FX トレードと凡事のお話 その279


平昌冬季五輪のフィギュアスケートで羽生結弦選手が66年ぶりとなる
2連覇で金メダルを、そして宇野昌磨選手が銀メダルを獲得しました。



●今週(2月19日から2月23日)の主な予定


<2月19日(月)>

※ 上海・香港が旧正月で休場。
※ NYがプレジデンツデー、加がファミリーデーで休場。

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(1月)、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(2月)、
午後6時に欧経常収支(12月)、
午後7時に欧建設支出(12月)、
深夜2時45分からカーニー英BOE総裁の発言、
などが予定されています。
日の指標とカーニー英BOE総裁の発言には注目です。


<2月20日(火)>

※ 上海が旧正月で休場。

朝6時45分にNZ第4四半期生産者物価指数、
午前9時半に豪RBA議事録要旨、
午後4時に独生産者物価指数(1月)、
午後7時に独ZEW景気期待指数(1月)、
同午後7時に欧ZEW景気期待指数(1月)、
夜10時半に加卸売売上高(12月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(2月)、
などが予定されています。
NZ・豪・独・欧の指標には注目です。


<2月21日(水)>

※ 上海が旧正月で休場。

午後1時半に日全産業活動指数(12月)、
午後5時に仏製造業PMI速報(2月)、仏サービス業PMI速報(2月)、
午後5時半に独製造業PMI速報(2月)、独サービス業PMI速報(2月)、
午後6時に欧製造業PMI速報(2月)、欧サービス業PMI速報(2月)、
午後6時半に英失業者数(1月)、英失業率(1月)、英ILO失業率、
同午後6時半に英財政収支(1月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜11時15分からカーニー英BOE総裁の発言、
深夜12時に米中古住宅販売件数(1月)、
深夜4時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
仏・独・欧・英・米の指標と
カーニー英BOE総裁の発言には注目です。


<2月22日(木)>

午後4時45分に仏企業景況感(2月)、仏消費者物価指数改定値(1月)、
午後5時15分にスイス第4四半期鉱工業生産、
午後6時に独IFO景況感指数(2月)、
午後6時半に英第4四半期GDP改定値、
夜9時半に欧ECB理事会議事録要旨、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加小売売上高(12月)、加小売売上高(除自動車 12月)、
などが予定されています。
独・英・欧・米・加の指標には注目です。


<2月23日(金)>

朝6時45分にNZ第4四半期小売売上高、
朝8時半に日全国消費者物価指数(1月)、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(1月)、
午後4時に独第4四半期GDP確報、
午後7時に欧消費者物価指数確報(1月)、
夜10時半に加消費者物価指数(1月)、
NZ・日・独・欧・加の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(2月12日から2月16日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが90.15で始まり、軟調傾向で推移して
88.16へ下落した後に反発して89.03で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.873%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)3月限は週の終値で61.68ドルに上昇しました。
NYダウは週間1028.48ドル上昇、25219.38ドルで取引を終える。
VIX指数は週末時点で19.46へ低下。



<2月12日(月)>

建国記念の日の振り替え休日で東京休場。
原油先物は59ドル台後半で推移。
東京時間はドルストレートが堅調傾向で推移。
中国上海株式市場は0.05%安で始まり0.78%高で取引を終える。
米10年債利回りは一時2.90%台へ上昇。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反落。
独英の株式市場は上昇して始まる。
原油先物は一時60ドル台へ上昇。
スイス消費者物価指数(1月)は予想より強い−0.1%。
英金融政策委員会(MPC)ブリハ委員
「英経済は小幅な利上げに対する準備ができている」
ユーロドルは一時1.22台前半へ下落。豪ドル米ドルは堅調推移に。
NYダウは250ドル超上昇して始まる。
NY時間に米10年債利回りは一時2.82%台へ低下。
ドル円が一時108円台前半へ下落。ユーロドルが反発。
NY連銀の米消費者インフレ期待調査(1月)
「3年先のインフレ期待は2.8% (前回の2.9%)
 所得への期待は2.73%と統計開始以来の高水準。
 住宅価格への期待は3.%と2017年5月以来の高水準」
マカファティ英BOE委員
「金利は漸進的に上げなければならない。
 設備投資は2桁の伸びを見込んでいる。
 消費者物価の上昇が広がることなく迅速な成長が可能」
独の株式市場は1.45%高で取引を終える。
英の株式市場は1.19%高で取引を終える。
ペンス米副大統領
「北朝鮮への新しい強固な制裁を近く発表へ。
 北朝鮮への制裁強化は継続」
原油先物3月限の終値は59.29ドル。
日本経済新聞
「金融庁は2018年春にも外国為替証拠金取引(FX)の
 証拠金倍率を現行の25倍から10倍に引き下げることを検討」
米月次財政収支(1月)は予想より弱い492億ドル。
NYダウは410.37ドル高の24601.27で取引を終える。
米10年債利回りは2.85%台。VIX指数は25.61へ低下。
NASDAQは1.56%高。S&P500は1.39%高で取引を終える。


<2月13日(火)>

ユーロドルが一時1.23台を回復。
日経平均は250.72円高で寄り付き137.94円安の21244.68で大引け。
安倍首相「日銀総裁人事は全くの白紙」
中国上海株式市場は0.70%高で始まる。
黒田日銀総裁
「ビットコインは現状投機的な投資の対象となっている。
 人々の信頼を失う恐れがないかを十分に注視していく。
 直近の株価動向について、内外の市場動向を注意深く見ていく。
 企業の収益見通しとファンダメンタルズはしっかりしている。
 現在の金融緩和を粘り強く続けることが重要。
 ETFも目標達成に必要な措置として実施していく」
安倍首相
「物価目標達成への具体的な手法は、日銀に委ねられるべき。
 目標達成に向けた大胆の緩和の着実な推進を期待している」
米10年債利回りは2.84%台へ低下。ドル円が108円台前半へ下落。
ユーロドルが1.23台へ上昇。
中国上海株式市場は0.98%高で取引を終える。
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.82%台へ低下。
ドル円が107円台へ下落。
英消費者物価指数(1月)は予想より強い前年同月比3.0%、
英生産者物価指数コア(1月)は予想より弱い前年同月比2.2%、
英小売物価指数(1月)は予想とおりの前年同月比4.0%。
ポンド買い反応。ポンドドルが一時1.39台を回復。
原油先物は一時58ドル台へ下落。
ドラギECB総裁
「ブロックチェーン技術に強い関心を寄せている。
 新たな技術は、雇用喪失よりも創出効果のほうがが大きい公算」
クリーブランド連銀総裁
「市場の混乱も自身の経済見通しは変わらない。
 減税は成長を押し上げ、上方向のリスク顕在化も。
 今年と来年、さらなる利上げが必要に」
パウエルFRB議長
「金融安定へのいかなるリスクにも警戒続ける。
 FRBは景気拡大の持続目指し責務達成への努力継続。
 金利は緩やかな正常化の過程にある」
一時ややドル売り反応。
トランプ大統領
「我々は鉄鋼産業を保有しているとの認識を持つべき。
 鉄鋼関税は反ダンピングの選択肢。韓国との貿易協定はかなり悪い。
 報復関税を設けるべきだと考えている」
独の株式市場は0.70%安で取引を終える。
英の株式市場は0.13%安で取引を終える。
WSJ
「米規制当局がVIX関連の価格操作の疑いで調査中」
原油先物3月下の終値は59.19ドル。
NYダウは39.18ドル高の24640.45で取引を終える。
米10年債利回りは2.82%台。VIX指数は24.97へ低下。
NASDAQは0.45%高。S&P500は0.26%高で取引を終える。


<2月14日(水)>

日第4四半期GDP一次速報は予想より弱い年率換算0.5%。
日経平均は6.56円高で寄り付き90.51円安の21154.17で大引け。
中国上海株式市場は0.10%高で始まる。
東京時間に米10年債利回りは一時2.80%台へ低下。
ドル円は一時106円台後半へ下落。ドルストレートが一時上昇。
RBNZ四半期見通し
「2年後のインフレ見通しを前回の2.02%から2.11%へ引き上げ」
NZドル買い反応。
WSJ
「米政府が次期FRB副議長にタカ派で知られるラ
 メスター・クリーブランド連銀総裁の指名を検討」
東京時間後半からドル円が反発。ドルストレートが反落。
独第4四半期GDP速報は予想より弱い前年同期比2.9%。
限定的ながらユーロ売り反応。
中国上海株式市場は0.45%高で取引を終える。
独英の株式市場は前日比プラス圏で始まる。
英中銀調査報告
「不動産動向は引き続き抑制されている。
 住宅需要は特にロンドンや南東地域で弱い」
欧鉱工業生産(12月)は予想より強い前月比0.4%、
欧第4四半期GDP改定値は予想とおりの前年同期2.7%。
市場反応は限定的。
原油先物は58ドル台後半で推移。
ジョンソン英外相
「EU離脱は経済的な脅威ではない。
 離脱路線を脱線することは悲惨な結果もらたす。
 2度目の国民投票は不安と混乱を広げるだけ」
ポンドドルは軟調傾向で推移。
米消費者物価指数(1月)は予想より強い前月比0.5%、
米消費者物価指数コア(1月)は予想より強い前月比0.3%、
米小売売上高(1月)は予想より弱い前月比−0.3%、
米小売売上高(除自動車 1月)は予想より弱い前月比0.0%。
ドル買い反応。ドルストレートが下落。クロス円が下落。
米10年債利回りは上昇。NYダウは下落して始まる。
ドルストレートが反発上昇。ドル円が一時106円台へ反落。
ユーロドルが1.24台へ上昇。クロス円が上昇。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が184.1万バレルの増加。
原油祭物は上昇。
ブルームバーグ
「幼少期に親に連れられ米国に入国した
 不法移民の若者ドリーマーの在留を認める措置(DACA)に関し、
 米上院の超党派グループが合意した」
ムニューシン米財務長官
「予算が想定する成長率に違和感はない。
 (今後10年の成長率の想定が年3%)
 税制変更について議会と協議。今年は賃金上昇が期待される」
トランプ大統領
「安倍首相とけさ電話会談を行い、
 米国でもっと投資するよう要請した」
独の株式市場は1.17%高で取引を終える。
英の株式市場は0.64%高で取引を終える。
原油先物3月限の終値は60.60ドル。
ポンドドルが1.40台へ上昇。豪ドル米ドルが0.79台へ上昇。
報道「南アのズマ大統領が辞任」
NYダウは253.04ドル高の24893.49で取引を終える。
米10年債利回りは一時2.92%へ上昇。VIX指数は19.26へ低下。
NASDAQは1.86%高。S&P500は1.34%高で取引を終える。


<2月15日(木)>

ドル円は一時106円台半ばへ下落。クロス円が反落。
日機械受注(12月)は予想より弱い前月比−11.9%。
日経平均は229.93円高で寄り付き310.81円高の21464.98で大引け。
豪新規雇用者数(1月)は予想より強い1.60万人、
豪失業率(1月)は予想とおりの5.5%。
市場反応は限定的。
中国上海株式市場は旧正月で休場。
米10年債利回りは2.92%台から2.91%台で推移。
原油先物は61ドル台で推移。
麻生財務相
「米国、日本ともに経済のファンダメンタルズは好調である。
 今の状況に特別に介入しないといけないほどの
 急激な円高ではないと考えている」
黒田日銀総裁
「2%の物価目標を達成するために最も適切な政策実施していく。
 デフレ脱却については各種の指標から政府が総合的に判断すること。
 デフレ脱却宣言が行われれば日本経済にとって大きな前進」
ドル円は揉み合いながらも再び106円台前半へ下落。
ロンドン時間序盤はドル売り優勢。ユーロドルが一時1.25台へ上昇。
米10年債利回りは一時2.94%台へ上昇。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
原油先物は60ドル台へ反落。
報道「南アのラマポーザ氏、大統領就任を宣言」
米生産者物価指数(1月)は予想とおりの前月比0.4%、
米生産者物価指数コア(1月)は予想より強い前月比0.4%、
米NY連銀製造業景況指数(2月)は予想より弱い13.1、
米フィラデルフィア連銀製造業指数(2月)は予想より強い25.8、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い23.0万件。
市場反応は限定的。
米鉱工業生産(1月)は予想より弱い前月比−0.1%。
市場反応は限定的。
NYダウは上昇して始まる。
米NAHB住宅市場指数(2月)は予想とおりの72。
米10年債利回りは一時2.88%台へ低下。
IMF報道官
「金融市場の状況は依然として成長をサポート。
 世界経済の成長は持続する。
 直近のボラティリティの高まりは恐らく不可避だった」
独の株式市場は0.06%高で取引を終える。
英の株式市場は0.29%高で取引を終える。
1BTCが1万ドル台を回復。
日本経済新聞
「政府は、黒田日銀総裁の再任のほか、
 副総裁に雨宮・若田部両氏の起用を検討している」
原油先物3月限の終値は61.34ドル。
NY時間終盤にかけてドル売り優勢。ポンドドルが一時1.41台を回復。
米上院
「大統領反対のDACAと国境警備に関する超党派提案を否決」
対米証券投資(12月)は前回値より弱い273億ドル。
NYダウは306.88ドル高の25200.37で取引を終える。
米10年債利回りは2.90%台。VIX指数は19.13へ低下。
NASDAQは1.58%高。S&P500は1.21%高で取引を終える。


<2月16日(金)>

豪RBA総裁 (半期議会証言)
「将来的に金融政策を変更するタイミングは、
 失業率の低下とインフレ目標に向けた進展とに左右される。
 当面は金融政策調整の強い論拠があるとは判断していない。
 豪州の労働市場の改善は、これまでの見通しよりも力強い」
日経平均は91.01円高で寄り付き255.27円高の21720.25で大引け。
麻生財務相
「為替市場の安定は重要。
 必要な場合に対応するという方針に変わりはない。
 引き続き為替市場の動向を緊張感もって対応していく。
 特定の為替水準を念頭において為替政策を行っているわけではない」
中国上海株式市場は旧正月で休場。
黒田日銀総裁
「2%目標に着実に向かっている。
 強力な金融緩和を粘り強く続けていく。
 出口の対応を示していく段階ではない。
 時期尚早な出口戦略の提示は市場の攪乱要因となる。
 ETFを売ったことはない、
 買い入れについて現時点では必要と考えている。
 引き続き強力な金融緩和を続けていく」
報道「黒田日銀総裁が再任へ、政府が再指名」
ユーロドルは1.25台前半で推移。ポンドドルは1.41台前半で推移。
東京時間後半にドル円が105円台へ下落。
浅川財務官
「為替、安定的に推移するのが望ましい。緊張感もって注視する。
 ドル円、株価は短期的に連動性が離れている。
 G20で仮想通貨の取引業者に規制すべきか議論」
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
米10年債利回りは2.88%台から2.89%台で推移。
ロンドン時間にドル円は揉み合いながらも106円台を回復。
クーレECB理事
「緩和策が成長と投資を持ち上げてきた。
 貿易の回復は主に循環的な諸要因によるもの。
 貿易の成長は金融危機前の水準には戻し切れていない」
英小売売上高指数(1月)は予想より弱い前月比0.1%。
発表直後は一時買い反応もポンドドルは1.40台へ下落。
ユーロドルが1.24台へ下落。
米住宅着工件数(1月)は予想より強い前月比9.7%、
米建設許可件数(1月)予想より強い139.6万件。
限定的ながらドル買い反応。
米10年債利回りは2.86%台へ低下。
NYダウは下落して始まる。
アトランタ連銀のGDPナウ第1四半期は3.2%。
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(2月)は予想より強い99.9。
限定的ながらドル買い反応。
ロンドンフィックスに米10年債利回りは一時2.849%へ低下。
独の株式市場は0.86%高で取引を終える。
英の株式市場は0.83%高で取引を終える。
報道
「モラー特別検察官が米選挙中のハッキングでロシア人13人を訴追」
原油先物3月限の終値は61.68ドル。
NY時間後半にユーロドルが一時1.24台を割り込む。
ポンドドルが一時1.40台を割り込む。
豪ドル米ドルが一時0.79台を割り込む。
NYダウは19.01ドル高の25219.38で取引を終える。
米10年債利回りは2.873%。VIX指数は19.46。
NASDAQは0.23%安。S&P500は0.04%高で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初12日に108.87レべで始まり揉み合いを経た後
に13日の東京時間後半から軟調に推移してロンドンフィックスにかけ
て107.41へ下落する展開になりました。その後、14日の東京時間序盤
にかけて107.90へ反発しましたが、その後、東京時間後半に106.84へ
下落する展開になりました。その後、NY時間序盤にかけて107.54へ
反発しましたが、その後、再び反落して、揉み合いながらも軟調に推移
して16日の東京時間に週安値となる105.55へ下落する展開になりま
した。その後、揉み合いながらも反発して106.21レベルで週の取引を
終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初12日に1.2249レベルで始まり東京時間の
後半にかけて1.2297へ上昇しましたが、その後、反落して、NY時間
序盤にかけて週安値となる1.2235へ下落する展開になりました。
その後、切り返して揉み合いながらも堅調傾向で推移して、14日の
東京時間前半にかけて1.2392へ上昇する展開になりました。その後、
反落してNY時間前半に1.2276へ下落しましたが、その後、切り返し
堅調に推移して16日の東京時間後半に週高値となる1.2555へ上昇す
る展開になりました。その後、反落してNY時間終盤にかけて1.2393
へ下落した後に1.2406レベルで週の取引を終えました。




●今週(2月19日から2月23日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは15日NY時間後半の戻り
高値106.86を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は107.00
の「00」ポイント、さらに上昇した場合は14日のNY時間序盤の戻り
高値107.54、ここを上抜けた場合は14日の高値107.90、さらに上昇
した場合は108.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは106.00の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は先週安値105.55、さらに下落し
た場合は105.00の「00」ポイント、2016年8月の高値104.32を巡る
攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標では、19日の日通関ベース貿易
収支、21日の米中古住宅販売件数と米FOMC議事録、22日の米新規
失業保険申請件数、23日の日全国消費者物価指数、などが注目されま
す。


さて先週のドル円は、108円台を下抜けて一時105円台半ばへ下落する
相場展開になりました。

債券市場が崩れたことによる悪い金利上昇と米財政赤字や貿易赤字が
懸念されていているとの指摘がありますが、米10年債利回りが一時
2.94%に上昇して、NYダウも週間1028ドル上昇、そしてVIX指数も
週末時点で19.46へ低下する中、違和感のある相場展開となっていて、
今後、コリレーション(相関)が復調する可能性もありそうです。

今週は米経済指標の発表が少なめですが、21日のFOMC議事録が注目
の焦点になります。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは15日NY時間後半の
押し安値1.2457を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は
1.2500の「00」ポイント、さらに上昇した場合は先週高値1.2555を
巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは16日の安値1.2393を巡る攻防が注目
されます。ここを下抜けた場合は13日NY時間後半の揉み合い下辺の
1.2345、さらに下落した場合は1.2300の「00」ポイントから12日の
高値1.2297、ここを下抜けた場合は14日の安値1.2276、さらに下落
した場合は12日NY時間序盤の安値1.2235を巡る攻防が注目されま
す。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、20日の独・欧ZEW
景気期待指数と欧消費者信頼感速報、21日の仏・独・欧製造業PMI
速報と仏・独・欧サービス業PMI速報、22日の独IFO景況感指数と
ECB理事会議事録要旨、23日の独第4四半期GDP確報と欧消費者
物価指数確報、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、
21日の米中古住宅販売件数と米FOMC議事録、22日の米新規失業
保険申請件数、などが注目されます。


さて先週のユーロドルは、堅調傾向で推移した後に14日の米CPIの
発表直後に一時下押すも、その後に急伸して16日の東京時間にかけて
1.25台半ばへ上昇しましたが、その後は一時1.24台を割り込み反落す
る相場展開になりました。

1.25台半ばでは1月25日にも下押していますが、1.25台半ばは上値が
重い状況もみられているようです。

今週のユーロドルでは、21日のFOMC議事録、22日の独IFO景況感
指数とECB理事会議事録要旨、23日の欧消費者物価指数確報、などが
注目の焦点になりますが、イタリアの総選挙まで2週間となりますので
政治リスクにも注目していきたいものです。





さて今回は、■トレードと凡事のお話 その279 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十九話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週は米10年債利回りが一時2.94%台に上昇して
 NYダウも週間1028ドル上昇、そしてVIX指数も20を下回ったのに
 ドル円は、堅いと言われていた108円をいともたやすく下抜けて、
 一時、105円台半ばまで下落する軟調な相場展開になったよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 先週のドル円は、米10年債利回りやNYダウやVIX指数などとの
 コリレーションを無視するかのような違和感もある下落じゃったが、
 2016年11月以来となる、一時105円台をつけたのう…」


『まぁ、相場は理屈とおりに動かないものだが…、米10年債利利回り
 の上昇は債券市場が崩れたことによる悪い金利上昇としても、
 NYダウが週間で1000ドル超も上昇して、恐怖指数と言われる
 VIX指数も20を割り込み落ち着きを取り戻してきたというのに…、
 そしてまた、黒田日銀総裁を政府が再指名しただけではなく、
 リフレ派の雨宮・若田部両氏の副総裁の起用も検討されているのに
 なんか違和感のある相場展開だったよな…。ジイさん』


「ふむ…。確かに相場が間違っていると言いたいような局面もあり…、
 市場の集合意識ともいえる相場はときに行き過ぎることもがあるが、
 どんな理屈があろうとも価格の動きが真実で、堅いと言われていた
 108円をあたかも無視するかのようにあっさりと下抜けて…、
 そして、プルバックでも108円台を回復できなかったことは
 その後の下落を象徴していたようじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『パウエルFRB新議長にかわった矢先の相場だけど、体制が変わる時
 市場がそれを試すような動きをすることはあるもんだよな…。
 ところで今後、違和感のあるコリレーション崩れはどうなるのかな』


「ドル円相場の方が歩み寄るのか、逆にNYダウやVIX指数の方が
 歩み寄るのかは判らぬが、やがてコリレーションの崩れが復調する
 その可能性はあるのではなかろうかのう…。溜口剛太郎殿」


『ともあれ、「チャートポイントをいともたやすく下抜ける時」、
 「価格が加速感を伴って動く時」、「引き戻しで回復に至らない時」、
 「上げ下げしながらも高値と安値をしっかり切り下げている時」、
 下降トレンドが思いのほか続くことは勉強になったぜ…。ジイさん』


「まぁ、教科書とおりと言えばそのとおりじゃが…、後付けではなく
 『価格が波打ち動くチャートの右端でそれが認識できるかどうか』、
 ということが実践では大切なことになろうのう…。また、、
 『きっと上げる(下げる)はず』、『こんな事は相関上であり得ない』、
 など予想はせず、価格の動きの事実を観ていく事が大切となろう…」


『理屈はどうあれ、また誰がなんと言おうと「価格の動きこそが真実」
 ということか…。トレードは「だろう」の予想で行うものではなくて
 「価格の動きの事実に対応していく」ことが大切なのかもな…』


「ふむ。そう言ってもよいのではなかろうか…。溜口剛太郎殿。
 そしてまた、トレンドも永続することはなく、いつかは転換するが、
 下降トレンドであれば、最後の戻り高値を価格が上抜けた時、
 ダウが崩れることになり、転換の予兆となろうのう…」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ…。『時間の価値のお話』でもさせてもらおうと思っとったが、
 もう既に、前段のお話が長くなり過ぎてしもうたようじゃ…。
 今日は相場のお話とは関係ないが、再生回数がなんと2834万超の
 トランプ大統領にまつわる5分少々の面白い動画をご紹介しよう…。
 https://www.youtube.com/watch?v=dUTtQPMuA1Y 」


『あははっ。パロディだろうけれど、抱腹絶倒の動画だぜ…』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その278


先週一週間で世界の株の時価総額が約5兆ドル減になりました。
そして報道によりますと黒田日銀総裁が続投となるようですね。



●今週(2月12日から2月16日)の主な予定


<2月12日(月)>

※ 建国記念の日の振り替え休日で東京休場。

午後5時15分にスイス消費者物価指数(1月)、
深夜4時に米月次財政収支(1月)、
などが予定されています。
スイス・米の指標には注目です。
そして、米2019年度予算教書の発表が予定されています。


<2月13日(火)>

朝8時50分に日国内企業物価指数(1月)、
午前9時半に豪NAB企業景況感指数(1月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(1月)、
午後6時半に英消費者物価指数(1月)、英生産者物価指数コア(1月)、
同午後6時半に英小売物価指数(1月)、
などが予定されています。英の指標には注目です。


<2月14日(水)>

朝8時50分に日第4四半期GDP一次速報、
同朝8時50分に日第4四半期GDPデフレータ一次速報、
午後4時に独第4四半期GDP速報、
午後7時に欧鉱工業生産(12月)、欧第4四半期GDP改定値、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時半に米消費者物価指数(1月)、米消費者物価指数コア(1月)、
同夜10時半に米小売売上高(1月)、米小売売上高(除自動車 1月)、
深夜12時に米企業在庫(12月)、
などが予定されています。
日・独・欧・米の指標には注目です。
そして、米財務長官の上院財務委員会での
2019会計年度予算案についての証言が予定されています。


<2月15日(木)>

※ 上海が旧正月で休場(21日まで)。

朝8時50分に日機械受注(12月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(1月)、豪失業率(1月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(12月)、
午後3時半に仏第4四半期失業率、
午後7時に欧貿易収支(12月)、
夜10時半に米生産者物価指数(1月)、米生産者物価指数コア(1月)、
同夜10時半に米NY連銀製造業景況指数(2月)、
同夜10時半に米フィラデルフィア連銀製造業指数(2月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時15分に米鉱工業生産(1月)、米設備稼働率(1月)、
深夜12時に米NAHB住宅市場指数(2月)、
早朝6時に対米証券投資(12月)、
などが予定されています。
日・豪・米の指標には注目です。


<2月16日(金)>

※ 上海と香港が旧正月で休場。

早朝6時半にNZ企業景況感(1月)、
午後4時に独卸売物価指数(1月)、
午後6時半に英小売売上高指数(1月)、
夜10時半に米住宅着工件数(1月)、米建設許可件数(1月)、
同夜10時半に米輸入物価指数(1月)、米輸出物価指数(1月)、
同夜10時半に加製造業出荷(12月)、加国際証券取引高(12月)、
深夜12時に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(2月)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。
また、2月16日は北朝鮮故金正日氏の誕生日となっています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(2月5日から2月9日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが88.99で始まり、堅調傾向で推移して
90.46へ上昇して90.22で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.857%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)3月限は週の終値で59.20ドルに下落しました。
NYダウは週間1330.06ドル下落、24190.90ドルで取引を終える。
VIX指数は週末時点で29.06。



<2月5日(月)>

ポンドドルが一時1.41台を割り込む。
日経平均は353.37円安で寄り付き592.45円安の22682.08で大引け。
米10年債利回りは一時2.87%へ上昇。
原油先物は64ドル台後半で推移。
ドル円は109円台へ下落。
アジアの株式市場は下落して始まる。
安倍首相
「軽減税率導入について、方針通り実行していきたい。
 リーマンショック級の出来事等があれば延期する場合もありうる」
中国財新サービス業PMI(1月)は予想より強い54.7。
安倍首相
「マクロ経済的にはまだデフレ脱却とはいえず、
 デフレに戻る見込みが無いとはいえない。
 もっとも、2%物価目標への動きが続いている。
 2%目標へは19年度中の到達見込みと理解している」
黒田日銀総裁
「物価2%を実現するという目標は極めて重要。
 2%へは道半ば、粘り強く緩和続ける必要。
 金融市場で過度な出口戦略への期待の強まりは確認されていない」
東京時間後半にドル円が一時110円台を回復。
東京時間終盤に米10年債利回りは一時2.88%台へ上昇。
中国上海株式市場は0.73%高で取引を終える。
ポンドドルが一時再び1.41台を割り込んだのちに一時やや反発。
独仏英の株式市場は下落して始まる。
ロンドン時間序盤にドル円が再び109円台へ下落。
英サービス業PMI(1月)は予想より弱い53.0。ポンドが反落。
独紙
「メルケル首相与党とSPDは6日の連立合意発表を望んでいる」
原油先物は一時65ドル台へ上昇。
英首相報道官
「英政府の政策はEUの関税同盟から離脱することだ」
NY時間序盤にユーロドルが下落。
米10年債利回りが一時2.82%台へ低下。
パウエルFRB新議長
「説明責任へのコミットを強調したい。
 成長と物価安定をサポートし続ける。
 金融市場の安定に警戒感を払い続ける。
 政策決定についての公平性の伝統に言及」
NYダウは200ドル超下落して始まる。
ドル円は110円台を回復。ポンドドルが一時1.40台を割り込む。
米ISM非製造業景況指数(1月)は予想より強い59.9。反応は限定的。
報道
「2016年に発覚した不祥事をめぐり
 FRBがウェルズファーゴに対する処分を発表。
 同行の取締役4人の交代のほか、内部監督態勢の強化など
 一連の問題が化一決されるまでは、事前の許可なしに
 2017末時点を超える規模の総資産を保有することを禁じられる。
 FRBは9月30日までに改革の概要をまとめ、
 外部の企業による審査を受けるよう命じた」
ウェルズファーゴが大幅下落。
ドラギECB総裁 (議会証言)
「ユーロ圏経済は拡大している。
 フォワードガイダンスは安定的な枠組みを提供している。
 政策は指標の進展次第。物価は目標に向かっている。
 過度な為替変動による新たな逆風を予想」
ユーロドルは揉み合いの後にやや反落。
トランプ大統領側近 (FOXニュースのインタビュー)
「株式相場の下落を懸念している。
 米経済のファンダメンタルズは依然強い」
独の株式市場は0.76%安で取引を終える。
英の株式市場は1.46%安で取引を終える。
ミネアポリス連銀総裁
「株バリュエーションは上限だがバブルには程遠い。
 先週の米雇用統計は賃金上昇の可能性を示す。
 ドル安はインフレ圧力につながる可能性も。
 リスクは概ね均衡が取れている。金融危機とは見ていない。
 イールドカーブのスティープ化は朗報」
原油先物3月限の終値は64.15ドル。
NYダウが終盤に一時1597ドルの大幅下落。(過去最大の下げ幅)
米10年債利回りは一時2.70%台へ下落。
ドル円が109円台前半へ下落。クロス円が下落。
ユーロドルが1.23台へ下落。ポンドドルが1.39台へ下落。
豪ドル米ドルが0.78台へ下落。
NYダウは1175.21ドル安の24345.75で取引を終える。
VIX指数は37.32へ上昇。
NASDAQは3.78%の下落。S&P500は4.10%の下落。


<2月6日(火)>

米10年債利回りは一時2.69%台へ低下。
ダウ先物が24000ドル台を割り込む。
ドル円が一時109円台を割り込む。原油先物は63ドル台へ下落。
米財務省報道官 (株価急落について)
「市場が上向きに戻る前の調整。
 相場急落が長く続くと予想していない。
 米経済のファンダメンタルズは強い」
日経平均415.08円安で寄り付き1071.84円安の21610.24で大引け。
日経平均は一時1600円超の下落。
米10年債利回りは一時2.75%台へ反発。
サンダース米大統領報道官
「米国の経済成長は勢いを増している。
 失業率は歴史的な低水準にあり米国の勤労者の賃金も上昇しており、
 わが国の長期的な経済のファンダメンタルズは依然並外れて力強い。
 トランプ大統領が重視しているのは長期のファンダメンタルズ。
 トランプ大統領が推し進める税制改革と規制改革が、
 米経済をさらに強め、経済成長をより加速させていく」
豪貿易収支(12月)は予想より弱い−13.58豪ドル、
豪小売売上高(12月)は予想より弱い前月比−0.5%。豪ドル売り反応。
中国上海株式市場は1.99%安で始まる。アジアの株式市場が大幅下落。
米10年債利回りは一時2.64%台へ低下。ドル円が108円台へ下落。
ダウ先物が一時500ドル超の下落。
豪RBAが政策金利を1.50%に据え置く。
豪RBA声明
「低金利が引き続き豪経済を支える。
 経済成長に伴い少しずつ物価は上昇。金融政策ポリシーに変化なし。
 失業率の低下は徐々に進む。
 将来的なインフレターゲットの達成に金利据え置きは合致している。
 物価は2018年には2%のやや上。
 豪ドル高はインフレや経済成長の加速を鈍化させる可能性。
 賃金上昇の鈍さは暫く続く」
市場反応は限定的ながら豪ドルは軟調傾向で推移。
安倍首相
「黒田日銀総裁を信頼。金融緩和政策を進めていただきたい。
 実体経済は日米とも良好。日々の株価の動きにコメント控える」
黒田日銀総裁
「内外ともにファンダメンタルズはしっかりしている。
 金融資本市場の動き十分に注意したい。
 政策運営方針全く変わりない。
 物価2%目標達成は道半ば、強力な緩和粘り強く続ける。
 マネタリーベースが前月比で減ったのは事実。
 政府預金変化などの季節要因に寄るもの」
桑原日銀理事 
「仮想通貨、リスク説明や安全対策実施が必要。
 投資家はリスクをしっかり認識する必要」
1BTCが一時6000ドルを割り込む。
ロンドン時間序盤にドル円が109円台を回復。
中国上海株式市場は3.35%安で取引を終える。
独製造業新規受注(12月)は予想より強い3.8%。
ユーロドルが一時1.24台を回復。
英の株式市場は1.7%安、独の株式市場は3.6%安で始まる。
ダウ先物は一時24000ドル台を回復。独の株式市場は下げ幅を縮小。
ロンドン時間序盤に米10年債利回りは一時2.76%台に上昇。
メルケル独首相
「大連立交渉、痛み伴う妥協の用意がある」
バイトマン独連銀総裁
「ユーロ圏は成長のお荷物から牽引役へと転じた。
 しかし、全ての問題が解決したと考えることが最大のリスク。
 特定の地域や経済セクターへのショックが波及するリスクある。
 G20での協調など多国間の協力は機能している。
 一部の国が多国間での合意に疑問を呈していることを懸念」
ペンス米副大統領
「経済ファンダメンタルズは非常に強い状況続いている。
 株価急落、単なる市場の上下動の可能性高い」
ロンドン時間にVIX指数が一時50超に上昇。
米貿易収支(12月)は予想より弱い−531億ドル。
加貿易収支(12月)は予想より弱い−31.9億加ドル。
市場反応は限定的。
ポンドドルが1.38台へ下落。ユーロドルが1.23台前半へ下落。
セントルイス連銀総裁
「インフレ期待は強まっているがなお低水準。
 直近の雇用統計は良好な指標。
 雇用市場とインフレの関連性は崩れている。
 投資ブームを注意深く見ている。
 インフレ警戒が市場急落の一因につながった」
ムニューシン米財務長官
「市場のボラティリティーを過度に懸念していない。
 ボルカールールは金融システムにリスクを引き起こしていない」
NYダウが下落して始まるも上昇に転じて乱高下に。
ポンドドルが1.39台を回復。
独の株式市場は2.32%安で取引を終える。
英の株式市場は2.64%安で取引を終える。
米3年債入札では最高落札利回り2.280%、応札倍率3.00倍。
ユーロドルが一時1.24台を回復。
原油先物3月限の終値は63.39ドル。
米10年債利回りは2.79%台へ上昇。
NYダウは567.02ドル高の24912.77で取引を終える。
VIX指数は29.98へ低下。
NASDAQは2.13%の上昇。S&P500は1.74%の上昇。


<2月7日(水)>

米10年債利回りは2.80%台へ上昇。
NZ第4四半期失業率は予想より強い4.5%。NZドル買い反応。
ムニューシン財務長官 (下院の金融サービス委員会での公聴会)
「先日の発言についてはいくつかの文脈を無視して引用されている。
 強いドルを支持している。長期的には強いドルが国益となる」
報道
「下院は、3月23日までの暫定予算案を可決。
 暫定予算案には2018年度の国防予算が盛り込まれている。
 賛成245、反対182 法案を上院に送付」
日経平均は391.05円高で寄り付き35.13円高の21645.37で大引け。
日経平均は一時600円超の上昇。
原油先物は63ドル台で推移。
ブルームバーグ (英政府高官談話)
「メイ英内閣はEU離脱プランを週内に承認できない見通し。
 EU側が望むある程度の明確さを今週中に示す事はできない見込み。
 移行期間の条件をめぐる3月の合意期限については楽観的」
ドル円やクロス円はやや軟調傾向で推移。
米10年債利回りは一時2.75%台へ低下。
中国上海株式市場は1.25%高で始まり1.82%安で取引を終える。
独鉱工業生産(12月)は予想より強い前月比−0.6%。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。ダウ先物は200ドル超の下落。
ロンドン時間序盤にドル円が109円台を割り込む。
独SPD「連立協議で合意に達した」
市場反応は限定的。
ロンドン時間にポンドドルが一時1.39台を割り込む。
ダラス連銀総裁
「市場に調整が入ることは健全なこと。
 緩和解除は忍耐強くバランスがとれた方法で。
 完全雇用をオーバーシュートすることもある得る」
NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.80%台へ上昇。
EU
「今年の成長予想を2.3%に引き上げ。(従来2.1%)
 2019年成長予想は2.0%。個人消費、企業投資が成長を牽引。
 欧州圏内の失業率低下、世界経済の拡大もプラス材料。
 リスク資産が調整局面を迎える可能性。
 英EU離脱、保護主義などがマイナス材料」
NY連銀総裁
「FRBは市場のフィードバック・ループに注目。
 株式相場の急変は景気見通しに影響与えない。
 株下落はまだ中央銀行が重視する話ではない。
 全体的に市場機能は健全。全体的に流動性も健全。
 流動性の規制の影響について研究を継続」
NY時間にユーロドルが1.22台へ下落。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が189.5万バレルの増加。
原油先物が下落。
シカゴ連銀総裁
「インフレ上向けば、追加利上げを支持。
 現在のデータは年央までの据え置きを正当化。
 失業率は2020年末までに3.5%に低下。
 米経済は全てのシリンダーで火がついている。
 12月に利上げに反対したのはぎりぎりの判断」
オーストリア中銀総裁
「二つの大きな驚きがある。
 米財務省は意図的にドル押し下げを試みている。
 トランプ大統領の側近に好影響を与える人材がいない」
独の株式市場は1.60%高で取引を終える。
英の株式市場は1.93%高で取引を終える。
報道
「米上院指導部が2年間の予算を超党派で合意」
マコニル米共和上院院内総務
「合意は完全ではないが、共通の土台を見つけた」
米10年債入札では最高落札利回り2.811%、応札倍率2.34倍。
原油先物3月限の終値は61.79ドル。
米10年債利回りは一時2.86%台へ上昇。
RBNZが政策金利を1.75%に据え置く。
RBNZ声明
「政策は相当な期間緩和的。
 多くの不確実性残り、政策は調整必要な可能性。
 世界的なインフレからの圧力の兆候。
 インフレ率は2020年第3四半期に目標の2%に達すると予想
 (従来は2018年第2四半期)」
NZドル売り反応。
NYダウは19.42ドル安の24893.35で取引を終える。
VIX指数は27.73へ低下。
NASDAQは0.50%の下落。S&P500は0.90%の下落。


<2月8日(木)>

日経平均は76.20円高で寄り付き245.49円高の21890.86で大引け。
サンフランシスコ連銀総裁
「今年来年と物価上昇が加速する見通し。
 緩やかな利上げペースの継続が望ましい。
 今年2.5%の成長を見込んでいる。
 減税が成長を押し上げる。生産性の伸びは緩やか。
 個人消費、企業活動、建設投資などはすべて力強い。
 財政の道筋は持続不可能。
 労働市場は逼迫。FRBはインフレに焦点。
 成長見通し引き上げは、本格的なギアチェンジを意味していない。
 今年の利上げが3回か4回かで確固たる見解はない」
米10年債利回りは2.81%台から2.83%台で推移。
報道
「北朝鮮は8日午前、朝鮮人民軍創建70年の節目に合わせて、
 首都平壌の金日成広場で軍事パレードを行った」
中国上海株式市場は0.85%安で始まり1.43%安で取引を終える。
中国貿易収支(1月)は予想より弱い203.4億ドル。
独英の株式市場は下落して始まる。
ロンドン時間序盤はポンドドルやユーロドルなどドルストレート下落。
バイトマン独連銀総裁
「ECBの緩和的な姿勢は引き続き適切。
 市場の反応を恐れずに情報発信すべき。
 インフレに対する為替の影響を注視。市場の混乱動揺する必要ない。
 ユーロの上昇が景気拡大を脅かす公算は小さい。
 成長が予想通りならば一段のQEの必要はない」
豪中銀総裁
「豪中銀の四半期経済予測は大方変わりなし。
 次の金利の動きは引き上げとなる公算。
 株式市場の変動は豪中銀の成長見通しに影響を与えてない
 失業の削減に進展、CPIは緩やかに上昇。
 利上げは雇用とCPIに一層の進展が見られた場合のみ」
ダラス連銀総裁
「今年は3回の利上げが引き続き基本的なシナリオ。
 今年は一段の労働市場の引き締まりを予想。
 市場に不均衡が生じることは回避されるべき。
 株価急落の経済への波及はみられていない」
欧ECB月報
「昨年後半に経済成長ペースが加速。
 インフレはまだ目標を下回っているが達成する確信を深めた。
 ユーロ圏の成長見通しリスクはバランスがとれている。
 短期的には成長ペースが強まる可能性。
 為替相場と世界経済の状況がリスク」
プラートECB理事「金利ガイダンスの重要性が増すだろう」
ダラス連銀総裁 (ブルームバーグのインタビュー)
「景気拡大を持続させるベストの方法は緩和策の解除。
 緩和策は目標に達しなくても解除を進めるべき。
 あまりにも異常な期間が調整もなく続いた。
 金融環境は引き続き警戒を要する」
英BOEが政策金利を0.50%に据え置く、
英BOEが資産買取プログラム規模を4350億ポンドに据え置く。
英BOE
「政策金利据え置きと資産購入枠の据え置きは9対0で決定。
 利上げ時期の見通しは11月時点よりも早まる公算。
 成長見通し引き上げ、インフレ率は目標水準上回り続ける」
英BOE四半期インフレリポート
「2018年成長見通しは1.7%(前回1.5%)
 2019年成長見通しは1.8%(前回1.7%)
 2020年成長見通しは1.7%(前回1.7%)
 2018年インフレ見通しは2.9%(前回2.6%)
 2019年インフレ見通しは2.3%(前回2.3%)
 2020年インフレ見通しは2.2%(前回2.2%)」
英10年債利回りが1.60%超台へ急上昇。ポンドルが1.40台へ上昇。
カーニー英BOE総裁
「世界経済成長は従来よりも一層、広範に強まっている。
 英国の需要の伸びは供給の伸びを上回っている。
 供給能力の増大は限定的な伸びに留まっている。
 国内のインフレ圧力はしっかりとしているようだ。
 CPIは短期的に再び3%を上回る可能性。
 賃金は底堅く、生産性は回復途上。
 CPIが目標に達していることでより早い利上げとなる見込み。
 利上げは段階的なものとなろう。利上げの時期は経済統計次第。
 今年は英EU離脱交渉にとって重要な一年に」
プラートECB理事
「QE終了が近づけば相当期間の文言をより具体的に表現する必要」
米新規失業保険申請件数は予想より強い21.1万件。
米10年債利回りは一時2.88%台へ上昇。
フィラデルフィア連銀総裁
「インフレ上昇の一部はドルが左右。
 ドル安が続けばインフレ一気に加速も。
 18年はなお2回の利上げを予想。3回の可能性は否定せず。
 荒い相場変動も個人消費や設備投資に影響しない見通し」
ミネアポリス連銀総裁
「債務増で米国の信頼がいずれ損なわれる恐れ。
 減税の景気への影響は未知数。
 賃金上昇の持続が金利に影響を与える必要。
 債券市場はインフレがコントロール下にあることを示唆。
 ビットコインは通貨とは見ていない。商品」
米の株式市場は軟調に推移。
NY時間に米10年債利回りは2.80%台へ低下。ドル円が反落。
ポンドドルが1.40台を割り込む。
報道
「米上院銀行委員会はFRB理事にグッドフレンド氏を承認」
独の株式市場は2.62%安で取引を終える。
英の株式市場は1.49%安で取引を終える。
ドル円が108円台へ下落。ポンドドルが一時1.39台を割り込む。
ダドリーNY連銀総裁
「今回の株安は大したことではない。
 債券利回りの上昇が株式市場を圧迫。
 株安が更に続けば消費に影響及ぼす可能性も。
 景気見通し上向けば、今年4回の利上げもあり得る。
 長期金利上昇はFOMCの金利見通しが一因。
 金融引き締めの市場織り込み具合は適切」
米30年債入札では最高落札利回り3.121%、応札倍率2.26倍。
原油先物3月限の終値は61.15ドル。
NYダウは1032.89ドル安の23860.46で取引を終える。
VIX指数は33.46へ上昇。NYダウの下げ幅は史上2番目。
NASDAQは3.90%の下落。S&P500は3.75%の下落。


<2月9日(金)>

原油先物が60ドル台へ下落。
日経平均は383.12円安で寄り付き508.24円安の21382.62で大引け。
日経平均は一時700円超の下落。
東京時間はドル円が109円台を回復。
麻生財務相 (株式市場について)
「市場価格はさまざまな要因で決まる。
 アルゴリズム取引のせいか、やたら値幅が大きい。
 市場動向を引き続き注視している。
 米国経済は雇用も改善し着実な好循環が生まれている。
 米国はじめ世界経済のファンダメンタルズ悪くない」
中国上海株式市場は2.73%安で始まる。アジアの株式市場は軟調推移。
中国消費者物価指数(1月)は予想とおりの前年同月比1.5%、
中国生産者物価指数(1月)は予想とおりの前年同月比4.3%。
カンザスシティ連銀総裁
「今年と来年で3回の利上げ実施が理にかなっている。
 緩やかなペースでの利上げが重要。
 賃金の上昇加速は経済成長に歓迎すべきもの。
 労働市場の逼迫が物価を押し上げる可能性」
報道
「暫定予算の期限が8日となる中、米下院での採決は
 現地時間9日午前3時から6時になると発表された。
 見通し通りの採決となった場合、無事通過した場合でも
 一旦失効した形となる」
報道
「米国東部時間で9日午前0路を過ぎたことで、
 8日までとなっている暫定予算が失効し、
 一部政府機関で閉鎖が始まっている」
スイス失業率(1月)は予想より強い3.3%。
中国上海株式市場は4.05%安で取引を終える。
ロンドン時間序盤に米10年債利回りは一時2.86%台へ上昇。
ドル円がやや上昇。
英鉱工業生産(12月)は予想より弱い前月比−1.3%、
英製造業生産(12月)は予想とおりの前月比0.3%、
英貿易収支(12月)は予想より弱い−135.76億ポンド。
発表直後の反応は限定的も、その後、ポンドが軟調に推移。
独英の株式市場はマイナス圏で推移。
独仏政府
「G20で仮想通貨について議論すること要請」
米下院
「政府機関閉鎖を解除する暫定予算案を可決」
ロンドン時間にドル円が109円台を割り込む。クロス円が軟調推移。
加新規雇用者数(1月)は予想より弱い−8.80万人、
加失業率(1月)は予想より弱い5.9%。
発表直後は加ドル売り反応。
NY時間序盤にドル円が一時109円台を回復。
報道
「トランプ大統領は予算案に署名。
 同法案は3月23日までの政府資金を手当てするほか、
 連邦債務上限適用を2019年3月まで停止する内容」
米卸売在庫確報値(12月)は予想より強い前月比0.4%。
NYダウは一時300ドル超の上昇も300ドル超の下落に。
独の株式市場は1.25%安で取引を終える。
英の株式市場は1.09%安で取引を終える。
原油先物3月限の終値は59.20ドル。
共同通信
「日政府は、黒田日銀総裁を再任する方針を固めた」
NYタイムズ電子版
「ドメスティックバイオレンス(DV)の疑いが浮上し
 秘書官を辞任したポーター氏に関する対応を巡り、
 ケリー大統領首席補佐官が辞意を周囲に漏らした」
NYダウは終盤に反発して330.44ドル高の24190.90で取引を終える。
米10年債利回りは2.857%。VIX指数は29.06へ低下。
NASDAQは1.44%高。S&P500は1.49%高で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初5日110.20レベルで始まり週高値となる110.29
へ上昇した後に110円台を割り込み、NY時間前半に110.26へ反発し
ましたが、その後、反落して6日の東京時間にかけて108.45へ下落す
る展開になりました。その後、7日のオセアニア時間にかけて109.71
へ反発しましたが、その後、ロンドン時間にかけて108.92へ反落する
展開になりました。その後、揉み合いながらも8日のロンドン時間序盤
にかけて109.78へ反発しましたが、その後、再び反落して9日のオセ
アニア時間にかけて108.49へ下落する展開になりました。その後、
ロンドン時間序盤にかけて109.30へ反発しましたが、その後、再び反
落してNY時間後半に週安値となる108.04へ下落する展開になりまし
た。その後、反発して108.79レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初5日1.2437レベルで始まり揉み合いを経た
後にロンドン時間に週高値となる1.2474へ上昇しましたが、その後、
反落して、6日の東京時間にかけて1.2351へ下落する展開になりまし
た。その後、ロンドン時間序盤に1.2434へ反発しましたが、NY時間
前半にかけて1.2314へ反落する展開になりました。その後、7日の
ロンドン時間序盤にかけて1.2405へ反発しましたが、その後、再び
反落して揉み合いながらも8日のNY時間序盤にかけて1.2212へ下落
する展開になりました。その後、1.2295へ反発した後に1.22台前半
から後半を範囲とする揉み合いが続きましたが、9日のNY時間後半に
週安値となる1.2205へ下落する展開になりました。その後、反発して
1.2251レベルで週の取引を終えました。




●今週(2月12日から2月16日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは109.00の「00」ポイント
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は9日高値109.30、
さらに上昇した場合は8日高値109.78、ここを上抜けた場合は110.00
の「000」ポイント、さらに上昇した場合は5日のNY時間の戻り高値
110.26から先週高値110.29を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは6日安値108.45を巡る攻防が注目され
ます。ここを下抜けた場合は先週安値の108.04から108.00の「00」
ポイント、さらに下落した場合は9月8日の安値107.31を巡る攻防が
注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標では、12日の米月次財政収支、
14日の日第4四半期GDP一次速報と米消費者物価指数と米小売売上高
15日の日機械受注と米生産者物価指数とNY連銀製造業景況指数と
フィラデルフィア連銀製造業指数と米新規失業保険申請件数と米鉱工業
生産と米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、16日の米住宅着工件数
と米建設許可件数とミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目さ
れます。


さて、2月2日の米雇用統計の発表を契機としてインフレ警戒の高まり
から米債券市場の巻き戻しが起こり、投資マネーの逆回転は株式市場で
も強まり、先週一週間で世界の株の時価総額が約5兆ドル減となって、
NYダウが5日と8日に1000ドル超の下落となるなど、世界的に株式
市場が大荒れになり、リスク回避の円買いとドル買いの一週間になりま
した。

ドル円は、円買いとドル買いの綱引きとなりましたが、週間で140Pips
ほど下落する展開になりました。引き続き米債券市場および米10年債
利回りの動向と、株式市場の動向およびVIX指数が注目されますが、
14日の米消費者物価指数と米小売売上高が注目の焦点になります。
債券・株式市場の動向を含めて次第によってはボラタイルな相場展開に
なる可能性もありそうです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは8日高値1.2295から
1.2300の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた
場合は6日の安値1.2314、さらに上昇した場合は1.2400の「00」ポイ
ントから7日高値1.2405、ここを上抜けた場合は6日高値1.2434を
巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは先週安値1.2205から1.2200の「00」
ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1月18日
安値1.2165、さらに下落した場合は1.2100の「00」ポイント、ここを
下抜けた場合は9月8日の高値1.2092から1月4日の高値1.2088、
さらに下落した場合は8月29日の高値1.2070から1月11日の高値
1.2059を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、14日の独第4四半期
GDP速報と欧鉱工業生産と欧第4四半期GDP改定値、などが注目され
ますが、対ドル通貨ペアとして、12日の米月次財政収支、14日の米消
費者物価指数と米小売売上高、15日の米生産者物価指数とNY連銀製
造業景況指数とフィラデルフィア連銀製造業指数と米新規失業保険申請
件数と米鉱工業生産と米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、16日の
米住宅着工件数と米建設許可件数とミシガン大学消費者信頼感指数速報
などが注目されます。


さて、5日のドラギECB総裁の議会証言では「ユーロ圏経済は拡大し
ている。(中略) 政策は指標の進展次第。物価は目標に向かっている。
過度な為替変動による新たな逆風を予想」などが示され、また7日には
(SPDの党員承認投票は残るも) 独連立協議が一応ながら合意となりま
したが、IMM通貨先物でのユーロの買い越しはやや減じるも6日時点
で140823枚の買い越しとなっていることも背景に、先週一週間で世界
の株の時価総額が約5兆ドル減となるなど投資マネーの逆回転を背景と
したリスク回避のドル買いに押されて、ユーロドルは週間で180Pips
超の下落となりました。

今週のユーロにかかわるイベントでは14日の独第4四半期GDP速報
と欧鉱工業生産などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、14日
の米消費者物価指数と米小売売上高が注目の焦点になります。
次第によってはボラタイルな相場展開になり可能性もありそうです。
また、相関がある原油先物価格の動向も注目されます。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その278 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十八話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週も市場ではいろいろな出来事があったけど、
 NYダウが週に2回も1000ドル超下落したのは凄まじかったよな』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 インフレ警戒の高まりから米債券市場の巻き戻しが起こり、
 投資マネーの逆回転は株式市場でも強まり世界的に株価が下落して
 NYダウも5日に一時、過去最大の1597ドルも下落したのう…。
 また、VIX指数も6日のロンドン時間に一時50超に上昇するなど、
 先週の市場は世界的に大荒れだったのう…」


『まぁ、為替市場のほうはそれほど荒れたわけではないが、
 債券市場や株式市場は今後、どんな展開になるのかねぇ…』


「2008年以来の各国中銀の量的緩和も背景に、世界の債権の17年末の
 時価総額は推計で169兆ドルにまで膨張しているとともに、
 今般の株式市場の下落に対して、NY連銀のダドリー総裁が
 『this is small potatoes (取るに足らない)』と発言するなど、
 FRBの要人の利上げへの強気な姿勢は警戒されており、今後、
 債券市場や株式市場の調整が進む可能性は否定できぬが…、
 ただ、NYダウのチャートでは一目均衡表の日足で雲を割り込むも、
 2016年からの上昇トレンドラインは割り込んでいなく、
 NYダウは先週末に330.44ドル高となって、VIX指数も29.06と
 落ち着きを見せていることから、下げは一旦は一服となる可能性も
 あるのではなかろうかのう…。溜口剛太郎殿」


『株式市場は高値圏での波乱の状況だけどさぁ、
 早く落ち着きを取り戻してもらいたいもんだぜ…。
 ところで…、米暫定予算案はすったもんだの末に可決となり、
 また、ケリー大統領首席補佐官が辞意を表明したとのニュースや
 「黒田日銀総裁、続投」の報道もあったよな…。ジイさん』


「ふむ。黒田日銀総裁の続投は日銀の金融緩和継続として
 市場に安心感を与えるのではなかろうかのう…」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう…。今日は『価格のaccelerate(加速)のお話』
 でもさせてもらうとしようかのう。溜口剛太郎殿。」


『まぁ、よろしい。聞いてやるとしようじゃないか…。ジイさん』


「価格の動きは、不活発でボラティリティが停滞気味となることも、
 また一方、活発に動きボラティリティが高まる事があるものでのう」


『ボラティリティが拡大と縮小を繰り返す事に異論を問える人はいなく
 まぁ、相場の1つの摂理と言ってもよいんじゃないかな…。
 苛つくような小幅揉み合いの低ボラの状況が延々と続く事もあれば、
 価格が走りボラが拡大してナイアガラ状態になる事もあるもんだぜ』


「そして、低ボラ状況では価格の変化速度も遅くローソク足も小さいが
 ボラが拡大するる時は価格の変化速度も速くローソク足も大きくなる
 傾向があるものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『あははっ。そんなの当たり前の事じゃないかよ。ジイさん。
 時間区切りで描画されるローソク足は価格の変化速度が遅いと小さく
 一方…、価格の変化速度が速いとローソク足も大きくなるもんだぜ』


「そして、相場には前回高値安値、レジサポ、フィボナッチのポイント
 またラウンドナンバーなど、チャートポイントが存在するが…、
 チャートポイントをよちよち抜ける時はダマシになりがちでも、
 価格の変化速度が速く大きなローソク足となってチャートポイントを
 あたかも無視するかのように勢いよく一気に抜け去る時、価格が走り
 ブレークしてボラティリティが拡大することが多いものでのう…」


『まぁ…、チャートポイントを勢いよく抜けてもダマシとなることも、
 また一旦、チャートポイント抜けてからリバースムーブ(引き戻し)
 となって、それからレジサポ転換のロールリバーサルを確認してから
 再上昇(再下降)となって本格的に動意づくこともよくあるが…、
 大きなローソク足でチャートポイントを抜けることは、まぁ、
 1つの動意昂進のエビデンスになることは多いわなぁ…。ジイさん』


「ふむ。『価格のaccelerate(加速)』が動意の高進や変化の狼煙として
 大切な示唆やエビデンスとなることは多いものなのじゃのう…。
 『小幅レンジとなっていた帯域ゾーンを大きなローソク足で抜ける』
 という事だけではなく…、たとえば、下落時の陰線の連なりの後に
 最後の陰線よりも大きな陽線で切り返した場合、これは包み足とか
 エンガルフィンバーと呼ぶが、大きな陽線の示現は買い勢力の強まり
 を示して陽転の1つのサインとなることがあり…、
 また、たとえば、下落時の最後の長い陰線が急速に切り返した時、
 実体よりはるかに長い下ヒゲを示現することがあるが、
 これはピンバーとも呼ばれ、長いヒゲ部は『みなし長大陽線』として
 観てよく、急速に買いの勢力が強まったことを示して、
 陽転の1つのサインとなることがあり…、
 そして、たとえば、下落時のローソク足の形において
 『ピンバー + 次足に大きめの陽線示現』はキーリバーサルと呼ばれ
 下落が転換する重要なサインとなる事があるのじゃのう…」


『こうしてみると、「たかがローソク足」と軽視しがちではあるが…、
 チャートポイントのブレークでも、価格の方向転換においても
 「これまでよりも大きなローソク足が示現した時」は
 「プラインアクションとして重要な示唆になる」ことが少なくなく、
 あながち軽視すべきではないのかもしれないよな…。ジイさん』


「ふむ…。『価格のaccelerate(加速)』を伴う大きめのローソク足や
 長大ヒゲの示現はトレードの大切な示唆になる事が多いのじゃのう」


『あははっ。「価格のaccelerate(加速)に刮目(かつもく)せよってか…』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その277


先週末のNYダウは665ドル安と金融危機以来の暴落になりました。
さて、今週9日から第23回冬季五輪・平昌大会が開催されますね。



●今週(2月5日から2月9日)の主な予定


<2月5日(月)>

※ メキシコは憲法記念日で休場。

午前10時45分に中国財新サービス業PMI(1月)、
午後5時50分に仏サービス業PMI改定値(1月)、
午後5時55分に独サービス業PMI改定値(1月)、
午後6時に欧サービス業PMI改定値(1月)、
午後6時半に英サービス業PMI(1月)、
午後7時に欧小売売上高(12月)、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(1月)、
深夜1時からドラギECB総裁の発言、
などが予定されています。
中国・英・欧・米の指標とドラギECB総裁の発言には注目です。


<2月6日(火)>

※ NZは建国記念日で休場。

午前9時01分に英BRC小売売上高調査(1月)、
午前9時半に豪貿易収支(12月)、豪小売売上高(12月)、
昼12時半に豪RBA政策金利発表、豪RBA声明、
午後4時に独製造業新規受注(12月)、
午後4時45分に仏財政収支(12月)、
夜10時半に米貿易収支(12月)、
同夜10時半に加貿易収支(12月)、
深夜12時に加Ivey購買部景況指数(1月)、
などが予定されています。
豪・独・米の指標には注目です。
そして、BNPパリバの決算発表も予定されています。


<2月7日(水)>

朝6時45分にNZ第4四半期就業者数、NZ第4四半期失業率、
午後2時に日景気先行指数速報(12月)、日景気一致指数速報(12月)、
午後4時に独鉱工業生産(12月)、
午後4時45分に仏貿易収支(12月)、仏経常収支(12月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時半に加建設許可件数(12月)、
早朝5時に米消費者信用残高(12月)、
同早朝5時にRBNZ政策金利、RBNZ声明、
などが予定されています。
NZ・独の指標には注目です。
そして、ウニクレディトの決算発表も予定されています。


<2月8日(木)>

朝8時50分に日国際貿易収支(12月)、日国際経常収支(12月)、
午前9時01分に英RICS住宅価格(1月)、
(時間未定) 中国貿易収支(1月)、
午後2時に日景気現状判断DI(1月)、日景気先行き判断DI(1月)、
午後4時に独貿易収支(12月)、独経常収支(12月)、
午後6時に欧ECB月報、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE資産買取プログラム規模、
同夜9時に英BOE議事録要旨、英BOE四半期インフレリポート、
夜10時15分に加住宅着工件数(1月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加新築住宅価格指数(12月)、
などが予定されています。
日・中国・英・米の指標には注目です。
そして、ソシエテ・ジェネラルとコメルツ銀行の
決算発表も予定されています。
また、この日が米暫定予算期限切れとなります。


<2月9日(金)>

午前9時半に豪RBA四半期金融政策報告、豪住宅ローン件数(12月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(1月)、中国生産者物価指数(1月)、
午後1時半に日第三次産業活動指数(12月)、
午後3時45分にスイス失業率(1月)、
午後4時45分に仏鉱工業生産(12月)、
午後6時半に英鉱工業生産(12月)、英製造業生産(12月)、
同午後6時半に英貿易収支(12月)、
夜9時に英NIESRのGDP予想、
夜10時半に加新規雇用者数(1月)、加失業率(1月)、
深夜12時に米卸売売上高(12月)、米卸売在庫(12月)、
などが予定されています。
豪・中国・英・加の指標には注目です。
そして、第23回冬季五輪・平昌大会が開会します。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(1月29日から2月2日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが88.91で始まり、89.47へ上昇した後に
88.39へ下落して、その後、反発して89.04で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.841%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)3月限は週の終値で65.45ドルに下落しました。
NYダウは週間1095.75ドル下落、25520.96ドルで取引を終える。



<1月29日(月)>

日経平均は75.26円高で寄り付き2.54円安の23629.34で大引け。
東京時間に米10年債利回りは一時2.69%台へ上昇。
ユーロドルが一時1.24台を割り込む。
麻生金融相
「本日、仮想通貨取引に対して業務改善命令を出した」
中国上海株式市場は0.99%安で取引を終える。
ロンドン時間序盤に米10年債利回りは2.70台へ上昇。
ドル円が一時109円台を回復。ユーロドルが一時1.24台を割り込む。
独5年債利回りは一時0.002%。(20015年12月以来のゼロ%超え)
浅川財務官
「為替市場、投機的な動きあるか緊張感持って注視」
プラートECB理事
「国内の物価圧力は引き続き抑制されている。
 大規模な金融緩和策が引き続き必要。
 政策の設定はデータに依存している」
ロンド時間前半にダウ先物がマイナス圏へ反落。
原油先物は65ドル台へ下落。
ロンドン時間前半に米10年債利回りは一時2.72台へ上昇。14年来。
ユーロドルが1.23台へ下落。ポンドドルが1.41台を割り込む。
報道
「北朝鮮、五輪前に南北合同行事中止を通告」
米コアPCEデフレータ(12月)は予想とおりの前月比0.2%。
アトランタ連銀GDPナウ第1四半期の見通しは4.2%。
ドル円が一時109円台を回復。
EU「英国の移行期間の交渉入りを正式に承認。期限は20年12月」
デービスEU離脱交渉担当相
「3月のEU首脳会談までには決着させたい」
ブルームバーグ (関係筋の話)
「ECBは月300億ユーロで9月末まで実施する予定の資産購入を
 突然終了させるよりも3ヵ月程度かけてゼロにする方針を堅持へ」
NY時間後半に米10年債利回りは2.69%台へ低下。
NYダウは177.23ドル安の26439.48で取引を終える。
NASDAQとS&P500も反落。VIX指数は13.61に上昇。


<1月30日(火)>

NZ貿易収支(12月)は予想より強い6.40億NZドル。
日経平均は70.01円安で寄り付き337.37円安の23291.97で大引け。
日経平均は5日続落。
ドル円は一時108円台後半へ下落。
麻生財務相
「仮想通貨交換業者のシステム管理体制強化が必要。
 通貨交換業者に対して必要に応じ立ち入り検査実施を検討。
 仮想通貨取引ではイノベーションと利用者保護のバランスが大事」
米10年債利回りは一時2.73%台へ上昇。
ドル円が一時109円台へ反発。ドルストレートが反落。
ダウ先物が急落。ドル円が再び下落。
中国上海株式市場は0.99%安で取引を終える。
原油先物は64ドル台へ下落。
ポンドドルが一時1.40台を割り込む。
独仏英の株式市場は軟調傾向で推移。
ロンドン時間序盤に米10年債利回りは一時2.68%台へ低下。
ドルストレートやクロス円が反発。
EU離脱による影響を分析した英政府内の秘密文書 (漏洩)
「(1)EUとの通商協議が決裂した場合は大打撃、
(2)ハード・ブレクジットなら向こう15年で最大8%成長は縮小、
(3)ソフト・ブレクジットなら2%成長を押し下げ」
欧第4四半期GDP速報は予想とおりの前年同期比2.7%。
ユーロドルが一時1.24台を回復。ポンドドルが1.41台を回復。
独消費者物価指数速報(1月)は予想より弱い前月比−0.7%。
発表直後はユーロ売り反応。
NY時間序盤にドル円が一時108円台前半へ下落。
米消費者信頼感指数(1月)は予想より強い125.4。反応は限定的。
ブルームバーグ
「アイルランドのドナフー財務相は同中銀のレーン総裁を
 次期ECB副総裁にレーン氏を推薦する意向」
ムニューシン米財務長官
「長期的な米国の利益にかなう強いドルを支持。
 介入のない自由な為替市場を支持。
 トランプ大統領は一般教書演説でインフラについて話す」
ドル買い反応。ドルストレートがやや反落。
カーニー英BOE総裁
「設備投資は上昇したものの世界的な需要を考慮すれば不十分。
 2019年も設備投資は上向きを予想。 
 英EU離脱交渉が明確になれば設備投資を支援。
 英EU離脱交渉に関してはバイアスを持っていない。
 ポンド安はインフレを通してなお影響している。
 トランプ大統領のドルに関する発言を評価。
 インフレ目標の枠組みは適切。実質所得の伸びは年後半に回復する」
英国の株式市場は1.09%安で取引を終える。
独の株式市場は0.95%安で取引を終える。
NYダウが一時400ドル超の下落。
NY時間後半に米10年債利回りは一時再び2.73%台へ上昇。
NYダウは362.59ドル安の26076.89で取引を終える。
NASDAQとS&P500も下落。VIX指数は14.58に上昇。


<1月31日(水)>

原油先物は63ドル台後半へ下落。
日経平均は86.74円安で寄り付き193.68円安の23098.29で大引け。
日経平均は6日続落。
般教書演説の抜粋 (ホワイトハウス)
「新たな米国の時にある、と宣言。
 インフラ問題について、民主党、共和党、両党との協力を要請する。
 移民問題について両党の協力を提案する」
豪第4四半期消費者物価指数は予想より弱い前年同期比1.9%。
豪ドル売り反応。
中国製造業PMI(1月)は予想より弱い51.3。
黒田日銀総裁 (参院予算委員会)
「中長期的な予想物価上昇率は着実に上昇。
 根付いたデフレマインドの転換には時間がかかる。
 企業の賃金価格設定が慎重で物価上昇が鈍くなっている。
 粘り強く金融緩和を続けることで、
 2%の物価目標を達成することが日銀の使命」 
ドル円が一時109円台を回復の後に反落。
トランプ米大統領 (一般教書演説)
「Make America Great Againのための明確なビジョンを持っている。
 株式市場は続々と記録を更新。悪い貿易協定の修正に取り組む。
 インフラ整備や移民政策が内政の優先課題。
 国内輸送インフラの整備に向け1兆5000億ドル投資を呼びかける
 民主・共和両党を分断させる怒りに満ちた党派心を乗り越えるべき」
米10年債利回りは2.70%台へ低下。
黒田日銀総裁 (参院金融委員会)
「仮想通貨について、支払い決済や金融は信頼に支えられている。
 中銀のデジタル通貨発行の予定は無い。
 決済手段のデジタル化対応は需要。
 仮想通貨への投資家はリスクを認識する必要。
 景気は緩やかに拡大している。
 引き続き現在の強力な金融緩和を続けることが必要」
岩田日銀副総裁
「予想したよりも円高が進んでいる。
 投資家は日銀の政策を十分に理解していない。
 日銀がすぐに金利を上げるという見方は誤解」
原油先物は64ドル台へ反発。米10年債利回り一時2.69%台へ低下。
ロンドン時間にポンドドルやポンド円が反落。
欧消費者物価指数速報(1月)は予想より強い前年同月比1.3%。
クーレECB専務理事
「引き続き大規模な金融刺激策が必要」
米ADP雇用統計(1月)は予想より強い前月比23.4万人。
発表直後はドル買い反応。米10年債利回りは一時2.72%台へ上昇。
米第4四半期雇用コスト指数は予想とおりの前期比0.6%。
加月次GDP(11月)は予想とおりの前月比0.4%。
加ドル買い反応。
シカゴ購買部協会景気指数(1月)は予想より強い65.7。
ドル円が一時109円台を回復。NYダウが一時200ドル超の上昇。
米中古住宅販売成約(12月)は予想とおりの前月比0.5%。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が677.6万バレルの増加。
クーレECB専務理事
「通貨安戦争は常に採算の取れない提案。
 為替の変動は正当化されない引き締めを誘導する可能性」
英の株式市場は0.72%安で取引を終える。
米FOMCが政策金利を1.25-1.50%に据え置く。
米FOMC声明
「さらなる緩やかな金利上昇が適切になる公算。
 インフレ率は今年上昇し、中期的に2%前後で安定。
 見通しは概ね均衡。労働市場の力強さが続く。
 経済活動は底堅く上昇。失業率は低下。
 雇用、設備投資は底堅く推移。2月5日付でパウエル氏が議長就任。
 全会一致で据え置き決定」
米10年債利回りは一時2.75%台へ上昇。
ドル円が一時109円台半ばへ上昇。
原油先物3月限の終値は64.73ドル。
カナダ外相
「NAFTA協議に慎重ながら楽観的。重大な相違点は残る」
NYダウは72.50ドル高の26149.39で取引を終える。
NASDAQとS&P500も小幅上昇。VIX指数は13.54。


<2月1日(木)>

日経平均は177.81円高で寄り付き387.82円高の23486.11で大引け。
米10年債利回りは2.71%から2.73%で推移。
豪住宅建設許可(12月)は予想より弱い前月比−20.0%。
発表直後は豪ドル売り反応。
中国上海株式市場は0.97%安で取引を終える。
米10年債利回りは一時2.74%台へ上昇。
ドル円が109円台後半へ上昇。ドルストレートがやや下落。
ロンドン時間序盤にポンドドルが上昇。ユーロドルが反発。
豪ドル米ドルは軟調に推移。
独仏の株式市場はプラス圏で始まりマイナス圏へ反落。
原油先物は65ドル台へ上昇。
スイス財務相
「世界的な税収獲得合戦が始まった」
ロシア中銀総裁
「2月9日の利下げの可能性排除せず」
プラートECB理事
「金融政策はファンダメンタルズ・データに基づいて展開する。
 依然として成長とインフレの繋がりが悪い面が残る。
 ECBのインフレ目標にはまだある程度の隔たりがある」
米新規失業保険申請件数は予想より強い23.0万件。
米10年債利回りは2.72%台へ低下。ドル円が反落。
米ISM製造業景況指数(1月)は予想より強い59.1。
市場反応は限定的。
NYダウは100ドル超下げて始まる。
IMF報道官
「FRBはパウエル次期議長のリーダーシップのもとで、
 緩やかな利上げを続けると見ている」
オーストリア中銀総裁
「私は事実に蓋をしない。現在の状況は債券購入は終了すべきとき」
ユーロドルが1.25%台へ上昇。
独の株式市場は1.41%安で取引を終える。
英の株式市場は0.57%安で取引を終える。
原油先物3月限の終値は65.80ドル。
トランプ大統領
「税制改革の第2段階があるかもしれない。
 処方薬の価格引き下げるべき」
米10年債利回りは一時2.79%台へ上昇。
NYダウは37.32ドル高の26186.71で取引を終える。
NASDAQとS&P500はやや下落。VIX指数は13.47。


<2月2日(金)>

NZ住宅建設許可件数(12月)は前回値より弱い−9.6%。
日経平均は124.44円安で寄り付き211.58円安の23274.53で大引け。
日経平均は一時300円超の下落。
豪第4四半期生産者物価指数は前回値より強い前年同月比1.7%。
原油先物は66ドル台前半で推移。
日銀国債買い入れオペ通知
「残存5年超10年以下は4500億円に増額(前回4100億円)
 残存10年超25年以下は1900億円(前回1900億円)
 残存25年超は800億円(前回800億円)」
円売りが優勢に。
中国上海株式市場は0.44%高で取引を終える。
独仏英の株式市場は軟調に推移。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反落。
ユーロドルが1.25台を割り込む。豪ドル米ドルが0.80台を割り込む。
ロイター
「日銀総裁候補、日政府が2月中下旬に提出の可能性」
英建設業PMI(1月)は予想より弱い50.2。
ロンドン時間前半に米10年債利回りは一時2.80%台へ上昇。
欧生産者物価指数(12月)は予想より弱い前年同月比2.2%。
EU「英国との離脱交渉の次のラウンドは2月6日から開催」
クーレECB理事
「市場はインフレリスクに対する備えに欠けている。
 世界的なインフレリスクに対する見方が変化すれば、
 リスクプレミアム調整の可能性も」
独仏の株式市場は1%超の下落。ダウ先物が200ドル超の下落。
原油先物が65ドル台へ反落。
米非農業部門雇用者数(1月)は予想より強い前月比20.0万人、
米失業率(1月)は予想とおりの4.1%、
米平均時給(1月)は予想より強い前月比0.3%。
米10年債利回りは一時2.85%台へ上昇。
ドル買い反応。ドル円が110円台へ上昇。ポンドドル1.41台へ下落。
原油先物は一時64ドル台へ下落。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(1月)は予想より強い95.7、
米製造業新規受注(12月)は予想より強い前月比1.7%。
市場反応は限定的。
コーン米国家経済会議(NEC)委員長
「第1四半期は力強いGDPを期待。
 株式市場は長期上昇トレンドから安定化すると見ている。
 税制改革で個人の減税恒久化が望ましい。
 強いドルは常に米国の利益に最大限かなうものだ。
 雇用統計の賃金の伸び加速はトレンドの始まりと期待」
トランプ米大統領
「韓国の文在寅大統領と北朝鮮問題に関して協議した。
 日本の安倍首相とも話した」
独の株式市場は1.68%の下落。仏の株式市場は1.64%の下落。
英の株式市場は0.63%の下落。
ダラス連銀総裁
「今年のGDPは2.5%から2.75%を見込む。
 今年の設備投資は力強い。失業率は3%台に低下するだろう。
 今年はインフレ圧力が若干見られるだろう」
サンフランシスコ連銀総裁
「FOMCは緩やかな利上げ計画の維持を。
 利上げは経済を軌道に維持し、過熱を回避する。
 インフレは今年と来年に上昇へ。バブルが弾けた兆候はない。
 今年のGDPは2.5%を見込む。直近の物価統計は心強い。
 ユーロ圏の成長は実に拡大した。ユーロ高は見通しの良さの表れ」
原油先物3月限の終値は65.45ドル。米10年債利回りは2.841%。
NYダウは665.75ドル安の25520.96で取引を終える。
NASDAQとS&P500も大幅下落。VIX指数は17.31へ上昇。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初29日に108.70レベルで始まりロンドンフィッ
クスにかけて109.20へ上昇した後に揉み合いながらも反落して30日
のNY時間序盤にかけて週安値となる108.41へ下落する展開になりま
した。その後、反発して揉み合いながらも堅調傾向で推移して、1日の
ロンドン時間にかけて109.75へ上昇しましたが、その後、NY時間終
盤にかけて109.22へ下押しする展開になりました。その後、再び反発
して揉み合いながらも堅調傾向で推移して、2日の米雇用統計の発表後
に上伸して週高値となる110.48へ上昇た後に110.16レベルで週の取引
を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初29日に1.2427レベルで始まりロンドンフ
ィックスにかけて1.2337へ下落した後にNY時間終盤にかけて1.2390
へ反発しましたが、その後、再び反落して30日のロンドン時間序盤に
かけて週安値となる1.2335へ下落する展開になりました。その後、
反発してNY時間序盤にかけて1.2454へ上昇しましたが、その後、
NY時間後半にかけて1.2384へ下押しする展開になりました。その後
再び反発して31日のNY時間前半にかけて1.2474へ上昇しましたが、
その後、FOMCの発表後に1.2387へ下押して揉み合いになり1日の
ロンドン時間序盤に1.2385へ再び下押す展開になりました。その後、
切り返して、堅調傾向で推移してNY時間終盤にかけて週高値となる
1.2522へ上昇しましたが、その後、揉み合いを経て、2日の米雇用統計
の発表後に反落して1.2409へ下落する展開になりました。その後、
NY時間後半にかけて1.2490へ反発した後に1.2456レベルで週の取引
を終えました。




●今週(2月5日から2月9日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは先週高値の110.48を巡る
攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は2017年11月27日の安値
110.84、さらに上昇した場合は111.00の「00」ポイント、ここを上抜
けた場合は1月18日の高値111.48、さらに上昇した場合は2017年
10月16日安値111.65、ここを上抜けた場合1月11日の高値111.87
さらに上昇した場合は112.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目され
ます。
一方、下落した場合、まずは2日の安値110.01から110.00の「00」
ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1日の高値
109.75、さらに下落した場合は31日の高値109.44、ここを下抜けた場
合は1日の安値109.22、さらに下落した場合は109.00の「00」ポイン
ト、ここを下抜けた場合は1月31日の安値108.59、さらに下落した場
合は先週安値108.41、ここを下抜けた場合は1月26日の安値108.28
を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標では、5日の中国財新サービス業
PMIと米ISM非製造業景況指数、6日の米貿易収支、8日の日国際貿易
収支と中国貿易収支と米新規失業保険申請件数、9日の中国消費者物価
指数と中国生産者物価指数、などが注目されます。


さて先週は、NYダウが週間1095ドルの大幅下落となるも、米10年債
利回りが週末にかけて一時2.85%台へ上昇するなか、米FOMC、トラ
ンプ大統領の一般教書演説、日銀国債買い入れオペ通知、そして米雇用
統計の発表などイベントを経過して、108円台半ばで始まり揉み合いを
経た後に堅調傾向で推移して110円台半ばへ上昇して、110円台前半で
取引を終えました。

先週、NYダウなど米株式市場の大幅下落によるリスク回避の円買いの
動きは日銀の国債買い入れオペ通知で「残存5年超10年以下は4500
億円に増額」との発表もあり抑制されていて、米債券利回りの上昇を
背景に週間では堅調傾向で推移したドル円ですが、今週も米株式市場の
動向および米債券利回りの動向が注目されます。
また今週は、毎月の定例イベントの感もありますが、2月8日に期限を
迎える米つなぎ予算を巡る動向も注目されます。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは2日のNY時間後半の
戻り高値1.2490から1.2500の「00」ポイントを巡る攻防が注目され
ます。ここを上抜けた場合は先週高値の1.2522、さらに上昇した場合
1月25日の高値1.2537、ここを上抜けた場合は2014年12月第2週の
高値1.2570、さらに上昇した場合は1.2600の「00」ポイント、ここを
上抜けた場合は2014年10月第3週の安値1.2614を巡る攻防が注目さ
れます。
一方、下落した場合は、まずは2日の米雇用統計後の安値1.2409を巡
る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1日の安値1.2385から
1月30日NY時間後半の押し安値1.2384、さらに下落した場合は1月
29日の安値1.2337から先週安値1.2335、ここを下抜けた場合1.2300
の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標および要人発言では、5日の
欧小売売上高とドラギECB総裁の発言、6日の独製造業新規受注、
7日の独鉱工業生産、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、
5日の中国財新サービス業PMIと米ISM非製造業景況指数、6日の米
貿易収支、8日の中国貿易収支と米新規失業保険申請件数、9日の中国
消費者物価指数と中国生産者物価指数、などが注目されます。


さて、先週のユーロドルは1.24台前半で始まり、独株式市場が軟調に
推移するなか、ハト派のクーレECB専務理事の「引き続き大規模な
金融刺激策が必要」との発言はあるも、オーストリア中銀総裁の「私は
事実に蓋をしない。現在の状況は債券購入は終了すべき時」とのタカ派
の発言も背景に一時1.25台前半へ上昇しましたが、週末の米雇用統計
の発表を受けて米10年債利回りが一時2.85%台へ上昇したことも背景
に下押して1.24台半ばで取引を終えました。

IMM通貨先物では1月30日時点でユーロが148742枚の買い越しと
なっていて、1.25台前半からは頭が重い印象がありますが、5日のドラ
ギECB総裁の発言が注目されますとともに、今週も株式市場および債
券利回りの動向が注目されます。

また、8日にスーパー・サーズデーを迎えるポンドですが、英CPIなど
物価動向が高まりもみられていることからBOE四半期インフレ報告が
注目されます。





さて今回は、トレードと凡事のお話 その277 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十七話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週はFOMC、トランプ大統領の一般教書演説、
 日銀国債買い入れオペ通知、そして米雇用統計の発表などなど、
 沢山のイベントがあったが、ドル円はNYダウの大幅下落の中でも
 米雇用統計が好結果だったこともあり110円台へ上昇したよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 先週末、米10年債利回りが一時2.85%に上昇したことも背景に
 NYダウは665ドル安となって2008年12月1日以来となる
 歴代6番目の下落幅となり週間でも1000ドル超の下落となったが、
 リスク回避の円買いの動きは日銀の国債買い入れオペ通知で
 『残存5年超10年以下は4500億円に増額』との発表もあり
 抑制されていたとともに、日米金利差の拡大も背景に
 ドル円は110円台へと上昇することになったのう…」


『でもさぁ、米債券利回りは何であんなに上昇したのかねぇ…』


「米国のインフレ圧力に加えて、FRBが米国債保有を減らしている中
 大型減税に伴う財政赤字の拡大で米財務省が米国債の発行増を
 余儀なくされていて、米国債の需給悪化が米債券利回りの上昇を
 招いたのではあるまいかのう…。溜口剛太郎殿」


『週明け、日経平均も下落して始まりそうな雰囲気だが、
 NYダウ下落が世界同時株安のトリガーにならなければよいけどな』


「そう願いたいものじゃが、嫌な雰囲気は漂っているようじゃのう…。
 独仏の株式市場は既に軟調傾向であり、仮にもしもそうなれば、
 日米金利差の拡大で支えられているドル円もリスク回避で
 円高圧力がかかるやもしれぬのう…。溜口剛太郎殿」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう…。9日から第23回冬季五輪・平昌大会が
 開催されることにちなみ、今日はスポーツなどでよく言われる
 『心技体』についてお話させてもらうとしようかのう…」


『まぁ、よろしい…。聞いてやろうじゃないか。ジイさん』


「心技体の語源については諸説あるようで、1953年に来日した
 フランス柔道連盟会長の『柔道とは一体何か』との問に対し
 柔道家の道長伯氏が『最終目的は心技体の錬成である」と
 答えたことに由来しているとも言われておるようじゃが…、
 明治44年に出版された古木源之助著『柔術独習書』で説かれた
 『第一、身体の発育。第二、勝負術の鍛錬。第三、精神の修養』
 に (語順は違うが) 由来しているとする説が有力なようじゃのう…」


『心技体は、今では多くのスポーツや競技で使われる言葉だよな…。
 格好良く言えば、「メンタル、テクニック、フィジカル」って事か』


「心技体はスポーツのみならずトレードにも相通じところがあって、
 トレードでもメンタルは大切とされ、トレード技術はもちろんじゃが
 体調不良や疲れている時は戦績も不調となりがちではなかろうか…」


『まぁな…。体調が悪い時はトレードも冴えない事があるもんだぜ。
 またメンタルついても精神論だとバカにはできないんじゃないかな』


「そしてメンタルは、ある書籍の説によると『忍耐力』、『闘争心』、
 『勝利意欲』、『自己コントロール能力』、『リラックス能力』、
 『集中力』、『判断力』、『決断力』、『自信・確信』、『恐怖に勝つ』
 など、10の要素があるそうなのじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『へーっ。メンタルについて深く考えた事はなかったが…、確かに
 1つ1つの言葉を聞けばトレードの際に必要なメンタルなのかもな』


「ただ…、メンタル面が単独で強化されるということではなく、
 トレードの学習と技能を身に着け深化させる『練習』を通じて
 メンタル面も強化されることになるのではあるまいかのう…」


『学習と練習がトレードの技能を高め、また練習によって高まった
 トレードの技能が自信になりメンタルも強化されるという事か…』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その276


2018年になって早くも1ヶ月が過ぎますが、
今週末にイエレンFRB議長が4年の任期を満了されますね。



●今週(1月29日から2月2日)の主な予定


<1月29日(月)>

午後4時に独輸入物価指数(12月)、
夜10時半に米個人所得(12月)、米個人消費支出(12月)、
同夜10時半に米コアPCEデフレータ(12月)、
などが予定されています。米の指標には注目です。


<1月30日(火)>

朝6時45分にNZ貿易収支(12月)、
朝8時半に日全世帯家計調査消費支出(12月)、
朝8時半に日失業率(12月)、日有効求人倍率(12月)、
朝8時50分に日小売業販売額(12月)、
午前9時半に豪NAB企業景況感指数(12月)、
午後3時半に仏第4四半期GDP速報、
午後4時45分に仏消費支出(12月)、
午後5時にスイスKOF景気先行指数(1月)、
午後6時半に英消費者信用残高(12月)、
午後7時に欧第4四半期GDP速報、
同午後7時に欧経済信頼感(1月)、欧消費者信頼感確報(1月)、
夜10時に独消費者物価指数速報(1月)、
夜11時に米ケースシラー住宅価格指数(11月)、
深夜12時に米消費者信頼感指数(1月)、
深夜12時半からカーニー英BOE総裁の議会証言、
などが予定されています。
NZ・日・仏・欧・独・米の指標と
カーニー英BOE総裁の議会証言には注目です。
そして、トランプ米大統領の一般教書演説も予定されています。


<1月31日(水)>

朝8時50分に日鉱工業生産速報(12月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感(1月)、
午前9時半に豪第4四半期消費者物価指数、
午前10時に中国製造業PMI(1月)、中国非製造業PMI(1月)、
午後2時に日消費者態度指数(1月)、日新設住宅着工戸数(12月)、
午後4時に独小売売上高指数(12月)、
午後4時45分に仏消費者物価指数(1月)、仏生産者物価指数(12月)、
午後5時55分に独失業者数(1月)、独失業率(1月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(1月)、欧失業率(12月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時15分に米ADP雇用統計(1月)、
夜10時半に米第4四半期雇用コスト指数、
同夜10時半に加月次GDP(11月)、
同夜10時半に加鉱工業製品価格(12月)、加原料価格指数(12月)、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(1月)、
深夜12時に米中古住宅販売成約(12月)、
深夜4時に米FOMC政策金利、FOMC声明、
などが予定されています。
日・豪・中国・独・欧・加・米の指標には注目です。


<2月1日(木)>

午前9時半に豪住宅建設許可(12月)、豪第4四半期輸入物価指数、
午前10時45分に中国財新製造業PMI(1月)、
午後3時45分にスイスSECO消費者信頼感指数(1月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(12月)、
午後5時半にスイスSVME購買部協会景気指数(1月)、
午後5時50分に仏製造業PMI改定値(1月)、
午後5時55分に独製造業PMI改定値(1月)、
午後6時に欧製造業PMI改定値(1月)、
午後6時半に英製造業PMI(1月)、
午後9時半に米チャレンジャー人員削減予定数(1月)、
夜10時半に米第4四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜10時半に米第4四半期単位労働コスト速報、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米ISM製造業景況指数(1月)、米建設支出(12月)、
などが予定されています。
豪・中国・英・米の指標には注目です。


<2月2日(金)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(12月)、
午前9時半に豪第4四半期生産者物価指数、
午後6時半に英建設業PMI(1月)、
午後7時に欧生産者物価指数(12月)、
夜10時半に米非農業部門雇用者数(1月)、米失業率(1月)、
同夜10時半に米平均時給(1月)、
深夜12時に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(1月)、
同深夜12時に米製造業新規受注(12月)、
などが予定されています。
NZ・豪・英・欧・米の指標には注目です。
そして、3日にイエレンFRB議長が任期満了して、
パウエル氏がFRB議長に就任します。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(1月22日から1月26日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが90.34で始まり、軟調傾向で推移して
88.27へ下落した後に88.87で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.660に低下しました。
NY原油先物(WTI)3月限は週の終値で66.14ドルに上昇しました。
NYダウは週間544.99ドル上昇、26616.71ドルで週の取引を終える。



<1月22日(月)>

米連邦政府機関閉鎖を受けてドル売り優勢で始まる。
報道
「独第2党のSPDは21日の党大会で、メルケル首相が率いる
 CDU・CSUとの連立協議入りを正式決定」
ユーロドルは一時1.22台後半へ上昇。
報道
「米共和党は米民主党が求める暫定予算合意のために
 DACA(若年時に米国へ渡った層の国外退去免除措置)の継続など
 移民問題へのコミットメントを行うことを拒否している」
日経平均は10.22円安で寄り付き8.27円高の23816.33で大引け。
米10年債利回りは2.66%台から2.64%台で推移。
東京時間はドル買いがやや優勢。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反発。
ポンドドルが1.39台へ上昇。豪ドル米ドルが0.80台へ上昇。
独仏の株式市場は前週末レベルで揉み合う。
NY時間序盤はポンドが上昇。
IMF世界経済見通し
「米国 18年:2.7%、19年:2.5%
 ユーロ圏 18年:2.1%、19年:2.0%
 日本 18年:1.2%、19年:0.9%
 英国 18年:1.5%、19年:1.5%
 中国 18年:6.6%、19年:6.4%
 インフレが加速しFRBが予想より速いペースで利上げけば、
 多額の債務を抱える同国経済に痛手を与える恐れがある」
NY時間序盤に米10年債利回りは2.63%台へ低下。
シューマー上院民主院内総務
「上院は政府機関閉鎖の解消で合意した」
報道
「米上院は政府閉鎖を解消する暫定予算法案採決の動議を可決、
 本会議での採決を行う」
ペンス米副大統領
「米政府機関の閉鎖は終了する。シューマー・シャットダウンは失敗」
米10年債利回りは一時2.66%台へ上昇。ドル買い反応。
ドル円が一時111円台前半へ上昇。
ホワイトハウス報道官
「トランプ大統領は米上院がつなぎ予算案を可決すれば
 署名するだろう。政権の移民問題の優位性に変更はない。
 民主党の閉鎖の構えは擁護できない」
原油先物2月限の終値は63.62ドル。
NYダウは142.88ドル高の26214.60で取引を終える。最高値を更新。
NASDAQとS&P500も最高値を更新。VIX指数は11.03に低下。


<1月23日(火)>

報道「米上院が2月8日までの暫定予算案の可決に十分な賛成票」
日経平均は108.07円高で寄り付き307.82円高の24124.15で大引け。
東京時間序盤はドル売りが優勢。ポンドドルが一時1.40台へ上昇。
報道「トランプ大統領が暫定予算に署名」
日銀が政策金利を−0.1%に据え置く。
日銀展望リポート
「実質GDP+1.3%〜1.5% (前回1.2%〜1.4%)
 物価 +1.3%〜+1.6%(前回+1.1%〜+1.6%)
 海外経済が緩やかな成長を続ける下で、
 極めて緩和的な金融環境と経済対策を下支えに景気の拡大が続き、
 18年度までの期間を中心に潜在成長率上回る成長を維持。
 従来の見通しと比べると、経済成長率、物価ともに概ね不変。
 リスクバランスは経済について概ね上下にバランス、
 物価は下振れリスクの方が大きい。
 金融政策、物価安定目標の実現を目指し、安定的に持続するために
 必要な時点まで「長短金利操作付き量的・質的緩和」を継続。
 今後とも情勢踏まえモメンタム維持のため必要な政策の調整」
日銀
「日銀金融政策は長短金利操作、資産買い入れ方針ともに
 直近と同様に8対1で決定。反対はいずれも片岡委員。
 片岡委員は2%の物価目標達成が後ろずれした場合に、
 追加緩和措置が適当との文言を本文中に求める。
 2018年度中に目標を達成するために、10年超の幅広い国債金利を
 一段と引き下げるよう買い入れ行うことが適当と主張」
日銀の発表後は円買い反応。米10年債利回りは2.64%台で推移。
黒田日銀総裁
「景気は緩やかに拡大。物価は下振れリスクのほうが大きい。
 日本経済は潜在的な水準を上回る成長続いている。
 片岡委員は物価見通しの記述に反対。
 出口を検討する段階には至っていない。
 現在の強力な金融政策を粘り強く進めること必要。
 2%目標の実現にはなお隔たりがある。
 株式市場の過度の期待の強気化は観察されない。
 現時点でETF買い入れを見直す必要はない。
 ETF、企業統治の面でも大きな問題になっていない。
 予想物価上がったから金利調整必要とは全く考えず。
 2%の物価目標を変更すること全く考えていない。
 共同声明を見直す必要があるとは全く考えていない。
 市場動向により増減、オペが困難になることはない。
 オペの金額やタイミングは金融政策の先行き示さない。
 家計や企業のデフレマインドで2%達成時期後ズレ」
ドル円が一時111円台を回復。
中国上海株式市場は1.29%の上昇。6日続伸。
ロンドン時間序盤に米10年債利回りは2.62%台へ低下。
独の株式市場は堅調傾向で推移。
ロンドン時間はドル円やクロス円が反落。ドルストレートが反落。
伊5つ星運動
「ユーロ離脱の国民投票を選挙綱領に盛り込まず」
独ZEW期待指数(1月)は過去最高水準の20.4。ユーロ買い反応。
スティグリッツ教授
「トランプ大統領の関税は世界環境と米経済に有害」
NY時間に米10年債利回りは一時2.61%台へ低下。
ドルストレートが上昇。ドル円は軟調傾向で推移。
原油先物は64ドル台へ上昇。
米リッチモンド連銀製造業指数(1月)は予想より弱い14。
欧消費者信頼感速報(1月)は予想より強い1.3。(17年ぶり高水準)
ユーロドルが一時1.23台へ上昇。ポンドドルが一時1.40台へ上昇。
トランプ大統領
「DACAを巡り2月8日までに共和党と民主党が
 合意できるか誰も確実には分からない。しかし皆が努力するだろう。
 協議では軍と国境警備にも重点が置かれる。
 民主党はたった今、政府閉鎖が答えではないことを学んだところだ」
FRB理事に指名されているグッドフレンド氏
「インフレについては緩やかな上昇を予想。
 来年か、その辺りまでには目標に到達。FRBの2大責務を重視。
 低インフレよりも低成長のほうがより腐食する。
 日銀の刺激策継続を支持」
米2年債入札では最高落札利回り2.066%、応札倍率3.22倍。
トランプ大統領
「米国の雇用を守るための行動に署名している。
 太陽光設備の輸入に関税を導入。
 鉄鋼とアルミへの関税適用の可能性も検討。
 NAFTAの協議は良好に進んでいる」
原油先物3月限の終値は64.47ドル。
NYダウは3.79ドル安の26210.81で取引を終える。
NASDAQとS&P500は最高値を更新。VIX指数は11.10


<1月24日(水)>

日経平均は97.72円安で寄り付き183.37円安の23940.78で大引け。
東京時間はドル売り円高で推移。ドル円が109円台へ下落。
米10年債利回りは2.61%から2.62%台で推移。
中国上海株式市場は0.37%高で取引を終える。
ロンドン時間序盤に米10年債利回りは2.63%台へ上昇。
NY金先物の時間外取引で1347ドル台へ上昇。
英の株式市場は軟調傾向で推移。
ムニューシン米財務長官
「米ドル安は貿易にとって良い機会を与える」
ロンドン時間はドル売りが優勢の展開。
ポンドドルは一時1.41台へ上昇。
英失業者数(12月)は前回値より弱い0.86万人、
英失業率(12月)は前回値より強い2.4%。市場反応は限定的。
ロス米商務長官
「さらなる関税措置が講じられるだろう。
 中国が技術イノベーションの戦略目標として掲げる
 中国製造2025に対する」
ドラギECB総裁
「原油価格上昇がユーロ圏インフレ押し上げにそれほど寄与してない。
 QEは統計的に有意な変化を為替レートに及ぼしていない。
 為替相場の動きは政策の副作用で主要な伝達経路や目的ではない」
NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.66%台へ上昇。
ドル円は軟調に推移。ドルストレートは堅調に推移。
ポンドドルが一時1.42台へ上昇。
米中古住宅販売件数(12月)は予想より弱い557万件。
市場反応は限定的。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が107.1万バレルの減少。
原油在庫の10週連続の減少を受けて原油先物が65ドル台へ上昇。
英の株式市場は1.14%下落。独の株式市場は1.07%下落。
米5年債入札では最高落札利回り2.434%、応札倍率2.48倍。
ドル円が一時108円台へ下落。ユーロドルが一時1.24台へ上昇。
ホワイトハウス報道官
「我々は非常に安定したドルを持っている。
 ドルはこれまで同様に力強く安定的。
 ホワイトハウスは変動為替相場を信じている。
 トランプ壁建設に関しては月曜日に詳細を発表」
NYダウは41.38ドル高の26252.19で取引を終える。最高値を更新。
NASDAQは反落。S&P500は小幅安。VIX指数は11.39。


<1月25日(木)>

NZ第4四半期消費者物価指数は予想より弱い前期比0.1%。
NZドル売り反応。
日経平均は190.13円安で寄り付き271.29円安の23669.49で大引け。
米10年債利回りは2.64%台から2.63%台で推移。
ドル円が一時108円台へ下落。ドルストレートが堅調傾向で推移。
原油先物が66ドル台へ上昇。
ユーロドルが1.24台半ばへ上昇。ポンドドルが一時1.43台へ上昇。
中国上海株式市場は0.31%安で取引を終える。
ロンドン時間はドルがやや買い戻される。
ラガルドIMF専務理事が
「米国の税制改革についてはドル高を誘う。
 昨日のムニューシン財務長官発言については、
 より詳しく説明するべき。
 ドイツの経常黒字について行き過ぎと表現。
 ブレグジット問題へ警戒している」
ロンドン時間にユーロドルが一時1.24台を割り込む。
ムニューシン財務長官
「米国は貿易戦争は望んでいない。
 ドルに対する私のコメントは一貫したもの。
 税制改革は米経済に活況を与える。
 長期的なドル水準は米経済の強さを反映。
 短期的には市場の流動を反映。
 中国とは非常に良い、開かれた対話の機会を持った。
 今年どこかで中国を訪問することも可能。
 中国のオフィシャルと貿易不均衡の是正について話し合った
 トランプ大統領は3%以上の経済成長を目指している。
 我々の目標は賃金の上昇を生むこと」
独IFO景況感指数(1月)は予想より強い117.6。市場反応は限定的。
ハモンド英財務相
「英国経済は予想よりもかなり良好。
 インフレの鈍化の始まりが見込まれる」
メイ英首相
「仮想通貨は犯罪者に使われる恐れがあり、
 ビットコインなど仮想通貨の動向を注視すべき」
ECBが政策金利を0.00%に据え置く。
ECB
「金利はQE終了後も相当期間にわたり現在の水準を維持。
 見通し悪化すればQEの規模拡大や期間延長をする可能性。
 QEは9月まで、必要に応じてそれ以降も継続する。
 QEはインフレが持続的に調整されるようになるまで続ける」
加小売売上高(11月)は予想より弱い前月比0.2%。
ドラギECB総裁
「現在の金利水準はQE終了後もしばらく継続。
 QEはインフレが持続的に調整されるようになるまで継続する。
 経済指標は堅調な経済成長の足取りを示している。
 経済のモメンタムはしっかりと広範にわたっている。
 コアインフレは長期的に徐々に上昇する。
 為替レートを目標にしていない。
 ユーロのボラティリティーが不確実性を生む。
 為替レートは成長やインフレに重要。
 今年の利上げの可能性は非常に小さい」
ユーロドルが一時1.25台へ上昇。ドル円が一時108.63へ下落。
NY時間前半に米10年債利回りは一時2.67%台へ上昇。
ドル円が一時109円台を回復。ドルストレートがやや反落。
米新築住宅販売件数(12月)は予想より弱い62.5万件。
市場反応は限定的。
独の株式市場は0.87%の下落。
米7年債入札では最高落札利回り2.565%、応札倍率2.73倍。
トランプ大統領 (CNBCインタビュー)
「ムニューシン米財務長官の発言は文脈の問題。
 最終的には強いドルが望ましい。
 条件が大幅に改善されればTPPへの復帰も」
ドル買い反応。ドル円が109円台へ反発。ドルストレートが反落。
原油先物3月限の終値は65.51ドル。
米10年債利回りは一時2.61%台へ低下。VIX指数は11.58。
NYダウは140.67ドル高の26392.79で取引を終える。最高値を更新。


<1月26日(金)>

英中銀総裁
「EU離脱決定で毎年100億ポンドの損失」
日全国消費者物価指数(12月)は予想より弱い前年同月比1.0%。
日経平均は87.85円高で寄り付き37.61円安の23631.88で大引け。
米10年債利回りは2.62%%台で推移。
東京時間はドル売りがやや優勢。ドル円が反落。
ドルストレートが反発。ユーロドルが1.24台を回復。
麻生財務相
「ドル安を肯定したダボス会議でのムニューシン米財務長官の
 発言についてはコメントしない。
 トランプ大統領がTPP復帰を示唆したことは歓迎すべきこと。
 財政の健全化については夏までに具体的な計画を示す。
 歳出、歳入の改革方針を定めることが重要」
中国上海株式市場は0.28%高で取引を終える。
ロンドン時間序盤はドル売りが優勢。ポンドドルが1.42台を回復。
ドル円が一時109円台を割り込む。
ポロズ加中銀総裁
「労働市場には相当なゆるみが残っている」
英第4四半期GDP速報は予想より強い前年同期比1.5%。
2017通年のGDPは前年比1.8%と2012年以来の低水準となるも
限定的ながらポンド買い反応。
カーニー英中銀総裁
「英EU離脱ではEUとの関係が深まるほど英経済成長には良い」
クーレECB理事
「ンフレは引き続き低水準。賃金が上昇し始めている。
 ユーロ圏のコアインフレが上向いている。
 QEは際立った成功を収めてきている」
トランプ米大統領 (CNBC)
「ドルは偉大な準備通貨。経済はドルをより強く、より強くする。
 DACAで合意する可能性はかなりある」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.64%台へ上昇。
ECB専門家調査
「2018年インフレは1.4%から1.5%へ、
 2919年は1.6%から1.7%へと引き上げ。
 2018年GDP見通しは1.9%から2.3%へ、
 2019年は1.7%から1.9%へと引き上げ」
ムニューシン米財務長官 (WSJ)
「発言は為替介入を狙ったものではない」
トランプ米大統領 (ダボス会議)
「公正で互恵的な貿易の実現を主張」
米第4四半期GDP速報は予想より弱い前期比年率2.6%。
米耐久財受注(12月)は予想より強い前月比2.9%。
加消費者物価指数(12月)は予想より弱い前月比−0.4%。
発表直後の米国とカナダの経済指標の反応は限定的。
黒田日銀総裁 (ダボス会議)
「日本は緩やかな景気拡大を続ける可能性が高い。
 日本は2%のインフレ目標にようやく近い状況にある。
 日本では労働力が不足しつつある」
ドル円が108円台へ下落。ポンドドルが1.41台へ下落。
独仏英の株式市場は堅調傾向で推移。
NY時間後半に米10年債利回りは一時2.67%台へ上昇。
日銀
「黒田総裁はインフレ見通しを修正していない」
NY時間終盤にドル円が一時109円台を回復。
原油先物3月限の終値は66.14ドル。
米10年債利回りは2.660%。
NYダウは223.92ドル高の26616.71で取引を終える。最高値を更新。
NASDAQとS&P500も最高値を更新。VIX指数は11.08。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初22日に110.57レベルで始まり、NY時間後半
にかけて週高値となる111.22へ上昇しましたが、その後、反落して
23日の東京時間前半に110.54へ下落する展開になりました。その後、
ロンドン時間序盤にかけて111.17へ反発しましたが、その後、再び
反落して軟調傾向で推移して、25日のNY時間後半にかけて108.50へ
下落する展開になりました。その後、急反発して、26日の東京時間
序盤にかけて109.77へ上昇しましたが、その後、再び反落して、ロン
ドン時間序盤にかけて108.91へ下落する展開になりました。その後、
NY時間序盤にかけて109.59へ反発しましたが、その後、再び反落し
てNY時間後半にかけて週安値となる108.28へ下落して、108.57
レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初22日に1.2270レベルで始まり、ロンドン
時間序盤に週安値となる1.2213へ下落した後に1.22台前半から後半
での揉み合いがしばらく続きましたが、23日のNY時間から堅調推移
となって25日のロンドン時間序盤にかけて1.2459へ上昇する展開に
なりました。その後、1.2389へ下押して揉み合いましたが、その後、
NY時間序盤に急伸して週高値となる1.2537へ上昇する展開になりま
した。その後、NY時間終盤に1.2364へ急反落しましたが、その後、
揉み合いながらも切り返して、26日のロンドン時間の序盤にかけて
1.2493へ反発する展開になりました。その後、揉み合いながらも反落
して1.2426レベルで週の取引を終えました。




●今週(1月29日から2月2日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは109.00の「00」ポイント
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は26日の高値109.77
さらに上昇した場合110.00の「000」ポイント、ここを上抜けた場合
17日の安値110.19、さらに上昇した場合は19日の安値110.49を巡る
攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは先週安値の108.33を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は2017年4月17日の安値108.13、さら
に下落した場合は108.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は
2017年9月8日の安値107.31を巡る攻防が注目されます。さらに下落
した場合は107.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は2016年
6月第2週の安値106.25を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標では、29日の米個人消費支出と
米コアPCEデフレータ、30日の日失業率と米ケースシラー住宅価格
指数と米消費者信頼感指数、31日の日鉱工業生産速報と中国製造業
PMIと中国非製造業PMIと米ADP雇用統計と米第4四半期雇用コスト
指数とシカゴ購買部協会景気指数と米中古住宅販売成約とFOMC政策
金利とFOMC声明、1日の中国財新製造業PMIと米新規失業保険申請
件数と米ISM製造業景況指数、2日の米非農業部門雇用者数と米失業
率と米平均時給とミシガン大学消費者信頼感指数確報と米製造業新規
受注、などが注目されます。


さて、先週のドル円は、米連邦政府機関閉鎖、2月8日までの米つなぎ
予算案の成立、日銀金融政策発表と黒田日銀総裁の会見、ムニューシン
米財務長官の短期的なドル安の容認発言、トランプ米大統領のCNBC
インタビューで「最終的には強いドルが望ましい」との発言、そして、
週末のダボス会議での黒田日銀総裁の発言と日銀の火消しなど、色々な
出来事がありましたが、110円台後半で始まるも軟調傾向で推移して
週後半の乱高下を経て108円台半ばで取引を終えました。

今週は、米コアPCEデフレータの発表、米ADP雇用統計の発表に続き
週半ばには米FOMC、週後半の米ISM製造業景況指数の発表とトラン
プ大統領の一般教書演説、そして週末の米雇用統計の発表など、イベン
トが盛りだくさんの1週間になりますが、これらの次第によってボラタ
イルな相場展開になる可能性がありそうです。

今週のドル円相場は経済指標主導の相場展開になる可能性がありますが
ロシアゲート問題を捜査しているモラー特別検察官が17日のセッショ
ンズ司法長官の聴衆に続き、近くバノン前首席戦略官・上級顧問にも
聴取をすることが報じられていて、元側近を突破口にトランプ大統領の
司法妨害疑惑に切り込む戦略がとられているようで、リスク要因の1つ
として今後の展開に注目したいものです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは26日の高値1.2493
から1.2500の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜
けた場合は先週高値の1.2537、さらに上昇した場合は2014年12月
第2週の高値1.2570、ここを上抜けた場合は1.2600の「00」ポイント
を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは25日の安値1.2364を巡る攻防が注目
されます。ここを下抜けた場合は17日の高値1.2323、さらに下落した
場合は1.2300の「00」ポイントから19日の高値1.2295、さらに下落
した場合は23日の安値1.2223から22日の安値1.2213を巡る攻防が
注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、30日の仏第4四半期
GDP速報と欧第4四半期GDP速報と独消費者物価指数速報、31日の
独小売売上高指数と独失業者数と独失業率と欧消費者物価指数速報と
欧失業率、2日の欧生産者物価指数、などが注目されますが、対ドル
通貨ペアとして、29日の米個人消費支出と米コアPCEデフレータ、
30日の米ケースシラー住宅価格指数と米消費者信頼感指数、31日の
中国製造業PMIと中国非製造業PMIと米ADP雇用統計と米第4四
半期雇用コスト指数とシカゴ購買部協会景気指数と米中古住宅販売成約
とFOMC政策金利とFOMC声明、1日の中国財新製造業PMIと米新規
失業保険申請件数と米ISM製造業景況指数、2日の米非農業部門雇用
者数と米失業率と米平均時給とミシガン大学消費者信頼感指数確報と
米製造業新規受注、などが注目されます。


さて、先週のユーロドルは、週初に1.22台で揉み合った後に上伸して
ムニューシン米財務長官の短期的なドル安の容認発言によるドル売りも
背景に堅調に推移して、ECB金融政策の発表とドラギECB総裁の会見
を経て1.25台前半へ上昇した後に、トランプ米大統領のCNBCインタ
ビューで「最終的には強いドルが望ましい」との発言を背景とするドル
買戻しで1.23台後半へ反落して、その後に1.25に迫るあたりまで戻す
乱高下となって1.24台前半で取引を終えました。

今週は、欧第4四半期GDP速報と独・欧の消費者物価指数速報などが
注目材料になりますが、対ドル通貨ペアとして、米FOMCや週末の
米雇用統計など米国の重要イベントが注目されます。これらの次第に
よってボラタイルな相場展開になる可能性がありそうです。

今週のユーロ相場は経済指標主導の相場展開になる可能性があります
が、5月に任期満了となるハト派のコンスタンシオECB副総裁の後任
や10月に任期満了となるドラギ総裁の後任など、ECB首脳ポストに
かかわる観測、そして、3月イタリア総選挙を巡る観測、4ヶ月の政治
空白となっているドイツの連立協議を巡る観測などにも注目していき
たいものです。





さて今回は、トレードと凡事のお話 その276 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十六話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週もドル売り優勢の1週間でドル円は2円ほど
 下落したが、週後半は要人発言で乱高下の様相だったよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 先週はムニューシン米財務長官の短期的ドル安容認発言で下げて、
 週後半はトランプ米大統領がCNBCインタビューで『最終的には
 強いドルが望ましい』との発言で戻し、そして、週末のダボス会議で
 黒田日銀総裁が『(前略) 日本は2%のインフレ目標にようやく近い
 状況にある。日本では労働力が不足しつつある』などの発言が
 『緩和縮小近し』と捉えられたか円買いで下げて、その後、日銀が
 『黒田総裁はインフレ見通しを修正していない』と火消しして
 一時109円台に戻し、その後に再び反落する乱高下となったのう」


『ダボス会議での黒田日銀総裁の発言は、23日の定例会見での
 「2%目標の実現にはなお隔たりがある」との発言と異なっていたが
 まぁ、海外へ向けて実績を強調したかったのかもしれないよな…』


「ふむ。まぁ、海外の要人が集まる晴れの舞台じゃったからのう…。
 今週も週半ばの米FOMC、週後半の米ISM製造業景況指数の発表と
 トランプ大統領の一般教書演説、そして週末の米雇用統計の発表など
 イベントが盛りだくさんで経済指標や要人発言には注意が要りそうで
 次第によってはボラタイルな相場展開になるやもしれぬのう…』


『そして先週も色々な出来事があり、仮想通貨取引所コインチェック
 からハッキングで巨額のNEMが不正流出する事件もあったよな…』


「ふむ。コインチェックは大手ながら仮想通貨交換業登録が済んで
 いないなど話題となった事もあったが、マウントゴックス以上の
 巨額の仮想通貨不正流出事件ながら、NEMを保有する約26万人
 全員に対し日本円で返金することになったようじゃのう…。
 ただ、金融庁が改正資金決済法に基づく業務改善命令を出すことや
 一部業務停止命令も検討しているとの報道もあるようじゃのう」


『法定通貨のFXでは、顧客の預かり資産を信託保全して、さらに
 資産返還に支障が生じる場合に補償する共同基金を準備するなど
 安全網があるが、これからは仮想通貨にもFXのような安全網が
 整備される必要があるのかもしれないよな…。ジイさん。』


「法定通貨のFXでは口座資金が突如消える事を心配している投資家は
 ほとんど皆無であろうが、仮想通貨ではハッキングに警戒を要し、
 仮想通貨業界が健全に成長していくためには安全網も必要となろう。
 投資家にとって『安心・安全は最重要事項』であるからのう…」


『まぁ、ハッキングなども考えると、法定通貨のFXのほうが
 過剰過ぎないボラなど、色々な意味で安心感はあるもんだよな…。
 さてところで…ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう。前段のお話も長くなってしもうたが…、
 今日は『矛盾解消の時』のお話でもさせてもらうとしようかのう」


『まぁ、よろしい…。聞いてやろうじゃないか。ジイさん』


「溜口殿もご存知のように、相場にはエッジのある状況は存在するが、
 これは傾向に留まるもので、絶対則とはならないものなのじゃのう」


『まぁ、相場には絶対はないというからなぁ…。』


「例えば、移動平均線が上昇していて価格が移動平均線の上にある時
 一般にロング(買)に優位性があるも、グランビル8法則にもあるが
 乖離が進み過ぎると反落することがあり…、またレンジ相場で
 何度も上値と下値を止めたレジ・サポもいつかは破られることもあり
 上昇トレンドで買いエントリーして負ける…、また、強固なレンジで
 レジ・サポに価格が到達して逆張って負けるなどはあり得る事で…、
 恐らくはほとんどのテクニカルには反証・反例があるものでのう…」


『レジ・サポをブレークしたかと思ったら、レンジ内に舞い戻ってくる
 なんてこともあるし…、RSIなどオシレーターが買われ過ぎを示して
 いるのにさらにグングン価格が上昇していくなんて事もあるぜ…。
 〇〇だったのに△△になったじゃないか、という事はあるもんだぜ』


「そして天井圏や底値圏で高値と安値のダウが崩れると、wトップや
 三尊天井になる事があるが、また、ダウが中段で部分的に崩れると
 フラッグやペナントを形成したりすることもあってのう…。
 ただし、ダウのトレンド中段での部分的な崩れがトレンド方向に
 復帰して、再び高値と安値が綺麗なダウを形成する、という事も
 あるものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『ひねくれて見ると「何でもありーの」じゃないかって感じもするが』


「そう思える事も確かにあるが、必ずしも無秩序とも限らないのじゃ。
 確かに相場には数学や物理のように絶対というものはないが…、
 例えば、『ダウが崩れている時はトレード控える』、
 『移動平均線と価格の動きに矛盾がある時はトレードを控える』
 『上位時間軸と下位時間軸に矛盾がある時はトレードを控える』など
 テクニカル的に矛盾した状況では負けトレードを量産しないために
 『待つ・休む』の示唆とすることも考えられるのではあるまいか…」


『まぁ、テクニカル的に矛盾した状況で無理にトレード判断すると
 勝ち辛いってか…、負けやすいことはあるもんだよな…』


「ふむ…。そして、『エッジを重ねる』という意味でも、
 例えば、『ダウが崩れていなく綺麗な波形を描いている』、
 『移動平均線と価格の動きが矛盾なく整合している』、
 『上位時間軸と下位時間軸の示唆に矛盾がない』、など
 相場がテクニカル的に矛盾のない状況がトレードに良い状況
 となることが多いものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『判らないところで無理にトレードせず、様子を見過ぎて出遅れには
 注意は要るだろうが「矛盾のない良い状況を選ぶべき」という事か』


「そして、例えば、上昇トレンド中に価格が下押しするという、
 部分的にトレンド方向と価格の動きが矛盾した状況となる事があるが
 この矛盾した状況の後に、価格の動きがトレンド方向に復帰する、
 つまり、『矛盾が解消されるときトレードチャンスになる』
 ものなのじゃのう…。これが押し目買いというワケじゃ…」


『価格が上昇しているのに値ごろ感で売り向かったり、
 価格が下落しているのに値ごろ感で買い向かうなどは論外だけど、
 どこでもトレードしたがるポジポジ病にならないように
 「相場がテクニカル的に矛盾した状況ではトレードを控える」、
 そして、相場がテクニカル的に矛盾していない状況や、
 相場のテクニカル的矛盾が解消される時、トレードに果敢に臨む
 というワケか…。トレードの重要な指針とヒントになりそうだぜ…』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その275


先週末、米上院がつなぎ予算案の採決に進む動議を否決したことで、
約4年3カ月ぶりに米政府機関の一部が閉鎖することになりました。



●今週(1月22日から1月26日)の主な予定


<1月22日(月)>

夜10時半に加卸売売上高(11月)、
が予定されています。
そして、ユーロ圏財務相会合と
IMF世界経済見通しの発表も予定されています。


<1月23日(火)>

正午前後(時間未定)に日銀金融政策発表、日銀展望レポート公表、
午後1時半に日全産業活動指数(11月)
午後3時半に黒田日銀総裁の定例会見、
午後6時半に英財政収支(12月)、
午後7時に独ZEW景気期待指数(1月)、
同午後7時に欧ZEW景気期待指数(1月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(1月)、
同深夜12時に米リッチモンド連銀製造業指数(1月)、
などが予定されています。
日・独・欧・米の指標と黒田日銀総裁の定例会見には注目です。
そして、グッドフレンド氏のFRB理事指名承認公聴会と
世界経済フォーラム年次総会(ダボス、26日まで)
なども予定されています。


<1月24日(水)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(12月)、
午後2時に日景気先行指数確報(11月)、日景気一致指数確報(11月)
午後5時に仏製造業PMI速報(1月)、仏サービス業PMI速報(1月)、
午後5時半に独製造業PMI速報(1月)、独サービス業PMI速報(1月)、
午後6時に欧製造業PMI速報(1月)、欧サービス業PMI速報(1月)、
午後6時半に英失業者数(12月)、英失業率(12月)、
同午後6時半に英ILO(3カ月)失業率(12月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜11時に米住宅価格指数(11月)、
深夜12時に米中古住宅販売件数(12月)、
などが予定されています。
日・独・欧・英・米の指標には注目です。


<1月25日(木)>

朝6時45分にNZ第4四半期消費者物価指数、
午後4時に独GFK消費者信頼感調査(2月)、
午後6時に独IFO景況感指数(1月)、
夜9時45分に欧ECB金融政策発表、
夜10時半に米卸売在庫(12月)、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加小売売上高(11月)、加小売売上高(除自動車 11月)、
同夜10時半からドラギECB総裁の定例会見、
深夜12時に米新築住宅販売件数(12月)、
同深夜12時に米景気先行指標総合指数(12月)、
などが予定されています。
NZ・独・欧・加・米の指標と
ドラギECB総裁の定例会見には注目です。


<1月26日(金)>

※ 豪がオーストラリアデーで休場。

朝8時半に日全国消費者物価指数(12月)、
朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後4時45分に仏消費者信頼感指数(1月)、仏企業景況感(1月)、
午後6時半に英第4四半期GDP速報、
夜10時半に米耐久財受注(12月)、米耐久財受注(除輸送用機器 12月)
同夜10時半に米第4四半期GDP速報、米第4四半期個人消費速報、
同夜10時半に米第4四半期GDPデフレータ速報、
同夜10時半に米第4四半期コアPCEデフレータ速報、
同夜10時半に加消費者物価指数(12月)、
などが予定されています。
日・英・米・加の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(1月15日から1月19日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが90.66で始まり、89.96へ下落した後に
反発して90.49で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.661%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)2月限は週の終値で63.37ドルに反落しました。
NYダウは週間268.53ドル上昇、26071.72ドルで週の取引を終える。



<1月15日(月)>

日経平均は174.16円高で寄り付き61.06円高の23714.88で大引け。
日銀総裁
「2%物価を目指し安定持続に必要な時まで
 長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続」
東京時間にドル円が110円台へ下落。
報道
「日銀国債買入5年超10年以下、4100億円」
IMFリプトン筆頭副総裁
「世界経済はますます力強さを増している。
 この状況で、今こそ世界経済の脆弱性やリスクに対処するべき。
 中国は自国の貿易や投資慣行の検証を行うべき」
中国人民銀行
「期間1年利率3.25%の中期貸出制度(MLF)を3900億元実施」
香港株式市場は10年ぶり高値、過去最長記録更新へ。
ロンドン時間にドル指数は2015年1月以来のドル安水準に低下。
ポンドドルが一時1.38台へ上昇してブレグジット後の高値を更新。
独仏英の株式市場は軟調傾向で推移。
原油先物は64ドル台前半で推移。
ラホイ・スペイン首相
「2018年成長率は2.3%見通しを上回ると期待」
中国国営メディア
「14日に沈没したイラン企業所有の石油タンカー事故で
 現場海域で最大約130平方キロにわたって油が流出」
報道「英建設大手カリリオンが経営破綻」
ダウ先物は100ドル超の上昇。原油先物は64ドル台後半へ上昇。
NYの株式市場や債券市場はキング牧師誕生記念祝日で休場。


<1月16日(火)>

日経平均は6.29円高で寄り付き236.93円高の23951.81で大引け。
日経平均は26年ぶり高値を再び更新。
米10年債利回りは2.55%から2.54%台で推移。
独消費者物価指数改定値(12月)は予想とおりの前月比0.6%、
独卸売物価指数(12月)は予想より弱い前月比−0.3%。
独シュピーゲル紙
「ベルリンSPDがメルケル政権との連立協議を拒否」
ユーロ売り反応。
トゥスクEU大統領
「英国はEU離脱について変心も可能。
 英国はEUとの将来像についてより明確にすべき。
 最も厳しい交渉が待ち構えている」
英消費者物価指数(12月) 前年同月比は予想とおりの3.0%、
英消費者物価指数(12月)前年比は予想より弱い2.5%、
英生産者物価指数コア(12月) 前年同月比は予想より強い2.5%、
英小売物価指数(12月) 前年同月比は予想より強い4.1%。
ポンド売り反応。
ロイター通信 (関係者3人の話として)
「来週のECB理事会で債券購入継続についての文言を
 削除する可能性は低い。ガイダンスの根本的な変更はもっと後で、
 3月会合のほうが可能性が高い」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.52%台へ低下。
ロンドン時間に原油先物が63ドル台後半へ下落。
報道
「希望の党、分裂へ。玉木代表が役員会で分党提案」
米シティグループ
「第4四半期債券取引収入24.1億ドル(予想23.6億ドル)
 最終損益は183億ドル(約2兆円)の赤字、
 純営業収益は前年同期比1%増の172億5500万ドル、
 純利益は37億ドルで前年同期を4%上回った」
NY連銀製造業景気指数(1月)は予想より弱い17.7、
前回12月分は18.0から19.6に上方修正。
NYダウが一時26000ドル台へ上昇。
仏中銀総裁
「ECBはスムーズな出口戦略を管理することができると確信。
 ECBはユーロの物価への影響を監視しなければならない。
 ECBの政策は市場の期待に左右されない。
 9月より先のシナリオはすべて未知数。
 経済は緩やかな出口戦略を許容している。
 最近のユーロ高は不透明さの要因」
ホワイトハウス
「トランプ大統領と中国の習近平国家主席が
 朝鮮半島の南北会談のほか貿易問題についても協議。
 両首脳は、交渉が北朝鮮による破壊的行動に変化を促すよう
 望むことを表明。トランプ大統領は、北朝鮮に核放棄を迫るため
 最大限の圧力をかけ続ける姿勢も再確認するるともに、
 米国の貿易赤字が拡大し続けていることについて失望感を表明」
NYタイムズ紙
「モラー特別検察官がバノン氏を大陪審に召喚」
報道
「16日の仮想通貨相場は大きく下落。
 各国政府、特に中国や韓国といったアジア諸国政府による
 さらなる規制強化の可能性が警戒された。
 BTCは20%程下落。1日の下落幅としては、
 3年超ぶりの大幅な下落となった」
バイトマン独連銀総裁
「年内の資産買い入れ終了が適切」
米10年債利回りは一時2.56%台へ上昇も2.53%台へ低下。
ドル円が110円台前半へ下落。ドルストレートが反発。
VIX指数は11.56へ上昇。(一時15%超に上昇)
NYダウは10.33ドル安の25792.86で取引を終える。


<1月17日(水)>

報道「1BTCが一時100万円ほどに下落」
日経平均は168.39円安で寄り付き83.47円安の23868.34で大引け。
東京時間序盤にユーロドルが一時1.23台へ上昇の後に反落。
ポンドドルが一時1.38台へ上昇の後に反落。
東京時間に米10年債利回りは2.56%台へ上昇。
ドル円が110円台後半へ反発。
原油先物は63ドル台後半で推移。
コンスタンシオECB副総裁
「ファンダメンタルズを反映しない急激な通貨の動きを懸念。
 フォワードガイダンス変更はすぐではない」
ドルストレートが軟調傾向で推移。
独仏英の株式市場は軟調傾向で推移。
ユンケル欧州委員長
「英国のEU離脱はルーズ・ルーズの悲惨な結末に」
オーストリア中銀総裁
「ユーロの為替レートを監視する必要」
ロンドン時間はドル円がやや反落。ポンドドルが反発。
原油先物は一時63ドル台前半へ下落。
米WSJ
「ダラス連銀総裁は今年3回の利上げを予想」
ソーンダース英委員
「失業率の均衡水準は4.5%をやや下回る水準。
 英EU離脱は英中銀の政策を双方向に動かす可能性。
 英国の潜在成長率は1.5%以下。
 英労働市場は引き続き引き締まっている。
 今後は追加利上げが必要となる公算。
 投資なくしては生産性向上はありえない。
 今年の賃金上昇は3%に高まるだろう」
米バンクオブアメリカ
「第4四半期投資銀行収入は14.2億ドル(予想13億ドル)
 第4四半1株利益0.20ドル。
 第4四半期調整後1株利益0.47ドル(予想0.45ドル)」
米ゴールドマンサックス 
「第4四半期1株損失5.51ドル
 第4四半期投資銀行収入は21.4億ドル(予想16.4億ドル)」
政治専門サイトのポリティコ
「トランプ政権は1月30日にインフラ計画を発表する可能性がある」
加BOCが政策金利を1.00%から1.25%に利上げ。
加BOC声明
「見通しにおいてNAFTAの不透明感が増している。
 インフレ目標維持には緩和姿勢が必要な公算。
 17年のGDP予想は3.0%。18年は2.2%、19年は1.6%。
 18年の個人消費や住宅市場の見通し上方修正。
 19年までの潜在成長率は1.6%に上方修正。
 19年までのインフレ見通しは2.0%近辺。
 労働市場のスラックは予想より早く吸収した」
カナダドルは上下動。
米上院銀行委員会「パウエル氏のFRB議長就任を承認」
カナダ中銀総裁
「NAFTAのリスクは大きな不透明要因。
 どの程度の期間、刺激策が必要からは明確にできない。
 今回の利上げは我々が見てきたデータの正当性を立証。
 経済は非常に健全」
NY時間にポンドドルが一時1.39台へ上昇。
豪ドル米ドルが一時0.80台へ上昇。
米地区連銀報告
「大半の地区で緩やかないし緩慢な経済成長。
 賃金上昇は緩やか。一部には賃金上昇期待。
 インフレは緩やかないし緩慢な伸び。今年の景気見通しは楽観的。
 一部でホリデーシーズンの販売が予想以上に好調。
 大半の地区で労働市場はひっ迫」
米10年債利回りは一時2.58%台へ上昇。ドル買いが優勢に。
ドル円が111円台を回復。ドルストレートが反落。
トランプ大統領
「ロシアは北朝鮮を支援。北朝鮮攻撃を検討するかの質問に答えず。
 中国は北朝鮮に対する圧力強化に更にできることがある」
アップル
「税制改革に伴い、海外に滞留させている資金を本国回帰させる
 ことによって約380億ドルの税金の支払いが発生する。
 今後5年間に300億ドルを国内設備に投じる。
 2万人の雇用を新規に創出する計画」
シカゴ連銀総裁
「今年と来年の力強い成長予想。
 減税で企業の設備投資は増加するだろう」
NYダウは322.79ドル高の26115.65で取引を終える。最高値を更新。
NASDAQとS&P500も最高値を更新。VIX指数は11.76。


<1月18日(木)>

オセアニア時間に米10年債利回りは一時2.59%台へ上昇。
ドル買い優勢。ユーロドルが1.21台へ下落。
原油先物は一時64ドル台へ上昇。
日経平均は210.59円高で寄り付き104.97円安の23763.37で大引け。
日経平均は一時26年2カ月ぶりに24000円台へ上昇も終盤に反落。
東京時間後半にドル円がやや反落。ドルストレートがやや反発。
ユーロドルが1.22台を回復。
中国第4四半期GDPは予想より強い前年同期比6.8%、
中国2017通年のGDPは予想より強い6.9%、
中国鉱工業生産(12月)は予想より強い前年同月比6.2%、
中国小売売上高(12月)は予想より弱い前年同月比9.4%。
中国株式市場は3日続伸。
ロンドン時間序盤に米10年債利回りは2.61%台に上昇。
独の株式市場は堅調傾向で推移。
ドルストレートやクロス円が堅調推移。ユーロ円が136円台へ上昇。
バイトマン独連銀総裁
「経常黒字削減のために公共支出を増額することは無益。
 的を絞った投資に焦点当てるべき」
OPEC
「米国の原油供給量見通しを引き上げ、価格上昇を反映」
米モルガンスタンレー
「第4四半期調整後1株利益0.84ドル(参考予想0.77ドル)」
独SPD
「21日の党大会で連立についての採決を実施」
米住宅指標など米経済指標への反応は限定的。
NY時間前半にドル円が一時110円台へ下落。クロス円がやや反落。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が686.1万バレル減少。
原油先物は63ドル台後半で推移。
ライアン米下院議長(共和党)
「民主党は軍の予算を盾にとっている。
 議会はつなぎの予算案を成立させるべき。
 下院は暫定予算案を可決するだろう。トランプ大統領も支持。
 政府機関閉鎖は暫定予算よりも良くない」
米10年物TIPS入札では最高落札利回り0.548%、応札倍率2.69倍。
NY連銀総裁
「経済はトレンドを上回るペースで成長している。
 財政刺激策が景気の過熱を引きこさないか懸念」
米下院
「暫定予算案を今夜採決するための動議を可決」
NY時間終盤に米10年債利回りは2.62%台へ上昇。ドル円が反発。
NYダウは97.84ドル安の26017.81で取引を終える。


<1月19日(金)>

日経平均は90.74円高で寄り付き44.69円高の23808.06で大引け。
報道
「米下院は政府機関閉鎖を回避することを目的とした
 2月16日までの暫定予算案を可決。採決は賛成230、反対197」
クリーブランド連銀総裁 (講演テキスト)
「米経済が私の予測通りの成長を見せた場合、
 FOMCでは昨年と同様(年3回)の利上げペースを維持するべき。
 同ペースの下で物価がターゲットへ向かう中で、
 経済の安定がもたらされる。
 税制改革により経済成長にに0.25から0.5%ポイントの上乗せ。
 それ以上に上振れの可能性も」
米10年債利回り2.63%台へ上昇。原油先物は一時62ドル台へ下落。
東京時間前半はドル売りが優勢の展開で推移。
報道
「米上院 暫定予算投票のための討論開始」
東京時間後半はドルストレートがやや反落。
ロンドン時間序盤に米10年債利回りは一時2.64%台へ上昇。
ロンドン時間序盤はドル円は軟調傾向で推移。ドルストレートは上昇。
英小売売上高(12月)は予想より弱い前月比−1.5%。ポンド売り反応。
独仏英の株式市場は堅調傾向で推移。
ドルストレートが反落。ドル円は揉み合う。
独首相報道官
「メルケル首相は来週24日にダボス入り、講演を予定」
韓国の聯合ニュース
「北朝鮮は韓国の平昌オリンピックへの系術団派遣に向け
 事前視察を20日から予定していたがキャンセルした」
ホワイトハウスの議会担当補佐官
「政府機関閉鎖回避に向けた採決は厳しい」
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(1月)は予想より弱い94.4。
市場反応は限定的。
サンフランシスコ連銀総裁
「米経済は逆風から順風に変わりつつある
 世界全体も環境に変化が見られている。減税は明らかに成長を支援。
 今年の成長見通しは2.25%から2.50%。
 向こう数年でインフレは2%に向かう。失業率は3.7%まで低下も。
 FRBは通常の政策に回帰すべき。
 ビハインド・ザ・カーブでもアヘッドオブ・ザ・カーブでもない」
シューマー上院民主院内総務
「(政府機関閉鎖回避へ)進展は見られるが協議はなお継続している」
S&P
「ギリシャの格付けをBに上げする。見通しポジティブ」
原油先物2月限の終値は63.37ドル。米10年債利回りは2.661%。
NYダウは53.91ドル高の26071.72で取引を終える。
S&P500の週終値は2810.30。NASDAQの週終値は7336.38。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初15日に111.09レベルで始まり、NY時間後半に
かけて110.33レベルへ下落しました。その後、16日の東京時間前半に
110.98へ反発しましたが、その後、再び落して、17日の東京時間序盤
にかけて週安値となる110.19へ下落する展開になりました。その後、
反発して、110円台後半での揉み合いを経た後に18日の東京時間前半
にかけて週高値となる111.48へ上昇しましたが、その後、反落して
揉み合いながらも軟調傾向で推移して110.73レベルで週の取引を終え
ました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初15日に1.2194レベルで始まり、ロンドン
時間にかけて1.2296へ上昇しました。その後、揉み合いを経た後に
16日のNY時間序盤にかけて1.2195へ反落しましたが、その後、反発
して、17日の東京時間序盤にかけて週高値となる1.2323へ上昇する展
開になりました。その後、反落して、NY時間序盤にかけて1.2196へ
下押しましたが、その後、NY時間後半にかけて1.2287へ反発しまし
た。その後、再び反落して、18日のオセアニア時間にかけて週安値と
なる1.2165へ下落しましたが、その後、切り返して、19日のロンドン
時間前半にかけて1.2295へ反発する展開になりました。その後、再び
反落して、1.2221レベルで週の取引を終えました。




●今週(1月22日から1月26日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは111.00の「00」ポイント
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高値でもある
18日の高値111.48から10月16日安値111.65、さらに上昇した場合
112.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは19日の安値110.49を巡る攻防が注目
されます。ここを下抜けた場合は15日の安値110.33、さらに下落した
場合は先週安値でもある17日の安値110.19、ここを下抜けた場合は
110.00の「00」ポイント、さらに下落した場合9月15日安値109.55
ここを下抜けた場合は109.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目され
ます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、23日の
日銀金融政策発表および日銀展望レポート公表と黒田日銀総裁の定例
会見とリッチモンド連銀製造業指数、24日の日通関ベース貿易収支と
米中古住宅販売件数、25日の米新規失業保険申請件数と米新築住宅販
売件数と米景気先行指標総合指数、26日の日全国消費者物価指数と
日銀金融政策決定会合議事録要旨と米耐久財受注と米第4四半期GDP
速報と米第4四半期個人消費速報と米第4四半期GDPデフレータ速報
と米第4四半期コアPCEデフレータ速報、などが注目されます。


さて、先週のドル円は110円台前半から111円台半ばの上下動の相場
となって110円台後半で取引を終えましたが、先週はNYダウが26000
ドル台へと上昇して、米10年債利回りも2.661%に上昇する状況で、
ドル円相場では引き続きコリレーションの一部に崩れが見られている
ようです。


そして、先週末の市場クローズ後に、米上院がつなぎ予算案の採決に
進む動議を否決したことで、2013年10月以来の約4年3カ月ぶりに
米政府機関の一部が閉鎖することになりました。

経験則的にはそれほど大きな動意には至らない場合もありそうですが、
今週初めは約4年ぶりに米政府機関の一部が閉鎖されることを受けて、
ドル売り傾向で市場が始まる可能性がありそうです。

また、9日に日銀が長期債の買入減額の発表をしたことが円買いのトリ
ガーとなりましたが、今週は23日の日銀金融政策発表および日銀展望
レポート公表と黒田日銀総裁の定例会見が注目されます。

そして今週は26日の日全国消費者物価指数と日銀金融政策決定会合議
事録要旨と米第4四半期GDP速報と米第4四半期個人消費なども注目
の焦点になりますが、次第によってボラタイルな相場展開になる可能性
もありそうです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは19日の高値1.2295
から1.2300の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜
けた場合は先週高値でもある17日の高値1.2323、さらに上昇した場合
2014年11月第2週の安値1.2358、ここを上抜けた場合は1.2400の
「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは1.2200の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は先週安値でもある18日の安値
1.2165、さらに下落した場合は12日のNY時間の押し安値1.2111、
ここを下抜けた場合は1.2100の「00」ポイント、さらに下落した場合
12日の東京時間の高値1.2066から11日の高値1.2059を巡る攻防が
注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標および要人発言では、23日
の独・欧ZEW景気期待指数と欧消費者信頼感速報、24日の独・欧製造
業PMI速報と独・欧サービス業PMI速報、25日の独IFO景況感指数
とECB金融政策発表とドラギECB総裁の定例会見、などが注目されま
すが、対ドル通貨ペアとして、23日のリッチモンド連銀製造業指数、
24日の米中古住宅販売件数、25日の米新規失業保険申請件数と米新築
住宅販売件数と米景気先行指標総合指数、26日の米耐久財受注と米第
4四半期GDP速報と米第4四半期個人消費速報と米第4四半期GDP
デフレータ速報と米第4四半期コアPCEデフレータ速報、などが注目
されます。


さて、先週のユーロドルは17日に1.2323へ上昇しましたが、週間で
は1.21台後半から1.22台後半をコアとするレンジ性のある相場展開に
なりました。

先週末の市場クローズ後に、米上院がつなぎ予算案の採決に進む動議を
否決したことで、2013年10月以来の約4年ぶりに米政府機関の一部
が閉鎖することになりましたが、週初はこれを受けてややドル売り傾向
となる可能性がありそうです。

そして、今週のユーロにかかわる注目の焦点は25日のECB金融政策発
表とドラギECB総裁の定例会見になります。

2018年の今月から資産購入のペースを月300億ユーロに縮小していま
すが、ECB金融政策発表でのガイダンス変更の有無、ドラギECB総裁
の定例会見におけるユーロ高牽制発言の有無、などが注目されます。
次第よってはボラタイルな相場展開になりそうです。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その275 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十五話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のNYダウは26000ドル台へと上昇して、
 米10年債利回りも2014年7月以来となる2.66%台へ上昇するも、
 ドル円は110円台前半から111円台半ばの揉み合いとなったが…、
 先週末の市場クローズ後に、米上院がつなぎ予算案の採決に進む動議
 を否決した事で、米政府機関の一部が閉鎖することになったよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 米政府機関の一部閉鎖はオバマ政権時代の2013年10月以来、
 約4年3カ月ぶりとなるが…、米軍、警察、国境警備、刑務所、
 航空管制、裁判所などは休業なく予備予算でやりくりするそうじゃ。
 ただ、13年当時では1日当たり最大で約85万人の連邦政府職員が
 自宅待機となり、輸出入証明書の業務、政府の個人情報システム、
 国立公園の休業、などの他、経済指標の発表の延期があり…、
 貿易・金融等への影響でGDPが0.2%〜0.6%抑えられたそうじゃ」


『奇しくもトランプ政権が発足してちょうど1年目の出来事だが…、
 ワシントンポストが今回の責任は「トランプ政権と共和党が48%」
 という世論調査を報じていたことで、中間選挙も視野に入れた
 米民主党と米共和党の攻防という側面もあったのかもしれないよな。
 ところで…、週初はどんな市場反応になるんだろうな…』


「もしかすると、ここのところ顕著なコリレーション崩れに対する
 修正のトリガーとなりNYダウが反落の動きとなるやもしれぬのう。
 これに伴いドル売りやリスク回避の円買いとなるやもしれぬが、
 ただ、経験則的には大きな動意には至らない場合もありそうじゃ…」


『ともあれ、1日も早い米国のつなぎ予算の成立や本予算の成立を
 期待したいもんだぜ…。そして、先週の気になる出来事だけど…、
 日本時間の17日早朝にかけて仮想通貨BTCが一時100万円ほどに
 急落するということが起こったよな…。ジイさん。』


「ふむ…。BTCは2017年では9月14日、11月30日、12月8日、
 などで大きな調整となった事があるが、2018年1月17日の急落は
 2017年以前を含めてこれまでで最大の下落となったようじゃ…。
 仮想通貨の億り人の中には肝を冷やした人もいたのではあるまいか」


『今は仮想通貨の急落からある程度戻しているが…、TVや一般紙等が
 BTCの急騰をはやし立てると急落して、そして急落を報じると戻す
 という、仮想通貨は一般報道との逆相関がみられているようだな…』


「ふむ…。一般報道ではニュース的にインパクトのある状況を報じる
 ことで、期せずして上昇の一旦の山や、一旦の谷と重なってしまう
 のかもしれぬが…、確かに溜口殿がおっしゃるように、仮想通貨は
 一般報道との逆相関がみられるようじゃのう…。また一方、
 仮想通貨はVIX指数とはある程度の順相関もみられているようじゃ」


『もしかするとTVや一般紙等が仮想通貨の歴史的下落を報じる時、
 ノーコイナーにとっては絶好の参入時となるのかもしれないよな…』


「仮想通貨に関しては、これまで、中国での仮想通貨技術を使った
 資金調達であるICOの禁止と取引所の一部閉鎖、ロシアでの新たな
 仮想通貨規制法案の準備、韓国での取引所の閉鎖の検討、など
 規制の動きがあり、これらにより下落することがあったが…、
 独仏の提案により3月19日から20日にアルゼンチンで開催される
 G20財務相・中央銀行総裁会議でも規制案が討議されるようじゃ」


『G20財務相・中央銀行総裁会議での独仏の規制案については
 詳細は伝わっていないが…、一部の観測報道によれば、
 仮想通貨を株式や国債と同じ有価証券と位置付けて規制を強める、
 日本で言えば、仮想通貨に金融商品取引法を適用する、などの
 検討がなされる可能性があるようだよな…』


「ふむ…。もしかするとG20で規制されることを機に、仮想通貨は
 1月17日以来の2番底を一旦つけにいくかもしれぬが…、
 規制は禁止にあらずして、国際的な標準規制を経て仮想通貨の
 『国際標準としての位置づけ』が決まれば、これは言い方を変えれば
 国際的にも仮想通貨の立ち位置が認められたという事でもあり、
 長期的な意味では、むしろ歓迎すべきことではなかろうかのう…」


『これまで実態の不確かなICOや、結果的にただ資金を集めただけの
 詐欺的なICOもあったようだが…、ICOが株式のIPOのように
 規制されるとするならば、ICOに際して厳しい法的審査をクリア
 しなければならないとともに、有価証券としての報告書や
 事業報告書等により、たとえ会社にとって不都合な事実であっても
 公に投資家などに適時開示しなければならことになるワケだから…、
 仮想通貨およびICOの健全化という意味でも、長期的には
 むしろ歓迎すべき良い事なのかもしれないよな…。ジイさん』


「ふむ…。仮想通貨を株式や国債と同じ有価証券と位置付ける
 国際的な規制がされたならば、仮想通貨による利益に対する税制も
 税率の高い雑所得扱いから、『税率の低い申告分離課税となる日』も
 そう遠い日ではなくなる可能性もあるのではなかろうかのう…」


『もしも、仮想通貨の利益が雑所得扱いから申告分離課税となれば、
 税引き後の手取りは30%以上も多くなることになるだろうから、
 国際規制が仮想通貨の第2章の始まりとなるかもしれないよな…』


「ふむ…。一般の人が『億り人』を目指せる投資ジャンルとして、
 仮想通貨市場が健全にさらなる発展をする事を願いたいものじゃ」


『ところで、ジイさんはどんな仮想通貨やICOに投資しているだい。
 有望な仮想通貨やICOはいったいどれなんだろうな? 教えてよ』


「あははっ。それはあえて言わずにおこう…。溜口剛太郎殿。
 ジイは、とある2つのICOに合計8桁ほど投資をしておるが…、
 クレクレ星人にならず、仮想通貨の新世代の優秀な諸氏達のように
 自ら学び研究して、自ら情報の真偽を選別する『目』を磨かれよ…。
 また、上場している仮想通貨のコスト平均法によるポートフォリオ
 の積み上げを覚えよ。そして仮想通貨に乗り換えるという事ではなく
 今まで通り法定通貨のFX取引もご一緒にしていきましょうぞ…」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その274


先週はNYダウが最高値を更新して25803ドルへ上昇しましたが、
ドル円は一時111円台を割り込む展開になりました。



●今週(1月15日から1月19日)の主な予定


<1月15日(月)>

※ NYはキング牧師誕生記念祝日で休場。

午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(1月)、
午後7時に欧貿易収支(11月)、
などが予定されています。
そして、黒田日銀総裁の発言も予定されています。


<1月16日(火)>

朝8時50分に日国内企業物価指数(12月)、
午後1時半に日第三次産業活動指数(11月)、
午後4時に独消費者物価指数改定値(12月)、
午後4時45分に仏財政収支(11月)、
午後6時半に英消費者物価指数(12月)、英生産者物価指数(12月)、
同午後6時半に英小売物価指数(12月)、
夜10時半に米NY連銀製造業景況指数(1月)、
などが予定されています。
独・英・米の指標には注目です。
そして、米シティグループの四半期決算発表も予定されています。


<1月17日(水)>

朝8時50分に日機械受注(11月)、
午前9時半に豪住宅ローン件数(11月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(12月)、欧建設支出(11月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜11時15分に米鉱工業生産(12月)、米設備稼働率(12月)、
深夜12時に加BOC政策金利発表、加BOC声明、
同深夜12時に米NAHB住宅市場指数(1月)、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
早朝6時に対米証券投資(11月)、
などが予定されています。
日・欧・加・米の指標には注目です。
そして、バンク・オブ・アメリカやゴールドマン・サックスの
四半期決算発表も予定されています。


<1月18日(木)>

午前9時01分に英RICS住宅価格指数(12月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(12月)、豪失業率(12月)、
午前11時に中国第4四半期GDP、
同午前11時に中国鉱工業生産(12月)、中国小売売上高(12月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(11月)、
夜10時半に米住宅着工件数(12月)、米建設許可件数(12月)、
同夜10時半に米フィラデルフィア連銀製造業指数(1月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
などが予定されています。
豪・中国・米の指標には注目です。
そして、モルガン・スタンレーの四半期決算発表も予定されています。


<1月19日(金)>

朝6時半にNZ企業景況感(12月)、
午後4時に独生産者物価指数(12月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(12月)、
午後6時に欧経常収支(11月)、
午後6時半に英小売売上高指数(12月)、
夜10時半に加国際証券取引高(11月)、加製造業出荷(11月)、
深夜12時に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(1月)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。
そして、この日に米暫定予算期限切れを迎えます。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(1月8日から1月12日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが91.67で始まり、92.36へ上昇した後に
下落して90.62で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.550%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)2月限は週の終値で64.30ドルに上昇しました。
NYダウは週間507.32ドル上昇、25803.19ドルで週の取引を終える。



<1月8日(月)>

東京は成人の日で休場。
東京時間はドル買いが優勢。ドルストレートが軟調傾向で推移。
スペイン紙ムンド
「バイトマン独連銀総裁がQE終了の明確な期日設定は正当と発言」
欧小売売上高(11月)は予想より強い前年同月比2.8%。
英首相報道官
「メイ英首相、8日に内閣改造を実施する」
米10年債利回りは2.48%台へ上昇の後に2.46%台へ低下。
NY時間序盤にドル円が一時113円台を割り込む。
原油先物は61ドル台半ばから後半で推移。
報道
「メイ首相は内閣改造を開始、離脱交渉が不調に終わった場合の
 危機管理を担う決裂担当相を新設する方針。
 ハモンド財務相、デービスEU離脱担当相、ラッド内相は留任予定」
NY時間はポンドが反発して揉み合う。BTCは軟調に推移。
アトランタ連銀総裁
「3、4回の利上げは必要ない可能性。
 金融政策はより中立的スタンスに近づいている。
 減税は緩やかな成長をもたらす。緩やかな緩和解除が好ましい」
ブルームバーグ
「ホワイトハウスはFRB副議長の指名が近づいている」
S&P
「米国の今年の実質GDP伸び率は2.8%と予想」
NY時間後半に米10年債利回りは2.48%台へ上昇。
WSJ
「米当局者は朝鮮半島での全面戦争ではなく、
 北朝鮮に限定的な軍事攻撃を行うことが可能か議論している」
NYダウは12.87ドル安の25283.00で取引を終える。
NASDAQとS&P500は最高値を更新。


<1月9日(火)>

ワシントン・ポスト
「米特別検察官、露疑惑でトランプ大統領の直接聴取を検討。
 限定的な質問を数週間以内に行う可能性がある」
日経平均は234.44円高で寄り付き135.46円高の23849.99で大引け。
日経平均は26年ぶり高値を連日更新。
米10年債利回りは2.48%台で推移。
麻生財務相
「速いペースで株価は上昇している」
報道
「日銀オペ、国債買入(残存期間10年超25年以下) 1,900億円に減額。
 国債買入(残存25年超)は800億円に減額。
 残存期間10年超25年の国債買いオペ減額は2016年12月以来」
東京時間にドル円が112円台へ下落。
マクロン仏大統領 (中国を公式訪問中)
「マーケットの中国とのアクセスはアンバランス」
原油先物は62ドル台前半から61ドル台後半で推移。
報道
「日銀、2018年見通しで成長率引き上げを検討」
ロンドン間時間序盤に米10年債利回りは一時2.50%台へ上昇。
ロイター通信
「韓国外務省は、来月の平昌冬季オリンピックへの
 北朝鮮の参加を円滑にするために、
 必要なら同国への政策の一時解除を検討する方針を明らかにした」
報道
「北朝鮮が平昌冬季オリンピックへ参加決定」
ミネアポリス連銀総裁
「今の職務に満足していて変えるつもりはない。
 低過ぎるインフレは高過ぎるインフレより懸念が大きい。
 低インフレは世界中で起こっていて米国だけの問題ではない」
トランプ大統領
「数日内に移民法案が提出される。超党派による移民法改正を見たい。
 国境の壁は180億ドル未満で建設可能」
NYタイムズ
「トランプ大統領は世界経済フォーラム(ダボス会議)に出席する計画。
 ダボス会議は1月23日から4日間の日程で開催」
米3年債入札では最高落札利回り2.080%、応札倍率3.13倍。
報道
「翌日物金利スワップ(OIS)市場では来週のカナダ中銀の利上げ確率を
 80%超で織り込む動き」
原油先物は一時63ドル台へ上昇。14年12月以来の高値に。
NY時間後半にかけて米10年債利回りは2.55%台へ上昇。
NYダウは102.80ドル高の25385.80で取引を終える。最高値を更新。
NASDAQとS&P500も最高値を更新。
VIX指数(恐怖指数)は10.08へ上昇。


<1月10日(水)>

日経平均は17.18円安で寄り付き61.79円安の23788.20で大引け。
東京時間にドル円は112円台前半へ下落。
報道「ホンジュラスでM7.8の地震が発生」
原油先物は63ドル台半ばで推移。
ロンドン時間にドル円が111円台へ下落。
中国当局
「債券投資はこれまでほど魅力的ではなくなるだろう」
ロンドン時間序盤に米10年債利回りは2.59%台へ上昇。
独仏の株式市場は軟調傾向で推移。
報道
「南ア、ズマ大統領が退陣要求に対する予防的措置を打ち出す」
ダラス連銀総裁
「今年3回の利上げが依然としてベストシナリオ。
 イールドカーブのフラット化は世界的な過剰流動性が一部要因。
 18、19年の労働市場は過熱ぎみに推移する可能性。
 減税は投資の活発化を支援する可能性。
 負債によってファイナンスされた減税には懸念。
 循環的なインフレ圧力があることは疑いない。
 テクノロジーはインフレにとって一部逆風」
ブロードベント英中銀副総裁
「家計負債の高さは政策金利に大きく影響しない。
 英住宅市場はバブルではない。
 家計負債の高さで英中銀が利上げを止めることはない。
 目標に到達するために何でも行う。
 英中銀の見通しは追加利上げを示唆」
シカゴ連銀総裁
「利上げを今年半ばまで先送りするのが良いと前回会合で考慮。
 今年は2.5%成長を予想。
 減税案可決で現時点で勢いを加速させる材料はない。
 一過性のインフレ鈍化が解消すれば確信を強められる」
米10年債入札では最高落札利回り2.579%、応札倍率2.69倍。
ロイター通信 (関係者の話)
「カナダ当局は米国がNAFTAを離脱するとの見方を強めている。
 近いうちにトランプ大統領が発表するようだ。
 ただ、大統領は、条約改定のための協議を1月下旬に
 開催することも同時に発表するのではないか」
加ドル売り反応。ドルカナダが上昇。
セントルイス連銀総裁
「石油高で物価上昇を見込む。インフレ期待がやや上昇。
 過去5年間の穴埋めのためインフレ目標の引き上げ検討を」
CNBC
「ウォーレンバフェット氏は仮想通貨について
 ほぼ確実に悪い結末を迎えると述べた」
米10年債利回りは2.55%台。原油先物2月限の終値は63.57ドル。
NYダウは16.67ドル安の25369.13で取引を終える。


<1月11日(木)>

日経平均は131.81円安で寄り付き77.77円安の23710.43で大引け。
豪小売売上高(11月)は予想より強い前月比1.2%。豪ドル買い反応。
報道
「トランプ米大統領はイランに対する経済制裁再開を見送る見通し」
東京時間に米10年債利回りは一時2.53%台へ低下。
メルケル独首相
「連立を模索する協議には依然として障害が残っている。
 連立協議でできることは何でも行う方針」
原油先物は一時64ドル台へ上昇。
英首相報道官
「EU離脱をめぐる2回目の国民投票は行わない」
発表直後はポンド売り反応。
ECB理事会議事録要旨
「2018年の早い時期にガイダンスの段階的なシフトについて検討。
 リフレが継続すれば市場とのコミュニケーションに変化が必要」
ユーロ買い反応。ユーロドルが1.20台を回復。
NY時間序盤に米10年債利回りは2.56%台へ上昇。
米生産者物価指数(12月)は予想より弱い前月比−0.1%。
ドル売り反応。
報道「北海ブレントが2014年以来の70ドル台に」
NY時間終盤に米10年債利回りは一時2.52%台へ低下。
ドル円は111円台前半へ下落。
ダドリーNY連銀総裁
「今年の米GDP伸び率を2.50%から2.75%とみている。
 成長が過熱化するリスクを警戒。
 依然として緩やかな利上げが継続するという論拠は強い。
 資産価値は特に懸念していない。
 インフレは目標である2%に向けて上昇圧力が高まるとみている。
 最近のイールドカーブのフラットニングは懸念していない。
 今後の状況にもよるが2018年中に3回の利上げが合理的な出発点。
 データ次第では遅くなったり早くなったりする」
NYダウは205.60ドル高の25574.73で取引を終える。最高値を更新。
NASDAQとS&P500も最高値を更新。


<1月12日(金)>

WSJ紙
「トランプ大統領はインフラ支出がなすべきリストの
 優先順位のトップであると発言」
日経平均は9.23円高で寄り付き56.61円安の23653.82で大引け。
日経平均は3日続落。
米10年債利回りは2.55%から2.54%台で推移。
麻生財務・金融相
「(仮想通貨を)何でもかんでも規制すればいいとは思わない。
 利用者保護とイノベーションのバランスを
 注意しながらやっていかなければいけない」
中国貿易収支(12月)は予想より強い546.9億ドル。
原油先物は63ドル台半ばで推移。
ブルームバーグ
「独メルケル首相とSPD、暫定合意に達した」
ユーロドルが1.21台へ上昇。2014年12月以来の高値水準。
ロンドン時間にポンドドルが1.36台へ上昇。
ドル円が一時111円台を割り込む。
JPモルガン第4四半期調整後1株利益1.76ドル、
第4四半期調整後収入254.5億ドル(予想255.1億ドル)
第4四半期投資銀行収入16.4億ドル(予想16.6億ドル)
ダラス連銀総裁
「今年の米経済成長率見通しは2.5%から2.75%。
 今年の利上げ回数は3回との見方を繰り返す」
米ウェルズファーゴ第4四半期1株利益1.16ドル
第4四半期収入220.5億ドル(予想223.5億ドル)
米消費者物価指数(12月)は予想とおりの前月比0.1%、
米消費者物価指数コア(12月)は予想より強い前月比0.3%、
米小売売上高(12月)は予想より弱い前月比0.4%、
米小売売上高(除自動車 12月)は予想より強い前月比0.4%。
米10年債利回りは一時2.59%台へ上昇。ドル買い反応。
独仏英の株式市場は堅調傾向で推移。
フィラデルフィア連銀総裁
「米国の雇用に若干のスラックが残っている。
 年2回の利上げが適切であると再表明」
NY原油先物2月限の終値は64.30ドル。
米10年債利回りは2.550%に低下。ドル売り優勢。
ドル円が一時再び111円台を割り込む。ポンドドルが1.37台へ上昇。
日経新聞(観測報道)
「日銀は今月22日、23日開かれる金融政策決定会合で
 2018年の経済成長見通しを現行の+1.4%から
 0.1から0.2%ポイント引き上げへ」
ボストン連銀総裁
「フラットニングはリセッションを意味しない」
終盤にユーロドルが1.22台へ上昇。
NYダウは228.46ドル高の25803.19で取引を終える。最高値を更新。
NASDAQとS&P500も最高値を更新。VIX指数は10.16。

週末の報道
「米国は核の役割拡大へ。通常兵器への反撃にも」



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初8日に113.13レベルで始まり、ロンドン時間に
週高値となる113.38へ上昇しましたが、その後、反落して、9日の
日銀オペで長期債買入減額の発表も背景に揉み合いながらも軟調傾向で
推移して10日のNY時間にかけて111円台前半へ下落する展開になり
ました。その後、11日のロンドン時間序盤にかけて111.87へ反発しま
したが、その後、再び反落して12日のロンドン時間に一時111円台を
割り込む展開になりました。その後、NY時間序盤にかけて111.69へ
反発しましたが、NY時間終盤にかけて週安値となる110.91へ下落し
て111.05レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初8日に1.2028レベルで始まり、揉み合いな
がらも軟調傾向で推移して9日のNY時間序盤にかけて週安値となる
1.1915へ下落しましたが、その後、揉み合いながらも切り返して10日
のNY時間序盤にかけて1.2018へ反発する展開になました。その後、
再び反落して、11日のロンドン時間序盤にかけて1.1929へ下押しまし
たが、その後、再び反発して上伸し堅調に推移して週末の終盤にかけて
週高値となる1.2218へ上昇して1.2201レベルで週の取引を終えまし
た。




●今週(1月15日から1月19日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは12日の高値111.69を巡
る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は11日の高値111.87、
さらに上昇した場合は112.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合
10日の高値112.78、さらに上昇した場合は9日のロンドン時間の戻り
高値112.96から113.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されま
す。
一方、下落した場合は、まずは111.00の「00」ポイントから12日の
安値110.91を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は11月
27日の安値110.84、さらに下落した場合は8月31日の高値110.67、
ここを下抜けた場合は9月15日の安値109.55、さらに下落した場合は
109.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標では、16日のNY連銀製造業景
況指数、17日の日機械受注と米鉱工業生産と米NAHB住宅市場指数と
米地区連銀経済報告と対米証券投資、18日の中国第4四半期GDPと
中国鉱工業生産と中国小売売上高と米住宅着工件数と米建設許可件数
とフィラデルフィア連銀製造業指数と米新規失業保険申請件数、19日
のミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目されます。


さて、先週のドル円は113円台前半で始まるも9日に日銀が長期債の
買入減額の発表をしたことが円買いのトリガーとなった格好で軟調傾向
で推移して週末には一時110円台へ下落する展開になりました。

一方、日経平均は先週後半に3日続落となるも、NYダウは史上最高値
を更新して25803ドルへ上昇して、米10年債利回りも一時2.597%に
上昇する状況で、ドル円の下落ではコリレーションの一部に崩れが見ら
れているようです。

NYダウはNASDAQとS&P500とともに連日のように史上最高値を
更新していますが、週足レベルで38.2%はもちろんのこと23.6%さえ
調整らしい調整がなく高値を更新していて、グランビルの8法則におい
ても高値が警戒される状況になってきているようです。

ドル円は戻し試しをする可能性はありますが、もしも仮にNYダウが
調整入りとなった場合はドル円のさらなる重しとなる可能性には注意が
要りそうです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは先週高値1.2218を
巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は2014年12月第4週
の高値1.2272、ここを上抜けた場合は1.2300の「00」ポイント、
さらに上昇した場合は2014年11月第2週の安値1.2358、ここを上抜
けた場合は1.2400の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは12日のNY時間の押し安値1.2111を
巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1.2100の「00」ポイ
ント、さらに下落した場合は12日の東京時間の高値1.2066から11日
の高値1.2059、ここを下抜けた場合10日の高値1.2018、さらに下落
した場合は1.2000の「000」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、16日の独消費者物価
指数改定値、17日の欧消費者物価指数確報、などが注目されますが、
対ドル通貨ペアとして、16日のNY連銀製造業景況指数、17日の米鉱
工業生産と米NAHB住宅市場指数と米地区連銀経済報告と対米証券投
資、18日の中国第4四半期GDPと中国鉱工業生産と中国小売売上高と
米住宅着工件数と米建設許可件数とフィラデルフィア連銀製造業指数と
米新規失業保険申請件数、19日のミシガン大学消費者信頼感指数速報
などが注目されます。


さて、先週のユーロドルは週前半に1.19台から1.20台前半揉み合いと
なりましたが週後半からはポンドドルなどとともに堅調に推移して、
11日のECB理事会議事録要旨で「2018年の早い時期にガイダンスの
段階的なシフトについて検討。リフレが継続すれば市場とのコミュニ
ケーションに変化が必要」などが示されたことがユーロ買いのトリガー
となったか2017年高値でもある9月8日の高値1.2092を上方ブレー
クして、週末にブルームバーグが「独メルケル首相とSPD、暫定合意
に達した」との報道で独10年債利回りが0.51%台へと上昇したことも
背景に1.22台へと上昇する展開になりました。

独連立協議は端緒についたばかりで、また3月4日にイタリアで総選
挙が予定されているなど今年の欧州は今後とも政治リスクには注意が
要りますが、今後1年半の間にECB理事の多数が入れ替わることも
ありユーロの上昇期待は根強いようです。

IMM通貨先物ポジションではユーロは買い越しに傾いていて、今後も
調整の動きもあるとは思われますが、2017年高値の1.2092を上方ブレ
ークしたことで、このアラウンドがロールリバーサルで下値支持となれ
ば、ユーロの上昇トレンドが継続する可能性がありそうです。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その274 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十四話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週はNYダウが史上最高値を更新して25803
 ドルへと上昇して、NASDAQとS&P500も連日のように史上最高値
 を更新して債券利回りが上昇したが…、ドル安、円高、ユーロ高、
 ポンド高、資源国通貨高…、そして原油高の一週間だったよな』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 円買いでは9日に日銀が長期債の買入減額の発表をしたことが
 トリガーとなったようで…、またユーロ買いでは11日にECB理事会
 議事録要旨で『2018年の早い時期にガイダンスの段階的なシフトに
 ついて検討。リフレが継続すれば市場とのコミュニケーションに変化
 が必要』などが示されたことがトリガーとなったようじゃ…」


『ドル円の下落では日銀の長期債の買入減額の発表があったとはいえ、
 NYダウが史上最高値を更新して米10年債利回りも一時2.6%に迫る
 くらいに上昇したのに、なんか違和感も感じる相場だったが…、
 コリレーションの一部に崩れもあるようだな…。ジイさん』


「ふむ…。先週のドル円はNYダウが堅調な中でも軟調に推移して
 なんとなく違和感も感じる状況もあったようじゃのう…。
 ただ、NYダウは連日のように史上最高値を更新しておるが…、
 これまで38.2%はもちろんのこと23.6%さえ調整らしい調整がなく
 高値を更新していて、グランビル8法則でも高値が警戒される状況で
 もしも仮にNYダウが調整入りとなることでコリレーションの崩れが
 解消に向かうとするならば、ドル円のさらなる重しとなるその可能性
 には注意が要りそうじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう…。ペンディングになってる『情報氾濫のお話』
 もいつかはさせてもらいたいと思っておるのじゃが…、今日は
 『行動と習慣と節目での判断のお話』でもさせてもらうとしよう…」


『まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか…』


「松井秀喜選手や野村克也監督やウィリアム・ジェームズ氏、
 そして、マハトマ・ガンジーの名言としても有名じゃが…、
 『行動が変われば習慣が変わる』という言葉をご存知の事じゃろう。
 多くの著名人が語るこの言葉じゃが、語源は定かではないが
 おそらくどうもインドのヒンズー教の教えのようなのじゃのう…」


『まぁ、「行動が変われば習慣が変わる」なんちゃらという言葉は
 いろいろアレンジされてよく聞く言葉だよなぁ…』


「そして環境や人や情報との出会いや運も小さくはない要素ではあるが
 『今のあなたの状況は、これまでの人生であなたがしてきた思考と
 行動と習慣と、節目での判断の結果である』とも言われることがあり
 トレードでも行動と習慣の要素はかなり大きいものなのじゃのう…」


『よく「知ってるか知らないかの違い」などとも言われるけど、
 学習しても行動と習慣化がなければ知っていることが出来るよう
 には決してならないからな…。それに、就職や起業や結婚など
 人生の節目での判断が人生においても大きな影響となるように、
 トレードや投資でも節目での判断は大切な事になるもんだよな…』


「また、習慣が大切な節目の場面でも大きな作用として働くと考えると
 行動の習慣化という意味では『練習』が必要となることになろう…。
 まぁ、トレーダーや投資家としてとして、日々の情報収集と学習と、
 身に覚え込ませる練習は何年たっても必要なのではあるまいかのう」


『2017年の仮想通貨投資でも情報収集していても石橋を叩いて渡らず
 後悔することになった人も少なからずいたと聞くからなぁ…。
 大切な節目で決断出来るか出来ないかは大きな差となるものだよな。
 また、世の中が日進月歩というよりも、人工知能、自動運転、IoT、
 通信の5G、TVの8K、VR、ビッグデータ、量子コンピューター、
 そして、ブロックチェーンによるフィンテック革命などなど…、
 大きく変化する中で「もうこれで良いなどという事はあり得なく」、
 世の中もマーケットも日々、留まることなく変化している以上、
 トレーダーや投資家も「常に前進して学び続けなければ相対的後退」
 となってしまう、ということにもなるだろうからな…』


「ふむ…。2013年頃、『1.01と0.99の法則』という事がネットで
 話題となったことがあってのう…。わずか日々0.01%の微差ながら、
 日々0.01%減少した場合1年経つと1が約0.0255に減じてしまい、
 日々0.01%増加した場合1年経つと1が約37.783に増加する、
 ことになり、わずかな差は経年で大きな差になるというワケじゃが、
 トレーダーや投資家もまた、『前進なき相対的な後退とならぬよう』、
 ともどもに学び続けて、そして、身に覚え込ませる練習を
 粛々と怠りなく積み重ねて進めていきたいものじゃのう…」


『オレ様はこれからも、情報収集、学習と自身に対する訓練は
 怠りなく、ちょびっとづつでもずーっと続けていくつもりだぜ…』


「流石(さすが)じゃ…、溜口剛太郎殿。ジイも溜口殿を見習って
 これからの人生で今が一番若いとの思いで頑張っていきますぞ」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。





<お知らせ>

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FX トレードと凡事のお話 その273


新年は株式市場が堅調なスタートとなりました。
2018年もよろしくお願い致します。


●今週(1月8日から1月12日)の主な予定


<1月8日(月)>

※ 東京は成人の日で休場

午後4時に独製造業新規受注(11月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(12月)、
午後7時に欧小売売上高(11月)、
同午後7時に欧消費者信頼感確報(12月)、欧経済信頼感(12月)、
早朝5時に米消費者信用残高(11月)、
などが予定されています。
独・スイス・欧の指標には注目です。


<1月9日(火)>

午前9時01分に英BRC小売売上高調査(12月)、
午前9時半に豪住宅建設許可件数(11月)、
午後2時に日消費者態度指数(12月)、
午後3時45分にスイス失業率(12月)、
午後4時に独鉱工業生産(11月)、
同午後4時に独貿易収支(11月)、独経常収支(11月)、
午後4時45分に仏貿易収支(11月)、仏経常収支(11月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(11月)、
午後7時に欧失業率(11月)、
夜10時15分に加住宅着工件数(12月)、
などが予定されています。
豪・独・欧の指標には注目です。


<1月10日(水)>

午前10時半に中国消費者物価指数(12月)、中国生産者物価指数(12月)
午後4時45分に仏鉱工業生産指数(11月)、
午後6時半に英鉱工業生産指数(11月)、英製造業生産指数(11月)、
同午後6時半に英貿易収支(11月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時に英NIESRのGDP予想、
夜10時半に米輸入物価指数(12月)、米輸出物価指数(12月)、
同夜10時半に加住宅建設許可件数(11月)、
深夜12時に米卸売売上高(11月)、米卸売在庫(11月)、
などが予定されています。
中国・英の指標には注目です。


<1月11日(木)>

午前9時半に豪小売売上高(11月)、
午後2時に日景気先行指数速報(11月)、日景気一致指数速報(11月)、
午後7時に欧鉱工業生産(11月)、
夜9時半に欧ECB理事会議事録要旨、
夜10時半に米生産者物価指数(12月)、生産者物価指数コア(12月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加新築住宅価格指数(11月)、
深夜4時に米月次財政収支(12月)、
などが予定されています。
豪・欧・米の指標には注目です。


<1月12日(金)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(11月)、
朝8時50分に日国際貿易収支(11月)、日国際経常収支(11月)、
(時間未定) 中国貿易収支(12月)、
(時間未定) 日景気現状判断DI(12月)、日景気先行き判断DI(12月)、
午後4時45分に仏消費者物価指数改定値(12月)、
夜10時半に米消費者物価指数(12月)、米消費者物価指数コア(12月)、
同夜10時半に米小売売上高(12月)、米小売売上高(除自動車 12月)、
深夜12時に米企業在庫(11月)、
などが予定されています。
NZ・中国・米の指標には注目です。
そして、米JPモルガンと米ウェルズ・ファーゴの
四半期決算発表も予定されています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(1月2日から1月5日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが91.89で始まり、91.47へ下落した後に
91.75で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.476%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)2月限は週の終値で61.44ドルに上昇しました。
NYダウは週間576.65ドル上昇、25295.87ドルで週の取引を終える。



<1月2日(火)>

東京株式市場は休場。
為替市場は静かな相場展開で始まる。
中国財新製造業PMI(12月)は予想より強い51.5。
オセアニア通貨が堅調傾向で推移。
中国上海株式市場は1.24%高で取引を終える。
報道
「トランプ大統領、パキスタンへの支援停止を警告」
米10年債利回りは2.45%台に上昇して始まり一時2.41%台へ低下。
ロンドン時間はドル売りが優勢。ポンドが堅調に推移。
欧州の株式市場は軟調傾向で推移。
報道
「英がEU離脱後のTPP参加を非公式に検討」
報道
「イラン反政府デモが全土に急拡大。21人死亡、政権不安も」
ルー前米財務長官
「米経済には的を絞った投資が必要。
 税制改革法案ほどシニカルな政策はない。
 税制改革法案は米国を破産状態に置くもの。
 税制改革法案は投票者が望むものとはほとんどかけ離れている」
トランプ大統領
「制裁や圧力が北朝鮮に大きな影響を与え始めている。
 兵士らは危険を冒して韓国に逃亡。
 ロケットマンは初めて韓国との対話を望む姿勢を示している。
 それが良いニュースか、そうでないかもしれない。
 そのうち分かるだろう」
NY時間に米10年債利回りは一時2.48%台へ上昇。
オーストリア中銀総裁
「政策担当者は株式市場のバブル回避に注意すべき。
 米株式市場は極めて過熱。欧州の不動産よりも危険。
 欧州でもバブルを招かないよう注意が必要。
 ECBの資産購入プログラムの終了が視野に入っている。
 バランスシート縮小開始までは2から3年かかるだろう」
米ニュースサイトのワシントン・フリービーコン
「中国共産党指導部が北朝鮮の核・弾道ミサイル開発に関し、
 同国がさらなる核実験を自制するならば
 新型の短・中距離弾道ミサイルなどの軍事援助を含む支援を
 拡大させるなどの秘密計画を採用したことが判明」
NY時間に原油先物は60ドル台前半で推移。
NYダウは104.79ドル高の24824.01で取引を終える。


<1月3日(水)>

東京株式市場は休場。
米10年債利回りは2.46%台で推移。
仏首相
「フランスの2018年成長率1.7%は誠実な数字。
 現時点ではこの予想を引き上げる計画はない」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.47%台へ上昇。
独仏の株式市場は堅調傾向で推移。
ポンドやユーロが軟調傾向で推移。
NY時間に米10年債利回りは一時2.44%台へ低下。
原油先物は61ドル台で推移。
米ISM製造業景況指数(12月)は予想より強い59.7。
ドル買い反応。
報道
「米朝が極秘協議、12月に北京で米の対北融和派巻き返しか?
 1.16バンクーバー閣僚級会合は紛糾の恐れ」
報道
「12月のアラバマ州の上院補欠選挙で勝利した民主党ジョーンズ氏が
 宣誓し米上院議員に就任。これで上院の議席は共和党が51、
 民主党が49となり与野党の差が僅差に縮小に」
トランプ大統領
「アラバマ州での議席喪失はバノン氏にも責任がある。
 1対1の会合はほんの数回だった。バノン氏は正気でなくなった」
FOMC議事録
「大半が緩やかな利上げ継続を支持。
 多くはインフレは緩やかに2%に向かうと予想。
 イールドカーブのフラット化は異例ではないと意見で一致。
 労働市場のひっ迫がインフレを押し上げる。
 減税は支出を拡大させる。減税で投資がわずかに拡大と予想。
 数人は低いインフレを懸念」
米10年債利回りは一時2.46%台へ上昇。ドル買い反応。
NYダウは98.67ドル高の24922.68で取引を終える。最高値を更新。
NASDAQとS&P500も最高値を更新。


<1月4日(木)>

日経平均は308.79円高で寄り付き741.39円高の23506.33で大引け。
大発会はバブル崩壊後の26年ぶり高値を更新。時価総額は700兆円。
米10年債利回りは2.45%から2.46%台で推移。ドル円は堅調に推移。
麻生財務相
「5年前に比べてGDPは順調に成長。
 雇用環境そして所得環境は大きく変わってきた。
 株価は安倍政権下で間違いなく上がった」
韓国メディア
「北朝鮮が近くミサイルを発射する兆候は見られない」
黒田日銀総裁
「日本経済は緩やかな成長が見られる。
 この状況が当面続くとみている。
 デフレマインドは簡単には消えない。
 量的緩和政策を続けていく必要」
独仏の株式市場は1%超の上昇。原油先物は一時62ドル台へ上昇。
ロンドン時間はドル売りが優勢。
ロイター通信
「昨日、メルケル首相とCSUとSPDの党首が数時間にわたり会談、
 共同声明では連立政権樹立への自信が高まり、楽観的」
ユーロが堅調に推移。
米ADP雇用統計(12月)は予想より強い前月比25.0万人。
NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.48%台へ上昇。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が741.9万バレルの減少。
トランプ大統領
「米国民に仕事と安全を提供するために移民プログラム策定に
 取り組んでいる。米国は国境の壁を持とうとしている。
 DACA(不法入国した若者の救済制度)の変更には壁も含む。
 連鎖移民は終わらせなければならない」
ジンキ米内務長官
「トランプ政権はカルフォルニアやフロリダ沖を含む米沿岸の
 90%以上で石油掘削制限の解除を提案する方向」
セントルイス連銀総裁
「雇用とインフレの関連性が消えた可能性も。
 テイラー・ルール採用は期待の誘導を支援。
 FRBの金利見通しはインフレを十分考慮していない。
 株価の急騰を懸念していない。FRBは逆イールドは回避すべき。
 米経済は好調な中、イールドカーブについては議論すべき。
 現在のイールドカーブの傾きであれば問題ない。
 サプライサイドの減税の影響に反応する必要はない。
 ビットコインは中銀の政策担当者が懸念することではない」
NY時間後半に米10年債利回りは2.45%台へ低下。
NYダウは152.45ドル高の25075.13で取引を終える。最高値を更新。
NASDAQとS&P500も最高値を更新。


<1月5日(金)>

日経平均は136.67円高で寄り付き208.20円高の23714.53で大引け。
日経平均は26年ぶり高値を連日更新。
豪貿易収支(11月)は予想より弱い−6.28億ドル。豪ドル売り反応。
報道
「韓国と北朝鮮が9時半からホットランを通じた連絡を開始」
ロンドン時間はドル買い優勢。ドル円が113円台へ上昇。
独仏の株式市場は堅調に推移。原油先物は61ドル台半ばで推移。
欧消費者物価指数速報(12月)は予想とおりの前年同月比1.4%。
米10年債利回りは2.45%から2.46%台で推移。
セントルイス連銀総裁
「2018年の米経済成長率は2%台前半を見込む。
 雇用は増加しているがインフレにつながっていない。
 FOMCは利回り曲線のフラット化について議論すべき」
米非農業部門雇用者数(12月)は予想より弱い前月比14.8万人、
米失業率(12月)は予想とおりの4.1%、
米平均時給(12月)は予想とおりの前月比0.3%。
米10年債利回りは一時2.43%台へ低下。一時ドル売り反応。
加雇用統計は市場予想より強い。加ドル買い反応。
コーン米国家経済会議(NEC)委員長
「FRB副議長の人選は今月発表の可能性はある。
 減税は今始まったばかり。最低賃金の上昇は望ましい現象。
 株式市場は現時点で割高ではない。
 金融規制緩和法案は第1四半期の議会通過を目指す」
米ISM非製造業景況指数(12月)は予想より弱い55.9。
フィラデルフィア連銀総裁
「今年は2回の利上げが適切。
 低インフレでFOMCは政策目標を再考する必要。
 今年の成長は2.5%を若干下回る。
 雇用の伸びは2019年末までに月間10万人程度に減速へ。
 インフレ率は2019年には2%若干上回る水準に」
報道
「東京に震度4の地震 マグニチュードは4.8」
クリーブランド連銀総裁
「インフレ目標の変更は検討の価値あり。
 目標の引き上げは自身の選択肢にはない。
 向こう数年でインフレは2%を上回る。労働市場は強い」
米10年債利回りは2.476%。原油先物2月限の終値は61.44ドル。
NYダウは220.74ドル高の25295.87で取引を終える。最高値を更新。
NASDAQとS&P500も最高値を更新。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初2日に112.61レベルで始まりNY時間前半にか
けて週安値となる112.06へ下落しましたが、その後、切り返して、
揉み合いながらも堅調傾向で推移して週末5日のNY時間序盤にかけて
週高値となる113.31へ上昇する展開になりました。その後、米雇用統
計が発表されてNFPが市場予想より弱い結果となった事を背景に一時
113.02へ下押す上下動となり113.05レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初2日に1.2012レベルで始まりロンドン時間
に1.2081へ上昇しましたが、その後、反落して、揉み合いながらも軟
調傾向で推移して3日のNY時間終盤にかけて週安値となる1.2001へ
下落する展開になりました。その後、揉み合いながらも反発して、
4日のNY時間前半にかけて週高値となる1.2088へ上昇しましたが、
その後、1.20台前半へ反落して米雇用統計の発表を迎えました。米雇
用統計ではNFPが市場予想より弱い結果となって一時1.2083へ反発し
ましたが、その後、再び反落して揉み合いになり1.2029レベルで週の
取引を終えました。




●今週(1月8日から1月12日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは先週高値の113.31を巡る
攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は12月21日の高値113.63
から12月21日の高値113.74、さらに上昇した場合114.00の「00」
ポイント、ここを上抜けた場合は7月11日の高値114.49、さらに上昇
した場合は11月6日の高値114.73を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは113.00の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は4日のロンドン時間序盤の押し安
値112.49、さらに下落した場合は先週安値の112.06、ここを下抜けた
場合は112.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は10月16日の
安値111.65、ここを下抜けた場合は12月1日の安値111.39から11月
29日の安値111.38を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標では、10日の中国消費者物価指
数と中国生産者物価指数、11日の米生産者物価指数と米新規失業保険
申請件数と米月次財政収支、12日の日国際貿易収支と中国貿易収支と
米消費者物価指数と米小売売上高、などが注目されます。


さて、先週のドル円は週初に112円台前半へ下落しましたが、その後
は堅調傾向で推移して、週末の米雇用統計を経過して113円台前半で
取引を終えました。

本年初めはNYダウが25000ドルの大台に乗せて、日経平均も26年ぶ
り高値を連日更新して23700円台へ上昇するなど、リスクオンの年始
相場になりました。

昨年は米国が利上げサイクル入りするもドルインデックスではユーロの
上昇も背景にドル安傾向の1年でしたが、日経通貨インデックスによる
円の実効レートでは5日時点で97.4と約1年11カ月ぶりの低水準と
なりました。

昨年のドル円はドル安と円安の綱引きとなって年間の変動率が約9.65
と低ボラティリティ相場となりましたが、今年は我々トレーダーとして
ドル円の変動率の拡大を期待したいものです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは2日の高値1.2081を
巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高値の1.2088か
ら2017年高値でもある9月8日の高値1.2092、さらに上昇した場合は
1.2100の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は1.2200の「00」ポイ
ントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合、まずは3日の安値1.2001から1.2000の「000」
ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合12月29日
のNY時間終盤の押し安値1.1992、さらに下落した場合は11月27日
の高値1.1960、ここを下抜けた場合は1.1900の「00」ポイント、
さらに下落した場合は10月12日の高値1.1879、ここを下抜けた場合
12月14日の高値1.1862から11月15日の高値1.1861を巡る攻防が
注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、8日の独製造業新規受
注と欧小売売上高、9日の独鉱工業生産と欧失業率、11日の欧鉱工業
生産とECB理事会議事録要旨、などが注目されますが、対ドル通貨ペ
アとして、10日の中国消費者物価指数と中国生産者物価指数、11日の
米生産者物価指数と米新規失業保険申請件数と米月次財政収支、12日
の中国貿易収支と米消費者物価指数と米小売売上高、などが注目されま
す。


さて、先週のユーロドルは1.20台での上下動の揉み合い相場となりま
した。

独欧の経済は良好でECBも量的緩和縮小に向かいますが、2日時点の
IMM通貨先物ポジションではユーロは35720枚の買い越し増で、総数
127868枚の買い越しとなっていて上値が重く、2017年高値でもある
9月8日の高値1.2092アラウンドが上値抵抗となっているようです。

ここを上抜けると動意づく可能性がありますが、なかなか上値抵抗も強
いようで、7日から予定されている独連立協議の行方が注目されます。
また、今年の欧州は3月4日にイタリアで総選挙が予定されているなど
政治リスクには注意が要りそうです。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その273 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十三話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。あけおめ! 2018戌年がスタートしたが、
 年初はNYダウがあれよという間に25000ドルの大台に乗せて、
 日経平均も26年ぶり高値を連日更新して23700円台へ上昇するなど
 株式市場はリスクオンの年始相場になったよな…』


「新年明けましておめでとう。今年もよろしくお願い致しますぞ。
 年初の株式市場は幸先の良い堅調なスタートとなったのう」


『一方、ドル円は年初に一時下押すもその後は113円台へ上昇したが
 昨年のドル円は変動率がいまいちで差益も得にくい状況だったから、
 2018年の為替相場はもっと大きく動いてもらいたいもんだぜ』


「ふむ。昨年は米国が緩やかな利上げサイクル入りとなったが…、
 ドルインデックスではユーロの上昇もあってドル安傾向の1年で、
 そして一方、円の実効レートでは円安傾向となって…、
 昨年のドル円はドル安と円安の綱引きとなったことで
 年間の変動率が約9.65と低ボラティリティ相場となったのう。
 今年は溜口殿が言うように大きく動いてもらいたいものじゃ」


『アナリストさんの予想では強気な見解が多いようだけど…、
 今年はいったいどんな相場展開になるかねぇ。ジイさん。』


「強弱要因があり確かなことは誰にもわからぬことじゃが…、
 2017年に成立した米税制改革法案による減税や、1月下旬の
 米予算教書の前に発表予定の米インフラ整備はリスクオン要因で、
 また、リパトリによる資金還流の実行はドル買い要因となろう…。
 ただ…、米調査会社ユーラシア・グループが予想する2018年の
 10大リスクにあるように中国はリスク要因で、また、北朝鮮や
 シリアなどの偶発的なアクシデントもリスク要因となろう…。」


『5日にはバノン前首席戦略官が大統領の親族らを批判したことで
 話題となった、トランプ政権の暴露本「炎と怒り」が発売されて、
 トランプ政権の足元も動揺するかもしれないしな…』


「あまり述べ過ぎると売りの思考バイアスとなってもいけないが…、
 英国メイ政権の崩壊のリスク、独連立交渉の暗礁乗り上げのリスク、
 イタリア総選挙のリスク、メキシコのNAFTA交渉失敗のリスク、
 サウジ・イラン情勢のリスク、米中間選挙のリスク、日銀総裁人事、
 そして、世界債務残高が全世界GDPの324%にもなっているリスク
 などなど、地震も含め不確実要因は数多く潜在しておるのじゃのう」


『北朝鮮が平昌五輪出場を示唆していて8日の正恩委員長の誕生日では
 ミサイルの発射はないと思われるが、やがてあるかもしれないしな』


「ただ、我々ごときが知り得る事など市場のビッグプレイヤー達は
 既に先んじて百も承知な事であり…、予想でトレードしようなど
 我々一般トレーダーには到底できぬことで、チャートに従って
 トレードすることが最も賢明となるのではあるまいか…。」


『予想で「こうなるに違いない」と変にバイアスのかかった思考は
 むしろ有害なこともあり、我々一般トレーダーにとっては
 「チャートの事実に対応してトレードする」ほうが賢明な戦略と
 なるのかもしれないよな…。ジイさん。』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その272


本年はたいへんにお世話になりました。m(_ _)m
明年2018もどうぞよろしくお願い致します。



●今週(12月25日から12月29日)の主な予定


<12月25日(月)>

※ クリスマスで日本以外の主要市場の多くが休場。

午後2時に日景気先行指数確報(10月)、日景気一致指数確報(10月)、
などが予定されています。


<12月26日(火)>

※ ボクシングデーなどで日米以外の主要市場の多くが休場。

朝8時半に日全国消費者物価指数(11月)、日失業率(11月)、
同朝8時半に日全世帯家計調査消費支出(11月)、
朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
同朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(11月)、
午後1時から黒田日銀総裁の発言、
夜11時に米ケースシラー住宅価格指数(10月)、
深夜12時に米リッチモンド連銀製造業指数(12月)、
などが予定されています。
日・米の指標と黒田日銀総裁の発言には注目です。


<12月27日(水)>

午後2時に日新設住宅着工戸数(11月)、
深夜12時に米消費者信頼感指数(12月)、米中古住宅販売成約(11月)、
などが予定されています。米の指標には注目です。


<12月28日(木)>

朝8時50分に日鉱工業生産速報(11月)、日小売業販売額(11月)、
午後6時に欧ECB月報、
夜10時半に米卸売在庫(11月)、米新規失業保険申請件数、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(12月)、
などが予定されています。
日・米の指標には注目です。


<12月29日(金)>

※ 東京証券取引所が大納会。
  英株式市場が短縮取引。米債券市場が短縮取引。

夜10時に独消費者物価指数速報(12月)、
が予定されています。独の指標には注目です。


<12月31日(日)>

午前10時に中国製造業PMI(12月)、中国非製造業PMI(12月)、



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(12月18日から12月22日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが93.50で始まり、揉み合いながらも軟調
傾向で推移して92.88で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.487%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)2月限は週の終値で58.47ドルに上昇しました。
NYダウは週間102.32ドル上昇、24754.06ドルで週の取引を終える。



<12月18日(月)>

CMEで開始したビットコイン18年1月物の始値は20,650ドル。
日通関ベース貿易収支(11月)は予想より強い1134億円。
日経平均は217.22円高で寄り付き348.55円高の22901.77で大引け。
米10年債利回りは2.36%から2.37%台で推移。
インドのセンセックス指数が2%超の下落。
ECB
「英国のEU離脱は2018年の銀行監督の主要課題に」
独仏の株式市場は1%超の上昇。
原油先物は57ドル台後半で推移。
フィンランド連銀総裁
「ユーロ圏の景気回復の強さがインフレを下支え。
 中期的にインフレ支えるには十分な金融緩和が依然必要に」
英CBI製造業受注指数(12月)は1988年8月以来の高水準の17。
ポンド買い反応。
ミネアポリス連銀総裁
「低インフレとイールドカーブフラット化がFOMCで反対した理由。
 利上げは賃金の伸びを不必要に抑える可能性。
 米国債市場はリセッションのリスク上昇を示唆。
 現段階では金融市場の安定に差迫ったリスクがあるとは見ていない」
サンフランシスコ連銀総裁
「来年3回の利上げは妥当。来年の米国経済のモメンタムは良好」
NY時間後半に米10年債利回りは2.39%台へ上昇。
トランプ大統領
「北朝鮮封じ込めであらゆる必要な措置をとる。
 反勢力は中国とロシア。イスラム国との戦いでは良い仕事をした。
 GDPの成長も米国の最大の武器の一つ。
 南部国境の安全保障で壁建設が必要」
NYダウは140.46ドル高の24792.20で取引を終える。最高値を更新。


<12月19日(火)>

米10年債利回りは2.39%から2.40%台で推移。
日経平均は59.70円高で寄り付き33.77円安の22868.00で大引け。
麻生財務相
「ビットコインについて、定義されていなくて扱いづらい問題。
 通貨になり得るか証明されていない。
 もうしばらく見ていかないといけない」
独IFO景況感指数(12月)は予想より弱い117.2。
一時ユーロ売り反応。
エストニア中銀総裁
「ECBの金融政策のガイダンスを徐々に調整することが重要。
 賃金や物価は依然伸び悩んでいる」
米ダラス地区連銀総裁
「段階的かつ辛抱強い金融緩和の解消を予想。
 2018年は3回の利上げを予想。
 税制改革で自身の成長予測をやや上方修」
米住宅着工件数(11月)は予想より強い129.7万件、
米建設許可件数(11月)は予想より強い129.8万件。
NY時間序盤に米10年債利回りは2.42%台へ上昇。ドル買い優勢。
原油先物は57ドル台半ばで推移。
アトランタ連銀GDPナウ第4四半期は3.3%へ上昇。
NY時間後半に米10年債利回りは一時2.47%台へ上昇。
ドル円が一時113円台へ上昇。
報道
「米下院が税制改革の修正法案を一旦可決」
NYダウは37.45ドル安の24754.75で取引を終える。


<12月20日(水)>

NZ貿易収支(11月)は予想より弱い−11.93億NZドル。NZドル売り。
米10年債利回りは2.45%台で推移。
日経平均は33.07円安で寄り付き23.72円高の22891.72で大引け。
報道
「米上院が税制改革法案を可決」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.46%台へ上昇。
ドル円が113円台へ上昇。
新華社
「中国は慎重かつ中立的な金融政策を続けると再表明」
ハモンド英財務相
「英国は生産性で深刻な問題を抱えている」
EU
「英国のEU離脱移行期間は2020年12月末で終了へ」
コーン氏
「共和党の税制改革計画は賃金と成長を押し上げる」
NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.49%台へ上昇。
原油先物は47ドル台後半で推移。
ユーロドルが一時1.19台へ上昇。独の株式市場は1%超の下落。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が649.5万バレルの減少。
原油先物2月限は揉み合いの後に58ドル台前半へ上昇。
報道
「メイ政権ナンバー2とされるダミアン・グリーン筆頭国務相が辞任」
報道
「NY証券取引所がビットコインのETFを申請」
報道
「米下院は税制改革法案を再採決で可決」
トランプ大統領
「税制改革法案は特別なもの。
 法案成立後に少なくとも4兆ドルが米国に戻る」
米10年債利回りは一時2.50%台へ上昇。
NYダウは28.10ドル安の24726.65で取引を終える。


<12月21日(木)>

NZ第3四半期GDPは市場予想とおりの0.6%。NZドル台反応。
日経平均は39.71円安で寄り付き25.62円安の22866.10で大引け。
米10年債利回りは2.49%から2.48%台で推移。
ロイター
「独2大政党、大連立を協議へ。1月7日から予備折衝」
日銀金融政策決定会合
「片岡委員が長短金利操作の現状維持に反対。
 10年超の国債金利幅広く下げるように買い入れが適当と主張。
 わが国の景気は所得から支出への前向きのメカニズムが働き、
 緩やかに拡大。海外経済は総じて緩やかな成長継続。
 個人消費は雇用・所得環境の着実な改善を背景に振れを伴いながら
 緩やかに増加。住宅投資は横ばい。
 公共投資は高め水準を維持しつつ横ばい。
 労働需給は着実な引き締まり。
 先行きのわが国経済は緩やかな拡大続ける。
 消費者物価指数の前年比はマクロギャップの改善や中長期的な
 予想物価上昇率の高まり亜飛駅にプラス派の拡大基調継し、
 2%に向けて上昇率を高めていく。
 リスク要因は米経済政策運営やその及ぼす影響、
 新興国・資源国経済動向、英国のEU離脱交渉、欧州債務問題。
 今後とも部下安定の目標に向けたモメンタムを維持するため、
 必要な政策の調整を行う」
黒田日銀総裁
「景気は緩やかに拡大している。
 経済全体では人手不足は経済活動の制約になるとは考えず。
 この1年で日本経済は着実に改善。物価についてもある程度改善。
 長期的成長の観点からは生産性の向上が必要。
 今後も経済、物価、金融情勢踏まえて必要な政策調整おこなう。
 リバーサル・レートはは興味深い学術的な分析。
 リバーサル・レートは金利操作の見直しとの意味ではない。
 過去5年で一貫した金融緩和が現在の状況に奏功している。
 物価2%目標までまだ距離あり粘り強く緩和継続。
 金融仲介機能、近い将来に問題生じるとは考えず。
 株価水準はバブルではない。
 今のビットコインは投機の対象になっている」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.50%台へ上昇。
独10年債利回りは11月14日以来の0.428%へ上昇。
米第3四半期GDP確報は予想より弱い3.2%。ドル売り反応。
加CPIと加小売売上高は市場予想より強い。加ドル買い反応。
原油先物は一時57ドル台後半へ下落。
トランプ大統領
「ペイゴー原則の問題解決なら明日22日に税制法案署名の意向。
 ※ペイゴー原則とは新たな歳出に財源確保を義務付ける原則」
報道
「米下院は現地時間の夕方に暫定予算案の採決を計画」
米上院共和党のフレーク議員
「1月までの暫定予算案の採決は明日にずれ込む可能性」
米CNBC
「ホワイトハウスは空席のFRB副議長として
 ラリー・リンゼー元FRB理事の指名を検討している」
ブルームバーグ
「ゴールドマンが仮想通貨のトレーディング部を創設へ」
NYダウは55.64ドル高の24782.29で取引を終える。


<12月22日(金)>

報道
「カタルーニャ州の州議会選挙で独立賛成派が過半数を確保」
報道
「米下院が来年1月19日までの暫定予算案を可決」
米10年債利回りは2.48%台で推移。
日経平均は15.37円安で寄り付き36.66円高の22902.76で大引け。
東京時間序盤にユーロドルが1.18台前半へ下落。
原油先物は58ドル台前半で推移。
独仏の株式市場は小幅安で推移。
英第3四半期GDP確報は市場予想より強い前年同期比1.7%。
ポンド買い反応。
報道
「ビットコインは22日の取引で1万3000ドルを割り込み、
 週初から時価総額の3分の1が失われた」
独シュピーゲル紙
「ドイツ主要3政党が1月3日に連立協議へ」
米個人消費支出(11月)は予想より強い前月比0.6%、
米コアPCEデフレータ(11月)は予想とおりの前月比0.1%、
米耐久財受注(11月)は予想より弱い前月比1.3%。
市場反応は限定的。
加月次GDP(10月)は予想より弱い前月比0.0%。
加ドル売り反応。
報道
「ビットコインは17日に1万9783ドルの過去最高値を付けて以来
 の大幅安。この日のビットコインの安値は1万776ドル。
 日中安値でイーサリアムは36%安、ライトコインは43%安」
米新築住宅販売件数(11月)は市場予想より強い73.3万件、
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(12月)は予想より弱い95.9。
市場反応は限定的。
報道
「トランプ大統領が1月19日までの暫定予算案に署名。
 トランプ大統領が税制改革法案に署名。」
アトランタ連銀GDPナウ第4四半期は22日時点で2.8%。
報道
「国連安保理は北朝鮮が11月に実施したミサイル発射実験に対して
 新たな制裁を導入することを決議。制裁は原油の輸入や
 海外へ派遣している北朝鮮の労働者に制限を与える内容」
原油先物2月限の終値は58.47ドル。
米10年債利回りは2.487%。
NYダウは28.23ドル安の24754.06で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は週初18日に112.73レベルで始まりロンドンフィック
スにかけて週安値となる112.31へ下落しましたが、その後、切り返し
て、揉み合いながらも堅調傾向で推移して21日のロンドン時間に週高
値となる113.63へ上昇する展開になりました。その後、反落して揉み
合いとなり113.29レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは週初18日に1.1744レベルで始まり週安値となる
1.1738へ下落した後に切り返してNY時間前半にかけて1.1834へ上昇
する展開になりました。その後、NY時間終盤にかけて1.1775へ反落
しましたが、揉み合いながらも反発して20日のNY時間前半にかけて
週高値となる1.1901へ上昇する展開になりました。その後、反落して
揉み合いとなった後に22日の東京時間序盤に一時1.1817へ下落する
展開になりました。その後、反発して揉み合いになり1.1862レベルで
週の取引を終えました。




●今週(12月25日から12月29日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは21日の高値113.63を巡
る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は12日の高値113.74、
さらに上昇した場合は114.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合
11月7日の高値114.33、さらに上昇した場合は10月27日の高値の
114.45から7月11日の高値114.49、ここを上抜けた場合は11月6日
の高値114.73を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは113.00の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は13日の安値112.49、さらに下落
した場合は18日の安値112.34、ここを下抜けた場合は15日の安値の
112.03から112.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は10月
16日の安値111.65を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、26日の
日全国消費者物価指数と日失業率と日銀金融政策決定会合議事録要旨と
黒田日銀総裁の発言と米ケースシラー住宅価格指数とリッチモンド連銀
製造業指数、27日の米消費者信頼感指数と米中古住宅販売成約、28日
の日鉱工業生産速報と米新規失業保険申請件数とシカゴ購買部協会景気
指数、などが注目されます。


先週のドル円は、週初に112円台前半へ下落しましたが、米10年債利
回りの上昇を背景に切り返して、米税制改革法案が上下両院で可決と
なった事で揉み合いながらも堅調傾向で推移して、日銀金融政策決定
会合も無事に通過して週後半にかけて113円台後半へ上昇する展開に
なりました。その後、週末はやや下押しとなりましたが、1月19日ま
での暫定予算案も成立して動意薄のなか113円台前半で週の取引を終
えました。


さて、本年最後の週となる今週ですが、25日はクリスマスで日本以外
の主要市場のほとんどが休みで、26日もボクシングデーなどで日本と
米国以外の多くの主要市場が休みとなります。流動性が低下して動意薄
となりがちですが市場の薄みを衝くチョッピーな値動きには注意したい
ものです。27日からは本邦勢は年末モードとなりますが、クリスマス
を終えた欧米勢が動き出して動意づくこともありそうです。

また、国連安保理が22日に北朝鮮への輸出の9割を減らすなど厳しい
内容の追加制裁を採択して、中国では北朝鮮との国境地帯に軍駐留施設
を増設するとともに、数十万人を収容できる難民キャンプの設営準備を
始めたとのことで半島有事を想定した動きが見られますので、年末では
ありますが、国連安保理に反発する北朝鮮の核実験やICBMの発射など
北朝鮮の動向には注意をしたいものです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは20日の高値1.1901
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1日の高値1.1940
さらに上昇した場合は11月27日の高値1.1960、ここを上抜けた場合
1.2000の「000」ポイントから9月22日の高値1.2004、さらに上昇し
た場合は9月20日の高値1.2034を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合、まずは22日のNY時間の安値1.1828を巡る攻防
が注目されます。ここを下抜けた場合は22日の安値1.1817、さらに下
落した場合は1.1800の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は18日
の安値1.1738、さらに下落した場合は12日の安値1.1717、ここを下
抜けた場合は1.1700の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、29日の独消費者物価
指数速報、が注目されますが、対ドル通貨ペアとして、26日の米ケー
スシラー住宅価格指数とリッチモンド連銀製造業指数、27日の米消費
者信頼感指数と米中古住宅販売成約、28日の米新規失業保険申請件数
とシカゴ購買部協会景気指数、などが注目されます。


先週のユーロドルは、週初に1.17台前半へ下押しましたが、その後、
切り返して堅調傾向で推移して週半ばに一時1.19台へ上昇する展開に
なりました。その後、やや下押して揉み合いとなり、週末に「カタルー
ニャ州の州議会選挙で独立賛成派が過半数を確保」との報道を背景に
一時1.18台前半へ反落しましたが、その後、1.18台後半へ戻して週の
取引を終えました。


さて、本年最後の週の今週は、25日はクリスマスで日本以外の主要市
場のほとんどが休みで、26日もボクシングデーなどで日本と米国以外
の多くの主要市場が休みとなります。ドル円と同様に流動性が低下して
動意薄となりがちですが市場の薄みを衝くチョッピーな値動きには注意
したいものです。27日からはクリスマスを終えた欧米勢が動き出して
ユーロドルが動意づくこともありそうです。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その272 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十二話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。今年もあとわずか1週間ほどで暮れ征くけれど、
 2017年もマーケットではいろいろな事があったよな…。
 先週22日には一時、BTCが歴史的な暴落となったしな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 22日のシカゴ・マーカンタイル取引所のBTC先物の売買高は
 ファンド勢の売り浴びせがあったか前日の2.5倍にもなり、
 BTCがたった1日で一時29%もの大幅下落となったが…、
 これは15年1月のスイスフラン・ショック時のスイスフラン円の
 為替変動率さえもはるかに凌ぐものであったのう…」


『まぁ、それでも先週は米税制改革法案と1月19日迄の米暫定予算案
 が成立して今年も何とか無事にクリスマスを迎えることになったが、
 年末年始の市場が平穏に経過すると良いよな…。ジイさん。』


「ふむ。そうありたいものじゃのう…。溜口剛太郎殿。
 ただ、27日からは本邦勢は年末モードとなるが、クリスマスを
 終えた欧米勢が動き出して動意づくことはあるやもしれぬのう…。
 それと、22日に国連安保理が北朝鮮への輸出の9割を減らすなど
 厳しい内容の追加制裁を採択したが、中国では北朝鮮との国境地帯に
 軍駐留施設を増設するとともに、数十万人を収容できる難民キャンプ
 の設営準備を始めたとの事で半島有事を想定した動きが見られるゆえ
 国連安保理決議に反発する北朝鮮の核実験やICBMの発射など
 北朝鮮の動向には一応ながら注意だけは怠らずにいたいものじゃ…」


『ところで…、今年も新語・流行語があったけど…、これにちなみ
 ジイさんに1つ2つダメ出しをしておいてやらぁ…。』


「ほう。何か言い間違えでもあったかのう…。溜口剛太郎殿」


『あははっ。まず1つ目は、先週、仮想通貨のお話の中で
 「基本ガチ保で下落時にショートでトレードする戦略」という
 くだりがあったけど、「ガチ保」は「がっちりホールドする事」で
 「ガチ保」は「ガチホ」と言うべきであり…、そして、
 「20012年にFXがそれまでの雑所得扱いから申告分離課税扱い」
 というくだりでは、「20012年」は「2012年」と言うべきであり…、
 流行語的には「ちーがーうーだーろー!」ということになるぜぃ』


「あははっ。18000年ほど言い間違えてしもうたようじゃのう…。
 『20012年』は2012年の事と忖度(そんたく)を願いたいものじゃ。」


『冗談はさておき、来年2018はどんな年になるんだろうな…』


「ふむ。2018年がどうなるか確かなことは誰にもわからぬことじゃ。
 トランプ米大統領の公約である米税制改革法案が成立したことが
 一旦の頂点になりドル円は利益確定で売られるやも知れぬし…、
 あるいはレパトリの動きなどでドル円は上昇するやも知れぬ…。
 また、北朝鮮が軍事挑発行動を強めて戦火となるやも知れぬし、
 ウクライナ問題やエルサレム問題の火種が大きくなるやも知れぬ…。
 NYダウに調整が起こるやも知れぬし、地震が起こるやも知れぬ…。
 トレーダーとして大切なのは予測して当てようとする事ではなく、
 変化に対応する行動ができるかどうかという事ではあるまいか…」


『チャールズ・ダーウィンも「生き残る種とは最も強いものではない。
 最も知的なものでもない。それは変化に最よく適応したものである」
 と言っているからなぁ…。変化に対応する事こそが大切なのかもな』


「そして、我々は相場に詳しい人になる事を目指しているわけではなく
 相場(トレード)で稼げる人を目指しているワケであり…、
 トレーダーとして成長していくためには、why(なぜ)からhowへ、
 更にknow-how(知識)からcan-do(出来る)へ進化して行かねばならず
 また利益追求とともに損失抑制の無駄トレード排除も目指せばならぬ
 のではなかろうかのう…。どのようなものじゃろう。溜口剛太郎殿」


『市場や相場つきは常に変化しているので、我々トレーダーもまた
 常に成長と進歩を目指していかねばならないということか…』


「相場を山に例えるならジイも溜口殿も4合目を汗かき歩む登山者で、
 来年2018も共々に常に成長と進歩を目指していこうではないか…」


『今日は陸王の最終回でクリスマスイブでもあるいう事で、少し早いが
 じゃぁ、ジイさん。来年2018にまた会おうぜ。良い年を迎えなよ』


「溜口剛太郎殿、ありがとう…。どうぞ良いお年をお迎えくだされ」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


本年はたいへんにお世話になりました。

ではまた来年1月7日に。

FX トレードと凡事のお話 その271


先週末、2018年に連邦法人税を21%へ引き下げる
米共和党の税制改革の最終法案がまとまりましたね。



●今週(12月18日から12月22日)の主な予定


<12月18日(月)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(11月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(11月)、
夜10時半に加国際証券取引高(10月)、
深夜12時に米NAHB住宅市場指数(12月)、
などが予定されています。
日・欧・米の指標には注目です。


<12月19日(火)>

午前9時にNBNZ企業信頼感(12月)、
午前9時半に豪RBA議事録要旨、
午後6時に独IFO景況感指数(12月)、
午後7時に欧建設支出(10月)、
夜10時半に米住宅着工件数(11月)、米建設許可件数(11月)、
同夜10時半に米第3四半期経常収支、
などが予定されています。
豪・独・米の指標には注目です。


<12月20日(水)>

朝6時45分にNZ貿易収支(11月)、NZ第3四半期経常収支、
午後1時半に日全産業活動指数(10月)、
午後4時に独生産者物価指数(11月)、
午後6時に欧経常収支(10月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時半に加卸売売上高(10月)、
深夜12時に米中古住宅販売件数(11月)、
などが予定されています。
NZ・米の指標には注目です。


<12月21日(木)>

朝6時45分にNZ第3四半期GDP、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感(12月)、
正午前後(時間未定)に日銀金融政策発表、
午後3時半に黒田日銀総裁の定例記者会見、
午後4時にスイス貿易収支(11月)、
午後4時45分に仏企業景況感(12月)、
午後6時半に英財政収支(11月)、
夜10時半に米第3四半期GDP確報、米第3四半期個人消費確報、
同夜10時半に米第3四半期GDPデフレータ確報、
同夜10時半に米第3四半期コアPCEデフレータ確報、
同夜10時半に米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(12月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加消費者物価指数(11月)、
同夜10時半に加小売売上高(10月)、加小売売上高(除自動車 10月)、
夜11時に米住宅価格指数(10月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(12月)、
同深夜12時に米景気先行指標総合指数(11月)、
などが予定されています。
NZ・日・米・加・欧の指標と黒田日銀総裁の会見には注目です。
そして、スペイン・カタルーニャ州議会選挙も予定されています。


<12月22日(金)>

午後4時に独GFK消費者信頼感調査(1月)、
午後4時45分に仏第3四半期GDP確報、
同午後4時45分に仏卸売物価指数(11月)、仏消費支出(11月)、
午後5時にスイスKOF景気先行指数(12月)、
午後6時半に英第3四半期GDP確報、英第3四半期経常収支、
夜10時半に米個人所得(11月)、米個人消費支出(11月)、
同夜10時半に米コアPCEデフレータ(11月)、
同夜10時半に米耐久財受注(11月)、
同夜10時半に米耐久財受注(除輸送用機器 11月)
同夜10時半に加月次GDP(10月)、
深夜12時に米新築住宅販売件数(11月)、
同深夜12時に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(12月)、
などが予定されていまする
(仏)・英・米・加の指標には注目です。
英株式市場は短縮取引になります。米債券市場が短縮取引になります。
そして、この日に米暫定予算の期限を迎えます。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(12月11日から12月15日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが93.87で始まり94.21へ上昇した後に
93.28へ下落して、その後、93.96へ反発して週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.351%に低下しました。
NY原油先物(WTI)1月限は週の終値で57.30ドルに下落しました。
NYダウは週間322.58ドル上昇、24651.74ドルで週の取引を終える。



<12月11日(月)>

CBOEがビットコイン先物取引をスタート、始値は15,460ドル。
米10年債利回りは2.38%台で推移。
日経平均は83.22円高で寄り付き127.65円高の22938.73で大引け。
日経平均は年初来高値を更新。
NZ財務相
「ウィーラーNZ中銀総裁が任期で辞任した後を受けた新総裁として、
 エイドリアン・オア元副総裁(現老齢年金基金トップ)を指名する。
 オア氏は来年3月27日に就任し、任期は5年」
NZドル買い反応。
アジアの株式市場は前週末比プラス圏で推移。
原油先物は57ドル台前半で推移。
英の株式市場は前週末比プラス圏で推移。
デービス英離脱担当相
「EU離脱移行交渉は21ヶ月かかる見込み」
一時、ポンド売り反応。
オーストリア中銀総裁
「低金利の巻き戻しは慎重に行うべき」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.35%台へ低下。
メルケル独首相
「CDU指導層はSPDとの連携でコンセンサスがとれている」
英10年債利回りが今月の最低水準まで低下。ポンドが軟調に推移。
米CB雇用トレンド指数(11月)は前月より弱い135.88。
米3年債の入札では最高落札利回り1.932%、応札倍率3.15倍。
原油先物は57ドル台後半へ上昇。
米10年債の入札では最高落札利回り2.384%、応札倍率2.37倍。
米10年債利回りは2.38%台へ上昇。ドル買い優勢。
報道
「NASA、40年ぶり有人月面探査へ。トランプ大統領が指示」
NYダウは56.87ドル高の24386.03で取引を終える。最高値を更新。
S&P500とNASDAQも最高値を更新。


<12月12日(火)>

日経平均は2.32円安で寄り付き72.56円安の22866.17で大引け。
原油先物は58ドル台へ上昇。
中国上海株式市場が1.25%の下落。
報道
「アラバマ州連邦上院補欠選挙は、共和党候補であるムーア氏と、
 民主党候補であるジョーンズ氏の支持が拮抗」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.37%台へ低下。
英消費者物価指数(11月)は予想より強い前年同月比3.1%、
英生産者物価指数(11月)は予想とおりの前年同月比2.2%、
英小売物価指数(11月)は予想より弱い前年同月比3.9%。
ポンドが一時上昇の後に一時下落。
独ZEW景気期待指数(12月)は予想より弱い17.4、
欧ZEW景気期待指数(12月)は前回値より弱い29.0。
ユーロ売り反応。
米生産者物価指数(11月)は予想より強い前月比0.4%。
NY時間に米10年債利回りは一時2.42%台へ上昇。
一時ドル買い優勢。
原油先物は57ドル台へ反落。
米30年債入札では最高落札利回り2.804%、応札倍率2.48倍。
ティラーソン米国務長官
「北朝鮮が選択を誤れば軍事的な準備がある」
NYダウは118.77ドル高の24504.80で取引を終える。最高値を更新。


<12月13日(水)>

トランプ大統領
「軍事増強とミサイル防衛を強化へ」
米10年債利回りは2.39%から2.40%台で推移。
日経平均は13.10円高で寄り付き108.10円安の22758.07で大引け。
報道
「アラバマ州連邦上院補欠選挙、民主党ジョーンズ候補に当確」
米10年債利回りは一時2.38%台へ低下。一時ドル売り反応。
伊ジェンティローニ首相
「英国の次の交渉段階(通商交渉)は、より困難なものとなるだろう」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.42%台へ上昇。
伊紙
「来年3月4日にイタリア総選挙実施へ」
黒田日銀総裁
「経済実体に合わせた適切な政策を打つ」
英失業統計は強弱まちまちの結果に。
欧州議会
「英EU離脱交渉の第2フェーズの開始を承認」
米消費者物価指数コア(11月)は予想より弱い前月比0.1%。
米10年債利回りは一時2.37%台へ低下。ドル売り反応。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が511.7万バレルの減少。
米司法省副長官 (議会証言)
「モラー特別検察官を解任する根拠はない。
 特別検察官が何を行っているか承知している。
 もしも不適切な行動をしているならば行動する」
トランプ大統領
「米税制改革成立に非常に非常に近づいている。
 新法人税は非常に印象的。経済の成長には長い道のり。
 21%の法人税を支持」
FRBは政策金利を1.25%-1.50%に0.25%利上げ。
FOMCメンバー金利見通し(ドット・プロット)
「2018年は、1.125% 1人、1.375% 1人、1.625% 1人、
 1.875% 3人、2.125% 6人、2.250% 0人、2.375% 3人、
 2.625% 1人、中央値は2.125%。来年3回利上げ」
FOMC経済見通し
「実質GDPは17年2.5%増(2.4%増)、18年は2.5%増(2.1%増)、
 19年は2.1%増(2.0%増)、20年は2.0%増(1.8%増)、
 長期では2.0%増(1.8%増)、
 失業率は17年4.1%(4.3%)、18年は3.9%(4.1%)、
 19年は3.9%(4.1%)、20年は4.0%、長期では4.6%(4.6%)、
 PCEは17年1.7%(1.6%)、18年は1.9%(1.9%)、
 19年は2.0%(2.0%)、20年は2.0%、長期では2.0%(2.0%)、
 PCEコアは17年1.5%(1.5%)、18年は1.9%(1.9%)、
 19年は2.0%(2.0%)、20年は2.0%(2.0%)」
FOMC声明
「労働市場は力強さを維持。インフレは中長期的に2%目標へ向かう。
 短期的なリスクは概ね均衡。
 シカゴ連銀総裁とミネアポリス連銀総裁が反対。据え置き主張」
イエレンFRB議長
「第2、第3四半期の成長は底堅かった。
 米税制改革はこの先数年、経済を浮揚させる。
 米税制改革法案のマクロ経済への影響は不透明。
 利上げは段階的引き締めが適切。労働市場は向こう数年力強い。
 雇用の増加はいずれ緩やかになる。
 必要に応じて金融政策を調整する用意。
 税制改革は緩やかな成長引き上げを支援。
 経済見通しはかなり不透明。政策は事前に決めていない。
 インフレ鈍化は一時的な要因を反映。  
 直近の賃金指標は緩やかな上昇を示すのみ。  
 税制改革は需要を引き上げると見ている。
 税制改革は供給も一部上昇すると見ている。
 ビットコインは極めて投機的資産。 
 個人的には米国の債務状況を懸念している」
米10年債利回りは2.34%台へ低下。ドル売り反応。
トランプ大統領
「議会が税制改革法案に関して合意に達した。数日中の実現を望む」
原油先物は56ドル台半ばへ下落。
NYダウは80.63ドル高の24585.43で取引を終える。最高値を更新。


<12月14日(木)>

日経平均は58.77円安で寄り付き63.62円安の22694.45で大引け。
豪雇用統計では新規雇用者数が予想より強い。豪ドル買い反応。
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.38%台へ反発。
英小売売上高指数(11月)は予想より強い前月比1.1%。
発表直後はポンド買い反応。
英BOE政策金利は0.50%に据え置き。
英BOE
「政策金利据え置きは9対0で決定。
 資産購入枠の据え置きは9対0で決定。
 EU離脱が英経済見通しの最大の課題。
 交渉の進展は無秩序な離脱の可能性を低減。
 離脱交渉の進展は消費と企業信頼感を下支えするだろう。
 利上げは段階的かつ限定的となる見込み」
ポンド売り反応。
欧ECBは政策金利を0.00%に据え置き。
ECB
「見通し悪化すればQEの規模拡大や期間延長をする可能性。
 300億ユーロ規模のQEを来年1月から9月まで実施。
 金利はQE終了後も相当期間にわたり現在の水準を維持。
 QE終了後も長期間、保有債券の償還元本を再投資する。
 QEはインフレが持続的に調整されるようになるまで続ける」
米小売売上高(11月)は予想より強い前月比0.8%。
ECBスタッフ経済予測
「2017年のインフレ見通しを1.5%に据え置き。
 2018年のインフレ見通しを1.2%から1.4%に引き上げ。
 2019年のインフレ見通しを1.5%に据え置き。
 2017年の成長見通しを2.2%から2.4%に引き上げ。
 2018年の成長見通しを1.8%から2.3%に引き上げ。
 2019年の成長見通しを1.7%から1.9%に引き上げ。
 2020年のコアインフレの見通しは1.8%」
一時ユーロ買い反応。
ドラギECB総裁
「現在の金利水準はQE終了後もしばらく継続。
 極めて良好な金融環境が必要とされている。
 インフレ上昇のために引き続き大規模な緩和が必要。
 経済のモメンタムはしっかりと広範にわたっている。
 金利に関するガイダンス、重要性高まるだろう。
 需給ギャップは来年中に解消する。
 2ヵ月前に比べ目標に到達できる公算高まった。
 資産購入を300億ユーロから突然停止は議論したことない。
 賃金上昇の抑制がインフレ見通しに影響を与えた」
ユーロ売り反応。
IMF
「米減税の影響を予想するのは時期尚早。
 米減税は1月の世界予測に影響する可能性。
 FOMCは適切な軌道上にあり直近の利上げ決定を支持する。
 FOMCの今後の政策、漸進的なものになるべき」
加BOC総裁
「いずれ刺激策を縮小する必要があるとの信頼感が増している」
加ドル買い反応。
IEAた月報
「来年前半は供給過剰が続くが来年後半にかけて供給不足の見通し」
原油先物1月限の終値は57.04ドル。
NY時間に米10年債利回りは2.34%台へ低下。ドル円が軟調に推移。
NYダウは76.77ドル安の24508.66で取引を終える。


<12月15日(金)>

日銀短観大企業製造業業況判断は予想より強い25、
日銀短観大企業全産業設備投資は予想より弱い前年度比7.4%。
日経平均は73.09円安で寄り付き141.23円安の22553.22で大引け。
米10年債利回りは2.35%から2.36%台で推移。
ドイツ銀行グループの研究報告
「中国の金融危機の発生確率は、他の主要経済体と比べて2倍高い」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.34%台へ低下。
ユンケル欧州委員長
「メイ英首相の多大な努力について認識すべき。
 英EU離脱は英国議会および国民次第。
 昨晩はEU首脳らは英EU離脱問題について議論しなかった」
オーストリア中銀総裁
「ECBは石油価格がインフレに与える影響を注意深くみるべき」
ドイツ連銀
「ドイツの2017年GDP成長率は2.6%(従来1.9%)
 2018年GDP成長率は2.5%(従来1.7%)
 2019年GDP成長率は1.7%(従来1.6%)
 2018年まで基調的な高成長が続く見通し。
 2019年以降は高水準の稼働率は、
 労働力不足によって抑制される見通し」
EU首脳会議
「英EU交渉の第2フェーズ入りを承認、全会一致」
ポンドは軟調に推移。
ドイツSPD指導部
「メルケル首相との連立への暫定交渉開始を支持」
NY時間に米10年債利回りは一時2.37%台へ上昇。
メイ英首相
「通商交渉はこの先直ちに始まるだろう」
トランプ大統領
「北朝鮮問題でロシアの支援を得たい」
シカゴ連銀総裁
「利上げをしなかったらインフレ期待に寄与していた。
 インフレ鈍化基調を懸念。インフレは低過ぎ、かなり長期間に渡る」
ブレイディ米下院歳入委員長が
「共和党の税制改革法案の最終案が完成した。
 全ての上院議員から支持があるはずだ」
米CNBC
「ルビオ上院議員はチャイルドケアの税額控除修正後の
 税制法案を支持すると述べた」
BTCが最高値を更新。
報道
「上院共和党の税制改革法案に唯一反対票を投じていた
 共和党のコーカー上院議員が今回の修正案には賛成する意向」
原油先物1月限の終値は57.30ドル。米10年債利回りは2.351%。
NYダウは143.08ドル高の24651.74で取引を終える。最高値を更新。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は週初11日に113.54レベルで始まり、揉み合いの後に
12日のNY時間前半に週高値となる113.74へ上昇しましたが、その後
反落して13日FOMC発表後に112.46へ下落する展開になりました。
その後、14日のロンドン時間前半にかけて112.88反発しましたが、
その後、再び反落して、15日のロンドン時間序盤にかけて週安値とな
る112.03へ下落する展開になりました。その後、反発して112.60レベ
ルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは週初11日に1.1765レベルで始まりNY時間前半に
かけて1.1811へ上昇しましたが、その後、揉み合いながらも反落して
12日のロンドンフィックスにかけて週安値となる1.1717へ下落する展
開になりました。その後、揉み合いながらも反発し13日の米FOMCの
発表後に上伸して14日のECB理事会後に週高値となる1.1862へ一時
上昇しましたが、その後、15日のオセアニア時間にかけて1.1764へ
反落する展開になりました。その後、揉み合いながらもロンドン時間に
かけて1.1812へ反発しましたが、その後、再び反落して1.1749レベル
で週の取引を終えました。




●今週(12月18日から12月22日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは14日の高値112.88を巡
る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は113.00の「00」ポイン
ト、さらに上昇した場合は先週高値の113.74、ここを上抜けた場合は
114.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合、まずは先週安値の112.03から112.00の「00」
ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合10月16日
の安値111.65、さらに下落した場合は111.00の「00」ポイントを巡る
攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、18日の
日通関ベース貿易収支と米NAHB住宅市場指数、19日の米住宅着工
件数と米建設許可件数と米第3四半期経常収支、20日の米中古住宅販
売件数、21日の日銀金融政策発表と黒田日銀総裁の定例会見と米第3
四半期GDP確報と米第3四半期個人消費確報と米第3四半期コアPCE
デフレータ確報と米フィラデルフィア連銀製造業景気指数と米新規失業
保険申請件数と米景気先行指標総合指数、22日の米個人消費支出と米
コアPCEデフレータと米耐久財受注と米新築住宅販売件数とミシガン
大学消費者信頼感指数確報、などが注目されます。


先週のドル円は、週初11日に113円台後半で始まり揉み合いとなった
後に13日のFOMCとイエレンFRB議長の会見を経て軟調に推移して
15日のロンドン時間に112.03へ下落しましたが、その後、2018年に
連邦法人税を21%へ引き下げて国際物品税も見送る内容の米共和党の
税制改革の最終法案がまとまり、ルビオ上院議員とコーカー上院議員が
今回の修正案には賛成する意向を示したことを背景に112円台後半へ
反発して週の取引を終えました。


さて、FOMCなどビッグイベントを終えた今週ですが、米共和党の
税制改革の最終法案が上下両院で可決となるのか注目されます。

10年で1.5兆ドル規模減税の税制改革法案ですが、その一方で企業の
借入金の支払利息の損金算入を制限するなど控除を見直すことで差し
引きでの企業減税規模は10年で実質6500億ドル程度となることへの
今後の市場反応が注目されます。

そして、21日の日銀金融政策発表と黒田日銀総裁の定例会見ですが、
無事に通過すると思われるものの、一部の観測報道で「出口論は時期
尚早も、一方で追加緩和は不要との説明を全面に出す可能性」が指摘さ
れていましたので注目されます。

また、ロシアゲート問題を巡る動向、および北朝鮮の動向なども引き続
き注目されますが、22日に期限を迎えることで米暫定予算についても
一応注目されます。今週はクリスマス週となることで手仕舞いの動きや
流動性の低下によるチョッピーな値動きにも留意したいものです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは15日の安値1.1764
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.1800から15日
の高値1.1812、さらに上昇した場合は14日の東京時間の高値1.1843
ここを上抜けた場合は先週高値の1.1862、さらに上昇した場合1.1900
の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは先週安値の1.1717を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は1.1700の「00」ポイント、さらに下落
した場合は10月6日の安値1.1669、ここを下抜けた場合は1.1600の
「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、18日の欧消費者物価
指数確報、19日の独IFO景況感指数、21日の欧消費者信頼感速報、
22日の仏第3四半期GDP確報、などが注目されますが、対ドル通貨
ペアとして、18日の米NAHB住宅市場指数、19日の米住宅着工件数と
米建設許可件数と米第3四半期経常収支、20日の米中古住宅販売件数
21日の米第3四半期GDP確報と米第3四半期個人消費確報と米第3
四半期コアPCEデフレータ確報と米フィラデルフィア連銀製造業景気
指数と米新規失業保険申請件数と米景気先行指標総合指数、22日の米
個人消費支出と米コアPCEデフレータと米耐久財受注と米新築住宅販
売件数とミシガン大学消費者信頼感指数確報、などが注目されます。


先週のユーロドルは、週初11日に1.17台後半で始まった後にイベント
前のユーロ・ロングのポジション調整の動きもあったか、12日のNY
時間に1.17台前半へと下落するも、その後、切り返して米FOMC後に
上伸しECB理事会の後に一時1.18台後半へ上昇しましたが、その後、
ドラギECB総裁の定例会見で「現在の金利水準はQE終了後も暫く
継続。極めて良好な金融環境が必要とされている。インフレ上昇のため
に引き続き大規模な緩和が必要。(後略)」などが示されたことで反落し
て揉み合いながらも軟調傾向で推移して1.17台半ばで週の取引を終え
ました。


さて、FOMCおよびECB理事会のビッグイベントを終えた今週ですが
12月12日の時点のIMM通貨先物のユーロの買い越しが113889枚と
大幅増となっていますのでクリスマスを前にしたポジション調整の動き
には注意が要りそうです。また、21日にスペイン・カタルーニャ州議
会選挙も予定されて相場への影響は大きくないと思われますが一応なが
ら注目したいものです。

今週はクリスマス週となることで流動性の低下によるチョッピーな値
動きにも留意したいものです。





さて今回は、トレードと凡事のお話 その271 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十一話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円はFOMCでの利上げとイエレン議長
 の会見の後にセル・ザ・ファクトとなって112.03へ下落したけど、
 その後、週末に上院案をほぼ踏襲する格好で2018年に連邦法人税を
 21%へ引き下げる米共和党の税制改革の最終法案がまとまり、
 ルビオ上院議員とコーカー上院議員が賛成する意向を示したことで
 NYダウも最高値を更新してドル円も112円台後半へ戻したよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 米共和党の税制改革の最終案では国際物品税も見送るとのことで
 10年で1.5兆ドル規模減税となる内容じゃったが…、
 その一方で、企業の借入金の支払利息の損金算入を制限するなど
 控除を見直すことで差し引きでの企業減税規模は10年で
 実質、6500億ドル程度となるとの見込み (17日の日経1面) で、
 上下両院本会議での採決と今後の市場反応が注目されるのう…」


『FOMCとイエレンFRB議長の会見を経過したドル円だけどさぁ、
 今週はいったいどんな相場展開になるのかねぇ…。ジイさん。』


「21日に日銀金融政策発表と黒田総裁の会見が予定されておるが…、
 無事に通過すると思われるものの、一部の観測報道で『出口論は
 時期尚早も、一方で追加緩和は不要との説明を全面に出す可能性』
 が指摘されておるようで、一応ながらも注目されよう…。
 そして、ロシアゲート問題を巡る動向や北朝鮮の動向なども
 引き続き注目されるが、今週はクリスマス週となることで
 手仕舞いの動きや流動性の低下によるチョッピーな値動きにも
 留意したいものじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい。
 ペンディングになっていた「情報の氾濫のお話」とやらかい?』


「ふむ。そうじゃのう…。『情報の氾濫のお話』もいつかはさせて
 もらおうと思っとるのじゃが、今日は今話題の『仮想通貨のお話』
 でもザックリとさせてもらうとしようかのう…。溜口剛太郎殿。」


『今週はBTCが高騰して1BTCで220万円に迫っているからなぁ。
 「仮想通貨のお話」とやらを聞いてやるとしようじゃないか…』


「ジイは仮想通貨については後学であり、詳しい人はたくさんいて、
 あくまでもジイ的な視点でのザックリとしたお話ではあるが…、
 2017年の初めころ10万円程度であったビットコインが12月の今や
 22倍にもなっているのは溜口剛太郎殿もご存知のとおりじゃ…」


『22倍といえばさぁ、100万円が2200万円相当にもなったわけで…、
 石橋を叩いて渡らなかった人達の中にはチャンスを逃してしまったと
 悔しがっている人も少なからずいるんじゃないかなぁ…。
 でも、2017年初めは10万円でも既に高くなり過ぎていた気がしたし
 仮想通貨なんてオランダのチューリップ・バブルのようなもんだ、
 なんて揶揄するアンチ仮想通貨の評論家の声もあったからなぁ…』


「我々が勇気をもって飛び込んだFX為替取引でもそうであったように
 どのような分野にもいつの時代でもアンチの声はあるものじゃが…、
 仮想通貨の代表格のBTCは今月18日に米シカゴ・マーカンタイル
 取引所で先物の上場が決定していて、2018年には米ナスダックでも
 上場計画が報じらており、かつてのチューリップ・バブルのような
 一過性の幻想などではない事は確かなことではなかろうかのう…」


『でもさぁ、BTCが先物に上場されるという事はファンド勢によって
 売り浴びせになるんじゃないかと危惧する声も聞こえるぜぃ…』


「まぁ、上昇を煽ったその後に、将来、そうなる事があるやも知れぬが
 そして先物の下落に慄いて現物のパニック売りになる事態も、将来、
 短期的にあるやも知れぬが…、ただ、先物のショートはやがて必ず
 買い戻されるということと、仮想通貨の市場規模が拡大している
 事実は無視はできなく注目すべき事であろう…。溜口剛太郎殿」


『今、仮想通貨市場はいったいどのくらいに拡大しているんだい?』


「ふむ…。2016年で仮想通貨市場は10兆円相当と言われておったが
 今や10日現在でBTCの時価総額は2830億ドルで仮想通貨市場全体
 では60兆円相当の規模になっていると言われておるようじゃのう。
 ただ…、東京証券取引所の規模の約600兆円と比べてもまだ1/10で
 仮想通貨が世界的に普及していくするならば、まだ市場拡大の端緒と
 言ってもよいのかもしれぬのう…。溜口剛太郎殿」


『ふーん。先日、JPモルガンのダイモンCEOがビットコインは詐欺だ
 なんて言っていたけど、そのJPモルガンでさえ仮想通貨の取り扱い
 を検討しているらしいからなぁ。まだまだ市場は拡大するのかもな』


「仮想通貨市場が拡大過程にあるという事では、やや出遅れたとは言え
 まだ参入していない人にとっても、まだまだ参入する価値がある
 市場という事になるのではなかろうかのう…。溜口剛太郎殿」


『1BTCが約220万円近くになったといっても、1BTC単位ではなく
 少額分でも購入して市場に参入できるワケだし…、そしてもしも
 先物主導で短期的に暴落してくれたなら、絶好の買い場という事も
 あるかもしれないからな…。ジイさん。』


「ふむ…。まずは小額からでも初めてみるのは良いのではなかろうか」


『仮想通貨ではどのような戦略が有効になるのかねぇ…。ジイさん。』


「ふむ…。今現在、BTCが仮想通貨の主要通貨である事は明らかだが
 トランザクションの詰まりや遅延、送金手数料の上昇などもあり…、
 ブルームバーグによればBTCの4割は1000人に保有されていて
 また報道によればBTCの4割は円建てで日本人が保有している事で
 投機色が高く偏向した状況であるとともに、やがて将来的に
 決済スピードの速い仮想通貨や、量子コンピュータの普及が始まった
 ならばよりセキュリティの高い仮想通貨が主流になるとも限らない
 ことで、上場している有力と思われる仮想通貨を複数で保有する
 ポートフォリオを組む事は有効な戦略となるのではあるまいかのう」


『BTCオンリーや特定の1つの仮想通貨に惚れこんで投資するよりも
 「仮想通貨市場の拡大にベットする」という意味で、上場している
 有力と思われる仮想通貨を複数でポートフォリオを組んで保有する
 方が良い場合もあるという事か…。で、未上場のICOはどうよ。』


「仮想通貨によるICOも有力な1つの分野とは思っておるが…、
 また、例えば1単位0.2円程度の仮想通貨が50円以上にもなる
 大化となって、いわゆる『億り人』を作る可能性もあるが…、
 注意しなくてはならない事は、上場に至ることが出来なかった
 仮想通貨のICOやプレセールは法定通貨に1円さえも換金できない
 電子クズとなる場合もあることで、儲けるにしても損するにしても
 リスクが高い投資であるということは認識すべきであろうのう…。
 まぁ、ICOもポートフォリオの1つに組み入れてリスク資産として
 わきまえた上で保有するならよい場合もあるのではあるまいかのう」


『ICOは儲けるにしても損するにしてもリスクは高いという事か…』


「もちろんICOを否定しているわけではなく、ジイも保有しておるが
 ジイ的にはベンチャー企業にIPOのように投資する事に興味はなく
 銀行の口座の保有率が3割程度のアジアなどの諸国で送金手段として
 本当に使われる可能性があるのかなどともに、通貨本来の価値である
 モノやサービスが買える通貨としてその仮想通貨が成長するのか…、
 あるいはトランザクションの遅延のあるBTCに代わって将来的に
 『ポストBTC』になりうる可能性のある仮想通貨はどれなのか…、
 などという視点でプレセールの選別をしているワケなのじゃのう…」


『仮想通貨の保有だけではなく、トレーディングではどうよ…』


「ふむ…。仮想通貨市場が拡大期にあることで基本はガチ保でも、
 相場ならば下落することもある事で、下落時に現物保有を担保として
 信用売りする、基本ガチ保で下落時にショートでトレードする戦略は
 仮想通貨市場では有効となるやもしれぬのう…。溜口剛太郎殿」


『その他、仮想通貨に関して何かあるかい? ジイさん。』


「話も長くなってきておるが…、税金に関して一言いわせてもらおう。
 今現在、仮想通貨による利益は税率の高い雑所得扱いではあるが…、
 20012年にFXがそれまでの雑所得扱いから申告分離課税扱いとなり
 利益に対する税金が実質的に軽減された経緯があるように…、
 もしかすると、仮想通貨による利益もやがて数年後には申告分離課税
 扱いとなる可能性もあるのではないかと思っておってのう…。
 そうなった場合は、仮想通貨を手仕舞って法定通貨の円などに替える
 大きな両替の好機となるやもしれぬと思っておるのじゃ…。」


『あははっ。ジイさんもいろいろ考えているんだなぁ…』


「ただ…、20012年にFXが申告分離課税扱いとなる前には、
 金融庁が2009年に店頭FX事業者に対して法定調書の提出を
 義務付けた経緯もあって…、もしも同様に仮想通貨取引所に対して
 法定調書の提出を義務付けがされたなら、仮想通貨で誰がいくら
 儲けたのが税務署に筒抜けになることで、当然と言えば当然じゃが
 納税申告は偽りなく正しく行うべきであろう…。溜口剛太郎殿」


『あははっ。不正申告がバレて追徴課税されるのは怖いからな…。
 もちろん、善良なオレ様は正しく申告してキチンと納税するぜぃ』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その270


今年もクリスマス・ソングが聞かれる時節になりましたね。
今週はFOMC、BOE、ECBなど重要イベントが目白押しです。



●今週(12月11日から12月15日)の主な予定


<12月11日(月)>

朝8時50分に日第4四半期大企業全産業景況判断BSI、
同朝8時50分に日第4四半期大企業製造業景況判断BSI、
午後4時にトルコ第3四半期GDP、
などが予定されています。トルコの指標には注目です。


<12月12日(火)>

朝8時50分に日国内企業物価指数
午前9時半に豪NAB企業景況感指数(11月)、
同午前9時半に豪第3四半期住宅価格指数、
午後1時半に日第三次産業活動指数(10月)、
午後3時半に仏第3四半期非農業部門雇用者改定値、
午後6時半に英消費者物価指数(11月)、英生産者物価指数(11月)、
同午後6時半に英小売物価指数(11月)、
午後7時に独ZEW景気期待指数(12月)、
同午後7時に欧ZEW景気期待指数(12月)、
夜10時半に米生産者物価指数(11月)、米生産者物価指数コア(11月)、
深夜4時に米月次財政収支(11月)、
などが予定されています。
豪・英・独・欧・米の指標には注目です。


<12月13日(水)>

朝8時50分に日機械受注(10月)、
午後4時に独消費者物価指数改定値(11月)、
午後6時半に英失業者数(11月)、英失業率(11月)、
午後6時半に英ILO方式失業率(11月)、
午後7時に欧鉱工業生産(10月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時半に米消費者物価指数(11月)、米消費者物価指数コア(11月)、
深夜4時に米FOMC政策金利発表、米FOMC声明、
深夜4時半にイエレンFRB議長の定例記者会見、
などが予定されています。
(日)・(独)・英・欧・米の指標と
イエレンFRB議長の定例記者会見には注目です。
また、OPEC月報の発表も予定されています。


<12月14日(木)>

午前9時01分に英RICS住宅価格(11月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(11月)、豪失業率(11月)、
午前11時に中国小売売上高(11月)、中国鉱工業生産(11月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(10月)、
午後4時45分に仏消費者物価指数改定値(11月)、
午後5時に仏製造業PMI速報(12月)、仏サービス業PMI速報(12月)
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(11月)、
午後5時半にスイスSNB政策金利発表、スイスSNB声明、
午後5時半に独製造業PMI速報(12月)、独サービス業PMI速報(12月)
午後6時に欧製造業PMI速報(12月)、欧サービス業PMI速報(12月)
午後6時半に英小売売上高指数(11月)、
午後8時にトルコ中銀政策金利発表、
夜9時に英BOE政策金利発表、英BOE資産買取プログラム規模、
同夜9時に英BOE議事録要旨、
夜9時45分に欧ECB金融政策発表、
夜10時半からドラギECB総裁の定例記者会見、
夜10時半に米小売売上高(11月)、米小売売上高(除自動車 11月)、
同夜10時半に米輸入物価指数(11月)、米輸出物価指数(11月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加新築住宅価格指数(10月)、
深夜12時に米企業在庫(10月)、
などが予定されています。
豪・中国・仏・スイス・独・英・欧・トルコ・欧・米
の指標には注目です。そしてEU首脳会議も予定されています。


<12月15日(金)>

朝6時半にNZ企業景況感(11月)、
朝8時50分に日銀短観大企業製造業業況判断、
同朝8時50分に日銀短観大企業非製造業業況判断、
同朝8時50分に日銀短観大企業全産業設備投資、
午後7時に欧貿易収支(10月)、
夜10時半に米NY連銀製造業景況指数(12月)、
同夜10時半に加製造業出荷(10月)、
夜11時15分に米鉱工業生産(11月)、米設備稼働率(11月)、
早朝6時に対米証券投資(10月)、
日・米の指標には注目です。
独CSU党大会も予定されています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(12月4日から12月8日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが93.06で始まり、堅調傾向で推移して
93.84で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.378%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)1月限は週の終値で57.36ドルに下落しました。
NYダウは週間97.57ドル上昇、24329.16ドルで週の取引を終える。



<12月4日(月)>

米10年債利回りは一時2.41%台へ上昇。
ドル円は112円台後半へ上昇して始まる。
日経平均は24.50円高で寄り付き111.87円安の22707.16で大引け。
ダウ先物が200ドル超の上昇。原油先物は57ドル台へ下落。
仏中銀総裁
「景気回復の勢いが増しつつある。現在の景気の順風は力強い。
 ただし、満足できる余地はまだない。
 金融政策はユーロ圏経済を支えてきた」
独仏の株式市場が1%超の上昇。
ロンドン時間に米10年債利回りは2.38%台へ低下。
安倍首相
「日中が協力してアジアのインフラ需要に応えていく」
報道
「IMM円ショートは2013年以来の高水準から2週減。
 IMMユーロロングは2011年以来の高水準で高止まり」
英インディペンデント紙
「BTCの現在の価値はボーイング社やNZ経済を上回るもの」
EUバルニエ氏
「英離脱交渉で本日中の進展の可能性がある」
ポンド買い反応。
アイルランド政府
「英国側からの明確な言葉を期待している」
日経
「中国、一斉に水増しを修正か。省の3分の2が成長減速」
リッチモンド連銀
「次期総裁にマッキンゼーのバーキン氏を指名」
NYダウが一時300ドル超の上昇。
BBC「今日は、英国のEU離脱交渉は不成立」
ポンド売り反応。
ユンケル欧州委員長
「完全な合意を結ぶことは不可能だった。
 12月のEUサミットまでには進展可能」
報道
「米CMEが12月18日、米CBOTが12月10日から
 BTCの先物の取引を開始する。BTCは最高値を更新」
米10年債利回りは2.37%台へ低下。
メイ英首相
「週内にもう一度会議を招集する。
 ポジティブな結果が出ると前向きに捉えている」
NYダウは58.46ドル高の24290.05で取引を終える。最高値を更新。


<12月5日(火)>

日経平均は111.83円安で寄り付き84.78円安の22622.38で大引け。
米10年債利回りは2.37%から2.39%台で推移。
原油先物は57ドル台半ばで推移。
米下院
「上下両院がそれぞれの独自案を可決した税制改革法案について、
 一本化に向けて両院協議会で審議を行うことについての動議を可決。
 賛成222、反対192となった」
スペンサーNZ中銀総裁代行
「雇用の最大化を中銀の責務とする新政府方針に関して、
 NZ中銀によるインフレ目標について柔軟性が増している。
 生産、雇用、金融安定性に一段の重点を置いていく。
 物価安定で信認保つことが重要」
豪RBA声明
「低金利が引き続き豪経済を支える。
 持続可能な経済成長に向けて姿勢に変更はない。
 インフレ目標についての変更はない。経済成長に伴って物価は上昇。
 高い豪ドルはインフレや経済成長を鈍化させる可能性がある。
 第3四半期までの今年の経済成長はおおよそトレンドに沿う。
 非鉱業部門への投資は改善していくと見込まれる」
ロンドン時間はポンドドルが一時1.34台を割り込む。
報道
「英DUPと英政府との話し合いはまだ続いている」
AFP
「スペイン最高裁判所はカタルーニャ前首相の欧州逮捕状を取り下げ」
メイ英首相 (英議会にて)
「英国は(EUと)離脱協議で合意に極めて近づいている」
インターファクス通信
「ロシア法務省は米国メディア9社をスパイ機関を意味する
 外国のエージェントに指定」
米上院銀行委員会
「次期FRB議長にパウエルFRB理事を承認」
メイ英首相
「週内にはEU離脱交渉を再開する」
NY時間終盤に米10年債利回りは2.35%台へ低下。
アトランタ連銀GDPナウの第4四半期のGDP見通しは3.2%。
ライアン下院議長
「共和党指導部は短期的な暫定予算案について、
 メンバーと良い話し合いを持った」
NYダウは109.41ドル安の24180.64で取引を終える。


<12月6日(水)>

日経平均は97.00円安で寄り付き445.34円安の22177.04で大引け。
日経平均は今年最大の下げ幅で3日続落。
豪第3四半期GDPは予想より弱い前年同期比2.8%。豪ドル売り反応。
政井日銀委員
「海外経済情勢は総じてみれば緩やかな成長が続いている。
 海外経済の下振れリスクは全体として低下。
 我が国の経済物価情勢は所得から支出への前向きの循環メカニズムが
 働くもとで緩やかに拡大している。個人消費は底堅さ増す。
 2018年度までの期間を中心に潜在成長率を上回る成長を維持する。
 消費者物価上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで
 マネタリーベースの拡大方針を維持する。
 (オーバーシュート型コミットメント)
 長短金利の操作を行う。(イールドカーブ・コントロール)
 量的・質的金融緩和は、導入後5年近く経ち、
 その効果と副作用については引き続き肌理細かくみていく必要」
報道
「トランプ大統領が現地時間6日にイスラエルの首都を
 現在のテルアビブではなくエルサレムと公式に認定する」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.33%台へ低下。
独の株式市場が一時1%超の下落。
アイルランド財務相
「(国境についての)英国との合意は維持されなければならない」
メルシュECB理事
「個人的には、これ以上の期間の資産購入は必要ない。
 実体経済進展への期待の改善に沿った政策アプローチをとっている。
 金融刺激策を時期尚早かつ早過ぎるペースで解除することは、
 資産価格の急落と金利の急上昇を招く。
 一方で、資産購入プログラムが長引けばリスクも増大する。
 出口戦略についての信頼できる見通しが必要とされている」
英紙サン
「国境問題について、英DUPの今週中の合意はないだろう」
ポンドが軟調に推移。
原油先物が56ドル台へ下落。
報道
「プーチン大統領は任期6年となるロシア大統領選に出馬すると表明」
NY時間に米10年債利回りは一時2.31%台へ低下。
加BOC声明
「利上げに関して注意深くなり続ける。
 10月の見通しよりも成長は緩やか。
 インフレは一時的要因で予想よりもやや上昇。
 貿易や地政学リスクに相当程度の不透明さがある。
 カナダドルの水準について言及せず。雇用が改善もスラックは残る」
加ドル売り反応。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が561万バレルの減少。
原油先物は55ドル台後半へ下落。
トランプ米大統領
「エルサレムはイスラエルの首都と認識するとき。
 米大使館をエルサレムに移転するプロセスを開始へ。
 イスラエルとパレスチナ双方が合意した2国家共存解決案を支持
 数日中にペンス副大統領が中東訪問。
 中東の平和を望む人々は過激派を追放しなければならない」
米上院
「税制改革法案の両院協議会の審議入り動議を可決」
米シティCFO
「上院案で成立なら200億ドルの損失が見込まれる」
NYダウは39.73ドル安の24140.91で取引を終える。


<12月7日(木)>

米10年債利回りは2.33%から2.34%台で推移。
日経平均は140.11円高で寄り付き320.99円高の22498.03で大引け。
黒田日銀総裁
「物価は弱めの動きが続いている。金融環境はきわめて緩和的であり、
 景気は改善を続けている。力強い金融緩和を粘り強く続けていく。
 海外経済は昨年半ば以降、着実な改善を続ける。
 日本経済は世界経済同様、バランスのよい成長を続けている。
 需給ギャップ、昨年後半に長期的な平均であるゼロ%を超えた後、
 足もとにかけてプラス幅が拡大」
朝鮮中央通信
「残る問題は、いつ戦争が起きるかだ。
 戦争を望んではいないがそこから逃げるつもりもない。
 米国がわれわれの忍耐力について見込み違いをし、
 核戦争の導火線に火をつければ、
 われわれの強力な核能力によって米国は高い代価を払うことになる」
原油先物は56ドル台前半で推移。
トランプ米大統領
「(予算切れによる政府閉鎖は)起こりうる。
 米民主党は非常に危険なことを考えている」
米民主党下院のペロシ院内総務 (ツイッターにて)
「政府閉鎖と言っているのはトランプ氏だけ」
ブルームバーグ
「メイ英首相が交渉の瀬戸際になって別の提案を用意している」
ロイター通信
「英運輸相、EU離脱交渉を巡って悪い取引には署名しない。
 たとえ合意しなくても英国経済はうまくいくだろう」
EU
「離脱交渉の期限に延長はない。
 引き続き英国とEU27カ国との話し合いが行われている」
EU報道官
「英国の提案期限は10日に。合意はまだできず」
ポンドが上下動。
NY時間序盤に米10年債利回りは2.32%台へ低下。
一部報道
「英国における欧州裁判所の役割の問題に関して解決、
 残るはアイルランドの国境問題のみ」
ポンド買い反応。
報道
「ドイツ社会民主党(SPD)は本日開催した党大会で、
 メルケル首相率いる与党との連立協議を行うことを支持」
一時ユーロ買い反応。
EU「英EU離脱交渉は進展はしているがまだ十分ではない」
一部報道
「国境問題で英国とアイルランドが合意する可能性がある」
トランプ米大統領
「来年1月30日の一般教書演説までに道路や橋、
 空港などの改修を行うインフラ整備計画を発表したい」
米10年債利回りは一時2.37%台へ上昇。
NYダウは70.57ドル高の24211.48で取引を終える。


<12月8日(金)>

WSJ
「米下院つなぎ予算案を可決。政府閉鎖回避へ」
報道「米上院、暫定予算案を可決」
米10年債利回りは2.37%台で推移。
日第3四半期GDP二次速報は予想より強い年率換算2.5%。
日経平均は129.92円高で寄り付き313.05円高の22811.08で大引け。
BTCが17000ドルを突破。最高値を更新。
中国貿易収支(11月)は予想より強い402.1億ドル。
EU
「通商交渉の段階に進むかどうか速やかに協議する用意」
ユンケル欧州委員長
「英国はアイルランド国境での厳格な管理を回避するとコミット。
 英国に在留するEU市民の権利を確保」
メイ英首相
「アイルランド国境で厳格な管理は無いことを保証。
 交渉が通商協議の段階に移行できる見通し歓迎」
ポンドが上下動。
ロイター
「英国とEUは離脱交渉を巡り、清算金、在英EU市民と権利、
 アイルランドの国境問題の3分野で合意」
EU大統領
「英EU離脱交渉が前進した。
 英国は移行期間中はEU法、予算などを遵守すべき。
 速やかに通商交渉の段階に移行を」
報道
「独SPD、CDU・CSUと13日に連立に向けた予備協議行う」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.39%台へ上昇。
原油先物は57ドル台へ上昇。
報道
「メイ英首相は厳格な国境管理を回避としたが具体的方策は先送り」
ポンドが軟調に推移。
米国務長官
「在イスラエル米大使館の移転は今年来年の可能性は低い」
米非農業部門雇用者数(11月)は予想より強い22.8万人、
米失業率(11月)は予想とおりの4.1%、
米平均時給(11月)は予想より弱い前月比0.2%。
米10年債利回りは一時2.36%台へ低下。ドル売り反応。
コーン国家経済会議(NEC)委員長
「今四半期のGDPは3%超で推移している。
 我々はFRBと伴に良好な時期にいる。
 ビットコインについては言及を控える」
アトランタ連銀GDPナウの第4四半期GDP見通しは2.9%。
報道
「トランプ大統領は上下両院で可決した12月22日までの
 暫定予算案に署名。ひとまず政府機関の閉鎖は回避」
報道
「国連安保理は緊急会合を開催。エルサレム宣言に批判相次ぐ。
 英のライクロフト国連大使は米国の動きは和平に寄与しないとし、
 英は東エルサレムをパレスチナ領域の一部とみなしていると述べた」
NY原油先物1月限の終値は57.36ドル。
米10年債利回りは2.378%で取引を終える。
NYダウは117.68ドル高の24329.16で取引を終える。最高値を更新。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、米上院本会議で2日未明に税制改革法案が可決となっ
たことを背景に週初4日に上窓を空けて112.82で始まりNY時間序盤
にかけて112.91へ上昇しましたが、その後、反落して、揉み合いなが
らも軟調傾向で推移して、「トランプ大統領がイスラエルの首都を現在
のテルアビブではなくエルサレムと公式に認定」との報道を背景に6日
のロンドン時間にかけて週安値となる111.99へ下落する展開になりま
した。その後、切り返し堅調傾向で推移して、8日のロンドン時間序盤
にかけて週高値となる113.59へ上昇する展開になりました。その後、
米雇用統計の発表後に一時113.13へ反落しましたが反発して113.48
レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初4日に下窓を空けて1.1862レベルで始まり
東京時間に1.1878へ反発した後にNY時間前半にかけて1.1829へ下落
する展開になりました。その後、5日の東京時間にかけて1.1876へ反
発しましたが、NY時間後半にかけて1.1800へ下落する展開になりま
した。その後、6日の東京時間にかけて1.1848へ反発しましたが、
その後、再び反落し軟調傾向で推移して7日のNY時間序盤にかけて
1.1776へ下落する展開になりました。その後、NY時間後半に一時
1.1814へ反発しましたが、その後に再び反落して8日の米雇用統計の
発表後に週安値となる1.1730へ下落する展開になりました。その後、
反発して1.1772レベルで週の取引を終えました。




●今週(12月11日から12月15日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは先週高値の113.59を巡る
攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は114.00の「00」ポイント
さらに上昇した場合は7月11日の高値114.49、ここを上抜けた場合は
11月6日の高値114.73、さらに上昇した場合は115.00の「00」ポイ
ントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは8日の米雇用統計後の安値113.13を巡
る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合113.00の「00」ポイント
さらに下落した場合は5日の高値112.86、ここを下抜けた場合は5日
の安値112.30、さらに下落した場合は先週安値の111.99を巡る攻防が
注目されます。


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、12日の米生産者物
価指数と米月次財政収支、13日の日機械受注と米消費者物価指数と米
FOMC政策金利発表とFOMC声明とイエレンFRB議長の定例記者会
見、14日の中国小売売上高と中国鉱工業生産と米小売売上高と米新規
失業保険申請件数、15日の日銀短観とNY連銀製造業景況指数と米鉱
工業生産と対米証券投資、などが注目されます。


先週のドル円は2日未明に米上院本会議で税制改革法案が可決となっ
たことを背景に上窓を空けて始まりましたが、6日の「トランプ大統領
がイスラエルの首都をエルサレムと公式に認定」との報道を背景に下落
して一時112円台を割り込む展開になりました。しかし、その後に切
り返して週末にかけて113円台後半へと上昇しました。そして、米雇
用統計の発表後に一時113円台前半へ反落しましたが、その後、米上
下両院で暫定予算案が可決され政府機関の閉鎖が回避されたことも背景
に反発して113円台半ばで週の取引を終えました。

さて今週は、13日の米消費者物価指数および米FOMC政策金利発表と
FOMC声明とイエレンFRB議長の定例記者会、そして14日の米小売
売上高など重要イベントが目白押しです。

米FOMC政策金利発表では0.25%の利上げが確実視されていますが、
市場はほぼ完全に織り込んでいる状況で、FOMCメンバー金利見通し
ドット・プロットやイエレンFRB議長の定例記者会見が注目の焦点に
なりそうです。

先週後半のドル買いは、年末やイベントに向けた事前のファンド勢の
ドルショートの巻き戻しの動きとの観測も聞かれますので、利上げ後
の一旦のセル・ザ・ファクトの動きにも注意したいものです。

また、ロシアゲート問題を巡る動向、米上下両院共和党内の米減税に
かかわる時期を巡る擦り合わせの進展、そしてエルサレムを巡る情勢
および北朝鮮の動向なども引き続き注目されます。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.1800の「00」ポイ
ントから7日の高値1.1814を巡る攻防が注目されます。ここを上抜け
た場合は6日の高値1.1848、さらに上昇した場合は5日高値1.1876か
ら4日の高値1.1878、ここを上抜けた場合は1.1900の「00」ポイント
さらに上昇した場合は1日の高値1.1940、ここを上抜けた場合は11月
27日の高値1.1960を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは先週安値の1.1730を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は11月21日の安値1.1713から1.1700
の「00」ポイント、さらに下落した場合は10月6日の安値1.1669、
ここを下抜けた場合は1.1600の「00」ポイントを巡る攻防が注目され
ます。


今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、12日の独・欧
ZEW景気期待指数、13日の独消費者物価指数改定値と欧鉱工業生産、
14日の仏・独・欧製造業PMI速報と仏・独・欧サービス業PMI速報
とECB金融政策発表とドラギECB総裁の定例記者会見、などが注目
されますが、対ドル通貨ペアとして、12日の米生産者物価指数と米
月次財政収支、13日の米消費者物価指数と米FOMC政策金利発表と
FOMC声明とイエレンFRB議長の定例記者会見、14日の中国小売売上
高と中国鉱工業生産と米小売売上高と米新規失業保険申請件数、15日
のNY連銀製造業景況指数と米鉱工業生産と対米証券投資、などが注目
されます。


先週のユーロドルは、年末に向け2011年以来の高水準で高止まりとな
っていたIMMユーロ・ロングのポジション調整、および米10年債利
回りの上昇も背景にイベントに向けた事前のファンド勢のドルショート
の巻き戻しの動きもあったか軟調傾向で推移して、8日の米雇用統計の
発表後に週安値となる1.17台前半へ下落した後に1.17台後半に戻して
週の取引を終えました。

さて今週は、13日のECB金融政策発表とドラギECB総裁の会見が
注目の焦点になりますが、ECBスタッフ経済見通しも注目されます。
そして、対ドル通貨ペアとして13日の米消費者物価指数およびFOMC
政策金利発表とFOMCメンバー金利見通しドット・プロットとイエレ
ンFRB議長の定例記者会見、そして14日の米小売売上高などが注目
されます。次第よってはボラタイルな相場展開になりそうです。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その270 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円は、米上院本会議で税制改革法案が
 可決となった事で上昇して始まった後に、週半ばにトランプ大統領が
 イスラエルの首都をエルサレムと公式に認定したことで一時112円
 円台を割り込んだが、その後は113円台半ばへ上昇したよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 先週末の米雇用統計では上下動とはなったが…、今月22日までの
 暫定予算案が成立して、ひとまず政府機関の閉鎖が回避されて、
 米10年債利回りが上昇してNYダウも最高値を更新したことも
 ドル円の上昇の背景となったのではあるまいかのう…」


『先週6日の日経平均は445円安と今年最大の下げ幅で驚いたけど、
 その後はしっかり持ち直した格好だよな。今後もロシアゲート問題や
 エルサレムを巡る情勢、北朝鮮の動向などには注意が要ると思うけど
 さて今週はビッグイベントが盛りだくさんだよな。ジイさん。』


「FOMC、BOE、ECBの金融政策、そして米CPIに米小売売上高など
 重要指標が多く、今週は年末最大のイベント・ウィークじゃのう。
 次第によってはボラタイルな相場展開になるのではなかろうか…」


『ビットコインの話もしたいところだが長くなるといけねぇ…。
 さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい。
 ペンディングになっていた「情報の氾濫のお話」とやらかい?』


「ふむ…。そのお話もいつかはさせてもらいたいと思っとるのじゃが、
 今日は『シンプルの価値』のお話でもさせてもらうとしようかのう」


『まぁ、よろしい…。聞いてやるとしようじゃないか。ジイさん。』


「日本語で『単純』と言うとあまり良い印象を受けないものじゃが、
 よく『シンプル・イズ・ベスト』などと言われているように、
 簡潔、純粋こそ最良で、価値あるものとされる事があるのじゃのう」


『シンプルには、無駄が削ぎ落された「精髄(エッセンス)」なんて
 意味合いも、もしかしたらあるのかもしれないよな…。ジイさん。』


「ふむ。料理などでも一流のシェフが腕によりをかけて丁寧に
 作り込んだものは素晴らしく深き味わいとなろうが…、
 一方、和食のお刺身も美味の極みと言われることがあるのじゃのう」


『あははっ。かなりひねくれた見方をすれば、刺身なんて新鮮な生魚を
 ただ切り揃え盛りつけただけで手抜き料理と言えなくもないけれど、
 お刺身に生ワサビをつけてダシ醤油や旨塩をつけて一口頬張れば
 新鮮な魚のとろけるような本来の旨味が口一杯に広がって
 思わず「これは美味い!」と舌鼓を打つことになるだろうよ…。
 もしかしたら、料理は手間をどれだけかけて作り込んだのかよりも
 「どれだけ美味いのか」ということが大切なのかもしれないよな…』


「このようなことは投資系の教材にも言える場合があってのう…。
 あくまでも仮の例えじゃが、『他の教材の追従を許さない圧倒的な
 ボリューム全3000ページ。ガートレー・チャートパターン222、
 エリオット波動、フィボナッチリトレースメントとエクステンション
 タイムサイクル理論、ボリンジャーバンド、移動平均線、MACD、
 RSI、RCI、そしてKu-chart、IMM通貨先物ポジションの見方と活用
 米10年債利回りとドルの相関など、動画詳細解説付きの総合学習』、
 という教材に対して、『トレードエッセンスをまとめた全3ページ、
 動画解説付き』という教材があったとして、ともに価値があるもので
 しかも同じ価格であった場合、さてどちらが選ばれるであろうか…」


『あははっ。かなり極端すぎる例だけれども、そりゃぁ多くの人が
 コンテンツ的にもお得な前者を選ぶんじゃないかな…。ジイさん。』


「ふむ…。まぁ、恐らくはそうなることであろうのう…。
 一概には言えないことかもしれぬが、前者は総合学習教材として
 価値のあるものになろう。ただ、この膨大なコンテンツを学習して
 学習者自身の具体的なトレード手法に洗練させ昇華していくことは
 容易なことではない場合もあるのかもしれぬ…。
 一方、後者はコンテンツボリューム的に遥かに見劣りがするけれども
 学習の目的が相場の物知りになる事やアナリストになる事ではなく
 トレードで収益を上げる事であるならば、筆者の人の膨大な学習から
 シンプルで具体的なトレード手法として、削ぎ落しのプロセスを経て
 精髄(エッセンス)にまとめ上げられているものの方が価値あることも
 ある場合もあるのやも知れぬのう…。溜口剛太郎殿。」


『大型書店の相場関連の書籍を100冊読んでも勝てない人は勝てない
 と言われることのあるトレードだけど…、目的が膨大な学習をする
 という事ではなく、トレードで収益を上げるという事であれば、
 3トンの原石よりも磨き抜かれた1つのダイヤモンドそのものの方が
 価値があり、それこそ求めていたものという事もあるだろうからな』


「ふむ。チャートでもより良いものを求めて有効とされるテクニカルを
 数多く重ねるように、一目均衡表、ボリンジャーバンド、ピボット、
 パラボリック、複数の移動平均線、MACD、RSIなどを表示させる
 トレーダーさんがいるが…、これは『(相互補完の)ワークの問題』
 だけではなく、これらのコンプレックス(複雑)な判断要素で総合的に
 『買うべき、売るべき、待つべき』の判断の帰結を得るためには
 かなりのトレーダー自身の判断の力量が必要で…、混乱してしまう
 という場合があることもよく聞く話で…、削ぎ落しのプロセスを経て
 精髄(エッセンス)としてシンプルにまとめ上げた方が判断が明瞭で
 結果的にかえって戦績が良くなるという場合もあるのじゃのう…」


『チャートでの判断が予想ではなく「買うべき、売るべき、待つべき」
 という示唆や判断の結論を得るという事であるならば…、
 コンプレックス(複雑)&ベストを目指すのも1つのトレード思想なら
 ディスラプション(創造に向けた破壊)の削ぎ落しのプロセスを経て
 シンプル&ベターを目指すのも1つの考え方になるかもしれないな』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。





<お知らせ>

おかげさまでマエストロFXが発売以来7年目を迎えまして、、
メンバーサイトで毎週、更新され続けている動画も400本を超えました。

近日中に「シンプルトレードの新手法」を公開する予定です。

http://www.w-crew.com/mfx/

FX トレードと凡事のお話 その269


米上院本会議で2日未明に税制改革法案が僅差で可決となりましたが
週初の動向および今週末の2017年最後の米雇用統計が注目されます。



●今週(12月4日から12月8日)の主な予定


<12月4日(月)>

午後2時に日消費者態度指数(11月)、
午後6時半に英建設業PMI(11月)、
午後7時に欧生産者物価指数(10月)、
深夜12時に米製造業新規受注(10月)、
などが予定されています。
英・欧・米の指標には注目です。
そして、メイ英首相とユンケル欧州委員長の会談と
ユーロ圏財務相会合も予定されています。


<12月5日(火)>

午前9時01分に英BRC小売売上高調査(11月)、
午前9時半に豪小売売上高(10月)、豪第3四半期経常収支、
午前10時45分に中国財新サービス業PMI(11月)、
昼12時半に豪RBA政策金利発表、豪RBA声明、
午後5時50分に仏サービス業PMI改定値(11月)、
午後5時55分に独サービス業PMI改定値(11月)、
午後6時に欧サービス業PMI改定値(11月)、
午後6時半に英サービス業PMI(11月)、
午後7時に欧第3四半期GDP改定値、欧小売売上高(10月)、
夜10時半に米貿易収支(10月)、
同夜10時半に加貿易収支(10月)、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(11月)、
などが予定されています。
豪・中国・英・欧・米の指標には注目です。
そして、EU財務相理事会も予定されています。


<12月6日(水)>

午前9時半に豪第3四半期GDP、
午後4時に独製造業新規受注(10月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(11月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時15分に米ADP雇用統計、
夜10時半に米第3四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜10時半に米第3四半期単位労働コスト確報、
同夜10時半に加第3四半期労働生産性指数、
深夜12時に加BOC政策金利発表、加BOC声明、
などが予定されています。
豪・独・スイス・米・加の指標には注目です。


<12月7日(木)>

午前9時半に豪貿易収支(10月)、
午後2時に日景気先行指数速報(10月)、日景気一致指数速報(10月)、
午後3時45分にスイス失業率(11月)、
午後4時に独鉱工業生産(10月)、
午後4時45分に仏貿易収支(10月)、仏経常収支(10月)、
夜9時半に米チャレンジャー人員削減予定数(11月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加住宅建設許可件数(10月)、
深夜12時に加Ivey購買部景況指数(11月)、
早朝5時に米消費者信用残高(10月)、
などが予定されています。
独・米の指標には注目です。


<12月8日(金)>

朝6時45分にNZ第3四半期製造業売上高、
朝8時50分に日第3四半期GDP二次速報、
同朝8時50分に日第3四半期GDPデフレータ二次速報、
午前9時半に豪住宅ローン件数(10月)、
(時間未定) 中国貿易収支(11月)、
午後2時に日景気現状判断DI(11月)、日景気先行き判断DI(11月)、
午後4時に独貿易収支(10月)、独経常収支(10月)、
午後4時45分に仏鉱工業生産指数(10月)、仏財政収支(10月)、
午後6時半に英鉱工業生産指数(10月)、英製造業生産指数(10月)、
同午後6時半に英貿易収支(10月)、
夜10時に英NIESRのGDP予想、
夜10時15分に加住宅着工件数(11月)、
夜10時半に米非農業部門雇用者数(11月)、米失業率(11月)、
同夜10時半に米平均時給(11月)、
同夜10時半に加第3四半期設備稼働率、
深夜12時に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)、
同深夜12時に米卸売売上高(10月)、米卸売在庫(10月)、
などが予定されています。
日・中国・英・米の指標には注目です。
そして、週末のこの日が米暫定予算の期限と
債務上限の適用停止の期限になります。


<12月9日(土)>

午前10時半に中国消費者物価指数(11月)、
同午前10時半に中国生産者物価指数(11月)、



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(11月27日から12月1日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが92.80で始まり、93.46へ上昇した後に
92.43へ下落して92.81で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.363%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)は週の終値で58.36ドルに下落しました。
NYダウは週間673.6ドル上昇、24231.59ドルで週の取引を終える。



<11月27日(月)>

BTCが100万円台に上昇。
日経平均は106.23円高で寄り付き54.86円安の22495.99で大引け。
米10年債利回りは2.34%台で推移。
中国上海株式市場は0.94%安で取引を終える。
ハモンド英財務相
「英国の経済規模は2017年にフランスに抜かれ世界6位に低下」
ズマ南ア大統領
「週末の格下げを受けて財政支出削減などの計画策定を指示」
ランド円が上昇。
ロンドン時間に米10年債利回りは2.35%台へ上昇後2.32%台へ低下。
米新築住宅販売件数(10月)は予想より強い68.5万件。
NY時間に米10年債利回りは2.35%台へ上昇。
TBSテレビ
「政府が北朝鮮の弾道ミサイル発射準備とみられる信号を感知し警戒。
 電波信号は27日に捕捉されたが、現在のところ特異な兆候はない」
米10年債利回りは再び2.32%台へ低下。
原油先物は一時57ドル台へ下落。
米2年債入札では最高落札利回り1.765%、応札倍率2.73倍。
米5年債入札では最高落札利回り2.066%、応札倍率2.46倍。
ダラス連銀総裁
「近い将来の追加利上げが適切。雇用市場は数ヵ月先に過熱が進む。
 ビハインド・ザ・カーブに回ることを留意」
トランプ大統領 (ツイッター)
「減税法案は非常にうまくいっている。
 手を加えるだけで中間層や雇用創出者が得られるお金は増える。
 パススルー条項は一段と簡素化され非常にうまく機能する」
報道
「世界の運用資産が1.6京円へ。世界GDPの約2倍に達する見通し」
NYダウは22.79ドル高の23580.78で取引を終える。


<11月28日(火)>

パウエルFRB理事 (上院での次期FRB議長指名承認公聴会にて)
「金利は更に幾分の上昇を見込む。
 新たな経済上の脅威には断固として対応していく。
 不確実性に備え、政策設定には柔軟性が必要となる。
 ランスシートの規模は徐々に縮小へ」
日経平均は21.25円安で寄り付き9.75円安の22486.24で大引け。
米10年債利回りは2.32%から2.33%台で推移。
原油先物は57ドル台で推移。
黒田日銀総裁
「世界経済は回復を続け、金融システムは安定性維持している。
 アジアの経済成長は、世界の経済成長に対して最も貢献している。
 今後の20年でアジアの経済統合がさらに進む。
 アジアの金融市場もそうした経済の発展と統合に合わせて、
 発展・統合がさらに追及されるべきである。
 アジア金融市場が効率的で流動性に富んだ市場に育つことを期待」
NY連銀総裁
「FRB議長の交代に向けた動きはこれまで順調。全く心配はない。
 FRB及びFOMCに関して適切な政策の道筋で強く団結している。
 当局が良い仕事をすればドルの信認は高いままである。
 ドットフランク法の撤廃を望んでいない。
 資本や流動性の強化策は堅持するべき。
 世界の中銀間でのコミュニケーションについては改善が必要である。
 米国は完全雇用の状態にある。
 インフレ率が目標を少々下回っても懸念はしない。
 労働市場がさらにひっ迫し、賃金の伸びが加速していく。
 税制上の刺激策は現状では不要」
黒田日銀総裁 
「長期金利が1%上昇すると24.6兆円の損失。
 現時点で金融仲介機能が阻害されているとは思わない。
 リバーサルレートは参考となり得る一つの理論」
安倍首相
「2%目標は現時点においても妥当で、改定は必要ない。
 同目標に関する政府と日銀の共同声明の内容は今も妥当。
 日銀に対しては大胆な緩和を着実に推進することを期待。
 具体的な手法については日銀に委ねられるべき」
英BOE
「英各銀行は現在のバランスシート基準でストレステストに合格。
 RBSとバークレイズは16年度末のデータが基準に達成できず」
カーニーBOE総裁
「秩序なきブレグジットは誰も望まない。
 ブレグジット移行期間の交渉開始は早いほどよい。
 移行期間は18−24ケ月必要に。
 フィンテック革命のリスクについて留意
 秩序無きブレグジットはポンド下落と英経済弱体化につながる」
ポンド売り反応。
OECD
「2018年世界成長率+3.7%、19年+3.6%と予測。
 20188年日本の成長率+1.2%、19年+1.0%と予測。
 2018年米国の成長率+2.5%、19年+2.1%と予測。
 2018年成長は減税が押し上げと想定。
 2019年は労働力の伸び鈍化、個人消費の抑制を想定。
 2018年ドイツの成長率+2.3%、19年+1.9%と予測。
 2018年英国の成長率+1.2%、19年+1.1%と予測
 消費者物価(前年比)の伸びは2018年+2.6%、19年+2.2%と予想」
関係筋
「OPECの全加盟国が9ヶ月の減産延長を支持、ロシア待ち」
NY時間に米10年債利回りは2.31%台へ低下。
パウエル理事 (指名承認公聴会)
「FRBは最大の米国債保有者。
 バランスシート調整には3〜4年かかる。
 バランスシートは2.5兆〜3兆ドル規模に。
 ボルカー・ルルーは最も大きなトレーダーに最も強く適用すべき。
 減税の経済への影響については予見を所持していない。
 FRBの独立性に強くコミットする。
 トランプ政権は誰もFRBの独立性を脅かしてはいない。
 4.1%またはそれ以下が自然失業率。
 25歳から54歳の男性の労働者には依然としてスラックがある。
 賃金は労働市場のひっ迫を示唆していない。景気に過熱感はない。
 FRBは金利を正常化するとき。財政赤字の長期的な持続性を懸念。
 利上げに対する忍耐強さはFOMCに役立っている。
 12月利上げの論拠は強まっている。
 今年のGDP伸び率は2.5%、来年もそれに近い伸びを見込む。
 ボルカールールの修正を支持。強い成長が段階的な利上げを正当化。
 市場はバランスシート縮小にまだ反応していない。
 インフレの弱さが一時的かどうか注意深く見ている。
 インフレ基調が弱いと判断すれば、利上げはより緩やかになる」
報道
「シューマー民主上院院内総務とぺロシ下院民主院内総務が
 トランプ大統領のツイッターを受けて会合への出席を拒否」
英テレグラフ紙「英国とEUが離脱に伴う精算金で合意」
ポンド買い反応。
英FT紙「英国の負担金は最大1000億ユーロ」
英当局
「英国の負担金は最大1000億ユーロとの報道内容は承知していない」
米7年債入札では最高落札利回り2.230%、応札倍率2.36倍。
韓国の聯合ニュース
「北朝鮮が弾道ミサイルを発射」
報道
「発射されたミサイルは米本土全域を攻撃できる
 大型の核弾頭の装着が可能な新型のICBM火星15型」
円買い反応。
ボブ・コーカー米上院議員
「上院予算委員会では共和党の税制改革法案を支持する」
報道
「米上院予算委員会が共和党の税制改革法案を可決。本会議に送付へ」
米10年債利回りは2.33%台へ上昇。ドル買い反応。
NYダウは255.93ドル高の23836.71で取引を終える。最高値を更新。
S&P500とNASDAQも最高値を更新。


<11月29日(水)>

米10年債利回りは2.32%から2.33%台で推移。
日経平均は127.72円高で寄り付き110.96円高の22597.20で大引け。
韓国の聯合ニュース
「北朝鮮が午後0時半位に重大発表」円買い反応。
北朝鮮
「新しい形のICBM(大陸間弾道弾)火星15を発射した。
 火星15は米全体を射程にいれた。核戦力を完成」
金委員長
「国家核武力完成の歴史的な偉業、ミサイル強国の偉業が実現した」
S&P
「朝鮮半島での戦争は無い見通し」
カンリフ英BOE副総裁
「(英国の)経済の潜在成長率は低下している。
 国内のコスト圧力はまだ高まっていない」
EUのバルニエ主席交渉官
「英国の離脱清算金、数日中に合意を報告したい。交渉は継続中。
 合意しなければ次の移行交渉フェーズに進めない。
 支払い条件についてはまだ交渉中。
 アイルランドと北アイルランドの国境について保障を」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.34%台へ上昇。
ECB金融安定報告
「ユーロ圏ソブリン債市場への圧力は金融危機依然の水準まで低下。
 主要国の国政選挙を終えて、懸念が後退。
 ECBの緩和的な金融政策の継続が下支え。
 金利上昇が各国の債務履行能力に懸念広げるリスクがある。
 これまでと違った政治の断片化のリスクがある」
イエレンFRB議長
「緩やかな金利上昇が適切。米景気拡大は一層の広がりをみせている。
 金融セクターの脆弱性は大きくないだろう」
NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.39%台へ上昇。
米第3四半期GDP改定値は予想より強い前期比年率3.3%。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が342.9万バレルの減少。
原油先物は57ドル台前半で推移。
イエレンFRB議長 (質疑応答)
「政策金利は徐々に中立に近づけることが重要。
 直近の失業率の低下は非常に望ましいこと。
 強い雇用は経済格差の消去を支援。
 労働市場からのサインに励まされる。
 強く安定的な雇用を望む。賃金の上昇圧力は緩やか。
 労働市場も経済も過熱していない。・生産性の低さの理由は不明。
 法人税率の引き下げは議会の課題」
バイトマン独連銀総裁
「ECBが量的緩和(QE)を続けていることに疑問。
 強い指標がECBの成長見通し引き上げの可能性を示唆」
メイ英首相
「負担金についてEUとの交渉が続いている」
一部報道
「米ナスダックもビットコインの先物を来年上場する予定。
 導入は早ければ4−6月期の可能性。
 ナスダックの先物取引所NFXで取引される」
米地区連銀報告
「米景気は緩やかなペースで拡大。先行きの見通しは若干改善。
 労働市場のひっ迫が広範の地域で報告される。
 個人消費は横這い。ホリデーシーズンに楽観的。
 インフレ圧力は前回から強まった。賃金上昇は大半の地域で緩やか」
サンフランシスコ連銀総裁
「賃金の伸び率が3〜3.5%に加速すると予想。
 米経済は良好な位置にありFRBは拡大を維持しなければならない」
ミネアポリス連銀総裁
「労働市場にには我々の認識よりもスラックがある公算。
 もしも、他の手段が尽きたならばマイナス金利も排除しない」
トランプ大統領「小さいロケットマンは病気の小犬」
オランダ中銀総裁
「2018年9月以降の資産購入停止は妥当。
 インフレ見通しは物価安定への脅威なし」
NYダウは103.97ドル高の23940.68で取引を終える。最高値を更新。
NASDAQは1.27%の下落。


<11月30日(木)>

NBNZ企業信頼感(11月)は予想より弱い−39.3。NZドル売り反応。
日経平均は4.63円高で寄り付き127.76円高の22724.96で大引け。
米10年債利回りは2.38%から2.39%台で推移。
原田日銀審議委員
「円は量的・質的緩和以降、ほぼ110円程度で安定している。
 今後、物価の上昇とともに金利の上昇が期待できる。
 金融政策で景気が改善し人手が不足するならば、
 規制緩和などの動きも取りやすい。
 現行の2%目標の修正について、日本だけより低い物価目標を持てば
 円高をもたらす可能性が高い。
 物価が上がらないのは人手不足が不十分だからである。
 現行政策続ければ賃金と物価ともに上昇局面が現れる」
欧消費者物価指数速報(11月)は予想より弱い前年同月比1.5%。
プラートECB理事
「ユーロ圏の景気拡大は広範にわたっている。
 国や業種ごとの成長率のばらつきは過去20年間で最も低水準。
 高い成長率に収斂。金融政策は引き続き回復力持続に重要。
 金融政策以外の方策も成長には必要」
OPEC代表「減産延長2018年末までで合意」
ロンドンフィックスにかけてドル円が一時111円台後半へ反落。
ブルームバーグ
「ホワイトハウスはティラーソン国務長官に代わり
 ポンペオCIA長官を国務長官の起用を検討している。
 CIA長官の後任にはコットン上院議員の起用を検討。
 この件についてはケリー首席補佐官が取りまとめている」
イラクのルアイビ石油相
「OPEC総会で9ヵ月の減産延長を確認した」
原油先物は57ドル台で推移。
WSJ
「ケリー首席補佐官はティラーソン長官の更迭計画を否定した」
一部報道
「共和党のマケイン上院議員が減税賛成への意向を示した。
 市場は年内の法案成立への期待感を高めている」
ダラス連銀総裁
「労働参加率は61%以下に低下する可能性。
 FRBにとって大きな問題は完全雇用がそれに近い状態にあること。
 完全雇用と低インフレの困難に直面している。
 GDPに対する家計負債の割合は良好な状態。
 金融機関は良好な状態。企業はやや負債が多い。
 石油は世界的に均衡あるいはそれに近い状態。
 財政赤字が成長の足かせになって行くことに懸念。
 減税は短期的な浮揚を提供する可能性」
クリーブランド連銀総裁
「税制改革案は成長に大きな影響与えない。
 金融政策は予防的である必要。
 12月利上げの可能性があることには賛同する。
 インフレ期待は適切に抑制されている。個人消費は堅持されている」
サンダース大統領報道官
「政府は仮想通貨を監視している。
 ボサート大統領補佐官のチームが監視にあたっている。
 今回の税制改革法案では大統領が控除を失う」
米10年債利回りは一時2.43%台へ上昇。VIX指数は11.33へ上昇。
NYダウは331.67ドル高の24272.35で取引を終える。最高値を更新。


<12月1日(金)>

WSJ
「米下院共和党、12月22日までのつなぎ予算提案へ」
日経平均は191.97円高で寄り付き94.07円高の22819.03で大引け。
米10年債利回りは2.41%から2.40%台で推移。
麻生財務相
「円建ての通貨スワップについて
 円の通貨としての価値が上がりつつある。
 確実に円の信用を広めていく」
英通信社
「英国とEUとの離脱負担金について、
 500億ユーロ前後で基本合意とEU高官が発言」
クリーブランド連銀総裁
「株価や資産価格上昇には警戒しているが、
 イールドカーブのフラット化については懸念していない」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.39%台へ低下。
報道
「ギリシャの10年債利回り格差が拡大、10月末以来の511bp」
独ビルト紙
「メルケル独首相とシュルツSPD党首と連立協議開始で合意」
ブルームバーグ
「ビットコイン先物、CMEとCBOEでの取引を米規制当局が認可へ」
加雇用統計は市場予想より強い。加ドル買い反応。
セントルイス連銀総裁
「利上げ継続は逆イールドのリスクもたらす。
 逆イールドになるほどの金融引き締めは不要。
 もしも、9月FOMCの金利予測通りに利上げを実施すれば
 18年の後半には逆イールドになる可能性。
 長期金利は政策金利に追随しない可能性」
米ISM製造業景況指数(11月)は予想より弱い58.2.。
NY時間に米10年債利回りは一時2.42%台へ上昇。
ブルームバーグ
「前米大統領補佐官のマイケル・フリン氏は、
 ロシア大使とのやりとりについてFBI捜査官に虚偽の発言をしたと
 今日、ワシントンの法廷で有罪を認める見通し」
フリン前米大統領補佐官 (ロシア疑惑に関する裁判所での有罪証言)
「トランプ大統領の当選後に当時の駐米ロシア大使と会い、
 対ロシア制裁やロシア側の対応について協議した。
 その後、トランプ大統領の別荘「マー・ア・ラゴ」で
 政権移行チームに対応を協議するよう電話した」
米10年債利回りは一時2.319%へ低下。ドル売り反応。
NYダウが一時350ドル超の下落。独仏の株式市場は1%超の下落。
マコネル上院院内総務
「米税制改革法案の可決に必要な共和党票を確保した」
米10年債利回りは2.363%。NY原油先物の終値は58.36ドル。
NYダウは40.76ドル安の24231.59で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は週初27日に111.51レベルで始まりロンドンフィック
スにかけて週安値となる110.84へ下落しましたが、その後、揉み合い
ながらも切り返して30日のロンドン時間前半にかけて112.48へ上昇
する展開になりました。その後、NY時間前半に111.73へ下押しまし
たが、その後、再び反発して、1日のNY時間前半にかけて週高値とな
る112.87へ上昇する展開になりました。その後、111.40へ急反落した
後に反発して112.16レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは週初27日に1.1926レベルで始まりNY時間序盤に
かけて週高値となる1.1961へと上昇しましたが、その後、反落して、
28日のNY時間終盤にかけて1.1827へ下落する展開になりました。
その後、29日のロンドン時間前半にかけて1.1882へ反発しましたが、
その後、NY時間序盤にかけて1.1816へ反落する展開になりました。
その後、再び反発して揉み合いになりましたが、30日のロンドン時間
前半に週安値となる1.1809へ下落する展開になりました。その後、
反発して1日のロンドン時間序盤にかけて1.1940へ上昇しましたが、
NY時間前半にかけて1.1851へ反落した後に1.1934へ急反発する上下
動の揉み合いとなって1.1895レベルで週の取引を終えました。




●今週(12月4日から12月8日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは先週高値の112.87を巡る
攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は113.00の「00」ポイント
さらに上昇した場合は10月6日の高値113.43、ここを上抜けた場合は
11月14日の高値113.91、さらに上昇した場合は114.00の「00」ポイ
ントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは112.00の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は10月16日の安値111.65、さら
に下落した場合は1日の安値111.40、ここを下抜けた場合は111.00の
「00」ポイント、さらに下落した場合は先週安値の110.84、ここを下
抜けた場合は8月31日の高値110.67、さらに下落した場合は110.00
の「000」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場は経済指標では、4日の米製造業新規受注、5日の
中国財新サービス業PMIと米貿易収支と米ISM非製造業景況指数、
6日の米ADP雇用統計、7日の米新規失業保険申請件数、8日の日第
3四半期GDP二次速報と中国貿易収支と米非農業部門雇用者数と米
失業率と米平均時給と米ミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが
注目されます。


先週のドル円は週初に一時111円台を割り込みましたが、その後は
切り返して、北朝鮮のミサイル発射があるも週末のNY時間前半にか
けて112円台後半へと反発して、その後、フリン前米大統領補佐官の
ロシア疑惑に関する裁判所での有罪証言で111円台前半へ急落して、
その後、マコネル上院院内総務の「米税制改革法案の可決に必要な共和
党票を確保した」との発言を背景に112円台を回復する相場展開にな
りました。

さて今週は、2日未明に米上院本会議で2019年から法人税率を20%に
下げる税制改革法案が賛成51、反対49の僅差で可決となったことで
週初の動向が注目されますが、今週末8日の本年最後の米雇用統計が
注目されます。また、ロシアゲート問題を巡る動向、米上下両院共和党
内の米減税にかかわる時期を巡る擦り合わせの進展、そして今後、核実
験をする可能性のある北朝鮮の動向、などが注目されますとともに、
米債務上限問題で導入した暫定予算の期限を今週末の8日に迎えること
で、米債務上限問題にかかわる動向も注目されます。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1日の高値1.1940を
巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高値の1.1961、
さらに上昇した場合は1.2000の「000」ポイントから9月22日の高値
1.2004、ここを上抜けた場合は9月20日の高値1.2034、さらに上昇し
た場合は8月29日の高値1.2070、ここを上抜けた場合は9月8日の
高値1.2092を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは1日の安値1.1851を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は11月29日の安値1.1816、さらに下落
した場合は先週安値の1.1809から1.1800の「00」ポイント、ここを
下抜けた場合は10月23日の安値1.1725から11月21日安値1.1713
さらに下落した場合は1.1700の「00」ポイントを巡る攻防が注目され
ます。


今週のユーロドル相場は経済指標では、4日の欧生産者物価指数、
5日の欧第3四半期GDP改定値と欧小売売上高、6日の独製造業新規
受注、7日の独鉱工業生産、などが注目されますが、対ドル通貨ペアと
して、4日の米製造業新規受注、5日の中国財新サービス業PMIと米
貿易収支と米ISM非製造業景況指数、6日の米ADP雇用統計、7日の
米新規失業保険申請件数、8日の中国貿易収支と米非農業部門雇用者数
と米失業率と米平均時給とミシガン大学消費者信頼感指数速報、など
が注目されます。


先週のユーロドルは週初に1.1961へ上昇しましたが、その後、1.18台
前半へと下落した後に反発して1.19を挟む上下動の揉み合いとなって
1.18台後半で週の取引を終えました。

さて今週は、メルケル独首相率いる与党のキリスト教民主・社会同盟
(CDU・CSU)と第2党の社会民主党(SPD)との大連立政権の樹立に向け
た協議の進展の動向が引き続き注目されますが、対ドル通貨ペアとして
今週末8日の本年最後の米雇用統計の結果が注目されます。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その269 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百六十九話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円は週初に一時111円台を割り込むも
 その後は北朝鮮によるICBM発射などがあったが112円台後半へと
 反発して、そして週末は上下に振れる波乱の展開になったよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 先週末はフリン前米大統領補佐官のロシア疑惑に関する裁判所での
 有罪証言で111円台前半へ急落したが、その後、マコネル上院院内
 総務の『米税制改革法案の可決に必要な共和党票を確保した』との
 発言を背景に112円台を回復する波乱の相場展開になったのう…」


『今週のドル円はどんな相場展開になるのかねぇ…。ジイさん。』


「ふむ…。米上院本会議で米国時間の2日未明に税制改革法案が可決
 となったことで週初のドル円は上昇して始まる可能性があろうが
 今週末8日の2017年最後の米雇用統計が注目されよう…。
 また、ロシアゲート問題を巡る動向、米減税の時期を巡る上下両院
 共和党内の擦り合わせの進展、そして今後、核実験をする可能性の
 ある北朝鮮の動向、また、米債務上限問題で導入した暫定予算の期限
 を今週末に迎える事で米債務上限問題に係わる動向も注目されよう」


『米上院本会議で税制改革法案が可決となった事は大きな前進だけど
 米下院にはフリーダム・コーカス派の厄介な連中もいるから…、
 上下両院共和党内の米減税に係わる時期協議の進展は注目されるぜ。
 また、今週末に迎える米債務上限問題もリスク要因ではあるよな…。
 さてところで…。ジイさん。今日はいったい何のお話だい?』


「ふむ…。溜口殿にお会いするまでは『情報の氾濫のお話』でも
 させてもらおうと思っとったのじゃが、また気が変わってのう…。
 今日は『金融工学が追い求めた数式トゥルース』のお話でも
 させてもらうとしようかのう…。溜口剛太郎殿。」


『いつもと随分と違ったテーマじゃないかよ。ジイさん。
 まぁ、よろしい。聞いてやるとしようじゃないか…』


「トレーダーが存在しないと知りながら密かに追い求めているものが
 絶対不敗の完全なトレード手法である『聖杯』であるならば…、
 全てを統一できると科学者たちが金融工学で追い求めたものが
 真実という名の数式『トゥルース』であろう…。溜口剛太郎殿。」


『金融工学でも聖杯のように絶対の数式を追い求めていたという事か』


「ウォール街がファンダと勘と度胸で相場を張る時代から、
 金融工学を取り入れるようになったその起こりは1960年代に
 ブラック・ジャックの必勝法をヒントにエドワード・ソープが
 考案した数式と言われておるが…、その後、フィッシャー・ブラック
 とマイロン・ショールズによって1973年に発表された数式、
 ブラック・ショールズ方程式が『トゥルース』と言われておった
 時期があったのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『マイロン・ショールズ氏は1997年にノーベル経済学賞を受賞して、
 ブラック・ショールズ方程式は様々なデリバティブにも応用できる
 めっちゃ有名な金融工学の数式だよな…。ジイさん。』


「ふむ…。その後年、ブラック・ショールズ方程式で実際に市場で
 運用をはじめたドリーム・ファンドがLTCMであったが…、
 計算上では確率的には100万年に僅か3回の確率でしか起こらない
 とされた危機(1998年ロシア危機)で破綻に至ってしまったことは
 皮肉な歴史的実験の結末というワケじゃ…。溜口剛太郎殿。」


『LTCMの時のみならず、リーマンショックの時もショールズ氏が
 かかわるファンドがまたしても破綻してしまった事も有名な話だぜ』


「ただ、ブラック・ショールズ方程式それ自体はとても優れたもので、
 数式は特許にできないことでファンドごとに秘密にされておるが
 現代でも活躍する金融工学の数式の元となるものはブラック・
 ショールズ方程式だと言われておるのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『でも…、破綻という歴史的な実績があるんだからなぁ…』


「金融工学の数式はその前提(仮定)となる条件の上で成り立つもので、
 その前提とは『(金融市場の)平常時』であり、危機という異常時では
 成り立たなくなる場合があるという事なのじゃ。溜口剛太郎殿。」


『欲望と恐怖が渦巻く市場と物理は似て非なるものかもしれないが、
 物理法則がブラックホールで成立しなくなるのと似ているのかもな』


「ニュートンが南海泡沫事件で損失を被った時に語ったとされる
 『星の動きは計算できるが、人間の狂気は計算できない』との
 言葉があるが、恐怖が引き起こすパニック相場は特別なのじゃのう」


『ところで…、今日は何でこんな話をしたんだい? ジイさん。』


「ふむ…。金融工学によってデリバティブなど金融派生商品は
 500兆ドル以上と、円換算すると京の単位にまで肥大している事と
 NYダウでの信用買い残が信用売り残の3倍超にもなっていて
 ひとたび手仕舞いの動きとなれば巨大な売り圧力になる要素を秘め
 『パニック相場はある日、突然にやってくる』ことで…、
 楽観に過度に浸らず、『治に居て乱を忘れず』の思いだけは
 忘れずにいたいものだと、『戒め』を思ったからなのじゃのう…」


『…で、ついでながらに聞くけど、ジイさんは金融工学に
 いったいどのような所見を持っているんだい?』


「浅学の身に所見などというような大そうなものはないが…、
 相場が波を描くということがもしも仮に正しいとするなら、
 波を描くのであれば、大なり小なり部分的に価格の連動性がある事で
 相場に於る価格の上昇(下降)の強まりと減衰を1つの単位波動として
 微分的に切り取り、それらを積算して利大を目指すという考え方は
 もしかすると有効なのやも知れぬとは思っておるがのう…」


『あははっ。浅学は浅学の身なりにいろいろと考えているんだなぁ』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その268


先週は、ドルインデックスが軟調に推移して
ドル円が111円台に下落、ユーロドルが1.19台へ上昇しました。



●今週(11月27日から12月1日)の主な予定


<11月27日(月)>

朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(10月)、
深夜12時に米新築住宅販売件数(10月)、
などが予定されています。米の指標には注目です。


<11月28日(火)>

午後4時45分に仏消費者信頼感指数(11月)、
夜9時に独GFK消費者信頼感調査(12月)、
夜10時半に米卸売在庫(10月)、
同夜10時半に加鉱工業製品価格(10月)、加原料価格指数(10月)、
夜11時に米第3四半期住宅価格指数、米住宅価格指数(9月)、
同夜11時に米ケースシラー住宅価格指数(9月)、
深夜12時に米消費者信頼感指数(11月)、
同深夜12時に米リッチモンド連銀製造業指数(11月)、
などが予定されています。米の指標には注目です。
また、パウエル次期FRB議長の指名承認公聴会も予定されています。


<11月29日(水)>

朝8時50分に日小売業販売額(10月)、
午後4時45分に仏第3四半期GDP改定値、仏消費支出(10月)、
午後6時半に英消費者信用残高(10月)、
午後7時に欧経済信頼感(11月)、欧消費者信頼感確報(11月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時に独消費者物価指数速報(11月)、
夜10時半に米第3四半期GDP改定値、米第3四半期個人消費改定値
同夜10時半に米第3四半期GDPデフレータ改定値、
同夜10時半に米第3四半期コアPCEデフレータ改定値、
深夜12時に米中古住宅販売成約(10月)、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
仏・独・米の指標には注目です。
そして、英首相の党首討論と、イエレンFRB議長の
上下両院合同経済委員会での証言も予定されていて注目されます。


<11月30日(木)>

早朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(10月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(10月)、
午前9時にNBNZ企業信頼感(11月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(11月)、
午前9時半に豪第3四半期民間設備投資、豪住宅建設許可件数(10月)
午前10時に中国製造業PMI(11月)、中国非製造業PMI(11月)、
午後2時に日新設住宅着工戸数(10月)、
午後3時45分にスイス第3四半期GDP、
午後4時45分に仏消費者物価指数速報(11月)、仏卸売物価指数(10月)
午後5時にスイスKOF景気先行指数(11月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(10月)、
午後5時55分に独失業者数(11月)、独失業率(11月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(11月)、欧失業率(10月)、
夜10時半に米個人所得(10月)、米個人消費支出(10月)、
同夜10時半に米コアPCEデフレータ(10月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加第3四半期経常収支、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(11月)、
などが予定されています。
NZ・日・豪・中国・スイス・独・欧・米の指標には注目です。
また、OPEC総会も予定されています。


<12月1日(金)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(10月)、日失業率(10月)、
同朝8時半に日全世帯家計調査消費支出(10月)、
朝8時50分に日第3四半期法人企業統計設備投資、
午前10時45分に中国財新製造業PMI(11月)、
午後5時半にスイスSVME購買部協会景気指数(11月)、
午後5時50分に仏製造業PMI改定値(11月)、
午後5時55分に独製造業PMI改定値(11月)、
午後6時に欧製造業PMI改定値(11月)、
午後6時半に英製造業PMI(11月)、
夜10時半に加第3四半期GDP、加GDP(9月)、
同夜10時半に加新規雇用者数(11月)、加失業率(11月)、
深夜12時に米ISM製造業景況指数(11月)、米建設支出(10月)、
などが予定されています。
日・中国・英・加・米の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(11月20日から11月24日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが93.84で始まり、軟調傾向で推移して
92.72で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.340%に低下しました。
NY原油先物(WTI)1月限は週の終値で58.95ドルに上昇しました。
NYダウは週間199.75ドル上昇、23557.99ドルで週の取引を終える。



<11月20日(月)>

独メディア
「独首相が進める連立協議で連立への参加が有力視されていた
 独自由民主党(FDP)が連立協議から離脱。」
ユーロ売り反応。
日経平均は116.82円安で寄り付き135.04円安の22261.76で大引け。
東京時間に米10年債利回りは2.32%台へ低下。
メルケル独首相
「これまで交渉を行っていた政党と共通の解決策がないことは遺憾。
 大統領に明日、協議の決裂を報告する。
 (自身が率いる)CDUは引き続き責務を果たしていく。」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.34%台へ上昇。
独FDP幹部のベーア氏「野党に転じることを恐れていない。」
独ビルト紙
「FPD、メルケル首相の少数政権をサポートする」
ユーロ買い反応。
EUバルニエ氏
「英EU離脱は銀行のEUパスポートの喪失を意味する」
ポンド売り反応。
報道「円ショートが2013年12月以来の高水準」
メルケル独首相
「首相を続ける用意はある。少数与党での政権樹立は予定しない。
 再度の大連立樹立にはオープン。少数与党よりも再選挙の方がまし」
ユーロが軟調に推移。
NY時間に米10年債利回りは一時2.37%台へ上昇。ドル買い優勢。
原油先物は一時55ドル台後半へ下落も56ドル台へ反発。
トランプ米大統領
「北朝鮮をテロ支援国家に指定して制裁および罰則を強化する。
 米財務省が北朝鮮への追加制裁を発表、非常に大規模なものになる」
NYダウは72.09ドル高の23430.33で取引を終える。


<11月21日(火)>

イエレンFRB議長
「パウエル次期議長の就任をもって理事も退任する。
 米経済が危機以降、著しく回復したことを喜ばしいと感じている。
 最大雇用と物価安定の二つの目標が達成されつつある」
日経平均は195.03円高で寄り付き154.72円高の22416.48で大引け。
米10年債利回りは2.36%台で推移。
豪RBA議事録要旨
「賃金圧力を巡りかなりの不確実性が見られる。
 3Qの消費の伸びは2Qを下回る公算が大きい。
 インフレは加速が見込まれるがそのペースはゆっくりしたものに。
 小売マージンやコストに対する競争がインフレ加速の重し」
独公共放送ARD
「メルケル首相、少数政権には懐疑的。連立協議決裂で再選挙を主張」
麻生財務相
「高齢化と働き方の多様化に対応した形で、
 税の在り方の検討を行っていく。控除の在り方も検討。
 設備投資を促進するにあたり一括償却は大きい材料」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.34%台へ低下。
独仏の債券利回り格差が2009年以来最小に。
ロイター
「イランのロウハニ大統領、イスラム国の終焉を宣言」
豪RBA総裁
「緩和的な政策の継続が適切。
 近い将来に政策を調整する強い理由はない。
 金融政策の次の一手はどちらかと言えば利上げの方向の可能性。
 しばらくの間、インフレは抑制される見込み」
豪ドル買い反応。
カンリフ英BOE副総裁
「英国のインフレは今年第4四半期にピークをむかえるだろう。
 英国の賃金動向を注視している」
サンダース英政策委員
「CPIはしばらくの間、目標を上回る状態続くだろう。
 引き締めは限定的かつ段階的に」
マカファティー英政策委員
「均衡的な失業率はおそらく4.5%以下」
ブリハ英政策委員
「賃金の上昇は3%に達する見込み。
 ゆるやかな金融引き締めとなる見通し。
 労働市場に逼迫の兆候があり、賃金に影響する可能性」
NY時間に米10年債利回り2.36%台へ上昇後に一時2.33%台へ低下。
原油先物1月限は一時57ドル台へ上昇。
クーレECB専務理事
「資産購入は特別な措置であって恒久的な金融政策ではない。
 金利に関するガイダンスがいずれ重要になる。
 異なる手段のトレードオフの関係を利用するのがより良い」
独自由民主党(FDP)のリントナー党首
「メルケル首相率いるCDU、CSUは
 FDPと緑の党との3党での連立を模索したが、
 FDPと緑の党が考えが合わず頓挫している」
NYダウは160.50ドル高の23590.83で取引を終える。最高値を更新。


<11月22日(水)>

イエレンFRB議長
「バランスシート縮小について、直近ではうまくいっている。
 FRBは市場に対して開かれた姿勢を維持する必要。
 市場の見通しに対してワナを仕掛けてはいけない。
 中立金利の推計値低下で政策を再考。
 非常に大事なことは経済状況が時間とともに不変ではないこと。
 我々は常にアジャストを考えることが重要。
 インフレ目標と雇用の最大化の目標におおむね近づいている。
 インフレ率は目標を下回っており、段階的な利上げが適切。
 目標に届かないことを容認することは非常に危険。
 速すぎる引き締めはインフレ率を目標である2%に届かず、
 2%未満でとどめる可能性がある。
 引き締めが遅くなりすぎると労働市場が過熱する可能性がある。
 インフレ期待が大幅に下振れしたとは思わないが、
 下振れしている一部の兆候がある。低インフレが一時的と確信せず。
 長期の正常な金利の推計を下方修正している」
WSJ
「特別検察官はクシュナー氏の海外指導者との接触を調査」
米10年債利回りは2.34%から2.35%台で推移。ドル売りやや優勢。
日経平均は185.07円高で寄り付き106.67円高の22523.15で大引け。
原油先物1月限は57ドル台で推移。
北朝鮮外務省報道官
「米政府によるテロ支援国家再指定は我が国に対する重大な挑発。
 米国の敵視政策が続く限り我々の抑止力は一層強化されるだろう」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.37%台へ上昇。
ハモンド英財務相
「ブレグジットは重要な局面にある。
 今後2年間のEU離脱準備で30ポンドを計上」
英政府経済見通し
「2017年成長率見通し+1.5%(3月時点+2.0%)
 2018年成長率見通し+1.4%(3月時点+1.6%)
 2019年成長率見通し+1.3%(3月時点+1.7%)
 2020年成長率見通し+1.3%(3月時点+1.9%)
 来年には財政赤字がGDPの2%以下に」
一時ポンド売り反応。
ハモンド英財務相「初回住宅購入者に対する印紙税を廃止」
EIA石油在庫統計では原油在庫が185.5万バレルの減少。
FOMC議事録要旨
「多くは当面の利上げが正当化されると見ている。
 数人が弱いインフレで当面の利上げに反対。
 低いインフレ期待を幾人かが懸念。
 大半がインフレ率が目標を下回る時期が長引く可能性を指摘。
 労働市場はひっ迫し、インフレは上昇すると予想。
 米税制改革は設備投資を押し上げる可能性」
米10年債利回りは2.32%台へ低下。ドル売り反応。
原油先物は58ドル台へ上昇。
NYダウは64.65ドル安の23526.18で取引を終える。


<11月23日(木)>

日経平均は勤労感謝の日で休場。
新華社
「中国、外相会議で韓国のミサイルシステムの追加配備を牽制」
韓国大統領府
「五輪期間中の米韓軍事演習の中断を検討」
中国上海株式市場は2.28%の下落。中国債も下落。
独SPD
「メルケル政権との協議の場は開かれている」
ECB理事会議事録要旨
「QE期限を厳密に決めることを市場が引き締めと捉えることを懸念。
 市場がより一層のQE延長を期待していることを懸念。
 QEで民間社債を購入することは主旨に沿わない」
報道
「中国、北朝鮮からの10月の輸入が前年同月比62%減。制裁影響」
ユーロ圏のPMIは6年半ぶりの高水準に。
米国は感謝祭で休場。
クーレECB理事「ユーロ圏の回復はしっかりとして均一的」


<11月24日(金)>

日経平均は133.01円安で寄り付き27.70円高の22550.85で大引け。
米10年債利回りは2.34%台へ上昇。ドル買いがやや優勢。
テンレイロ英政策委員
「11月利上げは時期尚早ではない、市場は理解。
 賃金上昇、CPI上昇圧力の兆候も。
 今後3年間で2回の利上げが適切とみられる。
 EU離脱が今後のCPIに与える影響は不確か」
メイ英首相 (EU首脳会談の前に記者団に)
「EU離脱交渉はともに前進することが必要。
 英国は欧州の安全保障の維持にコミットする」
ポンド買い反応。
独IFO景況感指数(11月)は予想より強い117.5。過去最高水準。
ユーロ買い反応。
朝鮮中央通信
「北朝鮮の核戦力の完成は既成事実となりつつある」
シュルツ独SPD党首
「メルケル政権との連立には党員投票が必要」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.35%台へ上昇。
OPEC関係者
「OPECとロシアは来年3月末までとなっている
 協調減産の来年末までの延長の枠組みで合意」
ムーディーズ
「南アフリカの格付けをジャンク級に引き下げる可能性がある」
ブラックフライデーでNY市場は短縮取引。
原油先物は58.95ドルで取引を終える。米10年債利回りは2.340%。
NYダウは31.81ドル高の23557.99で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初20日に112.14レベルで始まり111.89へ下落し
た後にNY時間終盤にかけて週高値となる112.72へ上昇しましたが、
その後、揉み合いながらも軟調傾向で推移して、23日の東京時間序盤
にかけて週安値となる111.06下落する展開になりました。その後、
揉み合いが続きましたが、24日の東京時間から反発して111.52レベル
で週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初20日に1.1787レベルで始まり1.1722へ
下落した後にロンドン時間序盤にかけて1.1808へ反発しましたが、
その後、反落して、21日のNY時間序盤にかけて週安値となる1.1713
へ下落する展開になりました。その後、反発して揉み合いになりました
が、22日のNY時間から堅調傾向で推移して、24日のロンドンフィッ
クスにかけて週高値となる1.1944へ上昇して1.1932レベルで週の取引
を終えました。




●今週(11月27日から12月1日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは20日の安値111.89から
112.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた
場合は22日のロンドン時間の戻り高値112.17、さらに上昇した場合は
先週高値の112.72、ここを上抜けた場合は113.00の「00」ポイントを
巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合、まずは先週安値の111.06から111.00の「00」
ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は8月31日
の高値110.67、さらに下落した場合は110.00の「000」ポイントを巡
る攻防が注目されます。


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、27日の米新築住宅
販売件数、28日のケースシラー住宅価格指数と米消費者信頼感指数と
リッチモンド連銀製造業指数とパウエル次期FRB議長の指名承認公聴
会、29日の米第3四半期GDP改定値と米第3四半期個人消費改定値
と米第3四半期GDPデフレータ改定値と米第3四半期コアPCEデフ
レータ改定値と米中古住宅販売成約とイエレンFRB議長の上下両院
合同経済委員会での証言と米地区連銀経済報告、30日の日鉱工業生産
速報と中国製造業PMIと中国非製造業PMIと米個人消費支出と米コア
PCEデフレータと米新規失業保険申請件数とシカゴ購買部協会景気指
数、1日の日全国消費者物価指数と日失業率と中国財新製造業PMIと
米ISM製造業景況指数、などが注目されます。


先週のドル円はドル安を背景に111円台へ下落する展開になりまし
た。今週のドル円は、28日のパウエル次期FRB議長の指名承認公聴会
29日の米経済指標およびイエレンFRB議長の上下両院合同経済委員会
での証言と、30日の米経済指標などが注目の焦点になりますが、引き
続きロシアゲート問題を巡る動向、イールドカーブのフラット化が続い
ている米債利回りの動向、および米減税法案を巡る上下両院共和党の
擦り合わせの状況なども目されます。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは先週高値1.1944を巡
る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.2000の「000」ポイ
ントから9月22日の高値1.2004、さらに上昇した場合は9月20日の
高値1.2034、ここを上抜けた場合は9月8日の高値1.2092を巡る攻防
が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは1.1900の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は24日のロンドン時間序盤の押し
安値1.1837、さらに下落した場合20日のロンドン時間の高値1.1808
から1.1800の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は22日のロンド
ン時間の戻り高値1.1773を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標では、29日の仏第3四半期GDP改定
値と独消費者物価指数速報、30日の独失業者数と独失業率と欧消費者
物価指数速報と欧失業率、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとし
て、27日の米新築住宅販売件数、28日のケースシラー住宅価格指数と
米消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数、29日の米第3四
半期GDP改定値と米第3四半期個人消費改定値と米第3四半期GDP
デフレータ改定値と米第3四半期コアPCEデフレータ改定値と米中古
住宅販売成約とイエレンFRB議長の上下両院合同経済委員会での証言
と米地区連銀経済報告30日の中国製造業PMIと中国非製造業PMIと
米個人消費支出と米コアPCEデフレータと米新規失業保険申請件数と
シカゴ購買部協会景気指数、1日の中国財新製造業PMIと米ISM製造
業景況指数、などが注目されます。


先週のユーロドルは、メルケル独首相が進めている連立協議で独自由
民主党(FDP)との協議が決裂となりましたが、再選挙を避けるため
シュタインマイヤー大統領の呼びかけで独第2党の社会民主党 (SPD)
と大連立協議を行うことになったことや、堅調な独欧経済指標および
ドル安を背景に1.19台前半へ上昇する展開になりました。

今週のユーロドルは29日の独消費者物価指数速報と30日の欧消費者
物価指数速報などが注目材料になりますが、難航の可能性もある独連立
協議を巡る動向と、対ドル通貨ペアとして、28日のパウエル次期FRB
議長の指名承認公聴会、29日の米経済指標およびイエレンFRB議長の
上下両院合同経済委員会での証言と、30日の米経済指標などが注目さ
れます。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その268 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百六十八話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週はドルインデックスが軟調に推移して、
 ドル円が111円台に下落、ユーロドルが1.19台へ上昇したよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 ドル円では先週前半に反発する場面も見られておったが…、
 22日にイエレンFRB議長が『低インフレが一時的と確信せず。
 長期の正常な金利の推計を下方修正している』と発言したことが
 ドル売りを誘うことになったのやも知れぬのう…」


『ユーロでも、メルケル独首相が進めている連立協議で独自由民主党
 との協議が決裂となって一旦はユーロ売りとなったけど…、
 再選挙を避けるため、シュタインマイヤー大統領の呼びかけで
 独第2党の社会民主党と大連立協議を行うことになって、
 その期待でユーロドルが上昇したこともドル売りとなったようだな』


「シュルツ独社会民主党(SPD)党首によれば『メルケル政権との
 大連立には党員投票が必要』とのことであるが…、今後、
 メルケル独首相とSPDとの話し合いがどうなるか注目されるのう」


『先週の20日時点では円ショートが2013年12月以来の高水準と
 なっていたことも気になる所で…、今週末から12月に入るが、
 今週はどんな相場展開になるのかねぇ…。ジイさん』


「ふむ…。28日のパウエル次期FRB議長の指名承認公聴会、そして
 29日の米経済指標とイエレンFRB議長の上下両院合同経済委員会
 での証言と、30日の米経済指標などが注目されるが…、
 安易に予想するのではなく、相場についていこうではないか」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう。今日は『ファンダ予想とチャート対応のお話』
 でもさせてもらうとしようかのう…。溜口剛太郎殿」


『まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか…。ジイさん』


「さて、『今後、相場はどう動くのだろうか?』ということは、
 トレーダーなら誰しも最も気になる所で…、そのために
 いろいろとファンダメンタルズ的な情報収集をすることがあろう」


『まぁな…。オレ様もいろいろとファンダ情報を収集しているぜ…。
 「20日時点で円ショートが2013年12月以来の高水準となってる」
 「世界の債務残高がリーマンショック時よりはるかに大きい
  226兆ドルに拡大して、全世界のGDPの324%にもなっている」
 「NYダウでの信用買い残が信用売り残の3倍超にもなっていて
  ひとたび手仕舞いの動きとなれば巨大な売り圧力になる」
 「全世界のGDPの24.4%は米国で世界一の経済大国は米国である」
 「30年前の大量の米債の償還が2017年10月から始まっている」
 「レパトリ減税が成立すれば、次年度、大きなドル買い圧力になる」
 などなど、いろいろと調べているんだぜ。ジイさん』


「ほほう。溜口剛太郎殿はなかなかの勉強家じゃのう…」


『挙げれば切りがないくらいだが…、まだまだあるぞ。
 「購買力平価よればドル円は95円前後が適正ということになる」
 「日本の経常収支はザクっと言って+20兆円程度と大きいが、
  欧州経常収支は+50兆円相当にもなる。これはユーロ買い要因」
 「ドイツ銀行の破綻は一旦回避されたが問題が解決したわけでない」
 「(24日の記事要旨) 中国中央政府は経済政策の軸足を景気下支え
  からリスク抑制に移しつつあり、官民パートナーシップPPPの
  見直しの為、地方のインフラ事業1000件を停止に追い込んだ。
  そして、中国では住宅販売も減速している。」
 「サウジ・リスクも世界経済に大きな衝撃となる可能性がある」
 などというファンダメンタルズ要因もあるぜ…。ジイさん』


「まぁまぁ、切りもなかろう。それくらいでよいではないか…。
 トレードのためにいろいろと情報収集をすることは、
 もちろん良い事ではあるのじゃが…、ただ、忘れてはならぬのは、
 『ファンダメンタルズ要因は好悪が混在している』、
 『ファンド勢は我々が知り得たよりもはるかに早くかつ多く
  ファンダ要因を把握していて、そして市場は織り込んでいる』
 ということじゃよ。溜口剛太郎殿」


『…てことは、ファンダの情報収集は無駄なこととでも言うのかい』


「そういう意味ではないのじゃよ…。勉強することは良い事じゃ。
 優秀なプロップ・トレーダーはファンダメンタルズ要因を駆使するが
 ただ、我々一般トレーダーが好悪のファンダ要因を総合的に勘案して
 正確に相場動向を『予想する事』は容易なことではないのじゃのう」


『まぁ、常に正確な予想ができるアナリストさんはほぼ皆無だし、
 暴落を予言のように的中させたというアナリストさんも現れるが、
 「常日頃から暴落論者だった」ということもあるからなぁ…』


「ふむ…。特に我々のような一般トレーダーは、総合勘案は至難の業で
 例えば『米国は利上げに入り日本は緩和継続で円売りとなるはずだ』
 という1つの思考バイアスに囚われてしまうと、ドル円が事実として
 下落しているにもかかわらず、下げるほどに買い向かうという
 心理的に偏向したトレードをしてしまう場合もあるものでのう…」


『そう言われてみれば、そんな経験もあるにはあるけどな…』


「偏向した『こうなるはず』という思考バイアスは恐ろしいもので、
 ときに口座資金を飛ばすに至るまで治らない場合もあるのじゃのう」


『……』


「ファンダメンタルズ要因は好悪が混在しているとともに…、
 ダウ理論が示しているように『平均(価格)は全ての事象を織り込む』
 ということで、未然が徐々に織り込まれ征くこともあるけれども、
 『我々が知り得た事は既に価格に織り込まれている』可能性が高い
 ことを認識して、『そしてここから』と、価格そのものの動きである
 『チャートに対応してトレードする事』が賢明なのではあるまいか」


『知り得たファンダ要因がどうであろうと、そして誰が何と言おうと
 「価格の動きのみが真実」で、トレーダーは価格自体の動きである
 チャートに対応してトレードすべきという事か…。ジイさん。』


「ふむ。それが賢明な事ではなかろうかのう…。溜口剛太郎殿」


『…で、チャートに対応してトレードする、とはどういう事さ』


「ふむ…。それはじゃ、ファンダ要因はそれとして認識するとしても、
 トレードでは、予想することなく『チャート自体に素直に従う』
 という事になるのではなかろうか…。溜口剛太郎殿」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その267


今年も早いもので米国の感謝祭のシーズンとなりましたが、
再び燻り始めたロシアゲート問題、そしてイールドカーブの
フラット化が続いている米債利回りの動向が注目されます。



●今週(11月20日から11月24日)の主な予定


<11月20日(月)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(10月)、
午後4時に独生産者物価指数(10月)、
夜11時からドラギECB総裁の発言、
深夜12時に米景気先行指標総合指数(10月)、
などが予定されています。
日・米の指標とドラギECB総裁の発言には注目です。


<11月21日(火)>

午前9時半に豪RBA議事録要旨、
午後1時半に日全産業活動指数(9月)、
午後4時にスイス貿易収支(10月)、
午後6時半に英財政収支(10月)、
夜10時半に加卸売売上高(9月)、
深夜12時に米中古住宅販売件数(10月)、
などが予定されています。
豪・米の指標には注目です。


<11月22日(水)>

朝8時からイエレンFRB議長の発言、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時半に米耐久財受注(10月)、米耐久財受注(除輸送用機器 10月)
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に欧消費者信頼感指数速報(11月)、
同深夜12時に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(11月)、
深夜4時に米FOMC議事録要旨、
などが予定されています。
欧・米の指標とイエレンFRB議長の発言には注目です。


<11月23日(木)>

※ 東京市場は勤労感謝の日で休場。
  NYは感謝祭で休場。

早朝6時45分にNZ第3四半期小売売上高指数、
午後4時に独第3四半期GDP確報、
午後4時45分に仏企業景況感指数(11月)、
午後5時に仏製造業PMI速報(11月)、仏サービス業PMI速報(11月)、
午後5時半に独製造業PMI速報(11月)、独サービス業PMI速報(11月)
午後6時に欧製造業PMI速報(11月)、欧サービス業PMI速報(11月)、
午後6時半に英第3四半期GDP改定値、
夜9時半に欧ECB理事会議事録要旨、
夜10時半に加小売売上高(9月)、加小売売上高(除自動車 9月)、
などが予定されています。
NZ・独・欧・英・加の指標には注目です。


<11月24日(金)>

※ 米国の株式と債券市場はブラックフライデーで短縮取引。

早朝6時45分にNZ貿易収支(10月)、
午後2時に日景気先行指数改定値(9月)、日景気一致指数改定値(9月)
午後5時15分にスイス第3四半期鉱工業生産、
午後6時に独IFO景況感指数(11月)、
などが予定されています。
NZ・独の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(11月13日から11月17日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが94.47で始まり、軟調傾向で推移して
93.61で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.345%に低下しました。
NY原油先物(WTI)12月限は週の終値で56.55ドルに低下しました。
NYダウは週間63.97ドル下落、23358.24ドルで週の取引を終える。



<11月13日(月)>

英紙サンデー・タイムズ
「英国議会の保守党議員40人がメイ首相に対する
 不信任を表明する書簡の署名に同意した。」
仏紙報道
「EUのバルニエ主席交渉官が、私の望む選択肢ではないが、
 英離脱交渉は失敗の可能性があると述べた。」
ポンド売り反応。
日経平均は73.86円安で寄り付き300.43円安の22380.99で大引け。
米10年債利回りは2.39%から2.38%台で推移。
フィラデルフィア連銀総裁
「年内にもう一回の利上げを見込んでいる。
 今後のバランスシート縮小については退屈なものになる。
 労働市場のたるみは非常にわずか。インフレ率は依然として
 当局の目標を下回っていて引き続き警戒が必要。
 労働市場がここまでひっ迫すると、
 どこかの時点でインフレの上昇が顕在化する可能性が高い。」
デベル豪RBA副総裁
「鉱山関連以外の設備投資はここ数年堅調な上向き軌道。」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.37%台へ低下。
独仏の株式市場は軟調傾向で推移。
報道「トランプ大統領は厚生長官にアザール氏を指名」
デービスEU離脱担当相
「12月までに英国とEUと合意できるかは半々といったところ」
黒田日銀総裁 (スイスにて)
「日銀は強力な金融緩和を押し進めている。
 2%のインフレ目標にはまだ長い道のり。
 企業の賃金、価格設定スタンスは次第に積極的に。
 仮想通貨はいまのところ深刻な問題は見られない。
 仮想通貨の状況を注意深く見守っている。
 対GDP比の債務残高の高さは持続不可能。」
報道
「世界のドルの量を示すワールドダラーは
 10月末で約6.9兆ドル、10年で3.4倍に。」
原油先物は56ドル台後半で推移。
NY時間に米10年債利回りは2.24%台へ上昇。
NYダウは下げて始まるも17.49ドル高の23439.70で取引を終える。


<11月14日(火)>

ブルームバーグ
「トランプ大統領は16日に下院共和党と税制で協議する」
米10年債利回りは一時2.41%台へ上昇。
日経平均は38.06円安で寄り付き0.98円安の22380.01で大引け。
ムニューシン米財務長官
「政権の目標は米経済の3%超の成長。
 法人減税の実施については来年からが望ましい。
 現状の下院と上院における税制法案の相違はわずか。
 下院での今週の税制法案の可決を楽しみにしている」
報道「小池東京都知事が希望の党の代表を辞任」
独第3四半期GDP速報は予想より強い前年同期比2.8%。
ユーロ買い反応。
英CPIなど物価指数が予想より弱い結果に。ポンド売り反応。
ドラギECB総裁
「フォワードガイダンスは政策手段として十分に定着している」
黒田日銀総裁
「フォワードガイダンスはある程度機能した。
 インフレ期待は小幅に上昇してきている。強力な緩和策を継続する」
イエレンFRB議長
「あらゆるガンダンスは景気見通し次第であるべき。
 想定される政策の先行きについて伝えることは有益。
 FOMCの政策議論はきわめて健全に行われている
 米当局者からの発言多すぎると混乱をまねく。
 米当局は政策決定に対して市場にあらかじめ準備させようと意図」
カーニー英BOE総裁
「コミュニケーションの成功には複数の異なる手段を持つ必要」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.38%台へ低下。
米生産者物価指数(10月)は予想より強い前月比0.4%。
セントルイス連銀総裁
「今年下期成長は予想上回る可能性。
 来年の米成長は今年下期よりは鈍化しそうだ。
 現状の政策金利が短期的には適切に。
 低インフレ継続、利上げの必要はない。
 賃金上昇のためには生産性向上が必須。
 追加利上げがインフレ期待を落とさないか懸念。
 FRBは9月の経済見通しを修正すべき。
 12月の利上げがインフレ期待を目標以下に押し下げる可能性」
ダウジョーンズ
「ホワイトハウスは次期FRB副議長の候補の1人に
 独アリアンツのエルエリアン首席経済顧問を検討している」
カンリフ英BOE副総裁
「国内での消費者物価指数からの圧力は低い。
 利上げの前に賃金上昇の証拠を確認したい」
アトランタ連銀総裁
「完全雇用に近く、成長は2%をやや上回る水準見込む。
 財政政策の影響を予想するのは時期尚早。
 企業は総じて成長の急加速を予想していない」
IEA月報
「石油価格の上昇と比較的穏やかな冬期の気候を背景に
 需要見通しを下方修正。2017年と2018年の需要見通しの伸びを
 それぞれ日量10万バレル引き下げ」
原油先物が55ドル台へ下落。米10年債利回りは2.37%台へ低下。
NYダウは30.23ドル安の23409.47ドルで取引を終える。


<11月15日(水)>

日第3四半期GDP速報は予想より弱い前期比年率1.4%。
日経平均は129.03円安で寄り付き351.69円安の22028.32で大引け。
日経平均は6日続落。
米10年債利回りは2.36%台に低下。
豪第3四半期賃金コスト指数は予想より弱い前期比+0.5%。
豪ドル売り反応。
報道
「アフリカ南部のジンバブエで国営放送局を兵士らが占拠」
一部報道
「ジンバブエのムガベ大統領が辞任の用意」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.33%台へ低下。ドル売り優勢。
欧州の株式市場は軟調に推移。
シカゴ連銀総裁
「目標を下回るインフレ期待に直面。
 インフレを継続的に抑制する材料を懸念。
 米経済はしっかりとした足取りを示している。
 2%目標は象徴的な目標であり上限ではないこと強調すべき。
 金融安定性について金利以外の方策もある」
プラートECB理事
「今後フォワードガイダンスの重要性が増す」
ブロードベント英BOE委員
「ブレグジットの消費者物価への影響は不明確。
 英国の消費者物価は目標を上回っている。余剰資源は次第に減少。
 金利に対するリスクのバランスは不明確。
 ブレグジットは短期的に生産性に打撃与える可能性。
 今月の会合での利上げは正当なもの」
米消費者物価指数(10月)は予想とおりの前月比0.1%、
米小売売上高(10月)は予想より強い前月比0.2%、
NY連銀製造業景況指数(11月)は予想より弱い19.4。
NY時間に米10年債利回りは一時2.31%台へ低下。
ブルームバーグ
「ソフトバンクは向こう3〜4年でサウジアラビアに
 最大250億ドルを投資する計画」
EIA石油在庫統計では原油在庫が185.4万バレルの増加。
原油先物は一時55ドル台を割り込む。
アトランタ連銀GDPナウ第4四半期3.2%成長の見通し。
ウィルキンス・加BOC上級副総裁
「経済は力強く進展している。
 オイルショックの影響はほぼ後退した。
 金融刺激策の解除は適切。更なる引締めには注意深くなる。
 インフレと労働市場の間の関係は失われていない。
 NAFTAの不透さは明らかに景気に影響。
 仮想通貨は資産であり通貨ではない」
トランプ大統領
「株価上昇やGDP伸び、国防支出を称賛。米国は再び将来を楽観。
 習中国国家主席は核問題で北朝鮮に圧力と約束。
 われわれは2度と貿易上の不正に目をつぶることはない。
 貿易に関するメッセージはアジアに響いた
 米国が利用される日々は終わった」
VIX指数は13.15へ上昇。
NYダウは138.19ドル安の23271.28で取引を終える。


<11月16日(木)>

ボストン連銀総裁
「経済情勢は緩やかな利上げ継続を正当化。
 見通しは12月の利上げ予想と合致。
 失業率低下はインフレや資産価格を押し上げへ。
 一時的要因が低インフレの主因。
 失業率が4%を割り込む可能性は極めて大きい」
日経平均は53.09円安で寄り付き322.80円高の22351.12で大引け。
米10年債利回りは2.32%から2.34%台で推移。
ウィルキンス・加BOC上級副総裁
「長期間に代わって物価が低迷している場合、
 中銀は下向きリスクによりウェイトを置く。
 現状のような不透明感が強いときには慎重な施策が必要。
 但し慎重さには制限がある」
ポリティコ
「EUは英国との貿易協定で特別扱いはしない」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.36%台へ上昇。
報道
「欧州新車登録台数(10月)は前年比5.9%増」
メルシュECB理事
「さらなるQE延長を見込む市場は誤っている」
一部報道で
「メイ英首相がEU離脱に関する支払額を200億ポンド引き上げ、
 倍増させる可能性がある」
プラートECB理事
「QEの再調整はインフレ見通しへの自信が強まっていること示す。
 インフレの進展は成長に比べると抑制されている。
 ECBは辛抱強く継続性もって政策実施を」
クリーブランド連銀総裁
「段階的な利上げは理にかなっている。
 段階的な利上げは均衡と取れたアプローチ。
 インフレが2%に向かうと確信」
下院共和党のロス議員
「トランプ大統領は下院共和党との会合を行い、
 減税後のステップとして福祉予算の削減を主張した」
オーストリア中銀総裁
「ユーロの回復は今後2年間は続くことが見込まれる」
カーニー英BOE総裁
「追加利上げは向こう数年間は可能。
 利上げは経済が予想通り進展するか次第。
 EU離脱交渉の結果は経済に影響」
ダラス連銀総裁
「米成長率は今年2.5%、来年2%超を予想。
 家計部門は健全で労働市場もタイト。
 FOMCは人々の中の変化を吸収するよう設計した。
 パウエル氏の議長選出は継続のサイン」
報道「米下院、共和党の税制改革法案を可決」
NY時間に米10年債利回りは2.37%台へ上昇。
原油先物は一時55ドル台を割り込む。
NYダウは187.08ドル高の23458.36で取引を終える。


<11月17日(金)>

日経平均は252.18円高で寄り付き45.68円高の22396.80で大引け。
WSJ
「モラー特別検察官がトランプ陣営のメンバーに召喚状」
米10年債利回りは2.35%台へ低下。ドル円が下落。
報道
「米上院の財政委員会は財政改革法案を賛成14反対12で可決。
 27日からの週に本会議での採決が行われる見込み」
ドンブレット独連銀理事
「銀行監督の観点からは低金利は問題。
 12月中にEU離脱交渉が次の局面に移行できるかは不確実」
ドラギECB総裁
「ユーロ圏は確固たる経済拡大の最中。回復への信頼感が増している。
 インフレはまだ自律的に上昇しているわけではない。
 財政政策の助けが必要なタイミング」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.36%台へ上昇。
ブルームバーグ
「英EU離脱担当のデイビス氏はEU側に譲歩を求めていて、
 交渉は行き詰まり状態となっている」
アイルランドのコベニー外相
「英EU離脱交渉は次の段階に進む状況にない」ポンド売り反応。
バイトマン独連銀総裁
「緩和的なECBの政策が引き続き適切。
 インフレ圧力は引き続き抑制されている。
 ドイツ経済の回復は期間、力強さにおいて印象的。
 インフレよりも回復の進展が先んじている」
米住宅着工件数(10月)は予想より強い129.万件。
NY時間に米10年債利回りは一時2.33%台へ低下。
ダラス連銀総裁
「米10年債利回りは将来の成長に対する悲観を反映。
 米国の債務の対GDP比率は歴史的な水準に照らして高い。
 パウエル理事は優れたリーダーになるだろう」
2−10年債の利回り格差は62とフラット化が進行。
NY原油先物12月限は56.55ドル。米10年債利回りは2.345%。
NYダウは100.12ドル安の23358.24で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初13日に113.50レベルで始まり揉み合いながら
も14日のロンドン時間に週高値となる113.91へ上昇しましたが、
その後、反落して、15日のNY時間序盤にかけて112.47へ下落する
展開になりました。その後、揉み合いながらも反発して16日のロンド
ン時間にかけて113.32へ上昇しましたが、その後、再び反落して、
揉み合いながらも軟調傾向で推移して、17日のNY時間後半に週安値
となる111.94へ下落して、112.09レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初13日に1.1658レベルで始まりロンドン時
間序盤にかけて1.1637へ下落しましたが、その後、切り返して、堅調
傾向で推移して15日のNY時間序盤にかけて週高値となる1.1861へ
上昇する展開になりました。その後、反落して、16日のロンドン時間
にかけて1.1756へ下押しましたが、その後、揉み合いながらも反発し
て17日の東京時間前半に1.1821へ上昇する展開になりました。
その後、反落して揉み合いとなって1.1789レベルで週の取引を終えま
した。




●今週(11月20日から11月24日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは17日のNY時間序盤の
戻り高値112.68を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は
113.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合は17日のオセアニア
時間の戻り高値113.14、ここを上抜けた場合は16日の高値113.32、
さらに上昇した場合は15日の東京時間序盤の戻り高値113.49、ここ
を上抜けた場合は14日の高値113.91を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは先週安値の111.94を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は10月16日の安値111.65、さらに下落
した場合は9月25日の安値111.47、ここを下抜けた場合は111.00の
「00」ポイント、さらに下落した場合は8月31日の戻り高値110.67、
ここを下抜けた場合は110.00の「000」ポイントを巡る攻防が注目さ
れます。


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、20日の日通関ベー
ス貿易収支と米景気先行指標総合指数、21日の米中古住宅販売件数、
22日のイエレンFRB議長の発言と米耐久財受注と米新規失業保険申請
件数と米ミシガン大学消費者信頼感指数確報と米FOMC議事録要旨、
などが注目されます。


先週のドル円は、揉み合いの後に軟調傾向で推移して、「モラー特別検
察官がトランプ陣営のメンバーに召喚状」との報道も背景に一時112
円台を割り込む相場展開になりました。

さて今週は、引き続きロシアゲート問題を巡る動向、およびイールド
カーブのフラット化が続いている米債利回りの動向が注目されますが、
22日のイエレンFRB議長の発言と米FOMC議事録要旨、および米国
の年末商戦のスタートとなる感謝祭(サンクスギビング)での小売動向も
注目されます。また、北朝鮮の動向についても引き続き一応ながら注意
だけはしておきたいものです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは17日の高値1.1821
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高値でもある
15日の高値1.1861、さらに上昇した場合は12日の高値1.1879、ここ
を上抜けた場合は1.1900の「00」ポイント、さらに上昇した場合は
9月25日の高値1.1936を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは16日安値1.1756を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は1.1700の「00」ポイント、さらに下落
した場合は10日の高値1.1677、さらに下落した場合は10日の安値の
1.1623を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、20日のドラギ
ECB総裁の発言、22日の欧消費者信頼感指数速報、23日の独第3四半
期GDP確報と独・欧の製造業PMI速報と独・欧のサービス業PMI速
報とECB理事会議事録要旨、24日の独IFO景況感指数、などが注目さ
れますが、対ドル通貨ペアとして、20日の米景気先行指標総合指数、
21日の米中古住宅販売件数、22日のイエレンFRB議長の発言と米耐
久財受注と米新規失業保険申請件数と米ミシガン大学消費者信頼感指数
確報と米FOMC議事録要旨、などが注目されます。


先週のユーロドルは、揉み合いを経た後に、ユーロ圏経済成長見通しの
改善とドル安を背景に週半ばにかけて一時1.18台後半へと上昇して、
その後、1.18を挟む揉み合いになりました。

さて今週は、20日のドラギECB総裁の発言および欧消費者信頼感指数
速報とPMI速報などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、再び
燻り始めたロシアゲート問題を巡る動向およびイールドカーブのフラッ
ト化が続いている米債利回りの動向、22日のイエレンFRB議長の発言
とFOMC議事録要旨、および米国の感謝祭での小売動向が注目されま
す。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その267 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百六十七話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円は、揉み合いながらも
 軟調傾向で推移して一時112円台を割り込んだよな…。』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 先週はNYダウが週足で2週連続の陰線となって…、
 米10年債利回りも低下してイールドカーブのフラット化が進み、
 週末の『モラー特別検察官がトランプ陣営のメンバーに召喚状』
 との報道も背景にドル円は一時112円台を割り込んだのう…。」


『今年も早いもので、今週は米国の感謝祭ウイークだけど…、
 どんな相場展開になるのかねぇ…。ジイさん。』


「ふむ…。米国の感謝祭は年末商戦のスタートとなるが…、
 ブラックフライデーでは米国の株式と債券市場は短縮取引で、
 週末と合わせて連休を取る投資家が多く、手仕舞いの動きや
 流動性の低下には少しばかり留意が要るやも知れぬのう…。」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう…。今日は『弱点の克服のお話』でも
 させてもらうとしようかのう。溜口剛太郎殿。」


『ふん。以前からペンディングとなっていたテーマだな。
 まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか…。』


「人とはある意味では不思議なもので…、自分自身のことを
 誰よりも知っているようで案外と知らないものでのう…。」


『あははっ。検査を受けないと自分自身の血糖値もわからないし…、
 また背中にいくつホクロがあるかさえも案外と知らないもんだぜ。』


「同様に、トレードにおける自分自身の長所弱点も知っているようで
 案外とわかっていないという場合があるものなのじゃのう…。」


『まぁな…。自分自身のトレードの弱点や改善点ついて、
 自分自身でわかっているようで実は何もわかっていない、
 という事もあるのかもしれないよな…。ジイさん。』


「そうして、トレードを企業活動に例えるならば…、最も弱い部分、
 つまり弱点が全体の制約や足枷となるという事があるのじゃのう。」


『まぁ。商品企画や製造がいくら優秀でも、営業販売がまるでダメなら
 企業として全体の業績はなかなか向上しないだろうからなぁ…。』


「ふむ…。長所こそ伸ばすべき、という考え方があるその一方で、
 克服すべきは弱点やネックであるという考え方があるのじゃのう。」


『企業活動で例えるなら、商品企画や製造品質が優秀な会社において、
 さらに商品企画や製造品質に力を入れて改善を重ねたとしても、
 ダメな営業販売部門の改善を補うことはできないだろうからな…。』


「ふむ…。トレードを企業活動に例えるならば…、
 マーケットにおける収益が業績であり、もしも収益が悪い場合は、
 どこかに必ず、改善すべきネック(弱点)があるという事になり、
 まずは自身のトレードにおけるネックを見つけねばならぬのじゃ…」


『それにはどうしたら良いんだい? ジイさん。』


「己を知るためには、トレード日誌をつけることが必要となろう…。
 例えば、勝率は悪くないのに収益が向上していないのであれば、
 リスク・リワード比に問題がある可能性が高く、
 損切りが深過ぎたり、チキン利食いとなっているやも知れず…、
 またもしも、1回の大負けで収支がガタガタになっていたとしたら、
 資金管理やリスク管理に問題がある可能性があろうのう…。」


『その他にも過剰頻度トレード癖がネックになっている場合もあろうが
 トレード日誌によって改善すべきネック洗い出しができていないのに
 トレードの改善を目指そうとすることは、企業に例えるなら
 商品企画や製造が優秀なのに営業販売がまるでダメな会社で
 営業販売の改善をせず商品企画や製造の改善を目指そうとするような
 的外れな改善となってしまう場合もあるんだろうな…。ジイさん。』


「ふむ…。問題のネックが資金管理やリスク管理であるにもかかわらず
 自己に対する検証なき思い込みで、『良い手法さえ得れれば…』と
 手法探しの旅人となっても問題は解決できないものなのじゃのう。」


『でも…、これって逆に言えば、問題点のネックの改善さえできれば
 大きな飛躍となるという事でもあるんじゃないかな…。ジイさん。』


「おお、そのとおりじゃ! 溜口剛太郎殿。
 切れているチェーンを針金などで繋いでもまたそこで切れてしまうが
 本物のチェーン・ブロックがガチっとはまったならば、
 トレードは今まで勉強してきたことが活性化するかのように
 順調に回転して収支が向上していくことであろう…。」


『孫子の兵法風に言うならば「己を知り改善すれば百戦危うからず」
 ということにも通ずるのかもしれないな…。ジイさん。』


「あははっ。溜口剛太郎殿も面白いことを言うものじゃのう。」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その266


APECでは「あらゆる不公正貿易慣行を含む保護主義に対抗する」
との共同声明が採択され閉幕となりました。


●今週(11月13日から11月17日)の主な予定


<11月13日(月)>

朝8時50分に日国内企業物価指数(10月)、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(11月)、
午後4時に独卸売物価指数(10月)、
深夜2時45分から黒田日銀総裁の発言、
深夜4時に米月次財政収支(10月)、
などが予定されています。
そして、OPEC月報が発表予定です。


<11月14日(火)>

午前9時半に豪NAB企業景況感指数(10月)、
午前11時に中国鉱工業生産(10月)、中国小売売上高(10月)、
午後4時に独第3四半期GDP速報、独消費者物価指数改定値(10月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(10月)、
午後6時半に英消費者物価指数(10月)、英生産者物価指数(10月)、
同午後6時半に英小売物価指数(10月)、
午後7時に独ZEW景気期待指数(11月)、
同午後7時に欧第3四半期GDP改定値、
同午後7時に欧ZEW景気期待指数(11月)、欧鉱工業生産(9月)、
同午後7時からドラギECB総裁の発言、
同午後7時からイエレンFRB議長の発言、
同午後7時からカーニーBOE総裁の発言、
同午後7時から黒田日銀総裁の発言、
夜10時半に米生産者物価指数(10月)、米生産者物価指数コア(10月)、
などが予定されています。
中国・独・英・欧・米の指標と
米・欧・英・日の中銀総裁のパネル討論会での発言には注目です。


<11月15日(水)>

朝8時50分に日第3四半期GDP一次速報、
同朝8時50分に日第3四半期GDPデフレータ一次速報、
午後1時半に日鉱工業生産確報(9月)、
午後4時45分に仏消費者物価指数改定値(10月)、
午後6時半に英失業者数(10月)、英失業率(10月)、英ILO失業率(9月)
午後7時に欧貿易収支(9月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時半に米消費者物価指数(10月)、米消費者物価指数コア(10月)、
同夜10時半に米小売売上高(10月)、米小売売上高(除自動車 10月)、
同夜10時半に米NY連銀製造業景況指数(11月)、
深夜12時に米企業在庫(9月)、
早朝6時に対米証券投資(9月)、
などが予定されています。
日・英・米の指標には注目です。


<11月16日(木)>

午前9時半に豪新規雇用者数(10月)、豪失業率(10月)、
午後3時半に仏第3四半期失業率、
午後6時半に英小売売上高指数(10月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(10月)、
夜10時半に米フィラデルフィア連銀製造業指数(11月)、
同夜10時半に米輸入物価指数(10月)、米輸出物価指数(10月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際証券取引高(9月)、加製造業出荷(9月)、
夜11時からカーニーBOE総裁の発言、
夜11時15分に米鉱工業生産(10月)、米設備稼働率(10月)、
深夜12時に米NAHB住宅市場指数(11月)、
などが予定されています。
豪・英・欧・米の指標とカーニーBOE総裁の発言には注目です。


<11月17日(金)>

早朝6時半にNZ企業景況感(10月)、
早朝6時45分にNZ第3四半期生産者物価指数、
午後5時半からドラギECB総裁の発言、
午後6時に欧経常収支(9月)、
午後7時に欧建設支出(9月)、
夜10時半に米住宅着工件数(10月)、米建設許可件数(10月)、
同夜10時半に加消費者物価指数(10月)、
などが予定されています。
NZ・米・加の指標とドラギECB総裁の発言には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(11月6日から11月10日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが94.90で始まり、軟調傾向で推移して
94.30で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.402%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)12月限は週の終値で56.74ドルに上昇しました。
NYダウは週間116.98ドル下落、23422.21ドルで週の取引を終える。



<11月6日(月)>

報道「ダドリーNY連銀総裁が早ければ2018年春に辞任へ。」
報道
「全世界の債務残高が226兆米ドルに拡大して
 全世界のGDPの324%に。IIFは危険なレベルと指摘。」
日経平均は73.84円高で寄り付き9.23円高の22548.35で大引け。
日経平均は一時100円超の下落も年初来高値を更新。
米10年債利回りは一時2.35%へ上昇。原油先物は55ドル台後半。
ドル円が一時114円台後半へ上昇。
トランプ米大統領 (日本の財界トップとの会談)
「現在、日本との貿易は公平でなく開かれていない。
 米国はインフラ計画の承認を加速化していく。
 米自動車産業は非常によくやっており、製品は素晴らしい。
 経済連携の将来を非常に楽観している。
 貿易を迅速かつ友好的に交渉する必要あるのは疑いない。
 TPP協定については良いアイデアとは考えていない。」
黒田日銀総裁
「低金利継続が金融仲介に与える影響今後も注視。
 日本経済外需と内需がバランス良く景気を牽引。
 物価を押し上げる力は徐々に強まっている。
 緩和的な金融環境のもと景気は緩やかな拡大続く。」
 現在の政策の継続で物価目標を達成できる。
 今年の春闘は期待できる。
 FRBは新議長の下で適切な政策を運営していく。」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.32%台へ低下。
原油先物は一時56ドル台へ上昇。
プラートECB理事
「デフレリスクは消えたが、インフレ圧力は引き続き抑制。
 大規模な緩和策は依然として必要。」
S&P
「世界の金融引き締め局面に最も脆弱な国々の新フラジャイル5は
 トルコが筆頭、アルゼンチン、パキスタン、エジプト、カタール。」
サンフランシスコ連銀総裁
「FOMCは12月に利上げをすべき。」
ダドリーNY連銀総裁
「来年半ばに引退を表明。後任探しのプロセスは現在進行中。
 FOMCの空席は政策に影響しない。
 米経済は完全雇用に近く、インフレは不可解。
 インフレ抑制維持へ2%を小幅に上回る必要。」
米10年債利回りは2.31%台へ低下。ドル円が113円台へ下落。
報道
「サウジアラビア政府が王子や現職閣僚を汚職の疑いで一斉に逮捕。」
NY原油先物12月限の終値は57.35ドル。
NYダウは9.23ドル高の23548.42で取引を終える。最高値を更新。


<11月7日(火)>

日経平均は29.60円安で寄り付き389.25円高の22937.60で大引け。
日経平均はバブル崩壊後の戻り高値を上抜け25年10カ月ぶり高値。
米10年債利回りは2.32%台で推移。
NZアーダーン政権
「RBNZの責務について、現行求められている物価安定の実現に加え
 完全雇用の達成を目標とする二本立てとすることを検討している。」
NZ財務相
「金融政策の決定について、現行方式である総裁単独での決定から、
 委員会形式の政策決定モデルへ変更する。
 その後責務の追加について調査する二段構えで見直す方針。」
安倍首相 (米FOXとのインタビュー)
「日本と米国との同盟の強化を望んでいる。
 北朝鮮は武器開発の時間稼ぎのために対話を利用している。
 制裁の厳格な履行が必要である。
 対話のため対話は無意味となっている。」
麻生財務相は
「日米の貿易赤字について、経済対話で話すことで合意している。
 両国間の貿易不均衡の是正はFTAで行うことは考えていない。
 事実として日米間に貿易不均衡がある。
 ただ、対日赤字が大部分を占めていた時代とは違う。」
豪RBA声明
「当面インフレは低水準を維持。低金利は豪経済を引き続きサポート。
 豪ドル高は生産と雇用の重石。シドニーの住宅市場の状況は緩和。
 金利の据え置きは将来的なCPI目標と合致している。
 非鉱山投資はより活発化している。メルボルン住宅価格は依然上昇。
 家計消費の先行きは不透明。」
日本テレビ
「安倍首相との会談の中で、トランプ大統領は北朝鮮がアメリカ本土に
 届くICBMを完成させることは絶対に許さないとの考えを伝えた。」
ロンドン時間に米10年債利回り一時2.33%台へ上昇。ドル買い優勢。
ドラギECB総裁
「ユーロ圏に信用創造による住宅バブルの兆候はない。」
ラウテンシュレーガーECB理事
「出口を明確に示すべきだった。」
トランプ米大統領
「北朝鮮が交渉のテーブルに着くことは
 同国や全世界の市民にとって良い事。」
OPEC
「減産による価格上昇後、米シェール生産は大幅増加の見通し。」
原油先物は57ドル台前半で推移。
NY時間に米10年債利回りは2.30%台へ低下。ドル円が反落。
米3年債の入札では最高落札利回り1.750%、応札倍率2.76倍。
加BOC総裁
「利上げに関して注意深くなっている。
 インフレの状況は許容範囲。経済的能力を評価するのは指標次第。
 いずれ刺激策が必要とされなくなる。
 余剰生産能力のしつこさに驚いている。基調インフレは目標内。
 労働市場のスラックが無くなるまで成長の足かせは続く可能性。」
報道
「イエレンFRB議長は金融政策や景気見通しに言及せず。」
NYダウは8.81ドル高の23557.23で取引を終える。最高値を更新。


<11月8日(水)>

ワシントンポスト
「米上院が法人税の減税について、
 実施を一年先送りすることを検討している。」
米10年債利回りは一時2.30%台へ低下。
日経平均は87.69円安で寄り付き23.78円安の22913.82で大引け。
トランプ大統領 (韓国の国会演説テキスト)
「我々を過小評価するべきではないと北朝鮮に対して伝える。
 米国の都市が脅威にさらされることは許さない。
 危険に共に立ち向かうことがわれわれの責務である。
 責任ある国家は北朝鮮政権の孤立化に参加する必要がある。
 北朝鮮への支援などを断つ必要。
 文大統領とは、貿易、軍事で生産的な協議を行った。
 中国はなぜ北朝鮮支援の義務があると感じているのか。」
フィラデルフィア連銀総裁
「物価上昇が加速する兆候を確認したい。
 次回12月の利上げについては支持する。」
日銀の布野審議委員
「物価2%に到達するまで全く変更しないというわけではない。
 現時点では追加緩和は必要ない。」
サンダース米報道官
「トランプ大統領が北朝鮮に対して、
 テロ支援国家に再認定するかどうか、アジア歴訪終了時には決定。」
ロシア世論調査 (ロシア革命100年)
「ロシア革命を誇りに思わないと答えたロシア人は94%に上り、
 否定的な意見が大多数を占めた。」
ドイツの政府経済諮問委員会(5賢人委員会)
「2017年の同国成長率見通しを1.4%から2.0%に上方修正。
 2018年の成長率見通しも1.6%から2.2%に上方修正。」
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が223.7万バレルの増加。
原油先物は56ドル台後半で推移。
ブルームバーグ
「トランプ大統領の訪中に合わせ、米企業が今週中国でまとめる商談は
 規模2500億ドルを上回ると、米政権当局者が明らかにした。」
ムニューシン米財務長官
「新たな法人税率は来年のスタートが好ましい。
 ドル高の一部は好調な米経済を反映。
 貿易における為替の影響には短期的な懸念がある。
 イエレンFRB議長が理事として残るとは思わない。
 12月に債務上限引き上げを望む。
 少なくとも1月までは賄うことはできる。」
ワシントン・ポスト
「米税制改革法案の法人税引き下げを1年延期する可能性がある。」
米10年債の入札では最高落札利回り2.314%、応札倍率2.48倍。
報道
「明日からのEU離脱交渉再開を前にメイ政権の足元が揺らいでいる。
 先日はセクハラ問題でファロン英国防相が辞任した。
 パテル国際開発相がネタニヤフ首相を含むイスラエル政府当局者と
 無許可で会談を行っていたこと明らかになっている。」
米10年債利回りは2.32%から2.33%台で推移。
報道「パテル英国際開発相が辞任。」
政治専門サイトのポリティコ
「上院共和党が新たな税制改革案を明日提示する計画。」
RBNZは政策金利を1.75%に据え置き。
RBNZ声明
「利上げ予想を2019年第2四半期に前倒し。従来19年第3四半期。
 多くの不確実性が残り、政策は調整が必要な可能性。
 住宅価格の鈍化は続く見通し。
 消費者物価の見通しは目標レンジの中間で変わらず。
 第4四半期のGDP見通しを従来の1.0%から0.9%に下方修正。
 NZドル安が持続的なら貿易可能な製品のインフレ上昇。」
NZドル買い反応。
NYダウは6.13ドル高の23563.36で取引を終える。最高値を更新。


<11月9日(木)>

米10年債利回りは2.32%台で推移。
日経平均は75.62円高で寄り付き45.11円安の22868.71で大引け。
日経平均は一時23300円台へ上昇するも終盤に反落。
ECB経済報告
「着実で広範な経済拡大がユーロ圏で続いている。
 各データは今年下半期の成長の勢いに衰えはみられないこと示唆。
 ECBの緩和策は引き続き内需を下支え。
 インフレは中期的に2%に接近する。雇用の強さが消費を下支え。
 緩和的金融環境が投資に寄与。
 成長見通しへのリスクはバランスしている。」
EU
「ユーロ圏成長見通しは、2017年2.2%(従来1.7%)、
 2018年2.1%(従来1.8%)にそれぞれ上方修正。」
クーレECB専務理事
「ユーロ圏の回復はここ20年で最強。」
報道
「トランプ米大統領の訪中で米企業が28兆円相当の商談成立。」
マカファティ英BOE委員
「政治や経済の不安定は企業活動、投資、経済に有害。
 来年春までに確実な進展がなければ事態は先立ち動き始めるだろう。
 銀行はロンドンから出てゆく動きも。」
英FT紙
「EU交渉担当幹部は英国に離脱の支払い額を
 2から3週間以内に提示を要求している。これは非公式の期限。」
欧州の株式市場は軟調に推移。
NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.34%台へ上昇。
メルシュECB理事
「ECBは引き続き銀行の不良債権圧縮を推進する。」
原油先物は57ドル台前半へ上昇。
コンスタンシオECB副総裁
「最近のデータには励まされる。
 最近のデータは成長が加速している兆候を示唆。」
ライアン米下院議長
「下院歳入委員会が本日遅くに税制改革法案の投票を実施。
 法案の詳細に関しては解決している。
 法案はゴールラインに到達するだろう。
 今回の法案は全階層で平均的に減税されていると分析。」
米上院共和党のカシディ議員
「上院が提出する税制改革法案は、法人税減税を
 2019年に先送りする案を盛り込むだろう。」
米10年債利回りは一時2.31%度台へ低下。ドル売り反応。
米30年債の入札では最高落札利回り2.801%、応札倍率2.23倍。
米下院歳入委員会の修正案
「企業が海外に留保している資産を
 米国内に還流する場面の一時的減税措置について、
 当初の案では現金など流動性資産には12%、
 非流動資産には5%の暫定的課税となっていたが、
 それぞれ14%、7%に2%引き上げるよう要請。」
米上院共和党の米税制改革法案概要
「法人税減税については2019年からの適用で1年先延ばし。
 住宅ローン減税は現行のまま最大100万ドルのローンまで適用。
 所得税の課税区分は現行の7区分。
 税率は若干引き下げ(最高税率:38.5%)」
報道
「米下院歳入委員会は修正法案を可決。採決は賛成24、反対16。」
NYダウは101.42ドル安の23461.94で取引を終える。


<11月10日(金)>

米10年債利回りは2.33%から2.34%台で推移。
日経平均は288.01円安で寄り付き187.29円安の22681.42で大引け。
サンフランシスコ連銀総裁
「来年2月に就任するパウエル次期議長の下での政策金利動向は
 将来的に2.5%前後の通常水準に戻る。
 FRBの独立性については政策の決定と金融政策の戦略作成において
 FRBが強いコンセンサスを引き続き持つ。」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.37%台へ上昇。
英鉱工業生産指数(9月)は予想より強い前月比0.7%。
独BDI
「英EU離脱交渉は2年の期限内にまとまることは不可能。」
独首相報道官
「EU離脱交渉の次の局面入りのカギは引き続き英国が握っている。」
オーストリア中銀総裁
「ECBはQE終了の意思を示すべきだった。
 ECBガイダンスは2019年以前の利上げの可能性を排除している。」
メイ英首相
「EU離脱は2019年3月29日午後11時(現地時間)に。」
EUバルニエ氏
「我々の最優先課題は12月までに合意に至ること。
 市民の権利について幾分かの進展があったが更なる作業が必要。」
英デイビス氏
「支払いについて手続き上の進展も。
 いまは政治的な交渉が必要とされている。」
英NIESRの8−10月GDP推計は前期比0.5%(前回0.4%)。
米国はベテランズデーの振り替え休日。
NY時間に米10年債利回りは2.40%台へ上昇。
セントルイス連銀総裁
「インフレは年末までに改善しないだろう。
 12月に利上げすればインフレ期待を抑制する恐れ。」
NY原油先物12月限の終値は56.74ドル。
米10年債利回りは2.402%で取引を終える。
NYダウは39.73ドル安の23422.21で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初6日に114.02レベルで始まり東京時間前半に
週高値となる114.73へ上昇しましたが、その後、反落して、7日の
オセアニア時間にかけて113.69へ下落する展開になりました。
その後、ロンドン時間前半にかけて114.33へ反発しましたが、
その後、再び反落して、8日のNY時間序盤にかけて113.39へ下落
する展開になりました。その後、9日の東京時間前半にかけて114.06
へ反発しましたが、その後、再び反落して、NY時間後半にかけて
週安値となる113.09へ下落する展開になりました。その後、反発して
揉み合いにになり113.53レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初6日に1.1615レベルで始まり揉み合いなが
らも軟調傾向で推移して7日ロンドン時間前半に週安値となる1.1554
へ下落する展開になりました。その後、切り返して、8日のオセアニア
時間に一時1.16台を回復して1.16を挟む揉み合いが続きました。
その後、9日のロンドン時間前半から上伸して、揉み合いながらも堅調
傾向で推移して10日のNY時間前半にかけて週高値となる1.1677へ
上昇する展開になり1.1664レベルで週の取引を終えました。




●今週(11月13日から11月17日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは114.00の「00」ポイント
から9日の戻り高値114.06を巡る攻防が注目されます。ここを上抜け
た場合7日の戻り高値114.33、さらに上昇した場合は先週高値114.73
ここを上抜けた場合は115.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目され
ます。
一方、下落した場合は、先週安値の113.09を巡る攻防が注目されま
す。ここを下抜けた場合は113.00の「00」ポイントから10月31日の
安値112.96、さらに下落した場合は10月19日の安値112.29、ここを
下抜けた場合は112.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、14日の中国鉱工業
生産と中国小売売上高とイエレンFRB議長の発言と黒田日銀総裁の発
言と米生産者物価指数、15日の日第3四半期GDP一次速報と日第3四
半期GDPデフレータ一次速報と米消費者物価指数と米小売売上高と
NY連銀製造業景況指数と対米証券投資、16日のフィラデルフィア連銀
製造業指数と米新規失業保険申請件数と米鉱工業生産と米NAHB住宅
市場指数、17日の米住宅着工件数と米建設許可件数、などが注目され
ます。


先週のドル円は、トランプ米大統領が日本などアジア歴訪の中、週初に
7月11日の高値を一時上抜け114.73へ上昇ましたが、その後は軟調傾
向で推移して113円台半ばで週の取引を終えました。


さて今週は、10月31日の安値112.96で下支えされるかが注目されま
すが、14日の中銀総裁のパネル討論会でのイエレンFRB議長の発言、
15日の日第3四半期GDP速報と米消費者物価指数と米小売売上高が
主な注目材料になりそうです。

また、先週はドルインデックスが軟調に推移するも、米10年債利回り
は週レベルで2.402%に上昇する状況となっていて、今週の米債利回り
の動向が注目されますとともに、先週はNYダウが週足で陰線を示現し
たこともあり今週の株式市場の動向が注目されます。

そして、先週は米上院共和党が米税制改革法案で「法人税減税について
2019年からの適用で1年先延ばし。」を示しましたが、上下両院の米税
制改革法案の擦り合わせが今後どうなっていくのか注目されます。

また、ここのところ軍事挑発行動をしていない北朝鮮ですが、11日に
北朝鮮外務省の報道官が「我々の思想と制度を全面拒否する妄言を並べ
立て、わが国を悪魔化した。わが共和国の自衛的な核抑止力を奪おうと
する好戦狂の対決行為。トランプの妄言は、われわれを、核武力建設の
偉業の完成へと、さらに疾走させる。」と発言して、核・ミサイル開発
を加速させる姿勢を改めて強調していることから、北朝鮮の動向には
一応ながら引き続き注意したいものです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは先週高値の1.1677
から3日の高値1.1690を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた
場合は1.1700の「00」ポイント、さらに上昇した場合は10月23日の
安値1.1725から10月18日安値1.1730、ここを上抜けた場合は10月
24日の高値1.1793、さらに上昇した場合は1.1800の「00」ポイント
ここを上抜けた場合は10月26日の高値1.1836を巡る攻防が注目され
ます。
一方、下落した場合は、まずは10日のロンドン時間の押し安値1.1623
を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1.1600の「00」
ポイント、さらに下落した場合は8日のロンドンフィックスでの安値
1.1579、ここを下抜けた場合は先週安値の1.1554、さらに下落した場
合は1.1500の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、14日の独第3
四半期GDP速報と独消費者物価指数改定値と独・欧ZEW景気期待指
数と欧第3四半期GDP改定値と欧鉱工業生産とドラギECB総裁の発
言、16日の欧消費者物価指数確報、17日のドラギECB総裁の発言、
などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、14日の中国鉱工業生
産と中国小売売上高とイエレンFRB議長の発言と米生産者物価指数、
15日の米消費者物価指数と米小売売上高とNY連銀製造業景況指数と
対米証券投資、16日のフィラデルフィア連銀製造業指数と米新規失業
保険申請件数と米鉱工業生産と米NAHB住宅市場指数、17日の米住宅
着工件数と米建設許可件数、などが注目されます。


先週のユーロドルは、週前半に1.1554へと下落しましたが、その後、
切り返して、EUによるユーロ圏経済成長見通しの上方修正、および
クーレECB専務理事の「ユーロ圏の回復は、ここ20年で最強」との
発言も背景に揉み合いながらも堅調傾向で推移して1.16台後半へ戻す
相場展開になりました。


さて今週は、14日の独第3四半期GDP速報および中銀総裁のパネル
討論会でのドラギECB総裁の発言などが注目されますが、対ドル通貨
ペアとして15日の米消費者物価指数と米小売売上高が主な注目材料に
なりそうです。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その266 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百六十六話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週はトランプ米大統領のアジア歴訪をはじめ
 「ダドリーNY連銀総裁が2018年に辞任するとの表明」、
 「サウジアラビア政府が王子や現職閣僚を汚職の疑いで一斉逮捕」、
 「米上院共和党が米税制改革法案で法人税減税を1年先延ばし」、
 「NYダウが週足で陰線を示現」などいろいろあったがよな…。』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 そしてドル円は、週初に7月11日の高値を一時上抜け114.73へ
 上昇するもその後は113円台半ばへ反落する展開になったのう…。」


『トランプ米大統領のアジア歴訪では中国が最上級のもてなしをして、
 そして、米企業が28兆円相当もの商談成立となったようだな…。』


「ふむ…。中国のトランプ米大統領へのもてなしはまさに桁違いで、
 APECを終えてASEAN首脳会議へ向かう米大統領専用機内にて
 『私は習近平国家主席が好きだ。毛沢東以来の最強の指導者だ。
 毛より力を持っていると言う人もいる。(中略) 巨額の対中貿易赤字
 については私が解消する。』と発言したとの報道もあり、
 トランプ米大統領はたいそうご満悦のようであったのう…。」


『そして、米上院共和党が米法人税減税案について19年からの適用で
 1年先延ばしとしたが、米下院と足並みがそろっていないようで、
 なんとも気になるところだよな…。ジイさん。』


「ふむ。今後の上下両院の減税案の擦り合わせが注目されるのう…。」


『今週はどんな相場展開になるのかねぇ…。ジイさん。』


「ドル円では、10月31日の安値112.96で下支えされるか注目じゃ。
 14日の中銀総裁のパネル討論会でのイエレンFRB議長の発言、
 15日の米消費者物価指数と米小売売上高などの次第によっては
 それなりにボラタイルな相場展開になるやも知れぬのう…。」


『NYダウとBTCの相場はどことなく似ているとの話もしたいが…、
 長くなるといけねぇ。さてところで…、今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう…。今日は『不合理な選択のお話』でも
 させてもらうとしようかのう。溜口剛太郎殿。」


『まぁ、よかろう…。聞いてやるとしようじゃないか。ジイさん。』


「人間とは不思議なもので『解っているのに不合理な選択をする』
 という事がときにあるものでのう…。溜口剛太郎殿。」


『まぁな…。人間は感情の動物なんて言うからなぁ…。
 トレードなんかでもさぁ、結構ありがちな事だよな。』


「その後がわかっている過去チャートによる検証や練習では
 かなり合理的にトレードが出来たとしても…、
 未来が未確定の今現在動いているチャートを前にすると
 とたんに合理的な判断が出来なくなり、
 『1Pipでも先んじようとフライングをしたり』、
 『慎重になり過ぎて出遅れたり』、
 『完璧を求めようとして決定(判断)できなかったり』、
 『ついついグリードになってポジポジ病になったり』、
 『上昇(下降)の事実を観ながら予想が脳内にこだまして渦巻いたり』
 などということがあるものでのう…。溜口剛太郎殿。」


『あははっ。耳が痛い話だが、そういうことってあるよなぁ…。
 過去チャートと未来が未確定の今現在動いているチャートでは
 全く別の世界と言ってよいくらいに心理的には違うものだぜ…。』


「ポジションを持ってからも、このようなことがあって、
 『トレンドが継続しているのに反転を恐れてチキン利食いしたり』
 『損切るべきと解っていても損切りを遅延したり出来なかったり』
 『何とか負けポジションを助けようと無理なナンピンをしたり』、
 などということもあるものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『まぁな。そういうこともあるわなぁ…。で、こうしてみると
 負けるトレーダーは「知っている事とやっている事がまるで違う」
 結局、自己流のトレードをしてしまっているとも言えそうだな…。』


「ふむ。人の観念や潜在的意識は恐れや不安ベースとなりやすく…、
 また一方、人は含み損に対してはプロスペクト理論が示すように
 リスクテイカーになりやすいという習性があるものなのじゃのう…。
 そして、これらの『解っているのに不合理な選択をする』習性は
 潜在意識に根付くもので、なかなか容易に治らないものなのじゃ。」


『で…、どうすりゃよいのさ。ジイさん。』


「まぁ、おそらくは『ルールを守ろう』、『規律を守ろう』、
 『ちゃんと切るべきところでは損切りをしよう』、
 『無理な難平はやめよう』などと百回唱えても治ることはなかろう。
 潜在意識に深く根付いたものはそれほど強固なものなのじゃ。」


『だからさぁ…。いったいどうすりゃいいんだよ。ジイさん。』


「それには、この世で全勝できる人はただの1人もいないことを知り、
 『トレードは勝ちと負けとのトータル収支で勝ちを目指すもの』、
 『損切りこそが資金を守る唯一の技術』、
 『大負けはルール破りの結果であり、無理な難平は慎むべき』
 ということを心底わかり潜在意識レベルに刷り込むために
 小ロットでの実弾トレードや過去チャートの検証や練習によって
 『繰り返し潜在意識にインプットする必要』があるのじゃのう…。」


『繰り返し潜在意識にインプットする事が検証や練習の意義なのか。』


「ふむ。『こうしなくてはならない』、『これはしてはならい』、
 などという意識レベルでのマストではなく…、意識の抵抗がなく
 『無意識にできるまで検証や練習は必要』なのじゃのう…。そうして
 最終的にトレーダーとして解る(実感できる)べき事こそが…。」


『それは何だ! ジイさん。』


「それは…、『ちゃんとやればトータル収支で本当に勝てるんだ!!』
 ということが無意識レベルでしっかりと実感できる事であろう…。」


『ちゃんとやれば勝ち負けのトータル収支で勝てる事が確信できた時、
 勝てるトレーダーへの扉が初めて開くという事か…。』


「これこそが、トレードへの確信と自信となるのではなかろうか…。
 これが得られた時、『解っているのに不合理な選択をする』という
 悪しき習性から解放され、自然に合理的な選択ができるトレーダーへ
 となっていけるのではなかろうか…。溜口剛太郎殿。」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その265〜


次期FRB議長候補はパウエル氏となりましたね。
さて、今週からは米国やカナダも冬時間に移行します。


●今週(11月6日から11月10日)の主な予定


<11月6日(月)>

※ 米国・カナダが冬時間に移行。

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午前10時から黒田日銀総裁の発言、
午後4時に独製造業新規受注(9月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(10月)、
午後5時50分に仏サービス業PMI改定値(10月)、
午後5時55分に独サービス業PMI改定値(10月)、
午後6時に欧サービス業PMI改定値(10月)、
午後7時に欧生産者物価指数(9月)、
深夜12時に加Ivey購買部景況指数(10月)、
などが予定されています。
日・独・スイス・欧の指標には注目です。
そして、ユーロ圏財務相会合が予定されています。


<11月7日(火)>

午前9時01分に英BRC小売売上高調査(10月)、
昼12時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後4時に独鉱工業生産(9月)、
午後4時45分に仏財政収支(9月)、
午後6時からドラギECB総裁の発言、
午後7時に欧小売売上高(9月)、
早朝5時に米消費者信用残高(9月)、
などが予定されています。
豪・独・欧の指標とドラギECB総裁の発言には注目です。
そして、EU財務相理事会と
トランプ米大統領の韓国訪問が予定されています。


<11月8日(水)>

(時間未定) 中国貿易収支(10月)、
午後2時に日景気先行指数速報(9月)、日景気一致指数速報(9月)、
午後4時45分に仏貿易収支(9月)、仏経常収支(9月)、
夜9時に米住宅ローン申請指数、
夜10時15分に加住宅着工件数(10月)、
夜10時半に加住宅建設許可件数(9月)、
などが予定されています。
中国・(加)の指標には注目です。
そして、トランプ米大統領の中国訪問が予定されています。


<11月9日(木)>

早朝5時にRBNZ政策金利、RBNZ声明、
朝8時50分に日国際貿易収支(9月)、日国際経常収支(9月)、
同朝8時50分に日機械受注(9月)、
午前9時01分に英RICS住宅価格(10月)、
午前9時半に豪住宅ローン件数(9月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(10月)、中国生産者物価指数(10月)
午後2時に日景気現状判断DI(10月)、
午後3時45分にスイス失業率(10月)、
午後4時に独貿易収支(9月)、独経常収支(9月)、
午後6時に欧ECB月報、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加新築住宅価格指数(9月)、
深夜12時に米卸売売上高(9月)、米卸売在庫(9月)、
などが予定されています。
NZ・日・中国・米の指標には注目です。


<11月10日(金)>

午前9時半に豪RBA四半期金融政策報告、
午後1時半に日第三次産業活動指数(9月)、
午後4時45分に仏鉱工業生産指数(9月)、
午後6時半に英鉱工業生産指数(9月)、英製造業生産指数(9月)、
同午後6時半に英貿易収支(9月)、
夜10時に英NIESRのGDP予想、
深夜12時に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)、
深夜4時に米月次財政収支(10月)、
などが予定されています。
豪・英・米の指標には注目です。
そして、APEC首脳会議が11日まで予定されています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(10月30日から11月3日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが94.75で始まり、94.31へ下げた後に
反発して94.83で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.333%に低下しました。
NY原油先物(WTI)12月限は週の終値で55.64ドルに上昇しました。
NYダウは週間105ドル上昇、23539.19ドルで週の取引を終える。



<10月30日(月)>

日経平均は39.50円高で寄り付き3.22円高の22011.67で大引け。
米10年債利回りは2.41%から2.39%台で推移。
英・欧が冬時間に移行。
スペイン紙「カタルーニャの独立支持は33.5%。」
フィッチ「英国がEU離脱で合意しないなら格下げも。」
スペイン検察「カタルーニャ州首相を訴追。」
英首相報道官
「英内閣は明日、ブレグジットのプランについて話し合う。」
原油先物は53ドル台後半から54ドル台前半で推移。
米コアPCEデフレータ(9月)は予想とおりの前月比0.1%。
独消費者物価指数速報(10月)は予想より弱い前月比0.0%。
NY時間序盤に米10年債利回りは2.38%台へ低下。
報道「カタルーニャ州首相のプチデモン氏、ベルギーで亡命申請へ。」
アトランタ連銀GDPナウ第4四半期は年率換算で2.9%の予想。
安倍首相(トランプ大統領との電話会談)
「米大統領訪日を機に日米で連携の強力なメッセージを発出したい。」
ホワイトハウス当局者
「次期FRB議長を2日に発表へ。」
ブルームバーグ報道
「法人税を現在の35%から20%への引き下げることについて
 下院が協議に入り、素案として2018年から2033年までの
 5年間で毎年3%づつ引き下げる案が検討されている。」
ムニューシン米財務長官
「超長期債への関心が小さいのは驚き。
 もう少し市場動向の監視を続ける。」
米商務省
「中国経済は市場原理で運営されていない。中国経済は非市場経済。」
報道
「露ゲート疑惑でトランプ陣営元選対本部長マナフォート氏を起訴。」
日経新聞
「ソフトバンクは傘下のスプリントと
 TモバイルUSの統合中止を申し入れた。」
サンダース報道官
「(米下院が5年間の段階的導入検討との報道に対して)
 トランプ大統領の方針に段階的法人税減税は認めていない。」
米10年債利回りは2.36%台に低下。
NYダウは85.45ドル安の23348.74で取引を終える。


<10月31日(火)>

トランプ大統領の弁護士セクロー氏
「大統領はモラー特別検察官を解任しないと語った。」
日経平均は114.38円安で寄り付き0.06円安の22011.61で大引け。
日銀展望レポート
「18年度までの期間潜在成長率を上回る成長を維持。
 19年度は成長ペース鈍化も景気拡大続く。CPIは弱めの動き続く。
 マクロ的な需給ギャップが改善続ける下で、
 賃金・価格設定スタンスが次第に積極化し、
 中長期的な予想物価上昇率も上昇。
 従来の見通しと比べ、成長率は概ね不変、
 物価は17年度について幾分下振れ、18年度、19年度は概ね不変。
 物価安定目標に向けたモメンタムは維持も、力強さに欠け、
 引き続き注意深く点検。
 2018年、コアCPI見通し+1.4%。GDP見通し+1.4%。」
日銀政策金利は市場予想とおり-0.1%に据え置き。
米10年債利回りは2.36%台で推移。原油先物は54ドル台前半。
報道
「日銀金融政策会合では片岡委員が前回に続いて反対。
 片岡委員は15年物国債金利が0.2%以下で推移するように
 買い入れすることを主張。」
黒田日銀総裁
「所得から支出への前向きなメカニズム働いている。
 景気は緩やかに拡大している。
 物価については下振れリスク、力強さに欠けており注意深くみる。
 経済はおおむね上下にバランスしている。
 今後も経済、物価、金融情勢踏まえ必要な政策調整行う。
 引き続き強力な金融緩和を粘り強く進めていく方針。
 これまでの株式市場で過度の期待の強気化は観察されず。
 株価は基本的に将来の企業業績の見通しを反映。
 ETF購入額年間6兆円、特定の時期を定めていない。」
独は休場。ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.38%台へ上昇。
欧第3四半期GDP速報は予想より強い前年同期比2.5%。
欧消費者物価指数速報(10月)は予想より弱い前年同月比1.4%。
伊中銀総裁
「ECBはQE調整後もきわめて緩和的姿勢維持へ。
 ユーロ圏の低インフレはイタリアなど数カ国で
 賃金圧力が極めて弱いこと反映。
 労働市場のスラックは依然として大きい。」
プチデモン氏
「スペインはカタルーニャへの激しい攻撃を計画していた。
 暴力に上に共和国を樹立することはできない。
 ベルギーには亡命申請しない。
 我々は分離独立の動きから逃げることはしない。
 正義が保障されればスペインに戻る。」
米消費者信頼感指数(10月)は予想より強い125.9。
カナダ中銀総裁
「金利調整に関しては注意深くなる。労働市場にスラックの兆候。
 我々は景気サイクルにおいて重要な時点に立っている。」
トランプ大統領
「段階的導入は一部の人々が言及したことで、
 それについては検討していない。」
原油先物は54ドル台前半で推移。
NYダウは28.50ドル高の23377.24で取引を終える。


<11月1日(水)>

NZの雇用統計は予想より強い結果に。NZドル買い反応。
英BOE
「EU離脱で英金融業界は最大7.5万人失業と予想。」
報道「米CME、年末までにビットコイン先物を上場へ。」
日経平均は133.31円高で寄り付き408.47円高の22420.08で大引け。
日経平均は年初来高値を更新。
米10年債利回りは2.39%台へ上昇。
報道
「衆議院本会議で安倍晋三氏を第98代首相に指名。」
ロンドン時間に原油先物が一時55ドル台へ上昇。
独の株式市場が1.5%超の上昇。
米ADP雇用統計(10月)は予想より強い23.5万人。ドル買い反応。
安倍首相
「閣議で新しい政策パッケージを策定する。
 2020年までを生産性革命集中投資期間と位置づける。
 これからも経済最優先、三本の矢を放ち続ける。
 賃上げの勢いを力強いものとし、デフレ脱却を目指す。
 憲法改正は、スケジュールありきではない。
 黒田日銀総裁の手腕を信頼している。」
米自動車販売(10月)は予想より強い1809万台。
報道
「米5年債−30年の債利回りスプレッドが
 2007年11月以来の一時83bp割れまで縮小。
 米債利回り曲線のフラットニング化が進んでいる。」
米ISM製造業景況指数(10月)は予想より弱い58.7。
米10年債利回りは一時2.35%台へ低下。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が243.5万バレル減少。
原油先物は54ドル台で推移。
アトランタ連銀GDPナウ第4四半期見通しは4.5%に上昇。
FRB政策金利は1.00-1.25%に据え置き。
FOMC声明
「経済活動はハリケーンにもかかわらず底堅い。
 インフレは食品、エネルギー以外の項目で鈍化。
 労働市場は依然として底堅く推移。失業率は低下。
 消費は緩やかに上昇。設備投資は上昇。
 段階的な利上げが正当化される経済を予想。」
米10年債利回りは2.37%台。
NYダウは57.77ドル高の23435.01で取引を終える。


<11月2日(木)>

WSJ
「トランプ大統領は次期FRB議長にパウエル氏指名を正式に通知。」
日経平均は92.10円高で寄り付き119.04円高の22539.12で大引け。
日経平均は年初来高値を更新。
米10年債利回りは2.36%から2.35%台で推移。
原油先物は54ドル台で推移。
ロンドン時間に米10年債利回りは2.37%台へ上昇。
英BOEは政策金利を25bp引き上げ0.50%に。
英BOEが資産買取プログラム規模を4350ポンドに据え置き。
英BOE議事録要旨
「7対2で政策金利の引き上げを決定。
 据え置き票は、カンリフ氏とラムスデン氏。
 全会一致で資産購入枠の維持を決定。」
英BOEインフレ報告
「2017年成長見通しは1.5%(前回1.3%)
 2018年成長見通しは1.7%(前回1.8%)
 2019年成長見通しは1.7%(前回1.7%)
 2020年成長見通しは1.7%
 2017年インフレ見通しは3.0%(前回2.8%)
 2018年インフレ見通しは2.4%(前回2.5%)
 2019年インフレ見通しは2.2%(前回2.2%)
 2020年インフレ見通しは2.1%」
カーニー英BOE総裁
「英企業投資にEU離脱の不透明性が影響与える。
 国内のインフレ圧力は今後数年にわたって増加する可能性が高い。
 経済状況は正常とはいえない。
 8月時点よりも経済のスラックはわずかに減少。
 国内のインフレ圧力は今後数年で高まる公算。
 利上げの影響が通常よりも大きいと考える根拠はない。
 英中銀がアクセルから足を離すときにきている。
 利上げで家計の状況は改善する見込み。
 英国民の実質所得の下落は最悪期を終えた。
 EU離脱が英経済見通しの最大の決定要因。」
英10年債利回りは1.265%に低下。ポンド売り反応。
パウエルFRB理事は経済見通しや金融政策の言及せず。
米下院共和党の税制改革法案概要
「法人税は20%へ引き下げ、
 401KやIRA(個人退職年金)への課税は変更なし。
 住宅ローン控除は夫婦で100万ドルから50万ドルに引き下げ。
 海外留保資金の米国回帰を促す一度限りの減税措置が12%
 大学基金に1.4%の新税を導入すると提案。」
米10年債利回りは一時2.33%台へ低下。一時ドル売り反応。
トランプ米大統領
「感謝祭までに法案が机の前に着くことを望む。
 民主党が反対するのは困難だろう。
 共和党の税制改革法案は大幅な修正は必要ない。」
ムニューシン米財務長官(税制改革法案に関して)
「小規模事業主の圧迫を緩和する。全体的な改革が必要。
 海外の雇用へのインセンティブを排除。
 超党派の議題にすべきではない。大量の資金が米国に流入する。
 数兆ドルの資本が米国に還流。労働参加率の上昇を誘発。
 今日は改革に向けた最初の日。年内に大統領に法案を留ける必要。
 富裕層への優遇はない。」
報道
「米大統領は次期FRB議長にパウエル氏を指名する人事を発表。」
ホワイトハウス高官
「FRB副議長の人事は今週発表しない。
 トランプ大統領は候補と金利についは話さなかった。
 トランプ大統領はFRBの独立性を尊重。
 トランプ大統領はパウエル氏が最も心地よかった。」
トランプ米大統領
「パウエル氏は強力で意欲的、賢い人物だ。
 パウエル氏は健全な政策のために合意を形成する。
 パウエル氏は独立したFRBを率いていく。
 イエレン議長は素晴しい仕事をした。」
パウエル次期FRB議長候補
「FRBの2大責務の達成を目指す決意。
 米金融当局は市場の変化を引き続き警戒へ。
 客観的かつ独立心をもって判断。」
NYダウは81.25ドル高の23516.26で取引を終える。最高値を更新。


<11月3日(金)>

日経平均は文化の日で取引なし。
米10年債利回りは2.34%%台で推移。
原油先物は54ドル台で推移。
ロンドン時間に米10年債利回りは2.35%台へ上昇。
オーストリア中銀総裁
「QEの終了時期の検討は時期尚早。」
米非農業部門雇用者数(10月)は予想より弱い26.1万人、
米失業率(10月)は予想より強い4.1%、
米平均時給(10月)は予想より弱い前月比0.0%。
米10年債利回りは一時2.32%台へ低下。
米ISM非製造業景況指数(10月)は予想より強い60.1。
WSJ
「スプリントとTモバイルUSは合併協議を再開させ、
 数週間以内に合意に達する可能性がある。」
米10年債利回りは一時2.36%台へ上昇。
ミネアポリス連銀総裁
「パウエル理事は議長として素晴らしい仕事をするだろう。
 パウエル氏は非常にまじめで思慮深い政策当局者だ。
 パウエル議長で金融政策の運営方法に大きな変化は見込んでいない。
 労働市場にはまだスラックの兆候が残っている可能性がある。
 インフレがここ数ヵ月に減速していることに留意。」
コーンNEC委員長
 コーン米国家経済会議(NEC)委員長
「パウエル次期FRB 議長について大統領は素晴らしい人選を行った。
 大統領は副議長の人選に非常に精力的に取り組んでおり、
 年内に何らかの発表があるだろう。」
原油先物12月限の終値は55.64ドル。米10年債利回りは2.333%。
NYダウは22.93ドル高の23539.19で取引を終える。最高値を更新。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初30日に113.73レベルで始まり揉み合いながら
も軟調傾向で推移して31日のロンドン時間序盤に週安値となる112.96
へ下落しましたが、その後、切り返して、1日のNY時間序盤にかけて
114.28へ上昇する展開になりました。その後、114円を挟む上下動の
揉み合いとなって2日のNY時間前半に113.54へ下押した後に再び戻
して114円を挟む揉み合いが続きました。その後、3日の米雇用統計の
発表後に一時113.64へ下押しましたが、その後、反発して、週高値と
なる114.42へ上昇する展開になりました。その後、反落して114.07
レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初30日に1.1609レベルで始まり週安値とな
る1.1594へ下落した後に揉み合いながらも反発して31日のNY時間
前半に1.1661へ上昇しましたが、その後、1日のNY時間序盤にかけ
て1.1606反落する上下動の揉み合いになりました。その後、揉み合い
ながらも反発して2日のNY時間序盤にかけて1.1687へ上昇しました
が、その後、やや下押して揉み合う展開になりました。その後、3日の
米雇用統計の発表後に週高値となる1.1690へ上昇しましたが、その後
反落して1.1607レベルで週の取引を終えました。




●今週(11月6日から11月10日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは先週の米雇用統計後の高値
114.42から10月27日の高値114.45および7月11日の高値114.49
を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は115.00の「00」ポ
イント、さらに上昇した場合は3月10日の高値115.50を巡る攻防が
注目されます。
一方、下落した場合は、まずは先週の米雇用統計後の安値113.64から
2日の安値113.54を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は
113.00の「00」ポイントから10月31日の安値112.96、さらに下落し
た場合は10月19日の安値112.29を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、6日の日銀金融政策
決定会合議事録要旨と黒田日銀総裁の発言、8日の中国貿易収支、9日
の日国際貿易収支と日機械受注と中国消費者物価指数と米新規失業保険
申請件数、10日のミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目さ
れます。


先週のドル円は、日銀金融政策発表、FOMC、米下院共和党の税制改革
法案の発表、次期FRB議長候補の発表、そして週末の米雇用統計など
数々の重要イベントを経過して、相場は下げては上げる揉み合いとなっ
て週の始値と終値では34Pipsほどの上昇となりました。


さて今週は、先週に重要イベントを経過して材料は少なめですが、トラ
ンプ米大統領の日本をはじめとする韓国と中国の訪問を巡る市場動向が
注目されます。また、米海軍が原子力空母3隻で北朝鮮に圧力を加えて
いて、北朝鮮の軍事挑発行動は抑制されていますが、一応ながら北朝鮮
の軍事挑発行動には注意をしておきたいものです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは先週の米雇用統計後の
高値1.1690から1.1700の「00」ポイントを巡る攻防が注目されま
す。ここを上抜けた場合は10月23日の安値1.1725から10月18日の
安値1.1730を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは3日の安値1.1599を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は10月27日の安値1.1574、さらに下落
した場合は1.1500の「00」ポイント、ここを下抜けた場合7月12日
の高値1.1489から7月20日の安値1.1479、ここを下抜けた場合は
6月30日の高値1.1445を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、6日の独製造業
新規受注と欧生産者物価指数、7日の独鉱工業生産とドラギECB総裁
の発言と欧小売売上高、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとし
て、8日の中国貿易収支、9日中国消費者物価指数と米新規失業保険申
請件数、10日のミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目され
ます。


先週のユーロドルは、カタルーニャ問題はあまり材料視されなかった
ようで、対ドル通貨ペアとして、FOMC、米下院共和党の税制改革法案
の発表、次期FRB議長候補の発表、米雇用統計などを経過して1.16台
を中心とする揉み合いとなり上へ行って来いの相場で、週の始値と終値
では僅か2Pipsの下げで週足では上ヒゲのある十字線となりました。


今週は、先週までの重要イベントを経過して材料不足の感がありますが
7日のドラギECB総裁の発言は注目されそうです。




さて今回は、■トレードと凡事のお話 その265 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百六十五話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円は日銀金融政策発表、FOMC、
 米下院共和党の税制改革法案の発表、次期FRB議長候補の発表、
 そして週末の米雇用統計など数々の重要イベントがあったが…、
 週の始値と終値では34Pipsほどの上昇で大きな動きとはならなく
 イベントが無事に通過したといったような印象だったな…。』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 次期FRB議長候補も最終的にパウエル氏に決定したが…、
 これも大方の市場予想とおりで、値動きは限定的じゃったのう。
 そして、114円台半ばのレジスタンスが強固な印象じゃった…。」


『北朝鮮は1カ月以上にわたって不気味なくらいに大人しいが…、
 今週からトランプ米大統領のアジア歴訪がいよいよ始まるよな…。』


「ふむ…。米海軍が原子力空母3隻で北朝鮮に圧力を加えていて、
 北朝鮮のミサイル発射などの挑発行動は暫く抑制されておるが、
 一応ながらも、注意だけは忘れずにいたいものじゃのう…。」


『そして、先週、NYダウは23539ドルと史上最高値を更新して
 日経平均も22539円へと上昇して株式市場は総じて堅調だよな…。』


「ふむ…。11月1日に『米5年債と30年の債利回りスプレッドが
 2007年11月以来の一時83bp割れまで縮小。』との報道もあり…、
 米債利回り曲線のフラットニング化が進んでいるのは不気味じゃが、
 事実として株式市場はなんとも堅調ではあるのう…。」


『米債利回り曲線フラットニング化が進んでいても株式が堅調なのは
 いわゆるニュー・ノーマルってやつなのかもしれないが…、
 まぁ、少しばかりは気味が悪いところはあるようだな…。
 さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ…。溜口剛太郎殿には、『攻守のバランスのお話』や
 『因果関係と相関関係の違いのお話』や『全体思考のお話』、
 そして、『弱点の克服のお話』、などなど…、
 いろいろとさせてもらいたいお話があるのじゃが…、今日は相場の
 『イナーシャの法則お話』でもさせてもらうとしようかのう。」


『イナーシャの法則だって? それってロシアの少女のお話かい?』


「何でも英語のカタカナ表記をする傾向がある昨今じゃが、
 どういうワケかこの言葉は馴染みが少ないようで…、
 イナーシャとは、『慣性』、『惰性』という意味の英単語で、
 いわば、『状態が継続する』ことを意味するのじゃのう…。」


『で…、相場には「イナーシャの法則」があると?』


「ふむ…。価格はもちろん物質ではなく、値動きは物理法則で
 動ているというワケではないのじゃが…、
 相場は状態が継続することが少なくないものなのじゃのう。」


『まぁ、上昇トレンドも下降トレンドも言ってみれば状態継続で…、
 延々と続くレンジ相場も状態継続と言えるのかもしれないよな。』


「ふむ…。ダウ理論でも『トレンドは明確な転換シグナルが
 発生するまでは継続する』とされていて…、
 相場は疑似的ながらもイナーシャの法則のように惰性的で
 『状態が継続する』ことが少なくないのじゃのう。但しじゃ…。」


『但しって何だよ…。ジイさん。』


「ふむ…。相場には状態が継続しやすい傾向があるものじゃが…、
 但し『いつかは必ずその状態は変化する』ものなのじゃのう…。」


『その相場(価格の動き)に変化たらしめるものは何なのさ?』


「その1つは価格の節目で、そこで跳ね返されるのか突破するのか…、
 レジスタンスやサポートと呼ばれているチャートポイントの節目は
 相場動向に変化をもたらす事があることが知られていよう…。」


『チャートには見えない壁があって、それを視覚化するものが、
 レジスタンス(サポート)ラインやトレンドラインという事だな…。
 そこで跳ね返されれば反発で、突破すればブレークというワケか。』


「ふむ。そのとおりじゃ…。溜口剛太郎殿。
 そして、2つ目がファンダメンタルズ的インパクト(衝撃)であり、
 重要経済指標の発表や重要要人発言や突発的なニュースなどで…、
 相場はこれらによって変化することがあるものなのじゃのう…。」


『不測の突発的なニュースにも相場は影響を受けることがあり…、
 相場は過去の動向のみで数学的に完全に解明はできなく、
 ときに損切りも技術として必要になる場合があるというワケか…。』


「そして、3つ目が『時間の節目』じゃ。溜口剛太郎殿。」


『えっ。時間の節目だって?』


「ふむ。日々、観られるものに『市場替わりの相場動向の変化』
 があるが…、これらの他に、9、17、26、52の日数(時間)や
 よく言われておる3週間、3ヶ月などの日柄の節目のことじゃ…。」


『まぁ、どんな理屈かは分からないが…、3週間、3ヶ月などで
 トレンドが変わるなど相場が変化することはあるもんだよな…。』


「ファンド勢の四半期決算などの影響もあるのやも知れぬが…、
 相場が一旦、エネルギーを放出してしまうかのように、
 日柄(時間)が相場に与える影響は否定できないようじゃのう…。」


『トレンドも若いトレンドなどと言う事があるが…、こうしてみると
 日柄や時間はどことなく人の生活サイクルにも似ているよなぁ…。
 睡眠や休息をとっているような小幅揉み合いが続くこともあり、
 あたかも出社して仕事をしているように活発な活動の時期もあり、
 そして、少し長いタームでは、何かをきっかけに転職したり、
 あるいは長い会社勤めもいつかは定年でピリオドとなるように…。』


「あははっ。溜口剛太郎殿も面白い例え話をするものじゃのう…。」


『「相場の状態は継続する傾向があるが、いつかは必ず変化する」
 ということで、相場に於ける「イナーシャと変化の法則」として、
 1. 価格の節目(チャート・ポイント)はどこなのか
 2. 経済指標や要人発言やニュース等のファンダメンタルズの変化
 3. 時間(日柄)の節目(タイム・ポイント)はいつなのか
 の3つのファクターにしっかり着目してトレードしてやるぜ…。』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その264


今週は日銀金融政策発表、米FOMC、英金融政策、米雇用統計と
重要イベントが目白押しの1週間になりますね。



●今週(10月30日から11月3日)の主な予定


<10月30日(月)>

※ 今週から欧・英が冬時間に移行。

朝8時50分に日小売業販売額(9月)、
午後4時に独小売売上高指数(9月)、
午後5時にスイスKOF景気先行指数(10月)、
午後6時半に英消費者信用残高(9月)、
午後7時に欧消費者信頼感確報(10月)、欧経済信頼感(10月)、
夜9時半に米個人所得(9月)、米個人消費支出(9月)、
同夜9時半に米コアPCEデフレータ(9月)、
夜10時に独消費者物価指数速報(10月)、
などが予定されてい済ます。
独・欧・米の指標には注目です。


<10月31日(火)>

※ 独が宗教改革記念日で休場。

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(9月)、
朝8時半に日鉱工業生産速報(9月)、日失業率(9月)、
同3朝8時半に日全世帯家計調査消費支出(9月)、
午前9時にANZ企業景況感(10月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感(10月)、
午前10時に中国製造業PMI(10月)、中国非製造業PMI(10月)、
正午前後(時間未定)に日銀金融政策発表、
午後2時に日新設住宅着工戸数(9月)、
午後3時半から黒田日銀総裁の定例会見、
同午後3時半に仏第3四半期GDP速報、
午後4時45分に仏消費者物価指数速報(10月)、
同午後4時45分に仏卸売物価指数(9月)、仏消費支出(9月)、
午後7時に欧第3四半期GDP速報、欧消費者物価指数速報(10月)、
同夜7時に欧失業率(9月)、
夜9時半に米第3四半期雇用コスト指数、
同夜9時半に加月次GDP(8月)、
同夜9時半に加鉱工業製品価格(9月)、加原料価格指数(9月)、
夜10時に米ケースシラー住宅価格指数(8月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(10月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(10月)、
などが予定されています。
NZ・日・中国・仏・欧・米・加の指標と
黒田日銀総裁の定例会見には注目です。


<11月1日(水)>

朝6時45分にNZ第3四半期就業者数、NZ第3四半期失業率、
午前10時45分に中国財新製造業PMI(10月)、
午後5時半にスイスSVME購買部協会景気指数(10月)、
午後6時半に英製造業PMI(10月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜9時半に米ADP雇用統計(10月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(10月)、米建設支出(9月)、
深夜3時に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
などが予定されています。
NZ・中国・英・米の指標には注目です。


<11月2日(木)>

午前9時半に豪貿易収支(9月)、豪住宅建設許可(9月)、
午後2時に日消費者態度指数(10月)、
午後3時45分にスイスSECO消費者信頼感指数(10月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(9月)、
午後5時50分に仏製造業PMI改定値(10月)、
午後5時55分に独失業者数(10月)、独失業率(10月)、
同午後5時55分に独製造業PMI改定値(10月)、
午後6時に欧製造業PMI改定値(10月)、
午後6時半に英建設業PMI(10月)、
午後8時半に米チャレンジャー人員削減予定数(10月)、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE議事録要旨、
同夜9時に英BOE資産買取プログラム規模、
同夜9時に英BOE四半期インフレリポート、
夜9時半に米第3四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜9時半に米第3四半期単位労働コスト速報、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
などが予定されています。
豪・独・英・米の指標には注目です。
そして、パウエルFRB理事の発言も予定されています。


<11月3日(金)>

※ 東京が文化の日で休場。

午前9時半に豪小売売上高(9月)、
午前10時45分に中国財新サービス業PMI(10月)、
午後6時半に英サービス業PMI(10月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数(10月)、米失業率(10月)、
同夜9時半に米平均時給(10月)、米貿易収支(9月)、
同夜9時半に加就業者数(10月)、加失業率(10月)、加貿易収支(9月)
夜11時に米ISM非製造業景況指数(10月)、米製造業受注指数(10月)
などが予定されています。
豪・中国・英・米・加の指標には注目です。


<11月5日(日)>

トランプ米大統領の来日、



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(10月23日から10月27日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが93.76で始まり、堅調傾向で推移して
94.72で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.416%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)12月限は週の終値で53.90ドルに上昇しました。
NYダウは週間105.56ドル上昇、23434.19ドルで週の取引を終える。



<10月23日(月)>

報道
「衆議院選挙では与党が3分の2を確保。立憲民主が野党第1党。」
ドル円が一時114円台前半へ上昇。
日経平均は251.66円高で寄り付き239.01円高の21696.65で大引け。
日経平均は15日続伸で連騰最長記録に。
米10年債利回りは2.39%から2.28%台で推移。
原油先物は52ドル台で推移。
トランプ米大統領
「税制改革の早期成立を議会に要請。」
ロンドン時間序盤に米10年債利回りは一時2.37%台へ低下。
英CBI製造業受注指数(10月)は予想より弱い−2。ポンド売り反応。
独連銀月報
「上期の拡大ペースを第3四半期も維持した公算。
 製造業は強い輸出と受注に支えられている。
 個人消費は上期の強い拡大の反動でやや落ち着く公算。
 持続的には悪化せず。」
NY時間に米10年債利回りは一時2.36%台へ低下。
報道
「カタルーニャの州政府は26日州議会を招集。正式に独立宣言か。」
報道
「カタルーニャ分離独立派は中央政府の措置に人の鎖で対抗へ。」
ユンケル欧州委員長
「英EU離脱は悲劇。メイ首相との夕食会は有意義だった。
 貿易交渉に入る前に英国は離脱に伴う負担金に合意する必要。」
カンリフ英BOE副総裁
「利上げ開始時期については議論の余地がある。」
原油先物12月限は51.90ドル。
NYダウは54.67ドル安の23273.96で取引を終える。7日ぶり反落。


<10月24日(火)>

元北朝鮮幹部
「北朝鮮経済は1年ともたない可能性。」
日経平均は26.65円安で寄り付き108.52円高の21805.17で大引け。
日経平均は16日続伸で連騰最長記録を更新。
米10年債利回りは2.36%から2.37%台で推移。
アーダーンNZ労働党党首
「財政責任に人にコミットする。
 最低賃金の大幅上昇を目にするだろう。地域活性化を優先する。
 NZ中銀に対して構造改革を行う。」
NZは一時上昇の後に下落。
原油先物は51ドル台後半から52ドル台で推移。
米GMやキャタピラーや3Mの第3四半期1株利益は予想より強い。
米2年債入札では最高落札利回り1.596%、応札倍率2.74倍。
NY時間に米10年債利回りは2.42%台へ上昇。原油先物52ドル台。
CNBC
「マコニル共和党上院院内総務の関係者の話では、
 税制改革案に3名の共和党上院議員が反対する可能性がある。」
報道
「トランプ大統領がFRB議長人事に関して、
 共和党上院議員に挙手投票を実施した。
 挙手投票ではテイラー氏が勝利したようだったと
 共和党議員のスコット氏が述べた。」
サンダース米報道官
「パウエル、テイラー氏らが大統領が検討中の議長候補。」
NYダウは167.80ドル高の23441.76で取引を終える。最高値を更新。


<10月25日(水)>

日経平均は94.96円高で寄り付き97.55円安の21707.62で大引け。
日経平均は17日ぶりの反落。
米10年債利回りは2.41%から2.42%台で推移。
英第3四半期GDP速報は予想より強い前期比0.4%。ポンド買い反応。
内閣府
「基調判断据え置き。景気は、緩やかな回復基調が続いている。
 個人消費は緩やかに持ち直している。・設備投資は持ち直している。
 輸出は持ち直している。生産は持ち直している。
 企業収益は改善している。企業の業況判断は改善している。
 雇用情勢は改善している。消費者物価は横ばいとなっている。」
報道
「中国の習近平指導部が2期目を始動。後継起用せず求心力。」
NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.47%台へ上昇。
ポリティコ
「今週中の次期FRB議長の指名発表の可能性低い。
 イエレン氏が指名されれば株価が上昇するとの見方を
 トランプ大統領は好感している。
 ウォーシュ元FRB理事については、
 ペンス副大統領との面談を受けて指名確率が上昇している。」
米新築住宅販売件数(9月)は予想より強い66.7万件。
加BOC声明
「今年下期の成長は緩やか。この先2年間で潜在成長に接近。
 第3四半期に需給ギャップはなくなったと予想。
 刺激策の縮小がいずれ必要になる可能性。
 個人消費は政策変更と利上げで減速。
 17年と18年の成長見通しをそれぞれ3.1%、2.1%に上方修正。
 NAFTAの再交渉が見通しを大きく不透明に。
 インフレ目標の達成時期の見通しを2018年下半期に後退。
 追加利上げには注意深くなる。加ドル高が輸出やインフレを圧迫。」
加ドル売り反応。
EIA石油在庫統計では原油在庫が85.6万バレルの増加。
原油先物は52ドル台前半で推移。
加BOCポロズ総裁
「インフレの下振れリスクにより心を奪われている。
 雇用者数の増加に賃金上昇が追いついていない。
 労働市場には雇用過剰感がまだある。企業の75%はフル稼働状態。
 見通しにはNAFTAを考慮していない。」
米5年債入札では最高落札利回り2.058%、応札倍率2.44倍。
トランプ大統領
「コーン米国家経済会議委員長の次期FRB議長への就任には反対。
 イエレン現議長を好ましいと思っているが足跡をしるす必要がある。
 次期FRB議長候補探しは2、3人に絞られている。」
報道「生保が為替ヘッジなしで外債投資。」
米10年債利回りは2.433%。
NYダウは112.30ドル安の23329.46で取引を終える。


<10月26日(木)>

ブラジル中銀は政策金利を0.75%引き下げて7.50%に。
日経平均は8.67円安で寄り付き32.16円高の21739.78で大引け。
米10年債利回りは2.42%から2.41%台で推移。
豪RBAデベル副総裁
「インフレはデータが示すよりも弱い印象。
 労働市場には依然としてゆるみが大きい。」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.44%台へ上昇。
トルコ中銀は政策金利を8.00%に据え置く。
関係者
「カタルーニャは独立宣言よりも選挙実施となる公算。」
NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.40%台へ低下。
ECB
「政策金利は0.00%に据え置き。中銀預金金利−0.400%に据え置き。
 限界貸付金利を0.250%に維持。
 債券購入を18年9月まで延長、月額は300億ユーロに減額。
 必要ならばQEの規模や期間を拡大する選択肢を残す。
 QE終了後も長期間にわたり保有債券の償還元本を再投資。」
ユーロ売り反応。
ドラギECB総裁
「QEは少なくとも来年9月まで継続。
 月間買い入れ額を300億ユーロに減額。
 大規模な刺激策が引き続き必要。
 成長は幅広い分野でしっかりしている。
 国内の物価圧力は引き続き抑制されている。
 成長へのリスクはほぼ均衡している。
 成長への下方リスクには為替相場が含まれる。
 コアインフレはまだ上昇トレンドを確信させず。
 総合インフレ率は年末を挟んで低下する見込み。
 コアインフレは中期的に上昇に向かう。
 他のQEシナリオについては議論しなかった。
 本日の決定は全会一致ではなかった。
 QE期限をオープンエンドにすること大多数が支持。」
報道
「米下院は2018会計年度連邦予算の大枠を定めた予算決議案を可決。
 減税計画の年内実現に向けた動きが前進。
 採決は賛成216、反対212と拮抗した。
 予算決議案は減税のため財政赤字を今後10年間で
 最大1.5兆ドル拡大させることを許容する内容。」ドル買い優勢。
米7年債入札では最高落札利回り2.280%、応札倍率2.39倍。
報道
「サウジアラビアのサルマン国王が18年末までの協調減産延長支持。」
報道
「米財務省は人権侵害を巡り北朝鮮の個人7人と3組織を
 制裁の対象に加えたと発表した。北朝鮮の保衛司令部、
 その司令官および副司令官が制裁の対象。」
原油先物は52ドル台後半。米10年債利回りは2.45%台。
NYダウは71.40ドル高の23400.86で取引を終える。


<10月27日(金)>

米10年債利回りは2.46%から2.45%台で推移。
日経平均は163.49円高で寄り付き268.67円高の22008.45で大引け。
年初来高値を更新。
米国安全保障専門サイトのディフェンス・ワン
「空軍はB-52爆撃機を24時間体制で待機させる準備を進めている。」
米10年債利回りは一時2.44%台へ低下の後に2.46%台へ反発。
報道
「FBIがトランプ氏による露疑惑の民間文書を議会へ開示の見通し。」
テイラー・スタンフォード大学教授
「リセッション以降の米経済成長が期待外れな状態にあるのは、
 これまで実施されてきた経済政策が要因にある。
 ベーシックな経済学を基にすると成長加速が可能で好機である。」
報道
「ジョイス副首相が連邦議員資格を禁じている複数の国籍を
 持っているかどうかについての連邦裁判所判断を受けて、
 豪ターンブル政権は過半数を失う結果となった。」豪ドル売り反応。
ECB専門家予測
「2017年GDP見通し+2.2%(前回+1.9%)
 2018年GDP見通し+1.9%(前回+1.8%)
 2019年GDP見通し+1.7%(前回+1.6%)
 2017年インフレ見通し+1.5%(前回+1.5%)
 2018年インフレ見通し+1.4%(前回+1.4%)
 2019年インフレ見通し+1.6%(前回+1.6%)」
報道
「ロシア中銀が政策金利を8.50%から8.25%に引き下げ。」
バイトマン独連銀総裁
「拡張的な金融政策は引き続き正当化されよう。
 債券購入については明確な終了日時を設定すべき。
 インフレ見通しはECB目標に沿ったもの。」
米第3四半期GDP速報は予想より良い前期比年率3.0%。
NY時間に原油先物が53ドル台へ上昇。
報道
「カタルーニャ議会が独立宣言を可決。」
ブルーバーグ(関係者の話)
「トランプ大統領は次期FRB議長にパウエル氏指名に傾いている。」
ドル売り反応。
報道
「スペイン上院がカタルーニャ州の自治権停止について審議し、
 ラホイ首相に対して自治権停止の権限を承認した。」
ダウジョーンズ
「トランプ大統領は今日の夕方の定例会見で、
 次期FRB議長の指名を来週正式に発表することに言及する予定。」
スペインのラホイ首相
「カタルーニャ州のプチデモン州首相ら閣僚を解任し、
 独立派が過半の州議会を解散。12月21日に選挙。」
米議会調査局(CRS)
「米国と北朝鮮が戦闘状態に入った場合、核兵器の使用がなくても、
 30万の人々が死亡する可能性がある。2500万人が戦闘の影響を受け
 中国に大量の難民が流入する可能性も。」
報道「日銀総裁の後任人事ではポスト黒田も黒田氏本命。」
フィッチ「英国の格付けをAAで据え置き。見通しネガティブ。」
原油先物12月限の終値は53.90ドル。
米10年債利回りは2.416%。
NYダウは33.33ドル高の23434.19で週の取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初23日に113.87レベルで始まり114.10へ上昇
した後に揉み合いながらも反落してNY時間終盤にかけて週安値となる
113.24へ下落する展開になりました。その後、切り返して、揉み合い
ながらも堅調傾向で推移して、25日のロンドに時間にかけて114.24へ
上昇する展開になりました。その後、再び反落して、25日の東京時間
終盤にかけて113.34へ下落しましたが、その後に再び反発して、27日
のNY時間序盤にかけて週高値となる114.45へ上昇する展開になりま
した。その後、再び反落して113.67レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初23日に1.1764レベルで始まり揉み合いな
がらも軟調傾向で推移してNY時間後半にかけて1.1726へ下落する展
開になりました。その後、その後、小幅な揉み合いがしばらく続きまし
たが、25日のNY時間序盤から堅調推移となって26日の東京時間後半
にかけて週高値となる1.1836へ上昇する展開になりました。その後、
ECB金融政策の発表およびドラギECB総裁の発言を受けて反落して、
27日のロンドンフィックスにかけて週安値となる1.1574へ下落する展
開になりました。その後、やや戻して1.1609レベルで週の取引を終え
ました。




●今週(10月30日から11月3日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは114.00の「00」ポイント
から23日の高値114.10を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた
場合は25日の高値114.24、さらに上昇した場合は先週高値の114.45
から7月11日の高値114.49、ここを上抜けた場合は115.00の「00」
ポイント、さらに上昇した場合は3月10日の高値115.50を巡る攻防
が注目されます。
一方、下落した場合、まずは26日の安値113.34から先週安値113.24
を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は113.00の「00」
ポイント、さらに下落した場合は19日の安値112.29、ここを下抜けた
場合は112.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は16日の安値
111.65を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、30日の米個人消費
支出と米コアPCEデフレータ、31日の日鉱工業生産速報と日失業率と
中国製造業PMIと日銀金融政策発表と黒田日銀総裁の定例会見と米第
3四半期雇用コスト指数と米ケースシラー住宅価格指数と米シカゴ購買
部協会景気指数と米消費者信頼感指数、1日の中国財新製造業PMIと
米ADP雇用統計と米ISM製造業景況指数とFOMC政策金利とFOMC
声明、2日の米新規失業保険申請件数、3日の中国財新サービス業PMI
と米非農業部門雇用者数と米失業率と米平均時給と米貿易収支と米ISM
非製造業景況指数と米製造業受注指数、などが注目されます。


先週のドル円は、上下動の揉み合いとなって時間足レベルで高値は切り
上げつつも、週末のブルーバーグの「トランプ大統領は次期FRB議長
にパウエル氏指名に傾いている。」との報道を受けて113円台後半で
取引を終えました。

さて今週ですが、トランプ米大統領の時期FRB議長の指名発表が注目
されますとともに、日銀金融政策発表、FOMC、そして週末の米雇用
統計と重要イベントが目白押しで、これらの結果次第ではありますが
ボラタイルな相場展開になる可能性がありそうです。

そして、11月5日にはトランプ米大統領が来日の予定で、米海軍は
「ロナルド・レーガン」、「セオドア・ルーズベルト」と共に、「ミニ
ッツ」の原子力空母3隻で北朝鮮に圧力を加えていて、北朝鮮の軍事
挑発行動は抑制されていますが、28日の北朝鮮の朝鮮アジア太平洋
平和委員会の報道官談話で「米国の手先となり、軽率に振る舞えば、
日本の領土は丸ごと海に葬られる」と威嚇していますので、北朝鮮の
ミサイル発射など軍事挑発行動には一応ながら注意はしておきたいも
のです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合は、まずは27日の戻り高値
1.1643を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.1700の
「00」ポイント、さらに上昇した場合は23日の安値1.1725、ここを
上抜けた場合は24日の高値1.1793から1.1800の「00」ポイントを
巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは先週安値の1.1574を巡る攻防が注目
されます。ここを下抜けた場合は1.1500の「00」ポイント、さらに
下落した場合7月12日の高値1.1489から7月20日の安値1.1479、
ここを下抜けた場合は6月30日の高値1.1445、さらに下落した場合
1.1400の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標では、30日の独小売売上高指数と独
消費者物価指数速報、31日の仏第3四半期GDP速報と欧第3四半期
GDP速報と欧消費者物価指数速報と欧失業率、2日の独失業者数と独
失業率、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、30日の米個
人消費支出と米コアPCEデフレータ、31日の中国製造業PMIと米第
3四半期雇用コスト指数と米ケースシラー住宅価格指数と米シカゴ購買
部協会景気指数と米消費者信頼感指数、1日の中国財新製造業PMIと
米ADP雇用統計と米ISM製造業景況指数とFOMC政策金利とFOMC
声明、2日の米新規失業保険申請件数、3日の中国財新サービス業PMI
と米非農業部門雇用者数と米失業率と米平均時給と米貿易収支と米ISM
非製造業景況指数と米製造業受注指数、などが注目されます。


先週のユーロドルは、1.76台での揉み合いが続いた後に、週の後半に
1.82台前半へと上昇しましたが、その後、ECB金融政策の発表および
ドラギECB総裁の発言を受けて軟調に推移して一時1.16台を割り込む
相場展開になり、週の始値と終値では155Pips程下落となりました。

また、スペインのカタルーニャ問題では、カタルーニャ議会が独立宣言
を可決しましたが、スペインのラホイ首相が「カタルーニャ州のプチデ
モン州首相ら閣僚を解任し、独立派が過半の州議会を解散。12月21日
に選挙」という事態になりました。

さて今週ですが、ECB金融政策発表のイベントを経過して、今週は
欧第3四半期GDP速報と欧消費者物価指数速報が注目されますが、
対ドル通貨ペアとして、米FOMC、米雇用統計など米重要指標の結果
が注目されます。これらの結果の次第によって動意づくと思われます
が、戻りが売られる可能性がありそうです。

そして、ポンドですが、11月2日のスパー・サースデーでの動向が
注目されます。安易な予断はできませんが、次第によってはネガティブ
反応も警戒され、ボラタイルな相場展開になる可能性がありそうです。





さて今回は、トレードと凡事のお話 その264 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百六十四話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円は上下動の揉み合いとなって、
 時間足レベルで高値を切り上げて一時114.45へ上昇したけど…、
 週末はブルーバーグの「トランプ大統領は次期FRB議長に
 パウエル氏指名に傾いている」との観測報道を受けて
 113円台後半へと反落する展開になったよな…。』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 次期FRB議長の指名は先週にされるかと思っとったが…、
 その発表は今週に持ち越されることになったのう。
 今週の次期FRB議長指名の発表が大いに注目されるのう…。」


『そして、先週も北朝鮮の弾道ミサイルの発射などはなかったけど…、
 11月初旬からのトランプ大統領のアジア各国訪問にあたり
 原子力空母3隻が近海で圧力を加えていることで、
 さすがの北朝鮮も軍事挑発ができる状況ではなかったようだな。』


「トランプ大統領のアジア各国訪問は無事に終えることになろうが…、
 28日に北朝鮮の報道官が『米国の手先となり、軽率に振る舞えば、
 日本の領土は丸ごと海に葬られる』と威嚇していることもあり、
 一応ながらも警戒だけはしておいた方がよさそうじゃ…。」


『ところで今週は、米コアPCEデフレータ、日銀金融政策発表、
 米ISM景況指数に米FOMC、そして週末の米雇用統計と、
 重要イベントが目白押しで相場が大きく動きそうだな…。』


「ふむ。次期FRB議長指名ととともに、今週は重要イベントが多く、
 それらの結果次第ながら、ボラタイルな相場展開になろうのう…。」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ…。溜口剛太郎殿はAIのディープ・ラーニングによる
 『アルファ碁』が、2016年当時、世界最強囲碁棋士と言われていた
 韓国のイ・セドル九段に5局勝負で勝ち越したことを
 憶えておられると思うが…、2017年10月19日の報道によると、
 ディープ・ラーニングの学習方法を変えた『アルファ碁ゼロ』が、
 イ・セドル九段に勝ち越した『アルファ碁』を100戦100勝で
 打ち負かしたことにちなみ…、今日は『トレードと学習のお話』
 でもさせてもらうとしようかのう…。」


『イ・セドル九段に勝ち越した「アルファ碁」を100戦100勝で
 打ち負かした「アルファ碁ゼロ」はまさに驚異だが…、
 ディープ・ラーニングの学習方法を変えたって言うけど、
 いったいぜんたい、どのように学習方法を変えたというんだい?』


「ふむ…。2016年の『アルファ碁』は人間の対局データを教師として
 ディープ・ラーニングしたのに対して…、『アルファ碁ゼロ』は、
 囲碁の基本ルールを教えたのみで、教師なしでAI同士の対局により
 『ゼロから独学する』ディープ・ラーニングをしたそうなのじゃ。」


『ふーん。「アルファ碁」は人間の積み重ねた知見の延長線上で
 ディープ・ラーニングしたのに対して…、「アルファ碁ゼロ」は
 ルールのみ学び、「ゼロから独学」でより強くなったということか。』


「まぁ…、人の場合は、AIのように短期間に何千万局も試行学習する
 などどいうことはできなく…、人間が積み重ねた知見の延長線上で
 学習していくほかはないと思うが、有益なはずの『積み重ねた知見』
 が、ときに進歩や上達の足かせになる事もあるということは、
 興味深いことではなかろうか…。溜口剛太郎殿。」


『トレードでも、過去のトレーダーが積み上げた知見を学習する事は
 もちろん悪い事であるはずはないが…、ときに学習の積み重ねが
 何が重要な事なのかや、重要度のプライオリティを分かっていないと
 順列なき先入観となって脳内知識のカオス(混沌)の原因となったり、
 トレード自体の足かせになる場合もあるのかもしれないよな…。』


「ふむ…。人間が積み重ねた知見の延長線上で、学習を重ねるほどに
 トレードの戦績が向上するはずだというのは、いわば仮説であり…、
 知識を積み重ねても戦績が向上しない場合、さらに知識を求めるより
 一旦、脳内の知識をリセットして、いわゆるゼロ学習からリスタート
 してみる事も飛躍のきっかけになったり、新たな発見があるる場合も
 あるのではなかろうかのう…。溜口剛太郎殿。」


『一旦、知識をリセットするということは、「捨てる勇気」でもあるが
 何が大事な事なのかを認識して再構築する事でもあろうからな…。』


「ふむ…。知識を捨てるためには、まずは学ばなくてはならないが…、
 学んだ後に、例えば、チャートからローソク足は別として、
 その他のテクニカル・インジケーターを全て除去するなどすると、
 新鮮で新たな気持ちでチャートを観ることができて…、
 価格のダイナミックな動きが見えてきたり、今まで見えていなかった
 新たな気づきを得れる場合があるものなのじゃのう…」


『で…、例えばどんな事よ…。ジイさん。』


「ふむ…。チャートから全てのインジケーターを除去した後に、
 例えば、EMA5とEMA21だけを太いラインで描画させると、
 これまで『たかが移動平均線ごとき』と思っていたのに…、
 1. 異なる2つの期間のEMAは収束と拡散を必ず繰り返している。
 2. EMAのクロスの前には必ず収束現象が起こる。(トレード準備)
 3. EMA5とEMA21が絡まる時はトレードしてはいけないサイン。
 4. EMA5とEMA21が収束後に拡散する時がトレードチャンス。
 5. EMA5がEMA21に対して強い入射角度で交差し始めると
   ゴールデン(orデッド)クロスになりやすく良いチャンスになる。
 6.  EMA21に対する交差で、EMA5は遅延になりにくい。
 などが新鮮なまでに気づけるものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『あははっ。EMA5とEMA21の収束・拡散なんてあまり単純すぎて
 ついついバカにしがちだけど…、こうしてみると、シンプル(単純)は
 もしかすると、高度を気取るコンプレックス(複雑)な手法よりも、
 ある意味、奥深く優れている場合もあるのかもしれないよな…。』


「EMA5とEMA21の収束・拡散はシンプル手法のほんの一例じゃが、
 シンプル(単純)はコンプレックス(複雑)よりも美しいものじゃ…。
 そして、複雑による『選択のパラドックス』も回避しやすく、
 買うべき売るべきのみならず、待つべき時をも知らせる
 『EMA5とEMA21が絡まる時はトレードしてはいけないサイン』も
 見逃せない利点となるのではなかろうか…。」


『知識を一旦リセットする「捨てる勇気」と、何が大事な事なのかを
 再認識して再構築する作業は、自分自身の手法の確立のためにも
 もしかすると学んだ後の必須項目になるのかもしれないよなぁ…。』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その263


報道によりますと次期FRB議長は、パウエル氏とテイラー氏と
そしてイエレン氏の「3氏が軸」で検討されているようですね。



●今週(10月23日から10月27日)の主な予定


<10月23日(月)>

※ NZがレイバーデイで休場。

午後2時に日景気先行指数改定値(8月)、日景気一致指数推定値(8月)
午後6時に欧2016年対GDP比政府債務発表、
夜9時半に加卸売売上高(8月)、
夜11時に欧消費者信頼感速報(10月)、
などが予定されています。欧の指標には注目です。


<10月24日(火)>

午後3時45分に仏企業景況感(10月)、
午後4時に仏製造業PMI速報(10月)、仏サービス業PMI速報(10月)
午後4時半に独製造業PMI速報(10月)、独サービス業PMI速報(10月)
午後5時に欧製造業PMI速報(10月)、欧サービス業PMI速報(10月)
夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(10月)、
などが予定されています。
仏・独・欧・米の指標には注目です。
そして、中国共産党大会閉幕となります。


<10月25日(水)>

午前9時半に豪第3四半期消費者物価指数、
午後5時に独IFO景況感指数(10月)、
午後5時半に英第3四半期GDP速報、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜9時半に米耐久財受注(9月)、米耐久財受注(除輸送用機器 9月)、
夜10時に米住宅価格指数(8月)、
夜11時に加BOC政策金利、加BOC声明、
同夜11時に米新築住宅販売件数(9月)、
などが予定されています。
豪・独・英・米・加の指標には注目です。


<10月26日(木)>

朝6時45分にNZ貿易収支(9月)、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(9月)、
午前9時半に豪第3四半期輸入物価指数、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(11月)、
午後8時45分に欧ECB金融政策発表、
夜9時半からドラギECB総裁の定例会見、
夜9時半に米卸売在庫(9月)、米新規失業保険申請件数、
夜11時に米中古住宅販売成約(9月)、
などが予定されています。
NZ・欧・米の指標とドラギECB総裁の会見には注目です。


<10月27日(金)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(9月)、
午前9時半に豪第3四半期生産者物価指数、
午後3時に独輸入物価指数(9月)、
午後3時45分に仏消費者信頼感指数(10月)、
夜9時半に米第3四半期GDP速報、米第3四半期個人消費速報、
同夜9時半に米GDPデフレータ速報、
同夜9時半に米第3四半期コアPCEデフレータ速報、
同夜9時半に米第3四半期雇用コスト指数、
夜11時に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(10月)、
などが予定されています。
日・豪・米の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(10月16日から10月20日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが92.95で始まり、堅調傾向で推移して
93.57で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.383%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)11月限は週の終値で51.47ドルに上昇しました。
NYダウは週間456.91ドル上昇、23328.63ドルで週の取引を終える。



<10月16日(月)>

ロイター(15日)
「ティラーソン米国務長官は北朝鮮との緊張緩和に向け外交努力を
 続けるようトランプ大統領から指示があったと明らかにし、
 外交努力は最初の爆弾が落ちるまで続けると述べた。」
イエレンFRB議長(15日)
「物価の停滞は想定より長引く要素があるかもしれないが、
 今後、数年は緩やかな利上げが適切。」
日経平均は66.09円高で寄り付き100.38円高の21255.56で大引け。
日経平均は10日続伸。
米10年債利回りは一時2.29%台へ上昇。
報道「韓国・インド株は史上最高値つける。」
スイス紙
「カタルーニャ州首相、スイスを仲介として
 スペイン政府と対話を行う意思。
 住民投票結果を受けた独立の権利を擁護。」
報道
「イラク軍がクルド自治区が実効支配の油田都市キルクークに侵攻。」
原油先物は一時52ドル台へ上昇。
スペイン副首相
「カタルーニャ州政府には19日までに修正する機会与える。
 対話は法の下において議会でのみ可能。」
NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.27%台へ低下。
NY連銀製造業景気指数(10月)は予想より強い30.2。
米10年債利回りは2.30%台へ上昇。ドル買い反応。
英FT紙
「メイ英首相はEU離脱に伴い英国がEUに支払う負担金について、
 200億ユーロから増額するつもりはないと述べた。
 EU側の試算では600億ユーロを支払う必要があるとの見解。」
コーン米国家経済会議NEC委員長
「大統領は税制改革の年内実現がいかに重要かを強調し始める。
 税制改革は年内実現が必須だとトランプ大統領に言われた。
 議会は税制改革法案を完結のため休会返上を余儀なくさせられる。
 年内の法案成立は現実的に可能だと考えている。極めて重要。」
ロシアのインターファクス通信
「米朝外交官が今週にモスクワで会談する可能性がある。」
CNN「北朝鮮は米国との外交交渉を現在は拒否している。」
一部報道
「次期FRB議長候補の選出でスタンフォード大学の
 テイラー教授がトランプ大統領の高い評価を得た。」
米10年債利回りは一時2.31%台へ上昇。ドル買い反応。
政治専門サイトのポリティコ
「トランプ大統領は19日にイエレンFRB議長と面談する。」
NYダウは85.24ドル高の22956.96で取引を終える。最高値を更新。


<10月17日(火)>

ペンス副大統領
「日米両国が雇用を増やし得る産業の特定に向け協力強化にも重点。
 米国は日本との同盟に強くコミット。
 北朝鮮孤立のために同盟国と連携。」
麻生副総理
「北朝鮮が前例のない脅威。日米同盟の重要性は増している。
 日米同盟は緊密な経済関係に支えられている。」
日経平均は96.61円高で寄り付き80.56円高の21336.12で大引け。
日経平均は11日続伸。
米10年債利回りは2.30%台で推移。
豪RBA議事録要旨
「他の国の利上げが機械的に豪州の利上げになるわけではない。
 いかなる金利の変更も豪経済の状況による。
 米ドルが下落したことによる豪ドルの上昇は物価の重石となる。
 2017年の残りの雇用市場は平均よりもやや上。
 この状況は家計消費の助けとなる。」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.31%台へ上昇。
スペインのパイス紙
「スペイン内務省はカタルーニャ州自治権停止に向けた
 最初の措置として、カタルーニャの警察・軍・治安責任者などの
 解任を準備している。」
ルメール仏財務相
「英EU離脱交渉は離脱条件の決着が前提、英首相は決断を。
 EUの誰もハードブレグジットを望んでいない。」
ロシア下院外交委員会のモロゾフ議員
「北朝鮮は米本土攻撃能力を有する可能性。」
ラムスデン英BOE副総裁
「ブレグジットは生産性にネガティブな影響与える。
 生産性の伸びが弱まるリスク。
 英インフレは10月の3%で頭打ちとなる見込み。
 今後数ヶ月はMPCの多数派は利上げ見込まず。
 経済には引き続き余剰資源がある。」
スペイン経済・産業・競争力省
「2018年成長見通しを従来の2.6%から2.3%に引き下げる。
 経済の5分の1を占めるカタルーニャ州の政治情勢の影響が理由。」
報道「カタルーニャから週外への移転を決めた企業が約700社に。」
テンレイロ英政策委員
「ブレグジットは英経済見通しへの最大のリスク。
 英経済には緩みがあるが非常に長く続くものではないだろう。
 賃金上昇は非常に、非常に弱い。
 国内要因のインフレ圧力は目標を下回っている。
 EUとの最終的な貿易交渉の帰結もインフレに影響しそうだ。
 ポンド安に起因するインフレは10月にピークをむかえるだろう。
 国民投票以降のポンド安は強いインフレと弱い需要をもたらした。
 ポンド相場下落後の純輸出の伸びはおそらく無いだろう。」
カーニー英中銀総裁
「引き続き目標超えるインフレ、雇用と経済状況などの綱引。
 英中銀は長期的な生産性に影響を与えることはできない。
 金融政策は金融の安定における基本的な手段ではない
 金融政策に本来可能なこと以上のことを望むことは、
 中銀独立性を脅かすだろう。
 インフレは10月の3%超となって頭打ちとなるだろう。
 ポンド相場はブレグジットに関する思惑で動きやすい。
 金融政策は刺激的だが、財政政策は緊縮的、
 英国は多くの逆風に見舞われている。
 ハードブレグジットの非常事態への備えを検討。」
ポンド売り反応。
モルガンスタンレー第3四半期FICC売上・トレーディング収入は
市場予想より強い11.7億ドル。
ゴールドマンサックス第3四半期FICC売上・トレーディング収入は
市場予想より強い14.5億ドル。
NY時間に米10年債利回りは一時2.32%台へ上昇。
報道
「カタルーニャ州、中央政府の要求拒否。独立は撤回せず。」
ダラス連銀総裁
「インフレの進展で利上げは適切となるだろう。
 貿易、移民政策が米経済成長へのリスク。
 インフレ率が中期的に2%に向かう証拠を確認したい。
 利上げについては引き続き予断を持たない。」
ロイター通信
「トランプ大統領は11月のアジア歴訪前に
 次期FRB議長候補を発表する公算が大きい。」
米CNBC
「カナダとメキシコは米国が提示している
 北米自由貿易協定(NAFTA)の改定案を拒否した。」
フィラデルフィア連銀総裁
「米労働市場のスラックはほとんどない。」
報道
「北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で4回目の交渉が終了。
 結論はでず、交渉期限を来年第1四半期まで延長することで合意。」
米10年債利回りは一時2.29%台へ低下。原油先物は51ドル台後半。
NYダウは40.48ドル高の22997.44で取引を終える。最高値を更新。


<10月18日(水)>

日経平均は38.54円高で寄り付き26.93円高の21363.05で大引け。
日経平均は12日続伸。
米10年債利回りは2.30%台で推移。
フィラデルフィア連銀総裁
「物価動向がこれから2カ月でどのように展開してくか見守る必要。
 株価や他の資産の上昇は継続的な利上げの根拠となりうる。
 個人的にはできるだけ迅速に中立的な実質金利まで
 引き上げる必要があると考える。
 2017年にもう1度利上げと予想。」
ブルームバーグ
「北朝鮮が中国共産党大会に祝賀メッセージを寄せた。」
習総書記
「中国の発展の効率性と質を改善。断固として改革を包括的に深化。
 改革の強さは十分ではない。実体経済の質を向上させる必要。
 資源配分では市場が決定的役割。
 住宅は投資ではなく居住の為のもの。為替や金利市場改革を深化。
 中国経済は質の高さを目指す局面。
 高水準の貿易・投資の自由化を目指す。」
中国人民銀行潘副総裁
「中国の為替取引システムはほぼ完成している。
 現行のシステムの下で人民元の変動は通常通り。
 人民元相場は基本的に安定。」
桜井日銀委員
「現在の金融緩和の枠組みで今のところ十分。
 日銀の株式保有がそれほど大きいとは考えていない。
 ETF買いの枠組み変更の必要を考えるのはまだ早い。」
スペイン紙
「スペイン中央政府はカタルーニャを統治下に置く計画。」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.33%台へ上昇。ドル買い優勢。
北朝鮮
「(米韓軍事演習は) 緊張局面を爆発寸前に追い込んでいる。
 予想外の時間に想定外の打撃に直面することを覚悟すべき。」
ドラギECB総裁
「金融政策が緩和的であることは経済改革の良い機会となろう。」
ダラス連銀総裁 
「米国の2017年成長は2.5%をわずかに下回る水準に。
 米国経済の底堅さはきわめて強固。
 FF金利を10年債利回り水準まで引き上げることには消極的。
 これだけの低金利だと人々にリスク志向を引き起こ可能性がある。
 リスク・パリティ・ファンドの伸びを慎重に注視。」
ダドリーNY連銀総裁
「政策課題は税制、移民、貿易など。
 より多くの人々に成長の恩恵の享受を。
 より一層複雑ではない税制が良いスタートにつながる。
 米国はきわめて引き締まった労働市場を制御している。
 今後は賃金上昇圧力につながるだろう。
 税制改革については自身の経済見通しに加味されていない。」
原油先物は一時52ドル台へ上昇。
NY時間に米10年債利回りは一時2.35%台へ上昇。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が573.1万バレル減少。
米地区連銀経済報告
「成長ペースは緩慢ないし緩やか。
 労働市場は逼迫して、雇用拡大は緩やか。
 労働市場の逼迫にもかかわらず賃金上昇は緩やか。
 物価上昇圧力は依然緩い。コスト転嫁は限定的。
 家計支出は緩やかに上昇。車や旅行の販売が増加。」
ホワイトハウス報道官
「FRB議長人事は数日以内に発表されるだろう。」
NYダウは160.16ドル高の23157.60で取引を終える。最高値を更新。


<10月19日(木)>

日経平均は86.99円高で寄り付き85.47円高の21448.52で大引け。
日経平均は29年ぶり13日続伸。
米10年債利回りは2.34%から2.33%台で推移。
日銀の中曽副総裁
「必要ならイールドカーブ形状の調整を行う方針。
 長短金利操作は柔軟で持続性の高い枠組み。」
報道
「NZファースト党が労働党と連立へ。
 労働党、NZファースト党、緑の党の連立政権が樹立。」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.31%台へ低下。
スペイン政府「カタルーニャ自治停止プロセス開始へ。」
原油先物は51ドル台で推移。
英小売売上高指数(9月)は予想より弱い前月比−0.8%。ポンド売り。
NY時間に米10年債利回りは一時2.29%台へ低下。
カンリフ英BOE副総裁
「8月の見通し通りであれば緩やかな利上げが必要。
 ただ、開始時期については議論の余地がある。」
ホワイトハウス
「トランプ大統領とイエレンFRB議長の会談が終了。」
NYダウは一時下落も5.44ドル高の23163.04。最高値を更新。


<10月20日(金)>

日経平均は57.57円安で寄り付き9.12円高の21457.64で大引け。
日経平均は年初来高値を更新。56年ぶり14日続伸で歴代最長に並ぶ。
元米財務副次官補
「トランプ税制改革案の年内実現は不可能。」
メルケル独首相
「メイ英首相のブレグジッドに関するプレゼンテーションは、
 これまでの立場を変えるものでない。
 英国の離脱巡るスタンスは、現段階では不十分といえる。
 もっとも、英国の離脱交渉が成功しない訳ではない。
 2月までに交渉の第2段階に入る強いモティベーションがある。」
メイ英首相
「英国とEUとの離脱交渉を前進させるために、
 各国が緊急対応を行うように首脳らに要請。
 英国とEUの双方が国民を納得させることができる合意が必要。」
一部報道
「次期FRB議長の候補、テイラー氏かパウエル氏。」
報道
「米上院、2018年度の予算の大枠を定めた予算決議案を可決。
 賛成51、反対49。」
米10年債利回りは2.36%台へ上昇。ドル買い優勢。
麻生財務相
「TPPは米国の国益に資する。
 日米のFTAを米国が要求した記憶はない。
 内部留保は経営者の意識の問題。
 給与や設備投資に振り向けてほしい。
 課税は二重課税になるので難しい。」
原油先物は51ドル台で推移。
黒田日銀総裁
「景気は緩やかに拡大している。物価面はなお弱めの動き続いてる。
 引き続き強力な金融緩和を粘り強く続けていく。」
オーストリア財務相
「QEはアクセルから足を離すべきだが、
 緊急ブレーキを掛けるべきでない。マイナス金利は終了すべき。」
オーストリア中銀総裁
「中国が世界経済の不透明な要素になっている。」
ユンケル欧州委員長
「英国が合意せずにEUを離脱するとは考えていない。」ポンド買い。
トゥスクEU大統領
「バルニエ氏よりはブレグジットに対して少し楽観的。」
報道
「EUは英国の離脱後の通商協議に入るかどうかの判断を
 12月の首脳会議に先送りすることを決定。」
NY時間に米10年債利回りは一時2.39%台へ上昇。ドル買い優勢。
米政治専門サイトのポリティコ
「コーン米NEC委員長はトランプ大統領のアジア歴訪に同行せず。
 税制改革案を可決させることに注力する。」
トランプ大統領
「テイラー氏もパウエル氏も共に非常に有能。
 両氏のFRB入りも選択肢に。FRB議長人事、近く決定する。
 イエレン議長も大いに好ましい。」
サンダース報道官
「パウエル氏、テイラー氏の組み合わせも検討。」
クリーブランド連銀総裁
「緩やかな金利正常化が好ましい。
 金融政策を考えるうえで一定のルールを作るのは良い。
 ただ、どのようにルールを導入するか次第。」
原油先物11月限は51.47ドル。米10年債利回りは2.383%。
NYダウは165.59ドル高の23328.63で取引を終える。最高値を更新。



<先週のドル円の概況>

週初16日に111.77レベルで始まりロンドン時間序盤に週安値となる
111.65へ下落しましたが、その後、揉み合いながらも堅調傾向で推移
して19日のロンドン時間序盤にかけて113.14へ上昇する展開になり
ました。その後、NY時間序盤にかけて112.29へ反落しましたが、
その後、揉み合いを経た後に再び堅調傾向で推移して20日のNY時間
後半にかけて週高値となる113.57へ上昇して113.47レベルで週の取引
を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

週初16日に1.1812レベルで始まり揉み合いながらも軟調傾向で推移
して17日のNY時間前半にかけて1.1736へ下落する展開になりまし
た。その後、18日の東京時間序盤にかけて1.1780へ反発しましたが、
その後、ロンドン時間前半にかけて週安値となる1.1730へ下落する展
開になりました。その後、切り返して、堅調傾向で推移して、19日の
ロンドン時間序盤に一時1.1768へ下押すもNY時間前半にかけて週高
値となる1.1858へ上昇する展開になりました。その後、揉み合いを経
た後に20日の東京時間前半から反落して、軟調傾向で推移してロンド
ンフィックスにかけて1.1762へ下落した後に1.1783レベルで週の取引
を終えました。




●今週(10月23日から10月27日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは114.00の「00」ポイント
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は5月11日の高値
114.37、さらに上昇した場合は7月11日の高値114.49、ここを上抜け
た場合は115.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは20日のロンドン時間の押し安値113.06
から113.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜
けた場合は19日の安値112.29、さらに下落した場合112.00の「00」
ポイント、ここを下抜けた場合は16日の安値111.65を巡る攻防が注
目されます。


今週のドル円相場は経済指標では、24日のリッチモンド連銀製造業指
数、25日の米耐久財受注と米新築住宅販売件数、26日の米新規失業保
険申請件数と米中古住宅販売成約、27日の日全国消費者物価指数と米
第3四半期GDP速報と米第3四半期個人消費速報と米GDPデフレー
タ速報と米第3四半期コアPCEデフレータ速報と米第3四半期雇用コ
スト指数とミシガン大学消費者信頼感指数確報、などが注目されます。


先週のドル円は、懸念れていた北朝鮮のミサイル発射等の軍事挑発行動
もなく、NYダウの連日の史上最高値更新と日経平均の56年ぶり14日
続伸、および米上院で2018年度予算の大枠を定めた予算決議案が可決
されたことで米10年債利回りが2.38%台へ上昇したことも背景に堅調
に推移して113円台半ばへ上昇する展開になりました。


さて今週ですが、週初まずは本邦の衆議院選挙の結果とその市場反応が
注目されますが、パウエル氏とテイラー氏とイエレン氏の3氏を軸とし
て検討されている次期FRB議長候補の発表が大いに注目されます。
また、次期FRB議長候補とならなかった方がFRB副議長やFRB理事
に残るとの観測もありますのでFRB副議長および理事の人選も注目さ
れます。

11月1日の米FOMCを控えてブラック・アウト期間入りしたことで、
今週はFRBの要人発言はありませんが、経済指標では27日の米第3
四半期GDP速報と米第3四半期個人消費速報と米第3四半期コアPCE
デフレータ速報などの結果が注目されます。

そして、20日に元米財務副次官補が「トランプ税制改革案の年内実現
は不可能。」とも発言していて、米上院で2018年度予算の大枠を定め
た予算決議案が可決されましたが、米税制改革案に関する市場観測が
注目されます。

また、中国共産党大会に祝賀メッセージを送るなど、ここのところ不気
味なくらい大人しい北朝鮮ですが、18日に「(米韓軍事演習は) 緊張局
面を爆発寸前に追い込んでいる。予想外の時間に想定外の打撃に直面す
ることを覚悟すべき。」と声明を出していることで、米韓軍事演習を終
えて、トランプ米大統領がアジア歴訪を始めるこの時期の北朝鮮の軍事
挑発行動には一応ながら注意が要りそうです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.1800の「00」ポイ
ントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は19日の高値の
1.1858、さらに上昇した場合は12日の高値1.1880、ここを上抜けた場
合は1.1900の「00」ポイントから8月2日の高値1.1909、さらに上昇
した場合は9月5日の高値1.1940から9月6日の高値1.1950を巡る
攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、20日の安値1.1762を巡る攻防が注目されま
す。ここを下抜けた場合は18日の安値1.1730、さらに下落した場合は
1.1700の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は6日の安値1.1669か
ら8月17日の安値1.1662、さらに下落した場合は7月26日の安値の
1.1612を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、23日の欧消費
者信頼感速報、24日の仏・独・欧の製造業PMI速報と仏・独・欧の
サービス業PMI速報、25日の独IFO景況感指数、26日の欧ECB金融
政策発表とドラギECB総裁の会見、などが注目されますが、対ドル通
貨ペアとして、24日のリッチモンド連銀製造業指数、25日の米耐久財
受注と米新築住宅販売件数、26日の米新規失業保
険申請件数と米中古住宅販売成約、27日の米第3四半期GDP速報と
米第3四半期個人消費速報と米GDPデフレータ速報と米第3四半期
コアPCEデフレータ速報と米第3四半期雇用コスト指数とミシガン大
学消費者信頼感指数確報、などが注目されます。


先週のユーロドルは、スペインのカタルーニャ自治州の独立問題の余波
にも揺れて、ECBのQE縮小期待と米10年債利回りの上昇を背景とす
るドル買いとの綱引きで上下動の相場展開になり、週の始値と終値では
29Pipsほどの下落になりました。

さて今週は、26日のECB金融政策発表とドラギECB総裁の定例会見
が最大の注目材料になります。来年以降、資産購入額を現在の月600
億ユーロから減額して緩和拡大ペースを緩めることはほぼ確実視されて
いるようですが、ECB内には低インフレに対する懸念も根強いようで
18日にドラギ総裁が「金融政策が緩和的であることは経済改革の良い
機会となろう。」と発言していることもあり、ドラギECB総裁の会見
での来年以降の資産購入の減額概要とユーロ圏のインフレに対する認識
が注目されます。安易な予断はできませんが、次第によってはドル高も
背景にネガティブ反応となる場合もありそうです。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その263 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百六十三話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。ブラックマンデーから30年経った先週だけど、
 NYダウが連日、史上最高値を更新して…、
 日経平均も56年ぶり14日続伸と凄い事になっているな…。』


「ふむ。そうじゃのう…。溜口剛太郎殿。もしかすると、
 日経平均の連騰は今週初めに新記録となるやもしれぬのう…。」


『うん。日本の好景気の実感はそれ程でもないようだけれど…、
 月曜日にもしかすると日経は連騰の新記録となるかもしれないよな。
 まぁ、その後の一旦の材料出尽くしの下げは懸念されるけどな…。
 ところで、次期FRB議長候補の人選も進んでするようだが…。』


「ふむ。パウエル氏とテイラー氏とイエレン氏の3名に絞り込まれて
 検討されているようじゃのう…。おそらく今週に発表されよう…。」


『次期FRB議長候補とならなかった方がFRB副議長やFRB理事に
 残るとの観測もあるようで、今週の発表が注目されるよな…。
 そしてところで…、北朝鮮は不気味なくらいに大人しかったが…。』


「ふむ。中国共産党大会に祝賀メッセージを送るなど、軍事挑発行動も
 控えていた北朝鮮じゃったが…、18日に『(米韓軍事演習は) 緊張局
 面を爆発寸前に追い込んでいる。予想外の時間に想定外の打撃に直面
 することを覚悟すべき。』と声明を出していることで、米韓軍事演習
 を終えて、トランプ米大統領がアジア歴訪を始めるこの時期は
 北朝鮮の挑発行動には注意しておいた方がよいのではなかろうか。」


『まぁ、先週は米韓軍事演習で米軍の原子力空母ロナルド・レーガンや
 弾道ミサイルを搭載した米原子力潜水艦ミシガンが近海にいたことで
 さすがに北朝鮮は挑発行動を躊躇ったのかもしれないが…、
 どこかのタイミングで挑発行動を仕掛けるかもしれないからな…。
 さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ…。溜口剛太郎殿には、『攻守のバランスのお話』や
 『因果関係と相関関係の違いのお話』や『全体思考のお話』、
 そして、『弱点の克服のお話』、などなど…、
 いろいろとさせてもらいたいお話があるのじゃが…、今日は
 『トレードの確信のお話』でもさせてもらうとしようかのう…。」


『まぁ、よろしい…。「トレードの確信のお話」とやらを
 聞いてやろうじゃないか…。ジイさん。』


「頭の良い人によくありがちな質問なのじゃが…、
 『上位時間軸も上昇トレンドで、執行時間軸でも上昇トレンド。
  下値支持線での反発も確認した上でインジケーターの上昇示唆も
  確認して買いエントリーしたにもかかわらず負けてしまいました。
  いったい私のどこが悪いのでしょう。なぜ負けたのでしょう。
  どこを修正してトレードに臨んだらよいのでしょうか?』
 溜口剛太郎殿はこのような質問を聞いてどう思われるじゃろうか。」


『いわゆる「鉄板」でのトレードで負けたという事なんだろうけれど、
 もしかしたら何波動目だったのかの認識に問題があったのかなぁ…。
 それとも、突発的なニュースや要人発言があったのかもしれないな。
 でも、カイゼンへの真摯な姿勢が伺えるように思われるけどな…。』


「ふむ。確かにカイゼンへの真摯な姿勢が伺われるのう…。
 ただ…、トレードは数学の唯一解のように絶対的なものではなく、
 まぁ…、異論もある所とは思われるけれども…、
 このような問いには完璧の追求や聖杯を指向している様子が伺え…、
 そして、確率的思考として『負けも受け入れる』必要があることが
 忘却されている場合もあるものなのじゃのう…。」


『この世にはトレードの聖杯はなく、トレードに全勝する事は不可能で
 カイゼンにも限界が存在していているということか…。』


「ふむ…。例えば仮に、勝率80%の優秀な手法があったとしても…、
 言ってみれば、100回のトレードで20回は当然と負けるワケで、
 トレードは確率的な大数指向で『トータル収支として勝つ』ことを
 目指すべきものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『必ずしも個々のトレードで改善を指向すべきではないという事か。
 ときに鉄板でも負ける事があることも受け入れる必要があると…。』


「ふむ…。トレードの確信とは個々のトレードに対する確信ではなく、
 『トータル収支としての勝ちへの確信』であるべきなのじゃ…。」


『例えるなら、当たりが8割のクジ引きでもハズレを引くこともあるが
 続けていくなら確率的に当たりを多く引く事になる、みたいな…。』


「あははっ。まぁ、あまりスマートな例えではないが…、
 言ってみれば、そのようなことじゃ…。溜口剛太郎殿。
 個々のトレードで良し悪しを評価するよりも…、
 とりわけ『トータル収支』ということが大切なのじゃのう…。」


『……。』


「トータル収支のために、手法を集合的にブラッシュアップして、
 トータル収支のために、負けを認め『損切りする』、のじゃのう。」


『そして、トータル収支のために、無理に難平してポジションを
 助けようとすることも慎むという事か…。』


「ふむ…。トレードでは『トータル収支』として考えることや…、
 『トータル収支としての勝ちへの確信』こそが大切となろうのう。」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その262


G20では7年ぶりに全ての国・地域で成長し回復が増している事が確
認されましたが、日本は20年までの財政黒字化公約を撤回しました。



●今週(10月16日から10月20日)の主な予定


<10月16日(月)>

朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(10月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(9月)、中国生産者物価指数(9月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(8月)、
午後6時に欧貿易収支(8月)、
夜9時半に米NY連銀製造業景気指数(10月)、
同夜9時半に加国際証券取引高(8月)、
などが予定されています。
中・米の指標には注目です。


<10月17日(火)>

朝6時45分にNZ第3四半期消費者物価指数、
午前9時半に豪RBA議事録要旨、
午後5時15分からカーニー英BOE総裁の発言、
午後5時半に英消費者物価指数(9月)、英生産者物価指数コア(9月)、
同午後5時半に英小売物価指数(9月)、
午後6時に欧ZEW景況感調査(10月)、欧消費者物価指数確報(9月)、
同午後6時に独ZEW景況感調査(10月)、
夜9時半に米輸入物価指数(9月)、米輸出物価指数(9月)、
夜10時15分に米鉱工業生産(9月)、米設備稼働率(9月)、
夜11時に米NAHB住宅市場指数(10月)、
早朝5時に対米証券投資(8月)、
などが予定されています。
NZ・豪・英・欧・独・米の指標には注目です。


<10月18日(水)>

午後5時半に英失業者数(9月)、英失業率(9月)、英ILO失業率(9月)、
午後6時に欧建設支出(8月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜9時半に米住宅着工件数(9月)、米建設許可件数(9月)、
同夜9時半に加製造業出荷(8月)、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。
そして、NY連銀総裁とダラス連銀総裁の発言も予定されています。
また、中国共産党第19回全国代表大会が開幕されます。


<10月19日(木)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(9月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(9月)、豪失業率(9月)、
午前11時に中国第3四半期GDP、
同午前11時に中国鉱工業生産(9月)、中国小売売上高(9月)、
午後1時半に日全産業活動指数(8月)、
午後3時にスイス貿易収支(9月)、
午後5時半に英小売売上高指数(9月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(10月)、
夜11時に米景気先行指標総合指数(9月)、
などが予定されてます。
日・豪・中・英・米の指標には注目です。
そして、EU首脳会議が20日まで開催されます。


<10月20日(金)>

午後3時に独生産者物価指数(9月)、
午後3時35分から黒田日銀総裁の発言、
午後5時に欧経常収支(8月)、
午後5時半に英財政収支(9月)、
夜9時半に加消費者物価指数(9月)、加小売売上高(9月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(9月)、
などが予定されています。
加・米の指標には注目です。
そして、時間は不明ですが
イエレンFRB議長の発言も予定されているようです。


<10月22日(日)>

衆議院選挙の投開票、



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(10月9日から10月13日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが93.57で始まり、軟調傾向で推移して
92.59へ下落した後に92.92で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.275%に低下しました。
NY原油先物(WTI)11月限は週の終値で51.45ドルに上昇しました。
NYダウは週間98.05ドル上昇、22871.72ドルで週の取引を終える。



<10月9日(月)>

日経平均は体育の日で取引なし。
連休明け上海株式市場は1.62%高で始まり0.76%高で取引を終える。
報道
「バルセロナでカタルーニャ独立反対デモ、35万人参加。」
メルシュECB専務理事 
「最近のインフレ指標にがっかりさせられた。」
ロンドン時間はポンドのショートカバー優勢。
米はコロンブスデーの祝日で債券と為替が休場。
カナダはサンクスギビングデーの祝日で休場。
ラウテンシュレーガーECB専務理事
「ECBはできるだけ早期にQEを終了すべき。」
原油先物は49ドル台半ばで推移。
NYダウは12.60ドル安ので22761.07取引を終える。


<10月10日(火)>

マティス米国防長官
「対北、軍事選択肢も用意しなくてはならない。」
日経平均は10.17円安で寄り付き132.80円高の20823.51で大引け。
6日続伸で年初来高値を更新。TOPIXは10年ぶりの高水準。
米10年債利回りは2.36%から2.37%台で推移。
黒田日銀総裁
「2%物価目標を目指し安定持続に必要な時まで緩和を継続。」
朝鮮労働新聞
「核武力建設の歴史的な偉業を成し遂げなければならない。」
韓国報道
「昨年9月に韓国軍が北朝鮮とみられるハッキングを受け
 斬首作戦などにかかわる軍事機密資料295件が奪われていた。」
小野寺防衛相
「アメリカのトランプ大統領が来月中旬に圧力の効果を見極めた上で
 厳しい対応を取る可能性がある。」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.34%台へ低下。
日銀さくらレポート
「9地区中で4地区が景気判断上方修正。
 関東甲信越、東海、近畿、中国を上方修正。
 その他地区は景気判断を据え置き。」
原油先物が50ドル台へ上昇。
安倍首相
「出口戦略についての議論は時期尚早。
 消費税引き上げできる状況つくれるようあらゆる政策総動員。
 デフレ脱却へ黒田日銀総裁がしっかりとした政策とると確信。」
カタルーニャ自治州報道官
「カタルーニャ州の経済は極めて強い。
 個人的には歴史的な一日になるとみている。
 カタルーニャ自治政府は州警察に全幅の信頼を置いている。」
関係者
「スペイン警察はカタルーニャ州首相を拘束する準備。」
IMF
「世界成長率見通し引き上げ、17年3.6%、18年3.7%。
 回復は加速も中期的リスクは下向き。
 金融環境の引き締まり、先進国・地域の低インフレ、
 新興国の金融混乱、保護主義政策などのリスクを指摘。
 米国成長率見通し、17年2.2%(7月時点2.1%)
 ユーロ圏成長率見通し、17年2.1%(7月時点1.9%)
 中国成長率見通し、17年6.8%(7月時点6.7%)」
NY時間に米10年債利回りは一時2.32%台へ低下。
トランプ大統領
「コーカー議員との対立で税制改革を損なうと思わない。
 税制改革案、もっと強力にするために調整する。
 ティラーソン国務長官を信頼している。
 オバマ前政権で成立した発電規制の撤廃を正式提案。」
カタルーニャ自治州プッチダモン首相
「緊張が高まりに対する責任を全てが受け入れなければならない。
 考えが違えどもカタルーニャの市民は伴に歩まなければならない。
 国民投票の結果を数週間停止し、スペイン中央政府と協議したい。」
一部報道
「スペイン政府はカタルーニャの提案を受け入れる気配はなく、
 憲法155条に基づいた同州の自治権剥奪も視野に検討している。」
NY時間終盤にかけて米10年債利回りは2.35%に反発。
NYダウは69.61ドル高の22830.68で取引を終える。最高値を更新。


<10月11日(水)>

スコットランド
「EU離脱条件が明確になれば独立を問う投票も。」
日経平均は19.80円安で寄り付き57.76円高の20881.27で大引け。
7日続伸で年初来高値を更新。21年ぶりの高値に。
米10年債利回りは2.35%から2.36%台で推移。
原油先物は51ドル台へ上昇。
サンダース米報道官
「トランプ大統領と国家安全保証チームの会合は、
 北朝鮮によるあらゆる形式での攻撃に対する対応や、
 北朝鮮が核兵器を用いて米国や同盟国を脅迫することに対する
 防衛に関する一連の選択肢に焦点を絞った会合。」
報道
「トランプ大統領はケリー首席補佐官の解任観測を否定。」
米共和党のブレイディ下院歳入委員長
「税制改革法案について近く公表する。」
一時ドル買い動意に。
ダラス連銀総裁
「追加利上げについては現時点での予断を持たない姿勢を続ける。
 今後の指標動向をもとに判断する。
 現時点では利上げについてより忍耐強く段階的に臨むべき。
 国内経済への最大の脅威は成長鈍化。」
報道
「海上自衛隊は米原子力空母ロナルド・レーガンと
 沖縄周辺で共同訓練を実施。」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.34%台へ低下。ドル売り反応。
伊中銀総裁
「段階的なECBの正常化開始は歓迎されよう。」
スペイン首相
「カタルーニャ州政府の停止に向けたプロセスを開始する。」
シカゴ連銀総裁
「米国の経済ファンダメンタルズは極めて強い。
 世界経済や欧州経済は改善している。
 米国の賃金動向は予想ほど強くない。
 米国の賃金は改善していく過程にある。
 生産性の弱さが賃金に対する重石。中立的な失業率は約4.5%に。
 インフレを抑制するさまざまな潜在的要因がある。
 インフレ率をできるだけ早く2%に押し上げることが重要。
 12月の利上げについて言及することは時期尚早。
 物価が目標に達しないのに引き締めを行うことは建設的ではない。」
NY時間に米10年債利回りは一時2.33%台へ低下。
カンザスシティー連銀総裁
「緩やかな金利調整を継続すべき。
 インフレへの構造的な影響は継続する可能性も。
 インフレはドル高や原油安の影響が依然としてある。」
米10年債入札では最高落札利回り2.346%、応札倍率2.54倍。
米3年債入札では最高落札利回り1.657%、応札倍率2.83倍。
FOMC議事録
「大半のメンバーは年内の利上げが正当化されると判断。
 大半のメンバーは低インフレは一時的な要因のみではないと懸念。
 大半のメンバーはハリケーンは経済を押し下げないと判断。
 大半のメンバーは労働市場の強さから賃金が上昇すると判断。
 一部メンバーがインフレが上昇するまで利上げ見送るべきと主張。
 一部のメンバーが利上げは今後のデータ次第と判断。」
サンフランシスコ連銀総裁
「米経済は完全雇用の基準を超えた。
 向こう2年でインフレ率は2%目標に上昇。
 金利はニューノーマルの2.5%に上昇する必要。
 緩やかな利上げは適切。バランスシート縮小には約4年かかる。
 バランスシート縮小は長期金利を押し上げる傾向。
 ハリケーンは短期的に雇用と生産に影響も。」
トランプ大統領
「米国保有の核弾頭数を10倍に増やすよう口にしたという
 NBCの報道は捏造。」
NYダウは42.21ドル高の22872.89で取引を終える。最高値を更新。


<10月12日(木)>

ECBプラート専務理事
「デフレリスクは解消された。ユーロ圏のインフレは引き続き抑制。
 ECBは今後数週間に政策スタンスを検討。
 相当程度の緩和策が依然として必要。
 出口戦略の協議をするうえで十分な緩和策も必要と判断。
 再投資に関してもっとコミュニケーションをとるべき。
 まもなく再投資に関して、よりコミュニケーションをとる可能性。」
フィッシャーFRB副議長
「低金利の状況では金利が高めの時に比べて株式市場は上昇傾向。
 ただ資産市場にインフレを誘うようなバブル状況だとは思わない。」
北朝鮮外相
「トランプ大統領の国連における好戦的で常軌を逸した発言が、
 北朝鮮と米国との戦争の導火線に火をつけた。」
米10年債利回りは一時2.35%台へ上昇。
日経平均は76.91円高で寄り付き73.45円高の20954.72で大引け。
年初来高値を更新。
トランプ大統領
「イランの核合意順守状況について、
 近日中に受け入れるかどうかを公表する。」
トランプ米大統領(FOXニュース)
「米国の他国製企業が海外で上げた利益を本国へ戻す際の課税税率は
 10%前後、やや上回るか、下回る可能性がある。
 中国は北朝鮮に対する対応を巡って非常に協力的であった。
 北朝鮮に関して、現状を継続させるわけにはいかない。
 彼らはどうなるのかを見ることになる。」
アトランタ連銀総裁
「FRBのバランスシート縮小は金融政策の大きな引き締めではない。
 市場参加者もこの縮小を重大な金融引締や経済成長の阻害要因とは
 みていない。」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.32%台へ低下。
EU交渉担当者バルニエ氏
「あまり大きな前進を果たせていない。
 市民の権利についてまだ合意に至らず。
 英国とのEU離脱交渉は行き詰まった。」
ポンド売り反応。
米JPモルガンの第3四半期の営業・トレーディング収益は
予想より弱い31.6億ドル。
原油先物は50ドル台で推移。
NY時間に米10年債利回りは一時2.34%台へ上昇。
シティグループ第3四半期債券取引収入は予想とおりの28.8億ドル。
パウエルFRB理事
「FRBの段階的な正常化は継続する。
 FRBにとっては二大責務に焦点をあてることが最善。
 新興国企業の負債の大きさはリスク。
 中国の社債リスクに警戒。
 低ボラティリティの中で市場が急激に動くリスクを懸念。」
ブレナードFRB理事
「インフレのオーバーシュート政策を修正するのは困難。
 FRBのインフレ目標未達はリスク。
 低インフレの持続は民間のインフレ期待を下げるリスク。」
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が274.7万バレル減少。
ドラギECB総裁
「マイナス金利政策は成功している。
 マイナス金利による銀行の収益への悪影響はない。
 ガイダンスは低金利や量的緩和といった刺激策を強化する。
 労働市場の動向を真剣に見ている。
 賃金上昇に進展が見られるものの、まだ不十分。」
一部報道
「英EU離脱交渉を担当しているEU側のバルニエ首席交渉官が、
 明日のEU大使の会合で、英国が暫定的に2年間、
 EU単一市場へ残留する提案を行う。」
ポンド買い反応。
米30年債の入札では最高落札利回り2.870%、応札倍率2.53倍。
米地質調査所
「北朝鮮のソンジペガムの北東23キロメートルの地点で、
 マグニチュード2.9の地震が確認された。
 自然のものなのか人工的なものなのかは確認できない。」
ケリー米大統領首席補佐官
「FRB議長人事の決定はまだ先。候補者との面談は続いている。
 まだ、面談の予定はある。」
黒田日銀総裁(G20が開催されるワシントンにて)
「現在の量的緩和を継続する。所得増加が支出を支援している。
 賃金や物価が徐々に上昇している。2%インフレ目標には程遠い。
 2%のインフレ目標達成まで現在の緩和を続ける。」
ブルームバーグが
「トランプ大統領が11日に、次期FRB議長の候補として、
 スタンフォード大学のテーラー教授と面談した。」
ボストン連銀総裁
「12月の利上げが適切。18年に3度の利上げが正しいようだ。
 一部に資産バブルを懸念。」
報道「米とイスラエルがユネスコを脱退を表明。」
NY時間後半に米10年債利回りは一時2.31%台へ低下。
NYダウは31.88ドル安の22841.01で取引を終える。


<10月13日(金)>

韓国気象庁「北朝鮮ソンジペガムの地震は自然現象。」
日経平均は4.94円高で寄り付き200.46円高の21155.18で大引け。
9日続伸で21年ぶりの高値に上昇。
米10年債利回りは2.32%台で推移。
ドル円は一時112円台を割り込む。
観測報道(関係筋)
「ECBは資産購入を現在の月600億ユーロから300億ユーロに
 購入ペースを縮小させ、少なくとも9ヵ月間は続けることを検討。」
エストニア中銀総裁
「ECBの金利ガイダンスをより具体的に示すこと可能。
 債券購入の内訳で社債購入について楽観視。
 より長期のリファイナンスオペも。」
独政府報道官
「どのような英EU離脱移行手続きについての協議も時期尚早。
 EU離脱交渉の次の段階に進むのかどうかボールは英国側にある。」
バンク・オブ・アメリカの第3四半期1株利益は0.48ドル、
第3四半期投資銀行収益は陽より強い14.8億ドル。
ボストン連銀総裁
「低失業率とインフレ見通しは引き締めを正当化。
 2018年には基調インフレが2%に近づくだろう。
 インフレ動向が変化したとみるのは時期尚早。
 労働市場の逼迫で賃金は上昇、物価にも波及するだろう。
 ハリケーンの経済統計への影響には留意すべき。
 2017年下期の米GDP成長はおおむね2.5%に。
 米失業率は4%割れとなる可能性も。
 低金利が長期化すれば金利上昇を加速させるリスクに。
 今後1−2年での米景気後退は予想せず。
 FRB議長はその他メンバーと協調できる人に。」
ウェルズ・ファーゴの第3四半期1株利益は予想より弱い0.94ドル。
米消費者物価指数(9月)は市場予想より弱い前月比0.5%。
米消費者物価指数コア(9月)は市場予想より弱い前月比0.1%。
米小売売上高(9月)は市場予想より弱い前月比1.6%。
米10年債利回りは一時2.27%台へ下落。ドル売り反応。
ムニューシン米財務長官
「税制改革法案、12月上旬までの成立目指す。
 税制改革で米経済には1兆ドルのプラス効果が見込める。」
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)は予想より強い101.1。
ドル買い反応。
フィッシャーFRB副議長(本日退任)
「更なるインフレを望む。減税は短期的には成長を引き上げる。
 ただ、財政赤字には影響。より多くの設備投資や消費の余地。
 金融規制緩和は大きな間違い。現段階では懸念。
 トランプ大統領はイエレン議長を再任すべき。」
報道
「トランプ大統領はイラン核合意認定しないが当面の離脱は否定。」
カーニー英中銀総裁
「英国は余剰生産能力を使い果たした。
 数ヵ月以内の利上げが適切かもしれない。
 英EU離脱は家計や企業の意思決定に重し。
 英中銀の政策がEU離脱に自動的に対処するわけではない。
 英中銀の対応はEU離脱の交渉次第。」
ドラギECB総裁
「基調インフレは最近上昇している。
 基調インフレはまだ信頼感がない。
 依然として大規模な緩和策が必要。」
コンスタンシオECB副総裁
「景気回復は期待を上回った。
 世界的なリフレは依然として見られない。
 ECBには量的緩和の残高とフローに関する公式な見解はない。
 個人的には量的緩和の残高は重要だと考えている。
 低インフレはECBのインフレ目標達成を困難させている。
 インフレ期待は抑制されている。ECBは緩和スタンスを維持。」
ユーロ売り反応。
英FT紙
「サウジアラムコがIPO棚上げを検討している。」
米10年債利回りは2.275%。原油先物11月限は51.45ドル。
NYダウは30.71ドル高の22871.72で取引を終える。最高値を更新。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は週初9日に112.59レベルで始まり小幅な揉み合いを経
た後に10日の東京時間序盤に週高値となる112.82へ上昇しましたが
その後に反落して、NY時間前半に111.98へ下落する展開になりまし
た。その後、反発して、112円台前半で揉み合いとなった後に11日の
NY時間後半に112.57へ反発しましたが、その後、再び反落して、揉
み合いながらも軟調傾向で推移して、13日のNY時間序盤に週安値と
なる111.68へ下落して、111.83レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは週初9日に1.1729レベルで始まり揉み合いながら
も堅調傾向で推移して、12日の東京時間後半に週高値となる1.1880へ
上昇しましたが、その後に反落して、揉み合いながらも軟調傾向で推
移して13日のNY時間序盤にかけて1.1805へ下落する展開になりま
した。その後、米経済指標の発表を受けて1.1875へ反発しましたが、
その後、再び反落して1.1821レベルで週の取引を終えました。




●今週(10月16日から10月20日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは10日の安値111.98から
112.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた
場合は13日の高値112.27、さらに上昇した場合は11日の高値112.57
ここを上抜けた場合10日の高値112.82、さらに上昇した場合113.00
の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は6日の高値113.44を巡る攻
防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは13日の安値111.68を巡る攻防が注目
されます。ここを下抜けた場合は9月25日の安値111.47、さらに下落
した場合は9月20日の安値111.14、ここを下抜けた場合は111.00の
「00」ポイント、さらに下落した場合は8月31日の高値110.67、
ここを下抜けた場合は110.00の「000」ポイントを巡る攻防が注目さ
れます。


今週のドル円相場は経済指標では、16日の中国消費者物価指数と中国
生産者物価指数とNY連銀製造業景気指数、17日の米鉱工業生産と米
NAHB住宅市場指数と対米証券投資、18日の米住宅着工件数と米建設
許可件数と米地区連銀経済報告、19日の日通関ベース貿易収支と中国
第3四半期GDPと中国鉱工業生産と中国小売売上高と米新規失業保険
申請件数とフィラデルフィア連銀製造業景気指数と米景気先行指標総
合指数、20日の米中古住宅販売件数、などが注目されます。


先週のドル円は、警戒されていた北朝鮮のミサイル発射などの挑発行
動はありませんでしたが、株式市場の堅調とは裏腹に、週の始値と終
値では76Pips程の下落ながら、週足では5週間ぶりに陰線になりまし
た。

また、先週末の米消費者物価指数コアの前年比が5カ月連続で1.7%に
なりました。

さて今週ですが、米原子力空母ロナルド・レーガンも参加して米韓の
海軍による軍事演習も予定されていることで、18日から始まる中国共
産党第19回全国代表大会の前後の北朝鮮の挑発行動の有無が注目され
ますとともに、先週に低下傾向となった米10年債利回りの動向が注目
されます。また、今週末22日は衆議院選挙の投開票となりますが、世
論調査の動向も引き続き注目されます。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは13日の高値1.1875
から12日の高値1.1880を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた
場合は1.1900の「00」ポイント、さらに上昇した場合は9月25日の
高値1.1936、ここを上抜けた場合は9月22日の高値1.2004を巡る攻
防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは13日の安値1.1805から11日の安値
1.1795を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は9日の安値
1.1719、さらに下落した場合は1.1700の「00」ポイント、ここを下抜
けた場合は6日の安値1.1669から8月17日の安値1.1662を巡る攻防
が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標では、17日の独・欧ZEW景況感調
査と欧消費者物価指数確報、などが注目されますが、対ドル通貨ペア
として、16日の中国消費者物価指数と中国生産者物価指数とNY連銀
製造業景気指数、17日の米鉱工業生産と米NAHB住宅市場指数と対米
証券投資、18日の米住宅着工件数と米建設許可件数と米地区連銀経済
報告、19日の中国第3四半期GDPと中国鉱工業生産と中国小売売上
高と米新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀製造業景気指数
と米景気先行指標総合指数、20日の米中古住宅販売件数、などが注目
されます。


先週のユーロドルは、週半ばにかけて堅調に推移しましたが、週後半
は上下動の相場展開になり、週の始値と終値では92Pips程の上昇とな
りました。

スペインのカタルーニャ自治州の独立を問う住民投票を巡り、スペイ
ン中央政府のラホイ首相はカタルーニャに16日までに独立宣言の有無
を明確するよう求めているとともに、仮に独立宣言をした場合、19日
までに宣言を撤回しなければ憲法に基づいて自治権を停止するなどの
強行措置に踏み切ると警告しました。

さて今週ですが、まずはスペインのカタルーニャ自治州の独立宣言問
題の行方が注目されまとともに、先週末13日に「ECBは資産購入を
現在の月600億ユーロから300億ユーロに購入ペースを縮小させ、少
なくとも9ヵ月間は続けることを検討。」との関係筋とする観測報道も
あったことで、来週26日に予定されているECB理事会に向けての市
場の思惑と動向が注目されます。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その262 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百六十二話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週は懸念されていた北朝鮮のミサイル発射等の
 挑発行動はなかったが、ドル円は揉み合いながらも軟調傾向で推移
 して、週足では5週間ぶりに陰線となったよな…。』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 まぁ、週間での下げ幅はさほど大きくはなかったが…、
 週末の米CPIや小売売上高も市場予想より弱い結果となったのう。」


『で…、先週の北朝鮮は主要各国の制裁が効いているのか、
 不気味なくらい静かだったが…、今週はどうなんだろうな…。』


「ふむ。確かな事は判らぬが…、米原子力空母ロナルド・レーガンも
 参加して米韓の軍事演習も16日から20日まで予定されていること
 もあり、18日から始まる中国共産党第19回全国代表大会の前後は
 北朝鮮の挑発行動に警戒しておいた方がよいのではなかろうか…。」


『もしかすると、静かにしていた分、グアム沖へのミサイル発射など
 何か大きな挑発行動を目論んでいるのかもしれないよな…。
 さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう…。今日は風邪気味で体調が良くないのじゃが
 『良くない状況排除のお話』でもさせてもらうとしようかのう…。」


『「良くない状況排除のお話」とは、もちろん相場の事と思うが…、
 季節も変わり目でジイさんのような年寄りは体調に気を付けなよ。
 宜しい。「良くない状況排除の話」を聞いてやろうじゃないか…。』


「健康のためには体調に良くない事も排除する必要があろうのう…。
 ところで…、どんな相場でもトレードできる事は理想ではあるが、
 現実にはそうは出来なく、良いトレード・チャンスとタイミングを
 探す必要があるものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『あははっ。そんなの言われるまでもない当然のことだろうよ…。』


「トレーダーも血気盛んな時には、低ボラ相場では逆張りスキャルを
 そして、大相場ではトレンドの全幅を取るトレンド・フォローを
 目指したいと、まるで『相場の神』のようなトレードを夢見るもの
 じゃが…、実際に相場の神になれるトレーダーはほぼ皆無に近く、
 現実は、自身の得意な相場を学習と経験で徐々に拡大しつつ、
 自身にとって『良いトレード・チャンス』を探すとともに、
 自身にとって『良くない相場状況を排除』することが必要となる、
 ものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『まぁな…。トレードの経験も積んでくれば、野球で言うなら、
 投手が毎試合完封を目指したり、打率10割を目指すようなことは、
 幼き少年の夢想に過ぎないことは身に染みてわかるものだぜ…。』


「世の中にはいろいろなトレード手法があり、一概には言えぬが…、
 もしやすると、『良いトレード・チャンスとなる相場状況』よりも、
 『トレードに良くない相場状況』の方がむしろ多いくらいで…、
 そういった意味では、『良くない相場状況を排除』することは、
 じつは、『良いトレード・チャンスを探す』ことともに、
 重要なスキル(技術)となるものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『……。』


「相場は上がるか下がるかの二択と言われることがあるが、
 『不明』という状況も確かに存在しているものなのじゃのう…。
 よく『休むも相場』と言われるが…、優れたトレーダーと、
 そうではないトレーダーの大きな違いの1つには、もしやすると
 『良くない状況排除』のスキルの違いがあるのではあるまいか…。」


『優れたトレーダーは「良いトレード・チャンスを探す」ことに
 長けているだけではなく、「トレードに良くない状況を排除」して
 言わば休むべき時は「技術的に能動で休んでいる」ということか。
 のべつ幕なしトレード・チャンスだけを血眼になって探している、
 ワケではないんだと…。そういうことかい? ジイさん。』


「まぁ、そこまで言ってよいやらわからぬが…、優れたトレーダーは
 負けトレードを減らす為に『良くない状況を排除』して、休む事も
 技術として心得ているのではあるまいかのう…。溜口剛太郎殿。」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その261


米雇用統計NFPは−3.3万人と7年ぶりの弱い結果になりましたが、
米失業率と米平均時給は市場予想より強い結果になりましたね。



●今週(10月9日から10月13日)の主な予定


<10月9日(月)>

※ 東京とカナダが休場。

午前10時45分に中国財新サービス業PMI(9月)、
午後3時に独鉱工業生産(8月)、
などが予定されています。
中国・独の指標には注目です。
そして、ユーロ圏財務相会合が予定されています。
コロンブス・デーで米債券、米為替は休場です。


<10月10日(火)>

朝8時01分に英BRC小売売上高調査(9月)、
朝8時50分に日国際貿易収支(8月)、日国際経常収支(8月)、
午前9時半に豪NAB企業信頼感指数(9月)、
午前9時半から黒田日銀総裁の発言、
午後2時に日景気現状判断DI(9月)、日景気先行き判断DI(9月)、
午後2時半にスイス失業率(9月)、
午後3時に独貿易収支(8月)、独経常収支(8月)、
午後3時45分に仏鉱工業生産(8月)、
午後5時半に英鉱工業生産(8月)、英製造業生産(8月)、
同午後5時半に英貿易収支(8月)、
夜9時に英NIESRのGDP予想、
夜9時15分に加住宅着工件数(9月)、
夜9時半に加住宅建設許可件数(8月)、
などが予定されています。
日・英の指標には注目です。
そして、衆議院選挙の公示とEU財務相理事会が予定されています。
また、この日は朝鮮労働党創建記念日です。


<10月11日(水)>

朝8時50分に日機械受注(8月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
深夜3時に米FOMC議事録要旨、
日・米の指標には注目です。
そして、OPEC月報と
中国共産党第18期中央委員会第7回総会が行われます。


<10月12日(木)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(9月)、
朝8時50分に日国内企業物価指数(9月)、
午前9時半に豪住宅ローン件数(8月)、
午後1時半に日第三次産業活動指数(8月)、
午後3時45分に仏消費者物価指数改定値(9月)、
午後6時に欧鉱工業生産(8月)、
夜9時半に米生産者物価指数(9月)、米生産者物価指数コア(9月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加新築住宅価格指数(8月)、
夜11時半からドラギECB総裁の発言、
などが予定されてます。
欧・米の指標とドラギECB総裁の発言には注目です。
G20財務相・中央銀行総裁会議が13日まで行われます。


<10月13日(金)>

朝6時半にNZ企業景況感(9月)、
(時間未定) 中国貿易収支(9月)、
午後3時に独消費者物価指数改定値(9月)、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(9月)、
夜9時半に米消費者物価指数(9月)、米消費者物価指数コア(9月)、
同夜9時半に米小売売上高(9月)、米小売売上高(除自動車 9月)、
夜11時に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)、
同夜11時に米企業在庫(8月)、
などが予定されています。
中国・独・米の指標には注目です。
そして、IMFと世銀の年次総会が予定されています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(10月2日から10月6日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが92.99で始まり、94.09へ上昇した後に
93.62で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.361%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)11月限は週の終値で49.29ドルに下落しました。
NYダウは週間368.58ドル上昇、22773.67ドルで週の取引を終える。



<10月2日(月)>

トランプ米大統領(1日)
「小さなロケットマンと交渉を試みても時間の無駄だと、
 ティラーソン国務長官には言ってある。我々はすべき事をやる!」
報道
「スペイン・カタルーニュ州の住民投票は賛成89%と、
 圧倒的に賛成派が多数となった模様。」
日経平均は44.23円高で寄り付き44.50円高の20400.78で大引け。
米10年債利回りは2.36%台へ上昇。ドル買いが優勢。
香港、上海は休場。
報道
「米ラスベガスでの銃撃事件で59人が死亡、500人超が負傷。」
ハモンド英財務相
「EU離脱交渉、ここ数ヶ月の交渉ペースの遅さに
 主要閣僚全員が苛立っている。
 メイ首相への忠誠心には変わりはない。」
報道
「日産が検査不備で121万台リコールへ。」
EU
「カタルーニャ州の住民投票はスペイン憲法のもとで違法。
 カタルーニャ州問題はスペイン憲法に従って扱われるべき。
 今は統合の時で分断の時ではない。暴力は政治の手段ではない。」
報道
「IMMでユーロ・ロングが2011年以来の高水準に再増加。」
原油先物は50ドル台へ下落。
NY時間に米10年債利回りは一時2.31%台へ低下。
ムーディーズ
「トランプ税制改革案は米政府にクレジットネガティブ。」
米ISM製造業景況指数(9月)は予想より強い60.8。
2004年5月以来の高水準。新規受注が大幅上昇、雇用も堅調。
発表直後はドル買い反応。
報道
「ラスベガス銃乱射でイスラム国が犯行声明。」
ロイター通信
「ラスベガスの銃乱射事件について
 容疑者がイスラム国と関連があったという証拠はない。」
ミネアポリス連銀総裁
「インフレ上昇が持続的になるまで利上げしてはならない。
 利上げを実施しなかったら経済はより良い方向に進んだであろう。
 利上げには2%のインフレが必要。
 失業率が大きく低下すれば利上げする可能性。
 現在のインフレが低水準なのは、
 労働市場のスラックとインフレ期待の低さが要因。
 FRBは刺激的な政策スタンスを過大評価した。」
独DAXが12902.65に上昇して最高値を更新。
ダラス連銀総裁
「ハリケーンの影響で第3四半期のGDPは弱い。
 2017年のGDPは2.25%かそれを若干上回る水準見込む。
 労働市場からスラックが取り除かれ続けることを期待。
 FRBは忍耐強くなれる。12月利上げについてはオープン。
 インフレ上昇の証拠を確認したい。
 利上げに関しては緩やかで忍耐強くいる余裕がある。」
NYダウは152.51ドル高の22557.60で取引を終える。最高値を更新。


<10月3日(火)>

日経平均は74.47円高で寄り付き213.29円高の20614.07で大引け。
年初来高値を更新。
米10年債利回りは2.35%台へ上昇。ドル円は113円台を回復。
上海株式市場は休場。
豪RBAが政策金利を1.50%に据え置く。
豪RBA声明
「低金利は引き続きオーストラリア経済を支援する
 豪ドル高は生産や雇用の見通しの重しとなっている。
 豪ドル高が続けば成長やインフレは鈍化の可能性
 物価の上昇は徐々に加速していく見通し。」
豪ドル売り反応。
独株式市場は休場。
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.36%台へ上昇。
報道
「米自動車販売9月は市場予想より強い1857万台。」
パウエルFRB理事
「次期議長についてのコメントは差し控える。
 米国が直面している最大の課題は持続成長を引き上げること。」
NY時間に米10年債利回りは2.32%台へ低下。
ドル売りが優勢。ドル円は112円台で推移。
政治専門サイトのポリティコ
「次期FRB議長の最有力候補にウォーシュ元FRB理事と
 パウエルFRB理事が挙げられている。
 ムニューシン米財務長官はパウエル氏を支持している。」
マティス米国防長官
「トランプ大統領は北朝鮮への外交と制裁の推進を命じた。
 ティラーソン国務長官は何も取引はしていない。
 政府全体の努力で北朝鮮に尽力している。」
加BOC副総裁
「カナダ経済は過去5四半期、予想以上に成長した。
 成長率は向こう数四半期鈍化する可能性。
 成長は依然として潜在成長率を上回る。
 カナダドル安は新興の中小企業の成長を支援する。
 金利に関しては直接言及しない。
 2016年の中盤以来、生産性は著しく上昇した。」
報道
「米ゴールドマンサックスが仮想通貨の関連業務を検討。」
原油先物は50ドル台で推移。
NYダウは84.07ドル高の22641.67で取引を終える。最高値を更新。


<10月4日(水)>

報道
「米ヤフー、2013年のハッカー攻撃で30億人分の個人情報が流失。
 個人情報流失では過去最大。
 盗まれた情報にはクリアテキストのパスワードや支払い情報、
 銀行口座などは含まれていなかった。」
カタルーニャ自治州のプチデモン州首相
「カタルーニャ州は数日中に独立宣言をする。」
日経平均は46.74円高で寄り付き12.59円高の20626.66で大引け。
年初来高値を更新。
米10年債利回りは2.31%台へ低下。
上海が休場。
北朝鮮の交渉担当者
「元米高官と月内にも会合を行う。」
黒田日銀総裁
「中央銀行として現時点でデジタル通貨発行の具体的な計画はない。
 金融システムの安定への責任を持つ中央銀行の立場から、
 新技術の内容を深く理解する必要がある。」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.30%台へ低下。
フィッシャーFRB副議長
「引き続きインフレ率は上昇する見込み。
 中銀当局者は常に政策を大胆に変更する用意をすべき。
 次期FRB議長の人選についてはノーコメント。
 柔軟な精神が必要な職だ。」
米ADP雇用統計(9月)は市場予想とおりの13.5万人。
米ISM非製造業景況指数(9月)は予想より強い59.8。
12年ぶりの高水準。ドル買い反応。
NY時間に米10年債利回りは一時2.34%台へ上昇。
IEA石油在庫統計では原油在庫が602.3万バレルの減少。
発表直後は原油が買われるも、その後に50ドル台を割り込む。
ティラーソン国務長官
「トランプ大統領と国に対してかつてないほどコミットしている。
 トランプ政権はチームで行動している。
 毎日のようにマティス国防長官と協議している。
 自身の職責を去ることは考えていない。」
イエレンFRB議長
「適切な銀行規制を確実にするため懸命に取り組んでいる。
 コミュニティーバンクは金融危機の一因であった高リスクな
 事業慣行とはおおむね無縁。
 危機後の規制と監督の改善が現在適切。
 不当な負担を強いていないことを確実にしようと力を注いでいる。」
カタルーニャ自治州のプチデモン首相
「平和的デモを賞賛。国王のメッセージは受け入れる事はできない。
 国王は多くのカタルニア人を失った。
 カタルニア政府は全ての市民を尊重。調停プロセスを求める。
 中央政府は調停のアプローチに対応しなかった。」
NYダウは19.90ドル高の22661.57で取引を終える。最高値を更新。


<10月5日(木)>

英テレグラフ紙
「英国の一部議員、首相辞任を求める用意がある。」
S&P
「英中銀およびカーニー総裁によるタカ派的な表現について、
 輸入インフレ圧力を弱めるためポンド高を誘導する事が主な狙い。
 今回のインフレはポンド安が要因であり一時的な現象。
 冴えない経済指標は弱い第3四半期を示唆している。」
日経平均は24.05円高で寄り付き1.90円高の20628.56で大引け。
年初来高値を更新。
米10年債利回りは2.32%から2.33%台で推移。
上海・香港・韓国は休場。
英スカイニュース「メイ英首相は辞任を検討せず。」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.31%台へ低下。
ECB議事録
「為替レートの監視で合意。
 ユーロ高のボラティリティーやスピードを懸念。
 金融スタンスの再評価は緩やかかつ注意深くあるべき。
 政策の再設定について初めて話し合った。
 引き続き大規模な刺激策が必要なこと合意。
 将来の金融政策についての市場の期待について留意すべき。
 QEの再設定について様々なシナリオの得失について議論した。」
フィラデルフィア連銀総裁
「12月に今年3回目の利上げを予想。
 引き続き来年3回の利上げを予想。
 FRB議長は合意形成に長けたチームプレーヤーであるべき。」
安倍首相
「経済成長なければ財政健全化はない。
 消費税見直し、リーマンショック級の出来事あれば当然対応する。
 長期金利3−4%なら財政厳しい。」
サンフランシスコ連銀総裁
「失業率は4%を若干下回る水準に低下へ。
 インフレ率は2%に上昇する見込み。利上げは可能。
 ハリケーンの影響も経済成長軌道は維持。
 過剰な成長は資産バブルとインフレ加速を招く。
 FOMC予測は非常に緩やかな利上げ軌道を示す。
 インフレ指標が上向くのを確認する必要はない。
 ヘルスケアによる低インフレが向こう数年間は続く。
 イエレン議長は議長として驚くほど良い仕事をしている。」
スペイン最高裁
「9日のカタルーニャ州議会の審議を差し止める。」
NY時間に米10年債利回りは2.35%台へ上昇。原油先物は50ドル台。
マカファティ英中銀委員
「消費者物価はしつこく目標をオーバーシュートする可能性。
 9月の議事録はサプライズ利上げのリスクを減らした。
 スラックは素早く消えた可能性。
 英中銀は必要な時の手段を使い果たしていない。」
アトランタ連銀GDPナウ第3四半期は年率換算で2.8%を予想。
報道「米下院、予算決議案を可決。」
NYダウは113.75ドル高の22775.39で取引を終える。最高値を更新。


<10月6日(金)>

カンザスシティ連銀総裁
「追加的な緩やかな金利調整が必要。
 利上げ先送りは成長と安定にリスク。
 米経済はトレンド上回るペースで拡大。
 過度に待ち過ぎれば、その後の積極的な行動へのリスク。
 金融政策は注意深く進めるのが適切。」
日経平均は88.29円高で寄り付き62.15円高の20690.71で大引け。
年初来高値を更新。
上海株式市場は休場。
米10年債利回りは2.35%台で推移。
ラガルドIMF専務理事
「日銀とECBの緩和策を支持する。
 財政赤字の拡大を招く税制改革は勧められない。
 世界経済の成長は安定しつつある。」
トランプ大統領(米軍の幹部との夕食会にて)
「この会合の意味が分かるか、嵐の前の静けさかもしれない。」
ハーパー豪中銀理事
「豪経済全体に消費の勢いが完全に失われれれば、
 金利を通じた対応が正当化される。」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.37%台へ上昇。
メイ英首相「内閣から全幅の信頼を得ている。」
米非農業部門雇用者数(9月)は予想より弱い−3.3万人、
NFPの前回値が16.9万人から16.9万人へ上方修正。
米失業率(9月)は予想より強い4.2%、
米平均時給(9月)は予想より強い前月比0.5%。
米10年債利回りは一時2.40%台へ上昇。発表直後はドル買い反応。
報道「福島県で震度5弱の地震が発生。」
アトランタ連銀総裁
「米国は力強い雇用成長が継続している。
 企業が高度な技術者の空席を埋められないことが課題。
 企業の投資の判断に足るだけの能力の有する人材が不足。」
ロイター
「今週に北朝鮮を訪問したロシア下院議員が、
 北朝鮮は長距離ミサイル発射実験を計画していて、
 米国の西海岸が射程距離に入るとの見方を示している。」円買いに。
仏中銀総裁
「ECBは量的緩和プログラムのパラメータを変更してはならない。
 出口戦略は緩和姿勢と両立すべき。
 非常に緩やかな正常化が始まった。
 今こそユーロ圏の構造改革の時。
 ECBは再投資の影響を明確化する可能性。
 ECBは忍耐強くなる。」
コーン国家経済会議(NEC)委員長
「9月の米雇用統計を大いに歓迎
 賃金の伸びが改善し失業率が低下したことは明るい点。
 統計にいくらかノイズが生じたのはハリケーンが原因。
 次期FRB議長人事について発言するのは適切ではない。
 税制改革と規制緩和を導入することで3%超の成長可能。」
NY連銀総裁
「段階的な緩和解除はなお適切。
 インフレの目標未達が続いているのには驚き。
 インフレの目標未達は構造的変化が一因の可能性。
 利上げは緩やかな軌道を続けるべき。」
ダラス連銀総裁
「経済は堅調でインフレ圧力は恐らく高まっている。
 次の利上げについては決めていない。
 労働市場のスラックは消え続けている可能性。
 ハリケーンによる雇用の喪失は一時的。」
セントルイス連銀総裁
「雇用者数は予想より弱く懸念を生む。
 FOMCが政策を誤る可能性を一段と懸念。
 金利は必要とされる水準近辺にある
 12月ではハリケーンから持ち直すには早過ぎる。
 インフレ圧力は見られない
 雇用統計への市場の反応はやや脳天気過ぎる。」
米10年債利回りは2.361%。原油先物11月限は49.29ドル。
NYダウは1.72ドル安の22773.67で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初2日に112.66レベルで始まり揉み合いながらも
3日の東京時間後半にかけて113.19へ上昇しましたが、その後、反落
し軟調傾向で推移して4日ロンドン時間にかけて週安値となる112.32
へ下落する展開になりました。その後、切り返して、ロンドンフィッ
クス過ぎに112.94へ反発した後に5日のNY時間序盤にかけて112.41
へ反落する揉み合いになりましたが、その後、再び切り返して、堅調
傾向で推移して6日の米雇用統計発表後に週高値となる113.44へ上昇
する展開になりました。その後、北朝鮮関連の報道を契機に反落して
112.63レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初2日に1.1791レベルで始まり揉み合いなが
らも軟調傾向で推移して3日の東京時間後半にかけて1.1696へ下落し
ましたが、その後、切り返して、4日のNY時間序盤にかけて1.1788
へ反発して揉み合う展開になりました。その後、5日ロンドン時間から
再び反落して揉み合いながらも軟調傾向で推移して、6日の米雇用統計
発表後に週安値となる1.1669へ下落する展開になりました。その後、
反発して1.1728レベルで週の取引を終えました。




●今週(10月9日から10月13日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは113.00の「00」ポイント
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は9月27日の高値の
113.25、さらに上昇した場合は10月6日の高値113.44、ここを上抜け
た場合は5月11日の高値114.37から7月11日の高値114.49を巡る
攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは10月5日の安値112.41を巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は4日の安値112.32、さらに下落
した場合は9月29日の安値112.21、ここを下抜けた場合は112.00の
「00」ポイント、さらに下落した場合は9月25日の安値111.47、
ここを下抜けた場合は9月20日の安値111.14、さらに下落した場合は
111.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場は経済指標では、9日の中国財新サービス業PMI、
10日の日国際貿易収支と黒田日銀総裁の発言、11日の日機械受注と
米FOMC議事録要旨、12日の米生産者物価指数と米新規失業保険申請
件数、13日の中国貿易収支と米消費者物価指数と米小売売上高とミシ
ガン大学消費者信頼感指数速報(10月)、などが注目されます。


先週のドル円は、112円台前半から113円台前半を範囲とする揉み合
いとなり、米雇用統計発表後に一時113.44へ上昇するも北朝鮮関連の
報道を契機に反落して、週の始値と終値では、下と上へほぼ「行って
来い」の相場となり、週足では十字線となりました。

さて今週ですが、原稿を書いている8日の北朝鮮金正日総書記就任20
周年記念日では今のところミサイルの発射等はありませんが、10日の
朝鮮労働党創建記念日の前後の北朝鮮の挑発行動の有無と市場反応が
注目されます。

また、先週の米雇用統計の発表後に、CMEがFF金利から算出してい
るFEDウォッチで12月利上げの確率が90%を超えて織り込みがさら
に進む状況となりましたが、今週は11日のFOMC議事録要旨と13日
の米消費者物価指数と米小売売上高の結果と市場反応が特に注目され
ます。そして、10日に衆議院選挙の公示となりますが、選挙戦を巡る
市場観測も注目されます



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは4日の高値1.1788を
巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.1800の「00」ポイ
ント、さらに上昇した場合は9月29日の高値1.1832、ここを上抜けた
場合は9月26日の高値1.1861、さらに上昇した場合1.1900の「00」
ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは1.1700の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合6日の安値1.1669から8月17日
の安値1.1662、さらに下落した場合は1.1600の「00」ポイント、
ここを下抜けた場合は7月18日の高値1.1583、さらに下落した場合は
7月19日の高値1.1557を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、9日の独鉱工業
生産、12日の欧鉱工業生産とドラギECB総裁の発言、13日の独消費
者物価指数改定値、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、
9日の中国財新サービス業PMI、11日のFOMC議事録要旨、12日の
米生産者物価指数と米新規失業保険申請件数、13日の中国貿易収支と
米消費者物価指数と米小売売上高と米ミシガン大学消費者信頼感指数
速報、などが注目されます。


先週のユーロドルは、スペインのカタルーニャ州の独立の是非を問う
住民投票への反応は限定的ながら、ドル買いを背景に揉み合いながら
も軟調傾向で推移して、週の始値と終値では60Pips少々の下落となり
ました。

さて今週ですが、ECB理事会はまだ先ながら、「QEに関する決定の大
部分は10月に下す予定。」とされていることで、12日のドラギECB総
裁の発言が注目されますとともに、対ドル通貨ペアとして、11日の米
FOMC議事録要旨と13日の米消費者物価指数と米小売売上高の結果と
市場反応が注目されます。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その261 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百六十一話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週末の米雇用統計のNFPはハリケーンの影響や
 季節調整で−3.3万人と7年ぶりの弱い結果になったけど…、
 米失業率と米平均時給は市場予想よりかなり強い結果になり、
 発表直後はドルが買われる展開になったよな…。』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 そして、CMEがFF金利から算出しているFEDウォッチで
 12月利上げ確率が90%を超えて織り込みが進む状況となったの
 じゃが…、その後に北朝鮮関連の報道があり、週末調整も手伝って
 ドルが売られて、ドル円は反落することとなったのう…。」


『でさぁ、8日の北朝鮮金正日総書記就任20周年記念日では
 今のところミサイルの発射や核実験はないようだが…、
 10日の朝鮮労働党創建記念日の前後のミサイル発射など
 北朝鮮の挑発行動がかなり懸念されるよなぁ…。ジイさん。』


「ふむ…。先週、トランプ大統領が米軍幹部との夕食会で記者団に
 『この会合の意味が分かるか、嵐の前の静けさかもしれない。』
 と発言していることもあり、10日前後は北朝鮮の挑発行動に
 警戒しておいた方がどうもよさそうじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『でもさぁ。どうして北朝鮮は執拗に挑発行動を続けるのかなぁ。
 そして、ロシアや中国は北朝鮮をなぜ擁護しているのかねぇ…。』


「ふむ。それには歴史的な背景があるのじゃよ…。溜口剛太郎殿。
 NHKスペシャル http://www.dailymotion.com/video/x5wl06f
 (これに続く北朝鮮関連のNHKスペシャルの数話も含めて)
 時間がある時にでも観てみるとよかろう…。疑問が解けよう。」


『へぇーっ。興味深いな。オレ様も観てみるとするか…。
 それとさぁ…。話は変わるけど、先週の話題となった、
 金融庁がFX証拠金倍率を10倍程度に引き下げる検討を
 していることが報道された件だけど、一部の噂ではあるが…、
 同じFXでも取引所取引の「くりっく365」は除外される?
 なんてことを聞いたぜ…。ジイさん。』


「ふむ。現段階では真偽はわからず『噂』に過ぎぬとは思われるが、
 そのようなことも一部では囁かれておるようじゃのう…。
 もしも仮にそのような検討をしていたとしたら不公平となろう…。
 金融庁がFX証拠金倍率を10倍程度に引き下げる検討をしている件
 については、『規制の表面上は投資家保護を謳っていますが、
 NISAに続いて国内株式市場に個人資産を向けさせる策略を感じる』
 など、ジイのところにも何人か方からご意見を頂いており…、
 金融庁には公正かつ適切な判断をして頂きたいものじゃのう…。」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?
 「攻守のバランスのお話」や「良くない状況排除のお話」かい?』


「ふむ。そうじゃのう…。前段のお話も既に長めとなっておるが…、
 今日は『仮定の自問のお話』でもさせてもらうとしようかのう…。」


『何やら「へんてこりん」なテーマだが、まぁ、よろしい…。
 聞いてやるとしようじゃないか。ジイさん。』


「先だっての『脳内会議のお話』にもかかわる事じゃが…、
 『仮定の自問をする』ことによって『自分自身で気づきを得れる』
 ことがあるものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『そんなものなのかねぇ…。』


「米アップルの創業者のスティーブ・ジョブズが
 毎朝、洗面の鏡に映る自分自身に対して問うていたとされる
 『今日が人生最後の日だったら、今やろうとしていることを
  やりたいだろうか?』という言葉あるが…、
 これは、仮定の自問によって自分自身にとって最重要な事を
 自分自身に気づかせる作業であったのじゃのう…。」


『うーむ。「人生最後の日」という仮定によって、確かに人は
 多忙な日々で忘れがちであった自分自身にとって最も大切な事、
 例えば家族愛や人への愛の重要性、思いを込めてきた事業の継承等
 改めて気づきを得ることが出来るのかもしれないよな…。』


「まぁ、『人生最後の日』という仮定は極端やも知れず…、
 『明日がある』という前提で人は人生を歩むものではあるが、
 仮定の自問によって気づきを得れることはあるものなのじゃのう。」


『……。』


「この仮定の自問はときにトレードにも役立つことがあってのう…。
 『もしも優れたトレーダーならここでエントリーするだろうか?』
 『もしも優れたトレーダーならここでビビリ利確するだろうか?』
 『もしも優れたトレーダーなら損切りを躊躇っているだろうか?』
 『もしも優れたトレーダーならここで難平なんてするだろうか?』
 などなど…、仮定の自問をすることによって、
 本来取るべき投資行動に自身で気づける場合があるものなのじゃ。」


『人は欲や恐怖の感情に翻弄されたトレードをしてしまったり…、
 学習して知っている事と実際の投資行動が相違してしまうものだが
 トレードの執行時に「仮定の自問」をすることによって、
 本来取るべき投資行動に「気づける」事もあるのかもしれないな。』


「自分自身の脳内会議をリードして正しい方向に導くために、
 『仮定の自問』は有効な1つのスキルとなろう…。溜口剛太郎殿。」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その260


先週27日、金融庁がFX証拠金倍率を10倍程度に引き下げる
「検討」をしていることが報道されましたね。



●今週(10月2日から10月6日)の主な予定


<10月2日(月)>

※ 香港、上海が休場。

朝8時50分に日銀短観第3四半期大企業製造業業況判断DI、
同朝8時50分に日銀短観第3四半期大企業非製造業業況判断DI、
朝8時50分に日銀短観第3四半期大企業全産業設備投資、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(8月)、
午後4時半にスイスSVME購買部協会景気指数(9月)、
午後4時50分に仏製造業PMI改定値(9月)、
午後4時55分に独製造業PMI改定値(9月)、
午後5時に欧製造業PMI改定値(9月)、
午後5時半に英製造業PMI(9月)、
午後6時に欧失業率(8月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(9月)、米建設支出(8月)、
などが予定されています。
日・英・欧・米の指標には注目です。


<10月3日(火)>

※ 上海、独が休場。

午前9時半に豪住宅建設許可(8月)、
昼12時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後2時に日消費者態度指数(9月)、
午後5時半に英建設業PMI(9月)、
午後6時に欧生産者物価指数(8月)、
などが予定されています。
英・欧の指標には注目です。


<10月4日(水)>

※ 上海が休場。

午後4時50分に仏サービス業PMI改定値(9月)、
午後4時55分に独サービス業PMI改定値(9月)、
午後5時に欧サービス業PMI改定値(9月)、
午後5時半に英サービス業PMI(9月)、
午後6時に欧小売売上高(8月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜9時15分に米ADP雇用統計(9月)、
夜11時に米ISM非製造業景況指数(9月)、
深夜4時15分からイエレンFRB議長の発言、
などが予定されています。
英・欧・米の指標とイエレンFRB議長の発言には注目です。


<10月5日(木)>

※ 香港、上海が休場。

午前9時半に豪貿易収支(8月)、豪小売売上高(8月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(9月)、
午後8時半に欧ECB理事会議事録要旨、
同午後8時半に米チャレンジャー人員削減予定数(9月)、
夜9時半に米貿易収支(8月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加貿易収支(8月)、
夜11時に米製造業新規受注(8月)、
などが予定されています。
豪・スイス・米の指標とECB理事会議事録要旨には注目です。


<10月6日(金)>

※ 上海が休場。

午後2時に日景気先行指数速報(8月)、日景気一致指数速報(8月)、
午後3時に独製造業新規受注(8月)、
午後3時45分に仏貿易収支(8月)、仏経常収支(8月)、
同午後3時45分に仏財政収支(8月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数(9月)、米失業率(9月)、
同夜9時半に米平均時給(9月)、
同夜9時半に加新規雇用者数(9月)、加失業率(9月)、
夜11時に米卸売売上高(8月)、米卸売在庫(8月)、
同夜11時に加Ivey購買部景況指数(9月)、
深夜4時に米消費者信用残高(8月)、
などが予定されています。
独・米・加の指標には注目です。
そして、ムーディーズの米格付け発表も予定されています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(9月25日から9月29日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが92.12で始まり、93.50へ上昇した後に
反発して92.91で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.339%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)11月限は週の終値で51.67ドルに上昇しました。
NYダウは週間55.50ドル上昇、22405.09ドルで週の取引を終える。



<9月25日(月)>

報道(先週末)
「NZ選挙では与党国民党が勝利するも過半数はとれず。」
報道
「独連邦議会選挙ではメルケル首相の与党が第1党となる事が確実も
 前回に比べて議席を減らす見通し。独新興右派政党が躍進。」
ユーロドルが下窓を空けて始まり一時1.19台を割り込む。
日経平均は142.98円高で寄り付き101.13円高の20397.58で大引け。
米10年債利回りは2.26%から2.24%あたりで推移。
報道
「衆院選日程、10月10日に公示、22日に投開票。」
安倍首相
「目標は与党で過半数、取れなければ辞任。
 自公連立政権で233が勝敗ライン。」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.23%台へ低下。
関係筋
「OPECと非OPEC諸国は減産の3−6ケ月延長を検討。」
原油先物は51ドル台へ上昇。
メルケル独首相
「FDP、緑の党、SDPに連立呼び掛け。」
トランプ米大統領
「大幅な減税と改革について、本日、重要な会合開く。」
NY連銀総裁
「一時的かつ特殊な物価要素の影響は弱まる見込み。
 消費支出は今後の数四半期も増加し続ける見込み。
 やや平均トレンドを上回る成長が賃金を下支え。
 ハリケーンの米経済への影響は短期間で収まる見込み。
 FOMCは段階的な緩和解除を継続。
 インフレ率は上昇して2%の目標水準で安定する見込み。
 ファンダメンタルズに基づく景気拡大は極めて好ましいもの。
 FOMCは次の景気後退の対応できる(金利の)糊しろを得るだろう。
 必要であればバランスシートを活用することができる。」
ドラギECB総裁
「構造的な問題が経済の統合を妨げている。
 ユーロ圏の回復は加速し広範にわたっている。
 回復が強いインフレに伝播すべき。非常に大規模な緩和が必要。
 依然としてインフレ見通しは不透明。
 刺激策の再調整が金融緩和を維持させよう。
 為替相場のボラティリティーが不透明性もたらす。
 QEに関する決定の大部分は10月に下す予定。」
北朝鮮の李外相
「トランプ大統領の発言は明白な宣戦布告に相当する。
 国連加盟国は米国が宣戦布告したことに留意するべき。
 国連憲章は自衛の権利を加盟国に与えている。
 北朝鮮には米戦略爆撃機を撃墜する権利がある。」
米10年債利回りは一時2.21%台へ低下。
シカゴ連銀総裁
「追加利上げにはインフレ上昇の明確な兆候が必要。
 インフレが大幅に高進するリスクは見当たらない。
 インフレ期待が低過ぎることを懸念。
 2019年末までに政策金利が2.7%に達するとの予想は心地よい。
 適切なFRBの金融政策でインフレは2%目標に達すると見込む。
 経済のファンダメンタルズは健全。完全雇用に近い。」
原油先物は52ドル台へ上昇。
NYダウは53.50ドル安の22296.09で取引を終える。


<9月26日(火)>

日経平均は48.32円安で寄り付き67.39円安の20330.19で大引け。
米10年債利回りは2.21%から2.22%台で推移。
ミネアポリス連銀総裁
「低いインフレ率が継続していることは難問である。
 景気が過熱する兆候は見られておらず、
 物価も上昇に向かっていないことからブレーキは不要で、
 今利上げする必要はない。
 FRBは目標とされているPCEデフレータ2%に到達しておらず、
 利上げへの圧力下にはない。インフレ率低迷の理由は不明。
 1月末で任期を迎えるイエレン議長の続投を望んでいる。」
ロシアの大統領報道官
「朝鮮半島情勢の緊迫化を引き起こしている関係諸国の言動は
 不適切、極めて危険な結果もたらす可能性がある。」
トゥスクEU大統領
「EU離脱交渉は満足できる進展みられず。」
原油先物は51ドル台へ反落。
NY時間に米10年債利回りは2.24%台へ上昇。
トランプ大統領
「27日に大きな発表がある。
 税制改革に関する極めて包括的な報告をする。」
イエレンFRB議長
「FOMCはゆっくりし過ぎないよう注意すべき。
 緩和政策の長期化は金融の安定を損ないかねない。
 インフレ2%達成まで政策据え置くのは賢明ではない。
 時間をかけた小幅利上げなければ景気過熱のリスク。
 インフレは向こう数カ月で幾分か上昇する見通し。
 2017年のインフレ鈍化はミステリー。
 インフレはオーバーシュートのリスクがある。
 現時点ではインフレ目標の変更を考えていない。
 データは前月比でノイズが出る可能性。」
カナダ財務相
「現在の経済からすれば追加利上げが予想される。
 金利は依然として歴史的に低水準。
 財政計画はGDP比の赤字の割合を引き下げる。
 カナダ経済は現行水準のカナダドルでも堅調を維持できる。
 力強い経済が赤字抑制を支援。」
トランプ大統領
「北朝鮮への軍事力行使を望まないが、必要なら用意はある。
 北朝鮮への軍事的な選択肢は完全に用意ができている。」
報道
「米上院、オバマケア代替法案の可決を見送り。」
NYダウは11.77ドル安の22284.32で取引を終える。


<9月27日(水)>

日経平均は60.37円安で寄り付き63.14円安の20267.05で大引け。
関係筋
「トランプ大統領は法人税を現行の35%から20%へ引き下げを提案。
 個人所得税に関しては最高税率を基本的に35%へ引き下げ、
 高所得者にさらなる高い税率を課すかどうかは議会判断に。」
米10年債利回りは2.24%台へ反発。
報道
「民進党が新党の希望に事実上合流へ。」
欧州委員会の経済通貨問題担当
「EU基準を超える可能性が指摘されているフランスの
 財政赤字について、最終的にGDP3%の基準を下回るであろう。
 フランス政府は公共投資の削減に努力する必要。」
日経電子版
「FX証拠金倍率を引き下げ10倍程度に、金融庁検討。」
関係筋
「ショイブレ独財務相が職を離れて連邦議会議長に就任する準備。」
NY時間に米10年債利回りは一時2.31%台へ上昇。
ドル円が一時113円台へ上昇。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が184.6万バレルの減少。
原油先物は51ドル台後半で推移。
アトランタ連銀GDPナウ第3四半期は年率換算で2.1%を予想。
カナダBOC総裁
「経済は力強いが、賃金の伸びは予想よりも鈍い。
 設備投資は余剰生産能力の限界を押し上げる可能性。
 家計負債の高さが利上げ影響を増幅させる可能性。
 金利に予め決まった道筋はない。
 カナダ中銀は金利を機械的に操作しない。慎重に実行。」
ECB
「ドラギ総裁が29日の講演をキャンセル。」
米5年債の入札では最高落札利回り1.911%、応札倍率2.52倍。
セントルイス連銀総裁
「現行の政策金利が短期的には適切な可能性高い。
 今年のインフレは下向きのサプライズだった。
 米経済は2%成長の軌道維持する可能性高い。
 最近のデータは近年の低成長と同様であることを示している。
 インフレ鈍化は年内には戻らない可能性。
 低水準の失業率は高インフレ期待の有意義な指標とはなってない。」
NYダウは56.39ドル高の22340.71で取引を終える。5日ぶり反発。


<9月28日(木)>

NZ中銀
「政策は相当な期間緩和的。
 一段のNZドル安がインフレ加速を支援。
 不確実性が残り、政策は調整必要な可能性。
 インフレ率は今後数四半期に減速の可能性強い。」
英BOEホールデン理事
「英国民は金利上昇を恐れるべきではない。
 金融引締めは良いニュース。」
日経平均は131.58円高で寄り付き96.06円高の20363.11で大引け。
ボストン連銀総裁
「現状の低インフレは一時的なものだと広く予想されており、
 過剰反応するべきではない。
 インフレ率は現状で目標水準を下回っているが、
 適切なリスク軽減のため規則性のある緩やかな利上げ実施すべき。」
セントルイス連銀総裁
「先週のFOMCで示された参加メンバーによる金利見通しと、
 市場の金利見通しが一致せず、ドットプロットが示すペースで、
 当局が利上げを行うと市場参加者が必ずしも予想していない状況で
 金融市場の価格形成が進んでいる現状は悩ましいと感じている。」
報道「衆議院が解散。」
米10年債利回りは一時2.35%台へ上昇。
黒田日銀総裁
「現在の景気拡大は持続性が高い。物価の動きは今後変わってくる。
 引き続き強力な金融緩和を粘り強く進めていく方針。」
エストニア中銀総裁
「ユーロ相場は歴史的にみて引き続き平均水準に近い。
 インフレは緩やかな上昇過程を続けるはず。」
IMF
「ギリシャ銀をめぐる課題は早期に解決する見込み。」
カーニーBOE総裁
「EU離脱の進行は今後の英国経済見通しにとって最重要。
 英中銀の使命はCPI目標をスムーズに達成すること。
 これまでの危機と同様にEU離脱においてもBOEの独立性を維持。」
原油先物は52ドル台で推移。
プラートECB理事
「景気回復背景に金融政策正常化の経済ショックは限定的に。
 季節要因に振り回されず持続的なインフレが望ましい。
 目標達成を確信も、まだ仕事は完了していない。
 基調インフレの測定でコアインフレ率に替わる指標を模索中。」
バルニエEU主席交渉官
「英EU離脱交渉で新たな動きも多くの作業残る。
 欧州司法裁判所の役割について合意できず。
 十分な進展には至らず、今後数週間から数ヶ月掛かる見込み。」
カンザスシティー連銀総裁
「緩やかな利上げ継続が適切。
 金融政策はどちらかと言えば緩和的。」
IMF副報道官
「トランプ政権の税制改革に賛同。
 FRBの緩和縮小は緩やかでデータ次第・
 FRBの行動に関しては通常通りで驚きはない。」
コーン米国家経済会議(NEC)委員長
「20%の法人税率は明確な一線。それを超える水準は受け入れない。
 15%よりも低い水準からスタートして、
 交渉余地を確保しておきたかった。」
ムニューシン米財務長官
「米企業が競争力を持つことが重要。
 大統領は経済成長に焦点をあてている。
 税制改革案は元が取れ、財政赤字を縮小する。
 6%のGDPは楽観的すぎる。2.9%が妥当。
 大統領は富裕層への減税を目的にしていない。
 20%の法人税減税は譲れない。」
フィッシャーFRB副議長
「FOMC金利見通し(ドット・プロット)は
 メンバーの見解を反映したもので、
 あくまで予想であり事実ではない。」
米7年債の入札では最高落札利回り2.130%、応札倍率2.70倍。
米10年債利回りは2.30%台へ低下。原油先物は51.56ドル。
NYダウは40.49ドル高の22381.20で取引を終える。


<9月29日(金)>

日経平均は47.77円安で寄り付き6.83円安の20356.28で大引け。
東京時間は米10年債利回りが2.31%台で推移。
金融庁
「仮想通貨取引所として11社を登録。17社は継続審査中。」
韓国政府金融委員会
「イニシャル・コイン・オファリングICOを全面的に禁止する方針。」
カーニーBOE総裁
「消費者信用とEU離脱がリスク材料に。
 EU離脱について英中銀は多くの対応はできない。
 金利は今後数ヶ月で上昇するだろう。」
NHK
「北朝鮮が弾道ミサイル燃料を独自に製造の可能性。」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.30%台へ低下。
米コアPCEデフレータ(8月)は市場予想より弱い前月比0.1%。
米10年債利回りは一時2.29%台へ低下。ドル売り反応。
WSJ報道
「トランプ大統領とムニューシン米財務長官が昨日、
 ウォーシュ元FRB理事と面談。
 来年2月に任期を向かえるFRB議長の後任候補として
 潜在的な能力があるか協議した。」
シカゴ購買部協会景気指数(9月)は市場予想より強い65.2.
米10年債利回りは2.33%台へ上昇。ドル買い反応。
ブルームバーグ(関係者の話)
「トランプ大統領は他のFRB議長候補とも面談した。」
フィラデルフィア連銀総裁
「GDPは期待通りに健全に推移。
 GDPはトレンドを若干上回って推移。
 労働市場はタイトに思われる。第4四半期にはGDPは回復。
 我々は一部、賃金上昇圧力を見始めている。
 インフレは二大責務の問題の一部。
 利上げを一旦止めているのは適切。
 12月と来年3回の利上げを予想。」
WSJ報道
「トランプ大統領はパウエルFRB理事を
 次期FRB議長候補として面接。
トランプ大統領
「イエレン、コーン、ウォーシュ、パウエル各氏を面接。
 次期FRB議長人事を2、3週間以内に決定する。」
原油先物11月限は51.67ドル。米10年債利回りは2.339%。
NYダウは23.89ドル高の22405.09で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初25日に112.17レベルで始まり東京時間序盤に
112.53へ上昇しましたが、その後、反落してNY時間後半に111.47へ
下落する展開になりました。その後、揉み合いになりましたが、26日
のロンドン時間から反発して揉み合いながらも堅調傾向で推移して、
27日のNY時間序盤にかけて週高値となる113.25へ上昇する展開にな
りました。その後、NY時間後半に112.37へ反落しましたが、その後
に再び反発して28日のロンドン時間序盤に113.20へ上昇する展開に
なりました。その後、29日のオセアニア時間にかけて112円台前半に
反落して、その後に112円台後半に反発する揉み合いになり、NY時間
序盤に112.21へ反落した後に112.73へ反発して112.52レベルで週の
取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初25日に下窓を空けて1.1899レベルで始ま
り、東京時間後半にかけて1.1936へ反発しましたが、その後、小幅な
揉み合いを経た後に反落して、揉み合いながらも軟調傾向で推移して
26日のNY時間後半にかけて1.1757へ下落する展開になりました。
その後、1.1810へ反発しましたが、再び反落して軟調傾向で推移して
27日のNY時間序盤にかけて週安値となる1.1717へ下落する展開にな
りました。その後、切り返して、揉み合いながらも堅調傾向で推移し
て1.1814レベルで週の取引を終えました。




●今週(10月2日から10月6日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは9月29日の高値112.73
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は113.00の「00」
ポイント、さらに上昇した場合は28日の高値113.20から27日の高値
113.25、ここを上抜けた場合は7月14日の高値113.57、さらに上昇し
た場合は114.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は7月11日
の高値114.49を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは9月29日オセアニア時間の安値112.25
から29日の安値112.21を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた
場合は112.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は25日の安値
111.47、ここを下抜けた場合19日安値111.20から21日安値111.14
さらに下落した場合は111.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合
9月15日のNY時間の押し安値110.61を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、2日の日銀短観と
米ISM製造業景況指数、4日の米ADP雇用統計と米ISM非製造業景
況指数とイエレンFRB議長の発言、5日の米貿易収支と米新規失業保
険申請件数と米製造業新規受注、6日の米非農業部門雇用者数と米失業
率と米平均時給、などが注目されます。


先週のドル円は、週初の北朝鮮の李外相による「トランプ米大統領の
発言は明白な宣戦布告に相当する。」との発言、衆議院の解散観測、
そして26日のイエレンFRB議長の「FOMCはゆっくりし過ぎない
よう注意すべき。緩和政策の長期化は金融の安定を損ないかねない。
インフレ2%達成まで政策据え置くのは賢明ではない。時間をかけた
小幅利上げなければ景気過熱のリスク。(後略)」とのタカ派的な発言、
そして週後半での「米法人税を現行の35%から20%へ引き下げ提案。
個人所得税に関しては最高税率を基本的に35%へ引き下げ提案。」など
を骨子とするトランプ米政権と米共和党による「税制改革案の公表」、
そして週末の「ランプ大統領がイエレン、コーン、ウォーシュ、パウ
エル各氏を面接。次期FRB議長人事を2、3週間以内に決定する。」
との報道、などに揺れながら111円台半ばから113円台前半を範囲と
する上下動となり週の始値と終値では35Pips程の上昇になりました。


さて今週の注目の焦点は、週末6日のハリケーンの影響も懸念される
時期の米雇用統計(9月)の発表ですが、トランプ米政権と米共和党の
「税制改革案」が議会を通過できるかは未知数で、減税への財源に対
する市場観測、そして、25日に安倍首相が「目標は与党で過半数、取
れなければ辞任する。」と発言していますので、本邦の衆議院選挙への
市場観測、なども注目されますとともに、29日に「北朝鮮が弾道ミサ
イル燃料を独自製造の可能性。」と報道されていて、10月10日の朝鮮
労働党創建記念日も近づいてきていることで、「北朝鮮リスク」にも
引き続き注意してトレードしていきたいものです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは29日の高値1.1832
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は26日の東京時間の
戻り高値1.1861、さらに上昇した場合は1.1900の「00」ポイント、
ここを上抜けた場合は先週高値1.1936、さらに上昇した場合は22日の
高値1.2004を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは1.1800の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は29日の安値1.1772、さらに下落
した場合は26日の安値1.1757、ここを下抜けた場合は28日の安値の
1.1721から27日の安値1.1717、さらに下落した場合1.1700の「00」
ポイント、ここを下抜けた場合は8月17日の安値1.1662、さらに下落
した場合は7月26日の安値1.1612を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標では、2日の欧失業率、3日の欧生産
者物価指数、4日の欧小売売上高、5日の欧ECB理事会議事録要旨、
6日の独製造業新規受注、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとし
て、2日の米ISM製造業景況指数、4日の米ADP雇用統計と米ISM非
製造業景況指数とイエレンFRB議長の発言、5日の米貿易収支と米新
規失業保険申請件数と米製造業新規受注、6日の米非農業部門雇用者数
と米失業率と米平均時給、などが注目されます。


先週のユーロドルは、独連邦議会選挙でメルケル首相の与党が第1党
は維持するも前回に比べて議席を減らして、独新興右派政党が躍進し
たことを背景に下窓を空けて始まり軟調に推移しましたが、週の後半
から下げ幅を縮小して、週の始値と終値では85Pips程の下落になりま
した。


さて、今週のユーロドルですが、週初は10月1日のスペインのカタル
ーニャ州の独立の是非を問う住民投票の結果がまずは注目されます。

そして25日にドラギECB総裁が「QEに関する決定の大部分は10月
に下す予定。」と重ねて発言していることで、ECBの緩和縮小への市場
観測の動向が注目されますとともに、対ドル通貨ペアとして週末6日
の米雇用統計が注目されます。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その260 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百六十話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週は衆議院の解散にイエレンFRB議長の発言、
 そして、トランプ米政権と米共和党による米法人税を現行の35%
 から20%へ引き下げるなどを骨子とする「税制改革案」の公表、
 ホワイトハウスが次期FRB議長の人選をしているニュースなど、
 いろいろなイベントがあったが…、ドル円は111円台半ばから
 113円台前半を範囲とする上下動となり週の始値と終値では35Pips
 ほどの上昇になったよな…。』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 米税制改革案では個人事業主やパートナーシップ出資者に課税する
 パススルー課税を25%程度に引き下げる案や、米企業が海外資産を
 米国内還流する場合の一時的な優遇課税案なども盛り込まれたよう
 じゃが…、ヘルスケア法案がいまだ議会で可決していないように、
 減税に対する財源問題などもあり、米議会を通過できるか未知数で
 今後の米税制改革案にかかわる展開が注目されるのう…。」


『ところで、先週の北朝鮮のロケットマンは大人しかったようだが、
 今週は週末の米雇用統計がいつもながら焦点になりそうだな…。』


「ふむ…。米雇用統計はハリケーン被害の多かった9月分ゆえ、
 ある程度の落ち込みは市場も想定しているが注目されるのう…。
 そして、トランプ米大統領と北朝鮮との舌戦が激しくなるも、
 先週は北朝鮮のミサイル発射はなかったが…、10月10日の
 朝鮮労働党創建記念日も近づいてきていることで『北朝鮮リスク』
 には引き続き注意しておいた方がよさそうじゃのう…。」


『他にも話したいことがあるけど、前段の話が長くなる行けねぇ…。
 さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?
 「攻守のバランスのお話」や「良くない状況排除のお話」かい?』


「ふむ。それらのお話もいつかはさせてもらおうと思っとるのじゃが
 先週、金融庁がFX証拠金倍率を10倍程度に引き下げる『検討』を
 していることが報道されことにちなみ、この話題ついて
 お話をさせてもらおうかのう…。溜口剛太郎殿。」


『その金融庁の発表はオレ様も気になっていたところだぜ…。
 株式信用取引倍率に徐々に歩調を合わすとか、FXトレーダー保護、
 ということなのかもしれないが、オレ様は賛成できないな…。』


「FXの証拠金倍率については2010年に50倍へ2011年には25倍へ
 と引き下げられたが…、さすがに証拠金倍率10倍にまで下げるのは
 如何なものかのう…。FXの魅力が減じてしまわぬか心配じゃ…。」


『フルレバで無茶なトレードをする人がいるのは確かに事実だけど、
 投資や投機は自己責任で行うもので、証拠金倍率(レバレッジ)は
 まぁ、例えるならカードの与信枠のようなものであり…、
 本来はそれ自体が「悪」ということではではないからな…。
 まだ金融庁は検討の段階という事だけど、そうなる事が確定したら
 日本国内の証券会社やFX会社の口座数が減って、海外のFX会社に
 口座を移転するトレーダーも増えてくるんじゃないかな…。』


「ふむ…。まぁ、そうなる可能性もあるかもしれぬが…、
 FXの海外口座については税金の問題もあるからのう…。」


『オレ様は日本国内の証券会社FX会社しか使っていないが、
 日本国内業者と海外業者でのFX取引では税金が異なるのかい?』


「ふむ。ジイも溜口殿と同じようにFX口座は国内業者だけじゃが、
 また、ジイは税の専門家でもなく、聞きかじっただけじゃが…、
 国内業者でのFXトレードで得た利益は申告分離課税で20.315%
 の税率であるのに対して、海外業者でのFXトレードで得た利益は
 雑所得扱いで所得税と住民税を合わせると最大55%にもなるそうで
 証拠金倍率だけではなく、税金のこともよく考える必要があろう。」


『詳しくはググってみることにするが、日本国内業者と海外業者では
 そんなに税金が異なるのか…。ちょっと驚いたぜ…。』


「儲かっている場合ということになるが、トレードの最大のコストは
 税金であり、これについてはよく考える必要があるのじゃのう…。
 国内業者でのFXトレードの損益は、株取引などとの損益通算もでき
 また、損失の繰越控除が翌年以降3年間できるのに対して…、
 海外業者でのFXトレードで得た利益は雑所得の扱いで
 所得税と住民税を合わせると最大55%になるだけではなく、
 株取引と損益通算もできなく、損失の繰越控除も認められていない
 ということなのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『ふーん。日本国内業者は言ってみれば税制で優遇されている
 とも言えそうだな…。証拠金倍率だけで口座の海外移転することは
 よく考えた方がよさそうだな…。ジイさん。』


「まぁ、海外業者が雑所得の扱いと言っても、年195万円以下の利益
 の場合、雑所得では所得税と住民税を合わせても税率は15%で、
 年間に195万円以下の利益の場合、雑所得扱いの方が節税となる
 とのことではあるが…、例えば、FXのトレードで4000万円以上の
 利益となってしまった場合では、日本国内業者でのFXトレードでは
 800万円少々の納税で済むが、海外業者でのFXトレードの場合では
 雑所得扱いで4,796,000円の控除を差し引いても、1720万円ほどの
 納税をしなくてはならないそうなのじゃのう…。」


『へぇ。その差は2倍以上にもなるのか…。驚いたぜ。』


「先ほども言ったように、ジイは税の専門家ではなく
 聞きかじっただけで、どこまで正しいか確証はなく、
 税の専門家に聞くかググるなどして確かめてもらいたいのじゃが…
 損失の繰越控除も大きな問題となろう…。少し極端な例じゃが、
 仮に2年間の損益として、初年度4000万円の損失で、
 次年度4000万円の利益となった場合、2年間の通算損益はゼロで
 日本国内業者での取引の場合、2年間としての納税は実質ゼロと
 なろうけれども…、海外業者の場合では、雑所得の扱いゆえ、
 損益の年次通算は出来なく、初年度4000万円の損失では
 当然、納税もゼロとなろうが、次年度4000万円の利益に対して、
 4,796,000円の控除を差し引いても、1720万円ほどの納税を
 しなくてはならないという事になるようなのじゃのう…。」


『2年間での通算利益はゼロなのに、次年度4000万円の利益に対して
 1720万円も納税しなくてはならないという事かよ…。恐ろしいな。』


「これは極端な例で…、また、海外業者を否定するわけではないが、
 国内業者か海外業者かを選ぶ際には、税金のことも少しばかりは
 考える必要があるのではなかろうかのう…。溜口剛太郎殿。」


『それにしても、金融庁が証拠金倍率を10倍にまで下げることは
 なんとか勘弁してもらいたいもんだぜ…。
 金融庁の相談室 https://www.fsa.go.jp/opinion/ や
 内閣府への意見 https://form.cao.go.jp/keizai3/opinion-0001.html
 などに、オレ様は意見陳述してやろうかな…。』


「ほう。今は国に対して意見を述べるこんな場があるのじゃのう…。」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

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