FX トレードと凡事のお話 その28


米国は来週からとなりますが、
今週から英・欧が冬時間に移行しますね。

●先週の主な出来事

<10月22日(月)>

スペインのガリシア自治州議会選挙では、
ラホイ首相率いる与党国民党が引き続き過半数を獲得しました。
スペインのバスク自治州議会選挙では、
バスク国民党が27議席と最大議席を獲得、国民党が10議席でした。
独財務省月報では、
「10-12月期は明らかに軟化する可能性高い。
1-9月の税収は前年同期比5.6%増の見込み。」
などが示されました。
豪政府が、
「2012年から2013年の実質GDP伸び率は3.0%の見通し。
前回予想の3.25%から下方修正する。」
との発表をしました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調傾向で始まりました。
ダウ先物はやや軟調傾向の小幅な揉み合いになりました。
原油先物は89ドル台で推移しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日通関ベース貿易収支(9月)は予想より弱い−5586億円でした。
4-9月期の日貿易収支は3兆2189億円の赤字になりました。
市場反応は限定的でした。
日銀総裁が
「世界経済は減速した状態が強まっている。
物価は先行き当面ゼロ%近傍で推移。日本経済は横ばい圏内の動き。
輸出や生産は海外減速やや強まり弱め。
内需は復興関連から底堅く推移。設備投資は緩やかな増加基調。
今後とも資産買入れ等の基金の着実な積み上げを通じて
間断なく金融緩和を進めていく。」
などの見解を示しました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが反発をみせました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
ユーロドルは堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルは堅調傾向ながら揉み合い推移になりました。
豪の副首相兼財務相が、
「暗雲が世界経済を覆っている。豪州の経済成長は穏やか。
世界的な減速は黒字の実現をより困難にする。
引き締め的な財政政策はRBAの利下げを可能にする。」
などの認識を示しました。
日経平均はしだいに下幅を縮小しました。
原油先物が90ドル台を回復しました。
東京時間後半はダウ先物が堅調傾向で推移しました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
香港の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ギリシャの首相が「予算削減に反対の議員を党から除名する。」
との方針を示しました。
午後1時半頃からドル円が79円台半ば過ぎへ上昇しました。
ドルストレートも堅調傾向で推移しました。
クロス円など主要通貨ペアが堅調に推移しました。
日銀の地域経済報告(さくらレポート)では、
「景気判断を9地域中で東北を除く8地域で下方修正する。
個人消費を全地域で下方修正する。」などが示されました。
東京時間終盤にかけて日経平均が前週末比プラス圏へ反発しました。
日経平均は6日続伸して前週末比+8.03円で大引けになりました。
中国の鉄鉱石生産量(9月)が前年同期比で+20%になりました。
中国上海株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
ロンドン時間序盤はドル円やユーロ円が堅調に推移しました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りは5.33%台に低下しました。
ユーロ円が一時104円台を回復する場面がありました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
ドルストレートやクロス円に反落の動きがみられました。
中国上海株式市場は+0.21%高で取引を終えました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
スペイン10年債利回りは5.42%台に上昇しました。
米格付け会社のS&Pが、
「国債発行が現状のままなら日本国債の格下げの可能性。
日本の財政赤字は今後数年間高止まりする。
日本の財政の柔軟性は減少し続ける。」などの見解を示しました。
円売り反応がみられました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「国債購入計画は不合理な恐れを打ち消すことが目的。
ECBは責務内で何でも行う。救済に自動的なものはないことは明白。
ECBはユーロが不退転だということを見せるために何でも行う。
支援を要請する国は最初にESMに申請せねばならない。
ECBは国債購入を個別の内容で決定する。
OMTプログラムに基づく国債購入は
ECBが紙幣印刷マシンになることを意味しない。
国債購入はインフレ傾向を引き起こさない。
ECBは購入を不胎化する。」などの発言をしました。
その後、欧州株式市場やダウ先物が反発する展開になりました。
午後5時半頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円は堅調に推移して79円台後半へ上昇しました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
EU統計局が、
「ユーロ圏全体の政府債務は2011年にGDP比でユーロ導入来最大。
11年は87.3%と前年の85.4%から増大。
ギリシャは170.6%。伊は120.7%、ポルトガルは108.1%。
EU条約は上限を60%と定めている。
EU加盟国中14か国が上限を超過している。独も80.5%。」
などの発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ユーロ円が再び104円台を回復しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31575%に低下しました。
NY時間が始まる前頃からドルストレートの上昇が一服になりました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「銀行同盟の中で普通の銀行の預金保険は後回しに出来る。
大きい銀行だけがEUレベルで解決される必要がある。
銀行への直接資本投入は2014年まで開始しないだろう。」
などの発言をしました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏へ反落しました。
NY時間序盤はユーロが反落しました。
ドルストレートが反落して揉み合いになりました。
NYダウは小幅安で始まりました。
米10年債は1.80%あたりに上昇しました。 
その後、NYダウが前週末比プラス圏へ反発しました。
伊10年債利回りが4.737%あたりに低下しました。
主要通貨ペアに反発上昇の動きがみられました。
ユーロドルは堅調に推移しました。
原油先物は90ドル台を割り込みました。
その後、NYダウが再び反落する展開になりました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが反落しました。
クロス円にも反落の動きがみられました。
欧州の株式市場は下げ幅を拡大して取引を終えました。
深夜2時半過ぎからドルストレートが揉み合いになりました。
原油先物が89ドル台を割り込みました。
クリーブランド連銀総裁が、
「金融業界はより迅速で効率的な決済制度の実現に協力が必要。
競争と協調で築かれた決済制度は幅広い利用者の要請を満たす。」
との見解を示しました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小してプラス圏へ反発しました。
主要通貨ペアが深夜4時頃から反発上昇しました。
米10年債利回りは1.815%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+2.38ドルでこの日の取引を終えました。

<10月23日(火)>

米ヤフー7-9月期決算では1株あたり利益が予想より強い0.35ドル、
売上高も予想より強い10.9億ドルになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「アンダルシアなどスペインの5州の格付けを
1〜2段階引き下げる。」と発表しました。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は89ドル台を回復しました。
豪コンファレンスボード景気先行指数(9月)は
前月より弱い−0.8%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃から主要通貨ペアに上昇がみられました。
ドル円が一時80円台を回復する場面がありました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間前半は主要通貨ペアが反落する展開になりました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
ダウ先物が緩やかに軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
上海株式市場は前日終値レベル揉み合い後に軟調推移なりました。
日財務相が、
「日銀に20兆円の基金増額など追加緩和求めた事実はない。
日銀には政府と連携して果断な金融政策推進を期待。
デフレ脱却の重要性は政府と日銀で一致。」
などの発言をしました。
東京時間後半は日経平均が一時マイナス圏へ反落しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ドル円がやや反発をみせました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
東京時間の終盤にかけてユーロドルが下落しました。
日経平均は前日比+3.54円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が88ドル台で推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まった後に反落しました。
中国上海株式市場は0.86%安で取引を終えました。
ダウ先物が下落しました。
ドル円が軟調になりました。
ユーロ円が104円台を一時割り込みました。
豪ドル米ドルが1.03台を割り込みました。
スペイン中銀が、
「内需は第4四半期にさらに落ち込む。
ユーロ圏の成長鈍化が輸出を鈍化させる。
首相は財政赤字目標達成には一段の削減が必要と認識。
第3四半期GDPは前期比で−0.4%、前年比で−1.7%の見込み。」
などの見解を発表しました。
スペイン短期債の入札では、
「目標上限35億ユーロに対して35.3億ユーロの発行。
6ヶ月物の平均落札利回りは前回より低い2.023%。
応札倍率は前回より高い1.99倍。」などになりました。
ユーロドルが一時反発をみせるも軟調に推移しました。
午後6時頃からドル円が反発をみせました。
ユーロ円が一時104円台を回復しました。
欧州の株式市場が軟調に推移しました。
ダウ先物が揉み合いながらも軟調に推移しました。
豪ドルやポンドドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
独の財務相が、
「欧州はユーロを信頼できる通貨に保つため全力を尽くす方針。
ユーロは巨大な準備通貨の一つ。
ユーロのために必要な措置を講じないリスクは予想が不可能。」
などの発言をしました。
ユーロ円が再び104円台を割り込みました。
午後7時半頃からドルストレートが一段安になりました。
ポンドドルが1.60台を割り込みました。
ユーロドルが1.30台を割り込みました。
ドル円も再びやや反落する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31525%に低下しました。
独の財務相が「条件を満たす国だけ支援する。」
との発言をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が一段安になりました。
ドルストレートやクロス円が下落しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が下落しました。
一部メディアが、
「スペインの2012年財政赤字が銀行支援によりGDP比7.3%に拡大。」
との報道をしました。
ユーロが一段安になりました。
午後9時半頃からドル円が反発をみせました。
加小売売上高(8月)は予想とおりの+0.3%になりました。
加ドルは軟調に推移しました。
米10年債は1.76%台に低下しました。
加BOCが政策金利を1.00%に据え置きました。
加BOC声明では、
「2012年の成長見通しを従来の2.1%から2.2%に上方修正する。
2013年は従来見通しの2.3%を維持。
利上げが必要になる公算が大きくなるだろう。
時期は世界経済と家計債務を含む国内状況をみて判断。
インフレ目標の2%達成に沿うよう金融刺激策を
徐々に緩やかに解除することが必要になる。」
などが示されました。
加ドルが急反発しました。
午後10時頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
NYダウは大幅下落で始まりました。
原油先物が86ドル台に下落しました。
NYダウが軟調に推移しました。
伊10年債利回りは4.858%あたりに上昇しました。
スペイン10年債利回りは5.615%あたりに上昇しました。
欧消費者信頼感速報(10月)は予想よりは強い−25.6でした。
リッチモンド連銀製造業指数(10月)は予想より弱い−7でした。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウは企業業績見通しと売上高の低迷に
一時260ドル超の下落になりました。
原油先物が一時95ドル台に下落しました。
主要通貨ペアが再び下落しました。
スペイン経済相が、
「スペイン債入札には外国人投資家も参加している。
ユーロが衰退するという見方には懐疑的。」
との発言をしました。
オランダ中銀総裁が、
「以前の債券購入プログラムSMPは
毎日債券を購入するというミスを犯した。
このミスを繰り返してはならない。
新債券購入プログラムOMTの発表以降、
スペインへの資金流入が確認されている。
独立した審判としてのIMFは重要。
ユーロ共同債は問題の解決にはならないが、
財政規律が確立した時点でユーロ共同債は有効になる。」
などの見解を示しました。
深夜1時過ぎ頃から主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
加ドルは徐々に下げる展開になりました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが0.295%。
応札倍率が前回より高い4.02倍。」になりました。
NY時間後半はNYダウが当日安値圏で揉み合いになりました。
ドルストレートが再びやや反落して揉み合いました。
ドル円やクロス円が緩やかに反発しました。
英BOE総裁が、
「追加緩和に関してはじっくり検討する。
ポジティブな兆候がなくなれば行動する用意はある。
GDPはここ2年間弱い状況だが一部に励まされる兆候もある。
来年のインフレは食品やエネルギーの上昇で
目標をやや上回る水準を見込んでいる。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.757%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−243.36ドルでこの日の取引を終えました。

<10月24日(水)>

フェイスブックの7-9月期決算では
1株あたり利益が予想より強い0.12ドルになりました。
ギリシャ政府報道官が、
「合意を承認するための試みが続いている。
ギリシャ財務相はトロイカに連立与党内の協議で説明。」
などの発言をしました。
南独新聞が、
「ユーロ圏はギリシャに対して財政赤字削減目標の達成期限を
2年延長することを認める見通し。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いで推移しました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
午前8時過ぎに主要通貨ペアがやや反落しました。
東京時間が近づく頃から豪ドルが反発上昇しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均がやや下げ幅を縮小しました。
ダウ先物が緩やかな反発をみせました。
原油先物は86ドル台後半で推移しました。
豪第3四半期消費者物価指数は炭素税の導入も影響してか
予想より強い+1.4%でした。
豪ドルが上昇しました。
仏20ミニュット紙が、
「ECBのノワイエ理事はユーロ圏危機を脱する条件が整った今、
ECBはユーロ圏が消滅するという考えを投資家の頭の中から
根絶することに最大限の努力を払っていると語った。」
との報道をしました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国HSBC製造業PMI速報は前回値より強い49.1でした。
豪ドルを主導に主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
豪ドル米ドルが1.03台を回復しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な上下動の揉み合いになりました。
東京時間後半は日経平均が一時プラス圏へ反発しました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合い推移になりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
東京時間終盤にかけてダウ先物が上げ幅を縮小しました。
豪ドルにやや反落の動きがみられました。
ドル円がやや軟調になりました。
日経平均は8日ぶり反落で前日比−59.95円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
中国上海株式市場は前日終値レベルに反落して揉み合いました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ギリシャに関するトロイカの最終決定はまだだが進展。
ギリシャに時間的猶予与えれば追加の資金が必要にはなる。
債券購入はECBの責務内で行う。」などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は0.07%高で取引を終えました。
主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
伊10年債利回りは4.845%あたりに低下しました。
ユーロドルが午後4時半前に反落しました。
独製造業PMI速報(10月)は予想より弱い45.7、
独サービス業PMI速報(10月)は予想より弱い49.3になりました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が反落しました。
ポンドドルは堅調に推移しました。
独IFO景況指数(10月)は予想より弱い100、
欧製造業PMI速報(10月)は予想より弱い45.3、
欧サービス業PMI速報(10月)は予想より弱い46.2になりました。
ユーロが一段安になりました。
ポンドドルにも一時反落の動きがみられました。
ドル円がやや軟調傾向で推移しました。
ユーロ円が一時103円台を割り込む場面がありました。
独IFOが、
「ECBの介入は実体経済の不確実性を軽減しない。
ECBの介入は時間を与えるだけ。
金融市場と企業予想との間には不一致がある。
現時点で独の景気後退は観測していないが、
第4四半期は停滞すると予想している。
独国内で個人消費は依然強い。ECBが利下げを行う理由はない。」
などの見解を示しました。
午後5時半頃からダウ先物や欧州の株式市場が反発をみせました。
ドルストレートが反発をみせて揉み合いになりました。
EU統計局が、
「第2四半期のユーロ圏政府債務はGDP比90%と過去最大。
第2四半期のギリシャ債務はGDP比150.5%。」
などの発表をしました。
独10年債の入札では、
「目標40億ユーロに対して応札額50.6億ユーロ。
発行額33.29億ユーロ。平均落札利回りが前回より高い1.56%。
応札倍率が前回より高い1.5倍。」になりました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
原油先物が一時87ドル台に上昇しました。
独政府報道官が、
「独はギリシャに関するトロイカ報告を待っている。
ギリシャに対して報告されているような猶予を
議論することはないだろう。」との発言をしました。
ギリシャの財務相が、
「対ギリシャ支援条件での目標達成の期限は延長された。
国家資産の売却計画は債務削減の手助けとなるだろう。
失業は受け入れがたいほど高水準。債務の償還期限の延長を望む。
償還期限の延長と金利が引き下げられるように努力する。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31425%に低下しました。
スペイン10年債利回りは5.635%あたりにやや上昇しました。
米米AT&Tの7-9月期決算では、
1株利益が予想より強い0.63ドルになりました。 
米ボーイングの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い1.35ドルになりました。
ダウ先物は揉み合いながらもプラス圏へ反発しました。
豪ドル米ドルやポンドドルが堅調に推移しました。
ドラギECB総裁が、
「国債購入計画はインフレあおらない。
現在は物価下落がインフレよりも大きなリスク。
ユーロ圏経済は依然として弱い。
ECBは2013年の回復が大変緩やかだとみている。」
などの認識を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「短中期で金利を動かす必要性見えない。
預金準備の金利をマイナスにすることは考えにくい。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアの多くが上昇をみせました。
加ドルは反落する展開になりました。
午後10時過ぎからユーロが上昇しました。
NYダウは先日比プラス圏で始まりました。
原油先物は86ドル台で推移しました。
米10年債利回りは1.79%あたりに上昇しました。
米新築住宅販売件数(9月)は予想よりやや強い38.9万件、
米住宅価格指数(8月)は予想より強い+0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
独の財務相が、
「ギリシャの目標達成期間の2年延長は確認できていない。」
との発言をしました。
NYダウが上げ幅をやや縮小する展開になりました。
ユーロドルなどに一時反落の動きがみられました。
米10年債利回りが1.77%あたりになりました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が589.6万バレル増になりました。
原油先物は85ドル台へ下落しました。
NYダウが前日比プラス圏で上下動の揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
加BOC総裁が、
「高水準の家計負債からこのまま低金利を維持することは難しいが
家計負債は可処分所得の165.8%まで高まっている。
これは米国の住宅バブル時よりも高い水準。」
など利上げを急がない発言を示しました。
加ドル売り反応がみられました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
独の首相が、
「米大統領選後にEUと米のFTA締結に向け努力が倍増されるだろう。
EUと米国間の自由貿易は素晴らしいこと。」
との発言をしました。
欧州委員会の報道官が、
「ギリシャとの協議は大きく進展したが、
未解決の問題も数箇所残っている。」
との発言をしました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.774%。応札倍率が前回より低い2.73倍。」
になりました。
FOMC前にややドル売りの動きがみられました。
米FOMCが政策金利を0.00-0.25%に据え置きました。
米FOMC声明では、
「月間400億ドルのMBS購入継続。
オペレーションツイストを年末まで継続。
適切ならば追加的な資産購入実施して他の手段も行使する。
極めて緩和的な政策姿勢は回復加速後も相当期間に適切。
異例の低金利を少なくとも15年半ばまで継続する公算。
雇用の伸びは緩慢。失業率は高止まり。
一段の追加緩和なければ雇用改善持続しない懸念がある。
家計の支出の伸びはやや加速した。
インフレはエネルギー価格上昇を反映してやや上昇。」
など前回のFOMCをほぼ踏襲した内容が示されました。
主要通貨ペアが上下動になるも市場反応は限定的でした。
NYダウは前日終値を挟んで上下動になりました。
スペイン財務省高官が、
「年内の資金調達はほぼ充分な水準に達していて
2013年に向けての動きが可能となっている。
直近の国債入札では外国人投資家が主な参加者となっている。
ECBはスペインに対する潜在的な国債購入の詳細を
既に明確にしている。」などの発言をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは1.794%になりました。
NY原油(WTI)は85ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−25.19ドルでこの日の取引を終えました。

<10月25日(木)>

RBNZが政策金利を2.50%に据え置きました。
RBNZ声明では、
「現在の低金利維持が適切。世界経済は依然脆弱。
市場のセンチメントは今年改善。GDPは緩やかなペースで拡大。
住宅市場は予想以上に活発。地震により建設需要が増加。
NZドル高が輸出企業に障害。輸入企業には追い風。」
などが示されました。
NZドル買い反応がみられました。
RBNZのウィーラー新総裁が、
「インフレは2%への回帰に向かう。現在の金利水準が適切。」
との認識を示しました。
オセアニア時間はドル円やクロス円がやや堅調傾向で推移しました。
独の財務相が、
「ESMを通じて銀行へ直接的な資本増強を行うことは
ECBによる監督一元化が確立されてはじめて可能になる。
一元化が確立されていない14年よりも前に実現する
との見方は非現実的。」との見解を示しました。
IMF国際通貨基金が、
「ポルトガルへの15億ユーロの融資実行を承認。
同国への国際支援の条件が順調に達していると確認。
ポルトガルは構造改革が非常に重要。
債務の対GDP比は14年に124%まで上昇してピークとなる見通し。」
などの発表をしました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
日企業向けサービス価格指数(9月)は予想とおりの−0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅安で始まった後にプラス圏へ反発しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや堅調傾向で推移しました。
NZドルや豪ドルが上昇しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
原油先物は85ドル台後半で推移しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いの後に上昇しました。
ドル円がやクロス円が堅調に推移しました。
中国工業省のスポークスマンが、
「第4四半期の中国工業生産の伸びについては
第3四半期を上回る可能性があるが、
1-9月期の伸び率は目標の11%に届かず10%に留まっている。」
などの発表をしました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
正午頃からドルストレートが一時やや反落して揉み合いました。
日経平均がやや上げ幅を縮小しました。
ダウ先物がやや反落する展開になりました。
ドル円は80円に迫るあたりで揉み合いになりました。
CNBC放送が
「バフェット氏がインタビューで
米国は財政の崖殻落ちる可能性が高いと述べた。」
との報道をしました。
日経新聞が、
「日銀は30日の金融政策会合で追加緩和を検討。
国債などの資産買い入れ基金の10兆円増額を軸に調整している。
首相の指示した経済対策のうち国の予備費を使って
先行実施する事業では国と地方の財政出動を合わせた事業規模は
7000億円台になる見通し。」などの報道をしました。
円売り反応がみられました。
ドル円が80円台を回復しました。
日経平均が上げ幅を拡大しました。
クロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が104円台を回復して豪ドル円が83円台を回復しました。
独ハンデルスブラット紙が、
「欧州委員会やIMFの覚書として、
ギリシャには第2次支援の補完として最大200億ユーロの融資へ。
ギリシャの赤字目標達成を2年延長するため融資は計画された。
これについて独議会が融資の承認を必要としている。」
などの報道をしました。
東京時間終盤にかけて主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ダウ先物が上げ幅を再び拡大しました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
日経平均は前日比+100.90円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ユーロドルが1.30台を回復しました。
その後、ダウ先物が再び反落しました。
中国上海株式市場が下げ幅を拡大しました。
ドルストレートがやや反落しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は0.68%安で取引を終えました。
ダウ先物が再び反発する展開になりました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
英BOEのフィッシャー委員が、
「利下げは景気に対してそれほどの刺激にならない。
英国内の銀行貸出コストは下落。経済は財政の崖を落ちない。」
などの見解を示しました。
英第3四半期GDP速報は予想より強い+1.0%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
スペイン10年債利回りは5.532%に低下しました。
英の財務相が、
「本日のGDPの数字は正しい道を歩んでいることを示す。
政策は正しい。英国経済にはまだ長い道のりが待っている。」
などの認識を示しました。
午後7時近くから主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ユーロがやや軟調推移になりました。
ダウ先物がやや反落して上下動の揉み合いになりました。
ユーロドルが再び1.30台を割り込みました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31325%に低下しました。
トロイカが「アイルランドは2012年財政目標を達成の見込み。」
との発表をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米耐久財受注(9月)は予想より強い+9.9%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.9万件、
シカゴ連銀全米活動指数(9月)は予想より強い0.00でした。
ドル買い反応がみられました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
一部メディアが関係筋の話として、
「日銀は30日に追加緩和を実施して
資産買入等の基金10兆円以上の増額の公算。」
との報道をしました。
ドル円がジリ高になりました。
伊10年債利回りは4.836%あたりに低下しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.85%あたりに上昇しました。
ドル円が堅調に推移しました。
米中古住宅販売成約(9月)は予想より弱い+0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、ドル円がやや反落して上昇一服になりました。
豪ドル米ドルがやや反落しました。
ポンドドルは当日高値圏で揉み合いになりました。
NYダウが上げ幅を縮小しました。
ロンドンフィックス前頃から主要通貨ペアが下落しました。
原油先物が85ドル台に下落しました。
カンザスシティ連銀製造業活動指数(10月)予想より弱い−4でした。
ロンドンフィックス過ぎにNYダウがマイナス圏へ下落しました。
フィッチが米国の格付けを引き下げるとの噂が飛び交いました。
ドル円が一時80円台を割り込む場面がありました。
深夜1時前頃からドルストレートが反発をみせました。
仏英の株式市場が前日比マイナス圏で取引を終えました。
独の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
格付け会社のフィッチが、
「2013年終盤までの米格付け据え置き見通しに変更はない。」
との発表をしました。
深夜1時半頃からドル円やクロス円が反発しました。
NYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
スペイン政府が、
「地方救済基金から46.7億ユーロの
バレンシア・アンダルシア州支援を承認した。」
との発表をしました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.267%。応札倍率は前回より低い2.56倍。」
になりました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
格付け会社のS&Pが、
「BNPパリバ、コフィディス、ソルフェア銀行など
仏金融機関3社を格下げする。
仏経済のリスクスコアを3に引き下げる。
クレディ・アグリコルとソジェンの格付け見通しを
安定的からネガティブに変更する。」
などの発表をしました。
深夜2時半頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ポンドドルは当日高値圏でやや反落して揉み合いました。
ドル円は堅調推移になりました。
クロス円はやや反発をみせるも揉み合い推移になりました。
NYダウは前日終値レベルで揉み合いました。
米10年債利利回りは1.83%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+26.34ドルでこの日の取引を終えました。

<10月26日(金)>

RBNZのウィーラー新総裁が、
「為替介入に関しては短期的ではあるが効果がある。
必要ならば利下げもあり得る。」などの発言をしました。
NZドルが下落しました。
米アップルの7-9月期決算では、
「1株あたり利益が予想より弱い8.67ドル。
売上高は予想より強い360億ドル。
10-12月期の1株利益は予想より弱い約11.75ドルの見通し。」
などになりました。
米アップルの株価が時間外取引で下落しました。
NZ貿易収支(9月)は予想より強い−7.91億NZドルになりました。
限定的ながらNZドルに買戻しの動きがみられました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
日全国消費者物価指数コア(9月)は予想より強い−0.1%でした。
円買い反応がみられました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
NBNZ企業景況感(10月)は前月より強い+17.2でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅高で始まった後にマイナス圏へ反落しました。
東京時間序盤はドル円やクロス円がやや軟調に推移しました。
ダウ先物がやや軟調になりました。
原油先物が一時86ドル台を割り込む場面がありました。
日経平均が反発をみせて前日終値を挟んで揉み合いました。
ユーロドルなどドルストレートにやや反発の動きがみられました。
ドル円が反発をみせて揉み合うも軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
日経済相が、
「政府はデフレ脱却に向け日銀と一体で断固取り組んでいく。
遅くとも11月をめどに追加経済対策を策定する。
経済対策は実質GDPを0.1%押し上げ効果となる。
日銀は物価目標達成できていない。強力な金融緩和を。」
などの発言をしました。
米WSJ紙が、欧州高官の話として
「ギリシャは予想以上に深刻なリセッションや
財政赤字削減目標の2年延長に伴う歳入不足を補うため、
2016年末までに国際債権者団からさらに300億ユーロの支援を
受ける必要があるとの報告を受けた。」との報道をしました。
郵政民営化担当相が、
「日本郵政の上場準備を開始。3年以内を目指す。」
との発言をしました。
日財務相が、
「予備費使用の経済対策は現下の経済情勢踏まえた対応。
需要と雇用の伸び見込まれる分野を後押し。
来月中の経済対策と25年度予算編成を合わせ、
デフレ脱却と経済活性化に切れ目ない対応行う。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場やダウ先物が軟調傾向で推移しました。
ポンドドルは小幅な揉み合いが続きました。
ドル円が軟調に推移しました。
正午過ぎから豪ドルやユーロが下落する展開になりました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
午後1時半頃からドル円やクロス円が一時反発をみせました。
その後、主要通貨ペアが軟調が揉み合いになりました。
日経平均が反落して軟調に推移しました。
ダウ先物やアジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
原油先物が85ドル台前半へ下落しました。
日経平均は前日比−122.14円の8933.06円で週取引を終えました。
独GFK消費者信頼感調査(11月)は予想より強い6.3、
独輸入物価指数(9月)は市場予想より弱い−0.7%でした。
ロンドン時間序盤はユーロドルやドル円などが下落しました。
ドル円が80円台を割り込みました。
豪ドル米ドルは揉み合いになりました。
クロス円が軟調に推移しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いになりました。
午後3時半頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は軟調に推移しました。
スイスKOF先行指数(10月)は予想より強い+1.67でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は下落して始まりマイナス圏で揉み合いました。
午後4時頃からドル円が反発をみせました。
中国上海株式市場は1.68%安で取引を終えました。
伊景況感指数(10月)は予想より弱い87.6でした。
スペイン第3四半期失業率が前期より弱い25.02%になりました。
ECBのプラート専務理事が、
「潤沢な流動性は副作用をもたらし得る。
ECBは潤沢な流動性に注視しなくてはならない。
ECBは危機を緩和できるが根本的な問題解決はできない。」
などの見解を示しました。
午後6時過ぎにドル円が80円台を一時回復しました。
伊2年債の入札では、
「目標上限とおりの発行額30億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い2.397%。
応札倍率が前回よりやや低い1.649倍。」でした。
ユーロドルに上昇がみられました。
格付け会社のムーディーズが、
「ユーロ圏は回復にあと3年は痛みを伴う年月が必要。
債務危機の短期的な解決はない。
ECBとFRBの緩和策は政府に時間を与えた。
ムーディーズの中心的な見方はユーロ圏は現状の形で存続する。」
などの見解を発表しました。
午後6時半過ぎからユーロが反落しました。
ドル円も反落する展開になりました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
加ドルが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31325%になりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「追加刺激策はインフレ加速につながる恐れ。
追加緩和でも認識可能な景気改善の公算は薄い。
追加MBS購入に強く反対する。」との発言をしました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアが反発をみせました。
NY時間序盤はユーロドルが1.29台を回復しました。
米第3四半期GDP速報は予想より強い+2.0%、
米第3四半期個人消費速報は予想より弱い+2.0%、
米第3四半期GDP価格指数速報は予想より強い+2.8%、
米第3四半期PCEコア・デフレータ速報は予想とおりの+1.3でした。
主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発上昇しました。
欧州の株式市場がプラス圏推移になりました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
その後、ドル円が反落する展開になりました。
NYダウは小幅安で始まった後に前日比プラス圏で推移しました。
原油先物が再び85ドル台に反落しました。
米10年債利回りは1.79%あたりになりました。
ドル円が一段安になりました。
クロス円が下落しました。
加ドルが軟調になりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(10月)予想より弱い82.6でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りが1.76%あたりに低下しました。
独の財務相が、
「ギリシャに関しては何も決まっていない。
ギリシャがユーロに留まることが出来ることを望む。
ギリシャがコミットに対処したかは疑問である。」
などの発言をしました。
NYダウが前日比マイナス圏で上下動の揉み合いになりました。
ロンドンフィックス頃からドル円やクロス円がやや反発しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
ドルストレートやや反落して揉み合いました。
ムーディーズ・アナリティクスが、
「加はしばらく2%以下のトレンドを下回る成長が見込まれる。
米欧経済の拡大が加速すれば2013年の半ばまでにはトレンドを回復。
その場合も労働市場の弱さは直ぐには吸収できず、
2014年初頭までは弱い状況が続く可能性。
加の家計負債は記録的な高さに上昇。
借入コストの急上昇に直面するような事態になれば、
リスクにさらされる危険性がある。」
などの見解を発表しました。
深夜2時半頃からNYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが緩やかに反発しました。
ドル円が再び反落する展開になりました。
原油先物が86台を回復しました。
NYダウが終盤に上げ幅をやや縮小しました。
米10年債利回りは1.747%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+3.53ドルの13107.21ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<10月29日(月)>

※英国と欧州が冬時間に移行します。

午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(10月)、
午後6時半に英消費者信用残高(9月)、
夜9時半に米個人所得(9月)、米個人消費支出(9月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(9月)、米PCEコア・デフレータ(9月)、
夜10時に独消費者物価指数速報(10月)、
などが予定されてます。

<10月30日(火)>

朝8時半に日失業率(9月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(9月)、
正午過ぎ(時間未定)に日政策金利、日銀金融政策発表、
午後3時に日銀半期展望レポート、
夕方(時間未定)に日銀総裁記者会見、
午後5時にドラギECB総裁の講演、
午後5時55分に独失業率(10月)、
午後7時に欧消費者信頼感指数確報(10月)、
夜10時に米S&Pケース・シラー住宅価格指数(8月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(10月)、
などが予定されています。
また、ロンドン時間にスペイン第3四半期GDP速報も
予定されています。
日金融政策は注目されます。

<10月31日(水)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(9月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(10月)、
午前9時半に豪住宅建設許可件数(9月)、
午後4時45分に仏生産者物価指数(9月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(10月)、欧失業率(9月)、
夜9時半に加GDP(8月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(10月)、
などが予定されています。
(NZ)・(豪)・欧・加・米の指標には注目です。

<11月1日(木)>

午前9時半に豪第3四半期輸入物価指数、
同午前9時半に豪第3四半期輸出物価指数
午前10時に中国製造業PMI(10月)、
午前10時45分に中国HSBC製造業PMI(10月)、
午後4時に英ネーションワイド住宅価格指数(10月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(9月)、
午後5時半にスイス製造業PMI(10月)、
午後6時半に英製造業PMI(10月)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(10月)、
夜9時半に米第3四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜9時半に米第3四半期単位労働費用速報、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に米ISM製造業景況指数(10月)、米建設支出(9月)、
などが予定されています。
中国・英PMI・米の指標には注目です。

<11月2日(金)>

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午前9時半に豪第3四半期生産者物価指数、
午後5時55分に独製造業PMI確報(10月)、
午後6時に欧製造業PMI確報(10月)、
午後6時半に英建設業PMI(10月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(10月)、米失業率(10月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(10月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(10月)、加失業率(10月)、
夜11時に米製造業受注指数(9月)、
(豪)・米・加の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(29日-2日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.62で始まり、
堅調傾向で推移して80.07で週の終値となりました。そして、先週の
LIBORドル3ヶ月物金利は週末0.31325%と引き続き低下しました。
また、米10年債利回りは週末1.747%と週間ではやや上昇しました。
一方、NYダウは軟調傾向で推移して週終値で13107.21ドルになり、
週間で236.3ドルの下落になりました。

先週の米主要経済指標では、23日リッチモンド連銀製造業指数(10月)
が予想より弱い−7、24日の米新築住宅販売件数(9月)が予想より強
い38.9万件、米住宅価格指数(8月)が予想より強い+0.7%、25日の
米耐久財受注(9月)が予想より強い+9.9%、米新規失業保険申請件数
が予想より強い36.9万件、シカゴ連銀全米活動指数(9月)が予想より
強い0.00、米中古住宅販売成約(9月)が予想より弱い+0.3%、そして
26日の米3四半期GDP速報が予想より強い+2.0%、米第3四半期個人
消費速報が予想より弱い+2.0%、米第3四半期GDP価格指数速報が
予想より強い+2.8%、米第3四半期PCEコア・デフレータ速報が予想
とおりの+1.3、ミシガン大学消費者信頼感指数確報(10月)が予想よ
り弱い82.6、などになりました。強弱混在ながら市場予想よりも強い
結果が多く、米経済が緩やかに回復していることが示されました。

また、先週の米要人発言では、22日、クリーブランド連銀総裁「金融
業界はより迅速で効率的な決済制度の実現に協力が必要。競争と協調
で築かれた決済制度は幅広い利用者の要請を満たす。」、
26日、リッチモンド連銀総裁「追加刺激策はインフレ加速につながる
恐れ。追加緩和でも認識可能な景気改善の公算は薄い。追加MBS購入
に強く反対する。」、などがありました。

そして、24日の米FOMC声明では「月間400億ドルのMBS購入継続。オペ
レーションツイストを年末まで継続。適切ならば追加的な資産購入を
実施して他の手段も行使する。極めて緩和的な政策姿勢は回復加速後
も相当期間に適切。異例の低金利を少なくとも15年半ばまで継続する
公算。雇用の伸びは緩慢。失業率は高止まり。一段の追加緩和なけれ
ば雇用改善持続しない懸念がある。家計支出の伸びはやや加速した。
インフレはエネルギー価格上昇を反映してやや上昇。」などが示され
前回のFOMCをほぼ踏襲した内容になりました。

今週の米主要経済指標では、29日に米個人所得(9月)に米個人消費支
出(9月)と米PCEコア・デフレータ(9月)、30日にS&Pケース・シラー
住宅価格指数(8月)と米消費者信頼感指数(10月)、31日にシカゴ購買
部協会景気指数(10月)、1日に米ADP雇用統計(10月)と米第3四半期
非農業部門労働生産性速報に米第3四半期単位労働費用速報と米新規
失業保険申請件数に米ISM製造業景況指数(10月)と米建設支出(9月)、
2日に米非農業部門雇用者数変化(10月)と米失業率(10月)に民間部門
雇用者数(10月)と製造業受注指数(9月)、などが予定されています。
ADP雇用統計とISM製造業景況指数と米雇用統計などが注目されます。


円については、先週の日主要経済指標では、22日の日通関ベース貿易
収支(9月)が予想より弱い−5586億円、そして日貿易収支(4-9月期)が
3兆2189億円の赤字、25日の企業向けサービス価格指数(9月)が予想
とおりの−0.5%、26日の日全国消費者物価指数コア(9月)は予想より
強い−0.1%、などになりました。
日本企業が海外で得た所得により日本の経常収支は黒字を維持してい
ますが、日貿易赤字は過去最大になりました。

また、先週の日要人発言では、22日、日銀総裁「世界経済は減速した
状態が強まっている。物価は先行き当面ゼロ%近傍で推移。日本経済
は横ばい圏内の動き。輸出や生産は海外減速やや強まり弱め。内需は
復興関連から底堅く推移。設備投資は緩やかな増加基調。今後とも
資産買入れ等の基金の着実な積み上げを通じて間断なく金融緩和を進
めていく。」、
23日、日財務相「日銀に20兆円の基金増額など追加緩和求めた事実は
ない。日銀には政府と連携して果断な金融政策推進を期待。デフレ脱
却の重要性は政府と日銀で一致。」、
26日、日経済相「政府はデフレ脱却に向け日銀と一体で断固取り組ん
でいく。遅くとも11月をめどに追加経済対策を策定する。経済対策は
実質GDPを0.1%押し上げ効果となる。日銀は物価目標達成できていな
い。強力な金融緩和を。」、
日財務相「予備費使用の経済対策は現下の経済情勢を踏まえた対応。
需要と雇用の伸び見込まれる分野を後押し。来月中の経済対策と25年
度予算編成を合わせデフレ脱却と経済活性化に切れ目ない対応へ。」
などがありました。

そして、22日の日銀地域経済報告(さくらレポート)では「景気判断を
9地域中で東北を除く8地域で下方修正する。個人消費を全地域で下
方修正する。」などが示されました。

また、22日に米格付け会社のS&Pが「国債発行が現状のままなら日本
国債の格下げの可能性。日本の財政赤字は今後数年間高止まりする。
日本の財政の柔軟性は減少し続ける。」などの見解を示しました。
25日、日経新聞が「日銀は30日の金融政策会合で追加緩和を検討。国
債などの資産買い入れ基金の10兆円増額を軸に調整している。首相の
指示した経済対策のうち国の予備費を使って先行実施する事業では国
と地方の財政出動を合わせた事業規模は7000億円台になる見通し。」
などの報道をしました。

今週の円にかかわる主要経済指標等では、30日に日失業率(9月)と日
鉱工業生産速報(9月)に日銀金融政策発表と日銀半期展望レポート、
2日に日銀金融政策決定会合議事録要旨、などが予定されています。

先週のドル円相場は、週初22日に79.28始まり揉み合いになりました
が、日銀さくらレポートや、S&Pによる日本国債の格下げの可能性の
発表および日銀の緩和観測を背景に、東京時間の後半から堅調に推移
して23日の東京時間が始まる前に80.00まで上昇しました。その後、
25日の東京時間前半にかけて2日間ほど80円の下側で79.70を下限と
するレンジ相場となりましたが、25日の東京時間後半の日経新聞に
よる「日銀は30日の金融政策会合で追加緩和を検討。国債などの資
産買い入れ基金の10兆円増額を軸に調整している。首相の指示した
経済対策のうち国の予備費を使って先行実施する事業では国と地方
の財政出動を合わせた事業規模は7000億円台になる見通し。」との
報道を契機に80円台を回復しNY時間前半に80.33まで上昇しました。
その後、フィッチが米国の格付けを引き下げるとの噂が飛び交った
ことで一時80円台を割り込みましたが、フィッチが「2013年終盤ま
での米格付け据え置き見通しに変更はない。」と噂を否定する発表
をしたことを契機に再び堅調推移になって26日のオセアニア時間に
80.37の週高値まで上昇しました。その後、日全国消費者物価指数
コアが市場予想より強かったことを契機に反落して、株式市場の軟
調を背景とするリスク回避の動きとともに週末の調整の動きと相俟
って軟調に推移してロンドン時間に80円台を割り込みました。
その後、米3四半期GDP速報が市場予想よりも強かったことで一時
反発をみせるもNYダウがマイナス圏へ反落したことを背景に79.49
まで下落する展開になりました。その後、NYダウがプラス圏へ反発
したことを背景に戻しを試すも、NY時間終盤にかけて再び軟調にな
って79.64で週の取引を終えました。


今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週半ばの揉み
合いゾーン下限の79.70から79.80アラウンドの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は、80.00の「000」ポントが再び注目されますが
トリプル・ゼロの心理的な節目でもあり再び強い抵抗となる可能性が
ありそうです。さらに上昇した場合は、先週高値の80.37のポイント、
ここを上抜けた場合は、80.50から6月25日高値80.62のポイントでの
売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは先週末安値の79.49のポイントを
巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、先週
22日安値の79.21から10月19日安値の79.14のポイント、さらに下落
した場合はは79.00の「00」ポイントでの攻防が注目されます。
ここを下抜けた場合は10月17日安値の78.61から78.50のポイントで
の売り買いの攻防が注目されます。

先週のドル円は日経新聞の報道を契機に日銀の緩和観測が強まり80円
台に乗せたものの、先行織り込みが充分に進んだこともあってか、週
末には30日の日銀金融政策発表後での“Sell the fact”を先取りす
るかのように下落しました。先行での織り込みが調整となったことで
再び、30日までに日銀金融緩和を織り込みに行く動きとなる可能性が
ありますが、ストック・マーケットも軟調に転じていて予断はできな
いようで、チャート・ポイントでの攻防と、30日の日銀金融政策発表
が注目されます。上昇した場合は当日の“Sell the fact”の動きに
は注意が要りそうです。そして、今週末2日には米雇用統計の発表が
予定されていますが、米雇用統計での市場予想は雇用増加となってい
るのに対して、前日のADP雇用統計では雇用が減少するとの市場予想
と、ちぐはぐとなっていて、今週のドル円は日銀金融政策発表におけ
る動きとともに上下に揺れる相場展開になる可能性もありそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、23日の欧消費者信頼
感速報(10月)が予想より強い−25.6、24日の独製造業PMI速報(10月)
が予想より弱い45.7、独サービス業PMI速報が予想より弱い49.3、
独IFO景況指数(10月)が予想より弱い100.0、欧製造業PMI速報(10月)
が予想より弱い45.3、欧サービス業PMI速報が予想より弱い46.2、
26日の独GFK消費者信頼感調査(11月)が予想より強い6.3、独輸入物価
指数(9月)が市場予想より弱い−0.7%、などになりました。
強弱混在ながらやや弱い結果が多かったようです。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

22日、複数のメディア「スペインのガリシア自治州議会選挙では、
ラホイ首相率いる与党国民党が引き続き過半数を獲得。バスク自治
州議会選挙ではバスク国民党が27議席と最大議席を獲得、国民党が
10議席。」、
独財務省月報「10-12月期は明らかに軟化する可能性が高い。1-9月
の税収は前年同期比5.6%増の見込み。」、
ECBのアスムセン専務理事「国債購入計画は不合理な恐れを打ち消す
ことが目的。ECBは責務内で何でも行う。救済に自動的なものはない
ことは明白。ECBはユーロが不退転だということを見せるために何で
も行う。支援を要請する国は最初にESMに申請せねばならない。ECBは
国債購入を個別の内容で決定する。OMTプログラムに基づく国債購入
はECBが紙幣印刷マシンになることを意味しない。国債購入はインフ
レ傾向を引き起こさない。ECBは購入を不胎化する。」、
EU統計局「ユーロ圏全体の政府債務は2011年にGDP比でユーロ導入来
最大。11年は87.3%と前年の85.4%から増大。ギリシャは170.6%。
伊は120.7%、ポルトガルは108.1%。EU条約は上限を60%と定めて
いる。EU加盟国中14か国が上限を超過している。独も80.5%。」、
ECBのコンスタンシオ副総裁「銀行同盟の中で普通の銀行の預金保険
は後回しに出来る。大きい銀行だけがEUレベルで解決される必要が
ある。銀行への直接資本投入は2014年まで開始しないだろう。」、

23日、ムーディーズ「アンダルシアなどスペインの5州の格付けを
1〜2段階引き下げる。」、
スペイン中銀「内需は第4四半期にさらに落ち込む。ユーロ圏の成長
鈍化が輸出を鈍化させる。首相は財政赤字目標達成には一段の削減が
必要と認識。第3四半期GDPは前期比で−0.4%、前年比で−1.7%の
見込み。」、
独の財務相「欧州はユーロを信頼できる通貨に保つため全力を尽くす
方針。ユーロは巨大な準備通貨の一つ。ユーロのために必要な措置を
講じないリスクは予想が不可能。」、
一部メディア「スペインの2012年財政赤字が銀行支援によりGDP比7.3
%に拡大。」、
スペイン経済相「スペイン債入札には外国人投資家も参加している。
ユーロが衰退するという見方には懐疑的。」、
オランダ中銀総裁「以前の債券購入プログラムSMPは毎日債券を購入
するというミスを犯した。このミスを繰り返してはならない。新債券
購入プログラムOMTの発表以降でスペインへの資金流入が確認されて
いる。独立した審判としてのIMFは重要。ユーロ共同債は問題の解決
にはならないが財政規律が確立した時点でユーロ共同債は有効。」、

24日、南独新聞「ユーロ圏はギリシャに対して財政赤字削減目標の
達成期限を2年延長することを認める見通し。」、
ECBのアスムセン専務理事「ギリシャに関するトロイカの最終決定は
まだだが進展。ギリシャに時間的猶予与えれば追加の資金が必要には
なる。債券購入はECBの責務内で行う。」、
独IFO「ECBの介入は実体経済の不確実性を軽減しない。ECBの介入は
時間を与えるだけ。金融市場と企業予想との間には不一致がある。
現時点で独の景気後退は観測していないが第4四半期は停滞すると
予想している。独国内で個人消費は依然強い。ECBが利下げを行う
理由はない。」、
EU統計局「第2四半期のユーロ圏政府債務はGDP比90%と過去最大。
第2四半期のギリシャ債務はGDP比150.5%。」、
独政府報道官「独はギリシャに関するトロイカ報告を待っている。
ギリシャに対し報告されているような猶予の議論はないだろう。」
ドラギECB総裁「国債購入計画はインフレあおらない。現在は物価下
落がインフレよりも大きなリスク。ユーロ圏経済は依然として弱い。
ECBは2013年の回復が大変緩やかだとみている。」、
オーストリア中銀総裁「短中期で金利を動かす必要性見えない。預
金準備の金利をマイナスにすることは考えにくい。」、
独財務相「ギリシャ目標達成期間2年延長は確認できていない。」、
欧州委員会の報道官「ギリシャとの協議は大きく進展したが未解決
の問題も数箇所残っている。」、
スペイン財務省高官「年内の資金調達はほぼ充分な水準に達していて
2013年に向けての動きが可能となっている。直近の国債入札では外国
人投資家が主な参加者となっている。ECBはスペインに対する潜在的
な国債購入の詳細を既に明確にしている。」、

25日、独財務相「ESMを通じて銀行へ直接的な資本増強を行うことは
ECBによる監督一元化が確立されてはじめて可能になる。一元化が確
立されていない14年よりも前に実現するとの見方は非現実的。」、
IMF「ポルトガルへの15億ユーロの融資実行を承認。同国への国際支
援の条件が順調に達していると確認。ポルトガルは構造改革が非常に
重要。債務の対GDP比は14年に124%に上昇しピークとなる見通し。」
独ハンデルスブラット紙「欧州委員会やIMFの覚書として、ギリシャ
には第2次支援の補完として最大200億ユーロの融資へ。ギリシャの
赤字目標達成を2年延長するため融資は計画された。これについては
独議会による融資の承認を必要としている。」、
S&P「BNPパリバ、コフィディス、ソルフェア銀行など仏金融機関3
行を格下げする。仏経済のリスクスコアを3に引き下げる。クレディ
・アグリコルとソジェンの格付け見通しをネガティブに変更。」、

26日、米WSJ紙「欧州高官はギリシャが予想以上に深刻なリセッショ
ンや財政赤字削減目標の2年延長に伴う歳入不足を補うため2016年
末までに国際債権者団からさらに300億ユーロの支援を受ける必要が
あるとの報告を受けた。」、
メディア「スペイン第3四半期失業率が前期より弱い25.02%。」、
ECBのプラート専務理事「潤沢な流動性は副作用をもたらし得る。
ECBは潤沢な流動性に注視しなくてはならない。ECBは危機を緩和で
きるが根本的な問題解決はできない。」、
ムーディーズ「ユーロ圏は回復にあと3年は痛みを伴う年月が必要。
債務危機の短期的な解決はない。ECBとFRBの緩和策は政府に時間を
与えた。中心的見方はユーロ圏は現状の形での存続。」、
独の財務相「ギリシャに関しては何も決まっていない。ギリシャが
ユーロに留まることが出来ることを望む。ギリシャがコミットに対処
したかは疑問である。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初22日に1.3021で始まり揉み合いながら
も堅調傾向で推移してロンドンフィックス前に週高値となる1.3083ま
で上昇しましたが、深夜12時を過ぎて軟調傾向の揉み合いになりまし
た。その後、23日のロンドン時間あたりから株式市場の軟調やスペイ
ン中銀の「内需は第4四半期にさらに落ち込む。」との見通し発表な
どを背景に下げを強めて1.30の大台を割り込み、「スペインの2012年
財政赤字が銀行支援によりGDP比7.3%に拡大。」との報道や、NYダウ
の260ドルを超える大幅下落を背景にロンドンフィックスを過ぎた頃
に1.2951まで下落する展開になりました。その後、揉み合いながら緩
やかに反発してフラッグを形成して24日のロンドン時間序盤にかけて
1.2996まで戻すも、その後、独製造業PMI速報や独IFO景況指数が弱い
結果となったことや、EU統計局の「第2四半期のユーロ圏政府債務は
GDP比90%と過去最大」との発表を背景に1.2920まで下落しました。
その後、ギリシャの目標達成期間の2年延長を巡る錯綜した要人発言
に揺れながらも反発に転じて、25日の東京時間の日経新聞による日銀
追加緩和の観測報道でユーロ円が104円台を回復したことを背景に、
リスク選好動意で1.30台を一時回復して1.3022まで上昇しました。
その後は再び反落して1.30台を割り込み、英第3四半期GDP速報が強
い結果となったことによるユーロポンドの下落も影響したか、ユーロ
ドルは軟調推移となってロンドンフィックスにかけて1.2943まで下落
しました。その後、フィッチが米国の格付けを引き下げるとの噂や、
S&Pによる仏銀の格下げ報道などに揺れる揉み合いになりました。
週末26日は上海株式市場が1.68%安となるなど株式市場の下落を背景
に軟調傾向で推移してムーディーズの「ユーロ圏は回復にあと3年は
痛みを伴う年月が必要。」との観測発表もあって週安値となる1.2882
まで下落する展開になりました。その後、NY時間に発表された米第3
四半期GDP速報が強い結果となったことによる株式市場の反発上昇で
リスク選好動意に1.29台を回復して、独財務相の「ギリシャに関して
は何も決まっていない。」との発言に揺れながらも1.2940で週の取引
を終えました。週間ではリスク回避が優勢の相場展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、29日に独消費者物価指数
速報(10月)、30日に独失業率(10月)とスペイン第3四半期GDP速報に
欧消費者信頼感指数確報(10月)、31日に欧消費者物価指数速報(10月)
と欧失業率(9月)、2日に独製造業PMI確報(10月)と欧製造業PMI確報
(10月)、などが予定されています。そして1日の中国造業PMI(10月)
も一応注目されます。また、ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして
2日の米雇用統計が注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週末の
26日高値の1.2956から1.2963のポイント、ここを上抜けた場合は、
1.3000の「000」ポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
さらに上昇した場合は10月25日高値の1.3022のポイント、ここを
上抜けた場合は先週高値の1.3083のポイント、さらに上昇した場合
は1.3100の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は10月17日高値の
1.3139のポイントなどでの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは1.29の「00」ポイント、ここを
下抜けた場合は、先週安値の1.2882のポイントでの売り買いの攻防
が注目されます。さらに下落した場合は10月11日安値の1.2825のポ
イント、ここを下抜けた場合は1.2800の「00」ポイントでの売り買
いの攻防が注目されます。

さて、先週初のスペインのガルシア州とバスク州の地方選挙では、
ラホイ首相の率いる中道右派の国民党が一勝一敗であまり材料に
はならなかったようです。

また、11月中旬に資金が枯渇するとされるギリシャですが、目標達成
の期間の2年延長に関して情報が錯綜するも、24日に欧州委員会が発
表したように「ギリシャとの協議は大きく進展したが未解決の問題も
数箇所残っている。」とのことで、独政府報道官からも「独はギリシ
ャに関するトロイカ報告を待っている。」ことが示されて、トロイカ
の報告がいまだに完了されていないのが実情のようです。

そして、25日に独ハンデルスブラット紙が報じたように「ギリシャ
には第2次支援の補完として最大200億ユーロの融資へ。ギリシャの
赤字目標達成を2年延長するため融資は計画された。」ようですが、
「これについては独議会による融資の承認を必要としている。」との
ことでもあり、最終的に薄氷を踏みながらもぎりぎりセーフになると
は思われますものの、まだ安易な予断は許されない状況のようです。

一方、ギリシャ債務のヘアカット(債務減免)の話が一時持ち上がるも
その後は特に市場の大きな動揺は誘っていませんが、欧州の実体経済
については、独財務省月報が「10-12月期は明らかに軟化する可能性
が高い。」、スペイン中銀が「内需は第4四半期にさらに落ち込む。
ユーロ圏の成長鈍化が輸出を鈍化させる。」、「スペイン第3四半期
失業率が前期より弱い25.02%になった。」など、低迷していること
が示されていて懸念されますが、また、EU統計局が発表したように
「第2四半期のユーロ圏政府債務はGDP比90%と過去最大。」となっ
ていて、政府債務がさらに拡大傾向にあることも懸念されます。

ただ、スペイン財務省高官が「年内の資金調達はほぼ充分な水準に達
している。」とのことでスペインの支援要請の時期は不明ながらも、
過日にWSJ紙が「スペイン政府はEUの新たな救済基金ESMに対して与信
枠の設定(ECCL取得)要請をすることを検討している。」との報道をし
ていて水面下では支援要請への準備が進められているようで、11月12
日のユーロ圏財務相会合を照準に市場の期待は醸成されていて、ECB
の新債券購入プログラムOMTのバズーカ砲の実働を市場は待ち焦がれ
るように、南欧諸国の債券利回りも抑制された状態を保っています。

今週のユーロドル相場は、ドルインデックスが何度か上値を阻まれた
80のチャートポイントを迎えていることもあり、ギリシャ問題や欧州
実体経済への懸念と、ECBの新債券購入プログラムOMTのバズーカ実働
への期待の綱引きの中で、週末に米雇用統計のイベントを迎えること
で上下振幅するレンジ相場となる可能性がありそうです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その28 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十八話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。今月末はハロウィンだな。』

「おぉ、そうじゃのう。秋も深まったものじゃ…。
 今週からは英国と欧州の市場が1時間遅くなる冬時間に入って、
 来週からは米国市場も冬時間じゃ。
 寝不足にならぬようにしなくてはのう…。」

『うん。トレードも健康あってのものだからなぁ…。
 ところで今回からは典型的な2通のメールの話しだったな。』

「ふむ。そうじゃったのう…。
 ジイのところには毎日たくさんのメールが届いてのう。
 まったく同じところをトレードした人達から、
 まったく異なるメールをいただくことがあるのじゃがのう。
 その内容がとても興味深いのじゃ…。」

『……。』

「様々なタイプのトレーダーさんがおられるが…、
 そのひとつのタイプは負けたトレードに対して
 なぜ負けたのかを追求してくる方々じゃ…。」

『ふーん…。そうなんだぁ。』

「そのうちのあるタイプの方のメールでは
 負けたことが腹立たしく苛立ちをぶつけてくるものもあるが、
 また、そのうちの別のあるタイプの方のメールは学究的で、
 なぜ負けたのかを冷静かつ論理的に追求してくるものじゃ。」

『……。』

「失敗を改善していくことは勝ちへの糧となり有益ではあるが、
 ただ…、相場はチャートの中だけで起こり、
 数学的に自己完結的に展開されているものではなく、
 投機的な行動が大半を占めてはいても実体経済ともつながり、
 経済指標の発表はもちろんのこと、不測の要人発言、
 格付け会社の発表、短期筋の仕掛け、ダウの動向、
 市場替わりの新たな参加者によるストップ狙いの
 プライスアクションの揺り動かしなどなど、
 様々な不確定要素があって、負けた原因についても
 チャートとして完全に究明することは
 そう簡単でない場合もあるのじゃのう…。」

『……。』

「負けについても、確率的試行ともいえるトレードにおいて、
 『正しくチャート分析をしても負けることもあり得る』
 ということは認識すべきことであるように思うのじゃ。」

『……。』

「負けた原因もそれを完全に究明しようとすれば、
 ある意味、聖杯探しとなってしまうのではなかろうかのう…。」

『……。』

「テクニカル指標の優劣やパラメーターについても、
 相場つき自体が変化するという中において
 常に最適であることを追求ることそれ自体が困難なことじゃ。
 たとえば、移動平均線についてもEMAがよいのかSMAがよいのか、
 また21期間がよいのか20期間が良いのか25期間がよいのかなど、
 ときに実りなき議論の遊戯となってしまうこともあるものじゃ。」

『……。』

「移動平均線は単なる話の上での一例であり、
 オシレーター系指標にしても似たようなことがあるものじゃが、
 おそらくは…、もしもその人が勝てるトレーダーであれば、
 EMAであろうとSMAであろうと、また20期間としても25期間でも、
 あるいは移動平均線などを用いずとも、
 集合的トレードとして勝てるものではなかろうかのう…。」

『まぁ、そうなのかもしれないな…。』

「もちろん、これはテクニカルを否定する、
 などということでは決してないのだけれども、
 不思議なことじゃが、テクニカルに詳しいほど
 トレードに勝てるとは限らないものなのじゃのう…。」

『うん…。トレーダー仲間を見ていると、
 テクニカルに滅多やたら詳しいくせに勝ててないヤツもいて
 どうやらそう言えるフシもあるようだぜ…。』

「でじゃ…、もしもそうであるならば…、
 『大切なことは他にある』ということじゃ。」

『……!』

「さて、今回もお話が長くなってしまったようじゃ…。
 次回は勝っているトレーダーさんからのメールを紹介しながら、
 このあたりを一緒に検討してみようかのう。」

『おい、ジイさん。いいとこでまた来週かよ…。
 さわりだけでいいから、ちょっと教えろよ。』

「あははっ。それはならぬ。それは来週のお楽しみじゃて。」

『ちぇっ、なんだぁ。ケチ臭せーし。
 しかたねぇ。来週も楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

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