FX 出口からの逆思考のお話


東京マラソン2012で藤原選手が根性の走りで2位になりましたね。^^

●先週の主な出来事

<2月20日(月)>

19日に日財務相と中国福首相がIMFの資金枠拡大で合意しました。
NZ第4四半期生産者物価仕入価格は予想より強い+0.5%、
NZ第4四半期生産者物価出荷価格は予想より弱い+0.1%でした。
週初の為替市場は主要通貨ペアが上窓を空けて始まりました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが堅調に推移しました。
日通関ベース貿易収支(1月)は予想より弱い−1兆4750億円でした。
ドル円が事実売りを浴びて反落しました。
東京時間に入ると主要通貨ペアが反落して揉み合いになりました。
英ライトムーブ住宅価格(2月)は前回値より強い+4.1%でした。
限定的ながらポンドに買いの反応がみられました。
日経平均は前週末比プラス圏で推移しました。
アジアの株式市場が上昇して始まりました。
原油先物がイランの英仏への原油輸出禁止を受けて上昇しました。
スペインで大規模なデモがあったとの報道がありました。
韓国軍が実弾での軍事演習を行いました。
東京時間後半はドル円が反発をみせて揉み合いになりました。
ドルストレートは小幅な揉み合いが続きました。
格付け会社のS&Pが、
「日本国債の格付けをAA−・見通しネガティブで据え置く。
日本の財政の柔軟性は引き続き低下している。
消費増税実現なら財源不足はある程度緩和される。」
などの見解を示しました。
日景気一致CI指数(12月)は速報値より強い93.6、
日景気先行CI指数(12月)は速報値より強い94.0になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末比+100.92円で大引けになりました。
アジアの株式市場が上げ幅を縮小していきました。
新華社通信が「中国の当局は慎重な金融政策を継続させる。」
との観測報道をしました。
格付け会社S&Pの小川氏が、
「日本の格下げの可能性は3分の1より大きい。
2年以内に日本が格下げされる可能性もある。」
との見解を示しました。
ギリシャ財務省筋が、
「ECBのギリシャ債保有による利益のギリシャ移管には疑問もある。
民間債権団との大幅な債務減免については引き続き交渉継続中。
すでに払い込まれたEU・IMFによる救済資金の金利減免で合意へ。
ギリシャ交渉への楽観見通しが増している。」
などの発表をしました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが一時反落後に反発しました。
ドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調に推移しました。
ギリシャの財務相が、
「第2次支援の承認を得るために必要な全ての条件を満たした。
不透明な長い時期が今日終わる可能性。」との発言をしました。
ユーロが上昇して堅調に推移しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
独連銀の月報では、
「ECBの政策は引き続き非常に成長重視型に。
独景気見通しは改善した。独経済は4-6月に強含む可能性。」
などが示されました。
原油先物が一時105ドル台前半に上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49310%と前週末と同水準になりました。
イランの国営プレスTVが、
「イラン軍艦2隻がシリア海軍の訓練のためタルトゥースに入港。」
との報道をしました。
ECBが11日〜17日の先週の域内国の国債購入はゼロと発表しました。
午後9時が近づく頃にドル円などにやや反落の動きがみられました。
他の主要通貨ペアの上昇が一服になりました。
ユンケル議長が、
「ギリシャ向け公的支援の規模はまだ変わる可能性。
ユーログループは第2次ギリシャ支援の規模を協議へ。
ギリシャにユーロ圏離脱を望む国は欧州にはない。」
などの発言をしました。
IMFのラガルド専務理事が「ギリシャは経済で多大な努力をした。」
との認識を示しました。
ギリシャの財務相が、
「第2次支援策と民間関与策を取りまとめる用意が整った。」
と発言しました。
米と加の市場は祝日で休場でした。
独の財務相が、
「ギリシャ協議を本日中に完了させるのが目標。
ギリシャの解決策は持続可能であることが必要。」
などの認識を示しました。
オランダの財務相が、
「ギリシャが義務を果たすまで支援を承認することはできない。」
との発言をしました。
NY時間序盤はドルストレートが一時反落する展開になりました。
ロンドンフィックス前にユーロドルが一時反発して揉み合いました。
スペインの財務相が、
「ギリシャの第2次支援に本日合意できることを望んでいる。」
と発言しました。
ギリシャの首相が「ギリシャがユーロ圏に留まることを望む。」
との発言をしました。
ECBのプラート専務理事が、
「経済に安定の兆候。ECBは政府の最後の貸し手にはなれない。」
通貨のマネタイズは選択肢にはない。」などの発言をしました。
一部メディアが、トロイカ文書として、
「ギリシャ国債の未払い金利を見直して、
ギリシャ債務を2020年までに1.5%削減する。
ギリシャ向けの2国間融資の金利を引き下げて、
ギリシャ債務を1.5%削減する。
ユーロ圏中銀が保有するギリシャ国債の再編では債務を3.5%削減。
ECBによるギリシャ国債からの利益放棄は債務を5.5%削減する。
ギリシャ銀行の資本状況必要額は最大で500億ユーロとなる可能性。
民間部門の債務交換では利率が2012〜20年が3%、
2021年以降が3.75%になる。」などの報道発表をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアがドル買い傾向の揉み合いになりました。
ドル円が緩やかに反発しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
米市場が祝日でNYダウなどの取引はありませんでした。

<2月21日(火)>

オセアニア時間はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
一部メディアが、
「ユーロ圏財務相らは2020年までにギリシャの対GDP債務比率を
123〜124%に削減する方策で合意した模様。
ユーロ圏は民間部門代表者と一段の債務減免について協議中。
ECBの保有するギリシャ国債の利益放棄問題が引き続き争点に。」
などの観測報道をしました。
ロイター通信が、
「IMF、ECB、欧州委員会の3機関(トロイカ)は、
ギリシャの債務持続可能性に関する報告書で、
同国が2020年までに債務を対GDP比120%まで削減するために
追加措置が必要になると指摘した。」
との報道をしました。
午前7時過ぎからユーロドルなどドルストレートが下落しました。
一部メディアが、ユーロ圏高官の話として、
「ユーロ圏財務相はギリシャ国債に関して
名目で少なくとも53.5%の民間損失負担を協議中。」
との観測報道をしました。
WSJ紙が、
「第2次ギリシャ支援協議は民間債権者の負担増加の要求で停滞。」
と報じました。
NHKニュースが、
「中国の習近平国家副主席は訪問先のアイルランドで首相と会談。
ユーロの安定を支持すると表明したが信用不安の払拭に向けた
資金協力については中国は自らのやり方で欧州の努力を支持する、
と発言するにとどめた。」との報道をしました。
欧州外交当局者が、
「ギリシャの第2次支援に関して合意の見通しは良好。
過半数のユーロ圏諸国が民間関与拡大を要求している。」
などの発表をしました。
東京時間序盤はドルストレートが反発して揉み合いました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
日経平均は前日終値を挟んでの上下動になりました。
豪RBA議事録では、
「さらなる金融緩和余地があるとの認識が示される。
需要が大幅に悪化すればインフレ見通しから見て利下げ余地がある。
金利設定は経済見通しから見て適切と判断。
大半の貸出金利は過去の50bp利下げが浸透し平均近辺にある。
欧州経済は依然不安定だが非常に悪い結果となる可能性は低下。」
などが示されました。
一時、豪ドル売り反応がみられましたが限定的でした。
アジアの株式市場はしばらく揉み合いになりました。
ギリシャで発表された世論調査では、
「連立与党が第二次支援の条件となる厳しい緊縮策を承認したが、
支持率は全ギリシャ社会主義運動が13.1%、
新民主主義党が19.4%と、ともに過去最低水準。
パパデモス首相の支持率も63%から43%に急落。
支援策に反対する政党の支持率は上昇。」
などの結果になりました。
英FT紙の電子版が、
「ギリシャ救済には2450億ユーロが必要となる可能性。
現在協議されているのは1300億ユーロでさらに1000億ユーロ超の追加が
必要となると見られている。EUとIMFはギリシャの債務対GDP比率を
2020年に120%に落とすことを要求しているが、
ユーロ圏財務相会合でもその点を協議中。」
などの観測報道をしました。
ユーロドルなどドルストレートが再び反落する展開になりました。
RBNZ第1四半期インフレ期待(2年間)は前回値より低い2.5%でした。
アジアの株式市場が反落して揉み合いになりました。
正午前にギリシャ第2次支援が正式合意との報道がありました。
一部メディアが、EU当局者の話として、
「ユーロ圏財務相会合は2020年までにギリシャの対GDP比債務比率を
121%に引き下げる支援策で合意。
ギリシャ支援策の規模は1300億ユーロ。」
との報道しました。
ユーロドルやユーロ円が急上昇しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物が一時反発して揉み合いになりました。
ドル円が一時反落してその後に反発する展開になりました。
ユーロ圏の高官が、
「ECBがギリシャの第2次支援の一環として、
保有するギリシャ債の利益を放棄する可能性。」
との発言をしました。
午後12時半過ぎにユーロドルがやや反落して揉み合いになりました。
他のドルストレートにも一時反落の動きがみられました。
ドラギECB総裁が、
「ギリシャ政府の行動を歓迎する。
ギリシャ支援策は良い合意だった。」との発言をしました。
伊の首相が、
「合意はギリシャとユーロ圏と市場に役立つ。
ユーログループは良い結果に達した。
ギリシャ債保有者はより大きな減免に同意した。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「各国中銀が保有するギリシャ債の利益を政府に移管する。
ギリシャは今後2ヶ月は債務返済を最優先する方針の実施を目指す。
ギリシャ支援策は2014年までの期間で1300億ユーロ。
EFSFとESMの融資上限は首脳会議で検討。上限を引き上げを期待。
民間部門の債務交換では高い参加率を予想している。」
などの発言をしました。
IMFのラガルド専務理事が、
「IMFは3月の第2週にギリシャ追加支援策を協議する。
IMFの行動はギリシャの公約実行しだい。」との発言をしました。
ギリシャ政府と債務減免で協議している民間債権者団が、
「合意によってギリシャは債務を1070億ユーロ削減できる。
ギリシャ政府が53.5%の額面での減免を要求した。」
などの発表をしました。
ECBが「ギリシャ債購入での利益をユーロ圏各中銀に配分の方針。」
との発表をしました。
独の財務相が、
「ギリシャへの第2次支援は1300億ユーロを超えることはない。
ギリシャは事前の行動を完了させる必要がある。
ギリシャ債務削減で各国中銀の寄与は対GDP比率1.8%相当になる。」
などの発言をしました。
日全産業活動指数(12月)は予想より弱い+1.3%になりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが再び反発して揉み合いました。
ギリシャの財務相が、
「民間部門との債券交換手続きを22日から開始する。」
と発表しました。
日経平均は前日比−22.07円で大引けになりました。
アジアの株式市場やダウ先物が反発上昇しました。
中国の外務省が、
「ユーロ圏およびEU諸国を信頼。
中国は欧州債務危機解決に向けてEU・IMFと協力へ。
中国はEUの債務危機解決への取り組みを支持する。」
などの発表をしました。
東京時間終盤は主要通貨ペアが上昇しました。
スイス貿易収支(1月)は予想より弱い+15.5億フランになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はユーロ主導でドルストレートが反落しました。
ドル円はジリ高の推移になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
レーン欧州委員が、
「合意はギリシャにとって不可欠な一歩。
ギリシャ政治家の強い取り組みを促す。」
との声明を発表しました。
英の財務相が、
「ギリシャ支援合意を歓迎。
支援はギリシャ財務改善に持続的経路をもたらす。」
との発言をしました。
午後5時半頃から一時欧州株式市場が反発をみせました。
ユーロドルに反発の動きがみられました。
豪ドルなど資源国通貨は軟調に推移しました。
ドル円は小幅に揉み合いながらジリ高が続きました。
午後6時過ぎから欧州の株式市場が再び反落しました。
ダウ先物が反落をみせました。
原油先物は104ドル台半ばで揉み合いが続きました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
英公共部門ネット負債(1月)は予想より弱い−107億ポンドでした。
ポンドが一時買われましたがその後に反落する展開になりました。
BNPパリバ上級顧問のルミエール氏が、
「ギリシャ債務交換により債券保有者は70%以上の損失になる。
債務交換は3月20日までに完了する見込み。自発的な取引が焦点。」
との見解を示しました。
スペイン短期国債の入札では、目標上限の25億ユーロ発行されて、
「3ヶ月証券は17.4億ユーロ発行、利回りは前回より低い0.396%、
応札倍率は前回より低い4.0倍。」などになり無事に通過しました。
ECBが7日物資金供給オペを実施して、
「1.00%の固定金利で169行に1664.9億ユーロを供給。」しました。
6ヶ月物のEFSF債の入札では、
「ほぼ目標とおりの19.9億ユーロ発行されて、
利回りが0.1908%、応札倍率が3.1倍。」になりました。
その後も、ユーロドルなどドルストレートの下落が続きました。
午後8時頃からドル円も反落する展開になりました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49260%に低下しました。
午後9時頃から多くの主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
ダウ先物一時反発の動きがみられました。
欧州株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
バローゾ欧州委員長が、
「ギリシャ救済によって無秩序なデフォルトの脅威に終止符。」
との発言をしました。
スペインの財務相が、
「ユーロ圏財務相会合ではファイアウォールの拡充の必要性で合意。
拡充について3月に協議する。本日のスペイン債入札に強い需要。」
などの発言をしました。
レーン欧州委員が、
「ギリシャは特殊なケース。他のユーロ圏諸国では繰り返されない。
アイルランドとポルトガルは自身の調整計画に沿っている。」
などの認識を示しました。
加小売売上高(12月)は予想より弱い−0.2%、
加卸売売上高(12月)は予想より強い+0.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間が近づく頃からポンドが下落しました。
NY時間序盤は揉み合いながらも主要通貨ペアが反発上昇しました。
NYダウは上昇して始まりました。
米10年債利回りが前週末比で上昇しました。
その後、NYダウが一時反落して前週末比マイナス圏になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
欧消費者信頼感指数速報(2月)は予想より弱い−20.2になりました。
市場反応は限定的でした。
深夜12時頃からNYダウが再上昇して堅調に推移しました。
ユーロドルなどドルストレートが再び反発上昇しました。
ロンドンフィックスからポンドが再反落しました。
ドル円はやや反発をみせて小幅な上下動の揉み合いになりました。
ギリシャの財務相が、
「我々は悪夢のシナリオは回避して新たな機会を与えられた。
国の独立を尊重したメカニズムを監視している。」
との発言をしました。
一部メディアが、ギリシャ政府関係者の話として、
「ギリシャは集団行動条項の法案を提出する。」
との観測報道をしました。
深夜1時半頃からドルストレートが再びやや反落しました。
ギリシャ財務省筋が、
「3月12日までに名目53.5%の債務削減を伴ったギリシャ債の
民間債権団との債務交換の完了の完了を目指す。」
と発表しました。
仏ソシエテ・ジェネラルが、
「ギリシャ債は実質で75%のディスカウントになる。」
との見解を発表しました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが0.310%、応札倍率が前回より低い3.54倍。」
との結果になりました。
NY時間後半はドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
NYダウは反落して前週末比マイナス圏へ一時下落しました。
ホワイトハウスのカーニー報道官が、
「ギリシャ支援に関してオバマ大統領と独首相が電話で会見。
今回のギリシャ第2次支援の合意を歓迎。
EUは債務問題が波及しないようさらにステップをとる必要。
イラン問題に関してはイスラエルと認識を共有。
イランとは外交交渉は閉ざしてはいなく全てのオプションが存在。」
などの見解を発表しました。
FRBの公定歩合会合議事録では、
「最近の経済データはやや改善。見通しは慎重。
今後数四半期ごく緩やかな成長予測。
消費と小売売上高と一部製造業の伸び有望だが不均一。
住宅市場は低迷したままだが一部地域で活動に勢い。
労働市場の状況やや改善の兆し。高水準の失業率懸念。
国際金融情勢と米規制・財政政策の不透明要因がリスク。
インフレ圧力引き続き和らぎインフレ期待は安定。
理事らは大半が公定歩合の維持推奨。
カンザスシティー連銀が公定歩合1%へ引き上げ要求。
ボストン連銀が公定歩合0.5%へ引き下げ要求。」
などが示されました。
英BOEのビーン副総裁が、
「ユーロ危機が英経済の最も大きな景気下振れリスク。
不秩序な債務危機の幕引きの可能性はある。
2012年上期の英景気は低迷。インフレは低下が継続。
過去の標準からは回復のペースは緩やか。
などの見解を示しました。
NYダウが終盤に反発をみせて再び前週末比プラス圏を回復しました。
米10年債利回りは終盤に反落するも2.05%あたりになりました。
NY原油(WTI)は上昇して105ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+15.82ドルでこの日の取引を終えました。

<2月22日(水)>

ロイター通信が、入手したEUサミットの声明草案に基づいて、
「IMFの財源強化に関して次回4月の会合で合意するよう、
欧州理事会はG20財務相に取り組みを継続するよう促した。」
との報道をしました。
一部メディアが、
「ギリシャ政府は債務スワップと財政緊縮の2法案を議会に提出。」
と報じました。
オセアニア時間は主要通貨ペアしばらく揉み合いになりました。
午前8時ころからドル円など主要通貨ペアが反発しました。
豪景気先行指数(12月)は前回値より強い+0.2%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
ブルームバーグが、米政府当局者による発言として、
「オバマ政権が22日に法人税率の引き下げと
税制優遇措置の廃止に関する提案を公表する。」と報じました。
東京時間序盤ではドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円は揉み合いながらも堅調傾向が続きました。
日経平均は前日終値を挟んでの上下動になりました。
ブレイナード米財務次官が、
「第2次ギリシャ支援は最初のステップ。
ギリシャには追加的な措置が必要。」との認識を示しました。
日銀総裁が、衆院予算委員会で、
「1%の物価上昇に向けて強力に金融緩和を推進する。
デフレ脱却姿勢を明確化することで物価安定のめどを発表した。」
と発言しました。
アジアの株式市場は前日マイナス圏で揉み合いになりました。
午前10時半過ぎからドルストレートが反発しました。
ドル円が堅調に推移してクロス円も反発しました。
中国HSBC製造業PMI速報(2月)は前回値より強い49.7になりました。
為替市場での反応は限定的でした。
その後、中国上海株式市場が反発しました。
ダウ先物や原油先物や日経平均が反発しました。
日財務相が、
「今の経済状況なら消費税率引き上げは可能。」
との認識を示しました。
ドル円が8月4日以来の80円をつけました。
東京時間後半は豪ドルなどドルストレートが堅調傾向になりました。
日経平均は前日比+90.98円で大引けになりました。
豪のラッド外相が辞任を表明しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ドル円は一時反落する場面がありましたが堅調に推移しました。
ユーロドルなどドルストレートが上昇をみせました。
ユーロ円が昨年11月以来の106円台をつけました。
コモディティ市場が堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
議事録の発表を意識してかボンドに反落の動きがみられました。
独製造業PMI速報(2月)は予想より弱い50.1、
独サービス業PMI速報(2月)は予想より弱い52.6になりました。
ユーロドルが反落する展開になりました。
他のドルストレートにも反落の動きがみられました。
欧州の株式市場やダウ先物や原油先物が反落しました。
欧製造業PMI速報(2月)は予想より弱い49.0、
欧サービス業PMI速報(2月)は予想より弱い49.4になりました。
ドル円が昨年8月4日の高値80.25円を上抜けました。
独ウェルト紙が、
「独のギリシャ関連のリスクへのエクスポージャーは
第2次救済後に高まる。独自の計算では独のギリシャへの融資と
保証の残高は2014年までに510億ユーロになる。」
などの観測報道をしました。
英BOE議事録では、
「全会一致で金利の据え置きを決定。
7対2で資産購入規模の500億ポンド拡大を決定。
ポーゼン委員とマイルズ委員が750億ポンドの拡大を主張。」
などが示されました。ポンドが急落しました。
ユーロポンドが急上昇しました。
ユーロドルに反発の動きがみられました。
欧鉱工業受注(12月)は予想より強い+1.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、一時ドルストレートがやや反発をみせました。
独2年債の入札では、
「42.82億ユーロ発行。平均利回りが前回より高い0.25%、
応札倍率が前回より低い1.8倍。」などの結果になりました。
独の報道官が、
「ESMの拡大は必要ない。
独はESMについて強いシグナルを発する用意。
独は支援国への貸付金利の減免は計画していない。
債務減免は特別なケース。」などの政府見解を発表しました。
レーン欧州委員が、
「ハンガリーは2013年も財政赤字上限3%を守れない見込み。」
との見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49160%に低下しました。
格付け会社のフィッチが、
「債務交換は制限的デフォルトにつながる。
ギリシャ長期格付けをCCCからCに格下げをする。」
との発表をしました。
その後、しだいにドル買い動意が優勢になりました。
ドル円が上昇してドルストレートが反落しました。
米ドル加ドルがパリティになりました。
共同通信が、
「G20は財政危機に苦しむ欧州の支援を念頭に、
危機に陥った国に必要なお金を貸し付けるIMFの資金拡充を
支援する方針を固めた。G20財務相・中央銀行総裁会議で合意して
共同声明に明記する方向で調整している。」
との報道をしました。
NY時間が近づく頃から欧州株式市場が下げ幅を縮小しました。
ユーロドルが一時反発して上下動の揉み合いになりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルの軟調がしばらく続きました。
バローゾ欧州委員長が「安定化だけでは不充分。成長が必要。」
との認識を示しました。
NYダウは前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米中古住宅販売件数(1月)前月比は予想より強い+2.3%、
米中古住宅販売件数(1月)は予想より弱い457万件になりました。
発表直後にドル買い反応がみられましたが限定的でした。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「アイルランド国債の取引の際に必要な
証拠金の比率を25%から15%に引き下げる。」
との発表をしました。
ロンドンフィックスにかけてドルストレートが反発しました。
その後、NYダウや原油先物が軟調傾向で推移しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
ガイトナー米財務長官が、
「連邦法人税率を現行の35%から28%へ引き下げへ。
製造業の実効税率は25%以下へ。海外収益の課税強化。
優遇税制の廃止や課税強化で補い財政赤字は拡大させない。
競争力を高め米国内で雇用創出するために改革必要。
改革の枠組みは成長支援し企業の米国内投資促進する。」
などの税制改革案の発表をしました。
独の首相が、
「欧州に金融取引税導入を要望する。
ユーロ圏は信頼を構築しなければならない。
ギリシャ、ポルトガル、アイルランドへの支援は正解。
ユーロ各国はそれぞれの宿題も実行しなければならない。」
などの発言をしました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.900%、応札倍率は前回より低い2.89倍。」
などの結果になりました。
NY時間後半はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円が上昇幅を一時やや縮小する場面がありました。
原油先物や金価格に反発の動きがみられました。
NYダウが下げ幅を縮小した後に終盤にかけて再び反落しました。
豪ドルなど資源国通貨が再び反落して軟調傾向で推移しました。
米10年債の利回りは2.00%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は106ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−27.02ドルでこの日の取引を終えました。

<2月23日(木)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
豪ドルなど資源国通貨がやや軟調に推移しました。
米財務次官が、
「米国は今年IMFの増資を求めない。
G20は石油価格上昇のリスクを検討している。
欧州は短期的な危機メカニズムが必要。」
などの発言をしました。
一部メディアが、
「日本政府はIMF貸出枠に500億ドルを貢献する見込み。」
との報道をしました。
東京時間が近づく頃に米ドルが一時やや売られる展開になりました。
ドルストレートがやや反発して、ドル円がやや反落しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりしばらく軟調に推移しました。
東京時間序盤はドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円がやや反落した後に反発して揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
日首相が「日銀とこれからも連携を強化したい。」と発言しました。
仲値頃からドルストレートが上下動しながらも反発上昇しました。
ドル円が反落する展開になりました。
アジアの株式市場が下落して始まりました。
ダウ・ジョーンズが、ギリシャのベニゼロス財務相の談話として
「欧州諸国はギリシャが金融市場へ復帰できるまで、
第2次金融支援の終了する2015年以降であっても、
ギリシャを支援するという政治的確約を得た。」
との報道をしました。
仲値を過ぎた頃から日経平均が反発しました。
中国上海株式市場が一時前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
日銀総裁が、
「追加緩和はデフレ脱却という目的のために実施した。
原油高によるインフレでも一時的なら緩和の終了は考えない。」
との見解を示しました。
日財務相が「介入について申し上げることは何もない。」
との発言をしました。
午後1時半頃からドル円が反発しました。
日銀総裁が、
「長期的にどのような状況目指すか示すためメドとの言葉を使った。
英BOE、ECB、FRBとも同じような思想で政策運営している。
少し長めに金利を下げて景気刺激したいと考えている。
金利低下と併せて成長力高めることでデフレ脱却を目指したい。
金利全般の引き下げと企業の流動性確保の役目を果たしたい。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比+41.57円で大引けになりました。
英BOEのマイルズ委員が、
「英国は依然として非常に不安定な状況。
賃金は引き続き抑制。物価は一段と低下する見込み。
信用状況は簡単に危機以前の状態には戻らない。
金融政策は引き続き非常に緩和的であるべき。
資産買入のペースは昨年10月と同様とすべき。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場は一時反落した後に再上昇しました。
ダウ先物や原油先物にやや上昇がみられました。
午後3時半過ぎにユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ドル円が再び反落して揉み合う展開になりました。
伊のソレ24オレ紙が、
「EUは2012年のユーロ圏GDP伸び率予想を−0.3%に引き下げて、
2012年のGDP伸び率予想を独+0.6%、仏+0.4%、伊−1.3%へ。」
などの観測報道をしました。
その後、ドルストレートが一時揉み合いになり再上昇しました。
欧州の株式市場は下げて始まった後に反発する展開になりました。
独IFO景気動向指数(2月)は予想より強い109.6になりました。
ユーロドルなどドルストレートに上昇反応がみられました。
ドル円が軟調に推移しました。
ダウ先物や原油先物が上昇しました。
独IFOのアベルガー氏が、
「現在の独にリセッションはみられない。
独国内の状況は特に安定している。
ユーロ圏危機のリスクはまだ排除できない。
エネルギー価格上昇が追加的なリスク。ECBの政策金利は適切。」
などの見解を示しました。
英住宅ローン承認件数(1月)は2年ぶり高水準3万6553件でした。
一時ポンド買い反応がみられました。
EUが「2012年ユーロ圏成長率を−0.3%と予想。」と発表しました。
その後、欧州株式市場やダウ先物が反落する展開になりました。
午後7時頃からユーロドルに反落の動きがみられました。
他のドルストレートはやや反落して揉み合いになりました。
ドル円が緩やかに反発しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49060%に低下しました。
伊首相が「伊とスペインはEU財政協定について同意。」
との発言をしました。
NY時間序盤はドルストレートが一時反発をみせて揉み合いました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い35.1万件になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州株式市場が前日終値前後で軟調傾向の揉み合いになりました。
原油先物が反落しました。
午後11時過ぎからドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落しました。
ダラス連銀総裁(今年はFOMC投票権なし)が、
「個人的には経済指標の改善を踏まえQE3は必要ないと考えている。
米経済は改善しているが依然として失業者が多過ぎる。」
などの認識を示しました。
NYダウは下落して始まった後に反発して揉み合いになりました。
ギリシャ議会が債務交換法案を可決承認しました。
加の当局者が、
「今週末のG20では欧州が主要な議題となる。
IMFの資金増強も焦点となるが合意には遠い。」
などの発言をしました。
ロイター通信が、
「独のギリシャ第2次支援の受け入れはIMFのコミットしだい。
との独保守派議員のコメントを報じました。
米住宅価格指数(12月)は予想より強い+0.7%になりました。
深夜12時頃からドル売り動意が優勢の揉み合いになりました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+163万バレルになりました。
ロンドンフィックスにかけてドルストレートが反発しました。
原油先物が反発しました。
ドラギECB総裁が、
「ユーロ圏経済は過去2週間で明るい兆候が増した。
不透明感は依然高い。現時点でインフレ高進の傾向見当たらない。
担保要件はこれ以上緩和すべきでない。次の措置は厳格化。
債券買い入れプログラム終了の発表は非常に注意深く行うべき。
ギリシャ支援は実行リスクが存在。危機終息の判断は困難。
回復は極めて緩慢で下方リスクは残る。」
などの見解を示しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「顧客が取引の担保として使用するスペイン・伊・ベルギー国債の
一部について、担保価額の割引率を引き上げる。
スペインは6%から8%、伊は6.5%から8.0%、
ベルギーは4.25%から5.5%に引き上げる。」と発表しました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.418%、応札倍率が前回より高い3.11倍。」
などの結果になりました。
米10年債利回りが2.00%を割り込み低下しました。
NY時間終盤にドル売り動意が強まりました。
ユーロドルが1.33台後半になるなどドルストレートが上昇しました。
ドル円が80円台を割り込みました。
米10年債利回りは1.98%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は上昇して107ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+46.02ドルでこの日の取引を終えました。

<2月24日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
豪RBA総裁が、
「金融政策は現時点で適切。毎月政策を見直す。
インフレは目標に合致している。成長はトレンドに近い。
豪ドルで絶対に介入しないとは言っていない。
最近の通貨高は少しおかしい。」などの発言をしました。
一時、豪ドルが上下動になりました。
ダウ先物や原油先物が堅調傾向で推移しました。
独ライニッシェ・ポスト紙が、独CDUの議員の話として、
「独連立与党内から12人程度の議員が対ギリシャ支援法案に
反対票を投じる見通し。可決に向けては野党の支持に
頼らざるを得ない可能性が高い。」との観測報道をしました。
市場反応は限定的でした。
日企業向けサービス価格指数(1月)は予想より弱い−0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日終値を挟んで揉み合いになりました。
東京時間序盤はクロス円などが堅調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は終値を挟んで揉み合いになりました。
日財務相が、
「メキシコで開催されるG20では欧州危機が中心の課題になる。
日本経済の状況やアジア経済なども話したい。」
との発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「欧州情勢と震災、タイ洪水が日本経済を阻害。
日本の経常黒字は継続する見通し。
貿易収支は格付け評価に影響しない。」
などの見解を示しました。
日本国債の格付けに関する発表はありませんでした。
市場反応は限定的でした。
英BOEのフィッシャー委員が、
「追加金融緩和を検討する意向。BOEは原油価格ショックを懸念。
景気下降懸念を具現化はしていない。
量的緩和の拡大で自由な選択の余地がある。
BOEは他の資産購入を検討するつもりはない。」
などの見解を示しました。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドル円やクロス円が堅調傾向で推移しました。
日経平均が前日比プラス圏での推移になりました。
中国上海株式市場が揉み合いから堅調になりました。
格付け会社のフィッチが、
「豪CBAとNABとWestpac銀行の長期格付けを引き下げた。」
との発表しました。
豪ドルなど資源国通貨に反落の動きがみられました。
東京時間終盤にドルストレートが一時反落する場面がありました。
日経平均は前日比+51.81円の9647.38円で週取引きを終えました。
ダウ先物や原油先物は当日高値圏での揉み合いが続きました。
ドル円が80円台半ばあたりまで上昇しました。
日財務相が、
「日銀の金融緩和が効果的に出ている。
円高を利用して積極的に攻めていくことが必要。」
などの発言をしました。
独第4四半期GDP確報は予想とおり−0.2%になりました。
一時ユーロ買い反応がみられましたが限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ユーロポンドの上昇が一服になりました。
午後5時半頃からユーロやポンドが上昇しました。
ユーロドルが一時1.34台に乗せました。
他のドルストレートにも反発の動きがみられました。
ポンド円が127円台に乗せました。
一部メディアが、
「アイルランド首相と伊首相とが会談。
「金融の感染リスクを防ぐため欧州には高く強い
ファイアウォールが必要、との合意をした。」
との報道がありました。
英第4四半期GDP改訂値は予想とおりの−0.2%になりました。
ポンドが一時押した後に上昇が続きました。
伊の2014年償還ゼロクーポン債の入札では、
目標と一致の30億ユーロ発行されて、
利回りが前回より低い3.013%、応札倍率が前回より高い1.93倍。」
などの結果になりました。
オーストリア中銀総裁が、
「ユーロ圏経済の回復具合には不満があるが、
2月以後の3年物オペ実施の必要性はないだろう。」
などの発言をしました。
ギリシャ閣議が債務交換計画を承認しました。
ユーロに上昇反応がみられました。
ユーロ円が一時108円台に乗せました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.49060%でした。
セントルイス連銀総裁が、
「QE3は景気が悪化した場合のみ実施される。
現在はその状況にはない。」との認識を示しました。
午後9時頃から豪ドルなどドルストレートに反落がみられました。
ダウ先物や欧州株式市場にやや反落の動きがみられました。
NYダウが始まる前あたりからドル円やユーロドルが反発しました。
ドル円が2011年4月の高値から10月末の直近安値までの
下降波の半値戻しの80.50〜60円水準を上抜けました。
NYダウは前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(2月)は予想より強い55.3でした。
ユーロドルやポンドドルやドル円に上昇反応がみられました。
資源国通貨の反応は限定的でした。
米新築住宅販売件数(1月)は予想より強い32.1万件になりました。
ドルストレートに上昇反応がみられました。
加BOC総裁が、
「金融システム悪化の影響波及は実体経済への逆風。
G3の中銀のバランスシートはさらに拡大する可能性。
加のインフレ目標は刺激策を許容してFRBも支援することに。
必要なら刺激策の調整も可能にしている。」
などの発言をしました。
サンフランシスコ連銀総裁(今年FOMC投票権有)が、
「雇用と物価安定達成のためにさらに道具の行使が必要。
MBS購入はローン金利を著しく下げる効果あった。
住宅部門は深刻な景気後退と低調な景気回復の主な要因。」
などの見解を示しました。
ロンドンフィックス過ぎからドルストレートが揉み合いました。
ドル円は堅調に推移しました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ支援決定で夜が終わったわけではない。
ギリシャは民間債権者との債務交換を完遂しなければならない。
財政の誓約を実施すること以外に道はない。」
などの発言をしました。
独の首相が、
「来週のEU首脳会談では経済への対処について協議する。
ギリシャ支援は条件に対処するならば支払われる。」
などの発言をしました。
ギリシャ政府が、債券保有者への債務交換の正式提案で、
「新発債の最終期限は2042年とする。」との発表をしました。
ガイトナー米財務長官が、
「ある状況下で米国の戦略石油備蓄を放出する可能性がある。
イラン問題が世界経済に影響を及ぼす恐れがある。
イラン産原油の埋め合わせとしてサウジアラビアなどからの
代替供給資源の確保を戦略の重要部分と位置づけている。」
などの発言をしました。
その後、原油先物の上昇が強まりました。
NYダウはしだいに軟調になっていきました。
ドルストレートの上昇が一服して揉み合いになりました。
NY時間後半はドル円やクロス円の上昇が続きました。
NY連銀総裁が、
「経済と金融の状況が改善すれば、インフレ抑制と雇用最大化の
二大政策の追求は高い短期金利を求める異なった金融政策の
運営姿勢に至るだろう。景気回復に伴う政策金利の引き上げや
バランスシートの規模縮小で金利支払いが急上昇する前に
中長期的な財政規律を確立するべき。」との見解を示しました。
ハト派であるはずのダドリー総裁が政策金利の引き上げの可能性の
示唆をするかのような発言に、ドル買い反応がみられました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「バランスシートを活用したMBS住宅ローン担保証券や政府機関債の
購入による量的緩和策がFRBの独立性を脅かしている。」
との認識を示しました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャに関しては比較的楽観視している。
独の首相とはギリシャ経済の浮揚が必要との見解で一致した。」
との発言をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小しました。
ドル円が終盤にかけて一段高になり81円台に乗せました。
米10年債は前日とほぼ同水準の1.98%あたりになりました。
NY原油(WTI)は上昇して109ドル台後半で週取引を終えました。
NYダウは前日比−1.74ドルの12982.95ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<2月27日(月)>

朝6時45分にNZ貿易収支(1月)、
午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(2月)、
午後4時45分に仏生産者物価指数(1月)、
深夜12時に米中古住宅販売保留(1月 成約)、
などが予定されています。
NZ・米の指標には注目です。
また、独連邦議会で第2次ギリシャ支援についての
採決が予定されていますので一応注目です。

<2月28日(火)>

午後4時に独GFK消費者信頼感調査(3月)、
午後7時に欧消費者信頼感指数確報(2月)、
夜10時に独消費者物価指数速報(2月)、
夜10時半に米耐久財受注(1月)、
夜11時に米S&Pケースシラー住宅価格指数(12月)、
同夜11時に第4四半期米S&Pケースシラー住宅価格指数、
深夜12時に米消費者信頼感指数(2月)、
同深夜12時にリッチモンド連銀製造業景況指数(2月)、
深夜2時半からスイスSNB暫定総裁の講演、
などが予定されています。
独・米の指標には注目です。

<2月29日(水>

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(1月)、
朝8時50分に日鉱工業生産指数速報(1月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(2月)、
午前9時半に豪小売売上高(1月)、
午後4時に独輸入物価指数(1月)、
午後5時にスイスKOF先行指数(2月)、
午後5時55分に独失業率(2月)、独失業者数(2月)、
午後6時半に英消費者信用残高(1月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(1月)、
同午後7時に欧消費者物価指数コア(1月)、
夜10時半に米第4四半期GDP改訂値、米第4四半期個人消費改訂値、
同夜10時半に米第4四半期GDP価格指数改訂値、
同夜10時半に米第4四半期PCEコア・デフレータ改訂値、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(2月)、
深夜12時からバーナンキFRB議長の議会証言、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
NZ・豪・(独)・米の指標には注目です。
また、ECBの3年物資金供給オペが予定されていて注目です。

<3月1日(木)>

午前9時半に豪住宅建設許可件数(1月)、豪第4四半期民間設備投資
午前10時に中国製造業PMI(2月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(2月)、
午後3時45分にスイス第4四半期GDP、
午後5時半にスイス製造業PMI(2月)、
午後5時53分に独製造業PMI確報(2月)、
午後5時58分に欧製造業PMI確報(2月)、
午後6時28分に英製造業PMI(2月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(2月)、欧失業率(1月)、
夜10時半に米PCEコア・デフレータ(1月)、米新規失業保険申請件数
同夜10時半に米個人消費支出(1月)、米個人所得(1月)、
同夜10時半に加第4四半期経常収支、
同夜10時半に加鉱工業製品価格指数(1月)、加原材料価格指数(1月)、
深夜12時に米ISM製造業景況指数(2月)、米建設支出(1月)、
などが予定されています。
豪・中国・(スイス)・(英)・欧・米の指標には注目です。
また、この日から2日までの日程でEU首脳会議が始まります。

<3月2日(金)>

朝8時半に日失業率(1月)、日全国消費者物価指数コア(1月)、
午後6時半に英建設業PMI、
午後7時に欧生産者物価指数(1月)、
夜10時半に加GDP(12月)、加第4四半期GDP、
などが予定されています。
(日)・(英)・加の指標には注目です。


<先週のユーロドルのサマリー>

先週のユーロドルは週初20日に上窓を空けて始まりオセアニア時間
に上昇しました。東京時間ではやや反落した後に小幅な揉み合いに
なりました。ロンドン時間序盤にユーロドルが一時1.32を割り込む
場面がありましたが、ギリシャ財務相の「第2次支援の承認を得る
ために必要な全ての条件を満たした。不透明な長い時期が今日終わ
る可能性。」との発表や、独連銀の月報で「独景気見通しは改善。
独経済は4-6月に強含む可能性。」との発表があり、欧州の株式市場
が堅調に推移したことを背景に、ユーロドルが一転して上昇する展
開になりました。米市場は祝日でしたが、オランダ財務相の「ギリ
シャが義務を果たすまで支援を承認することはできない。」との
発言があって、NY時間序盤にユーロドルはやや反落して、その後、
ロンドンフィックス前に反発をみせる上下動になりました。そして
NY時間後半に、トロイカ文書の「ギリシャ国債の未払い金利を見直
して、ギリシャ債務を2020年までに1.5%削減する。ギリシャ向けの
2国間融資の金利を引き下げてギリシャ債務を1.5%削減する。ユー
ロ圏中銀が保有するギリシャ国債の再編では債務を3.5%削減。ECB
によるギリシャ国債からの利益放棄は債務を5.5%削減する。民間部
門の債務交換では利率が2012〜20年が3%、2021年以降が3.75%に
なる。」などの報道発表がありましたが、ユーロドルは軟調傾向の
揉み合い推移となりました。

21日は、ロイターの「IMF、ECB、欧州委員会の3機関(トロイカ)
は、ギリシャの債務持続可能性に関する報告書で、同国が2020年ま
でに債務を対GDP比120%まで削減するために追加措置が必要になる
と指摘した。」との報道や、WSJ紙の「第2次ギリシャ支援協議は
民間債権者の負担増加の要求で停滞。」と報道があり、なかなか
決定しないギリシャ第2次支援に業を煮やすようにユーロドルが
オセアニア時間に1.32を再び割り込むあたりまで下落する展開にな
りました。その後、東京時間序盤に反発をみせるも、ギリシャで発
表された世論調査で「支持率は全ギリシャ社会主義運動が13.1%、
新民主主義党が19.4%と、ともに過去最低水準。パパデモス首相の
支持率も63%から43%に急落。支援策に反対する政党の支持率は上
昇。」との結果になったことや、英FT紙の電子版の「ギリシャ救済
には2450億ユーロが必要となる可能性。現在協議されているのは
1300億ユーロでさらに1000億ユーロ超の追加が必要となると見られ
ている。」との観測報道があり、ユーロドルは再び1.32を割り込み
下落する展開になりました。そしてその後、正午前に「ギリシャの
第2次支援が正式合意となった。」との報道があり、ユーロドルは
一転して急反発する展開になりました。その後の東京時間では一時
利食いに押される場面がありましたが、ECBの「ギリシャ債購入での
利益をユーロ圏各中銀に配分の方針。」との発表や、中国の外務省
の「ユーロ圏およびEU諸国を信頼。中国は欧州債務危機解決に向けて
EU・IMFと協力へ。中国はEUの債務危機解決への取り組みを支持。」
などの発表などもあり堅調推移になりました。
ロンドン時間序盤では事実売りの動きもあったかユーロドルが反落
して、欧州の株式市場の動向に上下動になりながらも、スペインの
短期国債や6ヶ月物EFSF債の入札が無事に通過したにもかかわらず、
軟調推移になりました。その後、バローゾ欧州委員長の「ギリシャ
救済によって無秩序なデフォルトの脅威に終止符。」との発言もあ
って、NY時間が近づく頃から反発に転じて、NYダウの堅調を背景に
ロンドンフィックス頃まで上下動しながらもユーロドルは堅調推移
になりました。その後、NY時間後半では、一部メディアの「ギリシ
ャは集団行動条項の法案を提出する。」との観測報道や、仏ソシエ
テ・ジェネラルが「ギリシャ債は実質で75%のディスカウント(損失)
になる。」との見解発表も影響してかユーロドルは緩やかな軟調推移
になりました。

22日は、オセアニア時間にユーロドルは揉み合いとなって、東京時間
が始まる前にやや反発をみせた後、東京時間序盤では軟調推移となり
ましたが、東京時間午後から揉み合いながら堅調推移になりました。
ロンドン時間序盤では独PMIが市場予想より弱かったことや、独ウェ
ルト紙の「独のギリシャ関連のリスクへのエクスポージャーは第2次
救済後に高まる。独自の計算では独のギリシャへの融資と保証の残高
は2014年までに510億ユーロになる。」との観測があり、ユーロドル
は反落するする展開になりました。その後、独の報道官の「ESMの拡
大は必要ない。」との発言や、レーン欧州委員の「ハンガリーは2013
年も財政赤字上限3%を守れない見込み。」との見解や、格付け会社
フィッチの「債務交換は制限的デフォルトにつながる。ギリシャ長期
格付けをCCCからCに格下げをする。」との発表があり、上下に揺れる
展開となった後に、NY時間序盤も揉み合いが続く展開になりました。
その後、欧州決済機関LCHクリアネットが「アイルランド国債の取引
の際に必要な証拠金の比率を25%から15%に引き下げる。」と発表
したこともあって、ロンドンフィックスにかけてユーロドルは反発
をみせましたが、NYダウの小幅な下落も背景にNY時間後半はやや軟調
な揉み合いになりました。

23日は、オセアニア時間での小幅揉み合いを経た後に、市場替わりの
東京時間序盤で一時ユーロドルは反落しましたが、その後、ギリシャ
のベニゼロス財務相が「欧州諸国はギリシャが金融市場へ復帰できる
まで、第2次金融支援の終了する2015年以降であっても、ギリシャを
支援するという政治的確約を得た。」との発言が伝わると、ユーロド
ルはしだいに堅調傾向の揉み合いに転じていきました。
その後、東京時間終盤に上昇をみせて、伊のソレ24オレ紙の「EUは
2012年のユーロ圏GDP伸び率予想を−0.3%に引き下げる。」との観測
報道に一時押しが入りましたが、ユーロドルは堅調推移になって行き
ました。そして、独IFO景気動向指数が強い結果となったことで1.33
台前半に上昇する展開になりました。その後、EUが「2012年ユーロ圏
成長率を−0.3%と予想。」と正式に発表したことを契機に、ユーロ
ドルは一転して反落する展開になりました。
NY時間序盤では、ギリシャ議会が債務交換法案を可決承認したとの
報道がありましたがユーロドルの軟調推移が続きました。その後、
ドラギ総裁の「ユーロ圏経済は過去2週間で明るい兆候が増した。」
との発言もあり、NYダウの堅調も背景に深夜12時過ぎから一転して
ユーロドルが1.33台後半まで反発上昇する展開になりました。

週末24日は、オセアニア時間から東京時間にかけてユーロドルは小幅
な揉み合いが続く展開になりました。独ライニッシェ・ポスト紙の
「独連立与党内から12人程度の議員が対ギリシャ支援法案に反対票を
投じる見通し。可決に向けては野党の支持に頼らざるを得ない可能性
が高い。」との観測報道にも市場反応は限定的でした。
東京時間終盤に格付け会社のフィッチが「豪CBAとNABとWestpac銀行の
長期格付けを引き下げた。」との発表で豪ドルなど資源国通貨に反落
の動きにユーロドルも一時連れ安となる場面がありましたが、ダウ先
や欧州株式市場の堅調も背景に、ユーロドルは上昇する展開になりま
した。その後、一時押しが入る場面がありましたが、オーストリア中
銀総裁の「ユーロ圏経済の回復具合には不満があるが2月以後の3年
物オペ実施の必要性はないだろう。」との発言や、ユーロ円の上昇も
支えとなってユーロドルは1.34を上抜けて堅調推移になりました。
その後、NY時間に入る頃にやや反落する場面がありましたが、ミシガ
ン大学消費者信頼感指数確報や米新築住宅販売件数など米指標が強い
結果となったこともあり、NYダウの反発も背景にリスク選好度の増加
もあったか、ロンドンフィックスにかけてユーロドルはリスク・オン
の動意で上昇して、一時1.34台後半まで続伸する展開になりました。
その後、ユーログループ議長の「ギリシャに関しては比較的楽観視し
ている。」との発言に支えられながらも、NY時間後半はNYダウがしだ
いに軟調となったことや、ハト派であるはずのNY連銀総裁が遠まわし
の言い方ながらも「景気回復に伴う政策金利の引き上げ。」との利上
げの可能性も示唆するかのような発言に米ドル買い動意となったこと
で、ユーロドルはNY時間終盤にやや反落して1.34台半ばで週の取引を
終える展開になりましたが、総じてユーロドルは堅調な一週間でした。


<ドル円の簡単なサマリー>

先週、ドル円は週はじめ20日に小さな上窓を空けて始まりオセアニ
ア時間に79.87円まで上昇しましたが、東京時間が始まる頃から反落
して、S&Pの「日本の格下げの可能性は3分の1より大きい。2年
以内に日本が格下げされる可能性もある。」との見解の発表にも、
ドル円の反落が続く展開になりました。その後、市場替わりのロン
ドン時間序盤に一時反発をみせましたがNY時間ロンドンフィックス
まで揉み合い推移になりました。その後、NY時間後半から堅調傾向
に転じて21日東京時間の仲値あたりまでドル円は緩やかに上昇して、
21日正午頃にギリシャ第2次支援が正式合意の報道でユーロドルが
急伸したことによるドル売り動意に一時ドル円に反落の動きがみら
れましたが、ほどなく堅調傾向の揉み合いに復帰してロンドン時間
序盤まで堅調な推移になりました。

その後、ドル円は一時反落しましたがNY時間が始まる頃に持ち直し
て、22日のオセアニア時間まで小幅な揉み合いになりました。
その後、東京時間が始まる頃からドル円は堅調傾向となって、日銀
総裁の「1%の物価上昇に向けて強力に金融緩和を推進する。」と
の発言もあって、円安が強まる展開になりました。22日ロンドン時
間序盤では上下動とはなりましたが、ドル円の上昇傾向は続き8月
4日以来の80円を上抜け、さらにNY時間に8月4日の高値80.25円を
も超えて、NY後半まで上下動しながらも堅調に推移しました。

その後、NY時間終盤から23日オセアニア時間、そして東京時間の昼
過ぎまでにかけてドル円は軟調推移になりましたが、日銀総裁の
「原油高によるインフレでも一時的なら緩和の終了は考えない。
少し長めに金利を下げて景気刺激したいと考えている。」などの
発言もあり、23日東京時間後半にかけて反発をみせました。
その後、独IFO景気動向指数が強かったことによるユーロドルの上昇
に伴うドル売りの影響もあったか、ドル円は再びロンドン時間序盤に
軟調推移になりましたが、ドルストレートの反落に伴うドル買い動意
も影響してかドル円は反発に転じて、NY時間序盤まで堅調に推移しま
した。その後、米長期金が低下したことを背景として、ロンドンフィ
ックス前頃からNY時間後半にかけてドル円は下落して、一時80円を
割り込む場面がありました。

その後、週末24日のオセアニア時間に小幅な揉み合いを経た後に、
東京時間仲値にかけて反発上昇して、格付け会社のムーディーズに
よる日本国債格付けにかかわる発表は肩透かしとはなりましたが、
東京時間後半からロンドン時間序盤にかけてドル円が強い上昇で
推移する展開になりました。その後、NY時間の序盤にかけてドル円
は小幅な揉み合い相場になりましたが、NY時間に入ると再び上昇し
て、ロンドンフィックス頃に一時上下動とはなりましたが、ハト派
であるはずのNY連銀総裁が遠まわしの言い方ながらも「経済と金融
の状況が改善すれば、インフレ抑制と雇用最大化の二大政策の追求
は高い短期金利を求める異なった金融政策の運営姿勢に至るだろう。
景気回復に伴う政策金利の引き上げやバランスシートの規模縮小で
金利支払いが急上昇する前に中長期的な財政規律を確立するべき。」
との発言をして、「景気気回復に伴う政策金利の引き上げ。」との
利上げの可能性も示唆するかのような発言とともに、フィラデルフィ
ア連銀総裁が「バランスシートを活用したMBS住宅ローン担保証券や
政府機関債の購入による量的緩和策がFRBの独立性を脅かしている。」
との緩和策へ否定的な発言などがあったことを契機としたか、ドル円
が終盤にかけて81円台の前半まで上昇して週の取引を終える展開にな
りました。


<今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週初に80.0を一時超え
ましたが米ドルの上昇は続きませんでした。週間で対円では米ドルが
買われましたが、ユーロドルなどでドルが売られ、これを反映して、
ドルインデックスが78.5を下回り、週足でMA200を下抜けることにな
りました。また、LIBORドル3ヶ月物金利も一旦の下げ止まりはみせ
ましたが週間では低下傾向になりました。米長期金利も低下傾向に
なりました。

そして、NYダウについては、ギリシャの第2次支援が決定されたこと
でリスク回避は後退しましたが、13000ドルの大台を目前に、週間で
33ドルの上昇に留まり、先週はやや足踏み状態になりました。

米指標では、先週は米中古住宅販売件数は市場予想より弱かったもの
の、米新築住宅販売件数は市場予想より強い結果で、住宅市場はまだ
マダラ模様ながら、米失業保険申請件数は改善となってミシガン指数
も確報で市場予想より強い結果になり、緩やかな米経済回復が示唆さ
れているようです。

米要人発言では、23日にダラス連銀総裁(今年はFOMC投票権なし)が、
「個人的には経済指標の改善を踏まえQE3は必要ないと考えている。
米経済は改善しているが依然として失業者が多過ぎる。」などの認識
を示して、24日にセントルイス連銀総裁が「QE3は景気悪化した場合
のみ実施される。現在はその状況にはない。」との認識を示すなど、
タカ派的な発言があった一方、同日にサンフランシスコ連銀総裁が
「雇用と物価安定達成のためにさらに道具の行使が必要。MBS購入は
ローン金利を著しく下げる効果あった。住宅部門は深刻な景気後退と
低調な景気回復の主な要因。」とのハト派的な発言もみられ、あい
かわらず追加緩和への意見は割れているようですが、同日にダドリー
NY連銀総裁が「経済と金融の状況が改善すれば、インフレ抑制と雇用
最大化の二大政策の追求は高い短期金利を求める異なった金融政策の
運営姿勢に至るだろう。景気回復に伴う政策金利の引き上げやバラン
スシートの規模縮小で金利支払いが急上昇する前に中長期的な財政
規律を確立するべき。」との見解を示して、(発言の解釈には異論が
あると思われますが) ハト派であるはずのダドリー総裁が政策金利
の引き上げの可能性の示唆をするかのような発言があり、また、フィ
ラデルフィア連銀総裁が「バランスシートを活用したMBS住宅ローン
担保証券や政府機関債の購入による量的緩和策がFRBの独立性を脅か
している。」との発言をしていて、先週に限れば要人発言にややハト
派色への傾向がみられたようです。

29日深夜12時からのバーナンキFRB議長の半期に一度の政策報告とな
る米下院金融委員会での議会証言が注目されます。

米ドルは、対円では円安動意に相対的なドル買いとはなってはいま
すが、ユーロドルなどではリスク回避の一旦の後退に、リスク選好
でのドル売りが優勢となって、全般的にはドル売りが優勢となって
いる状況が観られているようです。要人発言などでQE3の観測の後退
や緩和の長期観測に変化が現れてきた場合にはドル買い材料とはなり
そうですが、先週のギリシャの第2次支援の決定というエポックの
余波でまだドルストレートなどでのリスク選好のドル売りが続くと
観測する向きは多いようです。

ただ、週間でのユーロドルでのドル売りおよびドル円での円売りが
急ピッチであったことで、調整を経ると観測する向きもあるようで、
メキシコにて開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議後の週明け
での動向や、まだ欧州は問題を抱えているだけに、今後、欧州関連
のニュース・ヘッドラインによって揺れる可能性も排除はできなく、
注意だけは要りそうです。

円については、1月25日に発表された日貿易収支(12月)で日本が
火力発電にかかわる燃料輸入増などで年ベースで31年ぶりの貿易
赤字(1兆6089億円)となったことを契機として、それまでの円高
傾向に変化の兆しが現れて、その後、2月初旬にドル円がほぼ76
円に下落した後に米雇用統計の改善を受けドル買い円売りの動意
になり、そして、2月14日の日銀による「資産買入れ等基金を55
兆円から10兆円増額して65兆円にする。物価安定の理解を「めど」
に変更。当面1%を目指す。」との金融政策の発表から中期的な円
安トレンドに転じることになりました。2月初旬の76円アラウンド
から先週末24日には81円台前半まで上昇して、わずか3週間ほどで
5円(500Pips)もの上昇になり、スピードとしては記録的なドル円
の上げ相場になりました。

この急速な円安の背景には、1月中旬から円の実効為替レートが
下落していたことや、1月24日の米WSJ紙が「日本は長期の円高に
より債権国から債務国へと転落する可能性。」との観測報道をした
ことなどが端緒となり、2月3日の米雇用統計の改善や、14日の
日銀の金融緩和の発表など円安材料が重層的に作用して、投機筋の
円ロングの投げを誘い、さらに短期筋の新規の円売りも加わって
いった可能性がありそうです。

ただ、たとえば2011年は火力発電にかかわる燃料輸入増などで日本
が31年ぶりの貿易赤字となったといっても、2月24日に格付け会社
のムーディーズが「日本の経常黒字は継続する見通し。貿易収支は
格付け評価に影響しない。」との見解を発表しているように、日本
の海外投資による収益は貿易赤字を補ってはるかに余るほどであり、
日本の経常黒字は今後も継続する可能性が高く、円売り材料のバン
ドワゴン効果で短期的に少し行き過ぎているとの指摘も聞かれ、
ドル円は中期的な上昇トレンドに入ったと思われますが、先週も
23日〜24日にかけて50Pips程度の調整がありましたように、一旦、
さらに深い調整となる可能性も排除はできないようです。

ドル円のチャートポイントとしましては、80.00円も超え、さらに
昨年4月の高値と10月末の安値の下落波動の半値戻しも上抜けて、
81円台に乗せてきたことから、さらに上昇した場合はフィボナッチ
61.8%の戻りのポイントとして、81.60〜70円アラウンドでの動向
が注目されます。ここを上抜けることがてきれば一段の上昇となる
可能性がありますが、このアラウンドで調整となる可能性もありそ
うです。上昇している限り買いスタンスですが、時期的にも月末と
月初にさしかかり3月期末にもなることから、実需の円転など調整
の動きにも注意したいものです。

ユーロについては、2月21日の正午前にようやくギリシャ第2次支
援が決定されて、同日ロンドン時間の“Sell the fact”もこなし、
揉み合いを経た後に23日の独IFO景気動向指数が強い結果となった
ことをトリガーとして、一時EUによる「2012年ユーロ圏成長率を
−0.3%と予想。」との発表に揺れながらも、ユーロ買い動意とな
って、先週はユーロドルが1.34台後半まで上昇して、ユーロ円は
ドル円の堅調とも相俟って109円台前半まで上昇する展開になりま
した。

先週はギリシャ第2次支援が決定されたことで、今までの欧州懸念
が嘘のようにすっかり沈静化した様相となりましたが、問題が払拭
されたわけではなく、ギリシャ第2次支援策の実行には「ギリシャ
が追加の緊縮策を実行できることが条件」となっていて、その他にも
「民間債務減免のPSIにおける自発的参加者の確保」の必要もあり、
また「政府債務の持続性の問題」に加えて、「ギリシャ第2次支援に
かかわる独とオランダでの議会承認」の課題や、「4月にはギリシ
ャで選挙が行われる予定」もあり、緊縮策に反対の勢力が優勢との
観測もあることから、祭りの宴も問題山積みに市場の酔いが醒める
場合もありそうです。

ただ、23日にギリシャのベニゼロス財務相が「欧州諸国はギリシャ
が金融市場へ復帰できるまで、第2次金融支援の終了する2015年以
降であっても、ギリシャを支援するという政治的確約を得た。」と
発言していることで、今後も紆余曲折はあっても、ユーロ圏はギリ
シャを擁護しようとの意志はあるようです。

今週のユーロ関連のイベントとしましては、29日のECBによる第2回
目の3年物オペLTROが注目されます。ドラギECB総裁が2月9日に
「3年物オペの第2回目の規模は初回と同様になる見込み。」と発言
していることで、4890億ユーロ規模が想定されますが、市場観測は
4000億ユーロ規模程度のようです。3年物オペは緩和に準じるもので
ユーロ売り要因になる可能性もありますが、流動性の供給によって、
安定化期待によるリスク選好にも繋がる可能性もあり、綱引きになる
とともに、市場織り込みもされつつあると思われますので、無事に
通過する可能性が高そうです。

そして、3月1日〜2日のEU首脳会議も注目材料となりそうですが、
EFSFと7月に発足するESMの統合と救済基金の融資能力増大がテーマ
になりますが、基金増大については主要国の独が反対の意向を示して
いて、不透明感もあることから今週後半のEU首脳会議にかかわる思惑
を含めた市場動向や要人発言が注目されます。

ユーロドルのチャートポイントしましては、11年10月27日〜12年
1月16日にかけての下落波動の半値戻しアラウンドに到達して、
抜けつつあるようでもありますが、先週末終盤に4時間足レベルで
陰線を示現していることで、週初の1.3430〜1.3450での動向が注目
されます。上抜けられなければ反転の可能性がありますが、さらに
上昇した場合では、1.3500の「00」の節目や、1.3600の「00」の節
目から11年10月27日〜12年1月16日にかけての下落波動の61.8%戻
しの1.3620〜30アラウンドのチャートポイントなどが注目されます。
上昇している限り買いスタンスですが調整にも注意したいものです。


経済指標関連では、27日のNZ貿易収支に米中古住宅販売保留、
28日の米耐久財受注と米消費者信頼感指数、
29日のNZ住宅建設許可件数に豪小売売上高と
米第4四半期GDP改訂値に米第4四半期個人消費改訂値と
米シカゴ購買部協会景気指数に米地区連銀経済報告、
3月1日の豪住宅建設許可件数と中国製造業PMIに英製造業PMIと
欧消費者物価指数速報に米新規失業保険申請件数と
米個人消費支出に米ISM製造業景況指数、
週末2日の加GDP、などが注目されます。


さて今回は、出口からの逆思考のお話です。


前回からの続きのお話です。

普通、トレードでは価格(レート)が
「どのように動く可能性が高いか」ということを検討して

つまり、“IN(イン)”の視点でチャートを観て
トレードの判断をするのが通常ですが、

トレードのその執行では、“OUT(アウト)”
からの視点も大切といわれます。

今回はそのお話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「いつも、どのようにトレードの執行の決定をしているのかね?」

『そんなの決まってんだろう。
 「上げるだろうか」「下げるだろうか」を検討するのさ。』

「つまり、レートの動きの予想をするというわけじゃね。」

『当然、そうさ…。
 それ以外に何があるというんだい。』

「まぁ、トレードの執行は予想で行うものではないのじゃが…、
 これはこれでまた別の機会にお話しするとしよう。
 ところで…、出口については検討しないのかね。」

『なんだい? その出口ってえのは。』

「『上げるだろうか』『下げるだろうか』の検討は
 それらは言わばトレードの入り口にあたる“IN”の検討じゃ。
 退出である“OUT”からの検討はしないのかね?」

『そんなの何の意味があるというんだい?
 はは〜ん。損切りをちゃんとしろとか、
 ジイさんあんた、またウザイ話をしようというんだな。』

「はっははっ。そうではないよ。
 トレードは入り口の“IN”とともに、
 出口の“OUT”とセットで完結されるものじゃからして、
 “IN”のときに“OUT”は検討しないのかと聞いておるのじゃ。」

『どうせ損切りのことだろ。それは初めから決めてあるから…。』
 オレ様は20Pips逆行したら損切るとね。」

「ふむ。それはそれで簡便的にはよいかもしれぬ…。
 しかしじゃ、ポイントの観点からはどうなのじゃろう。」

『……?』

「例えばじゃが、今までに何度も価格の上値を止めていた
 レジスタンス(A)があったとしよう。これを価格が上抜けた。
 さぁ、どうするのじゃ?」

『上抜けたんだろう? ロング(買い)するんじゃないの。』

「ふむ。では損切りでチャートポイントを利用するとして、
 どこ置くことになるのじゃろう?」

『レジスタンス(A)上抜けを根拠としたトレードだから、
 リスクポイントの損切りはレジスタンス(A)の下かな?』

「ふむ。よいぞ…。では次に利確のポイントは?」

『これはいろいろ流儀があるところと思うけど…、
 MAやボリバンのσやピボット・ポイントや次のレジスタンス…、
 あるいはフィボナッチのポイントかな。』

「ほほう。博識じゃね。こりゃ驚いた。」

『そうだろう。どんなもんだい。
 こんなのトレーダーとしては常識だぜぃ。』

「で、じゃ…、話を簡略化するために、そうじゃのう…。
 例えば利確のポイントを次のレジスタンス(B)にするとしよう。」

『……。仮定ってわけだね。』

「さぁ、価格(レート)がレジスタンス(A)上抜けて上昇した。
 時間経過でどうなるのかのう?」

『まぁ、不確実性のある相場だから断定的なことはいえないが、
 価格(レート)が上昇したんだろう。ならば順調に行けば
 価格は時間経過で次のレジスタンス(B)に近づいていく…。』

「そうじゃとも。そうなのじゃ。
 では、レジスタンス(A)からレジスタンス(B)の
 上昇波動において、初期と後期では
 ポイントにかかわる損切りの位置はどうじゃね?
 そして、期待利益はどうじゃね?」

『レジスタンス(A)上抜けが根拠だから、
 ポイントに置くとした場合の損切りの位置は変らないさ。
 損切りポイントはレジスタンス(A)の下。
 あっ、時間経過で現在レートの位置と損切りポイントが…、
 あれっ、どんどん離れていくことになるなぁ…。
 そして、利確目標を次のレジスタンス(B)とした場合、
 期待利益は…、あっ、時間経過でどんどん減っていく…。』

「そうなのじゃ。そうなのじゃて。
 時間が経過するに従い、その時点の価格の位置によって、
 目標に対する期待利益や損切り幅が、
 どんどん変化していくのじゃ。」

『上げてるな。ならばロング〜。行っけ〜。とは、
 高値つかみのおバカさんになることがあって
 安易な飛び乗りはできないわけだ。』

「しかしじゃ、初期ほど良いということも限らないのじゃ。
 拙速な焦った執行判断はこれはこれでダマシにあいやすくなる。
 このあたりがトレードの技術であり難しいところなのじゃ…。」

『……。』

「次のレジスタンス(B)に程近くなったら、
 そこをさらに上抜けていくこともあるが、
 そこのレジスタンスから反転する場合もあって、
 ときにトレードの戦略自体を『逆張り』のショートに
 変更しなくてはならないことすらあるのだよ。
 遅れた場合は『次のチャンス』を待たねばならぬのだよ。」

『……!』

「このように、トレードの執行の判断では、
 『上げるだろうか』『下げるだろうか』の検討だけでは
 まったくもって不充分で、
 出口の“OUT”、つまり、損切りポイントと利確目標のポイント
 の2つの出口を確認して、現在レートの位置と出口との検討で
 執行の判断をしなくてはなくてはならぬのじゃ。」

『……!』

「そしてこのとき(判断のとき)、
 『期待利益(目標利益) > 損切りポイントまでの距離』
 を満たす場合、これを損小利大が目指せる状況となるのじゃが、
 これではじめてトレードというリスク選好を行う価値がある状況
 ということになるのじゃ。」

『そういうことだったのか…。』

「またまた、話が長くなったのう。
 来週は、『ポジション・クラスターと価格の3作用』の
 お話でもしようかのう。」

『なんだか、また小難しそうな話だぜ。
 損切りしなくてすむ、なんて話のほうが良いよ。
 損切りしなくてよい方法なんてないのかねぇ。ジイさん。』

「たわけがっ。そもそも問いが間違っとる。
 戦略的損切りについては、再来週にみっちりしようぞ。」


なーんちゃって。

またお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


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