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FX 四方山(よもやま)話

昨日7日は、東京市場で120円を試す動きがあったものの、
割れは果たせず円買いも一服となり、
その後、短期筋などのドル買いで値を戻す展開となりました。

英鉱工業生産や独鉱工業生産がともに弱い数字で、
一時的に弱含みましたが、その後、英欧通貨は上げました。
その他のオセアニア通貨などのクロス円も
総じて大き目のレンジの中での上げの展開となりました。

今日8日(木)は、朝に豪指標が発表され、
新規雇用者数の悪い数字を受けて瞬間下げましたが、
失業率が約30年ぶりとなる4.5%に低下したことを好感して、
すぐに反発しました。

今夜9時には英の政策金利が、
続く9時45分に欧の政策金利が発表されます。
市場のコンセンサスはどちらも据え置きですが、
先日、ユーロ金利の3月利上げ以降の据え置きの報道も
ありましたので、メジャーカレンシーのものだけに
10時半頃のトルシエECB総裁らのコメントを含めて
注目いたしましょう。

G7を控えて、米欧の前哨の舌戦も一段落、
真偽のほどはまったく判りませんが、
それほど大きな決議はないとの噂もちらほら聞こえます。
そのせいかどうか、円買いも徐々に流動性の低下する中、
一服といったところ。

今日は、四方山(よもやま)話をひとつ。

まだまだ日本列島の多くは冬の中ですが、
やがて春がやってきます。

春に野に咲く花と言えば、タンポポや菜の花ですが、
今、モンゴルで壮大な構想が進んでいます。

高原に菜の花の広大な畑を作ろうという計画です。

主な目的は2つあって、
ナタネ油から、軽油に代るバイオディーゼル燃料を作ることと
地球の二酸化炭素を吸収して、地球温暖化の防止に一役買おうというものです。

失笑されるほど悠長で荒唐無稽にも思えますが、
先日のブッシュ発言にもありましたように、
とうもろこしでバイオエタノールを生産して、
自動車の燃料にしようという
脱石油の計画に国家目標が定められたり、
現在、脱石油の動きが世界で顕著になってきています。
これに連れて、とうもろこしやナタネ油が
高騰しているようです。

この脱石油の世界的な動きは、
代替エネルギーの問題だけではなくて、
二酸化炭素の増加による地球温暖化が、
「このまま無策を続けたとしたら、 今世紀末に平均気温が
 6度上昇して北極海の氷が消える」という
SF小説のような話が、他人事ではない
切迫した現実味を帯びてきていることにもあるようです。

話は変わりますが、
近頃、柳沢厚生労働相の発言(失言)などで
何かと話題となっている人口問題にしましても、
1972年のローマクラブによる有名な報告書である
「成長の限界」にあるような
資源、食料の視点からの人口問題と、
ノーベル賞経済学者のシモン・クズネッツらが
早くから指摘していたように
経済的視点からの人口問題があるようです。

視点によって、一方は深刻な人口増加、
また一方では、深刻な少子高齢の人口減少。

見方と立場によって、180度意見は分かれますが、
これは矛盾ではなく、どちらも正しいように思えます。

G7を前にして米欧の意見の温度差。
これもスタンスの違いで当然のことなのでしょうね。
G7の決議や如何に…。

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