FX トレードと凡事のお話 その84


新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。


●要人発言・ニュース・相場動向の週間レポート(年初より簡易記載)


<1月2日(木)>

1日の中国製造業PMI(12月)は予想より弱い51.0。
豪ドル米ドルが0.89台を割り込み始まる。
豪ドル円が93円台半ばに下落して始まる。
ドル円は105円台前半でやや軟調傾向の揉み合い。
ポンドドルがやや堅調に推移。
ユーロドルは1.37台半ばで揉み合う。
豪ドル米ドルや豪ドル円がやや反発。
東京市場は年始休。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まる。
中国上海株式市場は0.18%安で始まり軟調に推移。
中国HSBC製造業PMI(12月)は予想とおりの50.5。
市場反応は限定的。
韓国の株式市場が軟調に推移。
ドル円がやや反発して揉み合う。
豪ドル米ドルが0.89台を回復。
原油先物は98ドル台後半で推移。
ポンドドルが一時1.66台に上昇。
韓国の株式市場が2%超の下落に。
中国上海株式市場は0.31%安で取引を終える。
米10年債利回りは3.04%あたりで推移。
ロンドン時間序盤はドルストレートが下落。
豪ドル米ドルが0.89台を再び割り込む。
豪ドル円やユーロ円などクロス円が軟調に推移。
独仏英の株式市場はプラス圏で始まる。
英仏独の株式市場がマイナス圏へ反落。
午後5時半頃からユーロドルが一時やや反発。
ドル円は揉み合う。
独製造業PMI確報(12月)は予想より強い54.3。
欧製造業PMI確報(12月)は予想とおりの52.7。
市場反応は限定的。
英製造業PMI(12月)は予想より弱い57.3。
発表直後はポンド売り反応。
ドルストレートが軟調に推移。
ユーロドルが1.37台を割り込む。ドル円がやや上昇。
仏の株式市場が1%超の下落。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.24285%に低下。
原油先物が97ドル台へ下落。
伊の長期金利が7ヶ月ぶりに4%を割り込む。
ポンドドルが1.65台を割り込む。
ポンド円が174円台を割り込む。
ユーロ円が144円台を割り込む。
ダウ先物がやや下落して始まる。
午後10時頃からドル円が反落。豪ドル米ドルが反発。
クロス円は軟調に推移。
米新規失業保険申請件数は予想より強い33.9万件。
米失業保険継続受給者数は予想より強い283.3万件。
発表直後はドル円が一時やや反発。
その後、ドル円が軟調に推移して105円台を割り込む。
ポンド円が173円台を割り込む。
豪ドル米ドルが反発上昇。
NYダウは小幅安で始まり軟調に推移。
米10年債利回りは3.01%あたりで推移。
豪ドル米ドルが0.89台を回復。豪ドル円が堅調に推移。
ユーロ円が一時143円台を割り込む。
NYダウが一時100ドル超の下落。
米ISM製造業景況指数(12月)は予想より強い57.0、
米建設支出(11月)は予想より強い前月比+1.0%。
発表直後はドル円がやや反発。
その後、ドル円が再び下落。
原油先物が96ドル台へ下落。
独の株式市場が1%超の下落。
深夜12時半頃からドル円やポンド円やユーロ円が一時やや反発。
ドル円が一時105円台を回復。
ロンドンフィックス頃からドル円やクロス円が再び軟調に推移。
豪ドル米ドルや豪ドル円が反落。
ユーロドルがやや反発。
ポンドドルは当日安値圏で揉み合う。
NYダウが下げ幅をやや拡大。
独仏の株式市場が1.5%超の下落に。
独仏英の株式市場が下落して取引を終える。
原油先物が軟調に推移して95ドル台へ下落。
米10年債利回りが3%を割り込む。
深夜4時頃からユーロドルが再びやや反落して揉み合う。
ポンド円が一時172円台を割り込む。
豪ドル米ドルが軟調推移に。
深夜4時半過ぎにドル円やクロス円がやや反発して揉み合う。
米10年債利回りは2.989%。
NY原油(WTI)は95ドル台半ばで引ける。
NYダウは前年末日−135.31ドルで取引を終える。


<1月3日(金)>

NYクローズ後は主要通貨ペアが揉み合い推移。
原油先物は95ドル台で推移。
東京時間が近づく頃からドル円がやや上昇。
ダウ先物が小幅に反発。
東京市場は年始休。
東京時間序盤はドルストレートがやや反発して揉み合う。
午前10時直前に豪ドル米ドルが0.89台を割り込む。
中国非製造業PMI(12月)は前回値より弱い54.6。
豪ドル米ドルや豪ドル円がやや下落。
ユーロドルやポンドドルがやや反落して揉み合う。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まる。
中国上海株式市場は0.37%安で始り軟調に推移。
午前11時近くからドル円が下落。
豪ドル米ドルが反発して0.89台を回復。
中国上海株式市場が1.5%超の下落。ダウ先物がやや反落。
ドル円が104円台前半へ下落。
ユーロ円が143円台を割り込み下落。
ポンド円が172円台を割り込み一時171円近くまで下落。
豪ドル円が一時93円台を割り込む。
正午頃からドル円やクロス円が一時やや反発して揉み合う。
豪ドル米ドルは0.89台後半へ上昇。
東京時間午後はポンドドルやユーロドルが揉み合う。
ドル円は再び軟調傾向で推移。
香港の株式市場が2.5%超の下落。
韓国の株式市場が1%超の下落。
午後3時半頃からドル円やクロス円が反発。
中国上海株式市場は1.55%安で取引を終える。
ネーションワイド住宅価格(12月)は予想より強い+1.4%。
限定的ながらポンド買い反応。
独仏英の株式市場は前日比プラス圏で始まる。
独英の株式市場が一時マイナス圏へ反落。
ドル円やユーロ円がやや反落して揉み合う。
ユーロドルがやや軟調傾向の揉み合い。
ポンドドルがやや反発して揉み合う。
豪ドル米ドルが再びやや上昇して揉み合う。
スイス製造業PMI(12月)は予想より弱い53.9。
市場反応は限定的。
英建設業PMI(12月)は予想より強い62.1、
英消費者信用残高(11月)は予想より弱い+6億ポンド。
限定的ながらポンド買い反応。
独英の株式市場が再びプラス圏推移に。ダウ先物が反発。
ドル円や豪ドル円やポンド円が揉み合いながらもやや反発。
ユーロ円は揉み合い推移。ポンド円が一時172円台を回復。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.23985%に低下。
午後9時頃からドル円がやや反落。
ポンドドルやポンド円が反落。
午後9時半過ぎにドル円やや反発。ユーロドルがやや反落。
豪ドル円や豪ドル米ドルが堅調に推移。
豪ドル米ドルが一時0.90台を回復。豪ドル円が一時94円台を回復。
午後11時過ぎにポンドドルが一時1.64台を割り込む。
ドル円やクロス円が反落。ユーロドルが下落。
ユーロ円が一時142円台を割り込む。
NYダウは小幅高で始まり堅調に推移。
米10年債利回りは3.01%あたりで推移。
ドル円や豪ドル円やポンド円がやや反発して揉み合う。
深夜12時過ぎにユーロドルが一時1.36台を割り込む。
ポンドドルが再び反落。豪ドル米ドルがやや反落。
原油先物が94ドル台へ下落。
深夜12時半頃からポンドドルがやや反発。
豪ドル米ドルがやや反落。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が700.7万バレルの減少。
ロンドンフィックス頃からドル円やクロス円がやや上昇。
NYダウが上げ幅を一時縮小。米10年債利回りが3%を割り込む。
独仏英の株式市場は前日比プラス圏で取引を終える。
フィラデルフィア連銀総裁
「量的緩和は縮小したがバランスシートはまだ拡大が継続。
バランスシートはその大部分を国債に戻す必要がある。
2.4兆ドルの過剰な保有資産のもとでは低インフレよりも
高インフレが懸念される。早すぎる保有資産の市場への流出は
金利が急上昇することが警戒される。」
リッチモンド連銀総裁「利上げは2015年が最も可能性が高い。
成長が加速すれば2014年遅くに利上げの可能性もある。
QE縮小の開始は正しい判断。追加の縮小も選択肢。
2014年の景気には警戒感を持っていて2%程度と見ている。
インフレは2%の目標水準に上昇へ。現在はインフレに注視。」
バーナンキFRB議長「QE縮小は労働市場の改善を反映。
必要な限り緩和維持との確約を弱めるものではない。
米国の経済回復は他の先進国経済よりも先んじている。
4年半前に回復が始まり経済はかなり進展。回復はまだ不充分。
緊縮財政の影響は14年から15年にかけ緩やかになる見込み。
長期的な財政規律は重要だが短期的に過度の緊縮は逆効果。
12月FOMCで低金利維持の方針再確認し明確にした。
今後数四半期の米経済成長を楽観視している。」
NY時間終盤にかけてドル買いが優勢の展開に。
ドル円が104円台後半へ上昇。ユーロ円が揉み合うもやや上昇。
ポンド円が172円台を回復。
ユーロドルが再び1.36台を割り込む。
NYダウが一時再び上げ幅を拡大して揉み合う。
米10年債利回りがやや上昇。
原油先物が一時94ドル台を割り込む。
豪ドル米ドルが0.89台半ばへ下落。豪ドル円がやや下落。
米10年債利回りは2.997%。
NY原油(WTI)は94ドルあたりで引ける。
NYダウは前日比+28.64ドルの16469.99ドルで週の取引を終える。


●今週の主な予定

<1月6日(月)>

午前10時45分に中国HSBCサービス業PMI(12月)、
午後5時55分に独サービス業PMI確報(12月)、
午後6時に欧サービス業PMI確報(12月)、
午後6時半に英サービス業PMI(12月)、
夜10時に独消費者物価指数速報(12月)、
夜10時半に加鉱工業製品価格指数(11月)、加原材料価格指数(11月)
深夜12時に米ISM非製造業総合景況指数(12月)、
同深夜12時に米製造業受注指数(11月)、
などが予定されています。米の指標には注目です。


<1月7日(火)>

午前9時半に豪貿易収支(11月)、
午後5時55分に独失業者数(12月)、独失業率(12月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(12月)、
同午後7時に欧消費者物価指数コア速報(12月)、
同午後7時に欧生産者物価指数速報(11月)、
夜10時半に米貿易収支(11月)、
同夜10時半に加国際商品貿易(11月)、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数(12月)、
深夜3時に米3年債の入札、
などが予定されています。
豪・欧・(米)の指標には注目です。


<1月8日(水)>

午後4時に独貿易収支(11月)、独経常収支(11月)、
午後7時に欧小売売上高(11月)、欧失業率(11月)、
午後8時に独製造業受注指数(11月)、
夜9時に米MBA住宅ローン指数、
夜10時15分に米ADP雇用統計(12月)、
深夜3時に米10年債の入札、
深夜4時に米FOMC議事録、
深夜5時に米消費者信用残高(11月)、
などが予定されています。米の指標には注目です。


<1月9日(木)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(11月)、
午前9時半に豪小売売上高(11月)、豪住宅建設許可件数(11月)、
午後6時半に英商品貿易収支(11月)、
午後7時に欧消費者信頼感指数確報(12月)、
夜10時に独鉱工業生産指数(11月)、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE資産買入枠発表、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時15分に加住宅着工件数(12月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、米失業保険継続受給者数、
同夜10時半に加住宅建設許可件数(11月)、加新築住宅価格指数(11月)
夜10時半からドラギECB総裁の記者会見、
深夜3時に米30年債の入札、
などが予定されています。
(NZ)・豪・英・欧の指標には注目です。


<1月10日(金)>

午後2時にに日景気先行CI指数(11月)、日景気一致CI指数(11月)、
午後3時45分にスイス失業率(12月)、
午後5時にスイス消費者物価指数(12月)、
午後6時半に英鉱工業生産指数(11月)、英製造業生産高(11月)、
夜10時半に米非農業部門雇用者数変化(12月)、米失業率(12月)、
同夜10時半に米民間部門雇用者数(12月)、米卸売売上高(11月)、
同夜10時半に加雇用ネット変化率(12月)、加失業率(12月)、
深夜12時に米卸売在庫(11月)、
などが予定されています。
英・米・加の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。


●今週(6日-10日)のドル・円・ユーロの注目点


米ドルについては、先週はドルインデックスが週初80.42で始まり、
堅調傾向で推移して81.04で週の終値になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は週レベルで0.23985%に低下しました。
米10年債利回りは週レベルで2.997%に上昇しました。
NYダウは年初106.67ドル下落。16469.99ドルで週取引を終えました。


年初のドル円相場は、1月2日に105.23で始まりアジアの株式市場が
軟調に推移する中、ロンドン時間の前半にかけて揉み合いながらも
105.44まで上昇しましたが、NY時間に入り米新規失業保険申請件数や
米ISM製造業景況指数が強い結果となるも、独仏の株式市場の1.5%超
の下落やNYダウの130ドル超の下落やクロス円の軟調を背景に105円台
を割り込み下落する展開になりました。その後、翌3日の東京時間も
中国上海株式市場が1.5%超の下落になったことや香港の株式市場が
2.5%超の下落となったことなどアジアの株式市場の軟調を背景にリ
スク回避が強まり一時104.07まで下落しましたが、ロンドン時間に入
り欧州の株式市場が堅調に推移したことを背景に揉み合いながらも
反発して、NY時間終盤にかけてNYダウがプラス圏で推移したことや
バーナンキFRB議長の「QE縮小は労働市場の改善を反映。米国の経済
回復は他の先進国経済よりも先んじている。緊縮財政の影響は14年
から15年にかけ緩やかになる見込み。(中略)今後数四半期の米経済
成長を楽観視している。」との発言などを背景としたドル買い動意に
104.83円まで戻して週の取引を終えました。


今週のドル円相場は、上昇した場合は、まずは105.00の「00」ポイン
トを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高値105.44
のポイント、さらに上昇した場合は2007年6月の高値から2011年10月
安値のフィボナッチ61.8%戻しアラウンドでもある2008年5月初旬の
戻り高値105.61のポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜け
た場合は106.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは先週安値の104.07から104.00の「00」
ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は12月23日
の安値103.77のポイント、さらに下落した場合は12月16日から18日に
かけての揉み合い上辺の103.20アラウンドのポイントを巡る攻防が注
目されます。


今週のドル円相場は経済指標では、6日の米ISM非製造業総合景況指
数、8日の米ADP雇用統計と米FOMC議事録、9日の米新規失業保険申
請件数、10日の米非農業部門雇用者数変化と米失業率と米民間部門
雇用者数などが注目されます。

日経平均とドル円相場の相関が依然として高いことで、今週はNYダウ
が年初に106.67ドル下落していることを受けた週初の本邦株式市場の
大発会の動向が注目されるとともに、10日には株指数オプションの特
別精算指数SQの発表も控えていますので週中の日経平均の動向も注目
されますが、週末の米雇用統計が注目の焦点となりそうです。

超低金利政策は継続するとしながらも量的緩和縮小を実行するFRBと
4月の消費税導入を巡りさらに量的緩和を拡大する可能性のある日銀
の金融政策スタンスによる日米金利差の拡大傾向と日貿易赤字の拡大
傾向、およびNISA口座が早くも400万超になるなど投資意欲の高まり
による日経平均の上昇期待などを背景に、本年も中長期的にドル高・
円安の流れが続くと思われますが、年初はアジアの株式市場の下落を
背景にリスク回避の動意に調整の相場展開になったこともあり「辰巳
天井、午尻下がり」という言葉もありますので調整の動きには注意し
てトレードをしていきたいものです。


年初のユーロドル相場は、1月2日に1.3759で始まりアジアの株式市
場が軟調に推移する中、東京時間前半に1.3775まで上昇しましたが、
東京時間後半から軟調に推移して、午後8時頃から下げ足を早めて、
NY時間に発表された米新規失業保険申請件数や米ISM製造業景況指数
の強い結果には反応薄となるも、独仏株式市場が1.5%超の下落とな
りNYダウも軟調に推移する中、ロンドンフィックスにかけて1.3683へ
下落する展開になりました。その後、翌3日に中国の上海株式市場が
1.5%超の下落になり香港の株式市場も2.5%超の下落となるなどアジ
アの株式市場が全面安となる中、軟調傾向の揉み合いが続きました。
その後、独仏の株式市場が反発して始まり一時やや戻す場面もありま
したが、ドル円の反発に伴うドル買いやNY時間終盤のバーナンキFRB
議長の「QE縮小は米労働市場の改善を反映。米国の経済回復は他の先
進国経済よりも先んじている。」との発言を背景としたドル買い動意
に軟調に推移して1.3586で週の取引を終えました。


今週のユーロドル相場では、上昇になった場合は、まずは1.3600の
「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は
2日のNY時間後半から3日のロンドン時間序盤にかけての揉み合い
上辺1.3658-1.3675アラウンドのポイント、さらに上昇した場合は
1.3700の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は先週高値の1.3775
のポイント、さらに上昇した場合は1.3800の「00」ポイント、ここ
を上抜けた場合は12月30日ロンドンフィックスの戻り高値1.3818の
ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは12月5日の安値1.3542のポイントを
巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は12月4日の安値の
1.3528のポイント、さらに下落した場合は1.3500の「00」ポイント、
ここを下抜けた場合は11月5日の安値1.3448から11月4日の安値の
1.3442のポイント、さらに下落した場合は1.3400の「00」ポイント、
ここを下抜けた場合は11月11日の安値1.3344のポイントを巡る攻防
が注目されます。


今週のユーロドル相場は経済指標では、7日の欧消費者物価指数速
報、9日の欧ECB政策金利などが注目されますが、対ドル通貨ペアと
して、6日の米ISM非製造業総合景況指数、8日の米ADP雇用統計と
米FOMC議事録、9日の米新規失業保険申請件数、10日の米非農業部
門雇用者数変化と米失業率と米民間部門雇用者数などが注目されま
す。

昨年後半のユーロドルは、「欧州債務危機の沈静」を軸に「ユーロ圏
の貿易黒字」と「ユーロ圏の経常収支の黒字」、およびユーロ圏の銀
行のLTRO早期返済による事実上の緩和の巻き戻しとなる「ECBの資産
規模縮小」と、ECBが1月に着手するユーロ圏の主要行の資産査定に
伴いユーロ圏の銀行が不良債権処理費を賄うため海外で運用していた
資金を戻す「リパトリによるユーロ資金の還流」、1月1日からユー
ロ導入が開始される「ラトビアのユーロ需要」、など6つの要因を背
景に上昇基調での推移となりましたが、この内「リパトリによるユー
ロ資金の還流」につきましては12月27日に1.3893の高値をつけて一旦
終えた可能性があり、また、ユーロ圏の銀行のLTRO早期返済による
「ECBの資産規模縮小」もかなり進捗していて、ユーロドルは、FRBが
テーパリングを開始することによる米ドルの上昇圧力およびアジアの
株式市場の下落を背景としたリスク回避の動きを受けて、年初より調
整相場となっているようです。

ユーロドルは2つの上昇要因の消化でしばらく調整が進む可能性もあ
りますが、今週は9日に欧ECB政策金利の発表とドラギECB総裁の記者
会見を控え、そして週末の10日には米雇用統計も控えていて、今週は
ユーロにとって2大イベントの週になりますのでその結果次第で相場
が大きめに動く可能性がありそうです。




さて今回は、トレードと凡事のお話 その84 です。


新年明けましておめでとうございます。


前年からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第八十四話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おいジイさん、明けおめー。
 2014年のマーケットも始まったな。』


「明けましておめでとう。溜口剛太郎殿。
 今年もよろしくお願いしますぞよ。」


『年初は調整っぽい相場展開になったな…。』


「ふむ…。年初はアジアの株式市場が全面安の展開となって
 それを受けたものか為替市場も調整の動きとなったのう…。
 昨年末は日経平均が30日まで9日続伸で16000円台を回復して
 大納会も高値引けとなったが大発会の動向が注目されるのう。」


『今年はどんな年になるのかな…。』


「『辰巳天井、午尻下がり』などとは言うが、
 良い年になることを期待したいものじゃ…。」


『まぁ、俺らトレーダーは相場が動いてナンボだから、
 上げるにしても下げるにしても
 相場がよく動いてさえくれればいいんだけどさ…。
 でも株式市場は上昇した方が景気や経済活動には良いからな。』


「ふむ。そうじゃのう…。溜口剛太郎殿。
 昨年はNYダウが年初来高値をなんと50回も更新して、
 そして日経平均も年間で57%上昇して41年ぶりの上昇率を記録し
 時価総額が倍増した上場企業が500社にもなり、
 また、円も対ドルで34年ぶりの下落率となって、
 パラダイム・シフトというような気取った言い回しをしても
 よいような凄い1年であったのう…。
 今年の春には消費税の導入があるが日銀の追加緩和も期待され
 この勢いを維持して好景気になってもらいたいものじゃ…。」


『さて、ジイさん。年の初めはどんな話だい?』


「ふむ…。新年の今日は雑談的も交えて
 『自身が変ればトレードも変る』
 のお話をさせてもらうおうかのう…。」


『あははっ。ベタなテーマだが聞いてやろうじゃないか…。』


「溜口剛太郎殿。この地球上にはおよそ195の国があり
 約72億の人々が暮らしていて、そして…、
 およそ168種類の通貨が使われているそうなのじゃが、
 我々がトレードしている通貨ペアは
 このうちのごく一部なのじゃのう…。」


『へぇーっ。通貨は168種類もあるんだぁ…。』


「そして地球上に住む人の半分以上はアジアの人々で、
 2割ほどがヨーロッパの人々、
 そしてアメリカの人々は南北合わせて1割五分ほど…。」


『……。』


「また先進国では携帯電話を持っていることが当たり前の時代に
 地球上の約72億の人々の約7割は電話をかけたことがなく、
 また、ドラネ・メドウス教授によれば 
 世界の約2割五分の人々は文字が読めなく、
 大学教育を受けた人はわずか1%程度で、
 地球上の人々の約5割近くは栄養失調に苦しんでいて、
 拷問や拘束の恐怖に怯えている人々も4割近くいるそうじゃ。」


『……。』


「日本にいるとこれら世界のあり様には実感が湧かぬものじゃが、
 じつは資金を投じてトレードができること自体、
 世界の中で上位8%の裕福な人々よりも恵まれているのじゃ…。
 まずは、自身のおかれている幸いに感謝しようではないか。」


『はいはい。わかりましたってーの…。』


「さてところで…、トレードについてじゃが、
 昨年にトータルで勝っていたのならその好調の維持に努めるも、
 昨年にもしもトータル負けていたのなら
 自分自身のトレードを見つめ直し、年初のこの機会に
 トレーダーとして自分自身を変えていく必要がありそうじゃ。」


『……。』


「自身のトレードの悪癖を改善しなければ
 いつまでたってもトータルで負け続ける可能性があるが、
 逆に、自身のトレードの悪癖を克服できれば、
 トレードは劇的なまでに改善する可能性があるのじゃのう。」


『……。』


「トレードの悪癖を直さず加えて学ぼうとするよりも、
 恐らく肝心なのは自身のトレードの悪癖の矯正じゃ。
 『自身が変ればトレードも変る』ものなのじゃ…。」


『……。』


「損をするのが嫌で、損切りを遅延して大負けしたり、
 はたまたトレンドに逆らう際限なきナンピンで大損したのなら、
 『損切りを実行できるように変ることでトレードは改善できる』
 ことをまずは知る必要があろう…。」


『……!』


「リスクを選好する行為としてのトレードで
 最も基本の一丁目一番地の損切りすらできずに
 トータルで勝とうとすること自体が無理なことで、
 損切りができないうちは何を学んでも
 トータルで負け続ける可能性が高く、
 損切りができないことはトレーダーとして恥ずべきことで
 嘲笑されることなのじゃのう…。
 優れたトレーダーで損切りができない人は一人もいない、
 ということを知る必要があろう…。
 『トレードは勝ち負けのトータルで勝ちを目指すもの』
 ということを知る必要があろう…。」


『……。』


「そして、なんとかもっと勝とうとして
 過剰頻度のトレードを繰り返して、
 ポジポジ病の果てにトータルで負けていたとしたら、
 『トレードを厳選するように変ることでトレードは改善できる』
 ことを知る必要があろう…。」


『……!』


「少ないトレード数でもプラス収支のトレーダーがいるのに、
 過剰なトレードをしてトータルで負けることは愚かなことじゃ。
 どんな場面でもトレードできるようになることは理想じゃが、
 これは少年がスーパーマンになることを夢見るようなことで、
 相場はそれぞれのタームにおいてトレードに良い状態よりも
 トレードに良くない状態の方が多いことを知る必要があろう。
 過剰頻度のトレードでは悪い状態でのトレードも
 してしまいがちになるもので収支が悪化しやすいのじゃのう…。
 勝っているスキャルパーもその小さな時間軸のタームにおいて
 トレードはちゃんと厳選して行っているいるものなのじゃ…。」


『……。』


「また、負けたことで怒りに震えて沸き立つ感情に、
 一気に損失を取り戻そうと無謀なまでの大きな建て玉で
 大損のさらなる上塗りをしたのなら、
 『リスク管理の大切さを学ぶことでトレードは改善できる』
 ことを知る必要があろう…。」』


『……。』


「トレードで大負けをしていたということは、
 『私は損切りができませんでした。』
 『私はトレンドに逆らった際限なき難平をしていました。』
 『私はどこでも食らいつくポジポジ病のトレーダーでした。』
 『私はリスク管理を無視した無謀な建て玉をしていました。』
 ということを告白しているのに等しく、
 トレーダーとして市場を去り行く前に、
 もう一度、自身に問うべきことは、
 『本当に損切りを適切に行っていたのか』
 『本当にトレードを厳選して行っていたのか』
 『本当にリスク管理をしていたのか』で、
 これらができてこそ勝てるトレーダーの扉の前に
 はじめて立てるようになることを知る必要があろう…。」


『……。』


「しかしながら、これらのトレードの悪癖は
 自身による深い決意で今すぐにでも改善できるものなのじゃ…。
 『自身が変ればトレードも変えることができる』のじゃ。
 今すぐにでも勝てるトレーダーの扉の前に立てるのじゃ…。
 変るべきは今まさにこの時なのじゃのう…。
 そして、これらの基本中の基本に立脚した上で、そこから
 より勝てるようにトレードの学習を深めて行きたいものじゃ。」


『おいおい、ジイさん。
 年始にしては話が少し重過ぎるってーの。』


「こりゃ、すまんすまん。溜口剛太郎殿。
 『今年こそは!』と思っている人も多いであろうことで
 思わず力み過ぎの言葉となってしもうたようじゃ。
 2014年、この年の初めに自身を変えて
 トレーダーとして素晴らしい1年にしようではないか…。」


『あははっ。おいおい、ジイさん。まるで演説だぜ。
 来週からは少し軽く楽しい話をたのむよ。』


「あははっ。今年は楽しい話を心掛けたいものじゃのう。」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
FX情報をもっと見る
過去ログ
2020年10月(3)
2020年09月(4)
2020年08月(4)
2020年07月(4)
2020年06月(4)
2020年05月(4)
2020年04月(4)
2020年03月(5)
2020年02月(4)
2020年01月(4)
2019年12月(4)
2019年11月(4)
2019年10月(4)
2019年09月(5)
2019年08月(3)
2019年07月(4)
2019年06月(5)
2019年05月(4)
2019年04月(3)
2019年03月(5)
2019年02月(4)
2019年01月(4)
2018年12月(4)
2018年11月(4)
2018年10月(4)
2018年09月(5)
2018年08月(3)
2018年07月(5)
2018年06月(4)
2018年05月(4)
2018年04月(4)
2018年03月(4)
2018年02月(4)
2018年01月(4)
2017年12月(4)
2017年11月(4)
2017年10月(5)
2017年09月(4)
2017年08月(3)
2017年07月(5)
2017年06月(4)
2017年05月(4)
2017年04月(4)
2017年03月(4)
2017年02月(4)
2017年01月(4)
2016年12月(4)
2016年11月(4)
2016年10月(5)
2016年09月(4)
2016年08月(2)
2016年07月(5)
2016年06月(4)
2016年05月(4)
2016年04月(4)
2016年03月(4)
2016年02月(4)
2016年01月(5)
2015年12月(3)
2015年11月(4)
2015年10月(4)
2015年09月(3)
2015年08月(4)
2015年07月(4)
2015年06月(4)
2015年05月(4)
2015年04月(4)
2015年03月(4)
2015年02月(4)
2015年01月(3)
2014年12月(3)
2014年11月(4)
2014年10月(4)
2014年09月(4)
2014年08月(4)
2014年07月(4)
2014年06月(4)
2014年05月(3)
2014年04月(4)
2014年03月(4)
2014年02月(4)
2014年01月(4)
2013年12月(3)
2013年11月(4)
2013年10月(4)
2013年09月(5)
2013年08月(3)
2013年07月(4)
2013年06月(4)
2013年05月(4)
2013年04月(4)
2013年03月(5)
2013年02月(4)
2013年01月(4)
2012年12月(4)
2012年11月(3)
2012年10月(4)
2012年09月(5)
2012年08月(3)
2012年07月(5)