FX トレードと凡事のお話 その130


新年明けましておめでとうございます。
2015年もよろしくお願い致します。


<1月1日(木)>

新年・元日で世界的に休場。
中国製造業PMI(12月)は予想より強い50.1。
リトアニアがユーロを導入してユーロ圏は19ヶ国に。
ラトビアがEU議長国に就任。


<1月2日(金)>

ドル円は前年終値レベルで始まる。
ユーロドルが小幅な上窓を空けて1.21台で始まる。
豪ドル米ドルが上窓を空けて始まる。
その後、豪ドル米ドルが窓を埋めて揉み合う。
ダウ先物は反発して始まる。原油先物は53ドル台で推移。
午前8時半近くからユーロドルが下落。
ポンドドルはやや軟調傾向の揉み合い。ドル円がやや反発。
東京市場は新年で休み。
原油先物が54ドル台へ上昇。
東京時間序盤はドル円が上昇。ドルストレートが下落。
クロス円が堅調傾向で推移。
午前10時頃から豪ドル円が反落。
ポンド円は187円台へ上昇。ユーロ円は145円台へ上昇。
香港の株式市場は0.33%高で始まる。中国上海株式市場は休み。
ダウ先物は堅調傾向で推移。
原油先物が54ドル台を再び割り込む。
東京時間午後は豪ドル円がやや反発。ポンドドル一時やや反発。
ドル円やユーロ円やポンド円が当日高値圏で小幅に揉み合う。
ユーロドルが当日安値圏で小幅に揉み合う。
ポンドドルが再び反落して軟調に推移。
午後2時頃から豪ドル米ドルがやや反発。
ドラギECB総裁
「物価安定の責務を果たせないリスクが半年前より高まっている。
2015年初めに調整する技術的な準備はできている。
国債買い入れが責務を果たすための手段の一つ。
低金利はしばらく続く。
可能性は限られているがデフレに陥るリスクは排除できない。」
午後4時過ぎにユーロドルが2012年7月の安値を割り込む。
豪ドル米ドルがやや反落。
ダウ先物は100ドル超の上昇。スイスは新年で休場。
ドル円が揉み合いながらも堅調傾向で推移。
午後4時半頃からユーロドルが反発。
独仏英の株式市場は前年末比プラス圏で始まる。
ポンドドルが一時やや反発。豪ドル米ドルがやや反発。
ドル円がやや反落。ユーロ円は揉み合う。
独仏英の株式市場がマイナス圏へ反落。
原油先物は53ドル台で推移。ダウ先物が上げ幅を縮小。
午後5時半近くからユーロドルが再びやや反落して揉み合う。
ポンドドルが再び下落。ポンド円が187円台を割り込み反落。
伊製造業PMI(12月)は予想より弱い48.4。
仏製造業PMI確報(12月)は予想より弱い47.5。
市場反応は限定的。
独製造業PMI確報(12月)は予想とおりの51.2。
欧製造業PMI確報(12月)は予想より弱い50.6。
ユーロドルがやや下落。ユーロ円が一時145円台を割り込む。
独の株式市場が一時1%超の下落。
英消費者信用残高(11月)は予想より強い+13億ポンド、
英製造業PMI確報(12月)は予想より弱い52.5。
ポンド売り反応。ポンドドルが1.55台を割り込み下落。
ユーロドルが一時再び反発して揉み合う。
ユーロ円が145円台を回復して揉み合う。
午後7時頃から豪ドル米ドルや豪ドル円が反落。
豪ドル円が98円台を割り込む。
ポンド円は186円台を割り込み下落。
ユーロドルは揉み合う。ドル円は揉み合いながらも堅調に推移。
仏英の株式市場が下げ幅を縮小。
原油先物が52ドル台へ下落。
ユーロドルが再び下落。ポンドドルや豪ドル米ドルが軟調推移。
独10年債利回りが史上最低値を更新。
ドルスイスがパリティに。
NYダウは前年末比プラス圏で始まる。
米10年債利回りは2.16%あたりで推移。
米製造業PMI確報(12月)は予想より弱い53.9。
市場反応は限定的。
ポンドドルが1.54台を割り込む。
米建設支出(11月)は予想より弱い前月比−0.3%、
米ISM製造業景況指数(12月)は予想より弱い55.5。
ドル売り反応。ドル円が反落。クロス円が下落。
ユーロ円が145円台を割り込み下落。
豪ドル米ドルが反発。ユーロドルがやや反発。
米10年債利回りが一時2.10%あたりに低下。
NYダウが上げ幅を縮小。
ポンド円が185円台を割り込み下落。
NYダウがマイナス圏へ下落。原油先物が53ドル台を回復。
独仏英の株式市場が下げ幅を再び拡大。
クリーブランド連銀総裁
「利上げのタイミングはデータ次第。
上半期の利上げの可能性もあるがFRBに事前の計画はない。
雇用はかなりの進展。原油下落は差し引きでポジティブ。
インフレ率が2%に戻る前に利上げが必要。」
深夜1時過ぎにドル円が一時120円台を割り込む。
ポンドドルが軟調に推移。ユーロドルが再び反落。
豪ドル米ドルが再びやや反落。
深夜1時半近くからドル円が反発上昇。
クロス円がやや反発して揉み合う。
独仏英の株式市場が前年末比マイナス圏で取引を終える。
ドルストレートが軟調に推移。
NY時間終盤にかけて豪ドル米ドルが0.81台を割り込む。
豪ドル円が再び下落。
NYダウがプラス圏へ反発。
ユーロドルが1.200へ下落。
米10年債利回りは2.114%。
NY原油(WTI)は52ドル台後半で引ける。
NYダウは前年末比+9.92ドルで取引を終える。


●今週の主な予定

<1月5日(月)>

午前10時35分に日製造業PMI確報(12月)、
午後2時に日自動車販売台数(12月)、
午後5時半にスイス製造業PMI(12月)、
午後6時半に英建設業PMI(12月)、
夜10時に独消費者物価指数速報(12月)、
などが予定されています。独の指標には注目です。


<1月6日(火)>

午前9時半に豪貿易収支(11月)、
午前10時35分に日サービス業PMI(12月)、
午前10時45分に中国HSBCサービス業PMI(12月)、
午後5時45分に伊サービス業PMI速報(12月)、
午後5時50分に仏サービス業PMI確報(12月)、
午後5時55分に独サービス業PMI確報(12月)、
午後6時に欧サービス業PMI確報(12月)、
午後6時半に英サービス業PMI(12月)、
夜11時45分に米サービス業PMI確報(12月)、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(12月)、
同深夜12時に米製造業受注指数(11月)、
豪・中国・米の指標には注目です。


<1月7日(水)>

午後5時55分に独失業者数(12月)、独失業率(12月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(12月)、
同午後7時に欧消費者物価指数コア(12月)、欧失業率(12月)、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時15分に米ADP雇用統計(12月)、
夜10時半に米貿易収支(11月)、
同夜10時半に加国際商品貿易(11月)、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数(12月)、
深夜4時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
独・欧・米の指標には注目です。


<1月8日(木)>

朝8時半からシカゴ連銀総裁の講演、
午前9時半に豪住宅建設許可件数(11月)、
(時間未定)中国貿易収支(12月)、中国輸出(12月)、中国輸入(12月)
午後4時に独製造業受注(11月)、
午後7時に欧小売売上高(11月)、欧生産者物価指数(11月)、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE資産購入枠、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、米失業保険継続受給者数、
同夜10時半に加新築住宅価格指数(11月)、
深夜2時から独財務相の講演、
深夜5時に米消費者信用残高(11月)、
などが予定されています。
中国・(独)・英・米の指標には注目です。


<1月9日(金)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可(11月)、
午前9時半に豪小売売上高(11月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(12月)、
同午前10半に中国生産者物価指数(12月)、
午後2時に日景気先行CI指数(11月)、日景気一致CI指数(11月)
午後3時45分にスイス失業率(12月)、
午後4時に独鉱工業生産指数(11月)、
同午後4時に独貿易収支(11月)、独経常収支(11月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(12月)、
午後6時半に英鉱工業生産指数(11月)、英製造業生産高(11月)、
同午後6時半に英商品貿易収支(11月)、英建設支出(11月)、
夜10時15分に加住宅着工件数(12月)、
夜10時半に米非農業部門雇用者数(12月)、米失業率(12月)、
同夜10時半に米民間部門雇用者数(12月)、
同夜10時半に加雇用ネット変化(12月)、加失業率(12月)、
同夜10時半に加住宅建設許可件数(11月)、
深夜12時に米卸売在庫(11月)、卸売売上高(11月)、
同深夜12時に英NIESRのGDP予想(12月)、
深夜3時20分からリッチモンド連銀総裁の講演、
などが予定されています。
豪・中国・英・米・加の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



●今週(1月5日-1月9日)のドル・円・ユーロの注目点


先週は、ドルインデックスが週初90.31で始まり堅調に推移して
91.43で週の終値となりました。
米10年債利回りは週レベルで2.114%に低下しました。
NYダウは週間で220.72ドル下落。17832.99ドルで週取引を終える。


今週のドル円相場は、上昇した場合は、まずは1月2日の高値120.73
のポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は12月
24日の高値120.82のポイント、さらに上昇した場合は12月9日の
東京時間戻り高値でもある121.00の「00」ポイント、ここを上抜け
た場合は12月5日の高値121.68のポイント、さらに上昇した場合は
12月8日の高値121.84のポイント、ここを上抜けた場合は122.00の
「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは1月2日の東京時間後半からの揉み合
い下辺の120.27アラウンドのポイント、ここを下抜けた場合120.00
の「00」ポイント、さらに下落した場合は1月2日のロンドンフィッ
クスの安値119.81のポイント、ここを下抜けた場合は12月31日の
NY時間の押し目119.29から31日の東京時間の押し目119.25のポイ
ント、さらに下落した場合は119.00の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。


今週のドル円相場は経済指標では、6日の米ISM非製造業景況指数、
7日の米ADP雇用統計と米FOMC議事録、8日の米新規失業保険申請件
数と米失業保険継続受給者数、9日の米非農業部門雇用者数と米民間
部門雇用者数と米失業率、などが注目されます。


先週のドル円は29日のNY時間終盤にかけて120.73へ上昇した後に
翌30日のオセアニア時間から反落して、その後、エボラ出血熱関連
の報道や日経平均の下落や原油先物の下落も背景に軟調に推移して、
流動性の低下するなか欧州銀によるドル売りもありロンドン時間から
下げを強めてNY時間前半に118.86へ下落する展開になりましたが、
その後、揉み合いながらも反発して119.70で2014年の取引を終えま
した。新年が明けて2日は東京市場が休場のなか堅調に推移してNY
時間前半にかけて120.73へ上昇しましたが、米ISM製造業景況指数
が市場予想より弱い結果となったことを契機に反落して、米10年債
利回りの低下も背景に一時119.81へ下落しました。その後、反発し
て120.47で週の取引を終えました。

今週5日からは本邦の株式市場も始まり市場参加者も増えて本格的に
2015年相場の開始となりますが、まずは週初の実需筋や機関投資家の
参加による市場動向が注目されます。そして、6日には米ISM非製造
業景況指数、7日には米ADP雇用統計と米FOMC議事録、週末9日には
米雇用統計と重要度の高い米経済指標が発表予定でその結果を受けた
相場動向が大いに注目されます。


今週のユーロドル相場は、上昇した場合は、まずは2日のロンドンフ
ィックスの戻り高値1.2031のポイントから2012年7月の安値1.2042
のポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は2日の
ロンドン時間の戻り高値1.2069のポイント、さらに上昇した場合は
1.2100の「00」ポイントから31日NY時間後半の揉み合い上辺1.207
のポイント、ここを上抜けた場合は31日NY時間の戻り高値1.2134
のポイント、さらに上昇した場合は30日のロンドン時間から31日の
ロンドン時間序盤にかけての揉み合い下辺1.2150アラウンドのポイ
ントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは市場参加者の心理的な節目1.2000の
「000」ポイントを巡る重要攻防が注目されます。ここを下抜けた場
合は2005年7月第2週の終値1.1965のポイント、さらに下落した場
合は1.1900の「00」ポイント、ここを下抜けた場合はギリシャ危機
での安値1.1874のポイント、さらに下落した場合は2006年3月第2
週の安値1.1858のポイント、ここを下抜けた2006年2月の安値の
1.1825を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標では、5日の独消費者物価指数速報
7日の欧消費者物価指数速報と欧消費者物価指数コアと欧失業率、
8日の独製造業受注、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして
6日の米ISM非製造業景況指数、7日の米ADP雇用統計と米FOMC議事
録、8日の米新規失業保険申請件数と米失業保険継続受給者数、9日
の米非農業部門雇用者数と米民間部門雇用者数と米失業率、などが注
目されます。


先週のユーロドルは29日のロンドン時間に1.2220へ上昇しましたが
その後に反落して翌30日の東京時間終盤にかけて1.2123へ下落しま
した。その後、ドル円の下落に伴うドル売りを背景に1.2187へ反発
しましたが、その後はしばらく1.21台後半で揉み合う展開になりま
した。その後、31日のNY時間から下落して1.21台を割り込みNY時
間後半から小幅な揉み合いとなって1.2096で2014年の取引を終えま
した。新年が明けて2日はオセアニア時間に一時1.21台を回復しま
したが、その後、東京時間からドル円の上昇に伴うドル買いも背景に
再び反落して、ドラギECB総裁の「物価安定の責務を果たせないリス
クが半年前より高まっている。2015年初めに調整する技術的な準備は
できている。国債買い入れが責務を果たすための手段の一つ。低金利
はしばらく続く。可能性は限られているがデフレに陥るリスクは排除
できない。」との発言があるなか軟調に推移して、1012年7月の安値
1.2042を一時割り込みました。その後、一時反発して揉み合いになり
ましたが、NY時間から再び反落して1.2000へ下落した後に1.2001で
週の取引を終えました。

リトアニアがユーロを導入して19ヶ国となったユーロ圏ですが、年
初となる先週末にユーロドルは1.2000まで下落する展開になりまし
た。今週5日からは銀行筋も含めて市場参加者も増えて本格的に2015
年相場の開始となりますが、まずは週初の市場参加者の心理的節目と
なる1.2000の大台を巡る動向が注目されます。そして、今週は独・
欧の独消費者物価指数速報が発表予定で注目されますが、対ドル通貨
ペアとして6日の米ISM非製造業景況指数、7日の米ADP雇用統計と
米FOMC議事録、そして週末には米雇用統計など米の重要指標も多く
それらの結果を巡る相場動向が注目されます。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その130 です。


2014年からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第百三十話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おいジイさん、あけおめ〜。今年もよろしくな。』


「新年明けましておめでとう。溜口剛太郎殿。
 2015年の今年もよろしくお願いしますぞよ。」


『新年早々、ユーロドルが2012年の安値も下抜けて
 1.2000の大台まで下落するなど為替相場が動いているな…。』


「新年2日は市場参加者がまだ少なく市場が軽かった事もあってか
 為替相場がけっこうな値動きとなっておるのう…。
 そして、ユーロドルなどを観るにつくづく思う事じゃが、
 トレードは市場に立ち向かい打ち負かそうとする事ではなく、
 『相場に素直に従う事こそが大切』と思い知らされるのう…。」


『値頃感で安易に逆張っていたらとんでもない結果になるよな…。
 「トレンドそのものが重要なトレードにおける優位性」であり、
 トレードは基本的にトレンド方向へポジションを持つべきで、
 それがトレードに勝つ秘訣なのかもしれないな…。』


「ふむ…。相場は波を描いて動くために、押し戻りがあり、
 いつでもただトレンド方向へポジればよいほど単純ではなく、
 突っ込めば短期的に反転を食らう事もあるが…、
 上位の時間軸のチャートポイントを認識しつつ、
 基本的にトレンド方向へトレードすることは大切な心得じゃ…。」


『2015年も始まったが、今年はどんな相場になるのかねぇ…。』


「ふむ…。現在の多くの市場参加者のコンセンサスは、
 『ドル高』、『ユーロ安』、『円安』で間違いはなかろう…。
 ドル円もやがては2007年6月の高値124.13を目指して
 重要攻防のその時を迎えるのではあるまいか…。
 そして、ユーロドルも1.2000で一旦跳ね返されたとしても
 やがてはギリシャ危機での安値1.1874のポイントの攻防の時を
 迎えることになるのではなかろうか…。ただのう…。」


『ただ? 何だよ。ジイさん。』


「ふむ…。『ドル高』、『ユーロ安』、『円安』のコンセンサスは
 おそらくは市場参加者の多くの誰もが思っている事であり、
 また、それによってトレンドも形成されているわけじゃが…、
 コンセンサスがあまりに一方向に傾いているときには、
 何かは分からぬが…、何かをきっかけとして
 コンセンサスが急に崩れる可能性も排除はできないものでのう、
 抜け駆けを虎視眈々と策謀している筋にも注意したいものじゃ。」


「……。」


「まぁ、年初は羊の群れとしてのコンセンサスは不動と思われるが、
 FRBのやがての利上げはドル高の要因であるとともに、
 ニューノーマルとは言われながら国債利回りが異常に低下していて
 2008年のリーマン・ショック時より信用膨張をしている中で、
 日銀が緩和策を継続していてECBが追加緩和を行うといえども、
 『FRBによる流動性の海が収縮に向かうことに直面』したとき、
 新興国からの資金引き揚げなど何等か混乱する場合もあろう…。」


『……。』


「たとえば、2004年から2006年の利上げ時期には、
 利上げ直後から半年ほどドル安局面となっていることから、
 今年の前半と後半で相場が大きく様変わりする場合や、
 過去の歴史を鑑みて、それを早めに仕掛けて
 先行で抜け駆けを図る筋もあるやもしれぬ…。
 無用に不安を煽るつもりはないが、
 コンセンサスが一方向に傾いているときには危ういということも
 頭の隅に入れた上でトレンドフォローして行きたいものじゃ…。」


『「治に居て乱を忘れず」ということか…。
 さてことろで、ジイさん。新年の今日は何のお話だい?』


「ふむ…。前段のお話が長くなってしもうたが…、年初の今日は
 『自己マネジメント』のお話でもさせてもらおうかのう…。」


『よろしい。聞いてやろうじゃないか…。』


「何度もお話しているようにトレードでは、
 3つのМといわれる『メソッド(Method)』、『マインド(Mind)』、
 『マネー(Money)』(資金管理)が三位一体で大切な要素となるが、
 これらの中でもとりわけ『マインド(Mind)』が重要でのう…。」


『初心の頃はほとんど誰もが「良い手法さえあれば…。」と
 手法となるメソッドを探し求めるものだが、やがては、
 資金管理やマインドの重要性を認識するようになるようだな…。』


「ふむ…。資金管理あっての手法であり、そしてまた、
 トレードは自己を通じて執行されるものであるからじゃ…。」


『……。』


「待つ事が大切とわかっていながらフライングをする、
 休むも相場とわかっていながらトレードチャンスばかり求めて
 揉み合いにも食らいつき常時トレードしていないと気が済まない、
 利大が大切とわかっていらがら薄利のチキン利食いをしてしまう、
 損小が大切とわかっていながら損切りができない、
 もしくは根拠なき期待感で損切りを遅延させ損大としてしまう、
 損小利大が大切とわかっていながら勝率に固執して
 損大利小のリスク・リワード比でトレードしてしまう、
 確率的思考が大切とわかっていながら相場に絶対性を求めたり、
 負けると怒り狂い損を取り戻そうと無謀な建玉でトレードをする、
 トレンドが大切とわかっていながら値頃感で逆張りする、
 無計画ナンピンは良くないとわかっていながら歯止めがきかない、
 相場の状態やボラによらず自分勝手なルールをゴリ押してしまう、
 などなど、挙げれば切がないくらいじゃが…、
 『わかっていながらしてしまう』事は知識や学習の範疇ではなく、
 ことごとく『マインド』に由来しているものなのじゃのう…。」


『あははっ。ずいぶんと挙げればあるものだなぁ…。』


「ふむ…。すべてこのジイ自身で経験してきたことじゃが…、
 勝てない頃は自己反省をするどころか、いつも外罰的な思考で、
 アナリストが悪い、手法が悪い、誰それのブログが悪いなど
 負ける原因を自分以外にあるとしておるものでのう…。
 これではトレードおいて大切とされる『マインド(Mind)』を
 一向に改善しようとせずトレードに臨む事になり、
 いつまでたっても勝てるトレーダーになれないものなのじゃ…。」


『……!』


「トレードで勝てないのはテクニカルの勉強が足りないというより、
 『わかっていながらにして、やってしまう』という
 自分自身のマインドにこそ問題がある場合が多いもので…、
 それを矯正するためには自分で自身の悪癖を洗い出して、
 そして、手法以前のルールと規律として、
 自ら己(おのれ)を『律してく必要』があるのではあるまいか…。
 それこそが『自己マネジメント』となるものじゃ。」


『……。』


「トレードは結果がそのすべてを明らかに物語っていて、
 昨年のトレードの収支が満足できるものならそれでよいが…、
 もしも不満足であったなら、改善の矛(ほこ)先を自身の内省にも
 しっかりとフォーカスすべきであろう…。
 なぜなら、今まで過去にさんざんしてきたように
 負ける原因を自分の外だけに求めていては
 今までと何ら変わらない繰り返しとなる可能性が高いからじゃ…。
 新年が明けた今、自身の『マインド(Mind)』改善に取り組み
 『自己マネジメント』していくとても良い機会ではなかろうか…。
 かく言うジイも内省すべき課題は多く、新年の今こそ、
 ともに自己マインドを律する取り組みをしようではないか…。」


『あははっ、ジイさん。新年早々、まるで演説だぜ…。
 まぁ、気張らずにマインド改善にもちょっとは努めるとするか。』


「2015年は年初の今からともどもにトレーダーとして
 一歩、成長していこうではないか。溜口剛太郎殿。」


『テンション高っ! 御とそ酒が残ってんじゃねーの。』


「あははっ。正月じゃから許されよ…。溜口剛太郎殿。」





なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。





●ご案内

2015年1月23日(金)に東京金融取引所のセミナールームにて
efx.com証券主催の有料セミナー(軽食付き)が開催されます。

開催日時 2015年1月23(金) 13:00〜15:00
講師 佐野 裕、おばらっち氏
開催場所 東京金融取引所東京都千代田区丸の内2-6-1
     丸の内パークビルディング15階
費用   1万円(軽食付き) ※税込 
定員   先着40名様

詳細   http://mshn.jp/r/?id=0j0481009

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