FX トレードと凡事のお話 その11


スパコン世界一の座をIBMの「セコイア」に明け渡した
「京」ですが、台湾の気象局への納入が決定したそうですね。

●先週の主な出来事

<6月18日(月)>

共同通信が、
「ギリシャ国会の再選挙出口調査の最終集計では、
財政緊縮推進派の新民主主義党NDが強硬な反緊縮派の
急進左派連合SYRIZAを得票率で上回り第1党となる見通し。」
と報じました。
ギリシャ再選挙で緊縮派のサマラスND党首が勝利宣言をしました。
主要通貨ペアが上窓を空けて始まり堅調に推移しました。
ダウ先物が上窓を空け上昇して始まりました。
ユーロ圏の財務相らが、
「ギリシャの調整努力を支援していく。
ギリシャで迅速な組閣行われるよう求める。
EU、ECB、IMFのトロイカはギリシャ組閣後にアテネに戻る。」
との声明を発表しました。
ブルームバーグが、
「独政府はギリシャ緊縮措置の緩和に前向きな姿勢を示唆した。」
との観測報道をしました。
NZ第2四半期Westpack消費者信頼感指数は前期より弱い99.9でした。
複数のメディアが、
「仏国民議会の決選投票ではオランド政権を支える
左派与党・社会党が友党を含め過半数を獲得。」
との報道をしました。
原油先物は上昇して始まった後に85ドルを挟んでの揉み合いました。
午前7時半頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
G7が、
「ギリシャの選挙結果を歓迎。ギリシャがユーロ圏にとどまり
公約を順守することはわれわれの利益。」
との声明を発表しました。
英ライトムーブ住宅価格(6月)は前回値より強い+1.0%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は大きく上昇して始まりました。
東京時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円や豪ドル円などが上昇しました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
日財務相が、ギリシャの再選挙の結果を受けて、
「今後もこれまで積み上げた昨年来のスキームを順守してほしい。
財政強化に向けてユーロの枠内で支援を受けることを期待する。」
などの発言をしました。
ユーロドルが一時1.27を割り込みました。
クロス円が反落する展開になりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
SWGアゴラの世論調査では、
「伊のモンティ首相の支持率が33%と過去最低。」
との結果になりました。
昼頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
ユーロドルが再び1.27台を回復しました。
ダウ先物は上昇幅を縮小して上下動の揉み合いになりました。
日銀金融経済月報では、
「復興需要など内需堅調で景気緩やかに持ち直しつつある。
欧州問題に伴う金融市場状況には充分注意が必要。
海外経済には緩やかながら改善の動きがみられる。
輸出は持ち直しの動きみられる。」
などが示されました。
独の財務次官が、
「ギリシャ新政権は支援に関するコミットを尊重すると期待。
トロイカ調査団はギリシャの状況をまず精査すべき。
ギリシャは強引な改革推進はすべきでないことは明白。」
などの発言をしました。
オーストリア中銀総裁が、
「ギリシャは早期に新たな資金調達の必要性。
ギリシャ次期政権は資金調達でトロイカと協議の必要。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場が上昇幅をしだいに縮小しました。
インド中銀が政策金利を8.00%に据え置きました。
日経平均は前週末比+151.70円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反落しました。
ユーロドルが再び1.27台を割り込みました。
ポンドドルが1.57台を割り込みました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
スペイン中銀が、
「スペイン銀行の4月の不良債権率が8.72%に上昇した。」
との発表をしました。
スペイン10年債利回りが7%超に上昇しました。
欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
ダウ先物がマイナス圏へ下落する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が下落しました。
午後5時頃からドル円も反落する展開になりました。
英や仏の株式市場が一時マイナス圏へ反落しました。
原油先物が84ドル台を割り込みました。
独連銀が、
「4-6月期は弱い見込み。下期は景気の勢いが強まる可能性。
独の景気見通しは不透明感が高まっている。」
などの見解を発表しました。
午後7時過ぎからダウ先物や欧州株式市場がやや反発しました。
主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いになりました。
フィッチがインドの格付け見通しをネガティブに変更しました。
スペインの財務相が、
「ギリシャはユーロ圏とEUのために投票した。
市場の圧力は執拗。EUとスペインに対して依然として懐疑的。
欧州は銀行と財政と政治の同盟が必要。」
などの見解を示しました、
午後8時近くから主要通貨ペアが再び軟調になりました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
ダウ先物が再び反落しました。
スペイン30年債利回がユーロ導入来最高の7.218%に上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46785%になりました。
原油先物が83ドル台を割り込みました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「理論的かつ具体的に流動性措置の解除に備えているが、
市場の緊張の増大で流動性解除の着手は時期尚早。」
との発言をしました。
NY時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
加国際証券取扱高(4月)は予想より強い+102億加ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
仏の株式市場が再びマイナス圏へ反落しました。
スペイン10年債利回りが7.2%台に上昇しました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
ドル円が79円台を割り込みました。
仏短期債の入札では、
「12週間物で目標上限45億ユーロに対し44.99億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い0.058%、
応札倍率が前回より率い1.896倍。」などになりました。
NYダウは下落して始まりました。
米10年債利回りは1.58%あたりになりました。
ドルストレートが下落一服になり揉み合いになりました。
米NAHB住宅市場指数(6月)は予想より強い29になりました。
市場反応は限定的でした。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャ選挙はユーロ圏の差し迫った格下げリスクなくす。
無秩序なデフォルトやユーロ離脱の短期リスク後退を示す。」
などの見解を発表しました。
午後11時頃から豪ドル米ドルなどが反発しました。
ユーロドルは軟調に推移しました。
NYダウが一時プラス圏へ反発する場面がありました。
原油先物が83ドル台を回復しました。
独の首相が、
「安定したギリシャ新政権の早期発足を期待。
ギリシャが合意した改革のいかなる緩和も受け入れられない。
ギリシャは国際社会リーダーと合意したコミットを達成する必要。
ギリシャに向けた第三次支援パッケージを協議する理由はない。」
などの発言をしました。
その後、NYダウが再びマイナス圏へ反落して揉み合いになりました。
格付け会社のS&Pが、
「ギリシャ再選挙の結果は同国格付けに直ちに影響はない。
ユーロ圏離脱する短期的リスクは後退した可能性があるが、
中長期的には少なくとも3分の1の確率で離脱はあり得る。
欧州のクレジットリスクには依然下振れの可能性が存在する。」
などの見解を発表しました。
深夜1時頃からドル円が反発をみせました。
深夜1時半頃から豪ドルやNZドルなどが上昇しました。
ユーロドルは軟調に推移しました。
バローゾ欧州委員長が、
「EUはギリシャを支援し続ける用意がある。
ギリシャは必要な改革を実行する必要。
欧州は銀行同盟に向けて取り組まなくてはならない。
ユーログループでスペインの銀行支援を検討している。
トロイカはギリシャが目標を達成するための支援を検討する。
欧州共同債を問題解決策としてみることはできない。」
などの発言をしました。
スペインの財務相が、
「債券利回りはスペインの状況や努力を反映していない。
スペインは支払い能力のある国である。
欧州の首脳は財政統合に向けて協力して取り組んでいる。」
などの発言を示しました。
伊の欧州担当相が、
「伊からユーロ圏財務相会合で、利回り格差が拡大した場合、
半自動的メカニズムでECBかESMが行動するような仕組みを提案。
ESMは批准作業の関係で7月初めには稼動できない可能性。」
などの発言をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
欧州委員会が、
「アイルランド融資の返済期間延長の報道を否定する。」
との発表をしました。
ギリシャ民主主義党の幹部が、
「1第3党の全ギリシャ社会主義運動は連立政権に参加の方針。
両党で300議席のうち162議席を占め過半数となり連立政権が樹立。
トロイカに対し117億ユーロの財政削減策期限を2年から
4年に延長することを要請する。」
などの発言をしました。
G20筋が「声明で欧州の銀行同盟に向けた取組に言及の見通し。」
との発表をしました。
ブラジルの財務相が「BRICsはG20でIMFへの貢献を発表へ。」
との発言をしました。
VIX指数が18.32あたりに低下しました。
米10年債利回りは1.572%になりました。
NY原油(WTI)は83ドル台前半になりました。
NYダウは前週末比−25.35ドルでこの日の取引を終えました。

<6月19日(火)>

IMFのユーロ圏の経済成長についての報告書では、
「ユーロ圏は早急に成長を促進する必要。
ユーロ圏は徹底的な改革が必要。」などが示されました。
ブルームバークが、
「G20首脳会議の声明草案で、各国首脳はユーロ圏諸国に通貨同盟
を守るために必要な全ての措置を取るよう促すことが示される。」
との観測報道和しました。
ロシアの大統領報道官が「ロシアはIMFに100億ドルの拠出する。」
との発表をしました。
オセアニア時間ではややドル売り傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物がやや上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートがやや反発をみせました。
日銀資金循環統計では、
「3月末の家計の金融資産から負債を差し引いた
金融純資産は1145兆円。一般政府の負債残高1099兆円を上回った。」
との発表をしました。
人民銀行の高官が、
「中国のIMFへの資金拠出はその必要性と
世界経済情勢や議決権の改革しだいになる。」と発言をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
日財務相が、
「世界的な金融緩和で市場に膨大なマネーが存在している。
(欧州問題で)投資姿勢の変化を注視したい。」
などの発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャの無秩序なデフォルトとユーロ離脱のリスクが後退。
ユーロ全加盟国のウオッチネガティブ指定は行わない。」
との発表をしました。
東京時間序盤はややドル売り優勢の展開になりました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
ドル円がやや軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が「中国はIMF財源強化で430億ドルを拠出へ。」
との観測報道をしました。
豪RBA議事録では、
「金融政策には若干さらに刺激的とする余地がある。
インフレ見通しで利下げの余地があった。利下げはきわどい判断。
国内のデータは予想ほど深刻な落ち込みをみせていない。
欧州の不透明感と世界経済の見通し悪化。予防的行動を促す要因。
過去の利下げと併せ6月利下げは今後数ヶ月刺激効果をもたらす。
インフレ率は来年にかけ2-3%のレンジ前半に。
企業信頼感と建設の状況は悪化。失業率はやや上昇する可能性。
中国の経済指標は成長ペースのさらなる鈍化を示唆。
政策緩和は慎重に行われると予想。
世界経済の活動鈍化は商品価格全般の下落をもたらした。」
などが示されました。
発表直後は限定的ながら豪ドル買い反応がみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
G20声明草案では、
「G20は市場原理に基づく為替制度やファンダメンタルズに基づく
為替の柔軟性に向け一段と迅速に行動することを再確認。
G20は為替レートの根強い不整合を回避し
切り下げ競争を控えることを再確認。
金融フローの過度ボラティリティーと為替レートの無秩序な動きは
経済・金融の安定に悪影響を及ぼす。
欧州の銀行システムや財政の統合強化に向けた措置に支持を表明。
G20は貿易保護主義の強まりを深く懸念。
G20諸国は世界の成長促進と信頼回復に必要な措置を講じる。
先進国は景気回復の支援に適切なペースで財政再建を進める。
金融政策では景気の回復を支援しつつ中期的な物価安定を維持。」
などが示されました。
日財務相が、
「円高は日本経済下振れ要因とG20財務相会合で述べた。
欧州は市場が納得する行動を起こしていくべき。
欧州の銀行監督一元化で具体的なアクションをとる時期。」
などの発言をしました。
IMFのラガルド専務理事が、
「IMF資金拠出は4560億ドル。4月に確約の4300億ドルから増額。」
との発表をしました。
東京時間後半はややドル売り傾向での揉み合いが続きました。
日銀総裁が、
「各国中央銀行と流動性の供給体制で密接な協力体制。
ドル以外の外貨供給できる枠組みをいつでも発動できる。
金額無制限でドルを供給できる態勢を敷いている。
日銀の保有外貨の大半はドルが占めている。
日銀の保有ユーロは比率は大きくない。
日銀としてデフレからの脱却が極めて大切な課題と認識。
物価上昇率のめどは当面1%をはっきり意識。
欧州問題は世界と日本経済にとって最大のリスク要因。」
などの発言をしました。
日景気一致CI指数確報(4月)は速報値より強い96.9、
日景気先行CI指数確報(4月)は速報値より強い95.6でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物は83ドルあたりで揉み合いになりました。
終盤にかけて日経平均が下げ幅をやや拡大しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比−65.15円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートがやや反落しました。
ユーロドルが一時1.26台を割り込みました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物が反発をみせて揉み合いました。
ドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートに一時反発の動きがみられました。
ドル円がやや反落しました。
スペイン10年債利回りは7.14%と昨日よりやや低下しました。
一部メディアが、スペイン中銀の関係筋の話として、
「スペイン銀行の第一回監査は今月21日予定で変わらない。
第二回の詳細な監査は発表を7月31日から9月に延期する。」
との観測報道をしました。
独憲法裁判所が、
「独政府はESMの輪郭を議会に対して充分な説明を怠った。」
との見解を示しました。
その後、ドルストレートが再び反落する展開になりました。
ダウ先物や独仏の株式市場が反落しました。
午後5時過ぎにドル円がやや反発をみせました。
英消費者物価指数(5月)は予想より弱い+2.8%、
英消費者物価指数コア(5月)は予想より弱い+2.2%、
英小売物価指数(5月)は予想より弱い±0.0%になりました。
ポンド売り反応がみられました。
スペイン債の入札では、
「目標上限30億ユーロに対して30.4億ユーロの発行。
1年物証券では発行額24億ユーロ。
平均落札利回りが前回より高い5.074%、
応札倍率が前回より高い2.16倍。」になりました。
独仏の株式市場がプラス圏へ反発する展開になりました。
ユーロドルや豪ドル米ドルが反発をみせました。
独ZEW景況感調査(6月)は予想よりかなり弱い−16.9、
欧ZEW景況感調査(6月)は前回値よりかなり弱い−20になりました。
指標発表直後はユーロドルが再び下落しましたが限定的でした。
ダウ先物が反発をみせました。
ドルストレートが反発する展開になりました。
EFSFの6ヶ月物証券の入札では、
「目標上限15億ユーロに対して発行額14.66億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い0.1421%、
応札倍率が前回より低い2.1倍。」になりました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャの(債務)期限延長については協議が可能。
救済計画の潜在的な変更はできない。」
との発言をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が堅調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
原油先物が83ドル台半ばに反発しました。
ドル円はやや軟調傾向の揉み合いになりました。
米WSJ紙が、一部市場参加者の見方として
「スイス中銀のフラン高抑制のための資金が枯渇する可能性を予想。
スイス中銀は5月に630億ドルを使いそろそろ弾切れになる可能性。」
との観測報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46785%になりました。
米住宅着工件数(5月)は予想より弱い70.8万件、
米建設許可件数(5月)は予想より強い78.0万件になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が反発をみせました。
ドルストレートが一時反落しましたがその後に反発しました。
加卸売売上高(4月)は予想より強い+1.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤は主要通貨ペアが上昇しました。
NYダウは上昇して始まりまり堅調に推移しました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
原油先物が一時84ドル台を回復しました。
米10年債利回りは1.60%あたりになりました。
ドル円にやや反落して79円台を割り込みました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
ユーロドルが一時1.27台を回復する場面がありました。
一部メディアが、
「ギリシャ新政権はNDとPASOKと民主左派で構成。
サマラス氏が首相となる見込み。」との観測報道をしました。
ブルムバーグ通信が、関係筋の話として、
「キプロスはEUからの圧力もあり100億ユーロの支援プログラムを
要請する方向で検討している。」との観測報道をしました。
市場反応は限定的でした。
独の首相が、
「G20ではスペインの銀行について協議。
スペインは銀行支援を近く正式に要請する見通し。
資本が不十分な銀行は経済の安定にとり脅威。」
などの発言をしました。
英ガーディアン紙が、
「独首相がEFSFを使用して重債務国の国債購入を容認する方向。」
との観測報道をしました。
ユーロドルが一時1.2730に上昇しました。
NYダウが堅調に推移しました。
独政府報道官が、
「G20では財政問題国の債券の購入をするために
EUの救済基金を活用する計画について協議はしていない。」
との発言をしました。
深夜3時頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ドル円が反発して一時79円台を回復しました。
NYダウ上昇幅を縮小しました。
加の首相が、
「G20声明は各国は成長に向けた行動を確約。
ユーロ圏諸国は安定回復へ必要なあらゆる行動を約束。
G20は金融と財政の深い統合に言及。」
などの発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペイン国債の格下げによる同国の銀行への影響に関して、
来週にレポートする。」との発表をしました。
NY時間終盤にかけてドル円が再び反落しました。
米10年債利回りは1.618%になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比113.86ドルでこの日の取引を終えました。

<6月20日(水)>

スペイン政府が、
「銀行のバランスシートの監査結果を予定通り7月に公表予定。
発表期限7月31日に変更はない。」
との発表をして一部の9月延期報道を否定しました。
欧州証券決済機関LCHクリアネットが、
「大半のスペイン国債の取引で追加証拠金率を引き上げる。」
との発表をしました。
G20議長国のメキシコ大統領が、
「G20首脳は新たな保護主義措置を導入しないとの約束を
2014年まで延長することで合意した。
G20は世界の景気回復に向け確固たる措置をとる。」
などの発言をしました。
G20首脳会議宣言では、
「中国の人民元の取引バンド拡大の動きを歓迎する。
ユーロ圏の赤字国では改革が競争力押し上げへ。
世界経済は引き続き脆弱。
財政に余裕ある国は必要なら需要の押し上げが可能。
ギリシャの改革路線の維持に努力。
ESMは欧州の防火壁を大幅に強化。
先進国は財政削減が成長損なわないよう確実にする。
米国は2013年の急激な財政縮小を回避へ。
柔軟な為替システムへの支持あらためて表明。
ユーロ圏はソブリン債と銀行の連鎖を打破へ。
ユーロ圏は安定維持のためにすべての必要な措置を取る。
欧州の銀行監督、預金保険の一元化の動きを支持。」
などが示されました。
オバマ米大統領が、
「中国国家主席との会談で貿易や商業分野に著しい進展。」
との発言をしました。
オセアニア時間ではドル円が反発をみせて79円台を回復しました。
ドルストレートはやや軟調傾向の揉み合いになりました。
NZ第1四半期経常収支は予想より弱い−13.10億NZドルでした。
NZドル売り反応がみられました。
IMFのラガルド専務理事が、
「欧州全体の回復プランの種がまかれた。
統合された金融設計への具体的措置を検討する欧州の意思が重要。
状況が悪化した場合は財政政策が金融政策とともに重要な役割担う
との認識で先進国が一致。37ヶ国がIMFに拠出を約束した。」
などの発言をしました。
仏の大統領が、
「欧州は財政統合に向けた歩み寄りは可能と確信。
危機対応でECBを含めたあらゆる措置が講じられること望む。
ギリシャ目標達成に時間をかければ一段のEUの資金が必要になる。
他の選択肢を検討すべき。
伊は債券買い入れにESM活用を示唆。この構想には検討の価値。」
などの発言をしました。
日通関ベース貿易収支(5月)は予想より弱い−9073億円でした。
指標発表直後はドル円にやや上昇反応がみられました。
日銀金融政策決定会合議事録では、
「リスク顕在化なら様々な選択肢を排除せずに適切に対応する。
景気は持ち直しの向かう動きが明確になりつつある。
長期金利が何らかのきっかけで反転上昇するリスクに注意すべき。
中国の成長ペースが下振れれば展望リポート見通しに影響。
日銀は強力な金融緩和の推進行っている。」
などの意見が示されました。
英BOEの四季報では、
「インフレ期待の上向きリスクはやや干緩和された可能性。
長期的なイ ンフレ期待に伴うリスクも具体化していない。」
などの見解が示されました。
豪景気先行指数(4月)は前回値より弱い−1.4%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
原油先物は94ドルあたりで揉み合いになりました。
東京時間序盤はユーロドルがやや軟調傾向で推移しました。
仲値近くからドル円やクロス円が下落しました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
豪第1四半期新規住宅は予想よりかなり弱い−12.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
他のアジアの株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
昼頃からドル円の下落が一服になりました。
ムディーズが「一体改革3党合意は日本の格付けにポジティブ。」
との見解を発表しました。
東京時間後半はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
午後1時頃からドル円やクロス円がやや反発をみせました。
日全産業活動指数(4月)は予想とおりの+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
ムーディーズが「トルコ国債をBA1に格上げする。
見通しポジティブ。」との発表をしました。
日経平均は前日比+96.44円で大引けになりました。
独生産者物価指数(5月)は予想より弱い+2.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀総裁が、
「欧州債務問題は世界と日本経済の最大のリスク要因。
ギリシャ選挙結果受けても厳しい状況変わらない。
景気は穏やかに持ち直しつつある。
国内金融システム安定脅かされぬよう万全を期す。」
などの発言をしました。
スペイン10年債利回りは6.925%に低下して始まりました。
欧州の株式市場は軟調傾向で始まりました。
ダウ先物は揉み合い傾向で推移しました。
スペインの予算相が、
「スペインは支援を受けていないし支援を必要としていない。」
との発言をしました。
英FT紙が、
「ユーロ圏で安全資産への逃避が加速して独国債の利回りが
低下するな中、大手ヘッジファンドの多くは同国債の価格急落を
見込み始めている。」との観測報道をしました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調な揉み合いになりました。
伊工業受注(4月)は前月比で予想よりは強い−1.9%になりました。
独連銀総裁が、
「ギリシャが改革を実行することが救済支援への鍵。
トロイカがギリシャの計画が脱線していると判断したら、
ギリシャに道に戻るよう示すだろう。」との発言をしました。
英失業率(5月)は予想とおりの4.9%、
英失業保険申請件数(5月)は予想より弱い+8100件になりました。
ポンドが下落しました。
英BOE議事録では、
「全会一致で政策金利の据え置きを決定。
5対4で資産購入規模の3250億ポンド据え置きを決定。
大半のメンバー量的緩和拡大が正当化される公算大きいと判断。
キング総裁およびマイルズ委員とポーゼン委員が
500億ポンドの資産購入規模拡大を主張。
フィッシャー委員は250億ポンド増額を主張。」
などが示されました。
その後、主要通貨ペアが反発する展開になりました。
ユーロドルが1.27台を回復しました。
ポンドドルが下落幅を縮小して反発しました。
英独の株式市場がプラス圏へ反発しました。
ダウ先物が反発をみせました。
独の財務相が、
「銀行同盟は好ましい。共通の欧州財政方針は早期実現の可能性も。
ギリシャの救済プログラムはギリシャにとって過大でない。」
などの発言をしました。
スペイン10年債利回りが6.8%台に低下しました。
独2年債の入札では、
「目標50億ユーロに対して応札額76億ユーロ。
40.05億ユーロ発行。平均落札利回りが前回より高い0.10%、
応札倍率が前回より高い1.9倍。」になりました。
仏の株式市場が軟調傾向で推移しました。
EU欧州連合が、
「ユーログループがEFSFの債券買い入れについて
議論することは示唆されていない。
G20ではユーロ圏諸国が債券買い入れをする協議はしていない。
スペインと伊から債券買い入れについての要求はない。」
などを示しました。
午後7時頃からユーロドルがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物がやや反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46760%に低下しました。
スペイン10年債利回りが6.8%を下回り低下しました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が反発しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
NY時間序盤はドル買い動意がやや優勢の展開になりました。
ドル円が79円台を回復して急上昇しました。
米10年債利回りが1.659%に上昇しました。
ポンドドルなどドルストレートが反落して揉み合いました。
NYダウは小幅安で始まりました。
ユーロ円が一時101円台を回復しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+286万バレルになりました。
原油先物が83ドル台を割り込み下落しました。
欧州の株式市場は小幅高で取引を終えました。
ギリシャで新民守主義党NDと全ギリシャ社会主義運動PASOKなど
3党連立政権樹立で合意になりました。
新首相にはNDのサマラス党首が就任することになりました。
フィンランドの首相が、
「ESMやEFSFの資金活用の重債務国の国債買い入れ案には反対。」
との見解を示しました。
スペインの外相が、
「正式な支援要請は21日の監査報告を待ってからとなる。
EFSFが重債務国の国債を購入するという伊の提案は賢明。
国債の流通市場への介入を要請する。」
などの発言をしました。
ユーロドルがFOMC前に1.27を割り込みました。
ドル円は堅調に推移しました。
NYダウは軟調傾向で推移しました。
米FOMC前に主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
米FOMCでは政策金利の据え置きが決定されました。
FOMC声明では、
「ツイストオペを今年末まで延長する。
異例の低金利を2014年まで継続する公算。
オペレーション・ツイストで米国債2670億ドルを交換。
政府機関債の償還資金をMBSに再投資することを維持。
より力強い景気回復促進のため追加行動を取る用意。
低い資源活用度と抑制されたインフレ見通しが条件。
極めて緩和的な金融政策の運営姿勢維持すると予測。
雇用の伸びはここ数ヶ月で鈍化。失業率は高止まり。
経済成長は今後数四半期にわたり緩慢にとどまると予測。
失業率の低下は緩慢となると予測。
国際金融市場の緊張は引き続き著しい下振れリスク。
リッチモンド連銀総裁が4回連続で政策決定に反対。
オペレーション・ツイストの期限延長を支持しないことが理由。
インフレ率は石油価格を反映して低下。」
などが示されました。
発表直後はドルストレートが下落しました。
ポンドドルが一時1.57台を割り込む場面がありました。
原油先物が82ドル台を割り込みました。
米10年債利回りが一時1.61%あたりに低下する場面がありました。
独の首相が、
「EFSFでの国債購入について協議もなく計画は形成されていないが、
その可能性がないわけではない。」などの発言をしました。
その後、ドルストレートが反発する展開になりました。
ユーロドルが一時1.27台を回復しました。
NYダウが前日比プラス圏へ一時反発して揉み合いになりました。
米10年債利回りが1.67%あたりに上昇しました。
英BOEのブロードベント委員が、
「足元のインフレは改善しており追加緩和の可能性は高まった。」
との認識を示しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「伊国債取引の証拠金比率を引き上げる。」と発表しました。
FOMC金利見通しでは、(新メンバー2人を含む19名の見通し)
「12年が前回と同じ3名、13年が前回と同じ3名、
14年が前回と同じ7名、15年が前回より多い6名、」
などになりました。
FOMC経済通しでは、
「実質GDPは、12年で1.9〜2.4%増の下方修正。
13年で2.2〜2.8%増の下方修正。
失業率は、12年で8.0〜8.2%に悪化修正。
13年で7.5〜8.0%に悪化修正
PCEインフレ率は、12年で1.2〜1.7%に下方修正。
13年は前回と同じ1.5〜2.0%。」などになりました。 
バーナンキFRB議長の記者会見では、
「長期金利に下振れ圧力。
オペレーション・ツイストは長期金利を押し下げる。
景気拡大は緩やか。企業、家計の消費は緩やかに上昇。
ここ数ヶ月は雇用増加は縮小。必要なら行動を再表明。
経済に一段の支援必要なら追加資産買い入れを検討。
安全志向のフローが金利を押し下げている。
金融政策は万能薬ではない。更なる金利引き下げも可能。
欧州は問題に対処する上で充分なリソースがある。
建設的なら欧州と協力する用意。現在は話し合いの段階。
米財政の崖めぐり不透明性。年内に経済に影響すると予想。
欧州情勢が米成長を緩めている。全ての労働関連指標を注視。
欧州情勢悪化ならFRBは米経済と金融システムを守る用意。
非標準的な金融政策はコストとリスクを併せ持つ。
FRBは欧州ソブリン債買い入れない。」
などが示されました。
NYダウが反落する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が反落しました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小しました。
ドルストレートが下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.650%になりました。
NY原油(WTI)は81ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−12.94ドルでこの日の取引を終えました。

<6月21日(木)>

NYクローズ後にドルストレートが一時反発をみせました。
ECBのクーレ理事が、FT紙でのインタビューで、
「利下げは信頼感改善に寄与する可能性。7月に再協議の公算。
債券購入プログラムは最善の方法ではないかもしれない。
LTROは特定の地域に限定するというわけにはいかない。」
などの発言をしました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物はやや反落した後に揉み合いになりました。
NZ第1四半期GDPは前期比で予想より強い+1.1%になりました。
NZドルが上昇しました。
豪ドルにやや連れ高の動きがみられました。
IMFがG20向けに用意したスタッフ報告書の公表では、
「世界の成長は減速し引き続き深刻なリスクにさらされている。
世界成長は短期的には徐々に上向く。先進国は緩慢な成長。
ユーロ圏危機は金融安定にとって依然として最も切迫した脅威。
米国と一部先進国が来年に過度に財政を引き締めるリスク。
先進国の高失業率対策にさらなる関心を払う必要がある。
全ての加盟国の相互補完的行動が力強く健全な世界成長に寄与。」
などが示されました。
独財務省の月報では、
「独の経済成長が今後減速する見通し。
徴税の変更により5月の税収は前年同月比4.3%減少。
1-5月期では3.6%の増加。」などが示されました。
ユーロドルは軟調傾向で推移しました。
原油先物が81ドル台を割り込みました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
NZの財務相が「GDPデータはNZ経済が基調として強いことを現す。」
との認識を示しました。
仲値前頃からドル円が反発をみせて79円台を回復しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
日銀の石田審議委員が、
「欧州債務問題を中心とした海外経済の動向が最大の懸念材料。
欧州債務問題は最終的には独など中核国の努力で
事態の極端な悪化は回避されるとみる。
欧州問題は抜本的な解決には少々時間かかる。
日銀は今後も物価上昇率1%目指して強力に金融緩和を推進。
日銀は日本経済がデフレから脱却し持続成長に復帰することが
極めて重要と認識している。
欧米経済が不安定化すれば新興国経済を下押し日本に負の影響。
国際金融市場では投資家のリスク回避姿勢が再び強まっている。
世界経済は減速から脱してないが米や新興国一部で改善の動き。」
などの見解を示しました。
中国HSBC製造業PMI速報(6月)は前回値より弱い48.1でした。
豪ドルなどに売りの反応がみられました。
その後、ユーロドルなどが反発をみせました。
ポンドドルは軟調傾向で推移しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
東京時間終盤にユーロドルやドル円が上昇しました。
日経平均は前日比+71.76円で大引けになりました。
スイス貿易収支(5月)は前回値より強い+24.8億フランでした。
市場反応は限定的でした。
日工作機械受注確報(5月)は速報値より弱い−3/0%でした。
市場反応は限定的でした。
スペイン10年債利回りは6.780%あたりになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが下落しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
独製造業PMI速報(6月)は予想より弱い44.7、
独サービス業PMI速報(6月)は予想より弱い50.3でした。
ユーロ売り反応がみられました。
欧経常収支(4月)は季調前で前回値より弱い+16億ユーロ、
欧製造業PMI速報(6月)は予想とおりの44.8、
欧サービス業PMI速報(6月)は予想より強い46.8になりました。
原油先物が一時80ドル台を割り込む場面がありました。
午後5時過ぎからドルストレートがやや反発をみせました。
英小売売上高指数(5月)は予想より強い+1.4%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが1.57台を回復しました。
独の首相が、
「サマラス氏は困難な時期に首相に就任。
サマラス氏には大きな希望と期待を持っている。
サマラス氏と良い関係を結べることを期待している。」
などの発言をしました。
スペイン債の入札では、
「目標上限の総額20億ユーロに対して22.2億ユーロ発行。
2014年償還債では、平均落札利回りが前回よりかなり高い4.706%、
応札倍率が前回より高い4.0倍。」などになりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ユーロ円が101円台を回復しました。
ドル円が堅調に推移しました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
仏債の入札では、
「目標上限85億ユーロに対して84.32億ユーロ発行。
「2014年償還では27.75億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い0.54%、
応札倍率が2.229倍。」などになりました。
独仏の株式市場やダウ先物が反発上昇する展開になりました。
スカイニュースが、
「ムーディーズが21日夜に複数の英銀を格下げする可能性。」
との観測報道をしました。
ポンドドルが午後6時半ころからやや反落しました。
ダウ・ジョーンズが、関係筋の話として、
「ECBは一部担保基準の拡大を検討している。
国債のオペ担保に格付け機関の格付けではなく
ECB独自の格付けを開始する中期計画を検討中。」
などの観測報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46760%になりました。
スペインが第一次ストレステストの結果を公表すると発表しました。
午後8時過ぎにユーロドルが1.27に迫るあたりまで上昇しました。
ドル円が上昇して80円台を回復しました。
NY時間が近づく頃にドル買いが強まりユーロドルが下落しました。
豪ドル米ドルは揉み合いになりました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.7万件になりました。
指標発表直後にドル売り反応がみられましたが限定的でした。
加小売売上高(4月)は予想より弱い−0.5%でした。
加ドル売り反応がみられました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りは1.64%あたりになりました。
NY時間序盤はドル買い動意が優勢の展開が続きました。
ドル円が上昇して、ドルストレートが下落しました。
その後、NYダウが上げ幅を縮小しました。
米中古住宅販売件数(5月)は予想より弱い455万件、
米住宅価格指数(4月)は予想より強い+0.8%、
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月)は予想より弱い−16.6、
米景気先行指標総合指数(5月)は予想より強い+0.3%になりました。
ドルストレートが一段安になりました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
欧消費者信頼感指数速報(6月)は予想よりは強い−19.6でした。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りが1.60%あたりに低下しました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
豪ドル米ドルが1.01台を割り込みました。
加BOC総裁が、
「加経済における住宅市場の占める割合は異常に上昇。
利上げが適切になる可能性。適切な不動産規制の変更を要望。」
などの見解を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「FOMCでツイストオペの延長は住宅市場の支援となる可能性。
景気への短期的な影響ついては限定的。」との見解を示しました。
深夜12時半頃からドル円がやや反落して揉み合いました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で大引けになりました。
ロイター通信が、伊財務省高官の話として、
「伊は2012年の財政赤字削減目標に40億ユーロ届かない見通し。
追加歳出削減で補う必要。」との報道をしました。
米30年TIPSの入札では、
「最高落札利回りが0.520%、応札倍率が2.64倍。」になりました。
原油先物が79ドル台を割り込みました。
NYダウが大きく下落していきました。
スペイン銀の監査で、
「オリバーワイマンの監査結果では
基本シナリオによる資本不足は160億から250億ユーロで、
ストレスシナリオでは最大620億ユーロの資本が必要。
オーランド・ベルガーの監査では、
ストレスシナリオで518億ユーロの資本が必要。
いずれにしろ1000億ユーロの支援であれば充分。」
との発表がされました。
ロイター通信が、ユーログループ関係者の話として、
「ユーロ圏財務相は非公式にEFSFを使ってスペイン銀支援を決定。
この支援はESMに引き継がれる。」との観測報道をしました。
ドルストレートの下落が一服になり揉み合いになりました。
ドル円は再び反発をみせました。
米10年債の利回りは1.618になりました。
NY原油(WTI)は78ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−250.82ドルでこの日の取引を終えました。

<6月22日(金)>

ユーログループ議長が、ユーロ圏財務相会合後に、
「ギリシャとの覚書は修正される見通し。
ユーロ圏による10億ユーロのギリシャ向け融資は6月末までに実行。
支援条件の見直しについては詳細に協議しなかった。
スペインについては25日までに正式に支援要請があると予想。
支援の正確な規模は覚書をまとめた段階で明らかにする。
支援は最初はEFSFで対応し後にESMへ移管される。」
などの発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「米銀のJPモルガン、シティグループ、バンカメ、ゴールドマン、
モルガンスタンレーをそれぞれ格下げする。見通しはネガティブ。
欧州銀の独銀、HSBC、バークレイズ、RBS、BNPパリバ、
アグリコール、ソシエテ、UBS、クレディスイス、
などの格付けを引き下げる。」と発表しました。
事前に観測報道があったことで市場反応は限定的でした。
米WSJ紙が、関係筋の情報として、
「ECBは南欧諸国の商業銀行の資金調達面の緊張を緩めるために、
ECBの貸し出しに対する担保要件の緩和を検討している。」
との観測報道をしました。
午前7時頃からドル円が80円あたりまで反落しました。
クロス円もやや反落する展開になりました。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合いになりました。
仏の財務相が「付加価値税上げずに競争力強化目指す。」
との発言をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
クレディスイスが、
「ムーディーズによって3段階の格付け変更がされたが、
重大な影響はない見込み。資金調達計画への重大な影響ない。
格下げは資本市場へのエクスポージャーが理由。
流動性への重大な影響はない。」などの見解を発表しました。
モルガン・スタンレーが、
「ムーディーズによって2段階の格付け変更されたが、
それには当行の戦力的行動が反映されていない。
リスクを軽減したバランスシートや安定した資金調達源、
幅広い事業構成や強いリーダーシップのチームを備えている。」
などの見解を発表しました。
ドルストレートがしだいに反発する展開になりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は休みでした。
日経平均は下げ幅を縮小していきました。
午前10時半頃からドル円やクロス円が反発しました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
日財務相が、
「2020年度の基礎的財政収支黒字化に向けた努力が必要。
無駄の削減のほか成長戦略実行に伴う税収増などに取り組む。」
などの発言をしました。
独の外相が、
「欧州の統合を加速する必要性がある。
成長は構造改革の結果でなければならない。
債務で買うことはできない。
独は成長のための協定を支持する。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比−25.72円で大引けになりました。
原油先物は78ドル台で推移しました。
午後3時過ぎからドルストレートやクロス円が下落しました。
スペイン10年債利回りが6.658%に上昇しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
スイスSNBの四半期報告では、
「フランの上限を最大の決意で守るだろう。
外貨を無制限に買い進める準備がある。フランは依然高水準。
いつでもさらなる用意がある。不確実性が増している。」
などが示されました。
スイスフラン売り反応がややみられました。
独IFO景気動向指数(6月)は予想より弱い105.3、
独IFO現況指数(6月)は予想より強い113.9になりました。
市場反応は限定的でした。
IFOのエコノミストが、
「現在、ユーロ危機が独経済を脅かしている。
投資の減速はみられないが、第2第3四半期に落ち込む可能性。」
との見解を示しました。
ブルームバーグが、
「25日の日銀当座預金残高は42.5兆円程度と予想される。
過去最高に並ぶ見込み。」との観測報道をしました。
伊10年債利回りが一時5.83%に上昇しました。
伊の首相が、
「さらなる欧州統合を望む。スペイン銀行への救済を支持。
伊はさらなる支援を必要としていない。」との発言をしました。
その後、ダウ先物が反発をみせました。
欧州の株式市場が下落幅を縮小しました。
ドルストレートがやや反発する展開になりました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46160%に低下しました。
セントルイス連銀総裁が、
「国債利回りの低下でFEDへの圧力が一部軽減された。
FEDは非常に緩和的で出来ることをしてきた。
2012年を通して労働市場の穏やかな改善が予想される。
金融政策と失業率を直接に関係付けしたくない。
QE3はFRB内でかなり高いハードルあると認識されている。
ゼロ金利政策をあと3年維持した場合に米経済に歪み生じる恐れ。
欧州で本格的なメルトダウンが起きた場合は
一部流動性措置の再開必要になる可能性。」
などの発言をしました。
リッチモンド連銀総裁が、
「ツイストオペは成長は雇用を促進しない。
経済成長見通しは明らかに弱くなった。」などの発言をしました。
NY時間が近づく頃に主要通貨ペアが小幅上下動で揉み合いました。
ダウ先物がやや上昇幅を縮小しました。
欧州の株式市場がやや軟調に推移しました。
加消費者物価指数(5月)は予想より弱い+1.2%、
加消費者物価指数コア(5月)は予想より弱い+1.8%でした。
指標発表直後は限定的ながら加ドル売り反応がみられました。
NY時間序盤はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
米10年債金利は1.638%に小幅上昇しました。
ドル円がやや反発して揉み合う展開になりました。
ECBが、
「担保の利用拡大に向けての追加措置として、
一部ABSの担保基準の緩和などを決定。
担保の追加措置は銀行のECBオペのアクセス改善が目的。」
との発表をしました。
ダウ先物が再び上昇する展開になりました。
欧州の株式市場が反発をみせました。
ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
米10年債利回りが1.65%あたりに上昇しました。
ギリシャの首相と財務相が入院したとの報道がありました。
一部メディアが、
「独仏伊スペインの4首脳の会談では、
GDPの1%の1300億ユーロ規模の成長支援策を模索している。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、関係者の話として、
「スペインは劣後する銀行債保有者に損失の受け入れを
迫ることを検討している。」との観測報道をしました。
スペインの経済相が、
「25日に銀行支援を正式要請。支援の覚書は7月9日までに準備。
銀行同盟設立されれば支援が直接銀行に提供される可能性。
銀行は現金ないしEFSF債もしくはESM債を受け取る。
銀行の劣後債保有者に損失を負わせる計画はない。」
などの発言をしました。
スペイン10年債利回りが6.438%あたりに低下しました。
仏の首相が、
「ユーロ共同債は有効な手段。導入には10年とかからない。」
との見解を示しました。
独の首相が、
「銀行を直接支援することは違反になる。
スペインは自国の銀行に責任がある。」との発言をしました。
その後、NYダウが上げ幅を縮小して揉み合いになりました。
ユーロドルが反落しました。
ドル円や豪ドル円やNZ円などが堅調傾向で推移しました。
ホワイトハウスが
「リーマンショック以降の金融システムの再編で
米銀の資本は相当程度強化されている。」
との認識を示しました。
NYダウは前日比プラス圏で揉み合いになりました。
原油先物が79ドル台を回復して上昇しました。
深夜12時半頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円がやや反落しました。
一部メディアが、
「ポルトガルが発表した1月-5月の財政赤字は124億ユーロに拡大。
税収が予想ほど伸びなかったことが原因。
歳出が3.4%増加、歳入が0.8%減少。」との報道をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
米10年債利回りは1.674%になりました。
NY原油(WTI)は80ドルあたりで引けました。
NYダウは前日比+67.21ドルの12640.78ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<6月25日(月)>

午後3時に独GFK消費者信頼感調査(7月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(5月)
などが予定されています。
米指標には注目です。

<6月26日(火)>

朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(5月)、
午後6時から英BOE総裁の議会証言、英BOEデール委員の議会証言、
同午後6時から英BOEのマイルズ、ブロードベント委員の議会証言、
夜10時に米S&Pケースシラー住宅価格指数(4月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(6月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(6月)、
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
米指標と英要人の議会証言には注目です。

<6月27日(水)>

朝7時45分にNZ貿易収支(5月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(6月)、
夜9時半に米耐久財受注(5月)、
夜11時に米中古住宅販売保留(5月 成約)、
深夜2時に米5年債の入札、
などが予定されています。
NZ・独・米の指標には注目です。

<6月28日(木)>

午後3時に英ネーションワイド住宅価格指数(6月)、
午後4時55分に独失業者数(6月)、独失業率(6月)、
午後5時半に英第1四半期GDP確報、英第1四半期経常収支、
午後6時に欧消費者信頼感確報(6月)、
夜9時半に米第1四半期GDP確報、米第1四半期個人消費確報、
同9時半に米第1四半期GDP価格指数確報、
同夜9時半に米第1四半期PCEコア・デフレータ、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜10時からEU首脳会議、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
独・英・米の指標には注目です。

<6月29日(金)>

朝7時45分にNZ住宅許可件数(5月)、
朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(6月)、
朝8時半に日失業率(5月)、日全国消費者物価指数(5月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(5月)、
午後2時半に仏第1四半期GDP確報、
午後4時にスイスKOF先行指数(6月)、
午後5時からEU首脳会議(2日目)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(6月)、
夜9時半に米個人所得(5月)、米個人支出(5月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(5月)、米PCEコア・デフレータ(5月)、
同夜9時半に加GDP(4月)、
同夜9時半に加鉱工業製品価格指数(5月)、加原材料価格指数(5月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(6月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(6月)、
などが予定されています。
(NZ)・(日)・欧・米・加の指標には注目です。
また、独連邦議会で欧州安定化メカニズムと
財政協定の採決が予定されています。



欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが、週初にギリシャの
再選挙で緊縮派が勝利したことを受けて81.2あたりまで低下しまし
たが、その後にスペインの10年債利回りが7%超に上昇するなど、
リスク回避のドル買いが優勢になり82あたりまで再び上昇しました。
翌19日は英ガーディアン紙の「独首相がEFSFを使用して重債務国の
国債購入を容認する方向。」との観測報道などがあり、リスク選好
のドル売りで再びドルインデックスは81.2あたりまで低下しました。
そして、揉み合いを経た後に、20日深夜の米FOMCでQE3が見送られた
ことや、21日のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が市場予想を
大きく下回る結果になったことや、格付け会社のムーディーズが、
米欧の主要行の格下げをしたことなどで、リスク回避のドル買いが
優勢になり、ドルインデックスは82.26に上昇して週を終えました。
一方、LIBORドル3ヶ月物金利は0.46160%と前週より低下しました。
そして、NYダウは週間で126ドルほど下落しました。

先週の米主要経済指標では、19日の米住宅着工件数(5月)が予想より
弱い70.8万件、米建設許可件数(5月)が予想より強い78.0万件、
21日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い38.7万件、フィラデ
ルフィア連銀製造業景況指数(6月)が予想よりかなり弱い−16.6、
米中古住宅販売件数(5月)が予想より弱い455万件、米景気先行指標
総合指数(5月)が予想より強い+0.3%、などになりました。
強弱混在でしたが、製造業と住宅と雇用などに弱さが見られました。

そして、20日深夜の米FOMCでは政策金利の据え置きが決定されて、
FOMC声明で「ツイストオペを今年末まで延長する。異例の低金利を
2014年まで継続する公算。政府機関債の償還資金をMBSに再投資する
ことを維持。より力強い景気回復促進のため追加行動を取る用意。
低い資源活用度と抑制されたインフレ見通しが条件。極めて緩和的
な金融政策の運営姿勢維持すると予測。雇用の伸びはここ数ヶ月で
鈍化。失業率は高止まり。経済成長は今後数四半期にわたり緩慢に
とどまると予測。失業率の低下は緩慢となると予測。国際金融市場
の緊張は引き続き著しい下振れリスク。インフレ率は石油価格を反映
して低下。」などが示され、QE3の明確な示唆はありませんでした。

また、FOMC経済通しでは「実質GDPは12年で1.9〜2.4%の下方修正。
13年で2.2〜2.8%増の下方修正。失業率は12年で8.0〜8.2%に悪化
修正。13年で7.5〜8.0%に悪化修正。PCEインフレ率は12年で1.2〜
1.7%に下方修正。13年は前回と同じ1.5〜2.0%。」などが示され、
新メンバー2人を含むFOMC金利見通しでは「12年が前回と同じ3名、
13年が前回と同じ3名、14年が前回と同じ7名、15年が前回より多い
6名、」などになりました。

そして、バーナンキFRB議長の記者会見では、FOMCの結果を踏襲した
内容のほか「金融政策は万能薬ではないが更なる金利引き下げ可能。
米財政の崖めぐり不透明性。年内に経済に影響すると予想。欧州情勢
悪化ならFRBは米経済と金融システムを守る用意。非標準的な金融政
策はコストとリスクを併せ持つ。欧州ソブリン債は買い入れない。」
などが示されました。

今週の米主要経済指標では、25日の米新築住宅販売件数(5月)、
26日の米消費者信頼感指数(6月)、リッチモンド連銀製造業景況指数、
27日の米耐久財受注(5月)、米中古住宅販売成約(5月)、28日の米第1
四半期GDP確報、米第1四半期個人消費、米新規失業保険申請件数、
29日の米個人消費支出(6月)、シカゴ購買部協会景気指数(6月)、
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(6月)などが注目されます。


円については、先週の日経済指標では、先週の日主要経済指標では、
20日の日通関ベース貿易収支(5月)が予想より弱い−9073億円と前月
に続きマイナス収支になりました。また、日銀金融政策決定会合議事
録では「リスク顕在化なら様々な選択肢を排除せず適切に対応する。
景気は持ち直しの向かう動きが明確になりつつある。日銀は強力な
金融緩和の推進行っている。」などの見解が示されました。

また、日要人発言では、18日に日財務相がギリシャの再選挙の結果を
受けて「今後もこれまで積み上げた昨年来のスキームを順守してほし
い。財政強化に向けてユーロの枠内で支援を受けることを期待。」
と発言して、19日に日財務相が「世界的な金融緩和で市場に膨大なマ
ネーが存在している。(欧州問題で)投資姿勢の変化を注視したい。」
と発言して、同日に日財務相が「円高は日本経済下振れ要因とG20財
務相会合で述べた。欧州は市場が納得する行動を起こしていくべき。
欧州の銀行監督一元化で具体的なアクションをとる時期。」と発言
して、同日に日銀総裁が「各国中央銀行と流動性の供給体制で密接な
協力体制。ドル以外の外貨供給できる枠組みをいつでも発動できる。
金額無制限でドルを供給できる態勢を敷いている。日銀の保有外貨の
大半はドルが占めている。日銀の保有ユーロは比率は大きくない。
日銀としてデフレからの脱却が極めて大切な課題と認識。物価上昇率
のめどは当面1%をはっきり意識。欧州問題は世界と日本経済にとっ
て最大のリスク要因。」と発言して、20日に日銀総裁が「ギリシャ
選挙結果受けても厳しい状況変わらない。国内金融システム安定脅か
されぬよう万全を期す。」と発言して、22日に日財務相が「2020年度
の基礎的財政収支黒字化に向けた努力が必要。無駄の削減のほか成長
戦略実行に伴う税収増に取り組む。」との発言などがありました。
ギリシャ再選挙後も欧州懸念を緩めていないことが示されましたが、
ドル円などが上昇したことで円高懸念への発言は後退しました。

先週のドル円相場は、(詳述は割愛) 週初、ギリシャの再選挙の結果
を受けて、リスク回避の後退による円の売り戻しの動きを背景に、
18日の仲値にかけて79円台前半まで上昇する展開になりました。
その後、ドル円は20日のNY時間が始まる前あたりまで79.00円をコア
とした上下20Pips程度のレンジ相場の展開になりました。
そして、米10年債利回りが1.659%に上昇したことや、またギリシャ
で新民守主義党NDと全ギリシャ社会主義運動PASOKなど3党連立政権
樹立で合意になったことや、FOMCでのQE3見送り観測などを背景に、
20日のNY時間から79円台後半へと反発上昇する展開になりました。
その後、FOMCではQE3が見送りになりましたが、FOMCの経済通しで
実質GDPや失業率予測が悪化修正されたことで21日の東京時間にかけ
て揉み合い推移になりました。
そして、21日のロンドン時間から、ユーロ円が101円台を回復するな
どクロス円の堅調を背景に、弱い結果となった米指標の発表に揺れ
ながらも、ロンドンフィックスにかけて80円台前半まで上昇する展開
になりました。
そして週末22日、オセアニア時間から東京時間序盤にかけて、格付
け会社ムーディーズによる米欧主要行の格下げ発表を契機にドル円は
やや反落しましたが、80.00を割り込むことなく反発して80.43円で
週の取引を終えました。

今週の円にかかわる主要経済指標では、週末29日の日失業率(5月)や
日全国消費者物価指数(5月)、および日鉱工業生産速報(5月)などが
ありますが市場の注目度はそれほど高くはなく、また日要人の円高
懸念への発言が後退していて、ドル円相場では、FOMCでQE3のカード
が温存されていることで、米の要人発言や欧州問題を巡るリスク動向
のほうが注目されます。ドル円では3月15日から6月1日の下降波の
38.2%戻しの水準アラウンドでもある80.15〜80.00がサポートになっ
ていて、ツイストオペの延長がされてQE3の余地も残されていること
と、日与党議員の大量離党観測などもあり、今後も上昇トレンドが
継続すると観る向きがある一方、先週のドル円の上昇はこれまでの
極端な悲観論の修正であり、米雇用市場の低迷と米経済の成長の鈍化
が観られていることで、さらに楽観的な円売りドル買いにはなりにく
いと観る向きもあるようです。ドル円相場では80.15〜80.00が今後も
強固なサポートとなるのかが重要なポイントになりそうです。

今週のドル円相場では、先週末終値のレートの位置が5月16日高値
と5月3日高値と5月2日高値アラウンドで、レジスタンスあたり
にあることから、週初まずは80.50アラウンドを巡る攻防が注目され
ますが、上昇になった場合は、81.00の「00」ポイント、ここを上抜
けた場合は、4月27日高値の4月26日高値と4月20日高値の81.44〜
81.75のレジスタンス・ゾーンが注目されます。さらに上昇となった
場合は、82.00円の「000」ポイントの節目が注目されます。
また、また、下落となった場合は、3月15日から6月1日の下降波の
38.2%戻しの水準アラウンドでもある80.15〜80.00のポイントが重要
ポイントとして注目されます。ここを下抜けた場合は、6月7日から
6月13日にかけての揉み合い高値の79.50〜79.69のサポート・ゾーン
が注目されます。さらに下落した場合は、79.00の「00」ポイントが
注目されます。


ユーロについては、先週のユーロドル相場は、(詳述は割愛) 週初、
一般市場のオープン前に1.2520まで下落する混乱がありましたが、
一般市場のオープン時にはギリシャの再選挙で緊縮派が勝利したこと
を受けて上窓を空けて始まりました。その後、オセアニア時間に一時
1.2747まで上昇しましたが、上昇は続かず事実売りを浴びる格好で、
軟調推移になり、18日のロンドン時間にスペイン中銀が「スペイン
銀行の4月の不良債権率が8.72%に上昇した。」との発表もあり、
スペイン10年債利回りが7.2%に上昇したことで下落が昂進して、
さらに格付け会社のS&Pが「ギリシャ再選挙の結果は同国格付けに
直ちに影響はない。ユーロ圏離脱する短期的リスクは後退した可能性
があるが中長期的には少なくとも3分の1の確率で離脱はあり得る。
欧州のクレジットリスクには依然下振れの可能性が存在する。」との
見解を発表したことや、伊の欧州担当相が「ESMは批准作業の関係で
7月初めには稼動できない可能性。」との発表をしたことなどがあっ
て、1.2559あたりまで下落する展開になりました。

その後、19日のロンドン時間序盤にかけて1.25台後半から1.26台前半
の上下動の揉み合いになりましたが、「ギリシャ新政権はNDとPASOK
と民主左派で構成。サマラス氏が首相となる見込み。」との報道や、
英ガーディアン紙の「独首相がEFSFを使用して重債務国の国債購入
を容認する方向。」との観測報道などを契機にとして、NYダウが
堅調に推移したことも背景にユーロドルは1.2730まで上昇する展開
になりました。その後、独政府報道官が「G20では財政問題国の債券
の購入をするためにEUの救済基金を活用する計画について協議はして
いない。」との発言を契機に反落して、欧州決済機関のLCHクリアネ
ットが「大半のスペイン国債の取引で追加証拠金率を引き上げる。」
との発表をしたこともあり、1.2661まで下落しました。

その後、G20首脳会議宣言で「ユーロ圏の赤字国では改革が競争力押
し上げへ。財政に余裕ある国は必要なら需要の押し上げが可能。ギリ
シャの改革路線の維持に努力。ESMは欧州の防火壁を大幅に強化。
先進国は財政削減が成長損なわないよう確実にする。米国は2013年の
急激な財政縮小を回避へ。ユーロ圏はソブリン債と銀行の連鎖を打破
へ。ユーロ圏は安定維持のためにすべての必要な措置を取る。」など
が示されたことなどもあり、20日の東京時間からNY時間前半にかけて
1.26台後半から1.27台前半での揉み合い推移になりました。

その後、米FOMCの発表での1.2637から1.2742の激しい上下動を経て、
軟調推移になりましたが、独の首相の「EFSFでの国債購入について
協議もなく計画は形成されていないが、その可能性がないわけでは
ない。」との発言に反発をみせる場面がありました。その後、欧州
決済機関のLCHクリアネットが「伊国債取引の証拠金比率を引き上げ
る。」と発表したことや、21日にECBのクーレ理事がFT紙でのインタ
ビューで「利下げは信頼感改善に寄与する可能性。7月に再協議の
公算。債券購入プログラムは最善の方法ではないかもしれない。」
と発言したことや、独財務省の月報で「独の経済成長が今後減速する
見通し。」と示されたことなどがあり、ユーロドルは1.27台を割り
込み軟調推移になりましたが、21日のスペイン債の入札で「目標上限
の総額20億ユーロに対して22.2億ユーロ発行。」と、金利は上昇する
も無事に通過したことや、ダウ・ジョーンズが「ECBは一部担保基準
の拡大を検討している。国債のオペ担保に格付け機関の格付けではな
くECB独自の格付けを開始する中期計画を検討中。」との観測報道を
したことで、株式市場の堅調も背景にユーロドルが一時1.27に迫る
あたりまで反発をみせる場面がありました。

しかしその後、ドル買い動意が優勢の地合いになってきたところで、
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月)が市場予想よりかなり
弱い−16.6になったことを契機にリスク回避が昂進して、NYダウが
250ドル超の大幅下落になっていったことや、さらにロイターにより
「伊は2012年の財政赤字削減目標に40億ユーロ届かない見通し。」
との観測報道がされたことや、格付け会社のムーディーズによる米欧
主要行の格下げ発表がされるとの観測もあって、ユーロドルは1.2531
まで下落する展開になりました。

週末22日、オセアニア時間での格付け会社のムーディーズによる米欧
主要行の格下げ発表にはユーロドルは事前織り込みにより反応薄で、
揉み合い推移になりました。その後、ECBが「担保の利用拡大に向け
ての追加措置として、一部ABSの担保基準の緩和などを決定。担保の
追加措置は銀行のECBオペのアクセス改善が目的。」との発表や、
「独仏伊スペインの4首脳の会談ではGDPの1%の1300億ユーロ規模
の成長支援策を模索している。」との観測報道や、「スペインは劣後
する銀行債保有者に損失の受け入れを迫ることを検討している。」
との観測報道、そして、スペイン経済相の「25日に銀行支援を正式に
要請する。銀行同盟が設立されれば支援が直接銀行に提供される可能
性。銀行の劣後債保有者に損失を負わせる計画はない。」などの発言
や、独の首相の「銀行を直接支援することは違反になる。スペインは
自国の銀行に責任がある。」との発言などに、ロンドン時間からNY時
間前半にかけて上下動の揉み合いになりました。そしてロンドンフィ
ックス過ぎに反発をみせてNY時間終盤にかけて小幅な揉み合いになっ
て、ユーロドルは1.2568で週の取引を終えました。

今週のユーロ主要経済指標では、27日の独消費者物価指数速報(6月)、
28日の独失業者数(6月)と独失業率(6月)、29日の欧消費者物価指数
速報(6月)などがありますが注目度はそれほど高くはなさそうです。
スペインが25日に銀行支援を正式要請することは織り込み済みと思
われますので、28日から29日のEU首脳会議が注目されます。

先週22日の独仏伊スペインの4首脳の会談ではGDPの1%の1300億
ユーロ規模の成長支援策を模索しているとの報道がされていますの
で、EU首脳会議では欧州の成長支援策が決定される可能性や、欧州
の統合にかかわる骨格についての採択や、ギリシャの債務期限延長
の決定や、銀行同盟にかかわる採択や、50億ユーロ規模のプロジェ
クト債の決定や、共通の欧州財政方針などが示される可能性があり
そうです。

また、EFSFやESMなど救済基金での国債を購入するなど運用方針に
ついては、欧州各国の要人発言にまとまりがなく意見が割れていて、
20日にEUが「ユーログループがEFSFの債券買い入れについて議論す
ることは示唆されていない。G20ではユーロ圏諸国が債券買い入れを
する協議はしていない。」との発表をしていますが、20日に独首相が
「EFSFでの国債購入について協議もなく計画は形成されていないが、
その可能性がないわけではない。」との発言をしていることや、
同日にスペイン外相が「EFSFが重債務国の国債を購入するという伊
の提案は賢明。」との発言をしていますので、何らかの進展がある
可能性はありそうです。もしもEU首脳会議で救済基金における国債
購入案に進展があった場合にはユーロ買い材料になりそうですが、
またもしも進展がなかった場合は失望を招くことになりそうです。

今週のユーロドル相場では、22日スペイン10年債利回りが6.438%
あたりに低下していて、リバース・ムーブの反発となる可能性があ
りますが、ユーロドルの4時間足では下降フラッグを下抜けていま
すので、しっかり戻りとならない場合は、戻り試し後に再下降とな
る可能性もありそうです。週初、まずは1.2550アラウンドでの攻防
が注目されます。上昇となった場合では、1.26の「00」ポイント、
ここを上抜けた場合は、1.2650から16日高値の1.2664のポイント、
さらに上昇した場合は1.27の「00」ポイント、ここを上抜けた場合
は21日高値の1.2742などがレジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、22日安値の1.2519から1.2500の「00」
ポイント、ここを下抜けた場合は、12日安値の1.2442のポイント、
さらに下落した場合は、1.2400の「00」ポイントなどがサポートと
して注目されます。

そのほか今週は、26日に英BOEのキング総裁をはじめ4人のハト派
の委員の議会証言が予定されていてポンドの動向が注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その11 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十一話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて、早速じゃが…、
 フィボナッチ秘数の使い手の著名なトレーダーの
 ジョー・ディナポリ氏を知っておると思うがのう…、
 その彼がトレーディングの講義に入る前に、
 聴衆に向かって好んで行う意地悪な質問があるのじゃ。」

『あぁ、ジイさん、その話は知ってるぜぃ。
 「ディナポリの秘数 フィボナッチ売買法」って
 本に出てくるエピソードだろう。』

「ほぅ、さすがじゃのう…。そのとおりじゃ。
 『現在のトレンドはどうだね?』と聞くお決まりの質問じゃ。」

『聴衆の答えはたったの3種類うちのどれかで、
 ある者は上昇と答え、またある者は下落と答え、
 そしてまたある者は横這いと答える、てな質問のことだろう。』

「もちろん、彼は時間軸を限定せずにトレンドを尋ねることには、
 何の意味も無いことなぞは知悉(ちしつ)していて、
 あえてわざと意地悪な質問をしているのじゃが、
 そうして『トレンドは短中長の時間軸ごとに存在している』
 ことを説いていくのじゃのう…。」

『……。』

「そして彼は、また聴衆にこう尋ねるのじゃ。
 『では、価格の方向はどうだね?』と…。」

『……。』

「トレンドと価格の方向が同じと思っている聴衆もいて、
 会場は混乱して、ざわめくのじゃのう…。」

『……。』

「そのようにして、
 短中長の時間軸ごとに存在しているトレンドにおいて、
 それぞれのトレンドに順行する価格の動きと、
 それぞれのトレンドに逆行する価格の動きがあることを説いて、
 また、また聴衆にこう尋ねるのじゃ。
 『では、トレンドが上昇で価格の方向が下落なら
  どうしたらよいか?』と…。」

『聴衆はますます混乱するんだろうな…。』

「そして彼はさらに矢継ぎ早に聴衆にこう尋ねるのじゃ。
 『レートの方向はどの範囲となるか?』
 『押し戻りはどの範囲となるか?』
 『論理的収益目標はどこに置いたらよいのか?』と…。」

『うーん。意地悪な質問の連発だぜ。聴衆も困るだろうな…。』

「そうじゃのう…。まぁ、恐らくは…じゃが、
 これまでトレードの学習をしてきたと思い込んでいる聴衆に対し、
 『何も解っちゃいないということ』をまずは知りなさい、
 ということなのだろうのう…。」

『そうして、ディナポリ氏流のフィボナッチ売買法を
 具体的な手法として説いていく、というワケだね。』

「そういうことじゃのう…。」

『……。』

「そうして、トレンドと価格の方向が同調している
 " Probability Trading "もあれば、
 押し戻りの範囲において、押し目買いや戻り売りを
 行うトレードである" Retracement "もある、
 ことなどを説いていくのじゃ。」

『……。』

「論理的収益目標とは、相場がさらに先に進むのに
 大きな抵抗となる価格帯、たとえばポジションとは反対の
 大量の注文が設定されている価格水準などで、
 相場の流れがそのまま継続される確率が低下する可能性の高い
 チャート・ポイントのことじゃ。」

「なんだか難しすぎでよく解んないぜ。」

『ふむ…。この転換の可能性のあるポイントについて
 彼はフィボナッチ秘数を用いて位置を割り出すわけじゃが、
 ダウとその系譜を継ぐ人たちは、
 これをレジスタンスやサポートと呼んだのじゃのう…。』

『……。』

「ここで、フィボナッチ秘数やダウ理論などは
 いわゆる大きな流派であり、
 その他にもトレンドラインを用いたり、
 ピボット派やボリンジャー・バンドを用いる派や、
 パラボリック派や、各種のオシレーターを用いる派や、
 移動平均線と乖離率派や、一目派などもあってのう。
 絶対のない相場においては、どれも大いなる仮説であって、
 どれが正しいとかではないのじゃ…。
 流儀・流派の違いと捉えるのがよいのではなかろうかのう。」

『まるで学派や宗派だね。』

「あははっ。見方によってはそうと言えるのかも知れないのう。」

『……。』

「まぁ、ただ…、1つの相場において、
 『トレンドは短中長の時間軸ごとに存在している』こと、
 『トレンドとともに価格の方向や動きというものもある』こと、
 『トレンドと価格の方向が同調している状態と、
  トレンドに対して価格が調整となっている状態もある』こと、
 『価格の方向の転換点となるチャート・ポイントがある』こと、
 『価格の方向の転換点を観る手法として、
  フィボナッチ秘数や、ダウ理論のレジスタンス(サポート)や、
  ピボットや、ボリンジャー・バンドの各σや、
  パラボリックや、各種のオシレーターや、
  移動平均線と乖離率派や一目派など、様々な手法がある』こと、
 などは、一般認識としてもよいのではなかろうかのう…。」

『「トレンドは短中長の時間軸ごとに存在している」こと、
 「トレンドとともに価格の方向や動きというものもある」こと、
 「トレンドと価格の方向が同調している状態と、
  トレンドに対して価格が調整となっている状態もある」こと、
 「価格の方向の転換点となるチャート・ポイントがある」こと、
 などは当たり前のことであると…。』

「まぁ、そう言ってもよいのではなかろうかのう…。」

『それにしても相場って、
 上げるか下げるか横這いかの3つの動きしかないのに、
 ずいぶんと「ややっこしい」ものだね…。』
 
「そうじゃのう…。
 永遠に解けぬ神のゲームじゃからのう、相場は…。」

『おい、ジイさんよ。
 今回は上位時間軸と下位時間軸のかかわりついての話のはずが、
 前段のところで、もはやすっげー長くなってんぞ。
 あんた話がいつも長すぎるんだっつーの。』

「あれまぁ、いつのまにやら…。
 では、続きはまた来週にしようかのう…。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その10


17日はギリシャ再選挙の投票日ですね。その結果はいかに…。

●先週の主な出来事

<6月11日(月)>

IMM通貨先物でユーロ売り越が過去最高の214,418枚になりました。
6月9日(土)に発表された
中国消費者物価指数(5月)は前年比で予想より弱い+3.0%、
中国生産者物価指数(5月)は前年比で予想より弱い−1.4%、
中国期小売売上高(5月)は前年比で予想より弱い+13.8%、
中国鉱工業生産(5月)は前年比で予想より弱い+10.7%、
などの結果になりました。
スペイン政府が欧州委員会に銀行支援を事実上の要請をしました。
ユーロ圏の財務相が緊急の電話会合を開き、
最大1000億ユーロ規模のスペイン向け支援で合意しました。
6月10日(日)の中国貿易収支(5月)は予想より強い187億ドルでした。
独シュピーゲル誌が、
「欧州の当局者はユーロ圏共同債の発行を含む包括的な
ユーロ圏支援策の策定に取り組んでいる。」と報じました。
週明けユーロドルなど主要通貨ペアが上窓を開けて始まりました。
ユーロドルが1.26台半ばに上昇しました。
ユーロ円が100円台後半に上昇しました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物が大きく上昇して始まりました。
ドル円が一時反落して窓を埋めました。
読売新聞が、
「英国内で中長期的なEU脱退を視野に入れた議論が活発化。
欧州で具現化しつある銀行同盟構想が欧州の金融センターである
英国シティの利益を損ねる公算が大きいことが背景にある模様。」
との報道をしました。
NZ第1四半期製造業売上高は予想より弱い−1.8%になりました。
指標発表直後にややNZドル売り反応がみられました。
日経平均は大きく上昇して始まり堅調に推移しました。
原油先物が86ドル台を回復しました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が堅調傾向で揉み合いました。
ドルストレートは当日高値圏で上下動の揉み合いになりました。
アジアの株式市場は上昇して始まり揉み合いになりました。
中国上海株式市場がマイナス圏へ一時反落する場面がありました。
仏総選挙では過半数を獲得の政党がなく17日再選挙になりました。
中国人民銀行国際部の副部長が、
「ユーロ圏は自ら問題解決するリソースを有している。
中国はIMF資金拠出を拒否することはない。」
との発言をしました。
中国の商務相が、
「貿易は厳しい状況に面しているが、
今年の通商の伸びは幸運であれば10%に届く可能性。」
との発言をしました。
日消費者態度指数(5月)は予想より強い40.7になりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
格付け会社のフィッチが、
「先月実施した日本の格下げに関して、
格下げは債務水準が主な理由。資本調達状況において、
今後18〜24ヶ月の急速な落ち込みは予想していない。」
との見解を発表しました。
独の財務相が、ラジオ局DLFのインタビューで、
「欧州によるスペインへの金融支援は銀行のみを対象としたもの。
これはスペインの銀行の問題であり、
スペインの財政政策やスペイン全体の問題ではない。」
との発言をしました。
日工作機械受注確報(5月)は速報値より弱い−2.9%でした。
日経平均は前週末比+165.64円で大引けになりました。
スペイン10年債利回りは6.08%あたりで取引が始まりました。
アルムニア欧州委員が、
「支援を受けるスペインの銀行は再編計画を提出する必要。」
との認識を示しました。
アジアの株式市場は堅調に取引を終えました。
欧州の株式市場は上昇して始まり揉み合いになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
原油先物が86ドル台を割り込み反落しました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
伊第1四半期GDPは前期比で予想とおりの−0.8%になりました。
スペイン経済省が、
「金融支援はスペインの既存債務の条件を
悪化させないだけでなく全体的な支払い能力を高める。
政府は予定に従った入札による債券発行を継続する。」
などの発表をしました。
格付け会社のS&Pが、
「インドはBRICsの中で最初に投資適格級の格付け失う可能性。」
との見通し発表をしました。
独ゼロクーポン6ヶ月短期証券の入札では、
発行額35.3億ユーロ。平均利回りが前回より低い0.007%、
応札倍率が前回より低い1.2倍。」などになりました。
独の政府報道官が、
「スペインの支援要請を待つ必要。
スペイン支援は市場に向けた良いサイン。
スペイン支援は欧州委員会が危機に対処可能なこと示す。
支援においてEFSFかESMどちらを活用かにはコメント控える。」
などの発言をしました。
午後6時過ぎからドル円やユーロドルなどが反落を強めました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
ユーロポンドが下落しました。
欧州委員会が、
「スペインからの正式な支援要請は近々される見込み。
スペインの銀行に対する調査はまだ継続中。
ESMは7月から稼動する見込み。
スペインの銀行支援の金利水準についての観測は時期尚早。」
などの発表をしました。
独とスペインの10年債利回り格差が500bpに拡大しました。
欧州の株式市場が反落して上昇幅を縮小しました。
豪ドル円が一時79円台を割り込みました。
伊10年債利回りが6.003%に上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46785%になりました。
NY時間序盤はドル円やクロス円やポンドドルなどが反発しました。
ダウ先物は上昇幅を縮小した後に揉み合いました。
ECBが「スペインはバッドバンク構想を強化すべき。」
との見解を示しました。
仏短期債の入札では、
「13週間短期証券の発行額が44.99億ユーロ。
平均利回りが前回より低い0.075%、
応札倍率が前回より高い2.249倍。」などになりました。
ポルトガル中銀が、
「ECBは5月にポルトガルの市中銀行に3月の563億ユーロを
上回る過去最高額の587億ユーロを供給した。」
との発表をしました。
NYダウは上昇して始まった後に上昇幅を縮小しました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
ロンドンフィックス前にNYダウがマイナス圏へ下落しました。
欧州の株式市場は軟化して英仏市場がマイナス圏へ下落しました。
ユーロドルやユーロ円や豪ドル円などが窓を埋めました。
スペイン10年債利回りが6.5%台に上昇しました。
原油先物が84ドル台を割り込みました。
米10年債利回りが一時1.59%あたりに低下しました。 
格付け会社のフィッチが、
「サンタンデールとBBVAをBBB+に格下げ。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
英BOEのポーゼン委員が、
「自身が追加的な量的緩和を主張する考えを
4月に翻したことは時期尚早だったかもしれない。
英中銀は国債よりも他の民間債券を購入すべき。
英国の景気回復は減速した。」などの発言をしました。
ロンドンフィックス過ぎにドル円がやや反発をみせました。
NYダウが前週末終値あたりまで一時反発しました。
一部メディアが、EU筋の話として、
「ユーロ圏財務相はギリシャのユーロ離脱など
最悪のケースに対応して国境を越えた監視体制を構築し、
ATMからの預金引き出しなどの資金移動を制限する案も検討。」
との観測報道をしました。
ムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミストが、
「ギリシャのユーロ離脱は恐らく世界的な景気後退を引き起こす。
米経済については底堅い。直近の雇用鈍化は一時的なものと分析。」
との見解を示しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「欧州債務危機は欧州の銀行を脅かす金融安定に著しい脅威。
最悪の事態なら北米とアジアの金融情勢改善を損ない得る。」
との見解を示しました。
その後、再びNYダウが反落する展開になりました。
ドル円やクロス円が再び軟調になりました。
EU当局者が、
「スペイン銀の資本増強はギリシャ同様EFSF債を通じて実施の公算。
スペイン銀救済資金はEFSFから拠出の可能性。
ESMの優先債権者問題を回避するため、
スペイン銀救済は後にESMに引き継がれる可能性。
延長融資は他の債券より上位とはならない。」
などの発言をしました。
キプロスのシアルリス財務相が、
「銀行の資本増強計画の期限が迫っていることに伴い、
国際支援を要請する必要性が極めて切迫している。
数日中に決着する必要がある。」
との発言をしました。
EU欧州連合が、
「キプロスの銀行セクターの動向を注意深く監視している。
まだキプロスから支援要請は受けてはいない。
ギリシャの選挙前にそれを実施する計画はないが、
必要ならば用意はできている。」との発表をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「追加緩和が必要かどうかはまだ全く確信がないが、
テーブルから外す選択肢はない。暖冬の雇用への影響は不明。」
などの発言をしました。
原油先物が83ドル台を割り込みました。
国際スワップ・デリバティブ協会ISDAが、
「EUのスペイン銀行支援案は他の債権者を劣後化することによる、
信用事由を引き起こす可能性は低い。」との認識を示しました。
OPEC増産観測や7ヵ国のイラン制裁除外で原油先物が下落しました。
NYダウが軟調に推移しました。
米10年債利回りは1.586%あたりになりました。
NY原油(WTI)は82ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−142.97ドルでこの日の取引を終えました。

<6月12日(火)>

NYクローズ後にドル円など主要通貨ペアが下落しました。
原油先物が82ドル台を割り込みました。
バローゾ欧州委員長が、英FT紙のインタビューで、
「ユーロ圏が統合深化を含む解決策を必要としていることを
主要国首脳は公に認め始めている。
独首相は欧州の政治統合という野心的な提案を行った。
仏大統領も成長や投資と言った極めて大事な問題で、
欧州全体としてのアプローチが必要と考えている。」
などの発言をしました。
ユーロ円が99円台を割り込みました。
レーン欧州委員が、
「伊がスペインに続く支援要請国になる可能性は憶測しない。
伊がいくつかの不均衡を抱えていることは事実だが、
現状はこれを修正する課程にあり財政政策は軌道に乗っている。
伊は問題の対処で力強く断固たる措置を講じている。」
などの発言をしました。
午前7時半頃から主要通貨ペアが反発をみせて揉み合いました。
英RICS住宅価格(5月)は予想よりは強い−16.0%になりました。
日経済相が、
「ユーロ圏の不安定な状況が安定化することを期待する。
欧州情勢の日本経済への影響を注視する。
日銀審議委員候補は経済金融に高い見識。適切な人選と認識。」
などの発言をしました。
日金融相が、
「欧州と同様の国債空売り規制を導入する喫緊の理由はない。
主幹事証券会社で公募増資情報が引き受け部門から営業部門に
漏洩した事案は極めて遺憾。」
などの発言をしました。
日第三次産業活動指数(4月)は予想より弱い−0.3%、
日国内企業物価指数(5月)は予想より弱い−0.5%になりました。
東京時間が近づく頃からドル円が再び下落しました。
仏中銀総裁が、
「ユーロ圏は金融統合で実体のある飛躍を必要としている。
銀行監督当局と預金保険を統合した新しい連邦組織の枠組みと
銀行同盟を構築する必要。」との見解を示しました。
日経平均は大きく下落して始まりました。
東京時間序盤はドル売り優勢の展開になりました。
ドル円が仲値にかけて軟調に推移しました。
ドルストレートが緩やかに反発をみせました。
ダウ先物は緩やかに反発する展開になりました。
日銀総裁が、
「アジアの成長は欧州の生産性向上に潜在的機会を提供できる公算。
欧州周辺国は生産性を向上させる必要がある。
アジアは全般的に金融情勢が安定している。
日本の金融システムは金融危機時にも概ね安定維持。
アジアへの展開が日本のビジネスプランの中核。
アジアの社債市場をさらに発展させる必要。
アジアのインフラには巨額の資金ニーズがある。
アジア諸国における為替相場の柔軟性高める努力を歓迎する。」
などの発言しました。
シカゴ連銀総裁が、
「米国は年末に大きな財政面での不透明感に直面する。
強い成長に向けた金融政策を望む。
今後1年半〜2年間の成長率は2.5%の見通し。
欧州には明らかなテールリスク。米国への影響がないことを希望。
市場は現状の緩和的な金融政策の一部解除を警戒している。
各国の中銀は世界経済の減速に個別に対処しているが、
各国中銀による追加的な協調が必要となれば協議を行う。」
などの発言をしました。
仲値過ぎからドル円やクロス円が反発しました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャがユーロ圏を離脱するならば
伊やスペインやポルトガルなどを格下げする可能性。」
との発表をしました。
豪NAB企業景況感指数(5月)は前月より弱い−4、
豪NAB企業信頼感(5月)は前月より弱い−2になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
IMF対日4条協議では、
「円レートは中期的観点から幾分過大評価。
日銀は資産買入プログラムを始めさらなる金融緩和を実施し得る。
日本の見通しのリスクは欧州の影響で明らかに下向きにシフト。
安全への逃避が強まれば為替の変動と一段の円高をもたらし、
株価、企業・消費者の信頼感を圧迫する可能性。
日本経済の回復は復興と民間消費が下支えで今後もしばらく続く。
日本のGDP成長率は、12年が実質約2%、13年が実質約1.75%。
日本のCPIは13年まで約ゼロに留まる見込み。」
などが示されました。
正午頃からドル円やクロス円が急上昇しました。
ユーロ円が99円台を回復しました。
ダウ先物が緩やかに反発しました。
日経平均やアジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
豪ドル米ドルが0.99台を回復しました。
ユーロドルが一時1.25台を回復しました。
東京時間後半は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物やアジアの株式市場や日経平均が揉み合い推移になりました。
シカゴ連銀総裁が、ブルームバーグTVのインタビューで、
「スペイン救済はより良い方向への転換点。
さらに積極的な政策は労働市場の回復加速させる。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比−88.18円で大引けになりました。
午後3時過ぎ頃からドル円が再び上昇しました。
仏の財務相が、
「伊の経済は強固。基礎的諸条件は健全。
スペイン支援は仏の財政に影響しない。
ユーロ圏共同債はなお検討事項。
スペイン支援は問題に先手を打つ措置。」
などの認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「ECBによる高債務国の銀行に対する支援が続くと予想する。
ギリシャの離脱はAAA諸国の格下げにつながる恐れがある。
スペインは2012と13年の財政赤字削減目標を達成できない見通し。
ユーロ圏の債務めぐる土壇場の決定はコスト増につながる。
ギリシャで何が起きるかの大きな不透明感がある。
ギリシャのユーロ離脱の直接の影響は小さい見込み。
ギリシャのユーロ離脱の主要な懸念は感染の波及。」
などの見解を発表しました。
欧州の株式市場は上昇して始まり揉み合いになりました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートやクロス円など主要通貨ペアが一時上昇しました。
その後、主要通貨ペアが反落する展開になりました。
スペイン10年債利回りが6.6%台へ上昇しました。
英仏の株式市場がマイナス圏へ一時反落する場面がありました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
英鉱工業生産指数(4月)は予想より弱い±0.0%、
英製造業生産高(4月)は予想より弱い−0.7%になりました。
指標発表直後は限定的ながらポンド売り反応がみられました。
格付け会社のフィツチが、
「スペインの銀行支援はスペイン格付けの現状維持に寄与する。
スペインの状況やユーロ危機が悪化すれば格下げの可能性もある。」
などの見解を示しました。
EU欧州連合が、
「欧州委はギリシャのユーロ離脱計画に取り組んでいない。
EUはギリシャがユーロ圏に残留するとの前提で作業している。」
などの発表をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発した後に揉み合いになりました。
午後5時半過ぎからポンドなどドルストレートが反発をみせました。
ECBが流動性オペを実施して、
「期間28日のオペで21金融機関に対して189.05億ユーロを供給。
期間7日の流動性オペで94金融機関に1317.47億ユーロを供給。」
などがされました。
午後7時頃からドル円が反発をみせて揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46785%になりました。
EU大統領が、
「ギリシャのユーロ圏残留のためにあらゆることを実施していく。」
との発言をしました。
ポンドドルは堅調傾向で推移しました。
NY時間が近づく頃からユーロドルが軟調に推移しました。
欧州の株式市場が前日比終値レベルに一時反落しました。
ダウ先物に再び反落の動きがみられました。
スペイン5年債利回りが6%超へ上昇しました。
独の高官が、
「G20では米国財政再建や中国為替など
ユーロ圏以外の議題を検討すること重要。
G20では世界経済の中長期的な成長強化の行動計画で
合意すると予想している。
G20では独は日米の債務水準を指摘へ。
G20では世界規模でのファイアウォールの協議が必要。」
などの発言をしました。
米輸入物価指数(5月)は予想とおりの−1.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後10時頃からドルストレートが一時反発しました。
NYダウは上昇して始まりました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.645%あたりに上昇しました。
独の首相が、
「スペインの銀行資本増強要請は正しい。
ユーロ圏共同債の議論は間違った道につながる。
独は欧州にさらに悪い災難をもたらすことには合意しない。」
などの発言をしました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
スペイン10年債利回りユーロ導入後最高の6.8%に上昇しました。
格付け会社フィッチが、
「スペインの銀行18行の長期IDRの格付けを引き下げる。」
と発表しました。
NYダウが上昇幅を縮小して揉み合いになりました。
英国立経済社会研究所NIESRが、
「5月までの3ヶ月月間の英GDP予測は前期比プラス0.1%。
マイナス成長は止まるが弱い基調は続き、
向こう6ヶ月間は横ばいで推移する見通し。」
との発表をしました。
ポンドは揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「財政協定は財政統合の第1段階。独でも速やかに承認すべき。
ECBの責務のインフレ抑制については変更すべきではない。」
などの発言をしました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「ギリシャのユーロ離脱は可能性が小さく予想していない。
それ故にギリシャ離脱に伴うリスクを想定することは不可能。
必要なら行動をとる用意はある。」などの発言をしました。
ECBの半期レポートでは、
「金融安定の3つの主要リスクは
債務危機の悪化と脆弱な銀行と過剰な銀行債務圧縮。
金融安定の見通しについては大きな課題が残っている。
スペインの不動産市場は更に15%下落の可能性がある。
4月以降にユーロの緊張は高まっているが昨年末ほどではない。」
などの見解が示されました。
ロンドンフィクス前頃から主要通貨ペアが反発しました。
NYダウや欧州株式市場が反発上昇する展開になりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で大引けになりました。
ギリシャ急進左派連合のツィプラス党首が、
「政権を取ったならば斬新的な法人税改革を実施する。」
との発言をしました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.387%、応札倍率が前回より低い3.53倍。」
などの結果になりました。
英BOEのタッカー副総裁が、
「信用状況の逼迫は英経済を阻害している。
BOEや政府はそれを緩和させるために一層の行動をする必要。
ユーロ危機が貸し出し金利を押し上げていて、
最悪のシナリオは依然として我々の前にある。」
などの発言をしました。
世界銀行の新興国に関するレポートでは、
「新興国の2012年のGDP見通しは5.3%、2014年には6%に達する。
2013年から2014年にかけては需要減や原油上昇や
資金フローの弱さが6%超成長を未達成にする。
中国については2012年に8.2%、2013年で8.6%成長を見込む。
欧州危機については緩和するとみているが、
状況の急激な悪化の可能性は排除できない。」
などが示されました。
米エネルギー情報局EIAの原油価格の見通しでは、
「12年の原油価格は平均88ドル。5月見通しから17%下方修正。」
などが示されました。
独の財務相が、
「銀行同盟については金融に対する政策や負担を
各国が同様に共有する場合のみ理にかなう。
ユーロ共同債に関して今実施した場合は悪影響の方が大きい。」
などの見解を示しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが揉み合いながらも1.25台を回復しました。
NYダウや原油先物は堅調に推移しました。
米10年債利回りは1.661%になりました。
NY原油(WTI)は83ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+162.57ドルでこの日の取引を終えました。

<6月13日(水)>

欧州委員会の報道官が、
「ギリシャ資本規制の計画は議論されていない。」
との発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが堅調傾向で揉み合いました。
独の首相が、所属政党の経済会議で、
「ユーロ共同債の導入は本末転倒。我々を間違った道に導く。」
との認識を示しました。
ギリシャ急進左派連合のツィプラス党首が、
「再選挙に勝てば国際支援を直ちに破棄する。」
との発言をしました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
独連銀のドンブレト理事が、
「ギリシャの離脱はユーロ圏崩壊の始まりではない。対応が可能。
スペイン救済はユーロ危機の解決にならない。
銀行同盟に関しては財政同盟の後でのみ実現が可能。」
などの認識を示しました。
ロイターとIPSOSの世論調査では、
「オバマ米大統領への支持が47%と前回から3ポイント低下。
大統領選でオバマ大統領を支持すると回答した割合は45%。
ロムニー候補の44%に対して1ポイントリードに留まった。」
との結果が示されました。
豪RBA総裁が、
「豪州の交易条件は長期にわたって高い水準で推移する見込み。
急激すぎる豪ドル安は望まない。豪ドル高は消費者に多大な利益。」
との認識を示しました。
格付会社のムーディーズが、
「豪のAAA格付見通しは引き続き安定。
豪州はイベントリスクに対して極めて低い影響を受ける。
最大のリスクは海外資本の流れに経済が影響を受けること。」
などの見解を示しました。
市場反応は限定的でした。
午前8時過ぎからドルストレートが反落しました。
ドル円が一時やや上昇幅を縮小しました。
日機械受注(4月)は予想より強い+5.7になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間前半はドル買い優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
ユーロドルが1.25台を割り込みました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
原油先物が83ドル台を割り込みました。
ドル円は堅調傾向での揉み合い推移になりました。
G20で議長を務めることになっているメキシコの大統領が、
「欧州問題に関して極めて大きな進展があるだろう。
IMFなどの機関拡充にむけた具体的な動きに取り組む。」
との発言をしました。
フィンランドの首相が、
「ユーロ共同債について制度を適切に構築した場合は利点がある。
少なくともA以上の格付を付与されている国では、
共同債は流動性を持ち平均利回りを押し下げる。
導入には債務と財政赤字基準に加え、
格付の基準も満たす国のみになる可能性がある。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まり、
その後に前日比マイナス圏へ一時反落しました。
格付け会社フィッチの金融機関部門マネージングディレクターが、
「大手グローバル銀行8行はサブプライム危機の時点に比べると、
流動性および資本ポジションが大幅に改善している。」
との見解を示しました。
東京時間後半はダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場はシンガポールを除きプラス圏へ反発しました。
ユーロドルなどドルストレートがやや反発して揉み合いました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日銀総裁が、
「欧州債務問題は世界と日本経済に対する最大のリスク要因。
欧州債務問題の日本の景気や物価への影響をしっかり点検。
波及ルートは輸出減少と為替など金融市場。
日銀は消費者物価指数1%を目指し金融緩和を推進している。
次回会合では為替の動きも含めて経済を点検。
適切に金融政策を運営していく。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「伊が次の懸念元となるとは思っていない。
モンティ首相の改革路線を継続すればリスクはない。
スペインも正しい道を進んでいる。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比+51.12円で大引けになりました。
独消費者物価指数確報(5月)は予想とおりの前年比+1.9%でした。
午後3時過ぎにユーロドルが上昇して1.25台を回復しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
午後3時半頃からドル円がやや反落する展開になりました。
日財務相が、
「円高の景気マインドへの悪影響を懸念している。
緊張感もって注視。適宜適切に対応していく。
最近の実体経済を反映しない一方的に偏った円高がみられた。
(円高では) IMFも共通の認識を持っていると思う。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
スイス生産者輸入価格(5月)は予想より弱い−2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場が1.27%高で取引を終えました。
格付け会社のフィッチが、
「スペインの銀行の支払い能力と流動性は解決が可能。」
との見解を示しました。
ユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
伊10年債利回りは取引序盤の6.2%台から6.08%へ低下しました。
スペイン10年債も6.7%台から6.668%へ低下しました。
スペインの株式市場が一時1.27%高になりました。
午後5時過ぎからドル円が反発しました。
ブルームバーグが、
「スペインのラホイ首相はバローゾ欧州委員長に書簡を送り、
流動性で支援を求めた。資金調達の問題はスペイン経済を
窒息させつつあると訴えるとともに
財政と銀行管理の統合も呼びかけている。」
との報道をしました。
欧州の株式市場は反落して前日終値レベルで揉み合いました。
ダウ先物や原油先物は上下動の揉み合いになりました。
伊の首相が、
「伊は完全に予算目標を達成する過程にある。
EU首脳会議では成長重視の姿勢を示すべき。
公共投資拡大とユーロ共同債導入に向け真剣な措置を講じるべき。
EUが成長を重視すればスプレッド縮小し連鎖の危険性は低下する。」
などの発言をしました。
スペインの首相が、
「欧州全体の財政当局の創設を呼び掛ける。
欧州は国債利回りの低下に向けた行動が必要。
ECBが安定性修復に向けた措置が可能な唯一の機関。」
などの発言をしました。
欧鉱工業生産指数(4月)は予想より弱い−0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
伊の短期債の入札では、
「1年物で目標上限65億ユーロに対して65億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い3.972%、
応札倍率が前回より低い1.73倍。」などになりました。
ロイター通信が、
「28-29日のEU首脳会議でユーロ圏がより強力な銀行・財政統合と、
ガバナンスの向上が必要との見解で一致する見通し。」
との観測報道をしました。
ECBが期間7日ドル供給オペで6行に24.47億ドルを供給しました。
英FT紙が、英財務相の談話として、
「スペイン政府経由の銀行支援の合意には失望した。
スペインの信用力に全く不安がないなどと
市場を納得させることはできないだろう。」
との記事を掲載しました。
午後7時過ぎからユーロドルやポンドドルがやや反落しました。
欧州の株式市場やダウ先物が軟調傾向になりました。
豪ドル米ドルは堅調傾向の揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46785%になりました。
NY時間序盤はポンドが軟調に推移しました。
米小売売上高(5月)は予想とおりの−0.2%、
米小売売上高(5月 除自動車)は予想より弱い−0.4%、
米生産者物価指数コア(5月)は予想より弱い+2.7%、
米生産者物価指数(5月)は予想より弱い+0.7%になりました。
ドル円やクロス円が下落しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
原油先物が83ドル台を割り込みました。
ドルストレートは上下動の揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.63%あたりに低下しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
米企業在庫(4月)は予想より強い+0.4%になりました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
午後11時頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
NYダウが前日比プラス圏へ一時上昇しました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
EIA統計では原油在庫が予想より弱い19.1万バレルの減少でした。
原油先物が84ドル台に迫るあたりまで反発上昇しました。
OECD経済協力開発機構が、
「景気の下振れリスク解消なら加BOCは年内に利上げを実施すべき。
財政引き締めのペースは適切だが見通しが大きく弱まるようなら、
そのペースを緩める必要がある。」
などの見解を示しました。
その後、NYダウが前日終値レベルで揉み合いになりました。
ユーロドルは上昇して一時1.26台を回復しました。
ギリシャ急進左派連合のツィプラス党首が、
「EUはギリシャ支援を削減することもなければ、
ギリシャをユーロから追放することもないだろう。」
との発言をしました。
その後、ポンドドルや豪ドル米ドルが反落する展開になりました。
米10年債入札で最高落札利回りが過去最低の1.622%になりました。
格付け会社のフィッチが、
「スペイン銀行の不足資金は最悪の場合1000億ユーロになる可能性。
スペインの回復は早くて13年終盤以降になる見通し。
ギリシャ離脱の場合はスペインなどをウォッチネガティブにする。」
などの見解を発表しました。
オランダ議会がスペイン銀の株主責任やボーナス削減などを条件に
スペイン支援の支持を決定しました。
ユーロドルが上下動の揉み合いになりました。
アルムニア欧州委員が、
「スペイン銀1行が清算の方向の見通し。
銀行閉鎖が救済や再編より費用が低ければ好ましい選択肢。」
との発言をしました。
NYダウが軟調になりました。
ドルストレートが軟調推移になりました。
オランダの財務相が、
「スペインへの支援はまずEFSFから実行され、
その後にESMから拠出される見通し。」
との認識を示しました。
仏大統領が、TVインタビューで、
「ギリシャはユーロに留まり基金活用で成長を回復させて欲しい。
ギリシャの有権者は望むように投票するだろう。
しかし、自身から確約を放棄し回復の可能性を破棄するならば、
ユーロ離脱を望む国もあるとうことも認識して欲しい。」
などの発言をしました。
格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「スペインをBからCCCプラスに格下げする。」と発表しました。
米当局者が、
「G20サミットではEU首脳から危機対策の
大きな進展が発表されることはないだろう。
ギリシャ再選挙後に直ちに問題が解決することはなく、
銀行への悪影響の波及を警戒する必要がある。」
との認識を示しました。
NY時間終盤にかけてドルストレートが下落しました。
ドル円がNY時間終盤に反発をみせました。
米10年債利回りは1.596%になりました。
NY原油(WTI)は82ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−77.42ドルでこの日の取引を終えました。

<6月14日(木)>

格付け会社のムーディーズが、
「スペイン国債の格付けをBAA3に3段階引き下げる。
スペイン格付けの見直しを3ヶ月以内に終了するが、
今後、ジャンク級に格下げの可能性もある。
スペインはEFSFとESMに直接支援求める必要に接近している。
キプロス国債格付けをBa1からBa3に2段階引き下げる。
さらなる格下げの可能性もある。」などの発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートに売り反応がみられました。
ドル円がやや反発しました。
RBNZが政策金利を2.50%に据え置きました。
RBNZ声明では、
「経済見通しは3月の声明以降に弱まった。
政策を刺激的に維持することが適切。
貿易相手国の見通しは悪化した。インフレは引き続き抑制。
2013年のGDPはやや上昇の見通し。」などが示されました。
上下動になるもNZドル買い反応がみられました。
午前6時過ぎからドルストレートがやや反発をみせました。
ギリシャのカティメリニ紙が、
「ギリシャ政府の資金は20億ユーロ残っていて、
7月20日までは政府運営が可能。」と報じました。
伊の首相が、
「財政規律を長期的に持続可能にするために成長政策が必要。」
との認識を示しました。
ガイトナー米財務長官が、
「独だけを欧州債務危機問題解決の唯一の源として
責任を負わせるのは不公平。他国も独の姿勢に近づくことが必要。
米国は強い欧州を必要としている。
欧州の将来は米国にとって大きな問題。」
などの認識を示しました。
格付け会社のムーディーズのヘス氏が、
「米国の格付は2012年内の変更はない見通し。」と発表しました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
バローゾ欧州委員長が、欧州議会で、
「ギリシャは救済条件を遵守を前提にユーロ圏内に留まるべき。」
との発言をしました。
英紙FTが、
「逼迫している信用状態の緩和策を14日夜にも発表する可能性。」
との観測報道をしました。
東京時間が近づく頃からドル円がやや反落しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調に推移しました。
仲値にかけてドル円が反発をみせました。
仲値過ぎから主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
RBNZの総裁が、
「NZドルは国内外の歪みのために非常に高い水準にある。
為替水準のためにできることはそれほど多くはない。」
などの認識を示しました。
昼頃からダウ先物や原油先物が反発をみせました。
日経平均やアジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートやクロス円が反発をみせました。
日鉱工業生産指数確報(4月)は速報値より弱い−0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
日本経済新聞が、
「米銀大手シティグループの予測調査で、世界のヘッジファンドの
運用資産残高が2016年までに最大で5兆ドルに達する見通し。」
と報道しました。
東京時間後半に中国上海などアジアの株式市場が下落しました。
ドルストレートが上げ幅を縮小しました。
日経平均は前日比−18.95円で大引けになりました。
独卸売物価指数(5月)は前回値より−0.7%でした。
スペイン10年債利回りが最高水準の6.858%に上昇しました。
ポンドドルなどドルストレートが反落しました。
ポンドドルが一時1.55台を割り込みました。
欧州の株式市場は前日終値レベルで始まった後に反落しました。
ダウ先物はやや反落して揉み合いになりました。
独の首相が、
「G20では持続可能な成長に向けた方策を協議する。
ユーロ圏債務危機がG20での中心議題になる見通し。
債務危機では独の動向に焦点が当てられている。
欧州は政治同盟を創設する責務がある。
独の強さは無限というわけではない。
欧州の統合深化は非常に困難な作業だが回避はできない。
欧州は拙速な危機解決策をめざすべきではない。
スペインは正しい改革措置を行なっている。
欧州の銀行にはより独立した監督が必要。ECBの役割拡大を望む。
米国は財政赤字の削減が、中国は為替の柔軟性向上が必要。」
などの発言をしました。
その後、欧州の株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
スイスSNBが政策金利を据え置きました。
スイスSNB声明では、
「3ヶ月LIBORの目標を0-0.25%に据え置く。
スイスフランは依然として高水準。
対ユーロでの1.20のフラン上限を堅持する。
為替相場で無限の供給を実施する用意。
必要であれば一段の措置も行う。
2012年のスイスのインフレ予想を−0.5%に上方修正する。
予見できる将来においてスイスにインフレリスクはない。
不動産・住宅ローン市場の過熱リスクが拡大している。
クレディスイスの年内の資本増強は不可欠。」
などが示されました。
スイスフラン買い反応がみられました。
スイスSNB総裁が、
「第2四半期のスイスGDP伸び率は大幅に減速すると予想。
スイスフランの上昇を容認しない。
現時点ではデフレとインフレの危険性は示されていない。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場が再び反落して軟調に推移しました。
ドルストレートがやや軟調な揉み合いました。
ECB月報では、
「経済見通しの下振れリスクが高まっている。
年内のインフレ率は2%を上回る水準で推移すると予想。
ECBは物価安定に向けて行動する。」などが示されました。
午後5時半過ぎから主要通貨ペアが下落しました。
スペイン10年債利回りが初めて一時7%台に上昇しました。
欧消費者物価指数確報(5月)は予想とおりの+2.4%、
欧消費者物価指数コア(5月)は予想とおりの+1.6%でした。
市場反応は限定的でした。
伊国債の入札では、
「目標上限45億ユーロに対して45億ユーロ発行。
伊2015年償還債は30億ユーロ発行されて、
利回りが前回よりかなり高い5.30%、
応札倍率が前回より高い1.592倍。」
などになりました。
ギリシャ株式市場が緊縮派有利との観測で6%高になりました。
独仏英の株式市場が一時下げ幅を縮小しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
ドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
ポンドドルが1.55台を回復しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ギリシャの1-3月期の失業率は22.6%と過去最高になりました。
EUが「スペインからの正式な支援要請をまだ待っている。」
との発表をしました。
その後、欧州株式市場が再び反落する神経質な展開になりました。
ドルストレートが再び反落しました。
一部メディアが、
「スペインの銀行の独立監査はG20前の18日に終了の見込み。
スペインの銀行監査では600億-700億ユーロが必要との見通し。」
との観測報道をしました。
独の連立与党筋が、
「独連邦議会下院は6月最終週にESMと新財政協定に関する
投票を行なう見通し。」との発表をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46785%になりました。
原油先物は82ドル台後半で揉み合いになりました。
米消費者物価指数(5月)は予想より弱い+1.7%、
米消費者物価指数コア(5月)は予想より強い+2.3%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.6万件、
米第1四半期経常収支は予想より弱い−1373億ドルになりました。
ドル売り反応がみられました。
ドル円がやや下落して、ドルストレートが反発しました。
加第1四半期設備稼働率は予想より強い80.7%、
加新築住宅価格指数(4月)は予想より弱い+0.2%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
NYダウは小幅高で始まり堅調に推移しました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
米10年債利回りが1.63%あたりに上昇しました。
伊10年債利回りが6.126%あたりに低下しました。
原油先物が83ドル台を回復しました。
独連銀総裁が、
「ECBはインフレ上昇リスクと戦う必要。
ECBは物価安定によって金融の安定化に寄与する。
欧州は金融同盟に対する明確なビジョンが必要。
真の財政同盟がユーロ共同債をもたらすだろう。」
などの見解を示しました。
午後11時過ぎからドル円がやや反発して揉み合いました。
加BOC金融安定化報告では、
「住宅価格が予想以上に上昇。家計負債の水準は上昇している。
高水準の家計負債は金融安定に最も重大なリスク。」
などの見解が示されました。
ギリシャ株式市場が緊縮支持派が政権奪取との憶測で
前日比10%超の大幅高で取引を終えました。
IMFの報道官が、
「G20サミットでは成長・雇用が議題の中心。
ユーロ債務危機も対策含め重要議題。
スペインからの金融支援の要請は今のところない。」
などの発言をしました。
深夜1時過ぎからドルストレートが一時反落しました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが2.720%、応札倍率が前回より低い2.40倍。」
になりました。
国際金融協会IIFが、
「EUとIMFはギリシャの赤字削減目標を撤回すべき。
支援の償還についても延長するべき。
さらに100億から200億ユーロの追加支援が必要となる可能性。」
などの見解を発表しました。
深夜2時過ぎにユーロドルが再び反発して1.26台を回復しました。
格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「仏の格付けをA−からBBB+に1段階引き下げる。」
との発表をしました。
ロイター通信が、G20筋の情報として、
「各国中銀はギリシャ選挙後に必要に応じて、
協調的な流動性供給行う準備進めている。」
との観測報道をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが一段高になりました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
豪ドル米ドルがパリティを回復しました。
英の財務相が、
「英政府と英中銀は景気サポートのため民間への貸し出しに
繋がるような新たな銀行の資金調達のスキームを立ち上げる。
信用の逼迫や欧州危機で高まっている資金調達コストに
対処することが優先事項。」などの発言をしました。
米10年債利回りは1.640%になりました。
NY原油(WTI)は93ドル台後半でひけました。
NYダウは前日比+155.53ドルでこの日の取引を終えました。

<6月15日(金)>

原油先物が84ドル台を回復しました。
オセアニア時間はドル円が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが上昇の後にやや反落して揉み合いました。
英BOE総裁が、
「英BOEと政府は銀行への長期資金供給計画を数週間以内に導入。
6ヶ月物の拡大担保タームのレポを発動して、
少なくとも毎月50億ポンドの供給を目指す。
一段の金融緩和の理由が強まっている。」
などの発言をしました。
ポンドドルにやや反落の動きがみられました。
独ハンデルスブラッド紙が、
「EUの銀行監督権限を持つEBA欧州銀行監督機構の機能を
ECBが継承する形でECBの権限拡大を行うことが検討されている。」
との観測報道をしました。
国際金融協会の専務理事が、G20首脳宛の書簡で、
「市場は世界の持続可能な経済成長見通しを回復させるために、
世界的な協調の証拠を求めている。」との認識を示しました。
午前8時過ぎからややドル売りの動きがみられました。
日財務相が、
「G20首脳会合は欧州問題に関して非常に重要な会談になる。
欧州債務危機へのしっかりとしたメッセージを出していく。
IMFの資金基盤強化の貢献へ各国へ働きかけたい。
欧州側の努力を見守りたい。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はややドル買い傾向での推移になりました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
格付け会社のムーディーズが、
「オランダ金融機関の格付けについて、
ラボバンク、ING、ABNアムロ、Leaseplanを2段階、
SNSを1段階引き下げる。」などの発表をしました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
韓国の株式市場が前日比マイナス圏で軟調に推移しました。
中国上海や香港の株式市場は上昇して始まりました。
日経平均が一時マイナス圏に反落しましたがその後に反発しました。
ANZ消費者信頼感指数(6月)は前月より弱い105.8でした。
午前10時頃からドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物がやや上昇しました。
仲値過ぎにドル円やクロス円が先行下落する展開になりました。
ポンドドルは小幅な揉み合いが続きました。
その後、中国上海株式市場が上昇幅を縮小しました。
正午前頃に日銀が政策金利の据え置きを決定しました。
日銀声明では、
「金融政策の現状維持は全会一致。強力な金融緩和を推進している。
日本経済は緩やかに持ち直している。
欧州政務問題を巡る懸念など当面注意が必要。
海外経済が減速から脱するに伴い緩やかな回復経路に復する。
景気のリスク要因としては、欧州債務問題の今後の展開や
米経済の回復力と新興国や資源国の物価安定と成長の両立など
世界経済の不確実性。
日銀は成長基盤強化を支援。強力な金融緩和を推進。
引き続き適切な金融政策運営につとめる。」
などが示されました。
ドル円が79円台を割り込み下落しました。
ユーロドルなどが堅調傾向で推移しました。
独連銀総裁が、
「ユーロ圏財務相が合意した1000億ユーロの
スペイン金融機関に向けた支援は充分な余裕を持った規模。
ギリシャが合意条件を守らなければ支援の中段につながり、
ユーロ残留に影響となる。伊は正しい道を進んでいる。
利下げでは全ての問題を解決することはできない。
銀行同盟では各国政府と銀行との結びつきがなくなるべき。
ギリシャにさらに赤字削減の時間与えればユーロ圏にマイナス。
いかなる国も危機波及で欧州を脅迫することはできない。」
などの見解を示しました。
東京時間後半に日経平均が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
ドルストレートがやや反落しました。
日経平均は前日比+0.43円の8569.32円で週の取引を終えました。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
中国上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
格付け会社JCRが「スペイン格付けをAA+からAAに格下げする。」
との発表をしました。
スペイン10年債利回りは6.9%あたりになりました。
ロンドン時間序盤はドル買戻しの動きがみられました。
ユーロドルなどが反落する展開になりました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
英BOEが、
「流動性対策として拡大担保のタームレポファシリティーを
20日に発動する。月に一度は実施する予定。
規模は少なくとも50億ポンド。期間は6ヶ月。
金利は銀行間金利プラス25bpとする。」などの発表をしました。
ポンドが下落しました。
ドラギECB総裁が、
「短期的な金融政策上の決定より政治的決定の方が重要な局面。
必要なら支払い能力のある銀行に引き続き流動性を供給する。
3年物資金供給の目的はほぼ達成されたが安心してはいない。
インフレ期待は引き続きしっかりと抑制されている。
いかなるユーロ圏諸国にもインフレリスクはみられない。
ユーロ圏はより緊密な政治同盟が必要。
銀行間市場の機能回復が引き続き確固たる目的。
物価安定のコミットメントは今後も政策の指針。
ユーロ圏の同盟に関する計画を数日中に示す予定。
現在の状況には深刻な下方リスクがある。
状況は前回のECB予想以降に悪化した。」
などの認識を示しました。
ユーロドルがやや反発して揉み合いになりました。
日銀総裁が、
「欧州経済停滞して中国経済の減速は長引いている。
細心の注意を持って国際金融資本市場をみている。
欧州の緊張が高まり政策スタンス示すため強力な緩和推進。
欧州債務問題は最も意識すべきリスク要因。
基金をあと19兆円積み増す。金融緩和の効果は今後も強まる。
市場混乱時には流動性供給して不安鎮める必要。
円高は短期的に企業収益やマインド通じ景気のマイナス要因。
市場波乱時はドル以外の通貨も技術的に供給が可能。」
などの発言をしました。
ドル円が一時79円台を回復しました。
中尾財務官が、
「最近の為替市場は一方的に偏った円高の動きみられる。
引き続き為替市場の動向を注視、適切に対応する。」
との発言をしました。
豪ドル米ドルは揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
午後5時頃からポンドドルが反発上昇しました。
ドル円が再び反落しました。
英商品貿易収支(4月)は予想より弱い−101.03億ポンドでした。
市場反応は限定的でした。
欧貿易収支(4月)は季調前で予想より強い+52億ユーロでした。
市場反応は限定的でした。
ブルームバーグが報じたEU首脳会議の草稿では、
「EU首脳らはより緊急の成長と雇用創出措置を呼びかける。
EU首脳らは融資環境の改善に向けた措置呼びかける。
EU首脳会議はブリュッセルで28-29日に開催。
EU首脳らはサミットで成長と雇用の措置を呼びかける。」
などが示されました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
独の首相が、
「ユーロの安定化が重要な責務。
独はユーロの強化にできる限りのことをしている。
欧州は政治統合に向かわねばならない。
ユーロ圏での時期尚早な債務共有化(共同債)を拒否する。」
などの発言をしました。
ユーロドルが軟調傾向の揉み合いになりました。
ユーロ円が99円台前半に下落しました。
午後7時半ころからドル円がやや反発をみせました。
日首相が、
「最近の円高の動きは日本経済の実態を反映したものではない。
円高の動きは一方的。G20で懸念を説明。
市場の安定にG20首脳が力強い政治的メッセージ出すことが重要。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46785%になりました。
原油先物は84ドル台での揉み合いが続きました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
午後8時半頃からポンドドルなどドルストレートが反落しました。
ユーロドルが一時1.26台を割り込みました。
欧州の株式市場が上昇幅を縮小しました。
ポルドガルの財務相が、
「ユーロ圏には長期的なビジョンが必要。
そしてまた短期的に効果的な施策も必要。
ソブリンリスクと銀行のリスクの連鎖を遮断する必要。」
などの見解を示しました。
米NY連銀製造業景気指数(6月)は予想よりかなり弱い+2.29でした。
指標発表直後はドル売り反応がみられました。
ポンドドルなどドルストレートが反発をみせました。
加製造業売上高(4月)は予想より弱い−0.8%でした。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
米対米証券投資(4月)は予想より弱い+256億ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
米鉱工業生産指数(5月)は予想より弱い−0.1%、
米設備稼働率(5月)は予想より弱い79.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは上昇して始まり前日比プラス圏で揉み合いました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ポンドドルが1.56台を回復しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(6月)予想より弱い74.1でした。
ドル売り反応がみられました。
米10年債利回りが1.59%あたりになりました。
原油先物が84ドル台を一時割り込みました。
ドル円は揉み合い推移になりました。
IMFのスペインについての見解発表では、
「現状の経済の低迷では急速な赤字削減策は実施すべきではない。
スペインの2012年の財政再建目標は達成できない公算が大きい。
一方で1000億ユーロのスペイン銀救済コストは
債務の持続可能性の観点から管理可能。」
などが示されました。
深夜1時過ぎにドルストレートが一時反落しました。
深夜2時頃からドルストレートが再上昇しました。
ホワイトハウスが、
「G20ではユーロ危機が悪化する中で世界成長が議題となる。
ユーロ危機の最終結論とはならない可能性。
終息に向けたEUの計画を反映するだけのものになる。
オバマ大統領は中国国家主席と会談する予定。」
などの声明を発表しました。
米財務次官が、
「ギリシャ再選挙に向けて全ての国々が相互に対応を準備。
米国も緊急策を用意している。」との発表をしました。
一部メディアが、関係筋の話として、
「ECB内で抵抗感が強かった政策金利や翌日物預金付利の引き下げへ
賛同する意見が多数派になりつつある。」
との観測報道をしました。
ギリシャ新民主主義党のサマラス党首が、
「今回の選挙はユーロを取るかドラクマを取るかの選択。
もしも我々が敗北すればユーロを止めることになるだろう。
3度目の再選挙を実施する時間的な余裕はない。
今回の選挙で政権を樹立しなければならない。」
などの発言をしました。
NYダウは堅調傾向で推移しました。
NY時間終盤にかけてポンドドルや豪ドル米ドルが上昇しました。
ユーロドルは神経質な上下動の揉み合いになりました。
ドル円は当日安値圏で小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.584%になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+115.26ドルの12767.17ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<6月17日(日)>

仏再選挙。ギリシャ再選挙。
深夜1時にギリシャ再選挙の投票締切。
深夜2時45分にギリシャ再選挙の出口調査公表予定。
深夜3時過ぎからギリシャ再選挙の開票速報開始予定。
ユーロ圏財務相の電話会合。
などが予定されています。

<6月18日(月)>

朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(6月)、
午後2時に日金融経済月報、
夜9時半に加証券投資(4月)、
夜11時に米NAHB住宅市場指数、
などが予定されています。
この日から19日までメキシコでG20首脳会議が開催されます。

<6月19日(火)>

午前10時半に豪RBA議事録、
午後2時に日景気一致CI指数確報(4月)、日景気先行CI指数確報(4月)
午後5時半に英消費者物価指数(5月)、英消費者物価指数コア(5月)、
同午後5時半に英小売物価指数(5月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(6月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(6月)、欧建設支出(4月)、
夜9時半に米住宅着工件数(5月)、米建設許可件数(5月)、
同夜9時半に加卸売売上高(4月)、
などが予定されています。
豪・英・独・米の指標には注目です。

<6月20日(水)>

朝7時45分にNZ第1四半期経常収支、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(5月)、日銀金融政策議事録、
午前9時に豪景気先行指数(4月)、
午前10時半に豪第1四半期新規住宅、
午後1時半に日全産業活動指数(4月)、
午後3時に独生産者物価指数(5月)、
午後5時半に英BOE議事録、英失業率(5月)、英失業保険申請件数、
深夜1時半に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
深夜3時にFOMC経済・金利見通し公表、
深夜3時15分からバーナンキFRB議長記者会見、
などが予定されてます。
(NZ)・英・米の指標には注目です。

<6月21日(木)>

朝7時45分にNZ第1四半期GDP、
午後3時にスイス貿易収支(5月)、
午後4時15分にスイス第1四半期鉱工業生産指数、
午後4時半に独製造業PMI速報(6月)、独サービス業PMI速報(6月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(6月)、欧サービス業PMI速報(6月)、
同午後5時に欧経常収支(4月)、
午後5時半に英小売売上高指数(5月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加小売売上高(4月)、
夜11時に米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月)、
同夜11時に米中古住宅販売件数(5月)、米住宅価格指数(4月)、
同夜11時に米景気先行指標総合指数(5月)、
同夜11時に欧消費者信頼感指数速報(6月)、
などが予定されています。
NZ・独・(欧)・英・米の指標には注目です。
この日にユーロ圏の財務相会合が予定されています。

<6月22日(金)>

午前10時にNBNZ企業信頼感(6月)、
午後4時からEU財務相会合、
午後5時に独IFO景況指数(6月)、
午後4時にスイスKOF景気先行指数(6月)、
夜9時半に加消費者物価指数(5月)
などが予定されています。
独・加の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はスペイン向け支援で最大1000億ユーロ規模
の合意がなされたことでリスク選好とリスク回避との綱引きで、ドル
インデックスは週初に81後半から82後半の激しい上下動となった後に
ユーロドルのショートカバーなどで週末にかけて81.63まで下落する
展開になりました。また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週と同水準の
0.46785%と安定推移になりました。
一方、NYダウは週間で213ドルほど上昇する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、13日の米生産者物価指数(5月)が予想よ
り弱い+0.7%、米生産者物価指数コア(5月)が予想より弱い+2.7%、
米小売売上高(5月 除自動車)が予想より弱い−0.4%、米小売売上高
(5月)が予想とおりの−0.2%、14日の米消費者物価指数コア(5月)が
予想より強い+2.3%、米消費者物価指数(5月)予想より弱い+1.7%、
米新規失業保険申請件数が予想より弱い38.6万件、15日のNY連銀製造
業景気指数(6月)が予想よりかなり弱い+2.29、対米証券投資(4月)が
予想より弱い+256億ドル、米鉱工業生産指数(5月)が予想より弱い
−0.1%、ミシガン大学消費者信頼感指数速報(6月)が予想より弱い
74.1とほぼ軒並み弱く、米経済の回復が減速していることを示す結果
になりました。

米要人発言では、先々週7日のバーナンキFRB議長による「FRBは緊
張高まれば経済・金融システム保護に向け措置を講じる用意がある。
欧州情勢は米金融と経済への著しいリスク。注意深い監視が必要。
雇用のさらなる改善には経済活動の一段の加速が必要。欧州リスク
がエスカレートすれば行動の用意。緩和スタンスを継続。FOMCの
主要議題は経済成長と雇用。労働市場の減速は季節調整と異例の暖
冬で誇張の可能性。経済成長は今後数四半期の間緩やかなペースで
継続。FOMCは金融緩和を拡大する手段を有する。追加措置が正当化
され得ると確信できれば、あらゆる選択肢についてコストと利点を
検討する。QEは経済にさらなる支援を提供できる公算。」との議会
証言での発言が特に注目されますが、先週の米要人発言では、11日
にサンフランシスコ連銀総裁が「欧州債務危機は欧州の銀行を脅か
す金融安定に著しい脅威。最悪の事態なら北米とアジアの金融情勢
改善を損ない得る。」との認識を示し、12日にシカゴ連銀総裁が、
「米国は年末に大きな財政面での不透明感に直面する。強い成長に
向けた金融政策を望む。欧州には明らかなテールリスク。市場は現
状の緩和的な金融政策の一部解除を警戒している。各国中銀による
追加的な協調が必要となれば協議を行う。」との発言をして、14日
にガイトナー米財務長官が「独だけを欧州債務危機問題解決の唯一
の源として責任を負わせるのは不公平。他国も独の姿勢に近づくこ
とが必要。米国は強い欧州を必要としている。欧州の将来は米国に
とって大きな問題。」など認識が示されました。米FOMC一週間前の
ブラック・アウト期間入りのため米要人発言は少なめでしたが、
欧州への懸念とともに、米要人達の金融政策にかかわるスタンスが
ハト派寄りとなっていることが覗われました。

今週の米主要経済指標では、19日の米住宅着工件数(5月)と米建設許
可件数(5月)、20日深夜の米FOMC政策金利とFOMC経済・金利見通し、
そしてバーナンキFRB議長記者会見、21日の米新規失業保険申請件数
と米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月)に米中古住宅販売件
数(5月)と米住宅価格指数(4月)に米景気先行指標総合指数(5月)など
が注目されますが、最重要になるのが20日深夜の米FOMCになります。
米FOMCでは不胎化を行わない追加資産買取やツイストオペの延長が
されるとの市場観測があるようです。


円については、先週の日経済指標では、週末の日銀の政策金利の発表
以外では注目度の高い重要指標の発表がありませんでしたが、日政策
金利では市場予想とおり据え置きが決定され、日銀声明で「金融政策
の現状維持は全会一致。強力な金融緩和を推進している。日本経済は
緩やかに持ち直している。欧州政務問題を巡る懸念など当面注意が必
要。(中略)景気のリスク要因としては、欧州債務問題の今後の展開や
米経済の回復力と新興国や資源国の物価安定と成長の両立など世界経
済の不確実性。日銀は成長基盤強化を支援。強力な金融緩和を推進。
引き続き適切な金融政策運営に努める。」などが示され、追加緩和策
の発表はありませんでしたが、日銀総裁の記者会見では「基金をあと
19兆円積み増す。金融緩和の効果は今後も強まる。市場混乱時には
流動性供給して不安鎮める必要。市場波乱時はドル以外の通貨も技術
的に供給が可能。」として、基金の積み増しと必要に応じてドル以外
の通貨供給もありえることなどが示されました。

また、12日にIMF対日4条協議で「円レートは中期的観点から幾分過
大評価。日銀は資産買入プログラムを始めさらなる金融緩和を実施し
得る。日本の見通しリスクは欧州の影響で明らかに下向きにシフト。
安全への逃避が強まれば為替の変動と一段の円高をもたらし、株価、
企業・消費者の信頼感を圧迫する可能性。日本経済の回復は復興と
民間消費が下支えで今後もしばらく続く。日本のGDP成長率は、12年
が実質約2%、13年が実質約1.75%。日本のCPIは13年まで約ゼロに
留まる見込み。」との見解が示されたことが注目されました。

日銀総裁以外の日要人発言では、13日に日財務相が「円高の景気マイ
ンドへの悪影響を懸念している。緊張感もって注視。適宜適切に対応
していく。」などの発言をして、15日に中尾財務官が「最近の為替市
場は一方的に偏った円高の動きみられる。引き続き為替市場の動向を
注視、適切に対応する。」と発言して、同日に日首相が「最近の円高
の動きは日本経済の実態を反映したものではない。円高の動きは一方
的。G20で懸念を説明。市場の安定にG20首脳が力強い政治的メッセー
ジを出すことが重要。」と発言して、(G20やFOMCがあるので近々実際
に介入が実施されるかは判りませんが)円高警戒レベルが続いていて、
状況によっては行動する用意のあることが示されました。


先週のドル円相場は、(詳述は割愛) 週初から週後半にかけて79円台
半ばをコアとして79.68円から79.20アラウンドでのレンジ相場で推移
した後に、週末の15日の仲値を過ぎたあたりから日銀の政策近の発表
で追加緩和策が見送られるとの観測を先行織り込みする格好で下落し
始めて、そして、実際に日銀の政策発表でも追加緩和が示されなかっ
たことで、ロンドンおよびNY時間でもドル円は軟調傾向で推移して、
78.70円で週の取引を終えました。

今週の円にかかわる指標発表では、20日の通関ベース貿易収支(5月)
などが注目されますが、リスク回避の受け皿ともなる円として、週初
のギリシャ再選挙の動向、そして15日に日首相が「円高の動きは一方
的。G20で懸念を説明。」と発言していることで、G20の声明などが
注目されるとともに、ドル円では対ドル通貨ペアとして20日深夜の
米FOMCが注目されます。また、(G20やFOMCがあるので近々実際に介入
が実施されるかは判りませんが)円高警戒レベルが続いていることで
日要人発言や為替介入にも一応の注意が要りそうです。

今週ドル円相場では、まずは先週安値の78.60を巡る売り買いの攻防
が注目されます。反発上昇した場合は79.00の「00」ポイント、
そして15日高値の79.50から先週高値の79.74のゾーンを巡る攻防、
さらに上昇となった場合は、80.00円の大台の節目「000」ポイントが
注目されます。また、下落となった場合は、78.00の「00」ポイント、
ここを下抜けた場合は米雇用統計後の安値77.66〜77.50のポイント、
さらに下落した場合は、77.00の「00」ポイントが注目されます。


ユーロについては、先週のユーロドル相場は、(詳述は割愛) 前週末
の中国消費者物価指数など中国の指標は弱かったものの、ユーロ圏の
財務相が緊急の電話会合を開き、最大1000億ユーロ規模のスペイン向
け支援で合意となったことを受けて、週初に大きな上窓を空けて始ま
り一時1.2666まで上昇しました。その後、揉み合いを経て、ロンドン
時間から反落して窓を埋め、12日のオセアニア時間に1.2450あたりま
で下落しました。その後、反発して一時1.25台を回復した後に再び
反落して12日のNY時間前半に一時1.2442の安値をつけましたが、再び
反発して1.25台を巡る揉み合いを経て、13日のロンドン時間からしだ
いにギリシャ再選挙が意識されたと思われるショートカバーが優勢に
なり堅調推移になって、週末に1.2639で週の取引を終えました。
週初の窓空けから、ほぼ「行って来い」の相場展開になりました。

今週のユーロの主要経済指標では、19日に独欧ZEW景況感調査(6月)、
21日に独欧の製造業PMI速報(6月)と独欧のサービス業PMI速報(6月)、
欧消費者信頼感指数速報(6月)、22日の独IFO景気動向指数(6月)、
などがありますが、週初はギリシャ再選挙のビッグイベントの動向
が注目されます。選挙結果の大勢が確定するのは日本時間18日の午
後のようですが、17日深夜2時45分からは出口調査の公表が予定さ
れていて、深夜の3時からは開票速報が開始予定となっていますの
で、市場開始にはギリシャ再選挙の動向がユーロドルなどにある程
度の織り込みがされるものと思われます。

2日以降は17日まで世論調査の公表が禁じられて、3日から現在まで
ギリシャ世論の動向の変化の正式な公表はありませんが、5月31日
時点でのギリシャMARC/ALPHAの調査として「緊縮派の新民主主義党
NDの支持率がトップで28.8%。2位に反緊縮派の急進左派連合SYRIZA
が27%。他の緊縮派の全ギリシャ社会主義運動と合わせると、緊縮派
が164議席獲得して全体300議席の過半数を超える可能性。」との観測
報道があり、6月1日のカバ・リサーチのギリシャ世論調査でも「緊
縮財政派の新民主主義党NDの支持率が26.1%、反緊縮派の急進左派連
合が23.6%。」となっていて、また先週14日に非公式世論調査の発表
があったようで、ギリシャのアテネ株式市場が緊縮支持派が政権奪取
との憶測で前日比10%超の大幅高となっていることから、ギリシャの
再選挙では緊縮派が優勢と思われます。

為替市場でも先週のユーロドルは、スペイン10年債利回りが6.5から
初の7%超となったり、フィッチがスペインの銀行18行の格付けを
引き下げたり、ECB半期レポートでスペインの不動産市場が更に15%
下落の可能性があると指摘されたり、イーガン・ジョーンズがスペ
インをBからCCCプラスに格下げしたり、ムーディーズがスペイン国
債の格付けをBAA3に3段階引き下げたり、ギリシャの1-3月期の失業
率が22.6%と過去最高になったり、ムーディーズがオランダの複数の
金融機関を格下げをしたり、これでもかという悪材料の中、ギリシャ
の再選挙の結果を先行織り込みするようにショートカバーで先週末に
かけて反発上昇していますので、軽率な予断はできないものの再選挙
では緊縮派が勝利となる可能性のほうが高そうです。

ただ、ギリシャの再選挙では単独過半数とはならない可能性が高く、
その次の段階として、緊縮派が全体300議席の過半数を得れるかどう
か、連立政権が無事に樹立できるかどうか、が焦点となりそうです。
市場観測の中には、ギリシャ再選挙のイベントの結果を契機として
積み上がっているユーロ売り越の解消が進み、ユーロドルが1.30から
1.32台へ上昇するとの観測がある一方、また米銀の一部ではギリシャ
連立政権が樹立できなく第3回再選挙となる可能性の指摘も聞かれ、
ギリシャ再選挙後のユーロドルの動向が注目されます。

そして、ギリシャ再選挙後は、スペインの懸念が高まっている状況も
ある中において、ユーロ圏財務相の電話会合、18日から19日にかけて
G20首脳会議、20日深夜に米FOMC、21日にユーロ圏の財務相会合、
週末22日にEU財務相会合と、イベントが目白押しで、首脳らがどこ
まで「実効性のある具体的な施策を打ち出せるのか」が重要な焦点
となりそうです。また、14日にロイターが「各国中銀はギリシャ選
挙後に必要に応じて、協調的な流動性供給行う準備を進めている。」
との観測報道をしていることから、各国中銀の動向も注目されます。
そして、対ドル通貨ペアとして20日深夜の米FOMCが注目されますが、
不胎化を行わない追加資産買取やツイストオペの延長がされるとの
市場観測があるようです。


今週のユーロドル相場では、ギリシャ再選挙を受けて週初窓空けと
なる可能性がありますが、チャートとして6月1日の1.2288を安値
としてVボトムの上昇が継続するのか、先週の上昇が4時間足レベ
ルの下降フラッグとなるのか正念場を迎えそうです。現在レベルは
1月16日の安値から2月28日高値の上昇波の基点となった1.2625の
上の1.2639ですが、上昇となった場合では、1.27の「00」ポイント、
ここを上抜けた場合は、1.28の「00」から5月22日高値の1.2824の
ポイント、さらに上昇した場合は、1.29の「00」ポイント、ここを
上抜けた場合は、1.2950アラウンド、さらに上昇した場合は、大台
1.3000の「000」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は1.26の「00」ポイントが注目されますが、
ここを下抜けた場合は、1.2550のポイント、さらに下落した場合は、
1.25の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は6月12日安値1.2442、
さらに下落した場合は1.2400の「00」ポイントなどが注目されます。

そのほか今週は、19日の豪RBA議事録と英消費者物価指数(5月)、
20日の英BOE議事録と英雇用統計、21日の英小売売上高指数(5月)、
なども注目されます。


さて、今回はトレードと凡事のお話 その10 です。


前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第十話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「先週は1回お休みを頂いたのじゃが、お元気じゃったかな。」

『あぁ、ジイさん、オレ様はそりゃもうメチャ元気だったぜ。
 ところで、先週はいったいどうしたっていうんだい。』

東京で行われたFX友の会に出席していたのじゃ。
すまんかったのう…。 」

『ふーん。そうだったのかい…。』

「さて…、今日のお話は『高値追い(安値追い)ができる状況』と、
 『押し(戻り)を待つべき状況』の違いについてじゃったのう。」

『うん、そうだよ…。
 下落トレンドにもかかわらず短期で売って負けることもあるし、
 興味深いテーマだぜ。』

「ふむ…。まぁ、基本的にということにはなるのじゃが…。
 『高値追い(安値追い)ができる状況』は、
 価格がさらに安くなる(価格がさらに高くなる)状況を捉える
 その必要があるという意味において、
 ボラティリティの拡大期(状態)が良い条件となる
 ことが多いものじゃ。」

『えっ、なんだって? いつもながら小難しい言い回しだなぁ。
 いったいどういうことだよ。』

「うむ。そうじゃのう…。この状況を観るには
 確率偏差のボラティリティのバンドともいえる
 『ボリンジャー・バンド』という便利なツールがあるのじゃが、
 このバンドが『上下ともに拡大している状況』が
 まぁ、いわゆるボラティリティの拡大期(状態)と
 みなしてよい状況となるのじゃ。」

『高値追い(安値追い)ができるのは、
 バンドが上下に拡大している状況が良いってことか…。
 それが当たり前のことだと。』

「注意点もあるのじゃが、まぁ、簡単にいうとそういうことじゃ。
 このことをFX友の会でお話した時に、
 言葉足らずで『突っ込めるのは足が開いているとき』と
 話してしまったのじゃが…、爆笑となってしまってのう…。」

『あははっ。まるでエロじじい丸出しだな。
 ジイさんあんた、どうせワザと言葉足らずにしたんだろう。』

「為替落語という御題を頂戴していたものでのう、
 ついつい印象に残るようにとヤラかしてしもうたのじゃ。」

『で…「押し(戻り)を待つべき状況」についてはどうなんだい。』

「ふむ…。下落トレンドでは、価格が安値を切り下げ、
 そして高値も切り下げて行くワケじゃが、
 常に下落一本槍ということではなくて、ときに戻りとなって、
 上下動で波を描くように下落していくものじゃからして、
 下落トレンドであれば常に安値追いで
 売ってさえいれば良いということではないのじゃ。
 戻りとなる時に安易に売れば、下落トレンドで売って負ける、
 という皮肉なことにもなるものじゃ。」

『……。』

「バンドが上下ともに下向きとなる下降順行では
 安値が追える場合もあるのじゃが、
 概して『バンドが上下に拡大していない状況』や
 バンドの拡大に陰りが観られる状況は、
 下落トレンドであるならば売りが主軸とはなるも、
 安値安値を追うよりも戻りを待ったほうが『お利巧さん』
 であることが多いものじゃ…。」

『ふーん。そんなもんかねぇ…。
 で…、さっきジイさん、突っ込み売りができる状況について
 注意点があるとか言っていたけどさぁ、何だよそれ。』

「ふむ…。サポート・ラインとの接点アラウンドや、
 −2σや−3σの『初回』の接点(タグ)での戻りの動きには
 バンドが上下に拡大していても注意がいるのじゃ。」

『おい、ジイさん、意味がわかんないぜ。』

「詳しく解説すると長くなるのでのう…。
 それについては、これを参考にしてもらうとしようかのう…。」

『ふーん。そういうことなのか…。』

「まぁ、昨年のスイスSNBのスイスフランの上限設定時のような
 特殊な相場もあるものじゃが、通常の相場を前提とするならば、
 3σを突っ切り、4σや5σにも到達するようなときは、
 ときにリバウンド狙いの逆張りができる場合もあって、
 トレンドに乗るにしても、出遅れで高値や安値を追うよりも、
 一旦の押し戻りを待つほうが良い場合が多いようじゃのう…。」

『必ずということではないにしても、
 そんなときは押し戻りを待つほうが「お利巧さん」であることが
 多いってことだな…。』

「まぁ、そう言えるのではなかろうかのう…。
 では次に、上位時間軸と下位時間軸のかかわりついてじゃが…、」

『ジイさん、今日も話がすっげー長くなってんぞ。
 その話はまた来週にでもしたらどうだい。』

「お前さんがそろそろそう言うと思っとった。」

『あははっ。どうだいオレ様も心得たもんだろう。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その9


英エリザベス女王の即位60年祝賀行事で女王が最初に訪れたのは
英南部のエプソムでのダービーの競馬観戦だったそうですね。^^

※来週10日(日)の更新はお休みさせていただきます。 m(_ _)m

●先週の主な出来事

<5月28日(月)>

ドルストレートやクロス円が上窓を空けて始まりました。
市場開始後にドル円が反落しました。
オセアニア時間はドル売り優勢の展開になりました。
ロイター通信が、
「26日に行われた各世論調査でギリシャ新民主主義党NDが
ギリシャ急進左派連合SYRIZAを0.5-5.7%わずかにリードした。
政権樹立に必要な定数確保が可能な水準となった。」
との報道をしました。
英サンデータイムズが、
「EUは金融機関からの課徴金を原資として経営難の銀行を
救済する基金を設立する計画に取り組んでいる。」
との観測報道をしました。
日経新聞が、
「ギリシャ政府が出資する中堅銀行2行で
合計100億ユーロもの資本不足を抱えていることが判った。」
との報道をしました。
5月22日付IMM通貨先物でユーロ売り越しが過去最高になりました。
英ホームトラック住宅調査(5月)は前回値より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
午前8時頃からドル円が反発する展開になりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
豪ドル米ドルが堅調傾向で推移しました。
日企業向けサービス価格指数(4月)は予想より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀金融政策決定会合議事録要旨では、
「景気は先行き、緩やかな回復経路に復していく。
依然として様々な不確実性がある。
見通しを確かにするため一段の金融緩和が必要。」
など各委員の見解が示されました。
豪RBA総裁が、
「中国の統計は弱含み。中国経済は注視すべき問題。
中国の統計は欧州の状況を反映したところもある。」
などの認識を示しました。
豪ドルに一時押しの動きがみられました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
その後、日経平均が反落して前週末終値レベルで揉み合いました。
ドル円が軟調に推移しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ムーディーズが「ポルトガルの予算執行は格付けにプラス。」
との見解を発表しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
韓国の株式市場は休みでした。
中国上海株式市場は下落して始まり揉み合いになりました。
その後、ドルストレートが揉み合いになっていきました。
ポンドドルは1.57台を回復しました。
中国の首相が「最貧地域への政府援助を拡大する。」
との発表をしました。
中国上海株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場が前週末プラス圏で堅調推移になりました。
原油先物は91ドル台半ばでの推移になりました。
東京時間後半はドルストレートが再び上昇しました。
ユーロドルが1.26台を回復しました。
スペインのエル・ムンド紙が、
「スペインは銀行の債権整理でさらに300億ユーロ必要の可能性。」
との観測報道をしました。
米格付け会社のムーディーズが、
「中国経済の成長鈍化が長期化すれば
ソブリン信用格付けが引き下げられる可能性がある。
貿易関係の深刻な悪化も格付けを損ねる可能性がある。
政府の強固な財政と金融システムの強化によって
格付けが支えられる可能性もある。」
などの見解を発表しました。
一時、ユーロドルにやや反落の動きがみられました。
ドル円の軟調が続きました。
日経平均は前週末比+12.76円で大引けになりました。
午後3時過ぎにドル円がやや反発をみせました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
シカゴ先物のNYダウが84ドル高と堅調に推移しました。
アジアの株式市場が堅調に推移しました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
独とスペインの10年債利回格差が505bpと最大レベルになりました。
伊景況感指数(5月)は前月よりかなり弱い86.2になりました。
欧州の株式市場が上昇幅を縮小する展開になりました。
スペインの銀行株が急落しました。
ユーロドルなどドルストレートが反落する展開になりました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
ポンドドルが1.57台を割り込みました。
ドル円が再び下落する展開になりました。
伊の2014年5月償還ゼロクーポン債の入札では、
「目標とおりの35億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い4.037%、
応札倍率が前回より低い1.66倍。」などになりました。
欧州の株式市場が再び上昇する展開になりました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円は軟調傾向の揉み合い推移が続きました。
スペイン10年国債利回りが一時6.5%超と今年最高になりました。
その後、欧州株式市場が再びやや上げ幅を縮小して揉み合いました。
ドルストレートが再びやや反落して揉み合いになりました。
スペインの財務省が、
「年内に予定されている国債の大量償還には充分に対応できる。」
との発表をしました。
スペインの首相が、
「欧州はより金融と財政の統合が必要。
欧州はユーロに対する不透明感を払拭してユーロを堅守すべき。
銀行救済の規模については調査結果を待つ必要がある。
スペインの銀行に関して欧州による支援の必要はない。
ECBにバンキア救済について要請していない。
スペイン政府は銀行への資本注入についての最善策を研究中。
カタルーニャ州の財政は破綻していないが流動性の問題がある。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46685%になりました。
NY時間が近づく頃からドル円が反発をみせました。
ユーロドルが軟調傾向で推移しました。
ユーロポンドが軟調に推移しました。
ECBのクノット理事が、
「ポルトガルの財政は大幅に改善している。
防火壁を備え全般にユーロ圏は良い状況になりつつある。」
との認識を示しました。
一部メディアが、
「スペイン政府は国債を通じた銀行の資本増業計画を
ECBに特に通知していない。」との報道をしました。
NY市場はメモリアルデーで休みでした。
欧州の株式市場が前週末比マイナス圏へ反落しました。
午後10時過ぎにユーロドルが反落を強め1.25台前半に下落しました。
豪ドル米ドルに反落の動きがみられました。
ポンドドルは上下動の揉み合いになりました。
独2年債利回りが0.027%あたりまで低下しました。
原油先物が91ドル台前半で推移しました。
欧州の株式市場がやや反発して前週終値レベルで揉み合いました。
ドル円が79円台半ばへ上昇しました。
深夜12時半頃からドルストレートが一時反発をみせました。
ドル円が一時反落する展開になりました。
独仏の株式市場は小幅安で大引けになりました。
その後、ドルストレートがやや反落して小幅揉み合いになりました。
ドル円は再びやや反発して小幅な揉み合いになりました。
EU大統領が「債務を管理するために持続的な経済成長が必要。」
との認識を示しました。
英BOEのブロードベント委員が、
「増大したユーロ圏の不安は当面、英国に影響を及ぼし続ける。
最悪のリスクが現実のものとなればBOEはそれに対応して行動。
銀行に対する資本増強圧力はリスク環境から生じている。
金融緩和は不可欠だが万能ではない。
利下げしてもそれほど効果出ない可能性があり、
我々は適切な手段だとは確信していない。
現在の政策スタンスが充分なものと信じている。」
などの発言をしました。
加の財務相が、
「加の財政のファンダメンタルズは依然としてしっかりしている。
加の銀行のユーロ圏へのエクスポージャーは小さい。」
などの認識を示しました。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアが小幅な揉み合いが続きました。
NYダウや米債券市場はメモリアルデーで休みでした。

<5月29日(火)>

ロイター通信が、
「ギリシャ財務省が国内大手銀行4行に資本増強として180億ユーロ
が支払われたことを明らかにした。これにより同4行はECBのオペが
利用可能になる。」との報道をしました。
日本経済新聞が、ギリシャのトマビ紙の記事として、
「国際支援がなければギリシャ政府の資金繰りは6月末にも
行き詰るとの見通しを示したパパデモス前首相のメモでは、
税収減のほか、EFSFの融資一部保留で6月中旬から政府の資金繰り
が極度に悪化、同20日から10億ユーロが不足して財政はIMFとEFSF
の金融支援に前面依存する。」との前首相のメモを報道しました。
ロイター通信が、ギリシャ政府関係者からの情報として、
「ギリシャは税収増なくば1次支援残30億ユーロ利用もありえる。」
との観測報道をしました。
午前7時過ぎからドル円が反発をみせました。
ドルストレートがしだいに下落する展開になりました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
日失業率(4月)は予想より弱い4.6%になりました。
日全世帯実質消費支出(4月)は前年比で+2.6%になりました。
日小売業販売額(4月)は前年比で+5.8%になりました。
ユーロドルやポンドドルが前週末終値まで下落して窓を埋めました。
ドル円が79円台後半へ上昇しました。
日財務相が、
「6月1日より日中為替直接交換開始する
具体的に日中の政府・民間部門が協力できたことを歓迎する。
取引コストの低下など受けて日中間の市場が効率化する。
個人向け国債の販売額減少は想定の範囲内。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル買い優勢の相場展開になりました。
午前9時半頃からドル買いが一服になりました。
ドル円が79円台半ばをやや下回るあたりまで反落しました。
日経済相が、
「欧州情勢は日本経済の下ぶれリスク。注視していく。
日本経済は緩やかに回復しつつある。」
などの認識を示しました。
アジアの株式市場は前日終値レベルで揉み合いの後に反発しました。
ダウ先物が徐々に反発する展開になりました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
サマーズ元米財務長官が、
「欧州情勢をかなりの懸念を持ってみている
ギリシャが緊縮策なしにユーロ残留という選択肢ない。
欧州は問題脱却のために充分に行動していない。
他の国への感染がなければ
ギリシャのユーロ離脱の世界的な影響は管理可能。
中国は今後10年間に7%を下回る時期がある可能性。」
などの見解を示しました。
ポルトガル中銀総裁のリポートでは、
「ポルトガルの消費者は金融システムに高い信頼を寄せている。
銀行預金の伸び率は高い。
高水準の失業率に代表される 国内経済の脆弱性が
家計と企業のバランスに重大なリスクになっている。」
などの見解を示しました。
米WSJ紙が、
「スペインの借り入れコストは28日、再び過去最高水準に達した。
同国首相は市場の鎮静化に向けEUへの協力要請を余儀なくされた。」
との観測報道をしました。
正午過ぎにドル円やクロス円が反発をみせました。
日経平均がプラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場は堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は堅調に推移しました。
日経平均は前日比+63.93円で大引けになりました。
午後3時過ぎからドル円が反落して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
独輸入物価指数(4月)は予想より弱い−0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀の2011年度の最終損益が5290億円の黒字になりました。
日格付け情報センターR&Iが、
「スペインの格付けをAAからAに変更する。」と発表しました。
英BOEのデール委員が、
「欧州のあらゆるイベントが英経済に影響を与える。
現在の英中銀の政策は非常に景気刺激的。
今年は徐々に回復するとみている。
インフレ率は一段と低下する必要がある。
緩和策第2弾の影響が波及するにはまだ時間がかかる可能性。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場が1.20%高で大引けになりました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調に推移しました。
ダウ先物が揉み合いながらも上昇しました。
原油先物が91ドル台後半へ反発しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
午後5時過ぎにドルストレートが反落して揉み合いました。
欧州の株式市場が反落する展開になりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
スペイン中銀月報では「第2四半期も経済活動は縮小の見通し。」
などが示されました。
ロイター通信が、
「スペイン政府は地方政府債務支援に向けた新たなメカニズムを
6月1日に導入へ。」との報道しました。
伊の6ヶ月債の入札では、85億ユーロ発行されて、
「平均落札利回りが2011年12月以来の高水準の2.104%、
応札倍率が前回より低い1.61倍」などになりました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
中国の国営新華社通信が、
「中国は大規模な刺激策を新に導入するつもりはない。」
との報道をしました。
豪ドルが急落しました。
英仏の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
独10年債利回りが過去最低の1.347%まで低下しました。
その後、主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場が反発をみせました。
中尾財務官が、
「日本は外為市場を注視している。急激な円上昇は非生産的。」
との認識を示しました。
独消費者物価指数速報(5月)は前年比で予想より弱い+1.9%でした。
スペイン政府が、
「1-4月の中央政府の赤字は対GDP比1.43%。政府予想に一致。」
との発表をしました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
その後、ダウ先物が揉み合いになりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
午後10時が近づく頃からドル円がやや反落しました。
米10年債利回りは1.7208%あたりになりました。
米ケースシラー住宅価格指数(3月)は予想より強い−2.57%でした。
午後10時過ぎからドルストレートが一時反発をみせました。
仏短期債の入札では、総額78.99億ユーロ発行されて、
「13週間物が41.93億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い0.084%、
応札倍率が前回より高い2.466倍。」
などになりました。
スペインの株式市場が2.5%安と軟調に推移しました。 
ユーロドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
NYダウは上昇して始まりました。
NYダウや欧州株式市場は堅調傾向で推移しました。
原油先物が一時92ドル台に乗せました。
米消費者信頼感指数(5月)は予想より弱い64.9になりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが下落しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて上げ幅を縮小しました。
米格付け会社のイーガン・ジョーンズが、
「スペインの格付けをBB−からBに引き下げる。」
との発表をしました。
深夜12時半頃からユーロドルなどドルストレートが急落しました。
ユーロドルが1.2461に下落して本年最安値を更新しました。
NYダウが反落する展開になりました。
米10年債利回りが1.71%あたりに低下しました。
原油先物が90ドル台前半へ急落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロ円が一時99円台を割り込む場面がありました。
スペイン中銀の総裁が1ヶ月早く退任すると発表されました。
深夜2時頃からドルストレート下落一服になり揉み合いました。
ドル円がやや反発をみせました。
NYダウが揉み合い推移になりました。
仏の大統領が、
「仏国内の最低賃金を上げたい。仏の財政赤字の目標は変えない。
裕福なギリシャ人は責任を果たさなければならない。」
などの発言をしました。
ギリシャのGPO世論調査では、
「ギリシャ国民の66%は連立政権を望む。
ギリシャ国民の81%はユーロ残留を望む。
ギリシャ国民の52.4%はユーロの救済条件を支持。
新民主主義党の支持は23.4%。急進左派連合の支持は22.1%。
全ギリシャ社会主義運動の支持は13.5%。」などの結果になりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが再び反発する展開になりました。
ドルストレートやクロス円が反発しました。
ユーロドルが一時1.25台を回復しました。
米10年債利回りは1.74%あたりになりました。
NY原油(WTI)は90ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+125.86ドルでこの日の取引を終えました。

<5月30日(水)>

オセアニア時間はドルストレートがやや反落しました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
NZ住宅建設許可件数(4月)は予想よりは強い−7.2%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物がやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
日銀の山口副総裁が「国内需要は予想より好調。」
との認識を示しました。
ロイター通信が、政府筋の情報として
「スペインは向こう数ヶ月に議会に予算案を提出する際、
2012-2014年の中期財政再建計画についても提示する方針。」
との報道をしました。
榊原元財務官が、日韓興行新聞のインタビューで、
「今のドル円相場は深刻な状況ではない。
行き過ぎた円高とは思わない。
当面は1ドル75〜80円のレンジだと思う。
欧州危機深刻化なら1ドル70円前半突入もありえる。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円は79円台半ばあたりで上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
日銀総裁が、
「日本の経常収支黒字基調は当分変わりがない。
マネーの増加とインフレ率の相関は先進国で近年弱まっている。
90年代以降は日本ではインフレと人口変動率に正の相関。
中国の生産年齢人口増加率は2020年にはマイナスになる見込み。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
豪小売売上高(4月)は予想より弱い−0.2%になりました。
豪ドルが下落しました。
豪ドル米ドルが0.98台を割り込みました。
ユーロドルなども連れ安で下落する展開になりました。
原油先物が90ドル台前半へ下落しました。
ロムニー氏の米共和党大統領候補指名が確定しました。
正午頃からドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ドル円はやや反落して揉み合いが続きました。
日首相が「小沢元代表と(消費税等の)合意形成に至っていない。」
との発言をしました。
スペインのエル・パイス紙が電子版で、
「スペインの財政赤字削減目標の達成期限について、
13年から14年へ延長承認するようEU各国財務相に求める見通し。」
との観測報道をしました。
金融安定理事会FSBのカーニー議長(BOC総裁)が、
「最近リスク回避の動きが増加している。FSB会合は成功だった。」
などの発言をしました。
ダウ先物は上下動の揉み合いで推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での揉み合いが続きました。
格付会社ムーディーズが、
「フィンランドの格付けはAAA。見通しは安定的。
世界危機はフィンランド経済に大きな影響を与えている。
フィンランドの格付けは同国の経済の抵抗力を反映している。」
などの発表をしました。
日経平均は前日比−23.89円で大引けになりました。
午後3時過ぎにユーロドルが一時やや反発をみせました。
スイスKOF先行指数(5月)は予想より
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
午後4時過ぎに主要通貨ペアが下落する展開になりました。
ポンドドルが1.56台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.24台半ばを割り込み下落しました。
ダウ先物が下落しました。
ユーロ円が99円台を割り込み下落しました。
仏失業者数(4月)は増加して1999年9月以来の289万人になりました。
独とスペインの10年債利回り格差が519bpと過去最大になりました。
スペイン経済省報道官が、
「バンキアについてECBに相談はしていない。
市場からの資金調達による資本再編が引き続き第一の選択肢。」
との発表をしました。
スペインの首相が、
「欧州は流動性支援のための措置を取らなければならない。
EUに債務の持続性を支援するよう要請する。
欧州は将来のECBの役割について議論すべき。
EUは統合の一環として欧州共同債を協議する必要。」
などの発言をしました。
スペイン株式市場が1.7%超下落しました。 
英消費者信用残高(4月)は予想より強い+3億ユーロ、
英住宅ローン承認件数(4月)は予想より強い5.18万件でした。
市場反応は限定的でした。
欧消費者信頼感指数確報(5月)は予想とおりの−19.3、
欧況判断指数(5月)は予想よりかなり弱い−0.77になりました。
スペイン中銀総裁が、
「ECBだけでは根本的な問題は解決できない。
2011年は景気後退のため赤字削減は困難。
スペインは目標達成のために緊縮と増税が必要。
スペイン経済の主要な問題点は信認である。
バンキアの救済がどれほどの規模になるか不明。
政府はバンキア救済の方法を決定していない。
バンキアの損失に関する影響は不明。」
などの発言をしました。
スペイン5年債利回りが6.019%に上昇しました。
ECBが、
「リファイナンスオペから除外していたギリシャの銀行に
近くオペの活用を認める。」との発表をしました。
独の経済相が、
「スペインを含むユーロ圏全体に影響を及ぼしている問題は、
新財政協定の迅速な批准によって対処可能。」
との見解を示しました。
伊国債の入札では、
「2017年償還債が目標35億ユーロに対して33.91億ユーロ発行。
利回りが前回よりかなり高い5.66%。
応札倍率が前回より高い1.35倍。
2022年償還債が目標27.5億ユーロに対して23.41億ユーロ発行。
利回りが前回よりかなり高い6.03%。
応札倍率が前回より低い1.40倍。」などになりました。
午後6時過ぎにドル円が79円に迫るあたりまで急落しました。
ユーロ円が98円台前半に下落しました。
伊10年債利回りが6.011%に上昇しました。
スペインの経済相が、
「バンキアの資本再編は銀行再編基金を通じて実施。
債券利回りはギリシャ再選挙とEU首脳会議の後に縮小すると確信。」
との発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
欧州委員会のスタッフリポートで、
「救済基金ESMによる直接的な銀行資本増強の想定に前向き。
ECB政策は緩和的で一段の刺激策講じる余地は小さい。
ガバナンス強化は共通債に道を開くのに役立つ。」
などが示されました。
午後8時頃ユーロドルなどドルストレートが一時急反発しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発して下げ幅を縮小しました。
ポンドドルが一時1.56台を回復する場面がありました。
EU欧州連合が、
「ユーロ圏は銀行連合に移行すべき。
スペインはVATや燃料税や減税措置削減により歳入増が可能。」
などの見解を示しました。
NY時間序盤は再びドルストレートが反落しました。
欧州の株式市場やダウ先物が再び下げ幅を拡大しました。
レーン欧州委員が、
「スペインの財政赤字目標の期限を1年延長する用意がある。
延長の条件は2013-2014年の赤字削減の厳格な計画を示すこと。」
との発言をしました。
加鉱工業製品価格指数(4月)は予想より弱い±0.0%、
加原材料価格指数(4月)は予想とおりの−2.0%でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャのVPRCが実施した最新の世論調査では、
「急進左派連合SYRIZAが30%の支持、
新民主主義党NDが26.5%の支持。」との結果になりました。
ユーロが下落しました。
独2年債利回りが一時0.007%と過去最低水準になりました。
NYダウは大幅下落で始まりました。
ドル円が79円台を割り込み下落しました。
豪ドル円が77円台を割り込み下落しました。
ユーロ円が98円台を割り込み下落しました。
米中古住宅販売保留(4月 成約)は予想より弱い−5.5%になりました。
主要通貨ペアに下落反応がみられました。
ユーロドルが1.24台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが一時1.6475%と過去最低水準になりました。
NYダウが160ドル超下落しました。 
原油先物が87ドル台に下落しました。
ギリシャのPULSE/PONTIKIの世論調査では、
「新民主主義党NDと急進左派連合SYRIZAの支持率は
ともに24.5%で拮抗。」という結果になりました。
英BOEのデール委員が、
「もしも英経済の弱さが供給側の問題になるなら、
量的緩和を実施しても対策の答えとはならない可能性。
現在の政策スタンスは概ね正しい。
現在のポンドの水準は経済を支援する。」
などの認識を示しました。
独2年債の利回りが一時0%になる珍事が起きました。
深夜12時頃から一時主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ユーログループ議長が、
「成長支援のためのユーロ共同債を発行案はまだ机上にある。」
との認識を示しました。
ダドリーNY連銀総裁が、
「景気減速なら追加緩和が必要。
経済資源の緩みが急ならば追加緩和の利益はコストを上回らない。
政策金利は現在水準で少なくとも2014年末まで留まる。」
などの発言をしました。
ダラス連銀総裁が、
「住宅市場は回復しているように思われる。
金融システムには大量の流動性が供給されている。
税制やヘルスケアの不透明感が雇用の妨げになっている。」
などの認識を示しました。
NY時間終盤にかけてドルストレートが再び下落しました。
ポンドドルが1.55台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.2361と2年ぶりに安値を更新しました。
ドル円は反発をみせて79円台を回復しました。
米10年債利回りは1.617%と過去最低水準になりました。
NY原油(WTI)は87ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−160.83ドルでこの日の取引を終えました。

<5月31日(木)>

ボストン連銀総裁が、
「失業率を早いペースで低下させるには追加緩和も一つの手段。
企業の人員需要が弱く現在の状況は非常に脆弱。
年内の米失業率は現在の8.1%近くで推移する可能性。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はダウ先物が揉み合いになりました。
原油先物が87ドル台半ばで揉み合いました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
英BOEのポーゼン委員が、
「欧州問題がさらに悪化して大事に至る可能性は充分にある。」
との認識を示しました。
英GFK消費者信頼感調査(5月)は予想よりは強い−29でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃からドル円が再び79円台を割り込みました。
日鉱工業生産指数速報(4月)は予想より弱い+0.2%でした。
日経平均は大きく下落して始まりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りが一時1.5933%の過去最低になりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが0.97台を割り込みました。
ポンド円が122円台を割り込みました。
日10年債利回りが2003年7月以来の0.81%に低下しました。
豪財務次官が「必要ならば追加利下げを実施する余地は大きい。」
との発言をしました。
ロイター通信が、
「欧州委員会はスペインの財政赤字削減期限延長と、
ユーロ圏救済基金から銀行への直接資本増強について提言。
スペインにとって命綱となる可能性。」
との報道をしました。
ドルストレートの下落が一服になりました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
豪住宅建設許可件数(4月)は予想よりかなり弱い−8.7%、
豪第1四半期民間設備投資は予想より強い+6.1%になりました。
他のストレートの反発もあり豪ドルに一時やや反発がみられました。
その後、ドルストレートは揉み合い推移になりました。
アジアの株式市場がやや下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
日財務相が、
「(円高は)日本のファンダメンタルズを全く反映していない。
投機筋の動きで過度に変動するようであれば事態を注視する。」
との発言をしました。
ドル円の下落が一服になりました。
ダウ先物は上下動の揉み合いが続きました。
東京時間後半はユーロドルなどがやや反発をみせました。
日新設住宅着工戸数(4月)は前年比で予想より強い+10.3%、
日建設工事受注(4月)は前年比前月より強い+16.2%になりました。
アジアの株式市場や日経平均がやや下げ幅を縮小していきました。
セントルイス連銀総裁が、
「追加緩和は状況悪化ではあり得るが現時点では想定していない。
最近の米経済指標はまちまちだが穏やかな成長の見通し。
ギリシャはEUに大きなダメージなくユーロを離脱できるだろう。」
などの認識を示しました。
スイス第1四半期GDPは前期比で予想より強い+0.7%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間終盤にかけて主要通貨ペアが反発しました。
豪ドル米ドルが0.97台を回復しました。
ダウ先物が反発する展開になりました。
英BOEのビーン副総裁が、
「必要なら一段の資産買い取りもありえる。
必要であれば国内銀行の支援も行う。」
などの発言をしました。
日経平均は下げ幅を縮小して前日比−90.46円で大引けました。
独小売売上高指数(4月)は予想より強い+0.6%でした。
英ネーションワイド住宅価格指数(5月)予想より強い+0.3%でした。
主要通貨ペアがやや上昇傾向で推移しました。
ポンド円が一時122円台を回復しました。
日経済相が、
「欧州の経済状況が非常に不安定。先行きに不透明感がある。
国内景気は緩やかに回復しているが海外要因が影響。
今後とも欧州情勢はわが国の景気に下振れリスク。
しっかり引き続き注視していきたい。」
などの発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「中国の景気拡大ペースは間違いなく減速しているが、
中国のハ−ドランディングの確率はかなり小さい。」
との見解を発表しました。
午後3時半過ぎに主要通貨ペアの反発が一服になりました。
原油先物は87ドル台後半で揉み合いました。
仏の財務相が、
「仏は財政収支目標を達成する。
仏経済は潜在成長率を下回っている。」
などの発言をしました。
IIFのダルーラ専務理事が、
「スペイン政府債務の再編は不要。欧州救済基金が
スペインの銀行に直接出資することが解決策になる。」
との見解を示しました。
日銀総裁が、
「資産価格それ自体を目標として政策運営は行わない。
資産価格の変動が物価や経済に影響与えることを考慮。
急激な円高は実体経済に影響。充分に注視している。
為替レートを規定する大きな要因は
グローバルな投資家のリスク許容度である。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は小幅高で始まりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反発上昇しました。
伊10年債利回りが5.905%あたりに低下しました。
ドラギECB総裁が、
「ECBは政府による対応の不足を補うことはできない。
各国首相らはユーロに対する見通しを明確にする必要。
ESMの活用によって楽観しているが
問題は政府の助言なしにESMが銀行を(直接)救済できるか。」
などの発言をしました。
その後、欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
仏と独の株式市場が一時マイナス圏へ反落する場面がありました。
午後4時半過ぎにドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ドル円は揉み合いになりました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
独失業率(5月)は予想より強い6.7%になりました。
限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ存続のために影響波及を阻止する能力を高める必要。」
との認識を示しました。
ダウ先物や欧州株式市場が揉み合いながら反発をみせました。
主要通貨ペアが揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.24台を回復しました。
ポンドドルが1.55台を回復しました。
伊の中銀総裁が、
「救済基金の銀行直接支援を可能にすべきである。
ユーロ圏は政治統合への明確な道筋を示す必要。
問題抱える国には構造改革が必要。
伊の銀行には貸し出しを増やす兆しがある。」
などの見解を示しました。
スイスSNB副総裁が、
「スイス経済を全ショックから守ることできない。
スイスフランの上限を断固として守る。
フランは依然としてかなり過大評価されている。」
などの発言をしました。
欧消費者物価指数速報(5月)は予想より+2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
伊の首相が、
「ユーロ圏危機の影響が波及するリスクがある。
金融システム全体に弱さがある。」との認識を示しました。
EU欧州連合が、
「ESMによる直接的な銀行への資本増強の可能性はないだろう。」
との発表をしました。
格付け会社のフィッチが、
「バスクなどスペインの7地方を格下げする。」と発表しました。
欧州の株式市場やダウ先物が上げ幅を縮小して揉み合いました。
主要通貨ペアがやや反落して揉み合う展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
伊の上院がモンティ政権の労働市場改革を承認しました。
限定的ながら一時ユーロ買い反応がみられました。
クリーブランド連銀総裁が、
「現在の大幅な金融緩和は適切。
経済見通しの相当の変化があれば2014年の文言に変化もありえる。
雇用市場の弱さがどの程度構造的なものかを推測するのは困難。
実体経済は引き続き相当の循環的な弱さを示している。
数ヶ月間の雇用指標で見方を変化させることはない。
欧州情勢は米経済にとってリスク要因。注意深く監視する必要。」
などの見解を示しました。
米ADP雇用統計(5月)は予想より弱い+13.3万人になりました。
ドル円など主要通貨ペアがやや反落しました。
ダウ先物や欧州株式市場に反落の動きがみられました。
加第1四半期経常収支は予想よりは強い−103億加ドルでした。
米第1四半期GDP改訂値は予想とおりの+1.9%、
米第1四半期個人消費改訂値は予想より弱い+2.7%、
米第1四半期GDP価格指数改訂値は予想より強い+1.7%、
米第1四半PCEコア・デフレータは予想とおりの+2.1%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.3万件になりました。
ドル円など主要通貨ペアが下落する展開になりました。
ダウ先物が反落しました。
欧州の株式市場が反落する展開になりました。
NYダウは前日終値レベルでの揉み合いで始まりました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
原油先物は87ドル台後半で揉み合いました。
シカゴ購買部協会景気指数(5月)は予想より弱い52.7でした。
ドル円が78円前半へ下落しました。
主要通貨ペアが下落しました。
NYダウや欧州の株式市場がマイナス圏へ下落しました。
IMF報道官が、
「スペインはいかなる金融支援も要請していない。
同国への金融支援めぐる計画は策定していない。」
との発表をしました。
米10年債利回りが一時1.54%に低下しました。
独30年債利回りが1.765%と初めて日30年債利回りを下回りました。
ポンドドルが1.54台を割り込み下落しました。
スペインの5年物国債CDSが過去最高値になりました。
ユーロ円が97円台を割り込み下落しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が221.3万バレル増加しました。
原油先物が86ドル台前半に下落しました。
ユーロ円が96.50円と年初安値更新し11年半ぶり水準になりました。
独10年債利回りが初めて1.2%を下回りました。
伊中銀総裁が、
「ユーロ加盟国の過剰政府債務の管理で償還基金制度の活用を支持。
ESMを利用して国債買い入れや銀行への介入を適宜行う必要。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、MARC/ALPHAの調査として、
「緊縮派の新民主主義党NDの支持率がトップで28.8%。
2位に反緊縮派の急進左派連合SYRIZAが27%。
他の緊縮派の全ギリシャ社会主義運動と合わせると、
緊縮派が164議席獲得して全体300議席の過半数を超える可能性。」
との報道をしました。
深夜12時半頃からドルストレートが反発をみせました。
WSJ紙が、
「スペイン政府がバンキアを支援できなくなれば、
IMFが支援を検討している。」との観測報道をしました。
NYダウが前日比プラス圏へ反発上昇して揉み合いました。
ポンドドルが1.54台を回復しました。
IMF報道官が「全加盟国に関し異なるシナリオを常に協議してる。」
との発言をしました。
スペイン政府が、スペイン緊急対策めぐる報道に関して、
「IMFがスペインに関し何らか措置を取っていることはない。」
との発表をしました。
ギリシャ急進左派連合のツィプラス党首が、
「最悪の(条件の)支援策は中止する必要がある。
ギリシャのユーロ離脱の危険性はなくドラクマを復活もない。
支援策を一旦中止後に再度交渉する必要がある。」
などの発言をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合いで推移しました。
IMFのラガルド専務理事が、
「スペインの副首相とは建設的な議論ができた。
特に支援の要請もなくその作業も行ってはいない。」
NYダウは終盤にかけてやや反落しました。
米10年債利回りは1.561%になりました。
NY原油(WTI)は86ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−26.41ドルでこの日の取引を終えました。

<6月1日(金)>

ロイター通信が、アイルランド政府筋の情報として、
「新EU財政条項に対する国民投票では60%以上の得票率で
批准される見込み。」との観測を発表しました。
オセアニア時間ではドル買い傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合いになりました。
ポンドドルが再び1.54台を割り込みました。
豪AIG製造業指数(5月)は前月より弱い42.4になりました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
日財務相が、
「行き過ぎた動きがあれば断固とした対応をする。
一方的な円高は日本経済を反映していない。
過度な為替の変動が望ましくないことはG7で確認している。」
などの発言をしました。
ドル円がしばらく反発上昇しました。
日財務省の1-3月期の法人企業統計では、
「設備投資額は全産業で前期より弱い3.3%、
ソフトウェア除く全産業で前期より弱い3.5%。」
などになりました。
日経平均は下落して始まりました。
中尾財務官が、
「過剰な円高はマインドにマイナス。動向を注視している。」
との発言をしました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが0.97台を割り込みました。
中国製造業PMI(5月)は予想より弱い50.4になりました。
ドルストレートが下落しました。
ユーロドルが1.2323と年初来安値を更新しました。
ダウ先物が下落した後に揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
アジアの多くの株式市場が下落して始まりましたが、
中国上海株式市場は上昇して始まりました。
ユーロドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
人民元と円の直接取引では100円=8.0686元が基準値になりました。
また、変動幅は基準値から上下3%に制限されました。
午前11時頃からドル円が反落しました。
香港の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
中国HSBC製造業PMI確報(5月)は速報値より弱い48.4になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は揉み合いになりました。
日新発5年債の利回りが9年ぶりの0.195%に低下しました。
カバ・リサーチのギリシャ世論調査では、
「緊縮財政派の新民主主義党NDの支持率が26.1%、
反緊縮派の急進左派連合が23.6%。」などの結果になりました。
東京時間の午後はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
伊の中銀総裁が、
「ECBは金融状況が物価安定にリスクをもたらす事態となれば
行動する用意がある。現在、銀行の流動性の問題は見られない。」
などの発言をしました。
午後2時頃からドルストレートが反発上昇しました。
日経平均は前日比−102.48円の8440.25円で週取引を終えました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
上海や香港の株式市場が一時マイナス圏へ反落しました。
午後3時過ぎからユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
独2年債利回りが一時−0.002%まで低下しました。
中国上海株式市場が終盤にかけ再びプラス圏へ反発しました。
スペインンのエコノミスタ紙が、
「スペイン政府が銀行への直接支援で欧州当局と協議中。」
との報道をしました。
スペイン製造業PMI(5月)は09年5月以来の42.0に低下しました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが下落しました。
欧州の株式市場はまちまちの展開で始まりました。
仏株式市場は上昇して始まった後に反落して揉み合いました。
英の株式市場は上昇して始まり揉み合いになりました。
独の株式市場は下落して始まりました。
スイス実質小売売上高(4月)は前回値より弱い+0.1%でした。
スイスSVME製造業PMI(5月)は予想より弱い45.4になりました。
市場反応は限定的でした。
独製造業PMI確報(5月)は予想より強い45.2になりました。
欧製造業PMI確報(5月)は予想より強い45.1になりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
午後5時過ぎからドル円が反落しました。
クロス円が下落して軟調に推移しました。
ポンド円が120円台を割り込みました。
英製造業PMI(5月)は3年ぶりの低水準の45.9になりました。
ポンド売り反応がみられました。
欧州の株式市場が下落してマイナス圏での推移になりました。
ダウ先物が下落しました。
欧失業率(4月)は予想とおりの11.0%になりました。
主要通貨ペアが下落しました。
ポンドドルが一時1.53台を割り込み下落しました。
原油先物が85ドル台を割り込みました。
午後6時半頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ダウ先物の下落も一服になりました。
欧州の株式市場は軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が、政府筋の情報として、
「スペイン政府は自治州の資金繰り緩和に向けた新制度の採用を
少なくとも1週間延期した。」との報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46785%に上昇しました。
午後8時半過ぎから主要通貨ペアが再び軟調に推移しました。
米非農業部門雇用者数(5月)は予想よりかなり弱い+6.9万人、
米失業率(5月)は予想より弱い8.2%、
米民間部門雇用者数(5月)は予想よりかなり弱い+8.2万人、
米個人所得(4月)は予想より弱い+0.2%、
米個人消費支出(4月)は予想とおりの+0.3%、
米PCEコア・デフレータ(4月)は予想よとおりの+1.9%になりました。
発表直後は主要通貨ペアが下落しましたが、
ドルストレートが反発をみせて上下動の揉み合いになりました。
ドル円やクロス円が下落しました。
米30年債利回りが過去最低の2.5089%に低下しました。
米10年債利回りが一時1.452%に低下しました。
加GDP(3月)は予想より弱い+0.1%、
加第1四半期GDPは予想とおりの+1.9%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ユーロドルが一時1.2288と年初来安値を更新しました。
ドル円が一時78円台を割り込みました。
豪ドル米ドルが一時0.96を割り込みました。
ユーロ円が一時95.60円あたりに下落しました。
その後、ドル円が急反発して上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場は急落しました。
原油先物は83ドル台を一時割り込みました。
午後10時頃からドルストレートやクロス円が反発上昇しました。
ドル売り動意が強まりユーロドルが一時1.24台を回復しました。
NYダウは大幅下落で始まりました。
ポンドドルが一時1.54台を回復しました。
豪ドル米ドルが一時0.98台を回復しました。
欧州の株式市場が一時やや下落幅を縮小しました。
ホワイトハウスの報道官が、
「米経済は欧州危機やガソリン価格の高騰など厳しい逆風に直面。
米経済は成長しているが充分な早さではなく、
やるべきことはたくさん残されている。」
との発表をしました。
米ISM製造業景況指数(5月)は予想より弱い53.5で、
構成項目の雇用指数が56.9に低下しました。
米建設支出(4月)は予想より弱い+0.3%になりました。
ドルストレートに上昇反応がみられました。
NYダウが前日比200ドル超の下落になりました。
その後、ドルストレートが反落する展開になりました。
アイルランド国民投票でEU財政協定が賛成64%で承認されました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが再び反発しました。
中尾財務官が、報道機関の質問に
「政府・日銀が介入したかどうかについてはノーコメント。」
と発言を避けました。
ユーロ加盟国キプロスの大統領が、
「EUに金融支援を要請する可能性は排除できない。
金融機関が保有するギリシャ国債がその要因。
ギリシャのユーロ離脱はユーロ圏に壊滅的影響を及ぼす可能性。」
との発言をしました。
ユーロドルは上下動しながらも上昇しました。
他のドルストレートは揉み合い推移になりました。
ドル円が揉み合い推移になりました。
加ドルは軟調傾向で推移しました。
オバマ米大統領が、
「米国は景気後退からの回復と戦っている状況にある。
希望したほどの速さでの雇用回復には至っていない。」
との認識を示しました。
NYダウは軟調に推移しました。
JPモルガンが
「米第3四半期の米GDP見通しを3%から2%に下方修正する。」
と発表しました。
ECBのクーレ専務理事が、
「銀行が直接的に基金に支援要請ができるようにする必要がある。
銀行問題の解決スキームと預金保険の統合は長期的な課題。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは1.455%になりました。
NY原油(WTI)は83ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−274.88ドルの12118.57ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<6月4日(月)>

※NZがと英が祝日です。

午後12時半から日銀総裁の講演、
午後6時に欧生産者物価指数(4月)、
夜11時に米製造業受注指数(4月)、
などが予定されています。

<6月5日(火)>

※英が祝日です。

午前10時半に豪第1四半期経常収支、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(5月)、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(5月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(5月)、
午後6時に欧小売売上高(4月)、
午後7時に独製造業受注(4月)、
夜9時半に加住宅建設許可(4月)、
夜10時に加政策金利、加BOC声明、
夜11時に米ISM非製造業総合景況指数(5月)、
などが予定されています。
豪・加・米の指標には注目です。

<6月6日(水)>

午前10時半に豪第1四半期GDP、
午後5時半に英建設業PMI(5月)、
午後6時に欧第1四半期GDP改訂値、
午後7時に独鉱工業生産(4月)、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時半に米第1四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜9時半に米第1四半期単位労働費用確報、
同夜9時半からドラギECB総裁の記者会見、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
豪・欧・米の指標には注目です。
そして、ドラギ総裁の記者会見が注目されます。

<6月7日(木)>

朝8時01分に英BRC小売売上高調査(5月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(5月)、豪失業率(5月)、
午後2時に日景気一致CI指数速報(4月)、日景気先行CI指数速報(4月)
午後2時半に仏第1四半期失業率、
午後2時45分にスイス失業率(5月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(5月)、
午後5時半に英サービス業PMI(5月)、
午後8時に英BOE政策金利、英BOE資産買入規模発表、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(5月)、
同夜11時からバーナンキFRB業の議会証言、
深夜4時に米消費者信用残高(4月)、
などが予定されています。
豪・英・米の指標には注目です。
そして、バーナンキFRB業の議会証言が注目されます。

<6月8日(金)>

朝8時50分に日第1四半期GDP改訂値、日第1四半期GDPデフレータ、
同朝8時50分に日国際経常収支(4月)、日国際貿易収支(4月)、
午前10時半に豪貿易収支(4月)、豪住宅ローン許可件数(4月)、
午前11時15分から豪RBA総裁の講演、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(5月 現状・先行き)、
午後3時に独貿易収支(4月)、独経常収支(4月)、
午後3時45分に仏貿易収支(4月)、
午後5時半に英生産者物価指数コア(5月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(5月)、
夜9時半に米貿易収支(4月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(5月)、加失業率(5月)、
同夜9時半に加国際商品貿易(4月)、加第1四半期労働生産性指数、
夜11時に米卸売在庫(4月)、
などが予定されています。
豪・米・加の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週もドルインデックスは上昇傾向が続き、
週末に一時83.54まで上昇しました。そして米雇用統計の発表後
にやや反落して82.89で終値となりました。週足では5週連続の
陽線続きになりましたが日足のRSIが80超となってきていること
で過熱感を指摘する声が聞かれるようになりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は週末に0.46785%に上昇しました。
そして、先週の米10年債利回りは1.455%あたり低下しました。
一方、NYダウは週間で336ドルほど下落する展開になりました。
先週はリスク回避の嵐が吹き荒れる1週間になりました。

先週の米主要経済指標では、29日のS&Pケースシラー住宅価格指数
(3月)が予想より強い−2.57%、米消費者信頼感指数(5月)が予想よ
りかなり弱い64.9になり、30日の米中古住宅販売成約(4月)が予想
よりかなり弱い−5.5%、31日の米ADP雇用統計(5月)が予想より弱
い+13.3万人、米第1四半期GDP改訂値が予想とおりの+1.9%、
米第1四半期個人消費改訂値が予想より弱い+2.7%、米第1四半期
PCEコア・デフレータが予想とおりの+2.1%、米新規失業保険申請
件数が予想より弱い38.3万件、シカゴ購買部協会景気指数(5月)が
予想よりかなり弱い52.7、そして週末1日の米雇用統計NFP(5月)が
予想よりかなり弱い+6.9万人、失業率(5月)が予想より弱い8.2%、
米民間部門雇用者数(5月)が予想よりかなり弱い+8.2万人、米ISM
製造業景況指数(5月)が予想より弱い53.5などと、弱さが目立ち、
米経済の回復が減速していることを示す結果になりました。

先週の米要人発言では、30日にダドリーNY連銀総裁が「景気減速な
ら追加緩和が必要。経済資源の緩みが急ならば追加緩和の利益はコ
ストを上回らない。政策金利は現在水準で少なくとも2014年末まで
留まる。」などの発言をして、同日にダラス連銀総裁が「住宅市場
は回復しているように思われる。金融システムには大量の流動性が
供給されている。税制やヘルスケアの不透明感が雇用の妨げになっ
ている。」などの認識を示し、31日にボストン連銀総裁が「失業率
を早いペースで低下させるには追加緩和も一つの手段。企業の人員
需要が弱く現在の状況は非常に脆弱。年内の米失業率は現在の8.1%
近くで推移する可能性。」と追加緩和容認の見解を示し、同日に
クリーブランド連銀総裁が「現在の大幅な金融緩和は適切。経済見
通しの相当の変化があれば2014年の文言に変化もありえる。雇用市
場の弱さがどの程度構造的なものかを推測するのは困難。実体経済
は引き続き相当の循環的な弱さを示している。数ヶ月間の雇用指標
で見方を変化させることはない。欧州情勢は米経済にとってリスク
要因。注意深く監視する必要。」などの見解を示し、1日の米雇用
統計の発表後にオバマ米大統領が「米国は景気後退からの回復と戦
っている状況にある。希望したほどの速さでの雇用回復には至って
いない。」などが示されました。

先々週の米要人発言では金融政策のスタンスがタカ派に軸足が移り
つつあることが覗えましたが、先週の米要人発言では米経済情勢に
よっては追加緩和を容認する発言がみられました。弱い結果となっ
た米雇用統計後、追加緩和への言及のトーンがどのように変化して
いくのか、7日のバーナンキFRB業の議会証言など今週の米要人達
の発言が注目されます。

今週の米主要経済指標では、4日の米製造業受注指数(4月)、5日の
ISM非製造業総合景況指数(5月)、6日の米地区連銀経済報告)、7日
の失業保険申請件数、8日の米貿易収支(4月)などが注目されます。


円については、先週の日経済指標では、29日の日失業率(4月)が予想
より弱い4.6%、31日の日鉱工業生産指数速報(4月)が予想より弱い
+0.2%、などやや弱さがみられました。また、28日の日銀金融政策
決定会合議事録要旨では「景気は先行き、緩やかな回復経路に復し
ていく。依然として様々な不確実性がある。見通しを確かにするため
一段の金融緩和が必要。」などが示されました。

また、日要人発言では、29日に日財務相が「6月1日より日中為替
直接交換開始する具体的に日中の政府・民間部門が協力できたことを
歓迎。取引コストの低下などを受けて日中間の市場が効率化する。」
と日中直接為替取引開始の宣言をして、同日に日経済相が「欧州情勢
は日本経済の下ぶれリスク。注視していく。日本経済は緩やかに回復
しつつある。」との認識を示し、同日に中尾財務官が「日本は外為市
場を注視している。急激な円上昇は非生産的。」と円高懸念を示し、
30日に日銀の山口副総裁が「国内需要は予想より好調。」との認識を
示し、同日に日銀総裁が「日本の経常収支黒字基調は当分変わりがな
い。マネーの増加とインフレ率の相関は先進国で近年弱まっている。
90年代以降は日本ではインフレと人口変動率に正の相関。中国の生産
年齢人口増加率は2020年にはマイナスになる見込み。」などの見解を
示し、31日に日財務相が「(円高は)日本のファンダメンタルズを全く
反映していない。投機筋の動きで過度に変動するようであれば事態を
注視する。」との発言をして、同日に日銀総裁が「資産価格それ自体
を目標として政策運営は行わない。急激な円高は実体経済に影響。
充分に注視している。為替レートを規定する大きな要因はグローバル
な投資家のリスク許容度である。」などの発言をして、6月1日に
日財務相が「行き過ぎた動きがあれば断固とした対応をする。一方的
な円高は日本経済を反映していない。過度な為替の変動が望ましくな
いことはG7で確認している。」などの発言をして、同日に中尾財務官
が「過剰な円高はマインドにマイナス。動向を注視している。」との
発言をして、「(過度の円高には)断固とした対応をする。」との明言
がされて、為替介入レベルになっていることが示されました。

先週のドル円相場は、(詳述は割愛します) 週初28日から週中の30日
東京時間までは79円台半ばを中心とした振幅幅が40Pips弱の小幅揉み
合いが続きましたが、30日のロンドン時間序盤にリスク回避の動きが
強まり、主要通貨ペアが総じて下落する中、ユーロ円が99円台を割り
込み下落して、ドル円もNY時間序盤にかけて78円台後半に下落する展
開になりました。その後、ロンドンフィックス頃から翌31日のオセア
ニア時間にかけて一時79円台を回復しましたが、米10年債利回りが
一時1.5933%に低下してリスク回避の動意の中でポンド円が122円台
を割り込むなどクロス円の下落に連れて、ドル円は東京時間前半に
再び79円台を割り込み下落しました。その後、ロンドン時間前半に
やや反発して揉み合いましたが、米ADP雇用統計や米第1四半期個人
消費改訂値や米新規失業保険申請件数など米経済指標が弱かったこと
や、米10年債利回りが一時1.54%に低下したことなどリスク回避の
動意が強まり、ユーロ円が96.50円と年初安値を更新し11年半ぶりの
水準に下落したことでドル円もロンドンフィックスを過ぎるあたりに
かけて78円台前半へ下落する展開になりました。その後、ギリシャの
世論調査で緊縮派が優勢になり「緊縮派が164議席獲得して全体300議
席の過半数を超える可能性。」との観測報道に、リスク回避の動きが
一服となり、1日に日財務相が「行き過ぎた動きがあれば断固とした
対応をする。」との円高の牽制発言もあって、東京時間序盤にかけて
ドル円は78.64あたりまで反発しました。その後、やや反落して揉み
合いとなりましたが、ロンドン時間序盤にスペイン製造業PMI(5月)が
09年5月以来の42.0に低下したことを契機とするリスク回避の動意に
ポンド円が120円台を割り込むなどクロス円が下落して、ドル円は78
円に迫るあたりまで下落する展開になり、その後、揉み合いを経て
米雇用統計の発表を迎えました。米雇用統計ではNFPが市場予想より
かなり弱い+6.9万人などネガティブサプライズの結果となって、
さらに前月4月分も+11.5万人から+7.7万人に大幅下方修正され、
ドル円は77円台を一時割り込み77.66まで急落しましたが、為替介入
かと噂が流れるほど急反発して78.64円をつけて、その後に再び反落
する振幅幅が100Pipsの激しい上下動になりました。その後、軟調傾
向の揉み合いになってドル円は78.01円で週の取引を終えました。

今週の円にかかわる指標発表では、週末8日の第1四半期GDP改訂値
と日第1四半期GDPデフレータ改訂値に日国際貿易収支(4月)と日国際
経常収支(4月)などが注目されますが、ドル円の実質実効ベースとし
て2011年10月の日政府・日銀が介入した円高水準に既に突入している
とともに、日財務相の発言も「「行き過ぎた動きがあれば断固とした
対応をする。一方的な円高は日本経済を反映していない。過度な為替
の変動が望ましくないことはG7で確認している。」など、為替介入へ
の臨戦態勢を示唆する発言をしていることや、米雇用統計のイベント
経過後であることや、各国要人達とのG20サミットが18日からと時間
がまだあることなども背景に、昨年10月から11月に覆面介入が実施さ
れた水準に近づきつつあることで、日政府・日銀による為替介入には
注意が必要となってきているようです。
リスク回避の円高圧力と、為替介入への思惑とが真っ向でぶつかり合
う綱引きになり、揺れる相場展開になる可能性がありそうです。

今週ドル円相場では、週初は弱かった米雇用統計後のドル売り圧力
およびリスク回避での円買い圧力と、日政府・日銀による為替介入
への警戒との綱引きにおける相場動向が焦点となりそうです。
昨年12月後半高値と1月25日高値のゾーン「78.30-20」アラウンド
は下抜けつつありますが、まずは78.00の「00」ポイントを巡る売り
買いの攻防が注目されます。反発上昇した場合は78.50のポイント、
次に79.00の「00」ポイント、そして、先週の28日から週中の30日の
東京時間まで揉み合いとなった79.30円〜79.70アラウンドのゾーン
などが上値抵抗帯として注目されます。
また、下落となった場合は、米雇用統計後の安値の77.66〜77.50の
ポイント、ここを下抜けた場合は、77.00の「00」ポイント、さらに
下落した場合は、2012年1月3日〜19日にかけての揉み合い安値の
76.70〜76.50アラウンドのゾーンが下値抵抗帯として注目されます。
なお、もしも為替介入が実行された場合は、少なくとも80.00超あた
りまではもっていかれる可能性がありそうです。


ユーロについては、先週のユーロドル相場は、ロイター通信による
「26日に行われた各世論調査でギリシャ新民主主義党NDがギリシャ
急進左派連合SYRIZAを0.5-5.7%わずかにリードした。政権樹立に
必要な定数確保が可能な水準となった。」との報道や、英サンデー
タイムズの「EUは金融機関からの課徴金を原資として経営難の銀行
を救済する基金を設立する計画に取り組んでいる。」との観測報道
があり週初28日に60Pipsほどの上窓を空けて始まり、東京時間にか
けて1.26台前半まで上昇しました。しかしその後、スペインのエル
・ムンド紙が「スペインは銀行の債権整理でさらに300億ユーロ必要
の可能性。」との観測報道をして、伊景況感指数(5月)が前月よりか
なり弱い86.2になり、スペインの銀行株が急落したことや、スペイ
ン10年国債利回りが一時6.5%超にまで上昇したことを契機として
ユーロドルは反落して、その後も「スペイン政府は国債を通じた銀
行の資本増業計画をECBに通知していない。」との報道などもあり、
NY時間のロンドンフィックスにかけて1.25台前半まで下落する展開
になりました。

翌29日は、ロイター通信「ギリシャ財務省が国内大手銀行4行に資本
増強として180億ユーロが支払われたことを明らかにした。これによ
り同4行はECBのオペが利用可能になる。」との良いニュースと、
ギリシャのトマビ紙の「国際支援がなければギリシャ政府の資金繰り
は6月末にも行き詰るとの見通しを示したパパデモス前首相のメモ」
や、米WSJ紙の「スペインの借り入れコストは28日、再び過去最高水
準に達した。同国首相は市場の鎮静化に向けEUへの協力要請を余儀
なくされた。」との観測報道などに揺れながらも、中国上海株式市場
が1.20%高となったことや、ロイター通信の「スペイン政府は地方政
府債務支援に向けた新たなメカニズムを6月1日に導入へ。」との
観測報道を材料に、ロンドン時間序盤にユーロドルは1.25台後半に
反発しました。しかしその後、伊の6ヶ月債の入札で平均落札利回
りが2011年12月以来の高水準の2.104%となったことや、中国新華社
通信の「中国は大規模な刺激策を新に導入するつもりはない。」と
の報道や、スペインの株式市場が2.5%下落したことなどで再び軟調
地合いとなったところに、米格付け会社のイーガン・ジョーンズが
「スペインの格付けをBB−からBに引き下げる。」との発表をした
ことを契機に、ユーロドルは1.25台を割り込み下落する展開になり
ました。その後、ギリシャのGPO世論調査で「ギリシャ国民の66%は
連立政権を望む。ギリシャ国民の81%はユーロ残留を望む。ギリシャ
国民の52.4%はユーロの救済条件を支持。」となったことや、ギリシ
ャで財政緊縮派の優勢が報道されたことで、NY時間終盤からオセアニ
ア時間にかけて、一時、ユーロドルは1.25台を回復しました。

翌30日は、ダウ先物など株式市場の軟調を背景にユーロドルは再び
反落して、豪小売売上高(4月)は予想より弱い−0.2%となったこと
による豪ドル米ドルの下落にリスク回避の連れ安となり、また、
スペインのエル・パイス紙が電子版で「スペインの財政赤字削減目
標の達成期限について、13年から14年へ延長承認するようEU各国の
財務相に求める見通し。」との観測報道もあり、ユーロドルは東京
時間に軟調推移になりました。その後、ロンドン時間に入っても、
仏失業者数(4月)が1999年9月以来の289万人に増加したことや、ス
ペイン株式市場が1.7%超下落したこと、そしてスペイン中銀総裁が
「ECBだけでは根本的な問題は解決できない。2011年は景気後退の
ため赤字削減は困難。バンキアの救済がどれほどの規模になるか不
明。政府はバンキア救済の方法を決定していない。バンキアの損失
に関する影響は不明。」とのネガティブ発言をして、スペイン5年
債利回りが6.019%に上昇したり、伊10年債利回りが6.011%に上昇
するなど、悪材料が重なってユーロドルは1.24台前半まで下落しま
した。しかしその後、欧州委員会のスタッフリポートで「救済基金
ESMによる直接的な銀行資本増強の想定に前向き。ECB政策は緩和的
で一段の刺激策講じる余地は小さい。ガバナンス強化は共通債に道
を開くのに役立つ。」などが示されたことで、ユーロドルは一時、
1.24台後半まで反発しました。ところがNY時間にギリシャのVPRCが
実施した世論調査で「急進左派連合SYRIZAが30%の支持。新民主主
義党NDが26.5%の支持。」との反緊縮派が優勢との世論結果が伝わ
ると再び下落に転じて、NYダウの大幅下落も背景に、ユーロドルは
1.24台を割り込み下落する展開になりました。その後、ギリシャの
PULSE/PONTIKIの世論調査で「新民主主義党NDと急進左派連合SYRIZA
の支持率はともに24.5%で拮抗。」との結果や、ユーログループ議
長の「成長支援のためのユーロ共同債を発行案はまだ机上にある。」
との発言が伝わるも軟調傾向で推移しました。

翌31日は、オセアニア時間から東京時間前半にかけてやや軟調な小
幅揉み合いになりましたが、その後、ロイター通信の「欧州委員会
はスペインの財政赤字削減期限延長と、ユーロ圏救済基金から銀行
への直接資本増強について提言。」との報道があり、また、独小売
売上高指数(4月)が予想より強い+0.6%になったや、IIFのダルーラ
専務理事が「スペイン政府債務の再編は不要。欧州救済基金がスペ
インの銀行に直接出資することが解決策になる。」との見解を示し
たことなどで、ドラギECB総裁の「ECBは政府による対応の不足を補
うことはできない。」との発言に揺れながらも、ユーロドルは一時
1.24台を回復しました。その後も、伊の中銀総裁が「救済基金の銀
行直接支援を可能にすべきである。(中略)伊の銀行には貸し出しを
増やす兆しがある。」との発言があり、しばらく1.24台を維持して
いましたが、伊の首相が「ユーロ圏危機の影響が波及するリスクが
ある。」と発言したことや、EU欧州連合が「ESMによる直接的な銀行
への資本増強の可能性はないだろう。」との見解を発表したことや、
格付け会社のフィッチがスペインの7地方を格下げしたことを契機
として、弱い米指標結果による株式市場の軟調を背景に、ユーロド
ルは1.23台前半へ下落する展開になりました。スペインの5年物国
債CDSが過去最高値になりました。その後、伊中銀総裁が「ユーロ
加盟国の過剰政府債務の管理で償還基金制度の活用を支持。ESMを
利用して国債買い入れや銀行への介入を適宜行う必要。」などの見
解を示したことや、一部メディアがギリシャMARC/ALPHAの調査とし
て「緊縮派の新民主主義党NDの支持率がトップで28.8%。2位に反
緊縮派の急進左派連合SYRIZAが27%。他の緊縮派の全ギリシャ社会
主義運動と合わせると、緊縮派が164議席獲得して全体300議席の過
半数を超える可能性。」との報道をしたことや、WSJ紙が「スペイン
政府がバンキアを支援できなくなればIMFが支援を検討している。」
との観測報道をしたことなどで、ロンドンフィックス過ぎに1.23台
後半へ反発しました。しかしその後、スペイン政府がスペイン緊急
対策めぐる報道に関して「IMFがスペインに関し何らか措置を取って
いることはない。」との否定発表をしたことで、再びユーロドルは
軟調推移になりました。

翌1日は、オセアニア時間に軟調傾向で推移した後に、中国製造業
PMI(5月)が予想より弱い50.4になったことでドルストレートが軟調
になり、ユーロドルも下落して1.23台前半へと下落しましたが、
中国上海株式市場は上昇して始まったことや、カバ・リサーチのギ
リシャ世論調査で「緊縮財政派の新民主主義党NDの支持率が26.1%、
反緊縮派の急進左派連合が23.6%。」となったことや、伊の中銀総
裁が「ECBは金融状況が物価安定にリスクをもたらす事態となれば
行動する用意がある。現在、銀行の流動性の問題は見られない。」
との発言をしたことなどで、1.23台半ばへとやや反発しました。
しかしその後、スペイン製造業PMI(5月)は09年5月以来の42.0に低
下したことや、欧州の株式市場が下落してマイナス圏での推移にな
ったことなどを背景に、ロンドン時間前半にユーロドルは1.23台前
半に下落する展開になり、米雇用統計の発表を迎えました。
米雇用統計ではNFPが市場予想よりかなり弱い+6.9万人などネガテ
ィブサプライズの結果となって、発表直後はリスク回避の動意で、
ユーロドルは一時1.23台を割り込み1.2288まで下落して年初来安値
を更新しました。しかしその後、午後10時過ぎからドル売り動意が
優勢の展開に転じて1.2455まで急反発する展開になりました。
その後、リスク回避とドル売りの綱引きで一時ロンドンフィックス
にかけて1.2361まで反落しましたが、NY時間後半は揉み合いながら
も再び1.24台を回復してユーロドルは1.2433で週取引を終えました。
ギリシャ問題と共にスペインの情勢の懸念の嵐が吹き荒れる一週間
になりました。

今週のユーロでは、4日の生産者物価指数(4月)、5日の独欧のサー
ビス業PMI確報(5月)、欧小売売上高(4月)、独製造業受注指数(4月)、
6日の欧第1四半期GDP改訂値、ECB政策金利、ドラギECB総裁の記者
会見、8日の独貿易収支(4月)、独経常収支などが注目されます。

6日のECB政策金利の市場コンセンサスでは一応、政策金利は据え置
きとなっていて、30日の欧州委員会によるスタッフリポートでも、
「救済基金ESMによる直接的な銀行資本増強の想定に前向き。ECB政策
は緩和的で一段の刺激策講じる余地は小さい。」とされていますが、
一方、31日にEUが「ESMによる直接的な銀行への資本増強の可能性は
ないだろう。」との(否定)見解を発表して、1日に伊中銀総裁が、
「ECBは金融状況が物価安定にリスクをもたらす事態となれば行動す
る用意がある。」とも発言していて、不透明ながら、スペイン情勢
などが逼迫していることで、サプライズの政策変更や、ドラギECB
総裁の記者会見で何らかの追加施策の発表の可能性も排除はできない
ようです。

先週はギリシャ問題に加えてスペインの情勢悪化となりましたが、
6月1日のギリシャMARC/ALPHAの調査では「緊縮派の新民主主義党
NDの支持率がトップで28.8%。2位反緊縮派の急進左派連合が27%。
他の緊縮派の全ギリシャ社会主義運動と合わせると、緊縮派が164
議席獲得して、全体300議席の過半数を超える可能性。」とされ、
予断は許されないながらも、ギリシャの世論は4機関の調査で3つ
の機関が「緊縮派優勢」との結果になりました。2日以降は17日ま
で世論調査の公表が禁じられているそうですが(3日の日経5面)、
ギリシャ再選挙では緊縮派が辛うじて優勢とはなっているようです。

一方、スペイン情勢では、スペインの株式市場の大幅下落とともに、
スペイン国債が売られ、28日にスペイン10年国債利回りが6.5%超に
なるなど、10年物利回りが自力で借金を返済できるかどうかの分岐
レベルとされる7%に徐々に近づきつつあり、今後も他のユーロ圏
重債務国の金利動向と合わせて、ロンドン時間序盤などでの金融市
場動向が注目されます。

今週のユーロドル相場では、対ドル通貨ペアとして、先週末の米雇
用統計後のドル売り圧力もあり、ユーロ売りとドル売りの綱引きで
これまでのように大筋で売ってさえいれば良いとも言えなくなって
きたようで、難解な相場展開になりそうです。一部では米QE3観測
が高まればトレンドが変ると観る向きがある一方、6日のECB政策
金利の発表およびドラギECB総裁の記者会見で何らかの緩和策が打
ち出される可能性も排除できないとの声もあり、揺れる相場展開と
なる可能性がありそうです。
上昇となった場合では、まずは1.2450および1.2500の「00」ポイン
トを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は、1.2550から
1.2600の「00」ポイントおよび5月28日高値の1.2625アラウンド、
さらに上昇した場合は5月23日高値の1.2687から1.27の「00」ポ
イントなどが上値抵抗帯として注目されます。
また、下落となった場合は、まずは1.2400の「00」ポイント、ここ
を下抜けた場合は、2008年10月の安値1.2328アラウンドから1.2300
の「00」ポイント、さらに下落した場合は先週の米雇用統計後の安
値の1.2288、ここを下抜けた場合は1.2250、1.2200の「00」ポイン
トおよび2010年6月安値の1.2150アラウンドなどが下値抵抗帯とし
て注目されます。

そのほか今週は、世界的に株式市場が下落してコモディティ市場も
軟調となっている中で、5日に豪RBA政策金利と豪RBA声明、6日に
豪第1四半期GDP、7日に豪雇用統計、8日に豪貿易収支(4月)の発
表など、豪州の重要指標の発表が予定されていて、高ベータ通貨の
豪ドルの相場展開が注目されます。


さて今週は、トレードと凡事のお話 その9 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第九話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「さて…、チャートポイントで、あたかもそのようなものが無い
 かのように価格が『勢いを伴い』一気に抜ける場合もあるが、
 何度も撥ね帰されては再トライを繰り返して揉み合ったり、
 ちょっと抜けたようでまた戻り揉み合う場合もあるものじゃ…。」

『うん。そういう厄介なことってケッコウあるぜ…。』

「ファンダメンタルズの強いインパクトなどがあったりすると、
 価格がポイントを一気に抜けていくこともあるものじゃが、
 むしろチャートポイントでは価格を抜けさせようとする勢力と、
 抜けさせまいとする勢力が真っ向ぶつかるガチの綱引きとなって、
 いわゆる売り買いの攻防の揉み合いが起こるものじゃ…。」

『あははっ。ガチだってか。
 ジイさん、あんたも若い言葉使うんだねぇ…。』

「じゃからして、ポイントでは抜けるか戻るかの
 二者択一の視点だけではなく、
 揉み合う場合も想定しておかねばならぬのじゃ。」

『……。』

「ポイントを抜けようとする価格の動きが
 上位の時間軸のトレンドの方向であれば、
 揉み合いとなってもやがては抜けていくことが多いものじゃが、
 初回の抜けのトライでは一旦は撥ね返されることが
 ままあるものじゃ…。」

『「上位の時間軸のトレンドの方向の確認」と、
 「初回の抜けのトライには注意」というわけだね。』

「まずは…、そういうことじゃ…。」

『話が少し脱線するけどさぁ…。
 ジイさんがよく言う上位の時間軸の重要性だけど、
 この頃はいろいろと意識するようになったぜ。』

「ほう…。たとえばどんなことじゃね。」

『たとえば、窓空けだよ。
 週明けの市場開始で窓が空くときがあんだろ…、
 モノの本によれば、窓明けもコモン・ギャップだの
 ランアウェイ・ギャップだのいろいろあるようなんだけどさぁ。
 窓埋めとなることは確かに多くて、
 上位の時間軸のトレンド方向に逆らう窓や、
 上位の時間軸がレンジ性のときには埋まりやすいんだけどさぁ、
 上位の時間軸のトレンド方向へ空いた窓は
 埋まらないことも少なくないってことに気づいたんだよ。』

「ほほう…。面白いことに気づいたものじゃね…。」

『つまりさぁ、下位の時間軸ってさぁ…、決して別物ではなくて、
 上位の時間軸の一部分てことなんだよね。
 このことがようやく当たり前なこととして
 しっくり理解できるようになったんだよ。』

「ふむ…。良いことに気づいたものじゃ。
 さて、話を戻してもよいかのう…。」

『あははっ。いいよー。』

「さて…、揉み合い抜けではどのようなエビデンスが現れるか…、
 いくつかあるのじゃが…。
 『揉み合い範囲を部分的に上下のラインで括った
  局所的レクタングルを価格が上下いずれかに抜けていく。』
 『その超えていく際に、弱々しい小さなローソク足ではなく、
  揉み合い範囲のn本の平均のローソク足よりも
  長いローソク足を示現して局所的レクタングルを抜けていく。』
 『逆線をフェイルとさせて乗り越えて抜けていく』などじゃ…。」

『あははっ。またジイさん流の小難しい言い回しだなぁ…。
 早い話が、揉み合い範囲を括ったラインを
 大きめのローソク足で価格が超えていくってことだろう?
 そんなの当たり前のことじゃないか。
 でも最後の「逆線を乗り越えて抜けていくって」何だよ。』

「ふむ…。ブルとベアとの戦いで、
 一方の勢力が他方の勢力に打ち勝った証(あかし)として、
 反対勢力の動きを表す『逆線のローソク足』の
 その示現をダマシとさせて、
 一方の勢力が反対勢力の死骸を乗り越えるように
 勝った側の勢力のローソク足が成長していくことじゃよ。」

『反対勢力の死骸を乗り越える…?』

「そうじゃ。反対勢力の死骸じゃよ…。
 たとえば、ポイント抜けではなく、
 上昇ブレーク時を例に説明するならば…、
 上昇ブレーク時には当然ながら陽線が示現するわけじゃが、
 何本かの陽線の後に、必ずと言ってよいほど、
 どこかでは逆線である陰線が示現するものじゃ。
 反対勢力の反抗の印、もしくは利食いでの反落じゃのう…。」

『……。』

「さてここで…、
 反対勢力の抵抗の動きが強大となったり、
 利食いの動きがより強まったらどうなるじゃろう…。」

『そりゃあ、反落が進んで反転下降するんじゃないの…。』

「そうじゃ…。
 では、上昇の勢力が反対勢力の動きや利食いの動きなどに
 再び打ち勝ったとしたら、いったいどうなるのじゃろう…。」

『そりゃあ、再上昇するに決まっているじゃないか。』

「ふむ…。果たしてそのときのローソク足の状況は?」

『陽線群と陽線群の中に島のように陰線(群)がポツリとある状態…。
 なるほど…、陰線の示現がフェイルとなった状態だ…。』

「そのとおりじゃ…。
 囲碁での黒石に挟まれた白石のように、
 反抗の失敗の痕跡を示す死石となるのじゃ。
 反対勢力の死骸じゃよ…。」

『反対勢力は抵抗を試みたけれどもその動きはフェイルとなって、
 損切りを余儀なくさせられているかもしれないな…。』

「トレンドは反対勢力の屍の損切りを食って
 成長していくものなのじゃ…。」

『まるで鬼の世界だね。』

「綺麗事無き戦いの場じゃからのう、相場は…。
 『押してからの再上昇は反対勢力を食ったことを示す』のじゃ。
 いわば鬼の高笑いの証じゃのう…。」

『……。』

「『押してからの再上昇、前回高値上抜け』は
 鬼のマントラ(呪文)なのじゃよ…。」

『ジイさん、今日も話がすっげー長くなってんぜ。
 また来週にしたらどうなんだい。』

「ふむ…。来週はのう…、1回ちょっとお休みじゃ。
 お前さんとはまた再来週に会うとしよう。」
 
『さ来週はどんなお話しだい?』

「気が変わらんかったらじゃが…、
 トレンドフォローでの高値追い(安値追い)すべき状況と
 押し(戻り)を待つべき状況の違いについてや、
 上位時間軸と下位時間軸のかかわりなどについて、
 あれこれお話しようかのう…。」

『下落トレンドなのに短期で売って負けることもあるし、
 興味深いテーマだね…。』

「ふむ…。たとえばいくらトレンドフォローでも
 高値(安値)追いばかり狙っていると負けることがあるものじゃ。
ときに押し戻りを待つ必要がある場合があるのじゃのう…。
 押し目買い(戻り売り)では、上位時間軸には順行でも、
 下位時間軸のレベルで観れば逆張りとなるのじゃ…。」

『ジイさん、楽しみにしておいてやるぜ。』


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週…、ではなくて、また再来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

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