FX トレードと凡事のお話 その23


22日にFT紙の独版が「ユーロ圏はギリシャの債務を
再度削減することを検討している」と報じましたね。

●先週の主な出来事

<9月17日(月)>

為替市場は静かなスタートになりました。
午前7時頃にドル円が一時上昇する場面がありました。
英ライトムーブ住宅価格(9月)は前回値より強い−0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
新華社が、
「中国は米国のQE3でインフレ圧力に直面する可能性。
健康不安説が取り沙汰されていた習国家副主席が
15日に北京の中国農業大学で講演を実施した。」
などの報道をしました。
東京市場は祝日で休みでした。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
原油先物は98ドル台後半から99ドル台前半で推移しました。
東京時間序盤はドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
上海株式市場は前週末比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ユーロドルが堅調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「FRBの金融政策決定は米政府の格付けにポジティブ。」
との見解を発表しました。
豪ドルがやや軟調に推移しました。
格付け会社のムーディーズの週報で、
「独連邦憲法裁判所が独政府にESMの批准を認めたことは
ユーロ圏すべての国の格付けにとってポジティブ。」
との見解が示されました。
東京時間後半はドル円が反発をみせて揉み合いました。
豪ドルがやや反発をみせました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
インド中銀が政策金利8.00%に据え置いて、
預金準備率を25bp引き下げました。
ロンドン序盤はドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場が2.14%下落して取引を終えました。
原油先物は98ドル台後半で推移しました。
ダウ先物はやや反発をみせて揉み合い推移になりました。
ドル円が反発をみせました。
一部メディアが、
「週末にかけてキプロスで開催されたEU財務相会合で
銀行同盟実現へのスケジュールが合意できなかった。」
と報道しました。
オーストリア中銀総裁が、
「スペインはECBの債券買い入れ計画の対象となる前に
支援を要請する必要がある。」との見解を示しました。
欧州の株式市場やダウ先物はやや下げ幅を縮小して揉み合いました。
欧経常収支(7月)は前回値より弱い+159億ユーロになりました。
ユーロが軟調に推移しました。
ユーロドルが一時1.31台を割り込みました。
欧貿易収支(7月)は前回値より強い156億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場がやや下げ幅を拡大して揉み合いました。
午後6時半頃からユーロが反発をみせました。
独の首相が、
「銀行同盟はスピードよりも信頼性が大切。
銀行監査が先でありその後にESMによる直接資本注入へ。
政治家はECBの債券購入に介入すべきではない。」
などの発言をしました。
スペイン10年債利回り5.832%あたりにやや上昇しました。
伊10年債は5.046%あたりになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.38075%に低下しました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが軟調に推移しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
ユーロドルが再び一時1.31台を割り込みました。
NY連銀製造業景気指数(9月)は予想より弱い−10.41でした。
ドル売り反応がややみられました。
ユーロドルが反発をみせました。
ドル円がやや下げた後に78円台後半へ上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
ダウ先物が反発をみせました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ユーロ円が103円台後半へ上昇しました。
原油先物は99ドル台前半で推移しました。
中国の暴動が影響したか豪ドル米ドルは軟調に推移しました。
米10年債利回りが1.85%あたりに低下しました。
スペインの10年物国債利回りが6%台に上昇しました。
ユーロドルがやや上げ幅を縮小して揉み合いました。
ポンドが堅調に推移しました。
午後11時頃からドル円が上げ幅を縮小して揉み合いになりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「QE3はインフレに強い影響がある。
FRBのバランスシート拡大で出口リスクが上昇。
QE3の雇用への影響はごくわずか。
経済の大部分でFRBの影響が及ばない。」
などの見解を示しました。
米リベラル系の隔月誌が、米大統領候補のロムニー氏の
非公開の5月の会合の映像とともに
「所得税を免れている米国民の47%を気にかけてはいない。」
との失言をウェブサイトで公表しました。
ロンドンフィックス頃からユーロ円が軟調になりました。
ユーロドルが反落する展開になりました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で取引を終えました。
米10年債利回りが1.83%あたりに低下しました。
NYダウが軟調に推移しました。
スペイン当局が「銀行のストレステストの結果を28日に公表する。」
と発表をしました。
仏財務相が、
「ユーロ危機にはトンネルから抜け出す兆候がみられる。
スペインは正しい方向に向かっている。
10月のEUサミットでギリシャ問題の解決を要請。
5〜10年以内にユーロ共同債の発行を見込んでいる。」
などの発言をしました。
オーストリア中銀総裁が、
「まだやらなければならないことはある。
ECBによるユーロ圏の銀行監督に関して、
2013年半ばまでに実施との見通しは野心的。
スピードよりも中身の充実が重要。」などの発言をしました。
NY時間後半はドルストレートが軟調傾向で推移しまた。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
原油先物が一時95ドル台に急落する展開になりました。
加の財務相が、
「FRBのQE3を受け加ドルが対ドルで買いが強まったことに対して、
取り得る手段は複数あるが為替市場介入は検討していない。」
との発言をしました。
ベルギー中銀総裁が、
「ECBには利下げや翌日物預金のマイナス金利、
その他、LTROなど選択肢は多数ある。」との発言をしました。
CMEグループが、
「原油が急速に下落していることに関して、
現時点では特に技術的な問題はみられない。」と発表をしました。
米ホワイトハウスが、
「石油戦略備蓄に関しては全ての選択肢が机上にある。
現時点では特にアナウンスはない。」との声明を発表しました。
米10年債利回りは1.841%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−40.27ドルでこの日の取引を終えました。

<9月18日(火)>

オセアニア時間はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
IMFの報告書では、
「ユーロ加盟国に対する救済策を策定するにあたり
ユーロ圏の規制が制限となって深刻な課題に直面している。」
などが示されました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「ECBの政策金利は現在のところ妥当。
預金金利をマイナスに引き下げるかわりに、
オーバーナイト物預金金利と1週間物リファイナンス金利の差を
縮めることも選択肢としてあり得る。」
などの見解を示しました。
日経平均は小幅安で始まり前週末終値レベルで揉み合いました。
ドル円など主要通貨ペアがやや軟調に推移しました。
ユーロ円が一時103円台を割り込みました。
ダウ先物はやや軟調傾向の小幅な揉み合いになりました。
資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
豪RBA議事録では、
「見通しが大幅悪化なら利下げの余地がある。
これまでの一連の利下げが依然として経済に浸透中。
国内経済はトレンド近辺で成長。
世界経済には深刻な下振れリスクがある。
豪ドルは大幅ではないがやや過大評価の可能性。
金融政策のスタンスは引き続き適切。」
などが示されました。
発表直後は豪ドル売り反応がみられましたが限定的でした。
午前10時半過ぎ頃から主要通貨ペアの下げが一服になりました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
中国国家統計局が、
「8月の新築住宅価格は調査70都市のうち19都市で下落となった。」
との発表をしました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
アジアの株式市場は軟調に推移しました。
スイス政府が、
「2012年成長見通しを1%に下方修正。
2013年成長見通しを1.4%に下方修正。
2012年インフレ見通しを−0.5%に下方修正。
2013年インフレ見通しは前回予測と同じ0.5%。」
などの発表をしました。
中国で大規模な反日デモがありました。
東京時間終盤にかけてドルストレートがやや軟調に推移しました。
ドル円がやや反発する展開になりました。
日経平均は前週末比−35.62円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は一時ドルストレートが反発をみせました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物が軟調傾向の揉み合いになりました。
原油先物は96ドル台で推移しました。
ドルストレートやクロス円が下落する展開になりました。
ユーロドルが1.31台を割り込みました。
ユーロ円が103円台を割り込みました。
中国上海株式市場は0.91%下落して取引を終えました。
ギリシャの財務相が、
「危機の始まりから2014年末までの
ギリシャ経済縮小は25%に達する見込み。
2012年の財政赤字はトロイカが設定した目標に合致する。」
などの見解を示しました。
欧州の株式市場やダウ先物が軟調に推移しました。
スペイン10年債利回りは5.967%あたりになりました。
スペインの副首相が、
「EUから受ける可能性のある支援の条件をまだ検討している。
スペインが払っている犠牲と実施している改革を
欧州は認識する必要がある。」などの発言をしました。
英消費者物価指数(8月)は予想とおりの+2.5%、
英消費者物価指数コア(8月)は予想とおりの+2.1%、
英小売物価指数(8月)は予想より弱い+0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
午後5時半頃からドルストレートの下落が一服になりました。
ドル円が反落する展開になりました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限総額45億ユーロに対して45.8億ユーロ発行。
364日物短債では、発行額35.6億ユーロ。
平均利回りが前回より低い2.835%。
応札倍率が前回より高い2.03倍。」などになりました。
独ZEW景況感調査(9月)は予想より強い−18.2、
欧ZEW景況感調査(9月)は前回値より強い−3.8になりました。
市場反応は限定的でした。
ギリシャの短期債の入札では、
「91日物短期債を13億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い4.31%。
応札倍率が前回より高い1.98倍。」になりました。
独ZEWが、
「今後6ヶ月以上にわたり独経済は勢いを失うと予想。
9月の改善により景気の落ち込みはやや緩やかになる見込み。
ECBの国債購入の決定が経済センチメントの改善に寄与。
債務危機は依然として解決されていない。
経済活動へのリスクは残っている。
2/3のアナリストが今後半年のECB政策金利変更を予想していない。」
などの発表をしました。
ダウ先物や欧州株式市場の軟調が続きました。
ドルストレートやクロス円が再び軟調に推移しました。
午後7時頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
スロバキア中銀総裁が、
「ECBは利下げの余地がある。支援要請はスペイン次第だが、
条件が整わなければECBの国債購入は止めるべき。」
などの認識を示しました。
シカゴ連銀総裁が、
「米経済の緩慢で脆弱な回復を予想している。力強い緩和を正当化。
QE3と2015年半ばまでの低金利維持は重要な追加刺激を提供。
QE3の決定を心底から支持している。
世界経済が一段と弱まる著しいリスクがある。
FOMCには可能な追加措置がある。
雇用次第ではQE3拡大予想もありえる。」
などの見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.37875%に低下しました。
NY時間が近づく頃からユーロが再び下落しました。
米第2四半期経常収支は予想より強い−1174億ドルになりました。
NY時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
対米証券投資(7月)は予想より強い+670億ドルでした。
午後10時頃からドルストレートが再び反落して揉み合いました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
ポルトガル10年債が、
同国の国務副長官の「政府の歳入が計画よりも低くなった。」
との発言などがあり8.342%に上昇しました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャの競争力は大幅に改善。賃金コストの低下が寄与。
ギリシャのユーロ離脱をなんとしても回避すべき。
ギリシャに打撃を与えるだけではなく欧州経済を弱体化させる。
スペインには倹約と構造改革など厳しい条件を与える必要。
独に過剰な負担をかけるべきではない。」
などの発言をしました。
米NAHB住宅市場指数(9月)は予想より強い40でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウが反発して前日終値レベルで揉み合いになりました。
伊10年債利回りが5.052%あたりに低下しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
豪ドルがやや反発をみせました。
ユーロドルは軟調傾向での上下動の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ホワイトハウスが、
「戦略備蓄放出を含む全ての選択肢が机上にある。
サウジが原油の潤沢な供給状態を市場に確信させることを
コミットしたことを歓迎する。」との声明を発表しました。
原油先物が軟調に推移しました。
NY連銀総裁が、
「経済が弱まれば更に資産買い入れを行うが、
経済が強まり労働市場で早く大幅な改善見られれば
資産買い入れは減らすだろう。QE3のコストは管理可能。」
との見解を示しました。
日経新聞が「輸出軟化が予想され日銀は追加緩和を検討。」
との観測報道をしました。
深夜2時頃からドル円が反発上昇しました。
豪ドル円などが反発上昇しました。
セントルイス連銀総裁が、
「私ならQE3に反対していただろう。
経済指標はQEを支援してない。インフレからの利益は多くはない。
失業率とQEの期間を関連付けるのは危険である。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは1.810%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+11.54ドルでこの日の取引を終えました。

<9月19日(水)>

オセアニア時間はややドル売り傾向での揉み合いになりました。
NZ第2四半期経常収支は予想より弱い−1797億NZドルでした。
市場反応は限定的でした。
FOMCでQE3に反対したリッチモンド連銀総裁が、
「FRBは失業率を急速に低下させることができない可能性。
一段の金融緩和はインフレ加速のリスク。
景気が回復しても緩和を維持するとの約束は、
インフレを過度に容認する姿勢を示している。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
日本航空が再上場しました。
格付け会社のS&Pが、
「豪州はAAAの格付けを維持。見通しは安定的。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
原油先物は95ドル台で推移しました。
豪ドル円が一時82円台を割り込みました。
豪Westpac先行指数(7月)は前月より弱い+0.4%でした。
ドル円が仲値にかけて下落しました。
日財務相が、反日デモを受けて、
「スワップや国債購入などの取り決めの中止は考えていない。
生産拠点の破壊など中国にもメリットない。1日も早い収束を。」
との発言をしました。
日経済財政相が、
「日銀にはデフレ脱却が確実になるまで強力な金融緩和を期待。
日中金融協力はやめるという方向はないと思う。」
との発言をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は小幅高で始まり揉み合いました。
主要通貨ペアが小幅な揉み合いで推移しました。
ダウ先物が反発をみせました。
日銀が政策金利を0.00-0.10%で据え置きました。
日銀声明では、
「政策金利目標水準の現状を維持。
短期国債5兆増額と長期国債5兆円増額による
資産買入等の基金の10兆円増額を決定。
短期国債買い入れ期限は2013年6月まで。
長期国債買い入れ期限は2013年末まで。
長期国債と社債の買い入れ下限金利撤廃。
本年前半は堅調な内需を背景に高めの成長をしてきたが、
海外経済の状況を反映して持ち直しの動きが一服。
景気は横ばい圏内の動きにとどまるとみられ、
消費者物価の前年比はゼロ%近傍で推移するとみられる。
資産買入等の基金積み上げを通じて間断なく金融緩和を推進。」
などが示されました。
ドル円が上下動の後に上昇して79円台を回復しました。
ユーロ円が103円台を回復しました。
ポンド円が128円台を回復しました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
日経平均やダウ先物やアジアの株式市場が堅調に推移しました。
日景気一致CI指数確報(7月)は速報値より強い93.8%、
日景気先行CI指数確報(7月)は速報値より強い93.0でした。
中国上海株式市場が上げ幅を縮小する展開になりました。
日経平均は前日比+108.44円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルやドル円が反落しました。
ドル円が79円台を割り込みました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合いになりました。
中国上海株式市場は0.4%高で取引を終えました。
原油先物が一時96ドル台を回復する場面がありました。
日銀総裁の記者会見では、
「景気回復時期は半年程度後ずれへ。
長期国債買い切りオペ下限金利撤廃、すべての残存期間が対象。
景気のメインシナリオ自体を下方修正。
日本経済が成長経路へ一段の緩和が適当と判断。
下限金利の撤廃は長期金利下押し圧力となり金融緩和の効果。
為替をみて金融緩和を行ったわけではない。
この1ヶ月のデータで海外経済減速の長期化が裏付けられた。
中国は幅広い分野で在庫調整圧力。減速した状態が長引いている。
欧州の債務問題の中核国への波及で景気は緩やかに後退。
欧州問題の深刻化による世界経済下振れを最も意識すべき。
FRBに比べて日銀の政策が大胆さに欠けるとは思っていない。」
などの見解が示されました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアが軟調推移になりました。
英BOE議事録では、
「全会一致で金利の据え置きを決定。
全会一致で資産購入規模の3750億ポンド据え置きを決定。
将来的に資産購入枠拡大が必要になる可能性も(何人かの委員)。
しばらくは資産購入目標の据え置きが妥当(多くの委員)。」
などが示されました。
午後5時半頃からユーロが一段安になりました。
ドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
独仏の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
欧建設支出(7月)は前月より強い−0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが揉み合いながら軟調に推移しました。
独2年債の入札では、
「40.84億ユーロ発行。平均利回りが前回より高い0.06%。
応札倍率が前回より高い2.1倍。」になりました。
ポルトガルの短期債の入札では、
「546日物短期証券で、12.91億ユーロ発行。
平均利回りが前回よりかなり低い2.967%。
応札倍率が前回より低い2.4倍。」などになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.37575%に低下しました。
原油先物が95ドル台を割り込みました。
ユーロドルが一時1.30台を割り込みました。
NY時間序盤も主要通ペアの軟調傾向が続きました。
米住宅着工件数(8月)は予想より弱い75.0万件、
米建設許可件数(8月)は予想より強い80.3万件でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
午後9時半頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円が日銀政策の発表前レベルを下回り下落しました。
カンザスシティー連銀総裁が、
「債券購入策を支持しない。FRBの行動はリスクを内包している。
FRBの措置で金融危機からの回復が加速するかは疑問。」
などの発言をしました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
その後、NYダウが前日終値レベルに反落して揉み合いました。
米10年債利回りは1.77%あたりに低下しました。
原油先物が94ドル台を割り込みました。
スペイン10年債利回りは5.768%あたりになりました。
米中古住宅販売件数(8月)は予想より強い482万件になりました。
NYダウが反発上昇しました。
ドルストレートに上昇反応がみられました。
ユーロドルが1.30台後半へ上昇しました。
ドル円は78円台前半へ下落しました。
原油先物が原油在庫統計発表前に93ドル台を割り込みました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+853.4万バレルでした。
その後、NYダウが上げ幅を縮小しました
ロンドンフィックス頃からドル円の下落が一服になりました。
深夜1時半頃からドルストレートが反落して揉み合いました。
原油先物が92ドル台を割り込みました。
格付け会社S&Pが、
「スペインが近くジャンク級となる公算は小さい。」
との見解を発表しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが上げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.772%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+13.32ドルでこの日の取引を終えました。

<9月20日(木)>

オセアニア時間はドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
NZドルが軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物はやや下落した後に反発をみせて揉み合いました。
原油先物は91ドル台後半で推移しました。
NZ第2四半期GDPは前期比で予想より強い+0.6%になりました。
NZドル買い反応がみられました。
ロイター通信が、
「伊の今年の公的債務の対GDP比率は従来予想から悪化する見通し。
伊経済省が2012年の公的債務の対GDP比率予想を4月時点の1.7%から
約2.2%に引き上げる見通し。」との観測報道をしました。
ダラス連銀総裁が、
「経済に一段の流動性は必要ない。
債券買い入れが民間の借り入れを誘発する可能性は低い。
前回のFOMCの追加緩和に反対。
FRBのインフレ目標2%から逸脱すれば金融市場が悪化の恐れ。」
などの見解を示しました。
豪ドルが軟調に推移しました。
東京時間が近づく頃にユーロやポンドがやや反発をみせました。
日通関ベース貿易収支(8月)は予想より強い−7541億円でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロやポンドがやや反落して揉み合いました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
午前10時半過ぎからユーロドルが下落しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
中国HSBC製造業PMI(9月)は前月より強い47.8になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が軟調推移になりました。
アジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
午前11時半頃から豪ドル米ドルやユーロドルが一段安になりました。
日経平均が下げ幅を拡大しました。
ユーロ円が102円台を割り込みました。
原油先物が91ドル台を割り込みました。
日全産業活動指数(7月)は予想より弱い−0.6%でした。
ユーロドルが1.30台を割り込みました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
日銀金融経済月報では、
「わが国の景気は持ち直しの動きが一服している。
個人消費は雇用環境が改善傾向にあるなか底堅く推移。
世界経済めぐる不確実性大きく金融・為替市場の
景気・物価への影響に注意。」などが示されました。
豪ドル米ドルが1.04台を割り込みました。
日工作機械受注確報(8月)は速報値より弱い−2.7%でした。
日経平均は前日比−145.23円で大引けになりました。
スイス貿易収支(8月)は前回値より弱い+17.3億フランでした。
独生産者物価指数(8月)は予想より強い+1.6%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円がやや反発をみせました。
アジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
仏製造業PMI速報(9月)は予想より弱い42.6、
仏サービス業PMI速報(9月)は予想より弱い46.1でした。
ユーロ売り反応がみられました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
午後4時過ぎから主要通貨ペアの下落が一服になりました。
中国上海株式市場は2.08%下落して取引を終えました。
IMF国際通貨基金が、
「豪州の経済見通しは引き続き良好。豪RBAの政策は総じて適切。
今年の豪州の成長率を3.25%と予想。」との発表をしました。
豪ドル買い反応がみられました。
独製造業PMI速報(9月)は予想より強い47.3、
独サービス業PMI速報(9月)は予想より強い50.6でした。
ユーロ買い反応がみられました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
中国の首相が、
「中国企業は対EU投資を増やしている。
中国は欧州の統合を支持する。
ユーロ圏諸国への支援を継続する。」などの発言をしました。
欧製造業PMI速報(9月)は予想より強い46.0、
欧サービス業PMI速報(9月)は予想より弱い46.0でした。
市場反応は限定的でした。
英小売売上高(8月)は予想より強い−0.2%でした。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
主要通貨ペアが反発をみせて揉み合いになりました。
スペイン債の入札では、
「目標上限が合計45億ユーロ。
2015年10月償還債(新規)では39.4億ユーロ発行。
平均利回り3.845%。応札倍率1.56倍。
2022年1月償還債では8.59億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い5.666%。
応札倍率が前回より高い2.85倍。」になりました。
一時ユーロ買い反応がみられました。
独コメルツ銀行のCEOが、
「ギリシャのソブリン債について今後は全債権者参加の下で、
もう一段の債務元本の削減が見込まれる。」
との見解を示しました。
午後6時過ぎからユーロドルやユーロ円が再び下落しました。
午後7時頃から主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ECBのクーレ専務理事が、
「ECBのOMTは政府の改革意欲を維持する。
OMTは政府が行動する場合にのみ成功をもたらす。」
との認識を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.37300%に低下しました。
NY時間序盤はややドル売りが優勢の展開になりました。
ボストン連銀総裁が、
「追加緩和のリスクは経済停滞のリスクより小さい。
経済的資源が全活用されるまで通常より成長加速が必要。
FRBの新たな資産買い入れ計画を強く支持。
追加緩和はより強い成長と雇用をもたらす。」
などの見解を示しました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.2万件になりました。
指標発表直後に主要通貨ペアが反落しました。
ダウ先物が下げ幅をやや拡大しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
欧消費者信頼感指数速報(9月)は予想より弱い−25.9になりました。
市場反応は限定的でした。
米フィラデルフィア連銀景況指数(9月)は予想より強い−1.9、
米景気先行指標総合指数(8月)は予想とおりの−0.1%でした。
主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
スペイン10年債利回りは5.804%あたりに上昇しました。
NYダウは下げ幅を縮小していきました。
米10年債利回りは1.74%あたりになりました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
アトランタ連銀総裁が、
「QE3決定を支持する。リスクは管理可能。
コストより利益のほうが大きいと判断。
インフレリスクはごくわずか。」などの認識を示しました。
欧州の株式市場は下げ幅を縮小も前日比マイナス圏で引けました。
スペイン銀BBVAのCEOが、
「スペイン政府が国内で実施しているストレステストにより
国内銀は既に実施の200億ユーロを含めて総額700億〜800億ユーロ
の資本が必要になる可能性。」との見解を示しました。
原油先物が一時92ドル台を回復しました。
伊政府が、
「2012年成長率見通しを−2.4%に下方修正。
2013年成長率見通しを−0.2%に下方修正。
2012年の財政赤字見通しをGDP比2.6%に悪化修正。
2012年の債務残高はGDP比126.4%に悪化修正。
2013年の債務残高はGDP比127.1%に悪化修正。
構造的な財政収支は2013年に均衡する見通し。」
などの発表をしました。
米10年物の物価連動債の入札では、
「最高落札利回りが−0.750%。応札倍率が前回より低い2.36倍。」
になりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「インフレ見通しが2.25%を上回らない限り、
失業率が5.5%を下回るまで超低金利を継続すべき。
4年間は低金利を維持する必要。」などの見解を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアがやや反発する展開になりました。
米10年債利回りがしだいに上昇しました。
英BOE総裁が、
「第3四半期の英GDPはややプラス成長を見込んでいる。
緩やかな回復の兆候がみられる。
英経済の見通しは欧州など世界経済しだい。
不透明の暗雲がたちこみ始めている。」
などの見解を示しました。
ギリシャ政府筋が、
「9月23日までには支援の95%を合意できる見込み。」
との発表をしました。
NYダウが終盤にかけて前日比プラス圏へ反発しました。
米10年債利回りは1.763%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+18.97ドルでこの日の取引を終えました。

<9月21日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物が92ドル台後半に急上昇しました。
FT紙の独版が、
「IMFとECBはギリシャの第1次支援融資について
債務の追加減免で損失を負担しないことを検討している。」
との観測報道をしました。
セントルイス連銀総裁が、
「2012年は米住宅にとってより良い年となっている。
QE2は効果的だったと確信している。
労働市場が構造的変化に直面しているか不明確。」
などの見解を示しました。
豪景気先行指数(7月)は前回値より弱い±0.0%でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は堅調に推移しました。
東京時間序盤はドルストレートがやや上昇をみせました。
午前10時過ぎからユーロドルにやや反落の動きがみられました。
その後、ドルストレートが再び反発する展開になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ドル円が午前11時過ぎから反落する展開になりました。
ポンドドルが堅調に推移しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
NZクレジットカード支出((月)は前月より強い+1.9%でした。
東京時間後半はドル売りが優勢の展開になりました。
アジアの株式市場は堅調に推移しました。
原油先物が93ドル台を回復しました。
ユーロドルが一時1.30台を回復する場面がありました。
野田首相が民主党代表に再選されました。
東京時間終盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比+23.02円の9110.00円で週取引を終えました。
ロンドン時間序盤はドル買いがやや優勢の展開になりました。
ドルストレートがやや反落しました。
英BOEのデール委員が、
「英BOEの金融政策は非常に緩和的。
年末にかけ景気回復の兆候がみられることを期待している。」
との発言をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
スペイン10年債利回りは5.755%あたりにやや低下しました。
中国上海株式市場は終盤に上げ幅を縮小もプラス圏で引けました。
ダウ先物はやや反落して揉み合いになりました。
午後4時過ぎからユーロが下落する展開になりました。
ドル円はやや反発をみせて揉み合いました。
ECBのプラート専務理事が、
「ユーロ圏の長期的なインフレ期待は抑制されている。」
との認識を示しました。
フィンランド中銀総裁が、
「銀行同盟は長期的なプロジェクトになる。
欧州の財政政策の協調がより正当化される。
大半の銀行監査は各国の当局に委ねられる。
信頼感のある銀行同盟計画は現在の危機の解決に寄与する。
必要ならはOMTはユーロ圏全体に適用されるだろう。」
などの認識を示しました。
伊10年債利回りが4.963%あたりにやや低下しました。
英公共部門借入額(8月)は予想より赤字縮小の+144億ポンドでした。
午後5時半頃からユーロドルが急反発して1.30台を回復しました。
ポンドドルも急反発して一時1.63台を回復する場面がありました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル円も反発をみせてクロス円が上昇しました。
ダウ先物に一時上昇の動きがみられました。
ユーロ円が一時102円台を回復する場面がありました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が反落する展開になりました。
午後6時過ぎからドルストレートやクロス円が反落しました。
独政府報道官が、
「独首相と仏大統領はユーロ圏の銀行監督について
22日(土)に会談する。決定事項はない見込み。」
との発表をしました。
EU欧州連合が、
「スペインは計画実行の明確な意志を示した。
スペインは多くの構造改革を実施している。
ギリシャでのトロイカの活動は小休止へ。
トロイカの休止は問題があることを示唆するものではない。」
などの発表をしました。
米WSJ紙がESMの発足の問題点を指摘する記事を掲載しました。
ドル円は78円台前半で揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.36925%に低下しました。
ユーロドルが再び1.30台を割り込みました。
アルムニア欧州委員が、
「スペインは来週にも銀行に必要な資本額の詳細を発表へ。」
との発言をしました。
一部メディアが、
「EUの裁判所はギリシャの例外的な経済問題に猶予を与える。」
との発表をしたと報じました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が再び反発しました。
ユーロドルなどドルストレートが再び反発しました。
ユーロドルが再び1.30台を回復しました。
独仏の株式市場が反発上昇しました。
英の株式市場は揉み合いになりました。
加卸売売上高(7月)は予想より弱い−0.6%、
加消費者物価指数(8月)は予想より弱い+1.2%、
加消費者物価指数コア(8月)は予想より強い+1.6%でした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が上昇しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は93ドル台で推移しました。
豪ドル米ドルが1.05台を再び回復しました。
格付け会社フィッチが、
「スペインの銀行バンコ・ポピュラールの
長期発行体デフォルト格付けをBB+に引き下げる。
見通しは安定的。」と発表しました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.79%あたりになりました。
午後10時頃からドルストレートが再び反落しました。
一部メディアが、
「欧州当局者によればギリシャの債務状況めぐるトロイカ調査報告
は米大統領選後まで延期の可能性。」との観測報道をしました。
午後11時過ぎにユーロドルが再び1.30台を割り込み揉み合いました。
伊10年債利回りは5.037%あたりに上昇しました。
米10年債利回りが1.77%あたりになりました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
NYダウが上げ幅を縮小していきました。
独の財務相が、
「ギリシャのユーロ離脱は望んではいないが、
第2次支援を受けるためには条件を満たす必要。
通貨同盟の失敗は独の損失が最も大きくなる可能性。
銀行救済で必要がないならば1000億ユーロ全てを
スペインに拠出するという考えは危険。
伊は次期選挙後もモンティ首相が描いてきた道筋を
維持することを強く望む。」などの発言をしました。
ギリシャ財務省が、
「ギリシャの債務状況めぐるトロイカ調査報告が
米大統領選後まで延期の可能性との一部報道があるが、
トロイカからは報告の遅延はないと保証されている。」
との発表をしました。
EUのギリシャ救済問題担当のモルス氏が、
「ギリシャにかかわるトロイカ調査報告延期の報道を否定する。」
との発言をしました。
キプロス与党AKELの党首が、
「支援条件が受け入れ難いものであればユーロ離脱を検討すべき。」
との見解を示しました。
独仏の株式市場が前日比プラス圏で取引を終えました。
英株式市場は小幅安で取引を終えました。
IMF国際通貨基金が、
「ギリシャ支援におけるトロイカの調査は
一旦停止して1週間後に再開する。
9月初旬からの調査は生産的で進展があった。」
との発表をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「雇用改善が失速すれば追加緩和が必要。
9月13日の追加緩和は成長を力強くサポート。
FRBは雇用が改善するまで債券を購入する。」
との発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「米国がリセッションに陥る確率は20〜25%。
2013年の米成長見通しは1.8%。」などの見解を発表しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
NYダウが終盤にかけて前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは1.753%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−17.46ドルの13579.47ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<9月24日(月)>

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後5時に独IFO景況指数(9月)、
などが予定されています。
独の指標には注目です。

<9月25日(火)>

朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(8月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(10月)、
夜9時半に加小売売上高(7月)、
夜10時に米S&Pケース・シラー住宅価格指数(7月)、
同夜10時からドラギECB総裁の講演、
夜11時に米消費者信頼感指数(9月)、米住宅価格指数(7月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(9月)、
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
加・米の指標には注目です。
また、ロンドン時間に伊国債とスペイン短期債の入札も
予定されていて注目されます。

<9月26日(水)>

朝7時45分にNZ貿易収支(8月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(9月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(8月)、
深夜2時に米5年債の入札、
などが予定されています。
NZ・(独)・米の指標には注目です。
また、ロンドン時間に伊短期債の入札が予定されています。

<9月27日(木)>

午後3時に独輸入物価指数(8月)、
午後4時55分に独失業率(9月)、独失業者数(9月)、
午後5時半に英第2四半期GDP確報、英第2四半期経常収支、
午後6時に欧消費者信頼感確報(9月)、
夜9時半に米第2四半期GDP確報、米第2四半期個人消費確報、
同夜9時半に米第2四半期GDP価格指数確報、
同夜9時半に米第2四半期PCEコア・デフレータ、
同夜9時半に米耐久財受注(8月)、米新規失業保険申請件数、
夜11時に米中古住宅販売保留(8月 成約)、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。
また、伊国債の入札と、
スペインの追加緊縮策の発表が予定されています。

<9月28日(金)>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(8月)、
朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(9月)、
朝8時半に日失業率(8月)、日全国消費者物価指数(8月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(8月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(9月)
午後2時半に仏第2四半期GDP確報、
午後3時に独小売売上高指数(8月)、
午後4時にスイスKOF先行指数(9月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(9月)、
夜9時半に米個人所得(8月)、米個人消費支出(8月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(8月)、米PCEコア・デフレータ、
同夜9時半に加GDP(7月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(9月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(9月)、
などが予定されています。
NZ・独・欧・米・加の指標には注目です。
また、スペイン銀行のストレステストの結果が発表予定です。
そして、日時は不明ですが、月末までにムーディーズの
スペイン格付け見直しの発表の可能性があります。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(24日-28日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初88.85で始まり、
やや反発調整となって79.33で週の終値となりました。
そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は先週末に0.36925%と引き
続き低下しました。一方、NYダウは週間で13.9ドル下落しましたが
高値を維持して13579.47ドルで週取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、17日のNY連銀製造業景気指数(9月)が
予想より弱い−10.41、18日の米第2四半期経常収支が予想より強
い−1174億ドル、対米証券投資(7月)が予想より強い+670億ドル、
米NAHB住宅市場指数(9月)が予想より強い40、19日の米住宅着工件
数(8月)が予想より弱い75.0万件、米建設許可件数(8月)が予想より
強い80.3万件、米中古住宅販売件数(8月)が予想より強い482万件、
20日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い38.2万件、米フィラ
デルフィア連銀景況指数(9月)が予想より強い−1.9、米景気先行指
標総合指数(8月)が予想とおりの−0.1%、などになりました。
住宅市場や対米投資にやや改善がみられましたが製造業と雇用市場
の低迷が示される結果になりました。

また、先週の米要人発言では、17日、リッチモンド連銀総裁「QE3は
インフレに強い影響がある。FRBのバランスシート拡大で出口リスク
が上昇。QE3の雇用への影響はごくわずか。経済の大部分でFRBの影響
が及ばない。」、18日、シカゴ連銀総裁「米経済の緩慢で脆弱な回復
を予想している。力強い緩和を正当化。QE3と2015年半ばまでの低金
利維持は重要な追加刺激を提供。QE3の決定を心底から支持している。
世界経済が一段と弱まる著しいリスクがある。FOMCには可能な追加措
置がある。雇用次第ではQE3拡大予想もありえる。」、
NY連銀総裁「経済が弱まれば更に資産買い入れを行うが、経済が強ま
り労働市場で早く大幅改善見られれば資産買い入れは減らすだろう。
QE3のコストは管理可能。」、セントルイス連銀総裁「私ならQE3に反
対していただろう。経済指標はQEを支援してない。インフレからの利
益は多くはない。失業率とQEの期間を関連付けるのは危険。」、
19日、リッチモンド連銀総裁「FRBは失業率を急速に低下させること
ができない可能性。一段の金融緩和はインフレ加速のリスク。景気が
回復しても緩和を維持するとの約束はインフレを過度に容認する姿勢
を示している。」、カンザスシティー連銀総裁「債券購入策を支持し
ない。FRBの行動はリスクを内包している。FRBの措置で金融危機から
の回復が加速するかは疑問。」、20日、ダラス連銀総裁「経済に一段
の流動性は必要ない。債券買い入れが民間の借り入れを誘発する可能
性は低い。前回のFOMCの追加緩和に反対。FRBのインフレ目標2%か
ら逸脱すれば金融市場が悪化の恐れ。」、ボストン連銀総裁「追加緩
和のリスクは経済停滞のリスクより小さい。経済的資源が全活用され
るまで通常より成長加速が必要。FRBの新たな資産買い入れ計画を強
く支持。追加緩和はより強い成長と雇用をもたらす。」、
アトランタ連銀総裁「QE3決定を支持する。リスクは管理可能。コス
トより利益の方が大きいと判断。インフレリスクはごくわずか。」、
ミネアポリス連銀総裁「インフレ見通しが2.25%を上回らない限り、
失業率が5.5%を下回るまで超低金利を継続すべき。4年間は低金利
を維持する必要。」、21日、セントルイス連銀総裁「2012年は米住宅
にとってより良い年となっている。QE2は効果的だったと確信してい
る。労働市場が構造的変化に直面しているか不明確。」、
21日、アトランタ連銀総裁「雇用改善が失速すれば追加緩和が必要。
9月13日の追加緩和は成長を力強くサポート。FRBは雇用が改善する
まで債券を購入する。」、などがありました。
ハト派とタカ派の見解が対立している状況が覗えました。

今週の米主要経済指標では、25日にS&Pケース・シラー住宅価格指
数(7月)、消費者信頼感指数(9月)、住宅価格指数(7月)、リッチモン
ド連銀製造業指数(9月)、26日に米新築住宅販売件数(8月)、
27日に第2四半期GDP確報、第2四半期個人消費確報、第2四半期GDP
価格指数確報、米第2四半期PCEコアデフレータ、耐久財受注(8月)、
新規失業保険申請件数、中古住宅販売保留(8月 成約)、
28日に個人所得(8月)、個人消費支出(8月)、PCEデフレータ(8月)、
PCEコア・デフレータ、シカゴ購買部協会景気指数(9月)、ミシガン
大学消費者信頼感指数確報(9月)、などが予定されています。


円については、先週の日主要経済指標では、19日の日政策金利が
0.00-0.10%で据え置き、日景気一致CI指数確報(7月)が速報値より
強い93.8%、日景気先行CI指数確報(7月)が速報値より強い93.0、
20日の日通関ベース貿易収支(8月)が予想より強い−7541億円、
日全産業活動指数(7月)は予想より弱い−0.6%、日工作機械受注
確報(8月)が速報値より弱い−2.7%、などになりました。

そして、19日の日銀金融政策決定会合で「短期国債5兆増額と長期
国債5兆円増額による資産買入等の基金の10兆円増額を決定。短期
国債買い入れ期限は2013年6月まで。長期国債買い入れ期限は2013
年末まで。長期国債と社債の買い入れ下限金利撤廃。本年前半は堅
調な内需を背景に高めの成長をしてきたが海外経済の状況を反映し
て持ち直しの動きが一服。景気は横ばい圏内の動きにとどまるとみ
られ、消費者物価の前年比はゼロ%近傍で推移するとみられる。
資産買入等の基金積み上げを通じて間断なく金融緩和を推進。」
などが示され、追加緩和が決定されました。

また、先週の日要人発言では、19日に日財務相が反日デモを受けて
「スワップや国債購入などの取り決めの中止は考えていない。生産
拠点の破壊など中国にもメリットない。1日も早い収束を。」、
日経済財政相「日銀にはデフレ脱却が確実になるまで強力な金融緩
和を期待。日中金融協力はやめるという方向はないと思う。」、
日銀総裁「景気のメインシナリオ自体を下方修正。日本経済が成長
経路へ一段の緩和が適当と判断。下限金利の撤廃は長期金利下押し
圧力となり金融緩和の効果。為替をみて金融緩和を行ったわけでは
ない。この1ヶ月のデータで海外経済減速の長期化が裏付けられた。
中国は幅広い分野で在庫調整圧力。減速した状態が長引いている。
欧州の債務問題の中核国への波及で景気は緩やかに後退。欧州問題
の深刻化による世界経済下振れを最も意識すべき。FRBに比べて日銀
の政策が大胆さに欠けるとは思っていない。」、などがありました。
円高への目だった牽制発言はありませんでした。

今週の円にかかわる主要経済指標では、24日に日銀金融政策決定会
合議事録要旨、25日に日企業向けサービス価格指数(8月)、
28日に日失業率(8月)、日全国消費者物価指数(8月)、日鉱工業生産
速報(8月)、などが予定されています。

先週のドル円相場は、週初17日に78.36で始まり東京時間前半に78.16
まで押されるもその後は反発してNY時間前半78.92に上昇しました。
その後は78.48から78.87の範囲の揉み合いを経て、19日の日銀金融
政策決定会合を迎えました。緩和見送り観測もあるなかで総額10兆円
の資産買入等の基金の増額と長期国債と社債の買い入れ下限金利撤廃
がされたことを受けて週高値の79.21まで上昇する展開になりました。
しかしその後、市場替わりロンドン時間に入ると“Sell the fact”
の売りを浴びて、ロンドンフィックスにかけて78.25あたりまで下落
する展開になりました。その後、小幅な揉み合いを経て、20日の東京
時間からさらに下落してNY時間序盤に78.02の週安値をつけました。
その後、週末21日は78.10アラウンドから78.36の範囲の揉み合いとな
って、78.15で週取引を終えました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週後半の揉み
合い高値の78.45のポイント・アラウンドでの売り買いの攻防が注目
されます。ここを上抜けた場合は、79.00の「00」ポイント、さらに
上昇した場合は、先週高値の79.21アラウンドが注目されます。
また、下落となった場合は、まずは78.00の「00」ポイントでの売り
買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、
FOMC後の揉み合い下辺の77.40アラウンド、さらに下落した場合は、
14日安値の77.13のポイントが注目されます。77円台では日本の当局
の円高牽制発言がありそうです。

欧米に続き日銀も追加緩和を実施することになりましたが、日銀の
金融政策発表後は79.21まで上昇するも一旦の材料出尽くしで事実売
りを浴びることになり、78円台をコアとするレンジ相場が続いている
ようです。先週のドルインデックスはやや反発をみせましたが、日経
通貨インデックスでは19日に米ドルは99.65と5月初旬以来の安値を
つけて低下傾向にあり、ドル売りの地合いは続いているようです。
一方、日経インデックスでは円も一頃よりはやや低下傾向にあり、
ドルと円とは弱さの綱引きで、欧州関連などの大きなニュースがない
限りドル円はそれほど大きな動きとはならない可能性がありますが、
週末にかけては本邦実需筋の中間期末を背景としたリパトリによる
円買いの可能性もありそうで、下押しには一応注意が要りそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、17日の欧経常収支
(7月)が前回値より弱い+159億ユーロ、欧貿易収支(7月)が前回値
より強い156億ユーロ、18日の独ZEW景況感調査(9月)が予想より強い
−18.2、欧ZEW景況感調査(9月)が前回値より強い−3.8、
20日の独生産者物価指数(8月)が予想より強い+1.6%、独製造業PMI
速報(9月)が予想より強い47.3、独サービス業PMI速報(9月)が予想よ
り強い50.6、欧製造業PMI速報(9月)が予想より強い46.0、欧サービス
業PMI速報(9月)が予想より弱い46.0、欧消費者信頼感指数速報(9月)
が予想より弱い−25.9、などになりました。

また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

17日、格付け会社のムーディーズの週報「独連邦憲法裁判所が独政府
にESMの批准を認めたことはユーロ圏すべての国の格付けにとってポ
ジティブ。」、一部メディア「週末にかけてキプロスで開催されたEU
財務相会合で銀行同盟実現へのスケジュールが合意できなかった。」
オーストリア中銀総裁「スペインはECBの債券買い入れ計画の対象と
なる前に支援を要請する必要がある。」、
スペイン当局「銀行のストレステストの結果を28日に公表する。」、
仏財務相「10月のEUサミットでギリシャ問題の解決を要請。5〜10年
以内にユーロ共同債の発行を見込んでいる。」、
ベルギー中銀総裁「ECBには利下げや翌日物預金のマイナス金利、
その他、LTROなど選択肢は多数ある。」、

18日、IMFの報告書「ユーロ加盟国に対する救済策を策定するにあた
りユーロ圏の規制が制限となって深刻な課題に直面している。」、
ECBのコンスタンシオ副総裁「ECBの政策金利は現在のところ妥当。
預金金利をマイナスに引き下げるかわりにオーバーナイト物預金の
金利と1週間物リファイナンス金利の差を縮めることも選択肢とし
てあり得る。」、ギリシャの財務相「危機の始まりから2014年末ま
でのギリシャ経済縮小は25%に達する見込み。2012年の財政赤字は
トロイカが設定した目標に合致する。」、
スペインの副首相「EUから受ける可能性のある支援の条件をまだ検
討している。スペインが払っている犠牲と実施している改革を欧州
は認識する必要がある。」、独ZEW「今後6ヶ月以上にわたり独経済
は勢いを失うと予想。9月の改善により景気の落ち込みはやや緩や
かになる見込み。ECBの国債購入の決定が経済センチメントの改善に
寄与。債務危機は依然として解決されていない。経済活動へのリスク
は残っている。2/3のアナリストが今後半年のECB政策金利変更を予想
していない。」、スロバキア中銀総裁「ECBは利下げの余地がある。
支援要請はスペイン次第だが条件が整わなければECBの国債購入は止
めるべき。」、ユーログループ議長「ギリシャ競争力は大幅に改善。
賃金コストの低下が寄与。ギリシャのユーロ離脱をなんとしても回避
すべき。ギリシャに打撃を与えるだけではなく欧州経済を弱体化させ
る。スペインには倹約と構造改革など厳しい条件を与える必要。」、

19日、格付け会社S&P「スペインが近くジャンク級となる公算は小さ
い。」、

20日、ロイター通信「伊の今年の公的債務の対GDP比率は従来予想か
ら悪化する見通し。伊経済省が2012年の公的債務の対GDP比率予想を
4月時点の1.7%から約2.2%に引き上げる見通し。」、
中国の首相「中国企業は対EU投資を増やしている。中国は欧州の統合
を支持する。中国はユーロ圏諸国への支援を継続する。」、
独コメルツ銀行のCEO「ギリシャのソブリン債について今後は全債権
者参加の下で、もう一段の債務元本の削減が見込まれる。」、
ECBのクーレ専務理事「ECBのOMTは政府の改革意欲を維持する。OMTは
政府が行動する場合にのみ成功をもたらす。」、
伊政府「2012年成長率見通しを−2.4%に下方修正。2013年成長率見
通しを−0.2%に下方修正。2012年の財政赤字見通しをGDP比2.6%に
悪化修正。2012年の債務残高はGDP比126.4%に悪化修正。2013年の
債務残高はGDP比127.1%に悪化修正。構造的な財政収支は2013年に
均衡する見通し。」、ギリシャ政府筋「9月23日までには支援の95%
を合意できる見込み。」、

21日、FT紙の独版「IMFとECBはギリシャの第1次支援融資について
債務の追加減免で損失を負担しないことを検討している。」、
フィンランド中銀総裁「銀行同盟は長期的なプロジェクトになる。
欧州の財政政策の協調がより正当化される。信頼感のある銀行同盟
計画は現在の危機の解決に寄与する。必要ならはOMTはユーロ圏全体
に適用されるだろう。」、アルムニア欧州委員「スペインは来週にも
銀行に必要な資本額の詳細を発表へ。」、
独の財務相「ギリシャのユーロ離脱は望んではいないが第2次支援を
受けるためには条件を満たす必要。通貨同盟の失敗は独の損失が最も
大きくなる可能性。銀行救済で必要がないならば1000億ユーロ全てを
スペインに拠出するという考えは危険。伊は次期選挙後もモンティ
首相が描いてきた道筋を維持することを強く望む。」、
キプロス与党AKELの党首「支援条件が受け入れ難いものであればユー
ロ離脱を検討すべき。」、IMF「ギリシャ支援におけるトロイカの調
査は一旦停止して1週間後に再開する。9月初旬からの調査は生産的
で進展があった。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初17日に1.3120ではじまり、揉み合い
ながらもNY時間序盤にかけてやや軟調に推移して1.3083まで下落し
ましたが、NY連銀製造業景気指数(9月)が予想より弱い結果となった
ことを契機としたドル売りに1.3171まで上昇する展開になりました。
しかし、2011年5月4日から2012年7月24日の長期下降波のフィボナ
ッチ38.2%戻しの水準を明確な上抜けとはならず、14日とともに2回
の高値をつけて反落に転じ、19日の東京時間仲値あたりまで軟調に
推移して、1.3033あたりまで下落しました。その後に一時、日銀の
追加緩和でユーロ円が103円台を回復する動きに連れるように1.3084
まで反発するも、その後は再び反落に転じてNY時間が始まる頃にかけ
て1.2992まで下落する展開になりました。その後、19日のNY時間前半
にNYダウの上昇を背景にユーロドルも反発してロンドンフィックスを
過ぎた頃に1.3075まで上昇しました。その後はやや軟調な揉み合いと
なって、20日の仲値を過ぎた頃からダウ先物やアジア利株式市場の軟
調を背景にNY時間前半にかけて1.2919まで下落して週安値をつけまし
た。その後、ロンドンフィックス前あたりから反発に転じて、ギリシ
ャ政府筋の「9月23日までには支援の95%を合意できる見込み。」と
の発表もありNY時間終盤にかけて1.2973あたりまで上昇しました。
その後、21日の東京時間終盤にかけて堅調傾向の揉み合いになり1.30
あたりまで戻して、その後のロンドン時間序盤に1.2955まで反落しま
したが、フィンランド中銀総裁の「必要ならはOMTはユーロ圏全体に
適用されるだろう。」との発言も影響したか、中東勢の大口の買いも
入り午後5時半過ぎに1.3047まで急反発する展開になりました。
しかしその後、米WSJ紙がESMの発足の問題点を指摘する記事を掲載し
たことも影響したか、ダウ先物や欧州の株式市場が反落して、ユーロ
ドルも軟調に転じてNY時間が始まる前頃に1.2965まで下落しました。
その後、NY時間に入ると再び上昇に転じ1.3043まで反発しましたが、
「欧州当局者によればギリシャの債務状況めぐるトロイカ調査報告
は米大統領選後まで延期の可能性。」との観測報道や独の財務相の
「ギリシャのユーロ離脱は望んではいないが、第2次支援を受ける
ためには条件を満たす必要。」との発言も影響したか、再び反落し
する乱高下となって、ギリシャ財務省やEUのギリシャ救済問題担当
による「トロイカ調査報告延期の報道否定」や、キプロス与党AKEL
党首の「ユーロ離脱を検討。」発言などに揺れながら、IMFの「ギリ
シャ支援におけるトロイカの調査は一旦停止して1週間後に再開。」
との発表に落ち着くも軟調傾向で推移して、1.2980で週取引を終えま
した。週末は乱高下となるも週間で下落幅は140Pips程度でした。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、24日に独IFO景況指数
(9月)、25日に独GFK消費者信頼感調査(10月)、伊国債とスペインの
短期債の入札、ドラギECB総裁の講演、26日に独消費者物価指数速報
(9月)、伊短期債の入札、27日に独輸入物価指数(8月)、独失業者数
(9月)、独失業率(9月)、欧消費者信頼感確報(9月)、伊国債の入札と
スペインの追加緊縮策の発表、28日に独小売売上高指数(8月)、欧
消費者物価指数速報(9月)、スペイン銀ストレステストの結果発表、
などが予定されています。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは1.3000の
「000」の重要ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は先週末高値の1.3047のポイント、さらに上昇
した場合は1.31の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は、2011年
5月4日から2012年7月24日の長期下降波のフィボナッチ38.2%戻し
の水準ともほぼ重なる先週17日高値の1.3171が海外ではスペインの
首相の名を借りてラホイ・レジスタンスとも呼ばれているようで、
重要な注目ポイントとして注目されます。
また、下落となった場合は、まずは先週安値の1.2919のポイントでの
売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、1.2900の
「00」ポンント、さらに下落した場合は9月14日の安値の1.2857の
ポイント、ここを下抜けた場合は9月12日安値の1.2815から1.2800
の「00」ポイントなどでの売り買いの攻防が注目されます。

今週初は、20日にギリシャ政府筋が「9月23日までには支援の95%を
合意できる見込み。」との発表していますので一応は注目されますが
21日にIMFが「ギリシャ支援におけるトロイカの調査は一旦停止して
1週間後に再開する。」とのことで、まだ決定的な結論に至る可能性
は高くはなさそうです。むしろ、22日にFT紙の独版が「ユーロ圏は、
ギリシャの債務を再度削減することを検討している。」と報道してい
ることで、今年の3月に続く債務減免の観測でリスク回避の動きとな
る可能性があり、ギリシャ問題再燃に注意が要りそうです。

ECBのバズーカ砲となるOMTをはじめ、米雇用統計に独連邦憲法裁判所
のESMの批准承認、そして米FOMCでのQE3の発表に加え日銀の追加緩和
発表と、ビッグイベントを経過した市場ですが、9月14日にスペイン
の経済相が「数日以内に重要なニュースがあるだろう。」との発言を
してスペインの支援要請への市場期待が高まっていたものの、その
重要ニュースはいまだ発表されていなく、スペイン国債利回りがOMT
以来から低下していることもあり、また支援には条件が付帯される
ことでラホイ政権は二の足を踏んでいるようです。ただ、スペインは
10月に290億ユーロ規模の国債償還を控えていて支援要請のエックス
・デーは近いとの観測があるようですので急騰の可能性があるだけに
ニュースヘッドラインには注意が要りそうです。

一方、今週は四半期末になるとともに、17日にスペイン当局が「銀行
のストレステストの結果を28日に公表する。」として、また、19日に
格付け会社S&P「スペインが近くジャンク級となる公算は小さい。」
としながらも、今週末までには米格付け会社ムーディーズのスペイン
格付け見直しの結果発表が予定されていて、格下げの可能性も排除で
きないことで、週末にかけて動意づく可能性もありますので、こちら
のほうもニュースヘッドラインには注意が要りそうです。



さて今回は、トレードと凡事のお話 その23 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十三話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。今日は思考実験の話だったな。』

「ふむ。今年の春頃であったかのう…。
 「ポジションの玉手箱の話」をしたのじゃが
 お前さんは覚えておられるじゃろうか。」

『あぁ、ジイさん。覚えているぜ…。
 トレードで売りか買いかのどちらかを決めて、
 その決済を一年後とする、その間はチャートを見てはいけない、
 というアノ話だろう。』

「ほう…。これはこれは、覚えとってくれたか…。
 価格変動の大きさと時間には相関があって、
 ランダムとも思える価格変動にもかかわらず、
 一般に、長い時間を経た後には、価格は
 上昇方向もしくは下降方向へ大きく偏りが生じるものじゃ…。」

『非現実的なことだけど、その玉手箱を開けるときには
 なんかドキドキワクワクしそうだな。』

「あははっ。そうであろうのう…。
 上か下かは定かではなくても、
 ともあれ価格は大きく動いていることじゃろう…。」

『……。』

「ところでこれを、通貨ペアAで両建てするか、
 もしくは通貨ペアAを2つの口座で売りと買いのポジション
 両方を持っていたとすると、どうなるじゃろうか…。」

『へっ。ばかばかしいこと言うなよな。
 わずかスプレッド分を損はしても、
 合計すればプラマイ・ゼロになるのに決まってんじゃないか。』

「ふむ…。それは当然のことじゃのう…。
 では、仮にじゃが…、
 価格の動きが上か下かは定かではなくても、
 価格の動きの進行の事実によって、
 負の方のポジションを早めに閉じたら、どうなるかのう?」

『えっ…、それは…。仮想的な理屈上では、
 負のポジションがなくなり、
 利益のあるほうのポジションが残ることになるが、
 なんかヘンだなぁ…。』

「そのとおり、ヘンなことなのじゃ…。
 もしもこのとおりとすると、
 両建てと損切りを駆使することによって、
 必勝法となることになるが現実はこうはならないのじゃ…。」

『……。』

「価格が上か下かへ直線的に動く場合のみ、
 両建てと負のポジションの損切りで
 必勝法となる可能性があるのじゃが…、
 価格は実際には直線的に動くことはなく、
 上下に波を描くことで、
 負となったポジションがその後に反転して正となることも、
 正のポジションが負となることもあるからじゃのう…。」

『……。』

「つまり、一時負となって損切りしてしまった後に反転して、
 その後に、切ってしまったポジションの方向へ
 価格が大きく動くこともあるからじゃ…。」

『玉手箱で言えば、大きな時間を経て
 確かに価格は大きく動いたけれども、
 両建て+負のポジションの損切り作戦では、
 玉手箱を開けたときには損切りされてポジションがない、
 ということもあるというわけか…。』

「そうじゃ…。
 ただ…、もしも損切り幅が絶妙で
 正となるポジションが残せたならば、
 手法として成立する可能性はありそうじゃのう…。
 キモは『負のポジションの損切りを執行すること』と、
 『その技術』というわけじゃ。」

『……。』

「まぁ、一年の玉手箱は途方はなくても、
 考え方を応用して、日あたりの価格変動を考慮した上で、
 たとえばその平均的変動幅の80%を利確目標に、
 たとえば損切り幅をその40%するR倍率2などとして
 デイタームで試してみるもの面白いかもしれぬのう…。
 損切り幅はボラティリティがヒントになりそうじゃ。
 また、両建てなどではなくとも、
 IFDO注文(連続注文)などを応用できる可能性もありそうじゃ。」

『……!』

「また、重要経済指標の発表でサプライズとなったときには、
 価格が上か下かへ直線的に大きく動くこともあるので、
 指標発表時などでも応用できる可能性がありそうじゃのう。」

『あははっ。ジイさん、あんたもいろいろ考えてんだな…。
 でも、オレ様はヘンなこと考えずに、
 トレンドを観た上で優位性のある方向へトレードして、
 反転しちまったら損切りする、
 オーソドックスなスタイルで行くことにするよ。』

「あれあれ、お前さんらしくないがのう…。
 ずいぶんと成長されたものじゃ。
 当たり前が一番と気づきおったようじゃのう。」

『へっ、ジジイめ、偉そうに。
 上から目線で物言いするもんじゃないぜ。』

「これこれ、めっそうもない。
 ただお前さんを褒めとるだけじゃて。」

『ところで、ジイさん。来週はどんな話だい。』

「ふむ。来週は未来新聞の話でもしようかのう。」

『なんだかワケのわからなそうな話だが、
 また来週も楽しみにしておいてやるぜ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
FX情報をもっと見る
過去ログ
2019年09月(3)
2019年08月(3)
2019年07月(4)
2019年06月(5)
2019年05月(4)
2019年04月(3)
2019年03月(5)
2019年02月(4)
2019年01月(4)
2018年12月(4)
2018年11月(4)
2018年10月(4)
2018年09月(5)
2018年08月(3)
2018年07月(5)
2018年06月(4)
2018年05月(4)
2018年04月(4)
2018年03月(4)
2018年02月(4)
2018年01月(4)
2017年12月(4)
2017年11月(4)
2017年10月(5)
2017年09月(4)
2017年08月(3)
2017年07月(5)
2017年06月(4)
2017年05月(4)
2017年04月(4)
2017年03月(4)
2017年02月(4)
2017年01月(4)
2016年12月(4)
2016年11月(4)
2016年10月(5)
2016年09月(4)
2016年08月(2)
2016年07月(5)
2016年06月(4)
2016年05月(4)
2016年04月(4)
2016年03月(4)
2016年02月(4)
2016年01月(5)
2015年12月(3)
2015年11月(4)
2015年10月(4)
2015年09月(3)
2015年08月(4)
2015年07月(4)
2015年06月(4)
2015年05月(4)
2015年04月(4)
2015年03月(4)
2015年02月(4)
2015年01月(3)
2014年12月(3)
2014年11月(4)
2014年10月(4)
2014年09月(4)
2014年08月(4)
2014年07月(4)
2014年06月(4)
2014年05月(3)
2014年04月(4)
2014年03月(4)
2014年02月(4)
2014年01月(4)
2013年12月(3)
2013年11月(4)
2013年10月(4)
2013年09月(5)
2013年08月(3)
2013年07月(4)
2013年06月(4)
2013年05月(4)
2013年04月(4)
2013年03月(5)
2013年02月(4)
2013年01月(4)
2012年12月(4)
2012年11月(3)
2012年10月(4)
2012年09月(5)
2012年08月(3)
2012年07月(5)
2012年06月(3)
2012年05月(4)
2012年04月(5)
2012年03月(4)
2012年02月(4)
2012年01月(4)
2011年12月(4)
2011年11月(4)
2011年10月(5)
2011年09月(4)
2011年08月(3)
2011年07月(5)
2011年06月(4)