FX トレードと凡事のお話 その244


先週は日経平均が2万円台を回復して、NYダウも史上最高値を更新
しましたが、NFPが予想より弱くドルが売られる展開になりました。


●今週の主な予定

<6月5日(月)>

※ NZ・スイス・独などが休場です。

午前10時45分に中国Caixinサービス業PMI(5月)、
午後4時50分に仏サービス業PMI改定値(5月)、
午後4時55分に独サービス業PMI改定値(5月)、
午後5時に欧サービス業PMI改定値(5月)、
午後5時半に英サービス業PMI(5月)、
夜9時半に米第1四半期労働生産性確報、
同夜9時半に米第1四半期単位労働コスト確報、
夜11時に米ISM非製造業景況指数(5月)、米製造業新規受注(5月)、
同夜11時に米労働市場情勢指数LMCI(5月)、
などが予定されています。
中国・英・米の指標には注目です。


<6月6日(火)>

朝8時01分に英BRC小売売上高調査(5月)、
午前10時半に豪第1四半期経常収支、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後6時に欧小売売上高(4月)、
夜11時に加Ivey購買部協会景況指数(5月)、
などが予定されています。
豪・欧の指標には注目です。


<6月7日(水)>

朝7時45分にNZ第1四半期製造業売上高、
午前10時半に豪第1四半期GDP、
午後2時に日景気先行指数速報(4月)、日景気一致指数速報(4月)、
午後3時に独製造業新規受注(4月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜9時半に加住宅建設許可件数(4月)、
深夜4時に米消費者信用残高(4月)、
などが予定されています。
豪・独の指標には注目です。


<6月8日(木)>

朝8時01分に英RICS住宅価格指数(5月)、
朝8時50分に日第1四半期GDP二次速報、
同8時50分に日第1四半期GDPデフレータ二次速報、
同8時50分に日国際貿易収支(4月)、日国際経常収支(4月)、
午前10時半に豪貿易収支(5月)、
(時間未定) 中国貿易収支(5月)、
午後2時に日景気現状判断DI(5月)、日景気先行き判断DI(5月)、
午後2時45分にスイス失業率(5月)、
午後3時に独鉱工業生産指数(4月)、
午後3時45分に仏貿易収支(4月)、仏経常収支(5月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(5月)、
午後6時に欧第1四半期GDP改定値、
午後8時45分に欧ECB金融政策発表、
夜9時15分に加住宅着工件数(5月)、
夜9時半からドラギECB総裁の定例会見、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加新築住宅価格指数(4月)、
夜11時からコミー前FBI長官の上院情報特別委員会での証言、
などが予定されています。
また、英総選挙が予定されています。
日・中国・独・スイス・欧・米の指標と
コミー前FBI長官の証言と英総選挙には注目です。


<6月9日(金)>

午前10時半に中国消費者物価指数(5月)、中国生産者物価指数(5月)、
午前10時半に豪住宅ローン件数(4月)、
午後1時半に日第三次産業活動指数(4月)、
午後3時に独貿易収支(4月)、独経常収支(4月)、
午後3時45分に仏鉱工業生産指数(4月)、仏財政収支(4月)、
午後5時半に英鉱工業生産指数(4月)、英製造業生産指数(4月)、
同午後5時半に英貿易収支(4月)、
夜9時に英NIESRのGDP予想、
夜9時半に加新規雇用者数(5月)、加失業率(5月)、
同夜9時半に加第1四半期設備稼働率、
夜11時に米卸売売上高(4月)、米卸売在庫(4月)、
などが予定されています。
中国・英・加の指標には注目です。


<6月11日(日)>

伊地方選挙と仏国民議会選挙の第1回投票が予定されています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(5月29日から6月2日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが97.34で始まり、97.70へ反発した後に
反落して96.61で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.159%に低下しました。
NY原油先物(WTI)7月限は週レベルで47.66ドルへ低下しました。
NYダウは週間126.01ドル上昇、21206.29ドルで週の取引を終える。


<5月29日(月)>

早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射。
日経平均は10円高で寄り付き4円安で大引け。
サンフランシスコ連銀総裁
「年内のバランスシート縮小開始を予想している。
 見通しが変わればバランスシートの予定も変更される。
 縮小は、目立たない、落ち着いた形で縮小するべきである。
 米経済はFRBの二つの命題にこれまでになく近づいている。
 米国は完全雇用に達し、それを上回る動き。
 インフレ率は来年までに2%目標にに達するとみられる。
 景気の過熱を防止するために、徐々に金利を引き上げていく。」
上海・英国・NYが休場。
オーストリア中銀総裁
「一国の成長が他国を害するとする考えは危険。
 金融危機後の成長は比較的緩やか。
 金融業のデジタル化は労働力の削減につながるだろう。」
ドラギECB総裁
「ユーロ圏の上向きの動きは底堅さを増している。
 成長への下方リスクは一段と後退。
 幾分かのテイルリスクは測定可能な程度まで後退してきている。
 ECBはユーロ圏に対するサポートが依然必要と強く確信。
 金融解除は時期尚早。」
報道「ギリシャが7月の70億ユーロの支払いができない可能性。」


<5月30日(火)>

日有効求人倍率が43年ぶりの高水準に。
日経平均は1円安で寄り付き4円安で大引け。
香港・上海は休場。
ギリシャ政府報道官
「債務削減がなければ次回分の融資を受け取らない可能性がある、
 との独紙ビルトの報道を否定する。」
ECB関係筋「6月理事会で経済見通しを上方修正へ。」
ブレイナードFRB理事
「バランスシート縮小の時期が近付いているのは明らか。
 世界経済は回復し、リスクバランスもより好ましいものに。
 弱いインフレ率が続くようだと、金利の変化を招く。
 追加利上げは相当すぐに実施。
 金融市場の状況はよりバランスのとれたものに。
 米国のGDPは第2四半期に持ち直す。
 バランスシート縮小は米国債やMBS市場に影響を与えない形で
 徐々に予測可能な方法で実施。
 中立なレートはかなり低く、現行からそれほど離れていない。
 中国は複雑な調整をコントロール。
 中国経済のリスク見通しは継続。
 ユーロ圏景気は力強い。日本でも良い兆候。
 海外からのダウンサイドリスクは低下。」
NYダウは50ドル安。


<5月31日(水)>

日経平均は47円安で寄り付き27円安で大引け。
ダラス連銀総裁
「インフレは緩やかでまだら模様だが、
 トレンド性が損なわれているとは考えず。
 世界的な過剰設備がインフレにとっての逆風に。
 人口構成の高齢化の進展がGDPの伸び鈍化に影響。
 FOMCの金利予測(ドットチャート)はきわめて有用。
 今年、失業率は一段と低下へ。
 今後数年間でインフレ率はゆるやかに2%へと上昇する見込み。
 FOMCの行動はドル相場に影響、注視する。
 緩和解除は忍耐をもってゆっくりと。
 インフレが制御できない事態は想定していない。」
報道「アフガンで爆弾テロ。90人死亡、400人以上負傷。」
ラウテンシュレーガーECB専務理事
「銀行規制改革は最終段階とすべき。緩和的な金融政策は適切。
 ECBは緩やかな刺激策の解除を準備すべき。
 状況が変化すればフォワードガイダンスも変更すべき。
 躊躇が長引けば新たな問題引き起こす。」
独連銀総裁
「ECBはフォワードガイダンスの調整をいつ始めるのかについて
 議論をスタートするべき。
 直近のインフレ率上昇は一時的なものではない。
 ECBはインフレについてうまく管理できていない。
 ECBのサポートが後退してもインフレ率は上昇していく。」
スイス中銀総裁
「金融危機は世界を変えた。
 マイナス金利はスイスフランの魅力を低下させた。
 スイスフランは明らかに過大評価。過大評価は大きな課題。
 必要とあれば為替市場で介入を実施。」
地区連銀経済報告(ベージュブック)
「米経済については、12の地区ほとんどで4月初めから5月にかけて
 緩やかなペースで拡大を続けた。
 ボストンとシカゴが前回の報告からやや減速とした。
 自動車を除く小売には大きな変化なし。自動車はやや減少。
 住宅緩やかなペースで成長。
 雇用市場は引き締まり継続。幅広い地区で労働不足に陥っている。
 雇用は緩やかなペースで拡大。
 賃金は緩慢もしくは緩やかなペースで拡大。
 物価は総じて変わらず。一部資源価格は上昇。」
ロス商務長官
「トランプ大統領はNAFTAを破棄するとは言っていない。
 貿易黒字は貿易赤字よりも国にとって利益がある。
 7月のNAFTA交渉に向けて議会と議論が必要。」
NYダウは20ドル安。


<6月1日(木)>

日経平均は41円高で寄り付き209円高で大引け。
中国首相
「北朝鮮のあらゆるミサイル発射実験に反対する。
 北朝鮮問題は外交的に解決しなければならない。」
ユーガブ調査「支持率は保守党42%に対して労働党は39%。」
報道「欧州委が伊モンテパスキの公的支援を承認。」
パウエルFRB理事
「世界経済見通しは明るく、米国は完全雇用に接近。
 FOMCでは今後のインフレ指標を注意深く評価。
 インフレ進行が鈍化、停滞しているのかどうか辛抱強く議論。
 経済が軌道上に留まるなら緩やかな利上げが必要。
 見通しへのリスクは以前よりも均衡してきている。」
米ADP雇用統計は予想より強い25.3万人。
報道「トランプ大統領が地球温暖化対策のパリ協定から離脱を表明。」
アトランタ連銀「GDPナウ」第2四半期は4.0%を予想。
NYダウは135ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。


<6月2日(金)>

日経平均は110円高で寄り付き317円高の20177円で大引け。
英イプソス・モリ調査「英保守党支持45%、英労働党支持は40%。」
米雇用統計では、NFPが予想より弱い13.8万人、
(NFPの前回が21.1万人から17.4万に下方修正)
失業率は予想より強い4.3%、平均時給の前月比は予想とおりの0.2%
米10年債利回りが一時2.14%台へ低下。
コーンNEC委員長
「次期FRB議長人事はホワイトハウスでまだ何も決まっていない。」
フィラデルフィア連銀総裁
「軟調なインフレ指標巡る懸念は正当化されない。
 インフレ率は年末ごろに目標の2%に達すると予想。
 雇用は依然として強い。あと2回の利上げ予想を再表明。
 5月の13.8万人増は良い数字。
 年内のバランスシート縮小開始を予想。
 インフレは最近の低下にもかかわらず軌道上にある。」
NYダウは62.11ドル高の21206.29ドル。史上最高値を更新。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初5月29日に111.25レベルで始まり、軟調傾向
の揉み合いとなって、31日のロンドンフィックスにかけて110.48へ
下落する展開になりました。その後、切り返して、6月2日の東京時間
後半にかけて週高値となる111.71へ上昇しましたが、その後、米雇用
統計の発表後のロンドンフィックス過ぎに週安値となる110.33へ下落
して110.40レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初5月29日に1.1175レベルで始まり、30日
のロンドン時間序盤に週安値となる1.1109へ下落しましたが、その後
切り返して、揉み合いながらも堅調傾向で推移して6月1日の東京時
間前半に1.1256へ上昇する展開になりました。その後、NY時間序盤
にかけて1.1202へ下押した後に小幅な揉み合いとなりましたが、米雇
用統計の発表後に上伸してNY時間終盤にかけて週高値となる1.1285
へ上昇して1.1281レベルで週の取引を終えました。



●今週(6月5日から6月9日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは2日のNY時間後半の戻り
高値110.57を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は111.00
の「00」ポイント、さらに上昇した場合は5月31の高値111.22から
5月30日のNY時間の戻り高値111.24、ここを上抜けた場合は1日の
NY時間序盤の高値111.48、さらに上昇した場合は2日の高値111.71
ここを上抜けた場合は5月25日の高値111.95から112.00の「00」
ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは2日の安値110.33から5月18日の安
値110.23を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は110.00
の「000」ポイント、さらに下落した場合4月25日の安値109.59、
ここを下抜けた場合は109.00の「00」ポイント、さらに下落した場合
は4月20日の安値108.72を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場は経済指標およびイベントでは、5日の中国Caixin
サービス業PMIと米ISM非製造業景況指数と米製造業新規受注と米
労働市場情勢指数LMCI、8日の日第1四半期GDP二次速報と日第1
四半期GDPデフレータ二次速報と日国際貿易収支と中国貿易収支と
米新規失業保険申請件数とコミー前FBI長官の上院情報特別委員会で
の証言と英総選挙の結果、9日の中国消費者物価指数と中国生産者物価
指数、などが注目されます。


先週は、週末に日経平均が1年半ぶりに2万円の大台を回復して、NY
ダウも史上最高値を更新しましたが、米雇用統計では米失業率が16年
ぶりの低水準となるもNFPが市場予想より弱く前回値も下方修正され
たことを受けてドルが売られドル円が下落する展開になりました。

CMEのFEDウォッチでの6月FOMCでの利上げ確率は、雇用統計後
も95%超の水準で、6月利上げは濃厚ですが、今週はリスク・イベン
トとして8日の日本時間午後11時からのコミー前FBI長官の上院情報
特別委員会での証言と、9日未明から東京時間序盤にかけて判明する英
総選挙の結果が注目されます。

コミー前FBI長官の上院情報特別委員会での証言では、特別検察官に
任命されたモラー元FBI長官が捜査を進めていて、コミー氏が捜査に
支障となる事実の開示は避けるとの観測もありますが、トランプ大統
領から大統領補佐官だったフリン氏への捜査を中止するよう求められ
たとされる疑惑において、トランプ大統領がFBIの捜査を妨害する意
図があったことが証言で裏付けされた場合はトランプ大統領の弾劾に
発展する可能性もありますので注目されます。

一方、英総選挙については、調査会社により差異はあるも、英保守党
がリードながら英労働党が猛追していて、政党支持率が拮抗してきて
いることで、当初の「メイ首相が率いる英保守党の圧勝シナリオ」が
大きく揺らいでいるようです。英保守党が辛勝するとは思われますが
2016年のEU離脱を問う国民投票での逆転劇もあったことから、過度
の予断なく結果を見届けたいものです。英総選挙の結果は主にポンド
の動向に影響を与えますが、リスク・イベントとしてドル円にも影響
することが想定され、その結果が注目されます。


<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.1300の「00」ポイ
ントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合2016年9月8日
の高値1.1327、さらに上昇した場合は2016年8月18日の高値1.1366
ここを上抜けた場合は1.1400の「00」ポイント、さらに上昇した場合
2016年6月23日の高値1.1427、ここを上抜けた場合は2016年5月
11日の高値1.1446を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは2日の米雇用統計後の押し安値1.1254
を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は2日の米雇用統計
直前の押し安値1.1205から1.1200の「00」ポイント、さらに下落し
た場合は5月31日のの安値1.1164、ここを下抜けた場合は5月30日
の安値1.1109を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、6日の欧小売売
上高、7日の独製造業新規受注、8日の独鉱工業生産指数と欧第1四半
期GDP改定値と欧ECB金融政策発表とドラギECB総裁の定例会見と
英総選挙の結果、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、
5日の中国Caixinサービス業PMIと米ISM非製造業景況指数と米製造
業新規受注と米労働市場情勢指数LMCI、8日の中国貿易収支と米新規
失業保険申請件数とコミー前FBI長官の上院情報特別委員会での証言
9日の中国消費者物価指数と中国生産者物価指数、などが注目されま
す。


先週のユーロドルは、米雇用統計でNFPが市場予想より弱い結果とな
ったことも背景に1.12台後半へ上昇して年初来高値を更新しましたが
今週は8日のECB金融政策発表とドラギECB総裁の定例会見が注目
の焦点になります。

5月31日にラウテンシュレーガーECB専務理事が「緩和的な金融政策
は適切。」としながらも、「ECBは緩やかな刺激策の解除を準備すべ
き。状況が変化すればフォワードガイダンスも変更すべき。(要旨)」
と発言していることから、ドラギECB総裁は慎重姿勢ながらフォワー
ドガイダンスを出口戦略に向けて変更する可能性もありそうです。

そして、対ドル通貨ペアとして、コミー前FBI長官の上院情報特別委
員会での証言が注目されますとともに、英総選挙の結果が大いに注目
されます。8日から9日かけてユーロドルはボラタイルな相場展開に
なりそうです。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その244 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百四十四話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週は米ADP雇用統計が強い結果だったのに、
 週末の米雇用統計では米失業率が16年ぶりの低水準となるも、
 NFPが予想よりかなり弱く前回値も下方修正されたことでドルが
 売られる展開になったが…、6月利上げはどうなるんだろうな…。』


「ふむ。米ADP雇用統計が強い結果であっただけに、NFPの弱い
 結果はネガティブ・サプライズでドルが売られる展開になったが、
 CMEのFEDウォッチでの来週の6月FOMCでの利上げ確率は、
 雇用統計後も95%超の水準で、6月利上げは濃厚であろう…。
 ただ、6月14日その後の利上げ観測には諸説あるようで、
 来週のFOMCではドットチャートとイエレンFRB議長の定例会見
 での発言が注目されることになろうのう…。」


『今週は週末にメジャーSQがあるが、リスク・イベントとして
 8日の日本時間午後11時からのコミー前FBI長官の上院での証言と
 そして、英総選挙の結果が注目材料になりそうだな…。ジイさん。』


「ふむ。トランプ大統領が大統領補佐官だったフリン氏への捜査を
 中止するようコミー前FBI長官に求めたとされる疑惑については、
 特別検察官に任命されたモラー元FBI長官が捜査を進めていて、
 コミー氏が捜査に支障となる事実の開示は避けるとの観測も
 あるようじゃが…、もしも、8日のコミー氏の議会証言で
 トランプ大統領がFBIの捜査を妨害する意図があったことが
 裏付けされた場合は、トランプ大統領の弾劾に発展する
 その可能性もあるゆえ注目されるのう…。溜口剛太郎殿。」


『8日は「ロシアゲート」問題の1つのヤマ場になりそうだが…、
 トランプ大統領は地球温暖化対策のパリ協定から離脱を表明した
 ことで支持率もさらに低迷しているようで、
 8日はトランプ大統領にとっても重要な日になりそうだな…。
 ところで…、8日には英総選挙もあるがどうなるんだろうな。』


「ふむ。調査会社により差異があり…、6月1日の調査会社ユーガブ
 よれば、8日の英総選挙でメイ首相率いる保守党の獲得議席数は
 過半数に9議席足りない見通しとも報じられていて…、
 英保守党がリードながら英労働党が猛追していて、政党支持率が
 拮抗してきていることで、当初の『英保守党の圧勝シナリオ』が
 大きく揺らいでいるようじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『英保守党が政権公約で社会保障負担の増加を打ち出したことなどが
 影響しているようだが…、英保守党が辛勝すると思われるも、
 2016年EU離脱を問う国民投票で逆転劇もあった英国の選挙だけに
 安易な予断はできないのかもしれないな…。ジイさん。』


「ふむ…。8日の英総選挙の結果は9日未明から東京時間序盤にかけて
 判明すると思われるが、ポンドのみならず、リスクイベントとして
 ドル円やユーロドル相場にも影響を与えることになろうのう…。」


『またところで…、5月31日にラウテンシュレーガーECB専務理事が
 「緩和的な金融政策は適切。」としながらも、「ECBは緩やかな刺激
 策の解除を準備すべき。状況が変化すればフォワードガイダンスも
 変更すべき。(要旨)」と発言していたが…、8日のECB政策金利の
 発表およびドラギECB総裁の定例会見ではフォワードガイダンスが
 変更さるのかなぁ。ジイさん。』


「ふむ…。29日にドラギECB総裁は『ユーロ圏の上向きの動きは
 底堅さを増している。成長への下方リスクは一段と後退。』と
 しながらも、『ECBはユーロ圏に対するサポートが依然必要と
 強く確信。金融解除は時期尚早。』と発言していて…、
 慎重姿勢ではあるが、景気の下振れリスクを『均衡』に変更する
 とともに、もしかすると、フォワードガイダンスを変更する
 その可能性もあるのやもしれぬのう…。」


『もしもフォワードガイダンスが変更となったとしたら、
 ユーロドルはさらに上伸するのかねぇ…。ジイさん。』


「その可能性もなきにもしあらずじゃが…、先行織り込みの動きも
 見られているゆえ、フォワードガイダンスの変更内容の次第、
 ということになるのではなかろうかのう…。溜口剛太郎殿。」


『事前予想するのではなく、相場の動き自体に聞けってか…。
 さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「NYダウが史上最高値を更新しているのに、米10年債利回りは
 2.15%台と低迷していて、これにちなみ
 今日は『コナンドラムのお話』、もしくは『リスクのお話』でも
 させてもらおうと思っておったが…、
 前段のお話に花が咲き、既に長くなり過ぎてしもうたようじゃ。
 それらのお話はまたの機会にさせてもらうとしよう…。」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

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