FX トレードと凡事のお話 その293


先週の市場は前半に伊政治問題と後半に米通商問題がありましたが、
米朝首脳会談は当初の予定通り12日に行われることが決定しました。



●今週(6月4日から6月8日)の主な予定


<6月4日(月)>

※ NZが女王誕生日で休場。

午前10時半に豪小売売上高(4月)、
午後5時半に英建設業PMI(5月)、
午後6時に欧生産者物価指数(4月)、
夜11時に米製造業新規受注指数(4月)
などが予定されています。
豪・英・欧・米の指標には注目です。


<6月5日(火)>

朝8時01分に英BRC小売売上高調査(5月)、
朝8時半に日全世帯家計調査消費支出(4月)、
午前10時半に豪第1四半期経常収支、
午前10時45分に中国財新サービス業PMI(5月)、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後3時45分に仏財政収支(4月)、
午後4時50分に仏サービス業PMI改定値(5月)、
午後4時55分に独サービス業PMI改定値(5月)、
午後5時に欧サービス業PMI改定値(5月)、
午後5時半に英サービス業PMI(5月)、
午後6時に欧小売売上高(4月)、
夜9時半に加第1四半期労働生産性指数、
夜10時からドラギECB総裁の発言、
夜10時45分に米サービス業PMI改定値(5月)、
同夜10時45分に米総合PMI改定値(5月)
夜11時に米ISM非製造業景況指数(5月)、
などが予定されています。
中国・豪・英・欧・米の指標とドラギECB総裁の発言には注目です。


<6月6日(水)>

※ スウェーデンが建国記念日で休場。

午前10時半に豪第1四半期GDP、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(5月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜9時半に米第1四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜9時半に米第1四半期単位労働コスト確報、米貿易収支(4月)、
同夜9時半に加住宅建設許可件数(4月)、加貿易収支(4月)、
夜11時に加Ivey購買部景況指数(5月)、
などが予定されています。
豪・スイス・米・加の指標には注目です。


<6月7日(木)>

午前10時半に豪貿易収支(4月)、
午後2時に日景気先行指数速報(4月)、日景気一致指数速報(4月)、
午後2時45分にスイス失業率(5月)、
午後3時に独製造業新規受注(4月)、
午後3時45分に仏貿易収支(4月)、仏経常収支(4月)、
午後6時に欧第1四半期GDP確定値、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
深夜4時に米消費者信用残高(4月)、
豪・独・欧・米の指標には注目です。
そして、日米首脳会談が予定されています。


<6月8日(金)>

朝8時50分に日国際貿易収支(4月)、日国際経常収支(4月)、
同朝8時50分に日第1四半期GDP二次速報、
同朝8時50分に日第1四半期GDPデフレータ二次速報、
(時間未定) 中国貿易収支(5月)、
午後2時に日景気現状判断DI(5月)、日景気先行き判断DI(5月)、
午後3時に独鉱工業生産(4月)、独貿易収支(4月)、独経常収支(4月)、
午後3時45分に仏鉱工業生産(4月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(5月)、
夜9時半に加新規雇用者数(5月)、加失業率(5月)、
同夜9時半に加第1四半期設備稼働率、
夜11時に米卸売売上高(4月)、米卸売在庫(4月)、
などが予定されています。
日・中国・独・加の指標には注目です。
そして、G7首脳会議と露大統領の訪中が予定されています。


<6月9日(土)>

午前10時半に中国消費者物価指数(5月)、中国生産者物価指数(5月)、



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(5月28日から6月1日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが94.03で始まり、94.98へ上昇した後に
93.69へ下落して、その後に反発して94.16で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルの終値では2.902%へ低下しました。
NY原油先物(WTI)7月限は週の終値で65.81ドルへ下落しました。
NYダウは週間117.88ドル下落、24635.21ドルで取引を終える。
VIX指数は週レベルでは13.46へ上昇しました。



<5月28日(月)>

ドル円は109.76レベルに上昇して始まる。
ユーロドルや豪ドル米ドルは上昇して始まる。
ポンドドルは小幅に上昇して始まる。
報道
「イタリア新首相に指名のコンテ氏、組閣を断念。
 提出された組閣名簿のうち、経済財務相候補のサボーナ氏について
 ユーロ圏離脱を主張しているとして大統領が反対。
 複数の政党から再総選挙の実施要請も」
英FT紙
「米国が中国との貿易赤字削減に向けた幅広い貿易協定の一環として、
 農産物やエネルギーに関する長期契約締結の圧力をかけている」
その後、ドル円が上昇の後に反落して揉み合う。
ユーロドルは小幅に揉み合う。
豪ドル米ドルやポンドドルが小幅に反落して揉み合う。
日経平均は38.16円高で寄り付き30.30円高の22481.09で大引け。
東京時間序盤はドル円が一時反発した後に109円台前半へ反落。
豪ドル米ドルがやや反発。ポンドドルが小幅に反発して揉み合う。
ユーロドルは1.17台へ上昇。
原油先物は66ドル台へ下落。
その後、ドル円がやや反発して揉み合う。
正午過ぎにドルストレートが上げ幅をやや拡大。
東京時間終盤にドル円が109円台半ばへ反発。
ロンドン時間序盤はドルストレートがやや反落。ドル円がやや反落。
中国上海株式市場は0.14%安で始まり0.20%安で取引を終える。
独の株式市場はプラス圏で始まる。
英はスプリングバンクホリデーで休場。
ユーロドルが1.17台を割り込む。ドル円は小幅に揉み合う。
報道
「伊大統領、元IMF財政局長コッタレリ氏と現地時間11:30に会談」
その後、豪ドル米ドルがやや反発して揉み合う。
サルビーニ伊同盟書記長
「EU規則に変更なければEUに留まる意味はない」
スペインTV
「スペイン議会が不信任投票のプロセスを開始」
ユーロドルが1.16台前半へ下落。ポンドドルが一時小幅に反落。
豪ドル米ドルが0.75台半ばへ反落。ドル円が109円台前半へ下落。
報道
「伊大統領、コッタレリ氏を暫定首相に指名して組閣を要請」
ユーロドルが一時下げ幅を縮小。ポンドドルがやや反発して揉み合う。
ドル円が下げ幅をやや縮小。
その後、ポンドドルが再び反落。
独10年債利回りが0.359%に低下。
NY時間序盤はドル円が109.23へ下落。
ユーロドルが1.1607へ下落。年初来安値を更新。
ポンドドルが下落。豪ドル米ドルが0.75台半ばを割り込む。
伊独の10年債利回り格差が2013年以来の234bpまで拡大。
米はメモリアルデーで休場。
その後、ユーロドルがやや反発。
豪ドル米ドルが一時やや反発して揉み合う。
ポンドドルは一時1.33台を割り込む。ドル円はやや反発。
ロンドンフィックス過ぎにポンドドルがやや反発。
原油先物は66ドル台半ばで推移。
独DAXは0.58%安で取引を終える。
その後、ドル円やドルストレートが小幅に揉み合う。
NY時間終盤にかけて豪ドル米ドルが一時0.7540へ下落。
ブラジルの株式市場が4%超の下落。
米債券市場はメモリアルデーで取引なし。
NYダウ、NASDAQ、S&P500はメモリアルデーで取引なし。


<5月29日(火)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅に揉み合う。
日失業率(4月)は予想とおりの2.5%、
日有効求人倍率(4月)は予想より弱い1.59。
米10年債利回りは2.89%台で推移。
日経平均は49.14円安で寄り付き122.66円安の22358.43で大引け。
東京時間前半はドル円が108.91へ下落。クロス円が下落。
ユーロドルやポンドドルは一時小幅に反発した後にやや下落。
豪ドル米ドルは一時小幅に反発した後に0.7515へ下落。
WSJ
「米政府が北朝鮮に対する新たな大規模制裁を準備している」
米10年債利回りは2.90%台から2.88%台で推移。
原油先物は一時67ドル台を回復した後に再び66ドル台へ反落。
その後、ドル円は109円を挟んで揉み合う。
ドルストレートが下げ幅を縮小。ポンドドルはやや反発。
東京時間午後はユーロドルや豪ドル米ドルがやや反発。
ポンドドルはやや上昇。
ブルームバーグ観測報道
「FX規制、証拠金倍率10倍引き下げ見送りへ」
セントルイス連銀総裁 (講演テキスト)
「金融政策の正常化のペースダウンが合理的。
 政策金利はすでに中立に近い。
 積極的な利上げはイールドカーブを転倒させる。
 逆イールドは市場の景気後退を印象付ける。
 大幅な利上げはほとんど必要ない。更なる利上げに慎重になる」
ドル円は揉み合う。
ロンドン時間序盤はドル円が108円台へ下落。クロス円が下落。
ユーロドルは1.15台へ下落。ポンドドルは1.32台へ下落。
豪ドル米ドルは揉み合う。
セントルイス連銀総裁
「最近の日本の低インフレは意外だ。
 日銀の現在の政策枠組みは持続可能なもの。
 日米の賃金の上向きの圧力がある。
 2%の物価目標は国際基準となった」
中国上海株式市場は0.17%安で始まり0.47%安で取引を終える。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。
ドル円は108.42へ下落。ポンドドルは1.3205へ下落。
ユーロドルは1.1510へ下落。年初来安値を更新。
その後、豪ドル米ドルは0.7512へ反落。
米10年債利回りは一時2.799%へ低下。
伊独の10年債利回り格差が一時302bpに拡大。
伊世論調査
「五つ星は29.5%、同盟は27.5%に支持率上昇」
伊中銀総裁
「イタリア経済は予想を上回り力強さを増している。
 イタリアの運命は欧州のものと同様」
その後、ドル円やクロス円がやや反発。ドルストレートがやや反発。
ムーディーズ
「イタリアの再選挙を9月と想定」
伊五つ星党首
「決してEU離脱を求めてはいない」
その後、ポンドドルが一時やや反落しした後に再び反発。
豪ドル米ドルが0.7509へ下落の後に再び反発。
NY時間序盤に米10年債利回り一時は2.88%台へ上昇。
原油先物は67ドル台前半で推移。
ポンドドルが上げ幅を拡大。ユーロドルが上げ幅をやや拡大。
米ケースシラー住宅価格指数(3月)は前回値より強い208.62、
ドル円が一時109.06へ上昇した後にやや反落して揉み合う。
ポンドドルや豪ドル米ドルがやや反落。
NYダウは200ドル超下落して始まる。
米消費者信頼感指数(5月)は予想とおりの128.0。
市場反応は限定的。
その後、ドル円が109.10へ上昇の後に反落。
ユーロドルが1.1589へ上昇の後に反落。
ポンドドルが1.3298へ上昇の後に反落。
豪ドル米ドルが小幅に反発の後に再び反落。
イタリアの同盟のサルビーニ書記長
「新政府計画では、ユーロの即時離脱を含めていない」
イタリアのLA7テレビ
「イタリア議会の各党は、早期の再選挙実施に向けて、
 早ければ7月29日か8月5日の投開票を検討している」
ドル円やクロス円が軟調に推移。ドルストレートが軟調に推移。
ラウテンシュレーガーECB専務理事
「ECBは景気の転換局面とは見ていない。
 ECBはなお、経済の力強さを確信している。
 インフレの回復には確信がない。
 6月は漸進的な出口戦略を決める会合になる可能性も」
市場反応は限定的。
NYダウが400ドル超の下落。
独DAXは1.53%安で取引を終える。
英FTSE100は1.26%安で取引を終える。
ドル円は一時やや反発した後に再び下落。
ユーロドルは1.1519へ下落。ポンドドルは1.3228へ下落。
その後、ドル円が108.11へ下落。豪ドル米ドルが0.7498へ下落。
NYダウは一時500ドル超の下落。米10年債利回りは2.759%へ低下。
NY時間終盤にかけてドル円が108円台後半へ反発。
ドルストレートがやや反発。クロス円がやや反発。
原油先物7月限の終値は66.73ドル。
イタリアの五つ星運動のディマイオ党首
「大統領と協議する用意がある」
NYダウは391.64ドル安の24361.45で取引を終える。3日続落。
米10年債利回りは2.783%。VIX指数は17.02へ上昇。
NASDAQは0.50%安、S&P500は1.16%安で取引を終える。


<5月30日(水)>

オセアニア時間はドル円がやや反落。
ホワイトハウスス報道官
「北朝鮮との協議は前進の兆候が見られる」
NZ中銀金融安定化報告
「NZの金融システムは健全。家計の住宅ローン負債は高水準。
 住宅ローンの伸び抑制は必要。
 現在は住宅ローン基準を維持するのが適切。
 家計のリスクが低下すればローン規制を緩和する」
NZドル米ドルはやや反落。
NZ住宅建設許可件数(4月)は前回値より弱い前月比−3.7%。
NZドル売り反応。NZドル米ドルが下落。
米財務省高官
「現時点でのイタリア情勢が米国にまで
 システミック・リスクを与える影響は小さい」
中国商務省
「米国の対中関税案は、これまでの米国との合意に
 反するものであるが想定の範囲内である。
 米国がどのような措置を講じようと、
 中国の国益保護は可能であると確信している」
米10年債利回りは一時2.75%に低下。
その後、ドル円が108円台半ばを割り込み下落。
豪ドル米ドルが0.74台へ下落。
ユーロドルやポンドドルは小幅に揉み合う。
日経平均は306.46円安で寄り付き339.91円安の22018.52で大引け。
東京時間前半はドル円が一時108.78へ反発。
豪ドル米ドルは一時0.75台を回復。ユーロドルは小幅に揉み合う。
ポンドドルはやや反落した後に一時反発して揉み合う。
豪住宅建設許可件数(4月)は予想より弱い前月比−5.0%。
発表直後は限定的ながら一時豪ドル売り反応。
米10年債利回りは一時2.82%台に上昇。
その後、ドル円が上げ幅を縮小。ドルストレートがやや反落。
黒田日銀総裁
「中央銀行を取り巻くグローバルな経済・金融環境は大きく変化。
 好調な世界経済を背景に投資活動はより活発に。
 各国間における経済・金融の結びつきも強まってきている。
 グローバルショックの波及が中央銀行に大きなチャレンジ」
トランプ大統領
「私は問題を引き起こしたいとは思っていないが、
 メキシコとの国境の壁の代金についてはメキシコが支払うだろう」
東京時間午後は主要通貨ペアが小幅に揉み合う。
ムーディーズ
「トルコの2018年成長率見通しを従来の4%から2.5%に引き下げ」
東京時間終盤からドルストレートがやや反発。
独小売売上高指数(4月)は予想より強い前月比2.3%。
市場反応は限定的。
米10年債利回りは2.84%台へ上昇。
ロンドン時間序盤はドル円が上昇。クロス円が上昇。
ドルストレートが上昇。豪ドル米ドルは0.75台前半へ上昇。
伊紙コリエレ
「早ければ夏にも再選挙との見通しが広がっているが、
 マッタレッラ伊大統領は真夏の再選挙を避けたい意向」
仏第1四半期GDP改定値は予想より弱い前期比0.2%。
市場反応は限定的。ユーロドルは堅調に推移。
中国上海株式市場は1.26%安で始まり2.53%安で取引を終える。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
ドル円がやや反落して揉み合う。
米10年債利回りは一時2.86%台へ上昇。
伊同盟議員
「五つ星との連立政権でサボナ氏の入閣を主張へ」
独失業者数(5月)は予想より強い前月比−1.1万人、
独失業率(5月)は予想より強い5.2%。
ユーロドルは一時1.16台へ上昇。
その後、ポンドドルはやや反落。ユーロドルが一時やや反落。
OECD経済見通し (実質GDP)
「OECDD加盟国 今年2.6%、来年2.5%、
 全世界 今年3.8%、来年3.9%、米国 今年2.9%、来年2.8%、
 日本 今年1.2%、来年1.2%、ユーロ圏 今年2.2%、来年2.1%、
 中国 今年6.7%、来年6.4%」
欧消費者信頼感指数確報(5月)は予想とおりの0.2。
サルビーニ伊同盟党首
「大統領に早期選挙の道を整えるよう求める」
ディマイオ伊五つ星党首
「コンテ首相あるいは選挙のいずれかを望む」
報道
「伊10年債入札では応札倍率1.48倍。昨年12月以来の高水準」
ユーロドルは揉み合いながらも堅調傾向で推移。
その後、ドル円は再び上昇。
豪ドル米ドルは0.75台半ばへ上昇。ポンドドルがやや反発。
原油先物は67ドル台へ上昇。
米10年債利回りは2.88%台へ上昇。
報道
「中国、7月1日から消費財の輸入関税をさらに引き下げへ」
独消費者物価指数速報(5月)は予想より強い前月比0.5%。
限定的ながらユーロ買い反応。
ポンドドルが一時1.33台へ上昇。ユーロドルは一時1.1647へ上昇。
米ADP雇用統計(5月)は予想より弱い前月比17.8万人。
限定的ながらドル売り反応。
米第1四半期GDP改定値は予想より弱い前期比年率2.2%、
米第1四半期PCEコアデフレータ改定値は予想より弱い2.3%
ドル円がやや反落して揉み合う。クロス円がやや反落して揉み合う。
ドルストレートがやや反落して揉み合う。
加第1四半期経常収支は予想より弱い−195.0億加ドル。
ドルカナダが反発。
その後、ポンドドルが再びやや上昇。
NYダウは150ドル超上昇して始まる。
加BOCが政策金利を1.25%に据え置く。
BOC声明
「慎重という文言を削除。
 緩和的な金融政策の必要性という文言を削除。
 インフレを目標近傍に維持するため利上げが必要になる。
 政策調整は漸進的なアプローチをとる。
 漸進的なアプローチは指標次第。
 コアインフレは潜在成長に沿って2%付近で推移。
 予想以上に輸出が伸びた。
 ガソリン価格の変化の一時的影響を監視している。
 インフレは短期的に目標を若干上回って推移する可能性。
 底堅い賃金の伸びが今年の住宅市場の伸びを示唆している。
 消費は今年の成長に大きく寄与する」
加ドル買い反応。ドルカナダが下落。
豪ドル米ドルが反発。
ドル円はやや反発して揉み合う。ポンドドルが反落。
ユーロドルは一時1.16台を割り込む。
米10年債利回りは2.82%台から2.84%台で推移。
原油先物は68ドル台へ上昇。
ロンドフィックス過ぎにドル円が一時109.07へ上昇。
ユーロドルが再び反発。ポンドドルが再びやや反発。
ロイター
「イタリアのポピュリスト政党の五つ星運動が、
 財務相に指名していたサボナ氏に財務相候補の辞退要請」
独DAXは0.93%高で取引を終える。
英FTSE100は0.75%高で取引を終える。
伊の五つ星運動のディマイオ党首
「サボナ氏には入閣要請も財務相ではない。
 新財務相候補の提案を検討。
 五つ星運動も同盟もユーロ離脱を求めていない。
 五つ星運動はユーロ離脱を計画してない」
ドル円が再び109円台を割り込みやや反落。ポンドドルがやや反落。
米地区連銀経済報告
「景気は緩やかに拡大。製造業は加速。
 賃金の伸びは大半の地区でなお緩慢。
 貿易を巡る不確実性について懸念の声も」
市場反応は限定的。
原油先物7月限の終値は68.21ドル。
NYダウは306.33ドル高の24667.78で取引を終える。
米10年債利回りは2.839%。VIX指数は14.94へ低下。
NASDAQは0.89%高、S&P500は1.27%高で取引を終える。


<5月31日(木)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅に揉み合う。
米10年債利回りは2.85%台から2.84%台で推移。
WSJ
「トランプ政権は二国間交渉の状況を見極めるとして保留してきた
 欧州連合製の鉄鋼・アルミニウムへの関税について、
 EU側からの譲歩がないとして早ければ31日にも発動する見込み」
その後、ドル円やクロス円が反落。
日鉱工業生産速報(4月)は予想より弱い前月比%0.3。
日経平均は144.88円高で寄り付き183.30円高の22201.82で大引け。
東京時間序盤はドル円が一時108.53へ下落。ポンドドルがやや反発。
中国製造業PMI(5月)は予想より強い51.9。
市場反応は限定的。
その後、ドルストレートが小幅に反落して揉み合う。
豪第1四半期民間設備投資は予想より弱い前期比0.4%。
豪ドル売り反応。豪ドル米ドルが一時0.7552へ下落。
その後、ドル円がやや反発して揉み合う。
ドルストレートが小幅に反発して揉み合う。
スイス第1四半期GDPは予想より強い前期比0.6%。
市場反応は限定的。
東京時間終盤からドルストレートが反発。
ポンドドルが1.33台前半へ上昇。
ロンドン時間序盤はドル円がやや反落。
ドルストレートが上昇した後に揉み合う。
中国上海株式市場は0.67%高で始まり1.78%高で取引を終える。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
原油先物は67ドル台後半で推移。
米10年債利回りは2.86%台から2.87%台で推移。
伊コンテ氏
「EU離脱については全く話し合っていない」
ドル円は反発。ドルストレートが上昇。
ユーロドルは1.17台前半へ上昇。ポンドドルは一時1.3347へ上昇。
サルビーニ伊同盟書記長
「今日は全ての選挙活動を中止する」
日銀
「6月の日銀オペでの国債買い入れ予定は今月から変化なし」
欧消費者物価指数速報は予想より強い前年比1.9%、
欧失業率(4月)は予想より弱い8.5%。
発表直後の市場反応は限定的。
ドル円は一時109円台を回復した後にやや反落。
ドルストレートはやや反落。ユーロドルは1.17台を割り込む。
ロイター
「イタリアの2つの世論調査によると、ユーロ残留派が60〜70%、
 一方、ユーロ離脱派は23〜24%」
報道
「10年債利回り格差、伊239bpと連日の縮小」
セントルイス連銀総裁
「米経済はきわめて良好」
ドル円は揉み合う。ポンドドルが再びやや上昇。
ユーロドルが一時1.17台を回復。豪ドル米ドルが再びやや上昇。
米個人所得(4月)は予想とおりの前月比0.3%、
米個人消費支出(4月)は予想より強い前月比0.6%、
米コアPCEデフレータ(4月)は予想より強い前月比0.2%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い22.1万件。
発表直後は限定的ながらドル買い反応。ドルストレートが反落。
加第1四半期GDPは予想より弱い前期比1.3%、
加月次GDP(3月)は予想より強い前月比0.3%、
加ドル売り反応。ドルカナダが反発。
米政府
「EU、カナダ、メキシコへの鉄鋼・アルミ関税発動の見通し」
その後、ドル円が108.台半ばへ反落。クロス円が反落。
ポンドドルが1.33台を割り込む。ユーロドルが1.16台半ばへ下落。
豪ドル米ドルがやや反落。
NYダウはマイナス圏で始まる。原油先物は67ドル台前半で推移。
シカゴ購買部協会景気指数(5月)は予想より強い62.7。
発表直後の市場反応は限定的。
中古住宅販売成約(4月)は予想より弱い前月比−1.3%。
発表直後の市場反応は限定的。
ドル円が一時やや反発。クロス円がやや反発。
ユーロドルがやや反発。ポンドドルが一時1.3335へ反発。
その後、ドル円が108.38へ下落した後にやや反発。
米10年債利回りは一時2.82%台へ低下。
ロス米商務長官 (CNBCインタビュー)
「関税賦課による消費者物価への影響は小さい。
 鉄鋼産業は雇用や工場を拡大させている。
 NAFTA交渉は適用除外にはほど遠かった。
 貿易論争はGDPの1%も影響しない公算。
 明日からの訪中計画に変更はない。
 中国との交渉は輸出拡大と関税引き下げを目指す。
 株式市場が下落している理由は把握していない」
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が362万バレルの減少。
報道
「イタリアで五つ星運動と同盟が再度、政権樹立に向けて協議。
 財務相にトリア氏を指名する方向で調整している。
 マッタレッラ大統領が財務相への任命を拒否したサボナ氏は
 欧州問題担当相に推奨する。
 極右政党「イタリアの同胞」は連立には入れない方針」
ロンドンフィックス過ぎにドル円は108円台後半で揉み合う。
ユーロドルは一時1.1691へ反発した後に揉み合う。
ポンドドル再び1.33台を割り込み揉み合う。
豪ドル米ドルはやや下げて揉み合う。
独DAXは1.40%安で取引を終える。
英FTSE100は0.15%安で取引を終える。
ブレイナードFRB理事
「漸進的な利上げを支持。金利は中立水準を上回る可能性。
 2018年の見通しは非常にポジティブ。
 個人消費で向こう数四半期、実質GDPは拡大見込む。
 設備投資は底堅い。イールドカーブはひとつの参考指標。
 全般的な新興国からの後退は注目に値する。
 緩やかなで短期的なインフレのオーバーシュートであれば問題ない」
ドル円は一時108.87へ反発の後にやや反落して揉み合う。
クリーブランド連銀総裁
「漸進的な利上げが必要。
 イタリア情勢を受けて米経済の見解に変化はない。
 インフレの急進は想定していない」
その後、ポンドドルが一時1.33台を回復。
報道
「イタリアの五つ星運動と同盟は政権樹立の再協議で、
 コンテ氏がイタリア新政権の首相要請を受託、
 次期イタリア財務相にエコノミストのトリア氏を指名」
ユーロドルは揉み合いながらも再びやや反発。
NY時間終盤にかけてドル円が再び反発。
ポンドドルや豪ドル米ドルは小幅に揉み合う。
原油先物7月限の終値は67.04ドル。
NYダウは251.94ドル安の24415.84で取引を終える。
米10年債利回りは2.824%。VIX指数は15.43へ上昇。
NASDAQは0.27%安、S&P500は0.69%安で取引を終える。


<6月1日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合う。
その後、ユーロドルが一時1.17台を回復。
日経平均は75.57円安で寄り付き30.47円安の22171.35で大引け。
東京時間前半はドル円が109円台へ上昇。
ユーロドルは小幅に反落。ポンドドルは反落。
豪ドル米ドルは小幅に揉み合う。
米10年債利回りは2.86%から2.87%台で推移。
報道
「日銀国債買い入れオペ、残存5年超10年以下を4300億円に減額
 (前回は4500億円)」
ドル円は一時やや反落した後に109円台前半へ上昇。
中国財新製造業PMI(5月)は予想より弱い51.1。
市場反応は限定的。
ショルツ独財務相
「期限付き猶予となっていたEUに対する鉄鋼・アルミニウム関税につ
 賦課する方針を米政府が示したことについて、
 国際レベルで決定されている明確なルールがあり、
 今回の一方的な関税賦課決定はルールに違反している。
 EUは直ちに強力かつ理性的に対応。国際ルールに沿って実行」
黒田日銀総裁
「直近のイタリアの政局不安などについては、
 大きな影響が出ないと考えているとした。
 米国の物価情緒傾向については、日本にとっても良い事」
ドル円は一時109.24へ上昇。
ポンドドルは軟調に推移。ユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落。
東京時間午後はドル円がやや反落。
S&P
「ドイツ銀行の信用格付けをBBB+へ格下げする」
東京時間終盤にポンドドルが1.3254へ下落の後に反発。
ロンドン時間序盤にドル円が反発。
豪ドル米ドルやユーロドルはやや反発。
米10年債利回りは2.88%台へ上昇。
中国上海株式市場は0.35%安で始まり066%安で取引を終える。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
ユーロドルが一時1.17台を回復。ポンドドルは一時1.3295へ上昇。
豪ドル米ドルは一時0.7564へ上昇。
独製造業PMI改定値(5月)は予想より強い56.9。
欧製造業PMI改定値(5月)は予想とおりの55.5。
市場反応は限定的。
ドル円は一時やや反落。
英製造業PMI(5月)は予想より強い54.4。
ポンド買い反応。ポンドドルが上昇。
報道
「スペイン議会、ラホイ首相の不信任決議を可決」
市場反応は限定的。
メルケル独首相
「ドラギECB総裁と来週月曜日に会談を行う予定。
 スペインのラホイ首相のこれまでの協力に感謝の意。
 ヨーロッパは現在の事態に一丸となって対応する必要。
 イタリア政府とは緊密に協力すること目指す
ユーロドルが一時1.1717へ上昇。ドル円がやや反発。
ポンドドルは1.33台前半へ上昇。豪ドル米ドルはやや反落。
その後、ユーロドルが再び1.17台を割り込み反落。
ポンドドルは1.3334へ上昇の後に反落。
トランプ米大統領
「米雇用統計の数字を楽しみにしている」
ドル円が109円台半ばへ上昇。
ダウ先物は100ドル超の上昇。米10年債利回りは2.90%台へ上昇。
原油先物は66ドル台後半で推移。
米非農業部門雇用者数(5月)は予想より強い前月比22.3万人、
米失業率(5月)は予想より強い3.8%、
米平均時給(5月)は予想より強い前月比0.3%。
ドル買い反応。ドル円が109円台後半へ上昇。
ポンドドルが一時1.3284へ下落。ユーロドルは一時1.1648へ下落。
豪ドル米ドルは一時0.7514へ下落。
米10年債利回りは一時2.92%台へ上昇。
その後、ドルストレートが下げ幅を縮小して反発。
ポンドドルが一時1.3337へ上昇して揉み合う。
ドル円が109.73へ上昇。
NYダウは100ドル超上昇して始まる。
米ISM製造業景況指数(5月)は予想より強い58.7。
市場反応は限定的。米10年債利回りは2.89%台へ低下。
ドル円が反落。ドルストレートがやや上昇。
豪ドル米ドルは0.75台後半へ上昇。
その後、ユーロドルが一時1.1617へ下落した後に下げ幅を縮小。
トリア氏
「イタリアにはユーロ離脱を望む政治勢力はない」
独DAXは0.95%高の12724.27で取引を終える。
英FTSE100は0.31%高の7701.77で取引を終える。
ポンドドルは1.3362へ上昇した後にやや反落。
WSJ(関係者の話)
「北朝鮮の金英哲氏がトランプ大統領に手渡す金委員長の親書は、
 大幅な譲歩も脅しもせずに会談に臨みたいとの考えが記されている」
その後、ドル円は109円台半ばで小幅に揉み合う。
ユーロドルはやや軟調傾向で揉み合う。
豪ドル米ドルやや堅調傾向で揉み合う。
トランプ大統領
「米朝首脳会談をシンガポールで6月12日に開催。
 金委員長の書簡は非常に良い内容だった。
 北朝鮮との関係はこれまでになく良好。
 北朝鮮との協議の一環で戦争状態の終結を話した」
市場反応は限定的。
NY時間終盤にポンドドルが再び小幅に反発して揉み合う。
原油先物7月限の終値は65.81ドル。
NYダウは219.37ドル高の24635.21で取引を終える。
米10年債利回りは2.902%。VIX指数は13.46へ低下。
NASDAQは1.51%高の7554.33で取引を終える。
S&P500は1.08%高の2734.62で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初5月28日に上窓を空けて始まり週高値となる
109.83へ上昇した後に反落して揉み合いながらも軟調傾向で推移して
29日のロンドン時間序盤に108.42へ下落する展開になりました。
その後、NY時間序盤にかけて109.10へ反発しましたが、その後、
再び反落してNY時間後半にかけて週安値となる108.11へ下落する
展開になりました。その後、切り返して、揉み合いながらも30日の
ロンドンフィックス過ぎに109.07へ反発しましたが、その後に再び
反落して108円台後半で揉み合う展開になりました。その後、31日の
NY時間前半に108.38下落しましたが、その後、反発して揉み合いな
がらも堅調傾向で推移して6月1日のNY時間前半にかけて109.73
へ上昇する展開になりました。その後、反落して109.51レベルで週
の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初5月28日に1.16台半ばで始まり東京時間
終盤にかけて週高値となる1.1728へ上昇しましたが、その後、反落し
てNY時間序盤にかけて1.1607へ下落する展開になりました。その後
やや反発して1.16台前半で小幅な揉み合いになりましたが、その後、
29日のロンドン時間序盤から反落して週安値となる1.1510へ下落する
展開になりました。その後、NY時間前半に1.1589へ反発しましたが
その後、再び反落して1.15台前半でもみ合う展開になりました。
その後、30日東京時間後半から反発してNY時間序盤にかけて1.1647
へ上昇しました。その後、1.1594へ反落しましたが、その後、再び反
発して揉み合いながらも堅調傾向で推移して31日のロンドン時間序盤
にかけて1.1724へ上昇する展開になりました。その後、ロンドンフィ
ックス過ぎに1.1641へ反落しましたが、その後、再び反発して6月
1日のロンドン時間前半にかけて揉み合いながらも1.1717へ上昇する
展開になりました。その後、NY時間前半に一時1.1617へ反落しまし
たが、その後、反発して揉み合いになり1.1660レベルで週の取引を
終えました。




●今週(6月4日から6月8日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは1日の高値109.73から
先週高値の109.83を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は
110.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合は5月23日のNY時間
後半の戻り高値110.33、ここを上抜けた場合は5月18日NY時間後半
の押し安値110.61、さらに上昇した場合は111.00の「00」ポイントを
巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは5月25日のNY時間序盤の押し安値
109.12から5月30日のロンドンフィックスでの高値109.07を巡る攻
防が注目されます。ここを下抜けた場合は109.00の「00」ポイント、
さらに下落した場合は5月31日の安値108.38、ここを下抜けた場合は
先週安値の108.11、さらに下落した場合は108.00の「00」ポイントを
巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標およびイベントでは、4日の米製
造業新規受注指数、5日の中国財新サービス業PMIと米ISM非製造業
景況指数、6日の米貿易収支、7日の米新規失業保険申請件数、8日の
日国際貿易収支と日第1四半期GDP二次速報と中国貿易収支、そして
7日の日米首脳会談と8日のG7首脳会議などが注目されます。


さて先週のドル円は、26日に板門店の北側の統一閣で再び南北首脳会
談が行われて、一旦、中止が発表された米朝首脳会談が実施される期待
から109.83へ上昇して始まりましたが、その後、イタリアの五つ星運
動と同盟によって財務相に指名されたユーロ懐疑派のサボナ氏がマッタ
レッラ伊大統領によって拒否されるなど、イタリアの政治懸念へのリス
ク回避の動きとなって一時108.11へ下落する展開になりました。
その後、イタリアの五つ星運動と同盟が、連立政権に向けて再び協議を
行い、財務相にエコノミストのトリア氏、首相にコンテ氏が指名されて
「EU離脱については全く話し合っていない」と発表されたこともあり
イタリアの政治懸念が後退したことを背景に反発して、米通商問題に
揺れながらも米10年債利回りの反発も背景に堅調傾向で推移して、
週末の強い結果となった米雇用統計の発表を受けて109.73へ上昇する
「下に行って来い」の相場展開となって109円台半ばで週の取引を終
えました。


さて今週ですが、報道によりますと、トランプ大統領が北朝鮮に対して
「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化 (CVID) に必要な措置の一括
合意を求めない方針」で12日にシンガポールで当初の予定通りに米朝
首脳会談が行われることになりましたが、先週末に「スペイン議会、
ラホイ首相の不信任決議を可決」との報道もありイタリアなど南欧の
政治問題には引き続き注意が要りますとともに、5月31日から行われ
ていたG7財務相・中銀総裁会議で、米国の関税措置の発動に対して
「1対6」の紛糾となってEUやカナダが報復関税の発動を表明したこ
とから通商・関税にかかわるリスクには注意が要りそうです。
そして、8日のG7首脳会議が注目されます。

先週末の強い結果となった米雇用統計を受けて「あと3回の利上げ」
との観測が一部で強まっているようですが、5月29日の日経新聞によ
れば「米利上げ、3%天井論」という観測もあるようですので、過度の
予断なく相場の事実の動きを観てトレードしていきたいものです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.1700の「00」ポイ
ントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合5月31日の高値
1.1724から先週高値1.1728、さらに上昇した場合は5月22日の安値
1.1756、ここを上抜けた場合は23日の高値1.1789、さらに上昇した場
合は5月22日オセアニア時間の高値1.1797から1.1800の「00」ポイ
ントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合、まずは1日の安値1.1617から5月28日の安値
1.1607を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1.1600の
「00」ポイントから5月30日のNY時間前半の押し安値1.1594、
さらに下落した場合は先週安値の1.1510、ここを下抜けた場合1.1500
の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標および要人発言では、4日の
欧生産者物価指数、5日の欧小売売上高とドラギECB総裁の発言、
7日の独製造業新規受注と欧第1四半期GDP確定値、8日の独鉱工業
生産、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、4日の米製造業
新規受注指数、5日の中国財新サービス業PMIと米ISM非製造業景況
指数、6日の米貿易収支、7日の米新規失業保険申請件数、8日の中国
貿易収支、そして7日の日米首脳会談と8日のG7首脳会議などが注目
されます。


さて先週のユーロドルは、週初に1.1728へ上昇しましたが、その後、
イタリアの政治懸念を背景に軟調に推移して29日のロンドン時間に
かけて1.1510へ下落する展開になりました。その後、イタリアの政治
懸念が後退したことを背景に反発して31日のロンドン時間にかけて
1.1724へ上昇する展開になりました。その後、1.16台半ばへ反落した
後に、1.16台後半から1.17台前半での上下動の揉み合いとなりました
が、週末の米雇用統計の発表後のNY時間に一時1.1617へ下落して
1.1660レベルで週の取引を終えました。


さて、先週のユーロドルは17年11月の安値1.1554を一時下抜けるも
「下へ行って来い」となって、週足レベルでは長い下ヒゲを示現する展
開になりました。また5月29日時点でのIMM通貨先物では93037枚
の買い越しと、16707枚の買い越し減となり、買い玉が大きく整理され
た様子が伺えます。

そして、先週の独・欧の消費者物価指数は市場予想より強い結果となり
29日のラウテンシュレーガーECB専務理事の発言では「ECBは景気の
転換局面とは見ていない。ECBはなお経済の力強さを確信している。
(中略) 6月は漸進的な出口戦略を決める会合になる可能性も」などが
示されてECBが出口戦略を後退させようという気配はないようです。

引き続きイタリアやスペインなど南欧の政治問題および通商・関税問題
に注意が要りますが、5日のドラギECB総裁の発言と8日のG7首脳
会議が注目されます。





さて今回は、トレードと凡事のお話 その293 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百九十三話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円は、5月26日に再び南北首脳会談が
 行われたことで、一旦、中止が発表された米朝首脳会談が実施される
 期待から109.83へ上昇したけど…、その後はイタリアの政治懸念で
 一時108.11へ下落して…、でもその後はイタリアの政治懸念が後退
 した事を背景に反発して…、週末には強い結果となった米雇用統計を
 受けて109.73へ上昇する相場展開となったよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 ドル円は政治相場のような状況で『下に行って来い』となったのう」


『すったもんだの後に12日に行われる事が決定した米朝首脳会談では
 報道によると、トランプ大統領は北朝鮮に対し「完全かつ検証可能で
 不可逆的な非核化(CVID) に必要な措置の一括合意を求めない方針」
 になったようで…、会談は無難に進む可能性があることから、
 北朝鮮リスクは後退することになるんだろうな…。ジイさん』


「まぁ、米朝会談では決裂はなく段階的に非核化が進むと思われるが、
 一方、5月31日から行われていたG7財務相・中銀総裁会議では、
 米国の関税措置の発動に対して『1対6』の紛糾となったようで、
 EUやカナダが報復関税の発動を表明したことから、今週は通商・
 関税にかかわるリスクには再び注意が要りそうな気配となっており、
 8日のG7首脳会議が注目されるのう…。溜口剛太郎殿」


『強い結果となった米雇用統計を受けて『あと3回の利上げ』観測が
 一部で強まっているようだけど…、5月29日の日経新聞によれば
 市場には『米利上げ、3%天井論』という観測もあるようだし…、
 トレードでは予断なく相場の動きの事実を観ていく事にするぜ…。
 さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ…。溜口剛太郎殿にはいろいろお話したい事があるのじゃが…、
 今日は『ボラティリティのお話』でもさせてもらうとしようかのう」


『ボラティリティと言えば価格変動率のことで、ボラティリティには
 ヒストリカル・ボラティリティとインプライド・ボラティリティが
 あるけど…、まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか…』


「ほほう…。溜口剛太郎殿はなかなかの勉強家で詳しいようじゃのう。
 ジイが今日お話したいことは小難しいことではなく、時間帯別の
 トレードのヒントになるボラティリティの傾向についてじゃが…、
 価格の差分を得る行為のトレードでは『動いてナンボ』であり、
 当然ながら価格変動のボラティリティは大切なことなのじゃのう…」


『まぁな。価格が動かないことにはトレードもあったもんじゃないし、
 また、価格が狭い範囲で振動的にせわしなく上下動していても、
 トレードには良い環境とは言えないからな…。ジイさん』


「トレードはオークションと少しばかりじゃが似たところがあって、
 一般論とはなるけれども…、参加者が多いと大きな値が付きやすい
 傾向があるものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『まぁ…、例えば、数十人のこじんまりしたオークションよりも、
 1000人が参加するオークションの方が、その中には大きな資金で
 買い上げてくる人がいて大きな値が付くことがあるだろうからな…』


「そのようなことも踏まえた事として…、まぁ、もちろん例外もあり、
 あくまでも一般論的な傾向としてではあるけれども…、
 1. オセアニア時間は市場が参加者が少なく、市場の薄みを衝いた
   仕掛け的な動きもあるが、一般に値動きは不活発となりがち。
   (週初は週末の材料を織り込み大きく価格が動く場合もある)
 2. 東京時間はロンドンやNY時間と比べると市場参加者は少なく、
   材料で大きく動くときもあるが、ロンドンやNY時間よりも
   ボラティリティは小さめで、レンジ性のある相場となりがち。
 3. ロンドン時間は為替相場にとって世界最大の市場がオープンして
   巨額資金を運用する市場参加者も増えて、新たな材料を織り込む
   こともあり、値動きが活発でボラティリティも高くなる傾向。
 4. NY時間前半はロンドン勢に加えNY勢も参加して市場参加者が
   さらに増えて、値動きが活発でボラティリティも高くなる傾向が
   あるが、米重要経済指標で相場が振れる場合もある。
 などの傾向はあるのではなかろうかのう…。溜口剛太郎殿」


『まぁ、一般論とはなろうが、そのような傾向はあるようだな…。
 つまり、ロンドンやNY時間ではオセアニアや東京時間よりも
 ボラティリティが大きくなる傾向があるということか…』


「それでじゃ、価格が狭い範囲で振動的にせわしなく上下動していても
 ボラティリティは高まることはなく…、ボラティリティが高くなる、
 という事は、価格がそれまでよりも大きく動くという事であり、
 ボラティリティが高くなる時間帯という事は、言い換えるならば、
 上下はともあれ『ブレークしやすい時間帯』と言えるのじゃのう…」


『ボラティリティが小さな時間帯ではレンジ性の相場となりがちだが、
 巨大な資金を運用する市場参加者も増えるロンドン時間からは、
 「レンジ目線からブレーク目線に切り替えて」、上昇すれば買い、
 下落すれば売る、ブレークアウト的な価格の動きに追従するトレード
 が有効になりやすい傾向があるという事になるというワケか…』


「まぁ、例外も少なからずあり、あくまでも傾向という事にはなるが、
 そう言っても良いのではあるまいかのう…。溜口剛太郎殿。
 そしてじゃ、特別大きな材料がある場合は別となるけれども…、
 日当たりの平均的ボラティリティという概念もあって、
 日当たりの値動きの帳尻を合わすかように、例えばロンドン時間で
 大きく動いた場合はNYでは調整的な相場となりやすく、
 また、ロンドン時間で不活発な値動きとなった場合、
 帳尻を合わすようにNY時間での値動きが活発になりがち、
 という傾向もどうもあるようなのじゃのう…」


『日当たり平均ボラティリティではATRが参考になりそうだが…、
 こうしてみると、どうやら時間帯とボラティリティは
 デイトレードのシナリオ作りの示唆とする事が出来そうだな…』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

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