FX トレードと凡事のお話 その13


日本各地で夏祭りの季節になりましたね。^^

●先週の主な出来事

<7月2日(月)>

7月1日の中国製造業PMI(6月)は予想より強い50.2でした。
豪ドル米ドルやユーロドルが小さな上窓を空けて始まりました。
独フォークス誌が、匿名の情報として、
「独は金融取引税を適用する国の銀行だけにESMによる直接支援を
受ける資格を認めることを想定している。」
との観測報道をしました。
スペインの経済相が、
「第2四半期スペインの経済統計は成長率のマイナス幅が
第1四半期よりもやや大きかったことを示す。」
との発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いになりました。
英ホームトラック住宅価格(6月)は前月より弱い±0.0%でした。
豪AIG製造業指数(6月)は前月より強い47.2になりました。
市場反応は限定的でした。
日第2四半期大企業製造業業況判断指数は予想より強い−1、
日第2四半期大企業製造業先行きは予想より強い1、
日第2四半期大企業非製造業業況判断指数は予想より強い8、
日第2四半期大企業非製造業先行きは予想とおりの6、
日第2四半期大企業産業設備投資は予想より強い+6.2%でした。
日大企業・製造業のドル円の想定為替レート平均は78.95円でした。
円買い反応がみられました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルやユーロドルの上窓は埋められました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
仲値過ぎにドル円が一時やや反発をみせました。
アジアの株式市場は前週末比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は小幅高で始まった後に一時反落しました。
中国HSBC製造業PMI確報(6月)は速報値より強い48.2になりました。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
原油先物が軟調傾向の揉み合いになりました。
中国上海株式市場が前週末比プラス圏を回復しました。
小沢氏が民主党に離党届を提出しました。
山口日銀副総裁が、
「EUサミットでは問題の抜本解決はしていない。
市場の底流は神経質な状態が続いている。
欧州問題背景に大幅な円高となれば、
企業収益悪化し日本経済を下押しする可能性。
欧州債務問題の波及を小さくするため、
アジアは財政・金融両面での適切な対応が必要。」
などの見解を示しました。
午後2時過ぎからドル円が一時79円台半ばを割り込みました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
日経平均は前週末比−3.30円で大引けになりました。
中国上海株式市場が再び反落して前週終値レベルで揉み合いました。
午後3時過ぎから主要通貨ペアが反発をみせました。
日財務副大臣が、
「中国やインドなどの経済情勢を懸念している。
経済情勢は注意深く見守る必要。景気対策云々する時期ではない。」
などの発言をしました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ギリシャのプログラム修正は弱い意思。
ギリシャは多くの改革を実施していない。
プログラムを行程に戻すことが最優先。」
などの見解を示しました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
独の株式市場は下落して始まった後にプラス圏へ反発しました。
英の株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
ダウ先物が反発上昇しました。
スイス実質小売売上高(5月)は前回値より強い+6.2%になりました。
スイスプラン買い反応がみられました。
スイスSVME製造業PMI(6月)は予想より強い48.1になりました。
市場反応は限定的でした。
スペイン製造業PMI(6月)は前月より弱い41.1になりました。
伊製造業PMI(6月)は予想とおりの44.6になりました。
独製造業PMI確報(6月)は予想より強い45.0になりました。
欧製造業PMI確報(6月)は予想より強い45.1なりました。
市場反応は限定的でした。
英製造業PMI(6月)は予想より強い48.6になりました。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
スペイン2年債利回りが3.998%に低下しました。
スペイン10年債利回りが6.1%台半ばに低下しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
仏会計検査院が、
「仏は12年に60億-100億ユーロの追加赤字削減策が必要。」
との見解を示しました。
欧失業率(5月)は予想とおりの11.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
一部メディアが、
「フィンランド政府は流通市場でのESMによる債権買入れを
容認しない方針。」との観測報道をしました。
午後6時過ぎにドル円やクロス円がやや反落しました。
午後6時半頃からドルストレートにやや反落の動きがみられました。
原油先物は83ドル台で推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場にやや反落の動きがみられました。
中国人民銀行が、
「金利・為替改革を深める。実体経済への金融支援を拡大へ。
金融機関以外からのリスクを監視へ。」などの発表をしました。
オランダ財務省報道官が、
「オランダはESMによる債券購入をケースバイケースで判断へ。
好ましくないとの基本姿勢は変わらない。」との発表をしました。
ユーロドルが軟調傾向で推移しました。
午後7時近くからドル円が反発する展開になりました。
豪ドル米トルやポンドドルは揉み合い推移になりました。
欧州委員会が、
「ESMによる銀行へ直接的資本注入はESM条約の変更必要としない。」
との見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46060%になりました。
NY時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ユーロドルが一時1.26台を割り込みました。
ユーロポンドが軟調に推移しました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
英BOE総裁が、
「英国のインフレ率は2013年に目標の水準まで低下する可能性。
金融政策委員会は微妙なバランスを打ち出さなければならない。」
との見解を示しました。
NYダウは前週末終値レベルで揉み合いになりました。
米ISM製造業景況指数(6月)は予想より弱い49.7、
米建設支出(5月)は予想より強い+0.9%になりました。
ドル円など主要通貨ペアが下落しました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
NYダウが前週末比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは一時1.56%あたりに低下しました。
ECBの証券市場プログラム統計では16週連続で国債購入ゼロでした。
原油先物が83ドル台を割り込みました。
ロンドンフィックス頃から主要通貨ペアがやや反発をみせました。
欧州の株式市場は堅調に取引を終えました。
NYダウが前週末比マイナス圏で揉み合い推移になりました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「景気後退の深刻さを考慮すれば今回(の金融政策)はかなり厳しい。
インフレ期待から少なくとも今後10年間は低インフレを予測。」
との認識を示しました。
ドルストレートが揉み合い傾向で推移しました。
ドル円やクロス円がやや反発しました。
NY時間後半に原油先物が83ドル台を回復しました。
NYダウが徐々に下げ幅を縮小していきました。
米10年債利回りは1.583%になりました。
NY原油(WTI)は83ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−8.70ドルでこの日の取引を終えました。

<7月3日(火)>

オセアニア時間はドル円やクロス円がやや反落しました。
ユーロ円が一時再び100円台を割り込みました。
ダウ先物はやや上昇した後に反落して揉み合いになりました。
ハーバード大学のロゴフ教授がブルームバーグTVで、
「米国経済はやや減速しつつある。
欧州の合意は若干の時間を買った。
ギリシャがデフォルトすると依然予想している。
ギリシャは12月に向けて目標を達成しない可能性。
欧州は政治同盟に向かう必要。欧州は安定からは遠い。
欧州は長期的なビジョンからは程遠い。
中国は大幅な成長減速に直面する可能性。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
その後、午前9時半過ぎからドル円が反発上昇しました。
中国非製造業PMI(6月)は前回値より強い56.7になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
豪住宅建設許可件数(5月)は予想よりかなり強い+27.3%でした。
豪ドル買い反応がみられました。
アジアの多くの株式市場は上昇して始まりました。
中国上海株式市場は下げて始まるもプラス圏へ反発しました。
日経済相が、
「日銀短観は足元の景気が回復しつつあること確認する内容。
先行きは欧州政府債務危機の不確実性の高まりがリスク。
引き続き充分に警戒したい。
リスクをしっかり注視しながら柔軟かつ機動的に対応。
財政運営戦略で定めた目標に向けてしっかり行う。」
などの発言をしました。
その後、ダウ先物が反発上昇しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ドル円が一時79.80円あたりに上昇しました。
原油先物が堅調に推移して84ドル台を回復しました。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
豪RBAが政策金利を3.50%に据え置きました。
豪RBA声明では、
「金融政策のスタンスは依然適切。
インフレは目標に沿った水準で推移すると予想。
インフレ見通しに変化ない。最近の指標は上期の経済成長を示す。
欧州は当面、ショックの潜在的原因であり続ける見込み。
豪ドルは引き続き高水準。中国の成長ペースは鈍化。
世界見通しは数ヶ月前と比較して一段と抑制。
過去6ヵ月間に金融政策を大幅に緩和してきた。
住宅市場は引き続き抑制。
豪交易条件はピークは過ぎたがなお歴史的に高水準。
欧州は引き続きマイナスの衝撃の可能性ある源。」
などの見解が示されました。
豪ドル売り反応がみられました。
午後1時半過ぎから主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
ダウ先物や中国上海株式市場にやや反落の動きがみられました。
午後2時半頃から主要通貨ペアに再び反発の動きがみられました。
日経平均は前日比+63.11円で大引けになりました。
英FT紙が、
「ECBの理事会で政策金利を引き下げることが予想されている。
ユーロ圏の失業率が過去最悪となり製造業の景況感も3年ぶりの
低水準となったことで低迷する経済を活性化することが狙い。」
との観測報道をしました。
ダウ先物が徐々に反落する展開になりました。
ユーロドルが上昇の後に反落する展開になりました。
他のドルストレートにもやや反落の動きがみられました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
ポンドドルが1.57台を割り込みました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場が終盤にかけて上昇幅を縮小しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
スペインの経済相が、
「財政赤字削減目標の達成に向け追加的な措置講じていく。
ユーロ圏の個々の国に欧州首脳の合意を阻止する権限はない。」
などの発言をしました。
ギリシャPASOKのベニゼロス党首が、
「ギリシャが救済策で課せられているプログラムの
再交渉する余地がある。EUと協力して行う。
再交渉は救済基盤を崩すことはない。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場が一時上げ幅を縮小しました。
仏中銀総裁が、
「財政規律に関するユーロ圏諸国の取り組みは効果がでている。
財政再建ペースは他の地域よりも速い。
財政規律と成長との間に矛盾はない。相互に補強する関係。」
などの見解を示しました。
英建設業PMI(6月)は予想より弱い48.2、
英消費者信用残高(5月)は予想より強い+7億ポンドでした。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
EUの大統領が、
「先週のEUサミットはユーロ圏の安定を確証するために
必要なことは行うという強い意志を再確認した。
サミットの結果短期的には市場の安定を中期的には成長促進、
長期的にはユーロ圏の再構築に至る。
救済基金による銀行への直接融資が合意に至ったのは、
銀行と政府との間の悪循環を解くために必要だった。
ESMに関する決定への拒否権を個々の国が持つことはない。」
などの発言をしました。
欧州委員長が、
「欧州委員会はECBの銀行監督の役割を早急に提案する。
先週のサミットは全ての国の責務を尊重するために
あらゆる手段で柔軟に効果的に行うことに強い意志を示した。」
などの発言をしました。
午後5時半頃からドルストレートが一時反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円は当日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
欧生産者物価指数(5月)は予想より弱い+2.3%でした。
市場反応は限定期でした。
その後、再びユーロドルなどが反落する展開になりました。
キプロス財務相が「トロイカとの協議を開始。数日続く見込み。」
との発表をしました。
仏の財務相が、
「仏2012年財政赤字は是正措置を講じなければGDP比5%に達する。
仏は12年4.5%、13年3%、17年均衡の赤字目標を達成していく。」
などの発表をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発をみせて揉み合いました。
原油先物が堅調に推移して85ドル台後半へ上昇しました。
午後8時過ぎにドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46060%になりました。
NY時間が近づく頃からドル円が一時やや反落しました。
独の首相が、
「ユーロ圏は同意した規則を守るべき。
EUはユーロ参加国が去ることを話し合ってはいない。
目的はユーロ圏がそのまま完全であることである。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが反落する展開になりました。
オランダ上院が最終採決でESMの支持を決定しました。
その後、ドル円が再び反発上昇しました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
ダウ先物が再び反発して反落する上下動の揉み合いになりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.5918%あたりになりました。
NYダウは小幅安で始まりプラス圏へ反発する展開になりました。
原油先物が87ドル台後半に上昇しました。
ドルストレートが反発をみせました。
IMFが、
「2012年の米成長率見通しを2.0%に下方修正する。
失業率については2012年は8.2%の見通し。
米経済の回復は依然として精彩を欠くもの。
住宅市場対策などを積極的に導入しなければならない。
現在の金融政策は適切だが見通しが悪化するようであれば、
追加緩和を実施する必要がある。」
などの見解を発表しました。
仏の首相が、
「2012年の成長率予想を0.7%から0.3%に引き下げる。
2013年の成長率予想を1.75%から1.20%に引き下げる。」
との発表をしました。
米製造業受注指数(5月)は予想より強い+0.7%になりました。
ドル円が堅調に推移しました。
スペイン10年債利回りが6.295%あたりに低下しました。
ユーロポンドが上昇しました。
ユーロドルが1.26台を回復しました。
NYダウが堅調に推移しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
米10年債利回りが1.62%あたりに上昇しました。
ロンドンフィックス前頃からドル円が一時反落しました。
英の首相が、
「もしも欧州危機が悪化して重圧が高まるようであれば、
EU加盟国からの移住を制限する可能性もある。
もちろん望んではいないが国益や経済を守るためであれば、
実施する用意はある。」との発言をしました。
深夜1時頃からドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円が再び反発をみせました。
NYダウは短縮取引で前日比+72.43ドルでこの日の取引を終えました。
米10年債利回りは短縮取引で1.629%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台後半で引けました。
IMFの専務理事が、CNBCのインタビューで、
「ECBには金融緩和の余地があるが、
独のような加盟国にとって必要かどうかは確信がない。
資産購入プログラムにはより積極的になるべき。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤にかけてドル円やクロス円がやや反落しました。

<7月4日(水)>

スペインの首相が「非常に厳しい緊縮策を数日中に発表する。」
との発言をしました。
ロイター通信が、
「スペインの銀行に対する最大1000億ユーロの支援をめぐる
最終合意が当初予定の7月9日から20日にズレ込む可能性。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
米自動車販売台数(6月)は前年比で+22.1%になりました。
豪AIGサービス業指数(6月)は前月より強い48.8になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが下落する展開になりました。
スペインの支援が遅れるとの噂が飛び交いました。
9時半頃からドル円が反落してクロス円が下落しました。
午前10時頃から豪ドルが反発をみせました。
ドルストレートが反発をみせました。
豪小売売上高(5月)は予想より強い+0.5%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが一時1.03台を回復しました。
午前10時半過ぎからドル円が反発上昇して行きました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
その後、豪ドル米ドルが反落して1.03台を割り込みました。
中国HSBCサービス業PMI(6月)は前回値より弱い52.3でした。
市場反応は限定的でした。
中国人民日報が「中国は住宅規制を緩和すべきではない。」
との見解を示しました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
中国上海や香港の株式市場が前日終値を挟んで揉み合いました。
東京時間後半はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
日経平均は前日比+37.58円で大引けになりました。
ロイター通信が、キプロス地元紙の情報として、
「キプロスの銀行支援に必要なコストは
IMF高官の暫定推定値で100億ユーロに達する可能性。」
との観測報道をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円は小幅な上下動の揉み合いになりました。
独サービス業PMI確報(6月)は予想より弱い49.9になりました。
欧サービス業PMI確報(6月)は予想より強い47.1になりました。
市場反応は限定的でした。
英サービス業PMI(6月)は予想より弱い51.3になりました。
市場反応は限定的でした。
午後5時半頃からドルストレートがやや反発をみせました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
欧小売売上高(5月)は予想より強い+0.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
独5年債の入札では、
「目標40億ユーロに対して応札額90億ユーロ。
発行額32.94億ユーロ。平均落札利回りが前回より高い0.52%、
応札倍率が前回より高い2.7倍。」と好調でした。
オランダ中銀の総裁が、
「ECBの債券購入プログラムは休眠が続く可能性。
政府は南欧諸国を救うがECBの役割ではない。
ECBのとれるリスクには制限がある。
ユーロ圏が生き残るには最終的には政治統合が必要。
ユーロ共同債は最終的には必要となる。」
などの見解を示しました。
午後7時頃からドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落して、ドル円がやや反発をみせました。
仏2012年修正予算では、
「GDP比4.5%の赤字目標達成に向け72億ユーロの新たな税収。
23億ユーロ規模の富裕層向け増税。
GDP伸び率を(前回予低い)0.3%と想定。」
などが盛り込まれました。
ギリシャのシンクタンク経済産業調査財団IOBEが、
「景況指数(6月)は74.1に低下した。」と発表しました。
欧州の株式市場が軟調傾向で推移しました。
独の10年債利回りが1.488%あたりに低下しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45960%に低下しました。
NY市場は独立記念日で休みでした。
NY時間はポンドドルやユーロドルが下落しました。
ドル円がやや反落してポンド円やユーロ円が軟調に推移しました。
豪ドルは反発をみせる展開になりました。
スペイン10年債利回りが6.368%あたりに上昇しました。
伊10年債利回りが5.759%あたりに上昇しました。
欧州の株式市場は軟調に推移しました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
ポンドドルが1.56台を割り込みました
その後、欧州の株式市場が反発する展開になりました。
一時、ドルストレートが反発をみせました。
午後11時半頃からユーロドルなどが一段安になりました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
欧州の株式市場が再び反落しました。
ロンドンフィックスからドルストレートが反発をみせました。
ユーロ円が100円台を再び回復しました。
深夜2時頃からドルストレートが再び軟調傾向で推移しました。
ドル円がやや反発をみせました。
NYダウは米独立記念日で取引はありませんでした。

<7月5日(木)>

オセアニア時間はドル買いがやや優勢の展開になりました。
ドル円が堅調に推移して80円に迫るあたりまで上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートは軟調傾向で推移しました。
ダウ先物や原油先物がやや軟調傾向で推移しました。
原油先物が87ドル台を割り込みました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はややドルストレートが反発をみせました。
ドル円に一時反落の動きがみられました。
日銀総裁が、
「復興関連需要などから国内需要が堅調に推移。
個人消費は緩やかな増加続ける。
景気は海外減速脱すにつれ緩やかな回復経路へ。
日銀は強力な金融緩和を推進している。引き続き適切に政策運営。
世界経済は減速した状態から脱してないが改善の動きもみられる。
欧州問題の展開は最も強く意識すべきリスク要因。」
などの認識を示しました。
米WSJ紙が、
「先のEU首脳会議で対立していた伊のモンティ首相と
独のメルケル首相は会談後に記者会見を開き、
ユーロ圏の債務危機に対処して、EUの統合深化を図るために
協力していると強調した。」との報道をしました。
その後、再びドル買い動意が優勢になりました。
午前10時過ぎにドル円が80円台を回復しました。
クロス円が堅調に推移しました。
日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ・ジョーンズが、
「独IFO経済研究所と仏国立統計経済研究所INSEEと
伊国家統計局STATなどがユーロ圏の経済見通しを下方修正した。
政府の歳出削減や労働市場の悪化や信用状況の逼迫で
4-6月期と7-9月期にマイナス成長が予想されている。」
との報道をしました。
豪貿易収支(5月)は予想よりは強い−2.85億豪ドルでした。
市場反応は限定的でした。
日経平均が再び前日比マイナス圏へ反落しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
その後にアジアの株式市場はマイナス圏での推移になりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルなどに反落の動きがみられました。
ドル円やクロス円が反落しました。
午前11時頃からドル円が79.80を割り込み下落しました。
NZの首相が、
「NZの第1半期の成長は極めて強かった。
財政収支は2014-15年までに黒字転換。
石油とガス生産の大きな可能性がある。
欧州の混乱は続く可能性。」などの発言をしました。
東京時間の後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
原油先物が87ドル台あたりに反発して揉み合いました。
午後2時頃からル円が再び反落しました。
日銀地域経済報告では、
「9地域の景気判断を全地域で上方修正。
東海・東北は回復。他地域は持ち直しの動き。」
などが示されました。
午後2時半頃に一時ドルストレートが反発をみせました。
日経平均は前日比−24.37円で取引を終えました。
香港株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ドル円が軟調に推移しました。
英ハリファックス住宅価格(6月)は予想より強い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
仏の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
独と英の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物は反発をみせて揉み合い推移になりました。
ポンドドルが上昇した後に反落して軟調に推移しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
午後4時半頃からドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
スペインの外務相が、
「財政赤字削減の目標に向け数日以内に具体的な方策を打ち出す。」
との発言をしました。
NZの首相が、
「欧州危機はNZにとって最大の懸念。強い豪州はNZにとって重要。
NZは豪州との関係で好環境にある。」などの発言をしました。
スペイン債の入札では、
「総額で目標上限の30億ユーロが調達されて、
2015年償還債では、発行額が12.39億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い5.086%、
応札倍率が前回より低い2.3倍。
2022年償還債では、発行額が7.47億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い6.430%、
応札倍率が前回より低い3.2倍。」などになりました。
仏債の入札は、
「2022年償還では発行額が46.71億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い2.53%、
応札倍率が1.925倍。」などになりました。
ユーロドルが一時1.25台を割り込みました。
ダウ先物や独英の株式市場が一時押すも堅調推移になりました。
仏の株式市場は反発をみせるも前日終値レベルで揉み合いました。
ギリシャPASOKの党首が、
「トロイカとの会合は最初の方向性を示す。
ギリシャ国民は一方的な行動を避けた。
ギリシャは実現性のある計画が必要だ。
ギリシャはプログラムを2017年まで延長する必要。」
などの見解を示しました。
独製造業受注指数(5月)は予想より強い+0.6%になりました。
ユーロ買い反応がみられましたが限定的でした。
ユーロドルやポンドドルが軟調傾向で推移しました。
午後6時頃からドル円がやや反発をみせました。
豪ドルなど資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
原油先物が堅調に推移して88ドル台を回復しました。
アイルランドが2010年9月以来の市場復帰で、
「3ヶ月証券の入札では、目標とおりの5億ユーロ発行。
平均落札利回りが1.8%。」になりました。
伊10年債利回りが5.869%あたりになりました。
午後7時頃からダウ先物がやや反落しました。
ドル円に再び反落の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.45960%になりました。
英BOEが政策金利を予想とおり0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買取枠を予想とおり3750億ポンドに拡大しました。
英BOE声明では、
「資産購入は4ヶ月以内に完了する見通し。
インフレ率は中期的に目標を下回る可能性が高い。
資産購入プログラムの規模は見直しを続けていく。」
などが示されました。
発表直後はポンド買い反応がみられました。
ダウ先物や英など欧州の株式市場に上昇がみられました。
中国人民銀行が、
「貸出基準金利を31bp引き下げ6%とする。
預金基準金利を25bp引き下げて3%とする。」
などの発表をしました。
豪ドルなど資源国通貨が上昇しました。
豪ドル米ドルが一時1.03台を回復しました。
ユーロドルが上下動になりました。
欧ECBが政策金利を市場予想とおり0.75%に引き下げて、
「下限政策金利の中銀預金金利をゼロ%に引き下げる。
上限政策金利の限界貸出金利を1.5%に引き下げる。」
などの発表をしました。
ユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルが1.25台を割り込み急落しました。
他のドルストレートに連れ安の動きがみられました。
欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
ダウ先物が急反落しました。
米ADP雇用統計(6月)は予想より強い+17.6万人になりました。
ドル円が反発上昇しました。
ユーロドルが1.24台を割り込み下落しました。
ユーロ円が一時99円台を割り込む場面がありました。
伊10年債利回りが5.808%に上昇しました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い37.4万件になりました。
ドル買い動意にドル円が一段高となって80円台を回復しました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「インフレ圧力は沈静化している。
ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い。
全ての非標準的措置は一時的なものである。
ECBは必要なら断固かつ時宜を得て行動できる。
物価安定を達成するための全ての能力を維持する。
不透明感の高まりが信頼感とセンチメントを圧迫している。
景気見通しへのリスクは依然として下方向。
ユーロ圏経済は穏やかに回復すると予想。
インフレリスクは中期的に概ね均衡。
インフレ率は年内に一段と低下する。
金融市場・商品相場が成長の下振れリスク。
ECBは市場操作実施でEFSFとESMのエージェントとして機能する用意。
2回の長期資金オペの効果伝達には時間がかかる。
ECBが特定セクターに資金を注入できるという考えは誤り。
利下げの決定は英中銀や中国中銀との協調行動ではない。
今回の決定は全会一致。信用フローは依然として弱い。
広範な景気減速が域内全体に及ぶとのECBの懸念が現実化。
政策金利を過去最低に引き下げることが正当化された。
金融環境は1ヶ月前より緊張がやや緩和。
アイルランドの市場復帰は成功した。
追加長期資金オペやその他の非伝統的措置に関する協議はなかった。
現在の状況はまちがいなく2008年ほど悪くはない。」
などが示されました。
南欧債の大量購入や第3次LTROなどは示されませんでした。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落する展開になりました。
原油先物が87ドル台前半へ下落しました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りが1.6020%あたりになりました。
米ISM非製造業総合景況指数(6月)は予想より弱い52.1でした。
ドル円が反落して80円台を割り込みました。
ユーロ円が再び99円台を割り込み下落しました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込む場面がありました。
スペイン10年債利回りが6.8%台に上昇しました。
伊10年債利回りが6%台に上昇しました。
米10年債利回りが1.59%あたりに低下しました。
ISMのニーブス氏が、
「雇用指数が回復したことは喜ばしい。
現状は待機状態にあり9月のデータが重要ポイントになる。
仕入価格が低下したのはガソリン価格の低下が主な要因。」
などの見解を示しました。
その後、NYダウや欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートが下げ幅をやや縮小して揉み合いになりました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が427万バレル減少になりました。
原油先物が一時88ドルあたりに反発しました。
英議会が、
「LIBORの不正操作問題で来週公聴会を開く。
関与が取りざたされているタッカー英BOE副総裁と
バークレイズのアギウス会長への尋問を行う。
タッカー英BOE副総裁は9日、アギウス会長は10日。」
との発表をしました。
米ゴールドマンが米雇用統計予想を+12.5万人に上方修正しました。
格付け会社のムーディーズが、
「英銀バークレイズのスタンドアローン銀行財務格付けの見通しを
安定的から弱含みに変更するる」との発表をしました。
深夜2時半過ぎに一時NYダウが前日比プラス圏へ上昇しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合い推移になりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが再び前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは1.595%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−47.15ドルで取引を終えました。

<7月6日(金)>

伊ANSA通信が、
「モンティ政権は今年10月に予定していた付加価値税VATの
2ポイント引き上げ時期を2013年7月に先送りする可能性。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な揉み合い推移になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「(先日の)EU首脳会議の措置はショックの可能性を低下させる。」
との見解を示しました。
豪AIG建設業指数(6月)は前月より強い34.8になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
日財務省が、
「6月末の外貨準備高は1兆2705億ドル。
前月末から71億6900万ドル減少。」との発表をしました。
日経平均はやや反発して前日終値あたりで揉み合いました。
日財務相が、
「欧州には引き続き世界に安心感を与える努力を期待している。
ラガルドIMF専務理事と会談した。会談の内容は申し上げられない。
欧州は財政統合という大きな宿題を解決できていない。
通貨ユーロの価値を下げない具体策をみせてほしい。」
などの発言をしました。
仲値にかけてドル円が反発して一時80円台を回復しました。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は小幅高で始まった後に反落しました。
ドルストレートは軟調傾向の揉み合いになりました。
原油先物は86ドル台へ下落しました。
日経済相が、
「政府日銀一体となり1日も早いデフレ脱却を目指す。
財政金融両面から強力な政策を目指す。
日銀は消費者物価上昇率1%をできるかぎり早期に実現。
金融資産買入れ目標を確実に達成できるようして欲しい。
対象資産の内容含め柔軟かつ果断な金融政策運営を期待。」
などの発言をしました。
日首相が、IMF専務理事との会談で、
「欧州債務問題は円高を通して日本経済センチメントに
深刻な影響を与える要因になっている。」と発言しました。
東京時間午後にドル円がやや反落しました。
アジアの株式市場やダウ先物が軟調に推移しました。
フィンランド中銀総裁が、
「インフレ見通しが利下げの余地与えた。
ECBは保持する手段を活用できること示す。
ECBには利下げの余地があった。経済見通しはやや悪化。」
などの認識を示しました。
日財務相が、
「我が国の内需は全体として堅調に推移している。
欧州の下振れリスク収まれば今年度は2%上回る成長が可能。
円高進行は日本経済の下振れリスク。
為替市場の動向注視し適時適切に対応。
欧州における果断かつ迅速な行動を強く期待。」
などの発言をしました。
IMFの専務理事が、
「欧州危機の克服にはさらなる進展が必要。
円への上昇圧力は懸念要因。円はやや過大評価されている。
欧州危機の悪化は日本の輸出にとり懸念材料になる可能性。
世界経済見通しは最近の数ヶ月でより懸念が強まっている。
IMFの次回の経済見通しは前回より低下する見込み。
米国は財政の崖を回避する必要。回避しなければ米経済に打撃。
日本の消費税率引き上げ案に多くに議員が賛成したことを歓迎。」
などの発言をしました。
日景気一致CI指数速報(5月)は予想よりやや弱い95.8、
日景気先行CI指数速報(5月)は予想より強い95.9になりました。
市場反応は限定的でした。
午後2時頃に豪ドル米ドルなどが反発をみせました。
ダウ先物やアジアの株式市場にやや反発の動きがみられました。
ユーロドルやポンドドルは膠着的な展開になりました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
日経平均は前日比−59.05円の9020.75円で週取引を終えました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
午後3時半頃からドルストレートがやや下落する展開になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
スイス消費者物価指数(6月)は予想より弱い−1.1.%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後4時半頃から主要通貨ペアが反発をみせて揉み合いました。
ユーロドルが一時1.24を回復する場面がありました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小する展開になりました。
伊10年債利回りが6%台から5%台に低下しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ECBに出来ることは限りがある。
各国政府は行動のための適切なインセンティブが必要。
危機対応が遅いとの非難は一部正しい。
長期間の相当の不確実性がある。」などの見解を示しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
英生産者仕入価格(6月)は予想より弱い−2.2%、
英生産者出荷価格(6月)は予想より弱い−0.4%、
英生産者物価指数コア(6月)は前年比で予想とおりの+2.0%でした。
指標発表後にポンド売り反応がみられましたが限定的でした。
ダウ先物や欧州株式市場が上下動の揉み合い推移になりました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
伊10年債利回りが再び6.02%に上昇しました。
原油先物が86ドル台を割り込みました。
独鉱工業生産指数(5月)は予想より強い+1.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
独財務省報道官が、
「9日のユーロ圏財務相会合ではスペインに関する決定は
下さない見込み。」との発表をしました。
スペイン10年債利回りが7.018%に上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.45760%に低下しました。
フィンランド財務相が、
「ユーロ共同債務を支持しない。
フィンランドがユーロ圏を離脱するという報告は間違っている。
ユーロ圏メンバーであることは価値のあるものとみている。」
などの発言をしました。
スペイン副首相が、
「内閣は雇用を促進する計画を承認した。
雇用計画は13億ユーロの予算。」との発表をしました。
EU欧州連合が、
「スペインの公式な救済策の承認は7月末までに行う。
スペインの救済策はEFSFから構成される。
7月にギリシャとキプロスへの正式な決定はない見通し。」
などの発表をしました。
ユーロ圏の高官が、
「ユーロ圏銀行へESMからの直接融資があっても
財政リスクは残る可能性。」との見解を示しました。
米非農業部門雇用者数変化(6月)は予想より弱い+8.0万人、
米失業率(6月)は予想とおりの8.2%、
米民間部門雇用者数(6月)は予想より弱い+8.4万人になりました。
ドル円やドルストレートなど主要通貨ペアが下落しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
加雇用ネット変化率(6月)は予想より強い0.73万人、
加失業率(6月)は予想より強い7.2%、
加住宅建設許可件数(5月)は予想より強い+7.4%になりました。
指標発表直後は加ドル買い反応がみられましたが、
その後、加ドルが下落する展開になりました。
英重大不正捜査局SFOがLIBOR事件の捜査を開始しました。
米10年債利回りが1.56%あたりに低下しました。
NYダウは大きく下落して始まりまり軟調に推移しました。
原油先物が85ドル台を割り込み軟調に推移しました。
加Ivey購買部協会指数(6月)は予想より弱い49.0になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
ユーロ円が98円台を割り込みました。
ポンドドルが1.55台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.02台を割り込みました。
オバマ米大統領が、
「民間雇用は正しい方向にあるが満足なものではない。
より迅速な成長でより多くの国民を就業状態に戻す必要。」
との認識を示しました。
ユーロポンドが年初来安値を更新しました。
ユーロドルが年初来安値を更新しました。
NYダウが190ドル程下落しました。
米10年債利回りが1.54%あたりに低下しました。
一方、ドル円は反発をみせました。
ECBのクーレ専務理事が、
「金融政策上必要であればECBの国債購入を流通市場で実施する。」
との発言をしました。
ギリシャのサマラス首相が、
「財政再建プログラムの目標は達成できていない。
民営化などさらに構造改革を推し進めることを決めた。
ギリシャ政府はユーロ圏に留まることを確実にしたい。」
との発言をしました。
深夜1時過ぎからNYダウがやや下げ幅を縮小しました。
ドルストレートの下落が一服になりました。
米ゴールドマンサックスが、
「ECBが5日に預金ファシリティの金利をゼロに引き下げたため、
欧州MMFへの投資を一時停止する。」と発表しました。
仏中銀総裁が、
「中銀の景気支援能力には限界がある。
短期的対応は可能でも恒久的な金融システムの代替はできない。」
との見解を示しました。
ユーロ当局筋が、
「来週9日に予定されているユーロ圏財務相会合では
ギリシャ救済条件緩和やキプロスによる銀行支援要請について
協議される予定だが、正式な決定がされることはない。」
と報じました。
深夜2時半ころからNYダウが再び下げ幅を拡大しました。
ドルストレートが再び下落しました。
深夜4時近くからNYダウが反発して再び下落幅を縮小しました。
ドルストレートがやや反発して下げ幅を縮小しました。
ユーロドルが1.23に迫るあたりまで反発しました。
ドル円にやや反落の動きがみられました。
米10年債利回りは1.549%になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−124.20ドルの12772.47ドルで週取引を終えました。
NYクローズ後にややドル買いの動きがみられました。
ユーロドルは1.2281で、ドル円は79.67で週の取引を終えました。


●今週の主な予定

<7月9日(月)>

朝8時50分に日国際貿易収支(5月)、日国際経常収支(5月)、
同朝8時50分に日機械受注(5月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(6月)、中国生産者物価指数(6月)
午後2時に日景気ウォッチャー調査・現状判断DI(6月)、
同午後2時に日景気ウォッチャー調査・先行き判断DI(6月)、
午後2時45分にスイス失業率(6月)、
午後3時に独貿易収支(5月)、独経常収支(5月)、
夜9時半からドラギECB総裁の議会証言、
深夜4時に米消費者信用残高(5月)、
NYクローズ後に米アルコアの第2四半期決算発表、
などが予定されています。
(日)・中国の指標には注目です。
また、この日にユーロ圏財務相会合が予定されています。

<7月10日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(6月)、
午前11時に中国貿易収支(6月)、
午後2時に日消費者態度指数(6月)、
午後4時からEU財務相会合、
午後3時45分に仏鉱工業生産指数(5月)、
午後5時半に英鉱工業生産指数(5月)、英製造業生産高(5月)、
同午後5時半に英商品貿易収支(5月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(6月)、
深夜2時に米3年債の入札、
などが予定されています。
中国・英の指標には注目です。

<7月11日(水)>

朝8時50分に日第三次産業活動指数(5月)、国内企業物価指数(6月)
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(5月)、
午後3時に日工作機械受注速報(6月)、
同午後3時に独消費者物価指数確報(6月)、
夜9時半に米貿易収支(5月)、
同夜9時半に加国際商品貿易(5月)、
夜11時に米卸売在庫(5月)、
深夜2時に米10年債の入札、
深夜3時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
米の指標には注目です。
また、この日に独10年債の入札が予定されています。

<7月12日(木)>

午前10時半に豪新規雇用者数(6月)、豪失業率(6月)、
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
午後2時半に仏消費者物価指数(6月)、
午後5時に欧ECB月例報告、
午後6時に欧鉱工業生産指数(5月)、
夜9時半に米輸入物価指数(6月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加新築住宅価格指数(5月)、
深夜2時に米30年債の入札、
深夜3時に米月次財政収支(6月)、
などが予定されています。
豪・日・米の指標には注目です。

<7月13日(金)>

午前11時に中国第2四半期GDP、中国鉱工業生産(6月)、
同午前11時に中国小売売上高(6月)、中国固定資産投資(6月)、
午後1時半に日鉱工業生指数産確報(5月)、
午後2時に日金融経済月報、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(6月)、
午後8時(予定)にJPモルガン・チェースの第2四半期決算発表、
夜9時(予定)に米ウェルズ・ファーゴ第2四半期決算発表、
夜9時半に米生産者物価指数(6月)、米生産者物価指数コア(6月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(7月)、
などが予定されています。
中国・米の指標には注目です。
また、この日に伊5年債の入札が予定されています。
米銀大手の第2四半期決算発表も注目されます。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが、週初に揉み合いに
なりましたが、週後半の5日にECBが「政策金利を予想とおり0.75%
に引き下げる。下限政策金利の中銀預金金利をゼロ%に引き下げる。
上限政策金利の限界貸出金利を1.5%に引き下げる。」などの発表を
したことを契機にドル買い動意になり、週末6日にスペイン10年債
利回りが7%超に上昇したことに加え、米雇用統計でNFPが市場予想
より弱い+8.0万人になったことで、リスク回避でユーロドルが年初
来安値を更新するなどリスク回避のドル買いが強まり、83.38に大き
く上昇する展開になりました。
一方、LIBORドル3ヶ月物金利は0.45760%と前週より低下しました。
そして、NYダウは週間で107ドルほど下落して、12772.47ドルで週の
取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、2日の米ISM製造業景況指数(6月)が予想
より弱い49.7、5日のADP雇用統計(6月)が予想より強い+17.6万人、
米新規失業保険申請件数が予想より強い37.4万件、米ISM非製造業総
合景況指数(6月)が予想より弱い52.1、そして週末6日の米雇用統計
では、米非農業部門雇用者数変化(6月)が予想より弱い+8.0万人、
米失業率(6月)は予想とおりの8.2%、米民間部門雇用者数(6月)が
予想より弱い+8.4万人などになりました。
米ADP雇用統計と米雇用統計が乖離する結果となりましたが雇用回復
のペースが弱いことと、米製造業の低迷が覗える結果になりました。

今週の米主要経済指標では、11日の米貿易収支(5月)とFOMC議事録、
12日の米新規失業保険申請件数、13日の米生産者物価指数(6月)と
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(7月)などが注目されます。
また、13日の午後8時(予定)JPモルガン・チェースや、夜9時(予定)
米ウェルズ・ファーゴなどの第2四半期決算発表が注目されます。


円について、先週の日主要経済指標では、2日に発表された第2四半
期の日銀短観で、大企業製造業業況判断指数が予想より強い−1、大
企業製造業先行きが予想より強い1、大企業非製造業業況判断指数が
予想より強い8、大企業産業設備投資が予想より強い+6.2%になる
など、日本経済が回復しつつあることが示される結果になりました。
また、訪日したIFMのラガルド専務理事からは円はやや過大評価され
ているとして日本の為替介入について「状況次第で容認する」見解が
示されました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、9日の国際貿易収支と国際
経常収支などが注目されます。
そして、先般20日の米FOMCではQE3の明確な示唆もなかったものの、
「ツイストオペを今年末まで延長する。異例の低金利を2014年まで
継続する公算。政府機関債の償還資金をMBS再投資することを維持。
より力強い景気回復促進のため追加行動を取る用意。」が示されて、
また、先週にECBが「政策金利を0.75%に引き下げる。下限政策金利
の中銀預金金利をゼロ%に引き下げる。上限政策金利の限界貸出金利
を1.5%に引き下げる。」など緩和措置を講じた緩和合戦の経緯の中
での12日の日銀の政策金の発表および日銀声明が注目されます。

日銀の追加緩和策が期待されますが、レポ金利と残存期間2年や3年
の国債利回りが近接している状況において、日銀の緩和策には手詰ま
り感があるとの指摘も聞かれ、リスク回避の地合いの中で、市場の求
める具体的な緩和策が示されなかった場合には、円買いが再燃となる
可能性も排除はできないようです。

今週のドル円相場では、先週は79.30から80.10のレンジ相場となり
ましたが、このレンジを上下どちらに抜けるのかが注目されます。
上昇になった場合は、大台80.00の「000」ポイントから先週高値の
80.10のレジスタンス・ゾーンでの売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜け場合は6月25日高値の80.62のポイント、さらに上昇し
た場合は81.00の「00」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、まずは6月7日から6月13日にかけての
揉み合い高値79.50〜79.69のサポートゾーンの攻防が注目されます。
ここを下抜けた場合は、7月2日安値の79.33のポイント、さらに
下落した場合は、6月29日安値の79.13から79.00の「00」ポイント、
ここを下抜けた場合は6月15日安値78.61ポイントが注目されます。


ユーロについては、先週の米主要経済指標では、2日の独製造業PMI
確報(6月)が予想より弱い45.0、欧失業率(5月)が予想とおりの過去
最悪となる11.1%、4日の独サービス業PMI確報(6月)が予想より弱い
49.9、欧小売売上高(5月)が予想より強い+0.6%、5日の独製造業
受注指数(5月)予想より強い+0.6%、6日の独鉱工業生産指数(5月)
が予想より強い+1.6%などになりました。
そして、5日のECB政策金利では「「政策金利を予想とおり0.75%
に引き下げる。下限政策金利の中銀預金金利をゼロ%に引き下げる。
上限政策金利の限界貸出金利を1.5%に引き下げる。」などが示され
政策金利は据え置かれたものの中銀預金金利引き下げがされました。

(同日に中国人民銀行も「貸出基準金利を31bp引き下げ6%とする。
預金基準金利を25bp引き下げて3%とする。」と発表しました。)

また、ドラギECB総裁の記者会見では「インフレ圧力は沈静化してい
る。ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い。全ての非標準的措置は一時
的なものである。ECBは必要なら断固かつ時宜を得て行動できる。物
価安定を達成するための全ての能力を維持する。不透明感の高まりが
信頼感とセンチメントを圧迫している。景気見通しへのリスクは依然
として下方向。ユーロ圏経済は穏やかに回復すると予想。インフレ率
は年内に一段と低下する。金融市場商・品相場が成長下振れリスク。
ECBは市場操作実施でEFSFとESMのエージェントとして機能する用意。
ECBが特定セクターに資金を注入できるという考えは誤り。今回の決
定は全会一致。信用フローは依然として弱い。広範な景気減速が域内
全体に及ぶとのECBの懸念が現実化。政策金利を過去最低に引き下げ
ることが正当化された。金融環境は1ヶ月前より緊張がやや緩和。
アイルランドの市場復帰は成功した。追加長期資金オペやその他の
非伝統的措置に関する協議はなかった。現在の状況はまちがいなく
2008年ほど悪くはない。」などが示され、南欧債の大量購入や第3
次LTROなどは示されませんでした。

他の欧州要人の発言では、2日にスペインの経済相が「第2四半期
スペインの経済統計は成長率のマイナス幅が第1四半期よりもやや
大きかったことを示す。」との発表をして、ECBのアスムセン専務理
事が「ギリシャのプログラム修正は弱い意思。ギリシャは多くの改革
を実施していない。プログラムを行程に戻すことが最優先。」との
見解を示し、3日にギリシャPASOKのベニゼロス党首が「ギリシャが
救済策で課せられているプログラムの再交渉する余地がある。EUと
協力して行う。再交渉は救済基盤を崩すことはない。」との発言を
して、EUの大統領が「先週のEUサミットはユーロ圏の安定を確証する
ために必要なことは行うという強い意志を再確認した。サミットの
結果、短期的には市場の安定を中期的には成長促進、長期的にはユー
ロ圏の再構築に至る。救済基金による銀行への直接融資が合意に至っ
たのは、銀行と政府との間の悪循環を解くために必要だった。ESMに
関する決定への拒否権を個々の国が持つことはない。」との発言を
して、仏の財務相が「仏2012年財政赤字は是正措置を講じなければ
GDP比5%に達する。仏は12年4.5%、13年3%、17年均衡の赤字目標
を達成していく。」との発表をして、独の首相が「ユーロ圏は同意し
た規則を守るべき。EUはユーロ参加国が去ることを話し合ってはいな
い。目的はユーロ圏がそのまま完全であることである。」との発言を
して、仏の首相が「2012年の成長率予想を0.7%から0.3%に引き下げ
る。2013年の成長率予想を1.75%から1.20%に引き下げる。」との発
表をして、オランダ中銀の総裁が「ECBの債券購入プログラムは休眠
が続く可能性。政府は南欧諸国を救うがECBの役割ではない。ECBの
とれるリスクには制限がある。ユーロ圏が生き残るには最終的には
政治統合が必要。ユーロ共同債は最終的には必要となる。」との見解
を示し、6日にECBのアスムセン専務理事が「ECBに出来ることは限り
がある。各国政府は行動のための適切なインセンティブ必要。危機対
応が遅いとの非難は一部正しい。長期間の相当の不確実性がある。」
との見解を示し、独財務省報道官が「9日のユーロ圏財務相会合では
スペインに関する決定は下さない見込み。」との発表をして、ユーロ
圏の高官が「ユーロ圏銀行へESMから直接融資があっても財政リスク
は残る可能性。」との見解を示し、ECBのクーレ専務理事が「金融政
策上必要であればECBの国債購入を流通市場で実施する。」との発言
をして、ギリシャのサマラス首相が「財政再建プログラムの目標は
達成できていない。民営化などさらに構造改革を推し進めることを
決めた。ギリシャ政府はユーロ圏に留まることを確実にしたい。」
との発言などがありました。

先週のユーロドル相場は、週初2日に1.2680までに上昇しましたが、
その後は軟調に推移して週末の米雇用統計後の深夜3時過ぎに1.2259
まで下落して年初来安値を更新しました。

今週のユーロでは、9日の中国CPI(6月)や独貿易収支(5月)および
ドラギECB総裁の議会証言とユーロ圏財務相会合、10日の中国貿易
収支とEU財務相会合、11日の独CPI確報(6月)、12日の欧鉱工業生産
指数(5月)、13日の中国第2四半期GDPなどが注目されますが、
週初9日のユーロ圏財務相会合につきましては、先週末6日にEUが、
「スペインの公式な救済策の承認は7月末までに行う。スペインの
救済策はEFSFから構成される。7月にギリシャとキプロスへの正式
な決定はない見通し。」との発表をして、また同日ユーロ当局筋が
「来週9日に予定されているユーロ圏財務相会合ではギリシャ救済
条件緩和やキプロスによる銀行支援要請について協議される予定だ
が正式な決定がされることはない。」と発表していることから、
あまり財務相会合には期待ができないとの観測もあるようです。

今週のユーロドル相場では、先週は年初来安値を更新した後に6月
1日の安値アラウンドの1.2280で終値となっていますが、上昇とな
った場合は、まずは1.23の「00」ポイントでの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は、6月4日の安値の1.2385から1.24の「00」
ポイントおよび6月28日安値の1.2407のレジスタンス・ゾーン、
さらに上昇した場合は6月27日安値の1.2445のポイント、ここを上
抜けた場合は1.25の「00」ポイント、さらに上昇した場合は7月
5日高値の1.2544、ここを上抜けた場合は1.26の「00」ポイントな
どでの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は7月6日に年初来安値となった1.2259で
の攻防がまずは注目されます。ここを下抜けた場合は1.22の「00」
ポイント、さらに下落した場合は2010年6月29日の安値1.2151の
ポイント、ここを下抜けた場合は1.21の「00」ポイントでの攻防が
注目されます。今週は下げてもこのあたりまでかと思われますが、
もしも一段と下落した場合は2010年6月7日の安値1.1876のポイン
トが視野入りとなりそうです。

そのほか今週は、12日の豪雇用統計などが注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その13 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十三話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて…、前回からの続きじゃが、
 主要トレンドと見なす上位の時間軸のトレンドと
 執行を検討する下位の時間軸のトレンドとが
 同調している状態において、
 価格(レート)の動きが逆行している場合は…。」

『例えば、上位時間軸のMAと下位時間軸のMAが下降しているが、
 価格が上げて陽線を示現している場合などのことだな。』

「そのとおりじゃ…。
 そのような場合は『“corrction”調整』での上昇となる
 その可能性のある状況といってよかろうのう…。」

『で…、どうすりゃよいのさ。』

「ふむ…。積極的に攻めるならば、
 いわゆる逆張りでの買いの執行も検討はできるが…、
 上位時間軸で下降のトレンドラインを引いて、
 価格の動きがそのトレンドラインを上抜けない限り、
 あるいは上位時間軸のMAの下降がしっかりしていている限り、
 『調整』で価格が戻った後に、上位時間軸の下降トレンド方向へ
 価格の動きが復帰もしくは回帰する状況となった時に、
 『戻り売り』を仕掛けるほうが勝ちやすい場合が多いものじゃ。」

『なぜなのさ。』

「前回の“Dow Theory”の話にあるように、
 『主要トレンドは調整とはなるが、そう易々と変ることはない』
 とされているからじゃよ。」

『どこまで戻ったら「戻り売り」を仕掛けるのさ。』

「どこまで戻るかについて…、
 下位時間軸のMA方向が上昇に転ずるほど深く戻ることもあり、
 確定的なことは誰にも言えないものじゃがのう…、
 また、上位時間軸のトレンド自体が変化してしまう
 その可能性も排除はできないものじゃが…、
 上位時間軸で引いた下降のトレンドラインを一応の上限として
 流儀や流派によって異なるけれども…、
 上位時間軸のチャートポイントや、
 下位時間軸における前回高値の位置やレジスタンスの位置や、
 フィボナッチの戻りのポイントや、
 ピボット・ポイントの位置や、雲の位置や、
 ボリンジャーバンドでのσの位置や、「00」ポイントなどの
 チャートポイントがその目処となることが多いものじゃ…。
 そしてまた、手法が異なるポイントが『重合』している場合は、
 急所のポイントになることが多いようじゃのう…。」

『……。』

「ただ…、肝心なのは、戻り売りができる可能性としての
 チャートポイントは認識しつつも、
 天才的な感性を有するコントラリアンでもない限り、
 『ここで戻るはずだと予測でトレードするのではなく』、
 上位時間軸の下降のトレンド方向へ
 『価格の動き自体が復帰もしくは回帰する状況を確認すること』
 が大切となるのではなかろうかのう…。」

『調整での戻りの上昇の動きにおいて、
 上位時間軸の下降トレンド方向への価格が復帰しようとする
 その動き自体を確認する、ってことは、
 下位時間軸のMAの方向はともあれ、
 少なくとも下位時間軸で陰線が示現して、
 下降回帰の動きとなった事実を確認する必要があるってことか。』

「そういって良いのではなかろうかのう…。
 少なくとチャートポイントからの『戻ってからの再下降の事実』を
 確認する必要があるのではないかのう…。」

『でもさぁ、そうしたところで、
 また価格が上昇してしまうこともあるのでは…?』

「もちろん、そうなることもある…。
 相場を確定的に断定することは誰にもできはしない…。
 想定違いとなっってしまった場合には損切りも必要じゃ。
 ただ…、チャートポイント到達をもって
 『下げるに違いない』と予測で売りを仕掛けるよりも、
 チャートポイント到達の事実に加えて、
 価格の再下降の動きの事実も確認して戻り売りを仕掛けることは
 戻り売りの精度を高めることにはなるものじゃ…。」

『戻り売りでは、上位の時間軸で下降トレンドラインを
 価格が上抜けてはいない事実を確認するとともに、
 つまり、下降トレンドが継続している範囲での
 “corrction”の調整の戻りであることと、
 下位時間軸でのチャートポイントも認識して、
 そして、少なくとも下位時間軸で下降へ回帰の動きとなった
 その事実の確認として「陰線の示現を観る必要」がある、
 それは当たり前のことだと…。』

「ふむ…。そう言ってもよいのではなかろうかのう…。」

『……。』

「そして、深く戻った場合では、
 下位時間軸でのMAが上昇に転ずることもあり、
 ときにMAについて、上位時間軸下降、下位時間軸上昇、
 という状況になることもあり、
 下位時間軸の立場から観れば逆張りとなることもあるが、
 上位時間軸の立場から観れば広義の順張りの範囲、
 ということもあるものじゃが…。
 戻り売りで大切なのは上位の時間軸において
 下降トレンドが継続していることと、
 上位の時間軸において順張りとなっている、
 ということになるのではなかろうかのう…。」

『戻り売りでは、上位の時間軸の下降トレンドの継続の認識と、
 下位の時間軸での再下降の事実の認識が大切ということか…。
 でもさぁ…、判断に微妙な状況もありそうだな。』

「ふむ…。そのような時は、
 自身で判るようになるまで『待つ』必要があるものじゃ。
 自身で判らないときはトレードをしないことじゃのう…。」

『おい、ジイさん。また話が長くなってんだけど、
 来週はどんな話しだい。』

「『もうはまだなり、まだはもうなり。』
 の話でもしようかのう…。」

『禅問答のようなあの相場格言だね。
 楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<お知らせ> その1

ザイのサイトに「FX友の会 in 東京 2012」で
お話させていただきました一部が掲載されました。(ご参考まで)

http://zai.diamond.jp/articles/-/132179


<お知らせ> その2

「使っているチャートはどこのですか?」
というご質問をよくいただきます。

私の使っているチャートはGFT系のefx.comの「DealBook」
というチャートです。

* 約定率が99.65%、
* 130種類の通貨ペア、
* 90種類以上のテクニカルツール、

また、「ドル円で0.5銭」「ユーロドルで0.7Pips」など
スプレッドも大幅に縮小になりました。

チャートはトレーダーの大切なツール(道具)になりますが、
描画のノーマルさとチャート・フィーリングが気に入っています。

その「DealBook」のチャート・フィーリングを
無料で試してみることができます。(1ヶ月間)

http://www.efx-dealbook.com/main/dealbook/index.html


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
FX情報をもっと見る
過去ログ
2019年09月(3)
2019年08月(3)
2019年07月(4)
2019年06月(5)
2019年05月(4)
2019年04月(3)
2019年03月(5)
2019年02月(4)
2019年01月(4)
2018年12月(4)
2018年11月(4)
2018年10月(4)
2018年09月(5)
2018年08月(3)
2018年07月(5)
2018年06月(4)
2018年05月(4)
2018年04月(4)
2018年03月(4)
2018年02月(4)
2018年01月(4)
2017年12月(4)
2017年11月(4)
2017年10月(5)
2017年09月(4)
2017年08月(3)
2017年07月(5)
2017年06月(4)
2017年05月(4)
2017年04月(4)
2017年03月(4)
2017年02月(4)
2017年01月(4)
2016年12月(4)
2016年11月(4)
2016年10月(5)
2016年09月(4)
2016年08月(2)
2016年07月(5)
2016年06月(4)
2016年05月(4)
2016年04月(4)
2016年03月(4)
2016年02月(4)
2016年01月(5)
2015年12月(3)
2015年11月(4)
2015年10月(4)
2015年09月(3)
2015年08月(4)
2015年07月(4)
2015年06月(4)
2015年05月(4)
2015年04月(4)
2015年03月(4)
2015年02月(4)
2015年01月(3)
2014年12月(3)
2014年11月(4)
2014年10月(4)
2014年09月(4)
2014年08月(4)
2014年07月(4)
2014年06月(4)
2014年05月(3)
2014年04月(4)
2014年03月(4)
2014年02月(4)
2014年01月(4)
2013年12月(3)
2013年11月(4)
2013年10月(4)
2013年09月(5)
2013年08月(3)
2013年07月(4)
2013年06月(4)
2013年05月(4)
2013年04月(4)
2013年03月(5)
2013年02月(4)
2013年01月(4)
2012年12月(4)
2012年11月(3)
2012年10月(4)
2012年09月(5)
2012年08月(3)
2012年07月(5)
2012年06月(3)
2012年05月(4)
2012年04月(5)
2012年03月(4)
2012年02月(4)
2012年01月(4)
2011年12月(4)
2011年11月(4)
2011年10月(5)
2011年09月(4)
2011年08月(3)
2011年07月(5)
2011年06月(4)