FX トレードと凡事のお話 その9


英エリザベス女王の即位60年祝賀行事で女王が最初に訪れたのは
英南部のエプソムでのダービーの競馬観戦だったそうですね。^^

※来週10日(日)の更新はお休みさせていただきます。 m(_ _)m

●先週の主な出来事

<5月28日(月)>

ドルストレートやクロス円が上窓を空けて始まりました。
市場開始後にドル円が反落しました。
オセアニア時間はドル売り優勢の展開になりました。
ロイター通信が、
「26日に行われた各世論調査でギリシャ新民主主義党NDが
ギリシャ急進左派連合SYRIZAを0.5-5.7%わずかにリードした。
政権樹立に必要な定数確保が可能な水準となった。」
との報道をしました。
英サンデータイムズが、
「EUは金融機関からの課徴金を原資として経営難の銀行を
救済する基金を設立する計画に取り組んでいる。」
との観測報道をしました。
日経新聞が、
「ギリシャ政府が出資する中堅銀行2行で
合計100億ユーロもの資本不足を抱えていることが判った。」
との報道をしました。
5月22日付IMM通貨先物でユーロ売り越しが過去最高になりました。
英ホームトラック住宅調査(5月)は前回値より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
午前8時頃からドル円が反発する展開になりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
豪ドル米ドルが堅調傾向で推移しました。
日企業向けサービス価格指数(4月)は予想より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀金融政策決定会合議事録要旨では、
「景気は先行き、緩やかな回復経路に復していく。
依然として様々な不確実性がある。
見通しを確かにするため一段の金融緩和が必要。」
など各委員の見解が示されました。
豪RBA総裁が、
「中国の統計は弱含み。中国経済は注視すべき問題。
中国の統計は欧州の状況を反映したところもある。」
などの認識を示しました。
豪ドルに一時押しの動きがみられました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
その後、日経平均が反落して前週末終値レベルで揉み合いました。
ドル円が軟調に推移しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ムーディーズが「ポルトガルの予算執行は格付けにプラス。」
との見解を発表しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
韓国の株式市場は休みでした。
中国上海株式市場は下落して始まり揉み合いになりました。
その後、ドルストレートが揉み合いになっていきました。
ポンドドルは1.57台を回復しました。
中国の首相が「最貧地域への政府援助を拡大する。」
との発表をしました。
中国上海株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場が前週末プラス圏で堅調推移になりました。
原油先物は91ドル台半ばでの推移になりました。
東京時間後半はドルストレートが再び上昇しました。
ユーロドルが1.26台を回復しました。
スペインのエル・ムンド紙が、
「スペインは銀行の債権整理でさらに300億ユーロ必要の可能性。」
との観測報道をしました。
米格付け会社のムーディーズが、
「中国経済の成長鈍化が長期化すれば
ソブリン信用格付けが引き下げられる可能性がある。
貿易関係の深刻な悪化も格付けを損ねる可能性がある。
政府の強固な財政と金融システムの強化によって
格付けが支えられる可能性もある。」
などの見解を発表しました。
一時、ユーロドルにやや反落の動きがみられました。
ドル円の軟調が続きました。
日経平均は前週末比+12.76円で大引けになりました。
午後3時過ぎにドル円がやや反発をみせました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
シカゴ先物のNYダウが84ドル高と堅調に推移しました。
アジアの株式市場が堅調に推移しました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
独とスペインの10年債利回格差が505bpと最大レベルになりました。
伊景況感指数(5月)は前月よりかなり弱い86.2になりました。
欧州の株式市場が上昇幅を縮小する展開になりました。
スペインの銀行株が急落しました。
ユーロドルなどドルストレートが反落する展開になりました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
ポンドドルが1.57台を割り込みました。
ドル円が再び下落する展開になりました。
伊の2014年5月償還ゼロクーポン債の入札では、
「目標とおりの35億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い4.037%、
応札倍率が前回より低い1.66倍。」などになりました。
欧州の株式市場が再び上昇する展開になりました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円は軟調傾向の揉み合い推移が続きました。
スペイン10年国債利回りが一時6.5%超と今年最高になりました。
その後、欧州株式市場が再びやや上げ幅を縮小して揉み合いました。
ドルストレートが再びやや反落して揉み合いになりました。
スペインの財務省が、
「年内に予定されている国債の大量償還には充分に対応できる。」
との発表をしました。
スペインの首相が、
「欧州はより金融と財政の統合が必要。
欧州はユーロに対する不透明感を払拭してユーロを堅守すべき。
銀行救済の規模については調査結果を待つ必要がある。
スペインの銀行に関して欧州による支援の必要はない。
ECBにバンキア救済について要請していない。
スペイン政府は銀行への資本注入についての最善策を研究中。
カタルーニャ州の財政は破綻していないが流動性の問題がある。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46685%になりました。
NY時間が近づく頃からドル円が反発をみせました。
ユーロドルが軟調傾向で推移しました。
ユーロポンドが軟調に推移しました。
ECBのクノット理事が、
「ポルトガルの財政は大幅に改善している。
防火壁を備え全般にユーロ圏は良い状況になりつつある。」
との認識を示しました。
一部メディアが、
「スペイン政府は国債を通じた銀行の資本増業計画を
ECBに特に通知していない。」との報道をしました。
NY市場はメモリアルデーで休みでした。
欧州の株式市場が前週末比マイナス圏へ反落しました。
午後10時過ぎにユーロドルが反落を強め1.25台前半に下落しました。
豪ドル米ドルに反落の動きがみられました。
ポンドドルは上下動の揉み合いになりました。
独2年債利回りが0.027%あたりまで低下しました。
原油先物が91ドル台前半で推移しました。
欧州の株式市場がやや反発して前週終値レベルで揉み合いました。
ドル円が79円台半ばへ上昇しました。
深夜12時半頃からドルストレートが一時反発をみせました。
ドル円が一時反落する展開になりました。
独仏の株式市場は小幅安で大引けになりました。
その後、ドルストレートがやや反落して小幅揉み合いになりました。
ドル円は再びやや反発して小幅な揉み合いになりました。
EU大統領が「債務を管理するために持続的な経済成長が必要。」
との認識を示しました。
英BOEのブロードベント委員が、
「増大したユーロ圏の不安は当面、英国に影響を及ぼし続ける。
最悪のリスクが現実のものとなればBOEはそれに対応して行動。
銀行に対する資本増強圧力はリスク環境から生じている。
金融緩和は不可欠だが万能ではない。
利下げしてもそれほど効果出ない可能性があり、
我々は適切な手段だとは確信していない。
現在の政策スタンスが充分なものと信じている。」
などの発言をしました。
加の財務相が、
「加の財政のファンダメンタルズは依然としてしっかりしている。
加の銀行のユーロ圏へのエクスポージャーは小さい。」
などの認識を示しました。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアが小幅な揉み合いが続きました。
NYダウや米債券市場はメモリアルデーで休みでした。

<5月29日(火)>

ロイター通信が、
「ギリシャ財務省が国内大手銀行4行に資本増強として180億ユーロ
が支払われたことを明らかにした。これにより同4行はECBのオペが
利用可能になる。」との報道をしました。
日本経済新聞が、ギリシャのトマビ紙の記事として、
「国際支援がなければギリシャ政府の資金繰りは6月末にも
行き詰るとの見通しを示したパパデモス前首相のメモでは、
税収減のほか、EFSFの融資一部保留で6月中旬から政府の資金繰り
が極度に悪化、同20日から10億ユーロが不足して財政はIMFとEFSF
の金融支援に前面依存する。」との前首相のメモを報道しました。
ロイター通信が、ギリシャ政府関係者からの情報として、
「ギリシャは税収増なくば1次支援残30億ユーロ利用もありえる。」
との観測報道をしました。
午前7時過ぎからドル円が反発をみせました。
ドルストレートがしだいに下落する展開になりました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
日失業率(4月)は予想より弱い4.6%になりました。
日全世帯実質消費支出(4月)は前年比で+2.6%になりました。
日小売業販売額(4月)は前年比で+5.8%になりました。
ユーロドルやポンドドルが前週末終値まで下落して窓を埋めました。
ドル円が79円台後半へ上昇しました。
日財務相が、
「6月1日より日中為替直接交換開始する
具体的に日中の政府・民間部門が協力できたことを歓迎する。
取引コストの低下など受けて日中間の市場が効率化する。
個人向け国債の販売額減少は想定の範囲内。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル買い優勢の相場展開になりました。
午前9時半頃からドル買いが一服になりました。
ドル円が79円台半ばをやや下回るあたりまで反落しました。
日経済相が、
「欧州情勢は日本経済の下ぶれリスク。注視していく。
日本経済は緩やかに回復しつつある。」
などの認識を示しました。
アジアの株式市場は前日終値レベルで揉み合いの後に反発しました。
ダウ先物が徐々に反発する展開になりました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
サマーズ元米財務長官が、
「欧州情勢をかなりの懸念を持ってみている
ギリシャが緊縮策なしにユーロ残留という選択肢ない。
欧州は問題脱却のために充分に行動していない。
他の国への感染がなければ
ギリシャのユーロ離脱の世界的な影響は管理可能。
中国は今後10年間に7%を下回る時期がある可能性。」
などの見解を示しました。
ポルトガル中銀総裁のリポートでは、
「ポルトガルの消費者は金融システムに高い信頼を寄せている。
銀行預金の伸び率は高い。
高水準の失業率に代表される 国内経済の脆弱性が
家計と企業のバランスに重大なリスクになっている。」
などの見解を示しました。
米WSJ紙が、
「スペインの借り入れコストは28日、再び過去最高水準に達した。
同国首相は市場の鎮静化に向けEUへの協力要請を余儀なくされた。」
との観測報道をしました。
正午過ぎにドル円やクロス円が反発をみせました。
日経平均がプラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場は堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は堅調に推移しました。
日経平均は前日比+63.93円で大引けになりました。
午後3時過ぎからドル円が反落して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
独輸入物価指数(4月)は予想より弱い−0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀の2011年度の最終損益が5290億円の黒字になりました。
日格付け情報センターR&Iが、
「スペインの格付けをAAからAに変更する。」と発表しました。
英BOEのデール委員が、
「欧州のあらゆるイベントが英経済に影響を与える。
現在の英中銀の政策は非常に景気刺激的。
今年は徐々に回復するとみている。
インフレ率は一段と低下する必要がある。
緩和策第2弾の影響が波及するにはまだ時間がかかる可能性。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場が1.20%高で大引けになりました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調に推移しました。
ダウ先物が揉み合いながらも上昇しました。
原油先物が91ドル台後半へ反発しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
午後5時過ぎにドルストレートが反落して揉み合いました。
欧州の株式市場が反落する展開になりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
スペイン中銀月報では「第2四半期も経済活動は縮小の見通し。」
などが示されました。
ロイター通信が、
「スペイン政府は地方政府債務支援に向けた新たなメカニズムを
6月1日に導入へ。」との報道しました。
伊の6ヶ月債の入札では、85億ユーロ発行されて、
「平均落札利回りが2011年12月以来の高水準の2.104%、
応札倍率が前回より低い1.61倍」などになりました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
中国の国営新華社通信が、
「中国は大規模な刺激策を新に導入するつもりはない。」
との報道をしました。
豪ドルが急落しました。
英仏の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
独10年債利回りが過去最低の1.347%まで低下しました。
その後、主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場が反発をみせました。
中尾財務官が、
「日本は外為市場を注視している。急激な円上昇は非生産的。」
との認識を示しました。
独消費者物価指数速報(5月)は前年比で予想より弱い+1.9%でした。
スペイン政府が、
「1-4月の中央政府の赤字は対GDP比1.43%。政府予想に一致。」
との発表をしました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
その後、ダウ先物が揉み合いになりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
午後10時が近づく頃からドル円がやや反落しました。
米10年債利回りは1.7208%あたりになりました。
米ケースシラー住宅価格指数(3月)は予想より強い−2.57%でした。
午後10時過ぎからドルストレートが一時反発をみせました。
仏短期債の入札では、総額78.99億ユーロ発行されて、
「13週間物が41.93億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い0.084%、
応札倍率が前回より高い2.466倍。」
などになりました。
スペインの株式市場が2.5%安と軟調に推移しました。 
ユーロドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
NYダウは上昇して始まりました。
NYダウや欧州株式市場は堅調傾向で推移しました。
原油先物が一時92ドル台に乗せました。
米消費者信頼感指数(5月)は予想より弱い64.9になりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが下落しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて上げ幅を縮小しました。
米格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「スペインの格付けをBB−からBに引き下げる。」
との発表をしました。
深夜12時半頃からユーロドルなどドルストレートが急落しました。
ユーロドルが1.2461に下落して本年最安値を更新しました。
NYダウが反落する展開になりました。
米10年債利回りが1.71%あたりに低下しました。
原油先物が90ドル台前半へ急落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロ円が一時99円台を割り込む場面がありました。
スペイン中銀の総裁が1ヶ月早く退任すると発表されました。
深夜2時頃からドルストレート下落一服になり揉み合いました。
ドル円がやや反発をみせました。
NYダウが揉み合い推移になりました。
仏の大統領が、
「仏国内の最低賃金を上げたい。仏の財政赤字の目標は変えない。
裕福なギリシャ人は責任を果たさなければならない。」
などの発言をしました。
ギリシャのGPO世論調査では、
「ギリシャ国民の66%は連立政権を望む。
ギリシャ国民の81%はユーロ残留を望む。
ギリシャ国民の52.4%はユーロの救済条件を支持。
新民主主義党の支持は23.4%。急進左派連合の支持は22.1%。
全ギリシャ社会主義運動の支持は13.5%。」などの結果になりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが再び反発する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が反発しました。
ユーロドルが一時1.25台を回復しました。
米10年債利回りは1.74%あたりになりました。
NY原油(WTI)は90ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+125.86ドルでこの日の取引を終えました。

<5月30日(水)>

オセアニア時間はドルストレートがやや反落しました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
NZ住宅建設許可件数(4月)は予想よりは強い−7.2%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物がやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
日銀の山口副総裁が「国内需要は予想より好調。」
との認識を示しました。
ロイター通信が、政府筋の情報として
「スペインは向こう数ヶ月に議会に予算案を提出する際、
2012-2014年の中期財政再建計画についても提示する方針。」
との報道をしました。
榊原元財務官が、日韓興行新聞のインタビューで、
「今のドル円相場は深刻な状況ではない。
行き過ぎた円高とは思わない。
当面は1ドル75〜80円のレンジだと思う。
欧州危機深刻化なら1ドル70円前半突入もありえる。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円は79円台半ばあたりで上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
日銀総裁が、
「日本の経常収支黒字基調は当分変わりがない。
マネーの増加とインフレ率の相関は先進国で近年弱まっている。
90年代以降は日本ではインフレと人口変動率に正の相関。
中国の生産年齢人口増加率は2020年にはマイナスになる見込み。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
豪小売売上高(4月)は予想より弱い−0.2%になりました。
豪ドルが下落しました。
豪ドル米ドルが0.98台を割り込みました。
ユーロドルなども連れ安で下落する展開になりました。
原油先物が90ドル台前半へ下落しました。
ロムニー氏の米共和党大統領候補指名が確定しました。
正午頃からドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ドル円はやや反落して揉み合いが続きました。
日首相が「小沢元代表と(消費税等の)合意形成に至っていない。」
との発言をしました。
スペインのエル・パイス紙が電子版で、
「スペインの財政赤字削減目標の達成期限について、
13年から14年へ延長承認するようEU各国財務相に求める見通し。」
との観測報道をしました。
金融安定理事会FSBのカーニー議長(BOC総裁)が、
「最近リスク回避の動きが増加している。FSB会合は成功だった。」
などの発言をしました。
ダウ先物は上下動の揉み合いで推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での揉み合いが続きました。
格付会社ムーディーズが、
「フィンランドの格付けはAAA。見通しは安定的。
世界危機はフィンランド経済に大きな影響を与えている。
フィンランドの格付けは同国の経済の抵抗力を反映している。」
などの発表をしました。
日経平均は前日比−23.89円で大引けになりました。
午後3時過ぎにユーロドルが一時やや反発をみせました。
スイスKOF先行指数(5月)は予想より
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
午後4時過ぎに主要通貨ペアが下落する展開になりました。
ポンドドルが1.56台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.24台半ばを割り込み下落しました。
ダウ先物が下落しました。
ユーロ円が99円台を割り込み下落しました。
仏失業者数(4月)は増加して1999年9月以来の289万人になりました。
独とスペインの10年債利回り格差が519bpと過去最大になりました。
スペイン経済省報道官が、
「バンキアについてECBに相談はしていない。
市場からの資金調達による資本再編が引き続き第一の選択肢。」
との発表をしました。
スペインの首相が、
「欧州は流動性支援のための措置を取らなければならない。
EUに債務の持続性を支援するよう要請する。
欧州は将来のECBの役割について議論すべき。
EUは統合の一環として欧州共同債を協議する必要。」
などの発言をしました。
スペイン株式市場が1.7%超下落しました。 
英消費者信用残高(4月)は予想より強い+3億ユーロ、
英住宅ローン承認件数(4月)は予想より強い5.18万件でした。
市場反応は限定的でした。
欧消費者信頼感指数確報(5月)は予想とおりの−19.3、
欧況判断指数(5月)は予想よりかなり弱い−0.77になりました。
スペイン中銀総裁が、
「ECBだけでは根本的な問題は解決できない。
2011年は景気後退のため赤字削減は困難。
スペインは目標達成のために緊縮と増税が必要。
スペイン経済の主要な問題点は信認である。
バンキアの救済がどれほどの規模になるか不明。
政府はバンキア救済の方法を決定していない。
バンキアの損失に関する影響は不明。」
などの発言をしました。
スペイン5年債利回りが6.019%に上昇しました。
ECBが、
「リファイナンスオペから除外していたギリシャの銀行に
近くオペの活用を認める。」との発表をしました。
独の経済相が、
「スペインを含むユーロ圏全体に影響を及ぼしている問題は、
新財政協定の迅速な批准によって対処可能。」
との見解を示しました。
伊国債の入札では、
「2017年償還債が目標35億ユーロに対して33.91億ユーロ発行。
利回りが前回よりかなり高い5.66%。
応札倍率が前回より高い1.35倍。
2022年償還債が目標27.5億ユーロに対して23.41億ユーロ発行。
利回りが前回よりかなり高い6.03%。
応札倍率が前回より低い1.40倍。」などになりました。
午後6時過ぎにドル円が79円に迫るあたりまで急落しました。
ユーロ円が98円台前半に下落しました。
伊10年債利回りが6.011%に上昇しました。
スペインの経済相が、
「バンキアの資本再編は銀行再編基金を通じて実施。
債券利回りはギリシャ再選挙とEU首脳会議の後に縮小すると確信。」
との発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
欧州委員会のスタッフリポートで、
「救済基金ESMによる直接的な銀行資本増強の想定に前向き。
ECB政策は緩和的で一段の刺激策講じる余地は小さい。
ガバナンス強化は共通債に道を開くのに役立つ。」
などが示されました。
午後8時頃ユーロドルなどドルストレートが一時急反発しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発して下げ幅を縮小しました。
ポンドドルが一時1.56台を回復する場面がありました。
EU欧州連合が、
「ユーロ圏は銀行連合に移行すべき。
スペインはVATや燃料税や減税措置削減により歳入増が可能。」
などの見解を示しました。
NY時間序盤は再びドルストレートが反落しました。
欧州の株式市場やダウ先物が再び下げ幅を拡大しました。
レーン欧州委員が、
「スペインの財政赤字目標の期限を1年延長する用意がある。
延長の条件は2013-2014年の赤字削減の厳格な計画を示すこと。」
との発言をしました。
加鉱工業製品価格指数(4月)は予想より弱い±0.0%、
加原材料価格指数(4月)は予想とおりの−2.0%でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャのVPRCが実施した最新の世論調査では、
「急進左派連合SYRIZAが30%の支持、
新民主主義党NDが26.5%の支持。」との結果になりました。
ユーロが下落しました。
独2年債利回りが一時0.007%と過去最低水準になりました。
NYダウは大幅下落で始まりました。
ドル円が79円台を割り込み下落しました。
豪ドル円が77円台を割り込み下落しました。
ユーロ円が98円台を割り込み下落しました。
米中古住宅販売保留(4月 成約)は予想より弱い−5.5%になりました。
主要通貨ペアに下落反応がみられました。
ユーロドルが1.24台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが一時1.6475%と過去最低水準になりました。
NYダウが160ドル超下落しました。 
原油先物が87ドル台に下落しました。
ギリシャのPULSE/PONTIKIの世論調査では、
「新民主主義党NDと急進左派連合SYRIZAの支持率は
ともに24.5%で拮抗。」という結果になりました。
英BOEのデール委員が、
「もしも英経済の弱さが供給側の問題になるなら、
量的緩和を実施しても対策の答えとはならない可能性。
現在の政策スタンスは概ね正しい。
現在のポンドの水準は経済を支援する。」
などの認識を示しました。
独2年債の利回りが一時0%になる珍事が起きました。
深夜12時頃から一時主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ユーログループ議長が、
「成長支援のためのユーロ共同債を発行案はまだ机上にある。」
との認識を示しました。
ダドリーNY連銀総裁が、
「景気減速なら追加緩和が必要。
経済資源の緩みが急ならば追加緩和の利益はコストを上回らない。
政策金利は現在水準で少なくとも2014年末まで留まる。」
などの発言をしました。
ダラス連銀総裁が、
「住宅市場は回復しているように思われる。
金融システムには大量の流動性が供給されている。
税制やヘルスケアの不透明感が雇用の妨げになっている。」
などの認識を示しました。
NY時間終盤にかけてドルストレートが再び下落しました。
ポンドドルが1.55台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.2361と2年ぶりに安値を更新しました。
ドル円は反発をみせて79円台を回復しました。
米10年債利回りは1.617%と過去最低水準になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−160.83ドルでこの日の取引を終えました。

<5月31日(木)>

ボストン連銀総裁が、
「失業率を早いペースで低下させるには追加緩和も一つの手段。
企業の人員需要が弱く現在の状況は非常に脆弱。
年内の米失業率は現在の8.1%近くで推移する可能性。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はダウ先物が揉み合いになりました。
原油先物が87ドル台半ばで揉み合いました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
英BOEのポーゼン委員が、
「欧州問題がさらに悪化して大事に至る可能性は充分にある。」
との認識を示しました。
英GFK消費者信頼感調査(5月)は予想よりは強い−29でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃からドル円が再び79円台を割り込みました。
日鉱工業生産指数速報(4月)は予想より弱い+0.2%でした。
日経平均は大きく下落して始まりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りが一時1.5933%の過去最低になりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが0.97台を割り込みました。
ポンド円が122円台を割り込みました。
日10年債利回りが2003年7月以来の0.81%に低下しました。
豪財務次官が「必要ならば追加利下げを実施する余地は大きい。」
との発言をしました。
ロイター通信が、
「欧州委員会はスペインの財政赤字削減期限延長と、
ユーロ圏救済基金から銀行への直接資本増強について提言。
スペインにとって命綱となる可能性。」
との報道をしました。
ドルストレートの下落が一服になりました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
豪住宅建設許可件数(4月)は予想よりかなり弱い−8.7%、
豪第1四半期民間設備投資は予想より強い+6.1%になりました。
他のストレートの反発もあり豪ドルに一時やや反発がみられました。
その後、ドルストレートは揉み合い推移になりました。
アジアの株式市場がやや下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
日財務相が、
「(円高は)日本のファンダメンタルズを全く反映していない。
投機筋の動きで過度に変動するようであれば事態を注視する。」
との発言をしました。
ドル円の下落が一服になりました。
ダウ先物は上下動の揉み合いが続きました。
東京時間後半はユーロドルなどがやや反発をみせました。
日新設住宅着工戸数(4月)は前年比で予想より強い+10.3%、
日建設工事受注(4月)は前年比前月より強い+16.2%になりました。
アジアの株式市場や日経平均がやや下げ幅を縮小していきました。
セントルイス連銀総裁が、
「追加緩和は状況悪化ではあり得るが現時点では想定していない。
最近の米経済指標はまちまちだが穏やかな成長の見通し。
ギリシャはEUに大きなダメージなくユーロを離脱できるだろう。」
などの認識を示しました。
スイス第1四半期GDPは前期比で予想より強い+0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間終盤にかけて主要通貨ペアが反発しました。
豪ドル米ドルが0.97台を回復しました。
ダウ先物が反発する展開になりました。
英BOEのビーン副総裁が、
「必要なら一段の資産買い取りもありえる。
必要であれば国内銀行の支援も行う。」
などの発言をしました。
日経平均は下げ幅を縮小して前日比−90.46円で大引けました。
独小売売上高指数(4月)は予想より強い+0.6%でした。
英ネーションワイド住宅価格指数(5月)予想より強い+0.3%でした。
主要通貨ペアがやや上昇傾向で推移しました。
ポンド円が一時122円台を回復しました。
日経済相が、
「欧州の経済状況が非常に不安定。先行きに不透明感がある。
国内景気は緩やかに回復しているが海外要因が影響。
今後とも欧州情勢はわが国の景気に下振れリスク。
しっかり引き続き注視していきたい。」
などの発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「中国の景気拡大ペースは間違いなく減速しているが、
中国のハ−ドランディングの確率はかなり小さい。」
との見解を発表しました。
午後3時半過ぎに主要通貨ペアの反発が一服になりました。
原油先物は87ドル台後半で揉み合いました。
仏の財務相が、
「仏は財政収支目標を達成する。
仏経済は潜在成長率を下回っている。」
などの発言をしました。
IIFのダルーラ専務理事が、
「スペイン政府債務の再編は不要。欧州救済基金が
スペインの銀行に直接出資することが解決策になる。」
との見解を示しました。
日銀総裁が、
「資産価格それ自体を目標として政策運営は行わない。
資産価格の変動が物価や経済に影響与えることを考慮。
急激な円高は実体経済に影響。充分に注視している。
為替レートを規定する大きな要因は
グローバルな投資家のリスク許容度である。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は小幅高で始まりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反発上昇しました。
伊10年債利回りが5.905%あたりに低下しました。
ドラギECB総裁が、
「ECBは政府による対応の不足を補うことはできない。
各国首相らはユーロに対する見通しを明確にする必要。
ESMの活用によって楽観しているが
問題は政府の助言なしにESMが銀行を(直接)救済できるか。」
などの発言をしました。
その後、欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
仏と独の株式市場が一時マイナス圏へ反落する場面がありました。
午後4時半過ぎにドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ドル円は揉み合いになりました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
独失業率(5月)は予想より強い6.7%になりました。
限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ存続のために影響波及を阻止する能力を高める必要。」
との認識を示しました。
ダウ先物や欧州株式市場が揉み合いながら反発をみせました。
主要通貨ペアが揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.24台を回復しました。
ポンドドルが1.55台を回復しました。
伊の中銀総裁が、
「救済基金の銀行直接支援を可能にすべきである。
ユーロ圏は政治統合への明確な道筋を示す必要。
問題抱える国には構造改革が必要。
伊の銀行には貸し出しを増やす兆しがある。」
などの見解を示しました。
スイスSNB副総裁が、
「スイス経済を全ショックから守ることできない。
スイスフランの上限を断固として守る。
フランは依然としてかなり過大評価されている。」
などの発言をしました。
欧消費者物価指数速報(5月)は予想より+2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
伊の首相が、
「ユーロ圏危機の影響が波及するリスクがある。
金融システム全体に弱さがある。」との認識を示しました。
EU欧州連合が、
「ESMによる直接的な銀行への資本増強の可能性はないだろう。」
との発表をしました。
格付け会社のフィッチが、
「バスクなどスペインの7地方を格下げする。」と発表しました。
欧州の株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小して揉み合いました。
主要通貨ペアがやや反落して揉み合う展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
伊の上院がモンティ政権の労働市場改革を承認しました。
限定的ながら一時ユーロ買い反応がみられました。
クリーブランド連銀総裁が、
「現在の大幅な金融緩和は適切。
経済見通しの相当の変化があれば2014年の文言に変化もありえる。
雇用市場の弱さがどの程度構造的なものかを推測するのは困難。
実体経済は引き続き相当の循環的な弱さを示している。
数ヶ月間の雇用指標で見方を変化させることはない。
欧州情勢は米経済にとってリスク要因。注意深く監視する必要。」
などの見解を示しました。
米ADP雇用統計(5月)は予想より弱い+13.3万人になりました。
ドル円など主要通貨ペアがやや反落しました。
ダウ先物や欧州株式市場に反落の動きがみられました。
加第1四半期経常収支は予想よりは強い−103億加ドルでした。
米第1四半期GDP改訂値は予想とおりの+1.9%、
米第1四半期個人消費改訂値は予想より弱い+2.7%、
米第1四半期GDP価格指数改訂値は予想より強い+1.7%、
米第1四半PCEコア・デフレータは予想とおりの+2.1%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.3万件になりました。
ドル円など主要通貨ペアが下落する展開になりました。
ダウ先物が反落しました。
欧州の株式市場が反落する展開になりました。
NYダウは前日終値レベルでの揉み合いで始まりました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
原油先物は87ドル台後半で揉み合いました。
シカゴ購買部協会景気指数(5月)は予想より弱い52.7でした。
ドル円が78円前半へ下落しました。
主要通貨ペアが下落しました。
NYダウや欧州の株式市場がマイナス圏へ下落しました。
IMF報道官が、
「スペインはいかなる金融支援も要請していない。
同国への金融支援めぐる計画は策定していない。」
との発表をしました。
米10年債利回りが一時1.54%に低下しました。
独30年債利回りが1.765%と初めて日30年債利回りを下回りました。
ポンドドルが1.54台を割り込み下落しました。
スペインの5年物国債CDSが過去最高値になりました。
ユーロ円が97円台を割り込み下落しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が221.3万バレル増加しました。
原油先物が86ドル台前半に下落しました。
ユーロ円が96.50円と年初安値更新し11年半ぶり水準になりました。
独10年債利回りが初めて1.2%を下回りました。
伊中銀総裁が、
「ユーロ加盟国の過剰政府債務の管理で償還基金制度の活用を支持。
ESMを利用して国債買い入れや銀行への介入を適宜行う必要。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、MARC/ALPHAの調査として、
「緊縮派の新民主主義党NDの支持率がトップで28.8%。
2位に反緊縮派の急進左派連合SYRIZAが27%。
他の緊縮派の全ギリシャ社会主義運動と合わせると、
緊縮派が164議席獲得して全体300議席の過半数を超える可能性。」
との報道をしました。
深夜12時半頃からドルストレートが反発をみせました。
WSJ紙が、
「スペイン政府がバンキアを支援できなくなれば、
IMFが支援を検討している。」との観測報道をしました。
NYダウが前日比プラス圏へ反発上昇して揉み合いました。
ポンドドルが1.54台を回復しました。
IMF報道官が「全加盟国に関し異なるシナリオを常に協議してる。」
との発言をしました。
スペイン政府が、スペイン緊急対策めぐる報道に関して、
「IMFがスペインに関し何らか措置を取っていることはない。」
との発表をしました。
ギリシャ急進左派連合のツィプラス党首が、
「最悪の(条件の)支援策は中止する必要がある。
ギリシャのユーロ離脱の危険性はなくドラクマを復活もない。
支援策を一旦中止後に再度交渉する必要がある。」
などの発言をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合いで推移しました。
IMFのラガルド専務理事が、
「スペインの副首相とは建設的な議論ができた。
特に支援の要請もなくその作業も行ってはいない。」
NYダウは終盤にかけてやや反落しました。
米10年債利回りは1.561%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−26.41ドルでこの日の取引を終えました。

<6月1日(金)>

ロイター通信が、アイルランド政府筋の情報として、
「新EU財政条項に対する国民投票では60%以上の得票率で
批准される見込み。」との観測を発表しました。
オセアニア時間ではドル買い傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
ポンドドルが再び1.54台を割り込みました。
豪AIG製造業指数(5月)は前月より弱い42.4になりました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
日財務相が、
「行き過ぎた動きがあれば断固とした対応をする。
一方的な円高は日本経済を反映していない。
過度な為替の変動が望ましくないことはG7で確認している。」
などの発言をしました。
ドル円がしばらく反発上昇しました。
日財務省の1-3月期の法人企業統計では、
「設備投資額は全産業で前期より弱い3.3%、
ソフトウェア除く全産業で前期より弱い3.5%。」
などになりました。
日経平均は下落して始まりました。
中尾財務官が、
「過剰な円高はマインドにマイナス。動向を注視している。」
との発言をしました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが0.97台を割り込みました。
中国製造業PMI(5月)は予想より弱い50.4になりました。
ドルストレートが下落しました。
ユーロドルが1.2323と年初来安値を更新しました。
ダウ先物が下落した後に揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
アジアの多くの株式市場が下落して始まりましたが、
中国上海株式市場は上昇して始まりました。
ユーロドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
人民元と円の直接取引では100円=8.0686元が基準値になりました。
また、変動幅は基準値から上下3%に制限されました。
午前11時頃からドル円が反落しました。
香港の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
中国HSBC製造業PMI確報(5月)は速報値より弱い48.4になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は揉み合いになりました。
日新発5年債の利回りが9年ぶりの0.195%に低下しました。
カバ・リサーチのギリシャ世論調査では、
「緊縮財政派の新民主主義党NDの支持率が26.1%、
反緊縮派の急進左派連合が23.6%。」などの結果になりました。
東京時間の午後はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
伊の中銀総裁が、
「ECBは金融状況が物価安定にリスクをもたらす事態となれば
行動する用意がある。現在、銀行の流動性の問題は見られない。」
などの発言をしました。
午後2時頃からドルストレートが反発上昇しました。
日経平均は前日比−102.48円の8440.25円で週取引を終えました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
上海や香港の株式市場が一時マイナス圏へ反落しました。
午後3時過ぎからユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
独2年債利回りが一時−0.002%まで低下しました。
中国上海株式市場が終盤にかけ再びプラス圏へ反発しました。
スペインンのエコノミスタ紙が、
「スペイン政府が銀行への直接支援で欧州当局と協議中。」
との報道をしました。
スペイン製造業PMI(5月)は09年5月以来の42.0に低下しました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが下落しました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
仏株式市場は上昇して始まった後に反落して揉み合いました。
英の株式市場は上昇して始まり揉み合いになりました。
独の株式市場は下落して始まりました。
スイス実質小売売上高(4月)は前回値より弱い+0.1%でした。
スイスSVME製造業PMI(5月)は予想より弱い45.4になりました。
市場反応は限定的でした。
独製造業PMI確報(5月)は予想より強い45.2になりました。
欧製造業PMI確報(5月)は予想より強い45.1になりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
午後5時過ぎからドル円が反落しました。
クロス円が下落して軟調に推移しました。
ポンド円が120円台を割り込みました。
英製造業PMI(5月)は3年ぶりの低水準の45.9になりました。
ポンド売り反応がみられました。
欧州の株式市場が下落してマイナス圏での推移になりました。
ダウ先物が下落しました。
欧失業率(4月)は予想とおりの11.0%になりました。
主要通貨ペアが下落しました。
ポンドドルが一時1.53台を割り込み下落しました。
原油先物が85ドル台を割り込みました。
午後6時半頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ダウ先物の下落も一服になりました。
欧州の株式市場は軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が、政府筋の情報として、
「スペイン政府は自治州の資金繰り緩和に向けた新制度の採用を
少なくとも1週間延期した。」との報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46785%に上昇しました。
午後8時半過ぎから主要通貨ペアが再び軟調に推移しました。
米非農業部門雇用者数(5月)は予想よりかなり弱い+6.9万人、
米失業率(5月)は予想より弱い8.2%、
米民間部門雇用者数(5月)は予想よりかなり弱い+8.2万人、
米個人所得(4月)は予想より弱い+0.2%、
米個人消費支出(4月)は予想とおりの+0.3%、
米PCEコア・デフレータ(4月)は予想よとおりの+1.9%になりました。
発表直後は主要通貨ペアが下落しましたが、
ドルストレートが反発をみせて上下動の揉み合いになりました。
ドル円やクロス円が下落しました。
米30年債利回りが過去最低の2.5089%に低下しました。
米10年債利回りが一時1.452%に低下しました。
加GDP(3月)は予想より弱い+0.1%、
加第1四半期GDPは予想とおりの+1.9%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ユーロドルが一時1.2288と年初来安値を更新しました。
ドル円が一時78円台を割り込みました。
豪ドル米ドルが一時0.96を割り込みました。
ユーロ円が一時95.60円あたりに下落しました。
その後、ドル円が急反発して上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場は急落しました。
原油先物は83ドル台を一時割り込みました。
午後10時頃からドルストレートやクロス円が反発上昇しました。
ドル売り動意が強まりユーロドルが一時1.24台を回復しました。
NYダウは大幅下落で始まりました。
ポンドドルが一時1.54台を回復しました。
豪ドル米ドルが一時0.98台を回復しました。
欧州の株式市場が一時やや下落幅を縮小しました。
ホワイトハウスの報道官が、
「米経済は欧州危機やガソリン価格の高騰など厳しい逆風に直面。
米経済は成長しているが充分な早さではなく、
やるべきことはたくさん残されている。」
との発表をしました。
米ISM製造業景況指数(5月)は予想より弱い53.5で、
構成項目の雇用指数が56.9に低下しました。
米建設支出(4月)は予想より弱い+0.3%になりました。
ドルストレートに上昇反応がみられました。
NYダウが前日比200ドル超の下落になりました。
その後、ドルストレートが反落する展開になりました。
アイルランド国民投票でEU財政協定が賛成64%で承認されました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが再び反発しました。
中尾財務官が、報道機関の質問に
「政府・日銀が介入したかどうかについてはノーコメント。」
と発言を避けました。
ユーロ加盟国キプロスの大統領が、
「EUに金融支援を要請する可能性は排除できない。
金融機関が保有するギリシャ国債がその要因。
ギリシャのユーロ離脱はユーロ圏に壊滅的影響を及ぼす可能性。」
との発言をしました。
ユーロドルは上下動しながらも上昇しました。
他のドルストレートは揉み合い推移になりました。
ドル円が揉み合い推移になりました。
加ドルは軟調傾向で推移しました。
オバマ米大統領が、
「米国は景気後退からの回復と戦っている状況にある。
希望したほどの速さでの雇用回復には至っていない。」
との認識を示しました。
NYダウは軟調に推移しました。
JPモルガンが
「米第3四半期の米GDP見通しを3%から2%に下方修正する。」
と発表しました。
ECBのクーレ専務理事が、
「銀行が直接的に基金に支援要請ができるようにする必要がある。
銀行問題の解決スキームと預金保険の統合は長期的な課題。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは1.455%になりました。
NY原油(WTI)は83ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−274.88ドルの12118.57ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<6月4日(月)>

※NZがと英が祝日です。

午後12時半から日銀総裁の講演、
午後6時に欧生産者物価指数(4月)、
夜11時に米製造業受注指数(4月)、
などが予定されています。

<6月5日(火)>

※英が祝日です。

午前10時半に豪第1四半期経常収支、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(5月)、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(5月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(5月)、
午後6時に欧小売売上高(4月)、
午後7時に独製造業受注(4月)、
夜9時半に加住宅建設許可(4月)、
夜10時に加政策金利、加BOC声明、
夜11時に米ISM非製造業総合景況指数(5月)、
などが予定されています。
豪・加・米の指標には注目です。

<6月6日(水)>

午前10時半に豪第1四半期GDP、
午後5時半に英建設業PMI(5月)、
午後6時に欧第1四半期GDP改訂値、
午後7時に独鉱工業生産(4月)、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時半に米第1四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜9時半に米第1四半期単位労働費用確報、
同夜9時半からドラギECB総裁の記者会見、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
豪・欧・米の指標には注目です。
そして、ドラギ総裁の記者会見が注目されます。

<6月7日(木)>

朝8時01分に英BRC小売売上高調査(5月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(5月)、豪失業率(5月)、
午後2時に日景気一致CI指数速報(4月)、日景気先行CI指数速報(4月)
午後2時半に仏第1四半期失業率、
午後2時45分にスイス失業率(5月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(5月)、
午後5時半に英サービス業PMI(5月)、
午後8時に英BOE政策金利、英BOE資産買入規模発表、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(5月)、
同夜11時からバーナンキFRB業の議会証言、
深夜4時に米消費者信用残高(4月)、
などが予定されています。
豪・英・米の指標には注目です。
そして、バーナンキFRB業の議会証言が注目されます。

<6月8日(金)>

朝8時50分に日第1四半期GDP改訂値、日第1四半期GDPデフレータ、
同朝8時50分に日国際経常収支(4月)、日国際貿易収支(4月)、
午前10時半に豪貿易収支(4月)、豪住宅ローン許可件数(4月)、
午前11時15分から豪RBA総裁の講演、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(5月 現状・先行き)、
午後3時に独貿易収支(4月)、独経常収支(4月)、
午後3時45分に仏貿易収支(4月)、
午後5時半に英生産者物価指数コア(5月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(5月)、
夜9時半に米貿易収支(4月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(5月)、加失業率(5月)、
同夜9時半に加国際商品貿易(4月)、加第1四半期労働生産性指数、
夜11時に米卸売在庫(4月)、
などが予定されています。
豪・米・加の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週もドルインデックスは上昇傾向が続き、
週末に一時83.54まで上昇しました。そして米雇用統計の発表後
にやや反落して82.89で終値となりました。週足では5週連続の
陽線続きになりましたが日足のRSIが80超となってきていること
で過熱感を指摘する声が聞かれるようになりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は週末に0.46785%に上昇しました。
そして、先週の米10年債利回りは1.455%あたり低下しました。
一方、NYダウは週間で336ドルほど下落する展開になりました。
先週はリスク回避の嵐が吹き荒れる1週間になりました。

先週の米主要経済指標では、29日のS&Pケースシラー住宅価格指数
(3月)が予想より強い−2.57%、米消費者信頼感指数(5月)が予想よ
りかなり弱い64.9になり、30日の米中古住宅販売成約(4月)が予想
よりかなり弱い−5.5%、31日の米ADP雇用統計(5月)が予想より弱
い+13.3万人、米第1四半期GDP改訂値が予想とおりの+1.9%、
米第1四半期個人消費改訂値が予想より弱い+2.7%、米第1四半期
PCEコア・デフレータが予想とおりの+2.1%、米新規失業保険申請
件数が予想より弱い38.3万件、シカゴ購買部協会景気指数(5月)が
予想よりかなり弱い52.7、そして週末1日の米雇用統計NFP(5月)が
予想よりかなり弱い+6.9万人、失業率(5月)が予想より弱い8.2%、
米民間部門雇用者数(5月)が予想よりかなり弱い+8.2万人、米ISM
製造業景況指数(5月)が予想より弱い53.5などと、弱さが目立ち、
米経済の回復が減速していることを示す結果になりました。

先週の米要人発言では、30日にダドリーNY連銀総裁が「景気減速な
ら追加緩和が必要。経済資源の緩みが急ならば追加緩和の利益はコ
ストを上回らない。政策金利は現在水準で少なくとも2014年末まで
留まる。」などの発言をして、同日にダラス連銀総裁が「住宅市場
は回復しているように思われる。金融システムには大量の流動性が
供給されている。税制やヘルスケアの不透明感が雇用の妨げになっ
ている。」などの認識を示し、31日にボストン連銀総裁が「失業率
を早いペースで低下させるには追加緩和も一つの手段。企業の人員
需要が弱く現在の状況は非常に脆弱。年内の米失業率は現在の8.1%
近くで推移する可能性。」と追加緩和容認の見解を示し、同日に
クリーブランド連銀総裁が「現在の大幅な金融緩和は適切。経済見
通しの相当の変化があれば2014年の文言に変化もありえる。雇用市
場の弱さがどの程度構造的なものかを推測するのは困難。実体経済
は引き続き相当の循環的な弱さを示している。数ヶ月間の雇用指標
で見方を変化させることはない。欧州情勢は米経済にとってリスク
要因。注意深く監視する必要。」などの見解を示し、1日の米雇用
統計の発表後にオバマ米大統領が「米国は景気後退からの回復と戦
っている状況にある。希望したほどの速さでの雇用回復には至って
いない。」などが示されました。

先々週の米要人発言では金融政策のスタンスがタカ派に軸足が移り
つつあることが覗えましたが、先週の米要人発言では米経済情勢に
よっては追加緩和を容認する発言がみられました。弱い結果となっ
た米雇用統計後、追加緩和への言及のトーンがどのように変化して
いくのか、7日のバーナンキFRB業の議会証言など今週の米要人達
の発言が注目されます。

今週の米主要経済指標では、4日の米製造業受注指数(4月)、5日の
ISM非製造業総合景況指数(5月)、6日の米地区連銀経済報告)、7日
の失業保険申請件数、8日の米貿易収支(4月)などが注目されます。


円については、先週の日経済指標では、29日の日失業率(4月)が予想
より弱い4.6%、31日の日鉱工業生産指数速報(4月)が予想より弱い
+0.2%、などやや弱さがみられました。また、28日の日銀金融政策
決定会合議事録要旨では「景気は先行き、緩やかな回復経路に復し
ていく。依然として様々な不確実性がある。見通しを確かにするため
一段の金融緩和が必要。」などが示されました。

また、日要人発言では、29日に日財務相が「6月1日より日中為替
直接交換開始する具体的に日中の政府・民間部門が協力できたことを
歓迎。取引コストの低下などを受けて日中間の市場が効率化する。」
と日中直接為替取引開始の宣言をして、同日に日経済相が「欧州情勢
は日本経済の下ぶれリスク。注視していく。日本経済は緩やかに回復
しつつある。」との認識を示し、同日に中尾財務官が「日本は外為市
場を注視している。急激な円上昇は非生産的。」と円高懸念を示し、
30日に日銀の山口副総裁が「国内需要は予想より好調。」との認識を
示し、同日に日銀総裁が「日本の経常収支黒字基調は当分変わりがな
い。マネーの増加とインフレ率の相関は先進国で近年弱まっている。
90年代以降は日本ではインフレと人口変動率に正の相関。中国の生産
年齢人口増加率は2020年にはマイナスになる見込み。」などの見解を
示し、31日に日財務相が「(円高は)日本のファンダメンタルズを全く
反映していない。投機筋の動きで過度に変動するようであれば事態を
注視する。」との発言をして、同日に日銀総裁が「資産価格それ自体
を目標として政策運営は行わない。急激な円高は実体経済に影響。
充分に注視している。為替レートを規定する大きな要因はグローバル
な投資家のリスク許容度である。」などの発言をして、6月1日に
日財務相が「行き過ぎた動きがあれば断固とした対応をする。一方的
な円高は日本経済を反映していない。過度な為替の変動が望ましくな
いことはG7で確認している。」などの発言をして、同日に中尾財務官
が「過剰な円高はマインドにマイナス。動向を注視している。」との
発言をして、「(過度の円高には)断固とした対応をする。」との明言
がされて、為替介入レベルになっていることが示されました。

先週のドル円相場は、(詳述は割愛します) 週初28日から週中の30日
東京時間までは79円台半ばを中心とした振幅幅が40Pips弱の小幅揉み
合いが続きましたが、30日のロンドン時間序盤にリスク回避の動きが
強まり、主要通貨ペアが総じて下落する中、ユーロ円が99円台を割り
込み下落して、ドル円もNY時間序盤にかけて78円台後半に下落する展
開になりました。その後、ロンドンフィックス頃から翌31日のオセア
ニア時間にかけて一時79円台を回復しましたが、米10年債利回りが
一時1.5933%に低下してリスク回避の動意の中でポンド円が122円台
を割り込むなどクロス円の下落に連れて、ドル円は東京時間前半に
再び79円台を割り込み下落しました。その後、ロンドン時間前半に
やや反発して揉み合いましたが、米ADP雇用統計や米第1四半期個人
消費改訂値や米新規失業保険申請件数など米経済指標が弱かったこと
や、米10年債利回りが一時1.54%に低下したことなどリスク回避の
動意が強まり、ユーロ円が96.50円と年初安値を更新し11年半ぶりの
水準に下落したことでドル円もロンドンフィックスを過ぎるあたりに
かけて78円台前半へ下落する展開になりました。その後、ギリシャの
世論調査で緊縮派が優勢になり「緊縮派が164議席獲得して全体300議
席の過半数を超える可能性。」との観測報道に、リスク回避の動きが
一服となり、1日に日財務相が「行き過ぎた動きがあれば断固とした
対応をする。」との円高の牽制発言もあって、東京時間序盤にかけて
ドル円は78.64あたりまで反発しました。その後、やや反落して揉み
合いとなりましたが、ロンドン時間序盤にスペイン製造業PMI(5月)が
09年5月以来の42.0に低下したことを契機とするリスク回避の動意に
ポンド円が120円台を割り込むなどクロス円が下落して、ドル円は78
円に迫るあたりまで下落する展開になり、その後、揉み合いを経て
米雇用統計の発表を迎えました。米雇用統計ではNFPが市場予想より
かなり弱い+6.9万人などネガティブサプライズの結果となって、
さらに前月4月分も+11.5万人から+7.7万人に大幅下方修正され、
ドル円は77円台を一時割り込み77.66まで急落しましたが、為替介入
かと噂が流れるほど急反発して78.64円をつけて、その後に再び反落
する振幅幅が100Pipsの激しい上下動になりました。その後、軟調傾
向の揉み合いになってドル円は78.01円で週の取引を終えました。

今週の円にかかわる指標発表では、週末8日の第1四半期GDP改訂値
と日第1四半期GDPデフレータ改訂値に日国際貿易収支(4月)と日国際
経常収支(4月)などが注目されますが、ドル円の実質実効ベースとし
て2011年10月の日政府・日銀が介入した円高水準に既に突入している
とともに、日財務相の発言も「「行き過ぎた動きがあれば断固とした
対応をする。一方的な円高は日本経済を反映していない。過度な為替
の変動が望ましくないことはG7で確認している。」など、為替介入へ
の臨戦態勢を示唆する発言をしていることや、米雇用統計のイベント
経過後であることや、各国要人達とのG20サミットが18日からと時間
がまだあることなども背景に、昨年10月から11月に覆面介入が実施さ
れた水準に近づきつつあることで、日政府・日銀による為替介入には
注意が必要となってきているようです。
リスク回避の円高圧力と、為替介入への思惑とが真っ向でぶつかり合
う綱引きになり、揺れる相場展開になる可能性がありそうです。

今週ドル円相場では、週初は弱かった米雇用統計後のドル売り圧力
およびリスク回避での円買い圧力と、日政府・日銀による為替介入
への警戒との綱引きにおける相場動向が焦点となりそうです。
昨年12月後半高値と1月25日高値のゾーン「78.30-20」アラウンド
は下抜けつつありますが、まずは78.00の「00」ポイントを巡る売り
買いの攻防が注目されます。反発上昇した場合は78.50のポイント、
次に79.00の「00」ポイント、そして、先週の28日から週中の30日の
東京時間まで揉み合いとなった79.30円〜79.70アラウンドのゾーン
などが上値抵抗帯として注目されます。
また、下落となった場合は、米雇用統計後の安値の77.66〜77.50の
ポイント、ここを下抜けた場合は、77.00の「00」ポイント、さらに
下落した場合は、2012年1月3日〜19日にかけての揉み合い安値の
76.70〜76.50アラウンドのゾーンが下値抵抗帯として注目されます。
なお、もしも為替介入が実行された場合は、少なくとも80.00超あた
りまではもっていかれる可能性がありそうです。


ユーロについては、先週のユーロドル相場は、ロイター通信による
「26日に行われた各世論調査でギリシャ新民主主義党NDがギリシャ
急進左派連合SYRIZAを0.5-5.7%わずかにリードした。政権樹立に
必要な定数確保が可能な水準となった。」との報道や、英サンデー
タイムズの「EUは金融機関からの課徴金を原資として経営難の銀行
を救済する基金を設立する計画に取り組んでいる。」との観測報道
があり週初28日に60Pipsほどの上窓を空けて始まり、東京時間にか
けて1.26台前半まで上昇しました。しかしその後、スペインのエル
・ムンド紙が「スペインは銀行の債権整理でさらに300億ユーロ必要
の可能性。」との観測報道をして、伊景況感指数(5月)が前月よりか
なり弱い86.2になり、スペインの銀行株が急落したことや、スペイ
ン10年国債利回りが一時6.5%超にまで上昇したことを契機として
ユーロドルは反落して、その後も「スペイン政府は国債を通じた銀
行の資本増業計画をECBに通知していない。」との報道などもあり、
NY時間のロンドンフィックスにかけて1.25台前半まで下落する展開
になりました。

翌29日は、ロイター通信「ギリシャ財務省が国内大手銀行4行に資本
増強として180億ユーロが支払われたことを明らかにした。これによ
り同4行はECBのオペが利用可能になる。」との良いニュースと、
ギリシャのトマビ紙の「国際支援がなければギリシャ政府の資金繰り
は6月末にも行き詰るとの見通しを示したパパデモス前首相のメモ」
や、米WSJ紙の「スペインの借り入れコストは28日、再び過去最高水
準に達した。同国首相は市場の鎮静化に向けEUへの協力要請を余儀
なくされた。」との観測報道などに揺れながらも、中国上海株式市場
が1.20%高となったことや、ロイター通信の「スペイン政府は地方政
府債務支援に向けた新たなメカニズムを6月1日に導入へ。」との
観測報道を材料に、ロンドン時間序盤にユーロドルは1.25台後半に
反発しました。しかしその後、伊の6ヶ月債の入札で平均落札利回
りが2011年12月以来の高水準の2.104%となったことや、中国新華社
通信の「中国は大規模な刺激策を新に導入するつもりはない。」と
の報道や、スペインの株式市場が2.5%下落したことなどで再び軟調
地合いとなったところに、米格付け会社のイーガン・ジョーンズが
「スペインの格付けをBB−からBに引き下げる。」との発表をした
ことを契機に、ユーロドルは1.25台を割り込み下落する展開になり
ました。その後、ギリシャのGPO世論調査で「ギリシャ国民の66%は
連立政権を望む。ギリシャ国民の81%はユーロ残留を望む。ギリシャ
国民の52.4%はユーロの救済条件を支持。」となったことや、ギリシ
ャで財政緊縮派の優勢が報道されたことで、NY時間終盤からオセアニ
ア時間にかけて、一時、ユーロドルは1.25台を回復しました。

翌30日は、ダウ先物など株式市場の軟調を背景にユーロドルは再び
反落して、豪小売売上高(4月)は予想より弱い−0.2%となったこと
による豪ドル米ドルの下落にリスク回避の連れ安となり、また、
スペインのエル・パイス紙が電子版で「スペインの財政赤字削減目
標の達成期限について、13年から14年へ延長承認するようEU各国の
財務相に求める見通し。」との観測報道もあり、ユーロドルは東京
時間に軟調推移になりました。その後、ロンドン時間に入っても、
仏失業者数(4月)が1999年9月以来の289万人に増加したことや、ス
ペイン株式市場が1.7%超下落したこと、そしてスペイン中銀総裁が
「ECBだけでは根本的な問題は解決できない。2011年は景気後退の
ため赤字削減は困難。バンキアの救済がどれほどの規模になるか不
明。政府はバンキア救済の方法を決定していない。バンキアの損失
に関する影響は不明。」とのネガティブ発言をして、スペイン5年
債利回りが6.019%に上昇したり、伊10年債利回りが6.011%に上昇
するなど、悪材料が重なってユーロドルは1.24台前半まで下落しま
した。しかしその後、欧州委員会のスタッフリポートで「救済基金
ESMによる直接的な銀行資本増強の想定に前向き。ECB政策は緩和的
で一段の刺激策講じる余地は小さい。ガバナンス強化は共通債に道
を開くのに役立つ。」などが示されたことで、ユーロドルは一時、
1.24台後半まで反発しました。ところがNY時間にギリシャのVPRCが
実施した世論調査で「急進左派連合SYRIZAが30%の支持。新民主主
義党NDが26.5%の支持。」との反緊縮派が優勢との世論結果が伝わ
ると再び下落に転じて、NYダウの大幅下落も背景に、ユーロドルは
1.24台を割り込み下落する展開になりました。その後、ギリシャの
PULSE/PONTIKIの世論調査で「新民主主義党NDと急進左派連合SYRIZA
の支持率はともに24.5%で拮抗。」との結果や、ユーログループ議
長の「成長支援のためのユーロ共同債を発行案はまだ机上にある。」
との発言が伝わるも軟調傾向で推移しました。

翌31日は、オセアニア時間から東京時間前半にかけてやや軟調な小
幅揉み合いになりましたが、その後、ロイター通信の「欧州委員会
はスペインの財政赤字削減期限延長と、ユーロ圏救済基金から銀行
への直接資本増強について提言。」との報道があり、また、独小売
売上高指数(4月)が予想より強い+0.6%になったや、IIFのダルーラ
専務理事が「スペイン政府債務の再編は不要。欧州救済基金がスペ
インの銀行に直接出資することが解決策になる。」との見解を示し
たことなどで、ドラギECB総裁の「ECBは政府による対応の不足を補
うことはできない。」との発言に揺れながらも、ユーロドルは一時
1.24台を回復しました。その後も、伊の中銀総裁が「救済基金の銀
行直接支援を可能にすべきである。(中略)伊の銀行には貸し出しを
増やす兆しがある。」との発言があり、しばらく1.24台を維持して
いましたが、伊の首相が「ユーロ圏危機の影響が波及するリスクが
ある。」と発言したことや、EU欧州連合が「ESMによる直接的な銀行
への資本増強の可能性はないだろう。」との見解を発表したことや、
格付け会社のフィッチがスペインの7地方を格下げしたことを契機
として、弱い米指標結果による株式市場の軟調を背景に、ユーロド
ルは1.23台前半へ下落する展開になりました。スペインの5年物国
債CDSが過去最高値になりました。その後、伊中銀総裁が「ユーロ
加盟国の過剰政府債務の管理で償還基金制度の活用を支持。ESMを
利用して国債買い入れや銀行への介入を適宜行う必要。」などの見
解を示したことや、一部メディアがギリシャMARC/ALPHAの調査とし
て「緊縮派の新民主主義党NDの支持率がトップで28.8%。2位に反
緊縮派の急進左派連合SYRIZAが27%。他の緊縮派の全ギリシャ社会
主義運動と合わせると、緊縮派が164議席獲得して全体300議席の過
半数を超える可能性。」との報道をしたことや、WSJ紙が「スペイン
政府がバンキアを支援できなくなればIMFが支援を検討している。」
との観測報道をしたことなどで、ロンドンフィックス過ぎに1.23台
後半へ反発しました。しかしその後、スペイン政府がスペイン緊急
対策めぐる報道に関して「IMFがスペインに関し何らか措置を取って
いることはない。」との否定発表をしたことで、再びユーロドルは
軟調推移になりました。

翌1日は、オセアニア時間に軟調傾向で推移した後に、中国製造業
PMI(5月)が予想より弱い50.4になったことでドルストレートが軟調
になり、ユーロドルも下落して1.23台前半へと下落しましたが、
中国上海株式市場は上昇して始まったことや、カバ・リサーチのギ
リシャ世論調査で「緊縮財政派の新民主主義党NDの支持率が26.1%、
反緊縮派の急進左派連合が23.6%。」となったことや、伊の中銀総
裁が「ECBは金融状況が物価安定にリスクをもたらす事態となれば
行動する用意がある。現在、銀行の流動性の問題は見られない。」
との発言をしたことなどで、1.23台半ばへとやや反発しました。
しかしその後、スペイン製造業PMI(5月)は09年5月以来の42.0に低
下したことや、欧州の株式市場が下落してマイナス圏での推移にな
ったことなどを背景に、ロンドン時間前半にユーロドルは1.23台前
半に下落する展開になり、米雇用統計の発表を迎えました。
米雇用統計ではNFPが市場予想よりかなり弱い+6.9万人などネガテ
ィブサプライズの結果となって、発表直後はリスク回避の動意で、
ユーロドルは一時1.23台を割り込み1.2288まで下落して年初来安値
を更新しました。しかしその後、午後10時過ぎからドル売り動意が
優勢の展開に転じて1.2455まで急反発する展開になりました。
その後、リスク回避とドル売りの綱引きで一時ロンドンフィックス
にかけて1.2361まで反落しましたが、NY時間後半は揉み合いながら
も再び1.24台を回復してユーロドルは1.2433で週取引を終えました。
ギリシャ問題と共にスペインの情勢の懸念の嵐が吹き荒れる一週間
になりました。

今週のユーロでは、4日の生産者物価指数(4月)、5日の独欧のサー
ビス業PMI確報(5月)、欧小売売上高(4月)、独製造業受注指数(4月)、
6日の欧第1四半期GDP改訂値、ECB政策金利、ドラギECB総裁の記者
会見、8日の独貿易収支(4月)、独経常収支などが注目されます。

6日のECB政策金利の市場コンセンサスでは一応、政策金利は据え置
きとなっていて、30日の欧州委員会によるスタッフリポートでも、
「救済基金ESMによる直接的な銀行資本増強の想定に前向き。ECB政策
は緩和的で一段の刺激策講じる余地は小さい。」とされていますが、
一方、31日にEUが「ESMによる直接的な銀行への資本増強の可能性は
ないだろう。」との(否定)見解を発表して、1日に伊中銀総裁が、
「ECBは金融状況が物価安定にリスクをもたらす事態となれば行動す
る用意がある。」とも発言していて、不透明ながら、スペイン情勢
などが逼迫していることで、サプライズの政策変更や、ドラギECB
総裁の記者会見で何らかの追加施策の発表の可能性も排除はできない
ようです。

先週はギリシャ問題に加えてスペインの情勢悪化となりましたが、
6月1日のギリシャMARC/ALPHAの調査では「緊縮派の新民主主義党
NDの支持率がトップで28.8%。2位反緊縮派の急進左派連合が27%。
他の緊縮派の全ギリシャ社会主義運動と合わせると、緊縮派が164
議席獲得して、全体300議席の過半数を超える可能性。」とされ、
予断は許されないながらも、ギリシャの世論は4機関の調査で3つ
の機関が「緊縮派優勢」との結果になりました。2日以降は17日ま
で世論調査の公表が禁じられているそうですが(3日の日経5面)、
ギリシャ再選挙では緊縮派が辛うじて優勢とはなっているようです。

一方、スペイン情勢では、スペインの株式市場の大幅下落とともに、
スペイン国債が売られ、28日にスペイン10年国債利回りが6.5%超に
なるなど、10年物利回りが自力で借金を返済できるかどうかの分岐
レベルとされる7%に徐々に近づきつつあり、今後も他のユーロ圏
重債務国の金利動向と合わせて、ロンドン時間序盤などでの金融市
場動向が注目されます。

今週のユーロドル相場では、対ドル通貨ペアとして、先週末の米雇
用統計後のドル売り圧力もあり、ユーロ売りとドル売りの綱引きで
これまでのように大筋で売ってさえいれば良いとも言えなくなって
きたようで、難解な相場展開になりそうです。一部では米QE3観測
が高まればトレンドが変ると観る向きがある一方、6日のECB政策
金利の発表およびドラギECB総裁の記者会見で何らかの緩和策が打
ち出される可能性も排除できないとの声もあり、揺れる相場展開と
なる可能性がありそうです。
上昇となった場合では、まずは1.2450および1.2500の「00」ポイン
トを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は、1.2550から
1.2600の「00」ポイントおよび5月28日高値の1.2625アラウンド、
さらに上昇した場合は5月23日高値の1.2687から1.27の「00」ポ
イントなどが上値抵抗帯として注目されます。
また、下落となった場合は、まずは1.2400の「00」ポイント、ここ
を下抜けた場合は、2008年10月の安値1.2328アラウンドから1.2300
の「00」ポイント、さらに下落した場合は先週の米雇用統計後の安
値の1.2288、ここを下抜けた場合は1.2250、1.2200の「00」ポイン
トおよび2010年6月安値の1.2150アラウンドなどが下値抵抗帯とし
て注目されます。

そのほか今週は、世界的に株式市場が下落してコモディティ市場も
軟調となっている中で、5日に豪RBA政策金利と豪RBA声明、6日に
豪第1四半期GDP、7日に豪雇用統計、8日に豪貿易収支(4月)の発
表など、豪州の重要指標の発表が予定されていて、高ベータ通貨の
豪ドルの相場展開が注目されます。


さて今週は、トレードと凡事のお話 その9 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第九話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて…、チャートポイントで、あたかもそのようなものが無い
 かのように価格が『勢いを伴い』一気に抜ける場合もあるが、
 何度も撥ね帰されては再トライを繰り返して揉み合ったり、
 ちょっと抜けたようでまた戻り揉み合う場合もあるものじゃ…。」

『うん。そういう厄介なことってケッコウあるぜ…。』

「ファンダメンタルズの強いインパクトなどがあったりすると、
 価格がポイントを一気に抜けていくこともあるものじゃが、
 むしろチャートポイントでは価格を抜けさせようとする勢力と、
 抜けさせまいとする勢力が真っ向ぶつかるガチの綱引きとなって、
 いわゆる売り買いの攻防の揉み合いが起こるものじゃ…。」

『あははっ。ガチだってか。
 ジイさん、あんたも若い言葉使うんだねぇ…。』

「じゃからして、ポイントでは抜けるか戻るかの
 二者択一の視点だけではなく、
 揉み合う場合も想定しておかねばならぬのじゃ。」

『……。』

「ポイントを抜けようとする価格の動きが
 上位の時間軸のトレンドの方向であれば、
 揉み合いとなってもやがては抜けていくことが多いものじゃが、
 初回の抜けのトライでは一旦は撥ね返されることが
 ままあるものじゃ…。」

『「上位の時間軸のトレンドの方向の確認」と、
 「初回の抜けのトライには注意」というわけだね。』

「まずは…、そういうことじゃ…。」

『話が少し脱線するけどさぁ…。
 ジイさんがよく言う上位の時間軸の重要性だけど、
 この頃はいろいろと意識するようになったぜ。』

「ほう…。たとえばどんなことじゃね。」

『たとえば、窓空けだよ。
 週明けの市場開始で窓が空くときがあんだろ…、
 モノの本によれば、窓明けもコモン・ギャップだの
 ランアウェイ・ギャップだのいろいろあるようなんだけどさぁ。
 窓埋めとなることは確かに多くて、
 上位の時間軸のトレンド方向に逆らう窓や、
 上位の時間軸がレンジ性のときには埋まりやすいんだけどさぁ、
 上位の時間軸のトレンド方向へ空いた窓は
 埋まらないことも少なくないってことに気づいたんだよ。』

「ほほう…。面白いことに気づいたものじゃね…。」

『つまりさぁ、下位の時間軸ってさぁ…、決して別物ではなくて、
 上位の時間軸の一部分てことなんだよね。
 このことがようやく当たり前なこととして
 しっくり理解できるようになったんだよ。』

「ふむ…。良いことに気づいたものじゃ。
 さて、話を戻してもよいかのう…。」

『あははっ。いいよー。』

「さて…、揉み合い抜けではどのようなエビデンスが現れるか…、
 いくつかあるのじゃが…。
 『揉み合い範囲を部分的に上下のラインで括った
  局所的レクタングルを価格が上下いずれかに抜けていく。』
 『その超えていく際に、弱々しい小さなローソク足ではなく、
  揉み合い範囲のn本の平均のローソク足よりも
  長いローソク足を示現して局所的レクタングルを抜けていく。』
 『逆線をフェイルとさせて乗り越えて抜けていく』などじゃ…。」

『あははっ。またジイさん流の小難しい言い回しだなぁ…。
 早い話が、揉み合い範囲を括ったラインを
 大きめのローソク足で価格が超えていくってことだろう?
 そんなの当たり前のことじゃないか。
 でも最後の「逆線を乗り越えて抜けていくって」何だよ。』

「ふむ…。ブルとベアとの戦いで、
 一方の勢力が他方の勢力に打ち勝った証(あかし)として、
 反対勢力の動きを表す『逆線のローソク足』の
 その示現をダマシとさせて、
 一方の勢力が反対勢力の死骸を乗り越えるように
 勝った側の勢力のローソク足が成長していくことじゃよ。」

『反対勢力の死骸を乗り越える…?』

「そうじゃ。反対勢力の死骸じゃよ…。
 たとえば、ポイント抜けではなく、
 上昇ブレーク時を例に説明するならば…、
 上昇ブレーク時には当然ながら陽線が示現するわけじゃが、
 何本かの陽線の後に、必ずと言ってよいほど、
 どこかでは逆線である陰線が示現するものじゃ。
 反対勢力の反抗の印、もしくは利食いでの反落じゃのう…。」

『……。』

「さてここで…、
 反対勢力の抵抗の動きが強大となったり、
 利食いの動きがより強まったらどうなるじゃろう…。」

『そりゃあ、反落が進んで反転下降するんじゃないの…。』

「そうじゃ…。
 では、上昇の勢力が反対勢力の動きや利食いの動きなどに
 再び打ち勝ったとしたら、いったいどうなるのじゃろう…。」

『そりゃあ、再上昇するに決まっているじゃないか。』

「ふむ…。果たしてそのときのローソク足の状況は?」

『陽線群と陽線群の中に島のように陰線(群)がポツリとある状態…。
 なるほど…、陰線の示現がフェイルとなった状態だ…。』

「そのとおりじゃ…。
 囲碁での黒石に挟まれた白石のように、
 反抗の失敗の痕跡を示す死石となるのじゃ。
 反対勢力の死骸じゃよ…。」

『反対勢力は抵抗を試みたけれどもその動きはフェイルとなって、
 損切りを余儀なくさせられているかもしれないな…。』

「トレンドは反対勢力の屍の損切りを食って
 成長していくものなのじゃ…。」

『まるで鬼の世界だね。』

「綺麗事無き戦いの場じゃからのう、相場は…。
 『押してからの再上昇は反対勢力を食ったことを示す』のじゃ。
 いわば鬼の高笑いの証じゃのう…。」

『……。』

「『押してからの再上昇、前回高値上抜け』は
 鬼のマントラ(呪文)なのじゃよ…。」

『ジイさん、今日も話がすっげー長くなってんぜ。
 また来週にしたらどうなんだい。』

「ふむ…。来週はのう…、1回ちょっとお休みじゃ。
 お前さんとはまた再来週に会うとしよう。」
 
『さ来週はどんなお話しだい?』

「気が変わらんかったらじゃが…、
 トレンドフォローでの高値追い(安値追い)すべき状況と
 押し(戻り)を待つべき状況の違いについてや、
 上位時間軸と下位時間軸のかかわりなどについて、
 あれこれお話しようかのう…。」

『下落トレンドなのに短期で売って負けることもあるし、
 興味深いテーマだね…。』

「ふむ…。たとえばいくらトレンドフォローでも
 高値(安値)追いばかり狙っていると負けることがあるものじゃ。
ときに押し戻りを待つ必要がある場合があるのじゃのう…。
 押し目買い(戻り売り)では、上位時間軸には順行でも、
 下位時間軸のレベルで観れば逆張りとなるのじゃ…。」

『ジイさん、楽しみにしておいてやるぜ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週…、ではなくて、また再来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
FX情報をもっと見る
過去ログ
2019年09月(3)
2019年08月(3)
2019年07月(4)
2019年06月(5)
2019年05月(4)
2019年04月(3)
2019年03月(5)
2019年02月(4)
2019年01月(4)
2018年12月(4)
2018年11月(4)
2018年10月(4)
2018年09月(5)
2018年08月(3)
2018年07月(5)
2018年06月(4)
2018年05月(4)
2018年04月(4)
2018年03月(4)
2018年02月(4)
2018年01月(4)
2017年12月(4)
2017年11月(4)
2017年10月(5)
2017年09月(4)
2017年08月(3)
2017年07月(5)
2017年06月(4)
2017年05月(4)
2017年04月(4)
2017年03月(4)
2017年02月(4)
2017年01月(4)
2016年12月(4)
2016年11月(4)
2016年10月(5)
2016年09月(4)
2016年08月(2)
2016年07月(5)
2016年06月(4)
2016年05月(4)
2016年04月(4)
2016年03月(4)
2016年02月(4)
2016年01月(5)
2015年12月(3)
2015年11月(4)
2015年10月(4)
2015年09月(3)
2015年08月(4)
2015年07月(4)
2015年06月(4)
2015年05月(4)
2015年04月(4)
2015年03月(4)
2015年02月(4)
2015年01月(3)
2014年12月(3)
2014年11月(4)
2014年10月(4)
2014年09月(4)
2014年08月(4)
2014年07月(4)
2014年06月(4)
2014年05月(3)
2014年04月(4)
2014年03月(4)
2014年02月(4)
2014年01月(4)
2013年12月(3)
2013年11月(4)
2013年10月(4)
2013年09月(5)
2013年08月(3)
2013年07月(4)
2013年06月(4)
2013年05月(4)
2013年04月(4)
2013年03月(5)
2013年02月(4)
2013年01月(4)
2012年12月(4)
2012年11月(3)
2012年10月(4)
2012年09月(5)
2012年08月(3)
2012年07月(5)
2012年06月(3)
2012年05月(4)
2012年04月(5)
2012年03月(4)
2012年02月(4)
2012年01月(4)
2011年12月(4)
2011年11月(4)
2011年10月(5)
2011年09月(4)
2011年08月(3)
2011年07月(5)
2011年06月(4)