FX トレードと凡事のお話 その264


今週は日銀金融政策発表、米FOMC、英金融政策、米雇用統計と
重要イベントが目白押しの1週間になりますね。



●今週(10月30日から11月3日)の主な予定


<10月30日(月)>

※ 今週から欧・英が冬時間に移行。

朝8時50分に日小売業販売額(9月)、
午後4時に独小売売上高指数(9月)、
午後5時にスイスKOF景気先行指数(10月)、
午後6時半に英消費者信用残高(9月)、
午後7時に欧消費者信頼感確報(10月)、欧経済信頼感(10月)、
夜9時半に米個人所得(9月)、米個人消費支出(9月)、
同夜9時半に米コアPCEデフレータ(9月)、
夜10時に独消費者物価指数速報(10月)、
などが予定されてい済ます。
独・欧・米の指標には注目です。


<10月31日(火)>

※ 独が宗教改革記念日で休場。

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(9月)、
朝8時半に日鉱工業生産速報(9月)、日失業率(9月)、
同3朝8時半に日全世帯家計調査消費支出(9月)、
午前9時にANZ企業景況感(10月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感(10月)、
午前10時に中国製造業PMI(10月)、中国非製造業PMI(10月)、
正午前後(時間未定)に日銀金融政策発表、
午後2時に日新設住宅着工戸数(9月)、
午後3時半から黒田日銀総裁の定例会見、
同午後3時半に仏第3四半期GDP速報、
午後4時45分に仏消費者物価指数速報(10月)、
同午後4時45分に仏卸売物価指数(9月)、仏消費支出(9月)、
午後7時に欧第3四半期GDP速報、欧消費者物価指数速報(10月)、
同夜7時に欧失業率(9月)、
夜9時半に米第3四半期雇用コスト指数、
同夜9時半に加月次GDP(8月)、
同夜9時半に加鉱工業製品価格(9月)、加原料価格指数(9月)、
夜10時に米ケースシラー住宅価格指数(8月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(10月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(10月)、
などが予定されています。
NZ・日・中国・仏・欧・米・加の指標と
黒田日銀総裁の定例会見には注目です。


<11月1日(水)>

朝6時45分にNZ第3四半期就業者数、NZ第3四半期失業率、
午前10時45分に中国財新製造業PMI(10月)、
午後5時半にスイスSVME購買部協会景気指数(10月)、
午後6時半に英製造業PMI(10月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜9時半に米ADP雇用統計(10月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(10月)、米建設支出(9月)、
深夜3時に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
などが予定されています。
NZ・中国・英・米の指標には注目です。


<11月2日(木)>

午前9時半に豪貿易収支(9月)、豪住宅建設許可(9月)、
午後2時に日消費者態度指数(10月)、
午後3時45分にスイスSECO消費者信頼感指数(10月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(9月)、
午後5時50分に仏製造業PMI改定値(10月)、
午後5時55分に独失業者数(10月)、独失業率(10月)、
同午後5時55分に独製造業PMI改定値(10月)、
午後6時に欧製造業PMI改定値(10月)、
午後6時半に英建設業PMI(10月)、
午後8時半に米チャレンジャー人員削減予定数(10月)、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE議事録要旨、
同夜9時に英BOE資産買取プログラム規模、
同夜9時に英BOE四半期インフレリポート、
夜9時半に米第3四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜9時半に米第3四半期単位労働コスト速報、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
などが予定されています。
豪・独・英・米の指標には注目です。
そして、パウエルFRB理事の発言も予定されています。


<11月3日(金)>

※ 東京が文化の日で休場。

午前9時半に豪小売売上高(9月)、
午前10時45分に中国財新サービス業PMI(10月)、
午後6時半に英サービス業PMI(10月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数(10月)、米失業率(10月)、
同夜9時半に米平均時給(10月)、米貿易収支(9月)、
同夜9時半に加就業者数(10月)、加失業率(10月)、加貿易収支(9月)
夜11時に米ISM非製造業景況指数(10月)、米製造業受注指数(10月)
などが予定されています。
豪・中国・英・米・加の指標には注目です。


<11月5日(日)>

トランプ米大統領の来日、



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(10月23日から10月27日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが93.76で始まり、堅調傾向で推移して
94.72で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.416%に上昇しました。
NY原油先物(WTI)12月限は週の終値で53.90ドルに上昇しました。
NYダウは週間105.56ドル上昇、23434.19ドルで週の取引を終える。



<10月23日(月)>

報道
「衆議院選挙では与党が3分の2を確保。立憲民主が野党第1党。」
ドル円が一時114円台前半へ上昇。
日経平均は251.66円高で寄り付き239.01円高の21696.65で大引け。
日経平均は15日続伸で連騰最長記録に。
米10年債利回りは2.39%から2.28%台で推移。
原油先物は52ドル台で推移。
トランプ米大統領
「税制改革の早期成立を議会に要請。」
ロンドン時間序盤に米10年債利回りは一時2.37%台へ低下。
英CBI製造業受注指数(10月)は予想より弱い−2。ポンド売り反応。
独連銀月報
「上期の拡大ペースを第3四半期も維持した公算。
 製造業は強い輸出と受注に支えられている。
 個人消費は上期の強い拡大の反動でやや落ち着く公算。
 持続的には悪化せず。」
NY時間に米10年債利回りは一時2.36%台へ低下。
報道
「カタルーニャの州政府は26日州議会を招集。正式に独立宣言か。」
報道
「カタルーニャ分離独立派は中央政府の措置に人の鎖で対抗へ。」
ユンケル欧州委員長
「英EU離脱は悲劇。メイ首相との夕食会は有意義だった。
 貿易交渉に入る前に英国は離脱に伴う負担金に合意する必要。」
カンリフ英BOE副総裁
「利上げ開始時期については議論の余地がある。」
原油先物12月限は51.90ドル。
NYダウは54.67ドル安の23273.96で取引を終える。7日ぶり反落。


<10月24日(火)>

元北朝鮮幹部
「北朝鮮経済は1年ともたない可能性。」
日経平均は26.65円安で寄り付き108.52円高の21805.17で大引け。
日経平均は16日続伸で連騰最長記録を更新。
米10年債利回りは2.36%から2.37%台で推移。
アーダーンNZ労働党党首
「財政責任に人にコミットする。
 最低賃金の大幅上昇を目にするだろう。地域活性化を優先する。
 NZ中銀に対して構造改革を行う。」
NZは一時上昇の後に下落。
原油先物は51ドル台後半から52ドル台で推移。
米GMやキャタピラーや3Mの第3四半期1株利益は予想より強い。
米2年債入札では最高落札利回り1.596%、応札倍率2.74倍。
NY時間に米10年債利回りは2.42%台へ上昇。原油先物52ドル台。
CNBC
「マコニル共和党上院院内総務の関係者の話では、
 税制改革案に3名の共和党上院議員が反対する可能性がある。」
報道
「トランプ大統領がFRB議長人事に関して、
 共和党上院議員に挙手投票を実施した。
 挙手投票ではテイラー氏が勝利したようだったと
 共和党議員のスコット氏が述べた。」
サンダース米報道官
「パウエル、テイラー氏らが大統領が検討中の議長候補。」
NYダウは167.80ドル高の23441.76で取引を終える。最高値を更新。


<10月25日(水)>

日経平均は94.96円高で寄り付き97.55円安の21707.62で大引け。
日経平均は17日ぶりの反落。
米10年債利回りは2.41%から2.42%台で推移。
英第3四半期GDP速報は予想より強い前期比0.4%。ポンド買い反応。
内閣府
「基調判断据え置き。景気は、緩やかな回復基調が続いている。
 個人消費は緩やかに持ち直している。・設備投資は持ち直している。
 輸出は持ち直している。生産は持ち直している。
 企業収益は改善している。企業の業況判断は改善している。
 雇用情勢は改善している。消費者物価は横ばいとなっている。」
報道
「中国の習近平指導部が2期目を始動。後継起用せず求心力。」
NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.47%台へ上昇。
ポリティコ
「今週中の次期FRB議長の指名発表の可能性低い。
 イエレン氏が指名されれば株価が上昇するとの見方を
 トランプ大統領は好感している。
 ウォーシュ元FRB理事については、
 ペンス副大統領との面談を受けて指名確率が上昇している。」
米新築住宅販売件数(9月)は予想より強い66.7万件。
加BOC声明
「今年下期の成長は緩やか。この先2年間で潜在成長に接近。
 第3四半期に需給ギャップはなくなったと予想。
 刺激策の縮小がいずれ必要になる可能性。
 個人消費は政策変更と利上げで減速。
 17年と18年の成長見通しをそれぞれ3.1%、2.1%に上方修正。
 NAFTAの再交渉が見通しを大きく不透明に。
 インフレ目標の達成時期の見通しを2018年下半期に後退。
 追加利上げには注意深くなる。加ドル高が輸出やインフレを圧迫。」
加ドル売り反応。
EIA石油在庫統計では原油在庫が85.6万バレルの増加。
原油先物は52ドル台前半で推移。
加BOCポロズ総裁
「インフレの下振れリスクにより心を奪われている。
 雇用者数の増加に賃金上昇が追いついていない。
 労働市場には雇用過剰感がまだある。企業の75%はフル稼働状態。
 見通しにはNAFTAを考慮していない。」
米5年債入札では最高落札利回り2.058%、応札倍率2.44倍。
トランプ大統領
「コーン米国家経済会議委員長の次期FRB議長への就任には反対。
 イエレン現議長を好ましいと思っているが足跡をしるす必要がある。
 次期FRB議長候補探しは2、3人に絞られている。」
報道「生保が為替ヘッジなしで外債投資。」
米10年債利回りは2.433%。
NYダウは112.30ドル安の23329.46で取引を終える。


<10月26日(木)>

ブラジル中銀は政策金利を0.75%引き下げて7.50%に。
日経平均は8.67円安で寄り付き32.16円高の21739.78で大引け。
米10年債利回りは2.42%から2.41%台で推移。
豪RBAデベル副総裁
「インフレはデータが示すよりも弱い印象。
 労働市場には依然としてゆるみが大きい。」
ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.44%台へ上昇。
トルコ中銀は政策金利を8.00%に据え置く。
関係者
「カタルーニャは独立宣言よりも選挙実施となる公算。」
NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.40%台へ低下。
ECB
「政策金利は0.00%に据え置き。中銀預金金利−0.400%に据え置き。
 限界貸付金利を0.250%に維持。
 債券購入を18年9月まで延長、月額は300億ユーロに減額。
 必要ならばQEの規模や期間を拡大する選択肢を残す。
 QE終了後も長期間にわたり保有債券の償還元本を再投資。」
ユーロ売り反応。
ドラギECB総裁
「QEは少なくとも来年9月まで継続。
 月間買い入れ額を300億ユーロに減額。
 大規模な刺激策が引き続き必要。
 成長は幅広い分野でしっかりしている。
 国内の物価圧力は引き続き抑制されている。
 成長へのリスクはほぼ均衡している。
 成長への下方リスクには為替相場が含まれる。
 コアインフレはまだ上昇トレンドを確信させず。
 総合インフレ率は年末を挟んで低下する見込み。
 コアインフレは中期的に上昇に向かう。
 他のQEシナリオについては議論しなかった。
 本日の決定は全会一致ではなかった。
 QE期限をオープンエンドにすること大多数が支持。」
報道
「米下院は2018会計年度連邦予算の大枠を定めた予算決議案を可決。
 減税計画の年内実現に向けた動きが前進。
 採決は賛成216、反対212と拮抗した。
 予算決議案は減税のため財政赤字を今後10年間で
 最大1.5兆ドル拡大させることを許容する内容。」ドル買い優勢。
米7年債入札では最高落札利回り2.280%、応札倍率2.39倍。
報道
「サウジアラビアのサルマン国王が18年末までの協調減産延長支持。」
報道
「米財務省は人権侵害を巡り北朝鮮の個人7人と3組織を
 制裁の対象に加えたと発表した。北朝鮮の保衛司令部、
 その司令官および副司令官が制裁の対象。」
原油先物は52ドル台後半。米10年債利回りは2.45%台。
NYダウは71.40ドル高の23400.86で取引を終える。


<10月27日(金)>

米10年債利回りは2.46%から2.45%台で推移。
日経平均は163.49円高で寄り付き268.67円高の22008.45で大引け。
年初来高値を更新。
米国安全保障専門サイトのディフェンス・ワン
「空軍はB-52爆撃機を24時間体制で待機させる準備を進めている。」
米10年債利回りは一時2.44%台へ低下の後に2.46%台へ反発。
報道
「FBIがトランプ氏による露疑惑の民間文書を議会へ開示の見通し。」
テイラー・スタンフォード大学教授
「リセッション以降の米経済成長が期待外れな状態にあるのは、
 これまで実施されてきた経済政策が要因にある。
 ベーシックな経済学を基にすると成長加速が可能で好機である。」
報道
「ジョイス副首相が連邦議員資格を禁じている複数の国籍を
 持っているかどうかについての連邦裁判所判断を受けて、
 豪ターンブル政権は過半数を失う結果となった。」豪ドル売り反応。
ECB専門家予測
「2017年GDP見通し+2.2%(前回+1.9%)
 2018年GDP見通し+1.9%(前回+1.8%)
 2019年GDP見通し+1.7%(前回+1.6%)
 2017年インフレ見通し+1.5%(前回+1.5%)
 2018年インフレ見通し+1.4%(前回+1.4%)
 2019年インフレ見通し+1.6%(前回+1.6%)」
報道
「ロシア中銀が政策金利を8.50%から8.25%に引き下げ。」
バイトマン独連銀総裁
「拡張的な金融政策は引き続き正当化されよう。
 債券購入については明確な終了日時を設定すべき。
 インフレ見通しはECB目標に沿ったもの。」
米第3四半期GDP速報は予想より良い前期比年率3.0%。
NY時間に原油先物が53ドル台へ上昇。
報道
「カタルーニャ議会が独立宣言を可決。」
ブルーバーグ(関係者の話)
「トランプ大統領は次期FRB議長にパウエル氏指名に傾いている。」
ドル売り反応。
報道
「スペイン上院がカタルーニャ州の自治権停止について審議し、
 ラホイ首相に対して自治権停止の権限を承認した。」
ダウジョーンズ
「トランプ大統領は今日の夕方の定例会見で、
 次期FRB議長の指名を来週正式に発表することに言及する予定。」
スペインのラホイ首相
「カタルーニャ州のプチデモン州首相ら閣僚を解任し、
 独立派が過半の州議会を解散。12月21日に選挙。」
米議会調査局(CRS)
「米国と北朝鮮が戦闘状態に入った場合、核兵器の使用がなくても、
 30万の人々が死亡する可能性がある。2500万人が戦闘の影響を受け
 中国に大量の難民が流入する可能性も。」
報道「日銀総裁の後任人事ではポスト黒田も黒田氏本命。」
フィッチ「英国の格付けをAAで据え置き。見通しネガティブ。」
原油先物12月限の終値は53.90ドル。
米10年債利回りは2.416%。
NYダウは33.33ドル高の23434.19で週の取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初23日に113.87レベルで始まり114.10へ上昇
した後に揉み合いながらも反落してNY時間終盤にかけて週安値となる
113.24へ下落する展開になりました。その後、切り返して、揉み合い
ながらも堅調傾向で推移して、25日のロンドに時間にかけて114.24へ
上昇する展開になりました。その後、再び反落して、25日の東京時間
終盤にかけて113.34へ下落しましたが、その後に再び反発して、27日
のNY時間序盤にかけて週高値となる114.45へ上昇する展開になりま
した。その後、再び反落して113.67レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初23日に1.1764レベルで始まり揉み合いな
がらも軟調傾向で推移してNY時間後半にかけて1.1726へ下落する展
開になりました。その後、その後、小幅な揉み合いがしばらく続きまし
たが、25日のNY時間序盤から堅調推移となって26日の東京時間後半
にかけて週高値となる1.1836へ上昇する展開になりました。その後、
ECB金融政策の発表およびドラギECB総裁の発言を受けて反落して、
27日のロンドンフィックスにかけて週安値となる1.1574へ下落する展
開になりました。その後、やや戻して1.1609レベルで週の取引を終え
ました。




●今週(10月30日から11月3日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは114.00の「00」ポイント
から23日の高値114.10を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた
場合は25日の高値114.24、さらに上昇した場合は先週高値の114.45
から7月11日の高値114.49、ここを上抜けた場合は115.00の「00」
ポイント、さらに上昇した場合は3月10日の高値115.50を巡る攻防
が注目されます。
一方、下落した場合、まずは26日の安値113.34から先週安値113.24
を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は113.00の「00」
ポイント、さらに下落した場合は19日の安値112.29、ここを下抜けた
場合は112.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は16日の安値
111.65を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、30日の米個人消費
支出と米コアPCEデフレータ、31日の日鉱工業生産速報と日失業率と
中国製造業PMIと日銀金融政策発表と黒田日銀総裁の定例会見と米第
3四半期雇用コスト指数と米ケースシラー住宅価格指数と米シカゴ購買
部協会景気指数と米消費者信頼感指数、1日の中国財新製造業PMIと
米ADP雇用統計と米ISM製造業景況指数とFOMC政策金利とFOMC
声明、2日の米新規失業保険申請件数、3日の中国財新サービス業PMI
と米非農業部門雇用者数と米失業率と米平均時給と米貿易収支と米ISM
非製造業景況指数と米製造業受注指数、などが注目されます。


先週のドル円は、上下動の揉み合いとなって時間足レベルで高値は切り
上げつつも、週末のブルーバーグの「トランプ大統領は次期FRB議長
にパウエル氏指名に傾いている。」との報道を受けて113円台後半で
取引を終えました。

さて今週ですが、トランプ米大統領の時期FRB議長の指名発表が注目
されますとともに、日銀金融政策発表、FOMC、そして週末の米雇用
統計と重要イベントが目白押しで、これらの結果次第ではありますが
ボラタイルな相場展開になる可能性がありそうです。

そして、11月5日にはトランプ米大統領が来日の予定で、米海軍は
「ロナルド・レーガン」、「セオドア・ルーズベルト」と共に、「ミニ
ッツ」の原子力空母3隻で北朝鮮に圧力を加えていて、北朝鮮の軍事
挑発行動は抑制されていますが、28日の北朝鮮の朝鮮アジア太平洋
平和委員会の報道官談話で「米国の手先となり、軽率に振る舞えば、
日本の領土は丸ごと海に葬られる」と威嚇していますので、北朝鮮の
ミサイル発射など軍事挑発行動には一応ながら注意はしておきたいも
のです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合は、まずは27日の戻り高値
1.1643を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.1700の
「00」ポイント、さらに上昇した場合は23日の安値1.1725、ここを
上抜けた場合は24日の高値1.1793から1.1800の「00」ポイントを
巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは先週安値の1.1574を巡る攻防が注目
されます。ここを下抜けた場合は1.1500の「00」ポイント、さらに
下落した場合7月12日の高値1.1489から7月20日の安値1.1479、
ここを下抜けた場合は6月30日の高値1.1445、さらに下落した場合
1.1400の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標では、30日の独小売売上高指数と独
消費者物価指数速報、31日の仏第3四半期GDP速報と欧第3四半期
GDP速報と欧消費者物価指数速報と欧失業率、2日の独失業者数と独
失業率、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、30日の米個
人消費支出と米コアPCEデフレータ、31日の中国製造業PMIと米第
3四半期雇用コスト指数と米ケースシラー住宅価格指数と米シカゴ購買
部協会景気指数と米消費者信頼感指数、1日の中国財新製造業PMIと
米ADP雇用統計と米ISM製造業景況指数とFOMC政策金利とFOMC
声明、2日の米新規失業保険申請件数、3日の中国財新サービス業PMI
と米非農業部門雇用者数と米失業率と米平均時給と米貿易収支と米ISM
非製造業景況指数と米製造業受注指数、などが注目されます。


先週のユーロドルは、1.76台での揉み合いが続いた後に、週の後半に
1.82台前半へと上昇しましたが、その後、ECB金融政策の発表および
ドラギECB総裁の発言を受けて軟調に推移して一時1.16台を割り込む
相場展開になり、週の始値と終値では155Pips程下落となりました。

また、スペインのカタルーニャ問題では、カタルーニャ議会が独立宣言
を可決しましたが、スペインのラホイ首相が「カタルーニャ州のプチデ
モン州首相ら閣僚を解任し、独立派が過半の州議会を解散。12月21日
に選挙」という事態になりました。

さて今週ですが、ECB金融政策発表のイベントを経過して、今週は
欧第3四半期GDP速報と欧消費者物価指数速報が注目されますが、
対ドル通貨ペアとして、米FOMC、米雇用統計など米重要指標の結果
が注目されます。これらの結果の次第によって動意づくと思われます
が、戻りが売られる可能性がありそうです。

そして、ポンドですが、11月2日のスパー・サースデーでの動向が
注目されます。安易な予断はできませんが、次第によってはネガティブ
反応も警戒され、ボラタイルな相場展開になる可能性がありそうです。





さて今回は、トレードと凡事のお話 その264 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百六十四話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円は上下動の揉み合いとなって、
 時間足レベルで高値を切り上げて一時114.45へ上昇したけど…、
 週末はブルーバーグの「トランプ大統領は次期FRB議長に
 パウエル氏指名に傾いている」との観測報道を受けて
 113円台後半へと反落する展開になったよな…。』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 次期FRB議長の指名は先週にされるかと思っとったが…、
 その発表は今週に持ち越されることになったのう。
 今週の次期FRB議長指名の発表が大いに注目されるのう…。」


『そして、先週も北朝鮮の弾道ミサイルの発射などはなかったけど…、
 11月初旬からのトランプ大統領のアジア各国訪問にあたり
 原子力空母3隻が近海で圧力を加えていることで、
 さすがの北朝鮮も軍事挑発ができる状況ではなかったようだな。』


「トランプ大統領のアジア各国訪問は無事に終えることになろうが…、
 28日に北朝鮮の報道官が『米国の手先となり、軽率に振る舞えば、
 日本の領土は丸ごと海に葬られる』と威嚇していることもあり、
 一応ながらも警戒だけはしておいた方がよさそうじゃ…。」


『ところで今週は、米コアPCEデフレータ、日銀金融政策発表、
 米ISM景況指数に米FOMC、そして週末の米雇用統計と、
 重要イベントが目白押しで相場が大きく動きそうだな…。』


「ふむ。次期FRB議長指名ととともに、今週は重要イベントが多く、
 それらの結果次第ながら、ボラタイルな相場展開になろうのう…。」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ…。溜口剛太郎殿はAIのディープ・ラーニングによる
 『アルファ碁』が、2016年当時、世界最強囲碁棋士と言われていた
 韓国のイ・セドル九段に5局勝負で勝ち越したことを
 憶えておられると思うが…、2017年10月19日の報道によると、
 ディープ・ラーニングの学習方法を変えた『アルファ碁ゼロ』が、
 イ・セドル九段に勝ち越した『アルファ碁』を100戦100勝で
 打ち負かしたことにちなみ…、今日は『トレードと学習のお話』
 でもさせてもらうとしようかのう…。」


『イ・セドル九段に勝ち越した「アルファ碁」を100戦100勝で
 打ち負かした「アルファ碁ゼロ」はまさに驚異だが…、
 ディープ・ラーニングの学習方法を変えたって言うけど、
 いったいぜんたい、どのように学習方法を変えたというんだい?』


「ふむ…。2016年の『アルファ碁』は人間の対局データを教師として
 ディープ・ラーニングしたのに対して…、『アルファ碁ゼロ』は、
 囲碁の基本ルールを教えたのみで、教師なしでAI同士の対局により
 『ゼロから独学する』ディープ・ラーニングをしたそうなのじゃ。」


『ふーん。「アルファ碁」は人間の積み重ねた知見の延長線上で
 ディープ・ラーニングしたのに対して…、「アルファ碁ゼロ」は
 ルールのみ学び、「ゼロから独学」でより強くなったということか。』


「まぁ…、人の場合は、AIのように短期間に何千万局も試行学習する
 などどいうことはできなく…、人間が積み重ねた知見の延長線上で
 学習していくほかはないと思うが、有益なはずの『積み重ねた知見』
 が、ときに進歩や上達の足かせになる事もあるということは、
 興味深いことではなかろうか…。溜口剛太郎殿。」


『トレードでも、過去のトレーダーが積み上げた知見を学習する事は
 もちろん悪い事であるはずはないが…、ときに学習の積み重ねが
 何が重要な事なのかや、重要度のプライオリティを分かっていないと
 順列なき先入観となって脳内知識のカオス(混沌)の原因となったり、
 トレード自体の足かせになる場合もあるのかもしれないよな…。』


「ふむ…。人間が積み重ねた知見の延長線上で、学習を重ねるほどに
 トレードの戦績が向上するはずだというのは、いわば仮説であり…、
 知識を積み重ねても戦績が向上しない場合、さらに知識を求めるより
 一旦、脳内の知識をリセットして、いわゆるゼロ学習からリスタート
 してみる事も飛躍のきっかけになったり、新たな発見があるる場合も
 あるのではなかろうかのう…。溜口剛太郎殿。」


『一旦、知識をリセットするということは、「捨てる勇気」でもあるが
 何が大事な事なのかを認識して再構築する事でもあろうからな…。』


「ふむ…。知識を捨てるためには、まずは学ばなくてはならないが…、
 学んだ後に、例えば、チャートからローソク足は別として、
 その他のテクニカル・インジケーターを全て除去するなどすると、
 新鮮で新たな気持ちでチャートを観ることができて…、
 価格のダイナミックな動きが見えてきたり、今まで見えていなかった
 新たな気づきを得れる場合があるものなのじゃのう…」


『で…、例えばどんな事よ…。ジイさん。』


「ふむ…。チャートから全てのインジケーターを除去した後に、
 例えば、EMA5とEMA21だけを太いラインで描画させると、
 これまで『たかが移動平均線ごとき』と思っていたのに…、
 1. 異なる2つの期間のEMAは収束と拡散を必ず繰り返している。
 2. EMAのクロスの前には必ず収束現象が起こる。(トレード準備)
 3. EMA5とEMA21が絡まる時はトレードしてはいけないサイン。
 4. EMA5とEMA21が収束後に拡散する時がトレードチャンス。
 5. EMA5がEMA21に対して強い入射角度で交差し始めると
   ゴールデン(orデッド)クロスになりやすく良いチャンスになる。
 6.  EMA21に対する交差で、EMA5は遅延になりにくい。
 などが新鮮なまでに気づけるものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『あははっ。EMA5とEMA21の収束・拡散なんてあまり単純すぎて
 ついついバカにしがちだけど…、こうしてみると、シンプル(単純)は
 もしかすると、高度を気取るコンプレックス(複雑)な手法よりも、
 ある意味、奥深く優れている場合もあるのかもしれないよな…。』


「EMA5とEMA21の収束・拡散はシンプル手法のほんの一例じゃが、
 シンプル(単純)はコンプレックス(複雑)よりも美しいものじゃ…。
 そして、複雑による『選択のパラドックス』も回避しやすく、
 買うべき売るべきのみならず、待つべき時をも知らせる
 『EMA5とEMA21が絡まる時はトレードしてはいけないサイン』も
 見逃せない利点となるのではなかろうか…。」


『知識を一旦リセットする「捨てる勇気」と、何が大事な事なのかを
 再認識して再構築する作業は、自分自身の手法の確立のためにも
 もしかすると学んだ後の必須項目になるのかもしれないよなぁ…。』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

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