FX トレードと凡事のお話 その305


今週は、米国による2000億ドル規模の対中関税発動の行方と、
5日の米加NAFTA再交渉および週末の米雇用統計が注目されます。



●今週(9月3日から9月7日)の主な予定


<9月3日(月)>

※ 米・加が休場。

朝8時50分に日第2四半期全産業設備投資、
午前10時半に豪小売売上高(7月)、
午前10時45分に中国財新製造業PMI(8月)、
午後2時40分から黒田日銀総裁の発言、
午後4時にトルコ消費者物価指数(8月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(7月)、
午後4時半にスイスSVME購買部協会景気指数(8月)、
午後4時50分に仏製造業PMI改定値(8月)、
午後4時55分に独製造業PMI改定値(8月)、
午後5時に欧製造業PMI改定値(8月)、
午後5時半に英製造業PMI(8月)、
などが予定されています。
豪・中国・英の指標と黒田日銀総裁の発言には注目です。


<9月4日(火)>

朝8時01分に英BRC小売売上高調査(8月)、
午前10時半に豪第2四半期経常収支、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(8月)、
午後5時半に英建設業PMI(8月)、
午後6時に欧卸売物価指数(7月)、
夜9時15分からカーニー英BOE総裁の発言、
夜10時45分に米製造業PMI改定値(8月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(8月)、米建設支出(7月)、
などが予定されています。
豪・スイス・英・欧・米の指標と
カーニー英BOE総裁の発言には注目です。


<9月5日(水)>

午前10時半に豪第2四半期GDP、
午前10時45分に中国財新サービス業PMI(8月)、
午後4時50分に仏サービス業PMI改定値(8月)、
午後4時55分に独サービス業PMI改定値(8月)、
午後5時に欧サービス業PMI改定値(8月)、
午後5時半に英サービス業PMI(8月)、
午後6時に欧小売売上高(7月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜9時半に米貿易収支(7月)、
同夜9時半に加貿易収支(7月)、加第2四半期労働生産性指数、
夜11時に加BOC政策金利、加BOE声明、
などが予定されています。
豪・中国・英・欧・米・加の指標には注目です。
そして、米・加のNAFTA再交渉の開始が予定されています。


<9月6日(木)>

午前10時半に豪貿易収支(7月)、
午後2時45分にスイス第2四半期GDP、
午後3時に独製造業新規受注(7月)、
午後8時半に米チャレンジャー人員削減予定数(8月)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(8月)、
夜9時半に米第2四半期非農業部門労働生産性改定値、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加住宅建設許可件数(7月)、
夜10時45分に米サービス業PMI改定値(8月)、
同夜10時45分に米総合PMI改定値(8月)、
夜11時に米ISM非製造業景況指数(8月)、米製造業新規受注(8月)、
などが予定されています。
スイス・独・米の指標には注目です。


<9月7日(金)>

朝8時半に日全世帯家計調査消費支出(7月)、
午前10時半に豪住宅ローン件数(7月)、
午後2時に日景気先行指数速報(7月)、日景気一致指数速報(7月)、
午後2時45分にスイス失業率(8月)、
午後3時に独鉱工業生産(7月)、独貿易収支(7月)、独経常収支(7月)、
午後3時45分に仏貿易収支(7月)、仏経常収支(7月)、
同午後3時45分に仏鉱工業生産指数(7月)、仏財政収支(7月)
午後6時に欧第2四半期GDP改定値、
夜9時半に米非農業部門雇用者数(8月)、米失業率(8月)、
同夜9時半に米平均時給(8月)、
同夜9時半に加新規雇用者数(8月)、加失業率(8月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(8月)、
独・欧・米・加の指標には注目です。
そして、自民党総裁選告示が予定されています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(8月27日から8月31日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが94.97で始まり、94.34へ下落した後に
反発して95.05で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルの終値では2.860%へ上昇しました。
NY原油先物(WTI)10月限は週の終値で69.80ドルへ上昇しました。
NYダウは週間174.47ドル上昇、25964.82ドルで取引を終える。
VIX指数は週レベルでは12.86へ上昇しました。



<8月27日(月)>

ドル円は111.32レベルにやや上昇して始まる。
ユーロドルは1.1616レベルにやや下げて始まる。
ポンドドルは1.2841レベルにやや下げて始まる。
豪ドル米ドルは0.7325レベルで始まる。
その後、ドル円はやや反落して揉み合う。
原油先物は68ドル台後半で推移。
東京時間が近づく頃にユーロドルは一時1.1653へ上昇。
ポンドドルは一時1.2865へ上昇。豪ドル米ドルは0.7345へ上昇。
ドル円は一時111.35へ反発して揉み合う。
日経平均は91.92円高で寄り付き197.87円高の22799.64で大引け。
東京時間序盤はドル円は111.18へ反落。ドルストレートはやや反落。
米10年債利回りは2.82%台から2.81%台で推移。
その後、ドル円は一時110.93へ下落。
ユーロドルが一時小幅に反発。ポンドドルはやや反発。
豪ドル米ドルは一時0.7319へ下落。
その後、ドル円は111円台を回復。
豪ドル米ドルは一時小幅に反発して揉み合う。
東京時間後半はユーロドルが1.1611へ下落。
ポンドドルはやや反落して揉み合う。
東京時間終盤にドル円が再びやや反落。
ロンドン時間序盤はユーロドルが1.1594へ下落。
ポンドドルは1.28台前半へ下落。豪ドル米ドルは0.7308へ下落。
ドル円はやや反発。
中国上海株式市場は0.25%高で始まり1.89%高で取引を終える。
独の株式市場はプラス圏で始まる。英はサマーバンクホリデーで休場。
ポンドドルは1.2829へ下落。トルコリラ円は一時17円台へ反落。
その後、ドルストレートは一時やや反発。
ユーロドルは1.16台を回復。
独IFO企業景況感指数(8月)は予想より強い103.8。
ユーロ買い反応。ユーロドルは1.16台前半へ反発。
豪ドル米ドルは一時0.7307へ下落した後にやや反発。
ポンドドルは再び反発。
マクロン仏大統領
「米国との対話の継続が重要。
 米国は世界が共有する歴史に逆行している。
 世界経済は危機に瀕している。
 欧州の安全保障は米国のみに頼ることはできない」
ドル円はやや反落。
NY時間序盤にドル円は110.96へ下落。ドルストレートは上昇。
その後、ドル円は一時111円台を回復。
NYダウは100ドル超上昇して始まる。
ドル円は一時110.95へ下落。
ドルストレートは堅調に推移。
米10年債利回りは2.84%台へ上昇。
その後、ドル円は再び111円台を回復。
報道
「米国とメキシコがNAFTA再交渉で合意。
 次はカナダを加えた協議で再交渉全体の妥結を目指す」
加ドル買い反応。ドルカナダが1.29台へ下落。
トランプ大統領
「メキシコと合意後はNAFTAの名称を削除する方針。
 カナダがメキシコとの合意に加わるか、別になるか見極める。
 カナダとはまだ交渉していないがすぐにトルドー首相に連絡をとる」
独DAXは1.16%高で取引を終える。
ポンドドルは1.2901へ上昇の後に上げ幅をやや縮小して揉み合う。
米2年債入札では最高落札利回り2.655%、応札倍率2.89倍。
ユーロドルは1.1693へ上昇の後に上げ幅をやや縮小して揉み合う。
豪ドル米ドルは0.7356へ上昇の後に上げ幅をやや縮小して揉み合う。
ドル円は小幅に揉み合う。
WSJ
「トヨタ自動車がウーバーに5億ドルを投資する意向」
原油先物10月限の終値は68.87ドル。
NYダウは259.29ドル高の26049.64で取引を終える。
米10年債利回りは2.849%。VIX指数は12.16へ上昇。
NASDAQは0.88%高、S&P500は0.77%高で取引を終える。
NASDAQとS&P500は最高値を更新。


<8月28日(火)>

クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「カナダが合意を拒めば、米国は自動車関税に訴える公算。
 また、中国は米国の通商上の要求の一部にイエスと回答すべき」
NYクローズ後にドル円は一時111.00へ反落。
ドルストレートは小幅に揉み合う。
その後、ドル円は反発。
日経平均は168.10円高で寄り付き13.83円高の22813.47で大引け。
ドル円は111円台前半へ上昇。ユーロドルは一時1.1697へ上昇。
ポンドドルは一時1.2901へ上昇。豪ドル米ドルは一小幅に上昇。
米10年債利回りは一時2.86%へ上昇。
その後、ドル円は111.35へ上昇。
ドルストレートがやや反落。
クドロー国家経済会議(NEC)委員長
「米国とメキシコがNAFTAに代わる新しい貿易協定で合意したが、
 トランプ大統領はカナダとの間でもよい合意を望んでいる」
東京時間後半にドル円はやや反落。
東京時間終盤にかけてドル円は111.19へ反落。
ユーロドルは1.1662へ反落。ポンドドルは1.2861へ反落。
豪ドル米ドルは0.7321へ反落。
ロンドン時間序盤はドルストレートがやや反発。
ドル円は軟調傾向で推移。
米10年債利回りは2.84%台から2.85%台で推移。
中国上海株式市場は0.05%高で始まり0.10%安で取引を終える。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
ドル円は一時111.11へ下落。ユーロドルは一時1.1699へ上昇。
ポンドドルは一時1.2904へ上昇。豪ドル米ドルは一時0.7348へ上昇。
その後、ドル円は一時やや反発して揉み合う。
ドルストレートは一時やや反落して揉み合う。
その後、ドル円は110.06へ下落。ユーロドルはやや反発。
ポンドドルは1.2910へ上昇。豪ドル米ドルは0.7352へ上昇。
その後、ポンドドルはやや反落して揉み合う。
ユーロドルは一時1.1706へ上昇。豪ドル米ドルは0.7356へ上昇。
ドル円は111.01へ下落した後にやや反発。
ユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落して揉み合う。
ロス米商務長官
「現在は中国との通商交渉のベストなタイミングではない」
英財務省
「カーニー英中銀総裁に任期延長を要請との一部報道を否定」
米CNN
「北朝鮮がポンペオ米国務長官に交渉決裂を示唆する書簡を送付」
ドル円は111.11へ反発の後に一時110.99へ反落。
トリア伊財務相
「イタリア政府は3%のEU財政赤字上限を破るつもりはない」
ユーロドルやポンドドルは上昇。豪ドル米ドルは0.7357へ上昇。
ポンドドルは1.2929へ上昇。ドル円はやや反発。
米ケースシラー住宅価格指数(6月)は前回値より強い213.07。
ドル円は一時111.12へ反発して揉み合う。ユーロドル1.1733へ上昇。
ポンドドルは1.2931へ上昇。豪ドル米ドルは0.7362へ上昇。
ムニューシン米財務長官
「利回り曲線のフラットニングについて全く心配していない」
米10年債利回りは2.87%台へ上昇。
NYダウはプラス圏で始まる。
ドル円が一時110.95へ下落。ポンドドルがやや反落。
リッチモンド連銀製造業指数(8月)は予想より強い24、
消費者信頼感指数(8月)は予想より強い133.4。
ドル買い反応。ドル円が111.18へ反発。ポンドドルが1.2870へ下落。
ユーロドルや豪ドル米ドルはやや反落。
ミネアポリス連銀総裁
「拡大は永遠には持続しない。米経済は良好。労働市場は力強い。
 ユーロ圏は力強いが、政治的困難も。関税の影響で農業経済は圧迫。
 米国はカナダと貿易交渉に取り組まなければならない。
 米国は貿易戦争で得るものより失うものが大きい」
ロンドンフィックス過ぎにドル円はやや反落して揉み合う。
ポンドドルはやや反発。ユーロドルや豪ドル米ドルは小幅に揉み合う。
独DAXは0.09%安で取引を終える。
英FTSE100は0.52%高で取引を終える。
米5年債入札では最高落札利回り2.765%、応札倍率2.49倍。
NY時間後半にドル円は反発。ユーロドルは1.1690へ下落。
ポンドドルは再び下落。豪ドル米ドルは0.7333へ下落。
NY時間終盤にかけてドル円は11.24へ反発。
ポンドドルは1.2864へ下落。
原油先物10月限の終値は68.53ドル。
NYダウは14.38ドル高の26064.02で取引を終える。
米10年債利回りは2.880%。VIX指数は12.50へ上昇。
NASDAQは0.15%高、S&P500は0.03%高で取引を終える。
NASDAQとS&P500は最高値を更新。


<8月29日(水)>

NYクローズ後にドル円はやや反落して揉み合う。
ポンドドルは小幅に反発して揉み合う。
ユーロドルや豪ドル米ドルは小幅に揉み合う。
報道
「米上院はコロンビア大学のクラリダ教授のFRB副議長就任を承認。
 賛成69、反対26。2022年2月1日までの任期4年」
報道
「カナダのフリーランド外相がワシントンの米通商代表部に入り、
 NAFTA再交渉の協議に臨んでいる」
ムニューシン米財務長官
「今回はこの先多く発表される貿易合意の第一弾。
 今回の合意で自動車が値上がりする理由はない。
 中国が為替操作しているとは考えていない。
 もし自国通貨の下落を容認している場合は、米国にとって懸念材料」
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「最終的な通商合意を目指して米国は中国と対話を継続している。
 中国はノーと言うばかりではなくたまにはイエスというべき」
トルドー加首相
「米国とメキシコの貿易協議再交渉合意に我々は勇気付けられた。
 米国との交渉でネックとなっている乳製品の供給管理制度に基づく
 高関税などの問題について私の立場は変わらない」
東京時間が近づく頃から豪ドル米ドルがやや反発。
ユーロドルは1.1687へ下落。ポンドドルは1.2864へ下落。
日経平均は7.39円高で寄り付き
東京時間序盤はドル円が111.27へ反発。
豪ドル米ドルは0.7347へ反発の後にやや反落。
ユーロドルは1.1683へ下落。ポンドドルは軟調傾向で推移。
米10年債利回りは2.88%台から2.87%台で推移。
ポンドドルは1.2856へ下落。
その後、ドル円は一時111.31へ上昇。ドルストレートはやや反発。
豪ドル米ドルは一時0.7348へ反発。
報道
「アリゾナ州上院共和党予備選挙 マクサリー下院議員が勝利見込み」
鈴木日銀審議委員
「日銀の変動幅拡大については、金利水準を上げる施策ではない。
 金融機関経営には直接のプラス効果はない。
 長期にわたる低金利政策の副作用軽減についは、
 例えば金利の引き上げがある。
 ETFの購入額について、株価、収益、配当などを総合的に判断。
 株価次第で大きくなったり小さくなったりする可能性。
 現状の金融政策の当分の間という表現、
 いつまでかという厳密な議論はない。
 副作用のリスクは時間とともに強まっている」
東京時間後半はドル円が一時111.12へ反落。
豪ドル米ドルが0.73台前半へ反落。
ユーロドルやポンドドルが再び反落。
トルコのアルバイラク財務相
「住宅や店舗の賃貸料を外貨で支払うことを禁じる措置を行うことを
 議会にかける」
トルコリラ円は17円台前半へ下落して軟調に推移。
ロンドン時間序盤にドル円はやや反発。
ユーロドルは揉み合いながらも軟調傾向で推移。
ポンドドルは1.2845へ下落。豪ドル米ドルは0.7298へ下落。
仏第2四半期GDP改定値は予想とおりの前期比0.2%。
中国上海株式市場は0.11%安で始まり0.31%で取引を終える。
独英の株式市場は小幅高で始まる。
ドル円は111.25へ反発した後に再びやや反落して揉み合う。
ポンドドルが反発。豪ドル米ドルは一時0.7314へ反発して揉み合う。
8月内閣府月例報告
「景気は緩やかに回復している、景気の総括判断を据え置き。
 輸出入は持ち直しの動きに足踏み、判断を下方修正」
米10年債利回りは2.86%台から2.87%台で推移。
ドル円は小幅に揉み合う。
ユーロドルは1.1663へ下落。ポンドドルは堅調傾向で推移。
その後、ポンドドルは一時1.2902へ上昇。
ユーロドルは一時小幅に反発して揉み合う。
その後、ポンドドルは上げ幅を縮小してやや反落。
ドル円は一時111.30へ反発。ユーロドルは一時1.1651へ下落。
米10年債利回りは2.88%台へ上昇。
NY時間序盤に豪ドル米ドルは0.7291へ下落。
指標発表前にドル円はやや反落。ドルストレートは一時やや反発。
米第2四半期GDP改定値は予想より強い前期比年率4.2%。
ドル買い反応。ドル円は上昇。
豪ドル米ドルは下落。ポンドドルはやや反落。
ユーロドルはやや反発。
ラーブ英EU離脱担当官
「今週の金曜日にブリュッセルでバルニエEU首席交渉官と会談」
その後、ドル円が上げ幅を縮小。ユーロドルは1.1679へ反発。
NYダウは小幅高で始まる。原油先物は69ドル台前半で推移。
ドル円は堅調に推移。豪ドル米ドルは0.7275へ下落。
バルニエEU首席交渉官
「EUは前例のない協力関係を英国に提案する用意がある。
 英国に対しこの先のEUとの関係について11月声明を求めている」
ラーブ英離脱担当相
「金融サービスに関しては同等の条件を構築したい。
 もしも、EUがロンドンのシティに仕打ちをするならば、
 東京やニューヨークが勝ってしまう。
 金融サービスでは良識のある合意を予想。
 この先のEUとの関係については、明確で具体的な計画を望む」
その後、ポンドドルが1.29台後半へ急伸。
米住宅販売保留指数(7月)は予想より弱い前月比−0.7%。
市場反応は限定的。ドル円は一時111.57へ上昇。
その後、ドル円は上げ幅を一時縮小。
ユーロドルは一時1.1708へ上昇。豪ドル米ドルは一時0.7304へ反発。
その後、ドル円は111円台後半へ上昇。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が256.6万バレルの減少。
原油先物は69ドル台前半で推移。
ポンドドル1.30台へ上昇。豪ドルドルは上げ幅を縮小。
ロンドンフックス過ぎにドル円は111.82へ上昇。
ポンドドルは揉み合いながらも堅調傾向で推移。
米10年債利回りは一時2.89%台へ上昇。
独DAXは0.27%高で取引を終える。
英FTSE100は0.71%安で取引を終える。
ドル円がやや反落。ポンドドルは一時1.2974へ反落の後に再び反発。
豪ドル米ドルは再び反発して0.73台を回復。
カナダ首相
「金曜日までにNAFTA再交渉が合意する可能性がある。
 カナダは正しい合意を必要としている。
ドルカナダは軟調傾向で推移。
米7年債入札では最高落札利回り2.844%、応札倍率2.65倍。
その後、ドル円は111.62へ反落。
ユーロドルは一時小幅に反落して揉み合う。
その後、ドル円は小幅に反発して揉み合う。
ユーロドルは再びやや反発。ポンドドルは堅調傾向で推移。
トランプ大統領
「カナダとの貿易交渉は順調。
 カナダは我々の貿易協定に入ることを望んでいる。
 我々は北朝鮮とも順調に進んでいる。
 中国との貿易問題が北朝鮮との協議を妨害している。
 中国に対しては強い態度で臨んでいる。
 中国は北朝鮮に大きな影響を及ぼしている」
原油先物10月限の終値は69.51ドル。
NYダウは60.55ドル高の26124.57で取引を終える。
米10年債利回りは2.886%。VIX指数は12.25へ低下。
NASDAQは0.99%高、S&P500は0.57%高で取引を終える。
NASDAQとS&P500は最高値を更新。


<8月30日(木)>

NYクローズ後にドル円は小幅に反落した後に111.75へ反発。
豪ドル米ドルは0.7314へ上昇。
ユーロドルは1.1710へ上昇。ポンドドルは1.3033へ上昇。
その後、ドル円は小幅に揉み合う。
ドルストレートは小幅に反落して揉み合う。
NZ住宅建設許可件数(7月)前回値より弱い前月比−10.3%。
NZドル売り反応。NZドル米ドルがやや反落。
東京時間が近づく頃にドル円が小幅に反落して揉み合う。
ユーロドルや豪ドル米ドルは小幅に反発。ポンドドルはやや反発。
日経平均は171.96円高で寄り付き21.28円高の22869.50で大引け。
東京時間序盤はドル円が揉み合う。ポンドドルは一時1.3038へ上昇。
ユーロドルは一時1.1713へ上昇。豪ドル米ドルはやや反落。
その後、ユーロドルやポンドドルが小幅に反落。
豪ドル米ドルは0.73台を割り込む。
豪第2四半期民間設備投資は予想より弱い前期比−2.5%。
豪住宅建設許可件数(7月)は予想より弱い前月比−5.2%。
豪ドル売り反応。豪ドル米ドルは一時0.7275へ下落。
ドル円が一時111.51へ反落。ユーロドルは一時1.17台を割り込む。
その後、豪ドル米ドルは下げ幅を縮小。ドル円はやや反発。
報道
「トランプ大統領、鉄鋼とアルミの輸入現行関税と輸入割当て維持」
東京時間午後はドル円が小幅に揉み合う。
ユーロドルやポンドドルは小幅に揉み合う。
豪ドル米ドルは揉み合いながらも軟調傾向で推移。
その後、ユーロドルは再び1.17台を割り込み1.1685へ反落。
EUのバルニエ英離脱問題主席交渉官
「英国のEU離脱については、あらゆる選択肢に備えていく。
 英国とEUの間での合意がない離脱も準備に含まれる」
ポンドドルは一時1.3014へ反落。
トルコリラ円は17円台を割り込む。
ロンドン時間序盤はドルストレートがやや反発。
ポンドドルは一時1.3039へ上昇。ドル円はやや反発して揉み合う。
ユーロドルは1.17台を回復。
中国上海株式市場は前日終値レベルで始まり1.14%安で取引を終える。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。トルコは休場。
ドル円は一時111.58へ反落。ユーロドルは一時1.1718へ上昇。
ポンドドルは一時1.3043へ上昇。豪ドル米ドルは一時0.7302へ上昇。
ショルツ独財務相
「無秩序な英EU離脱は依然として現実的な可能性ある。
 企業はハード・ブレグジットに対する準備をすべき」
ドルストレートは上げ幅を縮小。
独失業者数(8月)予想とおりの前月比−0.8万人、
独失業率(8月)は予想とおりの5.2%。
市場反応は限定的。
米10年債利回りは2.88%台から2.87%台で推移。
その後、ドル円は一時小幅に反発。ユーロドルは1.1675へ下落。
ポンドドルは1.2989へ下落。豪ドル米ドルは一時反落して揉み合う。
英消費者信用残高(7月)は予想より弱い8億ポンド。
市場反応は限定的。
ドル円は再び反落。
欧消費者信頼感確定値(8月)は予想とおりの−1.9、
欧経済信頼感(8月)は予想より弱い111.6。
市場反応は限定的。
ドル円は111.53へ反落。ドルストレートがやや反発。
その後、ドル円は小幅に反発した後に111.41へ下落。
ユーロドルが再び反落。
ポリティコ
「EUは米国との通商合意で自動車関税撤廃に前向き」
独消費者物価指数速報(8月)は予想とおりの前月比0.1%。
ユーロドルやポンドドルは一時小幅に反発。
豪ドル米ドルは一時0.73台を回復。
米個人所得(7月)は予想とおりの前月比0.3%、
米個人消費支出(7月)は予想とおりの前月比0.4%、
米PCEコア・デフレータ(7月)は予想とおりの前月比0.2%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い21.3万件。
発表直後の市場反応は限定的。
加第2四半期GDPは予想より弱い前期比年率2.9%、
加月次GDP(6月)は予想より弱い前月比0.0%。
加ドル売り反応。ドルカナダが一時1.2977へ上昇。
米10年債利回りは2.86%台へ低下。
その後、ドル円は111.33へ下落。豪ドル米ドルは再び反落。
ユーロドルが再び反落して軟調に推移。ポンドドルがやや反落。
NYダウはマイナス圏で始まる。
ユーロドルは一時1.1644へ下落。ポンドドルは一時1.2985へ下落。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移。
ドル円は小幅に反発した後に再び反落して軟調に推移。
その後、ユーロドルが一時下げ幅を縮小して揉み合う。
ポンドドルは一時1.3024へ反発。
カナダ外相
「短期間のうちにしなければならないことが多くある。
 協議に関して楽観視し続けている」
ドルカナダがやや反落。
ロンドンフィックス過ぎにドル円は下げ幅を拡大。
ユーロドルは再び下落。ポンドドルは1.2988へ下落。
豪ドル米ドルは下げ幅を拡大。
独DAXは0.54%安で取引を終える。
英FTSE100は0.62%安で取引を終える。
ユーロドルは1.1641へ下落の後に反発。ポンドドルがやや反発。
ドル円は一時小幅に反発。豪ドル米ドルは小幅に反発して揉み合う。
報道
「米国はメキシコと車輸入240万台超で関税25%を合意していた」
ブルームバーグ
「トランプ大統領が来週にも2000億ドルの対中関税発動を支持した」
その後、ドル円は再び下落して111円台を割り込む。
豪ドル米ドルは0.7249へ下落。
NY時間終盤にかけて110.98へ下落。ユーロドルは1.1679へ反発。
ポンドドルは1.3019へ反発。豪ドル米ドルは0.7269へ反発。
原油先物10月限の終値は70.25ドル。
NYダウは137.65ドル安の25986.92で取引を終える。
米10年債利回りは2.862%。VIX指数は13.53へ上昇。
NASDAQは0.26%安、S&P500は0.44%安で取引を終える。


<8月31日(金)>

トランプ大統領
「キャピタルゲイン課税とインフレ率とのリンクを検討。
 パウエルFRB議長指名を後悔していない。
 米国への対応悪ければWTO脱退も。
 EUの自動車関税ゼロの提案は不十分。
 貿易に関してEUは中国と同じくらい悪質。規模が小さいだけだ」
NYクローズ後にドル円は110.95へ下落した後に111円台を回復。
ユーロドルはやや反落して揉み合う。
ポンドドルや豪ドル米ドル小幅に反落して揉み合う。
日有効求人倍率(7月)は予想より強い1.63、
日失業率(7月)は予想より弱い2.5%、
日東京区部消費者物価指数(8月)は予想より強い前年同月比0.9%。
ドル円は一時再び111円台を割り込む。
日鉱工業生産速報(7月)は予想より弱い前月比−0.1%。
市場反応は限定的。
日経平均は136.25円安で寄り付き4.35円安の22865.15で大引け。
東京時間序盤はドル円が一時110.88へ下落。
ユーロドルやポンドドルは小幅に下げた後に反発して揉み合う。
豪ドル米ドルは一時0.7244へ下落。
その後、ドル円は下げ幅を縮小。
米10年債利回りは2.86%台から2.85%台で推移。
中国製造業PMI(8月)は予想より強い51.3。
ドル円は一時111.07へ反発。豪ドル米ドルはやや反発。
ポンドドルは一時1.3025へ上昇。ユーロドルは一時1.1676へ反発。
トランプ大統領
「カナダとの新たなNAFTA合意について、成立する可能性がある。
 もし成立しなければカナダからの自動車輸入に関税を適用する。
 自身の弾劾の可能性については、経済成長・雇用・外交などで
 素晴らしい仕事をしている人物を弾劾できるとは思わない」
その後、ドル円は111円を挟んで揉み合う。
ドルストレートが小幅に反落して揉み合う。
豪ドル米ドルは0.7243へ下落。インドルビーが最安値を更新。
東京時間後半にドル円は一時111.13へ反発。
ユーロドルは1.1689へ上昇。ポンドドルは1.3024へ上昇。
豪ドル米ドルは小幅に反発。
オーストリア中銀総裁
「新たな債券購入などを求めているイタリアについて、
 イタリア経済は停滞といってよい状態。
 これが同国の雇用にも影響している。
 イタリアの問題はユーロ圏にとっても重要な課題であるが、
 金融政策の正常化に向けた動きをお送らせるべきではない」
報道
「日米首脳会談が9月25日の日程で最終調整されている。
 安倍首相が3選された場合が前提となる」
その後、ドル円は上げ幅を縮小してやや反落。
独小売売上高指数(7月)は予想より弱い前月比−0.4%。
市場反応は限定的。
ロンドン時間序盤はポンドドルが一時1.3025へ上昇。
その後、ドルストレートがやや反落。
仏消費者物価指数速報(8月)は予想より強い前年同月比2.3%。
市場反応は限定的。
中国上海株式市場は0.28%安で始まり0.46%安で取引を終える。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。
米10年債利回りは2.84%台へ低下。
ドル円は110.68へ下落。ポンドドルは一時1.2993へ下落。
ユーロドルは1.1690へ反発。豪ドル米ドルは小幅に反発。
その後、ポンドドルは一時1.3028へ上昇。
ECBレーン氏
「ECB政策スタンスは引き続き拡張的に。
 市場はECBのフォワードガイダンスを正しく解釈している。
 ECBはユーロ相場を操作していないこと明白だ。
 米国がWTOから脱会すれば国際的秩序にダメージ与える。
 貿易戦争の脅威で人民元は弱含んでいる」
その後、ポンドドルは再び反落。ユーロドルや豪ドル米ドルが反落。
ユンケル欧州委員長
「夏時間制度を廃止する方針を表明」
欧消費者物価指数速報(8月)は予想より弱い前年同月比2.0%。
欧失業率(7月)は予想とおりの8.2%。
市場反応は限定的。
ドル円は小幅に揉み合う。ドルストレートは軟調に推移。
バルニエEU首席交渉官 (英欧共同会見)
「権利についての具体的な点についての話し合いが必要。
 アイルランド問題のバックストップについて詳細にする必要。
 我々は引き続き10月中の合意を目指す。
 11月が離脱交渉の最終期限に。
 英国に対して、国境管理やバックストップについてのデータ
 および情報提供を求める」
ラーブ英EU離脱担当相 (英欧共同会見)
「様々な点について進展があった。
 アイルランド国境についての結論は実行可能である必要。
 ブレグジットのために一層の作業が必要」
ユーロドルは1.1625へ下落。ポンドドルは1.2960へ下落。
豪ドル米ドルは0.7206へ下落。
NYダウはマイナス圏で始まる。
シカゴ購買部協会景気指数(8月)は予想より強い63.6。
米10年債利回りは一時2.83%台へ低下。
ミシガン大学消費者態度指数確報(8月)は予想より強い96.2。
ドル円はやや反発。ポンドドルは一時1.3007へ反発、
ユーロドルや豪ドル米ドルが一時やや反発。
IMF
「アルゼンチンを完全に支援。
 アルゼンチンの債務返済プログラムの強化に注力。
 来週火曜日にラガルド専務理事がアルゼンチンの財務相と会合。
 プログラムの見直しのため幹部派遣を目指す」
ロンドンフィックス過ぎにドルストレートが再び反落。
独DAXは1.04%安の12364.06で取引を終える。
英FTSE100は1.11%安の7432.42で取引を終える。
ドル円は111.09へ反発。ユーロドルは一時1.1584へ下落。
ポンドドルは一時1.2946へ下落。豪ドル米ドルは0.7177へ下落。
NY時間後半はドル円がやや反落して揉み合う。
ドルストレートはやや反発して揉み合う。
終盤にドル円は一時111.13へ反発した後に110.99で取引を終える。
報道
「米国とカナダが交渉決裂、9月5日に再開」
豪ドル米ドルは0.7176へ下落した後に0.7195へ反発。
フィッチ
「イタリア格付け見通しをネガティブに引き下げ」
原油先物10月限の終値は69.80ドル。
NYダウは22.10ドル安の25964.82で取引を終える。
米10年債利回りは2.860%。VIX指数は12.86へ低下。
NASDAQは0.26%高の8109.54で取引を終える。
S&P500は0.01%高の2901.52で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初27日に111.32レベルで始まり東京時間前半に
110.93へ下落した後に揉み合いになり28日の東京時間の正午過ぎに
111.35反発する展開になりました。その後、NY時間序盤にかけて再び
110.95へ反落しましたが、その後、再び反発して堅調傾向で推移して
29日のロンドンフィックスにかけて週高値となる111.82へ上昇する
展開になりました。その後、反落して軟調傾向が続き31日のロンドン
時間前半にかけて週安値となる110.68へ下落する展開になりました。
その後、揉み合いを経て反発して一時111円台を回復した後に110.99
で週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初27日に1.1616レベルで始まり、1.1653へ
反発した後にロンドン時間序盤にかけて1.1594へ下落しましたが、
その後、切り返して堅調に推移して28日東京時間序盤にかけて1.1696
へ上昇する展開になりました。その後、東京時間終盤にかけて1.1662
へ下押しましたが、再び反発してNY時間序盤にかけて週高値となる
1.1733へ上昇する展開になりました。その後、反落して29日ロンドン
時間にかけて1.1651へ下落しましたが、その後、再び反発して30日
ロンドン時間序盤にかけて1.1718へ上昇する展開になりました。
その後、再び反落して30日のNY時間後半にかけて1.1641へ下落た
後に揉み合いながらも1.1690へ戻しましたが、その後、再び反落して
31日のNY時間後半にかけて週安値となる1.1584へ下落する展開に
なりました。その後、揉み合いながらもやや反発して1.1602レベルで
週の取引を終えました。




●今週(9月3日から9月7日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは8月28日の高値111.35
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は8月24日の高値
111.48、さらに上昇した場合は先週高値111.82、ここを上抜けた場合
112.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合8月1日の高値112.15
ここを上抜けた場合は8月20日高値112.62を巡る攻防が注目されま
す。
一方、下落した場合、まずは先週安値110.68を巡る攻防が注目されま
す。ここを下抜けた場合は8月22日安値110.02から110.00の「00」
ポイント、ここを下抜けた場合は8月21日の安値109.77、さらに下落
した場合は6月19日の安値109.55、ここを下抜けた場合は6月25日
の安値109.36を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、3日の中国
財新製造業PMIと黒田日銀総裁の発言、4日の米ISM製造業景況指数
5日の中国財新サービス業PMIと米貿易収支、6日の米ADP雇用統計
と米新規失業保険申請件数と米ISM非製造業景況指数と米製造業新規
受注、7日の米非農業部門雇用者数と米失業率と米平均時給、などが
注目されます。


先週のドル円は、111円台前半で始まり揉み合いを経た後に29日の
NY時間序盤から米第2四半期GDP改定値が予想より強い結果とな
ったことやEUと英国の離脱協議および米加のNAFTA協議の進展への
期待を背景に上伸して111円台後半へ上昇しましたが、その後、反落
して「米はメキシコと車輸入240万台超で関税25%を合意していた」
「トランプ大統領が来週にも2000億ドルの対中関税発動を支持した」
などの報道を背景に軟調に推移して週安値となる110.68へ下落する
展開になりました。その後、反発して一時111円台を回復するも、
米国とカナダNAFTA協議は一旦決裂して5日に再協議となりました。
ドル円は週足では「上ヒゲのある陰線」になりました。


さて今週のドル円ですが、今週にも実行される可能性のある「2000億
ドル規模の対中関税発動」の行方、5日に予定されている「米国とカナ
ダのNAFTA再協議」などが注目されますとともに、新興国の通貨安の
動向、そして統計的に9月に下落しやすい傾向がありヒンデンブルク・
オーメンも示現しているとされる米国株式市場の動向、フラット化が
進んでいる米債利回りの動向、などが注目されます。また週末の米雇用
統計にも注目されます。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは30日の安値1.1641を
巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は29日の安値1.1651、
さらに上昇した場合は31日高値1.1690、ここを上抜けた場合30日の
高値1.1718、さらに上昇した場合は先週高値1.1733、ここを上抜けた
場合は7月後半の揉み合い上辺でもある7月23日の高値1.1750、
ここを上抜けた場合7月9日高値1.1790を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合、まずは先週安値1.1584を巡る攻防が注目されま
す。ここを下抜けた場合は8月23日の安値1.1529、さらに下落した
場合は1.1500の「00」ポイントから8月21日のNY時間序盤の押し
安値1.1492、ここを下抜けた場合は8月17日の高値1.1444を巡る
攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、4日の欧卸売物価指数
5日の欧小売売上高、6日の独製造業新規受注、7日の独鉱工業生産と
欧第2四半期GDP改定値、などが注目されますが、対ドル通貨ペアと
して、3日の中国財新製造業PMI、4日の米ISM製造業景況指数、5日
の中国財新サービス業PMIと米貿易収支、6日の米ADP雇用統計と
米新規失業保険申請件数と米ISM非製造業景況指数と米製造業新規受
注、7日の米非農業部門雇用者数と米失業率と米平均時給、などが注目
されます。


先週のユーロドルは、1.16台前半で始まり「米国とメキシコのNAFTA
再交渉で合意」との報道も背景に堅調に推移して28日のトリア伊財務
相の「イタリア政府は3%のEU財政赤字上限を破るつもりはない」
との発言も背景に週高値となる1.1733へ上昇しましたが、その後、
反落して1.16台後半から1.17台前半でのレンジ性の展開を経た後に
連休明けの週初に小康状態となっていたトルコリラが再び下落した事や
31日にオーストリア中銀総裁の「新たな債券購入などを求めている
イタリアについて、イタリア経済は停滞といってよい状態。これが同国
の雇用にも影響している。(後略)」との発言、およびECBレーン氏の
「ECB政策スタンスは引き続き拡張的に。(後略)」との発言、そして、
バルニエEU首席交渉官とラーブ英EU離脱担当相の共同会見を経て
NY時間後半に週安値となる1.1584へ下落する展開になりました。
その後、やや反発して1.16台を回復しましたが、週足では「上ヒゲの
長い実体の小さな陰線」となりました。


さて今週のユーロドルですが、フィッチによって「格付け見通しがネガ
ティブに引き下げ」られたイタリアの状況、IMFが支援することになり
ましたがアルゼンチンを巡る状況、11月が離脱交渉の最終期限となる
EUと英国の離脱交渉の進展状況、30日に「米国はメキシコと車輸入
240万台超で関税25%を合意していた」との報道もあり31日にトラン
プ米大統領が「EUの自動車関税ゼロの提案は不十分」とも発言してい
て5日に予定されている「米国とカナダのNAFTA再協議」の行方など
が注目されますとともに、トルコリラ安の動向、などが注目されます。
また対ドル通貨ペアとして、週末の米雇用統計が注目されます。





さて今回は、■トレードと凡事のお話 その305 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第三百五話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円は週前半に111円台前半での揉み合い
 を経て、29日に米第2四半期GDP改定値が予想より強い結果となっ
 たことや、EUと英国の離脱協議および米加のNAFTA協議進展への
 期待を背景に111.82へ上昇したけど、その後は失速したよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 『米国はメキシコと車輸入240万台超で関税25%を合意していた』
 『トランプ大統領が来週にも2000億ドルの対中関税発動を支持』
 などの報道もあってドル円は週後半に失速することとなったのう…。
 そしてドル円は週足では『上ヒゲのある陰線』になったのう…」


『米と加のNAFTA協議は一旦決裂して5日に再協議となったけど…、
 米国はなかなか強硬で、安倍首相の再選を前提に9月25日の日程で
 最終調整されている日米首脳会談もなんか思いやられるよな…』


「ふむ。今週末には米雇用統計の発表を控えておるが…、
 今週にも実行される可能性のある『2000億ドル規模の対中関税』
 発動の行方、5日に予定されている『米加NAFTA再協議』、
 そして新興国通貨安の動向も注目されるのう…。溜口剛太郎殿」


『そして米国株式市場は統計的に9月に下落しやすい傾向があるそうで
 また、聞くところによるとヒンデンブルク・オーメンも示現している
 との事でNYダウやNASDAQやS&P500の動向が注目されるよな』


「ふむ。下落示唆と言われるヒンデンブルク・オーメンは半分以上が
 外れるが…、一応、留意だけはしておいた方がよさそうじゃのう…」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?
 ペンディングになっていた「ゼロ・ベース思考」のお話とやらかい』


「ふむ。他のお話もしたいところなのじゃが…、今日は
 『ゼロ・ベース思考のお話』でもさせてもらうとしようかのう」


『まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか…。ジイさん』


「ゼロ・ベース思考とは、常識や既成概念などの枠組みを取り払った
 『ゼロの状態から考えよう』ということで、問題解決や
 新たな気づきを得られることがあるのじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『よく言われる「常識を疑え」にも通じるところがありそうだけど、
 トレードやチャート分析にも活用できる場合もあるのかな…』


「既成概念も先人達の知恵ではあるが、ときに固定観念や暗黙の前提
 となる場合もあって、一旦取り払うことによって何が重要なのかや、
 次元の異なる問題解決となる場合もあるものなのじゃのう…」


『……』


「例えば、チャートでも表示させている全てを一旦消去して、
 ゼロの状態(白紙の状態)から、本当に必要で大切なものは何なのか、
 プライスアクションも観れるローソク足が良いのか…、
 あるいはバーチャートが良いのか、平均足が良いのか…、
 はたまた終値を描画させるラインチャートが良いのか…、
 どの時間軸が良いのか、マルチタイム分析が良いのか…、
 そして、インジケーターはそもそも必要なのか、もしも必要ならば
 どのインジケーターが良いのか、パラメーターはどうするのか…、
 などをゼロ・ベースで考察してみる、自分自身で心底納得できるもの
 だけで『再構成』してみる、というわけじゃ…。溜口剛太郎殿」


『もちろん、ゼロ・ベース思考を経ても今のままが良いという結論に
 至る場合もあるだろうけど、それは今の構成が良いという事だよな」


「また例えば…、まぁ、ジイはEAやAIの専門家ではないのじゃが、
 EAは、ロジックやインジケーターの組み合わせは人間が考案して
 執行をコンピューターに任せるシステムと言えようけれども…
 一方、AIはザックリ言うなら「利益を得るという事は〇〇である」、
 「損失を蒙るという事は〇〇である」、「資金管理とは〇〇である」
 などの基本知識を人が教師となりコンピューターに覚え込ませた上で
 「利益を上げよ(利益を最大化せよ)」、「最大ドローダウンを守れ」
 等の指令をコンピューターに与えて、その方法およびロジックに
 ついては、コンピューターそれ自体の大量試行による自己深層学習
 ディープラーニングに委ねるシステムと言えよう…」


『あははっ。厳密には違うところがあるが…、EAとAIの概要としては
 まぁ、ほぼほぼそんなところではあるかもな…。ジイさん。
 そう言えば世の中にはAIを名乗るもその実はEAもあるようだぜ』


「さて、ここでAIについて、実は『1台のコンピューターで』という
 暗黙の前提となっておるが…、この固定観念をゼロ・ベース思考で
 取り払うと、例えば複数コンピューターによるAIと統括AIからなる
 「ホールディング式AI」などという構想も考え得るのではないか」


『あははっ。なかなか興味深い戯言(たわごと)じゃないか。ジイさん。
 ゼロ・ベース思考という名の破壊と創造の神シヴァを降臨させて
 既成概念や固定観念、そして暗黙の前提や枠を取り払い、再構成
 してみるのも、ときに次元の異なる解を得るに面白いのかもな…』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

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