FX トレードと凡事のお話 その284


先週は米中貿易戦争懸念を背景にリスク回避の相場展開になりました。
さて、今週から欧州や英国も夏時間へ移行します。



●今週(3月26日から3月30日)の主な予定


<3月26日(月)>

朝6時45分にNZ貿易収支(2月)、
午後3時45分に仏第4四半期GDP確報、
などが予定されています。NZ・仏の指標には注目です。


<3月27日(火)>

朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(2月)、
午後3時に独輸入物価指数(2月)、
午後6時に欧経済信頼感(3月)、欧消費者信頼感確報(3月)、
夜10時に米ケースシラー住宅価格指数(1月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(3月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(3月)、
などが予定されています。米の指標には注目です。
また、佐川前国税庁長官の証人喚問が予定されています。


<3月28日(水)>

午前9時にANZ企業景況感(3月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(4月)、
午後3時45分に仏消費者信頼感指数(3月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜9時半に米第4四半期GDP確報、米第4四半期個人消費確報、
同夜9時半に米第4四半期GDPデフレータ確報、
同夜9時半に米第4四半期コアPCEデフレータ確報、
同夜9時半に米卸売在庫(2月)、
夜11時に米中古住宅販売成約(2月)、
などが予定されています。米の指標には注目です。


<3月29日(木)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(2月)、
朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(3月)、
朝8時50分に日小売業販売額(2月)、
午後4時にスイスKOF景気先行指数(3月)、
午後4時55分に独失業者数(3月)、独失業率(3月)、
午後5時半に英第4四半期GDP確報、英第4四半期経常収支、
同午後5時半に英消費者信用残高(2月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(3月)、
夜9時半に米個人所得(2月)、米個人消費支出(2月)、
同夜9時半に米コアPCEデフレータ(2月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加月次GDP(1月)、
同夜9時半に加鉱工業製品価格(2月)、加原料価格指数(2月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(3月)、
夜11時に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(3月)、
などが予定されています。
NZ・独・英・米・加の指標には注目です。
米国債券市場は短縮取引になります。


<3月30日(金)>

※ NZ・豪・独・仏・スイス・英・加・NY等がグッドフライデー休場

朝8時半に日東京都区部消費者物価指数(3月)、日失業率(2月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(2月)、
午後3時45分に仏消費者物価指数速報(3月)、
同午後3時45分に仏卸売物価指数(2月)、仏消費支出(2月)、
などが予定されています。日の指標には注目です。


<3月31日(土)>

午前10時に中国製造業PMI(3月)、中国非製造業PMI(3月)、



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(3月19日から3月23日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが89.81で始まり、90.03へ上昇した後に
軟調傾向で推移して89.10で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルの終値では2.813%へ低下しました。
NY原油先物(WTI)5月限は週の終値で65.88ドルへ上昇しました。
NYダウは週間1413.31ドル下落、23533.20ドルで取引を終える。
VIX指数は週末時点で24.87へ上昇。



<3月19日(月)>

ドル円は106円を挟んで揉み合う。
日通関ベース貿易収支(2月)は予想より弱い34億円。
米10年債利回りは一時2.92%に上昇。
日経平均は138.61円安で寄り付き195.61円安の21480.90で大引け。
米10年債利回りは2.85%台で推移。
ドル円は一時上昇の後に105円台へ反落。クロス円が軟調に推移。
ドルストレートがやや軟調に推移。
豪ドル米ドルが0.77台を割り込む。
中国上海株式市場は0.15%安で始まり0.29%高で取引を終える。
ポンドドルなどドルストレートがやや反発。
ドル円やクロス円が反発。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。
米10年債利回りは一時2.87%台へ上昇。
米WSJ
「EUと英国は離脱への広範な移行条件について合意に達したもよう」
ポンドドルが1.40台後半へ上昇。
ドル円が106円台前半へ上昇。クロス円が上昇。
豪ドル米ドルが0.77台を回復。ユーロドルが1.23台を回復。
バルニエEU交渉官
「離脱移行期間の条件についての大半で合意した。
 市民の権利と離脱精算金について完全に合意した」
デービス英離脱担当官
「これまで以上により良い合意に近づいている」
関係者
「ECBは議論の主眼をQEから金利にシフトさせてきている」
トランプ大統領
「なぜ、ムラー特別検察官のチームは
 13名の強硬な民主党員ばかりで構成されているのか」
NYダウは下落して始まる。原油先物は一時61ドル台へ反落。
ドル円が106円台を割り込む。ポンドドルやポンド円が反落。
米10年債利回りは2.83%台へ低下。
報道
「トランプ大統領はベネズエラ政府の仮想通貨発行を阻止するため、
 米国でのペテロの購入を禁止する大統領令に署名」
独DAXは1.39%安で取引を終える。
英FTSE100は1.69%安で取引を終える。
ホワイトハウス副報道官
「トランプ大統領はモラー特別検察官の解任を検討していない」
メルシュECB専務理事
「景気回復は予想以上に良好。
 賃金動向は曲がり角に差し掛かっている。
 インフレ目標に向け全ての条件が整っている。
 資産購入は緩やかに縮小し、緩和スタンスは維持する」
ユーロドルは一時1.23台後半へ上昇。ユーロ円は堅調に推移。
NY時間後半にドル円が反発して106円台を回復。
ウーバー
「死亡事故で自動運転テストを全都市で一時停止」
原油先物4月限の終値は62.06ドル。
NYダウは335.60ドル安の24610.91で取引を終える。
米10年債利回りは2.854%。VIX指数は19.02へ上昇。
NASDAQは1.84%安、S&P500は1.42%安で取引を終える。


<3月20日(火)>

イエレン前FRB議長
「現在の米経済の状態はかなり良好。労働市場に過熱感は見られない。
 株価のバリエーションは高い。ただ、金融システムは健全」
仏経済財務相
「EUと英国が数ヵ月以内に通商交渉に入れると予想。
 英国と克服不能な困難はない。
 今週にも米関税に解決策が見出せるよう望む」
オセアニア時間にドル円が一時106円台を割り込む。
クロス円がやや反落。
日経平均は182.92円安で寄り付き99.93円安の21380.97で大引け。
東京時間前半にドル円やクロス円が反発。
豪第4四半期住宅価格指数は予想より強い前年同期比5.0%。
豪RBA議事録要旨
「低金利、失業率を押し下げとインフレ押し上げに寄与。
 豪ドル高ならインフレや経済成長の伸びを鈍化させる可能性も。
 2018年GDP伸び率、潜在成長率を上回る見通し。
 2018年CPI上昇率、2%をやや上回る見通し」
市場反応は限定的。
木原財務副大臣 (G20出席)
「世界経済は堅調に推移している。
 保護主義等の内向き政策は世界経済の縮小につながるリスクがある。
 どの国の為にもならない、各国から懸念が出ている。
 自由で公正な貿易が世界経済の成長に寄与する。
 G20での共同声明に保護主義への懸念が入るはず」
李克強首相
「日用品に対する関税をさらに引き下げる。
 がん治療薬の関税についてはゼロを目指す。
 一部のセクターで外資の出資制限を緩和する
 製造業を海外にさらに開放していく。中国には開放の余地がある。
 今年前半の訪日を検討している」
スイスSECO経済予測
「2018年経済成長見通しは2.4%(従来2.3%)
 2019年経済成長見通しは2.0%(従来1.9%)
 2018年CPI見通しは0.6%(従来0.3%)
 2019年CPI見通しは0.7%(従来0.7%)
米国の保護主義が世界経済へのリスク」
米10年債利回りは一時2.87%台へ上昇。
ドルストレートは小幅に揉み合う。
中国上海株式市場は0.67%安で始まり0.35%高で取引を終える。
ポンドドルがやや上昇。
ロンドン時間序盤にドル円が一時106円台半ばへ上昇。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
雨宮日銀副総裁
「効果と副作用、出口など検討課題は多岐にわたる。
 今後5年で物価安定の使命達成の総仕上げに全力。
 第一の課題は金融政策運営。金融仲介機能向上に貢献していきたい。
 金利調整の可能性は排除していない、2%達成前に。
 現段階では金利調整検討する段階ではない」
若田部日銀副総裁
「雨宮副総裁とともに黒田総裁を支える。
 過去5年の金融政策、成果は素直に評価したい。
 緩和の効果は各種データで明らか。
 2%の達成を目指し淡々粛々と金融政策を。
 全ての人には政策の利点が行き渡っていない。
 リフレ派と呼ばれることは内心、居心地悪い」
円買い反応。ドル円が一時106円台前半へ反落。
英消費者物価指数(2月)は予想より弱い前年同月比2.7%、
英生産者物価指数コア(2月)は予想とおりの前年同月比2.4%、
英小売物価指数(2月)は予想より弱い前年同月比3.6%。
限定的ながらポンド売り反応。ユーロドルが1.23台前半へ反落。
豪ドル米ドルは一時0.77台を割り込む。
独ZEW景気期待指数(3月)は予想より弱い5.1。
欧ZEW景気期待指数(3月)は前回値より弱い13.4。
ユーロ売り反応。
ユーロドルが軟調に推移して1.23台を割り込む。
報道
「ベネズエラが経済危機で原油生産量が日量200万バレルを下回り、
 2005年の水準から半減している」
米10年債利回りは2.88%台へ上昇。原油先物が63ドル台へ上昇。
ドル円が一時再び106円台後半へ上昇。
NY時間序盤にポンドドルが一時1.40台を割り込む。
豪ドル米ドルが再び0.77台を割り込む。
ブルームバーグ
「米連邦取引委員会がフェイスブックを個人データ問題で調査」
NYダウは上昇して始まる。
ドル円は揉み合う。
ユーロドルがやや反発して揉み合う。ポンドドルが一時1.40台回復。
欧消費者信頼感指数速報(3月)は予想より強い0.1。
発表直後はユーロ買い反応。
ムニューシン米財務長官
「北朝鮮対応で米国は中国の協力が必要。
 非常に生産的な会合だった。貿易問題に関して各国と協議。
 中国とも率直に協議した。通商、関税に関して今後も協議を続ける。
 保護主義を目指しているのではない。
 自由で公正な貿易を求めているだけ。
 中国からは進展が見られなかった。国益に基づいて行動する用意。
 米国は貿易戦争を恐れていない。」
ロンドンフィックス過ぎにユーロドルが再び反落。
ポンドドルがやや反落して揉み合う。
独DAXは0.74%高で取引を終える。
英FTSE100は0.26%高で取引を終える。
G20声明
「通貨安競争を回避。仮想通貨は通貨ではない。
 保護主義の広がりにはさらなる対話と行動が必要」
原油先物4月限の終値は63.40ドル。
NYダウは116.36ドル高の24727.27で取引を終える。
米10年債利回りは2.894%。VIX指数は18.20。
NASDAQは0.27%高、S&P500は0.15%高で取引を終える。


<3月21日(水)>

米10年債利回りは2.90%台へ上昇。
日経平均は春分の日で取引なし。
東京時間はドル円がやや反落して揉み合う。
ドルストレートがやや反発して揉み合う。
ポンドドルが1.40台を回復。豪ドル米ドルが一時0.77台を回復。
東京時間後半にドル円が106円台前半へ下落。
ドルストレートが堅調傾向で推移。
中国上海株式市場は0.28%高で始まり0.29%安で取引を終える。
米10年債利回りは一時2.88%台へ低下。
独の株式市場はプラス圏で始まる。
英の株式市場は前日終値レベルで始まる。
豪ドル米ドルが0.76台へ反落。
英失業者数(2月)は前回値より弱い0.92万人、
英失業率(2月)は前回値より弱い2.4%、
英ILO失業率(3カ月)は予想より強い4.3%。
英週平均賃金(11−1月期)は予想より強い前年比+2.8%。
ポンド買い反応。ポンドドルは一時1.40台後半へ上昇。
ドル円は軟調傾向で揉み合う。ユーロドルは揉み合う。
原油先物は64ドル台へ上昇。
独バイエル
「米モンサントの買収でEUから条件付きで承認を獲得」
米WSJ
「中国は米国の関税政策に対する報復措置を計画」
ドル円が一時106.08へ下落。クロス円が一時やや反落。
ポンドドルが一時やや反落して揉み合う。
米第4四半期経常収支は予想より弱い−1282億ドル。
市場反応は限定的。
米10年債利回りは2.90%台へ上昇。
NYダウは小幅安で始まる。
NY時間序盤は豪ドル米ドルが0.77台を回復。
ポンドドルは再び1.40台後半へ上昇。
米中古住宅販売件数(2月)は予想より強い554万件。
発表直後は限定的ながらドル買い反応。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が262.2万バレルの減少。
原油先物は64ドル台後半へ上昇。
その後、ユーロドルがやや反落。
ホワイトハウス
「明日、中国による米国の知的財産権(IP)の侵害と
 関税賦課について声明を発表する」
独DAXは0.01%高で取引を終える。
英FTSE100は0.32%安で取引を終える。
FOMC前にドルがやや売られる。
米FOMCが政策金利を1.50-1.75%に利上げ。
FOMC声明
「経済見通しはこの数ヵ月で力強さを増した。
 支出と投資は第4四半期から緩やかになった。
 インフレは向こう数ヵ月で上昇、2%前後で安定。決定は全会一致」
FOMC経済見通し
「実質GDP、18年2.7%増(前回2.5%増)、
 19年2.4%増(前回2.1%増)、20年 2.0%増(前回2.0%増)、
 長期1.8%増(前回1.8%増)、
 失業率、18年3.8%(前回3.9%)、19年3.6%(前回3.9%)、
 20年3.6%(前回4.0%)、長期4.5%(4.6%)、
 PCE、18年1.9%(前回1.9%)、19年2.1%(前回2.0%)、
 20年2.1%(前回2.0%)、長期2.0%(前回2.0%)、
 PCEコア、18年1.9%(前回1.9%)、19年2.1%(前回2.0%)
 20年2.1%(前回2.0%)」
FOMCメンバー金利見通し
「2018年1.625%が2人、2.125%が6人、2.250%が0人、
 2.375%が6人、2.625%が1人、
 2018年の中央値は2.125%、年内にあと2回利上げ」
米10年債利回りは一時2.93%台へ上昇の後に低下。
ドル円が一時上昇の後に下落。ドルストレートが一時反落の後に上昇。
パウエルFRB議長
「経済は拡大を続けている。労働市場は力強く、今後もそれを予想。
 段階的に緩和を解除している。向こう数ヵ月でインフレは上向く。
 2%を下回るインフレは昨年の異例の下げを反映。
 緩やかな利上げが経済を支援。緩やかな追加利上げが最善。
 目標以下のインフレ持続は回避したい。
 遅過ぎる利上げは経済にリスクもたらす。
 19年と20年の利上げ見通しは幾分高まった。
 金利については中立的な道筋を試みている。
 多くのFOMCメンバーが見通しを上方修正。
 インフレ加速の兆候は見られていない。
 記者会見の回数増加は慎重に検討。
 貿易政策の変更が見通しに変化を与える兆候は見られていない。 
 貿易政策の変更を企業が懸念し始めた。
 減税が経済に与える影響は極めて不確実。
 貿易はより見通しに対する顕著なリスクになった」
ドル円が一時106円台を割り込む。ユーロドルが1.23台半ばへ上昇。
ポンドドルは1.41台半ばへ上昇。豪ドル米ドルは0.77台後半へ上昇。
原油先物5月限の終値は65.17ドル。
NYダウは44.96ドル安の24682.31で取引を終える。
米10年債利回りは2.881%。VIX指数は17.86へ低下。
NASDAQは0.26%安、S&P500は0.18%安で取引を終える。


<3月22日(木)>

RBNZが政策金利を1.75%に据え置く。
RBNZ声明
「政策は相当期間緩和的。不確実性が残り政策は調整必要な可能性。
 インフレ率は目先一段と弱まる見通し。
 長期インフレ期待は十分に安定。
 インフレ見通しは2%方向に向かっている」
発表直後は限定的ながらNZドル売り反応。
オセアニア時間にドル円が一時106円台を回復した後に再び反落。
日経平均は28.81円安で寄り付き211.02円高の21591.99で大引け。
ドル円が軟調に推移。ドルストレートはやや上昇。
豪新規雇用者数(2月)は予想より弱い1.75万人、
豪失業率(2月)は予想より弱い5.6%。
豪ドル売り反応。豪ドル米ドルは0.77台半ばへ反落
ドル円は一時105円台半ばへ下落。
その後、ドル円がやや反発。ドルストレートがやや反落。
米10年債利回りは2.86%台へ低下。
中国上海株式市場は0.01%高で始まり0.53%安で取引を終える。
ロンドン時間序盤はドル円が再びやや反落。
ユーロドルやポンドドルがやや上昇。豪ドル米ドルがやや反発。
独英の株式市場は下げて始まる。
若田部日銀副総裁
「金融政策と財政政策のシナジーは非常に重要。
 財政政策は政府・国会が決めること。
 日銀は為替相場に影響与える外債購入はできない。
 自由貿易が需要。追加緩和は必要なら躊躇なく行うべき。
 金融政策に限界はないが制度的条件はある
 緩和手段は予断なくすべての選択肢を検討すべき」
ドル円が一時やや反発して揉み合う。
仏製造業PMI速報(3月)は予想より弱い53.6、
仏サービス業PMI速報(3月)は予想より弱い56.8。
ユーロドルがやや反落。
独製造業PMI速報(3月)は予想より弱い58.4、
独サービス業PMI速報(3月)は予想より弱い54.2。
欧製造業PMI速報(3月)は予想より弱い56.6、
欧サービス業PMI速報(3月)は予想より弱い55.0。
独IFO景況感指数(3月)は予想より強い114.7。
ECB月報
「潤沢な水準の金融緩和が必要。
 インフレ率が2%弱へと持続的に回復していくこと確保するため
 現在の原油価格を前提にすると、総合インフレ率は
 今年の残り期間に1.5%前後に留まる公算高い。
 基調的インフレ指標は依然低調。中期では緩やかに上昇する見通し」
ユーロ売り反応。ユーロドルが1.23台前半へ下落。
米10年債利回りは一時2.84%台へ低下。
原油先物は64ドル台へ反落。豪ドル米ドルが0.77台前半へ下落。
ドル円が再び反落して揉み合う。クロス円が反落して揉み合う。
英小売売上高指数(2月)は予想より強い前月比0.8%。
発表直後ポンド買い反応。その後ポンドドルがやや反落して揉み合う。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置く。
英BOEが資産買取プログラム規模を4350億ポンドに据え置く。
英BOE
「政策金利据え置きは7対2で決定。
 資産購入枠は9対0で据え置きを決定。
 マカファティ、ソーンダース両氏が利上げ主張。
 利上げは限定的かつ段階的にと繰り返す。
 保護主義は成長やインフレに悪影響与えるリスク。
 天候の影響で第1四半期成長は0.3%に鈍化する見込み。
 ブレグジットが引き続き最も見通しに影響。
 5月会合で経済見通しをより詳細に再評価する。
 インフレと成長は総じて2月見通しに沿った動きとなっている」
発表直後ポンド買い反応。ポンドドルが一時1.42台へ上昇後に反落。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い22.9万件。
ドル円は105円台前半へ下落。クロス円が下落。
NYダウは200ドル超下落して始まる。
米10年債利回りは一時2.81%台へ低下。
ドル円はやや反発して揉み合う。
米景気先行指標総合指数(2月)は予想より強い前月比0.6%。
市場反応は限定的。
報道
「韓国の裁判所は李明博元大統領に逮捕状を発行」
NYタイムズ
「トランプ大統領の弁護士のダウド氏が辞任」
報道
「トランプ大統領、国家安全保障問題担当の大統領補佐官に
 外交タカ派と評されるボルトン元国連大使の起用を決定」
NYダウが下げ幅を拡大。米10年債利回りは一時2.79%台へ低下。
ユーロドルは一時1.23台を割り込む。
ポンドドルは一時1.41台を割り込む。
豪ドル米ドルは一時0.77台を割り込む。
報道
「米政府が中国への知財侵害関税、500億ドル相当を発表」
トランプ大統領
「中国は友好国と認識している。周国家主席を尊敬している。
 中国の知的財産権の侵害は非常に大きい。
 対中赤字は制御不能となっている。
 中国に対する通商法301条適用は最大、
 年間600億ドルの輸入になる可能性も。
 中国に対して1000億ドルの黒字を直ちに縮小するよう要請」
報道
「米下院が1.3兆ドルの包括的歳出法案を可決」
ロス商務長官
「(今回の関税について) あくまで交渉を導くものであり、
 貿易戦争ではない」
ドル円が一時105円台後半へ反発。クロス円が一時反発。
独DAXは1.70%安で取引を終える。
英FTSE100は1.23%安で取引を終える。7000台を割り込む。
NY時間後半にドル円が再び105円台前半へ反落。
クロス円が再び反落。ドルストレートは揉み合う。
原油先物5月限の終値は64.30ドル。
NYダウは724.42ドル安の23957.89で取引を終える。
米10年債利回りは2.823%。VIX指数は23.34へ上昇。
NASDAQは2.43%安、S&P500は2.52%安で取引を終える。


<3月23日(金)>

オセアニア時間にドル円が2016年11月以来となる104円台へ下落。
クロス円が下落。ユーロドルやポンドドルはやや反発。
米10年債利回りは2.80%台へ低下。
日全国消費者物価指数(2月)は予想とおりの前年同月比1.5%。
日経平均は403.19円安で寄り付き974.13円安の20617.86で大引け。
ドル円が一時105円台を回復して揉み合う。
豪ドル米ドルは0.77台を回復して揉み合う。
原油先物は一時65ドル台を回復。
米10年債利回りは一時2.79%台へ低下。
中国上海株式市場は2.78%安で始まり3.39%安で取引を終える。
ロンドン時間序盤はドル円が一時再び105円台へ反発して揉み合う。
ユーロドル一時やや反落して揉み合う。
独英の株式市場は下落して始まる。
ポンドドルは一時1.41台を割り込み揉み合う。
原油先物は再び64ドル台へ反落。
麻生財務相
「最近の相場や市場の変動、ファンダメンタルズに関係ない」
その後、ユーロドルやポンドドルがやや反発。
報道
「中国が対米報復関税案として
 最大25%の追加関税を準備する128品目を公表」
アトランタ連銀総裁
「2018年を通じての一段の利上げを支持。
 向こう2年間での複数回の追加利上げは適切。
 インフレは2%目標を上回るポテンシャルがあるとみている。
 比較的穏やかなインフレ環境が続く見込み。
 労働市場が過熱しているとはみていない。
 FOMCの雇用とインフレの目標に到達もしくは接近している。
 大規模かつ広範な関税措置とその影響は経済の下方リスク」
NY時間序盤はドルストレートがやや上昇。
米耐久財受注(2月)は予想より強い前月比3.1%、
発表直後はドル円がやや上昇。ユーロドルがやや反落。
米10年債利回りは一時2.85%台へ上昇。
加消費者物価指数(2月)は予想より強い前月比0.6%、
加小売売上高(1月)は予想より弱い前月比0.3%。
加小売売上高(除自動車 1月)は予想より強い前月比0.9%。
加ドル買い反応。ドルカナダが1.28台へ下落。
トランプ米大統領
「包括的歳出案に拒否権発動を検討」
NYダウは上昇して始まる。
ポンドドルは1.41台半ばへ上昇。
米新築住宅販売件数(2月)は予想より弱い61.8万件。
市場反応は限定的。
原油先物は65ドル台を回復。
その後、NYダウがマイナス圏へ反落。
ドル円が再び104円台へ反落。
ポンドドルがやや反落。豪ドル米ドルがやや反落。
独DAXは1.77%安の11886.31で取引を終える。
英FTSE100は0.44%安の6921.94で取引を終える。
報道
「トランプ米大統領は拒否権発動も噂されていた
 9月末までの1.3兆ドルの歳出法案に署名」
報道
「トランプ大統領、鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を発動。
 日本政府は日本を適用対象から外す事を求めていたが通らなかった」
その後、豪ドル米ドルが0.77台を割り込む。
原油先物5月限の終値は65.88ドル。
NYダウは424.69ドル安の23533.20で取引を終える。
米10年債利回りは2.813%。VIX指数は24.87。
NASDAQは2.43%安の6992.67で取引を終える。
S&P500は2.10%安の2588.26で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は週初19日に105.91レベルで始まり、東京時間後半に
かけて105.67へ下げた後に反発して、20日のロンドン時間にかけて
揉み合いながらも106.60へ上昇しました。その後、揉み合いを経て
106円台前半へ反落して21日のNY時間後半にFOMCの発表を迎え
ました。FOMC発表直後に週高値となる106.64へ上昇しましたが、
その後、反落して揉み合いながらも軟調傾向で推移して23日のオセア
ニア時間にかけて週安値となる104.63へ下落する展開になりました。
その後、NY時間序盤にかけて105.28へ反発しましたが、その後、
再び反落して104.73レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは週初19日に1.2285レベルで始まり東京時間後半
にかけて1.2258へ下げた後に反発してNY時間後半にかけて1.2358へ
上昇する展開になりました。その後、揉み合いを経て20日のロンドン
時間から反落して21日のオセアニア時間にかけて週安値となる1.2240
へ下落する展開になりました。その後、切り返して1.22台後半へ反発
して21日のNY時間後半にFOMCの発表を迎えました。FOMC発表直
後に1.2251へ反落しましたが、その後、急反発して22日のロンドン
時間序盤にかけて週高値となる1.2388へ上昇する展開になりました。
その後、反落して22日のロンドンフィックスにかけて1.2285へ下げ
ましたが、その後、再び反発して、揉み合いながらも堅調傾向で推移し
て、23日のNY時間後半にかけて1.2373へ上昇して1.2352レベルで
週の取引を終えました。




●今週(3月26日から3月30日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは105.00の「00」ポイント
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は23日のNY時間の
戻り高値105.28、さらに上昇した場合は16日の安値105.60、ここを
上抜けた場合は22日東京時間の戻り高値105.96から106.00の「00」
ポイント、さらに上昇した場合は20日の高値106.60からFOMC直後
の先週高値106.64を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは2016年8月の高値104.32を巡る攻防
が注目されます。ここを下抜けた場合は104.00の「00」ポイント、
さらに下落した場合は2016年6月第2週の安値103.55、ここを下抜け
た場合は103.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標では、27日の米ケースシラー
住宅価格指数と米消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数、
28日の米第4四半期GDP確報と米第4四半期個人消費確報と米第4
四半期GDPデフレータ確報と米第4四半期コアPCEデフレータ確報
と米中古住宅販売成約、29日の米個人消費支出と米コアPCEデフレー
タと米新規失業保険申請件数とシカゴ購買部協会景気指数とミシガン
大学消費者信頼感指数確報、30日の日東京都区部消費者物価指数と
日失業率と日鉱工業生産速報、などが注目されます。


先週のドル円は、週前半に106円台後半へ上昇するも、21日の米WSJ
「中国は米国の関税政策に対する報復措置を計画」との報道、そして、
米国の年内あと3回の利上げを見込む向きもある中、FOMCメンバー
金利見通しが「2018年の中央値は2.125%、年内にあと2回利上げ」
となって、22日の「トランプ大統領の弁護士のダウド氏辞任」報道、
「トランプ大統領、国家安全保障問題担当の大統領補佐官に外交タカ派
と評されるボルトン元国連大使の起用を決定」との報道、「米政府が
中国への知財侵害関税、500億ドル相当を発表」との報道、トランプ
大統領の「(前略) 中国の知的財産権の侵害は非常に大きい。対中赤字
は制御不能となっている。(中略) 中国に対して1000億ドルの黒字を
直ちに縮小するよう要請」との発言、23日の「中国が対米報復関税案
として最大25%の追加関税を準備する128品目を公表」との報道、
そして「トランプ米大統領は拒否権発動も噂されていた9月末までの
1.3兆ドルの歳出法案に署名」はするも、「トランプ大統領、鉄鋼とア
ルミニウムの輸入制限を発動。日本政府は日本を適用対象から外す事を
求めていたが通らなかった」などの報道がある中、米中貿易戦争懸念を
背景にNYダウは週間1413.31ドル下落して、ドル円は2016年11月
以来となる104円台へ下落する展開になりました。


さて今週ですが、27日に佐川前国税庁長官の証人喚問が予定されてい
て、引き続き再燃する森友学園問題を巡る情勢が注目されますととも
に、米中貿易戦争懸念が高まっていて、リスク回避による円高により
ドル円の下方リスクが強まる中、期末を迎えることで、NYダウや日経
平均など株式市場の動向及び米10年債利回りの動向が注目されます。
また、不測のトランプ大統領の発言にも引き続き注意が要りそうです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは先週高値の1.2388を
巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.2400の「00」ポイ
ントから14日の高値1.2412、さらに上昇した場合は8日高値1.2446
ここを上抜けた場合は1.2500の「00」ポイント、さらに上昇した場合
は2月16日の高値1.2555を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは1.2300の「00」ポイントから22日の
安値1.2285を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は19日
の安値1.2258から先週安値の1.2240、さらに下落した場合は2月9日
の安値1.2205から1.2200の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は
1日の安値1.2154を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、26日の仏第4四半期
GDP確報、29日の独失業者数と独失業率と独消費者物価指数速報、
などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、27日の米ケースシ
ラー住宅価格指数と米消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指
数、28日の米第4四半期GDP確報と米第4四半期個人消費確報と
米第4四半期GDPデフレータ確報と米第4四半期コアPCEデフレー
タ確報と米中古住宅販売成約、29日の米個人消費支出と米コアPCE
デフレータと米新規失業保険申請件数とシカゴ購買部協会景気指数と
ミシガン大学消費者信頼感指数確報、などが注目されます。


先週は、19日の米WSJ「EUと英国は離脱への広範な移行条件に
ついて合意に達したもよう」、「ECBは議論の主眼をQEから金利に
シフトさせてきている」との報道と、メルシュECB専務理事の「景気
回復は予想以上に良好。賃金動向は曲がり角に差し掛かっている。イン
フレ目標に向け全ての条件が整っている。資産購入は緩やかに縮小し、
緩和スタンスは維持する」との発言、そして、21日の米国の年内あと
3回の利上げを見込む向きもある中、FOMCメンバー金利見通しが
「2018年の中央値は2.125%、年内にあと2回利上げ」となってドル
売りとなり、22日のECB月報で「潤沢な水準の金融緩和が必要。イン
フレ率が2%弱へと持続的に回復していくこと確保するため現在の原油
価格を前提にすると、総合インフレ率は今年の残り期間に1.5%前後に
留まる公算高い。基調的インフレ指標は依然低調。中期では緩やかに
上昇する見通し」の発表、そして、米中貿易戦争懸念を背景に独DAX
指数が下落する中、ユーロドルは上下動の揉み合いとなるも1.23台半
ばへ上昇して週の取引を終えました。

さて、対ドル通貨ペアとして米FOMCのイベントを経過しましたが、
ユーロ買いポジションが多いことで上値は重くもECB緩和縮小期待も
根強く、日足レベルでしばらく揉み合いが続いているユーロドルですが
期末を迎え方向感が出ることを期待したいものです。





さて今回は、トレードと凡事のお話 その284 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百八十四話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週はFOMCとパウエル議長の会見を経過したが
 米中貿易戦争懸念を背景にNYダウが週間1413ドルも下落して、
 ドル円は16年11月以来の104円台へ下落する展開になったよな」


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 FOMCは市場予想の範囲と思われたが…、年内あと3回の利上げを
 見込む向きもある中、FOMCメンバー金利見通し(ドット・プロット)
 が『2018年の中央値2.125%、年内にあと2回利上げ』となって、
 一旦上昇した後に反落して…、そして、米中貿易戦争懸念を背景に
 リスク回避の円買いとなり、ドル円は104円台へ下落したのう…」


『そして報道によれば、米通商法301条に基づく中国制裁に対して
 中国の駐米大使が「あらゆる選択肢を検討している」として、
 米国債の購入減額も匂わせるような発言をしていたよな…』


「ふむ…。中国が『米国債カード』をチラつかせてきたことは
 懸念材料じゃが、中国の米国債購入減額で米国債利回りが上昇すると
 中国からの資本流出圧力も高まることが警戒されることから、
 中国は減額するとしても非常に慎重に行わざるを得ないであろう…」


『でも…、週明けに米国債が売られて米債券利回りが上昇して、
 いわゆる悪い金利上昇によって、2月の時のような債券市場での
 リスク回避の動きが株式や為替市場に波及するようなことが
 また起こるかもしれないよな…。ジイさん』


「ふむ…。せっかく市場のコリレーションも戻りつつあったのに、
 米債券利回りの上昇が2月の時のようにリスクの火種となることも
 排除は出来ないのかもしれぬのう…。溜口剛太郎殿」


『そして、再燃している森友問題だけど、財務省が近畿財務局に
 指示したメールも見つかっているようで、また、27日には
 佐川前国税庁長官の証人喚問も予定されていることから、
 森友文書改ざん問題にも引き続き注意が必要になりそうだよな…』


「ふむ…。ここのところリスク要因となり得ることが少なくなく、
 株式市場も下方圧力が高まる環境に置かれているようで…、
 ドル円も、相場は波を描いて動くゆえ戻る場面もあろうけれども、
 ここのところは下方リスクが高まっていると言わざるを得ない
 状況となっているのやもしれぬのう…。溜口剛太郎殿」


『仮想通貨に対する税制改革の議論も始まってきているようだけど、
 さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ…。今日は『トレードにおける優位性(エッジ)のお話』でも
 させてもらおうと思っとったのじゃが…、前段の話に花が咲き、
 もう既に話が長くなり過ぎてしもうておるようじゃ…。
 そのお話はまたの機会とさせていただき、今日はさらりと
 『頑張れ!ユーチューバーのお話』でもさせてもらうとしよう…」


『あははっ。トレードに関係ない、ジイさんらしくない話題だが、
 まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか…』


「最近、トレードの傍らユーチューブの動画を拝見しておるのじゃが、
 視聴数の多い動画は感心するほど、頻繁に動画をアップされておって
 ユーチューバーの方々はアウトプットのためにインプットとなる
 情報収取や学習を日々怠らず行われておるようじゃのう…」


『ネタを切らさないためにも、情報収集のインプットや学習は重要で、
 それを練ってアウトプットに纏め上げるのは大変な作業と思うぜ…』


「まぁ、アナウンサーのような喋りのプロではないので癖もあり、
 『聞き辛い。噛むな。笑うな。鼻をすするな、咳払いするな』との
 批判や『情弱。ワロタwww』、『内容がウ〇コ』などの酷評もあるが
 めげずに頑張っておられるようじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『ユーチューブではグッド・バッドを押せないようにしたり、
 コメント不可にもできるが、それらをあえて受け入れている
 ユーチューバーは少なくないぜ…。批判を恐れていては情報発信や
 ユーチューバーにはなれないんじゃないかな…。
 バット以上にグッドが多ければそれで良いのかもな。ジイさん』


「まぁ、昭和の時代に縁側でTVのボクシング観戦に集まった親父達が
 『何やってんだよ!そこで右フックだろうが』と言っていたように
 批判や酷評をする人達もまたファンの一人なのやもしれぬのう…」


『30分モノの動画アップ直後に5分も立たずバッドが押されることで
 動画も観ずバッドが押されてると嘆いているユーチューバーもいるが
 バッドを押されたり酷評されるよりも、ユーチューバーにとって
 悲しいことは、もしかするとグッドもバットも押されず
 コメントもなく、視聴の少ない事なんじゃないかな…。ジイさん』


「まぁ、もしかするとそうなのやもしれぬのう…。溜口剛太郎殿。
 一部のユーチューバーの中にはバッドの多さや酷評にたまりかねて
 動画のアップを辞めてしまう人もいるようじゃが…、
 良いコンテンツを配信しているユーチューバーの皆さんには
 これからも頑張って動画をアップし続けてもらいたいものじゃ…」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その283


東京では平年よりも9日も早く桜が開花して春を彩っています。
さて、最近はアベグジットという造語が見られるようになりました。



●今週(3月19日から3月23日)の主な予定


<3月19日(月)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(2月)、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(3月)、
午後7時に欧貿易収支(1月)、欧建設支出(1月)、
などが予定されています。日の指標には注目です。
そして、中国全人代で中国人民銀行総裁人事決定されます。
また、G20財務相・中央銀行総裁会議が開催されます。


<3月20日(火)>

午前9時半に豪RBA議事録要旨、豪第4四半期住宅価格指数、
午後2時に日景気先行指数改定値(1月)、日景気一致指数改定値(1月)
午後4時に独生産者物価指数(2月)、
午後6時半に英消費者物価指数(2月)、英生産者物価指数コア(2月)、
同午後6時半に英小売物価指数(2月)、
午後7時に独ZEW景気期待指数(3月)、
同午後7時に欧ZEW景気期待指数(3月)、
夜9時半に加卸売売上高(1月)、
深夜12時に欧消費者信頼感指数速報(3月)、
などが予定されています。
豪・英・独・欧の指標には注目です。
そして、この日に中国全人代が閉幕となります。


<3月21日(水)>

※ 東京市場が春分の日で休場。

午後6時半に英失業者数(2月)、英失業率(2月)、
同午後6時半に英ILO失業率(3カ月)、英財政収支(2月)、
夜9時半に米第4四半期経常収支、
夜11時に米中古住宅販売件数(2月)、
深夜3時に米FOMC政策金利発表、米FOMC経済予測、
深夜3時半からパウエルFRB議長の会見、
などが予定されています。
英・米の指標とパウエルFRB議長の会見には注目です。


<3月22日(木)>

早朝5時にRBNZ政策金利発表、RBNZ声明、
午前9時半に豪新規雇用者数(2月)、豪失業率(2月)、
午後1時半に日全産業活動指数(1月)、
午後4時45分に仏企業景況感指数(3月)、
午後5時に仏製造業PMI速報(3月)、仏サービス業PMI速報(3月)、
午後5時半に独製造業PMI速報(3月)、独サービス業PMI速報(3月)、
午後6時に欧製造業PMI速報(3月)、欧サービス業PMI速報(3月)、
同午後6時に独IFO景況感指数(3月)、
同午後6時に欧ECB月報、欧経常収支(1月)、
午後6時半に英小売売上高指数(含自動車燃料 2月)、
夜9時に英BOE政策金利発表、英BOE資産買取プログラム規模、
同夜9時に英BOE議事録要旨、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜10時に米住宅価格指数(1月)、
夜11時に米景気先行指標総合指数(2月)、
などが予定されています。
NZ・豪・独・欧・英・米の指標には注目です。
そして、EU首脳会談が予定されています。


<3月23日(金)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(2月)、
夜9時半に米耐久財受注(2月)、米耐久財受注(除輸送用機器 2月)、
同夜9時半に加消費者物価指数(2月)、
同夜9時半に加小売売上高(1月)、加小売売上高(除自動車 1月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(2月)、
などが予定されいます。
日・米・加の指標には注目です。
そして、米暫定予算がこの日に期限を迎えます。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(3月12日から3月16日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが90.10で始まり、89.54へ低下した後に
90.38へ上昇して90.17で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルの終値では2.845%へ低下しました。
NY原油先物(WTI)4月限は週の終値で62.34ドルへ上昇しました。
NYダウは週間389.23ドル下落、24946.51ドルで取引を終える。
VIX指数は週末時点で15.80へ上昇。



<3月12日(月)>

ドル円はやや下げて始まった後に反発。豪ドル米ドルは堅調に推移。
日経平均は356.90円高で寄り付き354.83円高の21824.03で大引け。
米10年債利回りは2.90%台で推移。
東京時間前半はドル円が106円台半ばへ反落。
東京時間午後はドル円が一時106円台前半へ下落。
報道
「森友14文書、答弁に合わせ書き換えられていた」
麻生財務相
「森友問題は由々しき事態で深くお詫びを申し上げる。
 進退については考えていない」
ドル円が106円台半ばへ反発して揉み合う。
クーレECB理事
「貿易戦争が現時点での主要な脅威となっている。
 ユーロ圏の南北分裂は空想にすぎない」
中国上海株式市場は0.36%高で始まり0.59%高で取引を終える。
ロンドン時間序盤はポンドドルやユーロドルがやや上昇。
原油先物は61ドル台へ下落。
独仏の株式市場はプラス圏で始まる。
ドル円が一時やや反落して揉み合う。ドルストレートが反落。
NHK世論調査「内閣支持44%、不支持38%」
安倍首相「国会審議で説明責任果たす」
NY時間序盤にユーロドルが一時1.23台を割り込む。
英閣僚
「英国とEUは実施期間についての合意に非常に近づいている」
ポンドドルは再び反発して一時1.39台へ上昇。
NYダウはプラス圏で始まりマイナス圏へ反落。
ポンドドルが一時反落して揉み合う。
共同通信
「麻生財務相がG20財務相・中央銀行総裁会議の欠席を検討してる」
ドル円がやや下落して揉み合う。
米10年債利回りは2.87%台へ低下。
米3年債の入札では最高落札利回り2.436%、応札倍率2.94倍。
ティラーソン米国務長官
「北朝鮮から直接の反応は聞いていない。
 北朝鮮に関しては複数の段階が必要。
 米朝会議の会談場所はまだ合意していない」
独DAXは0.58%高で取引を終える。
英FTSE100は0.13%安で取引を終える。
米10年債の入札では最高落札利回り2.889%、応札倍率2.50倍。
ドル円が再び下落。ドルストレートは再び堅調傾向で推移。
米月次財政収支(2月)は予想より強い−2152億ドル。
原油先物4月限の終値は61.36ドル。
NYダウは157.13ドル安の25178.61で取引を終える。
米10年債利回りは2.865%。VIX指数は15.78に上昇。
NASDAQは0.36%高、S&P500は0.13%安で取引を終える。


<3月13日(火)>

オセアニア時間にドル円が一時やや反発。
ドルストレートがやや反落して揉み合う。
その後、ドル円が106円台前半へ反落して揉み合う。
日経平均は81.58円安で寄り付き144.07円高の21968.10で大引け。
麻生財務相「G20出席は国会審議次第」
米10年債利回りは2.87%台へ上昇。
ドル円が106円台後半へ反発。クロス円が反発。
ドルストレートがやや反落。ポンドドルが1.39台を割り込む。
中国上海株式市場は0.08%安で始まり0.49%安で取引を終える。
独仏の株式市場は前日終値レベルで始まる。
米10年債利回りは2.88%台へ上昇。
ドル円が107円台前半へ上昇。
ユンケル欧州委員長 
「英国とのEU離脱交渉は緊急性が高まっている。
 英国は、離脱に関する演説の詳細について明らかにすべき」
独BDI
「企業はハード・ブレグジットに対する準備が必要に。
 EUと英国の間の関税同盟が良い解決法となろう」
ポンドドルがやや下落。
サビーニ伊同盟書記長
「伊民主党との連携を拒否する」
マルティーナ伊民主党暫定党首
「下野して議会少数派として働く。
 五つ星運動や中道右派とは連立せず」
市場反応は限定的。
OECD経済見通し
「2018年GDP見通しを3.9%に引き上げ(11月時点3.7%)
 2019年GDP見通しを3.9%に引き上げ(11月時点3.6%)
 貿易の保護主義が見通しにとって鍵となるリスク。
 米国の減税やドイツの刺激策が上方修正の背景」
その後、ドルストレートがやや反発して揉み合う。
ユンケル欧州委員長
「トランプ大統領の鉄鋼・アルミ関税はお互いに失うもの多い政策」
レーンECB理事
「現在の水準に心配していない。
 ユーロ相場の変動の意味することについて判断する必要」
ややユーロ買い反応。
米消費者物価指数(2月)は予想とおりの前月比0.2%、
米消費者物価指数コア(2月)は予想とおりの前月比0.2%。
米ワシントンポスト
「トランプ米大統領、ティラーソン国務長官を解任」
米10年債利回りは一時2.83%台へ低下。
ドル円が106円台へ下落。
ドルストレートが上昇。ユーロドルが1.23台後半へ上昇。
英財務相 
「2018年成長率見通しを1.5%に上方修正(従来1.4%)
 OBR、インフレ率は1年以内に中銀目標への低下を見込んでいる」
英OBR(予算責任局)
「EU離脱精算金を371億ポンドと想定」
ポンドドルが1.39台後半へ上昇。
トランプ米大統領
「ポンペオCIA長官を国務長官に指名する。
 ティラーソン氏とはイランに関する意見が食い違った。
 北朝鮮については自分で決めた。
 コーン氏の後継にクドロー氏の可能性極めて高い」
NYダウは100ドル超上昇して始まる。
米10年債利回り一時2.87%台へ上昇。原油先物は60ドル台へ下落。
ドル円が一時107円台を回復。ドルストレートが一時やや反落。
その後、NYダウが反落。ドル円は軟調傾向で推移。
加BOC総裁
「カナダ中銀は将来の利上げについてなお慎重なまま。
 インフレなき成長への可能性」
加ドル売り反応。ドルカナダが上昇。
米10年債の入札では最高落札利回り3.109%、応札倍率2.38倍。
独DAXは1.59%安で取引を終える。
英FTSE100は1.05%安で取引を終える。
ティラーソン米国務長官
「今月の31日に退任する。スムーズな引継ぎが重要。
 北朝鮮への最大限の圧力は期待以上に成功した。
 命を救うためのシリアの停戦を成し遂げたが、
 もっとできたかもしれない。民間人に戻る」
政治専門メディアのポリティコ
「トランプ大統領は中国に対して、300億ドル相当の輸入関税を検討」
原油先物4月限の終値は60.71ドル。
NYダウは171.58ドル安の25007.03で取引を終える。
米10年債利回りは2.844%。VIX指数は16.35に上昇。
NASDAQは1.02%安、S&P500は0.64%安で取引を終える。


<3月14日(水)>

NZ第4四半期経常収支は予想より弱い−27.70億NZドル。
日機械受注(1月)は予想より強い前月比8.2%。
日銀金融政策決定会合議事録要旨
「現在の金融調整方針のもと、強力な金融緩和を
 粘り強く進めていくことが適切。
 企業の賃金・価格設定スタンスはなお慎重、注意深く点検が必要。
 金融緩和の効果と副作用、金融仲介機能への影響を含めて
 多面的な点検・評価の継続が重要。
 銀行の収益と貸出態度に正の相関、貸出スタンスにも
 意識向ける必要あり」
日経平均は203.11円安で寄り付き190.81円安の21777.29で大引け。
ドル円は一時反発した後に再び反落して揉み合う。
ドルストレートがやや反発。
中国小売売上高(2月)は予想より弱い前年同月比9.7%、
中国鉱工業生産(2月)は予想より強い前年同月比7.2%。
ユーロドルが1.24台へ上昇。
黒田日銀総裁
「バランスシートの縮小方法については国債の償還や再投資の
 組み合わせを通じ、適切に財務縮小は可能。
 国債償還や吸収オペなど、様々な手段を有している」
東京時間後半に米10年債利回りは一時2.832%台へ低下。
ロンドン時間序盤にポンドドルが反落。
ユーロドルが1.24台を割り込む。
中国上海株式市場は0.35%安で始まり0.57%安で取引を終える。
独消費者物価指数改定値(2月)は予想とおりの前月比0.5%。
独仏の株式市場は前日終値レベルで始まる。
ドラギECB総裁
「資産購入の終了に関する条件は極めて明確なもの。
 資産購入の終了には目標値へのインフレ調整が必要。
 基調的なインフレは依然弱い。政策は忍耐強く、持続的であるべき。
 米通商政策がリスクを広げている。
 ユーロ相場上昇が今後のインフレ動向への重石となるリスクも。
 政策調整は引き続き予測通り、一定のペースで進展」
プラートECB理事
「金利ガイダンスについていずれは明確にする必要。
 インフレはしっかりと進展している。
 ECBの行動や機能について市場は良く理解している。
 政策には忍耐、継続性、信頼性が必要」
ユーロドルは1.23台半ばへ下落。豪ドル米ドルは堅調に推移。
クーレECB理事
「インフレはまだ満足できる水準ではない。経済拡大は非常に力強い」
欧鉱工業生産(1月)は予想より弱い前月比−1.0%。
市場反応は限定的。
報道
「ブロードコム、クアルコムへの買収提案を取り下げ」
米10年債利回りは2.84%台へ上昇。
ドル円は軟調に推移。ユーロドルやポンドドルが一時やや反発。
豪ドル米ドルは0.79台へ上昇。
米小売売上高(2月)は予想より弱い前月比−0.1%、
米生産者物価指数(2月)は予想より強い前月比0.2%、
米生産者物価指数コア(2月)は予想とおりの前月比0.2%。
発表直後はドル売り反応。ドル円が下落。
その後、ドルが買い戻されて揉み合う。
NYダウは100ドル超上昇して始まる。
豪ドル米ドルは0.78台へ反落。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が502.2万バレルの増加。
原油先物が上下動の後に60ドル台へ下落。
米10年債利回りは2.80%台へ低下。
報道
「トランプ政権が中国製品への関税導入を検討している」
ロンドンフィックス過ぎにポンドドルやユーロドルが再び反落。
ドル円が106円台前半へ下落。クロス円が軟調に推移。
NYダウが250ドル超の下落。
ロス商務長官
「関税適用除外のルール発表へ」
独DAXは0.14%高で取引を終える。
英FTSE100は0.09%安で取引を終える。
米CNBC
「トランプ大統領は国家経済会議(NEC)委員長に
 CNBCの経済評論家、クドロー氏を指名」
原油先物4月限の終値は60.96ドル。
クドロー氏
「ドルが王様でいることは米国の国益であり米経済にとっても利益。
 現水準よりもほんの僅かばかり上昇を予想したいが、
 安定していることが一番。私ならドルを買って金を売るだろう」
NYダウは248.91ドル安の24758.12で取引を終える。
米10年債利回りは2.819%。VIX指数は17.23上昇。
NASDAQは0.19%安、S&P500は0.57%安で取引を終える。


<3月15日(木)>

※ 遠方での葬儀のため簡易記載。

NZ第4四半期GDPは予想より弱い前期比0.6%。NZドル売り反応。
ドル円が一時106円台を割り込む。
日経平均は73.15円安で寄り付き26.66円高の21803.95で大引け。
黒田日銀総裁
「今後とも強力な金融緩和を粘り強く続ける。
 ここ2年間物価は順調に上昇。雇用はほぼ完全雇用状況。
 機動的な財政政策は需要創出に一定の効果。
 金融仲介機能や金融システムに及ぼす影響は注意深く見ていく。
 現状では金融仲介機能の悪化は生じていない」
報道
「麻生財務相、G20出席断念。森友問題の審議優先」
中国上海株式市場は0.42%安で始まり0.01%安で取引を終える。
スイスSNBが政策金利を−0.75%に据え置く。
スイスSNB
「不動産市場の不均衡が続いている。不動産市場の動向を注視。
 スイスフランは依然として高水準。為替市場は依然不安定。
 マイナス金利と介入は引き続き必要な政策。
 現在の世界経済の状態は良好。
 インフレ率は2020年第4四半期に2.2%と予想」
ラブロフ露外相
「(ロシア元情報機関員の暗殺未遂事件を巡る英国の制裁に対抗して)
 速やかに在ロシアの英外交官を追放する」
英露の緊張も背景にポンドが軟調に推移。
ベイカー英EU離脱担当副大臣
「ユニリーバの本社移転はブレフジットとは関係ない。
 英国は緊密かつ摩擦なき通商関係を目指す」
デイビス英EU離脱担当相
「北アイルランド国境を良好に管理することは可能」
ポンドが一時買い戻される。
ユーロドルは軟調傾向で推移。豪ドル米ドルは軟調傾向で推移。
NY連銀製造業景況指数(3月)は予想より強い22.5、
フィラデルフィア連銀製造業指数(3月)は予想より弱い22.3、
米新規失業保険申請件数は予想より強い22.6万件。
市場反応は限定的。
報道
「独仏米政府、英国での元スパイへの攻撃についてロシアに説明要求」
NYダウは100ドル超上昇して始まる。
米NAHB住宅市場指数(3月)は予想より弱い70。
ナバロ国家通商会議(NTC)委員長
「トランプ大統領は知的財産問題で対中措置を検討。
 鉄鋼や輸入への関税は必ずしも貿易戦争は引き起こすことはない。
 我々は米国民にとっても国際貿易システムにも良い方法を取る」
独DAXは0.88%高で取引を終える。
英FTSE100は0.10%高で取引を終える。
豪ドル米ドルが0.78台を割り込む。
原油先物4月限の終値は61.19ドル。
報道
「モラー米特別検察官が、トランプ大統領の投資会社で
 現在は息子が承継しているトランプ・オーガナイゼーション社に対し
 ロシア関連を含む書類を精査するために召還状を送付した」
対米証券投資(1月)は前回値より強い621億ドル。
NYダウは115.54ドル高の24873.66で取引を終える。
米10年債利回りは2.826%。VIX指数は16.59へ低下。
NASDAQは0.20%安。S&P500は0.08%安で取引を終える。


<3月16日(金)>

※ 遠方での葬儀のため簡易記載。

日経平均は72.58円高で寄り付き127.44円安の21676.51で大引け。
ドル円が軟調に推移して105円台へ下落。
米大統領報道官
「米ワシントンポストが報じたマクマスター国家安全保障担当
 大統領補佐官の解任について、
 トランプ氏とマクマスター氏の関係は良好。
 安全保障会議に変更ない」
報道
「国会は、黒田日銀総裁の再任、若田部日銀副総裁、
 雨宮日銀副総裁の就任を正式に承認」
ロシア通信
「ロシア外務次官、米国の制裁措置に対しさらなる対抗措置も」
政府月例経済報告
「物価はこのところ緩やかに上昇。(横ばいから上方修正)
 景気は緩やかに回復している。(基調判断は据え置き)
中国上海株式市場は0.03%安で始まり0.65%安で取引を終える。
欧消費者物価指数確報(2月)は予想より弱い前年同月比1.1%。
NYタイムズ紙
「英外相、元スパイ襲撃はプーチン露大統領命令の公算高い」
ドル円は軟調に推移。
米住宅着工件数(2月)は予想より弱い123.6万件、
米建設許可件数(2月)は予想より弱い129.8万件。
市場反応は限定的。
米10年債利回りは上昇。
NY時間序盤からドル円が反発して106円台を回復。
ドルストレートは下落。ユーロドルが1.22台へ下落。
米鉱工業生産(2月)は予想より強い前月比78.1%。
NYダウは上昇して始まる。現先物は62ドル台を回復。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(3月)は予想より強い102.0。
米求人件数(JOLT)は631.2万件と過去最高に増加。
米10年債利回りは2.85%台へ上昇。
ポンドドルが一時1.39台を割り込む。
豪ドル米ドルは0.77台前半へ下落。
ロンドンフィックスからユーロドルやポンドドルが反発。
独DAXは0.36%高の12389.58で取引を終える。
英FTSE100は0.34%高の7164.14で取引を終える。
原油先物4月限の終値は62.34ドル。
NYダウは72.85ドル高の24946.51で取引を終える。
米10年債利回りは2.845%。VIX指数は15.80。
NASDAQは0.00%の7481.99で取引を終える。
S&P500は0.17%高の2752.01で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は週初12日に106.65レベルで始まり揉み合いながらも
軟調傾向で推移して13日の東京時間序盤にかけて106.25へ下落しま
したが、その後、反発してNY時間序盤にかけて週高値となる107.29
へ上昇する展開になりました。その後、反落して、揉み合いながらも軟
調に推移して15日の東京時間後半にかけて105.78へ下落しましたが
その後、16日のオセアニア時間にかけて106.41へと反発しました。
その後、再び反落して、ロンドン時間にかけて週安値となる105.60へ
下落した後に反発して106.01レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは週初12日に1.2313レベルで始まりロンドン時間
序盤にかけて1.2340へ上昇した後に1.2290へ下押しましたが、その後
切り返して、揉み合いながらも堅調に推移して14日の東京時間終盤に
かけて週高値となる1.2412へ上昇する展開になりました。その後、
反落して、揉み合いながらも軟調に推移して16日東京時間前半にかけ
て1.2295へ下落した後にロンドン時間にかけて1.2336へ反発しました
が、その後、再び反落してNY時間前半にかけて週安値となる1.2260
へ下落する展開になりました。その後、反発して1.2289レベルで週の
取引を終えました。




●今週(3月19日から3月23日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは16日高値106.41を巡る
攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は14日東京時間序盤の戻り
高値106.74、さらに上昇した場合は107.00の「00」ポイントから9日
の高値107.05、ここを上抜けた場合は先週高値107.29、さらに上昇し
た場合は2月27日高値107.67、ここを上抜けた場合は2月21日高値
107.90から108.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは先週安値105.60を巡る攻防が注目され
ます。ここを下抜けた場合は3月2日の安値105.25、さらに下落した
場合は105.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は2016年8月
の高値104.32、さらに下落した場合は104.00の「00」ポイントを巡る
攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、19日の
日通関ベース貿易収支、21日の米中古住宅販売件数とFOMC政策金利
とFOMC経済予測とパウエルFRB議長の会見、22日の米新規失業保
険申請件数と米景気先行指標総合指数、23日の日全国消費者物価指数
と米耐久財受注と米新築住宅販売件数、などが注目されます。


先週は、「森友14文書、書き換え問題」、13日の「ティラーソン米国務
長官の解任」、「ポンペオCIA長官を米国務長官に指名」、「トランプ米
大統領が中国に対して300億ドル相当の輸入関税を検討」、そして、
14日の「トランプ大統領が国家経済会議(NEC)委員長にクドロー氏
を指名」、15日の「麻生財務相、G20出席断念 森友問題の審議優先」
「(ロシア元情報機関員の暗殺未遂事件を巡る英国の制裁に対抗して)
在ロシアの英外交官の追放」、ナバロ国家通商会議(NTC)委員長「我々
は米国民にとっても国際貿易システムにも良い方法を取る」、「モラー
特別検察官が、トランプ・オーガナイゼーション社に対しロシア関連を
含む書類を精査するために召還状を送付」、16日の「ロシア外務次官、
米国の制裁措置に対し、さらなる対抗措置も」、などの報道がある中、
ドル円は週前半に一時107円台前半へ上昇するも、その後は軟調傾向
で推移して105円台後半へ下落して、106円台へ戻して週の取引を終え
ました。


さて今週ですが、最近はアベグジットという造語も見られるようになっ
てきていて引き続き再燃する森友学園問題を巡る情勢が注目されます。
そして、今週の注目の焦点は、21日のFOMCとパウエルFRB議長の
会見になりますが、利上げは確実視されていて織り込みが進んでいるも
FOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)などが注目されます。
次第によってではありますが、ボラタイルな相場展開となる可能性も
ありそうです。また、解任ドミノが続いているトランプ政権ですが、
不測のトランプ大統領の発言にも注意が要りそうです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.2300の「00」ポイ
ントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は16日ロンドン
時間の戻り高値1.2336、さらに上昇した場合は15日の東京時間前半の
揉み合い上辺1.2383、ここを上抜けた場合は1.2400の「00」ポイント
から先週高値1.2412、さらに上昇した場合は8日の高値1.2446を巡る
攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは先週安値1.2260を巡る攻防が注目され
ます。ここを下抜けた場合は2月9日の安値1.2205から1.2200の
「00」ポイント、さらに下落した場合は1日の安値1.2154、ここを
下抜けた場合は1.2100の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、20日の独・欧ZEW
景気期待指数と欧消費者信頼感指数速報、22日の独・欧製造業PMI
速報と独・欧サービス業PMI速報と独IFO景況感指数、などが注目
されますが、対ドル通貨ペアとして、21日の米中古住宅販売件数と
FOMC政策金利とFOMC経済予測とパウエルFRB議長の会見、
22日の米新規失業保険申請件数と米景気先行指標総合指数、23日の
米耐久財受注と米新築住宅販売件数、などが注目されます。


先週は、12日のクーレECB理事「貿易戦争が現時点での主要な脅威
となっている。ユーロ圏の南北分裂は空想にすぎない」、13日の独BDI
「企業はハード・ブレグジットに対する準備が必要に。EUと英国の間
の関税同盟が良い解決法となろう」、サビーニ伊同盟書記長「伊民主党
との連携を拒否する」、レーンECB理事「現在の水準に心配していな
い。ユーロ相場の変動の意味することについて判断する必要」、「トラン
プ米大統領、ティラーソン国務長官を解任」、14日のドラギECB総裁
「資産購入の終了には目標値へのインフレ調整が必要。基調的なインフ
レは依然弱い。政策は忍耐強く、持続的であるべき。米通商政策がリス
クを広げている。ユーロ相場上昇が今後のインフレ動向への重石となる
リスクも。政策調整は引き続き予測通り、一定のペースで進展」、
プラートECB理事「金利ガイダンスについていずれ明確にする必要。
(中略) 政策には忍耐、継続性、信頼性が必要」、クーレECB理事「イ
ンフレはまだ満足できる水準ではない。経済拡大は非常に力強い」、
などの発言や報道がある中、ユーロドルは先週半ばにかけ1.24台前半
へ上昇しましたが、その後は軟調に推移して週末にかけて1.2260へ
下落して1.22台後半で週の取引を終えました。


3月13日時点のIMM通貨先物ではユーロの買い越しが13408枚増え
て146380枚の買い越しとなりポジションが買いに傾いていたことが
注目されますが、今週のユーロドルは対ドル通貨ペアとして、21日の
FOMCとパウエルFRB議長の会見が注目の焦点になります。
米利上げは確実視されていて織り込みが進んでいますが、FOMCメン
バーの金利見通し(ドット・プロット)などの次第よっては、ボラタイル
な相場展開となる可能性もありそうです。

※ 先週のユーロドルにかかわる記載で「手仕舞いの買戻し」は、
  (単に)手仕舞いの間違いでした。お詫びして訂正致しますm(_ _)m





さて今回は、トレードと凡事のお話 その283 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百八十三話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円は週前半に一時107円台前半へ上昇
 するも、その後は軟調に推移して一時105円台後半へ下落して、
 その後、106円台へ戻して週の取引を終える展開になったよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 『森友14文書、書き換え』で森友問題が再燃しているとともに
 トランプ政権の解任ドミノで先週はティラーソン米国務長官が
 解任となるなど、日米の政治リスクが重しとなり…、
 また、ロス米商務長官によれば『関税適用除外ルール』も
 検討されているようじゃが、『トランプ米大統領が中国に対して
 300億ドル相当の輸入関税を検討している』との報道もあり、
 貿易戦争発展への懸念が燻り続けていることも
 ドル円の重しとなっているのやもしれぬのう…」


『先週15日には「麻生財務相、G20出席断念。森友問題の審議優先」
 という報道もあったからな…。さて今週はFOMCがあるけど、
 どんな相場展開になるんだろうな。ジイさん』


「最近はアベグジットという造語も見られるようになってきており、
 再燃する森友問題の情勢には引き続き注意が必要となろう…。
 そして、今週はFOMCがあるが、利上げは確実視されていて
 既にある程度織り込みが進んでいるも、FOMCメンバーによる金利
 見通しのドット・プロットと、パウエルFRB議長の会見が
 注目の焦点となろう…。これらの次第よってはドル円がボラタイルな
 相場展開となる可能性もあるのではあるまいか…。溜口剛太郎殿」


『また、報道によれば仮想通貨ビットコインの取引量がピークだった
 2017年末の1/4に急減して、仮想通貨に移行していたトレーダーが
 再び為替のFXトレードに戻ってきているようだけど…、
 さてところで…、ジイさん。今日はいったい何のお話だい?』


「ふむ…。仮想通貨のビットコインはここのところ取引量も減り、
 価格も低迷しておるが、G20で仮想通貨国際規制基準について
 協議される予定で、その後、また上昇に復帰するとみておるが…、
 仮想通貨のお話はまたの機会とさせてもらい、今日はそうじゃのう、
 『トレードの様々な考え方』のお話をさせてもらうとしようかのう」


『まぁ、よろしい…。聞いてやろうじゃないか。ジイさん』


「トレードには様々な考え方があって、トレードのターム(期間)でも
 短期・中期・長期とあるが…、インジケーターを活用する考え方、
 ラインを重視して活用する考え方、ダウ理論を活用する考え方、
 また、フィボナッチを活用する考え方、エリオット波動理論を
 活用する考え方、プライス・アクションを重視する考え方、
 そして、チャート・パターン形状を活用する考え方、あるいは
 タイム・サイクルを活用する考え方、ダマシを逆手に取る考え方…、
 などなど様々あるものでのう…。溜口剛太郎殿」


『そのほか、システム・トレードEAで自動売買をしたり、
 人工知能のAIやAGIを活用するトレード方法もあるけれど…、
 また、経済指標などのイベントでの値動きを狙うトレードもあり、
 「休むも相場」で良くない所では何もしないのもトレードだろうし
 こうしてみるとトレードには様々な考え方があるもんだよな…』


「これらの全てを活用しようとすると混乱することがあるもので、
 トレーダーはこれらのいくつかを自分自身のトレード・スタイル
 として構築していく必要があるものなのじゃのう…」


『あははっ。例えばインジケーターだけでも恐らく数百以上はあり、
 欲張って全てを活用しようとすると頭がパンクしちまうだろうし、
 また、最良を求め過ぎると聖杯探しにもなってしまうんだろうな…』


「様々あるトレードの考え方を活用してマイ・スタイルを確立するには
 『シンプル』という事と『自分自身に合っている(相性が良い)』
 という事が、とても大切な要件になるのではなかろうかのう…」


『まぁ、現実的な意味でもそういうことになるんだろうな…』


「獲得Pipsでも、長めのタームで1回のトレードで利大を目指す
 という考え方がある一方、1トレード毎では小さな獲得Pipsでも、
 それを積算的に積み上げて利大を目指すという考え方もあろうし…、
 また、トレンドをトードすることを目指して、ダウが崩れない限り、
 上げ下げの波を堪えて利大を目指すという考え方がある一方…、
 上げ下げを堪えず、『上げ1波動だけ狙う』『下げ1波動だけ狙う』
 『1波取り』を積算し利大を目指すという考え方もあるのじゃのう」


『必ずしも1回のトレードで獲得Pipsが多いほど優れてるとは言えず
 小利を積み上げて利大を目指す「積算」という考え方もあるからな。
 また、一時の押し戻りと思っていてもトレンド転換することもあり、
 上げ下げを堪えず、「上げ1波動だけ狙う」「下げ1波動だけ狙う」
 「1波(ぱ)取り」も、リスクを抑える場合もあるだろうからな…』


「トレードでは誰人にとってもこれこそが絶対正解というものはなく、
 仕事を抱えているなどの環境や、自分自身の性格、得意不得意も鑑み
 『自分自身に合っている』という事はとても大切なのじゃのう…」


『トレーダーの数だけマイ・スタイルありって事だな…。ジイさん』


「ふむ…。マイ・スタイルなりに『向上は目指すべき』ではあろうが、
 そう言ってもよいのではあるまいかのう…。溜口剛太郎殿」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その282


今日は東日本大震災から7年目となります。m(_ _)m
先週は米NEC委員長辞任や米朝会談合意などニュースに揺れました。



●今週(3月12日から3月16日)の主な予定


※ 今週から米国やカナダが夏時間に移行します。

<3月12日(月)>

朝8時50分に日第1四半期大企業全産業景況判断BSI、
同朝8時50分に日第1四半期大企業製造業景況判断BSI、
深夜3時に米月次財政収支(2月)、
などが予定されています。米の指標には注目です。
そして、ユーロ圏財務相会合が予定されています。


<3月13日(火)>

朝8時50分に日国内企業物価指数(2月)、
午前9時半に豪住宅ローン件数(1月)、豪NAB企業景況感指数(2月)、
午後1時半に日第三次産業活動指数(1月)、
夜9時半に米消費者物価指数(2月)、米消費者物価指数コア(2月)、
などが予定されています。米の指標には注目です。
そして、EU財務相理事会が予定されています。


<3月14日(水)>

朝6時45分にNZ第4四半期経常収支(対GDP比)、
朝8時50分に日機械受注(1月)、日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午前11時に中国小売売上高(2月)、中国鉱工業生産(2月)、
午後4時に独消費者物価指数改定値(2月)、
午後5時からドラギECB総裁の発言、
午後7時に欧鉱工業生産(1月)、
午後8時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜9時半に米小売売上高(2月)、米小売売上高(除自動車 2月)、
同夜9時半に米生産者物価指数(2月)、米生産者物価指数コア(2月)、
夜11時に米企業在庫(1月)、
などが予定されています。
日・中国・独・欧・米の指標とドラギECB総裁の発言には注目です。
そして、メルケル独首相の4期目の就任宣誓が予定されています。


<3月15日(木)>

朝6時45分にNZ第4四半期GDP、
午後4時45分に仏消費者物価指数改定値(2月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(2月)、
午後5時半にスイスSNB政策金利、
夜9時半に米NY連銀製造業景況指数(3月)、
同夜9時半に米フィラデルフィア連銀製造業指数(3月)、
同夜9時半に米輸入物価指数(2月)、米輸出物価指数(2月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に米NAHB住宅市場指数(3月)、
早朝5時に対米証券投資(1月)、
などが予定されています。
NZ・スイス・米の指標には注目です。


<3月16日(金)>

朝6時45分にNZ企業景況感(2月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(1月)、
午後4時に独卸売物価指数(2月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(2月)、
夜9時半に米住宅着工件数(2月)、米建設許可件数(2月)、
同夜9時半に加製造業出荷(1月)、加国際証券取引高(1月)、
夜10時15分に米鉱工業生産(2月)、米設備稼働率(2月)、
夜11時に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(3月)、
などが予定されています。
欧・米の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(3月5日から3月9日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが89.87で始まり、89.36へ低下した後に
90.36へ上昇して90.11で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルの終値では2.896%へ上昇しました。
NY原油先物(WTI)4月限は週の終値で62.04ドルへ上昇しました。
NYダウは週間797.68ドル上昇、25335.74ドルで取引を終える。
VIX指数は週末時点で14.64へ低下。



<3月5日(月)>

報道
「独大連立、第2党(SPD)が了承。メルケル政権4期目へ」
ユーロドルは一時1.23台後半へ上昇。
ドル円はやや下げて始まる。ポンドドルは一時1.38台を回復。
その後、ドル円が一時やや反発して揉み合う。
ユーロドルやポンドドルがやや反落して揉み合う。
日経平均は133.83円安で寄り付き139.55円安の21042.09で大引け。
豪住宅建設許可(1月)は予想より強い前月比17.1%。
発表直後は豪ドル買い反応。
米10年債利回りは2.85%台から2.83%台で推移。
中国財新サービス業PMI(2月)は予想より弱い54.2。反応は限定的。
中国全人代が開幕。成長目標6.5%維持。
安倍首相は
「まだデフレから脱却とまでは言える状況ではない。
 一日も早く脱却をしていきたい」
トランプ米大統領
「貿易は今が変化の時である。
 米国は貿易協定のほとんど全てで敗者となっており、
 米国の鉄鋼、アルミ産業は死に体となった。
 我々の友人も敵も米国を長年利用してきた」
報道
「イタリア総選挙、政党単独では新興ポピュリズム政党
五つ星運動が30%前後の得票でトップとなりそう。
政党グループとしてはベルルスコーニ元首相が率いる中道右派
フォルツァイタリアなど4党からなる中道右派連合が
35%前後の得票でトップとなりそう。
いずれも単独過半数が難しく、政権の行方は事前予想通り連立次第」
若田部日銀副総裁候補
「総裁を支え職務を全うしたい。
 積極的な緩和により実質賃金の上昇を期待。
 2%目標は有効で有用なもの。時期尚早の政策転換は避けるべき。
 今は日本のデフレ脱却のための鍵となる期間。
 デフレ脱却に向けてあらゆる政策を駆使する。
 出口戦略について適切なイメージ共有必要。
 2%達成前の出口戦略発動あり得ない。
 1か月だけ2%になっても発動あり得ない。
 必要であれば追加緩和を提案する。
 財政政策については政府・国会が決めること。
 先日の総裁の出口議論間違いない発言は、見通し達成が前提」
雨宮日銀副総裁候補
「経験と知見生かして、全力で総裁を支える。
 日本経済は2%に向けて着実に歩みを進めている。
 検討課題は効果、副作用、出口含めて多岐にわたる。
 物価だけ上がればよいとは全く考えていない
 2%目標は収益、賃金、物価の好循環を目指している。
 物価目標達成へのモメンタムはしっかり生きている。
 財政ファイナンスをやっているつもりはない」
報道「全人代、19日に中国人民銀行総裁を選出する予定」
ロンドン時間序盤にドルストレートが反落。
ユーロドルが一時2.23台を割り込む。
米10年債利回りは一時2.81%へ低下。
ドル円が105円台前半へ下落。クロス円が下落。
伊総選挙報道
「ベルルスコーニ氏が率いる中道右派連合が最大勢力となる見通し。
 ポピュリズム政党の五つ星運動が単独政党ではトップとなる見込み」
中国上海株式市場は0.04%高で始まり0.07%高で取引を終える。
独の株式市場はマイナス圏で始まりプラス圏へ反発。
英の株式市場はプラス圏で始まる。
ユーロドルが1.23台を回復。ポンドドルが一時1.38台を回復。
ドル円がやや反発して揉み合う。クロス円が反発。
英サービス業PMI(2月)は予想より強い54.5。
ポンド買い反応。ポンドドルが上昇。
欧小売売上高(1月)は予想とおりの前月比−0.1%。
伊サルビーニ同盟書記長
「中道右派がイタリア政権を制するだろう。
 選挙に勝利したのは中道右派だ。
 同盟は支持率を4%から18%に伸ばした。
 五つ星の選挙結果を祝福する。ユーロは強い通貨だと依然確信」
報道「独大統領、メルケル氏を正式に首相に指名」
伊ディマイオ氏
「総選挙で勝利したのは五つ星、組閣の権利がある」
その後、ユーロドルが一時再び1.23台を割り込む。
米10年債利回りは一時2.85%台へ上昇。ドル円がやや反発。
豪ドル米ドルやポンドドルが反落。
マクロン仏大統領
「関税は経済のナショナリズムだ。貿易戦争に勝者はいない」
NYダウは下落して始まる。
ドル円は上昇。ユーロドルやポンドドルがやや反発。
米ISM非製造業景況指数(2月)は予想より強い59.5。雇用が低下。
発表直後の市場反応は限定的。
メイ英首相
「移行プロセスの離脱交渉は合意に近づいている。
 EUの法律、EU司法裁判所の決定は英国に影響し続ける」
ポンドドルが1.38台後半へ上昇。
原油先物は62ドル台へ上昇。豪ドル米ドルがやや反発。
独の株式市場は1.49%高で取引を終える。
英の株式市場は0.65%高で取引を終える。
トランプ大統領
「貿易に関しては譲歩しない。貿易に関して最大の問題は中国。
 計画している関税措置で貿易戦争が引き起こされるとは思わない」
米10年債利回りは一時2.89%台へ上昇。
ドル円が106円台を回復。ポンドドルが1.38台前半へ反落。
報道
「イタリア民主党のレンツィ党首が辞任を表明。
 民主党は野党になるだろうと、連立協議には応じない姿勢を示した」
原油先物4月限の終値は62.57ドル。
北朝鮮情報の38ノース
「北朝鮮の寧辺原子炉は依然として稼働している兆候」
NYダウは336.70ドル高の24874.76で取引を終える。
米10年債利回りは2.881%。VIX指数は18.73へ低下。
NASDAQは1.00%高。S&P500は1.10%高で取引を終える。


<3月6日(火)>

日経平均は348.11円高で寄り付き375.67円高の21417.76で大引け。
米10年債利回りは2.87%台から2.88%台で推移。
ドル円は堅調傾向で推移。クロス円が堅調傾向で推移。
豪小売売上高(1月)は予想より弱い前月比0.1%、
豪第4四半期経常収支は予想より弱い−140億豪ドル。
発表直後は限定的ながら豪ドル売り反応。
東京時間はドルストレートが堅調傾向で推移。
豪RBAが政策金利を1.50%に据え置く。
豪RBA声明
「低金利が引き続き豪経済を支える。しばらくは低インフレが続く。
 失業率の低下やインフレ期待の上昇は段階的に。
 豪ドルの上昇はインフレ上昇を鈍化させる。
 2018年の豪経済成長は2017年よりも強い。
 シドニーとメルボルンの住宅市場は鈍化する。
 輸出は一時的な低下が収まると成長する。
 個人消費は高水準を続ける」
発表直後の市場反応は限定的。
黒田日銀総裁
「物価が持続的に下落するという意味でのデフレではない。
 デフレ期待を変えていくにはある程度の時間を要する。
 2%物価目標実現に向けて総仕上げ果たすべく全力で取り組む。
 緩和政策について、年金への影響や出口戦略の問題、
 日銀の財務諸表の問題などは議論のあること。
 2%目標の実現を最優先に政策運営を行っていく。
 2%までまだ道半ばで距離があることは事実。
 19年度での到達が我々のコンセンサス。
 予想物価上昇率など、下方リスク、不確実性も存在。
 物価は足元でまだ弱めの情勢。賃金が非常に重要な要素。
 2%目標が実現していないのに緩和弱めることありえない。
 実現するまで適切な緩和続ける。
 当面長期債が購入出来なくなること考えられない。
 2%はグローバルスタンダード。様々な上振れ下振れ要因。
 2%目標は長い目で見た為替レートの安定に寄与。
 中長期でない成長率、今は1%ぐらい。
 14年度消費増税の影響予想以上に大きかった。
 19年度消費増税の影響は前回比小幅に留まる見込み。
 19年度に直ちに出口迎えると言っていない」
東京時間午後はドル円やクロス円がやや反落。
ロンドン時間序盤にドルストレートが反落。
中国上海株式市場は0.29%高で始まり1.00%高で取引を終える。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
スイス消費者物価指数(2月)は予想より強い前月比0.4%。
限定的ながらスイスフラン買い反応。
ドル円が一時106円台を割り込む。クロス円が軟調に推移。
ドルストレートが軟調傾向で推移。
韓国特使団
「北朝鮮は非核化にオープン、体制の安全保障されるなら。
 北朝鮮と韓国は4月に首脳会議開催で合意」
北朝鮮「対話期間中の核・ミサイル実験を停止する」
韓国大統領府「南北首脳会談は4月末に板門店で開催」
円売りと、ドル売り反応。
ドル円やクロス円が反発。ポンドドルが一時1.39台へ上昇。
豪ドル米ドルが0.78台へ上昇。ユーロドルが一時1.24台へ上昇。
米10年債利回りは一時2.90%台へ上昇。
原油先物は一時63ドル台へ上昇。
NY時間序盤にドル円が反落。クロス円がやや反落。
ダラス連銀総裁
「現時点で通商交渉は自身の見通しに影響を及ぼさない。
 自身の基本シナリオは年内3回利上げ。
 米国債の動向次第では成長への逆風となる可能性も。
 カナダやメキシコとの貿易は米雇用にとって極めて重要。
 失業率は今年中に4%を下回る見込み。
 米景気拡大の持続にとって今利上げすることが最善」
NYダウは上昇して始まる。米10年債利回りは2.87%台へ低下。
米製造業新規受注(1月)は予想とおりの前月比−1.4%。
ライアン下院議長
「トランプ大統領が計画している制裁関税よりも、
 より外科的なアプローチをとるよう推奨。
 鉄鋼、アルミにダンピングがあることは間違いない。
 大統領は制裁関税に関する議会の見解を認識している」
ムニューシン米財務長官
「米国は貿易戦争を目指しているのではない。
 カナダは鉄鋼の重要なパートナー」
独の株式市場は0.19%高で取引を終える。
英の株式市場は0.43%高で取引を終える。
米上院のパーデュー議員
「トランプ大統領は関税措置の変更にオープンだ」
ややドル買い反応。
トランプ大統領
「北朝鮮問題の行き詰まり打破に期待する。
 米国は貿易で利用されてきた。EUは特に米国に厳しい。
 EUは関税の必要性を回避する取引が可能。
 鉄鋼に関税をかける。中国、はるかに多くの鉄鋼を米国に輸出」
原油先物4月限の終値は62.60ドル。
NYダウは9.36ドル高の24884.12で取引を終える。
米10年債利回りは2.883%。VIX指数は18.36に低下。
NASDAQは0.56%高。S&P500は0.26%高で取引を終える。


<3月7日(水)>

NYタイムズ紙
「コーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任すると
 トランプ米大統領が発表」
ドル円が105円台へ下落。クロス円が下落。
ユーロドルは1.24台を回復。
ダウ先物が一時1.5%超下落。米10年債利回り一時2.84%台へ低下。
豪ドル米ドルが0.78台を割り込む。
日経平均は155.80円安で寄り付き165.04円安の21252.72で大引け。
ブレイナードFRB理事 (講演テキスト)
「現在のマクロ環境は2年前などに国面した逆風とは違い、
 追い風が吹いている」
報道
「コーン国家経済会議議長の後任として、
 CKEレストランツホールディングスCEOの
 アンディー・パズダー氏を充てる方針」
日経平均が一時反発。ドル円やクロス円がやや反発。
豪第4四半期GDPは予想より弱い前期比−0.4%。
市場反応は限定的。
その後、豪ドル米ドルが一時0.78台を回復。
ダラス連銀総裁
「米国及び世界経済は力強い。
 今年の米経済成長率について2.5%から2.7%と予想している。
 減税と予算合意により、米債務見通しが悪化する。
 利上げについて3回が基本路線、早く始めるべき」
報道
「辞任が発表されたコーン国家経済会議(NEC)議長の後任として、
 ケビン・ハセット大統領経済諮問委員会(CEA)委員長、
 ピーター・ナヴァロ国家通商会議(NTC)委員長、
 CEAの委員長候補としても以前名前の上がっていた
 著名経済評論家のラリー・クドロー氏らの名前が、
 先に報じられたアンディ・パズダー氏とともに
 候補として名前が報じられている」
若田部日銀副総裁候補
「デフレ完全脱却が依然として課題。
 何より大事なのはデフレ完全脱却を目指すレジームの継続。
 時期尚早の金融政策変更でデフレへの逆戻りは避けるべき」
雨宮日銀副総裁候補
「日本経済は2%の物価目標に向けて着実に歩み進めている。
 現状の長短金利操作付量的・質的緩和、その効果、副作用の評価、
 出口戦略のあり方など検討課題は多岐にわたる。
 金融機関を取り巻く経営環境は厳しさを増している」
その後、日経平均が再び反落。ドル円がやや反落。
EU副委員長
「EUとしてトランプ政権の関税に対抗する。
 対抗措置はWTOのルールに沿った範囲にとどめる。
 米国が一方的な措置をとらないこと望む」
ロンドン時間序盤にポンドドルが一時1.39台を回復後に再び反落。
中国上海株式市場は0.02%安で始まり0.55%安で取引を終える。
ドル円がやや反発。ユーロドルは揉み合う。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。
米10年債利回りは一時2.87%台へ上昇。
欧第4四半期GDP確報は予想とおりの前期比0.6%。
EU
「ブレグジット後の英国のセクター別プランを拒否。
 英国はブレグジット後の法的枠組みの共有を望んでいない。
 FTAの目的は全てのセクターでの非関税」
ポンドドル軟調傾向で揉み合う。ユーロドル一時1.24台を割り込む。
米ADP雇用統計(2月)は予想より強い前月比23.5万人。
発表直後の市場反応は限定的ながらドル円が上昇。
米貿易収支(1月)は予想より弱い−566億ドル。
米第4四半期非農業部門労働生産性は予想より強い0.0%。
ドル円が上昇の後に一時やや反落して揉み合う。ポンドドルが反発。
加貿易収支(1月)は予想より強い−19.1億加ドル。
ドルカナダが一時1.29台を割り込む。
アトランタ連銀総裁
「貿易戦争に勝者はいない。
 保護主義は広範にわたる経済にとって良くないこと。
 12月には2回利上げの見通しだったが、現在は3回。
 2回も3回も4回も全て机上にある。
 貿易問題で何が起こるか静観している。
 財政刺激策は利上げを活発にさせる。
 財政刺激策は経済に上向き圧力。
 株価は利益の伸びに沿っていなかった」
NYダウは下落して始まる。原油先物は61ドル台で推移。
加BOCが政策金利を1.25%に据え置く。
加BOC声明
「持続的な緩和策が必要な公算。
 貿易問題が不透明要因として強まってきている。
 利上げに向け経済を注意深く監視を続ける。
 第4四半期のGDPは予想よりも弱かった。
 インフレは目標に接近。経済は許容水準付近で推移。
 インフレはガソリン価格や電力、最低賃金引上げで上下動した。
 賃金は上昇もスラックは残っていることを示唆。
 経済見通しはこの先の利上げを正当化している」
ドルカナダが上下動の後に上昇。
ユーロドルが1.24台を割り込む。ドルストレートがやや反落。
NYダウは一時300ドル超の下落。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が240.8万バレルの増加。
原油先物は一時62ドル台を回復。
ドルストレートがやや反発。
報道「トランプ大統領は明日、関税の詳細を正式に発表する」
ドル円が一時106円台を回復。
独の株式市場は1.09%高で取引を終える。
英の株式市場は0.16%高で取引を終える。
原油先物が再び反落。
トランプ大統領(ツイッター)
「中国は米国の貿易赤字の削減策を求められている。
 10億ドル?の削減が求められる。
 中国に対して直ちに行動しなければならない」
深夜4時に米地区連銀経済報告
「賃金上昇につれ緩やかなインフレ見込む。すべての地区で物価上昇。
 多くの地区で緩やかに賃金上昇。個人消費はまちまち。
 自動車は減少か横ばい。製造業は広範囲で生産増加。
 4地区で鉄鋼価格上昇」
発表直後の市場反応は限定的。
ホワイトハウス
「関税措置は今週末までに公表される見込み・
 国家安全保障の観点に基づいて国別に決定される。
 メキシコとカナダは適用除外となる可能性」
ドル円が再び106円台へ上昇。クロス円が反発。
原油先物4月限の終値は61.15ドル。
米消費者信用残高(1月)は予想より弱い前月比139.1億ドル。
NYダウは82.76ドル安の24801.36で取引を終える。
米10年債利回りは2.881%。VIX指数は17.76に低下。
NASDAQは0.33%高。S&P500は0.05%安で取引を終える。


<3月8日(木)>

日第4四半期GDP二次速報は予想より強い前期比0.4%、
日国際貿易収支(1月)は予想より強い−6666億円、
日国際経常収支(1月)は予想より強い6074億円。
日経平均は235.44円高で寄り付き115.35円高の21368.07で大引け。
東京時間序盤はドル円がやや反落して揉み合う。
豪貿易収支(1月)は予想より強い10.55億豪ドル。
発表直後は限定的ながら豪ドル買い反応。
ユーロドルが一時再び1.24台を割り込む。
報道「金融庁が仮想通貨7社を行政処分。うち2社に業務停止命令」
中国貿易収支(2月)は予想より強い337.4億ドル。
市場反応は限定的
米10年債利回りは2.87%台で推移。
東京時間終盤にかけてドル円が106円台を割り込む。
ロンドン時間序盤にポンドドルが一時1.39台を割り込む。
豪ドル米ドルが反落。
中国上海株式市場は0.10%安で始まり0.51%高で取引を終える。
独製造業新規受注(1月)は予想より弱い前月比−3.9%。
その後、ポンドドルやユーロドルが一時やや反発。
独英の株式市場は小幅安で始まる。
ドル円が106円台を回復。ユーロドルが1.23台へ下落。
ポンドドルが1.38台へ下落。豪ドル米ドルが0.77台へ下落。
ブルームバーグ
「イタリア反移民政党「同盟」の幹部が、
 多数派形成に向けて与党の民主党議員と接触している」
メイ英首相
「今日、欧州企業幹部らとブレグジットについて協議する」
ECBが政策金利を0.00%に据え置く。
ECB
「QE買い入れに関する表現を変更。
 金利は現在の水準で長期にわたり維持される見通し。
 金利はQEの終了後も相当な期間現在の水準に留まる。
 必要であればQEの規模を拡大、との文言削除。
 保有債券の償還元本を必要な限り再投資」
ユーロドルが1.24台を回復。ポンドドルがやや反発。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い23.1万件。
発表直後はドル売り反応。ドル円がやや反落。
ドラギECB総裁
「現状の金利水準をQE終了まで継続。
 ECBは為替と金融環境の変化を注視する。
 ユーロ圏の成長見通しへのリスクはほぼ均衡。
 インフレ押し上げのため潤沢な水準の緩和が必要。
 コアインフレは中期で緩やかな上昇を見込む。
 QEに関する文言の変更は全会一致」
ECBスタッフ経済予測
「2018年のインフレ見通しを1.4%に据え置き。
 1019年のインフレ見通しを1.5%から1.4%に引き下げ。
 2020年のインフレ見通しを1.7%に据え置き。
 2018年の成長見通しを2.3%から2.4%に引き上げ。
 2019年の成長見通しを1.9%に据え置き。
 2020年の成長見通しを1.7%に据え置き」
ユーロドルが1.23台へ反落。ポンドドルが下落。
NYダウはプラス圏で始まる。
米10年債利回り一時2.84%台へ低下。原油先物は60ドル台へ下落。
ドル円が106円台前半へ上昇。
独の株式市場は0.90%高で取引を終える。
英の株式市場は0.63%高で取引を終える。
原油先物4月限の終値は60.12ドル。
ブルームバーグ
「英当局者の話としては、年内のEU離脱交渉の合意は難しく、
 来年1月が現実的」
NY時間後半にポンドドルが一時1.38台を割り込む。
ユーロドルが一時1.23台を割り込む。
トランプ大統領
「鉄鋼・アルミ輸入に関税を課す。我々は金属産業を守る必要。
 世界の友人に関税で柔軟性示す必要。
 外国政府は安価な金属に膨大な補助金。
 関税は米国の安全保障に不可欠と正当性主張。
 USTR代表が関税解除で各国との交渉担当。
 個別の国々への関税修正にオープン。
 関税適用除外で他の軍事同盟国も検討。
 中国との貿易赤字を何らかの方法で削減する」
NYダウは93.85ドル高の24895.21で取引を終える。
米10年債利回りは2.859%。VIX指数は16.54に低下。
NASDAQは0.42%高。S&P500は0.45%高で取引を終える。


<3月9日(金)>

オセアニア時間にドル円が106円台半ばへ上昇。
日経平均は226.15円高で寄り付き101.13円高の21469.20で大引け。
米10年債利回りは一時2.88%台へ上昇。
日経平均が一時500円超の上昇。ドル円が106円台後半へ上昇。
中国消費者物価指数(2月)は予想より強い前年同月比2.9%、
中国生産者物価指数(2月)は予想より弱い前年同月比3.7%。
鄭国家安保室長
「トランプ米大統領と北朝鮮の金委員長が
 5月に会談を行うことで合意した」
トランプ大統領
「北朝鮮の金院長との会談が計画されている。
 委員長は核開発の凍結だけでなく、非核化にまで言及しており、
 大きな前進が見られる。制裁については合意まで継続」
中国商務省
「米国の鉄鋼とアルミの関税賦課方針について、断固として反対。
 取り下げを求める。自国の利益守るため、強力な措置講じる」
カンザスシティ連銀総裁
「政策金利の緩やかな正常化が大切。
 米国の物価は今年中に目標の2%に達する。
 FRBの二大責務の雇用の最大化と物価の安定はほぼ達成しているが
 金融政策は依然緩和的。バランスシートの正常化が
 非常に緩慢であることで様々なゆがみが生じている」
麻生財務相
「極めて遺憾。世界の鉄鋼・アルミ市場に混乱生じる。
 世界経済へも大きな影響を及ぼしかねない。
 高品質の日本製品は米産業や米雇用にも大きく貢献している。
 日本企業への影響を精査し、対象除外を働きかけていく」
世耕経済産業相
「日本はWTOの枠組みの中で必要な措置、対応を検討。
 アジア地区の鉄鋼・アルミ市場を混乱させる可能性、極めて遺憾」
日銀金融政策
「政策金利は−0.1%に据え置き。
 現行の長短霧操作付き量的質的緩和の現状維持を決定。
 住宅投資は弱含んで推移している。(従来から判断を引き下げ)
 海外経済は従来の緩やかな成長から総じてみれば着実な成長。
 景気判断などについて8対1で決定。
 片岡委員が18年度中の目標達成が望ましいと反対」
ドル円がやや反落。ドルストレートがやや反発。
日経平均が一時マイナス圏へ反落。
ホワイトハウス
「トランプ大統領と安倍首相が電話会談を行い、
 北朝鮮の非核化などについて話し合った」
黒田日銀総裁
「前向き循環働く下で景気は緩やかに拡大している。
 消費者物価の前年比は2%に向け上昇率高めていく。
 2%目標に向けたモメンタム維持のため必要な調整行う。
 2%目標の実現を目指し必要な時点まで現政策を継続する。
 過去5年で経済と物価は大幅に改善した。
 今後も現在の緩和を粘り強く進める。
 米貿易政策に不確実性、リスクと意識されているとの指摘も。
 経済の良好なファンダメンタルズに変化ない。
 実体経済への影響は限定的、国際的に不安定な市場も。
 岩田、中曽両副総裁は政策決定、運営に大きく貢献した。
 モメンタム維持されなければ当然追加緩和を検討する。
 金利調整について現時点では考えていない。
 2%目標達成前の調整は理屈としては成り立つが、考えていない。
 異次元緩和、ふわっと全体として強さを示すために使った。
 春闘は、労使で好循環実現に向けた取り組みを期待。
 国債購入は財政ファイナンスではない。
 G7、G20で自由貿易の重要性は共有されている。
 通商政策は経済の影響し得るので交渉をよく見ていく」
市場反応は限定的。
中国上海株式市場は0.09%高で始まり0.57%高で取引を終える。
独鉱工業生産(月)は予想より弱い前月比−0.1%。
限定的ながらユーロ売り反応。
独英の株式市場は前日終値レベルで始まる。
ポンドドルは1.38台前半へ上昇。
その後、ポンドドルがやや反落して揉み合う。
ユーロドルが一時1.23台を割り込む。豪ドル米ドルが0.78台を回復。
英鉱工業生産(1月)は予想より弱い前月比1.3%、
英製造業生産(1月)は予想より弱い前月比0.1%。
限定的ながらポンド売り反応。
独政府報道官
「トランプ大統領の関税、EU首脳会議での議題に。
 独政府はトランプ政権の関税を違法と認識している」
麻生財務相
「佐川国税庁長官が辞任。国会対応で混乱招いたことなど理由」
イタリア五つ星運動
「民主党との連携が政権樹立で望ましい。
 同盟との協力についてもオープン」
英FT紙
「英政府がEU離脱精算金支払いの財政への影響を公表へ。
 13日にハモンド英財務相が公表する春季財政報告に盛り込まれる」
ポンドドルは揉み合いながらもやや上昇。
その後、ドルストレートがやや反落。
米非農業部門雇用者数(2月)は予想より強い前月比31.3万人、
米失業率(2月)は予想より弱い4.1%、
米平均時給(2月)は予想より弱い前月比0.1%。
発表直後はドル買い反応。ドル円が一時107円台へ上昇。
ドルストレートは一時下げた後に反発。
加新規雇用者数(2月)は予想より弱い1.54万人、
加失業率(2月)は予想より強い5.8%。
加第4四半期設備稼働率は予想より強い86.0%。
加ドル買い反応。ドルカナダが下落。
シカゴ連銀総裁
「雇用統計は極めて強い数字だ、良いニュース。
 米経済成長は3%に達する可能性も。
 まだ賃金上昇圧力につながっていない。
 3月FOMCに関してはデータを確認したい。
 慎重姿勢でいることは可能。長年に渡って低インフレだった」
NYダウは上昇して始まる。
米10年債利回りは一時2.91%台へ上昇。
ロンドンフィックス過ぎにドル円がやや反落。クロス円がやや反落。
ポンドドルやユーロドルがやや反落して揉み合う。
ムニューシン米財務長官
「中国とは直接協議している。
 北朝鮮との協議は将来に向けて非常に重要。
 米雇用統計での労働参加率の上昇は好ましい」
独DAXは0.07%安の12346.68で取引を終える。
英FTSE100は0.30%高の7224.51で取引を終える。
ボストン連銀総裁
「3回超の利上げが今年必要になる可能性ある。
 過剰刺激策は好況も不況も招くリスク。財政政策は若干刺激的。
 FRB政策は緩和的。労働市場は力強い。貿易戦争は下振れリスク」
原油先物4月限の終値は62.04ドル。
NYダウは440.53ドル高の25335.74で取引を終える。
米10年債利回りは2.896%。VIX指数は14.64に低下。
NASDAQは1.79%高の7560.81で取引を終える。
S&P500は1.74%高の2786.57で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は週初5日に105.45レベルで始まりロンドン時間序盤に
週安値となる105.35へ下落しましたが、その後、切り返して、6日の
東京時間前半にかけて106.46へ上昇しました。その後、ロンドン時間
にかけて105.85へ反落しましたが、NY時間序盤にかけて106.43へ
反発しました。その後、揉み合いながらも軟調傾向で推移して7日の
オセアニア時間に105.45へ下落する展開になりました。その後、揉み
合いを経てNY時間から堅調傾向で推移して9日の東京時間前半に
106.94へ上昇する展開になりました。その後、106.57へ下押しとなり
ましたが、再び反発して米雇用統計の発表後に週高値となる107.05へ
上昇して106.81レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは週初5日に1.2334レベルで始まり揉み合いの後に
ロンドン時間に週安値となる1.2269へ下落しましたが、その後、揉み
合いながらも切り返して、6日のロンドン時間に急伸した後に揉み合い
ながらも7日のロンドン時間にかけて1.2445へ上昇する展開になりま
した。その後、揉み合いながら8日のロンドン時間に1.2369へ反落し
ましたが、ECB理事会の発表後に上伸してドラギECB総裁の会見中に
週高値となる1.2446へ上昇する展開になりました。しかしその後、急
反落して、9日の米雇用統計発表後に1.2273へ下落した後に1.2306
レベルで週の取引を終えました。




●今週(3月12日から3月16日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは107.00の「00」ポイント
から先週高値の107.05を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場
合は2月27日の高値107.67、さらに上昇した場合は2月21日の高値
107.90、ここを上抜けた場合は108.00の「00」ポイントから2月9日
の安値108.04、さらに上昇した場合1月26日の安値108.28、ここを
上抜けた場合は2月6日の安値108.45を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは6日の高値106.46を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は106.00の「00」ポイント、さらに下落
した場合は8日ロンドン時間序盤の押し安値106.89から6日の安値の
105.85、ここを下抜けた場合は7日の安値105.45、さらに下落した場
合は先週安値105.35から年初来安値の105.25を巡る攻防が注目されま
す。


今週のドル円相場にかかわる要人発言では、12日の米月次財政収支、
13日の米消費者物価指数、14日の日機械受注と日銀金融政策決定会合
議事録要旨と中国小売売上高と中国鉱工業生産と米小売売上高と米生産
者物価指数、15日のNY連銀製造業景況指数とフィラデルフィア連銀
製造業指数と米新規失業保険申請件数と米NAHB住宅市場指数と対米
証券投資、16日の米住宅着工件数と米建設許可件数と米鉱工業生産と
ミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目されます。


先週のドル円は、6日の南北首脳会談の合意と北朝鮮の核・ミサイル
実験の停止発表、7日のコーン国家経済会議 (NEC) 委員長の辞任、
米国の関税措置でのメキシコとカナダの適用除外発表、8日のトランプ
大統領による「関税適用除外で他の軍事同盟国も検討」の発表、9日の
「トランプ米大統領と北朝鮮の金委員長の5月会談合意」報道、そして
米雇用統計の発表など、報道やイベントを経て、106円台後半へ上昇し
て週の取引を終えました。

さて、米雇用統計の重要イベントを経過した今週ですが、13日の米消
費者物価指数と14日の米小売売上高が注目の焦点になります。
また、米国の関税措置に対抗して中国とEUの何らかの具体的な発表が
ある可能性もありそうです。6日時点のIMM通貨先物では円が9806
枚の売り越し減となりましたが、86845枚の売り越しとなっている事は
注目されます。先週末はNYダウが堅調に推移する中、107円台乗せに
は慎重な値動きとなっていて、週初は107円を巡る売り買いの攻防が
注目されます。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは9日の高値1.2334を
巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は3日の高値1.2364か
ら8日ロンドン時間の押し安値1.2369、さらに上昇した場合は1.2400
の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は7日の高値1.2445から先週
高値の1.2446を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは9日の安値1.2273から先週安値1.2269
を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は2月22日の安値の
1.2259から2日の安値1.2251、さらに下落した場合は2月9日の安値
1.2205から1.2200の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は1日の
安値1.2154を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標および要人発言では、14日
の独消費者物価指数改定値とドラギECB総裁の発言と欧鉱工業生産、
16日の欧消費者物価指数確報などが注目されますが、対ドル通貨ペア
として、12日の米月次財政収支、13日の米消費者物価指数、14日の
中国小売売上高と中国鉱工業生産と米小売売上高と米生産者物価指数、
15日のNY連銀製造業景況指数とフィラデルフィア連銀製造業指数と
米新規失業保険申請件数と米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、
16日の米住宅着工件数と米建設許可件数と米鉱工業生産とミシガン
大学消費者信頼感指数速報、などが注目されます。


さて先週のユーロドルは、「独大連立、第2党(SPD)が了承。メルケル
政権4期目へ」との報道を背景にやや上昇して始まりましたが、伊総選
挙で与党PD率いる中道左派連合が惨敗して中道右派連合が最大勢力に
躍進するもハングパーラメントとなり連立の見通しもすぐに立たない状
況から1.23台を割り込みました。その後、ドル売りも背景に反発して
1.24台前半へ上昇した後に下押して再び1.24台を割り込みECB理事会
の発表を迎えました。ECB理事会の発表では「必要であればQEの規
模を拡大、との文言削除」がされて一時1.24台半ばへ上昇しましたが
ドラギECB総裁の会見で「QEに関する文言の変更は全会一致」で
あったことが示されて、ECBスタッフ経済予測で「1019年のインフレ
見通しを1.5%から1.4%に引き下げ」が示されたことで急落して、9日
にかけて一時1.23台を割り込み1.2306レベルで週の取引を終えて、
上へ「行って来い」の相場展開になりました。

3月6日時点のIMMの通貨先物では5005枚の買い越し減とはなるも
132972枚の買い越しとなっていたことから手仕舞いの買戻しで下げた
可能性がありますが、今週は14日のドラギECB総裁の発言は注目され
るもユーロにかかわる指標は比較的小粒で、伊連立協議の進展状況、
および対ドル通貨ペアとして、13日の米消費者物価指数と14日の米
小売売上高が注目の焦点になります。まずは先週安値の1.2269を割り
込まず踏みとどまれるかが注目されます。





さて今回は、トレードと凡事のお話 その282 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百八十二話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週は南北首脳会談の合意と北朝鮮の核・ミサイル
 実験の停止発表、コーン米NEC 委員長の辞任、米国の関税措置での
 メキシコと加の適用除外と関税適用除外で軍事同盟国も検討との発表
 5月の米朝首脳会談合意の発表、そして米雇用統計など、報道やイベ
 ントを経て、ドル円は一時107円台前半まで上昇したよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 コーン米NEC 委員長の辞任は関税措置への抗議の辞任のようじゃが
 突然で驚きであったし、米朝首脳会談合意もトピックとなったのう」


『まぁ、米国の関税措置も次第に柔軟になってきているようだが、
 もしかすると米関税措置は対中国が主眼だったのかもな…。
 そして、ちびのロケットマンとか老いぼれとか互いに罵り合ってきた
 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩委員長が会談合意となった事は
 北朝鮮への経済制裁が効いてきている事と、南北首脳会談合意が
 その背景にあるのだろうけれど、意外といえば意外だったよな…』


「10日にトランプ大統領がツイッターで、北朝鮮について『対話が続
 く限りミサイル発射を行わないと約束した。彼らがその約束を守ると
 信じている』と述べており、北朝鮮リスクは大きく後退しているが
 5日の北朝鮮情報38ノースによれば『北朝鮮の寧辺原子炉は依然と
 して稼働している兆候』と報じているとともに、過去四半世紀では
 北朝鮮の非核化の細部を詰めるうちに決裂を繰り返してきた歴史的
 事実があり、一部では核武装の時間稼ぎとの声もあるようじゃのう」


『まぁ…、中東問題も含めて平和な世界を願いたいもんだぜ。
 ところで、今週のドル円はどんな相場展開になるのかねぇ…』


「ふむ…。先週末は米雇用統計の発表後にNYダウが400ドル超上昇
 する中、ドル円は107円台乗せに慎重な動きを見せておったようで
 日足レベルでは、EMA21に頭を押さえられる格好で下落トレンドが
 いまだに続いている状況のようじゃ…。13日の米消費者物価指数と
 14日の米小売売上高が注目の焦点となろうのう…。溜口剛太郎殿」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう…。『情報氾濫のお話』もいつかはさせて
 もらいたいと思っておるのじゃが…、今日は勝ち組トレーダーへの
 『初めの目標のお話』でもさせてもらうとしようかのう…」


『まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか…。ジイさん』


「トレーダーの8割以上が負けていると言われている相場の世界じゃが
 トータル収支で勝てない頃は、勝率に異常なまでに拘ったり…、
 損大であるとともにビビりの利小の決済が恒常化していたり、
 あるいは逆に、小さな池(低ボラ相場)で大魚を釣ろうとしたり、
 また、トレードチャンスに異常に貪欲となりがちなものでのう…」


『あははっ。経験者は語るっていうやつだな。ジイさん。
 これらの全てがジイさん自身に該当していたんじゃないか…』


「あははっ。溜口殿のお見通しのように恥ずかしながらその通りじゃ。
 勝率に拘り、麻薬のようにナンピンを繰り返していた時期もあった。
 さて、溜口剛太郎殿は勝率55%と聞いてどう思われるであろうか」


『まぁ、サイコロを振って判断するにも近いショボ過ぎる勝率だな…』


「まぁ、じつはリスク・リワード比を想定しないで勝率を問う、
 この設問自体が間違っているのじゃが、派手な宣伝が飛び交う昨今、
 勝率55%はショボく感じられるものじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『まぁ、損大利小なほど勝率だけは高くなり、損小利大とするほどに
 一般に勝率は低下するものだからなぁ…。それでも半分近く負ける
 勝率55%はあまりにもショボ過ぎはしないかい? ジイさん』


「ふむ…。ところがのう。リスク・リワード比が現実的な1対1.5でも
 勝率55%では、総利益÷総損失のプロフィットファクター(PF)は
 計算上では1.8超となるのじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『PFは1以下ではトレードするほどに赤字となるが…、その一方、
 システムトレードではPFが2以上の異常に高い数値の場合は、
 一時期の相場つきに合わせ過ぎたカーブ・フィッティングの疑いが
 あるといわれる事があるからなぁ…。そういった意味ではPF1.8は
 ロバスト性も高そうでなかなか良い値と言ってもよいのかもな…』


「ふむ…。リスク・リワード比が現実的な1対1.5で、勝率55%では
 PF値1.8超となる事は、ある意味、新鮮な驚きとなろうが、
 裁量トレードでも、まずは目指すべき『初めの目標』とできよう…」


『まぁな。PF1.8超ならそう言っても良いのかもな。ジイさん』


「えてして初心の頃は少年がスーパーマンになる夢を抱くように
 非現実的な理想を追い求め、勝率100%を目指そうとしたり、
 別の言い方をすると、バレーボールや卓球の試合で相手に1点も
 取られない完全試合を目指すように、あり得ぬ理想を夢見るもので
 トレード手法は数学のような絶対の方程式ではあり得ないのに、
 負けると『なぜ負けたのでしょう。どこが悪かったのでしょう』と、
 問い悩むものでのう…。溜口剛太郎殿」


『まぁ、オレ様にも経験があるが、初心者「あるある」で、
 手法は優位性やエッジのある状況を示すもので聖杯ではないのに、
 ついつい数学のような絶対性を求めて、確率的な意味における
 負けを認めることがなかなか出来ないものだぜ…。ジイさん』


「負けることもあるべき事と受け入れて、トレードが勝ちと負けとの
 『トータル収支で勝ちを目指すこと』ということが本当に判るには
 ある程度の年月を要するものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『そういった意味でも、リスク・リワード比が1対1.5ならば、
 勝率55%、つまり100回のトレードで45回も負けるとしても、
 プロフィットファクター(PF)が1.8超にもなりプラス収支となる事を
 知ることは意義あることと言えるのかもしれないよな…。ジイさん』


「ふむ。そう言ってよいのではあるまいか…。溜口剛太郎殿。
 そして勝率についてじゃが、初心の頃ほどトレードチャンスに貪欲で
 ポジポジ病となり数多くトレードする事を好む傾向があるものじゃが
 数多くトレードするほど収益が向上するということは恐らく妄想で、
 むしろ無駄トレードをいかに抑制していくかという事が大切であり、
 トータル収支で勝てるようになったトレーダー達の多くが
 『勝てるようになってきたらトレード回数が減りました』という事は
 特筆すべきことのようじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『まぁ、それだけ良くない状況での無駄トレードの排除ができていて、
 自身にとっても得意な相場状況で、良い状況でのトレードを厳選して
 チャンスの絞り込みができている、という事なんだろうけれども、
 これは勝率にも大きく影響することだよな…。ジイさん』


「そういったことで、リスク・リワード比が現実的な1対1.5で
 勝率55%のPF値1.8のトレードを、まずは『初めの目標』として
 目指し精進する事は推奨できることなのではあるまいかのう…」




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

FX トレードと凡事のお話 その281


先週は米大統領の「鉄鋼に25%、アルミに10%の輸入関税を賦課」
との発表がマーケットに波紋を広げることになりましたね。



●今週(3月5日から3月9日)の主な予定


<3月5日(月)>

午前9時半に豪住宅建設許可(1月)、
午前10時45分に中国財新サービス業PMI(2月)、
午後5時50分に仏サービス業PMI改定値(2月)、
午後5時55分に独サービス業PMI改定値(2月)、
午後6時に欧サービス業PMI改定値(2月)、
午後6時半に英サービス業PMI(2月)、
午後7時に欧小売売上高(1月)、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(2月)、
などが予定されています。
豪・中国・英・欧・米の指標には注目です。
そして、この日から中国全国人民代表大会が開幕となります。


<3月6日(火)>

午前9時01分に英BRC小売売上高調査(2月)、
午前9時半に豪小売売上高(1月)、豪第4四半期経常収支、
昼12時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(2月)、
深夜12時に米製造業新規受注(1月)、
同深夜12時に加Ivey購買部協会景気指数(2月)、
などが予定されています。
豪・スイス・米の指標には注目です。


<3月7日(水)>

午前9時半に豪第4四半期GDP、
午後2時に日景気先行指数速報(1月)、日景気一致指数速報(1月)、
午後4時45分に仏貿易収支(1月)、仏経常収支(1月)、
午後7時に欧第4四半期GDP確報、
夜9時に米MBA住宅ローン申請指数、
夜10時15分に米ADP雇用統計(2月)、
夜10時半に米貿易収支(1月)、米第4四半期単位労働コスト確報、
同夜10時半に米第4四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜10時半に加貿易収支(1月)、加第4四半期労働生産性指数、
深夜12時に加BOC政策金利、加BOC声明、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
早朝5時に米消費者信用残高(1月)、
などが予定されています。
豪・欧・米・加の指標には注目です。


<3月8日(木)>

朝6時45分にNZ第4四半期製造業売上高、
朝8時50分に日第4四半期GDP二次速報、
同朝8時50分に日第4四半期GDPデフレータ二次速報、
同朝8時50分に日国際貿易収支(1月)、日国際経常収支(1月)、
午前9時01分に英RICS住宅価格(2月)、
午前9時半に豪貿易収支(1月)、
(時間未定) 中国貿易収支(2月)、
午後2時に日景気現状判断DI(2月)、日景気先行き判断DI(2月)、
午後3時45分にスイス失業率(2月)、
午後4時に独製造業新規受注(1月)、
夜9時半に米チャレンジャー人員削減予定数(2月)、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時15分に加住宅着工件数(2月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加住宅建設許可件数(1月)、加新築住宅価格指数(1月)、
同夜10時半からドラギECB総裁の会見、
などが予定されています。
日・豪・中国・独・欧・米の指標と
ドラギECB総裁の会見には注目です。


<3月9日(金)>

朝8時半に日全世帯家計調査消費支出(1月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(2月)、中国生産者物価指数(2月)、
正午前後(時間未定)に日銀金融政策、
午後3時半から黒田日銀総裁の会見、
午後4時に独鉱工業生産(月)、独貿易収支(1月)、独経常収支(1月)、
午後4時45分に仏鉱工業生産指数(1月)、仏財政収支(1月)、
午後6時半に英鉱工業生産(1月)、英製造業生産(1月)、
同午後6時半に英貿易収支(1月)、
夜9時に英NIESRのGDP予想、
夜10時半に米非農業部門雇用者数(2月)、米失業率(2月)、
同夜10時半に米平均時給(2月)、
同夜10時半に加新規雇用者数(2月)、加失業率(2月)、
同夜10時半に加第4四半期設備稼働率、
深夜12時に米卸売売上高(1月)、米卸売在庫(1月)、
などが予定されています。
中国・日・独・英・米・加の指標と
黒田日銀総裁の会見には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://jp.investing.com/economic-calendar/
が参考になります。



■先週(2月26日から3月2日)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが89.84で始まり、89.43へ低下した後に
90.89へ上昇して89.95で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルの終値では2.868%と変わらずでした。
NY原油先物(WTI)4月限は週の終値で61.25ドルへ下落しました。
NYダウは週間771.93ドル下落、24538.06ドルで取引を終える。
VIX指数は週末時点で19.59へ上昇。



<2月26日(月)>

ドル円が107円台に上昇して始まる。クロス円が上昇して始まる。
日経平均は241.86円高で寄り付き260.85円高の22153.63で大引け。
米10年債利回りは2.87%台から2.85%台で推移。
ドル円が再び107円台を割り込み反落。クロス円がやや反落。
ユーロドルが1.23台へ上昇。ポンドドルが1.40台へ上昇。
黒田日銀総裁
「日本経済は極めて順調に拡大している
 現在の金融緩和を粘り強く続けることが2%物価達成に不可欠。
 物価は徐々にプラス幅を広げている。
 物価目標の実現の後ずれは残念なこと。
 現時点で新たに総括的な検証を行う予定はない。
 2%物価までなお距離がある。
 物価目標が長い目で見た為替レート安定に資する。
 現時点で金融機関収益減通じ政策効果減殺されてない」
中国上海株式市場は0.56%高で始まり1.23%高で取引を終える。
ポンドドルが堅調に推移。ポンド円が反発。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
ユーロドルが1.23台半ばへ上昇。
メルケル独首相
「新政権はヨーロッパの新たな始まりを示すものとなろう」
英労働党
「EU離脱後も単一市場のメリット維持すること望む。
 移行期間中に関税同盟に留まること模索する。
 英国とEUとの包括的な関税同盟を模索する」
NY時間序盤からドル円が反発。ドルストレートが反落。
ポンドドルが1.39台へ反落。ポンド円が反落。
セントルイス連銀総裁
「著しい利上げは引き締め過ぎのリスクがある。
 現在のFOMCの政策設定は幅広く適切である。
 ガイダンスでは比較的フラットな金利過程を描くべき。
 生産性の弱さは中立金利を引き下げるひとつの要素。
 金利の中立水準は低く在るべき、変更すべきではない。
 米10年債がこれ以上大きく動くとは思われない。
 利上げは早過ぎても、遅過ぎても懸念。
 インフレ目標の見直しは良い考え。
 最近の急落は世界の成長見通し変化によるものではない。
 減税で生産性が向上することを期待」
NYダウは上昇して始まる。米10年債利回りは一時2.83%台へ低下。
ドル円は一時107円台を回復。
米新築住宅販売件数(1月)は予想より弱い59.3万件。
ドル円がやや反落。ユーロドルは一時1.23台を割り込む。
ドラギECB総裁 (議会証言)
「インフレはまだ持続的な上昇トレンド示していない。
 ユーロ圏経済は堅調に拡大。インフレの道筋はまだ金融緩和が前提。
 市場のボラティリティや為替水準は注意深く見ている。
 量的緩和(QE)延長の可能性は協議されていない。
 金利のガイダンスは非常に重要。通貨安競争はない」
市場反応は限定的。
ロンドンフィックスからユーロドルやポンドドルが反発。
米10年債利回りは2.85%台へ上昇。
独の株式市場は0.35%高で取引を終える。
英の株式市場は0.62%高で取引を終える。
ムーディーズ
「英第1四半期のGDPは前四半期から若干鈍化する。
 英小売売上高が1月は脆弱なまま。
 雇用は12月に伸びは鈍化したがポジティブな状況に変化はない。
 EU離脱交渉で移行期間で合意できれば支援となる」
原油先物4月限の終値は63.91ドル。
クオールズFRB理事(銀行監督副議長)
「さらなる段階的な利上げが適切。高成長に移行する可能性に現実味。
 インフレ促進するかはなお不明。
 財政政策が成長にかなりの勢い与える。
 財政赤字は長期的にネガティブな影響。
 最近の投資関連データには励まされる」
NYダウは399.28ドル高の25709.27で取引を終える。3日続伸。
米10年債利回りは2.862%。VIX指数は15.80へ低下。
NASDAQは1.15%高。S&P500は1.18%高で取引を終える。


<2月27日(火)>

NZ貿易収支(1月)は予想より弱い−5.66億NZドル。
限定的ながらNZドル売り反応。
ムニューシン米財務長官
「ドルに影響するように政策は策定しない。
 強いドルは長期的に米国に良いと改めて表明」
ドル円が再び107円台を回復。
日経平均は238.04円高で寄り付き236.23円高の22389.86で大引け。
東京時間序盤にドル円が再び107円台を割り込み揉み合う。
ユーロドルがやや反発して揉み合う。
中国上海株式市場は0.03%安で始まり1.13%安で取引を終える。
ロンドン時間序盤はドル円が一時107円台を回復。
ポンドドルやユーロドルが一時やや反発。クロス円が一時反発。
独英の株式市場はプラス圏で始まる。
ドルストレートが反落。
バイトマン独連銀総裁 
「ECBは為替相場動向を注視している。
 ドイツおよびユーロ圏の成長は極めて満足できるもの。
 経済や物価の上昇が続くならばQEは2018年で終了すべき。
 ECBの出口が近づき市場のボラティリティーが増すだろう。
 2019年のECBの利上げは完全に非現実的というわけではない」
独の株式市場が反落。
ハモンド英財務相
「英国は欧州市場に可能な限り高水準なアクセスを求める」
ポンドドルは軟調に推移。
独消費者物価指数速報(2月)は予想とおりの前月比0.5%。
ユーロドルは軟調に推移して一時1.23台を割り込む。
米10年債利回りは2.87%台で推移。
NY時間序盤はドル円が107円台前半へ上昇。
米耐久財受注(1月)は予想より弱い前月比−3.7%、
米耐久財受注(除輸送用機器 1月)は予想より弱い前月比−0.3%。
発表直後の反応は限定的。
パウエルFRB議長 (議会証言の原稿)
「FOMCはリスクがおおむね均衡と判断。インフレを注視。
 米経済見通しは力強い、インフレは2%に上昇へ。
 米財政政策の刺激効果高まる。海外からの需要はより堅調に。
 さらなる漸進的な利上げを想定。見通しは依然強い」
ドル円が上下動して一時107円台割り込む。
ユーロドルが再び1.23台を割り込み下落。
米住宅価格指数(12月)は予想より弱い前月比0.3%、
米第4四半期住宅価格指数は前回値より強い前期比1.6%、
米ケースシラー住宅価格指数(12月)は前回値より強い204.45。
市場反応は限定的。
NYダウは小幅高で始まる。
ポンドドルは一時1.39台を割り込む。
米消費者信頼感指数(2月)は予想より強い130.8、
リッチモンド連銀製造業指数(2月)は予想より強い28。
パウエルFRB議長の発言(下院金融委員会での証言)
「FRBの二大責務と透明性にコミットする。
 経済は底堅いペースで今年に入っている。失業率低下が拡大した。
 イエレン前議長の支援と貢献に感謝。
 3月FOMCの新たな経済見通しを事前に判断したくはない。
 12月FOMC以来のデータは経済の強さを示唆。
 経済見通しは強くなっていると認識。減税は投資を促進する。
 設備投資の増加は生産性を高める。財政政策はより刺激的になった。
 インフレや金融不均衡の高まりには要警戒。
 現時点では景気後退リスクは高くはない。経済は強くなっている。
 インフレは目標に向かっているとデータは示唆。
 債務上限は常に適時に引き上げられるべき。
 持続可能な財政軌道の維持は非常に重要。
 向こう2年間は良好な経済を予想。
 市場は徐々に秩序を取り戻している。
 最近の株安はETFが特に原因というわけではない。
 いずれ賃金は上昇を拡大する。
 賃金は完全雇用を判断するうえで一つの指標。
 現在の経済には両面のリスクがみられる。
 もし後手に陥れば利上げを早める必要」
米10年債利回りは一時2.92%台へ上昇。
ドル円が107円台半ばへ上昇。ドルストレートが下落。
豪ドル米ドルが0.78台を割り込む。ユーロドルが1.22台前半へ下落。
独の株式市場は0.29%安で取引を終える。
英の株式市場は0.10%安で取引を終える。
原油先物4月限の終値は63.01ドル。
イエレン前FRB議長
「今始めるならインフレ目標は高くなるかもしれない。
 インフレ目標の変更は議論する価値がある。
 インフレ目標の変更が特効薬になるとの見方には疑問。
 インフレ目標の引き上げは裏目に出る可能性も。
 現在の財政状況には懸念。金融システム安定へのリスクは緩やか」
NYダウは299.24ドル安の25410.03で取引を終える。
米10年債利回りは2.897%。VIX指数は18.59へ上昇。
NASDAQは1.23%安。S&P500は1.27%安で取引を終える。


<2月28日(水)>

日鉱工業生産速報(1月)は予想より弱い前月比−6.6%。
日経平均は97.33円安で寄り付き321.62円安の22068.24で大引け。
ドル円が一時反発。原油先物は62ドル台で推移。
中国製造業PMI(2月)は予想より弱い50.3%、
ドル円は107円台前半へ反落。クロス円がやや下落。
中国上海株式市場は0.85%安で始まり0.99%安で取引を終える。
麻生財務相
「金融政策の具体的手法については日銀にゆだねられている。
 日本経済はデフレ脱却の道筋を確実に歩み始めている。
 物価2%目標の実現に向けて大胆な金融緩和の推進を期待している」
米10年債利回りは2.89%台から2.91%台で推移。
仏消費者物価指数速報(2月)は予想より弱い前月比−0.1%、
仏第4四半期GDP改定値は予想とおりの前期比0.6%。
独仏の株式市場はマイナス圏で始まる。原油先物は63ドル台で推移。
ドル円がやや反発。ユーロドルが下落して一時1.22台を割り込む。
ポンドドルは1.38台へ下落。豪ドル米ドルが0.78台を回復。
独失業者数(2月)は予想より強い前月比−2.2万人、
独失業率(2月)は予想とおりの5.4%。
欧消費者物価指数速報(2月)は予想とおりの前年同月比1.2%。
発表直後の市場反応は限定的。その後、ユーロドルがやや反発。
バルニエEU交渉官
「EUはブレグジットのあらゆる可能性に備えること重要。
 昨年12月の合意ではブレグジット交渉は秩序だった離脱を求める。
 ブレグジットで「良いとこ取り」は認めない」
メイ英首相
「英首相が誰であってもEUのブレグジット交渉文書には同意しない」
ポンドドルが1.38台前半へ下落。ポンド円が147円台へ下落。
ドル円が一時107円台を割り込む。
米第4四半期GDP改定値は予想とおりの前期比年率2.5%、
米第4四半期個人消費改定値は予想より強い前期比年率3.8%、
発表後は限定的ながらドル買い反応。
NYダウは上昇して始まる。米10年債利回りは2.88%台へ低下。
米シカゴ購買部協会景気指数(2月)は予想より弱い61.9。
市場反応は限定的。豪ドル米ドルは再び0.78台を割り込む。
米中古住宅販売成約(1月)は予想より弱い前月比−4.7%。
市場反応は限定的。
ポンドドルは1.37台へ下落。ユーロドルが一時1.22台を割り込む。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が301.9万バレルの増加。
原油先物は再び62ドル台へ反落。
ドル円が106円台へ下落。クロス円が下落。
独の株式市場は0.44%安で取引を終える。
英の株式市場は0.69%安で取引を終える。
原油先物4月限の終値は61.64ドル。
ミネアポリス連銀総裁
「利上げ支持の前にインフレや賃金上昇の証拠を見たい。
 賃金の伸びの鈍さはスラックが残っている証拠。
 労働者がより復帰するようタイトな労働市場の持続を許容すべき。
 抑制不能インフレ期待は過去、FRB独立性欠乏で引き起こされた」
NYダウは380.83ドル安の25029.20で取引を終える。
米10年債利回りは2.867%へ低下。VIX指数は19.85へ上昇。
NASDAQは0.78%安。S&P500は1.11%安で取引を終える。


<3月1日(木)>

ユーロドルが再び1.22台を割り込む。
日経平均は167.11円安で寄り付き343.77円安の21724.47で大引け。
豪第4四半期民間設備投資は予想より弱い前期比−0.2%。
豪ドル米ドルは0.77台前半へ下落。
米10年債利回りは2.86%から2.87%台で推移。
ドル円は揉み合う。ドルストレートが軟調傾向で推移。
中国財新製造業PMI(2月)は予想より。
中国上海株式市場は0.75%安で始まり0.44%高で取引を終える。
安倍首相
「今までの黒田日銀総裁の政策は間違ったものではない。
 総裁には物価目標に向けてしっかりと金融政策遂行を望む。
 黒田総裁の分析に同意している」
片岡日銀委員
「世界経済、景況感の改善が鮮明、特に製造業の回復が顕著。
 実質成長率とインフレ率の2つの軸からみて、
 17年は、成長率は改善基調が明確となる一方、
 低インフレは持続する局面に移行。
 物価上昇率が19年度に2%まで高まる蓋然性は現時点では低い。
 潜在成長率を上回る1%台前半の成長が続いていく。
 物価安定の目標の達成時期が後ずれする場合には、
 追加緩和手段を講じるというコミットメントを新たに加えるべき」
黒田総裁
「大規模緩和を続けてきた結果、成長率はプラスを継続している。
 中長期的な成長率の引き上げには、生産性を上げることが重要」
東京時間午後にドル円がやや反発。
ロンドン時間序盤にユーロドルが一時1.22台を回復。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。
EU大統領
「ブレグジットはあらゆることに影響する大きな問題」
英製造業PMI(2月)は予想より強い55.2、
英消費者信用残高(1月)は予想とおりの14億ポンド。
発表直後はポンド買い反応も限定的。
ドルストレートが軟調傾向で揉み合う。ドル円は反落して揉み合う。
欧失業率(1月)は予想とおりの8.6%。
ロンドン時間に米10年債利回りは2.82%台へ低下。
米個人所得(1月)は予想より強い前月比0.4%、
米個人消費支出(1月)は予想とおりの前月比0.2%、
米コアPCEデフレータ(1月)は予想とおりの前月比0.3%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い21.0万件。
ドル円が反発して一時107円台を回復。クロス円が反発。
ドルストレートがやや反発して揉み合う。
NYダウは小幅高で始まり一時マイナス圏へ反落。
米10年債利回りは2.85%台へ上昇。原油先物60ドル台へ下落。
米ISM製造業景況指数(2月)は予想より強い60.8。
ドル買い反応。ドル円が107円台前半へ上昇。
パウエルFRB議長(上院銀行委員会での証言)
「数箇所に労働市場のスラックがある可能性。
 決定的な賃金上昇を示す強い証拠ない。
 インフレを引き起こさず、労働市場は更に改善可能。
 漸進的な利上げが引き続き適切。更なる賃金上昇を期待。
 我々がすべき中心は物価安定。いまのところ景気過熱の証拠ない。
 低インフレは世界的な現象の一部。財政は持続可能な軌道にはない。
 いまは持続可能な軌道に修正する良い時期。
 漸進的な利上げの中でも賃金は上昇を予想。 
 インフレ対応でビハインド・ザ・カーブは望ましくない」
ロンドンフィックス過ぎにドル円が106円台へ反落。
ユーロドルが1.22台へ反発。
NY連銀総裁
「0.25%づつの4回の利上げはなお漸進的。
 低インフレの中で積極的な引き締めは困難。
 トレンドを上回る米成長を大いに確信」
独の株式市場は1.97%安で取引を終える。
英の株式市場は0.78%安で取引を終える。
トランプ大統領
「鉄鋼に25%、アルミに10%の輸入関税を賦課する」
米10年債利回りは一時2.79%台へ低下。NYダウが下げ幅を拡大。
原油先物4月限の終値は60.99ドル。
NYダウは420.22ドル安の24608.98で取引を終える。
米10年債利回りは2.811%。VIX指数は22.47へ上昇。
NASDAQは1.27%安。S&P500は1.33%安で取引を終える。


<3月2日(金)>

NZ住宅建設許可(1月)は前回値より強い前月比0.2%。
日失業率(1月)は予想より強い2.4%。市場反応は限定的。
日経平均は384.49円安で寄り付き542.83円安の21181.64で大引け。
米10年債利回りは2.82%台から2.79%台で推移。
中国上海株式市場は0.77%安で始まり0.59%安で取引を終える。
安倍首相
「デフレ脱却への道筋は確実に歩んでいる。
 政府と日銀で緊密連携し、あらゆる政策を総動員する」
黒田日銀総裁
「物価はなお弱めの動きが続いている。
 2%物価までまだなお距離ある。粘り強く現在の緩和を進めていく。
 現在きわめて緩和的な環境を整えている。
 物価が持続的に下落するデフレではなくなっている。
 総仕上げを果たすべく全力で取り組む。
 物価2%達成を最優先に行っていく。
 人々のインフレ予想も上向いている。
 粘り強く緩和続けることで物価目標を達成できる。
 これまでの経験生かし全身全霊で職務に邁進する。
 アベノミクスは必要かつ適切な政策の組み合わせ。
 金融制作と財政政策が相乗効果を生じている。
 失業率2.4%は驚くべき数字。
 デフレマインドの転換には時間がかかる。
 物価目標達成は19年度の見込み。
 必要であれば金融政策の調整行う。
 デフレ長期化の責任の一つは日銀に
 大胆かつ早く緩和を行うべきであった。
 2019年度ごろ出口を検討していること間違いない。
 予想物価上昇率一部で上昇の兆し。現時点で総括必要ない。
 今後5年では総括的検証の必要あるかも」
ドル円が105円台へ下落。クロス円が軟調に推移。
独小売売上高指数(1月)は予想より弱い前月比−0.7%。
発表直後はユーロ売り反応。
ロンドン時間序盤にポンドドルがやや反落。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。
米10年債利回りは一時2.83%台へ上昇。
ドル円は軟調傾向で揉み合う。
ドルストレートがやや反発して揉み合う。
英建設業PMI(2月)は予想より強い51.4。
市場反応は限定的。
欧生産者物価指数(1月)は予想とおりの前月比0.4%。
市場反応は限定的。
カーニーBOE総裁
「暗号通貨の混乱状態終わらせるため規制導入求める」
トランプ米大統領
「貿易戦争は良い、簡単に勝つことができる」
米10年債利回りは一時2.79%台へ低下。
ドル円が105円台前半へ下落。ユーロドルが1.23台を回復。
ポンドドルが一時1.38台を回復。
加GDP(12月)は予想とおりの前月比0.1%、
加第4四半期GDPは予想より弱い前期比年率1.7%。
発表直後は加ドル売り反応。
メイ英首相
「あらゆるシナリオについて準備が必要。
 英国とEUは移行期間の時間は制限付きであること明確にしている。
 ノルウェーやカナダ型のモデルについて否定。
 将来的にEU法は英国に適用されない。
 英離脱交渉では両側とも望み通りにはならない。
 複数のEU機関に準加盟国としての残留を提案。
 別の関税パートナーシップを提案。
 金融サービス業のパスポートは求めない。
 悪い合意ならない方がまし」
ポンドドルは上下動の後にやや反落。
NYダウは下落して始まる。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(2月)は予想より強い99.7。
ドル円は軟調傾向で揉み合う。ユーロドルは反発。
その後、米10年債利回りは2.86%台へ上昇。ドル円が反発。
報道
「トランプ大統領の輸入鉄鋼、アルミに対する関税措置に
 EUも対抗措置として、ハーレ−ダビットソンのバイクや、
 リーバイ・ストラウスのジーンズ、バーボンウイスキーのなど
 への報復関税を検討している」
独の株式市場は2.27%安の11913.71で取引を終える。
英の株式市場は1.47%安の7069.90で取引を終える。
ポンドドルが反発。
原油先物4月限の終値は61.25ドル。
NYダウは70.92ドル安の24538.06で取引を終える。
米10年債利回りは2.868%。VIX指数は19.59へ低下。
NASDAQは1.08%高。S&P500は0.51%高で取引を終える。



<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初2月26日に上窓を空け107.20レベルで始まり
ロンドン時間序盤にかけて106.37へ反落した後に切り返し揉み合いな
がらも堅調傾向で推移して27日のNY時間前半に週高値となる107.67
へ上昇する展開になりました。その後、揉み合いながらも反落して、
3月1日東京時間序盤にかけて106.54へ下落する展開になりました。
その後、揉み合いながらも反発して、NY時間前半にかけて107.20へ
上昇しましたが、その後、反落して、軟調傾向で推移して2日のNY
時間序盤にかけて週安値となる105.25へ下落する展開になりました。
その後、反発して105.75レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初2月26日に1.2294レベルで始まり、ロン
ドン時間にかけて週高値となる1.2355へ上昇しましたが、その後、
NY時間前半にかけて1.2277へ反落する展開になりました。その後、
27日のロンドン時間にかけて1.2346へ反発しましたが、その後、NY
時間前半にかけて1.2221へ下落する展開になりました。その後も揉み
合いながらも軟調傾向で推移して3月1日のNY時間前半にかけて
週安値となる1.2154へ下落する展開になりました。その後、切り返し
堅調に推移してNY時間終盤にかけて1.2335へ上昇して1.2317レベル
で週の取引を終えました。




●今週(3月5日から3月9日)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは106.00の「00」ポイント
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は2月26日の安値の
106.37、さらに上昇した場合は107.00の「00」ポイント、ここを上抜
けた場合は3月1日の高値107.20から2017年9月8日の安値107.31
を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは2日の安値105.25を巡る攻防が注目さ
れます。ここを下抜けた場合は105.00の「00」ポイント、さらに下落
した場合は2016年8月の高値104.32、ここを下抜けた場合は104.00
の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、5日の中国
財新サービス業PMIと米ISM非製造業景況指数、6日の米製造業新規
受注、7日の米ADP雇用統計と米貿易収支と米地区連銀経済報告、
8日の日第4四半期GDP二次速報と日国際貿易収支と中国貿易収支と
米新規失業保険申請件数、9日の中国消費者物価指数と中国生産者物価
指数と日銀金融政策と黒田日銀総裁の会見と米非農業部門雇用者数と
米失業率と米平均時給、などが注目されます。


さて先週は、パウエル新FRB議長の2月27日の議会証言で「向こう
2年間は良好な経済を予想。(中略) いずれ賃金は上昇を拡大する。
(中略) 現在の経済には両面のリスクがみられる。もし後手に陥れば
利上げを早める必要」との発言がタカ派寄りに受け止められ、米10年
債利回りが一時2.92%台へ上昇してドル円も一時107円台後半へ上昇
しましたが、その後、米10年債利回りが低下するとともにリスク回避
でNYダウが下落して、ドル円も軟調に推移しました。そして、1日に
トランプ大統領が「鉄鋼に25%、アルミに10%の輸入関税を賦課」と
発表したことを背景に貿易戦争への懸念からリスク回避の動きが強まり
また2日に黒田日銀総裁が「(前略) 物価目標達成は19年度の見込み。
必要であれば金融政策の調整行う。(中略) 2019年度ごろ出口を検討し
ていること間違いない」と発言したことを背景に円買い動意が強まり、
ドル円は一時105円台前半へ下落する相場展開になりました。

今週初めは、リスクイベントとしてイタリアの総選挙とドイツ社会民主
党(SPD)の連立政権入りの是非を問う党員投票を巡る結果、および市場
反応が注目されますが、5日のISM非製造業景況指数、7日の米ADP
雇用統計と米地区連銀経済報告、そして9日の日銀金融政策と黒田日銀
総裁の会見および米雇用統計が注目の焦点になります。次第によっては
ボラタイルな相場展開になる可能性がありそうです。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは2月26日高値1.2355
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合1.2400の「00」ポイ
ント、さらに上昇した場合は2月19日の高値1.2435、ここを上抜けた
場合は2月15日のNY時間の押し安値1.2457、さらに上昇した場合は
1.2500の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは1.2300の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを下抜けた場合は2月26日の安値1.2277、さらに
下落した場合は2月22日の安値1.2259から2日ロンドン時間序盤の
押し安値1.2251、ここを下抜けた場合は1.2200の「00」ポイント、
さらに下落した場合は1日の安値1.2154を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標および要人発言では、5日の
欧小売売上高、7日の欧第4四半期GDP確報、8日の独製造業新規受
注とECB政策金利とドラギECB総裁の会見、9日の独鉱工業生産、
などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、5日の中国財新サー
ビス業PMIと米ISM非製造業景況指数、6日の米製造業新規受注、
7日の米ADP雇用統計と米貿易収支と米地区連銀経済報告、8日の
中国貿易収支と米新規失業保険申請件数、9日の中国消費者物価指数と
中国生産者物価指数と米非農業部門雇用者数と米失業率と米平均時給、
などが注目されます。


さて先週のユーロドルは、1.23を挟む上下動の揉み合いの後に、27日
のパウエル新FRB議長が議会証言でタカ派寄りと受け止められる発言
をしたことを背景とするドル買いで下落して、1日のEU大統領による
「ブレグジットはあらゆることに影響する大きな問題」との発言も背景
に軟調傾向で推移して、予想より強い結果となった米ISM製造業景況
指数の発表後に1.21台半ばへ下落しましたが、その後、切り返して、
週末にかけてドル売りを背景に1.23台前半へ上昇する相場展開になり
ました。

先週、時間足レベルではカップ・ウィズ・ハンドルのチャート形状とな
ったユーロドルですが、2月27日時点でのIMM通貨先物でユーロの
買い越しが11851枚増えて137977枚となっている事は注目されます。

今週初めはイタリアの総選挙と、ドイツ社会民主党(SPD)の連立政権
入りの是非を問う党員投票を巡る結果および市場反応が注目されます。
そして、今週は8日のECB政策金利とドラギECB総裁の会見が注目の
焦点になりますが、対ドル通貨ペアとして、9日の米雇用統計も注目の
焦点になります。次第によってはボラタイルな相場展開になる可能性が
ありそうです。





さて今回は、トレードと凡事のお話 その281 です。


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。


今回は「トレードと凡事」その第二百八十一話です。


それでは、はじまり、はじまり〜。^^



『おい、ジイさん。先週のドル円は2月27日のパウエル新FRB議長
 の議会証言で一時107円台後半へ上昇するも、その後は軟調傾向で
 推移して週末には一時105円台前半へと下落したよな…』


「ふむ。そうであったのう…。溜口剛太郎殿。
 パウエルFRB議長の発言は市場にタカ派寄りと受け止められたが、
 その後、1日にトランプ大統領が「鉄鋼に25%、アルミに10%の
 輸入関税を賦課」と発表したことでリスク回避の動きが強まり…、
 また、発言の部分を切り取られた感はあるが、2日に黒田日銀総裁が
 『2019年度ごろ出口を検討している』と発言したことが報じられ、
 ドル円は2月16日安値を一時下抜け105円台前半へ下落したのう」


『先週、トランプ米大統領がツイッターで「貿易戦争は良い、簡単に
 勝つことができる」と発言したが、EUも対抗措置として報復関税を
 検討しているとのことで、NYダウが週間で771ドルも下落したが、
 今後、マーケットはどうなるんだろうな…。ジイさん』


「トランプ大統領の発言は中間選挙も意識したものかもしれぬが…、
 鉄鋼やアルミへの輸入関税増は鉄鋼産業などにとっては良い事でも、
 自動車産業や建設などにとってはネガティブ要因となるのでは
 あるまいかのう…。また、EUだけではなく中国も対抗措置を
 検討しているようで…、貿易戦争に発展する懸念があることも
 否めない状況となってきているようじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『ドル円は2月16日安値を一時下抜けた後に105円台後半へ反発して
 週の取引を終えたが、今週のドル円はどんな展開になるんだろうな』


「ふむ。確かなことは誰にも判らぬことじゃが、2月16日安値下抜け
 後の戻りは週末要因のポジション調整もあったのやもしれぬのう…。
 今後は、季節要因としてのレパトリによる円買いもあることで、
 もしやすると、リバースムーブの後に再下落するやもしれぬが…、
 9日の日銀金融政策の発表と黒田日銀総裁の会見および米雇用統計の
 次第ということなるのではあるまいか…。溜口剛太郎殿」


『さてところで…、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう…。最近の状況を鑑みて『情報氾濫のお話』も
 いつかはさせてもらいたいと思っておるのじゃが…、
 今日は『時間の価値のお話』でもさせてもらうとしようかのう」


『まぁ、よろしい…。聞いてやろうじゃないか。ジイさん』


「その前に1つ訂正じゃ。先週のお話の中で肝要という言葉を使ったが
 正しくは『ドルが弱含むことにも寛容になれる』の間違いじゃった」


『あははっ。ジイさん、肝要と寛容とでは大違いじゃないかよ』


「さて…、人生にはお金を中心とする物質的な価値だけではなく、
 健康、そして家族や友人などかけがえのない価値あるものがあるが
 時間もまた価値あるものなのじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『地獄の沙汰も金次第なんて言葉もあって、お金は大切なものだけど
 人生における価値あるものは、確かにお金だけではないよな…。』


「ジイも時間貧乏なのじゃが、事業に成功していても忙殺されていて
 時間貧乏な人は少なくなく…、また、かけがえのない健康を損ねたり
 大切な家族や友人との時間を犠牲にしてしまっていることも
 世の中ではよくあることなのじゃのう…。溜口剛太郎殿」


『ブロニー・ウェア著の「死ぬ瞬間の5つの後悔」の中でも、
 「もっと幸せな生き方がしたかった」、「友人たちともっと多くの
  時間を過ごせばよかった」、「あんなに働かなければ良かった」
 などが書かれていたよなぁ…。ジイさん』


「まぁ、言うは易く行うは難しで、経済的自由と時間的自由の両方を
 人生で手に入れることは至難の業じゃが…、もしかすると、
 貴重な人生の時間をお金を得る事だけに費やすのは愚かな事
 なのやもしれぬのう…。溜口剛太郎殿」


『まぁ、人毎の人生観にもかかわる事だけど、お金は必要なものながら
 お金儲けだけが人生ではないのは明らかな事なんじゃないかな…』


「もしも人生の時間がお金で買えたなら、いくら出しても買いたい
 という金持ち老人は多いだろうし…、また世の中にある便利ツールの
 自動車や洗濯機や食器洗い機なども『ラク』を得れるだけではなく
 貴重な『人生の時間』を提供するとの見方もできるやもしれぬのう」


『あははっ。そういう見方もあるのかもしれないな…。ジイさん』


「トレード・ジャンキーともいえるこのジイが語る資格はないが…、
 トレードも『生活の中で行うべきもの』であり、貴重な人生の時間を
 チャートに張付きトレードだけに費やすのは如何なものじゃろうか。
 ときに家族との団らん中や就寝中に大きく相場が動くこともあるが、
 人の生活の中で相場の全てをトレードする事は不可能なことであり、
 それも『是たるべき事』として受け入れるか…。
 あるいはOCO注文やIFO注文を活用してチャートから離れるのも
 良いことなのではあるまいかのう…。溜口剛太郎殿」


『まぁな。トレードは生活の中で行うものだからな。ジイさん』


「また、大きな獲得Pipsこそが良いトレードと思われがちじゃが…、
 ある程度、安定的にトレードで勝てるようになったなら、
 頭と尻尾をくれてやり、中身の良いところだけをロット数を上げて
 『1万通貨の1000Pipsは100万通貨の10Pips』ということで、
 もしやするとハイロット・スキャルも選択肢となるやもしれぬのう」


『あははっ。ハイロット・トレードでは資金量も必要とはなるけど…、
 良いところだけをちょこっとトレードして、あとは人生を楽しむ、
 資金量で「時間を買う」という考え方もあるのかもしれないよな』




なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。

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