FX 時間が与える利益のお話

昨日は、米小売売上高と消費者物価指数が
ともに悪い数字で相場が大きく動きましたね。

昨日15日(火)の東京市場は、
ドル円やクロス円およびドルストレート通貨が
オセアニア時間での地合いを継いで
静かなスタートとなりました。
日経平均も小高く寄り付きましたが、
仲値でもドル円は振るわず、先週末のCNBCによる
「シティ・グループは、240億ドルの評価損とともに
 2万人近くの人員削減の可能性」との憶測記事に合わせて、
ウォール・ストリート・ジャーナルからも
「シティ・グループは今決算で減配を表明する可能性」
という憶測記事が出たためか、徐々に円高傾向となって、
午後になると日経平均が軟調となり、
05年11月以来の14,000円割れとなって
リスク回避の円買いが加速していきました。

ロンドン時間に入ると、
ウォール・ストリート・ジャーナルから
グリーンスパン前FRB議長の
「米経済はリセッション入りの可能性」
とのコメントが報じられました。
夕方6時半になると英消費者物価指数などが発表され、
+2.1%と3ヶ月連続でBOEのインフレターゲットを
上回ったものの、BOEの利下げ観測も根強く、
発表直後は動意があまり見られませんでしたが、
その後、ポンドは徐々に値を上げる展開となりました。
夜7時になると独ZEW景況感調査が発表されて、
市場予想を下回る15年来の悪い数字となって
独経済の悪化が示されましたが、
限定的な市場反応となりました。
夜8時半には米シティグループの四半期決算が発表され、
98.3億ドルの赤字という結果になりましたが、
限定的ながら一時ドル円とクロス円が上昇する
場面が見られました。欧株は軟調に推移しました。

ニューヨーク時間に入ると、
注目の米小売売上高と米生産者物価指数が発表されて、
米景気後退懸念を裏付けるかのような悪い数字となって、
ドル円が05年6月以来の107円割れとなって
一時106円68銭あたりまで下落して、
ユーロ円が一時158円半ば近くまで急落するなど、
ドル円とスロス円が全面安となりました。
また一方、ドルストレート通貨は、
ユーロドルが1.49台前半まで上昇した後に
1.48台前半まで急落して、
ポンドドルが1.97台前半まで上昇した後に
1.96台前半まで下落、そして、
豪ドル米ドルが0.88台前半まで急落するなど、
ポンドスイスなど上昇したものもありましたが、
後半は主要通貨はほぼ軒並み下落となりました。
また、NYダウは−277.04ドルまで下落して引けました。

今日16日(水)は、
朝8時50分に日機械受注、日貿易収支など複数の日指標、
朝9時01分に英RICS住宅価格、
朝9時半に豪住宅ローン、
午後3時に日工作機械受注(速報値)、
夕方4時に独消費者物価指数、独調和消費者物価指数、
夕方6時半に英失業率など複数の英指標、
夜の7時に欧消費者物価指数、
夜の10時半に米消費者物価指数、
夜の11時に米ネット長期TICフロー、
夜の11時15分に米鉱工業生産、米設備稼働率、
深夜3時に米NAHB住宅市場指数、
などの経済指標が発表されます。
英欧の経済指標、特に米の経済指標には注目です。

明日17日(木)は、
早朝6時45分にNZ消費者物価指数、
朝の9時半に豪失業率、豪新規雇用者数、
午後1時半に日鉱工業生産(確報値)など複数の日指標、
夜の7時にスイスZEW景況感調査、
同夜の7時に欧貿易収支(季調済)、
夜の10時半に米建設許可件数、米住宅着工件数、
新規失業保険申請者数、
同夜の10時半に加国際証券取扱高、
深夜12時にフィラデルフィア連銀、
同深夜12時に米バーナンキFRB議長議会証言、
などが発表されます。
NZ、豪、米の経済指標には注目です。
また、米バーナンキFRB議長議会証言には特に注目です。

さて、グリーンスパン前FRB議長からも
「米経済はリセッション入りの可能性」とコメントされるなど、
発表される米経済指標もサブプライム問題が実体経済へと
波及していることを告げてきているのかもしれません。

一説によると、米シティグループ傘下の
7つのファンドなどの赤字はまだ表面化されていないが、
5兆円を超えているとも噂されていて、
不気味な感じすらします。

「こんなときゃ、売ってりゃいいんだ」なんて声も聞かれ、
サブプライムの激震に経済の先行きが強く懸念されます。

要所では調整もあり、そう単純ではないと思いますが、
ドルはまだ厳しい状態が続くとの声は強いようです。
米指標と米バーナンキFRB議長議会証言が注目されます。

さて今日は、時間が与える利益のお話です。

前回のお話の続きであれば、
「損失を克服するただ2つの方法」と題して、
お話を続けるべきですが、

なんともこの題名は、興味だけそそり
いつも拍子抜けするマーケティングの
三流キャッチのようで、ためらいがありました。(笑)

なんのことはない、
「損失を克服するただ2つの方法」とは、

1. 損失となるトレードの比率を低いパーセンテージに抑える

2. 平均損失より充分大きい平均利益を持つ

ただ、「なーんだ」のこれだけなのですが、(苦笑)

「ならば、どうするのか」
のほうが大切なようですね。

1は、優れたトレーディングのテクニックを身につけ、
なおかつ、過剰トレードを控えてよくトレードを厳選して
確信の持てないトレードはしない、ということで、

2は、損小利大ということですね。

損はさっさと損切りして、
そして、塩漬けで口座を破壊するのとは逆に(笑)
利が乗ったら口座が太りきるまで塩漬けするように増やす、
ということのようです。

「なーんだ」ですが、
案外、実行できる人は少ないようで、
それゆえトレードの秘訣なのでしょうね。

リバモアはさらに謎めいた言葉を残しています。

「時間が…、時間だけが
 より大きな利益を与えるであろう。」と。

時間が大きな利益を与える?

相場にはランダムウォーク理論まであって、
見方によっては次の瞬間もわからないカオスの世界ですが、

そのカオスの世界にあって、
時間を味方につけるにはどうしたら良いでしょうか。

撒いた種が時を経て果実となるように、
建てた玉によって大きな利益をもたらさせるには?

話が長くなりました。m(_ _)m

それはまた次回にお話しいたしますね。

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