FX トレードと凡事のお話 その12


米グーグルがSF映画にでてきそうなメガネタイプのPC
「Googleグラス」を2014年にも市販するのだそうですね。

●先週の主な出来事

<6月25日(月)>

23日にギリシャ政府が緊縮財政の修正案を公表して、
「2013-14年の2年間で実施する歳出削減を
少なくとも2年延長して16年までとする。
公務員削減を凍結する方針。」などを示しました。
ブルームバーグが、
「ECBとIMFと欧州委員会で構成するトロイカの代表団が
25日に予定していたギリシャ訪問を延期した。」と報じました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどが下窓を空けて始まりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
オセアニア時間ではドル買い優勢の展開になりました。
ドル円は堅調傾向での揉み合い推移になりました。
日経平均は小幅高で始まりました。
東京時間序盤はドル円が反落しました。
ドルストレートはやや軟調傾向で推移しました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
日経平均が反落して前週終値レベルで揉み合いになりました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
原油先物は80ドルあたりで揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
格付け会社のムーディーズが週報で、
「日消費税増税関連法案の3党合意はクレジットにポジティブ。」
との見解を示しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
香港の株式市場がプラス圏へ反発しました。
日首相が、
「やらなければならないことをやり抜いた暁に、
適切な時期に信を問うというのが基本線。」との発言をしました。
東京時間後半は日経平均が前週末比マイナス圏で推移しました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
東京時間後半はドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ブルームバーグが、
「印当局は同国通貨ルピーのサポートで最大12の対策を検討。」
との報道をしました。
日財務相が、
「景気の腰折れがないよう柔軟に対応したい。
景気・円高対策の補正予算は現時点で予断で答えるのは難しい。」
との発言をしました。
香港の株式市場が前週末比マイナス圏へ反落しました。
アジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が、
「欧州首脳は28-29日のEU首脳会議で銀行同盟創設や
財政統合の強化に向けた具体策について議論する見通し。」
との観測報道をしました。
仏の財務相が、
「2012年に財政赤字削減の目標に達するには70-100億ユーロが必要。
仏は独と協力へ。欧州は債務危機に構造的な解決策必要。
ギリシャのユーロ圏残留望んでいる。」などの発言をしました。
日経平均は前週末比−63.73円で大引けになりました。
午後3時半過ぎにドルストレートが下落しました。
ダウ先物が再び下落しました。
ユーロドルが1.25を割り込みました。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
原油先物が79ドル台前半に下落しました。
スペイン政府がEUに正式に銀行支援を要請しました。
格付け会社のフィッチが、
「キプロスをBB+に格下げする。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
ドル円が80円の大台を割り込み下落しました。
クロス円が下落してユーロ円が100円台を割り込みました。
豪ドル米ドルがパリティを一時割り込みました。
独12月債の入札では、
「20.45億ユーロ発行。平均利回りが前回より低い0.019%、
応札倍率が前回より高い2.8倍。」になりました。
独の政府報道官が、
「今週のEU首脳会議でギリシャに関する決定はない見込み。」
との発言をしました。
EUが「スペインの銀行支援要請を歓迎。」との声明を発表しました。
一部メディアが、関係筋からの情報として、
「ムーディーズは本日中にスペインの銀行の格付けを
2から3段階引き下げる計画がある。」との観測報道をしました。
EU欧州連合が、
「キプロスからのいかなる支援要請も認識していない。
ギリシャ向け10億ユーロの供与は数日以内に実施する。」
との発表をしました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が79ドル台を割り込みました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調傾向で推移しました。
ドル円は79円台半ばあたりまで下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46060%に低下しました。
NY時間が近づく頃からユーロドルなどがやや反発をみせました。
シカゴ連銀全米活動指数(5月)は予想より弱い−0.45になりました。
仏短期債の入札は、
「目標上限84億ユーロに対して合計83.85億ユーロ発行。
13週間物証券では、46.95億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い0.056%、
応札倍率が前回より高い1.986倍。」などなりました。
午後10時頃からドルストレートが再び反落しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.61%あたりになりました。
米新築住宅販売件数(5月)は予想より強い36.9万件になりました。
指標発表直後はドル円に反発の動きがみられました。
その後、ドル円が再び反落する展開になりました。
オーストリア中銀総裁が、
「EU首脳会談からは多くの事は期待できない。
ECBよりもEFSFが国債を購入するほうが望ましい。
ユーロ共同債については財政統合を優先させるべき。」
などの見解を示しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ダラス連銀製造業活動指数(6月)は予想より強い+5.8%でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ首相府が「ラパノス次期財務相が健康事由で就任を辞退。」
と発表しました。
一部メディアが、
「キプロスがギリシャからの影響波及を理由にEUに支援要請。」
との報道をしました。
ロンドンフィックス頃にドル円が79円台前半へ下落しました。
EUが「イラン原油禁輸を予定通り7月1日から実施する。」
と発表しました。
深夜1時前頃から主要通貨ペアがやや反発して揉み合いました。
共同通信が、EU首脳会議で採択する文書の草案として、
「欧州委員会が提案した銀行の救済や破綻処理に関する
EU共通の規則を年内合意を視野に迅速に検討する必要。
銀行の預金保護と資金増強の枠組みを喫緊の課題として決定すべき。
財政緊縮策と構造改革の重要性を確認しつつ、
成長と投資と雇用を促進するために成長・雇用協定を採択。
欧州投資銀行EIBの資金を増強してEU域内の投資拡大に充てる。
交通やエネルギーとIT関連のインフラ整備事業のプロジェクト債を
試験的に導入する。」などの報じました。
ユーロドルが1.25を回復しました。
豪ドル米ドルがパリティを回復しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「これ以上の追加緩和は成長への効果はなくインフレ高進を招く。
2013年終盤までに利上げが実施される公算が高い。」
との見解を示しました。
米10年債利回りは1.601%になりました。
NY原油(WTI)は79ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−138.12ドルでこの日の取引を終えました。

<6月26日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「スペインの銀行の長期債務、預金格付けを格下げする。
スペインの銀行11行を2段階格下げ。3行を1段階格下げ。
10行を3段階格下げ。6行を4段階格下げ。」との発表をしました。
25日のNY時間に事前観測報道があったことで反応は限定的でした。
オセアニア時間はドルスレートがやや反発して揉み合いました。
日本経済新聞が、
「金融機関の手元資金量を表す日銀の当座預金残高が、
1年3ヶ月ぶりに過去最高を更新する見通し。」と報じました。
チャイナデーリーが、CICCのチーフストラテジストの見解として、
「中国が景気減速に対処するために8に再び利下げを行う公算。
7月と8月のインフレ率は約2%に鈍化して、
政府に金融緩和余地が生まれる可能性。」との観測報道をしました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
日企業向けサービス価格指数(5月)は予想より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
日経平均が下げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
仲値前にドル円がやや反落しました。
仲値頃から日経平均が下げ幅を拡大しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、香港の株式市場がプラス圏へ反発しました。
正午頃からドル円やユーロドルが反落しました。
ダウ先物がやや上げ幅を縮小して揉み合いになりました。
午後2時頃にユーロドルが1.25台を一時割り込みました。
午後2時過ぎにドル円が反発しました。
午後2時半過ぎにユーロドルが反発しました。
ダウ先物が再び反発をみせました。
日経平均は前日比−70.63円で大引けになりました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小しました。
独GFK消費者信頼感調査(7月)は予想より強い5.8になりました。
本邦の消費税引き上げ法案が可決しました。
午後3時半頃からユーロドルやドル円がやや反落しました。
仏の財務相が、
「次のEU首脳会議が最後のチャンスではない。
首脳会議では構造問題の解決策見出す必要。」
などの発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の消費税引き上げへの動きは信用格付けにプラス。」
との見解を発表しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
伊10年債利回りが6.065%あたりに上昇しました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルが堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが再び反発しました。
ドル円は軟調傾向で推移して79円台前半へ下落しました。
格付け会社S&Pの小川氏が、
「日本国債の格付け見通しは引き続きネガティブ。
日本の景気鈍化と財政悪化は格付けにリスク。
日本の消費増税法案の可決はネガティブではない。
日本の財政状況は長期に持続可能ではない。」
などの見解を示しました。
スペイン債の入札では、
「目標上限は30億ユーロに対して計30.8億ユーロを発行。
84日物短期債では、16億ユーロ発行。
平均利回りが前回の倍以上の2.362%、
応札倍率が前回より低い2.6倍。」などになりました。
スペイン10年債利回りが6.675%あたりに上昇しました。
午後5時半過ぎにユーロドルが反落して1.25台を割り込みました。
他のドルストレートにも反落の動きがみられました。
欧州の株式市場がマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が反落しました。
スペインの経済相が、
「銀行への金融支援の交渉は極めて複雑。時間を要する。」
との発言をしました。
ユーロ円が一時99円台を割り込みました。
英BOE総裁が、
「追加資金注入によって金融政策は引き続き機能する。
英市中銀行が拡大担保タームレポファシリティーに
先行したポジションをとったことを歓迎。
利下げの可能性を否定したわけではない。
英国はまだ流動性の罠に陥っていない。」
などの発言をしました。
英BOEのデール委員が、
「メインシナリオでは2012年末までに基調成長率は上昇の見込み。
個人的には中期的な成長見通しを下方修正している。
ユーロ圏の危機が英経済回復にとって大きなリスク。
一層の景気刺激が必要なら銀行への流動性供給を増加させる。」
などの発言をしました。
英BOEのマイルズ委員が、
「資産買い入れが効果的な間は利下げは魅力的な措置ではない。」
との発言をしました。
英BOEのブロードベント委員が、
「英経済は依然として困難な状況にある。
経済指標によると今後2四半期の成長は横ばい。
市場でのインフレ期待を精査している。」
などの発言をしました。
ポンドドルは再び堅調傾向で推移しました。
伊のゼロクーポン債の発行では、
「2014年債は目標上限30億ユーロに対して29.91億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い4.712%、応札倍率が1.65倍。」
などになりました。
午後6時半過ぎからユーロドルが反発して一時1.25を回復しました。
ダウ先物が再上昇しました。
欧州の株式市場が再びプラス圏へ反発しました。
ECBが1803.78億ユーロの期間7日流動性供給オペを
105機関に対して実施しました。
ユーロドルが再び軟調になりました。
ドル円が一時やや反発をみせて揉み合いました。
原油先物は79ドル台で揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46060%になりました。
スペインの経済相が、
「救済は現金か救済基金の債券通じて実施の可能性。」
との発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「オランダ格付けをAAAに据え置く。見通しは安定的。」
との発表をしました。
午後8時過ぎからポンドドルなどが反落しました。
欧州の株式市場が前日終値レベルで揉み合いになりました。
ダウ先物が反落して揉み合いました。
NY時間序盤はユーロドルやポンドドルが急落しました。
欧州の株式市場が再び下落しました。
午後9時半頃から主要通貨ペアがやや反発をみせました。
米S&Pケースシラー住宅価格(4月)は予想より強い−1.90%でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.64%あたりになりました。
米消費者信頼感指数(6月)は予想より弱い62.0、
リッチモンド連銀製造業景況指数(6月)は予想より弱い−3でした。
NYダウや欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
スペイン10年債利回りが6.844%あたりに上昇しました。
一部メディアが、
「スペイン1-3月の中央政府の財政赤字は対GDP比3.41%になった。」
との報道をしました。
ECBが、
「キプロス債を担保として受け入れないが、
ユーロシステムがキプロスの銀行の安定的な資金調達を保証する。」
との発表をしました。
独の首相が、
「自身が生きている間は欧州が全債務を共有化することはない。」
との発言をしました。
ロンドンフィックス過ぎに一時ユーロドルが1.2441に下落しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
原油先物が79ドル台を割り込みました。
ロイター通信が、
「ユーロ加盟国はESMの優先債権者の地位除外を検討している。
独与党連立政権はESMが各国の銀行支援基金に
直接資金を注入できるよう法律の改正の提案する。」
との観測報道をしました。
その後、NYダウがプラス圏へ反発しました。
ドルストレートが反発してユーロドルが一時1.25を回復しました。
米2年債の入札では、
「高落札利回りが0.313%、応札倍率が前回より低い3.62倍。」
になりました。
ギリシャのシンクタンクの計画経済研究センターが、
「今年のギリシャのGDP成長率は−6.7%になる見通し。」
との発表しました。
一部メディアが、
「EUとECBがキプロスの支援に関して来週前半にも協議する。」
と報じました。
キプロスの財務相が、
「必要な支援規模に関する協議はまだ行われていない。
EUとの交渉開始時期やIMFが関与するかはまだ不明。」
との発言をしました。
午後2時頃にユーロドルなどドルストレートがやや反落しました。
関係筋が、
「今月末で退任の意向を示していたユーログループの
ユンケル議長が現職にとどまる公算が大きい。」と伝えました。
その後、ドルストレートが再びやや反発して揉み合いになりました。
NYダウが上げ幅をやや拡大しました。
ダラス連銀総裁(今年は投票権なし)が、
「オペレーション・ツイストは効果が限定的で延長には反対だった。
新たな何かが起きない限り追加緩和にも反対。」
などの見解を示しました。
格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「独の格付けをAA−からA+に引き下げる。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
NYダウが終盤にやや上げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.628%になりました。
NY原油(WTI)は79ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+32.01ドルでこの日の取引を終えました。

<6月27日(水)>

上海証券報が、
「中国人民銀行は7月に預金準備率を引き下げる可能性。」
との観測報道をしました。
日本経済新聞が、
「ファンロンパイEU大統領が欧州委員会のバローゾ委員長と
ユーロ圏財務相会合のユンケル議長とECBのドラギ総裁と協力して、
欧州全体で銀行経営に介入できる仕組みの導入。
統一した預金保険制度や銀行救済基金の設立。
各国が財政赤字や債務上限ついての合意。
欧州共同債を中期的に検討。ユーロ圏で経済政策の協調と統一。
財政・経済統合に向け明確な法的仕組みの導入。
など将来の金融・財政統合に向けた工程表の素案を作成した。」
との報道をしました。
NZ貿易収支(5月)は予想よりやや強い+3.01億NZドルになりました。
市場反応は限定的ででした。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
オセアニア時間ではドルストレートがやや反落しました。
豪ドルやNZドルやユーロドルなどが反落しました。
東京時間が近づく頃にドル円がやや反落しました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
日経平均は小幅高で始まりましたがマイナス圏へ反落しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
原油先物が79ドル台前半で揉み合いになりました。
午前10時半頃からドルストレートが反発する展開になりました。
日経平均が下げ幅を縮小して前日比プラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりましたが、
その後にプラス圏へ反発して揉み合いになりました。
ダウ先物にやや反発の動きがみられました。
ドル円やクロス円が反発をみせました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比+66.50円で大引けになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
独輸入物価指数(5月)は予想より弱い−0.7%になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
ロンドン時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落して、ドル円が反発上昇しました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ再び反落しました。
米カリフォルニア州のストックトン市が破産申請をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ユーロドルなどドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
スペインの首相が、
「首脳会議で銀行同盟と財政同盟を呼びかける。
欧州救済基金から銀行への直接の支援を呼びかける。
EUの手段を活用して金融市場を安定化させるよう要請。
スペインにとって主要課題は国際市場での資金調達。
スペインは現在の金利での資金調達は長期的に不可能。」
などの発言をしました。
EUのファンロンパイ大統領が、
「危機に対応している明確なシグナルを送る必要。
ユーロの選択肢について共通の理解に達する見込み。」
との発言をしました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
スペイン中銀の月報で、
「第2四半期のマイナス成長は第1四半期より悪化する見込み。」
との見通しが示されました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反落して揉み合いになりました。
ドル円など主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
英住宅ローン承認件数(5月)は予想より弱い30238件になりました。
市場反応は限定的でした。
伊の短期債の入札では、
「185日物証券では、目標上限とおり90億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い2.957%、
応札倍率が前回より高い1.615倍。」などになりました。
ややユーロ売り反応がみられました。
ECBが
「26.6億ユーロの期間7日の流動性供給オペを9行に対して実施。
262.95億ユーロの期間91日の流動性供給オペを50行に対して実施。」
したとの発表をしました。
英CBI小売調査指数(6月)は前月よりかなり強い+42になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場がしだいに反発する展開になりました。
午後6時半頃から豪ドル米ドルなどが反発をみせました。
格付け会社のS&Pが、
「ロシア短期格付けをA-2に引き上げる。長期格付けは維持する。」
との発表をしました。
チェコの首相が、
「EU首脳会議では銀行同盟など統合深化に関するEUの提案を
受け入れないよう政府から委任を受けた。銀行同盟などの提案は
国内経済に極めて大きなダメージを与える恐れがある。」
との発言をしました。
午後7時半頃からドル円が反発上昇しました。
ユーロドルは軟調傾向の揉み合い推移になりました。
独の首相が、
「欧州債務危機の解決に短期的で容易な施策はない。
欧州の成長にとっては構造改革が不可欠。
伊首相とスペイン首相は改革にとって重要な一歩を踏み出している。
欧州には若年層の失業に対する新たな施策が必要。
EU救済基金は競争力の向上に向けられるべき。
EIBの資本は100億ユーロ規模増強されるべき。
信頼に足る銀行監督が必須。
少なくとも9ヶ国に金融取引税の推進の準備があることを歓迎。
ユーロ圏共同債は経済学的に間違いで非生産的。」
などの発言をしました。
ユーロドルは軟調傾向の揉み合いが続きました。
午後8時過ぎからポンドドルがやや反落して揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46060%になりました。
米10年債利回りが1.6348%あたりに上昇しました。
ドル円が79円台後半に上昇しました。
独消費者物価指数速報(6月)は予想より弱い+1.7%でした。
NY時間序盤はユーロドルやポンドドルなどが下落しました。
米耐久財受注(5月)は予想より強い+1.1%、
米耐久財受注(除輸送用機器 5月)は予想より弱い+0.4%でした。
ダウ先物や欧州の株式市場が反落する展開になりました。
米10年債利回りが1.6211%あたりに低下しました。
ドルストレートやクロス円が下落しました。
加住宅価格指数(5月)は前月比で前月より強い+1.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
原油先物は80ドル台を回復しました。
ECBのプラート専務理事が、
「政策金利を1%以下にできないとの原則はないが、
利下げは限定的な効果しか持たない。」との発言をしました。
午後10時半近くからドルストレートが一時反発をみせました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
ポンドドルやユーロドルが軟調推移になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
フィッチが「オランダの主要銀行の格付け見通しは安定的。」
との発表をしました。
米中古住宅販売保留(5月 成約)は予想より強い+5.9%でした。
NYダウや欧州の株式市場に上昇反応がみられました。
米10年債利回りが1.64%あたりに上昇しました。
ドルストレートに一時反発の動きがみられました。
ユーログループが、
「スペインの銀行の必要額は510億から620億ユーロを想定。
ESM発足まではEFSFが拠出する可能性。」との発表をしました。
EIA週間石油在庫統計は原油が13.3万バレル減少に留まりました。
原油先物が一時80ドル台後半に上昇しました。
ドルストレートが再び軟調傾向で推移しました。
レーン委員委員が、
「スペイン銀救済は現行の規定範囲内で実施されなければならない。
直接的な銀行への資金注入は欧州全体の銀行監督体制ができてから。
市場圧力にさらされている国に短期的措置を取ることを
加盟国と取り組んでいる。」などの発言をしました。
深夜12時半過ぎからドルストレートが反発する展開になりました。
ECBのアスムセンECB専務理事が、
「EUとECBのスペイン調査団はマドリードで作業に着手。IMFも助言。
7月9日のユーログループで覚書提示すること目指す。」
との発表をしました。
深夜1時過ぎからドル円が反落しました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.752%、
応札倍率が前回より低い2.61倍。」になりました。
深夜2時半ころからドルストレートが再びやや反落しました。
シカゴ連銀総裁が、
「FRBはさらに緩和的になるべき。
オペレーション・ツイストの効果は緩やか。
今年のGDP見通しは2.0〜2.5%、来年はさらに失速する可能性。」
などの見解を示しました。
深夜4時頃からドルストレートが再び反発する展開になりました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.619%になりました。
NY原油(WTI)は80ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+92.34ドルでこの日の取引を終えました。

<6月28日(木)>

ブルムバーグ通信が、ストゥルナラス財務相の談話として、
「ギリシャでは再選挙でEUとIMFからの救済を支持する連立政権が
誕生したのを受けてギリシャの銀行預金が20億ユーロ増加した。」
との報道をしました。
アトランタ連銀総裁(FOMCの投票権あり)が、
「米国経済は穏やかなペースで拡大。
経済指標は成長が緩慢な状況示す。
欧州問題の波及は米成長を軟化させる見込み。
FRBが欧州支援でできることは多くない。
もう一段の量的緩和は依然として選択肢。
経済状況がより強力なFRBの行動を求めているとは思っていない。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
日小売業販売額(5月)は前年比で+3.6%になりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
東京時間序盤は豪ドル米ドルなどドルストレートが上昇しました。
豪ドル米ドルが1.01台を回復しました。
ダウ先物が反発する展開になりました。
ドル円が反落して軟調に推移しました。
豪HIA新築住宅販売(5月)は前月比で前月より弱い+0.7%でした。
NBNZ企業景況感(5月)は前月より弱い12.6になりました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
その後、韓国や中国上海株式市場がマイナス圏へ反落しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ブラジルの銀行11行について格付けを引き下げた。」
と発表しました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
原油先物は80ドル台前半で揉み合いました。
正午過ぎにドルストレートが再上昇しました。
ユーロドルが1.25台を回復しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
スイスSNBの副総裁が、
「フランの上限はスイス経済にとって必要。
スイスは危機勃発から厳しい道程を歩んできた。
フランの上昇は経済にとって制御が困難だった。」
などの発言をしました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
韓国の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
日経平均は前日比+92.34円で大引けになりました。
英ネーションワイド住宅価格(6月)は予想より弱い−0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
午後3時過ぎに再びドル売り動意がみられました。
ポンドドルが再び上昇して1.56台を回復しました。
午後3時半頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
中国上海株式市場や香港株式市場がマイナス圏へ反落しました。
中国上海株式市場は7日続落で取引を終えました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
英FT紙の独版が、
「ECBのプラート専務理事はモンティ伊首相が提案した
ECBがESMの保証がついた国債を購入するとの提案について、
非常に懐疑的にみている。」と報じました。
独政府筋が、
「スペインの銀行問題は迅速な解決が必要。
EFSFやESMでユーロ圏の支援が可能。
EU首脳会議に過大な期待を寄せるべきでない。
財政同盟の進展という問題は1日では解決しない。
独は首脳会議のタイムテーブルを守る。
独は銀行監督体制が国家レベルのままであれば、
救済基金による資本増強を拒否する。」
などの発表をしました。
ユーロドルが1.25台を割り込み急落しました。
欧州の株式市場が下落する展開になりました。
ダウ先物が反落しました。
原油先物が80ドル台を割り込みました。
主要通貨ペアが下落しました。
スペイン10年債利回りが7%超になりました。
独失業率(6月)は予想より弱い6.8%になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルが一時1.24に迫るあたりまで下落しました。
英第1四半期GDP確報は前期比で予想とおりの−0.3%、
英第1四半期経常収支は予想より弱い−112億ポンドになりました。
ポンド売り反応がみられました。
午後6時近くからユーロドルなどに反発の動きがみられました。
欧消費者信頼感指数確報(6月)は予想より弱い−19.8、
欧業況判断指数(6月)は予想より弱い−0.94になりました。
伊消費者物価指数(6月)は前月比で予想より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
伊の債券入札では、
「10年債債で、目標上限30億ユーロに対し29.23億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い6.19%。
応札倍率が前回より低い1.283倍。」などになりました。
午後6時半頃からドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ユーロ円が一時98円台前半に下落しました。
日財務省が、
「6月末までとしていた為替市場の監視強化策の期限を
9月末まで延長する。」と発表しました。
午後7時過ぎからポンドドルやドル円がやや反発しました。
ダウ先物にやや反発の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46060%になりました。
ユーログループ議長が、
「EU首脳会議で債務危機へ短期的措置を決定することが望ましい。」
との発言をしました。
英FT紙の独版が、匿名の複数の当局者の話として、
「EUが救済基金を使った伊・スペイン債利回り押し下げを検討。」
との観測報道をしました。
アイルランドの財務相が、
「EU首脳会議では伊債利回りを4%あるいはそれ以下に
押し下げる方法が主要議題の1つになる。スペイン銀行の
資本増強による同国債務への影響回避についても議論される。」
などの発言をしました。
米WSJ紙が「独は欧州共同債を交渉する用意がある。」
との観測報道をしました。
午後8時過ぎから主要通貨ペアが反発する展開になりました。
欧州の株式市場やダウ先物が下げ幅を縮小しました。
原油先物が80ドル台を回復しました。
スペイン10年債利回りが6.9%あたりに低下しました。
独の財務省報道官が、
「独がユーロ圏共同債を巡り立ち場変えたとの報道は真実でない。
独財務相は債務共通化に向けより早く行動すると言明してない。」
との発表をしました。
NY時間が近づく頃からユーロドルなどが再び反落しました。
ダウ先物が再び反落しました。
米第1四半期GDP確報は予想とおりの+1.9%、
米第1四半期個人消費確報は予想より弱い+2.5%、
米第1四半期GDP価格指数確報は予想より強い+2.0%、
米第1四半期PCEコア・デフレータ確報は予想より強い+2.3%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.6万人になりました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りが1.5955%あたりになりました。
豪ドル米ドルやポンドドルが軟調に推移しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドル円やクロス円が下落しました。
NYダウが一時100ドル超の下落になりました。
原油先物が80ドル台を再び割り込みました。
欧州の株式市場が下落幅を拡大しました。
EU当局者が、
「EU首脳は発行市場で伊とスペイン債買い入れに向けた
ユーロ圏救済基金の活用について協議をする。」
との発表をしました。
ユーロドルが一時やや反発をみせて揉み合いました。
NYタイムズ紙が、
「JPモルガンの損失が最大90億ドルまで拡大する見込み。」
との観測報道をしました。
ロンドンフィックス前にドルストレートが再び下落しました。
NYダウが160ドル超の下落になりました。
米10年債利回りが1.57%あたりに低下しました。
米連邦最高裁が米大統領の医療保険改革は合憲と判断しました。
ポンドドルが1.55台を割り込みました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
IMFが、
「来週のアテネ訪問後にギリシャ融資で変更を検討する可能性。」
との発表をしました。
深夜12時過ぎからNYダウが下落幅を縮小して揉み合いました。
ユーロドルが揉み合い推移になりました。
ドル円は緩やかに反発していきました。
EU首脳会談の文書草案では、
「経済・金融同盟への具体的行程表を年末までに策定。
10月までに中間報告作成するよう主要EU当局者に要請。
銀行同盟にはEU全加盟国が含まれるが非ユーロ国と相違を容認。」
などが示されました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.075%、応札倍率が前回より低い2.64倍。」
などの結果になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルが一時パリティを割り込みました。
原油先物が77ドル台前半に下落しました。
NYダウが170ドル超の下落になりました。
EU当局者筋が、
「ユーロ圏財務相はスペインと伊の支援のために、
フィンランドが提案している発行市場でのカバードボンド購入を
検討している。」と発表しました。
NY時間終盤にかけてNYダウが下落幅を大きく縮小していきました。
深夜3時半過ぎからドルストレートが反発をみせました。
ロイター通信が、
「JPモルガンの信用デリバティブの損失は40億〜60億ドルの公算。
同銀は損失を出したポジションの半分以上を既に解消している。」
との観測報道をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「景気が弱くなればFRBによる追加緩和の可能性は残る。
緩やかな雇用の改善は見込んでいるが、
もしも経済や雇用が悪化なら行動を取る。」との発言をしました。
一部メディアが、
「独の首相が成長支援に関する協議が継続していることで、
夜に予定していた記者会見をキャンセルした。」と報じました。
NY時間クローズにかけてドルストレートの反発が強まりました。
ポンドドルが1.55台を回復しました。
米10年債利回りは1.585%になりました。
NY原油(WTI)は77ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−24.75ドルでこの日の取引を終えました。

<6月29日(金)>

ファンロンパイEU大統領が、
「EU各国首脳は成長・雇用のアジェンダで合意。
成長計画は1200億ユーロを投入する。
成長促進で欧州投資銀行の100億ユーロ増資を承認した。
成長計画にはプロジェクト債を含む。
EU首脳は短期的な政策を協議している。」
などの発表をしました。
ロイター通信が、EU当局者の話として、
「EU首脳は1200億ユーロ規模の成長策で合意したが、
伊とスペインは借り入れコストの引き下げにつながる
短期的な措置を認めるよう独に要求して署名を拒んでいる。」
などの報道をしました。
オセアニア時間はドル円が反落する展開になりました。
ドルストレートはやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
NZ住宅建設許可件数(5月)は予想より弱い−7.1%になりました。
NZドル売り反応がみられました。
NZドルや豪ドルが軟調傾向で推移しました。
英GFK消費者信頼感(6月)は予想とおりの−29になりました。
日全国消費者物価指数コア(5月)は予想より弱い−0.1%、
日失業率(5月)は予想より強い4.4%になりました。
円買い反応がみられました。
米ダラス連銀総裁(今年はFOMC投票権なし)が、
「米経済の回復は痛々しいほど鈍い。
不確実性はビジネス投資を抑制している。
低金利は長期間続くと予想する。
FEDは歳出の道に踏み込むべきではない。
大きくてつぶせない金融機関は分割が必要。
中国による米債売却の可能性を懸念していない。
FRBは経済支援に充分に対応した。
米住宅市場は底入れした可能性。
米経済が深刻なデフレに直面しない限り、
さらなる緩和措置は支持しない。
欧州危機に対してFEDが出来ることはとても少ない。」
などの発言をしました。
日鉱工業生産指数速報(5月)は予想より弱い−3.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル売り動意がやや優勢の展開になりました。
中国人民銀行総裁が、
「穏健な金融政策を維持して必要なら微調整する。」
との発言をしました。
日経平均は下げ幅を縮小しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物はやや反発をみせて揉み合いました。
香港や上海株式市場がプラス圏へ反発しました。
午前11時45分頃に一部メディアが、
「ユーロ圏首脳はスペイン支援でのESM融資返済の優先権を放棄。」
との報道をしました。
ファンロンパイEU大統領が、
「首脳は短期的な措置を議論した。
救済基金は柔軟に活用へ。安定向上への打開策があった。
銀行は救済基金から直接資本増強が可能。」との発言をしました。
ロイター通信が、
「EU首脳会議はユーロ圏の銀行の監督制度を統一することで合意。
同制度にはECBが関与し、ESMが銀行に直接資本を注入することが
可能になる。」などの報道をしました。
ユーロドルなどドルストレートが急上昇しました。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
ユーロ円が一時100円台を回復する場面がありました。
ドル円もやや反発をみせました。
ダウ先物やアジアの株式市場が急反発しました。
日経平均がプラス圏へ反発上昇しました。
伊の首相が、
「EU首脳会談は良い結果を生んだ。
ECBは救済基金融資でエージェントとして活動。
救済基金を増強する計画はない。伊には支援要請の意向はない。」
などの発言をしました。
ブルームバーグが、日銀から入手した資料を元に、
「海外中央銀行保有の円資産は過去10年間で最大となったもよう。
昨年12月末時点で前年比26%増加の44兆円だった。」と報じました。
東京時間後半は主要通貨ペアが緩やかに反落して揉み合いました。
ダウ先物やアジアの株式市場が当日高値圏で揉み合いました。
日経平均が9000円台を回復しました。
原油先物が89ドル台を回復しました。
日新設住宅着工戸数(5月)は年率で予想より強い90.3万戸、
日建設工事受注(5月)は前年比で前月より弱い−0.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後2時半頃からドルストレートが再上昇して揉み合いました。
ドル円が反発上昇しました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
仏第1四半期実質GDP確報は前期比で予想とおりの±0.0%でした。
日経平均は前日比+132.67円の9006.78円で週の取引を終えました。
独小売売上高指数(5月)は予想より弱い−0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
ユーロ円が100円台を回復しました。
スイスKOF先行指数(6月)は予想より強い+1.16でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は大きく上昇して始まりました。
独の首相が、
「当該国は債券購入プログラムのための条件を満たす必要。
トロイカが精査する必要。銀行へ直接の資本増強には条件がある。」
などの発言をしました。
午後4時半頃から主要通貨ペアが反落する展開になりました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
ダウ先物や欧州株式市場が上昇幅を縮小しました。
欧消費者物価指数速報(6月)は予想とおりの+2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
中国人民銀行が、
「穏健な金融政策を維持して必要に応じて政策を微調整する。
信用とマネーサプライの安定的な伸びを強化するために
様々な金融政策ツールを活用する。
人民元相場の双方向の柔軟性を高める。
金利改革を着実に推進していく。
人民元を基本的に合理的で均衡のとれた水準に維持する。
現在の経済成長は目標範囲内。インフレ率は鈍化している。」
などの見解を示しました。
英BOE金融安定報告書では、
「英国の金融安定の見通しはユーロ圏の大きなリスクで悪化。
英経済を支援するため個別銀行の流動性のガイダンスを緩和へ。
銀行は引き続きボーナスと配当を抑制すべき。
ギリシャのユーロ離脱の直接的な影響は英銀行にとって管理可能。」
などの見解が示されました。
ポンドドルが一時1.56を割り込む場面がありました。
ドラギECB総裁が、
「EU首脳会議は長期的コミットと具体的な短期措置を生み出した。
銀行への直接支援が可能になったことはポジティブな前進。
ESM融資の優先的な扱いを排除したこともポジティブな前進。
新たな合意内容の全ては厳格な条件を伴っている。」
などの発言をしました。
午後7時半頃からドルストレートが再び反発しました。
ダウ先物や欧州株式市場が再び反発する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46060%になりました。
独の首相が、
「ユーロ共同債を拒否する姿勢を堅持。
ESMの優先権の放棄は今回のスペインの措置に限定すべき。
オランド仏大統領と良い協力関係を築いた。」
などの発言をしました。
ボストン連銀総裁が、
「銀行のストレステストは脆弱性を明らかにする。
ストレステストで安定向上の手段を示すことができる。」
などの発言をしました。
仏の大統領が、
「良いEU首脳会議になった。EUの銀行監督は年内に実現化。
金融取引税は年内には実施されるだろう。」
などの発言をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場や原油先物が堅調に推移しました。
午後9時頃からドルストレートやクロス円が一段高になりました。
米個人消費支出(5月)は予想とおりの±0.0%、
米個人所得(5月)は市場予想とおりの+0.2%、
米PCEコア・デフレータ(5月)は予想とおりの+1.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
加GDP(4月)は予想より強い+0.3%、
加鉱工業製品価格(5月)は予想とおりの±0.0%、
加原材料価格指数(5月)は予想よりは強い−0.1%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
NY連銀総裁が、
「政策金利は少なくとも2014年末まで実質ゼロ金利を維持。
政策見通し表現の一段の行動の意味は自明。
雇用は伸びているが景気失速に伴って最近著しく減速した。
設備投資は米財政政策や欧州情勢めぐる不透明感で鈍化。
インフレ率は今後数年間政策目標の2%をやや下回る。
暖冬要因がなくなり国内景気や雇用がどの程度勢いづくか注視。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが堅調に推移しました。
米10年債利回りが1.6569%あたりに上昇しました。
ユーロドルが1.26台後半に上昇しました。
ポンドドルが1.56台後半に上昇しました。
豪ドル米ドルが1.02台を回復しました。
原油先物が81ドル台後半に上昇しました。
NYダウは大幅上昇して始まりました。
スペイン10年債利回りが6.485%あたりに低下しました。
セントルイス連銀総裁が、
「現在の金融政策は超緩和的に留まっている。
欧州債務危機は金融政策で是正できる問題ではない。
財政問題修復に金融政策活用は著しいインフレリスクの可能性。
失業率はマクロ経済的に過去25年よりも比較的早く低下している。
金融政策で欲張りすぎれば経済の不安定化リスクに。
現在の見通しよりも著しく悪化すれば適切に対応できる。」
などの発言をしました。
米シカゴ購買部協会景気指数(6月)は予想より強い52.9でした。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(6月)予想より弱い73.2でした。
ドル円などに上下動が見られましたが市場反応は限定的でした。
NYダウが一時200ドルをさらに超えて上昇していきました。
伊10年債利回りが5.862%あたりに低下しました。
加の財務相が、
「加の4月GDPはポジティブだった。大都市の住宅市場は過熱気味。
不動産規制の変更はそれを落ち着かせるかもしれない。」
などの発言をしました。
午後11時半過ぎからドル円が80円に迫るあたりまで上昇しました。
ユーロ円が101円台を回復しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ユーロ共同債は短期的な危機対応にはならないが、
ECBの金融政策は実施しやすくなる可能性。
ユーロ共同債の前に財政監理の環境を整える必要がある。
ESMの国債購入が可能になることは正しい方向。」
などの発言をしました。
深夜12時過ぎからドルストレートが上げ幅を縮小し揉み合いました。
ホワイトハウスが、
「EU首脳会議の決定を歓迎する。
欧州危機は一夜にして収束することはないが、
今後さらに前進がなされるだろう。」との声明を発表しました。
深夜12時半過ぎにドル円が一時やや上昇幅を縮小しました。
ユーロ当局者が、
「今回のEU首脳会談の決定でESMが銀行への直接融資実施が
可能となった時点でスペイン政府への融資は銀行直接融資に
切り替えられる。これでスペイン政府の負債ではなくなり
同国の国債の信用力は保たれる。」と発表しました。
原油先物が上昇して84ドル台を回復しました。
独議会の下院が欧州安定メカニズムESMを承認しました。
ドル円が80円に迫るあたりまで上昇する場面がありました。
米10年債利回りは1.643%になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+277.83ドルの12880.09ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<7月1日(日)>

中国製造業PMI(6月)が予定されています。

<7月2日(月)>

※香港と加が祝日および振り替え休日です。

朝8時50分に日銀短観、第2四半期大企業製造業業況判断指数ほか、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(6月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(5月)、
午後4時半にスイス製造業PMI(6月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(6月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(6月)、
午後5時半に英製造業PMI(6月)、
午後6時に欧失業率(5月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(6月)、米建設支出(5月)、
などが予定されています。
英・(欧)・米の指標には注目です。

<7月3日(火)>

午前10時に中国非製造業PMI(6月)、
午前10時半に豪住宅建設許可件数(5月)、
午後1時半に豪政策金利、豪RBA声明、
午後5時半に英建設業PMI(6月)、英消費者信用残高(5月)、
午後6時に欧生産者物価指数(5月)、
夜11時に米製造業受注指数(5月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<7月4日(水)>

※米国が独立記念日の祝日です。

午前10時半に豪小売売上高(5月)、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(6月)、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(6月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(6月)、
午後5時半に英サービス業PMI(6月)、
午後6時に欧小売売上高(5月)、
などが予定されています。
豪・(英)・(欧)の指標には注目です。
また、独5年債の入札も予定されています。

<7月5日(木)>

午前10時半に豪貿易収支(5月)、
午後7時に独製造業受注指数(5月)、
午後8時に英BOE政策金利、英BOE資産買取枠発表、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時15分に米ADP雇用統計(6月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜9時半からドラギECB総裁記者会見、
夜11時に米ISM非製造業総合景況指数(6月)、
などが予定されています。
豪・英・欧・米の指標には注目です。
また、スペイン債と仏債の入札が予定されています。

<7月6日(金)>

午後2時に日景気先行CI指数速報(5月)、日景気一致CI指数速報(5月)
午後3時45分に仏貿易収支(5月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(6月)、
午後5時半に英生産者物価指数コア(6月)、
午後7時に独鉱工業生産指数(5月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(6月)、米失業率(6月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(6月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化率(6月)、加失業率(6月)、
同夜9時半に加住宅建設許可(5月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(6月)、
などが予定されています。
独・米・加の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが、週初は前週に続き
82.3あたりから堅調傾向で推移して週後半に82.8あたりまで上昇し
ましたが、週末29日にEU首脳会議で「欧州の銀行が救済基金ESMなど
から直接資本増強が可能となる採択がなされたことや、スペインの
支援においてESM融資返済の優先権が放棄されることになった」こと
でリスク選好のドル売りが強まり、81.63に大きく低下する展開に
なりました。一方、LIBORドル3ヶ月物金利は0.46060%と前週より
低下しました。そして、NYダウは週末に大きく上昇して週間で239
ドルほど上昇して12880.09ドルで週の取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、25日の米新築住宅販売件数(5月)が予想
より強い36.9万件、26日の米ケースシラー住宅価格指数(4月)が予想
より強い−1.90%、米消費者信頼感指数(6月)が予想より弱い62.0、
リッチモンド連銀製造業景況指数(6月)が予想より弱い−3、27日の
米耐久財受注(5月)が予想より強い+1.1%、中古住宅販売成約(5月)
が予想より強い+5.9%、28日の米第1四半期GDP確報が予想とおりの
+1.9%、米第1四半期個人消費が予想より弱い+2.5%、米第1四半
期PCEコア・デフレータが予想より強い+2.3%、米新規失業保険申請
件数が予想ややより弱い38.6万件、29日の米個人消費支出(5月)が予
想とおりの±0.0%、米個人所得(5月)が予想とおりの+0.2%、米PCE
コア・デフレータが予想とおりの+1.8%、シカゴ購買部協会景気指
数が予想より強い52.9、ミシガン大学消費者信頼感指数確報(6月)が
予想より弱い73.2などになりました。強弱混在でしたが、住宅市場の
回復が覗える結果になりました。

先週の米要人発言では、(同じ要人の重複発言は省略) 25日にリッチ
モンド連銀総裁が「これ以上の追加緩和は成長への効果はなくインフ
レ高進を招く。2013年終盤までに利上げが実施される公算が高い。」
とタカ派の見解を示し、26日にダラス連銀総裁(今年FOMC投票権なし)
が「オペレーション・ツイストは効果が限定的で延長に反対だった。
新たな何かが起きない限り追加緩和に反対。」とタカ派見解を示し、
27日にシカゴ連銀総裁が「FRBはさらに緩和的になるべき。オペレー
ション・ツイストの効果は緩やか。今年のGDP見通しは2.0〜2.5%、
来年はさらに失速する可能性も。」とハト派の見解を示し、29日に
アトランタ連銀総裁が「景気が弱くなればFRBによる追加緩和の可
能性は残る。緩やかな雇用の改善を見込むも、もしも経済や雇用が
悪化なら行動を取る。」とハト派寄りの見解を示し、NY連銀総裁が
「政策金利は少なくとも2014年末まで実質ゼロ金利を維持。政策見
通し表現の一段の行動の意味は自明。雇用は伸びているが景気失速
に伴って最近著しく減速した。設備投資は米財政政策や欧州情勢を
めぐる不透明感で鈍化。インフレ率は今後数年間政策目標の2%を
やや下回る。暖冬要因がなくなり国内景気や雇用がどの程度勢いづ
くか注視。」とハト派の見解を示し、セントルイス連銀総裁が「現
在の金融政策は超緩和的に留まっている。欧州債務危機は金融政策
で是正できる問題ではない。財政問題修復に金融政策活用は著しい
インフレリスクの可能性。失業率はマクロ経済的に過去25年よりも
比較的早く低下している。金融政策で欲張りすぎれば経済の不安定
化リスクに。現在の見通しよりも著しく悪化すれば適切に対応でき
る。」とややタカ派寄りの中立見解を示すなど、米要人達の金融政
策にかかわるスタンスはまちまちでした。

今週の米主要経済指標では、7月2日の米ISM製造業景況指数(6月)、
5日の米ADP雇用統計(6月)と米新規失業保険申請件数、そして、
週末6日の米雇用統計が注目されます。


円については、先週の日主要経済指標では、29日の日失業率(5月)
が予想より強い4.4%になりましたが、日全国消費者物価指数コア
(5月)は−0.1%、日鉱工業生産指数(5月)は前月比で−3.1%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
今週の円にかかわる主要経済指標では、週初7月2日の第2四半期
大企業製造業業況判断指数などの日銀短観が注目されます。

先週のドル円相場は、(詳述は割愛) 週初、格付け会社のムーディー
ズが週報で「日消費税増税関連法案の3党合意はクレジットにポジ
ティブ」との見解を示したこともあって、日本の政局や日貿易赤字
拡大などによる円売りポジションを投げる向きもあったか、25日の
東京市場が始まるとドル円は80.57円の高値から下落に転じて80円の
チャートポイントを割り込み、また、格付け会社フィッチによるキ
プロス格下げや、オーストリア中銀総裁の「EU首脳会談からは多くの
事は期待できない。」との発言があり、リスク回避の動意でクロス円
が下落したことを背景に同日のNY時間のロンドンフィックスにかけて
ドル円は79円台半ばまで下落する展開になりました。

その後、26日の東京時間に日消費税引き上げ法案の可決などがあり、
79円台後半から79円台半ばの上下動の揉み合いを経て、ロンドン時
間序盤に79.27円まで再び下落する展開になりました。その後、27日
のロンドンフィックスにかけてドル買い動意に79.86円まで上下動し
ながらも反発しましたが、28日の東京時間から再び反落して、ロン
ドン時間序盤に独政府筋が「EU首脳会議に過大な期待を寄せるべき
でない。財政同盟の進展という問題は1日で解決しない。独は首脳
会議のタイムテーブルを守る。独は銀行監督体制が国家レベルのまま
であれば救済基金による資本増強を拒否する。」などの発表をした
ことでスペイン10年債利回りが7%超になり、リスク回避の動意で
クロス円が下落したことを背景にドル円は79.22円に下落する展開に
なりました。

その後、29日のオセアニア時間にかけて79円台前半で上下動の揉み合
いになりましたが、東京時間序盤に79.13円まで下落した後に反発に
転じて、EU首脳会議で「欧州の銀行が救済基金ESMなどから直接資本
増強が可能となる採択がなされたことや、スペインの支援において
ESM融資返済の優先権が放棄されることになった」ことで、一時、
ドル売り動意にドル円は下押されるも、その後はクロス円の上昇を
背景に、リスク選好の円売り動意にドル円はロンドン時間序盤にか
けて79円台後半に上昇する展開になりました。その後、独の首相が
「当該国は債券購入プログラムのための条件を満たす必要。トロイ
カが精査する必要。銀行へ直接の資本増強には条件がある。」との
発言をしたことで、79円台前半まで反落する場面がありましたが、
その後、ドラギECB総裁から「EU首脳会議は長期的コミットと具体的
な短期措置を生み出した。銀行への直接支援が可能になったことは
ポジティブな前進。ESM融資の優先的な扱いを排除したこともポジテ
ィブな前進。」との発言があり、スペイン10年債利回りが6.485%に
低下したこともあり、再びリスク選好の円売り動意に上昇に転じて、
NYダウの大幅上昇にクロス円が堅調に推移したことで、ドル円は一時
80円に到達するあたりまで上昇して79.81円で週取引を終えました。

今週のドル円相場では、先週のEU首脳会議で「欧州の銀行が救済基金
ESMなどから直接資本増強が可能となる採択がなされたこと」などに
よるリスク選好の円売りがどのような展開になるか注目されます。

一方、29日の日短期金融市場で翌日物から1年までの資金をやりとり
するレポ金利がほぼ0.1%になり、また残存期間2年や3年の国債利
回りも同じく0.1%になっていて、さらに景気刺激のために金利を引
き下げるには資産買入基金の購入対象を5年債まで広げる政策が考え
られますが、5年物国債を中心に保有しているメガバンクの収益の下
押し要因になりかねなく、銀行のリスク許容度を低下させてしまうと
銀行が融資に慎重になってしまって逆に景気悪化を招く可能性もある
とのことで、緩和姿勢を崩していない日銀ではありますが、緩和策に
手詰まり感があるとの指摘も聞かれ今後の展開が注目されます。

今週のドル円相場では、週初まずはオプションの設定があるとされる
大台80.00の「000」ポイントから、3月15日から6月1日の下降波の
38.2%戻し水準の80.15の重要ポイントでの攻防が注目され、また
週末の米雇用統計が重要イベントとして注目されますが、上昇にな
った場合は6月25日高値の80.62のポイント、さらに上昇した場合は
81.00の「00」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、まずは6月7日から6月13日にかけての
揉み合い高値79.50〜79.69のサポートゾーンの攻防が注目されます。
ここを下抜けた場合は、79.00の「00」ポイント、さらに下落した
場合は6月15日安値の78.61のポイントが注目されます。


ユーロについては、先週のユーロドル相場は、(詳述は割愛) 週初、
前週末23日にギリシャ政府が「2013-14年の2年間で実施する歳出
削減を少なくとも2年延長して16年までとする。公務員削減を凍結
する方針。」などの緊縮財政の修正案を公表したことや「トロイカ
調査団が25日に予定していたギリシャ訪問を延期した。」ことなど
があり下窓を空けて始まり、ロイター通信の「欧州首脳はEU首脳会
議で銀行同盟創設や財政統合の強化に向けた具体策について議論す
る見通し。」との観測報道などで下落一服で揉み合いになりました
が、スペイン政府がEUに正式に銀行支援を要請したことや、格付け
会社のフィッチが「キプロスをBB+に格下げする。見通しネガティ
ブ。」との発表をしたや、独の政府報道官の「EU首脳会議ではギリ
シャに関する決定はない見込み。」との発言や、一部メディアが、
「ムーディーズはスペインの銀行の格付けを2から3段階引き下げ
る可能性。」との観測報道をしたことなどで1.25台を割り込み、
25日のロンドン時間前半に1.2471まで下落する展開になりました。
その後、オーストリア中銀総裁の「EU首脳会談からは多くの事は期
待できない。」との発言や、キプロスがギリシャからの影響波及を
理由にEUに支援を要請したことなとで揺れながらも、26日の東京時
間前半にかけて1.25台を一時回復する展開になりました。

その後、東京時間後半に再び1.25台を割り込みましたが、26日のロ
ンドン時間序盤にダウ先物や欧州の株式市場の堅調を背景に1.2530
まで反発する展開になりましたが、スペイン10年債利回りが6.675%
あたりに上昇したことや、スペインの経済相が「銀行への金融支援
の交渉は極めて複雑。時間を要する。」と発言したことなどで再び
軟調になっていきました。その後、伊のゼロクーポン債の発行で金
利は上昇するも無事に通過したことや、ダウ先物など株式市場の反
発に再び1.25台を回復する場面がありましたが、「スペイン1-3月
の中央政府の財政赤字は対GDP比3.41%になった。」との報道や、
独の首相が「自身が生きている間は欧州が全債務を共有化すること
はない。」との発言をしたことなとで、ロンドンフィックスにかけ
てユーロドルは1.2441まで下落する展開になりました。

その後、ロイター通信が「ユーロ加盟国はESMの優先債権者の地位
除外を検討している。独与党連立政権はESMが各国の銀行支援基金
に直接資金を注入できるよう法律の改正の提案する。」との観測報
道をしたことで再び1.25台を回復する上下動激しい展開になりまし
た。その後、ギリシャのシンクタンクの計画経済研究センターが、
「今年のギリシャのGDP成長率は−6.7%になる見通し。」と発表し
たことや、格付け会社のイーガン・ジョーンズが「独の格付けを
AA−からA+に引き下げる。見通しネガティブ。」との発表をした
ことなとで再び1.25台を割り込み軟調傾向の揉み合いになっていき
ました。

その後、27日の東京時間前半に再び1.25台を回復しましたが続かず、
スペインの首相の「首脳会議で銀行同盟と財政同盟を呼びかける。
欧州救済基金から銀行への直接の支援を呼びかける。EUの手段を活
用して金融市場を安定化させるよう要請。スペインにとって主要課
題は国際市場での資金調達。スペインは現在の金利での資金調達は
長期的に不可能。」との発言や、EUのファンロンパイ大統領の「危
機に対応している明確なシグナルを送る必要。ユーロの選択肢につ
いて共通の理解に達する見込み。」との発言や、スペイン中銀月報
で「第2四半期のマイナス成長は第1四半期より悪化する見込み。」
との見通しが示されことや、独首相の「ユーロ圏共同債は経済学的
に間違いで非生産的。」との発言などで軟調傾向の揉み合いになっ
て、ダウ先物や欧州の株式市場の軟調を背景に、レーン委員委員が
「スペイン銀救済は現行の規定範囲内で実施されなければならない。
直接的銀行への資金注入は欧州全体の銀行監督体制ができてから。」
との発言もあり、ロンドンフィックスにかけてユーロドルは1.2445
まで下落する展開になりました。

その後、再び反発に転じて28日の東京時間前半に再び1.25台を回復
しましたが、ロンドン時間序盤に独政府筋が「EU首脳会議に過大な
期待を寄せるべきではない。財政同盟の進展という問題は1日では
解決しない。独は銀行監督体制が国家レベルのままであれば、救済
基金による資本増強を拒否する。」との発表をしたことや、スペイ
ン10年債利回りが7%超に上昇したことなどでユーロドルは1.2415
まで急落する展開になりました。その後、ユーログループ議長が、
「EU首脳会議で債務危機へ短期的措置を決定することが望ましい。」
と発言をしたことや、英FT紙の独版の「EUが救済基金を使った伊・
スペイン債利回り押し下げを検討。」との観測報道や、米WSJ紙の
「独は欧州共同債を交渉する用意がある。」との観測報道などで
ユーロドルは下げ止まり、独財務省報道官による米WSJ紙の報道否定
や、ロイター通信の「EU首脳は1200億ユーロ規模の成長策で合意し
たが、伊とスペインは借り入れコストの引き下げにつながる短期的
な措置を認めるよう独に要求して署名を拒んでいる。」との報道に
揺れながらも東京時間前半にかけ小幅な揉み合い推移になりました。

しかしその後、29日の午前11時45分頃に「ユーロ圏首脳はスペイン
支援でのESM融資返済の優先権を放棄した。」との報道があり、
そしてロイター通信が「EU首脳会議はユーロ圏の銀行の監督制度を
統一することで合意。同制度にはECBが関与し、ESMが銀行に直接資本
を注入することが可能になる。」との報道があって、ユーロドルは
一転して急反発する展開になりました。東京時間正午過ぎに1.2620
まで上昇しました。その後、揉み合いとなって、独首相の「当該国
は債券購入プログラムのための条件を満たす必要。トロイカが精査
する必要。銀行へ直接の資本増強には条件がある。」との発言に一時
やや下押されるも、ドラギECB総の「EU首脳会議は長期的コミットと
具体的な短期措置を生み出した。銀行への直接支援が可能になった
ことはポジティブな前進。ESM融資の優先的な扱いを排除したことも
ポジティブな前進。」との発言もあり1.25台後半で揉み合いになり
ました。その後、独の首相の「ユーロ共同債を拒否する姿勢を堅持。
ESMの優先権の放棄は今回のスペインの措置に限定すべき。」との
発言にやや揺れるも、スペイン10年債利回りが6.4%近くまで低下
したことや、ECBのアスムセン専務理事の「ユーロ共同債は短期的な
危機対応にはならないが、ECBの金融政策は実施しやすくなる可能性。
ユーロ共同債の前に財政監理の環境を整える必要がある。ESMの国債
購入が可能になることは正しい方向。」との発言などもあり、NYダウ
の大幅上昇も背景にユーロドルは1.2692まで上昇して、1.2661で週の
取引を終えました。

今週のユーロドル相場では先週のEU首脳会議で「欧州の銀行が救済
基金ESMなどから直接資本増強が可能となる採択がなされたこと」や、
「スペインの支援においてESM融資返済の優先権が放棄されることに
なった」ことや、「市場安定のためにESM等が南欧国債の買入などに
柔軟に対応することが決定された」ことや、「総額1200億ユーロを
インフラ整備などに投入する成長・雇用協定の採択がされた」こと、
などがどこまでユーロ相場を押し上げれるのかが注目されます。
一部ではこれは時間稼ぎに過ぎなく欧州問題が解決されたわけでは
ないとの見方や、先週末の急反発はそれまでのEU首脳会議への悲観論
の過剰な反動と冷めた見方もあるようです。また、ユーロドルでは
対ドル通貨ペアとして週末の米雇用統計も注目されます。

週初、上昇となった場合は、まずは1.27の「00」ポイントおよび6月
18日高値の1.2747での攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は、
1.28の「00」ポイントから5月22日高値1.2824のレジスタンスゾーン
さらに上昇した場合は5月15日高値1.2866のポイント、ここを上抜け
た場合は、1.29の「00」ポイントでの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は1.26の「00」ポイント、ここを下抜けた
場合は6月22高値の1.2583、さらに下落した場合は6月28日高値の
1.2524のポイントから1.25の「00」ポイント、ここを下抜けた場合
は6月27日安値の1.2445のポイントが注目されます。


※来週から「先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点」のうち
 「先週のドル・円・ユーロの総括」のほうは
 あまりに長過ぎるコンテンツになってしまうことから、
 『今週の注目点』だけにさせていただきたいと思います。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その12 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十二話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて前回は、上位時間軸と下位時間軸のかかわりついての
 その前段として、
 『トレンドは短中長の時間軸ごとに存在している』こと、
 『トレンドとともに価格の方向や動きというものもある』こと、
 などのお話をしたのじゃが、
 さらにこのことも話さねばなるまいのう…。」

『なんだい。ジイさん、まだ他にもあるのかよ。』

「チャールズ・ダウの“Dow Theory”(ダウ理論)じゃよ。」

『……!』

「このテーマはとても大きいので、
 後日にまたテーマとして取り上げねばならないがのう…、
 チャールズ・ダウは『トレンドには3種類ある』として、
 『相場にトレンドがある場合には主要トレンドが存在して』
 『その主要トレンドの調整局面としての2次トレンドがあり』
 『そのまた2次トレンドの調整局面として小トレンドがある』
 と“Dow Theory”において定義したのじゃ。」

『前回の話とも共通点があるようだな…。』

「ふむ…。そして、“Dow Theory”の大要6項目の中で、
 『トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する』
 ということも示したのじゃ…。」

『主要トレンドは調整とはなるが、そう易々と変ることはない、
 てなことだな…。』

「まぁ、主要トレンドとて無限に続くわけではないとしても、
 『そう易々と変ることはなく継続しやすい』
 とは言ってもよいのではなかろうかのう…。」

『……。』

「よく『月足を観よ。週足を観よ。』と言われるものじゃが、
 言葉を換えれば『主要トレンドの方向を認識せよ。』
 と言ってもよいのではなかろうか。」

『……。』

「そして…、その主要トレンドは、調整局面としての
 2次トレンドを伴うということじゃのう。」

『でもさぁ…、オレ様みたいな短期トレーダーはさぁ、
 月足だの週足だの悠長なトレンドを追いかけてはいれないぜ。』

「ふむ…。もっともなことじゃ…。
 恐れ多く軽々と述べることはできないけれども…、
 主要トレンドは、動意の集積という観点から
 『トレードするタームにおける上位の時間軸』との
 『場合としての再定義』が許されるのではないだろうかのう。
 どのようなものなのじゃろうか…。」

『……。』

「そして、もしもこのような再定義が許されるならば、
 月足や週足などを意識しつつ、
 『トレードするタームにおける上位の時間軸』を
 (そのトレードにおける)主要トレンドと見なして、
 短期トレードなどを検討できるのではなかろうかのう。」

『ともあれ、上位の時間軸の方向性はとても重要であり、
 それを認識することはトレードでは当たり前というわけか。』

「このことを前提に話を進めさせてもらうがのう…。
 主要トレンドと見なす上位の時間軸のトレンドと
 執行を検討する下位の時間軸のトレンドとが同調する状態…、
 言い方を換えると、上位の時間軸に対して下位の時間軸が
 調整未然の状態で同調している状態のことじゃが…、」

『……。』

「この状態に加えて、価格(レート)の動きも同調する状況…、
 つまり、例えば、上位の時間軸と下位の時間軸が
 ともに上昇トレンドになっていて、
 さらに価格(レート)も上昇していて、
 上位の時間軸と下位の時間軸ともに陽線が示現している
 状況のことじゃが…、" Probability "状態となっていて、
 ロング(買い)で勝ちやすいものの、
 ときに『高値つかみ』となることもあるものじゃ。」

『あるある。オレ様なんかはしょっちゅう…でもないけれど、
 そういうことに遭遇することがあるぜ。』

「ゆえに、例えば高値追いをしていく場合では、
 流儀や流派によって異なるけれども、
 前回高値の位置やレジスタンス・ラインの位置や、
 ピボット・ポイントの位置や、雲の位置や、
 ボリンジャーバンドでのσの位置や、「00」ポイントや、
 フィボナッチ・エクステンションのポイントの位置など、
 ターゲット(目標)になる位置として、
 もしくは反転の可能性のあるチャートポイントとして、
 トレードを行う前に把握しておかなくてはならないのじゃ…。」

『チャートポイントを把握してトレードすることは
 当たり前のこと、というワケだな…。』

「ふむ。そのとおりじゃ…。では次にじゃが、
 主要トレンドと見なす上位の時間軸のトレンドと
 執行を検討する下位の時間軸のトレンドとが
 同調している状態において、
 価格(レート)の動きが逆行している場合は…」

『おい、ジイさんよ。また話がさぁ長くなってんぞ。
 続きはまた来週にしたらどうなんだい。』

「そろそろ、お前さんがそう言うと思っとった…。^^
 では、そうすることにしようかのう。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

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