FX トレードと凡事のお話 その8


米マイクロソフトがクラウドの受け皿機能を組み込んだ新たなOS
「ウインドウズ8」を今年の秋に発売するのだそうですね。

●先週の主な出来事

<5月21日(月)>

G8首脳会議では、
「成長と雇用の促進は必要不可欠。
ギリシャがユーロ圏へ残ることへの関心を確認。
持続可能な財政健全化策を支持。」
などが宣言されましたが具体策は示されませんでした。
IMFが6月に実施を予定していたギリシャへの追加支援を
凍結すると発表しました。
先週末にギリシャ大統領が議会を解散し6月17日を投開票日とする
再選挙を正式に決定しました。
15日付のIMM通貨先物でユーロの売り越しが過去最高になりました。
ドル円が上窓を空けドルストレートが下窓を空けて始まりました。
その後、ドルストレートの窓が一旦埋められました。
ギリシャのパパンドレウ元首相が、RTEのインタビューで、
「ギリシャ国民の過半数はユーロ圏残留望んでいる。
ギリシャがユーロ離脱ならGDP20%減少もありえる。
ギリシャの離脱はユーロ崩壊引き起こす恐れがある。」
などの見解を示しました。
午前7時頃からドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ドル円やクロス円もやや反落して揉み合いになりました。
英ライトムーブ住宅価格(5月)は前回値より弱い±0.0%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が揉み合いの後に反発する展開になりました。
日経平均は前週末比プラス圏で揉み合う展開になりました。
中国証券報が、
「中国当局は温家宝首相の発言のあとに刺激策発表の可能性がある。」
との観測報道をしました。
ロイター通信が、
「5月23日にブリュッセルで開催されるEU非公式首脳会議で、
オランド仏大統領や一部のユーロ圏首脳がユーロ圏共同債の実現を
働きかける見通しとなった。」と報道しました。
東京時間序盤はドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが一時1.28台に乗せました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
韓国株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前週末比マイナス圏で揉み合いました。
午前11時過ぎからダウ先物がやや反落して揉み合いました。
ドルストレートにやや反落の動きがみられました。
ユーロドルが1.28台を割り込み反落しました。
ドル円が徐々に反発をみせて揉み合いました。
日全産業活動指数(3月)は予想より弱い−0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間午後に中国上海株式市場がプラス圏へ反発しました。
日景気一致CI指数確報(3月)は速報値より強い96.7、
日景気先行CI指数確報(3月)は速報値より弱い96.4になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が小幅な揉み合いになっていきました。
スイスSECO消費者信頼感指数(4月)は予想よりは強い−8でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末比+22.58円で大引けになりました。
原油先物は91ドル台後半で揉み合いになりました。
午後3時過ぎにユーロドルなどドルストレートが反落を強めました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
中国上海株式市場が上げ幅を縮小しました。
スペインのABC紙が、
「スペイン政府が一時国有化した銀行のバンキアは今週に、
100億ユーロの資本注入を政府の銀行救済基金に求める方針。」
との報道をしました。
欧州の株式市場は下げて始まりましたが、
その後に反発して前週末比プラス圏で推移しました。
ポンドドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物がしだいに反発していきました。
スペインの経済相が、
「スペインの第2四半期GDPは第1四半期と同水準。
EUのシナリオの中心はギリシャがユーロ圏にとどまること。
財政健全化は不可避で絶対に必要。」
などの発言をしました。
午後5時頃からドル円が反発を強めました。
クロス円が堅調傾向で推移しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「非標準的手段は一時的な措置。
物価安定に上方のリスクが生じた場合は措置を止める。
ECBは物価安定のために2回の長期オペで供給した
流動性資金を吸収することが出来る。
ユーロ圏にEUの財政で特別なファンドを作成することが可能。
ユーロ圏共同債構想をあらためて拒否する。
ギリシャの4つの銀行は資本不足により
ユーロ圏の供給オペを受ける権利はないが、
ギリシャ中銀による緊急流動性を受ける権利はある。」
などの発言をしました。
午後5時半過ぎにドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場が上げ幅を縮小して揉み合いました。
欧建設支出(3月)は前月比で前月値より強い+12.4%でした。
市場反応は限定的でした。
アトランタ連銀総裁が、
「QE3は検討議題から排除できないと認識している。
現時点でQE3は必要な経済状況ではない。
経済見通しでは今後数年間は穏やかな成長。
インフレは予測できる限り2%付近で安定的。」
などの見解を示しました。
午後6時半頃からドル円が反落して揉み合いになりました。
独の政府報道官が「ユーロ圏共同債への独の態度は変わらず反対。」
との発言をしました。
スペインの10年国債利回りが6.307%あたりに上昇しました。
EUの大統領が、
「23日にEU首脳会議を招集する。金融取引税は難しい。
会議の最後にユーロ圏共同債について協議する。
EUは成長と雇用をより強調することになる見込み。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46685%になりました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが軟調推移になりました。
ダウ先物の反落が続きまた。
ポンドドルが一時1.58台を割り込みました。
米シカゴ連銀全米活動指数(4月)は前月より強い+0.11でした。
ダウ先物や欧州の株式市場の反落が強まりました。
仏短期債の入札では、
「12週間物で、目標上限42億ユーロに対して41.97億ユーロ発行。
平均落札利回りが0.070%、応札倍率が2.316倍。」となるなど、
ほぼ目標額を達成しました。
アトランタ連銀総裁が、東京での講演で、
「ツイストオペの延長は恐らく必要がない。
深刻な悪化があれば新たな量的緩和は適切。
2014年終盤より前の利上げは予想しないが可能性も排除しない。
経済が改善するか見極めたい。」
などの発言をしました。
米10年債利回りが1.731%あたりになりました。
米フェイスブックの株価がIPO価格を割り込みました。
NY時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
NYダウは前週末比プラス圏で始まりました。
主要通貨ペアがしだいに反発をみせました。
欧州の株式市場が再び反発しました。
NYダウが堅調に推移しました。
ポンドドルを除くドルストレートが堅調に推移しました。
ポンドドルやドル円は揉み合いになりました。
原油先物が92ドル台を回復しました。
深夜1時半頃からユーロがやや反落する展開になりました。
NYダウが当日高値圏で揉み合いになりました。
モスコビシ新仏財務相が、
「ユーロ圏共同債は強力な考え。23日のEU首脳会議で協議。
それぞれ意見を表明する方針。」との発言をしました。
NYダウが終盤にかけて一段高になりました。
深夜3時半過ぎからドルストレートが反発して一段高になりました。
ユーロドルが1.28台を再び回復しました。
豪ドル米ドル上昇して0.99台を回復しました。
ドル円はやや反落して揉み合いが続きました。
米10年債利回りは1.7431%になりました。
NY原油(WTI)は93ドルあたりまで上昇しました。
NYダウは7日ぶり反発して前週末比+135.10ドルで大引けました。

<5月22日(火)>

IIFが「スペインの銀行貸倒損失は2180億〜2600億ユーロの公算。」
との発表をしました。
独政府が「独首相は財政協定の議会承認に向け野党指導者と協議。」
との発表をしました。
オバマ大統領が、
「ギリシャのユーロ離脱はないと見込んでいる。
ギリシャの動静は米国にも影響する。
欧州には財政均衡が必要というのがG8のコンセンサス。
欧州首脳からは逼迫した雰囲気を感じている。」
などの見解を示しました。
ギリシャ急進左派連合党首が、
「ギリシャの離脱はユーロ圏を破壊へ。
ギリシャ国民は破滅か希望かの選択をすることになる。」
との発言をしました。
オセアニア時間ではドルストレートが小幅揉み合いになりました。
ダウ先物は当日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
午前7時半過ぎからドル円が反発上昇をみせました。
日財務省が、
「大規模介入や対外貸付増により2011年末の対外純資産は253兆円。
2年ぶりに微増となった。」との発表をしました。
日財務相が、
「ギリシャ情勢の予断は許さないが日本株が下がる要因はない。
難しい金融・経済運営を迫られているが、
(日銀は)適時適切に判断されると認識している。
日銀が先月まで強力な緩和を進めていることを高く評価している。
日本経済についての日銀の考え方を注視したい。」
などの発言をしました。
日経平均は上昇して始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
仲値前あたりから主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
ダウ先物や原油先物に一時やや反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
香港株式市場が19000ポイントを回復しました。
日銀のドル供給オペでは応札がありませんでした。
NZ第2四半期インフレ期待(2年間)は前回値より弱い+2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
中国景気先行指数(4月)は前月比で前回値と同じ+0.8%でした。
ダウ先物は小幅な揉み合いが続きました。
原油先物は92ドル台後半で揉み合いになりました。
東京時間後半はドル円がやや反発をみせて揉み合いになりました。
ドルストレートがやや軟調傾向の小幅な揉み合いになりました。
インドルピーが対ドルで最安値を更新しました。
東京時間終盤に主要通貨ペアが反発をみせました。
ドル円が79円台半ばに上昇しました。
ダウ先物やアジアの株式市場に上昇の動きがみられました。
日経平均は前日比+95.40円で大引けになりました。
その後、主要通貨ペアが揉み合う展開になりました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
英BOEのボーゼン委員が、
「さらなる刺激策が必要かどうかを当局は考える必要がある。
いくつかの英国のビジネス景況感は上向き。
インフレは私の予想よりも厄介な状況。」
などの見解を示しました。
OECDが、
「2012年の成長率見通しは、OECD全体で1.6%、
米国は2.4%、ユーロ圏は−0.1%、中国は8.2%、日本は2.0%。
2013年の成長率見通しは、OECD全体で2.2%、
米国は2.6%、ユーロ圏は0.9%、中国は9.3%、日本は1.5%。
各国中銀は金融緩和策を維持すべき。
ECBは金利をゼロ付近に引き下げるべき。
米FRBは緩和措置をやめるのは時期尚早。
日本は債務拡大に伴い増税を行う必要。
欧州の財政再建は成長に配慮する必要。
ECBは不安定さが拡大する場合に国債購入を再開する必要。
ユーロ圏は共同債の発行に向かう可能性がある。」
などの見通しと見解を示しました。
英BOEのマイルズ委員が、
「金融政策はすべての問題を解決出来るわけではない。
政策はさらなる環境悪化を防いでいる。
回復を推し進めることができる。」
などの見解を示しました。
英共部門ネット負債(4月)は−188億ポンド、
英消費者物価指数(4月)は予想より弱い+3.0%、
英消費者物価指数コア(4月)は予想より強い+2.1%、
英小売物価指数(4月)は予想より+0.7%になりました。
ポンド売り反応がみられました。
ポンドドルが1.58台を割り込み下落しました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限25億ユーロに対して25.3億ユーロ発行。
3ヶ月物では、発行額15.1億ユーロ。
落札利回りが前回よりかなり高い0.846%、
応札倍率が前回よりかなり低い3.9倍。」
などになりました。
午後5時半過ぎにドル買い動意が優勢になりました。
ポンドドルやユーロドルなどドルストレートが急落しました。
格付け会社のフィッチが、
「日本の長期発行体格付けをA+に引き下げる。
見通しはネガティブ。
日本の公的債務比率は高水準で上昇傾向。
ソブリン信用力へのリスクが増大している。」
などの発表をしました。
円売り反応でドル円が急上昇しました。
IMF国際通貨基金が、
「英国は一段の金融緩和が必要。英BOEは一段の量的緩和が可能。
政策金利の引き下げもできる。英経済は下向きに傾いている。」
などの見解を発表しました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物に反落の動きがみられました。
独の当局者が、
「EU首脳会議はギリシャのための特別な会議ではない。」
との発表をしました。
EFSFの6ヶ月債の入札では、
「目標上限15億ユーロに対して14.78億ユーロ発行。
落札利回りが0.2033%、応札倍率が2.5倍。」になりました。
午後7時半頃からドルストレートがやや反発をみせました。
ダウ先物や欧州の株式市場がやや反発をみせました。
一部メディアが、日財務省幹部の発言として、
「最近の円高進展には投機的要素がある。必要があれば行動する。
(格下げは)財政再建が必要とのメッセージとして受け取るべき。」
との報道をしました。
午後8時過ぎにドル円が再び上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
米10年債利回りは1.79%あたりに上昇しました。
NY時間序盤はドルストレートが再び反落して揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
レーン欧州委員が、
「EUは6月に成長促進策について詳細示す。
EUはギリシャのユーロ圏残留を望む。
ギリシャは改革の実行を維持しなければならない。
23日のEU首脳会議は重要な一歩になる。」
などの発言をしました。
欧消費者信頼感指数(5月)は予想よりは強い−19.3になりました。
NYダウは小幅高で始まり前日終値を挟んで揉み合いになりました。
リッチモンド連銀製造業景況指数(5月)は予想より弱い+4、
米中古住宅販売件数(4月)は予想より強い462万件になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、NYダウが反発上昇する展開になりました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
ドルストレートが反発しました。
ドル円やクロス円が堅調傾向で推移しました。
アトランタ連銀総裁が、
「2014年後半まで低金利を維持するFRBのコミットは経済しだい。
住宅市場が米経済の足かせとなっている。
追加緩和の可能性を排除はしないが、
追加緩和にはさらなる米経済の悪化が必要。そのハードルは高い。
米失業率は年末までには8%をやや下回ると予想するが、
達成が困難な可能性もある。」
などの見解を示しました。
格付け会社イーガン・ジョーンズが、
「スペインをBB+からBB−(ジャンク級)へと2段階格下げする。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが再び反落しました。
深夜12時過ぎにドルストレートが一段安になりました。
NYダウが一時反落する展開になりました。
原油先物が92ドル台を割り込み下落しました。
ロイター通信が、独の高官の話として、
「独はユーロ圏共同債が債務危機の解決策になるとはみていない。
そうした立場を変える考えはないと述べた。」
との報道をしました。
ギリシャ銀行支援基金の関係者が、
「ギリシャ銀行支援基金は資本が劣化のギリシャの銀行に対して、
ここ数日内に180億ユーロの支援を承認する見込み。」
との見解を示しました。
米2年債の入札では、最高落札利回りが0.300%、
応札倍率が前回より高い3.95倍になりました。
NY時間後半はNYダウが上下動の揉み合いになりました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
ロシア中銀の第1副総裁が、インタファクスのインタビューで、
「外貨準備で加ドルの組み入れ比率を増加させる可能性がある。」
との発言をしました。
FRBの公定歩合議事録(4月)では、
「米経済活動は一段と改善。緩やかな成長継続を予測。
個人消費の入手情報は想定以上にやや力強いが
異例な暖冬のために伸びた可能性。
住宅市場は緩やかな改善。雇用は上向いたが失業率は高い水準。
エネルギーコスト高が消費者支出を抑制。
国際金融市場の著しい緊張と米財政の不透明感がリスク。
10地区連銀が公定歩合の据え置きを要求。
カンザスシティー連銀が公定歩合1%へ引き上げを要求。
ボストン連銀が公定歩合0.5%へ引き下げを要求。」
などが示されました。
ギリシャのパパデモス前首相が、ダウ・ジョーンズのインタビューで
「ギリシャはユーロ離脱も想定。その用意もする見込み。
ギリシャがユーロ圏離脱を決定する現実的なリスクがある。
ユーロ離脱のコストは5000億から1兆ユーロに及ぶ可能性。」
などの発言をしました。
ユーロドルが1.27台を割り込み下落しました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが下落しました。
豪ドル米ドルが一時0.98台を割り込みました。
ドル円が一時80円台に乗せる場面がありました。
米証券取引委員会の委員長が、米上院銀行委員会で、
「巨額損失が発覚したJPモルガンについて、
第1四半期決算の内容が適切かつ正確であったかを調査する。」
との発言をしました。
NYダウが終盤にやや反発しました。
米10年債利回りは1.79%あたりになりました。
NY原油(WTI)は91ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−1.67ドルの小幅安でこの日の取引を終えました。

<5月23日(水)>

共同通信が、
「EUは域内のインフラ整備事業のため企業 が発行する債券に
保証を付けるプロジェクト債を試験的に導入することを決めた。」
との報道をしました。
一部メディアが、
「ツィプラス党首が急進左派連合への投票はユーロ救済の機会。
独の納税者にギリシャ危機克服の支援を要請する。
ギリシャ国民がユーロ残留を望むことを疑わない。」
などの発言をしたとの報道をしました。
オセアニア時間はユーロが揉み合いながらも軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが0.98台を割り込み下落しました。
ポンドドルはやや反発をみせた後に反落しました。
ドル円は80円アラウンドで揉み合いになりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
第一財経日報が「中国当局者は成長政策議論で会議開く可能性。」
との観測報道をしました。
中国証券報が、
「中国当局は経済指標が悪化すれば利下げの可能性がある。」
との観測報道をしました。
日財務相が「財政再建をしっかりやらなくてはいけない。」
との認識を示しました。
日通関ベース貿易収支(4月)は予想より弱い−5203億円でした。
輸出が前年比で予想より弱い+7.9%になりました。
やや円売り反応がみられました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
豪景気先行指数(3月)は前回値より強い+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤はドルスレートが軟調に推移しました。
日首相が「日銀に果断な政策を期待しながら連携していく。」
との発言をしました。
豪Westpac先行指数(3月)は前月比で前月より強い+0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
フィッチのカフーン氏が、ブルームバーグTVで、
「格下げの引き金となった特定のものはない。
フィッチは日本と他国の財政努力を比較している。
個人の貯蓄が経常収支を支えている。
日本の貿易赤字継続を予想していない。」
などの発言をしました。
仲値を過ぎた頃からドル円が反落する展開になりました。
豪ドル円が78円台を割り込みました。
パパデモス前首相が、CNBCで、
「ギリシャのユーロ離脱の準備行われていない。」
との発言をしました。
午前10時半頃からドルストレートが一時反発をみせました。
ダウ先物に一時反発の動きがみられました。
アジアの株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
中国上海株式市場が一時プラス圏へ反発する場面がありました。
世銀が「2012年の中国GDP伸び率予想を8.4%から
8.2%に下方修正する。」と発表しました。
日銀が通常より早く政策金利の発表をして現状維持を決定しました。
日銀声明では、
「資産買入れ等基金は70兆円に据え置く。政策維持は全員一致。
国際金融資本市場は欧州債務問題めぐる懸念などから
神経質な動きみられ当面は注意が必要。
日本経済の先行きは緩やかな回復経路に復していくと考えられる。
日銀として引き続き適切な政策運営につとめていく。
日本経済がデフレ脱却し持続成長に復帰することが重要と認識。」
などが示されました。
ドル円やクロス円が急落しました。
ユーロ円が101円台を割り込み下落しました。
日経平均が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物が再び反落して揉み合いになりました。
ドルストレートに再びやや反落して揉み合いになりました。
日財務相が、
「日銀に適切な政策対応を期待している。
日銀は先月に大胆な金融緩和をした。(今回は)状況をみている。」
などの発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「日本の主要銀行を格付けウォッチ・ネガティブに指定する。」
との発表をしました。
仏の首相が、
「仏統領と独首相はギリシャ支援で協議。
ギリシャがユーロ離脱なら悲惨なことになる。
ギリシャは助けを必要としている。」
などの発言をしました。
東京時間後半にドル円が一時やや反発をみせる場面がありました。
ドルストレートは揉み合い推移になりました。
午後2時半頃からドル円が再び下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
日経平均は前日比−172.69円で大引けになりました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合いが続きました。
IMFの専務理事が、
「ギリシャの離脱は好ましくない手段。
当局者はあらゆる解決策を備える必要がある。
ギリシャ国民はユーロ圏にとどまることを望んでいる。
欧州諸国はギリシャへ一段の支援を決定することができる。
ギリシャにもなすべきことがもっとある。」
などの見解を示しました。
午後3時半頃からドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
ドルストレートは上下動の揉み合いが続きました。
ダウ先物がやや反発する展開になりました。
中国上海株式市場が終盤にかけてやや下げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
日銀総裁が、
「強力な緩和推進する姿勢全く変わってない。
付利などさらなる金利引き下げはデメリットが大きい。
金融緩和の景気刺激効果は量でなく金利で見ることが大事。
最も強く意識すべきリスク要因は欧州問題。」
などの発言をしました。
午後5時近くから主要通貨ペアが再び下落しました。
欧経常収支(3月)は季調前で前回値より強い+75億ユーロでした。
伊消費者信頼感指数(5月)は予想より弱い86.5になりました。
ドルストレートが一段安になりました。
ユーロドルが1.2614に下落して年初来安値を更新しました。
ダウ先物が再び反落しました。
英小売売上高指数(4月)は予想より弱い−2.3%になりました。
英BOE議事録では、
「全会一致で金利の据え置きを決定。
8対1で資産購入規模の3250億ポンド据え置きを決定。
マイルズ委員は買い入れ枠拡大を主張。」
などが示されました。
ポンドドルが1.57台を割り込み下落しました。
その後、ドルストレートが反発をみせました。
ポンドドルが1.57台を回復しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合い推移になりました。
原油先物が91ドル台を割り込み下落しました。
英BOEのビーン副総裁が、
「経済がより悪くなればさらなる量的緩和が必要となる可能性。
英金利が歴史的に見て通常の状態に戻る時期については知り難い。
英国はユーロ圏の不確実性に直面している。」
などの認識を示しました。
独2年債の入札では、
「目標50億ユーロに対して45.55億ユーロ発行。
平均落札利回りが過去最低の0.07%、
応札倍率が前回より低い1.7倍。」などの結果になりました。
中国の首相が、
「経済への下押し圧力が強い。政策微調整を強化していく。」
との発言をしました。
独連銀が、
「ギリシャのユーロ離脱は巨大な挑戦だが対応可能。
ギリシャの状況は極めて不安定。」などの見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
独政府報道官が、
「EU首脳会合はあらゆる方策を協議するだろう。」
との発表をしました。
ドルストレートの反発がしばらく続きました。
ダウ先物が一時やや反発をみせるも再び反落しました。
ロイター通信が、
「ユーロ圏当局者2名はギリシャのユーロ圏離脱の可能性に備え、
加盟各国が個別の対応策を用意する必要があるとの認識で一致。」
との報道をしました。
NY時間序盤はドルストレートが一時やや反落して揉み合いました。
加景気先行指標指数(4月)は予想とおりの+0.3%、
加小売売上高(3月)は予想より強い+0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
アイルランドの外務相が、
「アイルランドはユーロ共同債を支持する。
共同債の協議は早い段階で行われる。」
との発言をしました。
その後、主要通貨ペアが反発する展開になりました。
ダウ先物や原油先物に一時反発の動きがみられました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ユーロドルなど主要通貨ペアが再び反落しました。
米10年債利回りは1.74%あたりに低下しました。
米新築住宅販売件数(4月)は予想より強い34.3万件、
米住宅価格指数(3月)は予想より強い+1.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
ドルストレートの反落が強まりました。
ユーロドルが1.26台を割り込みました。
ユーロ円が100円台を割り込みました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が88万3000バレル増でした。
ロンドンフィックス前頃にドル円が再び下落しました。
ドルストレートは軟調傾向が続きました。
原油先物が一時90ドル台を割り込みました。
豪ドル円が77円台を割り込みました。
NYダウが一時190ドル近く下落しました。
欧州委員会の報道官が、
「ギリシャが公約を履行する限り欧州委は金融支援策を支持する。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス頃からドル円が反発をみせました。
独の首相が、
「EU首脳会談では構造改革や労働市場の規制緩和を提案。
欧州投資銀行EIBの機能強化も提言する。
ユーロ共同債に関しては反対の姿勢に変化はない。
EU非公式首脳会合では特に決定事項はないだろう。」
などの発言をしました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが過去最低水準の0.748%、
応札倍率が前回より低い2.99倍。」などになりました。
深夜2時頃からドルストレートが一時反発をみせました。
NYダウが徐々に反発をみせました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「労働市場の低迷は適切な金融政策を継続しても長引く可能性。
FRBは最大雇用水準めぐり異例の不確実性に直面している。
議会と政府は雇用促進の補助金の拠出を選択できる。」
などの見解を示しました。
午後3時頃からドルストレートが再び反落しました。
NYダウがしだいに反発を強めて下落幅を縮小していきました。
原油先物が反発をみせました。
主要通貨ペアが反発する展開になりました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
NY時間の終わり頃にドルストレートが再びやや反落しました。
米10年債利回りは1.731になりました。
NY原油(WTI)は89ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−6.66ドルでこの日の取引を終えました。

<5月24日(木)>

米WSJ紙が、
「伊首相と仏大統領は欧州共同債を可能な解決策として支持。」
との報道をしました。
スペインの首相が、
「国内銀行セクターへの救済資金を他に求める考えはない。
現在の借り入れコストはこのままでは持続不可能になる。
ユーロへの懐疑的な見方を取り払う必要がある。」
などの見解を示しました。
セントルイス連銀総裁が、
「ギリシャがユーロ圏を離脱できる可能性。
欧・米に大きな打撃を与えずに適切な方法で対処することが可能。
米経済は大方の見方より好調に推移している。
米経済が悪化した場合はFRBが追加策を講じる余地があるが、
FOMCが現在示唆している2014年終盤ではなく、
2013年終盤に金利を引き上げる可能性もある。」
などの見解を示しました。
NZ貿易収支(4月)は予想より弱い+3.55億NZドルになりました。
市場反応は限定的でした。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや反発して揉み合いました。
独の首相が、
「EU指導者は6月の首脳会議への議題を提示した。
成長と財政再建は表裏一体。共同債にはさらなる経済協力必要。
ユーロ圏共同債で意見の相違があった。
ギリシャは義務を果たすべき。EUは成長措置でギリシャを支援。
ギリシャのユーロ残留を望む。」などの発言をしました。
仏の大統領が、
「成長と財政コントロールに矛盾はない。
プロジェクト債や欧州投資銀行EIBの資本増強に合意。
欧州統合に向けた次の措置としてユーロ圏共同債提案した。
独首相は共同債を成長メカニズムとみなさなかった。
全ての加盟国が成長構想を共有しているわけではないが、
一部の加盟国は同様の見解だった。
仏はギリシャのユーロ離脱でシミュレーションを行っている。
仏は依然として金融取引税を推進する。
ギリシャの成長回復支援で構造基金を活用すべき。」
などの発言をしました。
英の首相が「金融取引税は悪い提案である。」と発言しました。
EU大統領が、
「通貨統合に見合う経済統合の強化で合意。
ギリシャが約束を守ることとユーロ圏にとどまることを望む。
EU首脳は選挙後のギリシャ新政権が改革継続を選択すると予想。
ユーロ圏共同債については長期的な観点で協議された。」
などの発言をしました。
午前8時前頃ダウ先物が反落する展開になりました。
ドルストレートが反落しました。
ドラギECB総裁が、
「共同債は財政統合が伴わなければ意味をなさない。
は機能する防火壁となるべき。」などの認識を示しました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャの離脱に備える計画の準備加盟国に要請していない。
ユーロ圏共同債は短期的に決定できる問題ではない。
欧州首脳はあらゆる種類のイベントを考慮する必要。」
などの発言をしました。
日経平均は前日終値を挟んで上下動の揉み合いで始まりました。
東京時間に入るとダウ先物が反発をみせました。
ドルスレートが再び反発をみせて揉み合う展開になりました。
ドル円はやや反発をみせるも小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いの後に反落しました。
香港の株式市場も軟調傾向で推移しました。
中国HSBC製造業PMI速報(5月)は前回値より弱い48.7になりました。
豪ドル売り反応がみられましたが限定的でした。
日経平均はしだいに軟調になりました。
東京時間後半はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
インド・ルピーが対ドルで最安値を更新しました。
ダウ先物がやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
日銀金融経済月報では、
「欧州経済は停滞している。
日本経済は持ち直しに向かう動き明確になりつつある。
企業の業況感に改善の動きみられる。公共投資は増加。
個人消費はマインド改善などで緩やかに増加。」
などが示されました。
東京時間終盤に日経平均がやや反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
日銀総裁が、
「財政再建への取り組み不充分と市場がみれば、
長期金利上昇招き金融機関経営や日本経済に悪影響。
日銀は強力な金融緩和を推進していく方針を明らかにしている。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比+6.78円で大引けになりました。
独第1四半期GDP確報は予想とおりの+0.5%になりました。
スイス貿易収支(4月)は予想より弱い+13.3億フランでした。
市場反応は限定的でした。
午後3時頃からややドルストレートが軟調になりました。
欧州の株式市場は上昇して始まりましたが、
その後に反落する展開になりました。
ダウ先物も反落しました。
仏製造業PMI(5月)が予想より弱い44.4になりました。
午後4時半近くからユーロドルなどドルストレートが下落しました。
独10年国債利回りが過去最低の1.366%に低下しました。
独製造業PMI速報(5月)は予想より弱い45.0、
独サービス業PMI速報(5月)は予想より強い52.2になりました。
指標発表での市場反応は限定的でした。
独IFO景気動向指数(5月)は予想より弱い106.9、
欧製造業PMI速報(5月)は予想より弱い45.0
欧サービス業PMI速報(5月)は予想より弱い46.5でした。
ユーロ売り反応がみられました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
欧州の株式市場がマイナス圏へ下落しました。
ドル円も軟調に推移してクロス円が下落しました。
英第1四半期GDP改訂値は前期比で予想より弱い−0.3%でした。
ポンド売り反応がみられましたが限定的でした。
その後、ドルストレートが反発する展開になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発上昇しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ギリシャ問題は他と比較することができない。
ギリシャには回復する時間が必要。
ギリシャ危機は経済不均衡の結果。
いくつかのユーロ圏諸国は問題を抱えている。」
などの見解を示しました。
午後7時半頃からポンドドルなどが反落して揉み合いました。
ダウ先物が上げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場も上げ幅をやや縮小しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「仏の財政立て直しの計画はポジティブ。
不確実性が増せば格下げもありえる。
現在の格付けのAAAと見通しネガティブを据え置く。」
などの発表をしました。
NY時間が近づく頃にユーロドルなどドルストレートが反落しました。
NY連銀のダドリー総裁が、CNBCとのインタビューで、
「ツイストオペの延長はその時点での状況しだい。
米FRBは正しい方向に向かっている。
リスクが高まった場合は追加金融政策措置を検討する必要がある。
米国は銀行が危機に立ち向かえるようしなければならない。
2.4%前後の2012年の米経済成長率見通しは不本意ではあるが、
FRBが金融緩和を回避するのに充分な水準。」
などの発言をしました。
NY時間序盤はドル円が反発をみせました。
ギリシャ中銀総裁が、
「ギリシャの大手銀行が25日か28日までに、
資本増強に充てる180億ユーロの資金を受け取る見通し。」
との発表をしました。
米耐久財受注(4月)は予想とおりの+0.2%、
米耐久財受注(除輸送用機器)は予想より弱い−0.6%、
米新規失業保険申請件数は予想とおりの37.0万件になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ドルストレートが再び反発する展開になりました。
ユーロスイスが急上昇しました。
ユーロドルが一時1.26台を回復しました。
ユーロ円が一時100円台を回復しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発上昇しました。
米10年金利が1.76%あたりに上昇しました。
原油先物が91ドル台を回復しました。
ドラギECB総裁が、
「中期的にはインフレリスク見られない。
長期供給オペの効果を検証するには時間が必要。
低インフレは成長と安定の鍵。インフレは成長と雇用を削減する。
金融政策は経済を驚かすのではなく導くべきもの。
長期供給オペはインフレリスクも物価圧力も導かない。」
などの認識を示しました。
NYダウは小幅高で始まるもその後にマイナス圏へ反落しました。
欧州の株式市場が上げ幅をやや縮小しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円もやや反落して揉み合いました。
EFSFの副CEOが、
「EU各国はギリシャが支援の条件に向き合う限り
支援を継続するだろう。」との発言をしました。
午後11時半頃からNYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートが揉み合いながら反発する展開になりました。
カンザスシティ連銀製造業活動(5月)は予想より強い+9でした。
ロンドンフィックス頃からNYダウがマイナス圏へ反落しました。
原油先物が反落しました。
ドルストレートが再び反落する展開になりました。
中国当局者が「中国の銀行は2012年の融資目標を下回る可能性。」
との見通しを発表しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「ユーロ共同債は危機解決のための道具とはならないだろう。
ギリシャはユーロに残留することを望んでる。
表立った別の計画はないと思う。」などの発言をしました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが過去最低の1.203%、
応札倍率が前回より低い2.80倍。」になりました。
NY連銀のダドリー総裁(ハト派)が、
「成長を通じて経済資源の緩みが引き続き縮小した場合は
QE3を含む追加緩和を行うことは望ましくない。
未利用の経済資源を減らすほど経済が引き続き拡大する限り、
追加措置に伴う効果が費用を上回る公算は小さい。」
などの(タカ派の)見解を示しました。
NY時間後半はドル円が上昇しました。
ドルストレートの下落が強まりました。
伊の首相が、
「EU首脳の多くはユーロ共同債を支持している。
早い時期に導入できると確信している。」
との発言をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが反発上昇する展開になりました。
原油先物が反発しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが反発をみせました。
ドル円はやや反落して揉み合いになりました。
ユーロスイスが1.2010レベルに戻りました。
米上下両院合同経済委員会が、
「バーナンキFRB議長は6月7日に上下両院合同経済委員会で
経済見通しについて証言を行う。」との発表をしました。
米シティグループが、顧客向けリポートで、
「ギリシャが今後1〜2年間にユーロ圏を離脱する確率が
50〜75%に上昇。2013年1月1日の可能性もある。」
との見解を示しました。
米10年債は1.753%になりました。
NY原油(WTI)は90ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+33.60ドルでこの日の取引を終えました。

<5月25日(金)>

格付会社のムーディーズが、
「スウェーデンの銀行3行を格下げする。見通しはステーブル。」
との発表をしました。
オセアニア時間はドル円がやや反落して揉み合いました。
ドルストレートは揉み合い推移になりました。
ダウ先物はやや軟調に推移しました。
ロイター通信が、
「ユーロ圏の弱い経済指標を受けて、エコノミストの間で
ECB利下げ観測が強まった。追加の長期資金供給オペLTROを実施し、
政策金利を9月末までに0.5%まで引き下げる見方も出ている。」
との観測報道をしました。
午前7時半過ぎからドルストレートが反落しました。
ドル円が反発をみせました。
日全国消費者物価指数コア(4月)は予想より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、ドル円が上昇しました。
日財務相が、
「欧州情勢など不安が高まるほど円高に振れる。
日本の株価や為替によい影響を与えていない。
ギリシャが財政再建策をしっかり履行しEUに残留することを支持。
欧州問題の解決に向けた欧州各国の努力を期待したい。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物や原油先物にやや反発の動きがみられました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ユーロスイスに反発がみられました。
日経済相が、
「日本は緩やかなデフレ状況も需給ギャップは徐々に縮小。
強力な金融緩和を日銀が押し進めるスタンスは変わっていない。
日銀は政府と目標を共有している。」
などの発言をしました。
NZ財務相が、
「NZドルは下落するべきだと考えている。」
との認識を示しました。
仲値過ぎから主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
日経平均が上げ幅を縮小して前日比マイナス圏へ一時反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は前日比終値レベルで揉み合いました。
中国人民銀行の年次報告書では、
「慎重な金融政策を続ける。国内の経済成長は下振れ圧力に直面。
欧州の債務危機は悪化し拡大する可能性。
金融政策を適切に微調整する。」などが示されました。
その後、ドル円が再び上昇しました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
中国上海株式市場が軟調な推移になりました。
日経平均は前日終値レベルで揉み合いになりました。
東京時間午後はドルストレートがやや反発をみせ揉み合いました。
ドル円がやや反落する展開になりました。
ダウ先物がやや下げ幅を縮小しました。
日経平均は前日比+17.01円の8580.39円で週取引を終えました。
日経平均は週足レベルで20年ぶりの8週連続の下落になりました。
独GFK消費者信頼感調査(6月)は予想より強い5.7になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
中国上海株式市場が軟調傾向で推移しました。
ロンドン時間が近づく頃からドルストレートが反発をみせました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
ダウ先物が堅調に推移しました。
原油先物が91ドル台上昇しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが上昇しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
仏10年債利回りが2.495%あたりに低下しました。
ユーロドルが1.26台を瞬間的に回復する場面がありました。
ユーロポンドが堅調に推移しました。
ベルギー外務相が、
「ギリシャにとってさらなる歳出カットは難しい。
鍵はギリシャの全ての人に税金を払わせること。
ギリシャがこのままでユーロに留まることは夢や幻の類。」
などの発言をしました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が反落する展開になりました。
ポンドドルなどドルストレートが上げ幅を縮小して揉み合いました。
中国人民銀行のアドバイザーが、
「中国は預金準備率の追加引き下げも含め景気支援を強化すべき。
政策金利引き下げの可能性は低い。
2012年の中国の成長率は8.2〜8.3%、CPIは約3%の見通し。」
などの見解を示しました。
独連銀総裁が、仏ルモンド紙のインタビューで
「ECBは政策において相当なリスクを取っている。
ECBは政策のために任務の限界に到達している。
ユーロ共同債が危機を修繕するという考えはみせかけのもの。
高債務国の景気押し上げには歳出拡大ではなく構造改革が必要。」
などの見解を示しました。
独財務省報道官が、
「ギリシャへの次の融資が6月末に遅れても問題とはならない。」
との発言をしました。
その後、ユーロポンドが反落する展開になりました。
ポンドドルが反発をみせました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
一部メディアが、
「スペインのカタルーニャ自治州が財政破綻に追い込まれている。」
との報道をしました。
スペイン10年債利回りが6.3%あたりに上昇しました。
ユーロドルやポンドドルが反落する展開になりました。
豪ドル米ドルは当日高値圏でしばらく揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
NY時間序盤はユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円がやや反発をみせました。
ダウ先物が一段安になりました。
ユーロドルが1.25台を割り込み瞬間的に1.2496まで下落しました。
米10年債利回りが1.75%あたりに低下しました。
NYダウは小幅安で始まりまり前日比マイナス圏で揉み合いました。
ユーロドルなどドルストレートが反発する展開になりました。
ミシガン大学消費者信頼感確報(5月)は予想より強い79.3でした。
限定的ながらドル円などに上昇反応がみられました。
その後、ドルストレートが再び反落して揉み合いになりました。
米財務省が「中国を為替操作国に認定しない。」と発表しました。
英BOEのウィール政策委員が、
「(英GDPの低下で)追加資産買い入れ実施の正当性が高まった。
インフレ率が2%ではなく3%で推移していて、
目標をかなり長い期間上回っていることに留意する必要がある。」
との発言をしました。
ポンドドルが一時1.56台前半へ下落しました。
加の財務相が、
「加に景気後退の兆候はみられず緩やかな経済成長となる見込み。
加経済へのリスクはギリシャ問題が信用不安へと波及すること。」
などの認識を示しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で取引を終えました。
米格付け会社のS&Pが、
「スペインの5銀行を格下げる。
バンキアとバンコ・ポプラールはジャンク級へ。
9銀行は格付け維持する。」などの発表をしました。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウは軟調に推移しました。
NY時間後半は豪ドル米ドルが軟調傾向で推移しました。
ユーロドルは小幅な揉み合いになりました。
ポンドドルがやや反発をみせました。
ドル円が緩やかに上昇しました。
EUが公表した書簡では、
「ファンロンパイEU大統領は6月18〜19日に開催される
G20会合でギリシャのユーロ残留を訴える予定。」
と示されました。
ギリシャのメトロ紙がRASSを通じて実施した世論調査では、
「ギリシャ新民主主義党NDの得票率が23.6%で首位。」
コントラTVがVPRCを通じて実施した調査では、
「ギリシャ急進左派連合SYRIZAの得票率が28.5%で首位。」
などになり、錯綜した結果になりました。
NYダウが一時100ドル超下落する場面がありました。
米債券市場は短縮取引になりました。
米10年債利回りは1.7465%になりました。
NY原油(WTI)は90ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−74.92ドルの12454.83ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<5月28日(月)>

※スイス、米国などが祝日です。

朝8時01分に英ホームトラック住宅調査(5月)、
朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
同朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(4月)、
午前9時から豪RBA総裁の講演、
などが予定されます。

<5月29日(火)>

朝8時半に日失業率(4月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(5月)、
夜10時に米ケースシラー住宅価格指数(3月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(5月)、
などが予定されています。
独・米の指標には注目です。

<5月30日(水)

朝7時45分にNZ住宅建設許可(4月)、
午前10時半に豪小売売上高(4月)、
午後4時にスイスKOF景気先行指数(5月)、
午後5時半に英消費者信用残高(4月)、
午後6時に欧消費者信頼感確報(5月)、
夜9時半に加鉱工業製品価格指数(4月)、加原材料価格指数(4月)、
夜11時に米中古住宅販売保留(4月 成約)、
深夜12時半からドラギECB総裁の講演、
などが予定されています。
豪・米の指標には注目です。
また、ギリシャ国立銀行の決算発表も予定されています。

<5月31日(木)>

朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(5月)、
朝8時50分に日鉱工業生産指数速報(4月)、
午前10時にNBNZ企業信頼感(5月)、
午前10時半に豪第1四半期民間設備投資、豪住宅建設許可件数(4月)
午後2時45分にスイス第1四半期GDP、
午後4時55分に独失業率(5月)、独失業者数(5月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(5月)、
午後8時半に米チャレンジャー人員削減数(5月)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(5月)、
夜9時半に米第1四半期GDP改訂値、米第1四半期個人消費改訂値、
同夜9時半に米第1四半期GDP価格指数改訂値、
同夜9時半に米第1四半期PCEコア・デフレータ改訂値、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加第1四半期経常収支、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(5月)、
などが予定されています。
豪・スイス・(独)・欧・米の指標には注目です。
ギリシャのアルファ銀行の決算発表も予定されています。
また、この日に米2年債(429億ドル)と5年債(162億ドル)の
償還が予定されています。
そして、アイルランドの国民投票が予定されています。

<6月1日(金)>

午前10時に中国製造業PMI(5月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(5月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(4月)、
午後4時半にスイス製造業PMI(5月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(5月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(5月)、
午後5時半に英製造業PMI(5月)、
午後6時に欧失業率(4月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数(5月)、米失業率(5月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(5月)、
同夜9時半に米個人所得(4月)、米個人消費支出(4月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(4月)、米PCEコア・デフレータ(4月)、
同夜9時半に加GDP(3月)、加第1四半期GDP、
夜11時に米ISM製造業景況指数(5月)、米建設支出(4月)、
などが予定されています。
中国・英・米・加の指標には注目です。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、ドルインデックスが週初にやや反落しま
したが上昇が継続して、82.40に上昇するリスク回避の米ドル高の
1週間になりました。また、LIBORドル3ヶ月物金利は0.46685%と
前週と同水準になりました。そして、米10年債利回りは1.74%あた
りになりました。一方、先週のNYダウは週間で85ドルほど反発する
展開になりました。

先週の米主要経済指標では、22日のリッチモンド連銀製造業景況指
数(5月)が予想よりかなり弱い+4、米中古住宅販売件数(4月)が予
想より強い462万件、23日の米新築住宅販売件数(4月)が予想より強
い34.3万件、米住宅価格指数(3月)が予想より強い+1.8%、24日の
米耐久財受注(4月)が予想とおりの+0.2%、米新規失業保険申請件
数が予想とおりの37.0万件、25日の米ミシガン大学消費者信頼感指
数確報(5月)が予想より強い79.3、などの結果になりました。強弱
混在でしたが住宅市場が改善しつつあることが示されました。

先週の米要人発言では、21日にアトランタ連銀総裁が「QE3は検討
議題から排除できないと認識しているが現時点でQE3は必要な経済
状況ではない。経済見通しでは今後数年間は穏やかな成長。インフ
レは予測できる限り2%付近で安定的。ツイストオペの延長は恐ら
く必要がない。」など、米経済回復の認識とともに現時点でQE3や
ツイストオペの延長の必要はないとの見解を示し、22日にオバマ大
統領が「ギリシャのユーロ離脱はないと見込んでいる。欧州には財
政均衡が必要というのがG8のコンセンサス。欧州首脳からは逼迫し
た雰囲気を感じている。」などの認識を示し、23日にミネアポリス
連銀総裁が「労働市場の低迷は適切な金融政策を継続しても長引く
可能性。FRBは最大雇用水準めぐり異例の不確実性に直面。」との
米労働市場への懸念を示し、24日にセントルイス連銀総裁が「ギリ
シャがユーロ圏を離脱できる可能性。欧・米に大きな打撃を与えず
に適切な方法で対処することが可能。米経済は大方の見方より好調
に推移している。米経済が悪化した場合はFRBが追加策を講じる余地
があるが、FOMCが現在示唆している2014年終盤ではなく2013年終盤
に金利を引き上げる可能性もある。」など、ギリシャ離脱の可能性
とともに米経済の回復と早期利上げの可能性に言及してタカ派の見
解を示し、同日にハト派のNY連銀のダドリー総裁が「ツイストオペ
の延長はその時点での状況しだい。リスクが高まった場合は追加金
融政策措置を検討する必要がある。2.4%前後の2012年の米経済成長
率見通しは不本意ではあるが、FRBが金融緩和を回避するのに充分な
水準。成長を通じて経済資源の緩みが引き続き縮小した場合はQE3を
含む追加緩和を行うことは望ましくない。未利用の経済資源を減ら
すほど経済が引き続き拡大する限り、追加措置に伴う効果が費用を
上回る公算は小さい。」など、追加金融政策措置の可能性は残しつ
つも、現状では「QE3を含む追加緩和を行うことは望ましくない。」
と明言して、タカ派の見解を示しました。
バーナンキFRB議長の見解に近いスタンスといわれるNY連銀のダド
リー総裁がタカ派の見解を示したことは特筆されることで、米要人
の金融政策のスタンスがタカ派に軸足が移りつつあることが覗えて、
QE3観測が後退することになりました。QE3観測後退はドル高の要因
となるだけに、来週6月7日に米上下両院合同経済委員会で経済見
通しについて証言するバーナンキFRB議長の発言が注目されます。

今週の米主要経済指標では、29日の米消費者信頼感指数(5月)、
30日の米中古住宅販売保留(4月成約)、31日の米ADP雇用統計(5月)と
米第1四半期GDP改訂値に米第1四半期個人消費改訂値と米新規失業
保険申請件数に米シカゴ購買部協会景気指数(5月)、週末6月1日の
米雇用統計と米ISM製造業景況指数(5月)などが注目されます。

円については、日経済指標では、23日の日通関ベース貿易収支(4月)
が予想より弱い−5203億円(季調済では予想より強い−4802億円)、
25日の日全国消費者物価指数コア(4月)は予想より強い+0.2%にな
りました。また、24日の日銀金融経済月報では「欧州経済は停滞し
ている。日本経済は持ち直しに向かう動き明確になりつつある。
企業の業況感に改善の動きみられる。公共投資は増加。個人消費は
マインド改善などで緩やかに増加。」などが示されました。

そして、23日の日銀政策金利の発表では通常よりも早めの時刻に据え
置きが発表されて、「資産買入れ等基金は70兆円に据え置く。政策
維持は全員一致。国際金融資本市場は欧州債務問題めぐる懸念など
から神経質な動きみられ当面は注意が必要。
日本経済の先行きは緩やかな回復経路に復していくと考えられる。
日銀として引き続き適切な政策運営につとめていく。
日本経済がデフレ脱却し持続成長に復帰することが重要と認識。」
などが示されました。

また、日要人発言では、22日に日財務相が「ギリシャ情勢の予断は
許さないが日本株が下がる要因はない。難しい金融・経済運営を迫
られているが、(日銀は)適時適切に判断されると認識している。日
銀が先月まで強力な緩和を進めていることを高く評価している。日
本経済についての日銀の考え方を注視したい。」などの見解を示し、
同日に日財務省幹部(匿名)が「最近の円高進展には投機的要素があ
る。必要があれば行動する。(格下げは)財政再建が必要とのメッセ
ージとして受け取るべき。」など為替介入の可能性を示し、23日に
日銀総裁が「強力な緩和推進する姿勢全く変わってない。付利など
さらなる金利引き下げはデメリットが大きい。金融緩和の景気刺激
効果は量でなく金利で見ることが大事。最も強く意識すべきリスク
要因は欧州問題。」などの見解を示し、また24日に日銀総裁が「財
政再建への取り組み不充分と市場がみれば、長期金利上昇招き金融
機関経営や日本経済に悪影響。日銀は強力な金融緩和を推進してい
く方針を明らかにしている。」との発言をして、25日に日財務相が
「欧州情勢など不安が高まるほど円高に振れる。日本の株価や為替
によい影響を与えていない。欧州問題の解決に向けた欧州各国の努
力を期待したい。」などの見解を示し、同日に日経済相が「日本は
緩やかなデフレ状況も需給ギャップは徐々に縮小。強力な金融緩和
を日銀が押し進めるスタンスは変わっていない。日銀は政府と目標
を共有している。」などの発言をしました。

そして、22日に格付け会社のフィッチが「日本の長期発行体格付け
をA+に引き下げる。見通しはネガティブ。日本の公的債務比率は
高水準で上昇傾向。ソブリン信用力へのリスクが増大している。」
などの発表をしました。

先週のドル円相場は、週初21日に上窓を空けて79.17円で始まり、
22日の東京時間にかけて揉み合いながらも緩やかに上昇して79円台
半ばとなった後にロンドン時間に格付け会社のフィッチが「日本の
長期発行体格付けをA+に引き下げる。見通しはネガティブ。」と
発表したことを契機に円売り動意になって、また、アトランタ連銀
総裁の「追加緩和には米経済の悪化が必要。そのハードルは高い。」
との発言や格付け会社イーガン・ジョーンズによるスペイン格下げ
でのドル買い動意も後押ししてNY時間の後半に80.14円まで上昇する
展開になりました。その後、ギリシャのパパデモス前首相が「ギリ
シャはユーロ離脱も想定。その用意もする見込み。ギリシャがユーロ
圏離脱を決定する現実的なリスクがある。」との発言をしたことを
契機にリスク回避の動意が優勢になりドル円は反落して、その後の
23日の日銀金融政策決定会合で日銀が追加緩和を見送ったことと、
リスク回避の動きでユーロ円が100円台を割り込むなどクロス円の
下落とも相俟ってNY時間前半にかけて79.21円まで下落する展開に
なりました。その後は反発に転じて79円台半ばで揉み合いとなった
後に、24日のNY時間後半にNY連銀のダドリー総裁が「成長を通じて
経済資源の緩みが引き続き縮小した場合は、QE3を含む追加緩和を行
うことは望ましくない。」とのタカ派の発言をしたことを契機とし
たドル買い動意に25日の東京時間午後にかけてドル円は79.82円まで
上昇する展開になりました。その後、ドルストレートの反発に伴う
ドル売り動意にNY時間が始まる前あたりにかけて79円台半ばまで反
落して、その後に「スペインのカタルーニャ自治州が財政破綻に追
い込まれている。」との報道を契機としたドルストレートの下落に
伴うドル買い動意にやや反発をみせた後に動意薄の小幅揉み合いと
なって79.67円で週の取引を終えました。週間ではやや上昇傾向に
なりました。

今週の円にかかわる指標発表では、29日の日失業率(4月)、31日の
日鉱工業生産指数速報(4月)、などが注目されますが、ドル円相場
では対ドル通貨ペアとして週末6月1日の米雇用統計が最も注目
されます。また、79.00円を下回ることになった場合では、実質実
効ベースとして2011年10月の日政府・日銀が介入した円高水準に
近づくことになるとの指摘がありますので、日要人の円高への牽制
の発言には留意する必要がありそうです。

今週ドル円相場では、レンジ相場の様相ながら、反発上昇した場合
は、80.00円の大台の節目「000」ポイントが注目されます。ここの
ポイントでは実需の売りが控えているとの観測があるようですが、
ここを超えた場合は、23日高値の80.14、4日高値の80.39円から
3日高値の80.55および2日高値80.61円の「80.39-80.61」アラウ
ンドのゾーンが注目ポイントになりそうです。さらに上昇となった
場合では、81.00アンダーから81.00の「00ポイント」などがレジス
タンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、まずは79.50アラウンドを巡る攻防が
注目されますが、79.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は、
78.50のポイント、さらに下落した場合は昨年12月後半高値と1月
25日高値のゾーン「78.30-20」アラウンドなどがサポートとして
注目ポイントになりそうです。

ユーロについては、G8首脳会議で「成長と雇用の促進は必要不可欠。
ギリシャがユーロ圏へ残ることへの関心を確認。持続可能な財政健
全化策を支持。」などが宣言されましたが具体策は示されず、また
ギリシャのパパンドレウ元首相が「ギリシャがユーロ離脱ならGDP
20%減少も。ギリシャの離脱はユーロ崩壊引き起こす恐れがある。」
などの見解を示したことなどもあって、週初21日に1.2764で始まっ
た後にオセアニア時間ではやや反落しましたが、ロイター通信が、
「23日にブリュッセルで開催されるEU非公式首脳会議で、仏大統領
や一部のユーロ圏首脳がユーロ圏共同債の実現を働きかける見通し
となった。」との報道もあり、東京時間前半にかけて反発して、
一時1.28台を回復しました。その後はギリシャやスペインに対する
懸念を背景にNY時間序盤にかけて1.27台半ばに反落しました。
その後、軟調推移となっていたNYダウが反発上昇したことや、原油
先物が92ドル台を回復したことを背景に、ユーロドルは1.2824まで
反発する展開になりました。その後、IIFによる「スペインの銀行の
貸倒損失は2180億〜2600億ユーロの公算。」との発表があり、やや
反落するも、22日の東京時間にかけて1.28アラウンドでの揉み合い
になりました。その後、ロンドン時間のスペイン短期債の入札で、
3ヶ月物の落札利回りが前回よりかなり高い0.846%に上昇したこと
を契機として再びユーロドルは1.27台半ばへ反落する展開になりま
した。

その後は一旦、揉み合いになりましたが、格付け会社のイーガン・
ジョーンズが「スペインをBB+からBB−(ジャンク級)へと2段階の
格下げする。」との発表をしたことを契機に、ロンドンフィックス
の前頃から下落して1.27台を割り込み、さらにNY時間の後半にギリ
シャのパパデモス前首相が「ギリシャはユーロ離脱も想定。その用
意もする見込み。ギリシャがユーロ圏離脱を決定する現実的なリス
クがある。」との発言もあって、ユーロドルは23日の東京時間序盤
にかけて1.26台半ばまで下落しました。その後は、パパデモス前首
相がCNBCで前日の発言を修正する「ギリシャのユーロ離脱の準備は
行われていない。」と述べたこともあり、一旦は揉み合いになりま
したが、ロンドン時間序盤に伊消費者信頼感指数(5月)は予想より弱
い86.5になったことなどを契機に、リスク回避の動きが強まって、
ユーロドルは1.2614に下落して年初来安値を更新しました。

その後、ショートカバーが入りNY時間序盤にかけて1.2687まで反発
しましたが、独連銀が「ギリシャの状況は極めて不安定。」との見
解を示したことや、ロイター通信が「ユーロ圏当局者2名はギリシ
ャのユーロ圏離脱の可能性に備え、加盟各国が個別の対応策を用意
する必要があるとの認識で一致。」との報道や、独の首相が「ユー
ロ共同債に関しては反対の姿勢に変化はない。EU非公式首脳会合で
は特に決定事項はないだろう。」と発言したことや、NYダウが一時
190ドル近く大幅下落したことなどで、ユーロドルはロンドンフィッ
クスを過ぎに1.25台半ばへと急落する展開になりました。

その後、NYダウが下落幅を縮小していったことを背景にNY時間終盤
にかけて一時1.26台を回復するあたりまで反発しましたが、24日の
オセアニア時間でのEU非公式首脳会合後の欧州の要人達の発言には
反応薄で、東京時間にかけて1.25台後半での揉み合い推移になりま
した。その後、一時1.26台へのトライが見られましたがフェイルと
なって、仏製造業PMI(5月)が予想より弱い44.4になったことや、
独IFO景気動向指数(5月)が予想より弱い106.9になったことで下落し
て、ユーロドルは瞬間的に1.2515の安値をつけました。

その後、ショートカバーが入ってNY時間序盤に一時1.2619まで上昇
しましたが、格付け会社のムーディーズの「仏の財政立て直しの計
画はポジティブだが、不確実性が増せば格下げもありえる。現在の
格付けのAAAと見通しネガティブを据え置く。」との発表や、ハト派
で知られるNY連銀のダドリー総裁がタカ派の見解を示したことなど
でユーロドルは揉み合い推移になりました。その後、ロンドンフィ
ックス頃からNYダウがマイナス圏へ反落したことを背景に、NY時間
後半にかけて1.25台前半に再び反落する展開になりました。

その後、25日のオセアニア時間のロイター通信の「ユーロ圏の弱い
経済指標を受けて、エコノミストの間でECB利下げ観測が強まった。
追加の長期資金供給オペLTROを実施し、政策金利を9月末までに
0.5%まで引き下げる見方も出ている。」との観測報道にも動意薄
で東京時間にかけて1.25台前半での小幅な上下動になりました。
ロンドン時間が近づく頃からダウ先物の反発を背景に週末調整の
ショートカバーが入ったか、ロンドン時間序盤にユーロドルは一時
1.2602まで反発上昇する展開になりました。その後、ベルギー外務
相の「ギリシャにとってさらなる歳出カットは難しい。ギリシャが
このままでユーロに留まることは夢や幻の類。」との発言や、「ス
ペインのカタルーニャ自治州が財政破綻に追い込まれている。」と
の報道や、スペイン10年債利回りが6.3%あたりに上昇したことなど
を背景に、NY時間序盤にかけて下落して瞬間的に1.2496と1.25台を
割り込み本年最安値を更新しました。

その後、一時1.25台半ばあたりまで反発しましたがNYダウの軟調を
背景に再びやや反落して、1.25台前半での小幅な揉み合いになりま
した。米格付け会社のS&Pの「スペインの5銀行を格下げする。
バンキアとバンコ・ポプラールはジャンク級へ。9銀行は格付けを
維持する。」との発表にも反応薄でユーロドルは1.2515で週の取引
を終えました。

今週のユーロでは、29日の独消費者物価指数速報(5月)、30日のドラ
ギECB総裁講演、31日の独失業率(5月)と欧消費者物価指数速報(5月)
1日の中国製造業PMI(5月)と独・欧の製造業PMI確報(5月)、そして
ユーロドルでは対ドル通貨ペアとして米雇用統計が注目されますが、
190億ユーロの資金を注入してバンキア銀行を国有化するスペインの
財政事情も厳しくなっているようで、ギリシャやスペインなどへの
リスク懸念に対する市場動向が引き続き最大の注目材料になりそう
です。30日ギリシャ国立銀行の決算発表や、31日アイルランドでの
EU新財政協定への参加にかかわる国民投票の動向も注目されます。

また、先週末時点でスペインの10年債利回りが6.3%あたりに上昇
していることで、今後もユーロ圏の重債務国の国債金利動向および
国債入札が注目されますが、金融不安から欧州の銀行株は大きく下
落していて預金者もリスク回避に動き、預金残高がギリシャでピー
ク比で約30%減にもなり、預金流出に歯止めがかからない状況で、
スペインでも預金残高が約5%減になり、ポルトガルでも約2.5%
減になり、伊でも0.7%減となってきているようで、リスク懸念は
簡単に収まりそうもないようです。

一方、かねてから構想されているユーロ共同債については、仏のオ
ランド新大統領が進展させようと努めていますが、ユーロ圏中核国
である独が妥協する様子はみられなく、その実現の合意までの道程
はかなり遠そうです。

そして、IMFが6月中に実施する予定だったギリシャへの追加融資を
当面凍結する意向を固めたとの報道があり、25日の独財務省報道官
の発表によば「ギリシャへの次の融資が6月末に遅れても問題とは
ならない。」とのことではありますが、逼迫した状況にあるギリシ
ャの将来を決定する6月17日の再選挙がますます注目されます。

また、先週の最新の世論調査では世論が拮抗しているためか、調査
機関によってその結果がまちまちで、ギリシャのメトロ紙がRASSを
通じて実施した世論調査では「ギリシャ新民主主義党NDの得票率が
23.6%で首位。」、一方、コントラTVがVPRCを通じて実施した調査
では「ギリシャ急進左派連合SYRIZAの得票率が28.5%で首位。」と
錯綜した結果となっていて不透明感が強まっていますが、23日ロイ
ター通信が「ギリシャのユーロ圏離脱の可能性に備え、加盟各国が
個別の対応策を用意する必要があるとの認識で一致。」との報道を
しているように、ギリシャがユーロ圏を離脱する可能性に備えて、
その準備が進められているようです。

一方、25日にはロイター通信が「ユーロ圏の弱い経済指標を受けて、
エコノミストの間でECB利下げ観測が強まった。追加の長期資金供
給オペLTROを実施し、政策金利を9月末までに0.5%まで引き下げ
る見方も出ている。」との観測報道をしていて注目されますが、
ユーロ圏のCPIが目標とする「2%未満」を超える2.6%になってい
ることでECBは難しい舵取りになりそうです。

今週のユーロドル相場では、ファンダメンタルズ的には悪材料のオ
ンパレードといった様相ですが、ギリシャの離脱の可能性の先行織
り込みも進んできてきていることと、重要ポイントに差し掛かって
きていることで、週初、まずはオプション・バリアがあるとされる
1.2500の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。
上昇となった場合では、1.26の「00」ポイントから1月16日の安値
から2月28日高値の上昇波の基点となった1.2625アラウンド、
さらに上昇した場合は23日高値の1.2687から1.27の「00」ポイント、
などが上値抵抗のレジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、2009年3月の安値1.2455アラウンド、
さらに下落した場合は、1.2400の「00」ポイント、ここを下抜けた
場合は、2008年10月の安値1.2328アラウンドなどが下値抵抗として
注目されます。


さて今週は、トレードと凡事のお話 その8 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第八話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「一週間がたつのも早いものじゃのう…。
 ジャネーの法則が正しいことを実感する今日この頃じゃねー。」

『あははっ。何をくだらないダジャレ言ってんだよ。』

「さて…、ところで、本来はダマシとも言えないのじゃが、
 ニュースや経済指標の発表などでも一見、
 ダマシのように思えることがあるものじゃ…。」

『……。』

「たとえば、今年の2月21日の昼前に市場が待ちに待っていた
 ギリシャの第2次支援が決定されたのじゃが、
 発表直後は上昇したもののすぐさま95Pipsも反落したのじゃ。」

『うむ、覚えてるぜ。そんなこともあったよな。』

「その他にも、0.25%と0.50%の両方の利上げ観測があった場合、
 つまり、市場観測が割れているような場合じゃが、
 発表された結果が0.25%の利上げとなったとき、
 実際に『利上げ』になったのにもかかわらず下落したり…、
 そのときだけを近視眼的に『部分的』に見てしまうと、
 不可解に思える市場の動きがあるものじゃ…。」

『うん。そういうことは確かにあるよね…。
 金融支援は下落の要因なのか? 利上げは下落の要因なのか?
 「どうなっとるんや、なんでやねん!」ということがあるぜ。』

「このようなことは『ニュース・リバーサル』とか、
 “Buy the Rumor,Sell the fact”などと呼ばれるものじゃ。」

『……。』

「じつはその発表の以前に市場観測によって、
 市場はあらかじめ『先行織り込み』をしていたわけじゃのう。
 発表後にさらなる上昇要因の可能性がみえない場合など、
 一旦の頂点と観る向きが利食いの売りを仕掛けてくるのじゃ。」
 
『……。』

「ときに…、まぁ、ありえない空想じゃが…、
 お前さんが未来新聞を購読しているとして、
 それに『ギリシャの第2次支援が決定された』との記事あれば、
 先回りして事実の発表前にユーロを買っておくことじゃろう。」

『それが真実となるのなら、当然、そうやって出し抜くぜ…。
 そして、事実の発表で飛びついてきたヤツラの買いで
 上げたところでサッサと利食って売り抜けるさ…。
 あっ、あれ…、そういうことか…。』

「そうじゃとも…。そういうことじゃて。
 それが良いニュースで下げる“Sell the fact”じゃよ。
 事前を見ないで結果しか見えぬ者には
 不可解なダマシということになるのじゃよ。」

『……!』

「そのようなことを知らぬ者にとっては、
 相場は不可解で、白が黒で黒が白の
 不思議の国のアリスの世界のように、
 ワケが解らなくなってしまうのじゃ。」

『……。』

「相場では、当面、これ以上の良い材料が見えないとき、
 よく言う材料の出尽くしで、
 とりあえずの『最高は売られる契機』となるものじゃ。
 アリスの世界では最高は下げるという意味なのじゃのう。」

『……。』

「あっはっはっ。まぁ、冗談じゃがのう。
 相場的にはお前さんは下がりようのない
 上げの可能性いっぱいの最低というわけじゃ。」

『なんだとぉ! バカにしてんだか、褒めてんだか…。
 へんなジョークはやめろよな。』

「こりゃ、すまんすまん。
 もちろん良い意味でお前さんを褒めているのじゃよ。」

『ということは…、先行織り込みに注目すべきってことだな。
 「先行織り込みに注目することは当たり前のこと。」
 というわけだな。ジイさん。』

「そういうことじゃ…。
 重要経済指標の発表予定があって、
 まぁ、多くの者は何月何日何時何分くらいを把握する程度じゃが、
 『市場予想によって事前に相場がどう動き織り込みしているか』
 を観る必要があるというワケじゃ…。」

『ふーん。市場予想なんて指標カレンダーのオマケ
 みたいに思っていたけど、活用価値があるというワケだね。』

「ふむ。重要経済指標は発表時だけ意識するものではないのじゃ。
 先行織り込みの視点で観るとトレードの大切なヒントとなる
 ものなのじゃのう…。」

『……。』

「先行織り込みがあるからこそ、
 指標発表時は前回値より良いとか悪いとかいうよりも、
 市場予想より良いのか悪いのか、が注目されるのじゃ。
 じゃからして、たとえマイナス結果でも市場予想より良ければ
 価格(レート)は上昇するというワケじゃ…。」

『……。』

「それと…、市場は不透明感を嫌う性質もあるのう。
 どうなるのか全く予想が立たないときには
 回避行動を取りたがる性質があるものじゃ。
 たとえば、先ごろの英BOE議事録の発表前に
 よくポンドが下落することがあったけれども、
 これなども直前の回避行動といってもよかろう…。」

『ジイさん、今日も話がすっげー長くなってんだけどさぁ、
 ほんとうはこんなファンダの話なんかよりも、
 チャートポイントを巡るブルとベアの戦いで決着がつく頃に
 現れるエビデンスの話のほうがずっと興味あったんだよね。』

「すまん、すまん。
 それはまた来週にすることにしようかのう…。
 少し話が長すぎたようじゃのう…。」


なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX トレードと凡事のお話 その7


G8で米国に一番乗りしたオランド仏新大統領ですが、
会食の席ではオバマ米大統領のすぐ横だったそうです。
将来、「オバンド」とか新造語ができるかもしれませんね。^^

●先週の主な出来事

<5月14日(月)>

独の最大州のノルトライン・ウェストファーレンでの議会選挙では
メルケル首相率いるCDUが大敗しました。
ドル買い動意が優勢で市場が始まりました。
ユーロが下窓を空けて始まり1.29台を割り込みました。
ドル円が小さな上窓を空けて始まりました。
ダウ先物が下落して始まりました。
欧州委員会が、
「ギリシャのリアルニュース日曜版が伝えた、EU、IMF、ECBが
欧州寄りの政権が誕生した場合に金融支援合意について
6つの重要な見直しを行なう用意がある、との報道を否定する。」
との発表をしました。
NZ第1四半期小売売上高は予想より弱い−1.5%になりました。
NZドル売り反応がみられました。
読売新聞が、
「ギリシャ総選挙後の連立交渉は第3党の財政緊縮策支持派の
全ギリシャ社会主義運動のエバンゲロス・ベニゼロス党首が、
パプリアス大統領に会い交渉の失敗を報告。
大統領は13日に全政党党首と会談して連立政権樹立に向けた
最後の調整に乗り出す。調整は不調に終わるとの見方が大勢。
再選挙はほぼ不可避な情勢となっている。」
との観測報道をしました。
その後、ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ユーロドルが一時1.29台を回復しました。
ドル円が上昇して80円台を回復しました。
クロス円が反発しました。
ダウ先物が反発をみせました。
日国内企業物価指数(4月)は予想よりは強い−0.2%になりました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
仲値を過ぎた頃から主要通貨ペアが反落する展開になりました。
豪住宅ローン許可件数(3月)は予想より強い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルが再び1.29台を割り込みました。
豪ドル米ドルが一時パリティを割り込む場面がありました。
ドル円が反落して一時80円台をわずかに割り込む場面がありました。
クロス円が反落しました。
アジア株式市場は上昇して始まった後に反落する展開になりました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
日経平均が前週末比マイナス圏へ反落しました。
原油先物は軟調傾向で推移しました。
その後、ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
上海株式市場や香港株式市場などが再びプラス圏へ反発しました。
東京時間午後は日経平均が前週末比プラス圏へ反発しました。
格付け会社のフィッチが、
「中国の今年のGDP成長率は8%を予想する。
中国のハードランディングは予想していない。
中国の短期的な見通しはそれほど懸念していないが、
中国の中・長期の見通しには一段と懸念している。」
などの見解を発表しました。
東京時間後半はややドル売り傾向での揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャのユーロ離脱リスクは同国の銀行にマイナス。
債務負担増による銀行支援はスペインの格付けにマイナス。
欧州での衝撃的な出来事はアジア格付け見通しに打撃はない
ギリシャの総選挙の結果はユーロ離脱リスクが上昇。」
などの見解を発表しました。
ドル円が一時80円台を割り込みました。
日工作機械受注速報(4月)は前年比で前月より弱い+0.5%でした。
日経平均は前週末比+20.53円で大引けになりました。
独卸売物価指数(4月)は前年比で前月より強い+2.4%でした。
午後3時過ぎにドル円が反発して80円台を再び回復しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反落して揉み合いました。
上海株式市場や香港株式市場などが再びマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物や原油先物は軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
仏経常収支(3月)は−41億ユーロになりました。
仏中銀総裁が「ギリシャは仏の銀行に問題とはならない。」
との認識を示しました。
独とギリシャの10年債利回り格差が2358bpに拡大しました。
午後4時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルがパリティを割り込み下落しました。
ポンドドルはやや軟調傾向の揉み合いになりました。
スイス生産者輸入価格(4月)は予想より弱い−2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後4時半頃からドル円が上昇しました。
一部メディアが、
「4月スペインの銀行のECBからのネット借入れは2635億ユーロ。」
との報道をしました。
午後5時過ぎにユーロドルや豪ドル米ドルが一段安になりました。
その後、ドル円がしだいに反落する展開になりました。
スペイン10年物国債の利回りが6.2%に上昇しました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
スぺイン短期債の入札では、
「目標上限30億ユーロに対して合計29億ユーロの発行。
12ヶ月物では、利回りが前回より高い2.985%、
応札倍率が前回より低い1.8倍。」などになりました。
原油先物が一時94ドル台を割り込み下落しました。
欧鉱工業生産指数(3月)は予想より弱い−0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊国債の入札では、
「合計52.5億ユーロ発行。
そのうち3年債では35億ユーロ発行されて、
平均利回りが前回より高い3.91%、
応札倍率が前回より高い1.52倍。
10年債では6.51億ユーロ発行されて落札利回り5.66%。」
などの結果になりました。
英10年債利回りが一時過去最低の1.874%に低下しました。
一部メディアが、
「ギリシャ左派連合が極右を除く全ての政党との話し合いに
参加を表明した。」との報道をしました。
午後6時過ぎユーロドルなどドルストレートが一時反発しました。
独の6ヶ月物短期証券の入札では、
「発行高33億ユーロ。平均利回りが前回より低い0.037%、
応札倍率が前回より高い1.5倍。」になりました。
午後7時半過ぎにドル円が80円台を割り込み下落していきました。
ユーロ円が102円台へ下落するなどクロス円が軟調に推移しました。
ギリシャの株式市場が5%近く下落しました。
欧州の株式市場が軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.46585%に低下しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.28台前半へ下落しました。
ユーロポンドが軟調傾向で推移しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ポンドが堅調に推移しました。
米10年債利回りは一時1.73%近くまで低下しました。
午後11時半頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
NYダウが下落幅を縮小しました。
原油先物がやや反発しました。
ギリシャの急進左派連合の党首が、
「欧州は緊縮策を再検討すべき。
目標はギリシャをユーロにとどめること。」
との発言をしました。
オーストリアの財務相が、
「ギリシャは厳しい局面だがEUとの約束に真摯に向き合う必要。
そうしなければこれ以上資金を得ることはできないだろう。」
との発言をしました。
スイスSNB総裁が、
「ユーロスイスで1.20というスイスフランの上限設定は
市場の歪曲への一時的な措置。その1.20の水準でも過剰評価。
スイスフランの上限設定に関して無制限に対応する用意がある。
必要なら更なるステップもある。」
などの発言をしました。
ややスイスフラン売り反応がみられました。
ベルギー中銀総裁が、
「ギリシャのユーロ離脱は可能性がある。その場合の主なリスクは
他のメンバー国に対してユーロ離脱の前例を作ってしまうこと。」
との見解を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
ギリシャの国営TVが「ギリシャ大統領は15日も連立協議を継続。」
との報道をしました。
一部メディアが、ベニゼロス氏の話として、
「ギリシャ大統領は実務者による救国政府樹立を提案した。」
との報道をしました。
ギリシャ急進左派党首が実務者でつくる政府の案を拒否しました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を再び拡大しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.768%になりました。
NY原油(WTI)は94ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−125.25ドルでこの日の取引を終えました。

<5月15日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「伊の銀行26行を格下げする。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
ユーロ売り反応がみられました。
ドルストレートがやや下落しました。
レーン欧州委員が、
「ギリシャのユーロ残留を望むのは明白なこと。
EUとIMFのギリシャ支援はユーロの連帯を示す。
ギリシャは条件を満たし連帯は相互的なもの。
ギリシャの政治は支援の合意内容を遵守する必要。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「ユーログループはギリシャの組閣を期待している。
ユーロ圏各国は財務相会合でギリシャに引き続きコミットした。
残りの支援は6月末までに実行される。」
などの発言をしました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
読売新聞が、
「G8首脳会議ではギリシャ問題が主要議題の1つになる。」
との報道をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや上昇をみせ揉み合いました。
仲値頃からドルストレートが反落する展開になりました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
豪RBA議事録では、
「世界経済のセンチメントは依然として脆弱。
欧州の債務問題が悪化するリスクが残っている。
雇用の成長は短期的に抑制されている。世界経済は依然不透明。
インフレは今後2〜3年はRBAターゲット下限で推移すると予想。
銀行の資本調達コストは低下したが2011年半ばの水準より高い。
中国の成長は一段の鈍化の見通し。」などが示されました。
限定的ながら発表後に豪ドル売り反応がみられました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
その後、主要通貨ペアがやや戻して揉み合い推移になりました。
豪ドル米ドルが反発をみせました。
ポンドドルはやや軟調傾向で揉み合いました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
原油先物は94ドル台前半で揉み合いました。
シンガポールや香港の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
日消費者態度指数(4月)は予想より弱い40.0になりました。
市場反応は限定的でした。
仏第1四半期GDP速報は前期比で予想とおりの±0.0%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間終盤にかけてドルストレートが上昇しました。
日経平均は前日比−73.10円で大引けになりました。
独第1四半期GDP速報は前期比で予想より強い+0.5%でした。
ユーロ買い反応がみられました。
豪ドル米ドルがパリティを回復しました。
ダウ先物や原油先物が反発上昇しました。
中国上海株式市場が終盤に下げ幅を縮小していきました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
ドルストレートなど主要通貨ペアが堅調に推移しました。
オランダの10年債利回りが過去最低の1.949%に低下しました。
独とギリシャの10年債利回り格差が2664bpに拡大しました。
伊第1四半期GDP速報は前期比で予想より弱い−0.8%になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
独の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
豪ドル米ドルが再びパリティを割り込みました。
英商品貿易収支(3月9は予想より弱い−85.64億ポンドでした。
ポンド売り反応がみられました。
独ZEW景況感調査(5月)は予想より弱い10.8、
欧ZEW景況感調査(5月)は前回値より弱い−2.4、
欧第1四半期GDP速報は前期比で予想より強い±0.0%でした。
強弱混在して市場反応は限定的でしたが、
その後、ユーロドルが軟調傾向になりました。
独ZEWが、
「ここ数週間で経済的リスクが増した。
ギリシャとフランスの選挙がユーロ圏の不透明感を広げ、
景況感指数の低下をもたらした。」
との見解を発表しました。
ギリシャの3ヶ月短期証券の入札では、
目標上限10億ユーロに対して13億ユーロ発行。
(非競争入札3億ユーロ含む)
平均利回りが前回より高い4.34%、
応札倍率が前回より低い2.32倍。」との結果になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が揉み合い推移になりました。
ロイター通信が、ギリシャ政府の匿名の当局者の情報として、
「5月15日に満期を迎える国債4.3億ユーロ相当を償還する。」
と報じました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
EFSFの5年債の入札では、
「9.6億ユーロ発行。平均利回り1.83%、応札倍率2.73倍。」
などになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
米消費者物価指数速報(4月)は前年比で予想とおりの+2.3%、
米消費者物価指数速報コア(4月)は前年比で予想とおりの+2.3%、
米小売売上高(4月)は予想とおりの+0.1%、
NY連銀製造業景気指数(5月)は予想より強い+1709になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇して80円台を回復しました。
ギリシャ大統領報道官が、
「ギリシャ連立協議まとまらず、来月に再選挙実施へ。」
との発表をしました。
ドルストレートが急落しました。
ユーロ円が1.28台を割り込み下落しました。
ダウ先物が急落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ下落しました。
対米証券投資(3月)は予想より強い+362億ドルになりました。
NYダウは前日終値を挟んでの上下動の揉み合いになりました。
FRBのデューク理事が、
「米住宅需要は依然として弱い。
政治家は住宅市場安定に向けて努力する必要。
住宅建設はやや回復の兆候がみられる。」
などの見解を示しました。
米企業在庫(3月)は予想より弱い+0.3%、
米NAHB住宅市場指数(5月)は予想より強い29になりました。
市場反応は限定的でした。
ドル買い動意が優勢の展開になりました。
米10年債利回りが一時1.7791%になりました。
原油先物は上下動の揉み合いになりました。
IMFのラガルド専務理事が、
「ギリシャのユーロ離脱の影響は計り知れない。
ギリシャがユーロ圏に残ることを望むが、
あらゆる事態には技術的に用意しなければならない。」
などの発言をしました。
NY時間後半もドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が上昇してドルストレートが軟調傾向で推移しました。
原油先物が93ドル台に下落しました。
メルケル独首相とオランド新仏大統領の会談後の会見では、
「メルケル首相は仏独が6月サミットで
欧州の成長に関する考えを提示することが重要と述べ、
オランド仏大統領もギリシャがユーロ圏にとどまることを
希望しているとしている。可能な限り構造・成長促進策で
ギリシャを支援する用意がある。」
などの発言をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが下落する展開になりました。
ドルストレートの軟調傾向が続きました。
ポンドドルが1.60の大台を割り込みました。
米10年債利回りは1.738%になりました。
NY原油(WTI)は93ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−63.35ドルでこの日の取引を終えました。

<5月16日(水)>

加の財務相が、
「先日の加の雇用統計の結果には励まされる。
加の回復は緩やかなものになる可能性。
加の自動車産業は好調を持続している。」
などの発言をしました。
ロイター通信が、フィッチの四半期調査を基に、
「最近のユーロ圏危機の再燃を受けECBが向こう1年以内に
3回目の3年物長期資金供給オペLTROを実施するとの観測が
銀行関係者や投資家の間で高まっている。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
ダウ先物はやや反発をみせました。
日第三次産業活動指数(3月)は予想より弱い−0.6%、
日機械受注(3月)は予想より強い−2.8%になりました。
やや円売り反応がみられましたが限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
原油先物は軟調傾向の揉み合いで推移しました。
東京時間前半はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
豪Westpac消費者信頼感指数(5月)は前月より強い95.3でした。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
原油先物が93ドル台を割り込み下落しました。
独の財務相が、
「ギリシャはユーロ残留の決断を下すべき。
ギリシャ救済計画は再交渉できない。
ギリシャは支援を受け入れる準備が必要。」
との見解を示しました。
ダウ先物やアジアの株式市場が下げ幅を拡大していきました。
ドルストレートが軟調を強めていきました。
日経平均は前日比−99.57円で大引けになりました。
午後3時過ぎにドルストレートが一段安になりました。
ユーロドルが1.27台を割り込みました。
クロス円が軟調に推移しました。
ユーロ円が一時102円台を割り込む場面がありました。
ドル円は揉み合いが続きました。
伊10年債利回りが6%台に上昇しました。
スペイン10年債利回りが6.49%に上昇しました。
英10年債利回りが一時過去最低の1.857%まで低下しました。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
ギリシャ2023年償還債の利回りが初の30%台乗せになりました。
原油先物が一時92ドル台を割り込む場面がありました。
スペイン首相はが、
「スペインは天文学的な借り入れコストのリスクに直面。」
との懸念を表明しました。
市場の一部でECBが緊急会合を開催するとの噂が飛び交いました。
午後4時半頃からユーロドルなどに反発の動きがみられました。
ドル円に反落の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
ユーロドルが1.27台を回復しました。
伊貿易収支(3月)は前月より強い+20.64億ユーロになりました。
英失業率(4月)は予想より強い4.9%、
英失業保険申請件数(4月)は予想より強い−1.37万件でした。
指標発表直後ではポンド買い反応がみられました。
その後、ドルストレートが再びやや反落して揉み合いました。
ドル円が反発をみせました。
スペイン首相が、
「ギリシャがユーロを離脱すれば大きな間違いになる。」
との認識を示しました。
中国人民銀行総裁が、
「金融セクターの収益性は改善している。
1-3月の経済成長は健全でマクロ目標に沿うものである。」
などの見解を示しました。
欧消費者物価指数確報(4月)は予想とおりの+2.6%、
欧消費者物価指数コア確報(4月)は予想より強い+1.6%、
欧貿易収支(3月)は季調前で予想より強い+86億ユーロになりました。
スイスZEW経済期待指数(5月)は前月より弱い−4.0になりました。
市場反応は限定的でした。
仏国債の入札では、
「合計79.96億ユーロ発行で、目標額達成。
2014年償還債は25.05億ユーロ発行されて、
利回りは前回より低い0.74%、
2017年償還債は36.51億ユーロ発行されて、
利回りが前回より低い1.72%。」などの結果になりました。
仏株式市場のCAC40指数が前日比プラス圏へ反発しました。
英BOE四半期インフレリポートでは、
「インフレ率は今後2年で2%を下回る見込み。
金利が市場予想通りに推移すれば2年で1.6%前後になる可能性。
英インフレ率は今後1年は2%の目標を上回って推移する見込み。
無秩序なユーロ圏の状況展開のリスクが続く見込み。
英経済成長見通しは極めて不透明。
英GDP成長は今後2年で2.7%前後になる見込み。」
などが示されました。
ポンドが急落して1.59台を割り込み下落しました。
ユーロドルなどドルストレートに連れ安の動きがみられました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
独10年債の入札では、
「41.07億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い過去最低水準の1.47%、
応札倍率が前回より高い1.5倍。」になりました。
午後7時過ぎドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円が80.50円あたりまで上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46685%に上昇しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が徐々に反発していきました。
一部メディアが「ギリシャの再選挙は6月17日に実施される。」
との報道をしました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが反発上昇しました。
独株式市場のDAX指数が前日比プラス圏へ反発しました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
NY時間序盤はポンドドルが一時再び反落しました。
米住宅着工件数(4月)は予想より強い71.7万件、
米建設許可件数(4月)は予想より弱い71.5万件になりました。
主要通貨ペアにやや上昇反応がみられました。
加製造業売上高(3月)は予想より強い+1.9%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、ポンドが再び反発をみせました。
ロイター通信が、16日公表のギリシャの世論調査の結果として、
「6月に実施が予定されている再選挙では、緊縮財政反対を掲げる
急進左派連合が第1党に躍り出る見通し。」と報道しました。
米鉱工業生産指数(4月)は予想より強い+1.1%、
米設備稼働率(4月)は予想より強い79.2%でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合い後に上昇しました。
ドル円がしだいに反落する展開になりました。
ドラギECB総裁が「ECBはギリシャのユーロ残留を強く望む。」
と発言しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+213万バレルになりました。
原油先物が一時下落しましたがその後に反発をみせました。
米10年債利回りが1.7997%あたりに上昇しました。
一部メディアが、
「ECBは資本増強を行っていない一部ギリシャの銀行への
金融政策オペを中止する。」との観測報道をしました。
一部メディアが、関係者の話として、
「ECBは現行の政策スタンスを維持するが手段は見直す。
政策の見直しを6月もしくは7月に完了する模様。
ECBは現時点では追加の刺激策を実施する計画はない。」
などの観測報道をしました。
ユーロドルが一時再び1.27台を割り込む場面がありました。
ドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ロンドンフィックス前頃にNYダウが反落して揉み合いになりました。
欧州の株式市場にやや反落の動きがみられました。
ECBが、
「一部のギリシャ銀は緊急の流動性支援に移行。
ギリシャの銀行への支援は続ける。
ギリシャ市中銀行は資本増強後に通常の資金供給に戻れる。
資本増強は近く最終段階となる。」
との発表をしました。
ロイター通信が、
「ギリシャの銀行支援基金の責任者が、
ギリシャ4大銀行への支援に向け、
180億ユーロのつなぎ資金を来週までに割り当てる。」
との報道をしました。
ユーロドルが1.27台半ばあたりまで反発しました。
深夜2時過ぎドルストレートが再び反落する展開になりました。
一部メディアが、
「米政府はG8各国に戦略石油備蓄の放出準備を要請。
米政府がEUの7月からのイラン産原油輸入全面禁止に対応のため、
G8各国に戦略石油備蓄の放出準備を要請した。」
との観測報道をしました。
原油先物が反落する展開になりました。
との観測報道をしました。
米FOMC議事録では、
「経済が失速もしくは見通しへの下方リスクが増大した場合は
追加刺激必要との認識(数名)。
少なくとも2014年終盤までFF金利を例外的な低水準に維持すること
が適切との認識(約半数のメンバー)。
米経済は緩やかに拡大。見通しは3月会合時点からほぼ変わらない。
失業ギャップの穴埋めにの期間は5〜6年(ほとんどのメンバー)。
欧州状況に起因する世界金融市場の緊張は大幅な下方リスク。
GDP見通しへのリスクについて約半数のメンバーが概ね均衡と認識。
その他はほぼ全員が下向きと認識。
議長が経済見通し要旨の改善の検討を要請。
年内と2013年のFOMC会合は2日間開催に変更。
3月、6月、9月、12月に見通し発表。」
などが示されました。
NYダウが軟調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
セントルイス連銀総裁が、
「失業対策ではQEよりも労働市場の政策が重要。
FOMCの緩和政策はやり過ぎの可能性もある。
ゼロ金利はゆがみの原因。貯蓄を損なう。
FOMCの政策は70年代式のインフレと不安定の原因になる可能性。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは1.759%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−33.45ドルでこの日の取引を終えました。

<5月17日(木)>

IMFのラガルド専務理事が、
「IMFはギリシャのユーロ離脱の可能性に対する技術的な
対応は用意をしているが離脱を前提としたものではない。
全てのケースを考慮しているということ。
ギリシャのユーロ離脱は望ましいことではない。
最善の解決策はギリシャで誕生する新政府が合意を遵守して、
ユーロに留まること。」などの発言をしました。
米当局者がG8サミット前の会見で、
「独はギリシャのユーロ残留望んでいる。
ギリシャはユーロ圏に関し後戻りできない段階を越えていない。
ギリシャの問題の解決は時間を要する可能性。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はドル円など主要通貨ペアがやや反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
NZの第1四半期生産者物価仕入指数は予想より強い+0.3%、
NZの第1四半期生産者物価出荷指数は予想より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃に一時ドル円に反落の動きがみられました。
ドルストレートが緩やかに反発上昇しました。
日第1四半期GDP速報は前期比で市場予想より強い+1.0%、
日第1四半期GDP速報は前年比年率で市場予想より強い+4.1%、
日第1四半期GDPデフレータ速報は予想よりは強い−1.2%でした。
指標発表前に買われた円に、売り戻しの動きがみられました。
日経平均は小幅安で始まり前日終値レベルで揉み合いました。
東京時間序盤はドル売りがやや優勢の展開になりました。
日経済財政相が、
「緩やかなデフレとの認識は変わらない。
物価下落圧力は続いているが下落テンポは緩和している。」
などの認識を示しました。
日首相が、
「日銀には適時適切に果断な金融政策講じていただけると期待。
日銀総裁と話す機会を心して増やしている。」
との発言をしました。
仲値過ぎからは主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合い推移になりました。
WSJ紙が、
「ホワイトハウスが銀行規制に厳格な解決を求める。
ホワイトハウスと米財務省がJPモルガンに関して集中的に協議。」
との報道をしました。
東京時間後半はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
日鉱工業生産指数確報(3月)は速報値より強い+1.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジア株式市場やダウ先物や原油先物がやや堅調に推移しました。
日経平均が反発をみせました。
豪ドル米ドルが堅調傾向で推移しました。
ユーロドルやポンドドルは小幅な揉み合いで推移しました。
東京時間終盤にドル円がやや反発をみせました。
日工作機械受注確報(4月)は速報値より弱い+0.4%でした。
日経平均は前日比+75.42円で大引けになりました。
午後3時半過ぎドルストレートにやや反落の動きがみられました。
ポンドドルが1.59台を再び割り込みました。
ダウ先もが反落する展開になりました。
香港の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
欧州株式市場は上昇して始まりましたがマイナス圏へ反落しました。
仏のモスコビシ新財務相が、
「ユーロを防衛し財政を真剣に管理する必要。
同時に経済成長の促進も必要。
独仏はギリシャがユーロ圏にとどまることを望んでいる。」
などの発言をしました。
スペイン第1四半期GDP確報値は速報値と同じ前期比−0.3%でした。
ダウ先物や欧州株式場が軟調傾向の揉み合いになりました。
スペイン国債の入札では、
「目標上限総額25億ユーロに対して24.9億ユーロ発行。
2015年7月償還債では10.24億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い4.376%、
応札倍率が前回より高い3.0倍。
2016年4月償還債では10.98億ユーロ発行。
落札利回りが前回より高い5.106%、
応札倍率が前回より低い2.5倍。」
などの結果になりました。
ドルストレートに一時やや反発の動きがみられました。
入札後にスペイン10年国債利回りが6.33%に上昇しました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ポルトガルのディアリオ・エコノミコ紙が、
「EU、ECB、IMFのトロイカ当局者は、ギリシャがユーロ圏を
離脱した場合にポルトガルを守る緊急時対応策を検討する。」
との観測報道をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が80円台前半に下落しました。
ユーロドルが1.27台を割り込み下落しました。
ユーロ円が102円台を割り込みました。
スペインのエクスパンシオン紙が、
「ムーディーズがスペインの銀行を17日にも格下げする可能性。
最大21行の格下げもありえる。」
との観測報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
独10年債利回りが過去最低の1.433%まで低下しました。
ポンドドルが一時1.58台を割り込む場面がありました。
ICAPがギリシャのドラクマ取引の準備を完了しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが反発をみせました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い37.0万件になりました。
市場反応は限定的でした。
加卸売売上高(3月)は予想より強い+0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発しました。
ユーロドルが1.27台を回復しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
NYダウは小幅高で始まった後にマイナス圏へ反落しました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(5月)は予想より弱い−5.8に、
その構成項目の雇用指数が−1.3に大きく低下しました。
米景気先行指標総合指数(4月)は予想より弱い−0.1%になりました。
ドル円が80円台を割り込み急落する展開になりました。
クロス円が下落しました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
米10年債利回りが1.7432%あたりに低下しました。
加BOCの四半期レビューでは、
「異例な状態に陥ればBOCは金融政策を発動する必要がある。
この異例な状態とは低金利によるクレジットブームで
家計負債が過剰に積み上がっていること。」
などが示されました。
英BOEのフィッシャー理事が、
「もしも深刻な景気後退のリスクが生じたならば、
量的緩和の再開を求めるがその状態には至っていない。
デフレのリスクがないならば資産買取の勢いは弱まる。
ポンドの持続的な上昇は英中銀を不快にさせる。」
などの発言をしました。
NYダウが軟調に推移しました。
ユーロ円が101円台を割り込み軟調に推移しました。
深夜1時頃から主要通貨ペアが一時反発をみせました。
NYダウが下落幅を一時縮小しました。
セントルイス連銀総裁が、
「米経済は2012年の序盤に関しては期待以上に好調。
労働市場は改善して回復過程にある。
米国は欧州や自国の財政状況からのリスクに直面している。
長期間に渡ってのゼロ金利継続には警戒。
欧州の景気後退にも関わらず米経済は好調維持が可能。」
などの発言をしました。
米10年物TIPSの入札では、
「最高落札利回りはマイナス0.391%と過去最低。
応札倍率は3.01倍。」になりました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャの長期外貨建て・自国通貨建て発行体格付けを
BマイナスからCCCに引き下げる。もしも再選挙で新政府が
緊縮策を拒否した場合は通貨同盟には留まれない。
同国がユーロ離脱なら民間部門とユーロ建てソブリン債の
広範なデフォルトを引き起こす公算が大きい。」
などの見解を発表しました。
NYダウが再び下落幅を拡大していきました。
ドルストレートが再び下落しました。
ユーロドルが再び1.27台を割り込みました。
ポンドドルが再び1.58台を割り込みました。
一部メディアが、
「ギリシャの最新の世論調査では反緊縮財政を
強硬に主張している急進左派が支持を失っている。
MARC・ALPHA社が5月15日〜17日にかけて実施した世論調査では、
26.1%が元第一党のサマラス党首の新民主主義党に投票すると回答。
ツィプラス党首の急進左派連合の23.7%を上回った。」
との報道をしました。
独政府報道官が、
「独首相と仏大統領と英首相と伊首相はG8サミット前の会合を開き
成長と緊縮策の双方が必要との認識で合意した。」
との発表をしました。
米議会上院が、オバマ大統領が指名したFRB理事候補の
ハーバード大学経済学部教授ジェレミー・スタイン氏と
投資会社の元幹部ジェローム・パウエル氏を賛成多数で承認しました。
米10年債利回りは1.689%に低下しました。
NY原油(WTI)は92ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−156.06ドルでこの日の取引を終えました。

<5月18日(金)>

格付け会社のムーディーズが、
「スペインの銀行16行を格下げする。見通しはネガティブ。
さらに格下げ方向で見直しを継続する。
サンタンデール銀行の英子会社も格下する。」
などの発表をしました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
米WSJ紙が、
「フェイスブック新規株式公開IPO価格を仮条件の上限である
38ドルに設定した。公開価格から算出した企業価値は1040億ドル。
米企業のIPO時の時価総額では過去最大。」
との報道をしました。
東京時間が近づく頃からユーロドルなどが反発をみせました。
日経平均は大幅に落して始まりました。
ダウ先物はやや反発をみせた後に反落して揉み合いになりました。
ドル円は一時やや反落した後に揉み合いになりました。
ユーロドルが一時反発をみせた後に反落して揉み合いになりました。
豪ドル米ドルが下落して軟調に推移しました。
東京時間前半はドルストレートが軟調に推移しました。
日10年債利回りが2003年7月以来の0.81%に低下しました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
日政府の月例経済報告では、
「景気は依然として厳しい状況にあるが
復興需要等を背景として穏やかに回復しつつある。」
と基調判断を9ヶ月ぶりに引き上げました。
午前11時頃からドルストレートがやや反発して揉み合いました。
日財務相が、
「ギリシャのユーロ離脱は簡単とは思っていない。
ギリシャ情勢は世界経済や日本経済にとってプラスではない。
昨晩からの急激な円高は投機筋が過剰に反応している。
為替の過度な変動は望ましくないのはG7全体で確認されている。
為替市場動向には一層緊張感をもち適時適切に対応する。」
などの発言をしました。
日経平均やアジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
韓国株式市場が年初来安値を更新しました。
東京時間後半はダウ先物が一段安になりました。
原油先物が92ドル台を割り込み下落しました。
ポンドドルなどドルストレートが一段安になりました。
ドル円も反落する展開になりました。
豪ドル円が78円台を割り込むなどクロス円が下落しました。
午後2時半頃からユーロドルなどが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
日経平均は前日比−265.28円の8611.31円で週取引を終えました。
日経平均は今年最大の下げ幅になりました。
独生産者物価指数(4月)は予想より弱い+2.4%になりました。
午後3時過ぎにドルストレートが再び反落する展開になりました。
独の財務相が、
「仏が財政協定を尊重することを確信。
ギリシャがユーロに留まることを望む。
G8では欧州が共通の立場にたつことが重要。」
などの認識を示しました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
独10年国債利回りが過去最低の1.396%に低下しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ドルストレートがしだいに反発する展開になりました。
ダウ先物はしばらく反発上昇が続きました。
原油先物が反発しました。
欧州の株式市場が下落幅を縮小して揉み合いました。
英BOEのボーゼン委員が、
「これまでの金融緩和策が充分であったかの検討が必要。
英経済見通しが楽観的過ぎた可能性もある。
英経済の基調は従来の想定よりも弱くなってきている。
直近の金融緩和の影響力は薄れてきている。
コアインフレは予想よりも底堅いが低下していくと確信。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、通商担当欧州委員からの情報として、
「ECBとEUがギリシャのユーロ圏離脱の緊急シナリオで作業中。」
との観測報道をしました。
午後5時半頃にユーロドルなどが一時反落しました。
ダウ先物が一時反落しました。
その後、ダウ先物が再び反発して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが再び反発して揉み合いました。
ユーロドルが一時1.27台を回復しました。
ポンドドルが1.58台を回復しました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
仏や独の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
ECBのゴンザレスパラモB専務理事が、
「ECBはギリシャがユーロ圏にとどまることを強く希望している。
財政協定にはユーロ離脱は想定されていない。
欧州には成長鈍化やソブリン危機悪化のリスクがある。」
などの発言をしました。
加消費者物価指数(4月)は予想より強い+2.0%、
加消費者物価指数コア(4月)は予想より強い+2.1%になりました。
指標発表直後に加ドル買い反応がみられましたが限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場がやや反落して揉み合いました。
米10年債利回りが1.7295%あたりに上昇しました。
NYダウは小幅上昇で始まり揉み合う展開になりました。
原油先物が92ドル台を割り込み軟調傾向で推移しました。
ポーゼン英BOE委員が米ピーターソン国際経済研究所所長に
就任することになり英BOEを8月末に退任することになりました。
ロンドンフィックス前に一時NYダウが上昇しました。
ユーロドルが揉み合いの後にやや上昇しました。
ドル円は軟調推移になりました。
格付け会社のS&Pが「2012年の米GDP成長率見通しは2.1%。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス過ぎにNYダウがマイナス圏へ反落しました。
ドルストレートに一時反落の動きがみられました。
フェイスブックはIPO価格より上昇するも伸び悩みになりました。
レーン欧州委員が、
「スペインはEUに対して資金援助を求めてきてはいない。
スペインの金融システムの沈静化支援も必要はない。
スペインの地方財政も目標のラインにある。
ギリシャについてはEUは財政規律を遵守するよう求め続ける。
ギリシャがユーロ圏に残るよう働きかける。
ギリシャの全ての政党はEUとの確約を遵守する必要。
欧州委はギリシャ離脱のシナリオを検討などはしていない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが再び反発しました。
格付け会社フィッチが「ギリシャの銀行5行をCCCに格下げする。」
と発表しました。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウはしだいに軟調傾向になっていきました。
一部メディアが、
「G8サミット前の米仏首脳会談で、米仏大統領は世界経済に対し
ユーロ圏が極めて重要との認識で一致。
仏大統領は米大統領に経済成長が優先課題であることと、
ギリシャはユーロ圏に残留する必要があるとの認識を伝えた。」
などの報道をしました。
一部メディアが、
「ギリシャ新民主主義党のサマラス党首は、
ギリシャのユーロ存続について国民投票を実施して決定という
メルケル独首相の考えを拒否した。」との報道をしました。
独政府が「首相からそのような提案はしていない。」
と報道を否定しました。
NYダウが一時100ドル超の下落になりました。
オランド仏大統領が、
「ギリシャのユーロ圏残留に向けあらゆること行う必要。」
との見解を示しました。
NY時間終盤にかけてユーロドルがG8のイベントも意識したか、
ユーロクロスでのユーロ上昇を背景に急上昇しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
米10年債の利回りは1.7226%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台半ばで週の取引を終えました。
NYダウは前日比−73.11ドルの12369.38ドルで週取引を終えました。
NYダウは前週から6日続落になりました。


●今週の主な予定

<5月21日(月)>

※加(カナダ)が祝日になります。

朝8時01分にライトムーブ住宅価格(5月)、
午後1時半に日全産業活動指数(3月)、
午後2時に日景気一致CI指数確報(3月)、日景気先行CI指数確報、
午後6時に欧建設支出(3月)、
などが予定されています。

<5月22日(火)>

昼12時にRBNZ第2四半期インフレ期待(2年間)、
午後5時半に英消費者物価指数(4月)、英消費者物価指数コア(4月)、
同午後5時半に英小売物価指数(4月)、
夜11時に中古住宅販売件数(4月)、リッチモンド連銀製造業指数(5月)
同夜11時に欧消費者信頼感指数速報(5月)、
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<5月23日(水)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(4月)、
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
夕方(時間未定)に日銀総裁の記者会見、
午後5時に欧経常収支(3月)、
午後5時半に英BOE議事録、欧小売売上高指数(4月)、
夜9時半に加小売売上高(3月)、加景気先行指標指数(4月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(4月)、米住宅価格指数(3月)、
深夜2時に米5年債の入札、
同深夜2時からEU非公式首脳会議、
などが予定されています。
日・英・加・米の指標には注目です。

<5月24日(木)>

朝7時45分にNZ貿易収支(4月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI速報(5月)、
午後2時に日銀金融経済月報(5月)、
午後3時に独第1四半期GDP確報、独第1四半期個人消費、
同午後3時にスイス貿易収支(4月)、
午後4時半に独製造業PMI速報(5月)、独サービス業PMI速報(5月)、
午後5時に独IFO景気動向指数(5月)、
同午後5時に欧製造業PMI速報(5月)、欧サービス業PMI速報(5月)、
午後5時半に英第1四半期GDP確報、英第1四半期個人消費、
夜9時半に米耐久財受注(4月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半からドラギECB総裁の記者会見、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・中国・独・英・米の指標には注目です。

<5月25日(金)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(4月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(6月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(5月)、
などが予定されています。
この日は米債券市場が短縮取引になります。

欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、ドルインデックスが先々週から上昇を継
ぎ81.29まで続伸するリスク回避の米ドル高の1週間になりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週と同水準の0.46685%になりま
した。そして、米10年債利回りは1.7226%と60年ぶりのレベルに迫
るあたりまで低下しました。一方、先週NYダウは先週から6日続落
となって週間で今年最大の下げ幅となる451ドルほど下落する展開に
なりました。

先週の米主要経済指標では、15日の消費者物価指数(4月)が+2.3%、
米小売売上高(4月)が+0.1%と共に予想とおりになり、NY連銀製造
業景気指数(5月)が予想よりかなり強い+17.09、対米証券投資(3月)
が+362億ドル、16日の住宅着工件数(4月)が予想より強い71.7万件、
米建設許可件数(4月)が予想より強い79.2%、米鉱工業生産指数(4月)
が予想より強い+1.1%、米設備稼働率(4月)が予想より強い79.2%、
17日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い37.0万件、米景気先
行指標総合指数(4月)は予想より弱い−0.1%、フィラデルフィア連銀
製造業景況指数(5月)が予想よりかなり弱い−5.8で構成項目の雇用指
数が−1.3に大きく低下、などの結果になりました。強弱混在で市場
予想より強い指数も多いものの、製造業景気指数と雇用関連指数の
弱さが目立ちました。

先週の米要人発言では、15日にFRBのデューク理事が「米住宅需要は
依然として弱い。政治家は住宅市場安定に向けて努力する必要。住宅
建設はやや回復の兆候がみられる。」との見解を示し、16日にセン
トルイス連銀総裁が「失業対策ではQEよりも労働市場の政策が重要。
FOMCの緩和政策はやり過ぎの可能性も。ゼロ金利はゆがみの原因。
貯蓄を損なう。FOMCの政策は70年代式のインフレと不安定の原因に
なる可能性。」などタカ派の見解を示し、17日にセントルイス連銀
総裁が「米経済は2012年の序盤に関しては期待以上に好調。労働市
場は改善して回復過程にある。米国は欧州や自国の財政状況からの
リスクに直面している。長期間に渡ってのゼロ金利継続には警戒。
欧州の景気後退にも関わらず米経済は好調維持が可能。」など経済
回復の認識とタカ派の見解を示すなど、報道された米要人の発言は
少なめでしたが米の要人達のスタンスに特に変化はみられていない
ようです。

そして、16日の米FOMC議事録では「経済が失速もしくは見通しへの
下方リスクが増大した場合は追加刺激必要との認識(数名)。少なく
とも2014年終盤までFF金利を例外的な低水準に維持することが適切
との認識(約半数のメンバー)。米経済は緩やかに拡大。見通しは3
月会合時点からほぼ変わらない。失業ギャップの穴埋めにの期間は
5から6年(ほとんどのメンバー)。欧州状況に起因する世界金融市
場の緊張は大幅な下方リスク。GDP見通しへのリスクについて約半数
のメンバーが概ね均衡と認識。その他はほぼ全員が下向きと認識。
議長が経済見通し要旨の改善の検討を要請。年内と2013年のFOMC会
合は2日間開催に変更。3月、6月、9月、12月に見通し発表。」
などが示されました。ややドル買いの市場反応が見られましたが、
限定的でした。

今週の米主要経済指標では、22日の米中古住宅販売件数(4月)にリッ
チモンド連銀製造業景況指数(5月)、23日の新築住宅販売件数(4月)、
24日の米耐久財受注(4月)に米新規失業保険申請件数、25日のミシガ
ン大学消費者信頼感指数確報(5月)などが注目されます。

円については、日経済指標では、17日の日第1四半期GDP速報が前期
比で予想より強い+1.0%、日第1四半期GDPデフレータ速報が予想
より強い−1.2%、日鉱工業生産指数確報(3月)が速報値より強い
+1.3%になるなど、市場予想を上回る結果がみられました。
日要人発言では、17日に日経済財政相が「緩やかなデフレとの認識
は変わらない。物価下落圧力は続いているが下落テンポは緩和して
いる。」などの認識を示し、同日に日首相が「日銀には適時適切に
果断な金融政策講じていただけると期待。日銀総裁と話す機会を心
して増やしている。」との発言をして、18日に日財務相が「ギリシ
ャのユーロ離脱は簡単とは思っていない。ギリシャ情勢は世界経済
や日本経済にとってプラスではない。昨晩からの急激な円高は投機
筋が過剰に反応している。為替の過度な変動は望ましくないのはG7
全体で確認されている。為替市場動向には一層緊張感をもち適時適
切に対応する。」との円高牽制の発言などがありました。
また、日政府の月例経済報告では「景気は依然として厳しい状況に
あるが復興需要等を背景として穏やかに回復しつつある。」と、
基調判断が9ヶ月ぶりに引き上げられました。

先週のドル円相場は、週初14日に小さな上窓を空けて東京時間の仲
値にかけて80円台に乗せてその後にやや反落しましたが、ロンドン
時間序盤に80.18円まで上昇しました。その後、リスク回避の動意で
クロス円の下落に連れて、ドル円は80円台を割り込みNY時間前半に
79.70円まで下落しました。その後はドル買い動意で反発に転じて、
16日のNY時間序盤に80円台半ばあたりまで上昇しました。その後は
やや再び反落して17日のNY時間序盤にかけて80円台前半での小幅な
揉み合いになりました。そして、発表されたフィラデルフィア連銀
製造業景況指数(5月)が市場予想よりかなり弱い−5.8になったこと
を契機に反落して、ストップを巻き込みながらロンドンフックスを
過ぎる頃に79円台前半まで急落する展開になりました。その後は、
緩やかに反発をみせるも株式市場の軟調を背景としたリスク回避の
円買い動意に再びドル円は軟調傾向の推移となって、97.01円で週
の取引を終えました。

今週の円にかかわる指標発表では、23日の日貿易収支(4月)と同日の
日銀の政策金利の発表および日銀声明が注目されますが、4月27日
の日銀総裁の記者会見で「追加緩和は毎月毎月やっていくわけで
はない。」と明言されていることから、今回の日銀声明では追加緩
和の発表の可能性は低そうです。

今週ドル円相場では、2月1日から3月15日の上昇波動のフィボナ
ッチ61.8%戻し水準になる79.15-25アラウンドを下抜けつつありま
すが、週初まずは79.00の「00」ポイントでの売り買いの攻防が注目
されます。反発上昇した場合は、79.50アラウンドのポイント、ここ
を上抜けた場合は、80.00円の大台の節目「000」ポイント、ここを
超えた場合は、4日高値の80.39円から3日高値の80.55および2日
高値80.61円の「80.39-80.61」アラウンドのゾーンが注目ポイント
になりそうです。また、下落となった場合は、78.50のポイント、
ここを下抜けた場合は、昨年12月後半高値と1月25日高値のゾーン
「78.30-20」アラウンド、ここを下抜けた場合は、78.00の「00」
ポイント、さらに下落した場合は、昨年の後半の77円アラウンド
をコアとするレンジ内に回帰することになりそうです。

ユーロについては、先週のユーロドル相場では、ギリシャの連立政権
の樹立の失敗と、独の最大州ノルトライン・ウェストファーレンでの
地方議会選挙でメルケル首相率いるCDU大敗などを受けて、下窓を空
けて始まりました。一時、中国人民銀行による預金準備率0.5%引き
下げを織り込む反発の動きもみられましたが、下降動意が優勢になり
1.29のサポートを割り込む展開になりました。その後も、格付け会社
ムーディーズが「ギリシャのユーロ離脱リスクは同国の銀行にマイナ
ス。債務負担増による銀行支援はスペインの格付けにマイナス。ギリ
シャ総選挙の結果はユーロ離脱リスクが上昇。」などの見解の発表を
して、さらに、独とギリシャの10年債利回り格差が2358bpに拡大して
スペイン10年債の利回りも6.2%に上昇するなど、リスク回避の動き
が昂進していきました。また、追い討ちをかけるようにベルギー中銀
総裁の「ギリシャのユーロ離脱は可能性がある。」との発言、そして
15日に格付け会社のムーディーズの「伊の銀行26行を格下げする。
見通しはネガティブ。」との発表、また、伊第1四半期GDP速報が前
期比で予想より弱い−0.8%になり、また、独ZEW景況感調査(5月)が
予想より弱い10.8になるなど、一時、15日の東京時間終盤からロンド
ン時間序盤にかけて反発をみせる場面もありましたが、株式市場の
下落と相俟ってネガティブ材料の続出に、ユーロドルは1.28台をも
割り込み大きく下落する展開になりました。

その後も、15日のNY時間にIMFのラガルド専務理事が「ギリシャの
ユーロ離脱の影響は計り知れない。ギリシャがユーロ圏に残ることを
望むが、あらゆる事態には技術的に用意しなければならない。」との
発言があり、16日には伊10年債利回りが6%台に上昇して、スペイン
10年債利回りも6.49%に上昇、また、ギリシャ2023年償還債の利回り
が初の30%台乗せになるなどリスク回避の強い動意に、ユーロドルは
16日のロンドン時間序盤に1.27台を割り込み下落しました。

その後、下落は一服になって、ロイター通信による16日公表のギリシ
ャの世論調査の結果として「6月に実施が予定されている再選挙では
緊縮財政反対を掲げる急進左派連合が第1党に躍り出る見通し。」
との報道や、一部メディアの「ECBは資本増強を行っていない一部の
ギリシャの銀行への金融政策オペを中止する。」との観測報道、及び
ECBによる「一部のギリシャ銀は緊急の流動性支援に移行。ギリシャ
の銀行への支援は続ける。ギリシャ市中銀行は資本増強後に通常の資
金供給に戻れる。資本増強は近く最終段階となる。」との発表や、
ロイター通信による「ギリシャの銀行支援基金の責任者が、ギリシャ
4大銀行への支援に向け180億ユーロのつなぎ資金を来週までに割り
当てる。」との報道などに揺れながら、ユーロドルは上下動の揉み
合い推移になりました。

その後、17日のロンドン時間序盤にスペイン10年国債利回りが6.33%
に上昇したことや、スペインのエクスパンシオン紙が「ムーディーズ
がスペインの銀行を格下げする可能性。最大21行の格下げもある。」
との観測報道をしたことを背景にユーロドルは一時1.2666あたりまで
下落する展開になりました。その後、NY時間に反発をみせましたが、
NY時間の後半に格付け会社のフィッチが「ギリシャの長期外貨建て・
自国通貨建て発行体格付けをBマイナスからCCCに引き下げる。もしも
再選挙で新政府が緊縮策を拒否した場合は通貨同盟には留まれない。
同国がユーロ離脱なら民間部門とユーロ建てソブリン債の広範なデフ
ォルトを引き起こす公算が大きい。」などの見解を発表したことや、
格付け会社のムーディーズが「スペインの銀行16行を格下げする。
見通しはネガティブ。さらに格下げ方向で見直しを継続する。サン
タンデール銀行の英子会社も格下する。」との発などがあり、株式
市場の下落なども背景にユーロドルは再び軟調を強め、18日の東京
時間終盤に1.2642まで下落する展開になりました。

その後、ロンドン時間からはG8サミットのイベントも意識されたか、
ダウ先物の反発上昇やユーロクロスでのユーロの上昇を背景として、
しだいに週末調整のショートカバーが入り、ユーロドルは一転して
反発上昇して1.27台を回復する展開になりました。そして、レーン
欧州委員による「スペインはEUに対して資金援助を求めてきてはい
ない。スペインの金融システムの沈静化支援も必要はない。スペイ
ンの地方財政も目標のラインにある。ギリシャについてはEUは財政
規律を遵守するよう求め続ける。ギリシャがユーロ圏に残るよう働
きかける。ギリシャの全ての政党はEUとの確約を遵守する必要。欧
州委はギリシャ離脱のシナリオを検討などはしていない。」などの
発言も追い風に、格付け会社フィッチの「ギリシャの銀行5行をCCC
に格下げする。」と発表での反応も限定的となって、NYダウの下落
にもかかわらずショートカバーが進み、ユーロドルは1.2779で週の
取引を終えました。

今週のユーロでは、週初まずはG8サミットでの「財政再建と成長との
両立」の合意などに対して、その織り込みによる相場展開が注目され
ますが、ユーロにかかわる経済指標では、24日の中国HSBC製造業PMI
速報、独第1四半期GDP確報、独製造業PMI速報(5月)、独サービス業
PMI速報(5月)、独IFO景気動向指数(5月)、欧製造業PMI速報(5月)、
欧サービス業PMI速報(5月)、25日の独GFK消費者信頼感調査(6月)など
が注目されます。

さて、先週のユーロドルは週初に下窓を空けて始まり大きく下落し
ましたが、週末には大きめに戻す相場展開になりました。

この相場展開に関しまして、先週初来の下落では「ギリシャ再選挙
→ギリシャ反緊縮派の政権樹立の可能性→ギリシャのユーロ離脱の
可能性、および追加支援を受けられないことでのギリシャのデフォ
ルト可能性」などのシナリオ、さらには英国で紙幣を印刷している
会社がギリシャの「旧ドラクマの印刷準備をはじめた」との報道ま
であったことで、「リスク回避の動き」が主体でしたが、

先週末のユーロドルの急反発では、G8のイベントを控えてこれを一応
の材料として週末調整としてショート・カバーが入った格好ながら、
一方、この巻き戻しの動きの背景には、先般2回にわたり実施された
ECBによる3年物長期資金供給オペLTROでの資金を用いて、金融機関
や短期筋を中心に行われていた「ユーロを売り豪ドルなどを買う」、
いわゆるユーロ・キャリーが「リスク回避」と「欧州の金融機関の
資本増強の必要性」などで解消が進んだことで、ユーロ・クロスで
反対売買によりユーロが上昇したことも、その背景にあるようです。

また、現在は前述のように「ギリシャ再選挙→ギリシャ反緊縮派の
政権樹立の可能性→ギリシャのユーロ離脱の可能性と、追加支援を
受けられないことでのギリシャのデフォルト可能性」が市場の懸念
ではありますが、失業率が42%にもなり、たまりかねて反緊縮の方
向に動いていたギリシャ世論ながら、少しずつ時を経て「ユーロ離
脱となったときの恐ろしさ。」にギリシャ国民が気づきはじめたか、
ギリシャ世論に徐々に変化が現れてきている点には一応の注意が要
りそうです。

MARC・ALPHA社が5月15日-17日にかけて実施したギリシャ最新の世論
調査では、「26.1%のギリシャ国民が元第一党のサマラス党首が率い
る新民主主義党に投票すると回答して、ツィプラス党首の急進左派
連合へ投票するとの回答の23.7%を上回った。」との報道がされて
いて、ギリシャの最新の世論調査では、反緊縮財政を強硬に主張し
ている急進左派が支持を失ってきている事実が判明してきたことで、
今後の展開が注目されます。

「ギリシャ再選挙→ギリシャ反緊縮派の政権樹立の可能性」という
市場の懸念の根元がもし仮に崩れることになりますと、市場で主流
となっている「ギリシャのユーロ離脱の可能性」の筋書きも崩れる
ことになって、巻き戻しによるショート・カバーの動きが昂進する
可能性も排除ができなくなる場合もありそうです。
先週後半までの市場コンセンサスに従うならば、戻ったところでは
どこかで売るのが定石にはなりますが、ギリシャの最新の世論調査
などによって、市場コンセンサスの前提が崩れる場合には、(まだ、
市場の主流のコンセンサスはギリシャのユーロ離脱説とは思われま
すものの) シナリオが変ってしまうアナザー・ストリーの可能性に
も、一応には過ぎませんが注意だけは必要なのかもしれません。
また、一部で市場動向に鑑みて、日米欧など中銀が協調行動に出る
可能性の指摘もあるようで、こちらにも一応の注意は要りそうです。

今週のユーロドル相場では、週初まずは1.28の「00」ポイントを巡る
売り買いの攻防が注目されます。上昇となった場合では、1.2850アラ
ウンドのポイント、ここを上抜けた場合は、先々週にバリアとなって
いた1.29の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は、1月16日の安値
から2月28日高値の上昇波61.8%戻しの1.2950アラウンド、さらに
上昇した場合は、1.3000の「000」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は1.27の「00」ポイントが注目されますが、
ここを下抜けた場合は1月16日の安値から2月28日高値の上昇波の
全戻しとなる1.2625アラウンドが重要ポイントとして注目されます。
さらに下落した場合は、1.26の「00」ポイントが注目されますが、
ここを下抜けた場合は下落が強まる可能性がありそうです。

そのほか今週は、22日の英消費者物価指数(4月)や、23日の英BOE
議事録、24日の英第1四半期GDP改訂値など、英国の経済指標が注目
されます。そして、引き続き、スペインなど重債務国の金利が再び
上昇傾向になっていますので国債の金利動向も注目されます。
また、週末の米英連休前での調整の動きにも注意したいものです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その7 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第七話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「えーと、重要なダマシの話じゃったのう…。」

『重要なダマシには意味があるとか何とかの話さ。』

「価格が安値を更新した場合は下落が進む可能性が高いわけじゃが、
 ところが安値を更新したにもかかわらず、
 陽線で終値となる『キー・リバーサル』と呼ばれるものや、
 揉み合い後に満を持して下落したのにブレークが不発となり、
 逆に反発上昇に転じる『フェイク・アウト&シェイク・アウト』
 と呼ばれるものもある…。
 後者は『ダマシのブレークアウト』などとも
 呼ばれることがあるようじゃのう。」

『……。』

「ところがじゃ…。これらの個々のダマシを確認できたら、
 ダマシと逆方向へすぐさまドテンのポジションを持ったりすると、
 これまた返り討ちのダマシにあうこともままあるものじゃ。」

『えっ? ダマシのダマシ?
 おい、ジンさんよ。話が複雑すぎてよく解んねぇぜ。』

「ふむ。そうじゃのう…。ところで、ちょっとお前さんに聞くが、
 ドテンをしてダマシにあったことはないかね。」

『それはしょっちゅう…、じゃぁなくて、
 オレ様クラスでも、まぁ、そんなこともタマにはあるぜ。』

「例えば、『上でなければ下』という判断をしたとしても、
 相場は上げ下げ二者択一ではなく、不明もしくは
 トレード自体を避けるべき第三の状況もあるのじゃのう。」

『……。』

「買っても売っても負けるときは、それはマーケットからの
 『トレードをすべき状況でない』というメッセージなのじゃ。」

『……。』

「このようなトレードすべきではない状況で、
 頭に血が登り、ムキになって怒りのトレードを繰り返すと、
 口座資金を毀損してしまうものじゃ。」

『で…、どうすりゃいいってんだよ。』

「『ダマシを活用できるようになる状況』を見定めることじゃ。」

『えっ? ダマシを活用できる状況って、いったい何だよ。』

「それは、状況の『複合』もしくは『重合』じゃ。」

『……?』

「例えば、揉み合いの後に満を持して下落したのに、
 下降ブレークが不発となる『ダマシのブレークアウト』における
 『キー・リバーサル』+『スパイク(実体より長いヒゲ)』など、
 状況証拠が複合する状況じゃ…。」

『……!』

「単一のダマシのエビデンスよりも、それらが複合している状況、
 つまり、『ダマシのブレークアウト』+『キー・リバーサル』
 +『スパイク』などのエビデンスが複合する状況のほうが
 よりダマシの確認が確かとなるというわけじゃのう。」

『あははっ。ジイさん、あんたの言葉も「確」がダブってるぜ。』

「それにじゃ…、価格の『勢い』も重要じゃ。
 価格の勢いなどと言うと、曖昧との謗りを受けるものじゃが、
 バン・K・タープ博士の『魔術師たちの心理学』でも
 述べられているのじゃ。」

『ポイントを抜けるにしても、反転するにしても、
 価格の勢い(スピード)は大切というわけだな…。』

「そういうことじゃ…。
 複数のダマシが重合して起こり、かつ『反転に勢い』もある、
 このような状況がダマシを活用できる状況と言ってよかろう。」

『状況証拠のエビデンスは単一よりも、複合の方が確かさが増す。
 これは当たり前のこと、ってワケだね。』

「ふむ。そう言って良いのではなかろうかのう…。
 ところで、この『複合』もしくは『重合』という考え方は、
 ダマシの確認に限らず、トレードでは有効な考え方の1つじゃ。」

『……?』

「例えば、上値を何度も止めたレジスタンスと、
 ピボット・ポイントR1(2)と、+3σが重合している場合なども、
 抵抗のポイントとして重要度が高くなるものじゃ。」

『いろいろな手法を用いているトレーダー達が
 それぞれに注目しているポイントが重なると
 注目度も高いポイントになる、そーゆーワケだな…。』

「そういうことじゃ…。
 ただ、誤解しないように言っておくがのう、
 ポイントが重合すると反転の可能性は高まるけれども、
 必ず反転するとは限らないものじゃ。
 そこを突き抜けるダマシとなった場合、
 『それだけ動意が強い』ということになるのじゃ。
 それとじゃが、次にこれも話しておかねばなるまい…。」

『おい、ジイさん、話が今回もかなり長くなってるぜ。
 次の話は来週にでもしたらどうなんだい。』

「そうすることにしようかのう…。
 来週は…、気が変らなければじゃが…、
 ファンダメンタルズでのダマシの話と、
 相場はブルとベアの戦いの話でもしようかのう。
 ポイントでは勢いを伴い一気に抜けたり、反転することもあるが、
 ちょっと抜けてはまた戻り、ポイントを巡ってブルとベアの
 戦いが繰り広げられるものじゃが、
 その戦いに決着がつく頃にあるエビデンスが現れるのじゃ…。」

『ジイさん、あんた良く気が変るからねぇ…。
 ずっと前に言っていた点と線の話なんかも飛んじゃってるし…、
 楽しみにしておいてやるから、話のテーマを忘れんなよ。』


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事の徹底のお話 その6


12日に中国人民銀行が追加金融緩和として
預金準備率を0.5%引き下げると発表しましたね。

●先週の主な出来事

<5月7日(月)>

仏大統領選挙で仏社会党のオランド氏が勝利宣言をしました。
複数のメディアが、
「ギリシャ総選挙では連立二大政党のギリシャ新民主主義党と
全ギリシャ社会主義運動のいずれも単独過半数に達しなかった。」
との報道をしました。
ユーロドルが1.30台前半に下落して下窓を空けて始まりました。
他のドルストレートも下落して始まりました。
その後、ドルストレートに一時やや反発の動きがみられました。
ドル円は前週末終値レベルで始まり軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が前週末比130ドル超下落しました。
原油先物が96ドル台前半に下落しました。
その後、ユーロドルが1.3000を割り込み下落しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
午前7時半頃からドル円に反発の動きがみられました。
豪AIG建設業指数(4月)は前月より弱い34.9になりました。
日銀金融政策決定会合議事要旨では、
「中国経済がはっきり下ぶれる場合は日銀経済見通しに影響。
国民の物価観は不変でなく比較的大きな変化ありうる。(1委員)
マネタリーベース前年割れで緩和姿勢後退との見方は誤解(1委員)
財政ファイナンス懸念とならない国債買い入れ目的の説明重要(複数)
伊・スペイン財政悪化でリスク回避姿勢いくぶん強まっている(多数)
世界経済めぐる不確実性は引き続き大きい。
現時点では2月に増額した基金の効果確認が適当との見解で一致。
いまだデフレ脱却見通せる状況となっていない。(財務相省出席者)」
などが示されました。
やや円売り反応がみられました。
日経平均は大きく下落して始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤はややユーロドルが反発して揉み合いました。
ダウ先物が一時やや反発をみせて揉み合いました。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
ポンドドルは軟調傾向で揉み合いました。
原油先物が一時95ドル台前半に下落する場面がありました。
午前9時半頃からドル円が再び反落して揉み合う展開になりました。
クロス円が当日安値圏で揉み合いになりました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
豪小売売上高(3月)は予想より強い+0.9%、
豪第1四半期小売売上高は予想より強い+1.8%、
豪住宅建設許可件数(3月)は予想より強い+7.4%になりました。
豪ドルにやや買戻しの動きがみられました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
その後、ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
日官房長官が、
「オランド仏新大統領めぐる欧州内での議論を今後注視したい。」
との発言をしました。
原油先物が反発して97ドル台を回復しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
アジアの株式市場は軟調傾向の推移が続きました。
インドの株式市場が一時4ヶ月ぶりの安値になりました。
伊の首相が、
「EUの政策に関する検討必要。
EUは成長のため迅速かつ具体的な行動が必要。
オランド氏とギリシャ・仏選挙について協議した。」
との発言をしました。
午後2時半頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は小幅上下動の揉み合いが続きました。
スイス失業率(4月)は市場予想とおりの3.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
日財務相が、
「適宜適切に対応していく。
投機的な円高の動きがある。よく監視しなければならない。
欧州の選挙結果が株や為替の不安定要因になっている可能性。」
などの発言をしました。
日経平均は前週比−261.11円で大引けになりました。
日経平均は今年最大の下げ幅となりました。
格付け会社S&Pが、
「仏大統領選でオランド氏が勝利したことは、
仏の格付けには影響を与えない。」との発表をしました。
スイス消費者物価指数(4月)は前年比で予想より弱い−1.0%でした。
限定的ながらフラン売り反応がみられました。
中国上海株式市場が終盤にかけて反発して下げを消しました。
インドの株式市場が終盤にかけて反発上昇しました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
英の株式市場は休みでした。
ダウ先物や原油先物が緩やかに反発しました。
欧州の株式市場が反発して下げ幅を縮小していきました。
ドルストレートの緩やかな反発が続きました。
ユーロドルが1.3000の大台を回復しました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
クロス円が緩やかに反発しました。
ドル円にやや反発の動きがみられました。
スペインの首相が、
「銀行に最後の手段として公的資金注入を検討。
公的資金利用はまだ決まっていない。
11日に銀行に関する法令を可決へ。
地方政府への介入は必要ないことを望む。
バッドバンクは支持しない。」などの発言をしました。
独とギリシャの10年債利回り格差が2016bpに拡大しました。
午後5時半頃からドル円が一時反落して揉み合いました。
午後6時半頃からドル円が再び反発をみせました。
主要通貨ペアが反発上昇していきました。
EFSFのCEOが、
「ESMの資金が不充分という悲観的な考えはない。
7500億ユーロは1年を通じて全ての資金繰りをまかなえる。」
との発言をしました。
独製造業受注指数(3月)は予想より強い+2.2%になりました。
ユーロの反発が続きました。
ユーロ円が104円台を回復しました。
独の政府報道官が、
「独仏の良好な関係はオランド政権下でも続くだろう。
ただし財政協定の再交渉はしない方針。」
との見解を発表しました。
独の首相が、
「オランド氏と早急に協力関係を構築する。
独仏関係は欧州にとって重要。
ギリシャは同意を得ている財政策を達成しなければならない。」
などの発言をしました。
仏の株式市場が前週末比プラス圏へ反発上昇しました。
ダウ先物が揉み合いながらも反発が続きました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46585%でした。
NY時間序盤はドル円が上昇をみせました。
加住宅建設許可件数(3月)は予想より強い+4.7%でした。
市場反応は限定的でした。
独の財務相が、
「欧州は同意したことを実行しなければ信頼を失うリスクがある。
欧州危機の根源は取り除かなければならない。」
などの見解を示しました。
NYダウは前週末比マイナス圏で揉み合う展開になりました。
米10年債利回りは1.87%前後で推移しました。
ロイター通信が、
「ギリシャ民主左派の党首は国際支援を支持した新民主主義党と
全ギリシャ社会主義運動の連立政権への参加拒否の意向を表明。」
との報道しました。
一部メディアが、ギリシャの財務省筋の話として、
「EUやIMFと交渉する新政権の発足が遅れれば、
6月末に資金枯渇の可能性がある。」との観測報道をしました。
IMF報道官が、
「ギリシャの新政権発足に数日間は要すると認識。
新政権が発足後に直ぐにも協議を行いたい。
有権者からの要望で新政権がIMFとEUとの合意を
変えるようにならないことを懸念している。」
との声明を発しました。
ドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
ドル円は上下動の揉み合いが続きました。
原油先物は一時反落した後に再上昇していきました。
ダウ先物が下げ幅を縮小して前週末比プラス圏へ一時上昇しました。
IMFのラガルド専務理事が、
「成長と安定の両方を政策には要請している。
成長なのか緊縮財政なのかの議論は誤っている。
財政再建は不可欠。」などの発言をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
一部メディアが、
「ギリシャ総選挙で第1党となった新民主主義党NDのサマラス党首は
ギリシャ連立政権を樹立できず、パプリアス大統領に委任を返上。
第2党以下で組閣できなければ憲法に基づき
来月にもギリシャ再選挙の可能性。」
との観測報道をしました。
ホワイトハウスの報道官が、
「欧州危機は米経済への逆風の一つ。
欧州首脳らと問題に対する対応を継続していく。」
との発言をしました。
NYダウが終盤にかけて反落しました。
米消費者信用残高(3月)は予想より強い213.6億ドルになりました。
米10年債利回りは1.872%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル台後半で取引を終えました。
NYダウは前週末比−29.74ドルでこの日の取引を終えました。

<5月8日(火)>

独連銀総裁が、
「金融政策はユーロの病気に対する万能薬ではない。
ユーロ圏の中銀の火力は無限ではない。
中銀による無頓着な非伝統的措置は曖昧であってはならない。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「オランド次期仏大統領と電話会談を行った。
債務危機で何がうまく行くかを協議した。
新財政協定の条項変更はあり得ないとも述べた。」
などの発言をしました。
オセアニア時間ではドル円が緩やかに反落しました。
ポンドドルなどがやや反発の後に反落する揉み合いになりました。
資源国通貨は堅調傾向で推移しました。
英RICS住宅価格(4月)は予想より弱い−19.0%になりました。
限定的ながらポンド売り反応がみられました。
格付け会社のフィッチが、
「仏大統領選でオランド氏が勝利したことが仏国債に
ただちに影響を与えることはない。」との見解を示しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「高水準の米失業率は構造的問題が大きな要因である可能性。
一段の金融刺激策はインフレリスクを高めるが、
その一方で失業問題への効果は限定的。
もしも欧州経済が一段と悪化すれば米成長にも影響する可能性。
米住宅の差し押さえ一巡には数年かかる可能性。
住宅建設の大幅な持ち直しにはさらに時間が必要。」
などの見解を示しました。
東京時間が近づく頃からドル円が反発をみせました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
英FT紙が、
「スペイン政府は不動産業界向け不良債権の増加などで
経営が悪化しているスペイン銀行3位のバンキアに対して、
最大100億ユーロの公的資金を注入する方向で検討に入った。」
との報道をしました。
東京時間序盤はややドル買い優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円が上昇して80円台を回復しました。
豪貿易収支(3月)は予想より弱い−15.87億豪ドルになりました。
豪ドル売り反応がみられました。
午前10半頃からドル円に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は小幅安で始まり軟調に推移しました。
ダウ先物や原油先物はやや軟調傾向で推移しました。
午後11時半頃からドル円がやや反発して揉み合いました。
香港の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
東京時間午後からダウ先物が反発をみせる展開になりまた。
中国上海株式市場が下幅を縮小して反発しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反発しました。
ダウ・ジョーンズが、
「ECBは先週に8週連続で国債買い入れを見送った。」
との報道をしました。
ギリシャの急進左派連合党首が伊スタンパ紙のインタビューで、
「組閣できれば債務モラトリアム求める。」と発言しました。
日経平均は前日比++62.51円で大引けになりました。
午後3時過ぎから主要通貨ペアが反落する展開になりました。
ドル円が80円を割り込み下落しました。
ダウ先物が再び軟調になりました。
原油先物が反落しました。
上海株式市場や香港株式市場が再び反落する展開になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
英FTSE100が前日終値を挟んで揉み合いになりました。
午後4時半頃に主要通貨ペアが一時反発をみせる場面がありました。
オランダ10年債の入札では、
「発行目標上限30億ユーロに対して25億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い2.139%。」になりました。
ギリシャ6ヶ月物債の入札では、
「目標上限10億ユーロに対して13億ユーロ発行。
落札利回りが前回より高い4.69%、
応札倍率が前回より低い2.60倍。」になりました。
英FTSE100を含む欧州株式市場が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物が下げ幅を拡大して揉み合いになりました。
主要通貨ペアが再び反落する展開になりました。
ポンドや豪ドルが軟調に推移しました。
一部メディアが、
「豪予算は336億豪ドルの支出削減。今後5年間で節減する方針。」
との報道をしました。
独30年債利回りが過去最低の2.269%まで一時低下しました。
EFSFの3ヶ月物証券の入札では、
「目標上限20億ユーロに対して19.62億ユーロ発行。
平均落札利回りが0.1729%、応札倍率が2.2倍。」になりました。
独鉱工業生産指数(3月)は予想より強い+2.8%になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
午後7時過ぎからドルストレートが反発をみせました。
ドル円が再び下落する展開になりました。
一部メディアが、
「ギリシャのパプリアス大統領が議会第二党となった急進左派連合に
組閣を要請した。」との報道をしました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が反発をみせました。
午後8時頃からドル円が再び反発する神経質な展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
加住宅着工件数(4月)は予想より強い24.49万件になりました。
指標発表直後に加ドル買い反応がみられましたが限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ユーロドルが1.30台を割り込みました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が再び反落しました。
ギリシャASE指数が620.54と1992年11月以来の水準に下落しました。
午後10時頃からドル円が反落する展開になりました。
NYダウが下落して始まり軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りが1.84%あたりに低下しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
NYダウが一時190ドル超の下落になりました。
原油先物が一時95ドル台に下落しました。
ドルカナダがパリティになる場面がありました。
米ISMの半期レポートでは、
「2012年の製造業の売上高は4.5%上昇。
資本投資は6.2%の上昇を見込んでいる。
サービス業は売上高が4.8%上昇。
資本投資は3.6%上昇すると予想。」などが示されました。
ロンドンフィックス過ぎに主要通貨ペアが反発をみせました。
ユーロドルが1.30台を回復しました。
NYダウが一時やや反発をみせました。
ブルムバーグ通信が、FXコンセプツのテーラー氏の発言として、
「ギリシャは政府の手元資金が底を突き
欧州から追加融資もないことから来月にもユーロ圏を離脱する公算。
ギリシャのユーロ離脱はこの夏の公算が極めて大きい。」
との記事を掲載しました。
ギリシャ新民主主義党の党首が「少数政権を容認する用意もある。」
との発言をしました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.362%、応札倍率が前回より低い3.65倍。」
になりました。
ドルストレートがしだいに反落する展開になりました。
ドル円は反発がしばらく続きました。
NYダウや原油先物が終盤にかけて下げ幅を縮小していきました。
ロイター通信と市場調査会社IPSOSとが実施した世論調査では、
「オバマ大統領の支持率が49%、ロムニー候補の支持率が42%と、
11月に実施される大統領選挙でオバマ大統領がロムニー候補よりも
現時点で7ポイント上回っている。」ことが示されました。
米10年債利回りは1.842%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−76.44ドルでこの日の取引を終えました。

<5月9日(水)>

RBNZの金融安定報告では、
「NZ経済が通貨高と商品安のリスクに直面している。
輸出業者の業績が圧迫され景気の回復が遅れる可能性がある。
直近のNZドルの下落は商品価格の下落や欧州情勢、
および弱い指標結果を反映している。」などが示されました。
NZドルが軟調傾向で推移しました。
IMFのスイスフランの上限設定に関してレポートでは、
「上限設定自体は適切だが、流動性拡大や過剰インフレ、
資産バブルを招く恐れもある。注意深い出口戦略が必要。
通常の状態に戻りしだい変動相場制に戻すことを要請する。」
との見解が示されました。
オセアニア時間ではドル買い動意がやや優勢で推移しました。
ユーロドルが1.30を再び割り込み揉み合う展開になりました。
日財務省が、
「4月末の外貨準備高は前月比+8億ドルで1兆2895億ドル。」
との発表をしました。
ロイター通信が、
「仏大統領に選出されたオランド氏は、夏に予定されている
財政監査を利用して景気支援策の一部を撤回する可能性がある。」
との観測報道をしました。
英BRC小売売上高(4月)は前年比で前月より弱い−3.3%になりました。
ややポンド売り反応がみられました。
日経平均は下落して始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤では主要通貨ペアに一時反発の動きがみられました。
午前9時半頃からドルストレートが再び反落しました。
ダウ先物や原油先物がやや反落する展開になりました。
アジアの株式市場は下落して始まり軟調傾向で推移しました。
中国の財政相が、ウェブサイトで、
「中国の国内経済はなお難題に直面。
世界経済の不確実性と不安定は高まっている。
中国経済のファンダメンタルズは良好。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、
「昨日、ギラード豪首相が緊縮型の予算を編成したことに関して
豪RBAが金利で行動する最大限の余地があると発言していた。」
と報じました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
午前11時過ぎからドル円が反落して軟調に推移しました。
クロス円が軟調に推移しました。
英の首相が、
「ユーロが適切に機能するためには単一政府が必要。
ユーロ圏の景気回復は英国の利益になる。」
などの認識を示しました。
コメルツ銀の1-3月期決算では
純利益が予想より弱い3.69億ユーロになりました。
日景気一致CI指数速報(3月)は予想より強い96.5、
日景気先行CI指数速報(3月)は予想より弱い96.6になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドルストレートがやや反発をみせました。
IMFアジア太平洋地域事務所の所長が、
「ギリシャに対する市場の不安が再燃してきている。」
との認識を示しました。
日経平均は前日比−136.59円で大引けになりました。
独貿易収支(3月)は予想より強い+174億ユーロ、
独経常収支(3月)は予想より強い+198億ユーロになりました。
ユーロ買い反応がみられました。
午後3時頃から主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
ブルームバーグが、南独新聞の記事として、
「EUとIMFとECBからなるトロイカ調査団は5月のギリシャ訪問を
中止することになった。」と報じました。
欧州の株式市場は小幅高で始まりましたが、
その後に上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が下げては上げる揉み合いになりました。
ユーロドルなどドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
午後5時頃からドル円が反落する展開になりました。
スペイン10年債利回りが4月27日以来の6%台をつけました。
ダウ先物や欧州株式市場が軟調傾向で推移しました。
独5年債の入札では、
「目標50億ユーロに対して40.32億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い0.56%、
応札倍率が前回より低い1.4倍。」になりました。
独10年債利回りが1.50%を割り込み過去最低を更新しました。
米10年債利回りが1.7967%と2月1日以来の水準に低下しました。
ドル円が79円台前半まで下落しました。
ドルストレートが揉み合いながらも軟調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46685%に上昇しました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場がやや反発しました。
主要通貨ペアの下落が一服になりました。
NY時間序盤ではドルストレートやクロス円が一段安になりました。
ユーロ円が103円台を割り込みました。
ドル円がやや反発をみせました。
ポンドドルが1.61台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.29台前半に下落しました。
原油先物が96ドル台を割り込みました。
米10年債利回りが過去最低の1.5%割れになりました。
午後10時過ぎにドルストレートがやや反発をみせました。
NYダウは大きく下落して始まりました。
米ABCニュースが、
「スペイン政府は市場終了後に株式を最大45%を取得して
大手銀バンキアを一部国有化する。」との観測報道をしました。
米卸売在庫(3月)は予想より弱い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+365万バレルになりました。
スペインの首相が、
「ユーロ圏諸国は緊縮財政と成長を強めるべき。
バンキアについてはコメントを拒否する。
スペイン政府は11日に銀行についての決定を下す。」
との発言をしました。
米WSJ紙が、
「ユーロ圏諸国がギリシャ支援延期の可能性を協議している。」
との観測報道をしました。
NYダウが一時前日比180ドル超下落しました。
午後11時頃にかけてドルストレートが一段安になりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「6ヶ月から9ヶ月の間に刺激策解除が必要になる可能性がある。
労働市場のトレンドを予測するのは極めて困難なこと。」
などの見解を示しました。
ロイター通信が、EU筋の話として、
「EFSFは対ギリシャ融資52億ユーロについて9日に決定する。
支払われる可能性の方が高い。」との観測報道をしました。
NYダウや欧州株式市場が反発しました。
独DAX指数が前日比プラス圏へ上昇しました。
午後11時半頃からドルストレートが反発しました。
ロンドンフィックス頃からドル円が反発しました。
EU当局者が、
「欧州委員会は11日に発表するスペインの見通しで、
2012年のスペイン財政赤字をGDP比6%、2013年は約4%として、
追加措置を実施しない限り財政再建目標達成は困難、
との見方を示す予定。」との発表をしました。
一時、ユーロドルなどドルストレートが反落する場面がありました。
クリーブランド連銀総裁が、
「完全雇用の水準としては失業率6%程度。
その水準に達するまでにはしばらく時間がかかる。
米景気回復は緩やかでGDPは2.5%程度になる可能性。
インフレは2%近辺で落ち着く可能性。」
などの見解を示しました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回りが1.855%、応札倍率が前回より低い2.90倍。」
になりました。
オーストリア中銀総裁が、
「域内の経済は安定化の兆しがみられるが2012年のGDPは
マイナス成長になる可能性。南欧の成長がブレーキとなっている。
ECBは直ちにインフレリスクを感じる状況ではない。
近い将来に金利変更の計画はない。」
などの発言をしました。
深夜3時頃までNYダウの反発上昇が続きました。
原油先物が96ドル台半ばへ反発しました。
米10年債利回りが1.84%あたりまで上昇しました。
ドルストレートの反発上昇がしばらく続きました。
ドル円が79円台後半まで上昇しました。
ユーロ円が103円台半ばあたりまで反発しました。
EFSFがギリシャへの融資52億ユーロの実行を決定しました。
深夜3時過ぎからドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円がやや反落して揉み合う展開になりました。
NYダウが再びやや反落する展開になりました。
ギリシャ新民主主義党のサマラス党首が、
「急進左派連合の連立政権への参加を拒否した。
ユーロ離脱とギリシャの破綻を受け入れるようツィプラス氏から
要請があったが無理な話と断った。」
との発言をしました。
ギリシャ急進左派連合の党首が連立政権の樹立を断念しました。
一部メディアが、
「IMFは融資を決定した国が政治的急変で再度懸念が生じた場合での
損失に対する潜在的リスクを回避するため防護策を検討している。
検討課題にはユーロ圏の国々に対する融資制限も含まれる。」
などの観測報道をしました。
スペイン中銀が、
「大手銀バンキアの部分国有化を要請する。
バンキアの親会社BFAに対して45億ユーロの注入資金を
資本に転換するよう要請。預金については安全である。」
などの発表をしました。
一部メディアが、
「スペインのFROBがバンキアの45%株式を取得する可能性。」
との観測報道をしました。
米10年債利回りは1.830%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−97.03ドルの6日続落で大引けになりました。

<5月10日(木)>

オセアニア時間はややドル買い傾向の小幅揉み合いになりました。
読売新聞が、
「ギリシャ総選挙後の連立交渉では緊縮策の撤回を訴える第2党の
急進左派連合のツィプラス党首が交渉断念を表明。
再選挙の可能性がさらに強まった。」との報道をしました。
日国際経常収支(3月)は予想より強い+1兆5894億円、
日国際貿易収支(3月)は予想より強い+42億円になりました。
指標発表直後に円買い反応がみられましたが限定的でした。
日経平均は9000円を割り込み前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均が下げ幅を縮小していきました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
仲値を過ぎた頃からドル円がやや反落しました。
豪新規雇用者数変化(4月)は予想より強い+1.55万人、
豪失業率(4月)は予想より強い4.9%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
午前10半過ぎにドル円が再び反発して揉み合いになりました。
白井日銀審議委員が、
「日本経済の前向きな動きを確実にするため金融緩和の強化が重要。
足元の為替市場を含め国際金融資本市場の動向に引き続き注意。
欧州の改革失敗は市場を再び緊張。世界経済に下振れのリスク。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
主要通貨ペアがしだいに堅調傾向で推移しました。
日経平均が前日比プラス圏へ一時反発しました。
正午前頃から主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
中国貿易収支(4月)は予想より強い+184.2億ドルになりました。
中国の輸出(4月)は前年同月比で予想より弱い+4.9%、
中国の輸入(4月)は前年同月比で予想より弱い+0.3%でした。
豪ドルやユーロなどに売りの反応がみられました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ダウ先物やアジアの株式市場に反落の動きがみられました。
正午頃からドル円も反落して揉み合う展開になりました。
クロス円が軟調になりました。
日経平均が一時再び前日比マイナス圏へ反落しました。
日景気ウォッチャー現状判断DI(4月)は前回値より弱い50.9、
日景気ウォッチャー先行判断DI(4月)は前回値より強い50.9でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半は主要通貨ペアが反発をみせて揉み合いました。
日経平均は前日比−35.41円で大引けになりました。
中国上海株式市場が後半に前日比プラス圏へ反発上昇しました。
ダウ先物や原油先物に反発の動きがみられました。
主要通貨ペアが揉み合いながらも堅調推移になりました。
香港の株式市場は軟調傾向で推移しました。
白井日銀審議委員が、
「為替目的の外債購入は日銀法の考えを充分に踏まえる必要。
金融政策はあらゆる政策を常に念頭に置く。
効果発現には時間がかかるのでこれからも見極めていきたい。
これまでの緩和では欧州リスクも考慮に入れている。」
などの発言をしました。
中国上海株式市場が終盤にかけて反落して上げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
ロンドン時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ポンドが反落する展開になりました。
ユーロドルは上昇の後に反落する展開になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
独の首相が、
「ユーロ圏共同債は危機解決にならない。
債務危機を解決する魔法はない。」との発言をしました。
オーストリア中銀総裁が、
「成長と緊縮が必要なことは共通認識。
救済される国は最大限の努力が必要。」
との認識を示しました。
スペインの10年債利回りが6%台で推移しました。
ECB月例報告では、
「最新のデータは広範な不透明感示す。
景気は今年緩やかに回復と予想。
景気見通しへのリスクは引き続き下方向。」
などが示されました。
ECB四半期専門家調査では、
「2012年成長率予想を−0.2%に下方修正。
2013年成長率予想は+1.0%に下方修正。
2012年のインフレ率予想は+2.3%に上方修正。
2013年のインフレ率予想は+1.8%に上方修正。」
などが示されました。
ユーロ売り反応がみられました。
その後、ダウ先物に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
EU欧州連合が、
「EUが赤字ルールを緩和するだろうとの噂は根拠がない。
オランダは財政健全化を追及しなければならない。」
などの声明を発表しました。
英鉱工業生産(3月)は市場予想とおりの−0.3%、
英製造業生産高(3月)は市場予想より強い+0.9%になりました。
ポンドに買戻しの反応がみられました。
仏中銀が「第2四半期の英経済はゼロ成長が続く見通し。」
との見解を月例報告で示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「改革に対する政治的意思がなければギリシャ支援措置は難しい。
ギリシャのユーロ圏離脱を話し合うには時期尚早。
ECBのギリシャへの今後の措置に関してはコメントを拒否。」
などの発言をしました。
午後5時半過ぎにドル円が反落しました。
ポンドドルも再び反落する展開になりました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
独とギリシャとの10年債利回り格差が2281bpに拡大しました。
EU欧州連合が、
「ギリシャの資金繰りに心配はない。
ギリシャの必要資金はしっかりカバーされている。」
との声明を発表しました。
午後7時頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を3250億ポンドに据え置きました。
ポンド買い反応がみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
一部メディアが、
「ベニゼロス全ギリシャ社会主義運動党首が組閣要請を受けた。」
と報じました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
貿易収支(3月)は予想より弱い−518億ドル、
米輸入物価指数(4月)は予想より弱い−0.5%、
米新規失業保険申請件数は予想よりやや強い36.7万件になりました。
市場反応は限定的でした。
加新築住宅価格指数(3月)は予想より強い+0.3%、
加国際商品貿易(3月)は予想より弱い+3.5億加ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
五十嵐財務副大臣が、
「投機的な円高の目に余る動きには介入あり得る。
為替の急激な変化は問題は注意深く見守る必要。
デフレ状況は極めて微弱になってきている。
消費者物価上昇率1%は2013年度中に達成の可能性もある。
日銀の次の一手では一般論として外債購入を排除しない。」
などの発言をしました。
ドル円が急伸しました。
ドルストレートが揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.9%あたりに上昇しました。
原油先物が97ドル台前半に上昇しました。
NYダウは上昇して始まりました。
バーナンキFRB議長が、
「経済と住宅市場の回復の遅れは将来を不確実なものにする。
金融危機以降の数年で米銀のバランスシートの修復や
自己資本増強には著しい進展がある。
米国での信用信用増強は著しく改善している。
信用需要は依然として緩慢。銀行は流動性を改善するべき。
いくつかの大企業は短期資金に頼っている。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「2-3%のインフレは許容できる。
欧州とIMFにはギリシャ救済のために全てを実施する決意がある。」
などの発言をしました。
午後11時過ぎからドルストレートが反落しました。
NYダウや欧州株式市場や原油先物が上昇幅を縮小しました。
一部メディアが、
「ユーロ圏は14日に閣僚会議を開き、ギリシャ内閣の見通しと
スペインの金融機関の状況について議論する。」
との報道をしました。
ロンドンフィックス過ぎからNYダウがやや反発して揉み合いました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
EU筋が、
「ユーロ圏はギリシャが選挙問題を解決して、
新政権樹立で合意するまで資金支援を続ける。」
との観測を発表しました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが3.090%、応札倍率が前回より低い2.73倍。」
の結果になりました。
ドル円がやや反落しました。
ミネアポリス連銀総裁が、インフレと雇用市場について、
「FRBが利上げを実施しなければならないほど
インフレが高まったとしても失業率は充分に低下しない可能性。」
との見解を示しました。
NYダウが徐々に上げ幅を縮小していきました。
原油先物が反落する展開になりました。
ドルストレートがしだいに軟調になっていきました。
米月次財政収支(4月)は予想より強い+591億ドルになりました。
ドル円がNY時間終盤に反発して一時80円台に乗せました。
米10年債利回りは1.835%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+19.98ドルこの日の取引を終えました。

<5月11日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ドル円が反落する展開になりました。
FRBが発表した資産構成では、
「資産規模は9日までの1週間で一日平均2兆8452億ドルと
前週から6億ドル減り3週連続で減少。」したことが示されました。
JPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン最高経営責任者が、
「過去1ヶ月半で計20億ドルのディーリング損失。
各種金融市場の乱高下でさらに損失が10億ドル増える可能性。
コーポレート部門でポートフォリオ戦略に不備があり、
第2四半期に8億ドルの損失を計上する公算。」
との発表をしました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合いになりました。
日本経済新聞が、
「中国人民銀行は四半期に1度の金融政策執行報告で、
今後の為替政策で中央銀行による為替管理方式の改善を進め、
為替介入の頻度を減らすと明記した。」と報じました。
バイトマン独連銀総裁が、南独新聞のインタビューで、
「独の経済は良好に推移していて失業率も低い。
インフレ率はユーロ圏の平均を上回る可能性があるが
ECBが原則を維持すればインフレは抑制される。」
などの認識を示しました。
英ネーションワイド消費者信頼感(4月)は前回値より弱い44でした。
市場反応は限定的でした。
バイトマン独連銀総裁が「インフレを容認しているわけではない。」
との補正発言をしました。
日経平均は小幅高で始まり堅調傾向で推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが下げた後に反発しました。
ダウ先物が緩やかに上昇しました。
中国の指標発表前にドルストレートがやや反落しました。
中国消費者物価指数(4月)は予想とおりの+3.4%、
中国生産者物価指数(4月)は予想より弱い−0.7%になりました。
豪ドルやユーロに売りの反応がみられました。
ドル円が反落する展開になりました。
日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
ロイター通信が、
「スペイン政府は銀行の不良債権処理策を発表する。
政府と金融機関の調整は最後まで難航したが、
11日定例閣議でバッドバンク構想と追加の引当金計上を盛り込んだ
処理策を了承する見通し。」との観測報道をしました。
午前11時頃からユーロドルなどが反発をみせました。
独の財務相が、
「ギリシャ危機がユーロ圏全体に広がるリスクは大幅に減少。
抵抗力が強まった。ギリシャには他の道はない。
(ギリシャが他の道で)困難が回避できると考えるのは危険。」
などの発言をしました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調傾の揉み合いになりました。
アジアの株式市場や原油先物が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物に一時反発の動きがみられました。
中国鉱工業生産(4月)は予想より弱い+9.3%、
中国固定資産投資(4月)は予想より弱い+20.2%、
中国小売売上高(4月)は予想より弱い+14.1%になりました。
主要通貨ペアに売りの反応がみられました。
ダウ先物に再び反落の動きがみられました。
日経平均は前日比−61.01円の8948.64円で週の取引を終えました。
独消費者物価指数確報(4月)は予想より強い+2.1%でした。
午後3時頃から豪ドル円など主要通貨ペアが一段安になりました。
豪ドル円が一時80円台を割り込みました。
アジアの株式市場は軟調に推移しました。
独30年物国債利回りが2.201%に低下して過去最低を更新しました。
その後、主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
原油先物が軟調に推移しました。
ギリシャ新民主主義党のサマラス党首が、
「まだ政権樹立の可能性は残っている。」との認識を示しました。
その後、欧州の株式市場が反発する展開になりました。
独DAX指数が一時前日比プラス圏へ反発上昇しました。
ダウ先物が反発をみせて揉み合いました。
主要通貨ペアが反発上昇する展開になりました。
英生産者仕入価格指数(4月)は予想より弱い−1.5%、
英生産者出荷価格指数(4月)は予想より強い+0.7%、
英生産者物価指数コア(4月)は予想より強い+2.3%になりました。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
欧州委員会の加盟27ヶ国の経済・財政見通しでは、
「2012年のユーロ圏の成長率見通しを−0.3%で維持。
2012年財政赤字の対GDP比では、ユーロ圏が3.2%、
スペイン2012年財政赤字の対GDP比は目標5.3%に対して6.4%。」
などが示されました。
伊の政府証券の入札では、
「12ヶ月物の発行額は70億ユーロ。
落札利回りが前回より低い2.34%、
応札倍率が前回より高い1.79倍。」などになりました。
ユーロ買い反応が見られました。
ポンドが軟調傾向で推移しました。
ポンドドルが一時1.61を割り込む場面がありました。
揉み合いにがらもドル円やユーロドルの反発が続きました。
午後7時半頃からユーロドルに反落の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場が上下動の揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合う展開になりました。
スペインの副首相が、
「スペイン政府は銀行改革案を承認した。
銀行の不動産ポートフォリオ全てに関して外部監査を指示。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
スペイン経済相が、
「健全な不動産投資に対する引当率を7%から30%とする。
スペインの銀行には追加で300億ユーロの引当へ。
スペインの銀行は年末までには新引当金が必要。
不動産資産・融資に対する引当金は総額1370億ユーロの見通し。
新引当金要件満たせない銀行は国からの融資を得られる。」
との発表をしました。
NY時間序盤はドル円が指標発表前に反落する展開になりました。
主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
米生産者物価指数(4月)は予想より弱い+1.9%、
米生産者物価指数コア(4月)は予想より弱い+2.7%になりました。
ドル円が指標発表後に上下動になりました。
加雇用ネット変化率(4月)は予想より強い+5.82万人、
加失業率(4月)は予想とおりの7.3%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
ロイター通信が、
「ギリシャ民主左派党のクベリス党首が、
EUとIMFの支援策を支持する連立政権は支持しないとの考えを表明。
これにより連立政権樹立への望みが絶たれ、
ギリシャが再選挙を実施する可能性が濃厚になってきた。」
との観測報道をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
ポンドドルやユーロドルなどドルストレートが下落しました。
米10年債利回りが一時1.83%あたりに低下しました。
NYダウは下落して始まりました。
ダラス連銀総裁が「新たな量的緩和を支持しない。」
との発言をしました。
午後10半頃から主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
ミシガン大学消費者信頼感速報(5月)は予想より強い77.8でした。
ドル円に上昇反応がみられました。
NYダウや欧州の株式市場に反発の動きがみられました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャがユーロ圏を離脱するならユーロ圏全体の
ソブリン格付けをネガティブ・ウォッチにする可能性がある。」
との発表をしました。
ユーロドルに一時反落の動きがみられました。
その後、NYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
独と英の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
原油先物が反発しました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
ギリシャの財務省が「1-4月の財政赤字は91億ユーロ。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス前頃から主要通貨ペアがやや反落しました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
EU当局者が、
「もしスペインが財政再建に関して3〜4年程度にわたる
信頼できる計画を有するなら時間的な余裕を与えることも可能。」
との発表をしました。
スウェーデン中銀の副総裁が、
「各国中銀の担当者でギリシャのユーロ離脱に関して議論をしたが、
被害はないと考えるのは間違い。欧州に甚大な影響を及ぼす。」
との発言をしました。
一部メディアが、
「組閣を試みている第3党の全ギリシャ社会主義運動の
ベニゼロス党首と会談していた急進左派のツィプラス党首が
連立参加を拒否した。」との報道をしました。
ギリシャ関係筋が、
「ベニゼロス党首が組閣に失敗。12日に大統領に委任返上。」
との発表をしました。
深夜2時頃からユーロドルなどドルストレートが下落しました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が反落しました。
NY時間終盤にかけてドル円がやや反発をみせました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
格付け会社のフィッチが、
「米JPモルガンの格付けをA+/F−1に引き下げた。
もう一段の格下げも検討する可能性。」
との発表をしました。
米10年債利回りは1.8410%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は95ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−34.44ドルの12820.60ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<5月14日(月)>

午前7時45分にNZ第1四半期小売売上高指数、
午前8時50分に日国内企業物価指数(4月)、
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(3月)、
午後3時に独卸売物価指数(4月)、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(4月)、
午後6時に欧鉱工業生産(3月)、
深夜12時45分からスイスSNB総裁の講演、
などが予定されています。
NZ・欧の指標には一応注目です。
また、この日にユーロ圏財務相会合が予定されています。

<5月15日(火)>

午前10時半に豪RBA議事録、
午後2時に日消費者態度指数(4月)、
午後2時半に仏第1四半期GDP速報、仏消費者物価指数(4月)、
午後3時に独第1四半期GDP速報、
午後3時45分に仏第1四半期非農業部門雇用者数、
午後4時からEU財務相会合、
午後5時半に英商品貿易収支(3月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(5月)、
同午後6時に欧第1四半期GDP速報、欧ZEW景況感調査(5月)、
夜9時半に米消費者物価指数(4月)、米消費者物価指数コア(4月)
同夜9時半に米小売売上高(4月)、NY連銀製造業景気指数(5月)、
夜10時に米ネットTIC長期フロー(3月 対米証券投資)、
夜11時に米企業在庫(3月)、米NAHB住宅市場指数(5月)、
などが予定されています。
豪・(仏)・独・(欧)・米の指標には注目です。
また、オランド仏新大統領の就任宣言と独仏首脳会談も
予定されています。

<5月16日(水)>

朝8時50分に日機械受注(3月)、日第三次産業活動指数(3月)、
午後5時半に英失業率(4月)、英失業保険申請件数(4月)、
午後6時に欧消費者物価指数確報(4月)、
同午後6時に欧消費者物価指数確報コア(4月)、欧貿易収支(3月)、
午後6時半に英BOE四半期インフレリポート、
夜9時半に米住宅着工件数(4月)、米建設許可件数(4月)、
同夜9時半に加製造業売上高(3月)、
夜10時15分に米鉱工業生産指数(4月)、米設備稼働率(4月)、
深夜3時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<5月17日(木)>

※スイスが休日です。

朝7時45分にNZ第1四半期生産者物価(仕入・出荷)、
朝8時50分に日第1四半期GDP速報、
同朝8時50分に日第1四半期GDPデフレータ速報、
午後1時半に日鉱工業生産指数確報(3月)、
夜9時半に新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加卸売売上高(3月)、
夜11時に米フィラデルフィア連銀景況指数(5月)、
同夜11時に米景気先行指標総合指数(4月)、
などが予定されています。
日・米の指標には注目です。

<5月18日(金)>

午後3時に独生産者物価指数(4月)、
夜9時半に加消費者物価指数(4月)、加消費者物価指数コア(4月)、
などが予定されています。
加の指標には注目です。
また、18日-19日にG8首脳会議がワシントンで開催されます。
米フェイスブックがナスダックに上場予定になっています。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、その前週の上昇を継いで80.25超まで続伸
するリスク回避の米ドル高の1週間になりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週より上昇して0.46685%になり
ました。そして、米10年債利回りは9日に一時1.7967%と2月1日
以来の水準に低下して、週末に1.8410%になりました。米10年債利
回り1.8%アラウンドはドル円が76円台をつけたときのレベルに近い
ことで今後のドル相場の展開が注目されます。
一方、先週NYダウは週間で217ドルほど下落する展開になりました。
週足レベルで再び13000ドルの大台を割り込んで引けたことで今後の
NYダウの展開が懸念されまます。

先週の米主要経済指標では、10日の米貿易収支(3月)が予想より弱い
−518億ドル、米新規失業保険申請件数が予想よりやや強い36.7万件
米月次財政収支(4月)が予想より強い+591億ドル、11日の米生産者
物価指数(4月)が予想より弱い+1.9%、米生産者物価指数コア(4月)
が予想より弱い+2.7%、ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)
は予想より強い77.8と、強弱混在ではありましたが、米月次財政収
支がオバマ大統領就任後はじめてプラス収支になりました。

先週の米要人発言では、8日にリッチモンド連銀総裁が「高水準の
米失業率は構造的問題が大きな要因である可能性。一段の金融刺激
策はインフレリスクを高めるが、その一方で失業問題への効果は限
定的。」と金融緩和への慎重姿勢を示し、9日にミネアポリス連銀
総裁が「6ヶ月から9ヶ月の間に刺激策解除が必要になる可能性。
労働市場のトレンドを予測するのは極めて困難。」とタカ派の見解
を示し、同日にクリーブランド連銀総裁が「完全雇用の水準として
は失業率6%程度。その水準に達するまでには時間がかかる。米景
気回復は緩やかでGDPは2.5%程度になる可能性。インフレは2%近
辺で落ち着く可能性。」と慎重姿勢を示し、10日にバーナンキFRB
議長が「経済と住宅市場の回復の遅れは将来を不確実なものにする。
金融危機以降の数年で米銀のバランスシートの修復や自己資本増強
には著しい進展がある。米国での信用信用増強は著しく改善してい
る。信用需要は依然として緩慢。銀行は流動性を改善するべき。い
くつかの大企業は短期資金に頼っている。」と経済回復の遅れへの
懸念と金融期間の改善の認識とともに問題点の指摘をして、11日に
ダラス連銀総裁が「新たな量的緩和を支持しない。」とタカ派の発
言をして、経済回復への懸念を示しつつも、米の要人達のスタンス
に特筆するような変化はみられていないようです。

今週の米主要経済指標では、15日の米小売売上高(4月)に米消費者物
価指数(4月)とNY連銀製造業景気指数(5月)に対米証券投資(3月)、
16日の米住宅着工件数(4月)に米建設許可件数(4月)と米鉱工業生産
指数(4月)に米FOMC議事録、17日の米新規失業保険申請件数に米景気
先行指標総合指数(4月)とフィラデルフィア製造業景況指数(5月)など
が注目されます。

円については、7日の日銀金融政策決定会合議事要旨で「中国経済
がはっきり下ぶれる場合は日銀経済見通しに影響。伊・スペインの
財政悪化でリスク回避姿勢いくぶん強まっている。世界経済めぐる
不確実性は引き続き大きい。現時点では2月に増額した基金の効果
確認が適当。」などが示されました。同日に日財務相が「(円高に)
適宜適切に対応していく。投機的な円高の動きがある。よく監視し
なければならない。」と円高への懸念と対応の意志があることを示
しました。そして、10日の日国際経常収支(3月)では予想より強い
+1兆5894億円、日国際貿易収支(3月)も予想より強い+42億円に
なりました。また、同日に白井日銀審議委員が「日本経済の前向き
な動きを確実にするため金融緩和の強化が重要。足元の為替市場を
含め国際金融資本市場の動向に引き続き注意。欧州の改革失敗は市
場を再び緊張。世界経済に下振れのリスク。効果発現には時間がか
かるのでこれからも見極めていきたい。これまでの緩和では欧州リ
スクも考慮に入れている。」と国際経済への懸念と日銀の緩和姿勢
の継続を示すとともに効果見極めの時間も必要との認識を示し、
そして、同日に五十嵐財務副大臣が「投機的な円高の目に余る動き
には介入あり得る。為替の急激な変化は問題は注意深く見守る必要。
デフレ状況は極めて微弱になってきている。消費者物価上昇率1%
は2013年度中に達成の可能性もある。日銀の次の一手では一般論と
して外債購入を排除しない。」として円高への懸念と介入がありえ
ることに直接的な言及をしました。
為替介入の実施の円高レベルまではまだ距離があるように思われま
すが、数ヶ月来みられなかった「為替介入」という言葉が用いられ
るようになってきたことで、政府・日銀の円高への懸念は高まって
いるようです。

先週のドル円相場は、週初のオセアニア時間にやや反落した後に、
8日の東京時間序盤にかけて揉み合いながらも反発して一時80円台
を回復しましたが、その後は軟調傾向で推移して9日のロンドン時
間前半にスペイン10年債利回りが4月27日以来の6%台をつけるな
どリスク回避の動意に円が買われ、一時79円台半ばを割り込むあた
りまで下落する展開になりました。その後、NY時間から揉み合いな
がらも79円台後半へと反発して、小幅な上下動の揉み合いを経て、
10日のNY時間序盤に五十嵐財務副大臣の「投機的な円高の目に余る
動きには介入あり得る。」との発言が報じられたことを契機に反発
して、NY時間終盤にかけて一時80円を回復するあたりまで上昇しま
した。その後、11日のオセアニア時間から再び反落して、79円台後
半での上下動の揉み合いになり、79.93円で週の取引を終えました。
週間で79円半ばから80円アラウンドの範囲での相場になりました。

今週ドル円相場では、17日の日第1四半期GDP速報が注目されます。
また、先週10日の五十嵐財務副大臣の「為替介入もありえる」との
発言にドル円が上昇反応となりましたので、まだ介入実施のレベル
ではないとは思われますが、今後の本邦要人発言には一応の注意が
要りそうです。そして、リスクの受け皿の円として、ギリシャの再
選挙を巡る市場の思惑の動きなど欧州の動向も注目されます。

先週のドル円相場は「行って来い」の小幅レンジの動きでしたので、
チャートポイントしては変らず、反発上昇となった場合は、まずは
80.00円の大台の節目「000」ポイントを巡る売り買いの攻防が注目
されますが、ここを超えた場合は、4日高値の80.39円から3日高値
の80.55および2日高値の80.61円の「80.39-80.61」ゾーン。ここを
上抜けた場合は、81.00アンダーから81.00の「00ポイント」などが
レジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、79.50アラウンド、および2月1日から
3月15日の上昇波動のフィボナッチ61.8%戻し水準になる79.15-25
アラウンドがサポートとして注目されます。ここを下抜けた場合は
下落が強まる可能性がありそうです。

ユーロについては、先週のユーロドル相場では、週初に仏大統領選
挙で現職のサルコジ氏が敗れたことや、ギリシャ総選挙で連立二大
政党のギリシャ新民主主義党と全ギリシャ社会主義運動のいずれも
単独過半数に達しなかったことなどを受けて大きな下窓を空けて始
まり、その後もリスク回避動意が優勢の展開になって、1.30の大台
を下抜けて1.29台半ばに迫るあたりまで大きく下落しました。
その後、東京時間に切り返し反発する展開になり、格付け会社S&P
が「仏大統領選でオランド氏が勝利したことは、仏の格付けには影
響を与えない。」との発表もあってリスク回避が後退して、8日の
オセアニア時間にかけて1.30台半ば過ぎまで上昇して一旦は大台を
回復しましたが、8日の東京時間に英FT紙の「スペイン政府は不動
産業界向け不良債権の増加などで経営が悪化しているスペイン銀行
3位のバンキアに対して、最大100億ユーロの公的資金を注入する
方向で検討に入った。」との報道もあり、ギリシャ総選挙後の組閣
が難航していることもあって、再びユーロドルが軟調になっていき
ました。

その後のNY時間でもNYダウが一時190ドル超の下落となって原油先物
が95ドル台に下落するなどリスク回避の優勢が続きました。
その後、ギリシャ新民主主義党の党首が「少数政権を容認する用意
もある。」との発言があって、ギリシャ組閣への期待でユーロドル
が一時反発する場面がありましたが、ブルムバーグ通信がFXコンセ
プツのテーラー氏の発言として「ギリシャは政府の手元資金が底を
突き、欧州から追加融資もないことから来月にもユーロ圏を離脱す
る公算。ギリシャのユーロ離脱はこの夏の公算が極めて大きい。」
との記事を掲載したことなどで、リスク回避の動意は再び強まって
いきました。9日のロンドン時間ではスペイン10年債利回りが4月
27日以来の6%台に上昇して、米10年債利回りが過去最低の1.5%
割れになり、米ABCニュースの「スペイン政府は大手銀バンキアを
一部国有化する。」との観測報道をして、さらに米WSJ紙が「ユーロ
圏諸国がギリシャ支援延期の可能性を協議している。」との観測報
道もあり、NYダウが一時前日比180ドル超下落したことを背景に、
ユーロドルは1.2911あたりまで下落する展開になりました。

その後、ロイター通信が、EU筋の話として「EFSFは対ギリシャ融資
52億ユーロについて9日に決定。支払われる可能性の方が高い。」
との観測報道を契機にNYダウや欧州株式市場が反発したことで、
NY時間後半にかけてユーロドルは1.29台後半まで反発する展開にな
りました。その後、ギリシャ急進左派連合の党首が連立政権の樹立
を断念したとの報道や、一部メディアが「IMFは融資を決定した国が
政治的急変で再度懸念が生じた場合での損失に対する潜在的リスク
を回避するため防護策を検討している。検討課題にはユーロ圏の国々
に対する融資制限も含まれる。」との観測報道もあって1.29台前半
まで再び反落する展開になりました。その後、10日オセアニア時間
から切り返しをみせて1.29台後半まで反発しましたが、ロンドン時
間序盤に発表されたECB四半期専門家調査で「2012年成長率予想を
−0.2%に下方修正。」などが示されたことや、ダウ先物や欧州の
株式市場の軟調を背景に再び反落して1.29台前半へ下落しました。

その後、EUが「ギリシャの資金繰りに心配はない。ギリシャの必要
資金はしっかりカバーされている。」との声明を発表して、また、
一部メディアが「ベニゼロス全ギリシャ社会主義運動党首が組閣要
請を受けた。」と報じたことで再びギリシャ組閣への期待も台頭し
てユーロドルは1.29台後半へと反発する上下動の展開になりました。
その後、10日のNY時間後半から再び軟調傾向になって、11日の東京
時間の中国経済指標の発表前に1.29台前半に下落して、中国消費者
物価指数(4月)は予想とおりの+3.4%でしたが、中国生産者物価指
数(4月)が予想より弱い−0.7%となったことで、一時1.2904まで下
落する展開になりました。その後、揉み合いとなりましたが、東京
時間午後に発表された中国鉱工業生産(4月)が予想より弱い+9.3%、
中国小売売上高(4月)が予想より弱い+14.1%となったことを契機に
再び1.2905まで下落しましたが1.29のバリアは破られず、ギリシャ
新民主主義党の党首が「まだ政権樹立の可能性は残っている。」と
の発言をしたことを契機として1.29台半ばへ反発しました。その後、
スペインの銀行懸念などで反落して上下動となった後に、NY時間前
半にロイター通信が「ギリシャ民主左派党のクベリス党首が、EUと
IMFの支援策を支持する連立政権は支持しないとの考えを表明。これ
により連立政権樹立への望みが絶たれ、ギリシャが再選挙を実施す
る可能性が濃厚になってきた。」との観測報道をして、また、格付
け会社のフィッチが「ギリシャがユーロ圏を離脱するならユーロ圏
全体のソブリン格付けをネガティブ・ウォッチにする可能性がある」
との発表があり、さらにNY時間後半にギリシャ関係筋が「ベニゼロ
ス党首が組閣に失敗。12日に大統領に委任返上。」との発表をした
ことで6月のギリシャ再選挙の観測が強まり、ユーロドルは再び下
落して1.2916で週の取引を終えました。

今週のユーロでは、週初まずは12日(土)の中国人民銀行による追加
金融緩和としての預金準備率0.5%引き下げの選好要因の織り込みと
13日(日)の独の州議会選挙の結果の織り込みが注目されます。

また、ギリシャで連立協議が不調に終わったことを受けて週初13日
からギリシャのパプリアス大統領が各党に挙国一致内閣の設立を呼
びかけるとのことで、この最後の呼びかけが成功する可能性は低い
と見られてはいますが、暫定政府が設立する可能性もわずかにある
ようで注目されます。パプリアス大統領の呼びかけ交渉が不調にな
れば、ギリシャの6月中旬の再選挙が決定となります。
なお、ギリシャは18日に約51億900万ユーロの大量国債償還を控えて
いますがこちらの方は資金調達が済んでいて無事通過の見込みです。

その後は14日のユーロ圏財務相会合にかかわる要人発言、及び15日
に予定されているオランド仏新大統領と独のメルケル首相との独仏
首脳会談が注目材料となりそうです。オランド仏大統領が緊縮財政
にも理解を示すなど、独仏の協力関係が確認された場合は、ユーロ
の下落の緩和材料となりそうです。また、同日15日午後2時半の仏
第1四半期GDP速報、そして独第1四半期GDP速報と独ZEW景況感調査
および欧第1四半期GDP速報と欧ZEW景況感調査などが注目されます。

ユーロドル相場では、鉄のバリアとなっている1.29を巡る売り買い
の攻防が重要ポイントとして注目されますが、上昇となった場合で
は、1月16日の安値から2月28日高値の上昇波61.8%戻しの1.2950
アラウンドが注目されます。ここを上抜けた場合は1.3000の「000」
ポイント、ここをさらに上抜けた場合は、4月上旬および4月18日
の下値抵抗アラウンドでもあり5月8日の上値抵抗となった1.3050
-70のポイントが注目されます。ここをまたさらに上抜けた場合は
1.3100の「00」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、1.29アラウンドが重要ポイントとして
注目されますが、ここを下抜けた場合には下落が強まる可能性があ
りそうです。この下のポイントでは1.28の「00」ポイント、さらに
下落した場合は1.27の「00」ポイントが注目されます。ここをまた
さらに下抜けた場合は1月16日の安値から2月28日高値の上昇波の
全戻しとなる1.2625アラウンドが重要ポイントとして注目されます。

そのほか今週は、15日の豪RBA議事録や、16日の英雇用統計に英BOE
四半期インフレリポートなどが注目されます。また、スペインなど
重債務国の金利が再び上昇傾向となっていて、欧州委員会が先週発表
した実質経済成長率見通しでも、スペインの2012年で−1.8%と前回
の見通しに比べて0.8%も大幅に下方修正されていることから、国債
の金利動向や格付け発表リスクにも引き続き注意したいものです。


さて今回は、トレードと凡事の徹底のお話 その6 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第六話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「えーと…。どこまで話とったかのう…。」

『レジスタンス・ラインでダマシにあうだの何だのって、
 話じゃないかよ。ジイさん。』

「おぅ。そうじゃったのう…。
 何度も価格を止めたレジスタンス・ラインでも、
 価格がそのポイントを抜けることもあるものじゃ…。」

『そういうことは確かにあるさ…。事実としてね。
 そういうブレークを狙うのがオレ様は得意なんだぜ。』

「ほう。そうかね。そうかね。
 今はブレークということもあることが周知されていて、
 レジスタンスを価格(レート)が超えても、
 『レジスタンスでダマシにあった。』などと言うトレーダーは
 さすがにほとんどいないけれども、
 見方によってはこれはレジスタンスの意義のあるダマシ、
 というわけじゃのう…。」

『相場には絶対はないとともに、
 ダマシにも意義あるものがあるというわけだな。
 これも当たり前なことだと…。』

「ふむ。そういうことじゃ…。
 レジスタンス・ブレークとは、まぁ、例えるならば、
 国境の門壁に屈強な門番がいて、
 その門を無理やり通ろうとするつわものどもを
 何度も押し返すけれども、強大な勢力が通ろうとしたとき、
 さしもの屈強な門番も敵わずに開門してしまうようなものじゃ。」

『あははっ。ジイさんあんた、うまいこと言うもんだね。』

「これは門番が弱いことを示すものではなく、
 『それだけ門を上抜けようとする勢力が強い』ことを示す、
 ことになるのじゃのう…。」

『……。』

「まぁ…、このようなことに対して、
 こじつけだの言い訳だの詭弁だのという者もいなくはないが、
 ダマシを忌み嫌うだけではなく、ダマシに意義を見出せると、
 テクニカル分析の視野が広がる場合があるものじゃ…。」

『まぁな…。確かに見方によってはこじつけにも見えるけどな。』

「よりダマシの少ない方法を研究したり、
 より良いインジケーターを探すことも一策じゃが、
 一方『ダマシに意義を見出そうとする考え方』もあるものじゃ。」

『……。』

「例えば、パラメーターが20が良いか21が良いかなども、
 変る相場つきにおいて、いつもベストである値を定めようとする
 そのこと自体がそもそも無理である場合もあって、
 また、インジケーターや手法でもダマシのない完全性を求める
 こと自体が聖杯を求めるように困難である場合もあって、
 ダマシを完全に排除することはできぬことなのかも知れぬのう…。
 いずれにも反証となるダマシは必ず存在するのではなかろうか。」

『……。』

「ダマシを排除しようとする考え方も立派なもんじゃが、
 もしも、完全に排除できないダマシであるならば、
 そのダマシ自体に意義を見出そうとする考え方も、
 これもときに有効となる場合があるのじゃのう…。」

『ふん。そんなもんかねぇ…。』

「ジョン・テンプルトン卿の有名な言葉にあるように、
 どうやら強気相場は悲観の中で生まれるようで…、
 マーケットで悲嘆の声が一色になり、
 ほとんどあらゆるトレンド系指標が強い下落を示唆したときに、
 案外と相場は大底を打って上昇に転ずるものなのじゃ…。
 『陰の極は陽に転ずる』というわけじゃが、
 このようなパーフェクト・フェイルもまさに重要なダマシじゃ。
 『起こるべきことが起こらないことには意味がある』のじゃ。
 相場では最低こそが反転上昇の萌芽の時期となるのじゃのう…。」

『ほんとうに最低ならば、
 そこからは上げるしかないというわけか…。』

「まぁ、相場ではそういうこともあるのじゃのう…。
 さて、これから言うことは半分は冗談じゃが、
 なにせお前さんは怒りっぽいからのう…。
 ふざけるなと怒りなさんな。よいかな…。」

『何だよ。もったいぶりやがって…。
 早く言えや。ジイさんよ。』

「ではいくぞよ…。
 えー、ダマシとかけて、賢者と愚者と解く…、
 その心は、『愚者は嘆き、賢者は気づく』というわけじゃ。」

『なんだと! ジイさん。
 このオレ様のことを愚者呼ばわりするのか。』

「あははっ。これこれ、そうではない。
 お前さんはレジスタンスのダマシを
 ちゃんとブレークだと認識できているお方ではないか…。
 意味をまとめたジジ流のただ相場格言じゃて。
 そう怒りなさんな。」

『で…、他にも重要なダマシてのはあるのかい。』

「あぁ、たくさんあるとも…。
 まぁ、有名なところでは、そうじゃのう…。
 安値を更新したのに陽線で終値となる『キー・リバーサル』や、
 揉み合い後に満を持して下落したのにブレークが不発となり、
 逆に反発上昇に転じる『フェイク・アウト&シェイク・アウト』
 などいろいろあるぞよ…。少し突っ込んで述べるならば…、」

『ジイさん、もっと詳しく教えろよ。と言いたい所だが…、
 ヤバイよ、今回もまた話が長くなって来ているぜ。』

「あははっ。話のあいかたのお前さんも要領を得たもので、
 連続ドラマのように良いとこでうまいこと話を区切りおるわい。
 では、また続きは来週としようかのう…。」


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m
ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その5


米雇用統計ではNFPが2ヶ月連続で20万人の大台を割り込む
ネガティブ・サプライズになりましたね。

●先週の主な出来事

<4月30日(月)>

ポンドドルが小さな上窓を空けて始まりました。
オセアニア時間はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせました。
中国人民銀行のアドバイザーが28日に、
「中国のインターバンク市場の金利は高い。
中国には金融政策を緩和する一定の余地がある。」
との見解を示しました。
ダウ先物がやや上昇して始まりました。
NZ貿易収支(3月)は予想より弱い1.34億NZドル、
NZ住宅建設許可件数(3月)は予想より強い+19.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
英ホームトラック住宅価格(4月)は前月より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
中国景気先行指数(3月)は前月より弱い100.52になりました。
日経平均は休日で取引はありませんでした。
東京時間序盤は豪ドル米ドルやユーロドルが軟調に推移しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
NBNZ企業景況感(4月)は前月より強い35.8になりました。
市場反応は限定的でした。
午前10時過ぎからドル円が再び反落しました。
ドルストレート徐々に反発する展開になりました。
ダウ先物が揉み合いながら反発する展開になりました。
アジアの株式市場はまちまちに始まりましたが、
その後はシンガポール株式市場を除き堅調傾向で推移しました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
東京時間後半はドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
独小売売上高指数(3月)は前月比で予想より弱い+0.8%でしたが、
前年比で予想より強い+2.3%になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物に上昇の動きがみられました。
格付け会社のS&Pが、
「スペイン11銀行の長短期格付けを引き下げる。
スペインの6銀行のクレジットウォッチをネガティブにする。」
などの発表をしました。
ユーロ売り反応が見られました。
スペイン第1四半期GDPは予想よりは強い前期比−0.3%でした。
発表直後はユーロ買い反応がみられました。
欧州の株式市場はまちまちの展開になりました。
独株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
仏や英の株式市場は軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物が揉み合いながら反落する展開になりました。
原油先物が反落しました。
ユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
ポンドドルはやや堅調傾向の小幅な揉み合いになりました。
ポンドドルが一時1.63台に乗せる場面がありました。
ユーロポンドが軟調傾向で推移しました。
ドル円は当日安値圏で揉み合う展開になりました。
その後、独の株式市場がマイナス圏へ反落する展開になりました。
欧消費者物価指数速報(4月)は予想より強い+2.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルを含めドルストレートが軟調になりました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
スペインのバイス紙が、
「EUはインフラ、環境技術、ハイテク分野などに2000億ユーロを
投資する成長プランを検討している。6月EU首脳会議で発表予定。
財源としては欧州投資銀行の資本再編やユーロ共同債発行、
投資特別目的会社の設立や欧州インフラ庁の設置などが
提案される見込み。」との観測報道をしました。
午後7時半過ぎにダウ先物や欧州株式市場が一時反発をみせました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末同水準の0.46585%になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場が再下落しました。
ドル得やクロス円にやや反落の動きがみられました。
米個人消費支出(3月)は予想より弱い+0.3%、
米個人所得(3月)は予想より強い+0.4%、
米PCEコア・デフレータ(3月)は予想より強い+2.0%になりました。
ややドル売り反応がみられました。
加GDP(2月)は予想より弱い−0.2%、
加鉱工業製品価格指数(3月)は予想とおりの+0.2%、
加原材料価格指数(3月)は予想より弱い−1.6%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物がやや反発をみせて当日安値圏で揉み合いになりました。
NYダウは小幅安で始まり軟調に推移しました。
NY時間序盤はドル円やクロス円が軟調に推移しました。
ドル円が80円台を割り込み下落しました。
ポンド円が130円台を割り込み下落しました。
ユーロドルやポンドドルがやや反発をみせました。
ユーロポンドが反発上昇しました。
米シカゴ購買部協会景気指数(4月)は予想より弱い56.2でした。
ドル売り反応がみられました。
NYダウが下げ幅を一時縮小しました。
ダラス連銀製造業活動指数(4月)は予想より弱い−3.4%でした。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが再び反落しました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
NYダウが再び反落しました。
米CBのオンライン求人広告数(4月)は311.52万件と
前月の313.81万件から減少しましが前年同月比では14%増でした。
欧州の株式市場が軟調に推移して取引を終えました。
米10年債利回りが一時1.91%あたりに低下しました。
ユーログループ議長が、ドイツのヴェルト紙で
「財政条項を完全に再交渉するというには虚構。
ユーロ圏の新財政条項に関して譲歩は全くない。」
との見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが軟調傾向の揉み合いになりました。
米10年債利回りが一時1.905%まで低下しました。
原油先物は反発する展開になりました。
豪ドル米ドルやドル加ドルやポンドドルが一時反発をみせました。
その後、主要通貨ペアが軟調傾向で揉み合う展開になりました。
米財務省の四半期資金需要見通しでは、
「4-6月期は当初より190億ドル減の1820億ドルの新規調達を予定。
7-9月期は2650億ドルの新規調達を予定している。」
などの発表をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小していきました。
ユーロドルなどドルストレートが緩やかに反発しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
米10年債利回りは1.921%になりました。
NY原油(WTI)は104ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−14.68ドルでこの暇取引を終えました。

<5月1日(火)>

オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
米ダラス連銀総裁が、
「ツイストオペ延長や更なる債券購入の必要性を確信はできない。
FRBは充分な金融緩和を行ったがまだ引き締めの時期ではない。
今年の利上げが適切かは経済状況しだい。
現在は予見すべき時期ではない。
金融政策によって構造的な労働問題を解決することはできない。」
などの見解を示しました。
ユーログループ議長が、
「議長職を辞すことについては欧州債務危機への対応で
独仏両国の干渉にうんざりしたことによる。独仏両国は
ユーロ圏のメンバーが自分達だけであるかのように振る舞った。」
と発言しました。
東京時間が近づく頃からドル買い動意がやや優勢になりました。
ドルストレートがやや反落してドル円がやや反発しました。
豪AIG製造業指数(4月)は前月より弱い43.9になりました。
市場反応は限定的でした。
豪州の株式市場は堅調に推移しました。
日経平均は下落して始まり軟調傾向の揉み合いで推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円はやや反落しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
中国製造業PMI(4月)は予想より弱い53.3になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートにやや反落の動きがみられました。
原油先物がやや反落しました。
豪第1四半期住宅価格指数は予想より弱い−1.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はメーデーで休場でした。
午前10時半過ぎにダウ先物が反発をみせました。
ユーロドルにやや反発の動きがみられました。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
中尾財務官が、
「先週以来の円高の進行を懸念している。
適宜適切に対応できるよう緊張感もって市場を監視する。」
との発言をしました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
豪ドル円が83円台を割り込みました。
東京時間後半に日経平均が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
豪RBAが政策金利を0.50%下げて3.75%としました。
豪RBA声明では、
「0.5ポイント利下げは適切な借入金利の実現に必要であった。
利下げは過去数ヶ月間の情報に基づくものである。
インフレ率は従来予想よりも低くなる可能性。
景気の状況は予想よりやや弱まっている。
豪ドルの為替相場は引き続き高い。中国の成長率は鈍化した。」
などが示されました。
豪ドルが急落しました。
豪ドルクロスの影響もあったか、
ユーロドルが一時上昇して揉み合いました。
その後、ドル円が反落しました。
クロス円がやや軟調に推移しました。
日経平均は前週末比−169.94円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルが再び上昇して堅調に推移しました。
ドル円やポンドドルが軟調傾向で推移しました。
ユーロポンドが上昇しました。
豪ドル米ドルは下落一服後に軟調傾向の揉み合い推移になりました。
英FTSE株式市場が前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
ダウ先物は揉み合いが続きました。
独や仏の株式市場は休みでした。
英製造業PMI(4月)は予想より弱い50.5になりました。
ポンドドルが一時1.62台を割り込み下落しました。
その後、ドル円やポンドドルがやや反発をみせる展開になりました。
午後6時頃からユーロドルが反落しました。
ポンドドルが再びやや反落して軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が軟調になりました。
英FTSEに一時やや反落の動きがみられました。
午後7時頃からユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物や英FTや原油先物に反発の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
NY時間序盤ではドル円にやや反落の動きがみられました。
ポンドドルやユーロドルが上昇しました。
NYダウは小幅高で始まり前日終値レベルで揉み合いになりました。
米建設支出(3月)は予想より弱い+0.1%、
米ISM製造業景況指数(4月)は予想より強い54.8になりました。
構成項目の新規受注や生産や雇用指数が強い結果になりました。
ドル買い動意になりました。
ドル円が急反発してドルスレートが急反落しました。
加ドルは上昇する展開になりました。
NYダウが反発上昇しました。
米10年債利回りが1.95%あたりに上昇しました。
原油先物が上昇しました。
ドル円が80円台を回復しました。
米ISMの製造業担当責任者が、
「製造業は安定的に強さが続いている。
受注も堅調で継続的な上昇も期待できる。輸出の上昇はやや驚き。
雇用は増加は継続するとは思われるが増加幅は小さい可能性。」
などの見解を発表しました。
アトランタ連銀総裁が、CNBCテレビで、
「現時点で新たな措置に踏み切ることにやや消極的。」
との発言をしました。
シカゴ連銀総裁が、CNBCテレビで、
「追加緩和を望んでいる。」との発言をしました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「米経済の成長は緩やか。住宅市場は依然として非常に脆弱。
製造業は堅調。米経済は二つの軌跡を持っている。
建設と政府支出の拡大は緩慢。
モメンタムが上昇するのは時間がかかる。」
などの見解を示しました。
英FTSEが70ポント超上昇して大引けになりました。
深夜12時半過ぎにNYダウが120ドル超の上昇になりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「FOMCでの2014年終盤まで超低金利維持の表現は誓約ではない。
2013年半ばには利上げに転じる公算。
労働市場の回復で今年は3%成長を見込む。
消費者信頼感が雇用市場を牽引する。」
などの見解を示しました。
加BOC総裁が、
「商品市場については超長期的な循環にある。
価格上昇が一時的と考えるのは間違い。
緩やかに刺激策を解除して行くことが妥当になる可能性。」
との見解を示しました。
ロイター通信が、
「4月22日の仏大統領選第1回投票で3位につけた
極右・国民戦線のルペン党首は6日に実施される決選投票で
白紙票を投じる意向を明らかにした。
サルコジ大統領にとってはさらなる打撃となる。
ルペン氏は支持者に対し同じ行動を取るよう要請はしなかった。」
との報道をしました。
NY時間後半はドル買い傾向での揉み合いになりました。
NYダウは同日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「緩和策は依然必要だが2014年終盤よりかなり前に
緩和規模縮小が必要になる可能性。中長期インフレリスクに警戒。
失業率については年末までに7.8%へ徐々に低下する見通し。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤にかけてドル売り動意が優勢になりました。
ドル円が反落してユーロドルなどが反発しました。
ドルカナダが反発しました。
NYダウが終盤にかけて上昇幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.944%になりました。
NY原油(WTI)は106ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+65.69ドルでこの日の取引を終えました。

<5月2日(水)>

米石油協会APIが発表した週間石油在庫統計では、
「原油在庫が+203万バレル、ガソリン在庫が−389万バレル。」
などの結果になりました。
豪財務相が、
「今回の利下げは中小企業が待ち望んでいた。
豪RBAの声明は金融機関への応援ではない。金融機関は健全。」
などの発言をしました。
オセアニア時間ではドル円が反発をみせました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ユーロドルや豪ドル米ドルが一時反落しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ポンドは小幅な揉み合いが続きました。
その後、日経平均が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
仲値を過ぎた頃からドル円に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
その後、ドルストレートが反発する展開になりました。
中国HSBC製造業PMI確報(4月)は速報値より強い49.3になりました。
豪ドル買い反応がややみられましたが限定的でした。
格付け会社ムーディーズが、
「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。
日本の消費税引き上げ計画の行方を注視している。
引き上げなければ債券市場に転機をもたらす可能性がある。」
などの見解を示しました。
午後1時過ぎから円が売られドル円が反発上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
東京時間後半は日経平均が再び反発上昇しました。
アジアの株式市場は堅調に推移しました。
スイス金融大手UBSの1-3月期決算では
純利益が予想より強い827億スイスフランになりました。
日経平均は前日比+29.30円で大引けになりました。
東京時間終盤にかけてドルストレートが軟調になりました。
NYダウが緩やかに上昇しました。
ドル円が80円台半ば過ぎへ上昇しました。
休み明けの欧州の株式市場は上昇して始まりました。
前日に取引があった英FTSEは前日終値レベルで揉み合いました。
ロンドン序盤はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
ドル円がやや反落する展開になりました。
スイス製造業PMI(4月)は予想より弱い46.9になりました。
指標発表直後にややフラン売りがみられましたが限定的でした。
スイスの実質小売売上高(3月)の発表は4日に延期されました。 
伊製造業PMI(4月)は市場予想よりかなり弱い43.8になりました。
仏製造業PMI(4月)は市場予想より弱い46.9になりました。
午後4時半過ぎにユーロドルが1.32台を割り込み急落しました。
他のドルストレートに連れ安の動きがみられました。
ドル円が80円台前半に反落しました。
ユーロ円が106円台を割り込みました。
他のクロス円も反落する展開になりました。
独失業率(4月)は予想より弱い4.8%、
独製造業PMI確報(4月)は予想より弱い46.2になりました。
ユーロが一段安になりました。
欧製造業PMI確報(4月)は予想より弱い45.9になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場や原油先物が反落しました。
英FTSEは前日比マイナス圏に下落しました。
英建設業PMI(4月)は予想より強い55.8、
英消費者信用残高(3月)は予想より強い+4億ポンド、
英住宅ローン承認件数(3月)は予想より強い4.99万件でした。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが反発しました。
欧失業率(3月)は予想とおりの10.9%になりました。
ユーロの軟調傾向が続きました。
午後6時過ぎからポンドドルやユーロドルなどが再下落しました。
ドル円がやや反発した後に反落して揉み合いました。
格付け会社のS&Pが、
「ギリシャの格付けを選択的デフォルトからCCCに引き上げる。
見通しは安定的。」との発表をしました。
ユーロが一時反発をみせました。
ポルトガル短期債の入札では、総額15億ユーロ発行されて
「12ヶ月物短期証券では、発行額10億ユーロ。
平均利回りが前回より高い3.908%、
応札倍率が前回より高い2.7倍。」などになりました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
独債利回りは2年物から30年物全てで過去最低水準を記録しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
FRBのタルーロ理事が、
「住宅市場には緩やかな改善に兆しあるが低迷状態。
健全な市場回復とその維持には健全な住宅金融が必要。」
との見解を示しました。
米ADP雇用統計(4月)は予想より弱い+11.9万人になりました。
ドル円やクロス円が下落しました。
独株式市場や仏株式市場が前週末比マイナス圏に反落しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
午後10時45分頃からドルストレートが反発をみせました。
米製造業受注指数(3月)は予想よりは強い−1.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.91%あたりに低下しました。
EIA週間石油在庫統計は原油在庫が284バレルの増加になりました。
原油先物の軟調が続きました。
英BOEのフィッシャー委員が、英地方紙で、
「量的緩和に相当するBOEによる国債買い入れの拡大が
いまだ選択肢に上っている。」との見解を示しました。
ロンドンフィックスが近づく頃からドル円がやや反発しました。
クロス円が反発上昇しました。
NYダウが下げ幅を縮小していきました。
米10年債利回りが一時1.94%に迫る場面がありました。
原油先物がやや反発をみせました。
豪ドル米ドルが緩やかに反発しました。
ユーロドルが午後2時過ぎにやや反落して揉み合いになりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「経済状況の劇的な悪化なしに追加刺激の正当化は困難。」
との認識を示しました。
NY時間後半はドル円が小幅な揉み合いになりました。
英BOE総裁が、
「インフレは依然として高過ぎる。
英経済はまだ健全な状況を回復していない。
金融緩和にもかかわらず予想以上に回復は鈍い。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.928%になりました。
NY原油(WTI)は105ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−10.75ドルでこの日の取引を終えました。

<5月3日(木)>

NZ第1四半期失業率は予想よりかなり弱い6.7%、
NZ第1四半期就業者数は予想より強い+0.4%になりました。
NZドル売り反応が見られました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや軟調な揉み合いになりました。
豪AIGサービス業指数(4月)は前月より弱い39.6になりました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京市場は祝日で休みでした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅揉み合いになりました。
中国非製造業PMI(4月)は前回値より弱い56.1になりました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨に売り反応がみられました。
ドルストレートがやや軟調推移になりました。
ドル円は小幅な揉み合いがしばらく続きました。
ダウ先物がやや反落しました。
アジアの株式市場は小幅安で始まり軟調傾向で揉み合いました。
主要通貨ペアがしばらく小幅な揉み合いで推移しました。
原油先物は軟調傾向で推移しました。
東京時間後半はドル円やクロス円が反発上昇する展開になりました。
ダウ先物が反発する展開になりました。
午後2時頃にポンドドルが一時反発をみせました。
中国上海株式市場やシンガポール株式市場が反発をみせました。
英ネーションワイド住宅価格(4月)は予想より弱い−0.2%でした。
ポンド売り反応がみられました。
その後、ダウ先物がやや反落して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが一時反発する場面がありました。
英BOE総裁が、
「最近の経済指標はまちまちだが回復の兆しが見られる。
2012年は緩やかだが着実に回復する見込み。
危機以前のミスは充分な政策手段を持たなかったことにある。
銀行システムのリスクの脆弱性を理解するのが遅すぎた。」
などの見解を示しました。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが再び軟調傾向の揉み合い推移になりました。
英サービス業PMI(4月)は予想より弱い53.3になりました。
指標発表直後にポンド売り反応がみられましたが限定的でした。
ポンドドルが当日安値圏で揉み合いになりました。
スペイン債の入札では、
「目標上限25億ユーロに対して総額25.2億ユーロ発行。
3年債(クーポン4.0%)では9.79億ユーロが発行されて、
平均利回りが前回より高い4.037%、
応札倍率が前回より高い2.88倍。」
などの結果になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
欧生産者物価指数(3月)は市場予想より弱い+3.3%になりました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
仏国債の入札では、
「総額74.31億ユーロ発行。
10年債(クーポン3.00%)では33.23億ユーロ発行されて、
平均利回りが前回よりやや低い2.96%、応札倍率が1.98倍。」
などの結果になりました。
ユーロドルの下落が一服になり揉み合い推移になりました。
ダウ先物は再び反発をみせて堅調傾向で推移しました。
格付け会社のS&Pが、
「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進まなければ
引き下げもありえる。」との見解を発表しました。
円売りが一時強まりドル円が80.40円あたりまで上昇しました。
午後7時半頃からドル円にやや反落の動きがみられました。
クロス円がやや反落して揉み合う展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
NY時間が近づく頃からドル円が再び反発して揉み合いました。
ドルストレートは軟調傾向の揉み合いが続きました。
欧ECB政策金利は市場予想とおり1.00%に据え置きになりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はダウ先物に反落の動きがみられました。
米第1四半期非農業部門労働生産性速報は予想より強いは−0.5%、
米第1四半期単位労働コスト速報は予想より弱い+2.0%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.5万件になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇してドルストレートが下落しました。
ユーロドルが一時1.31台を割り込みました。
ダウ先物や原油先物が反発上昇しました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「経済見通しに下向きのリスクがある。
インフレ率は2012年に2%を上回る水準に留まる見通し。
最近のデータは不透明感の広がりを裏付けている。
2012年は緩やかな回復が予想される。
経済見通しの下振れリスクは債務危機や実態経済への波及に関連。
エネルギー価格の上昇が及ぼす影響の兆候を注視。
インフレリスクは概ね均衡している。
原油や税からの短期的なインフレ上振れリスクが存在。
予想より弱い経済情勢によるインフレ下振れリスクが存在。
異例の措置はまだ100%の影響をもたらしていない。
会合では利下げを協議しなかった。
物価動向は引き続き物価安定に合致すると予想。
ECBの政策は緩和的。数ヶ国はさらに野心的になる必要がある。
ユーロ圏内の格差是正の役割は各国政府にある。
インフレ率は2013年に2%を下回る水準に低下する見通し。
LTROは信用逼迫を回避するのに役立った。
スペインは多大な努力をした。いかなる出口戦略も時期尚早。」
などが示されました。
追加緩和や追加利下げの示唆はありませんでした。
ユーロドルやユーロ円が反発しました。
ポンドドルが上下動の揉み合いになりました。
仏と独の株式市場に反落の動きがみれました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
NYダウは小幅安で始まり前日終値レベルで揉み合いになりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.95%あたりに上昇しました。
米ISM非製造業総合景況指数(4月)は予想より弱い53.5でした。
構成項目の新規受注が53.5、雇用が54.2と弱い結果になりました。
ドル円やクロス円が反落する展開になりました。
ポンドドルが反発をみせました。
NYダウや原油先物が下落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ下落しました。
米10年債利回りが1.92%あたりに低下しました。
ISMの非製造業の責任者のニ−ブス氏が、
「指標は依然として力強さを維持していて成長は健全。
エネルギー価格の上昇が企業のコストカットを誘発する可能性。
インフレ圧力が懸念される。」などの見解を示しました。
NYダウが一時反発をみせた後に前日比マイナス圏で揉み合いました。
IMFのチーフエコノミストが、
「日米の債務状況は欧州と同等かそれ以上に悪い。」
との認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「欧州のソブリン問題は拡大を続けている。追加の対策が必要。
危機を回避できないリスクはまだ小さいがそれは高まっている。
もしもギリシャが離脱すればユーロ圏全ての国のソブリン債は
ウォッチ・ネガティブになる可能性。」
などの見解を発表しました。
原油先物が103ドル台を割り込みました。
ユーロドルに続きポンドドルに反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
ドル円は揉み合いになりました。
アトランタ連銀総裁が、パネルディスカッションで、
「追加緩和の実施については雇用や経済情勢だけではなく、
インフレにも注意を払うべきで均衡を取る必要がある。」
との見解を示しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、パネルディスカッションで、
「経済情勢はFRBの二大政策目標のインフレ抑制と雇用の最大化に
程遠い状態にあるために長期間の緩和状態維持が欠かせない。」
との見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが下げ幅を拡大していきました。
ドル円が下落する展開になりました。
ドルストレートは小幅揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.922%になりました。
NY原油(WTI)は102ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−61.98ドルでこの日の取引を終えました。

<5月4日(金)>

米フェイスブックが会見で、
「3億3740万株を公募する。IPO価格は28ドル〜35ドル。
規模は最大748億ドル。」などの発表をしました。
オセアニア時間はドル円が一時反発をみせました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が小幅な揉み合いで推移しました。
午前8時過ぎにドル円が再び下落する展開になりました。
東京市場は休みでした。
東京時間序盤はドル円やクロス円が軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
午後10時半頃にドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発して揉み合いになりました。
ドル円が当日安値圏で小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちに始まりました。
韓国株式市場や香港株式市場は前日マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んで揉み合いになりました。
豪RBA四半期金融政策報告では、
「2012年の平均成長率予想を3%に引き下げる。
2012年の消費者物価上昇率は2.5%に低下の見込み。
雇用情勢はこれまでのところ引き続き軟調。
製造業や接客や小売りセクターなどでの雇用減少が
鉱業と一部サービス業での大幅な雇用増加を打ち消している。
住宅建設業の回復は短期的には可能性が低い。」
などが示されました。
豪ドルが上下動しましたが反応は限定的でした。
中国HSBCサービス業PMI(4月)は前月より強い54.1になりました。
市場反応は限定的でした。
豪財務相が、
「RBAの金融政策に関する四半期報告は
それでもなお豪経済のファンダメンタルズが強いことを示すもの。
豪ドル高はいくつかのセクターの重石になる。
インフレは抑制されている。成長はトレンド付近にある。」
などの見解が示されました。
東京時間後半はドルストレートがやや軟調な揉み合いになりました。
午後1時半頃からユーロドルなどがやや反落しました。
ドル円はやや反発をみせた後に揉み合いになりました。
中国上海株式市場は小幅高で推移しました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いが続きました。
仏銀BNPパリバの1-3月期決算では純利益が
予想より強い28.7億ユーロになりました。
英RBSの1-3月期決算では営業利益が
予想より強い11.8億ポンドになりました。
ドルストレートが一時やや反発をみせました。
英ハリファックス住宅価格(4月)は予想より弱い−2.4%でした。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
原油先物が軟調に推移しました。
ユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円も反落してクロス円が軟調に推移しました。
スイス実質小売売上高(3月)は予想より強い+4.2%でした。
対ユーロでフラン買い反応がみられました。
独サービス業PMI確報(4月)は予想より弱い52.2になりました。
欧サービス業PMI確報(4月)は予想より弱い46.9になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
豪ドルやNZドルや加ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
欧小売売上高(3月)は予想より強い+0.3%になりました。
ユーロが一時反発をみせました。
原油先物が101ドル台前半に下落しました。
午後6時頃からダウ先物や欧州株式市場が反発をみせました。
ドル円が反発する展開になりました。
ポンドや豪ドルが一時やや反発をみせました。
ユーロドルは軟調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
その後にポンドドルが反落して揉み合う展開になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が再び反落しました。
欧州の株式市場にもやや反落の動きがみられました。
ドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移してドル円が堅調に推移しました。
原油先物が一時101ドル台を割り込みました。
米雇用統計発表直前にドル円が下落する動きがみられました。
米非農業部門雇用者数変化(4月)は予想より弱い+11.5万人、
米失業率(4月)は予想より強い8.1%、
米民間部門雇用者数(4月)は予想より弱い+8.1万件になりました。
ドル円が急落の後に戻して激しい上下動になりました。
ドルストレートも激しい上下動の展開になりました。
豪ドルなど資源国通貨は軟調に推移しました。
ユーロドルやポンドドルが徐々に反発しました。
その後、ドル円が徐々に下落する展開になりました。
独30年差利回りが過去最低の2.332%に低下しました。
ダウ先物は上下動の後に下落する展開になりました。
欧州の株式市場が反落して軟調推移になりました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ドル売りが優勢の相場展開になりました。
ドル円が80円台を割り込み下落しました。
ユーロドルが一時1.3180に迫るあたりまで上昇しました。
加Ivey購買部協会指数(4月)は予想よりかなり弱い52.7でした。
加ドルが一段下落しました。
その後、ユーロドルやポンドドルが反落しました。
ユーロ円が105円台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが一時1.88%あたりに低下しました。
原油先物が一時98ドル台を割り込む場面がありました。
資源国通貨は軟調に推移しました。
独の財務相が、
「今週末の仏とギリシャの選挙結果によって
独が姿勢を変更することはない。
次のギリシャ政府は了承した確約を尊重しなければならない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが1.31台を割り込み下落しました。
NYダウが前日比で一時170ドル超の下落になりました。
シカゴ連銀総裁が、
「景気回復は我々が考えていたより緩やかに進行している。」
との認識を示しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「失業率は高い水準にあり緩和的政策の維持が重要。
引き締めには程遠い状況。
GDP見通しは2012年が2.5%、2013年が2.75%。
失業率は2012年に8.0%、2013年には若干改善の見込み。
インフレは年内に2%に接近する可能性。
エネルギー価格上昇は最悪の時期を通過した。」
などの見解を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアの下落が一服になりましたが、
揉み合いながらも軟調傾向の推移が続きました。
独の財務相が、
「仏大統領選にオランド氏が勝利した場合は協議の用意がある。
しかし規律を変更することはない。」との発言をしました。
仏世論研究所IFOPの最新の世論調査では、
「オランド候補はサルコジ大統領を52%対48%でリードを維持。」
との結果になったと報道されました。
米10年債利回りは1.88%あたりになりました。
NY原油(WTI)は98ドル台半ばで週の取引を終えました。
NYダウは前日比−168.32ドルの13038.27ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<5月7日(月)>

※ロンドン市場が休みです。

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午前10時半に豪小売売上高(3月)、豪第1四半期小売売上高、
同午前10時半に豪住宅建設許可件数(3月)、
午後2時45分にスイス失業率(4月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(4月)、
午後7時に独製造業受注(3月)、
夜9時半に加住宅建設許可件数(3月)、
深夜4時に米消費者信用残高(3月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<5月8日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(4月)、
午前10時半に豪貿易収支(3月)、
午後2時45分にスイスSECO消費者信頼感指数(4月)、
午後7時に独鉱工業生産(3月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(4月)、
夜9時半からドラギECB総裁の講演、
深夜2時に米3年債の入札、
などが予定されています。
豪・独の指標には注目です。

<5月9日(水)>

朝6時にRBNZ金融安定報告書、
午後2時に日景気一致CI指数速報(3月)、日景気先行CI指数速報、
午後3時に独貿易収支(3月)、独経常収支(3月)、
午後3時45分に仏貿易収支(3月)、
夜11時に米卸売在庫(3月)、
深夜2時に米10年債の入札、
などが予定されています。

<5月10日(木)>

朝8時50分に日国際貿易収支(3月)、日国際経常収支(3月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(4月)、豪失業率(4月)、
(時間未定)に中国貿易収支(4月)
午後2時に日景気ウォッチャー調査(4月 現状判断DI・先行判断DI)、
午後5時に欧ECB月例報告、
午後5時半に英鉱工業生産(3月)、英製造業生産高(3月)、
午後8時に英BOE政策金利発表、英BOE資産買入規模発表、
夜9時半に米貿易収支(3月)、米輸入物価指数(4月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加国際商品貿易(3月)、加新築住宅価格指数(3月)、
夜10時半からバーナンキFRB議長の講演、
深夜2時に米30年債の入札、
深夜3時に米月次財政収支(4月)、
などが予定されています。
(日)・豪・(中国)・英・米の指標には注目です。

<5月11日(金)>

午前10時半に中国消費者物価指数(4月)、中国生産者物価指数(4月)
同午前10時半に中国鉱工業生産(4月)、中国小売売上高(4月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(4月)、
午後5時半に英生産者物価指数コア(4月)、
夜9時半に米生産者物価指数(4月)、米生産者物価指数コア(4月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(4月)、加失業率(4月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)、
などが予定されています。
中国・米・加の指標には注目です。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、ドルインデックスは週初の78.70あたり
から反発して週末に79.50あたりまで上昇する展開になりました。
米ドルは対円では週間で下落となりましたが、ドルインデックスで
は米ドル高の1週間になりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週と同じ0.46585%と安定的な
推移になりました。一方、先週のNYダウは週間で190ドルほど下落
する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、4月30日米PCEコア・デフレータ(3月)
が予想より強い+2.0%、米シカゴ購買部協会景気指数(4月)が予想
より弱い56.2。5月1日の米ISM製造業景況指数(4月)が予想より強
い54.8。2日の米ADP雇用統計(4月)が予想より弱い+11.9万人。
3日の米新規失業保険申請件数が予想より強い36.5万件、
米ISM非製造業総合景況指数(4月)が予想より弱い53.5、
そして、4日の米雇用統計ではNFP(4月)が予想より弱い+11.5万人、
米失業率(4月)が予想より強い8.1%、米民間部門雇用者数(4月)が
予想より弱い+13.0万人になるなど強弱混在の結果となりましたが、
注目の米雇用統計はネガティブ・サプライズになりました。
リスク回避の動意で主要通貨ペアが下落する展開になりました。

米雇用統計では、NFP(非農業部門雇用者数変化)が前月に続き2ヶ月
連続で20万人の大台を割り込むことになりました。また、失業率は
8.1%に改善とはなりましたが、労働参加率(4月)が63.6%と約30年
ぶりの低水準になっていることから、失業率計算の分母となる労働
人口が低下していることによる影響が指摘されています。失業率の
低下の背景には就職をあきらめた人達の増加もあるようで良い数字
とは言えないようです。また、全米の総失業者数は約1250万人で、
このうち失業期間が6ヶ月を超える人の割合は41.3%にもなるそう
でバーナンキFRB議長の雇用懸念を裏付けているようでもあります。

先週の米要人発言では、週末4日の米雇用統計のイベント後のものが
注目されますが、シカゴ連銀総裁が「景気回復は我々が考えていたよ
り緩やかに進行している。」として経済成長が緩慢であるとの認識を
示し、サンフランシスコ連銀総裁が「失業率は高い水準にあり緩和的
政策の維持が重要。引き締めには程遠い状況。GDP見通しは2012年が
2.5%、2013年が2.75%。失業率は2012年に8.0%、2013年には若干の
改善の見込み。インフレは年内に2%に接近する可能性。」とハト派
の見解を示しました。

米雇用統計ではNFPが前月に続き2ヶ月連続で20万人の大台を割り込む
ことになったことで、今週からの米要人達の見解のスタンスの変化が
注目されますが、ハト派の見解が優勢となる場合は、追加緩和期待が
強まる可能性がありそうです。10日(木)のバーナンキFRB議長の講演
での発言が注目されます。

今週の米主要経済指標の発表は少なめですが、10日米貿易収支(3月)と
米新規失業保険申請件数、11日の米生産者物価指数(4月)に米生産者
物価指数コア(4月)と米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)など
が注目されます。

円については、先週は4月27日の日銀金融政策発表明けの週ながら、
日本がゴールデン・ウィーク期間であったことで、日本の経済指標
の発表および日要人発言は多くはありませんでしたが、1日に中尾
財務官が「先週以来の円高の進行を懸念している。適宜適切に対応
できるよう緊張感もって市場を監視する。」と円高への懸念と対応
の姿勢があることを示し、また、2日に格付け会社ムーディーズが
「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。日本の消費税引き上げ
計画の行方を注視している。引き上げなければ債券市場に転機をも
たらす可能性がある。」などの見解を示し、3日には格付け会社の
S&Pが「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進まなければ
引き下げもありえる。」との見解などが発表されました。

先週のドル円相場は、前週4月27日の日銀金融政策発表後の下落の
流れを継いで、週初4月30日は東京市場が休みの中で軟調傾向で推
移して、NY時間に米シカゴ購買部協会景気指数が市場予想より弱く、
米10年債利回りの低下やNYダウの軟調を背景にドル円は80円台を割
り込みロンドンフィックスにかけて79円台後半へと下落しました。
その後、5月1日のNY時間序盤にかけて79円台後半での上下動の揉
み合いを経て、米ISM製造業景況指数が予想より強い54.8となったこ
とで80円台前半まで急伸する相場展開になりました。その後、80円
台前半での上下動の揉み合いとなりましたが、2日の東京時間に格
付け会社ムーディーズが「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。
日本の消費税引き上げ計画の行方を注視している。引き上げなけれ
ば債券市場に転機をもたらす可能性がある。」との見解を発表した
ことを契機に円売り動意になって、東京時間終盤にかけて一時80円
台の半ばを過ぎるあたりまで上昇する展開になりました。その後、
ロンドン時間にユーロ円の下落に連れてドル円も下落して、NY時間
序盤にかけて80円台前半まで下落する相場展開になりました。
その後、3日の東京市場が休みの中で小幅な揉み合いを経て、格付
け会社のS&Pの「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進ま
なければ引き下げもありえる。」との発表を円売りの材料に、NY時
間前半にかけて80円台半ばあたりまで反発上昇しましたが、その後、
米ISM非製造業総合景況指数が予想より弱い53.5になり、米10年債
利回りが1.92%あたりに低下したことを背景にドル円は軟調に転じ
て、4日のオセアニア時間にかけて80円台前半へと反落しました。
その後、4日の東京市場が休みの中で小幅な揉み合いを経て、ロン
ドン時間にやや反発をみせた後に米雇用統計を迎えました。
米雇用統計ではネガティブ・サプライズとなって、激しい上下動の
動きを経た後にロンドンフィックスにかけて80円台を割り込み下落
する展開になりました。その後、NY時間後半に軟調傾向の小幅な揉
み合いとなって79.84円でドル円は週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、2ヶ月連続で20万人の大台を割り込むこと
になった米雇用統計に対する週明け各市場での動向、そして、連休
を終えたことによる週明けの本邦実需筋の動向などがまずは注目さ
れますが、日経済指標では10日の日国際貿易収支(3月)と日国際経常
収支(3月)が一応の注目材料になりそうです。
反発上昇となった場合は、まずは80.00円の大台の節目「000」ポイ
ントを巡る売り買いの攻防が注目されますが、ここを超えた場合は、
4日高値の80.39円から3日高値の80.55および2日高値の80.61円の
「80.39-80.61」ゾーン。ここを上抜けた場合は、81.00アンダーから
81.00の「00ポイント」などがレジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、79.50アラウンド、および2月1日から
3月15日の上昇波動のフィボナッチ61.8%戻し水準になる79.15-25
アラウンドがサポートとして注目されます。ここを下抜けた場合は
下落が強まる可能性がありそうです。

ユーロについては、先週のユーロドル相場では、週初4月30日はオセ
アニア時間から東京時間にかけて1.32台前半から1.32台半ば過ぎでの
上下動となった後に、ロンドン時間序盤でのS&Pによる「スペイン11
銀行の長短期格付けを引き下げる。スペインの6銀行のクレジットウ
ォッチをネガティブにする。」との発表や、スペイン第1四半期GDP
が予想より強い前期比−0.3%となったことや、スペインのバイス紙
が「EUはインフラ、環境技術、ハイテク分野などに2000億ユーロを投
資する成長プランを検討している。6月EU首脳会議で発表予定。財源
としては欧州投資銀行の資本再編やユーロ共同債発行、投資特別目的
会社の設立や欧州インフラ庁の設置などが提案される見込み。」との
観測報道など好悪材料に揺れながら、ロンドン時間前半に1.32に迫る
あたりまで反落して軟調に推移しましたが、NY時間から反発に転じて
翌5月1日のNY時間序盤にかけて株式市場の動向に上下動しながらも
1.32台後半まで上昇しました。その後、米ISM製造業景況指数が予想
より強い54.8になったことを契機としたドル買い動意にユーロドルは
再び1.32に迫るあたりまで急落する展開になりました。その後、NY時
間後半から翌2日の東京時間にかけて1.32台前半で上下動の揉み合い
になりましたが、その後、伊製造業PMIが予想よりかなり弱い43.8に
なったことに加え、仏製造業PMIおよび独失業率や独製造業PMI確報や
欧製造業PMI確報などが軒並み弱い結果となったことでユーロドルが
一段急落する展開になりました。独債利回りが2年物から30年物全て
で過去最低水準を記録しました。その後、格付け会社のS&Pが「ギリ
シャの格付けを選択的デフォルトからCCCに引き上げる。」との発表
をしたことで下落が一服になりましたが、その後も軟調に推移して、
NY時間序盤にかけて1.31台前半まで下落しました。その後、1.31台
半ば過ぎまで反発しましたが、NY時間後半から翌3日ロンドン時間
にかけて軟調に推移しました。欧ECB政策金利は予想とおり1.00%に
据え置きになりました。

3日のドラギECB総裁の会見では「経済見通しに下向きのリスクがあ
る。インフレ率は2012年に2%を上回る水準に留まる見通し。最近
のデータは不透明感の広がりを裏付けている。12年は緩やかな回復
が予想される。経済見通しの下振れリスクは債務危機や実態経済へ
の波及に関連。エネルギー価格の上昇が及ぼす影響の兆候を注視。
インフレリスクは概ね均衡している。原油や税からの短期的なイン
フレ上振れリスクが存在。予想より弱い経済情勢によるインフレ下
振れリスクが存在。異例の措置はまだ100%の影響をもたらしてい
ない。会合では利下げを協議しなかった。物価動向は引き続き物価
安定に合致すると予想。ECBの政策は緩和的。数ヶ国はさらに野心的
になる必要がある。ユーロ圏内の格差是正の役割は各国政府にある。
インフレ率は2013年に2%を下回る水準に低下する見通し。LTROは
信用逼迫を回避するのに役立った。スペインは多大な努力をした。
いかなる出口戦略も時期尚早。」などが示されました。
記者会見の開始直後にユーロドルは一時1.31台を割り込みましたが、
追加緩和や追加利下げの示唆がなかったことがその契機となったか、
反発に転じて1.31台後半まで上昇する展開になりました。

その後、株式市場の動向や米ISM非製造業総合景況指数が弱かったこ
となどで揺れながら、格付け会社のフィッチの「欧州のソブリン問題
は拡大を続けている。追加の対策が必要。危機を回避できないリスク
はまだ小さいがそれは高まっている。もしもギリシャが離脱すればユ
ーロ圏全ての国のソブリン債はウォッチ・ネガティブになる可能性」
との発表があり、ユーロドルは1.31台半ばに反落しましたが、翌4日
の東京時間まで小幅な揉み合いになりました。その後、ロンドン時間
に独サービス業PMI確報や欧サービス業PMI確報が市場予想より弱かっ
たことや、ダウ先物が軟調に推移したことを背景に、1.31台前半まで
下落した後に、米雇用統計の発表を迎えることになりました。
米雇用統計ではネガティブ・サプライズとなって、指標発表後はドル
売り動意にユーロドルは一時1.31台半後半まで上昇しましたが、NYダ
ウや欧州の株式市場の下落が強まったことを背景に、リスク回避の動
意がしだいに優勢になって、1.31台を割り込み下落する展開になりま
した。NY時間後半は小幅な揉み合いとなって、ユーロドルは1.3083で
週の取引を終えました。

今週のユーロでは、7日の独製造業受注(3月)、8日の独鉱工業生産
9日の独貿易収支(3月)、11日の独消費者物価指数確報(4月)、などの
経済指標が一応は注目されますが、注目度はそれほど高くはないよう
です。11日の中国経済指標(CPI、PPI、小売売上高、鉱工業生産など)
の発表は注目されます。また、8日のドラギECB総裁の講演も注目さ
れます。そしてユーロドルでは対ドル通貨ペアとして10日の米新規
失業保険申請件数が注目されます。

そして、この原稿を書いている時点ではその結果は判りませんが、
先週末4日時点では仏世論研究所IFOPの最新の世論調査で「オラン
ド候補はサルコジ大統領を52%対48%でリードを維持。」とのこと
で、仏大統領選とギリシャ総選挙の結果によっては、ユーロドルは
週初の窓を空けて始まる可能性がありそうです。
また、先週は独・仏・伊などの製造業PMIが軒並み弱く、欧州の軽度
の景気後退が進んでいることが覗えて、今後の欧州の景気動向が注
目されます。そして米雇用統計でNFPが前月に続き2ヶ月連続で20万
人の大台を割り込むことになったことで、市場センチメントが弱く
なっていることからリスク回避の動向が注目されます。また、4月
27日に格付け会社のS&Pによる「スペイン格下げ発表」がありまし
たが、引き続き格付け発表リスクにも注意したいものです。

ユーロドル相場では、上昇となった場合では、まずは1.3100の「00」
ポイントおよび1.3120-1.3125のゾーンを巡る売り買いの攻防が注目
されます。ここを上抜けた場合は、1.3150から4日高値の1.3177の
アラウンド。さらに上昇した場合は、1.32の「00」ポイントや、
2日高値の1.3243から1.3250アラウンド。1日高値の1.3283から
1.33の「00」のポイントなどが注目されます。
また、下落となった場合は、4月上旬および4月18日の下値抵抗と
なった1.3060-50のポイントがまずは注目されますが、ここを下抜け
た場合は、2月16日と3月15日と4月16日に下値を支持した心理的
な節目でもある1.3000の「000」アラウンドの重要ポイントでの売り
買いの攻防が注目されます。1.3000では底堅くなると思われますが、
ここを下抜けた場合は下落が強まる可能性がありそうです。

そのほか今週は、NYダウの13000ドルの大台を巡る動向や、10日の
英BOE政策金利発表および資産買入規模発表、そして軟調となって
いる豪ドルですが、98ドル台半ばまで下落した原油先物の動向、
および7日の豪小売売上高(3月)や8日の豪貿易収支(3月)や10日の
豪雇用統計、11日の中国経済指標の発表なども注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その5 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第五話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「さて、先週の問いじゃが、どうじゃね…。
 『週足や月足でも(長期)トレンドが発生することがある』
 『価格の短期波動は有限である。』
 『有限である価格の短期波動において、
  時間経過とともに波動の終端に近くなる後期ほど
  一旦反転を食らうリスクか高まる。』
 これらの一見、矛盾するような事柄を止揚する方法については、
 お前さんはどのように思うかね。」

『ずいぶんと小難しい言い方でよくわかんないけどさぁ…。
 上位の時間軸にトレンドがある場合、
 その大きな相場の流れの方向を認識して戦略を立てるけれど、
 短期トレードではその(個々の)波動は有限なので、
 具体的執行では遅れ過ぎてはいけない…、てなことかよ。』

「ふむふむ。なるほど。それもありそうじゃのう…。
 トレンドは時間軸のそれぞれにあるといってもよいものじゃが、
 短期時間軸での波動はときにあまり長くは続かず、
 比較的短い波動で次の調整波“Correction”を迎えることがあり、
 動意が熟すのを待ち過ぎて短期波動の後期で執行してしまうと、
 高値つかみや安値つかみをしてしまうことがあるものじゃ。」

『……。』

「じゃが…、あまり焦り過ぎて執行してもこれはこれで
 動意不発となる場合などでダマシにあってしまうものじゃ…。
 まぁ、短期波動を捉えようとする短期トレードでは、
 ピンポイントとまでは必要ないにしても、
 野球のバッティングのように安打とするためには、
 ある程度の範囲でタイミングを捉えることが
 必要となるものじゃ。」

『ふん…。で、ジイさん、あんたさっき、
 それもありそうだ、なんてことを言ったけどさぁ。
 他にも何かあるのかよ。』

「ふむ。大切なことがあるぞよ…。
 さて、お前さんにちょっと質問するがのう。
 ほんとうにしっかりした動意となる場合、
 つまり、不発でダマシの動意ではない場合のことじゃが…、
 調整波“Correction”の後はどうなるじゃろう。
 たとえばその動意が下降とするならば、どうじゃね。」

『つまり、本物の下落になる場合ってことかよ…。
 ならば決まってんじゃないか。
 調整で戻した後に再び下降していくことになるだろうさ。』

「そのとおりじゃ…。当たり前のことじゃが、
 ダマシではない本物の下降動意となる場合には、
 調整波での戻しの後に再下降していくのじゃ…。」

『……。』

「つまり、調整波のその後の動きを観れば、
 本物の下落となるのかどうか、より判別が確かになる、
 ということじゃ。」

『……!』

「初期波動を捉えようとするトレードは
 それはそれでもちろんあり得るものじゃがのう…、
 ある著名なフィボナッチ秘数の使い手のトレーダーは、
 あえて初期波動でのトレードを見送り、
 “Correction”となる調整の第2波動を待ち、
 ダマシの有無を確認した後に、
 そして、最も長い波動となることの多い第3波動を狙って
 トレードをする、そのような人もいるくらいじゃ…。」

『……。』

「『長期トレンドが発生することがある』
 『価格の短期波動は有限である。』
 『有限である価格の短期波動において、
  時間経過とともに波動の終端に近くなる後期ほど
  一旦反転を食らうリスクか高まる。』
 これらの一見、矛盾するような事柄を止揚する方法とは、
 『戻りを待つこと』『その後の動意を確認すること』
 というわけじゃ…。」

『……。』

「下落トレンドなのに売って負ける。
 上昇トレンドなのに買って負ける。
 いつも安値つかみや高値つかみばかりしている…。
 これは短期波動の後期でトレードしがちで、
 戻りや押しを待つことを知らぬからなのじゃ。」

『……!』

「押し戻りの範囲を観る方法としては、
 『反転して調整となる可能性のある前回高値(安値)など
  価格水準のチャートポイントを水平線で認識する。』
 『トレンドラインやチャネルラインで振幅範囲を認識する。』
 『ボリンジャーバンドなどの状況を観る。』
 などなど、いろいろあるものじゃ。」

『……。』

「たとえばボリンジャーバンドを使う場合では、
 トレードの執行判断をする時間軸において、
 バンドが上下双方に口が開くように拡大しているときは、
 波動の後期となってしまって遅れ過ぎていない限り、
 安値追いや高値追いができる場合があるのじゃが、
 価格と反対側のバンドの拡大に陰りが出てきた場合や、
 バンドの先端が閉じてきた場合や、
 上下のバンドがともに一方向に向いている場合などでは、
 長期トレンドに沿った方向ではあっても、短期トレードとしては
 安値追いや高値追いは、安値(高値)をつかみやすく禁物じゃ。
 『戻りを待つこと』が賢明となることは多いものじゃ…。」

『そういうことだったのか…。それが当たり前ということか。
 でもジイさんよ。ほとんど押しも戻りもせずに、
 どんどん相場が動いちまうってこともあるじゃないか。』

「とても良い質問じゃのう…。
 強いファンダメンタルズのインパクトがあったときなど、
 確かにそのようなこともあるのう…。
 まぁ、それだけ動意が強いということなのじゃが、
 『起こるべきことが起こらないことには意味がある。』のじゃ。」

『……?』

「たとえばじゃが…。そうじゃのう…。
 何度も上値を止めたレジスタンスラインがあったとしよう。
 そして、価格が上昇していってレジスタンスラインに到達した。」
 
『……。』

「まぁ、最近はブレークということもあることが知られていて、
 価格がこのレジスタンスラインを突破しても、
 レジスタンスラインでダマシにあったとは言わないけれども、
 何度も上値を止めたレジスタンスでは
 価格が反転下降しても然るべきことであり、
 見方によってはダマシとなったことになるわけじゃ…。」

『……。』

「しかし、何度も価格の上値を止めたレジスタンスで
 上値が止められなかったことには大きな意味があるのじゃ…。
 『起こるべきことが起こらないことには意味がある。』
 『重要なダマシは市場からの知らせの手紙である。』
 というわけじゃのう…。つまりじゃ…。」

『おい、ジイさん、面白れぇ話になってきたけどさぁ、
 ちょっと話が長すぎるっつーの。』

「あれれ、こりゃいかんわい…。
 では、また来週としよう。来週のお話は重要じゃぞよ。」
 
 
なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX情報をもっと見る
過去ログ
2017年06月(3)
2017年05月(4)
2017年04月(4)
2017年03月(4)
2017年02月(4)
2017年01月(4)
2016年12月(4)
2016年11月(4)
2016年10月(5)
2016年09月(4)
2016年08月(2)
2016年07月(5)
2016年06月(4)
2016年05月(4)
2016年04月(4)
2016年03月(4)
2016年02月(4)
2016年01月(5)
2015年12月(3)
2015年11月(4)
2015年10月(4)
2015年09月(3)
2015年08月(4)
2015年07月(4)
2015年06月(4)
2015年05月(4)
2015年04月(4)
2015年03月(4)
2015年02月(4)
2015年01月(3)
2014年12月(3)
2014年11月(4)
2014年10月(4)
2014年09月(4)
2014年08月(4)
2014年07月(4)
2014年06月(4)
2014年05月(3)
2014年04月(4)
2014年03月(4)
2014年02月(4)
2014年01月(4)
2013年12月(3)
2013年11月(4)
2013年10月(4)
2013年09月(5)
2013年08月(3)
2013年07月(4)
2013年06月(4)
2013年05月(4)
2013年04月(4)
2013年03月(5)
2013年02月(4)
2013年01月(4)
2012年12月(4)
2012年11月(3)
2012年10月(4)
2012年09月(5)
2012年08月(3)
2012年07月(5)
2012年06月(3)
2012年05月(4)
2012年04月(5)
2012年03月(4)
2012年02月(4)
2012年01月(4)
2011年12月(4)
2011年11月(4)
2011年10月(5)
2011年09月(4)
2011年08月(3)
2011年07月(5)
2011年06月(4)
2011年05月(5)
2011年04月(4)
2011年03月(4)
2011年02月(4)
2011年01月(5)
2010年12月(4)
2010年11月(4)
2010年10月(5)
2010年09月(4)
2010年08月(5)
2010年07月(4)
2010年06月(4)
2010年05月(5)
2010年04月(4)
2010年03月(5)
2010年02月(4)
2010年01月(4)
2009年12月(7)
2009年11月(8)
2009年10月(7)
2009年09月(8)
2009年08月(9)
2009年07月(13)
2009年06月(13)
2009年05月(11)
2009年04月(11)
2009年03月(12)