FX 概要認識の大切さのお話


ノーベル賞の授賞式がスウェーデンのストックホルムで行われ、
平和賞の受賞式に中国の劉暁波氏は出席できませんでしたが、
ファンファーレの鳴り響く中、鈴木章名誉教授と根岸英一教授が
ノーベル化学賞を晴れがましく受賞されましたね。

●先週12月6日(月)〜12月10日(金)の気になる出来事

<12月6日(月)>

5日にIMF国際通貨基金が、
「ユーロ圏ソブリン債務危機は経済成長の重大な下方リスク。
ユーロ圏ソブリン債務危機は景気回復を狂わせる可能性。
アイルランドへの支援策は市場を沈静化させるに充分ではない。
ユーロ圏はより大きな救済基金を持つべき。
ECBの国債買い入れプログラムは不確実性が緩和まで拡大する必要。
リスクが顕在化してデフレ圧力になる場合にECBは利下げすべき。」
などの見解を発表しました。
5日付けの英FT紙が、ユーログループ議長と伊財務相らによる
「債務危機問題に対処するために欧州共同債券を発行するべき。
共同債券の発行の欧州債券機関は今月にも創設可能。
共同債券の発行はEU加盟国の債券発行の最大50%にするべき。
資金調達が困難になっている加盟国では最大100%にするべき。」
などの欧州共同債券構想の記事を掲載しました。
仏中銀総裁が、
「アイルランドに関する金融市場の懸念は緩和する見込み。
ユーロは実効為替レートでみるとまだ高めである。
ユーロ圏経済の二番底は懸念していない。
ユーロ圏経済に明るい見通しを持っているが、
経済の回復は今年後半にやや弱まる見込み。」
などの認識を示しました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
バーナンキFRB議長が、CBSテレビで
「追加緩和策の効果とインフレと景気しだいであるが、
6000億ドル以上の資産買い入れはもちろん可能。
失業率が5〜6%の通常状態に戻るには4〜5年はかかる可能性。
政策巻き戻しについてはその適切な時期をよく見極める必要。
量的緩和は財政政策ではない。2%超のインフレは容認しない。
政府は景気回復を阻害する税制措置を講じるべきではない。
長期的な財政赤字に対処する方法を検討する必要。」
などの認識を示す発言をしました。
PIMCOのCEOが、
「アイルランドは5年以内にユーロを離脱する可能性。」
との見解を示しました。
日経平均は前週末比−11.09円で取引を終えました。
格付け会社のムーディーズがハンガリーの国債格付けを引き下げ
見通しをネガティブとしました。
欧州決済機関のLCHクリアネットが
アイルランド国債取引の証拠金を30%へと15%引き下げました。
ユーロが一時反発しました。
オーストリアの首相が、
「スペインは支援を回避するため最大限の努力をしているが、
外部支援を必要とする可能性を排除することはできない。」
との認識を示しました。
ユーロが軟調に推移しました。
独首相が、
「ユーロ救済基金を増額する必要はない。
EUの条約はユーロ圏の共通債券を認めていない。
独は強いユーロのためにどのようなことも行う。
欧州はユーロを必要としている。」
などの見解を示す発言をしました。
加住宅建設許可(10月)は市場予想より弱い−6.5%になりました。
加Ivey購買部協会指数(11月)は市場予想より強い57.5になりました。
スペイン財務相が、
「スペインは支援を必要としていない。」
との発言をしました。
ECBの専務理事が、
「今後10年のユーロ圏インフレ率は2%を下回って推移する可能性。
必要があれば欧州金融安定ファシリティーを拡大すべき。
域内政府は危機を生き残る決意を示している。」
などの認識を示しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「2011年のGDPは3%をやや上回ると期待。
失業率は緩やかに低下していく可能性。
家計支出は急速に拡大。デフレに陥るリスクは縮小。
経済成長は自律的なものになっている。
景気刺激策からの引き上げのタイミングが問題。」
などの見解を示しました。
金の先物が1429.40ドルになり過去最高値を更新しました。
NYダウは前週末比−19.90ドルで取引を終えました。

<12月7日(火)>

ユーログループ議長が、
「EUとIMFは欧州の経済見通しで合意した。
ユーロ圏財務相らが発表すべき決定はない。
直ちに欧金融安定ファシリティー規模拡大の必要はない。」
などの発言をしました。
欧州金融安定ファシリティーのCEOが、
「1月に50億ユーロの起債を行なう見通し。
アイルランド向け融資合意はクリスマスに調印予定。
資金調達では問題を全く予想していない。」
などの見解を示しました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ圏財務相はスペインの銀行再編と財政措置などを評価。
ユーロ圏財務相はポルトガルの2011年緊縮予算を歓迎した。」
などの発表をしました。
オバマ米大統領が、
「ブッシュ減税の2年間延長で共和党と妥協的な合意をした。
合意の内容には失業保険の13カ月間の延長が含まれる。」
などの発表をしました。
中国の証券報が
「13日発表の消費者物価指数が前年比+4.4%から上昇する可能性。
中国は今週末に利上げを行う可能性がある。」
などの観測報道をしました。
豪ドル円やドル円などが軟調になりました。
豪RBAが政策金利を市場予想とおり4.75%に据え置きました。
豪RBA声明では、
「政策は適切。民間投資は上向き始めている。
インフレ率は今後数四半期でほぼ変わらない見通し。
豪ドル(高)がインフレ抑制に寄与。
雇用の伸びは今後一段と緩やかになる見通し。
豪家計は引き続き慎重さを示している。
豪交易条件は1950年代序盤以来の高水準。
中国の物価圧力は上向いている。」
などの見解が示されました。
日景気一致CI指数速報(10月)は100.7、同先行指数(10月)は97.2と、
ともに市場予想よりやや弱い結果になりました。
日経平均は前日比−26.13円で取引を終えました。
シュタルクECB専務理事が、
「国家は自国の債務に責任を負うべき。
債務の水準は高過ぎる。ユーロ圏の改革は充分ではない。
ECBの仕事はEU加盟国をファイナンスすることではない。」
などの認識を示す発言をしました。
スイス失業率(11月)は市場予想とおりの3.6%になりました。
銀の現物価格が1オンス30.31ドルと30年ぶりの高値を更新しました。
ビニ・スマギECB専務理事が、
「仮に新に支援必要が国があればEFSF規模を拡大する準備が必要。」
との見解を示しました。
英鉱工業生産(10月)は市場予想より弱い−0.2%、
英製造業生産高(10月)は市場予想より強い0.6%、
などの結果になりました。
ポルトガル財務国庫長官が、
「ポルトガルは対外援助を求めるべきではない。
ポルトガルは自国で問題を解決できる。」
との見解を示す発言をしました。
金が1オンス1427.20ドルと最高値を更新しました。
「EU財務相会議がアイルランドへの金融支援を正式に承認した。」
との報道がありました。
一時堅調となっていたユーロが事実売りで軟調になりました。
英製造業受注(10月)は市場予想より弱い1.6%になりました。
レーン欧州委員が、
「一段と厳格な銀行へのストレステストを2月に実施。
ストレステストの方法と範囲に関しては現在議論中。」
などの発表をしました。
IMF国際通貨基金の専務理事が、
「ギリシャは財政改革を断行中。ギリシャ政府には政策的支援必要。
IMFはギリシャと一緒に問題を解決しようとしている。
ユーロ圏の経済成長は遅い。欧州の状況が深刻との見解には同意。」
などの認識を示す発言をしました。
加BOCが政策金利を1.00%で据え置きました。
加BOC声明では、
「カナダドルの上昇が輸出セクターの回復を抑制。
インフレ率はほぼ予測とおり。家計支出は予測よりも強い。
世界経済の回復に対するリスクは拡大。
カナダ経済には大幅な弛みがある。輸出は予測よりも弱い。
追加利上げは慎重に検討されるべき。」
などの認識が示されました。
アイルランドの財務相が、
「経済活動は安定してきている。輸出が景気回復を牽引。
経済は今年成長する可能性。労働市場に安定化しつつある兆候。
歳出はコントロール可能。2014年のGDP見通しは2.75%。
4ヵ年計画での財政調整は大きい。」
などの認識を示しました。
米証券取引委員会が地方債入札に関連してバンカメを提訴しました。
格付け会社のムーディーズが、
「減税延長による米格付けへの長期的な影響は懸念されるが、
18ヶ月から2年間は米国の格付けを変更することを予想しない。」
との見解を発表しました。
オバマ米大統領が、
「減税が刺激策ほど経済を加速させるとは認識していない。
優先課題は雇用と経済の拡大である。
減税延長により成長と雇用の伸びが見られる可能性。
米経済が二番底に陥るとは見込んでいない。」
などの主旨の発言をしました。
米消費者信用残高(10月)は市場予想より強い34億ドルになりました。
アイルランド議会が2011年予算の一部の
ガソリン・ディーゼル増税などを可決しました。
NYダウは前日比−3.03ドルで取引を終えました。

<12月8日(水)>

NZ第3四半期製造業売上高は1.3%になりました。
IMFが「アイルランドへの融資承認で10日に理事会を開催する。」
ことを発表しました。
日国際経常収支(10月)は1兆4362億円、日機械受注(10月)は−1.4%と
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米ブッシュ減税延長で米ドルが堅調な相場展開になりました。
北朝鮮が軍事演習で海上に砲撃したことが報道されました。
米国の10年債利回りが3.2%台と約半年ぶりの高水準になりました。
日経平均は前日比+91.23円で取引を終えました。
独貿易収支(10月)は142億ユーロ、独経常収支(10月)は117億ユーロと
ともに市場予想より弱い結果になりました。
中国人民銀行金融政策委員が、
「中国の高水準の住宅価格は経済見通しの脅威。
2011年の中国GDP伸び率は9.5%を上回る見込み。
利上げを検討する場合は投機資金流入を考慮。」
などの見解を示しました。
アイルランドの財務相が、
「アイルランドがシニア債のデフォルト起こすことない。」
との発言をしました。
フィンランド中銀総裁が、
「ユーロ圏の経済状況は非常に脆弱。
財政再建政策は短期的に成長を弱めるが長期的には行う他はない。」
などの認識を示しました。
ユーログループ議長が、
「独は提案の詳細を調べることなく欧州共通債券発行を拒否した。」
との認識を示しました。
独鉱工業生産(10月)は市場予想より強い2.9%になりました。
ポルトガル中銀が、
「11月のECBからの国内銀行の借入れ額は前月比−5.3%。」
との発表(3ヶ月連続での減少)をしました。
欧州委員会が「アイルランド予算案の承認を歓迎する。」
との発表をしました。
ポンドやユーロが一時堅調に推移しました。
加住宅着工件数(11月)は市場予想より強い18.72万人になりました。
IMFの専務理事が、
「欧州は依然として厳しい状況下にある。
危機の影響が終息したとはいえない。見通しには不透明性。
ユーロが危機に晒されているとは思わないが、
欧州には協調した経済政策が必要。」
などの認識を示しました。
米ドルが買われる相場推移になりました。
商品市場が軟調傾向になりました。
独連銀総裁が、
「2012年の独の失業率は平均7%以下と予想。
2011年には独の対GDP財政赤字は3%以下になると予想。」
などの見解を示しました。
RBNZが政策金利を市場予想とおり3.00%に据え置きました。
RBNZ声明では、
「政策金利を低水準で維持することが賢明。
経済の成長ペースは緩やか。住宅市場は減速。
通貨高が経済の不均衡是正を阻害。
NZ第3四半期GDPを0.3%に下方修正。
2011年のNZの年率GDP予想を1.7%に下方修正。
NZの貿易相手国の経済状況は拡大を継続。
商品価格は引き続き上昇すると予想。」
などが示されました。
NYダウは前日比+13.32ドルで取引を終えました。

<12月9日(木)>

日第3四半期実質GDP確報は1.1%、第3四半期名目GDP確報は0.6%、
日第3四半期GDPデフレータ確報は−2.4%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
日第3四半期年率GDP確報は市場予想より強い4.5%になりました。
豪雇用者数変化(11月)は市場予想より強い5.46万人、
豪失業率(11月)は市場予想とおりの5.2%になりました。
豪ドルがしばらく堅調に推移しました。
米10年債の金利が低下しました。
米ドルが対豪ドルや対ユーロで売られました。
日経平均は前日比+53.55円で取引を終えました。
独消費者物価指数確報(11月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ圏の安定を守るため協調的な措置を取る必要。
過去10年で加盟国間の経済的相違が拡大した。
ギリシャの改革は困難な課題だが他に選択肢はない。
困難の中にあってもEUは完全にギリシャをサポートしている。」
などの認識を示しました。
英ハリファックス住宅価格(11月)は
市場予想よりは強い−0.1%になりました。
格付け会社のムーディーズが豪銀バンク・オブ・クイーンズランドの
見通しを「ネガティブ」にしました。
欧ECB月例報告では、
「現行の政策金利は適切。必要な限り緊急流動政策を維持。
インフレ期待は広範囲に抑制されている。
経済の動向は上向きであるが不透明感は増加。
長期失業者の増加は懸念で調整される必要。」
などが示されました。
英商品貿易収支(12月)は予想より弱い−85.29億ポンドになりました。
ギリシャの第3四半期GDPが−4.6%に下方修正されました。
格付け会社のフィッチがアイルランドの格付けを引き下げ、
見通しを安定的としました。
ユーロが軟調傾向になりました。
英BOEが政策金利を市場予想とおり0.50%に据え置きました。
また、資産買い入れ枠は2000億ポンドに維持されました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い42.1万件になりました。
加新築住宅価格指数(10月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
格付け会社のフィッチが、
「ユーロ圏の信用のファンダメンタルズは市場見込みより良好。
ユーロの信頼感を高めるために追加措置が必要になる可能性。
ユーロ圏が分断するとの見方には同意しない。」
などの見解を発表しました。
米卸売在庫(10月)は市場予想より強い1.9%になりました。
レーン欧州委員が、
「金融市場の嵐はまだ継続。当面の主要な難問は嵐を鎮めること。
ギリシャ経済は2011年下半期に拡大を再開させる可能性。」
などの認識を示しました。
アイルランド労働党のスポークスマンが、
「労働党はEU・IMFの850億ユーロの支援策に反対を投じる可能性。」
との発表をしました。
ECBの副総裁が、
「複数行によるECBからの資金供給頼りが懸念の原因。
銀行が民間から資金を調達できるように支援する必要。
債務危機と世界的不均衡がリスク。不均衡が拡大しないよう警戒。
経済見通しの不透明性は拡大。ユーロ圏経済のリスクは下方向。」
などの認識を示しました。
格付け会社のムーディーズが、
「ポルトガルの複数の銀行の格付けを引下げる可能性。」
との発表をしました。
中国不動産価格(11月)は前年比で予想より弱い7.7%になりました。
NYダウは前日比−2.42ドルで取引を終えました。

<12月10日(金)>

日第4四半期景況判断BSI(全産業)は−5.0、
同(大企業製造業)は−8.0になりました。
日国内企業物価指数(11月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
中国貿易収支(11月)は市場予想より強い228.9億ドルになりました。
中国の輸入(11月)は前年比で市場予想より強い34.9%、
中国の輸出(11月)は前年比で市場予想より強い37.7%になりました。
中国の経済参考報が前倒しで発表される
「11日発表の消費者物価指数(11月)は前年比+5.1%になる可能性。」
と報道しました。(市場予想は+4.7%)
日経平均は前日比−73.93円の10211.95円で週の取引を終えました。
スロバキアの財務相が「ユーロ圏共通債券の考えに反対する。」
と表明しました。
スペインの財務相が、
「スペイン国債の利回りは今後数週間の入札で上昇する可能性。
スペインへの救済策はこれまでに検討されたことはない。」
との発言をしました。
ユーロがしばらく軟調に推移しました。
英生産者出荷価格(11月)は市場予想とおりの0.3%になりました。
ルクセンブルク中銀総裁が、
「ユーロ圏の金融安定化基金は拡大される可能性。」
との認識を示しました。
中国人民銀行が預金準備率を0.50%引き上げて19.0%にしました。
アイルランドの銀行のECBからの借入が11月末で1364億ユーロになり、
10月末の1300億ユーロから増加していることが報道されました。
独の首相が、
「欧州共通債券構想が我々の助けになるとは思えない。
ポルトガルとスペインの財政行動を尊重するべき。
恒久的な危機メカニズムはユーロを守るサインになる。」
などの認識を示しました。
仏の大統領が、
「我々はユーロに深く結びついている。我々はユーロを守る。
仏は欧州共通債券について独と同じ姿勢である。」
などの見解を示す発言をしました。
米貿易収支(10月)は市場予想より強い−387億ドルになりました。
米輸入物価指数(11月)は市場予想より強い1.3%になりました。
加国際商品貿易(10月)は予想よりは強い−17億加ドルになりました。
NY時間に入ると米ドルが堅調傾向で推移しました。
カナダの財務相が、
「カナダ経済は安定していて総じて良好な状況。
海外投資は急速に拡大。債務と財政赤字には問題がある。
金融市場には強い規制が必要。
カナダ経済の最大のリスクは米経済の回復の動向。
カナダドルの上昇が最大のリスクではない。」
などの認識を示しました。
ユーロが一時反発しました。
IMF国際通貨基金が、
「アイルランド議会の状況によりアイルランド支援パッケージに
対するIMFからの225億ユーロの支援の承認を延期する。」
との発表をしました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)は
市場予想より強い74.2になりました。
トリシェECB総裁が、
「流動性供給措置の規模の維持は適切。
欧州共同債に関してはノーコメント。
全てのユーロ圏諸国は赤字削減に取り組む必要。
ストレステストを定期的に行なっていく必要。
経済回復は軌道に乗っている。」
などの認識を示しました。
米月次財政収支(11月)は予想より弱い−1504億ドルになりました。
NY原油(WTI)は87ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+40.26ドルの11410.32ドルで州の取引を終えました。

●今週の主な予定

<12月13日(月)の主な予定>

朝6時45分から豪RBA総裁の議会証言、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(12月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(11月)、
午後6時半に英生産者仕入価格(11月)、
夜10時半に加第3四半期設備稼働率、
深夜2時半から加BOC総裁の講演、
などの経済指標が発表されます。

<12月14日(火)の主な予定>

朝6時45分にNZ小売売上高指数(10月)、
午前9時01分に英RICS住宅価格(11月)、
午前9時半に豪NAB企業景況感指数(11月)、豪第3四半期新規住宅、
午後1時半に日鉱工業生産確報(10月)、
午後6時に英消費者物価指数(11月)、英小売物価指数(11月)、
同午後6時半に英DCLG住宅価格(10月 前年比)、
午後7時に独ZEW景況感調査(12月)、
同午後7時に欧鉱工業生産(10月)、欧ZEW景況感調査(12月)、
夜10時半に米小売売上高(11月)、米生産者物価指数(11月)、
同夜10時半に加景気先行指数(11月)、加第3四半期労働生産性指数、
深夜12時に米企業在庫(10月)、
深夜4時15分に米FOMC政策金利、FOMC声明、
などの経済指標が発表されます。
NZ・英・独・欧・米の指標には注目です。

<12月15日(水)の主な予定>

朝8時半に豪Westpac消費者信頼感(12月)、
朝8時50分に日第4四半期日銀短観、日第三次産業活動指数(10月)、
午前10時半に豪新車販売台数(11月)、
午後6時半に英失業率(11月)、英失業保険申請件数推移(11月)、
夜10時半に米消費者物価指数(11月)、NY連銀製造業景気指数(12月)、
夜11時に米ネットTIC長期フロー(対米証券投資 10月)、
夜11時15分に米鉱工業生産(11月)、米設備稼働率(11月)、
深夜12時に米NAHB住宅市場指数(12月)、
などの経済指標が発表されます。
日・英・米の指標には注目です。

<12月16日(木)の主な予定>

午後5時15分にスイス第3四半期鉱工業生産、
午後5時28分に独製造業PMI速報(12月)、独サービス業PMI速報(12月)、
午後5時半にスイスSNB政策金利、SNB声明、
午後5時58分に欧製造業PMI速報(12月)、欧サービス業PMI速報(12月)、
午後6時半に英小売売上高(11月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(11月)、
夜10時半に米住宅着工件数(11月)、米建設許可件数(11月)、
同夜10時半に米第3四半期経常収支、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際証券取扱高(10月)、
深夜12時に米フィラデルフィア連銀指数(12月)、
などの経済指標が発表されます。
スイス・英・米の指標には注目です。
また、16日〜17日にEU首脳会議が開催されます。

<12月17日(金)の主な予定>

午後6時に独IFO景気動向(12月)、独IFO現況評価値(12月)、
午後7時に欧貿易収支(10月)、欧建設支出(10月)、
深夜12時に米景気先行指標総合指数(11月)、
などの経済指標が発表されます。
独・米の指標には注目です。


さて、先週もいろいろなことがありました。

6日(月)にバーナンキFRB議長が「追加緩和策の効果とインフレと景気
しだいであるが、6000億ドル以上の資産買い入れはもちろん可能。」
と発言しました。また、格付け会社のムーディーズがハンガリーの
国債格付けを引き下げ見通しをネガティブとしました。
そして、欧州決済機関のLCHクリアネットがアイルランド国債取引の
証拠金を30%へと15%引き下げました。

7日(火)にEU財務相会合で2011年1月に新設される欧州銀行監督機関
(EBA)が域内銀行に対してより厳しい基準でストレステストを行う方針
を発表しました。また、オバマ米大統領が「ブッシュ減税の2年間の
延長で共和党と妥協的な合意をした。」と発表しました。
銀や金の価格が最高値を更新しました。
EU財務相会議がアイルランドへの金融支援を正式に承認しました。

8日(水)に米10年債利回りが約半年ぶりの高水準になりました。
中国人民銀行金融政策委員が「2011年の中国GDP伸び率は9.5%を
上回る見込み。」との見解を示しました。
RBNZ声明でNZ第3四半期GDPが下方修正され、2011年のNZの年率GDP
予想も1.7%に下方修正されました。

9日(木)にギリシャ第3四半期GDPが−4.6%に下方修正されました。
格付け会社のフィッチがアイルランドの格付けを引き下げ、
見通しを安定的としました。
格付け会社のムーディーズが「ポルトガルの複数の銀行の格付けを
引下げる可能性。」との発表をしました。

10日(金)に中国人民銀行が預金準備率を0.50%引き上げました。
独仏の首脳が欧州共通債券構想に反対を表明しました。
IMF国際通貨基金が「アイルランド議会の状況によりアイルランド
支援パッケージへの225億ユーロの支援の承認を延期する。」と
発表をしました。

先週は米ブッシュ減税延長による米景気回復期待で米国債利回りが
上昇したり、欧州不安がやや沈静化するなどがありました。
上下動の忙しい動きになりましたが全般ややドル買い傾向の相場
展開になりました。

13日から前倒しで発表になった中国の経済指標の発表では、
前年比で消費者物価指数(11月)が5.1%、生産者物価指数が6.1%、
鉱工業生産(11月)が13.3%と、ともに市場予想より強い結果になり、
小売売上高(11月)は市場予想とおりの18.7%になりました。

消費者物価指数が2年4ヶ月ぶりに5%を超えて政府目標の3%を
5ヵ月連続で上回ったことから、中国が利上げに踏み切るとの観測が
浮上してきているようです。ただ、一部には利上げをすると中国への
投機資金流入が加速しやすくインフレや住宅バブルが加速しかねない
との見方もあり、中国は難しい金融政策の舵取りになりそうです。

さて、年末が近づいている今週は14日のFOMC後からクリスマス休暇に
入る投機家もいて中期的ポジションの構築が減少する可能性がありそ
うですが、米年末商戦前半の結果を示す14日(火)の米小売売上高と、
同日深夜の米金融政策の動向を見るFOMC声明が注目されます。

年末が近づくことによるレパトリーでのドル買いを指摘する向きも
ありますが、欧州懸念も少し落ち着いてきているようで、やや大きい
レンジ内での上下動の相場展開となる可能性もありそうです。

15日あたりからクリスマス休暇に入る投機家で市場が徐々に薄くなる
ことでチョッピーな動きにも注意してトレードしていきたいものです。


さて今日は、概要認識の大切さのお話です。

今年は「iPAD」や高機能携帯電話のスマートフォン、
そして、電子書籍端末などがヒット商品になりましたね。

また、今年は3D元年とも呼ばれているそうで、
3Dテレビもヒット商品になりました。

私も家電店で3Dテレビを見て、「これは凄い!」と、
4原色を採用している某社の60型の3Dテレビを購入したのですが、

BS11やCS放送の一部しか3D番組がなく、
また、DVDもまだ赤青メガネの方式の3Dが多く、
恥ずかしながら家ではまだまともに
3Dでテレビを見たことがありません。(笑)

ところで、テレビの画面は細かく見ると
4原色であれ、3原色であれ「・(ドット)」で構成されていて、

それをある程度離れて見ることによって、
はじめて人が画像として認識できますが、
どことなく相場のチャートにも似ているようです。

より細かく見るよりも、概要のほうが
むしろ鮮明に見るべきものを認識できる場合があるのですね。

複雑な要素を細かな要素に分けて、
その性質などを調べることを「分析」といいますが、

その対極的に、全体像を精緻ではなくても「概観認識」することが、
より情報として価値ある認識ができる場合があるものです。

ですので、分足などで細かく分析的に相場を観るとともに、
大きな時間軸での相場の「概観認識」も大切となるのですね。

分析的には急激な上昇でも、大局的には下落過程での一時の戻りに
過ぎないなんていうこともあるわけです。

さて、このような「概観認識」には、いろいろあって、

たとえば、

「今はドルテーマで相場が動いているのか。」
「今はリスクテーマで相場が動いているのか。」

などいう概観認識もトレードに役立つことがあります。

ドルテーマ(ドル高・ドル安)で市場が動いているときには、

ドル円とドルストレート通貨ペアが
反対方向に動く傾向がありますので、

ドル円とドルストレート通貨ペアの合成的な動きとなるクロス円が、
ドル円とドルストレート通貨ペアの綱引きによって、

(もちろん綱引きの強弱関係もありますが)

クロス円が浮動となりがちで動きが悪いことが多く、

ドルテーマで市場が動いているときには、
ドルストレート通貨ペア、もしくはドル円を選択した方が
トレードしやすい場合がありますね。

ドルテーマで市場が動いているときに

「俺はポン円一筋だぜ。」などとトレードしていると、

「なんだぁ、最近のポン円は…。あまりにも動きが悪すぎるぜ。」

なんてこともあるものです。(苦笑)

また逆に、リスクテーマ(リスク選好・リスク回避)で
相場が動いているときには、

ドル円とドルストレート通貨ペアが
同調した方向へ動く傾向がありますので、

クロス円がドル円とドルストレート通貨ペアの相乗的な動きで、
元気よく動いてトレードしやすい場合があります。

「さすが、ポン様だね。いいぞー。サイコー!」

なんてことになります。(笑)

このように大雑把ではあっても、
相場動向のテーマの「概要認識」ができていると、
トレードする通貨ペアの選択に役立つ場合もあるのですね。

このような相場の「概要認識」には、このほか、

「日あたりのボラティリティの概要認識」というものもあります。

東京時間でもロンドン時間でもNY時間でも
同じ方向に大きく動く大相場の日や、

また、イースターやクリスマスのときのように
各市場を通じて動きの悪い日もありますが、

けっこう「日あたりのボラティリティ」の帳尻を
合わせようとするかのように、

東京時間でチンタラしてロンドンでもチンタラした動きの時、
NY時間に大きく動くことが多かったり、

東京時間で大きく吹け上がった日には、
いつもは動きの良いロンドン時間で保ち合い傾向の
チンタラした相場になったりすることがあるものです。

まぁ、日あたりのボラにも大小はありますが、
「動→静→動→静」となることは比較的多いようですね。

このほかにも、

「市場替わりあたりでは動きが出やすい」
「市場替わりでは調整の動きとっなって流れが変わることがある。」

などという「概観認識」をしてよい場合もあります。

東京時間のはじまるあたりの「午前8時過ぎから午前10時頃」
ロンドン時間のはじまるあたりの「午後4時から午後6時頃」
NY時間のはじまるあたりの「夜9時過ぎから深夜12時あたり」
などでは、比較的動きが出やすい傾向があるようです。

そして、深夜の1時前後のロンドンフィックスにかけても
動きが出やすい場合がありますね。

また、市場が替わると前の市場の動きを調整するように、
逆の動きになることも少なからずあります。

市場替わりでは、「動きが出やすい」とともに、
「調整の動きにも注意」がいることは多いものです。

概観などといいますと、とかく
「曖昧だ。」「アバウトだ。」「緻密さに欠ける。」
などと手厳しく批判されがちですが、

ときにトレードの大切なヒントになることもあり、

細かく精緻に部分を「分析」するとともに、
「概観認識」も活用していきたいものですね。

そういえば…、

モザイクのかかった見てはいけないビデオでも、

メガネをかけている人はメガネを外し、
目の良い人は目を細めたりすると、

「概観認識」ができて何か見えてくることがありますね。(笑)

「こら。何へんなことを言っているんだ。このHオヤジめ!」

「わぁー、怒らないで。ごめんなさい〜。m(_ _)m 」



<お知らせ>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されることになりました。

この記事へのコメント
逆に妄想観が養われてしまったら大変ですね ^^; 笑
トレンドには逆らわない!これはルールを超えた約束ですね
Posted by KENJI at 2010年12月14日 13:15
そうですね。妄想はよくないようです。
あははっ。
Posted by 管理人 at 2010年12月19日 21:11
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