FX 勝者と敗者のリポートのお話

先週末にはロンドン時間からNY時間のはじめにかけて
ドル円とクロス円が下げましたが、
NY時間では米経済指標が相次いで悪い数字となったものの、
後半にはやや持ち直しも見せました。
週はじめの展開が注目されます。

先週末15日(金)は、前日のNY時間に
バーナンキFRB議長の議会証言での米経済見通しについての
ネガティブな発言を受けてのNYダウの下げに、
リスク回避の動意となったドル円とクロス円の下落が、
東京時間の前に一服となってのスタートとなりました。
日軽平均は前日比マイナス圏ではじまり、
その後もしばらく軟調が続きましたが、
為替市場は織り込みが済んでいて
昼過ぎまで保ち合いが続きました。
昼過ぎに発表された日銀政策金利は
市場予想とおりの据え置きとなりました。
その後、午後になって日経平均が
しだいに反発して行ったこともあって、
ドル円とクロス円もしだいに堅調となっていきました。
日銀金融経済月報では、景気は減速するも
基調は緩やかに拡大という見解が示されました。
また、福井日銀総裁の記者会見では、
日本の景気の好循環が弱まっているものの
政策運営にはインフレ圧力も考慮すべきとの
見解が示されましたが、政策スタンスには変更はないとして、
市場反応は極めて限定的でした。
日経平均はほぼ前日の終値レベルで取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、
東京の午後からの円高傾向がさらに強まり、
ドル円やクロス円が上昇しました。
ダウ先物や欧州株価もはじめしばらく堅調に推移しました。
モノラインが格下げとなる前に救済策が打ち出されるとの噂も
出ていたようです。夕方からポンドが下落し始めて、
これに追従するように欧州株価も頭が重い展開となって、
やがて下落していきました。
午後7時頃になると株価下落にリスク回避の動意となって
ドル円とクロス円が大きく下げ始めました。
特に原油価格を背景としたカナダの下げと、
ポンドの下落が顕著となりました。
連休を前にした持ち玉調整もあったか、
ストップを巻き込みながら、
ドル円とクロス円の下げが続きました。
一方、早くに下げていたポンドドルはドル売りもあって
夜7時頃からは揉み合いとなり、
ユーロドルや豪ドル米ドルなどは
アップダウン忙しい展開となりました。

ニューヨーク時間に入ってもドル円とクロス円の下落は続き、
10時半のNY連銀製造業景気指数が市場予想を
大きく下回る約5年ぶりの低水準の−11.7という結果も手伝って
リスク回避の強い動意にドル円とクロス円の下落に
拍車がかかることとなりました。
ドル円が一時107円前半あたりまで、
ポンド円が一時210円前半まで下落しました。
その後、米ネット長期TICフローが565億USD、
ミシガン大学消費者信頼感指数が69.6と、
相次いで市場予想を大きく下回る悪い結果となって、
カナダ円では一時106円台半ばあたりまで下落しましたが、
NYダウの下げも一服となったこともあって、
下値を拾う買戻しも入って、
ドル円とクロス円は揉み合いとなって行きました。
また一方、ドルカナダはカナダの下げに
一時1.01台まで上昇しました。
後半からはNYダウが上下動しながらも反発して、
ドル円やクロス円が緩やかに上昇に転じていきました。
要人発言では、FRBのミシュキン理事の
「インフレ期待が大幅に上昇する明確な兆候が現れれば、
政策金利を維持するか利上げも視野に入れる必要がある」
とのコメントが印象的でした。
NYダウは終盤戻して前日比−28.77ドルで取引を終えました。

週はじめの今日18日(月)は、
朝の8時50分に日第三次産業活動指数、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格、
午後2時に日景気先行指数(確報値)、日景気一致指数(確報値)、
夕方の5時15分にスイス実質小売売上高、
などの経済指標が発表されます。
今日は米国がプレジデントデーで、
米指標の発表はありません。今日の指標はやや小粒です。

明日19日(火)は、
夜の7時に欧建設支出、
夜の9時に加消費者物価指数、
夜の10時半に加卸売売上高、
深夜3時に米NAHB住宅市場指数、
などの経済指標が発表されます。
この日もやや小粒な指標ですが、
カナダの指標には一応注目です。

さて、週はじめの今日18日(月)は
米国がプレジデントデーでお休みです。
先週末にはロンドン時間からドル円とクロス円が下げましたが
NY時間では米経済指標が相次いで悪い数字となったものの、
後半にはやや持ち直しも見せました。
週はじめの展開が注目されます。

今日明日と、比較的小粒な経済指標ですので、
株式市場のご機嫌伺いの相場展開の可能性もありそうです。
各市場の株価を睨んで機敏にトレードして行きたいものです。

さて今日は、勝者と敗者のリポートのお話です。

ラリー・ウィリアムズの1993年2月のニュースレターには、
とても興味深いお話が載っています。

彼が、勝っているトレーダー20人と、
負けているトレーダー30人を調査したリポートです。

まぁ、母数が少ないので参考までということに
なるとは思いますが、とても面白い結果が書かれていました。

両者の共通点として挙げられていたものは、

トレードへの情熱でした。

どちらのトレーダーも熱心に情熱を傾けて
集中力とエネルギーを注入してトレードをしているのですね。

そして、生活やライフスタイルについては、
ほとんどの事柄に白黒の判断を下して、
灰色は好まないところがあるとしています。

なんとなく、頷けるような感じもしますね。

また、あまり社交的な人は少ないとの
リポートとなっています。

私は、凄く社交的なトレーダーも知っているのですが、
トレードはけっこう孤独な仕事なので、
人付き合いはちょっと苦手というトレーダーは
やはり少し多いのかもしれませんね。

さてそして、
両者の違いについてのリポートですが、

負けてるトレーダーの共通点は、

いかに早く1万ドルを100万ドルにするかという気持ちで
トレードしているということを挙げて、

「早期に大きな収益」をゴールとして、
情熱に突き動かされてトレードをして、
ポジションを持たずマーケットを傍観していることができない、
とラリー・ウィリアムズは指摘しています。

また、マネーマネジメントに気を配らなく、

「このゲームは、正しいか間違っているかであって、
 マネーマネジメントを競うわけではない。」

と言う人までいて、口座残高を毎日確認するトレーダーが
いることに驚く人もいたそうです。

また、自身で真剣にトレードしいるのにもかかわらず

「ほんとうに、トレードで生計を立てている人が 
 存在しているのか。」と問われたとも書かれています。

そして、勝っているトレーダーの共通点は、

マネー・マネジメントを実行していて、
調査の範囲では全ての人がテクニカル・トレーダーで、

心に刻んだ大きな負けトレードを経験していて、
損切りを使い、うまく行っていないトレードを「摘む」
ことができるとリポートされています。

そのほかでは、

オプション取引はしていなく、
好みのマーケットだけに集中している。

トレードで収益を上げられることを確信している。

などを挙げています。

また、純粋に情報自体を探しても、
助けてくれる人や儲けさせてくれる人を探すことはなく、

収益に貢献しない情報を拒否するオーラのような
防護壁を持っていると結んでいます。

少数調査のリポートですが、少し参考とできそうですね。


参考: LONG-TERM SECRETS to SHORT-TERM TRADING


この記事へのコメント
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Posted by シン at 2008年02月19日 17:21
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Posted by 管理人 at 2008年02月20日 06:47
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