経営不振でバンカメに身売りした米メリルリンチのCEOが、
なんと1,000万ドルのボーナスを会社に要求したそうですね。(驚)
<週はじめの一昨日8日(月)の主な出来事>
週末にブッシュ現大統領と米民主党が米自動車セクターに対して
170億ドル規模のつなぎ融資案で合意したことや、
オバマ次期米大統領が大規模なインフラ設備計画を
発表したことなどが報道されました。
日経常収支は市場予想より弱い1兆1132億円、
日貿易収支は市場予想より強い1458億円となりました。
日経平均やアジア株が堅調に推移しました。
主要通貨ペアは小幅な上下動の揉み合いとなりました。
豪財務相が「豪の景気刺激策はGDPを1%に押し上げる。」
という見通しを示しました。
日景気ウォッチャーは、現況判断が21.0、先行判断が24.7、
という景気低迷を示す結果になりました。
その後、しだいに主要通貨ペアが堅調になっていきました。
日経平均は8000円台を回復して
前週末比+411.54円で取引を終えました。
ロンドン時間では
ダウ先物が堅調であったことも背景に
欧州通貨を中心に主要各通貨ペアが上昇しました。
ECB専務理事が「今後、数ヶ月間のECB金利引き下げを排除しない」
と発言しました。
英生産者仕入価格は市場予想より弱い−3.3%、
英生産者出荷価格は市場予想とおりの−0.7%となりました。
独鉱工業生産は市場予想より弱い−2.1%となりました。
上昇していたドル円やクロス円が
しだいに軟調となって行きました。
ニューヨーク時間では、
カナダの住宅着工件数が市場予想より弱い17.2万件となりました。
NYダウが堅調に推移しました。
トリシェECB総裁が「欧経済成長のリスクは下向き。
欧需要の不振は数四半期続く見込み。」
との認識を示しました。
米メディアのトリビューンが
米連邦破産法11条の適用を申請して破綻しました。
米コンファレンスボードが
「米は09年半ばまでに失業者数が300万人を超える可能性。」
があることを発表しました。
主要通貨ペアの軟調はしばらく続きましたが、
その後反発も見せ、上下動の揉み合いとなりました。
米議会民主党が「期間7年の融資や
大統領による自動車会社の監視者の設置。」などを盛り込み、
米エネルギー省の先端技術計画から資金拠出する
米自動車セクターの支援策をまとめました。
NY原油は43ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前週末比+298.76ドルで取引を終えました。
<昨日9日(火)の主な出来事>
ブッシュ現米大統領が「自動車メーカーは重要な企業であるが、
失敗する事業に公的資金をつぎ込みたくはない。
かかわるあらゆる面を再点検すべき。」との認識を示しました。
日実質GDP(確報)は市場予想より弱い−0.5%、
日名目GDP(確報)は市場予想とおりの−0.7%、となりました。
豪NABの企業信頼感指数は−30、企業景況感指数は−17と
統計開始以来の最低の結果となりました。
日景気先行CI指数は市場予想とおりの85.0、
日景気一致指数は市場予想よりやや弱い97.6となりました。
日交錯機械受注(速報)は−62.2%となりました。
主要通貨ペアは軟調な展開となりました。
日経平均は前日比+66.82円で取引を終えました。
ロンドン時間では、
スイスの失業率が市場予想より弱い2.7%となりました。
独貿易収支は164億ユーロ、独経常収支は150億ユーロ、
という結果になりました。
欧州株は軟調に始まりました。
ダウ先物の軟調も背景に主要通貨ペアが軟調に推移しました。
英貿易収支は−77.50億ポンド、英鉱工業生産は−1.7%、
英製造業生産高は−1.4%と、
ともに市場予想より弱い結果となりました。
独ZEW景況感指数は市場予想より強い−45.2となりました。
独ZEW景況感現況は市場予想より弱い−64.5%となりました。
欧ZEW景況感調査は市場予想より強い−46.1となりました。
欧州株が前日比プラス圏となり堅調に転じました。
ダウ先物も一時プラス圏に転じました。
ニューヨーク時間では、
カナダBOCの政策金利が発表されて0.75%の利下げとなりました。
カナダの政策金利は1958年以降最低となる1.50%になりました。
カナダBOC声明では「さらに金融刺激は必要となる。
カナダ経済はリセッション入り。インフレは下方修正。」
などの認識を示しました。
米中古住宅販売保留は金利低下を反映したか、
市場予想より強い−0.7%となりました。
ドルストレートが反発して、
クロス円も一時反発する場面がありました。
ドル円は軟調傾向となりました。
その後、クロス円も軟調となりました。
NYダウは軟調傾向で推移しました。
米ISMが「米製造業は09年も落ち込む見込み。
米非製造業は09年にわずかに成長する見込み。
米経済の減速は09年も続く見込み。」
などの見解を発表しました。
BOEの金融政策委員が「英リセッションは長期化かつ深刻。」
との認識を示しました。
NY原油は42ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比−242.85ドルで取引を終えました。
<ゴトウ日の今日10日(水)の主な予定>
朝8時50分に日機械受注、日国内企業物価指数、
午前9時01分に英NIESRのGDP予想、
午前9時半に豪Westpac消費者信頼感指数、
午後4時に独卸売物価指数、
午後7時にスイスZEW景況感調査(予想)、
午後9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時半に加労働生産率、
深夜12時に米卸売在庫、
深夜4時に米月次財政収支、
などの経済指標が発表されます。
<明日11日(木)の主な予定>
午前9時半に豪失業率、豪新規雇用者数、豪労働参加率、
午後5時半にスイスSNB政策金利、(市場予想は0.5%の利下げ)
午後6時に欧ECB月例報告、
夜10時半に米貿易収支、米輸入物価指数、新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加貿易収支、加新築住宅価格指数、
などの経済指標が発表されます。
豪・スイス・欧・米指標には注目です。
また、トリシェECB総裁の講演も予定されているようです。
さて、手元資金が底をつくまで数ヶ月に迫っている米GMですが、
破綻させるには米経済が弱すぎるとして、
つなぎ融資で延命させて、なんとか破産法の適用の事態は
避けようという方向で進んでいるようです。
また、棚上げとなっていた政府支援の基での
クライスラーとの合併の話もまだ燻っているようで、
合併となるとGMの9工場に加えてミシガン州からメキシコまでの
拠点の中でさらに7工場が操業停止になると予想する
アナリストもいて、7万人規模のリストラとなる可能性もあり、
米雇用情勢はさらに厳しくなりそうです。
そして、アナリストの中には
「GMの破産は許されないことかもしれないが、
その代替案はGMと納税者にとって、将来さらに悪い結果に至る
可能性もある。」と指摘する人もいて、
「前門の虎 後門の狼」の状況となっているようです。
一方、EU欧州連合では安定成長協定で規定された枠である
GDP3%以内の政府借入金を超える加盟国が増えてきて、
トリシェECB総裁は「経済が低迷しているため、
ある程度の追加的財政出動はやむなし」としなかがらも、
「打つべき手立てが全てなくなった場合は、
信頼の喪失により被る損失は、追加財政出動から得られる利益よりも
大きくなる。」と述べました。
欧州各国でも難しい舵取りが続いているようです。
そして、世界銀行が「来年09年の世界経済の実質成長率が
0.9%に低下して、世界の貿易量が前年比−2.1%と
27年ぶりにマイナスに転ずることや、
新興市場国および途上国の経済成長が来年急激に減速して、
5年間の世界的なコモディティ価格ブームは終わる。」
と発表しました。
また、オバマ次期米大統領の大型公共事業構想は
マーケットに好感されていますが、財政悪化懸念もあって、
ルービン元財務長官が「大型景気対策は必要ではあるが、
同時に中長期の(財政)健全化プランが必要。」と、
オバマ次期米大統領に助言したとのことです。(日経新聞)
さて今日は、心理バイアスとトレードのお話です。
" BEAT THE ODDS IN THE FOREX TRADING "の著者
イゴール・トシュチャコフは、
「トレードにおけるネガティブな感情とストレスの主な要因は、
将来の相場動向に関するトレーダーの見方に基づく予測が
当たらなかったことにある。」と指摘しています。
トレード予想の失敗は、心理的にダメージを被るといわけですが、
まぁ、あたり前といえばあたり前ですね。(笑)
そして、
「不要な感情や心理的プレッシャーを避けるためには、
将来のトレンドに関するすべての考えを
完全に捨てたほうが良い。
なぜなら、その考えが予測を形成し、
その予測が間違う可能性があるからだ。」
と述べています。
こちらの一文は、けっこう驚きも感じる言葉ですね。
予想をしなければ、予想が間違うことはなく、
不要な感情や心理的プレッシャーを受けることもない、
というわけですが、
イゴール・トシュチャコフは、予測を必要としない
ルールに基づいた機械的なシステムトレードへと論を展開します。
さて一方、裁量トレードでも、
感覚だけでトレードしているかと言えばそうではなく、
基本的なひとつのルールに従いトレードするものや、
複数のルールに基づき、いくつかの手法を
場の状況に応じて使い分けるタイプのものもありますね。
後者は、レンジ相場と判断されるときには
レンジに有効な手法を使い、
トレンド発生と判断されるときには、
トレンド・フォローの手法を使う等といった裁量トレードです。
これらのルールを持つ裁量トレードも、
場に応じて手法の使い分けなどはするものの、
相場の将来予想はしないわけで、
ルールに基づき、いわば「対応」や「反射」に近い
行動をとろうというものになります。
信号が黄色ならばジレンマとなることはありますが、(苦笑)
基本的には、赤なら止まれ、青なら進め、
のようなことを行おうというわけですね。
ただ、執行はルールの「判断」によるところとなって、
感情や思惑や予想の入り込む隙間が生じることがあります。
「トレンドがずいぶん続いているので、サインは出ているが、
もうそろそろ反転するかもしれない。」
「含み損となっていて、ルールでは損切りだが、
もしかすると戻るかもしれない。」
「新聞の著名なアナリストのコラムを読んだが、
サイン通りに相場は上昇していても、きっと下げるはずだ。」
「OPECが原油減産を決定したから、資源国通貨は上げるはずだ。」
そうです。
これらは「予想」であり、「心理バイアス」となるものですね。
「あなたが知ったニュースは、あなたが最初ではない。
恐らくほとんど最後のほうだ。」
というシニカルな言葉がありますが、(苦笑)
多くの人が知るころには、
そのニュースは既に相場に織り込まれているものです。
予想や心理バイアスが、
ときに良い結果をもたらすことはなくはありませんが、
多くのケースでルールに基づくトレードを狂わしてしまいます。
あとでチャートを見て、
「どうして俺は、あのときロングしたのだろう?
今こうしてチャートをあらためて見れば、
どこをどう見たって、ショートじゃないか!」
というような経験は、裁量トレーダーであれば
多くの人が経験することですが、
心理バイアスや感情は、チャートさえも歪めて見せます。
経済概況は参考として見るとはしても、
トレードの時にはフラットな気持ちで
チャートを見る必要がありそうですね。
ところで、女房を見ると…、
若い頃の結婚に至るときの決断には、
どうも私に心理バイアスが働いていたようです。(冗談)
そして現在…、
メタボはしっかり上昇トレンドとなっているような…。(爆)
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/110997095
この記事へのトラックバック
高勝率・高利益率!スーパーFXシグ....
Excerpt: <a href="http://fxvictor.seesaa.net/article/110997095.html" target="_blank">FX 心理バイアスとトレードのお話</a>
Weblog: FX(外国為替証拠金取引)革命
Tracked: 2008-12-10 07:02
FX情報をもっと見るhttp://blog.seesaa.jp/tb/110997095
この記事へのトラックバック
高勝率・高利益率!スーパーFXシグ....
Excerpt: <a href="http://fxvictor.seesaa.net/article/110997095.html" target="_blank">FX 心理バイアスとトレードのお話</a>
Weblog: FX(外国為替証拠金取引)革命
Tracked: 2008-12-10 07:02
過去ログ
2009年11月(4)
2009年10月(7)
2009年09月(8)
2009年08月(9)
2009年07月(13)
2009年06月(13)
2009年05月(11)
2009年04月(11)
2009年03月(12)
2009年02月(11)
2009年01月(11)
2008年12月(12)
2008年11月(10)
2008年10月(13)
2008年09月(12)
2008年08月(10)
2008年07月(13)
2008年06月(13)
2008年05月(12)
2008年04月(13)
2008年03月(13)
2008年02月(13)
2008年01月(13)
2007年12月(12)
2007年11月(13)
2007年10月(22)
2007年09月(19)
2007年08月(23)
2007年07月(22)
2007年06月(21)
2007年05月(22)
2007年04月(21)
2007年03月(22)
2007年02月(19)
2007年01月(20)
2006年12月(21)
2006年11月(24)
2006年10月(1)
2009年10月(7)
2009年09月(8)
2009年08月(9)
2009年07月(13)
2009年06月(13)
2009年05月(11)
2009年04月(11)
2009年03月(12)
2009年02月(11)
2009年01月(11)
2008年12月(12)
2008年11月(10)
2008年10月(13)
2008年09月(12)
2008年08月(10)
2008年07月(13)
2008年06月(13)
2008年05月(12)
2008年04月(13)
2008年03月(13)
2008年02月(13)
2008年01月(13)
2007年12月(12)
2007年11月(13)
2007年10月(22)
2007年09月(19)
2007年08月(23)
2007年07月(22)
2007年06月(21)
2007年05月(22)
2007年04月(21)
2007年03月(22)
2007年02月(19)
2007年01月(20)
2006年12月(21)
2006年11月(24)
2006年10月(1)


