FX トレードの魔法の言葉のお話


ハリー・ポッターの最終章「ハリー・ポッターと死の秘法」の
映画が封切になって話題となっていますね。

●先週11月15日(月)〜11月19日(金)の気になる出来事

<11月15日(月)>

14日にAPEC首脳会議宣言が発表されて
「貿易投資の自由化進め経済統合を推進。
アジア太平洋自由貿易圏の実現を推進。
環太平洋経済連携協定などを基礎として発展を目指す。
均衡のとれた持続的成長を確立することが重要。
通貨の切り下げ競争の抑制。」
などが示されました。
NZ小売売上高(9月)は1.6%、NZ第3四半期小売売上高は0.7%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
日第3四半期実質GDP速報は0.9%、第3四半期名目GDP速報は0.7%、
と共に市場予想より強い結果になりました。
日第3四半期GDPデフレータ速報は、
前年比で市場予想より弱い−2.0%になりました。
米リッチモンド連銀総裁が
「FRBの金融緩和がドル安誘導目的との主張は公平性を欠く。
FRBの緩和が行き過ぎとの不安は感じないが
QE2のリスクはメリットより大きい可能性。
高い失業率でも引き締めが必要になる可能性。」
などの認識を示しました。
米国の10年債利回りが9月13日以来の高水準になりました。
NZ首相が「NZドルは対ドルで過大評価。」との認識を示しました。
日経平均は前週末比+102.70円で取引を終えました。
アイルランドの地元紙が
「アイルランドは国内銀行支援のためEUに資金を求めることを検討」
との観測記事を掲載しました。
ポルトガルの地元紙が
「ポルトガルの財務相、EU脱退に直面する可能性もあると発言。」
との内容の記事を掲載しました。
スイス生産者輸入価格(10月)は予想より弱い−0.4%になりました。
欧貿易収支(9月)は市場予想より強い29億ユーロになりました。
EU欧州連合が
「2009年のギリシャの財政赤字と債務はEUで最大規模。
2009年のギリシャの財政赤字は対GDP比で15.4%(上方修正)。」
などを発表しました。
ユーロが軟調になりました。
ギリシャ首相が
「ドイツの債務解決に関する姿勢は国家を破綻に追い込む。」
との批判の認識を示しました。
米NY連銀製造業景気指数(11月)は市場予想よりかなり弱い−11.14、
米小売売上高(10月)は市場予想より強い1.2%になりました。
オーストリア中銀総裁が
「アイルランドの場合は銀行の問題でありソブリン問題ではない。
同国の問題が伝染するリスクがある。債務再編の回避を望む。
域内のいくつかの国は資金の再調達問題に直面しているが、
域内の国がデフォルトに陥る危険はないと見込んでいる。」
などの見解を示しました。
米企業在庫(9月)は市場予想より強い0.9%になりました。
ポルトガルの財務相が
「ポルトガルが支援を必要になるリスクは高い。
また、問題がユーロ圏に波及するリスクがある。」
との認識を示す発言をしました。
ユーログループ議長が
「アイルランドは支援を要請していない。
アイルランドが要請すればEUには支援する用意がある。
アイルランドに対して支援を受けるよう圧力をかけてはいけない。
アイルランドからの要請がない限りEUは行動しない。
ポルトガルの銀行の問題はアイルランドと同じではない。
市場はユーロ圏の問題を過大評価している。」
などの見解を示しました。
アイルランドの首相が
「国家財政のための申請をEUに対し行なってはいない。
アイルランドはEUと銀行や財政の安定強化策について協議中。」
などを表明しました。
NYダウは前週末比+9.39ドルで取引を終えました。

<11月16日(火)>

日第三次産業活動指数(9月)は予想より弱い−0.9%になりました。
豪RBA議事録では、
「利上げは微妙なバランスでの決定。インフレに対する先行的選択。
中国経済の下振れリスクは低下して強い成長が見込まれる。
商品価格が上昇。交易条件の予想が上方修正された。
資源セクターの成長と投資の見通しはとても強い。
住宅市場は軟化している。労働市場は引き続き強い。
将来の政策決定では銀行貸出金利の動向も考慮する。」
などが示されました。
FRBの副議長がWSJ紙のインタビューで
「FRBの債券買い入れはドル相場の押し下げを狙ったものではない。
インフレ率は現在の水準に長期間とどまる見通し。
失業率は2012年末までに8%前後となる見込み。
米経済には下振れリスク。成長率がFRBの予想を下回る可能性。
来年は成長加速を予想。二番底はないと見込んでいる。」
などの認識を示しました。
中国人民銀行総裁が、
「物価上昇が懸念要因。金利改革を進める。
為替レートメカニズムの改善を継続していく。」
などの発言をしました。
ニューヨーク連銀総裁が
「ドルの価値はFRBの政策目的ではない。
FRBはバランスシートの拡大とインフレ問題の回避が可能。
6000億ドルの国債買い入れは0.75%の利下げに相当する。
現在の政策からの脱却には数年が必要になる可能性。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比−30.41円で取引を終えました。
中国上海株式市場が前日比4%に迫る下落になりました。
ECBの副総裁が、
「アイルランドが支援を求めるとは認識していない。
仮にアイルランドが支援されるならば、
600億ユーロのEU安定化基金を手始めに利用する(だろう)。
債券購入プログラムは正常化する過程の中で重要な役割。」
などの認識を示しました。
英消費者物価指数(10月)は市場予想より強い0.3%、
英小売物価指数(10月)は市場予想より弱い0.2%になりました。
独ZEW景況感調査(11月)は1.8%、独ZEW景況感調査(現況)は81.5と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
欧消費者物価指数(10月)は0.4%、欧ZEW景況感調査(11月)は13.8と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
ZEWのエコノミストが
「アイルランド危機の多大な影響は今回の指標では現れていない。
最も大きな状況の変化は米国の見方をポジティブへと
投資家が変えていることにある。」
などの見解を発表しました。
英BOE総裁が英財務相に宛てた書簡では、
「金融政策委員会は政策をどちらの方向にも調整できるよう準備。
消費者物価指数は来年もターゲットを上回ると予想されるが、
消費者物価指数の見通しにはかなりの不確実性がある。」
などが示されました。
米生産者物価指数(10月)は市場予想より弱い0.4%になりました。
ユーログループ議長が、
「アイルランドが支援を要請するかどうかを待っている状況。
要請がされたならユーログループは支援する。状況は深刻である。」
などの見解を示す発言をしました。
ユーロが軟調に推移しました。
レーン欧州委員が、
「IMFとEUとECBはアイルランドの銀行問題で協力。
アイルランドの銀行セクターの問題は深刻。
アイルランド問題はユーロ圏の存続を危ぶませることではない。」
などの認識を示しました。
米ネット長期TICフロー(9月 対米証券投資)は、
市場予想より強い810億ドルになりました。
米鉱工業生産(10月)は0.0%、米設備稼働率(10月)は74.8%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
格付け会社のS&Pがキプロスの格付けを引き下げ、
見通しをネガティブにしました。
シュタルクECB理事が、
「流動性措置を徐々に解除していく。
段階的な解除の決定は市場の改善状況による。
ECBは市場の動向を注意深くモニターしている。」
などの発言をしました。
米NAHB住宅市場指数(11月)は市場予想より弱い16になりました。
英BOE総裁が
「消費者物価指数がターゲットを上回っていることは懸念。
中期的に消費者物価指数が2%へと回帰すると予想。
必要があればBOEはさらなる追加緩和を実施することが可能。
英国の不均衡是正は困難。その達成には5年以上かかる可能性。
英国のアイルランドに対する晒されているリスクは小さくはない。」
などの見解を示しました。
ポンドが軟調になりました。
オーストリアの財務省が
「現行のデータはギリシャ支援の実行を正当化しない。
ギリシャは次回の支援金受け取りの条件を満たしていない。」
との認識を示す発表をしました。
オーストリアの財務相が、
「ギリシャが条件満たさなかった場合は議論の必要。
ギリシャの状況を引き続き調査。
オーストリアにはギリシャ支援を実行する用意はある。」
などの発言をしました。
アイルランドの首相が、
「アイルランドは支援の適用を申請していない。
アイルランドには2011年半ばまでの資金がある。
公的財政のコントロールに問題はない。
政府は赤字を3%にまで減らすことを(すでに)決意表明。
危機が迫っているとの観測は正当ではない。輸出は良好に機能。」
などの声明を発表しました。
セントルイス連銀総裁が、
「追加緩和に対して市場は大きく反応した。
経済に関するニュースがいくぶん明るくなってきている。
国債買入れで6000億ドル全額を使わない可能性もある。
国債買入れは6000億ドルを上回る可能性もある。
資産バブルについて検討することはとても重要。」
などの認識を示しました。
ボストン連銀総裁が、
「国債買入れでの6000億ドル満額使用を確実視している。
量的緩和は失業率を0.50%引下げる可能性。」
などの見解を示しました。
NYダウは前日比−178.47ドルで取引を終えました。

<11月17日(水)>

ユーログループ議長が、
「支援を求めるかどうかはアイルランド政府しだい。
(支援を求めた場合)ユーロ圏すべの国がアイルランド支援を支持。
ポルトガルの財政計画にはさらなる詳細が必要。
独首相は債務再編を巡る発言で誤解を招いた。」
などの認識を示しました。
メルケル独首相が、
「アイルランドの支援要請が近いとは予想していない。
支援を必要とする場合には救済基金がある。
ユーロ圏が危機にあるとは思っていない。」
などの認識を示しました。
米アトランタ連銀総裁が、
「ドルの価値の維持には安定した物価と力強い経済が重要。
FRBのバランスシートでの損失は景気回復で許容可能な範囲。」
などの認識を示しました。
IMF国際通貨基金が、
「IMFはアイルランドや欧州委員会と会談を実施するが、
会談はアイルランドの要請があってから行われる。
支援が必要な場合での会談では最善の提供方法を決定する。」
などを発表しました。
豪第3四半期賃金コスト指数は予想とおりの1.1%になりました。
米ボストン連銀総裁が、
「見通しが劇的に変化しない限り6000億ドル全額の買い入れを実施。
経済情勢の変化が確信できるまで緩和的な政策を継続。
景気悪化、インフレの低下、失業率上昇なら、
さらなる措置を検討する必要がある。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比+14.56円で取引を終えました。
中国上海株式市場は続落しました。
決済機関LCHクリアネットがアイルランド国債取引の
必要証拠金を30%に引き上げました。
アイルランド財務相が、
「18日にEU/ECB/IMFとの協議が始まる予定。
英国からの支援は英国当局しだいである。」
などの発言をしました。
英財務相が
「英国はアイルランドを支援する用意がある。
アイルランド経済の安定は英国の国益になる。」
などの認識を示しました。
英失業率(10月)は市場予想とおりの4.5%、
英失業保険申請件数推移(10月)は
市場予想より強い−0.37万人になりました。
英BOE議事録では、
「11月の英中銀金融政策委は政策金利据え置きを8対1で決定。
また、資産買い入れ枠の据え置きを8対1で決定した。
センタンス委員が0.25%の利上げを主張。
ポーゼン委員が500億ポンドの資産買い入れ枠の拡大を主張。
インフレ期待へのリスクは以前よりも大きい。
資金調達状況はここ数ヶ月で緩和している。」
などが示されました。
ギリシャの財務相が、
「EUからの支援の遅れが資金問題を引き起こすことはない。」
との認識を示しました。
レーン欧州委員が
「ギリシャへの第3弾の支援は(遅れなく)12月に行われる。」
との見解を示しました。
米消費者物価指数(10月)は0.2%、米住宅着工件数(10月)は51.9万件、
米建設許可件数(10月)は55.0万件と、
いずれも市場予想より弱い結果になりました。
バローゾ欧州委員が、
「アイルランドの2014年財政赤字目標は堅実で信頼できる。
アイルランドが近く財政計画を発表すると確信している。」
などの認識を示しました。
ポルトガルの財務相が、
「ポルトガルは自力でマーケットからの資金調達を望んでいる。」
との認識を示しました。
セントルイス連銀総裁が、
「FRBの責務のうち(雇用を除外して)
物価の安定だけにすることは興味深い考えである。」
との見解を示しました。
NZの財務相が
「NZ経済は予想以上に減速している。
NZの財政赤字は予想以上に膨らむ可能性。」
などの見解を発表しました。
NZの農業相が
「キウイフルーツ産業に2500万NZドルの支援を行なう。」
と発表しました。
NYダウは前日比−15.62ドルで取引を終えました。

<11月18日(木)>

NZ第3四半期生産者物価は市場予想より強い0.7%になりました。
豪週平均賃金(8月)は市場予想より弱い0.4%になりました。
アジアの株式市場が堅調に推移しました。
豪RBAの副総裁が、
「豪経済は全般的に順調。豪経済は数年間は堅調に成長の見込み。
豪の消費者は慎重。信用の伸びは抑制。失業率は一段と低下。
豪ドルの上昇は資源ブームの結果で(豪)経済全般に有益。
アジアは明るい材料。欧州の債務問題は悪化。」
などの認識を示しました。
韓国が外国人債券投資への源泉徴収税を再開すると発表しました。
日経平均は前日比+201.97円で引けて1万円台を回復しました。
スイス貿易収支(10月)は市場予想より強い21.9億CHFになりました。
IMF国際通貨基金が
「香港の不動産市場にバブルはみられない。」
との見解を発表しました。
アイルランド中銀総裁が
「IMFの訪問は国際市場や投資家への安心を取り戻すためである。
IMFはアイルランドに支援を提供するのではない。
仮に合意になった場合にはIMF・ECB・EUは融資を提供する。
融資となった場合は数百億ユーロに達する可能性。
融資に関しての決定は政府による。」
などの見解を示しました。
ユーロ圏の経常収支(9月)は−92億ユーロになりました。
英小売売上高(10月)は市場予想より強い0.3%になりました。
同前年比では市場予想より弱い1.2%になりました。
ギリシャやアイルランドのCDSに縮小が見られました。
OECDが2010年などの主要国の消費者物価指数について、
「ユーロ圏1.5%(0.1%上方修正)、米国1.6%(0.3%下方修正)、
日本−0.9%(0.2%下方修正)。英国3.1%(0.1%上方修正)、」
などを発表しました。
スペインの財務長官が、
「必要ならば財政赤字削減の目標達成のために追加の措置を取る。」
との見解を示しました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い43.9万件になりました。
加景気先行指標指数(10月)は0.2%、
加国際証券取扱高(9月)は122.54億加ドルと、
ともに市場予想より強い結果になりました。
トリシェECB総裁が、
「非伝統的手段は一時的なものである。現在の政策金利は適切。
非伝統的手段からの出口策は金融市場の状況による。
ユーロ圏は財政同盟ではない。支援措置に対する依存性に警戒。
政策金利は物価の安定に基づいて決めていく。
非伝統的措置の解除前に利上げをする可能性がある。」
などの認識を示しました。
米GMが再上場して初値が35ドルになりました。
米景気先行指標総合指数(10月)は市場予想とおりの0.5%、
フィラデルフィア連銀指数(11月)は
市場予想よりかなり強い22.5になりました。
ドルが一時買われる相場展開になりました。
IMF国際通貨基金の報道官が、
「アイルランドから金融支援の要請は(まだ)受けていない。
明日に技術的な話し合いを開始する予定。
スペイン政府は財政コントロールが可能な状況。」
などIMFの見解を発表しました。
格付け会社のフィッチが、
「アイルランドの格付けを救済プログラムを考慮して見直す。」
と発表しました。
英BOEのポーゼン政策委員が、
「英国には量的緩和が必要との意見に変わりはない。
英国にはデフレリスクがある。」
との発言をしました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「追加緩和は長期間にわたり低金利に置くことを大きく補完する。
国債買い入れプログラムがインフレを招くとの懸念は間違い。
財政政策を通じて1%利下げと同等の効果実現の可能性。」
などの見解を示しました。
EU欧州連合大統領が
「ユーロ圏経済のファンダメンタルズは健全。
アイルランドが陥っている状況は深刻。
健全な経済がユーロを安定した通貨にする。」
などの認識を示しました。
RBNZの総裁が、
「NZの経済回復は続いているが道程は長くなる可能性。
NZの経済の中期的な見通しは良好。
財政支援の引き上げは数年間の経済成長率を減じる可能性。」
などの見解を示しました。
NYダウは前日比+173.35ドルで取引を終えました。

<11月19日(金)>

フィラデルフィア連銀総裁が、
「ゼロ金利が低過ぎるいうことはあり得る。
追加措置が正しいかどうかはっきりしない。
FRBのバランスシート拡大が将来のインフレに点火する可能性
政策の定期的な見直し計画を真剣に考えている。」
などの認識を示しました。
バーナンキFRB議長が、
「米経済成長の支援はドルを下支えして世界経済の回復を支援。
高い失業率が長期にわたることは容認できない。
インフレ率の低下は実質金利を上昇させ成長を押し下げる。
最近のドル安は春の欧州債務危機を受けたドル上昇の反動。
黒字国の自国通貨の過小評価は必要な調整を阻害する。
為替調整の不充分は一部新興国の自国通貨の押し下げ介入による。
為替を下落させ(資本)流入を呼び込み余分な負担を作っている。
不均衡は一国によって起こされてたものではなく相互作用による。」
などの見解を示す発言をしました。
日全産業活動指数(9月)は市場予想より弱い−0.8%になりました。
日銀総裁が、
「CPIの11年度プラス、12年度プラス拡大の見通しは政府と一致。」
との見解を示しました。
日経平均は前日比+8.07円の10022.39円で週の取引を終えました。
中国の利上げの噂が市場に飛び交いました。
独生産者物価指数(10月)は市場予想より強い0.4%になりました。
アイルランドの地元紙が
「アイルランドとEU・IMFが国内大手銀行の規模縮小と
ECBへの依存度を減少させることについて協議。」
との報道をしました。
ECBの専務理事が、
「支援を受け取るかどうかはアイルランド政府しだいである。」
との認識を示しました。
ギリシャの財務相が、
「欧州の通貨統合が存続することには疑いの余地はない。
債務再編の議論はギリシャや周辺国にダメージを与える。」
との見解を示しました。
中国人民銀行が預金準備率を0.50%引き上げました。
一部、中国が政策金利を上げたとの誤報があり、
ドルが急激に一時買われる場面がありました。
トリシエECB総裁が、
「バーナンキ議長の米ドルに関する発言を聞くことは重要。
為替の柔軟性が不十分な黒字国に対する議長見解を共有。」
などの認識を示しました。
IMF国際通貨基金の専務理事が、
「危機の最悪期が過ぎ去ったとの一部の考えは問題。
成長を支えることは依然として必要である。
多くの国の債務状況を監視する必要がある。」
などの見解を示す発言をしました。
IMF国際通貨基金の専務理事が、
「一部の新興国の為替水準の進展が不均衡是正にとって重要。
欧州での債務危機はまだ終わっていない。
危機解決のためにまだすることがある。
一部の欧州の国では財政赤字を縮小させる必要。
独では国内需要を増加させるべき。」
などの見解を示しました。
独連銀総裁が、
「債券購入プログラムは一時的な措置。
政府に対する融資はECBの任務ではない。」
などの認識を示しました。
欧州復興開発銀行の総裁が、
「救済が全ての問題の解決にはならないが、
アイルランドには救済が必要。」
との見解を示す発言をしました。
NY原油(WTI)は81ドル台半ばで週の取引を終えました。
NYダウは前日比+22.32ドルの11203.55ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<11月22日(月)の主な予定>

夜10時半に米シカゴ連銀全米活動指数(10月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(11月)、
などの経済指標が発表されます。

<11月23日(火)の主な予定>

東京市場は勤労感謝の日でお休みです。
午後4時に独第3四半期GDP確報、独第3四半期個人消費確報、
同午後4時に独GFK消費者信頼感調査、
午後5時半に独製造業PMI速報(11月)、独サービス業PMI速報(11月)、
午後6時に欧製造業PMI速報(11月)、欧サービス業PMI速報(11月)、
夜9時に加消費者物価指数(10月)、
夜10時半に米第3四半期GDP改訂値、米第3四半期個人消費改訂値、
同夜10時半に米第3四半期GDP価格指数改訂値、米第3四半期PCE改訂値、
同夜10時半に加小売売上高(9月)、
深夜12時に米中古住宅販売(10月)、リッチモンド連銀製造業指数(11月)、
深夜4時に米FOMC議事録、※24日からの前倒し発表
などの経済指標が発表されます。
(独)・加・米の指標には注目です。

<11月24日(水)の主な予定>

朝8時に豪コンファレンスボード景気先行指数(9月)、
午後6時に独IFO景気動向(11月)、独IFO現況評価値(11月)、
午後6時半に英第3四半期GDP改訂値、英第3四半期個人消費改訂値、
同午後6時半に英第3四半期総合事業投資速報、英第3四半期輸出入、
同午後6時半に欧第3四半期政府支出改訂値、
午後7時に欧鉱工業新規受注(9月)、
夜10時半に米耐久財受注(10月)、米個人所得(10月)、米個人支出(10月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、米PCEコア・デフレータ(10月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(11月)、
深夜12時に米新築住宅販売件数(10月)、米住宅価格指数(10月)、
などの経済指標が発表されます。
独・英・米の指標には注目です。

<11月25日(木)の主な予定>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(10月)、日企業向サービス価格(10月)
午後7時から英BOE総裁の講演、
などの経済指標が発表されます。
この日は米市場が感謝祭でお休みです。

<11月26日(金)の主な予定>

朝8時半に日全国消費者物価指数(10月 前年比)、
午後7時半にスイスKOF先行指数(11月)、
などの経済指標が発表されます。
また、発表時間が未定(通常NY時間前半頃)ですが、
独消費者物価指数速報(11月)も発表される予定です。

さて、先週もいろいろなことがありました。

15日に米国の10年債利回りが9月13日以来の高水準になりました。
そして、ギリシャの2009年度の財政赤字が対GDP比で15.4%に
悪化したことやアイルランド問題など欧州懸念によりユーロが
軟調になりました。

16日は中国人民銀行総裁が、「物価上昇が懸念要因。金利改革を
進める。為替レートメカニズムの改善を継続していく。」などの
発言をしました。また、欧州の複数の要人から「アイルランドの
銀行セクター問題は深刻。アイルランドが支援を要請するかどうか
を待っている状況。」などの主旨の発言が相次ぎました。

17日に決済機関LCHクリアネットがアイルランド国債取引の
必要証拠金を30%に引き上げました。また、英財務相が
「英国はアイルランドを支援する用意がある。」表明しました。
そして、上海株式市場が続落して4営業日で9.8%安になりました。

18日にはギリシャやアイルランドのCDSの縮小が見られました。
また、トリシェECB総裁が「ECBは非伝統的措置の解除前に
利上げをする可能性がある。」と発言しました。
また、格付け会社のフィッチが「アイルランドの格付けを救済
プログラムを考慮して見直す。」と発表しました。
そして、米GMが再上場しました。

19日にアイルランドの地元紙が「アイルランドとEU・IMFが
国内大手銀行の規模縮小とECBへの依存度を減少させることについて
協議。」をしていると報道しました。
また、中国人民銀行が国内のインフレ懸念から預金準備率を
異例の月内2回目となる引き上げを行って0.50%にしました。

先週はドル円では総じて上昇傾向が続き、ドルストレートは
週前半では軟調で、週後半に欧州懸念がいったん沈静化してきて
戻す相場展開になりました。

また、日経平均がドル円の堅調と、ファンド筋の期末での
米日株式市場のロング&ショート外しの調整と、
過剰流動性などを背景に一週間で
297.58円の3.06%ほど上昇しました。

さて、巨大な国内銀行の支援により財政赤字が膨張して、
信用不安が広がったアイルランドですが、EU・IMF・ECBとの協議が
開始されたことで、支援が実行されるとの観測から欧州懸念も
一服となりつつあるようです。

ただ、アイルランドがEUとIMFが進めようとしている同国の
法人税率上げの受け入れに難色を示し、
またアイルランドがEUやIMFによる管理を嫌っているためか、
この原稿を書いている時点ではまだアイルランド支援は
決定されていなく、今後の展開が注目されます。

また、米国がFOMCで決定したQE2に対して、各国から
「ドル安を狙った政策」と非難の声が高まる中、
バーナンキFRB議長が、「米経済成長の支援はドルを下支えして
世界経済の回復を支援。最近のドル安は春の欧州債務危機を受けた
ドル上昇の反動。黒字国の自国通貨の過小評価は必要な調整を
阻害する。不均衡は一国によって起こされてたものではなく
相互作用による。」と反論にやっきになっていますが、
さらなる米追加緩和の観測は縮小傾向にあるようです。

そして、米長期金利が上昇傾向にありますが、節目の3%に
迫りつつあることから、米長期金利の上昇余地は限られるとの
観測も台頭してきて、年末にかけての手仕舞い調整の時節を
迎えようとする中で、綱引きによる不安定な米長期金利動向に
なりやすいと指摘する声もあるようです。

今週はアイルランド支援の実行の成否と米長期金利動向が
注目されそうですが、上下に振れる相場展開になる可能性が
ありそうです。


さて今日は、トレードの魔法の言葉のお話です。

ハリー・ポッターの最終章「ハリー・ポッターと死の秘法」の
映画が封切になって話題となっていますね。

私は五十代半ばですが、年甲斐もなく (^^;)
ハリー・ポッターのファンで封切を心待ちにしていました。(笑)

最終章は二部構成となっていて、
今回の第一部ではストーリーがいよいよ盛り上がってきたところで、

ボルデモートがダンブルドアの眠る棺(ひつぎ)を開けて
最強の魔力を持つダンブルドアの杖を奪い取り、
それを天空に向けてかざして閃光が夜空に煌くシーンで終わり、

良いところでCMの入る連続ドラマを見るようなもどかしさで
はやく第二部が見たい衝動に駆られました。(大笑)

このハリー・ポッターの原作者は、
一娘を抱え生活に苦労したことのあるJ・K・ローリングという
イギリスに在住の女性作家ですが、
近年では年収で約1億2500万ポンドを稼ぎ出し、
「歴史上で最も多くの報酬を得た作家」として知られています。

約1億2500万ポンドが「年収」ということで驚いてしまいます。

ところで…、

実際にはありえないと言われる「魔法」ですが、
もしも「魔法」があるのなら、

トレーダーならば杖から閃光を出すよりも、(笑)
「未来予知」の魔法が一番身につけたいものになりそうですね。

そのトレードの魔法について、
ラリー・ウィリアムズの「短期売買法」という著述の
219〜220ページにかけて面白いエピソードが紹介されていますので
ご一緒に見てみましょう。

     ☆ ☆ ☆

(以下は、原作を元に脚色しています)

ラリー・ウィリアムズの友人のジェイク・バーンスタインが
ある証券会社が主催したフロリダでのセミナーで講演した際に、
ある農夫に出会いました。

このセミナー会場で「トレードではいつも必ず儲けている」
というある農夫に出会ったのです。

その農夫はどうみても頭脳明晰には見えませんでしたが、(苦笑)
気さくな人柄で、すぐにジェイクと打ち解けました。

「どうだい、先生。俺がどうやってポーク・ベリーで
 儲けているか、見たくはないかい?」

「そりぁ、もちろん。是非、拝見したいですね。」

その農夫に好奇心をいだいたジェイクは、即座に答えました。

「先生さんよ。まぁ入りな。」

招かれた農夫の少し古いいでたちの家に着くと、
おもむろにその農夫は、ポーク・ベリーのチャートを開き、
長い糸の振り子のを取り出して見せました。

「…?!」

「あははっ。よく見てなよ、先生。
 チャートの上でさ。こうかざしてフーチを振って、
 上下に振れたら買い。左右に振れたら売りだ。」

「はぁ……。」

「わははっ。このフーチが俺のトレードに勝つ秘密さ。
 先生さんよ、俺のトレーディング・システムを見てしまったね。」

驚いてしばらく声もなかったジェイクでしたが、
気を取り直して、こう尋ねました。

「……。それだけですか? 他には何もありませんか。」

ちょっと困った顔をした農夫の相場師は、
あまりしゃべりたくはない様子で少し口ごもった後に、

「えーと。もう1つあるけれども…、
 それは大したもんじゃねぇよ。先生。」

「……。」

「まぁ、そうだなぁ…。
 いくつか玉を建てて、その日の終わりで損となっていたら、
 そのトレードは仕切ることにしてるんだ。」

     ☆ ☆ ☆

相場に深い洞察のあるジェイク・バーンスタインは、
すぐに事の次第を理解しました。

農夫がポーク・ベリーなどの商品相場で
儲け続けていたのは確かな事実でしたが、

もちろん、農夫がフーチ(振り子)によるダウジングで
相場を当てて勝ち続けていたわけではありませんでした。

農夫自身はフーチによるダウジングが
相場に勝ち続ける秘訣と思っていたようですが、

フーチによるエントリーは、いわばランダム・エントリーで、
勝ち続けていた真の魔法は、

最後の「いくつか玉を建てて、
その日の終わりで損となっていたら、
そのトレードは仕切ることにしてるんだ。」
という点にあったのですね。

そう…。

その農夫はその日の相場の引けにかけて

「損となっている玉を損切りして」

「益となっている玉を(安く引けるようになるその日まで)
 保有し続けていた」わけです。

相場はよく「ランダム・ウォーク」と呼ばれ、

商品相場の底から天井そしてまた天井から底までの1サイクルでは、

(長期トレンドが上下どちらかに傾いていない限り)

始値より終値が高い割合の確率の歪みはかなり小さく、
1サイクルでの陽線陰線の出現率はほぼ同じになるのですが、

ある研究者によれば、相場にはコイントスの試行で得られる
「表裏」の現れ方とは異なり、

(陽線と陰線が混合する状況もあるものの)

「陽線が現れだすととても陽線が連続しやすく」
「陰線が現れだすととても陰線連続しやすい」

という特徴的な性質があるのだそうで、

その農夫の行っていたトレードは、

損の出た建て玉はその日に手仕舞うも、
日計りとしての短期トレンドを逆線になるまで追い続けるという、

損切りを駆使しながら、儲けの出ている玉は利大追求をする
トレード法であったわけですね。

まぁ…、この農夫のトレードは、失笑されるほど
幼稚な方法であったかもしれません。

でも、あれこれ複雑に予想してトレードしようとするよりも、
「事実に基づき対応する」トレードで最も大切な核心を
実行したものであったようです。

「未来を予想せずに対応してトレードに勝つ」魔法を
この農夫は意識するしないにかかわらず心得ていたというわけです。

言い古されて聞き飽きた耳にタコの言葉ではありますが、

もしかしますと、「損小利大」こそが
トレードの魔法の言葉なのかもしれませんね。

また、もしかしますと、
「これ」を実行し守ろうとすることが「規律」であり、

そして、より可能性の高い相場の方向を探り、
よりよいタイミングでエントリーして
「これ」を効率よく実現させる方法が「手法」ということ
になるのかもしれません。

まぁ、利大を達成しようとすることは
言葉でいうほどそう簡単なことではありませんが、

トレードではせめて「損小利中」くらいは
魔法の言葉として常に心に念じておきたいものですね。



トップトレーダーの手法を動画で学べる YenLearning

チャート分析を体系的に深く掘り下げて解説した内容です。


この記事へのコメント
正しい仕掛け方法を知っている人はまあまあいますが、正しい手仕舞い方法を知っている人はなかなかいないですよね (´Д` )
未来のチャートがみえる魔法ほしいですよね〜 ヽ(;▽;)ノ
てか、ラリー・ウィリアムズさんとジェイク・バーンスタインさんは友人だったのですね。知らなかったです!笑
Posted by KENJI at 2010年11月21日 22:43
KENJIさん、いつもご訪問ありがとうございます。
そうですね。エントリーよりもエグジットのほうが難しいものですね。
Posted by 管理人 at 2010年11月28日 20:26
いつも楽しみに見ています。
損小利中、いい言葉ですね。 最近、デモトレードですが損小利中ができてきて非常に楽しいです。
Posted by yoshida at 2011年01月25日 08:57
yoshidaさん、いつもご訪問ありがとうございます。
まずは「損小」、そして「損小利中」ですね。^^
Posted by 管理人 at 2011年01月30日 20:21
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