FX トレードと凡事のお話 その29


今週から米国も冬時間に入りましたね。
そして6日の米大統領選挙が注目されます。

●先週の主な出来事

<10月29日(月)>

為替市場は静かなスタートになりました。
豪ドル米ドルは小さな下窓を空けて始まりました。
ダウ先物はやや下落して始まり軟調傾向で推移しました。
原油先物は96ドル台前半で始まりました。
独シュピーゲル誌が、
「トロイカの代表が25日に開かれたユーロ圏財務省高官の会議で
ギリシャの債務再編計画を提案していた。」と報じました。
午前7時頃からユーロドルなどドルストレートがやや下落しました、
ドル円にやや反発がみられました。
オセアニア時間はややドル買いが優勢の展開になりました。
時事通信が、
「11月4-5日にメキシコで開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議
では世界的な景気後退の回避に向けて
具体的な協調を打ち出せるかどうかが焦点。」と報じました。
午前8時頃からドル円がやや反落して揉み合いました。
原油先物が一時85ドル台に反落しました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
英ホームトラック住宅調査(10月)は前回値と同じ−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダウ先物が下げ幅を縮小する展開になりました。
英BOEのデール委員が、
「第4四半期の英成長率は相当低くなるだろう。
数年間は弱いままの可能性。」との発言をしました。
日財務相が、
「日銀に果断な金融緩和を期待している。
政府・日銀はデフレ脱却が極めて重要な課題との認識で一致。
金融政策は市場と経済動向を踏まえ日銀が適切に判断。
政府は見守る立場。」などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
韓国の株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
午前10時半頃からドルストレートがやや反発をみせました。
中国上海株式市場が反発して前週末終値レベルで揉み合いました。
午前11時頃からドル円がやや反発をみせました。
米国証券取引委員会が米東部でのハリケーン襲来を受けて、
29日の米株式市場を休場にすると発表しました。
正午過ぎからドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物が再び下げ幅を拡大しました。
日経平均が反落して前週末終値レベルで揉み合いになりました。
午後1時半頃からドル円が反落する展開になりました。
日首相が「日銀とはさらに一層の緊密な連携を図っていく。」
との発言をしました。 
東京時間終盤頃からダウ先物が反発をみせました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
中国上海株式市場が下げ幅を拡大しました。
日経平均は前週末比−3.72円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
原油先物は85ドル台後半で推移しました。
中国上海株式市場は0.35%安で取引を終えました。
ダウ先物が13000ドル台を割り込みました。
伊10年債利回りは4.966%あたりに上昇しました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
スペイン小売売上高(9月)が予想より弱い−10.9%になりました。
ユーロドルが一時1.2886まで下落しました。
スペイン10年債利回りは5.64%あたりに上昇しました。
午後5時半頃から豪ドル米ドルやユーロドルがやや反発をみせました。
ユーロドルが1.29台を回復しました。
英住宅ローン承認件数(5月)は予想より強い5万件、
英消費者信用残高(9月)は予想より強い+12億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルは軟調傾向で推移しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合い推移になりました。
伊6ヶ月債の入札では、
「80億ユーロ発行。平均利回りが前回より低い1.347%。
応札倍率が前回より高い1.52倍。」になりました。
午後7時半頃から豪ドル米ドルやユーロドルが再び反落しました。
ユーロドルが再び1.29台を割り込みました。
ドルカナダが堅調に推移してパリティに迫りました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31275%に低下しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ギリシャの債務再編の可能性については、政府財政の支援に
等しくなるためにECBがこれに応じることは禁じられている。」
との見解を示しました。
ユーログループ議長が、
「ユーロの為替レートに非常に満足している。」
との発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ポンドは軟調に推移しました。
ダウ先物は当日安値圏で揉み合いになりました。
米個人所得(9月)は予想とおりの+0.4%、
米個人消費支出(9月)は予想より強い+0.8%、
米PCEコア・デフレータ(9月)前年比は予想とおりの+1.7%でした。
市場反応は限定的でした。
独消費者物価指数速報(10月)は予想より強い+2.0%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅をやや縮小しました。
ドルカナダが下落してパリティになりました。
米10年債利回りは1.712%あたりになりました。
原油先物が96ドル台を回復しました。
NYダウはハリケーンのため休場になりました。
ダウ先物も取引を終了しました。
ユーログループ議長が、
「11月12日の財務相会合でギリシャに関する決定を予想。」
との発言をしました。
スペインの首相が、
「スペインと伊はユーロ防衛のために必要なことをする。
全てのEUの統合は一つのパッケージで行うべき。
支援メカニズムが存在することが重要。
国民の利益と見なされれば支援策要請へ。」
などの発言をしました。
ユーロドルやドル円に反発の動きがみられました。
ユーロドルが一時再び1.29台を回復しました。
伊の首相が「伊は支援要請する必要はない。」
との発言をしました。
ダラス連銀製造業活動指数(10月)は予想より強い+1.8%でした。
OECDの事務総長が「ECBは直ちに流通市場で国債を購入するべき。」
との発言をしました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小して反発しました。
ドル円が反発しました。
ユーロ円が一時103円台を回復しました。
米証券業金融市場協会がハリケーンを受けて
30日の米債券市場の取引を中止することを勧告しました。
英BOEのブロードベント委員が、
「建設業はそれほど悪化していない。改善の兆しも出ている。」
との認識を示しました。
スペイン中銀が、
「不良資産買い取り機関のバッドバンクによる
銀行の不動産融資移管に伴う平均ディスカウント率は45.6%、
銀行の差し押さえ不動産資産移管に伴う
平均ディスカウント率は63.1%。」と発表しました。
深夜12時半頃からドルストレートが反落する展開になりました。
ユーロドルが再び1.29台を割り込みました。
欧州の株式市場が終盤にやや下げ幅を拡大して取引を終えました。
深夜1時半頃からドルストレートが反発をみせました。
ユーロドルが1.29を回復して揉み合いました。
加財務相が、
「政府成長見通しとして、2012年の成長見通しは2.1%、
2013年の成長見通しは従来の2.4%から2.0%に下方修正する。」
と発表しました。
ドルカナダが堅調に推移しました。
原油先物が一時85ドル台を割り込みました。
格付け会社のフィッチが、
「伊シチリア州の格付けをBBBに引き下げる。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
原油先物が95ドル台を回復しました。
独の首相が、
「ギリシャの成長鈍化は考慮しなければならない。
ギリシャに関してはトロイカの報告を待っている。
スペイン、ギリシャに関してEUは協調した解決が必要。
ギリシャは支援を受けるための義務を果たす必要。
英国は重要なパートナー。来週に訪英を計画している。」
などの発言をしました。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.719%になりました。
NY原油(WTI)は85ドル台半ばで引けました。
NYダウはハリケーンにより休場でした。

<10月30日(火)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は下落して取引が再開されました。
原油先物は85ドル台で推移しました。
日失業率(9月)は予想とおりの4.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
午前8時半頃からドルストレートがやや反発をみせました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
日鉱工業生産速報(9月)は予想より弱い−4.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅高で始まり堅調傾向で推移しました。
東京時間序盤はユーロドルやドル円が反発上昇しました。
ユーロ円が103円台を回復するなどクロス円が反発しました。
ポンドドルは小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場はプラス圏で始まりました。
中国上海株式市場が前日終値レベルで揉み合いになりました。
日経平均が上げ幅をやや縮小しました。
ダウ先物が軟調推移になりました。
午前10時半頃からクロス円が揉み合い推移になりました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
正午頃から主要通貨ペアが反落する展開になりました。
日経平均が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
その後、ダウ先物が反発する展開になりました。
日経平均が再び前日比プラス圏へ反発しました。
ドル円が一時下落するも一時80円近くまで上昇しました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルはジリ高で推移しました。
インド中銀が政策金利を8.00%に据えおき、
預金準備率を0.25%引き下げ4.25%にすることを決定しました。
日銀の政策発表が通常よりもかなり遅れました。
日銀が政策金利を0.00-0.10%に据え置きました。
日銀金融政策発表では、
「政策金利目標水準の現状維持を全会一致で決定。
資産買入等基金を長期国債で5兆円、国庫短期証券で5兆円、
CP等で0.1兆円、社債等で0.3兆円、ETFで0.5兆円、
REITで0.01兆円、増額することを決定。
貸出増加を支援するための資金供給の枠組みを創設する。
資金供給の総額の上限は設定せず無制限。
対象先は預金取扱金融機関とする。
物価上昇率1%が見通せるまで実質的なゼロ金利政策と
資産買入で強力に金融緩和を推進する。
政府・日銀はデフレ脱却に向けた取り組みをしていく。」
などが示されました。
ドル円やクロス円が一時上昇の後に急落しました。
日経平均がマイナス圏へ下落しました。
ユーロドルが一時1.29台を割り込みました。
日経平均は3日続落の前日比−87.36円で大引けになりました。
ドル円は一時79.27円まで下落しました。
午後3時過ぎにユーロドルが反発して1.29台を回復しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが反発上昇しました。
クロス円に反発の動きがみられました。
ダウ先物が反発上昇しました。
日銀半期展望レポートでは、
「12年度物価上昇率見通し前年比−0.1%(下方修正)、
13年度物価上昇率見通し前年比+0.4%(下方修正)、
12年度実質成長率見通し前年比+1.5%(下方修正)、
13年度実質成長率見通し前年比+1.6%(下方修正)、
2014年度には物価上昇率1%に着実に近づいていくとみられる。
日本経済は当面横ばい圏内の動きにとどまるが
海外経済の減速脱出につれて緩やかな回復経路に復していく。
日本経済が回復に向かう時期は従来の想定よりも後ずれの見込み。
何らかのきっかけで長期金利が上昇した場合、
金融機関の経営と日本経済に大きな影響与える点に留意が必要。
最近の日中関係で貿易・投資活動・来日観光客数
などへの影響を通じ下押しリスクとして注視。
財政の持続可能性への信認低下する場合、
将来不安の強まりによる経済下振れにつながる恐れ。
欧州債務問題はなお不確実性あり重要な下振れリスク。
日銀は物価上昇率1%が見通せるまで強力に金融緩和を推進。」
などが示されました。
ドル円は下落一服になりました。
中国上海株式市場は+0.17%で取引を終えました。
スペイン第3四半期GDP速報は前期比で予想より強い−0.3%でした。
ユーロが上昇しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが堅調に推移しました。
ダウ先物が堅調推移になりました。
日銀総裁の記者会見では、
「2014年度に物価上昇率1%に近づくが
見通せるとの判断には至っていない。
物価上昇率1%を目指して期限限定せず強力な金融緩和を推進。
14年以降も物価上昇率1%以上見通せるまで
ゼロ金利と資産買い入れ続ける方針は変わらない。
佐藤委員と木内委員が2014年度に着実に
物価上昇率1%に近づくとの表現に反対した。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
午後5時半頃からドルストレートがやや反落しました。
独失業率(10月)は予想とおりの6.9%でした。
市場反応は限定期でした。
スペイン10年債利回りは5.635%あたりに低下しました。
午後6時半頃からユーロドルが再び上昇しました。
伊財務省債務管理局のカンナタ氏が、
「伊の現在の国債利回りは容認可能かつ管理可能。
予算が見込む水準を下回っている。」との発言をしました。
欧業況判断指数(10月)は予想より弱い−1.62、
欧消費者信頼感指数確報(10月)は予想より弱い−25.7でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ財務相が「支援に関する協議は11月12日まで続く。」
との発言をしました。
伊の中長期債の入札では、
「10年債で30億ユーロ発行。平均利回りが前回より低い4.92%。
応札倍率が前回より高い1.43倍。」など好調な結果になりました。
ユーロドルが堅調に推移しました。
豪ドルは堅調傾向の揉み合いになりました。
午後7時半頃からユーロドルが当日高値圏で揉み合いになりました。
ドル円が再び下げ幅をやや拡大した後に揉み合いになりました。
伊10年債利回りは4.973%あたりに低下しました。
午後8時頃からユーロドルなどがやや反落して揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31275%になりました。
独仏の財務相が会談後に、
「独仏両国はギリシャがユーロ圏に留まり、
改革を実行するとの目標で合意した。
11月には完全な結論が得られるよう両国は努力。」
との声明を発表しました。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルは揉み合い推移になりました。
ドル円が反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場が堅調傾向で推移しました。
加鉱工業製品価格(9月)は予想より強い+0.5%、
加原材料価格指数(9月)は予想より強い+1.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
米ケース・シラー住宅価格指数(8月)は予想より強い+2.03でした。
ハンガリー中銀が政策金利を0.25%引き下げ6.25%としました。 
原油先物が一時96ドル台を回復する場面がありました。
ユーロ円が103円台を回復しました。
NYダウはハリケーンのため休場になりました。
ダウ先物が13062ドルで午後10時半に取引を終えました。
米消費者信頼感指数はハリケーンのため発表が中止されました。
午後11時頃からドルストレートがやや反落して揉み合いました。
深夜12時頃からユーロドルが再び上昇しました。
ドル円がやや反落して揉み合いました。
深夜1時頃からドルストレートが緩やかに反落しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で堅調に取引を終えました。
ギリシャ民営化局が、
「2016年末までの民営化に伴う資産売却などによる
収益目標を110億ドルと試算。当初目標から下方修正。」
との発表をしました。
ドル円は79.60アラウンドで小幅な揉み合いになりました。
加BOC総裁が、
「いずれ利上げが要求される。加経済の最大のリスクは外部要因。
欧州債務危機は抑制されると予想。
一部に家計負債の増加ペース鈍化の兆候がみられる。
金融政策は他の要因のともに家計部門の不均衡を考慮。
最新の見通しからは2014年末までの出口戦略を予測させる。」
などの見解を示しました。
限定的ながら加ドル買い反応がみられました。
ドルカナダがパリティを割り込みました。
NY原油(WT)は85ドル台後半で引けました。
NY株式市場と債券市場はハリケーンのため休場でした。

<10月31日(水)>

オセアニア時間はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
格付け会社のS&Pが、
「アルゼンチンのソブリン債務格付けをBからB−に引き下げる。
見通しはネガティブ。」との発表をしました。
ダウ先物が上昇して取引再開後に13060ドル辺りで揉み合いました。
API週間石油在庫統計では原油在庫が210万バレル増になりました。
原油先物は95ドル台で推移しました。
NZ住宅建設許可件数(9月)は予想より強い+7.8%でした。
限定的ながらNZドル買い反応がみられました。
独首相・IMF専務理事・OECD事務総長が、
「ユーロ圏の成長見通しは緩やかで強い不透明性がある。
市場や投資家や消費者の信頼は欧州危機前の水準には戻っていない。
ユーロ加盟国の財政赤字削減努力を歓迎。
若年雇用創出と構造改革と社会的保護システムの推進などが課題。
米国については財政再建に関して信頼に足る計画を示す必要。」
などの共同声明を発表しました。
アテネ通信が、
「ギリシャ財務省は来年1月1日から年金を
5〜15%削減する法案を提出する見込み。」と報じました。
東京時間が近づく頃からドル買いの動きがみられました。
ドルストレートがやや反落してドル円がやや反発しました。
英GFK消費者信頼感調査(10月)は予想より弱い−30でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロドルに一時やや反落の動きがみられました。
ドル円はやや反落して揉み合い推移になりました。
豪住宅建設許可件数(9月)は予想より強い+7.8%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「FRBの政策は物価安定と最大雇用実現という点で評価するべき。
現状の抑制されたインフレと高失業率予想などを踏まえると、
現状の記録的な緩和策でもまだ引き締め過ぎ。
FOMCでさらに緩和することで米経済への負の衝撃を相殺する必要。
インフレ率を2%以上に押し上げることなく、
失業率を5〜6%に低下させることは可能。
消費者のセンチメントは改善しつつある。
心理改善が市場金利押し上げにつながる。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んで揉み合いました。
ドル円はしだいに軟調推移になりました。
ECBのクーレ専務理事が、
「ECBは既に充分な措置を執っている。
担保基準をさらに積極的に緩和することは予想していない。
ECBのバランスシートリスクに注意必要。」
などの発言をしました。
日財務相が、
「景気は緩やかに持ち直してきたが7-9月期は足踏み。
管内情勢報告は全国11地域中8地域で総括判断を下方修正。」
などの発表をしました。
ダウ先物がしだいに軟調推移になりました。
中国上海株式市場がやや軟調推移になりました。
正午頃から豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反落しました。
ドル円がやや反発をみせました。
日新設住宅着工戸数(9月)は前年比で予想より弱い+15.5%、
日建設工事受注(9月)は前年比で前月より弱い+3.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
ECBのクーレ専務理事が、
「ユーロ圏の経済状況は引き続き深刻であるが、
ユーロはダイヤのように強固で永続性がある。
ユーロ圏の物価安定のリスクは現状ではバランスが取れている。
中期的な物価安定というECBの責務に変更はない。」
などの発言をしました。
東京時間終盤にかけてドルストレートが揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比+86.31円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
中国景気先行指数(9月)は前月より強い100.49になりました。
中国上海株式市場が終盤に反発して0.32%高で取引を終えました。
独小売売上高指数(9月)は前年比で予想より弱い−3.1%でした。
午後4時過ぎからユーロドルがやや下落しました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
その後、ダウ先物が反発上昇する展開になりました。
午後4時半頃からユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ドル円も反発しました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
仏経済相が、
「仏経済は第3四半期にややプラス成長になる見込み。
ギリシャの交渉は最終段階に入った。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
ユーロドルが一時1.30台を回復しました。
その後、ユーロドルが1.30を巡り揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
伊失業率速報(9月)は予想とおりの10.8%でした。
欧消費者物価指数速報(10月)は予想とおりの+2.5%、
欧失業率(9月)は予想より弱い11.6%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
英の株式市場がマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が当日高値圏で揉み合いました。
その後、ユーロドルが再び上昇しました。
独30年連邦債の入札では、
「17.04億ユーロ発行。平均利回りは前回より高い2.340%。
応札倍率が前回より高い2.7倍。」になりました。
伊中銀総裁が、
「構造改革なき予算調整は非生産的。ECBが発表した債券購入計画は
伊の財政資金調達の助けになっている。」との発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31275%になりました。
NY時間が近づく頃からドルストレートがやや反落しました。
ギリシャ議会が民営化法案を僅差で可決しました。
加GDP(8月)は予想より弱い−0.1%でした。
加ドル売り反応がみられました。
ドルカナダが再びパリティになりました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
ユーロドルが1.30台を割り込みました。
ドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
仏の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
ECBのコンスタンシオ専務理事が、
「銀行同盟創設の本質はEMUの欠点を補うことにある。」
との認識を示しました。
NYダウは上昇して始まりました。
米10年債利回りは1.72%あたりになりました。
米シカゴ購買部協会景気指数(10月)は予想より弱い49.9でした。
ドル買い傾向が続きました。
スペイン10年債利回りは5.622%あたりになりました。
EIA週間石油在庫統計は公表延期になりました。
独の財務相が、
「ギリシャには大きな進展があったが終了には程遠い。
11月11日もしくは12日までにギリシャに関する最終報告を
トロイカから受け取る可能性は低いだろう。
まだギリシャ支援実施を確定した訳ではない。」
などの発言をしました。
深夜12時近くからドル円が一時反落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
NYダウがマイナス圏へ反落しました。
その後、ドル円が再び反発して揉み合いました。
ロンドンフィックス前頃からポンドや豪ドルが反発をみせました。
原油先物が一時87ドル台を回復する場面がありました。
独の株式市場もマイナス圏へ反落して取引を終えました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
英BOEのビーン副総裁が、
「量的緩和は金利引き下げに寄与しているが、
低金利が普段以上に需要への効果は小さい。
第3四半期GDPに関しては一過性の要因も考慮する必要。」
などの認識を示しました。
ポンドは揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
NY時間終盤はユーロドルや豪ドル米ドルがやや軟調に推移しました。
ドル円がやや反落して揉み合いました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.691%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−10.75ドルでこの日の取引を終えました。

<11月1日(木)>

オセアニア時間はドルストレートがやや軟調に推移しました。
ドル円がやや反発をみせました。
ダウ先物はやや反発をみせた後に揉み合いで推移しました。
原油先物は86ドル台で推移しました。
豪AIG製造業指数(10月)は前月より強い45.2でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃にドル円やユーロドルがやや反発をみせました。
日経平均は小幅高で始まった後に前日終値レベルで揉み合いました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が堅調に推移しました。
豪ドル米ドルが反発をみせました。
その後、日経平均が前日比マイナス圏推移になりました。
豪第3四半期輸入物価指数は前期比で予想より弱い−2.4でした。
市場反応は限定的でした。
中国製造業PMI(10月)は予想とおりの50.2でした。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反落しました。
ドル円は堅調に推移しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
中国HSBC製造業PMI(10月)は予想より強い49.5でした。
豪ドル米ドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
ドル円が80円台を回復しました。
ドルストレートは上下動の揉み合いになりました。
中国上海株式市場が堅調に推移しました。
ダウ先物が反発しました。
午後1時半頃にドル円がやや反落しました。
東京時間後半にダウ先物がやや反落して揉み合いました。
日経平均は前日比+18.58円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
英ネーションワイド住宅価格(10月)は予想より強い+0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場は1.72%高で取引を終えました。
午後4時過ぎからユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
ドル円が一時80円台を割り込みました。
スペイン10年債利回りは5.618%あたりになりました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
仏の株式市場は下げて始まり前日終値レベルで揉み合いました。
独英の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
ドルストレートやクロス円に反発の動きがみられました。
ポンドドルが上昇しました。
スイス実質小売売上高(9月)は前回値より弱い+5.4%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が反発をみせて揉み合いました。
スイス製造業PMI(10月)は予想より強い46.1でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ製造業PMI(10月)は前月より弱い41.0に低下しました。
その後、ユーロドルが再び反落して揉み合いました。
独の株式市場が上げ幅を縮小しました。
ポンドが指標発表前にやや反落しました。
英製造業PMI(10月)は予想より弱い47.5でした。
市場反応は限定的でした。
独の経済相が、
「独経済は2012年に0.8%拡大する可能性。」
との見解を示しました。
午後7時頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
欧州の株式市場が堅調推移になりました。
伊10年債利回りは4.934%あたりに低下しました。
ドル円が80円台を回復しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31275%になりました。
米ADP雇用統計(10月)は予想より強い+15.8万件になりました。
指標発表直後はドル買い反応がみられました。
ダウ先物は堅調に推移しました。
米第3四半期非農業部門労働生産性速報は予想より強い+1.9%
米第3四半期単位労働費用速報は予想より弱い−0.1%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.3万件、
米失業保険継続受給者数は予想より弱い326.3万件になりました。
ドル売り反応がみられました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどが上昇しました。
ドル円がやや反落しました。
ドルカナダがパリティを割り込みました。
ポンドドルはやや反落する展開になりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
米ISM製造業景況指数(10月)は予想より強い51.7、
米消費者信頼感指数(10月)は予想より弱い72.2、
米建設支出(9月)は予想より弱い+0.6%になりました。
ドル円や豪ドル米ドルなどに上昇反応がみられました。
NYダウが一時170ドル超に上昇しました。
米10年債利回りは1.71%あたりになりました。
豪ドル米ドルが一時1.04台を回復しました。
IMFの報道官が、
「ギリシャ支援に関してスタッフレベルでは合意が近いが、
協議はまだ続く見込み。」との発表をしました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が205万バレル減少になりました。
原油先物が一時97ドル台を回復しました。
ギリシャの裁判所が「年金カットは違憲の可能性。」
との判断を示しました。
深夜12時前頃からユーロドルやポンドドルが軟調に推移しました。
NYダウが上昇幅を縮小しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りが一時1.74%あたりに上昇しました。
欧州の株式市場が終盤にかけてやや上げ幅を縮小しました。
英BOEが、
「これまで実施してきたAPP資産購入プログラムを終了した。
来週に予定されているMPC政策委員会でAPPプログラムを
継続・拡大するか否かを協議する。」との発表をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「米経済は2%前後で成長。
金融政策と失業率を関連付けるべきではない。
雇用の大幅な改善は全体の傾向として反映すべき。
米経済は低成長から抜け出せずにいるが
金融政策の現在の目標は脆弱な経済に道を開くこと。
住宅市場は改善を示している。
ハリケーン・サンディに対する金融政策の直接的な対応はないが
復興は刺激策の一環となるだろう。」
などの見解を示しました。
NY時間後半はドル買い傾向での揉み合い推移になりました。
ギリシャの世論調査では、
「急進左派が23%の支持で新民主党の20%を上回る。
黄金の夜明けが11.5%で第3位。」との結果になりました。
一部メディアが、
「ハリケーンの被害に襲われたNY市のブルムバーグ市長は
オバマ大統領の再選支持を表明した。」と報じました。
米10年債利回りは1.723%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+136.16ドルでこの日の取引を終えました。

<11月2日(金)>

オセアニア時間はドルストレートがやや反発をみせました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は86ドル台で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日銀金融政策決定会合議事録要旨(10月4-5日分)では、
「為替や株価が企業収益にマイナス影響ないか注視。(何人かの委員)
生産や景気動向指数などの動き踏まえると
事後的に景気後退の認定の可能性も排除できない。(複数の委員)
1%の蓋然性が低下していて為替相場への働き掛けなど
一段の工夫が必要。(一人の委員)
海外経済減速が長期化すれば景気回復が一段と後ずれする可能性。
デフレ脱却が確実となるまで強力な金融緩和を継続するよう
期待している、日銀が目指している物価上昇率1%を
早期に実現し結果を出すことが極めて重要。(日経済相)」
などが示されました。
日マネタリーベース(10月)は前年比+10.8%の128兆1344億円と
過去最高を更新しました。
日経平均は100円超上昇して始まりました。
東京時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円が堅調に推移しました。
豪ドル米ドルが1.04台を割り込みました。
日財務相が、
「今週末のメキシコでのG20に臨んで、日本経済の状況や
欧州問題や円高のリスクについて考え方を述べたい。
デフレ脱却へ政府日銀がスクラム組んでやっていく方針を説明。」
などの発言をしました。
豪第3四半期生産者物価指数は予想より弱い+0.6%でした。
豪ドル売り反応がみられました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いました。
香港の株式市場は1年3ヶ月ぶりの高値になりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
午後2時半頃からユーロドルが下落して1.29台を割り込みました。
ポンドドルが1.61台を割り込みました。
ドル円は揉み合いながらもジリ高になりました。
ドル買いが優勢の展開が続きました。
日経平均は前日比+104.35円の9051.22円で週取引を終えました。
中国上海株式市場が反発して堅調推移になりました。
独ウェルト紙が、独連銀のドンブレト理事の発言として、
「独政府は大きすぎて潰せない銀行に対する解決策を持っていない。
依然として計画からかなり遅れている。金融危機前より
大手銀行の破綻に対する準備がほとんどできていない。」
と報じました。
中国上海株式市場は0.6%高で取引を終えました。
ドルストレートが揉み合いながらも軟調に推移しました。
ドル円が堅調に推移しました。
英銀RBSの7-9月期決算では営業損益は13.8億ポンドの赤字でした。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いました。
仏独の株式市場が一時プラス圏へ反発しました。
スペイン製造業PMI(10月)は予想より弱い43.5になりました。
市場反応は限定期でした。
ユーロドルが1.29を巡り上下動の揉み合いになりました。
その後、仏独の株式市場がマイナス圏推移になりました。
伊製造業PMI(10月)は予想とおりの45.5になりました。
仏製造業PMI確報(10月)は予想より強い43.7になりました。
ダウ先物は揉み合いながらも軟調に推移しました。
独製造業PMI確報(10月)は予想より強い46.0でした。
欧製造業PMI確報(10月)は予想より強い45.4でした。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルが軟調に推移しました。
その後、ドル円が上下動の揉み合いになりました。
英建設業PMI(10月)は予想より強い50.9でした。
限定的ながらポンドに一時反発の動きがみられました。
その後、欧州の株式市場やダウ先物が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートが下げ一服になり揉み合いました。
中国人民銀行の7-9月期金融報告では、
「穏健な金融政策を維持する。インフレは比較的安定。
中国経済は安定的で速いペースでの成長続ける公算。
人民元相場の改革を推進。成長における内需の役割が拡大。
住宅投機をしっかりと抑制。世界経済の回復ペースは鈍い。」
などが示されました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31275%になりました。
米雇用統計前からドル円に反発の動きがみられました。
米非農業部門雇用者数変化(10月)は予想より強い+17.1万人、
米失業率(10月)は予想とおりの7.9%、
米民間部門雇用者数(10月)は予想より強い+18.4万人になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇してユーロドルなどが下落しました。
加雇用ネット変化(10月)は予想より弱い0.18万人、
加失業率(10月)は予想とおりの7.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物や欧州の株式市場が上昇しました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が上昇しました。
ユーロドルやポンドドルは軟調に推移しました。
原油先物は86ドル台で推移しました。
午後10時過ぎ頃からドル円がやや反落しました。
NYダウは小幅高で始まり前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは1.76%あたりに上昇しました。
スペイン10年債利回りは5.648%あたりに上昇しました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
豪ドルなど資源国通貨も反落に転じました。
米製造業受注指数(9月)は予想より強い+4.8%でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物が86ドル台を割り込みました。
スイスSNB総裁が「フラン上限設定は適切。出口協議は時期尚早。」
との認識を示しました。
伊10年債利回りは4.945%あたりにやや上昇しました。
深夜12時半頃から一時NYダウが下げ幅をやや縮小しました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
深夜2時頃からNYダウが再び下落幅を拡大する展開になりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円もやや反落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が85ドル台を割り込みました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「景気回復は手に負えないほど遅い。
雇用情勢が著しく改善するまでMBS購入を続ける。
資産購入の対象を他の資産にも拡大する可能性。
景気回復が定着した後も低金利政策を維持。
失業率は少なくとも14年末まで7%を上回り続ける。
インフレ率は今後数年間は2%をやや下回り続ける可能性。」
などの見解を示しました。
NYダウが終盤にかけて下落幅をさらに拡大していきました。
ドルドル米ドルが下げ幅を拡大しました。
米10年債利回りは1.716%になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−139.46ドルの13093.16ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<11月5日(月)>

※米・加が冬時間に移行します。

午前9時半に豪貿易収支(9月)、豪小売売上高(9月)、
午前10時45分に中国HSBCサービス業PMI(10月)、
午後6時半に英サービス業PMI(10月)、
夜10時半に加住宅建設許可(9月)、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(10月)、
などが予定されています。
豪・米の指標には注目です。
また、メキシコでG20財務相・中銀総裁会議が開催されています。

<11月6日(火)>

※豪が祝日です。

午前9時半に豪第3四半期住宅価格指数、
昼12時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後2時に日景気先行CI指数(9月)、日景気一致CI指数(9月)、
午後5時55分に独サービス業PMI確報(10月)、
午後6時に欧サービス業PMI確報(10月)、
午後6時半に英鉱工業生産指数(9月)、英製造業生産高(9月)、
午後7時に欧生産者物価指数(9月)、
午後8時に独製造業受注(9月)、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数(10月)、
深夜3時に米3年債の入札、
などが予定されています。
豪・英の指標には注目です。
また、米大統領選挙と米上下両院議会選挙が注目されます。

<11月7日(水)>

午後5時15分にスイス消費者物価指数(10月)、
午後7時に欧小売売上高(9月)、
午後8時に独鉱工業生産(9月)、
午後9時10分からドラギECB総裁の講演、
深夜3時に米10年債の入札、
早朝5時に米消費者信用残高(9月)、
などが予定されています。

<11月8日(木)>

朝6時45分にNZ第3四半期失業率、NZ第3四半期就業者数増減、
朝8時50分に日国際経常収支(9月)、日国際貿易収支(9月)、
同朝8時50分に日機械受注(9月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(10月)、豪失業率(10月)、
午後2時に日景気現状判断DI(10月)、日景気先行き判断DI(10月)、
午後3時45分にスイス失業率(10月)、
午後4時に独貿易収支(9月)、独経常収支(9月)、
午後4時45分に仏貿易収支(9月)、
午後6時半に英商品貿易収支(9月)、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE資産買入枠発表、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時15分に加住宅着工件数(10月)、
夜10時半からドラギECB総裁記者会見、
夜10時半に米貿易収支(9月)、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際商品貿易(9月)、加新築住宅価格指数(9月)、
深夜2時から加BOC総裁の講演、
深夜3時に米30年債の入札、
などが予定されています。
NZ・豪・英・欧の指標とECB総裁記者会見には注目です。
また、この日から14日まで中国共産党大会が開催されます。

<11月9日(金)>

午前9時半に豪RBA四半期金融政策報告、
午前10時半に中国消費者物価指数(10月)、中国生産者物価指数、
午後2時に日消費者態度指数(10月)、
午後2時半に中国鉱工業生産(10月)、中国小売売上高(10月)、
同午後2時半に中国固定資産投資(10月)、
午後4時に独消費者物価指数確報(10月)、
午後4時45分に仏鉱工業生産(9月)、
夜10時半に米輸入物価指数(10月)、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)、
深夜12時に米卸売在庫(9月)、
な予定されています。
豪・中国・米の指標には注目です。
また、10日(土)に中国貿易収支(10月)の発表が予定されています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(5日-9日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.93で始まり、
週半ばにかけて上下動の揉み合いになりましたが米雇用統計が発表
された週末に上昇して80.59で週の終値となりました。
そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は先週末0.31275%と続落し
ましたが下落一服の様子もみられました。
また、米10年債利回りは週末1.747%と週間ではやや上昇しました。
一方、NYダウはハリケーンの影響で週初は124年ぶりとなる2日間
連続の休場になり実働は31日からでしたが、週間では上げては下げ
る行って来いの相場展開となって週終値で13093.16ドルと週間で14
ドルほどの下落になりました。

先週の米主要経済指標では、29日の米個人所得(9月)が予想とおりの
+0.4%、米個人消費支出(9月)が予想より強い+0.8%、米PCEコア
・デフレータ(9月)が前年比で予想とおりの+1.7%、30日の米ケー
ス・シラー住宅価格指数(8月)が予想より強い+2.03、31日の米シカ
ゴ購買部協会景気指数(10月)が予想より弱い49.9、1日の米ADP雇用
統計(10月)が予想より強い+15.8万件、米第3四半期非農業部門労
働生産性速報が予想より強い+1.9%、米第3四半期単位労働費用
速報が予想より弱い−0.1%、米新規失業保険申請件数が予想より
強い36.3万件、米失業保険継続受給者数が予想より弱い326.3万件、
米ISM製造業景況指数(10月)が予想より強い51.7、米消費者信頼感
指数(10月)が予想より弱い72.2、米建設支出(9月)が予想より弱い
+0.6%、2日の米非農業部門雇用者数変化(10月)が予想より強い
+17.1万人、米失業率(10月)が予想とおりの7.9%、米民間部門雇
用者数(10月)が予想より強い+18.4万人、米製造業受注指数(9月)
が予想より強い+4.8%、などになりました。
強弱混在ながら市場予想より強い結果が多いとともに、雇用市場が
改善していることが示されました。

また、先週の米要人発言では、31日、ミネアポリス連銀総裁「FRBの
政策は物価安定と最大雇用実現という点で評価するべき。現状の抑
制されたインフレと高失業率予想などを踏まえると、現状の記録的
な緩和策でもまだ引き締め過ぎ。FOMCでさらに緩和することで米経
済への負の衝撃を相殺する必要。インフレ率を2%以上に押し上げ
ることなく失業率を5〜6%に低下させることは可能。消費者のセ
ンチメントは改善。心理改善が市場金利押し上げにつながる。」、
1日、アトランタ連銀総裁「米経済は2%前後で成長。金融政策と
失業率を関連付けるべきではない。雇用の大幅な改善は全体の傾向
として反映すべき。米経済は低成長から抜け出せずにいるが金融政
策の現在の目標は脆弱な経済に道を開くこと。住宅市場は改善を示
している。ハリケーン・サンディに対する金融政策の直接的な対応
はないが復興は刺激策の一環となるだろう。」、
2日、サンフランシスコ連銀総裁「景気回復は手に負えないほど遅
い。雇用情勢が著しく改善するまでMBS購入を続ける。資産購入の対
象を他の資産にも拡大する可能性。景気回復が定着した後も低金利
政策を維持。失業率は少なくとも14年末まで7%を上回り続ける。
インフレ率は今後数年間は2%をやや下回り続ける可能性。」、
などがありました。先週はハト派的発言が目立ちました。

今週の米主要経済指標では、5日に米ISM非製造業景況指数(10月)、
7日に消費者信用残高(9月)、8日に貿易収支(9月)と新規失業保険
申請件数、9日に輸入物価指数(10月)とミシガン大学消費者信頼感
指数速報(11月)に卸売在庫(9月)、などが予定されています。


円については、先週の日主要経済指標では、30日の日失業率(9月)が
予想とおりの4.2%、鉱工業生産速報(9月)が予想より弱い−4.1%、
そして、政策金利は市場予想とおり0.00-0.10%に据え置きになり
ました。

日銀金融政策発表では「政策金利目標水準の現状維持を全会一致で
決定。資産買入等基金を長期国債で5兆円、国庫短期証券で5兆円、
CP等で0.1兆円、社債等で0.3兆円、ETFで0.5兆円、REITで0.01兆円、
増額することを決定。貸出増加を支援するための資金供給の枠組み
を創設する。資金供給の総額の上限は設定せず無制限。対象先は預
金取扱金融機関とする。物価上昇率1%が見通せるまで実質的なゼ
ロ金利政策と資産買入で強力に金融緩和を推進する。政府・日銀は
デフレ脱却に向けた取り組みをしていく。」などが示されました。

また、日銀半期展望レポートでは「12年度物価上昇率見通しを前年
比−0.1%(下方修正)、13年度物価上昇率見通し前年比+0.4%(下方
修正)、12年度実質成長率見通し前年比+1.5%(下方修正)、13年度
実質成長率見通し前年比+1.6%(下方修正)、2014年度には物価上昇
率1%に着実に近づいていくとみられる。日本経済が回復に向かう時
期は従来の想定よりも後ずれの見込み。財政の持続可能性への信認が
低下する場合は将来不安の強まりによる経済下振れにつながる恐れ。
欧州債務問題はなお不確実性あり重要な下振れリスク。日銀は物価
上昇率1%が見通せるまで強力に金融緩和を推進していく。」などが
示されました。

そして、日銀総裁の記者会見では「2014年度に物価上昇率1%に近づ
くが見通せるとの判断には至っていない。物価上昇率1%を目指して
期限限定せず強力な金融緩和を推進。14年以降も物価上昇率1%以上
見通せるまでゼロ金利と資産買い入れ続ける方針は変わらない。佐藤
委員と木内委員が2014年度に着実に物価上昇率1%に近づくとの表現
に反対した。」などが示されました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、6日に景気先行CI指数(9月)
と景気一致CI指数(9月)、8日に国際経常収支(9月)と国際貿易収支
(9月)に機械受注(9月)と景気現状判断DI(10月)に景気先行き判断DI
(10月)、9日に消費者態度指数(10月)、などが予定されいますが、
市場の注目度はそれほど高くはないようです。

先週のドル円相場は、週初29日に79.60で始まり、やや軟調傾向の揉
み合いを経て、NYダウなどがハリケーンで休場となる中、NY時間から
翌30日の東京時間にかけて日銀金融緩和への期待を背景に反発上昇す
る展開になりました。その後、日銀の金融政策は異例となるほど遅く
発表になったことで緩和規模が大きくなるとの思惑に日銀の政策発表
の前に80円に迫るあたりまで上昇しましたが、発表された日銀の資産
買入等基金の増額規模が11兆円にとどまったことで、一時80.12まで
上昇した後に急落する“Sell the fact”の動きとなって週安値とな
る79.27まで下落する展開になりました。売り一巡となった後には揉
み合いを経て、日銀半期展望レポートの弱い内容や日銀総裁の「物価
上昇率1%を目指し期限限定せず強力な金融緩和を推進していく。」
との発言を背景に、NYダウなどハリケーンで2日目の休場となる中、
79円台後半へ反発する展開になりました。その後、小幅な揉み合いを
経て31日の東京時間前半に79円台半ばへ一時やや押されるも、日銀が
円キャリーを促進するかような「資金供給の総額の上限は設定せず無
制限。」を織り込むかのように堅調に推移しました。その後、1日に
発表されたADP雇用統計が市場予想より強い結果となったこともあり
米雇用統計への期待を背景に、また、日マネタリーベースが前年比で
+10.8%の128兆1344億円と過去最高を更新したこともあって、揉み
合いながらも堅調傾向で推移しました。そして、2日に発表された
米雇用統計では非農業部門雇用者数変化が予想より強い+17.1万人、
米失業率が予想とおりの7.9%、米民間部門雇用者数が予想より強い
+18.4万人となったことで、ドル買い動意に週高値となる80.67まで
上昇する展開になりました。その後、オプションの売りとNYダウの
大幅下落によるリスク回避の動きにやや押されるも80.47で週取引を
終えました。


今週のドル円相場では、上昇になった場合はまずは80.67のポイント
・アラウンドを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜けた
場合は、81.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合は81.50から
4月20日高値81.77のポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは週末の米雇用統計前の安値80.21
アラウンドを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた
場合は心理的節目ともなる80.00の「000」ポイント、さらに下落し
た場合は、11月1日安値の79.70のポイント、ここを下抜けた場合は
10月31日安値の79.51アラウンド、さらに下落した場合は、先週の
日銀の金融政策発表後の先週安値となる79.27のポイントでの売り買
いの攻防が注目されます。

今週初のG20財務相・中銀総裁会議では具体的な施策への市場期待は
それほど高くはないようで、週初は米ISM非製造業景況指数が材料に
なりそうですが、今週はなんと言ってもドルに関する注目の材料は
6日の米大統領選挙と米上下両院議会選挙になると思われます。
ロムニー候補が勝利した場合はドル買いになるとの市場観測がある
ようですが、ハリケーンでの対応と米雇用統計の強い結果が後押し
をして現職のオバマ大統領が僅差ながら優勢とも伝えられていて、
世論調査やメディアの観測報道の動向などによる先行織り込みの動
きとともに米大統領選挙の結果が注目されます。週初は米大統領選
挙前でもあり過熱感も指摘されていることから一旦の調整となる可
能性がありますが、米大統領選挙後の週後半は英欧の政策発表やに
揺れる展開となる可能性があるも、日銀の円キャリーを促進するか
ような「資金供給の総額の上限は設定せず無制限」と、日銀総裁の
「物価上昇率1%が見通せるまで強力に金融緩和を推進していく。」
などの発言を背景に、押し目を拾う戦略が有効になりそうです。
週末は中国の経済指標やミシガン大学消費者信頼感指数速報などが
材料になりそうです。

なお、米大統領選の結果しだいでは大き目に相場が動く可能性もあ
りそうですのでニュース・ヘッドラインには注目されます。
そして、米大統領選の後からは米フィスカル・クリフ(財政の崖)の
問題や、FRBのツイスト・オペの期限切れに伴う12月のFRBの新たな
緩和策の観測などが焦点となっていきそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、29日の独消費者物
価指数速報(10月)が予想より強い+2.0%、30日の独失業率(10月)が
予想とおりの6.9%、欧消費者信頼感指数確報(10月)が予想より弱い
−25.7、欧業況判断指数(10月)が予想より弱い−1.62、31日の独小
売売上高指数(9月)が前年比で予想より弱い−3.1%、欧消費者物価
指数速報(10月)が予想とおりの+2.5%、欧失業率(9月)が予想より
弱い11.6%、2日の独製造業PMI確報(10月)が予想より強い46.0、
欧製造業PMI確報(10月)が予想より強い45.4、などになりました。
欧失業率は過去最悪の結果でした。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

29日、独シュピーゲル誌「トロイカの代表が25日に開かれたユーロ圏
財務省高官の会議でギリシャの債務再編計画を提案していた。」、
オーストリア中銀総裁「ギリシャの債務再編の可能性については、
政府財政の支援に等しくなるためにECBがこれに応じることは禁じら
れている。」、
ユーログループ議長「ユーロの為替レートに非常に満足している。
11月12日の財務相会合でギリシャに関する決定を予想。」、
スペインの首相「スペインと伊はユーロ防衛のために必要なことをす
る。支援メカニズムが存在することが重要。国民の利益と見なされれ
ばスペインは支援策要請へ。」、
伊の首相「伊は支援要請する必要はない。」、
独の首相「ギリシャの成長鈍化は考慮しなければならない。ギリシャ
に関してはトロイカの報告を待っている。スペイン、ギリシャに関し
てEUは協調した解決が必要。ギリシャは支援を受けるための義務を果
たす必要。」

30日、ギリシャ財務相「支援に関する協議は11月12日まで続く。」、
独仏の財務相「独仏両国はギリシャがユーロ圏に留まり改革を実行す
るとの目標で合意。11月には完全な結論が得られるよう努力。」、

31日、独首相・IMF専務理事・OECD事務総長「ユーロ圏の成長見通し
は緩やかで強い不透明性がある。市場や投資家や消費者の信頼は欧州
危機前の水準には戻っていない。若年雇用創出と構造改革と社会的保
護システム推進が課題。」、
ECBのクーレ専務理事「ECBは既に充分な措置を執っている。担保基準
をさらに積極的に緩和することは予想していない。ECBのバランスシ
ートのリスクに注意が必要。」、
仏経済相「仏経済は第3四半期にややプラス成長になる見込み。ギリ
シャの交渉は最終段階に入った。」、
独の財務相「ギリシャには大きな進展があったが終了には程遠い。
11月11日もしくは12日までにギリシャに関する最終報告をトロイカ
から受け取る可能性は低いだろう。まだギリシャ支援実施を確定し
たわけではない。」、

1日、独の経済相「独経済は2012年に0.8%拡大する可能性。」、
IMFの報道官「ギリシャ支援に関してスタッフレベルでは合意が近い
が協議はまだ続く見込み。」、
ギリシャの裁判所「年金カットは違憲の可能性。」、
ギリシャの世論調査「急進左派が23%の支持で新民主党の20%を上
回る。黄金の夜明けが11.5%で第3位。」、

2日、独ウェルト紙が独連銀のドンブレト理事の発言して「独政府は
大き過ぎて潰せない銀行に対する解決策を持っていない。金融危機前
より大手銀行の破綻に対する準備がほとんどできていない。」、
などがありました。

先週のユーロドル相場は、週初29日に1.2941で始まり「トロイカの
代表が25日に開かれたユーロ圏財務省高官の会議でギリシャの債務
再編計画を提案していた。」ことが伝えられたことも影響してか、
軟調傾向で推移してロンドン時間前半に1.29台を割り込み下落しま
した。その後、NYダウなどがハリケーンで休場となる中、ユーログ
ループ議長の「11月12日の財務相会合でギリシャに関する決定を予
想。」との発言や、スペインの首相の「国民の利益と見なされれば
支援策要請へ。」との発言に1.2923まで反発するも、その後に再び
反落して揉み合いになりました。その後、30日の日銀金融政策発表
後のユーロ円の下落に連れて1.2885まで下落しましたが、ロンドン
時間に入ってスペイン第3四半期GDP速報は前期比で予想より強い
−0.3%となったことや、伊の中長期債の入札が好調であったことも
あり、ダウ先物や欧州の株式市場が堅調に推移したことを背景に、
NYダウがハリケーンで2日目の休場となる中、ロンドンフィックス
にかけて1.2983まで上昇する展開になりました。その後、31日の
ロンドン時間序盤にかけて1.2960アラウンドでの小幅な揉み合いを
経て、ダウ先物や欧州の株式市場が堅調に推移したことを背景に、
仏経済相の「仏経済は第3四半期にややプラス成長になる見込み。
ギリシャの交渉は最終段階に入った。」との発言を契機に反発して
NY時間が始まる前あたりに週高値となる1.3020まで上昇しました。
その後は反落して、ギリシャ議会が民営化法案を僅差で可決との報
道にも軟調に推移して、加GDP(8月)が予想より弱い−0.1%となった
ことによるリスク回避の動意も影響してか、独財務相の「ギリシャ
には大きな進展があったが終了には程遠い。11月11日もしくは12日
までにギリシャに関する最終報告をトロイカから受け取る可能性は
低いだろう。」との発言もありロンドンフィックスにかけて1.2956
まで下落しました。その後、1日のロンドン時間序盤にかけて小幅
な揉み合いになりましたが、ギリシャ製造業PMI(10月)が前月より弱
い41.0に低下したことなどで1.2924まで下落しました。その後、独
経済相の「独経済は2012年に0.8%拡大する可能性。」との発言を
契機としてNYダウの堅調を背景に1.2982まで反発するも、NYダウが
上げ幅を縮小するに伴い軟調に転じました。その後、1.29台半ばで
の小幅な揉み合いを経て、週末2日の東京時間から米雇用統計を巡
る思惑でのドル買いもあったか再び下落する展開になり、東京時間
終盤にかけて1.29台を割り込みました。その後、1.29を巡り揉み合
いとなりましたが軟調に推移して米雇用統計の発表を迎えました。
そして、発表された米雇用統計は強い結果となってドル買い動意に
1.28台半ばを割り込み、NYダウの大幅下落を背景としたリスク回避
の動意に週安値となる1.2821まで下落して、その後にやや戻して、
1.2838で週の取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、6日に独サービス業PMI
確報(10月)と欧サービス業PMI確報(10月)に欧生産者物価指数(9月)
と独製造業受注(9月)、7日に欧小売売上高(9月)と独鉱工業生産、
8日に独貿易収支(9月)と独経常収支(9月)に欧ECB政策金利とドラギ
ECB総裁記者会見、9日に独消費者物価指数確報(10月)、などが予定
されています。そして9日の中国消費者物価指数(10月)や中国鉱工
業生産(10月)や中国小売売上高(10月)なども一応注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週末に
揉み合いとなった1.2880アラウンドを巡る売り買いの攻防が注目され
ます。ここを上抜けた場合は1.2900の「00」ポイント、さらに上昇し
た場合は1日安値の1.2924アラウンド、ここを上抜けた場合は1日
高値の1.2982のポイント、さらに上昇した場合は心理的な節目ともな
る1.3000の「000」のポイント、ここを上抜けた場合は、先週高値の
1.3020のポイントなどでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは先週安値の1.2821のポイント、
ここを下抜けた場合は1.2800の「00」ポイントを巡る売り買いの攻
防が注目されます。さらに下落した場合は9月11日安値の1.2754の
ポイント、ここを下抜けた場合は1.2700の「00」ポイントを巡る売
り買いの攻防が注目されます。

さて、今週初のG20財務相・中銀総裁会議への市場期待はそれほど高
くはないようで、今週も引き続き11月中旬に資金が枯渇するギリシャ
問題が引き続き注目されます。11月12日のユーロ圏財務相会合を目指
して最終的には薄氷を踏みながらもぎりぎりセーフになってギリシャ
のデフォルトは避けられるとは思われますが、現時点でトロイカの最
終報告はいまだにないばかりか、31日に独の財務相が「ギリシャには
大きな進展があったが終了には程遠い。11月11日もしくは12日までに
ギリシャに関する最終報告をトロイカから受け取る可能性は低いだろ
う。まだギリシャ支援実施を確定したわけではない。」と発言してい
て、さらに1日にギリシャ裁判所が「年金カットは違憲の可能性。」
との判断をしていることでギリシャ問題は不透明なままで、加えてギ
リシャ債務のヘアカット(債務減免)の話も燻っているようで予断ので
きない状況が続いています。

一方、29日にスペインの首相が「国民の利益と見なされればスペイン
は支援策要請へ。」と発言していて、スペインの支援要請という市場
へ安心感を与える良い材料も潜在したままとなっています。

そして、ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして、6日の米大統領選挙
と米上下両院議会選挙にかかわる世論調査やメディアの観測報道の動
向などによる先行織り込みの動きとともにその結果が注目されます。
現時点ではハリケーンでの対応と米雇用統計の強い結果が後押しをし
て現職のオバマ大統領が僅差ながら優勢と伝えられていていますが、
ロムニー候補が勝利した場合はドル買いになるとの市場観測がある
ようです。

また、8日のECB政策金利とドラギECB総裁記者会見では大きな政策
変更はない見込みですが、市場に安心感を与えようとする発言があ
る可能性はありそうです。

今週もギリシャ問題や欧州経済低迷へのリスク回避と、スペインの
支援要請を契機とするであろうECBの新債券購入プログラムOMTのバ
ズーカ砲の実働への期待にユーロドルは上下動の相場となる可能性
がありますが、米大統領選などの結果によっては相場が大きく動く
こともありそうですのでニュース・ヘッドラインが注目されます。

そのほか今週は、豪州に関して5日に豪貿易収支(9月)と豪小売売上
高(9月)、6日に豪RBA政策金利と豪RBA声明、8日に豪雇用統計、
9日に豪RBA四半期金融政策報告、と注目材料が多く、特に豪RBA政
策金利では市場観測が二分していて、豪ドルが大きく動く可能性が
あり注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その29 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十九話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。今週からは米国も冬時間だな。』

「そうじゃのう…。今年もいつのまにやら
 あと2ヶ月足らずとなってしもうたのう…。」

『月日が流れるのはほんとに早いもんだぜ。』

「さて…、前回からのお話の続きじゃが…、
 勝っているトレーダーさんからいただくメールには
 興味深い特徴があるのじゃ…。」

『……。』

「たまたま全く同じところをトレードしていて、
 その勝っているトレーダーさんも
 同じようにそこで負けてしもうたわけじゃが…。」

『なんだよなんだよ。ジイさん。どういうことだよ。
 勝っているとかなんとか言っちゃってても
 ソイツもその時に負けているんじゃないかよ。』

「ふむ…。そうじゃ。そのときの相場はじゃのう…、
 重要なチャートポイントを価格(レート)が下抜けて
 いざ下方ブレークしかけと思われたその途端に急反発して、
 下へのブレークがダマシとなったのじゃのう…。
 そして、どんどんと踏み上げとなっていったのじゃ。」

『それで先週の話のように、ナゼ負けなければならなかったのか、
 ナゼ故に下方ブレークがダマシとなったのかを問う
 メールが寄せられたというわけだな。』

「ふむ…。そうじゃ。
 そのようなメールをされる方はじつは知的な方が多く、
 失敗の原因を究明して改善していくことは、
 『失敗は成功の母なり』とも言われるように、
 有効なことではあるのじゃが…。」

『うん。それがカイゼンの基本のひとつでもあるからな…。』

「でもじゃ…。この『負けにフォーカスする思考』は、
 ときに相場の本質のひとつである不確実性を否定して、
 大切な『確率的思考』を阻害してしまうことがあるのじゃ。」

『……。』

「異なる世界ともいえる相場にもかかわらず、
 いつのまにかA+BならばCというような、
 絶対性を心ならずも希求してしまうのじゃのう…。
 なので、思考が負けにフォーカスしたまま
 そこで停止してしまうのじゃ…。」

『……。』

「そのためか、その後の踏み上げでのトレードのことが
 判で押したように一切書かれていないのじゃ。」

『……。』

「ところがじゃ…、
 勝っているトレーダーさんからのメールには、
 同様に下方ブレークに乗ろうとしてダマシに遭ったことに
 若干の反省の弁は述べられていても、それに留まらず、
 その後、ダマシのブレークアウトが確認できたこと(A)、
 ローソク足の実体より長い下ヒゲのスパイクが示現したこと(B)、
 安値を更新したにもかかわらず陽線が示現する
 リー・リバーサルのパターンが出現したこと(C)、
 その陽線が小ポイントを上抜けして成長してきたこと(D)、
 などを根拠に踏み上げの動きに乗ることができたとして、
 下方ブレーク狙いでのダマシでの損失以上に儲けることが
 できたと書かれておるのじゃ。』

『……!』

「技術的なことはともあれ、負けたことに固執することなく、
 次のアクションへと行動や執行ができているのじゃのう。」

『……!』

「負けたことによる思考停止に陥っていないわけじゃが…、
 一見、些細なこの行動や執行の差こそが、
 大きな差ではないかと思うたのじゃ…。」

『……。』

「かたや戦場で打った玉が外れたと嘆き棒立ちになっている…。
 かたや確率的試行の一部として失敗は失敗と認め、
 次のアクションを取っている―。
 この差は小さいものではないようじゃ…。」

『……。』

「手法の執行は完全無欠の定理の執行ではなく、
 あくまでも確率的な傾向の執行であり、
 たとえばD+EにおいてFという有意な傾向があったとしても、
 そうとはならない反証を挙げればたくさんあるものでのう。」

『……。』

「たとえば、押し目買いでも、押し目が押し目で終わらずに
 短期的なトレンド転換となってしまうこともあるものじゃが、
 少数経験の罠に陥り負けにフォーカスし過ぎると、
 『もう、押し目買いということは通用しないのでしょうか?』
 などということになってしまうものじゃのう…。」

『……。』

「かつて、将棋の初代竜王位についたことのある島朗九段が
 『勝ち将棋にこそ学び多し』とおっしゃっていたが、
 異なる世界ともいえる相場でも、負けたトレードよりも、
 勝ったトレードにこそフォーカスすべきで、
 脳裏に蓄積すべきはむしろ『勝ちトレードの経験』
 のほうではなかろうかのう…。どのようなもんじゃろうか。」

『……!』

「さて、今回もえらく長くなってしもうたようじゃ…。
 次のお話はまた来週じゃ。」

『んったくもー。自分ばっか喋繰りやがってからに…、
 で…、来週は何の話だい?』

「そうじゃのう…。トレードの4大戦法のお話でも
 させてもらおうかのう…。」 

『今度はオレ様にもちょっとは喋らせろよな。
 ちぇっ、来週も楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
FX情報をもっと見る
過去ログ
2019年09月(3)
2019年08月(3)
2019年07月(4)
2019年06月(5)
2019年05月(4)
2019年04月(3)
2019年03月(5)
2019年02月(4)
2019年01月(4)
2018年12月(4)
2018年11月(4)
2018年10月(4)
2018年09月(5)
2018年08月(3)
2018年07月(5)
2018年06月(4)
2018年05月(4)
2018年04月(4)
2018年03月(4)
2018年02月(4)
2018年01月(4)
2017年12月(4)
2017年11月(4)
2017年10月(5)
2017年09月(4)
2017年08月(3)
2017年07月(5)
2017年06月(4)
2017年05月(4)
2017年04月(4)
2017年03月(4)
2017年02月(4)
2017年01月(4)
2016年12月(4)
2016年11月(4)
2016年10月(5)
2016年09月(4)
2016年08月(2)
2016年07月(5)
2016年06月(4)
2016年05月(4)
2016年04月(4)
2016年03月(4)
2016年02月(4)
2016年01月(5)
2015年12月(3)
2015年11月(4)
2015年10月(4)
2015年09月(3)
2015年08月(4)
2015年07月(4)
2015年06月(4)
2015年05月(4)
2015年04月(4)
2015年03月(4)
2015年02月(4)
2015年01月(3)
2014年12月(3)
2014年11月(4)
2014年10月(4)
2014年09月(4)
2014年08月(4)
2014年07月(4)
2014年06月(4)
2014年05月(3)
2014年04月(4)
2014年03月(4)
2014年02月(4)
2014年01月(4)
2013年12月(3)
2013年11月(4)
2013年10月(4)
2013年09月(5)
2013年08月(3)
2013年07月(4)
2013年06月(4)
2013年05月(4)
2013年04月(4)
2013年03月(5)
2013年02月(4)
2013年01月(4)
2012年12月(4)
2012年11月(3)
2012年10月(4)
2012年09月(5)
2012年08月(3)
2012年07月(5)
2012年06月(3)
2012年05月(4)
2012年04月(5)
2012年03月(4)
2012年02月(4)
2012年01月(4)
2011年12月(4)
2011年11月(4)
2011年10月(5)
2011年09月(4)
2011年08月(3)
2011年07月(5)
2011年06月(4)