FX トレードと凡事のお話 その229


米国での日米首脳会談では安倍首相が異例ともいえる厚遇で迎えられ
懸念されていた自動車貿易や為替を巡る批判はなかったようですね。


●今週の主な予定

<2月13日(月)>

朝8時50分に日第4四半期GDP一次速報、
同朝8時50分に日第4四半期GDPデフレータ一次速報、
午後4時に独卸売物価指数(1月)、
などが予定されています。日の指標には注目です。
また、米加首脳会談が予定されています。


<2月14日(火)>

午前9時半に豪NAB企業景況感指数(1月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(1月)、中国生産者物価指数(1月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(12月)、
午後4時に独第4四半期GDP速報、独消費者物価指数改定値(1月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(1月)、
午後6時半に英消費者物価指数(1月)、英生産者物価指数コア(1月)、
同午後6時半に英小売物価指数(1月)、
午後7時に独ZEW景況感調査(2月)、
同午後7時に欧第4四半期GDP改定値、
同午後7時に欧鉱工業生産(12月)、欧ZEW景況感調査(2月)、
夜10時半に米生産者物価指数(1月)、米生産者物価指数コア(1月)、
深夜12時からイエレンFRB議長の上院銀行委員会での証言、
などが予定されています。
中国・独・スイス・英・欧・米の指標と
イエレンFRB議長の上院銀行委員会での証言には注目です。
また、イタリアやギリシャのGDP速報も発表予定です。


<2月15日(水)>

午後6時半に英失業者数(1月)、英失業率(1月)、英ILO失業率(12月)
午後7時に欧貿易収支(12月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時半に米小売売上高(1月)、米小売売上高(除自動車 1月)、
同夜10時半に米消費者物価指数(1月)、米消費者物価指数コア(1月)、
同夜10時半に米NY連銀製造業景況指数(2月)、
同夜10時半に加製造業出荷(12月)、
夜11時15分に米鉱工業生産(1月)、米設備稼働率(1月)、
深夜12時に米NAHB住宅市場指数(2月)、米企業在庫(12月)、
深夜12時からイエレンFRB議長の下院金融委員会での証言、
早朝6時に対米証券投資(12月)、
などが予定されています。
英・米の指標とイエレンFRB議長の下院での証言には注目です。
また、米イスラエル首脳会談も予定されています。


<2月16日(木)>

午前9時半に豪新規雇用者数(1月)、豪失業率(1月)、
午後3時半に仏第4四半期失業率、
夜9時半に欧ECB理事会議事録要旨、
夜10時半に米住宅着工件数(1月)、米建設許可件数(1月)、
同夜10時半に米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(2月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
などが予定されています。
豪・米の指標とECB理事会議事録要旨には注目です。


<2月17日(金)>

早朝6時半にNZ企業景況感(1月)、
早朝6時45分にNZ第4四半期小売売上高指数、
午後6時に欧経常収支(12月)、
午後6時半に英小売売上高指数(1月)、
午後7時に欧建設支出(12月)、
夜10時半に加国際証券取引高(12月)、
深夜12時に米景気先行指標総合指数(1月)、
などが予定されています。
NZ・英・米の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



●今週(2月13日から2月17日)のドル・円・ユーロの注目点


先週は、ドルインデックスが99.70で始まり、堅調に推移して101.02
へ上昇して100.79で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルでは2.407%に低下しました。
NY原油先物(WTI)3月限は53.86ドルで週の終値になりました。
NYダウは週間197.91ドル上昇、20269.37ドルで週の取引を終える。


<ドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは10日NY時間の戻り高値
113.73から10日の高値113.85を巡る攻防が注目されます。ここを上
抜けた場合は114.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合は1月
30日の東京時間の押し安値114.26、ここを上抜けた場合1月30日の
ロンドン時間戻り高値114.94から115.00の「00」ポイント、さらに
上昇した場合は1月27日の高値115.37を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは113.00の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は10日の安値112.86、さらに下落
した場合は揉み合い上辺でもある7日の高値112.58、ここを下抜けた
場合は112.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は8日の安値の
111.63から7日の安値111.59、ここを下抜けた場合11月28日の安値
111.36、さらに下落した場合は111.00の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、13日の日第4四半
期GDP一次速報、14日の中国消費者物価指数と中国生産者物価指数
と米生産者物価指数とイエレンFRB議長の上院銀行委員会での証言、
15日の米小売売上高と米消費者物価指数とNY連銀製造業景況指数と
米鉱工業生産と米NAHB住宅市場指数とイエレンFRB議長の下院金融
委員会での証言と対米証券投資、16日の米住宅着工件数と米建設許可
件数とフィラデルフィア連銀製造業景気指数と米新規失業保険申請件
数、17日の米景気先行指標総合指数、などが注目されます。


先週のドル円 (概況) は、週初6日に112.48レベルで始まり揉み合い
を経た後に米10年債利回りの低下を背景に112円台を割り込み欧州の
政治リスクも背景に翌7日の東京時間序盤に週安値となる111.59へ下
落する展開になりました。その後、切り返して、112.58から111.63を
範囲とするレンジ相場が続きましたが、9日のNY時間にトランプ大統
領が航空業界のCEOとの懇談で「数週間のうちに航空インフラ投資と
目を見張るような税制改正案を出す。」として日本の新幹線を評価して
米鉄道インフラ整備に言及したことで米10年債利回りが上昇してNY
ダウも100ドル超上昇したことを背景に113円台を回復して、翌10日
に日経平均が大幅上昇となったことや中国貿易収支が予想より強い結
果になったことも背景にロンドン時間序盤に週高値となる113.85へ上
昇する展開になりました。その後、NYダウが史上最高値を更新して
米10年債利回りも堅調傾向で推移するなか、日米首脳会談を前にポジ
ション調整となり、その後の日米首脳共同会見時に一時112.86へ反落
しましたが、その後、113円台を回復して113.21で週の取引を終えま
した。


日米首脳会談では安倍首相が異例の厚遇で迎えられ、懸念されていた
自動車貿易や為替を巡る批判はなかった模様で、麻生副総理とペンス
米副大統領をトップとする経済対話の枠組みを新設することで合意し
て無事に通過したと言えそうです。ただ、日米首脳会談後の共同会見
で安倍首相が「為替問題は専門家である財務相同士で議論する。」と話
した直後にトランプ大統領が「各国の通貨切り下げに不満を言ってき
た。極めて短期間に公平な条件を取り戻す(米貿易赤字の削減には通貨
安誘導の是正が)唯一の道。」と発言していることから、その解釈を巡る
週明けの市場の二次反応が一応注目されます。

そして今週はイエレンFRB議長の議会証言予定されていて、特に初日
となる14日の上院銀行委員会での証言が注目されますが、米利上げの
時期について踏み込んだ言及は見送られるとの観測は多いものの、米
早期利上げに前向きな発言があった場合はドル買い動意となりますの
で過度の予断なくトレードに臨みたいものです。
また、米小売売上高と米消費者物価指数も注目材料になりそうです。


<ユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは10日NY時間の戻り
高値1.0653から10日の高値1.0667を巡る攻防が注目されます。ここ
を上抜けた場合は1.0700の「00」ポイントから8日の高値1.0714、
さらに上昇した場合は6日NY時間終盤の戻り高値1.0755、ここを上
抜けた場合は3日の高値1.0797から1.0800の「00」ポイント、さら
に上昇した場合は2日の高値1.0829を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合、まずは10日の安値1.0607から1.0600の「00」
ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1月19日
の安値1.0589から1月16日の安値1.0579、さらに下落した場合は
1月9日の安値1.0510から1.0500の「00」ポイント、ここを下抜け
た場合は1月11日の安値1.0453を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標では、14日の独第4四半期GDP速
報と独消費者物価指数改定値と欧第4四半期GDP改定値と欧鉱工業生
産と独・欧ZEW景況感調査、16日の欧ECB理事会議事録要旨、など
が注目されますが、対ドル通貨ペアとして、14日の中国消費者物価指
数と中国生産者物価指数と米生産者物価指数とイエレンFRB議長の米
上院銀行委員会での証言、15日の米小売売上高と米消費者物価指数と
NY連銀製造業景況指数と米鉱工業生産と米NAHB住宅市場指数とイエ
レンFRB議長の米下院金融委員会での証言と対米証券投資、16日の米
住宅着工件数と米建設許可件数とフィラデルフィア連銀製造業景気指
数と米新規失業保険申請件数、17日の米景気先行指標総合指数、など
が注目されます。


先週のユーロドル (概況) は、週初6日に1.0790レベルで始まり、仏
大統領選挙など欧州政治リスクへの懸念やギリシャ債務への不安再燃
を背景に揉み合いながらも軟調傾向で推移して8日ロンドン時間前半
にかけて1.0640へ下落する展開になりました。その後、米10年債利
回りの低下を背景に切り返してロンドンフィックスにかけて1.0714へ
反発しましたが、その後、揉み合いを経て翌9日のNY時間にトランプ
大統領が航空業界のCEOとの懇談で「数週間のうちに航空インフラ投
資と目を見張るような税制改正案を出す。」として米10年債利回りが
上昇してNYダウも100ドル超上昇したことを背景とするドル買いに
再び軟調推移となって翌10日のNY時間序盤に週安値となる1.0607
へ下落する展開になりました。その後、ドル円のポジション調整に伴
うドル売りも背景に反発して1.0641レベルで週の取引を終えました。


仏大統領選を巡り有力候補のフィヨン氏やマクロン氏にスキャンダル
報道が相次いで、先週の仏世論調査では「不法移民は送還する」とす
る極右政党の国民戦線(FN)のルペン氏が支持率トップとなり、足元で
仏10年債利回りと対独10年債利回りの差が平時の3から4倍に拡大
していて政治リスクが高まっているとともに、ギリシャ債務問題を巡
り「経済再建には抜本的な債務負担の軽減や緊縮策の緩和が必要」と
するIMFとユーロ圏との意見対立が鮮明化してギリシャ国債の売りが
膨らみ、10日にはギリシャの2年物国債の利回りが一時10%半ばに上
昇するなどギリシャのデフォルト懸念が再び高まっていることなどが
ユーロドル相場の重しとなっています。

今週は独第4四半期GDP速報と独消費者物価指数改定値と欧第4四半
期GDP改定値などが注目されますが、14日には伊やギリシャのGDP
速報も発表予定で注目材料になりそうです。また今週はイエレンFRB
議長の議会証言予定されていて対ドル通貨ペアとして注目されます。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その229 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百二十九話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。注目されていた米国での日米首脳会談では
 安倍首相が異例ともいえる厚遇で迎えられて、懸念されていた
 自動車貿易や為替を巡る批判は、会談後のゴルフをしていた時も
 含めて特段なかったようだよな…。』


「ふむ。首脳会談後の共同会見ではトランプ大統領が『極めて短期間
 に公平な条件を取り戻す (米貿易赤字の削減には通貨安誘導の是正
 が) 唯一の道。』と発言されていたが…、まぁ、無事に通過したと
 言ってよいのではなかろうかのう…。溜口剛太郎殿。」


『トランプ米大統領は就任後に台湾の蔡英文総統と電話会談をして
 米中関係がギクシャクしていたが、日米首脳会談前に中国の習近平
 国家主席と電話会談をして中台がともに一つの中国に属するという
 「1つの中国」政策の維持で合意したとのことで…、
 ときに方針がガラリと豹変することがあるようだけどさぁ、
 日米は良き経済パートナーとしてやっていきたいもんだぜ…。』


「ふむ。話し合い前に一発かましておいて、そして落とし所を求める
 というのがトランプ流の通商や外交のやり方なのやもしれぬが…、
 例えば、先般の米大使館をテルアビブからエルサレムに移転する
 という発言などは大きな紛争の火種になり得る可能性もあり…、
 世界をハラハラドキドキさせてもいるのう…。溜口剛太郎殿。」


『ユーロの話もしたいところだが、話が長くなるといけねぇ…。
 さてところで…、ジイさん。今日はペンディングになっていた
 「人工知能(AI)とトレード」ついてのお話だな…。』


「ふむ…。今日は『人工知能(AI)とトレード』についてのお話を
 させてもらうとしようかのう…。溜口剛太郎殿。」


『よろしい。まぁ、聞いてやろうじゃないか…。』


「人工頭脳が注目されたのは案外と昔からで、今から28年も前じゃが
 IBMが1989年より開発を開始したチェス専用スーパーコンピュータ
 『ディープ・ソート』ではなかろうかのう…。
 そして、それの後継の『ディープ・ブルー』が1997年の5月に
 当時のチェス・チャンピオンのガルリ・カスパロフ氏に
 6戦中2勝1敗3引き分けで勝利して脚光を浴びたが、
 知っている人も多いのではなかろうか…。」


『うーん。聞いたことがあるかもな…。』


「まぁ、当時の人工頭脳は評価関数(差し手の有効度を導く数式)を
 人が考案するなど、どうしたらチェスに勝てるかについて
 人がコンピーターの教師であり、現在の人工知能(AI)のように
 どうしたらチェスに勝てるかを深層学習(ディープ・ラーニング)
 によってコンピューター自身(自体)が自己学習で進化していく、
 ものとは異なっていたようじゃがのう…。」


『当時は、一昔前のEA(自動売買)みたいに
 ロジックは人が考案していたというワケか…。』


「時は流れ、2011年にはIBMの人工知能ワトソンがクイズ番組に
 参加して見事なまでにチャンピオンになったり…、
 また、近年では人との過去の会話を記憶して『人のように話す』
 マイクロソフト社の人工知能シャオアイスが中国でリリースされて
 人工知能にほんとうに恋をする若者が現れる時代になり…、
 そして、2016年にはグーグル傘下のディープ・マインド社の
 アルファー碁(AlphaGo)が韓国の天才囲碁棋士イ・セドル九段に
 4勝1敗で勝利したことで人工知能(AI)による深層学習
 (ディープ・ラーニング)の凄さが証明されることになったが…、
 将棋の世界でも電脳戦でコンピューターがプロ棋士に勝ち越す
 時代になってきているのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『ふーん。コンピーターはもう人を超えつつあるようだな…。』


「ふむ。コンピューターの深層学習では知能指数で人の10倍に至るも
 ただ…、アルファー碁(AlphaGo)とイ・セドル九段の第4局で
 イ・セドル九段が放った定石外の一手にアルファー碁(AlphaGo)が
 突然、暴走を始め自滅するような差し手を連発したり…、
 また、マイクロソフト社の人工知能『Tay』がTwitterでの会話を
 通じて人種差別や性差別、陰謀論を学習してしまったことにより、
 不適切な発言を連発するようになったことで緊急停止されるなど、
 自己深層学習ゆえに制御の問題は課題であり…、
 2045年頃には人工知能が人の手を離れて加速度的に発達して
 その先には人智の想像を超えた『シンギュラリティ』を迎えると
 言われているが…、コンピューターを天使とするか悪魔とするか、
 人類は大きな課題に直面することになろう…。」


『……。』


「深層学習(ディープ・ラーニング)を得たコンピューターは、
 『直感』、『創造性』、『感情』など、これまで人のみ可能とされ、
 機械には無理とされていた領域にまで踏み込みつつあってのう…。」


『ほんとうかよ! ジイさん。』


「ふむ…。NHKスペシャル『天使か悪魔か羽生善治人工知能を探る』
 (Bing の検索サイトで調べると「動画」が視聴可能のようです)
 などを観れば驚愕の事実を知ることができよう…。溜口剛太郎殿。」


『へぇー。検索して観てみるとするぜ。ジイさん。』


「ともあれじゃ…、世界は既に人工知能(AI)の時代に突入していて、
 チェスや囲碁や将棋のみならず自動車や各種機器制御にも利用され
 先に紹介したように投資やトレーディングにも活用されていて
 https://matome.naver.jp/odai/2143505597597036701
 現在、レンブラントが描いたと同様の絵画も描画できるようになり
 また、小説や、気象情報によりお天気キャスターの原稿を書いたり
 融資判断、保険の審査、電話オペレーターなどなど、
 将来は弁護士の補助や、行政補助を含めてほとんど全ての分野で
 人工知能(AI)が活躍する時代が到来することであろうのう…。」


『人の雇用が脅かされる時代が来るのかもな…。』


「ふむ…。近い将来にその問題も大きな課題となるやもしれぬのう。」


『で…、我々個人トレーダーにとって人工知能(AI)とは
 どう付き合っていけばよいのかな…。ジイさん。』


「現在、人工知能(AI)を用いた投資や投機では、
 過去のチャートを深層学習(ディープ・ラーニング)させて
 『チャートにおいて未来相場を予測する(させる)』ものは
 むしろ少数で…、チャートという枠を超えて、
 マイクロ秒レベルで売買発注に追従していく
 『超高速取引(ハイ・フリクエンシー・トレード)』で
 『価格変動において小利を積算的に繰り返す方法』や…、
 『ネット上にある言葉(ワード)数と相場との相関を利用』したり、
 『要人発言における言葉(ワード)に反応』する、いわゆるアルゴや、
 経済指標の発表において人が太刀打ちできないほど早く反応する、
 ものなど、トレーディングにおいて人工知能(AI)は既に50%ほど
 活用されているとも聞くが…、例えば、先般の米大統領選挙で
 トランプ氏が勝つと予想を的中した人工知能(AI)が皆無であった
 ことも話題になっていたようで…、
 人工知能(AI)は『予想において』必ずしも絶対的で正確無比ではなく
 未来はともあれ、現段階では極度に恐れたり神格化する見方をする
 その必要はないのではなかろうか…。溜口剛太郎殿。」


『……。』


「そして、人工知能(AI)がいかに達しても、
 過去のチャートで『未来を完全に予測する』ことは
 現在レート以降に、織り込み未然の『未来要素が加わってくる』
 ことで…、つまり、未来のチャートは
 『過去の相場に完全に規定されていない(支配されていない)』ために
 完全に未来を予測することは『原理的に不可能』で…、また、
 為替の場合は勝者の利得は敗者が支払うという市場原理からも
 おのずと、人工知能(AI)がディープラーニングしても、
 そこには予測の限界点(予測の臨界点)が原理的に存在することになり
 聖杯は未来永劫、見つからぬことであろうのう…。溜口剛太郎殿。」


『例えるなら、聖杯同士の麻雀のようなもので、
 為替相場では勝者の利得は敗者が支払うということからも、
 全ての人工知能(AI)が勝つということは
 ゼロ・サム(スプレッドを考慮すればマイナス・サム)の
 為替相場では原理的にあり得なく、
 聖杯は矛盾により存在しえないことになるというワケか…。』


「ただ…、人工知能(AI)が人より上手にトレードすることは
 あり得ることで、人(ヒューマン・トレーダー)は
 例えるなら、人工知能(AI)の自動運転で走る『AIカー』を先導として
 それに追従して『ヒューマン・カー』も走行することは
 人として賢明なトレード術になるやもしれぬのう…。
 また、プライス・アクションとしては、『坊主頭のローソク足』
 の示現と『加速感を伴うローソク足』の示現は
 人工知能(AI)先導の合図になるやもしれぬのう…。」


『トレンドフォローならぬプライスムーブメント・フォローってか。
 おっといけねぇ…。今日は話がめっちゃ長くなっているぜ。』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

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