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FX 判断基準のお話

昨日12日は、欧米の株価がバフェット氏の出動で上げましたね。

米セントルイス地区連銀総裁によると、
米経済は「滑りやすいスロープの上に非常に粘着性のある靴で
立っている」状態なのだそうです。^^
少しユーモラスでなんとも微妙な表現ですね。

昨日12日(火)は、オセアニア時間で
前日のNY午後の動きを緩やかに調整する
地合いを継いでのスタートとなりました。
日経平均は、はじめ下振れたものの、その後は持ち直し、
緩やかながら堅調に推移しましたが、
為替の反応は鈍く小さめのレンジでの小動きが続きました。
午後2時半ころからクロス円や
ユーロドルなどのドルストレードが上昇しました。
ドル円の上昇は極めて限定的でした。
その後、クレディ・スイスの決算が発表され、
2007年通年の純利益は85億スイスフランで、
四半期末の米サブプライムエクスポージャーは
ネットで16億スイスフランという結果となりました。
日経平均は後半に軟調となって、
前日比プラスとはなったものの、
13021.96円で取引を終えました。

ロンドン時間に入ると、
東京終盤ころからの上昇を継いで
クロス円やドルストレート通貨が上昇するも、
オランダのINGが巨額の評価損を計上するのでは?
との噂に、ほどなく失速して軟調となりました。
午後6時半に英経済指標が発表され、
消費者物価指数が市場予想を下回る結果となって、
ポンドが下げました。
ポンドドルが一時1.94台半ばあたりまで、
ポンド円が一時207円台後半まで下落しました。
また、独ZEW景況感調査は、
市場予想よりよい結果となりました。
欧州株は一時軟調となっていましたが、
その後、著名投資家のウォーレン・バフェット氏が
モノライン数社に債務引受けを申し出たとの報道があって、
株価は上昇に転じて堅調に推移しました。
ドルストレートが上昇に転じて、
ドル円とクロス円も上昇して行きました。

ニューヨーク時間に入ってもロンドンの流れを継いで、
ドル円とクロス円とドルストレート通貨の上昇は
株式市場の堅調を背景に続くこととなりました。
ドル円は上下動しながらも一時107円半ばあたりまで、
ユーロ円が一時157円台に瞬間乗せるあたりまで、
ポンドドルが一時1.96台前半まで上昇しました。
NY後半になると一時200ドルを超える上昇となっていたNYダウが
米GMが円換算で4兆1,500億円もの
赤字決算となった報道も影響してか調整となり、
これに応するようにドル円とクロス円および
ドルストレート通貨も揉み合いから調整の動きとなりました。
NYダウは前日比+133.40ドルで引けました。

今日13日(水)は、
早朝6時45分にNZ生産者物価指数、
朝の8時半に豪Westpac消費者信頼感指数、
朝の8時50分に日国内企業物価指数、日国際収支、
午前9時01分に英RICS住宅価、
午後2時に日消費者態度指数、
午後4時に独卸売物価指数、
夕方6時半に英失業率、英国際労働機関失業率統計
など複数の英指標、
夜の7時に欧鉱工業生産、
夜の7時半に英BOE四半期インフレ報告、
夜の10時半に米小売売上高、
深夜12時に米企業在庫、
などの経済指標が発表されます。
英BOE四半期インフレ報告と米小売売上高には注目です。

明日14日(木)は、
朝の8時半に豪消費者インフレ期待、
朝の8時50分に日実質GDP(速報値)、日名目GDP、
日GDPコアデフレータ、
午前9時半に豪失業率、豪新規雇用者数、豪労働参加率、
午後1時半に日鉱工業生産(確報値)、日設備稼働率(確報値)、
午後3時に日工作機械受注(確報値)、
午後4時に独GDP(速報値)、
夕方6時に欧ECB月報、
夜の7時に欧GDP(速報値)
同7時にスイスZEW景況感調査、
夜の10時半に米貿易収支、米新規失業保険申請件数、
同10時半に加国際商品貿易、
などの経済指標が発表されます。
豪・独・欧・米の指標には注目です。

また、NY時間深夜12時ににバーナンキFRB議長と
ポールソン財務長官の議会証言が予定されています。
こちらには大いに注目です。

さて、要人発言も、米セントルイス地区連銀総裁からは、
「滑りやすいスロープの上に非常に粘着性のある靴で
 立っている。リセッションの確率は高まっているが
 回避できる確率は高い。」

ドイツのシュタインブリュック財務相からは、
「欧州経済は非常に順調に推移しているが、
 過小評価できない ダウンサイドリスクがある。」
との発言があるなど、
なんとも微妙な表現となっているようです。

欧州株価は、ウォーレン・バフェット氏がモノライン数社に
債務引受けを申し出たとの報道に全面高となりましたが、
米の株価は堅調となるも
米GMが円換算で4兆1,500億円もの赤字決算となった
報道もあって、調整も大きな展開となりました。
また、スイスUBSや複数の欧州金融機関の
決算発表も予定されているため、
今後も為替は株価のご機嫌伺いの展開も予想されます。

13日の英BOE四半期インフレ報告と米小売売上高、
そして、14日のバレンタインデーでのバーナンキFRB議長と
ポールソン財務長官の議会証言が注目されます。

株式市場の動向も睨みながら、
機敏にトレードして行きたいものです。

さて今日は、判断基準のお話です。

私の今は亡き母が、脳梗塞で倒れて
入院したことがありました。

家から救急車で母は脳神経外科へ運ばれ、
いったんは血液の凝固を取る注射で
半身不随もなく一命は取り留めました。

しかし、翌日の午前中に病院から呼び出しがありました。
入院中の病院内で深夜に再び脳梗塞を起こして、
深夜でしたので発見まで数時間たってしまい、
脳の一部壊死によって母は半身不随の危機と
なってしまったのでした。

そして、お医者に血管のスキャン写真を見せられながら

「血栓の部位は急所を外れているけれども、
 太い血管のこの部分が極端に細くなって、
 血流が著しく悪くなっています。半身不随云々ではなく、
 生命維持のため、緊急に手術が必要です。
 カテーテルを使って血管を広げる
 バルーンという方法もありますが、
 血管の硬化もみられるので血管破裂の危険もあり…、
 そして、……。」

私は頭がくらくらしました。

「そうですか…。血管を無事拡張できると、
 半身の一部機能は残せる可能性があるのですね。
 でも、血管の破裂の危険があるのですか…。
 他の方法はないのですか?」

「他の方法としては、そうですね…。
 血管をバイパスするという方法はあります。」
 
「どっちが安全ですか?」

「急所近くですので、バイパスは少し離れた部位へとなって、
 半身全廃の可能性はいたし方ありませんが、
 安全度ではこちらの手術のほうです。」

「そうですか…。半身全廃はしかたありませんね。
 バイパス手術のほうでお願いいたします。」 

私はよりよい可能性よりも、命の安全を選択しました。
リスクを嫌う選択をしたわけです。

そういえば、
ビジネスでも、投資でも、人生でも
常に人は判断を迫られるものですね。

恐らくビジネスは、(短期長期を含めて)
「儲かるか損するか」が判断基準となるようです。
そして、信用も判断基準となるのかもしれません。

人生は…、
これはいろいろありますね。

利己欲を信条としていれば、(苦笑)
自分にとって、損か得かが判断基準となるようです。
私もそうですが、誰でも少しはこの基準があるものです。

家族を大切にしている人にとっては、
家族が幸せになるか不幸せになるかが
判断基準となるかもしれません。

宗教的信条を持っている人は、
他の人にとって、幸せかそうではないかが
判断基準となるのかもしれませんね。

そして国単位では、多数にとって良いことを
少数の不都合も助けながら行うということが、
判断基準となるのかもしれませんが、どうなんでしょう。

さて、トレードの判断基準ですが、
最終的にはビジネスと同じように
「儲かるか、損するか」ですが、
まず、エントリーに際しては「上るか、下がるか」ですね。

エントリー後は、判断の連続となります。
含み損をどうするか、含み益はいつエグジットするか…。

そのまま何もしないことは、
含み損益を継続する判断となりますね。

投資行動にはプロスペクト理論というものがあって、
人は、含み益となったときには、
危険を回避して早く利食いをしたくなり、
含み損となっているときには、
リスクを選好して損切りを拒む心理が働きます。

これは、損をしたくないという心理によるものですが、
どうも、含み損益の状況において
執行の判断基準がガラリと変わってしまう
傾向があるわけですね。

トレードにはエントリーの基準となるテクニックともに、
資金管理にも基づいた、エグジット(退出)の基準となる
明確なルールが必要となります。

ちょっと、とりとめないお話となってしまいましたね。
お許しください。 m(_ _)m

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