FX 相場の尖度の性質のお話


北海道はまたまだ冬の中ですが、
少しだけ春の兆しも感じられるようになってきました。

●先週の主な出来事

<2月13日(月)>

週明けのオセアニア時間はドルストレートが上昇して始まりました。
一部メディアが、
「2013会計年度の米予算教書で13年度の米財政赤字が9010億ドルと、
5年ぶりに1兆ドルを割り込む見通しになった。」
との観測報道をしました。
ダウ先物が上昇して始まった後にやや反落して揉み合いました。
ギリシャ議会で財政緊縮関連法案が賛成199票で可決されました。
ユーロドルが急伸後に事実売りを浴びて反落しました。
日第4四半期GDP速報は予想より弱い−0.6%になりました。
日第4四半期GDPデフレータ速報は予想よりは強い−1.6%、
日第三次産業活動指数(12月)は予想より強い+1.4%になりました。
円売り反応がみられました。
日経平均は前週末比プラス圏で推移しました。
豪住宅ローン許可件数(12月)は予想より強い+2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
米FT紙が、
「中国は国内銀行に地方政府向け融資の借り換えに応じるよう要請。
地方政府の債務は1兆7000億ドルに達し、融資の半分以上が
今後3年以内に返済期日を迎える予定。」
などの報道をしました。
東京時間序盤はドル円が上昇の後に反落して揉み合いになりました。
ドルストレートが反落後に反発をみせて揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
韓国株式市場や香港株式市場は堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場が下落して始まった後に反発上昇しました。
ダウ先物や原油先物が反発してしばらく堅調に推移しました。
日経済相が「日銀に果敢な政策運営を期待する。」
との発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の経常黒字縮小はクレジット・ネガティブ。」
との見解を発表しました。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドルストレートが堅調傾向の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
日経平均は前週末比+51.01円で大引けになりました。
仏フィガロ紙が「サルコジ大統領が今週出馬宣言へ。」
との観測報道をしました。
中国上海株式市場が終盤にかけて反落して揉み合いになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが上昇しました。
ドル円が上げては下げる緩やかな揉み合いになりました。
スイス生産者輸入価格(1月)は市場予想より弱い−2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
ダウ先物が上下動しながらも堅調傾向で推移しました。
午後6時頃からユーロドルがやや反落して揉み合いました。
ポンドドルが上下動の振幅のある揉み合いになりました。
豪ドル米ドルなどが上昇一服になりました。
格付け会社のフィッチが、
「欧州投資家はユーロ危機がもう数年続くことを予想している。」
との指摘をしました。
中国国家発展改革委員会の高官が、
「中国2月のインフレ率は4%を下回る可能性。
3%前後になる可能性も排除できない。
2012年のインフレ率は前年から大幅に低下する見通し。」
などの見解を示しました。
伊の短期債の入札では、目標に並ぶ120億ユーロ発行されて、
「12ヶ月物の発行額85億ユーロ、落札利回が前回より低い2.230%。
127日物の発行額35億ユーロ、落札利回が前回より低い1.546%。」
などの結果になり無事に通過となりました。
独の6ヶ月物国債の入札では、
「発行額が30.1億ユーロ。平均落札利回りが前回より高い0.076%、
応札倍率が前回より低い1.5倍。」などの結果になりました。
市場反応は限定的でした。
バローゾ欧州委員長が、
「欧州の問題は解決にはまだ遠い。
欧州の対策は信頼を取り戻すことに焦点を置くべき。」
などの認識を示しました。
独の首相報道官が、
「ギリシャ議会の決定を歓迎。欧州はギリシャをサポートする。」
との発表をしました。
レーン欧州委員が、
「ギリシャは第二次支援に向けて重要なステップを踏んだ。
議会の決定を歓迎する。欧州はギリシャ国民を支える。
15日までに必要な措置が取られることを信頼している。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.50260%に低下しました。
ロイター通信が、関係筋の話として、
「ギリシャ政府と民間債券者との債務減免協議の結果は
15日のユーロ圏財務相会合の後に発表される予定。
債務減免率は70%で新発債の平均利率は3.5%になる見込み。」
との報道をしました。
NY時間が近づく頃にユーロや豪ドルに反落の動きがみられました。
NYダウは前週末比プラス圏で始まりました。
原油先物が100ドル台を回復してその後に一時反落しました。
NY時間序盤では主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
NYダウがロンドンフィックスにかけて上昇幅を縮小していきました。
その後、主要通貨ペアが下落する展開になりました。
ECBが「先週の国債購入額は5900万ユーロ。」との発表をして、
前週の1.24億ユーロからさらに減少していることが示されました。
加の財務相が米財務長官あてに書簡を送付して、
「加国債市場の流通に影響があるため、銀行の自己売買等を制限する
ボルカールールを見直して欲しい。」との要請をしました。
ロンドンフィックス頃からドル円が反発をみせました。
ドルストレートの軟調傾向が続きました。
ロンドンフィクス後にNYダウや原油先物が再上昇しました。
オバマ米大統領の予算教書では、
「12年度の財政赤字は1.3兆ドルでGDP比8.5%を見込む。
13年度の財政赤字は1は9010億ドルでGDP比5.5%を見込む。
12年のGDPは2.7%成長と予想。13年のGDPはは3.0%成長を予想。
12年の失業率は平均8.9%、13年の失業率はは平均8.6%と予想。
12年のインフレ率は平均2.2%、13年は1.9%と予想している。
年間25万ドル超の収入がある家庭の減税措置の廃止を要請。」
などが示されました。
ギリシャ政府報道官が、
「今月中に実施される予定だった解散総選挙は4月に行われる。」
との発表をしました。
格付け会社のフィッチが「スペイン大手4行を格下げする。」
との発表しました。
格付け会社S&Pが「スペインの15金融機関を格下げする。」
との発表しました。
NYダウが終盤に上げ幅を縮小しました。
ドルストレートの軟調が続きました。
NY原油(WTI)は上昇して100ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+72.81ドルで週はじめの取引を終えました。

<2月14日(火)>

オーストリアのクリア紙が、
「格付け会社ムーディーズがオーストリアのAAAの格付けの見通しを
ネガティブに変更する可能性がある。」
との観測報道をしました。
ルクセンブルクの財務相が、
「ギリシャは過去に決定の実行において問題がある。
ギリシャは強力な政治のコミットメントが必要。
ギリシャは債務目標を達成する手段を持つ必要がある。
好ましいシナリオとはギリシャの条件達成。
ギリシャが条件を達成できないならばユーロにいるべきでない。」
などの認識を示しました。
豪RBAのデベル総裁補佐が、
「欧州の政策当局者が長期の資金供給を導入したことで、
欧州の金融システムは安定してきたが不確実性が続く可能性。」
との認識を示しました。
格付け会社のムーディーズが、欧州の9ヶ国の格付けについて、
「オーストリアの格付け見通しをネガティブに変更する。
仏の格付け見通しをネガティブに変更する。
伊の格付けをA2からA3に引き下げる。見通しネガティブ。
スペインの格付けをA1からA3に引き下げる。見通しネガティブ。
ポルトガルの格付けをBA2からBA3に引き下げる。見通しネガティブ。
英の格付け見通しをネガティブに変更する。
マルタの格付けをA2からA3に引き下げる。見通しネガティブ。
スロバキアの格付けをA1からA2に引き下げる。見通しネガティブ。
スロベニアの格付けをA1からA2に引き下げる。見通しネガティブ。
EFSFの格付けはAaaに据え置く。」
などを午前8時に発表しました。
ユーロドルやポンドドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円も一時下落する場面がありました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ダウ先物が反落しました。
英財務相が、
「英国が債務削減の対応を放棄できないことが示された。」
との見解を示しました。
仏財務相が、
「経済計画を継続する決意。経済の規模と生産性上昇で
ムーディーズの格付けが維持された。」
との発言をしました。
英RICS住宅価格(1月)は予想よりは強い−16.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが一時反発をみせました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
豪NAB企業景況感指数(1月)は前月より強い+2になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
仲値頃からドルストレートが再び反落して揉み合いになりました。
サンフランシスコ地区連銀総裁が、
「米景気回復は緩慢で需要は弱く失業率は非常に高い。
インフレ率は12、13年に1.5%になる可能性強い。
失業率は数年間7%を大きく上回る可能性。
FRBはインフレと雇用の目標達成と経済的打撃を最小限にするために
迅速な行動が必要。QE3は経済状況の進展しだい。
米インフレ率に大幅加速の兆候はない。
QEは過去に金利押し下げに寄与した。資産購入の有効性には限界。」
などの見解を示しました。
日銀が政策金利を0.00-0.10%に据え置きました。
日銀の声明では、
「資産買入れ等基金を55兆円から10兆円増額して65兆円にする。
10兆円程度の増額はすべて長期国債。
物価安定の理解を「めど」に変更。当面1%を目指す。
物価安定の理解のめどは消費者物価指数2%以下のプラスの領域
にあるとの判断が前提。
資産買い入れ等基金の増額は2012年末をメドに完了する。」
などが示されました。
円売り動意となってドル円やクロス円が急反発しました。
東京時間後半はドルストレートが下落一服になり反発をみせました。
日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場やダウ先物に一時反発の動きがみられました。
日鉱工業生産指数確報(12月)は速報値より弱い+3.8%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+52.89円で大引けになりました。
午後3時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円はしばらくジリ高で推移しました。
ダウ先物が軟調傾向の揉み合いになりました。
日財務相が、
「日銀のデフレ脱却に向けた積極的な措置を大いに歓迎。
日銀には引き続き果断な政策運営で経済の下支えして欲しい。
CPIの1%を物価安定のメドとすることに対して、
実質的にインフレターゲット決定したものと認識している。
引き続き日銀と協調態勢をとっていきたい。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「我々はギリシャを救済するためには何でもしたい。
2年前よりは良い準備ができている。」と発言しました。
日銀総裁が、
「日銀の大規模な国債購入は財政ファイナンスではない。
政治圧力に屈し日銀が考えていないことをやることはない。
インフレ目標と呼ぶなら今回の枠組みはFRBに近い。」
などの発言をしました。
ギリシャ首相府が「アテネ時間14日15:00に閣議を開催する。」
との発表をしました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円など主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
英消費者物価指数(1月)は予想とおりの+3.6%、
英消費者物価指数コア(1月)は予想とおりの+2.6%
英小売物価指数(1月)は予想より弱い−0.6%、
英DCLG住宅価格(12月)は前回値より強い+0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
スペイン政府証券の入札では、
「目標上限55億ユーロに対して54億5千万ユーロの発行。
12ヶ月物の平均落札利回りが前回より低い1.899%、
応札倍率が前回より低い2.77倍。」などになりました。
中国の温首相が、
「欧州と中国の協力は緊密になっている。
協力強化が中国にとって唯一の選択肢。
EFSFとESMへより関与を深めようと考えている。」
との発言をしました。
中国による欧州への具体的な投資の確約はありませんでした。
EU大統領が、中国の温首相との会談後に、
「中国と欧州はさらなる投資に向けて合意した。
中国はEFSF投資に関心を示した。」との発表をしました。
ユーロ買い反応がみられました。
ECBのクーレ専務理事が、
「欧州はギリシャ問題を過小評価していた。
ECBは保有ギリシャ債からの損失は負わない。」
との認識を示しました。
独ZEW景況感調査(2月)は予想よりかなり強い+5.4になりました。
欧鉱工業生産(12月)は予想よりは強い−1.1%、
欧ZEW景況感調査(2月)は前回値よりは強い−8.1になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏に反発上昇しました。
伊3年債入札では落札利回りが前回より低い3.41%になりました。
英BOE総裁が、
「2012年末までにインフレ率は目標に到達すると見ていると
財務相への書簡で述べた。英国の成長率は依然弱く失業率は高い。」
などの発言をしました。
午後7時半頃からユーロドルなどにやや反落の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49760%に低下しました。
独の経済紙ハンデルスブラットが、
「ギリシャがデフォルト回避に向けた自発的な債務再編に、
民間投資家からの充分な協力を得ることはできない可能性。」
との観測報道をしました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが下落しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
米小売売上高(1月)は予想より弱い+0.4%、
米輸入物価指数(1月)は予想とおりの+0.3%になりました。
ドル買い反応になりました。
ドルストレートの下落が強まりました。
フィラデルフィア連銀総裁(本年度の投票権なし)が、
「米雇用は明確な拡大トレンドにある。
中長期的には著しいインフレリスクにさらされているが、
短期的には小さく2012年は2%前後で安定すると予測。
一段の緩和はインフレリスクをさらに高める恐れがあり、
連邦準備制度の土台を不安定にする。」
などの見解を示しました。
EUがマクロ経済の不均衡についての報告を発表て、
「EU加盟国のうち12ヵ国の不均衡について綿密な検証が必要。
英、仏、伊、スペインなどの検証が必要。」
などの発表をしました。
NYダウは小幅安で始まりまり揉み合いになりました。
原油先物は堅調傾向で推移しました。
主要通貨ペアがやや反発しました。
オランダの財務相が、
「ギリシャへの第2次支援に関して、
1300億ユーロ以上の拠出には反対する。」
との見解を示しました。
深夜12時頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ドル円が堅調に推移しました。
米企業在庫(12月)は予想より弱い+0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドンフィックス過ぎから主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「2012年から2013年の米GDPは2.5%から3.0%を見込んでいる。
失業率は第4四半期に7.7%、2013年に7.0%まで低下の見込み。
インフレは2012年が2.0%、2013年は2.3%を見込んでいる。」
などの見解を示しました。
NYダウが一時下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
オバマ米大統領が、中国の習近平国家副主席との会談で、
「米国が中国と強い結びつきを持つことは有意義。
中国は強力になる分責任も大きくなる。
米中間の貿易収支は均衡が必要。」などの発言をしました。
米中声明では、
「米中は世界経済の回復へ向けてマクロ経済での協力強化で合意。
債務危機への対応で欧州自身の努力を支援する方法協議する決意。
市場原理に基づく為替制度に向けたG20の取組を再確認。
貿易係争の調査でWTOルールを厳格に順守する必要性を確認。
国際商品相場の過度な変動回避に向け情報共有と協力を確認。」
などが示されました。
ユーログループ議長が、
「明日のユーロ圏財務相会合は電話会合になる。
ギリシャとトロイカの間でさらに技術的な作業を詰める必要。
ギリシャは政治的な誓約書をまだ提出していない。
明日電話会議は20日の会合の準備。」
などの発言をしました。
一部メディアが、
「第2次支援実施側に対する緊縮策実施を確約した書面に
与党民主社会党党首のパパンドレウ前首相はサインをしたが
連立を組んでいるギリシャ新民主主義党のサマラス党首が
まだサインをしていない。」と報道しました。
深夜2時頃からドルストレートの下落が強まりました。
NYダウが再び下落して原油先物も反落しました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ圏当局者らは近くギリシャ支援を決定するだろう。
スペインについては早計に結論付けるのは賢明ではない。
赤字削減の決意を明確にしていて具体的な裏づけを期待。」
などの発言をしました。
ロイター通信が、
「ギリシャ第2次支援の条件の財政緊縮策に関する確約書面に関して
ギリシャの連立政党のNDは15日に提出の見通し。」
と観測報道をしました。
NYダウが終盤に反発しました。
ユーロドルなどドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は当日高値圏での揉み合いが続きました。
米10年債利回りが1.92%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は100ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+4.24ドルでこの日の取引を終えました。

<2月15日(水)>

NZ第4四半期小売売上高は予想より強い+2.2%になりました。
NZドルに上昇反応がみられました。
格付け会社のS&Pが「ポルトガルの金融機関7行を格下げする。」
と発表しました。
オセアニア時間はドルストレートが上昇後に揉み合いになりました。
アトランタ連銀総裁が、
「米経済が強くなりつつある兆候はあるが労働市場の改善は鈍い。
2014年までのゼロ金利が正当化される。現在の金融政策は適切。
最近の経済ニュースは良好だが継続的な改善ではない。
2012年の米GDP伸び率の見通しは2.5〜3.0%。
より長期の信頼できる財政計画が必要。」
などの見解を示しました。
時事通信が、
「ギリシャ支援協議で、支援の前提として同国に課した条件が
満たされていないため、ユーロ圏諸国は15日に予定していた
支援決定のための緊急財務相会合の開催を見合わせた。
代わりに財務相らによる電話協議を行い20日の定例会合で
正式決定の可能性を模索する。」との観測報道をしました。
豪Westpac消費者信頼感指数(2月)は前月より強い97.1でした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
仲値頃から一時ドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が一時上昇してドルストレートが一時反落しました。
アジア株式市場は前日比終値あたりで揉み合いました。
ダウ先物がしばらく揉み合う展開になりました。
英FT紙が、
「ギリシャ債務再編は第2次支援策の承認前に開始の可能性。
ギリシャ債務再編は今月17日にも開始。月末までに完了の可能性。
ギリシャ第2次支援決定自体は3月2日のEU首脳会議まで
先送りとなる可能性もある。」
などの観測報道をしました。
中国人民銀総裁が、
「ユーロを信認している。EU債務危機解決の取り組みに参加へ。
中国は中銀と政府系ファンドを通じて支援が可能。
BRICS諸国はEU危機解決支援に前向き。」
などの発言をしました。
午前11時頃からユーロドルなどドルストレートが急反発しました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
アジア株式市場やダウ先物や原油先物が急反発しました。
日経平均は堅調に推移して上昇しました。
東京時間後半もドルストレートの堅調傾向が続きました。
格付け会社のS&Pが、
「欧州危機でアジア・太平洋地区の銀行にリスクがある。」
との見解を発表しました。
日銀の金融経済月報では、
「欧州問題や新興国引き締めで海外経済全体として減速。
米国ではこのところ改善の動きみられる。
1〜3月の生産は前期比横ばい圏内の動きとなる見込み。
先行きの輸入は円高や火力発電増加で緩やかに増加へ。
震災復興需要は徐々に強まっていく。
先行きの個人消費と雇用環境は徐々に改善に向かい底堅く推移。
国内企業物価、国際商品市況反映し概ね横ばい。」
などが示されました。
日工作機械受注確報(1月)は速報値より弱い−6.9%でした。
日経平均は前日比+208.27円で大引けになりました。
仏BNPパリバの10-12月期決算では、
「純利益が予想より強い7.65億ユーロ。
2011年度のギリシャ債の評価損は32.4億ユーロ。」になりました。
独第4四半期GDP速報は予想よりは強い−0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロイター通信が、ECBのアスムセン専務理事の話として、
「ECBは直接的にギリシャへの第二次支援に貢献することできない。
来週月曜日のユーロ圏財務相会合までに財務相達は合意が可能。
もしも月曜日に承認されれば債務交換は迅速に開始されるだろう。」
などの報道をしました。
中国人民銀行が、
「ユーロ債務問題は短期間では解決出来ない。
中国経済は下向きの圧力に直面している。
中国物価は上向き圧力に直面している。
穏健な金融政策をあらためて表明する。
消費者物価の前年比伸び率低下は続く見込み。」
などの見解を発表しました。
ポンドドルが指標発表前に軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物や原油先物が当日高値圏で揉み合いになりました。
豪ドルなど資源国通貨に反発がみられました。
ユーロドルが上下動の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な揉み合いがしばらく続きました。
英失業率(1月)は予想とおりの5.0%になりました。
英失業保険申請件数推移(1月)は予想より弱い+6900件でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ新民主主義党関係者が、
「サマラス党首は救済策の承認文書を本日中に送るだろう。」
との観測を発表しました。
独財務相が、
「4月に予定されているギリシャ選挙後に
誰がギリシャ合意への条件実施を保証するのか懸念。」
との発言をしました。
欧第4四半期GDP速報は予想よりは強い−0.3%、
欧貿易収支(12月)は予想より強い+97億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
英BOE四半期インフレ・リポートでは、
「ユーロ危機と予算削減が英経済成長の足枷。
ユーロ政策の失敗は無秩序な結果を引き起こす恐れがある。
ユーロ危機は英国にとって相当な脅威。
2012年末までにCPIは目標とする2%に低下の見込み。
GDP伸び率は短期的に抑制される見通し。
2年後のCPIは金利が市場予想通りに推移すれば1.8%前後。
英の年間GDPは2年以内に約3%になる見込み。
インフレ見通しは昨年11月よりやや高めである。」
などが示されました。
ポンドに買い反応がみられました。
英BOE総裁が、
「成長見通しは概ね昨年11月と同じ。今年の成長率はジグザグ。
英景気回復はゆっくりで不確実となる可能性。
石油供給の分断はインフレの上振れリスク。」
などの見解を示しました。
午後7時半頃からユーロドルなどに反落の動きがみられました。
ユーロポンドが急落しました。
ポルトガルの短期債の入札では、総額30億ユーロ発行されて、
「1年物債の発行額15億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い4.943%、
応札倍率が前回より低い2.0倍。」などの結果になりました。
市場反応は限定的でした。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49510%に低下しました。
イラン国営TVが「イランは欧州6ヶ国への原油輸出を停止した。」
との報道しました。
欧州の株式市場や原油先物が堅調に推移しました。
ユーロ圏財務担当の当局者が、
「ギリシャの支援の一部もしくは全ての延期を検討している。
依然としてデフォルトは回避される見通し。」
との発表をしました。
午後9時半過ぎから主要通貨ペアが下落しました。
米NY連銀製造業景況指数(2月)は予想より強い+19.53になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
欧州株式市場が上げ幅を縮小しました。
対米証券投資(12月)は予想より弱い+179億ユーロになりました。
午後11頃からドル売りが優勢の展開になりました。
ドル円が反落してドルストレートが一時反発しました。
米鉱工業生産指数(1月)は予想より弱い±0.0%、
米設備稼働率(1月)は予想より弱い78.5%になりました。
NYダウは前日終値を挟んで揉み合いの後に反落しました。
米NAHB住宅市場指数(2月)は予想より強い29になりました。
市場反応は限定的でした。
ダラス連銀総裁が、
「過剰な金融緩和は将来のインフレ不安を煽ることになる。
金融政策は経済のエンジンに燃料を提供すること。
FRBは資金を豊富で安価にした。
企業は税制や規制のコスト不透明ならば燃料を活用しない。
金融緩和を活用する鍵は議会と政府の手に委ねられている。
QE3の実施は必要ないし、支持もしない。
QE3は米国がデフレに陥るか予想外の衝撃がない限り必要はない。
米経済は1月のFOMCの予想より堅調に推移している。」
などの見解を示しました。
NYダウが軟調に推移しました。
深夜12時頃からドルストレートが再び下落する展開になりました。
EIA週間石油在庫統計は原油が予想より減の17万1000バレルでした。
原油先物への反応は限定的でした。
ロンドンフィックス過ぎにドルストレートが一時反発をみせました。
ロイター通信が、
「第2次ギリシャ支援への参加条件としてフィンランドが融資への
保証を求めていた問題でギリシャの大手銀4行が担保を差し出す
ことで合意に達した。現金や高格付け資産の形で8億8000万ユーロ
相当の担保を差し出す。」との報道をしました。
深夜2時半頃からNYダウが下落幅を拡大していきました。
ドルストレートが再び反落して軟調に推移しました。
ガイトナー米財務長官が、下院歳入委員会の証言で、
「中国は人民元の対ドル相場の緩やかな上昇を容認しているが
より迅速な対応が必要。」との見解を示しました。
中国の周近平・国家副主席が、
「人民元改革は貿易不均衡是正に重要な役割果たしている。」
との認識を示しました。
人民元改革は貿易不均衡是正に重要な役割果たしていると
独ウェルト紙が、
「ユーロ圏はギリシャ債の3月償還に対応してつなぎ融資を検討。
第2次支援は4月のギリシャの総選挙後の動向を見極めるまで
延期される可能性。」との観測報道をしました。
一時、ユーロが振幅のある上下動になりました。
米FOMC議事録では、
「現行の極めて緩和的な金融政策の運営姿勢の維持適切。
14年末でも失業率高くインフレは2%付近か下回る可能性。
経済情勢しだいで追加証券購入への着手が正当化される可能性。
景気が勢い失いインフレが中期的に2%下回れば追加緩和が必要。
現在の政策緩和の程度をこれからも維持するのは不適切。
金利予測は政策決定メンバーの公式判断の代替物でない。
数値的な水準は金融政策の手法見通しを正確に伝えない。
政策決定反対のラッカー総裁は時間軸表現の削除を支持。
ラッカー総裁は14年末までにインフレ上昇防ぐ引き締め予測。
金利予測の公表で声明に追加的な見通し指針必要ない。」
などが示されました。
米ドル買い反応がみられました。
ユンケル議長が、ユーロ圏財務相のTV会議の終了後に、
「来週20日の月曜日に必要な決定を行う。
トロイカはギリシャ債務持続性に関する報告書を提出した。
ギリシャは3億2500万ユーロの追加削減を設定。
さらなる協議にはさらなる明細が必要。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
NY時間終盤はNYダウが軟調傾向の揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合いになっていきました。
米10年債利回りは上下動となって1.93%あたりになりました。
NY原油(WTI)は101ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−97.33ドルでこの日の取引を終えました。

<2月16日(木)>

格付け会社のムーディーズが、
「欧州の銀行の格付けを見直す。
格付け見直しの対象となるのは欧州16カ国の114機関。
109機関の長期債務・預金格付けを引き下げ方向で見直す。
66機関の短期格付けを引き下げ方向で見直す。
18機関の長期債務・預金格付けはジャンク級もありえる。
国際資本市場業務を行う17の銀行と証券会社の格付けを見直す。」
などの発表しました。
オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
ドル円がやや反発してドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
ANZ消費者信頼感指数(2月)は前回値より弱い113.3になりました。
英ネーションワイド消費者信頼感指数(1月)は予想より強い47でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
東京時間序盤はユーロドルなどが軟調傾向で推移しました。
ドル円は反発後に揉み合いになりました。
豪新規雇用者数変化(1月)は予想より強い4.63万人、
豪失業率(1月)は予想より強い5.1%になりました。
豪ドル買い反応になりました。
日経平均が前日比プラス圏に一時反発しました。
仲値を過ぎた頃からユーロドルなどドルストレートが下落しました。
豪ドル米ドルも反落する展開になりました。
ドル円は小幅な上下動の揉み合いが続きました。
アジアの株式市場は軟調傾向で推移しました。
日経平均も前日比マイナス圏に反落しました。
原油先物がやや反落する展開になりました。
ECBのリーカネン理事が、
「政策金利はECBの最も重要な手段。
必要に応じてECBは一段の利下げが可能。」
との発言をしました。
ユーロ売り反応がみられました。
中国商務省の報道官が、
「中国の貿易をめぐる状況は依然として厳しく、
世界経済への下方圧力が強まっている。」
との認識を示しました。
正午頃からドルストレートに一時反発の動きがみられました。
東京時間後半は日経平均が反発を試すもその後軟調になりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
デフフト欧州委員が、
「EUは中国への市場開放の要求続ける。
人民元は過小評価。EUと中国の貿易不均衡は小さくなった。」
などの発言をしました。
日5年債利回りが昨年8月24日以来の0.3%割れになりました。
日経平均は前日比−22.24円で大引けになりました。
東京時間終盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合いが続きました。
ロンドン時間序盤はドル円など主要通貨ペアが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発しました。
オランダ財務相が、
「ギリシャがまだ条件のすべてを満たしてはいない。」
との発言をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円が堅調に推移しました。
中国人民銀行が「金融リスクの監視を拡大する。」と発表しました。
ECBの金融経済月報では、
「見通しには高い不確実性と下振れリスク。
経済が低水準で安定する兆しがある。
基本的な通貨供給量の拡大ペースは引き続き鈍い。」
などが示されました。
ECBの景気予測専門家による四半期調査では、
「2012年成長率は従来の+0.8%から−0.1%に下方修正。
2013年成長率は+1.6%から+1.1%に下方修正。
2012年インフレ率は1.8%から1.9%に上方修正。
2013年インフレ率は1.8%から1.7%に下方修正。」
などの修正が示されました。
市場反応は限定的でした。
スペイン債の入札では、
「目標上限40億ユーロに対して40.7億ユーロ発行。
2015年7月償還債では22.68億ユーロ発行、
平均落札利回りが前回より高い3.33%、
応札倍率が前回より高い2.2倍。その他。」などになりました。
仏債の入札では、
「2017年償還債は50.25億ユーロ発行、
平均落札利回り1.93%、応札倍率1.99倍。
2014年償還債の利回りが前回より低い0.89%。」
などになりました。
主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いになりました。
仏インフレ連動債の入札では17億ユーロ発行されて、
「2022年償還債が6.30億ユーロ発行、落札利回りが1.13%。」
などになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49310%に低下しました。
NY時間が近づく頃にドルストレートが反落して揉み合いました。
米生産者物価指数(1月)は予想とおりの+4.1%、
米生産者物価指数コア(1月)は予想より強い+3.0%、
米住宅着工件数(1月)は予想より強い69.9万件、
米建設許可件数(1月)は予想より弱い67.6万件、
米新規失業保険申請件数は予想より強い34.8万件になりました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが反発上昇しました。
ダウ先物や原油先物が反発をみせました。
加国際証券取扱高(12月)は予想より弱い73.8億加ドルになりました。
加製造業売上高(12月)は予想より弱い+0.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
バーナンキFRB議長が、
「最近は改善の兆候が出ているが回復は意気消沈するほど緩やか。
低金利政策は金融機関にとって確実にポジティブ。」
などの発言をしました。
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(2月)は
市場予想より強い+10.2になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートの上昇が拡大しました。
クロス円も上昇しました。
ドル円は一時反落の動きがみられました。
独の与党筋が、
「ユーロ圏財務相が態度を決定すれば
民間関与は2月22日から開始して3月9日には終了する。
民間関与は1000億ユーロ。ECBについてはまだ未定。
支援規模はなお1300億ユーロ。つなぎ融資は議題にはもはやない。
ユーロ圏財務相はギリシャ国民正統派運動党が選挙後にも
改革を継続するのかどうか回答を待っている状況。」
などの発表をしました。
ギリシャ政府筋が、
「国際支援機関とギリシャ政府は3億2500万ユーロの歳出削減策で
合意いになった。」との発表をしました。
ギリシャLAOS党議員が、
「ギリシャLAOS党は議会を通過した緊縮策への誓約はしない。」
との発言をしました。
一時、ユーロドルなどドルストレートがやや反落しました。
独ウェルト紙が、
「ECBは保有するギリシャ国債を新発債に交換する方針。
ECBのギリシャ再交換は週末にも完了する見込み。」
との観測報道をしました。
ロイター通信が、ユーロ圏筋の話として、
「ユーロ圏筋は20日の会合でギリシャ第2次支援承認の見込み。」
との観測報道をしました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が急反発しました。
NYダウや原油先物が上昇しました。
米30年物TIPS(物価連動債)の入札では、
「最高落札利回りが0.770%、応札倍率が2.46倍。」になりました。
一部メディアが、ユーロ圏の関係筋の話として、
「ユーロ圏は20日の財務相会合でのギリシャ第2次支援承認へ向けて
最終調整を行っている。ギリシャによる債務返済の優先や改革実行を
確実にするための方法に焦点が置かれてる。
あるユーロ圏当局者は合意にほぼ達しているとしている。
全体を覆すような提案がない限り20日に承認されるはず。」
との観測を発表しました。
NY時間後半もNYダウが堅調に推移しました。
ドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りが1.99%あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は102ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+123.13ドルでこの日の取引を終えました。

<2月17日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅に軟化して揉み合いました。
証券時報が、
「中国の習近平国家副主席は今年の米中貿易が5000億ドルを超え、
昨年4470億ドルを上回る可能性があると発言した。」と報じました。
NZ中銀のボラード総裁が、
「NZの経済動向は他の諸国と比べて低めに評価されている。
GDPは最大10%程度は高くなる可能性。」
との発言をしました。
NZドルに上昇反応がみられました。
日銀金融政策決定会合議事要旨では、
「自己資本比率9%達成で欧金融機関による資産圧縮加速の可能性。
国際金融市場は欧州問題の懸念根強く緊張度高い状態続く。
欧州経済は独を含めて停滞色強まっている。
財政懸念国のリファイナンスが本格化する春ごろにかけ
市場緊張高まりやすく注意必要。」
などが示されました。
ダラス連銀総裁が、CNBCのインタビューで、
「FRBは低金利に特定の期日付与すべきでない。
米経済は勢いを付けつつある。」
との見解を示しました。
日経平均は上昇して始まりました。
ダウ先物は当日高値圏で推移しました。
東京時間前半は主要通貨ペアが小幅な上下動で揉み合いました。
NZドルは堅調傾向で推移しました。
ドル円が上昇して11月1日以来の79円台をつけました。
クロス円も上昇しました。ユーロ円が一時104円台をつけました。
仲値過ぎから資源国通貨を中心に主要通貨ペアが一時上昇しました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
その後、ダウ先物がやや反落をみせました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
アジアの株式市場が上昇幅を縮小しました。
正午前頃から主要通貨ペアが上昇幅をやや縮小して揉み合いました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本国債の現状について2月24日に記者懇談会を開催する。」
との発表をしました。
日銀総裁が会見で、
「多くの不確実性あるが内外に明るい兆しもみられる。
欧州ソブリン問題の影響が及ぶ可能性は排除できない。
日銀が外債購入行うことは日銀法で想定されてない。
この局面での急激な円高はマイナスの影響が大きい。
時間軸政策はCPI上昇率1%に明確に結びつけた。
財政ファイナンス目的の国債買入は行わない。
春先以降は海外成長率の高まりや復興需要で緩やかに景気回復。」
などの見解を示しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比+146.07円の9384.17円で週取引を終えました。
東京時間終盤はややドル買いが優勢の展開になりました。
独生産者物価指数(1月)は予想より強い+3.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
仏のフィヨン首相が、ラジオ放送で、
「民間債権者はギリシャの債務のうち70%を放棄する。
ギリシャの債務不履行を回避するため何でもしなければならない。」
などの発言をしました。
ロンドン時間序盤はユーロやポンドが反発をみせました。
ドル円がやや反落しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
独のウルフ大統領が辞任するとの報道がありました。
独政府筋が「独首相は伊への訪問と伊首相との会談を延期した。」
との発表をしました。
欧経常収支(12月)は前回値より強い+163億ユーロになりました。
ユーロドルが下げては上げる揉み合いになりました。
英小売売上高指数(1月)は予想より強い+0.9%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
午後7時頃からドル買いがやや優勢の展開になりました。
主要通貨ペアが揉み合い傾向の相場展開になりました。
ドル円が反発上昇しました。
ポルトガルの首相が「さらなる支援の拡大を求めるつもりはない。」
との発言をしました。
加消費者物価指数(1月)は予想より強い+2.5%、
加消費者物価指数コア(1月)は予想より強い+2.1%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
独の財務相報道官が、
「ギリシャ問題で完全な決定に近づきつつある。」
との発表をしました。
ユーロドルが上下動しながらもしばらく堅調に推移しました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が上昇をみせました。
米消費者物価指数(1月)は予想より強い+2.9%
米消費者物価指数コア(1月)は予想より強い+2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
加景気先行指標指数(1月)は予想より強い+0.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
豪ドルなどオセアニア通貨が軟調に推移しました。
一部メディアが、
「独・伊・ギリシャ首脳が第2次ギリシャ救済に関して
電話で協議を行い、ギリシャ問題の解決で自信を表明した。」
との報道をしました。
ブルームバーグが、
「ECBは(SMPで購入した分の)ギリシャ国債の交換を完了した。
債務交換ではユーロ圏各中銀の投資資産は除外された模様。」
との報道をしました。
NYダウは前日比プラス圏で始まった後に上昇幅を一時縮小しました。
原油先物が一時やや反落しました。
しだいにドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落してドル円が堅調に推移しました。
米景気先行指標総合指数(1月)は予想より弱い+0.4%になりました。
格付け会社のフィッチが、
「アイスランド国債をBB+からBBB−に格上げする。」
との発表をしました。
ユーログループ議長が、
「このままではギリシャが我々の目標としている2020年に
GDPの120%まで累積債務を削減させるには程遠い。
日曜日の夜までにユーロ当局者は目標に近ける方法を探る。」
との発言をしました。
WSJ紙が、
「実施の可能性が高まっているギリシャ第2次支援における
IMFの拠出規模は130億ドルになる見込み。
全体1300億ユーロの10%に留まる可能性。」
との観測報道をしました。
豪ドル米ドルなどドルストレートの軟調傾向が続きました。
伊ANSA通信が、
「伊警察当局は額面6兆ドルの偽の米国債をスイスで押収。
国際的な詐欺集団のメンバー8人を伊国内で逮捕した。」
との報道をしました。
米上院が12年末までの給与税減税延長法案を可決しました。
深夜2時頃からドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円は揉み合いながらも堅調に推移しました。
NYダウや原油先物が再び上昇幅を拡大しました。
ブルムバーグ通信が、ドメニチ議員の報告草案に基づいて、
「EUの欧州議会は格付け会社によるソブリン債格付けについて、
当事国からの格付け依頼がない限り禁止することを目指している。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、関係者の話として、
「ギリシャ政府は債務交換の集団行動条項法案を準備中。」
との報道をしました。
独財務相が、
「ギリシャの第2次支援での2020年のギリシャの債務の目標は
GDP比で122%〜123%になるかもしれない。
公式な目標である120%には及ばないが、
130%といった事態にはなってはならない。」
などの発言をしました。
英BOEのポーゼン委員が、
「英企業の設備投資は改善も中小企業はさほど改善しない可能性。
英金融機関は1990年代の日本の金融機関と同様の状況に直面。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤はドル買い動意がやや優勢の展開になりました。
ドルストレートがやや反落してドル円が堅調に推移しました。
米10年債利回りは一時2.03%あたりまで上昇しました。
NYダウはNY時間後半にかけて上昇も終盤にやや反落しました。
米10年債利回りは2.01%あたりで週を終えました。
NY原油(WTI)は上昇して103ドル台前半で週取引を終えました。
NYダウは前日比+45.79ドルの12949.87ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<2月20日(月)>

※米と加が祝日です。

朝6時45分にNZ第4四半期生産者物価指数、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(1月)、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(2月)、
午後2時に日景気一致CI指数確報(12月)、日景気先行CI指数確報、
深夜1時からユーロ圏財務相会合、
などが予定されています。
円安局面であることから日貿易収支が注目されるとともに
ユーロ圏財務相会合が注目されます。

<2月21日(火)>

午前9時半に豪RBA議事録、
午前11時にRBNZ第1四半期インフレ期待(2年間)、
午前11時半から豪RBA総裁が討論会参加、
午後1時半に日全産業活動指数(12月)、
午後4時にスイス貿易収支(1月)、
午後5時からEU財務相会合、
午後6時半に英公共部門ネット負債、
夜10時半に加小売売上高(12月)、加卸売売上高(12月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(2月)、
深夜3時に米2年債の入札、
などが予定されています。
豪・加の指標は注目です。

<2月22日(水)>

朝8時半に豪Westpac景気先行指数(12月)、
午後5時28分に独製造業PMI速報(2月)、独サービス業PMI速報(2月)
午後5時58分に欧製造業PMI速報(2月)、欧サービス業PMI速報(2月)
午後6時半に英BOE議事録、
午後7時に欧鉱工業受注(12月)、
深夜12時に米中古住宅販売件数(1月)、
深夜3時に米5年債の入札、
などが予定されています。
独・英・米の指標には注目です。

<2月23日(木)>

午後6時に独IFO景気動向指数(2月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米住宅価格指数(12月)、
深夜3時に米7年債の入札、
などが予定されています。
独・米の指標には注目です。
また、EU欧州委員会の経済見通し発表も予定されています。

<2月24日(金)>

朝7時半に豪RBA総裁の議会証言、
朝8時50分に日企業向サービス価格指数(1月)、
午後4時に独第4四半期GDP確報、独第4四半期個人消費確報、
午後5時45分から独連銀総裁の講演、
午後6時からオーストリア中銀総裁の講演、
午後6時半に英第4四半期GDP確報、英第4四半期個人消費確報、
夜11時45分から加BOC総裁の講演、
夜11時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(2月)、
深夜12時に米新築住宅販売件数(1月)、
深夜12時45分からサンフランシスコ連銀総裁の講演、
深夜3時半からNY連銀総裁とフィラデルフィア連銀総裁の講演、
などが予定されています。
独・英・米の指標には注目です。

<2月25日(土)>

メキシコにてG20財務相・中央銀行総裁会議が
26日までの日程で開催されます。


<先週のユーロドルのサマリー>

先週のユーロドルは上窓を空けて始まりました。13日のオセアニア
時間にギリシャ議会で財政緊縮関連法案が賛成199票で可決された
ことでユーロドルは上昇しましたが、東京時間序盤に利食い売りを
浴びて一時下落する展開になりました。その後、仲値過ぎたあたり
からアジアの株式市場の堅調も背景にロンドン時間序盤まで再上昇
する展開になりました。その後、欧州の株式市場が前週末比プラス
圏で推移して、伊と独の債券入札が無事に通過したにもかかわらず、
バローゾ欧州委員長の「欧州の問題は解決にはまだ遠い。」との発
言も意識されたか、ユーロドルは軟調傾向となっていきました。
週はじめのNYダウは前週末比プラス圏で始まりましたが、ロンドン
フィックスにかけて上昇幅を縮小して、ユーロドルの軟調が続きま
した。そして、ECBが「先週の国債購入額は5900万ユーロ。」との
発表をして前週の1.24億ユーロからさらに国債購入が減少している
ことが示されたとともに、NY時間後半に格付け会社のフィッチが
「スペイン大手4行を格下げする。」との発表して、さらに格付け
会社のS&Pが「スペインの15金融機関を格下げする。」との発表を
したこともあって、ユーロドルの下落が続きました。

14日は、ルクセンブルクの財務相の「ギリシャは過去に決定の実行
において問題がある。」との発言や、格付け会社のムーディーズが
「オーストリアの格付け見通しをネガティブに変更する。仏の格付
け見通しをネガティブに変更する。伊の格付けをA2からA3に引き下
げる。見通しネガティブ。スペイン格付けをA1からA3に引き下げる。
見通しネガティブ。ポルトガルの格付けをBA2からBA3に引き下げる。
見通しネガティブ。英の格付け見通しをネガティブに変更する。」
などの発表がされたことで、オセアニア時間にユーロドルが一段安
になる展開になりました。その後、東京時間序盤に一時反発をみせ
るも続かず軟調意向での揉み合いを経た後に、東京時間終盤に一段
下落する展開になりました。ロンドン時間では独の財務相が「我々
はギリシャを救済するためには何でもしたい。」と発言したことに
加えて、中国の温首相が「欧州と中国の協力は緊密になっている。
協力強化が中国にとって唯一の選択肢。EFSFとESMへより関与を深
めようと考えている。」との発言をして、また、独ZEW景況感調査
が予想よりかなり強い+5.4になったことを背景に、ユーロドルは
一転して上昇する展開になりました。
その後、独の経済紙ハンデルスブラットが「ギリシャがデフォルト
回避に向けた自発的な債務再編に、民間投資家からの充分な協力を
得ることはできない可能性。」との観測報道をしたことを契機に、
ユーロドルは再び下落して、米小売売上高が予想より弱い+0.4で
あったこともリスク選好度の低下となったか、オランダの財務相の
「ギリシャへの第2次支援に関して、1300億ユーロ以上の拠出には
反対する。」との発言もあり、揉み合いながらもユーロドルの軟調
傾向が続きました。そして、ロンドンフィクスで上下動となって、
その後に、ユーログループ議長の「ギリシャは政治的な誓約書を
まだ提出していない。」との発言や、「ギリシャ連立与党のギリシ
ャ新民主主義党のサマラス党首がまだサインをしていない。」との
の報道があり「15日ユーロ圏財務相会合は中止。電話会合になる。」
などの発表があって、ユーロドルは下落する展開になりました。

15日は、ロイター通信の「ギリシャ第2次支援の条件の財政緊縮策
に関する確約書面に関してギリシャの連立政党のNDは15日に提出の
見通し。」と観測報道があって、オセアニア時間にユーロドルが反
発しましたが、その後に格付け会社のS&Pが「ポルトガル金融機関
7行を格下げする。」との発表をしたことで、東京時間の仲値過ぎ
までユーロドルは再び軟調になりました。その後、英FT紙によって
「ギリシャ債務再編は第2次支援策の承認前に開始の可能性。債務
再編は今月17日にも開始。月末までに完了の可能性。」との観測報
道があったことや、中国人民銀総裁が「ユーロを信認している。EU
債務危機解決の取り組みに参加へ。中国は中銀と政府系ファンドを
通じて支援が可能。BRICS諸国はEU危機解決支援に前向き。」などの
発言をしたことで、ユーロドルは東京時間の終盤まで反発上昇する
展開になりました。ロンドン時間ではポルトガルの短期債の入札が
無事に通過したものの、ユーロポンドの急落がありユーロドルが押
されるとともに、ユーロ圏財務担当の当局者の「ギリシャの支援の
一部もしくは全ての延期を検討している。」との発言に下落を強め、
NY時間序盤に一時反発するも、NYダウの軟調を背景にユーロドルは
軟調傾向での推移になりました。その後、独ウェルト紙の「ユーロ
圏はギリシャ債の3月償還に対応してつなぎ融資を検討。第2次支
援は4月のギリシャの総選挙後の動向を見極めるまで延期される可
能性。」との観測報道や、ユンケル議長の「来週20日の月曜日に必
要な決定を行う。トロイカはギリシャ債務持続性に関する報告書を
提出した。ギリシャは3億2500万ユーロの追加削減を設定。さらな
る協議にはさらなる明細が必要。」との発言や、FOMC議事録の発表
などに揺れて、ユーロドルは軟調傾向ながらもNY時間後半は振幅の
ある上下動になりました。

16日は、格付け会社のムーディーズが「欧州銀行の格付けを見直す。
格付け見直しの対象となるのは欧州16カ国の114機関。109機関の長
期債務・預金格付けを引き下げ方向で見直す。66機関の短期格付け
を引き下げ方向で見直す。18機関の長期債務・預金格付けはジャン
ク級もありえる。」などの発表をしたことで、ユーロドルはオセア
ニア時間に再び反落して、その後にECBのリーカネン理事が「必要
に応じてECBは一段の利下げが可能。」と発言をしたこともあって、
ユーロドルは東京時間も上下動しながら軟調傾向で推移しました。
ロンドン時間序盤では、オランダ財務相の「ギリシャはまだ条件の
全てを満たしてはいない。」との発言があり、また、ECBの四半期
調査で成長率やインフレ率の予測が下方修正されたとともに、欧州
の株式市場が軟調に推移したこともあって、スペイン債や仏債の入
札が無事に通過したにもかかわらず、ユーロドルは軟調傾向で推移
して、一時1.300の大台を割り込む場面がありました。
その後、NY時間はユーロドル1.300の大台割れ後のショートカバー
の動きとともに、米新規失業保険申請件数や米住宅着工件数などの
米経済指標が市場予想より強かったこともあって、リスク選好度の
増加でダウ先物や原油先物が反発したことを背景に、ユーロドルは
一転して反発上昇する展開になりました。その後も、独ウェルト紙
の「ECBは保有するギリシャ国債を新発債に交換する方針。ECBのギ
リシャ再交換は週末にも完了する見込み。」との観測報道や、ロイ
ター通信の「ユーロ圏筋は20日の会合でギリシャ第2次支援承認の
見込み。」との観測報道や、一部メディアの「あるユーロ圏当局者
は合意にほぼ達しているとしている。全体を覆すような提案がない
限り20日に承認されるはず。」との観測などポジティブなニュース
ヘッドラインが相次いで、ユーロドルが急伸して、NY時間後半も堅
調な推移になりました。

週末17日は、オセアニア時間から東京時間にかけてユーロドルは小
幅な揉み合いになりました。東京時間終盤に一時反落する場面があ
りましたが、その後、仏のフィヨン首相が「民間債権者はギリシャ
の債務のうち70%を放棄する。ギリシャの債務不履行を回避するた
め何でもしなければならない。」との発言があり、また欧州の株式
市場も堅調推移となったことで、ロンドン時間序盤のユーロドルは
週末調整の動きに振幅のある上下動とはなるも、堅調傾向での推移
になりました。その後、NY時間序盤に一部メディアが「独・伊・ギ
リシャ首脳が第2次ギリシャ救済に関して電話で協議を行い、ギリ
シャ問題の解決で自信を表明した。」との報道があり、1.32台への
上抜けトライをしましたが、その後に失速して、ユーログループ議
長の「このままではギリシャが我々の目標としている2020年にGDP
の120%まで累積債務を削減させるには程遠い。」との発言や、WSJ
紙の「実施の可能性が高まっているギリシャ第2次支援における
IMFの拠出規模は130億ドルになる見込み。全体1300億ユーロの10%
に留まる可能性。」との観測報道や、独財務相の「ギリシャの第2
次支援での2020年のギリシャの債務の目標はGDP比で122%〜123%
になるかもしれない。」との発言と週末調整の動きに揺れながら、
軟調傾向の揉み合いとなってユーロドルは週の取引を終えました。


<今週の注目点>

先週、ドル円は週初のオセアニア時間から東京時間にかけて小幅な
上下動の揉み合いとなった後に、NY時間のロンドンフィックスにか
けて77円台前半まで下落しましたが、NY時間後半に再び反発する展
開になりました。14日の朝に格付け会社のムーディーズが欧州の9
ヶ国の格付けについて発表したことを受けて、ドル円も一時反落し
ましたが程なく切り替えして、正午過ぎの日銀による「資産買入れ
等基金を55兆円から10兆円増額して65兆円にする。」との緩和策の
発表後にドル円は急上昇する展開となりました。その後、ロンドン
時間からNY時間序盤にかけては上下動の揉み合いになりましたが、
堅調傾向が続き78円台に乗せて、さらにロンドンフィックスにかけ
て78.20のポイントを上抜けると78円台半ば過ぎまで一気に上昇する
展開になりました。15日ドル円はオセアニア時間からロンドン時間
序盤まで揉み合いになり、その後のNY時間前半に78円台の前半まで
下落しましたが、ロンドンフィックスから上下動の揉み合いを経て
反発する展開になりました。16日はオセアニア時間から東京時間に
かけてドル円は小幅な揉み合いとなった後に、ロンドン時間序盤に
78円台後半まで上昇して、その後のNY時間から17日のオセアニア時
間まで揉み合う展開になりました。そして週末17日の東京時間前半
にドル円は2011年11月1日以来の79円台に上昇して、その後ロンド
ン時間序盤に揉み合う展開となりましたが、NY時間に再び上昇して、
2011年10月31日の日政府・日銀による為替介入時の高値とほぼ肩を
並べる79.53円に終値で到達して週の取引を終えました。

米ドルについては、先週はドルインデックスが週後半にやや押しが
入りましたが、一時80.0を回復して週足でMA200に下値を支持され、
2週連続で小さいながらも陽線続きとなりました。

米要人発言では、14日にサンフランシスコ地区連銀総裁が「米景気
回復は緩慢で需要は弱く失業率は非常に高い。インフレ率は12、13
年に1.5%になる可能性強い。FRBはインフレと雇用の目標達成と経
済的打撃を最小限にするために迅速な行動が必要。QE3は経済状況の
進展しだい。」とのハト派の見解を示し、同日にフィラデルフィア
連銀総裁が「米雇用は明確な拡大トレンドにある。一段の緩和は、
インフレリスクをさらに高める恐れがあり、連邦準備制度の土台を
不安定にする。」としてタカ派の見解を示して、15日にアトランタ
連銀総裁が「米経済が強くなりつつある兆候はあるが労働市場の改
善は鈍い。2014年までのゼロ金利が正当化される。最近の経済ニュ
ースは良好も継続的な改善ではない。」としてハト派の見解を示し、
同日にダラス連銀総裁が「過剰な金融緩和は将来のインフレ不安を
煽ることになる。QE3の実施は必要ないし、支持もしない。QE3は
米国がデフレに陥るか予想外の衝撃がない限り必要はない。米経済
は1月のFOMCの予想より堅調に推移している。」とのタカ派の見解
を示して、16日にバーナンキFRB議長が「最近は改善の兆候が出て
いるが回復は意気消沈するほど緩やか。低金利政策は金融機関にと
って確実にポジティブ。」との見解を示すなど、あいかわらず、
ハト派とタカ派の見解が交錯していて、米要人の見解の収斂はまだ
見られないようです。

ただ、先週発表の米経済指標は強弱マダラ模様ながら、米要人達に
米経済が回復しつつある認識はしだいに共通してきているようです。
また、15日に公表されたFOMC議事録では12月時点よりも一段の緩和
を主張するメンバーが減少して、時間軸こそ長期化が示されるも、
悲観度が後退してハト派要人達の中に「経済状況の進展しだい。」
とのスタンスも見受けられるようになってきたようで、QE3への
期待は後退することになりそうです。

そして、NYダウも12800ドルのレジスタンスを上抜け、先週も148
ドルの上昇となって、13000ドルの大台にあと50ドルほどに迫って
いますが、米長期金利は先週末で2%を超えたものの、株高に比し
て少し違和感のある状況で、今後、NYダウが一旦の下落となるか、
米長期金利が上昇するか、いずれかの調整になる可能性がありそう
です。一方、LIBORドル3ヶ月物金利はしばらく低下傾向にありま
したが先週末に0.49310%で下げ止まりをみせて、今週は20日の欧
州の問題にかかわる重要イベントのユーロ圏財務相会合があります
が、米ドルがやや強含んでいく可能性がありそうです。

円については、14日の日銀による「資産買入れ等基金を55兆円から
10兆円増額して65兆円にする。物価安定の理解を「めど」に変更。
当面1%を目指す。」との金融政策の発表から円安に一変したとい
う印象で、先週末のドル円は2011年10月31日の日政府・日銀による
為替介入時の高値と肩を並べる79.53円に終値で到達して、先月の
膠着していた相場のマグマが噴出するように2週間ほどで約3円の
円安になりました。この円安の背景には、先月の日貿易収支が31年
ぶりの赤字に転落したことも影響しているものと思われますので、
いつもはそれほど注目度が高いとはいえない日貿易収支ではありま
すが、週初20日の日通関ベース貿易収支が注目されます。

また、先週末17日に格付け会社のムーディーズが「日本国債の現状
について2月24日に記者懇談会を開催する。」との発表もしていて、
これまで経常黒字を背景に比較的安定していた日本国債ですが、
ムーディーズの発表するその内容によっては日長期金利に影響があ
る可能性もありそうですので、今週末24日が注目されます。

IMMポジションでも円のネット・ロングが約3万枚に大きく減少して
いて、まだ円のロングは多いながらも、投機筋の円買い動向にも変化
がみられ、さらに円売りが進む勢いで、中期的なドル円のトレンドが
上昇に転じた可能性がありますが、ドル円が昨年10月31日の日政府・
日銀による為替介入時の高値に至り、抜けるか戻るかのチャートポイ
ントに差し掛かったことで、上抜けて一気に80円台に突入する可能性
があるとともに、上昇が急であったことで一旦ガス抜き的な調整とな
る可能性を指摘する声も少なくなく、週初の動向が注目されます。
上昇の場合は昨年8月4日の高値80.25が次の節目となりそうです。

ユーロについては、先週もギリシャを巡る要人発言やニュースヘッド
ライン、および格付け会社の発表に揺れる展開となりましたが、15日
に予定されていたユーロ圏財務相会合も中止されて電話会議になり、
ギリシャの第2次支援の決定は今週はじめ20日深夜1時からのユーロ
圏財務相会合に持ち越されることになりました。

3月20日のギリシャ債の大量償還が迫っていて、さすがにもう後が
ないと言ってよい時期になりましたが、ギリシャの3.25億ユーロの
追加歳出削減策も決定され、ギリシャ連立与党の党首らの実行の約束
の署名も完了して、あとは「民間債権者との債務減免交渉」のみです
が、これも「事実上まとまった。」と観測報道され、EUの求めている
条件がほぼ整いつつあることで、今回のユーロ圏財務相会合でギリシ
ャの第2次支援は決定されると観測されます。

ギリシャの第2次支援の決定は、ユーロドルの上昇要因となりそう
ですが、もとより規定路線として相場が動いてきたところもありま
すので、決定後は次のフェーズとなる「ギリシャその後」や「他の
ユーロ圏重債務国」に市場の関心が移行する可能性がありそうで、
1月27日にギリシャ政府筋が「第2次支援の実行の後は資金不足で
もEUから支援はない可能性。」との認識を示していて、決定後にユ
ーロドルが上昇となった後は、“Sell the fact”での一旦の事実
売りの可能性も排除はできなく、注意が必要になりそうです。

また、18日夜8時に中国が預金準備率を0.5%引き下げると発表し
たことで、リスク選好動意の要因にもなることから、週初の豪ドル
など資源国通貨を中心とした市場反応が注目されます。


経済指標関連では、21日の豪RBA議事録と加小売売上高、
22日の独PMI速報に英BOE議事録と米中古住宅販売件数、
23日の独IFO景気動向指数と米新規失業保険申請件数、
24日の独第4四半期GDP確報に英第4四半期GDP確報と
ミシガン大学消費者信頼感指数確報に米新規住宅販売件数、
などが注目されます。

そして、週末にG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されますので、
週末の思惑での動きや調整の動きにも留意が要りそうです。



さて今回は、相場の尖度の性質のお話です。


前回からの続きのお話です。


移動平均線は設定した期間の「価格の平均」なはずなのに、

なぜか相場における価格は移動平均線の近傍に滞在するより、
価格平均を離れたがる性質があることが知られています。

チャートを観ると、価格(レート)が価格平均のMAに重なるよりも、
MAの上方もしくは下方に存在している確率が圧倒的に高い、
というなんとも不思議な性質があります。

今回はそのお話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「相場のこの性質を『尖度“Kurtosis”』というのじゃよ。」

『尖度(せんど)?』

「そうじゃ。文字とおりの『小と大』で中がない。
 まぁ、中がないわけじゃないが少ないのだよ。」

『……。』

「価格は移動平均線をコア(核)として、
 常に平均から離れたがる不思議な性質があるのじゃ。
 価格は端へ端へと行きたがるというわけじゃ。」

『ふーむ。確かにチャートを観ると、
 移動平均線が水平ぽくて狭いレンジのところ以外では
 そのようにも見えますね。』

「一般事象の多くは標準偏差が適用できるものなのじゃが、
 ところが、相場は違うのじゃ。」

『……。』

「あまり適切な例えではないかもしれないのじゃが、
 世界の富の分布における巨富と貧困に似ているかもしれない。
 分布のテールが大きく両極端な性質があるのじゃ。」

『……。』

「確率偏差を応用したチャートのツールに
 ジョン・A・ボリンジャー氏が開発したバンドがある。
 彼はその著書で、一般的には第二偏差に95.45%が含まれると
 されているが、相場において第二偏差は『88〜89%』程度、
 であると述べているのじゃよ。なので相場では、
 第二偏差を逸脱する価格変動が日常的に起こっているのだよ。」

『ふーむ。そんなもんですかねぇ。
 で…、それとトレードがどんなかかわりになるというのですか?
 そんな学術論議の言葉の遊びはどうでもよいのですよ。』

「わははっ。それもそうじゃのう…。
 では言おうぞ。よくお聞きなされ…。
 『MAに到達した価格(レート)は必ずMAを離れたがる。』
 『そのMA乖離の動きは尖度の性質によってときに大きく動く。』
 『離れた価格はMAをコアとしていつか必ずMAと接点を形成する。』
 この相場の性質をトレードに使えないものじゃろうか。」

『……?』

「どうじゃね…。上述のいくつかと、
 以前に話したことと考え合わせて何か閃きはないかね。」

『あっ、閃いた…。閃きましたよ!』

「なんじゃね?」

『いいかいジイさん、耳をかっぽじってよく聞きなよ。
 「移動平均線が明確に下向きであったり、
  下降トレンドラインが引ける状況であれば、
  陰線の出現率が陽線のそれよりも多い。」
 そして、
 「MAに到達した価格は必ずMAを離れたがる。」
 そうなんだろう?』

「ふむふむ。良いぞ。」

『故にだ…。
 「MAがたとえば下降していて、そのMAに価格が到達して、
  陰線を示現したら売りに優位。」と言えるんじゃないかな。』

「価格がMAを(上に)突き抜けたらどうなのじゃ?」

『トレンドが転換する可能性もあるが、
 もしもその後に再び下落して陰線を示現したら、
 買い方のフェイル(失敗)を確認したことにもなって、
 より売りに優位になるのでは?』

「ふむふむ。」

『どうだい。凄い閃きだろう?』

「あっはははっ。これはじつは古くから伝わる、
 トレードのイロハの『イ』じゃ。」

『なんですって?』

「グランビルの売りにおける法則の3と2なのじゃよ。
 まさか今までこんなことも知らずにトレードしていたのかね?」

『いや…。その、つまり…。
 そんなこたぁ、ずーと前からもちろん知っていたさ。
 でも、そうそうこういう場面は多いわけじゃなし…。』

「あははっ。そうじゃろうか。
 トレードチャンスは時間軸の数だけあるのじゃよ。
 通貨ペアおよび時間軸を換えて観ると、
 案外と適合場面に遭遇するものじゃて。」

『……。(なんか言い方が腹の立つジジイだぜ。)』

「今回も話がまたまた長くなってしまったのう。
 次回は『出口から考える』の話でもしようかのう。」


なーんちゃって。

またお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


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