FX トレードと凡事のお話 その28


米国は来週からとなりますが、
今週から英・欧が冬時間に移行しますね。

●先週の主な出来事

<10月22日(月)>

スペインのガリシア自治州議会選挙では、
ラホイ首相率いる与党国民党が引き続き過半数を獲得しました。
スペインのバスク自治州議会選挙では、
バスク国民党が27議席と最大議席を獲得、国民党が10議席でした。
独財務省月報では、
「10-12月期は明らかに軟化する可能性高い。
1-9月の税収は前年同期比5.6%増の見込み。」
などが示されました。
豪政府が、
「2012年から2013年の実質GDP伸び率は3.0%の見通し。
前回予想の3.25%から下方修正する。」
との発表をしました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調傾向で始まりました。
ダウ先物はやや軟調傾向の小幅な揉み合いになりました。
原油先物は89ドル台で推移しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日通関ベース貿易収支(9月)は予想より弱い−5586億円でした。
4-9月期の日貿易収支は3兆2189億円の赤字になりました。
市場反応は限定的でした。
日銀総裁が
「世界経済は減速した状態が強まっている。
物価は先行き当面ゼロ%近傍で推移。日本経済は横ばい圏内の動き。
輸出や生産は海外減速やや強まり弱め。
内需は復興関連から底堅く推移。設備投資は緩やかな増加基調。
今後とも資産買入れ等の基金の着実な積み上げを通じて
間断なく金融緩和を進めていく。」
などの見解を示しました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが反発をみせました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
ユーロドルは堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルは堅調傾向ながら揉み合い推移になりました。
豪の副首相兼財務相が、
「暗雲が世界経済を覆っている。豪州の経済成長は穏やか。
世界的な減速は黒字の実現をより困難にする。
引き締め的な財政政策はRBAの利下げを可能にする。」
などの認識を示しました。
日経平均はしだいに下幅を縮小しました。
原油先物が90ドル台を回復しました。
東京時間後半はダウ先物が堅調傾向で推移しました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
香港の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ギリシャの首相が「予算削減に反対の議員を党から除名する。」
との方針を示しました。
午後1時半頃からドル円が79円台半ば過ぎへ上昇しました。
ドルストレートも堅調傾向で推移しました。
クロス円など主要通貨ペアが堅調に推移しました。
日銀の地域経済報告(さくらレポート)では、
「景気判断を9地域中で東北を除く8地域で下方修正する。
個人消費を全地域で下方修正する。」などが示されました。
東京時間終盤にかけて日経平均が前週末比プラス圏へ反発しました。
日経平均は6日続伸して前週末比+8.03円で大引けになりました。
中国の鉄鉱石生産量(9月)が前年同期比で+20%になりました。
中国上海株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
ロンドン時間序盤はドル円やユーロ円が堅調に推移しました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りは5.33%台に低下しました。
ユーロ円が一時104円台を回復する場面がありました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
ドルストレートやクロス円に反落の動きがみられました。
中国上海株式市場は+0.21%高で取引を終えました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
スペイン10年債利回りは5.42%台に上昇しました。
米格付け会社のS&Pが、
「国債発行が現状のままなら日本国債の格下げの可能性。
日本の財政赤字は今後数年間高止まりする。
日本の財政の柔軟性は減少し続ける。」などの見解を示しました。
円売り反応がみられました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「国債購入計画は不合理な恐れを打ち消すことが目的。
ECBは責務内で何でも行う。救済に自動的なものはないことは明白。
ECBはユーロが不退転だということを見せるために何でも行う。
支援を要請する国は最初にESMに申請せねばならない。
ECBは国債購入を個別の内容で決定する。
OMTプログラムに基づく国債購入は
ECBが紙幣印刷マシンになることを意味しない。
国債購入はインフレ傾向を引き起こさない。
ECBは購入を不胎化する。」などの発言をしました。
その後、欧州株式市場やダウ先物が反発する展開になりました。
午後5時半頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円は堅調に推移して79円台後半へ上昇しました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
EU統計局が、
「ユーロ圏全体の政府債務は2011年にGDP比でユーロ導入来最大。
11年は87.3%と前年の85.4%から増大。
ギリシャは170.6%。伊は120.7%、ポルトガルは108.1%。
EU条約は上限を60%と定めている。
EU加盟国中14か国が上限を超過している。独も80.5%。」
などの発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ユーロ円が再び104円台を回復しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31575%に低下しました。
NY時間が始まる前頃からドルストレートの上昇が一服になりました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「銀行同盟の中で普通の銀行の預金保険は後回しに出来る。
大きい銀行だけがEUレベルで解決される必要がある。
銀行への直接資本投入は2014年まで開始しないだろう。」
などの発言をしました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏へ反落しました。
NY時間序盤はユーロが反落しました。
ドルストレートが反落して揉み合いになりました。
NYダウは小幅安で始まりました。
米10年債は1.80%あたりに上昇しました。 
その後、NYダウが前週末比プラス圏へ反発しました。
伊10年債利回りが4.737%あたりに低下しました。
主要通貨ペアに反発上昇の動きがみられました。
ユーロドルは堅調に推移しました。
原油先物は90ドル台を割り込みました。
その後、NYダウが再び反落する展開になりました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが反落しました。
クロス円にも反落の動きがみられました。
欧州の株式市場は下げ幅を拡大して取引を終えました。
深夜2時半過ぎからドルストレートが揉み合いになりました。
原油先物が89ドル台を割り込みました。
クリーブランド連銀総裁が、
「金融業界はより迅速で効率的な決済制度の実現に協力が必要。
競争と協調で築かれた決済制度は幅広い利用者の要請を満たす。」
との見解を示しました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小してプラス圏へ反発しました。
主要通貨ペアが深夜4時頃から反発上昇しました。
米10年債利回りは1.815%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+2.38ドルでこの日の取引を終えました。

<10月23日(火)>

米ヤフー7-9月期決算では1株あたり利益が予想より強い0.35ドル、
売上高も予想より強い10.9億ドルになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「アンダルシアなどスペインの5州の格付けを
1〜2段階引き下げる。」と発表しました。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は89ドル台を回復しました。
豪コンファレンスボード景気先行指数(9月)は
前月より弱い−0.8%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃から主要通貨ペアに上昇がみられました。
ドル円が一時80円台を回復する場面がありました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間前半は主要通貨ペアが反落する展開になりました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
ダウ先物が緩やかに軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
上海株式市場は前日終値レベル揉み合い後に軟調推移なりました。
日財務相が、
「日銀に20兆円の基金増額など追加緩和求めた事実はない。
日銀には政府と連携して果断な金融政策推進を期待。
デフレ脱却の重要性は政府と日銀で一致。」
などの発言をしました。
東京時間後半は日経平均が一時マイナス圏へ反落しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ドル円がやや反発をみせました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
東京時間の終盤にかけてユーロドルが下落しました。
日経平均は前日比+3.54円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が88ドル台で推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まった後に反落しました。
中国上海株式市場は0.86%安で取引を終えました。
ダウ先物が下落しました。
ドル円が軟調になりました。
ユーロ円が104円台を一時割り込みました。
豪ドル米ドルが1.03台を割り込みました。
スペイン中銀が、
「内需は第4四半期にさらに落ち込む。
ユーロ圏の成長鈍化が輸出を鈍化させる。
首相は財政赤字目標達成には一段の削減が必要と認識。
第3四半期GDPは前期比で−0.4%、前年比で−1.7%の見込み。」
などの見解を発表しました。
スペイン短期債の入札では、
「目標上限35億ユーロに対して35.3億ユーロの発行。
6ヶ月物の平均落札利回りは前回より低い2.023%。
応札倍率は前回より高い1.99倍。」などになりました。
ユーロドルが一時反発をみせるも軟調に推移しました。
午後6時頃からドル円が反発をみせました。
ユーロ円が一時104円台を回復しました。
欧州の株式市場が軟調に推移しました。
ダウ先物が揉み合いながらも軟調に推移しました。
豪ドルやポンドドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
独の財務相が、
「欧州はユーロを信頼できる通貨に保つため全力を尽くす方針。
ユーロは巨大な準備通貨の一つ。
ユーロのために必要な措置を講じないリスクは予想が不可能。」
などの発言をしました。
ユーロ円が再び104円台を割り込みました。
午後7時半頃からドルストレートが一段安になりました。
ポンドドルが1.60台を割り込みました。
ユーロドルが1.30台を割り込みました。
ドル円も再びやや反落する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31525%に低下しました。
独の財務相が「条件を満たす国だけ支援する。」
との発言をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が一段安になりました。
ドルストレートやクロス円が下落しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が下落しました。
一部メディアが、
「スペインの2012年財政赤字が銀行支援によりGDP比7.3%に拡大。」
との報道をしました。
ユーロが一段安になりました。
午後9時半頃からドル円が反発をみせました。
加小売売上高(8月)は予想とおりの+0.3%になりました。
加ドルは軟調に推移しました。
米10年債は1.76%台に低下しました。
加BOCが政策金利を1.00%に据え置きました。
加BOC声明では、
「2012年の成長見通しを従来の2.1%から2.2%に上方修正する。
2013年は従来見通しの2.3%を維持。
利上げが必要になる公算が大きくなるだろう。
時期は世界経済と家計債務を含む国内状況をみて判断。
インフレ目標の2%達成に沿うよう金融刺激策を
徐々に緩やかに解除することが必要になる。」
などが示されました。
加ドルが急反発しました。
午後10時頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
NYダウは大幅下落で始まりました。
原油先物が86ドル台に下落しました。
NYダウが軟調に推移しました。
伊10年債利回りは4.858%あたりに上昇しました。
スペイン10年債利回りは5.615%あたりに上昇しました。
欧消費者信頼感速報(10月)は予想よりは強い−25.6でした。
リッチモンド連銀製造業指数(10月)は予想より弱い−7でした。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウは企業業績見通しと売上高の低迷に
一時260ドル超の下落になりました。
原油先物が一時95ドル台に下落しました。
主要通貨ペアが再び下落しました。
スペイン経済相が、
「スペイン債入札には外国人投資家も参加している。
ユーロが衰退するという見方には懐疑的。」
との発言をしました。
オランダ中銀総裁が、
「以前の債券購入プログラムSMPは
毎日債券を購入するというミスを犯した。
このミスを繰り返してはならない。
新債券購入プログラムOMTの発表以降、
スペインへの資金流入が確認されている。
独立した審判としてのIMFは重要。
ユーロ共同債は問題の解決にはならないが、
財政規律が確立した時点でユーロ共同債は有効になる。」
などの見解を示しました。
深夜1時過ぎ頃から主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
加ドルは徐々に下げる展開になりました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが0.295%。
応札倍率が前回より高い4.02倍。」になりました。
NY時間後半はNYダウが当日安値圏で揉み合いになりました。
ドルストレートが再びやや反落して揉み合いました。
ドル円やクロス円が緩やかに反発しました。
英BOE総裁が、
「追加緩和に関してはじっくり検討する。
ポジティブな兆候がなくなれば行動する用意はある。
GDPはここ2年間弱い状況だが一部に励まされる兆候もある。
来年のインフレは食品やエネルギーの上昇で
目標をやや上回る水準を見込んでいる。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.757%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−243.36ドルでこの日の取引を終えました。

<10月24日(水)>

フェイスブックの7-9月期決算では
1株あたり利益が予想より強い0.12ドルになりました。
ギリシャ政府報道官が、
「合意を承認するための試みが続いている。
ギリシャ財務相はトロイカに連立与党内の協議で説明。」
などの発言をしました。
南独新聞が、
「ユーロ圏はギリシャに対して財政赤字削減目標の達成期限を
2年延長することを認める見通し。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いで推移しました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
午前8時過ぎに主要通貨ペアがやや反落しました。
東京時間が近づく頃から豪ドルが反発上昇しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均がやや下げ幅を縮小しました。
ダウ先物が緩やかな反発をみせました。
原油先物は86ドル台後半で推移しました。
豪第3四半期消費者物価指数は炭素税の導入も影響してか
予想より強い+1.4%でした。
豪ドルが上昇しました。
仏20ミニュット紙が、
「ECBのノワイエ理事はユーロ圏危機を脱する条件が整った今、
ECBはユーロ圏が消滅するという考えを投資家の頭の中から
根絶することに最大限の努力を払っていると語った。」
との報道をしました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国HSBC製造業PMI速報は前回値より強い49.1でした。
豪ドルを主導に主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
豪ドル米ドルが1.03台を回復しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な上下動の揉み合いになりました。
東京時間後半は日経平均が一時プラス圏へ反発しました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合い推移になりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
東京時間終盤にかけてダウ先物が上げ幅を縮小しました。
豪ドルにやや反落の動きがみられました。
ドル円がやや軟調になりました。
日経平均は8日ぶり反落で前日比−59.95円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
中国上海株式市場は前日終値レベルに反落して揉み合いました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ギリシャに関するトロイカの最終決定はまだだが進展。
ギリシャに時間的猶予与えれば追加の資金が必要にはなる。
債券購入はECBの責務内で行う。」などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は0.07%高で取引を終えました。
主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
伊10年債利回りは4.845%あたりに低下しました。
ユーロドルが午後4時半前に反落しました。
独製造業PMI速報(10月)は予想より弱い45.7、
独サービス業PMI速報(10月)は予想より弱い49.3になりました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が反落しました。
ポンドドルは堅調に推移しました。
独IFO景況指数(10月)は予想より弱い100、
欧製造業PMI速報(10月)は予想より弱い45.3、
欧サービス業PMI速報(10月)は予想より弱い46.2になりました。
ユーロが一段安になりました。
ポンドドルにも一時反落の動きがみられました。
ドル円がやや軟調傾向で推移しました。
ユーロ円が一時103円台を割り込む場面がありました。
独IFOが、
「ECBの介入は実体経済の不確実性を軽減しない。
ECBの介入は時間を与えるだけ。
金融市場と企業予想との間には不一致がある。
現時点で独の景気後退は観測していないが、
第4四半期は停滞すると予想している。
独国内で個人消費は依然強い。ECBが利下げを行う理由はない。」
などの見解を示しました。
午後5時半頃からダウ先物や欧州の株式市場が反発をみせました。
ドルストレートが反発をみせて揉み合いになりました。
EU統計局が、
「第2四半期のユーロ圏政府債務はGDP比90%と過去最大。
第2四半期のギリシャ債務はGDP比150.5%。」
などの発表をしました。
独10年債の入札では、
「目標40億ユーロに対して応札額50.6億ユーロ。
発行額33.29億ユーロ。平均落札利回りが前回より高い1.56%。
応札倍率が前回より高い1.5倍。」になりました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
原油先物が一時87ドル台に上昇しました。
独政府報道官が、
「独はギリシャに関するトロイカ報告を待っている。
ギリシャに対して報告されているような猶予を
議論することはないだろう。」との発言をしました。
ギリシャの財務相が、
「対ギリシャ支援条件での目標達成の期限は延長された。
国家資産の売却計画は債務削減の手助けとなるだろう。
失業は受け入れがたいほど高水準。債務の償還期限の延長を望む。
償還期限の延長と金利が引き下げられるように努力する。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31425%に低下しました。
スペイン10年債利回りは5.635%あたりにやや上昇しました。
米米AT&Tの7-9月期決算では、
1株利益が予想より強い0.63ドルになりました。 
米ボーイングの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い1.35ドルになりました。
ダウ先物は揉み合いながらもプラス圏へ反発しました。
豪ドル米ドルやポンドドルが堅調に推移しました。
ドラギECB総裁が、
「国債購入計画はインフレあおらない。
現在は物価下落がインフレよりも大きなリスク。
ユーロ圏経済は依然として弱い。
ECBは2013年の回復が大変緩やかだとみている。」
などの認識を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「短中期で金利を動かす必要性見えない。
預金準備の金利をマイナスにすることは考えにくい。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアの多くが上昇をみせました。
加ドルは反落する展開になりました。
午後10時過ぎからユーロが上昇しました。
NYダウは先日比プラス圏で始まりました。
原油先物は86ドル台で推移しました。
米10年債利回りは1.79%あたりに上昇しました。
米新築住宅販売件数(9月)は予想よりやや強い38.9万件、
米住宅価格指数(8月)は予想より強い+0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
独の財務相が、
「ギリシャの目標達成期間の2年延長は確認できていない。」
との発言をしました。
NYダウが上げ幅をやや縮小する展開になりました。
ユーロドルなどに一時反落の動きがみられました。
米10年債利回りが1.77%あたりになりました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が589.6万バレル増になりました。
原油先物は85ドル台へ下落しました。
NYダウが前日比プラス圏で上下動の揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
加BOC総裁が、
「高水準の家計負債からこのまま低金利を維持することは難しいが
家計負債は可処分所得の165.8%まで高まっている。
これは米国の住宅バブル時よりも高い水準。」
など利上げを急がない発言を示しました。
加ドル売り反応がみられました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
独の首相が、
「米大統領選後にEUと米のFTA締結に向け努力が倍増されるだろう。
EUと米国間の自由貿易は素晴らしいこと。」
との発言をしました。
欧州委員会の報道官が、
「ギリシャとの協議は大きく進展したが、
未解決の問題も数箇所残っている。」
との発言をしました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.774%。応札倍率が前回より低い2.73倍。」
になりました。
FOMC前にややドル売りの動きがみられました。
米FOMCが政策金利を0.00-0.25%に据え置きました。
米FOMC声明では、
「月間400億ドルのMBS購入継続。
オペレーションツイストを年末まで継続。
適切ならば追加的な資産購入実施して他の手段も行使する。
極めて緩和的な政策姿勢は回復加速後も相当期間に適切。
異例の低金利を少なくとも15年半ばまで継続する公算。
雇用の伸びは緩慢。失業率は高止まり。
一段の追加緩和なければ雇用改善持続しない懸念がある。
家計の支出の伸びはやや加速した。
インフレはエネルギー価格上昇を反映してやや上昇。」
など前回のFOMCをほぼ踏襲した内容が示されました。
主要通貨ペアが上下動になるも市場反応は限定的でした。
NYダウは前日終値を挟んで上下動になりました。
スペイン財務省高官が、
「年内の資金調達はほぼ充分な水準に達していて
2013年に向けての動きが可能となっている。
直近の国債入札では外国人投資家が主な参加者となっている。
ECBはスペインに対する潜在的な国債購入の詳細を
既に明確にしている。」などの発言をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは1.794%になりました。
NY原油(WTI)は85ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−25.19ドルでこの日の取引を終えました。

<10月25日(木)>

RBNZが政策金利を2.50%に据え置きました。
RBNZ声明では、
「現在の低金利維持が適切。世界経済は依然脆弱。
市場のセンチメントは今年改善。GDPは緩やかなペースで拡大。
住宅市場は予想以上に活発。地震により建設需要が増加。
NZドル高が輸出企業に障害。輸入企業には追い風。」
などが示されました。
NZドル買い反応がみられました。
RBNZのウィーラー新総裁が、
「インフレは2%への回帰に向かう。現在の金利水準が適切。」
との認識を示しました。
オセアニア時間はドル円やクロス円がやや堅調傾向で推移しました。
独の財務相が、
「ESMを通じて銀行へ直接的な資本増強を行うことは
ECBによる監督一元化が確立されてはじめて可能になる。
一元化が確立されていない14年よりも前に実現する
との見方は非現実的。」との見解を示しました。
IMF国際通貨基金が、
「ポルトガルへの15億ユーロの融資実行を承認。
同国への国際支援の条件が順調に達していると確認。
ポルトガルは構造改革が非常に重要。
債務の対GDP比は14年に124%まで上昇してピークとなる見通し。」
などの発表をしました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
日企業向けサービス価格指数(9月)は予想とおりの−0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅安で始まった後にプラス圏へ反発しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや堅調傾向で推移しました。
NZドルや豪ドルが上昇しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
原油先物は85ドル台後半で推移しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いの後に上昇しました。
ドル円がやクロス円が堅調に推移しました。
中国工業省のスポークスマンが、
「第4四半期の中国工業生産の伸びについては
第3四半期を上回る可能性があるが、
1-9月期の伸び率は目標の11%に届かず10%に留まっている。」
などの発表をしました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
正午頃からドルストレートが一時やや反落して揉み合いました。
日経平均がやや上げ幅を縮小しました。
ダウ先物がやや反落する展開になりました。
ドル円は80円に迫るあたりで揉み合いになりました。
CNBC放送が
「バフェット氏がインタビューで
米国は財政の崖殻落ちる可能性が高いと述べた。」
との報道をしました。
日経新聞が、
「日銀は30日の金融政策会合で追加緩和を検討。
国債などの資産買い入れ基金の10兆円増額を軸に調整している。
首相の指示した経済対策のうち国の予備費を使って
先行実施する事業では国と地方の財政出動を合わせた事業規模は
7000億円台になる見通し。」などの報道をしました。
円売り反応がみられました。
ドル円が80円台を回復しました。
日経平均が上げ幅を拡大しました。
クロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が104円台を回復して豪ドル円が83円台を回復しました。
独ハンデルスブラット紙が、
「欧州委員会やIMFの覚書として、
ギリシャには第2次支援の補完として最大200億ユーロの融資へ。
ギリシャの赤字目標達成を2年延長するため融資は計画された。
これについて独議会が融資の承認を必要としている。」
などの報道をしました。
東京時間終盤にかけて主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ダウ先物が上げ幅を再び拡大しました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
日経平均は前日比+100.90円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ユーロドルが1.30台を回復しました。
その後、ダウ先物が再び反落しました。
中国上海株式市場が下げ幅を拡大しました。
ドルストレートがやや反落しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は0.68%安で取引を終えました。
ダウ先物が再び反発する展開になりました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
英BOEのフィッシャー委員が、
「利下げは景気に対してそれほどの刺激にならない。
英国内の銀行貸出コストは下落。経済は財政の崖を落ちない。」
などの見解を示しました。
英第3四半期GDP速報は予想より強い+1.0%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
スペイン10年債利回りは5.532%に低下しました。
英の財務相が、
「本日のGDPの数字は正しい道を歩んでいることを示す。
政策は正しい。英国経済にはまだ長い道のりが待っている。」
などの認識を示しました。
午後7時近くから主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ユーロがやや軟調推移になりました。
ダウ先物がやや反落して上下動の揉み合いになりました。
ユーロドルが再び1.30台を割り込みました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31325%に低下しました。
トロイカが「アイルランドは2012年財政目標を達成の見込み。」
との発表をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米耐久財受注(9月)は予想より強い+9.9%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.9万件、
シカゴ連銀全米活動指数(9月)は予想より強い0.00でした。
ドル買い反応がみられました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
一部メディアが関係筋の話として、
「日銀は30日に追加緩和を実施して
資産買入等の基金10兆円以上の増額の公算。」
との報道をしました。
ドル円がジリ高になりました。
伊10年債利回りは4.836%あたりに低下しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.85%あたりに上昇しました。
ドル円が堅調に推移しました。
米中古住宅販売成約(9月)は予想より弱い+0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、ドル円がやや反落して上昇一服になりました。
豪ドル米ドルがやや反落しました。
ポンドドルは当日高値圏で揉み合いになりました。
NYダウが上げ幅を縮小しました。
ロンドンフィックス前頃から主要通貨ペアが下落しました。
原油先物が85ドル台に下落しました。
カンザスシティ連銀製造業活動指数(10月)予想より弱い−4でした。
ロンドンフィックス過ぎにNYダウがマイナス圏へ下落しました。
フィッチが米国の格付けを引き下げるとの噂が飛び交いました。
ドル円が一時80円台を割り込む場面がありました。
深夜1時前頃からドルストレートが反発をみせました。
仏英の株式市場が前日比マイナス圏で取引を終えました。
独の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
格付け会社のフィッチが、
「2013年終盤までの米格付け据え置き見通しに変更はない。」
との発表をしました。
深夜1時半頃からドル円やクロス円が反発しました。
NYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
スペイン政府が、
「地方救済基金から46.7億ユーロの
バレンシア・アンダルシア州支援を承認した。」
との発表をしました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.267%。応札倍率は前回より低い2.56倍。」
になりました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
格付け会社のS&Pが、
「BNPパリバ、コフィディス、ソルフェア銀行など
仏金融機関3社を格下げする。
仏経済のリスクスコアを3に引き下げる。
クレディ・アグリコルとソジェンの格付け見通しを
安定的からネガティブに変更する。」
などの発表をしました。
深夜2時半頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ポンドドルは当日高値圏でやや反落して揉み合いました。
ドル円は堅調推移になりました。
クロス円はやや反発をみせるも揉み合い推移になりました。
NYダウは前日終値レベルで揉み合いました。
米10年債利利回りは1.83%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+26.34ドルでこの日の取引を終えました。

<10月26日(金)>

RBNZのウィーラー新総裁が、
「為替介入に関しては短期的ではあるが効果がある。
必要ならば利下げもあり得る。」などの発言をしました。
NZドルが下落しました。
米アップルの7-9月期決算では、
「1株あたり利益が予想より弱い8.67ドル。
売上高は予想より強い360億ドル。
10-12月期の1株利益は予想より弱い約11.75ドルの見通し。」
などになりました。
米アップルの株価が時間外取引で下落しました。
NZ貿易収支(9月)は予想より強い−7.91億NZドルになりました。
限定的ながらNZドルに買戻しの動きがみられました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
日全国消費者物価指数コア(9月)は予想より強い−0.1%でした。
円買い反応がみられました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
NBNZ企業景況感(10月)は前月より強い+17.2でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅高で始まった後にマイナス圏へ反落しました。
東京時間序盤はドル円やクロス円がやや軟調に推移しました。
ダウ先物がやや軟調になりました。
原油先物が一時86ドル台を割り込む場面がありました。
日経平均が反発をみせて前日終値を挟んで揉み合いました。
ユーロドルなどドルストレートにやや反発の動きがみられました。
ドル円が反発をみせて揉み合うも軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
日経済相が、
「政府はデフレ脱却に向け日銀と一体で断固取り組んでいく。
遅くとも11月をめどに追加経済対策を策定する。
経済対策は実質GDPを0.1%押し上げ効果となる。
日銀は物価目標達成できていない。強力な金融緩和を。」
などの発言をしました。
米WSJ紙が、欧州高官の話として
「ギリシャは予想以上に深刻なリセッションや
財政赤字削減目標の2年延長に伴う歳入不足を補うため、
2016年末までに国際債権者団からさらに300億ユーロの支援を
受ける必要があるとの報告を受けた。」との報道をしました。
郵政民営化担当相が、
「日本郵政の上場準備を開始。3年以内を目指す。」
との発言をしました。
日財務相が、
「予備費使用の経済対策は現下の経済情勢踏まえた対応。
需要と雇用の伸び見込まれる分野を後押し。
来月中の経済対策と25年度予算編成を合わせ、
デフレ脱却と経済活性化に切れ目ない対応行う。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場やダウ先物が軟調傾向で推移しました。
ポンドドルは小幅な揉み合いが続きました。
ドル円が軟調に推移しました。
正午過ぎから豪ドルやユーロが下落する展開になりました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
午後1時半頃からドル円やクロス円が一時反発をみせました。
その後、主要通貨ペアが軟調が揉み合いになりました。
日経平均が反落して軟調に推移しました。
ダウ先物やアジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
原油先物が85ドル台前半へ下落しました。
日経平均は前日比−122.14円の8933.06円で週取引を終えました。
独GFK消費者信頼感調査(11月)は予想より強い6.3、
独輸入物価指数(9月)は市場予想より弱い−0.7%でした。
ロンドン時間序盤はユーロドルやドル円などが下落しました。
ドル円が80円台を割り込みました。
豪ドル米ドルは揉み合いになりました。
クロス円が軟調に推移しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いになりました。
午後3時半頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は軟調に推移しました。
スイスKOF先行指数(10月)は予想より強い+1.67でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は下落して始まりマイナス圏で揉み合いました。
午後4時頃からドル円が反発をみせました。
中国上海株式市場は1.68%安で取引を終えました。
伊景況感指数(10月)は予想より弱い87.6でした。
スペイン第3四半期失業率が前期より弱い25.02%になりました。
ECBのプラート専務理事が、
「潤沢な流動性は副作用をもたらし得る。
ECBは潤沢な流動性に注視しなくてはならない。
ECBは危機を緩和できるが根本的な問題解決はできない。」
などの見解を示しました。
午後6時過ぎにドル円が80円台を一時回復しました。
伊2年債の入札では、
「目標上限とおりの発行額30億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い2.397%。
応札倍率が前回よりやや低い1.649倍。」でした。
ユーロドルに上昇がみられました。
格付け会社のムーディーズが、
「ユーロ圏は回復にあと3年は痛みを伴う年月が必要。
債務危機の短期的な解決はない。
ECBとFRBの緩和策は政府に時間を与えた。
ムーディーズの中心的な見方はユーロ圏は現状の形で存続する。」
などの見解を発表しました。
午後6時半過ぎからユーロが反落しました。
ドル円も反落する展開になりました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
加ドルが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.31325%になりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「追加刺激策はインフレ加速につながる恐れ。
追加緩和でも認識可能な景気改善の公算は薄い。
追加MBS購入に強く反対する。」との発言をしました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアが反発をみせました。
NY時間序盤はユーロドルが1.29台を回復しました。
米第3四半期GDP速報は予想より強い+2.0%、
米第3四半期個人消費速報は予想より弱い+2.0%、
米第3四半期GDP価格指数速報は予想より強い+2.8%、
米第3四半期PCEコア・デフレータ速報は予想とおりの+1.3でした。
主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発上昇しました。
欧州の株式市場がプラス圏推移になりました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
その後、ドル円が反落する展開になりました。
NYダウは小幅安で始まった後に前日比プラス圏で推移しました。
原油先物が再び85ドル台に反落しました。
米10年債利回りは1.79%あたりになりました。
ドル円が一段安になりました。
クロス円が下落しました。
加ドルが軟調になりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(10月)予想より弱い82.6でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りが1.76%あたりに低下しました。
独の財務相が、
「ギリシャに関しては何も決まっていない。
ギリシャがユーロに留まることが出来ることを望む。
ギリシャがコミットに対処したかは疑問である。」
などの発言をしました。
NYダウが前日比マイナス圏で上下動の揉み合いになりました。
ロンドンフィックス頃からドル円やクロス円がやや反発しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
ドルストレートやや反落して揉み合いました。
ムーディーズ・アナリティクスが、
「加はしばらく2%以下のトレンドを下回る成長が見込まれる。
米欧経済の拡大が加速すれば2013年の半ばまでにはトレンドを回復。
その場合も労働市場の弱さは直ぐには吸収できず、
2014年初頭までは弱い状況が続く可能性。
加の家計負債は記録的な高さに上昇。
借入コストの急上昇に直面するような事態になれば、
リスクにさらされる危険性がある。」
などの見解を発表しました。
深夜2時半頃からNYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが緩やかに反発しました。
ドル円が再び反落する展開になりました。
原油先物が86台を回復しました。
NYダウが終盤に上げ幅をやや縮小しました。
米10年債利回りは1.747%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+3.53ドルの13107.21ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<10月29日(月)>

※英国と欧州が冬時間に移行します。

午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(10月)、
午後6時半に英消費者信用残高(9月)、
夜9時半に米個人所得(9月)、米個人消費支出(9月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(9月)、米PCEコア・デフレータ(9月)、
夜10時に独消費者物価指数速報(10月)、
などが予定されてます。

<10月30日(火)>

朝8時半に日失業率(9月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(9月)、
正午過ぎ(時間未定)に日政策金利、日銀金融政策発表、
午後3時に日銀半期展望レポート、
夕方(時間未定)に日銀総裁記者会見、
午後5時にドラギECB総裁の講演、
午後5時55分に独失業率(10月)、
午後7時に欧消費者信頼感指数確報(10月)、
夜10時に米S&Pケース・シラー住宅価格指数(8月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(10月)、
などが予定されています。
また、ロンドン時間にスペイン第3四半期GDP速報も
予定されています。
日金融政策は注目されます。

<10月31日(水)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(9月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(10月)、
午前9時半に豪住宅建設許可件数(9月)、
午後4時45分に仏生産者物価指数(9月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(10月)、欧失業率(9月)、
夜9時半に加GDP(8月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(10月)、
などが予定されています。
(NZ)・(豪)・欧・加・米の指標には注目です。

<11月1日(木)>

午前9時半に豪第3四半期輸入物価指数、
同午前9時半に豪第3四半期輸出物価指数
午前10時に中国製造業PMI(10月)、
午前10時45分に中国HSBC製造業PMI(10月)、
午後4時に英ネーションワイド住宅価格指数(10月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(9月)、
午後5時半にスイス製造業PMI(10月)、
午後6時半に英製造業PMI(10月)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(10月)、
夜9時半に米第3四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜9時半に米第3四半期単位労働費用速報、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に米ISM製造業景況指数(10月)、米建設支出(9月)、
などが予定されています。
中国・英PMI・米の指標には注目です。

<11月2日(金)>

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午前9時半に豪第3四半期生産者物価指数、
午後5時55分に独製造業PMI確報(10月)、
午後6時に欧製造業PMI確報(10月)、
午後6時半に英建設業PMI(10月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(10月)、米失業率(10月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(10月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(10月)、加失業率(10月)、
夜11時に米製造業受注指数(9月)、
(豪)・米・加の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(29日-2日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.62で始まり、
堅調傾向で推移して80.07で週の終値となりました。そして、先週の
LIBORドル3ヶ月物金利は週末0.31325%と引き続き低下しました。
また、米10年債利回りは週末1.747%と週間ではやや上昇しました。
一方、NYダウは軟調傾向で推移して週終値で13107.21ドルになり、
週間で236.3ドルの下落になりました。

先週の米主要経済指標では、23日リッチモンド連銀製造業指数(10月)
が予想より弱い−7、24日の米新築住宅販売件数(9月)が予想より強
い38.9万件、米住宅価格指数(8月)が予想より強い+0.7%、25日の
米耐久財受注(9月)が予想より強い+9.9%、米新規失業保険申請件数
が予想より強い36.9万件、シカゴ連銀全米活動指数(9月)が予想より
強い0.00、米中古住宅販売成約(9月)が予想より弱い+0.3%、そして
26日の米3四半期GDP速報が予想より強い+2.0%、米第3四半期個人
消費速報が予想より弱い+2.0%、米第3四半期GDP価格指数速報が
予想より強い+2.8%、米第3四半期PCEコア・デフレータ速報が予想
とおりの+1.3、ミシガン大学消費者信頼感指数確報(10月)が予想よ
り弱い82.6、などになりました。強弱混在ながら市場予想よりも強い
結果が多く、米経済が緩やかに回復していることが示されました。

また、先週の米要人発言では、22日、クリーブランド連銀総裁「金融
業界はより迅速で効率的な決済制度の実現に協力が必要。競争と協調
で築かれた決済制度は幅広い利用者の要請を満たす。」、
26日、リッチモンド連銀総裁「追加刺激策はインフレ加速につながる
恐れ。追加緩和でも認識可能な景気改善の公算は薄い。追加MBS購入
に強く反対する。」、などがありました。

そして、24日の米FOMC声明では「月間400億ドルのMBS購入継続。オペ
レーションツイストを年末まで継続。適切ならば追加的な資産購入を
実施して他の手段も行使する。極めて緩和的な政策姿勢は回復加速後
も相当期間に適切。異例の低金利を少なくとも15年半ばまで継続する
公算。雇用の伸びは緩慢。失業率は高止まり。一段の追加緩和なけれ
ば雇用改善持続しない懸念がある。家計支出の伸びはやや加速した。
インフレはエネルギー価格上昇を反映してやや上昇。」などが示され
前回のFOMCをほぼ踏襲した内容になりました。

今週の米主要経済指標では、29日に米個人所得(9月)に米個人消費支
出(9月)と米PCEコア・デフレータ(9月)、30日にS&Pケース・シラー
住宅価格指数(8月)と米消費者信頼感指数(10月)、31日にシカゴ購買
部協会景気指数(10月)、1日に米ADP雇用統計(10月)と米第3四半期
非農業部門労働生産性速報に米第3四半期単位労働費用速報と米新規
失業保険申請件数に米ISM製造業景況指数(10月)と米建設支出(9月)、
2日に米非農業部門雇用者数変化(10月)と米失業率(10月)に民間部門
雇用者数(10月)と製造業受注指数(9月)、などが予定されています。
ADP雇用統計とISM製造業景況指数と米雇用統計などが注目されます。


円については、先週の日主要経済指標では、22日の日通関ベース貿易
収支(9月)が予想より弱い−5586億円、そして日貿易収支(4-9月期)が
3兆2189億円の赤字、25日の企業向けサービス価格指数(9月)が予想
とおりの−0.5%、26日の日全国消費者物価指数コア(9月)は予想より
強い−0.1%、などになりました。
日本企業が海外で得た所得により日本の経常収支は黒字を維持してい
ますが、日貿易赤字は過去最大になりました。

また、先週の日要人発言では、22日、日銀総裁「世界経済は減速した
状態が強まっている。物価は先行き当面ゼロ%近傍で推移。日本経済
は横ばい圏内の動き。輸出や生産は海外減速やや強まり弱め。内需は
復興関連から底堅く推移。設備投資は緩やかな増加基調。今後とも
資産買入れ等の基金の着実な積み上げを通じて間断なく金融緩和を進
めていく。」、
23日、日財務相「日銀に20兆円の基金増額など追加緩和求めた事実は
ない。日銀には政府と連携して果断な金融政策推進を期待。デフレ脱
却の重要性は政府と日銀で一致。」、
26日、日経済相「政府はデフレ脱却に向け日銀と一体で断固取り組ん
でいく。遅くとも11月をめどに追加経済対策を策定する。経済対策は
実質GDPを0.1%押し上げ効果となる。日銀は物価目標達成できていな
い。強力な金融緩和を。」、
日財務相「予備費使用の経済対策は現下の経済情勢を踏まえた対応。
需要と雇用の伸び見込まれる分野を後押し。来月中の経済対策と25年
度予算編成を合わせデフレ脱却と経済活性化に切れ目ない対応へ。」
などがありました。

そして、22日の日銀地域経済報告(さくらレポート)では「景気判断を
9地域中で東北を除く8地域で下方修正する。個人消費を全地域で下
方修正する。」などが示されました。

また、22日に米格付け会社のS&Pが「国債発行が現状のままなら日本
国債の格下げの可能性。日本の財政赤字は今後数年間高止まりする。
日本の財政の柔軟性は減少し続ける。」などの見解を示しました。
25日、日経新聞が「日銀は30日の金融政策会合で追加緩和を検討。国
債などの資産買い入れ基金の10兆円増額を軸に調整している。首相の
指示した経済対策のうち国の予備費を使って先行実施する事業では国
と地方の財政出動を合わせた事業規模は7000億円台になる見通し。」
などの報道をしました。

今週の円にかかわる主要経済指標等では、30日に日失業率(9月)と日
鉱工業生産速報(9月)に日銀金融政策発表と日銀半期展望レポート、
2日に日銀金融政策決定会合議事録要旨、などが予定されています。

先週のドル円相場は、週初22日に79.28始まり揉み合いになりました
が、日銀さくらレポートや、S&Pによる日本国債の格下げの可能性の
発表および日銀の緩和観測を背景に、東京時間の後半から堅調に推移
して23日の東京時間が始まる前に80.00まで上昇しました。その後、
25日の東京時間前半にかけて2日間ほど80円の下側で79.70を下限と
するレンジ相場となりましたが、25日の東京時間後半の日経新聞に
よる「日銀は30日の金融政策会合で追加緩和を検討。国債などの資
産買い入れ基金の10兆円増額を軸に調整している。首相の指示した
経済対策のうち国の予備費を使って先行実施する事業では国と地方
の財政出動を合わせた事業規模は7000億円台になる見通し。」との
報道を契機に80円台を回復しNY時間前半に80.33まで上昇しました。
その後、フィッチが米国の格付けを引き下げるとの噂が飛び交った
ことで一時80円台を割り込みましたが、フィッチが「2013年終盤ま
での米格付け据え置き見通しに変更はない。」と噂を否定する発表
をしたことを契機に再び堅調推移になって26日のオセアニア時間に
80.37の週高値まで上昇しました。その後、日全国消費者物価指数
コアが市場予想より強かったことを契機に反落して、株式市場の軟
調を背景とするリスク回避の動きとともに週末の調整の動きと相俟
って軟調に推移してロンドン時間に80円台を割り込みました。
その後、米3四半期GDP速報が市場予想よりも強かったことで一時
反発をみせるもNYダウがマイナス圏へ反落したことを背景に79.49
まで下落する展開になりました。その後、NYダウがプラス圏へ反発
したことを背景に戻しを試すも、NY時間終盤にかけて再び軟調にな
って79.64で週の取引を終えました。


今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週半ばの揉み
合いゾーン下限の79.70から79.80アラウンドの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は、80.00の「000」ポントが再び注目されますが
トリプル・ゼロの心理的な節目でもあり再び強い抵抗となる可能性が
ありそうです。さらに上昇した場合は、先週高値の80.37のポイント、
ここを上抜けた場合は、80.50から6月25日高値80.62のポイントでの
売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは先週末安値の79.49のポイントを
巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、先週
22日安値の79.21から10月19日安値の79.14のポイント、さらに下落
した場合はは79.00の「00」ポイントでの攻防が注目されます。
ここを下抜けた場合は10月17日安値の78.61から78.50のポイントで
の売り買いの攻防が注目されます。

先週のドル円は日経新聞の報道を契機に日銀の緩和観測が強まり80円
台に乗せたものの、先行織り込みが充分に進んだこともあってか、週
末には30日の日銀金融政策発表後での“Sell the fact”を先取りす
るかのように下落しました。先行での織り込みが調整となったことで
再び、30日までに日銀金融緩和を織り込みに行く動きとなる可能性が
ありますが、ストック・マーケットも軟調に転じていて予断はできな
いようで、チャート・ポイントでの攻防と、30日の日銀金融政策発表
が注目されます。上昇した場合は当日の“Sell the fact”の動きに
は注意が要りそうです。そして、今週末2日には米雇用統計の発表が
予定されていますが、米雇用統計での市場予想は雇用増加となってい
るのに対して、前日のADP雇用統計では雇用が減少するとの市場予想
と、ちぐはぐとなっていて、今週のドル円は日銀金融政策発表におけ
る動きとともに上下に揺れる相場展開になる可能性もありそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、23日の欧消費者信頼
感速報(10月)が予想より強い−25.6、24日の独製造業PMI速報(10月)
が予想より弱い45.7、独サービス業PMI速報が予想より弱い49.3、
独IFO景況指数(10月)が予想より弱い100.0、欧製造業PMI速報(10月)
が予想より弱い45.3、欧サービス業PMI速報が予想より弱い46.2、
26日の独GFK消費者信頼感調査(11月)が予想より強い6.3、独輸入物価
指数(9月)が市場予想より弱い−0.7%、などになりました。
強弱混在ながらやや弱い結果が多かったようです。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

22日、複数のメディア「スペインのガリシア自治州議会選挙では、
ラホイ首相率いる与党国民党が引き続き過半数を獲得。バスク自治
州議会選挙ではバスク国民党が27議席と最大議席を獲得、国民党が
10議席。」、
独財務省月報「10-12月期は明らかに軟化する可能性が高い。1-9月
の税収は前年同期比5.6%増の見込み。」、
ECBのアスムセン専務理事「国債購入計画は不合理な恐れを打ち消す
ことが目的。ECBは責務内で何でも行う。救済に自動的なものはない
ことは明白。ECBはユーロが不退転だということを見せるために何で
も行う。支援を要請する国は最初にESMに申請せねばならない。ECBは
国債購入を個別の内容で決定する。OMTプログラムに基づく国債購入
はECBが紙幣印刷マシンになることを意味しない。国債購入はインフ
レ傾向を引き起こさない。ECBは購入を不胎化する。」、
EU統計局「ユーロ圏全体の政府債務は2011年にGDP比でユーロ導入来
最大。11年は87.3%と前年の85.4%から増大。ギリシャは170.6%。
伊は120.7%、ポルトガルは108.1%。EU条約は上限を60%と定めて
いる。EU加盟国中14か国が上限を超過している。独も80.5%。」、
ECBのコンスタンシオ副総裁「銀行同盟の中で普通の銀行の預金保険
は後回しに出来る。大きい銀行だけがEUレベルで解決される必要が
ある。銀行への直接資本投入は2014年まで開始しないだろう。」、

23日、ムーディーズ「アンダルシアなどスペインの5州の格付けを
1〜2段階引き下げる。」、
スペイン中銀「内需は第4四半期にさらに落ち込む。ユーロ圏の成長
鈍化が輸出を鈍化させる。首相は財政赤字目標達成には一段の削減が
必要と認識。第3四半期GDPは前期比で−0.4%、前年比で−1.7%の
見込み。」、
独の財務相「欧州はユーロを信頼できる通貨に保つため全力を尽くす
方針。ユーロは巨大な準備通貨の一つ。ユーロのために必要な措置を
講じないリスクは予想が不可能。」、
一部メディア「スペインの2012年財政赤字が銀行支援によりGDP比7.3
%に拡大。」、
スペイン経済相「スペイン債入札には外国人投資家も参加している。
ユーロが衰退するという見方には懐疑的。」、
オランダ中銀総裁「以前の債券購入プログラムSMPは毎日債券を購入
するというミスを犯した。このミスを繰り返してはならない。新債券
購入プログラムOMTの発表以降でスペインへの資金流入が確認されて
いる。独立した審判としてのIMFは重要。ユーロ共同債は問題の解決
にはならないが財政規律が確立した時点でユーロ共同債は有効。」、

24日、南独新聞「ユーロ圏はギリシャに対して財政赤字削減目標の
達成期限を2年延長することを認める見通し。」、
ECBのアスムセン専務理事「ギリシャに関するトロイカの最終決定は
まだだが進展。ギリシャに時間的猶予与えれば追加の資金が必要には
なる。債券購入はECBの責務内で行う。」、
独IFO「ECBの介入は実体経済の不確実性を軽減しない。ECBの介入は
時間を与えるだけ。金融市場と企業予想との間には不一致がある。
現時点で独の景気後退は観測していないが第4四半期は停滞すると
予想している。独国内で個人消費は依然強い。ECBが利下げを行う
理由はない。」、
EU統計局「第2四半期のユーロ圏政府債務はGDP比90%と過去最大。
第2四半期のギリシャ債務はGDP比150.5%。」、
独政府報道官「独はギリシャに関するトロイカ報告を待っている。
ギリシャに対し報告されているような猶予の議論はないだろう。」
ドラギECB総裁「国債購入計画はインフレあおらない。現在は物価下
落がインフレよりも大きなリスク。ユーロ圏経済は依然として弱い。
ECBは2013年の回復が大変緩やかだとみている。」、
オーストリア中銀総裁「短中期で金利を動かす必要性見えない。預
金準備の金利をマイナスにすることは考えにくい。」、
独財務相「ギリシャ目標達成期間2年延長は確認できていない。」、
欧州委員会の報道官「ギリシャとの協議は大きく進展したが未解決
の問題も数箇所残っている。」、
スペイン財務省高官「年内の資金調達はほぼ充分な水準に達していて
2013年に向けての動きが可能となっている。直近の国債入札では外国
人投資家が主な参加者となっている。ECBはスペインに対する潜在的
な国債購入の詳細を既に明確にしている。」、

25日、独財務相「ESMを通じて銀行へ直接的な資本増強を行うことは
ECBによる監督一元化が確立されてはじめて可能になる。一元化が確
立されていない14年よりも前に実現するとの見方は非現実的。」、
IMF「ポルトガルへの15億ユーロの融資実行を承認。同国への国際支
援の条件が順調に達していると確認。ポルトガルは構造改革が非常に
重要。債務の対GDP比は14年に124%に上昇しピークとなる見通し。」
独ハンデルスブラット紙「欧州委員会やIMFの覚書として、ギリシャ
には第2次支援の補完として最大200億ユーロの融資へ。ギリシャの
赤字目標達成を2年延長するため融資は計画された。これについては
独議会による融資の承認を必要としている。」、
S&P「BNPパリバ、コフィディス、ソルフェア銀行など仏金融機関3
行を格下げする。仏経済のリスクスコアを3に引き下げる。クレディ
・アグリコルとソジェンの格付け見通しをネガティブに変更。」、

26日、米WSJ紙「欧州高官はギリシャが予想以上に深刻なリセッショ
ンや財政赤字削減目標の2年延長に伴う歳入不足を補うため2016年
末までに国際債権者団からさらに300億ユーロの支援を受ける必要が
あるとの報告を受けた。」、
メディア「スペイン第3四半期失業率が前期より弱い25.02%。」、
ECBのプラート専務理事「潤沢な流動性は副作用をもたらし得る。
ECBは潤沢な流動性に注視しなくてはならない。ECBは危機を緩和で
きるが根本的な問題解決はできない。」、
ムーディーズ「ユーロ圏は回復にあと3年は痛みを伴う年月が必要。
債務危機の短期的な解決はない。ECBとFRBの緩和策は政府に時間を
与えた。中心的見方はユーロ圏は現状の形での存続。」、
独の財務相「ギリシャに関しては何も決まっていない。ギリシャが
ユーロに留まることが出来ることを望む。ギリシャがコミットに対処
したかは疑問である。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初22日に1.3021で始まり揉み合いながら
も堅調傾向で推移してロンドンフィックス前に週高値となる1.3083ま
で上昇しましたが、深夜12時を過ぎて軟調傾向の揉み合いになりまし
た。その後、23日のロンドン時間あたりから株式市場の軟調やスペイ
ン中銀の「内需は第4四半期にさらに落ち込む。」との見通し発表な
どを背景に下げを強めて1.30の大台を割り込み、「スペインの2012年
財政赤字が銀行支援によりGDP比7.3%に拡大。」との報道や、NYダウ
の260ドルを超える大幅下落を背景にロンドンフィックスを過ぎた頃
に1.2951まで下落する展開になりました。その後、揉み合いながら緩
やかに反発してフラッグを形成して24日のロンドン時間序盤にかけて
1.2996まで戻すも、その後、独製造業PMI速報や独IFO景況指数が弱い
結果となったことや、EU統計局の「第2四半期のユーロ圏政府債務は
GDP比90%と過去最大」との発表を背景に1.2920まで下落しました。
その後、ギリシャの目標達成期間の2年延長を巡る錯綜した要人発言
に揺れながらも反発に転じて、25日の東京時間の日経新聞による日銀
追加緩和の観測報道でユーロ円が104円台を回復したことを背景に、
リスク選好動意で1.30台を一時回復して1.3022まで上昇しました。
その後は再び反落して1.30台を割り込み、英第3四半期GDP速報が強
い結果となったことによるユーロポンドの下落も影響したか、ユーロ
ドルは軟調推移となってロンドンフィックスにかけて1.2943まで下落
しました。その後、フィッチが米国の格付けを引き下げるとの噂や、
S&Pによる仏銀の格下げ報道などに揺れる揉み合いになりました。
週末26日は上海株式市場が1.68%安となるなど株式市場の下落を背景
に軟調傾向で推移してムーディーズの「ユーロ圏は回復にあと3年は
痛みを伴う年月が必要。」との観測発表もあって週安値となる1.2882
まで下落する展開になりました。その後、NY時間に発表された米第3
四半期GDP速報が強い結果となったことによる株式市場の反発上昇で
リスク選好動意に1.29台を回復して、独財務相の「ギリシャに関して
は何も決まっていない。」との発言に揺れながらも1.2940で週の取引
を終えました。週間ではリスク回避が優勢の相場展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、29日に独消費者物価指数
速報(10月)、30日に独失業率(10月)とスペイン第3四半期GDP速報に
欧消費者信頼感指数確報(10月)、31日に欧消費者物価指数速報(10月)
と欧失業率(9月)、2日に独製造業PMI確報(10月)と欧製造業PMI確報
(10月)、などが予定されています。そして1日の中国造業PMI(10月)
も一応注目されます。また、ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして
2日の米雇用統計が注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週末の
26日高値の1.2956から1.2963のポイント、ここを上抜けた場合は、
1.3000の「000」ポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
さらに上昇した場合は10月25日高値の1.3022のポイント、ここを
上抜けた場合は先週高値の1.3083のポイント、さらに上昇した場合
は1.3100の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は10月17日高値の
1.3139のポイントなどでの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは1.29の「00」ポイント、ここを
下抜けた場合は、先週安値の1.2882のポイントでの売り買いの攻防
が注目されます。さらに下落した場合は10月11日安値の1.2825のポ
イント、ここを下抜けた場合は1.2800の「00」ポイントでの売り買
いの攻防が注目されます。

さて、先週初のスペインのガルシア州とバスク州の地方選挙では、
ラホイ首相の率いる中道右派の国民党が一勝一敗であまり材料に
はならなかったようです。

また、11月中旬に資金が枯渇するとされるギリシャですが、目標達成
の期間の2年延長に関して情報が錯綜するも、24日に欧州委員会が発
表したように「ギリシャとの協議は大きく進展したが未解決の問題も
数箇所残っている。」とのことで、独政府報道官からも「独はギリシ
ャに関するトロイカ報告を待っている。」ことが示されて、トロイカ
の報告がいまだに完了されていないのが実情のようです。

そして、25日に独ハンデルスブラット紙が報じたように「ギリシャ
には第2次支援の補完として最大200億ユーロの融資へ。ギリシャの
赤字目標達成を2年延長するため融資は計画された。」ようですが、
「これについては独議会による融資の承認を必要としている。」との
ことでもあり、最終的に薄氷を踏みながらもぎりぎりセーフになると
は思われますものの、まだ安易な予断は許されない状況のようです。

一方、ギリシャ債務のヘアカット(債務減免)の話が一時持ち上がるも
その後は特に市場の大きな動揺は誘っていませんが、欧州の実体経済
については、独財務省月報が「10-12月期は明らかに軟化する可能性
が高い。」、スペイン中銀が「内需は第4四半期にさらに落ち込む。
ユーロ圏の成長鈍化が輸出を鈍化させる。」、「スペイン第3四半期
失業率が前期より弱い25.02%になった。」など、低迷していること
が示されていて懸念されますが、また、EU統計局が発表したように
「第2四半期のユーロ圏政府債務はGDP比90%と過去最大。」となっ
ていて、政府債務がさらに拡大傾向にあることも懸念されます。

ただ、スペイン財務省高官が「年内の資金調達はほぼ充分な水準に達
している。」とのことでスペインの支援要請の時期は不明ながらも、
過日にWSJ紙が「スペイン政府はEUの新たな救済基金ESMに対して与信
枠の設定(ECCL取得)要請をすることを検討している。」との報道をし
ていて水面下では支援要請への準備が進められているようで、11月12
日のユーロ圏財務相会合を照準に市場の期待は醸成されていて、ECB
の新債券購入プログラムOMTのバズーカ砲の実働を市場は待ち焦がれ
るように、南欧諸国の債券利回りも抑制された状態を保っています。

今週のユーロドル相場は、ドルインデックスが何度か上値を阻まれた
80のチャートポイントを迎えていることもあり、ギリシャ問題や欧州
実体経済への懸念と、ECBの新債券購入プログラムOMTのバズーカ実働
への期待の綱引きの中で、週末に米雇用統計のイベントを迎えること
で上下振幅するレンジ相場となる可能性がありそうです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その28 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十八話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。今月末はハロウィンだな。』

「おぉ、そうじゃのう。秋も深まったものじゃ…。
 今週からは英国と欧州の市場が1時間遅くなる冬時間に入って、
 来週からは米国市場も冬時間じゃ。
 寝不足にならぬようにしなくてはのう…。」

『うん。トレードも健康あってのものだからなぁ…。
 ところで今回からは典型的な2通のメールの話しだったな。』

「ふむ。そうじゃったのう…。
 ジイのところには毎日たくさんのメールが届いてのう。
 まったく同じところをトレードした人達から、
 まったく異なるメールをいただくことがあるのじゃがのう。
 その内容がとても興味深いのじゃ…。」

『……。』

「様々なタイプのトレーダーさんがおられるが…、
 そのひとつのタイプは負けたトレードに対して
 なぜ負けたのかを追求してくる方々じゃ…。」

『ふーん…。そうなんだぁ。』

「そのうちのあるタイプの方のメールでは
 負けたことが腹立たしく苛立ちをぶつけてくるものもあるが、
 また、そのうちの別のあるタイプの方のメールは学究的で、
 なぜ負けたのかを冷静かつ論理的に追求してくるものじゃ。」

『……。』

「失敗を改善していくことは勝ちへの糧となり有益ではあるが、
 ただ…、相場はチャートの中だけで起こり、
 数学的に自己完結的に展開されているものではなく、
 投機的な行動が大半を占めてはいても実体経済ともつながり、
 経済指標の発表はもちろんのこと、不測の要人発言、
 格付け会社の発表、短期筋の仕掛け、ダウの動向、
 市場替わりの新たな参加者によるストップ狙いの
 プライスアクションの揺り動かしなどなど、
 様々な不確定要素があって、負けた原因についても
 チャートとして完全に究明することは
 そう簡単でない場合もあるのじゃのう…。」

『……。』

「負けについても、確率的試行ともいえるトレードにおいて、
 『正しくチャート分析をしても負けることもあり得る』
 ということは認識すべきことであるように思うのじゃ。」

『……。』

「負けた原因もそれを完全に究明しようとすれば、
 ある意味、聖杯探しとなってしまうのではなかろうかのう…。」

『……。』

「テクニカル指標の優劣やパラメーターについても、
 相場つき自体が変化するという中において
 常に最適であることを追求ることそれ自体が困難なことじゃ。
 たとえば、移動平均線についてもEMAがよいのかSMAがよいのか、
 また21期間がよいのか20期間が良いのか25期間がよいのかなど、
 ときに実りなき議論の遊戯となってしまうこともあるものじゃ。」

『……。』

「移動平均線は単なる話の上での一例であり、
 オシレーター系指標にしても似たようなことがあるものじゃが、
 おそらくは…、もしもその人が勝てるトレーダーであれば、
 EMAであろうとSMAであろうと、また20期間としても25期間でも、
 あるいは移動平均線などを用いずとも、
 集合的トレードとして勝てるものではなかろうかのう…。」

『まぁ、そうなのかもしれないな…。』

「もちろん、これはテクニカルを否定する、
 などということでは決してないのだけれども、
 不思議なことじゃが、テクニカルに詳しいほど
 トレードに勝てるとは限らないものなのじゃのう…。」

『うん…。トレーダー仲間を見ていると、
 テクニカルに滅多やたら詳しいくせに勝ててないヤツもいて
 どうやらそう言えるフシもあるようだぜ…。』

「でじゃ…、もしもそうであるならば…、
 『大切なことは他にある』ということじゃ。」

『……!』

「さて、今回もお話が長くなってしまったようじゃ…。
 次回は勝っているトレーダーさんからのメールを紹介しながら、
 このあたりを一緒に検討してみようかのう。」

『おい、ジイさん。いいとこでまた来週かよ…。
 さわりだけでいいから、ちょっと教えろよ。』

「あははっ。それはならぬ。それは来週のお楽しみじゃて。」

『ちぇっ、なんだぁ。ケチ臭せーし。
 しかたねぇ。来週も楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その27


南米のアンデス山脈のチリとアルゼンチンの国境に
全長52kmのトンネル建設が計画されているいるそうですね。

●先週の主な出来事

<10月15日(月)>

12日に米シティグループが、
「ギリシャが今後1年から1年半の間に
ユーロ圏から離脱する予想確率を90%から60%に引き下げる。」
との発表をしました。
13日にIMFの諮問機関の国際通貨金融委員会が、
「世界経済は減速して著しい不確実性と下振れリスクが残っている。
政策課題については効果的かつタイムリーな実施が重要。
断固として行動する必要がある。」
などの声明を発表しました。
豪ドルが上窓を空けて始まりましたがその後に窓を埋めました。
オセアニア時間はドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
ドル円は小幅な動きながら堅調傾向で推移しました。
ダウ先物や原油先物がやや軟調に推移しました。
英ライトムーブ住宅価格(10月)は前回値より強い+3.5%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末マイナス圏で始まり軟調傾向で揉み合いました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
豪住宅ローン許可件数(8月)は予想より強い+1.8%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが一時1.29台を割り込む場面がありました。
原油先物が一時91ドル台を割り込む場面がありました。
その後、日経平均やダウ先物がやや下げ幅を縮小しました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国消費者物価指数(9月)は予想とおりの+1.9%、
中国生産者物価指数(9月)は予想より弱い−3.6%でした。
市場反応は限定的でした。
上海株式市場は小幅高で始まり前週末終値レベルで揉み合いました。
ドル円やドルストレートなど主要通貨ペアが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
日経平均が前週末比プラス圏へ反発しました。
その後、中国上海株式市場が軟調推移になりました。
ダウ先物が再びやや反落しました。
午前11時頃からドルストレートが再び反落しました。
WSJ紙が、ECB理事のマルタ中銀総裁の話として、
「スペインは金融市場からの圧力が強まる前に
欧州救済基金への支援要請を検討すべき。」と報じました。
格付け会社のS&Pが、
「日本で消費増税法は成立したが政府がさらなる有効措置を
講じない限り日本の信用力は徐々に低下し続ける。」
との見解を示しました。
正午頃からドルストレートが再び反発をみせて揉み合いました。
ドル円は堅調に推移しました。
ダウ先物が緩やかに反発しました。
日鉱工業生産指数確報(8月)は速報値より弱い−1.6%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均は前週末比+43.81円で大引けになりました。
中国上海株式市場は下げ幅を拡大しました。
スペインのエル・ムンド紙が、
「スペイン中銀副総裁は、政府傘下の銀行再編基金FROBが
国内金融機関へ貸し出した資金を全額回収できる保証はない、
と発言した。」と報じました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物は堅調に推移しました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
中国上海株式市場は0.3%安で取引を終えました。
原油先物は91台半ばへ反発しました。
主要通貨ペアが堅調推移になりました。
スイス生産者輸入価格(9月)は前回値より強い+0.3%でした。
午後4時半頃からドル円が一時やや反落して揉み合いました。
伊10年債利回りは4.947%あたりに低下しました。
ソフトバンクは米スプリント・ネクステル買収で合意になりました。
ギリシャ10年債利回りが債務再編後最低の17.726%に低下しました。
ユーロが堅調に推移しました。
午後6時頃からドル円が上昇してクロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が一時102円台を回復しました。
その後、主要通貨ペアが上昇一服で揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が揉み合いになりました。
独の首相が、
「ギリシャのユーロ圏残留を望む。なすべきことは多い。
トロイカのギリシャ報告を待つ必要。
ユーロめぐり管理不能な状況は起きていない。
世界経済への衝撃は食い止めなければならない。」
などの発言をしました。
午後8時頃からドルストレートが再び上昇しました。
ドル円が一時やや反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.33025%に低下しました。
原油先物が一時92ドル台を回復しました。
NY連銀総裁が、
「金融政策は一層積極的になる必要があり9月に変更した。
金融政策の影響力は時間経過で弱まるため前向きの対応が必要。
経済成長が低調の可能性。強い衝撃受ければデフレに陥るリスク。
出口戦略に実施めぐり混乱が生じる可能性を認識。
失業率が大幅改善しないリスクは追加緩和のコストを上回る。」
などの見解を示しました。
米シティグループの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い1.06ドルになりました。
NY時間序盤はドル円が再び上昇しました。
ダウ先物や欧州の株式市場は堅調傾向の揉み合い推移になりました。
米小売売上高(9月)は予想より強い+1.1%、
米NY連銀製造業景気指数(10月)は予想より弱い−6.16になりました。
発表直後は限定的ながらドル買い反応がみられました。
その後、主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上げ幅をやや縮小しました。
原油先物は91ドル台前半へ反落しました。
NYダウは前週末比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.67%あたりになりました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
NYダウや欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
原油先物が90ドル台前半へ下落しました。
米企業在庫(8月)は予想より強い+0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りが1.66%台に低下しました。
ロンドンフィックス頃から主要通貨ペアがやや反発しました。
NYダウや欧州の株式市場が反発をみせました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で取引を終えました。
NYダウが一時100ドル超上昇しました。
原油先物が91ドル台を回復しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「QE3に反対したことについては、歓迎できないインフレなくして
景気が上向くことはあり得ないことを確信していたからである。
第3四半期のNFPの増加が月平均14.6万人だったことは、
回復過程の平均値に接近していて第2四半期の落ち込みが
一時的だったことを示唆している。」
などの見解を示しました。
ギリシャの財務相が、
「善処しているものの緊縮策のトロイカとの合意が
EUサミットまでに成立することはないだろう。
協議はEUサミットの期間中およびその後まで続くだろう。」
との発言をしました。
独の首相が、所属政党CDUの演説で、
「ユーロ危機は独の有権者にとって最大のテーマ。
EU内の競争力格差が問題。危機解決には成長の再開が重要。
全てのユーロ参加国は宿題を抱えている。
ユーロは一通貨以上の存在である。
27のEU加盟国全てがユーロに加盟することを望んでいる。」
などの発言をしました。
NY時間後半はNYダウが揉み合い推移になりました。
ドルストレートが揉み合い推移になりました。
NY時間終盤にかけてドル円がやや反落しました。
原油先物は91ドル台後半へ反発しました。
加中銀総裁が、
「海外からの資金流入が加ドルを押し上げる一方、
長期金利を低下させている。
それが不均衡を招きそうなら言及するだろう。
次回の見通しでは世界経済のリスクを考慮し調整する可能性。」
などの発言をしました。
加ドルが軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.668%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+95.38ドルでこの日の取引を終えました。

<10月16日(火)>

NZ第3四半期消費者物価指数は予想より弱い+0.3%でした。
NZドル売り反応がみられました。
オセアニア時間はNZドルを除く主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ダウ先物が小幅ながら堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が再び102円台を回復しました。
東京時間が近づく頃にNZドルや加ドルがやや反発をみせました。
原油先物は91ドル台後半で推移しました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
豪RBA議事録では、
「需要を支えるため金融政策を緩和的にすることが適切と判断。
来年の経済成長は予想を幾分下回る可能性強まった。
過去の金利引き下げの完全な影響はまだ感じられない。
低価格化した商品市場の完全な影響を見極めるにはまだ早い。
欧州には当面の経済下振れリスク。」
などが示されました。
発表直後は豪ドル売り反応がみられました。
その後、豪ドルが反発をみせました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「インフレ率が目標下回っていて失業率が高い中で
景気支援に向け新たな刺激策が必要だった。
失業率6%はFRBの雇用最大化という責務と一致する。
2013年の成長率は2.5%、14年は3.25%の見通し。
失業率は2014年末までに7.25%に低下して
インフレ率は向こう数年間は2%以下の見通し。
FRBは購入対象を他の資産に拡大する可能性がある。
経済が悪化すればさらに国債を購入することは可能。
資産買い入れ終了は持続的で大幅な失業率低下が前提となる。」
などの発言をしました。
仲値過ぎあたりからドル買い動意がやや優勢になりました。
ドルストレートがやや反落しました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んで上下動になりました。
韓国や台湾やシンガポールの株式市場はプラス圏で推移しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
その後、中国上海株式市場が堅調推移になりました。
格付け会社のS&Pが、
「スペインの銀行11行の長期債を格下げする。
短期債で4行を格下げする。」などの発表をしました。
市場反応は限定的でした。
WSJ紙が、
「スペイン政府はEUの新たな救済基金のESMに対し、
与信枠の設定要請を検討している。
スペインの債務問題が制御不能にならぬよう
支援を求める計画の詳細が初めて明らかになった。」
との報道をしました。
東京時間後半は日経平均が堅調に推移しました。
午後1時半頃からドル円やクロス円が上昇しました。
日経平均は前日比+123.38円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
原油先物が一時92ドル台を回復しました。
その後、上海株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小しました。
ドル円が一時やや反落して揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで取引を終えました。
その後、ユーロドルが上昇して一時1.30台を回復しました。
ポンドドルが一時1.61台を回復しました。
午後5時過ぎにドルストレートにやや反落の動きがみられました。
欧州の株式市場がやや上げ幅を縮小しました。
ダウ先物が揉み合いで推移しました。
英消費者物価指数(9月)は予想とおりの+2.2%、
英生産者物価指数コア(9月)は予想より強い+1.2%、
英小売物価指数(9月)は予想とおりの+0.5%でした。
発表直後に限定的ながらポンド売り反応がみられました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
スペイン短期債の入札では、
「目標上限45億ユーロに対して合計48.6億ユーロ発行。
1年債では前回より少ない34億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い2.823%。
応札倍率が前回より高い2.7倍。」になりました。
独ZEW景況感調査(10月)は予想より強い−11.5、
欧ZEW景況感調査(10月)は前回より強い−1.4、
欧貿易収支(8月)は予想より弱い+66億ユーロ、
欧消費者物価指数確報(10月)は予想より弱い+2.6%になりました。
発表直後は一時ユーロ買い反応がみられましたが限定的でした。
その後、ユーロドルなど主要通貨ペアが反落する展開になりました。
午後6時半頃からダウ先物が反発をみせました。
ユーロドルなどドルストレートが再び反発する展開になりました。
ユーロドルが再び1.30台を回復しました。
ドル円は軟調傾向で揉み合いになりました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
スペイン政府が、
「財政同盟に向けた野心的な日程表をEU首脳会議で策定するべき。
第一段階は共同証券の発行。そして銀行同盟の早期実現が必要。」
などの見解を発表しました。
午後7時半頃からドル円が反発をみせました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.32475%に低下しました。
米米ステート・ストリートの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い0.99ドルになりました。
米ゴールドマン・サックスの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い2.85ドルになり、
四半期配当を0.46ドルから0.50ドルに引き上げると発表しました。
ダウ先物が上昇しました。
加ドルが軟調に推移しました。
一部メディアが、
「独のオーブン議員は、独はスペインがESMに
予防的な与信求めることにオープンと発言した。」と報じました。
ユーロドルやユーロ円が一段高になりました。
欧州の株式市場が再び上昇しました。
米消費者物価指数(9月)は予想より強い+2.0%、
米消費者物価指数コア(9月)は予想とおりの+2.0%でした。
ドル買い反応がみられました。
加製造業売上高(8月)は予想より強い+1.5%になりました。
発表直後はやや加ドル買い反応がみらましたが、
その後に加ドルが再び軟調に推移しました。
午後9時半過ぎにドルストレートがやや反落する展開になりました。
対米証券投資(8月)は予想より強い+900億ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
午後10時過ぎからドル円など主要通貨ペアがやや反落しました。
米鉱工業生産(9月)は予想より強い+0.4%、
米設備稼働率(9月)は予想とおりの78.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
主要通貨ペアにやや反発上昇の動きがみられました。
米10年債利回りは1.70%あたりに上昇しました。
米NAHB住宅市場指数(10月)は予想とおりの41になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウが100ドル超の上昇になりました。
独のオーブン議員が「一部報道は取材を過大解釈をしたもの。」
との否定発言をしました。
午後11時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円やクロス円は上下動の揉み合いになりました。
欧州委員会が「EUは金融取引税の計画を進めることが出来る。」
との見解を示しました。
スペイン10年債利回りは5.771%あたりに低下しました。
ロンドンフィックス頃に主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
加ドルは軟調傾向で推移しました。
伊財務省債務管理局のカンナタ氏が、
「ECBの発表は伊債にとってポジティブな影響となっている。
市場はスペインが支援要請することを望んでいる。
スペインの支援要請は欧州全体に良い結果となる可能性。
伊はそれに続くことはない。現在の10年債で5%の利回りの水準は
歴史的に見れば低い水準にある。」
などの発言をしました。
NY時間後半はドル円が揉み合い推移になりました。
ユーロドルが緩やかに上昇しました。
ドル円やポンドドルは揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.720%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+127.55ドルでこの日の取引を終えました。

<10月17日(水)>

米インテルの7-9月期決算では1株当たり利益が58セント、
売上高が134.6億ドルと、ともに予想より強い結果になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの政府債格付けをBaa3で据え置く。
見通しはネガティブ。」との発表をしました。
ユーロドルが1.31に迫るあたりまで上昇しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに上昇反応がみられました。
ドル円はやや反落して小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
原油先物は92ドル台に上昇しました。
ムーディーズのシニアアナリストが、
「もしもスペインが債券利回りの急騰などによって
債券市場へのアクセスを失った場合は投資的各級に値しなくなる。」
との見解を示しました。
ダウ・ジョーンズ通信が、独議員会計者の話として、
「スペイン首相と独首相との電話会談では、スペイン首相が
EU首脳会合でスペインがESMに信用枠供与を要請するとの観測に
関して、耳にする全てを信じないで欲しいと牽制した。」
と報じました。
日銀が公表した当座預金残高の見通しでは、
46兆1000億円と過去最高を更新する見込みになりました。
ギリシャ政府当局が、関係筋の話として、
「2013年から2014年の財政措置についてトロイカと合意。
労働改革問題など一部の構造改革については今後の合意が必要。
11月半ばには次回支援について全額受け取る公算。」
との発表をしました。
午前8時過ぎにユーロドルが1.31台を回復しました。
豪ドル米ドルが揉み合いながらも1.03台を回復しました。
豪Westpac先行指数(8月)は前月より強い+0.5%でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
東京時間序盤はドル円が反落する展開になりました。
ユーロドルが一時1.31台を割り込みました。
ダウ先物は小幅な動きながらやや堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
午前10時頃からドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
ユーロドルは1.31アラウンドで揉み合いました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
午前11時近くにダウ先物や上海株式市場が反落しました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ一時下落しました。
主要通貨ペアが揉み合いの後に一時やや反落する展開になりました。
ドル円が軟調に推移しました。
その後、中国上海株式市場が前日比プラス圏での推移になりました。
CNNが、米大統領選の候補者による第2回のテレビ討論後に、
「世論調査ではオバマ大統領が46%で優勢。
ロムニー候補は39%となった。」と報じました。
東京時間終盤にかけてダウ先物が反発をみせました。
ロイター通信が、
「スイスSNBはフラン高抑制に向けたユーロ買いを実施しているが
ユーロから豪ドル、ポンド、スウェーデン・クローナへの
外貨準備の多様化が今後も続く可能性が高い。」
との観測報道をしました。
日工作機械受注確報(9月)は速報値より強い−2.8%でした。
日経平均は前日比+105.24円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが反発をみせました。
原油先物は92ドル台で推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
スペイン10年債利回りが5.540%あたりに低下しました。
伊2年債利回りが3月16日以来となる1.989%に低下しました。
中国上海株式市場は0.32%高で取引を終えました。
その後、欧州の株式市場が上げ幅を縮小する展開になりました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
午後4時半頃に主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
英失業率(9月)は予想とおりの4.8%、
英失業保険申請件数(9月)は予想より弱い−0.4万人になりました。
英BOE議事録では、
「全会一致で金利の据え置きを決定。
全会一致で資産購入規模の3750億ポンド据え置きを決定。
追加の量的緩和の必要性では異なる意見があった。」
などが示されました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドが堅調に推移しました。
欧建設支出(8月)は前回値より強い+0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
日経済相が、
「円高対策では円高メリットの活用も検討。
新たな赤字国債発行については今はまったく前提にしていない。
デフレ脱却と経済活性化には切れ目ない政策対応が必要。
日銀には強力な金融政策の推進を願っている。」
などの発言をしました。
午後6時半頃からユーロドルや豪ドル米ドルが上昇しました。
ポルトガル1年債の落札利回りは前回より低い2.10%になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が揉み合いながらも堅調に推移しました。
独の政府が、
「2012年の成長率予想を0.8%に上方修正する。
2013年の成長率予想を1%に下方修正する。」
などの発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い0.59ドルになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.32075%に低下しました。
バンク・オブ・アメリカの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想とおりの0.157ドルになりました。
NY時間が近づく頃にダウ先物や欧州の株式市場が軟調になりました。
NY時間序盤はユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
米住宅着工件数(9月)は予想よりかなり強い87.2万件、
米建設許可件数(9月)は予想より強い89.4万件になりました。
ドル買い反応がみられました。
ダウ先物に一時反発の動きがみられました。
時事通信が、
「野田首相が17日の臨時閣議で経済対策の策定の指示を受けて
日銀は30日の金融政策決定会合で追加金融緩和に踏み切る方向で
検討に入った。」と報じました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
ドルストレートにやや反落の動きがみられました。
米10年債利回りは1.77%あたりになりました。
豪ドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
NYダウが反発して下げ幅を縮小しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が286万バレル増になりました。
原油先物が92ドル台を割り込みました。
ギリシャ首相が、
「トロイカとの協議は大詰めとなっている。
まもなく第2次支援実施にたどりつけるだろう。
ギリシャが危機から脱することを誓う。改善のためには何でも実施。
投資家も戻ってくるだろう。構造改革は長い道程。」
などの発言をしました。
ユーロドルが1.31台前半で揉み合いました。
ポンドドルが揉み合い推移になりました。
豪ドルやNZドルが堅調に推移しました。
欧州の株式市場が終盤に上げ幅を拡大して取引を終えました。
MYダウは前日終値に近いマイナス圏で揉み合いました。
米10年債利回りが1.80%あたりに上昇しました。
トロイカ調査団が、
「改革推進に必要な中核的措置の大半でギリシャと合意した。
残りの課題については今後数日間で専門家と協議を継続する。」
との発表をしました。
ドル円が揉み合いながらも反発をみせました。
深夜2時半ころからNYダウが下げ幅を拡大しました。
豪ドル米ドルがやや上げ幅を縮小しました。
ユーログループ議長が、
「スペインとギリシャに関しては良い方向に向かっている。
ギリシャはユーロ内に存続するだろう。」
との発言をしました。
日経新聞が「日銀は次回の会合で緩和へ大きな圧力に直面する。」
との観測報道をしました。
ドル円やクロス円が上昇しました。
S&Pが「キプロスの長期格付けをBBからBに引き下げる。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
NYダウが終盤にかけて反発上昇しました。
ドル円が一時79円台へ上昇しました。
米10年債利回りは1.820%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+5.22ドルでこの日の取引を終えました。

<10月18日(木)>

オセアニア時間はドル買いが優勢の展開になりました。
ドルストレートがやや反落してドル円が堅調に推移しました。
ドル円が再び79円台を回復しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日経新聞が、伊のグリリ経済・財務相の話として、
「伊2013年の経済成長率の予想を+0.5%から−0.2%に下方修正。
2012年の実質GDPは前期比−2.4%に悪化すると認識。」
などの報道をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
東京時間序盤はややドル買いが優勢の展開になりました。
豪ドル米ドルがやや反発をみせましたが、
ポンドドルやユーロドルはやや軟調傾向で推移しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
豪第3四半期NAB企業信頼感指数は前期より強い−2でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物は92.00ドル前後で揉み合いました。
仲値過ぎにドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
午前11時前頃に豪ドル米ドルなどがやや反落しました。
中国第3四半期GDPは前年同期比で予想とおりの+7.4%、
中国第3四半期GDPは前期比で予想より強い+2.2%、
中国鉱工業生産(9月)は予想より強い+9.2%、
中国小売売上高(9月)は予想より強い+14.2%、
中国固定資産投資(9月)は予想より強い+20.5%でした。
豪ドル米ドルなど資源国通貨ペアに上昇反応がみられました。
ダウ先物やアジアの株式市場や日経平均が堅調に推移しました。
ドル円はジリ高で推移しました。
中国国家統計局が、
「今年は目標を上回る成長を達成出来る良好な位置にある。
通年の成長目標は達成できる。第4四半期は穏やかに回復へ。
一部の主要な指標は加速している。中国は欧米の緩和政策を注視。
消費者物価の上昇圧力に依然として直面している。」
などの見解を発表しました。
正午頃から主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
ユーロドルが1.31台を割り込みました。
ダウ先物がやや反落しました。
日経平均やアジアの株式市場は堅調傾向で推移しました。
午後1時頃から主要通貨ペアがやや反発して揉み合いになりました。
日経平均は前日比+176.31円で大引けになりました。
スイス貿易収支(9月)は前回値より強い+20.1億フランでした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物がやや反発をみせた後に反落する展開になりました。
独の首相が、
「今回のEU首脳会議は危機対応の最後の機会にはならない。
支援要請はスペインしだい。
銀行監督の質がスピードより重要。
EUは加盟国政府の予算に介入する権限が必要。」
などの発言をしました。
午後4時頃から主要通貨ペアが反落する展開になりました。
仏の株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
独英の株式市場は前日終値ベルで揉み合いました。
中国上海株式市場は前日比ブラス1.24%で取引を終えました。
ドル円が一時79円あたりまで反落する場面がありました。
午後4時半過ぎに主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
英小売売上高指数(9月)は予想より強い+0.6%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが上昇して他ドルストレートに連れ高がみられました。
ダウ先物が反発しました。
スペイン債の入札では、
「目標上限45億ユーロに対して総額46.1億ユーロ発行。
10年債では15.13億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い5.458%。
応札倍率が前回より低い1.9倍。」などになりました。
独英の株式市場が前日比プラス圏推移になりました。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
豪ドル米ドルが一時1.04台を回復する場面がありました。
スペイン中銀が、
「国内金融機関の8月の融資残高に対する不良債権比率は10.5%。
過去最高を更新した。」との発表をしました。
午後6時半頃からドルストレートが反落する展開になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反落して揉み合い推移になりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
米モルガン・スタンレーの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より強い0.28ドルになりました。
ドル円は堅調に推移しました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
NY時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.8万件になりました。
ダウ先物が下落する展開になりました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
加卸売売上高(8月)は予想より強い+0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
加の財務相が、
「世界経済からの影響は免れることはできない。
加の成長見通しを下方修正しなければならないかもしれない。」
との見解を示しました。
加ドルが軟調に推移しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
主要通貨ペアが小幅な揉み合いで推移しました。
米10年債利回りは1.80%あたりになりました。
フィラデルフィア連銀景況指数(10月)は予想より強い+5.7となるも
構成項目の雇用が−10.7、受注が−0.6と弱い結果になりました。
米景気先行指標総合指数(9月)は予想より強い+0.6%になりました。
ドル買い反応がみられましたが限定的でした。
NYダウが一時プラス圏へ反発するも再び反落して揉み合いました。
ユーロドルが再び1.31台を割り込みました。
ロンドンフィックス近くからドルストレートが反発をみせました。
NYダウが再び前日比プラス圏へ反発しました。
ユーロドルが再び1.31台を回復しました。
原油先物が反発しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて上昇して取引を終えました。
米30年物TIPSの入札では、
「最高落札利回りが0.479%。応札倍率が前回より高い2.82倍。」
になりました。
予定より早くグーグルの7-9月期決算が発表となり、
「1株当たり利益が予想より弱い9.03ドル。
売上高も予想より弱い118億ドル。」になりました。
ナスダックでグーグル株が急落して一時売買停止になりました。
NYダウも反落する展開になりました。
ユーロドルやポンドドルなどドルストレートが下落しました。
ユーロドルが1.31を割り込みポンドドルが1.61台を割り込みました。
ドル円も反落して主要通貨ペアが軟調になりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが下げ幅を縮小する展開になりました。
ドル円は再び反発をみせました。
米10年債利回りは1.827%になりました。
NY原油(WTI)は2ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−8.06ドルでこの日の取引を終えました。

<10月19日(金)>

マイクロソフトの7-9月期決算では、
1株当たり利益が予想より弱い0.53ドルになりました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが緩やかに反発しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
仏政府筋が、
「EU首脳会合では銀行同盟の法的枠組みの年内策定と
2014年初めまでの実現を目指すことで合意。
独は域内6000銀行をECBの監督対象として
日々の監督は各国当局が行うことに合意。」
などを報じました。
独政府筋が、
「銀行への直接資本注入が2013年第1四半期に実施される可能性は
とても小さい。銀行への直接資本注入は銀行監督一元化の
実現後に可能になる。」との見解を示しました。
毎日新聞が、
「独の首相は危機に陥る前にユーロ圏各国を救済する
EUの別枠予算の連帯基金を創設する考えを示した。」
との報道をしました。
WSJ紙が、
「ユーロ圏諸国は民間投資家が保有するギリシャ国債を
額面割れの水準でギリシャ政府が買い戻しをして
ギリシャの公的債務残高を削減させる案を検討している。」
との観測報道をしました。
日経平均はマイナス圏で始まった後に反発をみせて揉み合いました。
東京時間序盤はドル円が仲値にかけて堅調に推移しました。
ドルストレートは揉み合い推移になりました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
原油先物は92ドル台で推移しました。
ユーログループの議長が、
「スペイン国内銀行の資本増強に関する決定は
数週間以内に下される見通し。」との発言をしました。
仏の首相が、
「スペインの救済の必要性は首脳会議で議論されなかった。
EU首脳らはギリシャ問題に著しい進展があったと認識している。」
などの発言をしました。
ユーロドルは小幅な上下動の揉み合いが続きました。
日経平均が再びマイナス圏へ反落しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
韓国の株式市場は軟調に推移しました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
WSJ紙が、
「EUサミットでは、ユーロ圏の銀行監督一元化案に関する疑問点や、
ギリシャの資金調達問題やスペインが支援要請する可能性などが
喫緊の課題になっているにもかかわらず、
ユーロ圏共通の予算創設に向けた長期計画が検討された。」
との報道をしました。
東京時間後半は日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
ドル円はやや反落もその後に反発して揉み合いました。
日全産業活動指数(8月)は予想とおりの+0.1%でした。
日景気先行CI指数改訂値(8月)は速報値より弱い93.5、
日景気一致CI指数改訂値(8月)は速報値より弱い93.2でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+19.82円の9002.68円で週取引を終えました。
独生産者物価指数(9月)は予想より強い+1.7%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどが下落しました。
日銀総裁が、
「海外経済は減速した状態がやや強まっている。
欧州問題悪化し市場が動揺。世界経済の下振れリスクを意識。
景気は横ばい圏内の動きとなっている。
米国経済は全体として緩やかな回復も回復力に注意が必要。
景気は先行き当面横ばい圏内の動きにとどまる。
しだいに緩やかな回復経路に復していく。」
などの認識を示しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場は0.16%安で取引を終えました。
ユーロドルなどドルストレートが一時反発をみせました。
欧経常収支(8月)は前回値より弱い+72億ユーロになりました。
伊工業売上高(8月)は前月比で予想より強い+2.9%でした。
午後5時頃からユーロドルが再び反落して揉み合いました。
ダウ先物が揉み合いながらも軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は91ドル台後半で推移しました。
オーストリア中銀総裁が、
「アイルランドは危機を脱する見込み。ポルトガルは改善。
ユーロの存続は保証されている。
危機の感染が引き続き最も注意すべき課題。
ギリシャのユーロ離脱観測がスペインや伊にも圧力かける。
ECBの新施策で市場のセンチメントは改善した。
2013年の世界経済や欧州の成長は予想を下回る見込み。
財政改革は成長を殺さないようにスローペースにする必要。
成長と予算のバランスとるのは難しい。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「EU首脳らは銀行同盟の法的枠組みで合意。詳細は2013年に。
2013年1-3月が可能かもしれないが秋までかかる可能性も。
銀行への直接資本注入の土台は整備された。」
などの発言をしました。
午後5時半頃からユーロドルやドル円が軟調推移になりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルは揉み合いで推移しました。
米ゼネラル・エレクトリックの7-9月期決算では、
1株当たりの営業利益が市場予想とおりの0.36ドルになりました。
独の首相が、
「EU首脳が結束。基金構想を支持する。
ギリシャは前進したがまだ必要な作業は残されている。
ユーロ圏の債務共通化は現在は適切ではない。」
などの発言をしました。
スペインの首相が、
「救済に関して決定を下していない。
救済に関する決定はスペインの国益を考えて行う。
財政目標の緩和は求めなかった。
救済を求めるプレッシャーは全く感じていない。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.31725%に低下しました。
一部メディアが、
「スペインのバレアレス諸島は3.55億ユーロの支援を
スペイン中央政府に要請。支援要請は地方政府で7番目。」
との報道をしました。
NY時間序盤はユーロが軟調に推移しました。
午後9時頃からドル円が反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場は軟調傾向で推移しました。
原油先物は92ドル台前半で推移しました。
ポンドドルが軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルは揉み合いで推移しました。
指標発表前に加ドルが下落しました。
加消費者物価指数(9月)は予想より弱い+1.2%、
加消費者物価指数コア(9月)は予想より弱い+1.3%でした。
午後9時半頃からユーロやポンドが一時反発をみせました。
欧州の株式市場が下げ幅を一時やや縮小しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドルストレートが下落する展開になりました。
欧州の株式市場が再び下げ幅を拡大しました。
原油先物は92ドル台後半へ上昇しました。
米10年債利回りは1.81%あたりになりました。
米中古住宅販売件数(9月)は予想よりやや強い475万件でした。
市場反応は限定的でした。
ドル円が堅調に推移しました。
原油先物が93ドル台をつけた後に急反落しました。
一部メディアが、
「スペインのアストゥリアス州は2.617億ユーロの支援を
スペイン中央政府に要請。支援要請は地方政府で8番目。」
との報道をしました。
ロイター通信が、
「ユーロ圏は銀行支援費用をESMと各国が折半する可能性。」
との観測報道をしました。
ロンドンフィックス過ぎからドル円が反落しました。
ポンドドルが一時1.61台を割り込む場面がありました。
欧州の株式市場が下落幅を拡大して取引を終えました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
NYダウが軟調に推移しました。
米10年債利回りが1.77%あたりに低下しました。
深夜1時半近くからユーロが下げ一服で揉み合いました。
スペイン当局が、
「証券に対する空売り禁止措置を10月末まで延長する。
その後も3ヶ月間の延長する方針。」との発表をしました。
NYダウが前日比−236ドルほど下落する場面がありました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
終盤にかけてNYダウがやや下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.766%になりました。
NY原油(WTI)は90ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−205.43ドルの13343.51ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<10月22日(月)>

※NZが休日です。

朝8時50分に日通関ベース貿易収支、
同朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後2時に日銀半期展望リポート、
などが予定されています。
日貿易収支は一応注目です。

<10月23日(火)>

※香港が休日です。

午前9時に豪景気先行指数(9月)、
夜9時半に加小売売上高(8月)、
夜10時に加BOC政策金利、加BOC声明、
夜11時に欧消費者信頼感速報(10月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(10月)、
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
加の指標には注目です。

<10月24日(水)>

午前9時半に豪第3四半期消費者物価指数、
午前10時45分に中国HSBC製造業PMI速報、
午後4時半に独製造業PMI速報(10月)、独サービス業PMI速報(10月)、
午後5時に独IFO景況指数(10月)、
同午後5時に欧製造業PMI速報(10月)、欧サービス業PMI速報(10月)、
夜9時にドラギECB総裁の講演、
夜11時に米新築住宅販売件数(9月)、米新築住宅価格指数(8月)、
夜11時半に加BOCマネタリー・リポート、
深夜2時に米5年債の入札、
深夜3時15分に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
などが予定されています。
豪・独・加・米の指標には注目です。

<10月25日(木)>

早朝5時にRBNZ政策金利、RBNZ声明、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(9月)、
午後5時半に英第3四半期GDP速報、
夜9時半に米耐久財受注(9月)、米新規失業保険申請件数、
夜11時に米中古住宅販売保留(9月 成約)、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・英・米の指標には注目です。

<10月26日(金)>

朝6時45分にNZ貿易収支(9月)、
朝8時半に日全国消費者物価指数コア(9月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(11月)、
午後4時にスイスKOF先行指数(10月)、
夜9時半に米第3四半期GDP速報、米第3四半期個人消費速報、
同夜9時半に米第3四半期GDP価格指数速報、
同夜9時半に米第3四半期PCEコア・デフレータ速報、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(10月)、
などが予定されています。
NZ・米の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(22日-26日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.67で始まり、
週半ばにかけて軟調に推移しましたが週後半に反発して79.62で週の
終値となりました。そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末に
0.31725%と引き続き低下しました。また、米10年債利回りは週末に
1.654%になりました。一方、NYダウは週半ばにかけて堅調傾向で
推移しましたが週末に大きく下落して週終値で13343.51ドルになり、
週間で+14.66ドルと、ほぼ行って来いになりました。

先週の米主要経済指標では、15日の米小売売上高(9月)が予想より
強い+1.1%、NY連銀製造業景気指数(10月)が予想より弱い−6.16、
16日の米消費者物価指数(9月)が予想より強い+2.0%、米消費者物
価指数コア(9月)が予想とおりの+2.0%、対米証券投資(8月)が予想
より強い+900億ドル、米鉱工業生産(9月)が予想より強い+0.4%、
米設備稼働率(9月)が予想とおりの78.3%、NAHB住宅市場指数(10月)
が予想とおりの41、17日の米住宅着工件数(9月)が予想よりもかなり
強い87.2万件、米建設許可件数(9月)が予想より強い89.4万件、
18日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い38.8万件、フィラデ
ルフィア連銀景況指数(10月)が予想より強い+5.7、米景気先行指標
総合指数(9月)が予想より強い+0.6%、19日の米中古住宅販売件数
(9月)が予想よりやや強い475万件、などになりました。

市場予想よりも改善が多い結果となりましたが、フィラデルフィア
連銀景況指数(10月)の構成項目の雇用指数が−10.7になり、受注指数
も−0.6と落ち込んでいることから、雇用市場と製造業にやや懸念が
みられる結果になりました。

また、先週の米要人発言では、15日、NY連銀総裁「金融政策は一層
積極的になる必要があり9月に変更した。金融政策の影響力は時間
経過で弱まるため前向きの対応が必要。経済成長が低調の可能性。
強い衝撃受ければデフレに陥るリスク。出口戦略に実施めぐり混乱
が生じる可能性を認識。失業率が大幅改善しないリスクは追加緩和の
コストを上回る。」、リッチモンド連銀総裁「QE3に反対したことに
ついては、歓迎できないインフレなくして景気が上向くことはあり得
ないことを確信していたからである。第3四半期のNFPの増加が月平
均14.6万人だったことは回復過程の平均値に接近していて、第2四半
期の落ち込みが一時的だったことを示唆している。」、

16日、サンフランシスコ連銀総裁「インフレ率が目標下回っていて
失業率が高い中で景気支援に向け新たな刺激策が必要だった。失業率
6%はFRBの雇用最大化という責務と一致する。2013年の成長率は2.5
%、14年は3.25%の見通し。失業率は2014年末までに7.25%に低下し
てインフレ率は向こう数年間は2%以下の見通し。FRBは購入対象を
他の資産に拡大する可能性がある。経済が悪化すればさらに国債を
購入することは可能。資産買い入れ終了は持続的で大幅な失業率低下
が前提となる。」、などがありました。

米FOMC前のブラックアウト期間入りとなったため、先週の後半は米の
要人発言はありませんでした。

また、米主要金融機関の7-9月期決算は概ね無事に通過しました。

今週の米主要経済指標では、23日に米リッチモンド連銀製造業指数
(10月)、24日に米新築住宅販売件数(9月)と米新築住宅価格指数(8月)
に米FOMC政策金利と米FOMC声明、25日に米耐久財受注(9月)と米新規
失業保険申請件数に米中古住宅販売保留(9月 成約)、26日に米第3
四半期GDP速報と米第3四半期個人消費速報と米第3四半期GDP価格
指数速報と米第3四半期PCEコア・デフレータ速報にミシガン大学
消費者信頼感指数確報(10月)、などが予定されています。
FOMC声明や米第3四半期GDP速報などが注目されます。


円については、先週の日主要経済指標では、15日の日鉱工業生産指数
確報(8月)が速報値より弱い−1.6%、17日の工作機械受注確報(9月)
が速報値より強い−2.8%、19日の全産業活動指数(8月)が予想とおり
の+0.1%、景気先行CI指数改訂値(8月)が速報値より弱い93.5、景気
一致CI指数改訂値(8月)が速報値より弱い93.2、などになりました。

そして、先週の日要人発言では、17日、日経済相「円高対策では円高
メリットの活用も検討。新たな赤字国債発行については今はまったく
前提にしていない。デフレ脱却と経済活性化には切れ目ない政策対応
が必要。日銀には強力な金融政策の推進を願っている。」、
19日、日銀総裁「海外経済は減速した状態がやや強まっている。欧州
問題悪化し市場が動揺。世界経済の下振れリスクを意識。景気は横這
い圏内の動きとなっている。米国経済は全体として緩やかな回復も回
復力に注意が必要。景気は先行き当面横ばい圏内の動きにとどまる。
しだいに緩やかな回復経路に復していく。」、などがありました。
ドル円やユーロ円が堅調傾向で推移したためか、強い言辞で円高を
牽制する発言はありませんでした。

また、15日に格付け会社のS&Pが「日本で消費増税法は成立したが
政府がさらなる有効措置を講じない限り日本の信用力は徐々に低下
し続ける。」との見解を示し、17日に日経新聞が「日銀は次回の会
合で緩和へ大きな圧力に直面する。」との観測報道をしました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、22日に通関ベース貿易収支と
日銀金融政策決定会合議事録要旨、25日に日企業向けサービス価格
指数(9月)、26日に全国消費者物価指数コア(9月)、などが予定され
ています。

先週のドル円相場は、週初15日に78.44で始まり揉み合いを経て東京
時間の後半から上昇して米小売売上高(9月)が予想より強い結果とな
ったことを背景にNY時間序盤に78.85まで上昇しました。その後は揉
み合いながらも堅調傾向で推移して16日のロンドンフィックスにか
けて78.96まで上昇しましたが、その後はやや軟調に推移して17日の
東京時間午後に78.61まで反落する展開になりました。その後、揉み
合いとなるも、米住宅着工件数(9月)が市場予想よりかなり強い結果
となったことや、時事通信が「野田首相が17日の臨時閣議で経済対策
の策定の指示を受けて日銀は30日の金融政策決定会合で追加金融緩和
に踏み切る方向で検討に入った。」との報道を背景にNY時間から反発
上昇して、日経新聞の「日銀は次回の会合で緩和へ大きな圧力に直面
する。」との観測報道も後押しに79円台を回復して、18日に発表され
た中国指標も市場予想より強かったことでリスク選好動意に正午前に
79.20まで上昇しました。その後、ダウ先物がやや反落したことを契
機に利食いも入ったかロンドン時間序盤に78.99と79円台を一時割り
込むもその後は再び反発してNY時間に発表されたフィラデルフィア
連銀景況指数(10月)が予想より強い結果となったことを背景に週高値
となる79.45まで上昇しました。その後、グーグルの7-9月期決算が弱
かったことによるリスク回避の動きの影響もあったか、再び反落して
79.08まで下落しましたが、その後は再び反発する上下動の揉み合い
の展開となりました。そして、週末のNYダウの大幅下落となる中で、
ドル円は小幅な揉み合いとなって79.32で週取引を終えました。
ドル円は日銀追加緩和への期待を背景に堅調な一週間になりました。


今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週高値79.45
から8月2日79.65のポイントの売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合は、80.00の「000」ポントが注目されますが、
トリプル・ゼロの心理的な節目でもあり強い抵抗となる可能性があ
りそうです。さらに上昇した場合は、80.50から6月25日高値80.62
のポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは79.00の「00」ポイントを巡る
売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は17日安値の
78.61から78.50のポイント、さらに下落した場合は12日安値の78.27
のポイントなどでの売り買いの攻防が注目されます。

ドル円は、21日のスペインの地方選挙の結果などによってはユーロ円
の動きに連れてリスク回避による調整となる可能性もありますが、先
週末のNYダウの大幅下落でも底堅く、また、先週17日に時事通信が
「17日の臨時閣議で経済対策の策定の指示を受けて、日銀は30日の
金融政策決定会合で追加金融緩和に踏み切る方向で検討に入った。」
と報じて、そして同日に日経新聞も「日銀は次回の会合で緩和へ大き
な圧力に直面する。」との観測報道をしていることに加えて、日貿易
収支の悪化観測などを背景に、揉み合いながらも堅調傾向で推移する
可能性がありそうです。ただ、80.00のトリプル・ゼロに迫るあたり
では上値の抵抗が強くなりそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、16日の独ZEW景況感
調査(10月)が予想より強い−11.5、欧ZEW景況感調査(10月)が前回よ
り強い−1.4、欧貿易収支(8月)が予想より弱い+66億ユーロ、欧消費
者物価指数確報(10月)が予想より弱い+2.6%、19日の独生産者物価
指数(9月)が予想より強い+1.7%、欧経常収支(8月)が前回値より弱
い+72億ユーロ、などになりました。欧州の経済が小康状態となって
いることが覗える結果になりました。

また、注目されていた中国の重要経済指標ですが、15日の中国消費者
物価指数(9月)が予想とおりの+1.9%、中国生産者物価指数(9月)が
予想より弱い−3.6%、18日の中国第3四半期GDPが前年同期比で予想
とおり+7.4%、中国第3四半期GDPが前期比で予想より強い+2.2%、
中国鉱工業生産(9月)が予想より強い+9.2%、中国小売売上高(9月)
が予想より強い+14.2%、中国固定資産投資(9月)が予想より強い
+20.5%などになり、無事に通過となりました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

15日、WSJ紙「ECB理事のマルタ中銀総裁がスペインは金融市場から
圧力が強まる前に欧州救済基金へ支援要請を検討すべきと発言。」、
ギリシャ10年債利回りが債務再編後最低の17.726%に低下。
独の首相「ギリシャのユーロ圏残留を望む。なすべきことは多い。
トロイカのギリシャ報告を待つ必要。ユーロめぐり管理不能な状況
は起きていない。世界経済への衝撃は食い止める必要。」、
ギリシャの財務相「トロイカとの協議はEUサミットの期間中および
その後まで続くだろう。」、

16日、格付け会社S&P「スペインの銀行11行の長期債を格下げする。
短期債で4行を格下げする。」、
WSJ紙「スペイン政府はEUの新たな救済基金のESMに対し与信枠の設定
(ECCL取得)要請を検討している。」、
スペイン政府「財政同盟に向け日程表をEU首脳会議で策定するべき。
第一段階は共同証券の発行。そして銀行同盟の早期実現が必要。」、
伊財務省債務管理局のカンナタ氏「ECBの発表は伊債にとってポジテ
ィブな影響となっている。市場はスペインが支援要請することを望ん
でいる。スペインの支援要請は欧州全体に良い結果となる可能性。
伊はそれに続くことはない。現在の10年債で5%の利回りの水準は
歴史的に見れば低い水準にある。」、

17日、格付け会社ムーディーズが「スペインの政府債格付けをBaa3で
据え置く。見通しはネガティブ。」、
ギリシャ政府当局「2013年から2014年の財政措置についてトロイカと
合意。労働改革問題等の一部の構造改革については今後の合意必要。
11月半ばには次回支援について全額受け取る公算。」、
ギリシャ首相「トロイカとの協議は大詰めとなっている。まもなく
第2次支援実施にたどりつけるだろう。ギリシャが危機から脱する
ことを誓う。改善のためには何でも実施。」、
トロイカ調査団「改革推進に必要な中核的措置の大半でギリシャと
合意。残りの課題については今後数日間で専門家と協議を継続。」、
ユーログループ議長「スペインとギリシャに関しては良い方向に向か
っている。ギリシャはユーロ内に存続するだろう。」、
格付け会社S&P「キプロスの長期格付けをBBからBに引き下げる。」

18日、独の首相「今回のEU首脳会議は危機対応の最後の機会にはなら
ない。支援要請はスペインしだい。銀行監督の質が速さより重要。
EUは加盟国政府の予算に介入する権限が必要。」、
スペイン中銀「国内金融機関の8月の融資残高に対する不良債権比率
は10.5%。過去最悪を更新した。」、

19日、仏政府筋「EU首脳会合では銀行同盟の法的枠組みの年内策定と
2014年初めまでの実現を目指すことで合意。独は域内6000銀行をECB
の監督対象として日々の監督は各国当局が行うことに合意。」、
独政府筋「銀行への直接資本注入が2013年第1四半期に実施される
可能性はとても小さい。銀行への直接資本注入は銀行監督一元化の
実現後に可能になる。」、
毎日新聞「独の首相は危機に陥る前にユーロ圏各国を救済するEUの
別枠予算の連帯基金を創設する考えを示した。」、
WSJ紙「ユーロ圏諸国は民間投資家が保有するギリシャ国債を額面割
れの水準でギリシャ政府が買い戻しをしてギリシャの公的債務残高を
削減させる案を検討している。」、
仏の首相「スペインの救済の必要性は首脳会議で議論されなかった。
EU首脳らはギリシャ問題に著しい進展があったと認識している。」、
オーストリア中銀総裁「アイルランドは危機を脱する見込み。ポル
トガルは改善。ユーロの存続は保証されている。危機の感染が引き
続き最も注意すべき課題。ECBの新施策で市場センチメントは改善。
2013年の世界経済や欧州の成長は予想を下回る見込み。財政改革は
成長を殺さないようにスローペースにする必要。」、
ユーログループ議長「EU首脳らは銀行同盟の法的枠組みで合意。
詳細は2013年に。2013年1-3月が可能かもしれないが秋までかかる
可能性も。銀行への直接資本注入の土台は整備された。」、
独の首相「EU首脳が結束。基金構想を支持する。ギリシャは前進し
たがまだ必要な作業は残されている。ユーロ圏の債務共通化は現在
は適切ではない。」、
スペインの首相「救済に関して決定を下していない。救済に関する
決定はスペインの国益を考えて行う。財政目標の緩和は求めなかっ
た。救済を求めるプレッシャーは全く感じていない。」、
一部メディア「スペインのバレアレス諸島は3.55億ユーロの支援を
スペイン中央政府に要請。支援要請は地方政府で7番目。スペイン
のアストゥリアス州は2.617億ユーロの支援をスペイン中央政府に
要請。支援要請は地方政府で8番目。」、などがありました。

また、EUサミットでは、銀行同盟の法的枠組みの年内策定とEU別枠
予算による連帯基金の創設などが合意になりましたが、スペイン救済
の必要性についてはスペインしだいとして議論されませんでした。
ギリシャ問題についても特に進展はみられませんでした。


先週のユーロドル相場は、週初15日に1.2953で始まり軟調に推移して
東京時間の仲値過ぎに週安値となる1.2890まで下落しましたが、その
後は揉み合いを経てロンドン時間から反発に転じて、NY時間の始まる
前に1.2978まで上昇しました。その後、やや反落してロンドンフィッ
クスにかけて1.2929まで下落した後に揉み合い推移になりました。
その後、16日のオセアニア時間から反発して揉み合いながらもNY時間
前半にかけて1.3060あたりまで上昇しました。その後、ロンドンフィ
ックスにかけて1.3015まで反落しましたが、その後は再び堅調に推移
して17日のオセアニア時間に1.3123まで上昇しました。その後、揉み
合いとなって小幅な上下動になりましたが、ロンドンフィックスにか
けて週高値となる1.3139まで上昇しました。しかしその後は軟調に転
じて18日の東京時間の昼頃に1.31台を割り込む展開になりました。
その後、1.31を巡る攻防で上下動の揉み合いになりロンドン時間前半
に1.3128まで一時反発をみせましたが、その後は再び軟調傾向で推移
して、週末調整の動きとともにEUサミットでスペインの支援要請に進
展がなかったことへの失望もあったか再び1.31を割り込み、NY時間の
ダウの大幅下落を背景に下落して1.3022で週の取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、23日に欧消費者信頼感
速報(10月)、24日に独IFO景況指数(10月)に欧製造業PMI速報(10月)と
欧サービス業PMI速報(10月)、26日に独GFK消費者信頼感調査(11月)
などが予定されています。
独IFO景況指数や独欧のPMIなどが注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは1.3050から
先週末のオセアニア-東京時間の揉み合い高値の1.3076アラウンドで
の売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は、1.3100の
「00」ポイント、さらに上昇した場合は先週高値1.3139のポイント、
ここを上抜けた場合は、9月17日高値のラホイ・レジスタンスと呼ば
れている1.3171のポイントなどでの攻防が注目されます。このポイン
トでは過去2回上抜けできずにいますので強い抵抗となそうです。
一方、下落となった場合は、まずは心理的な節目ともなる1.3000の
「000」のポイントから9日と12日高値の1.2991のポイントでの売り
買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、1.2900の「00」
ポイントから先週安値の1.2890のポイント、さらに下落した場合は、
11日安値の1.2825のポイントでの売り買いの攻防が注目されます。


さて、先週17日にムーディーズが「スペインの政府債格付けをBaa3で
据え置く。見通しはネガティブ。」との発表をしたことで、先月来か
らの材料の1つは無事通過することになりました。

一方、地方政府から中央政府への支援要請が相次ぐスペインですが、
週明けは21日のガルシア州とバスク州の地方選挙の結果を受けての
相場動向が注目されます。この原稿を書いている時点ではその選挙
の結果は伝えられていませんが、先週末の段階では現地メディアの
世論調査でラホイ首相が所属する中道右派の国民党の劣勢が伝えら
れていて、結果によっては市場センチメントが悪化する可能性があ
りそうです。

また、スペインが支援要請をするかどうかは「スペイン次第」とい
うことで明確ではありませんが、16日にWSJ紙が「スペイン政府は
EUの新たな救済基金ESMに対して与信枠の設定(ECCL取得)要請をする
ことを検討している。」と報道していて、水面下では支援要請への
準備が進められているようです。市場では与信枠の設定(ECCL取得)
要請を事実上の支援要請とみなし、その時期を11月12日のユーロ圏
財務相会合とすることでコンセンサスが形成されつつあるようです。

そして、ギリシャ問題のほうは財政再建の期限の2年延長で大筋の
合意へと進んでいるようで、11月中旬のギリシャの資金枯渇は薄氷
を踏みながらも回避の運びとはなりそうですが、ギリシャ債務のヘ
アカット(債務減免)の話が再び持ち上がってきていているとともに、
18日には日経新聞による伊グリリ経済・財務相へのインタビューで
「伊2013年の経済成長率の予想を+0.5%から−0.2%に下方修正。
2012年の実質GDPは前期比−2.4%に悪化すると認識。」などの伊の
経済の悪化を示す報道もあったことから、南欧諸国の国債利回りが
小康となっていてスペイン支援要請への期待に支えられて大崩はな
いとはしても、欧州問題再燃に一応注意をする必要はありそうです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その27 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十七話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさん。
 今週は「少数経験の誤謬」とか何とかいう話だったな。』

「ふむ。そうじゃったのう…。」

『よし。聞いてやろうじゃないか。』

「たとえばじゃが…、そうじゃのう…。
 北海道に住んでいる人が大阪に6回の旅行に行ったとしよう。
 そして、なんということじゃろうか、
 その6回の旅行のすべてで雨となってしまったのじゃ…。」

『あははっ。とんでもない雨男だな。』

「そしてその人がこう語ったのじゃ…。
 『ランダムな日程の旅行だったにもかかわらず、
  大阪への旅行ではすべてが雨であった。
  ゆえに大阪はとても雨が多いのである。
  これは理屈ではなく経験した事実である。』と…。」

『あははっ。1970年代の欧陽菲菲の歌じゃあるまいし、
 歌の世界の御堂筋ではいつも小ぬか雨かもしれないが、
 それはその人の事実の経験であっても実際は大間違いだぜ。』

「そのとおりじゃ。」

『そんなことを大阪の人に言ったらたいへんだ。
 『あんたなぁ…、少し勉強しすぎで
  アホになってんのとちゃうか!
  生まれたときからずーっと大阪育ちやけど、
  そんなことは断じてあらへん。アホぬかすな!』と
 大笑いされて一蹴されてしまうぜ。」

「ふむ。そうであろうのう…。
 これが『少数経験の誤謬』じゃ。」

『……!』

「トレードにおいても、この『少数経験の誤謬』
 ということがあるものなのじゃ…。」

『……。』

「そうじゃのう。たとえばじゃが…、
 『損切りを決意して実行すると、損切りした途端に反転して
  損切りしないほうがよかったことに遭遇する。』
 『いけないと言われている際限のないナンピンで
  命からがら儲けとなってしまう。』などがあるのじゃのう。」

『まぁ、確かにそういうこともあるだろうなぁ…。』

「事実という強烈な経験となるだけに厄介なのじゃが、
 それでもこれらは大数試行からすれば誤謬…、
 すなわち間違いとなるのじゃのう…。」

『……。』

「そして、自身の『少数経験の誤謬』に従ってトレードしていると
 いつかは必ずマーケットからキツイお達しが来るのじゃ。」

『お達し?』

「そうじゃ…。大損をもってして示される
 『あなたは間違っている』という市場からの通達じゃ…。」

『……!』

「でもじゃ…。立ち直れる範囲の損で気がつけばよいのじゃが、
 中にはトレーダーとして致命的な大損となるまで…、
 あるいはそうなってさえも気づかぬ人もいるものじゃ…。」

『……。』

「皮肉なことに頭の良い人に案外とありがちなのじゃが、
 経験を法則化して執行してしまうからなのじゃのう。
 その経験が『少数経験の誤謬』と気づかずにじゃ…。」

『……。』

「まぁ、学校で学んできた数学にしても物理にしてもじゃが、
 たとえば、10÷2はいつも違わず5であったし、
 またたとえば、水の電気分解でも陽極には酸素が生成され、
 陰極には水素が2倍生成される、これが常であった。
 学んできたことは『いつもこうである法則』であったわけで、
 これと同様にトレードでも少数経験を法則的に
 適用してしまいがちとなるのじゃのう…。」

『……。』

「ところが、異(い)なる世界の相場では、
 絶対の法則というものがそもそも存在しないのじゃのう…。
 存在しているのは大数的で確率的な『傾向』だけなのじゃ。」

『……。』

「1+5は6の近似となることは多くとも、
 10となることも、ときにマイナスとなることもあるのじゃ。」

『ふーん。そんなものかねぇ…。』

「なので、正しくチャート分析をしても
 いつも必勝ということにはならず、負けとなることも
 ある意味、必然的にあるものなのじゃのう。」

『……。』

「しかし、『少数経験の誤謬』の適用によるトレードで
 マーケットからキツイお達しが来るように、
 逆に、『大数的で確率的に正しい傾向』によるトレードでは
 ときに正しく行って負けるときがあっても、
 あるいは損切りした途端に反転することがあったとしても、
 トータルとして勝っていけるものなのじゃ…。」

『……。』

「それゆえ、相場では絶対則を見つけ出そうとするよりも、
 集合として確率的な思考をしていく必要があるのじゃ。」

『……。』

「ただし、そこに見出されたように思われる『傾向』は、
 分母が増えていくに従い『少数経験の誤謬』とならぬように
 相場つきの変化ということも踏まえて、
 常に修正していく必要があるのではなかろうかのう…。」

『まぁ、そういうことになるのだろうな…。』

「ということで、今週もお話が長くなってしまったようじゃ…。」

『おいおい、何だよジイさん。
 自分ばかりべらべら喋くりやがって…。
 オレ様はちっとも話してないじゃないか。
 それに典型的な2通のメールの話もどうなったんだ。』

「その話もまた来週にしようかのう…。」

『ちっ、しかたねぇ。来週も楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



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FX トレードと凡事のお話 その26


今週末の19日はブラックマンデー25年目となるそうですね。

●先週の主な出来事

<10月8日(月)>

7日にレーン欧州委員が、
「ギリシャに関する交渉は順調に進んでいる。」
との認識を示しました。
7日にECBのアスムッセン理事が、
「独仏を含めユーロ圏のほぼ全ての国で改革が必要。
ECBのユーロを守る姿勢が市場を安定させた。」
などの見解を示しました。
豪ドル米ドルやユーロドルなどがやや下窓を空けて始まりました。
その後、豪ドル米ドルがやや下げ幅を縮小して揉み合いました。
ユーロドルがやや下げ幅を拡大しました。
ドル円がやや上昇をみせました。
ダウ先物は小幅高で始まった後にやや軟調傾向で推移しました。
原油先物は89ドル台で推移しました。
東京市場は祝日で休みでした。
東京時間序盤はドル円が反落して揉み合いました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
ユーロ円やポンド円などがやや軟調に推移しました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合い推移になりました。
REINZ住宅販売(9月)は前年比で前月値より弱い+8.0%でした。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で軟調に推移しました。
主要通貨ペアが下落する展開になりました。
豪ドル円が80円台を割り込みました。
ユーロドルが1.30を割り込みました。
中国HSBCサービス業PMI(9月)は前月値より強い54.3になりました。
市場反応は限定的でした。
ユーロ円が一時102円台を割り込みました。
東京時間後半はドルストレートがやや軟調な揉み合いになりました。
午後2時過ぎにドル円がやや反発をみせました。
アジアの株式市場がやや下げ幅を縮小しました。
スイス失業率(9月)は予想とおりの2.8%でした。
市場反応は限定的でした。
独貿易収支(8月)は予想より強い+163億ユーロ、
独経常収支(8月)は予想より弱い+111億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
ユーロ円が再び102円台を割り込みました。
ドル円が再び反落して揉み合いになりました。
中国上海株式市場などが再び下げ幅を拡大しました。
原油先物が軟調に推移して89ドル台を割り込みました。
午後3時半過ぎ頃からダウ先物がやや反発をみせました。
ドルストレートに一時反発の動きがみられました。
伊10年債利回りは5.091%あたりに上昇しました。
独仏の株式市場が前週末比マイナス圏で始まりました。
英の株式市場は前週末比プラス圏で始まりました。
ドル円が78円台前半へ下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
ドルストレートも再び反落して主要通貨ペアが軟調になりました。
ダウ先物が再び反落する展開になりました。
中国上海株式市場は0.56%安で取引を終えました。
スイス消費者物価指数(9月)は予想より強い−0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
英の株式市場も前週末比マイナス圏へ反落しました。
その後、豪ドル米ドルなどが反発をみせて揉み合いました。
ユーロ円が101円台前半へ下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
伊中銀が「伊の銀行の8月不良債権は前年比15.6%増。」
との発表をしました。
英の株式市場が前週末終値を挟んで上下動になりました。
独鉱工業生産指数(8月)は予想とおりの−0.5%になりました。
ユーロやポンドの軟調が続きました。
午後7時頃からドル円が反発をみせました。
午後7時半頃からユーロドル反発をみせました。
ユーロ円や豪ドル円が反発をみせました。
英の財務相が、
「秋にはより厳しい選択に直面する可能性。
より速いペースでの予算削減は現実的でない。
公共歳出計画は柔軟性をもって対処される。」
などの発言をしました。
ポンドが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35025%に低下しました。
スペイン10年債利回りは5.650%に低下しました。
恒久的な安全網のESMが正式に発足しました。
ユーログループ議長が、
「欧州にとってESMの良いニュースが始まる。
ただ、ESM単独では充分ではない可能性。
ギリシャに関して主要な決定がまだあるとは思わないが、
10月にギリシャに関して決定があることに希望は残っている。」
などの発言をしました。
NY時間序盤はユーロや豪ドルがやや上昇をみせました。
ドル円は揉み合いになりました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
NY市場は株式市場と商品市場を除いて祝日で休みでした。
原油先物が反発して89ドル台を回復しました。
ポンドドルは揉み合いながらも軟調に推移しました。
NYダウはマイナス圏で揉み合い推移になりました。
豪ドル米ドルが1.02台を回復しました。
ドル円が午後11時頃から再び反落して78.07まで下落しました。
ポンド円が125円台前半に下落しました。
ユーロドルが一時やや反落するも再び反発して揉み合いました。
豪ドル円が揉み合いながらも堅調に推移しました。
ユーロ圏財務相会合では、
「次回支援の実施についてギリシャは具体的な行動で示すべき。」
などが示されました。
ギリシャの財務相が、
「トロイカは財政目標達成期限の2年延長を検討している。」
と発言しました。
格付け会社フィッチが「ESMの格付けはAAA、見通しは安定的。」
との発表をしました。
独の財務相が、
「スペイン政府が支援の必要はないと言うならそれを信じるべき。」
との見解を示しました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で取引を終えました。
深夜1時頃からドル円が反発をみせました。
ポンドが下げ止まりをみせました。
NYダウは緩やかに下げ幅を縮小しました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「既にかなり低い金利を変更する理由はない。
(OMTへの)金融支援の要請は各国に委ねられている。」
などの発言をしました。
NY時間後半はドルストレートが揉み合い推移になりました。
NY時間終盤にかけてドル円が揉み合い推移になりました。
豪ドルがやや反落する展開になりました。
米債券市場は祝日で休みでした。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−26.50ドルでこの日の取引を終えました。

<10月9日(火)>

ユーログループが、
「ポルトガルへの次の支出を承認した。
トロイカの第5次調査の結論を歓迎。
ポルトガルの目標達成のための解決策を信頼している。」
などの声明を発表しました。
IMF国際通貨基金が
「世界成長率が2%未満に落ち込む確率は6分の1。
急激な景気下振れリスクは警戒を要するほど高い。
2013年の世界経済成長率は3.6%。7月の3.9%から下方修正。
今年の世界経済成長率は3.3%。7月の3.5%から下方修正。
ECBは追加利下げが必要に。ユーロ圏にデフレのリスク。
世界の経済成長は米欧の行動がなければさらに鈍化へ。
中国の2012年成長率見通しは7.8%。13年は8.2%に下方修正。
米国の2012年成長率見通しは2.2%、13年は2.1%。
ユーロ圏の2013年成長率見通しは0.2%。7月の0.7%から下方修正。
日本の2012年成長率見通しは2.2%。13年は1.2%に下方修正。」
などの発表をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「キプロスをB3へ格下げ。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
オセアニア時間は豪ドルが反発をみせました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
英RICS住宅価格(9月)は市場予想より強い−15.0%でした。
市場反応は限定的でした。
日国際経常収支(8月)は予想より強い+4547億円、
日国際貿易収支(8月)は予想より弱い−6445億円になりました。
市場反応は限定的でした。
日銀総裁が、
「高い成長率から安定した成長に円滑に移行させることが
当局者の重要な責務。潜在成長率を上回る成長継続させる施策は
様々な不均衡を招く恐れがある。」
との認識を示しました。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
東京時間序盤はドルストレートが上昇をみせました。
原油先物が一時90ドル台を回復しました。
IMFの調査局長が、
「回復は失業を減らすには弱過ぎる。世界の回復は弱まった。
欧州危機と米国の財政の崖に不透明感がある。
中国・インド・ブラジルにハードランディングの恐れはない。
主要新興国はしばらく成長が鈍化。
伊やスペインの債券利回り低下は、
ECBが債券買い入れるとの見方を反映している可能性。
欧州債利回りがより低水準にとどまるか確信はできない。」
などの見解を示しました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
IMF国際通貨基金が、
「大半の国は赤字縮小で進展がみられる。
日本と米国は赤字削減に向けた明確な財政政策を欠いている。
先進諸国の来年の財政赤字の対GDP比率は平均4.9%。
先進諸国の今年の財政赤字の対GDP比率は平均5.9%。
先進諸国の財政赤字見通しを7月時点から悪化方向に修正。
ギリシャ公的債務は13年のGDP比182%をピークに減少へ。
ECBが先に発表した新たなユーロ圏加盟国向けの金融支援策は、
ユーロ圏各国による支援プログラムの要請を後押ししている。」
などの見解を発表しました。
豪RBA副総裁が、
「労働市場はここ数ヶ月で明らかに弱含んでいる。
失業率が示す以上に労働市場での余剰労働力が多いと認識。
労働市場の弱含みと世界経済見通しが先週利下げした理由の1つ。
住宅建設の弱さが直近の大きな驚きとなっている。
鉱業ブームが衰退。経済成長の新たな原動力を見いだす必要。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
日経済相が、
「日銀による外債購入は為替介入の観点であれば法改正が必要。
日銀による外債購入は政府との協調の中で日銀が判断すること。」
などの見解を示しました。
アジア開発銀行総裁が、
「日中間の領土問題で貿易が阻害されれば双方に不利益。
緩和手段はたくさんあるが日本の課題に沿った緩和が必要。」
などの見解を示しました。
東京時間午後はドル円がやや反発をみせました。
ドルストレートやクロス円が揉み合うもやや堅調に推移しました。
ダウ先物が上げ幅を縮小する展開になりました。
ロイター通信が、
「スペイン財務省は地方政府の流動性を支援するため、
私募形式で債券を発行して48.6億ユーロを調達する計画。」
との報道をしました。
IMFの副専務理事が、
「過度の変動に対する介入は可能との見解は変わっていない。
日本は物価1%めど達成に向けて金融緩和の余地は大きい。
日銀の外債購入に対して慎重な姿勢。
円の為替レートはやや過大評価との見方は不変。」
などの見解を示しました。
中国証券報が「中国の温州で銀行の不良債権が急増している。」
と報じました。
日景気ウォッチャー調査現状判断DI(9月)は前回値より弱い41.2、
同じく先行き判断DI(9月)は前回値より弱い43.5でした。
日銀金融経済月報では、
「10-12月の生産は海外経済の持ち直し後ずれで弱めの動き。
景気は横ばい圏内の動きとなっている。
企業の業況感は海外経済減速の影響など背景にやや慎重化。
世界経済めぐる不確実性が大きい。
金融・為替市場の景気・物価への影響に注意が必要。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
東京時間終盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
台湾や韓国の株式市場がマイナス圏へ反落しました。
中国上海株式市場は高値圏を維持しました。
日経平均は前日比−93.71円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
仏貿易収支(8月)は予想より弱い−52.86億ユーロになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まった後に反落しました。
中国上海株式市場は1.97%高で取引を終えました。
スペインの財務相が、
「ECBの国債購入計画に時限はない。
ユーロ圏財務相会合ではさらなる調整についての議論はなかった。」
との発言をしました。
午後4時過ぎにダウ先物が急落する展開になりました。
原油先物は89ドル台に反落しました。
一時、スペイン10年債利回りが6%台に上昇しました。
ユーロなど主要通貨ペアが下落しました。
ユーロ円が一時101.01円まで下落しました。
ドラギECB総裁が、議会証言で
「欧州経済は引き続き難問に直面している。
政治家は財政改革を続けねばならない。
適切な条件下で国債購入策のOMTを実施する用意がある。
経済活動は目先は低迷する見通し。OMT発表は市場の信頼に貢献した。
経済見通しは下方リスク。銀行監督一元化は大切な一歩。
ECBの金利は極めて低い。」などの見解を示しました。
午後5時頃からユーロドルがやや反発をみせました。
ユーロ円が下げ一服になり揉み合いました。
英鉱工業生産指数(8月)は予想とおりの−0.5%、
英製造業生産高(8月)は予想より弱い−1.1%
英商品貿易収支(8月)は予想より弱い−98.44億ポンドになりました。
ポンド売り反応がみられました。
ギリシャの6ヶ月債の入札では、
「目標上限10億ユーロに対して13億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い4.46%。
応札倍率が前回より低い1.60倍。」
と目標上限以上の調達額になりました。
午後6時半頃からポンドドルがやや反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
仏の株式市場は前日比プラス圏へ反発しました。
その後、主要通貨ペアが下げ一服も揉み合い推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.34675%に低下しました。
午後8時頃からドルストレートが反発上昇しました。
ダウ先物が徐々に反発しました。
原油先物が90ドル台を回復しました。
オランダ中銀総裁が、
「債務危機のいまだ半ば。
国債購入計画のように明るい兆候もある。
銀行同盟の開始も明るい兆候。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「銀行監督一元化を急ぐために独は何でも行う。
銀行監督一元化はEUとユーロ圏にとってもっとも難しい問題。」
との発言をしました。
加住宅着工件数(9月)は予想より強い22.02万件でした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
独の株式市場がプラス圏へ一時反発しました。
オーストリア財務相が、
「ギリシャの経済環境には依然として不満がある。
ギリシャ問題は10月末には討議される必要があるだろう。
ギリシャ問題の結論は年末前には出されるだろう。」
などの発言をしました。
独の首相が、
「支援の一部ではギリシャ問題の全てを解決することはない。
誰もが一国家の問題はすべての国の問題だと認識している。
ギリシャは改革の終わりには達していない。
ギリシャがユーロ圏に留まることを望む。
問題解決に強力なパートナーシップで臨む。
ギリシャの改革速度は増している。」などの発言をしました。
ギリシャの財務省が、
「ギリシャ向けのユーロ圏財務相会合の可能性。
EUサミットはギリシャ支援を協議する。
ギリシャは計画の延長を要求した。」などの発表をしました。
ギリシャ問題に進展なくダウ先物や欧州株式市場が再下落しました。
その後、ユーロなどドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円が一時反発をみせました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
米10年債利回りが1.71%あたりに低下しました。
英NIESRのGDP予想(9月)は前月より強い+0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
一時、NYダウがプラス圏に反発するも再び下落しました。
ユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円も再び反落して主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロ円が101円台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.02台を割り込みました。
NYダウが一時100ドル超の下落になりました。
原油先物は堅調に推移し91ドル台を回復しました。
深夜12時半過ぎに豪ドルがやや反発をみせました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いになりました。
ポンドは下げ止まりをみせて揉み合いになりました。
ユーロの軟調がしばらく続きました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ロイター通信が、EUサミットの草案として、
「EU首脳らは長期的なEU予算から分離された
ユーロ圏予算の考え方を承認する。
EU首脳らはESMによる銀行への直接資金注入に対応して
ユーロ圏財務相に基準を策定するよう要請。」
などの報道しました。
原油先物が92ドル台に上昇しました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.346%。
応札倍率が前回より高い3.96倍。」になりました。
NYダウが下げ幅をやや縮小して揉み合いになりました。
米コンファレンスボードが、
「雇用トレンド指数(9月)は前月比マイナス0.3%。
雇用回復の勢いが10-12月期に一段と弱くなる可能性。」
との発表をしました。
FRB公定歩合議事録では、
「短期的な経済見通しには慎重。長期的見通しは改善を予想。
個人消費に緩やかな伸び。エネルギー分野の業績は力強い。
住宅市場は販売戸数増と価格上昇でやや前向きな動向。
インフレは概して抑制。理事らは大半が公定歩合の維持を推奨。」
などが示されました。
午後3時過ぎにユーロがやや反発をみせて揉み合いになりました。
英BOE総裁が、
「景気を刺激のするための金融緩和の量は重要な問題。
量的緩和は技術的には制限がないが金融政策の限界に関しては
深い疑問がある。政策金利の水準は底にある。」
などの発言をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を拡大しました。
一部銀行が「スイスフラン建ての預金にマイナス金利を適用する。」
との発表をしました。
米10年債利回りは1.712%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比−110.12でこの日の取引を終えました。

<10月10日(水)>

米アルコアの7-9月期決算では1株当たり利益が
予想より強い0.03ドルになりました。
IMF国際通貨基金が、
「ユーロ危機は主要な懸念の源泉。
米国と日本への著しい質への逃避を招く。
米国は財政の崖と債務上限問題が差し迫ったリスク。
日本は銀行への大量の国債集中が金融安定上の懸念。」
などを示しました。
オセアニア時間ではユーロや豪ドルが軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
豪Westpac消費者信頼感(10月)は前月より強い99.2でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃にドル円がやや反落しました。
ユーロ円が一時100.50を割り込みました。
原油先物が92ドル台を割り込みました。
日経平均は119円ほど下落して始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
IMFの金融資本市場局長が、
「ユーロ危機は金融安定の主要なリスク。
ユーロ圏の周辺国と中核国の格差拡大。
金融安定性の持続にはさらなる政策の取り組みが必要。」
などの認識を示しました。
仲値前あたりから主要通貨ペアにやや反発の動きがみられました。
IMFの筆頭副専務理事が、
「欧州の財政調整には成長に配慮した財政調整が必要。
欧州は銀行支援で地域レベルの行動が必要。
ソブリン債のスプレッド相違の3割は銀行が原因。
政府と銀行間には深い結び付きがある。」
などの認識を示しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
仏中銀総裁が、
「脆弱な銀行がECBの金融政策の伝達を妨げる。
銀行同盟はソブリンリスクと銀行システムの関連性の遮断に重要。
国債購入プログラムは厳格な条件付けを求める。
モラル低下をあおらない場合のみ国債購入プログラムは機能。」
などの認識を示しました。
FRBのイエレン副議長が、
「低金利は米経済の回復支援に必要。
米国債は依然として安全資産とみなされている。
米経済の低迷が続くとの見方が長期金利を押し下げている。
銀行のバランスシートに金利リスクが存在する可能性を懸念。
高水準の失業率の予想が低い利回りを説明している。
低水準で安定したインフレ率が低い利回りを説明。
QEによる購入が長期利回り押し下げている。
経済が回復した際に政策は正常化されよう。
QEは途上国の不安定な資本流出入をもたらす要因となるが
QEで米景気回復が加速すれば全世界に恩恵もたらす。」
などの発言をしました。
午前11時頃からユーロが再び下落しました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「OMTは国債利回りとスプレッド縮小狙う。
財政再建と成長のバランスに留意し必要なら是正する準備すべき。」
などの発言をしました。
スイス中銀総裁が、
「スイスフランと円は安全な投資先。
スイス・フランの上限設定は正しい政策。
欧州と世界にとって非常に困難な時期。」
などの認識を示しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が下げ幅を縮小しました。
東京時間午後からややドル売りが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反発してドル円がやや反落して揉み合いました。
仏中銀総裁が、
「ユーロ圏に根強い脆弱さが残る。
ユーロ圏の金融市場に分断がみられる。
来年のユーロ圏は極めて緩やかな景気回復を予想。
ユーロ圏の国債スプレッドはなおかなり大きい。
各国政府は潜在成長を押し上げる必要がある。
財政出動による成長促進は長く続かない可能性。
ECBは引き続き必要なあらゆる行動を取る。」
などの発言をしました。
中尾財務官が、
「日本の財政状況は低金利でも決して安心できない。
将来に金利が上昇し金融セクターなど経済にダメージ与える可能性。
インフレ率が低くてもバブルの兆候を見逃してはいけない。
赤字国債は政治家のガバナンスが大事。」
などの見解を示しました。
日銀総裁が、
「日本とスイスはともに通貨高で苦しんでいる。
円高への懸念が追加緩和の一因。
日本円とスイスフランの相場水準は高い。
日本経済はスイス経済の9倍の規模。
スイスと日本は非常に異なる。」
などの認識を示しました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物がやや反落しました。
日工作機械受注速報(9月)は前回値より弱い−3.0%でした。
日経平均は前日比−173.36円で取引を終えました。
独卸売物価指数(9月)は前回値より強い+1.3%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
原油先物が一時92ドル台を回復しました。
独連銀総裁が、
「ECBはユーロの価値を守る責任がある。
ECBは責務を全うする信念を持たなければならない。」
などの発言をしました。
仏鉱工業生産指数(8月)は予想より強い前月比+1.5%でした。
欧州の株式市場はマイナス圏で始まった後に下げ幅を縮小しました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
中国上海株式市場は0.22%高で取引を終えました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
豪ドル円が80円台を回復しました。
伊鉱工業生産(8月)は予想より強い前月比+1.7%でした。
独仏の株式市場がプラス圏へ一時反発しました。
午後5時半くらいからダウ先物が再び反落しました。
独仏の株式市場が再びマイナス圏へ反落しました。
ユロドルなどドルストレートが反落する展開になりました。
伊短期債の入札では、
「1年債が目標上限とおりの80億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回よりかなり高い1.941%。
応札倍率が前回より高い1.77倍。」などになりました。
独5年債の入札では、
「目標上限40億ユーロに対して応札額69.58億ユーロ。
発行額31.12億ユーロ。平均落札利回りが前回より低い0.53%。
応札倍率が前回より高い2.2倍。」になりました。
午後7時頃から欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物が再び反発して下幅を縮小しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.34275%に低下しました。
仏大統領が
「仏とスペインはギリシャがユーロに残留すべきとの見解を共有。」
との発言をしました。
スペインの首相が、
「6月のEUサミットの合意は遵守されるべき。
合意には銀行同盟も含む。ギリシャのユーロ離脱は選択的間違い。
今年の成長率は予想より良くなる可能性。
今年の赤字削減目標が達成できると信じている。
独が銀行同盟を遅らせようとしているとは思っていない。
銀行同盟の明確な工程が必要だと認識している。
全ての銀行が銀行同盟の元で監視されるべき。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
原油先物が上下動しながらも92ドル台に上昇しました。
午後9時半頃からダウ先物や欧州株式市場がやや反落しました。
主要通貨ペアに押しがみられました。
米10年債利回りは1.73%に上昇しました。 
NYダウは小幅安で始まりやや軟調に推移しました。
米卸売在庫(8月)は予想より強い+0.5%でした。
午後11時過ぎに主要通貨ペアが反発する展開になりました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りが1.75%に上昇しました。
ユーロドルが一時1.29台を回復しました。
ユーロ円が一時101円台を回復しました。
原油先物が一時93ドル台に上昇しました。
ロンドンフィックス頃から主要通貨ペアがやや反落しました。
NYダウがやや下げ幅を拡大しました。
欧州の株式場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ドル円が軟調に推移しました。
ユーロ円が101円台を割り込みました。
加ドルが軟調に推移しました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回りが1.700%。
応札倍率が前回より高い3.26倍。」になりました。
NYダウが一時140ドルほどの下落になりました。
原油先物が92ドル台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが1.69%あたりに低下しました。
ユーロドルが1.29を割り込んだあたりで揉み合いました。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、
「経済活動は概して緩やかに拡大。
NY地区は横這い状態になりつつある。
カンザスシティーは成長ペースが鈍化。
9月の消費支出は概ね横ばいから小幅増。
雇用情勢はほぼ変わっていない。
多くの地区で小売売上高は小幅拡大。不動産状況は前月改善。
大半の地区で中古住宅販売の増加を報告。
製造業部門の状況は強弱まちまち。総じて前回の報告から幾分改善。
ほとんどの地区でローン需要は横這いから増加。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
深夜3時半過ぎにドルストレートがやや反発をみせました。
ロイターとイプソスの調査では、
「ロムニー氏支持45%、オバマ大統領支持44%。」になりました。
ミネアポリス連銀総裁が
「物価目標満たす限り、失業率が5.5%を下回るまでは低金利維持。
失業率が5.5%下回るまで出口戦略を先送りするべき。
中期的なインフレ見通し2.25%を上回れば解除着手検討。
2.25%は長期目標信認の脅威とならない。
物価安定と最大雇用の二大目標に現在は何も対立はない。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは1.675%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−128.56ドルでこの日の取引を終えました。

<10月11日(木)>

格付け会社のS&Pが、
「スペインをBBB−に2段階格下げする。見通しはネガティブ。
スペインの政府債務が2012年-2014年にGDP100%超になれば
さらに格下げの可能性。」との発表をしました。
ユーロドルなど主要通貨ペアが急落しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
ダラス連銀総裁が、
「QE3が経済成長を促す効果があるかの判断は時期尚早。
QE3は支持しなかった。FRBによる数多くの基準設定の議論は
メリットがあるが達成は困難。持続的な金融緩和は
財政問題に取り組む議員に対する圧力を和らげる。」
などの発言をしました。
ブラジル中銀が政策金利を0.25%引き下げ7.25%としました。
日機械受注(8月)は予想より弱い−3.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀金融政策決定会合議事録要旨では、
「内需、先行きも底堅さ維持すると見込まれるが、
輸出と生産の弱さ補うのは期待したがたい。
景気は当面横ばい圏内にとどまるとの認識で一致。
海外経済は減速やや強まっているとの認識で一致。
日本経済が持続成長に復する軌道はずさないよう、
このタイミングでの緩和強化が適当。
円高株安がマインド悪化を通じて設備投資や個人消費に
マイナスの影響及ぼさないか注視。
中国経済は在庫調整の終了までには相当程度の時間要する。
急速な円高進行など景気下振れリスク高まっていること踏まえ、
機を逸することなく適切な行動が重要(財務省出席者)。」
などが示されました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロが軟調に推移しました。
ドル円がやや反発をみせました。
IMFの専務理事が、
「中国は責任者がIMF総会に参加しないことで損をする。
日中間の緊張が解決されることを期待している。」
などの発言をしました。
豪新規雇用者数(9月)は予想より強い+1.45万人、
豪失業率(9月)は予想より弱い5.4%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
日経平均は下げ幅をやや縮小する展開になりました。
ダウ先物はやや上昇をみせました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
韓国中銀が政策金利を0.25%引き下げ2.75%としました。
韓国株式市場が一時プラス圏に反発する場面がありました。
英BOEのウィール委員が、
「一層の追加緩和策はインフレ率を押し上げる恐れ。
インフレ目標と両立できない可能性もある。
追加利下げの可能性は小さい。」などの見解を示しました。
午前11時近くからユーロの下落が一服になりました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
香港の株式市場がプラス圏へ一時反発する場面がありました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が反発上昇しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
日財務相が、
「財政政策による景気刺激策も重要。成長と車の両輪に。
経済成長と財政再建を車の両輪に財政政策進めるべき。
金融システムの安定性確保に努力。その健全性の維持が重要。
欧州危機など下振れリスク収まれば12年度成長2%は可能。」
などの発言をしました。
東京時間後半はドル円が一時78円台を割り込みました。
米財務長官が、
「財政の崖の先送りは責任ある戦略ではない。
欧州は現在より良い状態になるだろう。解決は何年か要する。
インドの改革は有望で説得力がある。」
などの認識を示しました。
日経平均は一時下げ幅を縮小するも再び軟調に推移しました。
ダウ先物が上げ幅をやや縮小しました。
独の財務相が、
「ユーロ圏は財政赤字削減の約束を履行しつつある。
ユーロ圏には考えられているよりも多くの進展がある。
ユーロ圏では誰もユーロの放棄について考えていない。
ユーロ圏諸国のユーロを防衛する決意は固い。
欧州は問題を解決する過程にある。
ギリシャの問題はギリシャで解決する必要。
ユーロ圏はギリシャのトロイカ報告待つ必要で合意。
ギリシャが目標満たせばユーロ圏から追放しない。」
などの発言をしました。
日消費者態度指数(9月)は前月より弱い40.1になりました。
日経平均は前日比−49.45円で大引けになりました。
独消費者物価指数確報(9月)は予想とおりの+2.0%でした。
市場反応限定期でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が一時再び78円台を割り込みました。
中国上海株式市場が下げ幅を拡大しました。
オーストリア中銀総裁が、
「世界とユーロ圏の成長見通しは悪化している。
ユーロ圏で南北間の格差がある。ECBが政策をまとめるのは難しい。
ECBの金利政策を変更する必要はない。
欧州銀行監督が準備が整うのは2013年半ば以降になる見通し。」
などの発言をしました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
午後3時半頃からドル円が反発をみせました。
仏消費者物価指数(9月)は予想より弱い−0.3%でした。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏で始りました。
中国上海株式市場は0.81%安で取引を終えました。
欧州の株式市場がプラス圏へ反発して堅調に推移しました。
ダウ先物が揉み合いの後に上昇する展開になりました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
FRBのイエレン副議長が、
「大半の先進国の経済成長は非常に緩やか。
潜在成長力を大幅に下回る。欧州危機と住宅市場が米成長を阻害。
財政面での無為が低調な回復につながった。新興国経済は鈍化。
国際的な需要の低迷と欧米向け輸出の減退に直面している。
日本の債務水準・高齢化・景気低迷は財政の持続可能性への懸念。」
などの認識を示しました。
欧州委員長が、
「緊縮と成長の間でバランスを見つけるのは可能。
高水準の債務は非社会的で予算削減が必要。」
などの見解を示しました。
ECB月例報告では、
「景気見通しは下方リスク。インフレ見通しは概ね均衡。
政府が条件に合意すれば国債購入する用意がある。
条件が満たされなければ国債購入は停止する。
成長は弱い状態は続く。インフレは2013年に2%未満へ。」
などが示されました。
伊2015年債の落札利回りは前回より高い2.86%になました。
伊10年債利回りは5.07%台に低下しました。
ギリシャ失業率(7月)は前月より悪化して25.1%になりました。
日財務相が、
「G7では円高が悪影響を及ぼすことへの懸念を表明した。
為替に関する認識を引き続き共有することが重要と述べた。
為替変動の過度な変動は経済に悪影響と述べた。
G20に向け連絡を密にし動向を注視することで合意した。」
などの発言をしました。
午後7時半頃ユーロドルが1.29台を回復しました。
原油先物が92ドル台を回復しました。
一部メディアが、
「ソフトバンクが全米第3位の携帯大手スプリントを
買収する方向で協議に入った。買収総額が日本企業では
過去最大級となる2兆円規模に達する可能性。」と報じました。
ドル円が堅調に推移しました。
ユーロ円が101円台を回復しました。
独の首相が、
「EU27か国での通貨統合が重要。
独経済はユーロ圏の成長鈍化の影響を被っている。
独の興味はユーロ圏経済を助けること。
独の仕事はユーロ経済を刺激すること。
いくつかの減税を考えている。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.34025%に低下しました。
米貿易収支(8月)は予想よりやや弱い−442億ドル、
米輸入物価指数(9月)は予想より強い+1.1%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い33.9万件と、
4年8ヶ月ぶりの低水準になりました。
ドル円やクロス円に上昇反応がみられました。
加国際商品貿易(8月)は予想より強い−13.2億加ドル、
加新築住宅価格指数(8月)は予想より強い+0.2%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
伊10年債利回りは5.078%あたりに低下しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは一時1.73%あたりに上昇しました。
その後、NYダウが上げ幅をやや縮小しました。
スペイン10年債利回りは5.834%あたりに上昇しました。
主要通貨ペアに一時やや押しの動きがみられました。
その後、NYダウが上げ幅を拡大する展開になりました。
ドルストレートが再び上昇しました。
FRBのスタイン理事が、
「非伝統的な政策手段に関してFOMC内に見解の相違があった。
現在の前例のない状況を考慮すれば不可避であり健全。
政策行動がなければ失業率の改善はしばらく遅くなる。
9月の政策決定を支持。決定は正しかったと強く確信。
追加行使のハードルは高い地点まで押し上げられた。
物価安定の脅威が生じれば政策金利は引き上げられる。」
などの見解を示しました。
米EIA週間石油在庫統計では原油在庫が167.2万バレル増でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドンフィックス頃からNYダウが上げ幅を縮小して反落しました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
米10年債利回りが低下して1.7%台を下回りました。
深夜1時頃からドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円やクロス円は軟調に推移しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「9月のFOMCの決定には反対を表明する。
QE3は利益よりコストが大きく雇用への効果も大きくはない。
2015年は許容できないほどインフレリスクが高まり、
2015年より前に引き締めに転じる可能性。
9月の雇用統計は良いニュース。雇用の緩やかな回復を示している。
政府の統計担当者は誠実である。」などの見解を示しました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが2.904%。応札倍率が前回より高い2.49倍。」
になりました。
深夜2時過ぎからドルストレートが再び緩やかに反落しました。
NY時間終盤にかけてドル円が揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.668%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比−18.58ドルの4日続落で取引を終えました。

<10月12日(金)>

セントルイス連銀総裁が、
「雇用統計の操作などはない。今後も失業率は低下して行くだろう。
新規失業保険申請件数は変動しやすい指標である。
2012年下期のGDPは2%を予想。来年は3%を上回る可能性。」
などの認識を示しました。
オセアニア時間はドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円が反発をみせました。
豪ドルやNZドルが軟調に推移しました。
ユーロは揉み合い推移になりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は92ドル台前半で推移しました。
WSJ紙が、
「独の主要経済研究所はギリシャが抱える膨大な債務について、
ECBの国債買い入れを通じて単に時間を稼ぐだけで持続不可能。
さらなるヘアカット(債務元本の削減)が必要との見解を示した。」
と報道しました。
日経新聞が、
「G7は経済失速回避で連携。欧州の危機対応に期待。
成長下振れに警戒感。具体策に踏み込めず。」
などの見出しでG7に関する報道をしました。
加の財務相が、
「IMFがギリシャなどの財政問題解決に
一層の時間的猶予を与えるとの提案に賛成。」
との発言をしました。
日第三次産業活動指数(8月)は予想とおりの+0.4%、
日国内企業物価指数(8月)は予想とおりの−1.4%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
その後、日経平均が反落する展開になりました。
ドルストレートでのドル売りがやや弱まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
独の財務相が、
「短期的措置は中期的な目標と合致する必要。
欧州は世界経済の問題の唯一の原因ではない。
欧州が問題を解決しつつあるとの信頼は拡大している。
ユーロ各国はコミットメントを守り実行すべき。
G20は欧州が前進していることに注目している。
G7の公的債務を削減し過剰流動性の発生を回避する見解を支持。
IMFの新たな出資比率は経済開放度を考慮すべき。」
などの発言をしました。
独連銀総裁が、
「独経済は下期に停滞へ。独経済は欧州の調整の影響を受けている。
独経済はなお力強い。危機は各国政府が解決する必要。
ギリシャ支援プログラム延長すれば必要資金が拡大する。
ギリシャについてはトロイカの報告を待つ必要。
ECBが貨幣を増発することで危機は解決できない。
政府が中銀に依存し過ぎることを懸念している。
IMFの2者間信用供与の枠組みに独連銀が調印へ。
米国の財政の崖とエネルギー価格とユーロ圏危機が
世界経済の主なリスク。」などの発言をしました。
その後、日経平均が再びプラス圏へ反発しました。
一部メディアが、
「ギリシャ政府とトロイカ査察団との協議が11日に前進して、
ギリシャに実施が義務付けられる緊縮政策について
10月半ばのEUサミットまでに合意が成立する見通し。」
との観測報道をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日プラス圏で始まりました。
ドルストレートなど主要通貨ペアが反発上昇しました。
ダウ先物がやや堅調傾向で推移しました。
NZドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
日の月例経済報告では、
「景気判断を3ヶ月連続で下方修正する。このところ弱めの動き。
3ヶ月連続での下方修正はリーマンショック直後以来。
生産は3ヶ月連続、業況判断は10ヶ月ぶりに下方修正。
景気は当面弱めの動き。その後は海外改善につれた回復を期待。」
などが示されました。
日財務相が、
「景気の先行きは警戒感持って見ていく必要。
現状の景気に危機感。財政・金融でしっかり対応する必要。
欧米中銀トップとの会談はこちらから申し出た。
日銀へは強力な金融緩和を求め続けたい。
米FRB議長との会談では最大の問題である円高基調に
触れないことあり得ない。」などの発言しました。
その後、中国上海株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小しました。
午前11時過ぎから主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の政治的停滞は日本の債務見通しにとって懸念材料。
日本国債の利回りは低水準続く可能性高い。
政策当局者に債務を削減する時間的猶予を与える。
中銀による国債買入は低い経済成長の最終的な解決策にならない。
日国債の利回り上昇につながる可能性は目先見当たらない。」
などの見解を発表しました。
IMF国際通貨基金が、
「日銀は1%のインフレ目標達成のため一段の緩和が必要な公算。
中国のハードランディングの可能性は引き続き低い。」
などの見解を示しました。
中国上海や韓国や台湾などの株式市場がマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物がやや反落する展開になりました。
主要通貨ペアが軟調推移になりました。
白井日銀審議委員が、
「先進国の国債利回りは上昇リスクが高まっている可能性。
新興国の利上げ慎重姿勢。商品価格上昇の一因。」
などの認識を示しました。
日経平均が再びマイナス圏へ反落しました。
IMFの専務理事が、
「ユーロ圏と米国が不確実性ある2つの地域。
世界の成長は失業を抑制するには不充分。
先進国の成長は活気を欠いている。
財政再建が必要だがペースは国ごとに検討すべき。
ギリシャは既に大幅な歳出削減を実施。
成長不足や市場の圧力を考えればさらなる時間が必要。」
などの見解を示しました。
独の財務相が、 
「1年後には欧州に関連する不透明感のほとんどを
克服していると楽観している。」と発言しました。
東京時間終盤はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
中国上海株式市場が反発して前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
日経平均は前日比−12.66円の8534.12円で週取引を終えました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアにやや上昇がみられました。
スペインの経済相が、
「ECBの国債買い入れ計画がすでに発動する準備ができている。
支援要請についてはどこからも圧力は受けていない。
11月の経済見通しで景気後退の深刻化が示されれば、
名目赤字目標を変更する必要もある。
スペインの支援申請に関する決定は格付けには左右されない。」
などの発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャのユーロ離脱の確率は3分の1。
中心的なシナリオではユーロを離脱する国はないと想定。」
との見解を発表しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
中国上海株式市場は小幅高で取引を終えました。
ユーロドルは一時押した後に上昇して堅調に推移しました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小してダウ先物も反発をみせました。
英BOEのタッカー副総裁が、
「資金調達スキームに多くの銀行が参加したことは嬉しい驚き。
スキームは銀行の資金調達コスト引き下げに寄与。
借り手にも恩恵が及ぶと確信。」との発言をしました。
その後、欧州の株式市場やダウ先物が反発をみせました。
伊10年債利回りは5.009%あたりに低下しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ギリシャの2013年財政目標が達成できるとの心強い兆しがある。
ギリシャにとって危機脱出の最善の策はユーロ圏内での改革。
ECBの新しい債券買い入れ計画は信頼の置ける安全装置。
ユーロは後戻りできない。インフレで政府債務の負担
を緩和させるのはユーロ圏の選択肢ではない。」
などの発言をしました。
午後5時頃から主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
欧州の株式市場やダウ先物が反落しました。
欧工業生産指数(8月)は予想より強い+0.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
EU欧州連合がノーベル平和賞を受賞することになりました。
日経済相が、
「バーナンキFRB議長と中央銀行の役割について話した。
日本が円高基調でデフレが続いていると話した。
今後の景気動向について意見交換した。」
などの発表をしました。
中国人民銀行副総裁が、
「2012年の中国経済成長率は7.8%前後になる。
公式目標の7.5%は確実に上回る。
2012年の中国のインフレ率は2.7%前後に。
人民元は均衡水準に近い。
人民元建て融資のこれまでの伸び率は16%で力強い。
中国人民銀は市場介入を大きく減らした。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
豪RBA総裁が、
「中国成長鈍化は豪州にとって問題。
豪州の商品価格は予想より落ち込んでいる。
豪中銀は金利を動かす余地がある。」
などの発言をしました。
豪ドル米ドルや豪ドル円などが軟調になりました。
原油先物が一時92ドル台を割り込む場面がありました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が再び反発しました。
ユーロドルやポンドドルが反発をみせました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「債券購入計画は実施ができる状態となっている。
ギリシャへのさらなる外部支援にはより時間が必要。
ECBは国債購入で損失を被るとは予想していない。
スペインが支援を要請するとの兆候はない。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.33425%に低下しました。
米JPモルガン・チェースの7-9月期決算では、
1株当たりの利益が予想より強い1.40ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルが堅調に推移しました。
米ウェルズ・ファーゴの7-9月期決算では、
1株当たりの利益が予想より強い0.88ドルになりました。
NY時間序盤はややドル売りが優勢の展開になりました。
米生産者物価指数(9月)は予想より強い+2.1%、
米生産者物価指数コア(9月)は予想より弱い+2.3%でした。
午後9時半過ぎからドルストレートに上昇の動きがみられました。
スペイン10年債利回りが5.65%台に低下しました。
仏の財務相が、
「ギリシャ向け計画は1ヶ月以内に決定される必要。
仏の赤字削減目標は変わらない。
米国は財政の崖を上る道を得られるだろう。」
などの発言をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場は反落しました。
午後10時頃からドルストレートがやや反落しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.65%台に低下しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)予想より強い83.1でした。
NYダウや欧州の株式市場に上昇反応がみられました。
為替市場での反応は限定的でした。
その後、NYダウや欧州の株式市場が反落する展開になりました。
原油先物が92ドル台を割り込みました、
一部メディアが、
「EUはイランに対する一部金融取引禁止を含む新たな制裁案を承認。
イランからの天然ガス輸入や、黒鉛、金属の輸出、
そして、造船技術、貿易の短期保証も禁止する。」
と報じました。
伊の首相が、
「スペインがEUに対して支援を要請すれば
市場の投機的動きは落ち着く可能性。」との認識を示しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ギリシャは自国債を買い戻し償却すべき。
2020年までにギリシャの累積債務がGDPの120%を超えると予想。
ECBは直接購入することはできない。
買い入れ償却したとしても債務不履行には当らない。」
との発言をしました。
ロンドンフィックス過ぎにNYダウがマイナス圏へ下落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏で取引を終えました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
深夜1時半頃からドル円やユーロドルなどがやや反発をみせました。
格付け会社のS&Pが、
「南アの自国通貨建て格付けをA−に引き下げる。
外貨建て格付けをBBBに格下げる。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
ランドが下落しました。
ロシアの大使が、
「加経済は安全な避難場所。ロシアは外貨準備に
加ドルを買い続けるだろう。」との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
深夜2時半過ぎから豪ドルが反発をみせました。
リッチモンド連銀総裁が、
「インフレ率を2%に保つ取り組みを弱めると誤解されることで、
少なくとも2015年半ばとの文言は欠陥あり反対した。
MBS追加購入で成長改善すればインフレ率上昇引き起こす。
仮に追加資産購入するならば米国債の方が好ましい。
経済成長は来年後半から強まり始め改善し続ける。」
などの発言をしました。
米月次財政収支(9月)は予想とおりの750億ドルになりました。
米財務省が、
「2012会計年度の財政赤字は1兆900億ドル。4年連続で1兆ドル超。
財政赤字は前年の1兆2970億ドルからは減少した。」
との発表をしました。
NYダウが終盤にかけて反発をみせました。
米10年債利回りは1.654%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+2.46ドルの13328.85ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<10月15日(月)>

午前8時01分にライトムーブ住宅価格(10月)、
午前9時半に豪住宅ローン許可件数(8月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(9月)、中国生産者物価指数(9月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(8月)、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(9月)、
夜9時(予定)に米シティ・グループの第3四半期決算発表、
夜9時半に米小売売上高(9月)、NY連銀製造業景気指数(10月)、
夜11時に米企業在庫(8月)、
などが予定されています。
中国・米の指標には注目です。

<10月16日(火)>

朝6時45分にNZ第3四半期消費者物価、
午前9時半に豪RBA議事録、
午後5時半に英消費者物価指数(9月)、英小売物価指数(9月)、
同午後5時半に英生産者物価指数コア(9月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(10月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(10月)、欧貿易収支(8月)、
同午後6時に欧消費者物価指数確報(10月)、
夜9時(予定)に米ゴールドマン・サックスの第3四半期決算発表、
夜9時半に米消費者物価指数(9月)、米消費者物価指数コア(9月)、
同夜9時半に加製造業売上高(8月)、
夜10時に対米証券投資(ネット長期フロー 8月)、
夜10時15分に米鉱工業生産(9月)、米設備稼働率(9月)、
夜11時に米NAHB住宅市場指数(10月)、
などが予定されています。
NZ・豪・英・独・米の指標には注目です。

<10月17日(水)>

午後3時に日工作機械受注確報(9月)、
午後5時半に英失業率(9月)、英失業保険申請件数(9月)、
同午後5時半に英BOE議事録、
午後6時に欧建設支出(8月)、
夜8時(予定)にバンク・オブ・アメリカの第3四半期決算発表、
夜9時半に米住宅着工件数(9月)、米建設許可件数(9月)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<10月18日(木)>

午前11時に中国第3四半期GDP、中国鉱工業生産(9月)、
同午前11時に中国小売売上高(9月)、中国固定資産投資(9月)、
午後3時にスイス貿易収支(9月)、
午後5時半に英小売売上高指数(9月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加卸売売上高(8月)、
夜11時にフィラデルフィア連銀景況指数(10月)、
同夜11時に米景気先行指標総合指数(9月)、
などが予定されています。
中国・英・米の指標には注目されます。
また、この日からEU首脳会議が開催されます。

<10月19日(金)>

午後1時半に日全産業活動指数(8月)、
午後2時に日景気先行CI指数改訂値(8月)、
同午後2時に日景気一致CI指数改訂値(8月)、
午後3時に独生産者物価指数(9月)、
午後5時に欧経常収支(8月)、
夜8時15分(予定)にモルガン・スタンレーの第3四半期決算発表、
夜9時半に加消費者物価指数(9月)、加消費者物価指数コア(9月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(9月)、
などが予定されています。
加・米の指標には注目です。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(15日-19日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.34で始まり、
週前半に堅調に推移しまして80のポイントを一時やや超えるも週の
後半に反落して79.65で週の終値となりました。
そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末に0.33425%と引き続
き低下しました。また、米10年債利回りは1.654%に低下しました。
一方、NYダウは週終値で13328.85ドルになり週間で281ドルほど下落
する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、10日の米卸売在庫(8月)が予想より強い
+0.5%、11日の米貿易収支(8月)が予想よりやや弱い−442億ドル、
米輸入物価指数(9月)が予想より強い+1.1%、米新規失業保険申請
件数が予想よりかなり強い33.9万件、12日の米生産者物価指数(9月)
が予想より強い+2.1%、米生産者物価指数コア(9月)が予想より弱
い+2.3%、ミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)が予想より
強い83.1、などになりました。市場予想より強い指標が多く米経済
の改善が覗える結果になりました。

また、先週の米要人発言では、10日、FRBのイエレン副議長「低金利
は米経済の回復支援に必要。米国債は依然として安全資産とみなされ
ている。米経済の低迷が続くとの見方が長期金利を押し下げている。
銀行のバランスシートに金利リスクが存在する可能性を懸念。高水準
の失業率の予想が低い利回りを説明している。低水準で安定したイン
フレ率が低い利回りを説明。QEによる購入が長期利回り押し下げてい
る。経済が回復した際に政策は正常化されよう。QEは途上国の不安定
な資本流出入をもたらす要因となるがQEで米景気回復が加速すれば全
世界に恩恵もたらす。」、
ミネアポリス連銀総裁「物価目標満たす限り、失業率が5.5%を下回
るまでは低金利維持。失業率が5.5%下回るまで出口戦略を先送りす
るべき。中期的なインフレ見通し2.25%を上回れば解除着手検討。
2.25%は長期目標信認の脅威とならない。物価安定と最大雇用の二大
目標に現在は何も対立はない。」、

11日、ダラス連銀総裁「QE3が経済成長を促す効果があるかの判断は
時期尚早。QE3は支持しなかった。FRBによる数多くの基準設定の議論
はメリットがあるが達成は困難。持続的な金融緩和は財政問題に取り
組む議員に対する圧力を和らげる。」、
FRBのイエレン副議長「大半の先進国の経済成長は非常に緩やか。
潜在成長力を大幅に下回る。欧州危機と住宅市場が米成長を阻害。
財政面での無為が低調な回復につながった。新興国経済は鈍化。
国際的な需要の低迷と欧米向け輸出の減退に直面している。」、
FRBのスタイン理事「非伝統的な政策手段に関してFOMC内に見解の相
違があった。現在の前例のない状況を考慮すれば不可避であり健全。
政策行動がなければ失業率の改善はしばらく遅くなる。9月の政策
決定を支持。決定は正しかったと強く確信。追加行使のハードルは
高い地点まで押し上げられた。物価安定の脅威が生じれば政策金利は
引き上げられる。」、
フィラデルフィア連銀総裁「9月のFOMCの決定には反対を表明する。
QE3は利益よりコストが大きく雇用への効果も大きくはない。2015
年は許容できないほどインフレリスクが高まり、2015年より前に引
き締めに転じる可能性。9月の雇用統計は良いニュース。雇用の緩
やかな回復を示している。政府の統計担当者は誠実である。」、

12日、セントルイス連銀総裁「雇用統計の操作などはない。今後も
失業率は低下して行くだろう。新規失業保険申請件数は変動しやすい
指標。12年下期のGDPは2%を予想。来年は3%を上回る可能性。」
リッチモンド連銀総裁「インフレ率を2%に保つ取り組みを弱めると
誤解されることで、少なくとも2015年半ばとの文言は欠陥あり反対
した。MBS追加購入で成長改善すればインフレ率上昇引き起こす。
仮に追加資産購入するならば米国債の方が好ましい。経済成長は
来年後半から強まり始め改善し続ける。」、などがありました。

そして、10日の米地区連銀経済報告(ベージュブック)では「経済活動
は概して緩やかに拡大。NY地区は横這い状態になりつつある。カンザ
スシティーは成長ペースが鈍化。9月の消費支出は概ね横ばいから
小幅増。雇用情勢はほぼ変わっていない。多くの地区で小売売上高は
小幅拡大。不動産状況は前月改善。大半の地区で中古住宅販売の増加
を報告。製造業部門の状況は強弱まちまち。総じて前回の報告から
やや改善。ほとんどの地区でローン需要は横這いから増加。」
などが示されました。

今週の米主要経済指標では、15日に米小売売上高(9月)とNY連銀製造
業景気指数(10月)に夜11時に米企業在庫(8月)、16日に米消費者物価
指数(9月)に米消費者物価指数コア(9月)と対米証券投資(8月)と米鉱
工業生産(9月)に米設備稼働率(9月)と米NAHB住宅市場指数(10月)、
17日に米住宅着工件数(9月)と米建設許可件数(9月)、18日にフィラ
デルフィア連銀景況指数(10月)と米景気先行指標総合指数(9月)、
19日に米中古住宅販売件数(9月)、などが予定されています。


円については、先週の日主要経済指標では、9日の日国際経常収支
(8月)が予想より強い+4547億円、日国際貿易収支(8月)が予想より
弱い−6445億円、日景気ウォッチャー調査現状判断DI(9月)が前回値
より弱い41.2、同先行き判断DI(9月)が前回値より弱い43.5、10日の
日工作機械受注速報(9月)が前回値より弱い−3.0%、11日の日消費者
態度指数(9月)が前月より弱い40.1、12日の日国内企業物価指数(8月)
が予想とおりの−1.4%、日第三次産業活動指数(8月)が予想とおりの
+0.4%、などになりました。日本経済がやや低迷していることが覗
える結果になりました。

そして、先週の日要人発言では、9日、日銀総裁「高い成長率から
安定した成長に円滑に移行させることが当局者の重要な責務。潜在
成長率を上回る成長継続させる施策は様々な不均衡を招く恐れ。」、
日経済相「日銀による外債購入は為替介入の観点であれば法改正が
必要。日銀による外債購入は政府との協調の中で日銀が判断。」、

10日、中尾財務官「日本の財政状況は低金利でも決して安心できな
い。将来に金利が上昇し金融セクターなど経済にダメージ与える可
能性。インフレ率が低くてもバブルの兆候を見逃してはいけない。
赤字国債は政治家のガバナンスが大事。」、
日銀総裁「日本とスイスはともに通貨高で苦しんでいる。円高への
懸念が追加緩和の一因。日本円とスイスフランの相場水準は高い。
日本経済はスイス経済の9倍の規模。スイスと日本は異なる。」、

11日、日財務相「G7では円高が悪影響を及ぼすことへの懸念を表明し
た。為替に関する認識を引き続き共有することが重要と述べた。為替
変動の過度な変動は経済に悪影響と述べた。G20に向け連絡を密にし
動向を注視することで合意した。」、

12日、日財務相「景気の先行きは警戒感持って見ていく必要。現状の
景気に危機感。財政・金融でしっかり対応する必要。欧米中銀トップ
との会談はこちらから申し出た。日銀へは強力な金融緩和を求め続け
たい。」、白井日銀審議委員「先進国の国債利回りは上昇リスクが高
まっている。新興国の利上げ慎重姿勢。商品価格上昇の一因。」、
日経済相「バーナンキFRB議長と中央銀行の役割について話した。
日本が円高基調でデフレが続いていると話した。今後の景気動向に
ついて意見交換した。」、などがありました。

また、12日に格付け会社のムーディーズが「日本の政治的停滞は日本
の債務見通しにとって懸念材料。日本国債の利回りは低水準続く可能
性は高い。政策当局者に債務を削減する時間的猶予を与える。中銀に
よる国債買入は低い経済成長の最終的な解決策にならない。日国債の
利回り上昇につながる可能性は目先見当たらない。」などの見解を示
しました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、15日に鉱工業生産確報(8月)
17日に日工作機械受注確報(9月)、19日に日全産業活動指数(8月)と
日景気先行CI指数改訂値(8月)に日景気一致CI指数改訂値(8月)、
などが予定されていますが注目度は低そうです。

先週のドル円相場は、週初8日に78.65で始まり揉み合いを経た後に
午前11時過ぎからリスク回避の動意に軟調傾向で推移して、ロンドン
時間前半に78.12まで下落する展開になりました。その後、やや戻す
もロンドンフィックスにかけて78.07まで再び下落しました。その後
は反発して9日の東京時間昼過ぎに78.43まで戻しましたが、IMFに
よる相次ぐ世界の経済に関する弱い見通しの発表も影響したか、揉み
合いながらもロンドンフィックスにかけて78.15まで反落する展開に
なりました。その後、緩やかに反発して10日のNY時間序盤にかけて
78.37まで戻しましたが、その後は軟調に推移して、S&Pがスペイン
を2段階格下げしたことを背景としたリスク回避の動意に、11日の
東京時間終盤にかけて週安値の77.94まで下落しました。
その後は反発に転じて、米新規失業保険申請件数が33.9万件と4年
8ヶ月ぶりの低水準になったことなどを背景にNY時間前半に78.58
まで上昇しましたが、その後は再び軟調になって深夜3時頃にかけ
て78.27まで反落する展開になりました。その後に反発をみせるも
週末12日は78.40を中心とする20Pipsほどの幅の上下動の揉み合い
になって78.43で週の取引を終えました。週前半に下落しましたが
週後半に反発をみせる相場展開になりました。


今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは10月11日高値の
78.58のポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜
けた場合は、10月5日高値の78.86から79.00の「00」ポイントを巡る
売り買いの攻防が注目されます。さらに上昇した場合は、79.50から
8月20日高値79.65のポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、12日安値の78.27のポイントを巡る売り
買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は78.00の「00」
ポイントから10月11の先週安値になる77.94のサポート・ゾーンを巡
る攻防が注目されます。さらに下落した場合は、FOMC後の揉み合いの
下辺あたりとなる77.43アラウンドでの攻防が注目されます。77円台
では引き続き強めの円高牽制発言がありそうです。米指標の改善傾向
に反発する可能性もありますが、ギリシャやスペインを巡る不透明感
もあり、78.00アラウンドから79.00アラウンドのレンジ相場となる
可能性が高そうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、8日の独貿易収支
(8月)が予想より強い+163億ユーロ、独経常収支(8月)が予想より弱
い+111億ユーロ、独鉱工業生産指数(8月)が予想とおりの−0.5%、
10日の独卸売物価指数(9月)が前回値より強い+1.3%、11日の独消費
者物価指数確報(9月)が予想とおりの+2.0%、欧工業生産指数(8月)
が予想より強い+0.6%、などになりました。欧州経済は弱いながら
も小康状態となっていることが覗える結果になりました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

7日、レーン欧州委員「ギリシャに関する交渉は順調に進んでる。」
ECBのアスムッセン理事「独仏を含めユーロ圏のほぼ全ての国で改革
が必要。ECBのユーロを守る姿勢が市場を安定させた。」、

8日、伊中銀「伊の銀行の8月不良債権は前年比15.6%増。」、
ユーログループ議長「欧州にとってESMの良いニュースが始まる。
ただ、ESM単独では充分ではない可能性。ギリシャに関して主要な
決定がまだあるとは思わないが、10月にギリシャに関して決定がある
ことに希望は残っている。」、ユーロ圏財務相会合「次回支援の実施
についてギリシャは具体的な行動で示すべき。」、ギリシャの財務相
「トロイカは財政目標達成期限の2年延長を検討している。」、
格付け会社フィッチ「ESMの格付けはAAA、見通しは安定的。」、
独の財務相「スペイン政府が支援の必要はないと言うならそれを信じ
るべき。」、ECBのコンスタンシオ副総裁「かなり低い金利を変更す
る理由はない。(OMTへ)金融支援の要請は各国に委ねられている。」

9日、ユーログループ「ポルトガルへの次の支出を承認。トロイカの
第5次調査の結論を歓迎。ポルトガルの目標達成のための解決策を
信頼している。」、ムーディーズ「キプロスをB3へ格下げ。見通しは
ネガティブ。」、IMF「ギリシャ公的債務は13年のGDP比182%をピー
クに減少へ。ECBが先に発表の新たなユーロ圏加盟国向けの金融支援
策はユーロ各国による支援プログラムの要請を後押ししている。」、
スペインの財務相「ECBの国債購入計画に時限はない。ユーロ圏財務
相会合ではさらなる調整についての議論はなかった。」、
ドラギECB総裁「欧州経済は引き続き難問に直面している。政治家は
財政改革を続けねばならない。適切な条件下で国債購入策OMTを実施
する用意がある。経済活動は目先は低迷する見通し。OMT発表は市場
の信頼に貢献した。経済見通しは下方リスク。銀行監督一元化は大切
な一歩。ECBの金利は極めて低い。」、
独の財務相「銀行監督一元化を急ぐために独は何でも行う。銀行監督
一元化はEUとユーロ圏にとってもっとも難しい問題。」、
オーストリア財務相「ギリシャの経済環境に依然として不満がある。
ギリシャ問題は10月末には討議される必要があるだろう。」
独の首相「支援の一部でギリシャ問題の全てを解決することはない。
ギリシャは改革の終わりには達していない。ギリシャがユーロ圏に
留まることを望む。問題解決に強力なパートナーシップで臨む。
ギリシャの改革速度は増している。」、
ギリシャの財務省「ギリシャ向けのユーロ圏財務相会合の可能性。
EUサミットはギリシャ支援を協議。ギリシャは計画延長を要求。」、

10日、仏中銀総裁「国債購入プログラムは厳格な条件付けを求める。
モラル低下をあおらない場合のみ国債購入プログラムは機能。各国
政府は潜在成長を押し上げる必要がある。財政出動による成長促進
は長く続かない。ECBは引き続き必要なあらゆる行動を取る。」、
仏大統領「仏と西班牙はギリシャがユーロに残留すべきと見解。」、

11日、S&P「スペインをBBB−に2段階格下げする。見通しはネガテ
ィブ。スペインの政府債務が2012年-2014年にGDP100%超になれば
さらに格下げの可能性。」、
独の財務相「ユーロ圏は財政赤字削減の約束を履行しつつある。
ユーロ圏には多くの進展がある。ユーロ圏では誰もユーロの放棄に
ついて考えていない。ユーロ圏諸国のユーロを防衛する決意は固い。
欧州は問題を解決する過程にある。ギリシャの問題はギリシャで解
決する必要。ユーロ圏はギリシャのトロイカ報告待つ必要で合意。
ギリシャが目標満たせばユーロ圏から追放しない。」、
オーストリア中銀総裁「世界とユーロ圏の成長見通しは悪化してる。
ユーロ圏で南北間の格差がある。ECBが政策をまとめるのは難しい。
ECBの金利政策を変更する必要はない。欧州銀行監督が準備が整う
のは2013年半ば以降になる見通し。」、
独の首相「EU27か国での通貨統合が重要。独経済はユーロ圏の成長
鈍化の影響を被っている。独の興味はユーロ圏経済を助けること。
独の仕事はユーロ経済を刺激すること。」、

12日、米WSJ紙「独の主要経済研究所はギリシャが抱える膨大な債務
について、さらなる債務元本の削減が必要との見解を示した。」、
独連銀総裁「独経済は下期に停滞へ。独経済はなお力強い。危機は
各国政府が解決する必要。ギリシャ支援プログラム延長すれば必要
資金が拡大する。ギリシャについてはトロイカの報告を待つ必要。
ECBが貨幣を増発することで危機は解決できない。政府が中銀に依存
し過ぎることを懸念。」、
一部メディア「ギリシャ政府とトロイカ査察団との協議が11日に前進
して、ギリシャに実施が義務付けられる緊縮政策について10月半ばの
EUサミットまでに合意が成立する見通し。」、
スペインの経済相「ECBの国債買い入れ計画がすでに発動する準備が
できている。支援要請についてはどこからも圧力は受けていない。
スペインの支援申請に関する決定は格付けには左右されない。」、
ムーディーズ「ギリシャのユーロ離脱の確率は3分の1。中心的な
シナリオではユーロを離脱する国はないと想定。」、
ECBのアスムセン専務理事「ギリシャの2013年財政目標が達成できる
との心強い兆しがある。ギリシャにとって危機脱出の最善策はユーロ
圏内での改革。ECBの新しい債券買い入れ計画は信頼の置ける安全装
置。ユーロは後戻りできない。インフレで政府債務の負担を緩和させ
るのはユーロ圏の選択肢ではない。」
複数のメディア「EU欧州連合がノーベル平和賞を受賞する。」、
ECBのアスムセン専務理事「債券購入計画は実施ができる状態となっ
ている。ギリシャへのさらなる外部支援にはより時間が必要。ECBは
国債購入で損失を被るとは予想していない。スペインが支援を要請
するとの兆候はない。ギリシャは自国債を買い戻して償却すべき。
2020年までにギリシャの累積債務がGDPの120%を超えると予想する。
ECBは直接購入することはできない。買い入れ償却したとしても債務
不履行には当らない。」、などがありました。

そして、11日のECB月例報告では「景気見通しは下方リスク。インフ
レ見通しは概ね均衡。政府が条件に合意すれば国債購入する用意があ
る。条件が満たされなければ国債購入は停止する。成長は弱い状態は
続く。インフレは2013年に2%未満へ。」などが示されました。


先週のユーロドル相場は、週初8日に下窓を空けて1.3024で始まり
軟調向で推移してロンドン時間前半に1.2937まで下落しました。
その後、緩やかに反発して9日の東京時間終盤にかけて1.2990まで
しましたが、ユーロ圏財務相会合で進展がなかったことが嫌気され
スペイン10年債利回りが6%台に上昇したことを契機にダウ先物が
急落したことでユーロドルが1.2906へ急落する展開になりました。
その後、揉み合いながらも反発してNY時間序盤に1.2960まで上昇を
みせましたが、独とギリシャの首脳会談でも目立った進展がみられ
なく、再び反落して揉み合いながらも軟調に推移して10日の東京時間
の正午あたりにかけて1.2835へ下落しました。その後は反発する展開
となってロンドンフィックス頃に1.2913まで上昇しましたが、小幅な
揉み合いを経て、11日早朝のS&Pによる「スペインをBBB−に2段階
格下げする。見通しはネガティブ。スペインの政府債務が2012年-14
年にGDP100%超になればさらに格下げの可能性。」との発表を契機に
急落して東京時間の仲値過ぎにかけて週安値となる1.2825まで下落し
ました。その後は反発に転じて、ロンドン時間序盤に一時押されるも
伊10年債利回りが5.07%台に低下したことやユーロ円の上昇などを
背景にロンドンフィックスにかけて1.2951まで上昇する展開になり
ました。その後、12日の東京時間終盤にかけて小幅な揉み合いにな
りましたが、ロンドン時間に入ると再び堅調推移になってNY時間序盤
にかけて揉み合いながらも1.2991まで上昇しました。その後、上昇し
て始まったNYダウが下落したことなどを背景にユーロドルも反落して
1.2953で週の取引を終えました。週前半に下落しましたが週後半に
反発をみせる相場展開になりました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、16日に独ZEW景況感調査
(10月)と欧ZEW景況感調査(10月)に欧貿易収支(8月)と欧消費者物価
指数確報(10月)、17日に欧建設支出(8月)、19日に独生産者物価指数
(9月)と欧経常収支(8月)、などが予定されています。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは12日高値の
1.2991から1.3000の「000」ポイント巡る売り買いの攻防が注目され
ます。ここを上抜けた場合は、1.3050から10月5日高値の1.3071の
ポイント、さらに上昇した場合は1.3100の「00」ポイント、ここを
上抜けた場合は9月17日高値の1.3171のポイントでの売り買いの攻防
が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは12日安値の1.2921から1.2900の
「00」ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜
けた場合は、先週安値の1.2825から1.2800の「00」ポイント、さら
に下落した場合は、9月11安値の1.2754のポイントでの売り買いの
攻防が注目されます。

先週はESMが正式に発足となりましたが、ユーロ圏財務相会合および
独とギリシャの首脳会談でも目立った進展がみられませんでした。
また、S&Pによる「スペイン2段階格下げ。」の発表がありセンチ
メントが悪化しましたが、週後半にかけてユーロが反発をみせて、
底堅さもみせる相場展開になりました。

一方、G7では「経済失速回避で連携。欧州の危機対応に期待。」と
合意されるも具体策には踏み込めず、市場は肩透かしを食らった格好
になりました。
また、国債の大量償還と地方選挙が控えるスペインですが、一時、
市場が催促するように10年債利回りが6%台に上昇するも、先週ま
での段階では全面支援を要請する様子がみられませんでした。

今週はユーロドルはやや堅調傾向でのレンジ相場となる可能性もあり
そうですが、18日にEU首脳会議が予定されていて、期待先行でユーロ
が上昇する可能性があるとともに具体的な進展が見られなかった場合
はユーロが売られる可能性もあり注目されます。
また、今週は週初15日と週後半の18日に中国の重要経済指標の発表
が予定されていて、先週末の12日に中国人民銀行副総裁が「2012年
の中国経済成長率は7.8%前後になる。公式目標の7.5%は確実に上
回る。2012年の中国のインフレ率は2.7%前後に。」と発言していて
良い数字となる可能性もありますが、一部では悪化を予想する観測
もあるようで、豪ドルとともにユーロの動向にも影響する可能性が
あるだけに注目材料になりそうです。

なお、13日に発表された中国貿易収支(9月)は市場予想より強い277
億ドルの黒字で、輸出も前年比9.9%増と市場予想を大きく上回る
結果になりました。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その26 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十六話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「先週はラシュキ女史の不思議な言葉を紹介したのじゃが…。」

『うん…。
 「そして、ある日突然、最もミステリアスな形で
  目の前の霧が晴れていくかのように、
  最も難しいと思われていたことが、
  とてもシンプルなことに思えてくるのです。
  消し去るプロセスを経ながら学んでいきます。」
 とかなんとかいう意味深な言葉だったな…。』

「この言葉の真意は著名な裁量トレーダーのラシュキ女史
 のみが知るところかもしれぬが…、
 これは理性的な理解が潜在意識レベルまで落とし込まれた
 深みの領域のことを言っているように思っとるのじゃ。」

『なんだよ。またジイさん流の小難しい物言いだな…。
 さっぱり意味わかんねーし。』

「たとえば、ピアノを覚えようとしている少女がいたとしよう。
 そして、ピアノが弾けるお母さんが熱心に少女に教えている。」

『……。』

「『ほら、右手でメロディーを弾いていても、
  左手でしっかり和音も弾くことを忘れちゃダメよ。』
 『ほらほら、何やってんのよ。そこでペダルを踏んで!』
 『ここからはフォルテシモよ。もっと強く弾かなくちゃ。』
 そりゃもう…、はじめはたいへんなものじゃのう…。」

『あははっ。少女にとってはまるで地獄の特訓だな。』

「ふむ…。まぁ、はじめはこんな具合でも、
 それから何年もたったとしよう。」

『……。』

「少女は見事にピアノを弾いているのじゃ…。
 しかも、ここで和音を弾かなくてはならないとか、
 ここのタイミングでペダルを踏まなくてはならないとか、
 ぎこちない理解を実行するレベルを超えていて、
 あたかも当たり前で簡単なことをするように
 曲を楽しんでピアノを弾いているものじゃ。」

『まぁ、練習を積んでいけばそうなるだろうな…。』

「これが、理性的な理解が潜在意識レベルまで
 落とし込まれた状況なのじゃのう…。」

『……。』

「そうじゃとも…。トレードの習得においても
 同じことが起こるというワケじゃ…。」

『……!』

「理性的な理解が潜在意識レベルまで落とし込まれたとき、
 目の前の霧が晴れるように、難しいことが、
 とてもシンプルなことに思えてくるわけじゃ。
 この潜在意識レベルまで落とし込まれたときは、
 理解というものが特別ではない自然なこととなるので、
 あたかも一つ一つの分離した理解というものが融合されて
 消し去るように感じられるというわけではなかろうかのう…。」

『……。』

「トレードの、あの難しい執行が…、
 つまり、エントリーやエグジットが、損切りを含めて、
 ほとんど無意識なまでに自然にできるようになる、
 というわけじゃ。」

『……。』

「ある人はそれを『ゾーン』と呼んだのじゃ。」

『……!』

「理性的な理解や理屈を超えて自然に執行するので、
 車の運転でブレーキを踏むときがあるように、
 気がついたら損切りしていたということも
 あるくらいなのじゃのう…。それには怒りもなくじゃ。」

『へっ。ゾーンだかなんだか知らないがそのレベルに至っても、
 負けトレードになることもあるってわけだな。』

「ふむ…。また詳しくお話をしようと思うがのう。
 トレードで収益を上げるということは
 もちろん勝つことは必要であるけれども
 負けないということではないのじゃ…。」

『……?』

「相場は本質的に不確実性のあるものであり、
 相場はチャートの中で数学的に展開されているものではなく、
 経済指標の発表はもちろんのこと、不測の要人発言、
 格付け会社の発表、投機筋の仕掛け、ダウの動向、
 市場替わりの新たな参加者によるストップ狙いの
 プライスアクションの揺り動かしなどなど、
 様々な不確定要素のある中で執行していくもので、
 100%は勝てるものではなく、確率的な思考が大切なのじゃ。」

『まるでトレードってやつは、
 何が起こるかわからない戦場での戦いだな…。』

「ふむ…。不敗の聖杯はトレーダーの夢ではあるけれども、
 相場には本来的な不確実性があり、負けることもあることは
 認めなくてはならないことではなかろうかのう…。」

『……。』

「トレードは一喜一憂して個々に捉えるべきものではなく、
 集合的に捉えていく必要があるのじゃ。
 そして、トレードを集合的に捉えるならば、
 損切りは負けであって負けではなく
 損失を限定させる不確実性から守る防御の技術となもので、
 トレードとは勝ち負け織り成してトータルとして勝って行くもの
 ということになるのではなかろうかのう…。」

『……。』

「また、ときにダマシもチャンスにできる場合もあるのじゃ。
 ダマシのブレークアウトから踏み上げに乗っていくのも、
 また、キーリバーサルなどもいわばダマシを利用した手法じゃ。
 ダマシは嘆くだけではなく、ときにパスカービル家の犬として、
 重要なエントリーのサインとなることもあるのじゃ…。」

『ダマシにも意味があることがあるというわけか…。』

「今週は長くなってしまったので…、
 まずはこのくらいとしておこうと思うが、
 トレードの学習では集合的に捉えて『確率的な思考』をしていく
 必要があるということは大切なことになろうのう…。」

『ふん。そんなもんかねぇ…。で…来週はどんな話だい。』

「来週は、トレードの学習で大切な、
 排除すべき『少数経験の誤謬』の話と、
 典型的な2通のメールの話でもしようかのう…。」

『何だよ。その「少数経験の誤謬」てのは?』

「詳しくは来週のお楽しみじゃが…、
 確率的な思考を妨げる経験についてじゃ。」

『……。』

「ところで、今回のお話のはじめの方の
 理性的な理解を潜在意識レベルまで落とし込むことにかかわる
 とても興味深い無料レポートがあるのじゃ。」

『教えろよ…。』

「高村さんという方が著作した『デイトレ攻略の新戦略レポート』
 http://www.seizon.jp/ じゃよ。
 レポートは無料のものじゃがその内容は凄いものじゃ。
 このレポートはネット上での無断頒布を避けるため
 二重の承認を経てはじめてリポートが読めるようになっておるが、
 読んでみられるとよかろう。
 読後にいつでも解除ができるメールマガジン講座が届くがのう、
 高村さんはトレーダーでブロガーではあるが、
 商業的な下心などないので安心じゃよ。」

『ならば…、読んでみてやるとするか。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その25


今週はG7とIMFや世銀などの会合で東京に首脳達が集いますね。

●先週の主な出来事

<10月1日(月)>

市場はドル買いがやや優勢の展開で始まりました。
独経済誌ウィルトシャフツウォッヘが、
「トロイカは支援条件が完全に履行されていないギリシャへ
310億ユーロの支援を実施へ。」との観測報道をしました。
一部メディアが、
「スペイン予算省は2013年に2072億ユーロを借り入れる計画と発表。
スペインの債務は2013年にGDP比90.5%に増加する見込み。」
との観測報道をしました。
独フォークス誌が、
「ギリシャの財政赤字は200億ユーロを下回り、
135億ユーロから180億ユーロの範囲に収まる見通し。」
との観測報道をしました。
独ウェルト紙が、
「独首相はEUのインフラ補助金に代わる共通のEU予算の導入を
提案する見通し。」との観測報道をしました。
オセアニア時間はドルストレートが軟調に推移しました。
ユーロドルが1.28に迫るあたりまで下落しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
日第3四半期大企業製造業業況判断指数は予想より強い−3、
日第3四半期大企業製造業先行きは予想より強い−3、
日第3四半期大企業非製造業業況判断指数は予想より強い8、
日第3四半期大企業非製造業先行きは予想より弱い5、
日第3四半期大企業全産業設備投資は予想より強い+6.4%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円がやや軟調傾向の揉み合いで推移しました。
ダウ先物が反発をみせました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
中国製造業PMI(9月)は前月より改善するも予想より弱い49.8でした。
豪ドル売り反応がみられました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が再び反落して軟調に推移しました。
中国や韓国や香港の株式市場は祝日で休みでした。
台湾やシンガポールの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
日経平均が下げ幅をやや拡大しました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの銀行資本増強は信用格付けに寄与する。」
との見解を発表しました。
ユーロドルやポンドドルがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
野田第三次改造内閣では、
「財務相に城島国対委員長が就任。
経済財政担当相に前原前政調会長が就任。」
することが発表されました。
東京時間終盤はドル売り優勢の揉み合いになりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均は前日週末比−73.65円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが反発しました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
ダウ先物が反発上昇して堅調に推移しました。
ドル円が反発をみせて主要通貨ペアが堅調に推移しました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
スイス実質小売売上高(8月)は前回値より強い+5.9%でした。
フラン買い反応がややみられました。
スイスSVME製造業PMI(9月)は予想より弱い43.6でした。
市場反応は限定的でした。
独製造業PMI確報(9月)は予想より強い47.4でした。
欧製造業PMI確報(9月)は予想より強い46.1でした。
指標発表直後の市場反応は限定的でした。
ユーロドルが堅調に推移しました。
英製造業PMI(9月)は予想より弱い48.4、
英消費者信用残高(8月)は予想より弱い−1億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
ロイター通信が、ギリシャ政府筋の話として、
「2013年度予算案では経済成長率が−3.8%から−4.0%と予想。
IMFなどと協議の115億ユーロの歳出削減措置の大半を前倒しする。
予算案には2013年の78億ユーロ規模の歳出削減策が盛り込まれる。」
との報道をしました。
格付け会社フィッチのライリー氏が、
「スペインによる支援要請は必ずしも格下げにつながらない。」
との見解を示しました。
欧失業率(8月)は予想とおりの11.4%でした。
ユーロドルが1.29台を回復しました。
ドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
欧州の株式市場が大きく上昇して堅調に推移しました。
原油先物が一時92ドル台を回復する場面がありました。
午後6時半頃から豪ドル米トルやポンドドルがやや反落しました。
ドル円が一時78円台を回復する場面がありました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35525%に低下しました。
ドルストレートやクロス円がやや反落して揉み合いました。
EU欧州連合が「スペインの赤字目標の達成度の評価では
銀行救済基金の損失も考慮する。」との発表をしました。
しだいにダウ先物や欧州の株式市場が揉み合い推移になりました。
日新財務相が、
「円相場は日本経済の実態を反映していない。
欧州債務問題や米経済など背景に一方的な円高となっている。」
との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
レーン欧州委員が、
「スペインの銀行資本増強資金は11月に支払われる。
スペインの財政赤字目標は達成可能な範囲内。
欧州委はスペインからのいかなる支援要請にも対応する。」
などの発言をしました。
加鉱工業製品価格指数(8月)は市場予想とおりの−0.1%、
加原材料価格指数(8月)は市場予想より強い+3.4%でした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が再び反発しました。
原油先物が92ドル台へ上昇しました。
ロイター通信が、ギリシャ財務省筋の情報として、
「ギリシャ2012年財政赤字は対GDP比6.6%になる見込み。
ギリシャ2013年財赤字目標は対GDP比4.2%とする見込み。」
との観測報道をしました。
日新財務相が、
「11日にG7財務相・中銀総裁会議を開催。
G7では米国が議長を務め国際金融全般について意見交換。
米財務長官との会談をできるだけ早期に調整したい。
行き過ぎた動きあれば断固行動する政府のスタンスに変わりない。」
などの発言をしました。
ドル円が一時再び78円台を回復しました。
NYダウは前週末比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.62%あたりに低下しました。
原油先物が一時93ドル台を回復する場面がありました。
米指標発表前に主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
米ISM製造業景況指数(9月)は予想より強い51.5、
米建設支出(8月)は予想より弱い−0.6%でした。
ドル円など主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
ユーロ円が一時101円台を回復する場面がありました。
NYダウが一時150ドル超の上昇になりました。
スペイン10年債利回りは5.860%あたりに低下しました。
米10年債利回りが1.64%あたりに上昇しました。
米ISM製造業景気指数の担当責任者のホルコム氏が、
「新規受注が全体的に押し上げた。
輸出は世界経済への懸念を示し依然として軟調。
多くの良い兆候が見られる。米経済の見通しは改善している。」
などの見解を示しました。
その後、ドル買い優勢の展開になりました。
ドル円が上昇してドルストレートがやや反落しました。
一部メディアが、欧州筋からの情報として、
「来週東京で開催されるG7では米国の財政の崖が
世界経済のリスクとして指摘される可能性。」と報じました。
NY時間後半は主要通貨ペアがやや反落しました。
欧州の株式市場は堅調に取引を終えました。
米10年債利回りが1.62%あたりに低下しました。
格付け会社のフィッチが、
「スペインは2013年の財政赤字目標を達成できない可能性が高い。」
との見解を発表しました。
バーナンキFRB議長の講演では、
「経済は失業率が著しく改善するほど充分に成長していない。
インフレ率は予見可能な限り低くとどまると予測。
QE3では物価安定損なわずに成長と雇用に
努力ができる根拠が明白だった。
物価安定のもとで雇用見通しが改善するまで証券購入を継続できる。
物価安定維持される限り政策金利は時期尚早に引き上げない。
FOMC声明は経済が2015年半ばまで弱いとの予測ではない。
景気支援の資産購入が連邦債務を削減する見込みは高い。
FRBが悪い財政政策を可能にさせているとの議論には説得力ない。
議会監査で金融政策を政治化することはFRBの信認を損なう。
米経済は引き続き拡大すると予想。リセッションは想定してない。
ドルに関しては懸念していない。
リスクオン・リスクオフがドルを動かす最大の要因。
FRB政策と強いドル維持の間にいかなる不一致もみられない。」
などの見解が示されました。
NYダウが上昇幅を縮小していきました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
ドルストレートがやや軟調推移になりました。
ドル円は小幅な揉み合い推移になりました。
ロイター通信が、関係筋の情報として、
「スペインは来週にもEUへの全面支援要請をする用意が出来ている。
それに対して独が待つよう求めている。」
との観測報道をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが一段と上げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.615%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台半ばで引けました。
NYダウは前週末比+77.98ドルでこの日の取引を終えました。

<10月2日(火)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
NZの首相が、
「NZドル上昇時は観光客への影響は軽くはないが、
増加しているアジアの富裕層が観光業を押し上げるだろう。
世界経済に起こっていることに対してNZ経済は免疫がない。」
などの認識を示しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
東京時間が近づく頃からドル円がやや上昇をみせました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均は上げ幅を縮小しました。
IMFの専務理事が、米CBSのニュース番組で、
「米国が来年迎える財政の壁を議会が回避できなければ、
来年の米経済成長は2ポイント程度縮小する可能性。
従来の来年の米経済性著運見通しは2%程度であり、
ほとんどリセッション状態になる。」との見解を示しました。
オーストリアの財務相が、
「ギリシャは状況の改善に向けて懸命の努力を行っていて、
この方向での前進を続ける限りユーロ圏諸国の連帯に値する。
ギリシャが求めている財政赤字削減のための改革実行期限延長は
認められる公算。」との見解を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「スペインの銀行に対するストレステストの結果と
財政緊縮パッケージが発表されたが、
財政緊縮パッケージは信用格付けに中立。
格付けをBBB、見通しをネガティブで維持する。
財政赤字については、対GDP比で今年は8%、来年は5%を予想。
来年の経済成長については1.5%のマイナス成長を予想。」
などの発表をしました。
韓国と台湾とシンガポールの株式市場はプラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は祝日で休みでした。
主要通貨ペアが揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
原油先物は92ドル台で推移しました。
ユーロドルが一時1.29台を回復しました。
格付会社のS&Pが、定例の見通し発表で、
「日本経済は東日本大震災後の復興需要で押し上げられているが、
中期的には減速する見通し。GDP成長率に関しては個人需要の低迷と
貿易収支の悪化と消費増税等の影響で2012年度で2%、
13年度で1.6%、14年度で1%未満と予想する。」
などの見解を示しました。
円が売られドル円やクロス円が堅調に推移しました。
東京時間の昼頃から主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ユーロドルが再び1.29台を割り込みました。
豪RBAが政策金利を0.25%引き下げて3.25%に決定しました。
豪ドルが下落しました。
豪RBA声明では、
「世界の経済見通しは依然として下方リスク。
政策をやや緩和にするのが適切。
商品価格はこれまでよりも大きく下落している。
来年の成長見通しはやや軟化。
中国の成長は鈍化。短期的な見通しは不透明な状況。
鉱業投資は予想より低い水準で来年にピークの可能性。
成長率はトレンドに近い水準で推移している。
豪ドルは依然として予想より高い。」
などが示されました。
豪ドル米ドルは下落も他のドルストレートは反発をみせました。
ユーロドルが1.29台を再び回復しました。
ドル円がやや反落しました。
豪ドル米ドルが1.03台を割り込みました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
前原新経済相が、
「金融緩和が不足なら私も日銀決定会合に出られる立場。
日銀の2月14日の金融緩和の実現努力への話し合いを進めていく。」
との発言をしました。
日経平均が終盤にマイナス圏へ反落しました。
日経平均は前日比−10.46円で大引けになりました。
英ネーションワイド住宅価格指数(9月)予想より弱い−0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが反落する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
スペインの失業保険申請件数(9月)は79645件の増加になり
失業者数が470万人台になりました。
ロイター通信が、米系のシンクタンクの発表して、
「米国が実質増税と歳出の強制削減による財政の崖を
回避できなければ所得税および給与税が自動的に増加して、
2013年に5000億ドル分、1世帯当たり約3500ドルの増税になる。」
との報道をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ドル円も下落して主要通貨ペアが軟調に推移しました。
スペイン10年債利回りは5.858%あたりになりました。
その後、欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いになりました。
英建設業PMI(9月)は予想より弱い49.5でした。
市場反応は限定的でした。
午後5時半過ぎ頃から主要通貨ペアが反発する展開になりました。
ユーロドルが1.29台を回復しました。
欧生産者物価指数(8月)は予想より強い+2.7%でした。
市場反応は限定的でした。
格付け会社のフィッチが、
「英イングランド銀行の格付けをAAAに据え置く。
見通しはネガティブ。」との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場がプラス圏へ反発しました。
午後6時半過ぎにドル円がやや反落する展開になりました。
クロス円が揉み合いになりました。
スペインの通信社エウロパ・プレスが、
「スペイン首相は1日に国民党本部で開催された夕食会で
ユーロ圏への支援要請を今週末には行わない意向を示した。」
との報道をしました。
EFSFの3ヶ月物証券の入札では、
「発行額19.9億ユーロ。平均利回りが前回より高い−0.043%。
応札倍率が前回より低い2.8倍。」になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35400%に低下しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が一時101円台を回復する場面がありました。
その後、ダウ先物がやや反落しました。
主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
原油先物は92ドル台で推移しました。
午後10時過ぎにドル売りが優勢の展開になりました。
ユーロドルが上昇してドル円が下落しました。
クロス円が揉み合いになりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
伊10年債利回りが5%を割り込み低下しました。
その後、NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りが1.62%あたりになりました。
主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
豪ドルが軟調に推移しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの格付け見直しの結果を10月中に発表する。
スペイン銀の資本所要額や予算や支援メカニズムの規模など
要素をまだ検証中。」との発表をしました。
ユーロドルやポンドドルが揉み合いながらも堅調に推移しました。
スペイン首相が会見で、
「財政に関しては提案が自治州に全会一致で受け入れられた。
財政赤字の目標達成に協力すると合意された。
欧州諸国への支援要請は間近ではない。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
ドル円が軟調に推移して一時78円台を割り込む場面がありました。
NYダウは下げ幅を拡大しました。
深夜1時頃からユーロドルやポンドドルが反落しました。
ドル円が反発上昇しました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
原油先物がやや軟調に推移しました。
その後、NYダウがマイナス圏で揉み合い推移になりました。
深夜4時頃からドルストレートが下げ一服で揉み合いになりました。
ドル円は堅調に推移しました。
米10年債利回りは1.620%になりました。
原油先物は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−32.75ドルでこの日の取引を終えました。

<10月3日(水)>

オセアニア時間はドル円が堅調に推移しました。
ギリシャの財務相が、
「トロイカとの協議は継続しているが、
EU首脳会談までに合意を得られるかは確信がない。」
との発言をしました。
揉み合いの後に午前8時頃からユーロドルが再び下落しました。
NZドル米ドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
仏の首相が、
「加盟国が離脱する可能性を永久に排除しない限り、
市場は脆弱な国を窒息させるリスクプレミアムを課す。
ギリシャをユーロ圏にとどめるため可能な限りの手を打ち、
ギリシャに協力する。ギリシャも誠実に改革に取り組む必要。」
との発言をしました。
ダウ先物は小幅な揉み合いで推移しました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円が堅調に推移しました。
ユーロドルなどドルストレートの下げが一服になりました。
クロス円に上昇の動きがみられました。
日経平均が下げ幅を縮小して前日比プラス圏へ反発しました。
中国非製造業PMI(9月)は前月より弱い53.7になりました。
豪ドルやNZドルやユーロなどに売り反応がみられました。
台湾やシンガポールの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
中国上海株式市場は祝日で休みでした。
ダウ先物がやや軟調に推移しました。
その後、台湾やシンガポールの株式市場が反落しました。
ドル円が仲値後に反落する展開になりました。
豪貿易収支(8月)は予想よりかなり弱い−20.27億豪ドルでした。
豪ドル米ドルが下落しました。
主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
香港の株式市場はプラス圏で推移しました。
アジア開発銀行が、
「中国の2012年経済成長率見通しについて、
4月時点での8.5%から7.7%に下方修正する。
2013年は4月時点での8.7%から8.1%へ下方修正する。
インドの2012年の経済成長見通しについては
4月時点での7.0%から5.6%へ下方修正する。
2013年は4月時点での7.5%から6.7%へ下方修正する。」
などの発表をしました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
クロス円が軟調に推移しました。
正午過ぎにユーロドルが1.29台を割り込みました。
東京時間午後は日経平均がマイナス圏へ再び反落しました。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
香港の株式市場が反落する展開になりました。
東京時間後半はドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円が反発をみせてドルストレートが軟調傾向で推移しました。
中尾財務官が、
「来週に世界銀行とIMF総会に合わせて行われる予定のG7では、
声明の発表はない見込み。G7では欧州と中国の景気鈍化を討議。
日本の財政状況も討議となる可能性。
欧州債務問題がIMF会合の主要議題になる。
日本はESM債を購入する見通し。
日本は必要なら円相場に関して断固たる措置を取だろう。
G7が為替を議論するかどうかコメントしない。」
などの発言をしました。
新任の武正財務副大臣が
「日銀による外債購入は日銀法の観点から慎重な検討が必要。」
との認識を示しました。
日経平均は前日比−39.18円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが下落しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
ポンドドルが一時1.61台を割り込みました。
スペインのサービス業PMI(9月)は40.2の低水準になりました。
ユーロドルが下落の後に上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
午後4時半過ぎにユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ユーロドルが1.29台を回復しました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
ユーロ円やポンド円が反発をみせました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
独サービス業PMI確報(9月)は予想より弱い49.7になりました。
欧サービス業PMI確報(9月)は予想より強い46.1になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が反発上昇する展開になりました。
英サービス業PMI(9月)は予想より弱い52.2になりました。
指標発表直後はポンド売り反応がみられました。
午後5時半頃にドルストレートに一時反落の動きがみられました。
その後、ドルストレートが再び上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
ユーロ豪ドルが堅調に推移しました。
日財務相が、
「今の為替相場は一方的な円高で経済実態を表していない。
G7で円高に対する日本の立場を表明することも検討。
円高には必要によっては果断な対応をするのが基本姿勢。
日銀が必要に応じて果断な金融政策をとることを期待。
為替安定のための日銀の外債購入は慎重な検討が必要。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
欧小売売上高(8月)は予想より強い+0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
スペイン経済相が、
「数日の内にバッドバンクの詳細について発表する。
12月にはバッドバンクを稼動。実施する方針。」
との発言をしました。
午後7時近くからユーロドルなどドルストレートが反落しました。
仏株式市場などが再びマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
ギリシャ国営ラジオが、
「ギリシャ議会がEUサミットまでに財政措置を承認する公算はない。
トロイカは15日までアテネに残る。
IMFはギリシャに対してさらなる財政措置を求めている。」
などと報じました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35250%に低下しました。
午後8時頃からドルストレートが一時反発をみせて揉み合いました。
ドル円は揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
スペインの経済相が、
「スペインは救済を受けた場合と受けない場合について、
自国と欧州のパートナーらに対する全ての影響を考慮したうえで
救済を要請するかどうかの決定を下す。」
との発言をしました。
米指標の発表前にドル買いの動きがみられました。
米ADP雇用統計(9月)は予想より強い+16.2万人になりました。
ドル円やクロス円に上昇反応がみられました。
ドルストレートは軟調傾向で揉み合いました。
ドル全面高になりました。
ユーロドルが一時1.29台を再び割り込みました。
原油先物は軟調に推移して90ドル台に下落しました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
ロイター通信が、
「スペインの法人税収は金融危機前と比べ3分の2近く減少。」
と報じました。
NYダウは小幅高で始まり前日マイナス圏へ反落しました。
米10年債利回りは1.63%あたりになりました。
伊10年債利回りは5.034%あたりになりました。
マーケット・ニュース・インターナショナルが、
「ECBはギリシャの債務返済期限を延長する可能性。」
との観測報道をしました。
米ISM非製造業総合景況指数(9月)は予想より強い55.1でした。
ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドル一時1.02台を割り込む場面がありました。
原油先物が89ドル台に下落しました。
その後、NYダウがプラス圏へ反発しました。
ドル円は堅調に推移しました。
ユーロドルがやや反発をみせるも軟調傾向で揉み合いました。
ポンドドルが1.61台を割り込み下落しました。
ユーロ円は堅調傾向で推移しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が48.2万バレルの減少でした。
市場反応は限定的でした。
スペイン10年債利回りは5.792%に上昇しました。
深夜1時過ぎからドル円がやや上げ幅を縮小して揉み合いました。
ポンドドルが一時下げ幅を縮小しました。
IMFの専務理事が、
「スペインが求めればIMFはさまざまな方法で支援が可能。」
との発言をしました。
加の財務相が、
「加経済は緩やかな成長が持続する。
財政赤字も従来の予想範囲内での推移を見込んでいる。
欧州向けにIMFが資金増強することへは反対。」
などの発言をしました。
一部メディアが、
「ギリシャ経済は2013年に5%縮小する可能性。
トロイカとギリシャは2013年の25億ユーロの財政措置を巡り対立。」
との観測報道をしました。
スペイン経済相が、
「ユーロに対する疑念が解消されなければスペインは回復できない。
IMFはスペイン国債の利回りはもっと低下すべきとの述べている。」
などの認識を示しました。
NY時間後半はNYダウが上げ幅を縮小して揉み合いました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合い推移になりました。
原油先物が88ドル台へ下落しました。
日経新聞が、
「独のショイブレ財務相がインタビューで、
財政再建や構造改革など再生策を精査して判断するとして、
スペイン支援を条件付きながら容認する考えを示した。」
との報道をしました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.615%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+12.25ドルでこの日の取引を終えました。

<10月4日(木)>

原油先物が一時88ドル台を割り込む場面がありました。
オセアニア時間はドル売りが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ドル円がやや軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物が上昇をみせました。
クロス円は堅調傾向の揉み合いで推移しました。
原油先物は88ドル台で推移しました。
その後、ダウ先物が上げ幅を縮小して揉み合いました。
日経平均は小幅高で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートがやや反落する展開になりました。
ドル円は仲値にかけてやや反発をみせました。
午前10時頃からユーロドルが一時やや反発をみせて揉み合いました。
日経平均が上げ幅を縮小して前日終値レベルで揉み合いました。
アジアの株式市場はマイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は祝日で休みでした。
ダウ先物はやや軟調傾向で揉み合いました。
豪住宅建設許可件数(8月)は予想より強い+6.4%、
豪小売売上高(8月)は予想より弱い+0.2%になりました。
揉み合いの後に豪ドルが下落しました。
豪ドル米ドルが一時1.02台を割り込みました。
豪ドル円が一時80円台を割り込みました。
原油先物が一時87ドル台へ下落しました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
その後、日経平均が再び上げ幅を拡大しました。
午前11時頃からダウ先物が反発する展開になりました。
ドル円やドルストレートなど主要通貨ペアが上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
原油先物が88ドル台を回復しました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小して反発しました。
日経平均が前日比で一時100円超の上昇になりました。
東京時間後半はドル円やクロス円がやや反落して揉み合いました。
一部メディアが、
「前原経財相は日銀決定会合に出席へ。」と報じました。
午後2時頃からドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
インドの株式市場が1年3ヶ月ぶりの高値をつけました。
日経平均は5日ぶりに反発して前日比+77.72円で大引けました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
ダウ先物が再び堅調推移になりました。
英ハリファックス住宅価格(9月)は予想より弱い−0.4%でした。
ポンド売り反応がややみられました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場がやや上昇幅を縮小しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
スイス第2四半期鉱工業生産指数は前回値より強い+4.6%でした。
市場反応は限定的でした。
ドル円は小幅な揉み合いで推移しました。
前原経財相が、
「金融政策会合での発言は事前も事後も公表しないのが約束。
日銀はCPI上昇率1%実現に強力な金融緩和をしていく。
日銀による外債購入は為替誘導ではなく資金供給手段として検討。」
などの発言をしました。
午後5時頃からドル円やユーロドルが反落する展開になりました。
クロス円が反落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物も反落する展開になりました。
スペイン債の入札では、
「目標上限40億ユーロに対して39.9億ユーロ発行。
2015年償還債は19.97億ユーロ発行。
平均利回りは前回より高い3.956%。
応札倍率が前回より高い1.98倍。」などになりました。
一部メディアが、
「トロイカとの協議が順調であれば10月中の決定が期待されていた
ギリシャへの次回融資315億ユーロの実施決定を
独・オランダ・フィンランドは11月12日のユーログループ会合まで
延期することを要請しているもよう。」
との観測報道をしました。
ドルストレートが神経質な相場展開になりました。
午後6時半頃からユーロドルなどが再び上昇しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
欧州の株式市場が一時再びプラス圏へ反発しました。
スペイン中銀総裁が、
「データは2012年の赤字目標を達成できないリスクを示している。
目標達成には追加措置を考慮する必要がある。
政府予算案の2013年成長見通しはかなり楽観的である。」
などの見解を示しました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を3750億ポンドに据え置きました。
ややポンド買い反応がみられるも限定的でした。
ドル円が徐々に反発しました。
午後8時頃からユーロドルなどがやや反落しました。
ECB政策金利の発表前にユーロが上昇をみせました。
欧ECBが政策金利を0.75%に据え置きました。
スペイン10年債利回りは5.843%あたりになりました。
ロイター通信が、
「ユーロ圏は支援プログラムのもとでスペイン国債への損失保証を
検討している。」と報じました。
ユーロドルやユーロ円が堅調に推移しました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.7万件でした。
市場反応は限定的でした。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「ユーロは後戻りできない。
ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見通し。
インフレ率は2012年中は2%を引き続き上回り
2013年には2%を下回る見通し。
金融市場の緊張継続と高い不透明感が信頼感とセンチメントを圧迫。
新国債買入れプログラムの決定がここ数週間に緊張を和らげた。
新国債買入れプログラムは充分に効果的な措置になる。
理事会は金融政策の単一性の保持に向け引き続き強くコミット。
条件が整えば新債券買い入れプログラムを実施する。
第3四半期も経済活動の弱さが続く見込み。
成長へのリスクは特に金融市場の緊張が原因。
目的が達成されたり諸国が条件を順守できない場合は、
新債券買い入れプログラムを停止できる。
金利据え置きは全会一致で決定。
保有ギリシャ債の再編は中銀による財政支援に該当してしまう。
財政協定の早急な導入は信頼感の底上げで大きな役割果たす。
新債券買い入れプログラムの準備はもう整っている。
実行の決定は各国政府しだい。利下げの議論はなかった。
監督と金融政策は明確に分離されるべき。
スペインはかなり前進したが課題は残っている。
支援要請するかどうかはスペインが決定すること。
議事録公表に関しては賛否両論がある。」
などが示されました。
ユーロが一段高になりました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル売り動意にドル円がやや反落しました。
9時40分頃からユーロドルに一時強めの押しがみられました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.64%あたりになりました。
ユーロドルやポンドドルにやや反落の動きがみられました。
原油先物が一時89ドル台を回復しました。
米製造業受注指数(8月)は予想より強い−5.2%でした。
市場反応は限定的でした。
加Ivey購買部協会指数(9月)は予想より強い65.6でした。
加ドル買い反応がみられました。
午後11時頃からドルストレートが再び上昇しました。
ドル円は反落する展開になりました。
NYダウは一時100ドル近くの上昇になりました。
原油先物が上昇しました。
ユーロドルが1.30台を回復しました。
ギリシャの首相が、
「ESMはギリシャ銀への資金提供も可能にすべき。
ECBは保有しているギリシャ債の借り換えを検討すべき。」
などの発言をしました。
スペインの経済相が、
「スペインは支援要請をする必要は全くない。
ユーロの背後にある政治的な意志を過小評価しない。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日終値レベルで取引を終えました。
NY時間後半に原油先物が91ドル台に上昇しました。
ユーロ円が102円台を回復しました。
米FOMC議事録では、
「オープンエンド型QEのリスクは管理可能。
MBS購入の方が住宅部門を直接支援できて望ましい。
追加緩和が景気加速に役立つかどうか懐疑的。
追加資産購入は出口戦略複雑化しインフレリスク高める。
追加資産購入は投資家の過剰なリスク許容招く可能性。
追加支援なしで失業率低下に充分なペースでの経済成長見込めない。
FOMCは長期的なインフレ期待は安定しているとみている。
回復に向けて逆風が吹いている。
住宅市場が経済の回復を妨げている。
成長には重大な下振れリスクがある。
小売は期待していたよりもやや強い。財政政策が経済の障害。
インフレ率が2%以下であることを期待。
次回FOMCでコンセンサス予想の策定に向けた作業について協議。」
などが示されました。
ドル買い反応がみられました。
ドルストレートがやや反落してドル円が反発しました。
米10年債利回りが1.66%あたりに上昇しました。
NYダウは前日プラス圏で揉み合い推移になりました。
NY連銀が「9月27日〜10月3日に193億ドルのMBS購入した。」
との発表をしました。
ブルームバークが、
「キプロスは110億ユーロ規模の金融支援要請を計画している。」
との観測報道をしました。
NY時間終盤はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.668%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NTダウは前日比+80.75ドルでこの日の取引を終えました。

<10月5日(金)>

オセアニア時間はややドル買い傾向の小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
独経済紙のハンデルスブラットが、
「IMFは独の今年と来年の成長率予想をともに0.9%に引き下げる。」
との観測報道をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円がやや上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物がやや上昇をみせました。
韓国や台湾や香港の株式市場が前日比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は祝日で休みでした。
豪ドルがやや反発する展開になりました。
セントルイス連銀総裁が、
「FRBにはインフレ対応余地あるが、
デフレの脅威があった2010年ほどではない。
市場はFRBの次の行動を懸念。
より規則に基づいた政策に戻ること望む。」
などの発言をしました。
午前10時半頃からドル円がやや反落しました。
ドルストレートは小幅な揉み合いで推移しました。
ダウ先物が小幅な揉み合い推移になりました。
正午過ぎに日銀が政策金利0.00-0.10%据え置きを決定しました。
日銀声明では、
「金融政策の現状維持を全員一致で決定。
資産買い入れ規模を55兆円に据え置く。
先行きは当面横ばい圏内の動き。
緩やかな回復経路に復していくと考えられる。
日銀は強力な金融緩和を推進している。」
などが示されました。
円買い反応がみられました。
日経平均が後場に前日比マイナス圏へ一時反落しました。
ダウ先物がやや反落する展開になりました。
ユーロドルなどは小幅な揉み合いが続きました。
午後1時半過ぎからドル円がやや反発しました。
日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
日景気一致CI指数速報(8月)は予想とおりの93.6、
日景気先行CI指数速報(8月)は予想より強い93.6でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+38.71円の8863.30円で週取引を終えました。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ユーロドルが一時1.30台を割り込む場面がありました。
ダウ先物はやや軟調に推移しました。
原油先物は91ドル台で推移しました。
ドル円が揉み合いながらも反発しました。
スイスSNBが「9月の外貨準備高は4293億フラン。」
との発表をしました。
独ハンデルスブラッド紙が、IMFの経済見通しとして、
「2012年の世界経済成長見通しを3.6%に引き下げ。
2013年の世界経済成長見通しを3.3%に引き下げ。
2012年のユーロ圏経済は0.4%縮小すると予想。
2013年の中国の経済成長見通しを8.4%から8.2%に引き下げ。
2013年のインドの経済成長見通しを6.6%から6.0%に引き下げ。
2013年のブラジルの経済成長見通しを4.7%から4.0%に引き下げ。」
などの報道をしました。
ギリシャの首相が、独ハンデルスブラット紙のインタビューで、
「金融支援の次回融資が実施されなければ11月中に国庫が枯渇。」
との見通しを示しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
伊10年債利回りは5.123%あたりになりました。
欧州の株式市場は上げ幅をやや縮小して揉み合いになりました。
為替市場はややドル買い優勢の揉み合いになりました。
日銀総裁の記者会見では、
「日銀は為替動向の経済と物価への影響を政策運営で考慮。
日中関係の悪化による経済面への影響を注視。
日銀のデフレ脱却に向けた姿勢を政府も理解。
中国経済の先行きを注意してみていく必要。
日銀による外債購入は現在は円安誘導目的と理解。
日銀による外債購入には慎重な検討が必要というのが政府の解釈。
景気と成長率を下方修正すれば物価も下方修正となる。
製造業の悪化による消費や雇用への波及を注視。
物価目標2%に引き上げれば長期金利が上昇して金融機関に影響。」
などが示されました。
ロイター通信が、ユーロ圏高官の話として、
「スペインの救済要請は直ぐには行われない見通し。
スペイン銀行へのEU支援は600億ユーロを下回る見通し。
10月18日から19日のEU首脳会議では
ギリシャに関する決定はない見込み。
スペインの市場状況はかなり改善された。
スペインが支援プログラムに応じる必要はないもよう。
銀行への直接資本注入は年末までに準備が整わない可能性。」
などを報じました。
ユーロドルは1.30を挟んでしばらく揉み合いました。
ロイター通信が、中銀筋の話として、
「ECBはOMTが開始された場合に1-2ヶ月間にわたり
大量に債券を購入する見込み。
その後は効果を見極めるために一時中断する見通し。
独連銀もECBの債券購入プログラムに参加する見込み。」
などを報じました。
独政府報道官が、
「ギリシャはサマラス首相のもとで改革が進展。
独政府はギリシャを支援する意向。」との発言をしました。
スペイン経済省次官が、
「スペインが財政赤字目標を達成できないと考える理由はない。」
との発言をしました。
ユーロドルやユーロ円などが一時やや反発をみせました。
ダウ先物が反発上昇しました。
欧州の株式市場が上昇幅を拡大して堅調に推移しました。
独製造業受注指数(8月)は予想より弱い−1.3%でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物は軟調に推移して91ドル台を割り込みました。
その後、米雇用統計を控えて為替市場は小動きになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.35125%に低下しました。
米雇用統計前にドル円がやや上昇しました。
米非農業部門雇用者数変化(9月)は予想よりやや弱い+11.4万件、
米失業率(9月)は予想よりかなり強い7.8%、
米民間部門雇用者数(9月)は予想より弱い+10.4万人になりました。
また、NFPの前回値が9.6万人から14.2万人に上方修正されました。
ドル買い動意にドル円が上昇しました。
クロス円など主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
加雇用ネット変化率(9月)は予想よりかなり強い+5.21万人、
加失業率(9月)は予想より弱い7.4%、
加住宅建設許可件数(8月)は予想より強い+7.9%になりました。
加ドルが急伸しました。
ダウ先物が上昇しました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
午後10時過ぎ頃からユーロドルが一段高になりました。
ドル円は上げ幅を縮小する展開になりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.73%に上昇しました。
米ホワイトハウスが、
「米失業率の低下は経済が引き続き回復しているさらなる証拠。
しかし、我々にはよりいっそうの仕事が残されている。」
との声明を発表しました。
NY連銀総裁が、
「経済の回復のペースは失望的。失業率も高すぎて容認できない。
住宅市場の指標は好転もまだ金融緩和策に充分に反応していない。
過去の回復局面を大きく下回っている。」
などの見解を示しました。
スペイン10年債利回りは5.688%あたりに低下しました。
ロンドンフィックス前頃にNYダウが上げ幅を縮小しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円がやや反発をみせました。
米10年債利回りは1.71%あたりになりました。
原油先物が90ドル台を割り込みました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が下落する展開になりました。
欧州の株式市場は終盤にやや上げ幅を縮小もプラス圏で引けました。
オランダ中銀総裁が、
「ギリシャに関しては予定と過程が一致していなく
ユーロ圏各国は悠長に構えている時間はない。」
との認識を示しました。
スペインの首相が「救済に関しての決定は何もない。」
との発言をしました。
NY時間後半はNYダウが上げ幅を縮小して反落しました。
ドルストレートが下落する展開になりました。
豪ドル円などクロス円が下落しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
米消費者信用残高(8月)は予想より強い+181.23億ドルでした。
市場反応は限定的でした。
NYダウが一時マイナス圏へ下落する場面がありました。
仏・伊・スペイン・ポルトガル・マルタの5ヶ国の首相が、
「次回のユーロ圏首脳会議で欧州銀行監督システムの年内設立合意
と来年1月の発足を要請する。」と発表しました。
米10年債利回りは1.741%になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+34.79ドルの13610.15ドルで週取引を終えました。
NYクローズ後にドルストレートがやや反発をみせました。


●今週の主な予定

<10月8日(月)>

※日・米・加が祝日です。
※米は株式と商品市場は通常とおりです。
※中国の市場が連休明けで開始されます。
※今週から豪がサマータイムへ移行します。

午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(9月)、
午後2時45分にスイス失業率(9月)、
午後3時に独貿易収支(8月)、独経常収支(8月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(9月)、
午後7時に独鉱工業生産指数(8月)、
などが予定されています。

<10月9日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(9月)、
朝8時50分に日国際貿易収支(8月)、日国際経常収支(8月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査現状判断DI(9月)、
同午後2時に日景気ウォッチャー調査先行き判断DI(9月)、
同午後2時に日金融経済月報、
午後3時45分に仏貿易収支(8月)、
午後5時半に英鉱工業生産指数(8月)、英製造業生産高(8月)、
同午後5時半に英商品貿易収支(8月)、
午後9時15分に加住宅着工件数(9月)、
深夜2時に米3年債の入札、
などが予定されています。
英の指標には注目です。
この日から14日まで東京でIMFと世銀総会と開催されます。

<10月10日(水)>

午後3時に日工作機械受注速報(9月)、
3時45分に仏鉱工業生産(8月)、
夜11時に米卸売在庫(8月)、
深夜2時に米10年債の入札、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。

<10月11日(木)>

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、日機械受注(8月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(9月)、豪失業率(9月)、
午後2時に日消費者態度指数(9月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(9月)、
午後3時45分に仏消費者物価指数(9月)、
午後5時にECB月例報告、
夜9時半に米貿易収支(8月)、米輸入物価指数(9月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加国際商品貿易(8月)、加新築住宅価格指数(8月)、
深夜2時に米30年債の入札、
などが予定されています。
豪・米の指標には注目です。
この日から東京でG7財務相・中銀総裁会議が開催されます。

<10月12日(金)>

朝8時50分に日第三次産業活動指数(8月)、日国内企業物価指数8(月)
午後6時に欧鉱工業生産指数(8月)、
午後8時(予定)にJPモルガン・チェースの第3四半期決算発表、
夜9時(予定)に米ウェルズ・ファーゴ第3四半期決算発表、
夜9時半に米生産者物価指数(9月)、米生産者物価指数コア(9月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。
また、米大手金融機関の第3四半期の決算も注目されます。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週(8日-12日)のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初79.93で始まり、
軟調傾向で推移して79.34で週の終値となりました。
そして、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末に0.35125%と引き続
き低下しました。また、米10年債利回りは1.741%になりました。
一方、NYダウは週終値で13610.15ドルになり週間で173ドルほど上昇
する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、1日の米ISM製造業景況指数(9月)が予想
より強い51.5、米建設支出(8月)が予想より弱い−0.6%、3日のADP
雇用統計(9月)が予想より強い+16.2万人、米ISM非製造業総合景況
指数(9月)が予想より強い55.1、4日の米新規失業保険申請件数が
予想より強い36.7万件、5日の米非農業部門雇用者数変化(9月)が
予想よりやや弱い+11.4万件、米失業率(9月)が予想より強い7.8%、
米民間部門雇用者数(9月)が予想より弱い+10.4万人、米消費者信用
残高(8月)が予想より強い+181.23億ドル、などになりました。

米非農業部門雇用者数変化の前回値が9.6万人から14.2万人に大幅
上方修正されました。ISMや雇用統計などが強く米経済の回復が
覗える結果になりました。

また、先週の米要人発言では、1日、バーナンキFRB議長「経済は
失業率が著しく改善するほど充分に成長していない。インフレ率は
予見可能な限り低くとどまると予測。QE3では物価安定損なわずに
成長と雇用に努力ができる根拠が明白だった。物価安定のもとで雇
用見通しが改善するまで証券購入を継続できる。物価安定維持され
る限り政策金利は時期尚早に引き上げない。FOMC声明は経済が2015
年半ばまで弱いとの予測ではない。景気支援の資産購入が連邦債務
を削減する見込みは高い。FRBが悪い財政政策を可能にさせていると
の議論には説得力ない。議会監査で金融政策を政治化することはFRB
の信認を損なう。米経済は引き続き拡大すると予想。リセッション
は想定してない。ドルに関しては懸念していない。リスクオン・リ
スクオフがドルを動かす最大の要因。FRB政策と強いドル維持の間に
いかなる不一致もみられない。」、
5日、NY連銀総裁「経済の回復のペースは失望的。失業率も高すぎて
容認できない。住宅市場の指標は好転もまだ金融緩和策に充分に反応
していない。過去の回復局面を大きく下回っている。」、
などがありました。

そして、4日のFOMC議事録では「オープンエンド型QEのリスクは管理
可能。MBS購入の方が住宅部門を直接支援できて望ましい。追加緩和
が景気加速に役立つかどうか懐疑的。追加資産購入は出口戦略複雑化
しインフレリスク高める。追加資産購入は投資家の過剰なリスク許容
招く可能性。追加支援なしで失業率低下に充分なペースでの経済成長
見込めない。FOMCは長期的インフレ期待は安定しているとみている。
回復に向け逆風が吹いている。住宅市場が経済の回復を妨げている。
成長には重大な下振れリスクがある。小売は期待していたよりもやや
強い。財政政策が経済の障害。インフレ率が2%以下であることを期
待。次回FOMCでコンセンサス予想の策定に向けた作業を協議する。」
などの議論がされたことが示されました。

今週の米主要経済指標では、10日に米卸売在庫(8月)と米地区連銀経
済報告、11日に米貿易収支(8月)と米輸入物価指数(9月)に米新規失業
保険申請件数、12日に米生産者物価指数(9月)と米生産者物価指数コ
ア(9月)にミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)、
などが予定されています。


円については、先週の日主要経済指標では、1日の第3四半期大企業
製造業業況判断指数が予想より強い−3、第3四半期大企業製造業先
行きが予想より強い−3、第3四半期大企業非製造業業況判断指数が
予想より強い8、第3四半期大企業非製造業先行きが予想より弱い5
日第3四半期大企業全産業設備投資が予想より強い+6.4%、などに
なりました。

そして、先週の日要人発言では、1日、新財務相「円相場は日本経済
の実態を反映していない。欧州債務問題や米経済など背景に一方的な
円高となっている。(中略)行き過ぎた動きあれば断固行動する政府の
スタンスに変わりない。」、2日、新経済相「金融緩和が不足なら私
も日銀決定会合に出られる立場。日銀の2月14日の金融緩和の実現努
力への話し合いを進めていく。」、3日中尾財務官「日本は必要なら
円相場に関して断固たる措置を取だろう。」、新財務副大臣「日銀に
よる外債購入は日銀法の観点から慎重な検討が必要。」、
5日、日銀総裁「日銀は為替動向の経済と物価への影響を政策運営で
考慮。日中関係の悪化による経済面への影響を注視。日銀のデフレ脱
却に向けた姿勢を政府も理解。中国経済の先行きを注意してみていく
必要。日銀による外債購入は現在は円安誘導目的と理解。日銀による
外債購入には慎重な検討が必要というのが政府の解釈。景気と成長率
を下方修正すれば物価も下方修正となる。製造業の悪化による消費や
雇用への波及を注視。物価目標2%に引き上げれば長期金利が上昇し
て金融機関に影響。」、などがありましたが、円高牽制発言が比較的
目立ちました。

また、2日に格付会社のS&Pが定例の見通し発表で「日本経済は東日
本大震災後の復興需要で押し上げられているが、中期的には減速する
見通し。GDP成長率に関しては個人需要の低迷と貿易収支の悪化と消
費増税等の影響で2012年度で2%、13年度で1.6%、14年度で1%未
満と予想する。」などの見解を示しました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、9日に日国際貿易収支(8月)
と日国際経常収支(8月)、10日に日工作機械受注速報(9月)、11日に
日銀金融政策決定会合議事録要旨と日機械受注(8月)、12日に日第三
次産業活動指数(8月)と日国内企業物価指数8(月)、などが予定され
ています。

先週のドル円相場は、週初1日に77.97で始まりロンドン時間序盤に
77.82まで下落しましたが、その後は揉み合いながらも堅調に推移し
て、3日に発表された米ADP雇用統計(9月)が+16.2万人と強い結果
となったことで78円台後半へと上昇しました。その後、4日のNY時
間にドルストレート上昇でのドル売り動意にドル円は78円台前半に
反落しましたが、FOMC議事録の発表後に78円台半ばへ反発しました。
週末5日の東京時間の仲値過ぎから反落して日銀が金融政策の現状
維持を全員一致で決定して追加緩和が見送られたことで78円台前半
へ再び反落するも、その後は米雇用統計の発表が近づいていること
が意識されたか、3日の米ADP雇用統計が強い結果であったことに
よる連想での先行ドル買いもあったもようで、徐々に反発して米雇
用統計の発表を迎えました。米雇用統計では米失業率(9月)が市場
予想よりかなり強い7.8%となたことに加えてNFPの前回値が9.6万人
から14.2万人に大幅上方修正されることになって、ドル円は78.86の
週高値をつけました。その後、やや反落して78.65円で週の取引を終
えました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週高値の
78.86から79.00の「00」ポイントを巡る売り買いの攻防が注目さ
れます。ここを上抜けた場合は、9月19日高値の79.21のポイント、
さらに上昇した場合は、79.50から8月20日高値の79.65のポイント
での売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、先週末安値の78.27から78.00の「00」
ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた
場合は先週安値の77.82のポイント、さらに下落した場合は、FOMC
後の揉み合い下辺あたりとなる77.43アラウンドでの攻防が注目さ
れます。77円台では引き続き強めの円高牽制発言がありそうです。

先週のドル円は米重要経済指標が総じて市場予想より強い結果とな
ったことを背景に堅調傾向での推移になりました。今週も米経済指
標の改善傾向からドル円の堅調が継続する可能性が高そうですが、
東京G7は注目されるものの米雇用統計までの重要イベントが一巡
したことで、ややレンジ性向の相場となる可能性もありそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、1日の独製造業PMI
確報(9月)が予想より強い47.4、欧製造業PMI確報(9月)が予想より強
い46.1、欧失業率(8月)が予想とおりの11.4%、2日の欧生産者物価
指数(8月)が予想より強い+2.7%、3日の独サービス業PMI確報(9月)
が予想より弱い49.7、欧サービス業PMI確報(9月)が予想より強い46.1
欧小売売上高(8月)が予想より強い+0.1%、4日の欧ECBが政策金利
が0.75%に据え置き、5日の独製造業受注指数(8月)が予想より弱い
−1.3%、などになりました。強弱混在で欧州経済が弱いながらも、
やや落ち着いていることが覗われました。


また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

1日、独ウィルトシャフツウォッヘ誌「トロイカは支援条件が完全に
履行されていないギリシャへ310億ユーロの支援を実施へ。」、
一部メディア「スペイン予算省は2013年に2072億ユーロを借り入れ
る計画と発表。スペインの債務は2013年にGDP比90.5%に増加する見
込み。」、独フォークス誌「ギリシャの財政赤字は200億ユーロを下
回り、135億ユーロから180億ユーロの範囲に収まる見通し。」、
格付け会社のムーディーズ「スペインの銀行資本増強は信用格付けに
寄与する。」、ロイター通信「ギリシャの2013年度予算案では経済
成長率が−3.8%から−4.0%と予想。IMFなどと協議の115億ユーロの
歳出削減措置の大半を前倒しする。予算案には2013年の78億ユーロ規
模の歳出削減策が盛り込まれる。」、格付け会社フィッチのライリー
氏「スペインによる支援要請は必ずしも格下げにつながらない。」、
レーン欧州委員「スペインの銀行資本増強資金は11月に支払われる。
スペインの財政赤字目標は達成可能な範囲内。欧州委はスペインから
のいかなる支援要請にも対応する。」、ロイター通信「ギリシャ2012
年財政赤字は対GDP比6.6%になる見込み。ギリシャ2013年財赤字目標
は対GDP比4.2%とする見込み。」、格付け会社のフィッチ「スペイン
は2013年の財政赤字目標を達成できない可能性が高い。」、ロイター
通信「スペインは来週にもEUへの全面支援要請をする用意が出来てい
る。それに対して独が待つよう求めている。」、

2日、オーストリアの財務相「ギリシャは状況の改善に向けて懸命の
努力を行っていて、この方向での前進を続ける限りユーロ圏諸国の
連帯に値する。ギリシャが求めている財政赤字削減のための改革実行
期限延長は認められる公算。」、格付け会社のフィッチ「スペインの
銀行に対するストレステストの結果と財政緊縮パッケージが発表され
たが、財政緊縮パッケージは信用格付けに中立。格付けをBBB、見通
しをネガティブで維持する。財政赤字については、対GDP比で今年は
8%、来年は5%を予想。来年の経済成長については1.5%のマイナ
ス成長を予想。」、一部報道「スペイン失業者数が470万人台に。」
格付け会社のムーディーズ「スペイン格付け見直しの結果を10月中
に発表する。スペイン銀の資本所要額や予算や支援メカニズム規模
など要素をまだ検証中。」、スペイン首相「財政に関しては提案が
自治州に全会一致で受け入れられた。財政赤字の目標達成に協力す
ると合意された。欧州諸国への支援要請は間近ではない。」、

3日、ギリシャの財務相「トロイカとの協議は継続もEU首脳会談ま
でに合意を得られるかは確信がない。」、仏の首相「加盟国が離脱
する可能性を永久に排除しない限り、市場は脆弱な国を窒息させる
リスクプレミアムを課す。ギリシャをユーロ圏にとどめるため可能
な限りの手を打ち、ギリシャに協力する。ギリシャも誠実に改革に
取り組む必要。」、スペイン経済相「12月にはバッドバンクを稼動。
実施する方針。」、ギリシャ国営ラジオ「ギリシャ議会がEUサミット
までに財政措置を承認する公算はない。トロイカは15日までアテネ
に残る。IMFはギリシャに対してさらなる財政措置を求めている。」
スペインの経済相「スペインは救済を受けた場合と受けない場合に
ついて、自国と欧州のパートナーらに対する全ての影響を考慮した
うえで救済を要請するかどうかの決定を下す。」、ロイター通信
「スペインの法人税収は金融危機前と比べ3分の2近く減少。」、
マーケット・ニュース・インターナショナル「ECBはギリシャの債務
返済期限を延長する可能性。」、IMFの専務理事「スペインが求めれ
ばIMFはさまざまな方法で支援が可能。」、一部メディア「ギリシャ
経済は2013年に5%縮小する可能性。トロイカとギリシャは2013年の
25億ユーロの財政措置を巡り対立。」、日経新聞「独の財務相がイン
タビューで、財政再建や構造改革など再生策を精査して判断するとし
て、スペイン支援を条件付きながら容認する考えを示した。」、

4日、一部メディア「トロイカとの協議が順調であれば10月中の決定
が期待されていたギリシャへの次回融資315億ユーロの実施決定を独
・オランダ・フィンランドは11月12日のユーログループ会合まで延期
することを要請しているもよう。」、スペインの中銀総裁「データは
2012年の赤字目標を達成できないリスクを示している。目標達成には
追加措置を考慮する必要がある。政府予算案の2013年成長見通しは、
かなり楽観的である。」、ロイター通信「ユーロ圏は支援プログラム
のもとでスペイン国債への損失保証を検討している。」、ギリシャの
首相「ESMはギリシャ銀への資金提供も可能にすべき。ECBは保有して
いるギリシャ債の借り換えを検討すべき。」、スペイン経済相「スペ
インは支援要請をする必要は全くない。ユーロの背後にある政治的な
意志を過小評価しない。」、ブルームバーク「キプロスは110億ユー
ロ規模の金融支援要請を計画している。」、

5日、独ハンデルスブラット紙「ギリシャ首相は金融支援の次回融資
が実施されなければ11月中に国庫が枯渇すると発言。」、
ロイター通信「ユーロ圏高官によれば、スペインの救済要請は直ぐに
は行われない見通し。スペイン銀行へのEU支援は600億ユーロを下回
る見通し。10月18日から19日のEU首脳会議ではギリシャに関する決定
はない見込み。スペインの市場状況はかなり改善された。スペインが
支援プログラムに応じる必要はないもよう。」、ロイター通信「中銀
筋によれば、ECBはOMTが開始された場合に1-2ヶ月間にわたり大量に
債券を購入する見込み。その後は効果を見極めるために一時中断する
見通し。独連銀もECBの債券購入プログラムに参加する見込み。」、
独政府報道官「ギリシャはサマラス首相のもとで改革が進展。独政府
はギリシャを支援する意向。」、オランダ中銀総裁「ギリシャに関し
ては予定と過程が一致していなくユーロ圏各国は悠長に構えている時
間はない。」、スペイン首相「救済に関しての決定は何もない。」、
仏・伊・スペイン・ポルトガル・マルタの5ヶ国の首相が「次回の
ユーロ圏首脳会議で欧州銀行監督システムの年内設立合意と来年1月
の発足を要請する。」、などがありました。

そして、4日のドラギECB総裁の記者会見では、「ユーロは後戻りで
きない。ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見通し。インフレ率は
2012年中は2%を引き続き上回り、2013年には2%を下回る見通し。
金融市場の緊張継続と高い不透明感が信頼感とセンチメントを圧迫。
新国債買入れプログラムの決定がここ数週間に緊張を和らげた。新
国債買入れプログラムは充分に効果的な措置になる。理事会は金融
政策の単一性の保持に向け引き続き強くコミット。条件が整えば新
債券買い入れプログラムを実施する。第3四半期も経済活動の弱さ
が続く見込み。成長へのリスクは特に金融市場の緊張が原因。目的
が達成されたり諸国が条件を順守できない場合は、新債券買い入れ
プログラムを停止できる。金利据え置きは全会一致で決定。保有ギ
リシャ債の再編は中銀による財政支援に該当してしまう。財政協定
の早急な導入は信頼感の底上げで大きな役割果たす。新債券買い入
れプログラムの準備はもう整っている。実行の決定は各国政府次第。
利下げの議論はなかった。監督と金融政策は明確に分離されるべき。
スペインはかなり前進したが課題は残っている。支援要請するかど
うかはスペインが決定すること。議事録公表に関しては賛否両論。」
などが示されました。


先週のユーロドル相場は、週初1日1.2845ではじまり東京時間前に
週安値となる1.2803まで下落しましたが、その後は反発に転じて、
独・欧の製造業PMI確報も市場予想より強く、NYダウの堅調も背景に
NY時間前半に1.2938まで上昇しました。その後、NY時間終盤にかけ
て1.2876あたりまで反落しましたが、その後、再び堅調に推移して
翌2日のロンドンフィックスにかけて1.2967まで上昇しました。
その後、再び軟調に推移して3日のロンドン時間序盤に1.2877まで
下落しましたが、その後に1.2936まで反発してはまた下げる上下動
の展開になりました。3日NY時間は1.29を巡る激しい揉み合い相場
になりましたが、4日のオセアニア時間から揉み合いながらもしだ
いに堅調推移になって、ドラギECB総裁の記者会見を経てNYダウの
堅調も背景にNY時間の後半にかけて1.3031まで上昇しました。
その後、FOMC議事録発表後のドル買いにやや反落するも小幅な揉み
合い推移になりました。5日の東京時間は動意薄になり、その後の
ロンドン時間序盤に1.2993と1.30台を一時割り込みましたが、その
後は1.30台を巡る攻防となって米雇用統計の発表を迎えました。
米雇用統計では米失業率(9月)は予想よりかなり強い7.8%になり、
NFPの前回値が9.6万人から14.2万人に上方修正されたことで、一時
ドル買い動意に押される場面があったものの、米雇用統計前のロイ
ターの報道や独政府報道官の発言のポジティブ材料の後追いの織り
込みの動きもあったか、株式市場の堅調も背景に、週の高値となる
1.3071まで上昇する展開になりました。その後、連休を控えた週末
のポジション調整もあったか、NYダウが上昇幅を縮小して軟調にな
ったことも背景にドル買い動意に反落して1.3033で週の取引を終え
ました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、8日に独貿易収支(8月)
と独経常収支(8月)に独鉱工業生産指数(8月)、11日に独消費者物価
指数確報(9月)とECB月例報告、12日に欧鉱工業生産指数(8月)、
などが予定されていますが市場の注目度はそれほど高くはないよう
です。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週高値
の1.3071ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを上
抜けた場合は、1.3100の「00」ポイント、さらに上昇した場合は、
9月17日高値の1.3171のポイント、ここを上抜けた場合は1.3200の
「00」ポイントでの売り買いの攻防が注目されます。
一方、下落となった場合は、まずは1.3000の「000」の重要ポイント
での攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、10月2日高値の
1.2967から10月4日高値の1.2957のポイント、さらに下落した場合
は、1.2900の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は、10月3日の
安値の1.2877のポイントなどでの攻防が注目されます。

先週は注目されていたムーディーズによるスペイン格付け見直しの
発表はなく、2日にムーディーズがその発表を10月中に行うとして
正式に延期が決定されました。
一方、こちらも注目されていたスペインのEUへの全面支援要請ですが
支援要請への準備はできているとしながらも、市場状況がかなり改善
されたとして、また、財政赤字の削減提案が自治州に全会一致で受け
入れられたことで、市場の期待するスペインのEUへ全面支援要請は当
面の間はされないことになり、スペインにかかわる2つの材料は一旦
梯子を外された格好でペンディングされることになりました。

スペインは290億ユーロ規模の大量国債償還が迫り、失業者数が470万
人台になる中、スペイン中銀総裁自身が2012年のスペイン赤字目標は
達成が難しいと見解を示しているなど楽観はできないとは思われます
が、4日のドラギECB総裁の記者会見を経て重要ポイントの1.30を回
復して、5日にロイター通信の「中銀筋によれば、ECBはOMTが開始さ
れた場合に1-2ヶ月間にわたり大量に債券を購入する見込み。」との
報道もあり、また、5日に独政府報道官が「独政府はギリシャを支援
する意向。」と明言されて、第4四半期初めとなる先週はリスク選好
動意に堅調推移になりました。今週も堅調傾向が継続する可能性が高
そうですが、東京G7は注目されるものの米雇用統計までの重要イベン
トが一巡したことで一旦レンジ相場となる可能性もありそうです。

そのほか今週は、RBAの利下げで軟調が強まっている豪ドル米ドルが
9月6日安値のチャートポイントを迎えていますが、11日の豪新規
雇用者数(9月)と豪失業率(9月)が注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その25 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第二十五話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて、今週から何度かにわたり
 トレードの学習の話でもしようかのう…。」

『よかろう。ジイさん、聞いてやろうじゃないか。』

「ところで、トレードの学習にテクニカルは欠かせぬものじゃが、
 ローソク足も和製テクニカルで、米相場の本間宗久翁の坂田五法は
 今から200年以上も前の江戸時代に創始されたものじゃし、
 そして、テクニカルの父と呼んでもよいチャールズ・ダウの
 ダウ理論も今から120年以上も前になるのではなかろうかのう。」

『……。』

「また、おそらくはテクニカル・インジケーターでは
 移動平均線(MA)が最も古いものと思われるが、
 今から90年ほど前にリチャード・ドンチャンやJ・M・ハースらが
 発案して、それを1960年代にジョセフ・E・グランビルが
 『グランビルの法則』に発展させて発表してから
 トレーダーに広く知れ渡るようになったようじゃのう。」

『……。』

「そしてその後、1970年代後半から1980年代にかけて
 ジェラルド・アペルのMACDやJ・ウエルズ・ワイルダーのRSIや
 ボリンジャーバンドなど、テクニカル・インジケーターが
 次々と考案されていったのじゃ。」

『ふーん。1980年代といえば今から30年ほど前のことで、
 歴史的には古くもあり新しくもありといったところか…。』

「まぁ、そうともいえるかもしれないのう…。
 そして、1990年代後半から2000年代になってからであろうか、
 投資関連書籍も一般に多く発売されるようになったのじゃ。」

『いわゆるトレードにかかわる書籍のことだな。』

「ふむ…。そのとおりじゃ。
 『シュワッガーのテクニカル分析』や
 『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』
 『ワイルダーのテクニカル分析入門』
 『ラリー・ウィリアムズの短期売買法』
 などの名著が誕生したのもこの頃じゃ。」

『……。』

「当初はけっこうトレードの本というものは高くてのう、
 深緑色の表紙の『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』などは、
 今も手元にあるが、250ページくらいで28,000円もしてのう…。」

『本一冊だけでそんなにしたのか…。』

「あぁ、そうとだも…。
 タートル・スープやモメンタム・ピンホール、
 ADXギャッパー、ウォルフ波動、ブレイクアウト・モードなど、
 一流トレーダーの秘技を学ぶことができるのじゃから、
 そのくらいの価格は当然と思ったものじゃ…。」

『……。』

「もちろん、今のような動画はおろかメールサポートなどもなく、
 疑問さえも聞くことはできず、学習や理解は難航を極めたが、
 うんうん唸りながら手描きのチャートとにらめっこをして
 学んだものじゃ。でもむしろ、その自身で悩み学ぼうとする、
 そのことがかけがえのないトレードの血となり肉となって
 いったものじゃ…。」

『……。』

「今はトレードの学習環境は隔絶の感があるほど進歩しているが、
 しかし今でも、この学習者自身が学ぼうとする姿勢や努力は
 大切なものであると思うとるのじゃ。
 学習の成果は学ぶコンテンツ自体も重要じゃが、
 学習者自身の努力と相乗になるものであるからじゃのう…。
 本をただ買っただけで学習者自身が努力しなくては
 身につくものも身につくはずはないのじゃ。」

『……。』

「まぁ、そのようなことで、
 投資関連の書籍出版の黎明期の頃の本は一度は
 読んでおくのもよいのではなかろうかのう…。」

『書籍は最新のものほど進歩していて良いのではないのか?』

「ふむ…。そのような一面も確かにあるが、
 最新の投資関連の書籍はその著者としても
 古き良き本の内容をそのまま重複して書いたり、
 焼き直しはできぬもので、どうしても発展的、
 あるいは演繹的にならざるを得ないるところがあって、
 進歩が著しいシステムトレードについては別となるとはしても、
 トレードで重要な肝心要(かなめ)の基礎については
 古き名著を訪ねる必要もあるのではなかろうかのう…。」

『ふーん。そんなところもあるのかな…。』

「ところで、『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』の
 著者の一人でもあるリンダ・ブラッドフォード・ラシュキが
 講演で話したという不思議な言葉を知っておられるかのう…。」

『なんだよ、そのラシュキの不思議な言葉ってぇのは?』

「『そして、ある日突然、最もミステリアスな形で
  目の前の霧が晴れていくかのように、
  最も難しいと思われていたことが、
  とてもシンプルなことに思えてくるのです。
  消し去るプロセスを経ながら学んでいきます。
  いいですか。いつかは必ずその時が来ます。
  ただ、最初の3年間に関して言えば、
  毎年、一貫して利益を上げられるような人は
  ほとんどいません。』という言葉じゃよ…。」

『……。』

「これはもちろん、トレードのことを言っておるワケじゃが、
 学びの後の消し去るプロセスで霧が晴れるように
 トレードに勝てるようになる、いつかは必ずその時が来る、
 という興味深いことを述べられているのじゃ…。」

『……!』

「来週はこの言葉を紐解きながら、
 トレードを学ぶに際して重要な『2つのこと』について、
 お話をさせてもらおうかのう…。」

『おいジイさん。その2つのことのサワリだけでも教えろよ。』

「わっはっは。それはならぬ…。
 急ぐではない、それは来週のお楽しみじゃて。」

『ちぇっ、勿体つけやがって…。
 しかたがねぇ。来週も楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

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