FX トレードと凡事のお話 その291


先週は米10年債利回りが一時3.12%台へ上昇して、
ドル円は110円を上抜けて一時111円台へ上昇しましたね。



●今週(5月21日から5月25日)の主な予定


<5月21日(月)>


※ 独・スイス・カナダなどが休場です。

朝7時45分にNZ第1四半期小売売上高指数、
朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(5月)、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(4月)、
などが予定されています。
NZ・日の指標には注目です。


<5月22日(火)>

※ 香港が休場です。

午後5時15分からカーニー英BOE総裁の発言、
午後5時半に英財政収支(4月)、
夜9時半に加卸売売上高(3月)、
夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(5月)、
などが予定されてます。
米の指標とカーニー英BOE総裁の発言には注目です。
そして、米韓首脳会談が予定されています。


<5月23日(水)>

午後1時半に日全産業活動指数(3月)、
午後2時半に仏第1四半期失業率、
午後4時に仏製造業PMI速報(5月)、仏サービス業PMI速報(5月)、
午後4時半に独製造業PMI速報(5月)、独サービス業PMI速報(5月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(5月)、欧サービス業PMI速報(5月)、
午後5時半に英消費者物価指数(4月)、英生産者物価指数コア(4月)、
同午後5時半に英小売物価指数(4月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜11時に欧消費者信頼感指数速報(5月)、
同夜11時に米新築住宅販売件数(4月)、
深夜3時に米FOMC議事録要旨、
などが予定されています。
仏・独・欧・英・米の指標には注目です。


<5月24日(木)>

朝7時45分にNZ貿易収支(4月)、
午後2時に日景気先行指数改定値(3月)、日景気一致指数改定値(3月)
午後3時に独第1四半期GDP確報、独GFK消費者信頼感調査(6月)
午後3時45分に仏企業景況感指数(5月)、
午後4時からカーニー英BOE総裁の発言、
午後5時半に英小売売上高指数(4月)、
午後8時半に欧ECB理事会議事録要旨、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜10時に米住宅価格指数(3月)、米第1四半期住宅価格指数、
夜11時に米中古住宅販売件数(4月)、
などが予定されています。
NZ・独・英・欧・米の指標と
カーニー英BOE総裁の発言には注目です。
そして、EU財務相理事会とユーロ圏財務相会合が予定されています。


<5月25日(金)>

朝8時半に日東京都区部消費者物価指数(5月)、
午後4時15分にスイス第1四半期鉱工業生産、
午後5時に独IFO景況感指数(5月)、
午後5時半に英第1四半期GDP改定値、
夜9時半に米耐久財受注(4月)、米耐久財受注(除輸送用機器 4月)、
夜10時20分からパウエルFRB議長の発言、
夜11時に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(5月)、
などが予定されています。
独・英・米の指標とパウエルFRB議長の発言には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(5月14日から5月18日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが92.36で始まり、92.11へ低下した後に
上昇して93.58で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルの終値では3.060%へ上昇しました。
NY原油先物(WTI)6月限は週の終値で71.28ドルへ上昇しました。
NYダウは週間116.08ドル下落、24715.09ドルで取引を終える。
VIX指数は週レベルでは13.42へ上昇しました。



<5月14日(月)>

主要通貨ペアは前週末レベルで始まる。
その後、ドルストレートが小幅に反発。ドル円は小幅に揉み合う。
日経平均は53.18円安で寄り付き107.38円高の22865.86で大引け。
東京時間序盤はドル円が一時やや下落。ドルストレートはやや上昇。
米10年債利回りは2.97%台から2.96%台で推移。
報道
「中国国家主席は6月12日に米朝首脳と会談を行う可能性」
その後、ドル円がやや反発。
ドルストレートがやや反落して揉み合う。
ロンドン時間序盤はドル円が109円台半ばへ上昇。
中国上海株式市場は0.12%高で始まり0.34%高で取引を終える。
独株式市場は小幅高で始まる。英株式市場は前週末レベルで始まる。
ユーロドルやポンドドルが反発上昇。豪ドル米ドルは小幅に揉み合う。
クリーブランド連銀総裁 (講演テキスト)
「3月にPCEデフレータが2%に達したが持続的では無い可能性も。
 インフレ上昇の一部は商品高を反映。
 米金融当局は現行の緩やかな金融引き締め過程にとどまるべき。
 FF金利は最終的には3%程度と推計される長期中立金利を
 上回る水準となる必要も」
仏中銀総裁
「資産購入終了が9月か12月かは実質的な問題ではない。
 ECBは資産購入の終了に近づきつつある。
 インフレは、今後数ヶ月で再び上向き始めるだろう。
 フランスの第2四半期データは季節的な問題で低迷する可能性」
中国外務省
「劉鶴副首相が15−19日に訪米」
報道
「伊大統領、五つ星と同盟党首と個別に会談する予定」
ロンドン時間に米10年債利回りは2.98%台へ上昇。
トランプ米大統領
「エルサレム米大使館が開館、イスラエルにとってすばらしい日に」
その後、ドル円がやや反落して揉み合う。
ポンドドルが一時1.36台へ上昇。
NY時間序盤に米10年債利回りは2.99%台へ上昇。
NYダウは上昇して始まる。
ドル円がやや反発。ユーロドルが上昇の後に反落。
その後、ポンドドルや豪ドル米ドルがやや反落。
報道
「スラエルは境界近くでの暴力行為に対応した措置として
 ハマスの5拠点を空爆したと発表した」
原油先物は一時71ドル台へ上昇。
セントルイス連銀総裁
「仮想通貨で一人勝ちは困難。
 ドルは申し分ない状況にあり、長期的勝者。
 FRBが間違えない限りドルは今後も基軸通貨であり続ける」
WSJ
「米中は、ZTEと農産物関税で合意に近づいている」
独DAXは0.18%安で取引を終える。
英FTSE100は0.18%安で取引を終える。
ブルームバーグ
「軍備縮小が先か、制裁解除が先か。
 この議論で米国と北朝鮮の主張は食い違い、
 6月に予定されるトランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長との
 会談は衝突が必至の様相」
ドル円が一時反落した後に再び109円台後半へ反発。
ドルストレートは軟調傾向で推移。
ロス米商務長官
「米中の見解になお隔たりは大きい。
 中国の関税による米経済への影響は小さい。
 ZTEの動きは中国の米国への依存を示す。
 ZTEは不適切な行為を行った。
 EUとの協議は継続しているが
 6月1日までに合意しなければ鉄鋼への制裁関税を発動する。
 ドルの水準は貿易収支の要素」
原油先物6月限の終値は70.96ドル。
NYダウは68.24ドル高の24899.41で取引を終える。8日続伸。
米10年債利回りは2.999%。VIX指数は12.93へ上昇。
NASDAQは0.11%高、S&P500は0.09%高で取引を終える。


<5月15日(火)>

原油先物は71ドル台へ上昇。
オセアニア時間に米10年債利回りは3.00%台へ上昇。
ドル円はやや上昇。ユーロドルは下げ幅をやや拡大。
豪ドル米ドルは小幅に揉み合う。
北朝鮮情報サイトの38ノース
「北朝鮮が豊渓里核実験場の廃棄を開始」
次期FRB副議長に指名のクラリダ氏 (ウエブサイト)
「最大雇用と物価安定というFRBの2大責務を十分に尊重し、
 これら重要な二大責務達成のために
 均衡の取れた金融政策の実施を支持する」
その後、ポンドドルやユーロドルがやや反発。
日経平均は23.61円高で寄り付き47.84円安の22818.02で大引け。
東京時間序盤はドル円が一時109.79へ上昇。
米10年債利回りは3.00%台から2.99%台で推移。
ドル円がやや反落して揉み合う。
その後、ユーロドルが小幅に反落。
デベル豪中銀副総裁
「先行指標や経済成長動向を鑑みて、
 失業率の漸進的な下落にある程度の自信がある。
 こうした予想が現実化すると、
 より高い金利が適切になる可能性がある。
 しかし短期的には変更する強い根拠があるとは考えていない」
豪ドル米ドルはやや反発。
豪RBA議事録要旨
「目先は政策変更の強い根拠がないとの認識で一致。
 見通しは上下双方にリスク。
 次の一手は利下げより利上げの可能性が高い。
 インフレ率は当面低水準が続く見通し。
 1-3月期のインフレ指標、結果は中銀の予想と合致」
発表直後は限定的ながら豪ドル売り反応。
中国鉱工業生産(4月)は予想より強い前年同月比7.0%、
中国小売売上高(4月)は予想より弱い前年同月比9.4%。
市場反応は限定的。
東京時間午後は米10年債利回りが一時3.02%台へ上昇。
ドル円が一時109.90台へ上昇。ドルストレートが下落。
原油先物は70ドル台へ反落。
ドルストレートが一時やや反発。
独第1四半期GDP速報は予想より弱い前期比0.3%。
発表直後はユーロ売り反応。ユーロドルが一時やや反落。
ポンドドルや豪ドル米ドルが一時再びやや反落。
ロンドン時間序盤に米10年債利回りが再び3.02%台へ上昇。
ドル円が一時110円へ上昇した後にやや反落して揉み合う。
ドルストレートはやや反発。
黒田日銀総裁
「達成時期削除、見通しであること明確にした。
 物価目標2%まで距離がある」
中国上海株式市場は0.20%高で始まり0.57%高で取引を終える。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。
その後、ポンドドルが再び下落。
ユーロドルや豪ドル米ドルが再びやや反落。
報道
「カタルーニャ自治州議会、新首相に独立派のトラ氏を選出」
英失業者数(4月)は前回値より弱い3.12万人、
英失業率(4月)は前回値よりより弱い2.5%、
英ILO失業率(3月)は予想とおりの4.2%、
英雇用者数(4月)は予想より強い19.7万人。
ポンド買い反応。ポンドドルが反発。
ドル円が再びやや反発。
独ZEW景気期待指数(5月)は予想とおりの−8.2。
欧第1四半期GDP改定値は予想とおりの前期比0.4%、
欧ZEW景気期待指数(5月)は前回値より強い2.4、
欧鉱工業生産(3月)は予想より弱い前月比0.5%。
発表直後は限定的ながらユーロ買い反応。
ドル円が再びやや反落。豪ドル米ドルが一時やや反発。
原油先物は一時71ドル台へ上昇。
その後、ドルストレートが再び反落。
ユーロドルが1.19台を割り込む。
豪ドル米ドルが一時0.75台を割り込む。
ドル円が110円台前半へ上昇。
ダラス連銀総裁
「FRBは2大使命を達成しつつある。
 中立に向けた行動が正しい方向。
 中立金利は2.5%から3.0%の間とみている。
 バランスシートの均衡水準は2兆ドル台半ばとなろう。
 エネルギー産業に前向きな見通し
 地政学リスクが落ち着けば石油価格は低下するだろう」
米指標発表前にドル円がやや反落。ドルストレートがやや反発。
米小売売上高(4月)は予想とおりの前月比0.3%、
(前回値が0.6%から0.8%に上方修正)
米小売売上高(除自動車 4月)は予想より弱い前月比0.3%、
(前回値が0.2%から0.4%に上方修正)
米NY連銀製造業景況指数(5月)は予想より強い20.1。
ドル買い反応。ドル円が上昇ドルストレートが下落。
ポンドドルが1.34台へ下落。
NYダウは100ドル超下落して始まる。
米10年債利回りは3.06%台へ上昇。
ドル円が堅調に推移。ドルストレートが軟調に推移。
米NAHB住宅市場指数(5月)は予想より強い70、
米企業在庫(3月)は予想より弱い前月比0.0%。
ドルストレートが反発。ドル円がやや反落。
次期FRB副議長に指名のクラリダ氏 (米上院銀行委員会の公聴会)
「FRBはバランスシートを縮小する必要。
 バランスシート縮小を支持する。
 株式市場のボラティリティについてはFRBの役割ではない」
報道
「トランプ政権はイラン中銀のセイフ総裁を制裁の対象にした」
その後、ポンドドルが1.35台を回復。
独DAXは0.06%安で取引を終える。
英FTSE100は0.16%高で取引を終える。
サンフランシスコ連銀総裁
「米経済の見通しにポジティブ。
 今年3〜4回利上げは金融政策の正しい方向。
 2019から2020年に追加利上げというFOMC予測を支持。
 2018年、2019年の成長見通しは2.5%程度を予想。
 直近のインフレ上昇は非常に心強くさせる」
米10年債利回りは一時3.095%へ上昇。(2011年7月8日以来)
ドル円が一時110.45へ上昇。ユーロドルが反落。
ポンドドルや豪ドル米ドルがやや反落して揉み合う。
韓国の聯合ニュース
「北朝鮮は明日に予定していた韓国との協議をキャンセルした。
 軍事演習を巡り米朝首脳会談のキャンセルの可能性も示唆した」
原油先物6月限の終値は71.31ドル。
米国務省の報道官
「米朝首脳会談の準備は進行中」
対米証券投資(3月)は前回値より強い618億ドル。
NYダウは193.00ドル安の24706.41で取引を終える。
米10年債利回りは3.072%。VIX指数は14.63へ上昇。
NASDAQは0.81%安、S&P500は0.68%安で取引を終える。


<5月16日(水)>

オセアニア時間はユーロドルが軟調傾向で推移。
ポンドドルが一時1.35台を割り込む。
豪ドル米ドルはやや軟調傾向で揉み合う。
その後、ドル円が一時110.19へ反落。
ユーロドルが小幅に反発。ポンドドルは1.35台を回復。
日第1四半期GDP一次速報は予想より弱い年率換算−0.6%。
限定的ながら円売り反応。ドル円がやや反発。
ブレイナードFRB理事
「デジタル通貨についてFRBが発行する差し迫った必要性はない。
 サイバーアタックやマネーロンダリングに関す技術上の課題がある。
 広範に利用されるようになると、
 銀行に代替し、融資機能を制限しかねない」
日経平均は87.90円安で寄り付き100.79円安の22717.23で大引け。
東京時間序盤はドル円が一時小幅に反落。ドルストレートがやや反発。
米10年債利回りは3.07%台から3.06%台で推移。
その後、ドル円が一時やや反発して揉み合う。
ポンドドルが一時再び1.35台を割り込む。
ユーロドルがやや反落して揉み合う。
その後、豪ドル米ドルが一時0.74台半ばを割り込む。
その後、ドル円が再びやや反落。ドルストレートが再びやや反発。
北朝鮮外務省高官 (朝鮮中央通信の報道)
「米国の挑発的なコメントに失望、
 核放棄を強いるだけであれば首脳会談を再考する」
独消費者物価指数確報(4月)は予想とおりの前月比0.0%。
ロンドン時間序盤はドル円がやや下落。
中国上海株式市場は0.37%安で始まり0.71%安で取引を終える。
独英の株式市場は前日終値レベルで始まる。
ポンドドルが反落。ドル円が一時110.08へ下落。
ユーロドルや豪ドル米ドルはやや上昇。
菅官房長官
「景気は緩やかに回復しているとの認識に変わりはない。
 民需中心の景気回復を見込んでいる」
その後、ユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落。
英中銀レポート
「消費支出の減速が目立っている、一部は天候要因で。
 労働コストは総じて昇傾向を示している」
コンスタンシオECB副総裁
「景気減速は予想外でも深刻でもない。
 2018年以降の成長減速は想定済み。
 ECBスタッフ予想と同程度の成長を引き続き見込んでいる。
 金融政策の中期的な将来についての議論は始めていない、
 まだ時期尚早」
欧消費者物価指数確報(4月)は予想とおりの前年同月比1.2%。
ユーロドルは下げ幅を拡大。
その後、ユーロドルが1.17台へ下落。豪ドル米ドルはやや上昇。
米10年債利回りは一時3.08%台へ上昇。
その後、ドル円がやや反発。ポンドドルがやや反発。
豪ドル米ドルがやや反落。
NY時間序盤はドル円がやや反落。ポンドドルが再び反落。
ドラギECB総裁
「政治がばらばらになっている」
米住宅着工件数(4月)は予想より弱い128.7万件、
米建設許可件数(4月)は予想より強い135.2万件。
発表直後は限定的ながらドル売り反応。
ユーロドルは年初来安値を更新。
アトランタ連銀総裁
「2018年のGDP成長は2.4−2.5%と見込む。財政政策が寄与。
 減税に対する反応は定かでは無い。
 消費支出はしっかりとしている、爆発していない。
 今年は2−4回の利上げが適切と繰り返す。
 財政刺激で正常化が若干早まるだろう。
 中立金利への回帰は急ぎ過ぎないように。
 3.9%の失業率は歴史的にみてきわめて低水準」
その後、ドル円がやや下落。ドルストレートが反発。
米鉱工業生産(4月)は予想より強い前月比0.7%、
米設備稼働率(4月)は予想より弱い78.0%。
市場反応は限定的。
豪ドル米ドルが0.75台を回復。ユーロドルが一時1.18台を回復。
ポンドドルが一時1.35台を回復。
NYダウは前日終値レベルで始まる。
ドル円がやや反発。
サンダース米報道官
「北朝鮮側がキャンセルも辞さない構えを示してはいても
 トランプ大統領は予定通り6月に会談する用意がある。
 会談中止を匂わせる北朝鮮の手法は特異な例ではない。
 会談が実現しない場合には、最大限の圧力をかけるという
 現在の政策を継続する」
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が140.4万バレルの減少。
原油先物は71ドル台を回復。
ドルストレートがやや反落。
報道
「英中銀のブロードベント副総裁がマスコミとのインタビューで、
 英経済は閉経期と述べたことに関して不適切な表現だったと謝罪」
トランプ大統領
「(金正恩委員長が)会談を行うのか確認する必要がある」
ロンドンフィックス過ぎにドル円が再びやや反落。
独DAXは0.20%高で取引を終える。
英FTSE100は0.15%高で取引を終える。
ドルストレートがやや反発。
セントルイス連銀総裁
「現在は逆イールドの危険はない。逆イールドは弱気サイン。
 70年代、80年代のようなインフレを懸念していない。
 自然利子率に接近。経済過熱のストーリーは言いがたい。
 米経済が予想からアウトパーフォームする可能性は低い。
 FRBは数年先の利上げのシグナルを送るべきではない。
 原油価格はしばらく現水準が続くと予想。
 我々はインフレ問題をそれほど抱えてはいない。
 緊急利上げやインフレ抑制は必要ない」
その後、ドル円が再び反発。
報道
「イタリアの反移民政党「同盟」の関係者は、
 政策について両党が90%合意したと述べた。
 連立協議の内容に、ECBに対し2500億ユーロの債務減免を
 求める計画が含まれている」
NY時間後半にドルストレートがやや反落して揉み合う。
原油先物6月限の終値は71.49ドル。
NYダウは62.52ドル高の24768.93で取引を終える。
米10年債利回りは3.098%。VIX指数は13.42へ低下。
NASDAQは0.63%高、S&P500は0.41%高で取引を終える。


<5月17日(木)>

オセアニア時間に米10年債利回りは3.10%台へ上昇。
米CNBC
「米中通商協議の交渉を担当している中国の劉鶴副首相は、
 米国と合意できると楽観的に見ている」
ドル円は110.40へ上昇の後にやや反落して揉み合う。
英テレグラフ紙
「英国は関税同盟に残留の用意があることをEU側に伝えた」
ポンドドルが1.35台を回復。
米CNN
「トランプ大統領の顧問弁護団に加わった
 元NY市長のジュリアーニ氏によると、
 モラー特別検察官はトランプ大統領を起訴できないと結論付けた」
NZ第1四半期生産者物価指数は前回値より弱い前期比0.2%。
市場反応は限定的。
ポンドドルは1.35台半ばへ上昇。
ユーロドルや豪ドル米ドルが小幅に上昇。
日機械受注(3月)は予想より弱い前月比−3.9%。
日経平均は103.39円高で寄り付き121.14円高の22838.37で大引け。
東京時間序盤はドル円が小やや反落。
豪新規雇用者数(4月)は予想より強い2.26万人、
豪失業率(4月)は予想より弱い5.6%。
発表直後は豪ドル売り反応。その後、豪ドル米ドルが上昇。
ポンドドルは揉み合いながらも堅調傾向で推移。
ユーロドルがやや反発。
米10年債利回りは3.09%台へ低下。
ドル円が下げ幅を拡大。
東京時間午後はドル円がやや反発。
ドルストレートは小幅に反落して揉み合う。
NZ政府
「17−18年財政収支は31億NZドルの黒字。
 実質経済成長率は2.8%見通し」
NZドル米ドルは反落。
ロンドン時間序盤はドル円が110円台半ばへ上昇。
米10年債利回りは一時3.12%台へ上昇。2011年来の高水準。
ドルストレートが反落。ユーロドルが一時1.18台を割り込む。
ロイター通信
「英首相府当局者、関税同盟に残る用意との観測を否定」
ポンドドルは1.35台前半へ反落。
伊コリエレ紙
「五つ星と同盟の合意でECBへの債務減免の要求を取り下げ」
市場反応は限定的。
中国上海株式市場は0.01%高で始まり0.48%安で取引を終える。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。
ポンドドルが一時1.35台を割り込む。
その後、ユーロドルはやや反発して揉み合う。
メイ英首相
「英国は関税同盟を離脱する。
 アイルランドとの国境はハードにならないように、と繰り返す」
ポンドドルが下げ幅を縮小。
ドル円は一時110.74上昇。
原油先物は一時72ドル台へ上昇。
その後、ドルストレートが再び反落。
ポンドドルが再び1.35台を割り込む。
米10年債利回りは一時3.09%台へ低下。
その後、ドル円がやや反落して揉み合う。
ユーロドルは1.18台を割り込む。
報道
「イタリア、五つ星と同盟が政策プログラムで最終合意と正式発表。
 五つ星と同盟の最終合意に2500億ユーロ債務減免要求は含まれず」
NY時間序盤はドル円が反発。
ユーロドルが一時1.18台を回復。ポンドドルが一時1.35台を回復。
フィラデルフィア連銀製造業指数(5月)は予想より強い34.4、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い22.2万件。
ドル買い反応。ドル円が110.80へ上昇。ドルストレートがやや反落。
その後、ドル円が一時やや反落して揉み合う。
ポンドドルやユーロドルが一時やや反発して揉み合う。
NYダウはマイナス圏で始まる。
豪ドル米ドルは一時0.75台を割り込む。
米景気先行指標総合指数(4月)は予想とおりの前月比0.4%。
市場反応は限定的。
その後、ドルストレートがやや反発。ポンドドルが1.35台を回復。
報道
「トランプ大統領が、米中通商協議でワシントンを訪問中の
 中国の劉鶴副首相とホワイトハウスで面談する予定」
ドル円が110.86へ上昇。
ロンドンフィックス過ぎにドル円が反落。
ミネアポリス連銀総裁
「かつて無いほどの力強い賃金上昇を予想。
 3.9%の失業率が暗示する以上のスラックが存在する可能性。
 米経済にバブルは予想していない」
独DAXは0.91%高で取引を終える。
英FTSE100は0.70%高で取引を終える。
その後、ドル円がやや反発。ドルストレートは揉み合う。
トランプ大統領
「我々が知る限り北朝鮮を巡り何も変化はない。
 北朝鮮は中国と話し合ったかもしれない。
 北朝鮮への非核化アプローチでリビア方式は含まれない。
 金委員長は北朝鮮を統治するだろう」
ダラス連銀総裁
「今年の成長見通しは2.5から2.75%をなお見込む。
 雇用は完全市場かそれ以上の水準。
 リセッションに向かうとは思っていない」
トランプ大統領
「中国はこれ以上、米国をだますことはない。
 習近平主席とZTEについて協議した。
 中国との貿易交渉は成功しないかもしれない」
原油先物6月限の終値は71.49ドル。
NYダウは54.95ドル安の24713.98で取引を終える。
米10年債利回りは3.115%。VIX指数は13.43。
NASDAQは0.21%安、S&P500は0.09%安で取引を終える。


<5月18日(金)>

オセアニア時間はドル円が一時110.86へ上昇して揉み合う。
日全国消費者物価指数(4月)は予想より弱い前年同月比0.6%。
日経平均は68.83円高で寄り付き91.99円高の22930.36で大引け。
米10年債利回りは3.12%台へ上昇。
東京時間序盤はドル円が堅調に推移。クロス円が上昇。
ユーロドルが1.18台を回復。
ポンドドルや豪ドル米ドルは小幅に揉み合う。
正午過ぎにドル円が一時111.00へ上昇。
その後、ドル円が反落。
米10年債利回りは3.11%台へ低下。
東京時間終盤かにドルストレートがやや反発。
独生産者物価指数(4月)は予想より強い前月比0.5%。
市場反応は限定的。
ロンドン時間序盤はドル円が小幅に揉み合う。
ポンドドルはやや反落して揉み合う。
クリーブランド連銀総裁
「米経済は2大使命の達成に近づいている。
 金融政策は金融の安定性を強化するものであるべき。
 経済見通しは長期間にわたり好ましいもの。
 金融危機後に行った銀行規制を撤廃することに反対。
 金融安定報告書を発行すると示唆」
中国上海株式市場は0.10%安で始まり1.24%高で取引を終える。
独株式市場は前日終値レベルで始まる。英株式市場は小幅安で始まる。
米10年債利回りは3.10%台へ低下。
ユーロドルは小幅反落。豪ドル米ドルはやや反落。ドル円はやや反発。
菅官房長官
「安倍首相が24日からロシアを訪問」
中国外務省報道官
「中国は2000億ドルの米貿易赤字削減を提案していない」
ディマイオ伊五つ星運動党首
「連立政権について最終合意に達した」
欧経常収支(3月)は前回値より弱い320億ユーロ。
市場反応は限定的。
その後、ドル円が111円台へ上昇。
ポンドドルが再び1.35台を割り込む。
米10年債利回りは一時3.09%台へ低下。
欧貿易収支(3月)は前回値より強い269億ユーロ。
市場反応は限定的。
ユーロドルは1.18台を割り込む。
ドル円が一時111.08へ上昇。
その後、ドルストレートがやや反発。
伊10年債利回りは一時2.222%へ上昇。
その後、ドル円が111円台を割り込む。
加消費者物価指数(4月)は予想とおりの前月比0.3%、
加小売売上高(3月)は予想より強い前月比0.6%、
加小売売上高(除自動車 3月)は予想より弱い前月比−0.2%。
加ドル売り反応。ドルカナダが上昇。
ドルストレートが再び反落。クロス円が反落。
豪ドル米ドルは0.75台を割り込む。
ユーロドルは1.17台半ばへ下落して年初来安値を更新。
NHK
「日本政府、米輸入制限に対抗措置の用意、WTOに通知」
NYダウは小幅安で始まる。
ドル円が下げ幅を拡大。ドルストレートは軟調傾向で推移。
その後、ドルストレートが反発。
ロンドンフィックス過ぎにドル円がやや反発。
豪ドル米ドルが小幅に反落して揉み合う。
独DAXは0.28%安ので取引を終える。
英FTSE100は0.12%安ので取引を終える。
米10年債利回りは3.06%台へ低下。
ドル円が再びやや反落。
その後、ドル円が110.61へ下落後にやや反発して揉み合う。
ユーロドルがやや反落。
ポンドドルは反発の後に小幅に揉み合う。
NYタイムズ
「ゴールドマンのブランクファインCEOが12月退任の可能性」
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「今見る限り米国は貿易戦争を回避している。
 貿易戦争の懸念はトランプ大統領ではなく中国に責任。
 ZTEは規制執行問題であり、貿易問題ではない。
 中国から2000億ドルの黒字削減の提案があるだろう。
 次はEUとNAFTA。NAFTA交渉はまだ決裂していない」
終盤にかけてドル円が反発。ポンドドルがやや反落。
原油先物6月限の終値は71.28ドル。
NYダウは1.11ドル高の24715.09で取引を終える。
米10年債利回りは3.060%。VIX指数は13.42。
NASDAQは0.38%安の7354.34で取引を終える。
S&P500は0.26%安の2712.97で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週、ドル円は週初14日に109.33レベルで始まり東京時間序盤に
109.21へ下落した後に反発して15日のロンドン時間に110.00で一旦
下押すも再び反発して110円台に乗せNY時間後半にかけて110.45へ
上昇する展開になりました。その後。反落して16日のNY時間序盤に
かけて110.04へ下押した後に110円台前半で揉み合いになりましたが
17日のロンドン時間から上伸して揉み合いながらも堅調に推移して、
18日のロンドン時間に週高値となる111.08へ上昇する展開になりまし
た。その後、反落してNY時間後半にかけて110.61へ下押しましたが
その後、反発して110.78レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週、ユーロドルは週初14日に1.1941レベルで始まりNY時間序盤に
かけて1.1996へ上昇しましたが、その後、反落して軟調傾向で推移し
て15日のNY時間序盤にかけて1.1820へ下落する展開になりました。
その後、NY時間後半に1.1875へ反発しましたが、その後、再び反落
して揉み合いながらも軟調傾向で推移して16日のNY時間序盤にかけ
て1.1763へ下落する展開になりました。その後、17日の東京時間前半
にかけて1.1837へ反発した後に再び反落して1.18を挟む揉み合いにな
りましたが、18日のロンドン時間から反落してNY時間前半に年初来
安値となる1.1750へ下落する展開になりました。その後、反発して
1.1770レベルで週の取引を終えました。




●今週(5月21日から5月25日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは111.00の「00」ポイント
から先週高値の111.08を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場
合は1月18日の高値111.48、さらに上昇した場合は17年1月20日
の安値111.89から112.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されま
す。
一方、下落した場合は、まずは18日の安値110.61を巡る攻防が注目
されます。ここを下抜けた場合は15日の高値110.45、さらに下落した
場合は16日の安値110.04から110.00の「00」ポイント、ここを下抜
けた場合は15日のロンドン時間の押し安値109.81、さらに下落した場
合は14日のロンドンフィックスでの高値109.63、ここを下抜けた場合
14日のNY時間後半の押し安値109.42を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、21日の日
通関ベース貿易収支、22日のリッチモンド連銀製造業指数、23日の
米新築住宅販売件数とFOMC議事録要旨、24日の米新規失業保険申請
件数と米中古住宅販売件数、25日の米耐久財受注とパウエルFRB議長
の発言とミシガン大学消費者信頼感指数確報、などが注目されます。


さて先週は、14日に米国の在イスラエル大使館のエルサレムへの移転
と大規模抗議デモ、15日に黒田日銀総裁の「達成時期削除、見通しで
あること明確にした。物価目標2%まで距離がある」との発言、米小売
売上高の前回値の上方修正、韓国の聯合ニュースによる「北朝鮮は16
日に予定していた韓国との協議をキャンセルした。軍事演習を巡り米朝
首脳会談のキャンセルの可能性も示唆した」との報道と米国務省の報道
官の「米朝首脳会談の準備は進行中」との報道、16日の日第1四半期
GDP一次速報の年率換算−0.6%との発表、17日の米CNNによる「ト
ランプ大統領の顧問弁護団に加わった元NY市長のジュリアーニ氏によ
ると、モラー特別検察官はトランプ大統領を起訴できないと結論付け
た」との報道、18日の中国外務省報道官による「中国は2000億ドルの
米貿易赤字削減を提案していない」との発表、NHKによる「日本政府
は米輸入制限に対抗措置の用意、WTOに通知」との報道、などがあり
ましたが、CMEのFedウォッチでの年内利上げ確率で「あと3回」が
高まってきたとともに、米10年債利回りが一時3.12%台へ上昇して、
ドルインデックスも一時93.74へ上昇したことを背景に、ドル円は一時
111円台へ上昇して110円台後半で週の取引を終えました。

先週のドル円の上昇では本邦企業による海外M&Aへの思惑のドル買い
もあったとの指摘がありますが、チャートでは17年11月6日の高値
から18年3月23日の安値の61.8%戻しのポイントを一時上抜けた後
に反落して週の終値では61.8%戻しのポイントをやや下回った状況とな
っています。

北朝鮮側の牽制はあるも6月12日の米朝首脳会談は予定通り行われる
ものと思われますが、一方注目の米中貿易協議では米赤字削減は進展
するもZTE制裁緩和は持ち越しとなり出口はまだ見えていないようで
引き続き米中摩擦を巡る交渉の進展が注目されます。

今週は23日の米新築住宅販売件数とFOMC議事録要旨、25日のパウ
エルFRB議長の発言などが注目の焦点になりますが、ドル円との相関
が高まっている米10年債利回りの動向が引き続き注目されます。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.1800の「00」ポイ
ントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は18日のロンド
ン時間の戻り高値1.1822、さらに上昇した場合は17日の東京時間の
戻り高値1.1837、ここを上抜けた場合は16日のロンドン時間の戻り
高値1.1852、さらに上昇した場合は15日のNY時間後半の戻り高値
1.1875、ここを上抜けた場合は11日のロンドン時間序盤の押し安値
1.1891、さらに上昇した場合は1.1900の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。
一方、下落した場合は、まずは年初来安値でもある先週安値1.1750を
巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合17年12月12日の安値
1.1717から15年8月24日高値1.1713、さらに下落した場合1.1700
の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は17年10月6日安値1.1669
から17年8月17日の安値1.1662、さらに下落した場合は1.1600の
「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、23日の仏・独・欧の
製造業PMI速報と仏・独・欧のサービス業PMI速報と欧消費者信頼感
指数速報、24日の独第1四半期GDP確報とECB理事会議事録要旨、
25日の独IFO景況感指数、などが注目されますが、対ドル通貨ペアと
して、22日のリッチモンド連銀製造業指数、23日の米新築住宅販売件
数とFOMC議事録要旨、24日の米新規失業保険申請件数と米中古住宅
販売件数、25日の米耐久財受注とパウエルFRB議長の発言とミシガン
大学消費者信頼感指数確報、などが注目されます。


さて先週は、14日の仏中銀総裁の「資産購入終了が9月か12月かは
実質的な問題ではない。ECBは資産購入の終了に近づきつつある。イ
ンフレは、今後数ヶ月で再び上向き始めるだろう(後略)」との発言、
ロス米商務長官の「(前略) EUとの協議は継続しているが6月1日まで
に合意しなければ鉄鋼への制裁関税を発動する」との発言、15日に
発表された独第1四半期GDP速報の低下、16日の「イタリアの反移民
政党「同盟」の関係者は政策について両党が90%合意したと述べた」
との報道、17日の伊コリエレ紙の「五つ星と同盟の合意でECBへの
債務減免の要求を取り下げ」との報道、「イタリア、五つ星と同盟が政
策プログラムで最終合意と正式発表。五つ星と同盟の最終合意に2500
億ユーロ債務減免要求は含まれず」との報道、などがありました。

先週のユーロドルは週初に1.1996へ上昇しましたが、その後、イタリ
アを巡る政治懸念は後退するも、米欧関税協議を巡る懸念やドイツ経済
の減速、そして米債利回りの上昇も背景に軟調に推移して、1.18台を
割り込み年初来安値を更新する相場展開になりました。

今週は23日の製造業PMI速報と24日の独第1四半期GDP確報と
ECB理事会議事録、25日の独IFO景況感指数などが注目されますが、
対ドル通貨ペアとして、ユーロのウェートが大きいドルインデックス、
そして米10年債利回の動向が注目されます。





さて今回は、トレードと凡事のお話 その291 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百九十一話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円は2日と10日に上値を止めた110円
 のチャートポイントで15日ロンドン時間序盤に一旦跳ね返されるも
 その後の再トライで上抜けて一時111円台へと上昇したよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 2日と10日の2回の高値110円からの押しは時間が経過してみれば
 中段揉み合いという事になって、米10年債利回りが一時3.12%台へ
 上昇して、ドルインデックスも一時93.74へ上昇したことを背景に
 先週のドル円は強い上昇動意となったのう…」


『6月12日の米朝首脳会談を巡り「核放棄を強いるだけであれば首脳
 会談を再考する」との北朝鮮による牽制の動きもあったけど…、
 本邦企業による海外M&Aへの思惑のドル買いもあったようだし、
 CMEのFedウォッチでの年内利上げ確率でも「あと3回」が
 高まってきているようだからな…。ジイさん』


「ふむ…。注目の米中貿易協議では米赤字削減については進展するも
 ZTE制裁緩和については持ち越しとなっており出口はまだ見えて
 いないようで引き続き米中摩擦を巡る交渉の進展は懸念材料じゃが、
 先週のドル円の上昇では今後のFOMCでの年内利上げ回数の増加
 への思惑もあったのやもしれぬのう…。溜口剛太郎殿」


『今週のドル円はどんな相場展開になるのかねぇ…。ジイさん』


「あははっ。相場の確かな未来は誰にも判らぬことであり…、また
 トレードは予想で行うものではないが…、ドル円は先週末時点では、
 17年11月27日の安値110.84のチャートポイント近傍で引けており
 また、17年11月6日の高値から18年3月23日安値の61.8%戻し
 のフィボナッチポイントを一時上抜けた後に反落して、週の終値では
 61.8%戻しのポイントをやや下回った所で取引を終えておるようで、
 17年11月27日の安値110.84のチャートポイントから先週高値の
 111.08を巡る売り買いの攻防が重要攻防となろうのう…」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。『上位と下位時間軸の矛盾と、矛盾解消はトレードチャンス』
 『テクニカルの反証と反例』のお話など…、溜口剛太郎殿には
 お話したいことがたくさんあるのじゃが、今日はそうじゃのう…。
 『トレードと対応のお話』でもさせてもらうとしようかのう…」


『まぁ、よろしい、ジイさん。聞いてやろうじゃないか…』


「溜口剛太郎殿も『トレードは予想で行うものではなく対応するもの』
 ということを聞いたことがあると思われるが…、
 『予想しないでいったいどうやってトレードするんだ?』と
 思ったことはないであろうか…」


『そりぁ、そう思ったことはもちろんあるぜ。ジイさん』


「ダウ理論によると『トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで
 継続する』とされていて、トレンド発生時ではトレンドフォローの
 順張りが勝ちやすいものなのじゃが…、例えば上昇トレンドでは
 『陰線よりも陽線の示現率が高い』『大きな陽線が示現しやすい』
 などの確率的傾向や特徴があるものなのじゃのう…」


『まぁ、陰線の示現率が高かったり、大きな陰線の示現が多いのに
 価格が上昇していくという事はあり得ないことからなぁ…』


「初期スラストの後は押しを待つなどのテクニックは必要で、
 また、価格の節目のチャートポイントの位置の確認は必要じゃが…、
 安値と高値をともに切り上げる上昇トレンドが確認できた場合は、
 『上げだろう。もう下げるかもしれない』などの予想はせずに
 買いに優位性のある状況として認識できるというわけなのじゃのう」


『チャートを確認することで「上げるだろう。下げるだろう」などの
 予想はせずにトレードの検討ができるということか…。ジイさん』


「そして、過去に何度も価格の上昇を止めたチャートポイントでは、
 反落を確認した後にレジスタンスの少し上にストップを置いて
 短期的な逆張りのショートも検討できる場合もあるけれども…、
 一方、過去に何度も価格の動きを止めたチャートポイントを
 価格が上抜けた場合は、上昇動意が強いことが確認できることで
 まぁ、リバースムーブからの再上昇で、ロールリバーサルによる
 レジ・サポ転換を確認したほうがダマシは少なる傾向はあるが、
 基本的な意味において、上昇が優勢であることが確認されることで、
 『上げだろう。下げるかもしれない』などの予想はしなくとも、
 買いが検討できる状況と認識できるというわけなのじゃのう…」


『トレードは予想をしなくてもチャートに対応していく事によって
 買い(ロング)や売り(ショート)の検討ができるというわけか…』


「まぁ、もちろん相場に絶対はなく、チャートに従いトレードしても
 想定に反して逆行してしまう場合もあり、またトレンドも
 やがていつかは転換することもあり、そうなってしまった場合は
 損切という退出技術を活用しなくてはならない場合もあるが…、
 上昇トレンドが確認できた場合や、過去に何度も価格の上昇を止めた
 レジスタンスを価格が上抜けた場合は、基本的な意味において
 買いを検討すべき状況と認識できるというわけじゃ…」


『……』


「また、チャートの状況に対応して、速やかな目線の切り替えも必要で
 例えば、過去に何度も価格の上昇を止めたレジスタンスに
 価格が到達したときは反落も可能性として認識はするが、
 一時の反落の後に再トライでレジスタンスを価格が上抜けた場合は、
 売りに固執せず買い目線に即座に切り替えることも必要となろう…」


『先週のドル円相場で、今言ったことのようなことが起こったが…、
 チャートの状況の変化に対応して目線も即座に切り替える
 「相場観の朝令暮改」も必要になる場合があるということか…』


「ふむ…。ときに「〇〇になるのに違いない」との固執した予想が
 トレードの障害やアダになってしまうこともあることで…、
 誰が何と言おうとも『価格の動きのみが真実』であり、
 もしも予想が覆ってしまったならば、素直にチャートにおける
 『価格の動きの事実に従う事』は、ついつい予想でトレードしがちな
 とくにベテラントレーダーにとって必要な教訓になろうのう…」


『トレードでは「チャートの動きの事実に粛々と対応する事が大切」、
 というわけか…。それがテクニカルによるトレードだと…』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

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