トレードと凡事の徹底のお話


イチロー選手とダルビッシュ有投手との対決が
日本時間10日に行われることになるそうで楽しみですね。

●先週の主な出来事

<4月2日(月)>

4月1日の中国製造業PMI(3月)は予想より強い53.1になりました。
同中国HSBC製造業PMI確報(3月)は予想より強い48.3になりました。
中国人民銀行の四半期に一度の金融政策委員会では、
「欧州危機についてはやや改善。世界経済は緩やかに回復。」
などの認識が示されました。
週明けは豪ドルなど資源国通貨ペアが上昇して始まりました。
主要通貨ペアが上窓を空けてスタートしました。
ドル円は小さな上窓を空け始まった後に反落して窓を埋めました。
週明けのダウ先物や原油先物に上昇がみられました。
英ホームトラック住宅調査(3月)は前回値より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
豪AIG製造業指数(3月)は前月より弱い49.5になりました。
やや豪ドル売り反応がみられました。
日第4四半期大企業製造業業況判断指数は予想より弱い−4、
日第4四半期大企業製造業先行きは予想より弱い−3、
日第4四半期大企業非製造業業況判断指数は予想とおりの5、
日第4四半期大企業非製造業行きは予想より弱い5、
日第4四半期大企業全産業設備投資は予想より弱い±0.0%でした。
円売り反応がみられました。
ドル円が83円台前半まで反発上昇しました。
日経平均は前週末プラス圏で始まりました。
ダウ・ジョーンズが、
「31日のEU財務相会合では、大手銀行破綻の事態に備えた
欧州清算基金の創設や主要格付け会社間の競争拡大に向けた
新規制の導入について議論した。」との報道をしました。
山口日銀副総裁が、
「2月の追加緩和はマインド面中心に相応の効果があった。
追加緩和効果の全体を評価するのは時期尚早。
為替介入で供給された円資金を活用しながら
金融市場に潤沢に資金を供給している。
長めの金利への働きかけを行う緩和スタンスは微動だにしていない。」
などの発言をしました。
東京時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ダウ先物や原油先物が上昇幅を縮小していきました。
仲値を過ぎた頃からドル円が徐々に反落する展開になりました。
豪住宅建設許可件数(2月)は予想よりかなり弱い−7.8%でした。
豪ドル売り反応がみられました。
格付け会社ムーディーズが、
「韓国の格付けA1の見通しを安定的からポジティブに上方修正。」
との発表をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は清明節で休みでした。
韓国の株式市場は堅調傾向で推移しました。
香港や台湾の株式市場は軟調に推移しました。
その後、主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
日経平均が徐々に上げ幅を縮小しました。
午後1時半過ぎにユーロドルが一時反発をみせました。
日経平均は前週末比+26.31円で大引けになりました。
午後3時過ぎにポンドドルやユーロドルが反発をみせました。
他のドルストレートにもやや反発の動きがみられました。
ドル円の軟調が続き83円台を割り込みました。
スイス実質小売売上高(2月)は前回値より弱い+0.8%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で始まり揉み合いました。
ロンドン時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
スイスSVME製造業PMI(3月)は予想より強い51.1になりました。
ややフラン買い反応がみられました。
独製造業PMI確報(3月)は予想より強い48.4、
欧製造業PMI確報(3月)は予想とおりの47.7になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
午後5時過ぎから豪ドル米ドルが反落する展開になりました。
ギリシャの政府報道官が、
「ギリシャ総選挙の日付を来週に発表する予定。
4月29日か5月6日になる見込み。」との発言をしました。
英製造業PMI(3月)は予想より強い52.1になりました。
先行織り込みもみられていましたがポンド買い反応になりました。
ユーロポンドが下落しました。
午後5時半頃からポンドを除くドルストレートが反落しました。
その後、欧州の株式市場が前週末比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
ドル円の軟調傾向が続きました。
クロス円も軟調推移になりました。
欧失業率(3月)は市場予想とおりの1-.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ポンドドルに反落の動きがみられました。
午後6時半過ぎから主要通貨ペアが一時反発して揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場が一時反発をみせて揉み合いました。
ルクセンブルク中銀総裁が、
「ユーロ圏経済に安定化の兆候。市場信頼感は回復してきている。
非伝統的措置は一時的なもの。
財政規律強化を目指した新財政協定の遅延ない実行が必要。
債務懸念が引き続き成長の重石になっている。
ユーロ圏の2012年成長はマイナス0.3%になる見込み。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末同水準の0.46815%になりました。
ハンガリーの大統領が辞任を表明しました。
欧州委員会が、
「高い失業率を懸念している。
高い失業率はマクロ経済の不均衡を反映している。」
との見解を示しました。
スペインのデギンドス財務相が、
「今年は経済改革に着手したことで成長が抑制される。
財政赤字をGDP比5.3%に抑えなければならない中で、
2012年の公的債務は増加する見通し。
来年にはプラス成長を取り戻せる可能性。
スペインの12年の公的債務は現在の対GDP比68.5%から
さらに10ポイント拡大する見通し。
公的債務の増加分の大半は政府プログラムや
政府機関向けの債務保証に関連するもののため、
公的債務が増加しても国債を大量に発行する必要はない。」
などの発言をしました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場が再下落しました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが再び反落して軟調に推移しました。
ユーロ円が110円台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが2.2%水準に低下しました。
欧州株式市場が前週末終値レベルで揉み合いになりました。
ユーロドルやドル円の軟調が続きました。
ユーロドルが1.33台を割り込み下落しました。
ドル円が82円台前半に下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
豪ドル米ドルなどは揉み合いが続きました。
ダラス連銀総裁が、
「FRBの引き締めについて語ることは時期尚早。
経済は正しい方向に向かって進んでいる。
雇用創出は進んでいるが更なる加速を望む。
大きすぎて潰せない金融機関に対応するには良い時期。
FRBは充分な量的緩和を実施したと考えている。
ツイストオペが効果的であったかどうかは不明。
経済の改善が続いた場合はFRBは出口戦略を検討すべき。」
などの見解を示しました。
ハンガリー国立銀行が、
「政府の財政赤字に相当する純借入必要額が
2011年にGDP比5.2%に上った。」との発表をしました。
NYダウは上昇して始まった後に前週末比マイナス圏へ反落しました。
NY時間序盤はユーロドルなどの下落が一服になりました。
加RBC製造業PMI(3月)は前月より強い52.4になりました。
加ドルが堅調に推移しました。
米ISM製造業景況指数(3月)は予想より強い53.4になりました。
構成項目の雇用指数が前回値より強い56.1に改善しました。
米建設支出(2月)は予想より弱い−1.1%になりました。
指標発表直後はドル買い反応がみられました。
NYダウが下げ幅を縮小して前週末比プラス圏へ反発しました。
原油先物が反発上昇しました。
ドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は一時反発をみせた後に軟調傾向が続きました。
セントルイス連銀総裁が、
「FRBの政策が転換点に来ているか見極める適切な時期に来ている。
追加政策措置は超緩和策への過度な確約となってしまう可能性。
世界的なインフレが米国のインフレに繋がる可能性。」
などの見解を示しました。
ロンドンフィックス頃にドル円が一時82円台を割り込みました。
米10年債利回りが一時2.17%あたりに低下しました。
その後、ドル円が反発する展開になりました。
ユーロドルが1.33台を回復して上昇しました。
クロス円が反発上昇しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて反発上昇しました。
IMFのNZ経済レポートでは、
「NZ経済の回復は緩やか。NZ中銀は現在の緩和姿勢を維持すべき。
必要なら利下げの選択肢もとるべき。」
などの見解が示されました。
NZドルの反応は限定的でした。
加中銀総裁が、
「良好な信頼感と金融情勢が加の経済を支援。加経済はやや上昇。
海外からの逆風が幾分後退。加のインフレ見通しはやや上昇。
4月の見通しには予算案の影響が加味される。
直近の米経済指標には励まされる。加の家計負債は不安定。」
などの見解を示しました。
加ドルの反応は限定的でした。
ギリシャのシンクタンクIOBEの四半期報告書では、
「ギリシャは政府見通しより大幅なリセッションに直面する可能性。
2012年はGDPが5%以上縮小する可能性。」
などが示されました。
深夜2時頃からユーロドルが一時やや反落しました。
クリーブランド連銀総裁が、
「14年末までの表現は事実上のゼロ金利維持の約束ではない。
現在の経済見通しに従って最も早く利上げする時期の表現。
現在の政策は責務遂行に依然として最適。
追加金融緩和は物価安定目標をリスクにさらす可能性。
経済見通しが著しく変われば適切な政策の調整も必要。」
などの見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが堅調傾向の揉み合いになりました。
ドルストレートが堅調傾向の揉み合いになりました。
ドル円は当日安値圏で小幅な揉み合いになりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが上昇幅を縮小しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
米10年債利回りが2.19%あたりになりました。
NY原油(WTI)は105ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比+52.45ドルでこの日の取引を終えました。

<4月3日(火)>

オセアニア時間はドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
ドル円は82円台前半で小幅な揉み合いが続きました。
ダウ先物がやや反落した後に揉み合いになりました。
日本経済新聞が、中国経済専門のエコノミスト調査として、
「欧州景気の減速などで中国の輸出が頭打ちになり、
2012年1-3月期のGDP前年同期比の実質成長率が平均8.2%の予想。
11年10-12月期の8.9%から一段と鈍化する見通し。
市場では追加緩和を見込む声が高まっている。」
などの報道をしました。
午前8時半過ぎにドル円が81円台半ばあたりまで急落しました。
クロス円も一時急落しました。
日マネタリーベース(3月)は前回値より弱い−0.2%になりました。
ドルストレートは反発上昇する展開になりました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
日財務相が、
「日中のIMFの資本増強規模が突出することはない。
IMF資本増強では関係各国と調整して日本の立場をまとめる。
今年は復興需要などで成長が見込める段階。」
などの発言をしました。
東京時間序盤は徐々にドル円が反発する展開になりました。
ドルストレートは堅調に推移しました。
クロス円が反発する展開になりました。
中国非製造業PMI(3月)は前月値よりかなり強い58.0になりました。
ドルストレートに上昇反応がみられました。
豪小売売上高(2月)は市場予想とおりの+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まり揉み合いました。
韓国の株式市場は堅調傾向で推移しました。
台湾の株式市場は反落する展開になりました。
中国上海株式市場は清明節で休みでした。
ダウ先物は小幅揉み合いがしばらく続きました。
その後、ややドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円は緩やかな反発が続きました。
中国人民銀行総裁が、
「米国の緩和政策で新興国は流動性リスクに見舞われている。
ソフトランディングに向けて複数の手段を活用していく。
FRBは金融政策を決定する際に他国の利益も考慮すべき。」
などの発言をしました。
豪RBAが政策金利を4.25%に据え置きました。
豪RBA声明では、
「生産の伸び率はこれまでの予想より低い。
深い世界的な下振れリスクの兆候はない。
緩和の検討の前に消費者物価指数を待つことが賢明。
需要が大幅に弱まればより緩和的な政策の余地が生まれる。」
などの見解が示されました。
政策金利の発表後は一時豪ドルに上昇の反応がみられました。
豪RBA声明の発表後に豪ドルが急反落する展開になりました。
他のドルストレートに一時連れ安の動きがみられました。
午後2時過ぎにドル円が82円台を回復しました。
日経平均は前日比−59.48円で大引けになりました。
中国発改委の副主任が、
「中国1−3月の成長率は8.4%。中国1−3月のCPI上昇率は3.5%。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
東京時間終盤にユーロドルに一時反発の動きがみられました。
豪ドルは軟調傾向が続きました。
欧州の株式市場は前日終値レベルからやや反発して揉み合いました。
ダウ先物や原油先物が小幅揉み合いで推移しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ポンドが軟調傾向になりました。
午後5時過ぎからドルストレートが軟調傾向になりました。
英建設業PMI(3月)は予想より強い56.7になりました。
ポンド買い反応がみられました。
欧生産者物価指数(2月)は予想より強い前月比+0.6%になりました。
前月比の前回値が0.7%から0.8%に上方修正されました。
ユーロ買い反応がみられました。
ECBが7日物オペでは、
「オペ実施額626億2520万ユーロ。利回り1.00%。」
が実施されました。
ユーロドルが一時1.33台後半まで上昇しました。
スペインの予算相が、
「2012年の債券発行額は純ベースで368億ユーロの計画。
2012年債務の対GDP比は79.8%に上昇へ。
2012年の償還額は1493億ユーロ。」
などの発表をしました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
午後6時半過ぎユーロドルが一転して反落する展開になりました。
ポンドドルが下落しました。
豪ドルは軟調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
EUとECBの報告では、
「ポルトガルの公的債務は2013年にGDP比115%でピークの見通し。
ポルトガル経済は2012年に3.25%のマイナス成長となる見込み。」
などが示されました。
EFSF91日物短期証券の入札では、
「発行上限20億ユーロに対して19.79億ユーロの発行。
応札総額46.57億ユーロ。平均利回り0.1119%、応札倍率2.4倍。」
などの結果になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46915%に上昇しました。
NY時間が近づく頃にドルストレートが一段安になりました。
ユーロドルが一時1.33に迫る下落になりました。
米10年債利回りが一時2.17%を下回りました。
NY時間序盤はドル円が堅調に推移しました。
ダウ先物や欧州株式市場にやや反発の動きがみられました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが反発をみせました。
カナダ円が反発をみせました。
NYダウは小幅安で始まり揉み合いになりました。
米製造業受注指数(2月)は予想より弱い+1.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後11時頃からポンドドルが下落して一段安になりました。
ユーロドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
その後、ロンドンフィックスにかけユーロドルが急反発しました。
ポンドドルは軟調傾向で推移しました。
ドル円にやや反落の動きがみられました。
ユーロポンドが堅調に推移しました。
ロンドンフィックスにかけNYダウが下げ幅を拡大していきました。
米10年債利回りが2.15%あたりまで低下しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて下げ幅を拡大しました。
深夜1時頃からユーロドルにやや反落の動きがみられました。
IMFの専務理事が、
「欧州金融市場の落ち着きの兆候や米経済の力強さは見られるが、
景気回復は依然として脆弱。先進国にインフレ兆候は見られない。
先進国は金融政策で景気を支援することが適当。
米政府は歳出を抑制して歳入の増加に勤める必要。」
などの見解を示しました。
深夜2時頃からしだいにドル売り動意が優勢になりました。
ドル円が反落してドルストレートが反発しました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
FOMC議事録では、
「成長が減速しなければ追加緩和の必要はない。
2014年末よりもはるか前に金融政策の引き締め必要。
労働市場の指標改善で著しい成長率上方修正の可能性が大きい。
欧州の債務危機対応で経済見通しの下振れリスク減退。
国際金融市場の混乱の可能性は引き続き成長リスク。
景気失速か、2%下回るインフレ継続で追加刺激が必要。
現在の金融緩和の水準を更に長期間維持することは不適切。
数人の委員が住宅市場は落ち込んだままであるとの認識。
数人のメンバーは景気の勢いが失われれば追加緩和が必要になる
公算が高いとの認識を示したが1月会合より人数は減少。
労働市場の状況は改善。住宅市場は緩やかに改善すると予想。
失業率は緩やかに低下すると認識。」
などが示されました。
ドル買い反応になりました。
ドル円が急反発してドルストレートが急落しました。
ユーロドルが1.32台前半に下落しました。
ポンドドルが1.59台を一時割り込むあたりまで下落しました。
豪ドル米ドルが1.03に迫るあたりまで下落しました。
ドル円が83円台に迫るあたりまで上昇しました。
NYダウや原油先物が反落しました。
アトランタ連銀総裁が、
「見通しは明るく量的緩和は不要。景気は緩やか。
インフレは抑制。雇用は段階的な回復を見込んでいる。」
などの見解を示しました。
中国証券監督管理委員会が、
「海外の一部機関投資家に認めている中国の証券市場への投資枠を
現在の総額300億ドルから2倍超の800億ドルに拡大する。」
と発表しました。
NY時間終盤に約130ドル下落していたNYダウが下げ幅縮小しました。
主要通貨ペアがやや戻した後に小幅揉み合いになりました。
米10年債利回りは2.28%あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は104ドルあたりで引けました。
NYダウは前日比−64.94ドルでこの日の取引を終えました。

<4月4日(水)>

サンフランシスコ連銀総裁が、
「FRBの利上げ時期は依然として当分先。
成長予測は今年は2.5%、来年は2.75%と予想。
米失業率は年末時点で約8%、14年末時点で7%と予想。
インフレ率は今年が2%の目標近辺、来年は1.5%と予想している。
成長が緩やかで失業率低下ペース継続には不充分。」
などの見解を示しました。
米自動車販売台数(3月)は年率換算で予想より弱い1432万台でした。
オセアニア時間はややドル買い傾向の小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日終値レベルで揉み合いの後に反落しました。
東京時間序盤はドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
ドル円はやや上昇の後に午前9時半過ぎから反落しました。
日本政府の閣議で、
「消費税増税関連法案の閣議決定に抗議して辞表を提出している
厚生労働副大臣ら政務三役の4人の辞任が了承。」されました。
日本政府筋が、
「日本政府は欧州EFSFが発行する新規債券のうち、
全体の4.5%に当たる9000万ユーロを購入した。」
との発表をしました。
豪貿易収支(2月)は予想より弱い−4.80億豪ドルになりました。
豪ドルが急落しました。
豪ドル米ドルの下落に連れてユーロドルなどが下落しました。
ユーロドルが1.32台を割り込みました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円も軟調推移になりました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
豪ドル円が85円台を割り込みました。
日経平均が1万円の大台を割り込み9900円辺りまで下落しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場が前日比マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場や香港株式市場は休みでした。
午前11時半頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
午後1時半頃からドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ドル円は緩やかな軟調傾向が続きました。
日経平均や韓国株式市場が下落幅を拡大しました。
日経平均は前日比−230.40円で大引けになりました。
東京時間終盤に主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
その後、ドルストレートが再び反落する展開になりました。
ユーログループ議長が、オーストリアのツァイトゥング紙で、
「欧州単一通貨であるユーロは自分より長生きするだろう。」
との発言をしました。
英ハリファックス住宅価格(3月)は予想より強い+2.2%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ダウ先物や原油先物は軟調傾向で推移しました。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
ドル円は一時やや反発して揉み合いました。
伊非製造業PMI(3月)は予想より弱い44.3になりました。
ややユーロ売り反応がみられました。
仏非製造業PMI確報(3月)は予想よりやや強い50.1になりました。
独サービス業PMI確報(3月)は予想より強い52.1、
欧サービス業PMI確報(3月)は予想より強い49.2になりました。
市場反応は限定的でした。
英サービス業PMI(3月)は予想より強い55.3になりました。
ポンド買い反応が一時みられました。
スペイン国債入札では、
「2015年償還債では11.27億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い2.89%、
応札倍率が前回より低い2.4倍。」などの結果になり、
目標上限35億ユーロに対し25.9億ユーロの発行と目標未達でした。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が下げ幅を拡大しました。
午後5時半過ぎからドル円が急落していきました。
クロス円が下落しました。
ドルストレートの軟調が続きました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
欧小売売上高(2月)は予想よりは強い−0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
独製造業受注指数(2月)は予想より弱い+0.3%になりました。
ややユーロ売り反応がみられました。
ギリシャ政府報道官が、
「総選挙の日程及び銀行資本増強計画は来週公表の予定。」
との発表をしました。
ポルトガル短債の入札では、目標とおり15億ユーロ発行されて、
「18ヶ月短期証券では10億ユーロ発行。
平均利回り4.537%。応札倍率2.6倍。」などになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46915%になりました。
NY時間が近づく頃からドル円がやや反発をみせました。
豪ドルが反発をみせました。
欧ECBが政策金利を1.00%に据え置きました。
市場反応は限定的でした。
米ADP雇用統計は市場予想より強い+20.9万件になりました。
一時、ややドル買い反応がみられました。
ユーロドルが軟調傾向で推移しました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「景気判断は前月からほとんど変わらない。
2012年のインフレ率は2%以上の水準に留まる見込み。
インフレの上振れリスクもある。
物価動向は引き続き物価安定に合致すると予想。
情報はおおむねユーロ圏経済の安定化の兆候を示している。
ユーロ圏の経済見通しは下振れリスクにさらされている。
年末までは経済活動の緩やかな回復が予想される。
3年物資金供給の全面的影響を把握するには時間が必要。
出口戦略に関するいかなる話も時期尚早。
物価の上振れリスクに機動的に対処する全ての手段が利用可能。
債券市場の緊張や高失業率が成長の勢いを抑制する見通し。
原油価格と増税が短期的なインフレ上振れリスク。
ECBの資金供給が銀行を人為的に存続させているのではない。
銀行は強化に向けて利益を留保すべき。
二次的影響が顕在化すれば機動的に対応する。
どのギリシャの銀行が存続可能か評価中。
銀行がECB依存症になっている兆候はみられない。
若者の高失業率解消には労働市場の改革が不可欠。
本日の理事会で金利変更については討議しなかった。
本日の金利決定は全会一致。
スペイン債入札の不調は政府に改革求める声の現れ。」
などの見解が示されました。
ユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルが一時1.31に迫るあたりまで下落しました。
ユーロポンドが軟調に推移しました。
NY時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円が反発してドルストレートが軟調に推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調傾向で推移しました。
ガイトナー米財務長官が、
「米経済はデレバレッジされているが緩やかに成長している。
金融危機から米経済回復を速やかにするため政府の措置が必要。
米国は競争力強化のため大規模な長期的インフラ投資が必要。」
などの見解を示しました。
NYダウは大きく下落して始まりました。
米10年債利回りは2.24%あたりに低下しました。
米ISM非製造業総合景況指数(3月)は予想より弱い56.0でした。
限定的ながらドル売り反応がみられました。
ポンドが反発しました。
EIA週間石油在庫統計は原油が予想より多い900.9万バレルでした。
原油先物の軟調が続きました。
NYダウは一時170ドル超下落しました。
ロンドンフィックスからドル円やクロス円が反発をみせました。
ユーロにやや反発がみられました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「物価安定と完全雇用を達成するため、
依然として強力な金融緩和策が必要とされている。
現状では追加緩和の議論は強くないが、
減速やインフレ低下が見られれば強まる。」
などの見解を示しました。
ムーディーズ関連会社のムーディーズ・アナリティクスが、
「米経済は2014年中盤に4%成長に加速する前に、
来年中盤にかけて2.5%での推移が予想される。
失業率については年内に8%を下回り、
2015年には正常な雇用水準とされる6%以下に改善が予想される。
向こう数ヶ月に関しては暖冬やガソリン価格の上昇で、
経済指標は軟調になることも想定される。
住宅市場に関しては底入れを予想。
来年には景気押し上げ効果が期待できる。」
などの米経済に関するリポートを発表しました。
NY時間後半にNYダウが下落幅を徐々に縮小しました。
ややドル売り傾向の揉み合い傾向になっていきました。
シンクタンクのCDハウが、
「加経済は低金利により家計負債が可処分所得の43%に達している。
住宅ローンを除けば20年前の2倍以上になる。
しかし加の金融機関は融資基準を厳格化していて、
懸念ではあるもののパニックに陥ることはない。」
などの見解を発表しました。
IMFがポルトガル向け融資280億ユーロのうち
51億7000万ユーロを承認して即時に支払実行を可能にしました。
リッチモンド連銀総裁が、
「追加緩和は必要がない。2013年の成長は拡大する見込み。
利上げの正当化が見込める。
FRBは米国債の支払いコストの上昇を気にすべきではない。
今年の成長見通しは2〜3%の見込み。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは2.24%あたりになりました。
NY原油(WTI)は101ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−124.80ドルでこの日の取引を終えました。

<4月5日(木)>

加の財務相が、
「高水準に上昇している家計負債を抑制のため
住宅ローン規制を強化するつもりはない。
金融機関の融資基準の厳格化に委ねる方針。
トロントでは住宅市場が緩和しつつある。」
などの発言をしました。
オセアニア時間はドルストレートが緩やかに反発しました。
ドル円はしばらく軟調傾向の揉み合いになりました。
米国務省がG8外相会合を11-12日ワシントンで開催と発表しました。
東京時間が近づく頃にドル円が一時やや反発をみせました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり9800円を割り込みました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が反落しました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに一時反落がみられました。
その後、中国上海株式市場が反発上昇しました。
ダウ先物にやや反発がみられました。
アジアの株式市場がしだいに堅調になりました。
しだいにドル売り動意が優勢になりました。
ドル円が軟調に推移してドルストレートがやや反発しました。
豪ドルなどオセアニア通貨が堅調に推移しました。
中国HSBCサービス業PMI(3月)は前回値より弱い53.3になりました。
市場反応は限定的でした。
正午頃からドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
ユーロドルやポンドドルは小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物がしだいに堅調推移になりました。
日経平均は下げ幅を縮小して前日比−52.38円で大引けました。
中国上海株式市場が連休末比1.74%高で取引を終えました。
スイス消費者物価指数(3月)は予想よりはやや強い−1.0%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
原油先物は102ドル台前半で揉み合いになりました。
市場替わりのロンドン時間序盤はドルストレートが反落しました。
ドル円は揉み合いが続きました。
英鉱工業生産指数(2月)は予想とおりの+0.4%、
英製造業生産高(2月)は予想より弱い−1.0%になりました。
ポンド売り反応がみられました。
午後5時半頃からドル円が反落しました。
クロス円が下落していきました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ギリシャ政府が、
「外国法準拠国債と国有企業債の債務交換期限を4月4日から
4月20日に再延長する。」との発表をしました。
仏債の入札では、
「仏10年債の入札は43.19億ユーロされて、
平均利回りが前回より高い2.98%、応札倍率2.564倍。」
などになりました。
スペイン10年債利回りが昨年12月13日以来5.781%に上昇しました。
独10年債とスペイン10年債の利回り格差が400bp超に拡大しました。
ドルストレートが下落を強めていきました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ダウ先物や欧州株式市場の下落が強まりました。
原油先物が102ドル台を割り込みました。
ドル円が82円台を割り込みました。
ユーロドルが1.31台を割り込みました。
ユーロ円が一時107円台を割り込みました。
スイスフランが急伸して対ユーロで1.20の上限を超えました。
スイスSNBの報道官が、
「1.20フラン下回るユーロ安は容認できない。
フラン高を抑制するための無制限の外貨購入にコミットしている。」
との発表をしました。
ユーロスイスが急反発しました。
独鉱工業生産指数(2月)は予想より弱い−1.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後7時半頃からドルストレートやクロス円がやや反発をみせました。
ドル円はやや反発した後に揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場にやや反発がみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46915%になりました。
ドルインデックスが3月16日以来の80を一時回復しました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を3250億ポンドに据え置きました。
市場反応は限定的でした。
英BOEが「現行の資産購入枠はあと1ヶ月で使い切る見通し。」
との発表をしました。
その後、ポンドが反発しました。
午後9時頃からドルストレートが再び反落しました。
ドル円が反発上昇して82円台を回復しました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い35.7万件になりました。
加雇用ネット変化率(3月)は予想よりかなり強い+8.23万人、
加失業率は予想より強いかなり7.2%、
加住宅建設許可件数(2月)は予想より強い+7.5%になりました。
加ドルが急上昇しました。
米ドルの連想買い反応がみられました。
ユーロやポンドに反落の動きがみられました。
ドル円が揉み合いながらも反発上昇しました。
ユーロドルが一時1.305を割り込み下落しました。
資源国通貨は反発する展開になりました。
米10年債利回りが一時2.18%を下回りました。
NYダウは下落して始まりましたが下げ幅を縮小していきました。
原油先物が急反発していきました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
クロス円が反発しました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小して反発しました。
セントルイス連銀総裁が、
「現時点では様子見が最善の政策戦略。
超緩和政策はこれまで適切だったが今後は必ずしもそうではない。
2014年末に初の利上げとの文言は容認できない。
米経済見通しは昨年秋以降改善している。
現時点でのいかなる追加緩和措置も過剰なコミットになる。
ツイストオペの終了は事実上の金融引き締めと捉えるべきでない。
失業率の低下傾向は今年継続できると確信。
長期的な成長トレンドは歴史的水準から観て低い。
今は2%台前半の可能性。」などの見解を示しました。
ドル円が堅調に推移しました。
加Ivey購買部協会指数(3月)は予想より弱い63.5になりました。
やや加ドル売り反応がみられました。
英NIESR国立経済社会研究所の3月の英GDP予想は+0.1%でした。
深夜12時頃からNYダウが前日比終値レベルで揉み合いになりました。
欧州の株式市場が終盤にかけて上昇しました。
ドル円が一時やや反落して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが揉み合い推移になりました。
IMFのポルトガルに関するレポートでは、
「財政運営は適切。2013年には市場に回帰できる可能性。
その時期が遅延するリスクは残る。
予想以上のリセッションに陥った場合は計画を見直す必要。」
などの見解が示されました。
その後、NYダウが再び反落する展開になりました。
豪ドルなど資源国通貨にやや反落の動きがみられました。
伊の首相が、
「労働市場改革法案の議会通過のために信任投票を実施する可能性。
信任されたならば法案に対する公の支援が得られ、
各政党も法案通過に協力してくれるものと確信する。」
との発言をしました。
ロイター通信が、
「SNS最大手のフェイスブックは5月に予定されているIPOで、
ナスダック市場への上場を決定したもよう。
フェイスブックはIPOにより50億ドルの調達を計画。
投資家の需要によって調達額は引き上げられる可能性。」
との観測報道をしました。
NY時間終盤にかけNYダウが再び反発して下げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは2.17%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は103ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−14.61ドルでこの日の取引を終えました。

<4月6日(金)>

IMFの報告書で「中国の銀行のリスク管理は改善。」
と発表されました。
FRBの資産構成の発表では、
「全体のバランスシートは2.87兆ドルと前週比127億ドルの減少。
米国債保有額は45億ドル増加の1.67兆ドル。
政府機関債は変わらずの965億ドル。
MBSは700万ドル増の8368億ドル。」
などが示されました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
オセアニア市場は聖金曜日で休みでした。
スペインの財務相が、
「スペインは外部の支援なしに危機の脱出が可能。
支援要請は検討していない。
市場の不安は欧州の成長への懸念を反映しているもの。
数日中に安定化プログラムを提出する。」
などの発言をしました。
米格付け会社イーガン・ジョーンズが、
「米国の格付けをAA+から一段階引き下げAAとする。
見通しはネガティブ。
米国の公的債務の持続可能性に対する懸念が理由。」
などの発表をしました。
東京時間が近づく頃にドル円が反落しました。
クロス円もやや軟調推移になりました。
日財務省の3月上中旬分の貿易統計速報では、
「貿易は差引き−1912億円のネット赤字。
2月上中旬の−687億円から赤字が再び拡大。」
などが示されました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調推移になりました。
東京時間序盤はドル円が仲値にかけて反発しました。
クロス円に反発の動きがみられました。
豪ドル米ドルやポンドドルなどにやや反発の動きがみられました。
アジアの株式市場は安寄りの後に反発して揉み合いになりました。
東京時間はややドル売り傾向での揉み合いになりました。
ドルストレートが緩やかに反発しました。
日景気一致CI指数速報(2月)は予想より強い93.7、
日景気先行CI指数速報(2月)は予想より弱い96.6になりました。
ドル円が東京時間終盤にかけて一時やや反発をみせました。
日経平均は前日比−79.16円の9688.45円で週取引を終えました。
中国上海株式市場は小幅高で引けました。
NHKニュースが、
「G20会議の前の4月19日にG7会合が開催される。」と報じました。
欧州の主要市場は聖金曜日で休みでした。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が堅調に推移しました。
ユーロドルやポンドドルがやや軟調傾向で推移しました。
豪ドルが底堅く推移しました。
仏財政収支(2月)は前月より弱い−242億ユーロ、
仏貿易収支(2月)は予想より弱い−63.98億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ドル円やクロス円が堅調傾向で推移しました。
午後5時頃からユーロドルやポンドドルがやや反発をみせました。
中国人民銀行が「中国は直接金融を拡大する。」と発表しました。
伊の中銀が、
「伊の銀行による3月のECBからの借入額は2700億ユーロ。
2月の1947億ユーロから拡大した。」との発表をしました。
米非農業部門雇用者数変化(3月)は予想よりかなり弱い+12.0%、
米民間部門雇用者数変化(3月)は予想よりかなり弱い+12.1万人、
米製造業雇用者変化(3月)は予想より強い+3.7万人、
米失業率(3月)は予想より強い8.2%になりました。
ドル円やクロス円が急落しました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が売られました。
豪ドル円が大きく下落しました。
ドルストレートはドル売りとリスク回避が綱引きになりました。
ドルストレートは激しい上下動になりました。
ユーロドルなどが反発上昇しました。
米30年債利回りが一時3.26%あたりに低下しました。
米10年債利回りが一時2.07%あたりに低下しました。
午後10時過ぎから主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NYダウや原油先物などは聖金曜日で取引はありませんでした。
米大統領経済諮問委員会CEAの委員長が、
「雇用統計は建設業の厳しい状況を反映している。
製造業は明るい兆しが継続。」との見解を示しました。
米国家経済会議NECの委員長が、
「米経済は進展しているが回復は長い道のり。」
との発言をしました。
オバマ米大統領が、
「直近の雇用指標は歓迎する内容だったが、
その途中には浮き沈みがある。」との認識を示しました。
米債券市場も聖金曜日で短縮取引で終了しました。
米2年債利回りがQE2が実施された2010年11月の水準の0.32%を
下回る0.314%に低下しました。
米10年債利回りは2.055%に低下しました。
米30年債利回りが3.216%に低下しました。
独銀の広報担当者が、
「独シュピーゲル誌の独銀は数千人規模の人員削減を計画している、
との報道を否定する。」との発表をしました。
米消費者信用残高(2月)は予想より弱い+87.35億ドルでした。
市場反応は限定的でした。


●今週の主な予定

<4月9日(月)>

※豪・NZ・スイス・欧・独・英などの市場が復活祭で休みです。

朝8時50分に日国際経常収支(2月)、日国際貿易収支(2月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(3月)、中国生産者物価指数(3月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(3月 現状判断DI・先行判断DI)、
などが予定されています。
日(貿易収支)・中国の指標には注目です。

<4月10日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(3月)、
朝8時15分からバーナンキFRB議長の講演、
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
(時間未定)中国貿易収支(3月)、
午後2時45分にスイス失業率(3月)、
午後3時に日工作機械受注速報(3月)、
同午後3時に独経常収支(2月)、独貿易収支(3月)、
午後3時45分に仏鉱工業生産(2月)、
夕方(時間未定)に日銀総裁記者会見、
午後5時半に英DCLG住宅価格(2月)、
夜11時に米卸売在庫(2月)、
深夜2時に米3年債の入札、
NY株式市場のクローズ後に米アルコアの第1四半期決算発表、
などが予定されています。
日・中国の指標には注目です。
また、バーナンキFRB議長の講演も注目されます。

<4月11日(水)>

朝8時50分に日機械受注(2月)、
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(2月)、
午後2時に日銀金融経済月報、
夜9時15分に加住宅着工件数(3月)、
夜9時半に米輸入物価指数(3月)、
深夜2時に米10年債の入札、
深夜3時に米月次財政収支(3月)、
同深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
米地区連銀経済報告には注目です。

<4月12日(木)>

朝6時半からイエレンFRB副議長の講演
朝8時50分に日国内企業物価指数(3月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(3月)、豪失業率(3月)、
午後2時半に仏消費者物価指数(3月)、
午後5時にECB月例報告、
午後5時半に英商品貿易収支(2月)、
午後6時に欧鉱工業生産指数(2月)、
午後8時15分からNY連銀総裁の講演、
夜9時半に米貿易収支(2月)、米生産者物価指数コア(3月)、
同夜9時半に米生産者物価指数(3月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加国際商品貿易(2月)、加新築住宅価格指数(2月)、
深夜2時に米30年債の入札、
などが予定されています。
豪・(英)・(欧)・米の指標には注目です。
また、この日に予定されている伊国債の入札も注目されます。

<4月13日(金)>

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午前11時に中国第1四半期GDP、中国鉱工業生産(3月)、
同午前11時に中国固定資産投資(3月)、中国小売売上高(3月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(3月)、
午後5時半に英生産者物価指数コア(3月)、
午後8時(予定)にJPモルガン・チェースの第1四半期決算発表、
夜9時(予定)に米ウェルズ・ファーゴ第1四半期決算発表、
夜9時半に米消費者物価指数(3月)、米消費者物価指数コア(3月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)、
深夜2時にバーナンキFRB議長の講演、
などが予定されています。
中国・米の指標には注目です。
米銀大手の第1四半期決算発表も注目されます。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週初に78.8あたりに
下落しましたが週前半から後半にかけて上下動しながらも堅調推移
になって反発上昇する展開になり、5日時点では3月16日以来の80を
回復しました。そして週末は米雇用統計が弱い結果になり米ドルが
売られる展開になりました。また、LIBORドル3ヶ月物金利は聖金曜
日前の5日時点で0.46915%と前週比では上昇しましたが、週末の米
雇用統計が弱い結果となったことを受けて、米2年債利回りがQE2が
実施された2010年11月水準の0.32%を下回る0.314%、米10年債利回
りは2.055%、米30年債利回りは3.216%と、米国債利回りは低下する
展開になりました。

一方、先週のNYダウは米雇用統計の発表された週末は聖金曜日で休場
でしたが聖金曜日前の5日時点で151.9ドルの下落になりました。
先週末の米雇用統計が弱い結果となったことと、同時に追加緩和への
期待が増すことになったことで、今週明けは綱引きとなって、NYダウ
は13000ドルの大台を巡る攻防になると思われます。

先週の米主要経済指標では、5日の米ISM製造業景況指数(3月)は53.4
と市場予想より強く、4日の米ADP雇用統計(3月)も+20.9万人と市場
予想より強い結果になりましたが、一方、5日の米新規失業保険申請
件数は35.7万件と市場予想より弱く、同日の米ISM非製造業総合景況
指数(3月)も56.0と市場予想より弱い結果になり、そして、週末6日
の米雇用統計(3月)は、米失業率は8.2%に改善しましたが、非農業部
門雇用者数NFPが+12.0万人、米民間部門雇用者数も+12.1万人と、
市場予想を大きく下回る結果になりました。
NFPが弱い結果になったことでは内需主体のサービス業の雇用が前月
の約+20万人から+9万人に落ち込んだことも大きかったようです。

3日の米FOMC議事録では「成長が減速しなければ追加緩和の必要は
ない。2014年末よりもはるか前に金融政策の引き締め必要。数人の
メンバーは景気の勢いが失われれば追加緩和が必要になる公算が高い
との認識を示したが1月会合より人数減少。労働市場の状況は改善。
失業率は緩やかに低下すると認識。」などが示されていただけに、
米雇用統計の結果はサプライズとなりました。

また、米要人発言では、2日にダラス連銀総裁が「FRBの引き締めに
ついて語ることは時期尚早。経済は正しい方向に向かい進んでいる。
雇用創出は進んでいるが更なる加速を望む。FRBは充分な量的緩和を
実施したと考えている。経済の改善が続いた場合はFRBは出口戦略を
検討すべき。」と慎重ながらタカ派の見解を示し、同日にセントル
イス連銀総裁が「追加政策措置は超緩和策への過度な確約となって
しまう可能性。世界的インフレが米国のインフレに繋がる可能性。」
とタカ派の見解を示し、また同日にクリーブランド連銀総裁が「14年
末までの表現は事実上のゼロ金利維持の約束ではない。現在の政策は
責務遂行に依然として最適。追加金融緩和は物価安定目標をリスクに
晒す可能性。経済見通しが著しく変われば適切な政策調整も必要。」
とタカ派の見解を示し、3日にアトランタ連銀総裁が「見通しは明る
く量的緩和は不要。景気は緩やか。インフレは抑制。雇用は段階的な
回復を見込んでいる。」とタカ派の見解を示し、4日にサンフランシ
スコ連銀総裁が「FRBの利上げ時期は依然として当分先。成長が緩や
かで失業率低下ペース継続には不充分。物価安定と完全雇用を達成す
るため依然として強力な金融緩和策が必要とされている。」とハト派
の見解を示し、5日にセントルイス連銀総裁が「現時点では様子見が
最善の政策戦略。超緩和政策はこれまで適切だったが今後は必ずしも
そうではない。2014年末に初の利上げとの文言は容認できない。米経
済見通しは昨年秋以降改善している。現時点でいかなる追加緩和措置
も過剰なコミットになる。」とタカ派の見解を示し、ハト派とタカ派
の見解が混在も、先週に関してはその前の週から一転してタカ派寄り
の見解のほうが多くみられました。

今週は、米雇用統計の弱い結果により、ハト派の米要人の見解が裏付
けられることになったことで、10日朝のバーナンキFRB議長の講演を
はじめとするハト派の要人達の発言のトーンが注目されるとともに、
「雇用増から消費増そして生産増」の好循環に陰りが出ることにな
ったことによるリスク回避のドル買いと、米追加緩和への期待増に
よる米ドル売りとの綱引きが、週明けの各市場においてどのような
動向となるかが、まずは焦点となりそうです。

今週の米経済指標では、11日の米地区連銀経済報告、12日の米貿易
収支(2月)に米PPI(3月)と米失業保険申請件数、週末13日の米CPIに
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)などが注目されますが、
また、今週はリスク選好と回避の動向に影響を与える中国経済指標
の発表も多く予定されていて、9日の中国CPIや10日の中国貿易収支
そして13日の中国第1四半期GDPも焦点になりそうです。
なお、3日の日経新聞によれば中国経済専門のエコノミスト26人を
対象に行った調査では中国第1四半期GDPは市場予想の+8.4%より
弱い+8.2%が平均値となっているようです。

また、今週からは米主要企業の第1四半期決算発表も始まることで、
13日(金)の米金大手JPモルガン・チェースや米ウェルズ・ファーゴ
などの第1四半期決算発表も注目されます。

円については、先週初の日銀短観で日第4四半期大企業製造業業況
判断指数が市場予想より弱い−4になるなど日経済回復の弱さが示
され、同日に山口日銀副総裁が「追加緩和効果の全体を評価するの
は時期尚早。金融市場に潤沢に資金を供給している。長めの金利へ
の働きかけを行う緩和スタンスは微動だにしていない。」と緩和の
継続姿勢を示し、3日に日財務相が「今年は復興需要などで成長が
見込める段階。」と発言して経済回復への期待が示され、要人発言
は少なめでしたが日銀の緩和スタンスは継続していることが覗えま
した。また、6日の日財務省の3月上中旬分の貿易統計速報では、
「貿易は差引き−1912億円のネット赤字。2月上中旬の−687億円
から赤字が再び拡大。」と発表されていることから、今週初9日の
日国際貿易収支(2月)の結果が注目されるとともに、10日の日銀政
策金利発表と日銀声明での追加緩和の有無が焦点になりそうです。

ドル円は、先週初に上窓を空けて始まり窓埋めとなった後に日銀短観
の発表による円売りに83円台前半まで上昇しましたが、その後は一転
して反落する展開になり、米長期金利の低下を背景に2日のロンドン
フィックスにかけて82円台を割り込むあたりまで下落しました。
その後、小幅揉み合いを経て3日の東京時間が始まる頃に81円台半ば
近くまで下落した後に、NY時間序盤にかけて82円台半ばに迫るあたり
まで反発しました。その後に一時82円に迫るあたりまで反落しました
が、FOMC議事録の発表によって米追加緩和への期待が後退して、83円
に迫るあたりまで急反発する展開になりました。その後、4日のオセ
アニア時間から東京時間にかけて日経平均が1万円の大台を割り込む
などリスク回避の動意にドル円は揉み合いながら緩やかに反落した後
に、ロンドン時間になってスペイン国債の入札で目標上限35億ユーロ
に対し25.9億ユーロの発行と目標未達になったことでリスク回避の動
意が強まりドル円は82円台前半まで下落する展開になりました。
その後、ロンドンフィックスにかけて82円台後半まで反発しましたが
その後は5日の東京時間にかけて82円台前半まで反落する展開になり
ました。その後、スペイン10年債利回りが昨年12月13日以来5.781%
に上昇したことなどでリスク回避の動意が強まり81円台後半まで下落
しましたが、その後にドル円は反発して加雇用統計が強い結果となっ
たことで米ドルの連想買いもあったかドル円はロンドンフィックスに
かけて82円台半ば近くまで反発する展開になりました。
その後、ドル円は聖金曜日で欧米が休みになることもあって小幅な揉
み合いになっていきました。週末6日は東京時間終盤から米雇用統計
が発表される直前にかけて82円台半ばまで緩やかに上昇しましたが、
発表された米雇用統計の弱い結果を受けて81円台前半まで急落する
相場展開になりました。その後、欧米市場の休みの中、小幅な揉み
合いになって81.64円で週の取引を終えました。ドル円は週間で83円
台前半から81円台前半のレンジ相場となりました。

ドル円のチャートポイントでは、反発上昇となった場合、83.00円の
節目や先週高値の83.30円アラウンド、ここを超えれた場合は2010年
11月下旬から12月中旬および2011年2月中旬のトライでも上値抵抗と
なった84円アラウンドの壁が再度レジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合、2月1日から3月15日の上昇波動のフィボ
ナッチ38.2%戻しの水準の81.10円アラウンド、ここを下抜けた場合
は3月7日の安値80.58円アラウンド、さらに下落となった場合は、
2月28日安値アラウンドでもある80.00の「00」ポイントがサポート
として注目されることになりそうです。

ユーロについては、4月1日の中国製造業PMI(3月)が強い結果になっ
たことを背景に先週初に上窓を空けて始まりましたが、東京時間に
窓を埋めて、その後、ロンドン時間に反発しましたが、スペインの
デギンドス財務相の「スペインの12年の公的債務は現在の対GDP比
68.5%からさらに10ポイント拡大する見通し。」などの発表もあり、
ダウ先物や欧州株式市場の軟調を背景にリスク回避の動意でNY時間
序盤にかけて1.32台後半まで下落しました。その後はNYダウなどの
反発を背景に1.33台を回復して、3日のオセアニア時間にやや反落
しましたが、東京時間に中国非製造業PMI(3月)が強い結果となった
ことを背景に再び反発をみせて、揉み合いながらもロンドン時間に
1.33台後半まで上昇しました。その後、EUとECBの報告で「ポルト
ガル経済は2012年に3.25%のマイナス成長となる見込み。」と発表
されたことや欧州株式市場の反落を背景に1.33に迫るあたりに反落
した後にNY時間前半からロンドンフィックスにかけて反発上昇して
揉み合いを経た後にFOMC議事録が発表されて米追加緩和への期待が
後退したことで強いドル買い動意になりユーロドルは1.32台前半
まで急落する展開になりました。そしてその後の揉み合いを経て、
4日の東京時間に豪貿易収支(2月)が弱い結果となり豪ドルが下落
してリスク回避の動意に1.32台を割り込みました。その後ロンドン
時間序盤に一時反発しましたが、スペイン国債の入札で目標上限の
35億ユーロに対し25.9億ユーロの発行と目標未達になったことで、
リスク回避の動意が強まりNY時間序盤にかけて1.31台前半まで下落
する展開になりました。その後、NY時間後半から5日の東京時間の
終盤まで小幅な上下動で緩やかに反発する下降フラッグを形成して、
その後のロンドン時間序盤にスペイン10年債利回りが昨年12月13日
以来の5.781%に上昇したことなどでリスク回避の動意が強まり、
NY時間序盤にかけてユーロドルは1.33台前半まで下落する展開にな
りました。その後、聖金曜日で欧米が休みになることもあって小幅
な揉み合いになっていきました。週末6日の米雇用統計の発表前に
ドル買い動意にやや反落しましたが、発表された米雇用統計の弱い
結果を受けて、上下動しながらもドル売り動意に反発上昇して、
一時1.31台を回復してその後は揉み合いになって1.3096あたりで
週の取引を終えました。ユーロドルは週末に反発はしましたが週間
では軟調な相場展開になりました。

3月下旬ではユーロ圏財務相会合で「欧州ファイアウォールの決定」
がされて、またスペインの閣議でも「270億ユーロの歳出削減策を盛
り込んだ予算案が承認」されて、1月半ばからは対ドルで6%近く
ユーロが上昇して欧州への市場センチメントが改善していましたが、
4月になった先週は一転してリスク回避の動意が優勢になりました。

3日にスペイン予算相が「2012年債務の対GDP比は79.8%に上昇へ。
2012年の償還額は1493億ユーロ。」と発表して、またスペイン雇用
統計(3月)でも−5.4万人と3ヶ月連続の減少になり、25歳未満の失
業率は50.5%と若年層の2人に1人は失業していることが示され、
そして同日のEUとECBの報告では「ポルトガル経済は2012年に3.25%
のマイナス成長となる見込み。」が示され、さらに4日のスペイン
国債の入札では目標上限の35億ユーロに対し25.9億ユーロの発行と
目標が未達になり、5日にはスペイン10年債利回りが昨年12月13日
以来となる5.781%に上昇して、またギリシャの10年債の利回りは
一時期より低下はしているものの、なお20%超になっていて、ポル
トガル国債も利回りは13%前後に高止まり、スペイン・ギリシャ・
ポルトガルの3国が足枷となってユーロに対する市場センチメント
が低下することになりました。

今後のイベントではG20前4月19日のG7会合や5月6日の仏大統領選
の決選投票(予定)やギリシャ総選挙などが注目されますが、まずは
スペイン・ギリシャ・ポルトガルの重債務3国の国債利回りの動向
が焦点になりそうです。

ユーロドルのチャートポイントでは、まずは週初の1.31を巡る攻防が
注目されますが、上昇となった場合は、1.32の「00」ポイント、
そしてここを上抜けた場合は3月9日と21日と23日の高値アラウンド
の1.3280から1.33の「00」のポイント、および3月下旬に何度も上値
抵抗となった1.3375-85のポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、2月16日と3月15日に下値をサポートし
た心理的節目でもある1.300の「000」トリプルゼロの重要ポイント、
および1月16日の安値から2月29日の高値の上昇波の61.8%戻しの
1.2950-60のポイントなどが注目されます。ここを下抜けた場合は
下落が強まる可能性がありそうです。


さて今回は、トレードと凡事の徹底のお話です。

昭和や平成などの年号の出典となった中国の古典『書経』に、
「細行をつつしまずんば、ついに大徳をわずらわす」とあり、

日常のありふれた当たり前のことの大切さが説かれていますが、

また、投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士も
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中で面白いことを書いています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事の徹底」の第一話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『あれあれーっ。ジイさん、何だよ。
 また今週も点と線の話じゃないのかよ。』

「あぁ、すまんすまん。
 別に勿体をつけてるわけじゃないのじゃが、
 あれも話したいこれも話したいと思っていると、
 ついつい話のテーマが変わるのじゃ。」

『で、今週は凡事の徹底の話だってかぁ。
 どうせ「当たり前のことをちゃんとしましょう。」
 なんてありふれた結論なんじゃないの?』

「わっはははっ。まぁ、そう言いなさんな。
 凡事徹底という熟語はないようなので「の」を入れたのじゃ。
 高度なことや応用などを知ろうとする前に、
 『トレードで当たり前なこととは何か』を考察して
 まずは基礎的なことを押さえておかぬとのう…。」

『基礎なくして応用なし、てなワケだね。』

「まぁ、そういうことじゃ。ところでじゃが…、
 お前さんは何のためにトレードしておるのじゃ?」

『そんなの決まってんだろうがっ。勝つためだ。
 映画にもなったカイジの中で利根川が語るように、
 勝負事では「勝つことが全てだ!」じゃないのかい。
 それにトレードはしていてスリリングで楽しいんだよね。』

「ふむ。それらも、もちろん一理あるのう…。
 トレードで勝つことはとても大事なことであるし、
 また、娯楽的要素があることも否定できないことじゃ。」

『……。』

「ただ…、トレードを行う目的の定義として、
 『適正リスクの範囲で利益を上げること』とも
 言えるように思うがどうなのじゃろうか…。」

『へっ、理屈っぽい気取った言い回しだなぁ。
 まぁ、オレ様の言っていることと大差ないように思うが…。
 いったいどう違うって言うんだい。』

「ふむ…。もしも仮にじゃがトレードを行う目的が、
 『適正リスクの範囲で利益を上げること』であるとするならば、
 いくつか派生的に帰結されるであろうことが出て来るのじゃ。」

『……。』

「1. 建て玉は口座資金に対して適正範囲まででなくてはならない。
 2. 口座資金を守るためリスク管理を習得しなくてはならない。
 3. トレードに勝つためのスキルを習得しなくてはならない。
 4. これらを執行するマインドと規律を持たなくてはならない。
 など『適正リスクの範囲で利益を上げる』ため必要となるじゃ。」

『……。』

「これらのうち1と2をまとめて、
 アレキサンダー・エルダー博士は『投資苑1』で
 『マネー(Money)』『メソッド(Method)』『マインド (Mind)』の
 3つのMが大切と説き、
 『資金とリスク管理』『トレード手法』『マインドと規律』
 これらの3つをカメラの三脚のようにバランスよく習得することが
 大切であるとその著書の中で述べているのじゃ。」

『ふーん。』

「とかく、トレードに勝つために手法ばかり求めたがるものじゃが、
 むしろトレードは『リスク管理に始まりリスク管理に終わる』と
 言われることがあるように、リスク管理はとても大切じゃ。
 損切りによる防御の技術もそのひとつであるわけじゃのう。」

『……。』

「たとえば、数十万円を短期間で数億円までにした
 トレーダーが実際にいたのじゃが、
 これは超絶したトレードの技法を物語ると同時に、
 リスク管理を怠った暴走トレードの一面もあったことで、
 ついぞ数億円をほとんど失ってしまったとのことじゃ。」

『本当かい。すっげぇ話だな…。』

「そうじゃ。これは本当の話じゃ。誰とは言うことはできぬが、
 それはそれは、他人が羨むほどトレードの技術も天才的で、
 そして、その男張りの度胸も凄いものがあった…。
 しかし、リスクを取り過ぎたことで、
 天にも届かんとするバベルの塔が崩壊したのじゃ。
 納税にすら苦しんだという後日談もあるのじゃよ…。」

『……。』

「トレードでは勝つための手法だけではなく、
 3つのMはトレーダーにとって
 『三位一体』として必要なことなのじゃのう。
 どれが欠けていてもならぬということのようじゃ…。」

『……。』

「非凡なトレーダーのことはさておき…、
 トレードでは『当たり前のことを当たり前に行うこと』こそが
 大切ということなのじゃ…。」

『……。』

「今週の話はこのテーマの第一話として終わることにするがのう、
 来週は、このトレードにとっての『当たり前なこと』について
 ボラティリティの話などを交えながら
 もっと詳しく掘り下げてみようかのう…。」

『たとえば、どんな?』

「たとえば、トレードで利益を上げるということは
 価格の差分・差益を得ることを目指すことになるが、
 これにはボラティリティがかかわるなどの話や、
 価格の短期波動は無限ではないなどの話じゃよ。」

『ふん。小難しそうな話だがな、
 まぁ、楽しみにしといてやるぜぃ。』


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

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