FX トレードと凡事のお話 その299


歴史的災害となった西日本豪雨が「特定非常災害」に指定されました。
さて先週はドル円が週末に一時112.80へ上昇する展開になりました。



●今週(7月16日から7月20日)の主な予定


<7月16日(月)>

※ 東京は海の日で休場。

朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(7月)、
午前11時に中国第2四半期GDP、
同午前11時に中国小売売上高(6月)、中国鉱工業生産(6月)、
午後6時に欧貿易収支(5月)、
夜9時半に米小売売上高(6月)、米小売売上高(除自動車 6月)、
同夜9時半にNY連銀製造業景気指数(7月)、
同夜9時半に対カナダ証券投資額(5月)、
夜11時に米企業在庫(5月)、
などが予定されています。中国・米の指標には注目です。
EU中国首脳会議、米露首脳会談、
IMF世界経済見通し改定版公表なども予定されています。
そして、バンク・オブ・アメリカの決算発表が予定されています。


<7月17日(火)>

朝7時45分にNZ第2四半期消費者物価指数、
午前10時半に豪RBA議事録要旨、
午後5時からカーニーBOE総裁の発言、
午後5時半に英失業保険申請件数(6月)、英失業率(6月)、
同午後5時半に英ILO失業率(5月)、
夜9時半に加製造業出荷(5月)、
夜10時15分に米鉱工業生産(6月)、英設備稼働率(6月)、
夜11時に米NAHB住宅市場指数(7月)、
夜11時からパウエルFRB議長の発言(半期に1度の議会証言)、
早朝5時に対米証券投資(5月)、
などが予定されています。
NZ・英・米の指標とパウエルFRB議長の発言には注目です。
そして、米ゴールドマン・サックスの決算発表が予定されています。


<7月18日(水)>

午後5時半に英消費者物価指数(6月)、英卸売物価指数コア(6月)、
同午後5時半に英小売物価指数(6月)、
午後6時に欧消費者物価指数改定値(6月)、欧建設支出(5月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜9時半に米住宅着工件数(6月)、米建設許可件数(6月)、
夜11時からパウエルFRB議長の発言(半期に1度の議会証言)、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
英・欧・米の指標とパウエルFRB議長の発言には注目です。
そして、米モルガン・スタンレーの決算発表が予定されています。


<7月19日(木)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(6月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(6月)、豪失業率(6月)、
午後5時半に英小売売上高指数(6月)、
夜9時半にフィラデルフィア連銀製造業景気指数(7月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に米景気先行指標総合指数(6月)、
などが予定されています。
日・豪・英・米の指標には注目です。


<7月20日(金)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(6月)、
午後1時半に日全産業活動指数(5月)、
午後3時に独生産者物価指数(6月)、
午後5時に欧経常収支(5月)、
夜9時半に加消費者物価指数(6月)、加小売売上高(5月)、
などが予定されています。
日・加の指標には注目です。


<7月21日(土)>

G20財務相・中央銀行総裁会議が22日まで開催予定です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(7月9日から7月13日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが93.70で始まり93.44へ下落した後に
95.00へ上昇して94.44で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルの終値では2.829%へ小幅上昇しました。
NY原油先物(WTI)8月限は週の終値で71.01ドルへ下落しました。
NYダウは週間562.93ドル上昇、25019.41ドルで取引を終える。
VIX指数は週レベルでは12.18へ低下しました。



<7月9日(月)>

ドル円は110.44レベルで始まり一時110.35へ下落。
ユーロドルは週末レベル1.1741で始まり1.1754へ上昇して揉み合う。
ポンドドルは上窓を空けて1.3321レベルで始まりやや反落。
豪ドル米ドルは0.7433レベルで始まり一時0.7437へ上昇。
その後、ドル円が一時やや反発して揉み合う。
英紙テレグラフ
「辞任したデービス英EU離脱担当相に続き、
 同省のEU離脱担当副大臣であるスティーブ・ベーカー氏も辞任」
ポンドドルが1.3286へ反落。豪ドル米ドルがやや反落。
日国際貿易収支(5月)は予想より強い−3038億円、
日国際経常収支(5月)は予想より強い1兆9383億円。
日経平均は50.39円高で寄り付き264.04円高の22052.18で大引け。
東京時間序盤はドル円が110.53へ反発。
ユーロドルは堅調傾向で推移。豪ドル米ドルは堅調に推移。
ポンドドルは1.3285へ反落。
その後、ドル円は一時110.35へ反落して揉み合う。
ユーロドルは1.1767へ上昇。ポンドドルは1.3299へ反発。
米10年債利回りは2.82%台から2.84%台で推移。
原油先物は74ドル台で推移。
東京時間午後にポンドドルが一時1.33台を回復。
豪ドル米ドルは0.7463へ上昇。
東京時間終盤にかけてドルストレートがやや上昇。
独貿易収支(5月)は予想より弱い197億ユーロ、
独経常収支(5月)は予想より弱い126億ユーロ。
市場反応は限定的。
ロンドン時間序盤にドル円が一時110.52へ反発して揉み合う。
ユーロドルが一時1.1779へ上昇。ポンドドルが一時1.3327へ上昇。
豪ドル米ドルが一時0.7472へ上昇。
その後、ドルストレートがやや反落して揉み合う。
中国上海株式市場は0.19%高で始まり2.47%高で取引を終える。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。原油先物は73ドル台で推移。
デイビス英EU離脱担当相
「辞任の判断には2日間かけた。
 EUと同じ規則での商品貿易は問題が多い」
ドル円が110.54へ反発の後にやや反落して揉み合う。
ユーロドルが一時1.1750へ反落して揉み合う。
報道
「EU離脱強硬派議員として知られるリースモッグ議員が、
 首相の不信任投票は目先検討されていないと発言した」
その後、ポンドドルは1.3291へ反落の後に1.3363へ上昇。
ユーロドルが1.1781へ上昇。豪ドル米ドルが0.7481へ上昇。
米10年債利回りは2.85%台へ上昇。
報道
「英政府、ドミニク・ラーブ氏をEU離脱担当相に任命」
その後、ポンドドルがやや反落して揉み合う。
豪ドル米ドルが一時小幅に反落して揉み合う。
オーストリア中銀総裁
「デフレの恐れは終了した。
 貿易戦争には通貨戦争が加わる可能性高い。
 現時点では、貿易戦争の影響を予測することは不可能。
 ECBにおける物価安定の使命を後退させることは視野狭窄。
 マイナス金利にはネガティブな波及効果のおそれ。
 マイナス金利は必要に応じて適用されるべきもの。
 低金利がバブルを引き起こさないよう注意すべき。
 ECBはかなり目標を達成している。金利の構造を正常化すべき。
 経済にとってかなりのイールドカーブのスティープ化が重要。
 10年前と比較すると銀行システムは改善している」
ユーロドルは小幅に反落した後に上昇。
NY時間序盤に豪ドル米ドルが0.7483へ上昇。
ドル円は小幅に揉み合う。ユーロドルは1.1790へ上昇。
その後、ドル円が110.59へ上昇。ドルストレートが小幅に反落。
ドラギECB総裁
「経済ファンダメンタルズの基調は引き続き底堅い。
 保護主義の高まるによる脅威がより一層顕著になっている。
 最近の賃金契約の状況は改善が継続していること示唆。
 予定されたインフレ過程は自律継続的になってきている。
 ECBの金利は来年夏まで据え置かれるとみている。
 債券の再投資の政策にコミットする。
 通貨同盟は依然として不完全で、脆弱性を有する。
 ヨーロッパは一段と集中、統合する必要。
 ECBは辛抱強く、継続的に、慎重になれる」
市場反応は限定的。
NYダウはプラス圏で始まる。米10年債利回り一時2.86%台へ上昇。
ドル円が上昇。ドルストレートがやや下落。
報道
「メイ英首相がジョンソン外相の辞任を受け入れた」
ポンドドルは一時1.3239へ下落。
ドル円は110.73へ上昇。ユーロドルは1.1747へ下落。
豪ドル米ドルは0.7465へ下落。
トランプ大統領
「北朝鮮に関し中国がネガティブな圧力を行使している可能性。
 金委員長が署名した文書を尊重すると信じている」
メイ英首相
「離脱の移行期間が延長されることはない。
 合意なき離脱の準備も進める必要。
 離脱後に欧州裁判所が英国で権限を持つこはない。
 離脱後のサービス業にはより柔軟性維持が重要。
 サービス業の地位維持に必要な整備に自由であることが望ましい」
ドル円は堅調に推移。ポンドドルは下げ幅を拡大。
ユーロドルや豪ドル米ドルはやや軟調傾向で推移。
ロンドンフィックス過ぎポンドドルは1.3189へ下落。
香港紙
「中国政府は地元のメディアに対して、
 トランプ大統領への非難に関して過激な言葉を控えるよう要請」
独DAXは0.38%高で取引を終える。
英FTSE100は0.92%高で取引を終える。
ポンドドルが反発して1.32台を回復。
NY時間後半にドル円は維持110.90へ上昇。
ユーロドルは一時1.1732へ下落。ポンドドルは一時1.3270へ反発。
豪ドル米ドルは一時0.7455へ下落。
英BBC
「メイ首相からジョンソン外相あての手紙の中で、
 金曜日の協議後、同外相から辞任の手紙を受け取ったことに関して、
 さほど驚きはないと言及していた」
米消費者信用残高(5月)は予想より強い246億ドル。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアは小幅に揉みう。
原油先物8月限の終値は73.85ドル。
NYダウは320.11ドル高の24776.59で取引を終える。3日続伸。
米10年債利回りは2.856%。VIX指数は12.69へ低下。
NASDAQは0.88%高、S&P500は0.88%高で取引を終える。


<7月10日(火)>

報道
「メイ英首相は辞任したジョンソン外相の後任に
 ジェレミー・ハント氏を起用する」
NYクローズ後は主要通貨ペアが小幅に揉み合う。
その後、ドル円がやや上昇。ポンドドルがやや反落。
英BRC小売売上高調査(6月)は前回値より弱い1.1%。
市場反応は限定的。
その後、ドル円は110.97へ上昇。豪ドル米ドルが反発。
ユーロドルが小幅に反発。
米10年債利回りは2.86%台で推移。原油先物は74ドル台へ上昇。
日経平均は163.16円高で寄り付き144.71円高の22196.89で大引け。
東京時間序盤はドル円が一時やや反落した後に111.00へ上昇。
豪ドル米ドルは0.7480へ上昇。ユーロドルは1.1762へ反発。
ポンドドルは小幅に反発して揉み合う。
仲値過ぎにドル円は111.04へ上昇。
その後、ドル円は一時111円台を割り込む。
豪NAB企業景況感指数(6月)は前回値と同じ15。
中国消費者物価指数(6月)は予想とおりの前年同月比1.9%、
中国生産者物価指数(6月)は予想より強い前年同月比4.7%。
豪ドル米ドルは一時0.7481へ上昇。
その後、ドルストレートがやや反落して揉み合う。
ドル円は再び111円台へ上昇。
東京時間午後に豪ドル米ドルは一時0.8483へ上昇。
その後、ユーロドルが1.1737へ下落。豪ドル米ドルが0.7456へ反落。
ドル円は一時111.20へ上昇。ポンドドルが1.3227へ下落。
ロンドン時間序盤はドル円が111.02へ反落。
ユーロドルが一時1.1732へ下落。ポンドドルが一時1.3223へ下落。
豪ドル米ドルが一時0.7453へ下落。
その後、ユーロドルや豪ドル米ドルがやや反発。ポンドドルは上昇。
仏鉱工業生産指数(5月)は予想より弱い前月比−0.2%。
市場反応は限定的。
中国上海株式市場は0.16%高で始まり0.44%高で取引を終える。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
ユーロドルや豪ドル米ドルはやや反落して揉み合う。
ドル円はやや反発。ポンドドルは1.3301へ上昇。
英鉱工業生産指数(5月)は予想より弱い前月比−0.4%、
英製造業生産指数(5月)は予想より弱い前月比0.4%、
英貿易収支(5月)は予想より弱い−123.62億ポンド。
ポンド売り反応。ポンドドルは1.3242へ反落。
豪ドル米ドルが0.7441へ下落。ユーロドルが1.1721へ下落。
米10年債利回りは一時2.87%台へ上昇。
独ZEW景況感調査(期待指数 7月)は予想より弱い−24.7。
欧ZEW景況感調査(7月)は前回値より弱い−18.7。
ユーロ売り反応。ユーロドルが下落。
その後、ユーロドルは1.1690へ下落。
豪ドル米ドルが0.7430へ下落。ポンドドルは1.3227へ下落。
ドル円は一時111.35へ上昇。
その後、ドル円が111.16へ反落。ドルストレートが反発。
加住宅着工件数(6月)は予想より強い24.81万件。
市場反応は限定的。ドルカナダはやや反発。
加住宅建設許可件数(5月)は予想より強い前月比4.7%。
加ドル買い反応。ドルカナダがやや反落。
ポンドドルは1.3286へ反発。
バルニエEU交渉担当官
「英国は離脱交渉を前進させるためにより一層の明快性を」
NYダウはプラス圏で始まる。
ドル円がやや反発して揉み合う。
ユーロドルは反発した発の後に一時やや反落。
ポンドドルがやや反落して揉み合う。豪ドル米ドルは反発。
その後、ユーロドルが再び反発。
ロンドンフィックスにかけて豪ドル米ドルが0.7468へ上昇。
ポンドドルが一時1.3287へ上昇して揉み合う。
ドル円は111円台前半で揉み合う。ユーロドルは堅調傾向で推移。
その後、豪ドル米ドルは一時やや反落。
独DAXは0.53%高で取引を終える。
英FTSE100は0.05%高で取引を終える。
ポンドドルは一時1.3240へ反落した後にやや反発。
米3年債入札では最高落札利回り2.685%、応札倍率2.51倍。
NY時間後半にユーロドルは1.1749へ上昇。
ドル円は111円台前半での揉み合いが続く。
ポンドドルは1.32台後半で揉み合う。
NY時間終盤にかけて豪ドル米ドルは0.7471へ上昇。
原油先物8月限の終値は74.11ドル。
NYダウは143.07ドル高の24919.66で取引を終える。4日続伸。
米10年債利回りは2.867%。VIX指数は12.64へ低下。
NASDAQは0.04%高、S&P500は0.35%高で取引を終える。


<7月11日(水)>

ブルームバーグ
「米当局が2000億ドル相当の対中関税リストを公表の方向」
オセアニア時間にドル円は110.79へ下落。
豪ドル米ドルは0.7473へ上昇の後に一時0.7412へ下落。
ユーロドルは1.1725へ反落。
ポンドドルは1.3281へ反発した後に1.3255へ反落。
米10年債利回りは2.83%台へ低下。
その後、ドル円はやや反発して揉み合う。
日機械受注(5月)は予想より強い前月比−3.7%。
日経平均は194.75円安で寄り付き264.68円安の21932.21で大引け。
東京時間序盤はドル円が一時110.94へ反発。
ユーロドルは1.1724へ下落。ポンドドルは1.3249へ下落。
豪ドル米ドルはやや反発した後一時に0.7407へ下落。
米10年債利回りは2.82%台から2.84%台で推移。
原油先物は73ドル台で推移。
その後、ドル円が一時110.76へ下落。
ポンドドルやユーロドルはやや反発して揉み合う。
豪住宅ローン件数(5月)は予想より強い前月比1.1%。
豪ドル買い反応。豪ドル米ドルが反発。
中国商務省次官補
「米国が2000億ドル相当の新規追加関税対象リストを発表すると
 したことは、貿易摩擦をエスカレートさせ国際秩序に混乱を招く。
 中国は海保にコミットしており、米国の各州・各都市との友好を
 大切にしていく」
米下院歳入委員会委員長 (米共和党)
「中国に対する2000億ドル相当の追加関税リストを公表するとした
 ことについて、トランプ大統領と習国家主席が会談し
 公平な貿易で合意をすべき」
中国商務省
「米国の新たな関税に報復せざるを得ない。
 米国が貿易摩擦をエスカレートさせて、国際秩序に混乱を招く事態。
 米国の各州・各都市との友好を大切にしていく」
その後、ドル円は111.14へ反発。
豪ドル米ドルは0.7428へ反発の後に反落。
その後、ドル円がやや反落して揉み合う。
ロンドン時間序盤にユーロドルが一時やや反発して揉み合う。
ドル円は一時111円台を割り込む。
豪ドル米ドルは一時0.7404へ下落。
仏中銀総裁
「ECBの利上げ開始は早くても来年夏以降。
 ECBの利上げはインフレ見通し次第となろう」
中国上海株式市場は1.66%安で始まり1.76%安で取引を終える。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。
ポンドドルが一時1.3285へ反発。豪ドル米ドルがやや反発。
報道
「ドラギECB総裁、フランクフルトでの講演では
 金融政策について言及せず」
ユーロドルは1.17台前半で揉み合う。
その後、ドル円は111円台へ反発。ユーロドルが1.1695へ下落。
ポンドドルが1.3234へ下落。豪ドル米ドルが0.7383へ下落。
その後、ユーロドルが1.17台へ反発して揉み合う。
豪ドル米ドルやポンドドルがやや反発して揉み合う。
その後、ドル円が111.27へ上昇の後にやや反落して揉み合う。
OPEC
「非加盟国の供給は2019年の需要の伸び満たすのに十分」
NY時間序盤にユーロドルが一時1.1742へ上昇。
ポンドドルが一時1.3263へ反発。
米卸売物価指数(6月)は予想より強い前月比0.3%、
米卸売物価指数コア(6月)は予想より強い前月比0.3%。
発表直後はドル買い反応。ドル円は一時111.30へ上昇。
米10年債利回りは2.85%台へ上昇。
その後、ドル円は一時110.97へ反落。
豪ドル米ドルは0.7408へ上昇。
ユーロドルが1.1758へ上昇。ポンドドルは1.3269へ上昇。
その後、ドル円が111円台を回復して反発。
NYダウは150ドル超下落して始まる。
ポンドドルは1.3274へ上昇。
米卸売売上高(5月)は予想より強い前月比2.5%、
米卸売在庫(5月)は予想より強い前月比0.6%。
限定的ながらドル買い反応。ドル円がやや上昇。
ユーロドルやポンドドルが反落。
米10年債利回りは2.86%台へ上昇。
加BOCが政策金利を1.50%に利上げ。
加BOC声明
「インフレは年内に一旦2.5%まで上昇後、
 2019年の下半期にターゲットに戻ると予想。
 保護貿易は大きなリスク。経済は許容上限に接近。
 設備投資や輸出が伸び加速。
 GDPは2018年に2%、19年に2.2%、20年に1.9%見込む。
 対ドルでのカナダドル安や通商を懸念。住宅市場は安定し始めた。
 2.3%の賃金上昇基調はスラックの残存を示す」
加ドル買い反応。ドルカナダが1.30台へ下落。
豪ドル米ドルが一時0.7414へ上昇。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が1263.3万バレルの減少。
原油先物は上下動の後に下落。
ドル円が上昇。ドルストレートが下落。
独DAXは1.53%安で取引を終える。
英FTSE100は1.30%安で取引を終える。
ユーロドルは1.17台を割り込み軟調に推移。
ドルカナダが反発上昇。
米10年債入札では最高落札利回り2.859%、応札倍率2.57倍。
NY時間後半にドル円は一時112.17へ上昇。
ユーロドルは一時1.1665へ下落。
ポンドドルや豪ドル米ドルは軟調に推移。
ロイター
「ECB理事会は2019年の利上げ時期で意見分かれる。
 ECBの一部メンバーは2019年7月の利上げを想定」
米10年債利回りは2.84%台へ低下。
その後、ポンドドルは1.3200へ下落。豪ドル米ドルは0.7364へ下落。
原油先物8月限の終値は70.38ドル。
NYダウは219.21ドル安の24700.45で取引を終える。
米10年債利回りは2.844%。VIX指数は13.63へ上昇。
NASDAQは0.55%安、S&P500は0.71%安で取引を終える。


<7月12日(木)>

NYクローズ後はドル円が112円台を割り込み反落。
ユーロドルやポンドドルが小幅に反発して揉み合う。
豪ドル米ドルは小幅に反発した後に0.7360へ下落。
その後、豪ドル米ドルは小幅に反発して揉み合う。
日経平均は104.66円高で寄り付き255.75円高の22187.96で大引け。
東京時間序盤はドルが112円台を回復して112.17へ反発。
ドルストレートが小幅に反落して揉み合う。
米10年債利回りは2.85%台で推移。
仲値過ぎにドル円が一時やや反落。ポンドドルは1.3190へ下落。
豪ドル米ドルがやや反発。
その後、ドル円は再び上昇。ポンドドルがやや反発して揉み合う。
正午過ぎにドル円は一時112.38へ上昇。
その後、ドル円はやや反落して揉み合う。
東京時間午後はユーロドルやポンドドルがやや反発。
豪ドル米ドルは堅調傾向で推移。
米10年債利回りは2.86%台へ上昇。
東京時間終盤にユーロドルやポンドドルがやや反落。
豪ドル米ドルは一時0.7388へ上昇。
独消費者物価指数改定値(6月)は予想とおりの前月比0.1%。
ロンドン時間序盤はポンドドルが1.3220へ上昇。
ユーロドルは1.1671へ下落した後に1.1686へ反発。
豪ドル米ドルは0.7389へ上昇。
中国上海株式市場は0.24%安で始まり2.16%高で取引を終える。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
中国商務省
「米国とは通商協議再開に関して接触していない。
 貿易戦争回避が正しい政策の選択肢。
 米国の対中貿易赤字は米国自身によって引き起こされたもの。
 米国の関税は第一にWTOルールに反している。
 貿易摩擦の影響は今年下半期にみられそうだ」
ドル円は112.42へ上昇。ドルストレートがやや反落して揉み合う。
その後、ユーロドルが1.1693へ上昇。ポンドドルが上昇。
豪ドル米ドルが0.7392へ上昇。
IEA「OPECは供給危機で上限まで増産する必要」
原油先物は71ドル台前半で推移。
英BOE信用状況調査
「第2四半期は無担保貸出のデフォルト率が上昇。
 貸し手は、第3四半期もデフォルト率が上昇すると予想」
ポンドドルは1.3225へ上昇の後にやや反落して揉み合う。
ユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落。
欧鉱工業生産(5月)は予想より強い前月比1.3%。
市場反応は限定的。
EU夏季経済見通し
「ユーロ圏19か国の2018年GDP成長見通し2.1%(5月時点2.3%)
 米国とEUの貿易摩擦が激しさを増していることが下方修正の背景。
 原油高、加盟国内での政治的な不透明さも」
一部報道
「NATOの他の加盟国が即座に国防費を増額しない場合、
 トランプ大統領は米国のNATO脱退も辞さないと示唆した」
メイ英首相
「公邸別荘での閣議で練った案は、
 英国は自身の貿易交渉の締結を可能にする。
 ブレグジット交渉は英国民の意志を尊重したものに」
ラーブ英EU離脱担当相
「EU懐疑派はあら捜しをやめてより良い対案を出すべき」
ポンドドルは揉み合う。
トランプ米大統領
「NATOの同盟国は国防支出の増額に合意。
 NATOに対する米国のコミットメントを強力に維持。
 米国がNATOを脱退する必要はない」
その後、ドル円は112.62へ上昇。
ECB理事会議事録
「QE終了は過去の政策変更の例に倣って予想可能なパターンに。
 ECB理事会は貿易摩擦が経済信頼感に影響することを懸念。
 TLTROSが貸出の成長に与えた影響は期待を上回った。
 政策に十分な柔軟性を担保することが重要。
 金利ガイダンスは正確さと柔軟さのバランスをとる」
報道
「メイ首相のEU離脱方針、
 英国の銀行はEU市場への容易なアクセスを失う」
ポンドドルは一時1.3180へ下落。豪ドル米ドルは0.7371へ反落。
ユーロドルは1.1649へ下落。
その後、ドル円はやや反落。ポンドドルが反発して1.32台を回復。
豪ドル米ドルが反発。ユーロドルはやや反発。
米消費者物価指数(6月)は予想より弱い前月比0.1%、
米消費者物価指数コア(6月)は予想とおりの前月比0.2%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い21.4万件。
ドル円は揉み合いの後に一時112.37へ反落。
ユーロドルは一時1.1687へ反発。ポンドドルは一時1.3245へ反発。
豪ドル米ドルは一時0.7407へ上昇。
加新築住宅価格指数(5月)は予想より弱い前月比0.0%。
市場反応は限定的。
米10年債利回りは一時2.87%台へ上昇。
NYダウは150ドル超上昇して始まる。
ドル円は112円台半ばで揉み合う。
ポンドドルが一時1.3208へ反落。
米10年債利回りは一時2.84%台へ低下。
ムニューシン米財務長官
「関税が経済に与える影響を極めて注意深く見ている。
 トランプ大統領は自由、公正な貿易に焦点。
 トランプ政権はNAFTA再交渉に非常に注視。
 中国の米国債保有に関しては心配してない。
 中国との協議に参加する予定。
 NAFTA再交渉で明日メキシコに行く」
原油先物が一時69ドル台へ下落。
ユーロドルは1.1695へ上昇。ポンドドルは1.3240へ反発。
豪ドル米ドルは0.7419へ上昇。
独DAXは0.61%高で取引を終える。
英FTSE100は0.78%高で取引を終える。
ドル円は一時112.36へ反落。
フィラデルフィア連銀総裁
「自身の基本的なシナリオは年内あと1回の利上げ。
 ただ、インフレが加速すれば年内あと2回も支持。
 逆イールドになるリスクは避けるべき。
 インフレ目標は対称的なもの。2.5%も問題はない。
 政策金利は3〜3.25まで上昇する可能性もある」
ドル円は小幅に反発して112円台半ばで揉み合う。
ドルストレートがやや反落。
米30年債入札では最高落札利回り2.958%、応札倍率2.34倍。
米月次財政収支(6月)は予想より強い−749億ドル。
パウエルFRB議長
「経済は良好。ただ、インフレ目標は完全には達成していない。
 4%の失業率では沸点には達していない。個人所得の停滞は懸念。
 ただ、FRBは直接影響を及ぼせない。賃金は非常に緩やかに上昇。
 向こう数年は減税や消費が経済を支援。
 インフレ、成長と伴に資産バブルのリスクは均衡。
 貿易問題による影響は未知数。我々はまだ、勝利宣言はしていない。
 貿易の壁引き下げは世界及び米国経済にとっても良い。
 漸進的な利上げが望ましい」
ドル円は112円台半ばで揉み合う。
原油先物8月限の終値は70.77ドル。
NYダウは224.44ドル高の24924.89で取引を終える。
米10年債利回りは2.851%。VIX指数は12.58へ低下。
NASDAQは1.39%高で取引を終える。史上最高値を更新。
S&P500は0.87%高で取引を終える。


<7月13日(金)>

オセアニア時間はポンドドルが軟調に推移。
ドル円は堅調傾向で推移。ユーロドルが一時1.1655へ下落。
豪ドル米ドルは0.7399へ反落。
英紙サン
「トランプ米大統領はメイ首相がまとめたソフトブレグジット方針に
 米国との二国貿易協定に向けた動きを潰えるものと批判。
 同路線に反対して辞任したジョンソン前外相について、
 メイ首相よりもリーダーとしての素質があると評価」
その後、ドル円は112.70へ上昇。ポンドドルは1.3170へ下落。
米10年債利回りは2.85%台で推移。
日経平均は209.66円高で寄り付き409.39円高の22597.35で大引け。
東京時間序盤はドル円が一時小幅に反落した後に112.77へ上昇。
豪ドル米ドルは一時0.7422へ上昇。
ユーロドルやポンドドルは揉み合いの後にやや反発。
その後、ドル円はやや反落して揉み合う。
豪ドル米ドルは一時やや反落して揉み合う。
中国貿易収支(6月)は予想より強い416.1億ドル。
豪ドル米ドルは小幅に反発して揉み合う。
東京時間午後はユーロドルやポンドドルがやや反落。
ドル円は小幅に反発して揉み合う。
ポンドドルが1.3164へ下落。ユーロドルは1.1654へ下落。
豪ドル米ドルが再びやや反落。
東京時間終盤にドル円が小幅に反落。ドルストレートが小幅に反発。
独卸売物価指数(6月)は前回値より弱い前月比0.5%。
ロンドン時間序盤はドルストレートが下落。ドル円がやや反発。
中国上海株式市場は0.22%安で始まり0.23%安で取引を終える。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
ドル円は112.80へ上昇。
ユーロドルは1.1613へ下落。ポンドドルは軟調に推移。
豪ドル米ドルは軟調に推移。
その後、ドル円はやや反落。
豪ドル米ドルが一時0.7368へ下落。ポンドドルは一時1.3102へ下落。
米10年債利回りは一時2.83%台へ低下。
ドル円が一時112円台前半へ反落。
その後、ドルストレートは下げ幅を縮小してやや反発。
トランプ米大統領
「メイ英首相と通商問題について話し合う。
 メイ英首相との信頼関係は非常に強い」
メイ英首相
「米国は英国と最も長い付き合いのパートナー。
 英国は米国とともに極めて緊密に行動する」
米JPモルガン
「第2四半期1株利益2.29ドル
 第2四半期株式営業・トレーディング収入は
 予想より強い19.6億ドル」
ドル円はやや反発。ドルストレートがやや反落して揉み合う。
カンリフ英BOE副総裁
「第2四半期にGGDP成長軌道は回復する見込み。
 英経済はおそらくほぼ潜在的な成長率を示すだろう。
 サプライサイドには相当な不透明感がみられる。
 国内のインフレは予想以上の速さで上昇するだろう。
 賃金上昇は改善している」
NY時間序盤はドルストレートが再び反発。ドル円がやや反落。
米シティグループ
「第2四半期1株利益は予想より強い1.63ドル。
 第2四半期債券市場収入は予想より弱い30.8億ドル」
米ウェルズファーゴ
「第2四半期1株利益は0.98ドル。
 第2四半期純金利マージン、市場予想上回る」
米輸入物価指数(6月)は予想より弱い前月比−0.4%、
米輸出物価指数(6月)は予想より強い前月比0.3%。
市場反応は限定的。
トランプ米大統領
「EU離脱後の米英通商協定に期待している。
 メイ英首相はすばらしい仕事を成し遂げている。
 ボリス・ジョンソン氏はいつの日か偉大な首相になるかもしれない。
 メイ英首相のEU離脱方針への批判はフェイクニュースだ」
NYダウは小幅高で始まる。原油先物は70ドル台半ばで推移。
ポンドドルは1.3177へ上昇。ユーロドルは1.1648へ反発。
豪ドル米ドルは0.7394へ反発の後に一時小幅に反落。
ミシガン大学消費者態度指数速報(7月)は予想より弱い97.1。
ドル売り反応。ドル円は112.36へ下落。
ユーロドルは1.16台後半へ上昇。ポンドドルは1.32台へ上昇。
豪ドル米ドルは0.74台へ上昇。
FRB金融政策報告
「貿易問題の緊迫化による世界経済へのリスクがある。
 目標に沿った漸進的な追加利上げを予想。
 インフレ上昇は見通しに沿っている。
 財政政策が今年はGDPを緩やかに引き上げる。
 労働市場は力強く、時給は緩やかな上昇を見込む。 
 商用不動産の価格は上昇継続を見込む。
 実質FF金利(EFFR)と超過準備預金金利(IOER)の格差は
 バランスシート縮小で更に縮小の公算」
ロンドンフィックス過ぎにドル円が小幅に反発。
ユーロドルやポンドドルは堅調に推移。
豪ドル米ドルは0.7414へ上昇の後に一時やや反落。
独DAXは%で取引を終える。
英FTSE100は%で取引を終える。
アトランタ連銀総裁
「いまのところは経済に大きな懸念はない。
 インフレの目標接近は経済が健全である良い兆候。
 我々の調査では減税で設備投資が変化した兆候は示されていない。
 関税に関しては注意深く監視。
 関税により企業は設備投資を先延ばししている」
報道
「米商務省は中国の携帯大手ZTEへの制裁措置を解除。
 ZTEは10億ドルの制裁金に、4億ドルの預託金を支払った」
NY時間後半に豪ドル米ドルは再び上昇。
ドル円は軟調傾向で推移。ユーロドルやポンドドルは堅調に推移。
米10年債利回りは2.82%台へ低下。
報道
「モラー米特別検察官は大統領選に関連したハッキングや
 マネーロンダリングの罪で、ロシアの情報当局者12人を起訴」
NY時間終盤にかけてドル円は112.27へ下落。
NYクローズ後にユーロドルは1.1687へ上昇。
ポンドドルは1.3239へ上昇の後に1.3222へ反落。
豪ドル米ドルは0.7424へ上昇。
原油先物8月限の終値は71.01ドル。
その後、原油先物は時間外取引で70ドル台へ反落。
NYダウは94.52ドル高の25019.41で取引を終える。
米10年債利回りは2.829%。VIX指数は12.18へ低下。
NASDAQは0.03%高の7825.98で取引を終える。史上最高値を更新。
S&P500は0.11%高の2801.31で取引を終える。


<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初9日に110.44レベルで始まり小幅な揉み合いが
続いた後にNY時間序盤から上伸して10日ロンドン時間前半にかけて
111.35へ上昇する展開になりました。その後、揉み合いを経て11日の
オセアニア時間から反落して東京時間前半にかけて110.77へ下落しま
したが、その後、切り返して、揉み合いながらも堅調傾向で推移して
13日のロンドン時間序盤にかけて週高値となる112.80へ上昇する展開
になりました。その後、反落して112.27へ下落した後に112.38レベル
で週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初9日に1.1741レベルで始まり、堅調傾向で
推移してNY時間序盤にかけて週高値となる1.1790へ上昇しましたが
その後、反落して、揉み合いながらも軟調傾向で推移して10日のロン
ドン時間前半にかけて1.1690へ下落する展開になりました。その後、
NY時間後半にかけて1.1749へ反発しましたが、その後、揉み合いを
経た後に反落して11日のロンドン時間前半にかけて1.1695へ下落す
る展開になりました。その後、NY時間序盤にかけて1.1758へ反発し
ましたが、その後、再び反落して12日のロンドン時間前半にかけて
1.1650へ下落する展開になりました。その後、ロンドンフィックスに
かけて1.1695へ反発しましたが、その後、再び反落して13日のロン
ドン時間序盤にかけて週安値となる1.1613へ下落する展開になりまし
た。その後、反発して1.1687へ上昇して1.1685レベルで週の取引を
終えました。




●今週(7月16日から7月20日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは12日高値112.62を巡る
攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高値112.80、さらに
上昇した場合は113.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は1月
8日の高値113.38、さらに上昇した場合は2017年12月21日の高値
113.63、ここを上抜けた場合は2017年12月12日の高値113.74、
さらに上昇した場合は114.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目され
ます。
一方、下落した場合、まずは13日の安値112.17を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は112.00の「00」ポイント、さらに下落
した場合は12日のオセアニア時間の押し安値111.91、ここを下抜けた
場合は10日の高値111.35、さらに下落した場合は111.00の「00」
ポイント、ここを下抜けた場合は11日の安値110.77を巡る攻防が注
目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、16日の
中国第2四半期GDPと中国小売売上高と中国鉱工業生産と米小売売上
高とNY連銀製造業景気指数、17日の米鉱工業生産と米NAHB住宅
市場指数とパウエルFRB議長の発言と対米証券投資、18日の米住宅
着工件数と米建設許可件数とパウエルFRB議長の発言と米地区連銀
経済報告、19日の日通関ベース貿易収支とフィラデルフィア連銀製造
業景気指数と米新規失業保険申請件数と米景気先行指標総合指数、
20日の日全国消費者物価指数、などが注目されます。


さて先週のドル円は、週前半に111.35へ上昇した後に11日のオセア
ニア時間に「米当局が2000億ドル相当の対中関税リストを公表へ」
との報道を背景に東京時間前半にかけて110.77へ反落しましたが、
その後、切り返して、ロンドンフィックス過ぎに5月21日高値111.39
を上抜けて週末13日のロンドン時間序盤にかけて週高値となる112.80
へ上昇する展開になりました。その後、反落して112.38レベルで週の
取引を終えました。

ドル円が、米中貿易戦争とイールドカーブのフラット化にもかかわらず
上昇したことに違和感を感じている向きも少なくないようですが、この
ドル円の上昇について、以下のようないくつかの説があるようです。

「関税引き上げで安い中国製品の米輸入が細り米国物価に上昇圧力が
かかり、FRBが利上げペースを加速させる要因となり得る」との説、
「米中の貿易戦争において米国の中国からの輸入は5000億ドル規模で
これに対し中国の米国からの輸入は1300億から1500億ドルであり、
制裁合戦になれば最後は米国が貿易戦争に勝ちドル優位性が高まる」
との説、「米中貿易戦争を背景に新興国などから米国への資金引き揚げ
(還流)によるドル買い戻しでドル高が市場全般で起こっている」との説
「元安になっていて中国からの資金流出も懸念されるが、現在の中国は
輸出増となっていて元安はむしろ中国の輸出に有利に働き、かつてのよ
うなチャイナ・ショックのようなことは起こりずらくなっている」との
説、「米中貿易戦争にもかかわらず株式市場が堅調でリスク回避の円高
が抑制されていることがドル円の上昇を支えている」との説、「米中の
貿易戦争によるリスクはカレンシー・オプションでヘッジ可能である」
との説、「貿易戦争が日本に波及して、トランプ大統領が自動車への
25%の追加関税を発動した場合、日本の輸出に大きな打撃となりリスク
回避の株安や円買い要因にもなり得るが、自動車メーカーなどが現地
生産の増強に動き、対米直接投資が増えて、日米間のマネーフローが
変化して、将来的な円安要因になり得る」との説などがあるようです。

ただ、これらはドル円が上昇した事実に対する後付け解釈的なところも
あるようで、イールドカーブのフラット化が進んでするなどリスク要因
にも留意すべきと思われますが、チャート的には5月21日高値111.39
を上抜けて、週足レベルの下降トレンドラインも上抜けていることから
教科書的には「押し目を買う戦略」が当面は有効になりそうです。

経済指標では16日の米小売売上高と要人発言では17日と18日のパウ
エルFRB議長の半期に1度の議会証言が特に注目されます。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは12日の高値1.1695
から1.1700の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜
けた場合は11日高値1.1758、さらに上昇した場合は先週高値1.1790
ここを上抜けた場合は1.800の「00」ポイント、さらに上昇した場合は
6月7日の高値1.1839から6月14日の高値1.1852を巡る攻防が注目
されます。
一方、下落した場合、まずは12日の安値1.1650を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は先週安値1.1613、さらに下落した場合
1.1600の「00」ポイントから2日の安値1.1591、ここを下抜けた場合
6月28日の安値1.1527を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、18日の欧消費者物価
指数改定値、が注目されますが、対ドル通貨ペアとして、16日の中国
第2四半期GDPと中国小売売上高と中国鉱工業生産と米小売売上高と
NY連銀製造業景気指数、17日の米鉱工業生産と米NAHB住宅市場
指数とパウエルFRB議長の発言と対米証券投資、18日の米住宅着工
件数と米建設許可件数とパウエルFRB議長の発言と米地区連銀経済
報告、19日のフィラデルフィア連銀製造業景気指数と米新規失業保険
申請件数と米景気先行指標総合指数、などが注目されます。


さて先週のユーロドルは、週初に週高値となる1.1790へ上昇した後に
反落して、米ドル買いおよび12日のEU夏季経済見通しで「ユーロ圏
19か国の2018年GDP成長見通し2.1%」と5月時点の2.3%から下方
修正されたことなどを背景に軟調に推移して週末13日のロンドン時間
序盤にかけて週安値となる1.1613へ下落する展開になり、その後、
1.1685レベルに戻して週の取引を終えました。

今週の欧経済指標の注目度は高くないようで米ドル主導の相場展開に
なる可能性がありそうですが、ユーロドルは日足レベルで高値を切り
下げてはいるも、週足レベルでは2017年11月安値を一時下抜けた後
に安値の切り上げが見られ、13日の日足は下ヒゲの長いピンバー形状
の陽線となって週の取り引きを終えていることも注目されます。





さて今回は、トレードと凡事のお話 その299 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百九十九話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。被害の更なる拡大が報じられて歴史的災害となった
 西日本豪雨だけど「特定非常災害」に指定されたよな…』


「被害に遭われた西日本の皆様に心よりお見舞いを申し上げるとともに
 一日も早い西日本の復興を願いたいものじゃ…」


『こんな時に相場の話は不謹慎かもしれないけれど…、先週のドル円は
 11日の朝に「米当局が2000億ドル相当の対中関税リストを公表へ」
 との報道で一旦反落するも、11日の夕方には5月21日高値111.39
 を上抜けて、週末13日ロンドン時間序盤にかけて112円台後半へと
 上昇する展開になったが…、米中の貿易戦争にもかかわらず上昇した
 ドル円の動きに違和感を感じている人も少なくないようだよな…』


「ふむ…。ドルストレートが下落して、ドル円が上昇していることから
 ドル買いによる相場の動きという事になろうが…、株式市場が堅調で
 リスク回避の円高が抑制されていたこともドル円の上昇を支えたと
 言えるのではあるまいかのう…。溜口剛太郎殿」


『でも、なんか違和感のある相場の動きにも感じられたんだけどな…』


「ふむ…。先週のドル円の上昇については諸説あるようで…、
 「関税引き上げで安い中国製品の米輸入が細り米国物価に上昇圧力が
 かかりFRBが利上げペースを加速させる要因となり得る」との観測
 「米中の貿易戦争において米国の中国からの輸入は5000億ドル規模
 であるのに対して中国の米国からの輸入は1300億から1500億ドル
 規模であり、制裁合戦になれば最後は米国が貿易戦争に勝ち、ドルの
 優位性が高まる」との観測や、「元安になっていて中国からの資金の
 流出も懸念されるが、現在の中国は輸出増となっていて元安はむしろ
 中国の輸出に有利に働き、かつてのようなチャイナショックのような
 事態は起こりずらくなっている」との観測なども、ドル円の上昇や
 株式市場の上昇の背景にあるようじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『後付け解釈的な感じもしなくはないが…、米中貿易戦争の最中でも
 「ドル円は上昇して、株式市場も堅調に推移した」ということは
 確かにまぎれもない事実ではあるよな…。ジイさん』


「まぁ、ドル円の動きに違和感を感じたという事は、米中貿易戦争は
 『リスク回避となるはずだ』という、思い込みがあったと思われるが
 『相場は何があろうと事実に対応していくべきもの』なのじゃのう」


『こうなるに違いないとの思い込みや下手な観測や予想によらずして
 「トレードは事実に対応すべきもの」という事か…。ジイさん』


「今日は『マイ・ベストのお話』でもさせてもらおうと思っておったが
 ちょうどよい機会じゃ…、今日は『認識の誤謬と思い込みのお話』
 でもさせてもらうとしよう…。溜口剛太郎殿」


『まぁ、よろしい。「認識の誤謬と思い込みのお話」とやらを
 聞いてやろうじゃないか…。ジイさん』


「『認識の誤謬と思い込み』の原因には、およそ2つあってのう…。
 その1つは『部分を全体として誤認してしまう事』で…、そして、
 2つ目は『物事を自分の思考の枠や物差しだけで測ってしまう』
 ということがあるものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『それはどういうことだよ? ジイさん』


「ふむ…。『部分を全体として誤認してしまう事』については、
 例えば、そうじゃのう…。米国の不良グループが日本で麻薬を
 密売していたという報道があった場合、『こういう米国人もいる』
 というのがあるべき認識となろうが、これを『米国人は皆悪い奴ら』
 というように、部分を全体として認識してしまうと誤謬となろう」


『あははっ。それは米国の人に失礼でとんでもない認識の誤謬だぜ…。
 米国の人達にも品行方正で良い人はたくさんいるからなぁ…。』


「別の例で言うと、イケメンで容姿や雰囲気がタイプで『一目ぼれ』
 したとしても、付き合ってみると、女ったらしで、いい格好しいの
 借金まみれの軽薄野郎だった、ということもあるのではあるまいか」


『あははっ。イケメンあるあるってか。オレ様のようにイケメン皆が
 そうではないが、中にはそんな軽薄野郎のイケメンもいるかもな…。
 まぁ、顔や容姿だけでその人のすべては判らないもんだぜ…』


「2つ目の『物事を自分の思考の枠や物差しだけで測ってしまう』
 については、例えば…、『金持ちならば高級車に乗っているはずだ』
 という推定も常に正しいとは限らず、かのウォーレンバフェット氏が
 億万長者になられた後もしばらくおんぼろのワーゲンに乗っていた
 という話は有名で、溜口剛太郎殿もご存知のことであろう…」


『あぁ、その話は有名でオレ様も知っているぜ…。ジイさん』


「そして例えば…、『本当にお金があるならあくせく働かないはずだ』
 という、よくありがちな思い込みもあろう…。これが誤謬なのは
 孫正義氏などフォーブス誌に名を連ねている人達が証明していよう。
 超富裕層の彼らにとっては仕事が生甲斐で人生の楽しみなのじゃ」


『富裕層の中にもリタイヤして悠々自適に南国で余生を過ごしている
 という人もいるだろうけれども…、お金を稼ぎたいという事ではなく
 リアル・ゲームを楽しむようにビジネスにいまだに没頭している
 という超お金持ちの富裕層も少なくはないんだろうな…。ジイさん。
 もしかすると、「本当にお金があるならあくせく働かないはずだ」
 というのは食べるために働いている層の単なる思い込みなのかもな』


「話が少し脱線しかかっておるが…、かつて英国民投票でブレグジット
 が選択されたその後のポンドの上昇や、米大統領選挙でトランプ氏が
 当選したその後のドル円の上昇のときもそうであったように…、
 観測や予想よりも事実こそが重要であり、また自分自身の思い込みと
 事実は相違していて誤謬となってしまっている場合があるゆえ、
 トレードでも『こうなるに違いない』との勝手な思い込みを排して、
 『素直に事実に従い対応』していきたいものじゃ…。溜口剛太郎殿」


『トレードでも思い込みが過ぎると、上昇している事実を見ながら
 相場観に合わないから「ただ見てるだけー」になったり、あるいは
 上昇しているのに無理に売り向かってみたり、なんて事もしがちで
 トレードでは誰が何と言おうと、どんな観測やニュースがあろうと
 「チャートの事実に従い対応すべき」ということか…。ジイさん』


「ふむ…。ジイ自身の自戒も含めてのことじゃが…、
 トレードとはそうあるべきではなかろうか…。溜口剛太郎殿」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

FX情報をもっと見る
過去ログ
2019年09月(3)
2019年08月(3)
2019年07月(4)
2019年06月(5)
2019年05月(4)
2019年04月(3)
2019年03月(5)
2019年02月(4)
2019年01月(4)
2018年12月(4)
2018年11月(4)
2018年10月(4)
2018年09月(5)
2018年08月(3)
2018年07月(5)
2018年06月(4)
2018年05月(4)
2018年04月(4)
2018年03月(4)
2018年02月(4)
2018年01月(4)
2017年12月(4)
2017年11月(4)
2017年10月(5)
2017年09月(4)
2017年08月(3)
2017年07月(5)
2017年06月(4)
2017年05月(4)
2017年04月(4)
2017年03月(4)
2017年02月(4)
2017年01月(4)
2016年12月(4)
2016年11月(4)
2016年10月(5)
2016年09月(4)
2016年08月(2)
2016年07月(5)
2016年06月(4)
2016年05月(4)
2016年04月(4)
2016年03月(4)
2016年02月(4)
2016年01月(5)
2015年12月(3)
2015年11月(4)
2015年10月(4)
2015年09月(3)
2015年08月(4)
2015年07月(4)
2015年06月(4)
2015年05月(4)
2015年04月(4)
2015年03月(4)
2015年02月(4)
2015年01月(3)
2014年12月(3)
2014年11月(4)
2014年10月(4)
2014年09月(4)
2014年08月(4)
2014年07月(4)
2014年06月(4)
2014年05月(3)
2014年04月(4)
2014年03月(4)
2014年02月(4)
2014年01月(4)
2013年12月(3)
2013年11月(4)
2013年10月(4)
2013年09月(5)
2013年08月(3)
2013年07月(4)
2013年06月(4)
2013年05月(4)
2013年04月(4)
2013年03月(5)
2013年02月(4)
2013年01月(4)
2012年12月(4)
2012年11月(3)
2012年10月(4)
2012年09月(5)
2012年08月(3)
2012年07月(5)
2012年06月(3)
2012年05月(4)
2012年04月(5)
2012年03月(4)
2012年02月(4)
2012年01月(4)
2011年12月(4)
2011年11月(4)
2011年10月(5)
2011年09月(4)
2011年08月(3)
2011年07月(5)
2011年06月(4)