FX トレードと凡事のお話 その82


中国の月面探査機が月面への軟着陸に成功したそうですね、
月面探査は米国、旧ソ連について3カ国目になりますが、
将来の月での資源開発が目的なのだそうです。


●先週の要人発言・ニュース・相場動向の週間レポート


<12月9日(月)>

8日の中国貿易収支(11月)は輸出が予想より強い前年比+12.7%。
NZ第3四半期製造業売上高は前回値より強い+4.7%。
市場反応は限定的。
市場のオープニングではドル円が103円で始まる。
豪ドル米ドルが0.91台前半に上昇して始まる。
ユーロドルが1.37台前半に上昇して始まる。
豪ドル円などクロス円が上昇して始まる。
ユーロ円が141円台半ばへ上昇。5年ぶりの水準。
ドル円やクロス円が堅調に推移。豪ドル円が一時94円台を回復。
ダウ先物が堅調傾向で推移。
原油先物は97ドル台後半で推移。
午前8時頃からドルストレートが反落。
日第3四半期GDP二次速報は予想より弱い前期比+0.3%、
日第3四半期GDPデフレータ二次速報は予想とおりの−0.3%、
日国際貿易収支(10月)は前回値より弱い−1兆919億円。
日国際経常収支(10月)は前回値より弱い−1279億円。
日経常収支は9ヶ月ぶりの赤字。市場反応は限定的。
日経平均は256.74円高で始まる。
東京時間序盤はドル円やクロス円がやや反落。
ドルストレートが軟調に推移。
豪ドル米ドルが一時0.91台を割り込む。
日経平均が一時300円超の上昇。
仲値過ぎにドル円が一時103円台を割り込む。
午前10時頃からドルストレートがやや反発。
中国消費者物価指数(11月)は予想より弱い前年比+3.0%、
中国生産者物価指数(11月)は予想より強い−1.4%。
市場反応は限定的。
アジアの株式市場は前週末比プラス圏で始まる。
中国上海株式市場は0.21%高で始まる。
ドル円は102円を挟んで小幅な揉み合い。
日経平均は当日高値圏で小幅な揉み合い。
中国上海株式市場がマイナス圏へやや反落。
豪ドル米ドルや豪ドル円がやや反落。
ユーロドルは小幅な揉み合いに。
インドの株式市場が堅調に推移して過去最高値を更新。
ポンドドルがやや堅調傾向で推移。
豪ドル米ドルや豪ドル円が軟調推移に。
豪ドル米ドルが0.91台を割り込み下落。
東京時間終盤にかけて日経平均が上げ幅をやや拡大。
ダウ先物はやや堅調傾向の小幅な揉み合い。
ドル円が103円台を回復して反発。ポンド円やユーロ円がやや上昇。
日景気現状判断DI(11月)は前回値より強い53.5、
日景気先行き判断DI(11月)は前回値より強い54.8。
日経平均は前週末比+350.35円で大引け。
ポンドドルが堅調に推移。
中国上海株式市場がやや反発。
スイス失業率(11月)は予想とおりの3.2%。
市場反応は限定的。
ユーロドルが一時1.37台を割り込む。
豪ドル米ドルや豪ドル円が軟調に推移。
中国上海株式市場は0.05%高で取引を終える。
独貿易収支(10月)は予想より弱い+179億ユーロ、
独経常収支(10月)は予想より強い+191億ユーロ。
市場反応は限定的。
ドル円やクロス円は揉み合う。
独仏英の株式市場は前週末比プラス圏で始まる。
その後、仏の株式市場がマイナス圏へ反落。
スイス実質小売売上高(10月)は前回値より強い前年比+1.2%。
市場反応は限定的。
ドル円やユーロ円がやや上昇。
ユーロドルが反発。ポンドドルが一時やや反落。
英の株式市場がマイナス圏へ反落。ダウ先物が上げ幅を縮小。
メルシュECB専務理事
「ユーロ圏のインフレ率は非常に抑制されている。
マイナスの中銀預金金利は借り入れコスト上昇につながるリスク。
国債買入れは政治・司法・経済に多大な問題をもたらす。」
午後5時半頃からポンドドルが反発上昇。
ポンド円やユーロ円が堅調傾向で推移。
日首相「産業競争力強化法など重要法案の成立は
回復しつつある日本経済飛躍の礎となる。
経済の好循環実現するためにはこれからが正念場。
法人実効税率のあり方ではグローバル経済の
競争力も考えながら検討を進める。」
午後6時頃からドル円やクロス円がやや反落して揉み合う。
午後6時半近くから豪ドル米ドルがやや反発。
ポンドドルが揉み合う。
午後7時半頃からユーロドルがやや反落して揉み合う。
ダウ先物がマイナス圏へ反落。独の株式市場がやや反落。
独鉱工業生産指数(10月)は予想より弱い前月比−1.2%。
市場反応は限定的。
豪ドル米ドルが再びやや反落して揉み合う。
ドル円は103円台前半で小幅な揉み合い。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.24260%に上昇。
ユーロドルがやや上昇。
独の株式市場が再び上げ幅を拡大。ダウ先物がやや反発。
午後10時近くにドル円が一時103円台を割り込む。
加住宅着工件数(11月)は予想より弱い19.22万件。
市場反応は限定的。
午後10時半過ぎにドル円やクロス円がやや反発。
ポンドドルがやや軟調に推移。
NYダウは小幅高で始まる。
米10年債利回りは2.85%あたりで推移。
原油先物は97ドル台後半で推移。
豪ドル米ドルがやや反発。原油先物がやや反落。
NYダウが上げ幅をやや拡大。仏英の株式市場がプラス圏へ反発。
米CB雇用トレンド指数(11月)は5年7ヶ月ぶりの115.21に。
ドル円やクロス円が上昇。ポンド円が169円台へ上昇。
深夜1時半頃からポンドドルが上昇。
NYダウは前週末比プラス圏で上下動の揉み合い。
独仏英の株式市場は小幅高で取引を終える。
FRB7-9月期資金循環統計「家計部門の債務は前期比3.0%増の
2四半期連続でプラス。住宅ローンの増加が債務増加の要因。」
深夜2時半頃からドル円がやや反落。
リッチモンド連銀総裁「追加緩和の効果は限定的。
現時点でリスクが利点上回る。
インフレ率は2%に向けて上昇する見通し。注視必要。
2014年の米成長率は2%をやや上回ると予想。」
英BOE総裁「英住宅市場の潜在的なリスクを懸念。
住宅市場の加速的な動きは避けたい。
必要なら住宅セクターに対する資本規制は可能。」
深夜3時半頃からユーロドルや豪ドル米ドルが上昇。
ドルストレートが堅調に推移。クロス円が堅調傾向で推移。
セントルイス連銀総裁
「労働市場の累積的な進展は資産購入縮小に強力な根拠。
労働市場の改善ペースは今後数ヶ月間で減速する可能性はある。
労働市場の改善が今後も継続するか見極める必要。
次回会合での小幅な緩和縮小は最近の経済指標への対応の1つ。」
ダラス連銀総裁「緩和縮小はなるべく早い時期に開始すべき。
企業は今のうちに低金利の活用を。」
NY時間終盤にかけてドル円がやや反発。
豪ドル米ドルが0.91台を回復。豪ドル円が一時94円台を回復。
米10年債利回りは2.846%。
NY原油(WTI)は97ドル台前半で引ける。
NYダウは前週末比+5.33ドルで取引を終える。


<12月10日(火)>

NYクローズ後はドル円がやや反落。ポンドドルがやや反落。
午前7時半過ぎに豪ドル米ドルが0.91台を割り込み下落。
豪ドル円がやや反落。ドル円はやや反発。
ダウ先物がやや反発。原油先物は97ドル台前半で推移。
東京時間が近づく頃から豪ドル米ドルや豪ドル円がやや反発。
ドル円がやや反落。ユーロドルは揉み合う。
日第三次産業活動指数は予想より弱い前月比−0.7%、
日第4四半期景況判断BSI全産業は前回値より弱い+8.3%、
市場反応は限定的。
日経平均は16.24円安で始まる。
英RICS住宅価格(11月)は予想より弱い+58%。
市場反応は限定的。
ポンドドルはやや軟調傾向の揉み合い。
ドル円やクロス円が揉み合う。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まる。
中国上海株式市場は0.07%高で始まる。
午前11時頃からドル円がやや反落。ドルストレートが上昇。
ポンド円などクロス円が堅調に推移。豪ドル米ドル0.91台を回復。
ユーロ円が142円台へ上昇。豪ドル円が一時94円台へ上昇。
東京時間午後はドル円がやや反発して揉み合う。
ユーロドルがやや反落。ポンドドルが堅調に推移。
日消費者態度指数(11月)は予想より弱い42.5。
市場反応は限定的。
ポンド円が一時170円台を回復。
中国鉱工業生産(11月)は予想より弱い前年比+10.0%、
中国小売売上高(11月)は予想より強い前年比+13.7%、
中国固定資産投資(11月)は予想より弱い19.9%。
市場反応は限定的。
報道「GPIFは海外インフラファンドへの投資に踏み出す。
GPIFはインフラ投資でノウハウを持った海外公的年金と提携へ。」
午後3時近くからドルストレートがやや反落。
日工作機械受注速報(11月)は前回値より強い前月比+15.4%。 
日経平均は前日比−38.90円で大引け。
中国の新車販売台数(11月)は予想より強い170万台の前年比16%増。
午後3時半頃にドル円やクロス円がやや上昇。
中国上海株式市場は0.03%安で取引を終える。 
午後4時頃からドル円やクロス円が反落。
独仏英の株式市場は小幅安で始まる。ダウ先物は小幅な揉み合い。
原油先物は97ドル台後半で推移。
ポンドドルやポンド円が軟調に推移。豪ドル米ドルがやや反発。
独仏英の株式市場が一時小幅高に。
午後6時頃からユーロドルがやや反落。
英鉱工業生産指数(10月)は予想とおりの前月比+0.4%、
英製造業生産高(10月)は予想とおりの前月比+0.4%、
英商品貿易収支(10月)は予想より弱い−97.32億ポンド。
市場反応は限定的。
豪ドル米ドルは堅調に推移。豪ドル円が再び94円台を回復。
ドル円は軟調傾向で推移。ユーロ円が軟調傾向で推移。
午後7時半頃からポンドドルがやや反発。
ポンド円が軟調傾向で推移。
午後8時半頃からポンドドルが再びやや反落。
ドラギECB総裁「資本と流動性のバッファーを増強して
金融システムを強化すべき。
ユーロ圏のインフレ期待はしっかり抑制されている。」
LIBORドル3ヶ月物金利は0.24185%に低下。
午後9時頃から豪ドル米ドルがやや反落。
ドル円が103円台を割り込む。ポンド円やユーロ円が軟調に推移。
豪ドル米ドルが上昇。ユーロドルが反発。
独仏英の株式市場がマイナス圏へ反落。ダウ先物が下落。
ポンド円が一時169円台を割り込む。
CFTC委員「銀行の自己勘定取引を禁止するボルカー・ルールは
2015年まで施行されない見通し。」
NYダウは前日比マイナス圏で始まる。
米10年債利回りは2.80%あたりで推移。
原油先物は98ドル台で推移。
ドル円は軟調に推移。ポンドドルは軟調傾向で推移。
ユーロドルが上昇。ユーロ円がやや反発。
豪ドル米ドルが堅調に推移。
米卸売売上高(10月)は予想より強い前月比+1.0%。
米卸売在庫(10月)は予想より強い前月比+1.4%。
市場反応は限定的。
深夜12時頃からユーロドルがやや反落。
ドル円がやや反発。
英NIESRの9-11月期GDP予想は前期比+0.8%。
ボルカールール最終案
「自己勘定取引の抑制のため大手銀のCEOに順守の保証を義務付け。
ボルカールールの順守期限を2014年7月から2015年7月に延長。
銀行が保有するポジションのリスク軽減のヘッジ行為は認める。
マーケットメーキングはトレーディング部の持ち分が
目先妥当な顧客需要水準を超えないかぎり認める。
米国債および限定された状況での外債の自己勘定取引を認める。
カバードヘッジファンド・PEファンドへの所有・支援を禁止。」
報道「FRBとFDICがボルカールール最終案を承認。」
NYダウは前日比マイナス圏で上下動の揉み合い。
深夜1時半頃からドル円やユーロ円が再びやや反落。
独仏英の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終える。
深夜2時頃からポンドドルが反発。
米3年債の入札では最高落札利回りが0.631%、応札倍率が3.55倍。
深夜4時頃からドル円やユーロ円やポンド円がやや反発。
豪ドル米ドルが反落。ポンドドルがやや反落。
米10年債利回りは2.795%。
NY原油(WTI)は98ドル台半ばで引ける。
NYダウは前日比−52.40ドルで取引を終える。


<12月11日(水)>

NYクローズ後はドル円が102円台後半へ上昇。
豪ドル米ドルがやや軟調に推移。
ポンドドルやユーロドルはやや軟調傾向の小幅な揉み合い。
ポンド円が169円台を回復。
API週間石油在庫統計では原油在庫が750万バレルの減少。
原油先物は98ドル台後半で推移。ダウ先物は軟調傾向の揉み合い。
午前8時頃からポンドドルがやや反発。
ライアン上院予算委員長
「財政合意で来年1月の政府閉鎖回避される見込み。
合意により財政赤字は230億ドル削減。財政合意の対象は2年間。
合意によって企業は歳出に関して確実性を得られる。」
日機械受注(10月)は予想より弱い前月比+0.6%、
日国内企業物価指数(11月)は予想とおりの前月比+0.1%。
市場反応は限定的。
東京時間が近づく頃からドル円やクロス円がやや反落。
日経平均は101.38円安で始まる。
東京時間序盤はドル円やユーロ円やポンド円がやや反発。
ポンドドルがやや反落。豪ドル米ドルはやや軟調傾向の揉み合い。
日経平均が下げ幅を縮小。
オバマ大統領「上院予算委員長と下院予算委員長が
財政の暫定合意を行ったことは素晴らしい第一歩。
議会は合意に基づいて可決を。」
ダウ先物がやや反発。
ユーロドルやポンドドルがやや軟調傾向で推移。
仲値過ぎからドル円やクロス円が再びやや反落。
ポンド円が169円台を割り込む。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まる。
中国上海株式市場は0.40%安で始まり1%超の下落に。
豪ドル米ドルや豪ドル円がやや下落。
午前11時頃からドル円がやや反発して揉み合う。
豪ドル円が94円台を割り込む。
東京時間午後は日経平均が一時200円超の下落に。
ドル円やクロス円が下落。ユーロドルやポンドドルがやや反発。
ダウ先物が反落。アジアの株式市場が全面安に。
午後2時近くからドル円やクロス円がやや反発。
日経平均が下げ幅を縮小。
ポンドドルや豪ドル米ドルがやや軟調に推移。
日経平均は前日比−96.26円で大引け。
午後3時過ぎにドル円やクロス円が再び反落。
ユーロドルがやや反発。
中国上海株式市場は1.49%安で取引を終える。
独消費者物価指数確報(11月)は予想とおりの前月比+0.2%。
市場反応は限定的。
ドル円やクロス円が軟調に推移。ドル円は102円台半ばを割り込む。
豪ドル米ドルやポンドドルは軟調傾向の揉み合い。
独英の株式市場は小幅安で始まる。仏株式市場は小幅高で始まる。
ドル円が一時102円台後半へ反発。ユーロドルが反落。
ポンドドルが下落。ドルストレートが軟調に推移。
独仏英の株式市場が前日比プラス圏推移に。ダウ先物が揉み合う。
午後5時半過ぎにユーロドルなどドルストレートが一時やや反発。
ドル円が再び下落。ユーロ円が一時141円台を割り込む。
午後6時半頃からポンドドルや豪ドル米ドルが再び下落。
ポンドドルが1.64台を割り込む。ポンド円が168円台を割り込む。
ユーロドルは小幅な揉み合いに。
ギリシャ失業率(9月)は27.4%に悪化。
独経済技術省月報
「鉱工業生産指数は10月に前月比1.2%低下と2ヶ月連続の低下。
輸入の伸びが加速しているが輸出の停滞が成長の下押し要因。
第4四半期の成長率は緩やかにとどまる見通し。」
ユーロ円がやや反発。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.24385%に上昇。
米MBA住宅ローン指数は前回値より強い+1.0%。
午後9時頃からドル円が反発上昇。ユーロ円やポンド円が反発。
豪ドル円がやや反発。豪ドル米ドルは軟調に推移。
ダウ先物がプラス圏へ反発。独仏英の株式市場が上げ幅をやや拡大。
午後9時半頃からポンドドルが反発。
クーレECB専務理事「追加緩和措置の可能性排除を望んではいないが
追加措置が必要というのが現時点のシナリオではない。」
ウィール英中銀委員「MPCはインフレ期待上昇を監視している。
中期的なインフレ期待は緩やかに上昇してきている。
MPCは失業率7%基準に達したときに金融政策を再評価する。
フォワードガイダンスは金融政策をより明確にすることが目的。」
コンスタンシオECB副総裁
「ユーロ圏の銀行に適格担保不足はない。
銀行は低コスト資金の調達が可能。
景気回復の勢いが増してきたとき銀行融資が加速することを望む。
回復が定着すれば2015年はいい年になるかもしれない。」
午後11時頃からユーロドルが上昇。ドル円が再び下落。
豪ドル米ドルが0.91台を割り込む。豪ドル円が下落。
NYダウは小幅高で始まる。原油先物は98ドル台前半で推移。
米10年債利回りは2.82%あたりで推移。
ポンドドルが一時1.64台を回復。
午後11時半頃からポンド円やユーロ円が反落。
ポンドドルが再び反落。ユーロドルは揉み合う。
NYダウがマイナス圏へ反落。独英の株式市場がマイナス圏へ反落。
豪ドル米ドルが0.90台半ばへ下落。
ポンドドルが一時1.63台半ばへ下落。
ユーロドルは当日高値圏で揉み合う。
NYダウが軟調に推移。原油先物が一時97ドル台へ下落。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が1060万バレル減少。
原油先物が一時98ドル台へ上昇。
ポンドドルが反発。豪ドル米ドルがやや反発。
仏の株式市場が前日比マイナス圏へ反落。
ユーロドルが一時1.38台へ上昇。
「米上院でのイエレンFRB副議長の次期議長への承認後に
バーナンキ議長が任期を待たずに辞任する」との噂が飛び交う。
独仏英の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終える。
NYダウは100ドル超の下落。原油先物は97ドル台前半へ下落。
ベイナー下院議長「延長の財源が確保され経済を再び活性化する
取り組みを伴うものであれば間違いなく検討すると伝えたが、
失業給付延長で条件を満たす計画は政府から提示されていない。」
深夜2時半頃からドル円やクロス円が反発。
米10年債入札では最高落札利回りが2.824%、応札倍率が2.61倍。
深夜3時頃からユーロドルが反落。ポンドドルが再び下落。
米月次財政収支(11月)は予想より強い−1352億ドル。
深夜4時頃からドル円やクロス円が再び反落。
NY時間終盤にかけて豪ドル米ドルが再び下落。
RBNZが政策金利を2.50%に据え置く。
RBNZ声明「インフレ抑制に必要なら利上げも。
NZドル高は貿易への障害となり長期的に不安定。
2015年にかけてGDPは3%を見込む。
住宅ローン規制は住宅のインフレを抑制。
金利は早期に上昇して貿易相手よりも高くなる可能性も。」
NZドル買い反応。NZドル米ドルが上昇。
米10年債利回りは2.848%。
NY原油(WTI)は94ドル台前半で引ける。
NYダウは前日比−129.60ドルで取引を終える。


<12月12日(木)>

NYクローズ後はドル円がやや反発。
ユーロドルやポンドドルがやや軟調に推移。
豪ドル米ドルが0.90台前半へ下落。
ダウ先物がやや軟調に推移。
報道「EU担当者は銀行破綻処理ルールで暫定合意。」
午前8時頃から豪ドル米ドルがやや反発。
ダウ先物がやや反発。
報道「米下院委員会が超党派の予算案を承認。」
RBNZ総裁「NZ経済は3%を上回るペースで成長。
住宅価格は高くインフレ圧力は増す見通し。」
NZドルが堅調に推移。
日経平均は137.74円安で始まり150円超の下落に。
豪新規雇用者数(11月)は予想より強い前月比+2.1万人、
豪失業率(11月)は予想とおりの5.8%。
発表直後は豪ドル買い反応。豪ドル米ドルや豪ドル円が上昇。
午前9時半過ぎにドル円が上昇。クロス円がやや上昇。
ポンドドルやユーロドルや豪ドル米ドルが反落。豪ドル円が反落。
仲値過ぎにドル円やクロス円が反落。
ユーロドルやポンドドルがやや反発。
豪ドル米ドルは0.90台前半へ下落。
日経平均200円超に下落に。
アジアの株式市場は下落して始まる。
中国上海株式市場は0.22%安で始まる。
ドル円やクロス円が反発。
中国上海株式市場が一時小幅高になるも再びマイナス圏推移に。
ダウ先物が軟調に推移。
午前11時頃からドル円やクロス円が再び反落。
ポンドドルが再び反落。
東京時間午後は日経平均が一時250円超の下落。
東京時間終盤にかけてドル円やクロス円がやや反発。
中国上海株式市場が一時プラス圏へ反発。
豪ドル米ドルやポンドドルがやや反発。
日経平均は前日比−173.24円で大引け。
ロンドン時間序盤はドル円やクロス円が堅調傾向で推移。
ユーロドルがやや反落。
中国上海株式市場は0.06%安で取引を終える。
原油先物は97ドル台前半で推移。
ポンド円が168円台を回復。
ロンドン時間序盤はドル円やクロス円が上昇。
ポンドドルが上昇。豪ドル米ドルがやや反発。
仏消費者物価指数(11月)は予想とおりの前月比±0.0%。
ユーロドルは一時1.38台を回復して揉み合う。
独仏英の株式市場は前日比マイナス圏で始まる。
ポンドドルが1.64台を回復して上昇。
ダウ先物は下げ幅を縮小。
ユーロドルがやや反落。
スイスSNBが政策金利を0.00%に据え置く
スイスSNB声明「1ユーロ=1.20フランの上限を維持。
スイスフランは依然として高水準。
目先のインフレリスクはみられない。
世界経済の不透明性は引き続き高い。
スイス経済成長に下方リスク。
不動産の不均衡は依然として大きい。注意深く監視。」
限定的ながらフラン売り反応。
豪ドル円が93円台を回復。
ダウ先物がプラス圏へ反発。
欧ECB月例報告「利用可能な手段は全て検討する用意がある。」
午後6時頃からドル円やクロス円がやや反落。
午後6時半頃からポンドドルや豪ドル米ドルがやや反落。
ユーロドルは軟調に推移。
スイスSNB総裁
「フラン上限設定は金融の適切な状態を維持するため不可欠。
政策金利をマイナスとする措置を排除しない。」
仏の株式市場が下げ幅を縮小。
フィンランド中銀総裁「ECB理事会では金利が
長期にわたり現行水準かそれ以下に維持されると予想。」
欧鉱工業生産指数(10月)は予想より弱い前月比−1.1%。
市場反応は限定的。
ポンドドルが再び1.64台を割り込む。
ドル円やクロス円は軟調傾向で推移。
欧州の株式市場が軟調に推移。ダウ先物が軟調に推移。
欧州銀行間取引金利EURIBOR3ヶ月物が0.277%に上昇。
午後8時半過ぎにユーロドルが反発。ユーロ円がやや反発。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.24285%に低下。
ポンドドルが反発して一時1.640を回復。
午後9時半頃からドル円がやや反発。
豪RBA総裁「豪ドルは対ドルで0.85近辺に下落する必要。
FRBは緩和縮小開始を長引かせるべきではない。」
豪ドル米ドルが0.90台を割り込み下落。豪ドル円が下落。
米小売売上高(11月)は予想より強い前月比+0.7%、
米小売売上高(除自動車 11月)は予想より強い前月比+0.4%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い36.8万件、
米失業保険継続受給者数は予想より弱い279.1万人、
米輸入物価指数(11月)は予想より強い前月比−0.6%、
ドル買い反応。ドル円が一時103円台を回復。
豪ドル米ドルが0.89台前半へ下落。
豪ドル円が92円台前半へ下落。ポンド円がやや反落。
ポンドドルやユーロドルが下落。ユーロ円やポンド円は揉み合う。
加新築住宅価格指数(10月)は予想とおりの前月比+0.1%。
市場反応は限定的。ドルカナダはドル買いで上昇。
ダウ先物が一時反発。独仏英の株式市場が一時下げ幅を縮小。
その後、独仏英の株式市場が再び下げ幅をやや拡大。
NYダウは小幅安で始まり軟調に推移。
米10年債利回りは2.86%あたりで推移。
原油先物は97ドル台後半で揉み合う。
ドル円がやや反落。
ユーロドルやポンドドルがやや反発。
米企業在庫(10月)は予想より強い0.7%。
深夜12時頃からユーロドルやポンドドルが再び反落。
豪ドル円は92円台を割り込み下落。
ポンド円やユーロ円がやや反落。
アスムセンECB専務理事
「マイナス金利は非常に注意を要するが可能性は排除しない。」 
深夜12時半頃からドル円が上昇して103円台を回復。
クロス円がやや反発。豪ドル円が102円台を回復。
ドルストレートは軟調に推移。
米10年債利回りが2.88%に上昇。
独仏英の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終える。
NYダウは100ドル超の下落に。
米30年債入札は最高落札利回りが3.900%、応札倍率が2.35倍。
ドル円やクロス円が堅調に推移。
NYダウが下げ幅を縮小。
ポンドドルや豪ドル米ドルがやや反発。
加BOC総裁「BOCは高インフレよりも低インフレのリスクを警戒。
世界の情勢次第ではデフレのリスクは存在する。
家計不均衡のリスクは徐々に緩みソフトランディングを見込む。」
フィッチ「英の格付けがAAAに復帰するにはしばらく時間が必要。
財政赤字の対GDP比の中期見通しが焦点。数ヶ月のうちに決定。」
深夜4時頃からユーロドルがやや反発。
NYダウが終盤にかけて再び下げ幅を拡大。
報道「GPIFは加で最大規模の公的年金OMERSと組み
海外インフラ投資を奨める。その他複数の海外基金と交渉。
海外インフラ投資はさらに拡大する可能性。」
米10年債利回りは2.881%。
NY原油(WTI)は97ドル台半ばで引ける。
Nyダウは前日比−104.10ドルで取引を終える。


<12月13日(金)>

NYクローズ後はドル円やクロス円が堅調に推移。
ドルストレートがやや反落。
ユーロ円が142円台へ上昇。ポンド円が139円台へ上昇。
ダウ先物はやや軟調に推移。
報道「FRBバランスシートは資産規模3.90兆ドル。」
報道「米下院で332対94で予算案が可決。」
ドル円が103円台半ばへ上昇。
加BOC総裁「加の利上げと利下げの確率は五分五分。」
日経平均は24.93円安で始まりプラス圏へ反発。
SQは試算値で15303.19円。ダウ先物はやや反発。
東京時間序盤はドル円やクロス円がやや反落。
ドルストレートは軟調傾向で推移。
仲値頃に日経平均がマイナス圏へ反落。
ドルストレートがやや反発。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まる。
中国上海株式市場は0.66%安で始まる。
日経平均が再びプラス圏へ反発。
ドル円が反発。クロス円が堅調に推移。
東京時間午後は日経平均が一時150円超の上昇に。
ドル円やクロス円が堅調に推移。ドルストレートがやや反落。
ドル円が年初来高値を更新。
日鉱工業生産指数確報(10月)は前回値より強い前月比+1.0%、
日設備稼働率(10月)は前回値と同じ前月比+1.2%。
中国上海株式市場が反発して一時小幅高に。
ドル円が103円台後半へ上昇。ユーロ円が142円台後半へ上昇。
東京時間終盤にかけて日経平均が上げ幅を縮小。
ドル円やクロス円がやや反落。
ユーロドルやポンドドルがやや反発。
中国上海株式市場が再び軟調に推移。ダウ先物が上げ幅を縮小。
日経平均は前日比+61.29円の15403.11円で週の取引を終える。
S&P「伊の格付けをBBBで据え置く。見通しはネガティブ。」
ロンドン時間序盤はドル円やクロス円がやや軟調に推移。
豪ドル米ドルがやや反発。ダウ先物がやや反発して揉み合う。
中国上海株式市場は0.31%安で取引を終える。
ポンドドルがやや反落。
独卸売物価指数(11月)は前回値より強い−0.2%。
独仏英の株式市場は小幅安で始まる。
ユーロドルがやや上昇。ユーロ円が一時やや反発。
独の株式市場がプラス圏へ反発。
スイス生産者輸入価格(11月)は予想より弱い前年比−0.4%。
市場反応は限定的。
仏の株式市場がプラス圏へ反発。ポンドドルがやや反発。
ホールデン英BOE理事
「今は英住宅市場に急ブレーキを踏むタイミングではない。」
ドル円が軟調に推移。ユーロ円やポンド円がやや反落。
午後6時頃からポンドドルやユーロドルがやや反落。
英建設支出(10月)は予想より強い+2.2%。
発表直後は限定的ながらポンド買い反応。
英の株式市場がプラス圏へ反発。
午後6時半過ぎからユーロドルやポンドドルが急落。
豪ドル米ドルがやや下落。クロス円が下落。ドル円はやや反発。
ポンドドルが1.63台を割り込む。ユーロドルが1.37台前半へ下落。
原油先物は97ドル台前半へ下落。
アイルランド財務相「EUやIMFによる支援が終了。」
仏中銀総裁
「新銀行流動性規制が貸し出し阻害要因になってはならない。」
午後8時頃からユーロドルやユーロ円が一時やや反発。
ECB「来週の3年物LTRO早期返済は226.5億ユーロ。2月以降最大。」 
EURIBOR3ヶ月物金利が0.282%に上昇。 
LIBORドル3ヶ月物金利は0.24385%に上昇。
午後9時近くからドル円が反落。クロス円が軟調に推移。
ユーロドルがやや反発して揉み合う。ポンドドルが軟調に推移。
豪ドル米ドルがやや反発。
デール英BOE理事「相当期間にわたり低金利が継続すると認識。」
ユーロ円が142円台を割り込む。ポンド円が168円台前半へ下落。
午後10時半近くからポンドドルがやや反発。ドル円が下落。
米生産者物価指数(11月)は予想より弱い前月比−0.1%、
市場反応は限定的。
ドルストレートが上昇。ドル円やクロス円が軟調に推移。
独の株式市場がマイナス圏へ反落。仏英の株式市場が上げ幅を縮小。
バーゼル銀行監督委員会「銀行によるヘッジファンドや
プライベートエクイティなどシャドーバンキングへの出資について
2017年からリスクへの備えとして資本の上積みが必要。」
午後11時頃からユーロドルやポンドドルが反落。
ドル円がやや反発。豪ドル米ドルがやや反落。
NYダウは小幅高で始まりマイナス圏へ反落。
米10年債利回りは2.87%あたりで推移。
ポンド円が168円台を割り込む。ユーロ円が141円台半ばへ下落。
ドル円が再び反落して一時103円台を割り込む。
ドルストレートがやや反発して揉み合う。
原油先物が96ドル台へ下落。
深夜12時半頃からNYダウが揉み合いながらも再びプラス圏へ反発。
ドル円やクロス円がやや反発。ポンド円が168円台を回復。
その後、ユーロドルがやや軟調傾向の揉み合いに。
スロベニア中銀総裁「マイナス金利は非常に困難。
方向感としてかけ離れている。」
報道「日本政府は今月に策定する2014年度GDP見通しを実質で
1%半ばを軸に調整している。8月の1.0%から上方修正へ。」
独仏英の株式市場は終盤に反落して小幅安で取引を終える。
フィッチ「エストニアの格付けBBB+を確認。見通しは安定的。」
ドル円が103円台前半でやや軟調傾向の揉み合いに。
クロス円が揉み合う。
NYダウが一時マイナス圏へ反落。
ユーロドルがやや反発。ドルストレートがやや堅調傾向で揉み合う。
米上院財政委員会「ラスキンFRB理事の財務副長官指名を承認。」
NY時間終盤にかけてNYダウが再びプラス圏へ反発。
リード米上院院内総務「超党派で合意した予算案に関して
上院では来週17日に協議を開始する。」
米10年債利回りは2.864%。
NY原油(WTI)は96ドル台半ばで引ける。
NYダウは前日比+15.93ドルの15755.36ドルで週の取引を終える。


●今週の主な予定

<12月16日(月)>

朝8時50分に大企業製造業業況判断指数、大企業製造業先行き、
同朝8時50分に大企業非製造業業況判断指数、大企業非製造業先行き
同朝8時50分に大企業全産業設備投資計画、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(12月)、
午前10時45分に中国HSBC製造業PMI速報(12月)、
午後5時28分に独製造業PMI速報(12月)、独サービス業PMI速報(12月)
午後5時58分に欧製造業PMI速報(12月)、欧サービス業PMI速報(12月)
午後7時に欧貿易収支(10月)、
夜10時半に米NY連銀製造業景気指数(12月)、
夜11時に対米証券投資(ネット長期フロー 10月)、
夜11時からドラギECB総裁の議会証言、
夜11時15分に米鉱工業生産速報(11月)、米設備稼働率(11月)、
などが予定されています。
日・独・米の指標には注目です。


<12月17日(火)>

午前9時半に豪RBA議事録、豪経済・財政の見通し公表、
午後3時に日工作機械受注確報(11月)、
午後6時半に英消費者物価指数(11月)、英消費者物価指数コア(11月)
同午後6時半に英生産者物価指数コア(11月)、
午後7時に独ZEW景況感調査(12月)、
同午後7時に欧ZEW景況感調査(12月)、欧消費者物価指数確報(11月)
夜10時半に米消費者物価指数(11月)、米消費者物価指数コア(11月)、
同夜10時半に米第3四半期経常収支、
同夜10時半に加製造業売上高(10月)、
深夜12時に米NAHB住宅市場指数(12月)、
深夜3時に米2年債の入札、
深夜3時半からユーロ圏財務相会合、
などが予定されています。
豪・英・独・欧・米の指標には注目です。


<12月18日(水)>

朝6時45分にNZ第3四半期経常収支、
朝7時半から豪RBA総裁の講演、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(11月)、
午後6時に独IFO景況動向指数(12月)、
午後6時半に英失業率(11月)、英失業保険申請件数(11月)、
同午後6時半に英BOE議事録、英新規雇用者数(10月)、
午後7時に欧建設支出(10月)、
夜9時に米MBA住宅ローン指数、
夜10時半に米住宅着工件数(11月)、米建設許可件数(11月)、
深夜1時半に米5年債の入札、
深夜4時に米FOMC政策金利、資産買入プログラム、経済・金利見通し
同深夜4時からバーナンキFRB議長の会見、
などが予定されています。
(日)・独・英・米の指標には注目です。
バーナンキFRB議長の会見には注目です。


<12月19日(木)>

朝6時45分にNZ第3四半期GDP、
午後1時半に日全産業活動指数(10月)、
午後2時に日景気一致CI指数確報(10月)、
同午後2時に日景気先行CI指数確報(10月)、
午後4時にスイス貿易収支(11月)、
午後6時に欧経常収支(10月)、
午後6時半に英小売売上高指数(11月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、米失業保険継続受給者数、
夜11時にスイスSNB四半期レポート、
同夜11時からEU首脳会議、
深夜12時に米中古住宅販売件数(11月)、米景気先行指数(11月)、
同深夜12時に米フィラデルフィア連銀景況指数(12月)、
深夜1時半に米5年債の入札、
深夜3時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・英・米の指標には注目です。


<12月20日>

午前9時05分に英GFK消費者信頼感調査(12月)、
正午前後(時間未定)に日銀金融政策発表、
午後4時に独生産者物価指数(11月)、独GFK消費者信頼感調査(1月)
午後6時半に英第3四半期GDP確報、英第3四半期経常収支、
夜10時半に米第3四半期GDP確報、米第3四半期個人消費確報、
同夜10時半に米第3四半期GDP価格指数確報、
同夜10時半に米第3四半期PCEコア・デフレータ確報、
同夜10時半に加消費者物価指数(11月)、加小売売上高指数(10月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(12月)、
などが予定されています。
日・英・米・加の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


●今週(16-20日)のドル・円・ユーロの注目点


米ドルについては、先週はドルインデックスが週初80.23で始まり、
週前半に下落して週後半に戻す展開で80.21で週終値になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は週レベルで0.24385%に上昇しました。
米10年債利回りは週レベルで2.864%に上昇しました。
NYダウは週間264.84ドル下落。15755.36ドルで週取引を終えました。


先週のドル円相場は、(概略のみ記載) 前週の強い結果となった米雇
用統計明けの週初9日に103.00で始まり、オセアニア時間に103.21に
上昇しましたが、予想より弱い結果となった日第3四半期GDP二次速
報や前回値より弱い結果となった日国際貿易収支や9ヶ月ぶりの赤字
となった日経常収支には反応薄で、日経平均が350円超の上昇となる
中、103円を挟む揉み合いになりました。その後もロンドン時間から
NY時間序盤にかけて小幅な揉み合いが続きましたが、午後10時半頃か
ら反発して、翌10日の東京時間序盤にかけて103.39まで上昇する展開
になりました。その後、103円台前半で揉み合いましたが、「GPIFは
海外インフラファンドへの投資に踏み出す。GPIFはインフラ投資でノ
ウハウを持った海外公的年金と提携へ。」との報道もあり、午後3時
半過ぎに103.38に上昇しました。その後、ロンドン時間序盤からクロ
ス円の軟調を背景に反落して、NY時間深夜12時過ぎに102.61に下落し
た後にロンドンフィックスにかけて102.96へ戻すも、深夜3時半過ぎ
に102.57に下落する展開になりました。その後、翌11日のオセアニア
時間にかけて「米上院予算委員長と下院予算委員長が米財政の暫定
合意。」との報道を背景に102.94に反発しましたが、13日のメジャー
SQが意識されたか日経平均が一時200延長の下落になる中、軟調に推
移してロンドン時間序盤に102.40に下落する展開になりました。
その後、クロス円の反発を背景にNY時間序盤にかけて102.75まで戻し
ましたが、「米上院でのイエレンFRB副議長の次期議長への承認後に
バーナンキ議長が任期を待たずに辞任する」との噂が飛び交う中、
NYダウの軟調も背景に深夜2時過ぎに週安値となる102.15へ下落する
展開になりました。その後、クロス円の反発を背景に102.63に戻すも
NY時間終盤にかけて102.36に反落する上下動の揉み合いになりました
が、翌12日のオセアニア時間に「米下院委員会が超党派の予算案を承
認。」との報道を背景に反発する展開になりました。東京時間では
日経平均が一時200円超の下落になる中、売り買いが交錯して上下動
の揉み合いになりましが、ロンドン時間に入るとクロス円の堅調も背
景に102.73に反発しました。その後、NY時間序盤にかけて102.65まで
押されましたが、米新規失業保険申請件数が予想より弱い結果となる
も米小売売上高が前月比+0.4%と強い結果になったことを背景に反
発して、その後に発表された米企業在庫も強い結果になり、NYダウも
100ドル超の上昇になり、米10年債利回りが2.88%に上昇したことな
どを背景に堅調に推移して、「GPIFは加で最大規模の公的年金OMERS
と組み海外インフラ投資を奨める。その他複数の海外基金と交渉。
海外インフラ投資はさらに拡大する可能性。」との報道も背景に、
翌13日オセアニア時間にかけて103.65へ上昇する展開になりました。
その後、東京時間前半はやや押されるも、日経平均が一時150円超の
上昇になる中、午後2時過ぎに週高値となる103.91まで上昇して年初
来高値を更新する展開になりました。その後、東京時間終盤にかけて
日経平均が上げ幅を縮小したことも背景に反落して、ロンドン時間序
盤にかけて103.43に下落しました。その後、103.71まで反発しました
が、週末調整や16日のIMM通貨先物の限月交代や次週に控えるFOMCの
イベントを意識した利食いのポジション調整もあったか、深夜12時過
ぎにかけて102.99まで下落する展開になりました。その後、NY時間後
半はやや反発して揉み合いになり、103.22で週の取引を終えました。


今週のドル円相場では、上昇した場合は、まずは先週高値103.91から
104.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた
場合は105.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合は、2007年6月
の高値から2011年10月の安値のフィボナッチ61.8%戻しアラウンドで
もある2008年5月初旬の戻り高値105.61のポイントを巡る攻防が注目
されます。
一方、下落した場合は、まずは103.00の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は先週安値の102.15から102.00の
「00」ポイント、さらに下落した場合は12月6日の安値101.62のポイ
ント、ここを下抜けた場合は11月27日安値101.14から101.00の「00」
のポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場は経済指標では、16日の日銀短観と米NY連銀製造業
景気指数と米鉱工業生産速報、17日の米消費者物価指数と米第3四半
期経常収支、18日の米住宅着工件数と米FOMC、19日の米新規失業保険
申請件数と米中古住宅販売件数と米フィラデルフィア連銀景況指数、
20日の日銀金融政策発表と米第3四半期GDP確報と米第3四半期個人
消費確報などが注目されますが、その中でも特に18日深夜に発表され
るの米FOMC及びバーナンキFRB議長の会見が大いに注目されます。

先週のドル円相場は、週の前半に強い結果となった前週の米雇用統計
の余波でやや上昇するも、週半ばに下落して、その後、週後半にかけ
て米小売売上高が強い結果となったことやGPIF関連報道、および超タ
カ派として知られる前イスラエル中銀総裁のスタンレー・フッシャー
氏にFRB副議長就任要請があったことなどを背景に週末の13日に年初
来高値を更新して103.91まで上昇しましたが、その後、週末調整や
16日のIMM通貨先物の限月交代や、18日に控えるFOMCのイベントを意
識した利食いのポジション調整もあったか、102円台前半に反落して
週の取引を終えました。

FRBがQEテーパリングの緩和縮小へと向かう米国に対して日銀が緩和
継続の姿勢を示している日本、そして日米金利差の拡大傾向と日貿易
赤字の拡大傾向などを背景に、中長期的にドル高円安の流れが続くと
思われますが、今週は週初16日にIMM通貨先物の限月交代もあること
で、18日のイベント前のポジション調整の動きにも注意が要りそうで
す。そして米FOMCについては、QEテーパリングの開始が発表されると
の観測がある一方、来春に持ち越されるとする観測もあり、市場のコ
ンセンサスは一致していないようで、どちにしても相場が大きめに動
く可能性がありますが予断なく発表を見守りたいものです。
また、来週は早くもクリスマスを迎えますが、今週末にかけてはクリ
スマス休暇を控えた欧米勢の動向も意識してトレードしていきたいも
のです。


先週のユーロドル相場は、(概略のみ記載) 週初の9日に1.3713で始
まり、東京時間にかけて週安値となる1.3694に反落しましたが、ロン
ドン時間に入りメルシュECB専務理事の「ユーロ圏のインフレ率は非
常に抑制されている。マイナスの中銀預金金利は借り入れコスト上昇
につながるリスク。国債買入れは政治・司法・経済に多大な問題をも
たらす。」との発言も背景に1.3728に上昇しました。その後、小幅上
下動の揉み合いになりましたが、深夜3時半頃から反発して1.3745に
上昇しました。その後、翌10日の東京時間前半にかけて小幅な揉み合
いになりましたが、午前11時頃から他のドルストレートとともに反発
して1.3767まで上昇しました。その後、やや反落してNY時間序盤にか
けて軟調傾向の揉み合いになり1.3740まで下落しましたが、ドル円の
下落に伴うドル売りも背景に、強い結果となった米卸売売上高や米卸
売在庫への反応は限定的で、深夜12時過ぎに1.3794に上昇する展開に
なりました。その後、反落して「米上院予算委員長と下院予算委員長
が米財政の暫定合意。」との報道に伴うドル買いも背景に翌11日の東
京時間前半にかけて軟調傾向の揉み合いになり1.3746に下落しました
が、その後、ロンドン時間序盤にかけて1.3771に反発しました。
その後、ギリシャ失業率が27.4%に悪化したことや、独経済技術省月
報で「鉱工業生産指数は10月に前月比1.2%低下と2ヶ月連続の低下。
輸入の伸びが加速しているが輸出の停滞が成長の下押し要因。第4四
半期の成長率は緩やかにとどまる見通し。」など発表に上下動の揉み
合いなりましたが、コンスタンシオECB副総裁の「ユーロ圏の銀行に
適格担保不足はない。銀行は低コスト資金の調達が可能。(中略)回復
が定着すれば2015年はいい年になるかもしれない。」との発言も背景
に1.3797に上昇しました。その後、上下動の揉み合いになりましたが
「米上院でのイエレンFRB副議長の次期議長への承認後にバーナンキ
議長が任期を待たずに辞任する」との噂が飛び交う中、ドル円の下落
に伴うドル売りも背景に週高値となる1.3810まで上昇する展開になり
ました。その後、反落して「米下院委員会が超党派の予算案を承認」
との報道に伴うドル買いも背景に、翌12日の東京時間序盤にかけて
1.3772まで下落しましたが、その後、反発して上下動の揉み合いにな
りました。その後、ロンドン時間序盤に一時1.3802まで上昇しました
が、その後、反落して1.3763に下落しましたが、弱い結果となった欧
鉱工業生産指数には反応は限定的で上下動の揉み合いになりました。
その後、NY時間に入ると米新規失業保険申請件数が予想より弱い結果
となるも米小売売上高が前月比+0.4%と強い結果になったことを背
景とするドル買いに1.37台半ばに反落して売り買いの交錯に揉み合い
となるも、米企業在庫が強い結果になり米10年債利回りが2.88%に上
昇したことに伴うドル買いを背景に軟調に推移して、アスムセンECB
専務理事の「マイナス金利は非常に注意を要するが可能性は排除しな
い。」との発言も背景に深夜3時過ぎに1.3737に下落する展開になり
ました。その後、やや反発して、翌13日のロンドン時間序盤にかけて
小幅上下動の揉み合いになりましたが、強い結果となった独卸売物価
指数も背景に欧州の株式市場が始まり一時1.3768に反発した後に週末
のポジション調整の動きもあったか、他のドルストレートともに反落
して、午後7時半過ぎに1.3709まで下落しました。その後、反発して
予想より弱い結果となった米生産者物価指数には反応は限定的ながら
ドル円の下落に伴うドル売りも背景に他のドルストレートともに上昇
して一時1.3754まで戻しましたが、その後、再び反落して、スロベニ
ア中銀総裁の「マイナス金利は非常に困難。方向感としてかけ離れて
いる。」との発言に揺れながら、やや軟調傾向の神経質な上下動の揉
み合いになりました。その後、深夜3時過ぎから他のドルストレート
とともにやや反発してユーロドルは1.3742で週の取引を終えました。


今週のユーロドル相場では、上昇になった場合は、まずは1.3800の
「00」ポイントから先週高値の1.3810を巡る攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は10月25日の高値1.3832のポイント、さらに上昇
した場合は2011年11月9日の高値1.3858アラウンドのポイント、ここ
を上抜けた場合は1.3900の「00」ポイント、さらに上昇した場合は
2011年10月24日から25日の高値1.3955-60アラウンドのポイント、こ
こを上抜けた場合は1.4000の「000」ポイントを巡る攻防が注目され
ます。
一方、下落した場合は、まずは13日の安値1.3709から1.3700の「00」
ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は10月21日
から22日ロンドン時間前半の揉み合い下辺の1.3650のポイント、さら
に下落した場合は6日の安値1.3619から1.3600の「00」ポイント、
ここを下抜けた場合は4日の安値1.3528のポイントを巡る攻防が注目
されます。


今週のユーロドル相場は経済指標では、16日の独製造業PMI速報と独
サービス業PMI速報、17日の独ZEW景況感調査と欧消費者物価指数確報
18日の独IFO景況動向指数、20日の独GFK消費者信頼感調査と独生産者
物価指数、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、16日のNY
連銀製造業景気指数と米鉱工業生産速報、17日の米消費者物価指数と
米第3四半期経常収支、18日の米住宅着工件数と米FOMC、19日の米新
規失業保険申請件数と米中古住宅販売件数と米フィラデルフィア連銀
景況指数、20日の米第3四半期GDP確報と米第3四半期個人消費確報
などが注目されます。その中でも特に18日深夜に発表されるの米FOMC
およびバーナンキFRB議長の会見が大いに注目されます。

先週のユーロドル相場は、週初から週後半の12日の東京時間まで揉み
合いながらも堅調に推移して、10月25日の年初来高値の1.3832に迫る
1.3810まで上昇しましたが上抜けならず、12日のロンドン時間から
週末の13日にかけて揉み合いながらも上げ幅を縮小して反落する相場
展開になりました。

これまでのユーロドルの上昇の背景には「欧州債務危機の沈静」(1)
を軸として、独の貿易黒字が9月に200億ユーロの大台に乗せるなど
「ユーロ圏の貿易黒字」(2)と、ユーロ圏の経常収支が2012年に黒字
転換した後に2013年上期に域内総生産の2.3%になるなど「ユーロ圏
の経常収支の黒字」(3)と、LTROの大規模な長期資金供給を受けた
ユーロ圏の銀行が資金を早期返済したことでECBの資産規模が2012年
7月をピークに2013年11月には3割近く減少して、事実上、緩和が
巻き戻されている「ECBの資産規模縮小」(4)と、直近ではECBが1月
に着手するユーロ圏の主要行の資産査定に伴いユーロ圏の銀行が不良
債権処理費を賄うため海外で運用していた資金を戻す「リパトリによ
る資金還流」(5)、などがその要因になっていましたが、ここにきて
「リパトリによる資金還流」がかなり進捗してきているようで、今週
は18日のイベント前のポジション調整の動きに注意が要りそうです。

今後はユーロドルはユーロへの上昇圧力と米ドルの上昇圧力との綱引
きの展開が予想されますが、米FOMCについては、QEテーパリングの開
始が発表されるとの観測がある一方、来春に持ち越されるとする観測
もあり、市場のコンセンサスは一致していないようで、どちらにして
も相場が大きめに動く可能性がありそうです。予断なく発表を見守り
たいものです。また、米FOMC後の来週は早くもクリスマスを迎えます
ので、今週末にかけてはクリスマス休暇を控えた欧米勢の動向も意識
してトレードしていきたいものです。



さて今回は、トレードと凡事のお話 その82 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第八十二話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週末にドル円が年初来高値を更新したな。」


「ふむ…。先週末にドル円は103.91円まで上昇したのう…。
 ただ、その後は今週のIMM通貨先物の限月交代やFOMCを意識した
 利食いのポジション調整もあったか、反落して、
 一時103円台を割り込むことになったがのう…。」


『今週の米FOMCはどうなるのかな…。』


「6日の米雇用統計も強い結果となって、さらに
 先週末には超党派で合意した予算案も米下院で可決になり、
 早期のQEテーパリングの観測は高まっていて、
 18日にその実施の発表がされても不思議ではないが、
 一方、来春に持ち越されるとする観測もあって、
 市場のコンセンサスは一致していなく、
 予断なく発表を見守りたいものじゃのう…。」


『なんだ。判らないのかよ…。』


「ジイは発表されるのでは…、と思っておるが、
 これは確実には誰にも判らぬことじゃ…。
 まぁ…、QEテーパリングが発表されてもされなくても、
 コンセンサスが割れているからして、
 いずれにしても相場が大きめに動きそうじゃのう…。」


『……。』


「QEテーパリングは、『いつ』が問題ではあるが
 これが『いつかは行われるのは確実』で、
 市場はこれまでに来るべき日に備え織り込んできている故、
 ニュース・リバーサルの動きとなる可能性も排除されず、
 仮に決定の発表があっても上下動となるやも知れぬのう…。」


『さてところで…、今日は「基礎こそ大切」の話の続きの
 「船と子供達」とか何とか言う話だったな…。』


「ふむ…。その予定であったのじゃが…、
 先週のお話についていろいろメールもいただいたことで
 今日はその話に替えて『リトル・ブラック・スワン』の
 お話をさせてもらおうと思うとるのじゃ…。」


『なんだ、ジイさん。いつものようにまた気が変ったんだな。
 しかたねぇ、聞いてやるとするか…。』


「溜口剛太郎殿はタレブ氏のブラック・スワンのお話を
 ご存知であろうか?」


『何だ、そりゃ。』


「ふむ。たとえばある命題について、
 (A)『黒い白鳥はいない。白鳥を4000羽見たがいなかった。』
 (B)『すべての白鳥は白いとは限らない。』
 という対立する2つがあったとする…、このようなものじゃ。」


『……。』


「この例えでは、実際には豪大陸が発見されたときに
 真っ黒い白鳥『ブラック・スワン』が発見されてのう、
 命題(A)は否定されることになったのじゃ…。
 この例え話は統計の中に潜むファット・テールについて、
 ほとんど起こりえないが、その滅多に起こりえないことが
 事実として起こることがあり、それがひとたび起こると
 市場に甚大な影響を及ぼすことを示すものとして
 語られることがあるのじゃが…。」


『……。』


「(A)はいくら調べても全数を調べ尽くさない限り証明できず、
 (B)はたった一羽を発見するだけで肯定されるものでのう…。
 もしもその命題が定理であれば、(B)のたった1つの事実で
 命題(A)はいともたやすく崩壊するわけじゃ…。」


『……。』


「この『ブラック・スワン』の例え話に類する事例として、
 金融工学のブラック・ショールズ方程式があるが、
 今でこそ正規分布という仮定(前提)に問題があったとか、
 市場が有限の規模であることを考慮していなかったとかの
 批判はあるものの、当時は完璧なものとして信頼されていて
 LTCM(ロング・ターム・キャピタル・マネジメント)という
 ドリーム・ファンドで運用されていたのじゃのう…。」


『夢のファンドのLTCMだって? それは確か…、
 ロシア財政危機でたったの4年で破綻したんじゃなかったか。』


「そのとおりじゃ…。溜口剛太郎殿。
 神の方程式の如きブラック・ショールズ方程式が
 ありえないはずだった『ブラック・スワン』に遭遇したのじゃ。
 歴史が(B)を証明したのじゃのう…。」
 

『……。』


「やはり市場には聖杯は存在しないのじゃのう…。溜口剛太郎殿。
 特にFXの如き『敗者の損失を勝者が分配するゼロ・サム』では、
 仮にもしも市場参加者の全員が聖杯を保有すると矛盾が生じて、
 敗者がいないにもかかわらず勝者が利得を得ることはできず、
 原理的な意味で聖杯はありえないのじゃ…。
 市場は所詮、弱肉強食で優勝劣敗の世界なのじゃのう…。」


『小難しいことは解んないけど。だから何なのさ。』


「こりゃ、すまんすまん…。溜口剛太郎殿。
 決して青臭い言葉遊びはするつもりはないのじゃが、
 これからお話しする『リトル・ブラック・スワン』は
 『ブラック・スワン』のことではなく、
 ちょくちょく起こる反例や反証のシンボルとしてのもので、
 『ブラック・スワン』とは違うことを述べるために
 前段の話が長くなりすぎたようじゃ…。」


『……。』


「さて…、前回、『相場は波を描く』、
 『相場の波形においては必ず高値と安値を構成する』、
 『上昇トレンドでは高値を切り上げて安値も切り上げる』、
 『下降トレンドでは高値を切り下げて安値も切り下げる』、
 などのお話をさせていただいたのじゃが…。」


『そうだったな…。』


「そして、大阪で歌ってきた、お手てつないで〜、
 (トレンドが確認できるとき) 
 『安値切り上げて〜陽線出れば〜♪ ロングー!』
 『高値切り下げて〜陰線出れば〜♪ ショートー!』
 をご紹介したのじゃが、ご批判もいただいてのう…。」


『そうだったのか…。それはどのようなものだ。』


「代表的なご批判では、例えば、そうじゃのう…。
 『高値を切り上げて安値も切り上げて上昇トレンドのようでも
  その後に下げてしまうこともあるじゃないですか。
  安値切り上げて〜陽線出れば〜♪でロングしても
  負けることもあるじゃないですか。』といったものじゃ…。」


『そういうことも確かにあるだろうな…。
 白鳥の(B)探しをして、指摘のメールが来たというわけか。』


「ふむ。そういうわけじゃ。でものう…。溜口剛太郎殿。
 ジイの述べたことは、いわば傾向や優位性にかかわるものであり、
 『トレンドの定義から相場を観るという視点』の啓蒙であり、
 決して定理や法則ではない故に
 もとより反例や反証はあるものなのじゃのう…。」


『……。』


「いうなれば、白鳥とともに『リトル・ブラック・スワン』も
 群れ遊ぶ市場という名の湖において、白鳥の方が多いのであれば
 そこに傾向と優位性を見出せるのではないかということで、
 傾向は、(B)をもって完全に否定されるものでもないのじゃ…。」


『……。』


「よくある類例では『加速感のある価格の動きは優位性のひとつ』
 『勢いは優位性になる』、などというものもあるが…、
 『価格に勢いがあり加速感のある動きでも、その後に反落して
  ヒゲとなって戻ることもあるじゃないですか。』と
 (B)探しなどはいとも簡単なことでのう…。」


『……。』


「ただ…、自動車の速度と単位時間あたりの到達距離のように、
 PCがフリーズしているのかと思えるほど緩慢な動きで
 大陽線や大陰線になることはありえなく、
 単位時間当たりで大きなローソク足が示現するときには
 必ず価格の動きは早いという特性はあるもので、
 『価格の動きの速さをもって動意の強さの必要十分条件には
  ならないが、大陽線や大陰線になる必要条件ではある』故に
 ヒゲとなって戻ってしまうことはあっても、
 価格変動の早さに動意の強さの優位性の可能性は
 見出せるものなのじゃのう…。」


『……。』


「不確実性のある相場おいて、聖杯は存在しえなく、
 ありえるのは、ただ『傾向』や『確率的な優位性』であり、
 傾向に従っても当然のように負けることもありえるわけで、
 そのために、ストップや損切りも必要で、
 トレードは『勝ちと負けとでトータルで勝ちを目指すもの』、
 ということなのじゃのう…。」


『……。』


「『(傾向に従ったのに) ナゼ負けたのでしょう。』との問いは
 傾向や確率的な優位性を定理や法則のように錯誤して、
 相場の不確実性を認めようとしないもので、
 負けたトレードの原因を過剰なまでに追求して、
 完璧に勝つことを求めること、それは…、
 聖杯探しに他ならぬ場合もあるのではなかろうかのう…。」


『「リトル・ブラック・スワン」がいることも認めて、
 傾向や確率的な優位性という名の武器を手に
 「勝ちと負けとでトータルでの勝ちを目指す』戦場が
 マーケットということか…。』


「流石(さすが)じゃ、溜口剛太郎殿。
 傾向や確率的な優位性を学ぶことがトレードの学習で、
 トレードはありえぬ全勝を目指すものではなく、
 トレードは『負けながらもトータルで勝てるようになること』
 を目指すものなのではなかろうかのう…。」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

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