。ここを上抜けた場合は1.3000の「000」
ポイント、ここをさらに上抜けた場合は、4月上旬および4月18日
の下値抵抗アラウンドでもあり5月8日の上値抵抗となった1.3050
-70のポイントが注目されます。ここをまたさらに上抜けた場合は
1.3100の「00」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、1.29アラウンドが重要ポイントとして
注目されますが、ここを下抜けた場合には下落が強まる可能性があ
りそうです。この下のポイントでは1.28の「00」ポイント、さらに
下落した場合は1.27の「00」ポイントが注目されます。ここをまた
さらに下抜けた場合は1月16日の安値から2月28日高値の上昇波の
全戻しとなる1.2625アラウンドが重要ポイントとして注目されます。

そのほか今週は、15日の豪RBA議事録や、16日の英雇用統計に英BOE
四半期インフレリポートなどが注目されます。また、スペインなど
重債務国の金利が再び上昇傾向となっていて、欧州委員会が先週発表
した実質経済成長率見通しでも、スペインの2012年で−1.8%と前回
の見通しに比べて0.8%も大幅に下方修正されていることから、国債
の金利動向や格付け発表リスクにも引き続き注意したいものです。


さて今回は、トレードと凡事の徹底のお話 その6 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第六話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「えーと…。どこまで話とったかのう…。」

『レジスタンス・ラインでダマシにあうだの何だのって、
 話じゃないかよ。ジイさん。』

「おぅ。そうじゃったのう…。
 何度も価格を止めたレジスタンス・ラインでも、
 価格がそのポイントを抜けることもあるものじゃ…。」

『そういうことは確かにあるさ…。事実としてね。
 そういうブレークを狙うのがオレ様は得意なんだぜ。』

「ほう。そうかね。そうかね。
 今はブレークということもあることが周知されていて、
 レジスタンスを価格(レート)が超えても、
 『レジスタンスでダマシにあった。』などと言うトレーダーは
 さすがにほとんどいないけれども、
 見方によってはこれはレジスタンスの意義のあるダマシ、
 というわけじゃのう…。」

『相場には絶対はないとともに、
 ダマシにも意義あるものがあるというわけだな。
 これも当たり前なことだと…。』

「ふむ。そういうことじゃ…。
 レジスタンス・ブレークとは、まぁ、例えるならば、
 国境の門壁に屈強な門番がいて、
 その門を無理やり通ろうとするつわものどもを
 何度も押し返すけれども、強大な勢力が通ろうとしたとき、
 さしもの屈強な門番も敵わずに開門してしまうようなものじゃ。」

『あははっ。ジイさんあんた、うまいこと言うもんだね。』

「これは門番が弱いことを示すものではなく、
 『それだけ門を上抜けようとする勢力が強い』ことを示す、
 ことになるのじゃのう…。」

『……。』

「まぁ…、このようなことに対して、
 こじつけだの言い訳だの詭弁だのという者もいなくはないが、
 ダマシを忌み嫌うだけではなく、ダマシに意義を見出せると、
 テクニカル分析の視野が広がる場合があるものじゃ…。」

『まぁな…。確かに見方によってはこじつけにも見えるけどな。』

「よりダマシの少ない方法を研究したり、
 より良いインジケーターを探すことも一策じゃが、
 一方『ダマシに意義を見出そうとする考え方』もあるものじゃ。」

『……。』

「例えば、パラメーターが20が良いか21が良いかなども、
 変る相場つきにおいて、いつもベストである値を定めようとする
 そのこと自体がそもそも無理である場合もあって、
 また、インジケーターや手法でもダマシのない完全性を求める
 こと自体が聖杯を求めるように困難である場合もあって、
 ダマシを完全に排除することはできぬことなのかも知れぬのう…。
 いずれにも反証となるダマシは必ず存在するのではなかろうか。」

『……。』

「ダマシを排除しようとする考え方も立派なもんじゃが、
 もしも、完全に排除できないダマシであるならば、
 そのダマシ自体に意義を見出そうとする考え方も、
 これもときに有効となる場合があるのじゃのう…。」

『ふん。そんなもんかねぇ…。』

「ジョン・テンプルトン卿の有名な言葉にあるように、
 どうやら強気相場は悲観の中で生まれるようで…、
 マーケットで悲嘆の声が一色になり、
 ほとんどあらゆるトレンド系指標が強い下落を示唆したときに、
 案外と相場は大底を打って上昇に転ずるものなのじゃ…。
 『陰の極は陽に転ずる』というわけじゃが、
 このようなパーフェクト・フェイルもまさに重要なダマシじゃ。
 『起こるべきことが起こらないことには意味がある』のじゃ。
 相場では最低こそが反転上昇の萌芽の時期となるのじゃのう…。」

『ほんとうに最低ならば、
 そこからは上げるしかないというわけか…。』

「まぁ、相場ではそういうこともあるのじゃのう…。
 さて、これから言うことは半分は冗談じゃが、
 なにせお前さんは怒りっぽいからのう…。
 ふざけるなと怒りなさんな。よいかな…。」

『何だよ。もったいぶりやがって…。
 早く言えや。ジイさんよ。』

「ではいくぞよ…。
 えー、ダマシとかけて、賢者と愚者と解く…、
 その心は、『愚者は嘆き、賢者は気づく』というわけじゃ。」

『なんだと! ジイさん。
 このオレ様のことを愚者呼ばわりするのか。』

「あははっ。これこれ、そうではない。
 お前さんはレジスタンスのダマシを
 ちゃんとブレークだと認識できているお方ではないか…。
 意味をまとめたジジ流のただ相場格言じゃて。
 そう怒りなさんな。」

『で…、他にも重要なダマシてのはあるのかい。』

「あぁ、たくさんあるとも…。
 まぁ、有名なところでは、そうじゃのう…。
 安値を更新したのに陽線で終値となる『キー・リバーサル』や、
 揉み合い後に満を持して下落したのにブレークが不発となり、
 逆に反発上昇に転じる『フェイク・アウト&シェイク・アウト』
 などいろいろあるぞよ…。少し突っ込んで述べるならば…、」

『ジイさん、もっと詳しく教えろよ。と言いたい所だが…、
 ヤバイよ、今回もまた話が長くなって来ているぜ。』

「あははっ。話のあいかたのお前さんも要領を得たもので、
 連続ドラマのように良いとこでうまいこと話を区切りおるわい。
 では、また続きは来週としようかのう…。」


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m
ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その5


米雇用統計ではNFPが2ヶ月連続で20万人の大台を割り込む
ネガティブ・サプライズになりましたね。

●先週の主な出来事

<4月30日(月)>

ポンドドルが小さな上窓を空けて始まりました。
オセアニア時間はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせました。
中国人民銀行のアドバイザーが28日に、
「中国のインターバンク市場の金利は高い。
中国には金融政策を緩和する一定の余地がある。」
との見解を示しました。
ダウ先物がやや上昇して始まりました。
NZ貿易収支(3月)は予想より弱い1.34億NZドル、
NZ住宅建設許可件数(3月)は予想より強い+19.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
英ホームトラック住宅価格(4月)は前月より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
中国景気先行指数(3月)は前月より弱い100.52になりました。
日経平均は休日で取引はありませんでした。
東京時間序盤は豪ドル米ドルやユーロドルが軟調に推移しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
NBNZ企業景況感(4月)は前月より強い35.8になりました。
市場反応は限定的でした。
午前10時過ぎからドル円が再び反落しました。
ドルストレート徐々に反発する展開になりました。
ダウ先物が揉み合いながら反発する展開になりました。
アジアの株式市場はまちまちに始まりましたが、
その後はシンガポール株式市場を除き堅調傾向で推移しました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
東京時間後半はドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
独小売売上高指数(3月)は前月比で予想より弱い+0.8%でしたが、
前年比で予想より強い+2.3%になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物に上昇の動きがみられました。
格付け会社のS&Pが、
「スペイン11銀行の長短期格付けを引き下げる。
スペインの6銀行のクレジットウォッチをネガティブにする。」
などの発表をしました。
ユーロ売り反応が見られました。
スペイン第1四半期GDPは予想よりは強い前期比−0.3%でした。
発表直後はユーロ買い反応がみられました。
欧州の株式市場はまちまちの展開になりました。
独株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
仏や英の株式市場は軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物が揉み合いながら反落する展開になりました。
原油先物が反落しました。
ユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
ポンドドルはやや堅調傾向の小幅な揉み合いになりました。
ポンドドルが一時1.63台に乗せる場面がありました。
ユーロポンドが軟調傾向で推移しました。
ドル円は当日安値圏で揉み合う展開になりました。
その後、独の株式市場がマイナス圏へ反落する展開になりました。
欧消費者物価指数速報(4月)は予想より強い+2.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルを含めドルストレートが軟調になりました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
スペインのバイス紙が、
「EUはインフラ、環境技術、ハイテク分野などに2000億ユーロを
投資する成長プランを検討している。6月EU首脳会議で発表予定。
財源としては欧州投資銀行の資本再編やユーロ共同債発行、
投資特別目的会社の設立や欧州インフラ庁の設置などが
提案される見込み。」との観測報道をしました。
午後7時半過ぎにダウ先物や欧州株式市場が一時反発をみせました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末同水準の0.46585%になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場が再下落しました。
ドル得やクロス円にやや反落の動きがみられました。
米個人消費支出(3月)は予想より弱い+0.3%、
米個人所得(3月)は予想より強い+0.4%、
米PCEコア・デフレータ(3月)は予想より強い+2.0%になりました。
ややドル売り反応がみられました。
加GDP(2月)は予想より弱い−0.2%、
加鉱工業製品価格指数(3月)は予想とおりの+0.2%、
加原材料価格指数(3月)は予想より弱い−1.6%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物がやや反発をみせて当日安値圏で揉み合いになりました。
NYダウは小幅安で始まり軟調に推移しました。
NY時間序盤はドル円やクロス円が軟調に推移しました。
ドル円が80円台を割り込み下落しました。
ポンド円が130円台を割り込み下落しました。
ユーロドルやポンドドルがやや反発をみせました。
ユーロポンドが反発上昇しました。
米シカゴ購買部協会景気指数(4月)は予想より弱い56.2でした。
ドル売り反応がみられました。
NYダウが下げ幅を一時縮小しました。
ダラス連銀製造業活動指数(4月)は予想より弱い−3.4%でした。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが再び反落しました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
NYダウが再び反落しました。
米CBのオンライン求人広告数(4月)は311.52万件と
前月の313.81万件から減少しましが前年同月比では14%増でした。
欧州の株式市場が軟調に推移して取引を終えました。
米10年債利回りが一時1.91%あたりに低下しました。
ユーログループ議長が、ドイツのヴェルト紙で
「財政条項を完全に再交渉するというには虚構。
ユーロ圏の新財政条項に関して譲歩は全くない。」
との見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが軟調傾向の揉み合いになりました。
米10年債利回りが一時1.905%まで低下しました。
原油先物は反発する展開になりました。
豪ドル米ドルやドル加ドルやポンドドルが一時反発をみせました。
その後、主要通貨ペアが軟調傾向で揉み合う展開になりました。
米財務省の四半期資金需要見通しでは、
「4-6月期は当初より190億ドル減の1820億ドルの新規調達を予定。
7-9月期は2650億ドルの新規調達を予定している。」
などの発表をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小していきました。
ユーロドルなどドルストレートが緩やかに反発しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
米10年債利回りは1.921%になりました。
NY原油(WTI)は104ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−14.68ドルでこの暇取引を終えました。

<5月1日(火)>

オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
米ダラス連銀総裁が、
「ツイストオペ延長や更なる債券購入の必要性を確信はできない。
FRBは充分な金融緩和を行ったがまだ引き締めの時期ではない。
今年の利上げが適切かは経済状況しだい。
現在は予見すべき時期ではない。
金融政策によって構造的な労働問題を解決することはできない。」
などの見解を示しました。
ユーログループ議長が、
「議長職を辞すことについては欧州債務危機への対応で
独仏両国の干渉にうんざりしたことによる。独仏両国は
ユーロ圏のメンバーが自分達だけであるかのように振る舞った。」
と発言しました。
東京時間が近づく頃からドル買い動意がやや優勢になりました。
ドルストレートがやや反落してドル円がやや反発しました。
豪AIG製造業指数(4月)は前月より弱い43.9になりました。
市場反応は限定的でした。
豪州の株式市場は堅調に推移しました。
日経平均は下落して始まり軟調傾向の揉み合いで推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円はやや反落しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
中国製造業PMI(4月)は予想より弱い53.3になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートにやや反落の動きがみられました。
原油先物がやや反落しました。
豪第1四半期住宅価格指数は予想より弱い−1.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はメーデーで休場でした。
午前10時半過ぎにダウ先物が反発をみせました。
ユーロドルにやや反発の動きがみられました。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
中尾財務官が、
「先週以来の円高の進行を懸念している。
適宜適切に対応できるよう緊張感もって市場を監視する。」
との発言をしました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
豪ドル円が83円台を割り込みました。
東京時間後半に日経平均が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
豪RBAが政策金利を0.50%下げて3.75%としました。
豪RBA声明では、
「0.5ポイント利下げは適切な借入金利の実現に必要であった。
利下げは過去数ヶ月間の情報に基づくものである。
インフレ率は従来予想よりも低くなる可能性。
景気の状況は予想よりやや弱まっている。
豪ドルの為替相場は引き続き高い。中国の成長率は鈍化した。」
などが示されました。
豪ドルが急落しました。
豪ドルクロスの影響もあったか、
ユーロドルが一時上昇して揉み合いました。
その後、ドル円が反落しました。
クロス円がやや軟調に推移しました。
日経平均は前週末比−169.94円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルが再び上昇して堅調に推移しました。
ドル円やポンドドルが軟調傾向で推移しました。
ユーロポンドが上昇しました。
豪ドル米ドルは下落一服後に軟調傾向の揉み合い推移になりました。
英FTSE株式市場が前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
ダウ先物は揉み合いが続きました。
独や仏の株式市場は休みでした。
英製造業PMI(4月)は予想より弱い50.5になりました。
ポンドドルが一時1.62台を割り込み下落しました。
その後、ドル円やポンドドルがやや反発をみせる展開になりました。
午後6時頃からユーロドルが反落しました。
ポンドドルが再びやや反落して軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が軟調になりました。
英FTSEに一時やや反落の動きがみられました。
午後7時頃からユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物や英FTや原油先物に反発の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
NY時間序盤ではドル円にやや反落の動きがみられました。
ポンドドルやユーロドルが上昇しました。
NYダウは小幅高で始まり前日終値レベルで揉み合いになりました。
米建設支出(3月)は予想より弱い+0.1%、
米ISM製造業景況指数(4月)は予想より強い54.8になりました。
構成項目の新規受注や生産や雇用指数が強い結果になりました。
ドル買い動意になりました。
ドル円が急反発してドルスレートが急反落しました。
加ドルは上昇する展開になりました。
NYダウが反発上昇しました。
米10年債利回りが1.95%あたりに上昇しました。
原油先物が上昇しました。
ドル円が80円台を回復しました。
米ISMの製造業担当責任者が、
「製造業は安定的に強さが続いている。
受注も堅調で継続的な上昇も期待できる。輸出の上昇はやや驚き。
雇用は増加は継続するとは思われるが増加幅は小さい可能性。」
などの見解を発表しました。
アトランタ連銀総裁が、CNBCテレビで、
「現時点で新たな措置に踏み切ることにやや消極的。」
との発言をしました。
シカゴ連銀総裁が、CNBCテレビで、
「追加緩和を望んでいる。」との発言をしました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「米経済の成長は緩やか。住宅市場は依然として非常に脆弱。
製造業は堅調。米経済は二つの軌跡を持っている。
建設と政府支出の拡大は緩慢。
モメンタムが上昇するのは時間がかかる。」
などの見解を示しました。
英FTSEが70ポント超上昇して大引けになりました。
深夜12時半過ぎにNYダウが120ドル超の上昇になりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「FOMCでの2014年終盤まで超低金利維持の表現は誓約ではない。
2013年半ばには利上げに転じる公算。
労働市場の回復で今年は3%成長を見込む。
消費者信頼感が雇用市場を牽引する。」
などの見解を示しました。
加BOC総裁が、
「商品市場については超長期的な循環にある。
価格上昇が一時的と考えるのは間違い。
緩やかに刺激策を解除して行くことが妥当になる可能性。」
との見解を示しました。
ロイター通信が、
「4月22日の仏大統領選第1回投票で3位につけた
極右・国民戦線のルペン党首は6日に実施される決選投票で
白紙票を投じる意向を明らかにした。
サルコジ大統領にとってはさらなる打撃となる。
ルペン氏は支持者に対し同じ行動を取るよう要請はしなかった。」
との報道をしました。
NY時間後半はドル買い傾向での揉み合いになりました。
NYダウは同日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「緩和策は依然必要だが2014年終盤よりかなり前に
緩和規模縮小が必要になる可能性。中長期インフレリスクに警戒。
失業率については年末までに7.8%へ徐々に低下する見通し。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤にかけてドル売り動意が優勢になりました。
ドル円が反落してユーロドルなどが反発しました。
ドルカナダが反発しました。
NYダウが終盤にかけて上昇幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.944%になりました。
NY原油(WTI)は106ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+65.69ドルでこの日の取引を終えました。

<5月2日(水)>

米石油協会APIが発表した週間石油在庫統計では、
「原油在庫が+203万バレル、ガソリン在庫が−389万バレル。」
などの結果になりました。
豪財務相が、
「今回の利下げは中小企業が待ち望んでいた。
豪RBAの声明は金融機関への応援ではない。金融機関は健全。」
などの発言をしました。
オセアニア時間ではドル円が反発をみせました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ユーロドルや豪ドル米ドルが一時反落しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ポンドは小幅な揉み合いが続きました。
その後、日経平均が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
仲値を過ぎた頃からドル円に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
その後、ドルストレートが反発する展開になりました。
中国HSBC製造業PMI確報(4月)は速報値より強い49.3になりました。
豪ドル買い反応がややみられましたが限定的でした。
格付け会社ムーディーズが、
「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。
日本の消費税引き上げ計画の行方を注視している。
引き上げなければ債券市場に転機をもたらす可能性がある。」
などの見解を示しました。
午後1時過ぎから円が売られドル円が反発上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
東京時間後半は日経平均が再び反発上昇しました。
アジアの株式市場は堅調に推移しました。
スイス金融大手UBSの1-3月期決算では
純利益が予想より強い827億スイスフランになりました。
日経平均は前日比+29.30円で大引けになりました。
東京時間終盤にかけてドルストレートが軟調になりました。
NYダウが緩やかに上昇しました。
ドル円が80円台半ば過ぎへ上昇しました。
休み明けの欧州の株式市場は上昇して始まりました。
前日に取引があった英FTSEは前日終値レベルで揉み合いました。
ロンドン序盤はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
ドル円がやや反落する展開になりました。
スイス製造業PMI(4月)は予想より弱い46.9になりました。
指標発表直後にややフラン売りがみられましたが限定的でした。
スイスの実質小売売上高(3月)の発表は4日に延期されました。 
伊製造業PMI(4月)は市場予想よりかなり弱い43.8になりました。
仏製造業PMI(4月)は市場予想より弱い46.9になりました。
午後4時半過ぎにユーロドルが1.32台を割り込み急落しました。
他のドルストレートに連れ安の動きがみられました。
ドル円が80円台前半に反落しました。
ユーロ円が106円台を割り込みました。
他のクロス円も反落する展開になりました。
独失業率(4月)は予想より弱い4.8%、
独製造業PMI確報(4月)は予想より弱い46.2になりました。
ユーロが一段安になりました。
欧製造業PMI確報(4月)は予想より弱い45.9になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場や原油先物が反落しました。
英FTSEは前日比マイナス圏に下落しました。
英建設業PMI(4月)は予想より強い55.8、
英消費者信用残高(3月)は予想より強い+4億ポンド、
英住宅ローン承認件数(3月)は予想より強い4.99万件でした。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが反発しました。
欧失業率(3月)は予想とおりの10.9%になりました。
ユーロの軟調傾向が続きました。
午後6時過ぎからポンドドルやユーロドルなどが再下落しました。
ドル円がやや反発した後に反落して揉み合いました。
格付け会社のS&Pが、
「ギリシャの格付けを選択的デフォルトからCCCに引き上げる。
見通しは安定的。」との発表をしました。
ユーロが一時反発をみせました。
ポルトガル短期債の入札では、総額15億ユーロ発行されて
「12ヶ月物短期証券では、発行額10億ユーロ。
平均利回りが前回より高い3.908%、
応札倍率が前回より高い2.7倍。」などになりました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
独債利回りは2年物から30年物全てで過去最低水準を記録しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
FRBのタルーロ理事が、
「住宅市場には緩やかな改善に兆しあるが低迷状態。
健全な市場回復とその維持には健全な住宅金融が必要。」
との見解を示しました。
米ADP雇用統計(4月)は予想より弱い+11.9万人になりました。
ドル円やクロス円が下落しました。
独株式市場や仏株式市場が前週末比マイナス圏に反落しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
午後10時45分頃からドルストレートが反発をみせました。
米製造業受注指数(3月)は予想よりは強い−1.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.91%あたりに低下しました。
EIA週間石油在庫統計は原油在庫が284バレルの増加になりました。
原油先物の軟調が続きました。
英BOEのフィッシャー委員が、英地方紙で、
「量的緩和に相当するBOEによる国債買い入れの拡大が
いまだ選択肢に上っている。」との見解を示しました。
ロンドンフィックスが近づく頃からドル円がやや反発しました。
クロス円が反発上昇しました。
NYダウが下げ幅を縮小していきました。
米10年債利回りが一時1.94%に迫る場面がありました。
原油先物がやや反発をみせました。
豪ドル米ドルが緩やかに反発しました。
ユーロドルが午後2時過ぎにやや反落して揉み合いになりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「経済状況の劇的な悪化なしに追加刺激の正当化は困難。」
との認識を示しました。
NY時間後半はドル円が小幅な揉み合いになりました。
英BOE総裁が、
「インフレは依然として高過ぎる。
英経済はまだ健全な状況を回復していない。
金融緩和にもかかわらず予想以上に回復は鈍い。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.928%になりました。
NY原油(WTI)は105ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−10.75ドルでこの日の取引を終えました。

<5月3日(木)>

NZ第1四半期失業率は予想よりかなり弱い6.7%、
NZ第1四半期就業者数は予想より強い+0.4%になりました。
NZドル売り反応が見られました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや軟調な揉み合いになりました。
豪AIGサービス業指数(4月)は前月より弱い39.6になりました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京市場は祝日で休みでした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅揉み合いになりました。
中国非製造業PMI(4月)は前回値より弱い56.1になりました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨に売り反応がみられました。
ドルストレートがやや軟調推移になりました。
ドル円は小幅な揉み合いがしばらく続きました。
ダウ先物がやや反落しました。
アジアの株式市場は小幅安で始まり軟調傾向で揉み合いました。
主要通貨ペアがしばらく小幅な揉み合いで推移しました。
原油先物は軟調傾向で推移しました。
東京時間後半はドル円やクロス円が反発上昇する展開になりました。
ダウ先物が反発する展開になりました。
午後2時頃にポンドドルが一時反発をみせました。
中国上海株式市場やシンガポール株式市場が反発をみせました。
英ネーションワイド住宅価格(4月)は予想より弱い−0.2%でした。
ポンド売り反応がみられました。
その後、ダウ先物がやや反落して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが一時反発する場面がありました。
英BOE総裁が、
「最近の経済指標はまちまちだが回復の兆しが見られる。
2012年は緩やかだが着実に回復する見込み。
危機以前のミスは充分な政策手段を持たなかったことにある。
銀行システムのリスクの脆弱性を理解するのが遅すぎた。」
などの見解を示しました。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが再び軟調傾向の揉み合い推移になりました。
英サービス業PMI(4月)は予想より弱い53.3になりました。
指標発表直後にポンド売り反応がみられましたが限定的でした。
ポンドドルが当日安値圏で揉み合いになりました。
スペイン債の入札では、
「目標上限25億ユーロに対して総額25.2億ユーロ発行。
3年債(クーポン4.0%)では9.79億ユーロが発行されて、
平均利回りが前回より高い4.037%、
応札倍率が前回より高い2.88倍。」
などの結果になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
欧生産者物価指数(3月)は市場予想より弱い+3.3%になりました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
仏国債の入札では、
「総額74.31億ユーロ発行。
10年債(クーポン3.00%)では33.23億ユーロ発行されて、
平均利回りが前回よりやや低い2.96%、応札倍率が1.98倍。」
などの結果になりました。
ユーロドルの下落が一服になり揉み合い推移になりました。
ダウ先物は再び反発をみせて堅調傾向で推移しました。
格付け会社のS&Pが、
「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進まなければ
引き下げもありえる。」との見解を発表しました。
円売りが一時強まりドル円が80.40円あたりまで上昇しました。
午後7時半頃からドル円にやや反落の動きがみられました。
クロス円がやや反落して揉み合う展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
NY時間が近づく頃からドル円が再び反発して揉み合いました。
ドルストレートは軟調傾向の揉み合いが続きました。
欧ECB政策金利は市場予想とおり1.00%に据え置きになりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はダウ先物に反落の動きがみられました。
米第1四半期非農業部門労働生産性速報は予想より強いは−0.5%、
米第1四半期単位労働コスト速報は予想より弱い+2.0%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.5万件になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇してドルストレートが下落しました。
ユーロドルが一時1.31台を割り込みました。
ダウ先物や原油先物が反発上昇しました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「経済見通しに下向きのリスクがある。
インフレ率は2012年に2%を上回る水準に留まる見通し。
最近のデータは不透明感の広がりを裏付けている。
2012年は緩やかな回復が予想される。
経済見通しの下振れリスクは債務危機や実態経済への波及に関連。
エネルギー価格の上昇が及ぼす影響の兆候を注視。
インフレリスクは概ね均衡している。
原油や税からの短期的なインフレ上振れリスクが存在。
予想より弱い経済情勢によるインフレ下振れリスクが存在。
異例の措置はまだ100%の影響をもたらしていない。
会合では利下げを協議しなかった。
物価動向は引き続き物価安定に合致すると予想。
ECBの政策は緩和的。数ヶ国はさらに野心的になる必要がある。
ユーロ圏内の格差是正の役割は各国政府にある。
インフレ率は2013年に2%を下回る水準に低下する見通し。
LTROは信用逼迫を回避するのに役立った。
スペインは多大な努力をした。いかなる出口戦略も時期尚早。」
などが示されました。
追加緩和や追加利下げの示唆はありませんでした。
ユーロドルやユーロ円が反発しました。
ポンドドルが上下動の揉み合いになりました。
仏と独の株式市場に反落の動きがみれました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
NYダウは小幅安で始まり前日終値レベルで揉み合いになりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.95%あたりに上昇しました。
米ISM非製造業総合景況指数(4月)は予想より弱い53.5でした。
構成項目の新規受注が53.5、雇用が54.2と弱い結果になりました。
ドル円やクロス円が反落する展開になりました。
ポンドドルが反発をみせました。
NYダウや原油先物が下落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ下落しました。
米10年債利回りが1.92%あたりに低下しました。
ISMの非製造業の責任者のニ−ブス氏が、
「指標は依然として力強さを維持していて成長は健全。
エネルギー価格の上昇が企業のコストカットを誘発する可能性。
インフレ圧力が懸念される。」などの見解を示しました。
NYダウが一時反発をみせた後に前日比マイナス圏で揉み合いました。
IMFのチーフエコノミストが、
「日米の債務状況は欧州と同等かそれ以上に悪い。」
との認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「欧州のソブリン問題は拡大を続けている。追加の対策が必要。
危機を回避できないリスクはまだ小さいがそれは高まっている。
もしもギリシャが離脱すればユーロ圏全ての国のソブリン債は
ウォッチ・ネガティブになる可能性。」
などの見解を発表しました。
原油先物が103ドル台を割り込みました。
ユーロドルに続きポンドドルに反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
ドル円は揉み合いになりました。
アトランタ連銀総裁が、パネルディスカッションで、
「追加緩和の実施については雇用や経済情勢だけではなく、
インフレにも注意を払うべきで均衡を取る必要がある。」
との見解を示しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、パネルディスカッションで、
「経済情勢はFRBの二大政策目標のインフレ抑制と雇用の最大化に
程遠い状態にあるために長期間の緩和状態維持が欠かせない。」
との見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが下げ幅を拡大していきました。
ドル円が下落する展開になりました。
ドルストレートは小幅揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.922%になりました。
NY原油(WTI)は102ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−61.98ドルでこの日の取引を終えました。

<5月4日(金)>

米フェイスブックが会見で、
「3億3740万株を公募する。IPO価格は28ドル〜35ドル。
規模は最大748億ドル。」などの発表をしました。
オセアニア時間はドル円が一時反発をみせました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が小幅な揉み合いで推移しました。
午前8時過ぎにドル円が再び下落する展開になりました。
東京市場は休みでした。
東京時間序盤はドル円やクロス円が軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
午後10時半頃にドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発して揉み合いになりました。
ドル円が当日安値圏で小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちに始まりました。
韓国株式市場や香港株式市場は前日マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んで揉み合いになりました。
豪RBA四半期金融政策報告では、
「2012年の平均成長率予想を3%に引き下げる。
2012年の消費者物価上昇率は2.5%に低下の見込み。
雇用情勢はこれまでのところ引き続き軟調。
製造業や接客や小売りセクターなどでの雇用減少が
鉱業と一部サービス業での大幅な雇用増加を打ち消している。
住宅建設業の回復は短期的には可能性が低い。」
などが示されました。
豪ドルが上下動しましたが反応は限定的でした。
中国HSBCサービス業PMI(4月)は前月より強い54.1になりました。
市場反応は限定的でした。
豪財務相が、
「RBAの金融政策に関する四半期報告は
それでもなお豪経済のファンダメンタルズが強いことを示すもの。
豪ドル高はいくつかのセクターの重石になる。
インフレは抑制されている。成長はトレンド付近にある。」
などの見解が示されました。
東京時間後半はドルストレートがやや軟調な揉み合いになりました。
午後1時半頃からユーロドルなどがやや反落しました。
ドル円はやや反発をみせた後に揉み合いになりました。
中国上海株式市場は小幅高で推移しました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いが続きました。
仏銀BNPパリバの1-3月期決算では純利益が
予想より強い28.7億ユーロになりました。
英RBSの1-3月期決算では営業利益が
予想より強い11.8億ポンドになりました。
ドルストレートが一時やや反発をみせました。
英ハリファックス住宅価格(4月)は予想より弱い−2.4%でした。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
原油先物が軟調に推移しました。
ユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円も反落してクロス円が軟調に推移しました。
スイス実質小売売上高(3月)は予想より強い+4.2%でした。
対ユーロでフラン買い反応がみられました。
独サービス業PMI確報(4月)は予想より弱い52.2になりました。
欧サービス業PMI確報(4月)は予想より弱い46.9になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
豪ドルやNZドルや加ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
欧小売売上高(3月)は予想より強い+0.3%になりました。
ユーロが一時反発をみせました。
原油先物が101ドル台前半に下落しました。
午後6時頃からダウ先物や欧州株式市場が反発をみせました。
ドル円が反発する展開になりました。
ポンドや豪ドルが一時やや反発をみせました。
ユーロドルは軟調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
その後にポンドドルが反落して揉み合う展開になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が再び反落しました。
欧州の株式市場にもやや反落の動きがみられました。
ドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移してドル円が堅調に推移しました。
原油先物が一時101ドル台を割り込みました。
米雇用統計発表直前にドル円が下落する動きがみられました。
米非農業部門雇用者数変化(4月)は予想より弱い+11.5万人、
米失業率(4月)は予想より強い8.1%、
米民間部門雇用者数(4月)は予想より弱い+8.1万件になりました。
ドル円が急落の後に戻して激しい上下動になりました。
ドルストレートも激しい上下動の展開になりました。
豪ドルなど資源国通貨は軟調に推移しました。
ユーロドルやポンドドルが徐々に反発しました。
その後、ドル円が徐々に下落する展開になりました。
独30年差利回りが過去最低の2.332%に低下しました。
ダウ先物は上下動の後に下落する展開になりました。
欧州の株式市場が反落して軟調推移になりました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ドル売りが優勢の相場展開になりました。
ドル円が80円台を割り込み下落しました。
ユーロドルが一時1.3180に迫るあたりまで上昇しました。
加Ivey購買部協会指数(4月)は予想よりかなり弱い52.7でした。
加ドルが一段下落しました。
その後、ユーロドルやポンドドルが反落しました。
ユーロ円が105円台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが一時1.88%あたりに低下しました。
原油先物が一時98ドル台を割り込む場面がありました。
資源国通貨は軟調に推移しました。
独の財務相が、
「今週末の仏とギリシャの選挙結果によって
独が姿勢を変更することはない。
次のギリシャ政府は了承した確約を尊重しなければならない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが1.31台を割り込み下落しました。
NYダウが前日比で一時170ドル超の下落になりました。
シカゴ連銀総裁が、
「景気回復は我々が考えていたより緩やかに進行している。」
との認識を示しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「失業率は高い水準にあり緩和的政策の維持が重要。
引き締めには程遠い状況。
GDP見通しは2012年が2.5%、2013年が2.75%。
失業率は2012年に8.0%、2013年には若干改善の見込み。
インフレは年内に2%に接近する可能性。
エネルギー価格上昇は最悪の時期を通過した。」
などの見解を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアの下落が一服になりましたが、
揉み合いながらも軟調傾向の推移が続きました。
独の財務相が、
「仏大統領選にオランド氏が勝利した場合は協議の用意がある。
しかし規律を変更することはない。」との発言をしました。
仏世論研究所IFOPの最新の世論調査では、
「オランド候補はサルコジ大統領を52%対48%でリードを維持。」
との結果になったと報道されました。
米10年債利回りは1.88%あたりになりました。
NY原油(WTI)は98ドル台半ばで週の取引を終えました。
NYダウは前日比−168.32ドルの13038.27ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<5月7日(月)>

※ロンドン市場が休みです。

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午前10時半に豪小売売上高(3月)、豪第1四半期小売売上高、
同午前10時半に豪住宅建設許可件数(3月)、
午後2時45分にスイス失業率(4月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(4月)、
午後7時に独製造業受注(3月)、
夜9時半に加住宅建設許可件数(3月)、
深夜4時に米消費者信用残高(3月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<5月8日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(4月)、
午前10時半に豪貿易収支(3月)、
午後2時45分にスイスSECO消費者信頼感指数(4月)、
午後7時に独鉱工業生産(3月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(4月)、
夜9時半からドラギECB総裁の講演、
深夜2時に米3年債の入札、
などが予定されています。
豪・独の指標には注目です。

<5月9日(水)>

朝6時にRBNZ金融安定報告書、
午後2時に日景気一致CI指数速報(3月)、日景気先行CI指数速報、
午後3時に独貿易収支(3月)、独経常収支(3月)、
午後3時45分に仏貿易収支(3月)、
夜11時に米卸売在庫(3月)、
深夜2時に米10年債の入札、
などが予定されています。

<5月10日(木)>

朝8時50分に日国際貿易収支(3月)、日国際経常収支(3月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(4月)、豪失業率(4月)、
(時間未定)に中国貿易収支(4月)
午後2時に日景気ウォッチャー調査(4月 現状判断DI・先行判断DI)、
午後5時に欧ECB月例報告、
午後5時半に英鉱工業生産(3月)、英製造業生産高(3月)、
午後8時に英BOE政策金利発表、英BOE資産買入規模発表、
夜9時半に米貿易収支(3月)、米輸入物価指数(4月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加国際商品貿易(3月)、加新築住宅価格指数(3月)、
夜10時半からバーナンキFRB議長の講演、
深夜2時に米30年債の入札、
深夜3時に米月次財政収支(4月)、
などが予定されています。
(日)・豪・(中国)・英・米の指標には注目です。

<5月11日(金)>

午前10時半に中国消費者物価指数(4月)、中国生産者物価指数(4月)
同午前10時半に中国鉱工業生産(4月)、中国小売売上高(4月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(4月)、
午後5時半に英生産者物価指数コア(4月)、
夜9時半に米生産者物価指数(4月)、米生産者物価指数コア(4月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(4月)、加失業率(4月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)、
などが予定されています。
中国・米・加の指標には注目です。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、ドルインデックスは週初の78.70あたり
から反発して週末に79.50あたりまで上昇する展開になりました。
米ドルは対円では週間で下落となりましたが、ドルインデックスで
は米ドル高の1週間になりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週と同じ0.46585%と安定的な
推移になりました。一方、先週のNYダウは週間で190ドルほど下落
する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、4月30日米PCEコア・デフレータ(3月)
が予想より強い+2.0%、米シカゴ購買部協会景気指数(4月)が予想
より弱い56.2。5月1日の米ISM製造業景況指数(4月)が予想より強
い54.8。2日の米ADP雇用統計(4月)が予想より弱い+11.9万人。
3日の米新規失業保険申請件数が予想より強い36.5万件、
米ISM非製造業総合景況指数(4月)が予想より弱い53.5、
そして、4日の米雇用統計ではNFP(4月)が予想より弱い+11.5万人、
米失業率(4月)が予想より強い8.1%、米民間部門雇用者数(4月)が
予想より弱い+13.0万人になるなど強弱混在の結果となりましたが、
注目の米雇用統計はネガティブ・サプライズになりました。
リスク回避の動意で主要通貨ペアが下落する展開になりました。

米雇用統計では、NFP(非農業部門雇用者数変化)が前月に続き2ヶ月
連続で20万人の大台を割り込むことになりました。また、失業率は
8.1%に改善とはなりましたが、労働参加率(4月)が63.6%と約30年
ぶりの低水準になっていることから、失業率計算の分母となる労働
人口が低下していることによる影響が指摘されています。失業率の
低下の背景には就職をあきらめた人達の増加もあるようで良い数字
とは言えないようです。また、全米の総失業者数は約1250万人で、
このうち失業期間が6ヶ月を超える人の割合は41.3%にもなるそう
でバーナンキFRB議長の雇用懸念を裏付けているようでもあります。

先週の米要人発言では、週末4日の米雇用統計のイベント後のものが
注目されますが、シカゴ連銀総裁が「景気回復は我々が考えていたよ
り緩やかに進行している。」として経済成長が緩慢であるとの認識を
示し、サンフランシスコ連銀総裁が「失業率は高い水準にあり緩和的
政策の維持が重要。引き締めには程遠い状況。GDP見通しは2012年が
2.5%、2013年が2.75%。失業率は2012年に8.0%、2013年には若干の
改善の見込み。インフレは年内に2%に接近する可能性。」とハト派
の見解を示しました。

米雇用統計ではNFPが前月に続き2ヶ月連続で20万人の大台を割り込む
ことになったことで、今週からの米要人達の見解のスタンスの変化が
注目されますが、ハト派の見解が優勢となる場合は、追加緩和期待が
強まる可能性がありそうです。10日(木)のバーナンキFRB議長の講演
での発言が注目されます。

今週の米主要経済指標の発表は少なめですが、10日米貿易収支(3月)と
米新規失業保険申請件数、11日の米生産者物価指数(4月)に米生産者
物価指数コア(4月)と米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)など
が注目されます。

円については、先週は4月27日の日銀金融政策発表明けの週ながら、
日本がゴールデン・ウィーク期間であったことで、日本の経済指標
の発表および日要人発言は多くはありませんでしたが、1日に中尾
財務官が「先週以来の円高の進行を懸念している。適宜適切に対応
できるよう緊張感もって市場を監視する。」と円高への懸念と対応
の姿勢があることを示し、また、2日に格付け会社ムーディーズが
「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。日本の消費税引き上げ
計画の行方を注視している。引き上げなければ債券市場に転機をも
たらす可能性がある。」などの見解を示し、3日には格付け会社の
S&Pが「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進まなければ
引き下げもありえる。」との見解などが発表されました。

先週のドル円相場は、前週4月27日の日銀金融政策発表後の下落の
流れを継いで、週初4月30日は東京市場が休みの中で軟調傾向で推
移して、NY時間に米シカゴ購買部協会景気指数が市場予想より弱く、
米10年債利回りの低下やNYダウの軟調を背景にドル円は80円台を割
り込みロンドンフィックスにかけて79円台後半へと下落しました。
その後、5月1日のNY時間序盤にかけて79円台後半での上下動の揉
み合いを経て、米ISM製造業景況指数が予想より強い54.8となったこ
とで80円台前半まで急伸する相場展開になりました。その後、80円
台前半での上下動の揉み合いとなりましたが、2日の東京時間に格
付け会社ムーディーズが「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。
日本の消費税引き上げ計画の行方を注視している。引き上げなけれ
ば債券市場に転機をもたらす可能性がある。」との見解を発表した
ことを契機に円売り動意になって、東京時間終盤にかけて一時80円
台の半ばを過ぎるあたりまで上昇する展開になりました。その後、
ロンドン時間にユーロ円の下落に連れてドル円も下落して、NY時間
序盤にかけて80円台前半まで下落する相場展開になりました。
その後、3日の東京市場が休みの中で小幅な揉み合いを経て、格付
け会社のS&Pの「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進ま
なければ引き下げもありえる。」との発表を円売りの材料に、NY時
間前半にかけて80円台半ばあたりまで反発上昇しましたが、その後、
米ISM非製造業総合景況指数が予想より弱い53.5になり、米10年債
利回りが1.92%あたりに低下したことを背景にドル円は軟調に転じ
て、4日のオセアニア時間にかけて80円台前半へと反落しました。
その後、4日の東京市場が休みの中で小幅な揉み合いを経て、ロン
ドン時間にやや反発をみせた後に米雇用統計を迎えました。
米雇用統計ではネガティブ・サプライズとなって、激しい上下動の
動きを経た後にロンドンフィックスにかけて80円台を割り込み下落
する展開になりました。その後、NY時間後半に軟調傾向の小幅な揉
み合いとなって79.84円でドル円は週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、2ヶ月連続で20万人の大台を割り込むこと
になった米雇用統計に対する週明け各市場での動向、そして、連休
を終えたことによる週明けの本邦実需筋の動向などがまずは注目さ
れますが、日経済指標では10日の日国際貿易収支(3月)と日国際経常
収支(3月)が一応の注目材料になりそうです。
反発上昇となった場合は、まずは80.00円の大台の節目「000」ポイ
ントを巡る売り買いの攻防が注目されますが、ここを超えた場合は、
4日高値の80.39円から3日高値の80.55および2日高値の80.61円の
「80.39-80.61」ゾーン。ここを上抜けた場合は、81.00アンダーから
81.00の「00ポイント」などがレジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、79.50アラウンド、および2月1日から
3月15日の上昇波動のフィボナッチ61.8%戻し水準になる79.15-25
アラウンドがサポートとして注目されます。ここを下抜けた場合は
下落が強まる可能性がありそうです。

ユーロについては、先週のユーロドル相場では、週初4月30日はオセ
アニア時間から東京時間にかけて1.32台前半から1.32台半ば過ぎでの
上下動となった後に、ロンドン時間序盤でのS&Pによる「スペイン11
銀行の長短期格付けを引き下げる。スペインの6銀行のクレジットウ
ォッチをネガティブにする。」との発表や、スペイン第1四半期GDP
が予想より強い前期比−0.3%となったことや、スペインのバイス紙
が「EUはインフラ、環境技術、ハイテク分野などに2000億ユーロを投
資する成長プランを検討している。6月EU首脳会議で発表予定。財源
としては欧州投資銀行の資本再編やユーロ共同債発行、投資特別目的
会社の設立や欧州インフラ庁の設置などが提案される見込み。」との
観測報道など好悪材料に揺れながら、ロンドン時間前半に1.32に迫る
あたりまで反落して軟調に推移しましたが、NY時間から反発に転じて
翌5月1日のNY時間序盤にかけて株式市場の動向に上下動しながらも
1.32台後半まで上昇しました。その後、米ISM製造業景況指数が予想
より強い54.8になったことを契機としたドル買い動意にユーロドルは
再び1.32に迫るあたりまで急落する展開になりました。その後、NY時
間後半から翌2日の東京時間にかけて1.32台前半で上下動の揉み合い
になりましたが、その後、伊製造業PMIが予想よりかなり弱い43.8に
なったことに加え、仏製造業PMIおよび独失業率や独製造業PMI確報や
欧製造業PMI確報などが軒並み弱い結果となったことでユーロドルが
一段急落する展開になりました。独債利回りが2年物から30年物全て
で過去最低水準を記録しました。その後、格付け会社のS&Pが「ギリ
シャの格付けを選択的デフォルトからCCCに引き上げる。」との発表
をしたことで下落が一服になりましたが、その後も軟調に推移して、
NY時間序盤にかけて1.31台前半まで下落しました。その後、1.31台
半ば過ぎまで反発しましたが、NY時間後半から翌3日ロンドン時間
にかけて軟調に推移しました。欧ECB政策金利は予想とおり1.00%に
据え置きになりました。

3日のドラギECB総裁の会見では「経済見通しに下向きのリスクがあ
る。インフレ率は2012年に2%を上回る水準に留まる見通し。最近
のデータは不透明感の広がりを裏付けている。12年は緩やかな回復
が予想される。経済見通しの下振れリスクは債務危機や実態経済へ
の波及に関連。エネルギー価格の上昇が及ぼす影響の兆候を注視。
インフレリスクは概ね均衡している。原油や税からの短期的なイン
フレ上振れリスクが存在。予想より弱い経済情勢によるインフレ下
振れリスクが存在。異例の措置はまだ100%の影響をもたらしてい
ない。会合では利下げを協議しなかった。物価動向は引き続き物価
安定に合致すると予想。ECBの政策は緩和的。数ヶ国はさらに野心的
になる必要がある。ユーロ圏内の格差是正の役割は各国政府にある。
インフレ率は2013年に2%を下回る水準に低下する見通し。LTROは
信用逼迫を回避するのに役立った。スペインは多大な努力をした。
いかなる出口戦略も時期尚早。」などが示されました。
記者会見の開始直後にユーロドルは一時1.31台を割り込みましたが、
追加緩和や追加利下げの示唆がなかったことがその契機となったか、
反発に転じて1.31台後半まで上昇する展開になりました。

その後、株式市場の動向や米ISM非製造業総合景況指数が弱かったこ
となどで揺れながら、格付け会社のフィッチの「欧州のソブリン問題
は拡大を続けている。追加の対策が必要。危機を回避できないリスク
はまだ小さいがそれは高まっている。もしもギリシャが離脱すればユ
ーロ圏全ての国のソブリン債はウォッチ・ネガティブになる可能性」
との発表があり、ユーロドルは1.31台半ばに反落しましたが、翌4日
の東京時間まで小幅な揉み合いになりました。その後、ロンドン時間
に独サービス業PMI確報や欧サービス業PMI確報が市場予想より弱かっ
たことや、ダウ先物が軟調に推移したことを背景に、1.31台前半まで
下落した後に、米雇用統計の発表を迎えることになりました。
米雇用統計ではネガティブ・サプライズとなって、指標発表後はドル
売り動意にユーロドルは一時1.31台半後半まで上昇しましたが、NYダ
ウや欧州の株式市場の下落が強まったことを背景に、リスク回避の動
意がしだいに優勢になって、1.31台を割り込み下落する展開になりま
した。NY時間後半は小幅な揉み合いとなって、ユーロドルは1.3083で
週の取引を終えました。

今週のユーロでは、7日の独製造業受注(3月)、8日の独鉱工業生産
9日の独貿易収支(3月)、11日の独消費者物価指数確報(4月)、などの
経済指標が一応は注目されますが、注目度はそれほど高くはないよう
です。11日の中国経済指標(CPI、PPI、小売売上高、鉱工業生産など)
の発表は注目されます。また、8日のドラギECB総裁の講演も注目さ
れます。そしてユーロドルでは対ドル通貨ペアとして10日の米新規
失業保険申請件数が注目されます。

そして、この原稿を書いている時点ではその結果は判りませんが、
先週末4日時点では仏世論研究所IFOPの最新の世論調査で「オラン
ド候補はサルコジ大統領を52%対48%でリードを維持。」とのこと
で、仏大統領選とギリシャ総選挙の結果によっては、ユーロドルは
週初の窓を空けて始まる可能性がありそうです。
また、先週は独・仏・伊などの製造業PMIが軒並み弱く、欧州の軽度
の景気後退が進んでいることが覗えて、今後の欧州の景気動向が注
目されます。そして米雇用統計でNFPが前月に続き2ヶ月連続で20万
人の大台を割り込むことになったことで、市場センチメントが弱く
なっていることからリスク回避の動向が注目されます。また、4月
27日に格付け会社のS&Pによる「スペイン格下げ発表」がありまし
たが、引き続き格付け発表リスクにも注意したいものです。

ユーロドル相場では、上昇となった場合では、まずは1.3100の「00」
ポイントおよび1.3120-1.3125のゾーンを巡る売り買いの攻防が注目
されます。ここを上抜けた場合は、1.3150から4日高値の1.3177の
アラウンド。さらに上昇した場合は、1.32の「00」ポイントや、
2日高値の1.3243から1.3250アラウンド。1日高値の1.3283から
1.33の「00」のポイントなどが注目されます。
また、下落となった場合は、4月上旬および4月18日の下値抵抗と
なった1.3060-50のポイントがまずは注目されますが、ここを下抜け
た場合は、2月16日と3月15日と4月16日に下値を支持した心理的
な節目でもある1.3000の「000」アラウンドの重要ポイントでの売り
買いの攻防が注目されます。1.3000では底堅くなると思われますが、
ここを下抜けた場合は下落が強まる可能性がありそうです。

そのほか今週は、NYダウの13000ドルの大台を巡る動向や、10日の
英BOE政策金利発表および資産買入規模発表、そして軟調となって
いる豪ドルですが、98ドル台半ばまで下落した原油先物の動向、
および7日の豪小売売上高(3月)や8日の豪貿易収支(3月)や10日の
豪雇用統計、11日の中国経済指標の発表なども注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その5 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第五話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「さて、先週の問いじゃが、どうじゃね…。
 『週足や月足でも(長期)トレンドが発生することがある』
 『価格の短期波動は有限である。』
 『有限である価格の短期波動において、
  時間経過とともに波動の終端に近くなる後期ほど
  一旦反転を食らうリスクか高まる。』
 これらの一見、矛盾するような事柄を止揚する方法については、
 お前さんはどのように思うかね。」

『ずいぶんと小難しい言い方でよくわかんないけどさぁ…。
 上位の時間軸にトレンドがある場合、
 その大きな相場の流れの方向を認識して戦略を立てるけれど、
 短期トレードではその(個々の)波動は有限なので、
 具体的執行では遅れ過ぎてはいけない…、てなことかよ。』

「ふむふむ。なるほど。それもありそうじゃのう…。
 トレンドは時間軸のそれぞれにあるといってもよいものじゃが、
 短期時間軸での波動はときにあまり長くは続かず、
 比較的短い波動で次の調整波“Correction”を迎えることがあり、
 動意が熟すのを待ち過ぎて短期波動の後期で執行してしまうと、
 高値つかみや安値つかみをしてしまうことがあるものじゃ。」

『……。』

「じゃが…、あまり焦り過ぎて執行してもこれはこれで
 動意不発となる場合などでダマシにあってしまうものじゃ…。
 まぁ、短期波動を捉えようとする短期トレードでは、
 ピンポイントとまでは必要ないにしても、
 野球のバッティングのように安打とするためには、
 ある程度の範囲でタイミングを捉えることが
 必要となるものじゃ。」

『ふん…。で、ジイさん、あんたさっき、
 それもありそうだ、なんてことを言ったけどさぁ。
 他にも何かあるのかよ。』

「ふむ。大切なことがあるぞよ…。
 さて、お前さんにちょっと質問するがのう。
 ほんとうにしっかりした動意となる場合、
 つまり、不発でダマシの動意ではない場合のことじゃが…、
 調整波“Correction”の後はどうなるじゃろう。
 たとえばその動意が下降とするならば、どうじゃね。」

『つまり、本物の下落になる場合ってことかよ…。
 ならば決まってんじゃないか。
 調整で戻した後に再び下降していくことになるだろうさ。』

「そのとおりじゃ…。当たり前のことじゃが、
 ダマシではない本物の下降動意となる場合には、
 調整波での戻しの後に再下降していくのじゃ…。」

『……。』

「つまり、調整波のその後の動きを観れば、
 本物の下落となるのかどうか、より判別が確かになる、
 ということじゃ。」

『……!』

「初期波動を捉えようとするトレードは
 それはそれでもちろんあり得るものじゃがのう…、
 ある著名なフィボナッチ秘数の使い手のトレーダーは、
 あえて初期波動でのトレードを見送り、
 “Correction”となる調整の第2波動を待ち、
 ダマシの有無を確認した後に、
 そして、最も長い波動となることの多い第3波動を狙って
 トレードをする、そのような人もいるくらいじゃ…。」

『……。』

「『長期トレンドが発生することがある』
 『価格の短期波動は有限である。』
 『有限である価格の短期波動において、
  時間経過とともに波動の終端に近くなる後期ほど
  一旦反転を食らうリスクか高まる。』
 これらの一見、矛盾するような事柄を止揚する方法とは、
 『戻りを待つこと』『その後の動意を確認すること』
 というわけじゃ…。」

『……。』

「下落トレンドなのに売って負ける。
 上昇トレンドなのに買って負ける。
 いつも安値つかみや高値つかみばかりしている…。
 これは短期波動の後期でトレードしがちで、
 戻りや押しを待つことを知らぬからなのじゃ。」

『……!』

「押し戻りの範囲を観る方法としては、
 『反転して調整となる可能性のある前回高値(安値)など
  価格水準のチャートポイントを水平線で認識する。』
 『トレンドラインやチャネルラインで振幅範囲を認識する。』
 『ボリンジャーバンドなどの状況を観る。』
 などなど、いろいろあるものじゃ。」

『……。』

「たとえばボリンジャーバンドを使う場合では、
 トレードの執行判断をする時間軸において、
 バンドが上下双方に口が開くように拡大しているときは、
 波動の後期となってしまって遅れ過ぎていない限り、
 安値追いや高値追いができる場合があるのじゃが、
 価格と反対側のバンドの拡大に陰りが出てきた場合や、
 バンドの先端が閉じてきた場合や、
 上下のバンドがともに一方向に向いている場合などでは、
 長期トレンドに沿った方向ではあっても、短期トレードとしては
 安値追いや高値追いは、安値(高値)をつかみやすく禁物じゃ。
 『戻りを待つこと』が賢明となることは多いものじゃ…。」

『そういうことだったのか…。それが当たり前ということか。
 でもジイさんよ。ほとんど押しも戻りもせずに、
 どんどん相場が動いちまうってこともあるじゃないか。』

「とても良い質問じゃのう…。
 強いファンダメンタルズのインパクトがあったときなど、
 確かにそのようなこともあるのう…。
 まぁ、それだけ動意が強いということなのじゃが、
 『起こるべきことが起こらないことには意味がある。』のじゃ。」

『……?』

「たとえばじゃが…。そうじゃのう…。
 何度も上値を止めたレジスタンスラインがあったとしよう。
 そして、価格が上昇していってレジスタンスラインに到達した。」
 
『……。』

「まぁ、最近はブレークということもあることが知られていて、
 価格がこのレジスタンスラインを突破しても、
 レジスタンスラインでダマシにあったとは言わないけれども、
 何度も上値を止めたレジスタンスでは
 価格が反転下降しても然るべきことであり、
 見方によってはダマシとなったことになるわけじゃ…。」

『……。』

「しかし、何度も価格の上値を止めたレジスタンスで
 上値が止められなかったことには大きな意味があるのじゃ…。
 『起こるべきことが起こらないことには意味がある。』
 『重要なダマシは市場からの知らせの手紙である。』
 というわけじゃのう…。つまりじゃ…。」

『おい、ジイさん、面白れぇ話になってきたけどさぁ、
 ちょっと話が長すぎるっつーの。』

「あれれ、こりゃいかんわい…。
 では、また来週としよう。来週のお話は重要じゃぞよ。」
 
 
なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その4


宇宙観測プロジェクトの「PLANET」によれば、
銀河系全体で100億個もの地球型惑星があるのだそうで、
宇宙の住人は地球人だけではないのかもしれませんね。

●先週の主な出来事

<4月23日(月)>

オランダの連立政府内で財政再建を巡る協議が決裂して、
総選挙の可能性が高まったとの報道がありました。
仏大統領選挙第1回投票では現職サルコジ氏が劣勢になりました。
ユーロドルやユーロ円が下窓を空けて始まりました。
オセアニア時間はドル円が反発をみせました。
ユーロドルが下げ幅を縮小して反発しました。
ユーロ円は下窓を埋める動きになりました。
東京時間ではドル円が下落しました。
クロス円も下落して主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は下げて始まった後に上下動の揉み合いになりました。
ドル円が81円台前半へ下落しました。
アジア開発銀行の事務総長が、
「米国と日本の成長がEUの弱さの相殺に貢献。
EUの財政緊縮策が世界の成長の足かせに。
米成長率は今年2%で、来年は2.3%へ成長の見込み。
アジアは健全な成長維持へ。12年の成長率は6.9%の見込み。
金融政策は過度に緩和すべきでない。
インフレは域内各国の主な脅威とはなっていない。」
などの見解を示しました。
豪第1四半期生産者物価指数は予想より弱い−0.3%になりました。
豪ドル売り反応がみられました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏での推移になりました。
その後、日経平均前日比マイナス圏へ反落しました。
中国HSBC製造業PMI速報(4月)は前月値より強い49.1になりました。
豪ドルにやや反発の動きがみられました。
上海株式市場が前週末比プラス圏へ一時反発する場面がありました。
原油先物は103ドル台後半で揉み合いました。
東京時間後半はドル円など主要通貨ペアが反発をみせました。
日経平均が前週末終値レベルで揉み合いました。
NZの首相が、
「NZドルは過大評価されている。市場介入の効果を信じていない。」
などの発言をしました。
限定的ながらNZドル売り反応がみられました。
中国の国経営報が、住宅都市農村建設省の匿名高官の談話として
「中国は住宅一次取得者向けの優遇政策を恒久化するもよう。」
との観測報道をしました。
IMFのエコノミストが、
「香港の不動産市場を注視する必要がある。
豪と日本の銀行はアジア向けプロジェクトに融資拡大をすべき。」
などの発言をしました。
日景気一致CI指数確報(2月)は速報値より強い95.0、
日景気先行CI指数確報(2月)は速報値より弱い96.3になりました。
東京時間終盤にかけてドル円やクロス円が反落しました。
ドルストレートにも反落の動きがみられました。
日経平均が前週末比−19.19円で大引けになりました。
アジアの株式市場やダウ先物が軟調に推移しました。
東京時間終盤にドルストレートが一段安になりました。
ドル円も一段安になりました。
ユーロポンドが下落しました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
ダウ先物が一段安になり原油先物も反落しました。
独製造業PMI速報(4月)は予想より弱い−46.3、
独サービス業PMI速報(4月)は予想より強い52.6になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
独製造業PMIは2009年7月以来の低水準でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が一時81円台を割り込む場面がありました。
ポンドドルが1.61台を割り込みました。
ユーロ円が106円台半ばに下落しました。
独連邦債先物でユーロ導入後の最高値を更新(利回低下)しました。
オランダの国債価格が連立内閣の崩壊で下落(利回上昇)しました。
ユーロ圏重債務国の国債利回りは上昇しました。
欧製造業PMI速報(4月)は予想より弱い−46.0、
欧サービス業PMI速報(4月)は予想より弱い47.9になりました。
ユーロ売り反応がみられましたが指標反応としては限定的でした。
午後5時頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ユーロ圏2011年政府債務は対GDP比87.2%と過去最高になりました。
ギリシャ2011年財政赤字は対GDP比で9.1%と前年より改善しました。
ギリシャの2011年の公的債務は対GDP比165.3%になりました。
独12ヶ月債の入札では、19.6億ユーロ発行されて、
「平均落札利回りが前回より低い0.074%、
応札倍率が前回より高い2.3倍。」などになりました。
独政府報道官が、
「メルケル首相は仏大統領選でサルコジ仏大統領を支持し続ける。」
との声明を発しました。
独連銀の月報では、
「低金利は独住宅投資を活性化させる。
低失業率や賃金上昇は消費を増加させる。」
などの見解が示されました。
午後7時半頃からドル円が反発をみせて揉み合いになりました。
ドルストレートが再び下落して軟調に推移しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBは必要ならとても強力な方策を採ることができる。
スペインは救済を必要としていない。ECBはかなり貢献してきた。」
などの発言をしました。
EU欧州連合が、
「ユーロ圏内に分裂するリスクはない。
ギリシャはユーロ圏の一員としてとどまるだろう。」
との声明を発しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末同水準の0.46565%になりました。
NY時間序盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.31台前半に下落しました。
ダウ先物が130ドルほど下落して欧州株式市場も軟調が続きました。
原油先物が102ドル台後半に下落しました。
加卸売売上高(2月)は予想より強い+1.6%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
午後9時半頃からドルストレートの下落が一服になりました。
ポンドドルなどが反発をみせました。
ダウ先物の下落が一服になりました。
仏短期債の入札では、
「84日物証券入札で発行額が39.75億ユーロ。
利回りが前回より高い0.090%。」
などになりました。
英BOEが、
「貿易加重平均ポンド指数が09年8月以来の83.2に上昇した。」
との発表をしました。
オランダの内閣が総辞職を女王に表明しました。
スペイン中銀の月例経済報告では、
「1-3月期のGDPが前期比0.4%縮小した。」ことが示されました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
NYダウが下落するも主要通貨ペアが一時反発をみせました。
NYダウが一時170ドル超の下落になりました。
その後、ややドル買い優勢の展開になりました。
ドル円がやや反発をみせました。
午後11時過ぎにドルストレートが再び下落しました。
ユーロドルが1.31にほぼ迫るあたりまで下落しました。
クロス円も反落しました。
米10年債利回りが1.9174%あたりに低下しました。
英のオズボーン財務相が、
「信頼感の回復の兆候はみられるが世界経済には脆弱さが残存。
スペイン債の利回り格差や米雇用状況がそれを示している。」
などの認識を示しました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが反発上昇しました。
クロス円に反発の動きがみられました。
ドル円はやや反発して上下動の揉み合いになりました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
NYダウが下落幅を縮小していきました。
原油先物が反発をみせました。
独連銀総裁が、
「歳出削減の遅れは成長と財政管理に対する信頼感を失う。
過剰な緩和策は将来のリスクを生む。
IMFが想定している以上にインフレは高まる公算もある。
市場はソブリンリスクにやや過剰になり過ぎている。」
などの見解を示しました。
ホワイトハウスが、
「中国企業が国連の禁止を無視し北朝鮮へミサイル運搬機の部品を
販売しているとの疑惑が持ち上がっている。」
との発表をしました。
米社会保障基金の運用を受託しているトラスティーの年次報告で、
「政府の対策がなければ米社会保障基金は2035年には枯渇する。」
との警告を示しました。
フェイスブックが「ナスダックに上場申請した。」と発表しました。
米10年債利回りは1.93%あたりになりました。
NY原油(WTI)は103ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−102.09ドルでこの日の取引を終えました。

<4月24日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「オランダの政権崩壊はオランダの格付けAAAにとってマイナス。
クレジットネガティブ。AAA格付けや安定見通しは維持。
財政規律など制度の枠組みが弱まれば格下げ圧力は強まる可能性。」
など見解を発表しました。
格付け会社のS&Pが、
「アルゼンチンの格付け見通しをYPF国有化計画などにより、
安定的からネガティブに変更する。」
との発表をしました。
オセアニア時間はドル円やポンドがやや軟調に推移しました。
ドルストレートはしばらく小幅な揉み合いました。
ダウ先物や原油先物は小幅な揉み合いになりました。
独シンクタンクIFO経済研究所の所長が、個人的な見解として、
「ギリシャがこのままユーロ圏に留まる間は
競争力を回復することはないだろう。
他の南欧の重債務国に関してもこれ以上の歳出削減や増税は
トラブルを生む可能性。いかなる政策も経済原則には逆らえない。」
などの見解を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「LTROの3回目の実施について議論するのは極めて時期尚早。
LTROの効果を見極めるためにある程度時間をかけるべき。」
などの見解を示しました。
独連銀総裁が「独連銀はユーロの安定した基礎を維持していく。」
との発言をしました。
東京時間が近づく頃に主要通貨ペアが一時反落しました。
日企業向サービス価格指数(3月)は予想よりは強い−0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は9500円を割り込み下落して始まりました。
東京時間序盤はドル円や豪ドルなどが反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物に一時やや上昇がみられました。
豪第1四半期消費者物価指数は予想より弱い+0.1%になりました。
豪ドル米ドルや豪ドル円が急落しました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
豪債券市場で豪5年債利回りが過去最低の3.127%に低下しました。
豪の財務相が、
「基調インフレは豪中銀のレンジ下限にある。
抑制されたインフレが豪中銀の利下げ余地を生んでいる。」
との認識を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
その後、ダウ先物やアジアの株式市場が反発して揉み合いました。
日経平均が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートがやや反発しました。
ドル円が午前11時頃から下落する展開になりました。
中国銀行業監督管理委員会が、
「欧州債務危機は短期的には解決困難。
世界経済は2012年に下振れ圧力の拡大に直面。
2012年中国は不動産リスクを阻止へ。」
などの見解を発表をしました。
ドル円が正午頃に81円台を割り込みました。
主要通貨ペアが軟調推移になりました。
中国国家外為管理局が「投機資金の取締りを強化する方針。」
との発表をしました。
中国上海株式市場などが前日比マイナス圏へ反落しました。
アジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
原油先物にやや反落の動きがみられました。
日経平均が下落しました。
その後、ダウ先物がやや反発をみせました。
インドの株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートにやや反発の動きがみられました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比−74.13円で大引けになりました。
スイス貿易収支(3月)は予想より弱い16.9億フランになりました。
市場反応は限定的でした。
午後3時過ぎからユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円も反発をみせてクロス円が上昇しました。
ダウ先物やアジアの株式市場が反発して揉み合いました。
中国上海株式市場下落幅を縮小して前日比プラス圏へ反発しました。
香港株式市場が前日プラス圏へ上昇しました。
欧州の株式市場が上昇して始まりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ロイター通信が、日銀関係筋からの情報として
「週末の27日の金融政策決定会合で債券購入枠を5-10兆円増やし、
購入債券の償還を現時点の2年から3年に延ばす。」
との観測報道をしました。
午後4時間頃からドル円が一時急上昇しました。
ユーロ円が一時107円台を回復しました。
オランダ債の入札では、
「2年債が10億ユーロ発行。平均落札利回りが0.523%。
25年債が9.95億ユーロ発行。平均落札利回りが2.782%。」
などの結果になりました。
市場反応は限定的でした。
英公共部門ネット負債(3月)は予想より弱い159億ポンドでした。
ポンドにやや売り反応がみられました。
スペインの短期債の入札では、
「目標20億ユーロに対して19億ユーロ調達。
6ヶ月物債では12.1億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より高い1.580%、
応札倍率が前回より低い3.3倍。」などになりました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
午後5時半過ぎからダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
主要通貨ペアが反落の後に反発して上下動の揉み合いになりました。
伊国債の入札ではゼロクーポン債が発行されて、
発行額が目標と同水準の25億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
米3Mの1-3月決算は1株利益が予想より強い1.63ドルでした。
米AT&Tの1-3月期決算は1株利益が予想より強い0.60ドルでした。
その後、ダウ先物が再び反発をみせました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46585%に上昇しました。
NY時間が近づく頃から主要通貨ペアが軟調傾向になりました。
ダウ先物や欧州株式市場が反落して上昇幅を縮小しました。
原油先物は堅調傾向で推移しました。
ハンガリー中銀が政策金利を7.00%に据え置きました。
加小売売上高(2月)は予想より弱い−0.2%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が81円に迫るあたりまで反落しました。
独の財務相が、
「欧州は市場の信頼を回復する途上にある。
財政協定が批准されることに疑いはない。
仏は独の信頼出来るパートナーであり続ける。」
などの発言をしました。
一時、独と英の株式市場が前日比マイナス圏に下落しました。
米ケースシラー住宅価格指数(2月)は予想より弱い−3.49%でした。
市場反応は限定的でした。
午後10時過ぎからドルストレートやクロス円などが反発しました
ダウ先物や欧州株式市場がやや反発をみせました。
NYダウは上昇して始まり揉み合いの後に堅調に推移しました。
原油先物が堅調に推移しました。
ドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが上昇してドル円に反落の動きがみられました。
ユーロドルが一時1.32台を回復しました。
ルクセンブルグ中銀総裁が、
「IMFは欧州インフレに関して楽観し過ぎの可能性。
3年物資金供給オペは信用危機を防ぐのに役立った。」
などの発言をしました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「欧州は昨年11月よりしっかりしている。
ユーロ圏の回復は比較的穏やか。第1四半期では弱さも見られる。
スペインは短い時間で多くの策を採ってきた。」
などの発言をしました。
米消費者信頼感指数(4月)は予想より弱い69.2、
米新築住宅販売件数(3月)は予想より強い32.8万件、
米リッチモンド連銀製造業景況指数(4月)は予想より強い+14、
米住宅価格指数(2月)は予想より強い+0.3%になりました。
指標発表直後はややドル買い反応がみられました。
その後、NYダウが100ドル超の上昇になりました。
欧州株式市場が上昇しました。
主要通貨ペアが反発上昇する展開になりました。
ユーロ円が107円台を回復しました。
米10年債利回りが1.96%あたりに上昇しました。
英BOEのマイルズ委員が、
「英国は秩序なき不透明感に直面。
第1四半期のGDPが弱ければ信頼感を傷つける。
第1四半期GDPがマイナス成長でも驚きではない。
インフレは2%を下回る公算もある。住宅ローンに弱さがある。
4月の政策委員会での追加緩和の主張は正当なものと思っている。
英国の成長は非常に脆弱。」などの見解を示しました。
その後、ポンドドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
スペインの国庫相が、
「1-3月期のスペイン中央政府の財政赤字はGDP比で0.83%。」
との発表をしました。
深夜1時頃からNYダウや原油先物が上昇幅を縮小していきました。
ユーロドルなどドルストレートが反落する展開になりました。
ユーロドルが1.32台を割り込みました。
ドル円は揉み合い推移になりました。
EFSFが、
「発行額は30億ユーロ。クーポンは2.625%、発行価格は99.817、
利回りはスワップに0.77%上乗せする。」
などの7年債の発行条件を発表しました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが0.270%、応札倍率が前回より高い3.76倍。」
などの結果になりました。
NY時間後半はドルストレートがしばらく軟調に推移しました。
米農務省が「カリフォルニア州の牛に狂牛病の発症を確認した。」
と発表しました。
加BOC総裁が「利上げの判断が適切になる可能性がある。」
との発言をしました。
加ドル買い反応がみられました。
豪ドルにも連れ高の動きがみられました。
米ドル加ドルが下落して豪ドル米ドルが反発しました。
原油先物が反発をみせました。
NY時間終盤にかけてドル円が上昇しました。
ドルストレートが緩やかに反発しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.96%あたりになりました。
NY原油(WTI)は103ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+74.39ドルでこの日の取引を終えました。

<4月25日(水)>

米アップルの1-3月期決算では、
「1株あたり利益が市場予想より強い12.30ドル。
売上高も市場予想より391.9億ドル。
4-6月期の1株利益の見通しは市場予想より弱い約8.68ドル。」
などになりました。
アップルの株価が時間外取引で上昇して600ドルを回復しました。
オセアニア時間ではドル円やクロス円が堅調に推移しました。
豪ドル円が一時84円台を回復しました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
ユーロドルは揉み合いになりました。
ダウ先物はやや上昇した後に小幅な揉み合いになりました。
日経平均は上昇して始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ドル円が81円台半ばに上昇しました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合いになりました。
仲値近くから豪ドル米ドルなどが反落する展開になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
上海株式市場は下落して始まり前日終値あたりで揉み合いました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
ドル円はやや反落した後に再上昇しました。
その後、アジアの株式市場が前日比プラス圏で推移しました。
東京時間後半はドル円やクロス円が反落する展開になりました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
OECD事務総長が都内の講演で、
「日本には農業改革が不可欠。
日本の所得格差はOECDの平均を上回る。」
などの見解を示しました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「スペインは調達コストが上昇しているが、
今年のスペイン国債の発行に支障はない可能性。」
との認識を示しました。
スペイン金融大手BBVAの1-3月の純利益は、
市場予想より強い10.05憶ユーロになりました。
東京時間終盤に香港株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
午後2時半頃にユーロドルがやや反落する場面がありました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
日工作機械受注確報(3月)は速報値より弱い+1.6%でした。
日経平均は前日比+92.97円で大引けになりました。
格付け会社S&Pがインドの格付け見通しをネガティブにしました。
午後3時過ぎに主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物が一時反発をみせて揉み合いになりました。
原油先物は上下動の揉み合いになりました。
午後4時前からユーロドルなどドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが1.32台を回復しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で揉み合いました。
ダウ先物や原油先物に反発の動きがみられました。
ロンドン時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドル円が下落しました。
ドラギECB総裁の議会証言では、
「IMFの資本増強を歓迎する。政府は財政改革を推し進める必要。
第1四半期のデータは低水準での経済安定を裏付けた。
成長見通しのリスクは下振れ。
インフレ率は今年2%超に留まる可能性。
最近の経済指標はまちまちで不透明感を示している。
成長は外需と超低金利と非伝統的措置に支えられている。
証券買入プログラムは永続的なものではない。
金融政策は依然として非常に緩和的。 」
などの見解を示しました。
豪ドルドル米ドルが堅調に推移しました。
ポンドが経済指標発表前に調整の反落になりました。
英第1四半期GDP速報は予想より弱い−0.2%になりました。
ポンドドルが下落しました。
ドル円が一段安になりポンド円が急落しました。
他のドルストレートに一時連れ安の動きがみられました。
その後、豪ドル米ドルが当日高値圏で揉み合いになりました。
英の財務相が、
「回復は期待されていたよりも長くかかる可能性。。
英国にとって厳しい状況。英国史上で最も大きな債務危機に直面。」
などの発言をしました。
英株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落する場面がありました。
ポンドドルはやや下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
ドル円が午後6時頃から当日安値圏で揉み合いになりました。
独30年債の入札では、
「目標30億ユーロに対して応札が27.47億ユーロ。
発行額が24.05億ユーロ。平均落札利回りが前回より低い2.41%、
応札倍率が前回より低い1.1倍。」などの結果になりました。
ユーロドルが当日高値圏で振幅のある上下動で揉み合いました。
ダウ先物が上昇幅を縮小して反落しました。
原油先物に反落の動きがみられました。
午後8時半過ぎユーロドルが一時1.32台を割り込み反落しました。
ドル円が反発をみせました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
米10年債利回りは1.984%あたりになりました。
ポンドドルがしだいに反発しました。
仏大統領が「もし必要なら財政均衡に関して国民投票を行う。」
との発言をしました。
米耐久財受注(3月)は予想より弱い−4.2%になりました。
一時、ドル円がやや反落してユーロドルがやや反発しました。
独の首相が、
「財政緊縮だけでは債務危機は解決できない可能性。
ドラギECB総裁は構造改革を求める権利がある。
経済成長を促すために歳出を増やすことには反対である。」
などの発言をしました。
加住宅価格指数(2月)は前月より弱い−0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はダウ先物が反落の後に反発する展開になりました。
欧州株式市場が堅調に推移しました。
午後10時過ぎにユーロドルが再上昇してドル円も反発をみせました。
NYダウは上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りが2.00%あたりに上昇しました。
仏大統領選候補のオランド氏が、
「ユーロの新財政条約は仏によって批准されることはなく、
再交渉により変更される可能性。独の首相とは友好的に協議する。
ユーロ圏経済がリセッションにあることが主要リスク。
それは信用の欠如に起因する。」
などの発言をしました。
午後11時頃からドル買いが優勢の展開になりました。
ユーロドルが下落してドル円が反発を強めました。
ユーロドルが再び1.32台を割り込みました。
NYダウがやや上昇幅を縮小していきました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+398万バレルになりました。
原油先物が下落しました。
ロンドンフィックスからユーロドルが再び反発上昇しました。
米FOMCの発表を意識してか神経質な相場展開になりました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.887%、応札倍率が前回より高い3.09倍。」
とどの結果になりました。
米10年債利回りが一時1.98%あたりに低下しました。
一部メディアが、
「LCHは、一部スペインと仏債の取引証拠金を引き上げる。」
との報道をしました。
米FOMCでは政策金利が0.00-0.25%で据え置きになりました。
FOMC声明では、
「少なくとも2014年終盤まで異例に低い金利を正当化する可能性。
3月以降の情報では経済の緩やかな拡大を示している。
労働市場はここ数ヶ月改善して失業率は低下しているが依然高い。
リッチモンド連銀のラッカー総裁が
2014年後半までFF金利を異例の低水準とすることに反対した。
オペレーションツイストを計画通り維持する。
世界的な金融市場の緊張が経済見通しに下振れリスク。
政府機関債の償還資金をMBS再投資することを維持。
原油とガソリン価格上昇によるインフレへの影響は一時的。
住宅部門は引き続き低迷。」
などの見解が示されました。
ドル買い反応がみられました。
米10年債利回りが2.00%あたりまで上昇しました。
深夜2時近くにNYダウがやや反発をみせました。
一時、ドルの売り戻しがみられました。
IMF国際通貨基金が、
「スペインの上位銀行の資本は潤沢。他の銀行は脆弱さが残る。
金融セクターの改革を継続する必要。」
などの見解を発表しました。
FOMC予測では、
「2012年の実質GDPは2.4-2.9%に上方修正。
2013年の実質GDPは2.7-3.1%に下方修正。
2014年の実質GDPは3.1-3.6%に下方修正。
2012年の第4四半期の失業率は7.8-8.0%。
2013年第4四半期の失業率は7.3-7.7%。
2014年第4四半期の失業率は6.7-7.4%。」
などが示されました。
FOMCのゼロ金利解除予測では、
「12年と13年は各3人(前回と同じ)、14年7人(前回は5人)、
15年4人(前回と同じ)、16年はゼロ人(前回は2人)。
2014年末時点での適切なFF金利水準予想では、
「1%未満7人(前回9人)、1%以上2%未満3人(前回と同じ)、
2%以上3%未満が7人(前回5人)。」などになりました。
ドル買い反応になりました。
ドル円が上昇してユーロドルなどドルストレートが下落しました。
バーナンキFRB議長の会見では、
「FOMCは引き続き資産購入措置をとる用意がある。
インフレはいくぶん上昇したが目標近辺。
経済のファンダメンタルズはまた低インフレを示唆。
コアインフレは予想より強い。米国はデフレではない。
強い指標が見られた場合は調整もありえる。経済指標しだい。
当面はFOMCが現在提示した声明が心地よい。
市場はスペインや伊からストレスを受けている。
失業率の改善のために高いインフレ率は必要がない。
ツイストオペを終了しても金利への影響は最小限。
金融政策の目的は投資家を失望させないことでない。
暖冬が1月と2月の雇用を前倒しさせた可能性。
将来の雇用創出はこれまでの5-6ヶ月ほど多くない可能性。
ある時点で利上げが必要となるが緩和を続ける妥当な理由がある。」 
などが示されました。
米ドルが再び売り戻された後にまた買い戻される展開になりました。
ドルストレートが上昇してドル円が反落しました。
為替市場はめまぐるしい上下動になりました。
NYダウも上下動の揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.98%あたりになりました。
NY原油(WTI)は104ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+89.16円でこの日の取引を終えました。

<4月26日(木)>

RBNZが政策金利を2.50%に据え置きました。
RBNZ声明では、
「2.5%の政策金利は現在適切。
通貨高が政策の再検討を促す可能性。
インフレ率は抑制されている。
インフレ率は目標の中央近くとなる見通し。
経済は回復の兆候。世界の見通しはなお懸念される。
市場の地合いは依然不安定。」などが示されました。
政策金利の発表直後はNZドル買い反応がみられました。
その後、NZドルが緩やかに売り戻される展開になりました。
ブレイナード米財務次官が、
「欧州が米景気回復にとって依然として最大のリスク。
欧州は下方スパイラル回避のためにバランスが必要。」
などの認識を示しました。
ギリシャのカティメリニ紙が、労働・社会保障相の談話として
「ギリシャ政府のこれまでの調査で約20万人が年金や社会保障費を
不正に受給していたことが判明してその支給を停止した。」
との報道をしました。
オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
英ネーションワイド消費者信頼感(3月)は予想より強い53でした。
市場反応は限定的でした。
南独新聞が、
「ECBと欧州諸国はESM資金の銀行への直接利用を検討している。
具体案を作業グループが2週間以内に検討する。」
などの観測報道をしました。
東京時間が近づく頃にユーロドルが反発上昇しました。
他のドルストレートにも上昇がみられました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
豪景気先行指数(2月)は前回値より弱い±0.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロドルやポンドドルがやや反落しました。
ドル円が仲値過ぎあたりまで上昇をみせました。
豪ドル米ドルやNZドル米ドルは小幅上下動の揉み合いにりました。
その後、ドル円が反落する展開になりました。
ダウ先物はやや反落の後に反発をみせました。
中国人民元が1ドル6.2829元と切り上げ後の最高値を更新しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
韓国の株式市場は上昇して始まった後に上げ幅を縮小しました。
香港の株式市場はしばらく堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場は上昇して始まった後に反落して揉み合いました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
午前11時頃からドル円が下落しました。
ユーロドルなどがやや反発しました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
東京時間午後から日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
古川国家戦略相が、
「製造業が困難な状況。円高へ断固たる措置姿勢を変えない。」
との発言をしました。
ドル円の下落が一服になりました。
ユーロドルがやや反落して揉み合うする神経質な展開になりました。
香港の株式市場が上げ幅を縮小しました。
日全産業活動指数(2月)は予想よりは強い−0.1%になりました。
英FT紙が、
「仏大統領選の決選投票を5月6日に控え、
英国の企業経営者の多くは第1回投票でトップに立った
社会党のオランド候補支持に傾いている。」
との観測報道をしました。
独銀の1-3月期決算では純利益が予想より弱い14億ユーロでした。
日経平均は終盤に反発して前日比+0.82円で大引けになりました。
上海株式市場などアジアの株式市場が反発する展開になりました。
ダウ先物が反発上昇する展開になりました。
午後3時過ぎにユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
英銀大手バークレイズの1-3月期決算では
「税引き前利益が市場予想より強い24.5億ポンド」になりました。
午後3時半頃からドル円がやや反発をみせました。
中国上海株式市場は小幅安で大引けになりました。
午後4時頃からドルストレートが一時反落して揉み合いました。
欧州の株式市場は英を除き前日比マイナス圏で始まりました。
ドル円が再び反落して軟調に推移しました。
その後、欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が上昇しました。
原油先物が104ドル台前半で推移しました。
ユーロドルなどドルストレートが急反発しました。
ユーロドルが1.32台後半に上昇しました。
ポンドドルが一時1.62台に乗せました。
ロンドン時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
伊景況感指数(4月)は予想より弱い89.5になりました。
午後5時頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
欧州の株式市場やダウ先物が反落しました。
欧消費者信頼感指数確報(4月)は予想より弱い−19.9、
欧業況判断指数(4月)は予想より弱い−5.2、
欧鉱工業信頼感(4月)は予想より弱い−9.0、
欧サービス業信頼感(4月)は予想より弱い−2.4%になりました。
欧州の株式市場が英を除き前日比マイナス圏へ下落しました。
伊の6ヶ月債の入札では、目標上限の85億ユーロ発行されて、
「落札利回りが前回より高い1.772%、
応札倍率が前回より高い1.71倍。」などの結果になりました。
ダウ先物や欧州株式市場の下落が強まる展開になりました。
原油先物に反落の動きがみられました。
ドル円が81円台を割り込みクロス円が軟調に推移しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
英株式市場も一時前日比マイナス圏へ下落しました。
ユーロドルが一時1.32あたりまで下落しました。
午後7時半過ぎに主要通貨ペアの下落が一服なりました。
英BOEのウィール政策委員が、
「第1四半期の英GDPは予想より悪かった。
最近の英国のインフレは良くない内容。
量的緩和の議論は深まっている。」
などの発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「時宜得た救済がなければハンガリーは格下げもありえる。」
との見解を発表し飲ました。
仏労働局発表の求職者数(2月)は予想より弱い228.45万人でした。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「発表された4月のユーロ圏PMIは弱い内容となったが、
経済成長に向けた基本シナリオ脅かすと判断するには時期尚早。」
との見解を示しました。
午後8時半過ぎからドルストレートが反発する展開になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場にやや反発の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
独消費者物価指数速報(4月)は予想とおりの+2.0%でした。
市場反応は限定的でした。
EUとIMFとECBのトロイカ調査団が、
「アイルランドは依然として相当の困難に直面している。
政策実行はまだ途上にある。」
などの見解を発表しました。
ギリシャのタネア紙が、
「ギリシャ政府は中期財政赤字目標の1年間先送りを
国際債権者と協議している。」と報道しました。
独2年債利回りが一時0.089%とユーロ導入最低水準になりました。
NY時間序盤ではドルストレートに反落の動きがみられました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.8万件になりました。
シカゴ連銀全米活動指数(3月)は前月より弱い−0.29でした。
ドル円やクロス円などに売り反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場が再び反落しました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が下げ渋った後に反発しました。
主要通貨ペアが揉み合いの後に反発をみせました。
NYダウは小幅安で始まりその後に前日比プラス圏へ反発しました。
原油先物が反発上昇しました。
米10年債利回りは1.94%あたりになりました。
米中古住宅販売保留(3月 成約)は予想より強い+4.1%でした。
NYダウや多くの欧州の株式市場が前日比プラス圏へ上昇しました。
仏の株式市場は前日終値あたりまで反発しました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が反発上昇しました。
その後、NYダウや欧州株式市場が揉み合いになりました。
ドルストレートがやや反落して揉み合う展開になりました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
独の財務相が、
「次期仏大統領とは親密な関係になるだろう。
独としてはサルコジ大統領がより好ましいのは自然なこと。」
との発言をしました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.347%、応札倍率が前回より高い2.83倍。」
になりました。
NY時間後半はNYダウが堅調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが揉み合いながら反発する展開になりました。
オランダ政府が、
「与党が提示の歳出削減や増税を盛り込んだ2013年予算案を合意。
これでEUにコミットした財政赤字のGDP比3%を達成できる。」
との発表をしました。
米10年債利回りは1.96%あたりになりました。
NY原油(WTI)は104ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+113.90ドルでこの日の取引を終えました。

<4月27日(金)>

米アマゾンの1-3月期決算では、
1株利益が0.28ドル、売上高が131.9億ドル。」
と市場予想より強い結果になりました。
格付け会社のS&Pが、
「スペイン格付けをBBB+に2段階引き下げる。見通しネガティブ。
スペインのGDP予想を2012年で実質1.5%マイナス、
2013年で実質0.5%マイナスにそれぞれ下方修正する。
スペイン政府の債務比率は下振シナリオでは80%を突破する可能性。
スペインのGDPは実質で4%のマイナス成長に陥る恐れもある。
2014年のスペイン政府の一般債務は76.6%に達する可能性。」
などの発表をしました。
ユーロが急落する展開になりました。
ユーロドルが1.32台を割り込み下落しました。
他のドルストレートにも連れ安の動きがみられました。
ドル円はやや堅調傾向の揉み合い推移になりました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
米格付け会社のS&Pが、
「アイルランドの格付けBBB+/A-2を確認。見通しはネガティブ。
アイルランドの格付けは短期的に圧力に晒される公算。」
との発表をしました。
オセアニア時間はドル買い優勢の相場展開になりました。
ドル円が81円台を回復しました。
英GFK消費者信頼感調査(4月)は予想より弱い−31になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃にユーロの下落が一服になりました。
日全国消費者物価指数コア(3月)は予想より強い+0.2%、
日失業率(3月)は市場予想とおりの4.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
日鉱工業生産指数速報(3月)は予想より弱い+1.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経産省が「生産の判断を持ち直しの動きで推移に据え置く。」
との発表をしました。
日経平均は前日終値レベルで揉み合い後にプラス圏で推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが反発上昇しました。
豪ドル米ドルが反発をみせました。
ユーロドルが1.32台を回復しました。
日金融相が、
「デフレ脱却が政府も重要な目標。
日銀も努力いただいていると思っている。
日銀の独自性認めるが国家目標との調和を期待している。」
との発言をしました。
日財務相が、
「消費増税法案を会期内に採決含め結論でるよう努力したい。
スペインは財政再建策など履行すれば市場の信認得られると思う。
日本経済は明るい確実な回復へ堅調な動き現れている。
日銀会合の議論の推移を見守りたい。」
などの発言をしました。
仲値を過ぎた頃からドル円の反発が一服になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
その後、上海株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
他のアジアの株式市場は小幅高で推移しました。
その後、日経平均が前日マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
ドル円が81円台を割り込み下落する展開になりました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
東京時間午後に日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
日銀が政策金利を0.00-0.10%で据え置きました。
金融政策の発表では、
「全会一致で政策金利の目標水準を現状維持と決定。
基金を70兆円へ5兆円増額する。
長期国債買い入れを19兆円からさらに10兆円増額する。
ETF買い入れを1.4兆円からさらに2000億円増額する。
REITについては100億円増額する。固定金利オペは5兆円減額する。
国債・社債年限を3年へ延長する。
基金買い入れ期限を今年12月末から半年延長する。」
などが示されました。
市場反応の初動ではドル円が急落しましたが反発に転じました。
ドル円が81円台半ばへ上昇しました。
日経平均が急上昇しました。
日銀声明では、
「消費者物価の前年比は1%に遠からず達する可能性が高い。
物価安定の下で持続成長が確実に復することを期待。
日本経済の先行きは緩やかな回復経路に復していくと考える。
財政の持続への信認が金融政策の効果や経済の持続成長に重要。
実質ゼロ金利政策と金融資産の買い入れで強力な金融緩和を推進。
デフレ脱却には長期的・構造的な課題への取り組みが不可欠。」
などが示されました。
リッチモンド連銀総裁が、連銀のウェブサイトで、
「FRBは来年半ばまでに金利引き上げる必要。
金利引き上げはインフレ圧力回避がその目的。」
などの見解を示しました。
午後1時過ぎからドル円が上昇幅を縮小しました。
一旦材料で尽くしが意識されたか日経平均が上昇幅を縮小しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
ドル円が81円台を再び割り込みました。
IMF国際通貨基金が、
「アジアは金融引き締めへのシフトを計画すべき。
今年のアジア地域の成長率は6%、来年は6.5%となる見込み。
中国不動産市場で急激な調整が起きる可能性は低い。
アジア地域のインフレ期待は2011年末から高まっている。」
などの見解を発表しました。
日財務相が、
「日銀の追加緩和は政府との連携がとれ大いに評価。
為替市場の安定にもよい影響。
日銀には引き続き積極かつ果断な政策運営で経済の下支えを期待。
政府としては速やかな予算執行で内需を底堅いものにする必要。」
などの発言をしました。
その後、日経平均が前日比マイナス圏へ下落しました。
日新設住宅着工戸数(3月)は予想より弱い84.8万件、
日建設工事受注(3月)は前月よりは強い前年比−0.3%になりました。
日経平均は前日比−40.94円の9520.89円で週取引を終えました。
独GFK消費者信頼感調査(5月)は予想より弱い5.6、
独輸入物価指数(3月)は予想より弱い+0.7%になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルや豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
日銀展望リポートでは、
「日本経済は2012年度前半には穏やかな回復経路に復していく。
CPI1%を目指し強力な金融緩和を推進。
コアCPI見通しは前年比で2012年度は0.3%。2013年度は0.7%。
実質成長率見通しは前年比で2012年度2.3%、2013年度1.7%。」
などが示されました。
午後3時半頃に一時ポンドドルやドル円にやや反発がみられました。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合いで推移しました。
原油先物は104ドル台を割り込みました。
アジアの株式市場が終盤にかけてマイナス圏へ下落しました。
スイスKOF先行指数(4月)は予想より強い+0.40%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
スペイン10年債利回りが一時6.02%に上昇しました。
ユーロドルなどが軟調に推移しました。
ユーロポンドが軟調に推移しました。
その後、欧州の株式市場が下げ幅を縮小して反発する展開になりました。
主要通貨ペアが反発をみせる展開になりました。
午後4時半頃からドル売りが優勢になりました。
ドル円が再下落してドルストレートが反発上昇しました。
ドル円が80円台半ばへ下落しました。
スペイン第1四半期失業率は予想より弱い24.4%に上昇しました。
日銀総裁の記者会見では、
「遠からずCPI1%に達する可能性では14年度を含む。
追加緩和は毎月毎月やっていくわけではない。
年末には国債保有残高が日銀券残高上回る。
日本は財政ファイナンスは行わないことを信用して欲しい。」
などが示されました。
スイスSNB総裁が、
「スイスSNBは常に為替市場を監視している。
いつでもさらなる措置を講じる準備が整っている。
フランは過大評価されている。」などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
その後、欧州の株式市場が前日比プラス圏に上昇しました。
ダウ先物が反発上昇しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロドルが1.32台を回復しました。
午後5時半過ぎからドル円がやや反発をみせました。
クロス円が反発する展開になりました。
イタリア債の入札では、
「5年債では目標上限25億ユーロに対して発行額24.16億ユーロ。
落札利回りが前回より高い4.86%、応札倍率が前回より低い1.34倍。
10年債では目標上限25億ユーロに対して発行額25億ユーロ。
落札利回が前回より高い5.8%、応札倍率が前回より低い1.48倍。」
などになりました。
午後6時半頃からドルストレートの上昇が一服になりました。
ガイトナー米財務長官が、
「危機のダメージを修復するたくさんの作業をしている。
米国の銀行システムは欧州危機に立ち向かうことが可能。」
との発言をしました。
米P&Gや米メルクの四半期決算では予想より強い1株利益でした。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
午後8時頃から主要通貨ペアに再上昇の動きがみられました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
ECBのコンスタンシオ専務理事が、
「ECBはデータに従い予断は決して持たない。
依然として金融危機下にある。
スペインは市場の最近の見方を変えることができる。」
などの見解を示しました。
米第1四半期実質GDP速報は予想より弱い+2.2%、
米第1四半期個人消費速報は予想より強い+2.9%、
米第1四半期PCEコア・デフレータ速報は予想とおりの+2.1%、
米第1四半期GDP価格指数速報は予想より弱い+1.5%になりました。
ドル売り反応になりました。
ドルストレートが上昇してドル円が下落しました。
株式市場や原油先物に上昇反応がみられました。
スペイン政府が、閣議後に経済見通しを公表して、
「2013年が0.2%、14年1.4%、15年1.8%成長と予想する。
2015年に財政赤字はGDPの1.1%目指す。
2016年に財政収支均衡目指す。」などの発表をしました。
米10年債利回りは1.94%あたりになりました。
NYダウは小幅高で始まりました。
ドル円が下落幅をやや拡大しました。
ドルストレートにやや反落の動きがみられました。
欧州の株式市場やNYダウが上げ幅をやや縮小しました。
加BOC総裁が、オタワでの講演で、
「過剰な家計負債がかつて幾度も米国を危機に陥れた。
それを繰り返してはならない。」との認識を示しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月)は予想より強い76.4でした。
限定的ながら主要通貨ペアに反発がみられました。
その後、NYダウが前日比マイナス圏に一時反落しました。
主要通貨ペアが反落しました。
ロンドンフィックス前にNYダウが再び反発して揉み合いました。
ドルストレートが再び反発して揉み合いになりました。
豪ドル米ドルは堅調に推移しました。
原油先物が反発上昇しました。
アイルランド政府が、
「2012年のGDP見通しを1.3%から0.7%に下方修正する。
2013年のGDP見通しを2.4%から2.2%に下方修正する。
累積債務は2013年にGDP比120.3%でピークを迎え、
2014年は119.5%、2015年は117.4%になる見込み。」
との発表をしました。
米経済諮問委員会の委員長が、
「経済成長が継続していることは心強いが、
雇用を取り戻すにはいっそうの伸びが必要。」
との見解を示しました。
NY時間後半はドル売り優勢の展開になりました。
ドル円が軟調に推移しました。
NY時間終盤にかけてNYダウが上昇幅を縮小しました。
NY時間終盤に一時やや上昇幅を縮小する場面がありましたが、
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
ポンドドルが日足で十字線を含み10日間陽線が示現しました。
米10年債利回りは1.933%に低下しました。
Ny原油(WTI)は104ドル台後半で週取引を終えました。
NYダウは前日比+23.69ドルの13228.31ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<4月30日(月)>

※東京市場が休みです。

朝7時45分にNZ貿易収支(3月)、NZ住宅建設許可(3月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(4月)、
夜9時半に米個人支出(3月)、米個人所得(3月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(3月)、米PCEコア・デフレータ(3月)
同夜9時半に加GDP(2月)、加鉱工業製品価格指数(3月)、
同夜9時半に加原材料価格指数(3月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(4月)、
などが予定されています。

<5月1日(火)>

※香港・・スイス・仏・独などが休みです。

午前10時に中国製造業PMI(4月)、
午前10時半に豪第1四半期住宅価格指数、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後5時半に英製造業PMI(4月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(4月)、米建設支出(3月)、
などが予定されています。
中国・豪・米の指標には注目です。

<5月2日(水)>

午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(4月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(3月)、
午後4時半にスイス製造業PMI(4月)、
午後4時55分に独失業者数(4月)、独失業率(4月)、
同午後4時55分に独製造業PMI確報(4月)、
午後5時からEU財務相会合、
午後5時半に英建設業PMI(4月)、英消費者信用残高(3月)、
午後6時に欧失業率(3月)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(4月)、
夜11時に米製造業受注指数(3月)、
などが予定されています。
(独)・米の指標には注目です。

<5月3日(木)>

※東京市場が休みです。

朝7時45分にNZ第1四半期失業率、NZ第1四半期就業者数、
午前10時に中国非製造業PMI(4月)、
午後3時に英ネーションワイド住宅価格指数(4月)、
午後5時半に英サービス業PMI(4月)、
午後6時に欧生産者物価指数(3月)、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時半にドラギECB総裁の記者会見、
夜9時半に第1四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜9時半に米第1四半期単位労働費用速報、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に米ISM非製造業総合景況指数(4月)、

NZ・(中国)・欧・米の指標には注目です。

<5月4日(金)>

※東京市場が休みです。

午前10時半に豪RBA四半期金融政策報告、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(4月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(4月)、
午後6時に欧小売売上高(3月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(4月)、米失業率(4月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(4月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(4月)、
などが予定されています。
豪・米の指標には注目です。

欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週初に79.80あたり
まで上昇しましたが、その後は軟調に推移して週末に78.70あたり
まで低下しました。先週は米ドル安の1週間になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週より上昇し0.46585%になりました。
一方、先週のNYダウは週間で199ドルほど上昇して、リーマン・シ
ョック後の最高値にあと40ドル弱ほどに迫りました。

先週の米主要経済指標では、24日の米消費者信頼感指数(4月)が予想
より弱い69.2、リッチモンド連銀製造業景況指数が予想よりかなり
強い+14、米新築住宅販売件数(3月)が予想より強い32.8万件。
25日の米耐久財受注(3月)が予想より弱い−4.2%。26日の米新規失業
保険申請件数が予想より弱い38.8万件、米中古住宅販売成約が予想よ
りかなり強い+4.1。そして、25日の米第1四半期GDP速報は予想より
弱い+2.2%、米第1四半期個人消費速報が予想より強い+2.9%、
米第1四半期PCEコア・デフレータ速報が予想とおりの+2.1%、
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月)が予想より強い76.4など
になり、強弱混在の結果となりました、雇用に弱さが見られました
が、個人消費の回復と住宅市場の回復が目立ちました。

そして、注目の米FOMC声明では「少なくとも2014年終盤まで異例に
低い金利を正当化する可能性。3月以降の情報では経済の緩やかな
拡大を示している。労働市場はここ数ヶ月改善して失業率は低下し
ているが依然高い。原油とガソリン価格上昇によるインフレへの影
響は一時的。住宅部門は引き続き低迷。オペレーションツイストを
計画通り維持する。」として、前回のFOMCをほぼ踏襲する内容でし
たが、リッチモンド連銀のラッカー総裁が2014年後半までFF金利を
異例の低水準とすることに反対を表明しました。

FOMC予測では「2012年の実質GDPは2.4-2.9%に上方修正。2013年の
実質GDPは2.7-3.1%に下方修正。2012年の第4四半期の失業率は
7.8-8.0%。2013年第4四半期の失業率は7.3-7.7%。」などが示さ
れました。

また、FOMCゼロ金利解除予測では「12年と13年は各3人(前回と同じ)
14年7人(前回は5人)、15年4人(前回と同じ)、16年はゼロ人(前回
は2人)。」などの結果になり、前回よりゼロ金利解除の時期が前倒
しされると見る委員が多くなりました。

そして、2014年末時点での適切なFF金利水準予想では「1%未満7人
(前回9人)、1%以上2%未満3人(前回と同じ)、2%以上3%未満
が7人(前回5人)。」などの結果になり、前回よりタカ派寄りの見解
の委員が増えていることが示されました。

しかしながら、バーナンキFRB議長の会見では「ツイストオペを終了
しても金利への影響は最小限。」として、予定とおりQE2を終了する
ことを示唆する一方、「FOMCは引き続き資産購入措置をとる用意が
ある。」として、「強い指標が見られた場合は調整もありえるが経済
指標しだい。」としながらも「将来の雇用創出はこれまでの5-6ヶ月
ほど多くない可能性。ある時点で利上げが必要となるが緩和を続ける
妥当な理由がある。」ことを示して、追加緩和QE3の可能性への含み
を残しました。 

今週の米経済指標では、4月30日のシカゴ購買部協会景気指数(4月)
5月1日のISM製造業景況指数(4月)、2日の米ADP雇用統計と製造業
受注指数(3月)、3日の新規失業保険申請件数にISM非製造業総合景
況指数(4月)、そして週末4日の米雇用統計などが注目されます。

円については、27日の日失業率(3月)が予想とおりの4.5%、日全国
消費者物価指数(3月)が予想より強い+0.2%になりました。また、
日鉱工業生産指数速報(3月)が予想より弱い+1.0%になりました。
そして、日銀政策金利は市場予想とおり0.00-0.10%の据え置きに
なりましたが、注目の金融政策の発表では「基金を70兆円へ5兆円
増額する。長期国債買い入れを19兆円からさらに10兆円増額する。
ETF買い入れを1.4兆円からさらに2000億円増額する。REITについて
は100億円増額する。固定金利オペは5兆円減額する。国債・社債
年限を3年へ延長する。基金買い入れ期限を今年12月末から半年間
延長する。」などが示されました。市場予想の範囲ながら市場予想
上限の「長期国債買い入れ10兆円増額」という結果になりました。

また、日銀声明では「消費者物価の前年比は1%に遠からず達する
可能性が高い。日本経済の先行きは緩やかな回復経路に復していく
と考える。財政の持続への信認が金融政策の効果や経済の持続成長
に重要。実質ゼロ金利政策と金融資産の買い入れで強力な金融緩和
を推進。デフレ脱却には長期的・構造的な課題への取り組みが不可
欠。」などが示されました。そして、日銀展望リポートでは「CPI
1%を目指し強力な金融緩和を推進。コアCPI見通しは前年比で2012
年度は0.3%。2013年度は0.7%。実質成長率見通しは前年比で2012
年度2.3%、2013年度1.7%。」などが示されました。

日銀総裁の記者会見では「遠からずCPI1%に達する可能性では14年
度を含む。追加緩和は毎月毎月やっていくわけではない。年末には
国債保有残高が日銀券残高上回るが、日本は財政ファイナンスは行
わないことを信用して欲しい。」などが示されました

先週のドル円相場は、週初23日東京時間から軟調に推移してロンドン
時間序盤に一旦81円台を割り込むあたりまで下落しました。その後、
揉み合いを経て24日の東京時間に80円台後半まで下落して、その後に
ロイター通信による日銀金融緩和策の観測報道を契機に反発に転じて
25日の東京時間前半に81円台半ばまで上昇する展開になりました。
その後、81円台前半から81円台半ばの上下動の揉み合いを経て、
FOMCおよびバーナンキFRB議長の記者会見などのイベントで81円台
後半まで上昇しましたが、その後は反転下降に転じて、26日NY時間
前半に80円台後半まで下落する展開になりました。その後、ロンドン
フィックスあたりから反発に転じて、27日の東京時間序盤に81円台
前半まで戻した後に、81円台を再び割り込んだあたりで日銀の金融
政策の発表を迎えました。日銀の発表後は一旦80円台半ばに急落し
ましたが、直後に81円台半ばに急反発する激しい上下動となって、
その後、下落に転じてドル円は80.27円で週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、イベントを終え日銀緩和策を織り込んだ後に
軟調に推移していることと、今週は日本が連休入りすることで円売り
の実需筋などが一時的に不在になることで円高を懸念する声が聞かれ
ますが、反発上昇となった場合は、81.00アンダーから81.00の「00
ポイント」、ここを上抜けた場合は、20日の高値の81.77ないし10日
の高値の81.86から82.00円の節目の「00ポイント」などがレジスタ
ンスとして注目されます。82.00円の節目は強い抵抗となりそうです。
また、下落となった場合は、2月28日の安値アラウンドでもある
80.00の大台の節目「000」ポイントが2月1日から3月15日の上昇
波動の50%アラウンドでもあり重要なサポートとして注目されるこ
とになりそうです。80.00では底堅くなる可能性がありますが、ここ
をさら下抜けた場合は昨年10月31日の79.50アラウンド、および2月
1日から3月15日の上昇波動のフィボナッチ61.8%戻し水準になる
79.15-25アラウンドがサポートとして注目されます。

ユーロについては、詳細の記述は割愛しますが、先週のユーロドル
相場では、週初23日に仏大統領選挙第1回投票で現職サルコジ氏が
劣勢となったことや、オランダの連立政府内で財政再建を巡る協議
が決裂して総選挙の可能性が高まったことなどを背景にNY時間前半
にかけて1.31に迫るあたりまで下落した後は、反発上昇する展開に
なりました。24日のスペインの短期債の入札では「目標20億ユーロ
に対して19億ユーロ調達。6ヶ月物債では12.1億ユーロ発行。平均
落札利回りが前回より高い1.580%、応札倍率が前回より低い3.3倍」
などになり、芳しくはなくもなんとか無事に通過した印象でした。
25日のドラギECB総裁の議会証言では「IMFの資本増強を歓迎する。
政府は財政改革を推し進める必要。第1四半期のデータは低水準で
の経済安定を裏付けた。」としながらも「成長は外需と超低金利と
非伝統的措置に支えられている。」として「成長見通しのリスクは
下振れ。」との認識が示されました。また、25日は米FOMCの発表前
後に振幅のある激しい上下動の相場展開になりました。

26日に南独新聞が「ECBと欧州諸国はESM資金の銀行への直接利用を
検討している。」と報じたことや、ダウ先物や株式市場の反発を背景
としてロンドン時間序盤にユーロドルは1.32台半ば過ぎまで上昇しま
したが、その後に欧消費者信頼感指数確報や欧業況判断指数など発表
された経済指標が軒並み弱く、また株式市場が反落したことも背景に
NY時間前に1.32に迫るあたりまで下落する展開になりました。
その後、EUとIMFとECBのトロイカ調査団が「アイルランドは依然とし
て相当の困難に直面している。政策実行はまだ途上にある。」などの
発表や、ギリシャのタネア紙の「ギリシャ政府は中期財政赤字目標の
1年間先送りを国際債権者と協議している。」と報道に揺れながらも
NY時間ではNYダウの堅調を背景に反発しました。

週末27日はオセアニア時間に格付け会社のS&Pが「スペイン格付けを
2段階引き下げる。見通しネガティブ。」と発表したことで、東京時
間終盤にかけてユーロドルは上下動しながらも1.31台半ばに迫るあた
りまで下落する展開になりました。ロンドン時間ではスペイン10年債
利回りが一時6.02%に上昇しましたが持ち直しをみせて、伊債の入札
では冴えない内容ながら通過したことや、株式市場の反発を背景に
ユーロドルは反発上昇に転じて、アイルランド政府の「2012年のGDP
見通しを1.3%から0.7%に下方修正する。2013年のGDP見通しを2.4%
から2.2%に下方修正する。累積債務は2013年にGDP比120.3%でピーク
を迎え、2014年は119.5%、2015年は117.4%になる見込み。」との
発表に揺れながらも1.3262の週高値をつけて、NY時間後半にやや反落
するもユーロドルは1.3251で週の取引を終えました。

今週のユーロでは、30日の欧消費者物価指数速報(4月)、5月2日の
EU財務相会合に関わる要人発言、3日のECB政策金利の発表および
ドラギECB総裁の記者会見、そしてユーロドルでは対ドル通貨ペア
として4日の米雇用統計などが注目材料になります。

スペイン10年債利回りが6%台近辺に高止まりとなっていることや、
4月25日に仏大統領選候補のオランド氏が「「ユーロの新財政条約は
仏によって批准されることはなく再交渉により変更される可能性。」
との発言をしていて、4月26日に英FT紙が「仏大統領選の決選投票を
5月6日に控え、英国の企業経営者の多くは第1回投票でトップに
立った社会党のオランド候補支持に傾いている。」との観測報道を
していることや、ギリシャの総選挙も同じく5月6日に控えていて、
また、先週末27日の格付け会社のS&Pによる「スペイン格下げ発表」
に続く他の格付け会社の発表の可能性など、懸念材料もありますので
ユーロドルは(上下動するも)短期的に堅調傾向にはありますが、今後
の展開に過度の楽観はできないようで、振幅の大きな相場展開になる
可能性もありそうです。

ユーロドル相場では、上昇となった場合では、3月9日と21日と23日
の高値アラウンドの1.3280から1.33の「00」のポイント、及び3月の
下旬から4月2日にかけて何度も上値抵抗となった1.3375-85のポイ
ントおよび1.3400の「00ポイント」などが注目されます。
また、下落となった場合は、1.32の「00ポイント」および3月26日
安値の1.3191アラウンド、4月27日の前回安値の1.3157アラウンド、
そして3月22日安値の1.3135-1.3130アラウンドおよび1.3100の「00
ポイント」が注目されます。ここを下抜けた場合は、4月上旬および
4月18日の下値抵抗となった1.3060-50のポイントが注目されますが
2月16日と3月15日と4月16日に下値を支持した心理的な節目でも
ある1.3000の「000」アラウンドの重要ポイントは底堅そうです。

そのほか、日足で十字線を含み10日間連続で陽線が示現したポンド
ドルの今週の動向が注目されますとともに、第1四半期の生産者物
価指数および消費者物価指数がともに市場予想よりも弱かったにも
かかわらず堅調に推移している豪ドル米ドルですが、5月1日の
豪RBA政策金利の発表と豪RBA声明が注目されます。

なお、5月4日の米雇用統計ではNFPが+17.5万人と改善の市場予想
となっていますが、一部では弱い結果を予想する向きもあり、また、
ここ数年来ゴールデンウィーク後半に荒れ相場になることが少なく
ないようですので、軽率な予断はできませんが、一応の警戒だけは
しておきたいものです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その4 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」の第四話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさんよ。その他にもトレードや相場で
 当たり前なくらいに当たり前の事ってあるのかい。』


「ふむ。まだまだあるぞよ。
 今週もお前さんと一緒にいろいろ検討してみようかのう。」


『……。』


「たくさんあって困るほどじゃが…。そうじゃのう…。
 デイタームなどの短期トレードにおいて、
 『相場(チャート)にはタイムポイントがある。』
 これはどうじゃ。当たり前かのう。」


『あははっ。何だよそれ。珍説だなぁ。
 悪いけど、それが当たり前とはにわかに納得できないね。』


「ふむ…。では言い方を換えよう。
 チャートは縦軸の『価格』と横軸の『時間』で描画されるが、
 デイタームなどの短期トレードにおいて、
 横軸の『時間』はチャート分析に関係ないものじゃろうか。
 縦軸の『価格(レート)』だけ観ていればでよいものじゃろうか。」


『そんな…、なんかさぁ、意味ありげで小難しいこと言われても
 よく解らないけどさ。時間は関係ないとは言えないのかも
 しれないけれど、チャート分析って価格の動きがなんたって
 主となるものじゃないのかい。』


「たしかにそうじゃ…。
 しかし、このようなことは経験がないじゃろうか。
 『東京時間で大いに下落していた相場が
  夕方のロンドン勢の参入から強烈な踏み上げとなった。』
 『夕方のロンドン時間から爆上げとなっていた相場が、
  夜になりNY勢が参入してくると一転して反落となった。』
  どうじゃ。経験があるかね。」


『まぁな…、そう言われてみればそんなこともあるさ。
 でも価格抵抗とか指標発表の影響などで説明ができることでは?』


「確かにそれらもそうではあるのじゃが、
 時間の節目となるタイムポイントも、
 デイタームなどの短期トレードでは無視はできないものじゃ。」


『……。』


「これはオカルトでもアノマリーでもないのじゃ…。
 先日の米調査会社グリニッチ・アソシエーツが発表した
 外国為替市場の2011年9-11月期の取引高シェアでじゃが…、
 1位バークレイズ10.5%。2位独銀9.8%、
 3位シティグループ9.3%、4位UBS8.2%、5位HSBC7.6%、
 そして6位JPモルガン7.5%など、
 世界の為替取引の50%超を占めるビッグ6の巨人達が
 参入してくる時間帯になる『市場替わりのタイムポイント』では
 相場ががらりと変ることがあるのじゃ…。
 彼らの相場を動かす力はそれはそれは巨大なものじゃ。」


『いったい、どんなふうに相場が変わるってんだよ…。』


「ふむ…。定常的な性向はないのじゃが…。
 凪(なぎ)の相場がときに乱高下となって荒れる。
 下落していた相場が一転して上昇に転じる。
 軟調だった相場がさらに一段と下落する。
 上昇していた相場が一転して下落に転じる。 
 堅調だった相場がさらに一段と上昇する…。
 などなど様々じゃ。」


『……。』


「キーワードは『変化』であり『価格の動きの活性化』であり、
 警戒を要することとなるが、収益機会ともなる時間帯じゃ。」
 

『でも、どう変るかわかんなければ意味ねーし。』


「そうじゃろうか…。
 平穏な町にいるときと、国境を越えたときとでは
 まずは、その心構えが違ってくるように…、
 たとえば『価格のポイント』と『タイムポイント』が重なり、
 さらに下げ渋り(上げ渋り)が観られたりしたならば、
 安易な突っ込み売りは充分に警戒し避けることができるもので、
 『あれれ。一気に踏まれちまった…。』などということを
 防御する気構えもできるというものではないかのう…。」


『……。』


「NY時間終盤やオセアニア時間などでの市場の薄みを衝いた
 仕掛け的なスペキュレートもあるものじゃが…、
 (サーマータイムでは)
『オセアニアから東京時間に替わる午前8時から午前9時過ぎ』
『東京時間からロンドン時間に替わる午後3時から午後4時過ぎ』
『欧州の重債務国の債券入札のある午後5時半から午後6時半頃』
『NY勢の参入してくる午後9時頃から、および米指標発表時間』
『深夜12時のロンドンフィックスのその前後の時間』
 これらのあたりの時間帯は
『相場が変化する可能性のある時間帯』として
 認識しておく価値はありそうじゃのう。どんなもんじゃろうか。」


『ふーん。そんなもんかねぇ…。』


「特に、『価格のポイント』と『タイムポイント』が
 重っている場合は、相場の変化に要注意となるものじゃ。」

 
『まぁ、なんかよく解んないけど。
 そういうことにしておいてやらぁ。』


「では次に、週足や月足レベルでさえも一方向の動意、
 つまり、『週足や月足でもトレンドが発生することがある』
 これはどうじゃ。当たり前かのう。」


『そんなのチャートを観れば判ることさ。
 そのようなこともあること事は
 認めなくてはならない事実だろうぜ。当たり前だよ。』


「では、『価格の短期波動は有限である。』
 これはどうじゃ。当たり前かのう。」


『バカバカしいぜ。それもそうだろうよ…。』


「そうかね…。ではこれはどうじゃ。
 『有限である価格の短期波動において、
  時間経過とともに波動の終端に近くなる後期ほど
  一旦反転を食らうリスクか高まる。』これは当たり前かのう。」


『価格の短期波動が有限であるならば、
 まぁ、そういうことになるんだろうな…。』


「では汝(なんじ)に問う。
 『週足や月足でもトレンドが発生することがある』ことと、
 『価格の短期波動は有限である』ことを
 どのように整合して考えるのじゃ。
 つまりじゃ、一見、矛盾にも思えるこれらの事実を
 トレードにおいてどう整合させることができるのじゃろうか。」


『なんだよ。また汝なんて言葉使いやがって。ったくもう…。
 うーん。でも、確かに矛盾しているようにも思えるなぁ…。』


「これはお前さんへの来週までの宿題としておこう。」


『あははっ、ジイさんよ。
 今回は長い話を自分でうまく括(くく)りやがったな。
 おまけにこのオレ様に宿題とは恐れ入ったぜ。
 ジイさん、あんたもまだ少しは成長しているようだな。』


「あははっ。成長ではお前さんにはかなわぬがのう。」



なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的にぬよ19時間学んでいただければと思います。


トレードと凡事の徹底のお話 その3


英国のエリザベス女王が21日に86歳の誕生日を
お迎えになられたのだそうですね。^^

●先週の主な出来事

<4月16日(月)>

ドル円やユーロドルが小さな下窓を空けて始まりました。
ドル円が程なく窓を埋めて揉み合う展開になりました。
スペインの副商務相が、
「スペインは自力での資金調達に問題はない。
ECBは債券購入を増やすべき。」などの発言をしました。
ダウ先物や原油先物はやや軟調に推移しました。
日経新聞が「日本はIMFへ600億ドルの追加資金支援を検討。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや軟調傾向で揉み合いました。
英ライトムーブ住宅価格(4月)は前回値より強い+2.9%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は下落して始まりました。
ダウ先物や原油先物がやや下落して揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが下落してドル円がやや反発しました。
ユーロドルが1.30台前半まで下落しました。
日本政府高官が「人民元の変動幅拡大措置を歓迎。」
との発言をしました。
仲値を過ぎにドルストレートが反発をみせてドル円が反落しました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
中国上海株式市場は下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
東京時間の午後からドル円が急落する展開になりました。
クロス円も下落する展開になりました。
ユーロ円が105円台を割り込み下落しました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物は軟調傾向での揉み合いが続きました。
ロイター通信が、
「スペインの世論調査でラホイ首相の支持率が
今月に入って急落している。」との報道をしました。
午後2時半頃からドル円が反発をみせて揉み合いになりました。
日経平均は前週末比−167.35円で大引けになりました。
中国上海株式市場が終盤にやや反発をみせ小幅安で引けました。
日銀総裁が、
「日本経済は横ばい圏内だが持ち直しに向かう。
海外経済は全体として減速。
景気の先行きは新興国や復興需要の牽引で緩やかに回復へ。
ECB資金供給などで欧州発グローバル金融混乱リスクは後退。
デフレ脱却へ最大限努力している。
国内金融機関への欧州情勢波及リスクに注意が必要。」
などの認識を示しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ユーロドルが一時1.3の大台を割り込む場面がありました。
スイス生産者輸入価格(3月)は予想より弱い−2.0%になりました。
限定的ながらスイスフラン売り反応がみられました。
欧州の株式市場は安寄り後にプラス圏へ反発して揉み合いました。
ダウ先物が前週末比プラス圏へ反発しました。
原油先物が下げ幅を縮小しました。
豪ドル米ドルなどに反発の動きがみられました。
レーン欧州委員が、
「脆弱な銀行には大幅な構造改革が必要。
銀行セクターの資本強化で民間企業と家計への融資の流は改善へ。
3年物資金供給オペの影響を注意深く監視している。」
などの発言をしました。
午後5時半頃からドル円が反発する展開になりました。
欧貿易収支(2月)は季調前で予想よりは弱い+28億ユーロでした。
市場反応は限定的でした。
スペイン5年物CDSスプレッドが過去最高の511.5bpになりました。
スペイン10年債利回りが今年初めて一時6%台に乗せました。
スペイン10年国債利回りが6.13%、
伊10年国債利回りが5.63%、ポルトガル10年国債利回りが12.65%、
仏10年国債利回りが3.01%、ベルギー10年国債利回りが3.44%、
オーストリア10年国債利回りが2.85%と、それぞれ上昇しました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が堅調に推移しました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
午後7時半頃から主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46565%に低下しました。
スペインの首相が、
「財政赤字の管理が最優先課題。予想以上に迅速な行動が必要。
予算の規律は債券利回りを低下させる可能性。」
などの発言をしました。
NY時間が近づく頃にダウ先物が上げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場や原油先物にやや反落の動きがみられました。
米シティ・グループの1-3月決算では1株利益が予想より弱い
0.95ドルになりました。
米小売売上高(3月)は予想より強い+0.8%、
NY連銀製造業景気指数(4月)は予想より弱い+6.56になりました。
構成項目の雇用指数は19.28と昨年5月来の好数値になりました。
主要通貨ペアにやや上昇反応がみられました。
加国際証券取扱高(2月)は予想より強い124.9億加ドルになりました。
加ドル買い反応がみられました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が再上昇しました。
対米証券投資(2月)は予想より弱い+101億ドルになりました。
ドル円に反落の動きがみられました。
NYダウは上昇して始まりました。
一時、ドルストレートが堅調推移になりました。
ドル円が下落する展開になりました。
クロス円が反落する展開になりました。
午後11時前にドルストレートがやや反落しました。
NYダウや欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
原油先物が急反落しました。
米企業在庫(2月)は予想とおりの+0.6%、
米NAHB住宅市場指数(4月)は予想より弱い25になりました。
午後11時15分頃からドル円が一段安になりました。
ドル円は80円台前半まで下落しました。
米10年債利回りが一時1.95%あたりに低下しました。
ロンドンフィックス前に格付け会社フィッチのアナリストが、
「現時点では伊のいかなる格付け変更も検討はしていない。」
との発表をしました。
ユーロドルが1.30台後半に反発上昇しました。
ポンドドルが堅調傾向で推移しました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ロンドンフィックス頃からドル円が反発をみせました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
ムーディーズが「仏の格付け変更は差し迫っていない。」
との発表をしました。
深夜1時半頃からNYダウや原油先物が反発上昇しました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが再上昇して1.31台半ばを回復しました。
ドル円は揉み合い傾向が続きました。
米調査会社グリニッチ・アソシエーツが、2011年9-11月に実施の
外国為替市場の取引高のシェアを発表して、
「1位バークレイズ10.5%。2位ドイツ銀9.8%、
3位シティグループ9.3%、4位UBS8.2%、5位HSBC7.6%、
6位JPモルガン7.5%。」などの発表をしました。
クリーブランド連銀総裁が、
「経済は前向きの勢いを示すが成長のペースは苛立つほど緩慢。
労働市場は緩慢なペースだが改善続いていると思われる。
ガソリン価格上昇は家計消費を抑制するとみられる。
今年は2.5%、来年は3.0%程度の成長を予測。
失業率が最大雇用とられる6%に下がるまで4〜5年かかる。
インフレは今後数年は2%付近にとどまると予測。」
などの見解を示しました。
世界銀行が理事会で米ダートマス大学長のジム・ヨン・キム氏を
第12代の総裁に選出しました。
韓国中銀の総裁が、
「追加緩和策は効果より弊害の方が多い。流動性回収を計画すべき。
歳出削減は実を結ぶ前に経済的な痛みを伴う。
(主要国の)金融政策は限界に近づいている。」
などの見解を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「現段階で早期の長期流動性供給オペLTROは必要がない。
一定の間隔を置く必要がある。ユーロの収束には時間がかかる。」
などの発言をしました。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
NYダウが上げ幅を縮小して揉み合いになりました。
セントルイス連銀総裁が、
「政策金利の固着化は最悪の政策の1つ。
FRBの事実上のゼロ金利政策の長期間維持が
二大政策目標の雇用最大化と物価安定をともに損なう恐れ。
冴えない3月米雇用統計は謎の1つ。経済は現在軌道に乗っている。
1-3月期の成長率は2.5〜2.7%を予想。
米経済は2012年に3%成長になる可能性。」
などの見解を示しました。
米アップルの株価が5日連続で下落しました。
米10年債利回りは終盤にかけ反発して1.97%あたりになりました。
NY原油(WTI)は102ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+71.82ドルでこの日の取引を終えました。

<4月17日(火)>

オセアニア時間はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ドル円はやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
原油先物にやや上昇がみられました。
東京時間が近づく頃にドルストレートがやや反落しました。
日経平均は小幅高で始まった後に一時マイナス圏へ反落しました。
その後、日経平均は再び反発して小幅高で推移しました。
東京時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円が仲値にかけて反発しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
仲値を過ぎてからドル円がやや反落して揉み合いになりました。
豪RBA議事録では、
「インフレ見通し和らぐなら金融政策を緩和する理由になる。
政策緩和を考える前に第1四半期インフレ率をみるのが賢明。
豪の労働市場は抑制されたままである。
欧州には依然として将来のショックの可能性。
中国経済は過去6ヶ月間に明白に鈍化。
成長ペースの評価をやや下方修正。」
豪ドル売り反応がみられました。
豪ドル米ドルは下落して一時戻すも軟調推移になりました。
アジアの株式市場は安寄りの後に一時反発して再下落しました。
日経平均が上げ幅を縮小して前日の終値あたりで揉み合いました。
原油先物がやや反落をみせました。
日鉱工業生産確報(2月)は速報値より弱い−1.6%になりました。
日消費者態度指数(3月)は予想より強い40.3になりました。
アジアの株式市場が軟調に推移しました。
インド株式市場はインド中銀の政策金利引き下げで反発しました。
ドルストレートが一時反発をみせましたが軟調推移になりました。
豪ドル円が83円台を割り込みました。
日経平均は前日比−5.93円で大引けになりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
仏大統領が「ユーロ相場下落は輸出を押し上げ良いニュース。」
との発言をしました。
ロンドン時間序盤にユーロドルが一時1.31台を割り込みました。
原油先物にやや反落の動きがみられました。
一部メディアが、
「仏大統領はECBにユーロ圏の景気支援を求めるために、
条約変更の必要ないなど成長支援の圧力を掛けている。」
との観測報道をしました。
欧州の株式市場は安寄りの後に前日比プラス圏に反発しました。
ダウ先物が反発上昇しました。
ドルストレートが急反発しました。
ドル円など主要通貨ペアが反発上昇しました。
スペイン10年債利回りが6%台を下回り低下しました。
原油先物に反発の動きがみられました。
午後5時からドルストレートにやや反落の動きがみられました。
英消費者物価指数(3月)は予想より強い+3.5%、
英消費者物価指数コア(3月)は予想より強い+2.5%、
英小売物価指数(3月)は予想とおりの+0.4%、
英DCLG住宅価格(2月)は前回値より強い+0.3%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンド主導で主要通貨ペアに上昇がみられました。
ユーロ円が106円台を回復しました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限は30億ユーロに対して総発行額が31.8億ユーロ。
12ヶ月物債では20.9億ユーロ発行。応札倍率2.9倍。
平均利回りは前回より高い2.623%。」などの結果になりました。
利回りは上昇しましたが需要は旺盛で無事に通過しました。
独ZEW景況感調査(4月)は予想より強い+23.4、
欧ZEW景況感調査(4月)は前回値より強い+13.1、
欧消費者物価指数確報(3月)は予想より強い+2.7%、
欧消費者物価指数コア(3月)は予想より強い+1.6%になりました。
ユーロに上昇反応がみられました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
豪ドルが堅調に推移しました。
午後6時頃からドル円に一時反落の動きがみられました。
ECBが517.75億ユーロの7日物流動性供給オペを実施しました。
その後、ユーロドルにやや反落の動きがみられました。
午後7時頃からドル円が再上昇しました。
独連銀が実施したEFSFの6ヶ月証券の入札では、
「目標上限20億ユーロに対して19.9億ユーロ発行。
平均利回りが0.2537%、応札倍率が1.9倍。」
などの結果になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46565%になりました。
米ゴールドマン・サックスの1-3月き決算では、