FX 基本と応用のよもやま話


NASAの発表によりますと小惑星が11月9日の朝8時28分頃に、
月よりも地球に接近して通過するのだそうですね。
地球との衝突の恐れはないそうです。

●先週の主な出来事

<10月31日(月)>

週明けオセアニア市場で早朝の取引が薄い中で投機的な売りが入り
ドル円が一時75.32円と戦後最安値を更新しました。
NZ住宅建設許可(10月)は市場予想より弱い−17.1%になりました。
限定的ながらNZドル売り反応がみられました。
豪ドルに反落の動きが見られました。
新華社が「中国は欧州の救世主の役割を果たすことはできない。」
との見解を示しました。
NYタイムズが、
「中国は救済基金への出資の見返りに欧州に譲歩を求める公算大。」
との観測報道をしました。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
トリシェECB総裁が、
「EFSFによる国債購入はとても重要。
ドラギ次期総裁の国債購入にかかわる市場の反応は行きすぎ。
ユーロはとても堅固な通貨である。
ユーロ圏のインフレ率は今後10年間は低い水準が続く可能性。
現時点では1.8%程度を予想している。
ユーロ圏では物価が安定している。
ECBは期待されていることを達成。誇りに思っている。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
英ホームトラック住宅調査(10月)は前月比で−0.2%になりました。
日財務相が、
「実体経済から見て投機的な動きが強いと認識。
投機的な動き続けば断固たる措置を取る。」
との発言をしました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均は前日比マイナス圏でのスタートになりました。
ダウ先物や原油先物は上下動の揉み合いになりました。
豪民間部門信用(9月)は市場予想より強い+0.5%になりました。
午前10時25分頃に日政府・日銀が為替介入を行いました。
ドル円が急伸しました。クロス円も上昇しました。
ドル買い動意にドルストレートが反落しました。
ドル円の1日の値幅として1999年1月12日の4.2円を超え、
約13年ぶりの値幅になりました。
日経平均が一時反発しました。
日財務相の緊急記者会見では、
「為替市場で円売り介入を実施した。
単独介入の規模は申し上げられない。
各国との連絡は事務レベル含め頻繁にとりあっている
介入効果についてはコメントする立場にはないが、
納得いくまで介入する。」
との発言をしました。
一部メディアが、日政府関係者からの情報として、
「日政府はEFSFが発行する債券の追加購入の意思を伝達した。」
との報道をしました。
中国景気先行指数(9月)は前月より低下して100.43になりました。
東京時間の後半は日経平均が反落して揉み合いになりました。
アジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向になりました。
ドルストレートの軟調が続きました。
日新設住宅着工戸数(9月)は予想より弱い74.5万件になりました。
日建設工事受注(9月)は予想より弱い−9.3%になりました。
日経平均は前週末比−62.08円で大引けになりました。
ロシアの大統領が、
「欧州に関してIMFを通じて数十億ドル相当の支援の用意がある。」
との発言をしました。
ロンドン時間序盤ではドルストレートに反発の動きが見られました。
ドル円に反落の動きが見られました。
ダウ先物や原油先物に一時反発の動きが見られました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
独小売売上高指数(9月)は市場予想より弱い+0.4%になりました。
日銀総裁が、
「為替介入が為替相場の安定に寄与すること強く期待。
現在の為替相場はリーマンショック前に比べてかなり円高。
財政・金融・実体経済の負の相乗作用が強まるリスクがある。
当面の世界経済にとって大きな下振れリスクがある。
欧州問題は円高などすでに日本市場に波及。動向に注意が必要。
先週から今週の名目実効為替レートは必ずしも円高ではない。」
などの見解を示しました。
ECBゴンサレスパラモ専務理事が、
「ECBは為替における多国間主義を擁護する。
単独での為替介入は長続きしない。
単独為替介入は好ましくない。」
などの見解を示しました。
ドル円やクロス円の反落が続きました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏での推移になりました。
ドルストレートの多くが反発が鈍くなって揉み合いになりました。
資源国通貨は揉み合いながらも反発がしばらく続きました。
日銀がJ-REITを7億円購入しました。
伊10年債が売られ利回りが8月以来の6.1%へ上昇しました。
英消費者信用残高(9月)は予想より強い+6億ポンドになりました。
英住宅ローン承認件数(9月)は5.0976万件になりました。
市場反応は限定的でした。
欧消費者物価指数速報(10月)は予想より強い+3.0%になりました。
欧失業率(9月)は市場予想より弱い10.2%になりました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
ダウ先物が軟調傾向での揉み合いになりました。
スペイン中銀が、
「第3四半期GDPは前期比横ばいで前年比+0.7%成長の見通し。」
との発表をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが揉み合う展開になりました。
加GDP(8月)は+0.3%、加鉱工業製品価格指数(9月)は+0.4%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウや原油先物が軟調傾向で推移しました。
米MFグローバル証券が破産申請をしました。
米シカゴ連銀購買部協会景気指数(10月)は、
市場予想より弱い58.4になりました。
独10年債と伊10年債の利回り格差が400bp以上の拡大になりました。
ダラス連銀製造業活動(10月)は予想より強い+2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
深夜12時頃からユーロドルが揉み合いから下落していきました。
英国債が上昇して利回りが低下しました。
ポンドドルが堅調に推移しました。
ドル円は膠着が続きました。
原油先物が反発しました。
ECBのバイトマン理事(独連銀総裁)が、
「首脳会議を終えた今もユーロ圏の将来像は不透明。
財務リスクの負担はますます広く共有・集団化される一方、
監督権はユーロ圏当局でなく各加盟国が依然として握っている。」
などの認識を示しました。
ギリシャの首相が「いくつかの銀行の国有化が必要。」
との認識を示しました。
IMFの加経済についてのレポート速報では、
「加の2011年から2012年にかけてのGDPは平均で2%程度の見込み。
景気には下振れリスクがある。
現在の加ドル水準はファンダメンタルズに対して割高。」
などの見解が示されました。
一時ユーロが反発をみせました。
OECDが、
「G20成長率は今年3.9%、12年3.8%、13年4.6%を予想。
米成長率は今年1.7%、12年は1.8%、13年は2.5%を予想。
ユーロ圏成長率は今年1.6%、12年0.3%、13年1.5%を予想。
ECBは利下げすべき。先進国は政策金利の維持ないし引き下げすべき。
欧州合意は正しい方向。即時実施が必要。
ユーロ圏景気は鈍化。緩やかなリセッションとなる可能性。」
などの見解を発表しました。
その後、NYダウが下落幅を拡大していきました。
中国の国家主席が、
「EUには現在の危機を解決する英知と能力が備わっている。」
との発言をしましたが、EFSFへの投資には言及しませんでした。
一部メディアが、
「ギリシャのパパンドレウ首相が、今回の1300億ユーロの
ギリシャ支援を受け入れるか拒否するかの国民投票を実施する意向。
同首相は国民および国民の判断を信じると述べた。
先週末時点での一部世論調査では国民の60%近くが
今回の支援策に反対もしくは反対に近いとの結果。」
との観測報道をしました。
ユーロが再び下落を強めていきました。
他のドルストレートも反落する展開になりました。
NY原油(WTI)は上下動の後に93ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−276.10ドルでこの日の取引を終えました。

<11月1日(火)>

ギリシャ1-9月期財政赤字が前年より弱い192億ユーロになりました。
オセアニア時間は主要通貨ペアの多くが揉み合いになりました。
読売新聞が、日財務相の発言として、
「納得いくまで介入させていただく。
相手(投機筋)の戦意をくじくまでとことんやらないと意味がない。」
と報じました。
ドル円が徐々に反発をみせました。
豪AIG製造業指数(10月)は前月より強い47.4になりました。
日銀議事録要旨では、
「欧州ソブリン問題で輸出の下振れリスクが高まっている。
円高のより広範な影響に注意が必要。
円高は企業収益悪化やマインド悪化で広範囲な影響となる可能性。
円高の定着で海外シフトが加速すれば産業空洞化の可能性。」
などが示されました。
東京時間では一時ドル円が急反発して瞬間的に79円をつけました。
東京時間前半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
豪第3四半期住宅価格指数は予想よりは強い−1.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
日財務相が、
「今日を含めて注意深く市場を監視していく。
介入に関しては適宜適切に判断していく。
G20首脳会議では事実をありのままに話す。」
などの発言をしました。
中国製造業PMI(10月)は市場予想より弱い50.4になりました。
豪ドルやNZドルやユーロなどに売りの反応がみられました。
日経平均は前日比マイナス圏での推移になりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏ではじまりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
その後に中国上海株式市場などが反発をみせる場面がありました。
限定的ながら豪ドルやユーロに一時反発が見られました。
ドル円はジリ安で推移しました。
豪RBAが政策金利を市場予想とおり0.25%引き下げて、
4.50%にすることを決定しました。
豪RBA声明では、
「中立のスタンスが成長と合致している。
インフレ率は目標近くになる見通し。
成長は全体的に緩やかなものになる見通し。
金融の状況はタイト化していて更なる利下げを示唆。」
などが示されました。
豪ドル売り反応がみられました。
東京時間後半はドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
ギリシャ財務省が「ベニゼロス財務相は入院。」と発表しました。
日経平均は前日比−152.87円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円はジリ安傾向で推移しました。クロス円も下落しました。
独の財務省が「ギリシャの国民投票は内政問題。」
との見解を示しました。
英ネーションワイド住宅価格指数(10月)は
市場予想より強い+0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場が軟調傾向で推移しました。
独10年債と伊10年債の利回り格差が過去最高水準に拡大しました。
スイス製造業PMI(10月)は市場予想より弱い46.9になりました。
スイスフランが軟調傾向で推移しました。
ドル円が小幅な上下動の揉み合いになりました。
英製造業PMI(10月)は市場予想より弱い47.4になりました。
ポンド売り反応がみられました。
英第3四半期GDP速報は市場予想より強い+0.5%になりました。
市場反応は限定的で、ポンドの軟調が続きました。
キプロスの中銀総裁が、
「キプロスの銀行システムは困難に直面している。」
との発言をしました。
英財務相が、
「英GDPの結果は英経済にとって一歩前進。
英経済は困難な状況となっている。
欧州の状況がより一層厳しい状況を招いている。
EU首脳会議での合意の厳格な実施は世界全体の回復に重要。」
などの見解を示しました。
NY時間序盤はドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ドル円がジリ高になりました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャの国民投票はユーロ圏の金融安定への脅威。
否決となればデフォルトのリスクが拡大。
否決となればユーロ圏離脱のリスクも高める。」
などの見解を発表しました。
ダウ先物や欧州株式市場が軟調に推移しました。
独10年債と仏10年債の利回り格差が121.4bpと過去最大になりました。
ユンケル議長が、
「(国民投票で)ギリシャが支援策を否定すれば
ギリシャのデフォルトの可能性は排除できない。
ギリシャは破滅する可能性。」
との見解を示しました。
ギリシャの保険相が「国民投票は行われないだろう。」
との発言をしました。
ギリシャの国民投票にかかわる情報が錯綜しました。
NYダウが大きく下落して始まりました。
ギリシャ2年債利回りが一時過去最高の84.65%まで上昇しました。
米ISM製造業景況指数(10月)は市場予想より弱い50.8になりました。
米建設支出(9月)は市場予想より弱い+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
一部メディアが、
「仏独首脳が2日にカンヌでギリシャに関して協議。」
との報道をしました。
その後、NYダウや原油先物が下落幅を縮小する展開になりました。
NY時間前半ではドルストレートに反発の動きが見られました。
ドル円がしばらく堅調傾向で推移しました。
英10年債利回りが一時2.17%台の過去最低水準になりました。
米ホワイトハウスが、
「ギリシャ首相による国民投票のアナウンスは
欧州支援策の迅速な導入の必要性をさらに強めた。
欧州は危機を充分に解決できる能力を持っている。」
との声明を出しました。
加の中銀総裁の議会証言では、
「7月以来、景気見通しは弱まっている。
緩和政策の検討の余地がある。
家計の負債の大きさは問題だが来年には緩む可能性。」
などの発言をしました。
加ドルに売り反応がみられました。
ロンドンフィキシング頃からNYダウの下落が強まりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
IMF国際通貨基金が、
「銀行側はEU・ギリシャ債務合意への支援姿勢を再確認している。
危機に直面している国に対して6ヶ月の信用枠の創設も検討。」
などの発表をしました。
一部メディアが、
「独仏の首相は電話会談でEU首脳会議の決定を完全履行で一致。」
との観測報道をしました。
ギリシャ社会党の議員が、
「追加支援パッケージに対する国民投票に反対する。
国民投票計画は基本的には無効。」との発言をしました。
仏大統領が「前週の計画がギリシャ債務問題の唯一の解決策。」
との認識を示しました。
NYダウが一時反発の動きをみせました。
ユーロドルなどドルストレートに反発の動きが見られました。
中国国家主席が、仏フィガロ紙のインタビューで、
「EUは危機で重要な決定を下した。中国はユーロ圏の安定を望む。
G20は強く均衡のある成長を促進する必要。信頼を回復する必要。」
などの認識を示しました。
一部メディアが、
「カンヌで緊急に開催される独仏首脳会合にギリシャ首相も参加。
ドラギECB総裁、EU大統領、IMF専務理事も出席。」
と報じました。
ギリシャ政府の報道官が、
「議会での信任投票の可決を確信している。国民投票は実施する。」
との発表をしました。
NYダウが再び下落を強めました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
NY原油(WTI)は下落して92ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−297.05ドルで取引を終えました。

<11月2日(水)>

スペインの財務相が、
「我々はギリシャがユーロに留まることを望む。
スペイン国債への需要は引き続き強い。
利回りはリスクを示す水準ではない。」
などの認識を示しました。
オセアニア時間ではドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ギリシャの首相が、
「ギリシャ国民はユーロ加盟をめぐり国民投票を実施する。
国民投票で是非を問うのは支援策と欧州とユーロについてになる。」
との発言をしました。
ユーロなどドルストレートの反落が一時強まりました。
日経新聞が「10月31日に実施した介入額は過去最大の7.5兆円。」
との報道をしました。
一部メディアが、関係筋の情報として、
「10月31日に日政府・日銀が実施した円売り介入では
金融市場に放出した円資金を吸収をしない非不胎化の方針。」
との報道がありました。
朝日新聞が、
「独仏首脳はギリシャ側と2日に緊急会談を開き、対応を協議。」
との報道をしました。
一部メディアが、
「ギリシャ内閣は首相が提案した国民投票の支持を決定した。」
との報道をしました。
東京時間はFOMCも意識されたかドル売り優勢の展開になりました。
ドル円が反落して、ドルストレートに反発の動きがみられました。
日経平均は軟調傾向で推移しました。
日財務相が「ギリシャ国民投票はG20の議題になる見通し。 」
との認識を示しました。
豪住宅建設許可件数(9月)は市場予想より弱い−13.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
白井日銀審議委員の講演では、
「国際金融市場では緊張感が強い状況が続く可能性。
リスク回避姿勢が強まれば円相場は上昇する可能性。
欧州財政問題が金融システム安定性の問題へ転化して深刻化。
海外経済や円高の影響を受けるが日経済は穏やかな回復に復する。」
などの見解を示しました。
東京時間ではドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円の軟調傾向が続きました。
アジアの株式市場が下落幅を縮小しました。
ダウ先物が反発しました。
独財務相が、独紙にて、
「ギリシャは救済策を引き続き支持すると予想。
ギリシャは責任を認識していると考えている。
ギリシャは国民投票を迅速に実施すべき。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比−195.10円で大引けになりました。
日首相が、
「EFSF債購入を検討。欧州には債務問題の根本的枠組みが必要。」
などの見解を示しました。
ユーロ買い反応がみられました。
日財務相が、
「介入の効果については総括する時期ではない。
引き続き市場を注視する。各国当局とは連絡を取り合っている。
日本の株安には外的要因がある。」
などの認識を示しました。
時事通信が、
「日銀は2日に約1年4ヶ月ぶりに米ドルでの資金供給を行った。
欧州債務問題に端を発した信用不安で海外の銀行は
国際資金決済に必要なドルの調達が世界的に難しくなっている。」
との報道をしました。
ロンドン時間序盤ではドル売り優勢の展開になりました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物や現先物が堅調傾向で推移しました。
アジアの株式市場がしだいに反発する展開になりました。
中国が欧州をEFSFを通じて7000億ユーロ支援との噂がありました。
豪財務相が、
「ギリシャは正しい行動をすべき。
欧州が行動しないことで既に世界は大きな代価払っている。」
との認識を示しました。
ギリシャの内務相が「ギリシャ国民投票は12月実施の可能性。」
との見解を示しました。
欧州の株式市場が堅調傾向で推移しました。
アイルランドの財務相が、
「ギリシャ国民投票が年内に実施される見込みは良い兆候。
ECBは伊国債購入にコミット。
ドラギECB新総裁の最初の会合では利下げは実施しない可能性。
年内には25〜50bpの利下げ実施の見込み。
足元のアイルランド債の下落は2011年度予算には影響しない可能性。」
などの見解を示しました。
伊製造業PMI(10月)は市場予想よりかなり弱い43.3になりました。
独製造業PMI確報(10月)は市場予想より強い49.1、
独失業率(10月)は市場予想より弱い7.0%、
欧製造業PMI確報(10月)は市場予想より弱い47.1になりました。
市場反応は限定的でした。
ユーロなどドルストレートの反発が続きました。
ドル円が一時78円台を割り込みました。
英建設業PMI(10月)は市場予想より強い53.9になりました。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
ギリシャの2年債利回りが過去最高の90.44%になりました。
独10年債と仏10年債の利回り格差が過去最大の123bpになりました。
一部メディアが、関係筋の情報として
「本日予定されていた最大30億ユーロ規模の10年EFSF債発行は
実施が見送りになった。今後2週間以内には発行される見込み。」
と報じました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場が一時反落する展開になりました。
ドルストレートに一時反落の動きが見られました。
仏の首相が、
「仏銀は欧州包括策において80億ユーロが必要たが、
仏銀は公的資金を必要としない。」との発言をしました。
ポルトガルの3ヶ月物国債の入札では、
「平均利回りが前回よりやや高い4.997%、応札倍率が2.0倍、」
とほぼ前回並みになりました。
ダウ先物や原油先物が再び堅調傾向で推移しました。
その後、ドルストレートが揉み合いながらも堅調傾向になりました。
米チャレンジャー人員削削減数(10月)は+12.6%になりました。
独財務省報道官が、
「ギリシャ次回融資はまだ支払われていない。
ギリシャは12月中旬までに資金が必要。
ギリシャ次回融資が国民投票前に実施されるかは決まっていない。」
との発表をしました。
米ADP雇用統計(10月)は市場予想より強い+11.0万人になりました。
為替市場での反応は限定的でした。
米30年債利回りが3.1%台に上昇しました。
格付け会社のフィツチが、
「ギリシャはユーロに留まるよりもユーロを離脱する方が
ダメージが大きい可能性。」との見解を発表しました。
NYダウは上下動しながらも堅調傾向で推移しました。
NY時間時序盤は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
バローゾ欧州委員長が「ギリシャ政府と国民の結束を求める。」
との発言をしました。
米財務次官補が、
「経済の状況は不透明感が強まっているが、
現在の資金調達計画に変化はない。
超長期国債の発行については引き続き議論している。」
などの発言をしました。
ロンドンフィックスが近づく頃にポンドが反落しました。
IIF国際金融協会の専務理事が、
「ユーロ圏はリセッションの大きなリスクに晒されている。
金融機関の資本は増加よりもむしろ減少する可能性が高い。」
などの認識を示しました。
米FOMCでは市場予想とおり政策金利が0.25%に据え置かれました。
FOMC声明では、
「オペレーションツイストを計画通り維持。
少なくとも2013年半ばまで低金利正当化すると予測。
経済見通しには著しい下振れリスクがある。
今後数ヶ月に渡り緩やかな成長を見込む。
シカゴ連銀総裁が追加緩和を主張して反対票を投じる。
労働市場の状況は引き続き弱い。
エネルギーや一部商品価格がピークアウト。
インフレはこれまでに比べて鈍化した可能性。
2011年第4四半期の失業率を9.0〜9.1%と予想。
2012年の実質GDPの予想fは+2.5〜2.9%。
2011年のPCEインフレ率の予想は2.7〜2.9%。
2012年のPCEインフレ率の予想は1.4〜2.0%。」
などが示されました。
ドル買い反応になりました。
ドルストレートが反落して、ドル円が反発をみせました。
NYダウが上昇幅を縮小しました。
FRB議長の記者会見の前にドルストレートが一時反発をみせました。
バーナンキFRB議長の記者会見では、
「長期的な見通しは内在的に不透明。
成長が苛立つほど緩やかなペースになることを予想。
インフレは一時的要因の後退で緩和された可能性。
景気回復の抑制は想定以上。デフレの問題は回避した。
連邦準備制度は物価の安定を達成した。
緩和的な状況にある。連邦準備制度は成長加速へ全力を尽くす。
異例の低金利は13年半ば以降も続く可能性がある。
ツイストオペは予想とおりの効果を上げている。
MBSの購入については必要ならば可能性はある。
欧州情勢を緊密に注視し続ける。
利上げ検討にはどの程度の状況の明瞭性が必要になるか協議した。
成長率と失業率には満足していない。
FRBにはMFグローバルからの大きな影響はない。
回復を確実にするために行動する用意が引き続きある。」
などが示されました。
ドル売り反応となりましたが限定的でした。
NYダウがやや反発を見せました。
ユンケル議長が、ギリシャ問題に関して、
「先週の合意から外れることは受け入れられない。」
との発言をしました。
中国の朱光耀財政次官が「EFSF債の購入を検討するには早過ぎる。」
との認識を示しました。
ギリシャの政府報道官が、
「ギリシャの国民投票は第2次支援の是非を問うもので、
ユーロ加盟維持の是非についてではない。」と発表しました。
NY原油(WTI)は反発して92ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+178.08ドルでこの日の取引を終えました。

<11月3日(木)>

ユーログループ議長が、
「ギリシャの国民投票は12月4日になる。
EU首脳会議の反故は受け入れられない。
ギリシャ国民投票はユーロ圏に留まるかどうかの是非を問うべき。」
などの認識を示しました。
仏の大統領が、
「ギリシャは救済策を承認しなければ支援は一切受けられない。」
との発言をしました。
独の首相が「ギリシャ国民投票否決ならユーロ離脱やむなし。」
との見解を示しました。
IMFの専務理事が、
「ギリシャ向け融資第6弾は国民投票後に検討する。」
との見解を示しました。
独仏の首脳が、
「ギリシャの国民投票終了までは次回融資は実行されず凍結する。」
との声明を発表しました。
ギリシャの首相が、
「ギリシャ国民はユーロ圏加盟維持を望むと確信。」
との発言をしました。
NZ第3四半期失業率は市場予想より弱い6.6%になりました。
NZドル売り反応がみられました。
オセアニア時間は揉み合いの後にドル買い優勢になりました。
東京時間になる前にドルストレートが下落しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
東京時間は祝日で株式市場などが休場でした。
東京時間ではドル円に反落の動きが見られました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が、関係筋の見解として
「銀行がギリシャ国債のヘアカットを自発的に受け入れない場合、
欧州当局が強制的に受け入れを迫る可能性。」
との観測報道をしました。
豪小売売上高(9月)は市場予想とおりの+0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
中国の非製造業PMI(10月)は前回値より弱い57.7になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国のHSBC非製造業PMI(10月)前月値より強い54.1になりました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ドルストレートは反発をみせて揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が揉み合いになりました。
ギリシャの財務相が「ユーロの国民投票には反対する。」
との発言をしました。
仏BNPパリバの7-9月期決算での純利益は、
市場予想より弱い5.41億ユーロになりました。
仏の欧州問題担当相が、
「ユーロはギリシャがなくても生き残ることが出来る。」
との発言をしました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャを是非ともユーロ圏にとどめたいわけではない。
永遠にギリシャとともにジェットコースターに
乗り続けることはできない。ギリシャは決断しなければならない。
ユーロ圏への伝染を回避するため必要なことを全て行っていく。」
との見解を示しました。
ロンドン時間序盤ではドル買いが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落して、ドル円がやや反発しました。
独10年債と仏10年債の利回り格差がユーロ導入後最大になりました。
独10年債と伊10年債の利回り格差がユーロ導入後最大になりました。
ポルトガル2年債利回り20.63%とユーロ導入後最大になりました。
ギリシャ2年債の利回りが101.84%に上昇しました。
欧州株式市場が前日比マイナス圏で始まりました。
その後、G20カンヌ・サミットや欧州首脳会合への期待からか
ダウ先物や原油先物が反発しました。
欧州株式市場が下落幅を縮小して反発上昇しました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ドル円が再び軟調傾向で推移しました。
日の首相が、
「欧州首脳会合での金融機能強化策の着実な実施を期待。
一部国の財政問題が他国金融システムへ波及することの遮断が重要。
為替の安定を図ることが金融システムの健全な発展には重要。
金融システムの強化と実体経済のバランスをとることが必要。」
などの見解を示しました。
英非製造業PMI(10月)は市場予想より弱い51.3になりました。
限定的ながらポンド売り反応がみられました。
欧州株式市場が反発して前日比プラス圏になりました。
英BOE総裁が、議会証言で、
「欧州委員会が銀行に資本の最大化を要請することに疑問。
欧州の銀行資本ルールは神学に基づいているかのようだ。
金融規制当局は議会への説明責任があるが産業界へではない。」
などの発言をしました。
英BOEの副総裁が、
「緩和策がなければ英CPIは中期的な目標の2%を下回る可能性。
英経済の成長は今年の下半期に減速する可能性。
インフレ率が急激に低下する可能性。
ギリシャの国民投票は不透明性を高めた。」
などの認識を示しました。
ギリシャ10年債利回りが26.77%とユーロ導入後最大になりました。
一部メディアが、全ギリシャ社会主義運動の党当局者の情報として、
「パパンドレウ首相は国民投票の提案を撤回する可能性。」
との観測報道をしました。
ギリシャ国民投票にかかわる情報が錯綜しました。
ドルストレートやクロス円の堅調が続きました。
米第3四半期非農業部門労働生産性速報は予想より強い+3.1%、
米第3四半期単位労働コスト速報は予想より弱い−2.4%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い39.7万人になりました。
指標発表直後の市場反応は限定的でした。
英BBC放送が、
「パパンドレウ首相が辞任してパパデモス前ECB副総裁を
首相とした連立政権の樹立を提案する可能性。」
との観測報道をしました。
ECBの政策金利は0.25%の利下げとなり1.25%と決定されました。
ユーロが急落しました。
ユーロ円の急落に連れてドル円が下落しました。
ECBの利下げで欧州の景気回復期待により
欧州株式市場やダウ先物が堅調に推移しました。
資源国通貨はしばらく堅調傾向で推移しましたが
やがてユーロの下落に連れて反落する展開になりました。
一部メディアが「ギリシャ首相は続投を訴え演説へ。」
と報じるなどギリシャにかかわる報道が錯綜しました。
マリオ・ドラギECB新総裁の記者会見では、
「インフレ率は数ヶ月間2%を越えて推移した。
インフレは低下に向かう可能性。
インフレは中期的に2%に沿う必要。
景気の見通しは不透明。景気見通しを著しく引き下げる公算。
2011年下期の景気は緩慢となる可能性。
EUの銀行資本増強の決定を歓迎。
非標準的措置はもとより一時的なもの。
低金利が景気を支援する。利下げは全会一致。
市場の緊張が経済に波及する懸念がある。
オペでの応札には全額供給で銀行に流動性を供給。
景気の鈍化がインフレ圧力を抑制する可能性。
下向きのリスクが顕在化しつつある兆候がある。
欧州は緩やかなリセッションに向かっている。
ECBは各国政府への最終的な貸し手にはなれない。」
などが示されました。
ユーロドルの下落が強まりました。
他のドルストレートも連れ安になりました。
ドル円に反発の動きが見られました。
NYダウは上昇して始まった後に上げ幅を縮小していきました。
欧州株式市場や原油先物が反落しました。
米ISM非製造業景況指数(10月)は予想より弱い52.9になりました。
米製造業受注指数指数(9月)は予想より強い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
ドル買い動意がしばらく続きました。
ギリシャ政府が「政治的合意に至れば国民投票は実施されない。」
との発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートが反発上昇しました。
NYダウや欧州株式市場が反発しました。
ドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
ECBが「カバード債の購入を11月中に開始する。
2012年10月末までに完了の予定。」との発表をしました。
ギリシャの首相が「ユーロ加盟の継続は疑いの余地がない。」
との発言をしました。
ロンドンフィクス頃に一時ドルストレートに押しがみられました。
一部メディアが、G20関係筋の情報として、
「G20ではギリシャがデフォルトとなった場合のコストや
影響について見極めようとしている。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、インド政府筋の情報として、
「G20首脳会議で伊とスペインに対するファイアウォールを討議。
商品価格の急激な変動は不確実性を生み低所所得者層を圧迫する、
といった文言を盛り込むことも検討。」
などの観測報道をしました。
ギリシャ首相が、
「国民投票はそれ自体が目的なのではない。
ユーロ加盟継続は疑いの余地はない。
支援策に野党が賛同してくれたことを歓迎する。
現時点での総選挙は破たんの大きなリスク伴う。
国民投票はユーロ加盟の是非を問うものではないが、
否決はユーロ離脱の開始を示す。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、
「ベニゼロス・ギリシャ財務相が国民投票は実施しないと言明。」
との報道をしました。
ユーロなどドルストレートの反発が強まりました。
NYダウが12000ドルの大台を回復しました。
スイスSNBのダンシン理事が、
「景気が悪化するようならスイスのペッグ制の水準を含めて
追加の政策を実施する。」と発言しました。
限定的ながら一時スイスフラン売り反応がみられました。
ギリシャ最大野党の新民主党のサマラス党首が、
「パパンドレウ首相との会談で辞任と即座の総選挙実施を要求も、
首相はそれを拒否した。」との発言をしました。
NY時間終盤にかけてドル円が反発しました。
ドルストレートはやや反落して揉み合いになりました。
米10年債利回りが2%台を回復しました。
NY原油(WTI)は上昇して94ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+208.43ドルでこの日の取引を終えました。

<11月4日(金)>

ロイター通信が、
「ギリシャ首相は信任投票で協力条件に辞任と連立移行に動意。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、
「G20声明草案では為替とIMFの役割についての文言は、
現段階でまだ決定していない。
成長と雇用創造に積極的に取り組むことや、
IMFの特別引出権SDRの構成通貨に関して検討している。」
との観測報道をしました。
日財務相が、
「ガイトナー米財務長官と為替について議論した。
米財務長官は介入について支持も批判もしなかった。」
との発言をしました。
共同通信が、
「野田首相はG20首脳会合で2010年代半ばまでに
段階的に消費税率を10%に引き上げる方針を説明した。」
との報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が前日高値圏で揉み合いました。
ロイターがECBの利下げ後に行ったエコノミスト51人対象の調査では
来月にECBが利下げする可能性が50%との結果になりました。
東京時間序盤ではドル円が反落しました。
資源国通貨が対ドルで堅調傾向で推移しました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ・ジョーンズが、中国政府の高官の情報として、
「G20サミットで中国がEFSFへ出資を公約する目先の可能性は低い」
との観測報道をしました。
豪RBAの四半期報告書では、
「成長とインフレ見通しは低下した。
豪経済への最大の脅威は欧州債務問題と銀行システム。
今月1日の利下げの実行はインフレ低下して、
成長が緩やかであることが要因。
世界の金融市場は今後も不安定な状況が続く可能性。
深刻な不確実性や不安定性が断続的に生じる事態は避けられない。
RBAが12月に利下げを急ぐ公算は小さい。
2011年10-12月期のGDPを+2.75%へ下方修正。
2011年の基調インフレ率を2.5%へ下方修正。
2012年6月までの1年間のコアCPIを2.5%へ下方修正。」
などの発表をしました。
豪ドルに反落の動きが見られました。
仲値からドルストレートがやや軟調傾向になりました。
ドル円もしだいに軟調傾向で推移しました。
人民元が1ドルで6.3165元と切り上げ後の最高値を更新しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場に一時押しがみられました。
米WSJ紙が、
「伊のベルルスコーニ首相が今後、党内での反乱に直面する恐れ。
院で最低6議員が今後の投票で首相の意向に従わない公算。」
との観測報道をしました。
東京時間後半はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
中国人民銀行の政策委員が、
「2012年の中国GDP成長率見通しを9.2%から8.5%に下方修正。
中国は来年も現在の金融政策方針を維持するべき。」
との見解を示しました。
東京時間の終盤にかけてドル円が反発をみせました。
日経平均は前営業日比+160.98円の8801円で週取引を終えました。
独のコメルツ銀行が、
「ギリシャ国債で7.98億ユーロの評価損が発生している。」
との発表をしました。ことを
ロンドン時間序盤はドル円に反落の動きがみられました。
スイスSNBが対ユーロでの目標水準を引き上げるとの「噂」で、
スイスフランが売られる展開になりました。
ユーロスイスが上昇しました。
一部メディアが、EU筋の情報として、
「伊の経済改革の進展度をIMFがモニターすることで合意。
IMFの資本増強策では特別引出権SDRの拡大など3選択肢を検討。」
などの報道をしました。
ブルームバーグが、
「EFSFのレバレッジは7日のユーロ圏会合でまとまらない公算。」
との観測報道をしました。
ドルストレートが上値を試した後に一時反落の動きとなりました。
欧州株式市場は前日比プラス圏で始まった後に揉み合いました。
英財務相が、BBCラジオで、
「現状ではギリシャのユーロ離脱はない可能性。
ギリシャ以外のユーロ圏各国は現在ギリシャ離脱に関して会合中。
会合では英国も重要な役割。」との認識を示しました。
独サービス業PMI確報(10月)は市場予想より弱い50.6、
欧サービス業PMI確報(10月)は市場予想より弱い46.4になりました。
市場反応は限定的でした。
G20の行動計画の草案では、
「米国は景気回復の持続に短期的に時宜を得た施策にコミット。
ブラジル・中国・独は自動的な財政安定化策を機能させ内需を支援。
G20は為替制度の柔軟性拡大に向けた中国の決意を歓迎。
為替相場の無秩序な動きは経済と財政安定に悪影響及ぼす可能性。
経常黒字の新興国は内需主導の成長に向かうことを表明。
G20は市場が決定する為替相場システムへの迅速な移行をコミット。
G20はIMFがシステミック面の責任のためリスース確保すべきと指摘。
財政赤字削減と債務安定化へのコミットを国の状況に応じて言及。
多額の経常黒字国や内需が弱い国は世界的不均衡是正で大きな役割。
経済を反映する通貨の柔軟性向上を支持。
中国は為替柔軟性の拡大を促進させて、
需要を国内消費型にリバランスし経済成長パターンを変化へ。
為替の柔軟性向上に向けた中国の決意を歓迎。
為替の過度な変動や無秩序な動きは経済・金融の安定に悪影響。」
などになりました。
ダウ先物が前日高値圏で上下動の揉み合いになりました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
ユーロなどドルストレートがしだいに反発する展開になりました。
欧生産者物価指数(9月)は市場予想とおりの+5.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
ECBのシュタルク専務理事が、
「ユーロ圏は第4四半期にゼロ成長の可能性。
ECBは早い時期に国債購入を終了する可能性。
利下げは景気の見通しを反映している。
2012年に向けてとても弱い成長見通し。」
などの見解を示しました。
限定的ながらユーロドルに一時押しがみられました。
加の財務相が、
「ギリシャ問題の波及を防ぐべき。
ギリシャがユーロを離脱する可能性がある。」
との見解を示しました。
独製造業受注指数(9月)は市場予想より弱い−4.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
加雇用ネット変化率(10月)は−5.4万人、加失業率(10月)は7.3%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
加の雇用統計の悪化を受けて加ドルが売られました。
ギリシャの財務相がEUに国民投票は行われないと明言しました。
ECBのゴンザレスバラモ理事が、
「不安定な状況では迅速で断固たる行動が必要。
景気の見通しは下方リスクに囲まれている。
ユーロ圏は異例の不安定に直面。
危機の解決の責任は各国政府にある。」
などの見解を示しました。
独の首相が、
「G20は成長押し上げの行動計画で合意。
G20は債務と赤字削減目標を確認。伊はIMFの監視下となる。
EUはEFSFに関する具体化作業を急ぐ。
G20ではIMF載りソース問題で合意に至らなかった。
G20諸国からEFSFへの参加表明はほとんど得られなかった。」
などの報告がありました。
ユーロに反落の動きが見られました。
バローゾ欧州委員長が、
「欧州委員会は伊の経済を監視する。
伊は改革実施の監視をIMFに要請する方針を決定。」
との発表をしました。
米非農業部門雇用者数変化(10月)は予想より弱い+8.0万人、
米民間部門雇用者数(10月)は予想より弱い+10.4万人、
米失業率(10月)き予想より強い9.0%になりました。
指標発表直後は主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
ダウ先物や原油先物が上下動の揉み合いになりました。
主要通貨ペアも上下動の揉み合いになりました。
G0議長国の仏大統領が、
「G20はIMF強化の方向で合意。
G20はIMF強化で特定の方法を決定していない。
EUはギリシャに断固たる姿勢をとる。
G20は成長促進で単一の正解を見出せていない。
G20は租税回避地11ヶ国をリストアップした。」
などの報告をしました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場が下落して行きました。
しだいにリスク回避のドル買い動意が優勢になりました。
ドルストレートが下落して、ドル円が上昇しました。
NYダウは軟調傾向で推移しました。
加Ivey購買部協会指数(10月)は予想より弱い54.4になりました。
市場反応は限定的でした。
G20首脳宣言では、
「より市場原理に基づく為替相場に向け一段と速く取り組む。」
とのコミットメントが確認されました。
アイルランド政府が、
「2012年のGDP見通しを1.6%に下方修正する。
2013年のGDP見通しを2.4%に下方修正する。
2013年の累積赤字はGDP比118.3%を見込む。
2011年単年の赤字はGDP比10.3%を見込んでいる。」
などの発表をしました。
NYダウがロンドンフィクス前あたりから反発していきました。
ポンドドルなどドルストレートが反発しました。
ギリシャの首相の信認にかかわる議会審議が開始されました。
一部メディアが、
「パパンドレウ首相はベニゼロス財務相を首相に任命するよう提案。
ベニゼロス財務相は内閣を信任する代わりとして、
パパンドレウ首相の辞任を求め、与党である全社会主義党の
取りまとめに奔走している。」
との報道をしました。
ムーディーズが「キプロスの格付けをBaa3に格下げする。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NY原油(WTI)は94ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−61.23ドルの11983.24ドルで週取引を終えました。
NY時間のクローズ後に、ギリシャ議会が、
政権の信任決議案を賛成153、反対145で可決しました。


●今週の主な予定

※今週から米と加がサマータイムを終了して標準時に移行します。

<11月7日(月)>

午前9時半に豪ANZ求人広告数(10月)、
午後2時に日景気一致CI指数速報(9月)、日景気先行CI指数速報、
午後3時45分にスイス失業率(10月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(10月)、
午後7時に欧小売売上高(9月)、
午後8時に独鉱工業生産(9月)、
深夜2時からユーロ圏財務相会合、
未明5時に米消費者信用残高(9月)、
などが予定されています。
欧・独の指標には一応注目です。

<11月8日(火)>

朝8時からヒルデブラントSNB総裁の講演、
午前9時01分に英RICS住宅価格(10月)、
午前9時半に豪貿易収支(9月)、
午後4時に独貿易収支(9月)、独経常収支(9月)、
午後6時半に英鉱工業生産(9月)、英製造業生産高(9月)、
夜10時15分に加住宅着工件数(10月)、
夜10時20分からカーニーBOC総裁の講演、
深夜3時に米3年債の入札、
などが予定されています。
豪・英の指標には注目です。

<11月9日(水)>

朝8時50分に日国際貿易収支(9月)、日国際経常収支(9月)、
午前9時半に豪住宅ローン許可件数(9月)、
午前11時に中国生産者物価指数(10月)、中国生産者物価指数(10月)、
同午前11時に中国小売売上高(10月)、中国鉱工業生産(10月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(10月 現状判断DI・先行判断DI)
午後6時半に英商品貿易収支(9月)、
夜10時半に加新築住宅価格指数(9月)、
夜11時半からバーナンキFRB議長の講演、
深夜12時に米卸売在庫(9月)、
深夜3時に米10年債の入札、
などが予定されています。
中国・英の指標には注目です。

<11月10日(木)>

朝8時50分に日機械受注(9月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(10月)、豪失業率(10月)、
午後3時に日工作機械受注速報(10月)、
午後4時に独消費者物価指数確報(10月)、
午後6時にECB月報(11月)、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE資産買入枠発表、
夜10時半に米貿易収支(9月)、米輸入物価指数(10月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際商品貿易(9月)、
深夜1時45分からバーナンキFRB議長挨拶、
深夜3時に米30年債の入札、
未明4時に米財政収支(10月)、
などが予定されています。
豪・英・米の指標には注目です。

<11月11日(金)>

※米・加が休日です。

朝8時50分に日第三次産業活動指数(9月)、
同朝8時50分に日国内企業物価指数(10月)、
午後6時半に英生産者物価指数コア(10月)、
同午後6時半に英生産者仕入価格(10月)、英生産者出荷価格(10月)
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。


さて、先週は週明け31日のオセアニア市場でドル円が一時75.32円と
戦後の最安値を更新したことで、日政府・日銀によって8兆円近い
為替介入が行われました。また、前週にようやく決定したギリシャ
支援策をギリシャ自体が受け入れるかどうかの国民投票を実施する
との突然の発表をパパンドレウ首相が行い、市場に激震が走る中、
米FOMCの発表とバーナンキFRB議長の記者会見に、ECBの利下げに、
G20カンヌ・サミットという重要イベントが続きました。

そして、はたしてギリシャの国民投票の実施は回避されることになり、
先週末のNY時間終了後にギリシャ議会よって現政権の信任決議案が可
決され、政治的空白に伴う12月のギリシャのデフォルトはとりあえず
回避されることになって、まさに「激動」の1週間になりました。


さて今週ですが、円については、既報のように31日のオセアニア市場
でドル円が一時75.32円と戦後の最安値を更新したことを契機として、
ついに日政府・日銀によって8兆円近いドル買い・円売り介入が行わ
れました。G20サミットを直前の月末というタイミングで、介入を待
ち構えていた筋にとってもサプライズとなりました。

介入規模も8兆円近いとのことで、また非不胎化もしていることから
効果は厚く、週末時点でもドル円レートは78円台前半のレベルを維持
することになりました。リスク回避が高まった場合などでは経常黒字
国の通貨として逃避的な円高圧力は引き続き潜在していますが、78円
円台がしばらく定着するのか、再び78円台を割り込むことになるのか
今後の動向が注目されます。短期的には上昇のモメンタムも感じら
れる状況ながら、中期的には78.00円が売り買いの攻防の焦点となり
そうです。

米ドルについては、2日のFOMCではQE3は発表されずに「オペレーシ
ョンツイストの維持。」「少なくとも2013年半ばまでの長期低金利の
維持の明言。」「経済見通しにおける著しい下振れリスクの認識。」
「必要ならばMBSの購入もありえるとの示唆。」「雇用市場への警戒の
維持。」「インフレの緩和の認識。」などが示されて、加えて、
「回復を確実にするためのさらなる行動の用意」があるとして、
QE3に含みを持たせながらもカードは温存されることになりました。

決め手のカードが温存されていることで、今後もQE3への期待による
潜在的なドル安圧力がある一方、ドル銀行間取引のLIBOR金利は3ヶ
月物で6月の2倍ほどの0.43%(2日時点)と引き続き上昇傾向で、
そして、日銀も2日に約1年4ヶ月ぶりに米ドルの資金供給を行う
など、欧州債務問題に端を発した信用不安で海外の銀行は国際資金
決済に必要なドル調達が世界的に難しくなっていて、信用不安に伴
うドル高圧力や、世界的な経済成長鈍化に伴う米ドル資金の還流に
よるドル高圧力もあり、綱引きになりそうです。

米ドル関連の経済指標では、今週は週後半の10日の米貿易収支や、
米新規失業保険申請件数や11日ミシガン大学消費者信頼感指数速報
などが注目されますが、米ドルでは基軸通貨として、欧州問題に
かかわるリスク動意(選好と回避)による動意の方が大勢となりそう
で、リスクのベンチマークとしてNYダウなど株式市場の動向が注目
されます。

ユーロについては、先週はその前週のEU首脳会議で「ギリシャ金融
支援における民間負担。」「欧州銀行の資本の増強の問題。」そして
「EFSF欧州金融安定ファシリティの拡充の問題。」という、3大重要
案件が大枠で合意になり、リスク懸念も後退しつつあった状況が、
週はじめの10月31日に突然の「ギリシャ支援策をギリシャ自体が受け
入れるかどうかの国民投票を実施する。」とのパパンドレウ首相の
爆弾発言で一変して、世界を巻き込み激震する事態になりました。

詳細については上記の日々のリポートのとおりですが、様々な観測や
憶測やニュースヘッドラインに揺れながら、先週半ばまでユーロドル
などが大きく下落して、週中からはFOMCのイベントやG20への期待、
そしてECBの0.25%の利下げと、マリオ・ドラギECB新総裁の記者会見
でのネガティブな内容などで上下に激しく振れて、ギリシャ国民投票
の回避の報道などで、ユーロ関連の通貨ペアは激動の相場展開になり
ました。

そして、先週末のNYクローズ後にギリシャ議会よって現政権の信任
決議案が可決され、政治的空白に伴う12月のギリシャのデフォルト
は、とりあえず回避されることになりました。今後はギリシャ首相
の退陣問題や連立政権にかかわる観測などがギリシャ政局の焦点と
なりそうです。

今週初ではギリシャ現政権の信認可決を織り込んで上窓を空けての
スタートになりそうで、また週はじめのユーロ圏財務相会合への期
待も織り込んでいきそうですが、

ギリシャが支援を受けるにあたって条件となっている公務員の給与
カットなどの緊縮策の受け入れについては、ギリシャ現政権が信任
を得たことで無事に進捗する可能性は高いものの、ユーロ圏には
そのほかにもIMFに管理されることになった伊の悪化している財政
問題などがあるとともに、また、EFSFの拡充についても、あてにし
ていた中国の出資は、懸念によるものか、あるいは条件付与をする
戦略でじらしているのか、G20サミット後に独の首相が「G20諸国か
らEFSFへの参加表明はほとんど得られなかった。」とのことで、
ブルームバーグが「EFSFのレバレッジは7日のユーロ圏会合でまと
まらない公算。」との観測報道をしていて、前途はまだ多難のよう
です。

また、3日のマリオ・ドラギECB新総裁の記者会見でも「景気見通し
を著しく引き下げる公算。下向きのリスクが顕在化しつつある兆候
がある。低金利が景気を支援する。欧州は緩やかなリセッションに
向かっている。ECBは各国政府への最終的な貸し手にはなれない。」
などのネガティブ・トーンに支配された内容で、

そして4日にはECBのシュタルク専務理事が「ユーロ圏は第4四半期
にゼロ成長の可能性。ECBは早い時期に国債購入を終了する可能性。」
との発言をしていて、また、3日には独10年債と仏10年債の利回格差
がユーロ導入後最大になり、独10年債と伊10年債の利回格差もユーロ
導入後最大になり、そしてギリシャ国民投票問題の渦中でしたがギリ
シャ2年債に至っては利回りがなんとついに100%超になるなど、
債券・金融市場も荒れていて、そして市場にはさらなるECBの利下げ
観測もあるとのことで、楽観はできない可能性もありそうです。

ユーロドル相場では、米ドルとの相対値として、まずは1.38から
1.38台半ばのレジスタスゾーンでの売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合はさらに上昇する可能性がありますが、上抜け
られなかった場合は、しばらく1.38台半ばから1.36台前半のレンジ
相場となりそうです。そしてやがてこのレンジをどちらに抜けてい
くかが注目されます。また引き続きNYダウやダウ先物などと同期性
が強いことから、リスク選好度のバロメーターとして柔軟にトレー
ドしていきたいものです。

そして資源国通貨の豪ドルなどについては、先週は政策金利が0.25%
引き下げになって、原油価格は週間では上昇となったものの、NYダウ
など株式市場の軟調によるリスク選好度の低下という背景もあって、
また、豪ドル米ドルではドルストレート通貨ペアとしてユーロドルで
のリスク回避のドル買い動意の影響も受けることになり、先週半ば
まで軟調傾向での推移になりました。

そして、週後半からはギリシャの国民投票が回避されるとの報道が
あり、リスク回避の後退があったとともに、原油価格など資源価格
にも支えられて反発上昇する展開になりましたが、週末に発表され
た豪RBAの四半期報告書では「成長とインフレ見通しは低下した。
豪経済への最大の脅威は欧州債務問題と銀行システム。今月1日の
利下げの実行はインフレが低下して成長が緩やかであることが要因。
世界の金融市場は不安定な状況が続く可能性。深刻な不確実性や
不安定性が断続的に生じる事態は避けられない。RBAが12月に利下げ
を急ぐ公算は小さい。」との内容が示され、

年内の追加利下げ観測は後退したものの、ネガティブ・トーンの内容
であったことや、中国人民銀行の政策委員が「2012年の中国GDP成長
率見通しを9.2%から8.5%に下方修正。」などの発表をしたことも
あり、先週終盤は頭の重い相場展開になりました。

豪ドル米ドルの相場では、まずは1.04〜1.04台前半のレジスタンス
ゾーンでの売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜けれた場合
は、さらに上昇する可能性がありますが、ここを上抜けられなかった
場合は、しばらく1.04から1.03〜1.02台前半のレンジ相場となりそう
です。そしてやがてこのレンジをどちらに抜けていくかが注目され
ます。

引き続きリスクの動向(選好と回避)に敏感なベータ系の通貨として、
NYダウやダウ先物および原油価格の動向もリスク選好度のベンチ
マークの参考として柔軟にトレードしていきたいものです。

経済指標関連では、7日の欧小売売上高に独鉱工業生産、
8日の豪貿易収支と英鉱工業生産と英製造業生産高、
9日の中国関連指標に英商品貿易収支、
10日の豪雇用統計に英BOE政策金利と資産買入規模発表と
米貿易収支に米新規失業保険申請件数、
11日の英生産者物価指数コアに米ミシガンなどが注目されます。


さて今回は、基本と応用のよもやま話です。


華麗なる栄冠を得てその道を極めた人たちは異口同音に
「基本こそが大切である。」なんてことを言いますね。

毎日何キロメートルも汗だくでランニングするスポーツ選手、
手に豆を作り何百回も素振りの練習をする野球の選手、
トーシューズがぼろぼろになるまで練習するバレエダンサー、
毎日詰め将棋を解き、丹念に何十局もの棋譜を並べる棋士…、

どれもが地味で退屈で、ときに辛くさえも感じるものです。

でも、彼らはその基本の大切さを心底知っていて、
一段の階段も登れない者が十段の階段を登れないように、
基礎がなければ何事も達成されないことも知悉(ちしつ)しています。

さて…、

トレードに基礎があるのかどうか―、
誰もが認めるオーソリティーというものがないだけに、
何が基本で何が基礎なのかはじつは難しいテーマですが、

ある人たちは、古(いにしえ)の相場師が行っていたといわれる
手描きチャートのトレーニングを行っていますし、

またある人たちは、あえて「損切り」をテーマに
体験的に学ぶ練習をしていることもあるそうです。

もちろん、これらには賛否があって、

「ばかげている。」「時間の無駄。」
との酷評もあるようなのですが、

「不思議なことにチャートの挙動が少しずつ見えるようになった。」
「損切りでほんとうに口座資金が守られることを納得した。」

などという効果がある場合があるようです。

また、さらに、

「待っていれば戻ることもあって、
損切りを躊躇(ちゅうちょ)することが多かったけれど、
やっと戻って、やれやれの薄利決済をするよりも、
いったん損切りして、逆サイドへのトレードで
儲けることができることが解った。」

「損切りは機会利益の損失も防ぎ、ポジションを軽くすることで、
トレードチャンスが増えることを知った。」

「含み損に耐える苦しみから解放されるだけではなく、
コツコツ、ドカーンがなくなった。」

「損切りを覚えたことで、恐れることなく
チャンスに臨めることができるようになった。」

「トータルで勝つという意味が身に染みて解った。」

などの頭での知識や理解を超えた、
「体感的な納得」の効果も得れる場合もあるようです。

このほかにも、ファンダメンタルズとテクニカルについて、
机上的な論議をするよりも、

日々、ベンダーから次々流れてくるニュースヘッドラインを
メモに書き留めたり、ダウの挙動を見ながら、
為替のチャートを観ていると、

「いかに相関があるものか」の体感的な理解ができるもので、

あながち「体験してみること」は無駄とも言えないようです。

そして、一方…、

「なんとか損切りしないですむ方法はないものだろうか…。」
という研究をしている人たちもいて、

「両建て」「順相関通貨ペアでの擬似両建て」「つなぎ売り」
などのいわゆる「ロング&ショート」や、

「両建てでのナンピンや増し玉」などの
ポジション・チューニングによる建て玉操作、
および「片外し」を駆使しての利確法など、

応用的な技法の研究もあるようです。

また、いわゆる人の行うトレードではなく、
コンピューティングによるシステム・トレードを
研究している人たちもとても多くいますね。

システム・トレードを研究している人たちの中には、
あえて成績の悪いソフトを収集して、
その逆をトレードするという面白いテーマの研究もあるそうです。

また、他方…、

たとえば、レジスタンス・ラインの抵抗線などの
支持点の数と抵抗強度を研究して、
確率論的アプローチで優位性を見つけて
レートの抵抗線到達で機械的にトレードする方法の研究や

レートが抵抗線に到達した後の動的な挙動を確認してからの
「後出しジャンケン」的なアプローチで、
さらに優位性にプラスαを見出せないかとの研究もあるようです。

まぁ、方法や手段はともあれ、

常に変化・変遷していく相場では、
完成ということがあり得ない可能性があり、

常に研究を怠らずにいたいものです。

そして、もしも…、
「儲けることができていない。」ということであれば、

それは「あなたには何かが欠けている。」という
市場からのメッセージとして謙虚に受け止めて、

ときにはバカにしがちな基礎にも立ち返り、
研鑽をしていきたいものです。




<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く19時間体系的に学んでいただければと思います。



この記事へのコメント
>佐野先生、こんにちは。
初めてコメントします。
マエストロFX、購入して日々勉強しています。
マエストロFX、すばらしいです。
(お世辞じゃないです。)

こちらでも、学んでいきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
Posted by hiro at 2011年11月24日 10:48
連投ですいません。

メールのほうにもバックナンバーありました。

そちらのほうで勉強させていただきます。

Posted by hiro at 2011年11月24日 11:21
hiroさん、こんにちは。
ブログへのご訪問ありがとうございます。
そして、教材にお褒めの言葉もありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by 管理人 at 2011年11月27日 20:12
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