FX トレードと凡事のお話 その26


今週末の19日はブラックマンデー25年目となるそうですね。

●先週の主な出来事

<10月8日(月)>

7日にレーン欧州委員が、
「ギリシャに関する交渉は順調に進んでいる。」
との認識を示しました。
7日にECBのアスムッセン理事が、
「独仏を含めユーロ圏のほぼ全ての国で改革が必要。
ECBのユーロを守る姿勢が市場を安定させた。」
などの見解を示しました。
豪ドル米ドルやユーロドルなどがやや下窓を空けて始まりました。
その後、豪ドル米ドルがやや下げ幅を縮小して揉み合いました。
ユーロドルがやや下げ幅を拡大しました。
ドル円がやや上昇をみせました。
ダウ先物は小幅高で始まった後にやや軟調傾向で推移しました。
原油先物は89ドル台で推移しました。
東京市場は祝日で休みでした。
東京時間序盤はドル円が反落して揉み合いました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
ユーロ円やポンド円などがやや軟調に推移しました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合い推移になりました。
REINZ住宅販売(9月)は前年比で前月値より弱い+8.0%でした。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で軟調に推移しました。
主要通貨ペアが下落する展開になりました。
豪ドル円が80円台を割り込みました。
ユーロドルが1.30を割り込みました。
中国HSBCサービス業PMI(9月)は前月値より強い54.3になりました。
市場反応は限定的でした。
ユーロ円が一時102円台を割り込みました。
東京時間後半はドルストレートがやや軟調な揉み合いになりました。
午後2時過ぎにドル円がやや反発をみせました。
アジアの株式市場がやや下げ幅を縮小しました。
スイス失業率(9月)は予想とおりの2.8%でした。
市場反応は限定的でした。
独貿易収支(8月)は予想より強い+163億ユーロ、
独経常収支(8月)は予想より弱い+111億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
ユーロ円が再び102円台を割り込みました。
ドル円が再び反落して揉み合いになりました。
中国上海株式市場などが再び下げ幅を拡大しました。
原油先物が軟調に推移して89ドル台を割り込みました。
午後3時半過ぎ頃からダウ先物がやや反発をみせました。
ドルストレートに一時反発の動きがみられました。
伊10年債利回りは5.091%あたりに上昇しました。
独仏の株式市場が前週末比マイナス圏で始まりました。
英の株式市場は前週末比プラス圏で始まりました。
ドル円が78円台前半へ下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
ドルストレートも再び反落して主要通貨ペアが軟調になりました。
ダウ先物が再び反落する展開になりました。
中国上海株式市場は0.56%安で取引を終えました。
スイス消費者物価指数(9月)は予想より強い−0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
英の株式市場も前週末比マイナス圏へ反落しました。
その後、豪ドル米ドルなどが反発をみせて揉み合いました。
ユーロ円が101円台前半へ下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
伊中銀が「伊の銀行の8月不良債権は前年比15.6%増。」
との発表をしました。
英の株式市場が前週末終値を挟んで上下動になりました。
独鉱工業生産指数(8月)は予想とおりの−0.5%になりました。
ユーロやポンドの軟調が続きました。
午後7時頃からドル円が反発をみせました。
午後7時半頃からユーロドル反発をみせました。
ユーロ円や豪ドル円が反発をみせました。
英の財務相が、
「秋にはより厳しい選択に直面する可能性。
より速いペースでの予算削減は現実的でない。
公共歳出計画は柔軟性をもって対処される。」
などの発言をしました。
ポンドが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35025%に低下しました。
スペイン10年債利回りは5.650%に低下しました。
恒久的な安全網のESMが正式に発足しました。
ユーログループ議長が、
「欧州にとってESMの良いニュースが始まる。
ただ、ESM単独では充分ではない可能性。
ギリシャに関して主要な決定がまだあるとは思わないが、
10月にギリシャに関して決定があることに希望は残っている。」
などの発言をしました。
NY時間序盤はユーロや豪ドルがやや上昇をみせました。
ドル円は揉み合いになりました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
NY市場は株式市場と商品市場を除いて祝日で休みでした。
原油先物が反発して89ドル台を回復しました。
ポンドドルは揉み合いながらも軟調に推移しました。
NYダウはマイナス圏で揉み合い推移になりました。
豪ドル米ドルが1.02台を回復しました。
ドル円が午後11時頃から再び反落して78.07まで下落しました。
ポンド円が125円台前半に下落しました。
ユーロドルが一時やや反落するも再び反発して揉み合いました。
豪ドル円が揉み合いながらも堅調に推移しました。
ユーロ圏財務相会合では、
「次回支援の実施についてギリシャは具体的な行動で示すべき。」
などが示されました。
ギリシャの財務相が、
「トロイカは財政目標達成期限の2年延長を検討している。」
と発言しました。
格付け会社フィッチが「ESMの格付けはAAA、見通しは安定的。」
との発表をしました。
独の財務相が、
「スペイン政府が支援の必要はないと言うならそれを信じるべき。」
との見解を示しました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で取引を終えました。
深夜1時頃からドル円が反発をみせました。
ポンドが下げ止まりをみせました。
NYダウは緩やかに下げ幅を縮小しました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「既にかなり低い金利を変更する理由はない。
(OMTへの)金融支援の要請は各国に委ねられている。」
などの発言をしました。
NY時間後半はドルストレートが揉み合い推移になりました。
NY時間終盤にかけてドル円が揉み合い推移になりました。
豪ドルがやや反落する展開になりました。
米債券市場は祝日で休みでした。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−26.50ドルでこの日の取引を終えました。

<10月9日(火)>

ユーログループが、
「ポルトガルへの次の支出を承認した。
トロイカの第5次調査の結論を歓迎。
ポルトガルの目標達成のための解決策を信頼している。」
などの声明を発表しました。
IMF国際通貨基金が
「世界成長率が2%未満に落ち込む確率は6分の1。
急激な景気下振れリスクは警戒を要するほど高い。
2013年の世界経済成長率は3.6%。7月の3.9%から下方修正。
今年の世界経済成長率は3.3%。7月の3.5%から下方修正。
ECBは追加利下げが必要に。ユーロ圏にデフレのリスク。
世界の経済成長は米欧の行動がなければさらに鈍化へ。
中国の2012年成長率見通しは7.8%。13年は8.2%に下方修正。
米国の2012年成長率見通しは2.2%、13年は2.1%。
ユーロ圏の2013年成長率見通しは0.2%。7月の0.7%から下方修正。
日本の2012年成長率見通しは2.2%。13年は1.2%に下方修正。」
などの発表をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「キプロスをB3へ格下げ。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
オセアニア時間は豪ドルが反発をみせました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
英RICS住宅価格(9月)は市場予想より強い−15.0%でした。
市場反応は限定的でした。
日国際経常収支(8月)は予想より強い+4547億円、
日国際貿易収支(8月)は予想より弱い−6445億円になりました。
市場反応は限定的でした。
日銀総裁が、
「高い成長率から安定した成長に円滑に移行させることが
当局者の重要な責務。潜在成長率を上回る成長継続させる施策は
様々な不均衡を招く恐れがある。」
との認識を示しました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
東京時間序盤はドルストレートが上昇をみせました。
原油先物が一時90ドル台を回復しました。
IMFの調査局長が、
「回復は失業を減らすには弱過ぎる。世界の回復は弱まった。
欧州危機と米国の財政の崖に不透明感がある。
中国・インド・ブラジルにハードランディングの恐れはない。
主要新興国はしばらく成長が鈍化。
伊やスペインの債券利回り低下は、
ECBが債券買い入れるとの見方を反映している可能性。
欧州債利回りがより低水準にとどまるか確信はできない。」
などの見解を示しました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
IMF国際通貨基金が、
「大半の国は赤字縮小で進展がみられる。
日本と米国は赤字削減に向けた明確な財政政策を欠いている。
先進諸国の来年の財政赤字の対GDP比率は平均4.9%。
先進諸国の今年の財政赤字の対GDP比率は平均5.9%。
先進諸国の財政赤字見通しを7月時点から悪化方向に修正。
ギリシャ公的債務は13年のGDP比182%をピークに減少へ。
ECBが先に発表した新たなユーロ圏加盟国向けの金融支援策は、
ユーロ圏各国による支援プログラムの要請を後押ししている。」
などの見解を発表しました。
豪RBA副総裁が、
「労働市場はここ数ヶ月で明らかに弱含んでいる。
失業率が示す以上に労働市場での余剰労働力が多いと認識。
労働市場の弱含みと世界経済見通しが先週利下げした理由の1つ。
住宅建設の弱さが直近の大きな驚きとなっている。
鉱業ブームが衰退。経済成長の新たな原動力を見いだす必要。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
日経済相が、
「日銀による外債購入は為替介入の観点であれば法改正が必要。
日銀による外債購入は政府との協調の中で日銀が判断すること。」
などの見解を示しました。
アジア開発銀行総裁が、
「日中間の領土問題で貿易が阻害されれば双方に不利益。
緩和手段はたくさんあるが日本の課題に沿った緩和が必要。」
などの見解を示しました。
東京時間午後はドル円がやや反発をみせました。
ドルストレートやクロス円が揉み合うもやや堅調に推移しました。
ダウ先物が上げ幅を縮小する展開になりました。
ロイター通信が、
「スペイン財務省は地方政府の流動性を支援するため、
私募形式で債券を発行して48.6億ユーロを調達する計画。」
との報道をしました。
IMFの副専務理事が、
「過度の変動に対する介入は可能との見解は変わっていない。
日本は物価1%めど達成に向けて金融緩和の余地は大きい。
日銀の外債購入に対して慎重な姿勢。
円の為替レートはやや過大評価との見方は不変。」
などの見解を示しました。
中国証券報が「中国の温州で銀行の不良債権が急増している。」
と報じました。
日景気ウォッチャー調査現状判断DI(9月)は前回値より弱い41.2、
同じく先行き判断DI(9月)は前回値より弱い43.5でした。
日銀金融経済月報では、
「10-12月の生産は海外経済の持ち直し後ずれで弱めの動き。
景気は横ばい圏内の動きとなっている。
企業の業況感は海外経済減速の影響など背景にやや慎重化。
世界経済めぐる不確実性が大きい。
金融・為替市場の景気・物価への影響に注意が必要。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
東京時間終盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
台湾や韓国の株式市場がマイナス圏へ反落しました。
中国上海株式市場は高値圏を維持しました。
日経平均は前日比−93.71円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
仏貿易収支(8月)は予想より弱い−52.86億ユーロになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まった後に反落しました。
中国上海株式市場は1.97%高で取引を終えました。
スペインの財務相が、
「ECBの国債購入計画に時限はない。
ユーロ圏財務相会合ではさらなる調整についての議論はなかった。」
との発言をしました。
午後4時過ぎにダウ先物が急落する展開になりました。
原油先物は89ドル台に反落しました。
一時、スペイン10年債利回りが6%台に上昇しました。
ユーロなど主要通貨ペアが下落しました。
ユーロ円が一時101.01円まで下落しました。
ドラギECB総裁が、議会証言で
「欧州経済は引き続き難問に直面している。
政治家は財政改革を続けねばならない。
適切な条件下で国債購入策のOMTを実施する用意がある。
経済活動は目先は低迷する見通し。OMT発表は市場の信頼に貢献した。
経済見通しは下方リスク。銀行監督一元化は大切な一歩。
ECBの金利は極めて低い。」などの見解を示しました。
午後5時頃からユーロドルがやや反発をみせました。
ユーロ円が下げ一服になり揉み合いました。
英鉱工業生産指数(8月)は予想とおりの−0.5%、
英製造業生産高(8月)は予想より弱い−1.1%
英商品貿易収支(8月)は予想より弱い−98.44億ポンドになりました。
ポンド売り反応がみられました。
ギリシャの6ヶ月債の入札では、
「目標上限10億ユーロに対して13億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い4.46%。
応札倍率が前回より低い1.60倍。」
と目標上限以上の調達額になりました。
午後6時半頃からポンドドルがやや反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
仏の株式市場は前日比プラス圏へ反発しました。
その後、主要通貨ペアが下げ一服も揉み合い推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.34675%に低下しました。
午後8時頃からドルストレートが反発上昇しました。
ダウ先物が徐々に反発しました。
原油先物が90ドル台を回復しました。
オランダ中銀総裁が、
「債務危機のいまだ半ば。
国債購入計画のように明るい兆候もある。
銀行同盟の開始も明るい兆候。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「銀行監督一元化を急ぐために独は何でも行う。
銀行監督一元化はEUとユーロ圏にとってもっとも難しい問題。」
との発言をしました。
加住宅着工件数(9月)は予想より強い22.02万件でした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
独の株式市場がプラス圏へ一時反発しました。
オーストリア財務相が、
「ギリシャの経済環境には依然として不満がある。
ギリシャ問題は10月末には討議される必要があるだろう。
ギリシャ問題の結論は年末前には出されるだろう。」
などの発言をしました。
独の首相が、
「支援の一部ではギリシャ問題の全てを解決することはない。
誰もが一国家の問題はすべての国の問題だと認識している。
ギリシャは改革の終わりには達していない。
ギリシャがユーロ圏に留まることを望む。
問題解決に強力なパートナーシップで臨む。
ギリシャの改革速度は増している。」などの発言をしました。
ギリシャの財務省が、
「ギリシャ向けのユーロ圏財務相会合の可能性。
EUサミットはギリシャ支援を協議する。
ギリシャは計画の延長を要求した。」などの発表をしました。
ギリシャ問題に進展なくダウ先物や欧州株式市場が再下落しました。
その後、ユーロなどドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円が一時反発をみせました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
米10年債利回りが1.71%あたりに低下しました。
英NIESRのGDP予想(9月)は前月より強い+0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
一時、NYダウがプラス圏に反発するも再び下落しました。
ユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円も再び反落して主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロ円が101円台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.02台を割り込みました。
NYダウが一時100ドル超の下落になりました。
原油先物は堅調に推移し91ドル台を回復しました。
深夜12時半過ぎに豪ドルがやや反発をみせました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いになりました。
ポンドは下げ止まりをみせて揉み合いになりました。
ユーロの軟調がしばらく続きました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ロイター通信が、EUサミットの草案として、
「EU首脳らは長期的なEU予算から分離された
ユーロ圏予算の考え方を承認する。
EU首脳らはESMによる銀行への直接資金注入に対応して
ユーロ圏財務相に基準を策定するよう要請。」
などの報道しました。
原油先物が92ドル台に上昇しました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.346%。
応札倍率が前回より高い3.96倍。」になりました。
NYダウが下げ幅をやや縮小して揉み合いになりました。
米コンファレンスボードが、
「雇用トレンド指数(9月)は前月比マイナス0.3%。
雇用回復の勢いが10-12月期に一段と弱くなる可能性。」
との発表をしました。
FRB公定歩合議事録では、
「短期的な経済見通しには慎重。長期的見通しは改善を予想。
個人消費に緩やかな伸び。エネルギー分野の業績は力強い。
住宅市場は販売戸数増と価格上昇でやや前向きな動向。
インフレは概して抑制。理事らは大半が公定歩合の維持を推奨。」
などが示されました。
午後3時過ぎにユーロがやや反発をみせて揉み合いになりました。
英BOE総裁が、
「景気を刺激のするための金融緩和の量は重要な問題。
量的緩和は技術的には制限がないが金融政策の限界に関しては
深い疑問がある。政策金利の水準は底にある。」
などの発言をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を拡大しました。
一部銀行が「スイスフラン建ての預金にマイナス金利を適用する。」
との発表をしました。
米10年債利回りは1.712%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比−110.12でこの日の取引を終えました。

<10月10日(水)>

米アルコアの7-9月期決算では1株当たり利益が
予想より強い0.03ドルになりました。
IMF国際通貨基金が、
「ユーロ危機は主要な懸念の源泉。
米国と日本への著しい質への逃避を招く。
米国は財政の崖と債務上限問題が差し迫ったリスク。
日本は銀行への大量の国債集中が金融安定上の懸念。」
などを示しました。
オセアニア時間ではユーロや豪ドルが軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
豪Westpac消費者信頼感(10月)は前月より強い99.2でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃にドル円がやや反落しました。
ユーロ円が一時100.50を割り込みました。
原油先物が92ドル台を割り込みました。
日経平均は119円ほど下落して始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
IMFの金融資本市場局長が、
「ユーロ危機は金融安定の主要なリスク。
ユーロ圏の周辺国と中核国の格差拡大。
金融安定性の持続にはさらなる政策の取り組みが必要。」
などの認識を示しました。
仲値前あたりから主要通貨ペアにやや反発の動きがみられました。
IMFの筆頭副専務理事が、
「欧州の財政調整には成長に配慮した財政調整が必要。
欧州は銀行支援で地域レベルの行動が必要。
ソブリン債のスプレッド相違の3割は銀行が原因。
政府と銀行間には深い結び付きがある。」
などの認識を示しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
仏中銀総裁が、
「脆弱な銀行がECBの金融政策の伝達を妨げる。
銀行同盟はソブリンリスクと銀行システムの関連性の遮断に重要。
国債購入プログラムは厳格な条件付けを求める。
モラル低下をあおらない場合のみ国債購入プログラムは機能。」
などの認識を示しました。
FRBのイエレン副議長が、
「低金利は米経済の回復支援に必要。
米国債は依然として安全資産とみなされている。
米経済の低迷が続くとの見方が長期金利を押し下げている。
銀行のバランスシートに金利リスクが存在する可能性を懸念。
高水準の失業率の予想が低い利回りを説明している。
低水準で安定したインフレ率が低い利回りを説明。
QEによる購入が長期利回り押し下げている。
経済が回復した際に政策は正常化されよう。
QEは途上国の不安定な資本流出入をもたらす要因となるが
QEで米景気回復が加速すれば全世界に恩恵もたらす。」
などの発言をしました。
午前11時頃からユーロが再び下落しました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「OMTは国債利回りとスプレッド縮小狙う。
財政再建と成長のバランスに留意し必要なら是正する準備すべき。」
などの発言をしました。
スイス中銀総裁が、
「スイスフランと円は安全な投資先。
スイス・フランの上限設定は正しい政策。
欧州と世界にとって非常に困難な時期。」
などの認識を示しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が下げ幅を縮小しました。
東京時間午後からややドル売りが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反発してドル円がやや反落して揉み合いました。
仏中銀総裁が、
「ユーロ圏に根強い脆弱さが残る。
ユーロ圏の金融市場に分断がみられる。
来年のユーロ圏は極めて緩やかな景気回復を予想。
ユーロ圏の国債スプレッドはなおかなり大きい。
各国政府は潜在成長を押し上げる必要がある。
財政出動による成長促進は長く続かない可能性。
ECBは引き続き必要なあらゆる行動を取る。」
などの発言をしました。
中尾財務官が、
「日本の財政状況は低金利でも決して安心できない。
将来に金利が上昇し金融セクターなど経済にダメージ与える可能性。
インフレ率が低くてもバブルの兆候を見逃してはいけない。
赤字国債は政治家のガバナンスが大事。」
などの見解を示しました。
日銀総裁が、
「日本とスイスはともに通貨高で苦しんでいる。
円高への懸念が追加緩和の一因。
日本円とスイスフランの相場水準は高い。
日本経済はスイス経済の9倍の規模。
スイスと日本は非常に異なる。」
などの認識を示しました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物がやや反落しました。
日工作機械受注速報(9月)は前回値より弱い−3.0%でした。
日経平均は前日比−173.36円で取引を終えました。
独卸売物価指数(9月)は前回値より強い+1.3%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
原油先物が一時92ドル台を回復しました。
独連銀総裁が、
「ECBはユーロの価値を守る責任がある。
ECBは責務を全うする信念を持たなければならない。」
などの発言をしました。
仏鉱工業生産指数(8月)は予想より強い前月比+1.5%でした。
欧州の株式市場はマイナス圏で始まった後に下げ幅を縮小しました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
中国上海株式市場は0.22%高で取引を終えました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
豪ドル円が80円台を回復しました。
伊鉱工業生産(8月)は予想より強い前月比+1.7%でした。
独仏の株式市場がプラス圏へ一時反発しました。
午後5時半くらいからダウ先物が再び反落しました。
独仏の株式市場が再びマイナス圏へ反落しました。
ユロドルなどドルストレートが反落する展開になりました。
伊短期債の入札では、
「1年債が目標上限とおりの80億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回よりかなり高い1.941%。
応札倍率が前回より高い1.77倍。」などになりました。
独5年債の入札では、
「目標上限40億ユーロに対して応札額69.58億ユーロ。
発行額31.12億ユーロ。平均落札利回りが前回より低い0.53%。
応札倍率が前回より高い2.2倍。」になりました。
午後7時頃から欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物が再び反発して下幅を縮小しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.34275%に低下しました。
仏大統領が
「仏とスペインはギリシャがユーロに残留すべきとの見解を共有。」
との発言をしました。
スペインの首相が、
「6月のEUサミットの合意は遵守されるべき。
合意には銀行同盟も含む。ギリシャのユーロ離脱は選択的間違い。
今年の成長率は予想より良くなる可能性。
今年の赤字削減目標が達成できると信じている。
独が銀行同盟を遅らせようとしているとは思っていない。
銀行同盟の明確な工程が必要だと認識している。
全ての銀行が銀行同盟の元で監視されるべき。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
原油先物が上下動しながらも92ドル台に上昇しました。
午後9時半頃からダウ先物や欧州株式市場がやや反落しました。
主要通貨ペアに押しがみられました。
米10年債利回りは1.73%に上昇しました。 
NYダウは小幅安で始まりやや軟調に推移しました。
米卸売在庫(8月)は予想より強い+0.5%でした。
午後11時過ぎに主要通貨ペアが反発する展開になりました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りが1.75%に上昇しました。
ユーロドルが一時1.29台を回復しました。
ユーロ円が一時101円台を回復しました。
原油先物が一時93ドル台に上昇しました。
ロンドンフィックス頃から主要通貨ペアがやや反落しました。
NYダウがやや下げ幅を拡大しました。
欧州の株式場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ドル円が軟調に推移しました。
ユーロ円が101円台を割り込みました。
加ドルが軟調に推移しました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回りが1.700%。
応札倍率が前回より高い3.26倍。」になりました。
NYダウが一時140ドルほどの下落になりました。
原油先物が92ドル台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが1.69%あたりに低下しました。
ユーロドルが1.29を割り込んだあたりで揉み合いました。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、
「経済活動は概して緩やかに拡大。
NY地区は横這い状態になりつつある。
カンザスシティーは成長ペースが鈍化。
9月の消費支出は概ね横ばいから小幅増。
雇用情勢はほぼ変わっていない。
多くの地区で小売売上高は小幅拡大。不動産状況は前月改善。
大半の地区で中古住宅販売の増加を報告。
製造業部門の状況は強弱まちまち。総じて前回の報告から幾分改善。
ほとんどの地区でローン需要は横這いから増加。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
深夜3時半過ぎにドルストレートがやや反発をみせました。
ロイターとイプソスの調査では、
「ロムニー氏支持45%、オバマ大統領支持44%。」になりました。
ミネアポリス連銀総裁が
「物価目標満たす限り、失業率が5.5%を下回るまでは低金利維持。
失業率が5.5%下回るまで出口戦略を先送りするべき。
中期的なインフレ見通し2.25%を上回れば解除着手検討。
2.25%は長期目標信認の脅威とならない。
物価安定と最大雇用の二大目標に現在は何も対立はない。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは1.675%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−128.56ドルでこの日の取引を終えました。

<10月11日(木)>

格付け会社のS&Pが、
「スペインをBBB−に2段階格下げする。見通しはネガティブ。
スペインの政府債務が2012年-2014年にGDP100%超になれば
さらに格下げの可能性。」との発表をしました。
ユーロドルなど主要通貨ペアが急落しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
ダラス連銀総裁が、
「QE3が経済成長を促す効果があるかの判断は時期尚早。
QE3は支持しなかった。FRBによる数多くの基準設定の議論は
メリットがあるが達成は困難。持続的な金融緩和は
財政問題に取り組む議員に対する圧力を和らげる。」
などの発言をしました。
ブラジル中銀が政策金利を0.25%引き下げ7.25%としました。
日機械受注(8月)は予想より弱い−3.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀金融政策決定会合議事録要旨では、
「内需、先行きも底堅さ維持すると見込まれるが、
輸出と生産の弱さ補うのは期待したがたい。
景気は当面横ばい圏内にとどまるとの認識で一致。
海外経済は減速やや強まっているとの認識で一致。
日本経済が持続成長に復する軌道はずさないよう、
このタイミングでの緩和強化が適当。
円高株安がマインド悪化を通じて設備投資や個人消費に
マイナスの影響及ぼさないか注視。
中国経済は在庫調整の終了までには相当程度の時間要する。
急速な円高進行など景気下振れリスク高まっていること踏まえ、
機を逸することなく適切な行動が重要(財務省出席者)。」
などが示されました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロが軟調に推移しました。
ドル円がやや反発をみせました。
IMFの専務理事が、
「中国は責任者がIMF総会に参加しないことで損をする。
日中間の緊張が解決されることを期待している。」
などの発言をしました。
豪新規雇用者数(9月)は予想より強い+1.45万人、
豪失業率(9月)は予想より弱い5.4%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
日経平均は下げ幅をやや縮小する展開になりました。
ダウ先物はやや上昇をみせました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
韓国中銀が政策金利を0.25%引き下げ2.75%としました。
韓国株式市場が一時プラス圏に反発する場面がありました。
英BOEのウィール委員が、
「一層の追加緩和策はインフレ率を押し上げる恐れ。
インフレ目標と両立できない可能性もある。
追加利下げの可能性は小さい。」などの見解を示しました。
午前11時近くからユーロの下落が一服になりました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
香港の株式市場がプラス圏へ一時反発する場面がありました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が反発上昇しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
日財務相が、
「財政政策による景気刺激策も重要。成長と車の両輪に。
経済成長と財政再建を車の両輪に財政政策進めるべき。
金融システムの安定性確保に努力。その健全性の維持が重要。
欧州危機など下振れリスク収まれば12年度成長2%は可能。」
などの発言をしました。
東京時間後半はドル円が一時78円台を割り込みました。
米財務長官が、
「財政の崖の先送りは責任ある戦略ではない。
欧州は現在より良い状態になるだろう。解決は何年か要する。
インドの改革は有望で説得力がある。」
などの認識を示しました。
日経平均は一時下げ幅を縮小するも再び軟調に推移しました。
ダウ先物が上げ幅をやや縮小しました。
独の財務相が、
「ユーロ圏は財政赤字削減の約束を履行しつつある。
ユーロ圏には考えられているよりも多くの進展がある。
ユーロ圏では誰もユーロの放棄について考えていない。
ユーロ圏諸国のユーロを防衛する決意は固い。
欧州は問題を解決する過程にある。
ギリシャの問題はギリシャで解決する必要。
ユーロ圏はギリシャのトロイカ報告待つ必要で合意。
ギリシャが目標満たせばユーロ圏から追放しない。」
などの発言をしました。
日消費者態度指数(9月)は前月より弱い40.1になりました。
日経平均は前日比−49.45円で大引けになりました。
独消費者物価指数確報(9月)は予想とおりの+2.0%でした。
市場反応限定期でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が一時再び78円台を割り込みました。
中国上海株式市場が下げ幅を拡大しました。
オーストリア中銀総裁が、
「世界とユーロ圏の成長見通しは悪化している。
ユーロ圏で南北間の格差がある。ECBが政策をまとめるのは難しい。
ECBの金利政策を変更する必要はない。
欧州銀行監督が準備が整うのは2013年半ば以降になる見通し。」
などの発言をしました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
午後3時半頃からドル円が反発をみせました。
仏消費者物価指数(9月)は予想より弱い−0.3%でした。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏で始りました。
中国上海株式市場は0.81%安で取引を終えました。
欧州の株式市場がプラス圏へ反発して堅調に推移しました。
ダウ先物が揉み合いの後に上昇する展開になりました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
FRBのイエレン副議長が、
「大半の先進国の経済成長は非常に緩やか。
潜在成長力を大幅に下回る。欧州危機と住宅市場が米成長を阻害。
財政面での無為が低調な回復につながった。新興国経済は鈍化。
国際的な需要の低迷と欧米向け輸出の減退に直面している。
日本の債務水準・高齢化・景気低迷は財政の持続可能性への懸念。」
などの認識を示しました。
欧州委員長が、
「緊縮と成長の間でバランスを見つけるのは可能。
高水準の債務は非社会的で予算削減が必要。」
などの見解を示しました。
ECB月例報告では、
「景気見通しは下方リスク。インフレ見通しは概ね均衡。
政府が条件に合意すれば国債購入する用意がある。
条件が満たされなければ国債購入は停止する。
成長は弱い状態は続く。インフレは2013年に2%未満へ。」
などが示されました。
伊2015年債の落札利回りは前回より高い2.86%になました。
伊10年債利回りは5.07%台に低下しました。
ギリシャ失業率(7月)は前月より悪化して25.1%になりました。
日財務相が、
「G7では円高が悪影響を及ぼすことへの懸念を表明した。
為替に関する認識を引き続き共有することが重要と述べた。
為替変動の過度な変動は経済に悪影響と述べた。
G20に向け連絡を密にし動向を注視することで合意した。」
などの発言をしました。
午後7時半頃ユーロドルが1.29台を回復しました。
原油先物が92ドル台を回復しました。
一部メディアが、
「ソフトバンクが全米第3位の携帯大手スプリントを
買収する方向で協議に入った。買収総額が日本企業では
過去最大級となる2兆円規模に達する可能性。」と報じました。
ドル円が堅調に推移しました。
ユーロ円が101円台を回復しました。
独の首相が、
「EU27か国での通貨統合が重要。
独経済はユーロ圏の成長鈍化の影響を被っている。
独の興味はユーロ圏経済を助けること。
独の仕事はユーロ経済を刺激すること。
いくつかの減税を考えている。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.34025%に低下しました。
米貿易収支(8月)は予想よりやや弱い−442億ドル、
米輸入物価指数(9月)は予想より強い+1.1%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い33.9万件と、
4年8ヶ月ぶりの低水準になりました。
ドル円やクロス円に上昇反応がみられました。
加国際商品貿易(8月)は予想より強い−13.2億加ドル、
加新築住宅価格指数(8月)は予想より強い+0.2%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
伊10年債利回りは5.078%あたりに低下しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは一時1.73%あたりに上昇しました。
その後、NYダウが上げ幅をやや縮小しました。
スペイン10年債利回りは5.834%あたりに上昇しました。
主要通貨ペアに一時やや押しの動きがみられました。
その後、NYダウが上げ幅を拡大する展開になりました。
ドルストレートが再び上昇しました。
FRBのスタイン理事が、
「非伝統的な政策手段に関してFOMC内に見解の相違があった。
現在の前例のない状況を考慮すれば不可避であり健全。
政策行動がなければ失業率の改善はしばらく遅くなる。
9月の政策決定を支持。決定は正しかったと強く確信。
追加行使のハードルは高い地点まで押し上げられた。
物価安定の脅威が生じれば政策金利は引き上げられる。」
などの見解を示しました。
米EIA週間石油在庫統計では原油在庫が167.2万バレル増でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドンフィックス頃からNYダウが上げ幅を縮小して反落しました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
米10年債利回りが低下して1.7%台を下回りました。
深夜1時頃からドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円やクロス円は軟調に推移しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「9月のFOMCの決定には反対を表明する。
QE3は利益よりコストが大きく雇用への効果も大きくはない。
2015年は許容できないほどインフレリスクが高まり、
2015年より前に引き締めに転じる可能性。
9月の雇用統計は良いニュース。雇用の緩やかな回復を示している。
政府の統計担当者は誠実である。」などの見解を示しました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが2.904%。応札倍率が前回より高い2.49倍。」
になりました。
深夜2時過ぎからドルストレートが再び緩やかに反落しました。
NY時間終盤にかけてドル円が揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.668%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比−18.58ドルの4日続落で取引を終えました。

<10月12日(金)>

セントルイス連銀総裁が、
「雇用統計の操作などはない。今後も失業率は低下して行くだろう。
新規失業保険申請件数は変動しやすい指標である。
2012年下期のGDPは2%を予想。来年は3%を上回る可能性。」
などの認識を示しました。
オセアニア時間はドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円が反発をみせました。
豪ドルやNZドルが軟調に推移しました。
ユーロは揉み合い推移になりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は92ドル台前半で推移しました。
WSJ紙が、
「独の主要経済研究所はギリシャが抱える膨大な債務について、
ECBの国債買い入れを通じて単に時間を稼ぐだけで持続不可能。
さらなるヘアカット(債務元本の削減)が必要との見解を示した。」
と報道しました。
日経新聞が、
「G7は経済失速回避で連携。欧州の危機対応に期待。
成長下振れに警戒感。具体策に踏み込めず。」
などの見出しでG7に関する報道をしました。
加の財務相が、
「IMFがギリシャなどの財政問題解決に
一層の時間的猶予を与えるとの提案に賛成。」
との発言をしました。
日第三次産業活動指数(8月)は予想とおりの+0.4%、
日国内企業物価指数(8月)は予想とおりの−1.4%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
その後、日経平均が反落する展開になりました。
ドルストレートでのドル売りがやや弱まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
独の財務相が、
「短期的措置は中期的な目標と合致する必要。
欧州は世界経済の問題の唯一の原因ではない。
欧州が問題を解決しつつあるとの信頼は拡大している。
ユーロ各国はコミットメントを守り実行すべき。
G20は欧州が前進していることに注目している。
G7の公的債務を削減し過剰流動性の発生を回避する見解を支持。
IMFの新たな出資比率は経済開放度を考慮すべき。」
などの発言をしました。
独連銀総裁が、
「独経済は下期に停滞へ。独経済は欧州の調整の影響を受けている。
独経済はなお力強い。危機は各国政府が解決する必要。
ギリシャ支援プログラム延長すれば必要資金が拡大する。
ギリシャについてはトロイカの報告を待つ必要。
ECBが貨幣を増発することで危機は解決できない。
政府が中銀に依存し過ぎることを懸念している。
IMFの2者間信用供与の枠組みに独連銀が調印へ。
米国の財政の崖とエネルギー価格とユーロ圏危機が
世界経済の主なリスク。」などの発言をしました。
その後、日経平均が再びプラス圏へ反発しました。
一部メディアが、
「ギリシャ政府とトロイカ査察団との協議が11日に前進して、
ギリシャに実施が義務付けられる緊縮政策について
10月半ばのEUサミットまでに合意が成立する見通し。」
との観測報道をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日プラス圏で始まりました。
ドルストレートなど主要通貨ペアが反発上昇しました。
ダウ先物がやや堅調傾向で推移しました。
NZドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
日の月例経済報告では、
「景気判断を3ヶ月連続で下方修正する。このところ弱めの動き。
3ヶ月連続での下方修正はリーマンショック直後以来。
生産は3ヶ月連続、業況判断は10ヶ月ぶりに下方修正。
景気は当面弱めの動き。その後は海外改善につれた回復を期待。」
などが示されました。
日財務相が、
「景気の先行きは警戒感持って見ていく必要。
現状の景気に危機感。財政・金融でしっかり対応する必要。
欧米中銀トップとの会談はこちらから申し出た。
日銀へは強力な金融緩和を求め続けたい。
米FRB議長との会談では最大の問題である円高基調に
触れないことあり得ない。」などの発言しました。
その後、中国上海株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小しました。
午前11時過ぎから主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の政治的停滞は日本の債務見通しにとって懸念材料。
日本国債の利回りは低水準続く可能性高い。
政策当局者に債務を削減する時間的猶予を与える。
中銀による国債買入は低い経済成長の最終的な解決策にならない。
日国債の利回り上昇につながる可能性は目先見当たらない。」
などの見解を発表しました。
IMF国際通貨基金が、
「日銀は1%のインフレ目標達成のため一段の緩和が必要な公算。
中国のハードランディングの可能性は引き続き低い。」
などの見解を示しました。
中国上海や韓国や台湾などの株式市場がマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物がやや反落する展開になりました。
主要通貨ペアが軟調推移になりました。
白井日銀審議委員が、
「先進国の国債利回りは上昇リスクが高まっている可能性。
新興国の利上げ慎重姿勢。商品価格上昇の一因。」
などの認識を示しました。
日経平均が再びマイナス圏へ反落しました。
IMFの専務理事が、
「ユーロ圏と米国が不確実性ある2つの地域。
世界の成長は失業を抑制するには不充分。
先進国の成長は活気を欠いている。
財政再建が必要だがペースは国ごとに検討すべき。
ギリシャは既に大幅な歳出削減を実施。
成長不足や市場の圧力を考えればさらなる時間が必要。」
などの見解を示しました。
独の財務相が、 
「1年後には欧州に関連する不透明感のほとんどを
克服していると楽観している。」と発言しました。
東京時間終盤はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
中国上海株式市場が反発して前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
日経平均は前日比−12.66円の8534.12円で週取引を終えました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアにやや上昇がみられました。
スペインの経済相が、
「ECBの国債買い入れ計画がすでに発動する準備ができている。
支援要請についてはどこからも圧力は受けていない。
11月の経済見通しで景気後退の深刻化が示されれば、
名目赤字目標を変更する必要もある。
スペインの支援申請に関する決定は格付けには左右されない。」
などの発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャのユーロ離脱の確率は3分の1。
中心的なシナリオではユーロを離脱する国はないと想定。」
との見解を発表しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
中国上海株式市場は小幅高で取引を終えました。
ユーロドルは一時押した後に上昇して堅調に推移しました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小してダウ先物も反発をみせました。
英BOEのタッカー副総裁が、
「資金調達スキームに多くの銀行が参加したことは嬉しい驚き。
スキームは銀行の資金調達コスト引き下げに寄与。
借り手にも恩恵が及ぶと確信。」との発言をしました。
その後、欧州の株式市場やダウ先物が反発をみせました。
伊10年債利回りは5.009%あたりに低下しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ギリシャの2013年財政目標が達成できるとの心強い兆しがある。
ギリシャにとって危機脱出の最善の策はユーロ圏内での改革。
ECBの新しい債券買い入れ計画は信頼の置ける安全装置。
ユーロは後戻りできない。インフレで政府債務の負担
を緩和させるのはユーロ圏の選択肢ではない。」
などの発言をしました。
午後5時頃から主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
欧州の株式市場やダウ先物が反落しました。
欧工業生産指数(8月)は予想より強い+0.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
EU欧州連合がノーベル平和賞を受賞することになりました。
日経済相が、
「バーナンキFRB議長と中央銀行の役割について話した。
日本が円高基調でデフレが続いていると話した。
今後の景気動向について意見交換した。」
などの発表をしました。
中国人民銀行副総裁が、
「2012年の中国経済成長率は7.8%前後になる。
公式目標の7.5%は確実に上回る。
2012年の中国のインフレ率は2.7%前後に。
人民元は均衡水準に近い。
人民元建て融資のこれまでの伸び率は16%で力強い。
中国人民銀は市場介入を大きく減らした。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
豪RBA総裁が、
「中国成長鈍化は豪州にとって問題。
豪州の商品価格は予想より落ち込んでいる。
豪中銀は金利を動かす余地がある。」
などの発言をしました。
豪ドル米ドルや豪ドル円などが軟調になりました。
原油先物が一時92ドル台を割り込む場面がありました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が再び反発しました。
ユーロドルやポンドドルが反発をみせました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「債券購入計画は実施ができる状態となっている。
ギリシャへのさらなる外部支援にはより時間が必要。
ECBは国債購入で損失を被るとは予想していない。
スペインが支援を要請するとの兆候はない。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.33425%に低下しました。
米JPモルガン・チェースの7-9月期決算では、
1株当たりの利益が予想より強い1.40ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルが堅調に推移しました。
米ウェルズ・ファーゴの7-9月期決算では、
1株当たりの利益が予想より強い0.88ドルになりました。
NY時間序盤はややドル売りが優勢の展開になりました。
米生産者物価指数(9月)は予想より強い+2.1%、
米生産者物価指数コア(9月)は予想より弱い+2.3%でした。
午後9時半過ぎからドルストレートに上昇の動きがみられました。
スペイン10年債利回りが5.65%台に低下しました。
仏の財務相が、
「ギリシャ向け計画は1ヶ月以内に決定される必要。
仏の赤字削減目標は変わらない。
米国は財政の崖を上る道を得られるだろう。」
などの発言をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場は反落しました。
午後10時頃からドルストレートがやや反落しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.65%台に低下しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)予想より強い83.1でした。
NYダウや欧州の株式市場に上昇反応がみられました。
為替市場での反応は限定的でした。
その後、NYダウや欧州の株式市場が反落する展開になりました。
原油先物が92ドル台を割り込みました、
一部メディアが、
「EUはイランに対する一部金融取引禁止を含む新たな制裁案を承認。
イランからの天然ガス輸入や、黒鉛、金属の輸出、
そして、造船技術、貿易の短期保証も禁止する。」
と報じました。
伊の首相が、
「スペインがEUに対して支援を要請すれば
市場の投機的動きは落ち着く可能性。」との認識を示しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ギリシャは自国債を買い戻し償却すべき。
2020年までにギリシャの累積債務がGDPの120%を超えると予想。
ECBは直接購入することはできない。
買い入れ償却したとしても債務不履行には当らない。」
との発言をしました。
ロンドンフィックス過ぎにNYダウがマイナス圏へ下落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏で取引を終えました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
深夜1時半頃からドル円やユーロドルなどがやや反発をみせました。
格付け会社のS&Pが、
「南アの自国通貨建て格付けをA−に引き下げる。
外貨建て格付けをBBBに格下げる。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
ランドが下落しました。
ロシアの大使が、
「加経済は安全な避難場所。ロシアは外貨準備に
加ドルを買い続けるだろう。」との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
深夜2時半過ぎから豪ドルが反発をみせました。
リッチモンド連銀総裁が、
「インフレ率を2%に保つ取り組みを弱めると誤解されることで、
少なくとも2015年半ばとの文言は欠陥あり反対した。
MBS追加購入で成長改善すればインフレ率上昇引き起こす。
仮に追加資産購入するならば米国債の方が好ましい。
経済成長は来年後半から強まり始め改善し続ける。」
などの発言をしました。
米月次財政収支(9月)は予想とおりの750億ドルになりました。
米財務省が、
「2012会計年度の財政赤字は1兆900億ドル。4年連続で1兆ドル超。
財政赤字は前年の1兆2970億ドルからは減少した。」
との発表をしました。
NYダウが終盤にかけて反発をみせました。
米10年債利回りは1.654%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+2.46ドルの13328.85ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<10月15日(月)>

午前8時01分にライトムーブ住宅価格(10月)、
午前9時半に豪住宅ローン許可件数(8月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(9月)、中国生産者物価指数(9月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(8月)、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(9月)、
夜9時(予定)に米シティ・グループの第3四半期決算発表、
夜9時半に米小売売上高(9月)、NY連銀製造業景気指数(10月)、
夜11時に米企業在庫(8月)、
などが予定されています。
中国・米の指標には注目です。

<10月16日(火)>

朝6時45分にNZ第3四半期消費者物価、
午前9時半に豪RBA議事録、
午後5時半に英消費者物価指数(9月)、英小売物価指数(9月)、
同午後5時半に英生産者物価指数コア(9月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(10月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(10月)、欧貿易収支(8月)、
同午後6時に欧消費者物価指数確報(10月)、
夜9時(予定)に米ゴールドマン・サックスの第3四半期決算発表、
夜9時半に米消費者物価指数(9月)、米消費者物価指数コア(9月)、
同夜9時半に加製造業売上高(8月)、
夜10時に対米証券投資(ネット長期フロー 8月)、
夜10時15分に米鉱工業生産(9月)、米設備稼働率(9月)、
夜11時に米NAHB住宅市場指数(10月)、
などが予定されています。
NZ・豪・英・独・米の指標には注目です。

<10月17日(水)>

午後3時に日工作機械受注確報(9月)、
午後5時半に英失業率(9月)、英失業保険申請件数(9月)、
同午後5時半に英BOE議事録、
午後6時に欧建設支出(8月)、
夜8時(予定)にバンク・オブ・アメリカの第3四半期決算発表、
夜9時半に米住宅着工件数(9月)、米建設許可件数(9月)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<10月18日(木)>

午前11時に中国第3四半期GDP、中国鉱工業生産(9月)、
同午前11時に中国小売売上高(9月)、中国固定資産投資(9月)、
午後3時にスイス貿易収支(9月)、
午後5時半に英小売売上高指数(9月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加卸売売上高(8月)、
夜11時にフィラデルフィア連銀景況指数(10月)、
同夜11時に米景気先行指標総合指数(9月)、
などが予定されています。
中国・英・米の指標には注目されます。
また、この日からEU首脳会議が開催されます。

<10月19日(金)>

午後1時半に日全産業活動指数(8月)、
午後2時に日景気先行CI指数改訂値(8月)、
同午後2時に日景気一致CI指数改訂値(8月)、
午後3時に独生産者物価指数(9月)、
午後5時に欧経常収支(8月)、
夜8時15分(予定)にモルガン・スタンレーの第3四半期決算発表、
夜9時半に加消費者物価指数(9月)、加消費者物価指数コア(9月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(9月)、
などが予定されています。
加・米の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(15日-19日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.34で始まり、
週前半に堅調に推移しまして80のポイントを一時やや超えるも週の
後半に反落して79.65で週の終値となりました。
そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末に0.33425%と引き続
き低下しました。また、米10年債利回りは1.654%に低下しました。
一方、NYダウは週終値で13328.85ドルになり週間で281ドルほど下落
する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、10日の米卸売在庫(8月)が予想より強い
+0.5%、11日の米貿易収支(8月)が予想よりやや弱い−442億ドル、
米輸入物価指数(9月)が予想より強い+1.1%、米新規失業保険申請
件数が予想よりかなり強い33.9万件、12日の米生産者物価指数(9月)
が予想より強い+2.1%、米生産者物価指数コア(9月)が予想より弱
い+2.3%、ミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)が予想より
強い83.1、などになりました。市場予想より強い指標が多く米経済
の改善が覗える結果になりました。

また、先週の米要人発言では、10日、FRBのイエレン副議長「低金利
は米経済の回復支援に必要。米国債は依然として安全資産とみなされ
ている。米経済の低迷が続くとの見方が長期金利を押し下げている。
銀行のバランスシートに金利リスクが存在する可能性を懸念。高水準
の失業率の予想が低い利回りを説明している。低水準で安定したイン
フレ率が低い利回りを説明。QEによる購入が長期利回り押し下げてい
る。経済が回復した際に政策は正常化されよう。QEは途上国の不安定
な資本流出入をもたらす要因となるがQEで米景気回復が加速すれば全
世界に恩恵もたらす。」、
ミネアポリス連銀総裁「物価目標満たす限り、失業率が5.5%を下回
るまでは低金利維持。失業率が5.5%下回るまで出口戦略を先送りす
るべき。中期的なインフレ見通し2.25%を上回れば解除着手検討。
2.25%は長期目標信認の脅威とならない。物価安定と最大雇用の二大
目標に現在は何も対立はない。」、

11日、ダラス連銀総裁「QE3が経済成長を促す効果があるかの判断は
時期尚早。QE3は支持しなかった。FRBによる数多くの基準設定の議論
はメリットがあるが達成は困難。持続的な金融緩和は財政問題に取り
組む議員に対する圧力を和らげる。」、
FRBのイエレン副議長「大半の先進国の経済成長は非常に緩やか。
潜在成長力を大幅に下回る。欧州危機と住宅市場が米成長を阻害。
財政面での無為が低調な回復につながった。新興国経済は鈍化。
国際的な需要の低迷と欧米向け輸出の減退に直面している。」、
FRBのスタイン理事「非伝統的な政策手段に関してFOMC内に見解の相
違があった。現在の前例のない状況を考慮すれば不可避であり健全。
政策行動がなければ失業率の改善はしばらく遅くなる。9月の政策
決定を支持。決定は正しかったと強く確信。追加行使のハードルは
高い地点まで押し上げられた。物価安定の脅威が生じれば政策金利は
引き上げられる。」、
フィラデルフィア連銀総裁「9月のFOMCの決定には反対を表明する。
QE3は利益よりコストが大きく雇用への効果も大きくはない。2015
年は許容できないほどインフレリスクが高まり、2015年より前に引
き締めに転じる可能性。9月の雇用統計は良いニュース。雇用の緩
やかな回復を示している。政府の統計担当者は誠実である。」、

12日、セントルイス連銀総裁「雇用統計の操作などはない。今後も
失業率は低下して行くだろう。新規失業保険申請件数は変動しやすい
指標。12年下期のGDPは2%を予想。来年は3%を上回る可能性。」
リッチモンド連銀総裁「インフレ率を2%に保つ取り組みを弱めると
誤解されることで、少なくとも2015年半ばとの文言は欠陥あり反対
した。MBS追加購入で成長改善すればインフレ率上昇引き起こす。
仮に追加資産購入するならば米国債の方が好ましい。経済成長は
来年後半から強まり始め改善し続ける。」、などがありました。

そして、10日の米地区連銀経済報告(ベージュブック)では「経済活動
は概して緩やかに拡大。NY地区は横這い状態になりつつある。カンザ
スシティーは成長ペースが鈍化。9月の消費支出は概ね横ばいから
小幅増。雇用情勢はほぼ変わっていない。多くの地区で小売売上高は
小幅拡大。不動産状況は前月改善。大半の地区で中古住宅販売の増加
を報告。製造業部門の状況は強弱まちまち。総じて前回の報告から
やや改善。ほとんどの地区でローン需要は横這いから増加。」
などが示されました。

今週の米主要経済指標では、15日に米小売売上高(9月)とNY連銀製造
業景気指数(10月)に夜11時に米企業在庫(8月)、16日に米消費者物価
指数(9月)に米消費者物価指数コア(9月)と対米証券投資(8月)と米鉱
工業生産(9月)に米設備稼働率(9月)と米NAHB住宅市場指数(10月)、
17日に米住宅着工件数(9月)と米建設許可件数(9月)、18日にフィラ
デルフィア連銀景況指数(10月)と米景気先行指標総合指数(9月)、
19日に米中古住宅販売件数(9月)、などが予定されています。


円については、先週の日主要経済指標では、9日の日国際経常収支
(8月)が予想より強い+4547億円、日国際貿易収支(8月)が予想より
弱い−6445億円、日景気ウォッチャー調査現状判断DI(9月)が前回値
より弱い41.2、同先行き判断DI(9月)が前回値より弱い43.5、10日の
日工作機械受注速報(9月)が前回値より弱い−3.0%、11日の日消費者
態度指数(9月)が前月より弱い40.1、12日の日国内企業物価指数(8月)
が予想とおりの−1.4%、日第三次産業活動指数(8月)が予想とおりの
+0.4%、などになりました。日本経済がやや低迷していることが覗
える結果になりました。

そして、先週の日要人発言では、9日、日銀総裁「高い成長率から
安定した成長に円滑に移行させることが当局者の重要な責務。潜在
成長率を上回る成長継続させる施策は様々な不均衡を招く恐れ。」、
日経済相「日銀による外債購入は為替介入の観点であれば法改正が
必要。日銀による外債購入は政府との協調の中で日銀が判断。」、

10日、中尾財務官「日本の財政状況は低金利でも決して安心できな
い。将来に金利が上昇し金融セクターなど経済にダメージ与える可
能性。インフレ率が低くてもバブルの兆候を見逃してはいけない。
赤字国債は政治家のガバナンスが大事。」、
日銀総裁「日本とスイスはともに通貨高で苦しんでいる。円高への
懸念が追加緩和の一因。日本円とスイスフランの相場水準は高い。
日本経済はスイス経済の9倍の規模。スイスと日本は異なる。」、

11日、日財務相「G7では円高が悪影響を及ぼすことへの懸念を表明し
た。為替に関する認識を引き続き共有することが重要と述べた。為替
変動の過度な変動は経済に悪影響と述べた。G20に向け連絡を密にし
動向を注視することで合意した。」、

12日、日財務相「景気の先行きは警戒感持って見ていく必要。現状の
景気に危機感。財政・金融でしっかり対応する必要。欧米中銀トップ
との会談はこちらから申し出た。日銀へは強力な金融緩和を求め続け
たい。」、白井日銀審議委員「先進国の国債利回りは上昇リスクが高
まっている。新興国の利上げ慎重姿勢。商品価格上昇の一因。」、
日経済相「バーナンキFRB議長と中央銀行の役割について話した。
日本が円高基調でデフレが続いていると話した。今後の景気動向に
ついて意見交換した。」、などがありました。

また、12日に格付け会社のムーディーズが「日本の政治的停滞は日本
の債務見通しにとって懸念材料。日本国債の利回りは低水準続く可能
性は高い。政策当局者に債務を削減する時間的猶予を与える。中銀に
よる国債買入は低い経済成長の最終的な解決策にならない。日国債の
利回り上昇につながる可能性は目先見当たらない。」などの見解を示
しました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、15日に鉱工業生産確報(8月)
17日に日工作機械受注確報(9月)、19日に日全産業活動指数(8月)と
日景気先行CI指数改訂値(8月)に日景気一致CI指数改訂値(8月)、
などが予定されていますが注目度は低そうです。

先週のドル円相場は、週初8日に78.65で始まり揉み合いを経た後に
午前11時過ぎからリスク回避の動意に軟調傾向で推移して、ロンドン
時間前半に78.12まで下落する展開になりました。その後、やや戻す
もロンドンフィックスにかけて78.07まで再び下落しました。その後
は反発して9日の東京時間昼過ぎに78.43まで戻しましたが、IMFに
よる相次ぐ世界の経済に関する弱い見通しの発表も影響したか、揉み
合いながらもロンドンフィックスにかけて78.15まで反落する展開に
なりました。その後、緩やかに反発して10日のNY時間序盤にかけて
78.37まで戻しましたが、その後は軟調に推移して、S&Pがスペイン
を2段階格下げしたことを背景としたリスク回避の動意に、11日の
東京時間終盤にかけて週安値の77.94まで下落しました。
その後は反発に転じて、米新規失業保険申請件数が33.9万件と4年
8ヶ月ぶりの低水準になったことなどを背景にNY時間前半に78.58
まで上昇しましたが、その後は再び軟調になって深夜3時頃にかけ
て78.27まで反落する展開になりました。その後に反発をみせるも
週末12日は78.40を中心とする20Pipsほどの幅の上下動の揉み合い
になって78.43で週の取引を終えました。週前半に下落しましたが
週後半に反発をみせる相場展開になりました。


今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは10月11日高値の
78.58のポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜
けた場合は、10月5日高値の78.86から79.00の「00」ポイントを巡る
売り買いの攻防が注目されます。さらに上昇した場合は、79.50から
8月20日高値79.65のポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、12日安値の78.27のポイントを巡る売り
買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は78.00の「00」
ポイントから10月11の先週安値になる77.94のサポート・ゾーンを巡
る攻防が注目されます。さらに下落した場合は、FOMC後の揉み合いの
下辺あたりとなる77.43アラウンドでの攻防が注目されます。77円台
では引き続き強めの円高牽制発言がありそうです。米指標の改善傾向
に反発する可能性もありますが、ギリシャやスペインを巡る不透明感
もあり、78.00アラウンドから79.00アラウンドのレンジ相場となる
可能性が高そうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、8日の独貿易収支
(8月)が予想より強い+163億ユーロ、独経常収支(8月)が予想より弱
い+111億ユーロ、独鉱工業生産指数(8月)が予想とおりの−0.5%、
10日の独卸売物価指数(9月)が前回値より強い+1.3%、11日の独消費
者物価指数確報(9月)が予想とおりの+2.0%、欧工業生産指数(8月)
が予想より強い+0.6%、などになりました。欧州経済は弱いながら
も小康状態となっていることが覗える結果になりました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

7日、レーン欧州委員「ギリシャに関する交渉は順調に進んでる。」
ECBのアスムッセン理事「独仏を含めユーロ圏のほぼ全ての国で改革
が必要。ECBのユーロを守る姿勢が市場を安定させた。」、

8日、伊中銀「伊の銀行の8月不良債権は前年比15.6%増。」、
ユーログループ議長「欧州にとってESMの良いニュースが始まる。
ただ、ESM単独では充分ではない可能性。ギリシャに関して主要な
決定がまだあるとは思わないが、10月にギリシャに関して決定がある
ことに希望は残っている。」、ユーロ圏財務相会合「次回支援の実施
についてギリシャは具体的な行動で示すべき。」、ギリシャの財務相
「トロイカは財政目標達成期限の2年延長を検討している。」、
格付け会社フィッチ「ESMの格付けはAAA、見通しは安定的。」、
独の財務相「スペイン政府が支援の必要はないと言うならそれを信じ
るべき。」、ECBのコンスタンシオ副総裁「かなり低い金利を変更す
る理由はない。(OMTへ)金融支援の要請は各国に委ねられている。」

9日、ユーログループ「ポルトガルへの次の支出を承認。トロイカの
第5次調査の結論を歓迎。ポルトガルの目標達成のための解決策を
信頼している。」、ムーディーズ「キプロスをB3へ格下げ。見通しは
ネガティブ。」、IMF「ギリシャ公的債務は13年のGDP比182%をピー
クに減少へ。ECBが先に発表の新たなユーロ圏加盟国向けの金融支援
策はユーロ各国による支援プログラムの要請を後押ししている。」、
スペインの財務相「ECBの国債購入計画に時限はない。ユーロ圏財務
相会合ではさらなる調整についての議論はなかった。」、
ドラギECB総裁「欧州経済は引き続き難問に直面している。政治家は
財政改革を続けねばならない。適切な条件下で国債購入策OMTを実施
する用意がある。経済活動は目先は低迷する見通し。OMT発表は市場
の信頼に貢献した。経済見通しは下方リスク。銀行監督一元化は大切
な一歩。ECBの金利は極めて低い。」、
独の財務相「銀行監督一元化を急ぐために独は何でも行う。銀行監督
一元化はEUとユーロ圏にとってもっとも難しい問題。」、
オーストリア財務相「ギリシャの経済環境に依然として不満がある。
ギリシャ問題は10月末には討議される必要があるだろう。」
独の首相「支援の一部でギリシャ問題の全てを解決することはない。
ギリシャは改革の終わりには達していない。ギリシャがユーロ圏に
留まることを望む。問題解決に強力なパートナーシップで臨む。
ギリシャの改革速度は増している。」、
ギリシャの財務省「ギリシャ向けのユーロ圏財務相会合の可能性。
EUサミットはギリシャ支援を協議。ギリシャは計画延長を要求。」、

10日、仏中銀総裁「国債購入プログラムは厳格な条件付けを求める。
モラル低下をあおらない場合のみ国債購入プログラムは機能。各国
政府は潜在成長を押し上げる必要がある。財政出動による成長促進
は長く続かない。ECBは引き続き必要なあらゆる行動を取る。」、
仏大統領「仏と西班牙はギリシャがユーロに残留すべきと見解。」、

11日、S&P「スペインをBBB−に2段階格下げする。見通しはネガテ
ィブ。スペインの政府債務が2012年-2014年にGDP100%超になれば
さらに格下げの可能性。」、
独の財務相「ユーロ圏は財政赤字削減の約束を履行しつつある。
ユーロ圏には多くの進展がある。ユーロ圏では誰もユーロの放棄に
ついて考えていない。ユーロ圏諸国のユーロを防衛する決意は固い。
欧州は問題を解決する過程にある。ギリシャの問題はギリシャで解
決する必要。ユーロ圏はギリシャのトロイカ報告待つ必要で合意。
ギリシャが目標満たせばユーロ圏から追放しない。」、
オーストリア中銀総裁「世界とユーロ圏の成長見通しは悪化してる。
ユーロ圏で南北間の格差がある。ECBが政策をまとめるのは難しい。
ECBの金利政策を変更する必要はない。欧州銀行監督が準備が整う
のは2013年半ば以降になる見通し。」、
独の首相「EU27か国での通貨統合が重要。独経済はユーロ圏の成長
鈍化の影響を被っている。独の興味はユーロ圏経済を助けること。
独の仕事はユーロ経済を刺激すること。」、

12日、米WSJ紙「独の主要経済研究所はギリシャが抱える膨大な債務
について、さらなる債務元本の削減が必要との見解を示した。」、
独連銀総裁「独経済は下期に停滞へ。独経済はなお力強い。危機は
各国政府が解決する必要。ギリシャ支援プログラム延長すれば必要
資金が拡大する。ギリシャについてはトロイカの報告を待つ必要。
ECBが貨幣を増発することで危機は解決できない。政府が中銀に依存
し過ぎることを懸念。」、
一部メディア「ギリシャ政府とトロイカ査察団との協議が11日に前進
して、ギリシャに実施が義務付けられる緊縮政策について10月半ばの
EUサミットまでに合意が成立する見通し。」、
スペインの経済相「ECBの国債買い入れ計画がすでに発動する準備が
できている。支援要請についてはどこからも圧力は受けていない。
スペインの支援申請に関する決定は格付けには左右されない。」、
ムーディーズ「ギリシャのユーロ離脱の確率は3分の1。中心的な
シナリオではユーロを離脱する国はないと想定。」、
ECBのアスムセン専務理事「ギリシャの2013年財政目標が達成できる
との心強い兆しがある。ギリシャにとって危機脱出の最善策はユーロ
圏内での改革。ECBの新しい債券買い入れ計画は信頼の置ける安全装
置。ユーロは後戻りできない。インフレで政府債務の負担を緩和させ
るのはユーロ圏の選択肢ではない。」
複数のメディア「EU欧州連合がノーベル平和賞を受賞する。」、
ECBのアスムセン専務理事「債券購入計画は実施ができる状態となっ
ている。ギリシャへのさらなる外部支援にはより時間が必要。ECBは
国債購入で損失を被るとは予想していない。スペインが支援を要請
するとの兆候はない。ギリシャは自国債を買い戻して償却すべき。
2020年までにギリシャの累積債務がGDPの120%を超えると予想する。
ECBは直接購入することはできない。買い入れ償却したとしても債務
不履行には当らない。」、などがありました。

そして、11日のECB月例報告では「景気見通しは下方リスク。インフ
レ見通しは概ね均衡。政府が条件に合意すれば国債購入する用意があ
る。条件が満たされなければ国債購入は停止する。成長は弱い状態は
続く。インフレは2013年に2%未満へ。」などが示されました。


先週のユーロドル相場は、週初8日に下窓を空けて1.3024で始まり
軟調向で推移してロンドン時間前半に1.2937まで下落しました。
その後、緩やかに反発して9日の東京時間終盤にかけて1.2990まで
しましたが、ユーロ圏財務相会合で進展がなかったことが嫌気され
スペイン10年債利回りが6%台に上昇したことを契機にダウ先物が
急落したことでユーロドルが1.2906へ急落する展開になりました。
その後、揉み合いながらも反発してNY時間序盤に1.2960まで上昇を
みせましたが、独とギリシャの首脳会談でも目立った進展がみられ
なく、再び反落して揉み合いながらも軟調に推移して10日の東京時間
の正午あたりにかけて1.2835へ下落しました。その後は反発する展開
となってロンドンフィックス頃に1.2913まで上昇しましたが、小幅な
揉み合いを経て、11日早朝のS&Pによる「スペインをBBB−に2段階
格下げする。見通しはネガティブ。スペインの政府債務が2012年-14
年にGDP100%超になればさらに格下げの可能性。」との発表を契機に
急落して東京時間の仲値過ぎにかけて週安値となる1.2825まで下落し
ました。その後は反発に転じて、ロンドン時間序盤に一時押されるも
伊10年債利回りが5.07%台に低下したことやユーロ円の上昇などを
背景にロンドンフィックスにかけて1.2951まで上昇する展開になり
ました。その後、12日の東京時間終盤にかけて小幅な揉み合いにな
りましたが、ロンドン時間に入ると再び堅調推移になってNY時間序盤
にかけて揉み合いながらも1.2991まで上昇しました。その後、上昇し
て始まったNYダウが下落したことなどを背景にユーロドルも反落して
1.2953で週の取引を終えました。週前半に下落しましたが週後半に
反発をみせる相場展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、16日に独ZEW景況感調査
(10月)と欧ZEW景況感調査(10月)に欧貿易収支(8月)と欧消費者物価
指数確報(10月)、17日に欧建設支出(8月)、19日に独生産者物価指数
(9月)と欧経常収支(8月)、などが予定されています。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは12日高値の
1.2991から1.3000の「000」ポイント巡る売り買いの攻防が注目され
ます。ここを上抜けた場合は、1.3050から10月5日高値の1.3071の
ポイント、さらに上昇した場合は1.3100の「00」ポイント、ここを
上抜けた場合は9月17日高値の1.3171のポイントでの売り買いの攻防
が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは12日安値の1.2921から1.2900の
「00」ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜
けた場合は、先週安値の1.2825から1.2800の「00」ポイント、さら
に下落した場合は、9月11安値の1.2754のポイントでの売り買いの
攻防が注目されます。

先週はESMが正式に発足となりましたが、ユーロ圏財務相会合および
独とギリシャの首脳会談でも目立った進展がみられませんでした。
また、S&Pによる「スペイン2段階格下げ。」の発表がありセンチ
メントが悪化しましたが、週後半にかけてユーロが反発をみせて、
底堅さもみせる相場展開になりました。

一方、G7では「経済失速回避で連携。欧州の危機対応に期待。」と
合意されるも具体策には踏み込めず、市場は肩透かしを食らった格好
になりました。
また、国債の大量償還と地方選挙が控えるスペインですが、一時、
市場が催促するように10年債利回りが6%台に上昇するも、先週ま
での段階では全面支援を要請する様子がみられませんでした。

今週はユーロドルはやや堅調傾向でのレンジ相場となる可能性もあり
そうですが、18日にEU首脳会議が予定されていて、期待先行でユーロ
が上昇する可能性があるとともに具体的な進展が見られなかった場合
はユーロが売られる可能性もあり注目されます。
また、今週は週初15日と週後半の18日に中国の重要経済指標の発表
が予定されていて、先週末の12日に中国人民銀行副総裁が「2012年
の中国経済成長率は7.8%前後になる。公式目標の7.5%は確実に上
回る。2012年の中国のインフレ率は2.7%前後に。」と発言していて
良い数字となる可能性もありますが、一部では悪化を予想する観測
もあるようで、豪ドルとともにユーロの動向にも影響する可能性が
あるだけに注目材料になりそうです。

なお、13日に発表された中国貿易収支(9月)は市場予想より強い277
億ドルの黒字で、輸出も前年比9.9%増と市場予想を大きく上回る
結果になりました。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その26 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十六話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「先週はラシュキ女史の不思議な言葉を紹介したのじゃが…。」

『うん…。
 「そして、ある日突然、最もミステリアスな形で
  目の前の霧が晴れていくかのように、
  最も難しいと思われていたことが、
  とてもシンプルなことに思えてくるのです。
  消し去るプロセスを経ながら学んでいきます。」
 とかなんとかいう意味深な言葉だったな…。』

「この言葉の真意は著名な裁量トレーダーのラシュキ女史
 のみが知るところかもしれぬが…、
 これは理性的な理解が潜在意識レベルまで落とし込まれた
 深みの領域のことを言っているように思っとるのじゃ。」

『なんだよ。またジイさん流の小難しい物言いだな…。
 さっぱり意味わかんねーし。』

「たとえば、ピアノを覚えようとしている少女がいたとしよう。
 そして、ピアノが弾けるお母さんが熱心に少女に教えている。」

『……。』

「『ほら、右手でメロディーを弾いていても、
  左手でしっかり和音も弾くことを忘れちゃダメよ。』
 『ほらほら、何やってんのよ。そこでペダルを踏んで!』
 『ここからはフォルテシモよ。もっと強く弾かなくちゃ。』
 そりゃもう…、はじめはたいへんなものじゃのう…。」

『あははっ。少女にとってはまるで地獄の特訓だな。』

「ふむ…。まぁ、はじめはこんな具合でも、
 それから何年もたったとしよう。」

『……。』

「少女は見事にピアノを弾いているのじゃ…。
 しかも、ここで和音を弾かなくてはならないとか、
 ここのタイミングでペダルを踏まなくてはならないとか、
 ぎこちない理解を実行するレベルを超えていて、
 あたかも当たり前で簡単なことをするように
 曲を楽しんでピアノを弾いているものじゃ。」

『まぁ、練習を積んでいけばそうなるだろうな…。』

「これが、理性的な理解が潜在意識レベルまで
 落とし込まれた状況なのじゃのう…。」

『……。』

「そうじゃとも…。トレードの習得においても
 同じことが起こるというワケじゃ…。」

『……!』

「理性的な理解が潜在意識レベルまで落とし込まれたとき、
 目の前の霧が晴れるように、難しいことが、
 とてもシンプルなことに思えてくるわけじゃ。
 この潜在意識レベルまで落とし込まれたときは、
 理解というものが特別ではない自然なこととなるので、
 あたかも一つ一つの分離した理解というものが融合されて
 消し去るように感じられるというわけではなかろうかのう…。」

『……。』

「トレードの、あの難しい執行が…、
 つまり、エントリーやエグジットが、損切りを含めて、
 ほとんど無意識なまでに自然にできるようになる、
 というわけじゃ。」

『……。』

「ある人はそれを『ゾーン』と呼んだのじゃ。」

『……!』

「理性的な理解や理屈を超えて自然に執行するので、
 車の運転でブレーキを踏むときがあるように、
 気がついたら損切りしていたということも
 あるくらいなのじゃのう…。それには怒りもなくじゃ。」

『へっ。ゾーンだかなんだか知らないがそのレベルに至っても、
 負けトレードになることもあるってわけだな。』

「ふむ…。また詳しくお話をしようと思うがのう。
 トレードで収益を上げるということは
 もちろん勝つことは必要であるけれども
 負けないということではないのじゃ…。」

『……?』

「相場は本質的に不確実性のあるものであり、
 相場はチャートの中で数学的に展開されているものではなく、
 経済指標の発表はもちろんのこと、不測の要人発言、
 格付け会社の発表、投機筋の仕掛け、ダウの動向、
 市場替わりの新たな参加者によるストップ狙いの
 プライスアクションの揺り動かしなどなど、
 様々な不確定要素のある中で執行していくもので、
 100%は勝てるものではなく、確率的な思考が大切なのじゃ。」

『まるでトレードってやつは、
 何が起こるかわからない戦場での戦いだな…。』

「ふむ…。不敗の聖杯はトレーダーの夢ではあるけれども、
 相場には本来的な不確実性があり、負けることもあることは
 認めなくてはならないことではなかろうかのう…。」

『……。』

「トレードは一喜一憂して個々に捉えるべきものではなく、
 集合的に捉えていく必要があるのじゃ。
 そして、トレードを集合的に捉えるならば、
 損切りは負けであって負けではなく
 損失を限定させる不確実性から守る防御の技術となもので、
 トレードとは勝ち負け織り成してトータルとして勝って行くもの
 ということになるのではなかろうかのう…。」

『……。』

「また、ときにダマシもチャンスにできる場合もあるのじゃ。
 ダマシのブレークアウトから踏み上げに乗っていくのも、
 また、キーリバーサルなどもいわばダマシを利用した手法じゃ。
 ダマシは嘆くだけではなく、ときにパスカービル家の犬として、
 重要なエントリーのサインとなることもあるのじゃ…。」

『ダマシにも意味があることがあるというわけか…。』

「今週は長くなってしまったので…、
 まずはこのくらいとしておこうと思うが、
 トレードの学習では集合的に捉えて『確率的な思考』をしていく
 必要があるということは大切なことになろうのう…。」

『ふん。そんなもんかねぇ…。で…来週はどんな話だい。』

「来週は、トレードの学習で大切な、
 排除すべき『少数経験の誤謬』の話と、
 典型的な2通のメールの話でもしようかのう…。」

『何だよ。その「少数経験の誤謬」てのは?』

「詳しくは来週のお楽しみじゃが…、
 確率的な思考を妨げる経験についてじゃ。」

『……。』

「ところで、今回のお話のはじめの方の
 理性的な理解を潜在意識レベルまで落とし込むことにかかわる
 とても興味深い無料レポートがあるのじゃ。」

『教えろよ…。』

「高村さんという方が著作した『デイトレ攻略の新戦略レポート』
 http://www.seizon.jp/ じゃよ。
 レポートは無料のものじゃがその内容は凄いものじゃ。
 このレポートはネット上での無断頒布を避けるため
 二重の承認を経てはじめてリポートが読めるようになっておるが、
 読んでみられるとよかろう。
 読後にいつでも解除ができるメールマガジン講座が届くがのう、
 高村さんはトレーダーでブロガーではあるが、
 商業的な下心などないので安心じゃよ。」

『ならば…、読んでみてやるとするか。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。
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