FX トレードと凡事のお話 その5


米雇用統計ではNFPが2ヶ月連続で20万人の大台を割り込む
ネガティブ・サプライズになりましたね。

●先週の主な出来事

<4月30日(月)>

ポンドドルが小さな上窓を空けて始まりました。
オセアニア時間はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせました。
中国人民銀行のアドバイザーが28日に、
「中国のインターバンク市場の金利は高い。
中国には金融政策を緩和する一定の余地がある。」
との見解を示しました。
ダウ先物がやや上昇して始まりました。
NZ貿易収支(3月)は予想より弱い1.34億NZドル、
NZ住宅建設許可件数(3月)は予想より強い+19.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
英ホームトラック住宅価格(4月)は前月より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
中国景気先行指数(3月)は前月より弱い100.52になりました。
日経平均は休日で取引はありませんでした。
東京時間序盤は豪ドル米ドルやユーロドルが軟調に推移しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
NBNZ企業景況感(4月)は前月より強い35.8になりました。
市場反応は限定的でした。
午前10時過ぎからドル円が再び反落しました。
ドルストレート徐々に反発する展開になりました。
ダウ先物が揉み合いながら反発する展開になりました。
アジアの株式市場はまちまちに始まりましたが、
その後はシンガポール株式市場を除き堅調傾向で推移しました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
東京時間後半はドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
独小売売上高指数(3月)は前月比で予想より弱い+0.8%でしたが、
前年比で予想より強い+2.3%になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物に上昇の動きがみられました。
格付け会社のS&Pが、
「スペイン11銀行の長短期格付けを引き下げる。
スペインの6銀行のクレジットウォッチをネガティブにする。」
などの発表をしました。
ユーロ売り反応が見られました。
スペイン第1四半期GDPは予想よりは強い前期比−0.3%でした。
発表直後はユーロ買い反応がみられました。
欧州の株式市場はまちまちの展開になりました。
独株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
仏や英の株式市場は軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物が揉み合いながら反落する展開になりました。
原油先物が反落しました。
ユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
ポンドドルはやや堅調傾向の小幅な揉み合いになりました。
ポンドドルが一時1.63台に乗せる場面がありました。
ユーロポンドが軟調傾向で推移しました。
ドル円は当日安値圏で揉み合う展開になりました。
その後、独の株式市場がマイナス圏へ反落する展開になりました。
欧消費者物価指数速報(4月)は予想より強い+2.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルを含めドルストレートが軟調になりました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
スペインのバイス紙が、
「EUはインフラ、環境技術、ハイテク分野などに2000億ユーロを
投資する成長プランを検討している。6月EU首脳会議で発表予定。
財源としては欧州投資銀行の資本再編やユーロ共同債発行、
投資特別目的会社の設立や欧州インフラ庁の設置などが
提案される見込み。」との観測報道をしました。
午後7時半過ぎにダウ先物や欧州株式市場が一時反発をみせました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末同水準の0.46585%になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場が再下落しました。
ドル得やクロス円にやや反落の動きがみられました。
米個人消費支出(3月)は予想より弱い+0.3%、
米個人所得(3月)は予想より強い+0.4%、
米PCEコア・デフレータ(3月)は予想より強い+2.0%になりました。
ややドル売り反応がみられました。
加GDP(2月)は予想より弱い−0.2%、
加鉱工業製品価格指数(3月)は予想とおりの+0.2%、
加原材料価格指数(3月)は予想より弱い−1.6%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物がやや反発をみせて当日安値圏で揉み合いになりました。
NYダウは小幅安で始まり軟調に推移しました。
NY時間序盤はドル円やクロス円が軟調に推移しました。
ドル円が80円台を割り込み下落しました。
ポンド円が130円台を割り込み下落しました。
ユーロドルやポンドドルがやや反発をみせました。
ユーロポンドが反発上昇しました。
米シカゴ購買部協会景気指数(4月)は予想より弱い56.2でした。
ドル売り反応がみられました。
NYダウが下げ幅を一時縮小しました。
ダラス連銀製造業活動指数(4月)は予想より弱い−3.4%でした。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが再び反落しました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
NYダウが再び反落しました。
米CBのオンライン求人広告数(4月)は311.52万件と
前月の313.81万件から減少しましが前年同月比では14%増でした。
欧州の株式市場が軟調に推移して取引を終えました。
米10年債利回りが一時1.91%あたりに低下しました。
ユーログループ議長が、ドイツのヴェルト紙で
「財政条項を完全に再交渉するというには虚構。
ユーロ圏の新財政条項に関して譲歩は全くない。」
との見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが軟調傾向の揉み合いになりました。
米10年債利回りが一時1.905%まで低下しました。
原油先物は反発する展開になりました。
豪ドル米ドルやドル加ドルやポンドドルが一時反発をみせました。
その後、主要通貨ペアが軟調傾向で揉み合う展開になりました。
米財務省の四半期資金需要見通しでは、
「4-6月期は当初より190億ドル減の1820億ドルの新規調達を予定。
7-9月期は2650億ドルの新規調達を予定している。」
などの発表をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小していきました。
ユーロドルなどドルストレートが緩やかに反発しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
米10年債利回りは1.921%になりました。
NY原油(WTI)は104ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−14.68ドルでこの暇取引を終えました。

<5月1日(火)>

オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
米ダラス連銀総裁が、
「ツイストオペ延長や更なる債券購入の必要性を確信はできない。
FRBは充分な金融緩和を行ったがまだ引き締めの時期ではない。
今年の利上げが適切かは経済状況しだい。
現在は予見すべき時期ではない。
金融政策によって構造的な労働問題を解決することはできない。」
などの見解を示しました。
ユーログループ議長が、
「議長職を辞すことについては欧州債務危機への対応で
独仏両国の干渉にうんざりしたことによる。独仏両国は
ユーロ圏のメンバーが自分達だけであるかのように振る舞った。」
と発言しました。
東京時間が近づく頃からドル買い動意がやや優勢になりました。
ドルストレートがやや反落してドル円がやや反発しました。
豪AIG製造業指数(4月)は前月より弱い43.9になりました。
市場反応は限定的でした。
豪州の株式市場は堅調に推移しました。
日経平均は下落して始まり軟調傾向の揉み合いで推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円はやや反落しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
中国製造業PMI(4月)は予想より弱い53.3になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートにやや反落の動きがみられました。
原油先物がやや反落しました。
豪第1四半期住宅価格指数は予想より弱い−1.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はメーデーで休場でした。
午前10時半過ぎにダウ先物が反発をみせました。
ユーロドルにやや反発の動きがみられました。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
中尾財務官が、
「先週以来の円高の進行を懸念している。
適宜適切に対応できるよう緊張感もって市場を監視する。」
との発言をしました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
豪ドル円が83円台を割り込みました。
東京時間後半に日経平均が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
豪RBAが政策金利を0.50%下げて3.75%としました。
豪RBA声明では、
「0.5ポイント利下げは適切な借入金利の実現に必要であった。
利下げは過去数ヶ月間の情報に基づくものである。
インフレ率は従来予想よりも低くなる可能性。
景気の状況は予想よりやや弱まっている。
豪ドルの為替相場は引き続き高い。中国の成長率は鈍化した。」
などが示されました。
豪ドルが急落しました。
豪ドルクロスの影響もあったか、
ユーロドルが一時上昇して揉み合いました。
その後、ドル円が反落しました。
クロス円がやや軟調に推移しました。
日経平均は前週末比−169.94円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルが再び上昇して堅調に推移しました。
ドル円やポンドドルが軟調傾向で推移しました。
ユーロポンドが上昇しました。
豪ドル米ドルは下落一服後に軟調傾向の揉み合い推移になりました。
英FTSE株式市場が前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
ダウ先物は揉み合いが続きました。
独や仏の株式市場は休みでした。
英製造業PMI(4月)は予想より弱い50.5になりました。
ポンドドルが一時1.62台を割り込み下落しました。
その後、ドル円やポンドドルがやや反発をみせる展開になりました。
午後6時頃からユーロドルが反落しました。
ポンドドルが再びやや反落して軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が軟調になりました。
英FTSEに一時やや反落の動きがみられました。
午後7時頃からユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物や英FTや原油先物に反発の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
NY時間序盤ではドル円にやや反落の動きがみられました。
ポンドドルやユーロドルが上昇しました。
NYダウは小幅高で始まり前日終値レベルで揉み合いになりました。
米建設支出(3月)は予想より弱い+0.1%、
米ISM製造業景況指数(4月)は予想より強い54.8になりました。
構成項目の新規受注や生産や雇用指数が強い結果になりました。
ドル買い動意になりました。
ドル円が急反発してドルスレートが急反落しました。
加ドルは上昇する展開になりました。
NYダウが反発上昇しました。
米10年債利回りが1.95%あたりに上昇しました。
原油先物が上昇しました。
ドル円が80円台を回復しました。
米ISMの製造業担当責任者が、
「製造業は安定的に強さが続いている。
受注も堅調で継続的な上昇も期待できる。輸出の上昇はやや驚き。
雇用は増加は継続するとは思われるが増加幅は小さい可能性。」
などの見解を発表しました。
アトランタ連銀総裁が、CNBCテレビで、
「現時点で新たな措置に踏み切ることにやや消極的。」
との発言をしました。
シカゴ連銀総裁が、CNBCテレビで、
「追加緩和を望んでいる。」との発言をしました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「米経済の成長は緩やか。住宅市場は依然として非常に脆弱。
製造業は堅調。米経済は二つの軌跡を持っている。
建設と政府支出の拡大は緩慢。
モメンタムが上昇するのは時間がかかる。」
などの見解を示しました。
英FTSEが70ポント超上昇して大引けになりました。
深夜12時半過ぎにNYダウが120ドル超の上昇になりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「FOMCでの2014年終盤まで超低金利維持の表現は誓約ではない。
2013年半ばには利上げに転じる公算。
労働市場の回復で今年は3%成長を見込む。
消費者信頼感が雇用市場を牽引する。」
などの見解を示しました。
加BOC総裁が、
「商品市場については超長期的な循環にある。
価格上昇が一時的と考えるのは間違い。
緩やかに刺激策を解除して行くことが妥当になる可能性。」
との見解を示しました。
ロイター通信が、
「4月22日の仏大統領選第1回投票で3位につけた
極右・国民戦線のルペン党首は6日に実施される決選投票で
白紙票を投じる意向を明らかにした。
サルコジ大統領にとってはさらなる打撃となる。
ルペン氏は支持者に対し同じ行動を取るよう要請はしなかった。」
との報道をしました。
NY時間後半はドル買い傾向での揉み合いになりました。
NYダウは同日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「緩和策は依然必要だが2014年終盤よりかなり前に
緩和規模縮小が必要になる可能性。中長期インフレリスクに警戒。
失業率については年末までに7.8%へ徐々に低下する見通し。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤にかけてドル売り動意が優勢になりました。
ドル円が反落してユーロドルなどが反発しました。
ドルカナダが反発しました。
NYダウが終盤にかけて上昇幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.944%になりました。
NY原油(WTI)は106ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+65.69ドルでこの日の取引を終えました。

<5月2日(水)>

米石油協会APIが発表した週間石油在庫統計では、
「原油在庫が+203万バレル、ガソリン在庫が−389万バレル。」
などの結果になりました。
豪財務相が、
「今回の利下げは中小企業が待ち望んでいた。
豪RBAの声明は金融機関への応援ではない。金融機関は健全。」
などの発言をしました。
オセアニア時間ではドル円が反発をみせました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ユーロドルや豪ドル米ドルが一時反落しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ポンドは小幅な揉み合いが続きました。
その後、日経平均が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
仲値を過ぎた頃からドル円に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
その後、ドルストレートが反発する展開になりました。
中国HSBC製造業PMI確報(4月)は速報値より強い49.3になりました。
豪ドル買い反応がややみられましたが限定的でした。
格付け会社ムーディーズが、
「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。
日本の消費税引き上げ計画の行方を注視している。
引き上げなければ債券市場に転機をもたらす可能性がある。」
などの見解を示しました。
午後1時過ぎから円が売られドル円が反発上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
東京時間後半は日経平均が再び反発上昇しました。
アジアの株式市場は堅調に推移しました。
スイス金融大手UBSの1-3月期決算では
純利益が予想より強い827億スイスフランになりました。
日経平均は前日比+29.30円で大引けになりました。
東京時間終盤にかけてドルストレートが軟調になりました。
NYダウが緩やかに上昇しました。
ドル円が80円台半ば過ぎへ上昇しました。
休み明けの欧州の株式市場は上昇して始まりました。
前日に取引があった英FTSEは前日終値レベルで揉み合いました。
ロンドン序盤はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
ドル円がやや反落する展開になりました。
スイス製造業PMI(4月)は予想より弱い46.9になりました。
指標発表直後にややフラン売りがみられましたが限定的でした。
スイスの実質小売売上高(3月)の発表は4日に延期されました。 
伊製造業PMI(4月)は市場予想よりかなり弱い43.8になりました。
仏製造業PMI(4月)は市場予想より弱い46.9になりました。
午後4時半過ぎにユーロドルが1.32台を割り込み急落しました。
他のドルストレートに連れ安の動きがみられました。
ドル円が80円台前半に反落しました。
ユーロ円が106円台を割り込みました。
他のクロス円も反落する展開になりました。
独失業率(4月)は予想より弱い4.8%、
独製造業PMI確報(4月)は予想より弱い46.2になりました。
ユーロが一段安になりました。
欧製造業PMI確報(4月)は予想より弱い45.9になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場や原油先物が反落しました。
英FTSEは前日比マイナス圏に下落しました。
英建設業PMI(4月)は予想より強い55.8、
英消費者信用残高(3月)は予想より強い+4億ポンド、
英住宅ローン承認件数(3月)は予想より強い4.99万件でした。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが反発しました。
欧失業率(3月)は予想とおりの10.9%になりました。
ユーロの軟調傾向が続きました。
午後6時過ぎからポンドドルやユーロドルなどが再下落しました。
ドル円がやや反発した後に反落して揉み合いました。
格付け会社のS&Pが、
「ギリシャの格付けを選択的デフォルトからCCCに引き上げる。
見通しは安定的。」との発表をしました。
ユーロが一時反発をみせました。
ポルトガル短期債の入札では、総額15億ユーロ発行されて
「12ヶ月物短期証券では、発行額10億ユーロ。
平均利回りが前回より高い3.908%、
応札倍率が前回より高い2.7倍。」などになりました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
独債利回りは2年物から30年物全てで過去最低水準を記録しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
FRBのタルーロ理事が、
「住宅市場には緩やかな改善に兆しあるが低迷状態。
健全な市場回復とその維持には健全な住宅金融が必要。」
との見解を示しました。
米ADP雇用統計(4月)は予想より弱い+11.9万人になりました。
ドル円やクロス円が下落しました。
独株式市場や仏株式市場が前週末比マイナス圏に反落しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
午後10時45分頃からドルストレートが反発をみせました。
米製造業受注指数(3月)は予想よりは強い−1.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.91%あたりに低下しました。
EIA週間石油在庫統計は原油在庫が284バレルの増加になりました。
原油先物の軟調が続きました。
英BOEのフィッシャー委員が、英地方紙で、
「量的緩和に相当するBOEによる国債買い入れの拡大が
いまだ選択肢に上っている。」との見解を示しました。
ロンドンフィックスが近づく頃からドル円がやや反発しました。
クロス円が反発上昇しました。
NYダウが下げ幅を縮小していきました。
米10年債利回りが一時1.94%に迫る場面がありました。
原油先物がやや反発をみせました。
豪ドル米ドルが緩やかに反発しました。
ユーロドルが午後2時過ぎにやや反落して揉み合いになりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「経済状況の劇的な悪化なしに追加刺激の正当化は困難。」
との認識を示しました。
NY時間後半はドル円が小幅な揉み合いになりました。
英BOE総裁が、
「インフレは依然として高過ぎる。
英経済はまだ健全な状況を回復していない。
金融緩和にもかかわらず予想以上に回復は鈍い。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.928%になりました。
NY原油(WTI)は105ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−10.75ドルでこの日の取引を終えました。

<5月3日(木)>

NZ第1四半期失業率は予想よりかなり弱い6.7%、
NZ第1四半期就業者数は予想より強い+0.4%になりました。
NZドル売り反応が見られました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや軟調な揉み合いになりました。
豪AIGサービス業指数(4月)は前月より弱い39.6になりました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京市場は祝日で休みでした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅揉み合いになりました。
中国非製造業PMI(4月)は前回値より弱い56.1になりました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨に売り反応がみられました。
ドルストレートがやや軟調推移になりました。
ドル円は小幅な揉み合いがしばらく続きました。
ダウ先物がやや反落しました。
アジアの株式市場は小幅安で始まり軟調傾向で揉み合いました。
主要通貨ペアがしばらく小幅な揉み合いで推移しました。
原油先物は軟調傾向で推移しました。
東京時間後半はドル円やクロス円が反発上昇する展開になりました。
ダウ先物が反発する展開になりました。
午後2時頃にポンドドルが一時反発をみせました。
中国上海株式市場やシンガポール株式市場が反発をみせました。
英ネーションワイド住宅価格(4月)は予想より弱い−0.2%でした。
ポンド売り反応がみられました。
その後、ダウ先物がやや反落して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが一時反発する場面がありました。
英BOE総裁が、
「最近の経済指標はまちまちだが回復の兆しが見られる。
2012年は緩やかだが着実に回復する見込み。
危機以前のミスは充分な政策手段を持たなかったことにある。
銀行システムのリスクの脆弱性を理解するのが遅すぎた。」
などの見解を示しました。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが再び軟調傾向の揉み合い推移になりました。
英サービス業PMI(4月)は予想より弱い53.3になりました。
指標発表直後にポンド売り反応がみられましたが限定的でした。
ポンドドルが当日安値圏で揉み合いになりました。
スペイン債の入札では、
「目標上限25億ユーロに対して総額25.2億ユーロ発行。
3年債(クーポン4.0%)では9.79億ユーロが発行されて、
平均利回りが前回より高い4.037%、
応札倍率が前回より高い2.88倍。」
などの結果になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
欧生産者物価指数(3月)は市場予想より弱い+3.3%になりました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
仏国債の入札では、
「総額74.31億ユーロ発行。
10年債(クーポン3.00%)では33.23億ユーロ発行されて、
平均利回りが前回よりやや低い2.96%、応札倍率が1.98倍。」
などの結果になりました。
ユーロドルの下落が一服になり揉み合い推移になりました。
ダウ先物は再び反発をみせて堅調傾向で推移しました。
格付け会社のS&Pが、
「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進まなければ
引き下げもありえる。」との見解を発表しました。
円売りが一時強まりドル円が80.40円あたりまで上昇しました。
午後7時半頃からドル円にやや反落の動きがみられました。
クロス円がやや反落して揉み合う展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
NY時間が近づく頃からドル円が再び反発して揉み合いました。
ドルストレートは軟調傾向の揉み合いが続きました。
欧ECB政策金利は市場予想とおり1.00%に据え置きになりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はダウ先物に反落の動きがみられました。
米第1四半期非農業部門労働生産性速報は予想より強いは−0.5%、
米第1四半期単位労働コスト速報は予想より弱い+2.0%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.5万件になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇してドルストレートが下落しました。
ユーロドルが一時1.31台を割り込みました。
ダウ先物や原油先物が反発上昇しました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「経済見通しに下向きのリスクがある。
インフレ率は2012年に2%を上回る水準に留まる見通し。
最近のデータは不透明感の広がりを裏付けている。
2012年は緩やかな回復が予想される。
経済見通しの下振れリスクは債務危機や実態経済への波及に関連。
エネルギー価格の上昇が及ぼす影響の兆候を注視。
インフレリスクは概ね均衡している。
原油や税からの短期的なインフレ上振れリスクが存在。
予想より弱い経済情勢によるインフレ下振れリスクが存在。
異例の措置はまだ100%の影響をもたらしていない。
会合では利下げを協議しなかった。
物価動向は引き続き物価安定に合致すると予想。
ECBの政策は緩和的。数ヶ国はさらに野心的になる必要がある。
ユーロ圏内の格差是正の役割は各国政府にある。
インフレ率は2013年に2%を下回る水準に低下する見通し。
LTROは信用逼迫を回避するのに役立った。
スペインは多大な努力をした。いかなる出口戦略も時期尚早。」
などが示されました。
追加緩和や追加利下げの示唆はありませんでした。
ユーロドルやユーロ円が反発しました。
ポンドドルが上下動の揉み合いになりました。
仏と独の株式市場に反落の動きがみれました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
NYダウは小幅安で始まり前日終値レベルで揉み合いになりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.95%あたりに上昇しました。
米ISM非製造業総合景況指数(4月)は予想より弱い53.5でした。
構成項目の新規受注が53.5、雇用が54.2と弱い結果になりました。
ドル円やクロス円が反落する展開になりました。
ポンドドルが反発をみせました。
NYダウや原油先物が下落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ下落しました。
米10年債利回りが1.92%あたりに低下しました。
ISMの非製造業の責任者のニ−ブス氏が、
「指標は依然として力強さを維持していて成長は健全。
エネルギー価格の上昇が企業のコストカットを誘発する可能性。
インフレ圧力が懸念される。」などの見解を示しました。
NYダウが一時反発をみせた後に前日比マイナス圏で揉み合いました。
IMFのチーフエコノミストが、
「日米の債務状況は欧州と同等かそれ以上に悪い。」
との認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「欧州のソブリン問題は拡大を続けている。追加の対策が必要。
危機を回避できないリスクはまだ小さいがそれは高まっている。
もしもギリシャが離脱すればユーロ圏全ての国のソブリン債は
ウォッチ・ネガティブになる可能性。」
などの見解を発表しました。
原油先物が103ドル台を割り込みました。
ユーロドルに続きポンドドルに反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
ドル円は揉み合いになりました。
アトランタ連銀総裁が、パネルディスカッションで、
「追加緩和の実施については雇用や経済情勢だけではなく、
インフレにも注意を払うべきで均衡を取る必要がある。」
との見解を示しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、パネルディスカッションで、
「経済情勢はFRBの二大政策目標のインフレ抑制と雇用の最大化に
程遠い状態にあるために長期間の緩和状態維持が欠かせない。」
との見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが下げ幅を拡大していきました。
ドル円が下落する展開になりました。
ドルストレートは小幅揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.922%になりました。
NY原油(WTI)は102ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−61.98ドルでこの日の取引を終えました。

<5月4日(金)>

米フェイスブックが会見で、
「3億3740万株を公募する。IPO価格は28ドル〜35ドル。
規模は最大748億ドル。」などの発表をしました。
オセアニア時間はドル円が一時反発をみせました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が小幅な揉み合いで推移しました。
午前8時過ぎにドル円が再び下落する展開になりました。
東京市場は休みでした。
東京時間序盤はドル円やクロス円が軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
午後10時半頃にドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発して揉み合いになりました。
ドル円が当日安値圏で小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちに始まりました。
韓国株式市場や香港株式市場は前日マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んで揉み合いになりました。
豪RBA四半期金融政策報告では、
「2012年の平均成長率予想を3%に引き下げる。
2012年の消費者物価上昇率は2.5%に低下の見込み。
雇用情勢はこれまでのところ引き続き軟調。
製造業や接客や小売りセクターなどでの雇用減少が
鉱業と一部サービス業での大幅な雇用増加を打ち消している。
住宅建設業の回復は短期的には可能性が低い。」
などが示されました。
豪ドルが上下動しましたが反応は限定的でした。
中国HSBCサービス業PMI(4月)は前月より強い54.1になりました。
市場反応は限定的でした。
豪財務相が、
「RBAの金融政策に関する四半期報告は
それでもなお豪経済のファンダメンタルズが強いことを示すもの。
豪ドル高はいくつかのセクターの重石になる。
インフレは抑制されている。成長はトレンド付近にある。」
などの見解が示されました。
東京時間後半はドルストレートがやや軟調な揉み合いになりました。
午後1時半頃からユーロドルなどがやや反落しました。
ドル円はやや反発をみせた後に揉み合いになりました。
中国上海株式市場は小幅高で推移しました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いが続きました。
仏銀BNPパリバの1-3月期決算では純利益が
予想より強い28.7億ユーロになりました。
英RBSの1-3月期決算では営業利益が
予想より強い11.8億ポンドになりました。
ドルストレートが一時やや反発をみせました。
英ハリファックス住宅価格(4月)は予想より弱い−2.4%でした。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
原油先物が軟調に推移しました。
ユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円も反落してクロス円が軟調に推移しました。
スイス実質小売売上高(3月)は予想より強い+4.2%でした。
対ユーロでフラン買い反応がみられました。
独サービス業PMI確報(4月)は予想より弱い52.2になりました。
欧サービス業PMI確報(4月)は予想より弱い46.9になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
豪ドルやNZドルや加ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
欧小売売上高(3月)は予想より強い+0.3%になりました。
ユーロが一時反発をみせました。
原油先物が101ドル台前半に下落しました。
午後6時頃からダウ先物や欧州株式市場が反発をみせました。
ドル円が反発する展開になりました。
ポンドや豪ドルが一時やや反発をみせました。
ユーロドルは軟調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
その後にポンドドルが反落して揉み合う展開になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が再び反落しました。
欧州の株式市場にもやや反落の動きがみられました。
ドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移してドル円が堅調に推移しました。
原油先物が一時101ドル台を割り込みました。
米雇用統計発表直前にドル円が下落する動きがみられました。
米非農業部門雇用者数変化(4月)は予想より弱い+11.5万人、
米失業率(4月)は予想より強い8.1%、
米民間部門雇用者数(4月)は予想より弱い+8.1万件になりました。
ドル円が急落の後に戻して激しい上下動になりました。
ドルストレートも激しい上下動の展開になりました。
豪ドルなど資源国通貨は軟調に推移しました。
ユーロドルやポンドドルが徐々に反発しました。
その後、ドル円が徐々に下落する展開になりました。
独30年差利回りが過去最低の2.332%に低下しました。
ダウ先物は上下動の後に下落する展開になりました。
欧州の株式市場が反落して軟調推移になりました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ドル売りが優勢の相場展開になりました。
ドル円が80円台を割り込み下落しました。
ユーロドルが一時1.3180に迫るあたりまで上昇しました。
加Ivey購買部協会指数(4月)は予想よりかなり弱い52.7でした。
加ドルが一段下落しました。
その後、ユーロドルやポンドドルが反落しました。
ユーロ円が105円台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが一時1.88%あたりに低下しました。
原油先物が一時98ドル台を割り込む場面がありました。
資源国通貨は軟調に推移しました。
独の財務相が、
「今週末の仏とギリシャの選挙結果によって
独が姿勢を変更することはない。
次のギリシャ政府は了承した確約を尊重しなければならない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが1.31台を割り込み下落しました。
NYダウが前日比で一時170ドル超の下落になりました。
シカゴ連銀総裁が、
「景気回復は我々が考えていたより緩やかに進行している。」
との認識を示しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「失業率は高い水準にあり緩和的政策の維持が重要。
引き締めには程遠い状況。
GDP見通しは2012年が2.5%、2013年が2.75%。
失業率は2012年に8.0%、2013年には若干改善の見込み。
インフレは年内に2%に接近する可能性。
エネルギー価格上昇は最悪の時期を通過した。」
などの見解を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアの下落が一服になりましたが、
揉み合いながらも軟調傾向の推移が続きました。
独の財務相が、
「仏大統領選にオランド氏が勝利した場合は協議の用意がある。
しかし規律を変更することはない。」との発言をしました。
仏世論研究所IFOPの最新の世論調査では、
「オランド候補はサルコジ大統領を52%対48%でリードを維持。」
との結果になったと報道されました。
米10年債利回りは1.88%あたりになりました。
NY原油(WTI)は98ドル台半ばで週の取引を終えました。
NYダウは前日比−168.32ドルの13038.27ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<5月7日(月)>

※ロンドン市場が休みです。

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午前10時半に豪小売売上高(3月)、豪第1四半期小売売上高、
同午前10時半に豪住宅建設許可件数(3月)、
午後2時45分にスイス失業率(4月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(4月)、
午後7時に独製造業受注(3月)、
夜9時半に加住宅建設許可件数(3月)、
深夜4時に米消費者信用残高(3月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<5月8日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(4月)、
午前10時半に豪貿易収支(3月)、
午後2時45分にスイスSECO消費者信頼感指数(4月)、
午後7時に独鉱工業生産(3月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(4月)、
夜9時半からドラギECB総裁の講演、
深夜2時に米3年債の入札、
などが予定されています。
豪・独の指標には注目です。

<5月9日(水)>

朝6時にRBNZ金融安定報告書、
午後2時に日景気一致CI指数速報(3月)、日景気先行CI指数速報、
午後3時に独貿易収支(3月)、独経常収支(3月)、
午後3時45分に仏貿易収支(3月)、
夜11時に米卸売在庫(3月)、
深夜2時に米10年債の入札、
などが予定されています。

<5月10日(木)>

朝8時50分に日国際貿易収支(3月)、日国際経常収支(3月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(4月)、豪失業率(4月)、
(時間未定)に中国貿易収支(4月)
午後2時に日景気ウォッチャー調査(4月 現状判断DI・先行判断DI)、
午後5時に欧ECB月例報告、
午後5時半に英鉱工業生産(3月)、英製造業生産高(3月)、
午後8時に英BOE政策金利発表、英BOE資産買入規模発表、
夜9時半に米貿易収支(3月)、米輸入物価指数(4月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加国際商品貿易(3月)、加新築住宅価格指数(3月)、
夜10時半からバーナンキFRB議長の講演、
深夜2時に米30年債の入札、
深夜3時に米月次財政収支(4月)、
などが予定されています。
(日)・豪・(中国)・英・米の指標には注目です。

<5月11日(金)>

午前10時半に中国消費者物価指数(4月)、中国生産者物価指数(4月)
同午前10時半に中国鉱工業生産(4月)、中国小売売上高(4月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(4月)、
午後5時半に英生産者物価指数コア(4月)、
夜9時半に米生産者物価指数(4月)、米生産者物価指数コア(4月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(4月)、加失業率(4月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)、
などが予定されています。
中国・米・加の指標には注目です。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、ドルインデックスは週初の78.70あたり
から反発して週末に79.50あたりまで上昇する展開になりました。
米ドルは対円では週間で下落となりましたが、ドルインデックスで
は米ドル高の1週間になりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週と同じ0.46585%と安定的な
推移になりました。一方、先週のNYダウは週間で190ドルほど下落
する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、4月30日米PCEコア・デフレータ(3月)
が予想より強い+2.0%、米シカゴ購買部協会景気指数(4月)が予想
より弱い56.2。5月1日の米ISM製造業景況指数(4月)が予想より強
い54.8。2日の米ADP雇用統計(4月)が予想より弱い+11.9万人。
3日の米新規失業保険申請件数が予想より強い36.5万件、
米ISM非製造業総合景況指数(4月)が予想より弱い53.5、
そして、4日の米雇用統計ではNFP(4月)が予想より弱い+11.5万人、
米失業率(4月)が予想より強い8.1%、米民間部門雇用者数(4月)が
予想より弱い+13.0万人になるなど強弱混在の結果となりましたが、
注目の米雇用統計はネガティブ・サプライズになりました。
リスク回避の動意で主要通貨ペアが下落する展開になりました。

米雇用統計では、NFP(非農業部門雇用者数変化)が前月に続き2ヶ月
連続で20万人の大台を割り込むことになりました。また、失業率は
8.1%に改善とはなりましたが、労働参加率(4月)が63.6%と約30年
ぶりの低水準になっていることから、失業率計算の分母となる労働
人口が低下していることによる影響が指摘されています。失業率の
低下の背景には就職をあきらめた人達の増加もあるようで良い数字
とは言えないようです。また、全米の総失業者数は約1250万人で、
このうち失業期間が6ヶ月を超える人の割合は41.3%にもなるそう
でバーナンキFRB議長の雇用懸念を裏付けているようでもあります。

先週の米要人発言では、週末4日の米雇用統計のイベント後のものが
注目されますが、シカゴ連銀総裁が「景気回復は我々が考えていたよ
り緩やかに進行している。」として経済成長が緩慢であるとの認識を
示し、サンフランシスコ連銀総裁が「失業率は高い水準にあり緩和的
政策の維持が重要。引き締めには程遠い状況。GDP見通しは2012年が
2.5%、2013年が2.75%。失業率は2012年に8.0%、2013年には若干の
改善の見込み。インフレは年内に2%に接近する可能性。」とハト派
の見解を示しました。

米雇用統計ではNFPが前月に続き2ヶ月連続で20万人の大台を割り込む
ことになったことで、今週からの米要人達の見解のスタンスの変化が
注目されますが、ハト派の見解が優勢となる場合は、追加緩和期待が
強まる可能性がありそうです。10日(木)のバーナンキFRB議長の講演
での発言が注目されます。

今週の米主要経済指標の発表は少なめですが、10日米貿易収支(3月)と
米新規失業保険申請件数、11日の米生産者物価指数(4月)に米生産者
物価指数コア(4月)と米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)など
が注目されます。

円については、先週は4月27日の日銀金融政策発表明けの週ながら、
日本がゴールデン・ウィーク期間であったことで、日本の経済指標
の発表および日要人発言は多くはありませんでしたが、1日に中尾
財務官が「先週以来の円高の進行を懸念している。適宜適切に対応
できるよう緊張感もって市場を監視する。」と円高への懸念と対応
の姿勢があることを示し、また、2日に格付け会社ムーディーズが
「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。日本の消費税引き上げ
計画の行方を注視している。引き上げなければ債券市場に転機をも
たらす可能性がある。」などの見解を示し、3日には格付け会社の
S&Pが「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進まなければ
引き下げもありえる。」との見解などが発表されました。

先週のドル円相場は、前週4月27日の日銀金融政策発表後の下落の
流れを継いで、週初4月30日は東京市場が休みの中で軟調傾向で推
移して、NY時間に米シカゴ購買部協会景気指数が市場予想より弱く、
米10年債利回りの低下やNYダウの軟調を背景にドル円は80円台を割
り込みロンドンフィックスにかけて79円台後半へと下落しました。
その後、5月1日のNY時間序盤にかけて79円台後半での上下動の揉
み合いを経て、米ISM製造業景況指数が予想より強い54.8となったこ
とで80円台前半まで急伸する相場展開になりました。その後、80円
台前半での上下動の揉み合いとなりましたが、2日の東京時間に格
付け会社ムーディーズが「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。
日本の消費税引き上げ計画の行方を注視している。引き上げなけれ
ば債券市場に転機をもたらす可能性がある。」との見解を発表した
ことを契機に円売り動意になって、東京時間終盤にかけて一時80円
台の半ばを過ぎるあたりまで上昇する展開になりました。その後、
ロンドン時間にユーロ円の下落に連れてドル円も下落して、NY時間
序盤にかけて80円台前半まで下落する相場展開になりました。
その後、3日の東京市場が休みの中で小幅な揉み合いを経て、格付
け会社のS&Pの「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進ま
なければ引き下げもありえる。」との発表を円売りの材料に、NY時
間前半にかけて80円台半ばあたりまで反発上昇しましたが、その後、
米ISM非製造業総合景況指数が予想より弱い53.5になり、米10年債
利回りが1.92%あたりに低下したことを背景にドル円は軟調に転じ
て、4日のオセアニア時間にかけて80円台前半へと反落しました。
その後、4日の東京市場が休みの中で小幅な揉み合いを経て、ロン
ドン時間にやや反発をみせた後に米雇用統計を迎えました。
米雇用統計ではネガティブ・サプライズとなって、激しい上下動の
動きを経た後にロンドンフィックスにかけて80円台を割り込み下落
する展開になりました。その後、NY時間後半に軟調傾向の小幅な揉
み合いとなって79.84円でドル円は週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、2ヶ月連続で20万人の大台を割り込むこと
になった米雇用統計に対する週明け各市場での動向、そして、連休
を終えたことによる週明けの本邦実需筋の動向などがまずは注目さ
れますが、日経済指標では10日の日国際貿易収支(3月)と日国際経常
収支(3月)が一応の注目材料になりそうです。
反発上昇となった場合は、まずは80.00円の大台の節目「000」ポイ
ントを巡る売り買いの攻防が注目されますが、ここを超えた場合は、
4日高値の80.39円から3日高値の80.55および2日高値の80.61円の
「80.39-80.61」ゾーン。ここを上抜けた場合は、81.00アンダーから
81.00の「00ポイント」などがレジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、79.50アラウンド、および2月1日から
3月15日の上昇波動のフィボナッチ61.8%戻し水準になる79.15-25
アラウンドがサポートとして注目されます。ここを下抜けた場合は
下落が強まる可能性がありそうです。

ユーロについては、先週のユーロドル相場では、週初4月30日はオセ
アニア時間から東京時間にかけて1.32台前半から1.32台半ば過ぎでの
上下動となった後に、ロンドン時間序盤でのS&Pによる「スペイン11
銀行の長短期格付けを引き下げる。スペインの6銀行のクレジットウ
ォッチをネガティブにする。」との発表や、スペイン第1四半期GDP
が予想より強い前期比−0.3%となったことや、スペインのバイス紙
が「EUはインフラ、環境技術、ハイテク分野などに2000億ユーロを投
資する成長プランを検討している。6月EU首脳会議で発表予定。財源
としては欧州投資銀行の資本再編やユーロ共同債発行、投資特別目的
会社の設立や欧州インフラ庁の設置などが提案される見込み。」との
観測報道など好悪材料に揺れながら、ロンドン時間前半に1.32に迫る
あたりまで反落して軟調に推移しましたが、NY時間から反発に転じて
翌5月1日のNY時間序盤にかけて株式市場の動向に上下動しながらも
1.32台後半まで上昇しました。その後、米ISM製造業景況指数が予想
より強い54.8になったことを契機としたドル買い動意にユーロドルは
再び1.32に迫るあたりまで急落する展開になりました。その後、NY時
間後半から翌2日の東京時間にかけて1.32台前半で上下動の揉み合い
になりましたが、その後、伊製造業PMIが予想よりかなり弱い43.8に
なったことに加え、仏製造業PMIおよび独失業率や独製造業PMI確報や
欧製造業PMI確報などが軒並み弱い結果となったことでユーロドルが
一段急落する展開になりました。独債利回りが2年物から30年物全て
で過去最低水準を記録しました。その後、格付け会社のS&Pが「ギリ
シャの格付けを選択的デフォルトからCCCに引き上げる。」との発表
をしたことで下落が一服になりましたが、その後も軟調に推移して、
NY時間序盤にかけて1.31台前半まで下落しました。その後、1.31台
半ば過ぎまで反発しましたが、NY時間後半から翌3日ロンドン時間
にかけて軟調に推移しました。欧ECB政策金利は予想とおり1.00%に
据え置きになりました。

3日のドラギECB総裁の会見では「経済見通しに下向きのリスクがあ
る。インフレ率は2012年に2%を上回る水準に留まる見通し。最近
のデータは不透明感の広がりを裏付けている。12年は緩やかな回復
が予想される。経済見通しの下振れリスクは債務危機や実態経済へ
の波及に関連。エネルギー価格の上昇が及ぼす影響の兆候を注視。
インフレリスクは概ね均衡している。原油や税からの短期的なイン
フレ上振れリスクが存在。予想より弱い経済情勢によるインフレ下
振れリスクが存在。異例の措置はまだ100%の影響をもたらしてい
ない。会合では利下げを協議しなかった。物価動向は引き続き物価
安定に合致すると予想。ECBの政策は緩和的。数ヶ国はさらに野心的
になる必要がある。ユーロ圏内の格差是正の役割は各国政府にある。
インフレ率は2013年に2%を下回る水準に低下する見通し。LTROは
信用逼迫を回避するのに役立った。スペインは多大な努力をした。
いかなる出口戦略も時期尚早。」などが示されました。
記者会見の開始直後にユーロドルは一時1.31台を割り込みましたが、
追加緩和や追加利下げの示唆がなかったことがその契機となったか、
反発に転じて1.31台後半まで上昇する展開になりました。

その後、株式市場の動向や米ISM非製造業総合景況指数が弱かったこ
となどで揺れながら、格付け会社のフィッチの「欧州のソブリン問題
は拡大を続けている。追加の対策が必要。危機を回避できないリスク
はまだ小さいがそれは高まっている。もしもギリシャが離脱すればユ
ーロ圏全ての国のソブリン債はウォッチ・ネガティブになる可能性」
との発表があり、ユーロドルは1.31台半ばに反落しましたが、翌4日
の東京時間まで小幅な揉み合いになりました。その後、ロンドン時間
に独サービス業PMI確報や欧サービス業PMI確報が市場予想より弱かっ
たことや、ダウ先物が軟調に推移したことを背景に、1.31台前半まで
下落した後に、米雇用統計の発表を迎えることになりました。
米雇用統計ではネガティブ・サプライズとなって、指標発表後はドル
売り動意にユーロドルは一時1.31台半後半まで上昇しましたが、NYダ
ウや欧州の株式市場の下落が強まったことを背景に、リスク回避の動
意がしだいに優勢になって、1.31台を割り込み下落する展開になりま
した。NY時間後半は小幅な揉み合いとなって、ユーロドルは1.3083で
週の取引を終えました。

今週のユーロでは、7日の独製造業受注(3月)、8日の独鉱工業生産
9日の独貿易収支(3月)、11日の独消費者物価指数確報(4月)、などの
経済指標が一応は注目されますが、注目度はそれほど高くはないよう
です。11日の中国経済指標(CPI、PPI、小売売上高、鉱工業生産など)
の発表は注目されます。また、8日のドラギECB総裁の講演も注目さ
れます。そしてユーロドルでは対ドル通貨ペアとして10日の米新規
失業保険申請件数が注目されます。

そして、この原稿を書いている時点ではその結果は判りませんが、
先週末4日時点では仏世論研究所IFOPの最新の世論調査で「オラン
ド候補はサルコジ大統領を52%対48%でリードを維持。」とのこと
で、仏大統領選とギリシャ総選挙の結果によっては、ユーロドルは
週初の窓を空けて始まる可能性がありそうです。
また、先週は独・仏・伊などの製造業PMIが軒並み弱く、欧州の軽度
の景気後退が進んでいることが覗えて、今後の欧州の景気動向が注
目されます。そして米雇用統計でNFPが前月に続き2ヶ月連続で20万
人の大台を割り込むことになったことで、市場センチメントが弱く
なっていることからリスク回避の動向が注目されます。また、4月
27日に格付け会社のS&Pによる「スペイン格下げ発表」がありまし
たが、引き続き格付け発表リスクにも注意したいものです。

ユーロドル相場では、上昇となった場合では、まずは1.3100の「00」
ポイントおよび1.3120-1.3125のゾーンを巡る売り買いの攻防が注目
されます。ここを上抜けた場合は、1.3150から4日高値の1.3177の
アラウンド。さらに上昇した場合は、1.32の「00」ポイントや、
2日高値の1.3243から1.3250アラウンド。1日高値の1.3283から
1.33の「00」のポイントなどが注目されます。
また、下落となった場合は、4月上旬および4月18日の下値抵抗と
なった1.3060-50のポイントがまずは注目されますが、ここを下抜け
た場合は、2月16日と3月15日と4月16日に下値を支持した心理的
な節目でもある1.3000の「000」アラウンドの重要ポイントでの売り
買いの攻防が注目されます。1.3000では底堅くなると思われますが、
ここを下抜けた場合は下落が強まる可能性がありそうです。

そのほか今週は、NYダウの13000ドルの大台を巡る動向や、10日の
英BOE政策金利発表および資産買入規模発表、そして軟調となって
いる豪ドルですが、98ドル台半ばまで下落した原油先物の動向、
および7日の豪小売売上高(3月)や8日の豪貿易収支(3月)や10日の
豪雇用統計、11日の中国経済指標の発表なども注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その5 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第五話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「さて、先週の問いじゃが、どうじゃね…。
 『週足や月足でも(長期)トレンドが発生することがある』
 『価格の短期波動は有限である。』
 『有限である価格の短期波動において、
  時間経過とともに波動の終端に近くなる後期ほど
  一旦反転を食らうリスクか高まる。』
 これらの一見、矛盾するような事柄を止揚する方法については、
 お前さんはどのように思うかね。」

『ずいぶんと小難しい言い方でよくわかんないけどさぁ…。
 上位の時間軸にトレンドがある場合、
 その大きな相場の流れの方向を認識して戦略を立てるけれど、
 短期トレードではその(個々の)波動は有限なので、
 具体的執行では遅れ過ぎてはいけない…、てなことかよ。』

「ふむふむ。なるほど。それもありそうじゃのう…。
 トレンドは時間軸のそれぞれにあるといってもよいものじゃが、
 短期時間軸での波動はときにあまり長くは続かず、
 比較的短い波動で次の調整波“Correction”を迎えることがあり、
 動意が熟すのを待ち過ぎて短期波動の後期で執行してしまうと、
 高値つかみや安値つかみをしてしまうことがあるものじゃ。」

『……。』

「じゃが…、あまり焦り過ぎて執行してもこれはこれで
 動意不発となる場合などでダマシにあってしまうものじゃ…。
 まぁ、短期波動を捉えようとする短期トレードでは、
 ピンポイントとまでは必要ないにしても、
 野球のバッティングのように安打とするためには、
 ある程度の範囲でタイミングを捉えることが
 必要となるものじゃ。」

『ふん…。で、ジイさん、あんたさっき、
 それもありそうだ、なんてことを言ったけどさぁ。
 他にも何かあるのかよ。』

「ふむ。大切なことがあるぞよ…。
 さて、お前さんにちょっと質問するがのう。
 ほんとうにしっかりした動意となる場合、
 つまり、不発でダマシの動意ではない場合のことじゃが…、
 調整波“Correction”の後はどうなるじゃろう。
 たとえばその動意が下降とするならば、どうじゃね。」

『つまり、本物の下落になる場合ってことかよ…。
 ならば決まってんじゃないか。
 調整で戻した後に再び下降していくことになるだろうさ。』

「そのとおりじゃ…。当たり前のことじゃが、
 ダマシではない本物の下降動意となる場合には、
 調整波での戻しの後に再下降していくのじゃ…。」

『……。』

「つまり、調整波のその後の動きを観れば、
 本物の下落となるのかどうか、より判別が確かになる、
 ということじゃ。」

『……!』

「初期波動を捉えようとするトレードは
 それはそれでもちろんあり得るものじゃがのう…、
 ある著名なフィボナッチ秘数の使い手のトレーダーは、
 あえて初期波動でのトレードを見送り、
 “Correction”となる調整の第2波動を待ち、
 ダマシの有無を確認した後に、
 そして、最も長い波動となることの多い第3波動を狙って
 トレードをする、そのような人もいるくらいじゃ…。」

『……。』

「『長期トレンドが発生することがある』
 『価格の短期波動は有限である。』
 『有限である価格の短期波動において、
  時間経過とともに波動の終端に近くなる後期ほど
  一旦反転を食らうリスクか高まる。』
 これらの一見、矛盾するような事柄を止揚する方法とは、
 『戻りを待つこと』『その後の動意を確認すること』
 というわけじゃ…。」

『……。』

「下落トレンドなのに売って負ける。
 上昇トレンドなのに買って負ける。
 いつも安値つかみや高値つかみばかりしている…。
 これは短期波動の後期でトレードしがちで、
 戻りや押しを待つことを知らぬからなのじゃ。」

『……!』

「押し戻りの範囲を観る方法としては、
 『反転して調整となる可能性のある前回高値(安値)など
  価格水準のチャートポイントを水平線で認識する。』
 『トレンドラインやチャネルラインで振幅範囲を認識する。』
 『ボリンジャーバンドなどの状況を観る。』
 などなど、いろいろあるものじゃ。」

『……。』

「たとえばボリンジャーバンドを使う場合では、
 トレードの執行判断をする時間軸において、
 バンドが上下双方に口が開くように拡大しているときは、
 波動の後期となってしまって遅れ過ぎていない限り、
 安値追いや高値追いができる場合があるのじゃが、
 価格と反対側のバンドの拡大に陰りが出てきた場合や、
 バンドの先端が閉じてきた場合や、
 上下のバンドがともに一方向に向いている場合などでは、
 長期トレンドに沿った方向ではあっても、短期トレードとしては
 安値追いや高値追いは、安値(高値)をつかみやすく禁物じゃ。
 『戻りを待つこと』が賢明となることは多いものじゃ…。」

『そういうことだったのか…。それが当たり前ということか。
 でもジイさんよ。ほとんど押しも戻りもせずに、
 どんどん相場が動いちまうってこともあるじゃないか。』

「とても良い質問じゃのう…。
 強いファンダメンタルズのインパクトがあったときなど、
 確かにそのようなこともあるのう…。
 まぁ、それだけ動意が強いということなのじゃが、
 『起こるべきことが起こらないことには意味がある。』のじゃ。」

『……?』

「たとえばじゃが…。そうじゃのう…。
 何度も上値を止めたレジスタンスラインがあったとしよう。
 そして、価格が上昇していってレジスタンスラインに到達した。」
 
『……。』

「まぁ、最近はブレークということもあることが知られていて、
 価格がこのレジスタンスラインを突破しても、
 レジスタンスラインでダマシにあったとは言わないけれども、
 何度も上値を止めたレジスタンスでは
 価格が反転下降しても然るべきことであり、
 見方によってはダマシとなったことになるわけじゃ…。」

『……。』

「しかし、何度も価格の上値を止めたレジスタンスで
 上値が止められなかったことには大きな意味があるのじゃ…。
 『起こるべきことが起こらないことには意味がある。』
 『重要なダマシは市場からの知らせの手紙である。』
 というわけじゃのう…。つまりじゃ…。」

『おい、ジイさん、面白れぇ話になってきたけどさぁ、
 ちょっと話が長すぎるっつーの。』

「あれれ、こりゃいかんわい…。
 では、また来週としよう。来週のお話は重要じゃぞよ。」
 
 
なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
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より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

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