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FX プロの芸のお話

先週末は、米住宅公社関連の株価の下落で
為替も荒れた相場となりましたね。

今週も注目材料が多く、バーナンキFRB議長の議会証言や、
米金融機関の第2四半期の決算発表が15日から相次ぎますので
ボラタイルな相場展開となりそうです。

先週末11日(金)の東京時間は比較的小動きとなりました。
午後に米NYタイムズ紙による
「米政府がファニーメイとフレディマックのどちらかか、
あるいは両方の経営引き受けを検討している」との報道があり、
前日のポールソン米財務長官の「異常事態には公的資金の
投入もあり得る」とのコメントが蒸し返されたか、
信用収縮が緩和されることとなって、
一時ドル円とクロス円が上昇しました。
日経平均は前日比を挟んだ上下動となって−27.52円で引けました。

ロンドン時間に入ると、
午後3時に独卸売物価指数が発表されましたが、
市場予想と同じ結果に反応は限定的でした。
午後8時にカナダの雇用統計が発表されて、
雇用ネット変化率が−0.5万人と悪く、
失業率も0.1%悪化したためにカナダが下落しました。
その後、NY原油先物の時間外取引で過去最高値を更新したことや
NYダウ先物が下落していることなどで、
ドル円とクロス円が軒並み下落していきました。
一方、ユーロドルなどドルストレートはドル売りに上昇しました。

ニューヨーク時間に入ると、
9時半に発表された米貿易収支は市場予想より
良い数字となったものの、米連邦住宅抵当公社のファニーメイの
株価が寄付き前の取引で50%近い下落となったことなどで、
市場の関心はリスク回避に向かい、
ドル円とクロス円の下げが加速していきました。
さらに、「イスラエルがイラン攻撃の準備を進めている」との
観測報道まであって、ドル売りが続きました。
ポンド円がリスク回避とポンドドルの上昇の両方の影響を受けて、
大きな上下動の展開となりました。
午後10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は、
市場予想を上回ったものの、市場の関心はリスク回避にあって、
市場反応は限定的でした。
その後、バーナンキFRB議長が政府系住宅金融機関に
連銀貸出の利用を認める通知をしたことが報じられたことで、
徐々にドル円とクロス円は戻りを見せました。
深夜3時の米月次財政収支は507億ドルと良い数字となりましたが、
ドル安に起因するものとして、あまり材料視されませんでした。
ユーロ円が一時169.61円まで上昇して史上最高値を更新しました。
原油価格は一時147ドル台まで上昇しましたが、
144ドル半ばで引けました。
NYダウは前日比−128.48ドルで取引を終えました。

週はじめの今日14日(月)は、
朝の7時45分にNZ小売売上高、
午後1時に日銀金融政策決定会合、
午後5時半に英生産者仕入価格、英生産者出荷価格、
英生産者物価指数、
午後6時に欧鉱工業生産、
などの経済指標が発表されます。
NZ・英・欧の指標には注目です。
今日は米指標の発表はありません。

ゴトウビの明日15日(火)は、
朝の7時45分にNZ消費者価格
朝の8時に英RICS住宅価格、
午前10時半に豪RBA議事録、
昼過ぎに日政策金利、(市場コンセンサスは据え置き)
午後3時に日銀月例経済報告、
午後4時半に日銀総裁記者会見、
午後5時半に英消費者物価指数、英小売物価指数、
午後6時に独ZEW景況感調査、
同午後6時に欧ZEW景況感調査、
夜の9時半に米小売売上高、米NY連銀製造業景気指数、
米生産者物価指数、
夜の10時に加BOC政策金利、(市場コンセンサスは据え置き)
夜の11時に米企業在庫
などの経済指標が発表されます。
NZ・豪・英・独・米・加の指標には注目です。

この日(15日)には夜の11時から米バーナンキFRB議長の
半期に一度の議会証言初日(上院)が行われる予定で注目されます。
また、米ステートストリートの決算発表も注目されます。

今週の16日(水)からは、

16日(水)に英失業率、米ウェルズファーゴ四半期決算、
米消費者物価指数、対米証券投資、米鉱工業生産、
米バーナンキFRB議長議会証言、米FOMC議事録、

17日(木)に加BOC金融政策レポート、米JPモルガンチェース
四半期決算、米メリルリンチ四半期決算、米住宅着工件数、
米フィラデルフィア連銀製造業指数、

18日(金)に日銀議事録、米シティグループ四半期決算、

などの主な注目材料があります。


さて、サブプライム問題が表面化してから一年になりますが、
混迷は収まらないようです。

米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社
(フレディマック)の株価が急落して、
米住宅ローン大手のインディマックの業務も停止となり、
株安、ドル安、債券安のトリプル安となって、
「米国売り」の状況が進んできているようです。

米連邦住宅公社監督局(OFHEO)による縦割り行政が
後手を踏むことになっているとの指摘もあるようですが、
ポールソン米財務長官の「現行の経営形態で支援」という発言も、
マーケットは政策停滞と受け止められ、
失望感が醸成されてしまいました。
FRBによる資金供給を中心に安定化に努めるようですが、
FRB自体の財務体質が悪化して、
ドルへの信認が揺らぐのではという懸念の声も聞こえます。

住宅ローン担保証券では政府系のシェアが80%を占めると
いわれていますが、ファニーメイとフレディマック両社の
債券発行残高は、1兆6,000億ドルと米国債の発行規模の三割強にも
当たり、他に両社が発行する住宅ローン関連の証券化商品は
なんと5兆ドルにもなるとされ(日経新聞)、
仮に両社が債務不履行に陥るとたいへんなこととなります。
ブッシュ大統領が両社を「重要な機関」と位置づけているように
潰すことはしないと思われますが、
住宅産業への打撃は避けられないかもしれません。

米ミシガン大学消費者信頼感指数のアンケート調査では、
調査対象の90%が米はリセッション入りしたと回答したそうです。

今週も注目材料が多く、相場はボラタイルな状況となりそうです。
株価を睨みながら、流れに乗ってしっかりトレードをして
いきたいものです。


さて今日は、プロの芸のお話です。

先週末の土曜日、朝の空の具合を見ていたら、
どうも、「曇り時々雨」の天気予報が外れそうなので、(笑)
滝野すずらん丘陵公園というところへ行って来ました。

いつもサポートとトレードで家に軟禁状態となっていますので、
とても新鮮で、ストレスも癒されてすがすがしい気分になれました。

ここのところ少し体調が悪かったのですが、
元気をもらって来れました。

少し遅咲きのラベンダーがとてもきれいでした。

日本の滝百選にも入っているというアシリベツの滝や
不老の滝を見て回った後、お腹がすいたので、
公園内にあるレストハウスでジンギスカンを食べたのですが、

ふと、その前を見ると釣堀があったので、
1時間ほど釣堀でのニジマス釣りを楽しみました。

竿1本に、タッパーに入った餌、そしてバケツ1つを
借りての挑戦でした。

私は釣りはまったくの素人なので、悪戦苦闘でしたが、
それなりに素人の工夫をして、

「餌は少し大き目のほうが良いかな」
「餌がすぐ落ちないように、針の先でグッと固めたほうが良いかな」
「魚が群れているあたりに、そっと釣り針を落とせば良いかな」

などとやってみましたが、魚のほうが私よりずっと利口で(苦笑)
何十回も魚に餌だけダマシ取られ、
3度釣れかかったもの、2度は逃げられ、
1時間での戦績は、なんとたったの1匹でした。

後半は、少し不満ももたげて

「案外、ここの釣堀は魚の数が少ないじゃないか」
「この餌は食いつきが悪いなぁ」
「釣堀の魚は、餌だけ食べてなかなか釣れないものだ」

などと思い、帰ろうとしたところ、

そこの釣堀(フッシング・タキノ)の気さくなオーナーに

「どうでした。あまり釣れなかったですか?」

と声をかけられたので、これ幸いと、

「いやぁ、若い頃のオカ釣りも苦手でしたが、(笑)
 釣堀での魚釣りも難しいものですね。
 ここの魚の方が私よりずっと利口で参りました…。
 ところで、良かったら後学のために、
 是非、釣りのお手本を見せていただけませんかねぇ。」

と話の水を向けてみたところ、まんまと、(苦笑)

「あぁ、良いですよ。」と快く言ってくれたもので、
しげしげとお手並みを拝見することとなりました。

(本当に釣れるのかなぁ…。まぁ、見せてもらおうじゃないの)

と不遜にも思いながら、まじまじと見ていると、

同じ竿、同じ餌、同じ釣り針、で
オーナーは魚釣りを始めました。

(ふむ。まぁ、ハードは客と同じというわけだな…)

まずは講釈から始めて、

「こういうのがダメな例なんです。」

と言ってはじめたことが、なんと私が
素人なりの知恵を絞ってやっていたそのものでした。(涙)

(うーん。そういうものかねぇ…。)

「では、釣ってみますよ。」

と言って、ものの20秒もしないうちに
ほんとうに魚を釣り上げたではないですか!

やってることは、基本的には一見素人と全く同じなのですが、

釣り針に餌を丸くして小豆大に軽く刺して、
魚が特に群れてもいない遠くに投げて、

浮きに2度ほどクィッと引きが入り浮きが沈みかけると
手首を横へ返して、ゆっくりと竿を上げると、
ニジマスがピチピチ跳ねながら、見事に釣り上ったのです!

あまりにいとも簡単に釣り上げるので、
手品を見ているようでした。

素人には難しいことをいとも容易くやってのける
まさにプロの芸を見る思いでした。

恐らく、わずかな違いが
結果に天地の差をもたらしているのですね。

そのわずかな違いがプロの芸なのだと納得しました。

そう言えば、トレードも、そうですものね。

プロの技を見れたので、次回の釣堀では、
なんとか1時間に2匹はイケそうな気がして、
漁獲量は2倍は固いと思いました。(爆笑)


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