FX トレードと凡事のお話 その32


早くも師走となりましたが、
米フィスカル・クリフ(財政の崖)の協議が難航していますね。

●先週の主な出来事

<11月26日(月)>

オセアニア時間はドル円が反発して82円台後半に上昇しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダウ先物はやや下げて始まり小幅な揉み合いになりました。
原油先物は88ドル台前半で推移しました。
中国の第一財経日報が、
「来年の成長動向や経済政策などを協議する中国中央経済工作会議は
12月開催の見込みで2013年成長目標を7.5%に設定する可能性。」
との観測報道をしました。
日銀金融政策決定会合議事録要旨では、
「デフレ脱却に向けた政府との共同文書を白川総裁が提案。
消費者物価を1%に着実に近づけるとの評価は難しい。
共同文書では日銀の独立性に疑義持たれてはならない。
消費者物価のコミットメント文言を変更して
緩和姿勢をより明確にできないか。(複数の委員)
政策運営方針を物価目標「安定的に達成するまで」
と変更するよう議案提出。(佐藤委員)
金融緩和を一段と強化すれば緩やかな回復経路に復すと判断。」
などが示されました。
ユーロ円が一時107円台を回復する場面がありました。
クロス円が堅調に推移しました。
日経平均は100円近く上昇して始まりました。
ドル円が堅調に推移しました。
ユーロドルがやや軟調に推移しました。
仲値過ぎからドル円が反落する展開になりました。
主要通貨ペアがやや軟調になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は小幅安で始まりました。
原油先物が88ドル台を割り込みました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
ダウ先物がやや軟調推移になりました。
一部メディアが、
「スペイン・カタルーニャ州の議会選で、
中央政府からの独立を主張する4政党が過半数を確保した。
独立派の議会第一党CiUは議席数を減らし独立の是非を問う
住民投票が実施されるかは微妙。」との報道をしました。
韓国や香港の株式市場が前週末比マイナス圏へ反落しました。
日銀総裁が、
「コアCPIは14年度に1%に着実に近づいていく。
早期のデフレ脱却へ最大限の努力を続けていく。
日銀の強力緩和継続の約束は円高を抑制する一因になっている。
10-12月期に日中関係の影響が輸出に出てくる。注意が必要。」
などの発言をしました。
スペインのエル・パイス紙が、
「スペイン政府はEUに対して国内銀行部門向けに
400億〜425億ユーロの金融支援を要請する方針。」と報じました。
日銀総裁が、
「現在の円高水準継続が企業経営に影響及ぼしていると
充分認識している。日銀として今後もデフレ脱却に向け
最大限の努力を続ける。デフレ脱却に向けて政府にも
強力な成長力強化の取り組みを強く期待する。」
などの発言をしました。
午後1時前頃からドル円がやや反発をみせました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
午後2時半頃からドル円やクロス円が下落しました。
ドルストレートがやや軟調推移になりました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
日経平均は前週末比+22.14円で大引けになりました。
午後4時近くから主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
中国上海株式市場は0.49%安で取引を終えました。
ダウ先物が反発をみせました。
原油先物が88ドル台を一時回復しました。
独与党CDUのバーセル議員が独シュピーゲル紙のインタビューで、
「独の財政規則が公的部門が保有するギリシャ債の
減免を不可能にする。」との見解を示しました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
ドル円やクロス円が再び下落しました。
ドル円が一時82円台を割り込みました。
ダウ先物が再び反落しました。
原油先物が88ドル台を再び割り込みました。
午後後5時半頃からユーロドルが再び反落して揉み合いました。
伊消費者信頼感指数(11月)は予想より弱い84.8でした。
午後6時頃からドル円がやや反発して揉み合いました。
欧州の株式市場は軟調傾向で推移しました。
ECBのコンスタンシオ専務理事が、
「欧州諸国は不均衡を是正しなければならない。
インフレリスクは抑制されている。
国債購入策の発表は利回りやスプレッドの低下に寄与。
ECBは銀行監督について準備している。
ECBの基本シナリオはスペインが支援を要請するというもの。
支援を申請するかどうかはスペイン次第。
ECBの政策は既に非常に緩和的。状況が変われば政策変更する。」
などの発言をしました。
欧州委員会が、
「スペインはEFSFとESMから銀行へ支援を受ける条件を満たした。」
との発表をしました。
独首相の報道官が、
「ユーロ圏財務相はギリシャ債の減免を協議しない。」
との発表をしました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.31150%になりました。
独GFK消費者信頼感調査(12月)は予想より弱い5.9になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
シカゴ連銀全米活動指数(10月)は前月より弱い−0.56でした。
市場反応は限定的でした。
米ホワイトハウスが、
「年末で期限切れとなる大型所得税減税について、
オバマ政権が主張する中間層以下の減税が延長できなかった場合、
2013年のGDPを1.4%下押して個人消費を1.7ポイント押し下げる。」
との試算を発表しました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.65%あたりで推移しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
原油先物は87ドル台で推移しました。
次期英BOE総裁にカーニーBOC総裁が指名されました。
加ドル売り反応とポンド買い反応がみられました。
ダラス連銀製造業活動指数(11月)は予想より弱い−2.8%でした。
NYダウが一時下げ幅を拡大しました。
カーニーBOC総裁が、
「英BOEは物価安定と金融安定を主眼とすることを希望する。
英BOEにとって重要なポイントは適切に責任体制を構築すること。
英経済にとって重要なことは改革を完遂すること。」
などの発言をしました。
加の財務相が、
「カーニー総裁の後任を通常の手続きで探す。
加中銀のボードメンバーは直ちに委員会を設置。
カーニー総裁の移動は大きな損失。」との発言をしました。
深夜1時頃からNYダウがやや下げ幅を縮小して揉み合いました。
主要通貨ペアが小幅な揉み合いで推移しました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で取引を終えました。
ブルムバーグが関係筋の話として、
「ECBはギリシャ支援で投資ポートフォリオの活用を検討。
支援が決定すれば再びギリシャ国債を担保として受け入れる
ことに前向き。債券の借り換えや買戻しにも注目している。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、
「関係筋によるとIMFはユーロ圏財務相に対して、
まず手始めにギリシャの負債をGDPの20%削減して、
将来にさらに削減することをコミットするよう要求している。
GDPの20%削減はちょうど400億ユーロに相当。
金利引き下げや償還期限延長で対応できる範囲。」
との観測報道をしました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
ホワイトハウスの報道官が、
「オバマ大統領が財政問題に関して、ベイナー下院議長と
リード上院民主院内総務など議会指導者との協議を
週内に実施するよう要請するだろう。」と発表しました。
主要通貨ペアが揉み合いで推移しました。
米10年債利回りは1.664%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−42.31ドルで取引を終えました。

<11月27日(火)>

オセアニア時間はドル円がやや反落しました。
NZ貿易収支(10月)は予想より弱い−7.18億NZドルになりました。
NZドル売り反応がみられましたが限定的でした。
一部メディアが、
「当局筋によるとユーロ圏財務相とIMFは、
ギリシャ債務のGDP比を2020年に124%に削減することで合意。
ギリシャ債務の削減策として融資金利の引き下げや、
ECB保有のギリシャ債の利益をギリシャに還元することで合意。」
などの報道をしました。
ユーロドルが上昇して一時1.3000台を回復しました。
ブルームバーグが
「ユーロ圏財務相会合は依然続いている。
財務相会合がいつまで続くか不明。」と報じました。
ユーロドルが反落しました。
ドル円が82円台を割り込みました。
日企業向けサービス価格指数(10月)は予想より弱い−0.7%でした。
日経平均は小幅安で始まりました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円が82円台を回復しました。
日経平均がプラス圏へ反発してしばらく堅調に推移しました。
ユーログループ議長が、
「非常に困難な合意だったが
ギリシャ向け次回支援実施で政治的合意が成立した。
ギリシャ向け2国間の融資金利を100BP引き下げることで合意。
ギリシャの対GDP比債務は2022年までに110%を下回る。
ギリシャ向けEFSF融資の利払いを10年間猶予することで合意。
合意した措置でギリシャ債務は持続可能な軌道に乗る見込み。」
などの発表をしました。
独の財務相が、
「債券買い戻しプログラムがまとまった後に
ギリシャ融資実行を最終決定することでユーロ圏財務相は合意。
ギリシャが基礎的収支黒字化などすべての条件を達成した後に
さらなる債務削減策を検討する。」などの発言をしました。
IMFの専務理事が、
「ギリシャ経済改革支援に向けたユーログループの措置を歓迎。」
との声明を発しました。
ユーロに上昇反応がみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
その後、ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
ユーロが“Sell the fact”で一時やや反落しました。
ドル円は82円あたりで揉み合いになりました。
共同通信が「日の経済対策の第2弾は8800億円規模になる見込み。」
と報じました。
市場反応は限定的でした。
原油先物は88ドル台で推移しました。
NZ第4四半期インフレ期待(2年間)は前回値と同じ+2.3%でした。
日経平均が上げ幅を一時縮小しました。
自民党の安倍総裁が、
「次元の違う経済政策実行しないとデフレ脱却はできない。
大胆な金融緩和で結果として円高は是正されることは間違いない。
インフレターゲットは2%の目標と書いてもらわなければならない。
物価目標は目途ではなく目標と書いてもらわないといけない。
日銀法を改正するなら雇用に責任を負うようにすべき。」
などの発言をしました。
午後1時半頃からドル円が反発上昇しました。
クロス円が反発をみせました。
日経平均が再び上げ幅を拡大しました。
ダウ先物は揉み合いになりました。
豪ドル米ドルがやや反落しました。
日経平均は前日比+34.36円で大引けになりました。
独輸入物価指数(10月)は予想より弱い−0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場は1.30%安と2000Pを割り込み取引を終えました。
ユーロドルやポンドドルがジリ高で推移しました。
ドル円は揉み合いになりました。
日民主党のマニフェストでは、
「14年度のデフレ脱却目指す。政府・日銀一体で最大限の努力。
30年代の原発ゼロに向けあらゆる政策資源投入。
過度の円高や為替の急激な変動に断固たる措置。
13年冒頭に大規模補正編成。」などが示されました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
午後5時頃からドルストレートやクロス円がやや反落しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
ユーロがしだいに下落する展開になりました。
ドル円がやや反落しました。
豪ドルが上昇をみせました。
ダラス連銀総裁が、
「FEDは劇的な金融緩和を実施。リスクにも目を向けるべき。
次回の会合では債券買い取り限度額の設定を決定すべき。
インフレはコントロールされている、真の問題は失業。」
などの発言をしました。
EU司法裁判所が「ESMは合法。」との判断を下しました。
市場反応は限定的でした。
英第3四半期GDP改訂値は前期比で予想とおりの+1.0%、
英7-9月期総合事業投資(速報)は前期より強い+3.7%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が下落しました。
欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
スペインの短期債の入札では、
「目標40億ユーロに対して40.9億ユーロ発行。
168日物短期証券では26.1億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い1.669%。
応札倍率が前回より高い2.3倍。」などになりました。
OECDが、
「日本の成長率見通しは2013年は0.7%、2014年は0.8%。
デフレ圧力は2014年まで成長への逆風になる可能性。
財政健全化を遅らせる決定は長期金利の高騰を招く可能性。
米GDP伸び率は13年2.0%(5月時点の2.6%から引き下げ)。
OECD全体の実質成長率は13年1.4%(5月時点の2.2%から引き下げ)。
ユーロ圏GDP伸び率は13年−0.1%(5月時点の0.9%から引き下げ)。
中国GDP伸び率は13年8.5%(5月時点の9.3%から引き下げ)。」
などの見通しを示しました。
英BOE総裁が、
「2013年および14年に急速な成長のチャンスは少ない可能性。
英BOEはカーニー新総裁のもとでとてもよく運営されると確信。
根本的な問題は英経済に大幅なリバランスが必要とされている点。」
などの認識を示しました。
英BOEのフィッシャー委員が、
「2013年の英成長率は緩やかに回復の見込み。
今後2年間はインフレは目標近傍に接近。
欧州が最大かつ唯一の英経済見通しに対するリスク。」
などの見解を示しました。
英BOEのウィール委員が、
「第4四半期の英成長がマイナスになっても驚はない。
幾分の景気低迷のリスクが残る可能性。」
との認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
ユーロが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31150%になりました。
独の財務相が、
「ギリシャは義務を果たしている。
ギリシャの債務削減の努力は素晴らしい。
ユーロ圏メンバーは危機解決に対するIMFの役割を賞賛。
ユーロ圏メンバーはIMFに債務減免は法に抵触し不可能と言明。
債券買戻しは債務を大幅に削減するだろう。」
などの発言をしました。
NY時間が近づく頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
欧州の株式市場が上げ幅をやや拡大しました。
米耐久財受注(10月)は予想より強い±0.0%でした。
ドル円に上昇反応がみられました。
ユーロドルが再び反落しました。
ポンドが堅調傾向で推移しました。
独の社会民主党シュタインブリュック党首が
「今回のギリシャ支援に関して政府が全ての必要な情報を
提供するまでは採決すべきではない。」と発言しました。
米ケースシラー住宅価格指数(9月)は予想より強い+3.00%でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
豪ドル米ドルが反落する展開になりました。
米消費者信頼感指数(11月)は予想より強い73.7、
リッチモンド連銀製造業指数(11月)は予想より強い9、
米住宅価格指数(9月)は予想より弱い+0.2%でした。
NYダウが前日比プラス圏へ一時反発しました。
原油先物は87ドル台で推移しました。
その後、NYダウが再びマイナス圏へ反落する展開になりました。
米10年債利回りは1.65%あたりになりました。
仏の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
原油先物が一時87ドル台を割り込む場面がありました。
ポンドドルにやや反落の動きがみられました。
英BOEのマイルズ委員が、
「大規模な資産購入は高インフレを引き起こすというリスクの指摘は
しばしば過度に強調される。」との発言をしました。
深夜1時前頃から主要通貨ペアにやや反発の動きがみられました。
NYダウが反発して前日比プラス圏へ一時上昇しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
その後、NYダウが再びマイナス圏での推移になりました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが0.270%。
応札倍率が前回より高い4.07倍。」になりました。
レッドブックが発表した感謝祭ウィークの米大規模小売店売上高は
前年比4.5%の増加になりました。
加BOC副総裁が、
「黒字国は市場が決める為替レートに移行すべき。
一部の国での短期の急速な財政再建にはリスクがある。
住宅市場は加経済にとって重要なリスクだが適切な方向へ。
加経済は限界水準に接近はしているが許容範囲内にある。」
などの発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「アルゼンチンの長期外貨建て発行体デフォルト格付けIDRを
BからCCに、短期IDRをBからCに引き下げる。」と発表しました。
NY時間終盤は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を拡大しました。
米10年債利回りは1.637%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−89.24ドルで取引を終えました。

<11月28日(水)>

米財務省が、
「中国を為替操作国と認定しない。
人民元は大幅に過小評価。元相場の一段の上昇が正当。
中国の為替市場での介入が減少。」などの発表をしました。
ECB政策委員のエストニア中銀総裁が、
「ECBの国債購入プログラムOMTは欧州危機において、
悪循環を断ち切ることが出来る一定の安心感を与えた。」
との発言をしました。
米ゴールドマンが米10-12月成長予想を1.8%に引き上げました。
オセアニア時間はややドル売りが優勢の展開になりました。
ドル円が小幅ながら軟調に推移しました。
ドルストレートが反発をみせた後に揉み合いました。
ダウ先物はやや軟調に推移した後に揉み合いになりました。
NY連銀の市場グループの責任者が、
「米国が実施しているQE3はMBS市場に大きな影響を与えた。
国債とMBSのスプレッドが縮小して住宅ローン金利は低下。
FRBは多くの金利リスクを抱えている。」
などの認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「ユーロ圏財務相会合でのギリシャ向け凍結融資の再開合意に
ついてはギリシャのデフォルトなどの脅威を軽減する。
リスクは残るがギリシャ債の持続可能な基盤形成に有効。」
などの見解を発表しました。
ギリシャの首相が、
「IMFとユーロ圏財務相会合が合意した緊急支援での条件緩和は、
ギリシャ債務の持続可能性確保につながりユーロ残留を確実にする」
などの認識を示しました。
独ハンデルスブラッド紙が、独与党CDU幹部の話として
「今回合意されたギリシャ支援策について
与党は議会での可決に必要な過半数を確保した。」
との報道をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円がやや反発をみせました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
原油先物は87ドル台前半で推移しました。
独の財務相が、
「議会に書簡を提出した。ギリシャは債務で
さらなる選択肢を得る可能性。」との発言をしました。
シカゴ連銀総裁が、
「米国においてインフレ率が2.5%を下回っている限り、
失業率が6.5%になるまで現行のゼロ金利政策を据え置くべき。
従来の失業率7%という基準は保守的過ぎた。
QE3の終了には少なくとも20万人を越える月間の雇用者数増加が
6ヶ月続き潜在成長率を越える経済成長が必要。
景気加速後も低金利を続けることが必ずしも
インフレ率上昇を意味しない。一層の経済の混乱や低迷の回避には
米財政再建を段階的に進める必要。
長期的に2%という現状の米国のインフレ目標を支持。
70年代のようなインフレ上昇を起こすことはない。
インフレに先んじて行動が可能。」などの発言をしました。
仲値過ぎ頃からドル円やクロス円が反落する展開になりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドル円が82円台を割り込みました。
ユーロ円が106円台を割り込みました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
午前10時半頃からドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
日経平均が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物は緩やかに反発しました。
主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
中国の商務相が、
「12年度の中国経済成長目標の7.5%以上についは達成は確実。
2012年通年の貿易の伸びは10%を下回る見込み。13年には改善へ。
世界経済の成長が長期間低い水準とどまる可能性。
中国はASEAN、アフリカ、中南米に焦点。
米QE3実施によるドルの価値低下を許容できない。
ドルの一部を投資プロジェクトに変更へ。」
などの発言をしました。
午後2時頃から主要通貨ペアが再びやや反落しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
独連銀総裁が、
「ギリシャ向け融資などに絡んだ独連銀の利益について、
連銀からギリシャへの直接の資金移転はない。
連銀の利益の使途は独連邦議会が決定する。」
との認識を示しました。
アジアの株式市場は軟調に推移しました。
日経平均は前日比−114.95円で大引けになりました。
ユーロドルなどが軟調に推移しました。
自民党総裁が、
「10年間日銀はいろんなことやったがずっとデフレ。
物価目標でハイパーインフレになるというのは経済音痴。
国が投資して企業の投資や消費を引き上げる必要がある。」
などの見解を示しました。
市場反応は限定的でした。
午後4時頃から主要通貨ペアが反発する展開になりました。
中国上海株式市場は0.89%安で取引を終えました。
英BOEのビーン副総裁が、
「追加資産購入への扉は閉ざされていない。
ユーロ圏は英国にとって引き続き最大の下方リスク。
英経済成長は第4四半期にマイナスとなる可能性もある。
インフレはそれほど懸念材料ではない。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
スペイン小売売上高(10月)は前年比−10.9%と
2年4ヶ月連続のマイナスになりました。
スペイン中銀の月報では、
「10-12月成長の縮小継続をデータが示唆。
ECBの措置の効果が薄れつつあるいくつかの兆しがある。」
との見解が示されました。
ギリシャ銀行の株価が国債買戻しへの懸念で5%%超下落しました。
伊の6ヶ月債の入札では、
「75億ユーロ発行。平均利回りが前回より低い0.919%。
応札倍率が前回より高い1.65倍。」になりました。
アルムニア欧州委員が、
「スペイン救済対象行の資本必要額は370億ユーロ。
バッドバンクには450億ユーロの資産が移管される。」
との発表をしました。
ECBが「期間91日の流動性供給オペで37行に73.71億ユーロを供給。」
との発表をしました。
ロンドン時間前半は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
欧州の株式市場がマイナス圏で揉み合いになりました。
伊10年債利回りは4.662%あたりに低下しました。
原油先物が87ドル台を割り込み軟調に推移しました。
午後8時頃からユーロドルが下落して1.29台を割り込みました。
ポンドドルが1.60台を割り込みました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が軟調推移になりました。
欧州の株式市場が下げ幅を拡大しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31050%に低下しました。
ドル円は上下動の揉み合いが続きました。
独消費者物価指数速報(11月)は予想とおりの+1.9%でした。
市場反応は限定的でした。
ロイター通信が、
「ユーロ圏の中銀は保有するギリシャ国債のロールオーバー
に応じる可能性がある。実現すればユーロ圏各国政府が
2016年までにギリシャに供与する必要がある追加融資額が
76億ユーロから20億ユーロに減る見通し。」
との観測報道をしました。
ドルストレートやクロス円が軟調傾向で推移しました。
ブルームバーグが、
「ギリシャ債買い戻しに関する発表は来週に行われる予定。」
との報道をしました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.61%あたりに低下しました。
原油先物が86ドル台を割り込みました。
主要通貨ペアが揉み合いながらも軟調に推移しました。
格付け会社のフィッチが、
「仏は財政再建計画が未達成なら格付けを引き下げる可能性。」
との発表をしました。
米新築住宅販売件数(10月)は予想より弱い36.8万件になりました。
NYダウが一時100ドル超の下落になりました。
ベイナー下院議長が、
「歳出削減策で協調できるならば歳入に関しても交渉に入る用意。
オバマ大統領との合意には楽観的。所得税増税には反対を再表明。」
との発言をしました。
深夜12時過ぎからドルストレートやクロス円が反発上昇しました。
ユーロドルが1.29台を回復しました。
NYダウや欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
EIA週間石油在庫統計は原油在庫が34.7万バレルの減少でした。
現先物が86ドル台を回復しました。
NYダウが前日比プラス圏に反発上昇しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
オバマ米大統領が、
「財政問題に関してはクリスマス前までの解決を望む。」
との発言をしました。
IMF国際通貨基金が、
「スペインの金融部門改革は順調。景気や銀行のリスクは高止まり。
この先困難な過程も控えている。銀行の流動性がリスク。
ECBの大規模な支援によって緩和されている。」
などの見解を示しました。
シカゴ連銀総裁が、
「失業率が6.5%に低下するまでゼロ金利政策が必要。
早く利上げを実施しても水準を維持することは出来ない可能性。」
との見解を示しました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.641%。応札倍率が2.89倍。」
になりました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、
「米経済はここ数週間で抑制されたペースで拡大。
7地区が緩やかな拡大。ボストンは成長鈍化。
セントルイスとミネアポリスは活動がやや活発化している。
NYとフィラデルフィアはハリケーンに伴う混乱で弱まる。
ボストンとリッチモンドはハリケーンの影響限定的。
財政の崖にまつわる不透明感に懸念がある。
7地区で製造業が減速あるいは明確な生産縮小を実施。
米消費支出は大半の地区で緩やかなペースで増加。
年末商戦に関する見通しを提示した地区では概ね好調な見通し。
製造業は総じて弱くサービス業はまちまち。
大半の地区で雇用は小幅増。賃金・物価の上昇圧力は抑制。」
などが示されました。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウは堅調に推移しました。
NY時間終盤にかけてドル円が反発しました。
クロス円が堅調に推移しました。
一部メディアが、
「ボルカールールの目標期日は2013年1-3月期に先送りとなった。」
と報じました。
米10年債利回りは1.631%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+106.98ドルで取引を終えました。

<11月29日(木)>

オセアニア時間はドル円が堅調に推移して82円台を回復しました。
クロス円が堅調に推移しました。
ユーロドルが揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルやポンドドルは小幅な揉み合いになりました。
自民党総裁が、
「物価目標について2%達成するまで無制限な金融緩和を求める。
物価目標2%超で引き締めに入る技術が中央銀行に問われている。」
との発言をしました。
ギリシャのカティメリニ紙が、
「ギリシャ国債の買い戻しは12月7日までに完了の必要。
ギリシャの銀行が169億ユーロ、年金基金が79億ユーロ相当を保有。
海外の金融機関は330億から340億ユーロ相当を保有している。」
との報道をしました。
ダウ先物はやや反落して揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円が堅調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャ支援合意後も同国債務は持続不能。
民間保有のギリシャ債務でデフォルトの可能性が高い。」
との見解を発表しました。
ユーロドルがやや反落して揉み合いました。
豪ドル米ドルやポンドドルは揉み合いになりました。
豪第3四半期民間設備投資は予想より強い+2.8%でした。
市場反応は限定的でした。
午前9時半頃からドル円など主要通貨ペアがやや反落しました。
豪ドルが軟調推移になりました。
原油先物は86ドル台で推移しました。
仲値過ぎ頃からドル円やユーロドルがやや反発をみせました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は小幅安で始まりプラス圏へ反発しました。
主要通貨ペアがやや反発しました。
白井日銀審議委員が、
「物価の先行きは全体として下振れ方向に傾いていると判断。
景気見通しは下振れリスクを意識。
物価は14年度には着実に1%に近づいていく。」
などの認識を示しました。
アジアの株式市場はプラス圏で推移しました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
東京時間午後は豪ドル円などクロス円が一時やや上昇しました。
白井日銀審議委員が、
「2014年度物価上昇率1%が展望できていない以上、
金融緩和は強力に続けていく。自民党総裁の発言に関しては、景
気の厳しい認識を反映したものと受け止めている。
日銀の独立性は維持されていて今後も維持されるべき。」
などの見解を示しました。
東京時間終盤はドルストレートやクロス円がやや反落しました。
ドル円は揉み合いで推移しました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
日経平均は前日比+92.53円で大引けになりました。
スイス第3四半期GDPは予想より強い+0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
英ネーションワイド住宅価格(11月)は予想より弱い±0.0%でした。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場は0.51%安で取引を終えました。
ダウ先物がやや反落しました。
豪ドルが軟調に推移しました。
午後4時半頃からユーロドルが反発しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
ダウ先物が再び反発する展開になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
伊カティメリニ紙が、複数の銀行幹部の話として、
「ギリシャの銀行の代表が29日にストゥルナラス財務相と会談して
国債買戻しプランの対象から外すよう求める見通し。」
との観測報道をしました。
欧州裁判所が
「ギリシャのスワップをめぐりECBに情報開示義務はない。」
との判断を下しました。
独失業率(11月)は予想とおりの6.9%、
独失業者数(11月)は予想より強い0.5万人でした。
市場反応は限定的でした。
スペイン10年債利回りは5.204%あたりに低下しました。
ユーロドルは堅調に推移しました。
格付け会社のS&Pが、
「中国の長期ソブリン格付けAA−と短期格付けA−1+を維持。」
との発表をしました。
欧消費者信頼感確報(10月)は予想とおりの−26.9でした。
市場反応は限定的でした。
伊10年債入札では落札利回りが2010年11月来の4.45%になりました。
ユーロドルが堅調に推移しました。
午後7時頃からポンドドルがやや反落して揉み合いました。
ユーロポンドが堅調に推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が当日高値圏で揉み合いました。
原油先物が87ドル台を回復しました。
ドル円がやや反落して揉み合いました。
英BOE総裁が、
「世界経済成長の基調は引き続き弱い。
ユーロ圏の大幅な改革が必要。
銀行の自己資本比率は健全性を反映していない可能性。
金融安定化を取り巻く環境は極めて厳しい。
FLSは銀行にある程度の余裕を与えた。
英銀行の資本問題は管理可能。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、
「EU諸国は日本との自由貿易協定に関する協議開始を承認した。」
との報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31050%になりました。
ポンドドルが反発上昇しました。
ダラス連銀総裁が、
「金融当局にできることには限界がある。流動性を供給だけ。
インセンティブは財政当局が提供するべき。
米の雇用創出装置を前に進ませるため誰かがアクセルを踏むべき。
米金利は2015年まで低水準にとどまる見通し。
金融刺激策の解除の時期は来ていない。」
などの見解を示しました。
ユーロドルが1.30に迫るあたりまで上昇しました。
米第3四半期GDP改訂値は予想より弱い+2.7%、
米第3四半期個人消費改訂値は予想より弱い+1.4%、
米第3四半期GDP価格指数改訂値は予想より弱い+2.7%、
米第3四半期PCEコア・デフレータ改訂値は予想より弱い+1.1%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い39.3万件になりました。
主要通貨ペアに売りの反応がややみられました。
豪ドル米ドルが下落しました。
加第3四半期経常収支は予想より強い−189億加ドル
加鉱工業製品価格指数(10月)は予想より強い−0.1%、
加原材料価格指数(10月)は予想より強い±0.0%でした。
市場反応は限定的でした。
資源国通貨が軟調に推移しました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
ドル円がしだいに反落しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり13000ドル台を回復しました。
米10年債利回りは1.63%あたりに上昇しました。
原油先物が88ドル台を回復しました。
ユーロドルが一時1.30台を回復しました。
ドル円が82円台を割り込みました。
その後、NYダウが上げ幅を縮小しました。
NY連銀総裁が、
「最近の雇用の伸びは労働市場の情勢を大きく変えるには不充分。
米国債購入を2013年も継続するへきか雇用とインフレ見通しを検証。
サンディによる第4四半期GDPの押し下げは0.25〜0.5%の可能性。」
などの見解を示しました。
米中古住宅販売保留(10月 成約)は予想より強い+5.2%でした。
ユーロドルが1.3013あたりまで上昇しました。
その後、ユーロドルが急反落して再び1.30台を割り込みました。
他のドルストレートにも反落の動きがみられました。
ドル円が反発して再び82円台を回復しました。
ベイナー米下院議長が、
「実質的に協議は大きな進展をしていない。
財政の崖を回避するためにできることをすべて行うが、
ガイトナー財務長官が合意に向けた実質的な新計画を示していない。
債務上限の引き上げは同額もしくはそれ以上の歳出削減伴うべき。」
などの発言をしました。
ロンドンフィックス過ぎにNYダウがマイナス圏へ一時下落しました。
主要通貨ペアに下落の動きがみられました。
豪ドル米ドルやユーロドルが一段安になりました。
原油先物が88ドル台を再び割り込みました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
リード米上院院内総務が、
「共和党からの真剣な提案をまだ待っている。
問題を先送りにはしない。予算交渉は双方に痛みを伴う。
債務上限の問題は問題の一部にすぎない。」
などの発言をしました。
シューマー米上院議員が、
「クリスマスまでに財政の崖について合意できると確信している。」
との発言をしました。
深夜2時頃からNYダウが再びプラス圏へ反発しました。
ドルストレートやクロス円に反発の動きがみられました。
原油先物が再び88ドル台を回復しました。
独連銀総裁が、
「ECBは債務危機に対する対応を充分過ぎる以上に実施している。
ギリシャ支援は前例となってはならない。」との発言をしました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.045%。応札倍率が前回より高い2.81倍。」
になりました。
独の財務相が、
「ギリシャが改革に関する約束を守らない可能性もあるため、
ギリシャに対しての圧力は続ける必要がある。」
との認識を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.620%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+36.71ドルで取引を終えました。

<11月30日(金)>

国際金融協会が「ギリシャの国債買い戻しは自発的な必要。」
との見解を発表しました。
国連総会でパレスチナの国連での資格をオブザーバー国家に
格上げする決議案が賛成多数で採択されました。
米議会予算局が、
「米連邦債務は来年2月半ばまで上限に到達しなく、
米財務省が臨時の措置を講じると予想。」との見解を示しました。
NZ住宅建設許可件数(10月)は予想より弱い−1.5%でした。
市場反応は限定的でした。
午前7時半頃から豪ドルがやや反落しました。
オセアニア時間はややドル買いが優勢の揉み合いになりました。
ダウ先物はやや下落した後に反発する展開になりました。
原油先物は87ドル台で推移しました。
ブルームバーグが、
「ガイトナー米財務長官が共和党に財政の崖回避で提案を行なった。
提案は財政刺激策と義務的経費削減を盛り込む内容となっている。」
と報じました。
日失業率(10月)は予想とおりの4.2%、
全国消費者物価指数コア(10月)は予想より強い±0.0%でした。
日鉱工業生産指数速報(10月)は予想より強い+1.8%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
英GFK消費者信頼感調査(11月)は予想より強い−22でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
日経平均が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
ダウ先物が揉み合いになりました。
日政府が総額1.2兆円規模の経済対策第2弾を閣議決定しました。
日経平均がプラス圏へ反発上昇しました。
仲値頃からドル円やクロス円が反発上昇しました。
ユーロドルが反発しました。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は小幅安で始まりました。
ユーロ円が107円台を回復しました。
ドル円は82円台半ばへ上昇しました。
ダウ先物がやや反発しました。
アジアの株式市場が前日比プラス圏での推移になりました。
ユーロドルが一時1.30台を回復する場面がありました。
正午頃から主要通貨ペアが揉み合いになりました。
豪ドル米ドルがやや反発をみせました。
ダウ先物が揉み合い推移になりました。
党首討論会で自民党総裁が、
「2%のインフレターゲットのためにはあらゆる手段を取る。
デフレ脱却の政策は3年前の自民党と次元は違う。
金融緩和で外債を買っていくこともある。
私が首相になったら手段は日銀が決めていく。」
などの発言をしました。
党首討論会で野田首相が、
「物価目標は1%が現実的な数字。
まずは1%をしっかりとクリアしていきたい。」
との発言をしました。
日建設工事受注(10月)は前月より弱い−13.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルが1.30を挟んで揉み合いました。
東京時間終盤は主要通貨ペアが揉み合いました。
日経平均は前日比+45.13円の9446.01円で週取引を終えました。
日経平均は7ヶ月ぶり高値で大引けになりました。
読売新聞が、
「米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所によれば、
北朝鮮は条件が整えば12月6日にも弾道ミサイルの発射準備が完了
する見通し。」との観測報道をしました。
独小売売上高指数(10月)は予想より弱い−2.8%でした。
市場反応は限定的でした。
午後4時過ぎからユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ユーロドルが1.3027あたりまで上昇しました。
ドル円が82円台後半へ上昇しました。
ユーロ円が107円台後半へ上昇しました。
中国上海株式市場は0.85%高で取引を終えました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
その後、豪ドル米ドルがやや反落して揉み合いました。
ドラギECB総裁が、
「ユーロ圏は主権の共有を学び銀行同盟の導入を進めるべき。
銀行監督はセクターの分断を避けるため全銀行に適応すべき。
銀行は公的部門の財政状況から悪影響を受けている。
短期的な財政健全化は不可避。
仏と伊は労働市場の硬直性の是正に向けた改革が重要。」
などの発言をしました。
スイスKOF先行指数(11月)は予想より弱い+1.50でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は小幅安で始まりました。
午後5時頃からドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円は当日高値圏で揉み合いになりました。
独の財務相が、
「ギリシャ救済で最初の成功みられた。
ギリシャ問題の解決にはなお長い道程。
ギリシャ政府は改革への多大の努力をしている。
ギリシャ救済策の議会承認がなければ影響はEUにとどまらない。
ギリシャに関する将来の措置には金利引き下げ含まれる可能性。」
などの発言をしました。
その後、欧州の株式市場がプラス圏へ反発しました。
伊失業率(10月)は前月より弱い11.1%に上昇しました。 
午後6時半頃からドル円がやや反落して揉み合いました。
欧失業率(10月)は予想とおりながら過去最悪の11.7%になりました。
欧消費者物価指数速報(11月)は予想より弱い+2.2%でした。
ユーロが軟調に推移しました。
ユーロドルが一時1.30台を割り込みました。
EU当局者が、
「ギリシャ債買戻しの詳細は12月3日に公表の準備が整う予定。
キプロス支援の合意は12月3日のユーロ圏財務相会合になる。」
などの発表をしました。
独下院がギリシャ向け支援法案を可決しました。
午後7時半頃からドルストレートやクロス円が反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場が堅調に推移しました。
原油先物が88ドル台を回復しました。
午後8時半過ぎにユーロドルが上伸の後にやや反落しました。
ドルストレートやクロス円が反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31050%になりました。
ユーロドルが再び1.30台を割り込みました。
ダウ先物が上げ幅を縮小しました。
ECBのプラート専務理事が、
「欧州では大幅な経済改革が進行中。
欧州だけが構造改革を実行しなければならないわけではない。
欧州と中国の貿易は最近減少している。
欧州は進歩しているがまだ道程は長い。」
などの発言をしました。
資源国通貨が軟調に推移しました。
米個人所得(10月)は予想より弱い±0.0%、
米個人消費支出(10月)は予想より弱い−0.2%、
米PCEコア・デフレータ(10月)は予想より弱い+1.6%でした。
ドルストレートやクロス円に売りの反応がみられました。
加GDP(9月)は予想より弱い±0.0%、
加第3四半期GDPは予想より弱い+0.6%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反落しました。
原油先物が一時88ドル台を割り込む場面がありました。
ポンドドルが一時1.60台を割り込みました。
スペイン10年債利回りが5.368%あたりに上昇しました。
NYダウは小幅高で始まりました。
米10年債利回りは1.60%あたりに低下しました。
ユーロドルやポンドドルが反発をみせました。
ドル円が反落する展開になりました。
米シカゴ購買部協会景気指数(11月)は予想より弱い50.4でした。
構成項目で新規受注が45.3に悪化して、雇用が55.2に改善しました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルが1.60台を回復しました。
ユーロドルが1.30台を回復しました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
加の財務省が、
「9月の財政収支は26.9億加ドルの赤字。前年から改善。
4月から9月の累計赤字も88.9億加ドルと
前年の117.7億加ドル赤字から改善。」との発表をしました。
米上院が2013会計年度国防権限法案にイランへの経済制裁を
強化する追加条項を盛り込むことを決定しました。
原油先物が88ドル台を回復して堅調に推移しました。
オバマ米大統領が、
「中間所得層の減税延長は経済を支える。
少数の共和党議員が富裕層減税を維持するために
中間層の減税を人質にとっているのは受け入れ難い。
財政の崖問題の解決に両党は一緒に取り組むことができるが、
長期にわたる交渉があるだろう。」
との発言をしました。
ベイナー米下院議長が、
「共和党は財政問題解決のために超党派での協議を希望。
増税はマネーを経済から流出さる間違った対応。
大統領の提案は中小企業に打撃を与える。
より大きな問題は赤字と債務。
ワシントンは多大な歳出を続けている。
解決には現実的な歳出削減が必要。
行き詰っている。現時点では何ら進展が見られない。」
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
NYダウが終盤にかけて反発しました。
米10年債利回りは1.612%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+3.76ドルの13025.58ドルで週取引を終えました。
NYクローズ後に格付け会社のムーディーズが、
「ESMとEFSFの格付けをAA1に格下げする。」と発表しました。
ユーロドルが1.30台を割り込みました。
他のドルストレートに連れ安の動きがみられました。


●今週の主な予定

<12月3日(月)>

午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(11月)、
午前9時半に豪小売売上高(10月)、
午前10時に中国非製造業PMI(11月)、
午前10時45分に中国HSBC製造業PMI(11月)、
午後1時から日銀総裁の講演、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(10月)、
午後5時半にスイス製造業PMI(11月)、
午後5時55分に独製造業PMI確報(11月)、
午後6時に欧製造業PMI確報(11月)、
午後6時半に英製造業PMI(11月)、
深夜12時に米ISM製造業景況指数(11月)、米建設支出(10月)、
などが予定されています。
豪・(英)・米の指標には注目です。
また、この日にユーロ圏財務相会合が開催予定です。

<12月4日(火)>

午前9時半に豪住宅建設許可件数(10月)、豪第3四半期経常収支、
昼12時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後6時半に英建設業PMI(11月)、
午後7時に欧生産者物価指数(10月)、
夜11時に加BOC政策金利、加BOC声明、
などが予定されています。
豪・加の指標には注目です。
また、この日にEU財務相会合が開催予定です。

<12月5日(水)>

午前9時半に豪第3四半期GDP、
午前10時45分に中国HSBCサービス業PMI(11月)、
午後5時55分に独サービス業PMI確報(11月)、
午後6時に欧サービス業PMI確報(11月)、
午後6時半に英サービス業PMI(11月)、
午後7時に欧小売売上高(10月)、
夜10時15分に米ADP雇用統計(11月)、
夜10時半に米第3四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜10時半に米第3四半期単位労働費用確報、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(11月)、米製造業受注指数(10月)
などが予定されています。
豪・米の指標には注目です。

<12月6日(木)>

朝5時にRBNZ政策金利、RBNZ声明、
午前9時半に豪失業率(11月)、豪新規雇用者数(11月)、
午後3時半に仏第3四半期失業率、
午後3時45分にスイス失業率(11月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(11月)、
午後6時半に英商品貿易収支(10月)、
午後7時に欧第3四半期GDP改訂値、
午後8時に独製造業受注(10月)、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE資産買入規模発表、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加住宅建設許可(10月)、
同夜10時半からドラギECB総裁の記者会見、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数(11月)、
などが予定されています。
NZ・豪・英・欧・米の指標には注目です。
また、この日にギリシャの失業率(9月)も発表予定です。

<12月7日(金)>

午前9時半に豪貿易収支(10月)、
午後2時に日景気先行CI指数速報(10月)、日景気一致CI指数速報、
午後4時45分に仏貿易収支(10月)、
午後6時半に英鉱工業生産(10月)、英製造業生産高(10月)、
午後7時からドラギECB総裁の講演、
午後8時に独鉱工業生産(10月)、
夜10時半に米非農業部門雇用者数変化(11月)、米失業率(11月)、
同夜10時半に米民間部門雇用者数(11月)、
同夜10時半に加雇用ネット変化率(11月)、加失業率(11月)、
同夜10時半に加第3四半期労働生産指数、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)、
深夜5時に米消費者信用残高(10月)、
などが予定されています。
豪・英・米・加の指標には注目です。
また、この日にポルトガルの第3四半期GDPと
ギリシャの第3四半期GDPも発表予定です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(3日-7日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週初80.19で始まり、
週半ばにかけて80.35まで上昇しましたが週後半にかけて反落して
80.15で週終値になりました。そして、LIBORドル3ヶ月物金利は
小幅な動きで先週末に0.31050%になりました。
また、米10年債利回りは先週末1.612%と週間で低下しました。
一方、NYダウは週間15.9ドル上昇の13025.58で週終値になり13000
ドルの大台を維持しました。

先週の米主要経済指標では、27日の米耐久財受注(10月)が予想より
強い±0.0%、米ケース・シラー住宅価格指数(9月)が予想より強い
+3.00%、米消費者信頼感指数(11月)が予想より強い73.7、米住宅
価格指数(9月)が予想より弱い+0.2%、リッチモンド連銀製造業指
数(11月)が予想より強い9、28日の米新築住宅販売件数(10月)が予
想より弱い36.8万件、29日の米第3四半期GDP改訂値が予想より弱い
+2.7%、米第3四半期個人消費改訂値が予想より弱い+1.4%、米
第3四半期PCEコア・デフレータ改訂値が予想より弱い+1.1%、米
新規失業保険申請件数が予想より弱い39.3万件、米中古住宅販売成
約(10月)が予想より強い+5.2%、30日の米個人所得(10月)が予想より
弱い±0.0%、米個人消費支出(10月)が予想より弱い−0.2%、米PCE
コア・デフレータ(10月)が予想より弱い+1.6%、シカゴ購買部協会
景気指数(11月)が予想より弱い50.4、などになりました。

そして、28日の米地区連銀経済報告では「米経済はここ数週間で抑制
されたペースで拡大。7地区が緩やかな拡大。ボストンは成長鈍化。
セントルイスとミネアポリスは活動がやや活発化している。NYとフィ
ラデルフィアはハリケーンに伴う混乱で弱まる。ボストンとリッチモ
ンドはハリケーンの影響は限定的。財政の崖にまつわる不透明感に懸
念がある。7地区で製造業が減速あるいは明確な生産縮小を実施。
米消費支出は大半の地区で緩やかなペースで増加。年末商戦に関する
見通しを提示した地区では概ね好調な見通し。製造業は総じて弱い。
サービス業はまちまち。大半の地区で雇用は小幅増。賃金・物価の
上昇圧力は抑制。」などが示されました。


また、先週の米要人発言やヘッドラインでは、

26日、米ホワイトハウス「年末期限切れとなる大型所得税減税につい
てオバマ政権が主張する中間層以下の減税が延長できなかった場合、
2013年GDPを1.4%下押して個人消費を1.7ポイント押し下げる。」、
27日、ダラス連銀総裁「FEDは劇的な金融緩和を実施。リスクにも目
を向けるべき。次回の会合では債券買い取り限度額の設定を決定すべ
き。インフレはコントロールされている、真の問題は失業。」、
OECD「米GDP伸び率は13年2.0%(5月時点2.6%から引き下げ)。」、
レッドブック「感謝祭ウィークの米大規模小売店売上高は前年比4.5
%の増加」、

28日、米財務省「中国を為替操作国と認定しない。人民元は大幅に過
小評価。元相場の一段の上昇が正当。中国の為替市場介入が減少」、
ゴールドマンサックス「米10-12月成長予想を1.8%に引き上げる」、
シカゴ連銀総裁「米国においてインフレ率が2.5%を下回っている限
り、失業率が6.5%になるまで現行のゼロ金利政策を据え置くべき。
従来の失業率7%という基準は保守的過ぎた。QE3の終了には少なく
とも20万人を越える月間の雇用者数増加が6ヶ月続き、潜在成長率を
越える経済成長が必要。景気加速後も低金利を続けることが必ずしも
インフレ率上昇を意味しない。一層の経済の混乱や低迷の回避には
米財政再建を段階的に進める必要。長期的に2%という現状の米国の
インフレ目標を支持。」、
中国の商務相「米のQE3実施によるドルの価値低下を許容できない。
ドルの一部を投資プロジェクトに変更へ。」、
ベイナー下院議長「歳出削減策で協調できるならば歳入に関しても
交渉に入る用意。オバマ大統領との合意には楽観的。所得税増税には
反対を再表明。」、
米大統領「財政問題に関してはクリスマス前までの解決を望む。」、
シカゴ連銀総裁「失業率6.5%に低下するまでゼロ金利政策が必要。
早く利上げを実施しても水準を維持することは出来ない可能性。」、

29日、NY連銀総裁「最近の雇用の伸びは労働市場の情勢を大きく変え
るには不充分。米国債購入を2013年も継続するへきか雇用とインフレ
見通しを検証。サンディによる第4四半期GDPの押し下げは0.25〜0.5
%の可能性。」、
ベイナー米下院議長「実質的に協議は大きな進展をしていない。財政
の崖を回避するためにできることをすべて行うが、ガイトナー財務長
官が合意に向けた実質的な新計画を示していない。債務上限の引き上
げは同額もしくはそれ以上の歳出削減伴うべき。」、
リード米上院院内総務「共和党からの真剣な提案をまだ待っている。
問題を先送りにはしない。予算交渉は双方に痛みを伴う。」、

30日、米議会予算局「米連邦債務は来年2月半ばまで上限に到達しな
く、米財務省が臨時の措置を講じると予想。」、
ブルームバーグ「ガイトナー米財務長官が共和党に財政の崖回避で提
案を行なった。提案は財政刺激策と義務的経費削減を盛り込む内容と
なっている。」、
オバマ米大統領「中間所得層の減税延長は経済を支える。少数の共和
党議員が富裕層減税を維持するために中間層の減税を人質にとってい
るのは受け入れ難い。財政の崖問題の解決に両党は一緒に取り組むこ
とができるが、長期にわたる交渉があるだろう。」、
ベイナー米下院議長「共和党は財政問題解決のために超党派での協議
を希望。増税はマネーを経済から流出さる間違った対応。大統領の提
案は中小企業に打撃を与える。より大きな問題は赤字と債務。解決に
は現実的な歳出削減が必要。行き詰っている。現時点では何ら進展が
見られない。」、などがありました。

今週の米主要経済指標では、3日に米ISM製造業景況指数(11月)と米
建設支出(10月)、5日に米ADP雇用統計(11月)と米第3四半期非農業
部門労働生産性確報に米第3四半期単位労働費用確報と米ISM非製造
業景況指数(11月)に米製造業受注指数(10月)、6日に米新規失業保
険申請件数、週末7日に米非農業部門雇用者数変化(11月)と米失業
率(11月)と米民間部門雇用者数(11月)に米ミシガン大学消費者信頼
感指数速報(12月)と米消費者信用残高(10月)、などが予定されてい
ます。米ISM指数や米ADP雇用統計および米雇用統計には注目です。


円については、先週の日主要経済指標では、27日の日企業向けサー
ビス価格指数(10月)が予想より弱い−0.7%、30日の日失業率(10月)
が予想とおりの4.2%、全国消費者物価指数コア(10月)が予想より
強い±0.0%、日鉱工業生産指数速報(10月)が予想より強い+1.8%、
などになりました。

また、先週の日要人発言や日本に関するヘッドラインでは、

26日、日銀金融政策決定会合議事録要旨「デフレ脱却に向けた政府と
の共同文書を白川総裁が提案。消費者物価を1%に着実に近づけると
の評価は難しい。共同文書では日銀の独立性に疑義持たれてはならな
い。緩和姿勢をより明確にできないか(複数の委員)。金融緩和を一段
と強化すれば緩やかな回復経路に復すと判断。」、
日銀総裁「コアCPIは14年度に1%に着実に近づいていく。早期のデ
フレ脱却へ最大限の努力を続けていく。日銀の強力緩和継続の約束は
円高を抑制する一因になっている。10-12月期に日中関係の影響が輸
出に出てくる。注意が必要。現在の円高水準継続が企業経営に影響を
及ぼしていると充分認識している。日銀として今後もデフレ脱却に向
け最大限の努力を続ける。デフレ脱却に向けて政府にも強力な成長力
強化の取り組みを強く期待する。」、

27日、自民党の安倍総裁「次元の違う経済政策実行しないとデフレ
脱却はできない。大胆な金融緩和で結果として円高は是正されるこ
とは間違いない。インフレターゲットは2%の目標と書いてもらわ
なければならない。物価目標は目途ではなく目標と書いてもらわな
いといけない。日銀法改正なら雇用に責任を負うようにすべき。」、
OECD「日本の成長率見通しは2013年は0.7%、2014年は0.8%。デフレ
圧力は2014年まで成長への逆風になる可能性。財政健全化を遅らせる
決定は長期金利の高騰を招く可能性。」、

28日、自民党総裁「10年間日銀はいろんなことやったがずっとデフ
レ。物価目標でハイパーインフレになるというのは経済音痴。国が
投資して企業の投資や消費を引き上げる必要がある。」、

29日、自民党総裁「物価目標について2%達成するまで無制限な金融
緩和を求める。物価目標2%超で引き締めに入る技術が中央銀行に問
われている。」、

30日、「日政府が総額1.2兆円規模の経済対策第2弾を閣議決定。」
自民党総裁「2%のインフレターゲットのためにはあらゆる手段を
取る。デフレ脱却の政策は3年前の自民党と次元は違う。金融緩和
で外債を買っていくこともある。私が首相になったら手段は日銀が
決めていく。」、
野田首相「物価目標は1%が現実的な数字。まずは1%をしっかり
とクリアしていきたい。」、
などがありました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、7日の日景気先行CI指数速
報(10月)と日景気一致CI指数速報などがありますが、市場の注目度
は高くないようです。

先週のドル円相場は、週初26日に82.34で始まり東京時間序盤に82.62
まで上昇しましたが、その後はダウ先物や中国上海株式市場場の軟調
を背景に、ロンドン時間序盤に81.92あたりまで下落しました。
その後はやや反発して揉み合いになりましたが、27日のオセアニア
時間に81.85まで下落しました。その後、東京時間に入って反発して
ユーロ圏財務相会合でのギリシャ支援の決定や自民党の安倍総裁の
発言などを背景に82.30あたりまで上昇する展開になりました。
その後、上下動の揉み合いとなりましたが、28日の東京時間の仲値
頃からアジアの株式市場の軟調を背景に東京時間終盤にかけて81.71
あたりまで下落しました。その後は上下動の揉み合いとなってNYダウ
が100ドル超の下落となる中、深夜12時過ぎに週安値となる81.69まで
下落しましたが、ベイナー下院議長発言による財政の崖の協議進展へ
の期待とNYダウの反発上昇を背景に反発して揉み合いになりました。
その後、29日のオセアニア時間に反発して82.20あたりまで上昇して
その後は再び揉み合いとなりましたが、29日NY時間序盤に発表された
米第3四半期GDP改訂値などが弱い結果となったことを受けて、一時
再び81.91まで反落する展開になりました。その後、NYダウが13000
ドル台を回復したことなどを背景に82円台を回復して揉み合い推移
になりましたが、その後、週末30日の東京時間仲値頃に「日政府が
総額1.2兆円規模の経済対策第2弾を閣議決定した。」との報道が
伝わると日経平均の堅調も背景に82.54あたりまで急反発する展開
になりました。その後、揉み合いとなりましたがロンドン時間序盤
に週高値となる82.74まで上昇しました。その後、NYダウが前日比
マイナス圏へ反落したことも背景に、ベイナー米下院議長の「より
大きな問題は赤字と債務。解決には現実的な歳出削減が必要。行き
詰っている。現時点では何ら進展が見られない。」との発言もあり、
やや軟調傾向で推移して82.47で週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合はまずは先週高値の82.74
から11月22日高値82.82のポイントを巡る売り買いの攻防が注目され
ます。ここを上抜けた場合は83.00の「00」ポイント、さらに上昇し
た場合は4月2日の高値83.29から3月22日高値の83.45のポイント、
ここを上抜けた場合は84.00の「00」ポイントから3月21日高値の
84.08が3月15日高値84.17を巡る売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは先週11月27日の揉み合い上辺の
82.31から11月29日の揉み合い上辺の82.20のポイントを巡る売り買
いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は82.00の「00」ポイ
ント、さらに下落した場合は21日安値の81.63からフィボナッチの
ポイントになる81.48アラウンド、さらに下落した場合は11月19日
安値81.08から81.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

先週のドル円は週間では、ほぼ「行って来い」のレンジ相場になり
ました。衆議院解散の報道以来、日貿易収支の悪化も背景に自民党
総裁の発言や自民党の公約を材料とした、所謂「アベ・トレード」
による円安基調がまだ続く可能性が高そうではありますが、ある程度
の織り込みも進んだか、先週は自民党総裁の発言に対する市場反応が
やや鈍化してきた様子も観られたようです。先週末は「日政府が総額
1.2兆円規模の経済対策第2弾を閣議決定した。」との報道を材料に
ほぼ「行って来い」のレベルまで反発して戻しましたが、一方、週末
にはベイナー米下院議長が「(財政の崖についての協議が)行き詰って
いる。現時点では何ら進展が見られない。」との発言をして、米フィ
スカル・クリフ(財政の崖)問題を意識したリスク回避の動きもみられ
ました。

追加緩和策が期待される12月の日銀政策金利はまだ先となりますが、
一方、12月の米FOMCでもツイスト・オペの終了に伴い代替の緩和策
が導入される可能性もあることで綱引きになることも排除はできな
いようで、基調としては少なくとも衆議院選挙までは円安傾向とな
る可能性が高いとは思われますものの、米の金利とドル円相場の相
関からはドル円の割高を指摘する向きもあり、また、7日の米雇用
統計でのNFPでは+9.0万人程度に低下する市場予想であることから、
その先行織り込みの動きの可能性もあることで、高値追いには警戒
を指摘する声もあり、ある程度の強めの押しも想定されることから、
買いの場合では押しをしっかり待つ戦略が引き続き有効になりそう
です。そして、今年は例年と異なり衆議院選挙を控えていることで
それまではファンド勢が市場参加している可能性がありますが、一
部は今週末の米雇用統計後に手仕舞いをしてくる可能性もありそう
ですので、米雇用統計の結果が大いに注目されます。大きく相場が
動く可能性がありそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、26日の独GFK消費者
信頼感調査(12月)が予想より弱い5.9、27日の独輸入物価指数(10月)
が予想より弱い−0.6%、28日の独消費者物価指数速報(11月)が予想
とおりの+1.9%、29日の独失業率(11月)が予想とおりの6.9%、独
失業者数(11月)が予想より強い0.5万人、欧消費者信頼感確報(10月)
が予想とおりの−26.9、30日の独小売売上高指数(10月)が予想より
弱い−2.8%、欧消費者物価指数速報(11月)が予想より弱い+2.2%、
欧失業率(10月)が予想とおりながら過去最悪の11.7%、
などになりました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

26日、報道「スペイン・カタルーニャ州の議会選で中央政府からの
独立を主張する4政党が過半数を確保。独立派の議会第一党CiUは
議席数を減らし独立の是非を問う住民投票が実施されるかは微妙」、
スペインのエル・パイス紙「スペイン政府はEUに対して国内銀行部
門向けに400億〜425億ユーロの金融支援を要請する方針。」、
ECBのコンスタンシオ専務理事「国債購入策の発表は利回りやスプレ
ッドの低下に寄与。ECBの基本シナリオはスペインが支援を要請する
というもの。支援を申請するかどうかはスペイン次第。ECBの政策は
既に非常に緩和的。状況が変われば政策変更する。」、
欧州委員会「スペインはEFSFとESMから銀行へ支援を受ける条件を満
たした。」、
独首相報道官「ユーロ圏財務相はギリシャ債減免を協議しない。」、
ブルムバーグ「ECBはギリシャ支援で投資ポートフォリオの活用を検
討。支援が決定すれば再びギリシャ国債を担保として受け入れること
に前向き。債券の借り換えや買戻しにも注目している。」、

27日、報道「ユーロ圏財務相とIMFはギリシャ債務のGDP比を2020年に
124%に削減することで合意。ギリシャ債務の削減策として融資金利
の引き下げや、ECB保有のギリシャ債の利益をギリシャに還元するこ
とで合意。」、
ユーログループ議長「非常に困難な合意だったがギリシャ向け次回
支援実施で政治的合意が成立。ギリシャ向け2国間の融資金利を100
BP引き下げる。ギリシャの対GDP比債務は2022年までに110%を下回
る。ギリシャ向けEFSF融資の利払いを10年間猶予。合意した措置で
ギリシャ債務は持続可能な軌道に乗る見込み。」、
独の財務相「債券買い戻しプログラムがまとまった後にギリシャ融
資実行を最終決定することでユーロ圏財務相は合意。ギリシャが基
礎的収支黒字化などすべての条件を達成した後にさらなる債務削減
策を検討する。」、
OECD「ユーロ圏GDP伸び率は13年−0.1%(0.9%から引き下げ)。」、
独の財務相「ギリシャは義務を果たしている。ユーロ圏メンバーは
IMFに債務減免は法に抵触し不可能と言明。債券買戻しは債務を大幅
に削減するだろう。」、

28日、フィッチ「ユーロ圏財務相会合でのギリシャ向け凍結融資の
再開合意についてはギリシャのデフォルトなどの脅威を軽減する。
リスクは残るがギリシャ債の持続可能な基盤形成に有効。」、
ギリシャの首相「IMFとユーロ圏財務相会合が合意した緊急支援での
条件緩和は、ギリシャ債務の持続可能性確保につなりユーロ残留を
確実にする。」、
独ハンデルスブラッド紙「今回合意されたギリシャ支援策について
独与党CDUは議会での可決に必要な過半数を確保した。」、
スペイン中銀の月報「10-12月成長の縮小継続をデータが示唆。
ECBの措置の効果が薄れつつあるいくつかの兆しがある。」、
報道「ギリシャ銀行の株価が国債買戻しへの懸念で5%%超下落。」
ロイター通信「ユーロ圏の中銀は保有するギリシャ国債のロール
オーバーに応じる可能性がある。実現すればユーロ圏各国政府が
2016年までにギリシャに供与する必要がある追加融資額が76億ユー
ロから20億ユーロに減る見通し。」、
格付け会社フィッチ「仏については財政再建計画が未達成なら格付
けを引き下げる可能性。」、

29日、ギリシャのカティメリニ紙「ギリシャ国債の買い戻しは12月
7日までに完了の必要。ギリシャの銀行が169億ユーロ、年金基金が
79億ユーロ相当を保有。海外の金融機関は330億から340億ユーロ
相当を保有している。」、
ムーディーズ「ギリシャ支援合意後も同国債務は持続不能。民間保
有のギリシャ債務でデフォルトの可能性が高い。」、
欧州裁判所「ギリシャのスワップを巡りECBに情報開示義務はない」

30日、国際金融協会「ギリシャの国債買い戻しは自発的な必要。」、
独の財務相「ギリシャ問題の解決にはなお長い道程。ギリシャ政府
は改革への多大の努力をしている。ギリシャ救済策の議会承認がな
ければ影響はEUにとどまらない。ギリシャへの将来の措置には金利
引き下げ含まれる可能性。」、
EU当局者「ギリシャ債買戻しの詳細は12月3日に公表の準備が整う
予定。キプロス支援の合意は同日のユーロ圏財務相会合になる。」、
報道「独下院がギリシャ向け支援法案を可決。」、
ムーディーズ「ESMとEFSFの格付けをAA1に格下げする。」、
などがありました。

先週のユーロドル相場は、週初26日に1.2967で始まり小幅上下動の
揉み合いとなりましたが、27日のオセアニア時間にユーロ圏財務相
とIMFとのギリシャ債務のGDP比率の合意が伝わると一時1.30台回復
しました。その後、東京時間にユーロ圏財務相会合でのギリシャ向
け次回支援などが決定されたとの報道に1.3008まで上昇しましたが
揉み合いになりました。ロンドン時間に入ると“Sell the fact”
の動きが強まり、独CDUのマイスター議員の「ギリシャ債務減免の
リスクがあるなら支援を拒否する。」との発言もあって、NY時間の
ロンドンフィックスにかけて1.2915あたりまで下落する展開になり
ました。その後も株式市場の軟調やスペイン中銀の月報で「10-12月
成長の縮小継続をデータが示唆。ECBの措置の効果が薄れつつある
いくつかの兆しがある。」との報告があり、軟調傾向での揉み合い
になりましたが、ギリシャ銀行の株価が国債買戻しへの懸念で5%
%超下落したことなどもあって、28日のロンドフィックスにかけて
週安値となる1.2880あたりまで下落しました。その後、NYダウが前
日比プラス圏へ上昇したことを背景に、29日のオセアニア時間にか
けて1.2961あたりまで反発しました。その後、小幅上下動の揉み合
いになりましたが、ロンドン時間に入ると伊10年債入札では落札利
回りが2010年11月来の4.45%に低下したことなどを背景に堅調に推
移して、その後もNYダウが13000ドルの大台を回復したこともあっ
て深夜12時過ぎに1.3013あたりまで上昇する展開になりました。
その後、ベイナー米下院議長の「実質的に(財政の崖の)協議は大き
な進展をしていない。」との発言を契機としてNYダウがマイナス圏
へ一時下落したことを背景にリスク回避の動きが強まり、ロンドン
フィックス過ぎに1.2945あたりまで下落しました。その後、シュー
マー米上院議員の「クリスマスまでに財政の崖について合意できる
と確信している。」との発言も影響したか、NYダウが再びプラス圏
へ反発したことを背景に反発に転じました。その後、小幅な揉み合
いとなりましたが、30日の東京時間の仲値頃から上昇してユーロ円
が107円台を回復したことを背景にユーロドルも1.30台を回復する展
開になりました。その後、1.30を挟んで揉み合いになりましたが、
ダウ先物の堅調を背景にロンドン時間序盤に週高値となる1.3027まで
上昇する展開になりました。その後、欧失業率(10月)が過去最悪の
11.7%になったことやスペイン10年債利回りが5.368%あたりに上昇
したことなどを背景に、週末調整の動きもあったか軟調に転じて、
NY時間序盤に1.2968あたりまで下落しました。その後、深夜12時過
ぎにかけて1.3023まで一時反発しましたが、ベイナー米下院議長の
「行き詰っている。現時点では(財政の崖の問題に)何ら進展が見ら
れない。」との発言によるリスク回避の動きもあり反落して、NY時
間終了後に格付け会社のムーディーズが「ESMとEFSFの格付けをAA1
に格下げする。」と発表したことで1.30台を割り込み1.2987で週の
取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、3日に独製造業PMI確報
(11月)と欧製造業PMI確報(11月)、4日に欧生産者物価指数(10月)、
5日に独サービス業PMI確報(11月)と欧サービス業PMI確報(11月)と
欧小売売上高(10月)、6日に欧第3四半期GDP改訂値と独製造業受注
(10月)にギリシャの失業率(9月)と欧ECB政策金利、そしてドラギECB
総裁の記者会見、7日に独鉱工業生産(10月)とポルトガルの第3四
半期GDPにギリシャの第3四半期GDPなどが予定されています。
また、ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして7日の米雇用統計には
注目です。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは1.3000の
「000」ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜
けた場合は先週高値の1.3027のポイント、さらに上昇した場合は10月
5日の高値1.3070、ここを上抜けた場合は1.3100の「00」ポイント、
さらに上昇した場合は10月17日高値の1.3138アラウンド、ここを上抜
けた場合は9月17日高値の1.3171アラウンドでの売り買いの攻防が注
目されます。
一方、下落となった場合は、まずは先週29日深夜の1.2945から29日
ロンドン時間の1.2938アラウンドを巡る攻防が注目されます。ここ
を下抜けた場合はら1.2900の「00」ポイント、さらに下落した場合は
先週安値の1.2880のポイント、ここを下抜けた場合は11月23日の揉み
合い下辺の1.2857アラウンド、さらに下落した場合は11月21日の揉み
合い上辺の1.2821アラウンド、ここを下抜けた場合は1.2800の「00」
ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。

さて、先週のユーロドルは週間でやや上昇はしたものの、ほぼ「行っ
て来い」のレンジ相場になりました。ユーロ圏財務相会合で待ちに待
ったギリシャの支援が決定されましたが、先行織り込みも進んでいた
こともあって“Sell the fact”の動きや、米のフィスカル・クリフ
(財政の崖)問題に具体的な進展がないことでリスク回避の動きもあり
一時1.29台を割り込む場面がありました。

今週のユーロでは3日のユーロ圏財務相会合でのキプロス支援の合意
についてやギリシャ債買戻しなどがまずは注目材料になりそうです。
スペイン支援要請への期待も潜在していて、ECBの新債券購入プログ
ラムOMTの実働への思惑などから今後も基調としては堅調な展開とな
る可能性がありますが、11月28日にスペイン中銀の月報で「10-12月
成長の縮小継続をデータが示唆。ECBの措置の効果が薄れつつあるい
くつかの兆しがある。」ことが示され、格付け会社フィッチが「仏
については財政再建計画が未達成なら格付けを引き下げる可能性。」
との見解を示し、11月29日に格付け会社のムーディーズが「ギリシャ
支援合意後も同国債務は持続不能。民間保有のギリシャ債務でデフォ
ルトの可能性が高い。」との見解を示していることで、市場のセンチ
メントがやや低下していることも覗えて、ある程度の強めの押しの
可能性も排除は出来ないようです。買いの場合では押しをしっかり待
つ戦略が引き続き有効になりそうです。また、例年では冬休みに入る
ファンド勢も少なくない時期ながら、今のところはまだ取引に厚みが
あるようですが今週末の米雇用統計後に手仕舞いをしてくる可能性も
ありそうですので週末の相場動向には注意が要りそうです。

その他、今週は3日に豪小売売上高(10月)、4日に豪RBA政策金利と
豪RBA声明、5日に豪第3四半期GDP、6日に豪失業率(11月)と豪新
規雇用者数(11月)、7日に豪貿易収支(10月)、そして9日(日)には
中国消費者物価指数と中国小売売上高と中国鉱工業生産の発表など
が予定されていて、2000ポイントを割り込んでいる中国上海株式市
場が反発するかどうかも含めて、豪ドルの動向が注目されます。
特に4日の豪RBA政策金利では0.25%の利下げが市場コンセンサスと
なっていて先行織り込みも進んでいるようですが、一部では据え置
きと観る向きもあるようですので発表が注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その32 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第三十二話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「先週、北海道では暴風雪になってのう…。
 登別という温泉街のほうではなんと高圧送電の鉄塔が
 雪の重みと強い風で倒壊してしまって
 何日も停電になってしまっのじゃよ。」

『ふーん。それはたいへんだったな…。
 で…、ジイさんとこは大丈夫だったのかい?』

「何度か瞬間的な停電とはなったが大丈夫じゃった。
 停電と雷のときはパソコンが気がかりじゃったがのう…。」

『さて、今日はマルチタイム・フレーム分析の話だったな。』

「ふむ。そうじゃったのう…。
 マルチタイム・フレーム分析でよくある問いは、
 先週にお前さんが問うたように、例えば、
 『上位の時間軸が下降していて下位の時間軸が上昇している
  ホコタテ(矛盾)となっているときにどう判断するか。』
 というものじゃ…。」

『で…、いったいどう解釈するんだ?』

「まぁ…、マルチタイム・フレーム分析と一言でいっても、
 いろいろな流儀があるようじゃが…、
 まず前提としている大切な認識のひとつは、
 『動意の集積のある上位時間軸は下位時間軸よりも優位にある』
 ということじゃ…。」

『ふん…。ダウ理論でもトレンドには「主要・二次・小トレンド」
 の3種類があって、主要トレンドの転換は明白なシグナルの
 発生まで継続する、とあるからな…。』

「ふむ…。主要トレンドとて限りなく続くわけではないけれども、
 大きな時間枠である上位時間軸で発生したトレンドは
 そうたやすくは転換せず継続する性質があるわけじゃのう…。」

『……。』

「そうして、その主要トレンドの中を価格(レート)が
 動いていくわけじゃが…、次に大切な認識は
 『価格は直線ではなく幅の中で波を打って動いていく』
 ということじゃ…。」

『……。』

「つまり、いくらトレンドが発生しているといっても
 トレンド発生初期のスラストの時期を除けば、
 価格(レート)が直線的に動くわけではなく、
 価格は『上げ下げのスイング』を伴いながら、
 波としてトレンド方向へ動く性質があるのじゃのう…。」

『その主要トレンドの中の波が二次トレンドというわけか…。
 そして、その二次トレンドの状況を観るのが
 下位時間軸の役割であると…。』

「ふむ。そうじゃ…。
 で…、ここでもうひとつ大切なことがあるのじゃが、
 上位時間軸における価格の動きも、
 下位時間軸における価格の動きも、
 ひとつの同じ相場の中の動きであって決して別の相場ではない、
 ということじゃ。」

『……!』

「であるならばじゃ…。
 価格(レート)の動きの大局的方向である
 主要トレンドの方向へのトレードが
 基本的なトレードのストラテジーになるとは思わんかね。」

『うーん。まぁ、そうなるのかもな…。』

「なぜかなれば…、トレンドとは言い換えると、
 例えば主要トレンドが下降であれば、
 『確率的に陽線よりも陰線が示現しやすい状態。』
 『押し目が買われるよりも戻りが売られやすい状態。』
 とも言えるからじゃのう…。」

『……!』

「であるならば…、
 『上位の時間軸が下落していて下位の時間軸が上昇している
  ホコタテ(矛盾)となっているときにどう判断するか。』
 の解は自ずと導かれるのではないだろうか…、どうじゃね。」

『……?』

「多くのトレードの失敗は下位時間軸に依存し過ぎることや、
 上位時間軸と下位時間軸の状況に矛盾があるにもかかわらず
 無理やりに売買判断を決定してしまおうとすることで起こる
 ものなのじゃ…。」

『……。』

「解らんかね…。待つのじゃ。待つのじゃて。
 上位時間軸と下位時間軸の状況に矛盾がある場合は
 矛盾がない状況まで『待つ』のが基本になるのじゃ。」

『矛盾がない状況って何だよ。』

「下位時間軸が上時間軸の示唆する方向へ
 『回帰(復帰)の動き』となるとき、
 上位時間軸と下位時間軸に矛盾がない状況になるのじゃ。」

『トレードの戦略は上位時間軸のトレンドで立てるのが基本になる。
 そして、上位時間軸と下位時間軸に矛盾がある状況の場合は、
 そのとき無理やり売り買いの結論を出さずに、
 下位時間軸が上時間軸の示唆する方向へ「回帰(復帰)の動き」
 となるのを「待つ」のが基本というわけか…。
 基本的には、上位時間軸と下位時間軸の状況に
 矛盾がない状況でトレードを執行すべき、ということか…。」

「ふむ…。例えば、主要トレンドが『下降』であって、
 下位の時間軸での価格の動きが上昇しているような場合は、
 その下位の時間軸での価格の動きの上昇が
 主要トレンドの下降方向へ回帰(復帰)の動きとなるとき、
 つまり、下落するのを待つのが基本となるのじゃのう…。」

『……!』

「ただ…、これは基本であって全てではないのじゃ…。
 下位時間軸が長く強く調整となって上昇していているときなど、
 しばらく主要トレンド方向への売りのチャンスがないという
 こともあって、短期トレードとしては、
 上位時間軸での反転ポイントを認識した上で、
 主要トレンドの方向には逆らうことになるが、
 『戻り自体の動きに乗る逆張り』もストラテジーと出来る
 場合があるのじゃ。」

『あーっ、やっぱ混乱してきたぜ。』

「ふむ…。今日のお話は基本編ということにとどめて、
 このあたりはまた来週のお話とすることにしようかのう…。」

『ちぇっ。ジイさん、来週も楽しみにしておいてやるぜ。
 でもさぁ、話は解りやすくたのむぜぃ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<ご案内>

私もお世話になっているウィニングクルー株式会社
(関東財務局長(金商)第2098号)から、

Yahoo!ファイナンスや「FX攻略.com」などでもお馴染みの
まじめなトレーダー井出慶之さんの教材
「7daysFX」が発売になりました。


オーソドックスなレジスタンス・サポートに加えて
フィボナッチ・リトレースメント、チャート・パターン、
ラウンド・ナンバー、などをクラスター・ゾーンとして認識して、
ダイバージェンスなども活用していく手法ですが、
損切りのポイントや利確のポイントの合理的な設定や
ターゲット・ゾーンおよび資金管理などを含めて
実戦的なトレード手法としてとても良くまとめられています。

私とはアプローチが異なり、攻撃的トレードではありませんが、
少しゆったりとしたオーソドックスなトレード・スタイルで
基礎の基礎からの正統なトレードの教科書となっています。

まじめなトレーダー井出慶之さんの教材「7daysFX」

まだ価格のお安いうちにお求めになる価値があると思います。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
FX情報をもっと見る
過去ログ
2019年09月(3)
2019年08月(3)
2019年07月(4)
2019年06月(5)
2019年05月(4)
2019年04月(3)
2019年03月(5)
2019年02月(4)
2019年01月(4)
2018年12月(4)
2018年11月(4)
2018年10月(4)
2018年09月(5)
2018年08月(3)
2018年07月(5)
2018年06月(4)
2018年05月(4)
2018年04月(4)
2018年03月(4)
2018年02月(4)
2018年01月(4)
2017年12月(4)
2017年11月(4)
2017年10月(5)
2017年09月(4)
2017年08月(3)
2017年07月(5)
2017年06月(4)
2017年05月(4)
2017年04月(4)
2017年03月(4)
2017年02月(4)
2017年01月(4)
2016年12月(4)
2016年11月(4)
2016年10月(5)
2016年09月(4)
2016年08月(2)
2016年07月(5)
2016年06月(4)
2016年05月(4)
2016年04月(4)
2016年03月(4)
2016年02月(4)
2016年01月(5)
2015年12月(3)
2015年11月(4)
2015年10月(4)
2015年09月(3)
2015年08月(4)
2015年07月(4)
2015年06月(4)
2015年05月(4)
2015年04月(4)
2015年03月(4)
2015年02月(4)
2015年01月(3)
2014年12月(3)
2014年11月(4)
2014年10月(4)
2014年09月(4)
2014年08月(4)
2014年07月(4)
2014年06月(4)
2014年05月(3)
2014年04月(4)
2014年03月(4)
2014年02月(4)
2014年01月(4)
2013年12月(3)
2013年11月(4)
2013年10月(4)
2013年09月(5)
2013年08月(3)
2013年07月(4)
2013年06月(4)
2013年05月(4)
2013年04月(4)
2013年03月(5)
2013年02月(4)
2013年01月(4)
2012年12月(4)
2012年11月(3)
2012年10月(4)
2012年09月(5)
2012年08月(3)
2012年07月(5)
2012年06月(3)
2012年05月(4)
2012年04月(5)
2012年03月(4)
2012年02月(4)
2012年01月(4)
2011年12月(4)
2011年11月(4)
2011年10月(5)
2011年09月(4)
2011年08月(3)
2011年07月(5)
2011年06月(4)