FX トレードと凡事のお話 その19


今週末31日はバーナンキFRB議長ら中央銀行総裁たちの
ジャクソンホールの集いがありますね。

●先週の主な出来事

<8月20日(月)>

18日に独の財務相が、
「ギリシャに新たな支援プログラムを与えることはできない。」
との発言をしました。
18日に独ウェルト紙が、
「仏や南欧諸国は必要に応じたギリシャへの第3次支援に賛成。
独は新たな支援パッケージに反対。ギリシャがユーロを離脱する
可能性で準備が進行中。」との報道をしました。
18日に独シュピーゲル誌が、
「ECBは域内国債利回りに上限を設定して、これを上回った場合は
市場で国債を購入することを検討している。」
との観測報道をしました。
ドルストレートが小さめの上窓を空けて始まりました。
ダウ先物はやや上昇して始まった後に揉み合いになりました。
その後、ドルストレートの窓は一旦埋められました。
ドル円が一時やや反落して揉み合いになりました。
アスムセンECB専務理事が、
「ギリシャの脱退は管理可能だが望ましくない。
ESMが出来る限り早く効果をもたらせることが良い。」
との見解を示しました。
英ライトムーブ住宅価格(8月)は前回値より弱い−2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルやユーロドルがやや軟調に推移しました。
豪ドルなど資源国通貨がやや反発をみせました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
原油先物は96ドル台前半で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「経済の弱さはユーロ圏各国の格付けにネガティブ。」
との見解を示しました。
午前10時頃から豪ドル米ドルがやや反落しました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で推移しました。
ダウ先物がやや軟調に推移しました。
午前11時頃からドル売りの動きがみられました。
ドル円がやや反落しました。
東京時間後半は日経平均が上げ幅を縮小しました。
日景気一致CI指数確報(6月)は速報値より強い94.1、
日景気先行CI指数確報(6月)は速報値より強い93.2でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末比+8.66円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ダウ先物は揉み合い推移になりました。
伊10年債利回りは5.710%あたりに低下しました。
スペイン10年債利回りが6.322%あたりに低下しました。
欧州の株式市場は前週末終値レベルで揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
中国上海株式市場は下げ幅を縮小もマイナス圏で取引を終えました。
ダウ先物や原油先物が揉み合い推移になりました。
欧建設支出(6月)は前月比で前月より弱い−0.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州銀のドル資金調達コストが約1年ぶりの低水準になりました。
欧州の株式市場が前週末比プラス圏推移になりました。
一部メディアが、
「独財務省は、ECBがユーロ圏国債の利回りに上限を設定する計画
との独シュピーゲル誌報道について全く認識していないと否定。」
との報道をしました。
独連銀の月報では、
「ECBによる債券購入計画に相当なリスクあると認識。
ECBよる欧州の銀行監督にリスクあると認識。」
などが示されました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が反落しました。
欧州の株式市場やダウ先物が反落して揉み合いになりました。
英仏の株式市場が前週末比マイナス圏推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43350%に低下しました。
ECB報道官が、
「政策委は国債利回りの目標設定に関して協議をしていない。」
との発表をしました。
ユーロドルが一時1.23台を割り込みました。
ギリシャ財務省高官が、
「ギリシャは追加削減策で9月14日までのトロイカ承認を
目指している。」と発言しました。
NY時間序盤はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
シカゴ連銀全米活動指数(7月)は前月より強い−0.13でした。
同指数の6月分が−0.15から−0.34へ下方修正されました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
独の外相が、
「ギリシャのユーロ残留に向けて取り組んでいる。
ユーロ残留の鍵はギリシャが握っている。
ギリシャ向けプログラムの大幅な緩和は容認できない。」
などの発言をしました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
欧州の株式市場が下落してマイナス圏で推移しました。
ECBのSMP統計では8月17日までの週の国債購入はゼロで、
23週連続で国債購入が見送られたことが示されました。
米10年債利回りが1.8%台に低下しました。
ドル円が下落する展開になりました。
ドルストレートが反発する展開になりました。
ユーロドルが1.23台半ばへ反発上昇しました。
NYダウが下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
ロンドンフィックス過ぎにドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせた後に軟調傾向の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は終盤に下げ幅を縮小もマイナス圏で引けました。
原油先物が96ドル台を割り込み下落しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
オバマ米大統領が、
「米住宅市場はやや回復の兆しを見せ始めているが不充分。」
との認識を示しました。
米10年債利回りは1.811%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−3.56ドルこの日の取引を終えました。

<8月21日(火)>

オセアニア時間はユーロドルなどがやや堅調に推移しました。
豪ドル米ドルは上下動の揉み合いになりました。
ドル円は79円台半ばに反発した後に反落する上下動になりました。
大統領選候補のロムニー紙が、
「FRBの政策決定を監査する必要。FRBは責任を持たなければならない、
何を行っているのか知る必要がある。」との見解を示しました。
一部メディアが、
「スペインカタルーニャ州は中央政府の支援を28日に要請する。」
との報道をしました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
格付け会社のフィッチが、
「米地方政府の格付けについては格下げの数が格上げを上回る。」
との見解を発表しました。
日経平均は小幅安で始まった後に前日終値を挟んで揉み合いました。
豪ドル米ドルが反発上昇しました。
ドルストレートがやや堅調傾向で推移しました。
東京時間前半はドル円がやや反発をみせました。
午前10時頃にドルストレートが一時押される場面がありました。
豪RBA議事録では、
「成長はトレンドに従っていて政策は適切。
過去の利下げの影響が完全に出るまでには幾分の期間が必要。
豪州国内経済が世界の脆弱な見通しを相殺。
中国経済はより持続可能なペースに安定しつつある。
欧州危機が依然としてセンチメントを圧迫。」
などが示されました。
豪ドル買い反応がみられました。
NZドルや加ドルなど資源国通貨に連れ高の動きがみられました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で始まった後に反発しました。
午前11時半頃からドル円が反落して揉み合いになりました。
日経平均がプラス圏で推移しました。
NZ第3四半期インフレ期待(2年間)は前回値より弱い2.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日全産業活動指数(6月)は予想とおりの+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドル売り優勢の展開になりました。
ドル円が軟調に推移してドルストレートが堅調に推移しました。
スペイン経済紙エクスパンシオンが、
「スペイン政府はEU支援策の条件として求められている
銀行業界の改革の一環としてバッドバンクを投資基金に
転換することを検討している。」と報じました。
日経平均が終盤にかけて軟調になりました。
原油先物は96ドルあたりで揉み合いました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
日経平均は前日比−14.24円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが上昇しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
午後3時半過ぎ頃にユーロドルがやや反落して揉み合いました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
ユーロドルが1.24台を回復しました。
ダウ先物が急反発しました。
ドル円が反発する展開になりました。
クロス円が堅調に推移しました。
独CDUの幹部が、
「ギリシャへのある程度の譲歩は可能。
譲歩は現在のプログラムの範囲内であるべき。
貸付け金利や期限は調整可能。」などの見解を示しました。
元中国中銀委員の李氏がブルームバーグのインタビューで、
「中国経済は回復している。2012年の年間GDP成長率は8.1%に。
10-12月成長率は8.5%超となる公算。
預金準備率は引き下げるべき。」などの見解を示しました。
英公共部門ネット負債(7月)は前回値より強い−18億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
午後5時半過ぎにダウ先物がやや反落して揉み合いました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限45億ユーロに対して総額45.1億ユーロ発行。
364日物短期証券は前回より多い35.3億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い3.070%、
応札倍率が前回より低い1.91倍。」などと順調でした。
市場反応は限定的でした。
独連銀が実施したEFSF6ヶ月債の入札では、
「目標15億ユーロに対して14.99億ユーロ発行。
平均利回りず−0.0179%、応札倍率が2.6倍。」になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.43350%になりました。
NY時間が近づく頃からユーロドルが再び上昇しました。
米10年債利回りが1.83%台に上昇しました。
NY時間序盤は豪ドルやNZドルなど資源国通貨がやや反落しました。
ユーロ豪ドルが上昇しました。
加卸売売上高(6月)は予想より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
ドル円がやや反落しました。
ダウ先物が再び上昇しました。
原油先物が堅調に推移して97ドル台を回復しました。
アトランタ連銀総裁が、
「景気回復は現在まで成長力弱く高水準の失業率が長期化している。
効果がないまま積極的に金融政策を行使することにはリスクがある。
金融政策は経済に前向きな影響力与えるが万能薬ではない。」
などの見解を示しました。
NYダウは小幅安で始まった後に前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル円は軟調に推移しました。
NYダウは堅調に推移しました。
午後11時頃からドル円が反発をみせて揉み合いました。
スペイン10年債利回りが6.215%あたりに低下しました。
伊10年債利回りが5.666%あたりに低下しました。
アトランタ連銀総裁が、
「追加緩和は利益とコストを考慮しなければならない。
全ては選択肢としてある。
国債買い入れは規模設定もしくは無制限の両方が選択肢。
住宅市場については安定と改善が見られているが水準は低い。
雇用に関しては改善は緩やか。」などの認識を示しました。
独2年債利回りが7月12日以来のプラスになりました。
英BOEのポーゼン委員がBBCテレビのインタビューで、
「ユーロ崩壊は英経済に甚大な悪影響を及ぼす。
独は自国の利益に基づき債務再編を推し進めているが賢明ではない。
ECBは影響力を行使してスペインと伊の債債市場に介入すべき。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りが1.85%あたりに上昇しました。
ユーロ円が99円台を一時回復しました。
深夜12時過ぎにポンドドルが1.58台を一時回復しました。
ロンドンフィックス頃からNYダウがマイナス圏へ反落しました。
ユーロドルが揉み合いになりました。
ドル円が軟調に推移しました。
豪ドル米ドルやポンドドルに反落の動きがみられました。
原油先物が97ドル台を割り込みました。
米10年債利回りは1.798%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−68.06ドルでこの日の取引を終えました。

<8月22日(水)>

ギリシャの首相が、
「ユーロを離脱すればワイマール共和国の二の舞になってしまう。
ドラクマの再導入は民主主義の終焉を意味する。」
との発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「伊の南西部のカンパニア州の長期発行体格付けを
BBB+からBBBに格下げする。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルは小幅な揉み合いになりました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円が一時反発をみせた後に反落して軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが一時反発をみせた後に反落して軟調に推移しました。
ダウ先物はやや軟調傾向の小幅な揉み合いになりました。
ロイター通信が、
「ギリシャ財務省高官は、EUとIMFから受けた支援の条件と
なっている歳出削減の目標達成に向けて向こう2年間で
20億ユーロの追加的な財政緊縮が必要になるとの試算を示した。」
との報道をしました。
日通関ベース貿易収支(7月)は予想より弱い−5174億円でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は小幅安で始まりまり軟調に推移しました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が軟調傾向で推移しました。
豪ドルや加ドルなどと資源国通貨が軟調に推移しました。
豪Westpac先行指数(6月)は前月より弱い+0.5%でした。
ドルストレートがやや軟調推移になりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
杉本元財務事務次官が、ブルームバーグのインタビューで、
「日銀は供給資金を長期化するなど3次元の金融政策をすべき。
デフレ脱却には成長力向上による良い物価上昇が必要。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場は小幅高で始まった後に反落しました。
アジアの株式市場は軟調に推移しました。
原油先物は96ドル台後半で推移しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均が下げ幅をやや縮小しました。
米WSJが電子版で、
「匿名のアドバイザーによれば、メルケル独首相は
ユーロが白紙となる可能性に向けて在任中で最大の危機に直面。」
と報じました。
シカゴ連銀総裁が、
「米FRBによる追加緩和では経済と金融の安定を検討している。
世界貿易が弱まっているのは恐ろしいこと。」
などの認識を示しました。
スペインのエクスパンシオン紙が、
「スペインのバッドバンク計画について協議するため
IMFとEUとECBによる合同調査団が24日にスペインを訪問する。」
との報道をしました。
日経平均は前日比−25.18円で大引けになりました。
中国上海株式市場は下げ幅を拡大して軟調に推移しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
独ビルト紙が、ギリシャの首相の談話として、
「さらなる時間はさらなる資金を必ずしも意味しない。
ギリシャ政府は構造改革と国有資産の民営化で前進している。
ギリシャを見捨てれば他のユーロ圏諸国の不確実性と脆弱性が拡大。
金融市場で劇的な結果を招くことになる。」と報じました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
英BOEのポーゼン委員が、
「利下げと量的緩和に大きな違いはなく刺激を与える額が鍵。
英経済は成長力に欠けた停滞した状態である。
銀行システムへの一層の流動性供給が必要。」
などの見解を示しました。
主要通貨ペアが反落の後に反発する展開になりました。
ダウ先物が反発をみせて欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
スペイン10年債利回りが6.148%に低下しました。
ポンドドルが一時1.58台を回復する場面がありました。
午後6時頃から主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場が揉み合いになりました。
加ドルが軟調に推移しました。
WTOが「本日、ロシアが正式に156番目の加盟国になった。」
との発表をしました。
独2年債の入札では、
「目標上限50億ユーロに対して62.4億ユーロ応札。
40.83億ユーロ発行。平均利回りが前回より高い0.00%。
応札倍率が前回より低い1.5倍。」になりました。
EU欧州連合が、
「ギリシャ支援プログラムは明確に進展している。
トロイカは9月上旬に再びアテネに入る。」との発表をしました。
独シュピーゲル誌が、
「ブリューデレ独FDP議員はECBの国債利回り上限設定に反対。」
との報道をしました。
午後7時半頃から主要通貨ペアが再び軟調推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43075%に低下しました。
加小売売上高(6月)は予想より弱い−0.4%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調に推移しました。
原油先物は96ドル台前半で推移しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向の揉み合いになりました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。
ギリシャ向け次回融資実施の条件は財政赤字削減の信頼ある策定。
期限延長に関してはトロイカの調査しだい。
第3次支援に関しては検討していない。」などの発言をしました。
独の首相が、
「ギリシャについてはトロイカの報告を待つ必要。
ギリシャ首相との会談で支援に関する決定を下さない。」
との発言をしました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.748%あたりに低下しました。
レーン欧州委員が、
「ユーロの将来は春よりも悲観が後退している。
ECBが金融システム安定確保で中心的役割担う。
高利回りを抱える諸国につなぎ資金が必要。」
などの発言をしました。
ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円は軟調に推移しました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
米中古住宅販売件数(7月)は予想より弱い447万件になりました。
市場反応は限定的でした。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が541.2万バレルの減少でした。
その後、NYダウが再び下げ幅を拡大しました。
ドルストレートにやや反落の動きがみられました。
欧州の株式市場はマイナス圏で取引を終えました。
加BOC総裁が、
「刺激策の緩やかな解除が適切となる可能性。
加経済は概ね潜在成長の水準。住宅市場は過大評価の兆候。
海外資産からの資金流入が起こっている。
商品価格の高水準はしばらく続くと見られ加ドルをサポートする。
特定の加ドルの目標水準はい。」などの見解を示しました。
米議会予算局が、
「財政の崖と呼ばれる急激な財政緊縮策が今後実施された場合、
2013年10〜12月期のGDPは前年同期比0.5%のマイナス成長になる。」
などの見通しを発表しました。
ロンドンフィックス後は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
NYダウは軟調に推移しました。
ギリシャ首相が、
「次回の支援が10月以降に遅れてもつなぐことは可能。
しかし全く支援が無くなれば崩壊する。
数週間内に117億ユーロの緊縮策を決定。」などを示しました。
米シティグループのリポートでは、
「ギリシャのユーロ離脱の確率は90%。
早ければ9月にも起きる可能性がある。
今後の動向に関しては9月に実施されるトロイカの調査しだい。」
との見解が示されました。
FOMC議事録では、
「多数のメンバーはがQEは回復を拡大させると認識。
多数のメンバーは持続的成長なければ早期に追加緩和と判断。
参加者多数が新大規模資産購入は有効と期待。
多数が2014年の表現を延長することに賛成。9月持ち越しに合意。
欧州危機と財政の崖が下振れリスク。
米国債やMBS購入の経済に対する効果は一時的(一部のメンバー)。
現在の状況では効果が疑わしいと指摘(一部のメンバー)。
追加緩和は経済見通し改善に役立たずコスト高(一部のメンバー)。
超過準備の付利引き下げを支持(一部のメンバー)。」
などが示されました。
ドル売り反応がみられました。
ドルストレートが急反発してドル円が急落しました。
ユーロドルが1.25台を回復しました。
ポンドドルが1.58台後半へ上昇しました。
ドル円が79円台前半へ下落しました。
クロス円が下落しました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
NY時間終盤は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
原油先物が97ドル台を回復しました。
米10年債利回りは1.692%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル前半で引けました。
NYダウは前日比−30.82ドルでこの日の取引を終えました。

<8月23日(木)>

オセアニア時間はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合いになりました。
ギリシャの地元紙が、
「ギリシャは2015年までに早期退職などで
公務員を15万人削減する計画。」と報じました。
米大統領と仏大統領の電話会談では、
「ECBの声明を歓迎する。
ECBが行動をとりユーロを支援することは良いことである。」
との認識で一致しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
午前10時頃からダウ先物が上昇する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
資源国通貨が上昇しました。
ドル円は膠着的状況で推移しました。
原油先物は97ドル台後半へ上昇しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んで揉み合いになりました。
ポンドドルが1.59台を一時回復しました。
中国HSBC製造業PMI速報(8月)は9ヶ月ぶりの低水準の47.8でした。
豪ドルに反落の動きがみられました。
日経平均が下げ幅を縮小してプラス圏へ反発しました。
東京時間後半はややドル買戻しの動きがみられました。
シカゴ連銀総裁が、
「穏やかなインフレや高失業率を考慮しFRBはもっと行動すべき。
前回FOMC後の雇用関連指標の改善は良い兆候だが充分ではない。
中国と世界的に一段の緩和が必要。」などの見解を示しました。
日経平均は前日比+46.38円で大引けになりました。
独第2四半期GDP確報は前期比で予想とおりの+0.3%でした。
スイス貿易収支(7月)は前月より強い+29.2億フランになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
中国上海株式市場が終盤にかけてプラス圏へ反発しました。
原油先物は98ドル台を回復しました。
仏製造業PMI(8月)は予想より強い46.2、
仏サービス業PMI速報(8月)は予想より強い50.2になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ユーロドルなどドルストレートに上昇がみられました。
英BOEのウィール委員が、
「政策金利をゼロあるいは0.25%へ引き下げることは悪影響。
MPCは英経済を下支えするために一層の量的緩和などを議論。
個人的には現時点では資産買い入れ増額は必要ないとみている。
最近のポンド高を懸念している。」などの見解を示しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
独の財務相が、
「ユーロ圏はギリシャ支援で既に実施可能な限界に達している。」
との発言をしました。
独製造業PMI確報(8月)は予想より強い45.1、
独サービス業PMI確報(8月)は予想より弱い48.3になりました。
指標発表直後は限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合いになりました。
その後、ドルストレートが反落して揉み合う展開になりました。
欧製造業PMI確報(8月)は予想より45.3、
欧サービス業PMI確報(8月)は予想より弱い47.5でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小しました。
午後6時頃からユーロがやや反発しました。
スペイン10年債利回りは6.430%あたりに上昇しました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
ロイター通信が、複数の関係筋の情報として
「ECBは新たな債券買い入れプログラムをめぐり、
非公表の利回りターゲット(暗黙のターゲット)の設定を検討。
9月6日のECB理事会前の決定はなく柔軟なものとなる可能性。」
との観測報道をしました。
独ウェルト紙が、
「ECB内では暗黙のターゲットを非公表とする考え方がある。
複数の当局者が利回りよりスプレッドのターゲット設定を支持。」
などの報道をしました。
ギリシャの首相が、
「ギリシャのユーロ圏離脱との思惑は終わりにすべき。
ユーロ離脱はドミノ効果を招きかねない。
ギリシャにはわずかな息継ぎの余地が必要。
ギリシャは117億ユーロの予算削減を確定している。
景気回復には目標の達成が必須。
ギリシャは追加支援を要請していない。」
などの発言をしました。
ユーロが揉み合い推移になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.42685%に低下しました。
セントルイス連銀総裁が、
「前回のFOMC以降のデータはやや改善。FOMC議事録はやや古い。
経済が下期に2%成長を再開すれば据え置きに充分。
米経済と金融市場の現在の状況は1年前より良好。
米FRBの追加資産買い入れにより出口戦略が困難になると懸念。
欧州の債務危機対応能力を悲観している。
欧州は広範な量的緩和を実施すべき。
追加量的緩和の可能性は夏にかけて市場で
織り込まれていた水準よりは低い。
追加の行動支持するには経済がさらに悪化
もしくは成長が失速する兆候を見る必要。」
などの認識を示しました。
ドル買い戻しの動きがみられました。
独仏の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
伊10年債利回りは5.667%に上昇しました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
NY時間序盤はユーロドルが反発して揉み合いました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い37.2万件になりました。
指標発表直後は限定的ながらドル売り反応がみられました。
その後、ドルストレートがやや反落して揉み合いました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.66%あたりに低下しました。
原油先物が反落して97ドル台で推移しました。
主要通貨ペアがやや軟調になりました。
豪ドルが軟調に推移しました。
スペイン10年債利回りは6.413%あたりに上昇しました。
欧消費者信頼感指数速報(8月)は予想より弱い−24.6でした。
米新築住宅販売件数(7月)は予想より強い37.2万件、
米住宅価格指数(6月)は予想より強い+0.7%でした。
ドル円がやや反落しました。
一部メディアが、
「スペインはユーロ圏諸国と全面支援について協議している。
スペイン当局は支援要請に関する決定はまだしていない。」
との報道をしました。
ユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
ユーロ豪ドルが1.20台を回復しました。
米5年物TIPSの入札では、
「最高落札利回りが−1.286%。応札倍率が前回より高い3.11倍。」
になりました。
NYダウが120ドル超の下落になりました。
ドルストレートがやクロス円がやや軟調に推移しました。
オランダの財務相が、新聞のインタビューで、
「ギリシャ問題に関して独は厳格な姿勢を維持すべき。
財政再建の期限延長はギリシャのためにならない。」
との認識を示しました。
米10年債利回りは1.671%になりました。
NY原油(WTI)は96台前半で引けました。
NYダウは前日比−115.30ドルでこの日の取引を終えました。

<8月24日(金)>

オセアニア時間はややドル買い傾向での揉み合いになりました。
NZ貿易収支(7月)は予想より強い0.15億NZドルになりました。
市場反応は限定的でした。
米誌グローバル・ファイナンスの中銀総裁の評価では、
「バーナンキFRB議長はBで前年のCから上昇。
ドラギECB総裁はB−。日銀総裁はC−(前年はC)。
加中銀総裁と豪中銀総裁がA。」などになりました。
豪RBA総裁が、
「世界経済の評価は一進一退。金融市場のセンチメントはやや改善。
資源ブームのピークは1から2年の可能性。
景気見通しの大きな変化に対応する用意がある。
成長はトレンドに近くインフレは目標に近い。
中国経済は持続可能な成長に向けて鈍化。
豪ドルはきわめて高い。金融政策スタンスは適切。」
などの認識を示しました。
豪ドルが上下動するも反応は限定的でした。
日財務相が、
「韓国国債の購入はまだ何も決めていない。
韓国との通貨協定拡充の10月の期限切れ後の対応は
白紙に戻して考えざるを得ない。
韓国との通貨協定は韓国経済安定に大きな役割果たしてきた。」
などの発言をしました。
日企業向けサービス価格指数(7月)は予想とおりの−0.2%でした。
豪景気先行指数(6月)は前回値より弱い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は下落して始まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
シカゴ連銀総裁(今年はFOMC投票権なし)が、
「追加措置を講じる根拠は多くある。経済や雇用を押し上げる必要。
失業率が7%以上である限り、インフレ率が3%を越さない限り、
FEDはゼロ金利を維持すべき。FEDの認識を鮮明にすることが重要。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
人民日報が、
「中国は依然として需要拡大の限界や企業の収益性の問題、
そして今年の農作物の収穫高の不確実性に直面している。
世界経済の成長は比較的長期にわたって低迷が続く可能性。」
などの観測報道をしました。
豪RBA総裁が、
「これまで為替介入はしていない。大規模な介入にはリスクが伴う。
豪ドル高は豪政府債への投資だけが要因ではない。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
原油先物が96ドル台を割り込みました。
午前10時半過ぎからドル円がやや反発をみせました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
東京時間後半はドル円やクロス円がやや反落しました。
ドルストレートは揉み合い傾向で推移しました。
日経平均は前日比−107.36円の9070.76円で週の取引を終えました。
独与党の連邦議会会派代表のカウダー氏が、
「ギリシャ支援に関して条件および内容いずれにおいても
再交渉の余地はない。ギリシャのユーロ離脱は
ユーロにとって問題にはならない。」と発言しました。
ロンドン時間序盤は豪ドルやユーロが下落しました。
日銀総裁が、
「景気は緩やかに持ち直しつつある。
先進国の長期金利低下は為替面から景気の下押し圧力に。
現状では円高は景気に悪影響の方が大きい。
円安にもっていくための外貨購入は介入そのものだが、
為替安定目的の外貨購入は日銀独自の判断では難しい。
為替はファンダメンタルズに沿って安定したほうがいい。
円高の景気への悪影響は充分に認識。
金融緩和を行なうときは円高の影響を考慮して行なっている。
金融政策のサプライズは長続きしない。
欧州問題深刻化に伴う市場動揺や世界経済の下振れリスクを意識。」
などの見解を示しました。
ドル円がやや反発をみせました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は2009年3月以来の安値で取引を終えました。
ポンドドルは指標発表を控えてしばらく揉み合いました。
スペイン2年債利回りが3.778%に上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
英BOEのウィール委員が、
「追加刺激策が必要なら量的緩和より利下げが望ましい。」
との見解を示しました。
午後5時頃からドル円が反落する展開になりました。
英第2四半期GDP速報は前期比で予想とおりの−0.5%になりました。
ポンド売り反応が一時みられました。
独政府報道官が「与党CDU議員の見解は政府の方針ではない。」
との発表をしました。
その後、ドルストレートが一時反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
独政府報道官が、
「独仏首脳が昨日会談を行った。
スペイン銀行に関する報告の早期発表を要す。
独首相はサマラス首相に信頼性が必要と要請。
独首相はギリシャに合意の完遂を求める。
仏大統領は独首相のギリシャに関する立場を支持した。
トロイカの調査がギリシャに関する決定の基礎になる。」
などの発表をしました。
その後、ユーロドルが再び軟調に推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が再び下げ幅を拡大しました。
ドル円が軟調に推移しました。
クロス円が軟調に推移しました。
EUが「スペインから全面的救済の要請はまだ受けていない。」
との発表をしました。
ユーロ売りが強まりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.42485%に低下しました。
一部メディアが、関係筋の話として
「ECBの債券購入計画の最終決定は独裁判所の判断後になる。」
との観測報道をしました。
独の首相が、
「独とギリシャの関係は伝統的に非常に良好。
ギリシャ首相が解決の向けて全ての措置講じると確信。
ギリシャがユーロ圏に留まることを望む。
ギリシャと独はいかなる時期尚早な判断も下さないと信頼。
ギリシャに関する(緊縮策の緩和の判断は)トロイカの報告を待つ。
ギリシャの進展について予断を持っていない。
ユーロ圏危機は一挙に解決されるものではない。
ギリシャ支援にしっかりと取り組む。」などの発言をしました。
ギリシャの首相が、
「ギリシャはコミットメント果たす。成長の機会は必要。」
との発言をしました。
スペイン10年債利回りは6.480%に上昇しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせました。
米耐久財受注(7月)は予想より強い+4.2%、
米耐久財受注(除輸送用機器 7月)は予想より弱い−0.4%でした。
指標発表直後はドル売り反応がみられました。
その後、ドルストレートが下落する展開になりました。
ユーロドルが1.25台を割り込みました。
ユーロ円が一時98円台を割り込む場面がありました。
伊10年債利回りは5.777%に上昇しました。
マーケット・ニュース・インターナショナルが、
「ユーロ圏高官によれば、ギリシャが財政問題を解決するまで、
同国に一時的なユーロ離脱の要請を義務付ける計画を独財務省が
真剣に検討している。」と報じました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.65%あたりに低下しました。
NYダウの開始後は主要通貨ペアが反発をみせました。
NYダウがプラス圏へ反発しました。
原油先物が96ドル台を回復しました。
ドルストレートが反発しました。
米10年債利回りが一時1.6728%あたりに上昇しました。
ドル円やクロス円が反発しました。
格付け会社のフィッチが、
「スペイン政府がユーロ圏の救済基金に国債購入を要請しても、
スペインの信用格付けをすぐ引き下げることにはならない。」
との見解を示しました。
一部メディアが「ECBは利回りのバンドを検討。」と報じました。
ユーロが反発上昇しました。
欧州の株式市場は終盤に反発してプラス圏で取引を終えました。
バーナンキFRB議長がアイサ米下院議員に宛てた書簡で、
「これまでの刺激策は正当化される。更なる行動も視野にある。
金融政策の効果には時間差がある。この先の経済見通しをもとに、
政策を実施しなければならない。」との見解を示しました。
ロンドンフィックス過ぎから主要通貨ペアが揉み合いになりました。
伊の経済開発相が、
「成長のために財政規律を犠牲にすることはないだろう。
財政の規律がなくなれば成長の可能性もない。」
との発言をしました。
石油業界誌ペトロリアムのエコノミストが、
「IEAは戦略備蓄の放出に合意したもようで、
IEAは早ければ9月初旬に戦略石油備蓄を放出する可能性がある。
規模は昨年放出された6000万バレルと同じかこれを上回る可能性。」
との観測を発表しました。
原油先物がやや反落しました。
NYダウは堅調に推移しました。
深夜3時半頃からドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円は揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.683%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比+100.51ドルの13157.97ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<8月27日(月)>

※英国がサマー・バンクホリデーです。

午前8時01分に英ホームトラック住宅調査(8月)、
午後3時に日工作機械受注確報(7月)、
同午後3時に独輸入物価指数(7月)、
午後5時に独IFO景況動向指数(8月)、
などが予定されています。
独IFOには注目です。

<8月28日(火)>

午後3時に独GFK消費者信頼感調査(9月)、
夜10時に米ケースシラー住宅価格指数(6月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(8月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(8月)、
深夜2時に米2年債の入札、
米の指標には注目です。

<8月29日(水)>

午後4時にスイスKOF先行指数(8月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(8月)、
夜9時半に米第2四半期GDP改訂値、米第2四半期個人消費改訂値、
同夜9時半に米第2四半期GDP価格指数改訂値、
同夜9時半に米第2四半期PCEコア・デフレータ、
同夜9時半に加鉱工業製品価格指数(7月)、加原材料価格指数(7月)、
夜11時に中古住宅販売保留(成約 7月)、
深夜2時に米5年債の入札、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
(独)・米の指標には注目です。
また、この日に独伊首脳会談が予定されています。

<8月30日(木)>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(7月)、
午前10時半に豪第2四半期民間設備投資、豪住宅建設許可件数(7月)
午後4時55分に独失業者数(8月)、独失業率(8月)、
午後5時半に英消費者信用残高(7月)、
午後6時に欧消費者信頼感確報(8月)、
夜9時半に米個人所得(7月)、米個人消費支出(7月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(7月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加第2四半期経常収支、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・豪・米の指標には注目です。
また、この日にギリシャ国立銀行の決算発表が予定されています。

<8月31日(金)>

朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(8月)、
朝8時半に日全国消費者物価指数(7月)、日失業率(7月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(7月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(8月)、欧失業率(8月)、
夜9時半に加GDP(8月)、加第2四半期GDP、
夜10時45分にシカゴ購買部協会景気指数(8月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(8月)、
夜11時に米製造業受注指数(7月)、
夜11時からバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演、
などが予定されています。
(日)・加・米の指標には注目です。

<9月1日(土)>

この日に中国製造業PMI(8月)の発表と
ドラギECB総裁のジャクソンホールでの講演が予定されています。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは週初82.60で始まり、
軟調に推移して81.22まで下落して、週末にやや反発をみせて81.59
で終値となりました。また、先週は米10年債利回りが1.683%に低下
しました。一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末で0.42485%
と前週に続き低下しました。そして、NYダウは週末に反発しました
が週間では117ドル下落して13157.97ドルで週の取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、22日の米中古住宅販売件数(7月)が予想
より弱い447万件、23日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い
37.2万件、米新築住宅販売件数(7月)が予想より強い37.2万件、住宅
価格指数(6月)が予想より強い+0.7%、24日の米耐久財受注(7月)が
予想より強い+4.2%などになりました。住宅市場がまちまちの結果
となって、雇用市場では低迷が示される結果になりました。

そして、22日のFOMC議事録では「多数のメンバーはがQEは回復を拡大
させると認識。多数のメンバーは持続的成長なければ早期に追加緩和
と判断。参加者多数が新大規模資産購入は有効と期待。多数が2014年
の表現を延長することに賛成。9月持ち越しに合意。欧州危機と財政
の崖が下振れリスク。」などが示されました。一部のメンバーからは
追加緩和に対してネガティブな意見もあったものの、8月1日のFOMC
声明よりも追加緩和QE3への示唆と異例の超低金利にかかわる2014年
の表現の延長の示唆が強まり、9月FOMCに向けて緩和期待が高まるこ
とになりました。

また、先週の米要人発言では、21日にアトランタ連銀総裁が「景気
回復は現在まで成長力弱く高水準の失業率が長期化している。効果が
ないまま積極的に金融政策を行使することにはリスクがある。金融政
策は経済に前向きな影響力与えるが万能薬ではない。追加緩和は利益
とコストを考慮しなければならない。」、22日にシカゴ連銀総裁が
「FRBによる追加緩和では経済と金融の安定を検討している。世界貿
易が弱まっているのは恐ろしいこと。」、23日にシカゴ連銀総裁が
「穏やかなインフレや高失業率を考慮しFRBはもっと行動すべき。
前回FOMC後の雇用関連指標の改善は良い兆候だが充分ではない。
中国と世界的に一段の緩和が必要。」、同日セントルイス連銀総裁
が「前回のFOMC以降のデータはやや改善。FOMC議事録はやや古い。
経済が下期に2%成長を再開すれば据え置きに充分。米経済と金融
市場の現在の状況は1年前より良好。米FRBの追加資産買い入れによ
り出口戦略が困難になると懸念。追加量的緩和の可能性は夏にかけ
て市場で織り込まれていた水準よりは低い。追加の行動支持するに
は経済がさらに悪化もしくは成長が失速する兆候を見る必要。」、
24日にシカゴ連銀総裁が「追加措置を講じる根拠は多くある。経済
や雇用を押し上げる必要。失業率が7%以上である限り、インフレ
率が3%を越さない限り、FEDはゼロ金利を維持すべき。FEDの認識
を鮮明にすることが重要。」、などがありました。

今週の米主要経済指標では、28日のケースシラー住宅価格指数(6月)
と米消費者信頼感指数(8月)にリッチモンド連銀製造業景況指数(8月)
29日の米第2四半期GDP改訂値と米第2四半期個人消費改訂値に中古
住宅販売保留(成約 7月)と米地区連銀経済報告、30日の米新規失業
保険申請件数、31日のシカゴ購買部協会景気指数(8月)とミシガン大
学消費者信頼感指数確報(8月)に米製造業受注指数(7月)などが注目
されますが、週末31日のバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの
講演が今週の一番の注目材料になりそうです。

22日のFOMC議事録によれば、QE3へのある程度明確な示唆となる発言
の可能性はありますが、先週末24日に公表されたアイサ米下院議員
に宛てたバーナンキFRB議長の書簡では「これまでの刺激策は正当化
される。更なる行動も視野にある。金融政策の効果には時間差があ
る。この先の経済見通しをもとに政策を実施しなければならない。」
との認識が示されていることで、9月7日の米雇用統計の結果を待つ
としてQE3への明言を避ける可能性もありそうです。思惑による事前
の相場の動きと合わせて当日のバーナンキFRB議長の発言が注目され
ますが、いずれにしても31日は相場が大きく動きそうです。


円については、先週の日主要経済指標では、20日の日景気一致CI指数
確報(6月)は速報値より強い94.1、日景気先行CI指数確報(6月)は速報
値より強い93.2、21日の日全産業活動指数(6月)は市場予想とおりの
+0.2%、22日の日通関ベース貿易収支(7月)は予想より弱い−5174億
円などの結果になり、日本経済は底堅く推移しているものの貿易赤字
になっていることが示されました。

先週の日要人発言では、22日に杉本元財務事務次官がブルームバーグ
のインタビューで「日銀は供給資金を長期化するなど3次元の金融政
策をすべき。デフレ脱却に成長力向上による良い物価上昇が必要。」
との見解を示し、24日に日財務相が「韓国国債の購入はまだ何も決め
ていない。韓国との通貨協定拡充の10月の期限切れ後の対応は白紙に
戻して考えざるを得ない。韓国との通貨協定は韓国経済安定に大きな
役割果たしてきた。」との発言をして、日銀総裁が「景気は緩やかに
持ち直しつつある。先進国の長期金利低下は為替面から景気の下押し
圧力に。現状では円高は景気に悪影響の方が大きい。円安にもってい
くための外貨購入は介入そのものだが為替安定目的の外貨購入は日銀
独自の判断では難しい。為替はファンダメンタルズに沿って安定した
ほうがいい。円高の景気への悪影響は充分に認識。金融緩和を行なう
ときは円高の影響を考慮して行なっている。金融政策のサプライズは
長続きしない。欧州問題深刻化に伴う市場動揺や世界経済の下振れ
リスクを意識。」などの見解を示すなどがありました。円高への強い
牽制発言や為替介入にかかわる発言はみられませんでした。

今週の円にかかわる主要経済指標では、31日の日全国消費者物価指数
(7月)と日失業率(7月)に日鉱工業生産速報(7月)などが予定されてい
て、注目度はそれほど高くはないようですが一応は注目されます。

先週のドル円相場は、週初20日に79.56で始まり、仲値過ぎに79.65
まで上昇しましたが、その後は軟調傾向の揉み合いになり22日のロ
ンドンフィックスを過ぎる頃に79円台前半まで緩やかに下落するジリ
安で推移しましたが、22日深夜に発表されたFOMC議事録で追加緩和の
示唆が強まったことで、79.17円から一気に78.29円まで急落する相場
展開になりました。その後、週後半から振幅30Pips程度の小幅な揉み
合いになり週末にやや戻して78.66円で週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは79.00の「00」
ポイント・アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。ここを
上抜けた場合は、21日の揉み合い高値の79.52から先週高値の79.65
アラウンドが注目されます。さらに上昇した場合は6月末から7月
12日にかけて揉み合い高値になった80.00の「000」が注目ポイント
になりますが心理的節目の80.00は強い上値抵抗になりそうです。
また、下落となった場合は、まずは先週安値の78.29アラウンドでの
売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、78.00の
「00」ポイントから8月1日安値の77.91、さらに下落した場合は
6月1日安値77.66のポイントなどでの攻防が注目されます。

22日のFOMC議事録以来、QE3への期待が高まってドル円は軟調になっ
ていますが、今週は月末で本邦輸入企業による月末の決済に絡んだ
ドル買い需要の観測もあり綱引きとなりそうです。また、来週7日
には米雇用統計を控えていて動きにくいところもありますが、週末
31日のジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の発言によっては
週末にかけて相場が大きく動く可能性もありそうです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、23日の独第2四半期
GDP確報は前期比で予想とおりの+0.3%、独製造業PMI確報(8月)は
予想より強い45.1、独サービス業PMI確報(8月)は予想より弱い48.3、
欧製造業PMI確報(8月)は予想より45.3、欧サービス業PMI確報(8月)
は予想より弱い47.5、欧消費者信頼感指数速報(8月)は予想より弱い
−24.6、などになりました。

また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

18日、独の財務相「ギリシャに新たな支援プログラムを与えることは
できない。」、独ウェルト紙「仏や南欧諸国は必要に応じたギリシャ
への第3次支援に賛成。独は新たな支援パッケージに反対。ギリシャ
がユーロを離脱する可能性で準備が進行中。」、独シュピーゲル誌
「ECBは域内国債利回りに上限を設定して、これを上回った場合は市
場で国債を購入することを検討している。」、

20日、アスムセンECB専務理事が「ギリシャの脱退は管理可能だが望
ましくない。」、独財務省「ECBがユーロ圏国債の利回りに上限を設
定する計画との独誌報道について全く認識していない。」、
ギリシャ財務省高官「ギリシャは追加削減策で9月14日までのトロイ
カ承認を目指している。」、独の外相「ギリシャのユーロ残留に向け
て取り組んでいる。ユーロ残留の鍵はギリシャが握っている。ギリシ
ャ向けプログラムの大幅な緩和は容認できない。」、

21日、独CDUの幹部「ギリシャへのある程度の譲歩は可能。譲歩はプ
ログラムの範囲内であるべき。貸付け金利や期限は調整可能。」、
スペイン10年債利回りが6.215%あたりに低下。伊10年債利回りが
5.666%あたりに低下。

22日、ギリシャの首相「ユーロを離脱すればワイマール共和国の二の
舞になってしまう。ドラクマの再導入は民主主義の終焉を意味。」、
格付け会社のS&Pが「伊の南西部のカンパニア州の長期発行体格付け
をBBB+からBBBに格下げする。見通しはネガティブ。」、
米WSJ電子版「メルケル独首相はユーロが白紙となる可能性に向けて
在任中で最大の危機に直面。」、ギリシャの首相「さらなる時間は
さらなる資金を必ずしも意味しない。ギリシャ政府は構造改革と国有
資産の民営化で前進している。ギリシャを見捨てれば他のユーロ圏諸
国の不確実性と脆弱性が拡大。金融市場で劇的な結果を招く。」、
スペイン10年債利回りが6.148%に低下。独シュピーゲル誌「独FDPの
ブリューデレ議員はECBの国債利回り上限設定に反対。」、
ユーログループ議長「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。ギリ
シャ向け次回融資実施の条件は財政赤字削減の信頼ある策定。期限延
長に関してはトロイカの調査しだい。第3次支援に関しては検討して
いない。」、独の首相「ギリシャについてはトロイカの報告を待つ
必要。」、レーン欧州委員「ユーロの将来は春よりも悲観が後退して
いる。ECBが金融システム安定確保で中心的役割担う。高利回りを抱
える諸国につなぎ資金が必要。」、ギリシャ首相「次回の支援が10月
以降に遅れてもつなぐことは可能。しかし全く支援が無くなれば崩壊
する。数週間内に117億ユーロの緊縮策を決定。」、
米シティグループのリポート「ギリシャのユーロ離脱の確率は90%。
早ければ9月にも起きる可能性がある。今後の動向に関しては9月に
実施されるトロイカの調査しだい。」、

23日、独の財務相「ユーロ圏はギリシャ支援で既に実施可能な限界に
既に達している。」、スペイン10年債利回り6.430%あたりに上昇。
ロイター通信「ECBは新たな債券買い入れプログラムをめぐり、非公
表の利回りターゲット(暗黙のターゲット)の設定を検討。9月6日
のECB理事会前の決定はなく柔軟なものとなる可能性。」、
独ウェルト紙「ECB内では暗黙のターゲットを非公表とする考え方が
ある。複数当局者が利回りよりスプレッドのターゲットを支持。」、
ギリシャの首相「ギリシャのユーロ圏離脱との思惑は終わりにすべ
き。ユーロ離脱はドミノ効果を招きかねない。ギリシャにはわずか
な息継ぎの余地が必要。ギリシャは117億ユーロの予算削減を確定。
景気回復には目標の達成が必須。追加支援を要請していない。」、
伊10年債利回りは5.667%に上昇。スペイン10年債利回りは6.413%
あたりに上昇。一部メディア「スペインはユーロ圏諸国と全面支援
について協議している。決定はまだしていない。」、
オランダの財務相「ギリシャ問題に関して独は厳格な姿勢を維持す
べき。財政再建の期限延長はギリシャのためにならない。」、

24日、独与党の連邦議会会派代表のカウダー氏「ギリシャ支援に関
して条件および内容いずれにおいても再交渉の余地はない。ギリシャ
のユーロ離脱はユーロにとって問題にはならない。」、
独政府報道官「独首相はサマラス首相に信頼性が必要と要請。独首相
はギリシャに合意の完遂を求める。仏大統領は独首相のギリシャに関
する立場を支持した。トロイカの調査がギリシャに関する決定の基礎
になる。」、一部メディアが「ECBの債券購入計画の最終決定は独の
裁判所の判断後になる。」、独の首相「ギリシャ首相が解決の向けて
全ての措置を講じると確信。ギリシャがユーロ圏に留まるのを望む。
ギリシャと独はいかなる時期尚早な判断も下さないと信頼。ギリシャ
に関する(緊縮策の緩和の判断は)トロイカの報告を待つ。ギリシャの
進展について予断を持っていない。ギリシャ支援にしっかりと取り
組む。」、スペイン10年債利回りは6.480%に上昇。伊10年債利回り
は5.777%に上昇。格付け会社のフィッチ「スペイン政府がユーロ圏
の救済基金に国債購入を要請しても、スペインの信用格付けを直ぐに
引き下げることにはならない。」、一部メディア「ECBは利回りのバ
ンドを検討している。」、伊の経済開発相「成長のために財政規律を
犠牲にすることはない。財政規律がなければ成長の可能性もない。」
などがありました。

先週のユーロドル相場は、週初1.2352あたりから始まり、ロンドン
時間序盤に1.2368あたりまでやや上昇しましたが、独財務省が「ECB
がユーロ圏国債の利回りに上限を設定する計画との独誌報道につい
ては全く認識していない。」と発表したことや、独連銀月報で「ECB
による債券購入計画に相当なリスクあると認識。」と示されたこと
で、週安値となる1.2295まで下落しました。その後は米10年債利回り
が1.8%台に低下したこと背景としたドル売りに、ロンドンフィック
スにかけて1.23台半ばへと反発する展開になりました。

その後、21日の東京時間にやや堅調傾向の小幅な揉み合いを経て、
ロンドン時間に独CDU幹部が「ギリシャへのある程度の譲歩は可能。
貸付け金利や期限は調整が可能。」と発言したことや、スペインの
短期債の入札が好調であったことなどを背景に1.24台を回復しまし
た。その後もNYダウが堅調に推移したことや、スペイン10年債利回
りが6.215%あたりに低下するとともに伊10年債利回りが5.666%あ
たりに低下したことで、リスク選好の動意に同日のロンドンフィッ
クスにかけて1.2487に上昇しました。

その後、22日の東京時間およびロンドン時間前半からNY時間序盤に
かけて、独シュピーゲル誌の「ブリューデレ独FDP議員はECBの国債
利回り上限設定に反対している。」との報道や、ユーログループ議
長の「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。」との発言、及び
独首相の「ギリシャについてトロイカの報告を待つ必要。ギリシャ
首相との会談で支援に関する決定を下さない。」との発言に揺れな
がら揉み合いとなりましたが、米10年債利回りが1.748%あたりに
低下したことによるドル売りを背景に、レーン欧州委員が「ユーロ
の将来は春よりも悲観が後退している。ECBが金融システム安定確保
で中心的役割担う。」と発言したことで反発上昇する展開になりま
した。その後、一旦、小幅な揉み合いになりましたが、同日深夜に
発表されたFOMC議事録で「「多数のメンバーはがQEは回復を拡大さ
せると認識。多数のメンバーは持続的成長なければ早期に追加緩和
と判断。参加者多数が新大規模資産購入は有効と期待。多数が2014
年の表現を延長することに賛成。」などが示されたことでドル売り
動意となって、ユーロドルは上昇して1.25台を回復する展開になり
ました。

その後、23日の東京時間およびロンドン時間前半からNY時間序盤に
かけて、独の財務相の「ユーロ圏はギリシャ支援で既に実施可能な
限界に達している。」との発言に揺れながらも、ロイター通信の
「ECBは新たな債券買い入れプログラムをめぐり非公表の利回りタ
ーゲット(暗黙のターゲット)の設定を検討している。9月6日の
ECB理事会前の決定はなく柔軟なものとなる可能性。」との報道や、
独ウェルト紙の「ECB内では暗黙のターゲットを非公表とする考え
方がある。複数の当局者が利回りよりスプレッドのターゲット設定
を支持。」との報道などで、ロンドンフィックスにかけて週高値と
なる1.2589まで上昇する展開になりました。

その後、23日のNYダウが120ドル超の下落になったことで、リスク
回避の動意にユーロドルは1.25台半ばへ反落して、翌24日の東京時
間は小幅な揉み合いになりました。その後、ロンドン時間に独与党
の連邦議会会派代表のカウダー氏が「ギリシャ支援に関しては条件
および内容いずれにおいても再交渉の余地はない。ギリシャのユー
ロ離脱はユーロにとって問題にはならない。」と発言したひとや、
中国上海株式市場が2009年3月来の安値となったことや、マーケッ
ト・ニュース・インターナショナルが「ユーロ圏高官によれば、
ギリシャが財政問題を解決するまで同国に一時的なユーロ離脱の要
請を義務付ける計画を独財務省が真剣に検討している。」と報じた
ことを背景に、NY時間序盤にかけて1.2481まで下落する展開になり
ました。その後、欧州の株式市場が反発して、NYダウも堅調に推移
したことを背景にロンドンフィックスにかけてユーロドルは1,2561
まで反発して、その後は株式市場の堅調の中、逆行の動きの調整と
なって1.2512で週の取引を終えました。

今週のユーロにかかわる主要経済指標では、27日の独IFO景気動向指
数(8月)、29日の独消費者物価指数速報(8月)、30日の独失業率(8月)
31日の欧消費者物価指数速報(8月)と欧失業率(7月)などが注目され
ますが、ユーロドルでは対ドル通貨として週末31日のジャクソンホ
ールでのバーナンキFRB議長の発言が注目されます。また、1日(土)
ではありますが、同じくジャクソンホールでのドラギECB総裁の発言
が注目されます。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週末高値
の1.2561のポイントでの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は
先週高値の1.2589から1.26の「00」ポイント、さらに上昇した場合は
6月29日高値の1.2692から1.27の「00」ポイントなどでの売り買いの
攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは先週末安値の1.2481のポイントで
の攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は22日安値の1.2431のポ
イント、さらに下落した場合は1.24の「00」ポイント、ここを下抜け
た場合は20日高値の1.2368のポイント、さらに下落した場合は20日安
値アラウンドでもある1.23の「00」ポイントなどでの売り買いの攻防
が注目されます。

20日に独財務省が独シュピーゲル誌の報道を表向きは否定しましたが
非公表の利回りターゲット(暗黙のターゲット)の設定となるのか、
あるいはスプレッド・ターゲットの設定となるのかは検討過程ながら
ECBが新たな債券買い入れプログラムの検討を進めているのは確かな
ようで、先週のユーロドルは週間で堅調推移になりました。9月6日
にECB理事会そして翌7日に米雇用統計を控えてはいますが、今週も
ECB債券買入プログラムへの期待を背景とした選好が続きそうです。
ただ、一方、22日に米シティグループのリポートでは「ギリシャの
ユーロ離脱の確率は90%。早ければ9月にも起きる可能性がある。
今後の動向に関しては9月実施のトロイカの調査しだい。」とされ、
ギリシャにかかわるリスク回避動意になる可能性も排除はできなく、
ユーログループ議長も「ギリシャ支援めぐり10月前に決定はない。」
としてトロイカの調査待ちの状況で、また「ECBの債券購入計画の最
終決定は独の裁判所の判断後になる。」ことにならざるを得ないよう
で、さらにスペインはやがては支援要請をすると思われますが、その
時期は不明で、多くの材料がテーブルに載ったままの混沌とした状況
の中、週末のジャクソンホールでのイベントで揺れる相場展開になる
可能性が高そうです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その19 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十九話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて、カーネマンらのプロスペクト理論の研究によれば、
 人の通常の心理はトレードに負の作用となることが示されていて、
 勝てるトレーダーになるためには
 これを克服していかねばならないのじゃが…、
 一筋縄ではいかないのじゃ。」

『ふん。精神論かよ。』

「いや…、精神論と簡単に切って捨てることのできぬ問題じゃよ。
 トレードとマインドには密接な関係があって、
 マインドの重要性は欧米の著名なトレーダーの多くが
 重要なものとして認識しておるのじゃ。」

『……。』

「先週も少し話したがのう…。
 明確なサインが出ても躊躇してエントリーしなかったのに、
 かなり遅れてたまらず追っかける『出遅れ追っかけ』をして、
 一時の高値や安値を掴み、上昇トレンドで買って負けたり、
 下落トレンドで売って負けるのも、 
 また、動意が続いているのに漠然とした不安で
 さしたる根拠もなくビビリで途中で降りてしまうのも、
 心理の影響が大きいものじゃ。」

『どう、克服するのさ。』

「ジイもいまだに悩んでいて、それは簡単なことではないが、
 まずは勝つことへの肯定とそのコミットが必要じゃ。」

『勝つことを肯定する「決意」が必要だってか?』

「そうじゃ…。トレーダーであれば
 誰しもトレードで勝つことを望んでいるものじゃが、
 深層心理で勝つことを拒絶している場合があるのじゃ。」

『えっ、何だって?』

「トレードを行うに際してその執行の前から負けそうだと思う、
 漠然とした不安の中でトレードの検討を行う、
 これらのマインド状況では既に不安心理に陥っていて、
 勝つことを拒絶している状況でトレードに勝てないものじゃ。」

『……。』

「私はトレードで勝つことを肯定する。
 私は勝てるトレーダーである。
 私には富を得る資格と権利がある。
 私には不確実性に立ち向かうルールがある。
 損小の重要性を知っている。利大の重要性も知っている。
 私は自分で決めたルールを守ることができる。
 ときに負けることはあってもトータルでは勝つ。
 だから不確実性の中にあっても恐れはない。
 トレードは楽しいものである。私は実行できる。
 などへ強くコミットして、紙に書き出すことじゃ。」

『あははっ。まるでカルトじゃないか。』

「ふむ。見方によってはそうなるのかのう…。
 でも、スポーツの分野でもマインドをポジティブ化する
 イメージ・トレーニングという分野があって、
 古来からも心技体と言われているように、
 マインドのトレーニングはとても重要なものじゃ。」

『そんなもんかねぇ…。』

「ただ…、一人でのマインド強化のトレーニングは
 なかなかたいへんなことでのう…。」

『……。』

「ルール、つまり手法の理解では、
 他者へのアウトプットが良い方法となるものじゃ。」

『なんだよそれ…?』

「自身の理解を深化させるために、
 自分以外の者に、自分自身が教師となって
 その手法を解説するのじゃよ。
 質疑応答も加えるととても深い理解が得られるものじゃ。」

『……。』

「それに、トレードの執行にあたっても、
 友人でも家族でもよいが、自分以外の者に
 『ナゼここでエントリーするのか』、
 『ナゼここで決済をするのか』
 を自分自身が教師となって『解説するようにする』と、
 自身の心のささやきを排除できるとともに、
 自身の手法の理解の深化が格段に向上するものじゃ。」

『……!』

「たとえば、自分以外の者に
 『損切りは口座資金を守るために重要なことです。』と
 解説して、実際に損切りして見せるわけじゃのう…。
 それによって損切りの習慣を身につけることができるのじゃ。」

『……。』

「それと、勝っているトレーダー達との親交を
 深めるのも良いことじゃのう…。
 いわゆる『感化“influence”』じゃが、
 勝つことが当たり前のトレーダー達と交流することによって、
 自身のマインドもトレードで勝つことが普通のこととして
 感化されていくものじゃ。」

『……。』

「それに…じゃが…、
 PCを多画面にするなどトレードの環境を改善することも、
 単なる装備の充実ということだけではなく、
 警察官が制服を着たとたんにピリッとするように、
 勝てるトレーダーへの変身グッズになることもあるようじゃ。」

『あははっ。まるで映画のアイアンマンだな。』

「今述べたことは、マインドの改善の一例じゃが、
 最近、とても注目される分野があるのじゃ…。」

『なんだよそれは?』

「NLP(神経言語プログラミング)によるメンタルの技術と
 そのトレーニングじゃよ。
 これはまた来週にでも話をすることにしようかのう…。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その18


夏休みも終わってみればあっというまでしたね。^^

●先週の主な出来事

<8月13日(月)>

豪ドルなど資源国通貨がやや下落して始まりました。
ユーロドルやドル円は静かなスタートになりました。
伊レプブリカ紙が12日に、
「伊財務相は伊経済が予想以上に低迷しているため、
2012年は財政赤字目標を達成できない見通しと発言。」と報じまた。
日経新聞が、
「独は9月にもアジア金融市場で外貨準備の運用を始める。
独連銀が東京に取引拠点を設置する方針で日金融当局と最終調整。」
との報道をしました。
NZ財務相が、
「NZドルは高すぎる。輸出や経済改革に悪影響。
主要貿易相手国である中国との関係は良好。
中国はNZ債券を購入している。」などの発言をしました。
限定的ながらNZドル売り反応がみられました。
東京時間が近づく頃にややドル買いの動きがみられました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
日第1四半期実質GDP確報は前期比で予想より弱い+0.3%、
日第1四半期GDPデフレータ確報は予想より弱い−1.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日経済財政相が、
「景気は内需にけん引される形で上向きの動き続いている。
7-9月期以降も緩やかな成長が続く見込み。
欧州債務危機を背景とした海外経済の下振れに留意する必要。」
などの認識を示しました。
内閣府が、
「民間最終消費支出は+0.1%で1-3月の+1.2%から大幅鈍化。
民間住宅は+0.8%で2四半期ぶりにプラス。」
などの発表をしました。
日経平均は小幅安で始まり前週末終値レベルで揉み合いました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で揉み合いました。
ユーロ円が一時96円台を割り込む場面がありました。
午前10時半頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
原油先物は93ドル台前半で推移しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で揉み合いになりました。
シンガポールの株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「消費増税法案成立は日本の格付けにポジティブ。」
との見解を発表しました。
東京時間後半は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前週末比−6.29円で大引けになりました。
独卸売物価指数(7月)は前月比で前月より強い+0.3%でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
午後4時半頃からドル円がやや反落しました。
ギリシャ第2四半期GDPは予想より強い−6.2%になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
独仏の株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が反発しました。
伊12ヵ月債の入札では、
「目標調達額とおりの80億ユーロ発行。
落札利回りが前回より高い2.767%。
応札倍率が前回より高い1.693倍。」になりました。
独6ヶ月債の入札では、
「目標調達40億ユーロに対して応札額が47.45億ユーロ。
発行額が37.7億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い−0.0499%。
応札倍率が前回より低い1.3倍。」などになりました。
EU欧州連合が、
「ギリシャの短期証券入札に不安はない。
入札は完全にコントロール下にある。」との発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43450%に低下しました。
NY時間前あたりから主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場がやや反落して揉み合いました。
豪ドルなど資源国通貨が下落しました。
NY時間序盤はユーロドルなどが上下動の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
スペイン10年債利回りは6.822%に低下しました。
伊10年債利回りは5.565%あたりになりました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まりました。
NYダウが一時反発をみせましたが再び下げ幅を拡大しました。
欧州の株式市場が前週末比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が92ドル台前半に下落しました。
米10年債利回りが1.63%あたりに低下しました。
ギリシャ中銀が、
「ECBによる7月のギリシャ銀への資金供給は239.9億ユーロ。
6月の736.6億ユーロから大幅に減少。」などを発表しました。
ECBの証券市場プログラムに関する統計では、
「8月10日の時点で2115億ユーロの国債を保持。
22週間にわたり国債の購入はなかった。」などが示されました。
午後11時過ぎ頃からユーロドルが反落しました。
深夜12時過ぎにNYダウが90ドル超の下落になりました。
欧州の株式市場は終盤に反発をみせるもマイナス圏で引けました。
豪ドル米ドルが一時1.05台を割り込みました。
ロイター通信が
「伊中銀の発表したデータから、4月の海外投資家による
伊国債の保有残高が前年6月から25%超減少したことがわかった。」
との報道をしました。
独紙が、
「独憲法裁判所からESMが合憲かどうかの判決が
9月12日に下される予定が遅れる可能性も。
原告側が独裁判所に対し欧州司法裁判所の判断を待ってから
最終判断を下すよう求めている。」との観測報道をしました。
原油先物が反発して一時93ドル台を回復しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「伊とスペイン債の一部取引の証拠金率を引き上げる。」
との発表をしました。
NYダウが当日安値圏で揉み合いの後にやや下げ幅を縮小しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
米10年債利回り利は1.663%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−38.52ドルでこの日の取引を終えました。

<8月14日(火)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
NZ第2四半期小売売上高は予想より強い+3%になりました。
NZドル買い反応がみられました。
英RICS住宅価格(7月)は予想より弱い−24.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京時間が近づく頃からドルストレートがやや軟調になりました。
日第三次産業活動指数(6月)は予想より強い+0.1%でした。
日銀議事要旨では、
「米独長期金利名目成長率下回っていて、
成長率と整合的な水準に上昇する可能性。(複数の委員)
米独長期金利動向は日本の長期金利にも影響する可能性。
札割れは緩和浸透の表れだが緩和姿勢明確化の観点から
方策を検討すべき。札割れ発生は短期実勢レートが
しばしば0.1%下回っているため。」などが示されました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが反発をみせました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
豪NAB企業景況感指数(7月)は予想より弱い−3になりました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
その後、中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物や日経平均が徐々に反落して揉み合いました。
豪ドルなど資源国通貨が反落しました。
ユーロドルやドル円は小幅な揉み合いになりました。
原油先物は92ドル台後半で推移しました。
一部メディアが、
「日銀の長期国債保有残高が初めて銀行券発行残高を超えた。」
との報道をしました。
午後1時半頃からドルストレートが反発をみせました。
ユーロドルが堅調に推移しました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
仏第2四半期GDP速報値は前期比で予想より強い±0.0%でした。
日経平均は前日比+44.73円で大引けになりました。
独第2四半期GDP速報値は前期比で予想より強い+0.3%、
独第2四半期GDP速報値は前年同期比で予想より弱い+1.0%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が97円台を回復しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が反発しました。
原油先物が93ドル台を回復しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
スイス生産者輸入価格(7月)は予想より弱い−1.8%でした。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが堅調に推移しました。
英消費者物価指数(7月)は予想より強い+2.6%、
英消費者物価指数コア(7月)は予想より強い+2.3%、
英小売物価指数(7月)は予想より強い+0.1%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
午後5時半頃から欧州の株式市場やダウ先物がやや反落しました。
ドルストレートやクロス円がやや反落しました。
ドル円は揉み合いになりました。
独ZEW景況感調査(8月)は予想より弱い−25.5、
欧ZEW景況感調査(8月)は前回値より強い−21.2、
欧第2四半期GDP速報値は前期比で予想とおりの−0.2%、
欧鉱工業生産(6月)は予想より強い−0.6%になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
ギリシャ3ヶ月債の入札では、
「目標調達額31.25億ユーロに対して発行額40.62億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い4.43%。
応札倍率が前回より低い1.36倍。」になりました。
ドルストレートやクロス円がやや軟調傾向で推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場は揉み合いになりました。
EU欧州連合が、
「GDPの数字に驚きはない。今回の数字は予想内。
第3四半期GDPは同じような逆風にはならないだろう。」
との声明を発表しました。
米ホーム・デポの第2四半期決算では、
1株あたり利益が予想より強い1.01ドルになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43650%に上昇しました。
格付け会社のフィッチが、
「アイルランドの格付け見通しは引き続きネガティブ。」
との発表をしました。
スペインの首相が、
「ECBの債券購入に関してもっと詳細が必要。
詳細が分かるまで債券購入をめぐる決定はない。」
との発言をしました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が反発をみせました。
米生産者物価指数(7月)は前年比で予想とおりの+0.5%、
米生産者物価指数コア(7月)は予想より強い+2.5%、
米小売売上高(7月)は予想より強い+0.8%、
米小売売上高(除自動車 7月)は予想より強い+0.8%になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇してドルストレートが下落しました。
米10年債利回りが1.7%台に上昇しました。
ダウ先物が上昇して揉み合う展開になりました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ圏は必要なら行動する用意がある。
ユーロは引き返せない。
ギリシャがユーロに留まるには均衡回復が必要。
ユーロ圏の基盤を立て直す必要がある。」
などの発言をしました。
午後10時過ぎにユーロドルが反発をみせて揉み合いました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合う展開になりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
原油先物は93ドル台で揉み合いました。
米企業在庫(6月)は予想より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、主要通貨ペアが軟調推移になりました。
スペイン10年債利回りは6.725%あたりに低下しました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが反発をみせました。
米10年債利回りは1.73%あたりに上昇しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
鉄鉱石のスポット価格が2009年12月以来の安値になりました。
NYダウは徐々に上げ幅を縮小する展開になりました。
レーン欧州委員が、
「EUへの支援要請に関してスペインはまだ何も決定していない。」
との発表をしました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
NYダウが一時前日マイナス圏に反落しました。
米10年債利回りは1.729%になりました。
NY原油(WTI)は93ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+2.71ドルでこの日の取引を終えました。

<8月15日(水)>

オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物はやや軟調に推移しました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨がやや軟調に推移しました。
スペインのバンガルディア紙が、
「スペインは銀行支援資金300億ユーロの提供を要請する方針。」
との観測報道をしました。
英FT紙が、
「ギリシャは緊縮プログラムの2年延長を要請する方針。」
との観測報道をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル円やユーロ円などが反発しました。
ユーロドルに一時やや反発の動きがみられました。
豪Westpac消費者信頼感指数(8月)は予想より弱い96.6でした。
日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合いになりました。
仲値過ぎからドル円がやや反落しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国国家統計局が、
「中国経済は予測できない困難やリスクに直面している。
中国の高い経済成長を支える要因が弱まってきている。」
などの見解を発表しました。
日経平均が下げ幅を一時拡大しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均が終盤にかけて下げ幅を縮小しました。
原油先物は93ドル台で推移しました。
日経平均は前日比−4.84円で大引けになりました。
午後3時過ぎからドル円やユーロドルが反発上昇しました。
ユーロ円が反発上昇しました。
ダウ先物が一時やや反発する展開になりました。
英BOEのフィッシャー理事が、
「景気刺激策では利下げよりも量的緩和のほうが強力。」
との認識を示しました。
英BOEのビーン副総裁が、
「英国の成長は予想よりも弱い。
インフレは年内にやや低下する公算。」
との発言をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ダウ先物が再び反落する展開になりました。
ポンドドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
午後4時半過ぎからユーロドルが下落する展開になりました。
豪ドルなど資源国通貨やポンドが軟調傾向で推移しました。
ドル円は堅調に推移しました。
アジアの株式市場は下落して取引を終えました。
午後5時過ぎにドルストレートが反発する展開になりました。
欧州の株式市場やダウ先物にやや反発の動きがみられました。
ドルストレートが神経質な相場展開になりました。
英失業保険申請件数(7月)は予想より強い−6900件、
英失業率(7月)は予想とおりの4.9%でした。
英BOE議事録では、
「政策金利と資産買い入れ枠維持は全員一致。
資産買い入れ枠の拡大も議論。利下げは議論がなかった。
他の選択肢が必要かは融資促進策の効果を見極めて考慮する。」
などが示されました。
ポンドが上昇しました。
伊10年債利回りは5.787%あたりに低下しました。
スペイン10年債利回りは6.666%あたり低下しました。
午後6時半頃からユーロが全面安になりました。
ユーロポンドやユーロ豪ドルやユーロ円が下落しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
ポンドドルがやや反落しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
中国の首相が、
「経済への下方圧力はなお強く当面続く見込み。
経済情勢が厳しい分野の雇用に注力する必要。
景気回復の基盤はまだ盤石ではない。」などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43450%に低下しました。
ドル円は当日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
NY時間序盤はドル円が上昇して79円台を回復しました。
ポンド円が一時124円台を回復する場面がありました。
米消費者物価指数(7月)は予想より弱い+1.4%、
米消費者物価指数コア(7月)は予想より弱い+2.1%、
NY連銀製造業景気指数(8月)は予想より弱い−5.85になりました。
ドル売り反応がみられました。
ドル円が急落して豪ドル米ドルなどドルストレートが反発しました。
対米証券投資(6月)は予想より弱い+93億ドルでした。
ロイター通信が、
「英BOEが実施した拡大担保タームレポファシリティーECTRでの
6ヶ月物資金供給は予定の50億ポンドを大きく下回る15億ポンド。
供給額が低水準にとどまったことは英国の銀行間市場の
緊張が高まっていないことを示している。」との報道をしました。
米鉱工業生産指数(7月)は予想より強い+0.6%、
米設備稼働率(7月)は予想より強い79.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
その後、NYダウが下げ幅を縮小してプラス圏へ反発しました。
ドル円が反発をみせました。
ユーロドルやポンドドルなどが反落して揉み合いました。
米NAHB住宅市場指数(8月)は予想より強い37になりました。
NYダウが反落して前日終値レベルで揉み合いました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が369.9万バレルの減少でした。
原油先物が堅調に推移しました。
加の財務相が、
「世界経済は脆弱で加経済も影響を免れることはない。
潜在成長よりも低い成長で留まっている。
欧州は一層の施策が必要。解決の能力を保持している。」
などの発言をしました。
米10年債利回りは一時1.81%あたりまで上昇しました。
ドル円が79円台後半へ反発上昇しました。
欧州の株式市場は下げ幅を縮小も前日比マイナス圏で引けました。
原油先物が94ドル台後半へ上昇しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
ダラス連銀総裁がTVインタビューで、
「これ以上の追加刺激策は効果がなく政治的に写る可能性も。
2013年に景気後退に陥る可能性は小さい。
米議会は財政面で明確性を示すべき。」などの認識を示しました。
米10年債利回りは1.812%になりました。
NY原油(WTI)は94ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−7.36ドルでこの日の取引を終えました。

<8月16日(木)>

オセアニア時間はドル買いがやや優勢の展開になりました。
ドル円が79円台を回復しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルがやや軟調に推移しました。
ユーロドルはやや反発をみせました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
ドル円やユーロ円などクロス円が堅調に推移しました。
ユーロドルが一時1.23台を回復しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
日経平均が9000円台を回復しました。
仲値過ぎから主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
その後、ドル円は再び上昇しました。
しだいにドル買い優勢の展開になりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「超過準備の金利を引き下げても経済への影響は最小限。
米失業率は高止まり。インフレ率はFRBの目標を下回って推移。」
などの認識を示しました。
豪の首相が「豪製造業者は通貨高など強い圧力に直面している。」
との認識を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
中国商務省の高官が、
「7月の輸出低迷はEU向けの大幅減少が原因。
中国の貿易はユーロ圏債務危機と世界経済減速で
下半期に一段と厳しい状況に直面。
2012年の貿易目標達成への圧力が増大。」
などの見解を示しました。
日経平均は堅調に推移しました。
ドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ドルストレートは軟調に推移しました。
午後2時頃からユーロドルがやや反発をみせました。
ポンドドルは軟調に推移しました。
日経平均は前日比+167.72円で大引けになりました。
午後3時からポンドやユーロ主導で主要通貨ペアが下落しました。
ドル円も反落する展開になりました。
ダウ先物やアジアの株式市場に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
その後、欧州の株式市場が前日比マイナス圏で推移しました。
午後5時過ぎにポンドドルなどドルストレートが反発しました。
独仏の株式市場が下げ幅を縮小しました。
英小売売上高指数(7月)は予想より強い+0.3%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが一時1.57台を回復しました。
欧消費者物価指数確報(7月)は予想とおりの+2.4%、
欧消費者物価指数確報コア(7月)は予想とおりの+1.7%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、英の株式市場が軟調傾向で推移しました。
午後6時過ぎからユーロドルやドル円が反発をみせました。
クロス円が堅調傾向で推移しました。
独の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43350%に低下しました。
NY時間序盤はポンドやユーロが堅調に推移しました。
ドル円やクロス円が上昇しました。
米新規失業保険申請件数は予想よりやや弱い36.6万件、
米住宅着工件数(7月)は予想より弱い74.6万件、
米建設許可件数(7月)は予想より強い81.2万件になりました。
ドル売り反応がみられました。
ドル円が反落してドルストレートが反発上昇しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
加製造業売上高(6月)は予想より弱い−0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊10年債利回りは5.812%あたりになりました。
スペイン10年債利回りは6.550%あたりになりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
ユーロが堅調に推移しました。
豪ドルがやや反落しました。
原油先物は94ドル台で推移しました。
その後、NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
オーストリア中銀総裁が、
「銀行ルールが行き過ぎないように注意しなければならない。
銀行が地下銀行に移行することを避けねばならない。
3-4年で完全な財政統合が出来ることには懐疑的。」
などの発言をしました。
フィラデルフィア製造業景況指数(8月)は予想より弱い−7.1でした。
指標発表直後は主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
米10年債利回りは1.7948%あたりに低下しました。
米メドレー・リポートでは、
「スペインが国債購入を要請すれば
ECBは大規模なスペイン国債購入に動く可能性。」
などの見解が示されました。
その後、NYダウが前日比プラス圏へ反発上昇しました。
米10年債利回りが1.82%あたりに上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が上昇しました。
ドル円も反発をみせて揉み合いました。
原油先物が95ドル台を回復しました。
独の首相が、加の首相との会談で、
「ユーロ危機に関して正しい方向に向かっているが、
より迅速に解決に向かわなければならない。時間が重要。」
との発言をしました。
ロンドンフィックス頃からユーロドルなど上昇一服になりました。
欧州の株式市場は終盤にかけて上昇して取引を終えました。
NYダウが堅調に推移しました。
ユーロ円が98円台を一時回復しました。
格付け会社のムーディーズが、
「ペルーの格付けをBAA3からBAA2に格上げ。見通しポジティブ。」
との発表をしました。
NYダウが一時100ドル超の上昇になりました。
ロイター通信が、関係筋の話として、
「米政府は石油の戦略備蓄放出の可能性に関して古い計画を再検討。
今後数週間市場を注視し9月3日のレイバーデー後に
原油価格が下落するか見極めたいとしている。
各国とはまだ協議していない模様。」との観測報道をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.835%になりました。
NY原油(WTI)は95ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+85.33ドルでこの日の取引を終えました。

<8月17日(金)>

オセアニア時間はややドル売り優勢の展開になりました。
ユーロドルは小幅な揉み合いで推移しました。
NZドルや豪ドルが堅調に推移しました。
中国の証券時報が、
「中国人民銀行は預金準備率の引き下げ前に利下げする可能性。」
との観測報道をしました。
NZ第2四半期生産者物価仕入指数は前回値より強い+0.6%、
NZ第2四半期生産者物価出荷指数は予想より強い+0.3%でした。
市場反応は限定的もNZドルは堅調に推移しました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロドルが小幅な揉み合い推移になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ポンドドルがやや軟調に推移しました。
原油先物は95ドル台前半で推移しました。
フィンランド外相が英デーリー・テレグラフ紙で、
「不測の事態に備えた実施計画を用意してユーロ崩壊に備えている。
どのようにユーロを離脱するかのルールはないが時間の問題。
南部もしくは北部のどちらかが離脱する。
大惨事が起こり資金は底をつく。
最初にユーロを離脱して全ての責任を負うことをどこも避けている。
ユーロ崩壊はEUの終わりではなくEUの機能は強化されるだろう。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
ミネアポリス連銀総裁が、
「超低金利の継続時期について2014年末より早い時期を選択する。」
との見解を示しました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向になりました。
東京時間後半は豪ドルやポンドが下落しました。
ドル円は小幅揉み合いになりました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏推移になりました。
日経平均は前日比+69.74円の9162.50円で週取引を終えました。
独生産者物価指数(7月)は予想より弱い+0.9%でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はユーロやポンドがやや反発をみせました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が下落しました。
ユーロ豪ドルが上昇しました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が98円台を再び回復しました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
伊10年債利回りは5.790%あたりになりました。
資源国通貨の軟調が続きました。
その後、ユーロドルがやや反落しました。
欧経常収支(6月)は季調前で前回値より強い+157億ユーロでした。
限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
スペイン中銀が、
「スペイン国内銀行の6月の不良債権比率は9.42%と
前月の8.95%から上昇した。」との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
HSBC債券調査部門長が、
「ECBは市場介入でスペイン金利を2%に移行可能。」
との見解を示しました。
オーストリア首相が、
「ユーロ圏はメンバーを排除してはいけない。
ユーロ圏メンバーの破綻はオーストリアの利益にならない。」
との発言をしました。
欧貿易収支(6月)は季調前で予想より強い+149億ユーロでした。
限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場は上下動の揉み合いになりました。
ドル円は堅調傾向が続きました。
豪ドルが一時やや反発をみせて揉み合いました。
ポンドドルは揉み合いになりました。
ギリシャ政府が、
「ギリシャ政府の債務は6月末時点で3035億ユーロに達した。」
との発表をしました。
午後7時近くからユーロドルやドル円がやや反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43450%に上昇しました。
スペイン10年債利回りは6.453%あたりになりました。
NY時間序盤はユーロが上下動の揉み合いになりました。
ユーロ円が一時98円台を割り込む場面がありました。
仏の株式市場が前日終値レベルで揉み合いました。
ポンドが反発をみせました。
加ドルが指標発表前に軟調になりました。
加消費者物価指数(7月)は予想より弱い+1.3%、
加消費者物価指数コア(7月)は予想より弱い+1.7%になりました。
指標発表直後は加ドル売り反応がみられました。
午後9時半過ぎから豪ドルが一時反発をみせました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合いました。
米10年債利回りは1.82%あたりに低下しました。
午後10時半頃からドル買いが優勢の展開になりました。
ユーロドルなどが下落してドル円が反発しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)は予想より強い73.6でした。
為替市場での反応は限定的でした。
米景気先行指標総合指数(7月)は予想より強い+0.4%でした。
ドル買い優勢の展開が続きました。
ドルストレートが下落しました。
ユーロドルが一時1.23台を割り込みました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが反発をみせました。
豪ドル米ドルは揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
NYダウは前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ドル円が堅調に推移してクロス円が反発しました。
IEAが「原油の供給は充分。石油戦略備蓄の放出には理由がない。」
との見解を発表しました。
原油先物が96ドル台を回復しました。
米10年債利回りは1.814%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+25.09ドルの13275.20ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<8月20日(月)>

朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(8月)、
午後2時に日景気先行CI指数確報(6月)、
同午後2時に日景気一致CI指数確報(6月)
午後6時に欧建設支出(6月)、
などが予定されています。
また、この日は(資金は手当て済みですが)
ギリシャの32億ユーロの国債償還期限になっています。

<8月21日(火)>

午前10時半に豪RBA議事録、
昼12時にNZ第3四半期インフレ期待(2年間)、
午後1時半に日全産業活動指数(6月)、
夜9時半に加卸売売上高(6月)、
などが予定されています。
豪RBA議事録には注目です。

<8月22日(水)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(7月)、
夜9時半に加小売売上高(6月)、加小売売上高(除自動車 6月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(7月)、
深夜3時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
(日)・加・米の指標には注目です。

<8月23日(木)>

午後3時に独第2四半期GDP確報、独第2四半期個人消費確報、
同午後3時にスイス貿易収支(7月)、
午後4時半に独製造業PMI速報(8月)、独サービス業PMI速報(8月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(8月)、欧サービス業PMI速報(8月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に欧消費者信頼感指数速報(8月)、
同夜11時に米新築住宅販売件数(7月)、米住宅価格指数(6月)、
などが予定されています。
独・米の指標には注目です。

<8月24日(金)>

朝7時45分にNZ貿易収支(7月)、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(7月)、
午前9時に豪景気先行指数(6月)、
午後4時45分から日銀総裁の会見、
午後5時半に英第2四半期GDP改訂値、英第2四半期個人消費改訂値
夜9時半に米耐久財受注(7月)、米耐久財受注(除輸送用機器 7月)、
などが予定されています。
NZ・英・米の指標には注目です。
また、この日に独とギリシャの首脳会談が予定されていて、
独首相とギリシャ首相の発言が注目されます。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは前週に続き小動きで、
82.88から82.20間の小幅上下動になり82.60で終値となりました。
また、先週は16日に米10年債利回りが1.835%になるなど長期金利の
上昇がみられました。一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は週末に
0.43450%と週間では前週に続き低下しました。そして、NYダウは
前週に続き上昇して週間で+67ドルの13275.20ドルで週の取引を終
えました。

先週の米主要経済指標では、14日の米生産者物価指数(7月)が予想と
おりの+0.5%、米小売売上高(7月)が予想より強い+0.8%、15日の
米消費者物価指数(7月)が予想より弱い+1.4%、NY連銀製造業景気
指数(8月)が予想よりかなり弱い−5.85、対米証券投資(6月)が予想
より弱い+93億ドル、鉱工業生産指数(7月)が予想より強い+0.6%、
米NAHB住宅市場指数(8月)が予想より強い37、16日の米新規失業保険
申請件数が予想よりやや弱い36.6万件、米住宅着工件数(7月)が予想
より弱い74.6万件、米建設許可件数(7月)が予想より強い81.2万件、
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(8月)が予想より弱い−7.1、
17日のミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)予想より強い73.6、
米景気先行指標総合指数(7月)が予想より強い+0.4%、などになり
ました。米製造業と雇用市場の低迷が示されましたが、物価が低下
する中で小売が堅調であることが示されました。

今週の米主要経済指標では、22日の米中古住宅販売件数(7月)および
米FOMC議事録、23日の米新規失業保険申請件数と米新築住宅販売件
数(7月)、24日の米耐久財受注(7月)、などが注目されます。

また、先週の米要人発言では、15日にダラス連銀総裁がTVインタビ
ューで「これ以上の追加刺激策は効果がなく政治的に写る可能性も。
2013年に景気後退に陥る可能性は小さい。米議会は財政面で明確性
を示すべき。」との認識を示し、16日にミネアポリス連銀総裁が、
「超過準備の金利を引き下げても経済への影響は最小限。米失業率
は高止まり。インフレ率はFRBの目標を下回って推移。」との認識を
示し、17日に同じくミネアポリス連銀総裁が「超低金利の継続時期
について、私は2014年末より早い時期を選択する。」との発言をし
ました。ややタカ派寄りの発言がみられましたが、先週の米要人の
発言は少なめでした。


円については、先週の日主要経済指標では、13日の日第1四半期実
質GDP確報が前期比で予想より弱い+0.3%、日第1四半期GDPデフレ
ータ確報が予想より弱い−1.1%と日本経済の低迷が示されることに
なりました。

先週の日要人発言では、13日に日経済財政相が「景気は内需に牽引
される形で上向きの動き続いている。7-9月期以降も緩やかな成長が
続く見込み。欧州債務危機を背景とした海外経済の下振れに留意す
る必要。」との認識を示し、同日に内閣府の発表として「民間最終
消費支出は+0.1%で1-3月の+1.2%から大幅鈍化。民間住宅分野は
+0.8%で2四半期ぶりにプラス。」などが示されましたが、ドル円
が堅調に推移したことで円高への牽制発言はみられませんでした。

また、14日の日銀議事要旨では「米独長期金利名目成長率下回って
いて、成長率と整合的な水準に上昇する可能性。(複数の委員)
米独長期金利動向は日本の長期金利にも影響する可能性。札割れは
緩和浸透の表れだが緩和姿勢明確化の観点から方策を検討すべき。
札割れ発生は短期実勢レートがしばしば0.1%下回っているため。」
などが示されました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、20日に日景気先行CI指数確
報(6月)と日景気一致CI指数確報(6月)、22日に日通関ベース貿易収
支(7月)などが予定されていますが、市場の注目度はそれほど高くは
ないようです。

先週のドル円相場は、週初78.21あたりで始まり、上下動となりなが
らも堅調傾向で推移しました。15日のNY連銀製造業景気指数が−5.85
となるなど弱かったことで79.17から78.58に急落する場面がありまし
たが、その後も堅調傾向で推移しました。16日の米新規失業保険申請
件数や米住宅着工件数が市場予想より弱く、またフィラデルフィア
連銀製造業景況指数が−7.1と弱かったことで、79.36から79.08まで
下落するも、その後も堅調傾向で推移して79.55で週の取引を終えま
した。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週末高値の
79.57のポイント、ここを上抜けた場合は6月末から7月12日にかけ
て揉み合い高値にもなった80.00の「000」ポイント・アラウンドで
の売り買いの攻防が注目されますが、心理的節目の80.00手前では
調整を伴う揉み合いとなる可能性がありそうです。
さらに上昇した場合は6月25日高値の80.62アラウンドのポイントが
注目ポイントになりそうです。
また、下落となった場合は、79.00の「00」ポイント・アラウンド
での売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は、8月
上旬の揉み合い高値の78.78から78.50アラウンドが注目されます。

FRBのQE3への期待が後退していることやリスク回避の後退でドル円は
堅調に推移する可能性のほうが高そうですが、先週は夏季休暇で実需
筋などの市場参加者が少ない中での上昇であることや、今月末にはバ
ーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演が控えていて、また、
9月の米雇用統計とFOMCのイベントも近づいていることから、心理的
節目の80.00手前での調整を指摘する向きもあるようで注意は必要な
ようです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、14日の独第2四半期
GDP速報値が前期で予想より強い+0.3%、独第2四半期GDP速報値が
前年同期比で予想より弱い+1.0%、欧第2四半期GDP速報値が前期で
予想とおりの−0.2%、独ZEW景況感調査(8月)が予想より弱い−25.5、
欧ZEW景況感調査(8月)が前回値よりは強い−21.2、欧鉱工業生産指数
(6月)が予想よりは強い−0.6%、16日の欧消費者物価指数確報(7月)
が予想とおりの+2.4%、17日の独生産者物価指数(7月)が予想より弱
い+0.9%、欧経常収支(6月)が季調前で前回より強い+157億ユーロ、
欧貿易収支(6月)が季調前で予想より強い+149億ユーロ、などになり
ました。

また、先週の主要な欧州要人の発言やニュースヘッドラインでは、

13日、伊レプブリカ紙「伊の財務相は伊経済が予想以上に低迷して
いるため、2012年は財政赤字目標を達成できない見通しと発言。」、
EU「ギリシャの短期証券入札に不安はない。入札は完全にコントロー
ル下にある。」、ギリシャ中銀「ECBによる7月のギリシャ銀への
資金供給は239.9億ユーロ。6月の736.6億ユーロから大幅減少。」、
ロイター通信「4月の海外投資家による伊国債の保有残高が前年6月
から25%超減少。」、独紙「独憲法裁判所からESMが合憲かどうかの
判決が9月12日に下される予定が遅れる可能性も。原告側が独裁判所
に対し欧州司法裁判所の判断を待ってから最終判断を下すよう求めて
いる。」、欧州の決済機関LCHクリアネット「伊とスペイン債の一部
取引の証拠金率を引き上げる。」、

14日、EU「GDPの数字に驚きはない。今回の数字は予想内。第3四半
期GDPは同じような逆風にはならないだろう。」、フィッチ「アイル
ランドの格付け見通しは引き続きネガティブ。」、レーン欧州委員
「ユーロ圏は必要なら行動する用意がある。ユーロは引き返せない。
ギリシャがユーロに留まるには均衡回復が必要。ユーロ圏の基盤を
立て直す必要がある。EUへの支援要請に関してスペインはまだ何も
決定していない。」、

15日、スペインのバンガルディア紙「スペインは銀行支援資金300億
ユーロの提供を要請する方針。」、英FT紙「ギリシャは緊縮プログ
ラムの2年延長を要請する方針。」、

16日、オーストリア中銀総裁「銀行ルールが行き過ぎないように注意
しなければならない。銀行が地下銀行に移行することを避けねばなら
ない。3-4年で完全な財政統合が出来ることには懐疑的。」、
米メドレー・リポート「スペインが国債購入を要請すればECBは大規
模なスペイン国債購入に動く可能性。」、独の首相「ユーロ危機に関
して正しい方向に向かっているが、より迅速に解決に向かわなければ
ならない。時間が重要。」、

17日、フィンランド外相が英デーリー・テレグラフ紙で「不測の事態
に備えた実施計画を用意してユーロ崩壊に備えている。どのようにユ
ーロを離脱するかのルールはないが時間の問題。南部もしくは北部の
どちらかが離脱する。大惨事が起こり資金は底をつく。最初にユーロ
を離脱して全ての責任を負うことをどこも避けている。ユーロ崩壊は
EUの終わりではなくEUの機能は強化されるだろう。」、
スペイン中銀「スペイン国内銀行の6月の不良債権比率は9.42%と
前月の8.95%から上昇。」、HSBC債券調査部門長「ECBは市場介入で
スペイン金利を2%に移行可能。」、オーストリア首相「ユーロ圏は
メンバーを排除してはいけない。ユーロ圏メンバーの破綻はオースト
リアの利益にならない。」、ギリシャ政府「政府債務は6月末時点で
3035億ユーロに達した。」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、週初1.2290あたりから始まり、ギリシャの
第2四半期GDPが予想より強い−6.2%になったことや、伊短期債入札
が利回りはやや上昇するも無事に通過して、スペイン10年債利回りが
6.822%に低下して、伊10年債利回りも5.565%あたりと利回り上昇が
小康となったことを背景に、13日のNY時間序盤に1.2373あたりまで
上昇する展開になりました。その後、NYダウの下落や、独紙の「独憲
法裁判所からESMが合憲かどうかの判決が9月12日に下される予定が
遅れる可能性。」などの報道があり14日のオセアニア時間にかけて
1.2325あたりまで反落しました。その後、14日の東京時間からダウ
先物の堅調を背景に反発して、仏と独の第2四半期GDP速報値が前期
比で予想より強かったこともあって1.2385あたりまで上昇しました。
その後、ダウ先物の軟調を背景に、独ZEW景況感調査が予想より弱い
−25.5になったこともあり反落して、米小売売上高が予想より強い
+0.8%となったことによるドル買い動意に1.2316あたりまで下落し
ました。14日のロンドンフィックスから15日のオセアニア時間および
東京時間は小幅な上下動の揉み合いになりましたが、15日のロンドン
時間前半にポンド買いによるユーロポンドの下落を受けてユーロドル
が1.2274あたりまで下落する展開になりました。その後、16日のロン
ドン時間前半にかけて小幅な上下動の揉み合いになりましたが、NY時
間序盤に発表された米新規失業保険申請件数や米住宅着工件数などが
弱かったことによるドル売り動意や、伊10年債利回りが5.812%あた
りに低下して、スペイン10年債利回りも6.550%あたりに低下したこ
とや、米メドレー・リポートで「スペインが国債購入を要請すれば、
ECBは大規模なスペイン国債購入に動く可能性。」との見解が示され
たことや、独の首相が加の首相との会談で「より迅速に解決に向か
わなければならない。時間が重要。」との認識を示したことなどを
背景に、ロンドンフィックスにかけて1.2370あたりまで急上昇する
展開になりました。その後、週末17日の東京時間にかけて小幅な揉
み合いになりましたが、ロンドン時間序盤にやや振幅を拡大した揉
み合いとなって、NY時間序盤の午後10時半頃からドル全面高の展開
になり一時1.23台を割り込み1.2288まで下落しました。その後、ロ
ンドンフィックス頃から反発して1.2333で週の取引を終えました。
週間では1.2260アラウンドから1.2380アラウンドのレンジ相場にな
りました。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは先週末の
17日高値の1.2381のポイントでの攻防が注目されます。ここを上抜
けた場合は、6月20日-7月24日の下降波の61.8%戻しのフィボナッ
チのポイントともほぼ重なる1.24の「00」ポイント、さらに上昇した
場合は、8月上旬の揉み合い高値でもある1.2442アラウンドのポイ
ント、ここを上抜けた場合は、1.25の「00」ポイントなどでの売り
買いの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは1.23の「00」ポイントから先週末
17日安値の1.2288のポイントでの攻防が注目されます。ここを下抜け
た場合は、先週安値でもある8月16日安値の1.2255のポイントから
8月の揉み合い安値になる8月10日安値の1.2240のサポートゾーン、
さらに下落した場合は、1.2219から1.22の「00」ポイントなどでの
売り買いの攻防が注目されます。

先週までは欧米勢および本邦勢の夏季休暇で市場が薄く、ユーロドル
は1.22台後半から1.23台後半のレンジ相場となりました。今週からは
市場参加者も復帰してくると思われますが、7月26日ドラギ総裁の
“believe me”以来、今週末で1ヶ月となるも、ECBの国債購入には
救済基金での措置が前提となっていて、「独憲法裁判所からESMが合
憲かどうかの判決が9月12日に下される予定が遅れる可能性。」と
なってきていることや、スペイン政府が財政失敗を認めることを嫌っ
ているためか、スペインからの支援要請もまだされていなく、動き
づらい状況にあるようです。ただ、独の首相が加の首相との会談で
「より迅速に解決に向かわなければならない。時間が重要。」との
認識を示していて、そう遠くない時期にECBの具体的アクションが取
られるものと思われます。ECBによる国債購入の実施は9月以降とは
なりそうですが、実施された場合、国債金利上昇を抑制する目的の
SMP以上の大きな規模となることで、ECBの国債購入への期待で上昇
する可能性のほうが高そうです。

ただ、今月末のバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演や、
米雇用統計に9月FOMCそしてECB理事会などのイベントが迫りつある
ことや、まだ先のことではありますが10月にはスペイン国債の大量
償還も控えていることで、神経質な相場展開となる可能性もありそ
うです。チャートとしては、6月20日-7月24日の下降波の61.8%戻
しのフィボナッチのポイントともほぼ重なる1.24の「00」ポイントが
重要な売り買いの攻防の争点になりそうです。

そのほか今週は、21日の豪RBA議事録なども注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その18 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十八話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「お前さんとも2週間ぶりじゃのう。
 お元気にされておったかな…。」

『オレ様かい。あぁ、元気に夏を楽しんでいたともさ。
 ところで、ジイさん。お盆休みは何をしていたんだ。』

「お墓参りと、忙しくて読めなかった本などを読んでおった。」

『ふん。ずいぶんと平凡でつまらぬ夏休みだな。
 ワイハとか、どっか旅行にでも行かなかったのかい。』

「お盆でもメールが絶えないのでのう…。
 平凡な日々をすごしておったよ。」

『……。』

「さて…、勝ちと負けとを分かつ重要で小さな違い、
 の話の途中じゃったが…。」

『うん。そうともさ。』

「このような、一見、どこが違うのか判らないくらいの差で
 結果が大きく違うことになることは多いものじゃ…。」

『……。』

「たとえば、似たような食材と調味料で作る料理も、
 一流のコックさんによれば一味も二味も違うものだし。
 一見、無造作に行っているように見える左官屋さんの仕事も、
 作業を見ていたならば簡単にできそうに思えるものだけれども、
 素人がやればその仕上がりは雲泥の差となるものじゃ…。」

『まぁ、そうなんだろうな。』

「同じ材料と同じ道具で似たような作業をして異なる結果となる、
 このわずかで重要な差こそが“it”なのじゃよ。
 トレードでもこれに似たようなことがあるのじゃ…。」

『……。』

「コツや勘所や経験の差と言ってしまえば、
 それもそうなのだけれども、
 トレードでは心理的な影響がとても大きいのじゃ。」

『……。』

「トレードにはスプレッドの負担などがあることで、
 何の戦略もなくトレードを行うならば
 損益曲線が負の方向へ傾斜していくものじゃが、
 負けて市場を去るトレーダーでは、
 スプレッドの負担で予測される損失をはるかに超過して
 大きく負けているものでのう…。」

『……。』

「言葉を換えると、スプレッドの負担を考慮しても
 確率的に不思議に思えるくらいに…、
 つまり、確率的に有意なまでに負け越しているものなのじゃ。」

『……。』

「ナゼこのようなことが起こってしまうのか…。
 これについてはツベルスキーとカーネマンらが研究していて
 プロスペクト理論として知られておるのじゃが…。」

『なんだよ、その…なんとか理論てぇのは。』

「簡単に述べることはできないけれども…、
 プロスペクト理論は行動ファイナンスという分野のもので、
 効率的市場仮説に対する異説でもあるのじゃが、
 人間の合理的な意思決定をもたらす自己規律や自制心は、
 しばしば『感情』によって打ち負かされてしまうため、
 市場参加者が日々行っている現実の意思決定は、
 決して合理的なものばかりではなく、
 人間の行動特性として、最適を選択するよりも、
 『恐怖と欲』という心理的影響で悪い選択をしてしまい、
 自己の心理自体が『損するほうへ、損するほうへ』と
 行動を誘(いざな)ってしまうものなのじゃのう。」

『なんだかなー。小難しいぜ。』

「ふむ…。そうじゃのう…。
 利益を得れるときにはなるべく確実にという気持ちが働いて、
 『危険回避行動』を取りたがる心理傾向が働きやすく、
 また、損失を蒙るときには少しでも可能性があれば、
 危険を冒してでも損失を取り戻し損失を回避したい気持ちが働き、
 過剰にリスクを選好する心理傾向になりがちで、
 人の(通常の)心理は、トレードにおいて
 負けるほうへ負けるほうへと働くものなのじゃ。」

『うーん。まだ、よくわかんねぇぜ。』

「早い話が…、人は『自身の心のささやき』に従ってしまえば、
 知らず知らずのうちに『損大利小』のトレードをしがちで、
 これが、確率的に有意なまでに負ける元凶になってしまう、
 ということじゃ…。」

『ふん。そういうことか…。
 それならそうと、小難しいコトをいわずに、
 はなからそう言えばよいじゃないか。』

「これはこれは。すまんすまん。」

『自身の心のささやきに従ってしまえば、
 確率を超過して負けてしまうこともあるということか…。
 自身の心のささやきに従ってはいけないうことは
 当たり前なことであると…。』

「ふむ…。肝心なところは『損大利小』ではいけない、
 ということじゃが、そうなってしまうのは
 『自身の心のささやき』に従うからということじゃのう。」

『……。』

「自身の心に従うほどにトレードも矮小化していくものじゃし、
 同じ手法で勝てる者と勝てない者がいるのも、
 このトレードにおける心理の影響が大きいものじゃ。」

『……。』

「明確なサインが出ても躊躇してエントリーしなかったのに、
 かなり遅れてたまらず追っかける『出遅れ追っかけ』や、
 動意が続いているのに漠然とした不安で途中で降りてしまうのも、
 『自身の心のささやき』によるところが多いものじゃ。
 これでは同じ手法でも執行が違うものとなってしまう…。」

『それはどのように克服したらよいのさ…。』

「うむ…。それは簡単なものではないが…、
 ジイも自身のマインドにはほとほと手を焼いてきたからのう、
 少しは参考になることを話せるかもしれぬ…。
 その話はまた来週にすることにしようかのう。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その17


ロンドン五輪ではたくさんのドラマが繰り広げられていますね。^^

【ご連絡】来週12日のブログの更新はお盆でお休みせていただきます。

●先週の主な出来事

<7月30日(月)>

ドルストレートがわずかに下げるも静かに市場が始まりました。
ロイター通信が、
「スペインは従来の1000億ユーロと別に3000億ユーロの財政支援を
要請する可能性を独に打診していた。」と報じました。
南独新聞が、
「ユーロ圏はECBを活用して民間機関や他の投資家から
スペイン国債を購入できることが決定された後で、
EFSFによる追加支援を準備している。」との観測報道をしました。
IMFのスペインに関する年次報告書では、
「スペイン経済は前例のない2番底のリセッションの渦中。」
との見解を示しました。
NZ住宅建設許可件数(6月)は予想より弱い+5.7%でした。
ややNZドル売り反応がみられましたが限定的でした。
英ホームトラック住宅調査(7月)は前月より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
日鉱工業生産指数速報(6月)は予想より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日経済産業省が「生産の判断を横ばい傾向に変更する。」
と発表しました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
原油先物は90ドルあたりで揉み合いました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
格付け会社のムーディーズが週報で、
「ECBは欧州債務危機を解決できない。」との見解を示しました。
アジアの株式市場の多くが前週末比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前週末比マイナス圏で揉み合いました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
正午頃から豪ドルなどが一時やや反発をみせて揉み合いました。
原油先物が一時90ドル台後半へ上昇しました。
ユーログループ議長が、仏フィガロのインタビューで、
「ギリシャ離脱はユーロの問題解決しないだろう。
ユーログループはスペイン政府と銀行リスク分離望む。
ショイブレ独財務相は後任の資格がある。」
などの発言をしました。
独ヘッセン州の欧州担当相が、独ウェルト紙で、
「独政府はECBの提訴の検討をすべき。
ECB国債購入はリスボン条約違反の可能性。」
との見解を示しました。
主要通貨ペアがやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
中国上海株式市場が終盤にかけて下落幅を拡大しました。
原油先物が90ドル台前半へ反落しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
日経平均は前週末比+68.80円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はポンドドルやユーロドルが軟調に推移しました。
ポンドドルが1.57台を割り込みました。
スペイン10年債利回りが6.82%あたりになりました。
スペインの4-6月期GDPは市場予想とおりの−0.4%になりました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で始まりました。
豪ドル米ドルがやや反発をみせて揉み合いました。
中国景気先行指数(6月)は前月より弱い99.28になりまた。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
スペイン10年債利回りが6.72%あたりに低下しました。
ポンドドルやユーロドルが揉み合いになりました。
独2年債利回りが過去最低の−0.08%台になりました。
午後5時過ぎからユーロドルやポンドドルが下落しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
ユーロ円が96円台を割り込みました。
英消費者信用残高(6月)は予想より強い+6億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物がやや軟調傾向で揉み合いました。
欧州の株式市場が上昇幅をやや縮小しました。
欧消費者信頼感指数確報(7月)は予想よりは強い−21.5でした。
市場反応は限定的でした。
伊債の入札では、
「5年債は発行額が目標上限22.5億ユーロに対し22.44億ユーロ。
落札利回りが前回より低い5.29%、
応札倍率が前回より低い1.34倍。
10年債は発行額が目標上限25億ユーロに対し24.85億ユーロ。
落札利回りが前回より低い5.96%、
応札倍率が前回より高い1.29倍。」と無事に通過しました。
午後6時半近くから主要通貨ペアが一時反発をみせました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
ユーロ円が一時96円台を回復する場面がありました。
ダウ先物や欧州の株式市場に上昇がみられました。
独政府報道官が、
「独はユーロ共同債には引き続き反対。
独政府はECBを完全に信頼している。」との声明を発表しました。
EU欧州連合が、
「ユーロ圏安定に必要ならなんでも行うが
債券購入の申し出は受け取っていない。」との発表をしました。
主要通貨ペアの多くが揉み合いになりました。
その後、ポンドドルが反発をみせました。
ダウ先物が再び反落しました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44460%に低下しました。
ユーロドルやユーロ円やユーロクロスが軟調傾向で推移しました。
NY時間序盤はユーロ全面安の展開になりました。
豪ドル米ドルがやや反落しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が下落しました。
原油先物が89ドル台半ばへ下落しました。
午後9時半頃からユーロにやや反発の動きがみられました。
格付け会社のS&Pが、
「ユーロ圏債務危機の影響により今年のユーロ圏域内GDPは
−0.6%のマイナス成長になる見通し。」との発表をしました。
ユーロが再びやや反落しました。
米10年債利回りは1.53%あたりに低下しました。
NYダウは小幅安で始まり前週末終値あたりで揉み合いました。
ドルストレードが反発する展開になりました。
ユーロが再び反発しました。
豪ドル米ドルが一時1.05台をつける場面がありました。
NYダウが揉み合いの後に前週末比プラス圏推移になりました。
原油先物が90ドル台へ反発しました。
ECBの証券市場プログラムSMPに関する統計では、
「7月27日までの週の国債購入はゼロ。」
で20週連続で国債購入を見送りました。
米財務長官と独財務相の共同声明では、
「持続可能な財政に向けた国際協調の継続を求める。
ユーロ圏各国の改革や統合強化の動きを楽観視している。
政治家は危機克服に向け必要な政策に合意し実施する必要。」
などが示されました。
ダラス連銀製造業活動指数(7月)は予想より弱い−13.2%でした。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NYダウが前週末比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が89ドル台半ばへ反落しました。
欧州の株式市場は終盤に上昇幅を拡大して取引を終えました。
ポンドドルが.57台を回復しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
米利回りは1.497%になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−2.65ドルでこの日の取引を終えました。

<7月31日(火)>

共同通信が、
「LIBORの不正操作問題にからみ、NYの地方銀行が
三菱東京UFJ銀行や農林中金など日米欧の16金融機関に
損害賠償を求める訴訟を起こした。」と報道しました。
オセアニア時間はややドル売り傾向の小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物はやや反発をみせて揉み合いになりました。
豪ドル米ドルが一時再び1.05台を回復する場面がありました。
英GFK消費者信頼感調査(7月)は予想とおりの−29でした。
市場反応は限定的でした。
日失業率(6月)は予想より強い4.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物がやや軟調推移になりました。
日財務相が、
「最近の一方的な円高は日本経済の実態を反映していない。
為替市場の動きを緊張感を持って注視。
必要なときは断固として行動する。
夏になったら円高になるトレンドがあっていいわけない。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
ドル円が軟調傾向で揉み合いました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
オバマ米大統領が、
「今後数ヶ月にわたり経済の逆風が続くと予想。
欧州は依然として正念場にある。
欧州要人がユーロを解体に導くとは思っていないが、
問題を解決する断固たる措置をとらなければならない。」
などの発言をしました。
NBNZ企業景況感(7月)は前月より強い15.1になりました。
豪住宅建設許可件数(6月)は予想より強い−2.5%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
ダウ先物がしだいに反発上昇する展開になりました。
ドルストレートなど主要通貨ペアが反発上昇する展開になりました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
原油先物が90ドル台を一時回復しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物は揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
インド中銀が政策金利を8.00%に据え置きました。
東京時間終盤にポンドドルやユーロドルがやや反落しました。
日経平均は前日比+59.62円で大引けになりました。
独小売売上高(6月)は予想より弱い−0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートやクロス円が下落しました。
ユーロ円が一時96円台を割り込みました。
ダウ先物がやや反落しました。
スイスSNBの第2四半期末の外貨準備内訳では、
「ドルが22%、ユーロが60%、ポンドと加ドルが3%、
円が8%、その他通貨が4%。」などが示されました。
午後4時近くからユーロドルにやや反発の動きがみられました。
ポンドドルが一時1.57台を割り込みました。
豪ドル米ドルに一時反落の動きがみられました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
伊の首相が、
「ユーロ問題の出口に光が差してきた。
仏大統領との会談ではユーロ強化と成長促進へ動きを速めるだろう。
スペイン首相は困難に立ち向かうことが出来ると信頼している。」
などの発言をしました。
独の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
英仏の株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
独失業率(7月)は予想とおりの6.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊失業率速報(7月)は予想より弱い10.8%になりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な動きながら堅調傾向で推移しました。
伊10年債利回りは6.007%あたりになりました。
欧消費者物価指数速報(7月)は予想とおりの+2.4%、
欧失業率(6月)は予想とおりの11.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
新華社が、中国の国家主席の談話として、
「中国は、下期に財政・金融政策面で支援策を強化する。
輸出市場の多様化や投資環境の改善に努める。
不動産価格の再上昇を防ぐため引き締め策を継続する。
経済安定の兆し出ているが課題やリスクを過小評価すべきでない。
下期には政策の微調整をさらに進める。」
などを報じました。
午後6時過ぎからドルストレートが反発をみせました。
仏の株式市場が一時プラス圏へ反発しました。
英の株式市場は軟調傾向が続きました。
ユーロドルが反発して一時1.23を回復する場面がありました。
ユーロ円が一時96円台を回復しました。
豪ドル米ドルが一時再び上昇しました。
伊生産者物価指数(6月)は前月比で予想より強い−0.1%でした。
ダウ先物が再び堅調推移になりました。
日財務省発表の外国為替平衡操作の実施状況では、
「6月28日〜7月27日の外国為替平衡操作額はゼロ。」
と発表されました。
午後7時半頃からダウ先物が再び反落する展開になりました。
ユーロドルやポンドドルやドル円などが反落しました。
ポンド円やユーロ円が軟調傾向で推移しました。
スペインの1-6月期財政赤字の対GDP比は4.04%になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44260%に低下しました。
NY時間序盤はユーロドルなどが反発をみせました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
米個人消費支出(6月)は予想より弱い±0.0%、
米個人所得(6月)は予想より強い+0.5%、
米PCEコア・デフレータ(6月は予想とおりの+1.8%でした。
市場反応は限定的でした。
仏大統領が、
「ユーロを防衛して保護するためにあらゆることを実行する。
ユーロ圏は個々数週間で前進した。」との発言をしました。
ユーロドルが一時再び1.23台を回復しました。
加GDP(5月)は予想より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
米ケースシラー住宅価格指数(5月)は予想より強い−0.66%でした。
独財務省が、
「ESMに銀行免許は不要。免許付与に関する秘密の話などない。」
との声明を発表しました。
ユーロが一時急落する展開になりました。
午後10時頃から欧州の株式市場が反落する展開になりました。
独の株式市場も前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が反落しました。
ドルストレートが下落する展開になりました。
NYダウは小幅安で始まり前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.47%あたりになりました。
シカゴ購買部協会景気指数(7月)は予想より強い53.7でしたが、
構成項目の雇用指数は前月の60.4から53.3に低下しました。
原油先物は89ドル台半ばへ反落しました。
ポンドが軟調に推移しました。
米消費者信頼感指数(7月)は予想より強い65.9になりました。
市場反応は限定的でした。
午後11時過ぎ頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ユーロドルが1.23台を再び回復しました。
ポンドドルも一時1.57に迫るあたりまで反発をみせました。
NYダウが前日比プラス圏へ一時反発する場面がありました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ロンドンフィックス過ぎからドルストレートがやや反落しました。
NYダウが下落幅をやや拡大する展開になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で取引を終えました。
原油先物が87ドル台へ下落しました。
米財務次官補が、
「米経済活動はここ数ヶ月間で減速した。
金融危機脱出の困難な道のり再び示している。
経済活動は部分的に上向いているが数多くの試練に直面している。
あまりに多くの国民がまだ職を求め続けている。」
などの発言をしました。
スペイン経済相が、
「独財務相と会談して追加の歳出削減策を実施を条件に、
独からスペイン国債支援を勝ち取った。」との発言をしました。
NY時間後半にNYダウが下げ幅を縮小しました。
深夜3時頃からドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
米10年債利回りは1.5%超に上昇する場面がありました。
ドル円は78.10アラウンドで揉み合いになりました。
その後、NYダウが下げ幅を再び拡大しました。
NY時間終盤にかけてドルストレートが軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.470%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−64.33ドルでこの日の取引を終えました。

<8月1日(水)>

オセアニア時間はドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
ユーロドルが1.23台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.05台を割り込みました。
豪ドル円が82円台を割り込みました。
ガイトナー米財務長官が、
「経済状況は依然非常に厳しく議会ができることが多くある。
欧州が世界成長を鈍化させている。数年間はユーロの課題に直面。
ギリシャ政府はユーロ残留にコミット。
欧州はより力強く効果的になる必要。」
などの見解を示しました。
米WSJ紙が「中国がオーストラリアの州債の購入に関心。」
と報じました。
豪AIG製造業指数(7月)は前月より弱い40.3になりました。
豪ドルは軟調に推移しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
中国製造業PMI(7月)は予想より弱い50.1になりました。
主要通貨ペアに下落反応がみられました。
ドル円が一時78円台を割り込みました。
ユーロ円が96円台を割り込みました。
豪第2四半期住宅価格指数は前期比で予想より強い+0.5%でした。
限定的ながら豪ドルに買い戻しがみられました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移になりました。
午前10時半過ぎからドルストレートやクロス円が反発しました。
NZの財務相が、
「NZは緩やかに経済成長している。
ユーロ圏の危機がNZの安全な立場を際立たせている。」
との認識を示しました。
中国HSBC製造業PMI確報(7月)は速報値より弱い49.3でした。
市場反応は限定的でした。
香港やシンガポールの株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
日経平均は前日比マイナス圏での推移が続きました。
日銀基金買入れオペでは1-2年、2-3年ともに札割れになりました。
日財務相が、
「日銀の外債購入は介入に変わるものとしては適切でない。
介入は通貨当局間の連携が不可欠で財務相が一元対応すべき。
為替の行き過ぎた動きに対してはあらゆる措置を排除しない。」
などの見解を示しました。
門間日銀理事が、
「為替相場の安定目的の外貨売買は日銀の判断では行えない。」
との発言をしました。
東京時間午後はドルストレートがやや反落する展開になりました。
フィンランド紙で、伊の首相が、
「伊は欧州救済基金やECBによる国債購入を
求める可能性が高まっている。伊は救済策は必要としない。」
などの認識を示しました。
東京時間終盤にかけて主要通貨ペアが反発上昇しました。
ドル円が78円台を回復しました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
日経平均は前日比−53.21円で大引けになりました。
英ネーションワイド住宅価格指数(7月)予想より弱い−0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まり堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
ドルストレートが上昇しました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
伊10年債利回りは6.02%あたりに低下しました。
午後4時半頃からユーロドルなどがやや反落して揉み合いました。
豪ドル米ドルは堅調に推移しました。
独製造業PMI確報(7月)は予想より弱い43.0でした。
欧製造業PMI確報(7月)は予想より弱い44.0でした。
ややユーロ売り反応がみられました。
午後5時半前にポンドが下落しました。
英製造業PMI(7月)は予想より弱い45.4になりました。
ややポンド売り反応がみられました。
独連銀総裁の29日の発言として、
「ECBは責務の限度を超えてはならない。
各国政府はECBの可能性を過大に見積もっている。
近い将来の政治同盟は想像できない。
独連銀は信じるところを守る。
独連銀は金融同盟の安定を守る。」
などが独連銀から公表されました。
独の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
午後5時半頃から主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
ユーロドルが一時1.23台を割り込む場面がありました。
その後、ダウ先物が再び反発をみて揉み合いました。
ドルストレートやクロス円がやや反発をみせて揉み合いました。
独の副首相が、
「独首相はESMへの銀行免許付与が間違っていると同意している。
財政規律と改革がユーロの唯一の方向。
ECBは独立していてそうあるべき。
ECBは金融政策だけを焦点にしていると思う。」
などの発言をしました。
独5年債の入札では落札利回りが0.31%と過去最低になりました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
英仏の株式市場は堅調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44160%に低下しました。
伊10年債利回りが5.938%あたりに低下しました。
米ADP雇用統計(7月)は予想より強い+16.3万人になりました。
ドル買い動意がみられました。
ポンドドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円が上昇しました。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
フィンランドの首相が、
「世論調査ではフィンランド国民の2/3はユーロを好感。
反対しているものでもユーロ脱退の要求はない。
国債利回りは多くの国で高過ぎる。
ユーロ圏の状況は規則に従わないなど不公平がある。
伊が欧州の救済を必要としているとは思わない。
市場のパニックを収める解決策が必要。
大国は利回りに関して衝撃的な策を取る必要がある。
EFSFでの救済に関して担保が必要との立場に変わりない。
ESMでの救済では担保は要らない。」などの発言をしました。
伊の首相が、
「先週のドラギECB総裁の発言は適切。
フィンランドの経験は他のユーロ諸国に刺激的。
EU当局はECBの独立性を尊重すべき。
ESMへの銀行免許付与は助けになる。
金利押し下げのために支援が必要となるかもしれないが
伊の国家としては救済を必要としない。金利は非現実的に高い。
市場は伊の財政行動を認識するのに遅い。」
などの発言をしました。
スペイン10年債利回りが6.688%あたりに低下しました。
ユーロがやや反発をみせました。
豪ドル米ドルがやや反落しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.51%あたりに上昇しました。
原油先物は88ドル台で推移しました。
米ISM製造業景況指数(7月)は予想より弱い49.8、
米建設支出(6月)は予想とおりの+0.4%になりました。
米ISM製造業景況指数の構成項目の雇用指数が52.0に低下しました。
指標発表直後はドル売り反応がみられました。
NYダウが一時上げ幅を縮小しました。
ドルストレートが再び軟調推移になりました。
ポンドドルが1.56台を割り込みました。
ポンド円が122円台を割り込みました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が652.1万バレル減少しました。
深夜1時過ぎからドル売りがやや優勢の展開になりました。
原油先物が89ドル台へ上昇しました。
NYダウが堅調傾向で推移しました。
IMのF専務理事が、
「金融政策においてより一層の行動を要請する。
ギリシャとスペインの危機対応の努力を賞賛する。
ギリシャに関しては一層の構造改革が必要。」
などの発言をしました。
米FOMCでは政策金利が据え置きになりました。
米FOMC声明では、
「異例の超低金利を2014年終盤まで継続。
より力強い回復促進のため必要なら追加緩和を実施。
今後入手する経済・金融動向の情報を注意深く見守る。
経済活動は今年前半にやや減速。失業率は高止まり。
雇用の伸びはここ数ヶ月間で鈍化。
経済成長は緩やかにとどまり非常にゆっくり上向く。
失業率はごくゆっくりとしか低下しない見通し。
リッチモンド連銀総裁が5回連続で政策決定に反対。」
などが示されました。
ドルストレートが急落してドル円が急反発しました。
NYダウがマイナス圏へ下落しました。
原油先物が88ドル台へ下落しました。
IMFの日本に関するレポートでは、
「日本の金融機関が大量に日本国債を保有していることにリスク。
デフレ克服のため日銀に金融緩和を要請。
円は大幅に過大評価。為替レートは市場が決めるべきだが
無秩序な動きに対処するため為替介入を用いることができる。」
などが示されました。
米10年債利回りは1.519%になりました。
NY原油(WTI)は88ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−37.62ドルでこの日の取引を終えました。

<7月2日(木)>

オセアニア時間はドル売りが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反発してドル円が反落しました。
ダウ先物が上昇しました。
米下院が米民主党主導の富裕層増税法案を否決しました。
南独新聞が、
「ECBとESMが協調してスペイン・イタリア国債買い入れを計画。
ESMが直接国債を買い入れECBは流通市場での国債買い入れを再開へ。
国債買い入れ再開に関してECB内部で過半数が支持している。
2日の理事会では国債買い入れの公式な決定は行われないもよう。
最終決定は独憲法裁判所がESMについて判断を下す9月12日以降。
ドラギECB総裁は2日の理事会でユーロ圏債務危機への対応に関して
2段階のアプローチを発表する見通し。」
などの観測報道をしました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
東京時間序盤はドルストレートが反落しました。
ドル円が堅調に推移しました。
ダウ先物が一時反落しました。
格付け会社のS&Pが、
「キプロスの今年の実質GDPは1.5%減と予想。
キプロスの短期的ファイナンスで圧力増大。
キプロスとトロイカの協議は9月前にまとまらない見通し。
独のAAA格付けを確認。見通しステーブル。
独の貿易・経常収支でかなりの黒字計上。
独経済は10年以来比較的良好に回復。
独の外需は弱くなりつつある。 」などを発表しました。
午前10時頃からドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物が再び反発する展開になりました。
日財務相が、
「今の円の水準に対するIMFの考え方は日本の考え方に似ている。」
との認識を示しました。
豪小売売上高(6月)は予想より強い+1.0%、
豪貿易収支(6月)は予想より強い+0.09億豪ドルになりました。
豪ドル買い反応がみられました。
ドル円が堅調に推移してクロス円が反発上昇しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
森本日銀審議委員が、
「来年6月まで基金を着実に積み増し
強力な金融緩和を間断なく進めていく。
中国政府は景気対策に本腰。政策効果発現で成長が徐々に高まる。
欧州問題など海外の先行き不確実性が日本経済に影響が大きい。
構造改革進め財政規律への信認維持していくこと重要。
消費者物価は2014年度以降遠からず1%に達する可能性が高い。」
などの見解を示しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比+11.33円で大引けになりました。
アジアの株式市場が下げ幅を拡大しました。
フィンランドの首相が、伊紙で、
「ユーロ圏救済基金で発行市場でのソブリン債買い入れは可能。
救済基金に銀行免許付与することは反対。
債券買い入れプログラムの期間は2年を想定。
発行市場での債券買い入れ方法の詳細は9月に検討。」
などの見解を示しました。
南独新聞が、
「ECBとESMの国債購入協調の正式決定は本日ない見通し。
最終決定は9月12日以降となる見込み。
ECBは民間投資家の信頼回復のため入札前に市場介入する可能性。」
などの観測報道をしました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いになりました。
伊の首相が、
「ユーロ共同債発行前に財政同盟が必要。
伊はユーロ共同債を強く支持する。」と発言しました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まり揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りは6.733%あたりになりました。
スイス実質小売売上高(6月)は前月より弱い+3.7%でした。
その後、ユーロドルや豪ドル米ドルにやや上昇がみられました。
スイス製造業PMI(7月)は予想より強い48.6でした。
英建設業PMI(7月)は予想より強い50.9になりました。
ポンド買い反応がみられました。
欧州の株式市場が反発上昇しました。
ダウ先物が堅調推移になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや上昇しました。
ドル円が反落する展開になりました。
独銀行連盟のゼネラルマネージャーが、
「ユーロを守るためにあらゆる措置をとるという
ドラギECB総裁の方針は正しいもの。
措置には債券購入も含めるべき。」などの発言をしました。
スペイン債の入札では、
「総額目標上限30億ユーロに対して31.3億ユーロ発行。
2022年償還債では、発行額が10.46億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い6.647%、
応札倍率が前回より率い2.4倍。」などになりました。
スペイン債の入札が無事通過したことでユーロ買いがみられました。
原油先物が89ドル台を回復しました。
スペイン政府が「2012年の国債発行予定の72.2%を調達した。」
との発表をしました。
欧生産者物価指数(6月)は前月比で予想より弱い−0.5%でした。
中国人民銀行が、
「中国は適時に政策の微調整を行う。穏健な金融政策を維持する。
人民元相場は基本的安定を維持。人民元の双方向の変動を拡大へ。」
などの金融政策の方針を示しました。
午後7時近くからドルストレートがやや反落する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.44185%に上昇しました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を3750億ポンドに据え置きました。
ややポンド買い反応がみられました。
欧ECBが政策金利を0.75%に据え置きました。
ややユーロ買い反応がみられました。
スペイン10年債利回りが6.642%あたりに低下しました。
NY時間序盤はドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い36.5万件になりました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「インフレ率は今年は一段と低下へ。
ユーロ圏の成長は引き続き弱い。
高まる不確実性がユーロ圏の信頼感に重し。
高い利回りは受け入れられない。
ECBはさらなる非標準的措置取るかもしれない。
経済見通しへのリスクは引き続き下向き。
インフレ見通しへのリスクはおおむね均衡。
ECBは利下げを協議した。非標準的措置を講じる可能性。
公開市場操作で買い切りを実施する可能性。
ECBは政府の代わりはできない。
ECBが介入するには救済基金の措置も必要。
マイナス預金金利は我々にとってかなり未踏の領域。
現在のESMの枠組みでは銀行免許を与えるわけにはいかない。
銀行免許付与は政府しだい。
独連銀総裁は債券購入に関して態度保留。
新たなECBプログラムはこれまでのとは違う前提条件が必要。
取り組みはイールドカーブの短期部分に焦点。SMPとは違う。
ECBが不胎化するかしないかを語るのは時期尚早。」
などが示されました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が一時急上昇しました。
ユーロドルが一時1.24台を回復する場面がありました。
その後、ドルストレートやクロス円が急反落する展開になりました。
ユーロドルが一時1.22台を割り込み急落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ急落しました。
ダウ先物がや原油先物が急落しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり一時150ドル程下落しました。
米10年債利回りは1.49%あたりに低下しました。
その後、NYダウが下落幅を一時縮小しました。
ドルストレートやクロス円に一時反発の動きがみられました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りが7.013%あたりになりました。
米製造業受注指数(6月)は予想より弱い−0.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
IMFの米経済報告では、
「成長率見通しは2014年が+2.8%、15年が+3.3%と予想。
米住宅市場の将来的な回復が経済成長と雇用水準の押し上げの鍵。
米金融政策はかなりの期間極めて緩和的に維持する必要。
第2四半期の減速が長期的ならFRBの追加行動に余地がある。」
などが示されました。
その後、NYダウ欧州の株式市場が下落幅を拡大しました。
ドルストレートやクロス円が再び下落幅を拡大しました。
米10年債利回りが1.46%あたりに低下しました。
ポンドドルが1.55台を一時割り込みました。
ユーロ円が一時95円台を割り込む場面がありました。
NY時間後半はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
NY時間終盤にかけてNYダウが再び下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.476%になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−92.18ドルでこの日の取引を終えました。

<8月3日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ユーロ加盟国のスロベニアを3段階格下げしてBaa2に指定する。
見通しはネガティブ。」との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
豪AIGサービス業指数(7月)は前月より弱い46.5でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が下落しました。
ドルストレートも小幅に下落しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
午前9時半過ぎに豪ドルなどドルストレートが反発をみせました。
中国非製造業PMI(7月)は予想より弱い55.6になりました。
市場反応は限定的でした。
豪ドル円などが反発をみせました。
仲値過ぎからドル円が反発をみせました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合い推移になりました。
中国HSBCサービス業PMI(7月)は前回値より強い53.1でした。
豪ドルが堅調傾向で推移しました。
格付け会社のS&Pが、
「NZの格付けを据え置く。見通しは安定的。
NZの財政は適度な柔軟性を維持していて経済は底堅い。
政策機関は迅速で決定的な政策改革に貢献している。」
との発表をしました。
NZドルが堅調に推移しました。
フィンランド中銀総裁が、
「ECB理事会はドラギ総裁のコメントを支持。
各国が自国の債務に責任がある。
ECBは流通市場で独自に行動をとる可能性。
ECBは準備が整いしだい行動を用意するだろう。
ECBは政府の役割は担えない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが反発をみせました。
日経平均は前日比−98.07円の8555.11円で週取引を終えました。
午後3時過ぎから主要通貨ペアがやや上昇して揉み合いました。
スペイン10年債利回りが7.26%あたりになりました。
伊10年債利回りは6.39%あたりになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場は前日比1%超上昇して取引を終えました。
豪ドル米ドルが1.05台を回復しました。
ユーロドルが1.22台を回復しました。
独サービス業PMI確報(7月)は予想より強い50.3でした。
欧サービス業PMI確報(7月)は予想より強い47.9でした。
欧州の株式市場やダウ先物が堅調に推移しました。
英サービス業PMI(7月)は予想より弱い51.0でした。
市場反応は限定的でした。
欧小売売上高指数(6月)は予想より強い+0.1%でした。
ユーロ買い反応がみられました。
ドルストレートやクロス円が堅調に推移しました。
ドル円はやや反発して揉み合い推移になりました。
ユーロ円が96円台を回復しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.43935%に低下しました。
原油先物が88ドル台を回復しました。
リッチモンド連銀総裁が「FRBは低金利政策に固執する必要ない。」
との見解を示しました。
スペインの首相が、
「経済問題を解決するには赤字に立ち向かうべき。
現時点で債務を立て直すことは大変難しい。
流動問題を解決する必要がある。
スペインは相当量を自身で賄うことが出来るべき。
ECBは格差は受け入れられないとしたことは大変重要。
EFSFに関してはまだ何の決定もされていない。」
などの発言をしました。
NY時間が近づく頃にドルストレートが反落しました。
米非農業部門雇用者数変化(7月)は予想より強い+16.3万人、
米失業率(7月)は予想より弱い8.3%、
米民間部門雇用者数(7月)は予想より強い+17.2万人になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円やクロス円が上昇してドルストレートが下落しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上昇しました。
その後、リスク選好でドルストレートが下げ幅を縮小しました。
NYダウは上昇して始まり堅調に推移しました。
スペイン10年債利回りが6.839%あたりに低下しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロドルが1.23台を回復しました。
ドル円がやや反落しました。
米ISM非製造業総合景況指数(7月)は予想より強い52.6でした。
構成項目の雇用指数が2011年9月以来となる50を割り込みました。
ロンドンフィックス後もドルストレートの堅調が続きました。
NYダウが一時240ドル超の上昇になりました。
伊10年債利回りが6.052%あたりに低下しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
米10年債金利は1.58%台に上昇しました。
NY時間後半はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
原油先物は91ドル台に上昇しました。
伊のANSA通信が、
「ユーログループは9月3日にギリシャとスペイン問題を協議」
と報道しました。
オバマ米大統領が、
「雇用改善が示されたが依然多くの国民が職を探している。
一段の政策対応が必要。」との発言をしました。
NY時間の終盤に格付け会社のS&Pが、
「伊の金融機関15を格下げする。」と発表しました。
市場反応は限定的でした。
しだいにドル円が上げ幅を縮小する展開になりました。
米10年債の周りは1.567%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+217.29ドルの13096.17ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<8月6日(月)>

※豪と加が祝日です。

午後2時に日景気先行CI指数速報(6月)、
同午後2時に日景気一致CI指数速報(6月)、
夜10時からバーナンキFRB議長の講演、
などが予定されています。

<8月7日(火)>

午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後2時45分にスイス失業率(7月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(7月)、
午後5時半に英鉱工業生産指数(6月)、英製造業生産高(6月)、
午後7時に独製造業受注(6月)、
夜9時半に加住宅建設許可件数(6月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(7月)、
深夜2時に米3年債の入札、
深夜3時半からバーナンキFRB議長の講演(教員向け)
深夜4時に米消費者信用残高(6月)、
などが予定されています。
豪・英・の指標には注目です。

<8月8日(水)>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(7月)、
朝8時50分に日国際貿易収支(6月)、日国際経常収支(6月)、
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(6月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(7月 現状判断DI・先行判断DI)
午後3時に独貿易収支(6月)、独経常収支(6月)、
午後6時半に英BOE四半期インフレリポート、
午後7時に独鉱工業生産指数(6月)、
夜9時半に米第2四半期非農業部門労働生産性、
同夜9時半に米第2四半期単位労働費用、
深夜2時に米10年債の入札、
などが予定されています。
英の四半期インフレリポートには注目です。

<8月9日(木)>

朝7時45分にNZ第2四半期失業率、NZ第2四半期就業者数増減、
朝8時50分に日機械受注(6月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(7月)、豪失業率(7月)、
同午前10時半に中国消費者物価指数(7月)、中国生産者物価指数(7月)
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
午後2時半に中国鉱工業生産(7月)、中国小売売上高(7月)、
午後3時に日工作機械受注速報(7月)、
午後5時に欧ECB月例報告、
午後5時半に英商品貿易収支(6月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(7月)、
夜9時半に米貿易収支(6月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に国際商品貿易(6月)、加新築住宅価格指数(6月)、
夜11時に米卸売在庫(6月)、
深夜2時に米30年債の入札、
などが予定されています。
NZ・豪・中国・日・米の指標には注目です。

<8月10日(金)>

朝8時50分に日国内業物価指数(6月)、
午前10時半に豪RBA四半期金融政策報告、
(時間未定) 中国貿易収支(7月)、
午後1時半に日鉱工業生産指数確報(6月)、
午後2時に日金融経済月報、
午後3時に独消費者物価指数確報(7月)、
後5時半に英生産者物価指数コア(7月)、
夜9時半に米輸入物価指数(7月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(7月)、加失業率(7月)、
深夜3時に米月次財政収支(7月)、
などが予定されています。
豪・(中国)・加の指標に値は注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<今週のドル・円・ユーロの注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスは82.71から始まり、
週後半にかけて83.5あたりまで上昇しましたが週末に82.38へ下落
しました。一方、先週のLIBORドル3ヶ月物金利は0.43935%に低下
しました。また米10年債利回りは先週末に1.567%に低下しました。
そして、NYダウは週初から週後半にかけて軟調傾向で推移しました
が週末に大きく反発して週間では20ドルほど上昇の13096.17ドルで
取引を終えました。

先週の米主要経済指標では、31日の個人消費支出(6月)が予想より弱
い±0.0%、個人所得(6月)が予想より強い+0.5%、PCEコア・デフレ
ータ(6月)が予想とおりの+1.8%、シカゴ購買部協会景気指数(7月)
が予想より強い53.7(構成項目の雇用指数は53.3に低下)、消費者信
頼感指数(7月)が予想より強い65.9、1日のADP雇用統計(7月)が予想
より強い+16.3万人、ISM製造業景況指数(7月)が予想より弱い49.8
(構成項目の雇用指数が52.0に低下)、2日の新規失業保険申請件数が
予想より強い36.5万件、製造業受注指数(6月)が予想より弱い−0.5%
3日の非農業部門雇用者数変化(7月)が予想より強い+16.3万人、
失業率(7月)が予想より弱い8.3%、民間部門雇用者数(7月)が予想よ
り強い+17.2万人、ISM非製造業総合景況指数(7月)が予想より強い
52.6(構成項目の雇用指数が2011年9月以来となる50を割り込む)など
になりました。米ADP雇用統計と週末の米雇用統計がともに市場予想
より強い結果になり雇用市場の改善が示されましたが、一方、シカゴ
購買部協会景気指数やISM指数の構成項目の雇用指数が落ち込むチグ
ハグな様子もみられました。

そして、1日の米FOMCでは、政策金利が市場予想とおり据え置かれ、
FOMC声明では「異例の超低金利を2014年終盤まで継続。より力強い
回復促進のため必要なら追加緩和を実施。今後入手する経済・金融
動向の情報を注意深く見守る。経済活動は今年前半にやや減速。
失業率は高止まり。雇用の伸びはここ数ヶ月間で鈍化。経済成長は
緩やかにとどまり非常にゆっくり上向く。失業率はごくゆっくりと
しか低下しない見通し。リッチモンド連銀総裁が5回連続で政策決定
に反対した。」などが示されました。QE3には含みを持たすも実行の
示唆はなく、また超低金利の時間軸の延長やMBS買い取り拡大なども
示されず保留となりました。

今週の米主要経済指標では、8日の第2四半期非農業部門労働生産性
と第2四半期単位労働費用、9日の貿易収支(6月)に米新規失業保険
申請件数、10日の輸入物価指数(7月)などがありますが、9日の指標
以外では市場の注目度はそれほど高くはないようです。


円については、先週の日主要経済指標では、2日の日失業率(6月)が
予想より強い4.3%になり、日本の雇用市場がやや改善していること
が示されました。

先週の日要人発言では、31日に日財務相が「最近の一方的な円高は
日本経済の実態を反映していない。為替市場の動きを緊張感を持って
注視。必要なときは断固として行動する。夏になったら円高になる
トレンドがあっていいわけない。」と発言して、ドル円が78円台を
一時割り込んだ8月1日に日財務相が「日銀の外債購入は介入に変
わるものとしては適切でない。介入は通貨当局間の連携が不可欠で
財務相が一元対応すべき。為替の行き過ぎた動きに対してはあらゆる
措置を排除しない。」と発言して、同日に門間日銀理事が「為替相場
の安定目的の外貨売買は日銀の判断では行えない。」と発言して、
2日に森本日銀審議委員が「来年6月まで基金を着実に積み増し強力
な金融緩和を間断なく進めていく。中国政府は景気対策に本腰。政策
効果発現で成長が徐々に高まる。欧州問題など海外の先行き不確実性
が日本経済に影響が大きい。構造改革進め財政規律への信認維持して
いくこと重要。消費者物価は2014年度以降遠からず1%に達する可能
性が高い。」との発言をしました。

先週の日要人の発言でもドル円が78円台を割り込むレベルになると
強い言辞での円高牽制が見られました。また日銀の要人からは基金
の積み増しで金融緩和を進めていくことが示されました。

また、1日のIMFの日本に関するレポートでは「日本の金融機関が大量
に日本国債を保有していることにリスク。デフレ克服のため日銀に金
融緩和を要請。円は大幅に過大評価。為替レートは市場が決めるべき
だが無秩序な動きに対処するため為替介入を用いることができる。」
と為替介入容認の見解が示されました。

今後も78円台を割り込むレベルになると日要人の強い円高牽制発言が
ありそうですが、為替介入の実行は株安を伴い77円台を割り込むレベ
ルとの観測があるようです。

今週の円にかかわる主要経済指標では、8日の国際貿易収支(6月)と
国際経常収支(6月)、9日の日銀政策金利と日銀声明などが注目され
ます。9日発表予定の日銀の金融政策では追加緩和見送りとの市場
観測が優勢のようです。先週の米雇用統計が改善したことでドル円
相場は78円台半ばへ反発していますが、潜在的な円高圧力を指摘す
る見方があるようです。

先週のドル円相場は、週初78円台半ばで始まり、1日の東京時間に
一時77.91まで下落しましたが、同日深夜のFOMCで追加緩和が見送ら
れたことでドル買い動意に78円台半ばへ反発する展開になりました。
その後、78円台半ばでの揉み合いを経た後に反落して、週末3日の
東京時間序盤に78.07まで下落しましたが、同日NY時間に発表された
米雇用統計が市場予想より強い結果となって、一時78.77まで急反発
して終盤に反落して78.45で週の取引を終えました。週間では78円台
をコアとする「行って来い」のレンジ相場になりました。

今週のドル円相場では、上昇になった場合は、まずは先週末高値の
78.77のポイント、ここを上抜けた場合は79.00の「00」ポイント、
さらに上昇した場合は7月17日の高値79.17から13日高値の79.39の
揉み合い高値アラウンドでの売り買いの攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、まずは78.30-10アラウンドの先週の揉み
合いゾーンでの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は78.00の
「00」ポイントから先週8月1日安値の77.91、さらに下落した場合
は6月1日安値77.66のポイントなどでの攻防が注目されます。
レンジ幅が拡大してもレンジ傾向の相場展開となると観る向きがあ
るようです。


ユーロについては、先週の欧主要経済指標では、31日の独小売売上高
(6月)が予想より弱い−0.1%、独失業率(7月)が予想とおりの6.8%、
欧消費者物価指数速報(7月)が予想とおりの+2.4%、欧失業率(6月)
が予想とおりの11.2%、1日の独製造業PMI確報(7月)が予想より弱い
43.0、欧製造業PMI確報(7月)が予想より弱い44.0、2日の欧生産者
物価指数(6月)が予想より弱い−0.5%、3日の独サービス業PMI確報
(7月)が予想より強い50.3、欧サービス業PMI確報(7月)が予想より強
い47.9、欧小売売上高指数(6月)が予想より強い+0.1%、などになり
ました。

そして、8月2日発表のECB政策金利は0.75%に据え置きとなって、
ドラギECB総裁の記者会見では「インフレ率は今年は一段と低下へ。
ユーロ圏の成長は引き続き弱い。高まる不確実性がユーロ圏の信頼
感に重し。高い利回りは受け入れられない。ECBはさらなる非標準的
措置を取るかもしれない。経済見通しへのリスクは引き続き下向き。
インフレ見通しへのリスクはおおむね均衡。ECBは利下げを協議。
非標準的措置を講じる可能性。公開市場操作で買い切りを実施する
可能性。ECBは政府の代わりはできない。ECBが介入するには救済基金
の措置も必要。マイナス預金金利は我々にとってかなり未踏の領域。
現在のESMの枠組みでは銀行免許を与えるわけにはいかない。
銀行免許付与は政府しだい。独連銀総裁は債券購入に関して態度を
保留。新たなECBプログラムはこれまでのとは違う前提条件が必要。
取り組みはイールドカーブの短期部分に焦点。SMPとは違う。ECBが
不胎化するかしないかを語るのは時期尚早。」などが示されました。

ドラギECB総裁の記者会見の開始直後はユーロが急上昇しましたが、
事前の独連銀との協議が難航したのか、会見が進むにつれ、ECBの
国債購入への方向性は示されるも具体的な提示がないことや、また
救済基金の措置が前提条件とされることが明らかになって、新LTRO
についても具体的には触れられず、7月26日に“believe me”との
言葉まで用いて「ECBはユーロのためにあらゆる行動を取る用意。」
と明言をしていただけに、市場は肩透かしを食らいスペイン10年債
利回りも7.2%に上昇してユーロが急落する展開になりました。

ただ、具体的には示されませんでしたが「国債購入はこれまでの国債
利回り急騰を抑制するSMPとは違うとのことで、金融政策を機能させ
る規模に拡大される可能性」や、マイナス預金金利まで協議のテーブ
ルに載っていたことなどで、非標準的措置として「銀行への何らかの
形で追加資金供給がされる可能性や、銀行がECBから資金を調達する
際の担保基準の緩和の可能性や、銀行の社債購入等による信用緩和」
そして、利下げも協議されたとのことで「今後の利下げの可能性」な
どを指摘する向きもあり、独連銀および北欧勢との協議は障壁とはな
るも「徐々に具体的に政策が示される可能性」も排除はできないと
指摘する向きもあったようです。

そして、先週の欧州要人の発言やニュースヘッドラインで注目された
ものを簡単にかいつまみますと、

30日、IMFのスペインに関する年次報告書「スペイン経済は前例のな
い2番底のリセッションの渦中。」、格付け会社のムーディーズ週報
「ECBは欧州債務危機を解決できない。」、独ヘッセン州の欧州担当
「独政府はECBの提訴の検討をすべき。ECB国債購入はリスボン条約
違反の可能性。」、独政府報道官「独はユーロ共同債には引き続き反
対。」、EU「ユーロ圏安定に必要ならなんでも行うが債券購入の申し
出は受け取っていない。」、S&P「ユーロ圏債務危機の影響により
今年のユーロ圏域内GDPは−0.6%のマイナス成長になる見通し。」

31日、伊の首相「ユーロ問題の出口に光が差してきた。仏大統領との
会談ではユーロ強化と成長促進へ動きを速めるだろう。」、
仏大統領「ユーロを防衛して保護するためにあらゆることを実行。」
独財務省「ESMに銀行免許は不要。免許付与に関する秘密の話などは
ない。」、スペイン経済相「独財務相と会談して追加の歳出削減策を
実施を条件に、独からスペイン国債支援を勝ち取った。」

1日、独連銀総裁(29日の発言として)「ECBは責務の限度を超えては
ならない。各国政府はECBの可能性を過大に見積もっている。近い将
来の政治同盟は想像できない。独連銀は信じるところを守る。独連銀
は金融同盟の安定を守る。」、独の副首相「独首相はESMへの銀行免
許付与が間違っていると同意している。財政規律と改革がユーロの唯
一の方向。」、伊の首相「先週のドラギECB総裁の発言は適切。EU当
局はECBの独立性を尊重すべき。ESMへの銀行免許付与は助けになる。
金利押し下げのために支援が必要となるかもしれないが伊の国家とし
ては救済を必要としない。金利は非現実的に高い。」

2日、南独新聞「ECBとESMが協調してスペイン・伊国債買い入れを
計画。ESMが直接国債を買い入れECBは流通市場での国債買い入れを
再開へ。国債買い入れ再開に関してECB内部で過半数が支持してる。
2日の理事会では国債買い入れの公式な決定は行われないもよう。
最終決定は独憲法裁判所がESMについて判断を下す9月12日以降。
ドラギECB総裁は2日の理事会でユーロ圏債務危機への対応に関して
2段階のアプローチを発表する見通し。」、伊の首相「ユーロ共同
債発行前に財政同盟が必要。伊はユーロ共同債を強く支持する。」

3日、ムーディーズ「ユーロ加盟国のスロベニアを3段階格下げして
Baa2に指定する。見通しはネガティブ。」、フィンランド中銀総裁
「ECB理事会はドラギ総裁のコメントを支持。各国が自国の債務に責
任がある。ECBは流通市場で独自に行動をとる可能性。ECBは準備が
整いしだい行動を用意するだろう。」、「スペイン10年債利回りが
6.839%あたりに低下。」、「伊10年債利回りが6.052%あたりに低
下。」、伊のANSA通信「ユーログループは9月3日にギリシャとス
ペイン問題を協議」、などがありました。


先週のユーロドル相場は、1.23アラウンドで始まり週半ばまで1.22
台前半から1.23台前半での揉み合い相場となって、1日深夜のFOMC
の発表によるドル買いに1.23アラウンドから1.2217まで急落する展
開になりました。その後、ECBの政策発表への期待を背景に2日の
ロンドン時間前半にかけて上下動しながらも反発して、ECBが利下げ
を見送ったこともありユーロドルは1.23台前半へ上昇して、ドラギ
ECB総裁の記者会見を迎えました。記者会見の開始直後は1.2403まで
急上昇しましたが、その後に一転して急落する展開になって、2日
のロンドンフィックスにかけて1.2133まで下落しました。その後、
小幅な揉み合いを経て、ロンドン時間序盤あたりからドラギ総裁の
記者会見の見直しもあったか欧州の株式市場やダウ先物の上昇など
を背景に徐々に反発上昇する展開になり、米雇用統計後のドル買い
動意に一時押されるも、NYダウが大幅上昇してリスク選好動意が昂
進してユーロドルは1.24に迫るあたりまで上昇して1.2386で週取引
を終えました。週間上げ下げの激しい相場展開になりました。

今週のユーロドル相場では、上昇となった場合は、まずは1.24の
「00」ポイントでの売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜け
た場合は1.25の「00」ポイント、さらに上昇した場合は1.26の「00」
ポイントから7月3日高値の1.2626のポイントなどでの売り買いの
攻防が注目されます。
また、下落となった場合は、8月1日高値の1.2336のポイント、
ここを下抜けた場合は1.23の「00」ポイントでの売り買いの攻防が
注目されます。さらに下落した場合は1.2219のポイント、ここを下
抜けた場合は1.22の「00」ポイント、さらに下落した場合は先週安
値の1.2133のポイントなどでの売り買いの攻防が注目されます。

ECBが順次、具体策を示していくことができればリスク選好でユーロ
ドルは上昇する可能性がありますが、独をはじめとする北欧勢との
コンセンサスがどこまで得られるのかが焦点となりそうです。
先週末の相場動向を観ますと期待が先行する可能性のほうが高そう
ですが、具体策が遅々として示されなければ売られる可能性もあり、
また、先週の米雇用統計後に夏季休暇をとる投機筋もあるようで、
取引がやや閑散になりレンジ相場になると観る向きもあるようです。

そのほか今週は、7日の豪RBA政策金利と豪RBA声明、7日の英鉱工
業生産指数と8日の英四半期インフレリポート、9日のNZおよび豪
の雇用統計、同じく9日の中国消費者物価指数など中国経済指標、
10日の中国貿易収支と豪RBA四半期金融政策報告および加雇用統計
なども注目されます。


さて今週は、トレードと凡事のお話 その17 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十七話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「それは…、ほんのわずかな違いなのじゃよ。」

『何がだよ。何がわずかな違いなんだよ。』

「勝ちと負けとを分かつ“it”(イット)じゃよ。」

『はぁ…?』

「ジイはのう。若い頃に将棋に打ち込んでいた時期があってのう…。
 そのことを嫌というほど身に染みて知っているのじゃが、
 山ほどの棋書を買い込んでいくら真剣に勉強しても、
 将棋はそうやすやすとは上達しないもので、
 足りぬものはいくつかあったのじゃが、その1つには
 実戦経験を積まなければ身につかないものもあったのじゃ。」

『……。』

「それは『実戦領域』といってもよいものと思うがのう、
 たとえばサッカーの選手のプレーを何度見ても
 すぐにサッカー選手のようにプレーができないように
 実際に練習をしなくては得れないものがあったのじゃ。」

『体を使うスポーツなら、そりゃそうだろうな…。』

「いや…。頭脳ゲームでもある将棋でもそうなのじゃ。」

『……。』

「定石も講釈できるくらいに勉強して対局に臨むのじゃが、
 実戦の鍛えがなくばそれは脆弱で、
 鍛えの入った人にはことごとくやられたものじゃ…。」

『……。』

「足りぬものは実戦で得れるものだけではなく、
 自身のマインド由来のものもあったのじゃが、
 勝ちと負けとがあるものは、その結果はとても冷酷で、
 それが100対ゼロでも勝ちと負けであるし、
 また、51対49でも勝ちと負けとの結果になるのじゃ。」

『……!』

「その結果においてはじゃがのう…。
 ほんの少しの差でも勝つものは勝ち、
 負けるものは負けるのじゃ。」

『……!』

「そうじゃのう…。たとえば…、
 一見、似たような店作りと商品構成でも
 繁盛店とそうでない店があり、
 一見、似たような作りと構成の販売サイトでも
 売れるサイトとそうではないサイトがあるものじゃが、
 これらも大要は同じでも『何か』が違うものなのじゃ…。」

『……。』

「明らかに100対ゼロと違いが判るような場合は論外としても、
 何が違うのかさえ判らないくらいの小さな違いが
 勝ちと負けとを分かつことになる場合があるのじゃ。」

『……!』

「トレードでも同じようなところがあるものじゃ…。
 明らかに足らぬ場合は別としても、
 結果を決定付けるわずかな違いの“it”こそが
 『偉大なる小さな違い』となるのじゃ。」

『……。』

「それが同じ手法で勝つ人と負ける人がいるワケ
 でもあるのじゃが…。」

『……。』

「ただ…、51対49でのわずかな差の負けである場合、
 重要な“it”に気づくと結果が劇的に変るのじゃ。
 そうじゃとも、勝ちのほうへとのう…。」

『おい、ジイさんよ。いったいその“it”とは何なんだよ。』

「いわば“The great little something”とも言うべきもので、
 それは“it”という1つだけではなく
 1つ以上の要素となる場合もあるのじゃが…。
 まずは次回にツベルスキーとカーネマンの理論について
 話をしなければなるまいのう…。」

『ちぇっ、続きはまた来週ってわけか…。』

「今週も話が長くなっておるのでのう…。
 続きはまた『再来週』にすることにしようかのう。」

『おい、ジイさん。来週じゃぁないのか?』

「来週はちとお盆休みをいただこうと思うとるのじゃ。」

『ふん。ジイさんも人並みに夏休みってわけかよ。
 さ来週を楽しみにしておいてやらぁ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週…、ではなくて再来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

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