FX レードと凡事のお話 その21


オバマ大統領のミシェル夫人の人気がオバマ大統領よりも
ロムニー共和党大統領候補よりも上回っているそうですね。^^

●先週の主な出来事

<9月3日(月)>

1日発表の中国製造業PMI(8月)は予想より弱い49.2でした。
週明けは豪ドルなど資源国通貨が下落して始まりました。
豪ドル米ドルが下窓を空けて始まりました。
ギリシャのトビマ紙が、
「ギリシャ財務相が独財務相とギリシャ支援計画の条件履行の期限を
2年間延長して2016年とする可能性について協議。」と報じました。
新華社通信が、中国首相の発言として、
「中国は投機や投資目的の住宅購入を断固として抑制する必要。」
と報じました。
IMM通貨先物では米ドルが昨年9月以来の売り越しに転じました。
中国金融時報が、
「中国人民銀行は短期的に金融政策を緩和させる意向がない。」
と報じました。
豪AIG製造業指数(8月)は前月より強い45.3になりました。
市場反応は限定的でした。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
日経平均は一時反発をみせましたが軟調傾向で推移しました。
中国非製造業PMI(8月)は前回値より強い56.3でした。
豪ドルがやや反発をみせました。
豪小売売上高(7月)は予想より弱い−0.8%になりました。
豪ドルが再び下落しました。
アジアの株式市場は台湾を除き前週末比マイナス圏で始まりました。
その後、アジアの株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
豪ドルが反発する展開になりました。
ドルストレートやクロス円に反発の動きがみられました。
中国HSBC製造業PMI確報(8月)速報値より弱い47.6でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間午後は日経平均が前週末比プラス圏へ一時反発しました。
スペインのパイス紙が、
「EUはスペイン銀行救済資金支払いを11月まで見合わせたい意向。」
との観測報道をしました。
東京時間終盤にかけて日経平均がマイナス圏へ反落しました。
主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
日経平均は前週末比−56.02円で大引けになりました。
独仏の株式市場が前週末比マイナス圏で始まりました。
スペイン10年債利回りは6.868%あたりになりました。
ドルストレートに一時反落の動きがみられました。
スイス実質小売売上高(7月)は前回値より弱い+3.2になりました。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場は前週末比プラス圏で取引を終えました。
スペインの経済相が、
「ECBは欧州の問題点を認識していて行動するだろう。
ECBは独立している。ECBの介入の効果は不透明。
スペイン銀救済のために1000億ユーロまで使う必要はない可能性。」
などの発言をしました。
スペイン製造業PMI(8月)は予想より強い44.0になりました。
その後、欧州の株式市場が前週末比プラス圏推移になりました。
ドルストレートが再び反発をみせて揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせました。
スイス製造業PMI(8月)は予想より弱い46.7になりました。
市場反応は限定的でした。
伊製造業PMI(8月)は予想より弱い43.6でした。
独製造業PMI確報(8月)は予想より弱い44.7でした。
欧製造業PMI確報(8月)は予想より弱い45.1でした。
ややユーロ売り反応がみられましたが限定的でした。
スイス中銀総裁が、
「フランの上限をしばらく維持する。
フランの上限設定がSNBの使命の達成に最も適した措置。」
との発言をしました。
英製造業PMI(8月)は予想より強い49.5になりました。
ポンド買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが軟調傾向で推移しました。
午後6時過ぎからドル円がやや反落して揉み合いました。
スペイン10年債利回りは6.836%あたりに低下しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.41435%に低下しました。
ECBの当局者が、
「ユーロは債務危機の中でも非常に安定している。
ユーロは適切に評価されている。
過大評価も過小評価もされていない。」
との認識を示しました。
NY市場はレーバーデイでした。
NY時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
独の首相が、
「人々の労働の成果を市場が破壊することは許せない。
政府が過剰債務によって市場のいいなりになるわけにはいかない。
必要とされているのは世界における強い欧州である。
欧州は債務同盟に終止符を打たねばならない。
財政規律を支持すると明言して選挙に勝てるかが問題。
独が見本を示す必要。」などの発言をしました。
伊10年債利回りは5.822%あたりに低下しました。
AFP通信が、
「スペイン南部のアンダルシア自治州は中央政府に
財政支援を要請する方針を明らかにした。」と報じました。
独CDUの議員が「ECBは責務を踏み越えるべきではない。」
との発言をしました。
ドラギECB総裁が、欧州議会で、
「ECBによる3年物国債購入は条約違反にはならない可能性。」
との見解を示しました。
午後11時半頃からユーロドルが反発しました。
ユーロドルがロンドンフィクス過ぎに1.2610まで上昇しました。
豪ドル米ドルが反発をみせました。
ユーロ豪ドルが一時1.23台に上昇する場面がありました。
ポンドドルは揉み合いになりました。
ドル円は78円台前半で揉み合いになりました。
欧州の株式市場は終盤に上げ幅を拡大して取引を終えました。
独の財務相が「ESMは12日で施行させると確信している。」
との発言をしました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ共同債は欧州財務省の変更を要する。
共同債は共通の債務決定を要する。
ECBはユーロ圏の銀行のために最も重要な責任が必要。
制限のある同等もしくは共通の債券を売ることは可能。」
などの見解を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
オーストリア中銀総裁が、
「クレジット需要は非常に低い。インフレを恐れる理由はない。」
との認識を示しました。
WSJ紙が、
「ブルガリアはこれまで進めてきたユーロ導入計画を
現在はメリットがないとして放棄した。」と報じました。
レーバーデイでNYダウの取引はありませんでした。

<9月4日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「EUの格付けAAAの見通しを安定的からネガティブに変更する。」
との発表をしました。
ユーロに売り反応がみられました。
オセアニア時間ではユーロドルがやや軟調に推移しました。
他のドルストレートに連れ安の動きがみられるも限定的でした。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は96ドル台後半で推移しました。
ドル円が反発をみせました。
日経平均は小幅高で始まった後にマイナス圏へ反落しました。
東京時間序盤は豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ユーロドルが堅調に推移して1.26台を回復しました。
仲値過ぎ日経平均が反発をみせ前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
豪第2四半期経常収支は予想より強い−118.01億豪ドルでした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が堅調推移になりました。
ユーロ円が99円に迫るあたりまで上昇しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ユーロ豪ドルが1.23台を回復しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
上海株式市場は小幅高で始まり前日終値レベルで揉み合いました。
原油先物が97ドル台を回復しました。
午前11時過ぎからドル円がやや反落して揉み合いました。
アジアの株式市場が軟調推移になりました。
日経平均が前日比マイナス圏での推移になりました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
ドルストレートが揉み合い推移になりました。
オランダの首相が、
「スペインや伊を支援する際には財政再建など
明確な条件が必要。ユーロ共同債には反対。」
などの見解を示しました。
豪RBAが政策金利を市場予想とおり3.50%に据え置きました。
豪RBA声明では、
「金融政策は引き続き適切。
世界の成長見通しのリスクは依然下方向。
欧州の経済活動は縮小している。
豪州の上期の消費拡大は非常に堅調。
中国の成長は上期に尚かなり力強い。
交易条件は大幅に低下したがなお高い。
経済成長はトレンドに近い。
国の経済指標の軟化は短期的な成長に新たな不確実性。」
などが示されました。
豪ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが反発しました。
ユーロ豪ドルが1.23台を割り込みました。
ユーロドルやポンドドルがやや反落しました。
スイス第2四半期GDPは前期比で予想より弱い−0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比−8.38円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドル円が堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が一時99円台を回復する場面がありました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
オランダのフィナンシエーレ・ダグブラッド紙が、
「独連銀のバイトマン総裁はECBの債券買い入れへの反対で
完全に孤立している。」と報じました。
独ハンデルスブラッド紙が、
「スペイン経済相は今週のECB理事会と
2週間後の欧州財務相会合のあとに条件が明らかになるまでは
EUへの支援要請を控える方針。」と報じました。
その後、ドルストレートやクロス円がやや反落して揉み合いました。
英建設業PMI(8月)は予想より弱い49.0になりました。
ポンド売り反応がみられました。
欧生産者物価指数(7月)は予想より強い+1.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
スペイン2年債利回りが4月上旬以来となる3.24%に低下しました。
ギリシャ6ヶ月債の入札では、
「予定とおりの8.75億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い4.54%。
応札倍率が前回より低い1.95倍。」になりました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を拡大しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
独の財務省が、
「ギリシャは改革の義務を完全に実行すべき。
トロイカのギリシャに関する報告は10月になる。」
との発表をしました。
伊AGI通信が、
「ドラギECB総裁は非公開の欧州議会会合で、
分断化されたユーロ圏では金融政策が域内17ヶ国の
一部に対してしか効果を表さないために
ECBが物価安定を保証することができない、
ECB当局者は国債購入の計画を練っている、
詳細は6日の定例政策委員会で策定される、
ECBの行動は責務の範囲内、などと発言。」と報じました。
一部メディアが、スペイン当局者の見解として
「スペイン金融大手のバンキアへの資本増強では、
資本注入よりも債務を活用する可能性。」と報じました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.41185%に低下しました。
スペイン10年債利回りは6.652%あたりになりました。
伊10年債利回りは5.706%あたりになりました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「金融市場がユーロ圏の崩壊を織り込むことは受け入れられない。
欧州の金融市場の統合が市場の安定性に関する問題を解決する。
6月の利下げの効果は一部の部門で浸透していない。
銀行と債務問題が密接につながっていて相互作用があることが問題。
条件が合えばECBは金融監督の任務を果たす用意。
独立性の堅持が条件。」などの発言をしました。
NYダウは小幅安で始まりました。
米ISM製造業景況指数(8月)は予想より弱い49.6、
米建設支出(7月)は予想より弱い−0.9%になりました。
指標発表直後はドル売り動意がみられました。
ドル円が下落してドルストレートが反発しました。
NYダウが一時100ドル超下落しました。
その後、リスク回避の動意にドルストレートが反落しました。
クロス円が下落しました。
米10年債利回りが一時1.55%あたりに低下しました。
仏の大統領が、
「EU首脳は10月の会議でスペインと伊に関する解決策を合意へ。
国債利回りを低下させるための決定はECBを含むEUの機関の役割。」
などの発言をしました。
ドラギECB総裁が、
「ECBはユーロ存続のために債権購入を実施する必要がある。
購入する国債は残存期間が最大3年物。
ユーロ圏の経済状態は脆弱で不透明感が高まっている。
国債購入は加盟国の資金調達のためではない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが一時急進して激しい上下動になりました。
英サービス業PMI(8月)は予想より強い53.7になりました。
ポンドドルがロンドンフィックスにかけて一時急上昇しました。
その後、ユーロドルは再び軟調になりました。
IEA事務局長が、
「原油市場の供給は充分だが石油精製製品市場では逼迫の兆候。
IEAは市場を監視して加盟国と連絡を取っている。
必要に応じて対応する用意を整えている。」
などの発言をしました。
原油先物が96ドル台を割り込み下落しました。
NY時間後半はNYダウが下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りが1.58%当たりに上昇しました。
ドル円がISM後の下げを戻しました。
ドルストレートが下げ止まり揉み合いになりました。
米自動車販売のオートデータの集計(8月)では、
予想より強い年率換算1452万台になりました。
米10年債利回りは1.572%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−54.90ドルでこの日の取引を終えました。

<9月5日(水)>

ギリシャの国営シンクタンクKEPEが、
「現状で決定された債務再編ではギリシャの公的債務は持続不可能。
2020年までにGDP比120%まで公的債務を引き下げるという
EUとIMFとの目標も達成できない。
歳出削減の実施期間を2年間から4年間に引き延ばすことや、
金利引き下げや国有資産売却などの的を絞った政策介入が必要。」
との見解を発表しました。
独経済技術相が、
「ECBの国債購入はユーロ危機の恒久的な解決策にはならない。
マネーサプライの急増を招きインフレにつながる可能性。
ECBは金融の安定を責務としている。」
との見解を示しました。
独財務相が「ギリシャは第3次支援を期待することは出来ない。」
と発言しました。
オセアニア時間はドル買い傾向での推移になりました。
午前7時半頃からユーロドル主導でドルストレートが下落しました。
豪AIGサービス業指数(8月)は前月より弱い42.4になりました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
豪ドル米ドルが一時1.02台を割り込みました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円は一時下げた後に堅調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや軟調に推移しました。
豪第2四半期GDPは前期比で予想より弱い+0.6%でした。
発表直後は豪ドル売り反応がみられました。
仲値過ぎからドル円が反落する展開になりました。
ユーロドルやポンドドルがやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国HSBCサービス業PMI(8月)は前回値より弱い52.0でした。
市場反応は限定的でした。
宮尾日本銀行審議委員が、
「日銀の景気見通しは物価見通しの下振れリスクを意識。
海外経済の回復が遅れるリスクが高まっている。
日本経済全体としては改善の方向も気がかり。
必要な場合は細心かつ果断な措置が必要。
国債買い入れで企業と家計の信頼が改善すると長期金利に上昇圧力。
中国の新体制発足に伴う政策運営には目配りが必要。」
などの見解を示しました。
中国の財政相が、
「輸出情勢が楽観できず安定成長の維持はより困難になっている。」
との発言をしました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
豪ドルに一時反発の動きがみられました。
格付け会社のフィッチが、
「中国の銀行の収益は2013年にかけ悪化した。
バランスシートは下期にかけて悪化。格下げの可能性がある。」
との見解を発表しました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
原油先物は95ドル台前半で推移しました。
豪ドルが再び軟調推移になりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
日経平均は前日比−95.69円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は豪ドル米ドルなどが軟調に推移しました。
スペイン10年債利回りは6.607%あたりになりました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いで推移しました。
スイス消費者物価指数(8月)は予想より弱い−0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
フィンランド首相が、
「財政危機に直面するスペインや伊の国債の
ECBによる買い支えで奇跡は起こせない。
ECBの究極の目標は物価の安定。
与えられた権限を守らなければならない。」
などの発言をしました。
EUの大統領が、
「EUは安定を確実にするために必要な措置は全て講じる。
債務危機の容易な解決策はない。EUは危機を克服すると確信。
単一の金融政策の実施は困難になっている。
ユーロの防衛が対外政策の中核。」などの見解を示しました。
独サービス業PMI確報(8月)は予想とおりの48.3、
欧サービス業PMI確報(8月)は予想より弱い47.2になりました。
市場反応は限定的でした。
ドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
欧州の株式市場は揉み合いの後にマイナス圏推移になりました。
ダウ先物も軟調傾向で推移しました。
ユーログループ議長が6日ECB理事会に出席すると報道されました。
午後5時半頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
ポルトガル10年債利回りが2011年5月以来の9%割れになりました。
独の財務相が、
「ユーロは来年にはやや安定するが困難な状況はまだ収束しない。
今後1年間、ユーロは現在と同じ姿で存在するだろう。」
などの認識を示しました。
欧小売売上高(7月)は予想とおりの−0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
独10年債の入札では、
「目標上限50億ユーロに対して応札が39.3億ユーロ。
平均利回りが前回と同じ1.42%。
応札倍率が前回より低い1.1倍。」になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小して反発をみせました。
独仏の株式市場などが前日比プラス圏推移になりました。
英の株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
ユーロドルやポンドドルなどが反発上昇しました。
ドル円が再び反落する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.40985%に低下しました。
午後8時頃からドルストレートの反発が一服になり揉み合いました。
一部メディアが、ECBの関係筋の情報として、
「ECB総裁の計画は無制限かつ不胎化の債券購入を約束へ。
ECBの国債購入計は利回り上限の設定は控えるもよう。
ECBの国債購入計画に反対の政策委員は独連銀総裁だけ。
ECB購入計画の中心は期間3年までの国債にななる見込み。
ECBの計画はいかなる国債購入も条件付だと強調する見込み。」
などの報道をしました。
NY時間序盤はユーロドルやポンドドルが再び上昇しました。
ユーロ円やポンド円が上昇しました。
ポンドドルが1.59台を回復しました。
ユーロスイスがSNBのフラン上限変更の噂で上昇しました。
米第2四半期非農業部門労働生産性確報は予想より強い+2.2%、
米第2四半期労働コスト確報は予想より強い+1.5%でした。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
伊10年債利回りは5.536%あたりに低下しました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
加BOC政策金利は市場予想とおり1.00%に据え置きになりました。
加BOC声明では、
「現在の大規模な金融刺激策を控えめに
一定程度を解除することが適切になる可能性。
金融刺激の解除のタイミングや程度は
国内や世界の経済進展で慎重に検討される。
コアインフレはここ数ヶ月で予想より落ち着いている。」
などが示されました。
加ドルが上下動するも市場反応は限定的でした。
その後、加ドルなど資源国通貨が軟調になりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.59%あたりに上昇しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ドルストレートは堅調傾向の揉み合いになりました。
原油先物が一時95ドル台を割り込みました。
独の首相が、
「ECBによる一時的な短期国債の購入には賛成するが
無制限の購入には反対。
ドラギECB総裁もバイトマン独連銀総裁も支持する。」
との発言をしました。
仏の大統領が、
「6月29日の首脳会談の合意はECBの国債介入を許容する。」
との認識を示しました。
ロイター通信が
「ECBは今月に利下げを検討しない見通し。
ECBは新債券購入プログラムで優先債権者待遇を放棄する用意。
理事会では具体的な金利や利回りの目標は言及しない模様。
新たに買い入れた国債の不胎化を目指す。」
などの観測報道をしました。
格付け会社のフッチが「加のAAA格付けを確認。見通しは安定的。」
との発表をしました。
独仏の株式市場が前日比プラス圏で取引を終えました。
豪ドル米ドルが再び軟調に推移しました。
ユーロドルは小幅な揉み合いになりました。
ドル円が反発をみせました。
NYダウが反落して揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.596%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+11.54ドルでこの日の取引を終えました。

<9月6日(木)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
日経平均は小幅高で始まった後に反落して揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル円が堅調に推移しました。
ドルストレートは揉み合い推移になりました。
豪ドルはやや軟調に推移しました。
原油先物は95ドル台後半で推移しました。
ダウ先物はやや堅調傾向で推移しました。
豪新規雇用者数(8月)は予想より弱い0.88万人、
豪失業率(8月)は予想より強い5.1%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが一時下落した後に反発上昇しました。
ユーロドルなどに連れ高の動きがみられました。
午前10時半過ぎからドル円が反落しました。
日経平均がやや反発をみせて前日終値レベルで揉み合いました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
その後、ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
中国上海株式市場が上げ幅を縮小しました。
ユーロドルがやや反落して揉み合いにりました。
日与党の経済産業部門会議が、
「日銀に10兆円規模の外債購入を要請した。
インフレ目標を引き上げて2%も検討するよう求めた。」
との発表をしました。
東京時間後半はドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
中国上海株式市場が上げ幅をやや拡大しました。
日銀総裁が、
「着実な資産買入で間断なく金融緩和を推進していく。
資産買入残高の積み上げで今後も緩和効果はさらに強まる。
日銀は財政ファイナンスを目的とした国債買い入れは行わない。
外債購入は為替介入そのもの。
政府の為替介入の是非として議論すべき。
海外リスクをより認識する必要。
強い円のデメリットをより認識する必要。
通貨は経済ファンダメンタルズを反映すべき。
日本は信認を維持するため財政改革を進める必要。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比+0.75円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルが一時上昇をみせました。
ドル円は小幅上下動の揉み合いになりました。
英ハリファックス住宅価格(8月)は予想より弱い−0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
バローゾ欧州委員長が、
「現在、EUの一部は社会的緊急事態に直面している。
長期の失業が急速に増えている。金融危機は信頼の危機である。」
などの見解を示しました。
午後4時頃からユーロドルがやや反落して揉み合いになりました。
ドル円が反発する展開になりました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
豪ドル円などクロス円が堅調に推移しました。
スペイン2年債利回りが4月10日以来となる2.99%に低下しました。
スペイン10年債利回りが6.254%あたりに低下しました。
ユーロがやや反発して揉み合いました。
スペイン債の入札では、
「目標上限と同じ総額35億ユーロ発行。
2015年償還債では14.3億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い3.676%。
応札倍率が前回より低い1.8倍。」などになりました。
欧第2四半期GDP確報は前期比で予想とおりの−0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
OECD経済協力開発機構が、
「2012年のG7諸国のGDP成長見通しは1.4%。
2012年の米GDP成長見通しは2.3%に下方修正。
2012年の日本のGDP成長見通しは2.2%に上方修正。
2012年の独のGDP成長見通しは0.8%に下方修正。
ECBは条件付きで債券購入をすべき。ECBは利下げをすべき。」
などの見通しと見解を発表しました。
ギリシャの失業率(6月)は24.4%と過去最悪を更新しました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
独製造業受注指数(7月)は予想より強い+0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.40885%に低下しました。
原油先物が上昇して96ドル台で推移しました。
英BOEが市場予想とおり政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOE資産買入枠も市場予想とおり3750億ポンドに据え置かれました。
発表直後にポンド買い反応がみられましたが限定的でした。
欧ECBが政策金利を0.75%に据え置きました。
ユーロ買い反応がみられました。
ユーロドルやユーロ円が上昇しました。
豪ドルがやや反落して揉み合いました。
指標発表前にドル円やクロス円が上昇しました。
米ADP雇用統計(8月)は予想より強い+20.1万人になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円やクロス円が急上昇しました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.5万件になりました。
米失業保険継続受給者数は予想より弱い332.2万人になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドルストレートが反落しました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「ECBは国債購入プログラムを決定した。
ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見込み。
インフレ率は2013年に再び2%以下に低下する見通し。
ECBは欧州通貨同盟への完全に効果的な支援策を持つ。
ECBの新たな国債購入プログラムは流通市場で買い入れを実施。
厳格に責務の範囲内で独立して実施する。
決定は全会一致ではなく一人のメンバーが反対した。
資金繰りに陥った国がESMに支援を要請することが条件。
財政再建を怠れば購入を停止する。
新プログラムの詳細は別途発表文で明らかにする。
金融市場の緊張と高い不透明性が経済的信認とセンチメントに影響。
成長のリスクは下向き。ユーロは後戻りできない。
ECBの国債購入は条件付きで実施へ。
買い入れの条件はEFSFとESMプログラムに付随したもの。
ECB国債購入は無制限。期間1-3年の短期物に焦点。
ECBは民間債権者と同等の扱い。
完全に不胎化へ。証券買い入れは満期まで保有する。
新プログラムの買い入れ額を毎週公表。国別内訳は月次で公表。
対象諸国の国債が政府保証債なら最低格付け要件設けない。
今回の決定は物価安定目標を追求するために必要。
IMFの関与を模索、参加する意向なら歓迎する。
LTROについて協議しなかった。特定の利回り目標はない。
新プログラムOMTが信用面で良い結果につながる見込み。」
などが示されました。
ECBのスタッフ予想では、
「2012年のユーロ圏GDP見通しを−0.2%から−0.6%に下方修正。
2013年のユーロ圏GDP見通しを+1.4%から−0.4%に下方修正。
2012年のユーロ圏インフレ見通しを2.4%から2.6%に上方修正。
2013年のユーロ圏インフレ見通しを1.3%から2.5%に上方修正。」
などが示されました。
ユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルが一時1.26台を割り込みました。
独の首相が「スペインの改革を大いに尊重する。」
との発言をしました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
加ドルや豪ドルなど資源国通貨が上昇しました。
伊2年債利回りは2.355%あたりに低下しました。
ドル買い優勢の展開になりました。
米ISM非製造業総合景況指数(8月)は予想より強い53.7でした。
構成項目の雇用指数が53.8に改善しました。
ドル円が一時79円台を回復する場面がありました。
原油先物が一時97ドル台に上昇しました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
ユーロドルが反発上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫は742.6万バレルの減少でした。
原油在庫増も原油先物が96ドル台に反落しました。
独連銀が、
「ECB理事会ではバイトマン独連銀総裁は国債購入に反対した。
国債購入は政府ファイナンスにあまりに近過ぎる。
重要な構造改革を先延ばしにする措置。」との見解を示しました。
IMFの専務理事が、
「ECBの決定を歓迎。出来る範囲内で協力する用意がある。」
との発言をしました。
NYダウが240ドルほど上昇しました。
米10年債利回りは1.67%あたりに上昇しました。
伊の首相が、
「ECBの決定は納得のいく充分なガバナンスに向けたステップ。
自国がECBに支援を要請するかどうかに言及するには時期尚早。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「ECBの金融政策が財政問題を全て解決するわけではない。
財政再建に関して間違った方向に傾いてはいけない。」
との発言をしました。
NY時間後半はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
原油先物が軟調に推移しました。
NY時間終盤にかけてドルストレートがやや反落して揉み合いました。
金価格が半年振りに1700ドルを回復しました。
米10年債利回りは1.675%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+244.52ドルでこの日の取引を終えました。

<9月7日(金)>

オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合い推移になりました。
原油先物が軟調に推移して95ドル台を割り込みました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日経平均は大きく上昇して始まりました。
東京時間序盤はドル売り優勢の展開で始まりました。
豪ドル米ドルやユーロドルがやや上昇をみせました。
その後、主要通貨ペアが小幅な揉み合いで推移しました。
日財務相が、
「一般会計の支出額を9-11月に計5兆円抑制することにより、
11月末には財源がほぼ枯渇するおそれがある。
今後の状況次第ではさらなる抑制策が必要となりかねない。」
などの認識を示しました。
豪貿易収支(7月)は予想より弱い−5.56億豪ドルになりました。
豪ドル売り反応が一時みられましたが限定的でした。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
フィッチが「日本の複雑な政治が政策対応を阻害している。」
との見解を示しました。
日経平均が180円超の上昇になりました。
中国上海株式市場が一時4%以上の大幅高になりました。
豪ドルなど資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルが1.03台を回復しました。
日景気一致CI指数速報(7月)は予想より弱い92.8、
日景気先行CI指数速報(7月)は予想より強い91.8になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「中央銀行の措置が政府の行動にとって代わることはない。」
との認識を示しました。
スイス失業率(8月)は予想とおりの2.8%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+191.08円の8871.65円で週取引を終えました。
独貿易収支(7月)は予想より強い+169億ユーロ、
独経常収支(7月)は予想より弱い+128億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
スペイン10年債利回りは5月25日以来の5%台に低下しました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が上昇しました。
ドル円はやや反落して小幅な揉み合いになりました。
中国上海株式市場は3.7%高で取引を終えました。
原油先物は95ドル台で推移しました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.2678に上昇しました。
ユーロスイスが上昇しました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
日首相が、
「特例公債法案の次期国会での速やかな可決を願う。
国政の重要課題を中途半端に放置できない。
やるべきことをやり抜いた後、しかるべきときに信を問う。」
などの発言をしました。
午後5時頃からユーロドルがやや反落しました。
英の株式市場が反落して揉み合いました。
英鉱工業生産指数(7月)は予想より強い+2.9%、
英製造業生産高(7月)は予想より強い+3.2%、
英生産者物価指数コア(8月)は予想とおりの+1.2%でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ第2四半期GDPは前年比で予想より弱い−6.3%でした。
主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
その後、ユーロが再び反発をみせました。
英の株式市場が反発上昇しました。
独鉱工業生産指数(7月)は予想より強い+1.3%でした。
ユーロが堅調に推移しました。
ポンドが反落しました。
ユーロドルが1.27台を回復しました。
原油先物が96ドル台を回復しました。
米10年債利回りが1.7281%あたりに上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.40775%に低下しました。
指標発表前にドル円がやや反落しました。
米非農業部門雇用者数変化(8月)は予想より弱い+9.6万人、
米失業率(8月)は予想より強い8.1%、
米民間部門雇用者数(8月)は予想より弱い+10.3万人になりました。
ドル売り反応がみられました。
ドル円やクロス円が下落しました。
ドル円が78円台前半へ下落しました。
ユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ポンドドルが反発しました。
ダウ先物が下落して上下動の揉み合いになりました。
加雇用ネット変化率(8月)は予想より強い+3.43万人、
加失業率(8月)は予想とおりの7.3%、
加第2四半期労働生産性指数は予想より弱い−0.4%、
加住宅建設許可件数(7月)は予想より弱い−2.3%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
ユーロドルが1.27台後半へ上昇しました。
NYダウは小幅安で始まった後に前日終値レベルで揉み合いました。
米10年債利回りは1.60%あたりに低下しました。
原油先物が95ドル台を割り込みました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「ECBの国債購入計画は厳格で効果的な条件で行う。
ECBは全ての銀行を直接監督する必要はない。」
などの発言をしました。
米大統領経済諮問委員会CEAの委員長が、
「回復は継続しているが更に行動を起こす必要がある。」
との見解を示しました。
加Ivey購買部協会指数(8月)は予想より強い62.5でした。
加ドル買い反応がみられました。
スペイン10年債利回りが5.735%あたりに低下しました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロドルが一時1.28台を回復しました。
ドル円が一時78.01円まで下落しました。
EU大統領が、訪問中のギリシャで、
「ギリシャの未来はユーロ圏内にある。
構造改革を推進しなければならない。
ECBは大量のギリシャ国債を保有している。
今日の危機はギリシャだけではない。」などの発言をしました。
ロムニー共和党大統領候補が、
「FRBの量的緩和QEは思ったほど効果はない。
オバマ大統領はFRBに景気浮揚を委ねているが、
雇用創出のための政策提案に切り替えるべき。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場はプラス圏で取引を終えました。
NY時間後半はドル円がやや反発をみせました。
ドルストレートが揉み合い推移になりました。
原油先物が96ドル台に反発しました。
米10年債利回りが1.65%あたりに上昇しました。
加BOC総裁が、
「資源ブームによる加ドル高が製造業など他の輸出に悪影響を
与えるオランダ病に加経済が陥っているとの認識は間違い。
2002年来の加ドル高は50%は資源上昇によるが40%はドル安による。
労働市場についてはリーマンショック以降でも底堅く推移。」
などの発言をしました。
NYダウが終盤にかけて前日比プラス圏へ反発しました。
ユーロドルが1.28台を再び回復しました。
米10年債利回りは1.666%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+14.64ドルの13306.64ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<9月9日(日)>

中国消費者物価、中国生産者物価、中国鉱工業生産、
中国小売売上高(8月)などが発表予定となっています。

<9月10日(月)>

朝7時45分にNZ第2四半期製造業売上高、
朝8時50分に日第2四半期GDP二次速報、
同朝8時50分に日第2四半期GDPデフレータ二次速報、
同朝8時50分に日貿易収支(8月)、日経常収支(8月)、
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(7月)、
午前(時間未定)中国貿易収支(8月)、
午後2時に日消費者態度指数(8月)、
午後3時に日景気ウォッチャー調査現状判断DI(8月)、
同午後3時に日景気ウォッチャー調査先行き判断DI(8月)、
午後3時45分に仏鉱工業生産(7月)、
深夜4時に米消費者信用残高(7月)、
などが予定されています。
(日)・中国の指標には注目です。

<9月11日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(8月)、
午後2時に仏第2四半期非農業部門雇用者確報、
午後3時に日工作機械受注速報(8月)、
午後5時半に英商品貿易収支(7月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(8月)、
夜9時半に米貿易収支(7月)、
同夜9時半に加国際商品貿易(7月)、
深夜2時に米3年債の入札、
などが予定されています。
米の指標には一応注目です。
また、ダボス会議が開催されます。

<9月12日(水)>

朝8時50分に日第三次産業活動指数(7月)、日機械受注(7月)、
同朝8時50分に日国内企業物価指数(8月)、
午前10時半に豪第2四半期新規住宅、
午後2時半に仏消費者物価指数(8月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(8月)、
午後5時半に英失業率(8月)、英失業保険申請件数(8月)、
午後6時に欧鉱工業生産指数(7月)、
夜9時半に米輸入物価指数(8月)、
夜11時に米卸売在庫(7月)、
深夜2時に米10年債の入札、
などが予定されています。
英の指標には注目です。
また、独連邦憲法裁判所がESMと新財政協定へ審決の予定です。

<9月13日(木)>

朝6時にRBNZ政策金利、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(8月)、
午後4時半にスイスSNB政策金利、
午後5時にECB月例報告、
夜9時半に米生産者物価指数(8月)、米生産者物価指数コア(8月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜9時半に加第2四半期設備稼働率、加新築住宅価格指数(7月)、
深夜1時半に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
深夜2時に米30年債の入札、
深夜3時に米FOMC経済・金利見通し公表、米月次財政収支(8月)、
深夜3時15分からバーナンキFRB議長記者会見、
などが予定されています。
(スイス)・米の指標には注目です。
また、この日からG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されます。

<9月14日(金)>

午後1時半に日鉱工業生産指数確報(7月)、
午後6時に欧消費者物価指数確報(8月)、
夜9時半に米消費者物価指数(8月)、米消費者物価指数コア(8月)、
同夜9時半に米小売売上高(8月)、
同夜9時半に加製造業売上高(7月)、
夜10時15分に米鉱工業生産指数(8月)、米設備稼働率(8月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数速報(9月)、
夜11時に米企業在庫(7月)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。
また、ギリシャが救済融資受け入れの緊縮策を発表予定です。
翌日にユーロ圏財務相会合が予定されています。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初81.21で始まり、
軟調傾向で推移して週末の米雇用統計を受けて80.25に下落して終値
となりました。ドル安の1週間になりました。
一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は先週末に0.40775%と引き続き
低下しました。そして、NYダウは週間で215.8ドル上昇して年初来高
値を更新して13306.64ドルで週の取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、4日の米ISM製造業景況指数(8月)が予想
より弱い49.6、米建設支出(7月)が予想より弱い−0.9%、5日の米第
2四半期非農業部門労働生産性確報が予想より強い+2.2%、米第2
四半期労働コスト確報が予想より強い+1.5%、6日の米ADP雇用統計
(8月)が予想より強い+20.1万人、米新規失業保険申請件数が予想よ
り強い36.5万件、米失業保険継続受給者数が予想より弱い332.2万人、
米ISM非製造業総合景況指数(8月)が予想より強い53.7、(構成項目の
雇用指数が53.8に改善)、そして、週末7日の米非農業部門雇用者数
変化(8月)が予想より弱い+9.6万人、米失業率(8月)が予想より強い
8.1%、米民間部門雇用者数(8月)が予想より弱い+10.3万人、などに
なりました。米製造業の低迷とサービス業の改善がみられ、雇用関連
の指標がまちまちの結果になりました。

また、先週の米要人発言では、7日に米大統領経済諮問委員会CEAの
委員長が「回復は継続しているが更に行動を起こす必要がある。」
との認識を示し、同日にロムニー共和党大統領候補が「FRBの量的
緩和QEは思ったほど効果はない。オバマ大統領はFRBに景気浮揚を
委ねているが、雇用創出のための政策提案に切り替えるべき。」
と発言するなどありましたが、FOMC前のブラックアウト期間入りの
ため地区連銀総裁やFRB理事らの目立った発言はありませんでした。

今週の米主要経済指標では、10日深夜に米消費者信用残高(7月)、
11日に米貿易収支(7月)、12日に米輸入物価指数(8月)と米卸売在庫
(7月)、13日に米生産者物価指数(8月)と米生産者物価指数コア(8月)
に米新規失業保険申請件数、そして同日深夜にFOMC政策金利および
FOMC声明とFOMC経済・金利見通しの発表にバーナンキ議長記者会見、
14日に米小売売上高(8月)と米消費者物価指数(8月)に米消費者物価
指数コア(8月)と米鉱工業生産指数(8月)に米設備稼働率(8月)および
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(9月)と米企業在庫(7月)、など
が予定されていますが、13日深夜の米FOMCおよびバーナンキFRB議長
の記者会見が一番の注目材料になります。

米FOMCでは米雇用統計が弱かったこともありQE3への期待が高まって
いて先行織り込みが進んでいますが、ドルインデックスの週足では
MA200とMA50もほぼ重なる80の節目のポイントを迎えます。米FOMC
まではQE3への期待で米ドル安が進む可能性が高そうですが、11月の
米大統領選も迫る中にあって、米FOMCで切り札のQE3のカードを切る
のかが注目されます。何らかの緩和策が取られる可能性が高そうで
すが、もしも超低金利の時間軸の延長などに留まりQE3が見送りと
なった場合にはドル巻き戻しの動きもありえることから、米FOMCの
発表の当日の相場動向が大いに注目されます。QE3が発表となっても
あるいはQE3が見送られても、いずれにしても13日はドル相場が大き
く動きそうです。


円については、先週の日経済指標では、7日に日景気一致CI指数速報
(7月)が予想より弱い92.8、日景気先行CI指数速報(7月)が予想より強
い91.8、などがありましたが市場の注目度は高くありませんでした。

先週の日要人発言では、5日に宮尾日本銀行審議委員が「日銀の景気
見通しは物価見通しの下振れリスクを意識。海外経済の回復が遅れる
リスクが高まっている。日本経済全体として改善の方向も気がかり。
必要な場合は細心かつ果断な措置が必要。国債買い入れで企業と家計
の信頼が改善すると長期金利に上昇圧力。中国の新体制発足に伴う政
策運営には目配りが必要。」、6日に日銀総裁が「着実な資産買入で
間断なく金融緩和を推進していく。資産買入残高の積み上げで今後も
緩和効果はさらに強まる。日銀は財政ファイナンスを目的とした国債
買い入れは行わない。外債購入は為替介入そのもの。政府の為替介入
の是非として議論すべき。海外リスクをより認識する必要。強い円の
デメリットをより認識する必要。通貨は経済ファンダメンタルズを反
映すべき。日本は信認を維持するため財政改革を進める必要。」、
7日に日財務相が「一般会計の支出額を9-11月に計5兆円抑制するこ
とにより、11月末には財源がほぼ枯渇するおそれがある。」、同日に
日首相が「特例公債法案の次期国会での速やかな可決を願う。国政の
重要課題を中途半端に放置できない。やるべきことをやり抜いた後、
しかるべきときに信を問う。」、などがありました。

また、6日に日与党の経済産業部門会議が「日銀に10兆円規模の外債
購入を要請した。インフレ目標を引き上げて2%も検討するよう求め
た。」との発表をしました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、10日に日第2四半期GDP二次
速報と日第2四半期GDPデフレータ二次速報に日貿易収支(8月)と日経
常収支(8月)に日消費者態度指数(8月)と日景気ウォッチャ調査(8月)
11日に日工作機械受注速報(8月)、12日に日第三次産業活動指数(7月)
と日機械受注(7月)に日国内企業物価指数(8月)、14日に日鉱工業生産
指数確報(7月)、などが予定されていますが、市場の注目度はそれほど
高くはないようです。

先週のドル円相場は、週初3日に78.34で始まり6日のロンドン時間
前半まで78.19から78.53の範囲での小幅な揉み合い推移となりました
が、NY時間の序盤に発表された米ADP雇用統計(8月)が予想より強い
+20.1万人になったことや米ISM非製造業総合景況指数(8月)が予想
より強い53.7になったことなどを背景に一時79.03まで上昇する展開
になりました。その後は78.85から79.02の範囲の膠着した状態となり
ましたが、週末7日の米雇用統計の発表前あたりから軟調になって、
市場予想を大きく下回る米雇用統計の結果に78.01まで下落する展開
になり、終盤にやや戻して78.25で週の取引を終えました。
週間で1円程度の上下動の相場展開になりました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週中盤の揉み
合いゾーン高値78.53での売り買いの攻防が注目されます。ここを上
抜けた場合は、79.00の「00」から先週高値の79.03が注目されます。
さらに上昇した場合は8月21日の揉み合い高値の79.52アラウンドが
注目されます。また、下落となった場合は、まずは先週安値の78.01
から78.00の「00」ポイント・アラウンドでの売り買いの攻防が注目
されます。ここを下抜けた場合は、8月1日安値の77.91、さらに下
落した場合は6月1日安値77.66のポイントなどでの攻防が注目され
ます。ここを下抜けた場合は、2月初旬の安値アラウンドでもある
76.00の「00」ポイントなどが注目されますが、77円台割れでは日本
の当局の円高牽制発言がありそうです。

先週は米雇用統計がありましたが、ドル円は78円台のレンジ抜けには
なりませんでした。今週は13日深夜に米FOMCおよびバーナンキFRB
議長の会見があることでレンジ抜けとなる可能性がありそうです。
13日の米FOMCまではQE3への期待で米ドル安が進む可能性が高そうで
すが、もしも米FOMCでQE3が見送りとなった場合にはドル巻き戻しの
動きもありえることから、米FOMCの発表の当日の相場動向が大いに
注目されます。いずれにしても13日はドル円相場が大きく動きそう
です。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、3日の独製造業PMI
確報(8月)が予想より弱い44.7、欧製造業PMI確報(8月)が予想より弱
い45.1、4日の欧生産者物価指数(7月)が予想より強い+1.8%、
5日の独サービス業PMI確報(8月)が予想とおりの48.3、欧サービス
業PMI確報(8月)が予想より弱い47.2、欧小売売上高(7月)が予想とお
りの−0.2%、6日の欧第2四半期GDP確報が前期比で予想とおりの
−0.2%、独製造業受注指数(7月)が予想より強い+0.5%、ECBの政
策金利は0.75%に据え置き、7日の独貿易収支(7月)が予想より強い
+169億ユーロ、独経常収支(7月)が予想より弱い+128億ユーロ、
独鉱工業生産指数(7月)が予想より強い+1.3%、などになりました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

3日、ギリシャのトビマ紙「ギリシャ財務相が独財務相とギリシャ
支援計画の条件履行の期限を2年間延長して2016年とする可能性に
ついて協議。」、スペイン経済相が「スペイン銀救済のために1000
億ユーロまで使う必要はない可能性。」、AFP通信「スペイン南部の
アンダルシア自治州は中央政府に財政支援を要請する方針を明らか
にした。」、独財務相「ESMは12日で施行させると確信している。」
レーン欧州委員「ユーロ共同債は欧州財務省の変更を要する。共同
債は共通の債務決定を要する。ECBはユーロ圏の銀行のために最も
重要な責任が必要。制限のある同等もしくは共通の債券を売ること
は可能。」、WSJ紙「ブルガリアはこれまで進めてきたユーロ導入
計画を現在はメリットがないとして放棄した。」、

4日、ムーディーズ「EUの格付けAAAの見通しを安定的からネガティ
ブに変更する。」、オランダの首相「スペインや伊を支援する際には
財政再建など明確な条件が必要。ユーロ共同債には反対。」、
独ハンデルスブラッド紙「スペイン経済相は今週のECB理事会と2週
間後の欧州財務相会合のあとに条件が明らかになるまではEUへの支援
要請を控える方針。」、独財務省「ギリシャは改革の義務を完全に実
行すべき。トロイカのギリシャに関する報告は10月になる。」、
ECBのアスムセン専務理事「条件が合えばECBは金融監督の任務を果た
す用意。独立性の堅持が条件。」、ドラギECB総裁「ECBはユーロ存続
のために債権購入を実施する必要がある。購入する国債は残存期間が
最大3年物。ユーロ圏の経済状態は脆弱で不透明感が高まっている。
国債購入は加盟国の資金調達のためではない。」、

5日、ギリシャの国営シンクタンクKEPE「現状で決定された債務再編
ではギリシャの公的債務は持続不可能。2020年までにGDP比120%まで
公的債務を引き下げるというEUとIMFとの目標も達成できない。歳出
削減の実施期間を2年間から4年間に引き延ばすことや、金利引き
下げや国有資産売却などの的を絞った政策介入が必要。」、
独経済技術相「ECBの国債購入はユーロ危機の恒久的な解決策にはな
らない。マネーサプライの急増を招きインフレにつながる可能性。
ECBは金融の安定を責務としている。」、独財務相「ギリシャは第3
次支援を期待することは出来ない。」、フィンランド首相「財政危機
に直面するスペインや伊の国債のECBによる買い支えで奇跡は起こせ
ない。ECBの究極の目標は物価安定。与えられた権限を守る必要。」
EUの大統領「EUは安定を確実にするために必要な措置は全て講じる。
債務危機の容易な解決策はない。単一の金融政策の実施は困難にな
っている。ユーロの防衛が対外政策の中核。」、
一部メディア「ECB総裁の計画は無制限かつ不胎化の債券購入を約束
へ。ECBの国債購入計は利回り上限の設定は控えるもよう。ECB購入
計画の中心は期間3年までの国債にななる見込み。ECBの計画はいか
なる国債購入も条件付だと強調する見込み。」、
独の首相「ECBによる一時的な短期国債の購入には賛成するが無制限
の購入には反対。ドラギECB総裁もバイトマン独連銀総裁も支持。」
ロイター通信「ECBは今月に利下げを検討しない見通し。ECBは新債券
購入プログラムで優先債権者待遇を放棄する用意。理事会では具体的
な金利や利回りの目標は言及しない模様。新たに買い入れた国債の
不胎化を目指す。」、

6日、バローゾ欧州委員長「現在、EUの一部は社会的緊急事態に直面
している。長期の失業が急速に増加。金融危機は信頼の危機。」、
スペイン2年債利回りが4月10日以来となる2.99%に低下。
ギリシャの失業率(6月)は24.4%と過去最悪を更新。
独連銀「ECB理事会でバイトマン独連銀総裁は国債購入に反対した。
国債購入は政府ファイナンスにあまりに近過ぎる。重要な構造改革を
先延ばしにする措置。」、IMFの専務理事「ECBの決定を歓迎。出来る
範囲内で協力する用意がある。」、伊首相「ECBの決定は納得のいく
充分なガバナンスに向けたステップ。自国がECBに支援を要請するか
どうかに言及するには時期尚早。」、独財務相「ECBの金融政策が財
政問題を全て解決するわけではない。財政再建に関して間違った方向
に傾いてはいけない。」、(ドラギECB総裁の記者会見は別掲)

7日、ギリシャ第2四半期GDPは前年比で予想より弱い−6.3%。
ECBのコンスタンシオ副総裁「ECBの国債購入計画は厳格で効果的な
条件で行う。ECBは全ての銀行を直接監督する必要はない。」、
EU大統領「ギリシャの未来はユーロ圏内にある。構造改革を推進し
なければならない。ECBは大量のギリシャ国債を保有している。」、
などがありました。

そして、6日のドラギECB総裁の記者会見では「ECBは国債購入プロ
グラムを決定した。ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見込み。
インフレ率は2013年に再び2%以下に低下の見通し。ECBは欧州通貨
同盟への完全に効果的な支援策を持つ。ECBの新たな国債購入プログ
ラムは流通市場で買い入れを実施。厳格に責務の範囲内で独立して
実施する。決定は全会一致ではなく一人のメンバーが反対した。
資金繰りに陥った国がESMに支援を要請することが条件。財政再建を
怠れば購入を停止する。新プログラムの詳細は別途発表文で明らかに
する。金融市場の緊張と高い不透明性が経済的信認とセンチメントに
影響。成長のリスクは下向き。ユーロは後戻りできない。ECBの国債
購入は条件付きで実施へ。買い入れ条件はEFSFとESMプログラムに
付随したもの。ECB国債購入は無制限。期間1-3年の短期物に焦点。
ECBは民間債権者と同等の扱い。完全に不胎化へ。証券買い入れは満
期まで保有する。新プログラムの買い入れ額を毎週公表。国別内訳は
月次で公表。対象諸国の国債が政府保証債なら最低格付け要件は設け
ない。今回の決定は物価安定目標を追求するために必要。IMFの関与
を模索、参加する意向なら歓迎する。LTROについて協議しなかった。
特定の利回り目標はない。新プログラムOMTが信用面で良い結果につ
ながる見込み。」などが示されました。


先週のユーロドル相場は、週初3日に1.2571で始まり揉み合いを経て
ドラギECB総裁の「ECBによる3年物国債購入は条約違反にはならない
可能性。」との発言を背景にロンドンフィックスにかけて1.2610まで
上昇しました。その後、やや軟調傾向の揉み合いを経て、4日の東京
時間前半に1.2627まで上昇しましたが、ロンドン時間から株式市場の
軟調を背景にユーロドルも軟調推移になりました。その後、ギリシャ
の国営シンクタンクKEPEの「現状で決定された債務再編ではギリシャ
の公的債務は持続不可能。EUとIMFとの目標も達成できない。」との
発表や、独財務相の「ギリシャは第3次支援を期待することは出来な
い。」との発言もあり5日の東京時間に1.25台半ばを割り込み、
フィンランド首相の「財政危機に直面するスペインや伊の国債のECB
による買い支えで奇跡は起こせない。」との発言や株式市場の軟調に
ロンドン時間序盤に1.2501まで下落する展開になりました。
しかしその後、ポルトガル10年債利回りが2011年5月以来の8%台に
低下するとともに、6日のECB理事会にユーログループ議長が出席す
るとの報道による思惑買いや、ECBの関係筋の情報とする「ECB総裁の
計画は無制限かつ不胎化の債券購入を約束へ。」とのECBの6日発表
予定の内容をリークする報道があり、ロンドンフィックスにかけて
1.2624まで急上昇する展開になりました。その後、小幅な揉み合い
を経て、スペイン債の入札が無事に通過したことや、一部で利下げ
観測のあった政策金利をECBが0.75%に据え置いたことで1.2651まで
上昇しましたが、ECBのスタッフ予想で「2012年のユーロ圏GDP見通し
を−0.2%から−0.6%に下方修正。」されたことも背景に、ドラギ
ECB総裁の記者会見が始まると“Sell the fact”の売りに一時1.2561
まで下落する展開になりました。しかしその後、反発に転じてロンド
ンフィックスにかけて1.2643あたりまで上昇する展開になりました。
その後は小幅な揉み合いとなりましたが、週末7日のロンドン時間
から堅調に推移して、その後に発表された米雇用統計が弱かったこと
によるドル売り動意に急上昇して1.2816で週の取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、12日に独消費者物価指数
確報(8月)と欧鉱工業生産指数(7月)、13日にECB月例報告、14日に欧
消費者物価指数確報(8月)などがありますが、ユーロドルでは対ドル
通貨ペアとして13日の米FOMCおよびバーナンキFRB議長の記者会見が
注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合はまずは日足の200日
線の1.2840アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は1.2900の「00」ポイント、さらに上昇した場合
は2月中旬から4月中旬にかけてのサポートでもあった心理的節目
でもある1.3000の「000」が重要なポイントととして注目されます。
また、下落となった場合はまずは1.2800の「00」ポイントでの攻防
が注目されます。ここを下抜けた場合は1.27の「00」ポイント、
さらに下落した場合は6日高値の1.2651のポイント、ここを下抜けた
場合は1.2600の「00」ポイント、さらに下落した場合は5日安値の
1.2501から1.2500の「00」ポイントなどでの攻防が注目されます。

ECBが新国債購入プログラムOMT“Outright Monetary Transactions”
を決定したことで、ユーロの選好が続きユーロドルは1.3000を目指す
可能性がありますが、9月12日のESMなどにかかわる独憲法裁判所の
審決と、対ドル通貨ペアとして13日の米FOMCが相場動向の焦点となり
そうです。独憲法裁判所の審決については合憲判断が市場のコンセン
サスとなっていて、合憲判断となった場合はESMが始動の運びとなり、
ユーロの選好をさらに後押しすることなりますが、米FOMCについては
何らかの緩和策が取られる可能性が高いものの、超低金利の時間軸の
延長などに留まりQE3が見送りとなった場合には、ドル巻き戻により
ユーロドルの下落の可能性もありえることから注意が要りそうです。
また、米FOMCでQE3が決定された場合にはドル売り動意でユーロドル
の更なる上昇の可能性があります。ただ、1.3000はかなり強い上値
抵抗となりそうです。

ECBがOMTのカードを切ったことで、悪材料となるギリシャの国営シン
クタンクKEPEの「現状で決定された債務再編ではギリシャの公的債務
は持続不可能。EUとIMFとの目標も達成できない。」との報告や、
ギリシャの失業率(6月)が過去最悪の24.4%になったことなどは、
ほとんど無視されている格好ですが、ユーロ圏の経済状況は良いもの
ではなく、切り札を切ってなお下落に転じた場合には深くなる可能性
がありそうです。いずれにしてもFOMCが注目の焦点になりそうです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その21 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十一話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジンさん。今日は何の話だい。』

「そうじゃのう…。今日は第15話で飛ばしてしもうた
 裁量の話でもしようかのう…。」

『ジイさん、あんときは急に気が変わって、
 勝ちやすい相場つきと負けやすい相場つきの話に
 変っちまったからなぁ…。』

「あははっ。そうじゃったのう…。ところで…、
 お前さんは裁量についてどのように思っとるのかね。」

『自己判断でトレードすることだろう…。
 そんなの曖昧でいいい加減なものだ。
 テクニカル的なルールに則り
 余事を交えず執行することが大切だろうがっ。』

「ふむ…。それも立派な考え方じゃ…。
 裁量には自己の判断のみで行う完全裁量と、
 基本的なルールがあり、その範囲の中において
 適用の判断として裁量を行うものとがあるが
 トレードで言うところの裁量は後者となるのではないかのう。」

『ふん…。そもそもルールがあっても裁量の余地があるなどとは
 そのトレード・ルール自体が
 いい加減なものということじゃないか。
 裁量が無いことのほうが良いに決まっているじゃないか。』

「そのルールが一義において完全無欠のものであればのう…。
 たとえばじゃが…、
 信号が青になればルールにおいて車の進行は問題なくても、
 直前にまだ横断歩道を渡りきれていない人がいる場合は
 いくら後ろの車からクラクションを鳴らされても
 信号が青であっても車を進行させることはできないものじゃ。」

『おい。いい加減な詭弁を言うなジイさんよ。
 そんなもの歩行者保護義務という別のルールが
 優先適用されるだけじゃないか。』

「ふむ…。ルールの優先適用…、そのとおりじゃ。
 ただ、ここで認識しなくてはならないことは
 一義のルールに則り信号が青なら車をいつも進行させても良い、
 とは限らない、ということじゃ…。」

『……。』

「このようなことはトレードにもあるものなのじゃよ。」

『……。』

「システムトレードが盛んになるにつれて
 『裁量=悪いこと』『裁量が無いことは良いこと』
 のような風潮があるものじゃが、
 トレードはテクニカル的に『場合の適用』の余地もないくらい、
 完全無欠の単一のルールの構築は難しいことじゃ。」

『……。』

「完全にテクニカルのみに従いトレードすることも
 それはそれで立派なこととは思うが…、そもそも
 相場はテクニカルのみで動いているものなのじゃろうか。」

『どういう意味だよ。』

「価格には全ての事象が織り込まれているわけじゃが、
 もしかすると『過去の』ということなのかもしれないでのう。
 未来の未確定の要素が加わって事象が変化していく
 こともあるのではないかのう…。」

『……。』

「もっと端的に言うと…、
 重要経済指標の発表でのサプライズや不測の要人発言や
 格付け会社の発表などで、テクニカルとして
 理外の動きとなることもあるのではないかのう…。」

『そりゃそうかもしれないけどさぁ。
 たとえば週足もテクニカル的に有効だと思うけど、
 その週足チャートの形成において
 どれだけの経済指標の発表やどれだけの要人発言や
 どれだけの格付け会社の発表があったのだろうか。
 数多いそれらの不確定要因があっても
 それでもテクニカルは有効なものではないのかい。』

「ふむ…。テクニカルとファンダメンタルズ…、
 これは壮大なテーマでいつの日かまた話したいと思うがのう…、
 短期的には無視ができない不確実性の要因として、
 たとえば重要経済指標の直前はトレードを控える、
 などの裁量の余地はあってもよいのではなかろうかのう。」

『うーん。あんまり納得できないがなぁ…。
 確かに「短期的には不確実性の要因」とはなるのだろうな。』

「不確実性は保有ポジションにとって
 良く働く場合も、悪く働く場合もあるが、
 発表時間などがわかり得る不確実性を排除する裁量は
 許容されるべきものではないだろうかのう…。」

『……。』

「そして、小さなローソク足が多く示現している低ボラ状況(A)
 ヒゲの多い(あるいはローソク足の実体より長いヒゲ) 状況(B)
 陰線と陽線の混合率が高い状況(C)、乱高下の状況(D)
 などでのトレードを避けていくのも、
 負けを減じていくために大切な裁量となることがあるものじゃ。」

『……。』

「また、裁量の要素となりえるものは、その要素によっては、
 『部分的トレード』のヒントになることもあるものじゃ。」

『ジイさん、どういうことだよ。』

「たとえば重要経済指標発表を単独的に切り取るように利用した
 いわゆる『指標発表トレード』としたり、
 また、窓空けは統計的に埋まりやすいことで
 『窓埋めを狙うトレード』としたりじゃ。」

『……。』

「もっとも…、窓空けについては、
 主要トレンドと反対方向に空いた窓はより埋まりやすく、
 トレンド方向へ空いた窓は埋まらないことも少なくないこと、
 また、窓が埋まらない場合は窓空け方向に価格が進みやすいこと、
 などということも知っておくと、
 『部分的トレード』のヒントになるものじゃ。」

『……。』

「またユーロドルなどでは、ロンドンフィックスにかけて
 『その日の高値もしくは安値をつけることがとても多い』、
 なんてことも知っておくと、
 『部分的トレード』として裁量考慮に役立つものじゃ。」

『ふーん。そんなことがあるのか…。』

「その他にも、市場替わりでは短期的に相場が変化しやすい、
 なんてことも、短期トレードのヒントになり得るものじゃ。」

『……。』

「テクニカル・ルールだけで教条的にトレードするのも、
 それはそれでよいこととは思うがのう…。
 もしも、トレードがテクニカルのルールの
 完全執行が目的ではなく、『儲けることが目的』であるならば、
 裁量要素を知ることは決して無益なことなどではなく、
 柔軟なトレードをするという意味においても、
 『役立つもの』ではないのではなかろうかのう…。」

『裁量を敵視して忌み嫌う必要もない、というわけか…。
 ところで来週は何の話だい。』

「トレードと天気予報の話か…、もしくはそうじゃのう…、
 気難しいお前さんと一緒にトレードにかかわる
 思考実験の話でもしてみようかと思っとるのじゃがのう。」

『あははっ。言いやがったな、ジイさんめ…。
 まぁ、楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


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