FX 情報の海とトレードのお話


フィギュアスケートの世界選手権で
安藤美姫選手が4年ぶりの女王に返り咲きましたね。^^

●先週の気になる出来事

<4月25日(月)>

イースター・マンデーでオセアニアや欧州の市場などは休みでした。
日企業向けサービス価格指数(3月)は、
前年比で市場予想とおりの−1.2%になりました。
東京時間ではドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ドルストレート通貨ペアは上下動の相場展開になりました。
CICC中国国際金融の要人が、
「中国の4月消費者物価指数は5.2〜5.5%に上昇する可能性。」
との見解を示しました。
日財務相が、
「復興財源としての外為特会の活用は慎重に臨むべきである。」
との認識を示しました。
東電株の下落で生保8社と大手銀4行をあわせて
4000億円に迫る損失となっていることが報道されました。
金の現物価格が1517ドルまで上昇しました。
日経平均は前週末比−10.25円で大引けました。
しだいにドル円が軟調になっていきました。
欧州時間ではしばらくドル売りが続きました。
日自動車メーカー8社の国内生産台数が東日本大震災の影響で
前年同月比57%減と過去最大の落込みになりました。
格付け会社のS&Pがトヨタと日産とホンダの見通しを
ネガティブに引き下げました。
イラクの石油相が、
「1バレル120ドルの原油相場は合理的で容認できる水準。」
との認識を示しました。
アイルランドの地元紙が、
「昨年11月にアイルランドはECBから国際支援を要請するよう
(じつは)とても強い圧力を受けていた。」
との前アイルランド財務相の談話を記事として掲載しました。
米新築住宅販売件数(3月)は市場予想より強い30.0万件になりました。
NY時間ではユーロなどドルストレートが一時軟調になり
その後に揉み合う相場展開になりました。
ドル円は揉み合いの後に下落しました。
米ダラス連銀製造業活動指数(4月)は予想より弱い10.5になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「世界の製造業の第1四半期の見通しはやや上向きにシフト。」
との見解を発表しました。
デモ鎮圧に武力行使をしているシリアに対して
「米国がアサド大統領らへの経済制裁を検討している。」
との報道がありました。
金や銀などの価格が堅調傾向で推移しました。
NYダウは祝日前比−26.11ドルで取引を終えました。

<4月26日(火)>

格付け会社のS&Pが中部電力と四国電力とJパワーの格付け見通しを
ネガティブに引き下げました。
トリシェECB総裁が、
「(インフレの)二次的影響のリスクがやや見られる。
顕在化していないが油断はできない。回避することが重要。
インフレが抑制不能になりつつあるとまでは思っていない。
また強いドルは米国の利益との認識を共有している。」
などの認識を示しました。
商品市場が軟調になって豪ドルがしばらく軟調に推移しました。
一時、日投信の設定に伴う円売りが見られましたが、
ドル円は上下動しながらも軟調傾向が続きました。
ユーロドルなどドルストレートが一時軟調になりましたが、
しだいに堅調になっていきました。
日経平均は前日比−113.27円で大引けました。
独政府の経済諮問委員会のフェルト委員が、
「ギリシャは債務の再編は回避できない可能性。
ギリシャの債務比率は2013〜14年に150%まで上昇する見込み。
ギリシャはただちに債務を再編すべき。
独の国内銀行のギリシャ債権はそれほど大きなものではない。
ECBは今年に2回以上の利上げを行うと予想している。」
などの見解を示す発言をしました。
ユーロが一時軟調になった後に上昇する展開になりました。
スペインの6ヵ月物の国債入札では、
平均落札利回りが前回よりかなり高い1.867%、
応札倍率が前回より低い7.1倍になりました。
EU欧州連合統計局が、
「ユーロ圏の2010年の対GDP比の財政赤字は6.0%に低下、
ドイツの2010年の対GDP比の財政赤字は3.3%に上昇、
アイルランドの2010年の対GDP比の財政赤字は32.4%に上昇、
ギリシャの2010年の対GDP比の財政赤字は10.5%に低下、
ポルトガルの2010年の対GDP比の財政赤字は9.1%に低下、
英国の2010年の対GDP比の財政赤字は10.4%に低下。
(ギリシャとポルトガルの対GDP比の財政赤字はともに目標は超過)」
などの発表をしました。
ギリシャの10年債利回りが一時15%を超えて、
同2年債利回りでは一時24%まで上昇しました。
欧州連合が、
「ギリシャは自発的に予算案に取り組んでいる。
ギリシャの債務は懸念の原因だが債務削減は失敗していない。」
などの声明を発しました。
ギリシャの財務省が、
「2010年の財政赤字の上方修正は深刻なリセッションによるもの。
EUとIMFのプランに基づき財政赤字削減へ必要な措置を講じていく。」
との発表をしました。
「FOMCではQE2は6月終了末も低金利は長期継続が示される。」
との観測報道がありました。
米フォード・モーターの第1四半期決算では、
純利益が前年同期比22.4%増の25.51億ドルの8四半期連続黒字に、
調整後の1株当たり利益が市場予想より強い62セントになりました。
仏大統領が次期ECB総裁に伊中銀総裁のドラギ氏支持を表明しました。
英BOEタカ派のセンタンス政策委員が、
「データは英経済の回復が続いていることを示す。
英国の失業率はピークをつけた可能性。
今年の英インフレ率は4%を上回って推移する可能性。
原油価格は150ドルを超える可能性。
ポンドの下落は必要を超えている。
英国のインフレには拡大のリスクが存在。」
などの見解を示しました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「ギリシャが債務再編になった場合は
リーマンの破綻より深刻なものになる可能性。
ギリシャの公的債務は持続可能。
4月のECBの利上げは連続的な利上げを示唆するものではない。」
などの発言をしました。
米S&Pケースシラー住宅価格(2月)は、
市場予想よりは強い−0.18%になりました。
ガイトナー米財務長官が、
「米財政赤字は持続不可能。
米経済は勢いを欠いて2011年を開始した。
原油価格をなどの新たな向かい風に直面している。
米経済の基調は耐久性を見せている。経済は回復中。
民間予想の3〜4%の成長予想は妥当と思われる。
強いドル政策は米国の利益。
米国は決して弱いドルを求めることはしない。
FRBはインフレを抑制するだろう。
米国の金融システムは強固になりつつある。
中国は輸出依存の低下を模索し資本勘定の開放に着手した。
米国の債務は5月16日頃に上限に到達するが、
債務上限の引き上げ法案は議会を通過するだろう。」
などの認識を示しました。
英BOEタカ派のセンタンス政策委員が、
「利上げしないことでインフレターゲットへの
信頼性が損なわれることを懸念している。
27日の英第1四半期GDPの結果を重要視し過ぎることに警鐘。
付加価値税やインフレ圧力などの家計圧迫により
個人消費が弱まっても驚きではない。
世界的なインフレ圧力は当面続く可能性。」
などの見解を示しました。
米消費者信頼感指数(4月)は市場予想より強い65.4、
リッチモンド連銀製造業指数(4月)は予想より弱い10になりました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「ECBの政策金利は引き続き緩和的。
異常な低金利期間は終わりを迎える可能性。」
との認識を示しました。
米ドルの軟調傾向が続きました。
ドル円が一時反発を見せましたが軟調傾向が続きました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「27日からポルトガル国債取引の証拠金を35%に引き上げる。
27日からアイルランド国債取引の証拠金を45%に引き上げ上げる。」
などの発表をしました。
米2年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い0.673%、
応札倍率が前回より低い3.06になりました。
NYダウは前日比+115.49ドルで取引を終えました。

<4月27日(水)>

日小売業販売額(3月)は前年比で予想より弱い−8.5%になりました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.5096元の切上後最高値になりました。
豪第1四半期消費者物価は市場予想より強い1.6%になりました。
豪ドルがしばらく堅調傾向で推移しました。
格付け会社のS&Pが、
「日本の格付け見通しをネガティブに引き下げる。格付けは据え置き。
見通し引き下げの理由には地震と原発危機がある。
再建にかかるコストは20〜50兆円の見通し。
震災が中期では成長に大きな影響を及ぼすとは考えていない。
日本の財政赤字は2013〜14年でGDPの145%に達すると予想。」
などの発表をしました。
しばらく円が売られてドル円が堅調傾向で推移しました。
米ジョンソン・エンド・ジョンソンが、
「スイス・シンセス買収に213億ドルで合意した。」
との発表をしました。
日経平均は前日比+133.15円で大引けました。
独GFK消費者信頼感調査(5月)は予想よりやや弱い5.7になりました。
ポンドが指標発表前の持ち高調整でしばらく軟調傾向で推移しました。
英第1四半期GDP速報は市場予想とおりの0.5%になりました。
一部で英GDPが予想より弱い数字になるとの観測があったのに対して
市場予想とおりの英GDPの結果にポンドが買い戻され急上昇しました。
欧鉱工業新規受注(2月)は市場予想より弱い0.9になりました。
ポンドを除くドルストレートがFOMCのイベントを控え
持ち高調整でしばらく軟調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の格付け見通しのネガティブを維持する。」
との発表をしました。
英財務相が、
「不安定な世界経済の状況だが英は政策路線を堅持する。」
との発言をしました。
独消費者物価指数速報(4月)は市場予想とおり0.2%になりました。
米耐久財受注(3月)は市場予想より強い2.5%になりました。
米5年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い2.124%、
応札倍率が前回よりやや低い2.77になりました。
米FOMCでは政策金利が0.0%〜0.25%で据え置きが決定されました。
FOMC声明では、
「6000億ドルの米国債購入は計画通り6月まで継続。
異例な低金利を長期間にわたり継続する。
米経済は緩やかなペースで回復。インフレ期待は安定。
労働市場は緩やかに改善。今回の決定は全会一致。」
などが示されました。
バーナンキFRB議長の記者会見では、
「FRBには保有資産の調整の用意がある。
2012年と2013年に経済成長は加速すると予想。
2011年の第1四半期の経済成長は比較的弱いと予想。
予測をやや下方修正した。住宅市場は弱い。
大幅な緩和政策を維持。物価期待を注視している。
インフレは正常な水準へと低下していく可能性。
QE2は効果があった。労働市場には更なる改善が必要。
長期的失業者は戦後最悪の水準。
引き締めの行動の前に複数回の会合を経る可能性。
強い米ドルは米国と世界の利益。
ガソリン価格の上昇は困難をもたらすが高騰は沈静化する可能性。
労働市場の改善は緩やかな可能性。中期的なインフレ期待を懸念。
インフレの上昇が執拗なら行動が必要になる。
インフレを低位で安定させることが重要。
資産の保有額は一定の水準を維持する。
保有資産の再投資終了は引き締めを意味する。
債務問題は米国にとって最大の長期的な課題。
ドルは中期的に見て強くまた安定していると認識。」
などが示されました。
FRB経済見通しでは、
「2011年の米GDPを3.1〜3.3%に下方修正。
2011年の米失業率を8.4〜8.7%に改善修正。
2011年の米PCEを2.1〜2.8%に上方修正。」
などが発表されました。
FOMC後での市場反応はドル売りとなりました。
スペイン財務相が、
「伊中銀のマリオ・ドラギ氏は次期ECB総裁の素晴らしい候補者。」
との発言をしました。
NYダウは前日比+95.59ドルで取引を終えました。

<4月28日(木)>

RBNZが市場予想とおり政策金利を2.50%で据え置きました。
RBNZ声明では、
「クライストチャーチの震災を背景にNZ経済の見通しは不透明。
貿易相手国の経済成長は好調でNZの商品輸出価格の押し上げに寄与。
原油価格の上昇とNZドルの高止まりは歓迎しない。
間接税の拡大の影響でヘッドラインのインフレは上昇。
コアインフレの見通しと経済状況から政策金利は当面適切の可能性。」
などが示されました。
NZドルが一時軟調になりました。
英GFK消費者信頼感調査(4月)は市場予想より弱い−31になりました。
日失業率(3月)は市場予想より強い4.6%、
日全国消費者物価指数(3月)は前年比で予想とおり0.0%になりました。
日鉱工業生産速報(3月)は市場予想より弱い−15.3%になり、
統計開始以来で最大の落ち込みになりました。
日経済財政相が、
「サプライチェーンは予想より早い段階で回復すると確信。」
との見解を示しました。
日経済産業相が、
「今夏の電力抑制目標は一律15%減で調整できる見通し。」
との認識を示しました。
東京時間では米ドルの軟調傾向が続きました。
世界銀行が、
「2011年の中国GDP成長率見通しを9.3%に引き上げる。
2012年の中国GDP成長率見通しは8.7%と予想する。
2012年の中国経常黒字はGDPの3.6%へ縮小すると予想する。」
などの見解を発表しました。
日銀が政策金利を0.1%に据え置きました。
日銀副総裁が基金増額による更なる金融緩和を提案しましたが、
1対8で否決されました。
日経平均は前日比+157.90円の9849.74円で週の取引を終えました。
独輸入物価指数(3月)は市場予想とおりの1.1%になりました。
日銀展望リポートでは、
「震災の影響を含み必要と判断される場合には適切な措置講じていく。
当面は震災の影響中心に景気の下振れリスクを意識する必要。
2011年度後半以降に日経済は緩やかな回復経路に復していく見込み。」
などが示されました。
IMF国際通貨基金報告では、
「中国やインドによりアジアは力強く成長。
アジアのインフレリスクは上向のままである。
アジアは更なる金融引き締めを必要としている。」
などが示されました。
日銀総裁の記者会見では、
「供給制約の解消については10月の段階で充分ではない可能性。
秋口以降から供給面の制約が和らぐ可能性。
石油製品などの上昇によるインフレ期待の上昇には注意が必要。
供給ギャップがあり物価が継続的に上昇するとは認識していない。
3月に思いきった金融緩和を行ったばかりで効果を見極める段階。
日本経済の先行きには不確実性が大きいことを認識。
来年には潜在成長を上回る成長になる可能性。
国債引き受けの問題はこれまで答えたとおり適当でないと考える。
金融面から経済を下支えしていく。」
などが示されました。
英BOEのタカ派のセンタンス政策委員が、
「高いインフレが賃金と価格に影響を及ぼし始めている兆候。
ポンド安が物価圧力に影響を与えている。」
との見解を示しました。
独失業者数(4月)は市場予想とおりの−3.7万人、
独失業率(4月)は市場予想より弱い7.1%になりました。
米第1四半期GDP速報のイベントを控えて
持ち高調整で主要通貨ペアがしばらく軟調に推移しました。
ルクセンブルク中銀総裁が、
「ECBは適切なペースで段階的に出口政策を継続していく。
ECBは特定の国々のためではなくユーロ圏の全体のために政策を決定。
ECBは特定の一国の銀行支援を目的とした措置は取らない。」
などの認識を示しました。
米第1四半期GDP速報は前期比年率で1.8%、
米第1四半期GDP価格指数速報は1.9%、
米新規失業保険申請件数は42.9万人、
米シカゴ連銀全米活動指数(3月)は0.26と、
いずれも市場予想より弱い結果になりました。
米第1四半期個人消費速報は2.7%、
米第1四半期コアPCE速報は1.5%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
市場反応ではドル売りになりました。
ユーログループ議長が、
「仏大統領はドラギ氏を次期ECB総裁候補として支持している。
私もそれに対して意見の相違はない。
ギリシャの債務再編は選択肢にはない。
ギリシャの債務再編は予想し得ない事態を引き起こす可能性。」
などの見解を示しました。
米中古住宅販売保留(3月 成約)は予想より強い5.1%になりました。
一時ドル買い反応が見られました。
カナダの首相が、
「加消費者は通貨高の恩恵を受けるも加BOCは急激な通貨高を懸念。」
との認識を示しました。
米7年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い2.712%、
応札倍率が前回より低い2.63になりました。
NY金先物が1531ドルまで上昇しました。
NY原油先物が112ドル後半まで上昇しました。
Nyダウは前日比+72.35ドルで取引を終えました。

<4月29日(金)>

NZ貿易収支(3月)は市場予想より強い4.64億NZドルになりました。
構成項目の輸出は45.3億NZドルと過去最大になりました。
東京市場は昭和の日の祝日で休みでした。
東京時間では主要通貨ペアが小幅な揉み合いとなりました。
人民元の対ドル基準値が1ドル6.4990元の切上後最高値になりました。
資源国通貨がしばらくやや軟調傾向で推移しましたが、
その後は対ドルで徐々に反発する相場展開になりました。
独小売売上高指数(3月)は市場予想より弱い−2.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
スイスSNBの総裁が、
「インフレ見通しは物価安定の範囲内にあるが、
ややインフレの上振れリスクが見られる。
いつでも物価安定のために必要な措置を取ることが可能。
経済成長への下振れリスクはあるがスイス経済は予想より好調。」
などの認識を示しました。
スイスフランが堅調傾向で推移しました。
英市場はロイヤルウェディングの祝日で休みでした。
欧消費者物価指数速報(4月)は、(物価安定で目指す2%未満を上回る)
前年比で市場予想より強い2.8%になりました。
欧失業率(3月)は市場予想とおりの9.9%になりました。
欧業況判断指数(4月)は1.28、欧消費者信頼感確報(4月)は−11.6、
欧鉱工業信頼感(4月)は5.8、欧サービス業信頼感(4月)は10.4と、
いずれも市場予想より弱い結果になりました。
スイスKOF先行指数(4月)は市場予想より強い2.29になりました。
米第1四半期雇用コスト指数は0.6%、
米個人支出(3月)は0.6%、米個人所得(3月)は0.5%と、
いずれも市場予想より強い結果になりました。
米PCEコア・デフレータ(3月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
加GDP(2月)は市場予想より弱い−0.2%になりました。
加ドルが一時軟調になりました。
米シカゴ購買部協会景気指数(4月)は予想より弱い67.6になりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月)は
市場予想より弱い69.8になりました。
バーナンキFRB議長が、
「米経済は緩やかなペースで回復。
米国の労働市場は徐々に改善しつつあるが失業率は高い水準。
住宅市場が景気回復を抑制。米経済は望む状態にはまだない。」
などの認識を示しました。
NY時間ではユーロが上下動しながらも軟調傾向で推移しましたが、
加ドルもしだいに反発して資源国通貨は堅調傾向で推移して、
全般にドル売り優勢の相場展開になりました。
資源国通貨の堅調さが目立つ相場展開になりました。
商品市場が堅調でNY金先物が1556ドル前半まで上昇しました。
NY原油(WTI)は113ドル後半で週の取引を終えました。
NYダウはは前日比+47.23ドルの12810ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<5月2日(月)>

※中国・英の市場がお休みです。

朝8時01分に英ホームトラック住宅調査(4月)、
午前10時半に豪第1四半期住宅価格指数、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(3月 前年比)、
午後4時半にスイスSVME購買部協会景気指数(4月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(4月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(4月)、
午後6時からトリシェECB総裁の講演、
夜9時半に加鉱工業製品価格指数(3月)、加原材料価格指数(3月)、
夜10時から英BOE総裁の講演、
夜11時に米ISM製造業景況指数(4月)、米建設支出(3月)、
などの経済指標が発表されます。
(豪)・(スイス)・米の指標には注目です。

<5月3日(火)>

※東京市場が祝日でお休みです。

午前10時に中国非製造業PMI(4月)、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後5時半に英製造業PMI(4月)、
午後6時に欧生産者物価指数(3月)、
夜11時に米製造業受注指数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・(英)・(米)の指標には注目です。

<5月4日(水)>

※東京市場が祝日でお休みです。

朝7時45分にNZ住宅建設許可(3月)、
午後3時に英ネーションワイド住宅価格(4月)、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(4月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(4月)、
午後5時半に英建設業PMI(4月)、英消費者信用残高(3月)、
午後6時に欧小売売上高(3月)、
午後8時半に米チャレンジャー人身削減数(4月 前年比)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(4月)、
夜11時に米ISM非製造業景況指数(4月)、
などの経済指標が発表されます。
(欧)・米の指標には注目です。

<5月5日(木)>

※東京市場が祝日でお休みです。

朝7時45分にNZ第1四半期失業率、NZ第1四半期労働参加率、
午前10時半に豪小売売上高(3月)、豪第1四半期小売売上高、
同午前10時半に豪住宅建設許可件数(3月)、
午後5時半に英サービス業PMI(4月)、
午後7時に独製造業受注(3月)、
午後8時に英BOE政策金利、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時半からトリシェECB総裁記者会見、
同夜9時半に米第1四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜9時半に米第1四半期単位労働費用速報、新規失業保険申請件数
同夜9時半に加住宅建設許可(3月)、
夜10時半からバーナンキFRB議長の講演、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(4月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・豪・英・欧・米などの指標には注目です。

<5月6日(金)>

午前10時半に豪RBA四半期金融政策報告、
午後2時45分にスイス失業率(4月)、
午後5時半に英生産者物価指数(4月)、生産者仕入・出荷価格(4月)、
午後7時に独鉱工業生産(3月)、
午後8時に加雇用ネット変化率(4月)、加失業率(4月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(4月)、米失業率(4月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数変化(4月)、米製造業雇用者数変化、
同夜9時半に米週間平均労働時間(4月)、
深夜4時に米消費者信用残高(3月)、
などの経済指標が発表されます。
(豪)・(独)・加・米の指標には注目です。

さて、先週もいろいろ注目されることがありました。

4月25日に、CICC中国国際金融の要人が「中国の4月消費者物価指数
は5.2〜5.5%に上昇する可能性。」との見解を示しました。
また、アイルランドの地元紙が「(じつは)昨年11月にアイルランドは
ECBから国際支援を要請するようとても強い圧力を受けていた。」
との前アイルランド財務相の談話を記事として掲載しました。
格付け会社のムーディーズが「世界の製造業の第1四半期の見通しは
やや上向きにシフトしている。」との見解を発表しました。

4月26日に、独政府の経済諮問委員会のフェルト委員が「ギリシャは
債務の再編は回避できない可能性。ギリシャはただちに債務を再編す
べき。ECBは今年に2回以上の利上げを行うと予想している。」
などの見解を示す発言をしました。
ギリシャの10年債利回りが一時15%を超えて、同2年債利回りでは
一時24%まで上昇しました。
また、ECBのゴンザレスパラモ専務理事が「ギリシャが債務再編に
なった場合はリーマンの破綻より深刻なものになる可能性。
ギリシャの公的債務は持続可能。」との見解を示しました。
そしてガイトナー米財務長官が「米財政赤字は持続不可能。米経済は
勢いを欠いて2011年を開始したが米経済基調は耐久性を見せている。
強いドル政策は米国の利益。米国は決して弱いドルを求めることは
しない。FRBはインフレを抑制するだろう。」との見解を示しました。

4月27日に、格付け会社のS&Pが「日本の格付け見通しをネガティブ
に引き下げる。」との発表をしました。
また、英財務相が「不安定な世界経済の状況だが英は政策路線を堅持
する。」との発言をしました。
そしてFOMCでは「6000億ドルの米国債購入は計画通り6月まで継続。
異例な低金利を長期間にわたり継続する。」ことが決定されました。
バーナンキFRB議長の記者会見では「2011年の第1四半期の経済成長は
比較的弱いと予想。インフレは正常な水準へと低下していく可能性。
労働市場には更なる改善が必要。引き締めの行動の前に複数回の会合
を経る可能性。インフレの上昇が執拗なら行動が必要になる。
資産の保有額は一定の水準を維持する。債務問題は米国にとって最大
の長期的な課題。強い米ドルは米国と世界の利益。」
などが示されました。

4月28日に、日銀副総裁が基金増額による更なる金融緩和を提案し
ましたが1対8で否決されました。
また、ルクセンブルク中銀総裁が「ECBは適切なペースで段階的に
出口政策を継続していく。ECBは特定の国々のためではなくユーロ圏
の全体のために政策を決定。」などの認識を示しました。
そして、ユーログループ議長が「ギリシャの債務再編は選択肢にはな
い。ギリシャの債務再編は予想し得ない事態を引き起こす可能性。」
などの見解を示しました。

4月29日に、人民元の対ドル基準値が1ドル6.4990元と、ついに6.5元
を超えて切上げ後での最高値になりました。
また、バーナンキFRB議長が「米経済は緩やかなペースで回復。米国の
労働市場は徐々に改善しつつあるが失業率は高い水準。住宅市場が
景気回復を抑制。米経済は望む状態にはまだない。」
などの認識を示しました。

先週は、ドル円が27日に日本の格付が引き下げられたことやFOMC前の
持ち高調整で一時反発しましたが、週間では軟調傾向の推移になりま
した。一方、ユーロドルやポンドドルは週前半に一時軟調傾向の揉み
合いになるも、週間では堅調に推移して、また豪ドルなど資源国通貨
も上下動とはなるも週間では堅調に推移しました。
先週は総じてドル売り傾向が継続する一週間となりました。

また先週、注目されていたFOMCでは、FOMC前に米要人の一部でタカ派
的な発言が散見されていたにもかかわらず、いざふたを開けてみれば
全会一致で「「6000億ドルの米国債購入は計画通り6月まで継続。
異例な低金利を長期間にわたり継続する。」ことが決定されました。

そしてバーナンキFRB議長の記者会見でも、物価期待を注視している
としながらもインフレは正常な水準へと低下していく可能性との認識
を示し、保有資産の調整の用意があるとしながらも資産の保有額は
(再投資で)一定の水準を維持するとして、長期にわたる緩和政策の
継続が示されることになりました。

そして引き締めの行動の前に「複数」回の会合を経る可能性を示唆し
たことで、米有力投資銀行17社のうち15が「年内の米利上げは無い」
と予想(2社は年内利上げの可能性を指摘)するなど、市場では2011年
での利上はないとする見方が大勢となったようです。

ただ一部では「複数」の表現に2を暗示することがある"a couple"
という言辞を用いたことや、バーナンキFRB議長をはじめガイトナー
米財務長官やECB総裁らが、最近「強い米ドルは米国と世界の利益。」
との言辞を再び使い始めたことや、ドル安の織り込みも2008年の安値
のレベルに迫っていることや、米有力投資銀行17社のうち2社が米の
年内利上げの可能性があるとしていることなどで、年内の米ドル反発
への期待を裏読みする向きがあるとともに、また燻り続ける欧州問題
が顕在化した場合などでのリスク回避の米ドル買いとなる可能性を
指摘する向きもあるようで、興味深い話はあるようです。

しかしながら、FOMC直後の米ドルの「Buy the fact」の動きも見ら
れなく、市場は米ドルの一時の最安値とも見ていないようで、少なく
とも8月9日のFOMCを前にするまでは、最弱通貨米ドルの位置付けは
堅いと見るのが妥当な可能性が高く、ときに調整を経ることはあって
も、基調として米ドル安は継続しそうです。

また円については、28日に日銀副総裁による基金増額での金融緩和の
提案は1対8で否決されて更なる緩和は見送られたものの、大震災後
での日緩和策の継続がまだしばらく余儀ない状況であることや、
格付け会社のS&Pが日本の格付け見通しをネガティブに引き下げた
ことなどから円売り圧力は潜在していますが、ドル円については
ドル安圧力があることから、一時80円を目指そうとする動きとなる
可能性があると見る向きはあるようです。

ただ一方、ゴールデンウイーク中は実需筋の売買低下となりやすく、
また、米10年債利回りが3.31%まで下落しているものの下げ渋って
いる様相もあり、そして日本の輸出企業の円買いの減速も見られて
いる(日経5/1)とともに、ドルショートがかなり積み上がっている
ことや、円売り圧力は潜在していることから、投機筋によるドル円
の一旦の持ち高調整のショートカバーの可能性の指摘もあるようで、
柔軟に対応して行きたいものです。

他方、ユーロについては、年内の段階的利上げはほぼ既定路線となっ
てきていて、1.5000の節目までは上下動しながらも上昇基調が続く
と見る向きが優勢のようですが、26日にギリシャの10年債利回りが
一時15%を超えて、同2年債利回りでは一時24%まで上昇している
などの金融市場でのリスク回避の動きの事実もあり、欧州要人の多く
がギリシャの債務再編には否定的ながらも、26日の独政府の経済諮問
委員会のフェルト委員によるギリシャ債務再編を勧める意見もあり、
すぐには顕在化しないとしても、ポテンシャルの高くなっている
リスクの火種があることだけは忘れずにいたいものです。

そして豪ドルなど資源国通貨については、先週NY金先物が1556ドル、
NY原油が113ドル台後半まで上昇しているなどコモディティ市場の
堅調が続いていることや、世界経済自体は回復基調にあることや、
またNY株式市場が2年8ヶ月ぶりの高値になるなど、リスク選好度
も増して来ていて、そして資源国通貨へのやがての更なる金利上昇
への期待も根強いことから、先週同様に高値警戒はありながらも
中期的に堅調が続くと見る向きが優勢のようで、押したところでは
拾っていくことができそうですが、一方、実需の反映されやすい
ロンドン市場での銅先物相場が軟調色になっていることから、
商品市場には投機マネーの過剰流入による過熱感もあるようで、
一時、コモディティ市場が利食いなどで調整になった場合は、
資源国通貨も調整となる可能性があり、調整の動きには注意して
おきたいものです。

経済指標関連では、2日の豪豪第1四半期住宅価格指数、
そして英BOE総裁の講演に米ISM製造業景況指数、
3日の豪RBA政策金利と豪RBA声明、
4日の米ADP雇用統計と米ISM非製造業景況指数、
5日のNZ第1四半期失業率と豪小売売上高に豪住宅建設許可件数、
そして英欧の政策金利の発表とトリシェECB総裁記者会見、
6日の加雇用統計と米雇用統計などが注目されます。

なお、連休中の東京時間では閑散相場となりやすそうですが、
案外とゴールデンウイーク中は大きな動きになることが少なくなく、
昨年はギリシャ問題に端を発した歴史的急落となったことなども
ありましたので、(杞憂になるとは思いますが) 連休中の仕掛けの
動きなどには一応の注意はしておきたいものです。


さて今日は、情報の海とトレードのお話です。

情報化社会などという言葉も、もう言われて久しくなりますが、
現在、情報は「氾濫」しているほどに溢れていますね。

そして、その情報は量が多くなっているだけではなく、
スピードも早く、多岐に変化もしていて、

それらの中から必要で正しい情報を得ることは
逆に難しくなってきているとの指摘も聞かれます。

そのような情報の海に日々浸っていると、

連休などで人里はなれた野山に行ったときに見る風景は、
そこに咲く花々は年々で違うはずなのに
十年前と全く変わりがないように見えて、

その変らぬ景観に不思議な安堵感と憧憬を覚えるものです。

また、

トレードにかかわる情報も溢れていて、
様々な思考や意見があるだけではなく、

ときに情報同士が相容れなく、
何が正しいのか、何が間違っているのか、

迷いの淵に取り残されてしまいそうになることがあるものですね。

「価格には全てが織り込まれていくのだから、
 トレードではテクニカル分析だけをすればよく
 ファンダメンタルズは全く不要なばかりではなく、
 むしろ無用なバイアスを生じさせて有害である。」

と聞けば、そうかなぁ、とも思うものですし、

「プロ集団のファンド筋などでは一部のモデル系を除いて
 テクニカルだけでトレードしているところは極少数派で、
 現在は情報戦ともいえる時代になっている。
 格付け機関の発表や経済指標発表で相場が動くことは日常で、
 相場は過去の記録ともいえるテクニカルだけに従って
 動いているのではない。情報こそが大切なのだ。」

と聞けば、これはこれでそういうものかなぁ、と思うことがあり、

「テクニカルだけでも、ファンダメンタルズだけでも不完全だ。
 造語だか、今はテクニカルとファンダメンタルズをともに
 融合させて用いるファンダテクニカルの時代に入っている。」

などと聞けば、そうなんだぁ、と思うことがあり、

まさに、情報の淵の迷える羊になってしまうことがありますね。

そしてまた、

テクニカル派の中の情報や考え方でも百家争鳴していて、

「メジャーなテクニカルは多くのトレーダーが参考にしているので、
 影響度は高く、また時の洗礼を経て残っているのは優秀な証拠で、
 マイナーなものよりメジャーなテクニカルを用いるべきだ。」

「いや、それは違う。相場では負けている人が大多数なのだから、
 相場のオーディナリーやマジョリティに属するメジャーな
 テクニカルでは勝てない。まだ着目の少ない優秀なテクニカルを
 他のトレーダーより早く発見したり開発すべきだ。」

などといのも、ディベートを聞いているようで、
どちらも一理のように思えるものです。

「RSIがいいよ。」
「いや、やはりストキャスだね。」
「何を言ってるRCIのほうが優秀さ。」
「そんなオシレーターなどどれもダメさ。」

いろいろな意見を聞いていると、しだいに情報の海に浸りすぎて
ポール・ディラックの海のように、混沌としてしまうものです。

ただひたすらに情報を爆食していると、
頭の中に蓄積された情報のエネルギー和がゼロになって
結局、何が何だかさっぱり解らくなってしまうわけですね。

ふと気づいたときに、たくさんの情報を得たのにもかかわらず、
ただの「情報メタボ」となってしまうことがあるのです。

このようになってしまったときには、

不要な情報を捨てて、情報のダイエットをしていくか、

あるいは、全ての情報をまずは捨てて、
そこから重要なものや価値あるものだけ再び拾い集めて、
再構築していく必要がありますが、

そこでの指針は「原点と基礎に還る」ということが
とても有効になる場合があります。

「いろいろ勉強したけれども、結局、解らなくなっちまってね。
 いや、トータル的には決して負けているわけではないんだよ。
 まぁ、囲碁や将棋で言うと万年初段という状況で、
 次のレベルになかなか行けないんだよね。」

「それで、一度チャートからテクニカルの重装備を
 全て外したんだ。移動平均線も全てだよ…。
 そしたらね。チャートがとてもダイナミックに見えてね。
 ローソク足が不思議と生き生きと見えるんだよね。」

「あぁ、全てテクニカルを外したって言ったって、
 もちろん和製テクニカルのローソク足だけは残したさ。
 だって、何がもっとも重要かって考えたら、
 それは価格そのものといってもよいローソク足だからね。
 さすがにこれだけは外すわけには行かないよ。」

「で…、オールド・トレーダー達がそうしてきたであろう、
 ローソク足だけでトレードしてみようと思ったんだ。
 大切な始原的なものを感じたり経験できると思ったんだよね。」

「そして、こう考えたんだ…。
 トレードで利益を得るとはどういうことかとね。」

「まぁ、馬鹿馬鹿しい自問だけど…、こういう結論になった。
 トレードで利益を得るとは、それが20Pipsであれ50Pipsであれ、
 買いポジションならエントリー後に利益相当の陽線の示現など、
 少なくとも小さな上昇トレンドが必要である、と帰結したんだ。」

「買いポジションを持って、その後に下降トレンドになったら
 負けるわけで、当然といえば当然なことなんだけれどもね。」

「そして、こうも考えた。
 買いポジションを持って利益相当の小さな上昇トレンドを
 得やすい状態はどのような状況か、ということなんだけれども…」

「それは大きな陰線が示現していたり、陰線の連なりがあるときには
 その利益相当の小さな上昇トレンドが得にくく、
 大きな陽線が示現していたり、陽線の連なりがあるときには
 その利益相当の小さな上昇トレンドが得やすいことに
 気づいたんだ。」

「レートの動きには一方向に動き出したらしばらく動きが続く、
 という慣性のような傾向があるんだよね。だから俺は、
 マイルールのその1を
 『買いでは元気良い陽線の示現を確認する(予測はしない)』
 としてみたんだ。まぁ、俺なりの勝手なルールだけれどもね。」

「誤解の無きように断っておくけど、このマイルールは
 決して逆張りや押し目買いを否定しているわけではないよ。
 たとえば価格の下落が続いていても、
 その後に、元気良い陽線が示現したらロングさ。
 まぁ、買いの前にしっかり陽線を確認するという意味になるかな。
 天才的な人の中には陽線が出ているときにロングしないという
 部分的な天や底を的確に捉える人もいるのは知ってるけど、
 俺は凡人。予測のトレードではなく確認をしっかりするのさ。」

「そして、マイルール1の反対となるけれど、
 マイルールのその2を
 『元気良い陰線が示現したときには、決して買わない、
 そして買いポジを保有し続けない(損切りする)』としたのさ。」

「もちろん陽線が示現しているからといったって、
 ずーっと価格が上昇するわけではないさ。
 でも、しばらくは上昇しやすい傾向は確かにあるんだよなぁ。」

「そして、価格が上昇していたのに、反転するところを調べてみた。
 もちろんいつも反転ポイントは決まっているわけではなく、
 要人発言や経済指標の影響と思われる不測も少なくないけど、
 反転する場合は、前回高値や、ずーっと以前で何度も反転した
 価格帯での反転がとても多いことに気づいたんだ。」

「まぁ、これがレジスタンスというわけだけれども、
 昔のオールド・トレーダー達はうまいものを考えていたものだね。
 再発見することができたよ。だから俺はマイルールのその3を
 『レジ・サポには注意する』としてみたんだ。」

「あくまで注意にとどまるものだよ。
 ここで反転するはずだなどの予測は禁物さ。
 利が乗っていたら一旦利食うポイントにもなることはあるけど、
 レジ・サポで必ず反転するとは限らないからね。
 抜けたときはブレークとなるのさ。ダマシもあるけど、
 ブレークした場合は、さらに上昇が続くことが多いからね。」

「そして、レジ・サポで上下をがっちりガードされたエリアと
 なることがあるよね。これがいわゆるレンジ相場だけれど、
 このエリアの中をトレードする場合は、
 レジ・サポが上下に離れているほど天井と床に距離があって、
 利益相当の小さな上昇トレンドが得やすいことに気づいたんだ。
 逆に言うと、レジ・サポが上下に離れていなくて狭いときは
 エリア内の天井と床が近すぎて、すぐに天井コッツンで、
 利益相当の小さな上昇トレンドが得にくいんだよね。」

「だから、俺はマイルールのその4を
 『利益目標に対して狭いボラのエリア内はトレードしない』
 としてみたんだ。
 気持ちよくエリア内をトレードするにはボラは利益目標に対して
 2倍は欲しい感じかなぁ…。」

「まだあるよ。マイルールのその5は
 『迷ったらトレードしない』だよ。
 迷ったときは自身のレベルで決断ができない状況なわけで、
 本能的に何らかの危険を察知している場合があるんだ。」

「もちろん、迷うという感覚的な認識は、
 トレード技能の上達や経験値で変っていくものだけど、
 不思議と悪い第6感だけは当たることが多いものさ。w」

「これだけさ。とても簡単で幼稚だろう?」

「あぁ、もちろん、この他にも、
 トレンド方向へのトレードを心掛けるとか、
 上位の時間軸を含めて複数時間軸を確認するとか、
 いろいろ大切なことはあるさ。
 あくまで基本的なマイルールというわけだけれどもね。」

「でもね、これらの基本マイルールを確立してから、
 あらためてお気に入りのテクニカルを表示させると、
 今までとは違ってチャートが見えるんだなぁ。
 今までの断片的知識が蘇るような感じさえしたよ。」

「何が大事で何が補助かが認識されているから、
 頭の中でかみ合うと言うか…、格好よく言うと
 チャート分析のプライオリティが再構築されるっちゅうのか、
 トレード判断で行くべきか止めるべきか迷うようなとき、
 最終的にこれらの基本マイルールのフィルターにかけてやると、
 おっと、うかつに根拠希薄の予測でトレードをしてしまう
 ところだった、エントリーはもう少し様子を見ようなど、
 迷うことが少なくなるしね。
 自身のトレードのブレークスルーができたってワケさ。」

1. 『買いでは元気良い陽線の示現を確認する(予測はしない)』
   (売りは元気良い陰線の示現を確認する) 

2. 『元気良い陰線が示現したときには、決して買わない、
   そして買いポジを保有し続けない(損切りする)』
   (元気良い陽線が示現したときには、決して売らない、
   そして売りポジを所有し続けない)

3. 『レジ・サポには注意する』

4. 『利益目標に対して狭いボラのエリア内はトレードしない』

5. 『迷ったらトレードしない』

ふーん。なーるほどぉ。

頭の中を整理して再構築するのですね。

初歩の初歩としてはちょっとは役立ちそうかも……。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


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