FX マーケットの国のお話


国連の世界人口推計によりますと世界人口は拡大していて、
今年の10月末には70億人を突破する見通しなのだそうですね。

●先週の気になる出来事

<5月2日(月)>

豪第1四半期住宅価格指数は市場予想より弱い−1.7%になりました。
豪ドルが東京時間のはじめに1.1000を超えましたが、
その後しばらく調整の動きとなりました。
NZの財務省が、
「NZ経済は2011年に1%の成長を見込んでいる。
2012年には地震の復興でより早く成長の見込み。
2011年第1四半期GDPはわずかに悪化する可能性。」
などの発表をしました。
米の複数のメディアが、
「オサマ・ビン・ラディンがイスラマバード郊外で死亡。」
との報道をしました。
報道後では米ドルが買われる市場反応になりました。
オバマ米大統領が、
「ビンラディン容疑者は米主導の作戦により死亡した。
ビンラディン容疑者の殺害もしくは拘束は
テロ対策の最優先課題であった。
(アルカイダの報復に)国内外で警戒を続ける。」
との発表をしました。
米国務省が、
「ビンラディン容疑者死亡により反米活動が高まるリスクがある。」
との発表をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「豪の格付けをAaaで確認。見通しは安定的。
豪の財政政策には透明性がある。
豪政府には債務水準の低さを背景とした余裕がある。
豪の2011年のGDPは3.5%と予想。
2011年下半期に豪経済は加速する可能性。」
などの発表をしました。
日経平均は前週末比+154.46円で大引けしました。
オーストリアの中銀総裁が、
「ギリシャには債務再編の計画はない。」
との認識を示しました。
スイスSVME購買部協会指数(4月)は予想より弱い58.4になりました。
ロンドン市場は祝日で休みでした。
独製造業PMI確報(4月)は市場予想より強い62.0になりました。
欧製造業PMI確報(4月)は市場予想より強い58.0になりました。
独連銀のバイトマン新総裁が、
「物価安定は金融政策の主軸であり続ける必要。
安定した財政は金融政策の助けとなる。
ECBは最終的に非伝統的手段を解除する必要。
金融政策の正常化の問題は時期であり実行するかどうかではない。
投資家は自らの決定に責任を持つ必要。」
などの見解を示しました。
ロンドン時間ではドル円が徐々に軟調になり、
ユーロドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
トリシェECB総裁が、
「ECBはインフレ期待を抑制している。
危機は監督面における弱さを露呈させた。
危機はまだ終わっていない。
ECBは金利政策と非標準的措置を立て分けて扱う。」
などの発言をしました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「ギリシャの債務再編は議論のテーブルに載っていない。
ギリシャは緊縮プログラムを遵守する必要。
ポルトガルとの対話では今週中に結論が出る可能性。」
などの認識を示しました。
米ISM製造業景況指数(4月)は60.4、米建設支出(3月)は1.4%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
市場反応では一時ドル売り反応となりました。
豪ドル米ドルが反発してユーロドルが上昇しました。
その後、堅調傾向で推移していたNYダウが軟調になってくると
ドルストレートがしだいに軟調になって行きました。
ユーログループ議長が、
「ユーロの強さは懸念を引き起していない。
ユーロ高はドルの弱さが主因。
5月中ばまでにポルトガルに対する完全な結論を出す。
ギリシャの債務再編は選択肢にないがギリシャ状況は非常に困難。」
などの認識を示しました。
英BOE総裁が、
「高水準の債務はマクロ経済の難題となる。
債務に関連した課題は何年も続く可能性。」
との見解を示しました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「インフレ見通しへのリスクは上向き。金利は引き続き低い。
インフレ圧力が二次的影響にならないようにすることが最も重要。
ギリシャ・アイルランド・ポルトガルは抜本的改革に着手する必要。
ギリシャは財政健全化プログラムを堅持する必要。
ソブリン債務危機は和らいでいない。
債券買い入れプログラムの資産は満期まで保持される。
債務再編に関する噂には財政修復プログラムを強化して戦う必要。」
などの見解を示しました。
NYダウは前週末比−3.18ドルで取引を終えました。

<5月3日(火)>

東京市場は祝日で休みでした。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
豪ドルがイベント前の調整で軟調傾向の推移となりました。
中国の非製造業PMI(4月)は62.5になりました。
カナダの下院総選挙ではカナダ首相率いる保守党が勝利しました。
豪RBAは政策金利を市場予想とおり4.75%に据え置きました。
豪RBA声明では、
「世界経済にとっての金融状況は全般に緩和的。
世界経済はアジア地域の強い成長に牽引され拡大。
原油価格など商品価格は上昇して多くの国のCPIを押し上げている。
豪の交易条件は想定より高水準。国民所得は力強く伸びている。
豪の家計セクターは引き続き支出と借入に慎重。
豪は中期的にはトレンド以上に成長する可能性が高い。
1〜3月期の実質GDPは落ち込む可能性が高い。
雇用の伸びは穏やか。信用全体の伸びは緩和的。
欧州での金融機関や公的債務の問題解決の見通しには不確実性。
豪ドルは大幅に上昇して貿易セクターには追加的な抑制要因。
成長とインフレの推移を引き続き精査。
現在の緩やかに引き締め的な金融政策は引き続き適切と判断。」
などが示されました。
豪ドルの軟調が続きました。
ギリシャの財務相が、
「債務再編とヘアカットは大きな間違いになる。」
との認識を示しました。
英製造業PMI(4月)は市場予想より弱い54.6になりました。
ポンドが売られる展開になりました。
欧生産者物価指数(3月)は市場予想とおりの0.7%になりました。
エストニア首相が次期ECB総裁に伊中銀ドラギ氏支持を表明しました。
中国人民銀行が、
「慎重な金融政策を表明する。人民元の改革を継続。
流動性の管理に政策金利と準備預金率を使用。
大震災で日本も債務問題が悪化。
米日の債務問題はインフレ圧力となる可能性。」
などの見解を発表しました。
NY時間の前半ではユーロドルなどのドルストレートと
ドル円がともにしばらく堅調に推移しました。
米製造業受注指数(3月)は市場予想より強い3.0%になりました。
欧州委員会が、
「ポルトガルの救済協議では良い進展となっている。
協議においてEUとIMF間の相違はない。」
との発表をしました。
金や原油などコモディティ(商品)市場が軟調傾向で推移しました。
NYダウもしばらく軟調傾向で推移しました。
NY時間の後半になるとドルストレート通貨ペアが軟調になりました。
ポルトガルの首相が、
「ポルトガル政府はEUとIMFとの支援計画で合意した。
協定には年金のカットを含む。EUとIMFの救済は3年間。
野党との救済措置に関する最終交渉が必要。
新たな財政赤字目標は(従来より大きく)2011年が対GDP比5.9%、
2012年が4.5%、2013年が3%になる。」
などの発表をしました。
NYダウは前日比+0.15ドルで取引を終えました。

<5月4日(水)>

東京市場は祝日で休みでした。
ガイトナー米財務長官が、
「人民元(相場レート)は対ドルで漸進的に動いている。
人民元相場がより急速に上昇することを求める。
人民元がより急速に上昇すれば世界にとっても良い。」
などの認識を示しました。
NZ住宅建設許可(3月)は前月より強い2.2%になりました。
東京時間ではドル円は軟調傾向の揉み合いになりました。
ユーロドルなどドルストレートは午前中に軟調でしたが、
昼頃から反発上昇する相場展開になりました。
英ネーションワイド住宅価格(4月)は、
市場予想より弱い−0.2%になりました。
仏の財務相が、
「ポルトガルへの支援の合意は喜ばしい。
欧州にはこれ以上の景気刺激パッケージは必要ない可能性。
我々は強い米ドルを好み望んでいる。」
との発言をしました。
独サービス業PMI確報(4月)は市場予想より弱い56.8になりました。
欧サービス業PMI確報(4月)は市場予想より弱い56.7になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ハンガリーの成長目標達成は困難な可能性。」
との見解を発表しました。
英建設業PMI(4月)は53.3、英消費者信用残高(3月)は1億ポンドと、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
欧小売売上高(3月)は市場予想より弱い−1.0%になりました。
ユーロが一時売られる場面がありました。
格付け会社のS&Pが、
「英BOEが3ヶ月以内に利上げする可能性が高いと予想。
英インフレ率は第3四半期に5%水準でピークをつけると予想。
英国と仏の住宅市場は後退すると予想。独の住宅市場は安定。」
などの見解を発表しました。
ポンドがしばらく堅調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「ポルトガルには信頼できる赤字削減プランが必要。
ポルトガルの2011年〜2012年上半期の見通しは良くない。
ポルトガルの3〜5年間の見通しを懸念している。
フランスのAAA格付けを確認。見通しは安定的。」
などの見解を発表しました。
格付け会社のフィッチが、
「リトアニアのBBB格付けを確認。見通しはポジティブに引き上げ。」
との発表をしました。
米ADP雇用統計(4月)は市場予想より弱い17.9万人になりました。
米ドルが売られる市場反応になりました。
ドル円が下落して、ドルストレートがしばらく堅調に推移しました。
商品市場の軟調を背景に資源国通貨は軟調傾向で推移しました。
米ISM非製造業景況指数(4月)は市場予想より弱い52.8になりました。
米ISM供給管理協会が、
「サービス業は停滞状態になっている可能性。
成長は持続できるが第2四半期は緩やかな成長を予想。」
との見解を発表しました。
NYダウが下落して主要通貨ペアがしばらく軟調に推移しました。
ユーロ圏関係筋の情報として
「ポルトガルの銀行に必要な支援のレンジは750億〜900億ユーロ。」
との報道がありました。
米サンフランシスコ連銀総裁が、
「高インフレの時期となる可能性は低い。
2011年の米実質GDP成長率は3.25%と予想。
経済成長は2011〜2012年に勢いを増す可能性。
米失業率は2011年末までに8.5%に低下すると予想。
インフレは1.25〜1.50%を予想も1%を下回る可能性がある。」
などの見解を示しました。
ASEAN東南アジア諸国連合+日中韓3財務相会議では、
「2012年から中央銀行総裁も会議に参加。
IMFとの連携強化。域内経済監視機関AMROの設立を歓迎。
資源価格の上昇とインフレと大規模資本流入など留意。」
などの共同声明が採択されました。
ダラス連銀総裁が、
「FRBは透明性を高める義務がある。
住宅市場の回復は遅滞する可能性。」
などの見解を示しました。
金や原油が下落してコモディティ(商品)市場が軟調に推移しました。
NYダウは前日比−83.93ドルで取引を終えました。

<5月5日(木)>

東京市場は祝日で休みでした。
ガイトナー米財務長官が、
「超党派による財政合意に適切な時である。
米国は収入の範囲内でまかなう必要。
人民元は市場原理を反映する初期段階にある。」
などの認識を示しました。
NZ第1四半期失業率は6.6%、同労働参加率は68.7%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
NZドルが一時堅調になりました。
中国人民銀行の副総裁が、
「IMFはBRICSの5通貨と豪ドルや韓国ウォンを
SDRに追加することを検討するべき。」
との見解を示しました。
豪小売売上高(3月)は市場予想より弱い−0.5%になりました。
豪住宅建設許可件数(3月)は市場予想より強い9.1%になりました。
市場反応は豪ドル売りになり、豪ドルが軟調になりました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
NIESR英国立経済社会研究所が、
「英国の金融政策は緩和的に過ぎる。BOEは金利を引き上げる必要。
BOEは2011年第3四半期まで利上げしない可能性。
2011年第3四半期以降から四半期毎に0.25%の利上げを行う可能性。
英経済成長の不振により2011年の英GDP見通しを1.4%に下方修正。
英政府は2015年の財政赤字目標を達成出来ない可能性もある。」
などの見解を発表しました。
英サービス業PMI(4月)は市場予想より弱い54.3になりました。
ポンドが軟調傾向に転じて推移しました。
スペインの5年債の入札では、落札利回りは前回より高い4.549%、
応札倍率が前回より低い1.86倍になりました。
ポルトガルの財務相が、
「内閣は支援プログラムを承認した。
ポルドガルの2011年の成長率は−2%になる可能性。」
などの発言をしました。
独製造業受注(3月)は市場予想より弱い−4.0%になりました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
ドル円が一時79円台後半まで下落しました。
日財務相が、
「為替市場の動向を注視。本日の円の上昇は3月18日とは違う。
円の上昇はドルが弱含みの中で日市場が閉まっているためである。」
との認識を示しました。
英BOEが政策金利を市場予想とおり0.50%に据え置きました。
米GMの第1四半期決算では、売上高が362億ドル、
1株当たり利益が95セントと、共に予想より強い結果になりました。
欧ECBが政策金利を市場予想とおり1.25%に据え置きました。
米第1四半期単位労働費用速報は市場予想より強い1.0%、
米第1四半期非農業部門労働生産性速報は予想より強い1.6%、
米新規失業保険申請件数は予想よりかなり弱い47.4万件になりました。
加住宅建設許可(3月)は市場予想よりかなり強い17.2%になりました。
トリシェECB総裁の記者会見では、
「4月の利上げは正当。流動性は潤沢。インフレ期待の抑制は重要。
インフレ率の上昇は二次的影響になっていない。決定は全会一致。
ポルトガルのプログラムは信頼感の回復に繋がる。
ユーロ圏の経済基調は前向きであるが不透明性は高い。
ECBは適切な時期がくればいつでも利上げは可能。
為替相場の状況を考慮。米国の強いドル宣言には留意が必要。
物価安定に関して動向を非常に注意深く監視。
景気見通しを上方修正した。ECBは物価安定を成し遂げていく。
ECBはユーロ圏全体に対し金融政策を策定。
ギリシャの債務再編は選択肢にない。
金利決定は非標準的措置から切り離すことが可能。」
などが示されました。
「(インフレへの)強い警戒」という次期利上げへのコードワードが
なかったことが影響したかユーロが売られる市場反応になりました。
ドル円がしだいに反発していきました。
加Ivey購買部協会指数(4月)は市場予想より弱い57.7になりました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「アイルランド国債取引の証拠金を55%に引き上げる。」
と発表しました。
IMFのポルトガル訪問団が、
「ポルトガル経済は今後3年間は向かい風に直面。
一段と競争を促進する必要。
ポルトガル経済の回復は2013年の上期に始まる可能性。」
などの報告をしました。
NY原油(WTI)が1ヶ月ぶりに100ドルの大台を割り込みました。
金も大幅下落してコモディティ(商品)市場が軟調になりました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
米ミネアポリス連銀総裁が、
「利上げはコア・インフレにかかっている。
2011年の主要金利引き上げが望ましい。
失業率は5年以内に5%近くとなり正常化する。
失業率は年末までに8〜8.5%に低下すると予想。
GDPは今年3〜3.5%の成長と予想するが向かい風がある。
2011年のGDP成長率には失望しているが、
FRBは金利を上げる準備をする必要がある可能性。」
などの見解を示しました。
NY金先物が1481ドルと1500ドルの大台を割り込みました。
NY原油(WTI)が100ドルの大台を割り込みました。
NYダウは前日比−139.41ドルで取引を終えました。

<5月6日(金)>

豪RBA四半期報告では、
「ある時点で高金利が必要とされる可能性。
鉱業投資は失業者の減少やインフレの加速を引き起こす可能性。
2011年の平均GDP成長率を3.25%と見込む。
雇用の伸びは堅く失業者は漸減の見込み。
2011年第4四半期消費者物価指数の見通しを3.25%に引き上げ。
消費者物価指数コアは2013年まで3.00%を見込んでいる。
2011年第2四半期消費者物価指数コアの見通しを2.50%に引き上げ。
通貨高は製造業や観光事業に打撃。
経済の一部は非常に力強い。」
などが示されました。
豪ドルが反発上昇しました。
中国財政部次官が、
「為替政策は国ごとの主権。人民元の為替レート改革を進める。」
との発言をしました。
日経済財政相が、
「水準は市場で決まるが為替や株はあまり乱高下しては困る。
円独歩高というよりドルが安くなっていると考えられる。」
との認識を示しました。
スイス失業率(4月)は市場予想より強い3.1%になりました。
英RBSの第1四半期決算では5.28億ポンドの純損失となりました。
日経平均は前営業日比−145.00円の9859.20円で大引けました。
オーストリア中銀総裁が、
「市場は昨日のECB総裁の記者会見を過大に解釈している。
ECBのスタンスがハト派だと解釈すべきではない。
ECBは新たな予測とともに6月に決定を下す可能性がある。
ECBの政策目標は物価の安定。為替レートに目標設定していない。」
などの見解を示しました。
英生産者仕入価格(4月)は2.6%、英生産者出荷価格(4月)は0.8%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
トリシェECB総裁が、
「ECBは引き続きインフレを極めて警戒。ECBは全ての状況を注視。
ECBは金利に対して決して事前約束はしない。環境は厳しい。
商品市場の下落は好ましい。物価安定に必要なことを行っていく。
米国の強いドルへの発言は非常に重要。」
などの(昨日の記者会見を補足する)発言をしました。
独鉱工業生産(3月)は市場予想より強い0.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
独シュピーゲル誌が、
「独首相は伊中銀総裁ドラギ氏をECB総裁候補として容認していない。
ストロスカーンIMF専務理事の後任にドラギ氏が良いと考えている。」
との観測報道をしました。
加雇用ネット変化率(4月)は5.83万人、加失業率(4月)は7.6%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
カナダドルが一時買われる展開になりました。
イェレンFRB副議長が、
「資本規制の導入は回避すべきである。資本市場の開放は利益。
柔軟な為替レートと金融政策の独立が必要。」
との見解を示しました。
米非農業部門雇用者数変化(4月)は24.4万人、
米民間部門雇用者数変化(4月)は26.8万人、
米製造業雇用者数変化(4月)は2.9万人と
ともに市場予想より強い結果になりました。
米失業率(4月)は市場予想より弱い9.0%になりました。
米ダウ先物が上昇する展開になりました。
ドル円は上下動しながらも上昇傾向になりました。
豪ドルなど資源国通貨がしばらく上昇しました。
ダドリーNY連銀総裁が、
「米雇用市場は一段の改善を示している。
米第1四半期の経済の弱さは一時的である可能性が高いが、
米景気回復は依然として緩慢。商品価格の上昇は一時的の見込み。
雇用の伸びは今後数ヶ月間加速し続けると期待するが、
労働市場の緩みは2012年まで存続する見込み。
総合インフレ率は今後数ヶ月上昇した後に2%へ向かうと予想。
FRBの物価安定と雇用の目標実現までの道程は長い。」
などの見解を示しました。
加BOC総裁が、
「加成長は日本の地震の影響を受けて第2四半期に減速する可能性。
加ドル高は製造業の競争力の低下を招いている。」
などの認識を示しました。
独シュピーゲル誌が、
「ギリシャがユーロ圏を離脱し独自通貨を再導入する可能性を示唆。
ユーロ圏財務相と欧州委員会は6日に緊急会議を開催。
ユーロ圏財務相緊急会議の議題にはギリシャ債務再編が含まれる。
独はギリシャのユーロ圏離脱に関する協議に強く反対。」
などの観測報道をしました。
リスク回避の動きでNYダウが上げ幅を縮めて、
ユーロドルなどドルストレート通貨ペアが軟調になりました。
ユーログループ議長の報道官が、
「6日ルクセンブルクでのギリシャに関する協議開催を完全否定。」
との声明を出しました。
ギリシャ財務省が、
「ギリシャがユーロ離脱を検討しているとの報道を否定する。
報道は市場の憶測を招きユーロとギリシャを弱体化させて遺憾。」
との声明を出しました。
独シュピーゲル誌の報道を否定する声明後も
ユーロなどドルストレートの軟調傾向が続きました。
米消費者信用残高(3月)は予想より強い60.16億ドルになりました。
NY原油(WTI)は97ドル前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+54.57ドルの12638.74ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<5月9日(月)>

朝8時50分に日銀政策会合議事録、
午前10時半に豪ANZ求人広告件数(4月)、
午後3時に独貿易収支(3月)、独経常収支(3月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(4月)、
などの経済指標が発表されます。
加の指標には一応注目です。
また、この日から10日まで米中戦略経済対話が行われます。

<5月10日(火)>

※香港は休場です。

朝8時01分に英RICS住宅価格(4月)、
午前10時半に豪貿易収支(3月)、豪NAB企業景況感指数(4月)、
同午前10時半に豪NAB企業信頼感指数(4月)、
午前11時に中国貿易収支(4月)、
午後2時45分にスイスSECO消費者信頼感(4月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(4月)、
夜9時半に米輸入物価指数(4月)、
夜11時に米卸売在庫(3月)、
深夜2時に米3年債入札、
などの経済指標が発表されます。
豪・中の指標には注目です。

<5月11日(水)>

午前11時に中国消費者物価指数(4月)、中国生産者物価指数(4月)、
同午前11時に中国小売売上高(4月)、中国鉱工業生産(4月)、
午後2時に日景気一致CI指数速報(3月)、日景気先行CI指数速報(3月)
午後3時に独消費者物価指数確報(4月)、
午後5時半に英商品貿易収支(3月)、
午後6時半に英BOE四半期インフレ報告、
夜9時半に米貿易収支(3月)、
同夜9時半に加国際商品貿易(3月)、
深夜3時に米月次財政収支(4月)、
深夜2時に米10年債入札、
などの経済指標が発表されます。
中・英・米の指標には注目です。

<5月12日(木)>

朝8時50分に日国際経常収支(3月)、日国際貿易収支(3月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(4月)、豪失業率(4月)、
日景気ウオッチャー調査(4月 現状判断DI・先行き判断DI)、
午後3時に日工作機械受注速報(4月 前年比)
午後5時に欧ECB月例報告(5月)、
午後5時半に英鉱工業生産指数(3月)、英製造業生産高(3月)、
午後6時に欧鉱工業生産(3月)、
夜9時半に米小売売上高(4月)、米生産者物価指数(4月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加新築住宅価格指数(3月)、
夜11時に米企業在庫(3月)、
深夜2時に米30年債入札、
などの経済指標が発表されます。
豪・(欧)・英・米の指標には注目です。

<5月13日(金)>

朝7時45分にNZ第1四半期小売売上高、
午後3時に独第1四半期GDP速報、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(4月)、
午後6時に欧第1四半期GDP速報、
夜9時半に米消費者物価指数(4月)、米消費者物価指数コア(4月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・独・欧・米の指標には注目です。

さて、先週もいろいろ注目されることがありました。

5月2日に「オサマ・ビン・ラディンがイスラマバード郊外で死亡」
との報道がありました。
またユーログループ議長が「ユーロの強さは懸念を引き起していない。
ユーロ高はドルの弱さが主因。5月中ばまでにポルトガルに対する
完全な結論を出す。ギリシャの債務再編は選択肢にないがギリシャの
状況は非常に困難。」などの認識を示しました。

5月3日に、ギリシャの財務相が「債務再編とヘアカットは大きな
間違いになる。」との認識を示しました。
金や原油などコモディティ(商品)市場が軟調傾向で推移しました。

5月4日に、仏の財務相が「ポルトガルへの支援の合意は喜ばしい。
欧州にはこれ以上の景気刺激パッケージは必要ない可能性。我々は
強い米ドルを好み望んでいる。」との発言をしました。
また、格付け会社のS&Pが「英BOEが3ヶ月以内に利上げする可能性
が高いと予想。英インフレ率は第3四半期に5%水準でピークをつけ
ると予想。」などの見解を発表しました。
そして格付け会社のムーディーズが「ポルトガルには信頼できる
赤字削減プランが必要。ポルトガルの2011年〜2012年上半期の
見通しは良くない。」などの見解を発表しました。
金や原油などコモディティ(商品)市場が軟調傾向で推移しました。

5月5日に、NIESR英国立経済社会研究所が「英国の金融政策は緩和的
に過ぎる。BOEは金利を引き上げる必要。BOEは2011年第3四半期まで
利上げしない可能性。2011年第3四半期以降から四半期毎に0.25%の
利上げを行う可能性。2011年の英GDP見通しを1.4%に下方修正。」
などの見解を発表しました。
また、トリシェECB総裁の記者会見では「インフレ期待の抑制は重要。
インフレ率の上昇は二次的影響になっていない。決定は全会一致。
物価安定に関して動向を非常に注意深く監視。ECBは適切な時期が
くればいつでも利上げは可能。ECBはユーロ圏全体に対し金融政策を
策定。米国の強いドル宣言には留意が必要。」などが示されました。
NY原油(WTI)が1ヶ月ぶりに100ドルの大台を割り込みました。
金も大幅下落してコモディティ(商品)市場が軟調になりました。

5月6日に、豪RBA四半期報告では「ある時点で高金利が必要とされる
可能性。2011年の平均GDP成長率は3.25%の見込み。2011年第4四半期
消費者物価指数の見通しを3.25%に引上げる。」等が示されました。
米雇用統計では、米失業率は市場予想より弱い9.0%になりましたが、
米非農業部門雇用者数変化(4月)は24.4万人と予想より強い結果になり
ました。そして、独シュピーゲル誌が「ギリシャがユーロ圏を離脱し
独自通貨を再導入する可能性を示唆。」との観測報道をしました。

先週は、日本がゴールデンウィークの中、ビン・ラディン氏の死亡や、
コモディティ(商品)市場の下落や、英欧の政策金利の発表とトリシェ
ECB総裁の記者会見や、米雇用統計の発表や、ギリシャの債務再編懸念
など相場変動の材料が多い一週間で為替相場も大きく動きました。
コモディティ(商品)市場の下落が目立つ1週間になりました。

ドル円が上下動しながらも週後半まで軟調に推移して79円台後半まで
下落して週末に反発を見せる展開になり、一方、ユーロは週後半まで
上下動となるも週後半のトリシェECB総裁の記者会見で次月の利上げを
示唆するコードワード「(インフレを)強く警戒する。」という言辞が
用いられなかったことや独シュピーゲル誌の「ギリシャがユーロ圏を
離脱する可能性。」との観測報道などで週後半から大きく下落する
展開になりました。他方、豪ドルはコモディティ市場の下落を背景に
週後半まで軟調傾向で推移して、週後半に上下動しながらも反発を
見せる相場展開となりました。

さて、円については6日にIMFの副専務理事が「最近の円高は大震災
直後の上昇とは異なる。円高というよりもドル安による。」との見解
を示していているように、ドル安主導での相対的な円高との見方が
あり、今般の円高では日政府・日銀には為替の再介入の意志が見られ
なく、また先週後半はユーロが軟調になったことに加え、商品市場の
軟調を背景としたオセアニア通貨の下落もあり、クロス円でも円高
傾向となって、ドル円では先週5日に一時1995年4月の円高を再び
上回る79.56円をつけました。

米長期金利が低下傾向にあることによるドル売り円買いや、ギリシャ
の債務再編の懸念が再び高まっていることによるリスク回避の円買い
昂進の可能性もあるとともに、他方、4日に格付け会社のS&Pが
「日本の復興コストは日債務水準のリスクレベルを変える可能性」
と指摘していることや、日銀展望リポートでも「当面は震災の影響
中心に景気の下振れリスクを意識する必要。」との見解があり、
また大震災後での日緩和策の継続がまだしばらく余儀ない状況である
ことによる円売り圧力が潜在していることで、今後の円買いと円売り
との綱引きの力関係が注目されます。

ギリシャの債務再編についてギリシャ当局およびEUとECBは否定してい
ますが、事実化した場合にはリスク回避での円買いが昂進する可能性
があり、一方、事実化しなかった場合では、先週の米雇用統計後に少
し円高が緩和となった動きが見られたことや、今週からはGW明けで
の日本の実需筋の動きも見込まれることから、上振れ下振れ双方向の
リスクがあり、ドル円では80円台での売買の攻防の上下動を経てから
次の動きを見定める展開となっていく可能性がありそうです。

米ドルについては、一時FRBの要人にタカ派的発言が散見されていた
ものの、しだいにハト派的傾向に収まりつつあることや、一時は下げ
渋りが見られていた米10年債利回りも3.14台に下落して米長期金利が
低下傾向にあることで、中期的なドル安基調の継続と見る向きがある
一方、先週からギリシャの債務再編の懸念が再び高まっていることに
よるドルストレート通貨ペアでのリスク回避のドル買いが見られると
ともに、NYダウやコモディティ市場が軟調となるなど、リスク選好度
の低下によるドル巻き戻しの動きが見られているようです。

ユーロについては、5日の政策金利発表後のトリシェECB総裁の記者会
見で「(インフレへの)強い警戒」という次期利上げへのコードワード
がなかったことで次期6月の利上げ観測が後退するとともに、
独シュピーゲル誌が「ギリシャがユーロ圏を離脱し独自通貨を再導入
する可能性を示唆。ユーロ圏財務相と欧州委員会は6日に緊急会議を
開催。」との観測報道をしたこともあって、ギリシャ財務省やユーロ
グループ議長の報道官が同報道を否定したものの、ユーロが大きく
下落しました。一部では1.42の節目もしくはそれを下抜けると1.40の
アラウンドまで下落する可能性があると見る向きがありますが、
ギリシャの債務再編の懸念やギリシャのユーロ圏離脱が現実化しない
場合は反発する可能性があり、ギリシャ問題の動向が注目されます。

なお、6日のロイターの報道によりますと「ルクセンブルクで開催さ
れた独・仏・伊・西の財務相会合では、ギリシャのユーロ圏の離脱
および債務再編の可能性ついては協議されなかった。」とのことで、
週明けは一時反発する可能性があると見る向きがあるようです。
大量のギリシャ債を保有するユーロ圏諸国にとってギリシャの破綻は
リーマンショック以上の事件になる可能性があり、今後ともギリシャ
の債務再編は回避させるものと思われますが、市場の疑念も根強い
ようで、ギリシャ債務再編を巡る今後の市場動向が注目されます。

そして豪ドルなど資源国通貨については、コモディティ(商品)市場の
下落傾向とNYダウなど株式市場の下落によるリスク選好度の低下に
伴い先週から軟調傾向となっていますが、世界経済は回復基調にあり
押したところでは拾ってみたいものの、商品価格動向と連動性が高い
だけに、値動きが荒くなっているコモディティ市場の動向と、NYダウ
および先物の動向が注目されます。

また、6日のAP通信によりますと、アルカイダを名乗る組織がイス
ラム系のウェブサイトに、ビン・ラディン容疑者の死を確認すると
ともに、米国やパキスタンに対する報復を警告する声明を発表したと
のことで、過日に米のテロ防止担当官のゲイリー・セイモア氏が
「(原発事故の被害の甚大さに目をつけた)テロリストが大規模な惨
事を引き起こす手段として核関連施設への攻撃が懸念されている。」
と述べていることから、危険な火種を抱えることになったようで、
中東での民主化運動の高まりでアルカイダもすぐに行動しづらい環境
はあるものの、こちらの方も一応の注意だけは必要になりそうです。

経済指標関連では、10日の豪・中の豪貿易収支、
11日の中国経済指標と英BOE四半期インフレ報告に米貿易収支、
12日の豪雇用統計と英・欧の英鉱工業生産に米小売売上高、
13日のNZ第1四半期小売売上高と独・欧の第1四半期GDP速報と
米消費者物価指数にミシガン大学消費者信頼感指数速報、
などが注目されます。

今週は上下双方向のリスクの不確実性が高くファンダメンタルズ
的に読みづらいところがありますが、ギリシャ問題に対する今後の
市場反応や、NYダウおよび先物やコモディティ市場の動向なども
注目していきたいものです。


さて今日は、マーケットの国のお話です。

テクニカル・インジケーターのRSIやDMIやパラボリックなどの
開発者として知られるJ・ウェルズ・ワイルダー・ジュニアが、
100万ドルで買ったとされる「アダム・セオリー」という再帰理論を
解説した本の中で紹介されているマーケットランドのお話です。

「昔々、あるところにマーケットランドという国がありました。」
というおとぎ話のような書き出しで始まる物語です。

その国ではマーケットという楽しいゲームが行われていていました。

そのゲームは、毎日、上昇と下降が繰り返される中で、
プレーヤーたちがその結果について賭けるというゲームです。

その国には、偉大なアーボットとカルジャンが開発した
ダクティル数"Dactyl numbers"やドンティフ波"Pdonfiff waves"や
シャンドン線"Xandon lines"などの分析手法、

そしてトレーディング・システムやデータなどがあるばかりでなく、
スペクトラル分析や占星術チャートまであり、

マーケットの参加者はそれらの素晴らしい道具たちを
自由に使うことができました。

そのようなマーケットランドの住人の1人に
ビーライトという人がいました。

彼はアザホフ数"Azarhof numbers"の使い手で、
その道の達人といわれるほどの人物でした。

ある日、アザホフ数の分析に因ると相場は上昇すべき、
との明確なシグナルを発したので、
彼は大きな買いポジションを持ちました。

ところが、何かが起こりました。

ビーライト氏が巨大な買いポジションを作った直後に、
相場は下落を始めたのです。

でも、彼はアザホフ数において「相場が上昇しなくてはならない。」
ことを知っていたので、しばらく心配することはありませんでした。

しかし、相場はさらに下落を強めていったので、
さしものビーライト氏も心配になってきました。

ビーライト氏には5歳になるヒアナウ"Herenow"という女の子がいて
ビーライト氏が目の前で起こっている悲しい運命を見つめていると、
重苦しい雰囲気を感じ取ったヒアナウが尋ねました。

「ダディー、どうしたの?」

「いや、なんでもないんだよ。
 マーケットは上昇するはずなのにちゃんと動いてくれないんだ。」

「この画面にある線がマーケットなの?」

「そうだよ。」

ヒアナウはスクリーンに近づいて、ギザギザ折れ曲がった線を
目を凝らしてじっと見つめると、

「ねぇ、ダディー、マーケットのことは何も知らないけど、
 この線はずっと下に落ちていくように見えるわね。」

「ヒアナウはマーケットを知らないからそう思うんだよね。
 ほら、アザロフ線はこんなに上昇シグナルを出しているし、
 それだけではなくメリンシャー周波数"Melinxar frequencies"
 だってマーケットは上昇しなければならないと、
 シグナルを出しているんだ。」

「ダディーの言っていることは難しくてよく解らないし、
 マーケットについても何も知らないけど、
 でもやっぱりこの線はずっと下に落ちていくように見えるわ。」

ビーライト氏はじっとしばらく考え込んだ後に、
5歳の娘を見つめてこう言いました。

「ヒアナウ、もう一度言ってくれないか。」

「うん、いいわよ。
 マーケットは下に下がっていくように見えると言ったのよ。
 私、何か悪いこといったの?」

その瞬間でした。ビーライト氏に電撃のようなものが走りました。

アザロフ線とメリンシャー周波数、そしてそのほか多くの手法の
研究に費やした年月が目の前で崩れていくのが見えたのです。

そして、彼は電話を手にして、すべての買いポジションを手仕舞い、
さらに大きな売りポジションを作りました。

それからというもの、彼は別人のようになりました。

うっとりするようなトレーディング・システムや
分析手法に興味を示さなくなったビーライト氏が
すっかり変ってしまったと彼の友人たちはささやきました。

でもビーライト氏はいっこうに気にしませんでした。
なぜなら、彼は莫大な利益を上げれるようになったからです。

(参考: ワイルダーのアダムセオリー パンローリング社)

J・ウェルズ・ワイルダー・ジュニア著の
「アダムセオリー」の第2章「おとぎの話」からの引用ですが、

数々のテクニカル・インジケーターを開発した
テクニカルの父のひとりでもあるワイルダーの著作の一節
でもあるだけに、その象徴する意味はとても興味深く感じます。

ワイルダー自身が到達した最終的な気づきかどうかは判りませんが、
彼の後年の著作で書かれているこの話が示すことは、

テクニカルと予測に偏重したトレードを戒めているとともに、

「価格そのものの動きを素直にそのまま見る重要性」

「トレンドに素直についていく重要性」

「予測ではなく事実を認識する重要性」

などを示唆しているような気がしてなりません。

もしかしますと…、

トレードとは特殊な技巧を凝らして予測的に行うものではなく、

基本的な意味において、

強く動いている方向に素直にポジションを持ち、
(もしも想定違いとなってしまったらきちんと損切りをして)
トータルで利を積み重ねていく、

ただ当たり前のことを当たり前に行うことなのかもしれませんね。

テクニカルはテクニカルとして勉強しつつ、

また、

「ブレーク初動狙いはどうもダマシが多いようだ。
 (ときにトレードチャンスに乗り遅れることがあっても)
 初動には直ぐに乗らずに、一度押しての再上昇や、
 一度戻っての再下降を狙った方がダマシにあいにくそうだ。」

「目標リワードに対して低ボラのレンジの相場は
 浮動が多く避けた方がよいかもしれない。」

「ボラの大きなときには、レートのブレも大きい傾向がありそうだ。
 振り落としを避けるためにボラの大きなときには
 ストップを資金管理範囲内で少し大きめにしよう。」

「トレードチャンスはしっかり待った方がよさそうだ。」

などの経験則を蓄積しつつも、

「天や底を何とか取ってやろう」「損切りもせず全て勝ってやろう」
「大きくなった含み損をなんとかナンピンをして取り返してやろう」
「いくらなんでもここまで下(上)げたら上(下)げるたずだの値頃感」
「ここまで下(上)げてからいまさら売る(買う)のはシャクだ」

などの自身の心の中に湧き上がる思いに打ち勝って、

魔法を追い求めるのではなく、ただ素直に、
当たり前のことを当たり前に行えるように成れたトレーダーが
勝てるトレーダーとなれるのかもしれませんね。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


この記事へのコメント
こんばんわ。最近デモですが、ブレイクに乗れるようになってきました。
なんでか知らないんですけど、動くなぁーって感じるようになりました!
なんでですかね?
あとpivotやばいっすね!
Posted by yoshida at 2011年05月12日 00:07
yoshidaさん、こんにちは。
いつもご訪問ありがとうございます。
相場が感じられるようになられたのですね。
pivotはオーソドックスなものですが有効ですよね。
めっちゃやばいっすか。^^
Posted by 管理人 at 2011年05月15日 20:09
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