FX トレードと凡事のお話 その225


今週は20日(金)に行われるトランプ氏の
第45代米大統領就任式での演説が注目の焦点になりますね。


●今週の主な予定

<1月16日(月)>

※NY市場はキング牧師誕生日で休場。

朝8時50分に日機械受注(11月)、日国内企業物価指数(12月)、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(12月)、
午後1時半に日第3次産業活動指数(11月)、
午後7時に欧貿易収支(11月)、
深夜3時半から英BOE総裁の発言、
などが予定されてます。
日機械受注と英BOE総裁の発言には注目です。


<1月17日(火)>

午前9時半に豪住宅ローン件数(11月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(11月)、
午後4時45分に仏財政収支(11月)、
午後6時半に英消費者物価指数(12月)、英小売物価指数(12月)、
同午後6時半に英生産者物価指数コア(12月)、
午後7時に独ZEW景気期待指数(1月)、
同午後7時に欧ZEW景気期待指数(1月)、
夜10時半に米NY連銀製造業景況指数(1月)、
などが予定されています。
英・独・欧・米の指標には注目です。
そして、モルガン・スタンレーの決算発表が予定されています。
世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が20日まで開催予定です。


<1月18日(水)>

午後4時に独消費者物価指数確報(12月)、
午後6時半に英失業者数(12月)、英失業率(12月)、
同午後6時半に英ILO失業率(11月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(12月)、欧建設支出(11月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時半に米消費者物価指数(12月)、米消費者物価指数コア(12月)
夜11時15分に米鉱工業生産(12月)、米設備稼働率(12月)、
深夜12時に加BOC政策金利、加BOC声明、
同深夜12時に米NAHB住宅市場指数(1月)、
深夜4時からイエレンFRB議長の発言、
早朝6時に対米証券投資(11月)、
などが予定されています。
独・英・欧・米・加の指標とイエレンFRB議長の発言には注目です。
そして、米シティー・グループの決算発表と
米ゴールドマン・サックスの決算発表が予定されています。


<1月19日(木)>

早朝6時半にNZ企業景況感(12月)
早朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(12月)、
午前9時01分に英RICS住宅価格指数(12月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(12月)、豪失業率(12月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(12月)、
午後6時に欧経常収支(11月)、
夜9時45分に欧ECB金融政策発表、
夜10時半からドラギECB総裁の定例会見、
同夜10時半に米住宅着工件数(12月)、米建設許可件数(12月)、
同夜10時半にフィラデルフィア連銀製造業指数(1月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際証券取引高(11月)、加製造業出荷(11月)、
などが予定されています。
NZ・豪・欧・米の指標とドラギECB総裁の会見には注目です。


<1月20日(金)>

午前10時からイエレンFRB議長の発言、
午前11時に中国第4四半期GDP、
同午前11時に中国鉱工業生産(12月)、中国小売売上高(12月)、
午後4時に独生産者物価指数(12月)、
午後6時半に英小売売上高(自動車燃料含む 12月)、
夜10時半に加消費者物価指数(12月)、
同夜10時半に加小売売上高(11月)、加小売売上高(除自動車 11月)、
などが予定されています。
中国・英・加の指標とイエレンFRB議長の発言には注目です。
そして、トランプ第45代米大統領就任式での演説が注目されます。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



●今週(1月16日から1月20日)のドル・円・ユーロの注目点


先週は、ドルインデックスが102.21で始まり11日に102.96へ上昇し
ましたが、その後、軟調に推移して101.17で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルで2.398%に低下しました。
NYダウは週間78.07ドル下落、19885.73ドルで週の取引を終える。


<ドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは115.00の「00」ポイント
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は13日の高値115.44
さらに上昇した場合は116.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合
10日の高値116.34、さらに上昇した場合は5日のロンドン時間の戻り
高値116.79から11日の高値116.87、ここを上抜けた場合は117.00
の「00」ポイント、さらに上昇した場合は9日の高値117.53を巡る攻
防が注目されます。
一方、下落した場合、まずは13日の安値114.17を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は114.00の「00」ポイント、さらに下落
した場合は12日の安値113.75、ここを下抜けた場合12月8日の安値
113.13から113.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は12月
5日の安値112.88、ここを下抜けた場合は112.00の「00」ポイント、
さらに下落した場合は11月29日の安値11.67、ここを下抜けた場合
11月28日の安値111.36を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、16日の日機械受注
17日のNY連銀製造業景況指数、18日の米消費者物価指数と米鉱工業
生産と米NAHB住宅市場指数とイエレンFRB議長の発言と対米証券投
資、19日の米住宅着工件数と米建設許可件数とフィラデルフィア連銀
製造業指数と米新規失業保険申請件数、20日のイエレンFRB議長の発
言と中国第4四半期GDPと中国鉱工業生産と中国小売売上高とトラン
プ氏の第45代米大統領就任式での演説、などが注目されます。


先週のドル円 (概況) は、週初9日に117.02レベルで始まり週高値と
なる117.53へ上昇しましたが、その後、反落して10日の東京時間に
115.19へ下落する展開になりました。その後、反発して116円を挟む
揉み合いになり11日のNY時間に116.87へ戻しましたが、トランプ
次期米大統領の会見で具体的な経済政策が示されなかったことで反落
して、米10年債利回りの低下を背景に軟調に推移して12日のロンド
ン時間に週安値となる113.75へ下落する展開になりました。その後、
揉み合いながらも切り返して、13日のNY時間に115.44へ戻した後に
再び反落して114円台半ばで週の取引を終えました。

今年のドル円は3日に118.60の高値を付けた後に5日に115.07へと
下落して、先週は9日に117.53へ戻しましたが、その後、再び反落し
て、昨年12月のFOMC直前の安値も割り込み、高値も切り下げる相
場展開になりました。
今週の最大のイベントは週末20日のトランプ氏の第45代米大統領就
任式での演説になりますが、11日の記者会見での暴言王再来的な発言
をいぶかる声がある一方、就任式では周到な原稿を用意して経済政策
への具体的な言及もされるのではないかと期待する見方もあるようで
す。今週後半はボラタイルな相場展開になる可能性がありますので、
リスク管理をしっかりしてトレードに臨みたいものです。


<ユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは12日の高値1.0684
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合1.0700、さらに上昇
した場合は12月5日の高値1.0796から1.0800の「00」ポイント、
ここを上抜けた場合は12月8日の高値1.0874、さらに上昇した場合
1.0900の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合、まずは1.0600の「00」ポイントから13日安値
1.0596を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は9日の安値
1.0511から1.0500の「00」ポイント、さらに下落した場合は12日の
安値1.0454、ここを下抜けた場合は1.0400の「00」ポイントを巡る
攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、17日の独・欧
ZEW景気期待指数、18日の独・欧消費者物価指数確報、19日のECB
金融政策発表とドラギECB総裁の定例会見、などが注目されますが、
対ドル通貨ペアとして、17日のNY連銀製造業景況指数、18日の米消
費者物価指数と米鉱工業生産と米NAHB住宅市場指数とイエレンFRB
議長の発言と対米証券投資、19日の米住宅着工件数と米建設許可件数
とフィラデルフィア連銀製造業指数と米新規失業保険申請件数、20日
のイエレンFRB議長の発言と中国第4四半期GDPと中国鉱工業生産
と中国小売売上高とトランプ氏の第45代米大統領就任式での演説、
などが注目されます。


先週のユーロドルは、週初9日に1.0529レベルで始まり揉み合いを経
た後に10日の東京時間に1.0626へ上昇しましたが、その後、反落し
て11日のNY時間に週安値となる1.0453へ下落する展開になりまし
た。その後、トランプ次期米大統領の会見で具体的な経済政策が示さ
れなかったことによるドル売りに反発して、米10年債利回りの低下を
背景に堅調に推移して12日のNY時間序盤に週高値となる1.0684へ
上昇する展開になりました。その後、揉み合いながらも反落して13日
の東京時間に1.0603へ下落しましたが、その後、再び反発してNY時
間に1.0665へ上昇した後に一時1.06台を割り込む上下動の揉み合い
となって1.0639レベルで週の取引を終えました。

今年のユーロドルは3日に1.0340へ下落した後に長めの下ヒゲを示現
して切り返して、11日のNY時間に1.0453へ反落するも先週末にかけ
て1.06台を回復する相場展開になりました。
今週のユーロドルにかかわるイベントは19日のECB金融政策発表と
ドラギECB総裁の定例会見になりますが、ユーロ圏のCPIが前年比で
1.1%に上昇しているも大きな政策変更はないとの観測が多いようで
す。そして、対ドル通貨ペアとして週末20日のトランプ氏の第45代
米大統領就任式での演説が注目されますが、今週後半はドル円と同様
にボラタイルな相場展開になる可能性がありますので、リスク管理を
しっかりしてトレードに臨みたいものです。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その225 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百二十五話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週11日のトランプ次期米大統領の会見では
 何らか具体的な経済政策への言及を期待する向きがあったけど…、
 それどころか、対ロ対中の外交にしこりとなりそうな発言をする
 だけではなく、CNNに対して「黙れ。ニセニュース」と罵るなど、
 米大統領当選後の初会見らしからぬ異様な内容だったよな…。』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 原稿を用意していない様子で準備不足もあったと思われるが…、
 次期米大統領としての品格があまり感じられぬ、
 米大統領選挙当時さながらの暴言王再びという印象じゃったのう。」


『米国を1つの会社に見立てるなら、独裁ワンマン社長の誕生、
 というイメージで、11日のトランプ次期米大統領の会見後は
 市場では米10年債利回りも低下して失望のドル売りとなったけど、
 20日の第45代米大統領就任式での演説はどうなるんだろうな…。』


「ふむ…。暴言王再来的な発言をいぶかる声がある一方…、
 就任式では周到な原稿を用意して経済政策への具体的な言及も
 されるのではないかと期待する見方もあるようじゃのう…。
 オバマ米大統領の就任式ではドル円は下落した記憶があるが、
 ともあれ20日は良くも悪くも米ドルが大きく動くことじゃろう。」


『切り札のエースが切られるのか、ジョーカーが切られるのか…、
 20日の大統領就任式でもまさにトランプ相場として、
 上げるにしても下げるにしてもボラタイルな相場になりそうだな。
 さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ…。11日のトランプ次期米大統領の会見では
 CNNがトランプ氏に「黙れ。ニセニュース」と罵られたがのう。
 今日はそれにちなんでというわけではないが…、
 オックスフォード英語辞典の2016ワード・オブ・ザ・イヤー
 にもなった『Post-truth』のお話でもさせてもらおうかのう。」


『まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか…。』


「『Post-truth』とは、なかなか日本語に訳しづらい単語で…、
 オックスフォード辞典自体は、「世論形成に於いて、客観的事実より
 感情や個人的な信念に訴えることの方がより影響力を持つ状況」
 と定義しているが…、「ポスト真実」とも言われることがあり、
 意訳(異訳)か「事実が関係ない」とさえ言われることもあってのう。
 英国のEU離脱や米大統領選挙などがまさに『Post-truth』という
 ワケじゃったのじゃのう…。溜口剛太郎殿。」


『うん。トランプ次期大統領の誕生も、米国の低所得者層と言われる
 不満を抱えた人々の感情へ強く訴えて、期待を取り得たことが
 大きな勝因だっただろうからな…。ジイさん。』


「トランプ次期大統領は、ツイッターで自動車産業などに恫喝政策を
 していると言われておるが…、その強権的なやり方に批判もあり、
 また、その反グローバリズムの保護主義が巡り巡って米国にツケが
 回ることになるやもしれぬが…、人々に訴えたことを実行しようと
 『Make America Great Again』を旗印に米国内産業を活性化させて
 確かに米国内雇用を促進しようとしておるようではあるがのう…。」


『で…、「Post-truth」をテーマに何が言いたいというんだい?』


「ふむ…。我々は怒涛のように押し寄せる情報の海にいて
 その中において真実を見分けるのが大変なだけではなく…、
 感情をも揺さぶられ操作されてしまう時代に生きていかざるを
 得ないという状況ゆえ、現代は『情報を取捨する眼力』が
 より大切になってきているのではなかろうか…。溜口剛太郎殿。」


『まぁな…。トレードでも情報が多いほど良いとは限らず、
 あまりに情報が多いとその真偽の判別が大変なだけではなく
 むしろ逆に迷いを生じたりする場合もあるよな…。』


「情報が変なバイアスを生じさせてチャートを観る目を曇らせて
 本来、最も重要な情報であるべきチャートの示す状況が、
 いつのまにやら2の次となって、知らず知らずに予想主導で
 トレードしてしまうようになってしまう場合もあるもで、
 迷いを晴らすためにも、チャートに示される事実を主導とした
 シンプル思考へと回帰すべき時なのではなかろうか…。」


『うん。報道によるとあのジョージ・ソロス氏も米大統領選の相場で
 10億ドル(1100億円相当)もの損失を出したというくらいだから…、
 情報がバイアスを生じさせてチャートを観る目を曇らせる、
 ということについては、英国のEU離脱や米大統領選挙などが
 大きな教訓になるよな…。ジイさん。』


「ふむ…。相場についてあれこれ語る談義は楽しくも、
 我々トレーダーは『価格(プライス)こそが真実』であり、
 『チャートこそが相場の事実を示している』ということを
 常々、忘れずにいたいものじゃのう…。溜口剛太郎殿。」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

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